1 :
名無しさん@毎日が日曜日:
キムタクが美容師を演じれば美容師の志願者、激増だったな
航空機パイロット、整備士も志願者倍増だそうだ
無職の地位を上げる為にはキムタクの「無職ドラマ」を待つしかないだろう
俺は待つ、待ちつづけるぞ!
ん
美容師、パイロットと同じように
多数の無職がドラマ見ながら突っ込みを入れる罠。
4 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/24 18:10 ID:ApeGRcgO
どうせNHKの朝ドラみたいに、何の苦労もなくすいすいと
弁護士になったり宇宙飛行士になったりするのだろうよ。
以前テレ朝でやっていた、中谷美紀主演のドラマ「R17」みたいな雰囲気にすれば、
なかなか良いかもな。
・・・俺はキムタクじゃ〜〜ね〜〜よ!
どっちかって〜とキモタコ!
でもタコヤのヤロー、シズカなんかと出来ちゃった結婚して馬鹿だな〜〜
6 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/24 18:13 ID:ApeGRcgO
というか、無職スタートのドラマとしては、ついこの間、
松たかこ主演の月9がそうだった。
田舎の26歳小説家志望無職の女が、一流編集者になる話。
7 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/24 18:29 ID:9xI7hNZH
死がすべて解決する
8 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 02:20 ID:hCbhJcbY
結局妄想はは綺麗な世界よのう
9 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 02:26 ID:RUBAn4iR
役作りで
デブの色白に?!
10 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 02:26 ID:Gz25MZx2
成江の世界
一発ででねえのよのう
無職は俺達の聖地である
キムタクなんぞに聖地を汚されたくない
イケメソで順風満帆のヤツがやっても説得力なし!
13 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 02:31 ID:Gz25MZx2
逆切れよのう
14 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 17:22 ID:3xsEYYhv
15 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 20:52 ID:0Yk1wMt1
>>6 ビーチボーイズを忘れちゃイカンな。
ポイズンはヒモ(しかも女の家から追い出される)
住み込みバイトなので住所不定
竹もエリートリーマン辞めてフリーターやる話だもんな〜
ドラマだからよく見えるけど、現実だとかなり暗い話だ。
16 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 21:02 ID:jSpmKa3H
第1話
いい年こいてパラサイトヒッキーのキムタクは親に罵倒され、
仕方なくハローワークに向かう。が、はじめて来たハローワーク
は求人票を検索するのに整理券をもらわなくてはいけないほどの
混みようだった。「ぶっちゃけ、やってらんね」と言い残し、河原
に向かうキムタク。河原の土手に座り込み、缶コーヒーとタバコ
で時間を潰し、夕刻家に帰ると親から「どうだった?」と聞かれる。
「不況だしさ、1日じゃみつからんよ」と言い残し、自室に鍵をかけ
2ちゃんねるをはじめるキムタク。無職・ダメ板に熱心に書き込み
を行うキムタク。ここでエンディングテーマが流れる。
第2話
いつものように日中、町をブラブラするキムタク。
偶然スーツ姿の大学時代の後輩と鉢合わせ。
後輩の「仕事何してるんっすか?」の問いに
なにも言えなくなるキムタク。
「ぶっちゃけやってらんね」と今日も2ちゃんで大暴れ。
そこでうっかり蓮画像を見てしまい・・・
驚愕の表情とともにエンディング
18 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 21:26 ID:7fuKmdm/
19 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 21:32 ID:66mwQM44
第三話
キボンヌ
20 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 22:25 ID:jSpmKa3H
第3話。
キムタクの自力での就職を無理だと悟った両親はコネを用いて、
親戚の会社にキムタクを就職させる。はじめて着るスーツ、はじめて
締めるネクタイにとまどいながらも、ついにキムタクのサラリーマン
生活が始まった。最初こそ張り切っていたものの、そこはダメ人間、
すぐに社内のお荷物と化するキムタク。特に言葉遣いが社会人として
まるっきりなっていない。社長から叱責され、徐々に毎日しこしこ働く
のが馬鹿馬鹿しくなっていく。ある暑い朝、眠い目をこすりながら出勤
するキムタクは自販機でアイスコーヒーを買おうとするが、売り切れ。
次の自販機に向かうと、そこはワンカップ大関の自販機だった。少考し
たキムタクだったが、彼の手はコインを次々に自販機の中に入れていく。
定時にやってこないキムタクを噂する社内の面々の前に、したたか酩酊
したキムタク登場。「ぶっちゃけ、こんな糞みたいな仕事して、はした金
稼いで、生きていて面白い?」と実もふたもないことを喚くキムタク。
「ク、ク、クビだぁぁぁ!!!」と絶叫する社長。ここでエンディング。
21 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 22:38 ID:UITAl4Aw
途中は、
オフ会でネカマにダマされるキムタク、
田代祭、川崎祭、24時間で海岸ゴミ拾いで社会とつながるキムタク、
キャッチセールスで200万の絵画を買わされるキムタク、
DQNバイトのちょっとした事故で指が欠損するキムタク、
最終回は練炭・七輪で逝ってしまうキムタク。
22 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/06/25 23:19 ID:isDvkH0r
金タコとは関係ないけど、深津絵里の「彼女たちの時代」は良かったな。心情が理解できたような気がした。椎名キッペイが出社して、一日何も仕事が与えられない場面は辛い。
キムタク。
足跡タク。
キム足跡。
足跡の提供でした。
ぶっちゃけ、やってらんね
流行語になるといいね
25 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/04 08:43 ID:zTDrzkMS
ぶっちゃけ、第4話まだ?
無職のドラマすでになかったけ?
ハマちゃんと出てたやつ
27 :
◆M2TLe2H2No :03/07/04 09:44 ID:y85sv2Ke
>>1 無職はこっそりひっそり生きて逝くから楽しいのに・・・
28 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/04 09:49 ID:yE1yZvH0
>>22 漏れも良かったとオモタ。
未だにあのドラマの主題歌が耳に入ると泣けてくる。
ぶっちゃけ、キムタクって仕事してるの?
ぶっちゃけ、面白いから早く第4話きぼん
32 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/05 22:49 ID:j8WrIEOj
まちがえたageだ
33 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/05 23:08 ID:ngDV7KZV
ぶっちゃけやってられんねほんと
34 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/05 23:17 ID:eZc75Hyr
ぶっちゃけ
「ぶっちゃけ、やってらんね」
(ここでエンディング)
これはいれてくれ
俺が書いてイイのか?の第4話
ようやく町工場に就職が決まったキムタク。
内容はNCオペ、手取り16万。
「ぶっちゃけ、やってらんねーけど背に腹は変えられんっしょ」と
しぶしぶワークの脱着をこなすキムタク。
しかし未経験であるがゆえ機械停止を示すパトランプは点灯しっぱなし。
そこに高度成長時から現場一筋と言われている親方登場!
「おい、若造!この機会の分単価いくらだと思ってるんだよ!」
そこでぶちきれたキムタク
「ぶっちゃけ、オレ、こんな掃き溜めに埋もれるつもりはないっすから・・・
一生懸命やっても無駄っしょ」
みるみるゆでだこのように赤くなっていく親方。
「お前はクビだー!!!」
「ああ、やめてやるよ」と啖呵を切るキムタク
一直線にブレーカーの元に駆け寄り加工中の機械があるにもかかわらず
すべての電源をオフ!!!
飛び交う罵声の中工場を後にしてひとこと。
「ぶっちゃけ、やってらんね」
(ここでエンディング)
36 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 00:02 ID:mKizoc94
ワロタ
キムタクあげ
37 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 00:13 ID:OL1EF4ae
第5話キボン!ワクワク
38 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 01:06 ID:+v98m6AM
おもしろすぎ! がんばれキムタク!!
>>35 ラスト、俺の脳内でCan You Keep A Secretが流れ出した
40 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 01:37 ID:0Kgbmiz6
ぶっちゃけあげ
41 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 01:38 ID:vT2bAvFY
42 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 01:38 ID:NRUmli0p
おもいっきり感情移入しますた
43 :
かおり:03/07/06 01:39 ID:STAScCON
44 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 01:46 ID:Mt80tGIG
おもしれーーー
45 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 01:48 ID:Mt80tGIG
書いてる人も同じなのか???おもしろい。
ていうか無職ダメ板に漫画家志望スレあるよな?
そのスレの人にこのキムタク無職話をマンガにして欲しいな。
2チャンで作られた話で面白いやつと言えばDBのやつでヤムチャが大活躍するやつがあったなぁ・・・。
あれは面白かったなぁ・・・・。
48 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 07:24 ID:Sm7VCS9j
ぶっちゃけ、良すれの予感
49 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 07:47 ID:hYsfbOFO
ぶっちゃけ、実際こんなダメなキム宅いたらすげー友達なりたいよ
実はやればできるけどホントは出来る奴、とかじゃなくてホンモノのダメなキムタク
ガクトみたいにガンヲタである事を普通に言ったりしないで、アニヲタである事を必死に隠そうとするキムタク
顔は実際男前だからもてるのだが実はドリルチンコで極度の女性不信だから実は童貞なキムタク
もちろん廻りにはやりまくりと自慢げに話すが、しょせん脳内なので周囲にはばれてるキムタク
「俺ダメだから」とドラマみたいに謙遜せず、自分がダメな事を認めず必死にもがくキムタク
そんなキムタクが見たい
50 :
エキスパ@三人衆:03/07/06 10:19 ID:00Wu14Al
1話〜4話カナーリ笑った!第5話キボン!!
「いまはやっぱ資格の時代っしょ?」と資格を取得しようとするキムタク。
「ぶっちゃけ、難易度の高い資格じゃなきゃ取る意味ないっしょ?」と己
の能力を省みず、ネットで難関資格を物色する。そんなキムタクが白羽
の矢を立てたのが、司法書士。親を拝み倒して金を引き出し、通信講座
に申し込むキムタクだったが、届いたテキストを見て愕然とする。
「司法って、戦争やめるとかそういうのじゃなかったの?」「みんほう、っ
てなに?」。即、戦意喪失するキムタク。「っていうか、漢字、読めね」
翌日、古新聞と一緒に捨てられてあるテキストの山を発見した母親がキムタ
クの部屋に怒鳴り込む。「あんた、これ一体いくらしたと思ってるの!」
「ぶっちゃけ、はした金っしょ?」涼しい顔で答えるキムタクの頬にビンタが
飛ぶ。「あんた、今日中に出て行きなさい!」「ああ、出て行くさ!」
その日は職安近くの河原で缶コーヒーと煙草で時間を潰し、夕刻、「野宿?
ありえね」と自宅にこっそり戻るキムタク。
「ぶっちゃけ、資格はもうやってらんね」と言い残し、布団をかぶって寝てし
まうキムタク。(ここでエンディング)
52 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 13:38 ID:F+yJJgob
↑第5話
第6話
「やっぱ、いきなり就職するのって無理でしょ?」
キムタク、フリーター宣言。近所のコンビニでバイトするキムタク。
時給680円。しかし、彼にはそれに対する怒りも含羞もなかった。
「おれはもしかすると一皮剥けたのかも?」
好調な日々にそう感じるキムタク。しかし。
「いらっしゃーせー」いつものように声を張り上げるキムタクだったが、
様子がおかしい。高校のとき憧れていた女性が家族で来店したのだった。
(ここで回想シーン挿入)
気付かれまいと髪の毛をいじったり、表情を不自然に歪ませるキムタク。
その努力もむなしく…、
「あれ、木村くんじゃないの?久しぶり」と屈託なく笑いかける女性。
「この人知り合いなの?」と旦那。(ちょっとエリート風)
「高校のときの同級生なの」
「いらっしゃーせー!!!」やけくそなキムタク。黙々とレジを打つ。
「1789円です!ヨーグルトにスプーンはつけますか!」
「お願いします。木村くん、私たち、この近所に家を建てたの。よかったら
今度、遊びに来てね」
「ええ、まあ。ありがっとございましったぁぁ!!!」
「店長」
「あ?」
「やめます」
「どして?」
「ぶっちゃけ…」
「うん」
「やってらんね」(ここでエンディング)
いい・・いいよ!キムタク!!
どうなっちゃうの?これからキムタクどうなっちゃうの?!
こんなキムタクいたら2チャンでオヅラ以上に人気者になるなw
いい意味でなw
>航空機パイロット、整備士も志願者倍増だそうだ
実際は車の整備士が関の山で奉仕残業が酷くて10年以内で辞めていくんだそうな
>「司法って、戦争やめるとかそういうのじゃなかったの?」
ワロタw、ヤツなら本当に言いそうだ。
56 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 18:28 ID:a9OHoQO9
ぶっちゃけ、深夜に放送すれば伝説になれると思うのだが
第7話
コンビニのバイトに続いてパチンコ屋のバイトを始めたキムタク
「ま、底辺だけど箱運ぶだけだから楽っしょ」と舐め気味
バイト開始後しばらくして常連サンの台が確変で大当たり。
3万円も突っ込んでの大当たりだけに常連サンのテンション最高潮
しかし保留玉で通常絵柄を引きこんで終了。
常連は箱を交換に来たキムタクに愚痴り始める。
最初は我慢していたキムタクだが突然キレ始める
「ぶっちゃけ博打の神様って人の大きさみたいなもんを見てるんすよ。
お客サンみたいな死んだフナのような目して博打やってちゃ
ぶっちゃけ勝てるはずないっしょ」
体は硬直し、顔が真っ赤になった常連にさらにキムタクはたたみかける。
「あんた、どうせつまんねー人生しか送ってないんっしょ?
つまんねー生活してつまんねー仕事してちっちゃく稼いだ
つまんねー安月給をこの店にたんまり持ってきてくれるんだろ?お・きゃ・く・さ・ん」
そこに事態に気付き慌てた店長が登場
「お前はクビだーーーーー!」
「あぁやめてやるよ」とキムタク。
腹いせに店内のすべての台の呼び出しボタンをダッシュで押し始めた。
2シマ押し切ったところで奥から恐持ての男が登場
事務所に引きずられるように連れて行かれるキムタクが一言
「ぶっちゃけ、やってらんね」
(ここでエンディング)
58 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 21:41 ID:F+yJJgob
この続きは難しい
59 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 21:48 ID:l1e9rJ6O
おもしろいです。ココ
60 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 21:51 ID:PbUyKhKn
61 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 22:06 ID:/+si4SlA
第8話はパチプロに挑戦?
62 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 22:08 ID:9Aj3kKZK
かなりの書き手がいるから続きが見たいのだが、
実際にドラマ化されたとしても、3,4話位からキムタクを支えてくれる
可愛い女の子(柴崎コウみたいな)が出現して
紆余曲折しながら、最終的には
『俺、お前のために働くからさ…、なんか、こう上手く言えないけど、
お前が幸せになれるように頑張るからさ…、側にいてくれよ…』
みたいな展開になり、ハッピーエンド
そして
− 3年後 −
新人に『納期明日なのにまだ上がってないの?
そんなんじゃ何時まで経っても終わらないよ… もう、
お 願 い し ま す よ ?』
と愚痴をこぼしつつもきっちりと仕事をこなし、
最後、
『木村主任〜 ○○産業の課長さんからお電話です』
「クソッ、あの人、俺苦手なんだよな〜… しょうがね、やるか!」
流れとめてスマソ…
63 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 22:13 ID:Ap/3DEq9
64 :
:03/07/06 22:17 ID:2fQzxnyk
無職引きこもりのキムタク
65 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 22:18 ID:e1Jy9xSM
今日始まった「元カレ」最悪。
あんな職場見ると働く気が失せる。
66 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 22:19 ID:l1e9rJ6O
漏れ的には結局無職でもいいかなという終わり方してもらいたいゾ
67 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 22:20 ID:+yXhGGBN
>>65 うちまさにあんな感じなんだけど・・・
天野=俺だな・・・
68 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 22:25 ID:e1Jy9xSM
>>67 そんな君をいとおしく思う。
負けないでくれ。
69 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 22:53 ID:n/lB1Rai
続きいいですか?
第8話(仮)って事で・・・・
結局パチンコ屋で強面の面々にボコボコにされたキムタク
自転車押しながら繁華街を歩くと後ろから声が・・・・
『木村?木村じゃねえか?』
木村『んっ?誰だ?』
『俺だよ俺w高校の時の・・・』
木村『あっ諸星先輩wっすか?』
諸星『そうだよw何してんだよw』
木村『えっ・・プーしてます』
諸星『だっせw?お前なら1日で10万以上稼げるよ。仕事紹介しようか?』
木村『まじっすか?お・お願いします。』
ここで高校の先輩の諸星登場で木村に希望の光が・・・・
一緒に来た場所がホスト倶楽部・・・
木村『ぶっちゃけw俺にも出来ますかね?』
諸星『大丈夫wお前ならNO.1なれるぜw』
木村『よっーし俺ガンガルw』
っでエンディング・・・・・
第9話ヨロピコ・・
第9話
パチ屋バイトでパチプの存在を知ったキムタク。
「ぶっちゃけ俺って人と群れるの嫌いだし
会社の歯車になるような人間じゃねー感じ?」とパチプを決心。
いざパチ屋出撃の前に2chパチ板でちょっとお勉強。
質問スレで堂々と「絶対勝てるパチの攻略法キボンヌ」とカキコ
「氏ねやゴルァ」や「痛い香具師ハケーン」、
「回線切って(ry」などの煽りは華麗にスルー
そんな中親切なマジレスがキムタクを救う。
143 名前:ヽ(´∀`≡´∀`)ノ7777さん[sage] 投稿日:03/06/04 21:23
>126
パチンコ台って静電気に弱いんだよね。
信頼度70%のリーチとか良くはずすのは全部静電気のせいだよ。
だから鍵穴を指で押さえてアーシングしてやると
まずはずさない。
それからパチ屋にカメラついてるよね。
アレは店長の遠隔操作用だからカメラに向かってお願いすると当たりやすくなる。
あ、これここだけの話ね。
「ぶっちゃけパチプは情報命ジャン」と意気揚々。
早速開店に並んだキムタク
(続く)
第9話続き
「あの攻略法使えば楽勝ジャン」と釘も見ずに台を決めるキムタク。
ビギナーズラックか3kで確変を引き当てる。
「ぶっちゃけ1年もやれば億万長者?」と自身満々。
一方隣で売っていた893屋サン風情の客。
リーチのたびに鍵穴を押さえるキムタクにちょっと切れ気味
リーチのたびに台を叩く手にもかなり力が入ってきた。
すると893屋サンの台に劇アツスーパーリーチが・・・
それを見たキムタク
「オッサン!特別に攻略法教えてやるよ。こうやって・・・」
と893屋サンの鍵穴に手を伸ばした。
「オイ若いの・・・外れたらわかってるんだろうな。」
「ぶっちゃけ大丈夫っすよ」
・・・・・暗転・・・・・・
パチ屋の駐車場に寝転がってるキムタク
散々殴られたのか顔はパンパン
そんなキムタクに雨が降り始める
「ぶっちゃけ、やってらんね」
(ここでエンディング)
スマソネタかぶった・・・
おいおい、職探ししちゃダメだろ、キムタクw
1話のようなのがずっと続いて悪化していくべきだよ
第10話
真昼間から近所の商店街を歩くキムタク。
新聞屋の前を通ると求人が目に付いた。
「配達員募集! 朝夕刊配達 月給20万以上」
「配るだけで20万か・・・そろそろ働きますか」(語尾を上げながら缶コーヒーにキス)
電話のあと履歴書を持ち面接へ。
「結構きついけど大丈夫?」
「あー大丈夫っす。自分サーフィンやってましたから」(上目使いで自信満々)
「じゃあ採用するから明日午前2時半にきて」
「はい。ぶっちゃけ、よろしくおねがいしゃs」(語尾は崩れすぎて聞き取れない)
(続く)
74 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 23:36 ID:J5Ajv2SY
俺も72に同意
75 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/06 23:43 ID:bfWOnnb6
色んな方向にストーリーが分れてきたね。
ゲームみたいで、すごいおもしろい!!
>>72のような意見の人は、
ヒッキー系無職のストーリーの続きを執筆すればよいのでは?
勤め始めて3日目、ついに一人で配ることになったキムタク。
折り込みをさっそうと終わらせバイクに積みあげる。
「さて、そろそろ行きますか」(もちろん語尾は上げる)
数時間後・・・すっかり空も明るくなってきた。
「あれー香取さん家どこだっけな」
キムタクは配り始めてまだ3件目だった。あと200件以上はある。
「ふう・・・」キムタクの中でなにかが弾けた。
「全部・・・捨てるか・・・」
まるごと河に放り投げるキムタク。もちろんバレてクビ。
地元だけにその話が広まるのも早かった。
商店街を通るたびに視線を感じる・・・
「ぶっちゃけ、やってらんね」
部屋にカギをかけるキムタク(エンディングへ)
77 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 00:00 ID:t3zVTA3O
ココおもろいよー
78 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 00:01 ID:t3zVTA3O
おもしろい!
79 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 00:25 ID:LOx+c69v
第8話と第9話繋がってねえよ・・・
まぁできるだけ一話完結にするか自分で続き書くかにした方がいいんかねぇ
おもしろいね!マジ最高!早く続きが見たい
てか皆よく面白い文章思いつくねぇ
こーゆー方面の仕事に就いたら?小説家とか脚本家とかさー
83 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 01:38 ID:2+tqsMOa
そろそろオナニーとかが出てきてもいい頃合だな
84 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 01:49 ID:BFLbuykb
うむ、無職ダメ人間なオナニーはかかせない
ネタはやはり「シズカ」。
しかしドラえもんのシズカというダメぶり
第11話
飯食った後、求人雑誌の横でゲームに興じるキムタク。
しばらくたってから、「彼女欲しいなあ」「童貞捨てたいよな」
求人広告が散らばる机でネットを始める。
見ているサイトは出会い系サイト。
しかし、職種にも収入にも記入する事は当然できない。
「ナンパで応援してくれる彼女を見つけるか。」
と、今度はナンパのサイトで「喋らせ上手になること。」
「靴、爪、顔は、まず清潔にすること。」などの知識を得ていく。
そして外に出たキムタクは、歩道や交差点をいきかう自転車や歩きの女子高生や、
美しい女性をしばらく眺めている。
やがて通りかかった自転車に乗ってるOL姿の女性をいきなり引き止める。
「すいません。僕とお話してくれませんか。」
いきなりの事で戸惑いながら女性は、「すみません、今忙しいので」と去っていく。
その後も、2人組みの女子高生に声をかけ邪魔者にされたり、
買い物の荷物でいっぱいの女性に声をかけ、「手伝いましょうか」
といきなり荷物に手をかけようとして拒絶されたりする。
最後に疲れてファーストフードで休憩していると、
幸運にも友達との待合わせで待たされている女の子に声をかける事ができた。
そこでナンパサイトの言葉を思い出して彼女のことを聞き出そうとするが、
すぐにバイトでの失敗など自分のことばかりを喋り始め、引かれてしまい、逃げられる。
失意の帰り道、保育所の子供を見送る保母さんに子供の保護者と間違われ会釈され、一目ぼれする。
「子供は遊んでばかりでいいよね。僕も保母さんになって子供と遊んで暮らしたい」
などとの勘違い発言をするが、「最近は男の人で保父さんになる人も増えてますね。」
と丁寧に返事をしてもらえて舞い上がり、保育士の資格のことも聞き出し、本屋で本まで買うが、
「ぶっちゃけ、俺には資格は無理。」と、すぐに現実を思い知る。
ドラマだから12話とかこだわらずドンドン神職人に続けてもらいたいスレだな。
88 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 06:55 ID:2cJ74B/R
>>86 キムタクが「彼女欲しいなあ」「童貞捨てたいよな」
なんて言うのは不自然。女には困らないヒモ人間って
ことにすればどうだ
「ぶっちゃけ、おれの人生終わってるっす…」
さすがにここ一連の失敗で意気消沈したキムタク。
もう無駄な抵抗はしない、と心に誓い元のヒキへ戻る。
彼の部屋にはもはや時間がない。ネットさえやらない。
親も諦めきっていて、なにも言ってこない。
部屋の前に置かれた食事を食べることと、階下の便所に
排泄に行くことが、キムタクの行動のすべてだった。
ある日、キムタクが浅い眠りをむさぼっていると肩を揺すぶられた。
「マジ勘弁!」
不機嫌に叫ぶキムタク。なおも執拗に揺すぶられ続け起きざるを
得なくなった。
目の前に立っていたのは母親ではなく、羽根を持った天使だった。
「なんなんすか?」度肝を抜かれるキムタク。
「君は本当はぼくらの仲間なんだ。だから、連れ戻しにきたんだ」
「いや、マジ勘弁。おれ、ここ気に入ってるから」
「嘘。君はこの世界でとことん痛みつけられていた。もう仲間として
見ていられないんだ。ぼくらの世界は苦痛のない世界。束縛のない
世界。さあ…」
「ぶっちゃけ…」キムタクの視界はこの世のものとは思えない光に支配
された。眼が潰れそうだ。いまやキムタクも自分が天使だったことに
マンザラでもなかった。その気になるキムタク。
「天使にでもなりますか!」
「今日は月曜日。きょうから職安に行ってもらいます」
母親が宣言して部屋から出て行った。
久しぶりに開け放たれたカーテン。
窓から陽光が燦燦と部屋に注がれている。
「ぶっちゃけ、現実はもう嫌っす…」
キムタクは、部屋に鍵を閉め、カーテンを閉め、布団をかぶって
二度寝してしまう。(ここでエンディング)
90 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 07:56 ID:m1nucU1j
91 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 08:54 ID:lItRe+yB
ダメキム超面白い!w
久し振りにダメ板に来て(無職になって)、さっき全レス読んじゃったよ。
俺2ちゃんでちゃんと全部読んだスレ、本当に何か月振りだよ。
やっぱり他人の不幸は蜜の味というか成功している人への嫉妬というか・・・。
>>17 蓮画像あれってなに?
マジきもいよねぇーーーー
見ると何かあるの?ウィルス?
93 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 11:14 ID:Ie9u6BDR
今日からまた職安だ。せっかくなのでスーツを着ていく無職キムタク。
「ぶっちゃけ似あってる」そのセリフを残して無職キムタクは職安へ...
到着すると職安は人でいっぱい、「ぶっちゃけ待ってらんね」と無職キムタク
は、どうせスーツも着てきたし、と職安の人のフリをして優越感に浸ってみた。
「ぶっちゃけ俺目立ってる」と思い調子に乗って他の無職者にアドバイスを
してみたが、すぐに職安の人につまみだされ出入り禁止になってしまった....。
もう職安にもいけない....。下を向いて歩いてると社会の窓が空いている事に
きづいた無職キムタク。さいわいドリルチンコのおかげであまりチャックが
あいてるのが気にならかった。
「ぶっちゃけ俺って強運?」調子にのった無職キムタクは憧れのしずかにファンレター
を送ることにした。
『しずかさんへ
こんにちわおげんきですか?45かい目のお手紙になります。
いつもおヘンジありがとう。でも、本当にザンネンだけど、ぼくにはおかねがなくて,
ファンクラブにははいれないんだ。ごめんよ。それなのになんどもさそってくれて
ありがとう入会したらもらえるどらえもんのポケットの形のばっぐがほしいよ。
まだのびたくんにはおふろのぞかれるのかな?いつもたすけにいけれなくてごめんね。
またかきます。ピアノの練習がんばってね』
「ぶっちゃけ俺、文才ある?」うきうきしながら郵便局へ
とちゅうで手紙をおとしてしまい鬱になる無職キムタク。
「ぶっちゃけやってらんね」
(エンディングへ)
>>88 だれでも自分を美化して役者に感情移入して
ドラマ見るもんだから。
だから美容師も整備士も志望者が増えるのかと。
ぶっちゃけパラサイトヒッキーのネタは難しい・・・
続き物はオレの場合話をオチから考えるので厳しい・・・
で、勝手に1話完結で続けていい?
ヒッキーになってどのくらい経っただろう・・・。
社会との交わりが無くなると時間の感覚が麻痺してくる。
母親をカッターナイフで脅して買わせたFF11が最近の日課だ。
時間だけはあるので結構強くなってきたキムタク。
そんな時こんな情報が入った。
「アイテムをリアルマネーで買います」
「ウホ!俺が持ってるアイテムじゃん」早速メールするキムタク。
返事がきた。「まずはアイテムを持っていることを確認したいのですが」
ゲーム上でアイテムの確認が行われた。話の流れでまずはアイテムを渡し
それからマネーの受け渡しということに。キムタクは純粋だった。
「では今夜秋葉のゲーセンで」そういって別れた。
(続く)
深夜のゲーセン。「外に出るのはいついらいだろう・・・」
そんな感慨にふけるキムタク。ポンポンと肩を叩かれた。
「ん、きたな。なめられないようにしないとな」
「おう。あんたがアレックス(ハンドル名)か、金は持ってきたか?」
振り返ると立っているのはちんちくりんの浅黒いガキだ。
「消防か?ぷ」心の中で優越感にひたるキムタク。
しかしガキの次の一言で愕然とすることになる。
「カネ出せ」
そうこの浅黒いガキ、「アレックス」でもなんでもない。ただのカツアゲ。
便所に連れ込まれるキムタク。ようやくアレックスじゃないことに気づく。
「くっ、でも消防になら・・・ぶっちゃけ勝てる!」
「先手必勝!うおおおお!」
缶コーヒー(ファイア)にキスすると同時に殴りかかった。(暗転)
・・・店内に流れる「蛍の光」。便所でアザだらけのキムタク。
財布はもちろんユニ黒のジーパンまでとられた。
「アレックス。俺がこなくて心配しただろうな・・・」
どこまでも純粋なキムタク。ていうかバカだった。
「ぶっちゃけ・・・やってらんね」(エンディング)
98 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 16:04 ID:Y4tQPRcz
>>69ホスト編の続き・・勝手に書くよ。
高校の先輩、諸星にホストクラブに連れてこられたキムタク。
店の名前は「ジャニーズ」。金をかけていそうな店構え。
「じゃ、木村、オーナーの北川さんにに紹介するわ」「ういっす。」
諸星にうながされて、店の奥にあるオーナー室に入るキムタク。
そこには、皮張りのソファーでくつろぐ初老の男がいた。
男は、キムタクの頭のてっぺんから、つま先まで何度も視線を往復させ、言った。
「うん。いいんじゃない。ミーはユーを気にいったから採用ね。」
「マジ楽勝」キムタクは心の中でつぶやいた。
しかし、キムタクの、ホストとしての成功は困難をきわめた。
まず、客の話を聞かない。自分の話の腰を折られると、ふてくされて黙り込む。
たまに、客から、たわいもない相談を受けると、
そこは、説教好きのキムタクのこと、何時間も何時間も講釈をたれるのだった。
客が切れて、「あんた、きもい!」と言おうものなら、
「はぁぁぁぁあああああ!!??」と激しく客を威嚇するキムタク。
店の誰もが、キムタクにサービス業の才能がないのを認識したが、
キムタクだけは違った。
家での、2ちゃん三昧の日々を思うと、この世界は派手で、刺激的だった。
「ぶっちゃけ、悪くない」そう考えるキムタクであった。
<続く>
99 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 16:11 ID:Y4tQPRcz
<ホスト編続き>
しかし当然のことながら、キムタクの店での成績は全く伸びなかった。
「トモヤのテーブルにドンペリ、30ぽーん」
と、金髪の出目金のような女が叫ぶと、
「東山君のテーブルにドンペリ、40本お願いします。」
と棺おけに片足突っ込んでいるような老女が声を張り上げる。
ホストになんとか、自分が一番の客と認めさせたい常連の女達の争いの中、
キムタクは、今夜も、一見の客に、説教をたれているのであった。
ちなみに諸星は、「はーい、ただいま持ってまいりまーす!」
と、ローラスケートで店内を、酒を持って、行ったり来たりしていた。
そのたびに、頭につけた大きな羽が、風になびいた。
そんな諸星が、キムタクの側に来て、囁いた。
「オーナーがお呼びだぞ」
<続く>
100 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 16:16 ID:Y4tQPRcz
<ホスト編続き>
「失礼しゃーす」
オーナー室に入ると、北川は、にっと微笑んで言った。「頑張ってるじゃないか」
「ぶっちゃけ、天職かと。」涼しい顔のキムタク。
「しかし・・売上の方が伸び悩んでるな・・」
北川はソファーから立ち上がると、キムタクににじり寄った。
「このままだと・・クビだな。」「はぁ?マジ勘弁」
「ホストよりもっと金になることがある。」北川はキムタクの耳元に息を吹きかける。
「ミーの愛人にならないか・・実は、諸星はミー好みのボーイを
スカウトしてくるのが本当の仕事なんだよ・・かわいいねぇ、ここ」
北川は、キムタクのケツを執拗に撫で回す。
「いれたいねぇ、ここ」服ごしだが、ケツ穴に指を入れられた瞬間、
キムタクの中で、なにかが弾けとんだ。
「ぶっちゃけ、ありえねー!!」キムタクは、北川のいち物に、
強く、そして華麗に蹴りを入れた。
「ク・・クビだー!!」のたうち回る北川を尻目にキムタクは店を飛び出す。
いや、飛び出す前に1ヶ所立ち寄った場所があった。
ロッカー室で、諸星の靴に画鋲をぶちこむという、地味な嫌がらせを遂行した後、
正真正銘、店を後にした。
「ぶっちゃけ・・」「プゥーー」意に反して、屁が出た。
今回一番の被害者になるかもしれなかった、ケツ穴が、
「やってらんね」と叫んでいいるような気がし、キムタクは、ちょっと笑った。
家に帰ったキムタクは、すぐにパソコンを立ち上げた。
無職だめ板の、懐かしい、みんなに会いたかった。
<エンディング>
ホスト編続き
101 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 16:18 ID:Y4tQPRcz
最後一文の、ホスト編続きは間違いです。
しくった・・
何をやってもダメ。それは俺のためにある言葉だろうか。
キムタクの心は荒みきっていた。自分の部屋にカギをかけ、
自問自答を繰り返す。当然、答えは出なかった。
携帯が鳴った。半年ぶりだ。本当は飛び上がるほどうれしかったが、
あえて3回目のベルで気だるそうに出る。
「おう木村か?ひさしぶりー」
高校のダチ中胃だ。合唱コンクールで「おまえは歌が下手」と喧嘩してから
連絡はとってなかった。今度同窓会をやるとのこと。出席する気はなかったので
適当に聞き流した。
思えば高校時代には中胃を含めて友人が4人いた。でも全員自分から縁を切った。
臭薙は韓国人ということが許せなかった。
加取の女装癖が許せなかった。
稲餓鬼が交通事故で人を殺したことが許せなかった。
そして何よりも許せなかったのが、5人で合唱コンクールで歌った「オンリーワン」が
金賞を受賞し「ナンバーワン」になったことだ。キムタクは矛盾を感じ、
受賞を辞退しようとしたが、他の4人は受賞したそうだったので言わなかった。
元々思い込みの強いキムタクはこの一件以来、世間が信じられなくなった。
コンコン「タックン、夕飯、ここにおくわよ」
お袋のドアノックで我に返った。
「ぶっちゃけ、やってらんね」でも腹は減ったので食うことにした。
今日が何曜日かもわからなかった。
希に見るりょうすれ
またダメ板卒業が遠ざかる・・・
105 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 18:38 ID:3nTNUzKH
キムタク「オレはなぁ、やろうと思えば何でもできんだよ。」
107 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 19:26 ID:mM/X/UCr
【重要なキーワード】
「職安近くの土手」
「ぶっちゃけ、やってらんね」
「2ちゃんねる」
「(ここでエンディング)」
第15話(推定)
数少ない友人のコネで番組制作会社のアルバイトとしてもぐりこんだキムタク
「ぶっちゃけ俺のサクセスストーリーの始まり?」と意気揚揚
最初に与えられた仕事はカメラのケーブルさばき。
ケーブルが絡まないよう、そしてカメラマンの邪魔にならないようにさばくのが仕事だ。
軽く説明を受けた後早速本番。
カメラマンの脇に中腰で待機するキムタク。
要領がいいのかカメラの動きに合わせて華麗にさばく
「やっぱオレって業界人向いてる?」といつもの得意満面
しかし中腰の体勢は以外にキツく5分もすると腰が痛くなってきた。
完全に体育座りでケーブルをさばくキムタク
すると後ずさりしてきたカメラマンと衝突
無言でキムタクを蹴り、立つように促すカメラマン
・・・そこでまたブチキレですよ・・・
(続く)
第15話続き
本番中にもかかわらず切れるキムタク
「あんた何様だよ!人を蹴っていいと思ってんの?んあ?」
カメラマンも負けずに応戦
「あ?今本番中なんだよ!なんだよ体育座りって?やる気あんのか?」
「いいよ、こんな仕事、ソッコーやめてやるよ」といつものキムタク節
ダッシュでカメラ前に行き
江頭2:50顔負けの速さでズボンとパンツを下ろしたキムタク
慌てて飛び出してきたADに連れ出されながら
「ちんこ!ちんこ!ちんこ!」
しかしキムタクの嫌がらせは無駄だった。
生ではなく録画だったのだ・・・・
キムタクはスタジオを追い出されてしまった。
ズボンとパンツをスタジオに脱ぎ捨ててきたため
Tシャツに振りチンといったしまらないキムタク
股間を隠して歩道を歩きながら
「ぶっちゃけ、やってらんね」でフレームアウト。
入れ替わりに警官が2人キムタクの後を追うようにフレームイン
逃げるキムタクの遠景
(ここでエンディング)
110 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 19:53 ID:0O66/yu7
いいなあ・・
まじで深夜にドラマ化されないかなあ
もちろん美化なしのテーマも糞もないほんとに淡々といかにキムタクがダメかを描くだけ
ところでオナニー編まだ?
太陽風さんきぼん
>>110 _、_
( ,_ノ` )y━・~~~ネタ考えまつ・・・
112 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 20:52 ID:NN8DdBJz
誰かお願い。
モリ君からませて下さい。
盛君か・・・今頃オートレースでしこたま儲けてるんだろうな。
でもオヤジが○○○だから盛グッズの版権でもめてるとも聞いてるけど。
「どーよ?おれ。」
「おねがいしますよ、おれ。」
「職安に行ってくるわ」が最近のキムタクの口癖だった。
確かに行くことは行くのだ。しかし、職安の熱気に気圧され、求人検索も
職業相談もしないで職安を後にするキムタクだった。
「またこの繰り返し。ダメだ、これじゃあ駄目なんだ」
職安近くの土手で体育座りで打開策を練るが、当然妙案など浮かぶはず
がない。真っ昼間から土手で体育座りをして物思いに耽るキムタクは、
はっきりいって不審者。犬を散歩させているおばさんも彼を遠巻きにして
通過していく。
タバコが切れた。タバコを買いに土手の反対斜面を駆け下りるキムタク。
道路を横切ると、タバコの自販機がある。
マイルドセブンを一箱買い、吹かしながら元の位置に戻るキムタク。
そのとき、一台の車がキムタクを轢いた。
宙を舞うキムタク。轢いた車はそのまま逃走した。
やがて救急車が駆けつけ、血だるまのキムタクを乗せてサイレンを鳴らす。
なかに乗ってるのはこんなキムタクなのに、一般車は救急車に律儀に進路
を譲ってくれる。
116 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 21:41 ID:7xMUP57g
「無職の男キムタク」だと、なんか自由気ままにホームレス
生活をエンジョイし、キムタクの事だろうから要領よく金か
せいで、そんで家出美少女とか出てきてキムタクに惚れて
ヤリたい放題ってなりそうだな。。。
そんなのよりもっとリアリティを出して、汚い工場の作業員
とか山谷の日雇い労働者とかの役を演じさせ、ふんだりけっ
たりの人生ドラマを演じて欲しい。
ヽ( ・∀・)ノ ウンコー!(映画化ケテーイ)
118 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 21:45 ID:qOkWTimK
>>112さんのご要望で・・・チョイ特別編ってことで・・
親にも見離され小遣いも貰えなくなったキムタク
ふとアイ○ルのCMを見て思った。『ぶっちゃけ俺でもキャッシング』
高校時代に取った唯一の資格原付の免許を握り締め無人くんへ・・・
数分後キムタクの財布には10万円が・・・
『俺っ最高♪』
そこでキムタクは思った。『一応借りた物は返す。鉄則だね』
しかし直ぐに返すのは容易ではない・・そこでキムタクの小脳が閃く☆
パチンコはダメでも近所のオートレースなら・・
心の中でキムタクは勝利を確信した。
続く
119 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 22:02 ID:JKlnDYYz
>>118の続き・・
駅前から無料バスに乗りオートレース場に・・・
メインレースになんとか間に合うキムタク
しかしオートレースは全くの素人のキムタクは予想屋のオヤジに相談。
『ぶちゃけwおやじ次のレースの本命は?』
オヤジ『100円で買いなw絶対損はさせないぜ?』
キムタク『オヤジwお前を信じて俺は買うぜw』
紙を買って広げると紙には『森』の名が・・
キムタク『森?もしかしてあの高校時代のバンド仲間の森か?』
キムタクは取り合えず全額森にかけてコースを見る・・
キムタク『やっぱ森じゃんwすんげwアイツならヤルな』
2番人気の森オッヅは3倍
キムタク『ぶっちゃけw30万かw』しかし夢はそんなに甘くない・・
レース開始早々森は転倒しキムタクの10万は僅か27秒で紙切れに・・
キムタク『森wふざけんなよw俺の金返せよw』って叫ぶが本人には聞こえず・・
キムタクはふと思い出す『あの予想屋が全て悪いw』
走って予想屋の元へ行くが予想屋もキムタクを見つけ逃げるw
キムタク『俺の10万返せよw』
予想屋『おれってBIG?』
キムタク『はっ?何いってんだよw』
予想屋『ごめんよ涙』
キムタク『意味わかんねwよ』
走り疲れ倒れこむキムタクそこに無常の雨が・・・・・
特別編・・終
すんませんでした。
ラーメン屋のバイト編を考えたわけだけど。
親にいつものようにせかされ、
思い付いたのがラーメン屋でバイトして、将来独立して億万長者。
しかし、買い物は遅い、鍋洗いも皿洗いも洗剤が残るほどだらだら、
客の注文も満足に受けられないダメさ。
楽なトッピングばかりしようとするがスローで他やれと取り上げられ、
反抗的な態度をとり、返事は投げやり。
「ぶっちゃけ、熱い仕事もたち仕事も俺には向いてね。
こんな時給でこき使われてられね。」
食べたまかないのラーメンの味に満足し、将来のイメージは広がるが、
夜遅くの掃除で瀕死。
そして、家にみやげと冷蔵庫の肉を持って帰ったのがばれて首になる。
しかし、ダメにしてはバイト経験が豊富すぎるような気が。
122 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 23:11 ID:27u3gAaI
ややレベルが下がってきたぞ!!、職人さんたちがんがれ!!
