ハロワに行く前にシーシュポスの神話

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ハロワに行く前に、A.カミュ『シーシュポスの神話』を書きます。
感想、キボンヌ。
2名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 09:05 ID:gJfs0y1X
おう
31:02/08/30 09:05 ID:RCd1zKWB
神々がシーシュポスに課した刑罰は、休みなく岩をころがして、
ある山の頂まで運び上げるというものであったが、ひとたび山頂にまで
達すると、岩はそれ自体の重さでいつもころがり落ちてしまうのであった。
無益で希望のない労働ほど恐ろしい懲罰はないと神々が考えたのは、
たしかにいくらかはもっともなことであった。
4名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 09:05 ID:lSuI9FKr
51:02/08/30 09:07 ID:RCd1zKWB
ホメーロスの伝えるところを信じれば、シーシュポスは人間たちのうちで
もっとも聡明で、もっとも慎重な人間であった。しかしまた別の伝説によ
れば、かれは山賊をはたらこうという気になっていた。ぼくはここに矛盾
を認めない。かれが地獄で無益な労働に従事しなければならぬにいたった、
その原因については、いろいろな意見がある。まず第一にかれは神々に対
して軽率な振舞いをしたという非難がある。神々の秘密を漏らしたという
のだ。あるとき、川の神アソポスの娘アイギナがユピテルに誘拐された。
父親は娘がいなくなったのに驚いて、このことをシーシュポスに陳情した。
この誘拐の事情を知っていたかれは、コリュントスの城砦に水をくれるな
らば、事実をアソポスに教えようといった。
61:02/08/30 09:08 ID:RCd1zKWB
天の怒りの雷電よりも、かれは水の恵みのほうを選んだのである。
このため、かれは地獄で罰をうけた。ホメーロスはまた、シーシュポスは
死の神を鎖でつないだという話をぼくらに伝えている。冥府の神プルート
ンは、自分の支配する国に誰一人来なくなり、すっかり静まりかえったあ
りさまに我慢がならなかった。かれは戦争の神をいそぎ派遣して、死の神
を、その征服者シーシュポスの手から開放させたというのだ。
71:02/08/30 09:10 ID:RCd1zKWB
また、ある説によれば、シーシュポスは瀕死の床で、不謹慎にも妻の愛情
を確かめようと思った。かれは自分の亡骸は埋葬せず、広場のまんなかに
捨てておくようにと妻に命じた。死後シーシュポスは地獄におちた。そこ
でかれは、人間的な愛情をひとかけらも見せず、ただ言いつけにしたがう
だけであった妻の振舞いに腹をたてて、妻をこらしめるために地上に戻る
許可をプルートンから得た。しかし、この世の姿をふたたび眺め、水と太
陽、灼けた石と海とを味わうや、かれはもはや地獄の闇の中に戻りたくな
くなった。召還命令や神々の怒りや警告が相ついでも、すこしも効果がな
かった。それ以後何年ものあいだ、かれは、入り江の曲線、輝く海、大地
の微笑をまえにして生きつづけた。神々は評定を開いて判決を下さなけれ
ばならなかった。使者としてメルクールスがやってきて、この不敵な男の
首をつかみ、その悦びから引きはなし、刑罰の岩がすでに用意されている
地獄へとむりやりに連れ戻った。
81:02/08/30 09:11 ID:RCd1zKWB
シーシュポスが不条理な英雄であることが、すでにお解りいただけただあ
ろう。その情熱によって、また同じくその苦しみによって、かれは不条理
な英雄なのである。神々に対するかれの侮蔑、死への憎悪、生への情熱が、
全身全霊を打ちこんで、しかもなにものも成就されないという、この言語
に絶した責苦をかれに招いたのである。これが、この地上への情熱のため
に支払わえばならぬ代償である。地獄におけるシーシュポスについては、
ぼくらはなにひとつ伝えられていない。
9名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 09:13 ID:gJfs0y1X
わかった!!!!!
金田一君 このスレの>>1が犯人だ!
これで事件解決だ!
