1 :
1:
無色でも力を合わせれば小説くらい書ける!
ジャンル・筋書きなどない話をリレーで書き上げよう!
出だしは俺からいきます。
[今年で職をなくしてから3年。
もう何もかも消えてしまえばいいと投げやりに
なっていた春。
あの頃が生涯、一番輝く季節になろうとは・・・]
↓つづいてください。
2 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/01 23:06 ID:Od8Xj2uB
2get
3 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/01 23:06 ID:kQ/JE9KI
プゲラ
4 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/01 23:08 ID:BNY4zL08
ピヨピヨ
5 :
亀岡:03/04/01 23:23 ID:o3a6dxYY
KDS ◆GkR4opec42 物語 一章
俺はダメ板でナンパしまくるあほである。
メル友になりましょう!
これがしょぼいおっさんの精一杯のアピール。
そういえば、今日こんなことあった。
電車に乗ろうとすると、女子校生3人組に笑われた。
臭くない・?と何やらはなしている。
俺は「おまえら俺はダメ板のKDSだぞ!最高ですか!」
となんども、叫んだ。女子校生達はキモーーーーー!!
といって逃げていった。俺は
その後、渋谷にいった・・・・・・・・
6 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/01 23:30 ID:ZQLri/7N
金くれ
曰
| |
ノ__丶 ゚。゚ ._
||養|| ∧_∧ .|--¢、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_ ||命||γ(〃´Д`) ̄ 丶.) < 飲まなきゃやってられるか!
\ ||酒||L二⊃  ̄ ̄\ ̄ \____________
||\`~~´ (<二:彡) \
− 完 −
9 :
キリングバイツ→カメID:o3a6dxYY:03/04/07 11:24 ID:zff4cA4t
:クダラナイコピペダナ
:ソモソモコノスレガクサッテイル
:サクジョ
10 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/07 16:44 ID:smTRFGFw
今日も憂鬱な中昼近くに目が醒めた。
外気に触れようと窓を開けると
5メートルほど向こうに覗き窓の付いた段ボール箱が見えた。
11 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/07 22:36 ID:X/LU1//2
段ボール箱の中にいるのはおそらく隣の主婦だろう。
暇さえあれば俺を観察している。
視線で俺が無職であることの後ろめたさを誘い、
俺をこの町から追い出そうとしているのだろう。
12 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 11:34 ID:LQwiAfod
そんなことを考えていたら急に頭に血が上り
勢いで引き出しの奥のエアガンを取り出し
段ボール箱に銃口を向けた。
>>1 名前欄に&rf&rusi&ran&ras&ran
14 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 11:58 ID:5rvbrarJ
俺は引き金を引いた。
勢いよく銃口からBB弾が発射される。
電動ガンはマルイ製。改造してある。夜中はよく窓から珍を撃った。
一直線に段ボールにタマが吸いこまれる。
「ひいいいい!」
2秒ほどで段ボールはぼろぼろになった。
俺は一言言った。
「中の人も大変だな」
15 :
bloom:03/04/08 12:00 ID:mXoahXwr
完
(・∀・)名無し先生の次回作にご期待ください
17 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 12:12 ID:5rvbrarJ
「うんこうんこぱぱいや〜」
なんと主婦が襲いかかってきた。
俺は完全に主婦の戦闘能力をゼロにしたはずななのに奴は今、立ちあがって
俺に向かってくる!OH!GOD!
奇声を発しながら主婦は俺の自宅の玄関をなたで破壊して侵入してくる。
俺は慌ててエアガンにBB弾を再装填する。しかし間に合わない。
奴は二階の俺の部屋のドアを蹴破った。
「うんこううんこぱぱちあ〜!」
たぶん、俺に「この町から出ていけ!無職野郎!」と罵っているのだろう。
18 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 12:27 ID:MvXleofb
ああ確かに俺は無職の駄目さ・・。
だがこの町にすんではいけない法律なんてない。
19 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 12:36 ID:MvXleofb
俺は悔しさで泣きそうだった。
いや、泣いていた。並みだがほほをつたって床に落ちた。
20年近く生きてきてバイトさえ経験が無い。職安に行ったことはあるが
もともと手続きが苦手な俺は吐き気がしてすぐに帰ってきてしまった。
それに俺のオヤジくらいの年したおっさんが警備員のバイト見つけて
うれしそうにカウンターの職員に「これ紹介お願いします」なんて言ってるのを
見てから俺は鬱がよけいひどくなってしまったのだ・・・。
20過ぎて大学も専門学校も行かず親に食わせてもらってるだけのくず人間。
もし死ぬ勇気さえあれば俺はもうとっくに自殺していた。
だが主婦はそんな俺に同情など全くしなかった。
奴のナタが俺を襲う。
もうだめだ・・・
20 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 12:52 ID:Eh/w1e67
俺は覚悟して目をつぶった。
・・・
しかしナタは俺に振り落とされなかった。
そのかわりに俺の眼前にドサッと何かが倒れる気配がした。
恐る恐る目をあけてみると・・・
自らの頭部をナタで叩き割った主婦が倒れていた。
21 :
名無しさん@毎日が日曜日 :03/04/08 13:23 ID:g/IqQamV
そう、俺は 「また」死に損ねた訳だ・・・、
主婦の頭蓋に食い込んだナタを引き抜く
脳漿は流れ出、血が噴き出している
「いっそ、殺人者として死刑に臨むのも手かもしれない」
などと、安易に想像はしてみるものの、
勿論それほどの覚悟も勇気も無い。
俺は通報を済ませると、ソファーで横になった
布地のソファーは汚れたが、もう気にしない
「そういえば・・・
22 :
ポラリス ◆CEVIa9v1gM :03/04/08 13:27 ID:529U8Sn4
腹減った
23 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 13:29 ID:WbJckdJ5
ママー・・・お昼ご飯ま〜だ〜?」
24 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 13:32 ID:g/IqQamV
確か冷蔵庫に鮭のミソ漬が、
しかし漏れは何故か鮭のミソ漬を口いっぱい含みながら
26 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 14:28 ID:+6c0CI8K
・・・「実は私が頼んだの。」 と突然の「お届けに来ました」という
配達人の来訪に驚いた俺に優奈は無邪気に言った。
「デパートで見ていたらこのソファーかわいいから、つい買ってきちゃった。」
と、狭いアパートの殺風景な6畳の部屋に運び込まれた
場違いに面積を取り派手な花模様で自己主張するそのソファーの上で、
何度も模様を確かめるように撫でながら、彼女の顔は得意げでもあった。
俺は、急に狭い自分のテリトリーに突如として訪れた
彼女の存在を示す花模様のソファーという存在に、少し居心地の悪い違和感を憶えたのだった。
もしかしたら、俺たちがボタンを掛け違えてしまったのは
あの時からかもしれない。
27 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 14:44 ID:vY30JPTM
「って人一人殺しといてなんだその態度は」と警察官は言った。
「確かに不真面目だったかもしれない、だけどなあ・・」言いかけたときに俺は警棒の一撃を頭に受け倒れた。最後に見たのは警察官の裸足の足だった。こいつは本当に警察官なのだろうか?。薄れていく意識の中で俺は疑問に思った。何もかもが疑わしい・・・・。
『風と光と無職の私と』続く
優奈は、俺が当時バイトをしていたレンタルビデオ店でバイトしていた大学生だった。
今までの人生同様に、このバイト先でも俺は悲惨だった。
仕事の要領が悪く不器用でいつも店長に怒られてばかりの情けない俺を
いつもサポートしてくれたのが彼女だった。
高校生のバイトでも2日で憶えてしまうような仕事を
いつまでたってもこなせない俺に彼女は辛抱強く教えてくれた。
俺はいつも仕事をそつなくこなし、同僚とも笑顔を絶やさない彼女に
頭が上がらなかったのだった。
29 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 15:05 ID:vY30JPTM
薄暗い廊下を引きずられながら俺は意識を回復した。「拷問室」と看板のかかった部屋に蹴り込まれ、床に額を打ちつけて俺は呻いた「優奈・・・」
30 :
ポラリス ◆CEVIa9v1gM :03/04/08 16:17 ID:529U8Sn4
そんな状況で俺は絶望した...いや、絶望したと思い込もうとしていたのか
しれない。
心の何処かでは、いつになったら理不尽な拷問が終わるのだろう。
いつになったら眠れるのだろう...しかし、この考え自体が甘かったんだと
後に思い知ることになるのです。
31 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 17:25 ID:3jIB5Lrt
もう何時間拷問が続いただろう。
警官たちの理不尽な拷問に俺の意識はもうブラックアウト寸前だ。
かろうじてまだ理性がある。だがもう時間の限界だ・・。
「おい、早く罪を認めるんだ。さもなきゃここで死刑執行ってことになるぜ」
「へへへ。殺人犯の人権なんざねえんだよ」
警官たちのゲスな笑いが拷問室に響く・・。
俺は・・・俺はもうどうしたらいいんだ・・・今度こそ意識が遠のいてゆく・・
その時、拷問室の鉄製の重たいドアが静かに開く。
一人の人物が入ってくる。それは制服姿の女性警察官だった。
彼女の手には回転式けん銃が握られていた。
そして・・・彼女はゆっくりと銃を向けた・・。
俺を拷問していたゲス警官どもに。
32 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 17:37 ID:3jIB5Lrt
私はね、懐かしい物がたくさんあるんだ
だって、ここには何もないんだもの
例えばね、夏の雲とか、冷たい雨とか、秋の風の匂いとか。
傘に当たる雨の音とか、芝生の覆い茂った土の軟らかさとか。
それからね、放課後の教室のひんやりした空気とか、黒板消しの匂いとか。
夜中のトラックの遠い音とか、夕立のアスファルトの匂いとか。
私はね、そういうものを、君と一緒に感じていたいと思っていたよ。
そう言うと彼女は引き金を引いた。パン パン パン
壁に血が飛び散る。彼女はゲス警官三人を撃ち殺した。
そして四発目の発砲・・・・パン
彼女は自らの頭を撃ちぬいた。
僕はまた・・・死ねなかった・・・。
33 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 17:44 ID:3jIB5Lrt
拷問室を出る。
署内は血まみれだった。ほとんどの署員が絶命していた・・・。彼女がやったのか?
一体どうして?彼女は何物なんだ・・。どうして僕を助けた?