123 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/07 23:40 ID:M52xd/R2
そんなこんなで今夜も元カノのかおりんの写真で
自慰行為を繰り返すキムタクでした。
ヤクザにボコられて以来、行かないと誓ったパチンコ屋。
あまりにも暇で行ったら3万買ったキムタク。
そのお金を持って風俗に直行した。
「いらっしゃいませ。本日のコースはどうされますか?」
「お兄ちゃんやめて。妹の秘密コースでおねがいします」
「女の子は誰にしますか?」
「この子で」
「さくらちゃんですね。それではお呼びしますのでお待ちください」
案内されて女の子と対面したキムタク。
初めての風俗。ぶっちゃけ、女と会話さえまともにしたことがない。
すでにダイナマイトはシェイクでブギーな胸騒ぎ状態だった。
(続く)
「さくらです。はじめまして」
「お、おう」
「じゃあ、シャワー浴びましょうか」
「お、おう」
シャアアアアアア・・・
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・プレイしよっか」
「お、おう」
会話もあまりないままプレイ開始。キムタクはまったくのマグロだったが
そこはプロ。さくらちゃんのローション手こきであっさりと絶頂を迎えた。
「今日は楽しかったね」
「お、おう」
「かっこいいから、いっぱい通ってくれたらプライベートで会ってもいいよ」
「ええ!?」
もちろんそれは営業トーク、普通は流す。が、相手は童貞キムタク。妄想はすでに
はちきれんばかりだった。
「トゥルルルルルルルルルルルウ、ハア!」(裏声)
続く
自分の貯金は使い果たし、親を脅してまで通いつめるキムタク。
「なあ、そろそろプライベートで会おうよ」
「だーめ。もうちょっと待ってよ」
「それより私今お金に困ってるの・・・」涙を見せるさくら。
「どのくらい必要なの?」
「200万あればなんとかなるの。でもこんなことタックンには頼めない」
「何言ってんだよ!俺に頼れよ!」
数日後、親の定期を解約したキムタクはその金を持ってお店へ向かう。
「用意したよ。さくらちゃん」
「ありがとう。タックン。明日の夕方5時に上野公園でまってる・・・」
翌日の5時。もちろんさくらちゃんはいない。店に走るキムタク。
「はあはあ!あの!さくらさんは!?」
「ああ、昨日でやめたよ」
さんざん使い古された手に引っかかった自分。情けなくて寂しくて、でも
金はないから家に帰るしかなかった。深夜に帰宅したキムタク。家の電気は消えている。
もう寝たか。「カチャン」足になにかぶつかった。
足元を見ると自分の部屋の前に夕食が置いてあった。
「お袋・・・・」
その時、携帯が鳴った。液晶には「さくら」の文字。
「も、もしもし!」
「あ、タックン。私お店変わったの。私タックンに会いたい!すぐにお店にきて!」
「うん!すぐ行くよ!」
何もわかっちゃいなかった。
「ぶっちゃけ、まってろよーさくらちゃーーーーーーん!」(夜空に響くエコー)
エンディング
127 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/08 03:45 ID:vCT7zJct
職安通いも諦めたキムタク。
先輩諸星の紹介でキャバクラ嬢勧誘のアルバイトを始める。
ビシッっとスーツを着込んで、偽の名刺を作り準備万端
「これなら俺にもできそうだ!」と意気揚々に都会にくりだし勧誘を始める。
「ねぇねぇ彼女カワイイね。モデル?」いかにもそれっぽい勧誘文句で話しかけるがまったくダメ。
現実の厳しさを知ったキムタク、それでも「今度は絶対辞めない!」といつになく頑張るキムタク。
勧誘を続けるキムタク。
「ドスン!」
勧誘を続けるキムタクに一人の女性がぶつかってきた。
「すいません!余所見しちゃってて」頭を下げる女性。申し訳なさそうに地面に散らばったキムタクの名刺を拾う。
彼女の名は「たか子」。都内の銀行に勤める俗に言う「丸の内OL」。キムタクとは縁もゆかりも無い世界の人だ。
彼女は手に取ったキムタクのニセの名刺に目をやる。
「広告代理店に勤めてらっしゃるんですね」
「そう、「電通」って知ってる?そこに勤めているんだ。」とっさにウソをついてしまうキムタク。さすがに「無職です」とは言えない。
「昨日さベッカムと一緒に仕事してさ。今、日本に来てるじゃんアイツ」よせばいいのにさらに、ウソを続けるキムタク。
「へ〜。木村さんてスゴイんですね。この名刺貰っていいですか?私、銀行に勤めてるんですが、職場の男性ってオクテだしマザコンだし。
木村さん見たいな人と、もっとお話したいです。」
トントン拍子に事が進む事に戸惑いを覚えつつ内心「ぶっちゃけ。してやったり!」なキムタク。2人は近場の超高級フランス料理屋へ。(続く)
128 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/08 03:46 ID:vCT7zJct
高級感あふれる店の雰囲気に、慣れないキムタク。すぐさま外国人のウェイターが注文を取りにやってくる。
「アペリティフはどうなさいますか?」流暢な日本語。さすが高級店。
「アプリティフ?」はじめて聞く言葉にたじろぐキムタク。
「食前酒の事ですよ。木村さん」優しい彼女。
「あぁ。なるほど。んじゃ、「生中」2つ。泡少なめで。」明らかにおかしいキムタク。
「Why?」戸惑う外国人ウェイター。
「あ、マティーニを2つ下さい。」やっぱり優しい彼女。
「承知しました。それでは、オードブルはどうなさいますか?」と外国人ウェイター
「んじゃ、軟骨のから揚げともずく酢。あと、ほっけね。」明らかに勘違いをしてるキムタク。
こんなやり取りを続けながらも、なんとか初フランス料理をこなすキムタク。
「広告代理店って大変そうですね」と彼女。
「そうなんだよね。印刷の機会とか扱うの難しいんだよね。ぶっちゃけ紙でよく手を切るし」広告代理店を印刷屋と勘違いしてるキムタク。
そこへ、外国人ウェイターがやって来る。「お会計です」手渡された明細書を見て驚くキムタク。
「¥43000」。「た、高い。」キムタクの所持金。「1240円」。払えるわけがない。
「俺ぶっちゃけ無職なんだ〜〜!!!」と、彼女を残し店を飛び出すキムタク。・・最低である。
(ここでエンディング)
129 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/08 05:08 ID:p5KsDEVR
オナニー外伝編
今日は朝っぱらから両親がキムタクの将来について大喧嘩
徹夜でずっとゲームをしてたキムタクの耳にも聞こえてきたが
「ぶっちゃけ、関係ねぇ」と言い放つ。
ふと眠気が誘ってきたので、おもむろに布団を敷き
「おやすみなさぁいーっと」言いながら寝た瞬間。
バンッ!!と勢いよく扉が開く「拓也!!!あんた朝っぱらから
寝てないで早く職安行きなさい!!!」と鬼のような形相の母が
仁王立ちしてた。
さっきのケンカのとばっちりだろう、普段はやさしい母だが
こうなったら手に負えない事をしってるキムタク
「あぁわかりましたよぉ、ぶっちゃけまだ寝てないけど」
と捨て台詞を吐きながら仕方なくハローワークに向かう。
しかしハローワークはまだ朝早くあいてなかった。
「24時間あけろよなぁ」と言いながらいつもの河原の土手に
タバコ、コーヒーを片手にボーっとしてた。
「んっ?」何か草むらの中に雑誌のような物を発見したキムタク
チョットだけ色あせた表面の雑誌を手にして
「おおお、これってエロ本じゃねぇ?しかも無修正じゃん
俺ってついてねえ?」といいながら1ページ目をめくる
キムタク好みのモデル思わずバンッと本を閉じて
「ハニーちゃん、いただいちゃいますよぉ」とにやにやして
ハローワークの事は既に心に無くすぐ直ちに帰宅する。
130 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/08 05:08 ID:p5KsDEVR
続き
「あらお帰り、早かったのね?」
「うっ うーん、速攻で面接決まったんだぁ」といいながら
足早に部屋に戻るキムタク、当然鍵をかけて準備万全
「お待たせー、愛しのハニーちゃん。」と言いながら下半身
スッポンポンになり横になりながらゆっくりページをめくる
「おっ・・おう、この本超よくねー?マジ逝きそう。」
とキムタクの擦る手も最高潮に達しようとして
フィニッシュしようと思うページに差し掛かった瞬間
「ん、何これ?ページが開かないじゃん??」とキムタク
原因は前の購入者のスペルマが微量かかってそれがノリの役割
をして引っ付いたのだった。
無理やりはがそうとするキムタク、最初はゆっくり剥がそうと
してたのだがなかなか上手く行かず力任せで一気にはがした。
「あーーーー」なんと丁度、大事なところだけくっついて破れて
しまった。「これじゃあ、無修正じゃないじゃん、やってらんねぇ」
ポイと雑誌にゴミ箱に捨ててふてくされて布団に包まるキムタク
(ここでエンディングテーマ)
--テロップが流れてる時に--
布団に包まりながらもモゾモゾとゴミ箱から本を取り出し
「おぅ!!」
(ここでエンディング)
>>122 最初まとも すぐに暴走 がダメ人間だし。
のび太もそうだし。
133 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/08 15:45 ID:TTXYaUYA
このスレ読んでる時、リアルキムタクがTVに映し出された。
もう・・痛い人にしか見えなくなっている・・
>>132 ちょっと足りないよ。
最初まとも、すぐに暴走、痛いところを指摘されてすぐ挫折、がダメ人間(w
135 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/08 19:13 ID:HF9GakH1
>>133 そうか?
折れは、実際にはキムタクはやっぱカーコイイし、豊かな家庭もあり、
立派に暮してる勝ち組の人間なんだな…
所詮2ch、このスレでやっていることは勝ち組のキムタクを弄くってるだけの
ダメ人間がオナニーしてるだけなんだと・・・
−ここで半角板に移動する−
【勇気が無くて見られない画像解説スレ】に行き
鑑定職人が
無修正エロ画像を見てみると・・・
お決まりの全身蓮画像&ブラクラ
『ぶっちゃけ、やってらんね』
回線切って首吊って(ry
(ここでエンディング)
136 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/08 19:17 ID:mKJryouk
痛いことを言うが、1,5,6話を書いた俺が
一番おもろいと思う。
137 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/08 19:17 ID:aDxXLTaW
ぶっちゃけやってらんね。
次回作では検事やパイロット目指して欲しいな
ええ〜〜〜〜〜?
滝本竜彦をホーフツとさせるな。泣けるよ。
>>136 まあ最初のころは確かに笑えたね。
ちなみに俺は73,76,96,97,102,124,125,126を書いたが
スルーされた・・・・シニテ
キムタク「尾崎はやっぱオレの事わかってるよ」
共同条理の原理の嘘だぜ!
キムタク
キモオタク
ところで ぶっちゃけやってらんね って誰が考えたの
独り言の場合では語呂は悪くは無いな
洗いざらいを捨てちまって、
何もかも初めからやり直すつもりだったキムタク。
もうどれくらい流れたろう。今じゃほんとの自分探す旅、
調和の中で、ほらこんがらがってる。
互いに見透かした笑いの中で、言い訳のつくものだけを振り返る夜は、
まばたきの中に何もかも消えちまう・・・
街の明かりの下では誰もが目を閉じ闇さまよってる。
あくせく流す汗と音楽だけは止むことが無かった。
今夜も灯る、街の明かりにキムタクは自分の溜息に微笑み、
シズカの笑顔を探している。
傷を舐め合うハイエナの道の脇に転がって、
いったいキムタクは何を主張し掲げるのか。
もう自分では愚かさにすら気づき諭すことも無く、
欲に意地張り合うことから降りられない。
疲れに浮腫んだ顔で笑ってみせるシズカを抱きしめるには
互いに失ってしまうものの方が多いみたいだけれど。
街の明かりの下では誰もが目を閉じ闇さまよってる。
あくせく流す汗と音楽だけは止むことが無かった。
今夜も灯る、街の明かりにキムタクは自分の溜息に微笑み、
シズカの笑顔を探している。
河のほとりに取り残された。キムタクは街の明かりを見つめてた。
思い出がキムタクの心を縛るんだ。
月にくるまり、闇に吠え、償いがキムタクを捕えて縛る、
そいつに向かって・・・歌った。
自分が這いつくばるのを待ってる全ての勝敗のために。
星はやさしく風に吹かれてキムタクは少しだけ笑った。
街の明かりの下では誰もが目を閉じ闇さまよってる。
あくせく流す汗と音楽だけは止むことが無かった。
今夜も灯る、街の明かりにキムタクは自分の溜息に微笑み、
シズカの笑顔を探している。
ぶっちゃけ、シズカの笑顔を探している・・・
(エンディング)
以上、尾崎マンセーバージョンでした。
152 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/10 13:04 ID:/o63cxwK
関係ね〜けど
木村が静香と出来ちゃった!勘弁して下さいよ、マジでお前のせいだ結婚
をした時はニヤニヤものだった
神っているんだな・・・(wwww
age
今日のキムタク
13:42 起床
13:43 一服(テレビをつける)
13:50 2CH起動、無職板に「おはよう」「マンドクセ」などレスをつける
14:30 お気に入りのエロサイト巡り
16:00 エサ(カップやきそば。お湯と一緒に麺がこぼれイラツク)
17:00 アニメ観賞。クスッと笑った後、背後を確認。だれもいなくて安心する。
18:00 ペットのピラニアに餌。水槽に指を入れ高速で抜く「アマゾンゲーム」を小1時間。
19:30 2CH起動。「無職は氏ねよ(藁」「1部上場に勤めてますが何か?」などとレス
21:00 エサ。コンビニ弁当の醤油が布団にこぼれたが気にしない。
23:00 ネトゲ起動。ネカマになりチヤホヤされて興奮する。
02:00 ゲットしたエロ画像でハァハァ。思わず声が出てしまい背後を確認。ピラニアがいた。
03:00 2CH起動。レスに突っ込まれピンチ「ウルセーバカ」など巨大なAAでごまかす。
04:00 冷房を16度に設定し、就寝
156 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/11 17:15 ID:XoD8CkL5
157 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/11 21:21 ID:q97crQKt
1月のキムタク
いい年こいて両親からお年玉をもらったキムタクは自転車をキコキコ
こいで、職安近くの河原へ行く。沈むゆく夕日に今年のブレイクを誓った
キムタクだった。
「お年玉を元手にBIGになるとしますか」。
しかし、1万円くらいではどうにもならないことを大人のキムタクは知っ
ている。キムタクは1月5日、勇躍、中山競馬場の門をくぐる。
「俺と同じくBIGになろうとしている連中がうじゃうじゃいるぜ…。
おれもぶっちゃけ負けていられね」
必死に競馬新聞にかぶりつくキムタク。
「1日に12レースもあるのか。ということは、1レースごとに2倍にして
いけば、ぶっちゃけ…」10分経過。「5192万円!すげえ、ぶっちゃけ、
BIGになれるじゃん!」
気をよくしたキムタクは早速第1レース3歳以上未勝利ダート1200を
買う。単勝1万円1点勝負だ。
「来い!来い!来い!」来なかった。
午前10時半に家路につくキムタク。「ぶっちゃけ、やってらんね」
158 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/11 21:40 ID:b5NYeaM+
また活気付いてきたな(w
159 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/11 21:51 ID:vopFp4oy
なんだかんだ言ってもおもしろい
160 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/11 22:08 ID:q97crQKt
2月のキムタク
BIGになることを誓って1ヶ月。
依然してキムタクはキムタクのままだった。
このままではいけない。
毎日母親から貰った500円玉をタバコとコーヒーで溶かし、
職安近くの河原で日がな1日過ごす日々からの脱却を目指したい。
しかし、いまひとつやる気がでない。
なぜか?必死に頭を絞るキムタク。
「女の子からの応援がないからだ!」。
幸い、今月にはバレンタインデーがある。
可愛い女の子から愛の告白とチョコのプレゼント→ぶっちゃけ、やる
気がでる→駄目脱出→栄光の日々→俺の天下
都合のいいことを想像して、にんまりするキムタク。
が、どう考えてもひきこもりの自分にチョコをくれる女性がいるはず
がなかった。必死に頭を絞るキムタク。
「ギターでも弾きますか」。
夕刻、駅前の路上で弾き語りをやるキムタク。
しかし元々基本がなってなかった上にブランクがあり、散々な演奏。
しかも歌詞が、青臭い。
♪おれは社会の歯車になりたくない
ぶっちゃけ、自由な鳥になりたい
大空を自由に羽ばたくコンドルになりたい
路上にドーナツを作ってしまったキムタク。
深夜まで粘ったが、警官に、
「お兄さん、そろそろ夜も更けたから歌うのやめてくんない?」
と退去勧告されるキムタクだった。
「ぶっちゃけ、やってらんね」
よし!みんなで文章つなげようぜ!
朝、キムタクは目を覚ました。
2003年12月31日
大晦日といっても30過ぎても無職で親にパラサイトしているだけのキモタクにとっては特別意味のある日ではない。
ただ、今年は違っていた。
隣には31歳にしてバレバレのズラを装着しヘラヘラ藁っている仲井・明らかに体重が100kgを超えているであろう蚊取・今日出所したばかりで無精髭も剃っていない稲刈・アルコール依存症で1人ぶつぶつしゃべっている癖葱と共にカラオケボックス風の場所にいた。
数年ぶりのかつての仲間との再会だった。なぜか皆、赤・青・桃・黄・緑のツライ戦士売レンジャーの衣装を着ているのだが・・・
2003年12月4日
こんなところへ来たきっかけは高校時代の同級生で一緒に仕事もしていた仲井からの電話だ。
ここ5年程キモタクに電話などかかってこなかった為、母親が興奮気味に部屋に駆け込んでくるなり子機を差し出し
「電話・・・電話よ!ほ、ほらタック、タックン電話。昔一緒に仕事してた仲井君から!」
とあまりの勢いに居留守を使うタイミングを失いしぶしぶ受話器を受け取った。
「はい、キモタクだけど・・・」
「おー!!キモラ。突然だけど久しぶりにTVでるべ。何でも年末の特番でしかもトリで歌わせてくれるらしいべ。しかもギャラ5万取っ払いだべ。」
久しぶりに心が躍った。5万取っ払いに・・・
1991年9月9日
大手芸能事務所ジャージズの新グループSAPはデビュー曲「Can't Stop !!‐hicky‐」をリリース。
しかし4年前にデビューした蛍原人が好調を維持しているため大きなプロモートはせず、販売枚数は15万枚に終わった。
これはジャージズ所属のグループとしては今でも最低販売枚数記録である。
SAPは初めこそTV・雑誌等のメディアに登場していたが5年後にはグループとしての仕事は無くなり、それぞれがソロ活動を細々としていく。
キムタクはそのSAPのメンバーだった。個人での活動をするにも事務所の支援は無く、自らオーディションを受けに行く日々。
「やっぱ俺くらいBIGだとTVドラマか映画以外出る意味ないっしょ!」と大手TV局や映画配給会社のオーディションばかり受けていた。だが面接でいつも決まって
「ぶっちゃけ俺が出なけりゃこんなドラマ視聴率ないっしょ!!てゆーか俺に主役やるっしょ」
と世間知らずで実力も無いが態度だけは人一倍大きい、そんなキムタクらしい発言を繰り返す為すべて落選。
やる気をなくしていったキムタクはやがて引きこもっていった。
そんなある日、社長のジャージ悲多河に直接呼び出しを受けしぶしぶ事務所へ行ったキモタクは突然の解雇通告を受ける。
「ユー!もうクビね」
「ハ〜〜マジかよ!ぶっちゃけなんでだよ」
「ユー!体重90kgのアイドルがどこにいるの?自覚なさすぎよ。」
そう、引きこもりになったキモタクはあっという間に30kg以上太っていたのだ・・・
2003年12月31日
部屋に入るなり無理やり付けられたイヤホンから陽気な声が聞こえてくる。
「さー。本日の特番「消えた芸能人は今」の最後を飾ってくれるのは、なんとあの伝説の失敗グループSNAP!!歌はもちろん伝説の失敗局“ツライ戦士 売レンジャー”です」
懐かしいイントロがかかり始めると目の前にあったモニターにいきなり自分達が映し出された。右側の癖葱から順次アップで写していき最後にキモタク。
「うおお!!!!」本気で驚いた。自分のTVに移った姿に。
その姿はまさしくアミノサ○リの赤。昔の自分とはあまりにも違いすぎていた。
「ぶっちゃけやってられっか」
スタッフの説得にも耳を傾けず、スタジオを飛び出した。アミノサ○リの格好のまま・・・
TV局を飛び出したキモタクは1つの失敗に気づく。「あ!5万」番組終了後にもらうはずだったギャラは結局もらえなかった。
財布の中身は913円。時間は23時50分を過ぎていたため終電にはもう間に合わない。
「さあ。歩いて帰りますか」
その方法しかないのだがかっこよく言ってみる。歩き出してしばらくすると涙が溢れ出してきた。
「ぶっちゃけ・・・ぶっちゃ・・」強がりの言葉も出なかった。
もう昔のアイドルとして夢も希望も溢れていた自分とはあまりにもかけ離れていることを思い知らされた。
今の自分は情けなく、あまりに無知で、無力。「くそーーーーー」あたりいったい響き渡るほど叫んび心で誓った。
俺は変わってやる。成功してやる。そして今日笑った奴らを見返してやる。
来年からは、明日からは、この夜空が過ぎたら俺は・・・
2004年1月3日
年明け初の大して話題の無い芸能面の片隅にその記事は載っていた。
「元アイドルグループSNAPのキモタク。コスプレのまま孤独な氏」
167 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/11 22:44 ID:OJMPdHPf
起きたのはいいが、また寝てしまった
螢原人イイ
似ん邪はでませんか?
堀〜ブスや田原ズラ彦は?
171 :
田原:03/07/12 02:58 ID:9pXiidnu
赤い夕日が 赤いから!ホウ!
172 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/12 20:50 ID:yKqZhih9
いつものように職安近くの土手で体育座りをして平日を過ごすキムタク
は物思いにふけっていた。
自分はどうしてこうなったのか?
あながち自分だけの責任ではあるまい。
親の責任だけでもあるまい。
いろいろな要素が微妙に絡み合って、自分の現状がある。
世の中も悪い。資本主義も悪い。
「ぶっちゃけ、共産主義だったら、みんな平等で、HAPPYじゃん」
共産主義のなんたるかはよく知らなかった。
しかし、自分をあらゆる生産手段から疎外している資本家は許せなかった。
「ここはひとつ、革命でも起こしますか?」
プロパガンダの言葉を持たないキムタクはその夜、2ちゃんねるの思想系
の板で、付け焼刃の勉強をした。
翌日、母親相手に一席ぶつキムタク。
「プロレタリアート独裁?それが理想じゃん」
「なに言ってるの、あんた。早く職探してきな!」
「おれは府中で獄死した大杉栄を見習うよ」
「大杉栄は無政府主義者だよ!」
すごすごと引き下がるキムタクはその日も職安に行くふりをして河原で
日がな一日過ごすのであった。
173 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 00:58 ID:wOaFyAgh
174 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:07 ID:s1aGXjfl
キミタクとかいってキモイ。
鼻でかすぎだし、いつもカメラのほう目線が気にしているようだし、
カッコつけすぎだけど、カッコよくない。鼻がでかいから。
それに生意気。今のCMなんて得にそう。
よく恥ずかしげも無くテレビ出れるね。おめでたい馬鹿だ。
175 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:16 ID:s1aGXjfl
そう思いません?
176 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:17 ID:lqvjsswC
キモオタがひがむな。
悔しかったら童貞捨ててきなよ。
177 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:18 ID:2Vb8bumX
釣られるなYO
178 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:24 ID:s1aGXjfl
ひがんでないし。
悔しくないし、あんな鼻だけでかい奴。
それに童貞じゃないし。
俺には信念があるし。
あんな軽薄な奴、アホだと思うわ。
その前に死ねよ176。
>>178 その信念を公表してこそキムタクを、176を批判できるに値するかどうか判断できるのだが。
どう?
180 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:32 ID:iPSJHATf
181 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:32 ID:lqvjsswC
だから、何で人のことをそんなバカにするのかって言ってるの。
ケチばっかつけてる人は女から見ても魅力がないよ。
182 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:35 ID:s1aGXjfl
あんな軽薄なテレビなんぞ出ていてなにを評価できる?
それに俺がなんか書けば批判されるに決まっている。
オマエらには理解できねーよ。下級民どもが。
下級民でヨカッタ\(^∀^)/
184 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 01:41 ID:lqvjsswC
あんたがテレビに出ても緊張してどもっちゃうダケでしょ。
何がいいたいか分かんないケド、理解できるようにいってみなよ。
批判しないできいてあげる。
185 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 09:39 ID:AK4K1w4/
はじめから緊張せずにこなせる奴がどれほどいるんだ?
184の言っていることはチトおかしーね。
アタマイカレテルんとちゃいまっか?
ワケ分からんこと言ってるようだから死んでいいよ。
馬鹿はいらねーんだ。
いや、馬鹿は工事現場で必死に働いていなさい。
夏ばて?お前のせいだ!!
187 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 14:54 ID:5EJUgWTa
どうやらヲタが一匹紛れ込んだ様でつね
つーかキムタクは普通にカコイイと思うけど
漏れもカコイイと思うのだが・・・。
カコイイから、こういうネタが面白いんだと思うし。
違うのか?
カコヨクなかったら成立せず。
カコワルイヤシでこのネタやってたらリアルすぎて・・・
190 :
ワリコミ:03/07/13 16:10 ID:iIvjfOaL
三十路の夜
使い込んだエロ本と外ばかり見てる俺
彼女と過ごすパラダイス届かない夢を見てる
女子高生、処女の処女膜破りたい
エロ本買うとこ女子高生に見つかれば逃げ場も無い
しゃがんでかたまり背を向けながら
たむろする浮浪者達「どうかからまないで(祈り)」
そして浮浪者達はなぜか俺を見て爆笑しはじめる
とにかくもう自分の家から一歩も出たくない
自分の存在が浮浪者以下だと深く認識した
三十路の夜______________
エロ本盗んで走り出す行く先も解らぬまま
暗い夜の帳の中へ
誰にも縛られなくないと逃げ込んだその先で
警官にパクられた三十路の夜
鼻でかいだろ?
生意気そう。
以上。
>>189 色々見かけるけど、これはかなり終わってる臭いがする・・・
キムタクはかっくいい!
それはここにいる誰もが認めてる
男らしいしな!
ファッションセンスは無いがな!
194 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 21:43 ID:LQAc/9ju
軽薄バカ男。
人気あるキムタクだから面白いんじゃないか!
キムタクを出川哲郎に、「ぶっちゃけやってらんね」を「勘弁してくださいよ〜」に
置き換えたら全然面白くないだろ?
・・・・それも面白いか。
196 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/13 22:00 ID:ZW/0pk63
おい!今太陽風がいいこと言ったぞ。
時代は他の芸能人のサイドストーリーだ!
もういないだろうけど、
ID:s1aGXjfl はイタいなあ。
ダメ板に巣くう上級選民様。
自分の思い込みだけが正しいと思ってたら
どんどん世間と隔絶していくよ…。
なんだかんだ言ってダメ板ってめったに荒れないよな
1月のキムタク、2月のキムタクを書いた職人さん。
個人的にかなりツボです。
3月からのキムタクも見たいです、はい。
200 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/14 00:09 ID:l9hqU1+e
ぶっちゃけ、200
201 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/14 00:10 ID:wPrTv91q
このスレが面白いのは「キムタク=実は痛い奴」と言う皆が気づいて
いながら気づかないフリをしている事実を突いているからだと思う。
それを上級民氏みたいに率直に表現して皆が支持してくれるなら
小説なんかいらないんでないか?
それより彼のは無職バージョンのキムタクっぽい書き込みだったと思う。
誰かのネタ?
202 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/14 01:18 ID:46uBrjOf
歩き出すことさえも、いちいちためらうくせに
つまらない常識など潰せると思ってたキムタク
最近「俺、オンリーワンになるから」が口癖のキムタク
昼は冷静な顔でも夜は胸をかきむしるキムタク
あとなんだろ?
203 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/14 01:19 ID:BdiTvzGO
バカ丸出しです。
テレビに出てアホ晒してんだぜ。
あんなの動物園のサルと一緒だよ。
いい年して馬鹿騒ぎしてみっともないと思わないのかね。
俺が上級選民呼ばわりされてる奴だ。
そんなことまで言ってないけど、そう思うのは勝手よ。好きにしな。
もっと興味、関心を良い、まともな方向へ向けろよ。
恥ずかしくないのか?
上級選民様キテター。
皆が気軽にネタスレで楽しんでるところに
乗り込んできて、
鼻がでかい!生意気!かっこよくない!
と、一人鼻息荒く書き込むあなたは
たしかに我々一般民とは違うようですね。
…もっと興味、関心を良い、まともな方向へ向けろよ。
恥ずかしくないのか?
ほんとネタスレで息まいてどうするんだ?
もっと楽しめよ
206 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/14 10:11 ID:z3JBQRx5
だからこのスレの存在すらが間違っている。
オマエら頭悪そうだから理解できないんだね。
207 :
198:03/07/14 13:26 ID:Mfn9pcxq
こんなとこ荒らして楽しいのか?
208 :
198:03/07/14 13:31 ID:Mfn9pcxq
\ .∧_∧ /
\ ピュ.ー ( ^^ )<これからも僕を / ∧_∧
山崎渉は \ =〔~∪ ̄ ̄〕 /∧_∧ ( ^^ )
かっこいい。 \ .= ◎――◎ / . ( ^^ ) / ⌒i
从// . \ ∧∧∧∧ /. / \ | |
( ^^ ) n \ <. >.. /. / / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
 ̄ \ ( E) \< の 山. >/. __(__ニつ/ 山崎 / .| .|
フ /ヽ ヽ_// < 予. >. \/ / (u
―――――──―――――――< 感 崎. >―――――──―――――――
<. !!!. >
山崎渉age(^^) < 渉. > 1 名前:山崎渉 投稿日:02/
∧_∧. /<.. >\ (^^)
∧( ^^ ). / ∨∨∨∨. \
( ⊂ ⊃. / \ 3 名前:山崎渉 投稿
( つ ノ ノ /. ―━[JR山崎駅(^^)]━― \.
>>2 |(__)_) / \ (^^;
(__)_) /. ―━―━[JR新山崎駅(^^)]━―━― \
./ \
6月のキムタク
季節は梅雨。
太平洋に梅雨前線が停滞し、毎日しとしと雨が降った。
キムタクは、かったるいので、梅雨明けするまでひきこもった。
終わり。
かあっこいいごおるなんてさ〜
「マジっすか?これ?」
自分の部屋の長年使ってない勉強机の抽斗がタイムマシンになっている
のを発見したキムタク。数々の胸算用が去来する。
結局、競馬の結果を見てきて大儲けしようと1週間後にタイムマシンを
設定したキムタクだった。
1週間後を見てきてから1週間経った。
キムタクは、それまでの有頂天になっていた自分を呪った。
自分は確かに今日行われるすべてのレースの結果を知っている。
しかし、持ち金が豚の貯金箱に入っている600円だけだ。
これでは、競馬場までの交通費と入場料で消えてしまう。
親の財布から金を盗むキムタクだったが、家から出た途端、物凄い怒号
を耳にする。振り返ると母親が包丁を手にして鬼の形相でキムタクを追跡
している。よく聞くと、「あんたを殺して、私も死ぬ」といっている。
「マジっすか?本気みたいですよ?」
必死に逃げるキムタク。母ちゃん、勘弁してくれ。あんたさえ余計なこと
をしなかったら、おれは今日数十億か数百億の金を掴んでこれるんだぜ?
包丁を手にして狂ったように叫ぶ中年女と逃走するひきこもり男は人目を
引きすぎ、警察に通報され、二人とも身柄を確保された。
「おれ、これから競馬場にいくんすよ。マジ、勘弁」
というキムタクに警官はきれた。
「最初、おれはお前さんが被害者だと思っていたが、お母さんの話を聞くと
お前が加害者だと分かった。そりゃ殺したくなるよ」
「そんなことどうでもいいから、早く競馬場に行かせてくれよ」
みるみる時間が過ぎていく。しかも、警官から財布から抜いた金を返すこと
を強要され、元の素寒貧に逆戻りになってしまった。
「終わった。なにもかも」
たそがれて家路につくキムタク。電気屋の店頭のテレビが競馬中継を流して
いて、一瞬そっちに眼をやるキムタクだったが、プイと横を向いてしまう。
213 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/14 22:22 ID:l9hqU1+e
そのタイムマシンは1回しか使えないのれすか・・?
「あんたを殺して、私も死ぬ」つぼでした。
214 :
212:03/07/14 22:25 ID:eQC6IgT2
そっか。タイムマシンは1回こっきりじゃないもんな。失敗。
215 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/14 23:01 ID:fq3wAGyy
だっせー。まだ踊らされてる。
しぇいく、しぇいく、ぶぎーなむなさわぎー
ちょべりべりさいこー
>「終わった。なにもかも」
力石徹?
218 :
山崎 渉:03/07/15 12:19 ID:nwehK7AD
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
キムの脳内レポート
それでは俺の大好きな歌を歌います。聞いてください。
「ナンバーワンにならなくてもいい〜 元々特別なオンリーワン〜」
(まあ、俺はナンバーワンだけどな、聞けやカスどもw)
「世界にひーとつだーけの花 ひとりひとり違う種を持つ」
(でもおまえらは誰でもできる工場のラインってわけだw)
「その花を咲かすことだけに一生懸命になればいい〜」
(せいぜいがんばれやw)
220 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/16 23:46 ID:wj+hviJI
, - ´ ̄ ̄ ̄ ̄`y`ヽ
'ー='フ´ \γ´`キモヲタの正体(16)身長158cm 体重51kg
γ´ ` ヽ
l / \DOA買わない奴は金がないだけだ!
l j ヽ本当は興味があるんだ!ミンナ僕と同じさ
る ヲ l / iヽj運動音痴でおとなしいだけのチビスケだ
い タ j / , ハ 潰したきゃ潰せばぁ・・・・
か で /> l /.lヽ、 、 ハ
? わ / | / l ハ`、ゝ、 l \ ∧ ノl ハ
j '´ VレV _>-、ヽi ヽi/ _ソ´レ' { ト、ノ「、【キモヲタデータ】
/ , -‐ ´ 〈 ´ ^テ`ri` ´ー´テ`h` )ノ`ヽ ナノ `ヽ、小学生:病弱で小柄、痩せ柄のた
\ ノ , < l ( y l 'イ l l ノ め「女」「チビ」「もやし」など
ー '´ フ´ , -ヲ ゝ-' ゝ- ' ノ, __ノ∧ いじめられる
/ 、 ,. '.´ < ゚ u 厂二_,r'\ 中学生:毎日が恐喝、リンチ!
l < ヽ、 r'  ̄`ヽ ノ'´フ'フ´ \. とうとう自殺未遂まで・・・!
ハ \ `ヽ `ー‐-' イ_ ' 〉 その後はエロゲーと2ちゃんの
ヽ y^`ー--ュ、_ `ト、 . < ,k- `ヽ , ノ 日々がつづく
\ / /  ̄レ'i `´ / ト-‐ '´ ト 高校生:単位不足で強制退学!!
\ / レ'´`ヽ レ /_ニ-、 ノ l. ヒッキー期間:8ケ月、現在進行!!
\/ \ ノ /- ´ l
く、 , `i/
カワイイネ・・・
キモヲタって誰よ?
高校に単位ってある?
./ \
/ ヽ
. / 八 \
. | /V八/| || |ヽ |‐-‐))'´|,|ヽ ヘ
| |`‐- ノ_|/ ヽl |/`‐-/‐'´ | /〃ヘ\ オレが「世界に一つだけの花」を歌ってやった時・・・
| |::`‐-、_ `‐-、_ /::/ |/ あの時おまえらたぶん・・・
| |, | ノ `‐-、_||| ||:::/ | 「その通りだ!」
| /⌒l ━┳━━━━━━━━━━━━┓ 「ナンバー1にならなくていい」と思ったと思うんだよ・・・
| |:i⌒|::|:::::| :::illlllllllllllllll|━━| ::illllllllll|
| |:l⌒| |::::: | :::iillllllllllllllll/ :::::: ..\ :::iillllllllllノ ククク・・・
| |::「]| |::::: \::iillllllllllllllノ ::::::::::::::; |:iillllllllノ この歌がナンバー1になったんじゃねえか・・・!
|. \_.l |::::  ̄ ̄ ̄ :::::::::::::::::; | ̄ |
. ./| N:::::::::: __,ノ (::::_::::::::::::; | |
./::: | /: :|:::::::::/ ‐┘ヽ | ククク・・・
/ :::::: |. ./:: ::|::::/: (二二二二二二二二) ,| 話にならねえ甘ったれ・・・
/:::::::::::::| ./:::: ::|::::: __ |
: : :::::::::::::|.../::: ::\:::: :::::::: |
::::::::::::::::::|\ ::\ l l l l l l l l |:::::::::\ そういうウスノロは
:::::::::::::::::| \ :::::\_______|::::::::::::::::: いのいちに喰い物・・・!一生だめ板の住人・・・!
::::::::::::::::| \ ::::::::::::/ |::::::::
227 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/17 21:42 ID:csehC9k+
タバコ銭確保のためにアダルトチラシのポスティングのバイトをする
キムタク。傾いた雑居ビルの一室で、どう見ても堅気には見えないオッサン
に契約書にサインをさせられると、キムタクの眼の前に5千枚のチラシと
地図が置かれる。「今日中に全部配って。給料はとっぱらい」
早速指定されたマンションに配りにいくキムタクだったが、管理人に見咎め
られ、出鼻を挫かれてしまう。
急速にやる気がなくなったキムタクの眼にゴミ捨て場が映る。
「捨てちゃいますか?」
身軽になったキムタクはウキウキした気分で、暇を潰すためにイトーヨーカ
ドーに入り、ウインドウショッピングを楽しんだり、ゲームをする。
夕方、事務所に給料を貰いに行くキムタク。
「おう、戻ってきたか」「ぶっちゃけ、疲れたッス。足が棒ッス。給料下さい」
「お前、契約書にサインしたよな?」「ああ、あの紙切れっすか?」
「ここ読んでみ。第3条」「チラシをなんとかした者は罰金百万円って書いて
ありますね」「チラシを投棄した者、だ」「どういう意味っすか?トウキって」
「簡単にいうと、捨てるってことだな」「捨てる?へえ???」
「きょうの午前中、うちに電話があってさ。ゴミ捨て場にうちのチラシが捨
てられてて、迷惑だって」
「ないっす。百万円なんて」
「ないのか。じゃあ、払わなくていいや」
「いいんですか?」
「なわけないだろ!」
タコ部屋行きが決定するキムタクだった。
228 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/18 01:56 ID:O1hK5Cbn
一週間待ってやる。オサーンとの約束まであと3日しかない。
「どうやって金作るか・・・」キムタクの頭では思いつくはずも無かった。
「そうだポーカーだ」。以前モロ星先輩から聞いた裏ゲーセンのポーカーゲーム。1日で
200万買った奴もいると聞いた。「よし!やる!」母親の通帳から10万を
引き出し繁華街へ向かった。店内へ入るキムタク「チップは一枚2000円か」
「とりあえず20枚」そして台へ座った。チャリーんチャリーん・・・
20枚全部突っ込むキムタク。液晶の中のトランプが一枚ずつめくられていく。
「おっしフラッシュ!」「ヤターストレートおおお!」
キムタクは連戦連勝し、勝ち分も100マンを超えた。
「俺って天才〜」
「1000万目指しますか♪」
それから数時間がすぎた。
「ふ・・・ん、あっ・・・も!あっ」悲鳴とも泣き声ともつかない
何とも悲痛な声が店内に響く。勝ち分は消え、10万のうち最後の1万で5枚買った。
「最後の5枚・・・」チャリーんチャリーン・・・5枚がけ。
トランプがめくられる。
◆A
◆K
◆Q「おっ」
◆J「おおっ!」
ドックン、ドックン
「こいいいいい!」
?「はんっ!」
負けた。涙が出てきた。
タコ部屋行きが決定するキムタクだった。
229 :
228:03/07/18 02:00 ID:O1hK5Cbn
ハートマークの出し方がわからん
コピーしたら「?」になっとる。
逝ってきます
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
裏社会に行っちゃダメだよ(w
231 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/19 07:23 ID:ynjLdeOZ
とうとう群馬の山奥の採石場に連れてこられたキムタク。
着いて早々、親方に引き合わされ、仕事の内容や待遇についての説明を受ける。
「おまえ、重機の免許ないのか?じゃあ、あれしかできないな」
親方が指差した先には、苦痛に顔を歪ませながら馬鹿でかい手押し車で土砂を
運んでいる男がいた。
「給料は1月に20万円だ」
「そのうち10万円はうちへの支払い分。7万円が寮での生活費だ」
オッサンが補足した。
「休みは雨が降ったときだ」
「雨が降らなかったら?」
「そのときは、休みは、ない」
「マジッすか?」
「話が済んだら、早速働いてもらおうか」親方が言った。
ぼろっちい寮(タコ部屋)の陰でカーキ色の作業服に着替えるキムタク。
(ぶっちゃけ、10ヶ月もやってらんね)
「コラ!ちんたらしてんじゃねえ!」親方の怒声にびびったキムタクは、焦って
作業服のボタンをかけちがった。
232 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/19 21:50 ID:KWrxWhc3
>>231 なかなか読ませる終わり方だな。
続きキボンヌ
233 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 01:36 ID:/QZuBMC4
1ヵ月が過ぎた。重労働に耐え切れず、何度か脱走を試みたが
その度に狩猟犬や警備員につかまりあきらめたキムタク。先週噛まれたケツが
まだ少し痛い。
文字通り泥をすすりながら耐えた。まわりを見れば指が無い奴、
ガリガリに痩せて今にも死にそうな奴、警備員に取り入ろうと密告ばかり
してる奴。ろくなもんじゃなかった。
そんな地獄でも今日は正直少し楽しみ。初の給料日だからだ。
砂利を運ぶ腕も今日は軽く感じる。
そして一列に整列し手渡しで渡される封筒。笑顔であけるキムタクだったが
一瞬で血の気が引いた。
そう、支給されたのは3万 ぺ リ カ !
そして寮で販売が始まった一粒300ぺリカの柿ピー、一本5000ぺリカの発泡酒!