101:02/08/30 09:13 ID:RCd1zKWB
神話とは想像力が生命を吹きこむのにふさわしいものだ。このシーシュポ
スを主人公とする神話についていえば、緊張した身体があらんかぎりの努
力を傾けて、巨大な岩を持ち上げ、ころがし、何百回もの同じ斜面にそれ
を押し上げようとしている姿がえがかれているだけだ。ひきっつたその顔、
頬に岩を圧しあて、粘土に覆われた巨魂を片方の肩でがっしりと受けとめ、
片足を楔のように送ってその巨魂をささえ、両の腕を伸ばしてふたたび押
しはじめる、泥まみれになった両の手のまったく人間的な確実さ、そうい
う姿が描かれている。天のない空間と深さのない時間とによって測られる
この長い努力のはてに、ついに目的は達せられる。するとシーシュポスは、
岩がたちまちのうちに、はるか下のほうの世界へと転がりおちてゆくのを
じっと見つめる。その下のほうの世界から、ふたたび岩を頂上まで押し上
げてこなければならぬのだ。かれは平原へと降りていく。
111:02/08/30 09:15 ID:RCd1zKWB
こうやって麓へと戻ってゆくあいだ、この休止のあいだのシーシュポス
こそ、ぼくの関心をそそる。石とこれほど間近に取り組んで苦しんだ顔
は、もはやそれ自体が石である!この男が、重い、しかし乱れぬ足どり
で、いつ終わりになるかかれ自身ではすこしも知らぬ責苦のほうへとふ
たたび降りていくのを、ぼくは眼前に想い描く。いわばちょっと息をつ
いているこの時間、かれの不幸と同じく、確実に繰返し舞い戻ってくる
この時間、これは意識の張りつめた時間だ。かれが山頂をはなれ、神々
の洞穴のほうへとすこしずつ降ってゆくこのときの、どの瞬間において
も、かれは自分の運命よりたち勝っている。かれは、かれを苦しめるあ
の岩よりも強いのだ。
121:02/08/30 09:17 ID:RCd1zKWB
この神話が悲劇的であるのは、主人公が意識に目覚めているからだ。きっ
とやりとげられるという希望が岩を押し上げるその一歩ごとにかれをささ
えているとすれば、かれの苦痛などどこにもないということになるだろう。
こんにちの労働者は、生活の毎日毎日を、同じ仕事に従事している。その
運命はシーシュポスに劣らず無意味だ。しかし、かれが悲劇的であるのは、
かれが意識的になる稀な瞬間だけだ。ところが、かみがみのプロレタリア
ートであるシーシュポスは、無力でしかも反抗するシーシュポスは、自分
の悲劇的な在り方をすみずみまで知っている。まさにこの悲惨な在り方を、
かれは下山のあいだ中考えているのだ。かれを苦しめたにちがいない明徹
な視力が、同時に、かれの勝利を完璧なものたらしめる。侮蔑によって乗
り超えられぬ運命はないのである。
131:02/08/30 09:19 ID:RCd1zKWB
このように、下山が苦しみのうちになされる日々もあるが、それが悦び
のうちになされることもありうる。悦びという言葉は言いすぎではない。
ぼくはもう一度想い描こう、シーシュポスは自分の岩のほうへと戻って
ゆく、そして、はじめはそれは苦しみであった。あの地上のさまざまな
映像があまりにも強く記憶に焼きついているとき、幸福の呼びかけがあ
まりに激しく行われるとき、悲哀が人間の心のなかに湧きあがることが
ある。これは岩の勝利だ、いや岩そのものだ。かぎりなく悲惨な境遇は
担うにはあまりに重すぎる。これがぼくらのゲッセマネの夜だ。しかし、
ひとを圧しつぶす真理は認識されることによって滅びる。オイディプス
の場合も同じだ。                        
141:02/08/30 09:21 ID:RCd1zKWB
オイディプスは、はじめはそれと知らずに運命にしたがう。かれが運命
を知った瞬間から、かれの悲劇ははじまる。しかし、まさにその同じ瞬
間に、盲い絶望したかれは、自分をこの世界につなぎとめる唯一の絆が
若い娘のみずみずしい手であることを知る。このとき、途方もない言葉
が響きわたるのだ、「これほどおびただしい試練をうけようと、私の高
齢と私の魂の偉大さは、私にこう判断させる、すべてよし、と」。ソポ
ークレスのオイディプスは、ドストエフスキーのキリーロフと同じよう
に、不条理な勝利をこのように定式化するのだ。古代の叡智が近代の英
雄的姿勢と合致する。
151:02/08/30 09:23 ID:RCd1zKWB
