1 :
粗筋の覇王代理:
週刊少年チャンピオン1995年9号(1月25日発売)から連載された、『鉄鍋のジャン』について語ろう!!
この漫画のあらすじは、7日ほど書きためるところから始まる。
時々舌が腐って、変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
ネタバレ発言はご法度で、現在明かされてる情報でのみ語り合いましょう。
また、連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレへ。
次スレが立ったら/連載終了後は楽屋裏!
現代に戻って好き放題に語り合え!
連載中スレの楽屋裏 第32幕
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1293543652/
2 :
粗筋の覇王代理:2011/07/21(木) 20:33:45.93 ID:???
中華料理店の王、銀座「五番町飯店」!
その厨房では、今日も料理人達が炎と戦っている!!
見習い:小此木タカオ
司厨長:李孝英
総料理長:五番町弥一
見回りに来た創始者(オーナー)の五番町睦十が、ついでにと、昼食の炒飯をリクエストする。
指名されたのは、別室にいる五番町霧子!
真剣な表情で、リンゴから巨大な鳳凰の羽を作っていた。
不用意に声をかけた小此木を一喝すると、五番町の名物「黄金炒飯」にとりかかる。
ネギと卵のみ、最も単純で最も難しい炒飯…
半熟の卵と冷や飯を混ぜたもの、それだけのものがそれだけではない!
バラバラになった米1粒1粒に卵がコーティングされている、睦十を満足させる出来だ!!
その夜、五番町飯店の営業時間が終わったにもかかわらず、鍋を背負った少年がやってきた。
鋭い目つき、横柄な態度で炒飯を注文する。
ところが少年は、出された炒飯を手に厨房に殴り込みをかけてきた!?
バサバサの卵、しょっぱい飯、火の通しすぎ、いい加減な塩、バラけていない飯――
「これ、もしかして料理?」
3 :
粗筋の覇王代理:2011/07/21(木) 20:34:07.13 ID:???
少年は望月が作った炒飯をゴミ箱に捨てると、上着を脱ぐ……と、その下にコックコートを着込んでいた!?
彼は睦十が雇った新人、秋山階一郎の孫「秋山醤」だ!
「中華の覇王」秋山階一郎は、睦十にとって唯一のライバル。
その孫が、どうして来たのだろうか?
ジャンは手際よく豆腐で炒飯を作り出す。
豆腐を炒めれば崩れて水が出るのはずだが?
しかし、「秋山」にとって料理とは“勝負”。
2つの熱したフライパンでジャッグルして水気を飛ばし、皆の度肝を抜く。
それだけではなく、香ばしくなった豆腐の内側には干し貝柱の旨みが封じ込められている!
ジャンは階一郎の遺言で、「最高」の中華の店に来たつもりだったが、それは違った。
「秋山こそ『最高』!秋山こそ『中華の王』!!」と言い放つ!
うわ、何この少年誌にあるまじき主人公…目つきも悪人そのものだし。
>バラバラになった米1粒1粒に卵がコーティングされている、睦十を満足させる出来だ!!
俺できるぞ?
牛乳の空きパックにとき卵とご飯入れて振って炒めれば簡単にできるぞ
>>2-3 「第1話 炎との出逢い」
醤…英語ならわりとよくある名前だけど、漢字だと違和感があるな。
五番町もたいがいだが。
これって、「となりの格闘王」やってた人?
全然違う路線で連載なんや。
マンガのキャラの名前にそうつっこまんでもw
マンガのキャラの名前にそうつっこまんでもw
二重カキコすまん
>>6 作者、別名義でエロマンガ描いてた事もあるぜ?
∧,,∧ ククク…児戯に等しいわ
(;`・ω・) 。・゚・⌒)
/ o━ヽニニフ))
しー-J
どうせ、すぐ打ち切りだろ
主人公DQNすぎだし
食材がぎっちり詰まった部屋から、ジャンは五番町飯店へと向かう。
まだ見習いだが、凄い勢いでジャガイモの皮をむいていく。
面白くないヤローだと、望月が熱い鍋を「洗え!」と投げてくる。
だが、ジャンは瞬時に制服の袖を伸ばし、鍋つかみの代用とした!!
「うまい!」
ふてくされた望月は、小此木にひざ蹴りをくらわす…
ジャンは皿洗いを続ける。
「何で同じ皿同士に分けておいてんの?」と、尋ねる小此木に、
皿をそろえる手間を省くためだと答える。
その手際の良さに、キリコ以外の皆が感心する。
彼女の祖父は「中華大帝」五番町睦十、叔父は総料理長五番町弥一。
13歳の時から鍛えられている――
そう聞いたジャンは対抗意識を露わにする。
ランチタイムが終わった2時、「まかない」を作る時間だ。
料理人達の食事だが、自分の力量をアピールする機会でもある。
今日の当番はキリコ、内臓料理を作るらしい。
小此木は臭いものが苦手だと言うが、キリコは臭みのない仔牛の胃と砂ギモを選ぶ。
そして、「手間暇惜しまず、おいしく食べていく「心」がポイントです!!」と言いきった。
小麦で臭みを取り、花切りにして水でさらし、さらに油で臭みを取る。
爆双花(バオスワンホワ:胃と砂ギモの強火炒め)の完成!
内臓料理でも、こんなにうまくなる。
「料理は“心”だ!」
手間を惜しまず、少しでもうまいものを出す心――
「違うな!」とジャンが割り込んでくる。
「料理は“勝負”だ!」
誰にも負けないうまいものを作る心掛け――
それを証明するために、夜のまかないはジャンが担当する。
選んだのは、いちばん生臭い豚のレバー。
これを牛乳に浸し、臭みを消しコクと旨みを増す…フランス料理の技法だ!!
出来あがったのは、芹菜爆肝(チンツァイバオカン:豚レバーとセロリの強火炒め)
こちらの方が、うまい!
キリコの間違いは、臭みも味もない仔牛を使ったこと。
しかし、その淡やかな味の後だからこそ、ジャンの料理は旨く感じるだけだとキリコは指摘する。
「それがどうした。料理は“勝負”だ!勝てばいいんだよ!!」
「あたしは絶対負けてやらないからね!料理は“心”で作るもんだってことをわからせてやる!!!」
この作者、主人公を魅力的に描こうって気が微塵もないのかね…
せめて弱点の一つでもつけてそれを克服する描写があるとかさ
ジャンもたいがいだが、望月もむかつくキャラだな。
下手したら他の人が巻き添えくって惨事だぞ?
どうやら俺が主人公だと思ってたキャラは悪役キャラだったようだ
キリコ…心だとか言ってる割には、ジャンに思い切り喧嘩売ってないか?
キリコが「淡やかな味の後」っていってるけど、昼食と夕食でしょ?
たんなる負け惜しみじゃん
>これを牛乳に浸し、臭みを消しコクと旨みを増す…フランス料理の技法だ!!
もちろん、使った牛乳は後で望月スタッフがおいしくいただいたんだろうな?
しかし
臭みとうまさが表裏一体な内臓料理で
キリコは臭み消しの苦労が少なくて済む「臭みが少ないがうまさもすくない内臓」を選び
ジャンは料理本来のめざすべき「うまさ」を追究して「臭みは強いがうまさもしっかりした内臓」を選び、
その強い臭みを消すだけの技術や労力はかけてるわけだから
普通にジャンのほうが上だよな。言ってることは攻撃的でも、ぬかりなく処理してるわけだから
料理への誠実さみたいな意味での「心」もあるといえなくもない。
嫌われキャラで行こうとするあまり、正当な評価されてない気がする
ジャンは爺さんが、キリコは爺さんと叔父さんが凄い料理人
…どっちも両親は言及されないってことは料理に関わってないか
或いは料理人だけど大したことないのか?
連載が長引けば
闇の料理団体のボスとかだったりするパターンだろ>親
今ん所一番下っ端以外は登場人物どいつもこいつも性格悪すぎだろw
キリコに勝負をふっかけているシーンあるじゃない、
そのときのキリコの眼がすごくなってるな。まるで充血したウサギの目のようだ。
某所からの拾い物。
, ――-、
/ .:\ シュウシュウシュウ;_,,... -'----、
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料理人の制服は長く作ってある! ↑
普段は畳んでいるが、イザというときは伸ばして使うのだ!こんな感じで!
料理評論家の大谷日堂が、出された料理の作り方・ネタをばらしている。
これをテレビで見たジャンとキリコは同時に「サイテーだぜ!」と吐き捨てる。
弥一曰く、「料理界広しと言えども、あれだけ腐った心、あれだけ最上の舌を持っている奴はいない」らしい。
そして、金を貰わなければ最上の舌で必ずアラを見つけてくるこの男が、今日五番町にやってくる。
ところが、弥一は風邪で倒れてしまった!?
そこで、大谷の鼻っ柱をへし折るため、ジャンとキリコが動き出す…
キリコが取り出したのは、小さな卵だった。
まず大谷に出されたのは茶碗蒸し。
(な…なんやこれ…!?この香り…このコク…)
いつもは見た目と香りだけで当てられるのだが、
「皮蚤(ピータン:塩、灰に漬けたアヒルの卵)か、塩蛋(シェンタン:塩に漬けたアヒルの卵)?」
「それから?」と、キリコが笑顔で圧力をかけてくる。
皮蚤、塩蛋、烏骨鶏の卵を蒸し、キャビア、イクラ、エビの卵で飾り付け。
これは卵尽くしの茶碗蒸し!!
それを聞き、大谷は「ワシに分からん事などあるもんか、ハハハハハ……」と笑いだす。
「アハハハハハハハハハハハハハ『ハハハハハハハハ八八八八八八』」
大谷とキリコの笑い声が合わさる中、ジャンも笑いながら近づいてくる。
「さ〜て、次は俺の茶碗蒸しを当ててもらおうか」
(ええ!? なっ、なんや、なんなんや、コイツら〜〜)
新キャラ登場か、こいつもろくでなさそうな奴だな…
とりあえず 1:ジャン 2:大谷 3:望月 個人的にこの順でろくでなしキャラだな。
アハハハハ!のシーンのジャンがヤバイ もうどうみても主人公ってツラじゃねぇ…
こりゃ、来週になったらもっとヤバイ顔になるんと違います?
今回キリコの横ポーズが多かったから改めて気づいたが、
かなりでかいな>( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
そりゃ、元々作者はエロマンガ家だからなw
キャビア使ってる時点で値段は恐ろしく高いんだろうな…
ところでエビの卵好きな奴いる?
最後のコマ、少し大谷が可愛く感じる
エビの卵は食べたことないなぁ
>そして、金を貰わなければ最上の舌で必ずアラを見つけてくるこの男が、今日五番町にやってくる。
最上の舌はともかく
金さえ払えば褒めてくれるなら払えばいいような気もする(金額にもよるけど)
舌が肥えてるとされて、まずけりゃケチまでつける評論家が褒めてくれるなら
相当な宣伝効果になるんじゃないか?
もちろん漫画としては喧嘩を売るのが正しい行為だけどさ
しかし前回は2人とも、すぐにでも料理対決始めそうなふいんきだったのに
普通にTVとか見てこういう機会が来るまで待ってるとは意外と冷静なのね。
安いかませ犬じゃのう、大谷君w
∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒)
/ o━ヽニニフ))
しー-J
5年前――
11歳のジャンは階一郎に師事し、一人で調理をしていた。
暴力的な修行の中で、「秋山」の料理を身につけてた……
茶碗蒸しに使う食材、それは「かる〜くゆでてやるとすごくうまい」ものなのだそうだが…
椀を開けると、クラクラとするような濃厚な香りが広がる。
チュルルッ、ジュルルッ…
大谷は一気に飲み干し、恍惚の表情を浮かべる。
この料理の秘密…フォアグラ、アンキモ、生クリーム…
「いったいどこを見てるんだ?」
ジャンはヒントまで出しているのに。
答えは羊の脳みそ!!
ヒントとは、羊肉につきものの「タイム」。
「先生っ、次の料理こそ当ててくださいね」とキリコが励ます。
(このガキ、このガキ〜、このガキィィ〜〜ッ)
「おまえの名言うてみい」
「ジャン――秋山醤!」
ジャンの姿と階一郎の姿が重なり、大谷はへたり込む。
大谷は茶碗蒸しだけで追い返された。
ジャンVSキリコ、今回も引き分けであった。
羊の脳みそ出した時のジャンの顔がやばい
完全にキチガイや…脳内麻薬でまくりなんじゃねーのこの山猿
実は大谷の正体はバタリアン
…てか、脳みそなんて食えるのか?
心の料理って言ってるのに、相手を追い返してどうするw
あと、弥一が料理を作れなくなったら、普通李さんが出てくるよな
睦十が出るまでもなかったとしても
大谷って最高の舌を持ってるとか言う割に大したことないなwww
まぁ見るからにかませだから当然か
「舌が回る」的な意味かもしれんな
>>39も少し書いてるけど、そもそも大谷が来たのって、松戸食品の接待で来てるんでしょ。
それを追い返すって、どんだけDQNな店やねん。
まあ少年漫画だからそこまで突っ込んだらアカンのかもしれんけど、
まったく客というか、経営のこと考えておらんじゃろ。
あと、先週号で李さんが「総料理長のいない今 司厨長の私が責任をとります
力を合わせてあいつの鼻っ柱をヘシ折りましょう」と言っているので、李さんが料理
しないのはフラグ的にはOK。経営的にはダメダメだけど。
暴力的な修行の中で
_, ,_ 「秋山」の料理を身に
( ゚д゚) ∧,,∧
⊂彡☆))´・ω・) 。・゚・⌒)
パーン o━ヽニニフ))
しー-J
まぁ、実際のところ、追い返したわけじゃなく、勝手に帰っただけってことになる。建前上は。
華やかなパーティの裏側は、目もくらむような忙しさの厨房。
ジャンは弥一から青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)を作るように指示された。
まだ見習いなのにと、動揺が広がる。
「ただ単に、オレの腕がはるかにすぐれているだけじゃないか。ハハハハーッ」
宴会料理は初めてだが、50人前は5人前が10倍に増えただけのことだと料理を始める。
均一に火が通るように、同じ大きさに切った牛肉と3色の派手なピーマン。
10倍の調味料と、刻んだ豆鼓(ドウチィ:乾燥納豆)で極上の味と風味を出す!
それを見て、キリコは顔を心配を隠せない。
ジャンは味見をすると…作り直し始めた!?
再び味見をするが、目を剥いて顔を歪める。
弥一も味見をすると、「お前の舌は飾り物か!?」と叱りつけ、キリコに代わりを命じるのだった。
すれ違いざまに、「10倍じゃだめなんだ」とキリコは耳打ちするが……
ジャンは体を震わせ、外で泣いていた。
(失敗した!失敗した!このオレが…「秋山」が料理をしくじった…)
「ボクなんか失敗はしょっちゅうだよ」と、小此木が慰めに来た。
(おまえと「秋山」をいっしょにするな)
それでも小此木は、なぐさめようと話し続ける。
「アメリカで、サンダルの値段を聞いたんだ。サンダル/3ドル」
これには隠れていたキリコもずっこけた。
「お釈迦さまがやっていたスポーツはシャッカー。
薬局で風邪薬を勧められた。ルルがええじょ〜」
「おまえ…いいヤツなんだな…」
小此木は自分の失敗、野菜炒めで水が出た話をジャンに語る。
「分かった!わかったぞ ハハハーッ」
ジャンは再び鍋に向かう。
野菜を炒める時の水がどうなるかがポイントだった!!
ジャンは小此木に最高の青椒牛肉絲をふるまう。
キリコはそっと、料理法が書かれたメモを捨てたのだった。
じじいとマンツーマンだったから、宴会用の大量の料理を作って無かったのが原因か…
なんか今回、初めてジャンに同情しちまった。
じじいに虐待されたからあんな性格になっちまったんだろうな…
ジャンが心を開いた・・・・・・だと
ところで最後にジャンは何十人前もの料理作ったと思うんだが
あれは全部小此木が食ったんだろうか
料理マンガって練習でけっこうスゴい量の食材をムダにしたりするよな
小此木は確かにいい奴だな
ああ見えてジャンって意外と打たれ弱いみたいだし、今後ジャンを精神面で支えていくポジションになっていくのかな
>>49 確かに。パイナップルの器を作るからと中身をくりぬいて捨てた某味ッ子とかなw
しかも、下手な料理を作ればゴミ箱に入れられるしな
「食べ物」と見てないのはいっそ清々しい
まあノリとしては、フィクションでよく登場する偏屈な芸術家と同じノリだろうな
例えば陶芸家なら「こんな器で納得できるか!」と叩き割る感じで
不味い飯を「完成品」として誰かに食わせるくらいなら、ゴミ箱行きにした方がマシだと
.・。゚・.・。゚゜。゚・。.
。・゚・゚ ・゚.
。・ 。・。
。・ ゚・゚
。・ 。・。・゚・
。・ 。・ 。・゚・
。・ 。・゚・ ゚・。・゚・
。・ 。・゚・。・゚・。・゚・・゚・。・゚・ 5人前の10倍なだけだろ?
。・ 。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・ 。・゚。・゚・
∧,,∧ 。・ 。・゚・。。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・゚ ・。・゚・。・゚。
(;`・ω・) 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・。・
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しー-J
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。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・
。・゚・ 。・゚・・。・゚・。・゚・。・゚・。・・゚・。・゚・。・゚・。・
・。・・。・゚・ 。・゚・。・゚・・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・ うわっ!!!
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・。・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。。・゚・。・゚・ 。・゚・ 。・゚・
。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・゚・。・゚・・゚・・゚・。・゚・。・゚・。・゚・゚ ・。・゚・。・゚。・゚・
(;`・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚。・゚・。・゚・。・゚・。・゚゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・。・
/ ・。・・。・ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ))
し・。・・。・
ゲス野郎ばっかなこの漫画で小此木の存在は一服の清涼剤だな
…料理漫画だとこの手のキャラは、主人公に挑戦するために性格歪んでしまうってのが定番の展開だけどw
そうか?
挑戦するには程遠いキャラじゃね?
将太の寿司におけるシンコ君みたいなもんだろう
どう見ても味見・リアクション役だよな。まあ何かの拍子に確変するかもしれんが。
小此木いい奴だなと思ったけど、実は内心
「血だらけの手で服触んじゃねーよ」と思ってやしないかと心配ですw
小此木のことばっかりじゃなくて少しはキリコのこともだな
ジャンに教えてやろうとしてたしこれは間違いなくフラグ…!
見開きキャラ紹介を見て思ったが、この漫画おっさんばっかやね。
主人公とヒラで掛け合いができるキャラが全然おらんから、ストーリー
進行が平板になりそう。下手したら10週打ち切りだな。
五番町飯店に来る前、ジャンは群馬県の山奥で階一郎から料理を習っていた。
階一郎の指導・暴力も、礼儀正しく受け止めている。
「ただうまいだけの料理は「秋山の料理」ではないのだーっ」と殴りつける…はずが、
階一郎はバランスを崩し、倒れてしまった。
だが、階一郎は立ち上がり、「紅焼鹿筋(ホンシャオルーチン:鹿のアキレス腱の煮もの)」を作り始める。
通常ならば下処理に5日以上かかるが、それでできるのは「うまい料理」でしかない!
階一郎はそれを1時間で作ることができるのだという!
料理とは、秋山の料理とは、極上の魔法のようなものだから――
その材料は、廃油に10日以上漬けこんだ鹿筋!?
「油泡(ユーパオ)」、つまり低温の油に水を入れることで発生した水蒸気で筋を膨らます!!
階一郎は、誰よりも力強い魔力を使えと諭す。
だが、出来あがった料理はうまくない。
ジャンは塩加減がおかしいと言いかけるが、階一郎に殴りつけられてしまった。
階一郎はジャンを寝かすと、塩を貪る。
塩の味がまったくしない……
「ホ…こりゃたまげた。クアーーッカカカカッ。
なんてこった。舌が腐っていたのはわしのほうだったか、ハハハハハハハハ」
階一郎はジャンを薬局へ使いに出すと、灯油をぶちまけて睦十に電話する。
「これから刺客を送り込む!!」
電話を切ると、火を放つ!
勝負の続きはあの世で!!
ジャンは薬局に着き、階一郎の保険証を示そうとする。
だが、封筒の中身は手紙と札束だった。
「五番町飯店へ行け。舌が腐った料理人は、もはや死ぬのみである」
さらに、階一郎がガンの痛みを抑えるモルヒネを受け取っていたと聞き、自宅へと駆けもどる。
炎は一片の骨も残さない。
誰にも負けるな、料理は魔法だ――階一郎の言葉を受け、ジャンは叫ぶ。
「ま…負け犬がーーっ!!!」
63 :
第4話より:2011/07/26(火) 21:09:31.18 ID:???
さすが中華。足のある物は机と椅子以外なんでも食うぜ!まさか鹿のアキレス腱とはな…
>階一郎はそれを1時間で作ることができるのだという!
>廃油に10日以上漬けこんだ鹿筋
…えーと… ツッコんでいいのだろうか…?
>>60 望月が小悪党にしか見えない件。いや、実際小悪党だけどさw
顔だけなら岩田ひろみなんかおっさん&ヤクザ顔だぜ、26歳なのに…
塩加減がおかしいのは、作りながら味見しているからなんだろうか?
階一郎クラスなら、適量を覚えてそうなものだけど
末期のガンで味覚が破壊されてたから、塩が足りなかったとかじゃない?
タムラ「塩が足らんのです」
階一郎は強い信念を持ってるな
それを他人にも共有させようとするのが迷惑だけど。
ジャンパパが出てこないのは、「あんた、もしかして料理人?」って
階一郎に見切られて、サクッと……まさかねw
ほぼ虐待だろこれw
遠くで見てるにはいいけど、身内に欲しくない人だな
幼い頃から虐待紛いの指導を毎日のようにした挙句、焼身自殺…
ジャンの性格が歪むのも無理ないわ
話からすると、これってつい先日のことだよな
階一郎の前ではおろか、病院の人やご近所との受け答えとか見ると、ジャンがまるで別人のように常識的だ
……まさか、衝撃的な末路を見ちまったことで、「秋山たれ」と、キャラ作ってんのか?
大人数用の調味料の分量知らなくてパニクって泣いちゃうなど
けっこうカワイイとこあるもんな
料理に関しては逆ギレとかでごまかしたりしてないし。
キリコのヒントといい、悪口評論家といい
今のところはいろんなキャラや人間関係の伏線などを
とりあえず用意してる段階なんじゃね?
実は祖父からの虐待を免れるために、味覚を破壊する毒ダレでも作ってたんじゃねーのw
同級生っぽいのと普通に会話してるからジャンって昔は割と普通の子だったのか?
苗字じゃなくて名前で呼ばれてるし
亀だが
>>48 さすがに10人前とかあの場で作る訳にはいかないから、
野菜から水が出るのを計算して、その要領で3〜5人前作ったんじゃないかと予想
ブス/バカ/オトコ女/サル/デブ/泣き虫/巨乳/チビ/茶髪ヤンキー/バーカバーカバーカバーカ…
相変わらずのジャンとキリコ。
そして小此木タカオのまかないも。
野菜炒めを作ったが、これでは「野菜スープ」。
肉はパサパサ、野菜もシナシナ。
「だって、誰も何も教えてくれなくて〜」とジャンに泣きつくが、見て覚えるもんだと怒られてしまった。
しかし、「でもまぁ、あんな先輩(ヤツ)らの料理を見たってうまくなりゃしねえけどな」と続ける。
「なるほど、確かにシツケができてない山ザルだ」と、背後に睦十が現れた…
「こんな昔の鍛え方では」とたしなめると、まかないの回鍋肉(ホイコーロー)を作り始める。
ジャンは(うちのジジイと同じ“気”が…)と、睦十に圧倒されたままだ。
弥一を助手に、睦十は一瞬でキャベツを刻む。
中華料理で大切なのは“手の速さ”だからだ。
また、油通しすることで、野菜から水が出ないようにする。
そして、ゆでた豚バラ肉のスライス、豆板醤(トウバンジャン)、豆鼓(ドウチイ)、ニンニク、甜面醤(テンメンジャン:甘味噌)を加えると、
ちらりとジャンに目をやる。
気合いを入れて鍋を振ると、野菜が浮き上がる。
これが秘技「熱気圏」!!
鍋と野菜が渦を作り、熱を逃がさず、かつ早く炒めることができる。
これなら水分は全く出ず、旨みエキスは閉じ込められる。
信じられないうまさ…
秋山は、「倒しがいがある」と笑みを浮かべる。
が、「まずアタシに勝ってみなよ」とキリコが挑発する。
「だろ?」
「だな!」
小此木、お前前回自分からジャンに野菜から水が出ると教えたばかりだろうに…(´・ω・`)
つか、今回は勉強になったな。野菜炒めは作れるけどうまくないのは水が出てたからなのか。
扉絵のキリコ見ると、確かに巨乳だよなw揺れてるしww
睦十、年齢の割に随分柔軟な考え方をしてるな
孫にスパルタ教育を押し付けてきた階一郎とはえらい違いだ
ぶっちゃけ俺も前の野菜の理屈はよく分かってない・・・
5人前だろうと50人前だろうとどちらでも水は出るんだから普通に10倍じゃないのか。
>>77 俺も仕事場で「見て覚えろ」と言われるより、こう指導してくれた方が覚えやすいな。
睦十じいさんの方が好感が持てる。
>>78 いや、だから○人前と増えるたびに野菜を多く入れる→その分水が多く出る
だからその分火加減や味付けを調整しなければならないから、単に○倍とは限らない
…で、合ってるよな?
5人前の時に出る水の量は、誤差として無視してたってことだろうね
1:10と10:100は似て非なるもの
出てくる水の絶対量が少なければ、すぐに飛ぶからね
ただそれが十倍になると、必然的に水浸しになる時間・量も増えるから
それに適した味付けが要される
スープとかなら、単純に割合通りでも大した問題はないんだろうけど
5人前の時に5人分の水が飛ぶとしても、50人前の時は45人前の水が残ってしまうということか。
>弥一を助手に、睦十は一瞬でキャベツを刻む。
>中華料理で大切なのは“手の速さ”だからだ。
いや、さすがに早すぎだろ
>>79-82 まあ5人前を作る×10回なら
合計の分量は元の10倍であってたんだろうけどな。
量が違うと「体積と表面積の比率」とかいろいろ変わっちゃうからな
単純に比例で済まなくなる部分も多い
少なくとも、量が10倍になったとして、火力や鍋の大きさも10倍、というのなら
分かるが、そうでは無い以上、やっぱり水は蒸発せずに残るわな。
連休中、ジャンは料理を作りに山へ行くらしい。
一緒に誘われた小此木も付いていったが、道のりはかなりハードだった…
河原に着くと、レトルト食品を取り出す小此木を無視して、ジャンはさっそく「料理」を始める。
食材は、ポーラで取ったウズラ。
これは別名「窒息鳥」。
首を折り、血を巡らせることで風味を強くするのだ!
一方小此木は野生化した鶏を捕まえた。
だが、年を取りすぎているため、肉は硬くてスジばかりだと指摘されてしまう。
「良いダシは出るんだが…」と、逃がそうとするジャンだったが、ふと料理法を思い付く。
泥で蒸し焼きにする富貴鶏(フキドリ)、塩で蒸し焼きにする岩塩焼きを応用した、
秋山特製「母子火局奄鳥鶉(ムズジュイアンチュン)」!
ニワトリの中にウズラと赤飯を詰め込む。
すなわち、トリにトリを入れて焼く!!
ちなみに、トリはアルミホイルで包み、土の中に入れ、その上で焚き火をすれば良い。
「老鶏の肉汁が赤飯にしみこみ、ウズラはふっくら。山菜の香りもさわやか――もう最高だよ!」と喜ぶ小此木に、
ジャンは笑顔でお代りを勧める。
夜。
小此木はジャンがどうして料理人になろうとしたのか尋ねる。
「気がついたらもうなっていたんだ」
そして、目指すのは頂点。
それがジャンと階一郎の執念!
こいつら仲よすぎだろwww
野郎二人でキャンプに行くとかもう親友かそれ以上レベルだよ
ウズラはかわいそうだけど、これはちょっと食ってみたいなw
やはりジャン、あんま友達いなかったんだな…
まあ、あの性格じゃ仕方ないか
小此木はほんと、おいしそうに食べるなぁ
ジャンの笑顔も意外といいけど。
ジャンとお知り合いになれば
美味いもんいっぱい食わせてもらえそうだな
ただそこまでいくのは難しそうだけどw
小此木がよっぽどのある意味大物なのか店の他の練習が性格悪すぎるのか・・・
先週の野菜炒めの時といい、一度仲良くなるとトコトン親切だな
割と根は素直なのか
おこ様はなかなかおいしいキャラだな
将太の寿司のシンコの無難さとトビオのチャッカリをかねそなえてる
>>91 料理は勝負、が信条だから、勝負の対象外相手には案外優しいのかもな
…そうやって油断していると、途中で裏切られるとかなりそうだけど
宴会料理で失敗した時に慰めてもらったのが相当効いたんだろうなあ、
あの爺さんの虐待気味の教育受け続けて
あんな風に接してもらったことなかったっぽいし
とある店で、料理勝負が行われていた。
挑戦者は謎の調味料を取り出すと、あっさり勝利する…
これはXO醤、彼は「XO醤のリュウ」こと、尾藤リュウジだ。
リュウジが店をでると、「金をかけて勝負とはえげつないやり方」だと声をかけられる。
声の主、そしてこのやり方を教えたのは――大谷だ。
大谷が話しかけてきたのはリュウジに何やら頼みがあるかららしい。
五番町飯店に大谷がやってきた。
秋山をクビにしてリュウジを雇うように勧めに来たそうだが、当然反対されてしまう。
そこで、大谷は料理勝負で決めれば良いと提案し、ジャンもそれに乗るのだった。
リュウジが取りだしたXO醤に皆は色めき立つ。
古い文献、新しい工夫から生まれた「魔法のソース」、中華料理界最大の発明!
水を1滴も使わず、ブランデーのXOで高級乾物を煮詰めて乾燥させたもの。
リュウジが手早く作ったのは、伊勢エビとホタテを使った「XO醤炒双鮮(エックスオージャンシャオスワンシェン)」。
スルメ、干し牡蠣、干しアワビも入った特製のXO醤を使っている。
「レシピはちゃあんと答えまあす」とはりついたような笑顔で答えるが、
その笑い声はジャンの声にかき消されてしまった。
「クックックッ…だめだよ、こりゃ。けちな小技じゃない、「本物の料理」ってモンを見せてやるよ、ハゲ!」
>「見とったでえ、まるでヤクザかゴロツキやな!」
そういうあなたはヤクザの親分に見えます大谷先生!
>「XO醤炒双鮮(エックスオージャンシャオスワンシェン)」。
イセエビめったに食えないんでこれは食べてみたいw
リュウの信条は「早さは美味さ」かな。でも「料理は○○だ」と言ってないし。
XO醤ってそんなにうまいのかな?
スーパーで売ってた奴買ってみたが、美味い事は美味いがそれほどでもないというか…
リュウジってハゲなのかな?剃ってるのかな?
髪の毛が入らないようにってキャラじゃなさそうだし、大谷から強面の顔になるように勧められてたリしてw
大谷の再登場早かったな
これからもジャンに嫌がらせしてくる展開になるのだろうか
しかしXO醤うまそうだな、食ってみてえ
>挑戦者は謎の調味料を取り出すと、あっさり勝利する…
>「XO醤のリュウ」こと、尾藤リュウジだ。
料理勝負の勝因が技量とかじゃなく調味料で
それが通り名にまでなってしまってるって、料理人としてかなり恥ずかしいことなんじゃないか?
それに万能ってわけでもなく、使える料理とそうでない料理もあるだろう
そんなので勝負に負けた相手もしょぼいな
そのうち化学調味料の○○とか、平然と出てきそうで嫌だw
…実際中華料理は本場中国でも平然と化学調味料使ってるらしいしww
リュウから漂う凄まじいカマセ臭
そりゃどう考えてもリュウはかませだろう。
ジャン、キリコどころか頑張れば小此木が勝てそうな位。
調味料に頼ってちゃ意味ねーもん
最終決戦とかでかつてのライバルが次々集結する、とかいう流れになっても確実に参加できないキャラだろうなw
でも流石に料理は普通にできてる分、小此木よりはマシだろw
小此木よりはマシだろうが、望月とどっちがマシかと言われれば微妙なところだな
なんだかんだで望月だって日本一の中華料理屋で鍋を任されるほどの凄腕だs…
炒飯もまともに作れないクズだからやっぱり無理かも…
むしろ望月はどうやって採用されたんだろうかw
小此木もそうだし、よく考えればジャンもだが、ろくに採用基準わからん状態で普通に雇われてるよな日本一の中華料理屋なのにw
望月は上司に怒られ続ける内に性格が歪んで、小此木に八つ当たりするようになったと予想。
小此木は… そういえば彼は正社員だっけ?バイトだっけ?
「お前は今世紀最高の発明、XO醤ってものを全然わかっちゃいない。
そんな最高のソースを作っていながら、こんなものしか作れないのか!?能ナシのハゲめ」
五番町飯店のXO醤を使えば良いと小此木が提案するが、ジャンは自分専用のものを取り出す。
しかも、肉専用だ――いったい何種類用意しているのか?
作るのは「竹葉牛柳(ツーイエニューリュー:牛ヒレ肉の竹の葉包み焼き)」。
まず、すりおろした玉ネギを牛ヒレ肉に漬けこむ。
これを見て、総料理長は驚きの声を上げる。
XO醤を使っているからではない。玉ネギを使っているからだ。
玉ネギにはたん白質を分解する酵素があり、肉を柔らかくする。
作るのは「シャンピリアンステーキ」
当然、小此木の知らない料理だ。
ソビエトのオペラ歌手、イワノビッチ・シャンピリアンが好んだ、玉ネギのスライスを乗せた柔らかなステーキ。
中華風に塩・コショウで味付けしXO醤をのせる!
後は竹の葉で包み、オーブンで焼くだけ。
出来あがった料理は唇で噛み切れるほど。
それだけではなく、竹の葉と玉ネギの香りがいっぱいに広がる…
これが、ただXO醤を使っただけの料理との差。
XO醤は、素材の味を壊すほどにうますぎる、悪魔のような調味料。
「これを使いこなすには10年早いぜ!ハハハハハーー」
負けてしまったリュウジを、路地裏で大谷が打ち付けている。
(あのガキ、あのガキ、あのガキ!秋山め、みとれよ〜〜っっ)
一方、キリコはジャンが使ったXO醤の材料を確かめていた。
確かに、油葱紅酥(ユーチョンホンスー)が使われている!
赤小玉ネギのみじん切りを油であげたもので、肉料理の旨みを倍加させる――
キリコはジャンの知識に感歎し、一方ジャンもキリコの味覚にも感心していた。
>玉ネギのスライスを乗せた柔らかなステーキ
ステーキは食いたいが、タマネギ嫌いなんで血涙を出すしかない。・゚・(ノД`)・゚・。
予想通りリュウ負けたが、大谷もしつこいな。また近い内に出てきそうな気がする。
(将太の寿司の武藤のおっさんみたいに)
>>107 料理は○○だ、ってのがこの漫画の一つのお約束みたいだな。
だとするとありそうなのは……
科学、伝統、炎(火)、技術、運、知識… 探せばまだありそうだ。
今ん所主人公が「料理は勝負」(魔法もか?)
ヒロインが「料理は心」
原点回帰で「料理は旨さ」とかもアリなんじゃないかな
そのポリシーを明確に表現するキャラ付けや料理は難しそうだが
未登場の秋山の親父あたりのボス級キャラなら
早いの旨いの安いのーで
「料理は早さ(手際)」、「料理は値段」とかもありだな。
値段だと逆に金にあかせての高級食材料理人なんかは噛ませ犬にもってこい
「料理は見た目」「料理はシチュエーション」みたいな、
五感に訴える系のキャラもキャラ立ちするだろうし
「料理は殺生」「料理は日常」(気取らない、特別っぽくないものが至上)みたいな、生きざまもいい
この作者なら「料理はエロス」とか「料理はパワー」とかも普通にありそうだな
>早いの旨いの安いのーで
それなんてキン肉スグル?
とりあえず小此木は「料理は適当」て格言なんだろうなw
XO醤を巧みに使ったジャンに負けた
XO醤を使いこなせてなかったリュウジに負けた
とある店の料理人が憐れ
しかも、複数いそうだし
114 :
99:2011/07/31(日) 10:49:39.49 ID:???
調味料が通り名なんて料理人として恥ずかしいと言ってしまったが
ジャンみたいに使いこなせてれば別に恥ずかしくないな
それをもっと推し進めた、オリジナルXO醤の使い分けや料理での使い方など
XO醤の使い方を王道から意外性まで極めきった料理人なら、XO醤使いの異名も説得力がある
でも「XO醤のリュウ」は便利なアイテムの威光で勝ってるだけだから
「XO醤のリュウ」が恥ずかしいことには変わりなかった
>>114 例えてみた
マシンガンのリュウ
早撃ちのリュウ
…うん、確かに前者だとアイテムだよりで後者より弱そうだ
銀座五番町飯店の「飾り切り」は、李孝英が担当していた。
熟練の手さばきで生み出された“花”は、キリコが見とれるほど。
花型の切片をツマヨウジで束ねたもので、紙なら簡単だが、生の大根ではそうはいかない。
薄いと折れやすい、厚いと曲らない……
春には菜の花、肝臓が悪いお客は油物を残してしまう…
そういったことを、他の料理人から自分の力で学びとっているのがキリコだ!
飾り切りの方法も、聞きかけるが、技術はその人の宝だと自制する。
それを見たジャンは「なんならオレが教えてやろうか」と言ってくるが、キリコは黙殺する。
煮ても脆くなる、日にあててしんなりさせても色が変わる。
母に夜食を頼みに行くと、おにぎりとお漬物が用意してあった。
失敗作の大根が一夜漬けになっている……
これでひらめく!
塩水に漬ければ新鮮さを保ったまま、柔らかくできる!!
キリコの花は子供たちを喜ばせる。
真の料理人の一歩を踏み出したのだった。
今回の見どころはキリコの成長か。
あとおっぱい。
キリコのおっぱいがこれ以上成長したらッッ…
子どもが喜んで持って帰ってるけど、生ものだからすぐ変色してしまうような…
言わぬが華だけど
失敗作を捨てないママ偉い
全日本中華料理連盟の一室。
会長の崔信典に、若手料理人の大会を開くように大谷が提案している……
横浜の東洋楼では、冬瓜の透かし彫りが出されていた。
婚約のお祝いに作られたのは、皮で窓の格子を、内側から人物を透かしているみごとな「花中双人図」。
これを作ったのは、わずか16歳の跡取り、苟智秀だ!!
彼の料理は「伝統」!
宮廷料理人の血を受け継ぎ、400年の歴史を誇りにしている。
料理選手権で優勝するつもりのようだ。
六本木のチャイニーズレストラン「崑崙」の料理人は沢田圭。
踊りながらの「味+演出」の料理で女性の声援を浴びている。
強い火力の炒め物、ブランデーをかけて燃やしたアイス「芝麻雪米羔(チーマシェカオ)」
料理は「炎」というのが、彼の結論だ!
そして、彼もまた料理大会に参加する。
五番町飯店からはジャンとキリコが参加する。
ジャンは「せいぜい「準」優勝さ!」とキリコをからかい、
キリコも「すぐに負けるヤツのセリフじゃないね」と言い返す。
一方、大谷は何か企んでいるようだが…
料理は「伝統」と「炎」は当たったか。
>ブランデーをかけて燃やしたアイス「芝麻雪米羔(チーマシェカオ)」
これは食ってみたいが、なんか沢田嫌いだ。
つーか料理人なんだからせめて帽子かバンダナしろと。ロン毛のくせに。
料理の天下一武道会とは
将太の寿司や味ッ子、味狩学園だって料理大会はあったんだ
他の漫画より大会があってもおかしくはないだろう
ということはXOジャンのリュウジは
今後出てくる新キャラの登場時のかませ犬に使われる可能性大だな
>ロン毛のくせに。
ジャンか、場合によっては
>>122のような気持ちのキリコに
髪燃やされる伏線じゃね?
伝統とか言う奴はまず噛ませだろ、この漫画的に
逆に炎の方はいけすかない奴だから逆にメインキャラになりそうだなw
望月は出れないのか?
一応、鍋かなんか任されてるんじゃなかったっけ?
望月が出てもなあ。鍋任されてるってのも疑わしいし…実はお金持ちな嫁さんがいて裏工作でもしてるとかじゃねーの?
望月が出てもかませになるどころか、予選落ちが目に見えている
料理は○○がいっぱい出てきて、決勝では一巡した結果、
「料理は料理」っていうヤツが出ないかなぁ
都内だけでなく、全国の中華料理店が休業している。
「第一回全日本中華料理人選手権」に参加する者、観戦する者…
皆、東京ドームに集結している。
関東TVは、まずボディーガードを引き連れた苟を取材する。
「予選ごとき問題ない」と苟は笑みを浮かべている。
髭もじゃの大男は北海道「胡オ賓王(とどおう)」の熊源こと阿武隈源次。
熊やクジラ、アシカを料理する異色の料理人だが、人気は高い。
「熊は右掌が一番うまいんだぜええ!!冬眠時に、蜜をなすりつけ、それを舐めながらすごすんだ、ガハハハハハ」とカメラに叫ぶ。
そんな彼を、テレビ人気で料理ができるのかと評したのは沢田。
カメラに向かって、右斜め40度から写すように注文している。
温度と湿度を測定している、大きな機材を持った良く分からない料理人もいる。
そして、今回の大本命、キリコとジャンが現れた!!