もちろん買っちゃうキムタク。ざわ・・・ ざわ・・・
「ぶっちゃけ、リアルカイジじゃん」
福本を逆恨みするキムタクだった。
勝手に続き書いちゃいました。
234 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 10:15 ID:GTLzzVO7
キムタクは無我夢中で脱走を試みた。
どの方角に向かえば人里に出れるかはおろか、自分がどの方角に向かって
いるのかもわからなかった。
月のもたらす淡い光だけがキムタクの道しるべだった。
山を越え、谷を越え、分け入っても分け入っても続く山々。
ここのところ一汁一菜の粗末な食事しか摂っていないキムタクの体力は
そろそろ限界に達しようとしていた。
それでもここで休むわけにはいかない。
歯を食いしばって道なき道を前進するキムタク。
(ぶっちゃけ、今までの自分は間違っていたのかも…)
(オレはいつだって楽なほうへ、楽なほうへと流されていった)
(子供の頃、近所のダメおじさんを馬鹿にしたっけ)
(今じゃ自分のほうがもっとダメだ)
(おじさん、ごめんよ)
キムタクの頬に滂沱の涙が流れた。
空が白んできた。
朝だ。
遥か遠方に農家が見えた。
キムタクは最後の体力を振り絞って前進した。
やーまをこーえ谷を越え
僕らの街へーやってきたー
キムタククンがやってきたー
236 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 14:04 ID:GTLzzVO7
キムタクが玄関口でごめんくださいと大声を張り上げるとややあって老婆が
引き戸をあけた。キムタクは自分が登山をして遭難したこと、腹が減ってい
ること、良かったら一泊させてほしいこと、警察には届けないでほしいこと
を一方的にまくしたてた。すると老婆はすんなり首を縦に振り、泥まみれの
キムタクを家の中に招じ入れた。
家の中には老婆ひとりしか生活してないようだった。キムタクは居間に招き
入れられ、出された食事を残さずたいらげると急速に眠気に襲われた。
無理もない。徹夜で山野を駆け巡っていたのだ。
老婆はキムタクに食事を出すと、自分の寝室に引き上げてしまっていた。
キムタクは居間に大の字になり、久しぶりに気持ちよく眠りに落ちた。
老婆が自分の寝室から出てきた。彼女はキムタクの泥まみれの衣服をゆっく
りと脱がしていく。起きる心配はない。食事にたっぷりと睡眠薬を混ぜたの
だから。やがて丸裸になったキムタクのペニスを頬張った老婆は激しく舌を
使い出した。キムタクは前後不覚に寝ている…。
キムタクは翌日、3万円貰って老婆の家をあとにした。
食事を振舞われて、家に泊まらせてもらい、しかも3万円もらえるとは、渡
る世間に鬼はなしと思われた。
これで逃走資金ができた。
とりあえず、家まで帰ることにしたキムタクは最寄の無人駅から汽車に乗り
込んだ。
237 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 17:26 ID:gj6ussQy
>>236 すげーよ。悲しすぎる・・・童貞奪われなかったのが
せめてもの救いか。ウワーン
エグイなw
240 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 21:42 ID:XNSrgK65
トイレ付きの電車に乗ったら女見た後、
即トイレに行ってぶっこくキムタクだが、今はピュアな気持ちだった
「ぶっちゃけ脱走したあと、インポ気味だな、なんでだろ・・・・」
と、どうでも良いことを考えながら自宅行きに列車に揺られていた
クダラネ。
Σ(゚д゚lll)ガーン
243 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/20 23:56 ID:GTLzzVO7
東京近郊で私鉄にのりかえるとき、キムタクは自宅に電話をした。
もちろん、ヤクザが家に乗り込んでいないことを確認するためである。
「もしもし、おれだけど?母ちゃん」
「拓哉?拓哉なのね?いま怖い人がうちに…うっ!」
「母ちゃん?母ちゃん!!!」
「なんでもないよ。早く帰っておいで。ツーツーツー」
「もしもし!」
明らかに家にヤクザが乗り込んでいる。黙って帰れば間違いなく拉致られ
てタコ部屋に強制送還されるだろう。なにか策を練らねばならない。キム
タク家のある駅に降り立ったとき、キムタクの腹は決まっていた。
「警察に通報するしかないっしょ?」
駅前の交番をたずねるキムタク。
「こんちは。あのぉ、すいません。うちの家にヤクザが立てこもってるんで
すけど、なんとかしてもらえません?」
警察はすぐに動いた。
キムタクの家の周囲には県警の機動隊がぐるりと配置され、報道陣が大挙と
して駆けつけ、空にはヘリコプターが舞った。この立てこもり事件は、ほか
にこれといった事件事故がその日はなかったせいか、やけに大きく報道され
た。しかも解決に時間を要した。
「この事件の背景は被害者の無職の長男(30)がタバコ銭欲しさにアダルト
チラシのポスティングのバイトをして、チラシをすべてゴミ捨て場に捨てて
しまいそれが発覚、ヤクザの逆鱗に触れたのが発端」(週刊新潮)
「どっちが被害者かわからんね」(某大臣)
事件は機動隊の突入で3日後に無事解決した。
>「どっちが被害者かわからんね」(某大臣)
これいいNE!
245 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/21 01:57 ID:m/5SMBJD
246 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/21 02:08 ID:kL4GsQZY
Λ_Λ
( ´Д` ) タテンナッテ Λ_Λ
Λ_Λ / ,\ (´Д` ) イッテンダロ
( ´Д`) クソスレ | l l | / ,\
/ \ | .;|;;:。;:,:、| ;| ..,. | l l |
| l l | ..,. ., ヽ '゚;_。:_;./ /;-゚;・,。:゚;:.゚|;;|. | ,|
| | | _|。.:_::゜。-.;.:゜;/_ン∩ソ/\;;:;.:.。: ヽ '゚;。_ / /
ヽ \_ .。'゚/ `。:、`;゜::;.:、,:゚;: .:..゜:: ゚。:..;: /_ン∩ソ/\
/\_ン∩ソ\ ゚ ;:゚..゜:: ゚。:.:.:゚; ゚ ;:゚..;゚; / /`ー'ー'\ \
. / /`ー'ー'\ \ ゚ ;:゚..゜:: ;。:.:.::゚。;:;.:ヽ < / /
〈 く / / ゚ ;:゚.。゜:;゚;゚.。.:`;:;.:.。 \ \ / /
. \ L ./ / .;.:.;.゜::: ;。: ;:゚.゜:: : .〉 ) ( .く,
〉 ) ( .く, ゚.;゚ヽ(`Д´)ノウワァァン(_,ノ \.`)
(_,ノ .`ー' ;:ヽ(
>>1 )ノ:゚.;.:;
247 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/22 17:58 ID:/ndUdIOK
「あんたああ!!いいかげんに働きなさい!!」だってよ。
お袋が切れやがってさ。手には包丁、顔は鬼そのものよ。ヒイーw
しょうがねえから、ハロワでもいきますか。
俺だって好きで無色なわけじゃないのよ。飯食わせてもらって悪いとは思ってる。
でもなんつーの?「世間、社会、周りが悪い」・・・みたいな?
うまくいかねーなー。ハア、おまえがうらやましいよ。
・・・・・
ここ?河原だよ、気持ちEぜ♪ここでの一服&缶コーヒーは最高よ。
え、何?あーハロワね・・・イカネ・・・
俺みたいのが行っても無駄なんだよ。
おまえだって心の中じゃ笑ってんだろ?グビッ
痛てえ!なにすんだよ!殴ることないだろ。ん?おまえ・・・泣いてるのか?
おいっ、待てよ!
俺・・・何やってんだろ・・・
ただいまー。ん?ああ・・・ぼちぼちだったよ・・・・
あ、もしもし俺。ぶっちゃけ、さっきはゴメン・・・明日はちゃんといくからさ
だから行くの付き合ってくんねーかな?
248 :
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ :03/07/23 09:45 ID:H2zuxmZh
??????????
249 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/24 01:42 ID:lBVjI8at
良スレだったけど、どんどんすたれていってしまいましたね・・
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
252 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/24 22:20 ID:oGeOIqBY
徹子「きょうのゲストは『無職の男』で大人気のキムタクさんです」
キムタク「どうも」
徹子「(資料を見て)キムタクさんは『無職の男』で新境地をお開きになったそう
ですね」
キムタク「そうっすね。いままでの役柄とはだいぶ違います」
徹子「どんな?」
キムタク「そうっすね。おれの役柄は無職の男でダメダメなんです」
徹子「どんな風にダメダメなんですか?」
キムタク「職安に仕事を探しに行くんですが、すぐ諦めて近くの河原でタバコ
を吸ってコーヒーを飲んだりするんです」
徹子「それはダメダメですね」
キムタク「いままでの役柄って、ぶっちゃけ、モテモテだったんですから全然
違いますよね」
徹子「キムタクさんの眼から見て、役柄の男性はどう思われますか?」
キムタク「ぶっちゃけ、この役柄をやるまでは、無職ってくさいと思ってまし
た。だけど人間、ダメなところはあると思うし、そういう点では共感で
きるところもあるかなって」
徹子「視野が広がったんですね」
キムタク「ドラマを観て、仕事をしようと思ったっていう手紙がきたりするん
ですよね。このドラマを通じて、無職の人に少しでも勇気を与えられたら
と思っています」
253 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/24 23:09 ID:lBVjI8at
徹子は、もっとくだけた女だよ。
254 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/24 23:27 ID:SVhnM+ej
今夜の「無職の男」面白かったね!
とくにハロワの職員(斉藤洋介)ととっくみあいになるところ、俺の気持ちを代弁してるみたいだ。
でも、ここ数回「ドラマくさい」シーンも目立つよね。
朝からパチンコ逝って7マンもすったり、キャリー、まんが喫茶に毎日逝ったり…。
んなに金がねーつーの!
あとあんなに無職がモテルわけねーつーの!
無職はもっとワキマエてるつーの!
また、来週もみるつーの!
♪もっと もっと 毒舌な オンリーワン・・
256 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/25 11:25 ID:mA61kovM
(・3・)ヒューヒュ、ヒュヒュヒュヒュー、ヒュヒュヒュヒュヒュー、ヒュヒュヒュヒュヒューーー♪
257 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/25 11:26 ID:mA61kovM
IDにMIJが出ればきっと変われる・・・
258 :
1:03/07/26 21:50 ID:PDKlPX8N
>>249 俺、一回しか書き込んだ事ないんだけど、、、
259 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/28 17:58 ID:bKmT1Y9N
1クール分のコンテンツは揃ったので、
文才のある方、1時間30分の最終回書いて下さい。
それから、終わりにしましょう。
260 :
1:03/07/28 19:25 ID:AtU6igW8
俺からもお願いしまつ
261 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/28 20:48 ID:pEqRfbu4
キム、見ているか?キムが無職の役をする日を待ち遠しく思っている。
262 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 00:06 ID:aBli7pGC
だれに書いてほしいか、アンケート取る?
263 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 09:01 ID:uBBiV6Pj
書いてください
264 :
無職の男:03/07/29 15:40 ID:wD4iiAF0
キムタクは胸元をつたう汗の不快感で目を覚ました。窓の外では油蝉が煩く
鳴いている。目覚ましをかけずに眠ることに慣れてしまったキムタクだが、
なぜかいつも10時間寝ると目を覚ましていた。
部屋の時計はもうずっと前に電池が切れ止まってしまいるが、時間に束縛
されることのないキムタクにとってはどうでもいいことだった。
1階の様子に耳を澄まし、母親が外出中であることを確認するとキムタク
は1階へと降りた。台所は既に片付けられており食卓には何も見つけられ
なかった。
「そりゃ無職に食わせる飯は無いっしょ」
キムタクは冷蔵庫から麦茶を取り出し部屋へ戻った。
昨夜から点けっぱなしにしていたPCに向い、いつもの2chをチェックする。
「まったく夏房はウゼーンダヨ。『クレクレ君は氏ね』と・・・」
刺すか刺されるか、そんなギリギリの書き込みのやり取り。今のキムタク
にはこの世界が全てだった。
『美味しんぼ』を見終わり、日課となったオナニーを済ませるとキムタク
は身支度を始めた。炊飯器のご飯で握り飯を作り、ペットボトルに麦茶を
入れ、コンビにのビニール袋に詰め込む。午後7時になれば、パートタイ
ムから母親が帰ってきてしまうので急がねばならない。家を出る時、キム
タクは周囲への注意も忘れなかった。帽子を少し目深に被り、近所のババ
ア達に見つからないようにすばやく自転車で家を離れるのだった。
265 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 19:06 ID:aBli7pGC
みんな、最終回だし盛りあがっていこーぜ!!
>>264 なかなかいいよ。
>>264 いや、かなりいいね。きっと264は読書家だな。
(・∀・)イイヨイイヨー
267 :
無職の男:03/07/29 20:45 ID:ZklYiNul
多摩川を下流へと向か土手の散歩道。それがいつもキムタクの決められた
コースだった。どこへ向かうわけでもなく、制約があるわけでもない。だ
がキムタクはいつも必ずその道を走るのだった。
犬を散歩させる人やジョギングをする人、そんな土手を行き交う人とすれ
違う時も、キムタクは黙って自転車のベルも鳴らさず横をすり抜けていった。
土手沿いの野球場でオニギリを食べ、ブックオフで漫画の立ち読みをして
時間をつぶす。それがいままでのキムタクの日課だった。
そんなキムに変化が!?
ドキドキ(・∀・)
269 :
無職の男:03/07/29 21:09 ID:ZklYiNul
いつものように土手の野球場でオニギリを食べ終えると、キムタクは
ブックオフではなくK市街から少し離れたホームセンターへと自転車
を走らせた。家から15キロも離れたホームセンターはこの地域で1番
の規模を誇る店舗だ。
駐車場の車1台のスペースに自転車を止めると、キムタクは店内へと入
っていった。店内を歩き回り商品名に目を走らせ、小1時間ほど店内
を歩き周る。買いたい物の商品名はわかるのだが、それがどんな形状
をしている物なのか、キムタクには見当がつかなかった。
時計は午後7時半を回り閉店時間が近づいていた。15キロ自転車を走ら
せたキムタクの足はすでに限界に近い状態だった。このまま家に帰り
インターネットで調べなおし、また改めてこの店を訪れる。そんな
ことがキムタクにとってはたまらなく面倒なことに思えてならなかった。
キムタクはレジへと向かうと、空いている店員を見つけた。
「あのー、バールノヨウナモノって何処っすか?」
270 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/29 23:10 ID:yoe5MTaT
「商品名」イイ!
271 :
無職の男:03/07/30 10:36 ID:0XM0se3S
キムタクはレジへと向かうと、空いている店員を見つけ声を掛けた。
「あのー、バールノヨウナモノって何処っすか?」
「はい?なんでしょう?」
「バールノヨウナモノは何処でしょうか」
店員は一瞬怪訝そうな顔をしたが、内線電話を取り上げ案内の店員を呼び
だした。暫くして40歳前後の青い作業着を来た男が現れ、レジ係と二言ほ
ど言葉を交わした。
「お客様、バールでよろしいでしょうか?」
「え、あ・・・ハイ。バールでいいです」
キムタクは店員に工具コーナーへと案内された。棚にはL字型をした30cm
位から、大きな物では1mを超えるバールが並んでいた。店員はキムタクを
一瞥してからその場を去っていった。
「バールって釘抜きジャン」
キムタクは少しがっかりしたようにそこに並ぶバールを見つめた。
272 :
無職の男:03/07/30 10:36 ID:0XM0se3S
閉店間際の閑散とした店内には木工製品の匂いが充満しており、普段締め切
られたた栗の花に匂いの漂う部屋で暮らすキムタクにとっては、そこは現実
離れした別の時空間のように感じられた。
キムタクは1mくらいの大きさのバールを手に取り、注意深くそれを観察し
た。L字に曲がったバールの先は二股に分かれ、鋭く磨かれていた。
「ぶっちゃけ、これ人殺せるっしょ」
工具というより武器、それがキムタクの印象だった。キムタクはバールを
手にとっては棚にもどし、値段を見ては考え込んだ。バールは高いものでも
4000円くらいだったが、自動販売機のジュースですら思うように買えない
キムタクにとってそれは大金だった。結局、キムタクはどの大きさの物を買
えばいいのか見当もつなかった。
30分ほどもそこでキムタクは悩んでいただろうか。すでに店内には閉店を告
げる蛍の光が流れ始めていた。キムタクは結局購入を諦め出口へと向おうと
した。その時、キムタクの視界を一瞬ある物がかすめた。誘蛾灯に誘われる
蛾のようにキムタクはそこに向うとそれを手にすると、レジへと向って行っ
た。キムタクが手にした物、それは小さな七輪だった
273 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/30 13:28 ID:kC0c0eGJ
(((( ;゜Д゜)))ワクワクブルブル
>無職の男
君、素人じゃないっしょ!?
話の中のキムタクより現実で>>無職の男さんが事件を起こしそうな悪寒。。。
バール泥棒を諦めて七輪だなんて
読ませるね
金宅どうなっちゃうんだろう
いつもの馬鹿で明るいキムタクと違って
鈍くどろりとした感じのキムタクがとても良い。
爆発寸前だ。
278 :
無職の男:03/07/31 17:49 ID:SpnxBZve
キムタクは外灯もなく人通りもまばらになった土手を自転車で走っていた。アス
ファルトで舗装された歩道のひび割れを車輪が通り過ぎるたびに、自転車の籠
に入れられた七輪がゴトリと音を立てた。店内の効きすぎたクーラーですっかり
冷え切っていたキムタクの体だったが、今はTシャツが体にへばりつくほどの汗
をかいていた。
バールや七輪を買ったところで、実際にそれを行動に移すだけの力が無いこと
は自分でもわかっていた。
「これは切り札のカードだ。俺はいつでも楽に死ねるカードをもっているんだ。」
そんな風に考えるとキムタクの心は少しだけ楽になる気がした。
家に帰り着くと時計はもう9時を廻っていた。玄関のドアを静かに開けると、キム
タクは「ただいま」も言わずに静かに自分の部屋へと上がっていった。両親は既
に帰宅しており、リビングからはTVの音が聞こえている。キムタクはペットボト
ルの温くなった麦茶の残りを飲み干すと、PCデスク前の椅子に腰を降ろした。
おまいら落ち着け!
騙されるな!
281 :
R@ ◆QZdameC492 :03/08/01 04:00 ID:YFtqzWiM
(・∀・)イイ!
ついでにageとく
282 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/01 23:39 ID:DFhV5DVJ
無職の男さん 最高です
国語が苦手な おいらでもズンズン読んでます
283 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 00:40 ID:n4CZWo+7
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
285 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 04:03 ID:J3+xaUk1
286 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 13:19 ID:aNU1gq5p
(ノ゚Д゚)あげ
287 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 14:05 ID:xkybXGk1
>>278
無職の男さん、もっと読みたいです。続き書いて下さい。
288 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 16:01 ID:Co1T+XXL
CM中です(たぶん
289 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 18:03 ID:7Cq+wDvR
無職にCMながしても かなり無意味だろう
まさか 放置プレイか 悶え
290 :
mm:03/08/02 18:05 ID:JJAergAD
今度キムタク、ペット屋店員の役やるらしい
291 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 18:13 ID:q1Wx4nN4
292 :
mm:03/08/02 18:32 ID:JJAergAD
>>291 キムタクの先をゆく男ですね
もうキミはもてまくりでむけまくりで
いいでつね
293 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 18:35 ID:MucczSfn
294 :
mm:03/08/02 18:36 ID:JJAergAD
295 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 18:46 ID:MucczSfn
293で煽ったまでは良かったが、
「ほーぼー」の意味がわからず敗北決定。
「ほーぼー」って何だ?マジで気になる・・・
296 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 22:17 ID:7Cq+wDvR
ここはもう 下火ですか?
297 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/02 22:38 ID:J3+xaUk1
あぼーん
299 :
無職の男:03/08/03 12:49 ID:3H6ldQFP
夜の9時を過ぎたとはいっても、まだ部屋には昼の暑さが残っていた。
キムタクの部屋のカーテンは昼間はいつも閉ざされ、夜が来るとカー
テンを開け、腐った部屋の空気を入れ替えるのだった。
キムタクはホームセンターのビニール袋から七輪を取り出すと暫くそ
れを眺め、またビニール袋に入れなおすと押入れの目立たない奥の
ほうへそれをしまった。部屋に自分以外の人間が入ることなどありえ
ないのだが、本来の目的には使われない七輪が部屋においてある
のが自分でも滑稽でもあったし、後ろめたくもあった。
キムタクはPCデスク前に向かいなおすと、今日の成果をチェックし始
めた。キムタクのPCの電源はいつもつけっ放しになっていて、絶えず
エロ動画をダウンロードしていた。そんな風にしてダウンロードした動
画はPCのハードディスクのかなりの部分を占領していた。夜の眠くな
るまでの時間はその日の成果をチェックし、使えるものがあればオナ
ニーをする。オナニーが済めばあとはひたすら2chで殺伐としたやり取
りをする、それがいつもの時間のつぶし方だった。
キムタクにとって時間は貴重なものなんかではなく、ただ無言の責め
苦を受けつづける拷問に等しかった。誕生日が来て一つ歳をとればそ
の拷問はさらに苛烈なものへと変わっていくように感じていた。
300 :
無職の男:03/08/03 13:04 ID:3H6ldQFP
深夜の2時を回り空腹を覚えたキムタクは台所へと降りていった。親が
寝静まり、近所にも人影は居なくなる、この時間が唯一キムタクが自
由に振舞える時間だった。キムタクは冷蔵庫からうどん玉を取り出し火
にかけた。
うどんが茹で上がるまでの間、キムタクはTVを見ていた。いつものよう
に番組よりもCM時間が長い深夜放送に舌打ちをしながら、こまめにチ
ャンネルを変えてはTVに向かって毒づいていた。
「・・・・家に練炭はあったか?」
キムタクは流しの下や床下の物入れなどを探し始めた。扉を開ける度に
乾物や古くなった調味料のすえた匂いが鼻を突きキムタクを不快にさせ
た。5分程も探していたが練炭は見つからず、そうこうしているうちにうど
んが茹であがってしまったので、キムタクは捜索を諦めた。
「つーか、今時練炭なんて普通の家庭には置いてないっしょ。」
キムタクはうどんを胃に流し込み、後片付けをすませると部屋へと戻って
いった。
301 :
無職の男:03/08/03 13:11 ID:3H6ldQFP
キムタクの考えは停止していて、これから何をしたらいいのか、いくら考
えたところで答えは出せずにいた。夜寝る前になって、明日は職安に行
ってみようと思う時もあったが、結局夕方まで寝てしまいいつも職安には
行けずにいた。もっとも目覚ましもかけずに部屋を締め切り、明け方近く
に眠りにつくのだから職安に行こうなどと本気で考えているのか怪しいも
のだった。
キムタク頑張れ!
でも頑張るな!
303 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/03 21:08 ID:/mdDO1Th
304 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/03 22:37 ID:birxtTqZ
うーむ 本気で楽しいし読ませるね。
305 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/05 02:52 ID:mOvtSGwL
キムタクは何やっても格好(ry
例えばホームレス役でも括弧よく映るんじゃないのか
306 :
305:03/08/05 03:09 ID:mOvtSGwL
・・と思ったけどこれ本当におもしろいね
ドラマ化もこのご時世、十分ありえると思う
TBSにこのスレ送り付(ry
キムタクが不毛なオナニーで逝く顔を全国放送すれば
アフォな女も見逃すわけがない。視聴率50%は軽くいくな
308 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/05 15:24 ID:b/N5TzLI
309 :
無職の男:03/08/05 15:54 ID:tVulSWVF
午後の図書館は暑さを避けて非難してきた人々で混雑していた。その顔
ぶれの多くは主婦や学生、子供や老人といったものだったが、なかには
キムタクと同じように一見しただけでは何をしているのか分からないような
人々も見うけられた。
「行き場の無い人間が集まるところなんていっしょだな」
同族達が発する自分と同じ臭いに嫌悪を感じながら、キムタクは大して興
味も無い書架を横目で見ながら館内を廻った。もう随分前から小説を読ま
なくなっていて、活字を読む機会といったらモニターを通しての2chぐらいの
ものだった。資格や学術関連の本でも読めば少しは就探しの足しにでもな
るのかもしれなかったが、そんな情熱ややる気はとっくに無くしてしまって
いた。
キムタクは大航海時代の帆船の図鑑と、魔女の宅急便の美術設定集を手
に取ると、どこか腰掛けられる所はないかと館内を廻ったが椅子はどこも埋
まってしまっていた。
「こんなとこで寝てんじゃねーよ乞食が。ホームレスは追い出せ。」
実家に寄生しているだけで、ホームレスと大差のないキムタクだったが、彼
等に向けられる言葉はいつも辛辣で容赦なかった。彼等が自分の10年後、
20年後の姿かと思うと逃げ場のない不安感に襲われ、それを打ちけすため
に彼等に憎しみの感情をぶつけていたのかもしれない。
310 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/05 16:12 ID:b/N5TzLI
正直おもしろい。
感想
逆恨み&責任転嫁の妄想が始まったキムタク。そろそろ危険な香・・・
ワクブルで続き期待
311 :
きむたこ:03/08/05 16:13 ID:CZNFaBaq
ボロボロのカブにのって、新聞配達する役でも
かっこよさそう
キムタクきむたくぅぅそqwegf:qhgf:尾4Tいy
313 :
無職の男:03/08/06 10:20 ID:09jXpvtD
キムタクはしかたなく図書館入り口付近のあまり冷房の効いていない入り口
横の椅子に腰掛け本を読み始めた。
「やっぱキキだよな、宮崎アニメは」
はじめの頃こそロビーを通り過ぎる人に注意を払いながら、まるでエロ本でも
立ち読みするようにジブリの本を盗み読んでいたキムタクたったが、いつのま
にかすっかり本に夢中になってしまっていた。
「・・・・・木村君?」
一瞬、キムタクはその言葉が誰に向けられたものか分からなかった。ロビーの
周囲を横目で見やったが自分の他に人影は無く、その言葉が自分に向けられ
たものだと理解した。入り口横には白い半袖シャツにジーンズ姿の若い女が立
ちこちらを向いていた。脇にはトートバックを抱え、図書の貸し出しを済ませた後
だろうか。
「木村君・・・でしょ?」
「松さん?」
314 :
無職の男:03/08/06 10:48 ID:09jXpvtD
女は小中とキムタクと同じ学校に通っていた同級生だった。中学2年の頃、同じ
クラスだったような記憶があったが、松たか子とは数度言葉を交わしたくらいの
同級生という程度の関係で、友人と呼べるほど親しくも無かった。松は明るく身
奇麗なタイプだったし、それなりに人気もあった。反面、キムタクはどちらかとい
えばクラスでも目立たないグループに属していたし、女子と話すようなこともめっ
たになかった。
こんな小さな街ではあったが、高校を卒業した頃からは街で偶然同級生に出会
うようなことはめったに無くなっていた。たとえ同級生の姿を見かけたとしても自
分から声を掛けるようなことはせず、顔をそむけその場から足早に立ち去るよう
に努めた。
成人式にも出席しなかったし、同窓会の通知も来たことは無かった。別にイジメら
れていたという訳ではなかったが、キムタクにとって高校時代は大して記憶にも無
く、思い出しても灰色に映像がかすんでいて、懐かしめるようなものでなかった。
315 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/06 12:56 ID:acTNw+b4
「松さん?」
でコーヒー噴きましたw
キムタクと図書館といったら常盤かとおもいました
318 :
無職の男:03/08/07 13:02 ID:gJfkC4FD
キムタクは慌ててジブリの本を閉じて表題が見えないよう裏返した。丁度キキの
スカートが捲れている絵を眺めていたところだったので、松たか子に見られはし
なかったかと心配になった。
「え、あー久しぶりじゃん」
「うん、中学卒業いらいだね」
松たか子はちょっと照れくさそうに笑いかけた。キムタクも笑顔を返したつもりだ
ったが、引きつった笑顔は松たか子にどう見られただろうか。こういう時、普通に
昔話や近況報告をしあって適当に会話を運ぶことがキムタクには出来ず、薄ら
笑いを浮かべ相手に相槌を打つのが精々だった。
松たか子は普段着ではあったけれども、身奇麗で清潔な格好をしているのに、
自分はいつも履いている色の落ちきったジーンズと襟の伸びたTシャツだった。
その対比がキムタクをみじめな気分にさせ、会話余計に鈍らせた。松たか子
にしても声を掛けたのはよかったが、キムタクのよそよそしい態度に少し困惑
した様子だった。
「木村君も今日勉強かなにか?」
「いや、今日は本読みにさ」
「ふーん、木村君は今何してるの?」
「え・・・・あぁ、うん。バイトね、してる」
319 :
無職の男:03/08/07 13:06 ID:gJfkC4FD
キムタクは咄嗟にウソをついてなんとか体裁を保とうとした。自分の今の現状を
相手に素直に話したところで、「がんばって」と適当に励まされるか、返答に困っ
て話題を変えられるのが関の山だった。
(いいからさっさと行けよ。俺のことなんかかんけーねーだろう。)
キムタクは松たか子に掛ける言葉以上に多くの言葉を心の中で松にぶつけた。
松たか子は入り口のロビーから動くこともなくキムタクを見ていた。キムタクは
松たか子の目を見て話すことができなかった。会話の合間合間に外から聞こえ
てくるセミの声が、白々しかった。
「ふーん、そうなんだ。私たまに勉強でここ来るんだ。」
「へー、そうなんだ」
「じゃあまたね」
「うん、じゃあね」
松たか子は右手をヒラヒラと少し上げてサヨナラの仕草をさせると図書館を出て
行った。挨拶程度の短い会話だったが、キムタクは背中にたくさんの汗をかいて
いた。キムタクは書架に本を戻すと、もうここには来るのは止めようかと考えなが
ら図書館を後にした。
320 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/07 13:08 ID:tLFIrXNE
もしかしてハッピーエンド?
321 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/07 13:13 ID:tVq+1+PQ
さらに行く場所に困るキムタクだなw
322 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/07 14:20 ID:spynzt8B
なんてリアルで悲しいお話しなんだ・・・・・
悲惨だが、理解できるところが鬱だ
324 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/07 14:32 ID:Fo07gpGf
つーかこのドラマ終わったらこのスレ終わるの?
そんなの嫌だーーー!!
とりあえず選挙対策に動き出した小泉見てるとキモイ。というかムカツク。
327 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/07 21:26 ID:RcjOd0LT
>>325 いや、入り込めずに悶々としている書き手が結構居ると見た。
終わり次第、練り上げた作品をうpしてくるのではないか?
>>327 みなさん頑張ってください
俺も何か考えてみようかな
329 :
無職の男:03/08/08 15:48 ID:7gVr9qI8
土手沿いを自転車で走るキムタクの回りを沢山のトンボが回っていた。8月のま
だ暑いさかりだったが季節が少しずつ移っているのをキムタクは感じた。
キムタクは土手から自転車を下ろし、橋下の中央付近の橋脚に自転車を止める
と、橋脚のコンクリートに腰を落とした。流れの緩い灰色に濁った川からはドブの
匂いが漂い、生き物の気配など感じさせず、人間の生活が垂れ流れてきたようだ
った。
「どこでも一緒じゃん。なにも変らねーじゃん。」
もう長く泣くことを止めてしまっていたキムタクだったが、自分がどうしようもなく惨
めで情けなく、涙が溢れてきて止まらなかった。涙はやがて嗚咽に変り、キムタク
はもうあたりもはばからず低い声をもらして泣いた。
なんだこの展開は まるで自分が主人公にでもなったような気分だぞ
331 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/09 15:56 ID:wTfVZg/U
(・∀・)イイ!!
333 :
無職の男:03/08/11 11:10 ID:99S3vvNV
キムタクはもう2週間近く外出をしていなかった。暑さもいくぶん和らぎ、なんとか
扇風機で過ごせるようになると、外に出る気力もなくなっていた。長いことまとも
に食事を口にせずに、ほとんど飲み物しか取らないような生活になり、階段を昇
り降りしただけで眩暈を感じるような状態だった。部屋のテレビはつけっぱなしに
され、いつもNHK教育にあわされたチャンネルから、子供向けの歌や英会話が
小さな音と共に流れていた。キムタクは終日をベッドの上で寝転がって過ごし
、ただそれを見つめているだけだった。
締め切られた部屋に日の光は差し込まず、セミの鳴き声ももう暫く前から聞こえ
なくなり、時折ちり紙交換の呼び声が部屋に聞こえるだけだった。
部屋からもほとんど出ることはなくなり、尿もペットボトルですませ、大便に行く時
だけきしむ体をトイレへ運んだ。外出もすることなく、時折何か思い出したように
起き上がっては、部屋の片付けをした。そんな状態のキムタクを親も心配して、
ドア越しに食事を運び声を掛けるのだったが、キムタクはただ弱く声を返すだけで、
食事には手もつけなかった。
334 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/11 12:40 ID:QfSS2fRX
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブルザクグフゲルググ
335 :
無職の男:03/08/11 13:17 ID:99S3vvNV
キムタクは起きているのか寝ているのか、もう分からなっていた。流れているTV
番組と頭の中の空想が合わさって様々な空想に変換され、まるで幻覚でも見て
いるかのようだった。
336 :
無職の男:03/08/11 13:45 ID:99S3vvNV
空気が揺れていた、規則的に数回ボンボンと部屋の中が揺れたように感じた。
それは正確にはもっと高い音だったのだが、キムタクの耳にそれは感じられず
頭蓋骨が振動して響いているもののように感じられた。
(うるさいな しずかにしろよ)
部屋に明るい光が差し込みキムタクは目が眩んだ。
キムタクは母親に肩を揺さぶられてなにか声をかけられていた。
母親は何度も何度も声を掛け、ベットが軋むほどの力でキムタクを揺り
動かしていた。だがキムタクには母親が口をパクパクと動かしているのは
分かったが何を言っているのか声は聞こえなかった。
(きっとこれも夢なんだろうな)
「そうだ、俺は松たか子と付き合おう、それがいい。」
どこか遠くで救急車のサイレンが響いていた。
終わり
337 :
無職の男:03/08/11 13:46 ID:99S3vvNV
終わり
338 :
柚菜 ◆0Pn6mBKV4g :03/08/11 13:51 ID:qC0fxDQK
(・∀・)<ハゲシク (・∀・)イイ!!
339 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/11 14:03 ID:qa+uxdpw
ただ今夏休み中!
なんちゃって出勤を・・・
341 :
無職の男:03/08/11 17:46 ID:99S3vvNV
あとがき
このスレッド読んで面白いなと思って自分も書いてみました。最初、みんな
と同じようにコメディーで始めたんですが、なぜかいっくら書いてもコメディー
にならないんですよね。で、「あぁ、こりゃいかん誰も読んでくれないだろう」
って思ったんですが、読んでくださった人がいて本当にありがたかったです。
最近はテレビなどで無職ダメ(引きこもりも含め)が閉塞した社会の一例とし
て引っ張り出されることも増えてきました。そんなドラマの最後には彼等も社
会に無事復帰したりするんですが、その点のいきさつが凄く曖昧でいつのま
にか彼等に精神的な変化が訪れちゃったりしてます。
そういうの見るたびに、嘘臭く本当に無職・ダメを理解していないんだなと
呆れてしまってました。本当は無職・ダメはもっともっと切実で惨めで救い方
なんて誰も分からないものなのにと・・・・。
書いていてもキムタクは本当に救われなくって、どう考えても社会に復帰する
ハッピーエンドなんて浮かばないんですよね(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル…
キムタクを救うカウンセラー降臨キボンヌ
泣きたい
両親ともに死んでしまうとか、そういうのがないと
本質的には変わりにくいわな・・・
俺の友人で中小企業社長の息子が28までヒキってたけど、
癌で父親亡くしてから会社継いだ。
高校時代の知人連中(俺含む)は「どーせすぐ倒産だな」って
笑ってたけど、5年後の今、ファブレス&海外進出等、躍進
してる。
状況にもよるんだろうけど、ヒキ=無能とはいえんなあと思った。
無職は職がないから無職なワケじゃない!
何をどうしていいのか分からない、考えても答えが出ないから無職なんだ!
345 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/12 11:17 ID:+XTx7/fh
346 :
1:03/08/12 15:49 ID:iAgQnvd3
なんか後味いいぞ!!
みんな頑張れ!
俺も頑張る!
347 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/12 15:49 ID:UoL1Jcgu
これで ここも終わりか…
しかし 後味が良いね
348 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/12 16:35 ID:TrXn2LpL
∧∧
/⌒ヽ) キムタクのほうがルックスいいだけマシ・・
i三 ∪
〜三 |
(/~∪
三三
三三
三三
三三
349 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/12 19:49 ID:IFtAowiS
>348 お前の後姿もなかなか。
350 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/12 20:22 ID:YnoD0080
キムタク主演のドラマなら内容はどうあれ、視聴率20%は堅い。
この無職の男がドラマ化されれば、真性ダメ人間が俄かにクローズアップ
され、お前らにも就職の道が開ける…わけはないか。
キムタクに工員のドラマをやってほしい。
設定は某大手自動車会社の組み立てラインマン、29歳一般従業員
来年は30歳なので、この業界では班長になれなければ転職を考える歳だ。
もともと運動神経はいいので一秒間にネジを2本打ち込める腕前で3ヶ所の工程をこなせる、同僚や後輩には信頼が厚いが、作業の遅い先輩や嫌いな上司には平気でタメ口なのでキツイ作業を任されている。
「天井工程はキム君にしかできないよ!!」とか言われると嬉しいが、単なる嫌味。
一応既婚で死塚とはヤンキー時代からの腐れ縁、今日は夜勤なので自慢の改造AE86でカウンターを決めながら出勤・・・・・・・。
しかし今日は普段と何か違った・・・・昨日、入社して二ヶ月経つのにネジを1秒間に1本しか打てない後輩が作業が遅く、自分の工程まで流されてきて邪魔だったので怒鳴ったら、それが原因で辞めてしまったのだ。
「ボクはキーボードならキムタクさんに負けません、バカみたいなので辞めます」と言ったらしい。「お前のせいだ!!取り合えず代わりの人間が来るまで2工程を一人でやれ」と嫌いな上司に命令される。
・・・・必死にラインに流されまいと2工程分を一人で作業するが「正直、簡便して下さいよ・・・・やってらんね!!」転職を決心したキムタクだった(AM3:00)
352 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/12 22:47 ID:cVBX6rOy
>>351さんって、その仕事が本職の人なのかなぁ?
354 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/14 15:34 ID:W90D2yMI
最終回と思ってたら、新番組が始まってたんですね
無職の男劇場版まだ?
つーか今までの全部、予告らしいよ
これから本編!!
357 :
無職の男:03/08/14 22:04 ID:zFwX9O3P
「無職の男劇場版」現在製作中
公開2003年秋 近日公開
出演:木村拓哉 松たか子 他
358 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/14 22:05 ID:DN0i+Typ
窓の外から乾いた爆音が聞こえる。
花火に呼応する、あるいは全く関係のない群集のざわめきが聞こえてくる。
表に出て小高い地点に立てば夏空に浮かぶ極彩色の花火がはっきり拝める。
せめて窓を開け放てば、花火を打ち上げる方角によっては民家の屋根と屋根
との間からときたま見えたに違いない。
しかし、キムタクはそうしなかった。いつも通り汗をたっぷり吸い込んだ万年
床に横たわり、天井を睨みながら世を呪っていた。
「花火大会なんか愚の骨頂っしょ?」
「下層民の気晴らし」
「市の予算の無駄遣い」
キムタクは際限なく花火大会とそこに集まる人々を心中で罵倒し続けた。
やがて感情が昂ぶってきたキムタクはシーツを両手を掴むと、両足を交互に
布団の上に叩きつけはじめた。それだけでは飽き足らず、「うぉぉぉぉぉ!」
とくぐもった叫び声を上げた。
誰かが階段を上がってくる音がして、キムタクは半身を起こし身構えた。
ややあって階段を下っていく音がした。
安堵する自分を発見したキムタクは逆上し、何度も何度も拳を布団に叩き付けた。
彼は今年で三十歳になった。
キムタクの日常は、彼の軽蔑してやまない一般人の陰画だったが、退屈で
毎日同じことの繰り返しという本質においては見事に合致していた。
キムタクにはそんなことはわかりきっていた。
彼はこの件に限らず、自分がどう振舞えばこの生活を脱せるのか?という
問題についても十分な解答を持っていた。
彼は自分が劣等な知性の持ち主ではないと確信していたし、実際それは本当
だった。
ただ導き出した解答を実行する気が起きなかっただけなのだ。
そのために三十歳を過ぎるまで定職に就かず、親の庇護下で生きてきた。
やる気さえ起きれば、キムタクは快進撃を続けるに違いない。
やる気さえ起きれば。
やる気さえ起きれば。
やる気さえ起きれば。
キムタクの唯一わからなかったことは、やる気の起こし方だけだっただろう。
一体あれはいつ頃のことだったろう?
すべてが取るに足らない馬鹿馬鹿しいことと思えるようになったのは?
そんなことを考えながら、キムタクは炎天下を歩いた。
「田舎者どもが帰省したから公園は誰もいないっしょ?」
夜の公園にはよく足を運ぶキムタクだったが、昼間の公園は久々だった。
案の定無人の公園に気を良くしたキムタクは木陰のベンチにどっかり座り
込み、ポケットから取り出したタバコに火を点けた。
「そういえばあの辺で」
キムタクの視線はブランコの脇のベンチに注がれた。
それは昨夏のことだった。
真夜中にキムタクがブランコ脇のベンチでタバコを吸っていると、かなりの
距離はあるものの対面する形になる向かいのベンチに若い男女がやってきた。
彼らは欲情していたらしく、座るやいなやペッティングをはじめた。
キムタクは軽蔑しながら街灯のきれはしに浮かぶその光景を眺めていた。
男がキムタクの存在に気付いた。
男はつかつかとキムタクに歩み寄ると、キムタクの襟を掴み、こういった。
「邪魔なんだよ、おっさん。ぶっ殺すぞ」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」キムタクの声と蝉の鳴き声が混じりあった。
一人の子供が虫取り網と虫籠を持ってやってきた。
蝉を捕まえるつもりらしく、樹木の下からじっと上を眺めている。
キムタクは反射的に生白い腕を隠すために腕を組んだ。
子供は小学生の低学年くらいに見えた。
えいっと網を振るった子供の上を茶色い蝉が飛翔していった。
蝉は高い場所にいるようで子供の身長では捕獲しにくいらしい。
子供は何度も挑戦したが、一回も蝉を網に収めることはできなかった。
キムタクが腰を上げた。
そろそろ家に帰るつもりだった。
出口を目指して歩いていくキムタクに子供が走りよった。
「おじちゃん、あそこの蝉、取ってくんない?」
その表情は真剣だった。少なくともキムタクを嘲る表情ではなかった。
「いいよ」キムタクは気軽に応じた。
「ここ。ここにいるミンミン蝉」
子供が指差した先には、羽根が透明の蝉がいて、小刻みに体を震わせていた。
「失敗しても知らないよ」
「いいから。いいから」
キムタクは網を掲げ、慎重に蝉の近くに運んだ。
蝉を網に収めるには、網と幹とがなるべく直角にならなければならない。
しかし、幹は丸みを帯びているので、どうしても網と幹との間に隙間が
できてしまう。
どうして餓鬼の蝉取りに付き合わなくてはいかんのだ?と自嘲しながら、
キムタクは思い切りよく蝉の上に網をかぶせた。
蝉は隙間ではなく網の奥に飛んだ。
キムタクは網をくるっと一回転させ、網を地面の上に置いた。
成功だった。
「やった。やった。やった」子供は一目散に蝉に駆け寄った。
「じゃあな」
子供は夢中になってジィジィ鳴く蝉を手にしてためつすがめつ眺めていた。
キムタクは額の汗をぬぐいながら家路についた。
道すがら、蝉の寿命の短さを思い出しながら。
家の前まで来たとき、キムタクは自分の家をよく見ておこうという気になった。
親父が三十年ローンで購入したぼろっちい建売り住宅。
それを囲う一部崩落しているブロック塀。
開くとキィキィ音を立てる玄関引き戸。
小さなガレージ。
庭先のコンテナガーデン。
そのすべてが何故か愛おしく、胸が一杯になった。
両親はそろって田舎に帰省していた。
今日やるのが一番だれにも迷惑がかからないやり方だった。
今日しかなかった。
キムタクは後戻りできない地点に立っていることをはじめて悟って慄然とした。
「これが運命ってやつですか?」
冗談めかしてそう呟くと玄関の鍵を閉め、自室に閉じこもった。
キムタクの部屋から乾いた爆音がした。
ドキドキ?
