【Four Thirds】オリンパス一眼は何故売れない? 2
フォーサーズの2倍サイズのセンサーを開発販売
松下電器産業(株)はデジタル一眼レフで利用されるセンサーのシェアを拡大するために、
従来パナソニックとオリンパスの2社でしか利用されていなかったデジタル一眼レフ向け
LiveMOSセンサーのサイズを2倍に拡大した大型センサーを開発し、
キヤノンやニコンを初めとするデジタル一眼レフの製造各社に積極的に販売して行く。
今回開発したのはフォーサーズ用の750万画素LiveMOSセンサーを縦に2枚並べたサイズのセンサーで、
同社1000万画素のセンサーで利用された微細化技術を利用し高感度性能を大幅に改善したものである。
主な仕様は以下の通り
センサーサイズ 26mm×17.3mm(フォーサーズセンサーを縦に2枚並べたサイズで3:2の縦横比)
各種クロップモードでの画素数
クロップ無し 1500万画素
APS-Cサイズ 1200万画素
フォーサーズ 750万画素(横位置・縦位置どちらも可能)
その他16:9など豊富なクロップモードに対応
デジタル一眼レフ向けセンサーではキヤノンとソニーがシェアを争っており、最近では韓国のサムスンが
この市場に参入してきた。
松下電器産業ではこの分野でのセンサーシェアの拡大が重要で有ると判断し今回の開発販売に至った。
今回開発したセンサーを利用する事で、フォーサーズ機ではより低価格で画素数が多く高画質な撮影が可能になる。
APS-Cセンサー採用の各社においても、同じく外販されているソニーの1200万画素センサーより性能が良く
価格も低価格にできる事から、ニコンの普及機などでの採用が期待されている。
なんて言うニュースリリースが出ると良いなぁ・・・