1 :
笹山:03/09/04 23:29 ID:CS+bvisq
あれからどのくらい経っただろう…
俺の名前は笹山、まったくのだめだめ人間だ。
同窓会に行った。やはり行くんじゃなかった。とてもじゃないが居心地が悪い。
訪問販売にもウンザリだ…
そんな感じで今年も夏が来ていた…
2 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/04 23:30 ID:AQkSh4Ai
天誅
笹山がんがれ!
4 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/04 23:30 ID:iktfwiYu
イ`
5 :
名無しさん@毎日が日曜日 :03/09/04 23:33 ID:r+0rejZ/
こ の 文 章 を 見 た 人 に は 、 身 の 回 り で 、
3 日 後 に 何 か と て も 悪 い 事 が お き ま す 。
悪 い 事 を 起 き な く さ せ る た め に は
こ れ と 同 じ 文 を 2 日 以 内 に 、
違 う 所 に 5 回 書 き 込 ん で く だ さ い 。
5 回 書 き 込 ま な か っ た 女 子 中 学 生 が 、
書 き 込 み を 見 た 後 、 3 日 後 に 死 に ま し た 。
6 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/04 23:35 ID:pBejvPQJ
>>5 なんてぇか、悪い事どころじゃないだろ、それ!?
>>6 コピペにマジレス、カコワルイ!
7 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/04 23:37 ID:7/Nprzai
8 :
笹山:03/09/04 23:41 ID:CS+bvisq
俺は生きていくためバイトをしている。
新聞配達だ。人とあまり話したくないのと運動不足の俺にはこれくらいが妥当だろう。
今日も機械的な挨拶から入って黙々と準備をしていく。
そして俺の愛車のカブも俺を待っていてくれたかのように今日も元気良く走り出した。
朝の太陽のはかりを浴びて、雑草たちがコンジキに輝いている…
この時だけは俺は最高な気分になれる。
9 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/04 23:42 ID:gF2Taldr
今年も後悔の夏を過ごした・・
10 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/04 23:48 ID:7/Nprzai
新聞配達…そう言えば、うちに来てた配達員は集金した金を持ち逃げしたらしいよ。
結局ダメ人間はダメ人間からそつぎょーできんのかねぇ?
11 :
笹山:03/09/04 23:49 ID:CS+bvisq
しかし今日は違っていた…
いつの間にか覚えていた配達先を半分くらい回ったところだろうか、
坂を下りたところのカーブで軽トラと接触しそうになった、
その瞬間はとても長い時間だった。
俺はひやひやしながら軽トラを振り返る。
止まっていたあたりの静けさは無くなった…
笹山さん何歳?
私26のダメ女だけどなんか会ってみたいよ。
良い人そう。仕事がんばってね。
13 :
笹山:03/09/05 00:03 ID:z0VBkHZv
「おどりゃーーーー!!!!!!」
俺は焦った。そしてそこから俺の思考回路が体に伝わっていたのかも覚えていない。
なんと俺は逃げたのだ。体勢を立て直すと一目散に体が逃げる行動に移っていた。
怖かった…
あの時、妙な吐き気さえ感じていた。
少し離れた所から振り返ってみた・・・
よかった。なんとか逃げられたようだ…
前を向こうとした時、けたたましいエンジン音がした。
反射的にもう一度振り返ってみた。そして次の瞬間、
「奴」は追いかけてきた・・・
14 :
笹山:03/09/05 00:23 ID:z0VBkHZv
体が熱かった。
とにかく俺はまたしても前を向くのと同時に逃げていた。
あたりの風景が視界に入るはずもなく、ひたすらこれ以上回らないアクセルをまわしていた。
カブはまるで自転車に乗っているかのように、遅く感じた。
そして直線道から脇道に入ると、「奴」がいないことを祈りつつもう一度振り返ってみる…
「奴」は、すぐ後ろにいた。軽トラのエンジン音が近くなるたびに吐きそうになった、頭が割れそうだった。
俺は恥ずかしい話、震えていた。
狭い路地を探しては方向転換し続ける…
なんとか車が入れない畦道に入り、ひと気のなさそうな駐輪場に隠れた…
呼吸が走ってもいないのに機械のようにあらあらしい…
ここで見つかれば「終わり」だ…
15 :
笹山:03/09/05 00:36 ID:z0VBkHZv
この時俺は普段まったく信じていない「神」に祈り続けていた…
「神よ俺を救ってくれ!」
「神様・・・」
十分くらい経っただろうか、どうやら逃げ切れたらしい。
辺りを見回した。何事もなかったように辺りは静けさを取り戻していた…
「よかった・・・」
「神」を信じようと思った。
「神様ありがとう」
そして、俺は帰ろうかと思ったがまだ配達先が残ってるのを思い出し、
警戒を怠ることなく仕事に戻った…
16 :
笹山:03/09/05 00:53 ID:z0VBkHZv
何事もなかったかのように、朝の散歩の人達や庭に水を撒く人たちに挨拶をした。
「おはようございます」
「暑いですね」
「兄ちゃんなんか飲んでくか?」
なんていつもどうりの会話だ。
そして俺もいつもどうりの会話の投やりをした。
しかし、心の中では周りを警戒していた。
後、数件を残したところだろうか、
マンションの前に止まると丁寧に新聞を十数部手に持ち深呼吸して一気に階段を駆け上がった。
五階から丁寧にポストに挿していく…
五階から見る日の出は美しい。
まるで俺の顔を見るためにいつも朝だけにしか表すことのない顔をしている。
無意識に顔をほころばせるといつも、
「なんて顔してんだおまえ!?」
と誰かが言っている気がする。おかしな話だ…
そして、階段を駆け下りた…
17 :
笹山:03/09/05 01:09 ID:z0VBkHZv
いきよいよく階段を下りると、カブのもとへ走っていった。
「うっ…」
俺は頭が金槌かなにかで殴られるような思いがした。
いやむしろ失神しそうな感じだろうか…
俺のカブを誰かが見ていた…
答えはすぐ出た。
白の軽トラが路肩にハザードランプをつけて止まっていたからだ…
俺はしばらく動けなかった…
「奴」が俺のカブをじろじろ見ている。
そして、「奴」は俺がこっちにいるのが分かっていたかの様にこちらに振り向いた。
「奴」と眼があった…
そして俺はまたもや
「うっ…」
と言っていた…セミ達の「生きた声」はいつの間にか止み、
頭は真っ白になっていた…
チンコは無事でしたか?
