[11]9/3(木)09:38 ID:0↓
EMDモーターの発火、破損
実際には秒8コマでない
ミラー脱落
みにくいノイズ
なぞのライン
黒点
シグマレンズ動作せず
動体予測AFでピンボケ連発
電池の発熱によるやけど
電池の以上消耗
シャッター幕の張り付き
1年後、後継機発売
“APS-Cハイミドルクラス”3モデルを比較する(機能編)
EOS 7DとD300Sのボディサイズを比較するとほぼ同サイズと
言ってよいレベルだ。だが、実際に両機を持ち比べてみると
EOS 7Dのほうが大きく感じた。
これはEOS 7Dのグリップ部が比較的太めなことと
全体のフォルムが柔らかくポッチャリとして見えるせいだろう。
D300SのグリップはEOS 7Dに比べると細めで
(ry)フィットする大きさ、形だった。
電源スイッチを見てみると、D300SとK-7はシャッターボタン周りに
回転式のスイッチを採用しており、
右手でグリップしていれば暗闇でも電源を入れることができる。
これに対し、EOS 7Dは上面左側のモードダイヤル手前に
スライド式の電源スイッチを装備する。
瞬時に電源を入れられるかという点では
D300SとK-7のほうが優れていると感じる。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20091222_338939.html
(続き)
操作系としてよく考えられていると感じるのは、D300Sだ。
ホワイトバランスやISO感度、画質設定は専用のボタン+ダイヤルで
瞬時に変更できるし、AFエリアモードの切り替えも背面のレバーで行なえる。
1点のAFエリアモードを選んだ場合も、背面のマルチセレクターで
テンポ良くAFエリアの選択が可能だ。
またボディ前面のファンクションボタンにはさまざまな機能が
割り当てられるようになっているが、初期設定では
露出ブラケット機能が割り当てられる。
露出ブラケットでは2枚、3枚、5枚、7枚、9枚の撮影が可能。
9枚までのブラケットが必要な場面というのは想像しにくいが、
それでも露出を自動でばらせる機能が充実しているというのは歓迎できる。
D300Sに近い操作系となるのがK-7だ。
D300Sと同様、AFエリアモードの切り替えはレバー操作だし、
1点AFの選択はOKボタンを押した後に十字ボタンで変更することになる。
K-7の十字ボタンの上ボタンにはセルフタイマーのアイコンが印字されているが、
ここはセルフタイマーだけでなく単写、連写の切り替えや
露出ブラケット、ミラーアップなどの設定も含まれている。
ちなみに露出ブラケットは3枚ないし5枚の撮影が可能となる。
一方、EOS 7Dの操作系は同社の従来からの
ハイアマチュアモデルのスタイルを継承する。
シャッターボタンの手前にある3個のボタンには
それぞれ2つの機能が割り当てられており、
メイン、サブの電子ダイヤルを回すことで設定変更が行なえる形だ。
慣れてしまえばどうということはないかもしれないが、
どちらのダイヤルを回すと、
どちらの機能が変わるのかということがわかりにくく、
とまどってしまうこともあった。
AFエリアの選択はAFフレーム選択ボタンを押し、
その後M-Fnボタンを押すことで行なえる。
1点を選んだ場合の測距点変更もまずAFフレーム選択ボタンを押し、
その後マルチコントローラーでAFエリアを選ぶという手順となる。
(ry)露出ブラケットに関しては、基本的にメニューから行なうようになっており、
ブラケット枚数は3枚のみ。ハイアマチュアモデルとしては少々物足りない気がする。
ワンショットAFとAIサーボAFの切り替えはレバーではなく、
ボタン+メイン電子ダイヤルで行なう。
瞬時に切り替えを行ないたい場合には、
ちょっと手こずる印象である。
3モデルとも撮像素子はAPS-Cサイズを採用する。(ry)
一口にAPS-Cサイズといっても、EOS 7Dのセンサーは22.3×14.9mm、
D300Sは23.6×15.8 mm、K-7は23.4×15.6mmとまちまち。
特にEOS 7Dはほかの2モデルに比べると長辺で1mm以上、
短辺でも0.7mm以上も小さい。
D300SとK-7が35mm判換算の画角で約1.5倍としているのに対し、
EOS 7Dは約1.6倍となっていることからも
EOS 7Dのセンサーが(ry)小さめであることが分かる。
ライブビュー撮影では、液晶モニターの映像を拡大して
MFでピント合わせを行なうことも多いが、
このときの拡大率は、EOS 7Dが5倍と10倍の2段階、
D300Sが最大13倍までの6段階、K-7はAF使用時が6倍までの3段階、
MF時が10倍までの5段階となっている。
(ry)D300Sがもっとも大きく表示でき、
精密なピント合わせができることとなる。
撮影直後の画像表示モードでは、
画像の拡大や前後送りなどを行なうことができない。
これらを行なうには、一度再生ボタンをおして、
再生モードでの画像表示を行なう必要があるのだ。
D300SやK-7のように撮影後すぐの画像表示で、
