第8話 賢い犬リリエンタールと
おばけのあしおと 後編
話に聞いた怪談の中で、自分が気になっていたことについて話すさくら。
100年前の客船の事故では、80人以上が波に飲まれるなどして死んだのに
怪談に出てくる幽霊の足音は1人分だけ。
そして事故の犠牲者について調べると、死因が「餓死」となっている乗客が
1人だけいた。
このことからさくらは、怪談の中で出てくる客船は、実は沈んだわけではなく
餓死したのは、逃げおくれて船に取り残された子供ではないかと推測する。
『こどものおばけが人をさらって、じぶんとおなじ目にあわせている・・・!?』
「あくまで想像だけどな・・・」
客船の中をすすむ2人。『ひい!?』
内部のラウンジには、十数体はあろうかという白骨化した死体が
怪談の中で餓死した2人のように、まるで生活しているときの姿のまま
並べ置かれていた。
『てつこ・・・てつこはぶじですかな!?』
においをたどって、奥へ走っていくリリ。
客間のベッドのひとつに、寝かせられているてつこを発見する。
『てつこ!よみがえれ、てつこ!』「うーん・・・」
「気絶してるだけだ」
階段まで戻ろうとする3人。しかし、背後でドアが開く音に振り返ると、
ドアの前に、白くすきとおった女の子の幽霊が立っていた。
「帰っちゃだめ・・・」 コツ・・・
『て、て、てつこは、おばけにはわたしませんぞ!』ガタガタブルブル
ふるえながらも、てつこの前に立ちはだかるリリエンタール。
しかし女の子の幽霊は、にこやかに自己紹介をする。
「わたしはマリー。この子はシャーロット。よろしくね」
マリーが言うには、いままで連れてきた人はみんな自分の姿が見えないし
しばらくすると、ネジが切れた人形のようになってしまうのだという。
「でも今日やっと、おしゃべりできる相手に会えたの。
ずっとここにいて、リリエンタール」
『そ、それは・・・』
このままでは自分達も餓死してしまう。
なんとか脱出して、もとの家に戻らなければ、というてつこ。
しかしさくらは、この幽霊の世界をすぐに終わらせる方法はある、という。
あまり気は乗らないが、と言つつも、さくらはマリーに言い聞かせる。
「落ちついて、おれの言うことをよく聞いてくれ。
おまえはもう、ずっと前に死んでるんだ」
「え・・・」
ザァァァァ・・・
とたんに、幽霊船の壁が破片となってくずれ、黒い空間の中に消えていく。
「さくら、どういうこと・・・!?」
「壁抜けができなかったり、靴ぬいで足音消したり、幽霊っぽくねえとは思ってたが
こいつはただ、自分が死んだことをわかってないだけなんだ。
だからこいつがそのことに気づけば、全部終わる」
白いマリーの体も、少しずつ破片となって散りはじめる。
「わたし・・・このまま消えたらどこにいくの?」
「・・・たぶん、天国に行くんじゃねーか?」
「てんごくってどんなところ・・・?」
「見たことはねーけど・・・いい所だってウワサだ」
「なんだかかわいそう・・・」
「しかたねえだろ。つきあって餓死するわけにはいかねえ。
成仏させる以外にどうできるっていうんだ?」
しかし、さみしそうにしているマリーを見て、リリエンタールは言う。
『てんごくなんて、いそいでいかなくてもいいのです。
マリーもシャーロットも、おうちにきたらいいのです。』
「え!?」
『わたくしめも、はかせとははうえにあうまでは
ずっとさみしかったのです。
でもいまは、みんながいるのでとてもたのしいのです!』
『おうちには、てつこもあにうえも、ごむぞうもいるのです!
きっとさみしくないですぞ!』
「・・・・!」パァァァ
「・・・ははっ!」リリの言葉に、笑うさくら。
(そうか、今やっと自分の心がわかった。おれは・・・
100年間もずっとさまよってる幽霊を、助けてやりたかったんだ・・・)
黒い空間がすっかり散って、4人はもとのてつこの部屋にもどってくる。
「まぶしい・・・」
「日野家へようこそ!!」
第8話 おわり
ただいまの掲載順 17位(ドベ4)
てつこ!よみがえれ、てつこ!
