45才以上で定職についてないひとのすれ Part92

このエントリーをはてなブックマークに追加
207名無しさん@毎日が日曜日
大リストラ時代の40代会社員――残るも地獄、辞めるも地獄
「出口」はどこにあるのか

日経ビジネス2012.6.18号で「早期退職の経済学」を特集していた。中高年を対象とした大リストラが再燃する中、
「今、退職するのは損か得か?」というテーマが取り上げられている。

退職割増金などの条件次第では「今が最後の辞め時かも」という指摘もあれば、「ホームレスになった早期退職者がいる」
「3分の1は1年経っても就職が難しい」「(独立)開業者の5割は1年以内に廃業」といった現実もあり、
安易に退職に応じるべきではないとする指摘もある。

出向先の「ブロイラー小屋」で電話勧誘を続ける45歳
記事では、退職勧奨を拒否して会社残留を選んだ人の厳しい現実を「残った者がたどる運命」として取り上げている。

1991年に大手不動産会社に就職し、主に情報システム部門で19年間働いたD氏は、2008年のリーマンショックを機に
資本関係のない生命保険会社に出向を命じられ、保険営業の部署に配属された。
歯を食いしばって頑張った2年後、営業販売支援会社に再出向。「まるでブロイラー小屋」という狭い部屋に押し込まれた
200人の中高年とともに、自分の子どもほどの若いスタッフに監視されながら黙々と電話勧誘を続けている。

扱う商品は30万円の英会話教材などで、成約することはまずない。手を休めれば監視スタッフの罵声が飛ぶ。
D氏によればスタッフの目的は、「送り込まれた人を精神的に追いつめること」であり、
「1人辞めるごとに依頼企業から報酬が出る仕組みになっているのだと思う」と答えている。
ガン療養中の母親を扶養しているD氏は、会社にしがみつくしかなかった。