沢田はキリコに声をかけるが、無視されてしまう…
それを見た苟は思わず噴き出す。
「料理もルックスもグッドな、沢田クンを知らないなんてウソでしょ」と
取り巻きの女性はキリコを問い詰めるが、知らないものは知らない。
あげく、ジャンに「顔で料理を作る訳じゃないだろう!」と言われてしまった。
沢田は「おい!お前誰だよ」とジャンに迫る。
「秋山――秋山醤!」
周囲はざわめく。
大谷経由の悪名が広まっているが、階一郎のことを知っている料理人もいるようだ。
この大会は、24組で予選を行い、24人で本戦トーナメント、3人で決勝戦を行う。
まずは予選開始!!
>そんな彼を、テレビ人気で料理ができるのかと評したのは沢田。
>カメラに向かって、右斜め40度から写すように注文している。
沢田うぜぇ… と思ってたが
>取り巻きの女性はキリコを問い詰めるが、知らないものは知らない。
沢田ざまあああああwww キリコでかしたw
「俺って有名人だろw」とスカした野郎の出鼻くじいてやってくれてありがとうキリコ!w
>温度と湿度を測定している、大きな機材を持った良く分からない料理人
料理は科学きたか?
>髭もじゃの大男
だいたいパワーバカは一回戦の噛ませ犬だろうな
ジャンのカマセにしては芸がなさそうだから
キリコか伝統君の噛ませかな
熊男の信条明記されてないが、「料理はパワーだ」って感じだな
中華料理って熊使うのか?
まさか禁断の大熊猫料理とかやるんじゃないだろなw
熊料理はあるかもしれん。机と椅子以外、脚がついてるのは何でも食う国だから。
でも大熊猫(パンダ)はさすがにないだろ、絶滅危惧種なんだからw
制限時間2時間でブロックごとに料理を作るのが、今回の予選。
ジャンのブロックの課題は、「スープ」だ!
慌てて材料を確保する出場者たち。
フカヒレの缶詰を選んだ者もいれば、それに対抗して元のままの良い材料をあさる者もいる。
しかし、缶詰では味気のない料理になるし、元のままでは「戻し」に時間がかかりすぎる。
(どいつもこいつもバカばっかりだぜ!)
鰻を選んだ者は、なかなかできそうだ。
薬膳料理を作るのだろう。
ジャンはキノコを手に、調理を始める。
そこに、「親の七光りは通用しない」と鰻を選んだ料理人――藤田が突っかかってくるが、ジャンは黙殺する。
弥一と小此木が観戦に来たが、ちょうど予選が終了するところだった。
「かわいい姪っ子」を気にしているですね、とからかう小此木を、
「お前も来年は出られるようになってるといいなあ」と弥一は殴りつける。
予選を通過したのはキリコ、沢田、苟。
そして、謎の機械を持っていた河原クッキングスクールの河原祐治。
しかし、熊源はサングラスをかけた女性料理人に負けてしまったようだ。
秋山のブロックに叫び声が響く。
審査員たちが鍋に顔を突っ込み、倒れている!?
理由を問われた秋山は、腕組みをして答える。
「ただオレの料理を食っただけさ!」
ジャンが完全にやらかしやがったwwwwwwwww
これは確実に通報ものだろwwwwwwwwwww
ジャンお前少年漫画の主人公にあるまじき行為だぞw
一体何しやがったww
>しかし、熊源はサングラスをかけた女性料理人に負けてしまったようだ。
やはりパワー担当はかませという法則は覆せなかったか…
パワー担当かどうかの描写すらないけどなw
決勝が3人って珍しいな、と思ってたけど、
ジャン+キリコ+サングラスの三つ巴かな?
>>140 それでいくと本戦トーナメントは
イロモノ度の高そうで勝負向きのクッキングスクールがジャンの相手かな
沢田は入場時の様子からしてキリコだろう
オーソドックスな伝統トモヒデくんは、まだ手の内明かしてないグラサン女の噛ませ犬だろうな
「お前ら少しは知らないフリしろよ
まだ連載されてない部分、完全一致させてばかりっておかしいだろ」
ってジャンに言われる夢を見た、何の話なんだろ?
>>142 スレ違い
内容も的はずれ
出直してこい
肉、魚貝、野菜、薬膳…これ位は当然課題として出るんだろうな。
他にも変わった課題とかあるのかな?
将太の寿司でのムチャクチャな課題みたいにw
鍋を舐めまわす審査員たちに何があったのか……
ジャンが作ったのは2種類のキノコを作ったスープ。
「味はまあまあ」と評価されている。
藤田が作ったのは「漢薬燉鰻魚(ハンヨウドンマンユイ:鰻の薬膳スープ)」だ!
申し分ない味と香りで、高得点を得る。
「七光りの秋山クン、オレのほうが上だったみたいだな」
それに対し、ジャンは「秋山の料理は薬膳よりも『効くぜ』!!」と余裕を崩さない。
予選通過者が発表される――と、審査員はふと秋山のスープを再び飲む。
すると、「やっぱりさっきは間違ってた」と秋山の点数を上げる。
それを見た他の審査員も、もう一度スープを飲んで修正するのだった。
その結果を受け、発表しようとする担当者だったが、審査員は三度スープに向かう。
眼の色を変えてスープに集まる審査員たち。
「ばふぅ〜ッ!!」と飲み干し、10点を、いや10点満点で100点、1万点、いや5万点!!
「もっと…もっとくれ、お…おかわりスープスープゥゥ最高だァァハハハハアハッハハ八八」
「――とまぁ、そういうわけだ」と、ジャンは解説する。
審査員たちは夢の世界へ。
ジャンが2種のキノコ―モエギタケとフウセンタケの一種―を調合し、幻覚興奮性分を発生させたのだった!!
「マジックマッシュルームってヤツだな」と、弥一は苦い顔をする。
「そうだ!ハハハハハ、カーッカッカッカッカッカッカッ、アッハッハッハッハッハーーーッ!」
あまりの「料理」にキリコはジャンに殴りかかる。
これは「毒」だ!!
しかし、審査員にとっては極上の味、至福の世界。
「毒だと思ってるのはおまえらだけだぜ!!」
(やっぱりこいつをのさばらせてはいけないんだ!)と、キリコはこぶしを握る。
そこにジャンの1回戦の相手、沢田がやってきた。
「同じ料理人として許さないよ、オレ――
やっつけてやるよ、おまえ――
『炎の料理』でな!」
悪役だ―っ!!
なんつう悪い顔するんだ主人公のはずなのに
・・・・・・・( ゚д゚)
ジャン、一応この作品の主人公だよな?これ、少年漫画だよな?
なんちゅーあくどい事してくれやがったんだ…!
種明かしして高笑いする時も悪役そのものの顔だし!
それに引き替え沢田。お前の事見直したわ、ウザいと言って悪かった!
たぶん、マジックマッシュルームそのものが食材にあったら、それは使わないんだろうな。
ただ技術を見せびらかしたいだけで。
でも、非常に迷惑だなぁ
まさに料理は勝負を体現したような勝ち方だな
味を良くしてとか、見た目を良くしてとか、そういう次元じゃないもん
審査員の体調すら気にせず勝つだけの料理を作るのか
これ許したら今後もどんな料理にも使えるんじゃないか?他の奴らもマネできる。
さすがに他の料理人はプライドや良心があるからそんな手は使わんだろ。
もしかしたらジャン以上の悪い料理人とか出るかもしれんが。
Vガンダムの主人公勢が敵側にゲリピーになる作戦を用いた時に通じるものがあるな
>>148 そうか?
やってることは非道だが、別に主人公としての魅力は損なわないけどなあ
むしろこういう義憤というか、いったんその場で成立した悪者攻撃の流れに便乗する形になってる沢田が
キャラとしての存在感が数段下、釈迦の手の内の孫悟空みたいな印象だなあ
会場入りの時にキリコにスルーされた噛ませ犬臭も相まって。
まあジャンに勝てないにせよ、
他人を見下してるようなジャンを感心させるなり、ヤバいとこまで追いこむなりすれば沢田を見直す
一応材料は普通に食材だし、法律上は問題ないの…か?
どっちにしろ完全に悪役のやることではあるけど、それを主人公にやらせるのは新しいな
ほぼ味平のブラックカレーだもんなぁこれ
「同じ料理人として、絶対許さない。
勝てばそれでいいのか!?
オレは許さないぜ!認めないぜ!
「炎の料理人」沢田圭が邪な野望を打ち砕いてやる!!」
ちらりちらりとビデオカメラを確認しながら、沢田はジャンに向かって啖呵を切る。
(決まったぜ!つかみはOK)
会場は盛り上がり、皆沢田に声援を贈る。
沢田も大谷も、会場を敵に回したジャンの敗北を確信していた。
ジャンが外の空気を吸いに部屋を出た時、キリコと出会ってしまった。
「さっきはずぶんなマネしてくれたな。覚えてろよ」と言ってすれ違うジャンに、
「もう一度あんな料理作ってみろ。パンチ一発じゃすまないからね」と指を立てて宣言するキリコ。
その手の甲を見て、ジャンは愕然とする。
腫れている!!
思わずキリコの手をつかみ、まじまじと見てしまう。
……
「こんなの「料理」じゃない、「毒」だ!!」という、キリコの言葉を反芻するジャン。
「効き腕を傷つけるようでは料理人失格だぜ、バカめ!!ハッハッハーッ」と、汗を流しながら哄笑する。
「フン!幻覚キノコの料理なんてのを作るやつこそ料理人失格よ」
中華料理人選手権大会、本戦が始まった。
10人の審査員がそれぞれ10点、100人の観客がどちらかに1点を入れるのだ。
第一試合は沢田圭対秋山醤!!
沢田は皆から声援を浴び、ジャンは罵声を浴びる。
観客を味方に付けた沢田は、駄目押しとばかりに巨大な“灼熱の鉄板”を搬入させた!
前言撤回。やっぱ沢田うぜえわ。
女はべらすわ、長髪剥きだしのまま調理するわ…
ま、今回いきなりジャンと当たったから負けるのは確実だろうけど。
キリコのあの右こぶし、あれが元で敗退しなきゃいいんだが。
キリコが痛めた右手の人差し指突き立てる所、本当は中指じゃないのか?
>思わずキリコの手をつかみ、まじまじと見てしまう。
>「効き腕を傷つけるようでは料理人失格だぜ、バカめ!!ハッハッハーッ」と、汗を流しながら哄笑する。
あとで哄笑してるとはいえ、一瞬真剣になってるよな
やっぱ周囲を見下してるようでいてキリコの事はライバルとして認めてるのかもな
>第一試合は沢田圭対秋山醤!!
>沢田は皆から声援を浴び、ジャンは罵声を浴びる。
沢田終わったなw
派手パフォーマンスして肝心の足元がお留守パターンか
得意分野(本人はそのつもり)で上を行かれる尾藤リュウジパターンだな
第一試合の課題は「牛肉料理」!
沢田が選んだのランプ、イチボー、フィレにサーロイン。
どれも柔らかい部分ばかりだ。
(オレは最高の肉を最高にうまく食べれる料理をやってやる!)
一方ジャンが選んだのは、なんとスネ肉!!
安くてかたい肉……
小此木は慌てるが、弥一とキリコはなにやら考え込んでいる様子だ。
沢田は「ホウッ!」と気合を入れると、あっという間に玉ネギをみじん切りにし、
踊りながら「ロックンソース」を作りだした。
そして1mはあろうかという長い金串を取り出し、食材を鉄板焼きにする!!
これを見た審査員は、華やかだがキチンと下味も付けているし、油通しも抜かりなくしていると評する。
舞台のような彼の料理に会場は釘付けだ!!
ところがジャンは、地味にあんかけを作っている。
弥一は「秋山の料理は魔法だ」というジャンの言葉を思い出していた。
「ただし、その魔法が解る審査員が何人いるか――……」
沢田の料理は「無敵の鉄板焼(ティエンパンソー)」!!
特製ソースと肉が織りなす、炎と煙の芸術だ!
高温の鉄板と金串の輻射熱でジューシーにできている。
審査員に褒められた沢田は、「すごい汗だね〜地味な料理を一生懸命作ったんだね、クスクスクス」とジャンに話しかける。
「地味なのはおまえのほうだろう。オレは汗をかくだけのものは作った!
『中華の真髄』をな――」
バチバチバチバチ!!
突然割れるような拍手が響く。
(オレの料理で審査員どもの舌を確かめてやる!)
高級素材ばっか選んだ時点でますます沢田の負けが決まったようなもんだな。
こういう料理マンガでは「高級素材を選んだ相手は必ず負ける」というお約束があるし。
あと、沢田の鉄板焼きはタマネギ除けば喰いたいな。
いや、タマネギは旨いと思うぜ
ロックンソースってネーミングがチョイ役らしくていいなw
>「すごい汗だね〜地味な料理を一生懸命作ったんだね、クスクスクス」
あーあ…ひっでえフラグ
どうせジャンが敗者を完膚なきまでコテンパンにこきおろすのに
こんな前フリつけてたんじゃ負けた時のこきおろしが二割増しだな
タマネギは甘みがあるって言うけど、俺はダメなんだわ
猫乙
猫だと猫舌だから
アツアツのバーベキューや鉄板焼きそのものがダメじゃね?
審査員どもの舌を確かめてやるって、すごい傲慢だよなぁ
拍手の源は、ジャンがあんかけしている音だった!!
秋山式「太極鍋巴(タイヂイクオパー:おこげの二色あんかけ太極盛)」!!
鍋巴とは、油で揚げた乾し飯。
あんをかけると油がはじけてすごい音がする!
普通はまとめてつくるあんを、ゼラチンタップりのスネ肉を豆板醤、酒、醤油で煮込んだ赤茶色のあんかけと、
アスパラガス、ニンジン、セロリ、シイタケでつくった白いあんかけとに分けている。
「2時間たっぷりかけたワりには、あんまり珍しくない料理やね〜」と大谷は評する。
地味な乾し飯という点もあまり良い評価ではないようだ……
「一応」と、大谷も食べると……足元がふらつくほどの味だ!!
「さすが『舌だけ』は一級品だ」とジャンは逆に評価する。
「大谷先生は、目隠しをして、二つを食べ比べて見ろと言っている!」
勝手に名前を借りたジャンに従い、食べ比べると、味が鮮明に感じられる!
鍋巴のパリッとした食感、牛スネ肉のこってりしたゼラチン、さわやかな野菜あんかけ。
こころなしか秋山の方がうまい!
だが、まだ何か味がある……
「こりゃなんですか、大谷さん」
「ホラ、大谷『センセ』」とジャンに促されて大谷は答える。
「あ…油や!」
これは油の甘み!
鍋巴とは、肉と野菜の旨みをたっぷり吸いこんだ、香ばしい匂い飯。
(うまくないわけないわい!!)と大谷は冷や汗を流して歯を食いしばる。
「なるほど、ごちそうならば何でもいいというものでもなさそうですね」と審査員たちは迷いだす。
沢田の料理は確かにうまかったがただの“ごちそう”だった!!
しかしジャンは安い材料を使い、手を惜しまず、素材の旨みを何倍も超えた料理を作りだした!
これは天下第一菜(ティエンシャデイイッツァイ)、香り・色・味・音の全てが揃っている!!
旨みを何倍にもすることが「中華の真髄」!
(だが!よくもこの大谷をコケにしてくれよったな。
ワシを狂言回しのサル扱いしよって、やはりキサマは絶対許さんわ!!)
これを見た弥一やジャンは会場を後にする。
採点に悩んでいるということは、秋山の魔法――中華の真髄を感じ取った証拠。
秋山醤、一回戦通過。
中華の真髄に勝るものなし!!
ジャン、本当に嫌な奴だな〜
ちょっと大谷に同情するわ
まあでもここでウソをついてジャンを引き下げようとしないところが
大谷の数少ない長所だろうな
『舌だけ』は一級品だからな
『舌だけ』は
大谷はこの先、ジャンの出番になるたびに悔しがりながら良い評価つけることになるのか
なんだかんだで味に嘘はつかないところはイイキャラしてる
なんだかんだでジャンを憎んでても、自分の舌に嘘はつけない大谷w
ジャンの料理はいまんとこ全部食べてみたい料理だな。
そして予想通りとはいえ沢田ざまあああw
人を喰った態度だけど、料理そのものには真摯なんだな、やっぱり
ジャンは料理の技術は超一流なんだよなあ。
別に人格と料理なんて関係ないけどジャンはいちいち出ばるなあ。
たぶんジャンの人格知らん人がジャンの料理くったら手放しで大絶賛するだろうな。
他の時は態度が悪いだけで料理自体は真っ当だけど
マジックマッシュルームだけはなちょっとw
まあキリコの拳を見て何か思うところがあったみたいだし
今回の料理からすると、マジックマッシュルームみたいに料理以外の部分で勝つよりも
料理の味自体でねじ伏せる方向でいくのかな
天邪鬼な性格のせいか、わざわざ危ない橋を渡って「それでも勝てる秋山」を演出してそうだけど
それはそうと、早々に宴会料理で躓いてて良かったな
もし気づかないでいたら、腕前では勝ってても、ここで初めて弱点露呈して敗退なんて間抜けすぎる事態になりかねん
110人前かぁ…
時間や審査を続ける関係でで、1人前食べる訳じゃあないだろうけど、
20人分ぐらいは作りそうだ
ジャンは左腕一本でダンベルを振り続けている。
「左腕が料理をうまくする!」からだそうだ。
「おまえもやるか?」と聞かれた小此木も、「うん、かして」と鍛え始めるのだった。
ジャンはシャワーを浴びるために服を脱ぐ。
その背中は傷跡に覆われていた!!
(こんなキズ、カッコ悪くて誰にも見せられねえぜ。だけどこのキズこそ…)
シャワーを浴びていると、ガチャと扉が開く。
背中を見られた!!
振り返ると、「キャア」という叫び声、シャンプーのボトルが飛んできた。
キリコだ。
シャワールームから出ると、廊下にいたキリコに一言声をかける。
「スケベ!そんなにオレのハダカが見たかったのか?」
「バッ…バ、バ、バッカで〜〜」と真っ赤になるキリコ。
ジャンは背中を見たのかと尋ねる。
「……なんなのあのキズ!誰にやられたの?」
「これはキズじゃない。これは料理人としての自信の源。ジジイとオレの執念を刻んだものだ――」
二回戦、第六試合。
まずはジャンが入場してくる。
「ひっこめ〜この毒キノコヤロー」
キリコは弥一に階一郎のことを尋ねていた。
殴る蹴るは日常茶飯事、相当厳しい人物だという噂だ…
ジャンが階一郎と共にいた頃。
小石を入れた鍋を振る修業があった。
「左腕の動きが遅くなったぞ!たった千回の素振りで音をあげるな」と、ジャンは杖で打ち付けられる。
「手を抜く料理人になってはいかん。
ワシをどんどん憎め!だが、ワシも手を抜かん!!うまい料理を作るには、体で覚えてゆくしかないのだ!!!」
対戦相手は河原祐治。
河原クッキングスクール校長の河原権造と共に、21世紀の料理を目指している。
最新調理機を使い、(腕前だけで勝負したがる単細胞め!)と料理人をバカにしている――むしろ技術者だ!!
罵声を浴びる者同士の対戦が始まる……
課題は鳥肉料理!
なんと、二人とも鳥の丸ごとを選んだ!
児童虐待ってレベル超えてないか?ジャンの爺。
いくら修行でもやりすぎな気が… あの傷見てて痛々しいよ。
河原は「料理は科学」なキャラか?
あの最新調理器がどれだけ高性能かはまだ分からんが、量産化されて安く売られるようになったらいずれ料理人なんて必要なくなりそうだな
特別な訓練や勉強をしなくても、誰でも美味しい料理を作れるようになるっていうならこっちとしては嬉しいけど
チッ!なんでジャンのシャワー中にキリコが闖入するんだ。普通、逆だろうが。
>>181 以前の過去回想からしても
あの爺さんはちょっと、いやかなり頭おかしいから仕方ない
だからといって警察に通報されたらその時点で漫画としては終わりだからなー
なんかやりきれないわ
こういうエピソードが出ると、やっぱりジャンパパがきになるなぁ
気になるよなあジャンパパ
ジャンと階一郎似すぎてるから捨て子で実は血が繋がってないとかいう落ちなさそうだし。
意外と階一郎の子供は娘でジャンパパは婿養子なのかもしれない。
やっぱ言動はひどいけど
料理の手抜きの無さとか、積みかさねた努力の部分とかは
しっかり描いてるんだよな
善良主人公タイプじゃないが
三本柱のひとつが努力のはずなのに
実際のところあんま努力してない黄金期ジャンプ漫画なんかと比べると
大きい事言うだけのことはしっかりしてきてる主人公だな
>>188 登場するとしたら
「中盤から徐々にそのすがたをあらわし始める闇の料理組織の、ボスの正体」みたいな位置づけで料理人として出てくるか
逆に料理には関係してるけど料理人とは完全に別ベクトルの役(たとえば大谷のような評論家、あるいは美食家)としての登場だろうな
階一郎がまだ年端もいかないころからかわいい孫をしごき
醤もまた理不尽とも思えるほどの祖父のしごきに文句も言わず耐えるのは
二人に共通の念願があったからである!!
それは…階一郎の息子―醤にとっては生き別れの父親を
料理の力で呼び戻すためなのであった!!
陳腐
>>189 まあ一応、設定的にはジャンみたいにちゃんと下地を積んでたりはするけどね
アンケート至上主義の分、スピーディにしなきゃならんせいか
その後の努力は割りと流されがちだけど
各編ごとに、毎度毎度まず努力(修行)しないと話しにもならんのって、ドラゴンボールくらいか
そのせいもあって、結果的にインフレ起こしはしたけど
とりあえずどう見ても噛ませな対戦相手の事も少しは話題にしてやってください…
ジャンが電気コード引っこ抜いて台無しとかやりそうで怖いがw
さすがにジャンがそこまで卑怯な手を使うのは無いと思うぞ?
やるんならマジックマッシュルームみたいに、素材を使った罠とかを使いそうだ
嫌われ者同士の潰し合いと言われてしまう、ジャンと河原の対戦。
次にジャンが選んだのは春雨、河原はフカヒレ。
同じ鳥の詰め物料理を作るようだが、あくまで安い材料をジャンは選ぶ。
「格下相手に同じ材料で勝負することは、秋山の誇りが許さないんだろうな」と弥一は評すが、
「結局ナマイキなんだよね!」とキリコは断言する。
ジャンのペースはいつもよりも早い。
それだけ手のかかる料理をするようだが…
河原はそれを見届けてから料理を始める。
まずはマスクにゴム手袋、消毒剤の散布。
ヘンタイ医者と言われてしまった。
河原たちは、いつも拡大鏡で肉の細胞を観察している。
味、香り、栄養…全てを分析するサイエンス・クッキングスクール!!
21世紀の料理は、伝統派を打ち負かした、科学者である料理人が作り出す!
インタビュアーはまず河原に向かう。
なんと、もう作り終わったそうだ!?
若鶏のフカヒレ詰め煮――スープで味付けしたフカヒレ、クコの実、中華ハムの千切りを鶏の腹に詰め「真空調理」するだけだ。
消毒に注意したのも、低温での調理で雑菌が繁殖することを防ぐため。
河原が持ち込んだ真空調理機とは、真空かつ低温で調理する機械。
均一に熱を加えられる上、熱しすぎず肉汁が流れ出ない。
機械に出来るところは機械に任せる。
「汗ばかりかく料理人は非能率的。たとえば秋山クンのようにね!」
これにはキリコも怒りを隠せない。
インタビュアーがジャンに向かうと、後ろ回し蹴りをくらってしまった!!
「料理の邪魔だバカヤロー!!時間がねえんだ!」
Σ( Д ) ゚ ゚ ジャン、マジックマッシュルームの次はいきなり司会に蹴りくらわしたのかよ!
なんか大会途中で失格になるんじゃないだろうな?
真空調理機スゲェ!
難しい料理をいとも簡単に速く作れるって、正に夢の機械じゃないか
>>機械に出来るところは機械に任せる。
露骨に料理人を否定するのはどうかと思うが、河原のこの考え方自体には共感出来るな
何でも手間暇掛けて手作りでっていうのが必ずしも素晴らしいという訳ではないし
消毒剤とか、ちゃんとした理由があったんだな。
一応旨い料理をめざしてはいるようだし、まずジャンが勝つにしても、どんなのができるのか気になる。
夢の機械ではあるが、河原の性格が嫌
誰でもクオリティの高い料理を作れるようになるという発想自体はいいんだけど
実力を過信してるのは性格の悪い奴らが多いよなぁw
熊料理の人はまともそうだったが、それ故に弱かったんだろうが…
手間暇かけるってのは何も機械に頼らないって意味じゃないし、その逆もまた然り
まあオチ自体は定番だろうな
ハイテクとはいえ、所詮真空調理法っていうことができる道具にしかすぎないから
活かすも殺すも使い手次第って決着だろう
あとはジャンがどれだけ得意気に勝ち誇るかだ
>>196 機械がよければそれでいいってもんでもない
機械を利用するならするなりのスキル研鑽は必要だし
それが料理の向上につながるようフィードバックも必要
性格や人当たりこそ悪いものの、そういった部分をおろそかにしてない点で
河原はジャンに通じるものが少しだけある
入場前にも気温や湿度測ったりしてるし、機械任せのデクノボーに出来ることじゃあない
まあ相手を非能率的と言ってなめてかかってる点で役者が劣るが
その手間短縮の分さらなる工夫を積むような奴だと苦戦させられただろうな
>同じ鳥の詰め物料理を作るようだが、あくまで安い材料をジャンは選ぶ。
>「格下相手に同じ材料で勝負することは、秋山の誇りが許さないんだろうな」と弥一は評す
料理は勝負の癖に勝手にハンデ戦やってる理由がわからん
じゃあXO醤の奴の時に、御自慢のXO醤なんか使わず
XO醤なしでもお前ごときには勝てる、とか言って勝てよ
干し牡蠣・干しアワビ等を使ったリュウのXO醤より、ジャンがXO醤に使った材料の方が安かったとか。
「1人で全てこなそうとするからあせってヤツアタリしてしまうんだよ、この原始的料理人め!」
「よくしゃべるヤツだな…『料理人は口を動かさず手を動かせ』――オレはジイチャンにそう教えられた」
「ジイチャン」を持ち出すなんて、しきたりに縛られた料理人だな、と河原はイスに座って本を広げる。
その余裕の態度を見て、小此木はジャンの料理が間に合うのだろうかと心配する。
しかし、キリコも弥一も時間については心配していない。
ジャンの動きにはムダがなく、一つの作業に何分何秒かかるのか体にしみついている!
二時間フルに使うのだろうが、後は河原よりもうまいかどうかだけ。
「真空調理」でフカヒレにスープをしみこませ、鶏の肉汁を逃さない。
機械を的確に使いこなし、あっさりとして柔らかく、ジューシーな料理を河原は作るのだろう。
一方、秋山は鶏の「ふくろ抜き」から始めている。
裏返しにした鶏から、皮を破かずに骨を抜く高度な手法。
しかも、あんを入れて骨が入っているように見せるはずだ。
下味を付け、香草、ササミ、干しシイタケと春雨…
炒めて味を整えてから鶏に詰めてから蒸す。
それだけではない。
醤油を表面に塗り、香ばしさを出すために油で揚げ、余分な油を落としてから1時間も煮込む。
旨みに旨みを積み上げたジャンの料理は河原とほぼ互角。
「あとはでかいヘマをしたほうが負ける!」と弥一は判断する。
ジャンは終了まで数分残し、仕上げに入る。
河原もそれに続く。
「おまえが二時間近く遊んでいたおかげで、旨みに旨みを重ねることが出来た。クックックッ、ごくろうさん!」
それを聞いた河原は、「旨みなんて仕上げのあんに手を加えればすむことだ」と答える。
ジャンの料理は「鳳胎粉絲(フォンタイフェンスー:若鶏の春雨あん詰め煮)」
河原の料理は「春茶鳳胎魚翅(ツウンフォンタイユイチー:若鶏のフカヒレ詰め煮 新茶風味)」
どちらも弥一の予想通りだが、河原は新茶で玄妙な味を目指している。
だが、「オレの挑発に自分を見失ったな。機械に頼り、他人の言葉に惑わされる。
そもそも自分に自信がないのさ!」とジャンに言われてしまう…
そう、できたのはチグハグな料理!
鶏とスープ、トリュフが主張しすぎているうえ、新茶の風味が全体のバランスを崩してしまっている!
「いったい何回それを試作した?二回か?三回か!?料理は経験の蓄積だ、バカめ!
何千回も何万回も鍋を振った腕こそがうまい料理を作るんだ。
おまえのデータやマニュアルなんてのは、オレの経験のほんの一部でしかない!ハハハハハーーーッ」
秋山醤、二回戦突破――
今回ばかりはジャンの最後の言葉に完全同意だな。
試作に試作を重ね、技術を磨く。これぞ料理人なり!
…と、思い出した。
本編とは全く関係ないが、何でパンや寿司を作る人は
「料理人」じゃなくて「職人」と呼ぶんだ?
パンや寿司を作る専門職の人をそう区別してるだけで、広義ではその人たちも料理人じゃね。
河原が何もしなくてもジャンの勝ちだったろうな。
新人料理人の大会で同じぐらいのうまさなら機械使ったのより普通の料理人選ぶだろ。
だって河原がすごいんじゃなくて機械の開発者がすごいんだろうから。
有望な新人料理人の大会なら選ぶまでもない。
そういえば、熊源は新人なのか?
それはともかく、ジャンがまともな料理人に見える…
>>202-203 リュウジの場合は値段以外の方に明確なポイントがあるからな
XO醤持ってるってすごいだろー!と威張ってる
使いこなせてない借り物のXO醤使いに
レアさを自慢してるようだけどそんくらい知ってるし自分で作ってさえいるぞというところと
使いこなすとはどういうことなのかを思い知らせるとこがポイントだろ
名前がジャンってぐらいだから今後はXO醤が切り札として活躍するのかと思ったが全然出てこないな
大会は何日にもわたって続くので、自分の店に戻って仕事に励む料理人もいる。
浜松「麒麟飯店」の大前孝太もその一人だ。
おかわり自由で、安さとボリュームがウリの店と言っているが、味も本物と客は喜んでいる。
孝太は運動も勉強も一番で、父親は大学に進学させるつもりだったが、皆を喜ばせる料理を作るために、店を継ぐことにしたらしい。
「あと二回勝てば優勝、優勝したらみんなに満漢全席をごちそうしまーす!」
客の歓声を聞いて、気合いを入れる孝太。
決勝に進出した一人目はキリコ。
準決勝第二試合に出場したのは、神戸「シードラゴン」のセレーヌ楊(ヤン)だ。
熊源を破った彼女は青い目をしている。
フランス料理のような華麗な飾り付けで、東洋楼の荀を打ち破る。
インタビュアーに、「ラッキーだけでは勝てない相手なだけに注目された」と言われ、
「シッツレーなやちゃな〜!ウチはフロックでここまできたんやないで!」とデコピンをくらわす。
その関西弁は大阪出身の印…と思いきや、コッテコテの神戸っ子だった!
ちなみに、母はフランス人で父は香港出身らしい。
「東京者(モン)には負けへんで!」というマイクパフォーマンスに会場は沸くのだった。
準決勝第三試合はジャンと孝太!
太鼓の音、「地元の星」と書かれた横断旗を背に、(頑張るぞォォ!!!)と孝太は心に誓うのだった。
そして、課題はレンコン料理!!!
「これは難しいな!」と、弥一は注目するのだった。
巨乳美女が二人になったか… いいぞもっとやれ!
珍しくまともな性格で腕のいい料理人来たかw
おっぱい対決も楽しみだな!
大前君の人のよさを嘲笑うような料理を作って
大前君の真心料理を支持するキリコにまたぶちのめされるんだろうな
眼に浮かぶわ
たとえばまるっきり同じ見た目で、ちょっとずつ上をいく料理をつくって
・食べる人のことを考えて食材に噛みやすいような切れ込みをいれた大前君
・切れ込みがないほうが美味さがきわだつような一歩上の調理法をあえてする
「先ほどの大前君の包丁使いは気遣いだと我々は考えた、しかしこの秋山の料理を食べたあとでは
それは気遣いなどではなく、単に料理人の技量不足をごまかす苦肉の策に見える」
「秋山が使うたんは○○○の技法や…(不本意ながら醤を褒めるようなウンチクを語る大谷)」
でもってキリコの腕のダメージが重篤化し
決勝のキリコvsジャンの紆余曲折の伏線となるんだろうな
キリコに勝てる→いやしかしこれはキリコの本気とは思えない→アッあの腕のせいだ
→これでのうのうと勝つのは「料理は勝負」のポリシーからみて美しくない
→キリコに花をもたせる→それが原因で墓穴をほるジャン
レンコンの何が難しいんだ
具材として見ると個性的なようでいて案外広がりがない食材な気がする
…ジャンはきっと辛子レンコンでも作って審査員の味覚破壊とかでもするんだろ
レンコンは歯ごたえを出すのに役立つ便利食材だと思うけどなあ。
ただ「レンコンがメイン」といえるような料理は難しいのかもしれん
でもんなこといったら沢田が負けた肉料理でも
ジャンの料理は肉よりおこげメインで、二種のあんも肉の方がメインってわけでなく
二種類のうち一方だけかろうじて肉つかってますというレベルだからなあ・・・
とりあえず大前君が負けるのは確定だろうな
今の内に合掌しとく
レンコン料理という課題が発表されるが、ジャンも孝太も動き出さない。
レンコンはポピュラーな素材で、煮てよし・揚げてよし・炒めてよし。
一番うまい料理方法を選びづらい。
そこに響く、浜松―孝太の『町』―の応援。
孝太は歩き出し、ウナギを選んだ!
そしてココナッツミルクとクワイの缶詰を選びとる。
ジャンはまだ動かず、孝太は(蓮根をどうやって料理していいかわからないんだ)と考えるが……
孝太は以前、香港に旅行へ行った客に、本場の中華料理の本を頼んでいた。
みんなのおかげで最新の中華料理を勉強させてもらってきた。
毎晩、みんなの期待を受けて研究してきた――
孝太が作っているのは、香港の最高のホテル「リージェント」の料理にそっくりだ!
「蓮藕炒鶏片(リンガウチャオカイピイ)」、本来は鶏肉を使うものだが、
「最近やっと作り始めた新しい料理を知っているとは」と弥一は驚く。
ジャンはいつの間にか料理を始めていた。
スープ皿ごと蒸篭にいれると、イスに座ったまま動かない…?
(噂通りきわどい料理作っとるやん)と楊は感心し、
「ふざけやがってあのヤロウ!」とキリコは怒りだす。
その理由は秋山の新しい魔法にある!
ジャンが作ったのは蓮根の「燉(タン:蒸しスープ)」だが、肝心なのは最初に入れた白い『物』。
だが、それは「最低の魔法」だと、キリコは言う。
試合に勝つことしか考えてないから――
料理では孝太は負けない。
だが、ジャンは孝太を嘲笑う。
「おまえの料理なんか、だ〜れも食っちゃくれねぇよ!ハハハーッ!!」
ジャンが何を作ってるのかはわからんが、またやらかしたのはわかるwww
孝太くんかわいそうすぎる…イイヤツっぽいのに…(・∀・)ニヤニヤ
>レンコンはポピュラーな素材で、煮てよし・揚げてよし・炒めてよし。
なーるほど、汎用性が高い分、どれを作るか迷ってたわけか。
リュウジとか性格も嫌な奴がジャンに負けるのは別にかまわんが、コウタが負けるのは見てて辛いな
もしコウタが主役だったら確実にジャンが悪役になって負けるんだがな。
俺にはよくわからないが
楊とキリコは秋山の魔法に気付いてるような口ぶりだな
決勝でも秋山の魔法に気付いて対応する二人が見れるのかな?
料理漫画否定する事になるけど本当にジャンは一回こっきりの料理しかしないんだろうな。
料理人の本分は美味しい料理を毎日何十、何百人のお客さんにクオリティを下げずに出すことだろう。
白い「物」ねえ…
砂糖、塩、粉類、牛乳、あとは…何があったかな?
キリコが気付いて怒ってるってことは、まさかマジックマッシュルームを刻んだ物だとか?
ウナギと梅干しの食い合わせが悪いってのがジャンの世界で現実なら、
梅干し(クエン酸)とか?
そりゃ迷信だ
本来は鶏肉って辺りがなんか引っかかるところではある
>>225 まさかの料理漫画では禁断の化学調味料ドバ入れとかw
舌を麻痺させて食わせられなくするとか目的で
沢田戦、消毒男戦と
口や態度は悪くとも、手間を惜しまない中華の真髄を見せてくれたジャンだけど
今度は消毒男並に動きが止まってるな
しかし
・最高ホテルのレシピを元に努力を重ねた大前君
・地元の、長所をよく知る食材を使った大前君
というかなりのプラス要素があるにもかかわらず
・蒸したままじっとしてる
だけなのに、キリコや楊はジャンが勝負を捨てたとはこれっぽっちも思ってないわけで
一流の料理人が見ればあのジャンの勝算は一目でわかるようなことなんだろうか。
手掛かりは白い粉だそうだけど、味覚破壊とか下剤とかの試食者攻撃系だと
スープのときにやってて目新しさがないしな
「大前君のウナギ料理に勝つ(台無しにする)」というのもあるだろうけど
それだけだと審査員はだまされないだろうから
「あんな手抜きっぽい蒸しものでもジャンの料理が審査員を感心させる」という要素も
ちゃんとあるんだろう
そしてそれはキリコたちなら作る過程を見れば理解できるような
なんか技法でもあんのかな
毒の類以外で「勝てる(美味い)けど最低」の料理って予想が難しいな
やっぱウナギとウメボシじゃないにしても
それに類するような、料理人ならではの知識による相互作用じゃないかな
ウナギだけなら問題ナシ
ウメボシだけでも問題ナシ
でも合わせ技で大前君のがまずくなっちゃうっての
自分の料理の質を上げるより、相手の料理の質を下げる発想だから最低
試合終了!
孝太が料理を並べだす前に、ジャンが皿を運ぶ。
それを見て、孝太の父は「いかん――先に並べられた!」と叫ぶ。
(勝ち負けを競う料理なんてのには、全然向いてねぇんだ)
審査員は満腹気味だが、ジャンが出したのは「密棗[元]肉燉蓮藕(マッチュウインゴッタンリンガウ:蓮根棗龍眼の蒸しスープ)」!
胃に入れやすいが、それだけではない。
これは甘いスープ、「糖水(タンスイ)」だ!
夏は体を冷まし、冬は温めると言われる中国の民間療法。
ザラメ、ハチミツを敷き、蓮根とナツメ、龍眼肉を二時間蒸したもの。
素材の甘みをそのまま引きだし、さわやかで渇きを癒す…
「甘いスープで審査員を驚かすって魔法だったんですね〜」と小此木は感心する。
しかし、睦十は答える。
「そんな甘いもんじゃない。ヤツの魔法はもっと“悪質”なんだ!」
審査員はスープに満足し、「シメが甘いスープでよかったですね」とまで言っている。
それに愕然とする孝太。
甘いスープで腹を膨らました審査員が、
孝太の「蓮藕炒虫善球(リンガウチャオシンカウ:ウナギと蓮根のココナッツミルク炒め)」を食べればどうなるか…
一口で答えが出る。
「わるいが食えんよ、こりゃ」
ココナッツミルクの脂が冷めて、分離している。
そして冷めたウナギが嫌味な味を倍化させ――
さわやかな糖水の後だけに、胃腸の弱い審査員は嘔吐してしまう。
「蓮藕炒虫善球には、“おいしさの持続力”がない!」と高笑いするジャン。
「おまえが先にスープをだしたからじゃないか」と抗議する孝太に、
「その通り、ハハハーッ!!」と追い打ちをかける。
孝太の料理を台無しにするために、先に出した!!
「おまえの料理なんか誰も食わなねーよ、ザマーミロー!ハハハハハハ、アッハッハッハッハッハーーッ!!」
「あのヤロウ」と、キリコは歯噛みする……
>>>>>>>>>>>>>>>>
上の12行目、睦十は弥一の間違いです
すみません
うわあ・・・・
今までジャンに負けた奴は別にどうでもいいが、コウタに関しては同情しちまう・・・
ココナッツミルクは好きなんだが、あれって冷めるとまずくなるのか?
二時間も蒸したのか
その間、クッキングスクール野郎みたいに小細工したりせず
じっとしてて自信満々なのがジャンらしいな
しかしサブタイにあるようにジャンに悪意があったからアレだけど
大前君も「自分の料理に美味さの持続力がない」ってことを計算できてないってことは
やはり甘ちゃんだよ
分かってたらジャンに先に出されたとしても「お願いしますボクの方を先に食べてください」とか
それなりの行動はとれてたんじゃないか?
それに試食されるタイミングや審査員の(試食つづきの)コンディションを全く気にしてないってことは
食べる側の人間のことをよく見てないともいえるわけで
その点ジャンは勝負のためとはいえ、ちゃんとそこまで気を回すことは出来てるわけだからな
だいぶ腹が膨れてきたところに出されたのが、濃厚こってりが売りの油物と、後口爽やかなスープだとな
審査員の立場から見て、どっちの料理が嬉しいかっていうとなあ
>レンコンはポピュラーな素材で、煮てよし・揚げてよし・炒めてよし。
>一番うまい料理方法を選びづらい。
リージェントホテルの新メニューだか知らんが
結局「レンコン」の美味さの料理じゃないんじゃね?
