ニコンのキットレンズ 18-55mm 55-200mm Part2

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929名無CCDさん@画素いっぱい
>>369

今頃蒸し返して悪いが、EDは33mmでF4.5、VRは33mmでF5で撮影してる。

実写画像では確かにEDの方が被写界深度が深いんだけど、なぜそんなことが起こるの?

レンズ設計次第で被写界深度を変えられるの?しかもF4.5よりF5の方が浅くなるくらいに?
930名無CCDさん@画素いっぱい:2012/09/13(木) 12:25:15.84 ID:aHW9B1Xr0
>>929
横からでスマソだけど、一般的な可能性として入稿ミスか誤植という情けない事情が一番あり得るのね。
こーゆーのはあくまでサンプルとして参考にとどめて、あんまり振り回されないのがええよ。
おまいはもっと怪しいと言われれば、まぁそーなんだが。www

レンズ設計次第で被写界深度っつうか、まぁボケの大小が変わるかってえなら、変わる。

以下、ヒマなら読んでね。
http://2ch-dc.mine.nu/v3/src/1347505127221.jpg
拙図↑で、黒い線が球面収差補正不足型、青い線が球面収差補正過剰型の光線。
中央の収差がない赤い線だけの結像なら、両者にボケの大小はないのだけど。

レンズの外側を通る光線が、中心部を通る光線より焦点距離が短くなる補正不足型の場合、
背景のボケは、他に比べて大きくなるのよね。本来より大きく広がってふわっとする。

逆にレンズの外側を通る光線が中心部を通る光線より焦点距離が長い補正過剰方の場合、
背景のボケは小さくなりしかも中心を通る光線にカブル形になるので、ボケの周辺が環状に明るい二線ボケになるわね。
硬くてガシガシした描写ということに。

ところが前ボケは話が逆転するわけよ、補正過剰方はボケが大きくガシガシしない、
補正不測方はギスギスする。

さらに周辺ではレンズからツーと焦点めがけて飛んでくる円錐状の先端が、テトラパック(死語か)のように
円周方向と直径方向で異なった位置に集まるので、焦「点」とは言いがたい状況なんだわな。(非点収差)
ボケ具合もさまざまになってくる。
931名無CCDさん@画素いっぱい:2012/09/13(木) 14:54:49.15 ID:g86ThxcX0
>>930
にわかの俺でも良く分かる説明ありがとうございます。雑誌の画像は日の丸構図だから、球面収差が原因のボケ量の違いかもしんない。

でも雑誌の画像と2chの評価が真逆なんで、引っ掛かったわけです。雑誌の内容が正しいなら球面収差以外はVRのが断然いい。遠景の解像も違いすぎる。

もし雑誌の誤植なら、誤植じゃなくて意図的に改変したとしか考えられない。よりによって「よい」レンズ「悪い」レンズ白黒付ける特集だから。