とりあえず僕はパトカーを奪って逃走した。
町を出よう・・・。今はとにかく生きたかった。
死にたくない。死にたくない。逃げるんだ。逃げてもう一度やり直そう。
こんな国だってどこかに僕の居場所があるはずだ。僕を受け入れてくれる人達がいるはずさ。
僕は無我夢中でアクセルを踏み込む。僕はダッシュボードの時計を見た。
深夜12時。都庁舎は月を頭に乗せていた。
34 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 17:48 ID:0mywDlWC
35 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 17:52 ID:+6c0CI8K
混乱に乗じ、とっさに脱兎の如く表に飛び出した俺の視界に
懐かしい茜色の夕焼けの風景が広がっていた。
それは俺が、小学生の時クロマティーに憧れ
公園で無邪気に野球を興じていた時とまったく同じ夕焼けだった。
あれから20余年の歳月が、半ズボン姿の坊主頭の少年に流れたのだった。
36 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 18:10 ID:+6c0CI8K
しばらくパトカーを走らせると
猛烈に空腹感が襲ってきた。
思えば、食事は昨日取り調べ室で食べた冷めたカツ丼だけだった。
どのみちこのまま、パトカーで逃亡するとかえって目立ってしまう
俺は素早く空き地にパトカーを乗り捨て、しばらく徒歩で場を離れることにした。
37 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 18:18 ID:+6c0CI8K
しばらく くたびれたシューズで歩き続けていると
視界に見覚えのある懐かしいオレンジ色の看板が目に入った。
俺は躊躇無くその店を目指して一目散に駆け出した。
店のドアを威勢良く開くと
店内には懐かしいそれがあった。
そう、弧の字型をしたカウンターだ。
38 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 18:24 ID:+6c0CI8K
俺は半袖姿のあどけない顔をした店員に出されたお茶をすすると
大盛り つゆだくだくネギだくを頼んだ。
俺はバキュームカーが勢い良く吸い込むかの如く
一気に飯をかっ込んだ。
39 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 18:41 ID:+6c0CI8K
ひとしきり食べてお茶で一息をつくと
気がつかなかったが、店内に150円引きの垂れ幕があることに気づいた。
どうやら今日はサービスデーのようだ。
おまけに、時間はもう深夜だというのに親子連れらしき集団がいる。
そのなかの、父親らしき中年の男が よーしパパ特盛頼んじゃうぞー
と店内にとどろき渡るような大声で叫んだ。
すると、それに呼応するかの如く
隣の奴が、大盛つゆだくで と店員に注文を頼んだ。
どうも俺をひとり静かには誰もしてくれないらしい
なんとなく店内に居心地の悪さを憶えた俺は
横で つゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。と
ブツブツとつぶやく同年代の引きこもり風の男を尻目に
手早く会計を済ませて店を出た。
40 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 19:39 ID:kQJckv5/
店を出て歩いていると、10メートルほど後ろからだろうか
ブツブツとつぶやく男の声が聞こえてきた。
声からして、どうやらさっきの男のようだ。
今までは何となく聞き流していたが、しだいに男のつぶやきがハッキリと聞こえてきた。
俺はゾっとした
「ムショク...人殺し..殺してやる..」
確かにそうつぶやいている。
41 :
ポラリス ◆CEVIa9v1gM :03/04/08 21:40 ID:529U8Sn4
その男を遠目で追っかけていると、ふっと思い出した
さっきの店でバイト募集してたな
42 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/08 22:44 ID:y7vBVMtE
age
43 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 00:14 ID:V6X5i14N
「あの〜すいませんバイトさせてほしいんすけど」
僕は思い切って店員に聞いてみた。
「あっちょっと待ってください。店長呼んできますから」
俺と同じ年くらいの店員が店の奥に店長を呼びに言った。
だけど俺はこんな店で本当に働けるのか・・経験が無いし・・・。
しばらくすると店長が出てきた。今時リーゼントだ。なんか怖そうだ。
やっぱりやめとけばよかった・・俺は心の中で後悔しながらも話を切りだした。
「あ、あのお・・アルバイト募集の張り紙を見て・・」
「おう、バイト希望か。にいちゃん経験あんの?」
「いや、外食産業は経験ないんすけど・・だめっすかね?」
「あ〜ちょっとウチは経験者希望なんだよね〜悪いけど・・」
「あ、そうですか。わかりました。いそがしいところ申し訳無いです。失礼します」
俺は店を後にした。行く当ても無い。でも落ちて正解だったかもしれない。
これからどうしよう。
44 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 00:18 ID:V6X5i14N
ふらふらと歩き続けて結局昨日は公園で野宿した。
とりあえず童貞喪失でもするか。
財布には5万円ほどあった。僕の全財産だ。風俗に行って来ようかな。
ふと僕は顔を上げた。公園の向こうで何か人が大勢集まっている。
反戦デモだった。学生が多かった。
おまえらおめでてーなw
と思い風俗店に向け行こうと歩き出したその時
ふと気になった女がいて足を止めた。
俺の中の何かが目覚めた予感がした。
46 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 00:33 ID:EFZONz1L
そんな反戦団体の中に僕は一人の若い女の人を見つけた。
25歳くらいだろうか。むちむちしていてなかなか可愛い。
ウタダヒカルに似ている感じがした。なぜかデジカメをもっている。
彼女のほうに僕は歩いていく。僕は思い切って彼女に声をかけた。童貞だけど・・。
「ねえ、今ひま?」
「ん?」
彼女はとっさのことにポカンとしていた。
一瞬、時間を置いて彼女が口を開いた。
「いや、今ちょっと・・いそがしいっていうか・・」
「いいじゃない。遊びに行こうよ」
「だめだよ」
僕は彼女の腕をひっぱった。
「あーっ」
デジカメが落ちる。ついでに彼女の胸元から黒皮の手帳がおちた。
「警視庁公安部」と書いてある。
47 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 00:55 ID:1XHztg0D
三秒後、僕は彼女に特殊警棒で殴られた。
彼女に気付かれないように、手帳をデジカメを拾う振りをしてポケットに入れた。
「ごめん、デジカメ大丈夫かな」
突然だったので、彼女はびっくりしてデジカメの様子を覗き込んでいた。
一瞬彼女の胸元がちらりとのぞいた。
「大丈夫かしら?」不安そうな顔がとてもよかった。
「ここじゃよく見えないから、あっち行こうよ」
高価なデジカメなのか「え!」と言う声とともについて来た。
「おれ警視庁のものなんだけど」
と、さっき拾い上げた手帳を少しだけ見せた。
「警視庁から派遣されてきたんだ、ほんとは内緒なんだけど。。。」
彼女の顔が少し緊張した。
「決して怪しい者ではないので、ご安心下さい」
「実は私。。。」
「それより、ここではなんですので、あちらで。。。」
すこし彼女は心を落ち着かせたようだ。
「大事そうなカメラだね?何か大事なものが入っているのかな?」
「。。。」
「ごめん、悪いこと聞いたみたいだね」
彼女はゆっくりとした足取りで従った。
49 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 01:25 ID:Af1vZfi+
ヒカたん似の女警官を僕はお持ち帰りに成功した。
むっちむちの彼女を僕はとりあえず亀甲縛りにしてみた。むにっ。
「いや〜ん。なにするんですか」
「実は本庁の職員の中に北朝鮮の工作員がまぎれているという情報がCIAから入ってね」
僕はでまかせを言った。
50 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 01:31 ID:dv4kJgjv
ドンドンドン。
その時乱暴にドアを叩く音がした。
「キィ―――」
僕は奇声とともに窓をぶち割り全速力で走った。
後ろを振り返りもせず、
ボテボテのゴロでも全速力で一塁まで駆けたあの日のように。
52 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 02:17 ID:GCQw/hYP
ホテルの部屋には、1人の女が大の字に拘束されていた。上半身裸で豊かなバストを
露わにしている。
「ん〜ん〜!」
タオルで口をふさがれた彼女は惨めな声を出している。
僕はとりあえずデジカメで彼女を撮影し「ウタダヒカルのエッチな画像集」
としてネットで販売するつもりなのだ。
一通り稼いだら株でもやってのんびり暮らす予定なのだ。ああ、なんだか
とっても生きる希望が出てきた。
53 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 04:31 ID:LaqXq8uE
などという、不埒な妄想を小春日和の春風の中で
膨らませつつ俺は、ひたすらに街中の雑踏を歩いた。
幾分か陽が長くなったせいもあって、時間は夕刻の6時だというのに
ビルを照らす夕闇で少し明るい。
時おり、手をつないだ中むつまじきカップルが
雑踏の中を幸せそうにすり抜けてゆく。
デートしたのはもう随分昔のことに思え、彼らはまるで別世界の
ものに見えた。
同年代の俺は、随分と変わってしまった自分の境遇を
あらためて噛み締めていた。
54 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 04:34 ID:LaqXq8uE
しばらくあてども無く街を歩き続けると
あたりは、ようやく夕闇に包まれてきた。
思い出した空腹と歩き疲れた俺は、
しばしの時間を公園のベンチに身を任せることにした。
55 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 04:50 ID:LaqXq8uE
しばらく冷たく固いベンチで寝転がり
まどろんでいると、ふと目の前に女性がたたずんでいることに
気がついた。
ふと女性に見やると女性は年のころ20代後半に見えた。
少々派手目なコートに身を包み、派手な化粧を施しているところを見ると
どうやら水商売関係の従事者のようだった。
公園の灯に照らされた、彼女の気だるそうな瞳と厚化粧の肌は
どこか順調ではない彼女の人生を物語っているようでもあった。
彼女は、バックからタバコを取り出すと
手馴れた手つきでライターで火をつけ、夜空にため息まじりの
煙を吐いた。
彼女の視線の先を見やると、そこには見事な桜の木が月明かりに
照らされていた。
56 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 04:58 ID:LaqXq8uE
そう、今はもう4月
桜が満開であることに俺はあらためて気づかされたのだった。
思えば、優奈が部屋を出て行って以来
俺は部屋に引きこもり、季節も空も空気もなにも俺とは
無関係なものとなっていた。
かろうじて、家にあるパソコンと14インチの小さなテレビが
俺と社会との脆弱な接点だった。
57 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 05:07 ID:xtdt24bB
一方そのころ、牛丼屋でブツブツ言っていた引きこもり風の男性はというと
包丁をカバンにしのばせて、長距離バスに乗り込んでいた。
58 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 05:08 ID:LaqXq8uE
俺にとっての唯一の親友の雑種ネコのモナーを優奈が連れて出て行って以来
話し相手を失い、日めくりカレンダーのように
ただただ人生の時間の消費に費やしていただけの無気力で目標を失った俺には、
インターネットを開き2ちゃんねるをするのが日課になった。
59 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 05:24 ID:LaqXq8uE
俺はマヌケなコテハンを名乗り定期的に雑談をしたり
時に、ネタスレを立ててみたりAAを貼ってスレを荒らしてみたり
して童心へと戻った。
そこには、日常生活でなにか満たされない空虚さを埋めるべく
自分と同じ寂しい人間達が集まっているのであった。
彼ら彼女たちは皆、 職業や年齢や立場は各々で違えど
どこか皆満たされないものを抱えていた。
同じ境遇の俺には、そこはとても居心地の良い
唯一の居場所を見つけた感じがしたのだった。
そう、たしかに2ちゃんをしていた時の俺の目は輝いていた。
それが、たとえ閉ざされた6畳間の暗い部屋のモニターの前だけだとしても
俺は久しぶりに輝きを取り戻したのだった。
60 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 05:39 ID:LaqXq8uE
そこには甘い香りがした。
怠惰を慰めてくれる とてもとても居心地の良い・・・・。
ギャハハハ! という
若者たちのけたたましい笑い声が俺を現実へと引き戻した。
どうやら俺は、そのまま寝てしまったようであった。
寝る前にたたずんでいた女性はいつの間にかいなくなり、
彼女がいた場所には、代わりに若者達がたむろして雑談をしていた。
まわりには彼らの持ち物と思える自転車が数台立ち並んでいた。
俺は、右手を支えに身を起こすと 乾いたのどを潤すために
飲み物を買いにコンビニへと向かった。
61 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 05:46 ID:LaqXq8uE
コンビニでオロナミンCを片手にレジに向かい
財布を出そうとポケットをまさぐると
あれ あれ おかしい!
そこには、あるはずの膨らみが無く
代わりによれよれのスーパーのレシートの紙切れだけが出てきた。
ワイシャツの胸ポケット ズボンのポケット左右 尻
全部調べたが、俺の使い古した茶色の合皮財布は
忽然と姿を消しているのであった。
・・・・・どうやら、さっきの公園で寝ているときに
抜き取られてしまったようだ・・・・。
これで俺は完全な無一文になったのであった。
62 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 05:51 ID:FvZ6WE6Z
コンビニに入ると客は一人も居らず店員さえ居なかった。
しばらくして若い店員が奥からけだるそうに出てきた。
俺はお茶を持ってレジに向った。その時、黒いスーツにサングラス
手には拳銃を持った男が店に入ってきた!
63 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 06:19 ID:VHwppDO9
インターネットって何だろう?
64 :
あごなし厳:03/04/09 06:42 ID:+SS6/9XI
いんたーねっとはいんたーねっと
男は店員や俺には目もくれず雑誌コーナーに向かい、
「3月号はどこだああああ!!!」
と大声で喚き立てながら銃を乱射した。
あたりには激しい炸裂音とガラスの割れる音、そして
薬莢が床に叩き付けられ、転がる音が鳴り響いた。
俺は身を低くして店員に「伏せろ!」と叫び、自分も頑丈そうな棚へと避難した。
暫くして音が止み、男の荒い息遣いが聴こえてきた。
(弾が切れたのか‥?)
俺がそう考えた時、何か堅いものが床を叩き、直後に『カシャン!』と
金属が擦れたような音が響き、また激しい銃撃が始まった。
(こいつ…予備の弾を持ってるのかよ!?)
66 :
ポラリス ◆CEVIa9v1gM :03/04/09 11:35 ID:RuqK3rFy
俺は、そんな状況でも自分は死なないと分かっていた
何故かは分からないが、俺はここでは死なないはず。妙な確信があった。
何分くらい経っただろう...死なないという確信があっても恐怖は感じるもの。
それに、その確信もいつ絶望に変わるやら...どうやら俺は気まぐれな作者の物語の
中の登場人物になったようだと、馬鹿みたいな妄想を膨らましていた。
俺は恐怖に身を潜めながら、じっと震えてるしかなかった。
いつしか銃声は聞こえなくなり、店の周りにはパトカーと野次馬で溢れかえっていた
67 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 13:07 ID:LA7bs646
そのとき店の前にとまった一台の警察車両から鉄腕アトムが出てきた。胸には「神奈川県警」と書いてある。
そのアトムはいきなり腕を伸ばしてかまえた。なんと店に発砲してきた。
まず店員が蜂の巣になる。
「がぱぱあばばっばばっ!!」
店員が声にならない声を出して絶叫する。
「ばひゃぱぱあああっつ!!」アトムの腕に内蔵された機関砲が店員の体を
ミンチにした。内臓や歯、眼球など店員の体のパーツ一つ一つが僕の目の前の
床に飛んできてぐちゃっと落ちた。店内は血まみれだ。
機関砲が射撃をやめる。店には静けさが戻った・・。
犯人が反撃する。
「畜生!死にやがれ!」
パンパンパン!オートマチック拳銃を乱射する。
しかしアトムのボディにダメージが見られなかった。
丸みをおびた鉄腕アトムのボディはいとも簡単に拳銃の弾を跳弾させはね返す。
鉛の弾はバラバラになってその破片が僕の足元にも跳んでくる。
アトムはゆっくりとおろしていた反対側の腕を犯人に向ける。
パカッと腕のカバーが開き小型ロケット弾の赤い弾頭が顔を出した。
「う・・うそだろ・・おい」
ボクはとっさに伏せた。
ヒュン!!!発射した。爆発!!店内にものすごい爆発音が響く。
圧縮された空気が一瞬で膨張したような感じがした。僕は一瞬、呼吸が出来なくなる。
はあはあ・・どさっ。犯人の腕が僕の目の前に落ちてきた。拳銃をもったままだ。
僕はとっさに銃を奪い取りダッシュで店の裏口から逃げた。
また・・・死ねなかった。
68 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 13:21 ID:LA7bs646
30分くらいだろうか。僕は走りまくっていた。疲れて来た。
喉が乾いたので自販機でジュースを買おうとポケットから財布を出そうとした。
しかし財布はなかった。「ああ、あのとき・・」
仕方が無いので僕は持っていた拳銃で販売機を撃ってジュースを奪おうとした。
しかしもっとこの銃の有効な使い道が頭に浮かんだ。
「銀行強盗しよう」
僕は思わず笑ってしまった。自分はどうやっても死なない人間なんだ。
おまけに手には銃も持っている。予備のマガジンもある。無敵だった。
あはっはは。僕は大声で笑う。まわりの人間が不信そうな目で僕を見ている。
その時、僕の背後から一台の車が走ってきた。ゆっくりと。
運転席の窓があいている。次の瞬間、運転席からサバイバルナイフを持った手が伸びる。
「え?」
ざくっ!僕は切りつけられた。一瞬、背中にかゆみのような感覚が走る。
2秒後それは激痛に変わった。
「いってええ!くそ!なにすんだ!」
僕は走り去る車に向けて発砲した。パンパン!