>>「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」キムタクの声と蝉の鳴き声が混じりあった。
発狂寸前な暑苦しさが伝わってくるよ。
367 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/15 08:24 ID:BplFVSjn
最近の文章、えらく長くて本格的なんだけどセミプロ的で全然面白くない。
ちょっとまえの失敗したり、ダマされても明るく
「ぶっちゃけ、やってらんねー」なキムタクの方が面白かった。
明るい奴のほうが望ましいってだけだろう。
自分の出口の無い状況を考えると・・・。
369 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/15 13:14 ID:5WY8796w
367 激しく同意
そういや今朝、30台無職男が自分の部屋で火薬つかって爆発おこして自殺したニュースやってたけどまさか・・
371 :
山崎 渉:03/08/15 20:06 ID:SuVNUv3y
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
372 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/15 20:50 ID:UuJFQ18Z
俺は両方面白いと思うがね。
373 :
さかな:03/08/15 22:43 ID:eDyaiOjy
掲載途中に水かける奴が居るから続きが読めなくなっちまった。
ていうか>364で完結なんじゃないか?死んだんだろ?最後の行で
漏れも無職の男さんの好きだ。>359〜も同じ人?
スレ序盤のぶっちゃけやってらんね系もかなりツボだったけどじっとりしたのもイイ
今後もハッピーエンド禁止の方向でお願いします
自演ですか?
30歳を過ぎたキムタクは、もはや人並みの社会人生活を送る事が不可能な事
に己自身、気付いていた。そんなキムタクではあったが密かにある野望を抱い
ていた、、、
そもそもキムタクは12年前、三流高校として県下に名高い堀健学園に通って
いた。共学ではあったが入学してからの3年間キムタクは女子と、まともに話
した事も無い、ヲタク集団にすら入れない、教師に語りかけられる事すらない、
休憩時間にはいつも独りでゲームボーイをしていた、そんな駄目ダメ学園生活
を送っていた。
なんとか卒業はしたものの仕事は決まらなかった。もちろん大学進学など夢の
また夢だった。
18歳キムタク「ぶっちゃけ俺の人生もう終ってるっしょ?」
あれから13年キムタクは一度も定職に就いた事がなかった、職安にも通って
はいたが、どんな仕事も自分にこなせる自身が無かった。仕事を探す事を諦め
ては河原でコーヒーを飲みながらいっぷくしていた。
そんなダメ駄目男キムタクではあったが過去に一度TVカンピオンという全国
ネットのTV番組に出場し、優勝した事があった、
「TVカンピオンカップラーメン全国選手権」だ
18歳で堀健学園を卒業して以来、キムタクの食事は3食のうち2食はカップ
麺だった。そして気が付けばキムタクはカップラーメン博士になっていた。
2年前、28歳のある日キムタクはTVでこんな募集を見かけた。
「TVカンピオンカップラーメン全国選手権を開催します。我こそはカップ麺
の知識日本一というそこの君!君の挑戦を待っている!」
TVカンピオンの優勝者には優勝トロフィーと副賞100万円が贈られる事は
キムタクも知っていた。
28歳キムタク「ぶっちゃけ俺、優勝しちゃうわ」
当然、大会に参加したキムタクはその言葉通り決勝までストレート勝ち。カッ
プ麺のパッケージ当て問題、スープとかやくの組み合わせ問題、様々な問題を
難無くクリアしていくキムタク。決勝ではキムタクとよく似た風貌の江頭2:50
と名乗る男と対戦したが最強戦士キムタクの相手では無かった。
それから2年が経った今日、キムタクは再びTV番組のラーメン企画にチャレ
ンジする為、某放送局の待ち合い室に座っていた。
その企画とは「ガチ◯コラーメン道」だ。
今回の企画はカップ麺の知識が問われる訳では無かった。純粋にラーメン職人
の腕を競い優勝者には青山の一角にオープン予定のラーメン屋オーナーの権利
が与えらる。
もちろんキムタクにはラーメン道の厳しさ等、微塵も理解できていなかったが
キムタクはワラにもすがる思いでこの企画に人生をかけていた。
キムタク「ラーメンが俺を呼んでいる、、、」
キムタクが待ち合い室に入るとそこには20名ほどのライバル達が席に着いて
いた。しかしキムタクはそのメンツに度胆をぬかれた。
ある人物は、タトゥーを全身に入れていた。リーゼントにグラサン姿の男もい
た。そして何故か半数以上の人間が特攻服を着ていた。
キムタク「こいつらどう見ても素人だろ?」
彼等の野蛮な容姿に圧倒されはしたが自分以外にも素人がいた事に少しキムタ
クはほっとした。
その時、番組の進行役である人気アイドルグループKITOOの国分が現れた。
キムタク「あれがKITOOの国分さんか、きっとヤリまくりのモテまくりなん
だろうな、、、」
自分とは正反対の人生を歩んで来たであろう現役アイドルを前にキムタクは少
し、むなしくなった。
キムタク「そんな事より講師ハゲ佐野はまだ現れねえのか?」
いらつくキムタク、
国分「えーみなさんお待たせしました。それではとりあえず本企画ファイトク
ラブのコーチである竹原さんに、あいさつしてもらいます。竹原さんどうぞ中
へ!」
キムタク「は?」
竹原「おう、竹原じゃ。お前等TV見て知っとる思うが、ボクシングなめとっ
たら、わしがボコボコにしちゃるけえの!?」
その時キムタクには震える事しか出来なかった
がくぶる
waratta
河原で日がな一日ボーッとしていたり、図書館で眠りこけたりするのに
飽きを感じたキムタクは新たな自分の居場所を発掘しようと躍起だった。
試行錯誤した結果、キムタクが白羽の矢を立てたのは競輪場だった。
まず第一に競輪場はたった50円で入場できた。
しかも、9R以降は無料で開放されていた。
第二に競輪場はキムタクより年長の人間の屑どもの掃き溜めだった。
便所があるにもかかわらずそこら辺で小便をするおっさん、車券を買わず
日がな一日競輪選手を野次っているおっさん、意味もなく金網をよじ登り
退場させられるおっさん、オナニーをはじめるおっさんなどがいた。
キムタクはそこで久しぶりに自分より「終わっている」人種を発見した。
キムタクが競輪場に入り浸るようになるまでそんなに長くはかからなかった。
自分の住んでいる市の競輪場だけでは飽き足らず、自転車を漕いで市外の
競輪場へも遠征するようになった。
ある日、キムタクがいつも通り朝の10時に競輪場の門をくぐり、玄人たち
が集うバックスタンドに陣取ると、足元に一枚の車券が落ちていた。
キムタクが拾い上げるとそれは前日の最終レースの連単車券だった。
1万円で3点買われていた車券だったが、どうもひっかかるものがある。
入り口で無料で配布されている出走表の結果欄を慌てて見ると、その車券
は的中していた。
配当は3270円。払い戻せば32万7千円になる。
第一レースに出走する選手たちが敢闘門に立ち、大時代な音楽が流れた。
生でレースを見ようと、車券売り場にいた客たちが駆け足でスタンドに
やってくる。
キムタクはその流れに逆らうかのように、払い戻し窓口に向かった。
384 :
383:03/08/19 22:18 ID:ZzHd7N1X
その行為が窃盗罪に当たることは知っていた。
キムタクは恐る恐る車券を払い戻し窓口に差し出した。
車券を受け取った窓口のおばさんが機械に車券を通すとパソコンの端末に
327000という数字が映し出され、おばさんは機械的に32万7千円
をキムタクの震える手に渡した。あっけなかった。
キムタクはすぐさま便所に行き、個室に入り、いま受け取ったばかりの札
束を勘定した。たしかに32万7千円あった。それは、キムタクが生涯で
手にした金額の最高値であった。眩暈がした。
この金をどうするか?
これから行われるレースでさらに増やすか?いや、こんな頭に血が上った
状態で勝負を挑んでも溶かすのがオチだ。なら、今日はおとなしく32万
7千円を持って家に帰るか?
昼過ぎにキムタクが家に戻ると居間で母親とその友達が談笑していた。
キムタクの姿を認めるとたちまち笑いが凍りついた。
しかし、キムタクはそんなことは気にならなかった。
ジーンズのポケットをパンパンに膨らましている32万7千円が寛大な
心にさせたのだった。
385 :
383:03/08/19 22:30 ID:ZzHd7N1X
キムタクは自室でまた金を勘定していた。
確かに32万7千円ある。
濡れ手に粟、僥倖、そんな言葉が脳裏をよぎる。
こんないいことはキムタクの人生のなかで初めてだった。
キムタクの脳内を駆け巡った血が、永らく活動を停止していたキムタクの
思考能力を蘇らせた。
「ぶっちゃけ、落ちている当たり車券拾えば、人生楽勝じゃん」
競輪場には1日平均5千人の来場者があり、30億円強の売り上げがある。
それだけの人数がいれば、当たり車券をはずれ車券と誤認して捨てるボン
クラも相当数いるだろう。払い戻し金額の0.1%が仮に捨てられると
仮定すれば、およそ225万円の額にのぼる。その半分でも百万超である。
キムタクの脳は過熱した。
人生が開ける、と思った。
386 :
383:03/08/19 22:40 ID:ZzHd7N1X
早速、翌日からキムタクは競輪場で足元を凝視するようになった。
競輪場に乱舞している車券のほとんどはもちろんはずれ車券である。
拾っても拾ってもはずれ車券。
折れるそうになる心を鼓舞しながら、車券拾いに精を出すキムタク。
そんなキムタクを車券拾いの神様が見過ごすわけがなかった。
以下はキムタクの日記からの抜粋である。
○8がつ1にち はれ
ぶっちゃけ、きょうはしゅーかくだった。
7まん5せんえんひろった。
ぶっちゃけ、うれしい。
○8がつ7にち くもり
きょうはいまいちふちょーだった。
しゅーかく3まん7せんえん
ぶっちゃけ、ふまん
キムタクの資産は増加の一途を辿った。
ある日、キムタクはとうとう家に生活費を入れた。
母親は封筒を受け取るとはらはらと落涙した。
いつのころか、スーツ姿のビジネスマンに対して感じていた強烈な劣等感
が微塵もないことにキムタクは気付いた。
それどころか、蔑視が始まっていたのも。
「ぶっちゃけ、おれのほうが収入多いし」
はずれ車券の山の中から当たり車券を見分ける特別な嗅覚が自分に備わって
いるのを知ったのもこの頃だった。
いうなれば、車券拾いといえども「能力で稼いでいる」のだった。
そこらへんの資本家に隷属している有象無象と自分とは違う。
キムタクはそう確信していた。
「自信に満ちた人生っていいな」
車券を拾いが好調だった夕暮れ時、キムタクは自室でジャック・ダニエル
を飲みつつ、郵便貯金ぱるるの残高を見て、そう呟いた。
正直>383に移ったとき、>380が気になると思ったが>383オモシロひw・・・。
389 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/19 23:50 ID:OdB9gy7b
続きを早く書いてくれ!
390 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/20 00:17 ID:3ITXDQP+
やっぱ、このスレの作家達、ただもんじゃない。
読ませるよ。
その日もキムタクは車券拾いの仕事に出た。
最終レースの発走5分前、当たり車券拾いに精を出しているキムタクに
場内の食い物屋の親父が声をかけた。
「あのさ、余っちゃってるんだよね。10円でいいから食わない?」
餅に海苔を巻き醤油をつけた磯辺焼き、通称「当たり餅」だった。
生まれてこの方、ほとんど食事に金を出したことのないキムタクは競輪場
で販売されている食い物に手を出したことがなかった。
朝からなにも食っていないキムタクの眼には、「当り餅」はたいそう魅力的
に映った。
「そこにあるの全部くれよ」
「へい、30円です。毎度」
キムタクはスタンドの座席に座ると、発泡スチロールの器に盛られた「当た
り餅」をむさぼり食いはじめた。
バンク(競輪選手の走るレース場)ではA級の決勝戦が発走した。
ラスト2周回に入り、一本棒だった隊列が徐々に乱れはじめる。
残り1周半で勝負どころを知らせる鐘が打たれる。
競輪場の客の誰もがバンクに熱い視線を注いでいた。
そのとき、キムタクの意識はもうなかった。
なにが起きたんだw
キムタクしぼんぬってことじゃ・・
キムタが眼を醒ましたのは闇の中だった。
いや、厳密には三角形の物から発せられる薄明かりに照らされている。
異常に暑かった。
喉がカラカラに干上がっている。
キムタクは、自分になにが起こったのか、冷静に考えてみた。
自分は、地面に仰向けに寝そべっている。
首から先がまったく動かない。
頭を除いた全身が布にすっぽりくるまれているらしい。
いまは最後に車券拾いに行った日の夜である。
三角形のなにかが遠くで光っている。
その中から数人の声が聞こえている。
そしてここは?
草いきれ。よく嗅いでいたあの匂い。
眼が暗さに慣れてくると、そこはキムタクが人生を浪費していた職安の
近くの河原であることがわかった。
「オレ、どうなっちゃうの?なにか悪い予感がするんですけど?」
395 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/21 23:00 ID:kxAzjBwv
毎日ここのスレを読むのが唯一の楽しみです!
これからも頑張って書いてください!
顔がむずむずする。
大きな虫が顔を這っているらしい。
気色悪い。
キムタクは頭を左右に振って虫をふるい落とそうとした。
その努力も虚しく、虫はキムタクの顔の上に居座り、ついには鼻の穴
のなかに侵入してきた。
これにはキムタクも悲鳴を上げた。
鼻の穴の中で蠕動している大型の昆虫を追い出そうと、泣き叫びながら鼻息
を荒くするキムタクを見て、灯りの漏れる三角形の中から数人の男たちが表
に出てきた。
昆虫の不法侵入から解放された鼻の穴は、今度は強烈な悪臭の洗礼を受けた。
キムタクを取り囲んでいたのはホームレスたちだった。
続きまだですか?
キムタクは突然の地震に襲われ、
地の底に落ちてしまう。
そこで彼が見たものは奴隷と化した日本人の姿。
なんと、そこは未来の世界だった!!
無職・ダメ人間キムタクは、
突如未来の日本にタイムスリップし、
奴隷剣士として生き抜いていた!
超ド級アクション・ロマン!!
眠 れ る ヒ ー ロ ー を 呼 び 起 こ せ ! !
401 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/25 17:32 ID:wyyenGlq
あげぇ!!
>>398 正月恒例の東映の人気アニメ映画シリーズ
「キムタクの未来イルボン人」
・・という妄想が沸いた。
盛り上がってまいりました
404 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/26 00:02 ID:c8z8RsJA
柴崎コウが整備士の役をした時は志願者が増えたとゆう。
看護士役をしたから看護学校の倍率が増えるだろう。
職安での恋愛ドラマをやったらどうなるのだろう。
405 :
職安ラブストーリ:03/08/26 00:10 ID:OAOJBod4
第1話
2003年8月の下旬、太陽の存在を感じるようになった季節。
キムタクは、30歳になりかけていた。
このままでは、やばいと思い初めて職安に行った。
今までのキムタクは昼夜逆転していたので、
寝ずに行こうと決心した。
8時15分のNHKの朝ドラまで起き続けていたとき、
キムタクはふと気がついた。
職安ってどこにあるんだっけ?
キムタクの職安に行こうとする決心は一気に吹き飛んだ。
「ぶっちゃけ職安なんか行ってられない!」
>>405 10点
ストーリー以前に文章力を磨きなさい。
それじゃ、小説やドラマじゃなくて、ただの記録文の羅列だよ
407 :
職安ラブストーリ:03/08/26 00:33 ID:OAOJBod4
第2話
次の日、キムタクは、母親に連れられて職安に行った。
30になっても親連れとは、さすがに恥ずかしかったので
職安の前で母を帰した。
職安に入ってみると、無職の溜まり場というだけあって
世間からは見放されたような人達がたくさんいた。
ダメ人間のキムタクにも自分と同種の人間がいるとは
すぐにわかった。
入ってみたのはいいけれど、職安ではどうしたらいいのか
わからなかった。
うろついていてどうしたらいいのかを考えようとしたけれど、
ダメ人間のキムタクには当然わからなかった。
俺には職安で職探しは無理だと悟り帰ろうとしたとき、
「もしかして、木村君?中学の時同じクラスだった松嶋だよ!
覚えている?」と黒のセミロングの気品のある女が言った。
キムタクはすぐに思い出すことができた。
なぜなら、よくおかずにしていたからだ。
「ぶっちゃけ職安って最高じゃん!」
おい、レヴェル下げるな
結末きぼんぬ
就職してハッピーエンド
数十年後、ホームレスとして一生を終える
七輪と練炭買ってきて(ry
どれがいい?w
>>406 職人さんに向かってなんてこと言うんだねチミは。
412 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/26 18:24 ID:C3jTBzEX
キム卓がハローで検索機で探すが見つからず
カリカリしながら帰ろうとする、そこに紹介を受けよう
とした柴崎こうとぶつかり柴崎は求人後悔カードを床
にばら撒いてしまう。ごめんなさいと拾う木村、いいえと
言いながら拾う柴崎、そこで二人の手が触れてしまう。
この続きは誰か考えて下さい!
413 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/26 18:40 ID:nv8KlCaL
チャ〜ラ〜 チャ〜ラ〜ラ〜 (ラブストーリーは突然に)
チャチャッチャタタタ チャチャッチャタタタ
スパーン!横っ面を思いっきりしばかれるキムタク
「さわらないでくださる」
コツコツとハイヒールを鳴らして柴崎は去っていった。
「ぶっちゃけメチャクチャに犯したい」
ドMなキムタクの粘着ストーキングが始まった。
414 :
鶏肉:03/08/26 20:55 ID:NGDRN/fT
金宅より松岡のほうがいい
415 :
職安ラブストーリ:03/08/26 21:51 ID:XkcD53G7
第3話
小さい頃から何をやっても続かなかったキムタクだが、
職安に行けば松嶋に会えるということがわかったから、
毎日職安に行き始めた。
職安にいるやつらは、目の輝きを失ったやつらばかりだったが、
キムタクだけは、松嶋に会えるという喜び、いや、もしかしたら
恋に発展するかもしれないという期待で目は人一倍輝いていた。
そんなある日、松嶋が面接を受けることになった。
受ける会社というより、私立の臨時教員を受けることになった。
キムタクも松嶋と同じように学校の先生もいいかなと
思って職安の人に、「僕もどこか学校教員の受けられる所ありますか?」
と聞いたら、「木村さんは、大学出ていないから学校教員の募集は
応募できません」と言われた。
「ぶっちゃけ職安なんかやってられねえ」
シリアスなタッチでキムタクの倒錯したオナニーライフを書いてホスィ
417 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/27 01:06 ID:57JHhJUR
第4話
松嶋ナナコの家のまわりをうろつくキムタク。
4時間ほどして、松嶋が向こうから歩いてくるのが見えた。
偶然出会ったふりをして松嶋に声をかける。
「ナナちゃ〜ん」
なれなれしい呼び方に少しムッとした松嶋だがソフトにキムタクに笑いかける松嶋。
「あらキム君じゃない。どうしたの、こんな所で」
「あ、うーん、ナナちゃん面接受けるんだろ?面接の練習、一緒にしたいなと思って。
僕も今度面接受けるし。ほら、お互いの再就職を早く決めるためにね」
面接の練習?高校生じゃあるまいし、何言ってんだこのバカは。いや、まてよ、たとえ
相手がDQNキムでもぶっつけ本番でやるよりは練習しておいた方がいいかな。
松嶋は計算高く考えをめぐらせ答えた。
「そうね、いいわ。練習しましょう」
418 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/27 01:06 ID:57JHhJUR
松嶋家の客間に通されたキムタク。今まで女性とつきあったことのないキムタクは
完全に舞い上がっていた。女性の家に上がるのはもちろん初めてだ。
「じゃ、始めましょう。キム君は面接官ね。さあ、何でも質問してね」
松嶋が笑顔で言った。
「松嶋ナナコさんですね。教師を志望された理由を教えてください」
「私は高校生の頃からずっと教師に憧れていて、いったん民間企業に就職しましたが・・・」
「教えるということは大変なことですが、どれくらいがんばれますか?」
「大変ですがやりがいのある仕事ですので、すべてに体当たりしたいと・・・」
「最近の中学生は進んでいますが、性教育に関してはどう思いますか?」
けげんそうな顔をしつつ答える松嶋。
「興味本位ではなく、相手と自分を大切に考えることが大事で・・・」
キムタクはナナコが赤面しながら男女のしくみについて教えているところを想像した。
妄想は止まらない。
「では、男子生徒が松嶋先生にセックスを手取り足取り教えてほしいと言ったら?」
あまりのくだらない質問に松嶋は口を開けてポカンとしている。
「先生はどんな体位が好きですか?」
キムタクの脳内ではナナコと男子生徒が体育準備室でからみあっていた。それは昨日見た
女教師もののビデオのワンシーンであった。ナナコは生徒をリードしつつ、自分も激しく
腰を振っている・・・
419 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/27 01:07 ID:57JHhJUR
突然、右頬にものすごい衝撃を感じてキムタクは座っていた椅子から転げ落ちた。
目の前には怒って顔を真っ赤にし、手を振り上げたナナコが立っている。
「バカじゃないの?とっとと帰ってよ、汚らわしい!」
「僕はただ・・・最近の面接はセクハラ質問があるって聞いたから・・・」
「そんな屁理屈なんて聞きたくないわ。それに何よ、その情けないモノは!」
松嶋に指摘されたキムタクは自分の股間に視線を落とし愕然とした。いつの間にかズボン
を下げ息子がむき出しになっているではないか。今まで家に引きこもっては気のむくままに
オナニーをする生活だったため、つい松嶋の面前でもしてしまったらしい。
そこへタイミング悪く、ナナコの夫、隆史が帰宅した。
「ちょっと隆史、見てよ、この人いきなりパンツ脱ぎだして、ヘンタイなの」
「ナニ? 貴様ヘンな真似しやがって〜!!」
(続く)
420 :
花丸:03/08/27 15:27 ID:qjTGyafR
無職のキムタクとラーメン屋のツヨシは内緒の恋人同士。
ところが、キムタクの後輩シンゴが
ツヨシにアタックしてきたり、
キムタクを溺愛する兄ノリユキにバレたりと大変!
果たして、ふたりに本当の幸せは訪れるのか!?
421 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/27 16:05 ID:M2xzZp99
>>421 すまぬ。
ホモ小説の紹介文の名前変えただけのものです。
なぜか手元にあったもので・・・
あいつみたいな 顔に生まれりゃ
きっと楽しい 人生のはずなんて
考えたりした
424 :
383:03/08/27 20:43 ID:U5/O5S/d
「お前、いくつなんだ?」顎鬚を生やしたホームレスがキムタクに訊ねた。
「30歳」
「そうか、30歳か。まだ若いんだ」
ホームレスは総勢で7人いた。
彼らはキムタクの年齢を聞くと、お互いに顔を見合わせて苦笑いした。
「これからあんたに対して重大な提言がある」
笑みを湛えたニッカボッカを穿いた建築作業員風がいった。
「ビル・ゲイツって知ってるだろう?」
悪臭こそ漂わしているものの、思慮深そうなインテリ風が言った。
「彼が大金持ちになった理由は、徹底した同業者潰しによってなんだ。
まず同業者間で価格競争に持ち込む。価格競争に持ち込めば、体力に
優る会社が勝ち、劣る会社が負ける。勝敗が決したところで、彼は吸収
合併を持ち込むんだ」
「おれたちの提言もまったくそれと一緒なんだ」
テントから漏れる薄明かりに照らされた垢まみれの顔を呆然と見上げている
だけだったキムタクにもなんとなく話の筋が見えてきた。
425 :
383:03/08/27 21:02 ID:U5/O5S/d
「あんたらのいいたいことは大体わかった。ぶっちゃけ、おれに車券拾い
を辞めろっていうんだろう?」
すでに数ヶ月車券拾いをしていたキムタクには自分以外にも車券拾いで
生計を立てている者たちの存在があるのを薄々感じていた。
キムタクを見下ろしている顔のなかにも、確かなことはいえないが、競輪
場で見たことがあるように感じる顔が混じっていた。
「へえ、それは話が早い。でも、話はそれだけじゃないんだ」
「なんだよ」
「おれたちに協力するのなら車券拾いを続けてもらっても構わないんだ。
勿論、それなりの見返りは頂くがね」
この居丈高な物言いにキムタクは怒り心頭に発した。
「あのさ、あんたら何の権利があっておれに車券拾いを辞めろとか、見返り
を貰うとかほざいてるわけ?車券拾いってようは盗みなんだよ。盗みに権利
もクソもあるわけがない。馬鹿じゃねえの?」
「君さ、自分の今の立場わかってる?君の運命は俺たちの胸先三寸なんです
よ。わかりますか?」
ホームレスたちはキムタクを見下ろして、彼を嘲笑した。
キムタクの脳は怒りに焼かれた。
(ぶっ殺してやる。薄汚い乞食どもが!)
426 :
383:03/08/27 21:24 ID:U5/O5S/d
キムタクは幼少のころより差別感情の強い人間だった。
彼の差別感情は彼が成長するにつれ増幅する一方だった劣等感に比例して
増幅していった。
弱者は自分より弱い者に対して苛烈な態度をとるという例に漏れなかった。
彼の中では障害者は生きるに値しない劣等存在であり、ホームレスは殺して
も一向に構わない存在だった。
そんなキムタクがホームレスの虫のいい提言に唯々諾々と従うわけがない。
「自分の立場?分かってるよ。おれはお前らよりずっとずっと清潔だね」
キムタクは憎らしさを前面に押し出して吼えた。
ホームレスといえど自分たちの不潔さを指摘されるのは面白い筈がなかった。
「やっちまおうか?」
「でも、実際やるのはまずい」
「警察も…」
「最悪十年」
「五分五分じゃねえ?」
「モトッコ」
ホームレスたちの鳩首会談を上目に見つつ、キムタクは脱出のイメージ・
トレーニングを行っていた。
427 :
383:03/08/27 21:45 ID:U5/O5S/d
「いいよ!いいよ!やっちまおう!やっちまおう!」
仲間の逡巡を制するようにニッカボッカが大声を張り上げた。
彼は泥まみれの運動靴でキムタクの顔面を踏みにじった。
「刑法云々をいうなら、いまの時点で拉致監禁罪よ」
「正確には拉致はともかく、監禁罪ではないが…」
「うるせえ!おれはとにかくこの糞餓鬼にむかついてるんだ!」
ニッカボッカは彼をホームレス生活に追い込んだ思慮の足りなさを遺憾なく
発揮し、殺すつもりで執拗にキムタクの顔面を踏んだり蹴り上げたりした。
こうもいきなりリンチがはじまるのを想像していなかったキムタクは面食ら
い、また激痛で、半ばパニックに陥った。
「確かにこの餓鬼は生意気だよな」
ニッカボッカにひきずられるように残りのホームレスたちもキムタクを蹴り
はじめた。
(やばい…殺される…)
薄れゆく意識のなかでキムタクの脳裏に浮かんだのは美しい過去の思い出で
はなく、自室の机に隠している13歳の少女のヌード写真集であった。
俺だったらHDにはいってるエロ動画コレ。
3G以上入ってると流石に・・・
キムタク「宅間カコイイ!」
秋の夕暮れ。オレンジの空を飛ぶカラスが一日の終わりを告げる。
住宅街にある築30年ぐらいの一戸建ての前を
ボールを持った小学生たちが笑い声とともに走っていく。
その家の2階の1室。雨戸は締め切られ薄暗く、
ゴミや古い雑誌が散乱している。
決して開くことの無い窓際に置かれた黄ばんだベッド。かすかにカビ臭い。
その上に腰掛け、ボーっとタバコを吸う長髪の男。
テレビからはニュース番組が流れているが
目の焦点はそこに定まっていないようだ。
(続く)
コンコン・・・ドアをノックする音。
ガチャリと扉が開いた。「やっぱりここだった」
心配そうに顔を覗かせる菜々子。
「いや・・・別に、何でもないさ」
家庭を持ち、仕事が軌道に乗った今でも、たまにキムタクはこの部屋を訪れる。
2度と帰らないと封印したはずだったが、そこに自分の原点があるような気がした。
タバコをポケットから取り出した携帯灰皿で消すとキムタクは立ち上がった。
「よし、帰ろうか」「うん」
2人は笑顔で顔を見合わせると階段を降りて行った。
やることはもう1つある。
「親父、帰るよ」
縁側で背中を向けて新聞を読む初老の男は
居間に置かれた仏壇の方を指差すだけで他には何も言わなかった。
「わかってるよ」キムタクは仏壇の前に座った。
「じゃあ、今日はもう帰るね母さん」
(続く)
帰り道、キムタクは3年前のことを思い出していた。
母は仕事先で突然倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
原因は過労。定年を迎えてもキムタクを養うために働きつづけた結果だった。
母の死であんなに口うるさかった親父が日に日に小さくなっていくのがわかった。
働こうと思った。プライドなんか捨てる。笑われたっていい。
それからキムタクは働いて働いて働いた。
仕事先で知り合った菜々子とは去年結婚し、一男を授かった。
今は幸せだ。それは結婚するとか仕事が波に乗っているとかではなくて。
でもなんでもっと早く気づかなかったんだろう。どうして・・・
ただ一言それを伝えたくてキムタクは暇を見つけては実家を訪れる。
「母さん俺は今がんばっています」
終わり
ほろり・・・
ぽろり・・・
盛り上がってまいりました
J( ´ー,`)し たくやへ げんきですか。いまめーるしてます
(`Д) うるさい死ね メールすんな殺すぞ
J( ´ー,`)し ごめんね。おかあさんはじめてめーるしたから、ごめんね
(`Д) うるさいくたばれ、メールすんな
J( ´ー,`)し お金ふりこんでおきました。たいせつにつかってね 食事はしていますか?
(`Д) 死ねくそ女
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
o
__ ゚
毒 |
家 |
墓 | ∴ ('A`)カーチャン..........
──┐ ∀ << )
ええ話や・・・・
このスレを見て昔、世にも奇妙な物語でキムタクが悲惨な駄目人間を
演じていたのを思い出した
440 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/31 02:32 ID:v84A35zD
おもろいの?
441 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/31 12:41 ID:VrcAsH8A
時は1970年代、華やかな高度成長時代に零細企業の工員として働くキムタク。
そこで、仕事にも職場にもなじめず、一人孤独で辛い状況のキムタク。
ひょんなことから、古道具屋でテープレコーダーを発見。早速購入。
元気をだすために、自分とは全く逆の状況の自己紹介を録音するキムタク
「仕事も上手く行って、同僚とも順調」などなど。
自分の録音の再生を聞いて、元気を出そうとするキムタク。
ここからがオチ
録音したはずの内容が全く逆の自分の今の状況が再生される。
「仕事は辛くて、上司や同僚にはバカにされるし、辛くてしょうがない、、、」などなど
おびえるキムタク。
心臓麻痺でアボーンなキムタク
刑事現場検証(テープレコーダーを聞いて)
「こんなに幸せそうなヤツがナゼ死ぬとは惜しいもんだ、、、」
で終了テロップ
ブッチャケ、ヤッテランネーでない暗い系のキムタクではないです。
その話知ってる。
あの役者キムタクだったんだ。
昔は芸能人あんましらんかったからな。
443 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/08/31 13:06 ID:36XxDuIE
もはやキムタクは普通の就職を諦めていた。
仮に就職できたとしても、穴倉生活の長い自分はいずれ馬脚を現し、
社会不適応者の烙印を押され、こっぴどく痛めつけられ、放り出され
るに決まっている。
キムタクはある日、靴磨きに就職しようと決めた。
卑屈に他人の足の前にひれ伏し、その靴を磨く職業、それこそが自分
にふさわしい。
そんなことを考えながら街中を歩いていると、とある雑居ビルの3F
のフロントガラスに「靴磨き募集」の掲示がなされているのを発見キム
タクは勇躍、その門を叩いた。
なかはさながら高級ホテルのロビーのごとく煌びやかであった。
キムタクが受付嬢に来意を告げると、早速面接がはじまった。
面接官はなぜかボディコンのお姉さんであった。
「まず志望動機を聞かせてください」
キムタクはありのままの動機を話した。
「貧弱な動機ですね。あなたの学歴は?」
「高卒です」
「無理ですね。靴磨きといってもわが社の靴磨きはお客様に喜んで
いただくために靴磨きに関連した物理学や法学や歴史、教養として
文学、政治学、量子力学等々を研修期間に学んで貰います。あなた
はそれに耐えられるかしら?」
「耐えられません」
「ぶっちゃけ、靴磨きに学問なんかいるのかよ!」
キムタクの首筋に冷たい風が吹き付けた。
もう秋がはじまっていた。
「あなたはそれに耐えられるかしら?」
「耐えられません」
正直過ぎワラタ
キムタク命台詞
「ぶっちゃけ・・・・」グッドラック
「オレじゃダメか?」あすなろ白書
他になんか使えそうなのないかなー???
446 :
無職の男:03/09/01 09:18 ID:LkBCJRfl
なかなか印象に残るセリフってないもんだね
449 :
CMはいりまーす:03/09/01 14:15 ID:uUjO+v9y
男(・∀・)ニヤニヤ「一生、フリーター人生?」
女(・A・)「やりたい事ぐらいあるわよ」
男(・∀・)ニヤニヤ「・・・何よ」
女( ゚д゚)「・・・・・・」
あーるがーーまーまーのここーろでー
女(TдT)シクシク「・・私、自分の『したい』が見つからない・・・」
ボクが 力になってあげる。
_,,..i'"':, ティッシュはエリエール。
|\`、: i'、
.\\`_',..-i
.\|_,..-┘
みんな帰ってこーい キムタクスレに帰ってこーい
451 :
職安ラブストーリ:03/09/01 22:16 ID:rmybSPZ5
続き書こうか?
452 :
にゃん ◆e2duJaJ5Qo :03/09/01 22:24 ID:oZWnBOYm
453 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/02 08:17 ID:sAgL5kBT
車券拾いシリーズの人、続き書いてよ。
>>451 ぶっちゃけ君のはつまらんから書かんでいい。
455 :
職安ラブストーリ:03/09/02 20:53 ID:dq3XjMFk
最高。
457 :
職安ラブストーリ:03/09/02 21:54 ID:dq3XjMFk
458 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 00:00 ID:NWME5AVF
>>457 一生懸命なのは認めるが・・・・
正直言ってキミのはつまらん
459 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 00:12 ID:wf0GAQ0k
キモタクは今日もオナニー→2ch→オナニー→2chで過ごしていた。
そんな彼の携帯に半年ぶりの着信が!「ぴぴぴぴぴぴぴ!ぴぴぴぴぴぴぴ!」
「はい、キモタクです」「あ、キモタク君?久しぶり!私、覚えてる?朝美だYO!」
キモタクは驚いた。そう、あの朝美である。
中学生の頃、クラスのアイドルだった朝美。イジメっ子だった自分とは縁のない関係だった。喋ったことも無い。
何度朝美のことを思いながらオナニーしたか分からない。そんな朝美が、何故??
一週間後、150万円の司法書士の教材がキムタクの部屋にあった。
460 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 00:23 ID:wf0GAQ0k
キモタクは司法書士の勉強を一日で「ぶっちゃけ、やってらんね」と投げ出し、
オナニー→2ch→オナニー→2chと今日も過ごしていた。
そんな時、また携帯に着信が!「ぴぴぴぴぴぴぴ!ぴぴぴぴぴぴぴ!」今月はよく電話がかかってくるなぁ・・・
「はい、キモタクです」「あ、俺だよキモ取だよ!」
キモ取・・・・・中学校の頃、俺をイジメていたヤツ・・・そいつが何故???
「あ、あのさ・・・中学ん時、イジメて悪かったな・・・反省してんだ、俺。謝ろうと思ってさ」
「あ、ああ・・・・。」
「もういまさら謝ってすむ問題じゃないけど謝罪したいと思うんだ。誠意を示そうと思って。金で解決するもんでもないけど・・・とりあえず、駅前のマックに来てくれないか」
早速マックへと急いだ。キモ取には会いたくなかったが金が貰えるなら・・・あいつ、反省してんだな。
「あ、キモタク!ごめん、中学のときイジメてて。お詫びに秘密の金儲けを教えるよ。このアメリカでブームの健康食品を・・・親会員で・・・子会員を勧誘・・・月収500も・・・」
一週間後、大量の健康食品を前に微笑むキムタクがいた。
>>460 >司法書士の勉強を
司法初志や税理士のような高卒向けの資格を目指して勉強をはじめて時点で
人間として終わりだ
462 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 00:31 ID:wf0GAQ0k
キモタクは勧誘しようにも友達がいないことに気づき健康食品を自分で食べていた。
そんな時、携帯に着信が・・・!「ぴぴぴぴぴぴ!ぴぴぴぴぴぴ!」今月はよく電話がかかってくるなぁ・・・
「はい、キモタクです。」「俺オレ!」「えっ?誰・・・??」「オレだって!」「あ、父さん?」「そうそう!」
「どうしたの?」「あのさ、ヤクザと交通事故起こしちゃって・・・今すぐ100万振り込んでくれないか?」
「分かった!父さん、どこに金あるの?うちに隠し金庫でもあるの?」
「いや、とりあえず保険証で雑誌の広告に載ってる金融、どこでもいいから借りてきな!金庫はカギがないと開かないからさ、すぐ返済するよ」
「分かったよ父さん!」
翌日、警察に被害届を出しているキモタクがいた。
463 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 00:39 ID:wf0GAQ0k
キモタクは今日も2ch→オナニー→2ch→オナニーを繰り返していた。
そんな時、携帯に着信が・・・!「ぴぴぴぴぴぴ!ぴぴぴぴぴぴ!」今月はよく電話がかかってくるなぁ・・・
「はい、キモタクです。「キモタクさん?オタク金いつ返してくれはんの?」「え・・・あぁ」
キモタクは司法書士の教材やマルチ、俺オレ詐欺で既に闇金に300万の借金があった。当然無職だから返済もできない。
「あの・・・お金ないんですが・・・」「バカやろう!てめぇー殺すぞ!さっさと返さんかぃ!お前の指一本ずつ折ったるわい!」
「わ、わかりました・・・明日までに返します!」「おう、約束やぞ」
しかし無職のキモタクに返済のアテは無い。仕方なく親にローンを組んでもらい返済してもらった。
一気につまらなくなったな。
もう終わりでいいかな。
465 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 06:56 ID:wf0GAQ0k
え?つまんない??おれの腕も退化したもんだ・・・昔は爆笑だったのに。死にたくなってきた
466 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 08:49 ID:yM7JruTi
俺的には風俗のさくらちゃんにダマされた話が良かった
あとアミノサプリレッド!!
467 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/03 10:40 ID:ni7f1+iH
>>459-
>>463 たたみ掛ける漫才みたいで俺は藁タw
よくかかる電話のパターンはよかった。
ま、批評会じゃないしね
470 :
屑星:03/09/04 01:17 ID:ApEzgzRL
テーレテ テッテーレテ テッテッテレテー♪(DBZの最初に流れるあの曲)
ドラゴンポール(就職)を求め,様々な冒険(バイト)を経て
ナメック星(就職試験)に辿り着いたキムタク。
だがそこには史上最凶の敵、フリータもドラゴンポールを求めて
この星にやってきていたのだ。どうなる・・・・は た し て!
ポコティンポコティン♪
タンタタン タンタタタタタータ タタタター タタタッタタ♪
【超熱戦 最後に受かるのはこのオラです】
(CM)ケロッグコンボ「コンボだよ〜ケロッグコンボがあればいいんだよ〜」
はごろもフーズ「ポポロ♪ ポポロ♪ サラスパッラ♪ サラスパッラ♪」
続く
「ほっほっほっ、お猿さんの癖に面接とは・・・恥を知りなさい」
口に手をあて嘲笑するフリータ。
「へへ・・・やってみなきゃわかんねーぞ」背中に冷たいものを感じながらも
キムタクは強がった。
「ふっ・・・いいだろう見せてやろう、絶対的な力の差ってものを!」
カバンをゴソゴソし始めるフリータ。そしてびっしりと書き込まれた履歴書を取り出した。
「ほっほっほ 美しいでしょう。一流大卒・英検準1級・情報処理1級・普免・etc
戦闘力に直せば100万といったところでしょうか」
「すっすげえ、オラの履歴書は転職歴だけビッシリで、あとは白紙なのに・・・」
「だけど何だってんだ。こんな時だってえのにワクワクしてきやがったw」
キムタクはニヤリと笑った。
「ほっほっほ、気でも狂いましたか?」
続く
「キムタクさん、フリータさん、面接室へどうぞ」緑色の顔の案内係が2人を呼んだ。
「おす!」「ひゃ!」気合の入った返事とともに中へと進んだ。ガチャリ・・・
「今日面接を担当します人事部のヤムチャです。よろしくお願いします」
「よろしくおねがいします」2人は声をそろえた。
「おすわりください」「おす!」「ひゃ!」
「それでは早速始めたいと思います。まずあなた方は当星でなにができるとお考えですか?」
「ひゃ!」手を上げるフリータ。「はい、どうぞ」
「わたしが御星に入りましたら、まずは力による絶対的恐怖を社員全員に与えたいと
思います」「ほう、絶対的恐怖、なるほど。で、それが当社にどのようなメリットがあると
お考えですか?」「ひゃ!じわじわとなぶり殺しにすることで恐怖を植え付けたいと思います」
「いえ、方法ではなくメリットをお話ください」「ひゃ・・・」
フリータが返答に困っている。「今がチャンス!オス!」「はいキムタクさん」
「オラは弱え奴ばかりを集めて武道会を開きたいと思ってます!」
「なるほど、それは独創的ですね」
フリータは口から血が出るほど歯軋りをしながらキムタクを睨みつけた。
続く
473 :
CM:03/09/04 02:40 ID:+Oh2znkK
予告で次回のすべてを言ってしまう亀仙人を
子供心に恨んだものです。
474 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/04 08:13 ID:nU+GQRMU
結構オモロイね!
面接室。「とは言いましても当星は緑溢れる農耕民族ですから、あまり競い合うような
プランでは採用は無理かもしれませんね」面接官は落胆した様子でさらに続ける。
「私も昔はそういう考えでしたよ。1流と言われるZ商事に勤めていたのですが、
ライバル会社のサイヤ証券のパート(栽培マン)に得意先を奪われましてね。
リストラされました(苦笑 まあ親族会社のような感じでしたから私のような人材は
どのみちこういう運命だったのかもしれませんね」遠い目をする面接官。
「ですから当星の欲しい人材はそういった競争意識の少ない方が理想ですね」
キムタクとフリータは沈黙した。
(続く)
「お二人の得意なことはなんですか?」
「ひゃ!」
「フリータさん、どうぞ」
「ひゃ!私は自分の力を3段階に使い分けることができます。100%出せばすごいことに
なります。まあ消耗が激しいので稀にしかだしませんが」
「うーん、仕事に対して100%が稀というのは困りますね。むしろ常に120lぐらいは
だしてもらいたいものです」
「ひゃ・・・」キムタクはフリータの目に力がなくなってきたのを感じた。
「オス!」
「キムタクさん、どうぞ」
「オス!オラは両手を天にかざすことで世界中の人たちから元気をもらうことが
できます。その気になれば別の星からも頂けます」
「うーん、当星のスタンスとしてはむしろ元気を他人に与えたい感じですが、人から
体力を吸い取るのはどうかとおもいますね」
「ですが・・・オラは・・・・」その先の言葉が出ない自分が情けなかった。
(続く)
478 :
477:03/09/04 16:56 ID:luhU1w4C
書いてて鬱になってきたので
未完で終了します。気が向いたら誰か書いて・・・
オレも鬱になってきた・・・
480 :
キムタク覚醒編:03/09/05 13:01 ID:DGZLQzwG
〜キムタクの家の前〜
下校中の小学生が会話している
小学生A「おい、ここひきこもりの家らしいぜ」
小学生B「マジかよ?人生終わってんなw」
小学生C「ちょっとからかってやろうぜ」
小学生A「おお!オレラで喝いれてやろうぜ、喝」
〜家の中〜
キムタク「うるせえな、表でなんか騒いでやがんな・・ん?」
子供の声1「お〜い!!ひきこもーりー!!」
子供の声2「社会の迷惑だから早く首つってねー!!げらげら」
キムタク布団にくるまり、耳をふさぐ
キムタク「あ・・なんなんだよ・・!!なんなんだよ・・・!!」
状況がつかめない、息ができない・・!
