Noism04が人気
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りゅーとぴあ所属のダンス集団 第1作チケットが即日完売
新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」がプロダンサーを集めて設立した、全国初の劇場所属ダンスカンパニー「りゅーとぴあレジデンシャル・ダンス・カンパニー『Noism04』」が人気を呼んでいる。
六月に上演する第一作「SHIKAKU」は、予定した全七公演のチケットが即日完売し、追加公演が決まった。
「SHIKAKU」はカンパニー結成とともに新潟市に移り住み、ダンサーとしての生活を始めたメンバーたちの紹介をテーマとした実験的な作品。
演出を務めるのは、「Noism04」のメンバーで「りゅーとぴあ」舞踊部門芸術監督の金森穣さん(29)だ。
金森さんはベジャール、キリアンら振り付け界の巨匠に学び、欧州の最先端のバレエ団を渡り歩いた経歴を持つ。
この作品でも自ら振り付けを行うほか、ほかの十人のメンバーと踊るといい、「客席とステージという舞台鑑賞の従来のスタンスを壊し、観客が身近にメンバーを感じられるような演出をしたい」と語っている。
ほかのメンバーたちも「ダンスに打ち込むエネルギーを出せる」と新潟での活動に意気込んでいる。
追加公演は、「りゅーとぴあ」(六月九日)、東京都新宿区の「パークタワーホール」(同十九、二十日)の計三回。
チケット販売はそれぞれ五月十七日と同二十一日から。公演前の五月八日には「りゅーとぴあ」でメンバーとともにダンスを踊るワークショップも行われる。
チケットなどの問い合わせは同会館(025・224・5521)まで。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news003.htm