ついに来た!
マイクロフォーサーズ
http://www.four-thirds.org/jp/microft/#SlideFrame_8 一眼レフカメラシステムの最大の魅力はレンズ交換ですが、
交換するレンズの画角や焦点距離ごとに結像面(ピント位置)が違ってしまうとピントさえ合いません。
そこでフランジバックというマウント面からフィルム/撮像素子面までの距離を厳密に決め、
すべてのレンズの結像面を揃えています。
しかし、デジタル一眼はフィルム一眼に比べて手ぶれ補正装置やダストリダクション装置、
ローパスフィルターなどレンズと撮像素子の間に多くの部材が必要となります。
また、ファインダーを覗く一眼レフカメラには、実像を見るためのミラーボックスが必要となるため、
ミラーボックスを持たないコンパクトカメラなどに較べてミラーボックス分フランジバックが長くなります。
このことが一眼レフカメラの厚さを薄くできなかったり小型化を困難にさせていた大きな原因でもありました。
しかし、Live View撮影専用とすればミラーボックスは不用となりますから、
高画質を犠牲にすることなく、これまでは不可能と思われていたような薄さのデジタル一眼が可能となります。
たとえば超薄型のパンケーキレンズと組み合わせれば背広の内ポケットから取り出すということも可能となり、
一眼の高画質をさらに自在に使えるようになります。
マイクロフォーサーズ規格は、フォーサーズが拓いてきたファインダーに縛られない自由さを持つ
Live View撮影の可能性を軸に、高画質と小型化の最適バランスを進化させ、
より一層の携帯性と一眼ならではのレンズやシステム拡張の楽しさをより多くの人たちに提供するために生まれた規格です。