若年失業者の増加は政府の無策が原因である。

このエントリーをはてなブックマークに追加
116名無しさん@毎日が日曜日
>>115が想像している貧乏な生活は現実とずれてる感じがするけどどうだろ

きっとこんなのがリアルな漏れ達の未来だよ
決して悲観的に書いてるとかじゃなくて目の前に迫ってる現実として・・・・

時に2030年、日本、某地方都市、男性、50歳のお話

18歳で工業高校を卒業して以来、フリーター、派遣会社を転々として生きてきた
求めても単純労働与えられなかったので手に職は一切ついていない
ハローワークに行っても当然求人は一切無い
町でくばられている求人雑誌を持ち帰り日払いの交通誘導員をしつつ日銭稼ぎ
貯金はもちろん0、年金も需給が受けられるだけは収めていない、保険料も納められないので病院にも行けない
日銭に余裕がある日はタコ部屋で眠れるが大半は公園で野宿
20代半ばで一度結婚をしたが養えるだけの経済力が無かったために離婚
両親は既に死んでしまっているし、離婚相手とも一切連絡をとっていない
完全に社会から切り離された孤独な生活
立ち直りたくても政府は失業対策は完全に切り捨ててしまっているためにどうにもならない
鏡の中のやつれて老けた自分の顔を見て思わず泣き崩れる
117続き:2005/07/18(月) 22:57:25 ID:C4Lt7oz7
12月、今年初めての雪が降った夜
寒さの中薄い毛布に包まり公園の植え込みに隠れて眠っているとガツンッと激しい痛みを感じて目が覚める
自分を取り囲む若者達、手にはバットを握り締めている
彼らの目はどうやっても抜け出せない地獄の様な自分達の未来に対する復讐心で紅く染まっていた
「助けてください、助けてください」
必死に命乞いをするが、彼らの耳には届かない
躊躇無く鉄槌が振り下ろされる
ガッ ガッ ガッ
目の前が真っ赤に染まる
「おかあさん、おかあさん」
意識が朦朧とする中、幼い頃まだ日本が総中流社会と言われていた豊かな時代、やさしかった母の顔が浮かび無意識に叫んでいた
ガッ ガッ ガッ
「あぁ、あぁ・・」
次第に体の何処を殴られているのか分からなくなり、痛みも遠のいていく

薄れていく意識の中でつぶやく
自己責任か
俺が悪かったからこんな結果になってしまったのかな
本当にそうだったのかな
よく分からないけど生まれて来ないほうがやっぱり良かったんだな
やっと楽になれる

雪の積もった朝の公園
真っ白な景色の中、ただ一箇所、真っ赤に染まったそこには
痩せ衰えボロを身にまとった男の死体が転がっていた
だが、誰一人それを見て心を動かす者はいない
何故なら2030年、日本
ここではこれが当たり前の風景だから