ゴッドサイダー連載中 黙示録最終章
1 ：マロン名無しさん：
週刊少年ジャンプ1987年（昭和62）年24号にて『ゴッドサイダー』という漫画が掲載されました。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者が神の力を借りる事により、２日に１話ずつの速度で連載されるようだ。
時々魔王の力を借りて悪魔化してしまい、変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
ちなみに今日は週刊少年ジャンプ1988年（昭和63）年30号の発売日だ。
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話～最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
連載中スレの楽屋裏 第32幕
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1293543652/
※規制の巻き添えで書き込めない人は代理スレを利用しよう！誰かがレスを貼ってくれるぞ！
【代理スレ】連載中スレの楽屋裏避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/5124/1213249930/
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者が神の力を借りる事により、２日に１話ずつの速度で連載されるようだ。
時々魔王の力を借りて悪魔化してしまい、変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
ちなみに今日は週刊少年ジャンプ1988年（昭和63）年30号の発売日だ。
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話～最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
連載中スレの楽屋裏 第32幕
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1293543652/
※規制の巻き添えで書き込めない人は代理スレを利用しよう！誰かがレスを貼ってくれるぞ！
【代理スレ】連載中スレの楽屋裏避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/5124/1213249930/
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2 ：粗筋のアラスジーネ 1/3：2011/05/18(水) 00:27:33.86 ID:MFyphdTw
〔第57話『ルキフグスの正体』の巻〕
流璃子・梗・ジェミニーの持った短剣に吸い寄せられ、４本の短剣が一か所に集まった！
「ホッホッホッ もうじきデビルサイダーの邪悪なその野望も消え失せると言う事じゃ」
だが―――― ルキフグスは動じる事なく笑っていた。
『フハハハハ!! その五大元素短剣は５本揃わぬとゴミ同然!!
ゴッドサイダー全員、短剣同様ルキフグス様が生ゴミと変えてくれるわ!!』
「肉塊の生ゴミと化すのは貴様の方だ、ルキフグス オレがこの手で貴様を冥府へ送ってやる!!』
そう叫んだのは、もちろん霊気であった。
「霊気… 確かに貴様は驚くほど強くなった
その雄姿を見たら父である魔王様もさぞお喜びになるであろう
しかし… その喜びを悲しみに変えるのがこのワシの使命… 魔界の副王ルキフグスのな
霊気、貴様は絶対にワシには勝てん…」
そう言うが早いか、ルキフグスは溶解液の入った壺を手に取ると中身を一気に飲み干した!!
直後、大量の人骨を吐きだすと―――― 骨が集まって、ブーメランの様な物と化した！
『くらえ瘴気輪纏残（バッドゴーストブーメラン）!!』
巨大なブーメランが霊気に迫る！
流璃子はとっさに命を霊気に投げ渡すが―――― 霊気の身体は弾け飛んでしまった！
「これで魔王様がお嘆きになる、悲しい事だ！」
戻ってきたブーメランをキャッチしようとするルキフグスだが、両耳と角が切り落とされた！
「き… 貴様…！」
「さすが短剣「命」… 恐ろしい程の切れ味だ！」
霊気は目の前で命を構え、直撃を免れていた。弾け飛んだのは両腕の鎧の一部だったのだ！
『この切れ味を貴様の身体で味わってみろ!!』
大ジャンプし反撃に転じる霊気。その一撃はルキフグスを見事一刀両断にした!!
流璃子・梗・ジェミニーの持った短剣に吸い寄せられ、４本の短剣が一か所に集まった！
「ホッホッホッ もうじきデビルサイダーの邪悪なその野望も消え失せると言う事じゃ」
だが―――― ルキフグスは動じる事なく笑っていた。
『フハハハハ!! その五大元素短剣は５本揃わぬとゴミ同然!!
ゴッドサイダー全員、短剣同様ルキフグス様が生ゴミと変えてくれるわ!!』
「肉塊の生ゴミと化すのは貴様の方だ、ルキフグス オレがこの手で貴様を冥府へ送ってやる!!』
そう叫んだのは、もちろん霊気であった。
「霊気… 確かに貴様は驚くほど強くなった
その雄姿を見たら父である魔王様もさぞお喜びになるであろう
しかし… その喜びを悲しみに変えるのがこのワシの使命… 魔界の副王ルキフグスのな
霊気、貴様は絶対にワシには勝てん…」
そう言うが早いか、ルキフグスは溶解液の入った壺を手に取ると中身を一気に飲み干した!!
直後、大量の人骨を吐きだすと―――― 骨が集まって、ブーメランの様な物と化した！
『くらえ瘴気輪纏残（バッドゴーストブーメラン）!!』
巨大なブーメランが霊気に迫る！
流璃子はとっさに命を霊気に投げ渡すが―――― 霊気の身体は弾け飛んでしまった！
「これで魔王様がお嘆きになる、悲しい事だ！」
戻ってきたブーメランをキャッチしようとするルキフグスだが、両耳と角が切り落とされた！
「き… 貴様…！」
「さすが短剣「命」… 恐ろしい程の切れ味だ！」
霊気は目の前で命を構え、直撃を免れていた。弾け飛んだのは両腕の鎧の一部だったのだ！
『この切れ味を貴様の身体で味わってみろ!!』
大ジャンプし反撃に転じる霊気。その一撃はルキフグスを見事一刀両断にした!!
3 ：粗筋のアラスジーネ 2/3：2011/05/18(水) 00:28:14.44 ID:MFyphdTw
いや……よく見ると両断はできず、縦一文字の傷からルキフグスの皮が剥がれていく。
――――よく見ると、頭部をはじめ、各部には筋肉組織だけの 人 間 が埋まっている…？？
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110516213948.jpg
次第にルキフグスの筋肉組織がほどけ、埋まっていた９人の人間が目覚め飛び出してきた！
筋肉組織だけだった人間は、床に着地すると同時にそれぞれデビルサイダーへと変化していく。
「ルキフグスとは魔王様に仕える、我ら魔界の幕僚９人の総じての名称…
そしてわが名は！ 頭部（ブレイン）のシャルタ」
「右腕（ライトーム）のガール」
「左腕（レフトーム）のケルスート」
「右肋骨（ライトード）のカリューモス」
「左肋骨（レフトード）のミュルトン」
「左足（レフット）のロイゴス」
「胃腸（ストマックス）のアリアドーネ」
「右足（ライフット）のゴネリッポ」
「そして心臓（ハーバード）のユーハーム！」
『『 そ し て 我 ら が ９ 人 、 全 て が 副 王 !! 』』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110516214305.jpg
恐るべき事実にさしもの行仁も驚愕する。
「な なんとルキフグスは９人のデビルサイダーの合体像だったのか…」
「フフ… わかったか、霊気 その短剣は５本揃わないとクソの役にも立たんと言う事を…」
…だが、霊気は焦るでもなくただ黙って９人を見つめていた。
『何言ってんだこのヤロー!! お前らなんてこの短剣「トロイア」で十分だい!!
もう１本の短剣もボクが簡単に見つけ出してやるぞ!!』
――――よく見ると、頭部をはじめ、各部には筋肉組織だけの 人 間 が埋まっている…？？
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次第にルキフグスの筋肉組織がほどけ、埋まっていた９人の人間が目覚め飛び出してきた！
筋肉組織だけだった人間は、床に着地すると同時にそれぞれデビルサイダーへと変化していく。
「ルキフグスとは魔王様に仕える、我ら魔界の幕僚９人の総じての名称…
そしてわが名は！ 頭部（ブレイン）のシャルタ」
「右腕（ライトーム）のガール」
「左腕（レフトーム）のケルスート」
「右肋骨（ライトード）のカリューモス」
「左肋骨（レフトード）のミュルトン」
「左足（レフット）のロイゴス」
「胃腸（ストマックス）のアリアドーネ」
「右足（ライフット）のゴネリッポ」
「そして心臓（ハーバード）のユーハーム！」
『『 そ し て 我 ら が ９ 人 、 全 て が 副 王 !! 』』
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恐るべき事実にさしもの行仁も驚愕する。
「な なんとルキフグスは９人のデビルサイダーの合体像だったのか…」
「フフ… わかったか、霊気 その短剣は５本揃わないとクソの役にも立たんと言う事を…」
…だが、霊気は焦るでもなくただ黙って９人を見つめていた。
『何言ってんだこのヤロー!! お前らなんてこの短剣「トロイア」で十分だい!!
もう１本の短剣もボクが簡単に見つけ出してやるぞ!!』
4 ：粗筋のアラスジーネ 3/3：2011/05/18(水) 00:28:55.54 ID:MFyphdTw
霊気の背後から駆け寄ってきたのはトミーだったが、９人はただ笑っていた…。
「何がおかしい？」（阿）
「行仁… 貴様は知っているはずだ、もう一本は貴様らが手にする事は絶対に不可能だと言う事を」
「確かに… “あの男”が持ち主である限りは…な」
「あの男…？」（霊）
「ｸｯｸｯｸ そうだ、あの男である限り不可能…
フフフ 無駄話はこれ位にしよう、さぁ 誰が一番手だ？ 天の神の元へ帰してやるぞ」
連中の挑発に霊気は殺気をみなぎらせ指を鳴らす。
「９対９か… なかなかおもしろい遊戯（ゲーム）になりそうだ」
そんな霊気を抑え、一番手に名乗り出たのは阿太羅だった。
「霊気よ、ここはお前が出る程の事ではない…
それにいつまでもお前にばかりいい格好されるのは癪だからな」
阿太羅がウインクすると霊気も微笑み返す。そして対する副王チームの一番手は…
「すすんでこの右腕のガールの餌食になりにくるとはな…
さすがは自己犠牲心の精神に満ち溢れた坊主だ！」
ガールは可動式の右手の刃を稼働させると、阿太羅はそれをまるで十得ナイフだと茶化す。
『それじゃこっちも派手に行くか！
古代インドの闘神カーリーから授かったこの腕で、貴様の血煙で千手の舞いを舞ってやるぜ!!』
千手斬舞の体制に入り、２人の間の大気が震えだした!! ＜続く＞
「何がおかしい？」（阿）
「行仁… 貴様は知っているはずだ、もう一本は貴様らが手にする事は絶対に不可能だと言う事を」
「確かに… “あの男”が持ち主である限りは…な」
「あの男…？」（霊）
「ｸｯｸｯｸ そうだ、あの男である限り不可能…
フフフ 無駄話はこれ位にしよう、さぁ 誰が一番手だ？ 天の神の元へ帰してやるぞ」
連中の挑発に霊気は殺気をみなぎらせ指を鳴らす。
「９対９か… なかなかおもしろい遊戯（ゲーム）になりそうだ」
そんな霊気を抑え、一番手に名乗り出たのは阿太羅だった。
「霊気よ、ここはお前が出る程の事ではない…
それにいつまでもお前にばかりいい格好されるのは癪だからな」
阿太羅がウインクすると霊気も微笑み返す。そして対する副王チームの一番手は…
「すすんでこの右腕のガールの餌食になりにくるとはな…
さすがは自己犠牲心の精神に満ち溢れた坊主だ！」
ガールは可動式の右手の刃を稼働させると、阿太羅はそれをまるで十得ナイフだと茶化す。
『それじゃこっちも派手に行くか！
古代インドの闘神カーリーから授かったこの腕で、貴様の血煙で千手の舞いを舞ってやるぜ!!』
千手斬舞の体制に入り、２人の間の大気が震えだした!! ＜続く＞
ユーハームはオカマだね、ルキフグスが裂けたときに心臓の位置にいる奴が男だから。
悪魔は全部オカマ
ホホホホ
十得ナイフわろた。阿太羅はマジメくさってるくせに、けっこう相手をバカにしたこと言うな。
ガールは右腕だけに右腕を使うのか、
他の副王もそんな感じなのかな？
他の副王もそんな感じなのかな？
>>6-7
そういえば高等な悪魔は両性具有ってコトわすれてた…
>>9
普段が真面目な分、反動で相手をバカにすると予想ｗ
>>10
となると、脚は蹴り、肋骨は骨を武器にするわけだが…
脳と心臓はモロ弱点ぽいんだがどうなるんだろうか？
（実際スポックも心臓やられてたし）
そういえば高等な悪魔は両性具有ってコトわすれてた…
>>9
普段が真面目な分、反動で相手をバカにすると予想ｗ
>>10
となると、脚は蹴り、肋骨は骨を武器にするわけだが…
脳と心臓はモロ弱点ぽいんだがどうなるんだろうか？
（実際スポックも心臓やられてたし）
>>11
高等な悪魔が両性っていうのは、もはやベルゼバブだけのアイデンティティーな気がする、
まあ高等なら自分の体を好きに造れるだろうから、ユーハームは乳を作ってないから、オカマじゃなくてそんなファッションセンスの持ち主って感じかな？
高等な悪魔が両性っていうのは、もはやベルゼバブだけのアイデンティティーな気がする、
まあ高等なら自分の体を好きに造れるだろうから、ユーハームは乳を作ってないから、オカマじゃなくてそんなファッションセンスの持ち主って感じかな？
つまりユーハームは貧乳と（ry
14 ：粗筋のアラスジーネ 1/3：2011/05/18(水) 22:00:55.94 ID:yoC93nQT
〔第58話『阿太羅の死の舞い』の巻〕
『貴様の血煙で千手の舞いを舞ってやるぜ!!ルキフグスの肉片め!!』
「クク… この右腕のガール、すでに死する運命にある亡者の遠吠えなど聞く耳持たんわ」
両者にらみ合い、互いの武器を互いに向け身構える。
『GOGO！ そんな野郎、みじん切りにしたれ阿太羅！』
神と悪魔の中で一番騒がしいマリガンの声援をよそに、シャルタは呟いた。
「これで阿太羅という神の光のひとつが消える…」
阿太羅とガール、互いに呪文を唱えると武器が激しく動き出す。
『 右 腕 微 塵 断（ライトームデッドリーゾーン）!!』
『 千 手 斬 舞 !! 』
互いの無数の刃が空中で激突し、すさまじい閃光が周囲を覆いカマイタチが敵味方を問わず襲う！
敵味方が咄嗟に防御をする中、当の阿太羅とガールは……
「千手斬舞の力を受け止めるとは、今の所互角って訳か」
「ククク… いや、自分の足下を見てこのガール様が優勢だって事を悟るんだな」
言われるまま阿太羅は足下を見ると、床が阿太羅を中心に深くえぐられていた！
『まさか！ ぶつかりあった技の力を意図的に地面に流していたのか!?』
続いてのガールの一撃で、ついに床は陥落し阿太羅共々地中深く落ちて行った。
霊気達は思わず大穴に駆け寄るが、シャルタはこれで終わったなと確信した。
「さあ、次は誰だ？ 阿太羅と同じように天へ帰してやるぞ」
葉巻を食いちぎらんばかりに歯を食いしばり悔しがるマリガン、阿太羅の名をつぶやく霊気。
『貴様の血煙で千手の舞いを舞ってやるぜ!!ルキフグスの肉片め!!』
「クク… この右腕のガール、すでに死する運命にある亡者の遠吠えなど聞く耳持たんわ」
両者にらみ合い、互いの武器を互いに向け身構える。
『GOGO！ そんな野郎、みじん切りにしたれ阿太羅！』
神と悪魔の中で一番騒がしいマリガンの声援をよそに、シャルタは呟いた。
「これで阿太羅という神の光のひとつが消える…」
阿太羅とガール、互いに呪文を唱えると武器が激しく動き出す。
『 右 腕 微 塵 断（ライトームデッドリーゾーン）!!』
『 千 手 斬 舞 !! 』
互いの無数の刃が空中で激突し、すさまじい閃光が周囲を覆いカマイタチが敵味方を問わず襲う！
敵味方が咄嗟に防御をする中、当の阿太羅とガールは……
「千手斬舞の力を受け止めるとは、今の所互角って訳か」
「ククク… いや、自分の足下を見てこのガール様が優勢だって事を悟るんだな」
言われるまま阿太羅は足下を見ると、床が阿太羅を中心に深くえぐられていた！
『まさか！ ぶつかりあった技の力を意図的に地面に流していたのか!?』
続いてのガールの一撃で、ついに床は陥落し阿太羅共々地中深く落ちて行った。
霊気達は思わず大穴に駆け寄るが、シャルタはこれで終わったなと確信した。
「さあ、次は誰だ？ 阿太羅と同じように天へ帰してやるぞ」
葉巻を食いちぎらんばかりに歯を食いしばり悔しがるマリガン、阿太羅の名をつぶやく霊気。
15 ：粗筋のアラスジーネ 2/3：2011/05/18(水) 22:01:43.12 ID:yoC93nQT
…一方、落下中の阿太羅とガールは…
『な 何だ、この縦穴は!?』
『フハハハ！ 貴様を冥府までいざなう胎道よ――――っ!!』
そして２人は池の中に墜落する。阿太羅は周囲を確認すると、無数の石の塔が積み上げられている。
『何だ、この巨大な石積みは!?』
――すると上方から不気味な歌声が聞こえてきた。
♪一つ積んでは父の為～ 二つ積んでは母の為～ 三つ積んでは魔王様の為～～♪
…見上げると、そこには恨めしそうに阿太羅を見つめながら石を積み上げる悪魔の姿があった。
「クク… そいつは今までに貴様に殺された、デビルサイダーの残留瘴気だ
貴様が憎くてたまらず、こうして富士の石樹海で石を積み上げ続けているのよ
阿太羅、貴様の墓にする為にな!! ――右腕鞭破斬（ワンサイドカット）!!』
説明を終えると同時にガールは再び攻撃してくる！
阿太羅は動じず経文を唱え、千手斬舞で防御しようとするが―――― ガ キ ン
激しい衝撃で動きを止める阿太羅。見ると、神木の腕が石積みに阻まれ千手斬舞は不発に終わった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110518214410.jpg
そのせいで阿太羅は直撃を食らい、大きく吹き飛ばされる。
「な… なぜだ…？ なぜこんな石積みごときが千手斬舞で斬れ…ない…？」
「フッ それはな… 前を見ろ、阿太羅」
水面から顔を出した阿太羅は、ガールの言うまま前方を見る。
そこには―――― 無数の人骨の山が築かれていた！
「阿太羅よ、お前は日本の黒魔術と言われる暗黒密教・覇鼎流というのを知っているか？
――覇鼎流とは古代から暗殺呪術を得意とした密教集団で、
何百人もの人間から絞り取った生気をまとわせて作った骸骨に生を与え
その骸骨がしゃべる呪詛の言葉で相手を呪い殺したと言う…
そしてその骸骨の硬度はすさまじく高く、どんな方法を用いても破壊できず
これを葬るには結界を張り、地中深く埋めるしかなかったという…」
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『な 何だ、この縦穴は!?』
『フハハハ！ 貴様を冥府までいざなう胎道よ――――っ!!』
そして２人は池の中に墜落する。阿太羅は周囲を確認すると、無数の石の塔が積み上げられている。
『何だ、この巨大な石積みは!?』
――すると上方から不気味な歌声が聞こえてきた。
♪一つ積んでは父の為～ 二つ積んでは母の為～ 三つ積んでは魔王様の為～～♪
…見上げると、そこには恨めしそうに阿太羅を見つめながら石を積み上げる悪魔の姿があった。
「クク… そいつは今までに貴様に殺された、デビルサイダーの残留瘴気だ
貴様が憎くてたまらず、こうして富士の石樹海で石を積み上げ続けているのよ
阿太羅、貴様の墓にする為にな!! ――右腕鞭破斬（ワンサイドカット）!!』
説明を終えると同時にガールは再び攻撃してくる！
阿太羅は動じず経文を唱え、千手斬舞で防御しようとするが―――― ガ キ ン
激しい衝撃で動きを止める阿太羅。見ると、神木の腕が石積みに阻まれ千手斬舞は不発に終わった！
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そのせいで阿太羅は直撃を食らい、大きく吹き飛ばされる。
「な… なぜだ…？ なぜこんな石積みごときが千手斬舞で斬れ…ない…？」
「フッ それはな… 前を見ろ、阿太羅」
水面から顔を出した阿太羅は、ガールの言うまま前方を見る。
そこには―――― 無数の人骨の山が築かれていた！
「阿太羅よ、お前は日本の黒魔術と言われる暗黒密教・覇鼎流というのを知っているか？
――覇鼎流とは古代から暗殺呪術を得意とした密教集団で、
何百人もの人間から絞り取った生気をまとわせて作った骸骨に生を与え
その骸骨がしゃべる呪詛の言葉で相手を呪い殺したと言う…
そしてその骸骨の硬度はすさまじく高く、どんな方法を用いても破壊できず
これを葬るには結界を張り、地中深く埋めるしかなかったという…」
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16 ：粗筋のアラスジーネ 3/3：2011/05/18(水) 22:02:30.20 ID:yoC93nQT
「……と、言う事はこの石積みは……」
「ククク そうだ… 全てを絞り出されてそこに転がっている、
何百と言う人間から取った生気を何層にもまとわせているのさ…」
ようやく立ち上がった阿太羅は骸骨の山を見ると…… 全ての骸骨が泣いていた。
一時戦いをやめ、阿太羅は経文を唱えると…… 阿太羅もまた、涙を流していた。
（…わかる、わかるぞ… お前達の無念の気持ちが…）
犠牲者の無念を感じ取る阿太羅を嘲笑するガール。
「フッ 坊主が涙を流すとはなんと情けない話だ これでは法力も弱い訳だ、オレを倒せる訳が無い！
もっともここはその骸骨共の涙でできた泉、坊主の涙もお似合いか…
それにここは部下達から人間の悲しみの瘴気が吸えると評判の場所だ…
いわば、魔界のリゾート地… ク ラ イ ン グ ビ ー チ（慟哭の浜辺）と呼ばれるな!!」
――その言葉が阿太羅の怒りに火を付けた！
『許せん！ 許せんぞ貴様ァ!! 人間の悲しみの刃を受けてみろ――――ッ!!』
再び千手斬舞を繰り出すが、相変わらず石積みは斬れず、ただ涙の泉を跳ね上げるだけだった。
『しかし俺の剣は違う！ 自在に動き、石の隙間を通って貴様を殺す!!』
ガールの刃は蛇行しつつ、正確に阿太羅めがけて突き進み―――― 阿太羅を切り裂いた!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110518214456.jpg
「クク この魔界の副王の一人のオレに戦いを挑んだのが間違いだったな、阿太・・・・ ムッ!?」
勝ち誇るガールだったが、阿太羅の身体が液体になっている事に気付く。
『こ これは!? 阿太羅の身体が液体に…！』
――その直後、怒りのオーラを纏わせた阿太羅の声がガールの背後から響いた。
「何を見ている、ガール
ジャンプしてお前の後ろに回ったオレの姿が跳ね上げた涙のしぶきに映っていただけだ…！
涙の主達が協力してくれた、お前を冥府に落とせとな ガール
魔 滅 十 字 剣 !! 』
――驚愕するガールを背後から十文字に切り裂いた！ ＜続く＞
「ククク そうだ… 全てを絞り出されてそこに転がっている、
何百と言う人間から取った生気を何層にもまとわせているのさ…」
ようやく立ち上がった阿太羅は骸骨の山を見ると…… 全ての骸骨が泣いていた。
一時戦いをやめ、阿太羅は経文を唱えると…… 阿太羅もまた、涙を流していた。
（…わかる、わかるぞ… お前達の無念の気持ちが…）
犠牲者の無念を感じ取る阿太羅を嘲笑するガール。
「フッ 坊主が涙を流すとはなんと情けない話だ これでは法力も弱い訳だ、オレを倒せる訳が無い！
もっともここはその骸骨共の涙でできた泉、坊主の涙もお似合いか…
それにここは部下達から人間の悲しみの瘴気が吸えると評判の場所だ…
いわば、魔界のリゾート地… ク ラ イ ン グ ビ ー チ（慟哭の浜辺）と呼ばれるな!!」
――その言葉が阿太羅の怒りに火を付けた！
『許せん！ 許せんぞ貴様ァ!! 人間の悲しみの刃を受けてみろ――――ッ!!』
再び千手斬舞を繰り出すが、相変わらず石積みは斬れず、ただ涙の泉を跳ね上げるだけだった。
『しかし俺の剣は違う！ 自在に動き、石の隙間を通って貴様を殺す!!』
ガールの刃は蛇行しつつ、正確に阿太羅めがけて突き進み―――― 阿太羅を切り裂いた!!
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「クク この魔界の副王の一人のオレに戦いを挑んだのが間違いだったな、阿太・・・・ ムッ!?」
勝ち誇るガールだったが、阿太羅の身体が液体になっている事に気付く。
『こ これは!? 阿太羅の身体が液体に…！』
――その直後、怒りのオーラを纏わせた阿太羅の声がガールの背後から響いた。
「何を見ている、ガール
ジャンプしてお前の後ろに回ったオレの姿が跳ね上げた涙のしぶきに映っていただけだ…！
涙の主達が協力してくれた、お前を冥府に落とせとな ガール
魔 滅 十 字 剣 !! 』
――驚愕するガールを背後から十文字に切り裂いた！ ＜続く＞
二刀流で十文字斬り！
カッコいいな阿太羅
でも千手斬舞のほうが奥の手っぽいなあ
てかいくら九人もいるとはいえ副王ですら一週でケリかよw
カッコいいな阿太羅
でも千手斬舞のほうが奥の手っぽいなあ
てかいくら九人もいるとはいえ副王ですら一週でケリかよw
展開早いので今の内に予想しておく
２番手は梗か法粛
３番手はマリガン親子タッグ又は夫婦タッグ
流璃子・行仁の出番が来る前に仕切り直し
２番手は梗か法粛
３番手はマリガン親子タッグ又は夫婦タッグ
流璃子・行仁の出番が来る前に仕切り直し
確かに展開早いよな。
副王ってだけあるから２・３週は続くと思ったのにあっさりやられるとは…
あと目玉の入っているドクロ怖いよドクロ((((；ﾟДﾟ))))
副王ってだけあるから２・３週は続くと思ったのにあっさりやられるとは…
あと目玉の入っているドクロ怖いよドクロ((((；ﾟДﾟ))))
賢者の石の人は負ける気がする
山揮のパラノホーンテッドワールドの方が迫力あったなあ
でも魔界のリゾート地って表現には笑った
この漫画の悪魔は俗っぽいなあw
この漫画の悪魔は俗っぽいなあw
休日には武装解除してサングラスして、
血のワインとかを飲みながらくつろぐ9人を想像してしまったｗ
↓こんな感じで
http://blog-imgs-29-origin.fc2.com/s/e/l/selebcasual/KateMossST040213.jpg
血のワインとかを飲みながらくつろぐ9人を想像してしまったｗ
↓こんな感じで
http://blog-imgs-29-origin.fc2.com/s/e/l/selebcasual/KateMossST040213.jpg
シャルタは美形だし異常なほど似合いそうだなw
ビキニパンツのアリアドーネとトップレスのカリューモスが血のかけっこ。
優雅に泳ぐミュルトンに競泳してる手足コンビ。
いかん、和んだw
ビキニパンツのアリアドーネとトップレスのカリューモスが血のかけっこ。
優雅に泳ぐミュルトンに競泳してる手足コンビ。
いかん、和んだw
わりと強そうな副王なのにあっさりやられたな
この分じゃ足の人たちはまとめて1週で片付けられそうｗ
この分じゃ足の人たちはまとめて1週で片付けられそうｗ
この作品内の悪魔は本当にそんな感じでくつろいでいても不思議じゃないな。
悪魔画廊で名画鑑賞。昼は甲虫類のスパゲティーとワイン。悪魔病院とかも生活感あふれてた。
悪魔画廊で名画鑑賞。昼は甲虫類のスパゲティーとワイン。悪魔病院とかも生活感あふれてた。
>ビキニパンツのアリアドーネとトップレスのカリューモス
クライングビーチではなぜか逆になりますがよろしいか？
（つまりアリアドーネがトップレス、カリューモスがボトムレス）
>>27
悪魔の恋人同士が画廊でデートして、食事して、
最後はよっぱらいって病院と警察のお世話になるという光景が浮かんだｗ
・・・なんでこんな和む流れにｗｗ
クライングビーチではなぜか逆になりますがよろしいか？
（つまりアリアドーネがトップレス、カリューモスがボトムレス）
>>27
悪魔の恋人同士が画廊でデートして、食事して、
最後はよっぱらいって病院と警察のお世話になるという光景が浮かんだｗ
・・・なんでこんな和む流れにｗｗ
ルキフグスって最初１人の悪魔だったのが９人に分裂したのか、それとも元は９人だったのが合体して魔王様ごっこしてたのか。
「魔界の幕僚9人の総じての名称」って言ってるし
よく見ると手や足が右と左で背の高さが違うし完全な他人が合体してたっぽいな
よく見ると手や足が右と左で背の高さが違うし完全な他人が合体してたっぽいな
魔王様は高層ビルよりデカかったが、こいつら９人の大きさから見てルキフグスはそれほどデカくもないのかな。
シャルタが着地するときの演出は縮んでるように見える
合体ルキフグスが霊気たちと同じコマにいると魔王ほど（霊気が手のひらサイズ）じゃないにしろやっぱりでかいし
合体ルキフグスが霊気たちと同じコマにいると魔王ほど（霊気が手のひらサイズ）じゃないにしろやっぱりでかいし
>オレの姿が跳ね上げた涙のしぶきに映っていただけ
物理的にできそうな、できなさそうな…
物理的にできそうな、できなさそうな…
パズスが鏡になって血破弾を跳ね返した時もパズスが霊気の姿になってたからな
この世界の鏡の屈折方向はかなり融通が効くらしい
この世界の鏡の屈折方向はかなり融通が効くらしい
いや、それよりも水を一定時間持ち上げるのが無理じゃね？
悪魔将軍さん何やってんですか
・・・ふと、悪魔将軍と霊気が戦ったらどっちが勝つのかと疑問がむくむく
・・・ふと、悪魔将軍と霊気が戦ったらどっちが勝つのかと疑問がむくむく
石を積む悪魔、あいつらどっかに出てきたっけ？
ちと今更だが>>3の各パーツの名乗り、
なんで「レフトフット」とかじゃないんだ？心臓も本当は「ハート」じゃないのか？
なんで「レフトフット」とかじゃないんだ？心臓も本当は「ハート」じゃないのか？
何だろうね、悪魔弁？
それともムハジャディーンみたいに何となくオリジナル風味を効かせたとか。
それともムハジャディーンみたいに何となくオリジナル風味を効かせたとか。
レフトフット→略してレフット、とかはわかるんだけどな…
つーかそれじゃ、ハーバード大学は和訳すると心臓大学？
つーかそれじゃ、ハーバード大学は和訳すると心臓大学？
46 ：粗筋のアラスジーネ 1/4：2011/05/20(金) 21:59:59.74 ID:TmEBZ72J
〔第59話『地中を進む恐怖』の巻〕
魔滅十字剣を受け、ガールの肉片は泉の中へと落ちる。
「クククク… あ… 阿太羅… オレを倒した…くらいで 喜ぶ… のは…早い…
我らは… 分裂しても… ルキフグス… そして… 一人…一人…が… 副王の実力……」
最後の瞬間そう言い残すと、ガールはドロドロに溶けていった。
「そのいまわの際の言葉、しっかり覚えておこう 右腕のガール…」
阿太羅がその場を立ち去ろうと踵を返すと、ふと、何かの影が水中をスーッと動いた。
咄嗟に振り返って周囲を見渡すが、特に何もないようだ。
「…気のせいか…？」
――阿太羅がその場から離れると…… ガールの右腕が石積みに喰い込んでいたのだった。
その頃、縦穴の上ではシャルタが２番手を求めていた。
「フハハハ 次は誰の番だ？ 阿太羅同様、冥府の底へ落としてやるぞ」
「フッ 誰の話だ？」
霊気が鼻で笑うと同時に、シャルタの背後に阿太羅が現れる！
咄嗟に攻撃を繰り出すが、阿太羅はそれを避け着地する …と同時にシャルタの冠が割れた。
「フッ どうやらお前達を甘く見過ぎていたようだな」
阿太羅の生還を喜ぶマリガン達。
『冥府に落ちたのは貴様の仲間のガールだ、四等分にされてな！
次は飾りだけじゃなく、貴様の頭を真っ二つにしてやるぜ!!』
「フッ それは貴様の胴が真っ二つにされた後かな…」
――シャルタが嘲笑うと同時に阿太羅の胴から激しく血が噴き出した！いつの間に!?
「どうやら遊びは早めに終わりにした方がよさそうだな、霊気」
「望む所だ ルキフグス・シャルタ」
するとシャルタはおもむろに球状の物を取り出すと、球の上からドリルが飛び出し回転しだした。
魔滅十字剣を受け、ガールの肉片は泉の中へと落ちる。
「クククク… あ… 阿太羅… オレを倒した…くらいで 喜ぶ… のは…早い…
我らは… 分裂しても… ルキフグス… そして… 一人…一人…が… 副王の実力……」
最後の瞬間そう言い残すと、ガールはドロドロに溶けていった。
「そのいまわの際の言葉、しっかり覚えておこう 右腕のガール…」
阿太羅がその場を立ち去ろうと踵を返すと、ふと、何かの影が水中をスーッと動いた。
咄嗟に振り返って周囲を見渡すが、特に何もないようだ。
「…気のせいか…？」
――阿太羅がその場から離れると…… ガールの右腕が石積みに喰い込んでいたのだった。
その頃、縦穴の上ではシャルタが２番手を求めていた。
「フハハハ 次は誰の番だ？ 阿太羅同様、冥府の底へ落としてやるぞ」
「フッ 誰の話だ？」
霊気が鼻で笑うと同時に、シャルタの背後に阿太羅が現れる！
咄嗟に攻撃を繰り出すが、阿太羅はそれを避け着地する …と同時にシャルタの冠が割れた。
「フッ どうやらお前達を甘く見過ぎていたようだな」
阿太羅の生還を喜ぶマリガン達。
『冥府に落ちたのは貴様の仲間のガールだ、四等分にされてな！
次は飾りだけじゃなく、貴様の頭を真っ二つにしてやるぜ!!』
「フッ それは貴様の胴が真っ二つにされた後かな…」
――シャルタが嘲笑うと同時に阿太羅の胴から激しく血が噴き出した！いつの間に!?
「どうやら遊びは早めに終わりにした方がよさそうだな、霊気」
「望む所だ ルキフグス・シャルタ」
するとシャルタはおもむろに球状の物を取り出すと、球の上からドリルが飛び出し回転しだした。
47 ：粗筋のアラスジーネ 2/4：2011/05/20(金) 22:00:41.14 ID:TmEBZ72J
そしてその球を地中に落とすと、球は地面をどんどん掘り進んでいく。
「フフ… こいつの名は獄爆弾（ヘルライザー）
獄爆弾は中にあらゆる邪悪な瘴気が充満し、核爆弾に匹敵する威力の火薬が内蔵されている
それが富士の下のマグマ層に落ちたらどうなると思う…？」
「ま まさか…！」
『そう、富士は爆発し 日本の下に無数にあるマグマ層は連鎖反応を起こし…
日 本 全 土 が 粉 々 に ふ っ と ぶ !!
フハハハハ!! 我らの使命はもとよりこれだったのだ!!
貴様らゴッドサイダー全員を短剣「命」でおびき寄せ、日本と共に抹殺する!!
時間はあと30分たらず！
止めになど行かせん、すぐに地下深く進む獄爆弾に穴を掘って追いつくなど無理な話だがな」
『必ず止めてみせる、我らの命にかえても!! そして邪悪な野望諸共、貴様ら全員無に帰す!!』
『爆発を待つまでもなく先に抹殺してやるわ!!』
――今、ここに日本をかけた神と悪魔の総力戦の火ぶたが切って落とされた!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110520213820.jpg
ぶつかり合う霊気とシャルタをよそに、行仁は空中を飛び交っていた。
「早く獄爆弾を止めんとな!!」
気功破で地中を進もうとする行仁の背後に不気味な影が現れる。
「フフフ そうはさせんぞ、坊主… この左腕のケルスート様の左腕トマホークでひらきにしてやる!!」
ケルスートの斧が行仁に迫る！ ――――が、いつの間にか行仁はケルスートの背後に居た？？
「ホッホッ 甘いぞ、魔界の副王」
ケルスートは歯ぎしりすると、兜の角をドリルの様に回転させながら行仁を襲う！
相変わらず行仁は笑いながらその攻撃をかわそうとするが――――
瞬間、何かを感じ取り思わず目を見開き…… ドリルが直撃！
「フフ… こいつの名は獄爆弾（ヘルライザー）
獄爆弾は中にあらゆる邪悪な瘴気が充満し、核爆弾に匹敵する威力の火薬が内蔵されている
それが富士の下のマグマ層に落ちたらどうなると思う…？」
「ま まさか…！」
『そう、富士は爆発し 日本の下に無数にあるマグマ層は連鎖反応を起こし…
日 本 全 土 が 粉 々 に ふ っ と ぶ !!
フハハハハ!! 我らの使命はもとよりこれだったのだ!!
貴様らゴッドサイダー全員を短剣「命」でおびき寄せ、日本と共に抹殺する!!
時間はあと30分たらず！
止めになど行かせん、すぐに地下深く進む獄爆弾に穴を掘って追いつくなど無理な話だがな」
『必ず止めてみせる、我らの命にかえても!! そして邪悪な野望諸共、貴様ら全員無に帰す!!』
『爆発を待つまでもなく先に抹殺してやるわ!!』
――今、ここに日本をかけた神と悪魔の総力戦の火ぶたが切って落とされた!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110520213820.jpg
ぶつかり合う霊気とシャルタをよそに、行仁は空中を飛び交っていた。
「早く獄爆弾を止めんとな!!」
気功破で地中を進もうとする行仁の背後に不気味な影が現れる。
「フフフ そうはさせんぞ、坊主… この左腕のケルスート様の左腕トマホークでひらきにしてやる!!」
ケルスートの斧が行仁に迫る！ ――――が、いつの間にか行仁はケルスートの背後に居た？？
「ホッホッ 甘いぞ、魔界の副王」
ケルスートは歯ぎしりすると、兜の角をドリルの様に回転させながら行仁を襲う！
相変わらず行仁は笑いながらその攻撃をかわそうとするが――――
瞬間、何かを感じ取り思わず目を見開き…… ドリルが直撃！
48 ：粗筋のアラスジーネ 3/4：2011/05/20(金) 22:01:26.31 ID:TmEBZ72J
………と、思いきや法粛がフォローに入り、義手でドリルを防いでいた！
『どうしたのです、行仁様ともあろうお方がまるでふ抜けの様に茫然と…！』
「・・・・・・・・・・見えたのじゃ…… それもあまりに不吉な物が…
鬼哭寺の地下に建立されている、ゴッドサイダーの守護神・十天闘神の像…
その一体がワシの目の前で…… 粉 々 に 砕 け 散 っ た の じ ゃ !! 』
『な なんですって!! それじゃあ……!!』
冷や汗混じりで説明する行仁の言葉に激しいショックを露わにする法粛！
そして……… 鬼哭寺では、仁王の様な像が粉々に砕け散っていた…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110520213835.jpg
その一方、空中戦を繰り広げるトミー。
『ナロー！ オイラが爆弾を止めてやるー！』
ジーザスフラッシュで応戦するトミーだが、またしても背後から不気味な声が聞こえる。
「オイ、ガキ…… おめぇ小さくてカワイイな…
そんなオモチャみてぇなものをブッ壊すのが、この胃腸のアリアドーネは大好きなんでぇー!!』
振り向くと同時に、巨大な体躯のアリアドーネの拳が迫る！
トミーは思わずトロイアを握りしめ、力が欲しいと願うと――――
トミーの小さな身体はアリアドーネの右腕を貫通し、肩から脱出した！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110520213848.jpg
「ガキめ、あじな事を…！ だがそんなオモチャが通用するオレ様だと思っているのか!!』
刹那、肩の傷口から牙をもつ内臓の様な物がトミー目がけて無数に伸びてきた！
『ｸﾞﾊﾊﾊ――――!! これは胃腸のアリアドーネの身体に巣食う、食人胃だーっ!!』
食人胃がトミーの身体に噛みついた ――――と思いきや、直後、ドロドロに溶けた！
『どうしたのです、行仁様ともあろうお方がまるでふ抜けの様に茫然と…！』
「・・・・・・・・・・見えたのじゃ…… それもあまりに不吉な物が…
鬼哭寺の地下に建立されている、ゴッドサイダーの守護神・十天闘神の像…
その一体がワシの目の前で…… 粉 々 に 砕 け 散 っ た の じ ゃ !! 』
『な なんですって!! それじゃあ……!!』
冷や汗混じりで説明する行仁の言葉に激しいショックを露わにする法粛！
そして……… 鬼哭寺では、仁王の様な像が粉々に砕け散っていた…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110520213835.jpg
その一方、空中戦を繰り広げるトミー。
『ナロー！ オイラが爆弾を止めてやるー！』
ジーザスフラッシュで応戦するトミーだが、またしても背後から不気味な声が聞こえる。
「オイ、ガキ…… おめぇ小さくてカワイイな…
そんなオモチャみてぇなものをブッ壊すのが、この胃腸のアリアドーネは大好きなんでぇー!!』
振り向くと同時に、巨大な体躯のアリアドーネの拳が迫る！
トミーは思わずトロイアを握りしめ、力が欲しいと願うと――――
トミーの小さな身体はアリアドーネの右腕を貫通し、肩から脱出した！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110520213848.jpg
「ガキめ、あじな事を…！ だがそんなオモチャが通用するオレ様だと思っているのか!!』
刹那、肩の傷口から牙をもつ内臓の様な物がトミー目がけて無数に伸びてきた！
『ｸﾞﾊﾊﾊ――――!! これは胃腸のアリアドーネの身体に巣食う、食人胃だーっ!!』
食人胃がトミーの身体に噛みついた ――――と思いきや、直後、ドロドロに溶けた！
49 ：粗筋のアラスジーネ 4/4：2011/05/20(金) 22:02:10.85 ID:TmEBZ72J
「ガッディーム！ てめぇは戦う相手を間違えてるぜ… このウドの大木のサド野郎…」
トミーの救援に駆け付けたのは、ゴッドサイダーの中で最も巨大なナイスガイ・マリガンだった！
駆けつけてくれた父に思わず抱きつくトミー、豪快に笑いながらハグするマリガン。
「ハッハー！ マイ・サン！（息子よ） 今のお前の攻撃、最高だったぜトミー」
『本当かい、トオチャン！』
「ああ、お前が今見せた勇気があれば どんな敵が来ようが大丈夫だ
もうオレが教える事はねぇかもしれねえな」
――見つめ合う父と子。そしてマリガンはトミーを肩に乗せ、アリアドーネと共に地上に降りる。
『一体いつまではらわたが腐っちまうような親子ゴッコやってんだこのヤロー!!』
「ハッハ――――ッ ブタのクソダメの中から湧いてきたような奴に、愛なんてわからんだろうな
ましてかけがえのない、家族や人間の絆なんてよー」
「グハハハ しかしてめえらが喜ぶ、公平な戦い（フェアプレー）は知ってるぜ…
人数は合わせねえとな～～」
「人数を…？」
『２ 対 ２ によ――――っ!!』
マリガンの背後から他の副王が奇襲を仕掛け ――るが、ジェミニーの蹴りで阻止される！
「まったく… あんたはいつまでたっても抜けてんだから…」
「ハッハー ごめん、カアチャン」 「ごめん、カアチャン」
やれやれと溜息をつく戦うママさんに笑いながら謝る夫と息子。今、ここにマリガン家族が揃った。
「グフフフ 親子３人勢揃いってわけか… ならばこちらも…
クク… この胃腸のアリアドーネはガキを丸ごといただくとするか」
「この左足のロイゴスはあの憎たらしい女（スケ）の内臓を喰らってやるわ…」
「フフ しかたねえ、肉は固そうだがこの右足のゴネリッポはマリガンだ」
仲間を読んだアリアドーネは互いの狙いを決める。
「ハッハ――――！ 命を喰らわれるのは貴様らの方だ 一気に片付けて獄爆弾を止めてやるぜ！」
＜続く＞
トミーの救援に駆け付けたのは、ゴッドサイダーの中で最も巨大なナイスガイ・マリガンだった！
駆けつけてくれた父に思わず抱きつくトミー、豪快に笑いながらハグするマリガン。
「ハッハー！ マイ・サン！（息子よ） 今のお前の攻撃、最高だったぜトミー」
『本当かい、トオチャン！』
「ああ、お前が今見せた勇気があれば どんな敵が来ようが大丈夫だ
もうオレが教える事はねぇかもしれねえな」
――見つめ合う父と子。そしてマリガンはトミーを肩に乗せ、アリアドーネと共に地上に降りる。
『一体いつまではらわたが腐っちまうような親子ゴッコやってんだこのヤロー!!』
「ハッハ――――ッ ブタのクソダメの中から湧いてきたような奴に、愛なんてわからんだろうな
ましてかけがえのない、家族や人間の絆なんてよー」
「グハハハ しかしてめえらが喜ぶ、公平な戦い（フェアプレー）は知ってるぜ…
人数は合わせねえとな～～」
「人数を…？」
『２ 対 ２ によ――――っ!!』
マリガンの背後から他の副王が奇襲を仕掛け ――るが、ジェミニーの蹴りで阻止される！
「まったく… あんたはいつまでたっても抜けてんだから…」
「ハッハー ごめん、カアチャン」 「ごめん、カアチャン」
やれやれと溜息をつく戦うママさんに笑いながら謝る夫と息子。今、ここにマリガン家族が揃った。
「グフフフ 親子３人勢揃いってわけか… ならばこちらも…
クク… この胃腸のアリアドーネはガキを丸ごといただくとするか」
「この左足のロイゴスはあの憎たらしい女（スケ）の内臓を喰らってやるわ…」
「フフ しかたねえ、肉は固そうだがこの右足のゴネリッポはマリガンだ」
仲間を読んだアリアドーネは互いの狙いを決める。
「ハッハ――――！ 命を喰らわれるのは貴様らの方だ 一気に片付けて獄爆弾を止めてやるぜ！」
＜続く＞
もうタイマンやめて乱戦に突入したか。
右腕は生きてるみたいだからどうやらルキフグス９人はやられた後、各部パーツだけもう一度合体するようだ。
右腕は生きてるみたいだからどうやらルキフグス９人はやられた後、各部パーツだけもう一度合体するようだ。
もう乱戦に移行かよw
まあ一対一もなんとなく始まった感じだから別に続ける必要はないんだけどさ
すぐに端折られて決着シーンが延々続きそうな一対一よりは
乱戦のほうが全員に見せ場（せめて会話するくらいの）はできるかな？
ガール、捨て台詞で一人ひとりが副王の実力って言ってるが、阿太羅に負けてるお前が言っちゃあ…
まあシャルタが副王の貫禄を見せてくれたけど
相変わらず阿太羅はいい引き立て役だな
あとガールは右腕が残ってたけど、9人のそれぞれの部分が合体して小型ルキフグスになるのかな？
まあ一対一もなんとなく始まった感じだから別に続ける必要はないんだけどさ
すぐに端折られて決着シーンが延々続きそうな一対一よりは
乱戦のほうが全員に見せ場（せめて会話するくらいの）はできるかな？
ガール、捨て台詞で一人ひとりが副王の実力って言ってるが、阿太羅に負けてるお前が言っちゃあ…
まあシャルタが副王の貫禄を見せてくれたけど
相変わらず阿太羅はいい引き立て役だな
あとガールは右腕が残ってたけど、9人のそれぞれの部分が合体して小型ルキフグスになるのかな？
おい、個人戦じゃなかったのかよ！
掲載順位も下がってるから早くも団体戦になったのか？
>>50
なんかロボットアニメみたいだな
>>51
>9人のそれぞれの部分が合体して
ということは、ミュルトン・カリューモス・アリアドーネはグロい死に方確定かな…
掲載順位も下がってるから早くも団体戦になったのか？
>>50
なんかロボットアニメみたいだな
>>51
>9人のそれぞれの部分が合体して
ということは、ミュルトン・カリューモス・アリアドーネはグロい死に方確定かな…
53 ： 忍法帖【Lv=2,xxxP】 ：2011/05/20(金) 23:17:28.91 ID:TmEBZ72J
>9人のそれぞれの部分が合体して小型ルキフグス
戦隊物の怪人の逆パターンかよｗ
戦隊物の怪人の逆パターンかよｗ
９人合体悪魔将軍をやるつもりだな。必殺技は地獄の断頭台！
55 ： 忍法帖【Lv=2,xxxP】 ：2011/05/20(金) 23:59:32.96 ID:???