不条理を発見したものは、だれでも、なにか「幸福への手引」といった
ものを書きたい気持ちになるものだ。「え、なんだって、そんなに狭い
道をと通ってだと……」だが、世界はひとつしかない。幸福と不条理と
は同じひとつの大地から生まれたふたりの息子である。このふたりは引
きはなすことができぬ.幸福は不条理な発見から必然的に生まれると言
っては誤りであろう。幸福から不条理な感情が生まれるということも、
たしかにときにはあるのだ。「私は、すべてよし、と判断する」とオイ
ディプスは言うが、これは[不条理な精神にとっては]まさに畏敬すべき
言葉だ。
161:02/08/30 09:25 ID:RCd1zKWB
この言葉は、人間の残酷で有限な宇宙に響きわたる。すべてはまだ汲みつ
くされていない、かつても汲みつくされたことがないということを、この
言葉は教える。この言葉は、不満足感と無益な苦しみへの志向をともなっ
てこの世界に入りこんでいた神を、そこから追放する.この言葉は、運命
を人間のなすべきことがらへ、人間たちのあいだで解決されるべきことが
らへと変える。
171:02/08/30 09:26 ID:RCd1zKWB
シーシュポスの沈黙の悦びのいっさいがここにある。かれの運命はかれ
の手に属しているのだ。かれの岩はかれの持ち物なのだ。同様に、不条
理な人間は、みずからの責め苦を凝視するとき、いっさいの偶像を沈黙
させる。突然沈黙に返った宇宙のなかで,ささやかな数知れぬ感嘆の声
が、大地から湧きあがる。数知れぬ無意識のひそやかな呼びかけ、あり
とあらゆる相貌からの招き声、これらは勝利にかならずつきまとうその
裏の部分、勝利の代償だ。影を生まぬ太陽はないし、夜を知らねばなら
ぬ。不条理な人間は「よろしい」と言う、かれの努力はもはや終わるこ
とはないであろう。ひとにはそれぞれの運命があるにしても、人間を超
えた宿命などありはしないし、しかもその宿命とは、人間はいつかはか
ならず死ぬと言う不可避なもの、しかも軽蔑すべきなものだと、不条理
な人間は判断している。
181:02/08/30 09:28 ID:RCd1zKWB
それ以外については、不条理な人間は、自分こそが自分の日々を支配す
るものだと知っている。人間が自分の生へと振向くこの微妙な瞬間に、
シーシュポスは、自分の岩のほうへと戻りながら、あの相互につながり
のない一連の行動が、かれ自身の運命となるのを、かれによって創りだ
され、かれの記憶のまなざしのもとにひとつに結びつき、やがてはかれ
の死によって封印されるであろう運命と変わるのを凝視しているのだ。
こうして、人間のものはすべて、ひたすら人間を起源とすると確信し、
盲目でありながら見ることを欲し、しかもこの世には終わりがないこと
を知っているこの男、かれはつねに歩みつづける。岩もまたころがって
ゆく。
191:02/08/30 09:29 ID:RCd1zKWB
ぼくはシーシュポスを山の麓にのこそう!ひとはいつも、繰り返し繰り
返し、自分の重荷を見出す。しかしシーシュポスは、神々を否定し、岩
を持ち上げるより高次の忠実さをひとに教える。かれもまた、すべてよ
し、と判断しているのだ。このとき以後もはや支配者をもたぬこの宇宙
は、かれには不毛だともくだらないとも思えない。この石の上の結晶の
ひとつひとつが、それだけで、ひとつの世界をかたちづくる。頂上を目
がける闘争ただそれだけで、人間の心をみたすのに十分たりうるのだ。
いまや、シーシュポスは幸福なのだと想わねばならぬ。
201:02/08/30 09:31 ID:RCd1zKWB
書けまますた、感想キボンヌ。
21とりあえず:02/08/30 09:36 ID:t4dhYS00
悪いが、今は読む気にならん。
ごめんちゃ。
22名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 09:36 ID:lSuI9FKr
23名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 09:37 ID:lSuI9FKr
>>21
「今は」って所が笑えた。
241:02/08/30 09:46 ID:RCd1zKWB
>>21
後で読んでちょうだい。

シーシュポスは何で岩を転がし続けたのか?
