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名無CCDさん@画素いっぱい:
α700を16mm相当の広角レンズで風景写真を撮った場合、だいたいcRAWで14MBである。2400万画素だと単純計算で28MB。
500枚撮ったら14GB、一日800枚程度を撮る写真仲間は珍しくないから、これだと一日、22GB。
PC外付けHDDは安くなったとは言え、いつまでも何百GBのデータをPCに保存する人はいないだろう。結局、DVD-Rなどに最終的に
保存せざるを得ない。その時間たるや、煩雑で馬鹿にならない。ブルーレイ・メディアが1枚当たり缶コーヒー1本分(\120)くらいになれば
別だが、そんな時代は当分、先だろう。RAWが28MBファイルとなれば、多くのRAW撮りユーザーにとっては悲劇が訪れる。
ニーズに見合わないと考える人にとって、迷惑以外の何物でもないだろう。写真にこだわる人は、だいたい「味付けされたJPG」は無用である。
クリエイティブスタイルも画像エンジンも、さしたる意味はない。
クライアントの要請に応えるプロ写真家なら過分なファイルサイズに我慢するだろうが、多くのRAW撮りユーザーにとって、物理的、精神的、
コスト的にはストレスそのものである。「メーカーの仕組んだ解像度競争」に踊らされる結果となる。果たして、そんなに、高画素化への
強いユーザーニーズが高まっているのだろうか?ちゃんとマーケットリサーチした結果なのだろうか?
ソニーさん、メーカー都合で自己のプライドのためにフラグシップを出そうとしているなら、広いユーザー層に受け入れられるかどうかとは別である。
ソニーは「プロ向けに特化した製品ではない」と位置づけしているけど、この必然性のはっきりしない高画素化は矛盾してはいないだろうか。
それよりダイナミックレンジで、あっと言わせて欲しい。α700はISO:200で8.8EV程度(dpreview.com)と評するところもあるが、更に2倍ほどを
目指したらどうだろう。人間の目に映る本当のコントラスト比に近づいてこそ写真の真の画質向上になるはずである。もう、必要以上の、
解像度のための芸当は要らないと考えるが。。