車は後輪を撃ち抜かれ電柱に激突してとまる。
「降りろ!こらあ!」
僕は運転手を引きずり出す。
69 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 13:35 ID:LA7bs646
運転手は30くらいの男だった。
意味不明なことを言っているだけだった。
パトカーがすぐにやってきた。僕はとっさに拳銃をかくした。
「ちょっとこれはどういう事故だい?」
警官がのんびりした口調で言う。すぐに僕が怪我をしていることに気がつき
「おたく歩行者?接触事故?救急車今呼ぶからね」と声をかけてくる。
「大丈夫ですよ」
「いや、でもかなり出血してるよ。とりあえず止血しないと」
そういうと警官はパトカーから救急箱を持ってきて僕の背中の傷口を応急手当てした。
まもなく救急車が到着した。もう一人の警官は他の車の交通規制している。
立ちあがると僕はかくしていた銃を警官につきつける。
「おい、君それは・・」
「動くな!」
僕はまたパトカーを奪った。
また死ねなかった・・・。
70 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 13:46 ID:LA7bs646
パトカーの無線からは本部からの指令がひっきりなしに入ってくる。
「神奈川県○○市において事故発生。なおこの車両については
連続通り魔事件の被疑車両と思われる。付近の各移動については現場に再優先で急行されたし」
「なお同現場においては被害者がパトカーを奪い逃走したとの報告あり。現在確認中。以上神奈川県警察本部」
とりあえず僕は高速道路に載って名古屋に行こうとした。
名古屋に何があるというわけでもなかったが・・・。
71 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 14:04 ID:LA7bs646
時速120`で僕はパトカーを走らせた。ついでに僕はパトライトとサイレンをつけた。
右斜線を走っていた車がどんどん減速して路肩に停車していく。
僕はかまわず走らせる。しかしガソリンが底をついてきた。
僕は他の車を奪うことを思いついた。スピード違反の取り締まりのフリして停車させて
車奪っちゃお。どうせなら早い車。前の赤いフェラ−リなんていいかもだ。
僕はフェラ−リを停車させた。
「スピード出しすぎだよ。降りて」
「すいません」
運転手はホストみたいなやつだった。僕が制服も着ていないのに警官だと思ってるなんて
本当に馬鹿な奴だ。車内は高そうな香水の匂いがする。
そして助手席には若い女が乗っていた。それはどっかで見た顔だった。
「あ、あんたはアイドルの小池栄子?」
「あ、はい・・そうですけど・・」
ちょうどよかったので小池を乗せたまま車を奪った。
ブウオオン!エンジンの音色はさすがにイタリアの名車だ。
72 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 16:33 ID:Q2HkZSJ6
車内には俺と小池栄子の二人きり・・・。
俺はムラムラしていた。小池はおびえているのか何もしゃべらない。
俺は銃を小池に突きつけて、フェラチオを強要した。
73 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 16:36 ID:UegA+Nop
>>72 小池栄子だと思ってたやつは
実はラーメン大好き小池さんだった
小池さんはラーメンをすするように俺のチンポに吸い付いた
すると・・・チンポの先から中の人が・・・
75 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 16:57 ID:EUz6QKN3
「うーやんこんにちわ!」(ペロリと舌を出す)
「こーいつぅ!親しき中にも礼儀ありだぞぉ!」(こつんとうーやんのおでこを突く)
76 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 18:03 ID:XTmfJN4S
しばらく車を走らせると
助手席に緊張して身を固くして座る小池栄子の顔を
俺はゆっくりと見た。
彼女はあまりに自分の身に起こった唐突な事態に、
まだ現状を把握できていないようにも見えた。
小池栄子は俺が好きで良く見ていたPRIDEの中継の実況席と同じで
目がぎょろりとしていて両生類に似ていた。
金も無いのに、わざわざペーパービューで金を払ってまで見ていた
PRIDE好きの俺にとっては
実況席で素人丸出しでギャ−ギャーと応援する小池栄子とその声は
中継の電波障害と雑音そのものだった。
こいつ、早くPRIDEから降板してくんねーかな うぜーよ
と、つねにテレビの前で怒り心頭だった俺にとって
まさか、こんなかたちで隣り合わせるとは・・・と不思議な因縁を憶えたのだった。
小池栄子の寝顔を見ていたその時、突然、車に衝撃が走った。
正面を見ると、フロントガラスに細かいひびが入り、その隙間を鮮血が伝っている。
俺は驚いて急ブレーキをかけた。
「きっと鹿だ!鹿を跳ねたんだ!」
俺は都会のど真ん中で自身に言い聞かせた。
そして鹿である確信(恐いもの見たさか?)を得るためUターンして現場に戻った。
・
・
・
しかし、鹿ではなかった・・・老婆が紅い水溜りに倒れていた。
俺は考えをめぐらせた・・・焦りながらも・・・そして思いつた。
車に戻り、助手席の小池栄子を運転席に移動した。
そして俺は徒歩でその場を後にした。
新たな逃避行が始まった。
78 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 19:00 ID:1z9mpdjy
すぐに静岡県警のパトカーがきた。
「あんたか、ひいたの?」
「あの・・あたし・・違います・・」
小池はあまりのショックでうまく説明できなかった。
小池の訴えも年配の警官はショック症状で動転してるんだろうと軽く浮け流した。
「それより、あんた被害者死んだんだよ。手ぐらい合わせんのか。合わせなさい」
警官はまるでヤクザのように小池に言った。
小池は泣きながら手を合わせた。自分がやったわけでもないのに。そのあと小池は逮捕された。
僕はその光景を野次馬の中から見て思わずおかしくて腹を抱えた。
腹といえば腹が減ったなあ。ラーメンでも食いにいこう。
僕はとりあえずふところの銃を確認して現場を後にした。
あばよ、小池。お前の華々しい芸能生活も終わりだな。
79 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 19:08 ID:1z9mpdjy
まずい。何だこのラーメンは。
僕は適当に入ったこのラーメン屋に失望した。
むかついた。一発ぶっぱなす。天井に黒い穴があいた。
店長がびびって腰を抜かす。
「あわあああ・・なによ・・あんたなんなんあるか・・金が欲しいアルカ?」
どうやら店長は中国人か朝鮮人のようだ。しかも僕のことを強盗かなんかだと
勘違いしてやがるし。
いいや。どうせこれから銀行強盗やるんだし。とりあえず予行演習といこう。
僕は店長の襟首をひっつかみ銃をつきつけた。この前までひきこもりだったなんて
自分でも信じられい。数日間のこのとてつもない出来事で僕にはすっかり
自信がついた。危機を回避できる能力も潜在的に僕の中に眠っていたことにも気がついた。
「そうさ。金をだしな。出さないと撃つよ」
80 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 19:22 ID:1z9mpdjy
「金なら・・そこのレジスターにあるだけあげるあるよ」
僕は店長の首筋に拳銃をつきつけたままカウンター横のレジに移動する。
12831円しか入っていない・・・・。
「全然たりねえよ」
僕は銃の撃鉄を起こした。カチリ・・
「ひい!・・・しかたないある!本当にそれしかないある!最近うちは客が来ないあるよ!」
ちっ。しかたがない。
ほかに金目のものをいただこう。店の奥の扉に目をつける。
「おい、あそこには何が入ってるんだ」
「あ・・あれは・・」
店長は渋った。間違い泣く何か入ってる。
「あけろ」僕は店長にあけさせた。
店長ははじめ応じなかったが僕が奴の額にぴたりと狙いをつけると
奴はすぐ従った。
がらっ。扉があいた。なんと中からは口をふさがれ両手両足をしばられた
女子高生が三人出てきた。これは一体どういうことだ・・・・。
「おい、オヤジ。なんなんだあれは」
「な、なんでもないある・・・」
「殺そうか」
「ひい!言うあるよ!あれはさらって来た娘達で明日、北朝鮮行きの漁船に乗せるあるよ!」
「なんだと。お前ただのラーメン屋じゃないのか。」
「北の工作員あるよ・・」
面倒なことになった。とりあえず俺はオヤジの頭を銃のグリップで殴りつけた。
オヤジは気を失って倒れた。
僕は女子高生達に目を向ける。
僕は一人の女子高生の口元のガムテをはがした。
「え〜ん!助かったあ!ありがとう」女子高生は泣いて感謝した。
81 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 19:40 ID:EsRtB8MY
とりあえず僕は女子高生にキスをして彼女の口をふさぐ。
「あん・・・」
加藤あいに似ている彼女が
「んっ・・」っと小さい声でうめく。
嫌がっている様子は無い。
それどころか彼女は舌を絡めてきた。僕は彼女の唾液を吸いまくる。
他の二人はびっくりした様子でじっとみているだけだった。
僕は勃起してきた。はあはあ。そして彼女の手足を解く。
僕はそのまま彼女に挿入した。
「いやん・・きもちい・・もっと奥までいれて〜!」
僕は彼女の中に精を放った。僕は童貞を喪失した・・・。
行為が終わると僕は店を後にした。
12831円と女子高生の下着を持って・・・
82 :
ポラリス ◆CEVIa9v1gM :03/04/09 21:16 ID:RuqK3rFy
「うっ...」
突然、目の中が光でいっぱいに溢れた、なんかグラグラして気分が悪い
酒なんて飲んでないし、どうなってんだ?
昨日は女子高生で道程喪失して店を出てからの記憶が途絶えてる
頭がボーっとしてるのもあるが、なんか地面?が揺れてる
「・・・・・・ニダ」「・・・マンセ・・」
誰かが会話してる声が聞こえてきたが、何を喋ってるのか聞き取れない
俺は重い頭を起こした、すると目の前に広がってるのは、なんと海海海!!!
俺は漁船の上に居ることを確認した
すると俺の意識を戻ったことに気づいた船員らしき人物がこっちに歩いてくる
昨日のラーメン店のオヤジだ!
オヤジ「おまえ、いまから将軍様のとこに連れてくニダ」
俺「は??え??」
オヤジ「おまえが昨日食べたラーメンね、あれに麻薬の一種を混ぜたんだニダ」
俺「何...言って...俺は昨日、女子高生とやって、それから」
混乱してる俺にオヤジが
「??女子高生??何、言ってるニダ?あ〜、それは麻薬の幻覚ニダよ、きっと」
オヤジはそう言ったが、甲板の下からは口を塞がれたような
女の悲痛なうめき声が微かに響いていた。
(この……チョンどもが……ッ!)
俺は目の前にいる朝鮮人…いや、エラの張った醜悪な生物に激しい怒りを覚えた。
しかし俺は丸腰で、身体も頭も薬物によってうまく働かない。
目の前のオヤジをぶん殴ることもできなければ、すぐ下に監禁されている
女子高生達を救うこともできない。
(俺はなんて無力なんだ……)
84 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/09 23:57 ID:NQ7s8Za+
その時、一機の飛行機が飛んできた。海上自衛隊のP-3Cオライオン対潜哨戒機が低空で旋回した。
甲板の上で縛られたままの僕をしっかりと確認した。
「見られたニダヨ」
「このまま高速で北の領海までつっきるニダ!大丈夫、前回も成功したニダヨ!」
工作員達が慌ただしく動き出す。そしてまもなくして1キロほど先に船が見えた。
「海上保安庁です。ただちに停船しなさい」
しかし停船命令を無視してこの明らかに不審な船は高速で航行する。上空にはヘリも飛んでいる。
「攻撃するニダ!」
乗組員の一人がAK-47や小型のロケット砲を船底の倉庫から取りだしてきて肩に担いだ。
たしかRPGー7とかいうやつだ。やばい。そのとき巡視船が砲撃してきた。20_機関砲だ。
ダダダダダン!船の横っぱらに着弾する!
「ひるむなニダ!」
「ニダー!」
工作員たちはおたけびを上げて自動小銃で撃ち返す。
パパパパパン!
ロケットを巡視船に発射した。一直線にロケット弾が巡視船に飛んでいく。
ロケット弾は巡視船の全部に命中した。爆発する。しかし船橋は無事だ。
今度は上空のヘリから海上保安庁特殊部隊SSTがロープで降下してくる。黒い戦闘服に
身を包み短機関銃や自衛隊の自動小銃で武装した隊員達が次々と北朝鮮の工作員達を制圧していく。
「もはやこれまでニダ・・・」工作員達はおとなしく逮捕された。
船底からは拉致されてきた女子高生達が次々と助けだされる。
「いや〜ん、魚臭かった〜怖かった〜わ〜ん!」
僕もロープを解いてもらう。頭は麻薬ラーメンのせいでまだくらくらする・・。
「大丈夫か?」
隊員の問いかけに
「はあ・・・なん・・と・・か・」
と答えるが・・・・
う〜ん・・立ちあがった僕は日本海に落ちた・・・・
85 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 00:14 ID:CKvUSoqe
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・うう・・・僕は・・死んだのか・・?
ゆっくりと目をあける。生きていた。
白い砂浜にうちあげられた僕は何とか生きていた。また・・死ねなかったようだ。
それにしてもここは・・・日本・・?北朝鮮・・ではないよな。暖かい。まるで南の島だ。
そうだ。無人島か?ネットで見たことがある。どこだっけ・・・・まあいいや。
とりあえず僕は腹が減ったので食料を確保することにした。
島の奥のほうには森が深く茂っていた。とりあえず僕はそこらへんにはえているキノコを
取って火を起こして焼いて食べた。たぶんエリンギだろう。なかなかうまい。
食っているうちに僕はだんだん眠くなってきてきた。
僕は眠りについた。ぐう・・・。
そして僕は夢の中にいた。
仰向けに寝る僕の顔に、コケティシュな娘が顔を寄せてくる。
おたがいの顔が吐息が感じられる距離にまで近づいた。
彼女の息は、心なしかペパーミントの匂いがする。
彼女は額にキスをした。
それからキスをしたまま、少しだけ口を割り、ちょこんと舌を出し、額を舐めた。
味見でもしたのだろうか? そして僕は彼女の味の嗜好に合格したのか?
彼女は突然、僕の鼻をつまんだ。そのまま鼻を額の方向に引っ張り、
僕の口を自然と開けさせた。
彼女は顔を横に傾けた。なんの躊躇いもない。彼女の口は僕の口を塞いでいた。
密接した相手の唇が、息をすることを許さない。
やがて彼女は痺れるような勢いで、
無抵抗な僕の舌に、彼女の舌をからませてきた。
87 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 03:52 ID:rsgKV+P8
そこで目が覚めた・・・・・すべては夢だったようだ
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88 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 03:55 ID:dSiWlZbf
「完」
そんなどぎついAAが、脳裏をかすめる。
夢の中でさえ、まともに女一人相手にできない己の不甲斐なさに、
恐ろしく気が滅入った。
89 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 04:07 ID:oqfbFKpK
・・・精神科でもらった睡眠薬でも飲もう。
なんで、いつも良い夢が見れないんだ?
