「白鳥の湖」を語るスレ

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803踊る名無しさん
>>800氏のかかれたように、妹の家から、チャイコが参考とした絵本が出てきたのかとの
期待で、この本を買ってみた。

残念ながら(期待通りというべきか)そんな歴史検証的なものは一切なし。
単なる著者の推測と創意によって書かれたに過ぎないものです。
(チャイコフスキー原著なんて書いてあると、少しは期待しますよね・・・・苦笑い)
この著者はオーストリア人でありながら、固有名詞もお嫌いなようで、ジークフリートやオデットではなく王子様と白鳥の女王。

出版社名はよくわからない。
A Michael Neugebauer Book

Nord-Sud Japan
と書かれているけど。
1800円(税抜き)CDが付いてるよ。
804踊る名無しさん:2005/12/09(金) 22:58:00
>>803
情報、ありがとうございます。
「BOOK」データベース、間違ってるみたいですね。

>チャイコフスキー原著なんて書いてあると

出版社(ノルドズッドジャパン)も、
よくわかってないんじゃないでしょうか?
805踊る名無しさん:2005/12/12(月) 00:39:03
age
806803:2005/12/13(火) 01:12:07
白鳥の湖」は「眠り」や「くるみ」と違って、たしかな基ネタがなく、民間伝承的な
お話から作られたものですから、悲劇でもハッピーエンドでも自由に作ればよいと思うのですが、
あの絵本の問題点は、チャイコフスキーを持ち出したことにあると思うのですよね。
チャイコフスキーに出典をからませるのなら、妹の家にあったといわれる、
彼が基にした絵本の筋書きがどうだったのかを解明する必要がありますよね。
それが分からない以上は、スコアから推測せざるを得ないでしょう。

スコアの第4幕最後のハープの鳴るところ(機械仕掛けの作り物の白鳥が湖を泳ぎ去る場面)で、
チャイコフスキーは機械操作に無理があれば、この部分を繰り返しても良いと注意書きしています。
すなわち、白鳥たちは娘には戻らなかったというわけですよね。

でも、問題は著者にあるのではなく、日本の出版社の売らんかなの勇み足から来たことのように思えます。
807踊る名無しさん:2005/12/13(火) 18:43:57
>>806

>日本の出版社の売らんかなの勇み足

ツヴェルガーの問題の絵本、
ドイツ語の原書にも「チャイコフスキー原著」って、書いてあるのかなあ?
もちろん、ドイツ語で。