ミノルタ「DiMAGE X」 Part2

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914名無CCDさん@画素いっぱい
>>866があまりにしつこいので、2800ZとDiMAGE Xをじっくり比較してみた。

2800Zはノイズ除去処理が強めなので確かにノイズは少ない。そこは評価できる。
白い紙は均質な白になってる。赤も綺麗に均質だ。ノイズレス性では圧勝だろう。

ところがその副作用で全体的にシャープさがない。全然ない。
右端の時計の針見てみ?針が金色なのが分からんほど潰れてるよ!
オランウータンの顔見てみ?色が平坦になってるよ!
左の本のタイトル文字見てみ?境界が薄らぼんやりしてるよ!

・・・・・DiMAGE Xの方は、これらがキチッとシャープに写ってる。シャープさでは圧勝。

両機の違いはノイズリダクションというソフト的な処理を多めにしてるか少なめにしてるかの違い。
ノイズ除去は諸刃の剣な処理だ。使いすぎると画像が平板になってくる。

両機の差異は、技術力的な違いではなくて設計思想的な問題。
富士は「とにかくノイズレスに」ミノルタは「とにかくシャープに」という違う目標を持ってるってこと。
そして問題なのはどちらにも必ず副作用があるってこと。

で、俺が両メーカーに言いたいのは、ノイズの根源を絶つ努力をもっとしてくれってことだ。
ノイズ除去フィルタを使えば糞・使わなくても糞。
いいかげんにこのジレンマを何とかして欲しい。