7月26日(土)にじしゃくさんの東京オフがあった。
オフレポは他の参加者がすでに書き込まれているのでご存知の方もいるとは
思うが、俺も書いてみたいと思います。とはいえ実際書こうとしても
どこまで書いていいのかという問題もあるからね。
小田急に乗り、いざ新宿へ、頼りはプリントした檸檬屋の地図だけ
新宿に来るのは半年ぶり、あいかわらず人いっぱいで俺もすでに地下道で
彷徨っていた。外にでるにはどの出口にいけば良いのやら・・
時計を見ると集合時間10分まえ、なんとか外に出て地図を広げ、とりあえず
「末広亭」まで行けばなんとかなる。
警備のおっさんに道を尋ねなんとか末広亭に辿りつくもすでに集合時間は
過ぎていた。末広亭から上を見上げると檸檬屋の看板があるではないか!
やっぱり新宿の店だからちょっとおしゃれな店なのかなとか思いつつ、雑居ビル
の階段を小走りに上がり、いざ檸檬屋に名前の印象だけ選考していたので
カウンターバーやキザな名前の入ったカクテル・髭のマスターなど勝手に想像
しつつ、無愛想な鉄扉を開け、お店の扉を開けた瞬間は3人の男性がいた。
お客さんはこの3人しか居なかったので今日、俺とオフする人達だと思い。
とりあえず、俺も今日の参加者である西井であるということだけ伝える。
当初参加者はじしゃくさん・S/さん・麒麟さんと俺
これで昨日まで参加表明した連中が全員揃ったと思った。オフスレで
じしゃくさんの特徴とか書き込まれていたのでじしゃくさんはすぐに
わかった、ちょうど俺の真正面に座っている方が静かにS/ですと自己紹介
俺の隣の方が麒麟さんかと思ったら、その人の口から伊澤ですと言われ少し
驚く。まったくあのスレで伊澤が来る様子もなかったので、結局、俺が最後に
来てからは参加者は来なかった。
俺自身オフも初めてだし、新宿で飲むのも初めてだった。新宿というと歌舞伎
町みたいな印象があったんだが、新宿の駅前に比べ少し静かというか、取り残された
感じのする町だなと思った。
しかし、この4人とは実は板上でもほとんど絡んだこともない。
じしゃくさんの印象も西中島一家という感じで俺自身西中島スレはちょっと
書き込みずらさがありたまにロムる程度だった。
伊澤さんは俺と同学年でテクノが好き位しか印象がない、日常生活もあり最近
ではこの板の書き込みも余りみなくなったな程度。
S/さんにいったってほとんど情報がないので、どんな感じかもつかめない
いったいこの4人でどれ位もつかななどと考えていた。
ただ唯一の救いはじしゃくさんがこの板の書き込みを見る限り結構まともな人
ではないかと想像していた。だから今回のオフを特に板上でも繋がりがないのに
新宿まで足を運ばせたのかな・・
あと、俺がなぜオフに参加したかというと、正直、会社を辞めはや半年
この板の人同様なんというか、敗北感というか絶望感・終末感みたいなもの
も感じこのスレにも書き込んでいるが、薬で誤魔化しながら毎日をやり過ごす
毎日だった。漠然とある先の不安が怖くて逃げながら生きている感じでいる。
今はなんで自分が生きているのかわからないんですよ。目的がないんで
どうしていいか日々過ぎる時間に苛立っています。
正直、俺も長くないと思いなら色んな人と話しを聞こうかな、そうすればすこし
は自分の中にある霧も晴れるのでは・・
嫌違う、確かに自分と考え・今までの生き方の違う人の話も聞きたいが、本当
は俺自身がみんなに話したかった、話を聞いて貰いたかったのかもしれない。
オフが終わり数日たってからそんな思いでいます。
126 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/31 19:50 ID:fOwvNMN0
あげ
127 :
黒革普及委員会 ◆EqDh2Ksem2 :03/07/31 20:34 ID:DjIj/ICL
俺とのOFFレポも宜しく。
128 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/07/31 21:11 ID:V/6Eu68U
>>127 じしゃくさんオフレポを書き終えたら書くつもりだが、
ちょっと時間がかかるよ。
でも、なぜ、オフ出席者なのにオフレポを希望するのか?
