気になってるマンガを誰かが批評してくれるスレ4

マンガで分かる心療内科

>>938
百聞は一見にしかず
ttp://yucl.net/manga

>>939
サンクス、３０話ぐらいまで読んだらもういいやってなったｗ

ゼロイン

おっとり捜査
死刑囚042

おっとり捜査
犯罪者を惹きつけちゃうことが多いJKをおとりにしては異常犯罪者を捕まえる、1話・数話完結形式の事件物。毎回意図的におとりにしてるわけでもないが
初期はヒロインのJKがやたらレイプ未遂されまくるエロ漫画だったが、途中からは全体を貫く大きなストーリーが動き始め、
それなりに中身の伴った話になっていく。デビュー作な上に見切り発車で連載スタートしたので初期はけっこうｇｄｇｄ
異常犯罪物が好きなら楽しめそうだが、その手の本を読みあさって精通している人だと、
作中に登場する異常犯罪についての薀蓄ネタに既視感を抱いて新鮮には楽しめないかもしれない
主人公の刑事と因縁がある、ラスボス的存在の犯罪者が強すぎてファンタジー入ってる

死刑囚042
死刑制度廃止が模索される中、死刑囚の頭に爆弾を仕掛けていつでも殺せる状態にした上で
公共施設で働かせることが提案され、そのテストケースとして公立高校で用務員として働くことになった死刑囚の話
おっとり捜査とは同じ作者だが、だいぶ作家としてこなれた後の作品で、より短い巻数で無駄なくまとめているのでこちらの方がとっつきやすそう
死刑制度の反対派賛成派、どちらにも寄りすぎずに書いているので、あまり作者の思想が鼻につくみたいなことはなさそう
問題提起作みたいなのではなく、ヒューマンドラマな面が強いので固いノリを期待すると肩透かしかもしれない

>>943
ありがとうございます
とりあえず死刑囚042だけ買ってみて
気に入ったらおっとりにも手を出してみようと思います

おとぎ奉り(妖怪退治もの？絵は綺麗そうで好感)
岳(漫画賞とって話題になったのと完結するそうなので)

お願いします

『龍-RON-』ってどう？
歴史を題材とした話と同作者の六三四の剣は自分的に相性良しなのだが

>>945
山岳救助を題材にした漫画
ただ遭難者を助けるだけではなく、遭難者の背景なども描かれており、山岳救助と人間ドラマが上手く纏まっている
山岳救助以外にも一般の登山客や山に携わる人との触れ合い、サブキャラにスポットを当てた話などもあり、メリハリのある内容になっている
似たような形式の話のも多いのでマンネリに感じることもあるかも

>>947は『岳』についてです
失礼しました

ジョジョな奇妙な冒険がアニメになるということで興味を持ち読んでみたいなあと思っています
良ければ教えてください

『ジョジョの奇妙な冒険』がアニメになるということで興味を持ち読んでみたいなあと思っています
良ければ教えてください

>>947
ありがとうございます
興味が十分湧いたので購入してみます

>>949
あらゆる作品の模倣で形成されている作品なのでオリジナリティは無いけど
それを気にしない人ならそこそこ楽しめる

烈火の炎
ある作品のパクリと言われてるけどそこまで似てるのか

>>953
言うほど似てはいない
ただし、途中で裏武闘殺陣とかいう裏社会の天下一武道会が出てきた時は
これ完全に暗黒武術会じゃねーか！とは思った
チーム戦だし

それも別にアレがオリジナルってわけじゃないだろうしなー
むしろ普通の中学生が一ヶ月自主トレしたぐらいで
バリバリの殺し屋連中と渡り合えるという、少年漫画でもなんぼなんでもすぎる展開が・・・

>>646
超亀レスだけど、ファンなので。

ICHIGO 二都物語

昭和日本の戦後史を後景に、主人公・梅川一期とその家族の人生模様を描く群像劇。

自分は、一期少年の立志譚かと思いつつ読み進めてその後の予想外な展開に度肝を抜かれたクチなので、ネタバレになるようなストーリー紹介はしたくない。
ただし、六田登の他作品を知っていればそれほど「予想外」感はないかも。
一度ラストまで読み進めてから再度1〜2巻あたりを読むと切なくて泣ける。

大阪出身の六田登らしく大阪が舞台だけど、彼の他作品に見られるようなコメディ色はまるでなくシリアス一辺倒。
一期と父親、正反対な性格の弟とそれぞれに業が深く、彫りの深いドラマが楽しめる。文学っぽいという声も。
全編通じて緊張感の強い雰囲気だが、ラストはあっけなく若干投げっぱなし感がある。（打ち切りとか無理のある終わらせ方ではない）