チンコは立ちましたか?
20 :
笹山:03/09/05 01:22 ID:z0VBkHZv
なぜか俺は逃げなかった…
いやもう逃げ切れないと思ったのだろうか…それはいまでも分からない…
「奴」が俺に近づいてくる…
「奴」はいわゆる「危ない人」的な格好をしており、顔はひどく日焼けしていた。
奴が俺に近づいていきなり罵声を上げた、
「オドリャー!!」
俺は体がまたもや何か合図でもされたように震えだした…
「・・・すみません。」
不意に奴は俺の肩をどついた…
痛くはなかった…
ただ、俺は下を向きながら思った…
「神よ、俺はあなたにも見放されてしまうのか・・・」
なかなか、おもろいやないか
22 :
笹山:03/09/05 01:37 ID:z0VBkHZv
「何で逃げたーー!?」
「・・・すみません。」
「ハア???」
「・・・・・・・ごめんなさい。でも、あなたもスピードかなり出してたようだから…」
顔が熱くなった。時間が止まって欲しかった。
「オドリャー、ワリャー打ち殺したろうか!!」
「あ、あ、ごめんなさい。すみません!!」
体の震えが止まらない…死にたい…
俺は動揺していた…
そんな俺の気なんかわかる分けない「奴」は、ひとしきり罵声を上げていた。
…黙っていた。俺はひたすら黙っていた。
すると「奴」はなにを思ったのか石を拾った。
それを手に持った「奴」は「おい…」と言うと、
俺の顔面にいきなり食らわせた…
23 :
:03/09/05 01:41 ID:W++/v5G1
は渚のロンリネネス〜
24 :
笹山:03/09/05 01:45 ID:z0VBkHZv
勢い良く倒れた…鼻血が出ている。
「おら、立たんかい坊主!!!」
俺は立たされては倒れ立たたされては倒れるを繰り返した…
そして起き上がれないくらいになると「奴」は蹴りだした…
すでに眼は晴れ上がり視界が無くなった。やがて耳も遠くなった…
「奴」は手加減を一切していなかった。
やがて気を失った…
25 :
笹山:03/09/05 01:49 ID:z0VBkHZv
一応実話ですが、読んで気分悪くされた方すみません…
まだ話は序盤ですが、読んでくれた方、ありがとう。
また続きは今度書きます。。。
26 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 01:53 ID:QGectTCg
親父にやられるなよ・・
1
28 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 02:11 ID:1Mi6yuv9
なんか気持が分かるから続編タノム
29 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 11:35 ID:Z0iTaXg6
なぁ〜つの おは〜ひ〜♪(オール裏声)
続編期待age
30 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 20:28 ID:1Mi6yuv9
なかなかやな
うーん凄いストーリーですね・・・
でっ笹山さんに質問
無職のキムタクのスレでカキコしてませんでした?
ただなんとなく・・・思っただけです・・・間違えてたらスンマセン
32 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 23:51 ID:1Mi6yuv9
続編まーだー?
これは面白いな
一応続編期待捕手
35 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/08 00:21 ID:0hp8RUGr
ほす
36 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/10 14:24 ID:zV3YF+fI
まだかよ
37 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/11 15:16 ID:XhSCPell
ぽかーん
38 :
ぶ男童貞:03/09/11 15:57 ID:K7BVy0LV
>>38 フェラーリの中でフェラーりしていたのか?
発射の快感で男がハンドル操作を誤って衝突。つまりイッたついでに逝ってしまったのだな。
ぶはははははははははは
こんなんだから俺は駄目なんだな・・・
41 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/20 05:08 ID:2G/yGgD2
フェラッチョ!!フェラッチョ!!
キープ
44 :
若武者:03/10/02 03:57 ID:qWUdqd+f
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45 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/03 21:41 ID:4k8NEX3v
きたいあげ
46 :
名無しさん@毎日が日曜日:
なーつのおーなーにー