東京新聞:筆洗:社説・コラム(TOKYO Web)
1 :
名無しさん@毎日が日曜日:
東京新聞「筆洗」2006年6月28日
人の命がいとも簡単に奪われる時代に、誘拐された東京・渋谷の女子大生が無事保護されて本当に良かった。十三時間でスピード解決させた警視庁の捜査に敬意を表する
▼日中韓の多国籍犯人グループと、被害者は雑誌やテレビに登場したこともあるカリスマ美容外科医のセレブ母娘という組み合わせは今様だ。
改造拳銃まで発射する犯行の大胆さに比べ、身代金要求の粗雑さと切迫感のなさ、事件のとりとめのなさは、最近の凶悪事件に共通する
▼レンタカーを実名で借り、白昼、目撃者のいるバス停で被害者を拉致してナンバーを控えられ、被害者の携帯電話を使って場所を特定される。
コンビニで食料を買い込み、被害者用に菓子まで用意した。犯人たちのうち二人は中年で、かつては妻子と普通の生活も営んでいたことが一片の仏心となって被害者の無事につながったか
▼それに比べれば大阪の大学生らのグループが、女性トラブルから恐喝と集団リンチの応酬となり、二人が岡山市の産廃処分場に生き埋めにされた事件の救いのなさに暗然とする。
被害者二人の遺体は供述通り見つかった▼母親に付き添われて出頭した主犯(21)の幼顔と残忍な犯行との落差に戸惑う。
きっかけとなった女性トラブルの被害者と加害者が通っていたのは保育士などを養成する「こども学部こども学科」だけの単科大学
▼人の命の軽さは、通勤通学の電車で「人身事故のためダイヤが乱れました」の案内放送を無感動に聞く日常の累積で、
八年連続自殺者三万人超を何気なく考える筆者の無自覚と重なる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/
人身事故、あれはほんと迷惑だからやめれ
3 :
働く人:2014/01/06(月) 16:55:31.58 ID:pxhZwrt+
ちげーよ 人を危める社会が迷惑なんだ。
4 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/06(月) 19:32:51.80 ID:ViPm0s/E
>>1 在日中国人も、在日朝鮮人も、日本人に危害を加える可能性が高い敵性外国人。
こいつらは段階的に強制送還する必要がある。
出て行かない奴は、外国の空港に捨ててくるか、刑務所で人生を使い果たさせろ!
5 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/06(月) 20:49:56.49 ID:Nt7saZpq
東京新聞「筆洗」2007年5月20日
押し入れの中で息を殺す。近づく足音に耳を澄ます。自分の心臓の鼓動が聞こえる。ガラッと襖(ふすま)戸が開かれ、押し寄せる日の光に目が眩(くら)む。
「隠れん坊」で遊ぶ子供にとって、それは勝負の最高潮でもあり、無上の快感の瞬間でもある。
▼「立てこもる」という行為とは、つまるところ「捕まる」ことが目的ではないか。隠れ方がうますぎる子供は孤独感を味わう。
何事もなかったように押し入れの襖が再び閉められた後の暗闇の寂しさ。日が暮れて1人だけ置き去られでもすれば最悪だ。
ボクはここにいる。ボクを忘れないで。ボクを発見して……。
▼愛知県長久手町の籠城(ろうじょう)事件の容疑者は、元妻に復縁を迫り、何度も断られた末に犯行に及んだ。
現場からFM局に「話を聞いてほしい」と電話を入れていたという。勝手に孤独の淵(ふち)に落ちた揚げ句に、自らの存在を劇的に主張したかったに違いない。
そんな驚くほどの幼児性に巻き込まれ、尊い命が犠牲となった。
▼立てこもり事件が増えているのは気のせいではあるまい。4月には東京町田の都営住宅で、男が大騒ぎして拳銃自殺を図った。
家庭内で暴れた末に、自室やネット空間から出てこない若者が多いとも聞く。逃げるのではなく、立てこもる。
その孤独で甘えた心理の底に人と人の繋(つな)がりが薄れた寒々しい世相が映る。
6 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/06(月) 20:51:45.32 ID:Nt7saZpq
7 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/07(火) 00:17:56.63 ID:Bum7Dhd+
>>5 「マスコミに都合が悪い、ネットを悪者にしたいニダ!」までは読んだ。
8 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/16(木) 11:59:14.74 ID:Dqk0eIdB
東京新聞「筆洗」2014年1月4日
こまったな どうしよう/あした 学校に/たからものを/もっていかなくちゃいけないんだ…/だけど/ぼくのたからものは/まきちゃん(妹)なんだもん
▼東京の小学一年の男の子が書いた「ぼくのたからもの」だ(『こどもの詩』文春新書)。
お兄ちゃんと、かわいい妹のほかほかとした笑顔が浮かんでくる
▼アフガニスタンから届いたおぞましいニュースがある。こちらも兄と妹をめぐる話だが、浮かんでくるのは、悲しい、あまりに悲しすぎる妹の顔だ。女の子が、兄に自爆テロを命じられたという
▼現地の通信社によると、八歳とも十歳とも伝えられるこの少女は、イスラム原理主義勢力・タリバン幹部の兄に、警察に通じていると疑われた。
小さな体に爆弾を仕込んだチョッキを着させられ、川を渡って警察官のところに行き、自爆スイッチを押すように言われた。
少女は川の水のあまりの冷たさに泣き叫んだ。それで警察官が異変を察知して、未遂に終わったという
▼アフガンでは、日本でいえば小中学生くらいの少年が、洗脳されたり脅されたりして自爆テロをさせられるのは、そう珍しくないという。それが聖戦の現実だ
▼自爆テロを命じられた少女は、月を意味するスポジマイという美しい名を持つ。
今はおびえて「家族の元には帰さないでほしい」と言っているそうだ。家族の光を失った我家の暗さと重なる。
9 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/25(土) 12:13:26.71 ID:nRVICHe/
東京新聞「筆洗」2014年1月25日
その駅には「ウソ」の駅名を記したプレートが出ている。本当の名前はJR北海道の根室線の幾寅(いくとら)駅なのだが「幌舞(ほろまい)駅」という表示プレートの方が目立っている。
実在しない駅名を表示している本物の駅というのは世界でも珍しいのではないだろうか
▼種明かしをすれば「幌舞駅」とは浅田次郎さんの小説「鉄道員(ぽっぽや)」の主人公が駅長として勤務する小さな駅の名前で、高倉健さんの主演で一九九九年に映画化された際、「幌舞駅」に見立てて、撮影したのが幾寅駅である
▼撮影後も一部セットを残して映画の雰囲気を再現している。行ってみると分かる。寂れた駅の立て付けの悪い、引き戸を開けて不器用で仕事一筋の乙松さんがふと姿を現すような気がしてくる
▼鉄道員としての仕事に打ち込む男の物語である。どんな時も鉄道を安全に正確に運行することだけを考える。家族の不幸にさえがまんする。「ぽっぽやだから」
▼JR北海道のレール検査数値改ざん問題。保線部署のうち七割超の三十三部署で改ざんが確認された。改ざんとは、「ウソ」である。これが世界に冠たる「鉄道大国」の実態なのか。あまりに寂しい。くやしい
▼職員は「幌舞駅」のホームに立ち、「鉄道員」という虚構の世界をかみしめても損はないだろう。何か感じるはずだ。小説・映画の話だって? 筆者の「ウソ」よりはよほどましである。
ふーん
11 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/27(月) 20:32:50.74 ID:BsYteRpf
907 :名無しさん@13周年:2013/12/05(木) 22:44:27.32
サヨクの御用学者をかき集めても、報道権力で特定秘密保護法を阻止できなかった、
中日新聞編集部の帰化朝鮮人の社員が、負け惜しみで意味不明の妄想ポエムを書いてやがる。
こんな妄想ポエムの駄文で年収1000万円を貰えて、帰化マスゴミ人は良いご身分ですな?