全10巻と比較的コンパクトだけど、けっこう古い作品なので単行本は揃えにくいかも。eBookJapanに電子版もあるよ。

グロ描写があるので苦手な人にはオススメしません。

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　 ノ　　　＿_ノ　　　 _ノ　　　＼　　/| ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o

売り上げ１位って事はワンピースは全ての作品で頂点なんだよ！！
てめーらカスは嫉妬してそれを認めたくないだけなんだろｗ
悟れ。ゴミが何を言っても負け犬の遠吠えなんだよｗｗｗｗｗ

シャーマンキングFLOWERS

>>955トーナメントとかいわゆる｢形式｣だけなら肉やDBにもある
問題は読み味、漂う雰囲気っつうのかそこが似てるとパクりと叩かれる
雰囲気が似てる原因として主人公とその喧嘩友達のキャラ性も幽白と被ってるから

シャーマンキングって打ち切りで有名だけど完全版なら纏まってるの？
それが気になって敬遠してたが

>>960
いや、まとまってるとは言い難い
結局ラスボス周りの話をうまく整頓できずにそのまま終わったって印象
打ち切りから完全版まで年数あったからか終盤はキャラもなんか薄っぺらくなって伏線も適当に回収して
エピローグは誰得の裏設定が満載

>>961
ありがとう。やっぱ後付けで整えるのって難しいんだな・・・

咲

『ろくでなしBLUES』をお願いします
『今日から俺は』は大好きなんだけどこれと違って不良、不良してるなら合わないかも

>>964
ろくでなしBLUES

よく憶えてないけどあまり不良不良はしてなかったと思う

仲間同士の連帯感をコメディタッチで描くような話が多く、今なら結構ウケる類の作風かも
また、連載当時ドラゴンボールが絶頂期だったので、長編バトル展開はヤンキー漫画というよりドラゴンボール化してる（特に四天王・鬼塚編）
スラムダンクで三井サンが登場したあたりのノリを知ってればアレに近い感じ

ただ当然ながら風俗がモロ'80年代ヤンキーファッションで且つ絵柄がリアルなので、人によってはそこがキツいと思う

今日俺の主人公が割と頭(悪知恵?)を使って相手を叩きのめしていたのに対して
ろくぶるは直情型の主人公が小細工抜きの殴り合いを仕掛けるって感じ。

本編よりも箸休めに挿入されるギャグ回の方が面白い、ってのはその他多数の不良漫画と共通してる。

あと女キャラはどれも魅力的。ただ作画が固まっていない序盤は若干ブス。

異形人鬼若丸

>>965
>>966

ありがとうございます
長い話なのでとりあえず序盤を読んでみることにします

ゲッチューまごころ便

BLACK CAT
バレーボーイズ

キルミーベイベー

>>970
バレーボーイズ

ここで挙がるタイトルとは異質なんだよなあ。
どういうつもりで>>970が聞いてるのか気になるんだけどｗ

掲載誌がヤンマガということもあって基本的にヤンキー向け。
バレーボーイズとは名ばかりで、とにかくヤリたい馬鹿高校生三人組がエッチな騒動を起こすというギャグ漫画。
登場するのは男も女もセックスのことばかり考えているような連中がほとんど。
エロいシーンが多いが絵柄のせいでとてもオカズにはならない。
下品な話は嫌い、漫画は絵柄で選ぶというような人にはとても勧められない。
シリーズは「工業哀歌バレーボーイズ」、卒業後を描いた「好色哀歌元バレーボーイズ」があるが
一般的には人気があったのか前者は50巻、後者は17巻とかなりの長寿連載だった。
途中からギャグ色は薄くなり、社会人となった三馬鹿トリオの成長物語となる。
ただこれがかなり悲惨な展開。
一家離散、死別など、あまりの欝展開に当時の漫画板の作品スレでも話題になった。

ゴッドサイダー
今やってるのじゃなくて昔やってたほうってどうなんでしょう

>>973
ゴッドサイダー（無印）

黄金期ジャンプの巻末を走り続けた怪作
打ち切りマンガかというとそうでもなく8巻まで続いている

太陽神バイローチャナと悪魔サタン双方の血を引く主人公・鬼哭霊気が
神の側の人間（ゴッドサイダー）と共に人類のために悪魔や魔神と戦う
という厨二ストーリー
死んだはずのキャラが「実は生きていたぜ」とかソレ系のご都合展開が
非常に多く、全体的に厨二というより小二ノリ

しかし、劇画調の絵柄によるグロ造形や残酷エピソードなどが生み出す
この作品の異様なテンションは、それら難点を上書きして余りある
さながら「巻来功士悪趣味絵巻」といった風情
（まあ、巻来功士の他作品を知っているならわかると思う）

