山月記〜臆病な自尊心と尊大な羞恥心

虎になるなよ。
あぶねーから。

おまえの口
うんこくさいぞ。
ここだけの話

　　　　　　 ;.; :.
　　　 　 　 　 ::◎.:,:
　　　 　 　 　 ヽ|〃
　 ＿＿＿＿ .l￣l＿＿＿
　 ＼　 　　　（＿_）　　　 ＼
　　||＼　　　　　　　　　　　 ＼
　　||＼||￣￣￣￣￣￣￣||￣
　　||　 ||￣￣￣￣￣￣￣||
　　||　 ||　 　 　 　 　 　 　 ||
　　 　 .||　 　 　 　 　 　 　 ||

>>1へ。今まで無視しててごめんね。
もう思い出すこともないけど、
お陰で楽しく充実した学校生活だったよ。

　君がいじめられるたび、みんなで笑ってた。
今思い返すと、最後の一日がこれまでに
一番、ほんとうに心の底から笑ったよ。

　これからは君の分も幸せになるから、
あたたかく見守ってね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　学級一同

隴西の李徴は博学才頴、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、
次いで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところすこぶる厚く、
賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。

東大でたけど
司試失敗して
地元の中小で働いてるよ。

早く公務員になりてぇーーーー

>>2よ、俺の口は確かにうんこくさい。
だが>>2よ、それよりも重要なことは
　お ま え は す で に 虎
ということだ。
自分の姿を見てみろ、>>2よ。一日の半分以上は虎ではないか。
人間の姿で回線をつないでレスしているわずかな時間でさえ、
>>2よ、心は虎に支配されているではないか。
>>2よ・・・

>>5 自分の稼ぎで食っているお前は偉い。一人前の男だ。
>>6 がんがれ。俺は応援する。

>>2よ。
俺は4cmだった。

うーむ
山月記か…
猫の気力ぐらいは、ありそうらが…

＞性、狷介、自ら恃むところすこぶる厚く、
賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。

隔離スレも立てられたこの板の主役のことか？ｗ

＞この板の主役のことか？

誰のこと？

日々

ぎょげ

>>1
意味は理解してるが、虎に悪いイメージねぇな〜
>>1の心は何が住んでるぽい？
俺はノソーリと動くコアラになりかけぽい？
…あ、糞はくわねぇぞ！糞は！…尊大の羞恥心を持つコアラも嫌かも…

わけわからんこのスレ。とりあえず山月記ってなに？

>>14
でも、人を食う虎なんだよね。
　　
　

ヒトが虎になっちゃう話さ

現代文の教科書で読んだことない？

中島敦って戦前の作家が
中国の伝説を元に書いた小説．

才能はあるけどその分プライドの高い官僚の卵が
神罰を受けて虎になってしまって
その虎に出張旅行中の友人が山で出会って色々話すという物語．

>>1しわしわしわー
＼（＾▽＾）／新スレおめー
１００式につや消しパピコぬりまくり．りんねおかわりは３０円．あさみ売り切れ
モニフラinぶりんこ天然果汁1000%
　　　　　　　　　　　___　_＿_＿＿_　　　───────────…‥
　　　　　　　　　 /日 「　　日＼＿.＼　　　　━━━━━━━━━…‥
　　　　　　　　　|. │/ ＼　┃ .|　　　 |　　────────…‥
　.__＿＿＿_∋oノハヽo∈　　　＿_／,-、＿_＼　|　/　／━━━━━━━…‥
（）__＿＿＿|_日(´�D｀　)）(＠)＿二〉￣,ー' ゞ　⌒ヾ∠＿─────…‥
　　　　　　　＼|乙/∪∪＝/＿＿/__二二,新スレおめ〜　　=-　三ニ＝−──…‥
　　　　　　　　　　＜＿,＜、二ニ_/￣￣　　　／/_　 く￣　━━━━━━━…‥
　　　　　　　　　　　l/　　 l/^ー'　　　　　　／　/ ∨.Ｎ ＼　　─────…‥











　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　∋oノハヽo∈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂' ⌒つ川o･−･)つ ﾏﾛｰﾝ

