2ch史編纂室 その3【議論・雑談はこちらで】

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440 ◆SourcesveE
◆世の中の出来事
2011年12月16日(金)、金曜ロードショーにおいてスタジオジブリの『借りぐらしのアリエッティ』が放送された。
『借りぐらしのアリエッティ』(かりぐらしのアリエッティ、英:The Borrower Arrietty、北米:The Secret World of Arrietty)

製作としてクレジットされているのはスタジオジブリ、日本テレビ、電通、博報堂DYMP、ディズニー、三菱商事、東宝、ワイルドバンチの8社である。

あらすじ
14歳の小人の少女・アリエッティは、人間に見られてはいけないという掟の下、郊外にある古い屋敷の床下で、
人間の生活品を借りながら、両親と密かに慎ましく暮らしていた。
そんなある日、その屋敷に引越してきた病を患った少年・翔に自分の姿を見られてしまい、アリエッティは外の世界で暮らすことを余儀なくされる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%9F%E3%82%8A%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3


 ★2ちゃんでのできごと。
 実況板は番組ch(NTV)[ http://hayabusa2.2ch.net/liventv/ ]、先週「天空の城ラピュタ」が放映されたのと同じ日本テレビである。
 借り暮らしのアリエッティ 実況本スレは★33まで到達。重複したスレが4〜5つほどあったようで、実際には40弱だっただろうか。

 天空の城ラピュタの80近くには到底及ばないものの、実況スレとしてはやはり多い。
 スタジオジブリのブランドと、映画を実際に見ていない人が多かったことなどが今回の伸びに繋がったか。


 2ちゃんねらー的に言えば、今回の『アリエッティ』において一丸となったのは、
 序盤のGキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! と中盤の「劇的ビフォーアフター」の部分だろうか。
 アリエッティの父、ポッドの異様な(借り暮らしには必須なのかもしれないが…)有能さには一様に感心していた様子(半田付けとか…)。

 翔の「キミたちは滅びゆく種族なんだよ…」という突然のシニカルっぷりにおいても「何様w」「ひどいw」といった声が上がっていたようだ。
 一方でアリエッティの『借り』についても疑問を呈する声が上がり「借りたなら返せよw」「犯罪告白ktkr」といった身もふたもないレスが(ry

 番組ch(NTV)[ http://hayabusa2.2ch.net/liventv/ ]の投稿数は、前日比約2倍となった。

 淡々と日々の投稿数を記録するスレッド5
 http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/dataroom/1318173531/80


 ★関連スレ
 金曜ロードショー「借りぐらしのアリエッティ」 @
 http://hayabusa2.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1324022841/
 金曜ロ-ドショ-「借りぐらしのアリエッティ」★33
 http://hayabusa2.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1324043883/
 借り暮らしのアリエッティ 大反省会会場★4
 http://hayabusa2.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1324046973/


  ◆記録者より。
  『借り暮らしのアリエッティ』は、スタジオジブリの誇る美しい風景描写とアニメーション、セシル・コルベルによる音楽とが合わさった『いかにもジブリらしい』作品である。
  Gキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! の部分や、ダンゴムシが登場した際の 王蟲キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! などの部分からわかるように、
  生物の描写や『借り』で触れることが出来る人間世界と小人との対比描写などは一見に値すると言えよう。

  「何であのお茶どろっとしてんの?」→「表面張力」 というやり取りもいくつか見られたが、この「世界」を作ることには相当力を入れたのだろうと想像が出来る。

  中盤における翔の「キミたちは滅びゆく種族なんだよ…」という台詞には、思わず (ドヤッ をつけたくなってしまうがつけてはいけない。
  ちなみにこのセリフは原作のセリフを使っているのだが、演出不足の為か、はたまた雰囲気が一変しすぎたからか、作品全体から見ても浮いているように見える。
  翔は病気のせいで「手術は成功しない」「小人たちは滅びゆく」とかなりマイナス思考に陥っているようだ。それでも途中、アリエッティを運んで息を切らしながら走る場面は応援したくなる。

  最後はアリエッティの一家にあのドールハウスをプレゼントして、翔の手術も成功、皆幸せヾ(*´∀`*)ノ というエンディングを想像していたのは、きっと私だけではあるまい。
  「わすれもの」から始まった恋は、角砂糖のように甘かっただろうか?

                                                                           (written by ◆SourcesveE)