http://www.plie.org/Ballet/diary/2009/pliedrnw200911.html -11月5日(木)-
CANON/品質:
ごく普通の会社、まぁコンピュータソフトを開発しているメーカでは、より一般的ですが、
何か障害が発生しました。ハイ修正しました。 良かったね〜。 なんてバカげた事はあり得ません。
普通なら、その障害がなぜ発生したのか、再発防止をする為の施策を考えて、更に、その障害を起こした本質的な要因(多くは作業プロセスにあるが)を解明して、
現在リリースされている他の製品・サービスに同様の障害が含まれていないのか作業を実施して行きます。
つまり一つの障害がある製品から見つかった場合、同様の障害・もし、その障害が作業プロセスが原因で発生した場合には、同様の作業プロセスで作成された製品の
総点検をかけるのです。1個の障害が発生して、同様の作業プロセスで作成された100種類の製品があった場合、その他の100種類も点検をするのが普通です。
そうする事で、事前に品質にかける重大性の意味が出てきます。
障害を出しても、該当製品の該当箇所のみを修繕するだけでは、全くその会社の事前品質は向上しませんし、事前品質に対するコスト意識も向上しません。
1カットの写真に対する大切さ それを認識していないカメラメーカと思われても仕方がないと考えています。
本来 障害対応をする場合、ユーザが被った以上の痛みを伴う対応をメーカ側が示さなければ、誠実な対応とは言えません。
痛手はユーザのみが被り、何かメーカは痛手を被ったのでしょうか?
そんなバカげた事はないのですよ。