何故（なぜ）こんな運命になったか判らぬと、先刻は言ったが、
しかし、考えように依（よ）れば、思い当ることが全然ないでもない。
人間であった時、己（おれ）は努めて人との交（まじわり）を避けた。
人々は己を倨傲（きょごう）だ、尊大だといった。実は、
それが殆（ほとん）ど羞恥心（しゅうちしん）に近いものであることを、
人々は知らなかった。勿論（もちろん）、曾ての郷党（きょうとう）の鬼才といわれた自分に、自尊心が無かったとは云（い）わない。
しかし、それは臆病（おくびょう）な自尊心とでもいうべきものであった。
己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師に就いたり、
求めて詩友と交って切磋琢磨（せっさたくま）に努めたりすることをしなかった。
かといって、又、己は俗物の間に伍（ご）することも潔（いさぎよ）しとしなかった。
共に、我が臆病な自尊心と、尊大な羞恥心との所為（せい）である。
己（おのれ）の珠（たま）に非（あら）ざることを惧（おそ）れるが故（ゆえ）に、
敢（あえ）て刻苦して磨（みが）こうともせず、又、己の珠なるべきを半ば信ずるが故に、
碌々（ろくろく）として瓦（かわら）に伍することも出来なかった。
己（おれ）は次第に世と離れ、人と遠ざかり、憤悶（ふんもん）と慙恚（ざんい）とによって
益々（ますます）己（おのれ）の内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる［＃「ふとらせる」に傍点］結果になった。

中島敦自身、元祖ダメ人間だし。

人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。
己（おれ）の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。
虎だったのだ。これが己を損い、妻子を苦しめ、友人を傷つけ、
果ては、己の外形をかくの如く、内心にふさわしいものに変えて了ったのだ。
今思えば、全く、己は、己の有（も）っていた僅（わず）かばかりの才能を
空費して了った訳だ。人生は何事をも為（な）さぬには余りに長いが、
何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの警句を弄（ろう）しながら、
事実は、才能の不足を暴露（ばくろ）するかも知れないとの卑怯（ひきょう）な危惧（きぐ）と、
刻苦を厭（いと）う怠惰とが己の凡（すべ）てだったのだ。
己よりも遥かに乏しい才能でありながら、それを専一に磨いたがために、
堂々たる詩家となった者が幾らでもいるのだ。虎と成り果てた今、己は漸（ようや）くそれに気が付いた。
それを思うと、己は今も胸を灼（や）かれるような悔を感じる。
己には最早人間としての生活は出来ない。たとえ、今、己が頭の中で、
どんな優れた詩を作ったにしたところで、どういう手段で発表できよう。
まして、己の頭は日毎（ひごと）に虎に近づいて行く。
どうすればいいのだ。己の空費された過去は？
　己は堪（たま）らなくなる。そういう時、己は、
向うの山の頂の巖（いわ）に上り、空谷（くうこく）に向って吼（ほ）える。
この胸を灼く悲しみを誰かに訴えたいのだ。己は昨夕も、彼処（あそこ）で月に向って咆（ほ）えた。
誰かにこの苦しみが分って貰（もら）えないかと。
しかし、獣どもは己の声を聞いて、唯（ただ）、懼（おそ）れ、
ひれ伏すばかり。山も樹（き）も月も露も、一匹の虎が怒り狂って、
哮（たけ）っているとしか考えない。天に躍り地に伏して嘆いても、
誰一人己の気持を分ってくれる者はない。ちょうど、人間だった頃、
己の傷つき易（やす）い内心を誰も理解してくれなかったように。
己の毛皮の濡（ぬ）れたのは、夜露のためばかりではない。