悪魔将軍様はキン肉マンの世界へお帰り下さいｗ
今さらだが、結局マリガンは生きてたんだよな。
トミーはなんで最初の短剣をゲットする時ひとりぼっちだったんだ？
トミーはなんで最初の短剣をゲットする時ひとりぼっちだったんだ？
あそこなら一人で大丈夫、いい経験だと思って一人で行かせたってとこだろうか？
もしもの時のために自動攻撃するオーラをまとわせてさ。
もしもの時のために自動攻撃するオーラをまとわせてさ。
>>56
５年ぶりの復活までみな死んでいたんじゃないか？
親が死んでいたのに生まれたことになるが、
ファンタジーならそれもありだと思う。
パズスの歴史のいい加減さを見るに単に時系列を考えてないのかも・・・。
５年ぶりの復活までみな死んでいたんじゃないか？
親が死んでいたのに生まれたことになるが、
ファンタジーならそれもありだと思う。
パズスの歴史のいい加減さを見るに単に時系列を考えてないのかも・・・。
トミーは父ちゃん母ちゃんの記憶があるみたいだったがな。
あのオーラはトミーが無意識に発揮していたサイコキネシスストレンジャーとかな。
あのオーラはトミーが無意識に発揮していたサイコキネシスストレンジャーとかな。
パズス戦の最後の説明じゃ肉体を気化して消滅するって言ってたから
五年間は魂だけの存在になってたんじゃないかな？
トミーも霊気達が復活したときのように空から落ちてきて米国特殊部隊で保護して育ててたとか…
五年間は魂だけの存在になってたんじゃないかな？
トミーも霊気達が復活したときのように空から落ちてきて米国特殊部隊で保護して育ててたとか…
行仁様の予想以上の戦力にﾌｲﾀｗ 一体何者ですか行仁様！？
砕け散った十天闘神像… まさか、今頃得尊の像が・・・・・・・なワケないか。
少なくとも流璃子・梗の像じゃない事は確かだが、個人的には法粛の像だと希望
砕け散った十天闘神像… まさか、今頃得尊の像が・・・・・・・なワケないか。
少なくとも流璃子・梗の像じゃない事は確かだが、個人的には法粛の像だと希望
その話を聞いたのが法粛なんだからそれはないだろう。
「な、なんですって!!それじゃあ…!!」
グサッ!!
「死ぬのは…お…俺だった…のか…？」
なんてなったら雑魚デビルサイダーとかわらないじゃないか。
むしろその話のすぐ後に出て、トミーにもう教えることがないといったマリガンが危ない。
もう死に癖がついてるし。
「な、なんですって!!それじゃあ…!!」
グサッ!!
「死ぬのは…お…俺だった…のか…？」
なんてなったら雑魚デビルサイダーとかわらないじゃないか。
むしろその話のすぐ後に出て、トミーにもう教えることがないといったマリガンが危ない。
もう死に癖がついてるし。
後半の展開を見るに、普通にマリガンだろ。
法粛だったら予言無しで死ぬよ。
法粛だったら予言無しで死ぬよ。
法粛嫌いなんでどうでもいい。
むしろマリガンは陽気なナイスガイで好きなキャラなんで死なないでほしい…
でも、以前マリガンの十天闘神像に無数のヒビ入ってたもんな…_|￣|○ｌｌｌ
むしろマリガンは陽気なナイスガイで好きなキャラなんで死なないでほしい…
でも、以前マリガンの十天闘神像に無数のヒビ入ってたもんな…_|￣|○ｌｌｌ
どうせ死ぬ死ぬ詐欺だろ。砕け散った像の中からトミーの守護神の新十天闘神の像が出て来るとか。
>でも、以前マリガンの十天闘神像に無数のヒビ入ってたもんな…_|￣|○ｌｌｌ
そのヒビを補修してなかったから壊れちゃったというオチか
おれは法粛の飄々とした雰囲気（出番がないから実際はどうなのかわからんw）が好きなんで見せ場を作って欲しい
そのヒビを補修してなかったから壊れちゃったというオチか
おれは法粛の飄々とした雰囲気（出番がないから実際はどうなのかわからんw）が好きなんで見せ場を作って欲しい
67 ： 忍法帖【Lv=2,xxxP】 ：2011/05/22(日) 00:27:36.31 ID:???
>>65
そういえばマリガン、復活した直後にまた死んだっけ。
今だったら死んでも流璃子がいるから復活はできそうだが。
>>66
>そのヒビを補修してなかったから壊れちゃったというオチ
文字通り「壊れた」だけで誰かが死ぬという流れだったらギャグだが、
ゴッドサイダーにギャグはほとんどないからヤバそうだ・・・
そういえばマリガン、復活した直後にまた死んだっけ。
今だったら死んでも流璃子がいるから復活はできそうだが。
>>66
>そのヒビを補修してなかったから壊れちゃったというオチ
文字通り「壊れた」だけで誰かが死ぬという流れだったらギャグだが、
ゴッドサイダーにギャグはほとんどないからヤバそうだ・・・
>>61
阿多羅対ガールを見る限り分裂ルキフグスはベル様より大分弱そうだし、ベル様を封印出来た行仁様なら余裕じゃなかろうか。
むしろラスネールの方が強い気すらする。霊気以外があれに勝てる気がせんし。
でもシャルタは別格っぽいな。
阿多羅対ガールを見る限り分裂ルキフグスはベル様より大分弱そうだし、ベル様を封印出来た行仁様なら余裕じゃなかろうか。
むしろラスネールの方が強い気すらする。霊気以外があれに勝てる気がせんし。
でもシャルタは別格っぽいな。
>今だったら死んでも流璃子がいるから復活はできそうだが。
デビルサイダー側からすると流璃子の冥界逆葬送はやっかいな能力だな
いくら倒しても復活させられちゃあたまらんだろ
デビルサイダー側からすると流璃子の冥界逆葬送はやっかいな能力だな
いくら倒しても復活させられちゃあたまらんだろ
71 ： 忍法帖【Lv=3,xxxP】 ：2011/05/22(日) 11:28:39.78 ID:???
と言う事は真っ先に狙われるのは流璃子だな。
ゲームとかでも回復魔法使う奴は最優先で倒さないと厄介だし。
あわよくばポロリも（ry
ゲームとかでも回復魔法使う奴は最優先で倒さないと厄介だし。
あわよくばポロリも（ry
ベルゼバブはなんで流璃子に逆葬送やらせてフォラス復活させなかったんだろ？
考えられるのは①単純に冥界逆葬送使えるって知らなかった
②フォラスの肉体が完全に消滅してるから手遅れだった
③実はそこまでフォラスを愛していなかった
こんなところか
考えられるのは①単純に冥界逆葬送使えるって知らなかった
②フォラスの肉体が完全に消滅してるから手遅れだった
③実はそこまでフォラスを愛していなかった
こんなところか
逆葬送って死んだ奴を生き返らせるわけじゃなくて、仮死状態で死に掛けてる奴や死ぬ瞬間の奴を
ギリギリで引っ張り戻す技っぽいよ。完全に死んでケルベロスの顎の向こうに行った奴は多分ムリ。
ギリギリで引っ張り戻す技っぽいよ。完全に死んでケルベロスの顎の向こうに行った奴は多分ムリ。
あと復活できる肉体が残って無かったり、損傷が激しすぎると無理そうってのもあるね。
だから>>72の答えは２かな、と。
だから>>72の答えは２かな、と。
人工呼吸や心臓マッサージみたいなものか
灰になったフォラスで流璃子のパイオツを責めるところがエロかった
ハルパスに犯されたんだよね？
またか
79 ：粗筋のアラスジーネ：2011/05/22(日) 21:59:59.89 ID:EwEuAzGr
〔第60話『鬼神マリガン！』の巻〕
富士の地下・巨大マグマ層に向かって進む獄爆弾
マグマ層到達まであと15分！
「く くそ…日本爆破など絶対にさせんぞ…」
霊気は集中し念じると、手足の鎧の刃部分が変形し、自らを巨大なドリルと変化させる。
そしてその場で回転し、地面を掘って爆弾を追う事にした。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110522214857.jpg
『 神 魔 岩 裂 旋 !!』
しかしそれを見たシャルタはやらせはせんと、髪を伸ばして霊気の身体に巻き付け止める！
「フフ… 人間の髪の毛を束ねたロープは10ｔの重さに耐えると言う…
しかしオレの禁断髪はその50倍、いや100倍の重さに耐える上 100倍の柔軟性を持っている
決して切れん…」
霊気のピンチにマリガンが駆けつけようとしたが、副王３人がそれを阻止する。
「おおっと… 途中でトンズラなんてのは許さねえぜ、お楽しみはこれからだってのによ…」
ロイゴスとゴネリッポがアリアドーネに寄り添うと、なんと２人の身体がアリアドーネに合体していく！
『ＯＨ！ 奴らが巨大な肉玉に!!』
まるで心臓の様な脈打つ肉玉へと変化したアリアドーネ！（以下肉玉と呼称）
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110522214911.jpg
肉玉は角から液体を一滴マリガンの腕に飛ばすと、付着した部分が溶けていくではないか！
「グフフフ これは瘴気溶解液 邪悪な正気の塊が、貴様らの皮膚を溶かし骨を腐らす」
「ハッハー ジェミニーにトミーよ、父ちゃんの戦いぶりしっかり目に焼き付けておくんだぜェ…」
葉巻の火で溶けた腕を焼くと、母の胸に抱かれたトミーに言う。
『レディー・セット!! ハット ハット ハット… Ｇ Ｏ !! 』
アメフトの体制でその場に屈み、突進する肉玉を迎え撃つ！
富士の地下・巨大マグマ層に向かって進む獄爆弾
マグマ層到達まであと15分！
「く くそ…日本爆破など絶対にさせんぞ…」
霊気は集中し念じると、手足の鎧の刃部分が変形し、自らを巨大なドリルと変化させる。
そしてその場で回転し、地面を掘って爆弾を追う事にした。
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『 神 魔 岩 裂 旋 !!』
しかしそれを見たシャルタはやらせはせんと、髪を伸ばして霊気の身体に巻き付け止める！
「フフ… 人間の髪の毛を束ねたロープは10ｔの重さに耐えると言う…
しかしオレの禁断髪はその50倍、いや100倍の重さに耐える上 100倍の柔軟性を持っている
決して切れん…」
霊気のピンチにマリガンが駆けつけようとしたが、副王３人がそれを阻止する。
「おおっと… 途中でトンズラなんてのは許さねえぜ、お楽しみはこれからだってのによ…」
ロイゴスとゴネリッポがアリアドーネに寄り添うと、なんと２人の身体がアリアドーネに合体していく！
『ＯＨ！ 奴らが巨大な肉玉に!!』
まるで心臓の様な脈打つ肉玉へと変化したアリアドーネ！（以下肉玉と呼称）
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肉玉は角から液体を一滴マリガンの腕に飛ばすと、付着した部分が溶けていくではないか！
「グフフフ これは瘴気溶解液 邪悪な正気の塊が、貴様らの皮膚を溶かし骨を腐らす」
「ハッハー ジェミニーにトミーよ、父ちゃんの戦いぶりしっかり目に焼き付けておくんだぜェ…」
葉巻の火で溶けた腕を焼くと、母の胸に抱かれたトミーに言う。
『レディー・セット!! ハット ハット ハット… Ｇ Ｏ !! 』
アメフトの体制でその場に屈み、突進する肉玉を迎え撃つ！
80 ：粗筋のアラスジーネ 2/3：2011/05/22(日) 22:00:41.45 ID:EwEuAzGr
『 ジ ー ザ ス ・ シ ョ ル ダ ー ・ ク ラ―――― ッ シ ュ !!』
ショルダータックルの一撃で肉玉を粉砕するマリガン！
『すげー！ やっぱ父ちゃんは世界一のクォーターバックだ！』
父（夫）の勝利を喜んでいると、マリガンが２人を急かす。
『何をボーっとしてんだ、ついてこい！ 新手が待ってるぞー！』
その誘いに２人が駆け出した瞬間―――― 茨のような触手が３人の背中に突き刺さった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110522214924.jpg
触手は肉玉の残骸から生えていた！無数に刺さった触手は彼らの体内に侵入、悲鳴を上げる３人！
『ジェミニー！ トミー!!』
『グハハハ！ これはこの胃腸のアリアドーネの身体に飼っている“回魔凶虫”!!
そいつらは光の粒子が大好物なのだ！
特に強烈な光を放っている貴様らゴッドサイダーの心臓がな!!
強烈な光源を求め、あと数分足らずで肉体を食い破って心臓まで達するだろうぜ!!
一度身体に入れば、心臓を喰い破るまで決して出てこん…！
ゆっくりと女房子供と共に苦しみながら死んでいくがいいわ――――っ!!』
アリアドーネは最後のあがきとしてマリガン家族を罠にかけたのだ！
「つ… 強い… 光… そ…… そうか… より強い光を!!』
マリガンはジェミニーとトミーを救う為、凶虫を自らに集める為に再度ＧＦを放つ！
凶虫は思惑通りにジェミニーとトミーの背中から外れ―――― マリガンの全身に突き刺さった！
意識を失っていたジェミニーが気がついた時に見たのは…妻の無事を気遣うマリガンの微笑みだった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110522214940.jpg
ショルダータックルの一撃で肉玉を粉砕するマリガン！
『すげー！ やっぱ父ちゃんは世界一のクォーターバックだ！』
父（夫）の勝利を喜んでいると、マリガンが２人を急かす。
『何をボーっとしてんだ、ついてこい！ 新手が待ってるぞー！』
その誘いに２人が駆け出した瞬間―――― 茨のような触手が３人の背中に突き刺さった！
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触手は肉玉の残骸から生えていた！無数に刺さった触手は彼らの体内に侵入、悲鳴を上げる３人！
『ジェミニー！ トミー!!』
『グハハハ！ これはこの胃腸のアリアドーネの身体に飼っている“回魔凶虫”!!
そいつらは光の粒子が大好物なのだ！
特に強烈な光を放っている貴様らゴッドサイダーの心臓がな!!
強烈な光源を求め、あと数分足らずで肉体を食い破って心臓まで達するだろうぜ!!
一度身体に入れば、心臓を喰い破るまで決して出てこん…！
ゆっくりと女房子供と共に苦しみながら死んでいくがいいわ――――っ!!』
アリアドーネは最後のあがきとしてマリガン家族を罠にかけたのだ！
「つ… 強い… 光… そ…… そうか… より強い光を!!』
マリガンはジェミニーとトミーを救う為、凶虫を自らに集める為に再度ＧＦを放つ！
凶虫は思惑通りにジェミニーとトミーの背中から外れ―――― マリガンの全身に突き刺さった！
意識を失っていたジェミニーが気がついた時に見たのは…妻の無事を気遣うマリガンの微笑みだった。
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81 ：粗筋のアラスジーネ 3/3：2011/05/22(日) 22:01:23.53 ID:EwEuAzGr
一方、霊気はシャルタの髪から抜け出せず苦しんでいた。
「フフフ…霊気、日本爆発までまだ時間がある… ゆっくり絞め殺してやるぞ」
シャルタがにじり寄った直後、髪や身体が溶け始める。
そしてシャルタの頭部を背後からマリガンの大きな手が万力の様に締め上げる。
「行け、霊気……」
「き 貴様は…!? バカが!!』
シャルタは髪を細い鞭状にし、マリガンの胸を貫く！
しかしマリガンはより一層指先に力を込め―――― 渾身の力でシャルタの首を引き抜いた!!
『獄爆弾を止めるんだ、霊気――――っ!!』 ＜続く＞
「フフフ…霊気、日本爆発までまだ時間がある… ゆっくり絞め殺してやるぞ」
シャルタがにじり寄った直後、髪や身体が溶け始める。
そしてシャルタの頭部を背後からマリガンの大きな手が万力の様に締め上げる。
「行け、霊気……」
「き 貴様は…!? バカが!!』
シャルタは髪を細い鞭状にし、マリガンの胸を貫く！
しかしマリガンはより一層指先に力を込め―――― 渾身の力でシャルタの首を引き抜いた!!
『獄爆弾を止めるんだ、霊気――――っ!!』 ＜続く＞
デビルサイダーの身体に居るのに光の粒子が大好物ってどういうことだよ。
寄生虫として生きていけないじゃないか。
寄生虫として生きていけないじゃないか。
マリガンが溶解液を葉巻で処理してるのが細かい。
ジーザス「クラッシュ」は久しぶりだな。
せっかくの巨漢なんだからただビームを撃つより断然いい。
三人まとめて吹き飛ばすのはやりすぎだけど…弱いぞ副王。
トミーはクォーターバックって言葉を知ってたがアメフトはまだあの世に残っているのか。
しかしシャル太までやられんなよw
首を引っこ抜かれたってことは、ガールの右腕のこともあるしやっぱり再合体してくれるんだよな。
ところでルキフグスたち、ゴッドサイダーと心中する覚悟なんだろうか？
そのつもりじゃないならさっさと撤退したほうがいいような。
ジーザス「クラッシュ」は久しぶりだな。
せっかくの巨漢なんだからただビームを撃つより断然いい。
三人まとめて吹き飛ばすのはやりすぎだけど…弱いぞ副王。
トミーはクォーターバックって言葉を知ってたがアメフトはまだあの世に残っているのか。
しかしシャル太までやられんなよw
首を引っこ抜かれたってことは、ガールの右腕のこともあるしやっぱり再合体してくれるんだよな。
ところでルキフグスたち、ゴッドサイダーと心中する覚悟なんだろうか？
そのつもりじゃないならさっさと撤退したほうがいいような。
84 ： 忍法帖【Lv=4,xxxP】 ：2011/05/22(日) 23:26:16.56 ID:???
>マリガンが溶解液を葉巻で処理してるのが細かい。
傷口を焼いて溶解液を蒸発＆止血ってところか。さすが軍人！
・・・・でも、死亡フラグがどんどん濃くなっていく…_|￣|○lll
傷口を焼いて溶解液を蒸発＆止血ってところか。さすが軍人！
・・・・でも、死亡フラグがどんどん濃くなっていく…_|￣|○lll
前回で９対９のバトルが崩されて、
今回は３対３のバトルも崩された。
今回は３対３のバトルも崩された。
マリガンは三度死ぬのか…いや4回だったかな？
光の粒子が大好物な回魔凶虫ｗ
そんな便利な寄生虫ならラスネールとかの体内にも仕込んどけばいいのに
光の粒子が大好物な回魔凶虫ｗ
そんな便利な寄生虫ならラスネールとかの体内にも仕込んどけばいいのに
ロイゴスとゴネリッポは犬死じゃね？
アリアドーネ１人死ぬだけでも、寄生虫を使う分には問題なさそう。
たとえば、２人は霊気の方に行くフリをして、
アリアドーネが「ここは私一人で十分だ」って言って立ちふさがったら、
どうせマリガンはアメフトタックルで突破するから、
結局後から寄生虫攻撃できるじゃん。
アリアドーネ１人死ぬだけでも、寄生虫を使う分には問題なさそう。
たとえば、２人は霊気の方に行くフリをして、
アリアドーネが「ここは私一人で十分だ」って言って立ちふさがったら、
どうせマリガンはアメフトタックルで突破するから、
結局後から寄生虫攻撃できるじゃん。
>>87
>ロイゴスとゴネリッポは犬死じゃね？
>アリアドーネ１人死ぬだけでも、寄生虫を使う分には問題なさそう
ほんとは三体合体のパワーで消し飛ばすはずだったんだよ！
前回最期で喰うとか言ってたけどさw
しかしこの三人なら合体したらルキフグスの下半身になるパターンじゃないのか
あと霊気情けないぞ
>ロイゴスとゴネリッポは犬死じゃね？
>アリアドーネ１人死ぬだけでも、寄生虫を使う分には問題なさそう
ほんとは三体合体のパワーで消し飛ばすはずだったんだよ！
前回最期で喰うとか言ってたけどさw
しかしこの三人なら合体したらルキフグスの下半身になるパターンじゃないのか
あと霊気情けないぞ
89 ： 忍法帖【Lv=4,xxxP】 ：2011/05/23(月) 06:53:50.83 ID:???
右腕が残って、頭部パーツ名乗る奴が頭ちぎられたって事は何かありそうだけど、
肉玉の奴らは部品残さないで全部消滅したのかな？
それとも残ってるのかな？
肉玉の奴らは部品残さないで全部消滅したのかな？
それとも残ってるのかな？
足の奴らの扱い酷いな、左足は前回左足で踵落とししたからまだしも、右足は何もしないで死んだな。
足なんて飾りだってどっかの整備兵が言ってた。
エロなんて人気獲得の為の飾りです！
PTAにはそれがわからんのです！
PTAにはそれがわからんのです！
「ﾋﾟｭ ﾋﾟｭｯ」って何だよっ！
もっと勢いよく発射しろよ、そしてマリガンそんなのよけろよ。
もっと勢いよく発射しろよ、そしてマリガンそんなのよけろよ。
むしろ溶解液はルリコとキョウに発射して服を溶かして欲しかった
ルリ子とキョウの中に液体をビュッビュッと発射して悶えさせるって？
こんの変態どもがぁ！！！
こんの変態どもがぁ！！！
でもシャルタやられるの早いね、実はかませでユーハームが本体なのかな？
つーかまた合体するならはなっから分裂なんかしなけりゃ良かったのに…
だから本人たちは分裂する気はなかったんだってば。
霊気に生側剥がされたから分身せざるをえなくなっただけで。
まあ、分身しなかったらしなかったでカリューモスのおっぱいが拝めなかったわけだが。
霊気に生側剥がされたから分身せざるをえなくなっただけで。
まあ、分身しなかったらしなかったでカリューモスのおっぱいが拝めなかったわけだが。
100 ：粗筋のアラスジーネ 1/3：2011/05/24(火) 22:00:00.34 ID:KVkIXlEu
〔第61話『死力を尽くせ!!』の巻〕
首を引き抜かれると同時に、最後の力でマリガンの胸をより深く貫くシャルタ。
青ざめつつ思わずマリガンを呼ぶ霊気、ジェミニー、トミー。
「は… 早く獄爆弾を止めるんだ… 霊…気…！ 日本を救うんだ――――っ!!』
ついに完全にシャルタの首を引き抜き、断末魔の叫びが響く！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110524215449.jpg
マリガンとシャルタ、２人の叫びに思わず敵味方問わずそちらを見る。
『ＧＯ！ 霊気――ッ!!』
しかしマリガンの安否を案じる余り、霊気は動けない…。
「ハッ オレは死なんよ、死んでたまるかってんだ… かわいい女房、子供がいるってのによ…」
「マリガン…」
「ハッハー 早く行け、霊気…！ 日本国民一億二千万の命はお前にかかってんだぜ」
マリガンが優しく微笑み早く行けと急かすと、霊気も迷いを捨て再び地中に潜り始める。
「ハッハー ガンバレよぉ、霊気…」
『そうはいかんぞ！ 獄爆弾は止めさせん!!
ゴッドサイダーは日本列島と共に粉々にふっとぶのだ!!』
今度はケルスート・ユーハーム・カリューモスがマリガンに向かって一斉に襲いかかってきた！
カリューモスの刃で右腕を貫かれるが、マリガンはまだ倒れない！
「ハッハー オレは女をいじめるのは好きじゃないが…… 貴様ら畜生は別だ――――ッ!!』
カリューモスの顔を掴み、タッチダウンの要領で地面に叩きつけ首をへし折る！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110524215336.jpg
…しかしその直後、凶虫が心臓に穴を開けより一層出血が激しくなり、膝をついてしまう。
首を引き抜かれると同時に、最後の力でマリガンの胸をより深く貫くシャルタ。
青ざめつつ思わずマリガンを呼ぶ霊気、ジェミニー、トミー。
「は… 早く獄爆弾を止めるんだ… 霊…気…！ 日本を救うんだ――――っ!!』
ついに完全にシャルタの首を引き抜き、断末魔の叫びが響く！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110524215449.jpg
マリガンとシャルタ、２人の叫びに思わず敵味方問わずそちらを見る。
『ＧＯ！ 霊気――ッ!!』
しかしマリガンの安否を案じる余り、霊気は動けない…。
「ハッ オレは死なんよ、死んでたまるかってんだ… かわいい女房、子供がいるってのによ…」
「マリガン…」
「ハッハー 早く行け、霊気…！ 日本国民一億二千万の命はお前にかかってんだぜ」
マリガンが優しく微笑み早く行けと急かすと、霊気も迷いを捨て再び地中に潜り始める。
「ハッハー ガンバレよぉ、霊気…」
『そうはいかんぞ！ 獄爆弾は止めさせん!!
ゴッドサイダーは日本列島と共に粉々にふっとぶのだ!!』
今度はケルスート・ユーハーム・カリューモスがマリガンに向かって一斉に襲いかかってきた！
カリューモスの刃で右腕を貫かれるが、マリガンはまだ倒れない！
「ハッハー オレは女をいじめるのは好きじゃないが…… 貴様ら畜生は別だ――――ッ!!』
カリューモスの顔を掴み、タッチダウンの要領で地面に叩きつけ首をへし折る！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110524215336.jpg
…しかしその直後、凶虫が心臓に穴を開けより一層出血が激しくなり、膝をついてしまう。
101 ：粗筋のアラスジーネ 2/3：2011/05/24(火) 22:00:42.57 ID:KVkIXlEu
「ホホ… そうよ、あなたはもうおしまい…
ホホホホ！ 思想の浮き出ている顔は本当においしい味…！
そしてもっとおいしいのは… 完全な死人の顔面を喰らう事よー!!』
突如巨大な舌に顔を舐められたかと思うと、ユーハームの舌が鋭く変化しマリガンの胸を貫いた！
マリガンの危機に一斉に向かう阿太羅達だが、行く手をミュルトンに塞がれる！
『これから先には… この左肋骨のミュルトンが行かせないよー!!』
ミュルトンが髪を振り乱すと、髪は蛇の様に阿太羅達の手足に捲きつき電流が流れる！
「フフフ… これは呪雷魚、電気ウナギの数百倍の電気を放電する…！
いくら超人のお前達でも、５分も放電されると黒こげだよ」
ミュルトンが阿太羅達を足止めしている間、ユーハームはケルスートに霊気を追う様に命じる。
もはや命の火が残りわずかなマリガンはユーハームを睨みつけると…
雄叫びを上げつつ、舌を貫通させながらユーハームに突進してきた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110524215350.jpg
「ぜ… 絶対に 霊気の所には行かせん…！」
ユーハームにベアハッグをかけ絞め殺そうとするが、出血多量の為力が入らない…！
「私達の骨をバラバラにするには１日はかかりそうよ」
「フフ… その前にくたばるのは… あんたの方だよ、死にぞこない!!』
締め上げるマリガンを背後からミュルトンの呪雷魚が貫いた！
その一方で、重傷を負ったジェミニーはマリガンの戦いを涙を流しながら見守っていた。
「トミー… 父ちゃんの戦う姿、決して忘れるんじゃないよ…」
『トオチャーン!!』
トミーもまた、父の最後の戦いを涙を流し絶叫しながら見守っていた…。
ホホホホ！ 思想の浮き出ている顔は本当においしい味…！
そしてもっとおいしいのは… 完全な死人の顔面を喰らう事よー!!』
突如巨大な舌に顔を舐められたかと思うと、ユーハームの舌が鋭く変化しマリガンの胸を貫いた！
マリガンの危機に一斉に向かう阿太羅達だが、行く手をミュルトンに塞がれる！
『これから先には… この左肋骨のミュルトンが行かせないよー!!』
ミュルトンが髪を振り乱すと、髪は蛇の様に阿太羅達の手足に捲きつき電流が流れる！
「フフフ… これは呪雷魚、電気ウナギの数百倍の電気を放電する…！
いくら超人のお前達でも、５分も放電されると黒こげだよ」
ミュルトンが阿太羅達を足止めしている間、ユーハームはケルスートに霊気を追う様に命じる。
もはや命の火が残りわずかなマリガンはユーハームを睨みつけると…
雄叫びを上げつつ、舌を貫通させながらユーハームに突進してきた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110524215350.jpg
「ぜ… 絶対に 霊気の所には行かせん…！」
ユーハームにベアハッグをかけ絞め殺そうとするが、出血多量の為力が入らない…！
「私達の骨をバラバラにするには１日はかかりそうよ」
「フフ… その前にくたばるのは… あんたの方だよ、死にぞこない!!』
締め上げるマリガンを背後からミュルトンの呪雷魚が貫いた！
その一方で、重傷を負ったジェミニーはマリガンの戦いを涙を流しながら見守っていた。
「トミー… 父ちゃんの戦う姿、決して忘れるんじゃないよ…」
『トオチャーン!!』
トミーもまた、父の最後の戦いを涙を流し絶叫しながら見守っていた…。
102 ：粗筋のアラスジーネ 3/3：2011/05/24(火) 22:01:31.17 ID:KVkIXlEu
ふと、突如マリガンは大声で爆笑し始めた！？
「ホホ… イカれやがったか」
「ハッハー てめぇらほどじゃねぇよ…」
マリガンの額の十字架が輝くと、ユーハームの身体に着いたマリガンの血も光り始める。
「我々… ゴッドサイダーの発する光は 体中に流れる血の光…
それを直接浴びたお前らは… オレより…光を放つ事になる… こいつらの好む光を…な…」
『ゲェェェェッ！ ま まさか!!』
するとマリガンの胸がから凶虫が飛び出し、目論見通りユーハーム達に喰らいついた！
「凶虫によって繋がったオレの身体から、直接貴様らに最後のプレゼントだ…
神よ…… 我に力を……」
『 ジ ー ザ ス ・ グ レ イ テ ス ト ・ フ ラ ―――― ッ シ ュ !! 』
最強最後の技でユーハーム・ミュルトン・ケルスートを葬り去るマリガン！
たった一人で魔界の副王のほとんどを倒した勇者はその場に立ち尽くす……。
（トミー…… ジェミニーを…… お母さんを頼んだぞ……）
涙を流しつつ、言葉にならない祈りで最愛の息子に最愛の妻を託し、葉巻がポトリと落ち――…
トミーとジェミニーの涙の元、マリガンは微笑みを浮かべ、静かに息を引き取ったのだった…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110524215405.jpg
十天闘神『力』を司る、神の側の人間
Ｃ・マリガン ここに…… 死す!!
＜続く＞
「ホホ… イカれやがったか」
「ハッハー てめぇらほどじゃねぇよ…」
マリガンの額の十字架が輝くと、ユーハームの身体に着いたマリガンの血も光り始める。
「我々… ゴッドサイダーの発する光は 体中に流れる血の光…
それを直接浴びたお前らは… オレより…光を放つ事になる… こいつらの好む光を…な…」
『ゲェェェェッ！ ま まさか!!』
するとマリガンの胸がから凶虫が飛び出し、目論見通りユーハーム達に喰らいついた！
「凶虫によって繋がったオレの身体から、直接貴様らに最後のプレゼントだ…
神よ…… 我に力を……」
『 ジ ー ザ ス ・ グ レ イ テ ス ト ・ フ ラ ―――― ッ シ ュ !! 』
最強最後の技でユーハーム・ミュルトン・ケルスートを葬り去るマリガン！
たった一人で魔界の副王のほとんどを倒した勇者はその場に立ち尽くす……。
（トミー…… ジェミニーを…… お母さんを頼んだぞ……）
涙を流しつつ、言葉にならない祈りで最愛の息子に最愛の妻を託し、葉巻がポトリと落ち――…
トミーとジェミニーの涙の元、マリガンは微笑みを浮かべ、静かに息を引き取ったのだった…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110524215405.jpg
十天闘神『力』を司る、神の側の人間
Ｃ・マリガン ここに…… 死す!!
＜続く＞
よし！直ちに流璃子が復活させるんだ！
死ぬ死ぬ詐欺対策でここまでやらないといけないのか・・・
これで流璃子がマリガンを生き返らせなければ今度はジェミニーとトミーが
ハルパスの時のように「よくも父ちゃんを見殺しにしたね！」
と怒って流璃子をひん剥いて拷問するんですね
ハルパスの時のように「よくも父ちゃんを見殺しにしたね！」
と怒って流璃子をひん剥いて拷問するんですね
うわああああああああマリガーーーーーーーン！！！
大好きなキャラだったのにまた死んだーーーーーーーー!!｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
流璃子、早く生き返らせてくれ!!
大好きなキャラだったのにまた死んだーーーーーーーー!!｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
流璃子、早く生き返らせてくれ!!
何話後に生き返るんだろう
｢ヌ…ググ……｣｢グギワッ｣｢グエエェェェェェ｣｢ゴワアアァァーッ!!｣｢ギエオォォーッ!!｣
シャルタ…苦しかったんだね…
ラスネールもそうだったけど悲鳴がすごいなw
しかし副王ズ弱すぎだろ
8人いて総なめにされるとは
シャルタ…苦しかったんだね…
ラスネールもそうだったけど悲鳴がすごいなw
しかし副王ズ弱すぎだろ
8人いて総なめにされるとは
逆葬送を発動してるときは時が止まってるんだったよね？
でも現世に戻ったらソッコーで流璃子がぶち殺されそうだ
でも現世に戻ったらソッコーで流璃子がぶち殺されそうだ
誰もマリガンがこのまま死亡と思ってないのなｗ
カリューモスがあああ、
あばばばば
流璃子と戦ってるコマがあって、おっ？と思ったら死亡かよ、
というかミュルドン共々残りの副王全員一掃かよ・・・
あばばばば
流璃子と戦ってるコマがあって、おっ？と思ったら死亡かよ、
というかミュルドン共々残りの副王全員一掃かよ・・・
短剣流璃子vsカリュ見たかった…
カリューモス酷いな～、ンゲッとか、
唯一の救いは両腕がムキムキになっただけで変に怪物にならなかった事ぐらいか、
あとやられた後にお尻がプリンとしてたぐらい
唯一の救いは両腕がムキムキになっただけで変に怪物にならなかった事ぐらいか、
あとやられた後にお尻がプリンとしてたぐらい
要するに副王なんていってもマリガン1人に殲滅される程度ってことか
お尻といえば今週はミュルトン様もｗ
流璃子は何やってんだよ
流璃子は何やってんだよ
>>116
る・・・流璃子ﾀﾝのお尻カワイイｗｗｗ
る・・・流璃子ﾀﾝのお尻カワイイｗｗｗ
今まで微妙だったマリガン無双はいいけど、作者意地でも流璃子戦わせる気ないんだな。
今後も流璃子の戦闘は期待出来んな…
今後も流璃子の戦闘は期待出来んな…
>>111
流璃子がまともに攻撃したのって、対梗戦とジェミニーの体に逃げ込もうとするパズスを追い払った時位だよな？
つーか流璃子よりも梗の方が出番少なくてｶﾜｲｿｽ(´･ω･)
また梗、おっぱい見せてくれないかな…
>>113
逆に考えるんだ、大きめのコマでおっぱい晒してくれただけマシだと考えるんだ！
流璃子がまともに攻撃したのって、対梗戦とジェミニーの体に逃げ込もうとするパズスを追い払った時位だよな？
つーか流璃子よりも梗の方が出番少なくてｶﾜｲｿｽ(´･ω･)
また梗、おっぱい見せてくれないかな…
>>113
逆に考えるんだ、大きめのコマでおっぱい晒してくれただけマシだと考えるんだ！
ミュルトンは地味に強いんじゃないか？マリガン以外全員相手してるし、
行仁和尚が苦しがってるの初めて見た、
結局最後はまとめて始末されちゃったけど
行仁和尚が苦しがってるの初めて見た、
結局最後はまとめて始末されちゃったけど
うわぁカリューモスがああああっ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
つかカリューモスとミュルトンで十天闘神の残りの枠埋めるんじゃないかとちょっと思ってた
しかしいいおっぱいだったなあ
つかカリューモスとミュルトンで十天闘神の残りの枠埋めるんじゃないかとちょっと思ってた
しかしいいおっぱいだったなあ
>>115
ミュルトンは後ろから見るとほとんど裸だよね
ミュルトンは後ろから見るとほとんど裸だよね
げげ…マリガン、マジ死んだ。
久々にまともに活躍してると思ったら最後の餞だったか。
仲間もいっぱい居たのに一人で張り切るから…
久々にまともに活躍してると思ったら最後の餞だったか。
仲間もいっぱい居たのに一人で張り切るから…
火事場のクソ力、弁慶の立ち往生、獅子奮迅という単語が浮かんだ…
後でまた生き返るんだよな？な？（涙
後でまた生き返るんだよな？な？（涙
カリューモス派だったがミュルトンに乗り換え
よく見たらなかなかの美人だし顔のペイントも気にならんくなった
コスチュームも流璃子よりエロいしな
よく見たらなかなかの美人だし顔のペイントも気にならんくなった
コスチュームも流璃子よりエロいしな
ミュルトンVSキョウも見たかったな～
ウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでヴァギナにウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギで・・・・・
ウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでヴァギナにウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギでウナギで・・・・・
>>127
どさくさまぎれで変なもん混ぜるなｗ
どさくさまぎれで変なもん混ぜるなｗ
副王みんなやられちゃったけど頭と右腕以外も身体の各パーツは残ってるんかな。
実は先鋒だった右腕が真のリーダーという意外な展開
上の方で「各パーツが残って合体」ってあったけど、少なくともこの推理は消えたな。
だってジーザス・グレイテストフラッシュで何人か消えてるし。
だってジーザス・グレイテストフラッシュで何人か消えてるし。
カリューモスも丸々残ってるんだよね、何せ首が折れただけだし
グレイテストフラッシュのあおりを食って消えちゃったかもしれん
しかし死ぬ時はこれだけの見せ場をもらえるのか
法粛もがんばれ
しかし死ぬ時はこれだけの見せ場をもらえるのか
法粛もがんばれ
「死ぬなマリガーン!!」の時の流璃子はオシッコ我慢してる顔だな。
137 ：マロン名無しさん：2011/05/26(木) 01:54:08.06 ID:bXxqGtXz
>>95
霊気をかばって流璃子が溶解液を浴びるのがいいな。
霊気をかばって流璃子が溶解液を浴びるのがいいな。
砕け散った闘神像はマリガンの物だったか。
マリガンは最後に神に祈っていたが、その相手は伐虎羅天なのかジーザスなのか。
マリガンは最後に神に祈っていたが、その相手は伐虎羅天なのかジーザスなのか。
140 ：粗筋のアラスジーネ 1/2：2011/05/26(木) 21:59:06.02 ID:BlMQ0Nok
〔第62話『獄爆弾を追え!!』の巻〕
その頃、霊気は必死に地中を掘り進み獄爆弾を追っていた。
『くそぅ！ 絶対に日本爆破などさせん!!地上で戦うマリガン達の為にも!!