母親の声が聞こえる 怒鳴ってるようだ ゴメンなこんな息子で
481 :
キムタク覚醒編:03/09/05 13:07 ID:DGZLQzwG
〜キムタクの部屋〜
キムタク「ぶつぶつ・・・今度あのガキどもが来たら・・
・・奴らはオレを傷つけた 殺されても文句は言えないよな・・
いわば正当防衛だ オレは悪くない・・・ぶつぶつ・・」
キムラは家から8年出ていなかった
482 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 13:19 ID:9bL8fvro
483 :
キムタク覚醒編:03/09/05 13:20 ID:DGZLQzwG
彼の世界では彼の考えこそが法でありすべてだ
そして、キムラは限界だった
〜翌日〜
母親は出かけていた そろそろガキの下校時間になる
子供の声「おーい!キム豚ー!早く死ねー!!げらげら」いつもの声
キムラ階段を駆け下りる!早い!早い!
心臓が潰れそうだ・・!!う・・・ああああああああ!!!
キムラは8年ぶりに家の扉を開けた!!
小学生はいた・・いるにはいたが
他にも何人か通行人がいた
皆、キムラの姿に驚く ヒゲは6年剃っていなかった
小学生「うわっ!くせえ!!」「なんだ、こいつ!!?」
その時、キムラの中でなにかが切れた
484 :
キムタク覚醒編:03/09/05 13:28 ID:DGZLQzwG
キムラ「があああああああああ!!!」
小学生の一人に飛び掛る!!
あっさりかわす小学生
キムラは地面に思い切り頭をたたきつけてしまった!
キムラ「ぎぎぎ・・・」
小学生「なんだ?お前くせぇんだよ!」
小学生たちは動けないキムラをけりまくった
通行人は皆どこかへ行っていた
キムラ「やめて・・やめてくださ・・・げふ!!」
何年も歩いていないキムラの力は小学生にすら負けた
485 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 13:31 ID:QkDd1TB4
高校卒業して仕事の無い若者とリストラおやじの受け皿でしょ。交通警備なんて。
でもまじめにやってきた若者やおやじはちゃんとまともな会社に就職出来てるんだから
警備員しかできない人間なんてのはいかに堕落して生きてきた人間かって事ではないですかね。
100パーセント無いと思うが将来的に警備員に警察権の一部を付与させる
らしいが、そんなことしたらまさに警備業者は自分で自分の首を締める事になると思う(笑)
486 :
キムタク覚醒編:03/09/05 13:36 ID:DGZLQzwG
かまわず蹴り続ける小学生3人組
キムラ(・・もういいだろ、神様・・・もう勘弁してくれよ・・・
こんなんじゃ・・こんなんじゃ
オレは何のために・・・何のために生まれたん・・・)
小学生A「死ねよ!豚!!」
小学生の蹴りが腹にはいり、キムラは小便を漏らした
「なんだ、こいつ漏らしてんぜ!!はははは」
その時だ!!
キムラの眠れる獣性が解き放たれた!!
487 :
キムタク覚醒編:03/09/05 13:47 ID:DGZLQzwG
キムラ「ぐがあああああああああ!!!!!!!」
小学生たちが手も触れていないのに吹き飛んだ!!
そして! 壁に頭をぶつけて失神した!!
なんだ!?何が起こったんだ!?
キムラ「ワオオオオン・・!!」
キムラは今、獣だった
獣は得体の知れない力を呼び覚まし、その力に酔っていた
彼はもはや人間ではなかった
獣「ブッチャヶ・・・ブッチャヶ・・・!!」
意味のわからない言葉を吐き出し獣はどこかへ消えた
完
30XX年、地球は核の炎に包まれた!!
世界は暴力に溢れ、弱者にはひれ伏すしか道が残されなかった
だがそこに次元を超えて一人の男が現れた!
彼の名はキムタク ジャパン最後のサムライ
新世紀救世主伝説 KIMUTAKU
みんなどういうのが読みたいんすか?
もうわからん。
書きたいものを書いてくれ
491 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/05 23:20 ID:05oD+Pgl
>>487 今までで最高の出来だと思う。
落ちがナンセンスすぎて爆笑してしまった。
かつて引き篭もりだったキムタクを諫め、就職をすすめてくれた師匠が
無職になったことを知ったキムタクは、おっとり刀で師匠の下に走った。
師匠は無職になったショックで実家に帰りひきこもっていた。
「おたのみ申す。おたのみ申す。師匠の弟子、キムタクと申します」
「どっからきなすった?この深い雪中を!」
玄関口に出てきた師匠の母は言った。
「足立区からです。いや、それより師匠は…」
「おそうござったな…」
「まさか…」
「もうひきこもって半年になる」
キムタクは強引に家に上がりこもうとした。
「もう行っても無駄です。部屋には鍵がかかっています」
キムタクは止める師匠の母を振りきり、閉ざされた師匠の部屋の前まで
やってきた。
「師匠!」
(マウスの音が聞こえる…2ちゃんねるをやっていらっしゃるぞ)
「師匠、オレです、キムタクです、聞こえますか」
ややあって、あのなつかしい師匠の声がキムタクの耳に入った。
「キムタク…来たか…わしは…もうそっとしておいてくれ…静かにひき
こもっていたい」
「ひきこもってなにになるというのです。師匠はオレにひきこもりを脱し、
就職することを勧めてくれた。その師匠が自分からひきこもるんですか」
「キムタクよ。前に話したことがあるな。職安で就職活動なんて下らないと。
一文にもならんと…な…」
師匠は滔々と語り始めた。
「おまえをあのとき職安に残したまま、わしがわざと見離して逃げたわけが
わかるかな。お前の受ける試練だと思ったからだ。おまえがあの苦しい試練
に耐え抜いたとき、きっとおまえの中に本当の就職への活路が見出されると
思った…」
「いま都ではヤングハローワークが作られた。大がかりで見栄えのするハロー
ワークだろうが、それはみかけだけのものだ」
「若年者の就職支援のためにトライアル雇用というのも実施されている。しか
し、それもかたちだけのものにすぎん…」
「キムタクよ。本当のことをいうと、厚生労働大臣にトライアル雇用を勧めた
のはこのわしでな、わしはそのために全国を歩いて調整をすすめた。おまえに
出合ったのもそのころじゃ…」
「そしていまになって眼がさめたのじゃ。わしはただの道具だったのだとな」
「そんなことねえです。師匠はえらいかただ」
「いや、キムタク、わしに残された道はこれしかない。さ、立ち去るがいい。
早くゆけ」
キムタクは雪の降りしきるなか、師匠のひきこもる一室がみえる場所に
佇んでいた。そして考えた。深く、深く。
(これがあのえらい師匠の成れの果てか…)
(人はなぜ無職になるのか)
(人はなぜ就職しなければならないのか)
(無職になるために職につくのか)
そしてついにキムタクは悟りをひらいた。
「有職?無職?それがなんだというんだ。宇宙の中に職など一切無だ!
ちっぽけなごみなのだ!」
キムタクは狂ったように爆笑した。
「師匠、オレは…オレは…わかりました!」
キムタクは爆笑しながら師匠の実家をあとにして、山奥に消えた。
それから三年、キムタクは各地を放浪しながらヤフーオークションや株式
の日計りなどで生計を立てていた。
その一年ほどまえから失業率は鰻上りだった。
大量の無職の人々が駅周辺や河原で野宿をしていた。
「これはひどすぎる…」
キムタクはその悲惨な生活をみて絶句した。
やがて全身が怒りに包まれた。
そのとき頭上から不思議な声がした。
(キムタクよ。お前だけではない。一千年前一万年後の世の人間もすべて
無職の人生を送ったのです)
「それはなぜ?なぜ人間は無職に苦しまなければならないのですか?」
「ここはどこだ?ぶっちゃけ、オレはいったいどこにいるんだ?」
キムタクの目の前には柱にくくり付けられ、銃殺された男たちがいた。
「これはオレか?」
(お前の一千年後の子孫です)
「なんで殺された?」
(無職だったからです)
「人間はいつまでこの苦しみが続く」
(永久にです。そしてキムタク、お前はその無職の苦しみを永久に受けて
たつ人間なのです)
「またあたりが変わった!ここはどこです?」
(ここは宇宙遥かなある世界の上です。あそこをさまよっているのもお前の
子孫です)
(彼はこの星で未来永劫ハローワークに通い、就職できず、死に到り、次の
瞬間からまたハローワークに通う宿命を持っています)
(もっとはげしい苦しみを味わっている子孫にあわせてあげましょう)
荒野の中に浮かぶ巨大なドームがあった。
(この世のおしまいの日の職安です。ある男にとってはその日でさえも苦しみ
と悩みに満ち溢れていたのです)
「あいつがなにをしたというのだ?」
(就職したいと願い続けていましたが、世界が終わってしまい、職員もすべて
死んでしまいました。もう求人している会社もないのです。なのに、彼は就職
活動を続けているのです)
「もう結構だ!勘弁してくれ!」
キムタクは頭を抱え込んで蹲った。
497 :
無職の男(鳳凰編):03/09/06 11:39 ID:P5Y2mcxb
(さあ、その鬱屈を履歴書にぶつけなさい!ぶつけるのです!)
「あんたは一体誰なんです?」
一羽の鳳凰が羽根をばらまきながら飛び立った。
あまりの眩さにキムタクは失神した。
「夢か…」
夢ではなかった。
キムタクの目の前に一枚の履歴書があった。
キムタクは猛然とその上にペンを走らせた。(未完で終了)
498 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/06 12:24 ID:IYihh3aa
セイント星矢かと思ったら火の鳥だったのか、懐かしい。
「あなたは無職のまま死にますがすぐに生き返ります。」
「では次は正社員に?」
「いいえ、あなたはフリータになりそのまま死にます。」
「ではその次は正社員に?」
「いいえ、あなたは期間工になるのです。その次に派遣社員その次は・・」
いいね、いろんな話が読めて嬉しいです
_ /⌒\
/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|/ \ < キムタクスレも500ですか
/ ∠,,_ノ ソ _ ,,.. _) \_____________
/| '',,((ノ ) ノ (\) |
| |  ̄'  ̄ イ ハァ ハァ
\| υ 、_/ロロロ)_ ノ
/  ̄ ̄ \
/| υ \
( .| / ノ ̄ ̄ ̄) ノ \
ヽ.|◯ | ノ ̄ ̄ ̄) /\ ○\
/.| o .| ノ ̄ ̄ ̄) / \ o゚ \
来週、すごいの書くから楽しみにしててくれよ
ありがちだけど替え歌
【キムタク逮捕の夜】
2ちゃんねる書き込んで 妄想ばかりしてる俺
売れっ子のアイドルに囲まれ 乾く暇などない〜
やりばのない 気持ちの 扉やぶりたい
校舎の裏 盗撮ハアハア 見つかれば犯罪者さ〜
しゃがんで 固まり 背を向けながら
電信柱を見つめると 俺が指名手配〜
そして駆けつけた警官は 俺の同級生S
「あ、夢だった警官になったんだ」しかとで手錠〜
自分の存在が何なのかさえ わからず震えている
逮捕の夜〜ヒャオ!
隠れて写したコレクション 家宅捜索で 没収された〜
暗い夜の帳の中で〜ええへ〜
押入れの中から出てきた 小さいころの アルバムに
俺とSが仲良く笑っていた逮捕の夜
オオオ〜オ〜オオオ・・・
505 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/07 17:38 ID:yPTM8gMp
15の夜人気だね
506 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/07 17:41 ID:Ih77fPxT
このスレ、大好き
507 :
紺野あさみ:03/09/07 17:42 ID:VRIbI7/5
無職の地位が上がるよりもキムタクの地位が下がりそう。
 ̄ ̄ ̄ _フ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
フ |゛ ◯
´Z,. ,ィ ,.,.,., ,r'ナノ''v'"'7 /`ソ'-ァ_ | ○
<´ `<〃 〃 〃 u ./ ./ u `> N O
\ \ i | / /〃´`l 〉 .|
/ \ \ U ./ /〃 .| / .r'⌒'i | 言っちゃうか
/ {´\\ |i .i| ./〃 l l .|⌒i l |
. / l. \\|! .!レ'〃 .!l. l .|⌒| | l そんな事も・・・・・・!
\ l \ / !!l. l |⌒l l l
\ ゝ __o/ ゞo _ ノ〃 l .|_ノ / l
. )ミ三| 三=彡´ _u_ リ__ノ ゝ
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. ( .|j / ) /ヽ,イ] .| \ \
ヽ ./ == /ヽ/∧! | \ \
_ ) ( __,、 .U_..、-'``>´ ,、ヘ/ | \__ \
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ありがちな替え歌2(DBZ)
光太陽を見てない HIKIKOMORI(HIKIKOMORI)
体中に広がる気だるさ
顔を蹴られても部屋からDERARENAI(DERARENAI)
不満を親に爆発させる
溶けた脳みその中の
アニメのキャラを俺好みにしこみたいね
チャラヘッチャラ
何が起きても気分はヘノヘノカッパ
チャラヘッチャラ
頭カッラポの方がイヤな思いしない
チャラヘッチャラ
胸を掻き毟るほど さわぐ プ・ラ・イ・ド!
チャラヘッチャラ
無表情ウルトラZで
今日も何にもしない HIKKIY!!
つーか気付いたらキムタク関係ないな。
ただのネタになっちまった。sマン
512 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/08 18:29 ID:iS2q5mqL
513 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/08 18:33 ID:glGsSZe1
安西先生・・・
就職がしたいです・・・
514 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/08 18:34 ID:s4Hi+MeZ
515 :
コピペの卑太郎:03/09/08 18:46 ID:9QmNBcWm
【だるまさんがころんだ】
お風呂に入って頭を洗っている時、「だるまさんがころんだ」と口にしてはいけません。
頭の中で考えることも絶対にヤバイです。
何故なら、前かがみで目を閉じて頭を洗っている姿が
「だるまさんがころんだ」で遊んでいるように見えるのに併せて、
水場は霊を呼び易く、家の中でもキッチンやおふろ場などは霊があつまる格好の場となるからです。
さて、洗髪中にいち度ならず、頭の中で何度か「だるまさんがころんだ」を
反芻してしまったあなたは気付くでしょう。
青じろい顔の女が、背後から肩越しにあなたの横顔を血ばしった目でじっとみつめていることに.....。
さて、あなたは今からお風呂タイムですか?
何度も言いますが、絶対にいけませんよ、
「 だ る ま さ ん が こ ろ ん だ 」 だけは。
>>510 面白かったよ、普通に。
>>515 il||liil||liil||liil||liil||liil||li
il||liil||liil||liil||liil||liil||li
il||liil||li_| ̄|○||liil||li フロハイレナクナッタジャナイカ
517 :
安西:03/09/09 08:27 ID:AjmZt3sg
518 :
毒からのコピペ:03/09/09 11:37 ID:bqysnXpt
半年ほど前だから、この冬のことなんだけど……。
ある、雪でも降りそうに寒い日の夕方。
前日の夜から不精して何も食べてなかったオレは、空腹と寒さでイライラしながら近所のコンビニに行き、
のり弁当と、惣菜で肉団子を買った(その他にもお茶やお菓子などいくつか)。
しかし帰宅して袋を開いてみると、なんと買ったはずの肉団子が入っていない。
どうやらレジで温めてもらったとき、のり弁と肉団子を別々のレンジに入れたのに、レジ係が肉団子だけ取り出し忘れたらしい。
頭に来たオレは、レシートを見ながらそのコンビニに電話をし、「ふざけんな、持ってこいよ」と命令口調で言ってしまった。
何せイライラしていたもので……。
住所を伝え待つこと30分。やっと部屋のチャイムが鳴った。
自転車で5分ほどのコンビニとはいえ、都会の住宅地で番地だけを便りにアパートのひと部屋を探し当てるのは、大変だっただろう。
しかし、オレは空腹で死にそうにイライラしているのだ。
ドアを開けたオレの目の前にいたのは、レジを担当した女の子だった。
歳は20歳くらいと若そうなのだが、今時のこ汚い厚化粧の女とはちょっと違い、透き通るような白い肌に薄化粧だけ。
やや面長の顔にちょっとだけ垂れた目。ストレートの長い黒髪がとても印象的な、ハッキリ言ってかなりの美人だった。
裕木奈江がもう少し美人顔になった感じかな。
519 :
毒からのコピペ2:03/09/09 11:38 ID:bqysnXpt
目の前にいる彼女は、あまりの寒さのせいか、店長に怒られた辛さからなのか、目を真っ赤に腫らし、体中がガタガタ震えている。
見知らぬ男の部屋を訪ねる緊張もあっただろう。
「あの、申し訳ありませんでした」
そう言いながら彼女が肉団子のパックを差し出す。
オレが「ああ」とそっけなく受け取りドアを閉めようとすると、「あの、これをお返しするようにとオーナーが……」と、
もう片方の手に握り締めていた230円を差し出した。失態のお詫びに、代金を返すつもりらしい。
しかし、商品を受け取ったのだから、返金までしてもらおうとは、さすがにオレも思ってはいなかった。
「ああ、別にそれはいいから」と断ったのだが、彼女は「いえ、あの、お返しするようにと、オーナーから言われてますので……」
「いや、いらないから」「でも、それだと私困ります……」数秒の押し問答の末、オレは強引にドアを閉めた。
これ以上空腹に耐えられなかった。早く弁当にありつきたかったのだ(肉団子が来るまで、のり弁はとっておいた)。
ドアを閉じる間際、ついにイライラが頂点に達したオレは、無意識に「クソバカヤロウ」と呟いていたようだ。
その言葉に彼女の顔が悲しそうに、苦しそうに歪んだのを、少しだけ覚えている。
520 :
毒からのコピペ3:03/09/09 11:38 ID:bqysnXpt
翌日の夜、仕事から帰り郵便受けを覗いたオレは、ちょっと驚いた。
白い便箋に包まれた230円が入っていたからだ。
便箋には「本当に、申しわけございませんでした、オーナーに努(原文ママ)られますから」と書かれている。
いくらなんでも、そこまで気にするとは……。ちょっと悪いことをしたなという気分になったオレは、
230円の入った便箋を持ち、自転車でコンビニに向かった。
コンビニに着くと、レジにいたのは、なんとその彼女だった(オーナーや店長はいなかったようだ)。
オレはできるだけ柔らかい雰囲気を作りながら、「これ、別にいいですから」と230円を返そうとした。
しかし彼女は、疲れきった表情で「あ、あの、で、ですけど、怒られます……」というような言葉を繰り返すだけで、
いくら言っても受け取ってくれそうにない。
またしてもちょっとイラついたオレは、「だから、返すって言ってんの! 頼むよ」と言い、230円をレジの上に置くと強引に店を出てしまった。
客と、そして同僚の店員の視線を浴びる彼女。「何トラブってんだよ、てめえ」という感じで、
彼女はいたたまれない気持ちでいただろう、きっと……。
そして翌日の朝。仕事に向かおうとしたオレは、妙なことに気づいた。
久しぶりに履こうと足を入れた靴の中に、何かが入っているのだ。取り出してみると、それは白い便箋に包まれた230円……。
今度は、便箋には何も書かれておらず、その代わりに丁寧に切り取ったのではなく、ビリッと引き裂いて使われている。
オレはアパートで独り暮し。オレ以外の人間がこの部屋に無断で入るわけはないのだが、
それにしても230円といえば、こんなことをするやつはもう決まっている。
すぐさまコンビニに行き、外から様子を伺うが、例の彼女はいない。夜番なのだろう。
その時のオレの気持ちとしては、無断侵入は気持ち悪いが、たかが肉団子くらいでこれ以上ゴタゴタするのも嫌だし、
店長やオーナーに直談判する気にもならないし、はて、どうしたものやら……というものだった。
無断侵入というのが、あまり現実的に感じられていなかったのかもしれない。
521 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/09 11:39 ID:HoFOwbsv
a
522 :
毒からのコピペ死:03/09/09 11:39 ID:bqysnXpt
しかし、あらためて考えれば、とりあえず肉団子のことはもうどうでもいいのだが、
どんな手を使ったのか知らないが、本当にあの女が無断でオレの部屋に入ったのかどうか、それだけは確かめないといけない。
れっきとした犯罪だ。
そう決意したオレは、その日から毎晩一度はそのコンビニに行き、彼女が現れるのを待った。
しかし、何日たっても、一度もその姿を見かけることはなかった。
数日後。その日も彼女はコンビニに現れることはなかった。
しかし、そのときレジにいた店員が、オレが230円を返しに来たときにもいた店員で、
どうも視線からするとオレのことを覚えていそうな雰囲気だったので、意を決して彼女はどうしたのか訊いてみた。
「辞めました」
それが返事だった。どうやら、オレと交わされた肉団子と230円を巡る戦い、
そしてオーナーや店長に「いつもボケッとしてるからだ!」とさんざん絞られたことに疲れ果て、辞めてしまったらしいのだ。
それは、オレが230円を返しに行った日の夜だったという。
「そうですか」
そう言って部屋に戻ったオレだったが、ここにきて「悪いことをしたなぁ」という感情に苛まれていた。
そんな大事になるとは……。
しかし、本当の大事、恐ろしい出来事は、ここから始まった。
523 :
毒からのコピペ5:03/09/09 11:40 ID:bqysnXpt
次の日の深夜、仕事から帰宅したオレは、また部屋の中に妙なものを見つけた。
「ゆるしてください。つけ回さないでください」と書かれた白い便箋が、
パソコンのモニターにべたっと貼ってあったのだ。
「あいつ……」
着け回さないでください、とはどういうことだろう。
オレがコンビニに彼女を探しに行っていたのを、彼女もどこからか見ていて、オレがストーカー行為をしているとでも思い込んでしまったのだろうか。
むしろ、先にオレの部屋に無断で入って置手紙をしたのは、その女のほうだ。そんな奴にストーカー呼ばわりされる覚えはない。
いよいよ警察に届けるべきか、それともあのコンビニのオーナーに事情を話すべきか、そんなことを考えながらその日は眠りについた。
翌朝、目が覚めたオレは驚いた。
台所の流しに、大量の裁縫針が刺さった、まだ生焼けの肉団子が10数個、ごろごろと転がっていたのだ。
「なんだ、これは……」
呆然としたオレだったが、仕事を休むわけにはいかず、とりあえず会社に向かった。
そしてその夜、とりあえず部屋のドアに追加できる南京錠のようなものを購入して帰宅。
だが郵便受けを開けると、中には肉団子の作りかけ、ミンチ状態のどろどろの肉がこんもりと……。
しかもよく見ると、虫やミミズの頭らしきものが混じっている。
恐ろしくなったオレは、ドアに南京錠を取り付けると、翌日には必ず警察に相談することを決意しつつ、眠りについた。
524 :
毒からのコピペ終:03/09/09 11:41 ID:bqysnXpt
午前4時。カサ、カサ、キー、キーという奇妙な音でオレは起こされた。
なんと、ベッドの横の窓ガラスを、外から誰かが引っかいているのだ。
刷りガラスの向こうには、長い黒髪と白い肌が見えている。
やがて、「ハア、ハア、ハア」という荒い息とともに、ベチャッと何かが窓に擦りつけられた。
むちゅっとした、生肉のミンチのようなもの……。
そして女はそれを、窓の真中の合わせ目の隙間から、にゅる、にゅるっ、と擦りこむように押し込んでくる……。
腰を抜かし、息を殺してその光景を見ていることしかできないオレだったが、
運が良いことにすぐ新聞配達のバイクの音がすると、
その女は「ぶをぁぁぁ」というような声にならない唸りをあげて、どこかへ去っていった。
その日以来、オレは夜はカプセルホテルに泊まることにし、
1週間後、そうそうに引越してしまった。
ようするに逆恨みってやつか?コワー
途中までロマンス期待してたのによ・・・クソ
526 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/09 18:00 ID:PJNdH8AW
なんていうか・・かなりの美人ならちょっとした失敗なんて
結構大目にみられるし、職だって色々選べると思うんだが。
中年の醜女の方が、もっとリアルで怖いような気がする。
あれ?ここってキムタクスレじゃ、、、
キムタクスレである事を置いておいて
どうせフィクションである事も無視して言うならば
「怒られるから受け取ってくれ」
と言われて受け取らない主人公に腹が立った。
ダナ
今日も無職のキムタクは求人雑誌を読みながら
いつもと同じセリフを口にしていた。
「ぶっちゃけ、オレのやりたい事はこんなもんじゃねえ」
キムタクは自分だけの夢を探していた。
求人雑誌を窓から放り投げ、
テレビをつける。
「どこもくだらねーもんばっかやりやがって・・・」
チャンネルを次々に変えるキムタク。・・・あ!?
キムタクの目に飛び込んできたのは男子高校生のシンクロだった
次々に繰り出される技と音楽、
そして自分の高校時代を思い出してキムタクは泣いた。
「・・・・これしかねえ・・!!」
さっそく高校時代の悪友に連絡をとる事にした
リーダー的存在のマサヒロ、
いつも弁当を6個持ってきていたシンゴ、
女子の上履きを盗むのが趣味だったツヨシ、
ひきこもって学校を中退したナルシストのゴロウ、
そして高校2年の夏、バイクで旅に出て15年間行方知れずのモリ君
あいつら、どうしてるんだろう・・・
キムタクはまずマサヒロに電話した
・・ぷるるるる・・・がちゃ・・
「はーい、マサヒロでーず」 相変わらずアホそうな声
10年ぶりに聞く声だった。
キム「オレだよ、オレ」
マサ「あ〜?誰だかわかんねえよボケ」
キム「キ・ム・タ・ク! 高校時代の親友キムタクだよ!!」
マサ「い〜〜〜〜!!!?ふjyんcbcんcキムタxbbxう!?
mぢ!?キムタク?え〜〜〜マジ?やばいって!やばいって!」
キム「変わってないな、オマエw」キムタクの頬を涙が伝う
マサ「何だよ、どうしたんだよ!おいおいおいおい」
キム「単刀直入に言う・・・集合するぞ、メンバー全員・・・!!」
マサ「い〜〜〜〜!!?」
俺は見てないがモロ【水男達】に影響されてるようだね
一週間後、喫茶店「ピーコ」
キムタクは仲間を待っていた。
マサヒロがみんなに集合をかけた。
奴らとはもう何年も会っていない。
キムタクが二杯目のコーヒーを飲み終える頃
喫茶店のドアが開いて男が入ってきた。
マサヒロだ。
彼はキムタクを見つけるとおおげさに手を振りながら近づいてきた。
キムタクは一瞬、目を疑った。
高校時代から若ハゲに悩まされていたマサヒロの髪が
フサフサの長髪だったからだ。
まさか、づら・・・?
キムタクは髪の事は聞かなかった。
マサ「どうしたんだよ、急にみんなを呼び出せとか言ってよ」
キム「ん・・・みんな揃ってから話すよ」
どうやらマサヒロも無職らしくキムタクは、内心ほっとした。
マサ「オレラのせいじゃねーべ!!不況のせいだっつーの!!」
元気なマサヒロに会い2年間無職だった事もどうでも良くなった。
キムタクが三杯目のコーヒーを飲み終える頃
喫茶店のドアが開いて肥満気味の女が入ってきた。
しかしそれは女ではなく女装したシンゴであった。
「シシシシ・・・シンゴォォ!!?」
オレとマサヒロは同時に叫んだ。
「今はシンゴじゃないの。ユキって呼ばれてるわ。」
シンゴは優しく微笑して席に座った。
キムタク「・・はは・・ぶっちゃけびっくりしたよ・・・」
マサヒロ「お前、オカマちゃんになっちゃったの?」
シンゴ 「そういう事になるかな、ふふ」
キムタク(やばい・・・惚れそうだ)
どうやらシンゴも無職らしく3人は妙な連帯感を感じた。
キムタクが四杯目のコーヒーを飲み終える頃
喫茶店のドアが開いて挙動不審な男が入ってきた。
前髪が長くて顔が見えないが明らかにゴロウであった。
ゴロウはシンゴを見ても驚かず何も言わず席に座った。
確実にゴロウも無職らしく4人は妙な連帯感を感じていた。
どうやらモリ君には連絡がつけられず、残すは一人となる。
キムタクが五杯目のコーヒーを飲み終える頃
喫茶店のドアが開いて高級スーツに身を包んだ男が入ってきた。
風の噂で東大に入ったと聞いているツヨシが来た。
キムタク唯一のそして最大の不安材料だった・・・
「汚いのをよくこれだけ揃えられたものだな、ははは」
ツヨシがこっちを見るなり言う。
マサヒロ「何だと!!」
ツヨシ 「おやおや、シンゴ君でしたか気がつかなかったよ、くくく」
シンゴ 「・・・・・・」
ツヨシ 「こっちの貞子は誰だ?ゴロウか?ん?」
ゴロウ 「チッ・・・・」
キムタク「やめろよ、ツヨシ」
ツヨシ 「近くに来たから寄っただけだ。クズどもを見にな、ききき」
マサヒロ「てめえ!エリートだか何だか知らねえけどなぁ・・・!!」
殴りかかるマサヒロをキムタクが止める。
マサヒロ「で・・でもコイツ・・!!」
キムタクは黙って首を横に振る。
ツヨシ 「ぼ・・暴力はいかんよ、君!!
国家財産のボクを傷つけてみろ、し・・死刑だぞ!!」
気の弱い所は変わっていなかった。
キムタク「ツヨシよ しばらく会わねぇうちに
ずいぶん顔つきが悪くなっちまったな
いつからそんなんになっちまったんだ おまえは」
ツヨシ 「はーーーーっ しゃらくせえ
無職がごたごた寝言言ってんじゃねぇーーーーーーっ」
その時キムタクの電光石火のパンチが炸裂!
ツヨシ 「あぶろぼあぁ・・!!」
吹き飛んだツヨシは喫茶店の扉を壊し道路まで転がった。
キムタク「これであいつの目も覚めてくれればな・・・」
キムタクは泣いていた。 第一話終劇
541 :
キムタク水の天使編:03/09/10 19:54 ID:M8XvPj7j
10数年ぶりに高校時代の親友たちが集まっていた。
「で、けっきょく何の用なんだべ」と、マサヒロ
「そうよ、そうよ。」女装したシンゴも同意する。
「・・は・・なし・・・・・・」ゴロウも聞きたがる。
ツヨシの事で傷ついているキムタクはゆっくりと
持ってきた袋の中身をテーブルに置いた。
それは6人分の海パンとウォーターボーイズ(映画版)のビデオだった。
「こ・・これは!!」一同驚く
シンゴ 「あ・・私見たことあるよ!!」ゴロウ「・・・ん・・・」
マサヒロ「いや、オレも知ってるべ・・・・・まさか!!」
キムタクに視線が集まる。
キムタク「やろうぜ、俺たちで・・!!」
30分話し合った結果
シンゴは海パンをはくのを嫌がり
ゴロウは泳げる健康状態ではなく
マサヒロは理由も言わず断った。
その夜キムタクは自販機で酒を買い、河原で飲んだくれていた。
542 :
キムタク水の天使編:03/09/10 19:55 ID:M8XvPj7j
河原で飲んだくれるキムタクの元へ
一台のバイクがやって来た。
「15年ぶりか・・・」
この声は・・・まさか
「よう、キムタク、久しぶりだな」
キムタク一番の親友モリ君であった。
「モリ〜〜!!」抱きつき泣きじゃくるキムタク
「よせよ、馬鹿野郎」・・・などといいつつモリもまんざらではない様子。
「15年間どこへ行ってたんだよ?」
「世界中をまわってオレの夢を探してたんだ」
キムタクは今日の一部始終をモリに話した。
「オレ、シンクロやってもいいぜ」
モリは迷う事無くそういい、その場で海パンに着替えた。
キムタクも海パンをはき、川に飛び込んだ。
「ははははは・・・ははははは」
その様子をツヨシが一人うかがっていた。
「まったく不合理な奴らだ・・・!!」
だが、ツヨシの心には何かが小さく灯った。 第二話終劇
笑った。
特に「これであいつの目も覚めてくれればな・・・」っていう部分。
目を覚ますのはテメーだろ(激藁
キムタクとモリの二人は練習場所を探す事に決めた。
だが二人とも無職でプールに入る金はない。
考えることはひとつだ。
二人は相談の結果、女子高のプールを深夜に内緒で使わせて貰う事にした。
「やっほー!」ばしゃーん「女子高生が漬かっていた水だぞ!!」
「はぁ〜〜〜ありがたや、ありがたや」ばしゃ、ばしゃ
「たまりませんな!」「わっははは」
はしゃぎまわる二人をよそに人影が近づいてきた。
「こら!そこで何をしてるんじゃ!!」ピンチ!
545 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/10 20:34 ID:vtRjL5uU
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.casinoglamour.com/~14ts/japanese/
「なんてね?」
声の主はシンゴだった。
「びっくりさせんなよ、このやろー」「えへへ」
キムタクがシンゴの目を見て、語りかける
「俺たちと一緒に水の天使にならないか?」
「ふふふ・・・・・元よりそのつもりじゃー!!」
シンゴがそう叫び服を脱ぐと、
すでにその太りきった体にスクール水着を装着していた!
「おかえり!おかえり、シンゴ!!」「ただいま!!」
その様子をツヨシが一人うかがっていた。
「まったく不合理な奴らだ・・・!!」
だが、ツヨシの心には何かがまた小さく灯った。 第三話終劇
547 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/10 20:54 ID:OpJvRlcf
おもしろい!!
無職4人組はどうなるのか?
そしていけすかないエリート野郎ツヨシの心の変化は??
548 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/10 20:57 ID:jgbt4Zfd
>>547 自作自演は(・∀・)カエレ!!
>>546 お前の話はツマラン。以前あれだけ叩かれたのに
また性懲りも無く・・・・
三人のメンバーが集まった水の天使達。
夜な夜な女子高のプールに忍び込み猛特訓の毎日。
マサヒロはそんな彼らをうらやましく思いある行動を・・・
一方、ゴロウはシンクロがやりたい一心でなまった体を鍛えなおしていた。
そしてツヨシは仕事先で重大なミスをおかしてしまい・・・
>>548 初めて書くから、その人と違うと思うよ
まあ、つまらんけどねw
551 :
547:03/09/10 21:42 ID:OpJvRlcf
>>548 自作自演じゃないってば。
本当におもしろいと思ってるんですけど・・・
552 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/10 21:43 ID:XIXzzTVT
553 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/10 21:46 ID:hG/hFdDR
父親のコネで、三十歳にしてはじめて知り合いの零細企業に就職した
キムタクは、社会人としての基本を習うために、商工会議所主催の「フ
レッシュマン講座」に行かされることになった。
「きょうは働かなくて済んでラッキー♪」と鼻歌まじりに会場に向かった
キムタクだったが、会場に入ると同時に自分の認識の甘さを痛感した。
そこに集まっていた三十人ほどの人間は、三十路を過ぎたキムタクより
一回り近く年下の小僧ばかりだったのだ。
キムタクは暗黒が目の前に口を拡げているのをはっきり見た。
「マジかよ!」
キムタクは憤慨しながら自分の名前が貼られている席に座った。
しかし、考えてみれば世でいうフレッシュマンとは大学の新卒、又は高卒
のことであり、冷静に考えてみれば三十路のおっさんが「フレッシュマン講
座」に出席するほうが「マジかよ!」なのであろう、と悟るとキムタクの頬は
真っ赤に紅潮し、心臓は不整脈気味に高鳴った。
地方銀行の新人教育係りのババアが教壇に立った。
「皆さん、おはようございます。○○銀行の高橋と申します」
「おはようございます」
「きょうは皆さんに社会人としての基本を学んでいただきます。それでは、
こちらから自己紹介をお願いします」
(やべえ!マジでヤバイ!)キムタクは額を嫌な汗でびっしょり濡らした。
554 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/10 21:56 ID:hG/hFdDR
「聖和物産の大川と申します。宜しくお願いします」
「はい、よろしくお願いします」
「千葉不動産の小林と申します。宜しくお願いします」
「はい、宜しくお願いします」
次はキムタクの番だった。
勢いよく椅子を軋ませて席を立った。
「多古商事の木村です。よ、よ、」
どもってしまった。顔が紅潮した。
(糞!いきなりの失態)
「よ、・・・・お願いします!」
「緊張しなくていいのですよ。宜しくね」
(糞!ババア、ぶっ殺してやる!)
自己紹介が進むと、講師のババアが社会人としての心構えを講釈
する時間になった。
退屈な話を一通り話し終わるとババアは気が済んだのか、休憩時間
になった。
キムタクは喫煙コーナーに直行し、胸いっぱいに脂を吸い込んだ。
先が思いやられた。
あと50分が5コマもある。
555 :
第参者:03/09/11 11:59 ID:OX5ekBx3
556 :
547:03/09/11 22:22 ID:0BmZl4uW
ついでに420を見たらオレだった・・・恥
三人のメンバーが集まったシンクロ部だが
キムタクの「ぶっちゃけ飽きた」の一言で解散。
キムタクは中国の少林寺に向かった。
「これからの時代は少林寺でしょ」 終劇
「オレがお前等の担任のキムタクじゃー!!」
突然の事に三年乙組は静まり返った。
「あ、あのう・・僕らの担任の岩本先生はどうなったんですか・・」
一人の生徒がキムタクに聞いた。
「そんなもん知るかい!
ワシが担任になったからにはびっしびっし行くぞ!!」
「ええ〜〜〜??」
こうして僕らの忘れられない中学生活が始まったのです。
「おら、ボケども!!今日の授業は眠いので変更!!
昼寝の勉強じゃ!女子はオレの隣に来んかい!!」
「先生、ボクたちは受験生ですよ。
昼寝って幼稚園児じゃないんですから・・・」
学級委員のイナガキが意見した。
「つまらん奴じゃのう・・おぬしは・・・三年乙組心得を言ってみろ!」
「え・・エンジョイ&エキサイティング・・・ですか?」
「もっと人生を楽しめ!!すべてを楽しめ!!イナガキ!!
最高の中学生活にしようじゃねえか!!」
「せ・・先生・・・」
この時は先生がエセ教師だなんて思いもしませんでした・・・
561 :
GTキムタク:03/09/12 18:58 ID:5prHx809
「ぎゃははは学校は天国じゃのう〜〜ほひょひょ」
キムタクは今日もやりたい放題、そこに校長がやってきた。
「おい、貴様教員免許を持っていないそうだな!!うせろ!!」
「・・・ばれたか、案外早かったのう・・
でもな、こいつらに必要なのはゆとり教育でも何でもねえ・・
こいつらに必要なのはオレしかいないんじゃ!!」
「先生!キムタク先生!」「やめないで!!」
生徒達の悲痛な叫びが聞こえる、
キムタクは黙って教室を出て行く・・・
「あばよ・・・かっこいい大人になれよ・・・」
「とっとと失せろ、エセ教師が!!」
そう叫んだイナガキの目に一筋の涙 振り返らず微笑するキムタク
ボクたちの夏は終わった。 完
5prHx809さんこんにちわ。
毎週楽しみに読んでます。
僕は少年シャブの中ではこのマンガが一番好きです。
キムタクの消しゴムもこの前買いました。
(字は消えないけどデザインが最高ですよね。
でも学校に持っていったら誰かに盗まれてしまいました。ガックリ)
ところで、読んでいて気になったのですが
「GT」は「ギリギリ宅間ではない」の略ですよね?
おねえちゃんは「ギンギンにそそり立つティンコだよ」と
言っているのですが・・・
そのことが原因で昨日の晩御飯の時におねえちゃんとケンカ
してしまいました。どうか答えを教えてください。たのむぞ。
神奈川県12歳
6E+gdp6D君、手紙読んだぜ。いつも応援サンキューな。
さっそくだけど質問に答えちゃうよ〜。
結論から言うと君もお姉さんも残念ながら間違いだ。
正解は「牛乳毎日飲んでる位のタフガイ」なんだ。
完全に今、考えたね。
ハイセンスなお姉さんを大切にしろよ!
あと、キムタク消しゴム(香港で食い逃げ編)を送っとくからな。
限定品だからって友達には言うなよ。また盗られちまうぞ。
これからも応援よろしく頼むぜ!!
「宇宙の海はオレの海!!」 シャブのエースストライカー藤沢とうふ
とうふ〜 とうふ〜
| キムタクは無職でも 何でも
| ('A`) 主役になれるんだよな・・・
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ すごいな・・・・
|
|
| ('∀`)
./ノ(ヘヘ ̄ ̄ ̄ ̄
||
∧||∧ キムタクはそっと首を吊った
( / ⌒ヽ
| | | ご愛読ありがとうございました
∪ / ノ
| || Fin・・・
∪∪
ここは無職・だめ板。創作は無職・だめな奴オンリーで
ちょっとしたフレーズに胸がわしづかみ君
ジャニオタ・オリキ・腐女子は、自板で発表してくれね
はっきりと分かってますよ、俺達何も言わないできたけど
570 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/16 19:21 ID:geK1ViC6
GTOネタはちょっとまずかったな。
皆が逃げちまった。
もの書きの中ではあのゴミみたいな漫画を嫌うやつ多いんだから
ちょっとは考えてくれ。
571 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/16 19:25 ID:hxgaCLwj
あのー オリキって何ですか? 無知ですんません
572 :
jyakusya kyusai:03/09/16 20:30 ID:xwHrq7/4
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何がなんだか、さっぱりわかりませんよね!
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576 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/17 16:14 ID:+eu3NtiN
>574
君おもしろいんだけどキムタクネタ無いの?(でもオモレー
ドラマ主題歌ということで勘弁して・・・・(´・ω・`)
578 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/17 19:49 ID:eJITsUuP
どうせならさ、かっこ悪くて情けないキムタクがイケてる男に変わっていく
までをリアルに見せてくれるドラマがいいよな。いじめられ、バカにされ、
挫折し、でも最後には人並みになれましたってサクセスストーリー。
そんなドラマがあれば、人生に希望が持てるかもしれない。
そうだね
581 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/17 21:11 ID:ngqguY79
582 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/17 21:47 ID:uUiUR5xx
583 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/18 14:37 ID:Yx8sT2zB
「はぁ、やってらんね。」
キムタクはベッドに横になりながら毒づいた。
ヒキコモリと世間では言われる生活も1年経っていた。
一年前就業していたアルバイトは飲食店の接客だったが特に理由も無く辞めた。
そこは自分の居場所では無い気がしたからだ。
働こうという意志はあるのだがそれに反して行動しない。
何をしてもそこにリアリティが欠けているようなそんな感覚に陥っていた。
両親はキムタクをどう扱っていいのかわからないようで会話も無く
口を開けば「働け」である。
母親にいたってはヒステリー気味なので口もききたくない。
世間体が気になるのか、
家事をしている自分に対して働かない息子に怒りを感じているのか。
自分に非があることは解かっているキムタクだが
少しも自分を省みない両親に対して悲しみのような怒りのような
やるせない感情にいつもなるのだ。
「もう28歳か・・・。」
ベッドで横になりながら自分の将来に不安になる。
昼過ぎに起床しパソコンの電源を点けるのがキムタクの日課だった。
今日も便所の落書きに等しい書き込みのされた掲示板を覗く。
「なんかツマンネ。」
今まで生きてきて彼の心を理解できる者は皆無であった。
彼の歩み寄りが無いのもその大きな原因ではあるが。
特に親しい人間もなく、自分を理解しない両親のことも馬鹿にしていた。
いい加減両親が五月蝿いので今日はハローワークに行くことにする。
続く
待ってました!!
キタでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
替え歌4 DBより「クソスレageるよ」(ロマンティックあげるよ)
お・いでファンタジー 好・きさミステリー
君の若さ隠さないで〜
お・金欲しくて 就職したくて いつもティンポうずうずしてる
知的なフリして 飾ったら 面接のなぞなぞ解けないよ〜
もっとワイルドに もっとたくましく 生きてごらん
それができないキムタク〜 それができないキムタク〜
ほんとの自分さ・ら・けだせない〜
妄・想で終わるよ ク・ソスレageるよ〜
モニターの中の 2次元幼女が今の恋人〜
自分のクソみたいな人生を罪もないキムタクに演じさせようとするなよ。
あんたらの現実逃避自慰スレは吐き気がするよ。虚しくならない?
キムタクにコンプレックス抱きまくりだね(藁
>>578 とことん堕ちた人間がどうやって這い上がっていくかって
観てみたい
目標ていうか持つべき理想ってものが最近無い。。
589 :
583:03/09/19 23:49 ID:S+qv/ogS
「車使うから・・・。」
母親はキムタクを無視し、良いとも悪いとも言わなかった。
その返事も求めていなかったキムタクは
身支度を済ませ、母親の車を借りてハローワークに向かう。
目的地に着き、受付票を受け取り職探しに勤しむ。
「めんど・・・。」
画面には特に興味も無い仕事が羅列され、どの仕事を見ても興味など沸かなかった。
元々就業する気の無いキムタクは早々に切り上げ
駐車場に設置してある自動販売機でコーヒーを買い車に乗り込んだ。
いつも外出したときに時間を潰すのは市の美術館の広場。
ベンチに腰を下ろし、デザインされた綺麗な建物を見ながらタバコを吸い、
どうでもいい時間を過ごすのがキムタクのお気に入りだった。
久しぶりに外出すると外の空気が気持ちいい。
知り合いに遭遇する可能性があるため滅多に外出などはしない。
昔の自分を知っている人間と会うのはツライ。
学生の時はハツラツとし未来に希望を抱いていたが
今は先にあるのが絶望ばかりと知って動く気力が無い。
その癖、体裁を気にする矮小な自分にも嫌気がさす。
「救われねぇなぁ。」
救いなど無いのは分かりきっているのにそんな言葉を発した。
自分が何をしたいのかすら分からぬままその場所を後にする。
家に帰る足取りが重い、また母親のヒステリーを聞かなければならない。
車に乗りエンジンをかける。
自分の家のある夕日の方向へ車を走らす。
空は赤く染まり、その日が終わるのを表していた。
しかし、ヒキコモリのキムタクにはその時間は終わりではなく始まりだ。
590 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/20 15:29 ID:HBhdc/1h
なんか30歳の俺の先輩みたい!
「終わり、そして始まり」、深いね、、、
つーかどっちにしても終わってる訳ねw
591 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/20 18:58 ID:70X9C4IH
良く晴れた空の下、キムタクは自転車を走らす。
さっきまでの喉の痛みが嘘のように消えていた。
交差点に差し掛かると友達のイナガキが婦警さんに捕まっていた。
キムタクは嬉しくなって手を振って通り過ぎる。
しばらく走るとモリ君が競輪用の自転車が通り過ぎていった。
キムタクは嬉しくなって久しぶりに見る彼の背中に手を振る。
バス停に差し掛かるとお腹を大きくしたシズカが立っていた。
誰の子供かな?と思いながらキムタクは嬉しくなって大きく手を振る。
今、キムタクは明るい世界の中を走っていた。
どんどん明るくなっていく中で懐かしい人たちに次々会えることに
キムタクは満足し、グイグイとペダルを踏み続けた。
クーラーを全開にした部屋の中で七輪の火が燃えていた。
炭が燃え尽きるにはあとしばらくかかるようだった。
592 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/20 19:00 ID:70X9C4IH
誤:モリ君が競輪用の自転車が通り過ぎていった。
正:モリ君が競輪用の自転車で通り過ぎていった。
なれない事するから・・・
593 :
583:03/09/21 21:06 ID:7IX/YAIY
「・・・。」
不意に暖かいものが頬をつたって落ちていくのに気づいた。
夕日を見ていて何故か涙が溢れて止まらない。
自分の今の状況を悲しんでいるのか、理解が無い他人が居るのが悲しいのか、
何が悲しいのか分からないまま家に到着し玄関のドアを開け2階にある自室に閉じこもる。
不意に襲われた感情に戸惑いながらもパソコンの電源を点け
いつもの掲示板を覗きながらテレビを見る。
「タクヤ飯だぞ。」
ヒステリー気味の母親はキムタクとは口を利かない。
父親が自室に呼びに来る。
夕飯だけは父親が毎日呼びにくる。
息子をなんとかしようと思っている父親なりの努力だろう。
母親のいる1階へ気は進まないが降りていく。
無言で夕飯をかきこむ、早く済ませこの場を離れたい。
両親のどうでも良い会話が耳に入る。
キムタクと交流したいのが見え見えでそれが逆にストレスとなる。
ごちそうさまも言わずに食器を台所に下げそそくさと自室に閉じこもる。
少しの安堵感。
594 :
ノーマネー:03/09/21 22:29 ID:ApC5FhWQ
実家で夕飯を両親と食べてる
両親はいいたいことをとにかくしゃべるだけ、こっちの為になるとか
興味を引くかとかまったく考えてません
たまに俺が近所で起きた事件についてちょっと話を始めても、親父は食い終わったら
途中で席をたつ
両親は俺をなんだと思ってるのだろう
いっそのこと「もう一緒にメシを食わない」と宣言できたらどんなに楽だろう
村上龍の最後の家族を思い出した。
「恵まれない子どもに愛の手を〜おねがいしゃーす」
キムタクは駅前でダンボール箱を持ち募金活動をしていた。
もちろん「恵まれない子ども」というのは自分のこと。
「ぶっちゃけ、嘘はついてないでしょ」
多少の罪悪感はあるものの「背に腹は替えられない」などと
自らの責任を放棄した言い訳が脳内を支配していた。
2時間も立っていると結構貯まってきた。
「ししし、今夜は焼肉いっときますか!」
午後8時をまわり帰宅の波も収まってきた。
「そろそろ帰りまーすーか♪」
笑いがこみ上げ、今にも噴出しそうだった。
(続く)
鼻歌まじりに帰り支度をしていると
「はい、お兄ちゃん」
キムタクの腰ぐらいの男の子が10円を持った小さな手を
箱に伸ばしている。うしろにはその子の母親だろうか、
我が子の様子を見守っていた。
「あ、ああ・・・」
キムタクはしゃがみ男の子は10円を箱に投げ入れた。
「お兄ちゃんえらいね」
「ど、どうして?」
「お母さんが言ってた」
「・・・」
そういうと親子は住宅街へと消えていった。
キムタクは帰り道、児童福祉施設(孤児院)に行き
職員に嘘の事情を説明した後、全額寄付した。
「ぶっちゃけ、俺かっこよくねえ?」
一人で照れ隠しをするキムタクだった。
(終了)
(´-`).。oO(Great!!)
ふてぶてしいキムが帰ってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
600 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/22 17:07 ID:xGlikYxR
どれがどれなの?
601 :
ノーマネー:03/09/22 18:26 ID:dX/laNn2
>595
禿同
あれも長男がヒッキーだった、たしか最後は弁護士めざして社会復帰したな
長女の恋人の宝石デザイナーも元ヒッキー
その男が見た映画で「誰も俺をやめさせることはできない」ってセリフが印象的
夢を自分であきらめるのとあきらめさせられるのは決定的に違う
くじけそうになったらだれかがくじけさせようとしている、それに抵抗すると
考えると確かにがんばれそうな気がした
シャカシャカシャカシャー シャカシャカ
立ちこぎ自転車(ママチャリ)で住宅街を疾走するキムタク
公園の前を通ると砂場で女の子が遊んでいるではないか。
「ようじょハッケソ!」
キキーガシャン!自転車を投げたおし、走り寄るキモタコ。
「ハアハア、な、なにしてんの?」
汗だくになりながら女の子に話し掛けた。
「うちの娘になにさらすんじゃこのド畜生がーー!!!」
振り返るとキツイ柄物シャツのいかにもヤ○ザな男がすごい勢いで向かってきた。
「ひいい!!」
ダッシュで自転車にまたがるキムタク。一目散に逃げ出した。
「待たんかいゴラー!!」
ヤクザは直も走って追いかけてくる。
「ひ・・・ひ・・・は・・・はは、追いつけるかよ〜」
捕まれば警察に突き出されるのは間違いないだろう。
だが必死に逃げているこの時、人生で最もスリリングで、
自分が生きていることを実感したキムタクだった。
(終了)
早っ!
き
朝、家のチャイムの音が鳴った。
普段午前11時に起きるキムタクにとってそれは不快極まりない。
いつもはもちろん母親が対応するのだがどうやら外出中。
仕方なく玄関に降り、覗き窓を見ると中年の女性2人組。どうやらエ○バらしい。
少しだけお話させてください、という2人組の話を一通り聞いた後、
心と宗教板で得た屁理屈を大いにぶつけ相手を看破し得意顔なキムタク。
一週間後
3人組で各家庭を訪問するキムタク。
「さぁ皆さん今日も張り切って布教活動いたしますか!」
結局は洗脳され、見事ひきこもり脱出を果たしたキムタク。
その後、我に返るまで3ヶ月程かかったという...
(ここでエンディング)
キムタクの家のそばにはでかい工業団地があった。
夜、キムタクがタバコに買いに出かけると、いつも団地からテレビの
大音量が聞こえてきた。
半分の部屋のベランダには衛星放送のチューナーが置かれていた。
「工員はテレビしか楽しみがないんですか?」
キムタクはそこを通るたびに優越感に浸り、工場なんかで働かなくて
済んでいるわが身の幸運に、つかの間、感謝するのだった。
また朝8時になると、そろそろ眠ろうとするキムタクの耳には、工員
たちのラジオ体操の音声が聞こえてきた。
キムタクはいい年こいたおっさんがラジオ体操第二をやらされる滑稽な
姿を想像しながら、いい気持ちで眠りにつくのだった。
友人に聞いてこのスレ見たらカナーリワロタ
>>603 ベランダに置くのはアンテナだ、チューナーは置かないだろ。
と、つっこんでみる。
609 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/09/30 10:00 ID:1e4PamB8
替え歌クンまた現れてくれ〜!!
しょうがねえな、待ってろ(←実は超うれしいw
ヒッキーのポリシー
ど・んなピンチの時も 絶対家から出・な・い
そ・お・よ そ・れ・が 真性なヒッキーポリシー
い・つかほんとに出会う 大事な人のために
童貞を守り 気付けば三十路〜
ツンと香る部屋の中で
今日もシコリ出す(ヘイ!)
怖いものなんかないよね
妄想の中では無敵だね
涙もたまにあるよね
だけどピュッと無駄撃ち〜
タンタラタタン♪(キモタコのドアップ)
何の替え歌?
気になる・・・
ここ読んでからキムタクが好きになってきた人は自分だけではあるまい
, ':::/:::::l::::'、::::::l、::::、:::::::'、:ヽ::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/::::j::::::::!:::::::ヽ::::!\{\::::ヽ::`、::::::::::',:::::::::::::::::| やけに キムタク に |
,'/:::!l::::::::l、t、::::ト、l、_,メー‐、:::::'、::ヽ::::::::i::::'、:::::::::| 肩入れしているようだが |
ll:::::i;:ト:::::::lー-ヽl \そでソゝ、ヽ:::\:::!::::ヽ:::::::| フツウじゃないよ オマエラ |
ハ::::l:`:\:テでj、\ ´' " |:`\‐\:::::::'、::::| いったい キムタク の |
l '、::!、:::::l`ト´´/ |::::::!::::::i::::::::::::'、:| 何なんだ |
ヾ、i::::l::! 、 _ |:::j:::::::!::::::::::::::::::> /
l`十'、 ` !/|:::::i:::::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ハ:::l:::::ヽ jー- 、,. / |::::ji:::::::::::!i::::::::::i:::::!
. ノ l:::!::::::l:`、 `二´ ,.:'|::/::i::::::::::i::!:::::::::!::::i
l:::l:::::::l:::::ヽ / .j/ |:::i::::::::::!::i:::::::::i:::::、
八:ト、::::!、::l::゙、 , ‐' / l::::!、::::::t、:、:::::::i:::::::、
/ ヽ. \! ソ:::::::l´´´ '、:! ヽ:::い!ヽ、::{ヽ、:ヽ、
何なんでしょう?(松嶋ななこ)
あのCMの松嶋ななこは痴女だろ
「ひまじゃねえ?」「ああ暇だな・・・」
唯一の友、田代に電話するキムタク。
「んじゃ久々に遊ぼうぜ」「いいよ」
キムタクは田代と遊ぶのが好きだった。田代は中卒で前科があるし
エロげー好きで女っけもなかった。そんな田代を見ながら
「俺はこいつよりはマシだ」などと考えると心が軽くなった。
居酒屋に入った。他愛もないことを話しながら盛り上がる2人。
キムタクは田代と呑む時なぜか田代に説教を始める。
「おまえ、ちゃんと人生かんがえてんのかよ?」
「早く就職して女でも見つけろよ」
自分自身が言われて一番こたえるセリフを止めどなく吐き続ける。
わかってた。でも止まらなかった。
キムタクが一通り話し終えると田代が口を開いた。
「俺、最近彼女できてさ、彼女が就職しろっていうから
がんばって就職したよ。で、引っ越すことになったからおまえとも
なかなか会えなっちゃうんだ」
キムタクはしばし呆然としていた。
「そ、そっか、よかったじゃん、まあ、がんばれよ」
引きつった顔で精一杯強がったが、心の中は情けなさ、嫉妬、怒り、悲しみ。
なぜか自分が下に見られたような気がして
一刻も早く家に帰りたい気分になった。
深夜の帰り道、泣きながら歩くキムタク。「チクショウ・・・チクショウ・・・」
足元にあった石を団地の窓に投げ込んだ。
ガシャーン!
走って逃げた。気持ちよかった。
(終了)
>>571 調べてみたら「アイドルの追っかけをする人の事」らしいです。
こんな言葉知らないわな、普通は。
621 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/04 13:52 ID:oAFnhy3u
>>619 かなり笑った なんか頭の中に画が浮んできたし!
622 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/04 13:57 ID:RzAHepev
>>620 正確には「追っかけにリキいれてる人達」のことらしい。
初めてきたけどおもしろいココw
624 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/05 12:56 ID:GGGZFwui
>>619 久々にキムタクの本来の姿を見せてもらいました アリガトー
タモリ:えーと、今日は・・・20年ぶりになりますか。タッキーズ事務所社長のタッキー滝沢さんからのご紹介。
木村拓哉さんです、どうぞ!
キムタク:ちーす
(会場)「あれ、誰だったっけ?」「あー、たまーに"あの人は今"に出てる人だよね」
キ:んだよ、おめーら。リアクション薄っ!あ、タモさん、ども。久しぶりっす
タ:キムタク、久しぶりだねぇ。テレビ出るの18年ぶりだっけ?
キ:そーすねぇ。ちょうどSMAP解散してからっすから
タ:髪切った?
キ:いやぶっちゃけ禿げただけっすよ(笑
タ:あ、そう。俺の貸そうか?(笑 ところで、最近何してんの?
キ:・・・・警備員(ボソッ
タ:え?
キ:け・い・び・い・んっ!!
タ:あー・・・警備員ね。それって、あの道路とかで棒振って・・・
キ:そうっす、そうっす。けっこう制服似合うんすよ、マジで。
タ:そう、頑張ってんだ
キ:こないだなんてー、アルタの前で棒振ってたら「きゃー!昔ファンだったんですぅ」って
おばちゃんたちに囲まれちゃってぇ
タ:ほぉー、まだまだキムタク健在じゃないの
キ:でしょ、でしょ?普通そう思いますよね?そんで俺が「サインはしてらんねーよ」っつったら
「やだー、つよぽんじゃなかった」っつって逃げてっちゃって
タ:そりゃ、失礼だねぇ
キ:ほんと、マジムカつく!って言いたかったけど、ぶっちゃけ間違いでも女に囲まれて嬉しかったんすよね。
もう何年もそんなことなかったし・・・うぅ・・・
タ:・・・い、いやぁ天下のキムタクが何弱気なこと言ってんのよ(汗
キ:あいつもYOSHIKIの元に逃げたまま戻ってこないし・・・グスッ・・・
シズカっ!ココミっ!!なにやってんだよ、マジで!!いい加減帰ってこいっつってんだろ、おい!!
・・・うぅ・・・(涙
タ:いったんCMでーす
タモリは70代か
キムタクが、、、キムタクが、、、
ひどすぎるぞオマイラw
628 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/06 00:17 ID:S2mb9JA7
キムタクは一人考えていた。いつもの堤防。煙草と缶コーヒー。
「ぶっちゃけ、デカイ事してえ。」
キムタクは思い立ったように立ち上がった。
その目には強い意志、そして信念。
今までのキムタクには無かった、『人間』としての
誇りと情熱が溢れていた。
pm11:15
キムタクは性器を露出した姿で街を駆け出した。
身に着けているのはルーズソックスのみ。
キムタクは笑っていた。楽しかった。ただ楽しかった。
今だけは俺がヒーローだった。
「うおおおおおおおおおおおお!!」
キムタクは叫んだ。心の声だった。
警察に迎えに来た母親は涙を流していた。
その横でキムタクはスヤスヤと眠っていた。
天使の様な笑顔を浮かべて。
629 :
新人:03/10/06 02:38 ID:TjrX3HxZ
昔やってたよ。若者のすべてと浜ちゃんと共演したやつ。やはり無職は若いうちだけ。
630 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/06 02:53 ID:xJIux42J
キムタクx田代まさし
最強だな
631 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/06 11:23 ID:9QL4bGMV
>>596&597
>「恵まれない子どもに愛の手を〜おねがいしゃーす」
>もちろん「恵まれない子ども」というのは自分のこと。
>「ぶっちゃけ、嘘はついてないでしょ」
あまり罪のない自己中心的な解釈の仕方にワラタ(w
こういうの好きw、たいした悪じゃないしね。
話のオチも好き。
>>619&625も好き、昔の活気が戻ってきているかも?
632 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/06 12:12 ID:1E80e94X
引きこもっているキムタクだが、ネットで自分の写真を公開したら、
レスポンスが殺到。
「あれっ、俺って以外とイケメン?」
そう思い、自信が少しついたキムタクは久しぶりに家を出て、
女の子に声をかけて見る事にした。
リアルの人間と話をするのは何年ぶりだろうと思いつつ、
以外にも1人目の女の子と仲良くなり、
そのまま喫茶店に。
しかし、世間から隔離していたキムタクは、
「今はヒッキーだけど前はドキュソ会社でフリーターしてたよ」
「親の手前、たまにハロワ行くけど、キモイ香具師が多いからすぐかえる」
など、2CHでの会話しか出来なくなっていた事に気づく。
続く
633 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/06 15:39 ID:5bNN1KwP
ちょっと前に長瀬主演の無職ドラマあったぞ
最後はタイーホされてちょっとかわいそうな結末だったな。
634 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/06 16:45 ID:ejA0Cqar
>>625 キムが紹介する友人はもちろん○○だよね?
続作キボン!!
636 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/08 09:03 ID:Wd8aeUSU
【永遠の】キムタクを語りましょう!part1【カリスマ】
1 名前:名無しさん@毎日が日曜日 投稿日:21/10/07 14:28 ID:moToSmap51
抱かれたい男NO1、木村拓哉さんについて語りませんか?
昔ファンだった人、最近ファンになった人・・・キムタクへの思いをぶっちゃけましょう!
マターリとsage進行でお願いします。
2 名前:ゴロー@ワインセラー 投稿日:21/10/07 14:28 ID:iNaMember7
coolに2ゲト
3 名前:sage 投稿日:21/10/07 22:15 ID:moToSmAp51
こんなスレ待ってました!(*^。^*)
30年くらいずっとファンやってます!歳とってますます渋くなりましたよね!!
4 名前:名無しさん@毎日が日曜日 投稿日:21/10/08 02:43 ID:SHinGoMAMa
>>1 >>3 ( ´,_ゝ`)プッ
ID(w しかも下がってないよ(w
5 名前:ウリナラマンセー 投稿日:21/10/08 18:29 ID:TyoNanKan
糞スレ立てた
>>1に謝罪と賠償を要求するニダ!!<丶`∀´>
6 名前:1 投稿日:21/10/09 18:34 ID:SizukaInoti
ぶっちゃけムカつくんだけど。つーか、ヌッ殺す
7 名前:元レーサー 投稿日:21/11/28 21:38 ID:YumeMori
>>1 通報しますた
637 :
636:03/10/08 09:08 ID:Wd8aeUSU
ミスった・・・ボケで噛むのも同然のミス
゜д゜)鬱死・・・
638 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/08 09:44 ID:zq1f0CdF
639 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/09 12:40 ID:rCkVrMMh
若者のすべてってもう出ててたらごめん。
あの話しの前半キムタク無職じゃん。しかも警察沙汰になってるし。
しかもバイト先でけなされてるし。
640 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/09 12:41 ID:3dsTG1KN
キムヲタ
大宮のハローワークでベッカム見たよ!
641 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/09 22:02 ID:Acma0NX1
キムタクは仕事を探していた。
探しているのは、ズバリ、楽で金が稼げる仕事だ。
日付以外は嘘しか載っていないと評判の夕刊紙の三行広告にキムタク
の眼は釘付けになった。
「電話番募集 月50万以上保証 完全週休二日制 ○○企画」
さっそく、キムタクは応募の電話をかけた。
面接場所に指定されたのはウィークリーマンションのオフィスだった。
面接官はいかにもヤクザといった風貌のヤクザだった。
「仕事は簡単。広告通り電話番だ。電話がかかってきたら、内容をメモ
して、それをおれの携帯にメールしてくれ」
「電話を待っている間は?」
「漫画でも読んでいればいいよ」
キムタクの仕事はヤクザの言うとおり、ただの電話番だった。
電話の内容はこんな感じだ。
「○○企画さん?△だけど、Eを100よろしく」
「Bを50くれ」
相手先とアルファベットと数字をメモし、それをヤクザの携帯にメール
するだけの簡単な仕事、しかも電話を待っている間は完全に自由で漫画
を読んでいていい。
一月経過し、ヤクザは約束どおりキムタクに50万円支払った。
「ありがとうございます!」
その翌日、キムタクがオフィスでカイジを読んでいると、警官がなだれ
こんできた。
「麻薬取り締まり法違反で逮捕する!」
翌朝の新聞には、大量の麻薬取引の首魁として、キムタクの名前が紙面
を踊った。
かわいそうなキムタク。
でも何も知らなくても逮捕されるの?
おおきなお山をつくろうよ。ちいさい手だけどがんばって。
波がきたよ「ザブーン」
せっかくつくったお山がくずれちゃった。
環境がわるかったね、あきらめよう。
おおきなお山をつくろうよ。手もおおきくなったしね。
波がきたよ「ザブーン」
せっかくつくったお山がくずれちゃった。
運がなかったね、あきらめよう。
おおきなお山をつくろうよ。しずかちゃんといっしょにね。
波がきたよ「ザブーン」
せっかくつくったお山がくずれちゃった。
縁がなかったね、あきらめよう。
おおきなお山をつくろうよ。じかんがなくなってきたからね。
おおきな波がきたよ「ザブーン」
せっかくつくったお山がくずれちゃった。
キムタクどこかへいっちゃった。
おおきなお山をつくろうよ。
>>612 前半は見た瞬間に歌えた自分に鬱。
あとマニアックすぎ。せめてムーンライト伝(ry
今日見た実写版月野うさぎタソ(;´Д`)ハァハァ
>>643 ワラタ。つーかぶっちゃけ泣いた。
これって元ネタあるの?
ウイ●ーインゼリー:ラグビーヴァージョン見た?
646 :
屑:03/10/11 23:28 ID:2G00SszP
まだ小学校に上がったばかりのころだったが、
カメラマンをしていた父の仕事が上手くいかなくなってきた。
どうも会社の上層部とソリが合わず、仕事が回ってこなくなったらしい。
元々癇癪持ちの父は拠り所のない怒りをよく母にぶつけていた。
母に暴力を振るう父の姿は今でもはっきりと思い出せる。
母は家系のために外に働きにでた。看護婦(現在の看護士、どうでもいいが)
の資格を持っていたので市内の総合病院で勤め始めた。
給料は良かったらしく俺は欲しかったおまけ付きお菓子などを
買ってもらえるようになった。
その頃から父は部屋にこもることが多くなり、暴力もひどくなった。
夜中なにかをしているようだったが、何をしているかはわからなかった。
(続く)
647 :
屑:03/10/11 23:42 ID:RG2lB7CC
俺は小3の頃、近所の悪ガキたちと一緒にスーパーで万引きを始めた。
高学年の奴に誘われたのがきっかけだが、悪いことをしてる感覚は無かった。
Tシャツの下にお菓子を山ほど詰め込んで堂々と入り口から出ていた。
今だったらすぐに捕まるのだろうが、防犯カメラも無い時代で驚くほど簡単だった。
裏山にそれを持って行き仲間と山分けする。罪悪感も無かったせいか、
いや多少あったからか、友人をグループに勧誘していた。最終的に6人ほどの
グループで万引きを続けていた。
いきなりお菓子やおもちゃを大量に持って帰ってくる俺を見て母は怪しんだ。
俺は貰ったと嘘をついていたが、毎日のようにそれが続くと
追求も厳しくなった。しかし、俺が母に問い詰められている時、いつもは恐ろしい父が
何故か静かに新聞を読んでいたことを覚えている。
俺はどんなに追及されても口を割らなかった。「やってない」と嘘をつき通した。
(続く)
648 :
屑:03/10/12 17:00 ID:a+7zgyPk
つまらんようなので未完にて終了します。
>>648 実話か?続きが気になるが・・・まあ、乙。
651 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/13 09:13 ID:0v+dTJXY
652 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/13 09:24 ID:VOv/EgyT
>>651 俺=キムタクなわけだが・・・スレ違いとか言ってんな!バッキャロウガ
「左舷から敵襲です!」
ブライト「MS発進準備!ガソダムは?!」
ガソダムのパイロット、キムタクは自分の個室で爆睡中。
ドンドンドン!
コバヤシ「起きろ!キムタク!敵襲だ!」
キムタク「・・・あーん?しょうがねえな・・・」
モソモソと起き出すキムタク。そのままデッキへ向かうと
パジャマのままガソダムに乗り込んだ。
キムタク「マンドクセー、ザクなんかガンキャノンでもいけんだろ?」
セイラ「キムタクあなたならできるわ」モニターのセイラが緊張を解こうと話し掛ける。
キムタク「・・・・・」
すばやく録画ボタンを押すキムタク。あとで編集してオカズにするつもりだ。
キムタク「一瞬で片付けてやるか・・・ブライトさん出してー」
ブライト「射出しろ!」
ズゴー!勢いよく飛び出すガソダム。
キムタク「敵は・・・ん?」
細い足に円盤を乗せたような形状をしたMAビグザムが10機ほど
ガソダムの着地点を狙ってメガ粒子砲をスタンバイしている。
キムタク「イヤアアアアアアアア!」
ずぎゅーんずぎゅーん、ライフルを連射するガソダム。しかしIフィールドに
よってむなしく弾かれるだけだった。
キムタク「ブ・・・ブライトさん!こんなの聞いてない!」
ブライト「就職しない君がいけないのだよ。君の頭の悪さを呪うがいい」
キムタク「な・・・何を?ぶぶぶ・・・ブラ・・・!」
ズボーーーーー!メガ粒子砲が一斉に放たれた。キムタク死亡。
「はわあ!」目覚めるキムタク。汗だくの顔で横を見ると
つけっぱなしのTVから哀戦士のビデオが流れていた。
654 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/14 16:03 ID:OgSwCgPb
なげーCMだな、おい
656 :
無職の男:03/10/16 10:09 ID:vwDy4CgA
「無職の男 第2部」
開け放たれた窓から金木犀の香りが室内に流れ込んでいた。
病院の周りを取り囲むように植えられた生垣から、2Fの病室
へは随分と距離があるのだけれど、秋の少し乾いた風は花の
香りを病室まで運んできていた。
キムタクは少し窓を閉めると、ベットの間仕切りのカーテンを閉
めベットに寝転がった。先月、自室で極度の栄養失調で意識不
明状態のところを母親に発見され、病院に運ばれて来てからす
でに2週間が経っていた。
病院に運ばれた記憶はうっすらと残ってはいたが、覚めてしまっ
た夢のように時間が経つにつれその時の記憶は薄れていった。
あれは緩慢で怠惰な自殺だったのだろうが、なぜそういうことに
なったのか、キムタク自信にもよくわかっていなかった。ただ、な
にもかもが面倒でどうでもよかったのだ。
ベットに横たわると薬の影響からかふんわりと浮いたような、醒
めない意識の中をただよった。
657 :
無職の男:03/10/16 10:11 ID:vwDy4CgA
点滴を打たれ、薬を投与され、状態がいくらか回復したキムタク
は一般病棟へと移された。ここではすることも無く退屈だったが、
医者のお墨付きをもらっている寝ていられるのかと思うと幾分気
楽になれた。
あり余った時間を今まで自分はどうやって潰していたのだろうか。
2チャンネルやwinny、ブックオフでの立ち読み、家にいる頃はそ
んなことで時間を潰していたが、病院にいてはそんなことも出来
なかった。
朝食が終わるとキムタクはいつも病院内を散歩してまわった。散
歩といっても所詮は病院なのだから回るところも限られていた。
今日も売店、ロビーなどを一通り廻ると屋上にむかった。屋上には
白いシーツやタオルが並び、フェンスからは眼下に町並みが広が
り、遠くには富士山も見えた。
10月の空は晴れ渡りいわし雲が空の広さを際立たせていた。
「随分とくだらないことをしたもんだなー」
遠く広がる町並みを眺めながら、キムタクは自分の馬鹿らしさに
笑いがこみ上げて、終いには声をだして笑った。
658 :
無職の男:03/10/16 10:22 ID:vwDy4CgA
「木村君?」
物干し台の近くに松たか子が立っていた。
「あー、やっぱり木村君だったんだー」
白衣姿にサンダル履きの松は以前図書館で見かけた人物とは
別人のように思えた。
「え?」
「いやー、数日前の急患者リストに木村君の名前があったから
もしやと思ってさ。」
松は予想が的中してうれしいのだろうか少し笑っているようだった。
ようやくキムタクは目の前の人物が松だと気がついた。
「なんで此処にいるの?白衣着て」
「だって、私ここで看護婦やってるから」
「え、あそうなんだ・・・・」
「正確には準看だけど・・・」
「そうか・・・・」
松は自分がどんな状況で此処へ運ばれてきたか知ってるのか。
そう思うとなんだかばつが悪く、キムタクは話しかける言葉も思い
つかずその場に立ち尽くしていた。
「木村君」
「え?」
「私、看護婦だからさ・・・」
松は笑っていた。松は看護婦で自分は病人、そう思うとなんだか
少し気が楽になった。
「・・・・そうか、松さんは看護婦だもんな。ありがとう」
「そうだよ」
松は今度ははっきりと分かる笑顔で返事をした。
キムタ━━━━(゚∀゚)━━━━ク!!
>>658 続きマダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン
663 :
CM:03/10/17 18:51 ID:PV9VR/nu
月がよく見える夜。(月アップ)
2階の部屋の窓枠に座り、外を眺めるキムタク。(部屋の明るさを強調するように遠目から撮影)
(キムタクにズーム。山下達郎クリスマスイブ イントロスタート)
タタタタタタタ♪タタタ・・・・♪タ〜ラ〜ラ♪
「雨は・・・♪」(歌い出すキムタク)
「うるせー!」近所の住民に怒られるキムタク。
「ペコ・・・・ピシャ」(住民に頭だけ少し下げて窓を閉めるキムタク)
「マンドクセ」(ベッドに寝転がるキムタク)
コツン・コツン (窓に何か当たる音)
「ガラッ」(窓を開けるキムタク)
「たくや!」(下に肉まんの入った袋を抱えた木村佳乃)
タ〜ラ〜ラ♪街角にはクリスマスツリー 銀色のきらめき〜♪(BGM大きめ)
(カメラ、部屋から外へ移り、家からズームアウト)
(空の月が肉まんになる)
あったかさがいいよね・・・キムラヤの肉まん(2人で言う)
664 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 14:37 ID:zpn9IqF8
おいおい、喪前等! 冗談が本当になりましたよ!!
『キムタク来春は無職の男!?』
フジテレビ系で新春1月放送予定のスペシャルドラマ「無職の男 〜愛と涙の
就職活動〜」(2004年1月3日放送予定、木曜午後9時)の制作会見に1
8日、スペシャルドラマ出演は昨年末ぶりとなる主演のキムタクこと木村拓哉
(30)木村佳乃(27)黒木瞳(43)らが出席した。
大手企業を突然リストラされ、就職活動に励むもなかなか就職出来ない青年の
姿をシリアスに時にコメディーに描く、笑あり涙ありの青春群像劇で、競演者
にはジャニーズの大先輩となる田原俊彦(44)の出演も決まっている。
詳しいソース
http://pc2.2ch.net/test/read.cgi/php/1060009605/l50
ひゃひゃひゃ
666 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/18 15:16 ID:xNybPSoz
>>664 なーんだ、だまされちゃったぢゃないか〜
667 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/19 21:05 ID:LtS3aWmV
いつも通りの道でいつも通りの夜だった。
自販機のつり銭口に人差し指をつっこみ、右左と人差し指を動かす。
何の感触も無い。この間2秒。手馴れたもんだった。
深夜になれば地面と自販機の間までしゃがんで確認する。つり銭口とあわせて約15秒の仕事だ。
キムタクは4時間かけて200台の自販機チェックをする。
この暮らしに入ってもう10年。ベテランだ。
先輩の田代はもう15年。今じゃちょっとした顔だ。黙ってても差し入れがある。
キムタク「ちーっす。タシーロさん。今日は230円でした。肉まん差し入れっす」
田代「肉まんこ!」
キムタク「相変わらずダジャレ冴えてますね。でもぶっちゃけうまいっすよ」
いつも会話までも空回りしていた。
職安では 職員「キムタクさんは過去に何の職業をしていました?」
キムタク「美容師、検事、パイロットなど色々やったよ」
もう役と現実の区別はついていなかった。
田代に至っては 「探偵が向いてます」と盗撮出来れば探偵になれると勘違いしていた。
職安帰りにはワンカップで乾杯し、俺は昔すごかったんだぜと虚しい会話が続く。
何十回と繰り返された会話が終わると、二人はまるでそれがシメの一品のごとく
近所の女子寮に行く。いつもの風呂場が見える位置につくとおもむろにお互い右手が
激しく上下する。
キムタク「ぶっちゃけ!」田代「め組だめ!」とおきまりの逝くサインを出した直後背後から声が・・・
警官「もう君たちは充分生きたよ。人生おつかれさん」
二人は警官のやさしさに目頭が熱くなったが、ムスコはクールダウンしていた。
終了
無職じゃないけど、
キムタクは「協奏曲」ってドラマで最初の方は、
バイト暮らしだったよね。
その後はデザイナーとして成長しちゃうけど。
669 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/20 12:37 ID:DiWSlnim
田代「肉まんこ!」
670 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/20 13:33 ID:r88rqwfv
今このスレ久々に最初から読み直したけどやっぱウメーわ、職人の皆さん。
とくに第一話を書いた職人さんはスゴい。
第一話の職人さんがいなければこの流れにはならなかった。
『ぶっちゃけやってらんね』は名ゼリフだねw。
アクセス規制されてます。
>>670 だけど悲しいかな、パイオニアは時代遅れになるのが運命。
最近、アク禁激しいね
「ぶっちゃけ、こんなの乗れるわけないよ!」
生まれてから父親と会った回数は数えるほど。
そんな男からの呼び出しはキムタク(30)にとって
到底納得できるものではなかった。
「父さんは僕が要らないんじゃなかったの?」
「必要だから呼んだまでだ、ぶっちゃけな」
あまりにぶっちゃけた態度にキムタクは固まった。隣にいたカツラギ(29)が口を開く。
「あなたが就職できるかどうかに世界の未来がかかってるの。おねがいタクヤ君」
「ハア?」キムタクがカツラギを見た瞬間、ドゴーン!!爆発音とともに基地内部が揺れた。
「面接官!ターミナルドグマに向かって進行中!」
眼鏡の短髪とロンゲ野郎が吠えている。
「メンセツカン・・・?」
なんで自分の就職に世界の未来がかかっているのか?
全く謎だったが、とにかく面接官なるものが攻めてきていて
目の前の人型兵器を扱えるのは自分だけらしい。
30にもなって職歴無しの自分が必要だと。
「おもしろいでつね、やります」
2CH用語を口走っている自分に気付きもせずエントリープラグに乗り込むキムタク。
エヴァが地上へ放出される。シュゴー!カツラギから通信が入った。
「タクヤ君、まずはエヴァを動かすことだけ考えて」
「考える・・・」
エヴァはあぐらをかくと右手を輪の形にして、局部のあたりで上下に激しく
動かし始めた。シコシコシコ
「う・・・動いた!エヴァが動いた!」歓喜に沸く通信室。
「面接官、エヴァと接触まであと10秒!」
「ここからよ、タクヤ君・・・」
(続いても(・∀・)イイ?)
677 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/22 20:58 ID:MOGVdI3P
>>676 つっ、続きが気になるぅ〜
あんた最高!!
678 :
ハートマン先任軍曹:03/10/22 22:48 ID:o8tblfm4
食費、家賃、税金、保険、年金、NHK受信料。生きていく上で払わねば
いけない様々な負債。実家を追い出され、蓄えも無いキムタクは万策
尽き、ついに「職歴不問」のDQN会社の営業職にと応募したのだった。
初日〜面接〜
部長「わたしが面接官の人事部長である!! 話しかけられたとき以外
は口を開くな!! 口でクソたれる前と後に“ぶっちゃけ”と言え
分かったか、不労者ども!!」
キムタク「ぶっちゃけ!ハイ!ぶっちゃけ!!」
部長「ふざけるな!大声だせ!タマ落としたか!」
キムタク「ぶっちゃけ!ハイ!ぶっちゃけ!」
部長「貴様ら不労者どもが俺の面接に生き残れたら各人が兵器となる。
我社に祈りを捧げるDQNの営業マンだ。その日までは無職だ!地球上
で最下等の生命体だ!貴様らは人間ではない 両生動物のクソをかき集
めた値打ちしかない!」
部長「貴様らは厳しい俺を嫌う、だが憎めば、それだけ学ぶ 俺は厳し
いが公平だ。学歴差別は許さん 中卒、高卒、三流私大卒を、俺は見下さん
すべて――― 平等に価値がない!
俺の使命は役立たずを刈り取ることだ 愛する大日本帝国の害虫を!
分かったか、無職!」
キムタク「ぶっちゃけ!ハイ!ぶっちゃけ!!」
DQN会社。やはり職歴不問の未経験者歓迎の会社などDQNであった。
キムタクは軍事式スパルタ新人教育で知られる大日本帝国建設株式会社
に応募してしまっていたのだった。
(人事部長 一番端の男を指差し)
部長「スキン顔、名前は?」
男「ぶっちゃけ、田原俊彦です、ぶっちゃけ!」
部長「ふざけるな! 本日より白雪丸(スノーボール)二等兵と呼ぶ
いい名前だろ、気に入ったか?」
男「ぶっちゃけ!ハイ!ぶっちゃけ!!」
部長「聞いて驚くな、スノーボール、うちの食堂ではタノキン定食は出さん!」
男「ぶっちゃけ!ハイ!ぶっちゃけ!!」
キムタク(あっちはトシちゃん?こっちが僕?)
部長「誰だ! どのクソだ! アカの手先のおフェラ豚め!
不採用にされたいか!? …答え無し? 魔法使いのババアか!
上出来だ、頭が死ぬほどファックするまでシゴいてやる!
ケツの穴でミルクを飲むようになるまでシゴき倒す!」
人事部長、キムタクの隣の男を指差し
部長「貴様か、腐れマラは?」
男「ぶっちゃけ!いいえ!ぶっちゃけ!!」
人事部長「クソガキが!貴様だろ、臆病マラは!」
男「ぶっちゃけ!いいえ!ぶっちゃけ!!」
キムタクは名乗り出た
キムタク「ぶっちゃけ!自分であります!ぶっちゃけ!!」
部長「そっちのクソか… 。勇気あるファッキン・コメディアン。
ジョーカー(おふざけ屋)二等兵 正直なのは感心だ。気に入った
家に来て妹をファックしていいぞ」
昔、勢いだけで夜に書いた文章とかは失敗したな。。。
>>678-680 ハンドルからしてウケルw
こういうシュールなのに笑える話書ける奴ってすごいと思う
オモロいが、なんか・・・シュールすぎる方向にいってるぞキムタク。
そのうち4次元世界のワープホールとか発見しよう。
↑
しよう→しそう、ですシウマセソ。
687 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/23 09:14 ID:HO6llb07
>>683 >こういうシュールなのに笑える話書ける奴ってすごいと思う。
キューブリックの名作 フルメタルジャケット。あの映画好き。笑えた。
ズズズズ・・・
キムタクの目の前に面接官が現れた。
手足が細く、胸に顔のようなものがある形状。
一見人間のようにも見える。
「エヴァ、面接官と接触!」
「あ、こういうのデビルマンで見たことあるっすw」
「集中してタクヤ君!」
ズズ・・・面接官はノーモーションから不気味な動きでエヴァの腕をつかんだ。
メキメキ!「?!ぐあ!いてえ〜!」
エヴァの腕をつかまれると自分の腕も同様に痛い。
「やめてください!」すばやく面接官を蹴り、腕を振りほどいた。
シボウドウキハ?声がキムタクの脳に直接響いてくる。
「カツラギさん、なんですかこの声?」
「面接官はあなたを面接しているの。あなたの就職への思いを
ぶつけなさい」
シボウドウキハ? ドカーン!声とともに衝撃波がきた。
「タクヤ君早く志望動機を!御社の社風が気に入ったからと言いなさい」
カツラギが叫ぶ。
志望動機は・・・「御社の社風が気に入ったから!」
右ストレートを浴びせるエヴァ。面接官のダメージはうかがいしれない。
ナゼワガシャヲ?