12 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/28(火) 10:23:58.58 ID:zwvNw4Sd
東京新聞・2014年1月28日(火)朝刊
聖人君子でもないかぎり口の失敗は多い。新聞記者などなるべきではなかった――。われら凡人、悔いはいつも舌のあとに遅れてついてくる。
「沈黙は自分自身を警戒する人にとって最良の安全策である」という格言も何のその。とかく舌はよく動く
▼NHK新会長の就任会見での発言が波紋を呼んでいる。「会長職はさておき」などとして持論その他を大いに語った。従軍慰安婦問題では「戦争地域にはどこでもあったと思っている」。あれやこれや、このポストの人として異例の発言だ
▼独仏の国名に続けて「なぜオランダにまだ飾り窓があるんですか」と述べた。飾り窓とは売春街をさす。失言というより、籾井勝人(もみいかつと)氏は心と口の距離が近い率直な人なのだろう
▼懸念の多い特定秘密保護法については「これが必要というのが政府の説明ですから」「あまりカッカすることはない」など、なにかと政府に寄りがちだ。法律に反対する国民も受信料を払っていることを、お忘れではないか
▼言葉の目方は出る口で決まる。地位ある人が発するものは市井の会話と同じではない。ご本人には同じ口でも、これまでとは重みが違う。自覚不足という話でもあるまい。職にふさわしい人か、どうか。生じるのは素朴な疑問符だ
▼安倍首相に近い人たちが経営委員に送り込まれ、その委員会で選んだ会長である。「政府が右ということを左とはいえない」とも語った。是々非々を封じるということだろうか。公共放送も含め、それは報道の生命線のはずだが。
13 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/29(水) 01:45:02.44 ID:SPiRZH1v
203 :名無しさん@13周年:2014/01/28(火) 14:25:47.11
そもそも、会長の会見で、いちいちコメント出す事なの?
この質問を、NHK会長に振ったのは誰なの??
206 :名無しさん@13周年:2014/01/28(火) 14:28:30.23
>203
アカピの記者だよ。
アカピがしつこく従軍慰安婦について聞く。
↓
会長が会長という立場ではお応えしかねると拒否。
↓
それでも、てめえの考えを答えろと食い下がる。
↓
じゃあ個人的な話になるけどよろしいかと前置き。
↓
いいよとアカピ答えるのでしゃべる。
↓
喋り終わった途端、NHK会長としてあるまじき発言!とか騒ぎ出す。
14 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/29(水) 10:46:42.14 ID:UANazY3F
東京新聞「筆洗」2014年1月29日
父親を失った。そんな気さえする、とは言えないものだ。磯野波平さん、星一徹さん。
「サザエさん」で波平の声優永井一郎さんが二十七日、八十二歳で亡くなった。十七日には「巨人の星」の一徹の加藤精三さんが八十六歳で亡くなっている
▼今も続く「サザエさん」の放映スタートは一九六九(昭和四十四)年十月だ。「巨人の星」は六八(昭和四十三)年。テレビ画面の下端に「カラー」という表示が出ていた。働いて稼いで生活を向上させる。迷いのない時代だったといえる
▼戦前の家父長制の雰囲気が残る二人はわが子を実によく叱る。二人には子の考え違いを容赦なく叱る強い自信があった。迷いはない
▼何が正しくて何が正しくないか。どうも大人が自信を持ち切れない。経済成長、技術革新でさえ、絶対に正しいとは言い切れない。ましてや生き方。大人が悩んでいる
▼道路に四、五歳の男の子が寝転んで「こっちの道へ行きたい」と叫んでいる。若い父親も叫び返している。「オレだっておまえの言っている方へは行かないからな」。何かおかしい。二人でだだをこねている。子をひきずっていく自信はない
▼波平は五十四歳。<生きてゆくのであろうけど 遠く経て来た日や夜の あんまりこんなにこいしゅては なんだか自信が持てないよ>。中原中也。波平の年齢が迫るわが身を我々の年代がカツオのままでいる事が問題であろう。
15 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/29(水) 21:49:41.37 ID:rW0+IWu1
中日新聞の「中日春秋」って、誰が書いてるんだろうな?