俺とのサシオフだったのに・・
じしゃくさんオフレポに戻る。
俺もオフ童貞だったし、集まった4人も初対面誰が会話を転がすかだが、
そんな心配はすぐに解消された。
たぶん最初に出た話題はメクソさんの話題だったかな。
俺はこの板ではこの4人の中では一番新参だったので、メクソさんがこの板
でどんな存在だったかは知らなかった。
4人の唯一共通するのがだめ板の人間ということで、コテハンの話やスレの
話などする。
お酒も入り、いつの間にか俺がしゃべっていた。誰も聞いていないのに
娘。の握手会の話など、俺の話はどれもオチがないのに色んな話をしてたな。
じしゃくさん以外は俺とほぼ同じ世代、学生時代に触れていた文化が共通
している部分があったのでなんとなく自然に打ち解ける。
じしゃくさんとはほぼ1まわり年が違うのだか、俺のもの考え方とは対象的な
てきで、人に話しをするのは対象的だった、俺の場合は勢いにまかせとくに
オチとか考えず、自分の感情だけで話すタイプ(だいたいがコレが好きだが
コレは嫌いだとかいうレベル)だが、じしゃくさんはのらりくらりとしゃべる
だが自分の考えや経験がしっかりはいっていて簡潔にまとまっている。
お酒のせいか久しぶりに人と話しができる嬉しさもあったのか、初対面の人達
にガンガン話掛けてた。というより勝手にしゃべっていたという感じだったかも
しれない。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
そんな感じでオフは進み時間を忘れる位はなしていたのだが、
途中でお客さんが入ってきた。ぱっと見たときは全然気づかなかったが、
じしゃくさんがそのお客さんはある作家さんだと説明され、じしゃくさん
以外の3人は恐縮する。
あまり、本を読まない俺でも知っているメジャーな作家だ。
作家といっても宮部みゆきや綾辻行人とは全く血色の違う作家さんだった。
いったいどうゆう繋がりなんだ?などと思った。
じしゃくさんは質問があれば何でも聞いてみなみたいな事をいっていたので
その作家に「目的をうしなった人間はこれからどうやって生きていけばよいのか」
と聞きたかったが、とてもじゃないが俺が話しかけるなんて失礼だし、その
作家もプライベートの時間に入り込むのもどうかと思い聞くのを止めた。
後日にオフの翌日早速、本屋に行きその作家さんの本を買った。
今はまだ途中までしか読んでいないが、あの時にあんな幼稚な質問をしなくて
良かったと今は思っている。
じしゃくさんがお土産に持ってきた日本酒をちびちびやっている
うちに良いが回ったせいか真面目な話をしだしてしまった。
酔って、真面目な事を言うなんて俺も年とったのかな。でも今までそういう
経験が無かったんだよね。
俺は大学いってないから、みんなで集まって好きなことをどんどん話ていく
という楽しい飲み会(俺だけおもっているのかな?)なんてなかったから
飲み会というと職場ではあったがあれはほとんど仕事の一部だったからね。
本当、楽しいと思ったことは無かった。
途中でマスターが会話に参加してくれた、俺の個人的なものなんだがここら
へんの世代の人はちょっと怖いイメージがあり、接しづらかったがマスター
の話は結構良かった。どう良かったのとかと聞かれればうまく答えられないけど
なんか自分だけじゃないぞという気持ちにもなった。
それはマスターの話や他の3人の話なども聞いてそんな感じがした。
俺はあまり人の顔を見てしゃべれないんだが、それは昔からいろんな人達に
言われてきているのだが、未だになおっていないのですが、お酒のせいか
わからないがオフ会で来た人の顔を見ながら話たり、話をきいたり、できた。
(2日後の黒革のサシオフの時もそうだった)
あるコテの目が凄く気になった。俺みたいにべらべら喋らないんだが、理路整然
としていて、なんという瞳に力があるんだよね。目は口ほどにものをいうとか
いう言葉があるんだが、まさにそういう感じだった。口数はすくないがその強い
眼差しで充分、説得力を感じてしまった。
終電も近くなり伊澤さんが明日仕事があるということ帰られた。
正直、俺ばかり喋っていたので伊澤さんの話は聞けなかったし、話も