ジャンもだけど
あくまで食材の1部って感じだなあ
まあ「料理」だからそうなるのもありなのかもしれないが
これって出す順番逆だったら、ジャン負けてたよねw
大谷あたりがたくらみに気がついて待ったかけるとかすればよかったのに
>>241 大谷がいちゃもんつけたら、当然その間にまた揉めて時間が経つわけで、となるとやっぱり不味くなって台無し
結局孝太くんに勝ち目はなかったと思う
揉めるのはキリコ達女2人の胸だけで十分だ
キリコと秋山が決勝に進出したことを聞き、五番町飯店の店員たちは彼らを拍手で迎えようとしていた。
だが、現れた2人と小此木はなぜか怪我をしていた上に、風邪をひいているようだった…
準決勝の後、孝太は客たちに慰めながら帰っていた。
まるで勝ったかのように騒ぐ孝太たちを、ジャンはにらみつける。
「ケッケッケーッ!孝太ちゃんはいいねぇ、負けてもみんなに慰めてもらえるもんね〜
『料理は勝負』だ!勝てる料理人になりたかったら、仲間なんか捨てるんだな!オレみたいにな!!
それが出来なきゃさっさと浜松へ帰ってママのしなびたオッパイしゃぶってろよ、カーッカッカッカッカッ!」
孝太の仲間とキリコが駆け寄る。
甘ちゃんにはヘドがでるとまでいうジャンに、キリコが殴りかかる――
と、ジャンは身をかわす。
だがつかみ合いになり、止めに入ったが小此木を殴られてしまった
二人はとっさにバランスを崩した小此木へ手を伸ばしたが、そのまま池に落ちてしまった!
一部始終を見ていた楊は、「子犬がじゃれあってるみたいやわ」と笑いかけてくる。
そして、楊は孝太の料理の弱点を見抜いたジャンのファンだと宣言する。
「『料理は勝負』。大いに結構やん。勝つために相手をたたいてどこが悪いん?
料理勝負は勝負やもん!負ける方が悪いんや。そんなこともわからんあんたはね―――まだまだコ・ド・モ?;」
(な…なんなんだ、この女〜!?)とキリコは戸惑う。
キリコは本格的に風邪をひいてしまったようだった。
(これというのも全部秋山が悪い!)
そこに、秋山が厨房へ来るように声をかけてくる。
用意されていたのは「川貝蒸梨(ツヮンペツォンリ:蒸しナシのデザート)」とドクダミ茶。
熱さましの効果をもつナシ、セキ止めの川貝母(センバイモ:乾燥させたユリ科の鱗茎)、気管を潤す氷砂糖。
どれも風邪に良いものだが、毒でも入っているのかとキリコは心配する。
しかし、ジャンの本心は「おまえが決勝戦で負けても、カゼを口実にしてほしくないだけだ」
しばし無言で食べる二人。
「どおしても…どお〜〜しても勝つためだけの料理をやめないの?」とキリコは尋ねる。
「やめない!それがオレの料理だ」
「なにがあっても」と続けるジャンに、「じゃあ出ていってよ!」とキリコは言い放った
負け犬に更に挑発すんのか、この主人公は。
おれなんか段々ジャンの事嫌いになってきた・・・
だけど料理が美味そうなので読み続けてしまうw
>それが出来なきゃさっさと浜松へ帰ってママのしなびたオッパイしゃぶってろよ、カーッカッカッカッカッ!
しかし大前君に対してはどうもやりすぎのきらいがあるな
ロン毛や消毒のときはジャンのほうに分があったのにな
内心では周囲や親子の愛情で包まれてる大前君がうらやましくてたまらんのかもな
>用意されていたのは「川貝蒸梨(ツヮンペツォンリ:蒸しナシのデザート)」とドクダミ茶。
キノコスープの事件でも殴られた時もキリコの手をじっと見てるシーンがあったし
(あとで料理人失格だぜ!とか言ってたけど一瞬思うところがあった感じ)
キリコとの関係は一筋縄ではいかん感じだな
なるほど、いつも以上にひどい行動にみえるのも
あいつらの親子関係が良すぎたのが琴線に触れちゃった可能性もあるのかな
なんだかんだで寂しいジャンもかわい……くはないけど人間くさくていいかもね
ジャンの噛ませ犬→ロン毛沢田、クッキングマシーン河原、良い子の大前君
ヤンの噛ませ犬→ヒゲの熊源、伝統の筍くん
キリコの噛ませ犬→?
険悪な雰囲気で、ジャンとキリコは決勝戦に向かう。
この試合、ただ二人の優劣を決めるだけではないからだ…
キリコが控室に入ると、楊が「おっはよー!」と声をかけてくる。
「昨日噴水に落ちたけど大丈夫やった?カゼひいとらん〜!?あ〜ケガしとるやん、痛そ〜でもこれくらいなら大丈夫やねぇ。
ウチ心配したんやで〜キリコちゃんは“おてんば”さんなんやね」と、言いながらズカズカ近づいてくる楊。
しかし、キリコはこれから決勝戦なのだと突き放す。
「『料理は勝負だ』なんて言ってるあなたや秋山には絶対負けないからね」
しかし、楊のポリシーは「料理はこてこて」だった!?
どこまでも、「味」「香り」「美」を追及するのが彼女の料理だ。
今までにないタイプの料理人に、キリコはチャランポランな外見にだまされていたのかもしれないと警戒する。
第一回全日本中華料理人選手権大会、最後の一試合が始まる!!
セレーヌ楊、五番町霧子、秋山醤。
ジャンだけは罵声を浴びている…
決勝戦の課題は麺料理とデザート!!
本来の中華料理には、デザートという分類はない。
この難題をどうクリアするか…
決戦前夜、キリコとジャンはある約束をしていた。
料理は勝負か、心か。
負けた方が五番町飯店から出ていくのだ!
ジャンはキリコに笑いかける。
「五番町飯店はいただくぜ!ヘッヘッヘッ!!」
>その関西弁は大阪出身の印…と思いきや、コッテコテの神戸っ子だった!
>ちなみに、母はフランス人で父は香港出身らしい。
フランス料理属性も持ってる決勝キャラとなると
作者もいろいろネタがあるんだろうな
>本来の中華料理には、デザートという分類はない。
さっそくフランス要素きたし。
キリコも今んところ見せ場少ないし、
ヤンも噛ませ犬を撃破してタダモノじゃないところは見せてるが
実力は見せてないし
麺料理でヤンがコテコテ(クッキングスクール戦のジャン以上にうまさを重ねジャンすら圧倒)で勝ち
フランス料理系だからデザートでも圧勝、一気に優勝と思わせて
デザートでは今度はキリコが意外な強さを見せて勝利、
いいとこなしのジャンと思いきや、
麺とデザートの総合点では1位でした!「カーッカカカ!料理は勝負だぜ!」で決着かな。
優勝したのでジャンの勝ちだが、単品で見れば負けてるので店は取られずにすむ
こてこて?
まあ味や香りや美を追求するってのは素晴らしいが、こてこてって
負けた方が五番町から出ていくなら引き分けかなぁ?
他に決着の付け方あるのかな?
決着のつけ方
・楊が勝って、キリコもジャンもどっちもどっちってことになる
・キリコが勝って、本当にジャンが出ていく。全国巡り修行編へ。途中神戸とか浜松とかにも寄る。
ありがちなパターンで、たまたま社員旅行でキリコ達が出かけた先で遭遇したりして
キリコの出番も若干確保
・結果的には自分が勝ったけど、本人は勝ったと思ってないパターン
大谷のイジワルでジャンが負けるとか、大谷をぶん殴ってキリコが負けるとかの料理以外の原因での勝敗
・ジャンが勝って、本当に店を乗っ取る。でも睦十や弥一が出るまでもなく、厨房責任者の李さんあたりに
秋山の魔法の裏をかかれるような王道であっさり負けてしまい中華の奥の深さを思い知らされる
最後のジャンの笑顔が…というか、睦十とか無視されてる
>>254 5番目に「優勝者が決定後、連載打ち切り」も加えてくれ。
こんな極悪非道な主人公、人気取れるわけねえ
普通におもしろいけどなあ >人気取れるわけねえ
逆に、今まで読んで来てジャンが何しでかすか気になったりしない?
このキャラだからこそだと思うんだけど
んー… まあ、たまに少しだけ気になった所はあるっちゃある。
だけどそれ以前にジャンの性格が、なあ…
ジャンは本気で性格悪いのか、大好きなおじいちゃんが自殺しちゃって頭がどうかしちゃってるのか良く分からん。
>大好きなおじいちゃん
さすがにそれはないんじゃないか?
あんな虐待まがいのシゴキ受けてたんだしさ
でも爺さんのことは信じてるし
爺さんの教えから逸脱しようともしてないし
悪役な言動に反してそこんとこは真面目で素直な気がするがなあ
だからこそ虐待まがいのシゴキを受け止めきったんじゃないかな
仮にも自分の祖父があんな死に方したんじゃ、好きでなくともおかしくなるよなぁ
じいちゃんが死んで五番町に来る直前までは
けっこう従順でじいちゃん思いの頑張り屋って感じだったのにな。
思うに、現役時代のじいちゃんがあんな感じでハイテンションで攻撃的だったんだろう
で、意図的にあるいは無意識に現役時代のじいちゃんをなぞってるんじゃないかな
じいちゃんは死んでない、俺の中で生きてるんだみたいな
じいちゃんが自殺してるのは、性格形成にかなり影響されてるだろうし、
良く考えたら、自殺してからすぐ五番町に来てるんじゃないか
まだ受け止めきれてないんじゃない?
試合前から闘争心をむき出しにするジャンとキリコを見て、楊は微笑んでいた。
決勝戦、まずは麺料理から。
これは難題――そもそも日本の「ラーメン」は「中華料理」ではない。
スープに麺、どちらもジャパンオリジナル!
一方、中国では「北麺(ペイミェン)・南飯(ナンファン)」と言われる。
つまり、寒い北部では「粉食」、暖かな南部では「米食」が発達した――
稲が育ちにくい北部では、「雲呑(ワンタン)」、「韮菜酥盒(チュウツァイスウホウ:ひき肉とニラ入り合わせ焼き)」、
「餃子(ジャオズ:水ギョーザ)」、「油條(イウテイヤオ:上げ麺棒、パン)、
「炸醤麺(ヂャアジャンミェン:肉そぼろ味噌そば)」などの、多彩な粉食品が。
「猫耳朶(マオアルドゥオ:猫の耳たぶ)」という、シェル型のマカロニのようなものまである。
多彩な粉製品の一つでしかない「麺」が課題とは…
そして、デザート。
点心のうち、お茶を楽しみ時に食べる「飲茶(ヤムチャ)」や、コースの最後に食べる「単尾(タンメイ)」が似ているが…
後者は「医食同源」の考えから、最後に体調を整えるために食べるもので、デザートとは言いきれない。
さらに、これらの課題が選ばれた意味。
独自の麺料理、点心を超える「料理(コース)」のしめくくりを作らなければならない。
「あいつらにどれだけ料理の想像力があるか、中華料理の未来を考える料理人か――」
と、弥一は小此木に解説する。
1988年の神戸、10歳のセレーヌ楊は汚れた姿で帰ってきた。
誕生日に喧嘩をしたと聞き、「バースデーに、アホかおまえは〜〜」と母親のアンナ楊(フランス人)はあきれる。
ケンカの理由は、父巴父巴(パーパー)の料理が本物の中華料理かどうかだった。
「中華もどき」といわれて激昂した楊は、同級生にとび蹴りをくらわす!
「ウチは中華料理店やな!?」と必死になって尋ねるセレーヌに、
父、楊大千(ヤンタイセン)は「あたりまえやないか」と、笑って答える。
彼の店は、「新しい中華」、つまり「ヌーベル・シノワ」を出す。
よりうまく、より美しく食べさせることを目指す。
妻と一緒にフランス料理を食べ歩いた末の結論だ。
今までのように、大皿に盛っては恋人同士といった、少人数では食べれない。
そして中華料理の枠を越えた材料を使う。
「料理も時代と共に変化していくもんなんやろな…」
そこに、セレーヌの同級生たちがやってきた。
喧嘩相手とも仲直りして、大千のヌーベル・シノワをみんなで食べる。
パパイヤ詰めフカヒレスープ、フォアグラのソテー黒酢ソース、マンゴプリンヨーグルトソースかけ。
今までにないその味に感動するのだった…
(ヌーベル・シノワは新しい「味」と「美」を追及する中華料理や!)
セレーヌは型抜きを手に、キリコとジャンに挑む!!
ヤンのママン美人だな〜、巨乳だし
今はさぞかしいい美熟女になってるんだろうな…
>「あいつらにどれだけ料理の想像力があるか、中華料理の未来を考える料理人か――」
>>256-264のジャンの性格談義を踏まえて見返すと
じいちゃんにとらわれっぱなしのジャンだと新時代を想像できんかもな
自作XO醤も甘スープやキノコスープなどの奇手も
おこげやうまみを積みかさねた鶏料理も
どれも感心させられはしたけど中華のワクを出てないことに気づかされる
>>268 とりあえず料理は伝統とか言ってたデブが全否定されたのはわかった
>>268 逆にここぞとばかりに中華を逸脱して大コケする展開かもしれんよw
…どっちにせよ二種目あるって事はどっちかでコケるのは確定してるようなもんだが
それ以前に大谷が審査員にいる以上物理的にジャンの優勝は困難な気がするが
予選とか準決勝とかみたいにまたシャレにならん技使うのか
大谷か
麺料理で失敗した上、中華やテーマを理解できてないとさんざんえらそうなことを言わせておいて
デザートでそれを全て逆手にとるような伏線が麺の時点でしてあったことを明かして
大谷の面目を徹底的に潰してコケにする展開かもしれん。
ただ、大谷のほかにまともな審査員がけっこういるので(定温調理機くんにダメ出しした人など)
大谷潰しに走りすぎた偏りは評価できないと言ってキリコの方が勝ってしまったりするんだろう
楊が優勝する可能性もあるよ!
楊はなんと、型で生地を抜き始めた!
これでも麺、小麦粉を使ったものならば…
ジャンは10個もの大鍋に囲まれていた。
階一郎が焼身自殺をした後、焼け跡から見つけた四角い包丁を取り出す。
この包丁で、冬瓜大の生地を削って鍋に麺を飛ばす!
以前は長さも太さもバラバラ…
階一郎は頭の上に生地を乗せ、両手で飛ばすこともできた。
さらに、後ろ向きにも!
「この技は体で覚えるしかないんだ。毎日朝から晩まで削り続けても、最低半年かかる。
こればかりはワシが殴っても教えることは出来ん技なのだ!」
飛んでいく麺を見て、観客は「おもしれ〜」という程度だった。
しかし、弥一は急に立ち上がり「あれは…「刀削麺(ダオシャオミェン)」じゃないか!」と叫ぶ。
キリコも楊も驚きを隠せない。
今なら太さ・長さも均一に、30秒間に150本も作れる。
さらに、回転しながら全ての鍋に麺を飛ばすことも!!
(この技こそ最高の麺料理、秋山醤オリジナル「回転高速刀削麺」だ!!)
刀削麺がまさか漫画で見れるとはな。
あれ1回食った事あるけど、独特の食感でうまかったぜ!
ところでジジイよ、わざわざ頭に乗せんでもええやん…
そこまで行くともう奇人変人大賞だぞw
いや、頭に乗せるのも正式(?)なやり方の一つらしい。恐るべきは中国人のセンス。
そうなん?
まあ両手を使えると言う利点はありそうだけど
じゃあ、回転の意味は?
鍋の温度が違って、歯ごたえが違うとかあるのかな
一人前ずつ引き上げるとかなら一つの鍋で問題ないんだろうけど
大量に作る都合上、一気に一つの鍋に入れると、急激に湯の温度が下がったり、麺で一杯になって滞留しなくなったりで
ゆで加減のバラつきが大きくなりすぎるとか、そんな感じじゃない?
近所の中華料理屋に刀削麺って書いてあるんだけど
コレのことか(いや、流石に回転はしないだろうけどw)
一度入って食ってみるかな
うちの地元にはあるから
そんなレアな料理だとは思わんかったなー
去年川崎のソリッドスクエアに行ってみたんだが、帰りなんとなくその辺ぶらついたら
ちょうどこの刀削麺の店あったぞ。
店主が中国人だったんで会話のやりとりが少々大変だったが食ってみたらうまかった。
回転しながら刀削麺を作るジャンを見て、感心する弥一。
「でも、総料理長は出来るんでしょ?」と小此木は尋ねる。
しかし、弥一はもちろん、日本人の中華料理人で削れる者はいないはず。
つまり、刀削麺を出すには本場中国から「麺点師」を招くしかないのだ!
薄く伸ばした生地を重ねて切る「切麺(チェンミェン)」、生地を引きのばして作る「拉麺(ラァミェン)」。
さまざまな麺の中で、刀削麺は麺の本場である北京の西、山西省で発達した。
かんすいも塩も加えず、小麦粉と水だけを練って作り、ステンレスの棒に巻きつけて作る。
この生地さえあれば、何人分でもすぐにできるのが利点だ。
そして、独特の刀で削ると、変形した「ひし形」の麺が出来る。
薄いところではスープが程良くからまり、厚いところにはコシがある――二つの特性を持つ面!
(オレはこの刀削麺で一気に優勝まで駆け上がってやるぜ)
それを見た楊は、(とんだ飛び道具や)と評する。
しかし、それだけでは勝てないとも…
楊が作ったのは黒いギョーザ??
イカスミを混ぜたラビオリで、エビのすり身とイカのすり身を包む。
そう読み取った小此木に、弥一はソースのすごさも説明する。
コチジャン、つまり韓国の味噌から作ったものだ!!
やや反則気味だが、自由奔放なヌーベル・シノワ本領発揮!
一方のキリコはまだ下ごしらえをしていた。
注目されていなかったが、出来あがったのは赤い麺だった!
「珊瑚麺(ツァンフーミェン)」と名付けられた、この麺が出来た理由とは――
ある日、五番町飯店に野菜嫌いの子供がやってきた。
ジャンは「ワガママなガキだな」と殴りにいきそうになるが、慌てた店員に止められる。
しかし、キリコは野菜嫌いな子供も食べられる野菜料理を作ろうとしたのだった。
子供の好きな麺に練り込むということまではこぎつけたが、案外うまくいかない。
試行錯誤の末、ある野菜を練り込んだ麺が完成した!
弥一と李は陰から感心していたが、一気にスープまでも完成させようとするキリコの頑張りに驚く。
水を使わずに、ニンジンのこし汁だけで練り上げたのが珊瑚麺。
ニンジン嫌いの子供がいなければ生まれなかった、最高の「心の麺料理」!
284 :
281:2011/08/18(木) 22:48:09.73 ID:???
>刀削麺を出すには本場中国から「麺点師」を招くしかないのだ
だからおやじさんが中国人だったのか…
>ジャンは「ワガママなガキだな」と殴りにいきそうになるが
ちょ、ジャンwww 五番町潰す気かwww
タイムアップ、決勝戦「麺料理」の調理終了!!
大谷は決勝戦にジャンが残ってしまったことにいら立っていた。
しかし、まだ叩きのめすチャンスがあるはずだと考える…
まずは楊の料理から。
韓執水晶麺(カンシンスイチンミェン:ラビオリの韓国風ソースかけ)!
色どりも盛り付けも新しいく、西洋料理のように食べられる花も添えられている。
また、食前酒「チャイナ・ジェラシー」も用意されている。
その透き通った麺は、でん粉7・そば粉2・小麦粉1と、でん粉が多いため。
そして、黒い麺にはイカスミが混ぜられている。
「これだけ透けてこの弾力!」
「ラビオリのようだが、生地の質は韓国の冷麺のようだ。実に面白い食感だ!」
「海の香りがするイカスミ麺、エビのすり身のほのかな甘み、コチジャンベースのソースが、海鮮とこんなにシャープに合うとは!!」
「色も形も味も、実に全く新しい――明るくて陽気な料理。まさに「国境を越えた新しい中華」というヤツだ!」
審査員は手放しでほめている。
続いてジャンの刀削麺。
三種類のあん「肉片滷(ロービェンルウ:豚のショーユ味のあん)」、「炸醤(ジャージャン:甜麺醤の味噌あん)」、
「三鮮滷(サンシェンルゥ:鳥とカニとエビの塩味のあん)」を付けて食べる!
刀削麺は温度、湿度、練り方で麺の腰や味がガクンと落ちてしまうが、見事な出来栄えだ。
「麺の長さ、太さはきちんと均一になっている!あの若さでこの麺が作れるとは、たいしたもんだ!」
また、それぞれのあんは薄い部分に絡みつき、厚い部分では腰を楽しめる!
ところが、「ケッ!ダメだよおまえら、やはり全然わかってない」とケチを付ける!?
「これは麺対決――つまり「麺の旨み」を競いあってるわけだろう」と続ける。
そして、麺に何か黒いものをかける…
それを見たある審査員、昌はフラフラと近づき「こ…この香り」と魅入らたように椀を手にする。
「そうだ、この香りだ…!!思い出した…私は思い出したぞォーーっっ!!
この麺には中国の大地の香りがする…!!ああああああああ…」
がつがつと貪る昌を見て、大谷が解説する。
「黒酢や!この刀削麺には山西省の黒酢がかけてあるんや!」
山西省出身の昌の記憶が、五十年ぶりに呼び起された!
しかも、秋山秘伝の百年(ビンテージ)ものの黒酢だ。
「これぞまさに伝統の味…!山西省の風と大地が口いっぱいに広がる!!」
「深いコク!まろやかな酸味!」
(粉の甘みと旨味を最大に引き出すのが黒酢なのさ!)と、審査員を前にジャンはニヤリと笑う。
「麺――すなわち「粉」!その旨みを最大に味わわせる、それがオレの「刀削麺」だ!ケッケッケケケケーーッ!」
「キリコ、おまえの「心の料理」ってのを見せてもらおうか」
ジャンのジャージャン…
それはさておき、「伝統の味」は苟の例があるからなぁ
不安だ
>>287 それを置いといても
大抵は先に手の内の大半を見せた方が負けるんじゃないかな、こういう料理漫画
それに今審査員にこれだけ感動されてるんじゃ
あとでダメなんじゃね
すごく失敗フラグが立ってるなwww
まぁここで成功しちゃうとデザート対決で失敗しないと盛り上がらなくなるから
大会ラストの勝負が失敗で終わるというカタルシスもくそもないことになっちゃうから困るし
三人目、五番町霧子の料理!
なんと、氷で作った白鳥の背に、肉と野菜を麺で巻いたものが盛りつけられている。
「紅珊瑚麺捲(ホンツァンフーミェンジァン)、赤珊瑚色の冷やし麺です!別添えの付け汁でめしあがってください」
美しい氷細工に、しばし言葉を忘れる審査員たち。
そして、ニンジンのおろし汁で練った麺は、ニンジン臭くない。
「それどころか、ニンジン独特の甘みがある!」
「ホーレン草の翡翠麺は昔からあるが、ベータカロチンを含むニンジンを混ぜたのはいい発想だ」
中には叉焼、牛舌の醤油煮、キュウリとネギと人参の千切り。
また、牛舌は滷水(ルースイ)だけでなく、「王攵瑰露酒(メイクェイルゥチュー)」で煮込んでいるので、ほのかなバラの香りもする。
「驚くべきはこの付け汁やな!」と、大谷も褒める。
干しシイタケとキャベツのみで、深みのある味を出している!
これを聞いて、フランス料理最新のフォン・ド・レギュームに目を付けたのかと、楊は驚く。
また、レモン、酢、落花生油も入っているらしい。
「麺と付け汁には野菜の影も形もないのに、その旨みはたっぷり味わえる。女の子らしい繊細な工夫や」
そして、野菜づくしのおかげで、牛舌の味が一層引き立つ!
昔からの伝統芸、「氷彫(ビティオ)」に、斬新な珊瑚麺を。付け汁は「精進スープ」!
抑えて作った素材が一体になっている。
「これはもう見事!としか言いようがない」と、審査員は手放しでほめる。
ジャンは初めて五番町飯店に来た時、キリコが細工物をしていたことを思い出していた。
これがキリコの「心の料理」!
(野菜嫌いの子供のための料理を、ここまで発展させた――あんたなんかには出来ない料理よ)と、キリコはジャンへ目を向ける。
審査終了!
まず、一般審査員100人の結果が発表される。
楊、ジャンはともに33点、キリコは34点とほとんど差はない!!
小此木は誰が一番になるか、弥一の予想を尋ねる。
自身は、嫌われながらも高得点をたたき出し、昌を感動させることもできたジャンを推す。
「どれもこれもいい出来だよ」と弥一は答えるが、一人だけ圧倒的に不利な料理を作ったらしい…?
審査員がどんな料理を望んでいたのか考えなかった、その人物とは…
やっぱりジャン……なのかねえ。ヤンをココで切り捨ててジャンvsキリコの形にするかとも思ったけど
一般審査員の評価が拮抗つーことは
メインの審査員の票は拮抗しないっていう前フリなんじゃね?
この段階で点の良かったキリコがヤバいかもな
ここで一気に楊有利ってくるんじゃないかな
国境を越えた中華の可能性が高く評価される(麺課題圧勝)
→次の課題・中華にない「デザート」でも楊が圧倒的有利が予想される
→持ち点でも不利、デザートに関しても不利なキリコとジャンがどう逆転するかという見せ場
審査員の希望に沿わない圧倒的不利要素って誰の何だろ
(ウチのこてこての料理が負けるわけあるかい)
(やれるだけのことはやったんだ!)
(技術も味もオレが一番だ。勝って当然!)
と、三者三様の思いを秘めて、結果発表に臨む。
キリコは124点、楊は93点、そしてなんとジャンは33点!!
大会審査員は誰も点を入れていない!?
弥一はその結果を当然のように受け止めていたが、ジャンはテーブルをひっくり返して抗議する。
「オレは誰よりも旨い麺を作ったはずなんだ。オレは――おまえらも認めたじゃねぇか!」
それは審査員も肯定する。
「だが、それだけだ!キミは今までだれかが作っていた料理を一番うまく作った――ただそれだけの事だ!
キミの料理には若さがない!!我々は『キミ』の麺料理を見たかったんだ!!」
そして、楊とキリコは新しい味を作り出した。
楊の韓執水晶麺(カンシンスイチンミェン)は未知の弾力と透明感を…
ただ、新しすぎる味であること、中華にはないコチジャンを使ったこと、
すり身を包丁ではなくフードプロセッサーで作ったことが若干の減点となった。
(チッ、コマイとこまで見てる審査員やな…!)
キリコの紅珊瑚麺捲(ホンツァンフーミェンジァン)は新しいニンジン麺と伝統的な精進スープの組み合わせ。
ベータカロチンの不足した現代人に合わせて「医食同源」の思想をマッチさせた、優れた“創造力”の産物!!
「キミの料理は中華料理の
未来を考える力がなかった。だから負けたんだ」
立ち尽すジャン。
「グフッ…グフフッ…グヒヒッ!グハハッゲハハハハ」と、大谷は笑いをこらえきれない。
そして、キリコは「料理は勝負だ」と考えていないから、
野菜嫌いの子供の為に、「心で」作ったからこの料理を考え付けたとインタビューに答える。
さらに、観客はジャンに向かってゴミと罵声を浴びせかける…
(料理は勝つために作るものじゃない!食べる人のために作るものなんだ!
勝つための料理なんて、みんなが敵になってしまうだけじゃないか。どうしてそれが解らないの!?)
キリコはそう独白する。
野菜麺ってそんなに感心するほど新しいかぁ?
みたいのは置いといて、とりあえず号泣した人くらいは点数入れてやれよw
昌が50年も中国に帰らなかったのは、何か理由があったのかな?
嫌な思い出のある故郷の味だったのかも。
まあジャンは今んとこ階一郎お爺ちゃんのコピー料理しか作ってないからなあ。
全盛期の階一郎の劣化コピーだよなあ。
じいちゃんを越える創造性はなかったにしても
勝負に勝つために試食者のことをよく知るような「気遣い」は一応あると思うんだけどなあ
評価されなかった理由(中華の未来がどうたら)は納得いくけど
キリコがそれを「心」と結びつけてジャンを批評してるのは的はずれだと思う
しかしジャンにとってじいちゃん越えが難しい=秋山の魔法はすごいとしても、まだジャン独自の創造性ははたらかせにくいってのは
回想でじいちゃんが焼身自殺した跡を見せて、その形見の麺けずり金属片を使ってることからしても
最初から無理だったんだよな
よくそこまで考えて話を仕込んだもんだ
大人数の炒め物事件以来の挫折だな。
じいちゃんに叩きこまれた技術は強烈な武器ではあるが
じいちゃんとの修行を越えたものを求められると途端にボロが出ちゃうわけか。
しかし突然こんなことを言い出されても困るっちゃ困る
質実剛健を得意とする料理人とか不利もいいとこだし
いやまあ、漫画的には絵的に地味になっても、それはそれで困るから
無茶なくらいの独創性とか奇抜さとか求められるのは確かなんだけどさ
キノコとかは一般人から見れば十分独創性あるよなー
XO醤もありきたりのを使いまわして自分の手柄顔でいるハゲ君と比べれば
食材の特性にあわせて自分なりのものを複数用意してるってのは独創性だと思うし。
まぁジャンがここで失敗するのは予想通りだからいいんだけど、
楊がパッとしなさすぎる…
まぁ次のデザートは専門分野みたいなものだからそこで高得点取るんだろうけど
「ああああああーっっ!!うがあああーっ!ぐぎぎぎぎ〜!!!」
ジャンはパイプ椅子を振りまわしていた。
(負けた。このオレが……秋山の料理が負けたんだ!
この背中に刻んだ、ジジイとオレが積み重ねてきた執念の傷(ほこり)。オレが恥ずかしめたんだ!
泥をぬったんだ!秋山の料理に…)
「ギギギギーッ」と、服を破り、もだえ苦しむジャン。
(あんなヤツらに負けるなんて…料理は勝負だと言っていたオレが、公衆の面前で…恥ずかしい!消えたい!!)
ジャンは額を壁に打ち付ける。
「あああーーあああああーッッ!(訳:チクショウチクショウ!チクショウ〜〜ッッ)」
結果が発表された後、大谷は「キサマのような邪悪な料理人は誰も認めんのや!」とジャンに向かってい、会場もそれに同調する。
「天は悪を許さず!とっととシッポをまいて逃げ出すがええ!野良犬料理人め」
キリコと楊は「あのクソ大谷」と歯噛みする。
だが、会場はジャンを拒絶する。
「かえれ!かえれ!かえれ!…」
小此木は(負けることに馴れてないヤツだからな)と、ジャンの控室へと走る。
ドアを開けると、荒れた部屋の中に、血まみれのジャンがいた…
その背中の古傷、血にすくんでしまう…
ジャンは壁についた己の血を舐める。
「血だあ…クスッ。フフフッ、そうかぁ……フヒヒッフヒヒヒヒヒヒヒヒッヒヒヒヒヒヒーーーッ」
思わず部屋を飛び出す小此木の目の前に、キリコがいた。
「ジャン壊れました!」
「ヒヒヒヒ、ヒャハハッハハハハハ!そうさ!秋山に負けは許されない!!ハハハハハハ」
ジャンの目が妖しく光る…
ジャンが傷つくことをおそれたキリコは、棄権するようにと願う。
楊は「あの点差じゃ、もはや敵にはならんもんね」と、あまり気にしていないようだ。
そこにジャンが現れ――黒く歪んだ笑顔で宣言する。
「料理は勝負だ!おまえらも審査員もみんな血まみれにしてやる!!ケケケケケッ!!」
ジャンが壊れた…
立ち直り早いな
でも、何を作る気なのか?
昔の中国って、人肉饅頭があったから…
うーん、いい泣きっぷりだ
まぁ負けたら罵倒されて誰からも擁護されないのは、自分の選んだ道だから言い訳もできないしな
しかし、なんかこれだけストレートに感情を爆発させてもらうと、かえって気持ちいいな
>キリコと楊は「あのクソ大谷」と歯噛みする。
殺伐とした中でこういうとこは地味にいいな
ジャンに反感を持ってても、周囲の空気に乗っかって安易なバッシングしないのはいい
>>311 かのエシディシが中華から学んだ知恵であるぞよ
ウソだけど
果たしてこれジャンの覚醒フラグなのか暴走フラグなのか…
どっちにしろろくな事になりそうになくてワクワクするな…
あとセレーヌがすごく噛ませそのものの台詞吐いててもうダメだ
まあ復活したんだから、ここは勝利フラグだよな
ただ正統派な料理で勝つのか
血まみれにしれやるの宣言通り、審査員にダメージを与えて勝つ料理なのか……
まず大谷をどうにかしないとどうしようもないな
…うん、あれだ。大谷を豚に見立てて審査員に大谷を食べさせまくるというカニバデザートで勝負だ
連載終わるどころかチャンピオンの存続が危うくなるな
>血まみれに
ハイテンションで見せてる漫画のように見えて
勢いで誤魔化すんじゃなく、
理屈とかけっこうしっかりしてるからな
血まみれということは精力つきすぎる鼻血ブーデザートかもしれんな
キノコスープ以上に悪質でブーイングの嵐だけど、
実は血行良くして悪い血を捨てるとかで全員の体調が目に見えて良くなった上に
大前君のときのように食後の満腹感をいい感じで与えることで
デザートとして要求されている要素を満点以上に果たす
>>315 大谷があのデブっぷりをいい方向に活かしたムチムチ巨乳美女に変形する…
さすがにそこまでの非現実的効果のある料理は無理か
「料理は勝負だ!秋山の料理に負けはない!!」
(な…なんや!?まだやる気かいな)と、楊。
(こいつまだそんな事を……)キリコもたじろぐ。
会場に入るジャンに、観客は再びゴミを投げつける。
だが、ジャンは包丁を一閃、すべて叩き落とした…!
完全にキレているまま、キリコに包丁を突き付ける。
「勝負だ!キリコ」
(なかなかええ根性しとるやんか。けど優勝はウチのもんやで!)
(あのヤロー、徹底的にたたきつぶしてやる!! あたしがおまえの背中に“敗北”を刻んでやる)
そして、いままでデザートを作ったことのないジャンが、この課題に答えられるのかと心配する小此木。
キリコはスイカ、何種類かの豆、ツバメの巣を選ぶ。
楊はパパイアの大きさを選別し、卵と小麦粉とバターを取り出す。
続いてすくったクルミ大の干した物――「あれはひょっとして」と弥一は呟く。
そしてジャンは、生きた鳩をつかんでいた!?
「暴れるな。味が落ちる!」
鳩を手に、舌舐めずりする。
お話の途中ですが、急遽休載ということになりました
えーなんでー!?
鳩のデザート!?
全く想像がつかん…キレたジャンのすることだから相当とんでもないんだろうけど
しかしここで休載か…仕方ないとは言え続きが気になりすぎる…!
鳩のデザートと言ったら、鳩サブレ一択だろ常識的に考えて
鳩捕まえてる時のジャンの目がヤバ過ぎるw
鳩料理……ハト料理……ハート料理……!
わ、わかったで! ジャンの奴、心の料理に目覚めてしもうたんやーーー!!
ハートと言えば心臓料理じゃね?
コリコリと食感もおもしろそうだし
問題はそれがデザートになり得るのかだな。それがハトでなくてはならない理由もまるで分からん。
>>321 だったらなぜ鳩持ってきてるんだw
肉のデザートか、それとも卵か?卵は大いにありそうだが…
内臓を含めた肉はデザートとは見なされないだろうから除外。
卵はプリンとかで使う確率高いから本命。
骨は無理だろうし… あと使えそうなのは血とか?
でもたった2羽分の血じゃ無理だろうし
伝書鳩状態にして本場中国から日本未解禁の超食材を入手する目的なんだよ
ンな事したら検疫がどうのと失格になりそうな気がw
実は動揺を誘う嫌がらせで鳩は全く関係ない
とか
この主人公なら平然とやりそうだ
ハトを持ってきたジャンの意図とは――正気なのか?
弥一の理解を越えてはいるが、「乳鴿(ルウゴウ:広東省の若バト)」を選んだことだけは分かる。
鳩の肉は強精食として有名、その卵「鴿蛋(ゴウタン)」は加熱しても半透明で美しく、足腰の痛みや咳に効く。
だがデザートには何を使うのか?
キリコは中華にはないデザートを、「医食同源」の考えから追及する。
(持てる知識と技術を全て駆使して、この大会の締めくくりにふさわしいデザートを作ってやる!)
その素早く、よどみのない動きに、観客は声援を送る。
(一生懸命さだけでは旨いモンを作れるんやったら、誰も苦労はせえへんわ!!)
と、楊は冷ややかに見つめる。
フランス料理では、「デザートが金を呼ぶ」と言われている――コースの印象を決定するのがデザート!
楊は気合を入れると包丁を振りまわし、リズミカルに調理を始める。
楊が入れた謎の乾物の正体を、小此木は弥一に尋ねると、「いいところに目をつけたな」と感心されてしまった。
「あれは「雪蛤(シュカウ)」――カエルの輸卵管を乾燥させた物!」
カエルの脇腹の脂肪と誤解されているが、なんとも柔らかい舌ざわざりの珍品だ。
(キリコと楊をなめていた…技術力だけで勝てる相手だと思っていた――でも、それは間違いだった!
だから、見せてやる……
秋山の魔力を!)
気合を入れると、ジャンは鳩を取り出す。
そして、「おまえらはオレの料理から目が離せない!」と審査員に宣言する。
なんと、鳩の喉を掻っ捌いた!!
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
生き血…!生き血をしぼっている!!
血かよ! うすうす感じてはいたけど血かよ!!
血の料理なんて食えるのか?
ヤンのシュカウもある意味ゲテモノ料理じゃん、ヤンは確実に負けるな
さり気なく美味しんぼの間違いを指摘したな
>>332 デザートとしてどうかはともかく、血自体は食材として珍しくないよ
昔から比較的新鮮な食材が入手しやすい環境が揃っているせいか
食材そのものの味を重んじて、生臭いものを嫌う日本ではいまいち馴染みが薄いけど
決勝戦で、相手をなめてたっていうのも自信過剰だなw
その分負けた反動がひどかったが…
>>333 美味じんぼの間違いってどんな奴か教えてほしいな
>>335 >「あれは「雪蛤(シュカウ)」――カエルの輸卵管を乾燥させた物!」
>カエルの脇腹の脂肪と誤解されているが、なんとも柔らかい舌ざわざりの珍品だ。
ここだと思う
美味しんぼでは後者で説明されていたからな
へー、美味しんぼ読んでないから知らんかった、ありがとう!
つーとますますゲテモノ料理っぽいな、ヤンの料理。
連載が進めばゲテモノ料理も扱うのだろうか?
デザートに鳩とデザートに蛙ってんじゃ、鳩のほうが普通の料理のように感じるから困る
楊はやらかしたな
何匹も逆さ吊りにされた乳鴿(ルウゴウ:広東省の若バト)」の首筋から血が流れている…
「ハトの血抜き!?」とざわめくキリコや観客たち。
肉を使うには多すぎる…そして用意された中身のない卵、生クリーム、酒……そして、新鮮な血!
ジャンが作るのは、血のデザート!!!
日本では珍しいものの、血の料理自体には世界にある。
たとえば、豚の血を塩水で固めた「紅豚(チュイホン)」、鴨の血のソース、
フランスの「ブータン」やモンゴルの「サイダス」といった血の腸詰。
養分豊富な血の料理は、人類の知恵の料理だと弥一は解説する。
ジャンは血に生クリーム、砂糖、薔薇の香りのする「王攵瑰露酒(メイクェイルゥチュー)」を加える。
続いて入れたのは、「コーンスターチか?」と観客はジャンに釘付けだ!
ふと、キリコが3個のスイカに彫り物をしていることに気付くが、すぐにジャンに視線を移す。
楊もオーブンでパパイヤを焼いているが、「雪蛤(シュカウ)」よりも血の方が「超インパクト!」と相手にされない。
(この観客の冷めた空気……やりにくい!)
ジャンは卵の殻に血を入れている。
それをずっとみつめる審査員たち。
「秋山の術中にまんまとハマってしまったようです!」
「ですが、彼女たちの料理にも気を配る義務と責任があります」と言うものの、
ジャンが血の入った卵を蒸し始めると、そちらに殺到する。
そんな中、大谷は(血で旨いもんなんか絶対にでけん!)と歯噛みしていた。
弥一にも想像できない血の料理の味とは……
ハト2羽どころじゃなかった…
血抜きしたハトはどうすんだ。ちゃんとスタッフがおいしく食べなきゃ駄目だぞ?
>>333 血も新鮮であり、それこそ食材そのものの味なのでは?
ケガレ思想や、単純に生臭さが合わないなどの理由で
血を食材として見てないだけじゃないかな。
「そういえば血のしたたるレアステーキ」ていうけど
あの赤い汁って血じゃないんだってね。最近知った
>ちゃんとスタッフがおいしく食べなきゃ駄目だぞ?