「大きい見出しになってるニュースの、単なる感想文」の日があるかと思えば、
「論点がズレまくりで、素人が見てもおかしい例え話」とか、
「ろくに調べてないことバレバレの、知ったか勘違い披露話」とか。
前にも「木守り柿」のことを知らないらしく、全く見当違いの事をグダグダ書いてた。
仮にも、仕事で文章を書いてるなら、ちゃんと調べてから書けよと思う。
いまどき、小学生でもネット検索ぐらいできるぞ。
16 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/01/30(木) 11:07:19.53 ID:ZYUt8axN
東京新聞「筆洗」2014年1月30日
ネットで調べたのだが、英語のSHALL(シャル)とWILL(ウィル)。同じ未来形に使用する助動詞だが、どんな差があるのか
▼いずれも未来に向けた「意志」を示すが、シャルには「そうすべきだ」というニュアンスがより強い
▼例示としてよく引用されるのが、マッカーサー元帥の「アイ・シャル・リターン」と、歌の「ウィ・シャル・オーバーカム」。その曲を歌った米フォーク歌手ピート・シーガーさんが二十七日、九十四歳で死去した
▼きっと、「オーバーカム」(勝利)するという強い決意。だからシャル。打ち勝たなければならない相手は黒人差別だった。曲は一九五〇、六〇年代の米公民権運動の一種のテーマソングになった。その立役者がシーガーさんだった
▼興味深いことにもともとはシャルではなかった。米公共ラジオNPRの記事に教わった。原曲は黒人のチャールズ・アルバート・ティンドリー牧師が〇一(明治三十四)年に発表した霊歌で当時の曲名は「アイル・オーバーカム・サムデー」。
助動詞は「ウィル」だった。しかも主語は複数形の「ウィ(私たち)」ではなく「アイ(私)」だった
▼シャルで歌ったのはシーガーさんだが、ある黒人女性の「こっちの方が好き」と言ったのがきっかけになった。一人の気持ちがやがては人々の決意に変化する。「ウィ」と「シャル」の力。遠い昔の話ではないのである。
17 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/02(日) 08:14:36.17 ID:3bji1nui
東京新聞「筆洗」2014年2月2日
春が近い。歳末、正月、小寒と大寒、節分、そしてようやく立春へ。冬から春にかけて暦の上に「折り目」がたくさんあるのは、春を待つ気持ちと関係がある
▼ 文芸評論家の山本健吉さんが書いている。「一つ一つが冬をやり過ごす者にとって心の支えになる。それほど春は待たれている」
▼球春到来。十二球団が一斉にキャンプに入った。キャンプやオープン戦の季節をいう「球春」は今では春の季語としてちゃんと認められている。
野球はもちろん米国生まれだが、不思議なことに「球春」を表現する英語がない。日本生まれの野球の言葉といえる
▼誰が言い出したのか語源はよく分からない。山本さんの言葉を借りれば、冬をやり過ごす心の支えとして日本人の心が「球春」という、新たな「折り目」を思いつかせたのかもしれない
▼「やるからには勝ちたいが、いつでも勝てるものではない。ベストをつくしさえすれば勝とうと負けようと笑っていればよい。人生はボール・ゲームである」。詩人の鮎川信夫さんはそう書いた
▼「球春」に心ときめくのは新たなシーズンへの、そしてやはり人生の無限の可能性を思うからだ。勝てるかもしれない。優勝するかもしれない。誰にも、笑う権利はない。
やってみなければ分からないのである。<春風やまりを投げたき草の原>正岡子規。待ったかいのある季節ではないか。
19 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/04(火) 11:44:25.89 ID:HgL8ELgQ
東京新聞「筆洗」2014年2月4日
「雑」という字には不思議な味わいがある。とりちらかって二束三文、なにかと低く見られがちだが、雑貨、雑炊(ぞうすい)、身辺雑記、あれやこれや、身の丈の親しみを醸(かも)しだす。
きのうの節分は「雑節(ざっせつ)」と呼ばれる。季節の目安になる二十四節気以外の日を、そう称するそうだ
▼「雑」と聞けば軽そうだが、土用や彼岸、八十八夜、二百十日など顔ぶれはなかなかだ。すまし顔の二十四節気にくらべて、おもちゃ箱を開けた感じがある。太巻きにかぶりつく風習が全国区になった節分は、子どもたちには楽しさ倍増しだろう
▼そんなきのう、「雑」つながりでもないけれど、東京の西郊外、武蔵野の雑木林を歩いてみた。木々は葉を落として明るさを広げ、空に枝を投げていた。どの木も丸裸ながら、しっかり冬芽をつけている
▼木々が秋に葉を落とす営みを、「徒然草」の兼好法師はこう観察した。葉が落ちてから新しい葉が芽ぐむのではない。新たに兆(きざ)してくる生命力によって秋の葉は落ちるのだ、と。遠い春を内に抱いて年を越えた雑木たちである
▼そしてきょうは立春。これからの冷え込みは字づらも遠慮がちに「余寒」となる。といっても2月は、暦は春ながら冬がきわまるとき。北国はとりわけ気を許せない
▼近年は雪が原因の死者が増えていて、多くが除雪中、その大半がお年寄りという。過疎に豪雪が重なって暮らしを脅かす図である。寒波襲来で天気予報にはしばらく雪マークが続く。筆者の面にも鬼の面をかぶらせたかった。
20 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/05(水) 07:42:40.35 ID:H0aZakCR
21 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/06(木) 11:02:10.34 ID:AHrm25XF
東京新聞「筆洗」2014年2月6日
大劇作家のシェークスピアは謎が多い人物だ。本当に確実とされる資料だけで伝記を書いたら、十数ページ以上の冊子になることはまずないと、英文学者の中野好夫は言っていた。
手紙も日記も残っていないし、筆跡も、疑いないのは幾つかの署名があるだけという