(沈んでない)船は2隻あった!!
さくらはドライなようで優しいな
しかもたよりになる
遭難した船が2種類あってややこしかった
あれ?ボートだっけ客船だっけ、みたいな
いやちゃんと読めば分かるんだけどね
そして今度こそ薄幸の幼女投入
147 :
マロン名無しさん:2013/02/05(火) 20:57:04.49 ID:b3WFGWNI
ょーじょ!ょーじょ!スケスケょーじょ!
ごめんあげた
こんなレスで・・・ビクンビクン
>>144 それ、ライトニング光彦っぽい台詞だw
さくらクール過ぎるホントに12か
ゆきはどこー?部屋にはいないし、まさか戻った家の下敷き・・・
波に洗われてた家はふしぎ空間(仮)に存在する日野家のコピーって感じかな
ゆきは・・・1階のリビングでくつろいでたんだよきっと
ゆきが居る場所にだれかが重なり合って転送されてきたら
原子の力で地球がヤバイ
>>149 みつひこの番組のなかで覚えた言い回しっぽいなw
第9話 賢い犬リリエンタールと
おばけのあしおと おまけ
『・・・と、いうわけですので、マリーとシャーロットを
おうちにすませてあげてほしいのです!』
「うん、いいんじゃないかな」ハッハッハ
「早っ!!兄貴ちゃんと脳みそ使ってる!?」
マリーを受け入れることには同意しているものの
幽霊船での被害の大きさを気にしているようすのてつこ。
兄は「てつこ達が未来の被害を防いだことのほうが意味があると思うよ」
と、まったく意に介さないようす。
一方、はじめて見る「本物の幽霊」に興味しんしんのゆき。
「・・・わっ、わっ、すごい、ほんとにさわれない!」スカ スカ
『こらっ!マリーであそんではだめなのです!」
「あれ?リリエンタール、おばけ苦手なんじゃなかったっけ?」
『おばけにもいろいろなじじょうがあるとわかったのです!』
『マリーとシャーロットはわたくしめが
日野家のせんぱいとしてめんどうをみるのです!』ビシッ
3時のおやつに、ゆき達が持ってきたおみやげを食べることにする一同。
マリーはまぶしいのが苦手なので、カーテンを閉めるリリ。
みんなで席につこうとするが、マリーはなんだかあまり元気がないようす。
「さっきてつこが言ったことを気にしてるのかもねー」と、ゆき。
『てつこはマリーがいたらイヤですかな?』
「うーん・・・そんな本気でイヤってことはないだろうけど・・・
元々、変化を嫌うヤツだからな・・・」
『ふむう・・・せんぱいとしてどうにかせねば・・・でも、どうすれば?』
「そういや幽霊って、物食えるのか?」と、さくら。
マリーがケーキを手とると、ケーキからもうひとつ透き通ったケーキがあらわれる。
それを食べるマリー。お茶も同じように、幽霊として取り出したものを飲む。
「カップまで幽霊に!すごーい!どうなってるのー!?」感動するゆき。
『マリーはすごいですかな?』と、リリエンタール。
「うん!!すごいよ!!」
「ねえ、それって人も幽霊にできるの!?」
ノリノリで自分も幽霊化してもらうゆき。生き物はまるごと幽霊になるらしい。
リリも幽霊化し、壁をすり抜けたりするようすをてつこにアピールする。
「てつこ!すごいですぞ!ごらんあれ!!」ジタバタ
ゆきのイタズラにより、てつこも幽霊化。
幽霊化した部屋中の人と物が、無重力のような状態でぷわぷわとぶつかりあい、ただよう。
「あはははははは!!」ゆき大歓喜。
「すごいでしょう!?マリーはすごいのですぞ、てつこ!!」
「わかった!わかったから・・・早く元に戻してーー!」
さくらがカーテンを開け、日光をあびると、全員もとにもどる。
てつこによる鉄拳制裁で、ダウンするリリとゆき。
『て・・・てつこ・・・マリーはすごいので・・・おうちに、おうちに・・・』ヨタヨタ
「やかましい」『おぶっ』
夜。なぜ昼間、リリエンタールがあんなにはりきっていたのか、疑問に思うてつこ。
「リリエンタールは・・・てつこにマリーちゃんのことを
認めてもらいたかったんじゃないかな」
「・・・・・・。あたしに・・・?