残念ながら料理そのものでさえも
勝負に負けたらゴミ扱いして捨ててしまう料理人がいる世界だからな
日本の場合は、食材それだけを生食することが多い
だから料理も淡白な味付けの方向に発達した(刺身なんかが最たる例だ)
逆に言えば、生でものを食べても大丈夫だし
薄い味付けでもものを食べられるから、生臭さを助長するものは敬遠する
対して他のほぼ全ての文化圏は、料理といえば火を通す
特に西洋や中華等の味が濃い方向に発達した食文化は
料理の味が食材の鮮度に影響されにくいようにといった側面も大きい
血の生臭さもカバーできるから、それほど嫌われない
おそらくこんな感じ
それと血とは別だと思うけど
この血のデザートがどうなるかは解からんが
とりあえずスッポンの生き血はまずかった
(まあ先入観もあるし、味も個人的な感想だけどさ)
鳩の血を練り込んだリアル鳩サブレなんだろうな、きっと
怪我した時の自分の血くらいしか血の味知らんわ俺
鉄臭い味しかしないけど
生クリームとバラの香りの酒を入れてるわけだから
生臭さという欠点はマスキングできてるんじゃないかな
あとは血本来の味の長所(といっても想像しにくいが)だけが生かされて
それが生クリームやバラ酒とあいまった感じで深い味を出すんだろうきっと
フランス料理じゃ血のソースは当たり前にあるくらいだし
中国料理でもあるのかな?とはなんとなく思ったが
(秋山醤の血のデザート…どんな料理なんだ!?どんな味になるんだァ!?)
観客は彼の料理に魅了されている。
だが、自分にはその魔力は通用しないと、キリコや楊は考える。
ところが、「秋山の魔法」はこんなものじゃない!
蒸しあがった血の卵をコーンスターチを振りかけて油で揚げると、
白、緑、そして白く輝く3種の粉とオレンジ色の半透明な春雨の様なものを取り出した!?
これらをバットに入れ、揚げた卵をまぶす。
だが、ジャンが取りだしたのは一体何なのだ?
近寄った審査員は驚愕する。
「こ…これは!このオレンジ色はまさか!?まさか血の……」
指を伸ばしたが、ダン!と、ジャンの包丁に止められてしまった。
「お行儀の悪い――審査は料理が出来てからだ!」
しかし、審査員も観客も、予測できない味を前にして暴動寸前!
キリコや楊は「訳の分からない物を作って大会をブチ壊すつもり!?」と詰め寄る。
「偉そうなこと言うなよ、チラッと見ただけで味が読めるデザートを作っているくせに!」
ジャンはギラッと笑う。
「教えてやるぜ!素材と作り方を見ても味が予測できない料理こそ最高だってことをな!!!」
観客が調理台へ駆け込む中、調理終了が宣言された!
これでジャンが負けたら大マヌケだけど
少なくとも麺料理の失態は完全に挽回したに等しい注目の集めようだな
なるほど、血のプリンみたいなものを作って
それに衣つけて揚げるのか
「血のデザート」なんて当初の響き考えれば十分食べられそう
いや、むしろ美味しそうに見える
はっ……これが秋山の魔法か……
まぶしたオレンジ色の春雨(?)も、血が関わってるみたいだし、
4種のトッピングそれぞれに意味がありそうだな。
白血球・赤血球・血小板・血漿のモチーフ…なわけないか
>指を伸ばしたが、ダン!と、ジャンの包丁に止められてしまった。
あ、あぶねぇ! 爪を薄く削がれただけでよかったな…!((((((((;゚Д゚)))))))
ジャンの料理に魅了されてるのは観客だけじゃなく、おれら読者もだな。目が離せない!
この料理もしかしてジャンも今、初めて作ってんじゃね。自分でも味がわからないんじゃ。
味がわからなきゃ、調味料とかの量とかが調整できないから1回は作った事あるんじゃない?
科学野郎との勝負で料理は何度も試作しなきゃダメって言ってたし、試作は重ねてるんじゃない?
もしくは構想中の料理をひっぱり出すほど追い詰められたとか。
この辺りのエピソードも言及あるんじゃないかな?
席を飛び出した観客たちがジャンの料理に手を伸ばすが、「さわるなアッッッ!」と一喝される。
「オレの料理に手を出すな!お前らにこの大会をブチ壊す権利はない!!さがれ!!!
どうしても味が知りたきゃ五番町飯店まで食べに来い!」
その剣幕に恐れをなし、引き返す観客たち。
審査員の要望で、ジャンの料理から審査されることになった。
テーブルに並べられたのは、ハト型のパイ!?
だが、その中に詰まっていたのが秋山醤オリジナル、
「鴿子型酥皮包戯蛋(ゴオズリェンスゥピィパウヘイタン:鳩型パイケース入りビックリ卵)」!!
「ハハハハ!未知なる4種の味!血のデザートがどんなものかとくと味わってもらおうか、ハハハハハーッ!!」
おそるおそる手に取る審査員たち。
「柔らかい!不思議な弾力…外側はココナッツパウダーをまぶしてる訳か……」
緑の卵は抹茶の香り、白く輝く卵は真珠の粉。
(小憎らしいモン使いおって!)と大谷は舌打ちする。
後者は良質なカルシウムで、高血圧・頭痛・目の疾病・のどの痛みに効く解毒作用のある薬膳。
大谷はそう解説したが、「見た目に惑わされてはあきまへんで!問題は中身や!味や!!」と続ける。
(「神の舌」がキッチリ判定したるわ!どんなかすかな邪悪な味も決して見逃したはせえへんで!!)
血の卵はムチィッとのびでプツンと切れる。
そして、クニュックニュッという歯ごたえ――
審査員に衝撃が走る!!
「う…うまあい…!旨い!旨い!! うう〜〜まあ〜〜いいい〜〜〜〜ッッッ!!」
皆貪るように食べ出したのを見て、「オレ達の分まで食うなあ!そんなに食べないでくれ〜!」と嘆く一般審査員たち。
大谷も、へたり込んでいる。
オレンジ色の卵ばかり食べているが…
(これは「血燕(シェイエン)」…!幻の血燕」や)
グミみたいなもんかな?
もっちりした歯ごたえと、さっくりしたパイの対比も狙ってるんだろう
食べたいなぁ
味が想像できるのはココナッツパウダーと抹茶位か。
上でも書いてるけど、血の味がするグミかマシュマロみたいなもんかな…
うん、俺も観客だったら真っ先にジャンの料理に飛びつくほど食べてみたいわ
>>357 > どうしても味が知りたきゃ五番町飯店まで食べに来い!」
なんだかんだいいながら店の宣伝になってるよな
態度や性格は悪そうだけど、根はかなりいいやつだな
善意があってのことじゃないかもしれんが、調理器との戦いで旨味をこれでもかと重ねる作業といい
善意悪意をこえたところで料理人としての根本がしっかりしてるのかもしれん。
大前君のときカゼ引きかけたキリコにカゼ対策のデザート作ってたから
善意もないわけじゃなさそうだし
しかしこれ、俺もめちゃめちゃ食べてみたいけど、めちゃめちゃ値段も高そうだな…
血の濃厚さとクリームベースだから
近いイメージとしてはチョコレートなんだよなー
食ってはみたいけど
作中で騒いでるほどは惹かれないかな
現場にいればあれくらい夢中になるだろうけど。
やっぱ観客があんだけ騒いでるのは
パフォーマンスと未知のものへの好奇心、さらには群集心理によるモノだって気がするな
それを見事に演出しきったのは秋山の魔法なんだろうけどね
「鴿子型酥皮包戯蛋(ゴオズリェンスゥピィパウヘイタン)」!
「旨い〜〜っ!ああ〜〜〜旨い旨い旨いよ〜ん」
だが、誰も具体的に味を説明できない。
その旨さに、皆放心するだけ…
司会者が大谷に尋ねるが、「4種類の卵を食ってから」とかわされてしまう。
「ああ…!ふおおおお……
(訳:深紅のバラの何とも言えない血の香り…舌をとろかす高貴な甘さ…これを何と言えばええんや!?
こ…これこそ一生涯出会うことのなかった味――…ましてやあの秋山が作るとは!ヤツは悪魔や!)」
大谷はへたり込んでしまった。
満足げに含み笑いするジャンに向かって、「こっちだって一生懸命やったんだ。勝ったなんて思うなよ!」とキリコが睨みつける。
「いや!思う。オレには“絶対の自信”がある!!」
会場全てを覆いつくしたジャンの魔法――食い意地の張ったモノほどかかりやすい!
生きた乳鴿(ルウゴウ)で度肝を抜く;理解を超えた生き血の使い方;予測できない味!
「人間なんてごちそうを鼻先にぶら下げればすぐに喰らいつくバカばかり!
善人ぶってるヤツらの本性をむき出しにさせてやったんだ!それがオレの魔法だ!!!」
結局、質問形式で味を説明することになった。
Q1.血は生臭くなかったのか?
A1.新鮮な血、薔薇の香りの酒を使ったので生臭くない。
Q2.血の味はしたのか?
A2.既存の血の料理を超えた「鮮烈な血の味」がした。
Q3.4種類の卵は何なのか?
A3.ココナッツパウダー、抹茶、真珠粉(シンジュウフン)。
そして、まさかとは思うが「血燕(シェイエン)」…
全てほんのり甘く、触感と味覚の絶妙な取り合わせだった!
回答者は「血燕」を食べたことがないので、大谷に振る。
(な…なんでワシが…)
「そ…そう!あれは確かに「血燕」…幻の海ツバメの巣や!!」
「金絲燕(ヂヌスウイェン)」が海草を食べて、粘りのある細いものを吐き出す。
これが食用となる巣――「燕窩(イエヌウオ)」になる。
通常、最高級とされる「官燕(ゴウヌイエヌ)」よりもランクが高いのが「血燕(シェイエン)」!
ごく稀に血が混ざってオレンジ色になっている…
「これは一点の曇りのない極上のデザートだと思います。
デザートの常識を覆した、称賛に値する創造力と技術は麺料理の失敗を補って余りあるものでは…」
すげーなジャン。こりゃ大逆転の可能性が非常に高くなったな!
それにしても血の卵うまそうだ… 本気で喰ってみてえ!
……これもう他二人に勝ち目ないだろ
キリコは五番町追い出されるのか?
大丈夫だろ、大谷さんがいる
でも大谷さんはここまで美味い物は美味いとちゃんと評価してきたし、そんな障害にならないんじゃね?
やっぱりヤンが地味に優勝して引き分けエンドだよ。
大会最初の方の悪行持ちだして失格エンドとかになりそうだが
そういやキリコが何作ってたのか本気で思い出せない…
えっと・・・スイカだっけ?
キリコたちだって充分な物は作って0点ではないだろうし、麺料理の失点がデカ過ぎて逆転まではムリなんじゃない。
勝負に勝って試合に負けたオチになりそうだな。
ヤンかキリコが優勝して私は本当の意味で優勝してないとか。
「中華の“未来”を鮮烈に味わわせてくれた」と言う審査員を、「なにを言いだすんや、あんたは〜」と大谷は揺さぶる。
「そんな事言うたらヤツが…ヤツが…お…おまえらアホや!みんなアホや〜〜っっ」
大谷は錯乱してしまった。
なんとか取り繕った司会者は、キリコの料理を紹介する。
瓜
「三段西皿中(サンタンサイクワチョン:スイカの三段重ねデザート)」!
上段の「食」と彫られたスイカには、「鮮果凍豆腐(シンユゥトントウマ:フルーツ入りアーモンドゼリー)」、
中段の「為」には、「椰汁凍官燕(イェッチャートンクンイン:ツバメの巣入りココナッツミルク」、
下段の「天」には、「ロ査ロウ西米露(ジャチャーサイマイロウ:豆とタピオカ入り冷製おしるこ)!
乍
騒いでいた審査員を黙らせたキリコを、ジャンは憎らしいヤツと評する。
「食為天」――食べる事こそ人間の営みの基本!
まず、「フルーツ入りアーモンドゼリー」、つまり杏仁豆腐を口にする。
「これは…奇襲だ!プルプルサクッとしてますぞォ。ゼリーのようなモダーンな食感ですねぇ」
寒天のサクっとした食感とゼリーの良さを併せ持っている!
続く「ツバメの巣入りココナッツミルク」は、「すごいココナッツのフレーバーとコク!」
なめらかな燕の巣がアクセントとなっている。
フレーバーを倍加させるために、ココナッツパウダーを加えた情熱に、審査員たちは心打たれる。
最後の「豆とタピオカ入り冷製おしるこ」は最も甘く、濃い。
「このトロミ…薄紫色も美しい」
「タロイモ」と豆が持つ自然なトロミだから、少しもしつこくない。
しかも、腰豆(ユウトウ)・紅豆(ホントウ)・眉豆(メントウ)・鶏豆(チィトウ)・小豆(シュートウ)・緑豆(ロットウ)と、
大きさ、つまりゆであがる時間が異なる食材を完璧に使いこなしている。
「だが欠点もなくはないですなぁ」
良く言えば「技術の集大成」、悪く言えば「既成のデザートの寄せ集め」…
「珊瑚麺(ツァンフーミェン)で見せてくれた、あのすばらしい創造力はどこに行ってしまったんだ!?」
(それは違う!独創性だの想像力だの競うつもりで作ったんじゃないのに…)と、キリコはうろたえる。
それに答えたのが大谷だった。
(秋山を負かす!そのためにもキリコと楊を精いっぱい持ち上げとかんとな)
コースの最後に食べるのだから、腹一杯の人と物足りない人それぞれに合った“正しい”物を選べるようにしている。
「傲慢な秋山の料理にはない気配り、優しさがあります。そうでっしゃろ!血の卵なんて下劣なだけでっせ!」
たしかにその通りだが、(大谷が指摘しているのが気に入らないけど……)
「ハッ!笑っちゃうぜ、ハハハーッ!!
血のデザートの味の説明も出来ないくせに、いちばんたくさん食っていたのはどこのどいつだよ!
そんなゲスな本性をむきだしのおまえが「気配り」だの「優しさ」だといいかげんにしろよ!何か企んでいるのか!?ハハハーーッ!」
他の審査員も、さっきまでの自分がその本性――貪欲な餓鬼だとジャンは嘲笑う。
「おいキリコ、おまえ撃沈〜〜!」
でもさ、そんなつもりじゃないって言い訳おかしくね?
ジャンの刀削麺だって美味さを純粋に追求してたのに酷評されたじゃん。
作者の二枚舌っぽくてちょっと不満だ。
いつもながらあらすじさん、漢字で苦労してるな…今回は特に。
キリコのデザートは確かにオリジナリティ薄いよな、食ってはみたいがジャン程ではない。
ヤンも恐らくゲテモノとか言われるのは間違いない
コースの最後って前提が唐突に出た気がするな
あと、前半の大谷の錯乱具合がひどいw
あえて言おう!
大 谷 必 死 だ なwww(ジャンを負けさせようと)
>独創性だの想像力だの競うつもりで
つっても前の課題でジャンはこの点でコキ下ろされてるわけだから
キリコもその点においてある程度のダメ出しされるのは至ってフェアなことなんじゃないかなー
>>375 作者の二枚舌ってわけでもないと思う
キリコにとって思い通りにいってないだけで、審判のスタンスから見れば作者は公平だろう。
話を面白くしようと主人公をピンチにしすぎて、キリコに強引にでも失敗させないといけなくなったオシシ仮面状態とか。
インパクトを重視した結果なんだろうが、確かにちょっとジャンを不利にしすぎたツケはあるかもな
「何でもっとボロクソに言われないの?」ってのは、どうしても素直な疑問として出てきちゃうし
ジャンに投票したのが号泣した人とあと一人くらいで、残りの票は割れて大差がついたとかで良かったかも(あくまで構成という意味では)
麺がキリコ1位だからこっちではビリでも合計が拮抗する可能性はあるんだよな
問題は、どう見てもキリコと同様の扱いで、血デザートのかませ犬以上の期待は今のところできなさそうなヤンだな
輸卵管がある分キリコよりは有利か?でも現時点ではジャンを覆すようには思えない
でも今回のキリコみたいになすすべなく沈むのも芸がなさすぎる。
あとは麺のときに中華のワクを超えすぎてたことを踏まえつつも、そこで退かず逆に攻めるコテコテさで
デザートの本場・フランス料理らしい技法や知識を駆使して盛り返してくるんだろうか
「キリコをかばって何を企んでいるんだあ!? 好きなだけムダなあがきをすればいいさ、ハハハーッ」
思わず拳を握る大谷を、審査員の一人が止めにかかる。
抑えたものの、(八ツ裂きにして犬に喰わせてもまだ腹の虫がおさまらんヤツや)と暗い情念を燃やす。
最後の料理は楊のヌーベル・シノワ、「柧雪蛤火局布旬(モックアシュカゥコプディン:カエルの輸卵管入り焼きプリンのパパイヤ詰め)」!
繊細な輝きを放つ料理に、(こいつをフォローしまくって秋山を沈没させたる!!!)と大谷は手を打つ。
まずはキラめく糸のような「あめかけ」は壊れやすいのに、25cm以上もかかっている。
「これだけでも偉いわ!立派やわ〜!」
中身の見える美しさ、そっと添えられたバラの花びらを次々に褒めるが、「ではどうぞ召しあがってくださいっっ」と楊にさえぎられる。
「なるほどこりゃー」「な〜るほどこや旨いわ、ブヒャヒャヒャヒャーーッ!ホンマ味のほうもたいしたもんやあ〜!」
審査員は大谷に遮られ、唖然としている。
焼いて水分を飛ばし、甘さと香りを凝縮させたパパイヤ、プニュプニュクニュクニュとした雪蛤を褒め始める。
(このデザートの方が秋山より“上”やと思いこませたる!!ワシの声は「神の声」や!)
「やだァ、これブヨブヨしててキモチ悪〜〜い!」
大谷の目つきが変わる。
「な…なんちゅう事言い出すんや、このバカアマが〜〜!
あ…ああ…味も解らん小娘が、なにがブヨブヨやキモチ悪いやーっ!おまえに審査員の資格はない!」
さすがに別の審査員が、「あなた一人が審査員ではないんですよ」と止めに入る。
そして、「雪蛤が万人受けする食材だと思うかね!?」と続ける。
「君の店のメニューに、このデザートの名をかけるのだろうか?「カエルの輸卵管入りプディング」と――」
「そ…それは…」と、言葉に詰まる楊。
タピオカでも十分だったのに、「通好みの一品」で一般の人々にはついてこれない……
プルプル震える大谷に、「ナイスフォロー」とジャンが肩を叩く。
「やかましいこのガキがーーッ!うがあああ!!」
ついに大谷が殴りかかった!
>ついに大谷が殴りかかった!
ついに!
ヤンのデザート確かにカエルのなんたら言われたら食欲萎えるわ。
それを越えて食わせたくなる工夫はないしどうしても使いたいなら食材隠すしかないな。
隠しても大会という性格上これは何?て言われたら答えなきゃいけないし。
輸卵管なんて血の卵なみに味が想像できないからどんな秘密兵器かと思ってたらタピオカでも充分とか言われるとは・・・
ジャンが罠に嵌めたわけでもないキリコも楊も随分イージーミスするな。もう麺料理でネタが尽きたからキリコは無難に、楊は奇策に
走って自滅したみたいに見える。決勝ともなれば普通は互いに全力を尽くして甲乙つけ難い品になるもんだがややお粗末な結果だ。
>>386 >それを越えて食わせたくなる工夫はないし
これが大きいな。
血だって本来はグロいし生臭いイメージがあるもんな
それを逆手にとってものすごい関心を引きつづけることに成功したジャンと
カエルと言われるだけでマイナスイメージに負けるヤンとでは大違い
逆にジャンならカエルの輸卵管使ってもこういう手ぬかりはないと思う
輸卵管だから、何か詰める事も出来たかな?
やっぱりゲテモノ扱いされたか…>カエル そら、至極当然の反応だわな。
そして大谷ついにブチ切れキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
お前ら大谷大好きだなww
来週は大谷とジャンのバトルが始まるな
神の舌で攻撃を仕掛ける大谷と、それを包丁で叩き落とすジャン
>>391 大谷が好きというより、今まで積みかさねてきたものが爆発するところが面白いという感覚だろう
たとえばヒロインが浣腸されたとして、腹痛や便意に耐えるシーンが続いたとしよう。
で、いよいよという時には盛り上がるもんじゃね?
>>393 そんなスカ好き変態はお前だけだ
料理マンガなのにスカを例に持ち込むな、消えろクズが
うわ、変態居るじゃん。
こういうヤツは何しでかすかわからんし、隔離してほしいわ。
「うがああああっ!!(全てこいつが悪いんやーーっっ!!ワシを狂言回しの猿にしおって)」
大谷は馬乗りになって、ジャンに殴りかかる。
だが、ジャンは笑っている。
そして、どの審査員も止めようとしない――秋山の傲慢な態度に腹を立てているのだ。
とうとう運営側が大谷を羽交い絞めにするが、「なんやキサマらなめるなーっ」と暴れ続ける。
「大谷日堂審査員、退場を命じます!」
「ハハハハハハ!本性をさらけ出し、オレを殴りつけたおまえの負けだよ!!クァーッハハハハハハハハハ!」
ところが、大谷が再び運営側を振り切ってジャンに指を突き付ける。
「え…ええか、まだやで。まだ終わっとらん!まだ終わっとらんぞォ!!」
しかし、秋山は余裕の態度を崩さない。
一般審査員は皆、「血の卵」へと殺到するから――
しかも、キリコや楊のデザートを血の卵を持ちながら食べている。
「誰かに盗られると思ってやがんだ、ハハハハハハ」
一般審査員の得点は、果たしてどうなるか?
なんと、キリコと楊は13点、ジャンは74点!!
「あ…あたしがたった13点…」
「ウ…ウソやこんなの…」
「チッ、100点じゃねえのか。つまんねえの!」
第一課題の得点と合計すると、キリコは137点、楊は106点、ジャンは107点!
続いて、大会審査員は苦悩しながらボタンに手を伸ばす……
「大注目の点が!日本一を決める点が入り始めましたァ!!」
>>391 まあ主人公の料理人とこれだけ露骨に敵対してる審査員も珍しいしね
普通の料理漫画なら審査員の厳しい態度は主人公を鍛えるためか他の審査員が主人公の味方になるかだな。
大谷とジャンバチバチにやりあってるからなあ。
勝つための料理を作るのなら、わざわざ審査員を敵に回さなくていいのに…
ジャンの本質は「料理は魔法」なんだけど、祖父が負け犬になってしまったから勝つことにこだわってるのかな?
まさかの大谷退場wwww
これが吉と出るか、凶と出るか!?
キリコと楊が同点なのに納得がいかない気がしたが
味で見ると同ランクだったのかな?
双方味自体は申し分はないとして
言いたいことはわかるがどこか面白みの足りないキリコと
面白みはあるけど人を選ぶ楊で互角って感じかね
>なんと、キリコと楊は13点、ジャンは74点!!
それでもキリコと楊に点がけっこう入るんだな
そっちにおどろいた
>>397 とはいっても海原さんや鶴栄チャンと比べると大谷は最初から人格が卑しすぎるからな
人格的な長所を探す方が難しい。ジャン以上に。その上料理知識なんかもジャン・キリコクラスには届いてないし。
まぁキリコと楊に点数入れた人はジャンの態度が腹に据えかねた人じゃね
普通にさえしてれば90点は取れたんじゃないかな審査員の反応的に
結局同点になった結果、今までの対戦相手の料理人の投票で決めますとかなって、ジャン敗北展開だなこりゃw
大会審査員が苦悩していた理由とは?
それは、大谷の言葉にあった。
「審査員を「血に飢えた餓鬼ども」とののしるヤツ!客を客と思わんヤツ!勝つためには何でもするヤツ!
そんなヤツをワシらが日本一にしてええんか!?
あいつの様な料理人になれ」といえるのか!!
ええな、点を入れるのはただ一人。解ったな、みんな」
その結果――ジャンは80点、キリコは50点、楊は10点。
「オレを勝たせないために、キリコに点を集めたってわけさ。きたねえ手を使いやがって!」と、ジャンは看破する。
合計すると、ジャンもキリコも187点、なんと同点!
「クククッ、クアッハハハハ!点を集めてこのザマかよ。
延長戦をやるしかねえだろうな、ハハハハーーーッ」
キリコも、サシで勝負してやると負けてはいない。
だが、司会者があることに気づく。
今の得点は14人分しかいない!?
退場させられた大谷の分が抜けているのだった。
絶句する審査員たちの前に、大谷の声が響く。
「ブヒャヒャヒャヒャーーッ、ワシが決めたるわ!!!
197対187で秋山醤の負けーー!!ブヒャヒャーッ」
会場を去るジャンを、小此木が追いかけてきた。
「やっぱり、表彰式に出ないで帰るつもりだったんだな」と笑いかけると、ジャンは舌打ちする。
そこに、叫び声が響く……
一方控室では、キリコがトロフィーを椅子に投げつけていた。
「フン!次はだれからも文句が出ない大差で決めてやる!」
「そりゃあそっちのセリフやで!近いうちどっかで会いたいなあ!ハハハーッ」と、楊はキリコの方を叩く。
会場では大谷が倒れていた。
「――……秋山のこの一発は大目に見ましょうか…殴って殴られておあいこってとこですな」
会場の外ニは、ハトを追いかける群衆がいた!
「オレもハトの血のデザートを作ってやる〜〜!!」
「キリコさんもこれ見てるかな」
「かもな」
『ハハハハハーー、アハハハハハハハハーーッ!!』
最終回っぽいけど、続くよな?
さて大会が済んだら次は何編だ?
ジャンは負けたら出てくとか言ってたから
キリコが実質的には勝ててないと分かってる状態(いつでも店に戻れる保証つき)で
他の店修行編かな。
まずは決勝でそこそこの見せ場しかなかったヤンのとこで。
ヤンは一時期ジャンの肩を持つような言動もあったし。
>今の得点は14人分しかいない!?
>退場させられた大谷の分が抜けているのだった。
大谷退場が凶と出た… と見ていいのか?
何はともあれ3人ともお疲れさん!
・・・おい、そのハトはおれんだぞ!
しかしジャンは外面よくすりゃ圧勝だよな。
頭の中では罵詈雑言しても審査員達には愛想よくするのが勝てる料理だよなあ。
……何かそういうライバル料理人出そう。
実質的にはジャンの勝ちだけど、名目上はキリコの勝ちか
負けたときのお互いの無茶な条件を満たさないようにするにはこれしか無いな
しかし、ジャンが麺で手を抜いてたってのがどうにも話の都合っぽくて微妙だな…
料理は勝負とか言ってる奴のすることじゃない気がしてならない
>>411 敢えて自分を不利な状況にして、その上で勝つっていうのを信条にしてるのかもしれない
にしてももう少し愛想良くしてもいいとは思うけどね
媚を売るのだって、接客という技術の一つなんだし
料理漫画って大抵味を絶対的な基準にするけど、そればかりが料理ではないのにといつも思う
接客技術とか食事をする環境とか、他にも大事な要素はあるのに、大概それらはカウントされないんだよなぁ
>>413 確かにな。
でも未だに頑固親父のラーメン屋みたいなのは存在するし、経営成り立ってんだよな。
ジャンくらい卓越した腕があれば大丈夫なんじゃないか?現に俺は、どんなに態度が悪くてもジャンの料理は食ってみたい。
例えお焦げのあんかけとかチャーハンとかオーソドックスなメニューしか出してないとしても。
>>413 キリコは心というわりにはそういう面はあまり生きてないし(子供が人参食えるようにってのと接客とはまた別)
接客でない、料理の範疇での気遣いなら、ジャンはそれなりに食う側の状況を見るなどちゃんとできてるんだよな
一方的で傲慢なところがあるのは確かだが
描写の問題かもしれないけどキリコって料理は心の信条の私すごいって見えるとこあんな。
デザートの独創性じゃなくて心配り評価してとか。
銀座の五番町飯店に、いつも通りの忙しい日々が戻ってきた。
キリコやジャンも手早く仕事を進めている。
負けたほうが店を辞めるという、決勝前の約束はどうなったのか?
「バーカ!あんな約束無効だよ」とジャンは主張する。
汚い大谷の審査がなければ、ジャンの勝ち。
また、ドームの外でハトを追い回す観客達……
「勝ったのはオレの料理だ!!」
休憩時間も「サル!サルサルサルサルサルサル!」「デブ!デブデブデブデーブデーブデカチチ」と言い争っている。
そこに、「あいかわらず、“仲良う”ケンカしとるんやね」と、楊がやって来た。
五番町飯店で働くらしい……どういう事だ!?
弥一が「貝柱と卵白の炒めもの」の盛り付けを完成させるように指示する。
途中まで望月がやっていたが、ただ皿に盛っただけの状態だ。
幼稚園児がやったような仕事だと笑われてしまう。
楊はレタスを千切って容器を作り、花を添える。
「レタスの緑で料理の淡い白さがいきなり引き立てられた!!」と、感心する料理人たちと、絶句する望月。
続いて、キリコが担当していた前菜も盛り付ける。
そう、楊を“招いた”のはキリコたちのため!
中華に「伝統」を守りながら、常に「新しいもの」を取り入れてきたから、一流でいられた。
今は、楊のセンスがキリコには必要なもの……
夜、五番町飯店の前にスーツを来た男が立っていた。
「二年半ぶりの我が家ってとこかな」
望月は安定して変わらないな。きっとこの新キャラのかませになる事も確実だろうしw
>「デブ!デブデブデブデーブデーブデカチチ」
キリコはデブじゃないぞ、デカチチしか当てはまらんぞジャンよ…
久々に飯店のメンバーを見たな。
むしろジャンもキリコも辞めず望月が辞めてくれりゃせいせいすると思うw
何で望月いるんだろ
ああ、厳しいから定着する従業員がいないから望月程度でも辞めないで働き続けてるってだけで貴重なのか。
料理の腕もイマイチみたいだしな>望月
まあ作劇場の必要上なんだろうけど。
ド素人役が小此木、ド素人ほどじゃないけどダメ出され役が望月。
でもたしか鍋任されてる一人だから、そこそこ実力はないといかんハズなんだけどなあ…
年季を考えれば小此木以上に出来が悪いんで
睦十あたりがハッパかけるべく、望月に不相応な鍋を任せてみたとかかなあ。
実は美人で金持ちの嫁さんがいて裏で色々暗躍してたりするんだろ
>美人で金持ちの嫁さんがいて裏で色々暗躍してたりする
そういうのはこの漫画の画風や作風にはよく合う
しかしそういうのは残念なことに望月には合わないんだ…
実際望月が妻子持ちだとしても、暴力夫(父)にしか見えない
しかしここまで叩かれるほど酷いやつでもない気がする。
誰か望月のファンとかいないの?
酷い奴でもない以前にそもそもまともな所が何一つ描写されてない時点でよっぽどのダメ男フェチじゃない限りファンにはならんだろ
今の時点じゃ小此木以下なのにえばってる馬鹿にしか見えん
楊レギュラーかよ
勝負バカとそれを止める役とボケ役がいるわけだが
楊はどんなポジションにつくのやら
料理漫画で中途半端に斬新さを出す奴は基本かませだと思う
>>425 気に入らないからって焼けた鍋を投げつけてくるような奴だぞ
>>429 加えて、小此木に八つ当たりするような奴だぞ?
望月ではカマセにもなるまい。
今回取って付けたように持ち上げられてる楊のほうが次回にも落とされそう。
望月や李以外のキャラ立ってない料理人達がどの程度の実力なのかも気になるな。
どこかでその辺のキャラの実力が分かるエピソードでも出ないかな。
小此木が突然、「ボクに料理を教えてよ!」と、ジャンに頼み込んでいる。
一年近くも働いて、「まかない」も出来ず、「ボク料理人には向いてないのかな」と嘆いていると、
「何も覚えられないんじゃ、さっさと違う仕事見つけたら!?
誰も料理を教えてはくれないわよ。自力で他人の技術を盗まなきゃね」とキリコに厳しく指摘されたからだ。
とはいえ、「ボンクラのボクじゃ技術を盗むなんて出来っこないし…」
そこで、ジャンに中華の基本から教わると決心したのだ。
ジャンは、初歩の初歩、「連鍋(レンコウ)」・「包油(パオイウ)」・「碗献(ワンチェン)」を知っているかと尋ねる。
だが、それも小此木は知らない……
六本木の崑崙で、スーツを着た客が「火を使いこなしていない!」と料理を酷評している。
「もしかして、これ料理?」と男は皿の中身を床に注ぐ!
激昂し、包丁を持って突進する沢田をあっさりぶちのめすと、男は店を後にする…
五番町飯店では、ジャンの指導が始まっていた。
まずは「連鍋(レンコウ)」!
鍋から煙が出るくらい強火でカラ焼きしてから、油をなじませる。
その後で料理に使う油を入れる。
小此木が「なんでこんなコトやるのさ、イミある?」と尋ねると、パカァンとお玉で殴られてしまった。
これは鍋に残った微量のタンパク質やデンプンや匂いを油に溶かし、コビリつくのを防ぐ作業!
加熱すれば鍋表面の微小な凹凸が膨張し、油がなじみやすく、不純物も取りやすくなる。
次は「包油(パオイウ)」、つまり「油通し」
牛肉に塩・コショウ・水・重曹・卵・片栗粉・油を混ぜたものを中温の油に通す。
しかし、小此木は温度も解らない…
さい箸からいくらか泡が出始めるくらい、130〜160度が中温だ。
温度が高いと肉同士がくっつくし、低いと下味が散ってしまう。
「タケノコの細切り」、続いて「肉」を入れ、オタマの背で素早くほぐす。
最後に「ピーマンの細切り」を入れて、すぐに炸鏈(ザーレン)で引き上げる。
火の通りが八分目ならば、肉は縮まらず、旨みが外に逃げない。
この「油通し」は中華独自の技法だ!
最後に、「碗献(ワンチェン)」!
これは酒・ショウ油・コショウ・砂糖・スープ・ネギ・水溶き片栗粉の入った「混合調味料」!
連鍋した鍋に、油通しした材料をいれて残りの二分目の加熱を行なう。
碗献を入れて二・三回鍋を素早く返し、一気に炒め合わせて、一瞬で味を付ける。
これで完成!
「オレはさっきわらっちまったぜ。こんな三つの基本すら解ってないのに、
料理人に向いてるとか向いていないとか言い出したんではな」と言うジャンに、思わず謝る小此木。
「…でも、これ本当にボクが作ったんだね」
「そうだ。お前が作った本物の「青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)」だ」
二人に笑顔がこぼれる。
「フン、やっとひとつできるようになったか」と、扉の陰にキリコがいる。
「ウフフなにしてんの、キリコちゃん」
楊に見つかり、キリコは照れてしまった。
(ダメだダメだ、なっちゃいない。どいつもこいつも。東京の中華料理店が一流なのは値段だけかよ!?)
数々の料理人を殴りつけ、男は歩いていく。
「……しょうがねぇなあ。行きたかねぇけど…やっぱ行くしかねぇか。五番町飯店(あそこ)に――」
小此木の料理を食べた料理人達は、歓声を上げる。
「へえ〜〜信じられねえ。どうしたんだ!」「まともな青椒牛肉絲じゃん」「今の今までろくに鍋も扱えねえヤツがよ!」
満面の笑みを浮かべる小此木の後ろで、ジャンもニヤリとしている。
そこに、「炒飯(チャーハン)」の注文が入る。
男は高笑いをあげながら、料理を待つ……
ほんっっっとうにジャンは小此木に対してだけは優しいんだなw
こいつらホントに仲いいなww
……んで、このジャンとよく似た行動パターンの新キャラは何よ?
俺がこの最悪な性格の主人公を見限らないのも、この友情シーンがあるからだなw
>>436 ジャンの兄貴か父親と予想してる、当たったらキリコの乳揉んでいいか?
よりによって火の扱いに駄目だしされるとか沢田さん見事なまでのかませっプリ
>>437 いやジャンの兄弟弟子とかだろ
ジャンの祖父に弟子が何人かいても不思議じゃない
しかもジャンはそいつの事は知らない設定
キリコの乳揉むの俺だから
まだ見ぬキリコパパかジャンパパ?
ちょっと若すぎるかな
ジャンの・・・父親!?
>>439 ああそうか、「兄弟子」って可能性もあるな。
階一郎がジャン鍛える前にしごいてい男で、逃げたとか卒業したとかで。
だからジャンはこの男を知らないとか。
キリコでもヤンでもどっちでもいいわい、乳さえ揉めれば
実は望月の兄ってオチじゃねーの?
行きたくないのは出来の悪い弟を見たくないからってだけで
望月の兄って全く需要ないだろw
例えば望月は兄貴が優秀過ぎて捻くれた結果今みたいになってしまった、と言う流れになってもそんな設定ダメ過ぎる気がする。
俺の予想はヤンの兄貴。それなら妹が居る所に行きたくないとか、ヤンがジャンを許容出来るのは兄貴に似てるから、とかになりそうだし。
大谷の息子って可能性は駄目ですかw
あまり誰それの親族ってやると世界が狭くなっちゃうから。
単純にジャンに似た気質の五番町関係者でしょ。
望月は文句を言いながら炒飯(チャーハン)を作っている。
まるでジャンが五番町に来た時の再現だが……
料理を出しに行ったウェーターが、厨房に転がり込んできた!?
続いて、彼を殴った客も入ってくる。
「誰だよ、こんな出来そこないのクソ炒飯を作ったヤツは――
油っぽすぎるし、卵が炒めすぎ!味が均一に入っていない!とにかく全部お粗末だぞ!
これで料理のつもりかよ!」
男は炒飯を床にぶちまけると、「てめえどこのどいつ…」と文句を言ってきた望月を平手打ちする。
サングラスを取り、「やっと中国から戻ってきたのに、オレのことを忘れちまったのか。そいつあ悲しいぜえ!」
「あ…あんたは、ひ…ひっ…ひっひ…蟇目壇!蟇目兄(あに)さんだァーーっ!」
皆歓迎ムードだったが、蟇目は内心(クズどもが…!)と苛立っていた。
ふと、蟇目は置いてあるまかないに気づき、箸を伸ばす。
だが、一口食べると顔に黒い陰がさす――
「自分が作りましたァ!」と暢気に言ってきた小此木に向かって、口の中身を吹き出す!?
(舌をダメにする気か!?食っちまったじゃねえか、犬のえさにも劣る!)
蟇目は小此木の胸倉を掴み、殴る!蹴る!
キリコは(あんな人じゃなかった!昔は厳しさに心があった……)と唖然する。
皆うろたえている中、「いいかげんにしろよ!バカヤロウ」と止めたのはジャンだ。
「その「青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)」はオレが教えたんだ!
旨いかマズイかは、まずオレに言え!さっさと帰んな!このタレ目野郎」
すると、蟇目はジャンの腕をつかみ、ベキポキゴキンと指を折ってしまった!
「元気いいなあ、山ザルが…人間様に向かって、指をさしちゃいけないよ」
たまらず抗議するキリコたちに「どうせ見習いだろ」と蟇目は返す。
「ケッ、バーカ見習いだっておまえより料理はうまいぜ!なんなら今勝負してやろうか!?
オレは右腕くらい使えなくたって誰にも負けねえんだよ!ハハハハハハハ」
蟇目壇か。
前回の時点でクズだクズだとは思っていたが、これまた清々しいくらいのクズっぷりだなww
そして、ジャンも負けず嫌いだなw
ホントに片手で料理できるのか?
うわ、ジャンの上を行く最低野郎登場かよ!
片手負った時点でもう傷害罪だろ、警察&救急車呼べよ!
序盤読んだ時点では「予想が外れたか〜」なんて思う程度の展開だったが
なんだコイツ怖いよ
殴る蹴るの上に指の骨折っちまうって
しかし、昔は良い人っぽい描写もあったが
なんでこんなに人格変わっちまってるんだ?
料理は心ってレベルじゃねーぞww
あれか悪の料理組織に入って外道に成り下がったとか?そういう連中との戦いになるのかもしれん
>しかし、昔は良い人っぽい描写もあったが
秋山じいさんか
まだ見ぬ秋山親父に酷い目にあったんじゃないかなー
ジャンと行動パターンが同じってことは階一郎から脈々と受け継がれる秋山イズムの洗練を受けたんだろうから
ククク…蟇目などわが闇料理協会の中でも一番のザコよ
片腕でも倒せそうらしいんで蟇目自身は大したことなさそうだけど
そういえば秋山父まだ出てきてないんだっけ。
親父さんはじいさんより外道というキャラかもしれないな
キチ外爺の所に息子放置するぐらいだからなぁ
どっちにしろ親父がマトモな性格とは思えん
ジャンパパひでえいわれようだなw
まあ、どう見てもクズの血筋だからしょうがないかw
料理漫画で間接的攻撃で相手をどうにかするのはよくあるが、直接攻撃で相手を破壊しようとする料理人は珍しいなw
悪の料理組織って中華一番とか味っ子のノリで好きだな。そうだといいのに。
で、ジャンの親父は実はその組織との闘いで命を落とした、ってなると子供っぽ過ぎるか。
悪の料理組織とかなんとか言う前に、主人公が悪だからなあ、この漫画w
逆転の発想で善の料理組織が出てくるんじゃね、キリコの100倍ぐらいウザい御高説のたまうw
もちろん悪の料理人は人間として認めないから腕へし折ってもOKですw
つまり「正義だから何してもOK!」なキャラですかw
スレイヤーズのリナかよww
(「悪人には何してもいい」と思ってる)
望月の性格とジャンの腕が合わさって…
逆でもきつい訳だが
蟇目は「おまえの知ってる料理を言ってみろ」と小此木に振る。
その答え――「酢豚(スブタ)」が今回の課題!
