また実家から漫画を処分せよとのお達しである。
今度は喜国さんじゃなく山本直樹であった。
山本直樹著作集フラグメンツ3巻が対象だ。
単なるエロ漫画と思うなかれ。
残念ながら、両親には、単なるエロ漫画としか映っていないようだ。
もう、理解してもらおうとは思わないが、人の漫画を勝手に整理しないでくれ。
今度帰省した際には、処分すると言って実家から自分のアパートへ送りつけよう。
これで少しは問題が解決するかもしれないが、アパートには収容力の問題がある。
何とか両親を説得しなければならない。喜国雅彦が谷崎文学に匹敵する巨匠であることを、
叩きこまねばならん。これがかなり難しい。