2523男:02/08/30 09:49 ID:80AkP7Wc
>>24
ルーチンだからだよ
麻薬と一緒だ
26名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 09:53 ID:lSuI9FKr
>25
いいねぇ。新解釈だ。
271:02/08/30 09:54 ID:RCd1zKWB
そのルーチンを放棄することもできたが、
なぜ彼は岩を転がしつづけたのだろう?
281:02/08/30 10:07 ID:RCd1zKWB
シーシュポスは自由になれるのも理解していんじゃないか?
29だめぽ:02/08/30 10:11 ID:IuKkrfeo
すべてよし、ダカラ?
岩は岩であるだけで ひとつの世界をかたちづくる、ダカラ?
ではなくって???

シーシュポスでハロワ・・・1さんもまた岩を転がす
301:02/08/30 10:13 ID:RCd1zKWB
>>29
確かにね転がしてるね(弱藁
だめもさんも転がしてる。
311:02/08/30 10:16 ID:RCd1zKWB
失礼
だめぽさん、ごめんなさい。
321:02/08/30 10:19 ID:RCd1zKWB
岩を転がしながら、ワロワに逝きます、はい。
33だめぽ:02/08/30 10:21 ID:IuKkrfeo
うん。転がさなきゃね・・・(遠い目)

シーシュポスはきっとスゴイ肉体美を手に入れたことでしょう。
全部無駄だし 無駄なものは何ひとつナイのです・・・
341:02/08/30 10:27 ID:RCd1zKWB
>>33
>全部無駄だし 無駄なものは何ひとつナイ
これいい!!なんか感動した。
では、ほんとにハロワに逝きます。
351:02/08/30 12:56 ID:DEIInvlf
>>17
>影を生まぬ太陽はないし、夜を知らねばならぬ。不条理な人間は「よろしい」
 と言う、かれの努力はもはや終わることはないであろう。

生と死は一枚のコインの表と裏に過ぎないのか、だらから岩を転がすのか?
36名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 13:02 ID:mTQ2YTyn
あー、ひさしぶりにカミュ読みたくなってきた
夜にでも本棚から引っ張りだしてきて再読するよ
371:02/08/30 13:08 ID:DEIInvlf
>>36
感想キボンヌ。
38ひるの1001:02/08/30 15:41 ID:cc2x4886
>1
ありがとう

これ読んで、ふと、燈台下暗しか…とつぶやいた
39名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 17:35 ID:UNKO8c1x
「頂上を目がける闘争ただそれだけで、人間の心をみたすのに十分たりうるのだ。」
いい言葉だ、幸福と不幸は同居しているというわけか・・
401:02/08/30 18:12 ID:M9sVBbX7
午後の岩転がし(職探し)から帰ってきました。
俺の岩はまた麓に転がり落ちました。頂上まではるか手前で。
しかし構わないと俺は思います。
41名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 19:30 ID:M2UAHbEJ
なにげに良スレだな…
42名無しさん@毎日が日曜日:02/08/30 21:26 ID:uIN2BgWs
・・・う〜む、・・こ、このスレはパス(w
43名無しさん@毎日が日曜日:02/08/31 01:23 ID:2uHiC13T
沈む前に、読みます!
44名無しさん@毎日が日曜日:02/08/31 01:25 ID:LbUAmahO
これ高校の現代国語の教科書に載ってたな。どういう解釈が正しいの?
45.:02/08/31 01:28 ID:JDciynDR
「収容所列島」のラストにひきつける解釈がメンタルヘルスにはよろしかろう。
46無無無:02/08/31 01:30 ID:GtaioFYc
無意味さを認識しつつ、それを行う行為者の素晴らしさ。
そして、それが人間であると言う事。
と、漏れは解釈した。
シシュポスの神話、読んでないけど。
47名無しさん@毎日が日曜日:02/08/31 01:32 ID:2uHiC13T
XのYOSHIKIが、TOSHIに課せてたってあたりは、あまりにも有名。
48.:02/08/31 01:34 ID:JDciynDR
ナチスの将校もユダヤ人に腕立て伏せのポーズを何時間もとらせて
くじけた奴は死刑にしたそうだ。
49だめぽ:02/08/31 02:17 ID:0HwmLQz7
>>1さん
午後の岩転がし ごくろうであった!