決して獄爆弾をマグマ層へなど落とさせんぞ!!』
そんな折、霊気に心波（パルス）が届いた。
《そうだ、霊気 必ず止めてくれ オレの「力」の分まで……》
――霊気は戦友・マリガンの死を知り、悲しみをこらえ血が出るほど強く唇を噛み締める。
現在、獄爆弾と霊気の距離、約300m…。霊気は雄叫びと共により一層スピードを上げた。
そしてついに距離50ｍまで縮まり、マグマ層まであと５分という所まで進んだ。
『見えた、獄爆弾!!』
さらに回転速度を上げ、手を伸ばし10ｍ・あと４分と言う所まで進む。
「あ… あと… １ｍ……！」
霊気の指先が獄爆弾に触れようとしたその瞬間――――
突如倒したはずのガールの右腕とシャルタの首が岩壁を破って現れた!!
『フハハハハハ!! 頭さえあれば身体などどうとでもなるのだ!!
すなわちオレがルキフグス、オレが本物の副王なのだ!!』
そう叫ぶとシャルタの首から肉片が伸び、ガールの右腕と融合、さらに全身も再生する！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110526215106.jpg
全身再生を終えたシャルタは再び禁断髪を伸ばし、霊気の全身を締め上げる！
『獄爆弾は止めさせん!! その前に貴様は禁断髪に絞め殺されるのだ!!
あと２分足らずで獄爆弾はマグマ層に落ちる！ 日本は消滅するのだ――――っ!!』
「…ゴタゴタうるさいぞ、糞虫野郎」
その頃、霊気は必死に地中を掘り進み獄爆弾を追っていた。
『くそぅ！ 絶対に日本爆破などさせん!!地上で戦うマリガン達の為にも!!
決して獄爆弾をマグマ層へなど落とさせんぞ!!』
そんな折、霊気に心波（パルス）が届いた。
《そうだ、霊気 必ず止めてくれ オレの「力」の分まで……》
――霊気は戦友・マリガンの死を知り、悲しみをこらえ血が出るほど強く唇を噛み締める。
現在、獄爆弾と霊気の距離、約300m…。霊気は雄叫びと共により一層スピードを上げた。
そしてついに距離50ｍまで縮まり、マグマ層まであと５分という所まで進んだ。
『見えた、獄爆弾!!』
さらに回転速度を上げ、手を伸ばし10ｍ・あと４分と言う所まで進む。
「あ… あと… １ｍ……！」
霊気の指先が獄爆弾に触れようとしたその瞬間――――
突如倒したはずのガールの右腕とシャルタの首が岩壁を破って現れた!!
『フハハハハハ!! 頭さえあれば身体などどうとでもなるのだ!!
すなわちオレがルキフグス、オレが本物の副王なのだ!!』
そう叫ぶとシャルタの首から肉片が伸び、ガールの右腕と融合、さらに全身も再生する！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110526215106.jpg
全身再生を終えたシャルタは再び禁断髪を伸ばし、霊気の全身を締め上げる！
『獄爆弾は止めさせん!! その前に貴様は禁断髪に絞め殺されるのだ!!
あと２分足らずで獄爆弾はマグマ層に落ちる！ 日本は消滅するのだ――――っ!!』
「…ゴタゴタうるさいぞ、糞虫野郎」
141 ：粗筋のアラスジーネ 2/2：2011/05/26(木) 21:59:47.61 ID:BlMQ0Nok
「い… 今何と言った… この誇り高き副王に向かって…」
『取るに足らん虫ケラ……！ 糞虫とな!!』
――振り返った霊気の額には、マリガンの形見の十字架がまばゆく輝いていた！
マリガンの「力」を借りた霊気は、渾身の力で禁断髪の拘束を引きちぎる！
「マリガンは生きている、オレの中でな…」
拘束を振りほどいた霊気はシャルタを後回しにし、追撃を再開する。
『そうはいかんぞ霊気！ 鋼鉄食人花（アイアンバッドヘラー）!!』
旋回する霊気を包み込むように、鋼鉄の刃と化したシャルタの６枚の翼が霊気を襲う！
ｶﾞｯｷｨｨ――――ﾝ！
――しかし霊気は素手で刃をまとめて受け止めた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110526215120.jpg
「クッ バカめ、食人花を防いだところで手遅れだ…！ あれを見ろ霊気…！」
目を凝らすと―――― ついに獄爆弾はマグマ層に到達、着水まであとわずかとなる!!
『オレと日本と共に気化しろ、霊気――――っ!!』
すると霊気は火事場の馬鹿力で掴んだシャルタを前方に投げ飛ばし、岩壁に叩きつける！
『獄爆弾もろとも無に帰せ、ルキフグス――――――ッ!! 神 魔 血 破 砲 弾 !!』
シャルタの頭部を粉砕し、血破弾が獄爆弾へと向かう！
「ま… まさか… オ… オレの身体を貫いて… 血破弾が…！ だが…もう遅い…！」
マグマへ着水する獄爆弾、その真横に並ぶ血破弾！ 果たして間に合うのか！？
http://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110526215134.jpg
＜続く＞
『取るに足らん虫ケラ……！ 糞虫とな!!』
――振り返った霊気の額には、マリガンの形見の十字架がまばゆく輝いていた！
マリガンの「力」を借りた霊気は、渾身の力で禁断髪の拘束を引きちぎる！
「マリガンは生きている、オレの中でな…」
拘束を振りほどいた霊気はシャルタを後回しにし、追撃を再開する。
『そうはいかんぞ霊気！ 鋼鉄食人花（アイアンバッドヘラー）!!』
旋回する霊気を包み込むように、鋼鉄の刃と化したシャルタの６枚の翼が霊気を襲う！
ｶﾞｯｷｨｨ――――ﾝ！
――しかし霊気は素手で刃をまとめて受け止めた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110526215120.jpg
「クッ バカめ、食人花を防いだところで手遅れだ…！ あれを見ろ霊気…！」
目を凝らすと―――― ついに獄爆弾はマグマ層に到達、着水まであとわずかとなる!!
『オレと日本と共に気化しろ、霊気――――っ!!』
すると霊気は火事場の馬鹿力で掴んだシャルタを前方に投げ飛ばし、岩壁に叩きつける！
『獄爆弾もろとも無に帰せ、ルキフグス――――――ッ!! 神 魔 血 破 砲 弾 !!』
シャルタの頭部を粉砕し、血破弾が獄爆弾へと向かう！
「ま… まさか… オ… オレの身体を貫いて… 血破弾が…！ だが…もう遅い…！」
マグマへ着水する獄爆弾、その真横に並ぶ血破弾！ 果たして間に合うのか！？
http://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110526215134.jpg
＜続く＞
霊気にマリガンが宿ったの
梗の覚醒とかぶる。
息子や嫁じゃなくて霊気で良いのかマリガン。
梗の覚醒とかぶる。
息子や嫁じゃなくて霊気で良いのかマリガン。
頭と右腕で再生するのは説得力あるけど、
体全部再生するのは無茶すぎるだろ。
体全部再生するのは無茶すぎるだろ。
頭と右腕だけ… チョー端折られた感じ。
初っ端からやられたけどガールは勝ち組だな。
初っ端からやられたけどガールは勝ち組だな。
鋼鉄食人花(アイアンバッドヘラー)って
ベルゼバブ編で流璃子を縛って痛めつけていた
鋼鉄毒花(アイアンへラー)と何か関係があるのだろうか
ベルゼバブ編で流璃子を縛って痛めつけていた
鋼鉄毒花(アイアンへラー)と何か関係があるのだろうか
亜種とかじゃね？
細胞から完全再生できたり体が液体やマグマの連中を見てきたから
ルキフグスが普通に見えてしょうがない
ルキフグスが普通に見えてしょうがない
でも何の栄養補給もなくあっという間に再生したのはすごいぞ。
それに霊気たちと一緒に死ぬ気満々なあたりも魔王に対する忠誠心が伺える。
強さは別にしてそういうとこはさすが副王だ。
そういや霊気って足をドリルにしてもぐってたような。
前が見えないから途中で向きを変えたのか。
それに霊気たちと一緒に死ぬ気満々なあたりも魔王に対する忠誠心が伺える。
強さは別にしてそういうとこはさすが副王だ。
そういや霊気って足をドリルにしてもぐってたような。
前が見えないから途中で向きを変えたのか。
十得ナイフが羽になりおった。
合体したけど頭と右手だけか、
結局ミュルトン、ユーハームは特徴や武器や特技が部位と全然関係なかったしなー、
まあゴネリッポに至って何もしてないんだが・・・
結局ミュルトン、ユーハームは特徴や武器や特技が部位と全然関係なかったしなー、
まあゴネリッポに至って何もしてないんだが・・・
ふと思ったんだが、地獄爆弾、あの形状じゃドリルが地面にささったらそれ以上進みそうにないんだが…
瘴気という便利なものがあってだな…
つまり瘴気で地面を掘りながら進むという事か・・・・・・
あれ？それじゃドリルいらなくね？
あれ？それじゃドリルいらなくね？
>>143-145
てめえら右腕「だけ」から全身復元したウルフマンにケンカ売ってんのか
てめえら右腕「だけ」から全身復元したウルフマンにケンカ売ってんのか
深く考えるな
作者とベルゼバブが流璃子を縛りたかっただけさｗ
作者とベルゼバブが流璃子を縛りたかっただけさｗ
>>156
鋼鉄食人花の改良種が鋼鉄毒花か…そういう見方もできるな。
鋼鉄毒花は見映えも綺麗だったので今でも印象に残る。
全裸の流璃子を縛っていたおかげかもしれないがw
>>157
見せるところはしっかりと見せていた絶妙な縛り方だったしなw
鋼鉄食人花の改良種が鋼鉄毒花か…そういう見方もできるな。
鋼鉄毒花は見映えも綺麗だったので今でも印象に残る。
全裸の流璃子を縛っていたおかげかもしれないがw
>>157
見せるところはしっかりと見せていた絶妙な縛り方だったしなw
159 ：アラスジト大侯爵 1/4：2011/05/28(土) 22:00:00.09 ID:hsrbDmpF
〔第63話『第五の短剣を持つ者は!?』の巻〕
マグマ層での大爆発に巻き込まれる霊気とシャルタの肉片。
「ク…ハハ… マグマの… 爆発…だ… 日…本…は消滅… オレの…勝・・・ち・・・・」
そう言い残すと、シャルタの目玉は蒸発する。
そして地上に居る阿太羅達は地割れと光に包まれていた。
『こ…これは…！ マグマ層の大爆発だ――――――っ!! これで日本消滅か――――!?』
しかし行仁はこれを否定する。
『いや、違うぞ！
霊気の血破弾がマグマに落ちる前に獄爆弾を光の粒子で包み込み一瞬に昇華させたのじゃ」
その時、流璃子が何かに気付きつられてトミー達も見上げる。
「お父さんは天に昇って行くのよ、トミー」
地中から天へと伸びる光の柱に―――― マリガンの笑顔が浮かんでいた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110528214842.jpg
富士の頂上から伸びる光の柱に驚く人々。
その光はたちどころに富士を覆う魔界の植物を灰と化し、富士は元の美しい姿へと戻っていた。
そして―――― 霊気の生還に、流璃子は涙を流しながら駆け寄った。
霊気は流璃子の頭を優しく撫でると、ジェミニーの元へと歩み寄る。
「ジェミニー、トミー…」
…しかし霊気はそれ以上何も言えず、ただ悲しみの目で見つめていた。
「大丈夫… 私達はもう大丈夫よ、霊気」
ジェミニーは涙を流しながらトミーの頭をなでる。
マグマ層での大爆発に巻き込まれる霊気とシャルタの肉片。
「ク…ハハ… マグマの… 爆発…だ… 日…本…は消滅… オレの…勝・・・ち・・・・」
そう言い残すと、シャルタの目玉は蒸発する。
そして地上に居る阿太羅達は地割れと光に包まれていた。
『こ…これは…！ マグマ層の大爆発だ――――――っ!! これで日本消滅か――――!?』
しかし行仁はこれを否定する。
『いや、違うぞ！
霊気の血破弾がマグマに落ちる前に獄爆弾を光の粒子で包み込み一瞬に昇華させたのじゃ」
その時、流璃子が何かに気付きつられてトミー達も見上げる。
「お父さんは天に昇って行くのよ、トミー」
地中から天へと伸びる光の柱に―――― マリガンの笑顔が浮かんでいた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110528214842.jpg
富士の頂上から伸びる光の柱に驚く人々。
その光はたちどころに富士を覆う魔界の植物を灰と化し、富士は元の美しい姿へと戻っていた。
そして―――― 霊気の生還に、流璃子は涙を流しながら駆け寄った。
霊気は流璃子の頭を優しく撫でると、ジェミニーの元へと歩み寄る。
「ジェミニー、トミー…」
…しかし霊気はそれ以上何も言えず、ただ悲しみの目で見つめていた。
「大丈夫… 私達はもう大丈夫よ、霊気」
ジェミニーは涙を流しながらトミーの頭をなでる。
160 ：アラスジト大侯爵 2/4：2011/05/28(土) 22:00:45.62 ID:hsrbDmpF
すると突如トミーがジャケットをはだけながら叫んだ？！
『父ちゃんはおいらにこれを残してくれたんだ!! もう悲しむなってね!!』
ミーの小さな胸には…… マリガンの額の十字架がくっきりと神々しい光を放ち浮かんでいた。
「こ… これは父ちゃんの額の十字架なんだ… だからこんなにでっかいんだ!!」
その時、天からマリガンの声が聞こえる。
《トミーよ お前はオレの全ての「力」を受け継いだ…
これでお前は本当のゴッドサイダーだ… 十天闘神の「力」を司る、伐虎羅天の化神なのだ》
その声は霊気達にも聞こえていたようだ。
「今からお前を立派な大人として… ゴッドサイダーとして扱うぞ、トミー」
「よろしくな、トミー・マリガン」 「頼むぜ！マリガン」 「がんばってね、マリガン」
霊気もここにきて涙を流し、続いて阿太羅、法粛、梗も涙を流しながらトミーと握手する。
『残り１本の五大元素短剣は、この十天闘神の「力」を司る、伐虎羅天の化神
トミー・マリガンが必ず見つけ出してやるぞーっ!!』
トロイアを掲げ天に居る父に誓う様に、大声で叫ぶトミー。
一同がトミーを温かく見守っている中、ただ一人、行仁は何かを考えこんでいた。
―アメリカ・ワシントンDC―
ベンツの中には米大統領と… 悪魔化した男が乗っていた。
「ど… どういう事だ、崩れ去ったホワイトハウスなどに私を…？」
「それは、あのネオ・ホワイトハウスに着いてからお話ししますよ Mr大統領」
着いた先は―――― 禍々しい姿へと変貌し再建されたホワイトハウスだった！
『父ちゃんはおいらにこれを残してくれたんだ!! もう悲しむなってね!!』
ミーの小さな胸には…… マリガンの額の十字架がくっきりと神々しい光を放ち浮かんでいた。
「こ… これは父ちゃんの額の十字架なんだ… だからこんなにでっかいんだ!!」
その時、天からマリガンの声が聞こえる。
《トミーよ お前はオレの全ての「力」を受け継いだ…
これでお前は本当のゴッドサイダーだ… 十天闘神の「力」を司る、伐虎羅天の化神なのだ》
その声は霊気達にも聞こえていたようだ。
「今からお前を立派な大人として… ゴッドサイダーとして扱うぞ、トミー」
「よろしくな、トミー・マリガン」 「頼むぜ！マリガン」 「がんばってね、マリガン」
霊気もここにきて涙を流し、続いて阿太羅、法粛、梗も涙を流しながらトミーと握手する。
『残り１本の五大元素短剣は、この十天闘神の「力」を司る、伐虎羅天の化神
トミー・マリガンが必ず見つけ出してやるぞーっ!!』
トロイアを掲げ天に居る父に誓う様に、大声で叫ぶトミー。
一同がトミーを温かく見守っている中、ただ一人、行仁は何かを考えこんでいた。
―アメリカ・ワシントンDC―
ベンツの中には米大統領と… 悪魔化した男が乗っていた。
「ど… どういう事だ、崩れ去ったホワイトハウスなどに私を…？」
「それは、あのネオ・ホワイトハウスに着いてからお話ししますよ Mr大統領」
着いた先は―――― 禍々しい姿へと変貌し再建されたホワイトハウスだった！
161 ：アラスジト大侯爵 3/4：2011/05/28(土) 22:01:28.69 ID:hsrbDmpF
近寄って見ると、このホワイトハウスは…… 無数の 人 骨 で形成されていた。
その醜悪さに警戒しつつ進んでいると、大統領は『ある物』を見て絶叫する。
『ナ… ナンシー！ ヘレン！』
ホワイトハウスの一部に、まだ面影を残す最愛の妻と娘の死体が埋まっていたのだ！
激高した大統領は悪魔化した男に掴みかかるが、男は目玉の触手を大統領の口にねじこみ黙らせる。
「さあ、こちらでございます 大統領」
連れられて来たのは大統領室で、大統領席にはすでに後ろ向きに誰かが座っていた。
「部下の失礼をお詫びいたします、Mr大統領 悪気はないのです、アレは奴らのカワイイ歓迎です」
「か…かわいい歓迎だと…!?
それでは外で人柱になっている妻や娘もその歓迎の一つだと言うのか――――っ!!』
激怒して背を向けたままの男に掴みかかろうとする大統領。
「フフ… ご安心を、彼女らは生きています あと少しの間はね…
他の死体の瘴気に冒され、つま先から徐々に死につつあります
ただし、私の言う事を聞いてもらえればすぐにでも助け出しましょう」
『一体なんだ、それは!?』
『フフ、それは…！』 言うが早いか、男は人差し指と中指を大統領の喉に突き立てた！
―高野山・鬼哭寺跡 その地下…―
ルキフグスとの死闘を終えたゴッドサイダー一同は、私服に着替え行仁の話を聞いていた。
「すでに分かっている事とは思うが…
副王ルキフグスが敗れた以上、奴らデビルサイダーも必死！ これからの戦いは総力戦となろう
そして我々が勝利し、世界を元の姿に戻すには五大元素短剣の五本全てを揃える事が不可欠なのじゃ…
し… しかし…」
そこまで説明し、口を閉ざしてしまった行仁に問いかける霊気。
「残りの一本がどこにあるか… 誰が持っているか、行仁様 あなたは知っておられますね？」
「……ウム……」 珍しく冷や汗混じりでうなずく行仁。
その醜悪さに警戒しつつ進んでいると、大統領は『ある物』を見て絶叫する。
『ナ… ナンシー！ ヘレン！』
ホワイトハウスの一部に、まだ面影を残す最愛の妻と娘の死体が埋まっていたのだ！
激高した大統領は悪魔化した男に掴みかかるが、男は目玉の触手を大統領の口にねじこみ黙らせる。
「さあ、こちらでございます 大統領」
連れられて来たのは大統領室で、大統領席にはすでに後ろ向きに誰かが座っていた。
「部下の失礼をお詫びいたします、Mr大統領 悪気はないのです、アレは奴らのカワイイ歓迎です」
「か…かわいい歓迎だと…!?
それでは外で人柱になっている妻や娘もその歓迎の一つだと言うのか――――っ!!』
激怒して背を向けたままの男に掴みかかろうとする大統領。
「フフ… ご安心を、彼女らは生きています あと少しの間はね…
他の死体の瘴気に冒され、つま先から徐々に死につつあります
ただし、私の言う事を聞いてもらえればすぐにでも助け出しましょう」
『一体なんだ、それは!?』
『フフ、それは…！』 言うが早いか、男は人差し指と中指を大統領の喉に突き立てた！
―高野山・鬼哭寺跡 その地下…―
ルキフグスとの死闘を終えたゴッドサイダー一同は、私服に着替え行仁の話を聞いていた。
「すでに分かっている事とは思うが…
副王ルキフグスが敗れた以上、奴らデビルサイダーも必死！ これからの戦いは総力戦となろう
そして我々が勝利し、世界を元の姿に戻すには五大元素短剣の五本全てを揃える事が不可欠なのじゃ…
し… しかし…」
そこまで説明し、口を閉ざしてしまった行仁に問いかける霊気。
「残りの一本がどこにあるか… 誰が持っているか、行仁様 あなたは知っておられますね？」
「……ウム……」 珍しく冷や汗混じりでうなずく行仁。
162 ：アラスジト大侯爵 4/4：2011/05/28(土) 22:51:11.80 ID:hsrbDmpF
場面は再びホワイトハウスへ戻り――――
男が大統領の首から指を引き抜くと、大統領はデビルサイダーと化してしまった！
「あなたは今から自国の軍隊… と言っても、今は悪魔の軍団ですが…
その指揮官となりゴッドサイダーを迎え撃っていただきます
あなたの人並み以上の精神力をコントロールするのは、我々でもすぐには難しい…
だからまず姿から我々の仲間に近づいてもらった訳です…」
悪魔化した大統領はもはや人間の言葉は喋れず、自らの変わり果てた姿を見て慟哭する。
「フッ 返事には少し時間をあげましょう、連れて行け」
泣き叫ぶ大統領は男の部下の悪魔に連れていかれ、残った悪魔は大統領をバカにする。
「こんな短剣のエサに集まってくるとは、バカな奴らですね」
――大統領室の壁には、まばゆく輝く短剣が収められていた。
「ヘへ… 奴らに必要な物なら、今潰しちまった方がいいんじゃないですか？ いいでしょ公爵」
悪魔が短剣を手に取ると、一瞬で蒸発してしまった！
「バカめ、これは貴様ら下郎には持てぬ代物だ…… 持てるのは……
持ち主であるこの私、 ア ス タ ロ ト 大 公 爵 だけなのだ!!』
最後の短剣の持ち主で、アメリカを支配する男…… それはアスタロトであった！ ＜続く＞
男が大統領の首から指を引き抜くと、大統領はデビルサイダーと化してしまった！
「あなたは今から自国の軍隊… と言っても、今は悪魔の軍団ですが…
その指揮官となりゴッドサイダーを迎え撃っていただきます
あなたの人並み以上の精神力をコントロールするのは、我々でもすぐには難しい…
だからまず姿から我々の仲間に近づいてもらった訳です…」
悪魔化した大統領はもはや人間の言葉は喋れず、自らの変わり果てた姿を見て慟哭する。
「フッ 返事には少し時間をあげましょう、連れて行け」
泣き叫ぶ大統領は男の部下の悪魔に連れていかれ、残った悪魔は大統領をバカにする。
「こんな短剣のエサに集まってくるとは、バカな奴らですね」
――大統領室の壁には、まばゆく輝く短剣が収められていた。
「ヘへ… 奴らに必要な物なら、今潰しちまった方がいいんじゃないですか？ いいでしょ公爵」
悪魔が短剣を手に取ると、一瞬で蒸発してしまった！
「バカめ、これは貴様ら下郎には持てぬ代物だ…… 持てるのは……
持ち主であるこの私、 ア ス タ ロ ト 大 公 爵 だけなのだ!!』
最後の短剣の持ち主で、アメリカを支配する男…… それはアスタロトであった！ ＜続く＞
マリガン、あれだと本当に死んだんだな…｡･ﾟ･（ﾉД`）･ﾟ･｡
大統領の変化が気持ち悪すぎるよ…Orz
蜘蛛みたいでメチャメチャグロいよ
蜘蛛みたいでメチャメチャグロいよ
死体で作られたホワイトハウスよりはマシじゃないか…
マリガン死亡にいろいろやったが、
逆にコレで他のレギュラーが死ぬ可能性はほとんど無くなった。
「継承」なんてそうそうできないからな。
死ぬとしたら次のない最終決戦だろう。
逆にコレで他のレギュラーが死ぬ可能性はほとんど無くなった。
「継承」なんてそうそうできないからな。
死ぬとしたら次のない最終決戦だろう。
私服姿のゴッドサイダー一同ってかなり珍しいな。それも全員。
ところで霊気は最近ずっと下半身がズボンのままだな。
いや、これはこれでかっこいいんだが。
ところで霊気は最近ずっと下半身がズボンのままだな。
いや、これはこれでかっこいいんだが。
もう行仁様が持ち主を知ってるのにが残る一本も自分が見つけてやるぞーって言ってるトミーの立場は…。
>>166
雑魚デビルサイダー軍団、アスタロト、リリス、魔王との連戦になればどんどん死んでいく(＝見せ場をもらえる)八犬伝的展開になるかもしれないけど
アスタロトが寝返る展開ならそれも無理っぽいな。
とはいえ魔王と戦う必要条件は短剣が五本あることだから持ってない法粛なんかは危ないかも？
>>166
雑魚デビルサイダー軍団、アスタロト、リリス、魔王との連戦になればどんどん死んでいく(＝見せ場をもらえる)八犬伝的展開になるかもしれないけど
アスタロトが寝返る展開ならそれも無理っぽいな。
とはいえ魔王と戦う必要条件は短剣が五本あることだから持ってない法粛なんかは危ないかも？
別にアスタロトが持ってても奪えばいいような気がするが、行仁様が口ごもるってことはそれじゃだめなのか？
パズス退治以降に梗って何か喋った？
悲鳴とかその場のリアクションで皆と一緒に一言とかモブ並みの扱いばかりだな。
別に寡黙なキャラじゃないはずなんだが。
別に寡黙なキャラじゃないはずなんだが。
アスタロトと大統領も再登場か。
パズス編後は五大元素短剣、マリガンの息子、ゴッドサイダー帰還、ラスネール戦と
いろいろと有ったが一応ここまでが一区切りでルキフグス編ということになるのかな。
パズス編後は五大元素短剣、マリガンの息子、ゴッドサイダー帰還、ラスネール戦と
いろいろと有ったが一応ここまでが一区切りでルキフグス編ということになるのかな。
アスタロトがゴッドサイダーになるのはほぼ確実だな。
アスタロト入れても十天が二人余るんだが、出番あるのかな。
アスタロト入れても十天が二人余るんだが、出番あるのかな。
＞このホワイトハウスは無数の人骨で形成されていた
白骨の“ホワイト”かよ！w
＞高野山・鬼哭寺跡
高野山ということは鬼哭寺は真言宗なのかな。
鬼哭一族もこの辺りが本拠地だとしたら本当は関西弁なのかw
あと、霊気と遊んでた近所の子供達もw
白骨の“ホワイト”かよ！w
＞高野山・鬼哭寺跡
高野山ということは鬼哭寺は真言宗なのかな。
鬼哭一族もこの辺りが本拠地だとしたら本当は関西弁なのかw
あと、霊気と遊んでた近所の子供達もw
流璃子「霊気、遊ばへんか？」
…うん、ちょっとかわいいｗ
…うん、ちょっとかわいいｗ
大日輪の名や読んでるお経、飾ってる仏像の感じからも真言宗っぽいな。
この世界で宗派なんぞほとんど意味なさそうだが。
この世界で宗派なんぞほとんど意味なさそうだが。
アメリカ人のマリガンや中国人の梗に日本の神様がついてるくらいだしな。
ホントちゃんぽんすぎて困る
ホントちゃんぽんすぎて困る
やっぱりルキフグスは分裂しないほうが威厳があったな。頭の人の活躍も微妙だった。
ゴッドサイダー全員に見せ場を作るために分裂したかと思いきや
結果的にはマリガン一人で倒せることに説得力を持たせただけだったな
あれだったら巨体のまま短剣の力で倒したほうがよかった気がする
結果的にはマリガン一人で倒せることに説得力を持たせただけだったな
あれだったら巨体のまま短剣の力で倒したほうがよかった気がする
帰ってきた霊気の足が長すぎて笑った
あそこ何気にプロポーション狂ってるよなｗ
今週は流璃子のデッサンも狂ってて可愛くなかった
そういやプレジデント再登場で思い出したがマリガンて軍にいたときに短剣のこと知ってたんだよな
パズス編前は魔王復活阻止が目的だったから魔方陣つぶしに専念してたってことか
で、魔王が復活したからトミーや霊気たちはもちろん流璃子、ジェミニーたちもマリガンの情報を元に探索してたと
貴重な人材だったんだなあ
パズス編前は魔王復活阻止が目的だったから魔方陣つぶしに専念してたってことか
で、魔王が復活したからトミーや霊気たちはもちろん流璃子、ジェミニーたちもマリガンの情報を元に探索してたと
貴重な人材だったんだなあ
マリガンは研究班を立ち上げただけで、短剣の事はそれを引き継いだ研究班が最近突き止めたらしい。
マリガンもさわりぐらいは知ってたかも知れないが。
マリガンもさわりぐらいは知ってたかも知れないが。
マリガンが流璃子の尻を触るとな！？
流璃子が泣きながら霊気に抱きついたのってマリガンが天に召されたから？
一人で潜った事に関してはまったく気にしてなかったから霊気の無事を見てってのは違うよな
でもマリガンとの接点もあまりなかったし、やっぱりあのシーンは唐突で変な感じ
主人公に駆け寄るヒロインがやりたかっただけ、みたいな
一人で潜った事に関してはまったく気にしてなかったから霊気の無事を見てってのは違うよな
でもマリガンとの接点もあまりなかったし、やっぱりあのシーンは唐突で変な感じ
主人公に駆け寄るヒロインがやりたかっただけ、みたいな
188 ：アラスジト大侯爵 1/4：2011/05/30(月) 21:59:59.47 ID:J/rU498q
〔第64話『呪われた魔兄弟』の巻〕
――同時刻、霊気達は最後の短剣の持ち主の正体を聞き驚愕していた。
『な 何ですって！そんなバカな!! ま まさか奴が…！
アスタロトが残り一本の短剣の持ち主であり… ゴ ッ ド サ イ ダ ー ！ ？ 』
「そうじゃ、奴は元々天界の人間… あの事さえなければ、今でもな…」
「あの事…？」
『奴に… あの 呪 わ れ た 弟 さえいなければ!!』
―アメリカ・ニューヨーク港―
自由のシンボル・自由の女神像は悪魔に支配され、邪悪な姿へと変貌していた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110530214649.jpg
都市は荒れ果て、至る所に無数の人骨が転がり、カラスが不気味に鳴いていた。
そして―――― 生き残った人々は、ｼｬｳﾝｼｬｳﾝと不気味な音を立てる何者かから逃げ惑っていた。
『メン・スイーパー（人間掃除機）が来たぞ――――!! 早く逃げろ――――!!』
メンスイーパーと呼ばれた悪魔は回転する刃をこちらに向け、触手で人間を捕えてゆく！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110530214702.jpg
捕えた人間は刃の口に落とされ、一瞬でバラバラにされ後方からスライス肉となり排出されていく。
そしてメンスイーパーの後方には無数のグールが肉片を拾って貪っていた。
『ｸﾞｹﾞｯ！ ﾀ…ﾀﾍﾞﾔｽｸﾃ…ｳﾒｪ…』
その光景を物陰から見ていた生存者達は舌打ちする。
――同時刻、霊気達は最後の短剣の持ち主の正体を聞き驚愕していた。
『な 何ですって！そんなバカな!! ま まさか奴が…！
アスタロトが残り一本の短剣の持ち主であり… ゴ ッ ド サ イ ダ ー ！ ？ 』
「そうじゃ、奴は元々天界の人間… あの事さえなければ、今でもな…」
「あの事…？」
『奴に… あの 呪 わ れ た 弟 さえいなければ!!』
―アメリカ・ニューヨーク港―
自由のシンボル・自由の女神像は悪魔に支配され、邪悪な姿へと変貌していた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110530214649.jpg
都市は荒れ果て、至る所に無数の人骨が転がり、カラスが不気味に鳴いていた。
そして―――― 生き残った人々は、ｼｬｳﾝｼｬｳﾝと不気味な音を立てる何者かから逃げ惑っていた。
『メン・スイーパー（人間掃除機）が来たぞ――――!! 早く逃げろ――――!!』
メンスイーパーと呼ばれた悪魔は回転する刃をこちらに向け、触手で人間を捕えてゆく！
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捕えた人間は刃の口に落とされ、一瞬でバラバラにされ後方からスライス肉となり排出されていく。
そしてメンスイーパーの後方には無数のグールが肉片を拾って貪っていた。
『ｸﾞｹﾞｯ！ ﾀ…ﾀﾍﾞﾔｽｸﾃ…ｳﾒｪ…』
その光景を物陰から見ていた生存者達は舌打ちする。
189 ：アラスジト大侯爵 2/4：2011/05/30(月) 22:00:41.04 ID:J/rU498q
『てめぇらごときにいつまでもなめられてたまるかーっ!! 人間様を甘く見るんじゃねー!!』
ライフルやマシンガン、バズーカ等重火器で武装した生存者は一同に奮起し、反撃に転じる！
グールは全滅できたが、メンスイーパーだけ生き残ってしまう。
こちらに向かってくるメンスイーパーに銃弾を浴びせ続けるが、一向に効かない！
無残にも男達は刃によってバラバラにされてしまい、残った男達も逃げ出してしまう。
そんな折、投げ捨てて行ったバズーカを黒人の少年が拾い身構える。
（パパとママの仇だ…）『くたばれ――――っ!!』
少年は引き金を引くが―――― 不発！ 球切れだったのだ!! 巨大な刃が少年に迫る！
――と、その時バズーカがズシリと重くなる。
「弾はこめた、さぁ しっかり狙いをつけるんだボウズ」
誰かが砲弾を装てんしてくれたようだ。少年は言われるまま落ち着いて狙いを定め引き金を引く。
すると今まで無傷だったメンスイーパーはあえなく粉砕、爆発した!!
発射された砲弾はなぜかブーメランの様に戻り… 男の肩に装着される。
『名付けて降魔義手砲弾だ、ボウズ!!』
現れたのはゴッドサイダー・法粛！こめた弾は砲弾ではなく義手だったのだ！
『そ…そうか、おじちゃんは…ゴッドサイダーだね！ぼくらを助けに来てくれたんだ！』
「ボウズ、どうしてゴッドサイダーの事を…？」
『だっていつも奴らが探してたもの!!』
「奴らが…？」
――そう言いかけた直後、法粛の背後に巨大な影が迫る。
気配を感じ振り向くと―――― 禍々しいな姿と化した戦闘ヘリがいた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110530214714.jpg
いや、戦闘ヘリだけではない！いつの間にか戦車隊もこちらを包囲しているではないか！
「米軍がなぜ…？」
「ｸﾞｹﾞｹﾞ やっと見つけたぞ、合衆国を荒らすネズミめ…」
指揮官らしき悪魔が姿を現す。――それはもちろん、悪魔化した大統領だった。
ライフルやマシンガン、バズーカ等重火器で武装した生存者は一同に奮起し、反撃に転じる！
グールは全滅できたが、メンスイーパーだけ生き残ってしまう。
こちらに向かってくるメンスイーパーに銃弾を浴びせ続けるが、一向に効かない！
無残にも男達は刃によってバラバラにされてしまい、残った男達も逃げ出してしまう。
そんな折、投げ捨てて行ったバズーカを黒人の少年が拾い身構える。
（パパとママの仇だ…）『くたばれ――――っ!!』
少年は引き金を引くが―――― 不発！ 球切れだったのだ!! 巨大な刃が少年に迫る！
――と、その時バズーカがズシリと重くなる。
「弾はこめた、さぁ しっかり狙いをつけるんだボウズ」
誰かが砲弾を装てんしてくれたようだ。少年は言われるまま落ち着いて狙いを定め引き金を引く。
すると今まで無傷だったメンスイーパーはあえなく粉砕、爆発した!!
発射された砲弾はなぜかブーメランの様に戻り… 男の肩に装着される。
『名付けて降魔義手砲弾だ、ボウズ!!』
現れたのはゴッドサイダー・法粛！こめた弾は砲弾ではなく義手だったのだ！
『そ…そうか、おじちゃんは…ゴッドサイダーだね！ぼくらを助けに来てくれたんだ！』
「ボウズ、どうしてゴッドサイダーの事を…？」
『だっていつも奴らが探してたもの!!』
「奴らが…？」
――そう言いかけた直後、法粛の背後に巨大な影が迫る。
気配を感じ振り向くと―――― 禍々しいな姿と化した戦闘ヘリがいた！
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いや、戦闘ヘリだけではない！いつの間にか戦車隊もこちらを包囲しているではないか！
「米軍がなぜ…？」
「ｸﾞｹﾞｹﾞ やっと見つけたぞ、合衆国を荒らすネズミめ…」
指揮官らしき悪魔が姿を現す。――それはもちろん、悪魔化した大統領だった。
190 ：アラスジト大侯爵 3/4：2011/05/30(月) 22:01:22.92 ID:J/rU498q
（ま… まさか… アメリカ大統領!?）
――さしもの法粛も、変わり果ててしまった大統領の姿に驚きを隠せなかった。
「その通りだ、ゴッドサイダー・法粛」
突如上空から声が聞こえる。見上げると、黒い鳩の群れと共に何者かが降りてくるではないか！
「そう… 人は私の事を『黒バト公爵』と呼ぶ…」
―同時刻、ワシントン近郊・チェサビーク湾―
悪魔が港でたむろしていると、ふと夕陽がキラリと輝く。
「何だありゃ？」
「さぁ… 夕陽にしては、光が強すぎ・・・・・・・・・・る！？』
夕陽から放たれた強大なエネルギーは、悪魔の群れを一撃でせん滅する！
――――そして海上を歩いて渡ってきたのは――――鬼哭霊気だった。
「短剣の共鳴で分かったのは、残り１本がアメリカ東海岸近くにあると言う事だけだ…
ニューヨークに一足先にたった法粛は無事に着いただろうか」
その時、霊気の頭上を鳩の大群が一直線に北東に飛んでいくのを見る。
「北東… まさかニューヨークに？」 霊気は行仁に言われた言葉を思い出す。
「そのアスタロトの呪われた弟は、
天界から地に落とされた時周りを召使いの鳩に守られて落ちて行ったと言う…
そして地上に近づくにつれてその鳩の色は黒く変わり、奴の凶暴な性格が表に現れだした…
怪物へと変身していったのじゃ」
――さしもの法粛も、変わり果ててしまった大統領の姿に驚きを隠せなかった。
「その通りだ、ゴッドサイダー・法粛」
突如上空から声が聞こえる。見上げると、黒い鳩の群れと共に何者かが降りてくるではないか！
「そう… 人は私の事を『黒バト公爵』と呼ぶ…」
―同時刻、ワシントン近郊・チェサビーク湾―
悪魔が港でたむろしていると、ふと夕陽がキラリと輝く。
「何だありゃ？」
「さぁ… 夕陽にしては、光が強すぎ・・・・・・・・・・る！？』
夕陽から放たれた強大なエネルギーは、悪魔の群れを一撃でせん滅する！
――――そして海上を歩いて渡ってきたのは――――鬼哭霊気だった。
「短剣の共鳴で分かったのは、残り１本がアメリカ東海岸近くにあると言う事だけだ…
ニューヨークに一足先にたった法粛は無事に着いただろうか」
その時、霊気の頭上を鳩の大群が一直線に北東に飛んでいくのを見る。
「北東… まさかニューヨークに？」 霊気は行仁に言われた言葉を思い出す。
「そのアスタロトの呪われた弟は、
天界から地に落とされた時周りを召使いの鳩に守られて落ちて行ったと言う…
そして地上に近づくにつれてその鳩の色は黒く変わり、奴の凶暴な性格が表に現れだした…
怪物へと変身していったのじゃ」
191 ：アラスジト大侯爵 4/4：2011/05/30(月) 22:02:05.14 ID:J/rU498q
場面は再び法粛へと戻る。
「どうする、法粛… 大統領を殺れるかな？
奴らの頭脳は全て私が操っている、だからまだ半分以上は確実に人間なのだ」
「オレを甘く見るなよ、黒バト野郎」
挑発する黒バト公爵を鼻で笑うと、ふと公爵は法粛の義手が無い事に気付く。
――直後、公爵の背後から義手が襲いかかるが、公爵はそれをあっさりと避ける！
「先に貴様を浄化すれば済む事だ」
義手はサルガタナスの頬をかすっただけだったが、それが公爵の闘争心に火を付けた。
「フフフ 素早いな、しかし気の毒な奴よ… 法粛
アスタロトの弟、このサルガタナスと顔を合わせるとは!!
貴様がゴッドサイダーである以上、決してオレには勝てん!!』
――件の“呪われた弟”…サルガタナスは、顔の左半分に仮面をつけた男だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110530214726.jpg ＜続く＞
「どうする、法粛… 大統領を殺れるかな？
奴らの頭脳は全て私が操っている、だからまだ半分以上は確実に人間なのだ」
「オレを甘く見るなよ、黒バト野郎」
挑発する黒バト公爵を鼻で笑うと、ふと公爵は法粛の義手が無い事に気付く。
――直後、公爵の背後から義手が襲いかかるが、公爵はそれをあっさりと避ける！
「先に貴様を浄化すれば済む事だ」
義手はサルガタナスの頬をかすっただけだったが、それが公爵の闘争心に火を付けた。
「フフフ 素早いな、しかし気の毒な奴よ… 法粛
アスタロトの弟、このサルガタナスと顔を合わせるとは!!