「タクヤ君!若手を育てる環境と将来性よ!」
「若手を育てる環境と将来性です!」ワンツーを打ち込むエヴァ。
今度は明らかに面接官がよろめいた。「いいわタクヤ君!」
その時、面接官がエヴァの背中のコードをつかんだ。
アンキシテイルダケデハ ダメデスヨ
ブチブチと引き千切られるコード。
「エヴァ、予備電源に切り替わりました!」
「カンニングが見破られた?面接官にも学習能力があるというの?」
アンキシテイルダケデハ ダメデスヨ
「2:59」 いきなり面接時間が3分を切った。
(続く)
ショクレキナシト アリマスガ
ガシッ 面接官がエヴァの顔面をわしづかみにし体ごと持ち上げた。
ショクレキナシト アリマスガ
「タクヤ君何か言うの!」カツラギが叫ぶ。
「そ・・・そんなこと言ったって・・・」
ガオン!「ぐあ!」
顔をつかむ面接官の手のひらから衝撃波がきた。
今まで感じたことのないような痛みだ。
ショクレキナシト アリマスガ
「そ・・・それは・・・」
ガオン!「うぐあ!」
ショクレキナシト アリマスガ
ガオン!「あああ!」
ガオン!ガオン!「うあああ!」
ガオン!ガオン!ガオン!ドガーン!
衝撃波にエヴァの装甲が耐え切れず顔面を突き抜けた。
「ぎゃああああああ!」キムタクの意識が飛んだ。
「エヴァ、完全に沈黙!」
「タクヤ君返事をしなさい!タクヤ君!」カツラギの呼びかけに返事はなかった。
静まりかえる通信室、その時だった。
ブブ・・・ぶぶぶ・・・ぶ!ぶ!ぶ!
ぶちゃっけえええええええええええ!
突然エヴァは雄叫びをあげ
面接官を振りほどくと右わき腹にミドルを蹴り込んだ。
「タクヤ君の意識が戻ったの?」
「いえ戻っていないようです!」
「まさか暴走?」
面接官は無表情に問いかける
ショクレキナシト アリマスガ
しかしその衝撃波はエヴァにとどく寸前にかき消された。
「エヴァ、DQNフィールド展開!」
「DQNフィールド・・・心の壁・・・聞く耳を持たないというの?」
ぶちゃけえええええ!エヴァは面接官を押し倒すと馬乗りになり
パンチを連打する。
ふざけるな!この糞面接官が!圧迫しやがって!
殴り続けるエヴァ。
コ、コンカイハ ゴエンガ ナカッタトイウコトデ・・・
ドゴーーン!
面接官はすさまじい爆発ととに消えた。
「エヴァは!?」
「け・・・健在です」
きのこ雲の中心にエヴァが不気味に立っている。
「また就職できなかったな」
初老の男が隣に座るキムタクの父親に話し掛ける。
「かまわんよ、全ては予定通りだ」
顔色一つ変えることなく話す。
「これから・・・というわけか」
第2話終了
エヴァとかアニメみないからワカンネ。
オレは普通にリアルなダメキムタクが好きだった。
今のオマエは昔のオマエじゃないよ、キムタク。
>>688-691 久々の大作を見た。ぶっちゃけぇぇぇ!ワロタw
元ネタを知ってると楽しめる。
続きそうなヨカーン (・∀・)イイヨイイヨ
替え歌マダー
2ちゃんねるで「童貞」と煽られて傷ついたキムタクはソープで童貞
を捨てることを決意した。
しかし、先立つものがない。
キムタクは、山崎パンの短期バイトに応募した。
面接は集団で行われ、面接官は履歴書に目を通し、簡単な質問を
するだけ、結局は全員が採用された。
就いたのは、午後6時から翌朝6時までの深夜バイトだった。
日給は1万2千円。
5日間働きさえすれば、高級ソープに行ける。
なにがあっても、やり遂げる!キムタクは鼻息を荒くした。
童貞を捨てさえすれば、新たな人生が幕を開く気がした。
キムタクの眼前を猛烈なスピードでラインが流れていく。
仕事はラインを流れてくる包装されたパンをバンジュウに詰め込むだけ。
しかし、長年ひきこもっていたキムタクには、ラインの速度についていく
ことができない。
大量のパンが無情にもキムタクを通過していった。
「おら!手前、なにやってんだ、こら!」
バイト開始15分で、キムタクはひときわ教養がありそうな山崎パン
正社員様(=ただの工員)から罵声を浴びた。
救いは、キムタクの他にも罵声を浴びている人間が多かったことだ。
工員たちは、そこでは絶対的な権力者であった。
(うすら馬鹿の工員どもが!)
キムタクは心中で毒づきながらも、怒りをかみ殺し、必死にパンを詰め込んだ。
すべては童貞を捨てるためだった。
キムタクは徐々にラインの速度に順応していった。
キムタクが奴隷労働に従事してから5時間が経過した。
正社員様がキムタクに休憩に入るようにと告げた。
キムタクは休憩室に入り、コーヒーを飲み、煙草を吸った。
休憩室には短期バイトの同士が十五人ほどいたが、誰も彼もが童貞
くさく見えた。
自分は近日捨てる予定だったので、胸中にささやかな優越感が湧き上がった。
そして、自分が童貞を捨てることをじっと夢想した。
(あと4日と7時間の辛抱だ)
キムタクのなかに久方ぶりに克己心が芽を吹いていた。
1時間休んでラインに戻ったキムタクは再びバンジュウにパンを詰め
はじめた。正社員様は暇なのか、短期バイトいびりに余念がなかった
が、それでもキムタクは耐えた。
途中、事件が勃発した。
ラインと壁ひとつ挟んだ製造部のほうで罵声が飛び、顔面蒼白の短期
バイトが十数人、ぞろぞろと出てきた。
彼らは仕事ぶりが怠慢だったか、不正をしたかして、クビになったのだ。
キムタクは他人事には構わず、自分の仕事に没頭した。
いまや、キムタクの仕事振りは、正社員でもケチのつけようがないほどに
熟練していた。
さながら「バンジュウ詰めの魔術師」であった。
パン工場を後にしたとき、キムタクの膝は突然笑い出した。
立ってられず、路傍にうずくまって、数分休んでから、やっと
歩行可能になった。
今日という日は、後から振り返ったとき、自分にとって重要な
ターニングポイントになるであろう、と確信した。
朝日がキムタクを祝福していた。
ひんやりした空気がキムタクの疲労を癒していった。
あと4日間、やれそうな気はした。
いや、やれる!
自分は生まれ変わったのだ!
その日のキムタクは泥のように眠った。
眠りすぎて、結果的にバイトをサボってしまった。
規定により、キムタクは短期バイトをクビになった。
1日分の賃金1万2千円は、土手で飲むコーヒーと煙草に費消した。
700 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/24 01:09 ID:WQjKu6qW
そういえば 昔 山崎パンの短期のバイトに逝った事あるな…
初めての深夜のバイト 12時の休憩で嫌になり 気が狂いそうになって
途中で抜けだしたっけ…守衛所のおっちゃんも全てお見通しって感じで 無言で
おいらを帰宅させてくれましたね…ありがとう。一ヶ月後 5時間分の給与が振りこま
れていたのには 少し驚きました。
>守銭奴 ◆By8xaFA/Ec
グッジョブw
やっぱりキムは『ぶっちゃ(ry』と『土手で飲むコーヒーと煙草』がないとなぁw
土手でコーヒー飲みながら煙草吸いたくなるスレだな。
ボサボサの髪の毛と伸ばしっぱなしのヒゲ面。
たるみきった腹と伸び放題の爪。
黄ばんだ古いベッド。キムタクは全裸になり
「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
と叫びつつ、ケツを両手でバンバン叩きながらベッドの上り下りを繰り返した。
キシキシ キシキシ
1階の母親は2階のキムタクの部屋がきしむので不安になったが気にしないことにした。
10分ほど続けると頭がボーっとしてきた。
「これがゲダツってやつか…神になれるかもしれない…」
さっそく成果を2チャンに書き込む。
355:名無しさん@毎日が日曜日 :03/10/2? 12:00 ID:unkoman
>354さんの書き込み試してみました。
ヤター!すごい!
本当にゲダツできました!おすすめです。
356:名無しさん@毎日が日曜日 :03/10/2? 12:12 ID:torimasuyo1
>355( ´,_ゝ`)プッ
357:名無しさん@毎日が日曜日 :03/10/2? 12:35 ID:tintin1919
>354基地ガイ行動スレのコピペですよw
358:名無しさん@毎日が日曜日 :03/10/2? 12:45 ID:nameneko
>355はキチ外
「なめるな!厨房が!」ガシャア!!
キーボードに手を叩きつけるキムタク。
「ふぐぅ!」スカスカの手の骨があっけなく折れた。
痛みのあまり顔を反らせると今度は頭を机の角にぶつけた。
「ひゃい!」当たり所がわるかったのか血がどくどく顔に垂れてくる。
血が目に入り視界がなくなった。パニックになるキムタク。
「ああ〜!か、母さん、ちょっときてー!」
全裸になっていることも忘れ部屋に母親を呼びつけるキムタクだった。
358:名無しさん@毎日が日曜日 :03/10/2? 12:45 ID:nameneko
>355はキチ外
(終了)いれるの忘れた
706 :
純情なヤムチャ ◆tAH1H9vciA :03/10/25 01:44 ID:KKpozXRv
〜孤高の夢見るアルバイター、タクヤの夢は終わらない〜
第一話
大人になった自分・・・、
・・・ワールドカップで世界最高峰の選手をドリブルで6人抜き!!
・・・華麗なボールさばきで、伝説のゴールシーンを演出!!
・・・やり手の若社長としてタイム誌にのる、総資産は28歳の若さで300億円を超えている!
・・・今日も100万円はくだらない豪勢なスーツを身にまとい美しい秘書(+肉便器)のまつ会社へ、ご出勤だ。
『ちょっと!!!、早くしてください!!!』
・・・!!!、あぁそうだ、オレは28歳にしてブックプ○ザ(ビデオレンタル店)の店員なんだ。
もちろん正社員ではない、一週間前にバイトの面接うけ合格し今日から働いている。
本当なら資産300億円になっているはずのオレがこんな社会的地位の低い職に甘んじているのはいつかビックな男になるためだ。
『萌えよドラゴン一点、一週間のレンタルで300円になりしゃーす!』
『ちょっと!、今日レディースdayでしょ!?、250円よ!!』
・・・オレは無言であわててレジを打ち直した。
女はプンスカしながら帰っていった。
(ちっ、おまえみたいなデブスは女じゃねぇよ、地球外生命体dayにでも借りにこいやw)
とりあえずムカつくので心の中だけで罵倒してやった。
707 :
純情なヤムチャ ◆tAH1H9vciA :03/10/25 01:45 ID:KKpozXRv
『キムラく〜ん、もうちょっと真面目にやってくれないかな〜、仕事中に何か考え事するのはやめてよ〜、お願いだからぁ』
店長は優しそうなやつだ、オレが若社長になったおりに、お抱え運転手として使ってやってもいいと思っている。
『すいやせ〜ん、つぎから気をつけまっす』
オレの偉大なる妄想を考え事で済まされるのは不本意だが、とりあえず謝っといた。
立ちっぱなしで7時間、腰も痛くなる、夜8時を回りカップルがやってきた。
『あら?、キムラ君じゃない?』
よく見るとソイツは高校時代の同級生のナナコだった。
『うわっ、ホントウだ!、キムラじゃんw』
男は高校時代モテまくったクズ野郎ソリマツたかしだった。
『おまえ28にもなってブックプ○ザでバイトw?』
『タカシぃ〜、そんなこと聞いちゃ悪いよぉ〜w、早く帰ってビデオ一緒にみよ!』
借りようとしているビデオはタイタニックだった。
高校からモテない、うけない、つまらない、3拍子そろったキムタクはソリマツが嫌いだった。
そして今、そのソリマツが自分を見下している、キムタクは心のソコからフツフツとドス黒いなにかが噴き出てきた。
『お姉さんの童貞狩り〜ナナコのマンコは乾かない〜、一点で一週間250円になりしゃーす!!』
飛び切りでかい声で言ってやった、周囲の客全てがこっちを見ている。
ソリマツとナナコはそそくさと出て行った。
店を出る時のナナコの恨めしそうな目がタマらない、今夜はコレをおかずにしよう。
帰り際に店長から『キムラ君、、もう明日から来なくていいから』と言われた。
こいつを運転手に使ってやるのはヤメだ。
オレはまた新しいバイトを探さなくてはならなくなった。
〜第一話完〜第二話に続く
708 :
純情なヤムチャ ◆tAH1H9vciA :03/10/25 01:48 ID:KKpozXRv
第二話は誰か書いてくださってかまいません。
大勢の裸の女に囲まれているフリーター・キムタク。
ただその女たちは2次元であった。
ビデオ屋をクビになったキムタクは再び別のビデオ屋の店員になった。
キムタクのビデオ屋ライフを簡単に説明しよう。
朝10時30分入店。
シャッターを上げ、たて看板を道路沿いに出し、店に電気を灯し、空調
設備をONにする。BGMをFM81.3にセットし、パソコンに電源
を入れる。そして、店の名前が入った茶色い前掛けを身にまとう。あと
は、オナニー目的でアダルトを借りる客を待つ。客がきたら、そいつに
アダルトを貸す。そして心のこもっていない感謝の辞を叫ぶ。
「ありがとうございました〜」。
で、18時になったら、帰る。
これを週5日繰り返すだけだった。
仕事はあっという間に慣れた。
返却時に貸し出し中の札を取りにいくのが少々厄介であったが、ほとん
どのビデオはメーカーごとに陳列されているので、それにもやがて慣れた。
キムタクの店では、本来貸し出し禁止のインディーズ作品まで貸し出し
ており、特に変態性欲者向きのSM・スカトロ・ロリータものが好評で
店はまずまず繁盛していた。
店では貸し倒れ防止のために自宅の電話番号と携帯番号、そして勤務先
や勤務先の電話番号・学校名を書かせていた。
それらは嘘を書こうと思えば、いくらでも書けたが多くの客は真実を書
いているようにキムタクには思えた。
それらの変態性欲者向けのビデオはたとえば警察官だったり、大手企業
であったり、偏差値の高い大学の学生などが借りていった。
ブルーカラーの客層は、ノーマルなAV女優単体ものや企画もの、変態
がかったビデオでもせいぜいSM(男サド女マゾ)までなのをキムタクは
興味深く観察した。
慣れてくると客の趣味嗜好が手に取るように分かりはじめ、は事前に予想
が可能だった。
キムタクの勤務時間は午前11時から午後6時までだったので、客は
それほど多くはなかった。つまり、暇であった。売り上げは3万円前後
のときが多く、たまにある大口の延滞金が入らない限り、キムタクの
時間帯には利益が出ていなかった。
店の売上金の3割強は延滞金だった。
キムタクの店の店長は延滞金の回収に力を入れており、債権回収会社
と回収金の折半の契約を結び、長期延滞の客から金を巻き上げていた。
本来、このような行為は違法だったが、アダルトをいつまでも返さない
ような客が法律に精通しているわけもなく、「借りたものは返さなくては
いけない」「返さなかった場合、ペナルティがあって当然だ」という常識に
訴えれば、結構金を払ってくれるものだと店長がキムタクに語ったもの
である。
口ひげを蓄えた店長は40歳半ばで、いかにもビデオ屋っぽい白面だった。
店長の片腕は、35歳のフリーターで、イトーという顔が鼠に似ていて、
背の低い男だった。
店長はまだいいとして、イトーのことがどうしても気に入らなかった。
まず生理的な問題、そして自分の将来を見るような気がしたから。
けっこうリアルな描写だな・・・
午後5時50分から6時にかけての10分がキムタクのビデオ屋ライフ
の最も苦痛に満ちた時間だった。
いうまでもなく、イトーが引き継ぎにやってくるからだ。
イトーは基本的に親切な性質で、キムタクに仕事を優しく教えてくれた
り、ときにはコンビニで買ってきたジャンクフードを差し入れたりして
くれたのだが、キムタクのイトーに対する嫌悪感は増す一方であった。
35歳にもなってビデオ屋のバイトをやっていて、鼠みたいな顔をして、
数百あるアダルトのメーカーを諳んじているイトーは確かに尊敬できる
存在ではなかった。
「イトーさん。就職とか考えないの?」
「いやぁ、木村君。就職したって低賃金で重労働のところしかないって」
イトーはフリーターであるみずからを「フリー」と呼んでいた。
「フリーターでしょう?」
「いやぁ、木村君。僕はフリーなんだ」
すでにフリーターがフリーアルバイターを略した言葉なのに、なおも
略すか?いや、こいつはもしかして自分の生き方を「フリー」だと思っ
ているのだろうか?よくわからんがいずれにしろイトーの勘違いであ
ろう。こいつ、馬鹿だからな。顔は鼠みたいだし。
普通「フリー」とは、フリーのカメラマンとか、フリーのジャーナリスト
などの文化芸術方面の自由業の独立した人たちが名乗る名詞だ。
イトーなんかには、到底、名乗れる名詞ではないはずだ。
「フリー」。約して、自由。
それは耳障りのいい言葉だ。
しかし、世の中に本当の自由なんかあった試しはない。
白面の店長は週に一度ミーティングと称して、キムタクと軽食の出来る
コンビニでコーヒーを飲みながら雑談した。
お互いとくに話すこともないので会話は途切れ途切れ、つねに気まずい
空気だったが、毎週のように意味のないミーティングが続いた。
しかし、キムタクは店長を嫌ってはいなかったので30分から1時間に
及ぶミーティングも、イトーとの10分間よりはよほど気楽に過ごせた。
店長は某マンモス大学の経営学部を卒業したあと、ビデオ屋を開店した。
ときおり店長は、ビデオ屋の草創期で、いまのように過当競争になってい
ない古き良き時代のビデオ屋を懐かしんだ。
「そのころはうちの店はアダルトなんか100本くらいしかなかったよ。
いまは3万本あるけどな」
この人はいまでこそエロで飯を食うどちらかというと卑しい身分に属する
わけだが、昔は文化の空気に触れていたいタイプの人間で、それゆえビデ
オ屋を開店するに到ったのではなかろうか、とキムタクには思えた。
イトーはたまに午後5時50分の前にやってきた。
店の仕事をしにくるときもあるが、遊びに来るときもあった。
店の入り口付近のごく僅かな非アダルトの一般映画の箱を指差して、
イトーと同年輩か少し若い、多分「フリー」であろう友人と論評するのだ。
イトーは昼間は大抵映画館にいるらしく、年に300本の映画を観るという。
「この監督も甘くなったよな。やっぱりメジャーになると駄目になるよ」
「リアリズムを標榜するのはいいとしてさ、結果、荒唐無稽に陥っている」
死ね。
早く帰れ。
見苦しい。
つうか、ぶっちゃけ、おれもうこの仕事嫌だわ。
イトーがいるし。
勘弁してくれ。
午後6時になって、キムタクが帰ろうとすると、店長がやってきて、
「きょう飯を食わないか?」といった。
「いいっすよぉ」
「ちょっと待ってて。イトー君もくるから」
「店番は?」
「きょうは客足が鈍いし、新人君ひとりで大丈夫でしょ」
イトーなんかと飯食いたくないとも言えず、店長の車に乗り込むキムタクだった。
リアルタイムで書いてるのか?
アダルトビデオ屋ご一行様はちょっと高級なファミリーレストランに入った。
イトーが目の前で鼠のように飯を食っている。
やめてくれ、食欲が減退する。
店長とイトーは最近の売り上げやよく回転するビデオの傾向とそれを売り上げ
UPに結びつけるための対策などというテーマの議論をしていたが、キムタク
はすすんで蚊帳の外に出て、自分の食物と格闘する道を選んだ。
イトーは「フリー」である自分に疑問を持たないのだろうか?
こんなにみっともないのに、それを自覚するということはないのか?
いかんいかん、おれは食物と格闘しなくては。
ついイトーのことばかり考えてしまう自分の頭をコツンと叩いた。
キムタクは店長やイトーより早く飯を食い終えてしまった。
しまった。やることがない。
そこをすかさずイトーが切り込んできた。
「木村君の意見も聞きたいな」
「そうですね。やっぱりインディーズのえぐめのを大量入荷するのが
堅いと思うんですが」
ふざけるな。おれに話しかけるな。
死ね。
見れば見るほどむかつく鼠面。
とんがった唇の中に吸い込まれていく食物。
くちゃくちゃと音を立てて咀嚼するイトーの歯。
気色悪かった。
キムタクはトイレに立つと、いま食ったものを嘔吐した。
〜ボクシング編〜
「練習生募集!!君もチャンピオンに」
こんな張り紙がキムタクの目に止まった。
「世界チャンピオンになったら、億の金もらえてマジ逆転できるっしょ。
俺、バキとかタフとか読んでるからマジ強えし」
ジム内へ入るキムタク。ムアッとした空気と打撃音。
『あっ、キムラじゃん!』
そこにいたのは、中学時代の同級生、モリだった。
モリはボクサーになると言って、中学のときジム通いを始めたのだった。
キムタクは当時モリを集団でイジメており、見下していた。
モリがボクシングを始めたのはそのイジメに対抗するためであった
のかもしれないが、本人の口調ではもう忘れているようであった。
『俺もプロになって、やっと東洋タイトルに挑戦だよ。そんでさ、
タイに練習しに行ったときはさ…』
キムタクは少し嫉妬していた。自分が見下していた人間が、
うまくいっているのが気に食わなかった。
『スパーリングやらしてくれよ!』キムタクは叫んだ。
『おい、誰だ?』リングの上でドスの効いた声がした。会長だった。
『俺の同級生のキムラっすよ。スパーやらせろって…』
『バカヤロウ!ド素人が!おいモリ、お前はタイトル近いんだから集中しろ!
キムラとかいう奴は見学してろ!』
〜ボクシング編2〜
『ぶっちゃけ俺強えんだよ!gるhgrsづvえvじょいおhyhbどぅgfvhbでfげm;j』
『くそっ、うるさくて練習にならねえ。おい練習生の辰吉、相手してやれ』
『はい』弱弱しい声がした。
「ぷっ、こんな奴楽勝っしょ。しかもガリじゃん」
辰吉のパンチは的確、そして重かった。
プロになりたい…愚直な努力をひたすら積み重ねてきた男の重みだった。
そしてそれは、キムタクが今まで馬鹿にしていた「汗臭い努力」に違いなかった。
『シッ』辰吉の口から鋭い呼吸音がでた瞬間、
一人の男がリング上で前のめりに倒れた。たった1,2分の出来事であった。
『うっ…』キムタクはリングを降りた途端、吐いてしまった。
『モリくーん、練習終わった?ご飯食べに行こう!』
ジムのドアを開ける音と、ナナコの声が同時に聞こえた。
仕事自体は楽だった。
しかし、人間関係に負けた。
いや一人相撲に負けた。
キムタクは翌朝からビデオ屋にはいかなかった。
もうイトーの鼠面を見るのはごめんだった。
おれは低賃金・重労働でもいいからしっかり就職しようと思った。
なかなか難しそうだがな。
きょうは疲れたから、ごろごろしよう。
明日から職安に通おう。
仕事探しに疲れたら、土手でコーヒーを飲みながら煙草を吸おう。
これで、いいのだ。
>>720 ボクシング編割り込んじゃってごめんなさい
色々読めて(・∀・)イイ!!
723 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/25 22:37 ID:BLubJI6K
キムタク、君がまともな社会人になれるのはいつの日なんだろう?
=≡= ∧_∧
/ (・∀・ )
〆 ┌ | | .∈≡∋
|| γ ⌒ヽヽコノ ||
|| .| |:::|∪〓 .||
./|\人 _.ノノ _||_. /|\
ハートマンコ千人切り軍曹マダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン
''''''─- .....,,,_ __人_人,_从人_.人_从._,人_人_
 ̄"゙'"''''''─‐- ゙"ニ ─__ )
r──--- ...___ ) キッ、キムタクよ!!、はっ、離れたって
三 /レi ニ | ニ ≡ ) 俺たちずっと無職だぞ!!
.ニ ( ゚´Д)| ニ |!U_ ろ
| / つ つ Lニ-‐′´ )/⌒Y⌒Y⌒l/⌒Y⌒Y⌒Y⌒
'''''゙゙゙゙゙ ̄ _,, -‐'''∧_∧ っ ゚
--─="゙ ̄ ⊂(Д´;) ゜
ニ─ _,.. ゝ、 O
_,.. -‐'" しへ ヽ
__,, -‐''" , ゙ー'
, ' /
728 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/29 06:04 ID:SzOt0TUO
↑なにを待っているの?
ドラムたたかないの?
729 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/29 08:40 ID:dW2+1OrE
〜ギター抱えた勘違い男〜・・・ノ、マッキ!
無職のキムタクは気分転換にギターを始めた。
コードぐらいなら押さえられるようになったキムタク。
『ぶっちゃけ、オレって天才!?』
得意の勘違いを発揮し、ものすごい勢いで勘違いソングを生産するキムタク。
『ぶっちゃけ俺ポール級の作曲者、ディラン級の詩人だわ』
勘違いも頂点に達し、さっそく駅前に歌いに行くキムタク。
ギターケースにサクラのお金を入れる入れるキムタク、
が、無職のキムタクはサクラに使う小銭程度の金さえもなかった。
なぜかゲーセンのコイン、人生ゲームに使うニセドル札をいれるキムタク。
歌い始める前からすでに結果が見えてる感じのキムタク、とりあえず歌い始める。
ぶっちゃけ〜、ぶっちゃけ〜、ぶっちゃけオレは世界を取る男ぉ〜
大人はみんな社会の歯車となって心を失い魂を干乾びさせていくぅ〜
オレは子どもの心を失わずぅ〜魂に火をつけてぇ〜迷える子羊を導く、うぉうぉうお〜
ナンバーワンじゃなくても(ウォウウォウ)オンリーワンになればいいぃ〜(フォウ!)
オレはぶっちゃけ世界一ぃ〜、頂点にたつのに相応しい男ぉ〜(ウォウウォウ)
〜ギター抱えた勘違い男〜・・・ノ、マッキ!
無職のキムタクは気分転換にギターを始めた。
コードぐらいなら押さえられるようになったキムタク。
『ぶっちゃけ、オレって天才!?』
得意の勘違いを発揮し、ものすごい勢いで勘違いソングを生産するキムタク。
『ぶっちゃけ俺ポール級の作曲者、ディラン級の詩人だわ』
勘違いも頂点に達し、さっそく駅前に歌いに行くキムタク。
ギターケースにサクラのお金を入れる入れるキムタク、
が、無職のキムタクはサクラに使う小銭程度の金さえもなかった。
なぜかゲーセンのコイン、人生ゲームに使うニセドル札をいれるキムタク。
歌い始める前からすでに結果が見えてる感じのキムタク、とりあえず歌い始める。
ぶっちゃけ〜、ぶっちゃけ〜、ぶっちゃけオレは世界を取る男ぉ〜
大人はみんな社会の歯車となって心を失い魂を干乾びさせていくぅ〜
オレは子どもの心を失わずぅ〜魂に火をつけてぇ〜迷える子羊を導く、うぉうぉうお〜
ナンバーワンじゃなくても(ウォウウォウ)オンリーワンになればいいぃ〜(フォウ!)
オレはぶっちゃけ世界一ぃ〜、頂点にたつのに相応しい男ぉ〜(ウォウウォウ)
一般社会で必死の働く世の男たちをバカにする無職30男、
恥ずかしいほどの青臭さがにじみ出ている歌詞、
某ヒット曲をあからさまにパクっている歌詞、
4行目と5行目が見事に矛盾している歌詞、
やはり通行人の心をつかむことはできなかった、ちょっと失笑ももれている。
女子高生が『キモいキモいw』と言いながら写メールでキムタクをとっている。
もう飽きてメンドクサくなったキムタク、缶コーヒーとタバコを買いにいく。
そして歌っていた場所に戻り、コーヒーを飲みながらタバコを吸う。
フゥ〜・・・と一服つき一言、
『 ぶ っ ち ゃ け、 や っ て ら ん ね 』
この辛く苦しい日々も、いつかかけがえのない人生の宝となるはずだ。
その日まで夢を諦めないでキムタク、走り続けてキムタク。
>730と>731は連続投稿になっちゃた、ゴメンナサイ。
>730or>731 & >732で読んでください。
さすがキムタク!俺たちにできないことを平然とやってのける!
そこにシビれるあこがれるゥッ!
735 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/30 10:07 ID:EA4W+biY
矛盾している所がおもわず笑ったYO
こんなキムタクがヤパーリ好きだね
736 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/10/30 10:24 ID:GKLlf8A4
733は無職じゃないんだろうな。
つーか、まじでハートマンコうけるw
また書いてくれ〜
=≡= ∧_∧
/ (・∀・ )マ・・・マダ?
〆 ┌ | | .∈≡∋
|| γ ⌒ヽヽコノ ||
|| .| |:::|∪〓 .||
./|\人 _.ノノ _||_. /|\
740 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/03 22:25 ID:avaTZa8Z
age
741 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/06 16:54 ID:wrYzuCFG
キモタコ「あーこのスレは、落とさせねえから…」
ノリカ「どうして?」
キモタコ「ぶっちゃけ好きなんだよ!このスレが!そんだけ…」
ノリカ「アタシも…アタシも前からこのスレ好きだったの!でも言えなかった…」
キモタコ「なんでだよ?」
ノリカ「だってあなた煽ってるだけで全然ネタ書き込まないじゃない!」
キモタコ「!!」
ノリカ「もう終わりよ…」
キモタコ「待てよ!」
「ネットワークが切断されました」
木村「・・・・どうせネカマだろ?」
そっとチャットを閉じた…
血の通ったメイド イン ジャパンを見せられたら、と思いますね。
保守
744 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/12 01:05 ID:Jl2B+9bt
新作キボン!!
CM長すぎ、禁断症状出てきた・・・
このドラマの主題歌ってどんな曲が似合うかな
この中で誰が一番だなんて そんなことはどうでもいい
バケツの中で一生を終える その人生に満足か
それなのに僕ら人間は どうして型にハメたがる
働かない無職のこの俺と 花屋の店員の差は?
そうさ俺だって 世界に一つだけの花を
見つけようと足掻いてる最中
その花を見つけることが 遅くなっても許してね
困ったように笑いながら ずっと迷ってる人がいる
頑張って働いたお給料 買い物する時楽しいだろな
やっと店から出てきた その人が抱えていた
色とりどりの花はどれも 俺の財布じゃ届かない
名前も知らなかったけれど あの日僕に1000円くれた
だれも気づかないような場所で こっそり持たされた
これじゃ乞食さ 世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ その花を咲かせることは
雨を待ってちゃだめだよね
小さい花や大きな花 一つとして同じものはないけど
求められた個性だけが 他人が認めるオンリーワン
この中で誰が一番だなんて そんなことはどうでもいい
バケツの中で一生を終える その人生に満足か
それなのに僕ら人間は どうして型にハメたがる
働かない無職のこの俺と 花屋の店員の差は?
そうさ俺だって 世界に一つだけの花を
見つけようと足掻いてる最中
その花を見つけることが 遅くなっても許してね
困ったように笑いながら ずっと迷ってる人がいる
頑張って働いたお給料 買い物する時楽しいだろな
やっと店から出てきた その人が抱えていた
色とりどりの花はどれも 俺の財布じゃ届かない
名前も知らなかったけれど あの日僕に1000円くれた
だれも気づかないような場所で こっそり持たされた
これじゃ乞食さ 世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ その花を咲かせることは
雨を待ってちゃだめだよね
小さい花や大きな花 一つとして同じものはないけど
求められた個性だけが 他人が認めるオンリーワン
749 :
?:03/11/14 21:16 ID:+poSOPT3
なぜか最初が出ない・・・連投スイマセン
花屋の店先に並んだ 色んな花を見ていた
人それぞれ好みはあるけど 俺はどれも好きじゃない
752 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/16 19:52 ID:YIMIT3w5
保守がてら
茶の間のテレビからW杯予選が流れている。
日本1−0で韓国を下しました!
ありがとう私たちの日本!
どうやらライバル韓国に珍しく勝ったらしい。
実況のアナウンサーが絶叫している。
コタツに入り、
せんべいをかじりながらそれを眺めるキムタクと母親チヨ。
「野球でもサッカーでも、まあ何でもいいんだけど
スポーツの選手ってあこがれるよな」
「そうね」
「おれW杯でるわ。サッカーの」
「あっそう、でもその前に就職しなさいよ」
チヨは溜息をつきながら言った。
「おう。でも俺がゴール決めたらどうする?」
「ゴール決めたら考えるよ」
「中田を家に連れてこようか?」
「好きにしな」
「なんだよ釣れないな〜、母さんはW杯の
すごさをまったくわかってないよ」
「いいから履歴書でも書いてきな!」
チヨにせんべいを投げつけられたキムタクは
自分の部屋に戻った。
続いても(・∀・)イイ?
755 :
753:03/11/20 12:11 ID:ByMG5k6g
キムタクは小学生の時から根っからのゲーマー。
運動能力はとても低い。
「俺は飛び出しとポジションで勝負するFWになる」
インターネットで日本代表チームの合宿地を調べると
新潟とある。料金は片道1万円ぐらいだった。
財布の中身を見ると1300円しかなかった。
「母さん、お金かして」
「いくら必要なんだい?」
「1万円ぐらい」
「何に使うの?」
「新潟の会社に面接に行ってくる」
チヨは財布から1万円を取り出しキムタクにわたした。
「サンキュー」
キムタクは荷造りをするため自分の部屋に戻った。
荷物は下着、上着、タオル、懐中電灯、スナック菓子
ロープ、ラジオ、スタンガン、万能ナイフ、水筒、方位磁石など。
運動着は中学の時のジャージを持っていくことにした。
756 :
753:03/11/20 12:18 ID:ByMG5k6g
居間でチヨはワイドショーを見ていた。
今週の日本代表!
テレビでは代表の特集をしている。誰がハンサムだとか
おっかけが何人いるとか、チヨはくだらないと思ったが
なんとなく見ていた。
私は今合宿場所である新潟に来ています!
レポーターが興奮している。「そんなに騒ぐことかね」チヨは思った。
「あっ!!!」
なにかに気付いたチヨ。そう、キムタクは合宿地に行くに違いない。
チヨは居間を飛び出し玄関に向かう。
だが、すでにキムタクの靴は無かった。
「どうせ、すぐに帰ってくる」
父親ケンジが縁側で爪を切りながらチヨに言った。
「あら・・・いらしてたんですか」
そういえば今日は日曜だった。
757 :
753:03/11/20 14:19 ID:ByMG5k6g
もしかして…続かない方が
(・∀・)イイ?
758 :
753:03/11/20 15:19 ID:ByMG5k6g
上野発の新幹線に乗ろうとしたキムタクだったが
財布の中身は交通費でギリギリだ。
「鈍行でいけば余裕がでるな」
時間だけはあるのだ。
職安以外の外出もひさしぶりのこと。
キムタクはアメ横を見て歩くことにした。
だが10分ほど歩いてすぐに引き返した。
にぎやかではあるが、そこかしこにいる
ホームレスにどうしても目がいってしまう。
気分が滅入るので早々に電車に乗り込むことにした。
どれに乗ればいいのか駅員に話を聞いていると
新宿から「ムーンライトえちご」というのが
出ているらしい。
「北の玄関は上野だと思ったんだけどな・・・」
キムタクはだんだん面倒くさくなってきた。
759 :
753:03/11/20 15:20 ID:ByMG5k6g
山手線で新宿までやってきたキムタクは
青春18切符を購入し、ムーンライトに乗った。
発車を待っている間、「この列車の運転は3月まで」
という鉄ヲタの話を思い出した。役目を終える物悲しさを
覚えたが、「こいつの人生は輝けるものだったに違いない」
そう思うと、うらやましくもあった。
列車は23時9分に定刻通り発車した。
「俺はスターになる」
まどろむ景色を見ながらキムタクは眠りに落ちた。
760 :
753:03/11/20 16:42 ID:ByMG5k6g
翌朝起きると列車はもう新潟県に入っていた。
持参した水筒を取り出しお茶を飲む。
うまい。渇いた喉にひんやりと染み込んでくる。
新潟に着いた。駅を降りると思った以上に
栄えていることがわかった。
駅ビルの前にロータリーがあって
人も多い。キムタクはなんだかわくわくした気分になってきた。
しかし、合宿地の細かな場所がわからない。
あたりを見回すと女性ばかりの集団が目に入った。
集団が乗り込もうとしているバスに「代表合宿見学ツアー」と
書いてある。
「すいません、このバスに乗りたいのですが」
キムタクの質問に男の添乗員は怪訝な顔で答える。
「ツアー参加者じゃないと無理だよ」
「そこを何とか!」
「駄目駄目、邪魔だから向こうに行って!」
軽く胸を押された勢いでキムタクは尻餅をついた。
こいつ未来のスターになんてことを・・・クビにしてやると思った。
バスは無情に発車した。
761 :
753:03/11/20 16:43 ID:ByMG5k6g
見学ツアーのバスが合宿地に到着した。
次々と降りてくる参加者の中にキムタクの姿があった。
「金城さん、ありがとう」
「気にすんな」
添乗員とのやりとりを見ていた40代ぐらいの
金持ちそうな男、金城が乗せてやれと言ったのだ。
取り巻きの女たちも口をそろえてわめき出したため
添乗員は渋々キムタクをバスに乗せたのだった。
キムタクと金城はバスの中で打ち解けあった。
キムタクは自分がこれから合宿所へ行き
代表になろうとしていることなどを話した。
金城はキムタクの話を黙って最後まで聞いていた。
キムタクは金城の顔に傷があるのを見て
「もしかしてヤクーザ?」と思ったがさすがに聞けなかった。
金城は仕事の延長でここまできていると
外を眺めながら言っていた。
自分の荷物を受け取り、金城と挨拶した。
「キムタク、スターになったら豪勢な晩飯をおごれよ」
「金城さんの女たちにもね」
さっぱりとした別れだったが、同じようなことを言った
漫画の登場人物がその後死んだことが胸にひっかかった。
「いかん、いかんナーバスになってる場合じゃない」
何はともあれ合宿所までやってきた。
(本日ここまで)
関係無いけど工藤静香ってバケモノみたいな顔に変貌したね・・・・
763 :
:03/11/23 11:46 ID:b2AO1amH
今日、近隣地域で空き巣が連続してるらしく、近所の家々を警察が回ってた。
で、ウチにも来たのだが、母親に防犯と不審者がいないかと息子さんの勤め場所は?
と聞いたらしい。確かに無職者は、疑われる。でも、今のご時世、これだけ保険金殺人やら
消費者金融やサラ金が台頭してるのだから、勤め人や主婦、定年退職者、学生も疑われて然りだと
思うのだが。ますます嫌な世の中になってきたよ。
>>764 話しかけられたとき以外は口を開くな
口でクソたれる前と後に“サー”と言え
分かったか、ウジ虫!
>>753 なかなか面白いよ。荷物にワロタw
(・∀・) 期待して待ってる。
金城との出会いがキムタクの人生を変えそう…に500イラクディナール。
保守しまつ。
768 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/11/28 18:59 ID:SMwBAGzT
俺じゃ駄目か?
769 :
ブラン・ブルターク :03/11/28 19:01 ID:dYGv2zxJ
死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!
誤爆
ダメ板キムタクプロフィール(本人のコメント付だよ!)
身長175a体重70`(包容力があるね)
ロンゲ(あー、散髪に行ってないだけ、無造作系ってやつ?)
色黒(内臓をやられてるんだよね)
むし歯(歯みがきしてないの)
水虫(かゆ…うま…)
痔(マジいってえ!超いってえ!やめろよ慎吾!)
口癖「ぶっちゃけ」「待てよ!」「だめぽ」「職キボンヌ」「母さん、お金貸して」
趣味 サーフィン(ネットという大海原が俺のフィールド)
1人カラオケ(よく歌うのは「翼をください」と「大地讃頌」だね)
恋人 いない(あー昔はモテモテだったね。小3の時チョコ10個もらったし)
悩み 世の中が俺をわかってくれない(後で後悔するぜ)
雑談 俺と会ったときに俺を「キムタク」と呼ぶやつはいないね正直。
文字表記として使われるね、どうでもいいけど。
それより誰か中学生紹介してくんねーかな、あ、ダメですか、そうですか。
オンリ〜わ〜ん〜ぎゃはははははは(笑
うんち!うんち!ぎゃはははははは(笑
キムタク頭悪っ!w
>>771 キムタクさん、やっぱり愛機はFMVですか?
>>773 まあな・・・
その前はPC9821だけどな、
エロゲーはやっぱりNECリスペクト。ぎゃはははははは(笑
保守がてら投下
【人として難あり】
「おいババア、俺大学行くから家庭教師呼んでくれ、女だぞ」
自分の母親をババアよばわりするキムタクは懲りずに切り出した。
昨日考えたことが今日には180度変わっている日々だったが
「大学に行けば救われる」という思いが3日ほど続いたので
この気持ちは本物だと感じた。
「ちゃんと勉強するんだよ」
母親はキムタクの暴力が怖かったのか、あっさりと承諾した。
「うん!ありがとうお母さん!」
都合のいい時だけ豹変する我が子に戸惑いを覚えながらも
家庭教師と契約したのだった。
「よーし勉強しちゃうぞ〜。あわよくば美人の先生とグフフ」
長い引きこもりのせいでキムタクは自分が思っていることを口に
出していることに気付かない。母親は深いため息をつきながら
それでも、もしかしたら一生懸命勉強してくれるのではと
はかない希望を抱いてしまうのだった。
(あと1回ぐらい続く)
一週間後
呼び鈴の音がキムタク家に響いた。
「きた!」
2階の自室でゲームをしていたキムタクは途端に落ち着かなくなった。
部屋の畳に耳をあて下の声を盗み聞きする。
「家庭教師の松です」
「あらあら寒い中ご苦労様」
母親と家庭教師のやりとりが聞こえる。
「うっひょう!セックス!セックス!」
キムタクは両手をバンバン叩きながら半狂乱になった。
だがまたすばやくうつ伏せになり耳を畳にあてた。
「少しあたたかいお茶でも飲んでくださいな」
母親はキムタクの異常性を少しでも話しておこうと思ったのだ。
「あのババアちんたらしてんじゃねえよ!」
キムタクは畳から飛び起きると部屋から階段の踊り場へ出た。
「お母さん〜先生来たんだったら早く部屋に呼んでくださいな。
僕もあいさつしたいので〜」
自分の息子ながら、この腹黒さには反吐が出る。何も知らずにやってきた
この若い家庭教師にそのことを伝えるべきか…母は迷った。
「おかあさん!早くしてもらえませんか!」
声のトーンが明らかにさっきと違う。
「キムタク君も待っているようですし…」
松はそういうと階段を上っていった。
母は松の後姿を見ながら「どうか、どうか勉強してください」
と合掌した。
(やっぱあと1回だけつづく)
現役大学生で教職を目指す松はキムタクを見ると絶句した。
目の前の男はどう見ても自分よりは年上だろう。
しかしそんなことは大して問題ではない。生涯学習といわれるこの時代だ。
だがこの男の格好はなんだ?デニムのピチピチの短パンに
Pコートを着用している。さらに足元は白のハイソックスが限界まで上げられている…
「は、はじめまして先生!キムタクです!」
視線は松の胸部から一瞬たりとも外れることがない。
「ま・・・松です」
「じゃあ先生授業お願いします!」
「は・・・はい」
キムタクは自室の扉に手をかけた。
「まあ鍵をかければババアは入ってこれないクフ、先生がエッチな授業してあげる
なんつってウヒヒ うーんセ〜ックスうひひ」
見る見る青ざめる松。階段を駆け下り始めた。
「え?先生?ちょっと待って!」
松は振り返りもせず玄関に向かっている。
「待ってセックス!待ってセックス!」
キムタクが階段を駆け下りてくる。
「いやああああ!!!」
松は絶叫しながら家を飛び出していった。
「せっく…す…」
家から出られないキムタクは玄関で立ち尽くした。
「おい!ババア!どうなってんだよ!」
キムタクが母にあたろうと振り向いた瞬間、身動きがとれなくなった。
母がキムタクの喉元に刺身包丁を突きつけている。
「死にたくなかったら口開くんじゃねえ」
「は・・・はい」 スパッ
翌日の朝刊の社会面にキムタク一家は掲載された。(終了)
779 :
わむて:03/12/02 08:17 ID:NahB5a8P
少尉
約129,000件
780 :
わむて:03/12/02 09:46 ID:NfQAuBMv
,‐ '´ ヽ-, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ i レノノ))) \ |
人il.゚ ヮ゚ノ人 < あとどんなのいたか・・
/((つ(()) .|あ、ぐぐる時はトリップ入れなくていいよ
⊂ヽノ! \_____
し'
>>778 一条ゆかりのマンガで家庭教師の女子大生に、
チンポ見せようとする中学生を思い出した。
783 :
わむて:03/12/02 13:07 ID:NfQAuBMv
∩__∩
( ΘΘ) ___∧ ∧
( З ) / [(゜Д゜)_ [\_______
( ゚∀゚゚∀゚) [=」 ̄⊂]| ≡|,)==|>-───<_/
(@*;  ̄@・ェ・)@,_i=l/:_:/
^~)∩,.ノ´Д`)Д^^;゚ë゚-`(
(´д` ノ;:*;@ ∧;:@Д-゜Д)
ワ゚∀Θ冫、-¨Д~);)⌒
(´д,`ヾ´_ゝ`)\~⌒゙
,ノ ノ(_(二フ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ⌒, ノ/ < これは新しいクソだ
UU ̄ ̄U U \________
784 :
わむて:03/12/02 19:43 ID:F/3En7HP
わむて (muteW7DE)を検索しました。 約221件
したらばやクラウンにカキコするとこうなるから
これも足すことね
785 :
わむて:03/12/02 20:38 ID:xtjbvjzy
全言語のページからYeVqvB7vJ2を検索しました。 3件中1 - 3件目・ ・検索にかかった時間0.56秒
786 :
わむて:03/12/03 11:21 ID:E6LR7XTQ
高句麗 ◆OIZKOUKURI を検索しました。 約1,150件
>†ID:R002 ちゃうよー 最初にぐぐっても引っかからないのって言ったじゃんー
でもトリップ入れた方が高句麗とかでも検索できるでしょう
かおりん祭り◆IidAAeuIを検索しました。 約358件
かおりん祭り◆KAORinK6を検索しました。 約970件
二つある場合は足し算しよう↑
つまりかおりんは 約1328件
787 :
わむて:03/12/03 12:37 ID:/BtWldVB
<_葱看>
/ |'・c_・` | \ それは私のこと?それとものこと?
