Q:Really Right Stuffの B2 ASIIなどのネジが切ってないタイプって
B2 LRIIなどの3/8のネジが切ってあるものと比べて何が違うのですか?
A:雲台へのクランプの固定方式は、「互換性がない異なった固定方式」が併存しているので、それらに合わせて作られている。
もっと詳しい説明
クランプは一般には、雲台のカメラ取り付けネジ(普通はUNC1/4のいわゆる細ネジ)で、カメラに準じて、
「下からネジで引っぱり下げて固定する方式」。
それに対して、アルカ純正のクランプは、「クランプに規定の形状の穴(ネジ山はない)」を設けて、上から通したボルトで
押さえつけて固定する方式」。
かつ、アルカの雲台の「ステム(ボールとカメラ台をつなぐ棒の部分)」には「突起(畝)」が設けられていて、それに対して、
クランプの底面には、その突起が噛み合う規定通りの幅&延長(最小限が決まっている)の「溝」が掘ってあって、
それらが噛み合うことによって空転が防止される。
「上から通したボルトで押さえつけて固定する方式」と、「下からネジで引っぱり下げて固定する方式」では、同じように、
中央に「ボルトが通るべき穴」があっても、一方はネジ山がある雌ねじになっていたら引っかかって通らなくなるのに対して、
他方は、規定のネジ山がある雌ねじになっていないと止めようがない。
※一部に、複数の固定方式で使えるものもある。
・・・って、説明図を見れば簡単に分かることだし、説明図がないと飲み込みにくい事柄だから、複数の異なった規格の
クランプを出しているRRSあたりが、分かりやすい説明図を公開すべきなんだけど、実際には公開してない。
そういう作業が得意な人、誰か作って(はあと
そういうのは、まとめWikiにアップすると良いのかな?