余り出来なかった。
彼がお酒が弱い事も知らなかったので帰りは大変だったらしい・・
じしゃくさんオフパート2で伊澤さんと話す機会があった、なんとなく
失礼だが、根の部分は俺と被っている印象があった。
俺も伊澤さんも同い年なんだけど、この世代は個人的な意見だがどこか
しらけていて(今の若者のしらけているというのとは若干違う、あれはスカしている
だけだからね。見てて吐き気がする)、バブルの時に高校生という時期で
テレビで浮かれている大人を見て嫌悪している。俺の大人のイメージって
バブルの時に浮かれちゃっている人のイメージが強く残っている。しかし、今回の
オフで少し見方が変わったと思う。やっぱアレを見て舌打ちしたり嘆いている
人もいるんだよね。
話は飛んでしまったが、俺たちの世代は与えられた世代だから、自主性とかが
欠けている連中が多いいんだよね。
だから、この混乱した時代に直面したときは何をすべきかわからないし、どこに
向かっていくかもわからないんだよね。
何に価値を置くかで大分視野が広がる事は頭の中で漠然とはわかっていても
じゃあ、何に価値を見出すんだ?と聞かれたら黙り込んでしまう。
バブルの時代が学生だったから、大学生の企業の青田買いとかも普通に
やっていた時代だし、大学のブランドでなんとかなってたんだよね。
会社に入れば年功序列というのがあったから機会的に生きてればなんとでも
なると思った。
けれでも、日本がこんなに落ちぶれるとは誰が予測していただろうか?
俺たちは何回もいうが与えられた世代の子だから、普通に高校入って、大学
行って、企業にはいって、理想とは若干違うが自分を理解してくれる子に
出合って、普通に結婚して、子孫残して、普通に病院で死ぬ。人生はそんなもの
だと思っていたよ、俺自身はそれでも充分幸せだったと思う。
だけど、現在の自分はね・・
まあ、俺の場合は大学受験の段階で脱落した人間だから、因果応報かななど
とくわえタバコでリアリスト全開モードで気取りたいけど気取れねいよ。
俺は別に偉くなりたいとか大金掴みたいとか、この際亀井絵里ちゃんみたい
な彼女もいらん、俺がなんで生まれたのか?っていう意味だけ教えてほしい
訳なの、俺なんか28年前は何億分の1の精子ですよ。なんで俺なの?もっと
優秀な精子は居るだろ何億もいるんだからさ・・
やべえ、また話が変な方向に行ってしまった俺の悪い癖だ。
オフに出て気づいたんだけどどうも俺の話は起承転結がない。とくに
結=オチがない。どうりで友達いないと思ったよ。俺は外交不能症か?
オフに話を戻す。
伊澤さんが帰った後もなんだかんだで話は盛り上がり、2時が過ぎた。
檸檬屋さんで始発まで居るつもりだったが日曜は店を開けない都合もあり、
無理だと言われる。
マスターは俺の独演会を聞いてたらしく色々言われる、結構自分の中にないモノ
を言われ反論できなくなってしまう。
生きていく上には不安は幾つになってもついて回るし、不安があるから生を
感じるみたいなことが一番印象に残っている。けど今の俺は見えない不安に
完全に怯えているのだ。
帰り間際にも色々言われたが年のいった人間(失礼)は色々経験しているし、
あの人自信も俺ぐらいの年の頃は色々やってたから言葉が重いですよ。
でも、全てを鵜呑みにするつもりはないけどいい話が聞けたとおもっている
が完全に理解するまでもう少し時間がかかるかもしれません。一人よがりで
空想に逃げ、時代に逆恨みしている俺にはまだ難しいかな・・
本来なら社会の一員になり未来あるものの道しるべになる年齢なのに、思いっきり
俺が迷子になってるよ。
情けない、もう少し自分自身が成熟した人間になったら個人的にこの店に行き
成長した俺を見てもらいたかったが、1週間の経たんうちにあの店いっちゃった
からな。
そんな感じで檸檬屋を後にして、何処に行くのかななどと考えつつ、
3人とも東京の人間じゃないので詳しくない。
じしゃくさんが同じビルの地下に飲み屋があるからという事で地下の飲み屋
(名前忘れた)に移動。
俺はオフ開始から送れてきてしらなかったんだけど、なんかオフの前にじしゃく
さんがそこの店のチラシを配ってたらしい・・なぜ?