あのやり方じゃまるっきり逆効果なんだけど・・・」
「だよねえ。でも、まっすぐでリリエンタールらしいと思うけどなあ」
「・・・まったく・・・バカ犬なんだから・・・・」
いっぽう、屋根の上で話をする、マリーとリリエンタール。
『もうしわけない・・・マリーのいいところを、てつこにみてもらう
はずだったのですが・・・』
「わたしはへいきよ。みんなであそべてたのしかったし・・・
それになんだか、てつことも近くなれた気がするの・・・ありがとう」
『・・・!』
「バカ犬、マリー、ごはんよー!!」
『はいっ!』「はーい」
第9話 おわり
ただいまの掲載順 18位(ドベ3)
今回の深く考えるとこわいポイント
壁にめりこんでいるときに、日光をあびてしまったらどうなるんだぜ?
兄は幽霊になったのですかな?
>>155 もしや・・・壁と同化してしまうのでしょうか
しかし「光が苦手」という情報だけでカーテンを開け「元に戻る」を導き出す
さくらって何者なんだ
>>156 あにうえの服だけが浮いてるようですな
服の幽霊・・・?
表紙のごむぞうが便利すぎですぞ
一家に一匹?欲しいのです
>>155 「いしのなかにいる」状態に・・・
>>157 >しかし「光が苦手」という情報だけでカーテンを開け「元に戻る」を導き出す
>さくらって何者なんだ
これ思ったww そして浮いてる人間もいるのに容赦なく試す行動力
やはりゆきとは血を分けた姉弟か・・・
単純に、戻らなかった場合のことも考えるとこわいんだぜ
今週もゆきちゃんの脇が堪能できる週でしたペロペロ
右の脇は俺がいただいたベロペロ
\\
U ・3・) | |
と ) | | ガガッ
Y /ノ .人
/ ) .人 < >__Λ ∩
_/し' < >_Λ∩Д´)/
(_フ彡 V`Д´)/ / ←
>>159 / ←
>>160
俺はマリーの髪の毛をくんかくんか
_ =ニ∠__) ミ 、
,∠__) | ` 、─、
\ | >、_,)
ヽ | / :
l⌒l──⊂(・( ・)つ i !
ヽ、| /と(ε・ U ・3・) |\l
, -、/ /(ノ と )─‐l l ガッ
ヽ、\ _/ ( Y /ノ 人‐′
 ̄(_フ `|/ ) < >∧∩
_/し' ノノV`Д´)/ ←
>>162 (__フ 彡イ /
変態ホイホイだー!
てつこは俺がいただいていくぜ
U ・3・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/ ←
>>165 (_フ彡
第10話 アキラと スーパー宇宙ねこ
お絵かきをするリリエンタール。マリーにスーパーうちゅうねこの設定を説明する。
「宇宙ねこは何を食べるの?」
『ふむ、そういえば。すきなたべものはまだきめてないのです』
「きゅうりがいいとおもうわ。きゅうり食べそうな顔してるもの」
『ふむ、いわれてみれば・・・
では、だいこうぶつはきゅうりにけっていですな!』
黒服のアジト。宇宙ねこにきゅうりを与えるサングラス組のアキラ(19)。
「どうだ?猫。うまいか?」
「はい。たいへん歯ごたえが良く、みずみずしくておいしいです」ボリボリ
サングラス組B・Cは、猫のことをシュバインさん(上官)に報告したほうがいい
というが、アキラはもし猫が上の人間に連れていかれて
あやしい科学者に改造とか解剖とかされたら、と思うとそれはできないという。
『私も報告には反対です。私が人間に捕まることはまずないと思いますが・・・
アキラやサングラスのお二人が騒動にまきこまれることを懸念します』
「そ、そうか・・・」
いっぽう、シュバインの執務室。ボンボン組の2人が、アキラのネクタイ留めに
こっそり仕掛けていた、小型カメラの映像をシュバインに見せる。
「この妙な生き物、RD−1と関係あるんじゃないですか?」
「呼び出して説明させましょう」
「・・・いや。それはムリだ」
