54年生まれ無職【216】親の年金で50歳まで無職余裕

このエントリーをはてなブックマークに追加
238名無しさん@毎日が日曜日
ハゲスキンの俺は前に仕事の帰り、思いがけず合コンに誘われた。
イケメングループから男が足りないから頼む!いい感じになったら個人行動ok!と言われ、仕方なしに引き受けた。
けれど、だんだんわくわくしてきてセクシーな香りのコロンを買いに行ったりモテ術の本を読んだりした。
親に「俺今日みんなと合コンだから飯いらない」というと親は「あらあら、若いっていいわね」と嬉しそうだった。
当日、予定の場所に行くと誰もいない。イケメンに電話すると「もうみんな店で待ってるから早く来い」という。
遅れて登場も悪くない、と思いながらドアを開けると地獄が待っていた。

「うっそ〜!!ほんとに禿げてる!!」
「な?な?俺が言ったとおりだろ?」
「うわ〜キモイwww」
俺は何が起こったのかわからなかったが、どうやら最初からネタにするつもりで呼んだようだった。
そのうちイケメンの一人が俺にヘッドロックをかけ、「ほらこの頭見ろよ!目つぶし光線!!」
とやってきたので俺は手でそれを振り払った。
すると今度は「何本気できれてんだよ」「ハゲって最低」「空気嫁よ」
俺はもう抗議する気力も切れる気力もなくその場を去った。誰も引き止めなかった。

家に向かって歩いていると氷雨が降ってきて髪のない俺の頭は芯まで冷えた。
もう情けなくて情けなくて声もあげず泣いてた。
家に入ると母親に向かって怒鳴った「お前のせいで禿げたんだぞ!!」
母親も泣いた。俺も泣いた。