＞事実は、才能の不足を暴露（ばくろ）するかも知れないとの卑怯（ひきょう）な危惧（きぐ）と、
＞刻苦を厭（いと）う怠惰とが己の凡（すべ）てだったのだ。

俺、もろにこれに当て嵌まるんだけど・・・。
高校生の時「これは自分だ」とショックを受けて
以後十余年・・・。もっと酷くなったよ。

白いマットのジャングルに
今日も嵐が吹き荒れる

文学人はダメであるほど箔がつく。
その事実が往々にして若い青年に道を間違えさせる
いや、逃げ込むことで辛うじて瞬間救われることも多々なのだろうけれど。

>>24
いや　そっちの変身は自我保ったままだろ

たしか本棚に山月記はあったような…。

山月記…今国語の時間にやってる最中なんですけど…。
全然解らんし国語だるくてやる気無いからノート写して終わりです。

http://www.aozora.gr.jp/

ここで全文読めるよ．
青空文庫万歳

全然解らんってのは嫌味じゃなく
ある意味幸せだよ・・・。

解るようにならんほうがいい人生かもね。

それを思うと、己は今も胸を灼（や）かれるような悔を感じる。
己には最早人間としての生活は出来ない。たとえ、今、己が頭の中で、
どんな優れた詩を作ったにしたところで、どういう手段で発表できよう。
まして、己の頭は日毎（ひごと）に虎に近づいて行く。
どうすればいいのだ。己の空費された過去は？
　己は堪（たま）らなくなる。そういう時、己は、
向うの山の頂の巖（いわ）に上り、空谷（くうこく）に向って吼（ほ）える。
この胸を灼く悲しみを誰かに訴えたいのだ。己は昨夕も、彼処（あそこ）で月に向って咆（ほ）えた。
誰かにこの苦しみが分って貰（もら）えないかと。
しかし、獣どもは己の声を聞いて、唯（ただ）、懼（おそ）れ、
ひれ伏すばかり。山も樹（き）も月も露も、一匹の虎が怒り狂って、
哮（たけ）っているとしか考えない。天に躍り地に伏して嘆いても、
誰一人己の気持を分ってくれる者はない。ちょうど、人間だった頃、
己の傷つき易（やす）い内心を誰も理解してくれなかったように。
己の毛皮の濡（ぬ）れたのは、夜露のためばかりではない。

泣けるよぉ・・・。
ほんと悲しくなるよ・・・。

プライドが邪魔して、DQNなところの求人には応募しないとか
あるよね。

思ったより伸びてるね、このスレ。最初見たとき、書き込みながらもこんなスレ10くらいまでしか
行かないだろうと思ってたけど。
4で書いた冒頭部分は暗記してるほど印象に残っていたけど。(漢字は難しかったので書き込みは教科書観ながらやったけど。）
まだ、この小説、教科書に載ってるんだ。
あれから20年。虎どころかＨＮどおりの状態に・・。

折りもこの小説好きら
行過ぎた自負心への警鐘として、大きな役割を果たしていると思えり
文章にもキレがあってうんまい

>25＞文化人はダメであるほど箔がつく。

一般人はダメであれば、ただの屑なんだな。文化人はいいよな・・・
太宰治も「人間失格｣なんて書いてたけど、あんな売れる小説書けて
なにが人間失格なんだと小一時間。

伊集院静をミロ

豚（千と千尋の神隠し）とか蟲（変身）にではなく
虎であるところにプライドの問題が反映している。

>>37
ハゲ同

伊集院静ってどんな境遇なの？

てめえら天才じゃないから虎になんかなりゃしないの。
所詮はくずどもだめ人間
まあ誇大妄想もいいが、人様に迷惑かけないでのたれ死んでくれよ

>>39
ギャンブルだめオヤジ。詳しくは西原理恵子との共著をどーぞ。
なんでこいつの作品が教科書に載ってたのかと小一時間（略）

>>41
代表作、おすすめ作おしえてん。

hum

>>42
教科書に載ってたの読んだだけで、ほかのを読もうと思わなかったので、
お勧めないです。すんません。
でもこの人の「乳房」という小説、表紙のイラストが彼の前の奥さん、
永遠の美女夏目雅子にそっくりだったので、読みたいような読みたく
ないようなと、本屋に行くたび悩んでいましたー。
誰か読んだ人いない？　ってここは山月記スレだ、スレ違いｽﾏｿ

臆病な自尊心
　　　　　　ゴゴゴルァー　なーんちゃって　「(´Д｀)ノ

尊大な羞恥心
　　　　　　はずかしいろ　ウ゛ォケー　　　ヽ( ゜Д ゜)ノ

>>44
『弟子』と『悟浄出世』『悟浄歎異』は素晴らしいよ

思いつきで立てたスレなのに意外と伸びている。
いや、なに、友人が虎になっちまってさ。
あいつにはもう俺の声は届かないのでダメ板に書き込んでみたのさ。
俺には才能がないだけに才能ある友人がつぶれるのを見るのは
もったいないというか、忍びないというか。
結局人生に必要なのは根性なのかなぁ。お金と才能はチョットでいいのか。