ジャンは包丁の柄を包帯で右腕に巻きつけて、調理を始める。
「単純(シンプル)な料理ほど難しいんだよな、うまく作るのは…」と、鍋担当・柏原がつぶやく。
広東料理の酢豚は、元々は下味をつけて揚げた豚肉を「糖醋(タンツウ:甘酸っぱい汁)」に絡めたもの。
日本で出される物には野菜が入っているが、それは別になくてもよい。
大切なのは甘さと酸っぱさのバランスで、具にパイナップルを入れるのも、酸味で糖醋の味を引き立てるためだ。
だが、あくまで大切なのは糖醋の旨みだと小此木に説明する。
蟇目が取り出したのは「山査子(サンザシ)」。
薬膳にも使われる、バラ科サンザシの実を乾燥させた物で、甘酸っぱい味がする。
五番町飯店では、山査子から作った「山木査餅(サンヅァーピン)」というお菓子を使っている。
となれば、この店を超える香りと薬効があるはず…
(オツなもん使いやがる。だが、しょせんこの店の味から抜け出ていないって事だな)
そう思ったジャンが手にしたのは、楊が作っていたユズのシャーベットのネタ――シロップ!?
これに砂糖を入れて出来たジャムを、オレンジジュースに加える。
蟇目は具にマンゴー、パパイヤ、パイナップル、甘酢漬けのラッキョウを選び、
秋山はピーマンとシメジを選ぶ。
蟇目はフルーツのさわやかさで「糖醋」を引き立てるのだろうが、秋山のユズとシメジは…?
完成したのは、蟇目の「香酥古ロ魯肉(ヒョンスゥクゥロゥヨッ:フルーツ入り薬膳酢豚)」と、
秋山の「柚子橙香肉(チャウチィチャンヒョンヨッ:ユズ、オレンジ風味酢豚)」!
どちらも旨く、たまらない甘さと酸っぱさのバランスだ!
蟇目の料理は伝統を踏まえ、フルーツのさわやかさを生かしている。
山査子のツブツブ、片栗粉をまぶしてパリッとした肉、ラッキョウの歯ごたえといった食感も良い。
一方秋山は、ユズの香りを生かし、シメジとともに日本人の口によく合う料理になっている。
楊は素直に楽しんでいるが、キリコは無言のまま…
「まぁ、これは引き分けというところかな」
『!』
「ホォ〜!? 引き分け!? マジかよォ」と言う蟇目に、
「ハハハーこりゃいいやあ。たいしたこたァねぇなあ、中国帰りも!片腕のオレとやっとタメか!ハハハハハ」とジャンは笑いだす。
すると蟇目は秋山の左手をつかみ、折ってしまった!
「オレの料理の悪口は許さねえ!」
「ふざけるな、何度でも言ってやる、おまえの料理は最低だ、ハハハハハーーッ
その証拠に両腕が使えなくても、オレはおまえより旨い料理が作れるんだ!」
うわ、今度はジャンの左手かよ!もう本気で警察呼べよ!
両腕使えなくてもってどうするんだ、口で包丁咥えて切ったりするのか
小此木に手伝ってもらうって手もあるけど、小此木の料理技術は望月以下だからなー
案外、キリコが手伝ってくれるとか?
……無いな。
つかキリコはジャンには突っ掛かるくせに蟇目はスルーか
唯のヘタレだな
負けん気の強いジャンが人の手を借りるわけないじゃん
こんなこともあろうかとちゃんとじいちゃんに脚を使った調理法を習ってるよ
このまま五体不満足三重苦ぐらいまでジャンがボコボコにされるもそれでも勝利、とかやって欲しいw
「両手両足目口耳鼻が一切使えなくて頸動脈から大量失血しててもお前には勝てるぜ!」
>>472 そこまで蟇目放置してるキリコたちが外道過ぎるから勘弁してやってくれw
秋山の魔法にはきっと一晩で骨折を治す秘伝のレシピがあるんだよ。
仙豆みたいなやつ。
そんな非現実的なネタはムリだろw
あ、でも医食同源ネタならいずれ出るかもな
蟇目=片手ジャンって言っといて、「おまえの料理は最低」ってことは
蟇目=片手ジャン=最低の料理ってことに…
まああおってるだけなんだろうけど
蟇目は中国でうっかり間違って武術家にでも弟子入りして来たのか。
小此木は、「もう謝っちゃおうよ」とジャンを説得している。
ジャンは鋭い目つきで宙をにらむまま…
小此木の言葉を無視し、「今からおまえを鍛えるわけだけどさ、“ちょっとぐらい”はつらくたって平気だよな!?」と続ける。
「……そりゃ、ちょっとくらいなら……」と小此木は答えるが――
>>>>>>
「ハハハーー「両腕なしでどうやって料理を作るんだ!?」と思っているんだろ!フフン!腕はあるよ、ホラそこに」
ジャンの視線の先には、小此木がいた!?
「いいかげんにしろ、医者行け、医者!」と説得する料理人達を無視して、「オレは負けないぜ、絶対!」と蟇目に叩きつける。
自分を天才呼ばわりしているようなヤツに、「本物の天才」は負けない!
ジャンが決めた勝負は、小此木の苦手な食べ物――「魚料理」!!
「ハッハハハハーッ!!いや〜あきれたもんだ!そこまで勝負にこだわるか」と蟇目は受けて立つ。
「“料理は勝負”か――三下料理人相手に負け知らずだったんだろ?バカなヤローだ。井の中の蛙に大海ってもんを教えてやるよ」
蟇目は厨房に立ち、砂糖、卵黄、ラード、緑豆でんぷんを混ぜ合わせる。
北京の名門「同和居(トンフォージュイ)」の名物、かつての宮廷料理を作るそうだが、キリコを始め誰も知らない物だ…
弱火で20分温めながら、ラードを少しずつ練り込む……
出来あがったのは、卵と粉と油の芸術「三不粘(サンプーチャン)」!
「山ザル!おまえに出来ない事も、オレには出来るんだぜ。覚えておけよ、ハハハハハハハハハ!!」
蟇目はドアを勢いよく閉めて出ていく。
三不粘の由来は食べれば解るらしい。
箸を伸ばすと――箸にも皿にも歯にもくっつかない!?
こんなにねばっこいのに、歯の上を滑るような舌ざわりで、口の中に卵の旨みが広がる。
「面白いお菓子だろ」と柏原が皆に語る。
昔一度だけ食べたことあるが、ラードを卵に含ませる技術はまず真似できない。
そして、歯を食いしばって皿を見つめる秋山に、ユズの香りの巣豚は、実は留学前の蟇目がすでに作った料理だと告げる…
違いは、ユズに合う牛肉を使っている点だけだ。
ただ当時は、ユズは中華料理には早すぎたらしい……
>>>>>>
秋山が宙をにらんでいた理由。
それは、蟇目が自分と同等以上の料理を作っていたと評価されたことだった!!
蟇目はこれからジャンの宿命のライバルになんのかねえ。
でもさすがに直接的暴力は今回だけにしてくれ。
こういうハンデ戦は本来強力なライバル側が負うもんだろ。
この漫画だと勝負に負けた悪役が改心ってことはありえんからなあ。
しかし蟇目、片手のジャンにてこずる程度だったら実力もたいしたことないって話になるし次は蟇目圧勝かな。
その後万全のジャンと勝負って感じの流れと予想。
新しい新しくない以前に、そもそも酢"豚”じゃないってのは禁句なんだろか
豚肉を使っていれば酢豚とみなされるんじゃないの?
いや、蟇目が作ったのが酢豚じゃないってことだろ。
酢豚で対決したあとなのに、蟇目がかつて作った酢豚じゃない料理の話をされてもね。
麻婆豆腐対決の後に、アイツは以前に麻婆茄子作ったんだぜとか言われても、それって別料理じゃんとしか
サンペーチャン?
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ε ⌒ヘ⌒ヽフ
( ( ・ω・)
しー し─J
【兄さんの使った牛肉】 特徴:ユズに合います
魚料理と言いつつ鯨料理とかイルカ料理出しそうな対決になりそうな予感w
>>489 将太の寿司でもあったな。
「クジラは魚か肉か?」って奴。
時間だ!時間だ…アイツが来る!
蟇目が高笑いを上げながら入ってくる!!
蟇目は手を伸ばす――握手だろうかと思いきや、秋山の腕をガクガクと揺らす!
「どうだあ、秋山ァ。腕のぐあいはハハハーー。始めようぜ、挑戦者!」
(ケッ、どっちが挑戦者でどっちが王者(チャンピオン)かはっきりさせてやるぜ)
蟇目が選んだのは、イキのいい鯉。
秋山に指示された小此木が手にしたのは、60センチはある甘鯛。
小此木は甘鯛のワタ抜きし、塩・コショウ・老酒(ラオチュウ)で下味をつける。
だが、ウロコがついたままだ…?
皆は注意するが、「黙って見てろ!」と怒鳴られてしまう。
対する蟇目は砂糖・ショーユ・酢・トマトケチャップ、水溶き片栗粉で甘酸っぱいあんを作る。
その具はエビのむき身・パイナップル・リンゴ・蹄筋(テイジン:干した牛や鹿のアキレス腱)…
ということは、古くさい「鯉の丸揚げ甘酢あんかけ」?
「へへっ、大陸ボケしてんじゃねえの」という望月の失言に、「聞こえたぞ、てめえあとでフクロだ」と蟇目は返す。
「クズ料理人はヘタな考えしなくていいんだよ」
そう。蟇目はなぜか鯉を生きたまま油で揚げる。
しかも、うまく切り込みを入れていたから、油の中でも暴れない。
だが、丸揚げでは油の中で死んでしまうのではないか?
(違うんだよ、バーカ)蟇目はほくそ笑む。
鯉の頭はぬれタオルで、内臓は脱脂綿でくるんでいるとキリコが気づく。
楊も料理の内容に気づいたようだ…
対するジャンと小此木は、甘鯛に低温の油をかけ続けている。
「あ〜!ウロコが逆立ってきちまったァ」と悲鳴を上げる料理人達。
ウロコがくちに突き刺さってしまうと懸念するが、ジャンは「その調子で続けろ!」と小此木を励ます。
皆がジャンにあきれる中、岩田はふと、小此木の腕力に感心する。
これはジャンのヘッドバットを耐えた特訓の賜物!
一晩酷使して、硬直した筋肉のおかげだ。
どちらも同時に料理を終える。
蟇目は「八珍活魚(バアジェンフォユイ)、ジャン・小此木は「紅龍童魚(ホンロントイユイ)」!!
だが結局は「鯉の丸揚げ」と「ウロコつきの甘鯛」ではないか…
蟇目は笑いながら鯉の頭をつつく――なんと、鯉がギロリと目をむく!?
「生きづくり鯉の丸揚げ五目あんかけ」!
これは湖南省の珍品料理だと楊が解説する。
肛門一か所だけを切って内臓を取り出し、頭はぬれタオルでくるんで熱さを防ぐ。
その技術、常識外の料理に皆驚きを隠せない。
だが、秋山の料理も常識外…というよりも非常識!
「どうしてもこれ食わなきゃダメなのか?」と尋ねるが、「ダメだ、食え!」と一蹴されてしまう。
思い切って口にする岩田だったが、その「サクッシャクシャク」とした食感に、「旨あい!」と叫び声をあげる!
ウロコが食える!まるでスナック菓子の様な歯ざわり!!
フライの衣より軽くて油っぽくないウロコと、低温の油で揚げたジューシーでしっとりとした身の組み合わせ!
さらに、青とうがらしと赤とうがらし、マヨネーズ・タバスコ・ケチャップ・酢・香菜(シャンツァイ)の2種類のタレもいい!
「フフン、どうだい、オレの料理はあんたのと比べて?」
みんなを驚かせた蟇目の料理だったが、生きてる鯉でも死んでる鯉でも味は変わらない……
「そうだな、この魚勝負は秋山の勝ちだ」と柏原が判断する。
蟇目は思わず口に手をやる。
どちらも常識を超えた料理だが、ウロコの旨さを発見した――新しい味を見つけた秋山・小此木組の勝ち!
「ハハハハハーッ!聞いたかよタレ目野郎!オレの勝ちだ、ハハハハハーーーッ」
中国全土の料理は出来ても、秋山の料理にはかなわない上、バカにした見習いに負けたんだと、追い打ちをかける。
「おい、小此木、言ってやれよ!」
「お…おう!おい…タレ目!りょ…料理は勝負だぜ!解ったかぁーーッッ」
思わず皆、頭を抱える。
>「聞こえたぞ、てめえあとでフクロだ」
望月ざまぁwww フクロにされちまえww
鯉の鯉の丸揚げ甘酢あんかけって古臭いって言っても、俺まだ食った事ないんだよな。
だけどやはりジャンのがうまそうだ。
これまでジャンが作った物はみんな食べてみたいものばかりだな。
1人でどうやってフクロにするつもりなんだろうw
しかし、ジャンの料理(小此木の料理?)美味そうだな。
これは是非食ってみたい。
小此木w
ジャンも煽っといて微妙な表情してんなw
498 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/09/09(金) 02:04:42.40 ID:cScRsm6q
>>497 え?望月をそうすると?
いや、さすがにそれは望月がかわいそうだわ。
つまり、いわゆる「骨抜き状態」か…
味付けも小此木がしたんだよな?
意外にあいつ素質はあるんじゃないか?
ジャンみたいに理論的に教えてくれる先生が居たら伸びそうだ。
というかいくら盗んで覚えろ、な昔堅気な料理屋とは言え、基本的な事ぐらい教えてやれよと。ついでに望月にもw
しかし蟇目のこのパターンってジャンが大会決勝麺料理で敗北したのと同じパターンなんだよな…やっぱ関係者かなんかなのか?
元々はジャンの指導で小此木が作ったまかないに
蟇目がケチ付けて始まった勝負だった訳で
ある意味ベストな勝ち方なのかな、これが
「じゃあそういう訳で、ヤツはオレがもらっていきますね!ハハハーーッ」と、蟇目が弥一に話しかけている。
「三十前の小僧がのぼせるなよ!」と怒りを露わにする弥一だったが、蟇目のモットーは「料理は才能」!
年齢は関係ない上、そもそも弥一も三十前から総料理長だったと指摘する。
一方、厨房では望月がジャンに鍋の中身をぶっかけていた!?
「素炒合菜(スーツァオホォツァイ:チンゲン菜の炒め物)」にケチをつけられたらしい。
「『塩が足りない』と言っただけだ」と皆に答えるジャンだったが、望月によるとまだ何か言ったらしい。
「塩の量くらい指先で覚えとけ」
それを聞いて顔色を変える料理人達だったが、まだ他にも――
「それでも料理人のつもりかよ」と言ったらしい。
腕を折られたのに全く成長していないと、キリコはあきれる。
ジャンは塩を5gずつ摘み、皿に並べる。
「指先で一定の塩をつかむなんて――」
「料理人なら初歩の初歩だよな!」と、受けたのは蟇目だった!?
「ホラホラ、スゲーだろ!」
指でつまむだけではまだまだだと、蟇目は目隠ししたまま白髪ねぎを箸で10g摘んで見せた!
さらにオタマで塩を45g取ってみせる。
指先や箸なら触覚で分かるが、重いオタマでは目に頼るしかないのに……
負けずにジャンもやってのけると、蟇目はその手に注目する。
二人には才能があるからだと、蟇目はジャンの肩を軽く叩く。
だが、その手に鍋ダコ、包丁ダコ、そして疲労骨折の跡があることに楊は気づく。
料理人の醜い手の中に、キラキラ光る真珠のような宝物がある。
それがおいしい料理を作るんだ!
キリコはそう考えている。
ジャンは蟇目の馴れ馴れしい態度に戸惑っていた。
しかも、蟇目は五番町飯店に戻らず、「秋山醤」と新しい店を作るつもりだ!
強力なライバルと全力でぶつかって友情が芽生えたってことなのかなあ?
何だろうこのもやもやした感じ
>>502 そういう考え方、いいな。
でも、小此木の料理って本当にまずかったのかな?
五番町の料理人はおいしそうに食べてたし…
今回はキリコのポエムがこっぱずかしかった
蟇目の基準が高すぎただけじゃない。
蟇目的には俺が認めるだけの料理以外は全部くそまずいって感じだろ。
>蟇目は五番町飯店に戻らず、「秋山醤」と新しい店を作るつもりだ!
最近の展開は何かの序章って感じだな
完結した話というより、何かの前フリにしか見えない。特に蟇目の扱い
ジャンが素直に話にのっかるはずがない反面
おもしろがって積極的に乗っかりそうな気もするしな
いきなりヒキがボスぶって「このリストの店を制覇して来い」とかいって
いろんな店で勝負させられるとかかな
しかもそれらの店はまともな店じゃなく、非凡な料理技法とバイオレンスやイリーガルが同居したような
ヤバい店ばっかりだったりして。密輸関係の組織の料理人とか(輸入禁止のレア食材勝負)
漢方薬のプロとの薬膳勝負とか、単純に体力勝負っぽい、巨大獣をさばくところからの勝負とか。
あれだけ怪我させておいて馴れ馴れしくふるまえる
蟇目の図太さだけは感心する
ジャンも望月だから「それでも料理人のつもりかよ」って言うんだろうな
これが小此木相手なら「料理人なら指先で覚えるんだよ」と徹底指導してくれそうだし
他の料理人ならそんなミスしない
ジャンは「ホテル・ミラージュ」の蜃気楼にやって来た。
ここの総料理長に引き抜かれたのは、蟇目!
五番町飯店の資金で学んだ技術は独り占めした上に、ライバルになるつもりだ…
ジャンは「腕を折られた恨みを忘れるくらい旨い料理」、自分よりも旨い料理を作れなければ、蟇目の下にはつけないと言う。
お互いに料理を始めるが、どちらも謎の粉末をこっそりと入れている…
蟇目が作ったのは、“原点の材料”を使った「四川麻婆豆腐(シセンマァボードウフ)」、
ジャンが作ったのは、“薬効が高い”秋山式「蔘鶏湯(サンゲタン:もち米を詰めた蒸鶏と朝鮮ニンジンのスープ)」!
互いの料理を食べながら、蟇目は秋山の腕を見込んだと、勧誘を続ける。
だが、ジャンはそれら全てが出まかせ、「自分以外の人間を料理人だと認めていない!!」と断る。
では、どうして蟇目の下に来たのか?
怒りにまかせて胸ぐらをつかむ蟇目が崩れ落ちる!?!?
ジャンは、やり返しに来たのだった!
「ハハハハハハ!!ハハハッハハハハハハー―ッ!どうだ!?オレのスープは旨いだろう!」
意識はハイなのに、体は岩のように動かない…
「アッハッハーッ!実はこれがやりたくて来たんだ、アバヨ!
ハハハ…ハッ?あれ!?笑いがとまらない……?ハハハ…ハハハ八八八」
ジャンの頭がグラリと揺れる。
特別製の料理は、お互いさまだったようだ…!
ジャン、また何かやらかしたのか?マジックマッシュルームみたいに
これは結構ジャンピンチじゃないか?
五番町ならともかく、蜃気楼で倒れたら誰も助けてくれないだろうし
>互いの料理を食べながら、
お互い、相手がどんな性格・力量なのかも理解してるはずなのに
警戒しないのなw
そこがコイツららしいといえるのかもしれんが。
ある意味、タイマンで殴り合いの大ゲンカして引き分けた喧嘩強者どうしが
地面にあおむけ大の字に倒れたまま
「…オメー強えな…」「…オメーこそ」
みたいな友情が目覚めるパターンじゃね?
暴力腕力でしか分かりあえない友情みたいな感じで
暴虐料理でしか分かりあえない友情
ジャンに限ってそれはないw
でも小此木に心許してるし
キリコともイガミ合ってるように見えてカゼに効くメニュー作ってやったりするしで
そうかわいげの皆無な天狗キャラってわけでもないとおもうんだけどな
ただ腕の件は何らかの形で返しそう
しっかしここまで同じ路線のキャラだとやっぱり蟇目も秋山家ゆかりのなんかなんだろうな…
>>513 >ある意味、タイマンで殴り合いの大ゲンカして引き分けた喧嘩強者
それは同誌掲載の他の不良漫画に任せておきなさいw
「ヒヒッ…ヒャハハハハハハ…クケケケッケケケわ…笑いが止まらない!?」
ジャンは笑い続け、蟇目は喘ぎ続けている。
何を入れたのか当ててみなと、蟇目は震えながらも挑発する。
材料は牛肉、豆腐、青蒜(にんにくの芽)、豆鼓(トウチー)、辣椒粉、調味料…
原因は、単純な調理ではないはず…
他に入れていたのが、舌をしびれさせる「四川花椒(シセンホワジョウ)」と、もうひとつ…
ジャンは焦点が合っていないままに考える。
「グヒヒヒヒ…ヒッ…ああ、解った!あれは「ケシの実」だ!!」
原点の味――四川では、習慣性の成分を持つケシの実を使うところがある!
しかも、中国中を回って見つけた特別なものが、蟇目の料理には大量にかかっている。
一方ジャンの料理の「薬効」は、朝鮮人参と鳥の臭い消しのナツメグだと蟇目は見抜く。
朝鮮人参とナツメグには興奮作用があるが、インシュリンの分泌を促して血糖値を下げる作用もある。
両者を調合すれば必要以上にハイになり、血糖値が下がって体が動かなくなる料理の出来上がり!!
だが、その解説をジャンはもう聞いていないようだ…
「薬効はオレの料理の方が高いってわけだ。オレの下につけ。おまえの才能を一番理解できるのは、このオレだ!」
(身も心もヘシ折れてしまえ!)
「……うるせえ!オ…オレは折れない…おまえはオレの腕を折る事は出来ても、オレの“心”まで折る事は出来ねえよ!」
ジャンは蟇目を突き飛ばし、フラフラになりながら五番町飯店に帰っていく。
店では、キリコたちが掃除をしていた。
楊はキリコに、「さびしーやろ、ライバルがいなくなって」と言うが、
蟇目とジャンが手を組まなくても、どちらも五番町飯店を狙っているのだから――「どっちでも受けて立ってやるわよ!」
その言葉に、(色気のない女やな〜)と楊はあきれる。
そこに、ボロボロになったジャンが入ってきた。
蟇目と勝負して引き分けてきた――つまり、手を組まないと聞いて、小此木は喜びながらジャンを介抱する。
一方、蟇目はますます気に入ったジャンを、五番町飯店もろともひねり潰すつもりのようだが、まだ体が動かない……
この話だけ見ると、これが料理漫画だとは思えなくなってくるなw
いい感じでライバル関係×2が残ったな
>「どっちでも受けて立ってやるわよ!」
>一方、蟇目はますます気に入ったジャンを
話のメリハリ作るのが上手いなーこの漫画
料理の解説が、変なテンションで行われているw
蟇目は本当に気に入ってジャン引き抜こうとしてるのか?
この前のジャンの推理は間違ってたんかな、疑り深すぎて
五番町飯店では、月に一度創作料理を発表しあっている。
合格点を取ればメニューにのるのだが、ここ1年ろくな料理が出てきていない…
時代のニーズに合わせなければツブレてしまうと、弥一はハッパをかける。
そして、来週の発表会からは参加資格がなくし、キリコたち見習いも参加できるようにしたのだった。
参加できる事に喜ぶキリコ、腕前を見せつけるつもりの楊、メニューにのるのかと高笑いするジャン――
そして、心配そうな表情の小此木。
「メニューの改良は難しいぞ!なにせワシの料理じゃからなあホッホッホッホッホォ!!」
そこに現れた睦十は、自慢げに胸を張る。
しかも、コックコートを着ている――上客に「春巻(はるまき)」を作るつもりだ!
「そんな簡単なものはオレが作りますよ」と提案する望月だったが、
「アホウ!おまえに出来ればワシがこうしてはおらんのだよ」と一蹴されてしまう。
酒・ショウユ・塩・コショウ・卵で下味をつけた豚肉、キャベツ、タケノコ、干しシイタケ、ピーマンを
均一に細切りし、炒めて味ととろみをつける。
覚ました具を皮で巻き、中温(160〜170度)の油で揚げる。
(あれくらいオレ達だっていつもやってるよな)と望月は仲間に耳打ちする。
(なんだよ〜ずいぶん長く揚げてるぞ)と望月が呟くと、
「黙って見てろ。だからおまえは春巻きが出来ねーんだよ」と、ジャンに言われてしまった。
「…よし!」
睦十は一気に強火にする。
「望月!あの温度の使い分けは覚えておきなさい」と、李にも言われてしまった。
完成したのは、五番町風五目春巻き「五香春巻(ウーシャンチュヌヂュアヌ」!
新メニューを考える参考にと、料理人達の分もある。
「う…うめえ…!皮は一枚一枚がパリパリサクサクしていて中もアツアツでこりゃあ旨いわ!!」
それがよい春巻の条件だと李が解説する。
最初は気長に中温で皮一枚一枚に火を通し、最後は短気に火力を強めてパリッとさせる。
「解りましたか、ミスター望月?」
絶句した望月は、皆に笑われてしまう。
もちろん客も満足している。
「これ!この味じゃよ睦十!この春巻が五番町飯店の根本なんじゃよ。40年前から変わっとらん。
五番町飯店もこの春巻きがある限り日本一の座は安泰じゃ」
楊は咸点心(シェンテンシン:塩味の点心)を食べ比べている。
(春巻きねえ…面白い事になりそうやな)「ウフフフフフ」
キリコは自身のノートを見ながら悩んでいる。
(やっぱり春巻きだ。これしかない!!)
ジャンと小此木は一緒にシャワーを浴びていた。
「どんな簡単な料理でも細心に丁寧にと言いたかったんだろうよ」と、睦十の意図を解説するジャン。
そんなジャンは、もう料理を決めたらしい。
「じゃあ――」
「何を出すんだ?」と、言葉を継いだのは睦十だった!!
「品評会にはなにを出すんじゃい、ええ?山ザルよ」
彼の体格は、小此木曰く、「老人マッチョ!」
「ホッホッホッ、つまらん物なら出さんほうがいいぞ。やめとけやめとけ。
おまえの恥は階一郎の恥じゃ。それでも出すつもりかよ、ええ!?」
「……春巻きを出すつもりだよ!あんたが腰を抜かすほどのヤツをな――」
望月ざまぁwwwww
チャンピオンで春巻と聞くと、どうしても浦安の馬鹿教師を思い出す…
それはさておき望月ざまあwwwwwwwww
「ミスター望月」ってなんかいいな、今後皮肉を込めてミスターとでも呼ぶか?ww
ところでオレ春巻は中身次第で好き嫌いがあるんだが、タマネギって普通入れるのか?
おいおい挽肉とジャンのその後はどうなったんだ?
ちょっと切り替えが急すぎる気もするが
しかし新メニューを賭けた発表会ってのは合理的でもあるし
なかなか面白い企画だな。ちょっといい意味で裏切られた感じ
>キリコたち見習いも参加できるようにしたのだった。
個人的には小此木が一番気になるな
それとも順当にジャンの付き人扱いかな
ジャンとおっぱい2人は何とかクリアできるだろうが、小此木が無理っぽいんだよな…
相手が睦十だからなあ
ジャンは爺ちゃんのライバルとの真剣勝負ってことで思い入れの強さは半端ないだろうし
キリコは五番町の歴史を体感してるがゆえにその枠をこえられるかどうかという課題がある
大会決勝は引き立て役止まりだった印象のあるヤンがここでは一歩リードするんじゃないかな
小此木は順当に考えれば試食役、
奇をてらうならダークホース(肝心の調理スキルが素人以下なので評価されないが、発想は全員の中で一番いいとか)だとおもう
新メニューに関しては
ジャンとかキリコが成功してるシーンよりも
ミスター望月が失敗してるシーンが見たいw
たぶん期待しなくても真っ先に失敗してどやされる役だろ
今までの扱いがそうだから
望月が失敗するのはまず間違いないだろうが、はたしてその場面が描かれるかどうかw
どうせジャンはまた嫌がらせじみた春巻き(中にゲテモノでも入れるとかw)だろうし
キリコは自己満足で独りよがりな苦労アピールするだけの春巻き出しそうだし
ヤンはスィーツ春巻きだろうし
上位3人はだいたい予想付くけど望月のはなあw
ゲテモノとかないわーいままでのジャンの料理どれも美味しそうじゃん。アンチか?
ランチタイム――五番町飯店でもっとも忙しい時間!
ランチメニューに組み込まれている五香春巻(ウーシャンチュヌヂュアヌ」は人気の一品だ。
“作りおきもせず手も抜かず”という創業以来のポリシーの春巻を、誰もが喜んでオーダーする。
すなわち、五番町飯店を支える陰の立役者といえる。
3時になって、皆一息入れる。
だが、「おまえら新メニュー考えてんだろうな!」と弥一に釘を刺されてしまった。
大多数が「忘れていたかったのにィ〜〜」と嘆くが、キリコはもう試作段階にまで進んでいた!!
それに刺激される楊とジャン…と、小此木?
第二厨房に入ったキリコは「K-FILE(キリコファイル)」を取り出すと、
(五番町睦十(おじいさん)の春巻に挑戦だッッ!!!)と指を鳴らして気合を入れる。
新メニューはたくさんのお客のために――安くてうまくて気軽に注文(オーダー)できる料理ならば、お客を集める事が出来る。
つい、包丁で指を切ってしまった。
「ハハハ……あたしビビッてるのかな…なにせお祖父さんにたてつくわけだし――ちょっとデカすぎる相手だもんね」
(でも、きっとできるはずだ!自分のためじゃなく、食べる人のために作るんだって心を忘れなければ――料理は心だ!)
楊は「新しくて旨くて美しい春巻」を目指していた。
五番町飯店の春巻の弱点は、一種類しかないこと――「お客の好みは色々や」
(中身の素材、味付け、皮の材料、巻き方…ウチならもっと色々なバリエーションを出せる!!
新しいものを新しい物で包む!もっと自由に美しく!料理はとことんコテコテや!)
小此木は渋谷でジャンと合流する。
「どこに行くかはオレにまかせろ。いいな」というジャンに付いていく。
先日、ジャンは睦十に大見栄を切ったが、実は何も考えていないらしい!?
ジャンが作る「階一郎(ジジイ)の春巻」と、「睦十の春巻」は大差ない。
にもかかわらず、頭に血が昇って宣言してしまった……
「ジャンって見境なくかみつきたがる野良犬みたいな性格なんだね」と言った小此木を殴ると、
ジャンはベトナム料理「ドアン亭」に入って行く。
「日本でいうところの春巻を全部出してくれ。それと――その料理を作ってるところを見せてほしい!」と注文する。
戸惑う店員と、店の都合を心配する小此木に向かって、「この店の都合はどうでもいい。オレの都合が大事なんだよ!」と言い切った!
肩をつかむ二人を無視し、厨房へとズカズカ歩き続ける。
(せっぱつまってんだ――カケラでもいいからヒントが欲しい!勝たなきゃ意味がない!料理は勝負だぜ!!!)
「この店の都合はどうでもいい。オレの都合が大事なんだよ!」
おいおいw
>つい、包丁で指を切ってしまった。
血の料理?
>ジャンはベトナム料理「ドアン亭」に入って行く。
店長はククルスという名前だろう、間違いない!
それはともかくジャンの傍若無人っぷり久々に見たw
ベトナムというと生春巻きかなぁ?
ジャンは中華風生春巻きでも作るのかな?
>>539 >店長はククルスという名前だろう、間違いない!
ウーロン茶吹いただろうがwww
すまんwww
生春巻きそのまま出しても睦十にダメだと言われそう。
生春巻きをヒントにするのは間違いないだろうけど。
>ジャンが作る「階一郎(ジジイ)の春巻」と、「睦十の春巻」は大差ない。
ジイチャンも魔法魔法と奇をてらうんじゃなくて、やっぱ高いレベルで基本を押さえるのが原則なんだな
>「ジャンって見境なくかみつきたがる野良犬みたいな性格なんだね」と言った小此木を殴ると、
ジャンにもズケズケというんだな。悪気や悪意がないのが小此木のいいとこだが
>せっぱつまってんだ――カケラでもいいからヒントが欲しい!
向上心あるのう
キリコ→アツアツの春巻を食べれない猫舌の人のことを気遣う→生春巻き
ヤン→新しいもの(新鮮な生もの)を新しいもの(揚げてないもの)で包む→生春巻き
ジャン→ベトナム料理でヒントを→生春巻き
で、奇しくも生春巻き対決に発展すんのかな。
実は揚げてあるのに見た目は生春巻き とか
おれ猫舌なんで、
>>542だったらキリコのが食べたいかな
となると、ミスター望月は安易に生春巻きの要素を取り入れて罵倒されるに違いないw
最近流行りのものを取り入れてみる→生春巻きを揚げてみた
とかw
それ、ただの具が違う春巻きじゃん!生じゃないじゃん!w
と、なるとジャン達が作る春巻きは…
・中身の具を変える(フルーツとか)
・皮を他の素材で作る(鳥の皮とか?)
この2つなんだろうけど、フルーツ巻は…ただのクレープになりそうだ。
鳥の皮も縮むだろうし、予想が難しいな。
>>546 >(フルーツとか)(鳥の皮とか?)
もっとまともな予想しろよ(苦笑)
とりあえず空気嫁
肉と野菜以外であと入れそうな物って言ったら果物しかないじゃん。何が悪いの?
皮にしたって、粉関係を除けばあと包めそうなのって言ったら鳥の皮位だろ、何が悪いの?
頭おかしいのか
>>547?
やはりジャンはジイちゃんの名を、秋山の名を守る為に突っ張ってるわけじゃなく素で攻撃的な性格なだけのね…
すべてはジイちゃんの遺伝か。
厨房に入りこみ、「春巻を作れ!」と命じるジャン。
ベトナムから呼ばれた料理人達は、意外にもニヤッと笑いだす。
「いいとも、ハハハハ。面白い人ね、あなた」
春巻の皮「バィンチャン」は水に漬けてから挽いた液状の米を、布の上で薄くのばして蒸して干したもの。
イモの粉を混ぜると味と色が落ちて硬くなるが、現地では人気らしい。
バィンチャンを水で戻して作ったのが「ゴイ クォン(エビ入り生春巻)」。
ミソ、砂糖、酢、粉唐辛子のたタレで食べる。
エビの味付けは塩だけで、ベトナム料理には欠かせないミントの香りもする。
そして、この具こそが美しい半透明の皮の味――お米の味を楽しめる。
次は「チャージョー(揚げ春巻)」。
唐辛子とニンニク、ライム、砂糖、ニョクマム(発酵させた小魚から作る液体調味料)のタレで食べる。
具は豚挽き肉、エビ、カニ、ニンジン、きくらげ、揚げタマネギ、そしてミント。
見た目は中華に近いが、タレと香りはいかにもベトナムだ。
「バィンセオ」はエビと豚肉入り好み焼き。
ココナッツミルクで米粉を溶いたことに気付いたジャンに、料理人は感心する。
パリパリっと香ばしく、中はしっとりと柔らかでココナッツの豊かな香り――
ベトナムの料理人達は、ゴマ油、中華調味料の香りがするジャンたちを中華料理人だと見抜く。
日本に来たばかりの彼らにとって初めてであった料理人であるジャンたちと仲良くしたいらしい。
だが、「五番町飯店」の「秋山醤」と聞いて顔色が変わる。
「ゲゲ〜〜ッ秋山!コワイです!!呪われた料理人、嫌われ者の秋山醤!
うわ〜〜っとんでもない人と交流を持ってしまいました。不運です!」
彼らを無視してジャンは次の店に進む。
もちろん、「味ドロボー」と罵られる事もあるが、生ゴミをあされば腕前、味付け、売れ行きまでイッパツだ。
渋々小此木もゴミバケツに手を伸ばすと、何かに「ヂクリ」と噛まれてて、思わずひっくり返ってしまう。
「……バカかおまえ、そりゃモミジ(ニワトリの足)だ。どうせ骨がひっかかったんだろう?」
すごい量だが、鶏料理の残りなのだろう。
ゼラチン質の旨味をたっぷり含んでいるから、ラーメンのダシを取れるのだが、日本人で食べる人はいない……
ふとジャンはひらめく。
(ベトナムのミントにモミジか…!)「いいかもしれない!」
楊も、何件も店を回って、やっとヒントをつかんだ。
それは「季節のミルフィユ、ソース・アングレーズぞえ」
リンゴから春に合わせてイチゴに変えた……
(あーーーー!そっかァ!そうや!!春を巻くんや。いけるで、これー)
だが、キリコはまだ悩んでいた。
「春の野菜を巻いて食べる」春巻に、いろいろな野菜を合わせたが、どれも睦十の春巻を超えられない。
(私のキリコファイルが役に立たない!!一体どうしたらいいんだ!?出口が見えない……!)
ジャン、酷い方面で有名になってるなw
ベトナムの料理人たちいい人だな。せっかく勇気出して交流を申し込んだら悪名高いジャンとは災難というしかないw
とりあえずヤンは予想通り果物巻くっぽいな。問題は睦十が受け入れるかどうかだが。
>揚げタマネギ
げぇ、おれの嫌いなタマネギかよ!orz
具で皮を巻く…
春の野菜、たとえばキャベツで巻くとかは、ありかな?
中に皮を入れる意味はないけど
それ春巻じゃなくてロールキャベツだろって言われそう
正統派の春巻で完成度がすごいものだからなあ。
中途半端な変化球じゃ相手にならないだろ。
とくにキリコがきつそう客が喜ぶつったら普通の春巻だろ。
オーダーメイド春巻きとかどうよ?
例えば客に前もって何が好きか聞いて、それを巻くっての。
そういうお客様のご自由にしてくださいって料理
すごいと思うのと、めんどくさいって思う客いるだろ。
これからの話だけどキリコも一回お客様の事を考えてるようで自分はお客様の事考えているんですってエゴ丸出しの料理で失敗してほしい。
>>551 「ゲゲ〜〜ッ望月!マズイです!!美味しくない料理人、怒られ役の望月貢
うわ〜〜っどうでもいい人と交流を持ってしまいました。ミスターです!」
なんてな
どうでもいい人
アレンジワロタ
望月なんかと交流持ったら、料理の腕も性格も悪くなりそうだw
まさに朱に交われば赤くなるw
睦十のもとにいながら、あの性格を維持してる望月がすごい…のか?
つか春巻きでさらに罵倒されても店にいるようなら望月は確実にマゾだろ
五番町飯店の定休日に、品評会が開かれる。
「ウヒョヒョヒョヒョーーッ!オレは春巻を作るのさ!」と、自信ありげに宣言する望月。
一種類しか春巻がないならば、採用される可能性が高いのではないか、という魂胆だったが、今回は皆、春巻を作るつもりのようだ。
悔しそうに、「ライスペーパーを使っちゃうんだぜ!!!」と言うが、
皮に湯葉、網油、薄焼き卵、油揚げを使おうと工夫する者ばかりだった。
同じ春巻ならば、どれほど腕前が優れているのか証明しやすいとジャンと楊は喜び、高笑いをあげる。
だが、キリコはまだここに来ていない…
気になるのかと楊がからかうが、「どうせ逃げたに決まってるんだ!」とジャンは無視する。
厨房が大分空き始めた…睦十に見せてから、誰も戻ってきていないのか?
そんな中、望月の料理の審査が始まる。
「オーナーの口に合いますかどうか…」と出した「ベトナム風春巻」だったが、
「ワシの口に合うかどうかは関係ないじゃろ。お客の口に合うかどうかが問題なんじゃろが」と睦十の怒りをかってしまう。
とにかく、試食が始まる。
なんと、睦十は「ブバァッ」と春巻を噴き出した!!
「このタワケが〜〜!ワシをなめとるんか。こんなのはどこにでもある春巻じゃい!こんな物をワシの店に出すつもりか!?
新メニューにのせるという事は、ワシとおまえの一騎打ちぞ!!!」
無難な春巻の連続に、怒りの矛先は教育不足の弥一にも向かう。
そして、これまでに挑戦した料理人達は睦十の叱責にあい、調理場にも戻れずに階段で落ち込んでいた…
「もっと突拍子もない物を作って来い!」と睦十はジャンを待つ。
ジャンの春巻の具は「アヒルの足」だった!!
勝利を確信するジャンに、楊は自分の具――イチゴを見せる。
「何が出来るかお楽しみやで、ハハハハハーーッ!!」
そこに鋭い目つきのキリコが入ってくる。
心配していたと話しかける楊と小此木に謝ると、鶏のササミを取り出した。
そして、これに粉を振りかけながら叩きだす…!?
出来たのは、「皮」だ!!!
望月だけでなく、五番町の料理人ほぼ全滅とは…
今までどれだけ店の名前に胡座をかいて仕事してきたかってのが良く分かるな
有名店が没落していくのってこういう感じで進行していくのかねぇ
取りあえず、望月ざまぁwwwww
「客の口に合うかどうかが問題」と、「ワシとおまえの一騎打ち」って矛盾してないか?
さすがミスター望月、期待を裏切らないwww
ミスターざまあwwwwww
怒鳴られ噴飯されまさに泣きっ面に蜂www
しかも春巻きは材料もテーマも他の奴に取られてるしww
とりあえずヤンはやっぱりフルーツを取り込んできたか。
キリコは鳥の皮かと思ったらササミを叩いて皮にするのかよ!こんな事実際にできんのか、これ!?
>皮に湯葉、網油、薄焼き卵、油揚げを使おうと
実際にそういう料理なかったっけ?とりあえず薄焼き卵だとそんな料理ありそうではある。
お前ら、ミスター大好きだなwwwww
(゚∀゚)<ウヒョヒョー!春巻き作るのさ!
