1996年頃みんなどうしてた?

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19629
188の続き(駄文)

1996年に株価は20000円台まで回復しました。
これはPCというハードの普及とPHSというハードの普及によるものです。
「ソフト化」「ソフト化」といってもまだまだモノ経済だったのです。
しかし、基本OS,アプリの普及はその後のIT社会化に貢献しました。
97年の相次ぐ銀行倒産、公的資金投入による事実上の「倒産」から
2000年には株価20000円台まで回復、経済成長率2%まで回復しました
しかし、それは一般派遣の解禁、フリーター雇用の促進との並行でした。
2000年にはフリーター率は19.5%、大卒就職率は6割台にまで落ちました。
この人件費のコストカットとIT化によるホワイトカラーの削減が自分の首を絞める結果となりました。
IT化で潤ったソフト企業は需要以上の数になりミニバブルは崩壊しました。
小渕政権の努力が消えてしまいました。
1996年と2000年この2つの年がチャンスだったのにみすみす逃す結果となったのです。
公務員の削減、公共投資の削減はますます雇用の削減につながり経済は縮小傾向が決定された年でもあります。
ちなみに2004年の経済回復は「回復」には程遠いです。
雇用はほとんどアップしたのは全部派遣、バイト、パート、契約社員の増加によるものだからです。