原色系CCDのGに対するRやBの感度比は、カラーフィルタの設計やCCDが設計された時期によっても変わると思えるのであまり意味がないと思ったが、データシートから値を拾ってみた。
参考まで。
結果は、SONYのCCDの場合、B/Gの値は3μ以上で0.5以上、3μ未満では0.5未満とはっきり分かれていた。
画素ピッチ(μ)R/G B/G
3.9 0.5 0.65 1/2インチ200万画素
3.45 0.55 0.5 1/1.8インチ300万画素
3.4 0.53 0.58 2/3インチ500万画素
3.275 0.46 0.565 1/2.7インチ200万画素
3.125 0.55 0.5 1/1.8インチ400万画素
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2.8 0.59 0.46 1/3.2インチ200万画素
2.775 0.54 0.435 1/1.8インチ500万画素
2.575 0.59 0.46 1/2.7インチ300万画素
上記データから分布グラフを作ってみた。
http://dc-ita.dyndns.tv/cgi-bin/digitalcamera/imgboard/img-box/img20030721010927.jpg 但しD100で使われている1.8インチCCDは、面白いことに、
R/G=0.57,B/G=0.38と0.25μピッチのCCDよりも青の感度比が低かった。
また、1/1.8インチ300万画素CCDは、3世代あって、最新と思われるもののデータを使用した。
標準値が記載されていなかったものについては、(最小値+最大値)÷2として計算した値を使用した。