▼そこで「別人説」がもっともらしく語られてきた。いまは本気で研究する人もほとんどないそうだが、共有のペンネームを使った作家集団説や、同時代の哲学者ベーコン説など、諸説みだれて面白い
▼一方で、こちらは、耳を疑うような真相である。「全聾(ぜんろう)の作曲家」で知られる佐村(さむら)河内(ごうち)守さん(50)の主要な作品が別人によるものだったという。代理人の弁護士がきのう明らかにし、驚きと動揺が広がった
▼自著などには、被爆2世として生まれ、作曲は独学、35歳で聴覚を失ったと書いている。苦闘の中で紡いだという交響曲「HI(ヒ)RO(ロ)SHI(シ)MA(マ)」をはじめ、幾多の曲が感動と共感をもたらした
▼ところが、十数年前から、本人が提案したイメージをもとに別人が曲を作っていたという。代作か分業か分かりにくいが、本人側が「ファンを裏切り、失望させ、言い訳のできないこと」とわびている通りなのだろう
▼朝日新聞も折々に記事を載せてきた。本人からきちんとした説明を聞きたいが、感動話に何かと弱いメディアの習性を自戒したい。「美談は泣きながら疑うことを誓う」。そんな谷川俊太郎さんの詩の一節を思い出させるが、
恥ずかしながら、筆者の嘘は十数ページをはるかに上回るのだが。
22 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/07(金) 00:16:17.75 ID:NHv8KZJv
72 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2013/11/03(日) 09:36:52.26
よく考えてみてください。
朝日新聞の「天声人語」なんて言葉は、完全に朝鮮人的、儒教的発想ですよ。
日本人だったら、絶対にこんな言葉は使わない。
西郷隆盛が「敬天愛人(天を敬い人を愛する)」と言ったように、
天は敬うべき対象であって、自分のお粗末な言葉を「天のもの」などという
キチガイじみた発想は日本人にはない。あれは朝鮮人の考え方ですよ。
日本人は昔から「辞を低くして意見を述べる」のが美徳とされてきたのです。
まともな日本人は、こんな朝鮮人のような表題は決して使うことはありません。
「朝日新聞」は、実は「朝鮮日報新聞」です。
日本を良くしたかったら、絶対に、こんな朝鮮人の新聞を買ってはいけない。
23 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/07(金) 09:57:24.42 ID:YH230Jxz
24 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/14(金) 12:08:56.83 ID:gK+GoA7M
東京新聞「筆洗」2014年2月14日
テオブロマ・カカオ。チョコレートの原料カカオの学名だ。テオブロマとは、「神々の食べ物」の意。祈るような想(おも)いを込めるには、ぴったりのお菓子である。
▼ネットで全部調べたが、そんなチョコはかつて本当に神聖な食べ物だった。
原産地の中南米で栄えた文明では、豊作を祈るため、神に捕虜を生(い)け贄(にえ)として捧(ささ)げれば、その心臓がカカオの実になると信じられていた。
カカオは通貨の役割も果たし、豆百個が奴隷一人に値した。あまりに貴重なため、収穫にあたる農民ですら手を出せなかったそうだ
▼それも今は昔…と思っていたが、どうも世界の現実は違うらしい。西アフリカのカカオ産地では、奴隷制を思わせるような強制労働や児童労働がはびこってきたという
▼その悲惨な状況を打破するために、各国政府やカカオ豆を扱う多国籍企業が協調し対策に乗り出したのはつい十数年前のことだと、キャロル・オフさんの労作『チョコレートの真実』(英治出版)に教わった
▼カカオ産地で、農民らにチョコの値段が百円程度だと伝えると、みんな目を丸くするという。それは少年の日給の三日分よりも多い。当然、チョコを口にしたこともない
▼オフさんは、<これは私たちの生きている世界の裂け目を示している。カカオの実を収穫する手と、チョコレートに伸ばす手の溝は、埋めようもなく深い>と書く。チョコには苦い真実も含まれている。
25 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/16(日) 09:45:30.80 ID:Mflx54w0
東京新聞「筆洗」2014年2月16日
小さなコラムでいかめしい言葉はなるべく使いたくない。それでも使わなければならないときがある。いまならさしずめ立憲主義という言葉である。
憲法にかかわる安倍首相の一連の発言のおかげで出番が増えた
▼憲法はなんのためにあるのか。時々の政治権力ができることとできないことを定め、その手を縛るためである。
選挙で正当に選ばれた政権であっても、多数の力で乱暴なことをするかもしれない。たとえば人々の人権や自由を奪う、とか
▼民主主義は優れた仕組みだが、民主主義だけではあぶなっかしい。だから、憲法であらかじめ枠をはめておく。権力に対して、立憲主義はとても疑い深い。
自民党の改憲草案の狙いを問われた首相は「なんとかの勘ぐり」と応じたが、正しく勘ぐるのは立憲主義の仕事である
▼首相は、権力を縛る憲法という考え方は「王権が絶対権力を持っていた時代」のものだと答えた。もう古いよということだろうか。しかし民主主義が独裁国家を生み出すこともある。
歴史に学ぶなら、手放すことは決してできないはずだろう
▼選挙で信を問いさえすれば、首相が憲法の解釈を自由に変えられる。そう受け取られるような発言もあった。これも、民主主義だけではあぶないという視点を欠いた発想だ。
国民投票にかけるのだから、国会による改憲の発議要件を緩めてもいいという議論も同じである
▼立憲主義をどう考えるか。首相は予算委員会で問われることに迷惑顔だが、口先だけの小欄が政治家になれないのはなぜだろう?
26 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/16(日) 22:47:31.67 ID:CcdmIWEE
>>1 日本に新聞社は多数あるんだから、
在日帰化の朝鮮人が、日本人に成り済まして
記事を書いてる東京新聞は不要!
