ハローワークとは何と恐ろしいところなのだ!!

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僕は25歳職歴なしの無職です。今日午前10時に無い勇気を
振り絞ってハローワークに行きました。(午前中に外出するのは墓参り以来)
すると、もう建物の外まで車が一杯で看板もった警備員の姿もありました。
僕は自転車でしたが、怖くて建物の周りを3,4周しました。(警備員の
顔も周回を重ねる毎に覚えることが出来ました。※あまり人の顔や目を見ること
が苦手な僕には快挙です)いざいかん。自動ドアを踏みしめると、何と言うことでしょう
そこは大勢の人がひしめき合い、無数のパソコン、無数の募集チラシが臆面もなく
貼り散らされているではないか!そして天井には雇用年金だの、相談コーナーなどの
文字が破廉恥にも飛び交っている。そして何と2階建て!どこに行けばいいのか。私は力なく
途方にくれた私はフラフラと就職募集チラシを2枚とり、立っていると、ブースの中であちこちを
見張っていた案内役らしき中年の女が近づいてきた(それはあたかもかの国の監視役かのように
形相は鋭かった)。そしておもむろに「どうしました?」
なんという女であろうか!その目はあたかも(ウフフ初心者じゃないのアンタ。いいかい坊やここには
ね、坊やが幼少の頃夢見た職業、パイロットだの野球選手だの
なんて仕事はこれっぽっちもないんだよ!アーハッハッハッハッハ)
私はもう目の前がクラクラして「ぃぇ・・・も、もうわかりまひた(多分泣いていたと思う。声を上げて
泣かなかっただけ立派と言えよう)」建物に入って1分で全てのカラクリを
見抜いた私は40分かかった片道を帰りは15分で帰途についたのです。
帰りに大好きなメロンソーダのジュースを買って帰りました。僕の夢はまだ
パイロットです。ちなみに必死の思いでとったチラシは准看護婦の募集チラシでした。

― 了