これは私の過去に心的外傷(トラウマ)が大きく関わっている。
しかし、具体的にそれが何なのか14歳以前の記憶がないのだ。
治療のため、つらい過去でも思い出さなければ進展しない
私は担当の精神科医の言葉を思い出した。
「どうしても寝苦しい時は、この錠剤の方を飲みなさい。
ただし1度に飲んでいいのは2錠までだよ。いいね。」
例え、悪夢であっても過去が知りたい。
人は進まなければならない。
私は力強く錠剤を喉へ放り込み、それを水道の蛇口に口をつけて
一気に流し込んだ。
90 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 04:14 ID:oqfbFKpK
もう一度、深い夢の奥へ・・・
あの涅槃へと私をいざなえ・・・
91 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 04:47 ID:xSJ2w/WV
激しい嘔吐感が俺の喉を一気に突き上げた。
俺はたまらずに、トイレに駆け込むと
ありったけの力で胃の中のものを吐いた。
便器に反吐をぶちまけた俺は
便器を抱え込むようにしてうな垂れた。
まだ 胃がヒクヒクと痙攣しているのがわかる。
92 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 04:54 ID:xSJ2w/WV
俺はトイレから出るとよろよろと歩き
身を投げ出すようにしてソファーベットに倒れこんだ。
あれから俺は、浜辺で介抱してくれた女の子の
部屋に滞在していた。
俺が漂着した島は無人島でもなんでもなく、何のことは無い
新潟の佐渡島だったのだ。
今日は朝から彼女はバイトに出かけて留守だった。
留守を任された俺は、主の居なくなったがらんとした部屋で
ひたすらにテレビを眺めて過ごした。
93 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 05:05 ID:xSJ2w/WV
俺は、介抱されるやすぐに島の病院へと担ぎ込まれたが
俺の言行は医者の誰からも理解されずに
いくばくの精神安定剤の錠剤を処方され娘の家へと連れてこられたのだった。
医者もわけのわからない言動を繰り返す俺を
早く厄介払いしたかったのだろう。
入院を勧めるでもなく俺はすぐに追い出されたのだった。
部屋に連れて来られた俺は時折それを飲み、
たまに理由も無く漆黒の闇の如く襲ってくる憂鬱感をやり過ごしていた。
ただ、薬を飲むとその副作用のせいか俺は時折戻した。
戻さないときは、俺は泥のように部屋で眠った。
94 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 05:16 ID:xSJ2w/WV
島の朝は早く夜もまた早かった。
俺は朝起きると、女の子の作った朝食を食べ
玄関からバイトへ出かけるのを見送ると
部屋でひたすらにテレビを見て過ごした。
いや、見ているいうよりは
それはただ画面を眺めているというのに近かった。
俺の意識は拡散され、どこにも焦点が合わずに曖昧に漂っていた。
部屋の主がバイト先から戻ると
俺はナイターを見ながら晩飯を食べた。
そんな生活が、流れ着いてからもう1週間も過ぎようとしていたのだった。
95 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 05:24 ID:xSJ2w/WV
そろそろ俺も、いつまでもここに厄介になるわけにはいかない。
柱時計を見ると時は1時を指していた。
今からなら新潟行きのフェリーに間に合う筈だ。
俺は女の子にもらった幾ばくのお金を引き出しから出すと
それをポケットにねじ込み部屋を出た。
96 :
あぼーん:03/04/10 05:24 ID:D/RR5+Cv
http://www.saitama.gasuki.com/kaorin/ こんなのございま−す♪
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜oノハヽo〜
,.-''"¨ ̄●`' ‐(^▽^)
(,,●i,,,i,,,,,,,,i,,,,●),,)⊂ )
) ( || |
( ^▽^) (_(__)
~~~~~  ̄ ̄ ~~~~~ ~~~~~
98 :
佐々木健介:03/04/10 05:24 ID:D/RR5+Cv
______
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99 :
あぼーん:03/04/10 05:24 ID:D/RR5+Cv
あぼーん
100 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 05:26 ID:1ln6u8sC
そんなある日、浜を散歩していると全裸の美女が足を全開した状態で倒れていた!
さあどーする!?
101 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 05:36 ID:y1IKwe3B
なにが「さあどーする」だ低脳なカキコミするな
102 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 05:39 ID:DboU1UcA
はっ・・・・白昼夢?
これも・・・・薬のせいなのか・・・?
ふと、我にかえった俺はとにかく先を急いだ。
103 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 05:46 ID:xSJ2w/WV
バスで両津港に着くと表は強い潮風が吹いていた。
フェリー乗り場の階段へと続く入り口には
バタバタとくたびれたお土産物のノボリがはためいていた。
俺は、その旗に誘われるように売り場へと入り
長くて黒いくちばしのトキの木彫りの人形を購入して切符売り場への階段を
登った。
俺は、なぜこんなかさばるものを買ったのかは
自分でも解らなかった。
俺は待合室であえて包み紙を解き、それを剥き出しのまま右手に持ち
売り場で新潟までの2等の切符を購入しフェリーに乗ると
深い眠りに落ちた。
104 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 06:19 ID:xSJ2w/WV
俺は教室らしき窓を外から眺めていた。
木の枝からは中の様子がとても良く見えた。
中では、一人の背の小さい子供が泣きながら
給食を食べていた。
どうやら彼は給食の時間に苦手な酢豚を食べられなくて
休み時間まで残され、悪戦苦闘しているようであった。
わずかに生徒が残った教室の一人だけ机にナプキンが引かれた彼の
机には、それを嘲るような視線が突き刺していた。
彼は、何度も空嘔吐を繰り返しながらもスプーンを口に運んだ。
ときに牛乳で誤魔化しながらも、それを寝たきりの老人が
一口一口食べるように運んでいた。
誰もそれを助ける者も激励する者も無く、ただただ時計だけが無表情に時を刻んだ。
ついに堪えきれなくなった彼は、それを鉄製の食器の中に戻したのだった。
それは彼の、名札がかかったTシャツを汚したのだった。
クラスの女子が、まるで汚いものを見るように遠巻きにそれを眺め
もはや彼の教室での立場は、さらに困窮なものに追い詰めたのは
確実だった。
俺は休み時間のチャイムが鳴るや否や
枝から飛び立った。
105 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 06:26 ID:xSJ2w/WV
港への到着を告げるアナウンスの音で俺は目を覚ました。
右手に持っていた筈のトキの木彫りの人形は
座席から落ちて足元に転がっていた。
俺は、それを拾うと出口への列に加わった。
106 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 07:00 ID:xSJ2w/WV
港を出て町の方に向かってしばらく歩くと
雑居ビルやスナックの明かりがある一角が視界に開けてきた。
狭い路地を中に入ると、氷川きよしの箱根八里の半次郎を歌う
音痴なカラオケの声が聞こえてきた。
立ち並ぶスナックの看板は、紫やら赤やらオレンジやらで統一感も無く色とりどりで
それは各々の安物の自己主張を感じさせた。
107 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 07:05 ID:xSJ2w/WV
俺は路地のいちばん奥にある
魚料理あります の薄汚れた張り紙のある
スナック静香の白いドアの引き戸を引き中へと入った。
108 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 07:12 ID:xSJ2w/WV
中はカウンターがあり客も一人もいないようだった。
カウンターの中から物憂げな表情をした中年のママがいらっしゃい
と乾いた声で言った。
カウンターの真むかいにはテレビがあり
巨人の清水が、今まさに満塁のチャンスを迎えている映像が映し出されていた。
俺はカウンターに座ると地酒を頼み
出てきた刺身を肴に酒を静かに飲み始めた。
109 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 07:22 ID:xSJ2w/WV
ママは一言二言話しかけては来たが
俺が土地の人間では無いと知り、俺の人見知りする雰囲気を察してか
あまり話しかけては来なくなった。
俺は元来は人には馴染めない男だ。
そんな俺は、常に一人静かに飲むのが俺の酒を飲むスタイルだった。
俺は馴れ合って友人とだらしなく飲む酒や
酔っ払いがワイワイと騒ぐ喧騒が大嫌いだった。
ましてや、やかましいカラオケなどもってのほかだ。
俺は自分の世界に浸り、好都合になったこの空間を楽しんだ。
110 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 07:27 ID:xSJ2w/WV
テレビの巨人のピッチャ−がリリーフの河原に変わる頃に
突然、勢い良く扉が引かれた。
俺はその方を見やると
70年代の流しのようないでたちの
ギターを背負った阪神タイガースの帽子をかぶった男が
こんばんわ〜 とママに手を挙げ会釈をすると
店内に鷹揚に入ってきた。
111 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 07:37 ID:xSJ2w/WV
男は俺に曖昧な笑顔を浮かべ
いきなりギターを弾き北島三郎の演歌を歌い始めたのだった。
男はまるで俺に見せつけるように演歌を延々と歌い始め
それは2曲 3曲と続いた。
俺は音楽のジャンルとして演歌は大嫌いだった。
さっきまでの程よい静寂は瞬く間にぶち壊され、ジャイアンリサイタルの
舞台の土管の下で体育座りをして聞かされる哀れな強制参加者の如く、
俺は突然の謂れ無き暴君の来訪に驚き、カウンターで石地蔵のように固まっていた。
112 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 07:43 ID:xSJ2w/WV
急に手付かずになった とっくりと色を変え始めた刺身を目の前に
俺は急激に怒りがこみ上げてくるのを感じた。
そうだ いつだってそうだ 必ず俺の人生には邪魔が入るんだ!
俺のしたいことは必ず邪魔されるんだ!
俺はただひとり静かに細々と生きていきたいだけなのに
「………うるさい」
意識せず口をついて出た言葉。
聞こえるはずのない小さな声で呟いた筈だったが、
男は喧しく演奏していたにもかかわらず、しっかり聴こえていたようだった。
「何やねん兄ちゃん?俺の歌がやかましいちゅーんかい?」
男はこちらを睨み、ドスのきいた声でこちらを威嚇してきた。
114 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 07:54 ID:xSJ2w/WV
そう思った瞬間に自分の中で何かスイッチが入るのを感じた。
自分の世界に陶酔して目をつぶりながらギターをかき鳴らす
まぬけ面をした男に俺は、トキの木彫りの人形を頭に渾身の力で打ち下ろした。
引っくり返った男から商売道具のギターを引き剥がすと
ドアを開けて表に思いっきりそれを放り投げた。
頭を抱えてうめきながら床にのたうち回る男と、口をポカーンと空け呆然としたママを尻目に
俺はゆっくりとした足取りで店を後にした。
「この町にも長くはいられそうにないな…」
そう呟き、俺は煙草に火を点けた。
酒のせいか、ハードボイルドな雰囲気に浸りはじめていた。
遠くから聞こえるパトカーのサイレンを聴きながら歩いていると、
いつの間にか新潟駅の前にいた。
構内に入り、電光掲示板に目をやると、まだ数本電車が残っていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
○
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/ ,――――-ミ
/ / / \ |
| / ,(・) (・) |
(6 つ |
| ___ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /__/ / < という夢を見たんだ
/| /\ \__________
117 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 08:28 ID:xSJ2w/WV
俺は窓口で東京行きの切符を購入すると
くちばしの曲がった木彫りのトキの人形を片手に
東京方面への列車に乗った。
118 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:11 ID:EsuyRAGk
僕は眠りについていた。
あまりにもこの数日、いろいろありすぎて・・
列車が目的地についたようだ。
アナウンスで目がさめる。
なんと東京方面だと思っていた列車は北海道行きの寝台列車だった。
札幌駅についてしまった。
僕はあぜんとした・・。しかしあのまま東京の自宅に帰ったとしても警察が見張っていただろう。
佐渡が島の彼女にもらったお金もつかいはたした。
銃も北朝鮮の工作員に取り上げられてもうなかった。
僕は人が流れるままに身を任せた。行く当ては・・ない。
119 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:19 ID:EsuyRAGk
駅を出ると僕の目には出来たばかりの札幌駅ステラプレウスがとびこんできた。
とりあえず南のほうに向かって歩き出した。
「ぴっぽ〜ぴっぽ〜」
横断歩道のチャイムがなる。
空には警察や民間のジェットヘリが飛んでいる。うるさい街だ。東京と変わらない。
大通り公園の通路に座り込む路上詩人の若者。スケボーに興じる若者。
高級車がスピードを上げて走り去る。絶えることのないトラックや営業車両。
テレビ塔の足元には修学旅行性たちが記念写真を取っている。
僕は急にむなしさを覚えた。
120 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:19 ID:OBM4eCeM
そこに美しい白い肌を持つ美女か・・・
一人で雪の中にたた立ち真剣な眼差しで見つめている。
そーっと彼女の手を出して、僕はその手を触れて・・・
121 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:20 ID:0PPiS4kx
さっき、だんな以外の男の子供生んで
そのままのほほんと生きてる女の話、
テレビでやってたけど。みんなどう思う?
バカそうなコメンテーターが、自分の子供だから
いいのよって言ってたけど。
あーゆうの許されていいの?
さっき、だんな以外の男の子供生んで
そのままのほほんと生きてる女の話、
テレビでやってたけど。みんなどう思う?
バカそうなコメンテーターが、自分の子供だから
いいのよって言ってたけど。
あーゆうの許されていいの?TVっておかしくね?
122 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:24 ID:OBM4eCeM
121
どうせ旦那は、老いてゆくと簡単に捨てられる女なのさ!
123 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:27 ID:t8+jOA4i
121のようなラジオがありふれた話を垂れ流すのを聞き流しながら、
そそくさと背負っていたリュックに美女を詰め込んだ。
幸い不審がられるような大きさにならず、重さもそれほどでもない。
彼女といっしょに釣りでもしよう、僕は海に向かって歩き出した。
124 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:27 ID:0PPiS4kx
どうせで、気持ちが済むの?あなたすごいね〜〜
さっき、だんな以外の男の子供生んで
そのままのほほんと生きてる女の話、
テレビでやってたけど。みんなどう思う?
バカそうなコメンテーターが、自分の子供だから
いいのよって言ってたけど。
あーゆうの許されていいの?TVって男をコケにしてんの?
女を殺そうぜ〜!!
125 :
王子様:03/04/10 11:28 ID:Ckkb3RUG
別にいいんでねーの?
ちなみに漏れもそれです。w
126 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:30 ID:rsgKV+P8
馬鹿そうなコメンテーターって誰?