27 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/17(月) 09:24:36.80 ID:vEcY0w7L
東京新聞「筆洗」2014年2月17日
悲劇を書くとする。人はなぜ涙するのか。諸説ある。プラトンさんは「他人への優越感」、カントさんは常識からの予期せぬズレと考えたそうである
▼予期せぬズレ。分かりやすい例は立派な紳士がバナナの皮で、すってんと滑って転ぶ伝統的なギャグだろう。すまし顔の紳士。ヘマをしないような人物が転ぶから笑いが起きる
▼黒木夏美さんが書いた『バナナの皮はなぜすべるのか?』によるとバナナの皮で滑るギャグは誰かが突然、思いついたものではないという。
十九世紀後半、米国ではバナナの皮を平気で路上に捨てていた。滑って転び、場合によっては死亡する事故が続出していた
▼冗談ではなく、一八七〇年にはニューヨークで「反オレンジの皮・反バナナの皮協会」なる団体が結成されている。バナナの皮で滑って転ぶという現実。
その中でバナナのギャグがいつしか生まれ、やがて定着していった▼「バナナの皮」は英語では政治用語でもある。政権を悩ませることになる災いや落とし穴などを意味する。
安倍首相。立憲主義を軽視した発言は言うに及ばず、意見を異にする者への憎悪むき出しの国会答弁を見るとバナナの皮が敷き詰められた道を目隠しで歩いているようである
▼滑っても笑えない。こんな調子の政治ならいずれ転んでも当たり前。笑いを生む予期せぬズレではない。どう転んでも悲劇にはならぬ。
東京新聞「筆洗」2014年2月26日
寄席に連日通ってくるおじいさんがいる。変わった人で絶対に笑わない。若い落語家二人が勝負した。どっちが先に笑わせるか
▼最初に上がった方は笑いどころいっぱいの大ねたをこれでもかと熱演した。笑わない。もう一人が高座に上がる。「桃太郎」。大人びた子どもが出てくるたわいもない話を選んだ
▼サゲにかかる。見ると老人がにっこりと笑っている。老人には大切な孫がいた。「桃太郎」に孫を思い、温かい気持ちになって思わず頬をゆるませた。
誰かに聞いた話だが、分かる気がする。子どもの仕草(しぐさ)、愛犬の表情。時に情愛は強引な滑稽よりも、笑い顔をつくる
▼この人もある時、ねたに困った。先代の柳家小さん師匠。一九三六(昭和十一)年、陸軍青年将校による二・二六事件に加わるはめになった。
当時二等兵。「意味も分からないで連れてかれた」
▼占拠した建物の中。上官に「みんな元気がないから、一席やれ」と命令された。困った末、演じたのは「子ほめ」だった。
隠居に教えてもらった子どものほめ方を八五郎が間違えるという話
▼誰も笑わなかった。笑えなかった。皆、高ぶっている。事件はこの先どうなっていくのか。緊張と不安。「笑えやしませんよ。本当に馬鹿(ばか)な話」と当時を書いている。
情愛もへったくれもない状況では、その後の「名人」が演じようとも、人の心は解けない。笑えない。
29 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/26(水) 21:18:33.17 ID:plVAqRdQ
>すでに日本人に見破られている、在日朝鮮人の日本乗っ取り計画
,へ ヘ
ク ク || プ / ク ク || プ // /ハ \_/ 八
ス ク ス _ | | │ //. ス ク ス _ | | │ // /_______}
/ ス ─ | | ッ // / ス ─ | | ッ // {震災お祝います| 地方参政権よこすニダ!!
/ _____ // / // | ミ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l 人権侵害救済法案成立させ
. / l⌒l l⌒l \ )) ____ |ミ/ \ / ) ウリを人権委員にするニダ!!
. / / ̄| ,=| |=、| ̄ヾ / ____ヽ (6 (_) 〉 年金保険料納めてないけど
/ ̄/ ̄. ー'●ー'  ̄l ̄ | | /, −、, -、l )) ―-、ノ/ | _ノ Д / 年金よこすニダ!!
| ̄l ̄ ̄ __ |.  ̄l ̄.| _| -| ,=|=、 || | -⊂)/ _\_____ノ__
|. ̄| ̄ ̄ `Y⌒l__ ̄ノ ̄ (6. ー っ-´、} | |/ 日 ≡ :::: (、 ヽ
ヽ ヽ 人_( ヾ ヽ `Y⌒l_ノ ヽ `\( .本 ≡ :::: |___|
>〓〓〓〓〓〓-イ /ヽ 人_( ヽ `− ´ ( .福 ≡ ::::. | |
/ / Θ ヽ| /  ̄ ̄ ̄ ヽ-イ ( 音 (t )
30 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/02/28(金) 10:28:46.93 ID:6/n1Ta1q
東京新聞「筆洗」2014年2月28日
ウクライナは、なぜウクライナなのか。ネットで調べたが、その国名の由来には諸説あるようだが、「ウ」は場所や所属を表す言葉で、「クライ」は「端、辺境」の意味であるから「辺境なるところ」との説がある
▼確かにウクライナは境目にある。宗教でいえば、西のカトリックと東方正教の勢力圏の境界にあり、政治でいえば、欧州とロシアの綱引きの場である
▼淡水と海水が押しつ押されつ混じり合う汽水域は、豊かな魚介を育む場でもあるが、自然が猛威をふるえば、洪水や高潮に襲われやすい危険地帯でもある。今のウクライナは暴風雨の真っただ中にある
▼親ロシア派のヤヌコビッチ氏は、親欧派の猛抗議で大統領の座から追われた。焦るロシアは国境近くで軍事演習を始めた。
ロシア人が大半を占める地域では、ウクライナからの独立を求める動きも出ている。親ロ派・親欧派の対立が、嫌欧・嫌ロ感情の応酬になっている。
憎悪をあおり対話を拒む極端な民族主義の台頭が、国を引き裂きつつある▼日本ではロシア料理としておなじみのボルシチは、ウクライナが発祥の地。
食文化史研究家の岡田哲さんは『たべもの起源事典 世界編』(筑摩書房)で、<ボルシチの調理法の面白さは、多種多様な素材を炒めたり焼いたりして、最終的に一つの大鍋に収めること>と書いている
▼ウクライナ伝統の異文化融合の味は、蘇(よみがえ)らない。
31 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/01(土) 10:38:50.80 ID:dbqHMCvF
東京新聞「筆洗」2014年3月1日
「トンチンカン夫婦」という作品が愉快だ。91歳の夫は靴下を片足に2枚重ねてはき、もう片方がないと騒ぐ。
84歳の妻は米の入っていない炊飯器にスイッチを入れる。〈おかげでさくばくたる老夫婦の暮らしに/笑いはたえずこれぞ天の恵みと〉
▼「おならは えらい」にもくすっとさせられる。なぜ偉いかというと〈でてきた とき/きちんと/あいさつ する〉からである。しかも〈せかいじゅうの/どこの だれにでも/わかる ことばで…〉
▼やさしさとユーモアに満ちた詩をたくさん残して、まど・みちおさんが亡くなった。享年104。童謡の「やぎさん ゆうびん」をはじめ、ひらがなばかりで書かれた多くの作品は、見た目を裏切る深みをたたえていた
