■■■番外編・一眼という言葉の結末Part13■■■

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102名無CCDさん@画素いっぱい
★「一眼画質」の矛盾

例えば、一眼レフのキャッチフレーズに「一眼画質」は使わないし、コンデジのキャッチに「コンデジ画質」
という言葉は使わないでしょう。当たり前で何のアピールにもならないからです。
それではなぜパナソニックは自社が「一眼」と呼称するカメラを「一眼画質」とアピールするのでしょうか?
それは胸の奥では、このカメラは実は「一眼」ではないのだ、「一眼」よりも格下なのだ、という心理が
あるからなのでしょう。そのカメラを「一眼」と称して宣伝しているところに矛盾があるのです。

このカメラは「一眼」です、と宣言する一方で、「一眼」なみの画質です、とアピールする。なんともおかしな
話ですね。

そもそも「一眼(レフ)」というのはカメラ形式の呼称であり、画質とは無関係の概念です。一眼レフ
だからと言って一定の画質が保証されるものではありません。画質の低い一眼レフもあれば高画質の
一眼レフもあります。ですから、「一眼画質」という言葉自体が実に欺瞞的表現と言えるでしょう。