127 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:36 ID:t8+jOA4i
彼女の重みを感じながらラジオの話を反芻してみる。
今の自分はリュックに女を背負った状態で妊娠しているようなものか。
心が子供の大人が大人の美女を担ぎ、心が子供の女性が複雑な子供を
産み育てる・・そんなまとまりの無い考えに眩暈を感じた。
もうしわけありませんが119から続きます。
「あ、そういえば札幌って夜勤さんの会社あったよな」
僕はビックカメラのパソコン体験コーナーからアクセスして夜勤の情報を探った。
「なるほど。夜勤さんは○○区か・・」
僕はとりあえず夜勤さんに会いに行くことにした。
それは2ちゃんねるの住人ならばいつか夢見ることでもあった。
○○区。
あった・・会社をすぐに見つけた。
窓から中を覗く・・。誰もいないではないか。
その時、後ろから声をかけられてびっくりした。
「おおっ〜と。君は誰かなあ?」
セイコーマートと書かれたコンビニの袋をもってとぼけた声で問いかけたこの男こそ夜勤氏だったのだ。
「あ、あの・・僕・・夜勤さんのファンで・・その・・お金が無くて・・」
夜勤さんは全てを悟ったように僕を事務所にいれてくれた。
夜勤さんはあったかいコーヒーを入れてくれた。
「いただきます・・」
僕は一口すすった。心の底から優しさが広がってくる。
「ところで君・・さっきの話本当?」
僕はここ数日間の出来事を夜勤さんにつつみかくさず話した。
130 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 11:56 ID:EurrWeb0
僕が話し終わった後、夜勤さんはおもむろに僕の肩に
手をかけて穏やかにこう言った。
「やらないか?」
131 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 12:37 ID:IvKFpfm0
僕はあわてて夜勤さんの手をふりほどいた。
「うわあああああああ!」
僕は佐渡が島で買ったトキの置物で夜勤さんを殴った。
ゴっ!
「うぐう・・」
夜勤さんは前のめりに倒れる。
死んだのか・・・・いや、生きていた。どうやら無事なようだ。
僕は安心した。
とっさに夜勤さんの財布から金を奪う。20万円ほどはいっている。
それを僕はズボンのポケットにねじりこみ事務所を足早に去った。
とりあえずぼくはまた中央区に戻り
札幌バスターミナルから旭川行きのバスにのった。
「え〜当バスは高走道路にて旭川まで直行します。なお、途中
のターミナルには立ち寄りません。皆様お間違いありませんね?
では発車いたします」
バス前部の搭乗口が閉まりフロントのテレビが中央に移動する。
一時間半でバスは滝川市を通過する。
「ああ、ここが藤本美貴の生まれた街か」
僕はバスの窓をあけて唾を吐いた。
その30分後、バスは旭川に到着した。
もう少し話が進んだらサウンドノベル化するのも面白いかもな
四月の旭川。雪はもうないがまだ肌さむい。
平和公園を散策する。ここでも反戦団体がデモをやっていた。
なんだかオタックッぽいやつらばっかりだ。
デブ、めがね、やせ、チび。いろんなのがいる。
でも幸せなんだろうな。彼らは。僕は彼らに比べるととてもミスボラシイ
人生だ。くそったれだ。クレーバーじゃない。
僕のオヤジも大学時代、反戦運動に参加していたらしい。
よく僕に話しをしていた。だけど僕は戦争映画が大すきでよく見ていてオヤジに怒られていた。
日本の英語教育も来年から変わるらしい。
中学高校の6年間で英語が自然に身につくようにさせるらしい。
そうしたら将来はどうなるか。通訳がいらなくなる。語学学校がどんどん潰れる。
僕のオヤジも語学専門学校の講師だ。
老後はのたれ死ぬだろう。ざまあみろだ。
「君も参加しない?」
僕は突然、デブオタに話しかけられた。
「えっ・・」
「イラクでは子供達がたくさん傷ついているんだ。僕らはアメリカの武力行使を
食い止めたい」
なんなんだ・・こいつら・・。お前の人生とイラクの子供と何の関係があるというのか。
こいつらはとにかく何か人と一緒に行動を起こしてそれだ満足するタイプの人間なんだ。
彼らにとっては
たとえばイラクの子供達とか
イルカやクジラの保護とか
NASAがかくしてる宇宙人情報を公開しろとか
お題目は何でも良いのだ。
とりあえずみんなで行動を起こしたい。それだけだ。
僕はむしょうに腹が立った。
「イラクの子供たちには子供達の生き方がある。
そんなこと君達がどうこういうことではないだろ。君だってドラクエをやるんだろ?」
僕は静かに彼に向かって言った。
デブオタは一瞬、汚い顔でも見るように僕の顔を見た後、何も言わずに向こうに行ってしまった。
137 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 13:53 ID:GeZpxic0
それにしても喉がいたい。札幌についた時から胸がむかむかする。
風邪か・・いや、麻薬ラーメンの影響かも・・。
頭痛もまだ残ってる。
まさか・・・・SARS・・・!?
そんな・・・
とりあえず僕は病院に行く事にした。しかし保険証をもっていない・・。
まあ、5マン位出せばどっかで見てくれるだろう。
僕はすぐ近くの内科に向かった。
「ちょっと・・これから詳しく検査します」
どうやら悪い予想が当たったようだ。・・・・SARS。
別の部屋に移される。
「先生、どうなんですか・・・」
「君、麻薬をやっているね」
ああ、忘れてた。僕は朝鮮人に麻薬ラーメンを食わされてたんだ。
血液検査で薬物反応が出たんだろう。
病院に警察へ連絡されたかもしれない。
とっさに僕はトキの置物で
医師を殴りつけた。
「君、なにをするんだね!うわっ!」
医者の財布から金を取り上げる。100万円ほど入っている。
また逃走が始まった・・・・
138 :
あぼーん:03/04/10 13:53 ID:D/RR5+Cv
あぼーん
139 :
あぼーん:03/04/10 13:53 ID:D/RR5+Cv
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142 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 14:06 ID:GeZpxic0
もう僕はどこに行けば良いんだよ!
それにただの麻薬患者なのかSARSなのかわからない!
僕はまたバスに載り今度は留萌市に向かった。
港からロシアの船で外国に高跳びしてしまおう。そう考えた。
留萌港についた。ロシアの船がいっぱいいた。
船員に金を見せて僕をロシアに連れていってくれるように頼んだ。
船員は一瞬とまどうが笑顔でOKした。
二時間後船は北海道を後にした。
ああ、日本ともお別れだ。僕は少し悲しくなったがもう後戻りできない。
太陽が地平線の彼方に沈んでいく。
夜になった・・。僕は眠りについた。
だけどこのまま本当に船員達を信じて良いのか・・・・
143 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 14:20 ID:GeZpxic0
二時間ほど眠ったところだろうか。
僕は自分の体が持ち上げられる異常な感覚で目を覚ました。
なんとロシア人たちが僕を海に放り込もうとしている!
畜生!やっぱり信じるんじゃなかった!
「離せ!畜生!」
「うわ〜!」
僕は容赦なく日本海に叩きこまれた。
ロシア人達が船上で笑っている。
日本海ダイブ@二回目。
ざばーん!
真っ黒い海の中に僕は沈んでいく・・。
だけど僕は確信していた。悪運だけは強い人間なんだ。僕は。
体の感覚がなくなっていく。
20分くらいして大型船が見える。タンカーのようだ。
僕は力の限りトキの置物を振って自分の存在を知らせた。
「おお〜い!」
ライトが僕のほうにむけられる。
僕の存在に気がついたようだ。救助用のゴムボートが降ろされる。
助かった。
144 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 14:29 ID:GeZpxic0
ぼくはゴムボートに救助される。
「助かった。ありがとう」
ゴムボートにのってきた船員達はどうやら外国人で
中東風の顔つきだったのが船員達の持っていたライトで照らされて
確認できた。
僕を救助するとゴムボートは船に戻った。
「大丈夫デスカ?」
船長らしき人物が甲板で僕に声をかけてきた。
流暢な日本語である。
「ありがとうございます。何とか大丈夫です」
「漁船の乗組員デスカ?」
僕は返答に困る。
「はあ、まあそんなところです」
145 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 15:50 ID:IvKFpfm0
・・・・
・・・・・・・・・・・・
死ぬ間際の一瞬、ボクは以上のような幻をみた
でも、どうでもいい ボクはもうすぐ死ねるんだから・・・
「あなたたちはどこの国の方です?」
「私達はイラクの石油会社のものです。外国に石油を運びに行って帰る途中です」
「イラク・・・・」
戦争真っ只中のあのイラク・・・
僕は複雑な気持ちになった。旭川の平和公園での出来事が頭をよぎる・・・
僕は船長室で暖かいもてなしを受けた。
イラクの海の男達は優しかった。ロシアと違って。
暖かいコーヒーを飲んで心が落ちつく。
「船長・・あなたの国は今大変なことになっていますね・・お見舞い申し上げます」
「ありがとう。だがアメリカがフセインの独裁から国民を開放してくれるならこの戦争は歓迎してるよ。私個人の意見だがね」
船長は立派なひげを蓄えていて見るからに優しそうな男だった。
「やはりフセインはあなたがた国民を搾取していると?」
「世界中の反戦団体は戦争が今回のアメリカの行為を非難しているが
彼らは何もイラクのことは知らない。我々がどれだけフセインに苦しめられている
か知らないんだ。知ろうともしない」
確かに僕もそう感じた。
僕は日本の若者達に腹立たしさを覚えた。
そして・・それは僕自身に対して・・・。
「船長、僕をイラクまで連れてってください」
148 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 18:13 ID:8WmswBla
俺は船内に与えられた個室に入ると
枕元に置いたトキの置物とともに
懐かしい臭いのする毛布にくるまって深い眠りについた。
149 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 18:27 ID:8WmswBla
俺は教室らしき窓を外から眺めていた。
高い木の枝からは中の様子がとても良く見えた。
中では、一人の背の小さい子供が先生に当てられて
立ったまま答えられないでモジモジしていた。
どうやら彼は授業中に、先生に唐突に刺されたようだった。
恥かしがり屋の彼の頬と耳は真っ赤になり、何も答えられないまま
直立不動のまま立ちすくんでいた。
教室中からは、それを嘲るような視線が突き刺していた。
彼は、何度も質問に答えようと頭を巡らせた。
しかし、適当な答えは浮かばずに代わりに冷や汗と
冷淡な視線を集めたプレッシャーから震えが彼を襲った。
誰もそれを助ける者も激励する者も無く、先生の 「早く答えなさい!」の声が
さらに彼を追い詰めたのだった。
ついにプレッシャーに堪えきれなくなった彼はついには失禁してしまったのだった。
それは彼の、いつも履いていたジーンズの半ズボンを汚した。
太ももを伝わってそれは床に水溜りを作り、ジーンズの股間は濃い水色に色を変えた。
クラス中が、まるで汚いものを見るように遠巻きにそれを眺め
またもや彼の起こした失態は、さらに学校生活に致命的な汚点を残したのは
確実だった。
俺は休み時間のチャイムが鳴るや否や
一声鳴いて枝から飛び立った。
150 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 18:38 ID:8WmswBla
窓の外からのうみねこの鳴き声で、俺は目を覚ました。
俺は船内の通路を歩き階段を上ると甲板へと出た。
空は真っ青に晴れ渡り、うみねこの群れが空を旋回していた。
俺はポケットからタバコを出すと、かがんでそれに火をつけ
白く塗られた手すりにもたれかかると海風に当たった。
151 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/10 21:47 ID:4MjunWjg
「うーやんこんにちわ!」(ペロリと舌を出す)
「こーいつぅ!親しき中にも礼儀ありだぞぉ!」(こつんとうーやんのおでこを突く)
するとうーやんは突然口走った!
「みんなゴミンナ!」(今世紀最高の駄洒落)
「実は俺っち小池栄子なんだ!」
そして、うーやんは夕日に向かって走り出す・・・・
しつこいなあ・・・
153 :
ポラリス ◆CEVIa9v1gM :03/04/10 23:21 ID:ydMZKolj
しかし暑い...