↓
(;´Д`)<で、でもライスペーパー使ってるし……
↓
(´・ω・`)<ベトナム風の春巻きです、オーナーの口に合いますかどうか……
↓
_| ̄|○
>>569 (客の口にあう)わし(の春巻)とお前の(春巻)一騎討ち
ジャンの爺ちゃんと友人やってられる人だからそのくらいの理不尽など気にしないのだろう
>>573 トドメ刺すなよ、ますます笑っちまうだろww
>そんな中、望月の料理の審査が始まる。
この作者、お約束という概念をしっかり理解しているとみえる。
原作作画どっちの裁量かわからんが
このコンビでバトル漫画とか描かせても面白そう
他にもダメ出し多数なわけだけど、スポットはキッチリ望月に当ててるもんなw
>今までどれだけ店の名前に胡座をかいて仕事してきたかってのが良く分かるな
いや、
>月に一度創作料理を発表しあっている。
>合格点を取ればメニューにのるのだが、ここ1年ろくな料理が出てきていない…
一応毎月機会と刺激は与えられてるわけで、睦十のハードルが高いだけだろ。
全員失格してるとはいえ、全員が望月レベルだと思っちゃいかん
>>569 >>574も言ってるが、あくまで店として客に出すことがメインで、客にどれだけ支持されるかがポイント
「オーナーの口に」とか言ってしまって、あまりに睦十ばっか意識しすぎなのが見え見えだったから叱られたんだろう
まず無理だろうけど「オーナーには理解できないかもしれませんが、俺の料理の方が客をよりつかんでみせます」くらいが理想なんだろうね
睦十と望月がお笑い芸人だとして、
どっちのネタや芸風が客を笑わせられるかの対決をしてるのに、
同業者睦十を笑わせることだけを意識してしまってる状態じゃないかな。
調理場に残った4人の中で、最初に完成したのは楊だった。
階段で落ち込み、「若い者の試みを理解しない」とオーナーを批判する料理人達に出会う。
「……ふぅん、そんな事ですか、ハハハーッ!自分の未熟さを棚にあげてなにを言っているんですかあ!?」
あっさりと睦十の下へと歩いていく。
部屋の中では、望月が弥一の杖に打ちつけられていた。
弥一と李は黙ってうつむいている。
(なるほど、かなり厳しそうなオジサンやな)
だが、楊は物怖じせずに料理を並べる。
「福如東海(ロッニョイトンホイ)」と「寿比南山(ジュピナンザン)」!!
美しく飾り付けられた料理に驚く弥一たち。
そして、一口食べると「あ…甘い!!?」と喉を鳴らす!
「こりゃ驚いたァ、なんとこれは甜点心かい!」と頭を叩く。
(…あれは「デコポン」!)と望月の顔が青ざめる。
本当に旨い物を食べた時にしか出ないクセ――デコポン一つがミシュランの星一つに匹敵するほど!!!
睦十は望月に皆を集めさせ、楊の料理を解説する。
一つ目は旬の苺を使った中華風カスタードクリームの春巻。
そして皮は「パートフィロ(小麦粉を薄く焼いたフランス料理の材料)」を使っているから、揚げてもくどくない。
二つ目もパートフィロで中華あん・クルミのクラッシュ・松の実・クコの実を包んでいる。
小さければ食べたいだけ食べられるし、甘い物も食べやすい。
料理人達も手を伸ばして殺到する。
「フッファハハハハハ!!わかったか、これくらいの大胆さが必要なんじゃ。
中華の伝統に縛られて、春といば春タケしか使わん。情けないぞ、ワシは!!(春巻の春は春タケを意味する)」
皮を変えても、中身が変わりばえしなくてはおもしろくないと叱りつける。
そして、楊に向かって褒め始めるが――(こ…このオジヤン目が笑っとらんで!)と楊はヒヤリとする。
負けん気を隠せない、鷹の目をしている。
だが、「ところでおまえ誰じゃ」と楊のことを、面接したことまですっかり忘れていた。
そして、厨房ではジャンの春巻が完成していた……
>部屋の中では、望月が弥一の杖に打ちつけられていた。
さらに追い打ちwwwミスターざまあああああwwwwww
>「ところでおまえ誰じゃ」
ちょ、オーナーw もうボケたんすかwww
ヤンの春巻はデザートって感じかな。なんかシュークリームっぽい。
ミスターざまあwwwwwww
笑ってる睦十の顔、怖えよ。
普段威張り腐ってる奴らがこうしてボロクソに打ちのめされるのは、やっぱりスカっとするな
特にミスターwww
望月は「何しやがる!」とか文句言っちゃったからなw
そら殴られるわw
585 :
マロン名無しさん:2011/09/16(金) 23:29:28.65 ID:WcriIcoO
こんな風にいい加減に従業員とってるから。
質の低下招いてるんだろうな。
ひょっとして自分一人さえいればいいとか思ってないかな?
まああの階一郎お爺ちゃんとはライバルというより友人の側面が強そうだったしな。
>>585 話の都合で全員望月っぽく見えてるけど
中にはもっと謙虚な奴も才ある奴もいるだろう
ただ、総じてそいつらが睦十という高すぎる合格ラインに届かなかったと言うだけ
睦十が何も入ってない春巻の皮の残りを束ねた部分を食べて甘い!!?って言ってるように見えるんだが
>>587 その目はふし穴か?
そうでないならもういちど良く見るんだ
…とジャン並の挑発的な態度を取ってしまったが
俺の読んでる絵と他の人が読んでる絵が同じである保証はないんだよなー
「リングにかけろ」でも諸事情によって同じ号の同じ技の名前が
「ショッキングファイヤー」と「デッドエンドファイヤー」で違ったこともあるくらいだしな
少なくとも俺が読んでる分に関しては
何も入ってない残りの束ねた部分は
睦十が春巻かじったあとの、箸に残ってる側にあるぞ
もしそうなってないなら面白そうだから画像うpしてくれ
なんでそこまで長文で粘着煽りしてるんだか…空気嫁
皮も甘いんじゃね
まあその辺は単純に作画のミスだろうな
単行本化した時に修正されるだろう、多分
>>585 >>ひょっとして自分一人さえいればいいとか思ってないかな?
案外本当にそうかもしれないから困る
ジャンが作ったのは最高の春巻――「食ったヤツは皆踊るように“のたうちまわる”旨さ」らしい。
睦十の前に出された春巻の外見は普通の春巻と変わらない。
「今までのと全然変わらない、一番つまんねー春巻だァ!」と皆に罵倒されるが、
睦十は「食えばわかる」と、これを鎮める。
バクっと食べる睦十を見て、ニヤリとするジャン。
なんと、睦十は目を見開き、卓をうちつける!!
揺らめく炎を背負い、立ちあがって歯を食いしばりながら自身の胸ぐらをつかむ…
心配する料理人達に睦十はジャンの春巻を突き付け、指指す。
無言のまま、試食しろとアピールしているようだ。
皆が一口食べると、中から灼けるような汁(スープ)がほとばしる!!
「ギエエ〜〜」と奇声を上げて、のたうちまわる料理人達。
睦十はやっと汁を飲み込んだ。
「いやあお見事!あいつらのようにのたうちまわるかと思ったけど、いやガマン強いな。エライエライ!!」
ジャンの拍手が響く……
すげぇもん作ってきたな、ジャンらしいと言うか何というかw
ところで、これうまいの?
いくらなんでもやりすぎだろこれ…猫舌ってレベル超えてるぞ!
>第58話 踊る春巻
ここまでくると明らかに浦安を意識してないか?
>中から灼けるような汁(スープ)がほとばしる!!
ある意味すごい不意打ちだな。地味なだけに。
ヤンのは見た目である程度甘いと想像できそうだが
これは想像できんのじゃないかな
レンコン対決んときなど、さりげなく意表をつくのが上手いな
このスープが溢れる春巻は、要するに小籠包みたいなもんかね?
あれも油断すると口の中火傷するし。
「まだ持って来ていないのはキリコと秋山の二人だけじゃな」
「いや まだ小此木も残ってますよ」
読者ですら小此木を今回の人員にカウントしてないのに
ちゃんとカウントしてる弥一は優しいな
ジャンが作ってるんだからマズいって事は無いと思うが……
味の判断できんの?
どんなに旨くても熱すぎる料理と辛過ぎる料理は生物的に味わうのはムリだわな
こういう料理だとわかって食えば美味いんじゃないのかな
不意打ちだったからのた打ち回っただけで
でないとそんなもん客に出したら下手したら訴訟ものだ
「ギャアアアア〜〜ッ、アヂ〜〜アヂ〜〜」「クククックハハハハハッハーッハッハッハッハッハァーーッ!!」
苦しむ料理人達の叫び声と、ジャンの哄笑が混ざる!!
(な…なんじゃこの春巻は!?こんなんは知らんぞ、ワシは――)
なんとか持ち直した料理人達に、ジャンが解説する。
「この春巻は「アヒルの足」の春巻さ!」
その水かきと鶏のトサカをゆで、レレモングラス、ネギ、ショウガと共に、
滷水(ルウスイ:砂糖、ショー油、八角などの香辛料を入れて作った汁)で煮込む。
じっくり煮込んだらバットに移し冷ます…と自然に固まる。
ゼラチン質の多い食材ならでは!
これをミント、香菜(シャンツァイ)、あさつき、バジル、セルフィール、ディールなどの香草と合わせて、さわやかさを出す。
最後に春巻の皮でくるんで揚げれば完成。
口の中を灼いたのは、熱で溶けたゼラチンだった!!
だが、どうしてゼラチンがしみ出ず、皮がパリッと揚がっていたのかと、李が尋ねる。
ジャンのの答えは、春巻の皮にくるむ前にキッチリ巻いた生湯葉だった。
そして、睦十に「フフッ」と笑い、彼のように食ってみろと指示する。
「がぶりとやったら一気に飲み込んじまえ。“のど”で味わうんだよ!」
それに従うと、「五臓六腑にしみわたる熱さ」、「苦しいほどに心地よい感触」を味わうことが出来た!!
喉と胃でゼラチンの熱さを、口では滷水のしみこんだアヒルの足と鶏のトサカ、異なる触感を楽しむ。
また、ミントのおかげで鳥臭さがない。
ベトナム料理と、鶏の足におびえた小此木のドジのおかげだ。
鳥の足や手羽先に含まれるゼラチンには、美肌効果のあるコンドロイチン硫酸が含まれている。
だから中国人は鶏の足を好んで食べる上、楊貴妃が好んだ「貴妃鶏翅(クイフェイチィチ)」と呼ばれる手羽先料理まである。
(ならばゼラチンのより多いアヒルの水かきを使ってやる!)
>>>>>>
「どうだジジイ、オレの春巻はスゲーだろ!?カッカッカッカーーッ」
「フォッフォッフォッフォッフォ〜〜〜ッそうじゃな」と、睦十は3本まとめて飲み込んだ!!
(山ザルめ、よくぞこんな春巻きを作りおった!)「クソッタレ…こいつは度肝まで灼かれたぞ!」
睦十は上半身裸になってデコポンを出す!
「だけど、あんたの料理は“悪意”に満ちている!」と水を差したのはキリコだった。
「そんな人を驚かすだけの春巻なんて最低だ!どいて!あたしの番よ!!!」
不意打ちなら悪意に満ちてると言えるかも知れないけど、これ一応新メニュー品評会だからなあ。
そういうもんだと分かってれば別に問題ないんじゃないの。
まあ、その上で美味くなきゃしょうがないんだが……で、結局これは美味いの?
どっちにしても「熱そう」という以外はあんまり……
「一度」食べてみたいとは思うけど
個人的に一度食べてみたい度合いでは血の卵にの次ぐらいには来るな、
怖いもの見たさみたいな感じではあるが
猫舌な俺には絶対食えないなこれは…
メニューにでっかく注意書きしとかないと訴訟レベルだろ、これは
中から熱い汁が出てくる料理自体は珍しくないから
配膳の時に「中身が熱くなっておりますので気をつけてください」って一言添えりゃ済む話ではある
>「がぶりとやったら一気に飲み込んじまえ。“のど”で味わうんだよ!」
>(山ザルめ、よくぞこんな春巻きを作りおった!)「クソッタレ…こいつは度肝まで灼かれたぞ!」
普通なら性格の悪い料理人が、食う奴を苦しめることだけを意図して
スコヴィル値の高いトウガラシを大量につっこんだ料理食わせたようなものなのに
一応まっとうに評価されてるところがすごいな。この漫画の文脈的にはこの熱攻撃はアリなのかw
ゼラチンはたしかに保温効果はあるわけだけど、
これって大前クンの時の言い方を借りれば、その特徴(熱)の持続力に問題がある料理かもな
まあランチタイムとかに出すなら回転が早いだろうから放置されて冷えてしまうことは少ないかもしれんが
李さんの喋り方はなぜか面白いなw
「ミステリーです」ってw
デコポンが出た以上はジジイは驚かすだけが目的のキワモノじゃなくて
ちゃんと料理として美味いと判断したということだろうに…
キリコはジャンを否定しようとするあまり視野狭窄になってないか
キリコって今までもそんなとこあったな
>キリコはジャンを否定しようとするあまり視野狭窄になってないか
まあキリコも料理は心とか言って人格者のように見えても
実際はジャンと同レベルのガキだからな
ジャンの非常識さを非難するなどまともな言動を割り振られることが多いものの
あんま聖人君子然に見ず、ジャンとは別ベクトルのデムパくらいに思ってた方が違和感なく読めるのかもしれん
今回はジャンより後のトリを飾らせるならキリコがメインなんじゃないかな。
いつもより気合い入ってるようだし、かなりの物は出してくるだろう。
睦十もどう見ても
『料理は勝負』の人だよな
>「いや まだ小此木も残ってますよ」
トリは小此木だろw
とはいっても楊・ジャン・キリコを上回ることはありえないから、
全員の死角を突くような形で良いとこを持っていくんじゃないかな
この前やっと中華の三大基本を知ったくらいの無知初心者でしかもプライド皆無だからこそ
例えば「何もひねらない」まんまの睦十春巻の技術不足版かなんかを作って
他のやつらが忘れてる大事な要素がちゃんとできてる的なオチになりそう
小此木が駄作を作ってうやむやのまま終了とかかな
春巻きをつくる技術などない小此木が作るのは
せいぜい青椒牛肉糸糸かウロコまでパリパリの揚げ鯛くらいのもんだろ
最後の最後で空気読まずに春巻じゃないこのどっちかを持ってくるんじゃね?
春巻でくるとしても奴の技術は限定されすぎてるから
ウロコ付きの鯛皮でチンジャオを包んだ皮も中身も斬新な春巻きかもしれん
>ウロコ付きの鯛皮でチンジャオを包んだ皮も中身も斬新な春巻きかもしれん
奇をてらって、例えばハンバーグを包んだ春巻きを出してくるとかw
当然、中華じゃないし奇をてらい過ぎて睦十に怒られそうではあるが。
おいおい
小此木にハンバーグなんて作れるわけなかろう
それはそうと、肉団子っぽい中身が詰まった春巻きというのは実際に食ってみたくなったわ
中華の肉団子らしくクワイかなんかを入れて食感良くして。
肉や油に飢えてる時なんか美味そう
小此木はトリじゃなくてオチ担当だろうな。寝坊して品評会終わった後にやっと来て途方に暮れるとか。
ジャンと一緒に来てたのにどうやって遅刻しろとw
小此木は炒飯を衣で巻いただけのいなり寿司風春巻とか出しそう
連中が食っているのを見ると、えらく体に悪そうだな、ジャンの春巻きは
ちょっと大袈裟に表現してるだけで、実際は少しぐらい冷まして食った所で別に味が落ちるわけでも無いだろう。
唇があれほど爛れる温度だと
口の中の粘膜や舌、食道なんかが確実にやられるよな
唇が荒れない程度の温度でさえ
舌をヤケドしかけて数日ヒリヒリしたままの状態になったことがあるぞ
口やのどを灼く、人を驚かすだけの“悪意”に満ちた春巻――「そんな物が最高であるものか!!」
続いてキリコは、品評会でこんなに騒いでは、ジャンがつけあがるだけだと皆を叱責する。
「ハッ!無理言うなよ。オレの春巻がよそ以上に旨すぎただけさ!おまえのジイサンなんて裸踊りまでしてくれたぜ。ハハハーーッ!!」
汗をかきながら、無言で睦十は上着に袖を通す。
「わかったか、この春巻勝負はオレの勝ちだ!ハハハハハハ、ハハハハハーーーッ!!」
キリコの春巻を食べるまでも、見るまでもないと言い切る。
しかし、キリコは不敵に笑って春巻を並べる。
片栗粉をまぶして揚げた三角形の白い春巻――人参で蝶の飾り切りが添えられてある。
一口、また一口。
皆、無言のまま食べ続ける。
そして、姿勢を直してまた一口。
「厳しいのう……この春巻きの皮は――「肉」だな!?」
睦十の問いかけに、キリコは元気よく「ハイ」と肯定する。
「中身はエビと黄ニラですね」と言う李にも、「ハイ」と。
「ふうむ…いいじゃないか!」と判断した睦十に、笑顔で「ハイ!」
睦十はデコポンをし、「こんな厳しい“攻め”おうたのは初めてじゃい!ワシの春巻に真っ向から立ち向かってきよった!」
何が厳しい攻めなんだろう?
キーワードは真っ向から立ち向かったってことだろうけど
奇をてらってると言う意味では肉皮もスイーツも熱ゼラチンも望月も大した違いはなさそうだが…
ど派手なサプライズでデコポンを得た2人と
地味でサプライズ要素はないのにデコポンを得たキリコとの違いか?
「真っ向から立ち向かってきた」からじゃないの?
ジャンは熱すぎるスープ入り、ヤンはデザート化という奇策で攻めたに対し、
キリコは肉で皮を作った正統派春巻きだから。
しかしどっちかといえば変わり皮の揚げギョーザだよな
あ・・・・! 言われてみれば!
形が思いっきり三角だもんな
春巻きの中に甘い物入れたり
春巻きの中から激熱のス^プが出てきたりするのに比べれば
かなり普通に見える
それと、キリコの春巻きを皆でムシャムシャ食べてるから
小此木が「僕の春巻きでーす」って出しても
「悪いが腹いっぱいで食べられないよ」ってオチかな?
>>632 まさか皆がむしゃむしゃ食ってるのはその前ふりか?w
オチが想像できて困るw
実はみんなのあまり素材を組み合わせたら偶然スゴイ春巻きになっておいしいどころどりで優勝とか言うオチ
キリコが作ったのは、楊やジャンのような舌を驚かす春巻とは違う。
睦十と同じ、“人を飽きさせず、旨いと思わせ続ける”春巻。
凛として一点の曇りのない春巻!
「ウホ〜オウオウ、ハア」と食べ続ける料理人達は、「食べれば食べるほど、旨さがわかるよ」と絶賛する。
エビの甘みと弾力、黄ニラの香り、カラっと揚がった“肉”の皮が合わさって出来た、“ごちそう”春巻!
品評会の場を厨房に移し、キリコは皆が疑問に思っている皮の作り方を実演する。
使ったのは鶏のささみ、叩いて伸ばすのだが、そのままでは肉がちぎれて隙間だらけになる。
そこで使うのが片栗粉!
叩いてはふり、叩いてはふり、肉の隙間に片栗を入れて、ラップの上から湯をかけて熱を通す。
具のエビは弾力と歯ごたえを楽しむために荒めのすり身にする。
セロリ、干しシイタケ、黄ニラ、ショウガ、コクを出すための豚の背油を加え、揚げて完成!
「上品な味」と言われていたが、キリコはさらに花椒塩(ホワジョウエン)とカレー風味のマヨネーズソースも用意していた!!
淡い味の春巻と、少しインパクトのあるソースが調和する!
後者は香港で、ヤングにウケているらしい。
「スゲーな、よくこんなの“パッパと思いつく”よ」と皆から称賛されるが、
(冗談じゃない。断崖絶壁のギリギリで思いついたのよ、こっちは――)
そう、一度はデパートの食品売り場へと逃げ出した。
だが、そこで「アスパラの牛肉巻き」に出会ったのだ!
ひとつかみして、店員を無視して貪り、ひらめく!
「アハハハハッ、そうだよ、これだよ…!アハハハハーーッ!」
“春巻の皮は小麦粉にこだわる事はない、旨ければなにを使ってもいい”
皮にする肉、中身の具――無限に近い組み合わせの中で、最高の組み合わせがわかったのは今朝だった!
ジャンは睦十を睨みつけ、若干焦りながら、誰の春巻を新メニューに入れるのかと投げかける。
そこに、小此木が山盛りの春巻と共に登場した!!
「まだだよジャン!僕が残ってる〜〜」
>ひとつかみして、店員を無視して貪り
他の料理マンガでもそうだが、キリコもこれ↑はジャンと同レベルだな
さて、次回はオチ担当の小此木か、どんな春巻きなのか色んな意味で楽しみだw
姿勢を直して食べるような春巻って言われてたのに、「ウホ〜オウオウ、ハア」って食べるんだなw
これ餃子じゃね?
別に春巻き勝負って訳でもないから素直に餃子って言って出しときゃいいのに
そういえばこれ春巻き勝負じゃなくて新メニューの品評会なんだよな
モブ含めてみんな春巻きしか出さないから忘れてたけど
そういえばそうだな。
小此木はジャンから習った甘鯛で勝負とかだったら笑えるね。
どこから餃子でどこから春巻なんてきりないから。
料理人が春巻って言えば春巻。
餃子って言えば餃子だろ。
実際そういう境界はグレーだからなあ。
今更言うのもヤボだけどさ、この新メニューって単価はどうでも良いのか?
キリコのが凄い手間とコストが掛かりそうなんだが
小此木で次回に引っ張るとは思わなかったw
てっきりラスト1ページで済まされるのかと
そう言えば近所の中華屋さんはシュウマイの皮がレタスのやつが有るけど、凄くおいしい。
645 :
マロン名無しさん:2011/09/20(火) 22:42:40.70 ID:aKeP2Kv0
>>642 確かに…
肉を叩いて薄く延ばし皮にするのがえらく手間かかるよな。
これ、品評会じゃなく大会とかだったらよかったのに。
つーか、皮以外はこれといったインパクトのないもの出してきたな。
美味いことは美味いんだろうけど。
>「まだだよジャン!僕が残ってる〜〜」
冗談で期待レスを入れてはみたが
本当に来やがったwww
>>640 節穴か
春巻持ってるだろ
アマダイを春巻で包んでるんだよ
むしろアマダイを春巻きの形に
小此木は笑いながら試食を依頼する。
見た目は普通だが、尋常な量ではない…
とまどう睦十たちに、ジャンは「早く食えよ!」と発破をかける。
確率は極めて低いが、一応、まぐれもあるだろうと、散々な言われようだったが、
中身はカニクリーム、マッシュしたカボチャ、ひき肉と意外な物だ!?
だが、興味をそそられた他の料理人達が箸を伸ばすと…パン粉の衣、コーンクリーム、ポテトが入っていた。
つまり、買ってきたコロッケを春巻の皮で巻いただけ!!!
さらには、冷めたピザやコールスロー、中華サラダまでも巻かれている。
ひどい手抜きの上、自分が好きな物を無差別に巻きこんだだけだ…
「ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる」春巻だと咳払いする小此木。
バカバカしくて怒る気もなくし、爆笑する料理人達だったが、弥一はじっと春巻を見つめている。
この春巻は、むしろ「玉石混交」だ!
たとえばカボチャ、カニクリームの春巻は子供も大人も親しみやすいものだし、
コロッケと比べて手順が簡略化されているのは素晴らしい。
だが、「中身ぐらい自分で作れるようになれよ」とゴミ箱の中の衣、デパートの袋を指して、釘をさすことも忘れない。
「――で、新メニューは誰のにするんだ!?ジジイ」と、ジャンが仕切り直す。
楊、キリコ、ジャン、小此木の春巻の中の、どれだ!?
五番町飯店の「春巻フェア」では、4人の春巻が注文されている。
結論は「保留」だったのだ!
もっとも評判の良いものが合格になるのだが、これでは自分の春巻に付きっきりになってしまう。
そのおかげで、一品料理のような手間がかかる春巻――「春巻を超えた春巻」を作ってしまったジャンやキリコは大忙しだ。
逆に、デザートという発想で選ばれた楊は楽に作れる上、季節に合わせて中身を変えられる。
また、小此木は腕がないものの、ユニークな中身だが気軽に食べれる春巻を作った。
技を極めた料理では、作り続けるのが大変。
三分の力で十分の味を出す事が大切だと睦十は語る。
楽に旨い物が作れなければ、一人前ではない!
ジャンとキリコの本心は、「楽してそこそこ旨い料理を作るくらいなら、大変でもいいからとびっきり旨い料理が作りたい!!」
なぜなら、客のハナをあかす事が大好きだから/お客さんに旨い物を食べてもらうため!
ピザの具だけ巻いたら旨そうな気がするのは気のせいか?
生地まで巻いちまうのが小此木らしいがw
それはそうとミスターざまぁwwwww
一番まずい冷めたピザ春巻食ったミスターざまああww
しかし小此木とんでもない強運だな。
もし冷めたピザ春巻を喰ったのが審査の3人、それも睦十だったらえらい事になってたぞ。
結局どの春巻が優秀かは分からずじまいか。
キリコは予想通り手間がかかりすぎて、通常の食事に出すのは不向きだったな。
…と、書いてて思ったんだが、冷めたピザってホントにまずいのか?
よく洋画なんかじゃ、冷蔵庫からピザ取り出してすぐに食うシーンがあるけど。
小此木は十分の力で三分の味しか出せないと思うのだが注文に対応できてるのか。
これで品評会編は終わりか
次は蟇目がまた出てくるのかな
小此木の春巻にジャンの春巻を混ぜればちょっとした罰ゲームに使えそう
小此木が評価されるのは予想外でよかったが買ってきた具材巻いただけってwww
店で出すときは具をどうしてるんだろ。
>>653 ピザ生地も春巻の皮も、ベースは小麦粉なわけだから
具だけを巻くんだったら、組み合わせ的には不味くならないと思う
むしろ中から野菜や肉の旨みをたっぷり吸った、トローリ程良く溶けたチーズが出てきたりしたら
ジャンの春巻みたいな「熱さを味わう」ものも作れそうだ
しかも粘性が高いから、おそらく二重巻きとかする必要もない
小此木意外といいとこいくな。
今は腕が未熟だから駄目だけどこのまま順調に成長していけば
ユニークな料理を作る一流になれんじゃない。
>>659 「どうしよう、ジャン!選ばれたのは嬉しいけど、どう作ったらいいか僕わかんないよ!」
「チッ、仕方ねぇな。教えてやるから、ちゃんと覚えとけよ」
「ありがとう、ジャン!うわー!ちゃんと作るとこんなに美味しくなるんだ!やっぱジャンは凄いなぁ!」
「ハハハー!気にするな!自滅されちゃ、勝負以前の問題だからな!」
そんなほのぼのした作品じゃねえよwww
>>661 最終回は成長した小此木とかも見れそうだな。
鍋を任されるとか、支店を任されるとか。
てか揚げてるのに冷めたままのピザに違和感があるんだけど、単純に小此木に腕がないって描写なのかな。
中まで熱が伝わらなかったとか?
>>663 今までの描写を見てると、ジャンはおだてに弱いと思う。キャンプの時とか上機嫌だったし。
小此木は素直に褒めてくれるせいかお気に入りみたいだ。
他意なく頼られると、気分良くあれこれ世話を焼くんじゃないか。
冷めたピザを生地が外側になるように巻く→春巻きの皮で巻く
・・・という手順なら具は冷たいままかも。
>>664 懇切丁寧にミスターに技術指導をする小此木の姿を受信したw
お前ら、ホントにミスター大好きだなwww
ていうか、サラッと小此木を候補に入れてジジイに詰め寄るジャンが友達思い過ぎると思うの。
ジャンは小此木の事親友とか思ってそうだな
最終回で小此木が料理を任されるって予想もありだが
俺はジャンと小此木が一緒に店をやるって予想するわ
人当たりは悪いが料理の上手い料理長と
人当たり抜群だが料理は下手な副料理長のバランスが絶妙そう
>たとえばカボチャ、カニクリームの春巻は子供も大人も親しみやすいものだし、
>コロッケと比べて手順が簡略化されているのは素晴らしい。
>また、小此木は腕がないものの、ユニークな中身だが気軽に食べれる春巻を作った。
トリだけあって、一応長所はあったんだな。望月とは違うわけだw
>冷めたピザ
時事ネタを無理矢理詰め込みたかったとはいえ
これはさすがに苦しすぎるなwピザ包むという発想も強引すぎるし、揚げたらあったまってるだろうに
>>660 逆ならたまにやるよ
春巻きの皮をピザ生地がわりにしてミニピザ
チーズ、トマト系ソース、適当な具があれば
ほとんど準備時間なしで作れる
>>671 最終回か…
五番町飯店オーナーの老人が、料理人どもに凄腕なところを見せてカツを入れるひとこま(ちょうど睦十がやってたように)
司厨長あたりが老人に「現在あなたよりスゴイ料理人はいるんですか」などと話を振ると
老人は懐かしさに満ちた優しい目になって昔を想い浮かべながら、「いるよ。でも今どこにいるのかはワシにもわからん」
場面変わってどっか外国。ギャングかマフィアの手打ちかなんかの場で、雲行きが怪しくドンパチはじまりそうな不穏な空気。
そこに中華料理を運んでくる元気なババア。ギスギスした構成員が、空気を読まないババアにからもうとするのを
どやしつけて、「そんな苦い顔しとらんと食べてみ」と決めつける。さまざまな国籍の要素をコッテリとりいれた中華料理に、
イタリア系、アイルランド系などさまざまな人種から構成されるギャングの構成員がそれぞれ感動。
さらに場面変わって中東。爆音や銃声の入り乱れる中、炉の前で黙々と食材と取り組む黒づくめの料理人。
巨大な鉄串にささって焼かれているのは豚の丸焼きか。「料理は心!心のゆきとどいたこの豚の丸焼きですさんだ人々の心をかえてみせるわ」
イスラムでは食べる肉は、教義に沿った形で処理されたものでなければならない!この老婆はそこまで自分でやるために
イスラムに入信までしたのだ!「ぶ、豚肉は禁忌ですぅ」見に来て仰天する女の子。「そんな禁忌、心の料理でぶっとばしてやるわよ!」
またまた場面変わって、どこ?「うわあああ、こいつ大事な飲料水をぶちまけやがった!」
「うるせえ!ワシの言うように食ってみろというのに聞かないからだっ!」階一郎そっくりの老人。怒りにまかせて払いのけた料理が
プカプカ浮かぶ。なんと宇宙ステーションでも秋山節をふかせてるジャン。被害は甚大だ。
「まさかァ、そんな料理ありえないですよ」老人が語る、若き日の楊、キリコ、そしてジャンの作る数々の料理の話を
にわかには信じられない司厨長。
「いや、ワシの得意料理のコレも、昔その秋山醤という料理人が作ったものなのだよ、この五番町飯店でな」
冒頭の展開で料理人どもにレベルの差を思い知らせた、何の変哲もないがしかしひとつひとつの手順の水準が高いひと品『青椒牛肉絲』を見て
司厨長が一言「いやあしかし、こんなお歳だというのにいっこうに技術に衰えが見えませんね、小此木オーナー」
はっきり言おう。
長 い
中華料理「蜃気楼」の入った「ホテル・ミラージュ」のCMが流れている…
とうとう蟇目の店が開店するのだが、なぜか蟇目本人が映っていない。
一人だけ気付いたジャンは、「クビにでもなったかな!?」とニタリとする。
香港――ここには、食べるだけで健康になれる料理を出す店がある。
5年前に来た「伍 行壊」、通称「五行道士」は、客に合った物を出すらしい。
腰痛、肩コリ、不眠症が治ったと客が喜ぶ中、突然マフィアが来店して暴れ出す。
土地を手に入れるため、立ちのかせようという魂胆だ。
自分たちはあくまでも客だと言い張るマフィアたちに、五行は炒め物を出す。
その旨さに感心し、満腹になったマフィアたちに、さらにお代りを出す五行!?
腹が一杯なのに手が勝手に食べようとしてしまう??
さらに、次の皿はなんと生ゴミ!!
これも手づかみで貪るしかない……腹が膨らみ、ボタンがはじける!
「さあ!もっと食べて」
五行の目が怪しく光る。
「ウヒャヒャヒャヒャーーッ」と拍手しながら、マフィアを足蹴にして大谷が現れた。
「さすが「邪道士五行」や!久し振りやな、「裏五行」!
まともな料理人のフリして、こんなとこに隠れておったか!」
大谷はそんな裏の顔を知った上で、「邪道士 五行」をスカウトしに来た!!!
力を出し切ってもいい店へ……
妙に腹黒そうなのが出てきたな
大谷が出てきたということは五番町に乗り込んでくるのかな?
なんか食べてる人を操る?ような行動してたけど
邪道士とか裏五行とか呼ばれてるのと関係あるんだろうなあ
また胡散臭いのが出てきたな。
きっとマフィアの頭の中で『瑪・羅・門』と響いたに違いないw
お、新シリーズかな? このカリフラワー頭は…催眠術師か何かか?
>>678 ジャンプへ(・∀・)カエレ!!w
蟇目リストラか
俺蟇目嫌いだったからどうでもいいや。
直接暴力はこの漫画のカラーでも不快だったし。
多分ありえない……いや99%ありえないが来週の予想
五番町に乗り込んできた五行と大谷
五行「これを食べてください」
望月「なんだこんなもん……グワー」
五行「さあ次はアレを食べてください」
望月「生ゴミなんていやだ……うぎゃー止めてくれー」
「なんだ?一体?」「生ゴミを食べてるぞ」「ミスター?」
大谷「ウヒャヒャヒャ、こいつと勝負してくれんか」
ジャン「ケケケケー!面白い」
望月「ぐわー」
で、ヒキ目は味方として参戦か、はたまた事前に噛ませ犬にされるか
こいつと秋山が勝負すんの?
食ったやつを再起不能にした方が勝ちとか?
普通に料理勝負じゃない
ただ普通の料理漫画と違うのは審査員が悲惨な目にあうだろうな。
この漫画、もはや審査員が悲惨な目に合うのはお約束みたいだからなw
足の引っ張り合いが容易に予想できるな
大前君のパターンのもっとえげつない感じのやつとか(先手が後手を不利にする料理)
逆に先手だけなら完璧な料理なのに後手の料理を食べることで先手が残念になってしまう料理とか
五行が勝手に食わす効果の料理つくったら秋山がその効果を打ち消すとか
五番町飯店に、五行がやってきた。
笑顔で「いただきます」と言うが、出された料理は匂いを嗅ぎ、なめるだけだ。
その様子を、不思議に思うウェイター達。
一方蟇目は、大谷にクビにされて激昂していた。
ジャンと勝手に勝負した上、仲間にしようとしたのでは…
「ワシが望んどるのは、あいつがヒイヒイ泣くザマや!!ワシに土下座して許しを請う姿や!!!」
もともと大谷が大嫌いな蟇目は店を去るが、自身の後釜が五行だと聞いて顔を曇らせる。
五行は自身が蜃気楼の料理人である事を明かし、にこやかに土産を渡す。
それを聞き、厨房の料理人達は味を探られたと憤る。
土産を開くと、「招待状」を加えた豚の頭!
確かに中国では、祭や祝い事に子豚の丸焼きを出すと、李は納得する。
では、次の料理人はマトモなヤツなのか?
ところが、招待状を引きぬくと「ギャハハハハ」と豚の頭が笑い、飛び跳ね出した!!
皆が逃げ出す一方で、ジャンは頭を鷲づかみにしてその中身――笑い袋と不規則に弾むボールのおもちゃを取り出す。
そして、開店記念パーティーの招待状には、ホテル・ミラージュ“料理顧問”が大谷日堂だと書かれている!
厨房がざわめく中、ジャンは豚を食べ始め、満面の笑みを浮かべる。
「ハハハッ、よくローストされてるぞ!こういう事をするヤツが大谷と手を組んで敵にまわったわけだ!ハハハハハハ!!!」
五行もまともなやつじゃなさそうだな。
まあ、まともなやつとか、この漫画には出られないかw
出ても、かませになるのが関の山だしw
しかし蟇目の上位互換みたいなやつだがジャンは勝てるのか?
冷静に豚の仕掛けを見抜き、挑戦を喜ぶのはジャンらしくていいな
そしてちょっと出ただけで、今後なんかありそうだったはずの蟇目の存在意義は?
>笑い袋と不規則に弾むボールのおもちゃを取り出す
ネタが分かってしまえばたいした事ないが、笑い出した時は本気でビビったわ!
ブタの耳(ミミガー)は食った事あるが、あれ食えるのか?
さすがに笑い袋とボールは食えないと思うよ
蟇目は最初のはともかく本当にジャン気に入ってたみたいだし
逆に五番町飯店に入って仲間になるのかもしれんなw
当然仲間後は弱体化&最悪かませ化するんだろうが
>>691 んなこたぁ分かってるw
いくら作中で説明されてもピンとこないのよ
>>692 さすがにひき目か仲間になる事はないと思うぞ?
弥一も怒ってたし
蟇目だけど世の中には重要そうだったキャラがいつのまにか消えてそのままって漫画結構あるぞ。
逆に明らかに重要じゃないモブキャラなのに残るのもいるな。望月とか。
小此木はどっちかといえば話にからめるメインキャラ
ホテル・ミラージュのオープン記念パーティーに集まった人々…
大谷は五行に向かって、「コイツらみんな、ワシとおまえのカモ」と笑い飛ばしていた。
テレビ局、有名人の中に混じって、怪しげな女性2人の姿がある。
一方五番町飯店では、いつも通りだ。
イチイチ相手にしていたら、こちらの格が落ちてしまうと言う訳だ。
だが秋山と小此木の姿がない。
早引けしたらしいが……今日、“この日”に!?
その意味に気付いた料理人達の顔が青ざめる!!
大谷は招待客に褒めちぎられて、ご満悦のようだ。
そこに、大谷のファンを名乗る切れ長の女性と、少したれ目の女性がプレゼントを手渡す。
鼻の下をのばした大谷が開けると中身は何と大谷と五行の生首!!
ざわつく招待客の中、切れ長の女性が大谷に耳打ちする――
「どうだ!?気に入ったか!このあいだは豚の頭ありがとうよ、旨かったぜ。この生首はオレからのお返しだ!カカカカカカカ!!」
さらに「生首」に仕込まれたクラッカーを弾けさせると、その脳が爆発!!
飛び散る脳味噌に、会場は狂乱に包まれる!
「カカカカカカッ、バーカ!」と嘲る女性――ジャンは「五番町飯店に売ったケンカはオレが買ってやる!」と宣言。
ジャンと小此木は発煙筒をたき、逃走する。
滅茶苦茶になったパーティーの中で、五行は独り冷静に生首を食べ始める…
皮膚は半透明な「澄麺皮(ドンミンピイ:浮き粉・片栗粉・ラードを熱湯で混ぜたもの)」に色付けしたもの。
脳はいかにもな色合いの「蓮茸(リンヨン:ハスの実のあんこ)」。
そう見抜いた五行は、「うまいもんだ」と感嘆する。
一方大谷は自身の計画がおじゃんになったと落胆している。
(ヤツは…正気の人間やない!許さんで、秋山醤…!)
テレビ中継はなんとかCMに持ち込もうとする。
それを見て、歯ぎしりをする弥一……
不覚にも女装したジャンと小此木がかわいいと思っちまった…orz
豚は食えるけどさすがに大谷の生首はちょっと……
>>698 いや、それは正しいだろ
キリコやヤンよりかわいくね?
ヤンはかわいいよ
ヤンはキリコみたいなキチガイっぽさが無くて普通にかわいいと思う
「正気の人間やない」ってひどい言われようやな
まぁそれが似合う主人公ってのもたいがいだけど。
更衣室で女装をとくジャンと小此木の前に、弥一がズカズカと入り込んできた。
「わざわざ店の恥に“なりに”行きやがって!」と二人をつかみ、総料理長室へと連行する。
「五番町飯店が格下相手に勝っても自慢にならん!」と説教するが、
ジャンは五番町飯店とは関係なく、「ヤツらがいい気になっているのが気にくわなかっただけだ」と反論する。
まさしく「ケンカ犬」―――しかも、相手がどんな料理人か解らないのに勝つ気でいる。
なんとか事態を収集したホテル・ミラージュで、テレビ局のプロデューサーが「オレ様の番組をブチ壊しやがって」と激昂していた。
「蜃気楼対秋山醤のリターンマッチをセッティングしてやろう」と申し出る。
秋山を“極悪料理人”に仕立て、正義の鉄槌を下さなければならない!!
表情を変えず、「大人げないが、おしおきが必要ですわ」と同意する大谷だったが、
内心は(ニャハハーーッ!「災い転じて福となす」や)と大喜びだ。
そして、勝負のために五行の腕前を見せる事になった。
穏やかな顔で、プロデューサーとディレクターの首筋に手を当てる……「五行膳」の始まりだ!
出された料理はもちろん旨いが、それだけではない。
ポイントは、プロデューサーたち二人に違う料理を――“二人に必要な物を”別々に作ったということ。
とまどう二人に、「フフフ、ブヒヒヒッ」と大谷は笑うだけだ。
すると、突然ギュウンギュウンと、プロデューサーのむくみがとれはじめる!!
いままで大酒を飲んで、肝臓が弱っていたのだが…「料理を食べたとたん、十代の活力がみなぎってきたぞ!!」
一方ディレクターも、三十年来の便秘が治り始める!!