１０代、２０代、でドロップアウトしそうな奴ら、ここが正念場だぞ。
はいつくばってでも生きていけ。死ぬときは笑って前のめりじゃ。

＞死ぬときは笑って前のめりじゃ。
いい言葉ですね。

生きてるのが楽しい人にとっては死は怖れるべき物。
生きてるのが辛い人にとって死は､やっと訪れた安楽。

＞４７＞死ぬときは笑って前のめりじゃ
とりあえず今なら笑って死ねそうです。

幸福と不幸は死によって±0になるって聞いたことあったがそういうことか？

>>49
なるほどー。こりゃ真実ですな。安楽死したいよ。

授業で山月記今やってる。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心。
なんかわかる気がするな。

彼が虎になったのは、最後のプライドだったの？

でもプライドは生きる原動力でもあるしなぁ。

プライドそのものが悪いんじゃあない
プライドのせいで他人と交われないのが悪いんだよ
コミュニケーション不全症だよ
＞俺（ｗ

>>54
おれもそんなもんだよ。。薄っぺらさをかくしてる。所詮何も持ってないのにね。
多かれ少なかれみんなそうなんじゃないかな。いくら歳とってもさ。
そうやってあがいて死ぬまで自問自答するんだなあ。。

自分に才能がないことが証明されるのが恐くて努力しない。
でも、才能があることを自負してるから自分より低い人とは交わりたくない。

自分には何の才能もないのが判ってしまって
屑のような生活をして何年だ。
自分より低い人間なんてそうはいないと感じて
年下でも、ちゃんと仕事している社会人なんかには自然に敬語使ってしまう。

これでも若いころはその気になれば何でもできるって思ってたんだよな。
今やプライドも糞もないね。

でも、世の中には大した努力してないで運や生まれで成功してる奴もたくさんいる。
そんな奴らを横目に見ながら、ひがみながらそれをバネにしてなにくそってコツコツ
がんばるしかねえんだよな。。

>>57
あなたは努力すべきです。
>>58
でもそういう人は潰れやすい。コツコツガンバッテ成功した人は
潰れにくい。

まったくこの板にぴったりな作品だよね。
あと、罪と罰もこの板住人には勧める。
小人閑居して不善を為す、という話（としか俺には思えなかった）だ。

自尊心は高いんだが、たいした才能はないんだな罠

ぐさり

社会が相手にしない

漢字が多い＞ｽﾚﾀｲ

漢文調の文体が持ち味の作品だから。

>>59
頑張ってる人間のほうが疲労摩耗が蓄積されてるのでつぶれやすいのは精神医学の見地から見ても明らか

オレ自身は「山月記」よりも「李陵」の方が好きなんだな。
たしか角川の単行本では併載されているから、読んでみて。
泣ける・・・。
山月記も泣けるが、やっぱ李陵ｶﾜｲｿｳ･･･ｸﾞｼｸﾞｼｯ

>>59
努力する才能なし。
ずっと生きてて悟りました。
努力できることも才能なんだと。

李陵は泣けるが・・・。

女たちを「カンタンに斬った」のは
甚だ仁に欠ける．

あの時代の漢の朝廷には仕えたくないね．
少しでも失態があればあっという間に死刑、
一族挙げて皆殺し．

>>68
あなたは怠け者なだけです。

武帝の時代

皇后や皇太子ですら自殺においこまれるし
皇孫ですら殺される．
宰相に任命された男は号泣して辞退するが許されない．
（代々の宰相が最後は死刑になったから）
武帝ってひどくみじめな男に見えるよ．
生涯通じて欲望、感情の赴くまま他人の人生滅茶苦茶にし続けて。
ほんと孤独だったんだろうな。

>>70
きついこというねー。
そうかもしんない。

武帝ってのは掛け値なしに名君だとは思うのだが。
文帝や景帝がﾏﾀｰﾘした時代を作ったからこその名君であって、晩年の老害はひどい。
武帝も40才で「老いを如何んせん」って悩んでたんだから、気づけばいいのに・・・。

