パッシブ自動放電器のススメ
┏━━━━━━━━━┓ 抵抗Rに流れる電流Lrは
┃ ┃ Lr = (Vb-Vf)/R = 0.4/R
┃ 抵 ここで、R = 5.6Ω/3 = 1.87Ω
━┻━ . 抗 R (5.6Ωの3本並列:漏れの設定)
┳ NiCd . ┃ とすると、
┃ or ▽ ダイオード Lr = 214mA
┃ NiMH ━ (放電時Vf=0.8V)
┃ (放電時Vb=1.2V) .┃
┗━━━━━━━━━┛
NiCd or NiMH の特性により、放電完了間際まで約1.2Vを維持するが、放電完了すると、
ストンと電圧(電流も)が低下し始め、0.8V程度まで電池電圧が比較的速やかに低下する。
その後この状態を(たとえ1ヶ月でも)維持しても、Vf=約0.6V以下には下がらない。電池
を回路から外せば、電池の開放電圧は1.1V程度まで比較的速やかに復帰する。
ただし、つないだまま長期間放置すると、ある意味過放電状態となり、ΔV急速充電を
適用する場合に、充電初期における充電電圧の一時的な急上昇のために、誤動作する
おそれがあり、その点注意する必要はある。
漏れは1本用電池ケースを8つ横に並べて上記回路を構成し、快適な充放電生活を送って
いる。