前者には、「同種同食」の考えから鶏レバーの強肝食を、後者には潤滑力のある黒ゴマ・松の実・クルミと、
スタミナ強化の漢方生薬である肉++
ノ从蓉(にくじゅよう)を…
イ止
「ヘケケケケ!どれも五行膳の片鱗にすぎませんけどなあ」
人体は「陰陽五行」で成り立っている――
「陰」に傾けば下痢や食欲不振に、「陽」に傾けば興奮しやすくなる。
五行とは五味(酸サン・苦ク・甘カン・辛シン・鹹カン)が、五臓五腑にどう作用するか…
酸は肝臓・胆のうに、苦は心臓・小腸に、甘は脾臓・胃に、辛は肺・大腸に、鹹は腎臓・膀胱に良し。
逆に、辛は肝臓・胆のうに、鹹は心臓・小腸に、酸は脾臓・胃に、苦は肺・大腸に、甘は腎臓・膀胱に悪し――つまり、「五禁」。
その技術に感心して、プロデューサーは秋山潰しの特番を組むことになる。
勝負が終われば、自分が「中華料理界の新しい帝王」になるだろう――
大谷はそう考え、(グヒャヒャヒャヒャーーッ)と笑うのであった。
「料理を食べて体が異常な反応して、病気や体調不良が治る」
…はて、どっかで見たような。
それにしても漢字が出ないと大変ですなw
前回の笑い袋とか、どうやら五行の料理にも一応理論付けがあってヤバい薬や妖術とかスタンドとかオカルトでは無いらしいな。
ついに超能力バトルものに路線変更するのかと思ったぜ。
キノコスープや蟇目との料理合戦、五行の生ごみ食わせなど
ある程度は誇張ゆえに超能力バトル化してるけどな。
生ゴミ食わせる理屈を説明できない以上は、理論付けに欠ける超能力展開の可能性は否定できない
まあ中華食材や漢方の神秘とかでごまかして、もっともらしさを演出はするだろうけど。
俺が料理長だったらそのうち血圧上がってぶっ倒れるなwww
ホテル・ミラージュでジャンと小此木が起こした騒動は、五番町飯店が蜃気楼に吹っ掛けたケンカにされてしまった。
ジャンと小此木に抗議する料理人達だったが、そこに関東テレビのクルーまで乱入してくる。
五番町飯店と蜃気楼との決着を、自身の番組で放送するつもりだ。
番組を拒否しようにも、マスコミとホテルの資金力を敵に回しては、為す術がない…
彼らはその特番のCMが入ったビデオを手渡し、去っていく。
「五番町飯店は悪魔を飼っていた!」と、映像はいきなり始まる。
そして、暴れまわるジャンに対峙する五行の映像。
「食は「陰陽」なり!「五行」なり!「人の道」なり!!」
煌めく五行の前に、溶けていく悪魔のイメージが流れる。
「宇宙の意思と秩序をもたらす男が、あなたの前に出現!!」
ずいぶん悪者扱いされているが、ジャンは満面の笑みを浮かべる。
とにかく勝負できるからだ!!
「さあ勝負だ勝負だ!大魔王様のおでましだぜ、カカカカカカッ」
やはりマスゴミは最悪だな。
いくらなんでもジャンだけじゃなく五番町飯店全てを敵に回すとは…
さすがマスゴミ、モザイクいれても一目瞭然じゃん、の直ぐ後でもうモザイクが無いw
しかもこのVTRのどこに、五行道士がどんな料理人かバッチリ入ってるんだwww
しかしジャン、勝負だ勝負だって喜んでいるけど、五番町飯店を巻き込んでるんだよな。
TV的にも1対1は間が持たないから、キリコとヤンを入れての3本勝負かな?
少年漫画的には五人vs五人のチーム戦が見たいし、「五行」道士に「五番町」なんだから五本勝負にしてほしいけど
五人だとジャン、キリコ、ヤン、あと小此木を入れても四人だからなあ…。
はっ!まさか蟇目兄さん……
>「五行」道士に「五番町」なんだから五本勝負
三本勝負か五本勝負というのは想像ついたけど、その発想はなかったw
>はっ!まさか蟇目兄さん……
いや、そこは予想と全く違ってまさかのミスターとかww
営業妨害とか侮辱罪とか罪に問えなくね?w
今回、まずジャンが妨害してるからなぁ。
法律出されたら困るのは五番町だろう。
でも未成年だし、親権とかはどうなってるのかな?
いよいよジャンパパの出番か…
どう考えても向こうに五人も人材が居ないだろう
帰ってきた XO醤のリュウ
そこで兄弟の一行から四行が颯爽登場
しかしそうなるとジャンと五行の一騎打ち、例えばテーマを決めてのフルコースとか?。しんどそうだが。
まあ、キリコやヤンはともかく、小此木に負ける相手なんてそうそう居ないかw
そこで料理は伝統とか料理は炎とか熊源とかがまさかの参戦ですね
あいつらジャン嫌ってるから無理だろw
てか、ジャンに好意持ってるのって、全登場人物の中では小此木とヤン位だろw
だから敵でだろ。負けた奴らが今さら応援とか観戦はねーわw
熊原は見たいが、沢田はないな。髪型が五行とかぶるw
あ、敵でと言う意味ね、失礼orz
>髪型が五行とかぶるw
髪のボリュームがダンチじゃないですかー!w
「天国と地獄!夏の料理バトル!!」の会場に集まる客はジャンの悪口ばかり言っている。
どうやら、全日本中華料理人選手権大会で秋山に負けた店が集められたらしい。
ジャンと五行は控室で出番を待つ。
「料理は“勝負だ”!オレの料理に負けはない!」と、喧嘩を売るが、「そりゃ無理だ」とかわされてしまった。
「料理は“気”だよ!」
そう言われていきり立つジャンに、五行は「“陽”の気を抑える香をたいてやろう」と、香炉を取り出す。
突然、ジャンはむせかえる。
なんとか窓を開け、五行の肩をつかむと――ガスマスクをしていた!
味覚を失わせるマンドレイクの香…「みんなの前で決着をつける必要はないんだよ!」
これは卑怯な手段ではなく、「最も効率のいい手段」らしい。
そこに、スタッフがなぜか外にあった五行のバッグを持ってくる。
そっぽを向くジャンを見て、五行は慌てて中身を確認する。
中の包丁がボロボロに腐食している!!
これはジャンの仕業――ヤル“気”にダメージを与える、「最も効率のいい手段」!
試合が始まり、「全ての真理を知る男」五行が入場する。
一方、ジャンは「悪魔の化身!破壊の権化!因業の塊!」紹介されるが、その通りの禍々しい仮面を付けてステージの屋根に立っていた!
その衣装は真っ黒なコックコート、背中には赤く「醤」と書かれている…
「ドロドロの泥試合を始めるぞ!!!」
そう言われ、五行は薄く笑う……
どっちも何やってんだこいつら
ジャンと同じ土俵で戦う奴って初めてだから、なんかとんでもないことになりそうでこれからが楽しみすぎるwww
ガスマスクで腹筋がwww
キリコの「サイテーだ、こいつら」って声が聞こえてくるわw
にしても「料理は“気”」だの、マンドレイクの香だの怪しすぎる。道士は道士でも魔道士だろコレ。
今度は魔女がやってるみたいな大釜でぐつぐつ煮た怪しいブツをだしてくるんじゃなねえか。
……あれ?そういえば5vs5のチーム戦はハズレっぽいけど、
五番町飯店のメンバー、一人も来ていないのかよヒドスwwwwww
ガスマスク見るとどうしても鳥山某を連想してしまうw
ジャン(小此木)もわざわざほんの一瞬のためだけに魔王みたいなコスチューム用意すんなwww
>731
小此木いたっけ?衣装はTV局が用意したんじゃ
>>728 当初は、楊がジャンと同じような言動をしてたんだけどなぁ…
結局3位になっちゃったし
蟇目も同じようなスタンスだったけど、新キャラにしたのは
五行(人名出ない方の)で面白い話にするつもりなんだろうな、楽しみ
小此木がネボウしたため、楊と小此木は大きな胸を揺らしながら走っている。
ちょうど会場に着いた時、スクリーンいっぱいに高笑いするジャンが映し出された。
魔王のようなイカレた衣装は、小此木が選んだものらしい。
なんと、背中に「醤」と染め抜かれている。
しかし、楊はもちろん、大谷が呼んだ客たちには不評のようだ。
ジャンはブーイングを浴びせられるが、全く動じる気配がない。
それどころか、むしろ楽しそうだ…
「オレは勝負が出来ればそれでいいんだ、カカカカカーーーーーッ!」
しかも、五行道士の“魔法”が解るとあっては嬉しさ倍増!
第一回戦は「胃に効く料理」バトル!
ジャンはあっというまに材料・道具をそろえ出す。
観客は驚嘆をの叫びをあげ、五行も目を細める……
ジャンが取りだしたのは、ぶよぶよするような、握り拳大の白い塊。
一方五行は封のされた壺を蒸し器に入れる。
「血に飢えた魔物、秋山醤!対する五行道士は高僧の構え、まさに動と静!激しい刺殺戦だァァーーー!」
735 :
マロン名無しさん:2011/09/28(水) 23:00:02.57 ID:XTjh6nEV
小此木も胸があるみたいじゃないかww
それにしてもこのジャン、ノリノリである。
いやホント楽しそうだなあジャン。TV局もタレントとしてはこっちが使いやすいんじゃないかw
しかし、ジャンが準備したのは脂肪、それとも内臓かな?少なくとも肉じゃないよな。
五行は……封印された壺って、またオカルトじみた物を。大丈夫か、こんなキワモノで。
そもそも弥一や大谷の胃に穴を開けそうなこの二人に「胃にやさしい料理」なんてできるのかwww
>>735 蜃気楼の開店記念パーティーでは、立派な胸があったじゃないかwww
それにしても、こう、じつにダイナミックな動きだったな。
え、やだなあ、ジャンの料理をする動きに決まってるじゃないですか。
ふぅ…
>刺殺戦だァァーーー!
刺し殺すのかw
今更だが66話で大谷がヘケケケケ!と笑う所、あの笑い声でおぼっちゃまくんを連想したのは俺だけじゃないはずだ
>738
包丁の錆びてる五行、ピンチw
おまいら奇抜でもいいから真面目に料理で勝負しやがれwww
(別に料理じゃなくても)オレは勝負が出来ればそれでいいんだ、カカカカカーーーーーッ!
五行の取りだした壺は一体何なのか?
楊や、中継を見る弥一は懸念する…
一方小此木は、ジャンの選んだ食材が豚の胃ではないかと尋ねる。
楊は肯定し、「同種同食をやる気やね!」と解説する。
不調な個所と同じ所を食べ、補強する――専門知識がなくても、かなりの効果を発揮する事が出来る。
++
「カカカカカーーーー」と笑いながらジャンが作ったのは、「苡砂猪肚(イスァヅゥドウ:豚の胃袋の意苡仁(ヨクイニン)煮)」。
中にモチ米や消化機能を高める漢方薬が入っている。
そして、「ハッハァ、もう一丁!大蒜肚条(ターサンドウチャオ:豚の胃袋のニンニク炒め)だァ!! カハハハハハハーーーーッ!」
体調の異なる人のために、異なる効能の料理を作る――
ニンニクとスープの香りに魅了される観客たち。
「それじゃダメだな」と五行が笑いかける。
「だっておまえは“食欲の基本”を見落としている!」
食欲を支配するのは“匂い”――8時間蒸し続けた五行の料理が、それを証明する!!
壺の封に気付いたジャンの顔が青ざめる。
そして、壺の中からボワワァンと、あふれ出す匂い――むせるような濃厚で、かつ脂臭くなく複雑で……
丸い匂いが、温かく体に染み込む、「仏跳牆(フオテャオチャン)」!
俗世を離れた坊主でも、垣根(牆)を跳び越えてやってくるほどのスープ。
「でもな秋山!これだけじゃ終わらないぞ、この料理は――
これからもっとおもしろい事が起こるんだ!クククククッ」
746 :
マロン名無しさん:2011/09/29(木) 21:27:49.47 ID:nbVqP1jN
料理マンガ全般に言えるんだが、匂いをかげないってのは本当に残念だよなw
美味しんぼでもやってたな仏跳牆
高級食材の乾物を何種類も壺に入れて蒸し煮にするんだったかな?
匂いがいいってのは美味しんぼでも言ってたが
もっと面白いことってのはなんだろ?
味がいいってのは当然だろうし……
審査員がオーバーな反応するとか?
毒ガスが噴出す
8時間……この場でテーマが発表されたばかりなのに、いきなり8時間蒸した料理……
ワシはその料理を10分で作れるぞ!
まずは廃油に一週間浸け込む!
主催者が食材は用意されてるみたいだし、きっと壺も用意しておいたんだろうw
>>747 飲み出したら止まらなくなってトリップする、は、もうやったしなあ
オーバーな反応って事で飲んだ審査員の心臓が止まって、臨死体験・極楽を見るとかw
>>749 おい待てwww
>8時間蒸し続けた五行の料理
こうういうの見ると思うんだけど、煮込み料理とかはやっぱ長時間かけたほうがエキスが出て美味くなるのかねえ?
いっそ8年間くらい煮込めばいいのに
名店のカレーとか熟成されたうなぎのたれとかは継ぎ足されつつ煮込まれ続けてるそういうもんなんじゃないの
1日目より2日目のカレーが旨い。そういうことだ。
758 :
第71話 超常の仏跳牆:2011/09/30(金) 22:55:04.03 ID:9+nS/SsB
嗅いだだけで胃が動き出す、仏跳牆の匂い…
これはフカヒレ、アワビ、ナマコ、貝柱といった高級乾物と生薬を長時間蒸したもの。
紙で封をしているのは、匂いを閉じ込めるため。
そして、その匂いにつられて会場の外から人が集まってくる!
なんと、坊主まで柵を越えてやってきた!
集まった人々を背に、五行が高笑いを上げる。
なんとか収集をつけた司会者が審査を始める。
審査員は以下の5名。
相撲よりも飯が好きな横綱の玉海山関;芸のためならガラスもゴキブリも食べる、芸人のボナパルト辰吉;
なにを食べても太らない、女優の千川あかね;中華の本場、中国大使館次官の江明輝;
大阪心斎橋調理師学校長の畑野悦山。
だが、ジャンは審査を無視して五行の仏跳牆が入っていた壺を調べ出す。
フカヒレ、ナマコ、アワビ、貝柱、浮き袋、鹿と牛のアキレス腱、鴨肉、鶏肉、豚のスネ肉、鳩の卵、栗、
ナツメ、桂皮、丁子、山木査子(サンザシ)、海馬(ハイマー:タツノオトシゴ)…
ジャンの舌で解るのはそこまで……
そこにやってきた五行が、「実力に差がありすぎて勝負にならない!」とジャンを諭す。
あげくに味を盗もうとするとは…
しかし、ジャンはこの料理に疑問を感じていた。
(なんでこの材料であの匂いがでる!?)
そもそも普通の料理人ならば、もともと胃に効く仏跳牆に、わざわざあの匂いを出そうとは思わない…
「おまえ普通(ただ)の料理人じゃないな!?聖人ぶったすまし顔は仮面だろ?」
>もともと胃に効く仏跳牆に、わざわざあの匂いを出そうとは思わない…
>「おまえ普通(ただ)の料理人じゃないな!?聖人ぶったすまし顔は仮面だろ?」
さっそく生ゴミ自動食わせ術に匹敵するチート能力発揮なのか?
確かに食欲や意志を無視して強制的に食わせる能力がアリならもはやファンタジーだもんな
この漫画がどの程度リアリティの側に踏みとどまるのかの試金石だなこれは
>聖人ぶったすまし顔は仮面だろ
控え室の件で気づいてなかったのかよジャン…
>>759 町中に広がる香りって時点でファンタジーな気がするけどなw
>町中に広がる香りって時点でファンタジーな気がするけどなw
そのことを言ってるんだけどな
今回の内容に苦しいなりに説明をつけようとする努力がみられれば、生ゴミ食わせにもいくらかの理屈はつくだろうし
そうでなければファンタジー度うpの展開でいきますという開き直りだろうな
まあ、中華の五行思想とかはファンタジーみたいなものだけど…
同種同食も、実際に効果があるんだろうか?
審査は5対0で五行の勝ちとなり、ジャンは散々やじられる…
司会者は「五番町飯店の料理人と蜃気楼の料理人」にはあまりにも力の差があったとあおりだすが、
「黙れよ、バカ!」とジャンに殴られてしまう。
ジャンは五行に近づき、「ただの料理人じゃないだろ」と問い詰める。
その答えは「だって、そもそも私は料理人ではないのだから!」
それを聞いてニヤリと笑う。
逆上して人を殴るジャンを見て、「ブウヒャヒャヒャヒャヒャ〜〜〜〜ッ!!」と大谷は全身で笑いだす。
あと4回もみっともない姿をさらすことになるとは!!
そこに五行がやってきて――大谷を壁に打ち付ける。
「力を存分に出せる場所と相手を用意する」と言われたのに、相手がハンパな料理人だとは!!
ストレスがたまる一方で、“裏の顔”がいつ爆発するかなぁと脅す……
料理人でなくても、五行が異常な力を持っていることは変わりない。
(何でもアリの乱戦で聖人ヅラの仮面をひっぺがし……ギタギタにしてやるぜ!)
ジャンは深く、黒く笑う。
>あと4回もみっともない姿をさらすことになるとは!!
いや、そこは2回だろ、大谷さんよ
決勝の麺対決落としたときも味自体は認められてたし
料理勝負でここまで完全にジャンが負けるの初めてじゃね
>>764 なんだかんだ理由をつけて、負け戦を続けさせるつもりなのか、
単に大谷の頭が回っていないからか・・・
「料理は勝負」「料理は魔法」も
「料理はチート」には勝てんわけかw
>>765 完全につっても結果の面では完敗でも当のジャンが全く心を折られてないからなぁ
心を折られてないのは、ジャンも相手が得体が知れないし5番勝負だしで、
ある程度様子見でやってたからかもね今回は
漫画的には二回連続で負けて
一気に三たてで逆転勝利かな。
このマンガなら5連敗して大谷歓喜するも、ジャンが裏で手をまわして五行を葬る展開も十分ありえるw
第二回戦の課題は「涼を呼ぶ料理」!
涼しそうな料理ではなく、うだるような暑さを撃退する――食べれば食べるほど涼しくなる料理!
ジャンは、五行の化けの皮をはいでやろうと意気込む。
そして、淡豆豆支(タントウチー)、生石膏(ショウセッコウ)、荊芥(ケイガイ)、
麻黄(マオウ)、葛根(カッコン)、梔子(シシ)と、漢方生薬ばかり選びとる。
適当なモンを混ぜたのではと揶揄されるが、ジャンは気にせず調理を続ける。
番組を見る弥一は、ジャンの知識は信用するものの、量り取った生薬の“量”に疑問を覚える…
グラグラと煮立った鍋をジャンはにんまりと見つめる。
その煮汁をこして、粥(ヅオ:オカユ)を作るようだ。
それを見た五行は(同じ材料でもっとスゴイ物を作れるがな)と唇をつりあげる。
手にした氷砂糖ひとつでも、彼の手にかかれば……
それを必死になって止める大谷。
「ハッハァ!情けねえな五行先生よ、大谷ごときに絶対絶対服従してる人間だったんだ、オドロキ〜〜!」
ジャンの挑発に、五行は鬼気たる気配を発する。
そして、ジャンの「無敵のオカユ」の正体をばらし始める。
使った生薬の効能は発汗と解熱……
だが、五行は米、氷砂糖、蓮葉(レンヨウ)だけでそれ以上の物を作れるのだ!!
石膏なんて食材になるのか…知らんかった
石膏ったってギプスに使うようなアレが食える訳じゃないよな。
>>773 漢方だと恐竜の化石でさえ使うぞ
>五行は米、氷砂糖、蓮葉(レンヨウ)だけ
なんか大前クンをハメた甘スープを彷彿とさせるな
シンプルさ、甘味の利用、体にやさしそうなモノを使っての頭脳勝ち等々
五行は実際スゴイんだろうけど絵的なインパクトに欠けるのがなあ
裏モード解禁したら凄まじい事になりそうだけどw
>裏モード解禁
ゴミ箱の中身食わされそうだw
ジャンの粥(ヅオ)は「発汗豆支粥(ファハンチーヅォ)」。
発汗と解熱作用を持つが、それは五行に読まれていた。
彼は氷砂糖と蓮葉だけで、それ以上の粥(ヅオ)を作ったらしい。
その名も「荷蓮粥(ホーイエヅォ)」。
黄緑がかった薄いクリーム色と、涼しげだ。
ジャンは相手に手の内がばれていた事に冷や汗をかきながらも、
(もっとも強烈に涼を呼ぶ料理)だと確信している。
透明感のある薄茶色の粥を怪しみながら口にする審査員達。
温かい粥で涼しくなるのだろうか?
かわいたノドを潤す、おいしい料理だが…逆にホカホカしてくる。
そう不思議がる審査員達を(バカめ!)とあざ笑うジャン。
ツツゥーと、汗が滴り落ちてくる。
この暑さにオカユでは無理もないが……異常な量だ!
そして、「さ…寒い!」と崩れ落ちる審査員達!!
「クフフッ、クハックハハッ!!クハハハハハハ、クカカカカカカーーーッッ!!」
ジャンはページをまたぐほどに笑い続ける。
これが最強の涼を呼ぶ料理!!
汗による気化熱、そして解熱剤で強制的に体温を下げさせたのだ!!
ジャン、笑いすぎだw
五行は気化熱と解熱剤以外の作用を持ってくるのかな?
ジャンやっちまったな… これで審査員を敵に回さなきゃいいんだが。
確かにテーマにはあってるのかも知れんが、こんな料理で勝つ気あるのか?
それとも勝利より五行の化けの皮はがし?
そんなキャラじゃないような気がするんだがなぁ
>>779 読者的に見れば
五行に近い無茶はできるんだという再確認にはなるな
マジックマッシュルームの件があるから見当はつくが
>>780 実はジャン、(ヤベェやり過ぎた。笑って誤魔化せ、カーカカカッ!?)とか思ってたりするかもよw
で、結局こいつらは何の勝負をしてるんだ
ジャンの料理の効果にも、五行は笑みを崩さない。
「私が今からこの審査員達を蘇生させてやる」と、「荷蓮粥(ホーイエヅォ)」を飲ませだす。
すると、みるみる顔に赤みがさし、審査員達は起き上がる!!
甘いオカユ――糖分は体力回復に欠かせない。
しかも、汗がひいて涼しくなってくる。
蓮の葉は余分な水分と熱を除き、体液が不足した部分を補う。
さらに、消化機能を高めて血液循環を活発にする。
氷砂糖は冷えすぎた体に活力を与える。
そう解説する五行を、審査員達は絶賛し、大谷は「美しい」とにやけるのだった。
そして、次も「あんな料理」なら、ジャンの料理は審査を拒否されてしまうことになった!
八方を敵に囲まれるジャンを見て、ついにキリコは会場へと向かう。
審査結果はもちろん五行の勝ち。
だが、ジャンは「うまく裏の顔を隠したじゃねえか」と、五行に向かって笑いかける……
甘いおかゆ… コーンフレークとかシリアル、って感じだろうか。
>次も「あんな料理」なら、ジャンの料理は審査を拒否されてしまうことになった!
毎回思うんだが、ジャンって性格も傲慢な上に審査員も糞とも思ってないから、よく退場にならんよな。
まあ退場とかになったら漫画的におもしろくないんだけどw
今回のジャンはちょっと不快な感じだなぁ
奇をてらう事をを意識しすぎて失敗したように見えるし、うまく手のひらで踊らされた感じだし…
3戦目でなんか逆転の自信あるのかな
やっぱジャンは審査員の評価で勝負するつもりがないんだな
今のジャンにとっての勝負というのは五行が隠してる裏の顔を引きずり出すことになってるから
>>765でも全然打ちひしがれず精神的に余裕ありまくりなんだろうな
>>785 ライスプディングとか甘いミルク粥とかもあるが
材料からするともっとおだやかな甘さなんだろうな
甘さ控えめのオシルコとかイメージした方が近いかも知れん
>>785 今回はジャンに恥かかせたいっていう大谷の意図があるから、退場にすることはないだろうな
けどTV的に放送事故、例えば血が出たり、人が倒れたり、ヤンやキリコがポロリしたら番組中止になるんじゃないか?
>ヤンやキリコがポロリ
それは望むところだ!www
…が、惜しむべくは今回ヤンもキリコも手助けできないんだよな…
小此木が協力した衣装は…大会前に仕込んでたか
今回の五行の料理、「冷えすぎた体に活力を与える」とか、ジャンの料理を予測してないと意味がないな
大前の時みたいに、先に飲ませたらよかったのに
「裏の顔」を指摘された五行は、笑ってとぼける。
「発汗解熱のオカユはおまえが作るはずだった!」と言うジャンは、「もうおまえは勝てねえよ、カカカカカーーーッ」と続ける。
三回戦は「スタミナ料理」だが、始まる直前、いきなり大粒の夕立が!
テントのないステージでは、一時中断するしかない。
控え室に戻った五行をおおはしゃぎで迎える大谷だったが、五行はそう楽観視していない。
発汗解熱のオカユで先手を打たれたこと――しかも、中途ハンパな腕前のガキが……
「不愉快だぜ!このまま勝つだけじゃすませたくなくなった……」
慌てて「裏の顔は出したらアカンで!!」と止める大谷の前に、キリコが現れた。
彼らの会話に疑問を覚えつつも、ジャンの代わりに跡取りである自分が戦おうと申し出る。
五行はどちらが相手でも、あるいは二人がかりでもかまわないと、微笑みながら手を差し出す。
その殺気に、反射的に身を引くキリコ。
そこに現れた小此木たちに八つ当たりするキリコを見て、五行たちは「とりこんできたようだね」と去っていく。
小此木からジャンの居場所を聞いたキリコは、控え室へと乱入する。
ちょうどトランクスを脱いだところだった……
顔を赤らめつつ、じっと一点を見つめるキリコと楊。
銀座からタクシーで裸を見に来るとは、筋金入りのスケベだと揶揄されてしまう。
キリコは仕切りなおして、選手交代を申し出る。
だが、相手はわざわざ人を誘い出す「仏跳牆(フォチャオチャン)」や、
ジャンの料理の治療薬としての「荷蓮粥(ホーイエヅォ)」を出すヤツだ。
それは、勝つためだけの料理!
しかも、ヤツは料理人じゃない!
雨が上がって、三回戦の始まり!!!
バルルン!バルバルバル!とジャンが現れる――チェーンソーを手にして!!
野郎(ジャン)のヌードなんか誰得www
チッ、西条のウスノロめ!こんなんならヤンかキリコのヌードか着替えシーンを描きゃよかったんだ!
お前、元エロマンガ家だろうに!
…さて。ラストのジャン、ついにキレてチェーンソーで五行をバラそうというのか、ジェイソンみたいに!?
五行を料理人じゃないって言ってるから
あくまで料理人の範疇で発刊冷却粥みたいなことをやるんだろう
普通に食材バラすとかだろ
ハトの血思い出すなあ
まさか、ジャンがポロリをするとはwww
西条は一体何を考えているんだwwwww
>>793 チェーンソー振り回すのはレザーフェイスであってジェイソンではないぞ。
っていうかジャンはしゃぎすぎだろうwwww
おおっぴらにチェーンソー振り回せたら、はしゃぎたくなるだろjk
けどジャンはパフォーマンスは派手でも、料理は意外と普通に美味そうだからな。
チェーンソーで肉とかばらすのはフェイントで秘伝のスタミナニンニクだれとか出すかも。
……お昼焼き肉にするかな
チェーンソーを振りまわして文字通り呵々大笑するジャンを見て、五行は唇をかむ。
ジャンの行動と、課題の内容と、二重に不愉快だ。
そもそも、夏になる前に夏に負けない体を作るのが医食同源の考え方だ。
五行が鮮魚コーナーで選んだ魚に注目する観客たち。
その反応ににんまりする五行だが、ジャンに「そいつは魚厥魚(ケツギョ)だな」と言われて眉間にしわが走る。
「中国産の淡水魚!ハタの仲間で身は柔らかく、美味な高級魚…へ〜これを使うのか」
いつの間にか近づいたジャンに驚くと、足払いをかけられてしまった!
「あー悪ィ!思ったよりオレの足って長いな、ハハハ。地面に落ちた魚なんか使うなよ、食中毒は怖いからな!」
歯噛みする五行を心配する司会者だが、舌打ち一つで済ます五行に安心する。
そして、ついにジャンが料理を始める。
選んだのはアバラ骨のついた豚肉の塊で、「ハァッ!!!」と気合を入れて背骨を叩き切る!?
もちろん、小骨を五行へと飛ばすことも忘れない。
そして、背骨だけを中華鍋へ…
小此木はトンコツスープだと納得しているが、ジャンはすぐに鍋からあげ、ズルルルルンと脊髄を抜き出す!
(あんなガキが脊髄に目を付けるとはな、全くもって不愉快だ!)
そう考える五行に、ジャンは「手が止まってるぞ」と指摘する。
五行はジャンの料理が読めないが、ジャンは読める――
そう追い打ちをかけられて、五行の額に血管が浮き出る。
その場から立ち去ったジャンは、スッポンを取り出して首を一刀両断、生き血をしぼりだす!
「実は脊髄はメインじゃない。料理の主役はこのスッポンさ!カカカカカーーッ!!」
チェーンソーは骨を切る為の物だったのか。
小骨を五行に飛ばすのはいいが、あんな重くて危ないモンでそんな事したら手元狂いそうで怖いw
脊髄は…食った事ないな。魚のなら食った事あるが。
機能が似てるから、味も脳味噌みたいなのかな?
食べたことないけど。
チェーンソーがエンジンで動いてるなら、臭いがひどいような…
それも相手を妨害する作戦?
しかしイキイキとして嫌がらせするなあこいつ
>あんな重くて危ないモンでそんな事したら
まあジャンはジイチャンにシゴかれまくってて筋力持久力もあるし
両腕骨折しててもへらず口たたけるくらいのタフネスもあるからな
五行がジャンの料理を予想して、それに勝てそうな料理を作るから
五行が読めないようにメインを後から出したのか
一応嫌がらせがしたいだけじゃなく、勝つ為に色々考えてるんだな
嫌がらせしまくるジャン輝いてるな。実に活き活きしとるww
>>800 実際食肉工場でも似たような期待で牛豚バラしてるから問題ないんじゃね
この悪役対決面白いね。
キリコとかより五行の方がよっぽどキャラ立ちしてると思う。
今後ライバルポジションでレギュラーになると良いな。
806 :
マロン名無しさん:2011/10/07(金) 12:37:14.28 ID:0r/MyEDI
五行の裏の顔を暴くためって好意的に解釈したくても
スッボンの血を搾る時の顔があんまりすぎるw
本当珍しい主人公だわ
しかしスタミナ料理でスッボンてベタベタじゃないか?
何か五行の裏をかく手があるのか?
ジャンのメインは、先に用意をした脊髄ではない!
このかく乱に、五行は苦虫をかみつぶしたような顔になる。
ジャンはあっという間にスッポンをさばき、ネギ・ショウガと共に煮始める。
スッポンの肉には蛋白質・脂肪・カルシウム・リン・鉄・ビタミン、背中の中骨にはリン・カルシウム・ニカワ・ケラチンが豊富にある。
増血作用・スタミナ強化のかたまりだと、楊は太鼓判を押す。
しかも、その栄養を余すとこなく食べるには、弱火で煮込んだスープが一番。
「確かにこれはこってこてのスタミナ料理やな」
一方キリコは沈黙を続ける。
ジャンは続いて脊髄を入れる。
同じ効能を持つものが合わさり、ダブルでスタミナ倍増!
お玉ですくうと、トローー…ポトンと蕩ける――「よし!こいつはすごいぜ!!」
味見したジャンの感想に、観客は釘付けだ。
ちなみに、フランス料理では牛の脊髄を「モアル」と言って珍重している。
対する五行は鬼気迫る包丁さばきを見せていた。
(この魚厥魚(ケツギョ)を料理しちまえば、勝負にケリがつくんだ!
ストレスがたまるだけの神様ヅラした料理はもううんざりだ。これで終わりにしてやる!)
苛立ちが露わになるが、さらにジャンに料理の手順をばらされてしまう。
ペースト状のナツメ、ラードと砂糖を混ぜた“あん”を薄切りにした魚厥魚で巻き、油で揚げる。
ジャンの予想通りの手順では、優等生すぎて勝てない!!!
見かねた大谷が、司会を使って黙らせようとする。
それに同調する観客だったが、ジャンは観客席へと乱入!
運営側が取り押さえようと騒動になる。
その隙に、五行は小さな花のようなものを取り出し、料理の中へ…
花のようないい香りが漂う。
それに気付いたジャンに向かい、五行が汗をかきながらにやつく。
「観客と騒いで私に注意してなかったおまえが悪いんだよ!これで三回戦も私の勝ちだ!!!」
ジャン側のひっかけから見ても
五行側の内面から見ても
展開上のパターン(5番勝負で主人公側2敗)からみても
ありとあらゆる点で五行の負けにしか見えん
まあ料理どうこうじゃなくて展開的に五行の負けだな
んで4回戦でちょっと裏モード入ってギリギリ五行の負けくらいで
5回戦で裏モード全開どっちが勝つかって感じかな?
五行ちゃんもしかして後出しジャンケン的な勝負しか出来ないのか
最終戦は五行は人肉料理とか出しそうだな
それで放送も判定もできなくなってうやむやに終わりそう
>味見したジャンの感想に
>対する五行は鬼気迫る包丁さばきを
試合開始前のやり取りは結局双方ノーダメージだったのか
>>811 誰の人肉出すつもりだよ…素材はやはり大谷か?
ククールをバッチリがんばれにしてたら
メディばあさんの家の中でシャイニングボウ使いやがった
ゼシカはイオナズン連発してるし、家を壊す気かよwww
815 :
814:2011/10/08(土) 12:58:12.43 ID:???
やべw
すげぇ誤爆ったwww
すみませんorz
誤爆乙
なあに、昔のバンプレのコンパチゲームに比べたらマシだw
建物の中でガンダムや怪獣達が暴れまくるんだぞ?w
このマンガもゲーム化したら料理そっちのけで食材ごと相手を倒す格闘ゲーム扱いされそうだな
(なんかそういうゲームあったような気がするがw)
ところで、
>>814ってなんの誤爆だろう?
イオナズンとか言ってるからドラクエの事なのかなとも思ったんだが、
ククールやゼシカって誰?
花のような、香水のようないい香りのもとは、五行が入れた「勝つための答え」!?
秋山を罵る望月達だったが、「なにを言ってもあとの祭――アフター・フェスティバル」だと李は呟く。
いよいよ審査が始まる。
まずは先に運んだ五行の「棗泥桂魚(ザオニークエイユイ:魚厥魚のナツメ巻き揚げ)」から。
魚の上には白い粉が……しかも、ところどころに赤っぽい物が混じっている。
一口かじると、ズオンと衝撃が走る――「あ…甘い!」
かかっている砂糖と、ナツメあんでできた甘い魚料理!?
そして、香りを放つ赤っぽい物とは、「王攵瑰糖(メイクイタン:ハマナスの花の砂糖漬け」!
バラ科の高貴な芳香の利用は、日本ではなじみがないとはいえ、中華料理では珍しくない。
甘さと香りのダブルショック!!
もっとも、ドーナツのように揚げものと砂糖は実によく合うのだ。
この料理は消化機能を高め、血液を補って活性化させる!
砂糖は素早く吸収されて、エネルギーに。
だが、五行の狙いはそれだけではない。
甘い物による満腹感で、ジャンの料理を食べられなくなるはずだ!
だが、ジャンは「それで終わりか!?」と笑いだす。
五行を突き飛ばして、「補髄湯(プースゥイタン:スッポンと豚の脊髄のスープ)」を並べる。
ズズッと飲む、審査員は驚きの叫びをあげる――「ほわぁお!」
アフター・フェスティバル……
あんた、中国人でしょうにw
アフターフェスティバルてwwww
これまでの五行の料理の中で今のところこれが一番食ってみたい
アフターカーニバルじゃないのかよw
最後の「ほわぁお!」もワラタww
審査員めちゃめちゃ喜んでいるけど、甘い物による満腹感どこいったんだよwww
つーか甘い粥に甘い魚の後だから、ジャンの鍋が口直しになってかえって評価高くなるんじゃ?
>>824 なるほどな
五行は料理だけでなく
考えも甘かったわけだな
こういう料理勝負で気になるんだけど
審査員は一品料理×数人を食って満腹感どうなんだろ。
普通に考えれば一口、二口で審査だろうけどどう見ても料理ほとんど食ってるよな。
スタッフがおいしく嘔吐しました
大前孝太・鰻と蓮根のココナッツミルク炒めとジャンの鼈スープ、なぜ差がついたか、慢心、環境の違い
……あれ?w
まあこってりしたウナギ料理(しかも冷めた奴)とスープじゃ、結果も違ってくるわな
そもそも脊髄もスッポンも食ったことないから
あのスープがサッパリしてるのかこってりしてるのかも想像つかん。
こってりしてたら二口目からきつくなるんだろうか?
味見させたら応援してやるって観客がいたけどそいつの気持ちが良くわかる。
審査員が五行の料理を食べている頃――ジャンはこっそり自身の料理に白い粉を入れていた。
五行の甘い揚げ魚、「棗泥桂魚(ザオニークエイユイ)」は絶賛されている!
その後に続く、ジャンの「濃厚でくどい料理」は不評になるはず…
しかも、その料理には「カンジンな物」が入れられないと五行はほくそ笑む。
だが、審査員たちが脊髄を飲むと「ほわぁお!?」と声を漏らす。
女優の千川あかねも、「いよっしゃあーーッ、だわよ!これ――」と叫ぶ。
口の中でとろーりとする、すごくなめらかな舌ざわり!
これはコラーゲン、上質のゼラチンのかたまり!!
そして、メインのスッポンは思わず立ち上がるほど。
肉はやわらかくプリプリ、しかものどにスゥーっと入る上品な味だ。
夏にスッポンとは安易だが、やはりいいものだ。
かの中国女子陸上の“馬家(マー)軍団”の強さの秘訣。
腎機能を高め、スタミナ強化、造血作用に優れている。
しかも、骨を作り老化防止になるコラーゲンと合わせたことで、活力をみなぎらせる!!!
そう解説する審査員を受けて、ざわめく観客たち。
今回はまともな料理を作ったのか!?
だが、ジャンのスープには“塩”を使っていなかったと五行は安心しきっている。
そもそも、「補髄湯(プースゥイタン)」には栄養を水に出し切る料理だから、塩は入れない。
味を引き締める塩がなければ、甘い料理の後では気持ち悪くなるだけ。
「クククククク」と五行は笑う。
「塩加減もちょうどいいし―――」
審査員の言葉に、五行はたちつくす。
思わず彼らのスープを奪い、確認する。
「これは「秋山式」補髄湯さ!塩を入れたのはてめえに勝つためさ、腎機能だの補髄湯のセオリーなんか知るもんか!!
カカカカカーーーッ、まんまとひっかかりやがった!おまえがこっちを観察してる事は知ってんだよ!」
しかも、塩を入れた補髄湯の後では、五行の料理の甘さに耐えられない!
(あいつ、調理終了後に塩をいれたんだ、あの反則ヤロー!)と唇をかむキリコ。
五行の料理を吐き出してしまう審査員たちの前で、ジャンは五行に耳打ちする。
「紙一重でバーカ!」
>いよっしゃあーーッ、だわよ!
これに全てのインパクト持って行かれたwww
つまり栄養学的にはダメだけど味としては美味しいって事か。
審査員に栄養学の先生いないから使える手だな。
>>834 栄養学の先生が審査員ってwww
この料理は美味しいけどビタミンが足りないから3点とか言うのかよwww
五禁の理論で塩がダメなだけで、栄養学的には問題ないんじゃないの?
ちょこっと塩を入れただけで栄養素が壊れるとも思えんしな
あの程度で栄養学的に問題が出るなら、世の中のほとんどの料理は、栄養的に問題しかなくなる
単純にセオリー無視と反則技(気づかれてないから問題ないともいえるが)に
余裕ぶっこいてた五行が見事騙されたって形だろう
>>833 先週と合わせたら3回叫んだ「ほわぉお」もインパクトあったんだけどなw
4回戦からは余裕なしのぶち切れた五行がみれるのかな?
常時、怒髪天を衝く状態の五行だけど、さらに髪の毛が逆立って金色になったりしてwww
秋山よくやったとは思わないが
五行ざまあみろとは思うな
1回戦の醤 勝負に負け、精神的にも負け
2回戦の醤 勝負に負け、精神的には勝ち(五行の手の内を見るためという感じで、負けも作戦通りという態度)
3回戦の醤 勝負に勝ち、精神的にも勝ち
とくると、次は醤が勝負には勝つが、精神的には負けを認めるような展開かな。
それで両者対等にならんだところでラスト5回戦
>826
醤のスープを飲んだ後に五行の料理を食べなおしているから、全部食べてるっぽい。
そうなると結構な量食べるわけだから、4回戦5回戦は審査員にどれだけ食べさせるかが
勝負のカギかもな。
三回戦はジャンの勝利!!
ジャンは「まさかオレに三連勝するつもりじゃなかったんだろうな」と挑発する。
(なんてザマだ、こんなガキにあしらわれるとは…絶対に許せなくなっちまったぜ〜)と、五行は血走った眼を見開く。
第四回戦の課題は「不老長寿料理」!?
薬膳の知識と経験がモノを言う――ジャンには圧倒的に不利な課題!