どっちかというと宣帝の方が名君だった気がする。
って、スレ違いに脱線してきてるのでｵｼﾏｲ

散華月ってＭＳＩＭは変換するんだぜ。さすがＭＳ。

山月気

こうなった。

それはさておき、この小説初めて読んだとき自分のことかと思ったよ。
このスレ住人はそんな香具師多いんだろうね。
まさかこの年になって親からの仕送りで生きるとは思ってもいなかった……(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ

山月記
ATOK14forMacOSＸ

ちなにみ中島敦の作品の中で俺が最も好きなのは「悟浄出世 」と「悟浄歎異」。

　お前ら、カッパになるのも程々にな。

>1
南洋モノはどうよ？初めて読んだとき、山月記・李陵などとのギャップに驚いた。

あで

>>1
「悟浄出世 」と「悟浄歎異」
ともによかったよ
サンキュ

カフカ「断食芸人」

このスレ見て、古本屋で100ｴﾝでｹﾞﾄしてきたよ。
昔学校で読んだ時はなんにも思わんかったけど、今読むと胸が痛むね。
「李陵」はまだ読んでないけど、「弟子」は面白かった。
小路死んだとき涙ぐみそうになったよ。

×小路
○子路　　ｽﾏｿ

山月記よんで胸が痛くなるのは、小中学校時代成績とか良かった人で
その後大学とか高校で成績悪くなった人だと思うけどどう？

私はそうです。

高校時代に読んだときに理解できなかったよ・・・。
今は・・・泣けた・・・・。

山月記読んで涙した俺

2年後の今、何も変わらぬ俺・・・

age

ダメ人間必読の書だね。

いっそ虎に...なってしまいたひ...。
とか思う夜。

中島敦はものすごく真面目誠実系の顔してるくせに
ダメ文学に精通してるよね。

ダメ文学に精通しているってのが分からない
漢籍はダメ文学じゃないだろう

久々にだめ板に来てみればすごいスレだなここは
俺はもう虎になってしまっているかもしれん

>>84
高校大学あたりで成績よかったのに
就職、あるいはその後で躓いた人だと思うけどどう？

博士とったあとでぷーしてる人なんかピシャリだ。

福本漫画の話でスマンが、
天の最終巻あたりの話で、組長にアカギが言った
「成功しているのに　自由じゃない。
　自分というものを保つためにムリをしている。　自由に動けてないだろ？」的メッセージと
この虎の、人間時代の話はかぶる気がする

まぁ、国語で習った解釈とは大分違ってしまってるんだがな

うおぉっ！！山月記。
高校の現国でやったときは、お話の表面部分しか読み取れず
（というよりは李徴の心情が自分の理解の範囲の外だった。）
李徴と袁惨の友情がいいなぁと単純に思っていたが、
10年後の現在まさか己が李徴のようになろうとは・・・
人と交わろうとせず、己を磨くことも無く、ただ怠惰に2chやって日々を過ごす無職のパラサイトダメ人間
今、山月記読んで李徴の言うことが理解できるようになってしまった俺は間違いなく虎だろう。
そう思うとある意味あの頃はあれで幸せだったのか？

>>80、他の香具師

書き込み時間から想像できると思うが拙者はまともな時間に働く仕事をしていない。
2ch見るのも不規則なので呼びかけられてもタイムリーなレスができない。
あしからず。

弁解age。

はじめて読んだのは高校の授業だったけど、授業おわってからも
立ち上がれないほどショックを受けた。
友達に言うとﾍﾝな顔されたので今まで封印してきたけど、
共感するﾔｼもいたのが結構ｳﾚｽｨ。

