【三】お前ら、どんな三脚使ってますか?24【脚】

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Q:三脚の脚の開閉が緩すぎる/固すぎる     前スレ185

A:脚部の取り付け方法によって、調節が可能かどうかと、調節の方法が異なる

動きの硬さが、取り付け軸の締め合わせの強さに依存する一般的なタイプ:使っているうちに緩むこともあるのは仕方ない。
また、出荷時に緩すぎたり固すぎることもありうる。

対策:必要に応じて、自分で適切な硬さに調節する。
工具は、六角棒タイプが一般的だが、六角頭ボルトとか、トルクスレンチ型とかもある。
きっちりと合っていない工具を使うと、ネジの角を傷めて「なめ」てしまって、脱着不能になる危険もあるので、
持ち合わせのきっちりと合っていない工具で無理に回したりしないこと。

硬さは、もちろん、好みに合わせればよい。一般には、脚を全部伸ばした状態で、開閉が渋くも緩くもなく、また、
普通に移動させる状況を想定して、脚を1本だけ掴んで持ち上げても簡単にはズレない程度が適切ではないかと思われる。

ガタがあると極端なブレの原因になるので、ガタは全くないように加減する。
ものによって、工作精度が低く、部品のガタが大きいせいで、必要最低限以上に締めないとガタつくとか、強く締めても
すぐ緩むとかいうこともありうるが、そういうばあいは、可能なら自分で何らかの細工を施すしかない。

ヒンジの部分の締め合わせに依存する単純なタイプでは、開閉に伴って緩んでしまうこともあるから、必要を感じるなら、
ネジ部にネジロック(ネジの緩み止め用の専用の緩い接着剤)を併用する。
なお、出荷時にネジロックが塗布されていることも少なくなくて、出荷調節が固すぎるからといって緩めると、緩みやすく
なることもある。

例外的ではあると思うが、普通に素直に調節できず、無理をすると傷める構造のものもあるかも知れないし、
極端に安いものとか、強く締め付けると歪んで壊れてしまうなんて意気地がないのもありうるので注意。

それ以外の方法で調節するタイプ:Manfrotto ベルボン4型など:各々の独自の方法で調節する。
Manfrottoは、六角棒レンチで調節。
ベルボン4型などは、エレベーター軸下部にあるナットの締め付けで調節する。