貴様がゴッドサイダーである以上、決してオレには勝てん!!』
――件の“呪われた弟”…サルガタナスは、顔の左半分に仮面をつけた男だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110530214726.jpg ＜続く＞
アスタロトとサルガタナスが兄弟ってのはマッキーの独自設定だよな？
伝承では全く別の設定？
確か一般に言われてるのはサルガタナスがアスタロトの部下なんじゃなかったっけ。
メン・スイーパーえぐいな… 人間ステーキってorz
あの口の刃物の中心に弾丸命中できれば倒せるかもしれないと思ったのは俺だけか？
もしくは銀の弾丸持って来いと。
あの口の刃物の中心に弾丸命中できれば倒せるかもしれないと思ったのは俺だけか？
もしくは銀の弾丸持って来いと。
まさか法粛に見せ場が！
やばい、いかにもな新キャラ相手にたった一人で、
しかも子供を庇いながら挑むなんてもう死ぬ予感しかしないw
一方的にやられてるところに霊気が間に合って九死に一生を得るか？
しかしサルガタナスもアスタロトと同じヘルメットか。
あれ、パズス教団の衣装じゃないのか？
アスタロトがお気に入りのヘルメットを教団の正装にしたのかな。
やばい、いかにもな新キャラ相手にたった一人で、
しかも子供を庇いながら挑むなんてもう死ぬ予感しかしないw
一方的にやられてるところに霊気が間に合って九死に一生を得るか？
しかしサルガタナスもアスタロトと同じヘルメットか。
あれ、パズス教団の衣装じゃないのか？
アスタロトがお気に入りのヘルメットを教団の正装にしたのかな。
実はお兄ちゃん大好きっ子なサルガタナスが
おそろいの恰好をしたがって勝手に真似た
おそろいの恰好をしたがって勝手に真似た
バケモノになった大統領を
よく見抜けたな
よく見抜けたな
だって大統領の顔はそのままじゃないか
あの鎧甲冑ってパズス教団のデザインかと思ってたが、
アスタロトが自分の趣味をパズス教団内で広めただけだったのか
アスタロトが自分の趣味をパズス教団内で広めただけだったのか
パズスってアスタロトのこと思いっきり信用していたんだな
ん？リリスの弟だってことは知ってたはずだよな
そう名乗ってたし
どうやって信用させたんだ？
ん？リリスの弟だってことは知ってたはずだよな
そう名乗ってたし
どうやって信用させたんだ？
リリスがパズスを再生する時にちょっと脳に細工して…とかやってるかも。
ゴッドサイダーってだけでアスタロトが弱く見える不思議ｗ
ベルゼバブ以上の瘴気持ちって設定はまだ生きてるのだろうか？
ベルゼバブ以上の瘴気持ちって設定はまだ生きてるのだろうか？
デビルサイダーは悪魔そのものでゴッドサイダーは神の力を使える人間だからかねえ。
といってもどちらも霊気とシリーズボス以外は大したことないよな…。
といってもどちらも霊気とシリーズボス以外は大したことないよな…。
元々天界の人間ってことは神の血を引く人間どころか神そのものじゃないの
オリジナル十天だとしたらやっぱかなり強いんじゃない？
オリジナル十天だとしたらやっぱかなり強いんじゃない？
でもサイコロだしなあ
しかし兄が烏で弟が黒バトか
不吉な兄弟やな
しかし兄が烏で弟が黒バトか
不吉な兄弟やな
>>196
すると突如ボウズがジャケットをはだけながら叫んだ？！
『おじちゃんはおいらにこれを残してくれたんだ!! もう悲しむなってね!!』
ボウズの小さな肩には…… 法粛の鋼の義手がくっきりと神々しい光を放ち繋がっていた。
「こ… これはおじちゃんの義手なんだ… だからこんなにでっかいんだ!!」
その時、天から法粛の声が聞こえる。
《ボウズよ お前はオレの全ての「方便」を受け継いだ…
これでお前は本当のゴッドサイダーだ… 十天闘神の「方便」を司る迷底羅天の化神なのだ》
こうですかわかりません
すると突如ボウズがジャケットをはだけながら叫んだ？！
『おじちゃんはおいらにこれを残してくれたんだ!! もう悲しむなってね!!』
ボウズの小さな肩には…… 法粛の鋼の義手がくっきりと神々しい光を放ち繋がっていた。
「こ… これはおじちゃんの義手なんだ… だからこんなにでっかいんだ!!」
その時、天から法粛の声が聞こえる。
《ボウズよ お前はオレの全ての「方便」を受け継いだ…
これでお前は本当のゴッドサイダーだ… 十天闘神の「方便」を司る迷底羅天の化神なのだ》
こうですかわかりません
すると突如大統領が背広をはだけながら叫んだ？！
『彼は私にこれを残してくれたのだ!! もう悲しむなとな!!』
大統領のそれなり大きな肩には…… 法粛の鋼の義手がくっきりと神々しい光を放ち繋がっていた。
「こ… これは彼の義手なのだ… だからこんなに大きいのだ!!」
その時、天から法粛の声が聞こえる。
《大統領 あんたはオレの全ての「方便」を受け継いだ…
これであんたは本当のゴッドサイダーだ… 十天闘神の「方便」を司る迷底羅天の化神なのだ》
いやこうだろｗ
お前らｗｗｗ
まあありうるとしたら大統領仲間化かな。
あの黒人の子供じゃトミーとかぶる。
どっちにしろ無断で博物館から拝借とかはしなさそうだがｗ
まあありうるとしたら大統領仲間化かな。
あの黒人の子供じゃトミーとかぶる。
どっちにしろ無断で博物館から拝借とかはしなさそうだがｗ
>>206
なんか設定が根本から崩れた気がする。
キリスト教の悪魔ってみんなルシファーといっしょに反逆した堕天使なんだから、元天界人という理由でアスタロトがゴッドサイダーならリリスもベルセバブもラスネールも、みんなゴッドサイダーじゃん。元天使なんだから。
アスタロトだけ清らかな心を残してたのかと言えば、パズス教団でやってたことを考えればあいつだって冷酷非道だし。
なんか設定が根本から崩れた気がする。
キリスト教の悪魔ってみんなルシファーといっしょに反逆した堕天使なんだから、元天界人という理由でアスタロトがゴッドサイダーならリリスもベルセバブもラスネールも、みんなゴッドサイダーじゃん。元天使なんだから。
アスタロトだけ清らかな心を残してたのかと言えば、パズス教団でやってたことを考えればあいつだって冷酷非道だし。
とりあえず>>211よ、読みやすいように改行してくれると助かる
>>211
だよなあ
それにこのままアスタロトが仲間になるとして、魔王は絶対悪としてもリリスは仲間に出来ちゃうんだよな
リリスは魔王を愛するあまりパズスに利用されたっていう情の深いキャラだし
まあ裏切ったアスタロトがリリスなりサルガタナスなりと相打ちってのが美しい流れかもしれんが
だよなあ
それにこのままアスタロトが仲間になるとして、魔王は絶対悪としてもリリスは仲間に出来ちゃうんだよな
リリスは魔王を愛するあまりパズスに利用されたっていう情の深いキャラだし
まあ裏切ったアスタロトがリリスなりサルガタナスなりと相打ちってのが美しい流れかもしれんが
214 ：魔弟アラスジナス 1/3：2011/06/01(水) 22:00:29.16 ID:MNa3ufiJ
〔第65話『魔弟の呪い』の巻〕
「なるほど、貴様がアスタロトとリリスが天界を追われる原因になったと言われる
呪われた弟サルガタナスか」
「フッ そう言う訳だ、法粛… 貴様が知るオレの真実を胸に、地獄へ旅立つがいい」
指を突き付け挑発する法粛、頬の血を拭いながら言うサルガタナス。
周囲を見ると、米軍全戦力は法粛に砲口を向けていた。
「おおっと、やっぱお前ら本気の様だな… ンじゃ仕方ない…」
法粛は義手を構えると、義手の炎を象ったギザギザが次第に揺らめき、本物の炎と化す！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110601214200.jpg
大統領の号令で一斉射撃を開始する米軍。その内銃弾が１発法粛の頬をかすめ血が流れる。
「て…てめぇらぁぁ…！ よくもオレの二枚目の顔を…！
まだ半分人間だろうが容赦しねぇ!! 腕の一本二本は覚悟しやがれー!!
滅 義 怒 降 魔 輪 !!』
ナルシストの法粛は自慢の顔を傷つけられ、ブチ切れ義手をブーメランの様に発射した！
義手はあっという間に戦車や戦闘ヘリを両断、米軍戦力を低下させる！
――――幸い、死者は出なかったが…… 兵士が１人、指２本の第１関節を切られ叫んでいた。
「オット失礼、指の２本で済んだのは幸いってもんだ カンベンしろよ」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110601214219.jpg
義手を装着すると、今度はサルガタナスに向かう。
「そうか…
その火はヨハネの黙示録に出てくる この世の終わりに全てを浄化すると言われるメギドの火
それを少量ながら使えると言うのが法粛… 相変わらずの三文手品師め…
「三文手品師だと… て…てめぇ… オレを甘く見るのは大間違いだぜ、サルガタナス!!』
サルガタナスの挑発は、法粛の髪をホウキの様に逆立て先程より更に一層ブチ切れモードへと化す！
義手の手首から鋭いトゲを無数に生やし、メギドの炎をより一層激しく燃え上がらせる。
「なるほど、貴様がアスタロトとリリスが天界を追われる原因になったと言われる
呪われた弟サルガタナスか」
「フッ そう言う訳だ、法粛… 貴様が知るオレの真実を胸に、地獄へ旅立つがいい」
指を突き付け挑発する法粛、頬の血を拭いながら言うサルガタナス。
周囲を見ると、米軍全戦力は法粛に砲口を向けていた。
「おおっと、やっぱお前ら本気の様だな… ンじゃ仕方ない…」
法粛は義手を構えると、義手の炎を象ったギザギザが次第に揺らめき、本物の炎と化す！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110601214200.jpg
大統領の号令で一斉射撃を開始する米軍。その内銃弾が１発法粛の頬をかすめ血が流れる。
「て…てめぇらぁぁ…！ よくもオレの二枚目の顔を…！
まだ半分人間だろうが容赦しねぇ!! 腕の一本二本は覚悟しやがれー!!
滅 義 怒 降 魔 輪 !!』
ナルシストの法粛は自慢の顔を傷つけられ、ブチ切れ義手をブーメランの様に発射した！
義手はあっという間に戦車や戦闘ヘリを両断、米軍戦力を低下させる！
――――幸い、死者は出なかったが…… 兵士が１人、指２本の第１関節を切られ叫んでいた。
「オット失礼、指の２本で済んだのは幸いってもんだ カンベンしろよ」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110601214219.jpg
義手を装着すると、今度はサルガタナスに向かう。
「そうか…
その火はヨハネの黙示録に出てくる この世の終わりに全てを浄化すると言われるメギドの火
それを少量ながら使えると言うのが法粛… 相変わらずの三文手品師め…
「三文手品師だと… て…てめぇ… オレを甘く見るのは大間違いだぜ、サルガタナス!!』
サルガタナスの挑発は、法粛の髪をホウキの様に逆立て先程より更に一層ブチ切れモードへと化す！
義手の手首から鋭いトゲを無数に生やし、メギドの炎をより一層激しく燃え上がらせる。
215 ：魔弟アラスジナス 2/3：2011/06/01(水) 22:01:10.79 ID:MNa3ufiJ
「クククク… さあ、撃ってみろ法粛… オレは逃げも隠れもせん」
法粛は拳を振りかぶり突進すると、突如行仁の心波（パルス）が法粛を止めようとする！
《やめろ法粛！ お前は忘れたのか、あの呪われた宿命を…！
遠き昔、天上界の空に星が輝いた時、一人の神の子が生まれた…
しかしその子には心と血液が全く無かった
その子を救う為、その母親は守護神十天闘神から血を分けてもらい、命を吹き込もうとした…
ところがそれだけではまだ血が足りなかったのじゃ… 母親は血を求めた…
そしてこの弱みに神の姿に化けた悪魔がつけいってきたのじゃ！
「血を分け与えよう」と言う偽神の正体に気付きながらも、母親は我が子可愛さにその血をもらった
その子の兄のアスタロトと姉のリリスも真相に気付いたのだが、我が子思いの母親の哀れさに
二人とも黙っていたのじゃ…
その子こそがサルガタナス…！ だが呪われた血と心ないまま成長したサルガタナスの
凶暴な行いは、大天使ミカエルの逆鱗に触れる所となりついに地上へと落とされたのじゃ
しかし地上に落ちたサルガタナスは十天闘神の血により、闘神全ての力を吸収し
はね返すという恐るべき力を持ったという…
その力で奴は共に天界より落とされた兄のアスタロトと地上を荒らし周ったという》
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110601214233.jpg
『ご安心を、行仁様!!
悪しき物を全て浄化するメギドの火がついていれば、そんな力… 叩き潰してご覧にいれます!!』
行仁が止めるのも聞かず、法粛はそのまま攻撃を続ける！
『 滅 義 怒 抜 旋 弾 !! 』
――高エネルギーをまとった義手はサルガタナスの顔面を直撃した！
『やったぁ、やっぱりゴッドサイダーのおじちゃんだ!!』
法粛の勝利に喜び駆け寄ってくる少年。
「フッ、お兄さんと呼びな お兄さんと・・・・・・・・・と!?」
不意に法粛は戻ってきた義手を装着すると同時に違和感を感じる。
――見ると、金属製の義手がねじ曲がっているではないか！
法粛は拳を振りかぶり突進すると、突如行仁の心波（パルス）が法粛を止めようとする！
《やめろ法粛！ お前は忘れたのか、あの呪われた宿命を…！
遠き昔、天上界の空に星が輝いた時、一人の神の子が生まれた…
しかしその子には心と血液が全く無かった
その子を救う為、その母親は守護神十天闘神から血を分けてもらい、命を吹き込もうとした…
ところがそれだけではまだ血が足りなかったのじゃ… 母親は血を求めた…
そしてこの弱みに神の姿に化けた悪魔がつけいってきたのじゃ！
「血を分け与えよう」と言う偽神の正体に気付きながらも、母親は我が子可愛さにその血をもらった
その子の兄のアスタロトと姉のリリスも真相に気付いたのだが、我が子思いの母親の哀れさに
二人とも黙っていたのじゃ…
その子こそがサルガタナス…！ だが呪われた血と心ないまま成長したサルガタナスの
凶暴な行いは、大天使ミカエルの逆鱗に触れる所となりついに地上へと落とされたのじゃ
しかし地上に落ちたサルガタナスは十天闘神の血により、闘神全ての力を吸収し
はね返すという恐るべき力を持ったという…
その力で奴は共に天界より落とされた兄のアスタロトと地上を荒らし周ったという》
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『ご安心を、行仁様!!
悪しき物を全て浄化するメギドの火がついていれば、そんな力… 叩き潰してご覧にいれます!!』
行仁が止めるのも聞かず、法粛はそのまま攻撃を続ける！
『 滅 義 怒 抜 旋 弾 !! 』
――高エネルギーをまとった義手はサルガタナスの顔面を直撃した！
『やったぁ、やっぱりゴッドサイダーのおじちゃんだ!!』
法粛の勝利に喜び駆け寄ってくる少年。
「フッ、お兄さんと呼びな お兄さんと・・・・・・・・・と!?」
不意に法粛は戻ってきた義手を装着すると同時に違和感を感じる。
――見ると、金属製の義手がねじ曲がっているではないか！
216 ：魔弟アラスジナス 3/3：2011/06/01(水) 22:02:10.13 ID:MNa3ufiJ
「法粛、貴様はこの世で最も大きな罪と言うのは何か知っているか？」
爆煙が晴れるとともに、無傷のサルガタナスが姿を現した！
「それは親兄弟殺しの大罪だ、同じ血を持つ者を殺めた罪…
すなわちお前と同じ血… しかも神の血を持つおれを殺そうとしたお前に・・・・・
天 罰 が 下 る !! 神 雷 （ゴッドサンダー）!!』
――なんとサルガタナスの周囲に天使が舞い降り、まばゆく神々しい輝きが周囲を照らす！
次の瞬間、ニューヨークの都市を壊滅させる程のすさまじいエネルギーが法粛を包み込んだ！
…爆煙が晴れ、大量の瓦礫が降り注ぎ、地面はまるで干上がった川の様に大きくえぐれていた。
しかし、法粛の死体は無い。どうやら逃げた様だ…。
――その頃、NYの上空には炎に包まれた巨大なカプセルが宙を飛んでいた。
カプセルはグランドキャニオンに墜落すると、外壁が割れ縮み、法粛の肩アーマーに収納される。
中からは少年と共に疲弊した法粛がへたり込んでいた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110601214247.jpg
気絶していた少年が目覚めると、再び法粛をおじちゃんと呼ぶ。
「フッ お兄ちゃんと呼べ、バカヤロウ
…し… しかしたまげたぜ… ありゃあ、デビルサイダーなんてもんじゃねぇ…
ましてやゴッドサイダーなどでも… 奴はまるで“ 全 能 の 神 ”だ！
これではとても奴を倒せない！」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110601214258.jpg
恐るべきサルガタナスにさしもの法粛も恐怖に震えていた――… ＜続く＞
爆煙が晴れるとともに、無傷のサルガタナスが姿を現した！
「それは親兄弟殺しの大罪だ、同じ血を持つ者を殺めた罪…
すなわちお前と同じ血… しかも神の血を持つおれを殺そうとしたお前に・・・・・
天 罰 が 下 る !! 神 雷 （ゴッドサンダー）!!』
――なんとサルガタナスの周囲に天使が舞い降り、まばゆく神々しい輝きが周囲を照らす！
次の瞬間、ニューヨークの都市を壊滅させる程のすさまじいエネルギーが法粛を包み込んだ！
…爆煙が晴れ、大量の瓦礫が降り注ぎ、地面はまるで干上がった川の様に大きくえぐれていた。
しかし、法粛の死体は無い。どうやら逃げた様だ…。
――その頃、NYの上空には炎に包まれた巨大なカプセルが宙を飛んでいた。
カプセルはグランドキャニオンに墜落すると、外壁が割れ縮み、法粛の肩アーマーに収納される。
中からは少年と共に疲弊した法粛がへたり込んでいた。
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気絶していた少年が目覚めると、再び法粛をおじちゃんと呼ぶ。
「フッ お兄ちゃんと呼べ、バカヤロウ
…し… しかしたまげたぜ… ありゃあ、デビルサイダーなんてもんじゃねぇ…
ましてやゴッドサイダーなどでも… 奴はまるで“ 全 能 の 神 ”だ！
これではとても奴を倒せない！」
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恐るべきサルガタナスにさしもの法粛も恐怖に震えていた――… ＜続く＞
法粛生き残ったー!
義手のギザギザは意味があったのか。
しかし相変わらず借り物っぽい力だな。
そしてついに来た神と悪魔の力を持つ敵。
鬼哭一族からデビルサイダーにつく奴が出てくるかと思ってたらまったく違った。
しかし十天闘神すべての血を持つって強すぎなんじゃないか…？
義手のギザギザは意味があったのか。
しかし相変わらず借り物っぽい力だな。
そしてついに来た神と悪魔の力を持つ敵。
鬼哭一族からデビルサイダーにつく奴が出てくるかと思ってたらまったく違った。
しかし十天闘神すべての血を持つって強すぎなんじゃないか…？
＞地上に落ちたサルガタナスは十天闘神の血により、闘神全ての力を吸収し
＞はね返すという恐るべき力を持ったという…
一瞬、「詰んだな」って思った。
ゴッドサイダーで十天闘神と関係ないのって、誰も居ないからね。
でも、例の５本の短剣が在った。
あれなら十天闘神と関係ないよね。
実はあの短剣って、このサルガタナスを倒すために必要なんではないかな？
＞はね返すという恐るべき力を持ったという…
一瞬、「詰んだな」って思った。
ゴッドサイダーで十天闘神と関係ないのって、誰も居ないからね。
でも、例の５本の短剣が在った。
あれなら十天闘神と関係ないよね。
実はあの短剣って、このサルガタナスを倒すために必要なんではないかな？
>義手のギザギザ
今更だが、これのせいでよくバズーカに装弾できたなと思ったよ。
相変わらずの道具便りだが、まさか丸々一話法粛の活躍話とは！
やべぇ、今まで嫌いだったけどなんか好きになりそうだ！
>サルガタナス
十天闘神の血を引くってのはマッキーオリジナル設定だろうけど、
確かにこいつはベルゼバブやパズス以上に強敵になりそうだ。
今更だが、これのせいでよくバズーカに装弾できたなと思ったよ。
相変わらずの道具便りだが、まさか丸々一話法粛の活躍話とは！
やべぇ、今まで嫌いだったけどなんか好きになりそうだ！
>サルガタナス
十天闘神の血を引くってのはマッキーオリジナル設定だろうけど、
確かにこいつはベルゼバブやパズス以上に強敵になりそうだ。
十天闘神の力が効かないならミカエル様に出張ってきてもらうか
霊気の悪魔の力に頼るしかなさそう
まーたほかの十天はモブかよ…
霊気の悪魔の力に頼るしかなさそう
まーたほかの十天はモブかよ…
法粛敗走とはいえ一人で頑張ったな
得尊とはやはり違う
必殺技：「賢者の石」攻撃 だったころが懐かしい
そして相変わらず坊主の面影がない
得尊とはやはり違う
必殺技：「賢者の石」攻撃 だったころが懐かしい
そして相変わらず坊主の面影がない
髪の毛逆立ってたし、地毛なんだな
しかしかつては人間が滅んでも神のために魔王を滅すると言ってたやつが
あのギリギリで子供を救ってちゃんと自分も無事とか、かっこよすぎだろ
負けたけど
しかしかつては人間が滅んでも神のために魔王を滅すると言ってたやつが
あのギリギリで子供を救ってちゃんと自分も無事とか、かっこよすぎだろ
負けたけど
>>221
現時点でメンバー紹介があったら、「義手攻撃」とかになりそうなｷｶﾞｽｗ
>坊主の面影が無い
もう本人も自分が坊主だったってコト、すっかり忘れてそうだよね
あとは梗にまた見せ場がもらえれば文句ないんだが…
現時点でメンバー紹介があったら、「義手攻撃」とかになりそうなｷｶﾞｽｗ
>坊主の面影が無い
もう本人も自分が坊主だったってコト、すっかり忘れてそうだよね
あとは梗にまた見せ場がもらえれば文句ないんだが…
サルガタナスは流璃子の力？で動きを止めて改心した大統領にとどめを刺させるとか？
>流璃子の力？で動きを止めて
流璃子、なんかそれっぽい技使ったっけ？
流璃子、なんかそれっぽい技使ったっけ？
ナルシストな坊主とか新しすぎるｗｗｗ
あの髪の毛ヅラだと思ってたけど違ったのかよ
あの髪の毛ヅラだと思ってたけど違ったのかよ
そろそろ流璃子がさらわれてって展開がほしいな
>>226
水を操れるみたいだからそれで固めるとかなんとかその気になればできそう。
水を操れるみたいだからそれで固めるとかなんとかその気になればできそう。
水を操る能力ってまだ使えるのか？
あれは水魔ブロケルのときだけ使えたんじゃないの？
あれは水魔ブロケルのときだけ使えたんじゃないの？
霊気だって光の力も悪魔の力も使えるんだから流璃子もいけるのでは
ラストカットの法粛の白抜きの顔、アニメっぽい演出だな。
＞よくもオレの二枚目の顔を…！
悪役ナルシストの台詞だなw
＞神の姿に化けた悪魔
リリスもアスタロトも堕天してない時点で悪魔がいるということはサタンだけ先に堕天してたのか？
それともサタン由来ではない野良悪魔が元々存在してたとか？
＞カプセルはグランドキャニオンに墜落すると、外壁が割れ縮み、法粛の肩アーマーに収納される
アレって肩アーマーごと外れてないと、二人を包み込めないよな？w
＞よくもオレの二枚目の顔を…！
悪役ナルシストの台詞だなw
＞神の姿に化けた悪魔
リリスもアスタロトも堕天してない時点で悪魔がいるということはサタンだけ先に堕天してたのか？
それともサタン由来ではない野良悪魔が元々存在してたとか？
＞カプセルはグランドキャニオンに墜落すると、外壁が割れ縮み、法粛の肩アーマーに収納される
アレって肩アーマーごと外れてないと、二人を包み込めないよな？w
メギドの火ってどっかで見たと思ったら賢者の石か
アイテムの強さに頼り切って調子のってただけかと思ったら
実は使いながら密かに石の力分析してて
その後自力再現出来るようになったんだろうか
アイテムの強さに頼り切って調子のってただけかと思ったら
実は使いながら密かに石の力分析してて
その後自力再現出来るようになったんだろうか
法粛、ベルゼバブにはチンピラ扱いでサルガタナスには三文手品師呼ばわりか…
メギドの火って、別に十天闘神由来の力じゃない気がするんだがそれでもダメなんだな
逆に、あれがダメってことはあのメギドの火は法粛本人の能力によるものとも取れるけど
メギドの火って、別に十天闘神由来の力じゃない気がするんだがそれでもダメなんだな
逆に、あれがダメってことはあのメギドの火は法粛本人の能力によるものとも取れるけど
今の法粛ならベルゼバブを倒せるんじゃないか？
腐汁をメギドの炎で蒸発させるとか。
腐汁をメギドの炎で蒸発させるとか。
ベルゼバブはアスタロトと同格だったんじゃ
とどめを刺すことは出来るかもしれないが、
法粛ではそこまでいけるかどうか・・・。
ジェロニモがサンシャインと再戦したら勝てるか？みたいな。
「ゴッドサイダーは霊気（阿太羅）一人じゃないぜーっ！！」
とか良いながら最後に美味しいところを持って行くならアリかも。
法粛ではそこまでいけるかどうか・・・。
ジェロニモがサンシャインと再戦したら勝てるか？みたいな。
「ゴッドサイダーは霊気（阿太羅）一人じゃないぜーっ！！」
とか良いながら最後に美味しいところを持って行くならアリかも。
腐汁の分身を義手で倒すところまでは行くけど
影に逃げ込んだ本体に背中から貫かれて終わりだろうな
影に逃げ込んだ本体に背中から貫かれて終わりだろうな
>影に逃げ込んだ本体
そこでマリガンのジーザス・フラッシュで影を消すなり、反対方向に映すなりすれば…
そこでマリガンのジーザス・フラッシュで影を消すなり、反対方向に映すなりすれば…
242 ：魔弟アラスジナス 1/5：2011/06/03(金) 22:00:07.35 ID:EAuCDe8D
〔第66話『宿命の対決』の巻〕
…どこかもわからない、暗闇の中に霊気はいた。ふと、前方に小さな光が見える。
光は突如輝きを増したかと思うと、十天闘神の集合体へと化し―――― 霊気に襲いかかってきた！
しかし振り下ろされる斧を巨大な腕が押さえ、粉々に握りつぶす。
その腕は―――― 魔王！ 魔王が霊気を助けたのだ！
『き 貴様がなぜ!?』
霊気は頭上の魔王を見上げると―――― それは魔王は魔王でも、霊気の顔をした魔王だった!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110603215135.jpg
驚き、汗びっしょりで飛び起きる霊気。夢だったのだ。それも同じ夢を何度見た事か…。
「アメリカについてからますますひどくなる… そして次第に映像がくっきりと…」
「それは血のざわめきじゃよ、霊気」
振り向くと、部屋に入ってきたのは行仁・法粛・梗だった。
「行仁様…？」
「お前の血… 神と悪魔の間の血が、同じ様な宿命を持つ者の血と互いに共鳴しておるのじゃ…
まるで磁石の様にな…」
「ま… まさか奴らと…」
「そしてこの地でお前の血の宿命が、お前が生まれながらに持っている運命が明らかになるじゃろうて…」
いつになく厳しい行仁の言葉と視線に、霊気も固唾を飲み込んだ。
…どこかもわからない、暗闇の中に霊気はいた。ふと、前方に小さな光が見える。
光は突如輝きを増したかと思うと、十天闘神の集合体へと化し―――― 霊気に襲いかかってきた！
しかし振り下ろされる斧を巨大な腕が押さえ、粉々に握りつぶす。
その腕は―――― 魔王！ 魔王が霊気を助けたのだ！
『き 貴様がなぜ!?』
霊気は頭上の魔王を見上げると―――― それは魔王は魔王でも、霊気の顔をした魔王だった!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110603215135.jpg
驚き、汗びっしょりで飛び起きる霊気。夢だったのだ。それも同じ夢を何度見た事か…。
「アメリカについてからますますひどくなる… そして次第に映像がくっきりと…」
「それは血のざわめきじゃよ、霊気」
振り向くと、部屋に入ってきたのは行仁・法粛・梗だった。
「行仁様…？」
「お前の血… 神と悪魔の間の血が、同じ様な宿命を持つ者の血と互いに共鳴しておるのじゃ…
まるで磁石の様にな…」
「ま… まさか奴らと…」
「そしてこの地でお前の血の宿命が、お前が生まれながらに持っている運命が明らかになるじゃろうて…」
いつになく厳しい行仁の言葉と視線に、霊気も固唾を飲み込んだ。
243 ：魔弟アラスジナス 2/5：2011/06/03(金) 22:00:49.66 ID:EAuCDe8D
―ネオ・ホワイトハウス―
周囲を揺るがすほどのすさまじい絶叫を上げ苦しむアスタロト。
アスタロトもまた十天闘神の集合体により共鳴を起こしていたのだ。
「ク… クソ… 貴様らの血になど…！ 貴様らの血になど… 負けん!!
消え失せろ――――！ 偽善者共――――――っ!!』
ベッドから飛び起き、大きく息を荒げていると物陰に居たサルガタナスが声をかける。
「また例の発作かい、兄貴 だんだんひどくなるようだな
フッ オレに情などかけなければそんな発作に悩まされず、天界で悠々と暮らせたものを」
「フッ、お前のせいなどではない…
オレは魔王様の為、魔王様に共鳴したからこそ一緒に落ちてきたのだ… 姉リリスとて同じ…
魔王様に罠をかけ、地に落とした奴らのいる天界と
そいつらを探しもせずに魔王様に罪をかぶせた大天使ミカエルを葬り去る為にな…
それにはまず奴らが作り出した人間共と、奴らの周りをうるさく飛び回る小虫…
ゴッドサイダーを皆殺しにする必要がある！
奴らの望んでいるこの短剣・覇王で一人一人のノドをかっさばいてな!!』
「しかし… 確実にあんたの血…ゴッドサイダーの血は拒絶反応を示している
あんたの胃の血を縮める程にね…」
「フフフ その時はゴッドサイダーの全てを道連れにして、華々しく散るさ
魔界の大公爵アスタロトとしてな…」
――そして覇王を握りしめたアスタロトの高らかな笑い声が周囲に響いたのだった。
一方、ネオホワイトハウスの周囲は無数のデビルサイダーが警備していた。
その中の一部が退屈しのぎにババ抜きをしていると、悪魔にコート姿の男が近寄って行く。
「あ… あの…ダンナがた…」
『ﾑｺﾞｯ!? ｸﾞｺﾞｰ 人間だがやー！ いっただっきまーす!!』
『ちょ、ちょっと待って!! お、女の子がいます！それもとびきりかわいくてセクシーな子が!!』
悪魔は速攻で男を食おうとするが、男より女の方がいいらしく動きを止める。
「おー、そうか 貴様はこの前、街の平和の為生贄を出すと約束したS区の奴だな…」
別の悪魔は舌なめずりし、男は悪魔２匹を案内していく。
周囲を揺るがすほどのすさまじい絶叫を上げ苦しむアスタロト。
アスタロトもまた十天闘神の集合体により共鳴を起こしていたのだ。
「ク… クソ… 貴様らの血になど…！ 貴様らの血になど… 負けん!!
消え失せろ――――！ 偽善者共――――――っ!!』
ベッドから飛び起き、大きく息を荒げていると物陰に居たサルガタナスが声をかける。
「また例の発作かい、兄貴 だんだんひどくなるようだな
フッ オレに情などかけなければそんな発作に悩まされず、天界で悠々と暮らせたものを」
「フッ、お前のせいなどではない…
オレは魔王様の為、魔王様に共鳴したからこそ一緒に落ちてきたのだ… 姉リリスとて同じ…
魔王様に罠をかけ、地に落とした奴らのいる天界と
そいつらを探しもせずに魔王様に罪をかぶせた大天使ミカエルを葬り去る為にな…
それにはまず奴らが作り出した人間共と、奴らの周りをうるさく飛び回る小虫…
ゴッドサイダーを皆殺しにする必要がある！
奴らの望んでいるこの短剣・覇王で一人一人のノドをかっさばいてな!!』
「しかし… 確実にあんたの血…ゴッドサイダーの血は拒絶反応を示している
あんたの胃の血を縮める程にね…」
「フフフ その時はゴッドサイダーの全てを道連れにして、華々しく散るさ
魔界の大公爵アスタロトとしてな…」
――そして覇王を握りしめたアスタロトの高らかな笑い声が周囲に響いたのだった。
一方、ネオホワイトハウスの周囲は無数のデビルサイダーが警備していた。
その中の一部が退屈しのぎにババ抜きをしていると、悪魔にコート姿の男が近寄って行く。
「あ… あの…ダンナがた…」
『ﾑｺﾞｯ!? ｸﾞｺﾞｰ 人間だがやー！ いっただっきまーす!!』
『ちょ、ちょっと待って!! お、女の子がいます！それもとびきりかわいくてセクシーな子が!!』
悪魔は速攻で男を食おうとするが、男より女の方がいいらしく動きを止める。
「おー、そうか 貴様はこの前、街の平和の為生贄を出すと約束したS区の奴だな…」
別の悪魔は舌なめずりし、男は悪魔２匹を案内していく。
244 ：魔弟アラスジナス 3/5：2011/06/03(金) 22:02:05.27 ID:EAuCDe8D
―路地裏―
「こっちです」
「やけにまた暗くてジメジメして気持ちのいい所にいるじゃねぇか」
路地裏を進む内に、若い母と幼い娘の様な２人がこちらに背を向けて泣いていた。
『オ――――ッ！ いたいた！雨の日のナメクジみたいに輝いているがやー!!』
悪魔Ｂはちっこい娘の方が好みだと、肩を掴んでこちらを向かせる。
「や… やめてん…」 …少々ふくよかな娘の様だ。
悪魔Ｂはそのハスキーな声に食欲をそそられ、より一層激しくよだれをたらす。
方や悪魔Ａは母親の様な、スマートな女の足から喰いつこうとスカートをまくる。
「い… いや… アーレー!!」
『いったらっきだがや――――!!』
…しかし、その足は・・・・・・・・ 妙にモﾞッと毛深い？？？！！！
『どうだ――――っ!! なかなかセクシーだろうが、てめぇら――――――っ!!』
女装を解き悪魔に一撃を加える 法 粛 と 行 仁 !!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110603215147.jpg
騙された事に激怒する悪魔達だったが、法粛に首をはねられ、案内役の男の胸に落ち・・・・・
・・・・・・・・・と思いきや、男は梗の変装だったのだ！
悪魔の首は梗のナマ乳に顔、いや、頭を埋める乳首をペロリとひと舐めする。
「最後に運がついて・・・・・・・・・ ない!!』
小さく悲鳴を上げる梗だったが、速攻で悪魔の頭を切り捨てた。南無！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110603215200.jpg
もう片方の悪魔は尋問にかける事にする。
『さあ、お前さんには吐いてもらうぞ！ ホワイトハウスにいる魔物の総数をな…！』
悪魔の頭を地面に押さえつけるのは、まだメイクを落としていない行仁。
そんな光景を見て、思わず噴き出す法粛と梗は噴き出した。
「コ コラッ！ わしは真剣なのじゃぞ、笑うでない！」
「こっちです」
「やけにまた暗くてジメジメして気持ちのいい所にいるじゃねぇか」
路地裏を進む内に、若い母と幼い娘の様な２人がこちらに背を向けて泣いていた。
『オ――――ッ！ いたいた！雨の日のナメクジみたいに輝いているがやー!!』
悪魔Ｂはちっこい娘の方が好みだと、肩を掴んでこちらを向かせる。
「や… やめてん…」 …少々ふくよかな娘の様だ。
悪魔Ｂはそのハスキーな声に食欲をそそられ、より一層激しくよだれをたらす。
方や悪魔Ａは母親の様な、スマートな女の足から喰いつこうとスカートをまくる。
「い… いや… アーレー!!」
『いったらっきだがや――――!!』
…しかし、その足は・・・・・・・・ 妙にモﾞッと毛深い？？？！！！
『どうだ――――っ!! なかなかセクシーだろうが、てめぇら――――――っ!!』
女装を解き悪魔に一撃を加える 法 粛 と 行 仁 !!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110603215147.jpg
騙された事に激怒する悪魔達だったが、法粛に首をはねられ、案内役の男の胸に落ち・・・・・
・・・・・・・・・と思いきや、男は梗の変装だったのだ！
悪魔の首は梗のナマ乳に顔、いや、頭を埋める乳首をペロリとひと舐めする。
「最後に運がついて・・・・・・・・・ ない!!』
小さく悲鳴を上げる梗だったが、速攻で悪魔の頭を切り捨てた。南無！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110603215200.jpg
もう片方の悪魔は尋問にかける事にする。
『さあ、お前さんには吐いてもらうぞ！ ホワイトハウスにいる魔物の総数をな…！』
悪魔の頭を地面に押さえつけるのは、まだメイクを落としていない行仁。
そんな光景を見て、思わず噴き出す法粛と梗は噴き出した。
「コ コラッ！ わしは真剣なのじゃぞ、笑うでない！」
245 ：魔弟アラスジナス 4/5：2011/06/03(金) 22:02:54.87 ID:EAuCDe8D
慌てて袖で顔をこすって化粧を落とす行仁、謝る法粛。
「さあ、吐くんだ！こんな風にセクシーな顔になりたくなかったらな…」
刀を顔のすぐ側に突き立て、梗に切り殺された悪魔の首を見せつけ脅す梗と法粛。
怯えた悪魔はいともあっさりとゲロるのだった。
『な 何ぃ！ 魔物の総数が一千――――!!??
その中の半数の約五百が魔将軍フォラス級の幹部どもじゃと!!??』
恐るべき敵戦力にさしもの３人も顔色を変える！
「ｸﾞﾍﾟﾍﾟﾍﾟ どうだ、聞いても無駄だったろうが… てめぇら何人でも勝ち目はねぇのに
たった３人で来るとはマヌケ野郎め」
挑発する悪魔の言葉に、３人はいつの間にか霊気の姿が見えない事に気付く。
『ま まさか霊気！ 早まったな！』
―同時刻、ネオ・ホワイトハウス前―
予想通り霊気は単身WHに乗り込み、閃光と共に一撃でかなりの悪魔を吹き飛ばしていた。
その強さに恐れ、大半の悪魔が呆然とする中、将軍級の悪魔３匹が前に出て名乗り出す。
「グフフ…鬼哭霊気か… オレは魔将軍アガリプレイト」
「同じくバウム」 「同じく、スペルケル」
「ここから先へは一歩も通さん!!」 眼光鋭く霊気を睨みつけるアガリプレイト！
…その頃、室内では魔兄弟がお茶を飲んでいた。
「どうやらお客様の様だな、兄貴…」
「あせらずともよい、まぁ落ち着いてお茶でも飲むんだな
この部屋はネオ・ホワイトハウスの一番奥に位置する
来るにしても、魔将軍どもが守る地獄部屋を20は通らなければならん
生きて来られたとしてもたっぷり１日はかかろうて」
「フッ、用心深い事で… では、私も」
「さあ、吐くんだ！こんな風にセクシーな顔になりたくなかったらな…」
刀を顔のすぐ側に突き立て、梗に切り殺された悪魔の首を見せつけ脅す梗と法粛。
怯えた悪魔はいともあっさりとゲロるのだった。
『な 何ぃ！ 魔物の総数が一千――――!!??
その中の半数の約五百が魔将軍フォラス級の幹部どもじゃと!!??』
恐るべき敵戦力にさしもの３人も顔色を変える！
「ｸﾞﾍﾟﾍﾟﾍﾟ どうだ、聞いても無駄だったろうが… てめぇら何人でも勝ち目はねぇのに
たった３人で来るとはマヌケ野郎め」
挑発する悪魔の言葉に、３人はいつの間にか霊気の姿が見えない事に気付く。
『ま まさか霊気！ 早まったな！』
―同時刻、ネオ・ホワイトハウス前―
予想通り霊気は単身WHに乗り込み、閃光と共に一撃でかなりの悪魔を吹き飛ばしていた。
その強さに恐れ、大半の悪魔が呆然とする中、将軍級の悪魔３匹が前に出て名乗り出す。
「グフフ…鬼哭霊気か… オレは魔将軍アガリプレイト」
「同じくバウム」 「同じく、スペルケル」
「ここから先へは一歩も通さん!!」 眼光鋭く霊気を睨みつけるアガリプレイト！
…その頃、室内では魔兄弟がお茶を飲んでいた。
「どうやらお客様の様だな、兄貴…」
「あせらずともよい、まぁ落ち着いてお茶でも飲むんだな
この部屋はネオ・ホワイトハウスの一番奥に位置する
来るにしても、魔将軍どもが守る地獄部屋を20は通らなければならん
生きて来られたとしてもたっぷり１日はかかろうて」
「フッ、用心深い事で… では、私も」
246 ：魔弟アラスジナス 5/5：2011/06/03(金) 22:03:37.19 ID:EAuCDe8D
冷静に茶を飲むアスタロトにつられ、サルガタナスがティーカップを取ろうとした瞬間――――
突如高エネルギーがホワイトハウス最深部の部屋を貫いた！
瓦礫と共にアガリプレイト達の肉片が部屋内に飛び散る。
『こ… これは… 魔将軍達の身体の破片!?』
部屋を照らし出す神々しい光に振り向くと、なんと部屋を全てぶち抜いて霊気が現れた！
霊気の出現に待ちかねたぞと邪悪な笑みを浮かべるサルガタナス。
「第五の短剣を、そして…… オレの悪夢の答えをもらいに来た!!』
激しく眉をつりあがらせ、魔兄弟を睨みつける霊気だった。 ＜続く＞
突如高エネルギーがホワイトハウス最深部の部屋を貫いた！
瓦礫と共にアガリプレイト達の肉片が部屋内に飛び散る。
『こ… これは… 魔将軍達の身体の破片!?』
部屋を照らし出す神々しい光に振り向くと、なんと部屋を全てぶち抜いて霊気が現れた！
霊気の出現に待ちかねたぞと邪悪な笑みを浮かべるサルガタナス。
「第五の短剣を、そして…… オレの悪夢の答えをもらいに来た!!』
激しく眉をつりあがらせ、魔兄弟を睨みつける霊気だった。 ＜続く＞
行仁様なにやってんだーっw
法粛、前回とのギャップが…w
デビルサイダーも美人局のポン引きとか、お前らはいったいどこ出身なんだ、言動がいちいちおかしいw
キョウ、以前は素っ裸で仁王立ちしてたのに最近はすっかりガードが硬かったけど久しぶりにいいものを見せてもらったぜ。
ふと思ったが、サルガタナスが十天闘神の力を跳ね返すというなら
行仁様が戦えばいいんじゃないだろうか。
あの人、まだ十天闘神であるとははっきり言われてないくせに強いからちょうどいいと思うんだけど。
法粛、前回とのギャップが…w
デビルサイダーも美人局のポン引きとか、お前らはいったいどこ出身なんだ、言動がいちいちおかしいw
キョウ、以前は素っ裸で仁王立ちしてたのに最近はすっかりガードが硬かったけど久しぶりにいいものを見せてもらったぜ。
ふと思ったが、サルガタナスが十天闘神の力を跳ね返すというなら
行仁様が戦えばいいんじゃないだろうか。
あの人、まだ十天闘神であるとははっきり言われてないくせに強いからちょうどいいと思うんだけど。
>女装を解き悪魔に一撃を加える 法 粛 と 行 仁 !!