惨劇

勝山実が愛読書だって言ってたよ
ダメ人間にはクるものがあるね

少年期・太宰治（既成概念に対する疑問、弱さ）
　↓
青年期・中川敦（中途半端なプライドと挫折感）
　↓
晩年期・芥川龍之介（徹底的懐疑、妄想、ついには自殺）

っていうのがダメの一生っぽい。

全て自分にあてはまるＹＯ！

>>99
中川って誰だよ。

>>100
　既に晩年。死ぬしかないのか。

>>102
そんな・・・
逝って来まーす！

age

芥川の歯車を
鬱入ってるときに読んで悪化した

わー。100越えてやがる。
ここまで伸びるとはなー。

そうね。２ちゃんの駄目板って他のスレはひどいのとか
結構あるし（露出狂とかヘンタイとか）。
　こういうので１００行くとは思わなかった。

酒飲んで大トラになれば幾分か楽にはなるぜ。

せっかく、ハイブローなスレになっていたのに。

>>105
あんたもか！
俺なんて薬飲むところまで真似しちゃったよ
ｶﾙﾁﾓﾝ無いからﾄﾌﾗﾆｰﾙで我慢我慢

みんなｶﾞﾝｶﾞﾚ

>99を踏まえてダメの推薦図書
入門、人間失格
　　　　↓
　　　山月記
　　　　↓
　　　歯車　　を経てこの世を卒業
「誰か僕の眠っているうちにそっと絞め殺してくれるものはないか？」

人間失格読んだの18のときだったから全く影響されなかったなぁ。

ドストエフスキーもかな〜りの駄目人間なんだよな

歯車読んでないや。文庫だとどれに収録されてるの？

太宰は芥川の大ファンだったわけだが、
その太宰のファンだった三島はどうよ？

車谷長吉の「赤目四十八瀧心中未遂」。「鹽壺の匙」も。
図書館にあります。

あれ、三島は太宰の事を嫌いなのでは？
それにしても歯車を読んだ事はないけど、本当に
「誰か僕の眠っているうちにそっと絞め殺してくれるものはないか？」
の気分だよ、今日も職場でいやな事があったし、明日もあるだろうし
けど自分で死ぬ勇気がないよ

>92
とりあえず学生時代は成績良くて、今転落してる人には
すべてあてはまるんだろうな。

>96
自分の今現在がダメと自覚したときにダメージを受ける本なのでしょうな。

>>118
　勇気や才能が無いくらいが丁度良いんじゃない？

工房の頃教科書で山月記読んだなぁ・・

あげ

山月記は高校で読んだけど　重い話で好きでした
幾ら重たい本を好んで読もうが
仕事からふるい落とされないのは　その場しのぎの軽い人なんだよね

このスレをこの板の看板にするか！！！藁
常時ageとか・・・・

あるライターさんが印象に残る作品としてこの作品をあげていたので
青空文庫で読んだ。
あー、自分も虎になりかけてるかも思ったよ。
人と交わるのは好きだがおのれを磨くことはおろそかにしていたからな…。

中島敦はこれを自分への訓戒として書いたんだ。
今からでも変われる筈だ、と言う。

そう思いたい。
幾らなんでも李徴の最後のシーンは救いがなさすぎる。

まさに漏れだな。

旧帝大を首席に近い成績で卒業。
公務員に就職。

しかし、職場で飲み会などには全く参加せず。
かと言って高尚な趣味でプライベートが充実している
わけではなく。
ただひたすら２ちゃんに向かって吼えるのみ

漏れは山月記の主人公にすらなれないよ・・・

慶應の成績はＡＢ半々、公務員試験は国�Tで真ん中〜下で合格。
さらに、サークルに参加するわけでもなく、ゼミには
入っているものの呑みには参加せず。
かといって高尚な趣味でプライベートが充実しているわけでもなく。
ただひたすら２ｃｈに向って吼えるのみ。

うわあだめぽ〜〜

仕事あるだけいいんじゃない？
文系大学院には凄まじい奴らがいっぱいいるぞ。

↑　
なんかオゾますぃものを覗いてしまったぽ

>>128
酷１で真ん中〜下位だと内定取るの難しいだろ。
漏れは１６位だったので、まあなんとかなったがな。

>>127
俺は>>128だけど
いいなあ。うらやましい。
俺は内定無しぽ。とはいっても内々定は２次試験前に貰うから
順位はあまり関係ないとか言うが・・・
いずれにしても漏れはバカでダメでドジでボケでスケベでプリクラマニア、
ＤＤＲマニアで甲斐性なしのミトコンドリアだＹＯ！！！！！！！！
！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
あうううううあうあうあうあうあうあうゆうあうあうあうあううあうあううああ
あああああああああああああああああああああああああ