788 :
わむて:03/12/03 20:09 ID:WOwtxVAl
ごるごるもあ 約919件
かおりん祭り 約4,410件
山崎渉 約61,200件
ぶっちゃけ保守
無職の男の続きも待ってるぞ
ワールドカップはどうなった?
792 :
790:03/12/08 10:35 ID:HDWohAAu
>>791 おおそうか!キミか!?キミおもしろいから次作キボン!!
793 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/08 22:20 ID:7/dswvdU
昨日、鉄道の写真を撮りに近くの河川敷へ行きました。
電車が来るまで時間があったので、土手に座りコーヒーを飲み
煙草を吸って「ぶっちゃけ、やってらんね。」とつぶやいて
みたところ、とんでもない違和感に襲われました。
私はキムタクになれないのかなあ・・・
>「うっひょう!セックス!セックス!」キムタクは両手をバンバン叩きながら半狂乱
>「まあ鍵をかければババアは入ってこれないクフ、先生がエッチな授業してあげる
>なんつってウヒヒ うーんセ〜ックスうひひ」
>「待ってセックス!待ってセックス!」
よくこんなキモいセリフ書けるなぁww。
あなた鬼畜系エロゲー&漫画の原作者になれるよ。
>>794 馬鹿野郎!!大先生に向かってなんて口のきき方だ!!
【人として激しくキモイ】
白い天井を見ながら思う。
振り返りもせず悲鳴を上げながら走り去る女性。
何故、あの日、松は泣きながら家を飛び出したのか?
キムタクは入院中ずっと、そのことだけを考えていた。
病室のテレビからは「キスイヤ」なる番組が流れている。
毎週別のカップルが、司会のお笑い芸人と馴れ初めや悩みを話す内容だ。
「彼氏が〜すごいかわいい仕草したりするので〜好きになっちゃいました」
「今そやねん。強引な男嫌われるねん、ちょっとかわいい系がうけんねん、な?」
そうか・・・そうだったのか。キムタクの心の絡まっていた糸がほどけ出す。
「ぶっちゃけ、かわいい系だもん!」
キムタクは腕に刺さっていた点滴を引き抜くと、荷造りをし、家路を急いだ。
居間のフスマが勢いよく開いた。コタツでせんべいをかじっていた母は
顔面蒼白になった。この手で喉を掻っ切った息子が笑顔で目の前に立っている。
「ババア帰ったぞ・・・じゃなかった・・・ママ、僕帰ったよ!」
「タクヤごめんなさい!ごめんなさい!あんなつもりじゃ!あんなつもりじゃ!」
畳に頭をつきながら取り乱す母。キムタクは母の肩にそっと手を置き
「しょうがないよ、僕がワイルドすぎたのがいけなかったんだ」
母は恐る恐る顔を上げると息子が満面の笑みでこちらを見つめている。
息子が何を言っているかはわからなかったが、とにかくあまり怒っていない
感じがしたので安心した。あと数センチ深く切っておけば良かった・・・
「大したケガじゃなくてよかったわね」
この息子に、この母ありだった。
「ところでママ、もう一回家庭教師の松さん呼んで。お願いママ」
上目遣いで母に懇願するキムタク。
その仕草を母は「言うことを聞かなければ殺す」と受け取った。
「わ、わかったわ・・・」
廊下に置いてある黒電話のダイヤルを回す母。指が震えた。
キムタクはコタツに入りテレビを見ているフリをしながら電話の声に集中した。
「そこを何とか!お願いします!お願いします!」
母が必死に電話口で叫んでいるのが聞こえる。
「普通に言えばいいのに」
キムタクは思った。
結局、母は家庭教師の事務所まで出向き100万円入りの封筒を渡し
なんとか松との契約にこぎつけたのだった。
ピンポーン。松がやってきた。
「来た!」
キムタクは今にも踊り出しそうになったがこらえた。
「こんにちは・・・」
松の顔は冴えない、当たり前だ。
今日はカバンに護身用スタンガンが入っている。会社で持たしたのだ。
「先生!こっちだよ!」
2階から聞こえる声に松は震えた。だがこれは仕事だ、私はプロだ。
そう心に言い聞かせ黄泉へ続くかもしれない階段を上っていった。
「先生、この前はごめんなさい・・・」
階段を上りきった松はゾッとした。30近い男が正座し、指をしゃぶりながら
上目遣いでこちらを見ている。逃げたい、でも逃げちゃダメだ、私はプロなんだから。
今日の格好も常軌を逸している。上着はスーツ、これはいい。蝶ネクタイもまあ許す。
だが何故、半ズボンでハイソックスなんだ?知障か?いけない教育者が知障などと・・・
松は考えるのをやめ、部屋に入った。
「では教科書19ページから」
「はい!先生!」
「この問題をやってください」
「はい!先生!」
「できた?」
「まだです!先生!」
今日はやけに素直だ。「根は真面目なのかなと」松は思った。
だがチラチラこちらを見ているのが、とても不快だった。
15分ほど経過した時だった。
「先生、僕かわいいでしょ」
「?」
「セックス!させてお願い!」
すばやくスタンガンに手を伸ばす松だったが、キムタクの様子がおかしい。
先日のような強引さは無く、頬を膨らましながら上目遣いでこちらを見ているだけだ。
気持ちが悪い。だが上手くいけばあるいは・・・
「キムタク君、SMって知ってる?」
「はい!知ってます!」
「したことある?」
「ぶっちゃけ、ゲームでしかありません!」
「じゃあ先生が教えてあげる」
居間でせんべいをかじっていた母は階段を降りる音に気付いた。
「では木村さん、これで失礼します」
フスマが開き、松が深々と頭を下げた。
「あの、息子はちゃんと勉強したんでしょうか?」
「ええ。とってもいい子でした」
笑顔で帰宅する松を見て母は胸を撫で下ろした。
そうだ息子を誉めてやろう、母はキムタクの部屋に向かった。
ガチャ・・・「タクヤいる?」
「!」
「先生マダー」
息子はうしろ手に手錠をはめ、裸で大の字に布団で寝ている。
目隠ししているため母の入室に気付かない。
「マダー チンチン マダー チンチン」
薄ら笑いを浮かべている自分の息子。
こんどは深く刺す・・・母は包丁を取りに下へ降りた。
帰宅途中、松は「実家へ帰って家業を継ごう」と決意した。
(完)
きむたくあっはーn
804 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/15 11:13 ID:LKWZ2KWZ
若者の何とかいうドラマでも無職だったぞ
805 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/15 12:34 ID:q2NtzWbv
はじめてこのスレ見たけど第一話スゲエわらたw
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クリスマス編キボン!!
クリスマス、なんとか松とのデートにこぎつけたキムタク。
ケーキもプレゼントも用意した。後はムフフ・・・
キムタクの自宅でパーティだ。
「じゃあ乾杯しようか」
キムタクは少し緊張しながら言った。
「そうだね」
松は笑顔で答えた。
これは・・・確実に・・・いける!!!松の笑顔にそう確信したキムタク。
いかんいかん、とりあえず乾杯の挨拶をせねば・・・
大きく息を吸い込んだキムタクは大声で叫んだ。
「メリークリトリース!!!」
その日、ケーキは食べられることは無く、
プレゼントはまだキムタクの部屋にある。
「習慣って怖いな・・・もっと素直に生きていれば・・・良かった」
キムタクは本気で泣いた。
ワラタ
どんな習慣だよw
812 :
濱元屍郎 ◆yjZG3JmK3c :03/12/21 16:28 ID:duPaM+1e
ポールのシャツ(マルチストライプ
ポールのマフラー(マルチストライプ
これって逝けてる?時計もポール、顔はキモイよ(メガネ着
やっと読み終わったよ。ぶっちゃけおもしろい。
わずかなネット代でこんな面白いのが読めるんだから無職はやめられない。
>>813 キムタクみてーな言い訳しやがって!
無職じゃなくても読めるだろうが!!!
syuuryou
816 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/12/31 23:58 ID:GAAhEJV3
名スレなので保守します。
保守
新年になった。
あいかわらずキムタクはキムタクのままだった。
今年も年賀状は一通も来なかった。
年頭に目標を立てるわけでもなく、初詣もいかず、ビデオに録画した年末の格闘技
スペシャルを酒を飲みながら寝そべって見ているだけだった。
ピンポーン。
玄関のベルが鳴った。
あけましておめでとうございます、本年もよろしく。
なにがおめでたいのか、馬鹿じゃねえの?キムタクは思った。
複数の足音が家の中を歩き回った。どうやら客が家の中に入ってきたらしい。
uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!
しばらくして母親がキムタクの部屋に来た。
「従兄弟のマサオ君が挨拶に来たのよ。あんたも挨拶しなさい」
「なにが挨拶だよ。勝手にきたんだろ」
「いいからきなさい!」
「あけましておめでとう」いかにもだるそうに居間に入っていったキムタクは、マサオの他に
若い女と餓鬼がいるのを発見してやや鼻白んだ。
「こちらはどなた?」
「妻と子供です」マサオの妻が軽く会釈した。
「ははは、そうなの、そりゃめでたいねえ」もう5年も会っていなった。
キムタクの母親がビールと子供用のジュースを運んできた。
キムタクの父親が音頭を取って、乾杯した。
「そうそう、幸太郎ちゃんにお年玉をあげなくちゃね」母親が言った。「はい」
「すいませんねえ」マサオはそう言って、キムタクのほうをチラッと見た。
幸太郎もキムタクをチラッと見た。妻もチラッと見た。
なんだよおい、おれはやんねえぞ、そっちが勝手に来たんだから。
「拓也、ちょっと」母親が台所から呼び寄せた。
「あんたにやったお年玉からやりなさい」
キムタクはしぶしぶ自室に戻り、自分がもらったお年玉袋を持ってきた。
「ほらよ」
「すいませんねえ。こら幸太郎、すぐ中を開けちゃ駄目じゃないか!あれ、1万円も!いいんですか、こんなに!」
キムタクはうっかり自分がもらった分をそっくり幸太郎にやってしまった。
「はは。いいって。いいって。ほら、小さい子供がいて大変じゃん」
ぶっちゃけ、おれのほうが大変だよ、キムタクは新年早々真っ暗な気分になった。
新作キター
長いあいだ外界から閉ざされていたキムタクの部屋に黒船がやってきた。
部屋にはくたびれたジャージ姿のキムタクとテレビクルー。
そう、キムタクは某国営放送のひきこもり応援キャンペーンの「モデルひきこもり」として採用されたのだ。
一週間カメラがキムタクの生活を追い、善意の一般人にひきこもりの悲惨な生活を知ってもらうのである。
「私たちは誇り高き国営放送です。やらせは一切行いません」
キムタクと母親の前で、エグゼキューティヴプロデューサーの白井が言った。
「カメラを意識せず、いつも通りの生活をして下さい」
「本当にいつも通りでいいんすか?」
「はい。私たちは一切演出は行いません」
「わかりました。じゃあ、いつも通りで」
撮影はその翌日から行われた。
午後4時、キムタクのながい一日がはじまる。
キムタクは階下の台所に行き、インスタントコーヒーを作って、また部屋に戻る。
だらしない姿勢で椅子に座り、デスクトップパソコンの電源を入れ、その間にタバコに火を点ける。
お気に入りから2ちゃんねるの掲示板一覧を開き、ちょっと迷ってから「無職・ダメ板」を開く。
キムタクはそれから1時間ほど「無職・ダメ板」のスレッドに、「氏ね」、「ののたんハァハァ」、「チョンは逝ってよし」
などの短い文章の書き込みを断続的に行ったあと、お気に入りのホルダーからロリサイトに飛び、ズボンを下ろした。
「ちょ、ちょっと木村さん!」カメラマンが叫んだ。「それはちょっと」
「だっていつも通りでいいんでしょ?白井ってひとがいってたよ」
「いや、それはまずいですよ」
キムタクは仕方なく、ロリサイトを閉じ、机の中からロリ写真集を取り出した。
カメラマンは白井に電話をした。「木村さん、ちょっと白井さんと話してくれない?」
「いいっすよー。もしもし」
「あっ木村君?白井です。あのさぁ、いつも通りでいいって言ったけど、オナニーはまずいんだよね」
「最初からそういってよ」
「ごめんね。オナニーさえしなければ、あとはいつも通りでいいから」
「OK」
キムタクはトイレで一本抜いたあと、台所に行き、どんべえを食った。
それから部屋に戻り、またテレビを観たり、2ちゃんねるをやった。
そんなこんなで、一日目が終わった。
翌日の夜、白井がひょっこりとキムタクの家へとやってきた。
「木村君、いまからちょっと表に出て走ってくれないかな?」
「寒いからいやだ」
「ひきこもりから脱しようともがく青年。夜中、人目を避けて、澄み切った空気を切り裂いて走る。
格好いいなあ。女の子にモテるだろうなあ。羽鳥くんもそうだったなあ」
羽鳥は前回放送の「モデルひきこもり」のキモヲタ青年だった。
「あいつがモテるなんて嘘でしょ。だってあいつきもかったもん」
「木村君。テレビの力って凄いんだよ。羽鳥くんは放送日以降やりまくりらしいよ」
「やりまくり!」キムタクは叫んだ。「やりまくり!ヤリマクリ!」
「木村君が走ったら格好いいだろうなあ。別に無理強いはしないけどさあ」
「やります!おれ、走ります!」キムタクはぼろぼろのスニーカーを履いて表に飛び出した。
キムタクは家の近くの河川敷をひたすら走った。
最初は勢いが良かったが、すぐにばててうずくまってしまった。
鼻水が大量に噴出した。寒さで涙がぼろぼろ出た。
「木村君、まだいい画が撮れてないんだよね。もうちょっと頑張ってよ、やりまくりたかったら」
「やりまくり!」キムタクは叫ぶと立ち上がりまた駆け出した。
その日は結局20キロも走らされた。
また白井の演出で、川に向かって「馬鹿野郎」とか「やりてえ」とか叫ばされた。
次の日、白井がまたやってきて言った。「家族の確執の画が欲しいなあ」
まずキムタクの母親が呼ばれ、演技指導をされた。
白井はキムタクにも演技指導をした。
「木村君、お母さんが『いい年こいた息子がひきこもっている親の気持ちがあんたにわかるかい!』
と叫んだら、こう言うんだ。『別に生んで欲しいと叫んだ覚えはねえよ!』」
「超ドキュンじゃん」
「最初は超ドキュンな人間が成長していくのって格好いいなあ。女の子にモテるだろうなあ」
「やります」
「それからね…」
キムタクと母親の罵り合いがはじまった。
母親の叱責に逆切れし、物に当たるキムタク、殺すといって包丁を持ってキムタクを追い回す母親。
家の中は荒れ果て、本当に殺し合いが起こったのかと吃驚した近隣住民の通報により駆けつけた警官。
キムタクと母親の確執シーンは白井が頭に思い描いたより上出来だった。
白井は涙を流して感動した。「素晴らしい。マーベラス」
残った4日間も白井の演出によりキムタクはいろいろなやらせをやらされた。
飼ってもいない犬を夜中に散歩させるシーンや、世界平和を祈願するシーン、テレビを観ながら出演タレントをこきおろす
シーン、ぶつぶつ独り言を呟くシーン、父親と口論するシーン、、小遣いをせびるシーン、エトセトラ。
どこがどう繋がっていくのか皆目わからなかったが、モテたい一心で白井の演出に忠実に従ったのだった。
放送日を迎えた。
今回の「モデルひきこもり」は3名いた。
一人目はやたら爽やかな好青年風のひきこもりで、過去に遭遇したいじめがトラウマとなり人間不信へと発展、
ひきこもり生活を送っていたが、この冬見事に有名国立大学に入学するというサクセスストーリーだった。
二人目は如何にもひきこもり風のキモヲタだったが、心根が優しいあまり、競争社会に適さず、自分の特性を
生かした職業であるホームヘルパーを目指すという内容だった。
スタジオの司会者、精神科医、元ひきこもりの作家、ひきこもりを脱した一般人は彼らの努力を絶賛した。
最後にキムタクが紹介された。
キムタクのVTRはネガティブ一色に仕上がっていた。
テレビの中のキムタクは、夕方に起き出し、2ちゃんねるに没頭(パソコンにはモザイクがかけられた)、
母親に小遣いをせびり、テレビを観ながら出演タレントを罵倒、勘違いした世界平和の祈願を行い、犬の
散歩をし、暗い部屋でぶつぶつ呟き、父親と口論し、母親と壮絶な喧嘩、警察を呼ばれ、なぜか家から追
い出されたというナレーションが入り、真夜中の河川敷を鼻水をずるずる垂れ流し、泣きながら疾走し、
最後に川に向かって「馬鹿野郎!」と叫んだ。
精神科医がいった。
「解離性人格障害」
元ひきこもりの作家がいった。
「こんなの甘えてるだけだよ!」
ひきこもりを脱していまは大学院に通う女子大生。
「なんだか滅茶苦茶ですね。だけど、頑張って欲しいです」
ひきこもりを脱していまは会社を興した社長。
「うちにこいよ。根性を叩き直してやる!」
司会者。
「なかにはこのような重症のケースもあります。だからこそ社会的問題として取り組むべきなのです!」
キムタクは白井の携帯に電話をかけた。
白井は電波の届かないところにいるか、電源を入れていなかった。
827 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/04 01:58 ID:WJqxsyX6
新年早々いいものを見させてもらいました。
今年はいい一年になりそうだなぁ。
('A`)…テレビヲ シンジチャ ダメダヨ
(゚Д゚)ポカーン
ハートマン軍曹って元ネタあんじゃねーか!
映画だったとは・・・今日知ったよ・・・感動して損した・・・
あの胸糞悪い書き込みを消せ!
830 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/07 00:10 ID:Mz9uKW7T
829-アニメだけじゃなく、映画ぐらい見ろよ
お年玉編・やらせ番組編、どちらも出来の良い作品ですなぁ。
サクーシャさんG・J!
832 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/10 21:03 ID:TvUP+h2j
このスレまだ続いてたんだね。
おもしろいぞ〜 誰かまた書いてくれ!
オイラも新作キボンヌ。
キムタクを月9に出してる場合じゃないって(w
別にキムタクじゃなくてもいい気がするけど、
キムタクくらいしか知らないんだよな。 知名度の高いイケメンって。
ソリマチとか言われても全然顔が浮かんでこない。
このスレが成功した一つの要因にキムタクを使ったことがあるだろうな。
835 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 12:30 ID:4EOjDKu7
ちょっと保守age
836 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 13:24 ID:KYnx3s4Q
キムタクにはアイスホッケーのリーダーなんか似合わない。
837 :
ノーマネー:04/01/12 14:19 ID:I5astCh0
みんなフジテレビにキムタコでてるぞ
このスレよみながらみると二重に笑える
>>836 私も、無理があると思うね。
だいたい、キムタクは運動神経は良くない。
839 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 14:38 ID:G/QVTySw
アイスホッケーで食えるかな
840 :
ノーマネー:04/01/12 15:06 ID:I5astCh0
ホケーは基本的に実業団で、プロ契約している人の記事もよんだことないです
ホケー終わったら体を活かしてホストでは?
841 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 15:32 ID:XtX021XA
体操してるとき思いっきり「ぶっちゃけ、やってらんね」って
感情が顔に出まくってるのがワラタ
もうそろそろ規制リストに入れますよ。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
843 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 15:56 ID:SXUFcALU
( ̄ー ̄)ニヤリッ
844 :
ノーマネー:04/01/12 21:03 ID:KVod2s6Y
ドラマはじまったぞ、みてる?
見ないね 踊らされんなよw
あんまり面白くなさそうなので、見ない。
どうせかっこいい役だろ あほくせ
さすがに、アイスホッケーは無理があると思う・・・
これでホッケーブームがきたら日本人のアホさが露呈されていいんじゃないw?
850 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:21 ID:NbSNl82s
さすがにこねーだろw
851 :
ノーマネー:04/01/12 21:25 ID:KVod2s6Y
俺明日スケート靴かってくるよ、みんなどう?
852 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:25 ID:+pfXcTGc
俺も買う
絶対買えよw
855 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:27 ID:NbSNl82s
靴だけじゃなくて一式かえよ
たかそうだなw
856 :
ノーマネー:04/01/12 21:28 ID:KVod2s6Y
ところでキムタクよ、もっとスケートやっとけ、止まる時は両足そろえてな
857 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:32 ID:KVod2s6Y
解かりました、一式買います。ただし100円ショップで売ってたらね(^^;
858 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:35 ID:NbSNl82s
スケートブームはくるかもな、、、
スケート自体すたれてるしな
859 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:40 ID:KVod2s6Y
でも、このドラマ終わるころはスケート場おわってるのでは?
860 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:44 ID:NbSNl82s
おわってるね。
ドラマやってるときだけスケートブーム
あとあぼーんかな
861 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:51 ID:KVod2s6Y
ト祈祷、死んじゃったよ
石田百合子とやっちゃうのか?キムタク
862 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 21:53 ID:KVod2s6Y
竹内、ベンザのましてやれよ
オレも買おう
ホッケーセット
シューズなんか買わなくても借りれば良いじゃなない。
ブームが去ったあと、捨てるのが面倒なだけ。
865 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/12 23:03 ID:KVod2s6Y
ぶっちゃけ、スケートって女といくもんだ
ホッケーやればもてまくりやりまくり!!
キムタクは美女をお姫様ダッコしながらスケートリンクを滑っていた。
そこは遊園地内にある屋外スケートリンクで、進行方向には巨大な観覧車がライトアップされている。
「まるで月9ドラマのようだ」
いつも安っぽい恋愛ドラマをコケにしていたが、自分がその世界に入ってみると全然悪くない。
おれの強靭な二本の腕が彼女の全体重を支えている。
彼女はおれに信頼を寄せている。
すべてをおれに預けている。
「あれ、おれスケートできたっけ?」
キムタクは夢から覚めた。
真っ先に眼に入ったのは精液を包んだティッシュペーパーだった。
キムタクはしばらくグダグダしたあと、居間にいき、母親に言った。
「お姫様ダッコさせてくれよ」
近親相姦の危機を感じ取った母親は頑強に拒んだ。
「近づくんじゃないよ。殺すよ!」
キムタクはいつものように自室に閉じこもり2ちゃんねるを開始した。
次の日、キムタクは少し早めに目覚めた。
いつもなら夕方近くまで寝ているのに午前中に起きてしまった。
それはなにかの巡り合わせのように思えた。
カーテンを開けると陽光が燦燦と注ぎ込んだ。気温も若干高めだ。
キムタクは久しぶりに表に出た。
そうはいってもキムタクの行き場は限られている。
近くの公園にいくと、砂場でひとりの幼女が砂遊びをしていた。
お姫様ダッコへの欲望がむらむらと頭を擡げた。
「お嬢ちゃん、お姫様ダッコしていい?」
「お姫様ダッコ?どういうダッコ?わかんない」
「やってみていい?」
「いいよ」
キムタクは幼女をお姫様ダッコした。ああ、やっぱり素晴らしい!
遠くのほうで大声がした。「あんたうちの子になにするのよ!」
見ると、幼女の母親らしき女が般若のような形相で自分のほうへダッシュしてくる。
やばい!キムタクは反射的に駆け出した。幼女を抱いたまま。
午後2時43分、未成年者略取の現行犯でキムタクは自室で逮捕された。
スレ違いかもしれんが誰かに話したくなったので ここに書きかます。
今日 昼間に起きて天気が悪くはないので今年一発目の職安を目指しました
バイクや車もないので歩いて職安を目指す もちろんバスや電車は利用しない
お金はないけども時間だけはあるのだから、歩く事2時間
ようやく自分が目指している職安の近くに辿り着いていた
そこは 栄えた町なのだが汚い川があり そこの土手はとても綺麗に工事されており
散歩には最高の場所だ てくてくと日差しを浴びながら歩いていくと
たくさんの人だかりが現れた、その先には橋がかっかており
橋には数人の人がいた その中にリアルキムタクがいた…
橋の両サイドには警備員が立っており なかなかの警戒体制だ
普段 ここでキムタクを馬鹿にしている自分を思いだし、なんか妙に恥ずかしく
なり 気まずくなり去ろうと思った時
警備員の人にファンの人は通らないで下さいと通行を拒否された…
仕方がなく 土手でリアルキムタクを見ながらタバコに火を点ける…
リアルキムタクはドラマの収録中 濡れは職安に逝く途中…
現実はただ残酷ですね リアルキムタク やっぱりかっこいいね
長文スマン…。
870 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/13 19:17 ID:JdI6rN/X
>>869 悲しいこというなよ。
キムタクがドラマの収録中、おまえが職安に逝く途中、
おれはキムタクドラマをしこしこ書いてたんだぞ。
下には下がいるもんだな。
コント:ペットショップにて
ペットショップのアルバイト店員になったキムタク。
店の名前が刺繍された前掛けをしてレジの前でボケッと佇んでいる。
そこに客A登場。
くたびれたグレーのスーツを着たおっさんで黒縁眼鏡、背が低く、頭は禿げている。
客A、キムタクの前までまっすぐにやってくる。
「あ、あ、あの、あれ、あれくれないかな。ほら、ハムスターの」
「餌ですか?」
「いや、違う。ハムスターが遊ぶやつ、こうくるくるってまわる」
「押し車っすね?」
「そうそう、押し車!あ、あれ10個頂戴」
「10個?わかりました」
キムタク、ハムスター用の押し車を取りに行く。
「ありました。10個で3850円になりやあす」
「はい5千円」
「ところでお客さん、10個もなにに使うんですか?普通1個で十分でしょ?」
客A、懐からトカレフを出し、キムタクの眉間に銃口をあてる。
「余計なこというな。とっとと会計しろ」
「す、すいません。1150円のお返しです」
「おれがこれを買ったことは誰にもいうな。口外したら命はない」
「絶対いいません」
客A、帰る。キムタク、その場に崩れ落ちる。
客B、来店する。5歳くらいのお下げの女の子。
まっすぐキムタクのほうにやってくる。
「おじちゃん、ハムスターの押し車10個ちょうだい!」
「ぎゃあ!」
(舞台暗転:開演時間4分)
872 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/14 00:46 ID:6DfkEBor
今度のビデオでは「ぶっちゃけ」っていわないね
今度は「メイビー」を流行らせようとしてるらしい
メイビー 1週間後ダット落ち
休み明け、グリザかジェミマにキャス変のヨカーン。
チャオタン、蔡タンに続きアジアン外しで来ると見た。
スマソ、誤爆…吊って(ry
877 :
メイビー・ダメ:04/01/20 22:40 ID:r+Hi5YuL
今度のキムタクドラマってさ、いわゆるトレンディドラマって
やつだろ、メイビー。バカバカしすぎて見てらんないよ。
キムタコにはやるかやられるかな殺伐としたドラマに出て
ほしいんだけどな。
キムのドラマで唯一認める「ギフト」が、メディアから消されてるのが残念だ。
879 :
ノーマネー:04/01/21 00:24 ID:cUAvcDY8
自分もギフトがだいすきです。
神様からのギフトは黙って受け取れ
880 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/23 02:12 ID:5YuLn9t6
途中にてふと気が変り、 つとめ先を休みて、今日も、河岸をさまよへり。
石川啄木 「悲しき玩具」より
881 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/23 07:42 ID:FxAMohwE
キムがダメな奴の演技をするドラマなんてやったらたちまちサクセスストーリーになるに違いない
どうせなら一生乞食の状態で物語を展開して欲しい
883 :
:04/01/26 14:26 ID:IBD939ke
世にも奇妙な物語でそんなのあったな
(第一部)
キムタクこと木村タクローは2004年がきてもやはり無職だった。
TVとネットだけで繰り返される日常。
月曜の夜は、キムタツという自分と名前が似た超人気アイドルがでているプライ丼というドラマを見ていた。
キムタツはアイスホッケーの選手で、ほかのキャストは完全にキムタツの引き立て役だった。
『クソ〜、似たような名前でもなんでこんなに人生が違うんだ…ブツブツ』
中学のとき水泳の授業のとき好きなコのパンツ盗んでバレたのも、
高校のとき1時間勉強したら絶対に赤点を取らないようなテストでも落として留年して学校辞めたのも、
全て自分に責任があるのに、世の中が、社会が、大人が悪い。と言い訳をするキムタク。
『あ〜あ、アイスホッケーか…、そういやホッケ食いたくなった。おいババァ!!、ホッケ買ってこい!!』
(第二部に続く)
(第二部)
衣食住の世話全てしてくれている母親に怒鳴り散らし命令する無職30男。
そんな30男が一月末にある巨大掲示板で彼好みのニュースを発見した。
『なに!?、キムタツ、プライ丼ロケ中にファンの群れにサービスでパックを打ち込みファンに大怪我を負わせる!?』
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20040128150000/6585.html それはキムタツがエキストラ役できたキムタツファンの群れに、サービスのつもりでパックを打ち込んで、
ファンの人に直撃し前歯二本折って唇を切れさしたという事件だった。
たしかにキムタツはファンサービスのつもりでもちょっと軽率な行動だっただろう。
キムタクにとってこれ以上にオイしいネタはなかった。
その日のうちにキムタツ関連ファンサイトにいき、思うがままにレスを書き込んだ。
『あ〜あ、もうキムタツ終わりだね、もう事務所も守りきれないよ』
『これは傷害罪だろ?、警察は早く逮捕しろよ、逮捕』
『ぷぷぷww、不細工ヲタ必死だなwww』
『もうキムタツは、事務所社長のアナル肉便器として生きるしかないね。
誰も認めてくれないゆえに、捻じ曲がったキムタクの心。
それは自分に似た名前の超人気俳優に嫉妬の刃として向けられた。
ああ、誰が彼を攻められるだろう?、誰が彼に向かって間違ってるといいきれるだろう?
いつか、いつの日か、キムタクも彼の人生の舞台で輝ける日がくるはずだ。
がんばれキムタク、君の人生の主役は紛れもなく君なのだ。
886 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/29 16:24 ID:bHAUGnLR
いつものようにダメ板に必至にカキコするキムタク。
その中で「155は彼女いない歴=年齢プゲラw」と煽られる。
いつもなら何の感情も抱かずスルーするところなのだが
「そんなの真の俺じゃないジャン?」(当然語尾を上げた感じ)
「メイビー彼女できるかも?」と、同じ意味の言葉を2回使いながらも近所の公園に
ナンパデビューしにいくことにする。(ここでのBGMはなぜか森田童子)
ナンパするにはカコイイ服装でなければならないとクサナギ君に注意され、100万の
ジーンズを貸してもらう。(しかし上半身には気が回らず風呂上りのピコT)
ついに公園に足を踏み入れたキムタク。ブランコの脇のベンチに女子高生が座って
いるのをハケーン。(ここで遂にクイーンのウィーアーザチャンピオンが流れる)
しかしどうやって声をかけていいかわからず苦悶の表情のキムタク。
ここでいいアイデアが浮かぶ。
「あれでいいんじゃね?」(さっきよりも語尾の上げ方が激しい)
自信に満ちた表情で女子高生の背後に回りこむキムタク。
そして後ろから抱きつく。
「メイビー決まったぜ」とカメラ目線でいつのまにか買っていた缶コーヒーにキスをする。
しかし3秒後、あすなろ白書なんて見たことない最近の女子高生に裏券をあびて計画失敗に気づく。
最後に一言、「ぶっちゃけ、ヤテランネ」と言い残し公園のゴミ箱を蹴飛ばしてエンディング。
887 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/01/30 16:00 ID:T21cC2bL
>>884-885 タイムリーなネタだなww
オモシロいがリアルな事件なんでちょっと笑えんなww
888 :
887:04/01/30 17:13 ID:T21cC2bL
っていうか884のハンドルもワラたわw
889 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/05 01:16 ID:fUrCE+Iu
age
チャブッケ メイビーコマネチンポ
チャブッケ メイビーコマネチンポ
新興宗教の教祖になったキムタク。今日も相談者がやってくる。
「教祖さまああああああああ!私はどうしたらいいのですか?」
「人は生まれながらにダメなのです。嘆くことはありませんよ」ニッコリ
「救われました教祖さまああああああああああああああああああ!」
「また明日もくるのですよ」ニッコリ
次の者は入れ!黒服が次々とキムタクの前に相談者を連れてくる。
お布施は一回の相談につき大体2〜3万。1日100人は参拝客?がくる。
「よくわからないけど、幸せになるなら安いもんじゃん」
キムタクは軽く考えていた。もちろん重く考える頭もなかった。
新興宗教と切っても切れないもの。
それはワンマン体制によるドロドロの内部分裂と週刊誌による叩きか。
今日は週間慎重の取材だ。
「こんにちは」
「こんにちは」ニッコリ
「いやーすばらしい考え方の宗教だと思います」
「ありがとう」ニッコリ
「でもお布施が高いという話もよく聞くのですが」
「そんなことはないと思いますよ」ニッコリ
「あなたは元ひきこもりだという噂がありますが」
「なんのことやら・・・」ニ・・・・コリ
こんな感じで取材は終わった。
翌週の週間慎重
「スクープ!被害者続出!元引きこもり教祖の猥褻相談室」
「同級生が語るあの教祖の今昔」
「私はあいつに1000万だまされた」
約10ページに渡り延々とあることないこと書かれている。
「なんじゃこりゃ・・・」
純粋なキムタクに、大人の世界は裏切りの連続。
ガチャ「先生ええええええ!」黒服が真っ青な顔で部屋に入ってきた。
「どしたの?」
「信者の反乱です!」
「キムをだせ!キムをおおおお!」
神殿ロビーは信者で埋めつくされている。
キムタクの部屋の前を数人の黒服が体を張って守っている。
あれだけ「教祖教祖」言ってたのにキムよばわりか。
なにがいけなかったのか?相談者の話を聞いていただけなのに?
自分の知らないところで色々動いていたようだ。
「わあああああああ」
黒服のバリケードが崩れキムタクは群集の中心に引きずり出された。
「何が教祖だ嘘つき野郎!」シーネ!シーネ!
キムタクに注がれる死ねのシュプレヒコール。ベートベンの第9のごとき大合唱。
「シーネ!シーネ!」
「・・・・」
「オナニー、オナニー!」
このシュプレヒコールの中、キムタクは中学の頃いじめにあい
女子の前で自慰行為をさせられたのを思い出した。
「チャブッケ メイビーコマネチンポ」ニッコリ
「うるせえええええええええ!!!」バキ!群集の1人がキムタクの顔を殴ったのと皮切りに
次々とキムタクは暴行を加えられた。黒服もそれに参加している。
ああ無情。
完
895 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/09 17:57 ID:7C0WmdHO
黒服サイコー!
896 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/09 21:15 ID:JkgfmP2M
メイビーなんで顔がかっこいいのにモテナイんだ?
それは性格がわるいから
897 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/10 03:22 ID:DY1DUCns
世間はキムタクに厳しかった
いつまでも甘えてんじゃねぇキムタクよ
おわり
キムタクのせいで航空整備関係の職に着けなくなった。
スポンサーの陰謀か
899 :
:04/02/10 04:07 ID:O2rl2Ea0
アイスホッケーの試合って寒いんだよね。
900
901 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/10 09:09 ID:ky+6cEqR
昨日のドラマ、風間杜生にもメイビーといわせてた
自分をパロッってどうする
あるいはメイビーって役の口癖で自分じゃないってことをいいたいのか?
902 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/11 23:54 ID:M/o65bm0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ちょっと、19さんね、おもしろいけどまったくダメさが伝わらないよ。
, ,-;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,. ヽ─y────────────── ,-v-、
/;:;:;:;:;:;:ミミ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;`、 / _ノ_ノ:^)
/;:;:;:;:彡―ー-、_;:;:;:;:;:;:;:;| / _ノ_ノ_ノ /)
|;:;:;:ノ、 `、;;:;:;:;:;:i / ノ ノノ//
|;:/_ヽ ,,,,,,,,,, |;:;:;:;:;:;! ____/ ______ ノ
| ' ゚ ''/ ┌。-、 |;:;:;:;:/ _.. r(" `ー" 、 ノ
|` ノ( ヽ ソ |ノ|/ _. -‐ '"´ l l-、 ゙ ノ
_,-ー| /_` ”' \ ノ __ . -‐ ' "´ l ヽ`ー''"ー'"
| : | )ヾ三ニヽ /ヽ ' "´/`゙ ーァ' "´ ‐'"´ ヽ、`ー /ノ
ヽ `、___,.-ー' | / / __.. -'-'"
| | \ / | l / . -‐ '"´
\ |___>< / ヽ
903 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/16 01:19 ID:C8NPZFkU
age
メイビー、俺様age
905 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/18 05:59 ID:bJk3HpmX
パーティーだっ!
ふふ
907 :
ひびの:04/02/23 21:23 ID:WsQahVDR
「女の子の方が好き?」
「メイビー」
なんじゃ、それ。
908 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/24 01:45 ID:PDK8UBvj
歯ーティーだっ!
909 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/02/27 17:01 ID:O7m+v0xg
保守
メイビー
911 :
名無しさん@毎日が日曜日:04/03/02 14:19 ID:DaJWU8hK
これだけは保守。何度読んでも笑える。
912 :
1:04/03/03 15:05 ID:rQfVkPn+
久々カキコ&保守
まず、みなさんとても秀逸な作品の提供ありがとうございました
最近ドラマの撮影の方が若干遅れてるみたいですが、皆さんの感性はきっと社会に出た時に
とても活かされるのではないかと思います(なんでこんなにヨウリョウよさそうな香具師がこの板にいるんだ?)
俺もそろそろ社会復帰に向けて準備中です、俺の苦しい時間をみんなが和らげてくれた事、俺は忘れないぜ!!
そして続スレの事ですが、ここにいる作家さんにセンスのいいスレタイ&
>>1を作ってもらいたいと思っています
「
>>1よ、もう終わったんだよ・・・続スレなんか、立たないんだ」。
うわ言のように「スレの継続」を望む
>>1の言葉をさえぎり、作家の1人が言った。
違う作家が続ける「鮮度が落ちたよ、ネタも出尽くした」。
>>1は泣き出しそうな声で叫んだ。
「そんなこと言わずに書いておくれよう!もっと楽しませておくれよう!」
「何が楽しかったんだい?」誰かが
>>1に問い掛けた。
「現実のキムタクは売れてる芸能人だけど、この中じゃ俺たちと同じダメ人間になってて・・・」
「そう、キムタクでも何もしなければダメ人間になる可能性があるってこと」
「たしかに顔のつくりは
>>1よりいいかもしれない。でも現実のキムタクはそれを自分の
持って生まれた能力としてそれを生かす努力をしたんじゃないのか?」。
「旅立つ時はきた。またどこかで・・・」白い光に包まれる作家達。
>>1は目覚めた。午前7時、小鳥のさえずりが聞こえる。
昼夜逆転生活を続けていたせいか、そんなことも懐かしく、新鮮に感じた。
Yシャツにネクタイを締め、1階のリビングに降りた。
「おはよう」
「・・・おはようって・・・あんた、どうしたの?」食卓の両親が呆気にとられている。
「職安に行ってくるよ。仕事はすぐには決まらないかもしれないけど、
やれることはやらなきゃね」
「
>>1・・・」母親はエプロンで涙を拭いている。
「がんばれよ」父親が新聞を読みながら言った。
職安へと続く河原を歩く。缶コーヒーを飲む
>>1 「ぶっちゃけ、やってやる!」
〜完〜
ついに完結か…
最高の結末だがレス番980あたりにして欲しかった・・・・・・。
中途半端に残ってるけどどーすんのよ?wwあと
ここまで綺麗に終わるスレも珍しい
そして亀仙人が、もうちょっとだけ(ry
もうちょっとだけって言って、倍以上つづくのかよっ!
あげ
キモタク、ババアと出来ちゃった結婚ワロタ!!
キムキム
924 :
1:04/03/11 15:12 ID:2M214ped
age
要するに大衆は創作にリアリティを求めてないから、キムタクのドラマとか
指輪物語とかハリーポッターが流行るのだな。
指輪物語もハリーポッターも一生懸命観ようとしたけど、結局寝た。
キムタクのドラマは2話目でリタイア。
最高のスレをありがとうみんな!!
929 :
CM:04/03/18 15:48 ID:bXQl6vYp
黒ずくめのダンディーな紳士が職安にくる。
紳士「職をくれ」
職員「はい」
紳士「詳細はどうなってる?」
職員「もちろん零細ドキュンで薄給です」
紳士「サービス残業は?」
職員「月80時間です」
紳士「ほぉー」
紳士は働く気をなくして帰る。
それを見送る女性職員。
ナレーション イッツ職安
930 :
CM:04/03/18 17:24 ID:bXQl6vYp
職安に一人の男がやってくる。
男「あれっ?なにしにきたんだっけ」
職員「ドキュン企業の紹介状発行のためだろうが、タコ!」
ポロン♪
ナレーション ショクアン