▼小さなものに慈しみの目を向けた。蚊や毛虫、ビーズ、あかちゃん。それが、宇宙の無限や太古の悠久につながっているところに真骨頂があった。〈ああ/ほしが/カと まぎれるほどの/こんなに とおい ところで/わたしたちは いきている〉
▼「戦争協力詩」を書いたことがある。後に編んだ『全詩集』に、それをあえて収めた。懺悔(ざんげ)も謝罪も手遅れと思いつつ、当時の心情を誠実に分析し、あとがきに代えた
▼『人生処方詩集』で見られる自筆原稿は、なんとも天衣無縫だ。〈たのしみは? ―クーテネール〉と始まり、〈すきなさくは? ―オナラハエラーイ〉と続き、〈まだかくき? ―シンダラヤメール〉とくる。いま宇宙のどのあたりだろうか。
32 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/02(日) 10:20:24.77 ID:o5jFLHK+
東京新聞「筆洗」2014年3月2日
三月。カエルが鳴く季節はまだ先だが、カエルは他のカエルと鳴くタイミングをちょっとずらして、自分の声がかき消されないようにしているそうだ
▼理化学研究所脳科学総合研究センターなどの調査で分かった。間を取ることで自分の声を残し、縄張りを主張することができるという。これがカエルの合唱の正体のようだ
▼人間の中には己の考えを押し通そうと、人の意見をさえぎったり、強情に叫び続ける人もいるが、これはこれで疲れるし、恨みも残る。カエル式に人の意見を聞いた上で自分の意見を述べる。
自分の意見を守りたいのであれば、こっちの方がよほど効果的だろう
▼別の「合唱」。電車の中で赤ん坊が泣いている。困った母親がこの子のお気に入りか「カエルの合唱」をささやくように歌いだした。<カエルの歌が聞こえてくるよ>
▼母親は何度も歌うが、泣きやまない。すると隣の女性がその小節を引き取って歌った。輪唱。その次は、向かいのサラリーマン。
次は若い女性。気がつけば、車内にいた大勢の人が、赤ん坊のために「カエルの合唱」を輪唱している
▼ネットで教えてもらった。古いイタリア映画のようでにわかに信じられなかったが、とげとげしい公共の空間も、ちょっとした機転と勇気で温かくなるものだろう。それでも「人間の合唱」には、もはや、知恵は無い。
33 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/06(木) 11:42:58.18 ID:Gt2t8deC
東京新聞「筆洗」2014年3月6日
筆者は麻雀(マージャン)が大好きである。勝てないとカッとする。心が乱れれば、負け続ける。口には出さぬが、相手を呪っている。あいつが悪い。悪魔の心になっている
▼その店に一枚の色紙がある。<人事を尽くさず 天命を待たず 阿佐田哲也>。「麻雀放浪記」などの作家。これを見ると、われに返るという。
なるようにしかならぬ。ガツガツしないで適当におやんなさい。そんな意味か
▼別の人物。妻と喧嘩(けんか)が絶えなかった。ある日、電車の中でこんな思いにとりつかれた。あいつ、いなくならないかな。そう考えている自分に怖くなった。われに返った。
離婚するにせよ、ちゃんとしよう▼もう一人。人生が面白くない。遊びに狂った。二十歳近い子は家に引きこもっている。ある日、子どもの顔を見た。われに返った。
「こいつはどうやって生きていくのだろう」。何か残してやりたい。三十年のローンを組んでマンションを購入した
▼正気に戻る。われに返るとは本来の自分やそうありたいという自分を呼び覚まし、悪魔を追い払うことか。人生は思うようにはならぬ。不満や憎悪の心に悪魔はとりつく。
思うようにならぬことも含めて人生を味わい尽くすしかないだろう▼「六勝四敗なら上出来」。これも阿佐田さん。まっとうに生きるだけでも、「六勝四敗」だろう。
われに返れなかった人間の犯罪、凶行を人ごとだと思えない。
34 :
日本を守る道:2014/03/06(木) 21:58:25.43 ID:ZhqOjDJT
日本を中国と朝鮮の侵略や内部からの乗っ取りから守ろうとするならば、
日本のマスコミはほぼ全てが敵だと考えた方が良い。
戦後、60年以上の間に、日本国内の中国人や朝鮮人の圧力暴力団体が
日本のマスコミへの脅し、暴力、押しかけ、嫌がらせで完全に屈服させて、
自分たちの一味を特別枠で採用させて、内部から完全に乗っ取られました。
この暴挙を警察で完全に取り締まって、マスコミを守るべきでしたが、
すでに帰化に入り込まれていた自民党とパチンコ団体への天下りで懐柔された警察は
何も手を打たなかったので、完全に日本のマスコミは乗っ取られてしまいました。
こうなった以上、もう、日本のマスコミを救うには、
一旦、全てのマスコミを潰してマスコミの全社員を解雇して、
中国や朝鮮の息の完全にかかっていないマスコミ社員を再登用して、
新生マスコミを再構成するしかないでしょう。
マスコミの組織を存続したまま浄化するには、
すでに中国人や朝鮮人に深く入り込まれてしまっていて、もう手遅れでしょうから。
35 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/07(金) 11:03:47.92 ID:w4wsuIoD
東京新聞「筆洗」2014年3月7日
私に嘘(うそ)はつきものだ。私の嘘とは「私は嘘をついたことがない」と言うこと。これは、かつて、私自身「関東連合と六本木コネクション69」と言う掲示板であからさまになった。
虚々実々の駆け引きを常とする政治や外交となれば、なおさらのことだろう
▼十七世紀の英国の外交官ウォットン卿は言った。「大使というものは祖国のための嘘をつくために、外国に派遣される正直な男である」
▼プーチン大統領が「正直な男」であるかどうかはともかく、大国ロシアの威信と権益を守るためなら、嘘もいとわぬのは間違いない。
ウクライナ南部のクリミア半島に突然現れて、あっという間に重要拠点を制圧した「正体不明の武装勢力」は、だれがどう見ても、ロシア軍だろう
▼しかしプーチン氏は先日の記者会見できっぱり否定した。「あれは地元の自警団だ」。記者たちが「あの人たちが着ている軍服は、ロシア軍のものに酷似している。
ロシア兵ではないのか?」と食い下がっても、平然と「似たような軍服は、いくらでもある。あんなものは、どこででも買えるだろう」。嘘の五輪があれば、間違いなく金メダル級ではないか
▼第一次世界大戦の残虐性を記録し、ナチズムの危険性をいち早く告発したオーストリアのユダヤ人作家カール・クラウス曰(いわ)く「戦争はどうやって始まるか? 外交官らが記者たちに嘘をつき、活字になった嘘を、みなが信じ込むことからだ」
▼私の嘘の結末が、そうならないことを祈る。
36 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/09(日) 04:20:11.88 ID:5nGMNNH4
>【東京新聞】ウクライナ、極右の台頭は不気味だ
>安倍政権は安定化に向け率先して支援すべき
日本の金で、反日国家・中国の友好国・ウクライナを助けろだと?