ちきしょう･･･
ここのスレの住人全てが俺を嗤ってる様だ･･･
才能のない俺には、全てが羨ましい･･･
再受験する公務員試験に合格したとしても
内定が取れるかどうか定かでない･･･
こうなったら自尊心も羞恥心も全て捨ててやる･･･！
悪あがきだ･･･こうなったら悪あがきだ･･･！
うおぉお！あぼぼぼ〜ん！！

自分の味方は自分しかいない。
自分がダメな奴と分かったら、どっぷり落ち込んで泣いて喚け。
気が済んだらその後黒い森から自分の足で出て来い。
そこにとどまっていたってまんがのように幸せが落ちてくる
ことはないんだから。
俺は虎になりたくないからそうする。

自尊心も羞恥心も必要なものだがそれに食われるなという本だよね。

>>126
　本人は若死にしてる、っていうのが結構イタイ。

>>134

＞自分の味方は自分しかいない。

　世間とか会社とか学歴とかが自分の見方だと思うと足をすくわれる。

生きるのに必要なものは知識より知恵。
知識（＝学歴）も広義での知恵。
学歴は自分を生かすための社会の免罪符くらいのもんだ。
生かすも殺すも自分次第。

なんか言ってる奴らいるけどさ、今の世の中公務員は譬え三種や初級でも勝ち組みだと思うよ。
漏れなんて無職で親からの仕送りで食ってるし。就職活動する気に全然ならん。

勝ち負けに強くこだわってる時点で負け組み

勝ち負けは時の運。運を引き寄せるのは自分を信じられる者のみ。

>>133

そんな貴方には「スクライド」というアニメをオススメします。
ひたすら悪あがきする主人公が出てきます。

>>142
>>133ですが、今度見てみますね。

>140
昔はそう思ってた。
でもさ、30目前でフリーター脱却を目指しても、職歴無しってだけで書類落ちして。
たまに面接まで通っても、「こんないい大学出て、何やってたの？｣
面接官のストレス解消のために呼ばれたようなもんで。
学生の頃は煤けて見えた公務員が、今になって燦然と輝いて見える。

>141
運が問われる地点まで到達できないんだよ、いい年してフリーターだと

>144
職歴なしでもフリーターで仕事してたんなら職務内容書けるでしょう。
履歴書と別に職務内容を書いて、アピールすることをおすすめします。
たいした仕事してなかくてもそこはうまく書くんだよ。でも捏造はダメだ。

人事を尽くして天命を待つ。尽くす前から運を嘆いてても運は逃げてくばかり。

>145
おっしゃるとおりで……。がんがってみるよ、ありが�d。

咆哮あげ

>145 人事を尽くして天命を待つ
うーん、久々に思い出して腹に響いた。

ｽﾚ違いかもしれないけど、貴志祐介氏の「青の炎」
に山月記のくだりがあった。
なかなかよかったよ。

このスレが消えるのは忍びない
上げとこう。

>>136
でも、中島敦は「生きたい、生きたい、生きたい」って言って死んだんだよ。
「もっと書きたい、書きたい、書きたい」って。
その誠実さが（批判する人もいるだろうが）中島敦であり、山月記なんだと思う。

age

小さい頃は自分は博学才英にして鈍物ならず、と思ったものだが
今では、すっかり駄目人間である。

漱石の高等遊民も

自分はどこまで堕ちるのやら・・

さがるのは忍びない・・あげ

漏れが高校生の時は「牛人」が教科書に載っていた。
今は亡きシバレンさんも中島敦を評し「あんなのが今も生きてたら、
オレなんかこんなデカイ面してられないよ」
エラい人たちが長生きでねばっていると後輩は窮屈で仕方ないから、
さっさと逝って欲しいと思います。

>>156
ちょっとﾜﾗﾀ

傷口に塩を塗りこむようなスレタイだな、オイ。

この前私物を整理していたら、山月記が載っている昔の教科書を発見した。
当時、授業で習ったときすごく印象に残っていて、そのため捨てられずに
置いていたのを思い出した。
主人公はなんと惨めな人生だと高校生だった自分は思っていたが、
まさか自分もこうなろうとは。
皮肉だ。