だが、本人は「問題ないぜ」とやる気を見せる。
秋山の料理に不可能はない!
対する五行も、自身の全力・薬膳の真髄を見せるつもりだ。
観客も、最前列へとなだれ込む…
ジャンが選んだのは、なんと「蛤虫介(ハーハイ:中国産の大ヤモリ)」!
その選択に、観客は悲鳴を上げる。
だが、ジャンは意に介さず――続いてサソリを選ぶ!?
「カカカカカーーッ、このオレが最高の不老長寿料理を作ってやるぜ!」
「誰がそんなゲテモノ食べるんだよ」と罵る望月だったが、李は「素材の選び方はいい!」とジャンを肯定する。
漢の武帝が求めた不老長寿の食材は、ザクロ・ゴマ・ブドウなど。
清の西太后は死の直前までスッポンのスープを飲んだ……
そして、かつての中国には、医者よりも位の高い「食医」がいたくらいだ。
だが、現代ではただ珍しい物を出すだけではなく、成分と効能を理解したうえでどういう料理に仕上げるのかが問題だ。
一方、五行はテレビ局のスタッフにドラム缶を用意させていた。
手にした食材は、生きている赤ウミガメとツル。
「キシッ、キシシッ、キシシシシッ!」と笑うと、あっという間にウミガメをさばく――ジャンよりも速い!
だが、羽をむしるのに時間がかかるツルはどうするのか?
まず、五行は血抜きを始める。
「カウカウ〜」とツルは鳴いて暴れるが、ドラム缶に入れれば血が飛び散らない。
しかも、翼がぶつかって余計暴れるおかげで、勢いよく血が流れる。
また、足と首の血管へ正確に包丁を入れて逆さ吊りにすれば、一気に空気が流れ込んで血を押し出す。
続いて、ツルをもうひとつのドラム缶に入れてから引き上げると、なんとツルが真っ黒になっていた!?
司会者は五行に説明を求めるが「ギ…ギシャシャシャシャーーッ」と笑うだけ!
笑いながら羽根をむしる――羽根がコールタールで固まっていた!
その技術に魅了客を見て、ジャンも五行も意外な技で注目を集めて旨い料理を作っている――二人は同じタイプだと小此木は感じていた。
五行はジャンに向かい、「……おまえは許さない!絶対だ!」とニタリとする。
「いいとも!許さないとどうなるか教えてくれよカカカカカーーッ!」
クロサイの角と、琥珀色の四角い物体を持ったジャンが嘲笑う……
久々の望月ざまぁwww
で、ラストのあの琥珀色の四角い物は何?
まんま琥珀とか?
>「誰がそんなゲテモノ食べるんだよ」と罵る望月だったが、李は「素材の選び方はいい!」とジャンを肯定する。
この場にいない人が多くて良かったな望月
ジャンがいたら「お前らみたいな凡人に〜」とかどうのこうの言われバカにされるし
弥一がいたら「見た目だけで考えているからダメなんだ」とか言われるだろうし
睦十がいたら杖で突かれた上に「このタワケ」と罵られてたな
コールタールに浸けた食材なんか食って大丈夫なのか。絶対臭いとか取れねーぞ。
/ \ / ヽ く ク _l__ __l_ , _
| ● (_人_) ● | ∠ lエ| 、ノ ヽ| |
ヽ_ ) ) ) )ノ 小 |_, 人 ._| ヽ ー
/:::::( (:|ヽ/Vヽl:( (:i (;#ヽ
|::::|::>:| ハ |::<:.!| ヽ\ 二ノ┬ _ヽ.- __/ ヽ ,
|::::|::::ヽ| リ |:/::|| ||`' = ‐┼ _ヽ / ̄ l | | ・ ・ ・
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ロ | (_ (⌒jヽ レ
| |  ̄
| | く ク _l__ __l_ , _ __l_ヽヽ
| | ∠ lエ| 、ノ ヽ| | | -‐
| | 小 |_, 人 ._| ヽ ー ノ ー
早業で臭いがつく前にやってんじゃないの
>ジャンには圧倒的に不利な課題!
ハイ、五行の負けフラグ来ました。
けどジャンの素材は大やもりにサソリ、五行は鶴亀で不老長寿に合せてても片方コールタール漬けだし
…これ審査員、罰ゲームじゃね?
聖人ぶってたやつが、いきなりキシキシ笑い始めたら怖いな…
展開的には今度も五行の負けだろうけど、本気を出して負けってのはな。
大谷が心配してたように、裏の顔を出すとかえってマズイ理由があるのか?
コールタール臭の解決法は気になるね。
裏の顔を出すデメリットはジャンのお粥みたいに人を人とも思わない料理出すとかじゃないかな?
それで自滅しちゃうとか。
>>851 そんくらい大丈夫だろ
貝のガソリン焼きだってガソリンの成分やニオイは残らんのだから
ジャンのオカユは、強制的に体温を下げたから……
それを不老長寿Verで考えると、体中をガン細胞にして無理矢理老化を止める?
さすがにこれはないなぁ
「今死ねばこれ以上トシも取らないだろカカカカーーッ!」
確かにコールタールには発ガン性物質が含まれてるからな・・・
「オレにはこれがある!おまえごときにやられはしないぜ」
そう宣言するジャンが手にしているのは、クロサイの角と琥珀色の四角い物体…いったい何なのか?
テレビで観戦していた五番町の面々の前に、睦十がやってくる。
「おい弥一、アレないか、アレ――」と言いながら、鉛筆を削るような手つきをしている。
「アレって――コレのことですか?十五年物の紹興酒と一緒に毎晩飲んでるヤツですが?」
アレとか、コレとか、二人にしか分からないが――その形状を聞いて皆が気づく。
ソレは、テレビの中のジャンが手にしている物!
「これは『龍の涙』!不老長寿を願う人にとっての救世主だ」
それを聞いて、睦十は血相を変える。
「それだ!それはワシのじゃあーーッッ!」
会長室から盗まれた「龍の涙」は、簡単に手に入るシロモノではないので、李も聞いた事がない。
あまりに貴重なため、入手はおろか世の話題にすらのぼらない。
だが、その効能が世に知れたら、皆血みどろになっても奪いあうだろう――
「世界に不老長寿をうたった物は数あれど、真の不老長寿はこの『龍の涙』なり!近くば寄って目にも見よ!!カカカカカ!!」
『龍の涙』を掲げて見栄を切るジャンに、思わず噴き出す観客だったが、
「ひと削り一年!他のうさん臭いまがいモノとは違うんだ!」と、一喝されて沈黙してしまう。
そこに、本当に寿命がのびるのかと80歳の組長がやって来た。
まだまだ死ぬ訳にはいかない身、ひと削りでもめぐんでほしい……
しばし考えたジャンは、ひとかけら切りだすと、組長の頭を叩いて飲み込ませる!
いきり立つ組長の供だったが、「ちゃんと飲ませてやったぞ」とジャンは気にしない。
これで30年、うまく養生すれば40年くらい生きられる。
だが、観客はまだ信用していない。
ところが、司会者の発表を聞いて態度を一変させる。
「不老長寿の妙薬、『龍の涙』!結論から言います。アレは本物です!!!」
クジラの分泌物らしいが、どこも扱っていないので詳しい事は分からない。
だが、その値段は100gで100万円以上する!!
「ウオオーーッ、そんなありがたい物を飲み込んだんでは、すぐには死ねねーぜ、もったいねえ!」と、組長はツエを投げ捨てて去っていく。
「どうだ五行!オレの不老長寿料理は誰にも負けねーんだよ」
そして、彼が持ち出した朝鮮ニンジンをありきたりだと否定する。
しかし、キリコは20年物以上のいい人参だと警戒する。
そもそも、朝鮮人参は漢方薬の代表。
土の中の希元素や栄養を吸収しつくすため、他の人参を枯らすだけでなく、その土地では何十年も人参が育たなくなる。
主成分はサポニンで、副腎皮質ホルモンの分泌を高め、ストレスを減らし、血圧を正常に保つ。
「キシャシャシャーー、笑わせるぜ!オレの作るツルとカメと朝鮮人参の三位一体の料理こそが完全なる不老長寿料理なんだよ!!」
しかも「龍の涙」の正体をバラせば、ジャンは勝てない!
ころころ態度を変える観客だな…
しかし、正体が解らないのに「本物です」ってどうなんだ
そういう漢方薬があるってことだけにかかってるのか?
つーか、ジャンはこのためにわざわざジジイから龍の涙かっぱらってきたのか?
使うかどうかも分からないのに。
龍の涙の正体ねえ。
くじらのどこそこの分泌物で栄養価がどうのこうのってばらすのかな。
ああいうものって不思議なものに見えるからすごいんでそこらへん丸裸にすればいいと言う事かな。
>>859 テーマが判らないのに8時間煮込んだ仏跳牆を用意してた五行に比べれば…
>>860 けど睦十があそこまで血相変えた上に、皆血みどろになっても奪いあうだろうって言ってるしなあ。
それなりの効能があるのかも。
プラシーボ効果にしても効きすぎくらい信じきった組長を俺達も信じようぜwww
睦十があの歳でマッチョなのは龍の涙のおかげか。
>>861 現代科学で効能が証明されてれば実際に話題になってるだろ
プラシーボ効果や、ハッタリ・評判などの付帯状況も料理をおいしく味わうことに繋がるからな
五行が余裕こいてるのもハッタリを崩せるからだろ
つっても、冷静に考えればそれほど大したものでもないハトの血デザートを
あれだけ熱狂させたジャンのハッタリというか演出能力は相当ののものだからなあ
話の都合上ほぼ負けが決まってる五行のハッタリ崩しがそこまで効くとも思えん
希少なもんなら検証自体が難しいんだろ。
万一、科学的に検証するから寄越せって言う連中がいても価値ある物なら手放す奴は居ないだろうし。
漢方だと組み合わせ的なものもあるから、ますます検証は難しいんじゃない。
睦十みたいに十五年物の紹興酒と一緒に飲まないと駄目とか。
そもそも正体は何なんだろうな。イッカククジラの角とか珍しそううだけどそれなら『龍の角』って言うよな。
おれは何よりあのジジイ登場に不自然さを感じた
普通スタッフが止めるだろうに
やらせ
はさすがにしないよな、いくらTV局が敵に回ってるといっても。
それにジャンに有利なことだし
じゃあジャンの親戚一同での小芝居だな
顔つき、態度からして間違いない。
五行が「龍の涙」の正体を知っている以上、ジャンに勝ち目はないのだろうか?
彼は再び調理へと戻る。
斧を手に、ツルを一刀両断!
大型の鳥には、包丁よりも適しているからだ。
さて、ウミガメは甲羅をはがしてブツ切りにして湯通しした。
それからショウ油と酒で下味をつけた後、油通しし、一瞬で旨みを閉じ込めた。
朝鮮人参は上湯(シャンタン)スープで柔らかく戻してからブツ切り。
ツルではコールタール、オノを使い見せ場を作る。
これらをどうまとめるのか?
五行はヒタヒタのスープで煮始める――“炒め煮”できた!
対するジャンは大ヤモリを油通しし、豆鼓(トウチー:大豆や黒豆の発酵調味料)で炒めている。
その時、楊は大ヤモリの下味に使った酒に驚く。
「あれは――ヤモリの酒にトラの骨の酒、それにひょっとして恐竜の化石の酒(竜骨酒)?」
キリコは他に用意された物――断崖絶壁にしか生えない幻のキノコ「岩茸」に驚いている。
まるで珍品奇品のオンパレードだ。
続いて黒サイの角を削ってすり潰す。
いよいよ取り出した「龍の涙」も一気に削り始め、鍋の中へ。
調理終了の銅鑼が鳴る。
五行は「お先にどうぞ!」と笑みを浮かべる。
珍品づくしのジャンの料理を嬉しそうに食べ始めた審査員に、五行が水をさす。
「龍のフン」
これは「龍の涙」の別名――正確には「クジラの胆石」!
結局はカルシウムの塊で、卵のカラと同じ!
「ムダな秘宝、それがおまえの料理の真相だよ、シャッシャッシャッ」
胆石かよ!そりゃめったにお目にかかれないはずだ
骨に浸した酒も、恐竜じゃなくてもいいのかな?
漢方薬では、化石の代理で貝を使ったりするらしいけど、
効能が落ちるらしい。
睦十のジジイがすごい勢いでdisられてないか?
何というか、本当に珍しいだけだな
多少他の成分も入っているだろうけど
龍の涙は五行の言う通りカルシウムの塊なんだろうし
食いたいか食いたくないか聞かれると
血の卵ほどの魅力は無いなあ、個人的な感想かも知れないけど
>872
確かにw。「龍のフン」「ムダな秘宝」と言われたときの、睦十と周りの顔が見てみたい。
しかし、龍の涙をしこたま使われた睦十の寿命がショックで縮むのは確実として
逆に、この料理がここが不老長寿ってのもわからんな。>873の言うように材料が珍しいだけだし。
不老長寿の効果なんて見て判るもんじゃないってのは確かだろうけど、それにしてもなあ…。
本当の不老長寿の料理って毎日食えて体にいいもんだと思う。
でも、そんなんテレビ映えするわけないからジャンみたく本当は寿命それほど延びないだろうけど
食ったら延びそうな気がする珍しい料理でいいと思う。
>872、874
ミスターが「龍のフン〜?げ〜〜、ぺっぺっぺっ!」とか睦十の隣で言いそうW
そして睦十(と、ついでに弥一にも)ボコにされるんですね、わかりすぎますwww
まあでも科学万能ってわけじゃない
プラシーボ効果ももちろんあるだろうけど
価額で割りきれないグレーな部分での効能は完全否定できるものじゃないからな
漢方とか科学的には?だけど
実際効いたりするとかいうしねー
そういえば前回の組長、ショックでお亡くなりになってないだろうか。心配ですw
カルシウムの塊なら普通に体には良いだろう
同じカルシウムなら煮干しとか使えばいいんだろうが、
効果とインパクトはこっちが絶大なんだろうな
牛の胆石も漢方薬として結構強力らしいよ。
だったら鯨の胆石だって効能あるんじゃない?
牛のフン
「龍の涙」が胆石だと聞き、動揺する審査員たちだが、ジャンに「やかましい!!!」と一喝されてしまった。
たしかに胆石だが、効き目があればどんな材料でも使うのがジャンだ。
「オレにおまえらのような常識があるわけないだろう、わかったかバカタレ!!!」
「食わずに審査はできねーだろ」と言われ、思い切ってジャンの「長寿回春(チョンソホイシュン)」を口にする審査員たち。
観客に同情されるが…思わず箸が進む!
大ヤモリは凝縮された肉質で、弾力のある地鶏のようだ。
シャキッとしたエシャロットはこれをひき立てる。
「確かに本国では、強力な精力剤として使われている」と、審査員の江は納得する。
さらに、プリッとした触感の岩茸はミネラルに富んでいて抗ガン作用もある。
また、オレンジ色の金針花(キンシンホワ)もいい色どりになるが、鉄分をホウレンソウの20倍も含んでいる。
そして、サソリもそのシャワシャワとした歯ごたえが好評だ。
「すごくカルいスナック菓子みたい〜〜」
玉海山関はおかわりまで求める。
サソリの毒は血液に入ると神経に作用するが、食べれば満漢全席に入っていたほどの妙薬になる。
解熱作用のある黒サイの角、「龍の涙」を使うのも、それらの効能のため――
「ゲテモノ料理だなんてとんでもない。これは大変格調の高い料理ですぞ」
気がつくと、審査員達は鼻血を噴き出していた!?
血行が良くなり、体中に力がみなぎる!
玉海山関は四股を踏んで会場を揺らし、100歳まで現役で綱をはると宣言。
他の審査員もこの生命力ならば、それぞれの希望をかなえられると喜ぶ。
ジャンの料理には、珍奇なもので目奪い、素材の力をフル活用する二段構えの効能がある!
美食・長寿を求める欲望の塊のような人間こそがこの料理にふさわしい。
「なぜなら、その欲望こそが長生きの原動力だからだ!!!」
しかし、五行はこれを「見事なハッタリ」だと評する。
「次はオレの番だ。見せてやるぜ、真の不老長寿料理「如意瑞鳳」をな!キシシシシシッ!!」
力みながら鼻血を出す描写、まるでドラゴンボールで悟空がSサイヤ人化した時に鼻血を出してるような感じでワラタw
ジャン的には生きるための活力と欲望ってのがイコールなんだろうな
これはいい裏切り方
873の珍しいだけの料理だなって発言は撤回するわ
美味しくて栄養のある料理か、テーマにも沿ってるし
あれだけ美味しいとか格調高いとか言われると食いたくなる
>「オレにおまえらのような常識があるわけないだろう、わかったかバカタレ!!!」
この発言もいいなw いかにもジャンらしいよw
解熱作用とか、結構理詰めだな
初歩の同種同食をやってたのは、相手を油断させるためだったのかな?
とりあえずサソリが一番たべてみたい。
が、あの鼻血はサソリの毒のせいってオチは無いよな。
>>881-882 科学分析が全てじゃないからな。
仮に成分分析の結果をあの場で発表されたとしても
現実問題として不老長寿のアイテムとして高価に取引されてるレアな品を
機会があるなら食ってみたいと思うのが人の情だろうからな
ジャンも元々成分の薬効なんてそれほどあてにしてないだろ
ハトの血デザートと同じで、関心を引く事も料理の美味さを引き立てる一環だという事がジャンは分かってるってことだろう
けど、五行のほうは随分と余裕があるな。
裏の顔を出したからジャンみたいに鼻血どころか、汗や涙は噴出す、血管も浮き出る、下半身まで元気にっ!
ってぐらい異常な強壮効果がある料理をだしてくるとか?
...絵面的には、かなりイヤだ。
単純に効能がもっと強いだと五行の勝ちだから、別方向から攻めて失敗するんだろう。
五行の料理とは、鶴と亀と人参からなる三位一体の伝統的不老長寿料理、100%力を開放した五行膳!
鶴と亀を「鳳凰」と「端」に見立て、それぞれの彫り物をそえている――正統派で上品な見た目だ。
五行は黒い笑みを浮かべつつ、この「如意瑞鳳」を審査員に差し出す。
その香りは審査員たちの食欲を誘う。
その海亀の肉は煮込んでいるため柔らかく、臭みも消えている。
また、「八珍」の一つでもある鶴の肉はかめばかむほど味がしみ出てくる。
また、滋養のある朝鮮人参と合わせて、海・山・陸の三味がまとまっている。
だが、審査員はただ食べ続けるだけで、何も批評しない…?
なんと、手が止まらない!
「手が…手が勝手に口の中に料理を詰め込む……!!」
唖然とする一同。
「シャッシャッシャッシャーーッ!」と五行は哄笑し、自身料理を解説する。
これは、香りで食欲を支配した一回戦の仏跳牆(フオテャオチャン)のように、
味覚が脳を刺激して強制的に不足している栄養を補う料理!!
「本人の意思とは無関係にな!!!シャッシャッシャッシャーーッ!」
突然、審査員達の手が止まる。
ボナパルトはまだ食べ続けているようだが…
十分な栄養が取れれば、手が止まるらしい。
だが、この料理は人体実験の薬のようだとキリコは否定的だ。
ジャンの料理を食べても、不足しているものがまだあったと五行は宣言する。
「真の不老長寿料理とは、誰がどう食っても長生きしてしまう料理のことさ!」
(あかんでえ!!冷静なフリはしていても、ブチ切れていたんや。
あれでは100%どころか150%…いや、200%の五行膳やんか!!!)と、大谷は狼狽する…
五行の今度の料理はすごそうだけど、なんか色々とやばくね?
なんかこれが原因で負けそうな気がする
ボナバルトはコメディアンらしく、もっといいリアクションすればいいのにもったいない。
食ってるほうは拷問じゃねえかwww
ああ、わかった、あれだ!
エサを無理矢理喰わされるフォアグラ用のガチョウだ!
これってチンピラが生ゴミ食ってるのを穏やかにしただけじゃん
展開的にも負けるだろうって予想してたけど、これはwww。
体に足りないものを欲しがる、うまく感じるのは聞いたことあるけど、途中から審査員完全に嫌がってるし。
あかんでえ!!って言ってる大谷やちょっとキョドってる司会者に比べて
勝ち誇ってる五行が、なんていうか、もう、ね…。
これで「勝ったな!」とか「ジャンの負けだ」とか言ってたら完璧だったのに。
ここで生ゴミ強制食わせ能力発動か
あれだけのチート能力なのに負け要因にしか見えないのが悲惨すぎるw
やっぱり五行の負けは予定調和かw
>>839のバランスで行けば秋山が内心感服するような内容で負けてほしかったが
それもないな
このままだと五本勝負が締まりがないんで
五行が切れて大谷ボゴって試合形式が変わるくらいのことをしないとダメだな
>試合形式が変わる
お互いの料理を食べて、最後に立っていたほうの勝ち。
>>896 あんまり審査員の個性が出てないよなぁ
大ヤモリを本国で食べてた江も、食べるまで納得してない感じだったし。
というか、今まで0対5しか出てない?
今回、ボナパルトがよく食べてたし、4対1ぐらいになるかも。
江も凄い料理だと感心していたし、3対2の僅差で勝つとか?
それなら醤も完全に勝ったと思わず、
>>839のバランスになるんじゃ。
不老長寿料理とは、食べた人間の寿命をのばすもの――死にたい人間ですら!!
全てにおいて勝っている「如意瑞鳳」相手では、「鼻血をふきだす珍品料理」はかわいそうだと司会者が揶揄する。
司会者も、観客も、TV局も敵ではジャンの負けは確定だと楊はあきらめる。
だが、キリコも審査員たちも悩んでいる……
ついに結果発表!
審査員のスイッチは――押されなかった!?
「やっぱり!」とキリコは叫ぶ。
司会者が再び審査員たちに呼びかけると、5対0でジャンの勝利!
その結果に怒りだす観客を収めるべく、畑野が説明を始める。
「我々が秋山に票を入れたのは、五行の料理がイヤだったからです!!!」
五行の目が血走る……
如意瑞鳳とは、食べる人間の意志とは無関係に栄養を補充させる料理。
「死ぬの生きるのだはせめて自分の意思で決めたいもんです。
無理に料理を食べさせられて生き長らえるなんてまっぴらなんですよ!」
それを聞き、静まり返る客席。
また、二人の料理は品格・味ともに互角だったと江が付け加える。
その判断に納得する観客もいれば、あくまで寿命をのばせばよいという者も……
「秋山の方が生きる欲望がわいてくる料理じゃからのう」と、睦十は納得している。
また、キリコも「人間をモルモット扱いするヤツが勝てるはずないよ!」と断言する。
血走った目になった五行の肩を、ジャンがつかむ。
「いい料理だったな!やっと仮面がはげて本性が出てきやがった!
次は最終決戦!本当のおまえと勝負だぜ、カカカカカーーーーッ!!」
睦十、目が笑ってないように見えるのは気のせい?
まだ怒ってるんだろうな、そりゃそうか。
>>906 でもオーナーだしな、給料から天引きするつもりかも知れんぞw
審査員は5:0で完勝だけど
観客の反応は10:0って感じにはならないのか
まあ食べてないってのも理由の一つかも知れないけど
五行の料理に惹かれる人もいるんだな
見てるだけなら食欲を支配する料理が凄く見えても
実際に詰め込まれるほうはたまったもんじゃない、って事だろうな。
>>898が言ってるけど、誰もフォアグラの鵞鳥にはなりたくないわな。
むしろそれ以外の点でも、ジャンの料理を評価しているのに驚いた。
てっきりTV局から五行サイドにつくように言われてると思ったんだがそうでもないんだな。
>>908 TV巻きこんで協力させといてこのザマじゃ大谷の信用問題になるなw
もっともTVの方は結託してたわりにはジャンの敵にあまり回ってないな
周囲の小細工が介在するどころじゃない勝負してる両者の手柄ともいえるけど
テレビ側は大谷は企画の提案者ぐらいにしか考えてないんじゃない。
真っ正直に八百長やるなら審査員は嫌がるでしょうから印象操作ぐらいじゃね。
つか印象操作いくらでもできたはずだよな
事前の五番町飯店の無断取材でも店に不利になるような印象操作しようとしてるし
乗り込んだジャン自体の圧倒的不人気だったのに
いざフタあけてみればフェアに進行してる
五行のキャラが奇抜すぎて作者もそっちまで頭が回らなかったか
さすがに最終戦ではなりふりかまわず妨害してきそうだ。
ところで、睦十が出ている場面でミスターの姿が見えないんだがwww
オーナーが怖くて引っ込んだんだろw
「お前も胆石にしてやろうか!」って言われて引っ込んだ
組長らしきじいさんは、竜のフンってきいたときどんな反応だったのかな?
「おまえの料理は見切った」と言われ、五行はギリリッと歯ぎしりする。
観客も「あと一勝がなぜできねーんだ」と野次を飛ばす。
そしてディレクターは司会者に耳打ちする――
「さすが秋山醤、素晴らしい腕の冴えでしたァ!!!」と、司会者はいきなりジャンを持ち上げ始める。
大谷はディレクターにつめよるが、「最初から仲間になった覚えはないね!」とかわされてしまう。
そこにホテルオーナーがブフンと現れる。
五行にツバを吐き、このまま二人が負ければクビだと宣言する。
この状況に、大谷は五行にやつあたりを始める。
だが、謎の実の汁を流し込まれてしまう!
これはビンロウ子(じ)――数種類のアルカノイドを持つビンロウ樹の果実。
石灰の葉を塗り、キンマ(コショウに近い植物)の葉でくるんでかむ、公認の覚醒剤!
しかも、五行流に改良しているから――大谷は崩れ落ちる。
「あばよ大谷、もうおまえに用はない!シャッシャッシャッシャーーッ」
五行の暴走だ!
一方、ジャンもドスンと倒れこむほど疲労困憊していた。
だが、本人は「おまえらはオレが勝つところを黙って見てろ!!!カカカカカカカッ!」と笑い飛ばすのだった…
これ、大谷死ぬだろ……
目をかっぴらいた五行が怖すぎる(;゚Д゚)
大谷、いきなり味方0になったけどマジでこのまま退場するのか?
五行編の次は、覚せい剤で神の舌を失った大谷の修行エピソードが……ちょっと期待
第五回戦、最後の料理勝負の課題――それは「天国に一番近い料理」ッッ!
意図が解らないと観客に文句をつけられ、司会者が解説する。
奇をてらった料理、心臓が飛び出るような辛い料理ではなく、食べる人の心に限りない充足を与える――
そのまま極楽にいるような、幸せな気持ちになる料理を。
つまり、「最高の料理の中でも極めつけの物」を作ることが、今回の課題。
観客は納得するが、ジャンたちはまだ動かない。
どうして天国なのか、審査員を納得させる答えを出さなければいけないから……
難しい課題だと悩む楊たちだったが、小此木は「とにかく旨い物を作ればいい」と笑顔で答える。
「ボクが作るなら「天国饅頭」だな。肉マンに「天国行き」の焼印を押したりして〜」
先に動いたのは血走った眼、裂けんばかりに笑みを浮かべた五行だった。
「料理は“成仏”だぜ!」とぎらりとジャンに語りかける。
「料理は“勝負”だ!」と、答えたジャンも動き、1 mはあろうかというシャコ貝を選びとる!
(いいとも、一気に天国までブッとぶ超強力なヤツを作ってやるぜ!)
続いて、「トイレのアイスクリーム」とまで言われるドリアンを調理するようだ。
一方、五行が選んだのは生きたままの「果子狸(クゥオツーリイ:ハクビシン)」!
そして、ドリアンを選んだジャンを見て、とある酒を追加する。
(OK!もうおまえの弱点は解った!!おまえの負けが今、決まった!!!キシャシャシャシャーーッ!)
ジャンがドリアン選んだのがヤバいな。
確かこれ、酒と一緒に飲むと危険だとかどうとか…
>天国に一番近い料理
ビンロウ子はこの伏線か。
この課題だとどっちかマジで臨死体験させそうで怖いんだが
小此木はホント、場を和ませる天才だなw
料理は成仏か…
極楽と天国は違うっていう理由で負けてら嫌だなw
>料理は“成仏”だぜ!
>一気に天国までブッとぶ超強力なヤツを作ってやるぜ!
審査員逃げて、超逃げてー。いや、マジで
>>923の言うとおり
「生きている喜びを知るには、まず死んで見ることだぜー! カカカッー(キシャシャシャ)!」
とか言いそうだ、この二人。
だって課題発表の頁で、一足先に大谷が天国に入りかけてるんだぜwww
五行がジャンの料理をハメて死者が出そうになったとこを
それを見抜いてたジャンが生き返る料理で巻き返して五行の負けだろう
あるいは死者が出かけて審査放棄されてドローか
ともあれ、蟇目って一体何だったんだろうな
928 :
ドリアン:2011/10/18(火) 02:08:57.17 ID:???
♪オ ト ワ ラヴィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いつの日か 小さくても
かほり高く 素晴らしい夢を
いつの日か 見つけた時は
この両手に しっかりと抱いて
ラヴィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ラヴィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ラヴィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
死刑囚まで用意してるとはTV局は凄いなw
いや実際、前回のジャンの材料以外にも、1mを超えるシャコ貝にハクビシンを用意してるのは凄い。
二人がそれを使ってどんなものを作るのか楽しみではある。
けどな、
「奇をてらった料理、心臓が飛び出るような辛い料理ではなく、食べる人の心に限りない充足を与える―― 」
二人とも少しは司会の言ったこと覚えておけよ。
手の平返しを見せられた直後に司会の言う事を信用しろと言う方が無理だと思うぞ
キャンディ…
933 :
929:2011/10/18(火) 15:31:51.02 ID:???
>>931 死刑囚、は>928への返し。アンカーつければ良かったな。スマン。
ネタはグラップラー刃牙にドリアンていう死刑囚のキャラがいた。それだけのこと。
うっわ…説明まで始めちゃったwww
935 :
マロン名無しさん:2011/10/18(火) 16:16:39.43 ID:p8YVtPOy
オイシスのハンバーガーはスレちがいか?
936 :
マロン名無しさん:2011/10/18(火) 16:17:18.28 ID:p8YVtPOy
スレちがいすまん
937 :
マロン名無しさん:2011/10/18(火) 16:17:41.06 ID:p8YVtPOy
誤爆した!
ジャンはさらに、ヤシの実、パパイヤ、そして金糸瓜(ペポカボチャ)を選ぶ。
どれも南国のものばかりだ。
だが、ドリアンが含まれる時点で、負けは確定していると五行はほくそ笑む。
ふと観客席に目をやると、犬を抱いた社長に気付く。
五行が控室へと歩いて行くと、その犬も付いていく――残飯でもあさりに行ったのか?
ジャンはシャコ貝の刺身を作るようだが、やはり注目は強烈な匂いのドリアンを日本人にどう食べさせるかだ。
切るだけで、観客席にまで匂いが漂ってくる。
ペースト状にした実に、ヤシのしぼり汁とヤシの実の酒、そして香辛料のカルダモンとターメリックを加える。
そして全ての食材を混ぜ合わせてシャコ貝の殻に注いでオーブンで焼き上げる!
なんと、甘い匂いに変化した!
睦十は、ある種のエビ・貝類は少し熱を通した方が歯ごたえも旨味も倍加すると解説する。
「フルーツを焼いて、南国の香りに変えやがった!」と、観客たちも感心する。
だが、五行は「おまえの負けはもう決まっているんだぞ」と謎の肉を手にして余裕を崩さない。
犬が…やばい?
何かジャンの料理は甘ったるそう
そもそもシャコ貝って相当大味なんじゃないの?
あれだけデカいんだから
>>938 しかし五行がこれだけ切り札っぽく言ってて
>>921の食いあわせ程度の事だったら五行情けなさ過ぎるな
ジャンがみすみすハメられて負けるとも思えんし
アホだ
でも五行が圧倒的だったのは一回戦だけな感じだし
また自爆するんじゃないか。
>五行は謎の肉を手にして余裕を崩さない
大谷……こんな姿になっちまって……
大谷が成仏かw
さすがに五行のキャラ立てより作品そのものへの風当たりの方が上回るだろうから
食人はしないだろうけど
イモリやサソリはグロテスクなまま食わせてるから
少々のことじゃ驚きがないというのも事実なんだよな
まさかドリアンに対抗してDBのドドリアさんの肉塊を調達するとは…
玉にハンバーグに混入されてるという都市伝説のある
ミミズとかヌートリアの肉だったら面白いな
五行がなんの肉を持ってきたのかと、ジャンは訝しがる。
それを無視して、五行はサクラシメジ、ナラ茸、ハツ茸、クリ茸、雪菜、そして初菜を用意する。
「果子狸(クゥオツーリイ:ハクビシン)」は「八珍」に選ばれるほどの「野味」だと江はにやける。
野味は「ジビエ」と異なり、珍奇・美味・薬効あり――「滋養のある自然の食材」という意味だ。
いよいよハクビシンの調理が始まる。
かわいい動物だが……一気に首筋をかき切られ、ザザーーーッと血が噴きあげる!!
五行はあっという間に毛剃りをしてから腹をかっさばき、
「キシャシャシャシャーーッ」と叫びながらハクビシンをバラバラにする。
その地獄絵図に観客も「ヒドーイ」と叫ぶ。
ジャンは、そのわざと悲惨に見えるような盛り付けを疑問に思う。
しかも、持ってきた「あの」肉を、こっそり混ぜていたのはなぜだ!?
観客席は、その盛り付けを非難する者と、「肉ぐらい食うだろうが」と五行を肯定する者に二分されていた。
それをちらりと確認した五行は、そのまま調理を続ける。
仕切りを入れた鍋に赤と白のスープを注ぐと、「太極(タイヂイ)」の形が浮かび上がった!
そして、とても旨そうな、極楽にいるような気分になる匂いが立ち上る。
「なるほど、読めたよ!太極――すなわち明と暗。めでたい料理なんかであるものか!
まさにこれは「天国と地獄の鍋」だ!」
「キシシシシッ、いかにも!!!いかにもその通り!よく読めたな、名付けて「火災樹(ホウツァイスー)」だ!!!
すなわち、「地獄鍋」!!!天国の味を理解するには一度地獄を見ておかなければならない!」
天国と地獄は紙一重、むごたらしくさばいたハクビシンの地獄絵図を、五行が天国に変えたのだ!
948 :
マロン名無しさん:2011/10/19(水) 21:07:06.33 ID:6AbxGWQx
五行…ついに演出に頼ったか
薬善料理はうまそうにみえんな
今更だけど81話の観客に鉄拳のポールがいるのに気付いたw
技術面では、不老不死料理を越えることは難しそうだからなぁ…
試食に期待
「天国と地獄の鍋」は単に演出だけなのか?
たとえば赤いスープは例の謎の肉、白いほうにはハクビシンが入っていて
ジャンの太極鍋巴みたいに2つを食べ比べると違いがはっきり判るとかあるのかな?
「なるほど、読めたよ!太極――すなわち明と暗。めでたい料理なんかであるものか!
まさにこれは「天国と地獄の鍋」だ!」
「キシシシシッ、いかにも!!!いかにもその通り!よく読めたな、名付けて「火災樹(ホウツァイスー)」だ!!!
すなわち、「地獄鍋」!!!天国の味を理解するには一度地獄を見ておかなければならない!」
気が合ってるなw
五行の言うジャン必敗の秘密が謎肉だったら五行を見直してもいいかな
薬善料理なら藤田が最強だろ
五行のはいくら旨くとも食いたくねぇ
もうこいつら勝負とかしないで友達になれよ
>>950 試食もだけど、観客の反応も楽しみだな。パターン通りなら
ジャンの料理マズソー→うまいのか?→(五行が仕掛けて)やっぱり秋山だ
の二回は手のひら返しすると見た。
ジャンと五行とこの前の名前忘れた兄弟子で外道料理チーム作ればいいんじゃね
957 :
蟇目:2011/10/20(木) 18:06:55.60 ID:???
>>956 オレの事忘れやがって。てめぇ後でフクロだ
ひっ蟇目の兄さん
いよいよ、最終戦の審査が始まる。
まずは、フラフラになりながらも強がるジャンから。
その料理、「南海漁村(ナンホイルウソン)」の殻をあけると、南の島の香りがブワァァンと溢れ出る!
温かい熱帯の空気に熱せられた、花とフルーツの香り――それを数倍パワーアップさせたもの!
一口食べ、ドリアンの甘みに驚愕する審査員たち。
しかも、塩を効かせたドリアンペーストで甘さを引き立てている。
また、絶妙の火加減でシャコ貝を調理し、甘くふくよかな食感にした一方で、
青く固いパパイヤとシャリシャリした金糸瓜でアクセントをつけている。
ちなみに、オーブンの使用は広東料理では珍しくないらしい。
「南の島と海の、自然な恵みのグレートなハーモニーですよ!
画家ゴーギャンが求めた野生の楽園のタヒチと同じ――南の島(パラダイス)の生命力が爆発した料理です!!!」
江の解説を聞き、「秋山のくせにちゃんと料理しやがった」と観客はざわめく。
(あいつ…料理は食べる人のために作る心が大事だって事解ったの!?)と、キリコは喜ぶが――
「カカカカッ!驚いたかおまえら。オレってスゲーだろ。どんな料理でも作れるんだ!
悪魔の料理だろうが天使の料理だろうが、オレにかかれば完璧さ!!
人を驚かすためだったらなんでもやるんだ。秋山の魔法は無限のビックリ箱だ、ザマーミロ!!!」と、ジャンは見栄を切ってしまった……
そこに、「天国気分もここまでだぜ」と五行が酒を手に登場する。
「これからおまえは地獄に落ちるんだからな!この酒はオレの勝利の美酒になるんだよ、キシシシシシッ!」
>五行が酒を手に登場する
やべぇ、五行、ドリアンと酒の組み合わせが危険っての知ってる!
次回誰か死者でも出るのか!?
中華料理の定義ってなんだろうと思ってしまった
酒とドリアンってウナギと梅干しレベルの迷信だろ
いや、酒とドリアンはマジで危険
なんか具体的なケース有るっけ?
医学的には何の立証も出来て無かったはずだけど
ジャンも料理のときにヤシの実の酒を使ってなかったか?
大体、ジャンの料理とは別に出したら、それは五行のせいになるんじゃ?
それにしても、ジャンの料理はあれかな。
焼きりんごとかバナナの天麩羅を数倍強くした感じか?割と美味そうだよな。
惜しむらくは、もうちょっと黙ってられたら、審査員や観客の味方につけて後々有利だったり
それ以上にキリコがデレたりしたかもしれないのにw
ふらついても頑張る姿や「あいつ・・・解ったの」って感じで心が動いていたんだけどな。
>酒とドリアン
軽く調べてみたが迷信っぽいな
具体的に食い合せが原因で倒れたって確認されたケースもなさそうだ
じゃあ五行は、鰻を出した相手に自信満々で
「この梅干しでお前は地獄に落ちる」とか言っちゃってんのと同じかwww
まあ五行の事だから本当にドリアンと相性悪い酒でも出すのかも知れないけど
そこまでやったらそれは五行のせいだろとしか言えないしなぁ
>961
あんまりヤンを苛めるなよw
まあ料理はグローバルとかインターナショナルとか言い出したら突っ込むけどな。
まさかXO醤のリュウが、Rで蟇目や五行と並ぶ強敵として再登場してくるとは思わなかった
スレ立お疲れ様です!
ちょっと上で鉄拳のポールがいるって書いた者ですが、完全に見落としてた、くそw
今でこそ市民権を得たけど、マンゴーは当時不人気だったなぁ
2週目をやるころにはドリアンも流行ってるのだろうか。
まあ、臭い臭いって言われてるのは、単に熟しすぎているだけって聞いたけど。
たまにネタバレする奴が出るな
まあ予想可能レベルとか、何個も候補出した一つが当たりとかならまだしも
ピンポイントで一点で当てる奴が何がしたいのかと……
「すげぇ当たった」とかレスする奴が出てくるとでも思ってるのかね?
スルーされるか、総攻撃されるに決まってるのに
まあそういう連載中スレ慣れしてない不粋な連中を
どう上手く誘導するかまで含めて連載中スレの楽しみ方だろ
目に余るようなひどいのが続くようなら忠告すればいい
>まあ予想可能レベルとか、何個も候補出した一つが当たりとかならまだしも
このへんのラインを押さえられるかどうかで発言者の素養が問われるね
このスレで一番意外だったのは、
望 月 大 人 気
だと思うw
望月自体は連載中でも普通にスレでネタキャラとしては人気あっただろ、と
七光りって言ってた藤田の店は、中華薬膳「藤田」なんだな。
親の店で働いていたのなら、そういうことは言わなさそうだけど…
そういえば、祖父―孫とか、叔父―姪とか、親子関係が出たのが意外と少ないな。
楊ぐらい?
結局ジャンの父親って一度も出てこなかったしな
無印だと話題に出てなかったから出なくても別にいいけど。
Rでは秋山ノートがでたんだから出てほしかった。
Rは人気無くて打ち切りだから、もし続いてたらちょっと位は出てきたかもね。
実は生きててラスボス的存在ってのもベタだけど読みたい。無印のテンションなら。
初っ端からの大会だけでも食傷気味のところ、間髪入れずにまた勝負だからなあ
箸休めとして日常話とかも適宜挟んでりゃ、まだ印象は違ってたんだが
ジャンとキリコが成長しちゃったもんだから、そうそう障害になるもんがなくなっちゃったのはわかるけど
だったらジャンたちはどっしり構えて、色々な視点から描いた物語とか読みたかったな
せっかく小此木っていう成長株もいたことだし