ｱﾎｽｗｗｗｗｗｗｗｗ
>悪魔の首は梗のナマ乳に顔、いや、頭を埋める乳首をペロリとひと舐めする。
エロスｗｗｗｗｗｗｗｗ
>「さあ、吐くんだ！こんな風にセクシーな顔になりたくなかったらな…」
ちょ、それ悪役のセリフｗｗｗ
>瓦礫と共にアガリプレイト達の肉片が部屋内に飛び散る。
瞬殺にも程があるｗｗｗｗ
行仁様が女装するのではなく、阿太羅が女装すればよかったんじゃないかと思うわｗ
梗は最近活躍が無かったけど、お色気担当で今回がんばってくれたのでよしとしようｗ
ｱﾎｽｗｗｗｗｗｗｗｗ
>悪魔の首は梗のナマ乳に顔、いや、頭を埋める乳首をペロリとひと舐めする。
エロスｗｗｗｗｗｗｗｗ
>「さあ、吐くんだ！こんな風にセクシーな顔になりたくなかったらな…」
ちょ、それ悪役のセリフｗｗｗ
>瓦礫と共にアガリプレイト達の肉片が部屋内に飛び散る。
瞬殺にも程があるｗｗｗｗ
行仁様が女装するのではなく、阿太羅が女装すればよかったんじゃないかと思うわｗ
梗は最近活躍が無かったけど、お色気担当で今回がんばってくれたのでよしとしようｗ
_ ∩
( ﾟ∀ﾟ)彡 おっぱい！おっぱい！
⊂彡
( ﾟ∀ﾟ)彡 おっぱい！おっぱい！
⊂彡
( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟ おっぱい！おっぱい！
あ、そこのアフロマッチョはおっぱい出さなくていいです
あ、そこのアフロマッチョはおっぱい出さなくていいです
法粛の義手が直ってねえ。
絶対安直に直ると思ったのに。
絶対安直に直ると思ったのに。
アスタロトは無理に悪者ぶってるようだな。
弟に気を遣わせないためか。
弟に気を遣わせないためか。
>「や… やめてん…」
まさかと思ったが… やはりあの結果かよｗ
まさかと思ったが… やはりあの結果かよｗ
女装させるくらいなら梗で釣らせりゃよかったのにww
ん、アスタロトにも十天闘神の血が入ってるの？
サルガタナスだけじゃなくて？
いつ入ったんだ
サルガタナスだけじゃなくて？
いつ入ったんだ
アスタロトは今、デビルサイダーじゃなくて悪魔だよね？
改心したとしてもゴッドサイダーではないような。
改心したとしてもゴッドサイダーではないような。
アスタロトが十天闘神ならちゃんと自分もサルガタナスに血を与えたってことだな。
しかし女装とかおっぱいとかに気を取られてるが、さりげなくアスタロトが大事なこと言ってるぞ。
魔王＝ルシファーを罠にかけた奴の存在が言及されてる。
地上が大変なのに何もしないと言われていた神が実は黒幕説もあながち間違いなじゃいのかも。
神＝悪、悪魔＝被害者という価値観の逆転を持ってくるか。
しかし女装とかおっぱいとかに気を取られてるが、さりげなくアスタロトが大事なこと言ってるぞ。
魔王＝ルシファーを罠にかけた奴の存在が言及されてる。
地上が大変なのに何もしないと言われていた神が実は黒幕説もあながち間違いなじゃいのかも。
神＝悪、悪魔＝被害者という価値観の逆転を持ってくるか。
確かに言われてみれば…
普通なら神・天使＝人類の救世主だけど、見方を変えれば悪魔が人類の救世主になるんだよな。
例えば
神 「人類は地球や他の生物を破壊する存在。だから滅ぶべき」
悪魔「悪魔は人類がいないと困るのだよ…」 →人類への味方化
とか。
普通なら神・天使＝人類の救世主だけど、見方を変えれば悪魔が人類の救世主になるんだよな。
例えば
神 「人類は地球や他の生物を破壊する存在。だから滅ぶべき」
悪魔「悪魔は人類がいないと困るのだよ…」 →人類への味方化
とか。
行仁様に女装までやらせるとは……流璃子は何をやってんだよ
自らスッポンポンになって囮になるくらいしろよな
自らスッポンポンになって囮になるくらいしろよな
梗やジェミニーはこうやってたまに脱いでくれるけど流璃子は全く脱がないな
だからジェミニーはもう脱がんでいいって…
流璃子は前半で何度も脱いだし、戦闘服？はほぼ全裸なんだしいいだろ
流璃子は前半で何度も脱いだし、戦闘服？はほぼ全裸なんだしいいだろ
263 ：魔弟アラスジナス 1/3：2011/06/05(日) 21:59:37.70 ID:w7dfk5Dy
〔第67話『悪魔の血破弾』の巻〕
「貴様の悪夢だと？そんなものは知らん
ただ… オレは今、ムカつく程の偽善者の貴様をコマ切れのミンチにしてやりたいだけだ…」
「そうか では… まず貴様を倒してからアスタロトに聞くとしよう…」
サルガタナスと霊気の挑発合戦の最中、アスタロトはこれの事だろうと覇王を見せる。
「では、戦いをショーアップしてやるとするか… 受け取れ霊気!!』
――なんとアスタロトは覇王を霊気に向かって放り投げた！
覇王が霊気のすぐそばまで来た瞬間、サルガタナスは音も無くスーッと霊気の目前まで近寄り…
覇王をキャッチすると霊気の顔の中心に突き立てた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110605214905.jpg
…しかし、こんな不意打ちで倒せる霊気ではない。
「早合点するなよサルガタナス」 ――とっさに抜いた命で覇王を受け止めていた！
すると短剣同志のエネルギーがぶつかり合い、２人は弾き飛ばされ部屋の壁に叩きつけられる！
だがサルガタナスは空中で回転し、体制を整えると壁を蹴って再び攻撃を仕掛ける！
『死ね、霊気!!』
シーツにくるまれもがく霊気に覇王を突き立てる ――が、霊気は指で受け止めていた。
「遊びは終わりだ、サルガタナス」
霊気の反撃の一撃がサルガタナスの顔面に命中し、仮面にヒビが入る。
『 神 魔 血 破 炸 裂 弾 !!』
零距離からのショットガンを放つように無数の血破弾がサルガタナスに炸裂する！
天井に吹き飛ばされたサルガタナスを確認し、霊気は覇王を手にし、懐に入れる。
「確かに短剣“覇王”はいただいた… 次は貴様の番だ、アスタロト」
「貴様の悪夢だと？そんなものは知らん
ただ… オレは今、ムカつく程の偽善者の貴様をコマ切れのミンチにしてやりたいだけだ…」
「そうか では… まず貴様を倒してからアスタロトに聞くとしよう…」
サルガタナスと霊気の挑発合戦の最中、アスタロトはこれの事だろうと覇王を見せる。
「では、戦いをショーアップしてやるとするか… 受け取れ霊気!!』
――なんとアスタロトは覇王を霊気に向かって放り投げた！
覇王が霊気のすぐそばまで来た瞬間、サルガタナスは音も無くスーッと霊気の目前まで近寄り…
覇王をキャッチすると霊気の顔の中心に突き立てた！
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…しかし、こんな不意打ちで倒せる霊気ではない。
「早合点するなよサルガタナス」 ――とっさに抜いた命で覇王を受け止めていた！
すると短剣同志のエネルギーがぶつかり合い、２人は弾き飛ばされ部屋の壁に叩きつけられる！
だがサルガタナスは空中で回転し、体制を整えると壁を蹴って再び攻撃を仕掛ける！
『死ね、霊気!!』
シーツにくるまれもがく霊気に覇王を突き立てる ――が、霊気は指で受け止めていた。
「遊びは終わりだ、サルガタナス」
霊気の反撃の一撃がサルガタナスの顔面に命中し、仮面にヒビが入る。
『 神 魔 血 破 炸 裂 弾 !!』
零距離からのショットガンを放つように無数の血破弾がサルガタナスに炸裂する！
天井に吹き飛ばされたサルガタナスを確認し、霊気は覇王を手にし、懐に入れる。
「確かに短剣“覇王”はいただいた… 次は貴様の番だ、アスタロト」
264 ：魔弟アラスジナス 2/3：2011/06/05(日) 22:00:20.03 ID:w7dfk5Dy
――しかし、倒したはずのサルガタナスが突如笑い出し驚いた霊気は振り向くと――――
なんと霊気のすぐそばにコウモリのようにぶら下がり笑っていた！
「ま まさか 確実にヒットしたはず…」
「フッ 密教寺鬼哭寺で育った貴様の身（印）・口（呪文）・意（念力）を一つにして
光の力と化し血管より相手の心臓を突き破る技など……
そんな簡単な構造の技など… 全知全能のオレには効かん」
「全知全能…？」
「フフ その証拠を見せてやろう」
言うが早いか、アスタロトの仮面が剥がれ落ち…… その素顔に霊気は驚愕した！
一方、行仁達は… 単独行動した霊気の元へ救援に向かおうとしていた。
戦闘態勢を整える梗と法粛をよそに行仁は焦る。
『今のままでは霊気はサルガタナスに勝てん!!
自分自身の血の秘密を知らん限り、全ての技は奴に返されてしまう！
例え究極の光の力を使おうとも!! 取り返しのつかん事になる前に霊気を連れ戻すのだ!!』
そして３人はホワイトハウスを守る魔将軍の群れに突っ込んでいった！
場面は再び驚愕する霊気へと戻る。
『バ バカな!! こんな事が!! 顔 の 中 に 別 の 空 間 が !! 』
仮面に隠されたサルガタナスの素顔… それは顔左半分に魔界のような空間が映し出されていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110605214919.jpg
空間さえも支配する神と自称するサルガタナスは霊気に神罰を与えようと襲いかかる！
顔の中の空間の火山が噴火すると、顔から火山弾が飛び出してきてそれをキャッチする。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110605214931.jpg
なんと霊気のすぐそばにコウモリのようにぶら下がり笑っていた！
「ま まさか 確実にヒットしたはず…」
「フッ 密教寺鬼哭寺で育った貴様の身（印）・口（呪文）・意（念力）を一つにして
光の力と化し血管より相手の心臓を突き破る技など……
そんな簡単な構造の技など… 全知全能のオレには効かん」
「全知全能…？」
「フフ その証拠を見せてやろう」
言うが早いか、アスタロトの仮面が剥がれ落ち…… その素顔に霊気は驚愕した！
一方、行仁達は… 単独行動した霊気の元へ救援に向かおうとしていた。
戦闘態勢を整える梗と法粛をよそに行仁は焦る。
『今のままでは霊気はサルガタナスに勝てん!!
自分自身の血の秘密を知らん限り、全ての技は奴に返されてしまう！
例え究極の光の力を使おうとも!! 取り返しのつかん事になる前に霊気を連れ戻すのだ!!』
そして３人はホワイトハウスを守る魔将軍の群れに突っ込んでいった！
場面は再び驚愕する霊気へと戻る。
『バ バカな!! こんな事が!! 顔 の 中 に 別 の 空 間 が !! 』
仮面に隠されたサルガタナスの素顔… それは顔左半分に魔界のような空間が映し出されていた！
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空間さえも支配する神と自称するサルガタナスは霊気に神罰を与えようと襲いかかる！
顔の中の空間の火山が噴火すると、顔から火山弾が飛び出してきてそれをキャッチする。
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265 ：魔弟アラスジナス 3/3：2011/06/05(日) 22:02:28.83 ID:w7dfk5Dy
「フフフ これは貴様の血破弾のエネルギーを オレの空間でより強力に精製した火の玉よ…
つまり顔面のブラックホールから吸収した力を、同じ顔面のホワイトホールが
より強力な力にして吐き出したと言う訳だ
こいつを貴様自身の身体に味わわせてやるぜェ 霊気ィ!! 神 魔 血 破 弾 !! 』
まさかの血破弾に咄嗟に両腕で防御するが、光の粒子は腕を貫通し霊気に直撃する!!
直撃を受けた霊気は壁をいくつも破壊し、数部屋先の壁へと激突する！
「こ… こんなバカ…な… グ…」
激しく吐血する霊気の胸に浮かび上がったのは、梵字ではなく魔文字だった。
――――直後、魔文字から大流血を起こした！
『トドメだ霊気――――ッ！ 神 魔 血 破 砲 弾 !!』
トドメの一撃を放つサルガタナス！動けない霊気は直撃を受け、バラバラに吹き飛んだ！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110605214945.jpg
…しかし、霊気の姿は見当たらなかった。代わりに落ちてきたのは… 壊れた法粛の肩当てだった。
いつの間にかすり替わったのを悔しがり、サルガタナスは肩当てを握りつぶしたのだった。
「あやつらめ… 変わり身か!! だが兄貴には感謝するぜ、手を出さずにいてくれてな
奴の息の根は必ずオレのこの手で止めてやるからな!!』
「それは単純な怒りか… それとも肩の痛みのせいか？」
見ると、いつの間にかサルガタナスの左肩の後ろに覇王が深々と刺さっていた。
「クックッ 霊気め… 偶然なのか… 噴き出る血潮で剣をオレの方へ飛ばすとは！
せいぜい生き延びてみろ、霊気ィ オレがミンチにしてやるまではな！」
サルガタナスは覇王を抜くと、憎々しげに呪詛を吐いた。
その頃… 法粛は霊気を担いで行仁・梗と共に撤退していた。
「死ぬな、死ぬなよ霊気！」
「奴を倒せるのはお前しかおらんのじゃ！ じゃから、何としても、何としても……
生きるんじゃ、霊気!!」
――必死に霊気に生きてくれと懇願する行仁だが、霊気は何も答えなかった…。 ＜続く＞
つまり顔面のブラックホールから吸収した力を、同じ顔面のホワイトホールが
より強力な力にして吐き出したと言う訳だ
こいつを貴様自身の身体に味わわせてやるぜェ 霊気ィ!! 神 魔 血 破 弾 !! 』
まさかの血破弾に咄嗟に両腕で防御するが、光の粒子は腕を貫通し霊気に直撃する!!
直撃を受けた霊気は壁をいくつも破壊し、数部屋先の壁へと激突する！
「こ… こんなバカ…な… グ…」
激しく吐血する霊気の胸に浮かび上がったのは、梵字ではなく魔文字だった。
――――直後、魔文字から大流血を起こした！
『トドメだ霊気――――ッ！ 神 魔 血 破 砲 弾 !!』
トドメの一撃を放つサルガタナス！動けない霊気は直撃を受け、バラバラに吹き飛んだ！
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…しかし、霊気の姿は見当たらなかった。代わりに落ちてきたのは… 壊れた法粛の肩当てだった。
いつの間にかすり替わったのを悔しがり、サルガタナスは肩当てを握りつぶしたのだった。
「あやつらめ… 変わり身か!! だが兄貴には感謝するぜ、手を出さずにいてくれてな
奴の息の根は必ずオレのこの手で止めてやるからな!!』
「それは単純な怒りか… それとも肩の痛みのせいか？」
見ると、いつの間にかサルガタナスの左肩の後ろに覇王が深々と刺さっていた。
「クックッ 霊気め… 偶然なのか… 噴き出る血潮で剣をオレの方へ飛ばすとは！
せいぜい生き延びてみろ、霊気ィ オレがミンチにしてやるまではな！」
サルガタナスは覇王を抜くと、憎々しげに呪詛を吐いた。
その頃… 法粛は霊気を担いで行仁・梗と共に撤退していた。
「死ぬな、死ぬなよ霊気！」
「奴を倒せるのはお前しかおらんのじゃ！ じゃから、何としても、何としても……
生きるんじゃ、霊気!!」
――必死に霊気に生きてくれと懇願する行仁だが、霊気は何も答えなかった…。 ＜続く＞
顔の穴はブラックホールなのかホワイトホールなのかどっちなんだよ
空間を操るんだからどっちにもなるんだろ
しかし法粛、見かけと違っていぶし銀の活躍だな。
今回の霊気やこの間の子供を救ったのもそうだし
パズス編終盤で地下魔方陣をつぶしに行ったり前回みたいに情報収集したりと、
霊気や阿太羅みたいな脳筋の直接戦闘型が全力で戦えるよう裏方に徹すればキャラ立ちできたのに。
少年誌じゃ苦しいか。
しかし法粛、見かけと違っていぶし銀の活躍だな。
今回の霊気やこの間の子供を救ったのもそうだし
パズス編終盤で地下魔方陣をつぶしに行ったり前回みたいに情報収集したりと、
霊気や阿太羅みたいな脳筋の直接戦闘型が全力で戦えるよう裏方に徹すればキャラ立ちできたのに。
少年誌じゃ苦しいか。
青年誌だったら立派に活躍できただろうな。
もちろん、流璃子や梗なんかも別な意味で活躍できそうだ。
・・・・で、ブラックホールは有名だけど、ホワイトホールは実在するの？
もちろん、流璃子や梗なんかも別な意味で活躍できそうだ。
・・・・で、ブラックホールは有名だけど、ホワイトホールは実在するの？
パズス編の時といい法粛は遁術の達人だったのか
サルガタナスは2度同じ人物に逃げられたのに法粛より霊気を気にするんだな
サルガタナスは2度同じ人物に逃げられたのに法粛より霊気を気にするんだな
>流璃子や梗なんかも別な意味で活躍できそうだ。
二人とも青年誌なみの活躍？してるだろｗｗｗ
流璃子はわからんが梗はハッキリ犯されてるところまででてたし。
二人とも青年誌なみの活躍？してるだろｗｗｗ
流璃子はわからんが梗はハッキリ犯されてるところまででてたし。
賢者の石といい義手といい、法粛（迷底羅天）の力は道具を操ることかもしれんな
方便なら前回も使ってたがw
方便なら前回も使ってたがw
迷底羅天は芸術を司る神だから
戦い以外で多才そうな気はする。
戦い以外で多才そうな気はする。
霊気vsサルガタナスがケンシロウvsサウザーとかぶった
自分自身の血の秘密…悪魔側の血のことだよな？
自分自身の血の秘密…悪魔側の血のことだよな？
サルガタナスって伝承上はアスタロトの部下の一人なのに
ずいぶんと強い扱いになっているな
むしろ今まで何やってたんだ？
ずいぶんと強い扱いになっているな
むしろ今まで何やってたんだ？
というかお前ら霊気の心配はしないのかと。
主人公だから死にゃあしないとわかってるからな～。
まあ復活までの経緯とサルガタナスにどうやって勝つかは気になるが。
まあ復活までの経緯とサルガタナスにどうやって勝つかは気になるが。
そういや霊気がまともに負けたのって初めてか？
一応、フォラス戦、ウッド・ワード戦も負けたとカウントする事もできるな
ホワイトホールってアレだろ、ほらキン肉マンが(ry
>>272
十天「闘」神なのに戦い以外のところで役に立つってのもなんだな。
十天「闘」神なのに戦い以外のところで役に立つってのもなんだな。
十天闘神だけど他のものも司るとか仏教では普通にありそうでは
性交を司る神とかか、わかるわかる
サルガタナスの左側の空間にある歯が気持ち悪いな
右半分と違って一本ずつ描いてあるしわずかだけど歯茎みたいなものまであるし
右半分と違って一本ずつ描いてあるしわずかだけど歯茎みたいなものまであるし
＞貴様の身（印）・口（呪文）・意（念力）を一つにして
＞光の力と化し血管より相手の心臓を突き破る技
とか言ってるけど、その血破弾食らったのに、霊気は心臓にダメージ食らったように見えないんだが。
というか、血破弾って、本当にそういう技なのか疑問になってきたな。
＞光の力と化し血管より相手の心臓を突き破る技
とか言ってるけど、その血破弾食らったのに、霊気は心臓にダメージ食らったように見えないんだが。
というか、血破弾って、本当にそういう技なのか疑問になってきたな。
むしろマッキーがその設定覚えてたことに感心した。
最近は（というか今回も）ビームでしかなかったからなあ。
ところで、行仁様の握り拳も勇ましい三人が突っ込むシーン、法粛が一番後ろだな。
せっかくアタッチメントを換えたのに女、老人に先に行かせるなよ。
最近は（というか今回も）ビームでしかなかったからなあ。
ところで、行仁様の握り拳も勇ましい三人が突っ込むシーン、法粛が一番後ろだな。
せっかくアタッチメントを換えたのに女、老人に先に行かせるなよ。
>>284
自分が使うならダメージをゼロには出来なくても多少なりとも相殺とかできるのでは。
自分が使うならダメージをゼロには出来なくても多少なりとも相殺とかできるのでは。
>>285
逆に考えるんだ、アタッチメント変えてたから少し出遅れてたと考えるんだ
逆に考えるんだ、アタッチメント変えてたから少し出遅れてたと考えるんだ
とうとう法粛の武器が無くなった。
しかし霊気、目隠しされたままサルガタナスの突きを受け止め即必殺技を使ったり
相手が自分の技を使ってきても咄嗟にガードしてるあたり技量はピカイチだな
相手が自分の技を使ってきても咄嗟にガードしてるあたり技量はピカイチだな
290 ：魔弟アラスジナス 1/4：2011/06/07(火) 22:00:31.04 ID:Bi3c4JWd
〔第68話『霊気絶命!!』の巻〕
―ワシントン近郊 アメリカ最大の核兵器貯蔵庫・ゴルゴダ・バレー―
核ミサイルが何基も立ち並ぶ奥に、魔王は鎮座していた。
「そうか… よくやったぞ、アスタロトにサルガタナス」
『ハッ 魔王様の為ならいつでも命を投げ出し戦う所存でございます!!』
「しかし、いつもながらいいお住まいで…
地球の生物を幾度も絶滅させる事の出来る程の数のICBMの支柱とは、まったくお美しい…」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607215443.jpg
サルガタナスの世辞にも、魔王は無表情のまま霊気にとどめを刺したのかと問う。
「やはり気になりますか？ 魔王様…
あなたは我々デビルサイダーに憎しみだけで生きろとお教えになられた…
ゴッドサイダーは例え親兄弟でも殺せと…！
そのあなたが自分の血を引く霊気の事を心配なされる… これはどういう事なのです？」
破壊された仮面に変わり、邪悪な笑みを浮かべたような仮面をつけたサルガタナスは反論する。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607215458.jpg
『口を慎めサルガタナス！』
アスタロトの注意も無視し、さらに言葉を続ける。
「近頃デビルサイダーの士気に乱れがあります、
これも昔の様に残虐非道さを失われた魔王様に原因がおありかと思うのですが…」
『おだまりサルガタナス！ 魔王様に向かって何と言う事を!!
近頃のお前は言葉がすぎますよ、反省なさい!!』
そう叫んだのは、姉であり魔王の妻であるリリス。（魔王の肩にいた）
しかしサルガタナスが言うには、元々こういう性格で今まで抑えていたと言うのだ。
「霊気は死んだでしょうが…
もし生きていても、他のゴッドサイダーもろとも抹殺してごらんにいれましょう
あなたがとうに忘れたであろう、神の力を使ってね!! それでは失礼致します」
――そう言い残すとサルガタナスはその場を後にした。
―ワシントン近郊 アメリカ最大の核兵器貯蔵庫・ゴルゴダ・バレー―
核ミサイルが何基も立ち並ぶ奥に、魔王は鎮座していた。
「そうか… よくやったぞ、アスタロトにサルガタナス」
『ハッ 魔王様の為ならいつでも命を投げ出し戦う所存でございます!!』
「しかし、いつもながらいいお住まいで…
地球の生物を幾度も絶滅させる事の出来る程の数のICBMの支柱とは、まったくお美しい…」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607215443.jpg
サルガタナスの世辞にも、魔王は無表情のまま霊気にとどめを刺したのかと問う。
「やはり気になりますか？ 魔王様…
あなたは我々デビルサイダーに憎しみだけで生きろとお教えになられた…
ゴッドサイダーは例え親兄弟でも殺せと…！
そのあなたが自分の血を引く霊気の事を心配なされる… これはどういう事なのです？」
破壊された仮面に変わり、邪悪な笑みを浮かべたような仮面をつけたサルガタナスは反論する。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607215458.jpg
『口を慎めサルガタナス！』
アスタロトの注意も無視し、さらに言葉を続ける。
「近頃デビルサイダーの士気に乱れがあります、
これも昔の様に残虐非道さを失われた魔王様に原因がおありかと思うのですが…」
『おだまりサルガタナス！ 魔王様に向かって何と言う事を!!
近頃のお前は言葉がすぎますよ、反省なさい!!』
そう叫んだのは、姉であり魔王の妻であるリリス。（魔王の肩にいた）
しかしサルガタナスが言うには、元々こういう性格で今まで抑えていたと言うのだ。
「霊気は死んだでしょうが…
もし生きていても、他のゴッドサイダーもろとも抹殺してごらんにいれましょう
あなたがとうに忘れたであろう、神の力を使ってね!! それでは失礼致します」
――そう言い残すとサルガタナスはその場を後にした。
291 ：魔弟アラスジナス 2/4：2011/06/07(火) 22:01:13.61 ID:Bi3c4JWd
サルガタナスが立ち去った後、リリスは弟に変わり魔王に謝罪する。
「気にしてはおらん、リリスにアスタロトよ
サルガタナスはこちらの貴重な戦力だ、幕僚の意見を聞くのは王として当然の事…
確かにワシの人間に対する統治は甘いものになっていたかもしれんな…
神に対する憎しみは今も全く変わっておらんのだが フフフ…」
―ニューヨーク・サウスブロンクス地区―
廃墟となった病院に担ぎ込み、行仁達は必死に霊気の手当てをしていた。
しかし霊気の出血はひどく、どれだけ包帯をきつく巻いても魔文字からどんどん血が溢れだす。
梗が霊気の脈を測ると、脈もどんどん弱弱しく、か細くなっていく…！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607215510.jpg
「だ… だめじゃ、霊気はもう数時間で―――― 死ぬ……!!」
――すると突風と共に病室のドアが吹き飛び、涙目の流璃子が現れた！
『おぬし、日本からどうやってここへ!?』
行仁の問いも無視し、流璃子は霊気に駆け寄りしがみつく。
「あなたの事なら、どんなに離れていても感じる事ができる… 決して、決して死なせはしない…！」
「流璃子、おぬしまさか冥界逆葬送を…！
……わかった…… もう何もいうまい 例え自分の命が縮もうとも、人の命を救うのが
おぬしの守護神、十天闘神弥勒菩薩の「願」の教え… それが愛する者の命ならば、尚更な…」
決意を固めた流璃子は霊気の額に自らの額を合わせると、目を閉じ真言を唱え始めた。
その光景を見た梗は涙を流しつつ、２人を見守る。
「がんばって、流璃子さん 愛する人の為に…！」
――その直後、病院の天井を通して不気味な光が病室を眩しいばかりに照らし出した！
次いで、まるで衛星レーザーの様に光が幾重にも降り注ぎ、病室を破壊する！
「気にしてはおらん、リリスにアスタロトよ
サルガタナスはこちらの貴重な戦力だ、幕僚の意見を聞くのは王として当然の事…
確かにワシの人間に対する統治は甘いものになっていたかもしれんな…
神に対する憎しみは今も全く変わっておらんのだが フフフ…」
―ニューヨーク・サウスブロンクス地区―
廃墟となった病院に担ぎ込み、行仁達は必死に霊気の手当てをしていた。
しかし霊気の出血はひどく、どれだけ包帯をきつく巻いても魔文字からどんどん血が溢れだす。
梗が霊気の脈を測ると、脈もどんどん弱弱しく、か細くなっていく…！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607215510.jpg
「だ… だめじゃ、霊気はもう数時間で―――― 死ぬ……!!」
――すると突風と共に病室のドアが吹き飛び、涙目の流璃子が現れた！
『おぬし、日本からどうやってここへ!?』
行仁の問いも無視し、流璃子は霊気に駆け寄りしがみつく。
「あなたの事なら、どんなに離れていても感じる事ができる… 決して、決して死なせはしない…！」
「流璃子、おぬしまさか冥界逆葬送を…！
……わかった…… もう何もいうまい 例え自分の命が縮もうとも、人の命を救うのが
おぬしの守護神、十天闘神弥勒菩薩の「願」の教え… それが愛する者の命ならば、尚更な…」
決意を固めた流璃子は霊気の額に自らの額を合わせると、目を閉じ真言を唱え始めた。
その光景を見た梗は涙を流しつつ、２人を見守る。
「がんばって、流璃子さん 愛する人の為に…！」
――その直後、病院の天井を通して不気味な光が病室を眩しいばかりに照らし出した！
次いで、まるで衛星レーザーの様に光が幾重にも降り注ぎ、病室を破壊する！
292 ：魔弟アラスジナス 3/4：2011/06/07(火) 22:01:57.79 ID:Bi3c4JWd
…ふと気がつくと、瓦礫が空中でピタリと止まっていた。
『い 一体これは!?』
「わしが結界を張った… しかしいつまでもつ事やら すぐに第二波が来よるわい!!』
言うが早いか、行仁の言葉通り第二波が結界に直撃する！
『一体何が… 何が上にいるんだ!?』
攻撃の正体をつかもうと、法粛と梗が上空に目を凝らして見ると――… 惑星が浮かんでいた！
驚愕する２人にその通りだと笑い声が響いた直後、第三波が連中を襲う！
「す すさまじい力じゃ… これではワシの結界も数分もてばいい方じゃな」
今の一撃でさらに結界が弱ったのか、瓦礫の小石が結界を通り行仁の額に当たった。
『フハハハハ――――ッ！ 当たり前だ、老いぼれめ!!
このサルガタナスとオレの生誕の時よりの守護星“永劫回帰惑星”の
神雷攻撃を受ければ５分ともたん!!』
『な 何ぃ！ 奴の生誕にまつわる不吉の星が“永劫回帰惑星”じゃと!?
なぜじゃ!? なぜ全宇宙で最も進んだ星が奴の守護星に!?』
＜黒魔術大全第二章その①：永劫回帰惑星とは… 060＞
『フハハハハ!! 忘れたか！ 貴様らの守護神は一人の神にすぎないが、
オレの体内には貴様らの守護神十天闘神全ての血が流れているのだ！
だからオレの守護星は神の集合体、神を超えた神、超高次元の永劫回帰惑星なのだ!!』
『 超 高 次 元 の 魔 神 ！ ？ 』
『わかったか！ オレにかかれば貴様らなどゴミ同然！
魔王の息子霊気もろとも皆殺しにしてやるわ――――っ!!』
直後、手が無数にある人影が結界に映る。サルガタナスの背後から現れたのは―――― 阿太羅!!
『そうはさせんぞ サルガタナス!! ゴッドサイダーを甘く見てると大ケガするぜ!!』
『い 一体これは!?』
「わしが結界を張った… しかしいつまでもつ事やら すぐに第二波が来よるわい!!』
言うが早いか、行仁の言葉通り第二波が結界に直撃する！
『一体何が… 何が上にいるんだ!?』
攻撃の正体をつかもうと、法粛と梗が上空に目を凝らして見ると――… 惑星が浮かんでいた！
驚愕する２人にその通りだと笑い声が響いた直後、第三波が連中を襲う！
「す すさまじい力じゃ… これではワシの結界も数分もてばいい方じゃな」
今の一撃でさらに結界が弱ったのか、瓦礫の小石が結界を通り行仁の額に当たった。
『フハハハハ――――ッ！ 当たり前だ、老いぼれめ!!
このサルガタナスとオレの生誕の時よりの守護星“永劫回帰惑星”の
神雷攻撃を受ければ５分ともたん!!』
『な 何ぃ！ 奴の生誕にまつわる不吉の星が“永劫回帰惑星”じゃと!?
なぜじゃ!? なぜ全宇宙で最も進んだ星が奴の守護星に!?』
＜黒魔術大全第二章その①：永劫回帰惑星とは… 060＞
『フハハハハ!! 忘れたか！ 貴様らの守護神は一人の神にすぎないが、
オレの体内には貴様らの守護神十天闘神全ての血が流れているのだ！
だからオレの守護星は神の集合体、神を超えた神、超高次元の永劫回帰惑星なのだ!!』
『 超 高 次 元 の 魔 神 ！ ？ 』
『わかったか！ オレにかかれば貴様らなどゴミ同然！
魔王の息子霊気もろとも皆殺しにしてやるわ――――っ!!』
直後、手が無数にある人影が結界に映る。サルガタナスの背後から現れたのは―――― 阿太羅!!
『そうはさせんぞ サルガタナス!! ゴッドサイダーを甘く見てると大ケガするぜ!!』
293 ：魔弟アラスジナス 4/4：2011/06/07(火) 22:03:46.83 ID:Bi3c4JWd
「そうか、貴様が噂に聞く全銃ざんぶの使い手・阿太羅か…」
『霊気をかわいがってくれたらしいな、たっぷりお礼をしてやるぜ!!』
そう叫ぶと、神木の持っていた剣がまるで怒りを具現化したような荒々しい剣へと変化する。
だが、サルガタナスは余裕で笑うと同時に仮面が割れ、一筋の光が漏れ始める…。
『 千 手 爆 塵 斬 舞 !! 』
阿太羅の猛攻が開始されると同時に、サルガタナスの仮面が開いた！
―冥界―
霊気の魂を探す流璃子。しかし探せども探せども霊気の魂は見当たらない。
…ようやく見つけたが、すでに霊気の魂はケルベロスの顎の目前だった！
必死で追い、指先が霊気の指に触れた瞬間―――― 指が滑り、霊気の魂は喰われてしまった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607215524.jpg ＜続く＞
3/4に貼り忘れ、
＜黒魔術大全第二章その①：ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607220251.jpg＞
『霊気をかわいがってくれたらしいな、たっぷりお礼をしてやるぜ!!』
そう叫ぶと、神木の持っていた剣がまるで怒りを具現化したような荒々しい剣へと変化する。
だが、サルガタナスは余裕で笑うと同時に仮面が割れ、一筋の光が漏れ始める…。
『 千 手 爆 塵 斬 舞 !! 』
阿太羅の猛攻が開始されると同時に、サルガタナスの仮面が開いた！
―冥界―
霊気の魂を探す流璃子。しかし探せども探せども霊気の魂は見当たらない。
…ようやく見つけたが、すでに霊気の魂はケルベロスの顎の目前だった！
必死で追い、指先が霊気の指に触れた瞬間―――― 指が滑り、霊気の魂は喰われてしまった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607215524.jpg ＜続く＞
3/4に貼り忘れ、
＜黒魔術大全第二章その①：ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110607220251.jpg＞
久々のリリスきたー！ …と思ったらオッパイ隠してるのかよorz
しかも最後には…マジ霊気死んだ！？打ち切りか！？
しかも最後には…マジ霊気死んだ！？打ち切りか！？
霊気そんなに重傷だったのか・・・
サルダカナスが格好悪くなった。
マスクは顔を引っ張られたみたいだし、
あのトゲトゲコスはすぐ消えるキャラっぽい。
マスクは顔を引っ張られたみたいだし、
あのトゲトゲコスはすぐ消えるキャラっぽい。
>>294
そのかわりに流璃子のおっぱいがでとるぞ。
そのかわりに流璃子のおっぱいがでとるぞ。
>マスクは顔を引っ張られたみたいだし
言われてみりゃそんな風に見えてきた…
つうか久々の黒魔術大全きたなｗ
言われてみりゃそんな風に見えてきた…
つうか久々の黒魔術大全きたなｗ
流璃子のコスチュームがいつの間にか元のふんどし＆ノーブラに戻ってるなｗ
しかしまさかの逆葬送失敗・・・マッキーどうやって復活させるつもりなんだろう
しかしまさかの逆葬送失敗・・・マッキーどうやって復活させるつもりなんだろう
逆葬送は巫女にしか使えないらしいからあの装束じゃないとだめなのかもしれん
それよりもまた阿太羅が強敵に突っかかって返り討ちにあいそうなんですが
それよりもまた阿太羅が強敵に突っかかって返り討ちにあいそうなんですが
「ゴッドサイダー」の世界の宇宙は太陽系だけなのか？w
神の世界が太陽で地獄が海王星って…。
冥王星の方が名前的に地獄っぽくね？w
神の世界が太陽で地獄が海王星って…。
冥王星の方が名前的に地獄っぽくね？w
流璃子妊娠展開か？と思ったがマリガンの最期があれだけ壮大だったのに霊気があの程度なのはおかしいよな
サルガタナスも再戦望んでいたし
それにしてもあそこまで接触しておいて最後はあんなに離れるなんてありえるのか？
ケルベロスが吸い込んだのかな
サルガタナスも再戦望んでいたし
それにしてもあそこまで接触しておいて最後はあんなに離れるなんてありえるのか？
ケルベロスが吸い込んだのかな
打ち切りじゃなければ、なんだかんだで主人公復活するんだろう。
ただ、その方法がわからん。
・・・もしかして、魔王の顔が霊気になってたのってその伏線？
ただ、その方法がわからん。
・・・もしかして、魔王の顔が霊気になってたのってその伏線？
冥界逆葬送を使うと命が縮むのか。
さすがに復活させ放題ってわけじゃないんだな。
さすがに復活させ放題ってわけじゃないんだな。
マリガンは犠牲になったのだ
霊気救出失敗しちゃったけどね
魔王様によくやったってほめられてたけどアスタロトは短剣投げただけであとは仕事してないｗ
ゴッドサイダーをおびき寄せるエサとして考えるだけなら十分なんだがなんだかなー
霊気救出失敗しちゃったけどね
魔王様によくやったってほめられてたけどアスタロトは短剣投げただけであとは仕事してないｗ
ゴッドサイダーをおびき寄せるエサとして考えるだけなら十分なんだがなんだかなー
ベルゼバブのときはみんなケルベロスに食われないよう抵抗しまくってたのに
今度の霊気は全然抵抗せず、というか失神しているとは
ていうか流璃子、帯伸ばせよ
今度の霊気は全然抵抗せず、というか失神しているとは
ていうか流璃子、帯伸ばせよ
マリガンが飽きもせず壁にへばりついててくれたら・・・
309 ：魔弟アラスジナス 1/3：2011/06/09(木) 21:59:42.85 ID:blXar1vz
〔第69話『最後の賭け』の巻〕
冥界逆葬送を試みるも、間に合わず霊気の魂はケルベロスの顎に喰われてしまった！
『いや――――っ！ 霊気――――――っ!!』
現世に戻り、冷たくなった霊気を抱きかかえ泣き叫ぶと、流璃子もまた気を失ってしまった。
その状況に行仁達は魂の救出に失敗した事を感じ取る。
「て…事は… 霊気は… 霊気は本当に…… 死 ん だ ――――っ!?』
行仁達が激しい絶望感に襲われる中、阿太羅はサルガタナスと戦っていた。
サルガタナスの仮面より神雷が発射され、阿太羅の眼前まで迫る！
「フッ そうか、これが貴様の得意の反射技か… それじゃこちらも!!」
阿太羅は咄嗟に禅を汲むと、神雷をさらに反射させた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110609215452.jpg
『これは！ 剣で全ての魔を滅する力を持つと言われる阿粛如来触地印を形作るとは!!』
『 妖 滅 浄 仏 印 !! 』
反射技をさらに反射され、サルガタナスは直撃を受け吹き飛んだ！
「フッ 口ほどにもない奴…」
勝利の余韻に浸っていると、まさかのサルガタナス生存に驚愕する！
「鎧を吹き飛ばすとは、バカな事をしたと後悔するんだな 阿太羅よ
貴様は恐怖の扉を開けてしまったのだ
貴様らや人間達には、地獄に等しい超高次元の惑星“永劫回帰惑星”とこの世を結ぶ扉をな」
惑星を背にしたサルガタナスの全裸のシルエットが浮かぶ。
するとそのシルエットから角の様な蠢く物が伸び―――― 阿太羅は絶叫する！
――サルガタナスの左半身から、巨大な魔物がわずかに飛び出していたのだ！
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冥界逆葬送を試みるも、間に合わず霊気の魂はケルベロスの顎に喰われてしまった！
『いや――――っ！ 霊気――――――っ!!』
現世に戻り、冷たくなった霊気を抱きかかえ泣き叫ぶと、流璃子もまた気を失ってしまった。
その状況に行仁達は魂の救出に失敗した事を感じ取る。
「て…事は… 霊気は… 霊気は本当に…… 死 ん だ ――――っ!?』
行仁達が激しい絶望感に襲われる中、阿太羅はサルガタナスと戦っていた。
サルガタナスの仮面より神雷が発射され、阿太羅の眼前まで迫る！
「フッ そうか、これが貴様の得意の反射技か… それじゃこちらも!!」
阿太羅は咄嗟に禅を汲むと、神雷をさらに反射させた！
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『これは！ 剣で全ての魔を滅する力を持つと言われる阿粛如来触地印を形作るとは!!』
『 妖 滅 浄 仏 印 !! 』
反射技をさらに反射され、サルガタナスは直撃を受け吹き飛んだ！
「フッ 口ほどにもない奴…」
勝利の余韻に浸っていると、まさかのサルガタナス生存に驚愕する！
「鎧を吹き飛ばすとは、バカな事をしたと後悔するんだな 阿太羅よ
貴様は恐怖の扉を開けてしまったのだ
貴様らや人間達には、地獄に等しい超高次元の惑星“永劫回帰惑星”とこの世を結ぶ扉をな」
惑星を背にしたサルガタナスの全裸のシルエットが浮かぶ。
するとそのシルエットから角の様な蠢く物が伸び―――― 阿太羅は絶叫する！
――サルガタナスの左半身から、巨大な魔物がわずかに飛び出していたのだ！
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310 ：魔弟アラスジナス 2/3：2011/06/09(木) 22:00:24.27 ID:blXar1vz
『よく見ろ阿太羅！これが「永劫回帰惑星」の住人だ!!