1次会の日本酒で酔ってしまい俺の電波独演会になったので2次会はウーロン
茶を飲んでいた檸檬屋を後にするくらいから大分酔いも醒め、2次会は聞き役
に徹し様と思ったんだけど、シラフになっても俺はなぜかしゃべっていた、
俺が前勤めていた会社の話とか正直面白くない事を延々喋っていた。
これじゃただの寂しがりやだろ。他の2人は俺がどういう風に写っていたのだろうか
誤字脱字が多いな・・もし読んでいる奴がいたらスマンです。
何分、学が無いんでね。
2次会も4時半近くで店を閉めるという事でお開きに、果たして始発は動いて
いるのだろうかと一同思う。
とりあえず、3人で新宿駅に向かう。
新宿駅に向かうのは我々だけではなかったようだ。駅に近づくにつれ、若者たち
が皆、駅に吸い込まれていくように集まる。どうも前日は花火大会があったよう
で浴衣姿の娘もチラホラ・・
思わず羽佐間道夫風の語り口で「東京・新宿それはまさに眠らない街、人々の
人生の交差点である」などと思わず言いたくなるよう状況だった。
じしゃくさん・S/さんはJR、俺は小田急だったんだけど、JRはすでに
運転が始まっていたが、小田急は5時からだったので30分位じかんがあった。
朝帰りなんて恥ずかしいんだけど俺初めてだったし、こんな時間に新宿に居ること
自体まずないだろうと思い、2人を見送ったら朝焼けの都庁でも拝もうかな
などと思っていたが、2人が小田急5時まで付き合ってくれた。ほんとうみんなに
は気使いまくられました。
5時までジュースを飲みながら駅の入り口でなんとなく3人で話す
やはり話題はマジ系の話だった。
5時がちょっと過ぎ小田急も運転が始まったようだJRの改札口で2人に
再会を近い(1週間後再び会うんだけどね、その時は再オフ予定は無かったので)
別れを告げる。
俺も小田急の改札口に行き電車を待つやはり若者が多いな・・
電車に乗り、昨晩あった事を脳内でプレイバックしていた。オールなんて
生まれて初めてだったので眠剤を飲んで無くても電車に揺られているうちに
なるだろうなと思いつつもなぜか神経が高ぶって逆に目が冴えてしまった。
そのまま自分の家に帰る。
しかし、凄いよね。オフで会うまでお互いの事全く知らないし、
唯一わかることがこの板の書き込みだけが頼りで顔なんか一度も会わせた
ことない連中なのに。正直、あんなに濃い時間が過ごしたのは何年ぶりかな・・
いや、始めてかもしれないな・・
集まってくれた人が俺以外大人だったというのもあるんだけどね。
人の出会いって変な所にあるななどと布団の中で考えていた。体は疲れている
んだけど、気が高ぶっちゃってなかなか眠れない、浅い眠りが何回か反復して
気づいたときは夕方だった。
月曜日は待望の黒革普及委員会とリアルで会う予定(一応、1974オフとうって
はいた)お互い初めてだし、詳細も決まっていないので、夕方に彼のスレに
俺の服装などを書いておき、1974@だめスレにも告知をする。
しかし、やはり年をとったせいか日曜は起きてからも体がだるくて仕方がなかった
月曜は果たして寝坊しないかななどと思う。