「あのな、おまえたち、よく聞けよ。
今回のアキラは正式な任務で動いたわけじゃない。
任務外の行動に報告義務はないんだ」
自分もアキラの上司として、盗撮映像をネタに尋問するようなことは
できないと言うシュバイン。
「うちは非合法の仕事も請け負う組織だが
組織の中までルール無用じゃ成り立たねえだろ。
俺がお前たちを『エリート組』と呼んでる意味を、もう一度よく考えてくれ」
「・・・・・!はい・・・」
ボンボン(黒)は食い下がるが、シュバインは今度はまともな手段で
猫について聞き出すように言う。そのやりとりを、壁にとけこんで
透明化した姿で、こっそり聞いているねこ。
ボンボン(黒)はシュバインの訓告にそむいて、ひそかにアキラを
とらえるために部隊を動かす。
ねこはアキラの部屋にもどり、そのことを報告する。
部屋を出て逃げようとするアキラだが、すでにほとんどの通路に
部隊が張っていて、地下へと追いつめられてゆく。
「こんなに早く猫のことがばれちまうとは・・・
盗み撮りとかふざけやがって、あの野郎!」
捕り物のことなど知るよしもなく、温泉でくつろぐボンボン組(白)。
「ふうー、極楽、極楽・・・」
非常用通路の扉の前で、ボンボン(黒)と手下に囲まれるアキラ。
気がつくと、近くにねこの姿が見えない。
「おとなしくしてくれると助かります。どうせ逃げられないですから」
絶体絶命かと思われたとき、壁の中から声がひびく。
「アキラ。目を閉じていてください」
壁から巨大な2つの目が浮き出し、瞳からまばゆい光が照射される。
設定にあった「おやすみビーム」の能力により、ボンボン(黒)と手下たちは
ぐっすり眠ってしまった。
「ひとまずは助かったが、これからどうする・・・?」
「シュバインさんを頼るのがいいと思います。
なかなか信用できる人物とお見受けしました」
「おまえ、シュバインさん知ってんのか・・・!?」
いっぽう、宿舎の一室でチェスに興じる新キャラの黒服2人。
「・・・何やら外がさわがしいな」「何かまたでかいヤマでも動いてるんスかね?」
「でかいヤマといえば、例の『RD−1』。ウワサによれば
RD−1のある家には、言葉をしゃべる『賢い犬』がいるらしいっスよ」
「ほほう、賢い犬・・・?」ピクリ
「それはなかなか面白そうじゃないか、ローライズ・ロンリー・ロン毛」
「ウィルバーさんの番っスよ。降参っスか?」
第10話 つづく!
ただいまの掲載順 11位
ねこが本当に、とてもかしこいりっぱなねこになっていてすごい
自分の知性を超えた存在を生み出せるリリエンタールまじチート
マリーの好物チョイスセンスに凶気を感じる
目だけ飛び出てる見開きでビクッとしたw
壁と同化→目だけ立体化?
そして・・・紳士キターーーー!!!
ねこねこ!
きゅうりが確かものっそい安かったんだっけw
>>172 6本以上入ってて¥70
やすすぎだろww無人販売かwww
紳士強盗きたああああああああ
紳士!!紳士!!( ゚∀゚)o彡゜
ロン毛も忘れちゃならねええええイヤッハァアアア
だから何で野郎の入浴シーンなんだあああああ
_, ,_ ∩
⊂⌒( `Д´)彡 おっぱい!おっぱい!
`ヽ_つ⊂彡
_, ,_ ∩
( `Д´)彡 おっぱい!おっぱい!
( ⊂彡
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し ⌒J
_, ,_ ∩
( `Д´)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂l⌒⊂彡
(_) ) ☆
(((_)☆
・・・よくよく考えたらつるぺた系しかいねーじゃねーかこのマンガ
400歳は結構でs
羊にされたか…
そのご 177の すがたをみたものは いない・・・
この組織に就職したい
#きょうは16時ごろあらすじ投下します。
新連載のジャンプが出る日まであと10時間フゥー!!