大神魔王（パズス）や魔王の力さえ超えた超魔神の一人なのだ!!』
『な なんだとー!? 奴の身体があの惑星とを結ぶ通路になっているのか!!』
超魔神はサルガタナスの身体から巨大な腕を伸ばし、阿太羅の身体を掴もうとする！
阿太羅は咄嗟に千手斬舞で迎撃するが、皮膚をわずかに傷つけるだけだった！
抵抗もむなしく阿太羅は捕えられ、サルガタナスの左半身へと吸い込まれてゆく。
『永劫回帰惑星の中でたっぷりと遊んでもらうんだな！』
その一部始終を見ていた法粛達は慌てふためく。
『な なんてこった、阿太羅まで！』
『あんな超魔神がたくさんいるなんて、とても私達に勝ち目はないわ!!』
「それに… 霊気が死んだ今となっては、なおさらのこと… ん？ 行仁様、何を…？」
ふと振り向くと、行仁がゴソゴソと何かをしているのが目に入る。
よく見ると―――― 霊気を中心に、 魔 法 陣 を描いているではないか!!
『な 何という事を！ 気がお触れになられたか、行仁様!!』
「……賭けじゃよ、霊気を助ける為の最後のな」
「で でも 霊気は魂さえも地獄の番犬ケルベロスに喰われ 絶対に生き返らないはずでは…？」
「確かにな… しかし… 死んだのは光り輝いているゴッドサイダー…神の血を持つ霊気の魂
だがもう“片方”はおそらく… まだ冥界をさまよっておろうて」
『ま まさか行仁様は!!』
『そうじゃ!! 残った 悪 魔 の 魂 を持つ霊気を復活させるのじゃ!!』
「そ そんな…！」
まさかの行仁の賭けに法粛と梗はただ驚くしかできなかった。
――行仁の賭けが成功すれば……“超魔神・鬼哭霊気”が復活するのだ!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110609215518.jpg
大神魔王（パズス）や魔王の力さえ超えた超魔神の一人なのだ!!』
『な なんだとー!? 奴の身体があの惑星とを結ぶ通路になっているのか!!』
超魔神はサルガタナスの身体から巨大な腕を伸ばし、阿太羅の身体を掴もうとする！
阿太羅は咄嗟に千手斬舞で迎撃するが、皮膚をわずかに傷つけるだけだった！
抵抗もむなしく阿太羅は捕えられ、サルガタナスの左半身へと吸い込まれてゆく。
『永劫回帰惑星の中でたっぷりと遊んでもらうんだな！』
その一部始終を見ていた法粛達は慌てふためく。
『な なんてこった、阿太羅まで！』
『あんな超魔神がたくさんいるなんて、とても私達に勝ち目はないわ!!』
「それに… 霊気が死んだ今となっては、なおさらのこと… ん？ 行仁様、何を…？」
ふと振り向くと、行仁がゴソゴソと何かをしているのが目に入る。
よく見ると―――― 霊気を中心に、 魔 法 陣 を描いているではないか!!
『な 何という事を！ 気がお触れになられたか、行仁様!!』
「……賭けじゃよ、霊気を助ける為の最後のな」
「で でも 霊気は魂さえも地獄の番犬ケルベロスに喰われ 絶対に生き返らないはずでは…？」
「確かにな… しかし… 死んだのは光り輝いているゴッドサイダー…神の血を持つ霊気の魂
だがもう“片方”はおそらく… まだ冥界をさまよっておろうて」
『ま まさか行仁様は!!』
『そうじゃ!! 残った 悪 魔 の 魂 を持つ霊気を復活させるのじゃ!!』
「そ そんな…！」
まさかの行仁の賭けに法粛と梗はただ驚くしかできなかった。
――行仁の賭けが成功すれば……“超魔神・鬼哭霊気”が復活するのだ!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110609215518.jpg
311 ：魔弟アラスジナス 3/3：2011/06/09(木) 22:01:05.93 ID:blXar1vz
神と悪魔の間の子・鬼哭霊気だからこそできるこの賭けに、行仁は一途の望みを託していたのだ。
「し しかしそれは以前の霊気では…」 『それは全くの別人なのですか、行仁様!!』
「それはわからん… 運を天に任せるしかな………… イッ！？』
直後、ついに結界が破れはじめサルガタナスの攻撃が行仁の背中に傷を負わせた！
『フハハハハ!! 次の一撃でこの結界は木っ端みじんだ!! 貴様ら全員と一緒にな!!』
しかし行仁は重傷を追いながらも、悪魔復活の呪文を唱え始める。
「エロイムエサイム エロイムエサイム 我は求め訴えたり…」
禍々しい呪文は空間を歪めていく。 ――――そして、魔王はこの邪悪な波動を感じ取った。
「どうなされました、魔王様？」
「わしの息子が…… 魔 王 子（デビルプリンス） が 誕 生 す る 」
行仁は正確に復活の呪文を唱え続ける。
「ホホッ ワシには本物の天罰が下るやもしれんの…」
阿太羅との戦いで、行仁が何をしようとするのか知らないサルガタナスは困惑する。
「な 何だ？ この異様な熱気は…？」
「アタ カビオラス サマハク…… エト フォミオラス… ハ ル ラ ヒ ヤ !! 』
――ついに復活の呪文が唱え終わった！
同時にサルガタナスの背後の永劫回帰惑星の火山が噴火し、霊気の形をした火山弾が飛んできた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110609215532.jpg ＜続く＞
「し しかしそれは以前の霊気では…」 『それは全くの別人なのですか、行仁様!!』
「それはわからん… 運を天に任せるしかな………… イッ！？』
直後、ついに結界が破れはじめサルガタナスの攻撃が行仁の背中に傷を負わせた！
『フハハハハ!! 次の一撃でこの結界は木っ端みじんだ!! 貴様ら全員と一緒にな!!』
しかし行仁は重傷を追いながらも、悪魔復活の呪文を唱え始める。
「エロイムエサイム エロイムエサイム 我は求め訴えたり…」
禍々しい呪文は空間を歪めていく。 ――――そして、魔王はこの邪悪な波動を感じ取った。
「どうなされました、魔王様？」
「わしの息子が…… 魔 王 子（デビルプリンス） が 誕 生 す る 」
行仁は正確に復活の呪文を唱え続ける。
「ホホッ ワシには本物の天罰が下るやもしれんの…」
阿太羅との戦いで、行仁が何をしようとするのか知らないサルガタナスは困惑する。
「な 何だ？ この異様な熱気は…？」
「アタ カビオラス サマハク…… エト フォミオラス… ハ ル ラ ヒ ヤ !! 』
――ついに復活の呪文が唱え終わった！
同時にサルガタナスの背後の永劫回帰惑星の火山が噴火し、霊気の形をした火山弾が飛んできた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110609215532.jpg ＜続く＞
もう片方って悪魔画廊で出たでかい霊気か？
魂が二つ？なんか苦しいな
阿太羅は頑張った
触地印のとき背中の腕が左右逆になってるのはご愛嬌？
こいつ、なまじ強い分いい引き立て役になってるなあ…
まさかこれでお別れか？
最初期からの仲間なだけに居なくなったら寂しいぞ
サルガタナスはゴッドサイダーの天敵かと思ったらあの超魔神を使えば魔王にも対抗できるのか
これで魔王を倒してもまだ続けられるな
阿太羅は頑張った
触地印のとき背中の腕が左右逆になってるのはご愛嬌？
こいつ、なまじ強い分いい引き立て役になってるなあ…
まさかこれでお別れか？
最初期からの仲間なだけに居なくなったら寂しいぞ
サルガタナスはゴッドサイダーの天敵かと思ったらあの超魔神を使えば魔王にも対抗できるのか
これで魔王を倒してもまだ続けられるな
なあに、次回多分阿太羅がどうなってるか描写されるだろう。
それはともかく「エロイムエサイム～～」って水木しげるの悪魔くんで見たけど、
あれって本当にある呪文なのかな。
今度唱えてみようかな
それはともかく「エロイムエサイム～～」って水木しげるの悪魔くんで見たけど、
あれって本当にある呪文なのかな。
今度唱えてみようかな
エコエコアザラク～ってのもあったような
そりゃ黒ミサだ
＞あんな超魔神がたくさんいるなんて
なんという強さのインフレ…。
まさか魔王を倒した後もこいつらとの戦いが始まるのか…？
それとも、永劫回帰惑星の扉であるサルガタナスを倒したら超魔神がそれ以降
地球に関わることも無く、めでたしめでたし？w
なんという強さのインフレ…。
まさか魔王を倒した後もこいつらとの戦いが始まるのか…？
それとも、永劫回帰惑星の扉であるサルガタナスを倒したら超魔神がそれ以降
地球に関わることも無く、めでたしめでたし？w
＞死んだのは光り輝いているゴッドサイダー…神の血を持つ霊気の魂
行仁様は何でそう断言できるんだ？
流璃子は魂は一つだけだと思ってるだろうから、
光ってなくても、霊気の魂なら気にせずに助けるだろ。
霊気に２つの魂があると仮定して（ココも納得いかんが）も、
流璃子が助けられなかったのが、ゴッドサイダーの方だ、って断言できる理由が分からん。
＞だがもう“片方”はおそらく… まだ冥界をさまよっておろうて
なんで、そうなるんだ？
そっちの方が、先にケルベロスに食われたかもしれんのに。
行仁様は何でそう断言できるんだ？
流璃子は魂は一つだけだと思ってるだろうから、
光ってなくても、霊気の魂なら気にせずに助けるだろ。
霊気に２つの魂があると仮定して（ココも納得いかんが）も、
流璃子が助けられなかったのが、ゴッドサイダーの方だ、って断言できる理由が分からん。
＞だがもう“片方”はおそらく… まだ冥界をさまよっておろうて
なんで、そうなるんだ？
そっちの方が、先にケルベロスに食われたかもしれんのに。
霊気の死体の状況から分析できるんじゃね？
「死体のオーラが少しデビルサイダーっぽく変化したからまだ悪魔の血を引いた魂が残ってる」とか。
「死体のオーラが少しデビルサイダーっぽく変化したからまだ悪魔の血を引いた魂が残ってる」とか。
>>317
全ては人気次第だろうな… ﾅﾝﾏﾝﾀﾞﾌﾞ
全ては人気次第だろうな… ﾅﾝﾏﾝﾀﾞﾌﾞ
おいサルガタナスの股間・・・
阿太羅は洗脳されて敵になるんだな
悪魔化した霊気との戦いでお互いが自我を取り戻す…燃える展開ではないか
悪魔化した霊気との戦いでお互いが自我を取り戻す…燃える展開ではないか
流璃子を攫っていけば良かったのに・・・・
流璃子は霊気じゃなくてほかの男を好きになってれば色々つらい目にあわないで良かったのになぁ
なんかいっつも霊気のために損してないか？
なんかいっつも霊気のために損してないか？
325 ：魔弟アラスジナス 1/3：2011/06/11(土) 21:59:49.60 ID:zTr8siuh
〔第70話『魔神復活!!』の巻〕
まさかの霊気復活に驚愕するサルガタナス。
『ヌウウウッ！ だ 誰だ貴様はー!?』
霊気らしき男は、皮膚を鎧化させながら名乗る。
「オレか…？ オレの名は…… 霊気！ 鬼哭霊気だ！」
完全に皮膚が鎧化した霊気は名乗りを上げる。その姿は…… やはり、悪魔然とした姿だった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110611214852.jpg
『な 何ィ！ あれが霊気!? 悪魔の血の霊気を復活させてしまったんだ！』
『し 失敗だわ！あの異様な霊気の姿は！』
次第に落ち着きを取り戻したサルガタナスは霊気を挑発する。
「フッ 悪魔の血だと？そんな事はどうでもいい
今はただいけすかない貴様をバラバラにするだけだ
さあ、どこからでもかかってこい 悪魔の血の霊気よ、楽に地獄へ落としてやるぜ」
「本当にいいんだな、チンピラ オレは暴れたくてウズウズしてんだ」
指をボキボキならし身構える霊気。
「フッ、チンピラだと… その言葉の代償は高くつく・・・・・・ぜ？！」
――なんと霊気は一瞬の内にサルガタナスの懐に潜り込み、心臓に一撃を与えていた！
「クク… 本当に高くつくようだなァ てめぇにとってな」
「バ…バカな… オレ様に… 超魔神サルガタナスに一撃を!?」
サルガタナスが血を吐くと、霊気の左半身の鎧のトゲが全て拳に集まり、奴の胸を粉砕した！
サルガタナスは吹き飛ばされつつも不気味に笑うと、天罰の『神虹』が左半身から発射される！
刃物の様になった虹は見事霊気の中心を捕えた！
まさかの霊気復活に驚愕するサルガタナス。
『ヌウウウッ！ だ 誰だ貴様はー!?』
霊気らしき男は、皮膚を鎧化させながら名乗る。
「オレか…？ オレの名は…… 霊気！ 鬼哭霊気だ！」
完全に皮膚が鎧化した霊気は名乗りを上げる。その姿は…… やはり、悪魔然とした姿だった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110611214852.jpg
『な 何ィ！ あれが霊気!? 悪魔の血の霊気を復活させてしまったんだ！』
『し 失敗だわ！あの異様な霊気の姿は！』
次第に落ち着きを取り戻したサルガタナスは霊気を挑発する。
「フッ 悪魔の血だと？そんな事はどうでもいい
今はただいけすかない貴様をバラバラにするだけだ
さあ、どこからでもかかってこい 悪魔の血の霊気よ、楽に地獄へ落としてやるぜ」
「本当にいいんだな、チンピラ オレは暴れたくてウズウズしてんだ」
指をボキボキならし身構える霊気。
「フッ、チンピラだと… その言葉の代償は高くつく・・・・・・ぜ？！」
――なんと霊気は一瞬の内にサルガタナスの懐に潜り込み、心臓に一撃を与えていた！
「クク… 本当に高くつくようだなァ てめぇにとってな」
「バ…バカな… オレ様に… 超魔神サルガタナスに一撃を!?」
サルガタナスが血を吐くと、霊気の左半身の鎧のトゲが全て拳に集まり、奴の胸を粉砕した！
サルガタナスは吹き飛ばされつつも不気味に笑うと、天罰の『神虹』が左半身から発射される！
刃物の様になった虹は見事霊気の中心を捕えた！
326 ：魔弟アラスジナス 2/3：2011/06/11(土) 22:00:37.40 ID:zTr8siuh
『フハハハハ！ 真っ二つだぜ――――!!』
……しかし霊気は真っ二つにならず、それどころか虹は霊気の身体へと吸収されていく。
「今度はこっちの番だ、貴様にも天罰って奴を与えてやるぜ サルガタナス！」
そう叫ぶと、サルガタナスとは違い霊気の全身から虹が発射される！
『 神 皇 虹 !! （レインボーゴッドエンペラー）』
無数の虹はサルガタナスの右耳手足を切り落とした！
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「な なぜだ霊気ィ… なぜオレの技を簡単に返す事が…？」
斬られた右肩口を抑え、苦痛にうめくサルガタナス。
「それはてめぇが一番よく知っているはずだ…
兄弟殺し、同胞殺し、同じ血を持つ物を傷つける事は大罪だとな…
そしててめぇとオレは同じ悪魔の血を持つ」
「な なんだと… しかし… 天罰を下すとは… 力の強い者（高級神）が弱い者（低級神）に
対して行う事のはず…
まさか… ゴッドサイダーやデビルサイダーごときが超魔神のオレに天罰を下すなど…
――！ ま まさか！ そうか…！ 神と悪魔の血を併せ持つお前も
それを一つに昇華し、もう一段上の存在に!!』
「ホッホッ どうやらワシの思惑が当たった様じゃな」
『行仁様、それでは！ ―――― 超 魔 神 ・鬼 哭 霊 気 が誕生したァ!?』
法粛の叫びと共に霊気の悪魔風の鎧がボロボロと剥がれ、その真の姿を現した！
その真の姿は―――― まるで神のごとき衣装をまとった霊気だった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110611214919.jpg
だが、サルガタナスは動じることなくただ高らかに笑っている…？
『しかしオレの方にまだ勝機はある!! いでよ、超高次元の魔神よ――――!! 霊気を殺せ――!!』
サルガタナスの呼びかけに応じ、あの巨大な魔神の腕がサルガタナスの半身から伸びてくる！
……しかし霊気は真っ二つにならず、それどころか虹は霊気の身体へと吸収されていく。
「今度はこっちの番だ、貴様にも天罰って奴を与えてやるぜ サルガタナス！」
そう叫ぶと、サルガタナスとは違い霊気の全身から虹が発射される！
『 神 皇 虹 !! （レインボーゴッドエンペラー）』
無数の虹はサルガタナスの右耳手足を切り落とした！
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「な なぜだ霊気ィ… なぜオレの技を簡単に返す事が…？」
斬られた右肩口を抑え、苦痛にうめくサルガタナス。
「それはてめぇが一番よく知っているはずだ…
兄弟殺し、同胞殺し、同じ血を持つ物を傷つける事は大罪だとな…
そしててめぇとオレは同じ悪魔の血を持つ」
「な なんだと… しかし… 天罰を下すとは… 力の強い者（高級神）が弱い者（低級神）に
対して行う事のはず…
まさか… ゴッドサイダーやデビルサイダーごときが超魔神のオレに天罰を下すなど…
――！ ま まさか！ そうか…！ 神と悪魔の血を併せ持つお前も
それを一つに昇華し、もう一段上の存在に!!』
「ホッホッ どうやらワシの思惑が当たった様じゃな」
『行仁様、それでは！ ―――― 超 魔 神 ・鬼 哭 霊 気 が誕生したァ!?』
法粛の叫びと共に霊気の悪魔風の鎧がボロボロと剥がれ、その真の姿を現した！
その真の姿は―――― まるで神のごとき衣装をまとった霊気だった！
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だが、サルガタナスは動じることなくただ高らかに笑っている…？
『しかしオレの方にまだ勝機はある!! いでよ、超高次元の魔神よ――――!! 霊気を殺せ――!!』
サルガタナスの呼びかけに応じ、あの巨大な魔神の腕がサルガタナスの半身から伸びてくる！
327 ：魔弟アラスジナス 3/3：2011/06/11(土) 22:01:18.93 ID:zTr8siuh
……が、魔神は空間から出て来ず、内側からサルガタナスの身体を掴む？？
《サルガタナス 貴様の実験動物としての役目はもう終わった…》
――魔神はそう言うと同時に、空間の内側からサルガタナスの身体を引きずりこんでしまった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110611214932.jpg
断末魔と共に消える超魔神・サルガタナス。後の空間には何も残らなかった…。
「内側から吸い込んでしまうとは… まるで超重力のブラックホールみたいだ」
…その直後、一瞬だけ魔神の姿が現れる。
《霊気… 今はお前達と争いたくない だから預かり物を返しておく また会おう、鬼哭霊気》
魔神の姿が書き消えると、その場に気を失った阿太羅が横たわっていた。
法粛と梗は阿太羅復帰とサルガタナス撃破を喜び合う。
しかし、霊気復活で一番喜びそうな流璃子は妙に怯えた顔をしていた。
霊気はしばらく無言になると、ふと地上の流璃子達を見下ろす。
「…………オレはオヤジの所に行く 魔王子として魔王に会いに行かなければならねぇ」
そう言って邪悪な笑みを浮かべる霊気。見た目は神でも、まだ心は悪魔だった！ ＜続く＞
《サルガタナス 貴様の実験動物としての役目はもう終わった…》
――魔神はそう言うと同時に、空間の内側からサルガタナスの身体を引きずりこんでしまった！
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断末魔と共に消える超魔神・サルガタナス。後の空間には何も残らなかった…。
「内側から吸い込んでしまうとは… まるで超重力のブラックホールみたいだ」
…その直後、一瞬だけ魔神の姿が現れる。
《霊気… 今はお前達と争いたくない だから預かり物を返しておく また会おう、鬼哭霊気》
魔神の姿が書き消えると、その場に気を失った阿太羅が横たわっていた。
法粛と梗は阿太羅復帰とサルガタナス撃破を喜び合う。
しかし、霊気復活で一番喜びそうな流璃子は妙に怯えた顔をしていた。
霊気はしばらく無言になると、ふと地上の流璃子達を見下ろす。
「…………オレはオヤジの所に行く 魔王子として魔王に会いに行かなければならねぇ」
そう言って邪悪な笑みを浮かべる霊気。見た目は神でも、まだ心は悪魔だった！ ＜続く＞
今は争いたくない？なんか意味深だな。次章の伏線か？
魔神思ったより紳士的
ちゃんと阿太羅返してくれたし
ちゃんと阿太羅返してくれたし
結局サルガタナス、ゴッドサイダー達の手で倒してないのな
後でまた出てくるんじゃね？
後でまた出てくるんじゃね？
改造魔人サルガタナスになるんですね
阿太羅、なんのドラマもなく帰ってきたな…なんのためにさらわれたんだ。
サルガタナスの頭がちょこっと切れてるのが地味に怖いというか気持ち悪いというかとにかく痛々しい。
結局反射と魔神頼みなのが情けなかったな。
デビルサイダーの法粛か。
>>331
改造超電子人間にならないとまともに戦えないのか。
サルガタナスの頭がちょこっと切れてるのが地味に怖いというか気持ち悪いというかとにかく痛々しい。
結局反射と魔神頼みなのが情けなかったな。
デビルサイダーの法粛か。
>>331
改造超電子人間にならないとまともに戦えないのか。
魔神はまた出てくるって事か？
しかし知性はありそうだが見た目的にザコキャラにしかみえない
しかし知性はありそうだが見た目的にザコキャラにしかみえない
そんなに知性あるようにも見えないけどな。
妙にゴテゴテして雑魚っぽいイメージなのは同意。
妙にゴテゴテして雑魚っぽいイメージなのは同意。
霊気が魔王子化して魔王のとこに行くとゴッドサイダーはあきらかに分が悪いだろ
魔王より強い魔神も後々絡んできそうだし。
先の展開がまったくよめねー
魔王より強い魔神も後々絡んできそうだし。
先の展開がまったくよめねー
最近すっかり影の薄くなった五大元素短剣も手にしているから完全に寝返ったわけでもあるまい。
アスタロトともども神陣営に引き込むために必要なプロセスなんだろう。
アスタロトともども神陣営に引き込むために必要なプロセスなんだろう。
337 ：粗筋一族 1/3：2011/06/13(月) 22:10:16.71 ID:3dnof2T6
〔第71話『鬼哭一族の掟』の巻〕
『オレは魔王子（デビルプリンス）として魔王の元へ行く!! さらばゴッドサイダーよ!!』
そう叫ぶと霊気はかつての仲間と決別し、空を飛んで魔王の元へと向かった。
まさかの霊気謀反に法粛達は驚きを隠せない。
流璃子の行かないで、との懇願もむなしく、霊気は飛び去ってしまった……。
しばらく飛ぶと、霊気の眼前に魔王の影が現れる。
《さあ…来るがよい 霊気よ、魔王子よ！ 魔王の手の中へ、お前の故郷へ戻るがよい!!》
霊気は魔王の影に突っ込むと、そのまま忽然と消えてしまった。
「き…消えた…」 「霊気が… そんなバカな…」
霊気離脱に、行仁以外の皆ショックのあまり膝をつく。
――直後、流璃子が突然声を出して苦しみ始めた？？！！
『る 流璃子さん!?』
「これは流璃子の巫女としての能力が、極度の興奮状態の為何かを察知したのじゃ
宙を飛び交う心波か何かをな…」
半ば気絶しかけていた流璃子は突如目を見開き――――
『鬼哭霊気は我々の手で殺すのだ!! それが我々に課せられた宿命なのだ!!』
そう叫ぶや否や、再び流璃子は気を失ってしまった。
しかし行仁はこの声に聞きおぼえがあった。
「ま まさかあの者達が…？ あの者達が地中より復活を…？」
『オレは魔王子（デビルプリンス）として魔王の元へ行く!! さらばゴッドサイダーよ!!』
そう叫ぶと霊気はかつての仲間と決別し、空を飛んで魔王の元へと向かった。
まさかの霊気謀反に法粛達は驚きを隠せない。
流璃子の行かないで、との懇願もむなしく、霊気は飛び去ってしまった……。
しばらく飛ぶと、霊気の眼前に魔王の影が現れる。
《さあ…来るがよい 霊気よ、魔王子よ！ 魔王の手の中へ、お前の故郷へ戻るがよい!!》
霊気は魔王の影に突っ込むと、そのまま忽然と消えてしまった。
「き…消えた…」 「霊気が… そんなバカな…」
霊気離脱に、行仁以外の皆ショックのあまり膝をつく。
――直後、流璃子が突然声を出して苦しみ始めた？？！！
『る 流璃子さん!?』
「これは流璃子の巫女としての能力が、極度の興奮状態の為何かを察知したのじゃ
宙を飛び交う心波か何かをな…」
半ば気絶しかけていた流璃子は突如目を見開き――――
『鬼哭霊気は我々の手で殺すのだ!! それが我々に課せられた宿命なのだ!!』
そう叫ぶや否や、再び流璃子は気を失ってしまった。
しかし行仁はこの声に聞きおぼえがあった。
「ま まさかあの者達が…？ あの者達が地中より復活を…？」
338 ：粗筋一族 2/3：2011/06/13(月) 22:10:58.55 ID:3dnof2T6
―核兵器貯蔵基地 ゴルゴダ・バレー―
玉座に座る魔王の前に亜空間の扉が開く。
「来たか、霊気… 魔王子霊気よ！ これで世界は我々父子のものとなるのだ！」
亜空間の中には、こちらに向かって飛んでくる霊気の姿があった。
その頃、基地の外部に数人の人影が近寄ってきた事を悪魔がアスタロトに知らせていた。
「外に人間達が集まっております、武器はもっていないようですがいかが致しましょう？」
「人間が…？ 追い払え、場合によっては殺してもよい」
命令を聞き悪魔が立ち去ると、アスタロトは壁に拳を打ちつける。
「サルガタナスめ、バカな奴だ…」
基地の扉が開くと、無数の悪魔達がなだれ込んでくる！
侵入者達は一列に並び、そのまま一歩も動かない…？？
かまわず悪魔達は侵入者に喰いつき血飛沫があがるが、侵入者達は手刀で悪魔の頭を切り裂いていた！
その内の悪魔１匹は命からがら逃げ伸び、アスタロトに報告に戻る。
「や… 奴ら… ふ… 普通の人間では… ありま……」
そこまで言って息絶え、アスタロトは様子を見に外へ出てみると…… 辺りは血の池になっていた。
「そうか、人間界においてこんな真似ができるのは…… ゴッドサイダーを除いてはただ一つ
鬼 哭 一 族 ！ 」
霊気の様な髪型、そして道着姿の男のシルエットがアスタロトを睨んでいた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110613220631.jpg
「貴様ら、霊気と流璃子の他は全て滅んだと聞いたが、どうしてここに…？」
「我々の掟は世間とは何の関係も持たず、ひっそりと生きていく事…
しかし… その掟を霊気が裏切りおった
霊気と流璃子が人間の為にお前達悪魔と戦うのは何とか目をつぶってきたが…
しかし、霊気がお前達悪魔に力を貸すのは許せん」
「霊気がデビルサイダー（我ら）に力を…？」
玉座に座る魔王の前に亜空間の扉が開く。
「来たか、霊気… 魔王子霊気よ！ これで世界は我々父子のものとなるのだ！」
亜空間の中には、こちらに向かって飛んでくる霊気の姿があった。
その頃、基地の外部に数人の人影が近寄ってきた事を悪魔がアスタロトに知らせていた。
「外に人間達が集まっております、武器はもっていないようですがいかが致しましょう？」
「人間が…？ 追い払え、場合によっては殺してもよい」
命令を聞き悪魔が立ち去ると、アスタロトは壁に拳を打ちつける。
「サルガタナスめ、バカな奴だ…」
基地の扉が開くと、無数の悪魔達がなだれ込んでくる！
侵入者達は一列に並び、そのまま一歩も動かない…？？
かまわず悪魔達は侵入者に喰いつき血飛沫があがるが、侵入者達は手刀で悪魔の頭を切り裂いていた！
その内の悪魔１匹は命からがら逃げ伸び、アスタロトに報告に戻る。
「や… 奴ら… ふ… 普通の人間では… ありま……」
そこまで言って息絶え、アスタロトは様子を見に外へ出てみると…… 辺りは血の池になっていた。
「そうか、人間界においてこんな真似ができるのは…… ゴッドサイダーを除いてはただ一つ
鬼 哭 一 族 ！ 」
霊気の様な髪型、そして道着姿の男のシルエットがアスタロトを睨んでいた。
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「貴様ら、霊気と流璃子の他は全て滅んだと聞いたが、どうしてここに…？」
「我々の掟は世間とは何の関係も持たず、ひっそりと生きていく事…
しかし… その掟を霊気が裏切りおった
霊気と流璃子が人間の為にお前達悪魔と戦うのは何とか目をつぶってきたが…
しかし、霊気がお前達悪魔に力を貸すのは許せん」
「霊気がデビルサイダー（我ら）に力を…？」
339 ：粗筋一族 3/3：2011/06/13(月) 22:11:39.99 ID:3dnof2T6
「我々は心波で全てを知った、霊気が魔王子と化した事を」
「そうだったのか… フッ それはめでたい事だ、さぞかし魔王様もお喜びであろう」
「我々には神も悪魔も関係ない…
しかし掟を破り、悪鬼と化した霊気をかばう者は 霊気同様…… 滅 す !! 』
月明かりが鬼哭一族の男達の姿を照らし、その姿をはっきりと映し出した！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110613220643.jpg
「フッ 面白い… このアスタロト大公爵を殺すと？
それでは久々に賽卦の死の舞いを見せてやるとするか」
アスタロトがサイコロを取りだすと、鬼哭一族がアスタロトを取り囲み互いの剣を連結させる。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110613220654.jpg
鬼哭一族の真言と共に剣がひとりでに動き出し、中心部のアスタロトを切り刻む！
『くらえ、鬼哭呪法！ 真 空 熊 爪 斬 !! 』
―同時刻、魔王の玉座―
亜空間から出てこようとする霊気に手の平を伸ばし、歓迎する魔王。
「霊気よ… よく来てくれた、魔王子」
「父上…」
「息子よ…」
リリスも含め、三人とも嬉しそうな表情を浮かべていた。 ＜続く＞
「そうだったのか… フッ それはめでたい事だ、さぞかし魔王様もお喜びであろう」
「我々には神も悪魔も関係ない…
しかし掟を破り、悪鬼と化した霊気をかばう者は 霊気同様…… 滅 す !! 』
月明かりが鬼哭一族の男達の姿を照らし、その姿をはっきりと映し出した！
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「フッ 面白い… このアスタロト大公爵を殺すと？
それでは久々に賽卦の死の舞いを見せてやるとするか」
アスタロトがサイコロを取りだすと、鬼哭一族がアスタロトを取り囲み互いの剣を連結させる。
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鬼哭一族の真言と共に剣がひとりでに動き出し、中心部のアスタロトを切り刻む！
『くらえ、鬼哭呪法！ 真 空 熊 爪 斬 !! 』
―同時刻、魔王の玉座―
亜空間から出てこようとする霊気に手の平を伸ばし、歓迎する魔王。
「霊気よ… よく来てくれた、魔王子」
「父上…」
「息子よ…」
リリスも含め、三人とも嬉しそうな表情を浮かべていた。 ＜続く＞
せっかくの鬼哭一族の登場だが、顔のテキトーさがホムンクルスアマゾネス並みだな。
この後、アスタロトに一蹴される様しか思い浮かばん・・・
この後、アスタロトに一蹴される様しか思い浮かばん・・・
髪形もほとんど霊気と違わんしな…
なんか、量産型霊気って感じがする。ガンダムのジムみたいな。
なんか、量産型霊気って感じがする。ガンダムのジムみたいな。
サルガタナスの死を知ったアスタロトのやるせない表情が…。
衣装はお揃いだし寝室にフリーパスだしサルガタナスの口は悪いものの兄弟の仲は良かったんだろうな。
魔王夫妻も霊気が来て嬉しそうだし、実は魔王一家は家族愛が強いんじゃないだろうか。
衣装はお揃いだし寝室にフリーパスだしサルガタナスの口は悪いものの兄弟の仲は良かったんだろうな。
魔王夫妻も霊気が来て嬉しそうだし、実は魔王一家は家族愛が強いんじゃないだろうか。
リリスは元々愛を司る天使って言ってたし、その嬉しさったらないだろう。
だが、主役かつ主戦力が抜けたゴッドサイダー側はこれから厳しくなるな。
どうなることやら
だが、主役かつ主戦力が抜けたゴッドサイダー側はこれから厳しくなるな。
どうなることやら
むしろサタン様たちのほうが親バカで懐柔されそうな様子だが
サタン様は昔のように白目だけのほうが表情が読み辛くて怖そうだったな
サタン様は昔のように白目だけのほうが表情が読み辛くて怖そうだったな
>>340
一人か二人くらいは生き残るかもしれんが、残りはサイコロでやられるだろうな
霊気みたいに神の力も瘴気も吸収できればサイコロはどうにかできるかもしれないけど
量産型には主人公補正はつかないので無理ぽ
一人か二人くらいは生き残るかもしれんが、残りはサイコロでやられるだろうな
霊気みたいに神の力も瘴気も吸収できればサイコロはどうにかできるかもしれないけど
量産型には主人公補正はつかないので無理ぽ
眉毛つり上がった人は別格っぽい
ベルゼバブ戦で手だけ復活してた時も思ったが
魔王様、霊気の事好き過ぎじゃね？
魔王様、霊気の事好き過ぎじゃね？
鬼哭一族さんって瑠璃子がデビルサイダーだった頃はなんでスルーしてたん？
雑魚だから
いいもの見れそうだったから
お仕置きしようとアメリカまで乗り込んだが、グランドキャニオンで良いものみれたんで満足した。
今更だが、鬼哭一族は皆ルシファーの子なのに魔王はなぜ霊気だけ贔屓にしてるんだ？
霊気だけがその血を引いてる大日如来が贔屓するのならまだ解るんだが。
霊気だけがその血を引いてる大日如来が贔屓するのならまだ解るんだが。
人間で例えれば霊気は普通に妻との間に生まれた子だけど
他の一族は人工授精みたいなもんであまり自分の子という実感がないとか
でもリリスが霊気の母親って訳でもなさそうだしなあ？
他の一族は人工授精みたいなもんであまり自分の子という実感がないとか
でもリリスが霊気の母親って訳でもなさそうだしなあ？
一番色濃くルシファーの遺伝子を受け継いだ直系の子孫だったとか？＞霊気
これまでの事考えると、>>355が正解っぽいな
鬼哭一族はみんなサタンと毘盧遮那の血を引いてるんじゃないかね。
結局サタンや毘盧遮那に守護神として選ばれた奴が神の血に目覚めたとされて息子と呼ばれてるだけ。
結局サタンや毘盧遮那に守護神として選ばれた奴が神の血に目覚めたとされて息子と呼ばれてるだけ。
血のつながりの薄い流璃子なんかはどうでもよさそうだな
実際『魔王の娘』というのも霊気が口に出しただけで魔王やベルゼバブは一言も言ってない
水魔ブロケルと名乗っていたときも幹部という扱いじゃなかったし
実際『魔王の娘』というのも霊気が口に出しただけで魔王やベルゼバブは一言も言ってない
水魔ブロケルと名乗っていたときも幹部という扱いじゃなかったし
流璃子も今回変な電波を受け取ってたから、ここから超魔神・鬼哭流璃子に覚醒するかもしれん。
霊気を助けに単身乗り込んで裸に・・・・が黄金ｗ
流璃子を剥くなら痛めつけすぎんよう注意してほしい
羞恥責めも当の本人が失神しとったら意味がない
梗のシチュエーションはＧｏｏｄ
羞恥責めも当の本人が失神しとったら意味がない
梗のシチュエーションはＧｏｏｄ
流璃子の拷問シーンのエロさはメタルＫを超えた
365 ：粗筋一族 1/3：2011/06/15(水) 22:00:06.83 ID:VzETfLe7
〔第72話『ハルマゲドン前夜』の巻〕
ついに再会を果たした魔王と魔王子・霊気。霊気を手に乗せた魔王は高笑いを上げる。
「お前の力とわしの力が合わされば… 必ず勝てる…勝てるぞ… 天界の憎き神々に!!
黙示録の戦い（ハルマゲドン）に勝利する事ができるのだ――――っ!!』
そう叫ぶと魔王は玉座から立ち上がり、６枚の翼を大きく広げる。
「で…父上… その倒すべき神々がいるのは、やはり…天界…？」
「そうだ… しかし通路がある この地上に…天界へと続く通路がな」
「天界へと続く通路が？」 ｷﾞﾗﾘ
――――この時、霊気の眼光が一瞬鋭くなった事に、魔王もリリスも気づかなかった。
その頃、外ではまだ鬼哭一族とアスタロトが戦っていた。
真空熊爪斬は巨大な竜巻となり、バラバラになったアスタロトの身体が見え隠れする。
『やったぞ、アスタロトの肉体は粉々だ！ オレ達の勝ちだ！ 戻れ熊爪刀！』
一族は竜巻の中の武器を呼び戻しキャッチすると…… 剣の方がボロボロになっていた！
その上、竜巻の元となっていた熊爪刀が戻ったのにまだ竜巻の回転は止まらない！
『そ そうか！ アスタロトは真空熊爪斬の回転速度より早い回転を自分自身の身体で!!』
一族が気づいた時はすでに遅く、竜巻の中からサイコロが飛んできて数人の男の額に命中する！
『賽卦文呪銃殺！ 貴様らにすでに出ている、運命のサイの目は…… 死 だ !! 』
消・裂・潰の文字通りに身体が消え、裂け、潰れ死んでいく鬼哭一族。
…しかし何かがおかしい。彼らの死体が全て霧状に変化し、２人の身体へと同化してゆく！
『そうか！ これは念波幻映（ｻｲｺｷﾈｼｽｽﾄﾚﾝｼﾞｬｰ）！
奴ら鬼哭一族は最初から…… ２ 人 き り だ っ た の か ――――っ!!』
十数人いた鬼哭一族は全ていえ、後には重傷を追った２人の男が残っていた！
ついに再会を果たした魔王と魔王子・霊気。霊気を手に乗せた魔王は高笑いを上げる。
「お前の力とわしの力が合わされば… 必ず勝てる…勝てるぞ… 天界の憎き神々に!!
黙示録の戦い（ハルマゲドン）に勝利する事ができるのだ――――っ!!』
そう叫ぶと魔王は玉座から立ち上がり、６枚の翼を大きく広げる。
「で…父上… その倒すべき神々がいるのは、やはり…天界…？」
「そうだ… しかし通路がある この地上に…天界へと続く通路がな」
「天界へと続く通路が？」 ｷﾞﾗﾘ
――――この時、霊気の眼光が一瞬鋭くなった事に、魔王もリリスも気づかなかった。
その頃、外ではまだ鬼哭一族とアスタロトが戦っていた。
真空熊爪斬は巨大な竜巻となり、バラバラになったアスタロトの身体が見え隠れする。
『やったぞ、アスタロトの肉体は粉々だ！ オレ達の勝ちだ！ 戻れ熊爪刀！』
一族は竜巻の中の武器を呼び戻しキャッチすると…… 剣の方がボロボロになっていた！
その上、竜巻の元となっていた熊爪刀が戻ったのにまだ竜巻の回転は止まらない！
『そ そうか！ アスタロトは真空熊爪斬の回転速度より早い回転を自分自身の身体で!!』
一族が気づいた時はすでに遅く、竜巻の中からサイコロが飛んできて数人の男の額に命中する！
『賽卦文呪銃殺！ 貴様らにすでに出ている、運命のサイの目は…… 死 だ !! 』
消・裂・潰の文字通りに身体が消え、裂け、潰れ死んでいく鬼哭一族。
…しかし何かがおかしい。彼らの死体が全て霧状に変化し、２人の身体へと同化してゆく！
『そうか！ これは念波幻映（ｻｲｺｷﾈｼｽｽﾄﾚﾝｼﾞｬｰ）！
奴ら鬼哭一族は最初から…… ２ 人 き り だ っ た の か ――――っ!!』
十数人いた鬼哭一族は全ていえ、後には重傷を追った２人の男が残っていた！
366 ：粗筋一族 2/3：2011/06/15(水) 22:00:50.72 ID:VzETfLe7
『そうだ！ 貴様如きこの鬼哭一族若衆頭、鬼哭陀華桜（たける）と！』
『同じく密桜（みつる）だけで十分だ!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110615203438.jpg
しかし、彼らはおびただしい出血とダメージでもはや立っているのもやっとの様子だった。
「フフ…念波幻映は精神波で幻映を作るもの
その幻映をあそこまでズタズタにされれば、お前達自身の精神や肉体もダメージを受けて当然…
そろそろトドメと行くか…」
次第にアスタロトを覆う竜巻が治まっていき、姿を現したアスタロトの姿に驚愕する２人！
『な 何ぃ！ その姿は!!』
現れたアスタロトは―――― 神々しく光り輝くゴッドサイダーの鎧をまとっていた！
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「フッ 装着したくはなかったが、前の鎧が吹き飛んだものでね 裸では失礼かと思った訳だ
しかし、外見はこうだが中身は違う… オレの心は完全にデビルサイダーのものだ
貴様らの砕け散る様を見たいと叫んでおるわ」
アスタロトは両腕を振りかぶり、攻撃を仕掛けようとすると突如どこからともなく声が聞こえた。
《いいや それは違うぞアスタロト》
アスタロトが周囲を見回していると、密桜達の身体の血が空中に渦巻き、人型へと変化していく！
『こ この人型は――――!?』
人型の血液はアスタロトの口から体内に入り込み、アスタロトの邪悪の血を攻め上げる！
《アスタロトよ、お前は我々の同胞なのだ 目覚めよアスタロト 目覚めるのだ!!》
―同時刻、魔王サイド―
魔王の手の平にひれ伏したままの霊気は言葉を続ける。
「その通路と言うのは一体どこに…？ 私が真っ先に軍団を率いて攻め込みとうございます」
「ウム… その通路とは…」
「通路とは…？」
『同じく密桜（みつる）だけで十分だ!!』
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しかし、彼らはおびただしい出血とダメージでもはや立っているのもやっとの様子だった。
「フフ…念波幻映は精神波で幻映を作るもの
その幻映をあそこまでズタズタにされれば、お前達自身の精神や肉体もダメージを受けて当然…
そろそろトドメと行くか…」
次第にアスタロトを覆う竜巻が治まっていき、姿を現したアスタロトの姿に驚愕する２人！
『な 何ぃ！ その姿は!!』
現れたアスタロトは―――― 神々しく光り輝くゴッドサイダーの鎧をまとっていた！
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「フッ 装着したくはなかったが、前の鎧が吹き飛んだものでね 裸では失礼かと思った訳だ
しかし、外見はこうだが中身は違う… オレの心は完全にデビルサイダーのものだ
貴様らの砕け散る様を見たいと叫んでおるわ」
アスタロトは両腕を振りかぶり、攻撃を仕掛けようとすると突如どこからともなく声が聞こえた。
《いいや それは違うぞアスタロト》
アスタロトが周囲を見回していると、密桜達の身体の血が空中に渦巻き、人型へと変化していく！
『こ この人型は――――!?』
人型の血液はアスタロトの口から体内に入り込み、アスタロトの邪悪の血を攻め上げる！
《アスタロトよ、お前は我々の同胞なのだ 目覚めよアスタロト 目覚めるのだ!!》
―同時刻、魔王サイド―
魔王の手の平にひれ伏したままの霊気は言葉を続ける。
「その通路と言うのは一体どこに…？ 私が真っ先に軍団を率いて攻め込みとうございます」
「ウム… その通路とは…」
「通路とは…？」
367 ：粗筋一族 3/3：2011/06/15(水) 22:01:40.29 ID:VzETfLe7
『それは お 前 自 身 だ 、霊気!!