どうやら日本海はとっくに過ぎてしまってるようだ
俺は船内に興味が湧き、船内を無断で散歩することにした
俺はフェリーなどの観光船の乗船経験はあるが、貨物船の乗船は初めてだった
貨物船とういうと汚らしいイメージがあったが船内はキレイだ
俺は狭い廊下をひたすら歩いていた
「ふう...」
今、俺の心は開放感でいっぱいだ
戦時中の国に向かっているというのに、日本から離れているということが
俺の心を開放させているようだった
俺はフェリーの甲板から海を眺めていた。
すると、トイレのほうで馬鹿そうなハゲタ35ぐらいの男がなんかわめいている。
「俺、KDSです!だれかーメル友なろなろなろ!さあ、なろうぜ」
パンツ一丁ハゲタ髪が風にゆれて切ない。まわりの人間はあわれに
その男を見つめた。
「俺KDSだよーーーーみんなみてーーーーーーー」
俺はそのおっさんを銃で抹殺しようと思ったが、
殺しにあたいしないうんこ野朗だと思ってやめた。
するとKDSが来て。
「俺をあんたの仲間にしてください」
と真顔で言ってきやがった。
「しょうがねーな。オッさん」
俺は犬のKDSを仲間にした。
155 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 00:04 ID:iN2HEbcF
154は無視してください
155 : KDS:03/04/11 00:04 ID:iN2HEbcF
154は無視してください
157 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 00:21 ID:FsYkC0ID
船長が向こうの甲板から歩いてくる。
「日本は平和でいいな」
船長は太平洋のはるか彼方を見つめながら言った。
「はは・・そうでもないですよ・・」
平和か・・僕は今まで平和というものに感謝したことがあっただろうか。
158 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 00:31 ID:FsYkC0ID
僕は手に持っていたトキの置物を見ながら考えていた。
「イラクもあの独裁者さえ倒せばきっと平和になりますよ。
もうすぐ必ずイラクも日本のように平和で豊かな国になりますよ。船長」
「ああ。きっとそうだな。ありがとう」
僕はトキの置物を船長に渡す。
「これは日本とイラクの友好の証です。受け取ってください、船長」
「ありがとう・・・。ところでこれはなんという鳥かね?」
「トキといいます。日本の鳥です。・・・絶滅寸前だけど・・」
159 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 02:54 ID:EvNN91CE
「!?ッ」
突然、僕は自室のベッドで目覚めた
長い夢を見ていたようだ
思いだそうとすれば、実体験であったかのように詳細を明確に思い出せるような気がする
だがしかし、全ては夢だ
今こうして自室において、通常の朝の通常の目覚めを迎えているこの状況が夢でないのなら
全ては、夢だったのだ・・・
船長にトキを手渡し、「絶滅」という言葉を口にした
瞬間だった。
それがなんらかの引き金になったか、僕は唐突に、今朝の
なんとも言い難い、あの奇妙な心境を思い出していた。
起きぬけの、夢と現実の境がようとして知れず、漠とした不安。
己を苛む不安の正体も、その原因も分からぬまま、ただただ、
これは夢か、現実かと自問自答を繰り返す。
夢なのか、現実なのか。
足元から突き崩されていく、己の存在。
ふと視線を落とした先に、昨日の煙草の吸殻を見つけるも、
その煙草を吸ったことすら、夢のように思われだす。
と、「きみ、どうかしたのかね」、いくらか苛立ったような船長の
声が耳に入り、僕は我に返った。
161 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 05:14 ID:G3xvK5fQ
船長はふと思い出したように。
「そう言えば君に是非渡したい物がある、ちょっと待っていてくれ。」
とだけ言い残して船室への階段へ消えて行った。
しばらくすると、船長は何か重そうな物を抱えて戻ってきた。
「これは、なんでも日本では英雄の象徴だと言って
日本に停泊していた時に、とある日本人からもらったものなんだよ。」
そう言って、俺の目の前に差し出された物はなんとアントニオ猪木のブロンズ像だった。
「日本人のカリスマなら君が持っていたほうがいいと思ってね。」
そう言うと船長は満足げににっこりと笑った。
猪木のブロンズ像は朝礼の列のいちばん前のように両手を腰に当て
誇らしげに胸を張って立っていた。
手渡されたそれはずしりと重く、猪木の生き様の歴史の重さ?を感じさせたのだった。
思いがけぬプレゼントを手渡され思考不能になった俺の頭に中では、
「元気があればなんでもできる!」という
アントニオ猪木の言葉が何度も何度もこだましていたのだった。
162 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 06:06 ID:iG5xBZaU
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163 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 06:34 ID:7ag79/QZ
じゃあ、私はエロ小説書きます。
エスが家へ上がり込んで来た時、私は北上という事業家の家でお手伝いをしていた。
エスとサルという珍ビラは私を見るなりいきなり、ソファーへ押し倒した。
どうやら、この家の娘だと勘違いしたようだ。
「やめてください。私はただの使用人なんですから」
サルは長い腕で私の後ろへ回り、私の両手を後ろに束ね、手錠をかけた。
「ぎゃあ!」
今回はここまで
俺は幼少の頃からの猪木ファンだった事を思い出した。
10歳になったばかりの頃、親父に連れていってもらったイベントで受けた
猪木のビンタの威力が今でも克明に思い出せるし、
引退試合にも行き、詩集の「馬鹿になれ」も買った。
しかし、何故だ・・・
今、俺の前にいるそれは・・・
猪木顔の小池栄子は・・・
何者だ・・・・・。
166 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 15:53 ID:MhrnbmjN
陽炎(かげろう)・・・
それが一番適切な表現だった。
知っている顔にも見えるし
よくわからないものに対して、知っている名前をつけて
安心を得たいのかもしれない。
私は「猪木」という言葉にレスラーの猪木を連想していたが
重要なのは、その日親父の他にもう一人誰かがいたということだ。
それは女性なのか・・・?
だとしたら、母以外の女性・・・
親父と私・・・そして・・・母以外の女性・・・。
167 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 16:07 ID:MhrnbmjN
・・・!?
このブロンズ像・・・。
裏に何かが彫ってある。
「11912110121030410/D-8」
キリのような物で手作業で彫ったものだ。
製造番号にしては、手作業とは不自然な話だ。
それに、桁数が多すぎるだろう。
0とDの間が削れて読み取れないが
まさか・・・なにかの暗号だろうか?
トラウマとなった14歳以前の記憶・
・・10歳頃の何かの手がかりになりそうだ。
168 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 16:23 ID:MhrnbmjN
念のため、船長にも尋ねてみた。
「さあ、どんな日本人だったかまでは覚えていないなぁ・・・
なにしろ日本人というのは皆、同じ顔に見えてしまうからね。
いや失礼。
日本語をしゃべっていたし確かに日本人だったと思うよ。」
船長は、しばらく空を眺めて言葉を続けた。
169 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/11 16:31 ID:MhrnbmjN
「これは口止めされていたが、まぁ時効だろう・・・。
実はね、15年後の今日
日本人の青年に会った時に、その像を渡してくれと言われて
今日まで預かっていたものなんだよ。
まさか、本当に現れるとは思わなかったが、その時に、結構な額の
お金を受け取ってしまったし半信半疑だけど承諾したんだ。」
船長はこちらを振り向いて、しわだらけの目蓋を見開いた。
「だけど君を見て確信したよ。その目だ!
その日本人に目がそっくりなのだよ。
皆、似たように見えるはずが、確かにその目は忘れない。
特別大きいわけでもなく、何か印象的な目だ!」
さっきまで船長が眺めていた空は
もう茜色に染まろうとしていた。
170 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 04:17 ID:0fwCpdB/
いくつか船を乗り換えて日本へ帰国したのは、それから10日後だった。
家について最初にしたことは、溜まっていた新聞を読まずに捨てること
次に風呂へ入って垢を落とし
それが済むと、なにげなくTVの電源を入れて
ぼんやりとブラウン管を眺めていた。
こないだまでの慌しさが嘘のようで
今はすっかり「日常の日曜日」を満喫している。
外では工事現場の何かを叩きつけている機械音や健康そうな男の大声
郵便配達の90ccのエンジン音
近所のおばさんの、よくとおる声のでの陰口
変化の無さにホッとするような・・・悲しいような複雑な心境だ。
171 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 04:44 ID:0fwCpdB/
どうせ外出する用事もないし、パジャマに着替えてしまおう。
「!?」
タンスから着替えを引っ張り出す時、タンスに彫られた見覚えある
数列が目に入った。
「62 71 101 92」
そして隣にはヒマワリの絵が描いてある。
おそらく子供の頃に彫ったものだろう。
タンスは長持ちする物なので18で、ここへ越してきた時
そのまま前の家から持ってきた物だ。
・・・もしかしたらブロンズ像の数字と
このタンスの数字は何か関係があるのかもしれない。
172 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 04:54 ID:ni+JFINe
ブラウン管では、首都バグダッドをアメリカ連合軍が制圧したと
報じていた。
街では権力者の象徴であるサダム・フセインの像が引き倒され
市中に引き廻されていた。
戦況はもはや最終段階に向かいつつあることを、その光景は物語っていた。
俺は船長や乗組員の顔を思い浮かべながら、彼らの行く末を案じたのだった。
173 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 05:23 ID:ni+JFINe
イラクがアメリカから攻撃を受けたように
俺の郵便ポストにも、家賃 電気 ガス 水道 電話代と
様々な請求書や督促状が俺を攻め立てていた。
俺の居場所は、このままでは猶予無く陥落するのは時間の問題だった。
そろそろ仕事をしなくては・・・・
そう思った俺は、コンビニでフロムAと求人誌を買った。
174 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 05:41 ID:ni+JFINe
思えば、ここ数ヶ月俺はすっかりと労働から遠ざかっていたのだった。
レンタルビデオのバイトを辞めて以来
俺は同棲していた優奈の仕送りとバイトの収入で
かろうじて生活を維持していた。
つまりは俺は情けないヒモ状態だったのだ。
そんな俺に彼女が愛想をつかし出て行って以来、
微々たる貯金で部屋に引きこもって生活していた俺にとっては
今 目の前にあるバイト雑誌や求人誌の中の世界は
とてつもなく大きな隔たりを感じたのだった。
175 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 05:46 ID:ni+JFINe
俺は、こんな切羽詰った状況でも現実に踏み出す己の勇気の無さに、
情けなさと無力感を感じていた。
そう、自分に今必要なのは お金以上に現実世界へと踏み出す勇気だった。
176 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 05:51 ID:akAZWIo1
金の方がよっぽど大事
177 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 05:54 ID:ni+JFINe
俺は、息を大きく吸って吐くと
バイト雑誌をパラパラとめくり始めたのだった。
178 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 09:27 ID:8bivJn1D
すると一つの求人が目にとまった。
エプロンを付け、帽子をかぶり、手にはどんぶり。
牛丼チェーン店のアルバイト募集だ。
いかにも作った笑顔が悲壮さを漂わせている。
179 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 09:55 ID:hQk2K2ph
あのぅはレス付けるな!禿げしく迷惑だ。
荒しは放置でいいが、おまえのレスは精神衛生に悪い
これはダメ版みなの懇願だ
180 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 10:09 ID:LmPfcBoc
また牛丼ネタか。しつこい・・・つうか170で
なんでいきなり日本に帰るんだよ・・
せっかくおもしろい展開になってきたのに
181 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 12:35 ID:Au/XLDlr
ダメ同士だからといって連携とれるわけではない。
>>159 何が何でも夢オチにしたい奴がこのスレにはいるんだな(w
183 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 14:30 ID:Au/XLDlr
現実的なダメ話
関連性の低い単発的なネタ話
牛丼ネタ
謎解き?ミステリー
夢オチ
冒険?
イラクネタ
確認してるだけで、これだけ分岐してる。
突然元に戻ったり、いきなりイベント発生したり・・・。
どうする?
このまま日本で職探し編を書くか、
それともイラク編を書くか?
185 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 17:24 ID:Au/XLDlr
イラクネタはもう終わっちゃうんじゃない?
それよりも無職の話の方が板の趣旨に合ってると思う。
1が名乗り出て、総監督の役目をしてくれ。
じゃないと、まとまらない。
186 :
初参加:03/04/12 19:15 ID:KM50DBuQ
しかし牛丼かア・・・親戚の姉ちゃんもやってたけど店長がリーゼントじゃなあ・・・
まてよあの店長の尻ポケに コブラマークのペパーミントのサイフがあったな
地元連中は、みんなドクロのクリームソターダだったのに・・・
あの意味は・・・
俺は、すかさずプリカ携帯を取り出した
187 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 19:29 ID:BeIf4On3
>>183 大まかなプロットを最初にきめときゃ、分岐があっても
なんとかなるんだろうが。
ま、いいんでないの。
けど、夢落ち魔と、故意に話を終わらせようとする輩は
消えてほしい。
188 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 20:22 ID:Au/XLDlr
暗号とけた。
「62 71 101 92」は行が6番目で母音が2番目のい
だから一文字目は「ヒ」
同じ要領でま行の母音が1だからあ
二文字目は「マ」
3文字目が「ワ」4文字目が「リ」
だから、ヒマワリの絵が描いてあったんでしょ。
国家3種の判断推理で似たような問題見たことある。
189 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/12 20:53 ID:DqWQVzgE
いや、とりあえずどっから続いてんです??
191 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 00:18 ID:P/n/oQv+
とりあえず、主人公をちゃんと決めないとダメじゃない?
年齢、性格、とか。
自称も「俺」と「僕」どっちにするか、とか。
決めようぜ。
192 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 00:28 ID:jMFl4KGp
193 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 00:56 ID:veu8DIOj
主に明け方書いていたのは
俺だったんだが
俺という一人称の設定とか
ある程度は流れの中で認識されているとは思うが・・・
194 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 01:17 ID:INJnUaMg
おれはずっと僕で書いてたが(w
195 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 01:23 ID:INJnUaMg
おれのなかではこいつは
婦人警官好きのガンマニアという設定なのだ。わはは
196 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 01:34 ID:veu8DIOj
たまに飛躍するときがあって
正直、追うのに困った時があるな
あまりに飛ぶのは本人じゃないと内容や
構成はわからないものだし
リレーするにはあるていど対応できる所で
抑えてくれないとね
それか、その編は一気に最後まで書き上げてしまうとか
197 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 02:01 ID:9O4j1CxN
そうだねえ
あとからよんでくと自分で書いた部分はスラスラ
アタマニハイッテイクンダケドね・・・
198 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 02:48 ID:kEtpUuG2
誰かまとめろ
199 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 03:01 ID:qaeXHKdj
ハァハァ……
ハァハァ……
ガラッ
母「ナニやってんのッ!?」
僕「ジャムのビンのフタが開かねんで困ってんだよ!」
200 :
191:03/04/13 03:03 ID:P/n/oQv+
では提案した者としてまとめよう。
>>196 ある程度の飛躍は仕方ない。
流れに沿って入りつつ、
自分の展開に持ってくのがリレーの醍醐味では無かろうか。
で、「俺」と「僕」だが今までの書き込みでは「俺」が多いようだ。
なので
>>194やその他「僕」支持者には申し訳無いがここは折れて欲しい。
以降、「俺」で書いてもらいたい。
では引き続き、主人公の年齢、性格等の議論を続けて下さい。
201 :
184:03/04/13 04:34 ID:EIJ85POd
202 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 10:54 ID:mctuBECK
>>199 こういうのって読んでてたのしいやついるの?
203 :
ポラリス ◆CEVIa9v1gM :03/04/13 14:43 ID:b0Hescqq
とりあえず主人公だけでもキャラ設定した方がいいんじゃない
性別、年齢、出身地、趣味、その他
204 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 14:45 ID:wnWO1fqY
性別 オカマ
年齢 48歳
出身地 カナダ生まれ千葉育ち
趣味 スカトロ 読書 幼女誘拐
205 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 15:17 ID:tXqruZTz
男で高卒。東京出身。
20歳前後の設定でおれは書いてきたけど・・。
ワシは学歴問わず、20台ぐらいの、アウトローなくせに
女性的な思考@に走るヤシを想定して書いていた・・・
207 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 16:06 ID:Zr9KnPEA
もっとセックルスシーン書けよ。@@
208 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 16:42 ID:ldGDoudO
部屋を出た・・・と思ったがまた部屋に戻っていた、白昼夢でも
見たかと一瞬混乱したが
「少し疲れていたし、きっと錯覚だろう」
気を取り直して部屋を出た瞬間・・・また部屋に戻っていた。
あれから数時間、部屋の出口という出口から外へ出ようと試みたが駄目だった
しかももう20時だというのに窓の外は煌々と太陽が照っている。
「なにがどうなってるんだ!」
いきなり襲い掛かった不条理な出来事への恐怖と怒りで
気が狂いそうになるのを押さえ叫んだ。
209 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 16:45 ID:XuUhwxzw
>>208 だから、大まかな設定決めてからだって、言ってんじゃん。
あと、句読点、どうにかしたら。
210 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 18:48 ID:BqjLSXGF
先生!原稿お願いしますよ!
