【OLYMPUS】E-510/E-520 Part23【Four Thirds】
RAWには普通に現像するときの解像度よりも、一回り大きめの領域が記録されてるって知ってた?(少なくともE-520は)
ちょっとカツカツめのアングルになったときとか、解像度を削らずに傾き補正するときに
けっこうこの領域が役に立つことがある。
まあ、そんな技使わずに一発で完璧なアングルを決められる腕があればいいんだけどさ。
Silkyとか使うとオプションでこの領域を表示させることができるんだけど
どうもあの塗り絵タッチが気に入らないのと、オリ純正の色合いが好きなので
なんとかオリスタとかであの領域を出すことが出来ないかと考えてたんだが、
RAWのヘッダのバイナリを解読して、なんとかこの非表示の領域を司る部分を発見した。
E-520の例では、具体的に
0x164E〜0x1651に左端のオフセット(通常0x16=22)、
0x165A〜0x165Dに上端のオフセット(通常0x28=40)、
0x1666〜0x1669に横方向の解像度(通常0x0E40=3648)、
0x1672〜0x1675に縦方向の解像度(通常0x0AB0=2736)が入ってる。
各オフセットをゼロにして、横を0x0E88=3720、縦を0x0AF0=2800にすると
おそらく全ての領域を有効に出来る。
ちなみに、RAWの先頭の方に、この最大の解像度の情報と思われる数値がある。
ちなみに、3720x2800は縦横比が4:3ではないので、注意。
適宜必要なところをトリミングして使った方がよい。