――超魔神となったお前が五大元素短剣全てを持つ時、
そのすさまじい光で天に穴を開ける事が出来る、すなわち神々が住む空間である天界にな
ワシにとって命取りになる五大元素短剣が神々にとっても同じ事になろうとは、全く愉快な事よ
…ただし天界の入口には、地獄の番犬ケルベロスと同じように
守護神アブトゥーという数百メートルにも及ぶ、全てを食い尽す巨大魚がいる
まずこいつを殺さなくては天界へは入れん
しかし、こいつは透明で五大元素短剣の光に当てて初めて見る事ができるのだ」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110615203504.jpg
「アブトゥー…」
その名を呟く霊気。魔王の周りにはいつの間にか無数のデビルサイダー達が集まっていた。
『皆の者、今こそ我々の長きにわたる屈辱を晴らす時は来たれり!!
我と我が王子に続け！ 勝利の日は近し!!』
魔王の奮起にあちこちで悪魔の唸り声や雄叫びが聞こえる。霊気はそれを黙って見つめていた。
《そうはさせんぞ魔王！》
突如周囲に声が響くと同時に、床が割れ光の柱と共に巨大な人影と人影が飛び出してくる！
それは―――― ゴッドサイダーとして目覚めたアスタロト！
同時にアスタロトの背後に巨大なオーラが人影となって現れる。
《久しぶりだな魔王 いや、天使長ルシファーよ》
『ヌゥゥ！ 貴様は!! 大 天 使 ミ カ エ ル !! 』
神々しく現れた巨大な老人。彼こそは天界のリーダー、大天使ミカエルであった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110615203518.jpg ＜続く＞
――超魔神となったお前が五大元素短剣全てを持つ時、
そのすさまじい光で天に穴を開ける事が出来る、すなわち神々が住む空間である天界にな
ワシにとって命取りになる五大元素短剣が神々にとっても同じ事になろうとは、全く愉快な事よ
…ただし天界の入口には、地獄の番犬ケルベロスと同じように
守護神アブトゥーという数百メートルにも及ぶ、全てを食い尽す巨大魚がいる
まずこいつを殺さなくては天界へは入れん
しかし、こいつは透明で五大元素短剣の光に当てて初めて見る事ができるのだ」
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「アブトゥー…」
その名を呟く霊気。魔王の周りにはいつの間にか無数のデビルサイダー達が集まっていた。
『皆の者、今こそ我々の長きにわたる屈辱を晴らす時は来たれり!!
我と我が王子に続け！ 勝利の日は近し!!』
魔王の奮起にあちこちで悪魔の唸り声や雄叫びが聞こえる。霊気はそれを黙って見つめていた。
《そうはさせんぞ魔王！》
突如周囲に声が響くと同時に、床が割れ光の柱と共に巨大な人影と人影が飛び出してくる！
それは―――― ゴッドサイダーとして目覚めたアスタロト！
同時にアスタロトの背後に巨大なオーラが人影となって現れる。
《久しぶりだな魔王 いや、天使長ルシファーよ》
『ヌゥゥ！ 貴様は!! 大 天 使 ミ カ エ ル !! 』
神々しく現れた巨大な老人。彼こそは天界のリーダー、大天使ミカエルであった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110615203518.jpg ＜続く＞
ミカエルついにｷﾀ━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━ !!!!!
アスタロトもゴッドサイダーに戻ったーーーー！
主役はデビルサイダーになっちまったみたいだし、主人公とアクの主人公が逆転しちまったな。
アスタロトもゴッドサイダーに戻ったーーーー！
主役はデビルサイダーになっちまったみたいだし、主人公とアクの主人公が逆転しちまったな。
ついに神サイドから大物きたね。
魔王対パズスの時を上回る超バトルが展開されるか？
ところでアスタロトの鎧みて思ったが、阿太羅、霊気、アスタロトとゴッドサイダーの全身鎧は胸と兜を除けば似通ってんだな。
魔王対パズスの時を上回る超バトルが展開されるか？
ところでアスタロトの鎧みて思ったが、阿太羅、霊気、アスタロトとゴッドサイダーの全身鎧は胸と兜を除けば似通ってんだな。
手甲とかほとんど共通だな、天界印の規格か。アスタロトの鎧には羽根がついてるのが一味違う感じ。
デビルサイダーのアスタロトはもう終わり？
あっさりだな
あっさりだな
こんなところで懐かしの念波幻映（ｻｲｺｷﾈｼｽｽﾄﾚﾝｼﾞｬｰ）か。
タケルとミツルは名前を貰えたのは良いがアスタロトとミカエルに持って行かれて空気化が激しい。
しょせん絶賛衰退中の田舎者一族だからハルマゲドンに絡めるのか怪しいな。
タケルとミツルは名前を貰えたのは良いがアスタロトとミカエルに持って行かれて空気化が激しい。
しょせん絶賛衰退中の田舎者一族だからハルマゲドンに絡めるのか怪しいな。
＞前の鎧が吹き飛んだものでね 裸では失礼かと思った訳だ
気が利くな。
男の裸は要らんから霊気も見習って欲しい。
気が利くな。
男の裸は要らんから霊気も見習って欲しい。
若衆頭、って鬼哭一族はヤクザさんだったのかよｗ
鎧を着るのはいいが何故どいつもこいつも腹を丸出しにするのか
鍛えた腹筋はそう簡単に破られないのです
阿太羅は胴あるぞ。
ユダ戦で鎧を脱いだときは腹筋が描いてるけどフル装備のときは黒ツヤになってる。
ユダ戦で鎧を脱いだときは腹筋が描いてるけどフル装備のときは黒ツヤになってる。
気のせいかミカエルが腹黒そうな顔に見えるのは俺の偏見かな。
シルエットは冥界逆葬送使った時に呼び出された天使とほぼ同じだな。
ここで以前に行仁さまの言っていた天界での権力争いの真相が明かされるか。
シルエットは冥界逆葬送使った時に呼び出された天使とほぼ同じだな。
ここで以前に行仁さまの言っていた天界での権力争いの真相が明かされるか。
＞アブトゥー
エジプト神話の太陽神の船を曳いてる魚か。
エジプト神話の太陽神の船を曳いてる魚か。
馬車の馬みたいなもんか？
381 ：大天使アラスジエル 1/3：2011/06/17(金) 22:02:51.70 ID:qL6hnqOv
〔第73話『天地裂く大激突！』の巻〕
ついに現れた大天使ミカエルに激しい憎悪の表情で睨みつける魔王。
「久しぶりじゃな魔王 いや、堕天使ルシファーよ」
「ミカエルゥゥ……！」
神々しく輝くアスタロトをも睨む魔王。
「……洗脳されたようだな、アスタロト」
「もともとアスタロトはこちら側の人間 ――――その霊気もな」
睨みあう神と悪魔の主力。今、ここに黙示録の戦いが始まろうとしていた！
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「フフ… デビルサイダーの霊気とゴッドサイダーアスタロト…
これで正常な関係に戻ったのかもしれんな、ミカエル
ただ… “本当の”姿になったお前を目の前にして、わしの心は長い間の胸こがれる気持ちの為に
正常ではなくなってきているが…
ワシを謀略により、天界から追放したお前の心臓を引きずり出して頬ずりしたい程にな!!」
同時刻、外部には阿太羅達が駆けつけていたが大量の悪魔の死体に驚き戸惑っていた。
「あそこに間違いない… 感じる… 霊気は必ずあそこにいるわ
そして…もっととてつもなく恐ろしい物も…！」
流璃子がそう呟いた直後、大地が揺れ建物から巨大な光の柱が伸び渦を巻く大きな雲が現れる！
一行は吹き飛ばされまいと必死に踏ん張る中、流璃子はその光の柱を見上げる。
『何か…何かとてつもなく巨大な力同士が、あの雲の中で…… 戦っているのよ!!』
雲からいくつもの雷が落ち、ビルを破壊し瓦礫から逃げ惑う人々。
さらに大津波までもが都市を襲い、人々はこの世の終わりだと泣き叫んだ。
ついに現れた大天使ミカエルに激しい憎悪の表情で睨みつける魔王。
「久しぶりじゃな魔王 いや、堕天使ルシファーよ」
「ミカエルゥゥ……！」
神々しく輝くアスタロトをも睨む魔王。
「……洗脳されたようだな、アスタロト」
「もともとアスタロトはこちら側の人間 ――――その霊気もな」
睨みあう神と悪魔の主力。今、ここに黙示録の戦いが始まろうとしていた！
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「フフ… デビルサイダーの霊気とゴッドサイダーアスタロト…
これで正常な関係に戻ったのかもしれんな、ミカエル
ただ… “本当の”姿になったお前を目の前にして、わしの心は長い間の胸こがれる気持ちの為に
正常ではなくなってきているが…
ワシを謀略により、天界から追放したお前の心臓を引きずり出して頬ずりしたい程にな!!」
同時刻、外部には阿太羅達が駆けつけていたが大量の悪魔の死体に驚き戸惑っていた。
「あそこに間違いない… 感じる… 霊気は必ずあそこにいるわ
そして…もっととてつもなく恐ろしい物も…！」
流璃子がそう呟いた直後、大地が揺れ建物から巨大な光の柱が伸び渦を巻く大きな雲が現れる！
一行は吹き飛ばされまいと必死に踏ん張る中、流璃子はその光の柱を見上げる。
『何か…何かとてつもなく巨大な力同士が、あの雲の中で…… 戦っているのよ!!』
雲からいくつもの雷が落ち、ビルを破壊し瓦礫から逃げ惑う人々。
さらに大津波までもが都市を襲い、人々はこの世の終わりだと泣き叫んだ。
382 ：大天使アラスジエル 1/3：2011/06/17(金) 22:03:37.66 ID:qL6hnqOv
黒雲の中では、翼の生えた蛇と化した魔王と鳥へと変身したミカエルが戦っていた。
《ミカエル！ 今度こそその身体バラバラにしてくれるわ!!》
《天界には絶対に近づけぬぞ、魔王!!》
光の柱と共に発生した巨大な竜巻のせいでISBMが揺れ、あちこちでぶつかり始める。
このまま誘爆したら地球の半分が焦土と化す！
その事を危惧した霊気はリリスに命じ、デビルサイダーを使って天井の穴を塞ぐように叫んだ。
慌ててリリスが駆け出した時、その行く手にアスタロトが立ちふさがった。
『デビルサイダーは全て殺す！ この短剣「覇王」でな!!』
「ア アスタロト… あなたは実の姉に向かって!?」
リリスに向かって覇王を振りかざす ――――が、霊気は自らの胸で刃を受け止めた！
「フフ… 観念したか、魔王子霊気…自殺しに出てくるとはな」
「目… 目を覚ませ、アスタロト… 我々は敵ではない…
ゴッドサイダーとデビルサイダーは 本 当 の 敵 同 士 で は な い の だ !! 』
まさかの爆弾発言に驚愕するリリスとアスタロト！
――デビルサイダーとなったと思われた霊気だったが、実はお芝居だったのだ！
「れ…霊気… あなた、最初から光の霊気…？」
「こうでもして信用させないと、魔王はオレの話をまともに聞かないだろう
本当の敵は他にいるという事を…」
しかしその話をアスタロトはすぐに信用するはずもなく、さらに攻撃を加える。
信用してもらう為に霊気は必死に攻撃に耐えるが、超魔神の冠は反撃に出ようとエネルギーを高める。
「に… 逃げろアスタロト お…お前には今すぐ… 天罰が下る!!』
そう叫ぶと同時にアスタロト目がけて冠の宝石からレーザーが走る！
――しかし咄嗟にリリスがアスタロトをかばい、代わりに背中に重傷を負ってしまう。
『あ 姉上！』
「リリス、やはりあなたはまだその血の輝きを失ってはいない
あなたの心は我々と同じなのだ… 共に本当の敵と戦う宿命にあるのだ」
まばゆい光を全身から発しながらリリスに近寄る霊気。
ふと見ると、霊気の胸に突き刺さっている覇王が体内へと吸収されていく…？？
《ミカエル！ 今度こそその身体バラバラにしてくれるわ!!》
《天界には絶対に近づけぬぞ、魔王!!》
光の柱と共に発生した巨大な竜巻のせいでISBMが揺れ、あちこちでぶつかり始める。
このまま誘爆したら地球の半分が焦土と化す！
その事を危惧した霊気はリリスに命じ、デビルサイダーを使って天井の穴を塞ぐように叫んだ。
慌ててリリスが駆け出した時、その行く手にアスタロトが立ちふさがった。
『デビルサイダーは全て殺す！ この短剣「覇王」でな!!』
「ア アスタロト… あなたは実の姉に向かって!?」
リリスに向かって覇王を振りかざす ――――が、霊気は自らの胸で刃を受け止めた！
「フフ… 観念したか、魔王子霊気…自殺しに出てくるとはな」
「目… 目を覚ませ、アスタロト… 我々は敵ではない…
ゴッドサイダーとデビルサイダーは 本 当 の 敵 同 士 で は な い の だ !! 』
まさかの爆弾発言に驚愕するリリスとアスタロト！
――デビルサイダーとなったと思われた霊気だったが、実はお芝居だったのだ！
「れ…霊気… あなた、最初から光の霊気…？」
「こうでもして信用させないと、魔王はオレの話をまともに聞かないだろう
本当の敵は他にいるという事を…」
しかしその話をアスタロトはすぐに信用するはずもなく、さらに攻撃を加える。
信用してもらう為に霊気は必死に攻撃に耐えるが、超魔神の冠は反撃に出ようとエネルギーを高める。
「に… 逃げろアスタロト お…お前には今すぐ… 天罰が下る!!』
そう叫ぶと同時にアスタロト目がけて冠の宝石からレーザーが走る！
――しかし咄嗟にリリスがアスタロトをかばい、代わりに背中に重傷を負ってしまう。
『あ 姉上！』
「リリス、やはりあなたはまだその血の輝きを失ってはいない
あなたの心は我々と同じなのだ… 共に本当の敵と戦う宿命にあるのだ」
まばゆい光を全身から発しながらリリスに近寄る霊気。
ふと見ると、霊気の胸に突き刺さっている覇王が体内へと吸収されていく…？？
383 ：大天使アラスジエル 3/3：2011/06/17(金) 22:04:19.36 ID:qL6hnqOv
それと同時に外に居た流璃子達から短剣がひとりでに離れ飛んでいく。
『引き寄せられているんだわ！ 本当の持ち主の所へ！』
飛んできた３本の短剣は、命を身構える霊気の肩へ深々と刺さる。
身体に刺さった４本の短剣が全て霊気の体内へ吸収されると、手に持った命が巨大に変化してゆく！
「その本当の敵を… オレがこの手で見せてやる!!」
短剣・命はその姿を大きく変え、光り輝く見事な三又の長剣へと変化していた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110617220101.jpg ＜続く＞
『引き寄せられているんだわ！ 本当の持ち主の所へ！』
飛んできた３本の短剣は、命を身構える霊気の肩へ深々と刺さる。
身体に刺さった４本の短剣が全て霊気の体内へ吸収されると、手に持った命が巨大に変化してゆく！
「その本当の敵を… オレがこの手で見せてやる!!」
短剣・命はその姿を大きく変え、光り輝く見事な三又の長剣へと変化していた！
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霊気悪魔化したと思ったら芝居だったのかよ！
さらにあんな長剣まで手に入れて… もう阿太羅のお株まで奪っちまったな
さらにあんな長剣まで手に入れて… もう阿太羅のお株まで奪っちまったな
ジェミニーと流璃子の短剣が何の活躍もしないうちに奪われてﾜﾛｽｗ
こりゃもう名前すら判明しないまま戻ってこないな。
ルキフグスが５本揃わぬとゴミ同然！とか言ってたがあながち間違ってない。
こりゃもう名前すら判明しないまま戻ってこないな。
ルキフグスが５本揃わぬとゴミ同然！とか言ってたがあながち間違ってない。
魔王編が終わってから魔神編かと思ったが、
このままなだれ込みそうだな。
最終回近そう。
このままなだれ込みそうだな。
最終回近そう。
しかし槍ならトライデントとか十文字槍とか穂先が分かれてるのがあるけど、
剣であの形状じゃ使いづらそうだな
真ん中の刀身に意味がないし
で、アスタロトは洗脳されてただけっぽいな
マジで神の側のほうが悪者みたいじゃないか
剣であの形状じゃ使いづらそうだな
真ん中の刀身に意味がないし
で、アスタロトは洗脳されてただけっぽいな
マジで神の側のほうが悪者みたいじゃないか
魔王を謀略により追放したとか言われてるしな。霊気の言う本当の敵とはミカエルのバックにいるのか。
それに陀華桜（たける）と密桜（みつる）はどうした？ アスタロト洗脳の生贄に使われたか。
それに陀華桜（たける）と密桜（みつる）はどうした？ アスタロト洗脳の生贄に使われたか。
「見せてやる」…つまり、黒幕は透明、アブドゥーか！
ミカエルはもっと神々しい技を使うかと思っていたが意外と肉体派だな。年寄りっぽいのにガタイも良い。
サタンの腕を傷つけたという剣は黙示録の戦いで砕けて破片がゴッドサイダーになったそうだからもう無いのか。
サタンの腕を傷つけたという剣は黙示録の戦いで砕けて破片がゴッドサイダーになったそうだからもう無いのか。
そりゃ黄金は柔らかいからなぁ＞ミカエルの剣
てか、他の天使は出ないのか？メタトロンとかサンダルフォンとか
てか、他の天使は出ないのか？メタトロンとかサンダルフォンとか
今週やたらと流璃子のお尻が強調されててワロタw
洗脳して姉や主である義兄と戦わせるってひどいなミカエル。
あのアスタロトの歪んだ顔。
それにICBM無視して魔王と一戦交えたり、ほんと地球や人類のことはなにも考えてないんだな。
霊気はゴッドサイダーもデビルサイダーも敵ではないって言ってるがやはり敵は神そのものか。
あのアスタロトの歪んだ顔。
それにICBM無視して魔王と一戦交えたり、ほんと地球や人類のことはなにも考えてないんだな。
霊気はゴッドサイダーもデビルサイダーも敵ではないって言ってるがやはり敵は神そのものか。
395 ：大天使アラスジエル 1/3：2011/06/19(日) 21:59:52.39 ID:DUDd8A+5
〔第74話『邪悪なる意思』の巻〕
『これぞ五大元素短剣の集合体！ 全てを…… 悪魔も神さえも滅する力を持つ、無限強の剣!!
絶 無 元 素 聖 剣 （ナユタアトミックソード） !!
今こそ我が手で！ 本当の敵の姿を!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110619202350.jpg
超魔神の冠が輝きを増し、宝石から光が一直線に空中を照らし出す。
すると空中に巨大な“門”が現れ実体化した！ これこそ、『天界の門』！
この門の出現には、外に居た阿太羅達も驚愕していた。
『天が開いた！ ミカエル、お前との戦いはおあずけだ！
ワシは今すぐ軍団を率いて天界へ攻め込む!!』
『そうはさせんぞ魔王!!』
――上空では未だ魔王とミカエルが戦いを繰り広げていた。
「な なんて温かな光だ…？」
「ええ… なつかしい光だわ、涙が出て来るほどに…」
天空の門から放たれる神々しい光を見て、なぜか泣きだすリリス。
『アスタロト、リリス！ 今こそ見せてやるぞ!! 我々を戦う宿命に導いた邪悪な意思の存在を!!
オレについて来い!!』
そう叫ぶと霊気は一直線に天界の門へと飛び上がる！
「行きましょう、姉上 …私もあの剣の光を浴びて、全てが分かったような気がします
決して居てはならない所にいる、究極の負の存在を！
霊気を殺すのはそれからでも遅くはないでしょう？」
そう言うとニッと笑い、アスタロトもまた霊気の後を負い始めた。
一方、外から飛び上がる霊気達を見て、事情を知らない阿太羅達は天界に攻め込むつもりかと考える。
（霊気がひと芝居うっていた事、アスタロトがゴッドサイダー化した事）
『これぞ五大元素短剣の集合体！ 全てを…… 悪魔も神さえも滅する力を持つ、無限強の剣!!
絶 無 元 素 聖 剣 （ナユタアトミックソード） !!
今こそ我が手で！ 本当の敵の姿を!!』
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超魔神の冠が輝きを増し、宝石から光が一直線に空中を照らし出す。
すると空中に巨大な“門”が現れ実体化した！ これこそ、『天界の門』！
この門の出現には、外に居た阿太羅達も驚愕していた。
『天が開いた！ ミカエル、お前との戦いはおあずけだ！
ワシは今すぐ軍団を率いて天界へ攻め込む!!』
『そうはさせんぞ魔王!!』
――上空では未だ魔王とミカエルが戦いを繰り広げていた。
「な なんて温かな光だ…？」
「ええ… なつかしい光だわ、涙が出て来るほどに…」
天空の門から放たれる神々しい光を見て、なぜか泣きだすリリス。
『アスタロト、リリス！ 今こそ見せてやるぞ!! 我々を戦う宿命に導いた邪悪な意思の存在を!!
オレについて来い!!』
そう叫ぶと霊気は一直線に天界の門へと飛び上がる！
「行きましょう、姉上 …私もあの剣の光を浴びて、全てが分かったような気がします
決して居てはならない所にいる、究極の負の存在を！
霊気を殺すのはそれからでも遅くはないでしょう？」
そう言うとニッと笑い、アスタロトもまた霊気の後を負い始めた。
一方、外から飛び上がる霊気達を見て、事情を知らない阿太羅達は天界に攻め込むつもりかと考える。
（霊気がひと芝居うっていた事、アスタロトがゴッドサイダー化した事）
396 ：大天使アラスジエル 2/3：2011/06/19(日) 22:04:01.61 ID:DUDd8A+5
霊気とアスタロトの前に、巨大な分厚い天界の門が立ちはだかる。
『身体ごとつっこんで、あの巨大な門を突き破るつもりか霊気!?』
しかし霊気は怯む事無く念じると、聖剣が変化し巨大な槍状へと変わる！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110619202404.jpg
そのまま雄叫びと共に門へ突っ込み―――― ついに門が破壊された！
…と、同時に門の穴から高エネルギーが霊気を襲う！
咄嗟に回避するも、かすったらしく霊気の額から血が流れる。
「こ…これは… 神 魔 血 破 弾 !?』
『この門は絶対にくぐらせんぞ、霊気！ 全て大天使ミカエル様の命により…
この「施」を司る、十天闘神 ゴッドサイダー・鬼哭陀華桜と！』
『この「定」を司る十天闘神 ゴッドサイダー・鬼哭密桜がな!!』
現れたのは、霊気と同じ鬼哭一族の二人だった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110619202415.jpg
その直後、門の奥に不気味に光る二つの目が見えた。
『危ない！ 下がるんだ、後ろを見ろー!!』
「フッ 天界の守護神が喰らうのは、貴様ら悪鬼に魂を売った者だけだ！」
２人が霊気の警告を無視していると、門を破壊してアブトゥーが陀華桜達に襲いかかってきた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110619202426.jpg
巨大な体当たりと牙の一撃で瀕死になる陀華桜と密桜。
「バ バカな…!?」 「オ オレ達ゴッドサイダーを… な…なぜ…？」
『こいつは操られているのだ！ その邪悪な意思に!!』
真っ向からアブトゥーを睨み説明する霊気。
『身体ごとつっこんで、あの巨大な門を突き破るつもりか霊気!?』
しかし霊気は怯む事無く念じると、聖剣が変化し巨大な槍状へと変わる！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110619202404.jpg
そのまま雄叫びと共に門へ突っ込み―――― ついに門が破壊された！
…と、同時に門の穴から高エネルギーが霊気を襲う！
咄嗟に回避するも、かすったらしく霊気の額から血が流れる。
「こ…これは… 神 魔 血 破 弾 !?』
『この門は絶対にくぐらせんぞ、霊気！ 全て大天使ミカエル様の命により…
この「施」を司る、十天闘神 ゴッドサイダー・鬼哭陀華桜と！』
『この「定」を司る十天闘神 ゴッドサイダー・鬼哭密桜がな!!』
現れたのは、霊気と同じ鬼哭一族の二人だった！
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その直後、門の奥に不気味に光る二つの目が見えた。
『危ない！ 下がるんだ、後ろを見ろー!!』
「フッ 天界の守護神が喰らうのは、貴様ら悪鬼に魂を売った者だけだ！」
２人が霊気の警告を無視していると、門を破壊してアブトゥーが陀華桜達に襲いかかってきた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110619202426.jpg
巨大な体当たりと牙の一撃で瀕死になる陀華桜と密桜。
「バ バカな…!?」 「オ オレ達ゴッドサイダーを… な…なぜ…？」
『こいつは操られているのだ！ その邪悪な意思に!!』
真っ向からアブトゥーを睨み説明する霊気。
397 ：大天使アラスジエル 3/3：2011/06/19(日) 22:10:16.62 ID:DUDd8A+5
――その一方で、天界の玉座には……
「ドムゴ～～～ォォ ククク… アブトゥーは手ごわいぞォ… 霊気ィ…」
邪悪な笑みを浮かべた短髪の男のシルエットが頬杖をつき鎮座していた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110619202437.jpg ＜続く＞
「ドムゴ～～～ォォ ククク… アブトゥーは手ごわいぞォ… 霊気ィ…」
邪悪な笑みを浮かべた短髪の男のシルエットが頬杖をつき鎮座していた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110619202437.jpg ＜続く＞
陀華桜と密桜が残りの十天とな。
「二人余ってるからこいつらでいいよもう」とかネタでちょっと考えたけど・・・w
レギュラー化・・・と言ってもたいして活躍せず終わりそうだな。
「二人余ってるからこいつらでいいよもう」とかネタでちょっと考えたけど・・・w
レギュラー化・・・と言ってもたいして活躍せず終わりそうだな。
数百メートルとか言ってた割りに小さくないか？＞アブトゥー
鬼哭一族から十天闘神を四人も輩出するとは…。
まあ、阿太羅のいた寺からも三人出ているがw
まあ、阿太羅のいた寺からも三人出ているがw
ラマ寺院からは２人じゃね？ 得尊は… （´；ω；｀）ｳｯ
タケルとミツルはせっかく生きてたのにひでえ扱いだな。
この２人が十天闘神という事は残る『慧』を司る一人はアスタロトか、行仁さまか。
この２人が十天闘神という事は残る『慧』を司る一人はアスタロトか、行仁さまか。
密桜の頭の取って付けたような刃がダサすぎる… どう見ても雑魚デビルサイダーのデザイン。
「ドムゴ～～～ォォ」ってなんだっけ？
見たおぼえああるんだけど
見たおぼえああるんだけど
サルガタナスの穴から出てきた超高次元の魔神だな。
見た目サルガタナスっぽいし、なんか関係あるんだろう。
見た目サルガタナスっぽいし、なんか関係あるんだろう。
意外に早い伏線回収だな
打ち切りが決まって風呂敷をたたむのに頑張ってるのかな
打ち切りが決まって風呂敷をたたむのに頑張ってるのかな
全てを食い尽す巨大魚だから、きっと敵を食ったら大きくなるんだよ。
最近は天界に攻めてくる敵が居なくてハラが減ってるんだ。
最近は天界に攻めてくる敵が居なくてハラが減ってるんだ。
なら、あの謎の男食えばいいじゃないか
腹減りすぎて見境なくなってるのか？
腹減りすぎて見境なくなってるのか？
>残る『慧』を司る一人は
すっかり忘れてたがまだ明かされてなかったっけ？
少年誌的には若くてかっこいいアスタロトだろうけど、
そうなると長い事生き残って、それもかなりの実力派の行仁様は何者なんだという事になるけど。
すっかり忘れてたがまだ明かされてなかったっけ？
少年誌的には若くてかっこいいアスタロトだろうけど、
そうなると長い事生き残って、それもかなりの実力派の行仁様は何者なんだという事になるけど。
天界の構造が謎すぎる
大天使ミカエルと配下の天使しかいないのは何故？
ミカエルが仕えているはずのGOD(一神教の唯一神)はどこ行ってるの？
後、東洋(仏教系)の神仏(十天闘神や天界の実力者・五智如来とか)はどこにいるん？
十天闘神はゴッドサイダーそのものに転生しているという解釈で良いのか？
同様の神話大戦ものに孔雀王もあるが、巻来先生のゴッドサイダーは設定が大雑把で大味、
ツッコミどころがありすぎる
大天使ミカエルと配下の天使しかいないのは何故？
ミカエルが仕えているはずのGOD(一神教の唯一神)はどこ行ってるの？
後、東洋(仏教系)の神仏(十天闘神や天界の実力者・五智如来とか)はどこにいるん？
十天闘神はゴッドサイダーそのものに転生しているという解釈で良いのか？
同様の神話大戦ものに孔雀王もあるが、巻来先生のゴッドサイダーは設定が大雑把で大味、
ツッコミどころがありすぎる
キリスト教とかの神が出てこない辺りに霊気が天界に攻め入った理由があると思う。
神と天使の間の意志疎通を出来なくさせてるとか。
神と天使の間の意志疎通を出来なくさせてるとか。
415 ：大天使アラスジエル 1/3：2011/06/28(火) 21:59:16.42 ID:1aaHHAKh
〔第75話『破滅の真相!!』の巻〕
深手を負った陀華桜と密桜を守る様に、アブトゥーの前に立ちはだかる霊気。
霊気はアブトゥーを誘導し、仲間から引き離すが、アブトゥーに喰われてしまう！
―天界・玉座―
咀嚼するアブトゥーを見て笑う短髪の男。
「クックックッ よくやった、アブトゥー
あとは全てを喰らい尽くすのだ… 神であろうと、悪魔であろうと…な フハハハハ!!」
――高笑いを上げる男の背後に羽根が舞う。それは男にやられた天使達の翼の羽根だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110628214607.jpg
一方、魔王と戦闘中のミカエルはアブトゥーの異変に気付く。
《天界の者達は何をやっておるのだ!? まさか…天界に異変が!?》
ふと、暴れ回っていたアブトゥーは突如向きを変え、天界の門を破壊しながら男へと突っ込んだ！
『なんだー!? どうしたのだ、アブトゥー！ なぜワシの命令を聞かん、狂ったか!?』
『狂っているのは貴様の方だ！』
突如アブトゥーの頭から鯨の様に潮が吹きあがり、その上にはいつもの鎧を纏った霊気が立っていた！
「アブトゥーはオレが元に戻した… オレは超魔神となり、全てがわかった…
黙示録戦争… 天界での反乱、事件の濡れ衣を着せられた魔王の天界からの追放…
それは全て天界の住人になりすましていた貴様の仕組んだ事！
この世を完全なる消滅に導く為にな!!」
「フフ… そうだ…すでにゲームは始まり、止める事はできん…
魔王と大天使ミカエルの戦いのパワーによってこの世は消え失せるのだ――――っ!!』
深手を負った陀華桜と密桜を守る様に、アブトゥーの前に立ちはだかる霊気。
霊気はアブトゥーを誘導し、仲間から引き離すが、アブトゥーに喰われてしまう！
―天界・玉座―
咀嚼するアブトゥーを見て笑う短髪の男。
「クックックッ よくやった、アブトゥー
あとは全てを喰らい尽くすのだ… 神であろうと、悪魔であろうと…な フハハハハ!!」
――高笑いを上げる男の背後に羽根が舞う。それは男にやられた天使達の翼の羽根だった。
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一方、魔王と戦闘中のミカエルはアブトゥーの異変に気付く。
《天界の者達は何をやっておるのだ!? まさか…天界に異変が!?》
ふと、暴れ回っていたアブトゥーは突如向きを変え、天界の門を破壊しながら男へと突っ込んだ！
『なんだー!? どうしたのだ、アブトゥー！ なぜワシの命令を聞かん、狂ったか!?』
『狂っているのは貴様の方だ！』
突如アブトゥーの頭から鯨の様に潮が吹きあがり、その上にはいつもの鎧を纏った霊気が立っていた！
「アブトゥーはオレが元に戻した… オレは超魔神となり、全てがわかった…
黙示録戦争… 天界での反乱、事件の濡れ衣を着せられた魔王の天界からの追放…
それは全て天界の住人になりすましていた貴様の仕組んだ事！
この世を完全なる消滅に導く為にな!!」
「フフ… そうだ…すでにゲームは始まり、止める事はできん…
魔王と大天使ミカエルの戦いのパワーによってこの世は消え失せるのだ――――っ!!』
416 ：大天使アラスジエル 2/3：2011/06/28(火) 22:00:02.89 ID:1aaHHAKh
言うが早いか、男の顔右半分から火山弾がいくつも発射される！
霊気は火山弾を避けきれず直撃を受け燃えあがる！
男の元に駆け寄るリリス。
『サ サルガタナス！ あなた、生きて…」
しかしサルガタナスは不気味な笑みを浮かべたまま、リリスを見るが何も答えない。
「そいつはサルガタナスではない… そいつはサルガタナスを創った奴なのだ…」
全身を業火に焼かれながら説明する霊気。
「つ… 創った…？」
「そうだ、全ての破壊の為に負の力を持った物を次々と創り出し
その力も全て自分の負の力を強める為取り込んでいったのだ」
「フフ… まったくその通りだ… 死にぞこないめ」
男の顔が溶け崩れると、サルガタナスの顔からベルゼバブへと変化する！
いや、ベルゼバブだけではない！パズス、フォラス、ラスネール、ルキフグス…次々と変化する！
「クククク 彼らはワシが少し星の位置を変えた為に生まれた者達だ
それとは知らずに、しっかりと破壊へのプロローグを作ってくれたよ…
しかし、一つだけ誤算があったようだ… それは……」
最後に男が変えた“顔”は―――― 鬼 哭 霊 気 ！
「れ 霊気が創られた…？」
驚愕し、茫然となるリリスとアスタロト。
「そうだ… それは遠い昔、第一次黙示録戦争の後、魔王の血を引く者と
神＝毘盧遮那の血を引く者が天界と魔界の泉を通し恋に落ちた
やがて子供が生まれた、霊気の祖先に当たる鬼哭一族の誕生だ…
そして星の光により、神と悪魔両者の力を最も強く受けた霊気をその血の中から誕生させたのだ
しかし計算違いが生じた！ 霊気の心は神と悪魔の間で揺れ動き、そして世界を巻き込みながら
破滅に突き進むと思ったが… 予期せぬ邪魔が入りおった… それは―――― 人 間 だ！
チリゴミ程の人間のつまらん愛情の為に… 目論見が外れたのだ！」
霊気は火山弾を避けきれず直撃を受け燃えあがる！
男の元に駆け寄るリリス。
『サ サルガタナス！ あなた、生きて…」
しかしサルガタナスは不気味な笑みを浮かべたまま、リリスを見るが何も答えない。
「そいつはサルガタナスではない… そいつはサルガタナスを創った奴なのだ…」
全身を業火に焼かれながら説明する霊気。
「つ… 創った…？」
「そうだ、全ての破壊の為に負の力を持った物を次々と創り出し
その力も全て自分の負の力を強める為取り込んでいったのだ」
「フフ… まったくその通りだ… 死にぞこないめ」
男の顔が溶け崩れると、サルガタナスの顔からベルゼバブへと変化する！
いや、ベルゼバブだけではない！パズス、フォラス、ラスネール、ルキフグス…次々と変化する！
「クククク 彼らはワシが少し星の位置を変えた為に生まれた者達だ
それとは知らずに、しっかりと破壊へのプロローグを作ってくれたよ…
しかし、一つだけ誤算があったようだ… それは……」
最後に男が変えた“顔”は―――― 鬼 哭 霊 気 ！
「れ 霊気が創られた…？」
驚愕し、茫然となるリリスとアスタロト。
「そうだ… それは遠い昔、第一次黙示録戦争の後、魔王の血を引く者と
神＝毘盧遮那の血を引く者が天界と魔界の泉を通し恋に落ちた
やがて子供が生まれた、霊気の祖先に当たる鬼哭一族の誕生だ…
そして星の光により、神と悪魔両者の力を最も強く受けた霊気をその血の中から誕生させたのだ
しかし計算違いが生じた！ 霊気の心は神と悪魔の間で揺れ動き、そして世界を巻き込みながら
破滅に突き進むと思ったが… 予期せぬ邪魔が入りおった… それは―――― 人 間 だ！
チリゴミ程の人間のつまらん愛情の為に… 目論見が外れたのだ！」
417 ：大天使アラスジエル 3/3：2011/06/28(火) 22:00:43.12 ID:1aaHHAKh
「そうだ… オレはみんなの愛情によって救われた… タツ坊…レンコン…行仁様…そして流璃子…
そして、そして… 全てを創りだし全てを不幸にしていったのは…
ま ぎ れ も な く 貴 様 だ ―――――― ッ !! 』
燃え盛る豪華の中から怒りの一撃を込めて投げた聖剣が男の額に突き刺さる！
『やった！』
思わず歓声を上げるアスタロトとリリス ……だったが、男は平然としている。
「ドムゴ～～ォォ 神や魔王を倒せる剣でも、このワシは倒せん…
神や悪魔の生死すら操る、宇宙の真理 神を超えた神！
この 超 高 次 元 の 魔 神 は な !! 』
突き刺さった聖剣共々男の顔が溶け崩れ、ついに正体が露わになる！
それは―――― サルガタナスを引きずり込んだ、あの魔神だった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110628214620.jpg
「ゆ 許せん… 貴様は絶対に許せん 全てを弄ぶ外道がーっ!!
オ レ が ブ チ 殺 し て く れ る わ ―――――― っ !! 』
業火の中で霊気の頭部が硬質化する音が響き、兜を装着した霊気が怒りを露わにして飛び出してきた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110628214633.jpg ＜続く＞
そして、そして… 全てを創りだし全てを不幸にしていったのは…
ま ぎ れ も な く 貴 様 だ ―――――― ッ !! 』
燃え盛る豪華の中から怒りの一撃を込めて投げた聖剣が男の額に突き刺さる！
『やった！』
思わず歓声を上げるアスタロトとリリス ……だったが、男は平然としている。
「ドムゴ～～ォォ 神や魔王を倒せる剣でも、このワシは倒せん…
神や悪魔の生死すら操る、宇宙の真理 神を超えた神！
この 超 高 次 元 の 魔 神 は な !! 』
突き刺さった聖剣共々男の顔が溶け崩れ、ついに正体が露わになる！
それは―――― サルガタナスを引きずり込んだ、あの魔神だった！
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「ゆ 許せん… 貴様は絶対に許せん 全てを弄ぶ外道がーっ!!
オ レ が ブ チ 殺 し て く れ る わ ―――――― っ !! 』
業火の中で霊気の頭部が硬質化する音が響き、兜を装着した霊気が怒りを露わにして飛び出してきた！
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なんだ。鬼哭一族はみんな毘盧遮那の血もひいていたのか。
しかし超高次元の魔神とやらはやり方がせこいな。
そんなパワーがあるなら手軽に天界と魔界を全滅させろよ。
しかし超高次元の魔神とやらはやり方がせこいな。
そんなパワーがあるなら手軽に天界と魔界を全滅させろよ。
あっさりいつもの鎧に戻ったけど超魔神スタイル描き難かったのか
>>419
いつもの鎧って言ってもなんか久しぶりな気がするんだが気のせいか？
いつもの鎧って言ってもなんか久しぶりな気がするんだが気のせいか？
久々の霊気全身武装きたー！
上半身鎧＋ジーンズもかっこいいんだけど、やはりこの姿がしっくりくる！
てか、この姿も久しぶりだな。何か月ぶりだ？
上半身鎧＋ジーンズもかっこいいんだけど、やはりこの姿がしっくりくる！
てか、この姿も久しぶりだな。何か月ぶりだ？
ブチ殺してくれるわーっって小悪党のせりふw
でもこの方が怒りが伝わってくる
でもこの方が怒りが伝わってくる
だけど面（特に口部分）のアングルのせいで、嬉々揚々としてるようにしか見えない…
スカした超魔神モードより、ブチ殺してくれる！のほうがやっぱり霊気らしいぜ。
しかし天界壊滅、ナユタ元素短剣のカマセっぷり、ベル・パズス懐かしの面々。
こりゃ打ち切りまっしぐらという感じだな・・・
しかし天界壊滅、ナユタ元素短剣のカマセっぷり、ベル・パズス懐かしの面々。
こりゃ打ち切りまっしぐらという感じだな・・・
＞超高次元の魔神
永劫回帰惑星の住人とか言ってたからてっきり複数いるもんだと思ってたけど、
この感じだとこいつ一人だけしかいないのかな？
永劫回帰惑星の住人とか言ってたからてっきり複数いるもんだと思ってたけど、
この感じだとこいつ一人だけしかいないのかな？
名無しはきついよな
魔神「クックックッ終わりだな霊気ィ…」
霊気「…ちょ…超高次元の魔神ンンン……」
では締まらない
魔神「クックックッ終わりだな霊気ィ…」
霊気「…ちょ…超高次元の魔神ンンン……」
では締まらない
>>418
>しかし超高次元の魔神とやらはやり方がせこいな。
>そんなパワーがあるなら手軽に天界と魔界を全滅させろよ。
「すでにゲームは始まり、止める事はできん… 」て言ってるし、自分で手を下しちゃうと簡単に終わりすぎてつまんないから
神と悪魔を裏で操って楽しんでたんだろね。
>しかし超高次元の魔神とやらはやり方がせこいな。
>そんなパワーがあるなら手軽に天界と魔界を全滅させろよ。
「すでにゲームは始まり、止める事はできん… 」て言ってるし、自分で手を下しちゃうと簡単に終わりすぎてつまんないから
神と悪魔を裏で操って楽しんでたんだろね。
悪の親玉なんてそんなもんだ
430 ：超粗筋元の魔神 1/3：2011/06/29(水) 21:59:43.75 ID:nNvZyP1c
〔第76話『激怒パワー!!霊気』の巻〕
『異次元の魔神よ！ オレの全てを賭けて貴様をブチ殺す!! 死ねぇぇぇぇ!!』
怒りが頂点に達した霊気は魔神の胸を貫き、一撃で倒してしまった！
しかし霊気の一撃の衝撃波で、周囲の支柱までもが破壊される。恐るべき超魔神の力だ。
倒れ伏した魔神はニヤリと笑うと―――― 傷口から魔神の肋骨が霊気を突き刺した！
「貴様がいくら超魔神の力を持とうが、所詮小汚い肉体を持った有機体にすぎん
全てを超越した造物主の一人であるワシに勝つ事など不可能」
「ぞ… 造物主…」
「そうだ… ワシはこの指一本で全てを創り、滅ぼす事ができるのだ… こういう風にな…」
魔神が人差し指を向けると、まるで渦を巻く様に周囲の空間が歪んでいく！
歪んだ空間は霊気に向かい―――― 霊気の右手を引きちぎった!!
