ニコン慰安婦写真展 東京地裁の命令で開催決定!

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72代理屋@こっちもかい^^
>>70  
それは有名な1944年米軍が作成した、ビルマの朝鮮人慰安婦20名、業者2名に対する
尋問調書じゃないのかい? (日本人捕虜尋問報告49号)
なら、吉見義明『従軍慰安婦資料集』にたしか全文和訳が載ってたと思うぞ? 

で、その報告書は秦郁彦氏が、国連の人権委が慰安婦問題の調査にのりだした際、
1)日本軍と慰安婦に雇用関係はない 
2)慰安婦は高給取りで楽しそうにやってた
3)よって性奴隷ではない
と云った自説の証明として調査員に手渡したものだよね?

ところが調査員は、秦氏と正反対の吉見氏と同じ結論をそこから導すことになる。
じっさい調査員は、てっきり秦氏も、自分と意見だと勘違いしてしまった。
                 (*秦郁彦『慰安婦と戦場の性』頁268-270)
誤解したのもムリはない。なぜなら、その報告書の前文には(↓につづく)
73代理屋@こっちもかいの2:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:qXbs94wa0
前文には日本から来た周旋業者が、騙し(=誘拐)て海外に(軍が)移送し、(軍の)
慰安所で働かせた、と書いてあった。軍/国が業者を選定してたことは分かってる。
よって、フツーなら軍が周旋業者を手下に汚れ仕事を代理させてたと解釈される。

第一、女性/少女を誘拐した段階で、国際条約や日本の刑法に抵触する犯罪だ。
犯罪の上に成り立つ日本の慰安婦制度が、条約上の「公娼」でないのは明白だろう。

しかし、肝心カナメのこの報告書の前文を、秦『慰安婦と戦場の性』はぬぐってた。
高収入?の慰安婦が生活苦に陥った話なども省いていた。
これは慰安婦制度の犯罪性を隠蔽し、読者を誤誘導しとるように見える次第だ……。

秦氏は、調査員が氏の主張を180度反転させて国連に報告したのは「心外」と述べた。
          (*秦「歪められた私の論旨」『文藝春秋』1995年5月号)
気持ちはよく分かるが、調査員に悪意はまったくなかったと思うよ。
調査員は秦氏をまっとうな学者と信じ、よもやあの報告書から日本軍の責任を回避する
【奇妙な論理】を展開するなど思いもよらなかっただけじゃないだろうか。(つづく↓)