EOS-1D Mark III、AFトラブルの実例
http://www.canon-dslr.net/digi_bbs/wforum.cgi?list=tree&no=46893&mode=allread#46893 http://www.robgalbraith.com/bins/content_page.asp?cid=7-8740-9006 この元記事を読んで「ああ、やっぱり」と思いました。
私のフィールドは競馬のレース撮影なのですが、こういう事象をすでに何度も経験しています。
連写中、対象をセンターに捉え続けているにもかかわらずピンが外れるのです。
ファインダー内でピンズレしているのがはっきり分かるくらいで、
合っている→1,2コマずれる→また合うと、例えるなら波打つように外れます。
Mark2でも連写中のハズレは経験しましたが、いわゆる後抜けか、コントラストが強い方に
引っ張られる抜け方をしました。
それでも画面内のどこかにピンが合っている場合が多いです。
Mark3のは違っていて、どこにも合っていない状態になります。
測距点をセンター1点にしても45点自動選択にしても傾向は変わりません。
また、連写開始時の1,2コマの合焦率が低いのも記事の通りです。
センター1点・被写体をど真ん中で撮り始めて、ほとんどの場合1コマ目、場合によっては
2コマ目もピンが合っていません。
なので、今は気持ち早めにシャッターを切り始めてピンが合わない最初のコマを捨てコマにして
対処しています。
レンズは70-200F2.8か300F2.8ですのでレンズの問題ではないと言い切れます。
もちろん「AFが外れた時のサーチ」はしないに設定してあります。
元記事中の「明るくて高温」の条件にぴったりはまった所で撮っているので、
元記事の内容に納得しています。
確かに午前早い時間、薄曇り等やや暗め・気温低めだと起きづらいです。
ドピーカンで気温が上がっている時間だと起こりやすいですね。
「どこにも合っていない状態になる」のが問題なんですよね。
後抜けとかで隣の馬にピンが行ったのなら本来撮りたい手前の馬もそんなに酷い事に
なってないのですが、全く外れるのでレタッチで救いようがない。
これは検証データを撮って、キャノンに報告するつもりでいます。