第11話 賢い犬リリエンタールと
紳士ウィルバー
夕飯前、買い物に行った兄の帰りを待つてつことリリエンタール。
呼び鈴にこたえて玄関を開けると、そこには見知らぬ黒服の男が。
紳士ウィルバーと、部下のローライズ・ロンリー・ロン毛。
RD−1、すなわちリリエンタールをねらう黒服の一味らしい。
優雅に玄関先にテーブルセットを広げつつ、紳士的に告げる。
「あなた方のお兄さんは、私どもが誘拐させていただきました」
「はあ!?」
いっぽう、どこかの応接間。兄がソファで目を覚ますと
テーブルにはお茶菓子と、紳士組の写真入りのメッセージカードが。
「『このたびは私どもの都合で、あなたを誘拐させていただきました。
たいしたおもてなしもできませんが、どうぞごゆっくり
おくつろぎください』・・・?」
「大変だ・・・!てつこたちの晩ごはんが作れないぞ・・・!」
「それにこのお菓子・・・!おいしそうだけど
食べちゃっていいんだろうか・・・!?」
『あにうえーーー!!』モニタごしに兄のようすを見て、叫ぶリリ。
「・・・兄貴を返してほしかったら、RD−1をよこせってこと?」
「フフ・・・察しがよくて非常に助かります。
しかしそれではこちらが一方的に要求を通すことになる・・・
あまり紳士的ではない」「?」
紳士はなぜか、チェスで2人のどちらかと勝負し
紳士が勝てばRD−1をわたす、という条件を出す。
「・・・ほかの勝負じゃダメなの?レンガに指で穴をあける競争とか・・・」
「それ、世界で何人ができるんスか・・・?」
チェス勝負を受けて立つリリエンタール。しかし当然まったくの初心者。
「ふむ、コマのならべかたは・・・」オソルオソル
「そこから!?あんたそんなので勝てるわけ・・・」
いっぽうの紳士。
「黒のクイーンは黒のマス・・・と」オソルオソル
「そっちも!?」
「はずかしながら、私チェスをはじめたのは最近のことでして」
ロン毛にチェスを習ったものの、まったく勝つことができず、
ほかの人間と対局したことも、誰かに勝ったこともないという紳士。
「くりかえされる敗北!勝利への飢え!・・・私は考えました」
「相手がもっと、弱ければいいのではないかと・・・!」
「(こいつ だめだ・・・)」
しかし一応、何度も対戦を経験しているだけあって
勝負では、完全に初心者のリリエンタールを圧倒する紳士。
「なんという強さ・・・眠れる力がめざめたかのようだ!
今の私を言葉で飾るがいい、ローライズ・ロンリー・ロン毛!」
「『大人気ない』ですかね・・・」
『ぐぬぬぬ』
苦しまぎれに突然、2つのコマを同時にうばうリリ。
『ずば――――っ!!!』「何!!?」
『このコマは、ライトニングみつひこ・・・!!
ほかのコマよりもずっとつよいのです!!』
「・・・なんと!そのようなルールが!?」「ありません」
「この場で新しいルールを作るとはなかなかの度胸・・・・
しかし、ニセモノのルールで勝負するというのならば
お返しするのもニセのお兄さんということになりますな」
『ノ―――――!!』
(ニセ兄:目がするどい、パーツがとがっている、やさしさがたりない)
「こんなの卑怯よ!バカ犬が勝てるわけないわ・・・」
「お言葉ですがお嬢さん、ウサギを狩るのにも全力を尽くすのが紳士・・・
勝負の前に優位に立っておくのが大人の戦い方・・・
大人の強さというものなのですよ」
「・・・!」
「さあ、勝負を続けましょうか!」
第11話 つづく!
次回予想
リリが光って、チェスボードの世界に突入
おっと掲載順をわすれた 16位だ
これは紳士回の評判が生死を分けるのでは・・・
登場人物全員に突っ込みどころがある世界になってきたww
ロン毛は言動だけは、読み切りより常識人っぽいが・・・
ローライズ・ロンリー・ロン毛、名前もファッションも凄いけど
話中唯一の常識人っぽいなあ
今回ボケが飽和し過ぎw
新連載開始とともにすっかり過疎っているなw
人いなくなっちゃったけど、ここはほのぼのしてて良かった・・
ワートリスレ殺伐としててツライ