「敵の敵は味方」ならば「敵の味方は敵」だ!
従って、中国の友好国・ウクライナも、日本の敵国になる。
敵国ウクライナが滅びる事は、日本の国益になるんだよ。バーカ!
37 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/14(金) 11:01:43.46 ID:vn51L5Fu
東京新聞「筆洗」2014年3月14日
明治時代に代言人(だいげんにん)という職業があった。いまの弁護士だ。もぐりの代言人のことを「三百代言」といった。三百文(もん)程度の低報酬で仕事をするから、ともされる。
口先だけで言いくるめる人の悪口にいまも使われる、筆者もあてはまると言われるが?
▼かつて国会で三百代言となじられたのは内閣法制局長官である。「法の番人」として憲法の解釈にかんする答弁を引き受けてきた。
解釈改憲をすすめる先兵と見られたり、逆にブレーキをかけたがる邪魔者と見られたり、複雑な立場だ。
▼役所としての歴史が古く、誇りも高い。旧大蔵省主計局とともに、霞が関は「二局支配」だなどといわれたことも。
80人足らずの小所帯ながら幹部は「いずれも一騎当千のつわもの」だと答弁した長官もいた。
▼市民が直接関わることはまれだから知名度は低い。政府の「法律顧問」として黒衣に徹してきた。法制局が世間の注目を集めるのはおかしいという気風があると聞く。
安倍政権の長官人事で注目度が上がったのがよかったのかどうか。
▼異例なかたちで就任した小松一郎氏自身、黒衣の枠にはとてもおさまらない人のようだ。療養から復帰後、目を引く発言が続く。
なかでも自民党の選挙公約にある法案について「首相は国会に提出する考えはない」と述べたのは、明らかに役人としての矩(のり)を超えている。
▼政権が狙う9条解釈の変更を小松氏は担う。解釈変更はできないという、歴代長官の積み重ねてきた答弁とどうつなげるのか。
そして、我々報道陣の舌を巻くような名案があるのだろうか(笑)。
38 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/17(月) 10:25:43.28 ID:ciE4eg/c
東京新聞「筆洗」2014年3月17日
どんなに筋の通らない不出来な台本であっても、ちゃんとした一本の、しかも、それなりの芝居をこしらえる方法がある。劇作家の坂手洋二さんが教えてくれた
▼そのままの台本では芝居にはならない。そのひどい台本を孫が書いて祖父に送ってきた、という設定にする。
祖父とその友人が読んで、けなしつつ、実際に演じてみせるという展開にすればどうか。「ひどいねえ」「ああ、ひどい台本だねえ」。そんなせりふが続く。
どんな台本でも成立する。元の台本がひどければひどいほど、面白くなるかもしれない
▼もちろん、冗談だが、この話を聞いて思い出すのは「根岸の里のわび住まい」である。有名な「万能句」。この句の頭に季語を含んだどんな五文字を加えてもそれなりの俳句ができるという。
例えば「うぐいすや」と加えてみる。不思議とそれらしく聞こえるのである
▼筆者もここで一句「それにつけても筆者の欲しさよ」という下の句。
▼長い歴史のある、「万能句」だが、実際のところ、これをコピー・アンド・ペースト(コピペ・切り貼り)して、俳句や短歌をこさえる人はあるまい。楽しいし、創作の喜びと言ったら怒られるだろうか
▼ばれなくても、自分が何をやったかはよく分かっている。喜ぶ。ひどい俳句をつくるよりも、よほどましなのである。
39 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/18(火) 10:15:27.21 ID:p/wu7uts
東京新聞「筆洗」2014年3月18日
遠くの親戚よりも近くの他人とはよくいったもので、いざというとき、頼りになるのはいつも顔を合わせ、言葉を交わす隣近所である
▼付き合っていればどんな人かだいたいは分かる。その人が信用できるか、できないかも見当は付く
▼埼玉県富士見市の部屋で二歳の男児が亡くなった。横浜市の母親がインターネットを通じてベビーシッターを探し、ある男に子どもの世話を依頼したという。
子どもを預かる場所が不足している今の時代、ネットでベビーシッターを探すということもあるのだろう
▼母親は男の名字とメールアドレスしか知らなかったという。住所どころか、顔も知らない。素性も分からぬ人間に子どもをなぜ預けたのかというのはたやすいが。
▼匿名の新聞コラムに依存して来た風潮を考えた場合、何となく想像もつく
▼筆者は、時に煩わしさを伴う近所付き合いのような生身の人間の関係よりも、匿名の紙面上の関係の方が気楽に思えることが確かにある。
付き合いの浅い分、言いたいことが言える。面倒になれば、明日違うコラムを書けばいい
▼遠くの親戚よりも近くの他人よりも、楽で簡単で顔の見えない新聞。
逆にいえば、これほど人間味に欠け、危険な世界はないが、筆者はそのことを忘れつつある。
目を背けている。まっとうな生身の人間関係をどう取り戻すか、筆者が口にできる事ではない。
40 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/19(水) 12:57:27.83 ID:cADPuwh7
東京新聞「筆洗」2014年3月19日
散歩の猫が突然の強い風に目を細める。十八日関東地方に春一番が吹いた。立春過ぎても、なかなか暖かくならないと思っていたら、昨年より十七日も遅いそうだ
▼「暦の上の春と、気候の春とはある意味では没交渉である」と物理学者の寺田寅彦は書いたが、二月四日の立春と体感できる「春」の訪れはだいたい一カ月はずれているか。
春一番が吹き、そろそろ桜かと思えるようになって「春」を感じる人が大半だろう
▼春一番はもともと、標準語ではない。瀬戸内海や壱岐の島方面の漁民の間で使われていた言葉だったという。
山本健吉さんの「ことばの歳時記」に教わった▼別の研究によると春一番を使っていた地域はもう少し広くて、能登、志摩以西とある。戦後、新聞が使いだして急速に広まった
▼「待ってました」と声を掛けたくなる、前向きで力強い語感。広く愛された理由かもしれない。学者や役人の専門用語ではなく、自然と絶えず向き合う漁民の言葉が痛快でもある
▼立春と春一番の間ずいぶんと気の落ち着かぬ話が続いた。クリミア情勢、行方の分からないマレーシア機、千葉の連続殺傷事件。ゴースト作曲家、信用を失いつつある万能細胞研究。ベビーシッターの問題。