211 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 20:15 ID:rB5aVR/2
ああ、前半のスピード感あふれる話を書いてた先生たち
もっかい書いて〜!ラーメン屋のオヤジ、目茶ワラタ
212 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 22:11 ID:aNbQLo6o
まあいいじゃん
気の向くままに書き始めようぜ
213 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 23:03 ID:n2EnIa1A
だから、どこから続いてんですか?
214 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/13 23:53 ID:qr5b11nx
>>209 このままじゃ誰もかかんよ。
いいだしっペのあんたが決めろよ。
215 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 01:23 ID:kMXgI/r8
今年で23歳になった。
俺には何も無い。彼女も趣味も無い。
そして何より職が無い。
ただ底知れない無気力だけがあった。
216 :
209:03/04/14 02:23 ID:m9UH5aRl
217 :
191:03/04/14 02:44 ID:n07b1ZYq
匿名同士で議論してもまとまるわけないな。
215から再スタート。
218 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 02:46 ID:m9UH5aRl
おみゃーさんが、好きなように決めれば、それでいいんでないの?
219 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 03:02 ID:9vGonikY
俺はとりあえずイノキのブロンズ像をたたき壊した
220 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 07:00 ID:OLBiGo9H
・・・それを壊すなんて、とんでもない。
なぞのコマンドが出現して
アイテムを破棄することが出来なかった。
221 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 10:00 ID:ch050bTK
つまんね・・・・
222 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 11:15 ID:XPfW+pwp
船はペルシャ湾にはいる。
「さあ、ついたぞここが我が母国だ」
船長が言う。
そのとき、一隻の船が近ずいてきた。アメリカ軍の臨検だった。
223 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 11:27 ID:Xtq1j4TP
「ヘイ!ソコノファッキンイエローモンキードモ!!オマエラ、ジャストモーメント!!」
無理して日本語を話そうとして、失敗しているみたいだ。どうやら臨検の責任者らしい。
俺は愛用のベレッタM92をそっと排気パイプの下に隠して、相手の出方を伺った。
224 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 11:34 ID:XPfW+pwp
「これから臨検を行ウ!」
米軍の将校と士官が俺たちの船に乗り込んでくる。
「君はこのまま隠れていたまえ。なあに大丈夫さ」
船長は俺をきずかった。
俺は船長の部下に連れられて貨物室のそのまた下の床下に案内される。
225 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 11:58 ID:lQwPfeY0
船長のことだ・・・きっと上手くやってくれるだろう。
俺は床下に隠れながら、そう思った。普段は神なんて信じない俺だが、この時ばかりは祈りたくなった。
「荷物ハコレダケカ!!」「はい、そうです。」「この船に犯罪者が隠れているという情報があるのだが!!」
「私どもはただの運送会社でございます。このとおり、許可証もございます」
船長と将校たちの会話が床下から聞こえてきた。どうやら上手く丸め込んでくれているらしい。
コツ・・・コツ・・・コツ・・・
足音が近づいてくる。誰だ?俺はとっさに、荷物の後ろに身を潜めた。
226 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 12:45 ID:oipy9QZm
「ダレモイナイヨウダナ」
「ヨクシラベロヨ。チュウイニマタオコラレルゾ」
足音の主は米海軍臨検隊員のようだった。
こつ・・こつ・・
やばい・・足音が近くなってくる。こっちに来るぞ。
こつ・・こつ・・
俺は身構える。がたがたとものを動かす音がする。隊員が物影を探っているのだろう。
「ぶぼっ」
そのとき、俺は屁をこいてしまった・・。
「ダレダ!」
すぐに隊員が怒鳴った。
床下に隠れていた俺は引きずり出されてしまった。
227 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 12:48 ID:oipy9QZm
「は・・は〜い。ナイス トウ ミーチューエブリバーディ・・」
俺はとっさに答えた。
「フリーズ!ホールドアップ!」
228 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 13:18 ID:ETEonLbt
「手を頭の後ろに乗せ、床に這いつくばれ!!早くしろ!!」
何と言うヘマをやらかしたんだ。自分の頭を銃で撃ち抜きたくなった。
もうダメだ・・・・すまない、ジョージ。お前の仇を討つために必死で組織から逃げたっていうのに・・・
「撃たないでください!それは私の息子です!!」
隊員たちの背後から突然、声がした。料理長!?なぜこんなところに?
「本当か?こいつは本当にオマエの息子なのか?」
「はい、ジャガイモを取りに行かせたのですが、いつまでたっても戻らないので・・・
サトル!おまえってやつはまだ男爵とメークインの区別もつかないのか!このバカ!!」
料理長が俺の頭を思いっきりゲンコツで殴った。目から火花がでる。
「ご・・・ごめんよ、オヤジ。だってよ。ジャガイモなんてみんなゴツゴツしてるし、どれだって同じようだし」
「口答えするのか!親に向かって!!そんなんだからいつまでたっても一人前にならないんだ!!」
料理長の演技にとっさに合わす俺。本気でどつく料理長。
そんな2人に呆れたのか、隊員はさっさとどこかへ行ってしまった。
229 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 13:24 ID:TYt8b4fu
読 む の め ん ど く せ ー
230 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 13:30 ID:4JcMufnr
にくそん「おぽんちぎゃぐ」
231 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 14:48 ID:aIiVcLSs
>>229 あなたの書きこみはとっても薄っぺらい内容で読みやすいですね。
233 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 15:13 ID:ucULtKS3
「読むのめんどくせー」
料理長の迫真の演技のおかげで、臨検から逃れたことがどうにかできた俺は、今、自室で
仲間からの暗号文を部屋で読んでいる。
”にくそん「おぽんちぎゃぐ」”
「どうやってこんなもん解読しろってんだ」
俺は毒づきながら、船長から借りたノートPCを繋いで、別の仲間に同じ暗号文付きのメールを送った。
数分後・・・”メールが1件届いています”
「連絡が早いな。流石だよな」
”あなたの書きこみはとっても薄っぺらい内容で読みやすいですね”
”文章の内容ではなく、その書いてある紙に本当の暗号が隠してあるんですよ”
読んだ瞬間、ノートPCを窓から投げ捨てたくなった。
「分かった。読まなきゃいいんだな。」そう毒づきながら、疲れた体をベッドに横たえた。
234 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/14 15:23 ID:7P5nhYpl
そしてむっくりと起きあがり
料理長にあうために調理室に行った。
「あいや〜!」
料理長はフライパンでたまねぎを炒めている最中だった。
「ほあ!」
掛け声をかけて料理長はフライパンの玉ねぎをひっくりかえす。
235 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 06:19 ID:lao6IOaF
たまねぎは、あえなく床に落ちた。
236 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 06:32 ID:wAPl8T1i
そしてその落ちたたまねぎを拾って食べた・・・が
そのたまねぎを食べたら・・・・
237 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 06:32 ID:4zcvd21i
しかし、料理長はそれを躊躇いも無くまた拾い、
その行方を見つめる俺の目を気にすることもなく
またフライパンへと戻したのだった。
俺は悪夢でも見ているのだろうか。
悪夢ですた。
目が覚めた俺は2chの無職板を見てみる事にした。
239 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 06:37 ID:4zcvd21i
俺は、さっきの俺への迫真の演技の礼を告げ
なぜそこまでして俺の窮地をってくれたのかを
率直に聞いてみた。
240 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 06:49 ID:4zcvd21i
すると、料理長は急にフライパンを置き火を止めると
俺の目を見つめてさっきまでとはうって変わったような
静かな声でこう語った。
「俺の息子が生きていたら多分君と同じくらいだろう。
俺にとっては君は息子みたいなものだ
俺は輝かしい前途洋々な未来の応援者だからさ。」
そう告げた料理長は、またフライパンを持つと
鼻歌を歌いながらタマネギを炒めはじめたのだった。
241 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 07:17 ID:gB2bQlRv
俺は余計なことに気がついた。
タマネギから、どんな料理をつくるつもりなんだ?
スープを作るのなら、そこまで念入りに炒める必要は無い。
肉料理を作るためにタマネギを炒めるなら肉と同時に炒める必要がある。
この考えが正しければ、船長はタマネギから料理を作るのではなく
タマネギそのものを食べるつもりなのだ。
242 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 07:22 ID:gB2bQlRv
インドには、こんな童話がある。
盗みを犯した男に国王が問う。
「鞭で100叩きを受けるのとタマネギを100個食べるのとどちらを選ぶ?」
男は、タマネギを選んだ。
その男に限った事だけでなく死に至る鞭を受けるより食べる方を選ぶ
元々、貧しさから盗みを働いたのだ。
食べるのなら良いことばかりではないか。
243 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 07:28 ID:gB2bQlRv
そして刑が執行される。
男は後悔した。
5個。それが常人のラインなのだ。
過去最高でも27個が限界。
100個など有り得ないのだ。
男は泣きながら鞭で打って下さいと懇願した。
国王は許可を出す。
鞭の激痛に男は50回ともたずに息絶えた。
盗みは、それほど重い罪である。
タマネギは鞭と等しく甘くない。
そんな教訓が込められた童話だ。
244 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 07:36 ID:gB2bQlRv
船長の横顔が
その童話の国王に似ている。
まさか、俺を疑っているのか?
何かを失くして、盗まれたと勘違いして
口を割らすために、タマネギの童話を再現するつもりか?
どうする?
鞭はヤダ
タマネギもヤダ
殺らねば殺られる?
やらねばヤラレル・・・?
245 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 07:39 ID:v6CWGNgB
> ID:gB2bQlRv
君、暇なんだね
246 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 07:41 ID:gB2bQlRv
>v6CWGNgB
君は忙しいんだね
タマネギ食うかい?
247 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 09:36 ID:CMt2b0vf
CMです。
248 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/15 10:01 ID:FgTGTsDG
「君、暇なんだね」
後ろから、俺に声をかけた奴がいる。
俺と同じく組織を脱走した、元諜報員メンバー、コードID:gB2bQlRv だ。
奇妙なものだ、こいつと脱走してから2週間にもなるのに、お互いに本名ではなくコードで
しか呼び合ってない。
「v6CWGNgB君は忙しいんだね タマネギ食うかい?」
!!!俺とID:gB2bQlRv は二人とも驚いて、料理長の方を振り向いた。
ヒゲ面でイカつい料理長の顔から若い女の声で話かけたからだ。
「そいつはgB2bQlRvじゃない。君のような裏切り者を監視・始末するための組織のメンバーさ!!」
そう叫ぶなり、料理長(?)は炒めていたタマネギをv6CWGNgB(?)の顔にぶちまけた!
「バレちまったら仕方ない!俺はモウコネェヨ!!だが組織から逃れると思うな!!」
ニセモノ?は窓を叩き割って、海へ飛び込んで逃げていった。
「料理長・・・あんたはいったい・・・さっき俺くらいの子供がどうとか・・・」
「私の名は・・・通称CMです。貴方を迎えに来ました」
249 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/16 14:59 ID:Hb8/gcPj
誰かが書くたびに
煽りを入れて
両方の内容をまとめる
3タイプが存在してる・・・。
弐百五壱
251 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/17 01:24 ID:tuBfH66l
すべての原因は170
252 :
山崎渉:03/04/17 10:16 ID:hv/oRRcW
(^^)
253 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/18 06:14 ID:3VHn+MCp
船が大きな市場のある波止場に着くと
俺は屈強な船員達とともに船をあわただしく降りた。
どうやらここはイタリア南部の商業都市ナポリのようであった。
俺は船員等に別れを告げると
もらった猪木のブロンズ像とバッグを手に、街の中心部へと向かった。
254 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/18 09:05 ID:6bs2iFjI
レス番つけて書いてくれ。
こんにちは NHKみんなのうた のじかんです
作詞・作曲 溝板電波NHK
曲名 願い 環になる時<仮4 大修正>
ふたつの思いが環になって
ひと粒の光できました
想いがカタチになるなんて
期待してなかった現実
ホントになって涙が出た
夢列車の発車時刻
笑顔で見送られて行こう
考えられないスピードで
夢限地平線を通過して
それまで静かな時すごそ
うれしいの うれしくて
うれしくて たまらないの <リピート>
夢限駅 窓越しに観た風景
虹色のオーロラカーテン
太陽の囁く声に耳をすまして
流星群の行き交う軌跡に記念写真
未来時計くるくるしてる
うれしいの うれしくて
うれしくて たまらないの <リピート>
256 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/19 09:18 ID:n7EMkIXt
ナポリの空が俺に悟りを開かせた。
なぜ俺はダメなのか?
肩書きを得ても後輩から「ダメな上司だ」と囁かれ
いい大学を出ても「学歴なんて仕事と関係ないよな」とダメだしされ
体を鍛えても「数値は出てるんだろうけど、イジメられそうに見える」と言われ
明るく生きようと思っているが「目をみればわかる。陰惨な邪気が見える。」とレッテル
整形しようと決意した矢先「簡単な方向へ逃げるからダメなんだ。心から綺麗にすれば外面に出る。」と説教
行動や肩書きが悪いのではなく俺自身がダメなのだと気づいた。
問題点さえわかれば、解決の道は開ける。
「俺は!俺自身を変えるぞ!」と決意
マジレス希望・・・。
257 :
山崎渉:03/04/20 01:31 ID:HlordJmR
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
258 :
山崎渉:03/04/20 05:21 ID:O9kasXbd
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
259 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/21 13:38 ID:Zd+kLB5O
>>256 氏ねばいいんだよ。
数学の世界では確率0%ってないらしいから
氏んで来世へ輪廻転生ってのも努力なんじゃないの?
そりゃあ、限りなく低い可能性だろうけど
どうしても今を受け入れられないのなら、やってみるしかないよ。
最後に己と刺し違えるエンディング。
いや・・・プロローグ?