そのまま前の画像を表示したり拡大したりしたいと感じる。
記録メディアに関してだが、EOS 7Dは従来通りCFの1スロットで、
K-7はSDHC/SDメモリーカードの1スロット。
D300SだけがCFとSDHC/SDメモリーカードのダブルスロットを採用する。
D300Sでは2種類のカードを挿しておけば、
同時記録や順次記録、RAWとJPEGを別カードに記録するなど、
多用な記録スタイルが選べる。どこまで必要かは微妙なところだが、
CF、SDのどちらのカードも使えるという意味では優位性があると言ってよいだろう。
また、バッテリーだが、3モデルともリチウムイオンバッテリーを採用。
カタログ値では、EOS 7Dが約800枚、D300Sは約950枚、K-7は約980枚の撮影が可能となっている。
7Dはまったく使いものにならない。
APS-Cハイミドルクラス”3モデルを比較する(実写編)
オートホワイトバランス使用時における発色だが、
もっとも見た目の記憶に近いのはD300S。
EOS 7Dはかなり青空がマゼンタっぽいし、
K-7は全体の発色が派手すぎる。
次に、近景の描写を見るために、
K-7のテレ端となる70mmに画角を揃えて青空抜けの白樺を撮った。
こちらはD300Sがもっとも忠実に白樺の木を写してくれた。
青空抜けという条件ながら、D300Sのシーン認識システムが
働いてくれたのか、ピントを合わせた白樺の細部がしっかりと
見えるように露出設定が行われた。
これに対し、K-7はわずかにアンダー目、
EOS 7Dはさらにアンダー目となった。
K-7とEOS 7Dはコントラストも高めだ。
D300Sのピクチャーコントロールが一番使いやすいと感じた。
理由は設定変更時の明度の変化量が少なく、
露出のコントロールがしやすいと感じるからだ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20091225_339741.html
続き
曇天の橋を撮った写真で、ノイズリダクションを標準(中)に
設定した場合の各カメラ、各感度を見比べてみると、
ダントツにノイズが少ないのはD300Sだ。
これはISO200からでも違いがわかるし、
ISO800以上になるとどんどん顕著になってくる。
EOS 7DではISO6400も一応常用感度となってはいるが、
拡張感度となるD300SのISO6400のほうがノイズは少ない。
確かに、D300Sのほうがノイズリダクションの効きが強く、
細い線などは見えにくくなっているが、
それでもノイズ量と解像のバランスを考えれば、
D300Sのほうが高画質と感じる。
K-7は残念ながら、ISO400までは健闘しているといえるが、
それ以上の感度になるとほかの2モデルのノイズ量とは別次元にいってしまう。
高感度のノイズは、使用目的と被写体や撮影者の許容度によって
評価は変わってくるが、仮にD300SでISO1600までが許容範囲だとしたら、
EOS 7DではISO800まで、K-7ではISO400までがOKというところだろうか。
ノイズリダクションのオン、オフに関してだが、
EOS 7DではISO800からノイズを減らし出してはいるが、
思いのほかカラーノイズが多いと感じる。
おそらく解像との兼ね合いで、ノイズリダクションの効き具合を
決めているのだろうが、ISO1600でもかなりノイジーであると感じる。
一方、D300Sの高感度ノイズリダクションはISO3200までは
実にうまくノイズを抑えている。というよりも、ノイズリダクションを
オフにした画像をみても、ずいぶんとノイズが少ないものだと驚かされる。
拡張感度となるISO6400でもノイズリダクションによって
ずいぶんとノイズ量は減っているが、さすがに細部の再現性には無理が感じられる。
続き
まず、EOS 7Dについてだが、(ry)
撮影感度がISO6400(拡張でISO12800)となっているわりには、
高感度のノイズが思いのほか多いのが残念だと感じた。
D300Sは、なんといっても操作性の良さと癖のない画質がいい。
発色は好きずきもあるだろうが、デジタル一眼レフカメラの中上級機としては
これくらい落ち着きのある絵の方がよいのではと感じる。
高感度の画質もノイズが少なく、解像度にも不満はない。
旧モデルとなるD300からそれほど大幅な変更があったわけではないという意味では、
よく言えば完成度が高い、悪く言うと目新しい魅力がないというところだろうか。
K-7は、何よりも小型軽量が魅力だ。
約100%視野率のファインダーを搭載するモデルとしては
驚くほど小さくて軽い。毎日持って歩くなら、
最低でもこれくらいの軽さであってほしいものだ。
また、ボタン類などの操作性に関してもよく考えられている。
慣れてしまえば使いやすいカメラといえるだろう。
残念なのは少し癖の強い発色。この発色が好きと思える人にはいいが、
無難とは言い難い発色だし、コントラストも少し強すぎる印象だ。
結論としては、7Dは使いものにならない。