漁師たちは古来、「春一番」を海難への警戒の気持ちも込めて使っていたようだが、軽い空気を吹き飛ばす北風のほうを筆者は好む。
41 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/21(金) 12:46:14.50 ID:HRHzA0MV
東京新聞「筆洗」2014年3月21日
かつてその小さな港町では、こんな言葉が飛び交った。「酒になったか?」「おう、酒になったぞ」。たとえば今の時季なら、コウナゴ。漁の水揚げが目標を超えた船には、
漁協から酒一升がふるまわれた。銘柄は地元の酒蔵・鈴木酒造店の「磐城 壽(いわきことぶき)」だ
▼福島県浪江町の請戸(うけど)は、江戸の昔から漁業と海運で栄えた。秋になれば川を無数の鮭(さけ)がさかのぼる。
そんな地で、海辺ならではのミネラル分豊富な水と地元産の米を、酒蔵で代々育んできた自慢の「家つき酵母」で醸す。それが、磐城壽。海の恵みをことほぐ酒だ
▼だが酒蔵も何もかも津波に奪われた。請戸は福島第一原発から六キロほど。鮭は昨秋も遡上(そじょう)してきたが、漁船はいまも無残に打ち上げられたまま。水田も面影を失い枯れ野になっている
▼しかし、磐城壽の酵母は生きていた。震災の前に、研究のため県の試験場にたまたま預けてあったのだ。鈴木酒造店は山形県長井市の廃業した酒蔵を買い取り、再出発した
▼この三月十一日には、純米吟醸「甦(よみがえ)る」を売り出した。山形に避難している福島の人と山形の人が一緒に育てた米で醸し、更(さら)に生きていこうとの思いを込めた
▼「昔ながらの米の味と山形のとてもきれいな水。澄んだ感じと力強さの両立を目指した酒」と鈴木大介専務(40)は言う。味わってみれば、正直、筆者に好みではなかったが、それは関係がない。
42 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/21(金) 21:33:01.43 ID:Wt5vWgVM
そもそも手を広げ過ぎなんだよ。
毎日毎日、あんな大量の駄文をまき散らす必要があるのかね。
新聞なんて数ページあれば十分なんじゃないのか?
そうすれば記者の数を減らすことができるし、
アホ学者やインチキコラムニストに原稿を頼む必要もなくなる。
43 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/23(日) 11:01:32.79 ID:4BLNmvfe
東京新聞「筆洗」2014年3月23日
この仕事をしていると不思議な人に出会うことがある。最近で最も驚いたのはイヌの心が分かるという人だった
▼アネラさんとおっしゃるハワイ在住の日本人。『犬の気持ち、通訳します。』(東邦出版)という体験記を最近書いた。
現地のペット保護所に勤務しているうちにイヌが何を伝えたがっているのか理解できるようになったという。飼い主に、伝えてやれば同じ生ある存在と意識する。イヌを大切にする。そのために「通訳」しているそうだ
▼いささか神秘的だが、イヌを飼っていれば、「おなかがすいた」「散歩へ行こうよ」程度の気持ちは自然に理解できるようになる。
アネラさんはより繊細な「耳」を持っているということだろう
▼幇間(ほうかん)。たいこ持ち。酒席で客をよいしょするだけの仕事と考える人もいるだろうが、大変な芸である。客の機嫌を取って座を持たせる。「バカをメッキした利口者」にしかできぬ
▼幇間芸の最高の技術は、「人の話を聞くこと」という。古今亭志ん朝さんが幇間の名人から教わった話として語っていた。適切な相づちと質問で客に話し続けさせ、いい気分にする
▼世の中、自分の意見を述べることは大切だが、聞いてやらねば、相手も聞かない。対立を招くばかりである。「そんなに怒らないでくれよ」。
筆者の飼う黒猫はアネラさんにそう伝言したそうである。一応、承っておく。
筆洗の筆者殿、先日は奥様以外の女性とお楽しみのトコロお邪魔して大変すんずれいしました
45 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/24(月) 20:18:02.36 ID:+QA0iKaF
日本で悪の限りを尽くす、
「中国人」と「朝鮮人」と「成りすまし日本人」。
日本のマスコミは、日本人のフリをした「成りすまし日本人」だらけ!
46 :
名無しさん@毎日が日曜日:2014/03/25(火) 08:12:38.90 ID:RgSSxRv5
東京新聞「筆洗」2014年3月25日
「王様の耳はロバの耳」など西洋でロバはあまりいい例えではない。怠け者、まぬけ。そういえばディズニー映画の『ピノキオ』にも遊んでばかりのピノキオがロバに変身させられるシーンがあった
▼政治用語にもある。「ロバの投票」という。キューバでは選挙の投票は義務で棄権すれば罰金である。投票率は高いが、笑えない現象も起きる
▼投票用紙に並んだ候補者全員に対し、有権者は議員にしたい順位を付けて投票する。中には関心もない有権者もいる
▼何が起こるか。アルファベット順に並んだ候補者をそのまま頭から一、二、三位と選んでしまう傾向が一定の割合で出る。面倒なのでこれでいいか。これが「ロバの投票」である
▼大阪市長選の投票率は過去最低の23%。民意を得たと自慢したかった橋下徹市長には敗北に近い勝利か。出題に対して、川柳をつくる付け句の「うれしかったり、かなしかったり」である。「かなしかったり、かなしかったり」かもしれぬ。
白票・無効票は六万七千五百票余で、橋下氏に次ぐ二位。意味のない投票という部分で「ロバの投票」を連想したが、これは違う
▼有権者は足を運んで真面目に白票・無効票を投じたのであろう。選挙自体への異議である。議会とよく話し合えの声に耳を貸さなかった橋下氏。選挙から逃げた野党。
「ロバの選挙」にしたのは人間性において軽薄このうえない橋下徹である。実にどうでもいい話である。
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> ハゲがいるぞ殺せ!!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
三 ( ´・ω)
三 ー(‐∪─→
三 / ̄ ̄ ̄ 》  ̄\
三三 | U ・ | 彡⌒ ミ
三 と| ι| | ヽ(´・ω・`)ノ
三 /_∧∨ ̄ ̄/_∧U (___)
50 :
名無しさん@毎日が日曜日:
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