まあいいや。どっちでも現世を生きる俺とは関わりがない話だし。
260 :
:03/04/25 09:12 ID:qIKf7JGq
一万五千年が過ぎた。
宇宙船コロナ号は、遥かな星を目指して航海を続けていた。
優秀な船内コンピュータは今日も問題なく、すべてを治めていた。いつものように
相棒がメインデッキに顔を出した。
「なんだ、おまえか、おれの目覚ましをとめたのは」歯ブラシを手に相棒。
「目覚ましなしで起きられるんじゃないかと思ってね」
「うん。実際、その通りになった」
相棒は苦笑するとコンソールの前に座った。もうひとりのクルーに声をかける。
「おはようWAL。調子はどうだい」
もうひとりのクルー、船内コンピュータが答える。
「いつもと同じさ。問題はないよ」
261 :
デカルトプラス:03/04/26 19:02 ID:xpii37he
「・・ス・・もりなさい・・・・・レを守るのです・・・!」
突然俺の頭にそんな言葉が浮かんで目が覚めた。
窓の外から聞こえるすずめの鳴き声や車がゆっくり走る音は平凡な朝の訪れを意味していた。
「ん・・んん・・」
太陽の光が窓からさし込む。
「沙江島くん。おはよう」
コーヒーカップを片手に同級生の美少女高校生、山崎歩がオレのベッドの脇の椅子に座っていた。
「・・あゆ!?・・君どうしてオレの部屋、というか家に?オレ・・夢見てたのか・・?」
俺は今までの長い体験・・警察での出来事、旭川の平和公園の出来事、イラクへの航海が
現実に身におきたことなのか夢の中の事なのか判別が付かなかった。
「朝食・・出来てるわよ」
「あ・・ああ、ありがとう」
あゆはそれだけ言うとオレの部屋を出て一階に降りた。
オレは一体・・・・・。
オレは服を着て一階に降りる。時計を見た。7時35分だった。
母さんも父さんもいなかった。大学に通う姉のもいなかった。
今日は日曜のはずだけど・・・。
ダイニングテーブルにはハムエッグやサラダが置かれていた。
うまそうだ。あゆはキッチンに向かってる。
「あ、沙江島クン。食べてね。私が作ったんだ。おいしいと思うよ」
「ああ・・サンキュ・・」
オレにはまだ理解できない。
「ねえ、あゆ。うちの父さんと母さん知らない?」
「旅行よ」
一瞬、あゆはぽかんとした顔で答えたがすぐにクスッと笑い
「どうしたの?ああ、わかった。昨日のことで頭が混乱してるんでしょ?」と言った。
昨日のこと?オレはまったく思い出せなかった・・・。
「ごはん・・食べたらもう一回・・エッチする?昨日みたいに」
「あゆ・・!?」
オレはあゆの言葉どおりまさに頭が混乱した。
263 :
:03/04/27 04:32 ID:wwBfoR2+
「起きてください」
音声合成装置からの声で、目が覚めた。
また、夢を見ていたのだ。近頃、"あゆ"という娘が出てくる夢をよく見る。
ここは、地球から10億キロも離れた宇宙空間だと言うのに・・・。
「まもなく、小惑星探査機の発射時刻です」
「忘れちゃいないよ、WAL。これは全工程で唯一予定された事件だからな。目標を主モニターに映してくれ」
モニターに目標を示す十字が映るが、目標は見えない。
「どこだ、WAL。何も見えないぞ」
「目標到達まで、あと15分です」
やれやれ、これだからコンピュータというヤツは。
相棒が睡眠中は、それでもコンピュータとやっていくしかない。
作戦までのカウントダウンは続く。
264 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/27 05:34 ID:I9KQVc1W
/ / | ヽ \
∧ ∧/ / | ヽ ∧\∧
( / ⌒ヽ / | ヽ ( / ⌒ヽ
| | | / | ヽ | | |
∪ / ノ / | ヽ ∪ / ノ
| || ミ / | ヽ / / /
ヽ_)_) ∧/∧ | ∧ヽ∧ 彡 しl_ノ
( / ⌒ヽ | ( / ⌒ヽ
| | | ミ ∧ |∧ 彡 | | |
∪ / ノ ( / ⌒ヽ ∪ / ノ
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ヽ_)_) ∪ / ノ しl_ノ
| ||
∪∪
「ゴールデンウィーク樹海へ逝く列車の旅」
計画中。
・集合場所:新宿
・現地についたら2人ずつペアになり、樹海散策
そのまま樹海で夜を空け、二日目からはそれ
ぞれ単独自由行動。
首を吊って逝くもよし、服毒もよし、なんでも
ありだ。
日時:5月2日(金)昼12:00
場所:新宿アルタ前集合
死に急ぎたい香具師はレスキボンヌ。
265 :
デカルトプラス:03/04/27 14:56 ID:GX1aaMlK
そして俺は樹海へと向かい・・・
命を絶った・・・・
劇終
253の続きからどうぞ
デカルトプラスつまんねーんだよ
クソガキ死ね
267 :
:03/04/27 17:48 ID:erofYkxm
もともとこの作戦は船内コンピュータとふたりのクルーで行う予定だった。
ところが不慮の事故により相棒は死亡。コンピュータは規定外行動をとり
だしたため、止む無く活動を停止させた。
地球から十五億キロ。私は星雲の中で、果てしない孤独の中に居る。
268 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/27 19:00 ID:5B1G4QsZ
デカルトプラスは無視。これ駄目板の定説。
269 :
:03/04/28 13:23 ID:A5ZYQV1Y
やがて船は木星衛生系に到達した。
めざす星は分かっていた。イオ。それ以外にありえない。
船が衛星軌道に安定してから、何回か表面を観察する機会が得られたが、
特に変わった様子はない。いや、白色班のなかに何かが見える。黒い点
のようなものだ。これは、何と言うのか、前に見たことがあるような気
がする。これは・・・そう、DMA1だ。月面で発見されたという物質にそ
っくりだ!!
270 :
デカルトプラス:03/04/28 18:45 ID:utpzo1tt
253の続き。
イタリアについた俺はまだ船酔いで頭がふらふらしていた。
イラクに行くはずなのになんでイタリアなんだ?おれはそんな疑問を頭の隅に押しのけた。
そんな疑問を抱くこと自体間違いのような気がしたからだ。
「とりあえず楽しもう」
俺はそう考えた。イタリアといえばそう、飲む・歌う・遊ぶの国だ。
ここで遊ばない手はない。町を行くかわいいお嬢さんご機嫌いかが?
路地に咲く花たちよ。君たちは美しい。
271 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/28 19:22 ID:vmIBzd47
↑てめーは書くな。
272 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/28 19:44 ID:pM7sNgAu
街角の美味しそうな魚介料理の臭いに誘われた俺は、
ひとまず遊ぶ前に腹ごしらえをすることにした。
俺はリストランテとイタリア語で書かれた店に入ると、
ナポリ風のマカロニとピッツァナポリターナとワインを頼んだ。
俺は料理に舌鼓を打つと、しばし時を忘れて雰囲気を楽しみワインを飲んだ。
店内は連れのいない一人客は俺だけで、家族連れや男たちのグループ
みな思い思いに陽気な会話と料理を楽しんでいた。
時間は日本のそれとは違って、ゆっくりと流れているようであった。
俺は、なにか日本で失っていたものをそこに見たような気がした。
すっかり日常のシステマティックなあたりまえの生活で失っていた、
精神的な余裕と今を楽しむ遊び心を・・・・。
273 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/28 19:45 ID:c/Li6UdS
>>271 つーかこのスレ全部つまらん。
全員書くな、と言いたいね。
274 :
デカルトプラス:03/04/29 01:21 ID:WU/A8R+/
こうして考えるとあの日本の歯車のような生活を送るサラリーマンって
一体何なのかと思う。俺は窓から見えるナポリの海を見ながら考えた。
おれにはサラリーマンの経験は無い。
俺はあんな生き方を望んだことも無いしましてやサラリーマンなんて勤まらないだろう。
ナポリの青い海、空に舞う白い海鳥。うまい料理。穏やかな風。楽しそうな若者、老人、女、子供。
水、空気。すべてが幸福に満ち溢れて楽しそうだ。
人間ってのはこうも生まれた国に左右される生き物かと疑問に思う。
ワインが体に回り始め心地よい気分だ。長い船旅のせいもあってか俺は深い眠りに落ちていった・・・
275 :
:03/04/29 15:36 ID:sKB7ueeh
またうたた寝をしていた。無理もない。地球から10億キロ、何もない静寂の空間で
道の物体とにらめっこしているのだ。
管制センター。ついに私は決意した。こうなったらポッドに乗り込み、あの物質に
物理的接触を試みる。この作成が許可されることを願う。
276 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/29 15:42 ID:nGWXWLu+
なにが何でも宇宙ものに持っていきたい夢オチ派と
流れを大切にする正統派と
自分は書かないくせにケチばかりつけるあほと
嫌われ者・デカルトプラスと
宣伝とイノキゾウで構成される物語。
277 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/29 18:36 ID:xMVtrhdV
終わり
C.DAMEITA KIKAKU 2003
278 :
:03/04/29 19:33 ID:ugfBLUzD
地球からの通信で目が覚めた。
どうも最近、「終わり」と言う夢をよく見る。疲れているのかな。
管制センターからの通信で、私の作戦が許可された。早速、ポッド
に乗り、謎の物体に向かって接近する。この時間を利用して、地球
の皆さんにお伝えしておきたい。別に夢オチを狙っているのではな
く、どうしようもなくストーリーを荒らされるのでやむなくつなげ
ているだげた。
謎の物体に近づいた。否、遠ざかっているのか・・・ちがう、物体
は動いていない。固体だと思っていた物体の表面に・・・信じられ
ない・・・星がいっぱい見える!!
279 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/04/29 22:01 ID:RFLO7cB0
荒らしてんのはお前だろ(w
253から続いてないだろ。
280 :
:03/04/30 16:57 ID:bprtmugQ
ポッドは私を乗せたまま、謎の物体の中を果てしない過去に向かって降下して行く。
時折、雑音のようなものが聞こえたが無視した。やつらに何も語る権利はない。
暗黒の空間に緑や赤の螺旋模様が一面に描かれ、地獄絵のような光景が暫し続いた
後、見慣れた宇宙空間のようなところに出た。
静寂のなか、遠くに白い太陽からもうひとつの太陽が昇っているような光景に出くわした。
否、実際にそうなっているのだ。と、その太陽の近傍めざして急速に降下して行く。
と、唐突に現実味の増した空間に出た。舗装された道路、高層ビル街など、日常の
風景が支配する。ああ、そして、私は・・・どうか正気を疑わないでいただきたい。
私は、新宿ホテルセンチュリーハイアットのエントランスホールに着陸していた!!
281 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/05/01 02:33 ID:b2SSvWrx
私も通販で藁人形購入して使用しましたがかけた相手に対して効果ありました。
しかし数年後、自分に反動と思われる作用が連続的に降りかかりました。
叔父の自殺、私自身も勤めていた会社で損害を発生させ自殺寸前まで社長に追い込まれました。
そして父の交通事故。
その後、勤めていた会社を辞めて身を守るために水晶やお守りを身に付けましたが
効果ありません。次に入った職場もトラブルが続きました。ちなみに藁人形は有名なJ社の製品です。
藁人形はそのまま押入れに入ったままですが焼却処分したほうがいいですか?
お寺などにお払いをしてもらいに行くことも考えましたが黒魔術の呪いに対して
それらが効果があるのか不安です・・。
今では藁人形をつかったことを後悔しています。
どなたか助けてください・・・もうずっと恐怖に怯えて生活しています・・
282 :
:03/05/01 05:11 ID:SDp21/qw
どうも周りの磁気共鳴のせいか、ヘルメットの中の雑音がひどかった。ようやくおさまったようだ。
エントランスホールからホテルの中に入り、最上階のスイートに入る。
家具やその他の物もよくできている。が、すべてイミテーションであることはすぐに分かる。
受話器を持ち上げたが電話からは何の音もせず、電話帳には何も記載されていない。
ベッドに横になりテレビをつける。チャンネルを回すと様々な番組が展開される。
どれもこれも2年前、月であの物質が見つかった時の内容だった。
私は宇宙服を脱ぎ、ゆっくりとベッドに横になった。
283 :
:03/05/01 12:54 ID:rB+LNoWZ
すべては、いつもこの手の中にあったのだ。
宇宙の神秘も、生命の謎も。
私は最後の眠りに入り、私の生命であったものは、はるかな時を遡って行った。
やがて、はるかな過去、原始の時代、いつもそうであったように、私は、否、
我々ははじまりの土地にいた。何も恐れる必要は無い。
やがて進化した、あるべき形になった私は、自らの過去を、そして、未来を見
据えていた。
次に何をすればよいのか、分からなかった。
だが、すぐに思いつくだろう。
284 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/05/09 22:36 ID:PmOQGvpf
薄暗い部屋の中、TVのシーンが変わる度に白い壁にユラユラと影が映る。
心なしか、始め波打っていた影は少しづつ形を作り人の形を作っている様に見える。
「…ショウガイ…オソラク…コチラ……ニンシキスラ………エエ…ンノウハ…マス…カシ…ニンシキハデキマセン…
タダハンシャ…………カイフクノ…コミハ…」
TVの調子が悪いのか?
おそらく磁気嵐の影響だろう。
スカなんとか波かもしれない。
私はTVのスイッチを切ることにした。
285 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/05/10 22:12 ID:dF61cXM6
ーーーーーープツ・・・ーーーーー
ところがその時!!
287 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/05/11 01:00 ID:olARZit8
私はリモコンを押した。
確かにこの手にTVのリモコンを持っていた・・・。
だが今は手に別の感触がある。
一体なんだ?
この指に絡み付いている糸のようなものは・・・!?
おそるおそる、その糸を手繰り寄せてみた。
「痛ぅ!」
右目に激痛が走り、ドクドクと血があふれ出てきた。
そう、それは
釣り針だった。
右目から数センチのところに釣り針が刺さっていたのだ。
290 :
名無しさん@毎日が日曜日:03/05/11 08:56 ID:2j3p3YGz
眼球の白目を若干貫き周囲の肉や骨を貫通し引っかかって取れない。
なぜ釣り針が目に!?
音もなく、気配もせず
糸を引っ張るまで痛みすらなかった。
これは現実なのか!?
右目から流れ出る鮮血は首もとのシャツを汚し
両手に溢れる生暖かさと、口元に染み込んだ鉄の味が夢ではないことを
いやおうなしに理解させてくれた。
恐怖に駆られた私は、部屋を注意深く調べたか・・・
それとも勢いよく、そのまま部屋の外へ飛び出したか・・・
私は、部屋を注意深く調べた。
→わらべ唄篇
私は、そのまま部屋の外へ飛び出した。
→底蟲村篇
さて、と