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昭和四十五年六月六日:
小説を読んで、気になった料理を作って食べよう!のコーナー第3章です♪
今週の作品は、ピーター・メイル著『南仏プロヴァンスの12か月』から、
鴨のローストです(^O^)/
<作品紹介>
1989年発表のエッセイ。1986年秋に南仏に魅せられて移住した作者夫妻。そこでの
生活を描いたこの作品で、同年のイギリス紀行文学賞を受賞し、欧米諸国や日本にプ
ロヴァンスブームを巻き起こした。
<レビュー>
1軒の古い農家を購入して移り住み、改築工事にやってくる職人や近隣の農夫、市
場の商人らと付き合いながら、プロヴァンス流の生活を徐々に身につけていくメイル
夫妻。新しい暮らしのなかで、日々生まれる驚きや発見とともに、プロヴァンスの四
季の移り変わり、豊かな食事風景などを細かく描き、月を追って12編のエッセイにま
とめている。
●鴨のロースト
本文中に。。『マグレを扇形に並べてうっすらとソースをかけたところはいかにも
うまそうで、(中略)胸肉も脚もそっくりそのままで、まわりに天然のキノコをあし
らい、濃い目のグレイヴィがまた格別の味だった。』と、いう感想が書かれているの
ですが、この一文で、どれだけ美味しく素敵な料理かが伝わってきますよね(^-^)b
手間の掛かかるレシピですが、自分の目と口で確かめたくなる料理です♪