オリンパスの現状
虚実 真実
ミラーレス一眼シェアトップ *実は去年の6月まで、国内のミラーレス市場は
オリンパスイメージング株式会社 パナソニックとパナソニックから受光素子等主要部品の供給を受けたオリンパスの2社で
シェア38.7% シェア100%を占める独占的な市場でした。その市場に昨夏新たにSONYが参戦したのです。
それを加味して考えると、パナ,オリ両社の同市場でのシェアの急激な減少が伺えます。
逆に僅か1年で同市場のシェア3割を獲得したNEXの優秀さを如実に顕わしていますね。
*
http://kakaku.com/camera/digital-slr-camera/ranking_0049/pricedown/limit=12/ NEX売れてないね。 *上述の通りSONYのNEXは登場後から快進撃を続け、ミラーレス市場を席巻しました。
このままでは そのあおりをもろに受けたのが実はパナ、オリ両社のミラーレス機です。(上のリンク参照)
ペンタックスQにすら 両社の商品マイクロフォーサーズは現在、値引に値引を重ねてやっと在庫を処分している惨状です。
負けそう。 特にオリンパスはNEX参入後の僅か1年間でカメラ部門の営業赤字がなんと150億を越えました。
レンズの種類は 実質一眼レフから敗退し、ミラーレス以外に有効な手駒の無いパナ,オリ両社にとっては
すでに負けてるし。 一眼レフと同等の大型受光素子を持ったより高性能なミラーレス機NEXの存在は大きな脅威です。
そろそろ撤退かな?
*さらに現在、オリンパスは社長解任劇とそれに拘る企業買収の醜聞で株価が大きく下落し
会長が引責の退任をするというなんとも御粗末な状況であることを考えると
今後は更に厳しい窮地に追込まれそうですね。
NEX参入後の1年で営業赤字150億以上を計上したカメラ部門の存続も心配です。