30歳以上職歴なしからの就職活動part77

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6名無しさん@毎日が日曜日
●文部科学省 学校基本調査(全校対象調査)

         卒業者 就職者 一時的   進路未定(進学も就職もしない) 
                    な仕事   &進路不祥者 

平成14年度 547711 311495  23205   146380 
平成15年度 544894 299987  25255   149279 
平成16年度 548897 306414  24754   132734 
平成17年度 551016 329125  19507   116392 
   ・ 
   ・ 
平成22年度 541428 329190  19332    97981 
平成23年度 552794 340546  19146   101594 

新卒の雇用状況は非常に改善されている。 
正規就職者は増えてるし、一時的な職(非正規)に就く新卒は減っている。
進路不明の新卒も、2003年の頃より5万人程度も少ない。
学生の数が増えたのに正規雇用も増え、ニート化する者も少ないのである。
さらに、新卒カードは翌年も翌々年も翌々々年も使える。
氷河期世代は世代人口170万人〜200万人で、高卒大卒の求人が合計50万から70万だった。既卒の救済は無し。 
ゆとり世代は世代人口110万人〜120万人で、高卒大卒の求人が合計60万から100万だった。
現在の新卒が非常に有利な状況に置かれていることが理解できる。

http://www.j-cast.com/kaisha/2011/09/21107746.html?p=all
7名無しさん@毎日が日曜日:2012/03/15(木) 11:41:27.44 ID:ZM/e3/Mv
年卒 卒業者数 就職者数 就職率 
1994 461,898  325,447  70.5 
1995 493,277  331,011  67.1 
1996 512,814  337,820  65.9 
1997 524,512  349,271  66.6 
1998 529,606  347,562  65.6 
1999 532,436  320,119  60.1 ワースト7 
2000 538,683  300,718  55.8 ワースト2 
2001 545,512  312,471  57.3 ワースト5 
2002 547,711  311,495  56.9 ワースト4 
2003 544,894  299,987  55.1 ワースト1 
2004 548,897  306,414  55.8 ワースト3 
2005 551,016  329,125  59.7 ワースト6 
2006 558,184  355,820  63.7 
2007 559,090  377,776  67.6 
2008 555,690  388,480  69.9 
2009 559,539  382,485  68.3 
2010 541,428  329,190  60.8
2011 552,794  340,546  61.6
8名無しさん@毎日が日曜日:2012/03/15(木) 11:42:04.21 ID:ZM/e3/Mv
●「就職氷河期なのに」という指摘は当たらない

>2011年の大卒求人は約58万人で、2012年は約56万人。22歳の人口は130万人程度なので、半数近くの若者が大卒相当の仕事を得られる状況となっている。
>一方、1995年から2005年のころを振り返ると、求人数は2011年・2012年と大差ないレベルだった(一番求人が少なかった1996年は39万人だった)。
>しかし22歳の人口は200万人から150万人と多かったので、2割から3割程度の若者しか大卒の仕事にありつけなかった。これが実態である。
>つまり若者からすれば現在の方が競争率が低いため就職事情が良く、企業からすれば人手不足あるいは必要な能力のある人がなかなか採用できない、ということになる。

http://www.j-cast.com/kaisha/2012/02/13121957.html?p=3


競争率が低いため就職事情が良いんだからやはり現在が就職氷河期と言うのはおかしいようだ。
9名無しさん@毎日が日曜日:2012/03/15(木) 11:42:55.36 ID:ZM/e3/Mv
氷河期世代→完全自己責任  
ゆとり世代→完全社会責任  

これが世界の選択か・・・
氷河期世代は無かったことにされている。どんなに求人数や有効求人倍率が低くても社会の目は厳しく同情されない。 
ゆとり世代であればAOとか進学も簡単で就職も社会が面倒見てくれて職業訓練もしてくれたり金くれたり手取り足取り超楽だ。  
どんなに失敗しても世の中が擁護してくれるので何度でも再起可能。不具合は全て社会のせいに出来る。  
氷河期世代は次々起こる理不尽不条理を社会のせいに出来ず、ただ耐え続けるしかない。

2000年卒(求人数40万:世代人口180万人:内定率5割台)に対する対応 
「仕事などいくらでもあった、選んでるんだろ、甘い、すべて個人の責任だ、既卒は死ねよ捗るぞ」  

2010年卒(求人数72万:世代人口120万人:内定率6割台)に対する対応 
「仕事など全く無いからね、就職できなくて当然、政治が悪い、かわいそうに、3年間新卒扱いするよ☆」  

いつからいつまでが氷河期だなんて一般的には知られていない。  
一般的なイメージとしてはバブル崩壊から阪神大震災あたりまで(1993-1995)が氷河期で、  
そしてこの4〜5年(2007-201X)が氷河期だとなっている。実際はまるで違う。 最も酷い時期が忘れられている。※
このスレに来たり、雇用問題に関心のある人ならある程度どの辺りの年代が一番就職難なのかわかっているだろうが、 
リアル社会ではそうではないのだ。リアル社会では決してゆとり世代を批判してはいけないという風潮がある。
この流れが止まることは無く、今後はゆとり世代のみが悲惨というイメージに固まっていくだろう。

※正しくは1994-2005が氷河期 2006-2010が超売り手 2011-が手厚い保護があるので氷河期かどうか議論のあるところ
10名無しさん@毎日が日曜日:2012/03/15(木) 11:43:12.71 ID:ZM/e3/Mv
●日本の経済モデル・社会システムは、氷河期世代を生み出したことによって破綻に向かった。   

就職氷河期の四大卒の就職率:文部科学省の統計より   
(以下は、最も酷かった時期)   
2000年 男性55.0%、女性57.1%   
2001年 男性55.9%、女性59.6%   
2002年 男性54.9%、女性60.0%   
2003年 男性52.6%、女性58.8%   
2004年 男性53.1%、女性59.7%   
2005年 男性56.6%、女性64.1%   

大卒就職内定率の推移(A〜Fランまで含む) 
・バブル期         80% 
・氷河期(94〜05年) 50-60% 
・好景気(06-10)    70% 
・現在(11〜)      62% 

http://www.japancm.com/sekitei/note/2007/_image/070326note2.jpg

求人数過去最低→1996年 39万件
求人倍率過去最低→2000年 0.9倍
就職内定率過去最低→2003年 55%

氷河期世代は雇用の調整弁に使われたことにより困窮疲弊した。   
それが消費低迷、年金破綻、財政破綻、社会不安、少子化猛進などに繋がったのである。
総合研究開発機構(NIRA)の報告書によれば、氷河期世代放置によって77万4000人が生活保護受給者となり、
そのための追加的な財政支出が20兆円にのぼると指摘している。問題の先送りが、より悲惨な様相を呈して来たのである。