>>159
俺なんかなれてせいぜいミーアキャットだ…

虎なんかとてもとても…

でもさ、中島敦が年上の凡庸な女性に恋して、その父親に宛てた文面！
感動的じゃないのさ。確か、男いっぴき頭をさげてこうしてお願いするんです！
どうぞ○○さんを私にください！みたいな手紙だったよ。
中島敦、なんか秀才ばかりが語られるけども、なんか昔のいいやつだな。
旧制中学高校の、なんかとってもいいやつさ。そう思うな。

>>161
そうなんだ、知らなかったな。
図書館逝って来まつ。

見せかけの優しさ（偽善）に騙されるな！
A型の特徴

●とにかく気が小さい(臆病、二言目には「世間」）
●ストレスを溜め込んでは、キレて関係ない人間を巻き添えにして暴れまくる(小心者のくせに短気）
●自尊心が異常に強く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする（ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けている）
●他人の忠告を受け入れない、反省できない、学習能力がない（自分の筋を無理にでも通そうとするため）
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている（日本の常識は世界の非常識）
●権力、強者（警察、暴走族…ｅｔｃ）に弱く、弱者には威張り散らす（強い者に対してはへりくだり、弱いものに対してはいじめる）
●あら探しだけは名人級（例え10の長所があってもほめることをせず、たった１つの短所を見つけてはけなす）
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため、性格がうっとうしい（根暗）●一人では何もできない、女は連れションが大好き（群れでしか行動できないヘタレ）
●多数派（注・日本では）であることをいいことに、少数派を馬鹿にする、排斥する
●異質、異文化を排斥する(差別主義者）
●集団によるいじめのパイオニア＆天才
●悪口、陰口が大好き（性格極悪）
●他人からどう見られているか、体裁をいつも気にしている（「世間体命」、「〜みたい」とよく言う）
●ＤＶ夫が多い（特にＢ型やＡＢ型の女に対して、世間体を気にするあまり）
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい（同じことを何度も言う、知障）
●頑固で融通(応用）が利かず、表面上意気投合しているようで、腹の中は各自バラバラ（しかも考えていることは驚くほど幼稚）
●人を信じられず、疑い深い（自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う）
●自分は常に自己抑制しているもんだから、自由に見える人間に嫉妬し、徒党を組んで猛烈に足を引っ張ろうとする（ねたみが人一倍強い）
●おまけに執念深くしつこい（「一生恨みます」タイプ）
●自分に甘く他人に厳しい（自分のことは棚に上げて、まず他人を意識する、しかも冷酷）
●女々しい、あるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い

昔を振り返ってみると何故か自分の未来を暗示するかのような作品に引き込まれているよな。

>>161
雀荘通いをする結構弾けたアンちゃんだったみたいだよ、中島敦。

＞163
Ａ型の特徴だ？
〇4/19 △2/19 ×13/19
自分はＡ型だけど、こんなんだぞ。
△はどっちともいえないという部類。
どっからでてきたの、このアンケート？

それってあちこちに貼ってあるけど
何か楽しいのか？

ここまでか。

歌なんて女が歌うものだ。
俺の石ののどなのどからは、
歌なんてでてきやしない。
だから歌っておくれ。
俺の分まで歌っておくれ。

虎になれるだけ幸せだ、何にもなれない俺は…

>>163
A型の特徴というよりも人間皆が多少持ってる悪い部分を列挙しただけでは・・・
日本人はA型が多いから煽りやすいんだろう・・・

漏れも思い当たる一節がありすぎてよみかえすことにしますた。

ほしゅ。

こんな日だからこそ山月記

律儀にアンケートをやるのがa
oはまるでやらん

ﾒﾝﾄﾞｸｻｲのはキライ

名人伝はでてこないんだな

このスレのおかげで中島敦読みました。漏れの高校の教科書に載ってなかったので、
この人の存在すら知りませんでした。悟浄出世は漏れのことを言われているみたいだな。
名人伝も面白いですね。

う〜ん、なるほど名スレでした
獣に堕するといっても、みんな人間であれていいなぁ
当時はじめっからネズミクラスだから読んでもおもしろくなかったわけか・・・
それがわかっただけでも感謝

明けましておめでとうございます。

中島敦じゃないですけど、中国古典にここからはまるのもいいんじゃないですか？

（＾＾）