また、中ボス・大神魔王パズスは赤ん坊の姿でスラング調のしゃべり
をするという味わい深いキャラで、本作品が今連載されていれば
2chのアイドルになっていたに違いない

ただ終盤はかなりの巻き展開で、単行本最終巻では
話と話の間ページで各キャラがお別れのあいさつをするという
物悲しいオマケつき

決してメジャーにはなれないけど、決して忘れられないインパクトの怪作
もっと評価されていい

>>974
詳しい説明ありがとうございます。
今やってるようなちょっとエッチなシーンも期待しつつ注文してみようと思います。

PSYREN -サイレン-

>>976
PSYREN -サイレン-

能力バトル＋タイムパラドックスSF＋サスペンス

荒廃した未来世界にいるある重要キャラの超能力・PSI（サイ）によって
未来世界に呼ばれた主人公が、自らもPSI能力に目覚め、
PSI能力を持つ仲間たちと未来ー現代を行き来しながら
世界荒廃の歴史を変えるべく奮闘するストーリー

連載中ジャンプでの掲載順は中の下といったとこ

未来パートで世界荒廃の原因を少しづつ突き止め、
現代パートでそれを止めるべく行動するとその結果が影響して
次の未来パートで未来の状況がすこしづつ変わっていくという話運びだが、
複雑さは感じられずストレートに読める

絵柄等テイストはやや古く「昭和」などと揶揄されるがむしろ'90年代っぽい感じ

主人公は正統派の単純直情ボーイだが、能力は変則的で性格もややダーク
元々ダーク寄りのキャラとしてイメージしたものが編集長のアドバイスで
好感度の高い単純キャラになり作者は満足らしいのだが、読者的には
若干チグハグさを感じるのも事実
だが単純マッチョ系キャラが多い本作にあって、やや影のある立ち位置を
獲得することに成功している

中盤、タイプの違う能力を持つ5人の仲間がやっとチームにまとまったところで
急展開→別行動となり、主人公とヒロイン以外空気化したのは残念

終盤はやや駆け足展開だが、全体を通してみるとキチンと終われている
最終決戦が物語のシメになっていないところはバトルよりSF寄りの本作らしい
まとめ読み向きで安心して読める作品だと思う

>>977
詳しい批評乙です。
９０年代漫画好きでテイストも大丈夫そうなので是非買います。

PSIの説明がまんま念能力で、コピペかと疑うかもしれないが、コピペじゃない。

eat-man
昔アニメ化されたらしいですが

バクマン

完結したのでまとめ読みしようかなと
ヒカルの碁、デスノートは好きで絵は好み

次スレまだー

BUSTER KEEL!
表紙みてRAVE作者のやつっぽくて気になった

テニスの王子様　最近になって気になり始めた

>>984
テニスの王子様

前半：ちょっとユルめのスポ根もの
後半：能力バトル

よくスラムダンクと比べられるがスポ根を求めると後半で裏切られる。
前半のスポ根パートも基本的に必殺技の応酬なので、リンかけとか聖闘士星矢みたいのが好きなら全編ストライク。

また、よく801などと言われるが本編にBL的要素は皆無。
ただ801嫌いで有名だった井上雄彦と違い、この作者は自分も同人ノリで一緒になって楽しんでる感じ。

スポーツ漫画にあるまじきトンデモ演出の数々は作者としては確信犯のつもりっぽいのだがどう見ても天然、
というのがこの漫画最高のネタとして笑いを生む構造になっている。
作者自作のポエムならぬテーマソングで締めくくられる最終回（無印の方）は、まさに天衣無縫の極み。

本編そのものに加え、作者の天然ぶりを楽しめる人には最高のネタ漫画になるだろう。

>>365
賭博覇王伝零
福本ファンの中じゃあまり評価が高くないが
主人公がろくでなしじゃなく、むしろ人助けをしたい義賊志願者で
そういう目的の為に福本お約束の「大富豪の極悪クソジジイキャラ」に近づこう、倒そう
とする所とか、運はあまり良くないけどそれを頭で補完しようとする所は好感が持てる
ただしタイトルに付けるほどギャンブル色は強くないかもしれない

>>751
第一部の終わらせ方を見てブチギレたなら読まなくても良し
そこを流して読めるなら、キャラは続投させては居るけどパラレルとして読める
（実際、第一部→第二部で繋がってない訳じゃないけど、色々投げちゃった部分もあるから）
少なくとも十年以上延々同じ事しかしてない今のアカギよりは全然面白い

あ、↑の後半は「賭博覇王伝零ギャン鬼編」