SonyDSC-U10で最高精度の画像をうpするスレ
【Esprit de Digicam】 Cybershot U10の修理が完了 - レンズユニットの分解・清掃 page 1/2
さて、購入からそろそろ2年になるSONY Cybershot U10であるが、何度か落としたり、結露によって
購入時より画質が悪化したことは以前にも触れた。具体的には、落とすことによってレンズユニットのフ
ォーカス動作が正常に動かなくなり、結露によってレンズ裏部分に微小な埃が付着すると言ったもの。
今回はU10本体の ” あぼーん ” を覚悟してレンズユニットの分解に着手。内部は極めて小型化されて
いて、原則的にピンセットと段ボール箱が必要。段ボール箱は分解中に部品が散乱しないように箱の中
で作業をするために必要。かなり神経を遣う作業で、レンズユニットに隣接するストロボユニット基板には
要注意。電池を外してもストロボユニット基板には電気が貯まっているため、基板の接点に触るとモロに
感電する。100Vのコンセントや蛍光灯の接点よりかはショックは少ないが、やや強い痛みを覚える。が、
ゴム手袋を装着すると作業がやりにくいため、接点に触らないように注意してレンズユニットのみを分離
する。
次にレンズユニット本体の分解に入るが、一部 ” バネ ” が入っているので分解時に飛び出すことを念
頭に入れて作業を行う。” バネ ” をなくすとフォーカス動作ができなくなる。レンズユニットからCCDユニ
ットを取り外し、分離する。CCDユニットを分離し、表面を丁寧に清掃する。レンズ清掃時と同じ要領で
いい。次に残りのパーツを全部分解する。一部テープでシールドされているのでそれも剥がす。内部の
駆動部レンズを丁寧に取り外し、清掃する。このとき、バネが飛び出さないようにピンセットで丁寧に取
り外す。そして固定レンズの裏部分を丁寧に清掃する。結露によってこの固定レンズの裏側には微小
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な埃が付着していて、それを丁寧に清掃すれば購入時と同様の画質には復帰できる。
アトは元どおりにするだけであるが、文章中には書いていないフィルムコネクタや圧電ブザーの取り外し
と取り付けにはじゅうぶんに注意する。また、取り外したネジの数と位置は忘れないようにきちんとメモを
とっておくこと。
ところで、画質の劣化の原因は固定レンズ裏の埃の付着が原因であることは上に述べたが、フォーカス
動作の異常の原因はわからなかった。ところが、元どおりに組み立てて撮影してみるとどういうわけか正
常に動作していた。不可解ではあるが、直ったのだから今回はよしとしよう。
…これからはまたU10がサブマシンとして復帰する。現在サブマシンとして使っているIXY30aは動画用
で、静止画、こと夜景となるとクロスフィルタ効果のあるU10のほうがやはり見栄えがいい。なお、マネ
をしようとして感電してもそれは自己責任、と、いうことで。フラッシュ光量の大きいデヂカメでは蓄電容
量がより大きいと思われるので必ずゴム手袋を装着して感電を防ぐようにすること(こういう作業はノー
マル人間にはあまりおすすめできない)。メーカー保証外行為。
またU10への思い入れが盛り返してきたぞ♪”