気が向いたら 続きキボンヌ。

人は、それが「重労働」だから疲れるわけではない。
「不毛」であることが疲れさせるのだ。
不毛さにさえ気づかない無知ならば苦痛も感じない。
不毛であると十分知りつつも 不毛をさえ楽しむ術を知る。
運命に課せられていることも含めて「すべてよし」と自身が選択した自由意思で。
生の全ての営みは、死というゴールに向かっていずれ無に返っていく。
生きていることそれ自体が、岩を転がし続けるようなものだ。
それは不毛で絶望的なだけなのか?と言えば・・・
そんな時もあるだろうけど、そうでないこともある。
美しく力強くキラキラしたものを沢山みただろう。
生きているただそれだけで、石の上の結晶のひとつひとつが、それだけで、
ひとつの世界をかたちづくる。

って「異邦人」しか読んだことないけど。
50だめぽ:02/08/31 02:17 ID:0HwmLQz7
長すぎる・・・・スマソ
51 ◆.EExx666 :02/08/31 10:26 ID:825aWWY2
シーシュポスとシジフォス
どちらが正しい発音に近い表記なのでしょうか?
昔、出版されていた方は「シジフォス」表記でしたが。
どうでもよい話御容赦。
52:02/09/03 01:11 ID:gqP0Fyv1
>51
昔、確かに図書館で見つけましたよ、「ジシフォス」。
ギリシア語は挫折しました(弱藁
53 ◆.EExx666 :02/09/03 18:56 ID:2kkLxcXC
>>52
レスサンクスです。
このスレ時間がある時に
読ませて頂いております。
54 ◆.EExx666 :02/09/10 19:01 ID:j3UhzSMj
太陽が黄色いからって・・
55 ◆.EExx666 :02/09/12 13:19 ID:L+cw4BHs
昭和45より「シーシュポス」表記のようですね。
訳者も矢内原伊作→清水徹と変わっています。
・・と独り言。
56 ◆.EExx666 :02/09/13 10:23 ID:s3HwAZNT
さて、今日も岩を頂上まで・・
57 ◆.EExx666 :02/09/14 11:17 ID:aVEcqwWE
同じルートだと飽きが早いので
頂上までのルートを変えてみたり・・
58 ◆.EExx666 :02/09/15 02:03 ID:h/92muR7
やる事の本質が変わる訳ではないが・・
59 ◆.EExx666 :02/09/15 08:30 ID:CDzVPGk1
違う服装もたまにはしてみたいしね。
着ている人間に変化があるわけではないが
それで気分が変わる事もある。
60名無しさん@毎日が日曜日:02/09/17 01:16 ID:Uikgj/lN
シーシュポスはオナニーしなかったの?
61だめぽ144:02/09/17 01:17 ID:5KJoGIp9
>>1
がんがれ〜〜!!
62だめぽ144:02/09/17 01:19 ID:5KJoGIp9
あ。 ◆.EExx666 さんもがんがってるのですね。
だめぽも今週はおおいに岩を転がします・・・
また落ちてくることは ほぼ確定なのだが。
63名無しさん@毎日が日曜日:02/09/17 03:01 ID:QE+AbzM0
初めて読んだ。
う〜ん、ずばっと的確なことは言えそうもないけど、僕はこの話を、
人間は自分のありかたを規定できるのだぞ、という話だと思いました。
どんな状況であれ、主体的になれるし、客体的にもなれる。
そして、勝利は常に主体の方にあるのだ、ってことですかね?
同じ山頂まで岩を運んでいくという無益な行為でも、
(神の命令により)石を転がされていると感じたら負けで、
自分の意志で転がしているのだと感じているのなら勝ち。
受動的な運命などなく、自己の意志で規定された行為が運命になる。
要旨はそんなとこですかね。
6463:02/09/17 03:10 ID:QE+AbzM0
なんか中学生の読書感想文みたくなってしまいましたね。
ざっと読んだだけなので、よく知りもしない実存主義の
自己流解釈を物語に当て嵌めただけって感じになりました。
もう1回読んでみたいと駄目ですね。失礼。
65名無しさん@毎日が日曜日
実存主義って何よ?