1988年度（昭和63年度）生まれの無職

これまで碌に勝ってこなかった人間が自信を持とうとしたら、
ひとまず他人と自分を比べるのは止めた方がいい

一時的に社会的な競争から下りちまうんだ
いま自分が連中と戦っても、どれだけの確率で負けるかなんて、自分がよくわかってるはず
ここに留まっていると、ニートや引きこもりを見下すだけの存在になって、自分でも自分がわからなくなる
人間、自分のペースでしか歩けないんだから、俺たちよりも早く歩ける奴と戦ってもしょうがない
せっかく挫折したんだから、一度これまでのやり方を見直してみるべきなんだよ

とすると、次は社会的な競争に依存しない、どう自分が生きたいかというのが問題になる
これを探しだして覚悟を決めるしかない。宝くじでも当てない限り、この方法でしか自信はもう取り戻せないと思う
ただ、これすら見つからなかったら、次の無限ループに突入する

｢俺は社会的に価値のない人間だ。しかも、やりたいことは何もない。いよいよ死ぬしかない｣

もっとも、こうしてる間にも競争できる場は減っていくから、あんまりのんびりしてられないのが残酷なところだよね
まぁ、自分の生きたいように生きて社会的に成功してる奴は本当に幸福な奴だと思う