同時刻、流璃子達は天界へと向かっていたが、不意に流璃子は右手に激痛を感じ取った。
「どうしたんだ、流璃子？」（阿）
「早く… 早く… 霊気の元へ行かなければ…」
激痛に耐え、真剣な目つきで霊気の元へと急ぐ流璃子達。
そして霊気は…… ちぎれた右手の激痛に凄まじい悲鳴をあげていた。
「ククク…思い知ったか… 低級な生き物が背伸びをしても、所詮ゴミにすぎんと言う事を」
しかし霊気は戦意喪失せず、ぶち殺すと魔神を睨んでいた。
「ドムゴ～～ォォ まだおしおきが足りんようだな…」
魔神は次に霊気の足を狙おうと腕を伸ばすが、その腕に突如大蛇が巻き付き狙いを妨害した！
歪んだ空間は霊気を外れ地面を吹き飛ばすが、その時霊気は元素聖剣の柄を見つける。
『誰だ、ワシの遊びを邪魔する不届き者は!?』
『異次元の魔神よ！ オレの全てを賭けて貴様をブチ殺す!! 死ねぇぇぇぇ!!』
怒りが頂点に達した霊気は魔神の胸を貫き、一撃で倒してしまった！
しかし霊気の一撃の衝撃波で、周囲の支柱までもが破壊される。恐るべき超魔神の力だ。
倒れ伏した魔神はニヤリと笑うと―――― 傷口から魔神の肋骨が霊気を突き刺した！
「貴様がいくら超魔神の力を持とうが、所詮小汚い肉体を持った有機体にすぎん
全てを超越した造物主の一人であるワシに勝つ事など不可能」
「ぞ… 造物主…」
「そうだ… ワシはこの指一本で全てを創り、滅ぼす事ができるのだ… こういう風にな…」
魔神が人差し指を向けると、まるで渦を巻く様に周囲の空間が歪んでいく！
歪んだ空間は霊気に向かい―――― 霊気の右手を引きちぎった!!
同時刻、流璃子達は天界へと向かっていたが、不意に流璃子は右手に激痛を感じ取った。
「どうしたんだ、流璃子？」（阿）
「早く… 早く… 霊気の元へ行かなければ…」
激痛に耐え、真剣な目つきで霊気の元へと急ぐ流璃子達。
そして霊気は…… ちぎれた右手の激痛に凄まじい悲鳴をあげていた。
「ククク…思い知ったか… 低級な生き物が背伸びをしても、所詮ゴミにすぎんと言う事を」
しかし霊気は戦意喪失せず、ぶち殺すと魔神を睨んでいた。
「ドムゴ～～ォォ まだおしおきが足りんようだな…」
魔神は次に霊気の足を狙おうと腕を伸ばすが、その腕に突如大蛇が巻き付き狙いを妨害した！
歪んだ空間は霊気を外れ地面を吹き飛ばすが、その時霊気は元素聖剣の柄を見つける。
『誰だ、ワシの遊びを邪魔する不届き者は!?』
431 ：超粗筋元の魔神 2/3：2011/06/29(水) 22:00:25.32 ID:nNvZyP1c
『霊気は絶対に殺させないわ！まして地球の消滅などさせない！』
――大蛇と思っていたのはリリスの下半身だったのだ！
魔神は今度はリリスに狙いをつけるが、その腕にサイコロがめり込み爆砕する！
『賽卦文呪殺！ 貴様の勝手にはさせんぞ！』
サイコロと言えばもちろんアスタロト！
リリスとアスタロトに腕を封じられた魔神だが、まだ腕は３本もあると余裕綽々と叫ぶ！
背後から投げつけられた剣を空間で粉砕する魔神だが、あの剣には見覚えがあった。
『貴様はオレの獲物だ――――っ!!』
背後から剣を投げつけた隙に、上空から阿太羅が斬りかかる！
しかし魔神の角が阿太羅を串刺しにしようと急激に伸び始めた！
空中にいつ阿太羅は急には回避できない！ ――しかし、横からの一閃が角を切り落とした！
魔神が今の攻撃者を確認すると―――― 剣を持った霊気が身構えていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110629214955.jpg
『貴様、阿太羅の剣の破片と絶無元素短剣を合わせて一つの剣に!!』
霊気は雄叫びをあげて腕を１本切り落とすと、返す刀で魔神の首に剣を喰い込ませる。
「消滅しろォ、外道ォォォ」
そして―――― ついに魔神の首と頭部は両断された！
霊気の勝利に歓声を上げる仲間達。…いや、まだ戦いは終わっていない！
見ると、魔神の首は空中で止まっている…。
すると倒したはずの魔神の目玉がこちらを見下ろし高笑いを上げ始めた？！
――大蛇と思っていたのはリリスの下半身だったのだ！
魔神は今度はリリスに狙いをつけるが、その腕にサイコロがめり込み爆砕する！
『賽卦文呪殺！ 貴様の勝手にはさせんぞ！』
サイコロと言えばもちろんアスタロト！
リリスとアスタロトに腕を封じられた魔神だが、まだ腕は３本もあると余裕綽々と叫ぶ！
背後から投げつけられた剣を空間で粉砕する魔神だが、あの剣には見覚えがあった。
『貴様はオレの獲物だ――――っ!!』
背後から剣を投げつけた隙に、上空から阿太羅が斬りかかる！
しかし魔神の角が阿太羅を串刺しにしようと急激に伸び始めた！
空中にいつ阿太羅は急には回避できない！ ――しかし、横からの一閃が角を切り落とした！
魔神が今の攻撃者を確認すると―――― 剣を持った霊気が身構えていた！
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『貴様、阿太羅の剣の破片と絶無元素短剣を合わせて一つの剣に!!』
霊気は雄叫びをあげて腕を１本切り落とすと、返す刀で魔神の首に剣を喰い込ませる。
「消滅しろォ、外道ォォォ」
そして―――― ついに魔神の首と頭部は両断された！
霊気の勝利に歓声を上げる仲間達。…いや、まだ戦いは終わっていない！
見ると、魔神の首は空中で止まっている…。
すると倒したはずの魔神の目玉がこちらを見下ろし高笑いを上げ始めた？！
432 ：超粗筋元の魔神 3/3：2011/06/29(水) 22:01:09.65 ID:nNvZyP1c
『バカめ！まだわからんのか、チンピラどもが!!
有機体のお前らに無機体のワシは殺せんと言う事を!!
クククク… ワシの本当の姿、とくと見るがいい…」
頭部の切断面から黒いもやの様な物が現れ、徐々に広がって行く。
それは―――― 宇 宙 空 間 だった！ ＜続く＞
有機体のお前らに無機体のワシは殺せんと言う事を!!
クククク… ワシの本当の姿、とくと見るがいい…」
頭部の切断面から黒いもやの様な物が現れ、徐々に広がって行く。
それは―――― 宇 宙 空 間 だった！ ＜続く＞
腐っても聖剣か。
無理矢理くっつけたおかげで魔神の首を斬れたとしか思えん
無理矢理くっつけたおかげで魔神の首を斬れたとしか思えん
まさに付け焼き刃という形容が相応しいような剣なのに良く役に立ったな。
アタラの聖剣なんて付けたら返って格が落ちたようにしか見えんが・・・
賢者の石って、ここに来ても役立つほど最強クラスのアイテムだったのか。
アタラの聖剣なんて付けたら返って格が落ちたようにしか見えんが・・・
賢者の石って、ここに来ても役立つほど最強クラスのアイテムだったのか。
無限強の絶無元素剣よりも悪しきもので滅せないものはない賢者の石聖剣のほうが役に立つとは…
いや、絶無の力と賢者の石の力がひとつになったおかげとして思っておくか
しかしそれなりに役に立ったアスタロトやリリスに比べ阿太羅はあいかわらずよな
いや、絶無の力と賢者の石の力がひとつになったおかげとして思っておくか
しかしそれなりに役に立ったアスタロトやリリスに比べ阿太羅はあいかわらずよな
＞全てを超越した造物主の一人であるワシ
やっぱり複数いるのか？
やっぱり複数いるのか？
>>427
便宜上名付けるなら、創造主だからクリエイターなんてどう？
便宜上名付けるなら、創造主だからクリエイターなんてどう？
>>437
霊気たちが呼ぶだけならキサマとかこの外道とか奴でいいんじゃないか
霊気たちが呼ぶだけならキサマとかこの外道とか奴でいいんじゃないか
唯一絶対の存在にはヘタな名前はいらないからな
でも「造物主の一人」なんでしょ？
もうコイツが全ての元凶という御膳立てが出来ちゃってるし、複数いてもおそらく全員同じ顔でウッド・ワードパターンだな。
こいつが悪い魔神なだけで、他に善い魔神が沢山いて味方になってくれたりしてw
なんだそのコン・バトラーVの最終回的展開は
しかし霊気の腕がもげたのに誰も心配してないのな
法粛は新しい義手をプレゼントするんだ
しかし霊気の腕がもげたのに誰も心配してないのな
法粛は新しい義手をプレゼントするんだ
流璃子の霊気への愛情はスゴいなw
霊気が受けた苦痛まで自らの身体で感じてしまうとは…。
霊気が受けた苦痛まで自らの身体で感じてしまうとは…。
そりゃまあ今までも足を切ったり首だけになったりしても大丈夫だったんだし、超魔神になった霊気なら腕ぐらい平気だろう。
ドムゴ～～ォォ
447 ：規制解除の粗筋魔神 1/3：2011/07/13(水) 23:32:58.55 ID:kSnVebZz
〔第77話『最後の神魔パワー』の巻〕
『フハハハハ!! 地球の消滅は貴様ら自身の手に任せようと思ったが…
こうなれば仕方ない、ワシの直接の力で全て飲み込んでくれるわ――――っ!!』
急速に広がる宇宙空間と化した魔神を見て、ゴッドサイダー達は茫然となる。
宇宙空間はついに天界の城から溢れだし、戦闘中の魔王とミカエルは異変を察する。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110713232838.jpg
広がる宇宙は都市へも広がり、人間を次々と吸い込んでゆく…。
「この… 全てを吸い込んでいく暗黒の宇宙…
これは間違いなく“超重量暗黒空間（ｷﾝｸﾞｵﾌﾞﾌﾞﾗｯｸﾎｰﾙ）”！ それも意思を持った空間!!』
霊気の推理を裏付けるかのように、魔神は言葉を続ける。
「人間の死… 時の流れ… ある宇宙の崩壊、全て理屈で割り切れない自然の摂理
しかし、それは全て我々の意思！
そしてこの地球の天界・人間界・冥界 全てを含んだ太陽系の自然の摂理！
すなわち“崩壊の意思”そのものであるワシが決めた事なのだ」
「貴様ら意思による運命に弄ばれた者の苦しみも悲しみも、全てゴミ以下のものだと…？
ふざけるな――――っ!! 貴様こそカス以下の存在だ――――っ!!
最も愚劣な外道そのものだ――――っ!!』
怒りが爆発した霊気は、単身宇宙空間へと飛び込んだ！
『フハハハ！来い霊気！ ワシの身体の中へ招待してやろう、楽しい宇宙遊園地にな!!』
宇宙空間は人型へと変わり、手の形をした宇宙空間が霊気を掴み体内へ閉じ込めてしまった！
宇宙空間を漂う霊気。どうやらしばしの間気絶していたようだ…
ふと、轟音と光に目を覚ますと、自らの身長の２倍はある流星が霊気に激突した！
全身から血を吹き出し吐血する霊気だが、流星は次々飛来し霊気に大ダメージを与えてゆく！
『フハハハハ!! 地球の消滅は貴様ら自身の手に任せようと思ったが…
こうなれば仕方ない、ワシの直接の力で全て飲み込んでくれるわ――――っ!!』
急速に広がる宇宙空間と化した魔神を見て、ゴッドサイダー達は茫然となる。
宇宙空間はついに天界の城から溢れだし、戦闘中の魔王とミカエルは異変を察する。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110713232838.jpg
広がる宇宙は都市へも広がり、人間を次々と吸い込んでゆく…。
「この… 全てを吸い込んでいく暗黒の宇宙…
これは間違いなく“超重量暗黒空間（ｷﾝｸﾞｵﾌﾞﾌﾞﾗｯｸﾎｰﾙ）”！ それも意思を持った空間!!』
霊気の推理を裏付けるかのように、魔神は言葉を続ける。
「人間の死… 時の流れ… ある宇宙の崩壊、全て理屈で割り切れない自然の摂理
しかし、それは全て我々の意思！
そしてこの地球の天界・人間界・冥界 全てを含んだ太陽系の自然の摂理！
すなわち“崩壊の意思”そのものであるワシが決めた事なのだ」
「貴様ら意思による運命に弄ばれた者の苦しみも悲しみも、全てゴミ以下のものだと…？
ふざけるな――――っ!! 貴様こそカス以下の存在だ――――っ!!
最も愚劣な外道そのものだ――――っ!!』
怒りが爆発した霊気は、単身宇宙空間へと飛び込んだ！
『フハハハ！来い霊気！ ワシの身体の中へ招待してやろう、楽しい宇宙遊園地にな!!』
宇宙空間は人型へと変わり、手の形をした宇宙空間が霊気を掴み体内へ閉じ込めてしまった！
宇宙空間を漂う霊気。どうやらしばしの間気絶していたようだ…
ふと、轟音と光に目を覚ますと、自らの身長の２倍はある流星が霊気に激突した！
全身から血を吹き出し吐血する霊気だが、流星は次々飛来し霊気に大ダメージを与えてゆく！
448 ：規制解除の粗筋魔神 2/3：2011/07/13(水) 23:33:40.15 ID:kSnVebZz
『フフハハハ！ ワシの身体の中を行きすぎる流星群に当たってしまうとは
遊園地に入ってそうそうツイてない奴だ!!』
――大自然の操る流星には手も足も出ず、霊気は致命傷を負ってしまった…！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110713232851.jpg
見かねた流璃子達は救出に向かうが、強力な電磁場により宇宙空間に入れずもがき苦しむ。
「フハハハ 霊気よ、貴様は散々ワシの事をカスだ外道だと好きな事を言ってくれたな
しかしワシにも少しはゴミを憐れむ心はあるのだ…
だからお前達の最も知りたい事を教えてやろう… あれが見えるか、霊気？」
虫の息の霊気は視線を横にやると―――― そこには立派な惑星があった。
『これがワシの命！ 心臓である永劫回帰惑星だ!!
ワシの命で、その貴様の命を…… ぶっつぶしてくれるわ――――っ!!』
小惑星に横たわる霊気に、鋭い岩の針が生えた永劫回帰惑星が迫りくる！
そして―――― 激突音！ 霊気ついに死亡か!?
しかしその直後、魔神は信じられない光景を見て驚愕する！
――なんとミカエルと魔王が小惑星と永劫回帰惑星の間に割って入って止めていたのだ！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110713232904.jpg
『ミカエル！ なぜだ、魔王まで!?』
「フッ 支配する地球がなくなってしまうと困るからよ… ただ…それだけの事」
「自然の摂理… 例え大自然が敵でも… 神々が創りたもうたこの星を貴様の勝手にはさせん！」
「クク… そう、神が創ったのだ、わしが創りだした神がな」
魔神が嘲笑うと、永劫回帰惑星の岩の梁が急激に伸び魔王とミカエルを貫き吹き飛ばした！
よろめき立ち上がる魔王。
「グ…グォォ… だ…だめだ 奴は強大すぎる…
今の力のままでは奴の身体の中に入り、永劫回帰惑星を潰す事は出来ん…」
遊園地に入ってそうそうツイてない奴だ!!』
――大自然の操る流星には手も足も出ず、霊気は致命傷を負ってしまった…！
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見かねた流璃子達は救出に向かうが、強力な電磁場により宇宙空間に入れずもがき苦しむ。
「フハハハ 霊気よ、貴様は散々ワシの事をカスだ外道だと好きな事を言ってくれたな
しかしワシにも少しはゴミを憐れむ心はあるのだ…
だからお前達の最も知りたい事を教えてやろう… あれが見えるか、霊気？」
虫の息の霊気は視線を横にやると―――― そこには立派な惑星があった。
『これがワシの命！ 心臓である永劫回帰惑星だ!!
ワシの命で、その貴様の命を…… ぶっつぶしてくれるわ――――っ!!』
小惑星に横たわる霊気に、鋭い岩の針が生えた永劫回帰惑星が迫りくる！
そして―――― 激突音！ 霊気ついに死亡か!?
しかしその直後、魔神は信じられない光景を見て驚愕する！
――なんとミカエルと魔王が小惑星と永劫回帰惑星の間に割って入って止めていたのだ！
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『ミカエル！ なぜだ、魔王まで!?』
「フッ 支配する地球がなくなってしまうと困るからよ… ただ…それだけの事」
「自然の摂理… 例え大自然が敵でも… 神々が創りたもうたこの星を貴様の勝手にはさせん！」
「クク… そう、神が創ったのだ、わしが創りだした神がな」
魔神が嘲笑うと、永劫回帰惑星の岩の梁が急激に伸び魔王とミカエルを貫き吹き飛ばした！
よろめき立ち上がる魔王。
「グ…グォォ… だ…だめだ 奴は強大すぎる…
今の力のままでは奴の身体の中に入り、永劫回帰惑星を潰す事は出来ん…」
449 ：規制解除の粗筋魔神 3/3：2011/07/13(水) 23:34:21.96 ID:kSnVebZz
ふと魔王は手を見ると、無意識の内に救出していたのか、そこには瀕死の霊気が横たわっていた。
…それを見た魔王は、「ある事」を考えつく。
「魔王、おぬし何を!?」
ミカエルの問いには答えず、魔王と霊気、父と子はしばし見つめ合う…
魔王の考えを察したのか、霊気はそっと微笑むと魔王は目を見開き――――
『やめろ魔王!!』
霊 気 の 身 体 を 握 り 潰 し そ の 血 肉 を 飲 み 始 め た !!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110713232934.jpg
愛する者の無残な死に流璃子は泣き叫ぶが、魔王は構わず血肉を飲み続ける。
「霊気、今こそ我ら父子は――――……」
直後、周囲の大気が鳴動し、魔王が苦しみ始める！
「魔… 魔王… そ その顔は!?」
魔王の変化に驚愕するミカエルと流璃子。
「 ひ と つ と な っ た の だ !! 」
苦しんでいた魔王が顔を上げると―――― その顔は 霊 気 そのものになっていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110713232947.jpg ＜続く＞
…それを見た魔王は、「ある事」を考えつく。
「魔王、おぬし何を!?」
ミカエルの問いには答えず、魔王と霊気、父と子はしばし見つめ合う…
魔王の考えを察したのか、霊気はそっと微笑むと魔王は目を見開き――――
『やめろ魔王!!』
霊 気 の 身 体 を 握 り 潰 し そ の 血 肉 を 飲 み 始 め た !!
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愛する者の無残な死に流璃子は泣き叫ぶが、魔王は構わず血肉を飲み続ける。
「霊気、今こそ我ら父子は――――……」
直後、周囲の大気が鳴動し、魔王が苦しみ始める！
「魔… 魔王… そ その顔は!?」
魔王の変化に驚愕するミカエルと流璃子。
「 ひ と つ と な っ た の だ !! 」
苦しんでいた魔王が顔を上げると―――― その顔は 霊 気 そのものになっていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110713232947.jpg ＜続く＞
悪魔～ではないが（おそらく）最後は遊園地か。
いろんな私設があったなあ…。
しかし霊気のやられ方はなあ。
いままでいろんな技が出てきたが膨大な質量でガンガンぶつかるのが一番お手軽で効果的ってことか。
ラストのあれは、以前ラスネールが言っていた「神を超えた神」超悪魔の力を使うってことなのかね。
>フハハハ 霊気よ、貴様は散々ワシの事をカスだ外道だと好きな事を言ってくれたな
気にしてたんだなw
いろんな私設があったなあ…。
しかし霊気のやられ方はなあ。
いままでいろんな技が出てきたが膨大な質量でガンガンぶつかるのが一番お手軽で効果的ってことか。
ラストのあれは、以前ラスネールが言っていた「神を超えた神」超悪魔の力を使うってことなのかね。
>フハハハ 霊気よ、貴様は散々ワシの事をカスだ外道だと好きな事を言ってくれたな
気にしてたんだなw
ドムゴーさんはわざわざ自分の弱点を教えてくれるいいやつ
神々じゃなく神神なのは
集英社のルール？
集英社のルール？
しかし霊気と魔王が力を合わせて頑張ろうと言うのに、もう一方の祖である毘廬遮那は何してるんだ。
霊気を仲介として魔王と毘廬遮那が合体すればいいのに。
霊気を仲介として魔王と毘廬遮那が合体すればいいのに。
ヌウウッ！ なんとおぞましい合体だ。
超高次元魔神に対抗する最後の手段に魔王との融合を持って来たか。
これは元素短剣より頼りになりそうだ。
超高次元魔神に対抗する最後の手段に魔王との融合を持って来たか。
これは元素短剣より頼りになりそうだ。
惑星が心臓でのび太の魔界大冒険を思い出した
少年漫画の主人公が父親に食われるなんてこの漫画くらいだろうなｗ
まあ融合であって魂自体は死んでないみたいだが
まあ融合であって魂自体は死んでないみたいだが
霊気が握りつぶされたところ見てﾎﾟｶｰﾝとなっちまった…
てか、こんな大事な時に神はミカエル以外何もしないのね。
…あれ、ところで行仁様はどこ行った？
てか、こんな大事な時に神はミカエル以外何もしないのね。
…あれ、ところで行仁様はどこ行った？
流石にミカエルは1ページでやられた他の天界の住人とは違ってなかなか使えるようだな。
魔神もサタンを謀略で追い出したり、ミカエルの留守を狙って行動を起こしたりしてるから
少しは警戒の対象にはなり得るのだろう。
魔神もサタンを謀略で追い出したり、ミカエルの留守を狙って行動を起こしたりしてるから
少しは警戒の対象にはなり得るのだろう。
そりゃあ有名な大天使ミカエルを、いくらマッキーでもおろそかにしないだろう
それ以外の天使をないがしろにしてますけどね
言っちゃあ何だが顔が霊気になったサタン、超似合わねえな。 演出としては良いのだが。
462 ：規制解除の粗筋魔神 1/4：2011/07/14(木) 22:18:23.36 ID:qLDWElMp
〔最終話『地球よ、永遠に…』の巻〕
然（さ）れば我ら 暗黒（くらき）の業をすてて
光明（ひかり）の甲（よろい）を着るべし
昼のごとく正しく歩みて
争闘（あらそひ）、嫉妬（ねたみに）歩むべきに非ず
―聖パウロ「ロマ書」より―
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110714221324.jpg
霊気の血肉を食した魔王の顔は、今や霊気の顔となっていた。
「魔王… いや… おぬしのその顔は…？ 霊気か？それとも魔王なのか？」
ミカエルの問いに“彼”はゆっくりと答える。
「オレは・・・・・・・・ 鬼 哭 霊 気 !!」
その答えに一同、喜びの表情に満ち溢れる。
「しかし… オレの中には魔王（ちちうえ）がいる!!」
「父とな… 霊気…？」
「そう… 本 当 の 父 上 が !! 」
瞬間、霊気の身体がまばゆく輝き始めその巨体が変化してゆく。
輝きが治まり、変化した姿を見て驚愕するゴッドサイダー達。
「そうか… 魔王よ、お前は霊気の力を借り いや、霊気となる事によって……
天 使 長 ル シ フ ァ ー と し て 復 活 す る 事 が で き た の か !! 」
――そこには、神々しい衣装に身を包んだ霊気が雄々しく立っていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110714221336.jpg
その神々しい姿にゴッドサイダー達は一同、顔を見上げその姿に見惚れる。
然（さ）れば我ら 暗黒（くらき）の業をすてて
光明（ひかり）の甲（よろい）を着るべし
昼のごとく正しく歩みて
争闘（あらそひ）、嫉妬（ねたみに）歩むべきに非ず
―聖パウロ「ロマ書」より―
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110714221324.jpg
霊気の血肉を食した魔王の顔は、今や霊気の顔となっていた。
「魔王… いや… おぬしのその顔は…？ 霊気か？それとも魔王なのか？」
ミカエルの問いに“彼”はゆっくりと答える。
「オレは・・・・・・・・ 鬼 哭 霊 気 !!」
その答えに一同、喜びの表情に満ち溢れる。
「しかし… オレの中には魔王（ちちうえ）がいる!!」
「父とな… 霊気…？」
「そう… 本 当 の 父 上 が !! 」
瞬間、霊気の身体がまばゆく輝き始めその巨体が変化してゆく。
輝きが治まり、変化した姿を見て驚愕するゴッドサイダー達。
「そうか… 魔王よ、お前は霊気の力を借り いや、霊気となる事によって……
天 使 長 ル シ フ ァ ー と し て 復 活 す る 事 が で き た の か !! 」
――そこには、神々しい衣装に身を包んだ霊気が雄々しく立っていた！
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その神々しい姿にゴッドサイダー達は一同、顔を見上げその姿に見惚れる。
463 ：規制解除の粗筋魔神 2/4：2011/07/14(木) 22:19:07.91 ID:qLDWElMp
「この力なら、きっと「意思」の身体の中に入り、心臓である永劫回帰惑星を潰す事が出来る
地球が奴に飲み込まれてしまう前に…」
霊気は拳を握りしめ、決意を固めると背後から声がかけられる。
「一人で行くつもりか？ 霊気… オレ達十天闘神を忘れてもらっちゃ困るぜ!!』
声の主はもちろんゴッドサイダーの仲間達だった。
そんな彼らの友情と絆に、霊気は思わず微笑み返す。
「ホッホッ わしも忘れてもらっては困るぞ、霊気…」
「…ミカエル し しかしその声は…？」
ふとミカエルの方を振り向くと、ミカエルの身体が崩れ、人間の姿へと変化してゆく。
「そ そうか、あなたは今まで… 影になり、ゴッドサイダーの事を…支えてきてくれたのですね
―――― 行 仁 様 !! 』
――驚愕の事実！なんと行仁の正体は大天使ミカエルだった!!!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110714221348.jpg
そうしている間にも、地表はますます地割れがひどくなり地球消滅が進んでいく。
『フハハハハ！ 霊気よ… 貴様の守ってきた人間とやらはすでに滅びつつある！
あとは地球を消し去り、無の空間が存在するだけとなるのだ!!』
もはや一刻の猶予も無い！霊気は魔神… いやさ、意思を睨みつけると仲間に向かって叫ぶ。
『みんなの命！ オレがもらうぞ!!』
「望むところだ、霊気」 「いつでもいいぜ…」
阿太羅も法粛も快く承諾する。もちろん、他の仲間達も同様だ。
光と化した仲間達は霊気の身体へと同化してゆき、リリスもまた霊気へ同化する。
「あなた… これからはいつまでも一緒よ…」
地球が奴に飲み込まれてしまう前に…」
霊気は拳を握りしめ、決意を固めると背後から声がかけられる。
「一人で行くつもりか？ 霊気… オレ達十天闘神を忘れてもらっちゃ困るぜ!!』
声の主はもちろんゴッドサイダーの仲間達だった。
そんな彼らの友情と絆に、霊気は思わず微笑み返す。
「ホッホッ わしも忘れてもらっては困るぞ、霊気…」
「…ミカエル し しかしその声は…？」
ふとミカエルの方を振り向くと、ミカエルの身体が崩れ、人間の姿へと変化してゆく。
「そ そうか、あなたは今まで… 影になり、ゴッドサイダーの事を…支えてきてくれたのですね
―――― 行 仁 様 !! 』
――驚愕の事実！なんと行仁の正体は大天使ミカエルだった!!!!
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そうしている間にも、地表はますます地割れがひどくなり地球消滅が進んでいく。
『フハハハハ！ 霊気よ… 貴様の守ってきた人間とやらはすでに滅びつつある！
あとは地球を消し去り、無の空間が存在するだけとなるのだ!!』
もはや一刻の猶予も無い！霊気は魔神… いやさ、意思を睨みつけると仲間に向かって叫ぶ。
『みんなの命！ オレがもらうぞ!!』
「望むところだ、霊気」 「いつでもいいぜ…」
阿太羅も法粛も快く承諾する。もちろん、他の仲間達も同様だ。
光と化した仲間達は霊気の身体へと同化してゆき、リリスもまた霊気へ同化する。
「あなた… これからはいつまでも一緒よ…」
464 ：規制解除の粗筋魔神 3/4：2011/07/14(木) 22:20:05.73 ID:qLDWElMp
…しかし、流璃子だけはまだ一人残り霊気を見つめていた。
「霊気… これからはずっと一緒なのね …何があろうとも…」
「そうさ…オレ達は一緒だ… ひとつとなるのだ…」
互いに微笑むと、流璃子もまた霊気と同化するのだった。
そしてこちらに飛来する、光り輝く霊気の姿を見る。
――そう、もちろん霊気… 鬼哭霊気、いや天使長ルシファーだった。
『無駄な事を！先へは通さんぞ!!』
“意思”は流星群で霊気を迎撃しようとし、不運にも霊気は破片で両目を負傷してしまった！
『目 目が見えん！』
…その時、霊気の傍らに流璃子の姿が浮かび上がる。
《見て… 霊気 私が目となってあげるわ、あなたの目と》
霊気は流璃子の精神体に助けられつつ、地球と人々を守る為に永劫回帰惑星へと向かう――――
梗・彊良の殷の騎士。
鬼哭一族の生き残りの陀華桜・密桜。
マリガン・ジェミニー・トミーの親子。
法粛・阿太羅・徳尊のラマの修行僧。
アスタロト・リリスの元天使の姉弟。
大天使ミカエルこと行仁。
“意思”の最大の被害者である魔王。
そして―――― 鬼哭霊気と鬼哭流璃子。
愛する地球と人々を微笑みながら見守り、永劫回帰惑星へと消えていった――――
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110714221415.jpg
「霊気… これからはずっと一緒なのね …何があろうとも…」
「そうさ…オレ達は一緒だ… ひとつとなるのだ…」
互いに微笑むと、流璃子もまた霊気と同化するのだった。
そしてこちらに飛来する、光り輝く霊気の姿を見る。
――そう、もちろん霊気… 鬼哭霊気、いや天使長ルシファーだった。
『無駄な事を！先へは通さんぞ!!』
“意思”は流星群で霊気を迎撃しようとし、不運にも霊気は破片で両目を負傷してしまった！
『目 目が見えん！』
…その時、霊気の傍らに流璃子の姿が浮かび上がる。
《見て… 霊気 私が目となってあげるわ、あなたの目と》
霊気は流璃子の精神体に助けられつつ、地球と人々を守る為に永劫回帰惑星へと向かう――――
梗・彊良の殷の騎士。
鬼哭一族の生き残りの陀華桜・密桜。
マリガン・ジェミニー・トミーの親子。
法粛・阿太羅・徳尊のラマの修行僧。
アスタロト・リリスの元天使の姉弟。
大天使ミカエルこと行仁。
“意思”の最大の被害者である魔王。
そして―――― 鬼哭霊気と鬼哭流璃子。
愛する地球と人々を微笑みながら見守り、永劫回帰惑星へと消えていった――――
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110714221415.jpg
>>457
>…あれ、ところで行仁様はどこ行った？
すっかり忘れてたw
世界に散らばるゴッドサイダーを集めて助っ人に来るとかかな？
霊気顔の魔王は超魔神の力を得た超魔王とでも呼べばいいのか。
あれ？格が落ちたような…。
>…あれ、ところで行仁様はどこ行った？
すっかり忘れてたw
世界に散らばるゴッドサイダーを集めて助っ人に来るとかかな？
霊気顔の魔王は超魔神の力を得た超魔王とでも呼べばいいのか。
あれ？格が落ちたような…。
466 ：規制解除の粗筋魔神 4/4：2011/07/14(木) 22:20:59.10 ID:qLDWElMp
そして・・・・・・ 彼らが消えてからどれ位の時が流れただろうか。
人類がこれまでに築いた文明は失われたが、それでもなお人々はたくましく生活していた。
ふたりのこの力がある限り… この力が満ち満ちた世界である限り…
決して何人であろうとも、この世界は壊せはしない…
この力… 愛の力がある限り……
ラシュモア山の彫像の様に掘られたゴッドサイダー達が見守る中、子供達は無邪気に遊んでいた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110714221429.jpg
＜ゴッドサイダー 完＞
人類がこれまでに築いた文明は失われたが、それでもなお人々はたくましく生活していた。
ふたりのこの力がある限り… この力が満ち満ちた世界である限り…
決して何人であろうとも、この世界は壊せはしない…
この力… 愛の力がある限り……
ラシュモア山の彫像の様に掘られたゴッドサイダー達が見守る中、子供達は無邪気に遊んでいた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110714221429.jpg
＜ゴッドサイダー 完＞
岩山きめえｗｗ
いろいろ不満が残るが、
リリスが仲間はずれにならなかったのは良かった。
リリスが仲間はずれにならなかったのは良かった。
突っ込むのも野暮だが、岩山に顔を掘れる技術と掘立小屋の落差がひどいｗ
マジで終わってしまった…
今までほとんど巻末ながら何だかんだで打ち切りをまぬがれて来たから、
今度もひょっとしたら… と思っていたのに。
まあ、やる事はやり遂げて燃え尽きた感じだし、なかなか悪くない終わりだ。
行仁さまの正体も予想外だが強引すぎという程でもない。
ギルファーやメタルＫの最後に比べれば……
今までほとんど巻末ながら何だかんだで打ち切りをまぬがれて来たから、
今度もひょっとしたら… と思っていたのに。
まあ、やる事はやり遂げて燃え尽きた感じだし、なかなか悪くない終わりだ。
行仁さまの正体も予想外だが強引すぎという程でもない。
ギルファーやメタルＫの最後に比べれば……
終わった・・・のか・・・
色々と言いたい事あったけど、マッキーお疲れ様！
>ミカエルの正体が行仁
行仁様いないと思ったらまさかミカエルだったのかよ!!!ｗｗｗ
仏教僧なのに異教の大幹部とは…いいのかよｗｗｗ
色々と言いたい事あったけど、マッキーお疲れ様！
>ミカエルの正体が行仁
行仁様いないと思ったらまさかミカエルだったのかよ!!!ｗｗｗ
仏教僧なのに異教の大幹部とは…いいのかよｗｗｗ
>行仁さまの正体も予想外だが強引すぎ
そう？俺は結構強引だと思ったが。大体伏線なんかもなかったっしょ？
>“意思”は流星群で霊気を迎撃しようとし、不運にも霊気は破片で両目を負傷してしまった！
いや、防御しろよｗ 何だらーっと手下げてんねん！
そう？俺は結構強引だと思ったが。大体伏線なんかもなかったっしょ？
>“意思”は流星群で霊気を迎撃しようとし、不運にも霊気は破片で両目を負傷してしまった！
いや、防御しろよｗ 何だらーっと手下げてんねん！
最後に流璃子の見せ場(霊気の目になる)作るためだろ？
でもあれで流璃子は幸せなのか疑問…orz
でもあれで流璃子は幸せなのか疑問…orz
描写が荘厳なのでごまかされそうになるが、これ人類的にはバッドエンドじゃないか？
結局地球文明は崩壊したって事だよな
パパや仲間達と一つになれたから主人公的にはハッピーエンド…なのか？ｗ
結局地球文明は崩壊したって事だよな
パパや仲間達と一つになれたから主人公的にはハッピーエンド…なのか？ｗ
魔王は瀕死の霊気に血肉を与え天使長にしたのにバイローチャナは何やってんだろうな
おれは鬼哭霊気って言った時のリリスとアスタロトの愕然とした表情がよかった
神の側についたとはいえアスタロトもまだまだ強い家族愛が残ってるんだな
しかし超魔神より天使長のほうが強いってのもなんだかなあ
おれは鬼哭霊気って言った時のリリスとアスタロトの愕然とした表情がよかった
神の側についたとはいえアスタロトもまだまだ強い家族愛が残ってるんだな
しかし超魔神より天使長のほうが強いってのもなんだかなあ
>>474
愛のあふれる地球が守られれば、文明崩壊なんか些細なことなんだろ。
愛のあふれる地球が守られれば、文明崩壊なんか些細なことなんだろ。
>>474
本来滅びるはずだった地球が存続してるんだからバッドってことはないだろう
しかしドムゴーさんは何がしたかったんだろう
何億年もかけて地球一つを滅ぼしたかったのか？
なんと壮大な積木崩し
意思をもった小宇宙というとすごい存在っぽいんだがそういう御方の考えることはわからん
本来滅びるはずだった地球が存続してるんだからバッドってことはないだろう
しかしドムゴーさんは何がしたかったんだろう
何億年もかけて地球一つを滅ぼしたかったのか？
なんと壮大な積木崩し
意思をもった小宇宙というとすごい存在っぽいんだがそういう御方の考えることはわからん
霊気と合体する前なんか目と目で通じ合ってたからな。手だけの時には騙されて吸収されたり
パズスの時には霊気のピンチを心配して来たら『消え失せろー！魔王！』とか言われたのに、
あきらめずに手を差し伸べ続けた良い父親だな。
パズスの時には霊気のピンチを心配して来たら『消え失せろー！魔王！』とか言われたのに、
あきらめずに手を差し伸べ続けた良い父親だな。
>>477
娘にも愛情溢れる教育をほどこしていたじゃないかw
娘にも愛情溢れる教育をほどこしていたじゃないかw
アメリカ大統領一家ェ……
お父様の命令で全裸にされて吊るされてたw
最後の彫像にタケルとミツルは居るんだか居ないんだか。山の裏側とかに居るのか？
霊気は神と悪魔の間の子ってのがアイデンティティーだったのに天使化で完全に神の側になっちゃって寂しいな
>>469
あの顔は人類が彫ったんじゃなくてみんなの魂が還ってきて地球と一体になり人類を見守ってるって演出じゃないかなと思ったり
>>469
あの顔は人類が彫ったんじゃなくてみんなの魂が還ってきて地球と一体になり人類を見守ってるって演出じゃないかなと思ったり
とうとう終わっちゃったんだな・・・
それにしてもジャンプ連載とは思えんほどエロい漫画だった。
それにしてもジャンプ連載とは思えんほどエロい漫画だった。
梗は加入イベント以後、トミーは伐虎羅天を継いで以後、ほとんど何もせんで終わってしまったな・・・
最後は永劫回帰惑星に神魔血破弾をブチ込んで破壊して欲しかったぜ
1年半しかやってなかったのになんという濃縮度
カルピスの原液みたいだな
徳尊再登場（？）は嬉しかったがベルゼバブ様もちょっと出て欲しかった
魔神がベルゼバブの姿で戦ってくれたらなあ
カルピスの原液みたいだな
徳尊再登場（？）は嬉しかったがベルゼバブ様もちょっと出て欲しかった
魔神がベルゼバブの姿で戦ってくれたらなあ
ベルゼバブ様と流璃子は最高だったお
>>486
みんなの魂が戻ってきたという考えはなかったぜ！それは泣ける演出だな！
だが、人類はあの顔岩見てどう思っているのだろうか…？
>>488
梗はゴッドサイダー本編での最後のおっぱいを見せると言う大役があったじゃないか！
あと、ジェミニーは…どこが最後の活躍だったっけ？
陀華桜・密桜の方がトミー以上に何もしなかったぜ…
>>490
加えて彊良もまさかの再登場だな
みんなの魂が戻ってきたという考えはなかったぜ！それは泣ける演出だな！
だが、人類はあの顔岩見てどう思っているのだろうか…？
>>488
梗はゴッドサイダー本編での最後のおっぱいを見せると言う大役があったじゃないか！
あと、ジェミニーは…どこが最後の活躍だったっけ？
陀華桜・密桜の方がトミー以上に何もしなかったぜ…
>>490
加えて彊良もまさかの再登場だな
＞陀華桜・密桜の方がトミー以上に何もしなかったぜ…
敵一人も倒してない流璃子よりかは…
敵一人も倒してない流璃子よりかは…
敵を倒す代わりに味方を復活させたんだから寄与は充分だろ
こうして見ると、霊気を除けば一番活躍したのは阿太羅だな。
第1話から登場してるし、戦闘回数も多い。
次点はマリガンだが…死んだ回数が３・４回と多いが、ルキフグス戦の獅子奮迅は忘れちゃいけない。
第1話から登場してるし、戦闘回数も多い。
次点はマリガンだが…死んだ回数が３・４回と多いが、ルキフグス戦の獅子奮迅は忘れちゃいけない。
トミーは一番活躍したのが胎児のころなんだよな
結局十天闘神って全部出てきたの？
霊気 アタラ 流璃子 マリガン（orトミー） ジェミニー 法粛 キョウ タケル ミツルが確定として
行仁さまが十天闘神じゃなかったとなると、残る『慧』を司る十天闘神はアスタロトだろうな。
タケル ミツル アスタロトの守護神は不明。以前名が出た四天王の焔魔天 化楽天あたりか。
行仁さまが十天闘神じゃなかったとなると、残る『慧』を司る十天闘神はアスタロトだろうな。
タケル ミツル アスタロトの守護神は不明。以前名が出た四天王の焔魔天 化楽天あたりか。
501 ：規制解除の粗筋魔神 1/3：2011/07/15(金) 21:33:09.55 ID:Qg0hN9kM
＜単行本最終巻（８巻）発売 書き下ろし・キャラクター達の別れの挨拶＞
―鬼哭霊気・鬼哭流璃子―
霊気（２人とも微笑みながら手を振って）
「ありがとう。オレたちは、いつまでもみんなの心の中にいるよ」
流璃子
「さようなら。今まで私たちのことを見守ってくれて、本当にありがとう」
―ラマ寺院２人―
阿太羅（微笑みながら合掌して）
「さようなら、みんな。
オレは、これから上の世界でガンバルから、君達も、勉強にスポーツにガンバッてくれ」
法粛（義手でピースしつつ）
「シーユーアゲイン。 また君達と会えるのを楽しみにしているぜ」
―マリガン一家―
マリガン（相変わらず葉巻をくわえながら）
「ハッハーッ オレたち親子は、上の世界で楽しく暮らしているぜ。心配無用。じゃあ、グッバイ」
ジェミニー
「さようなら。私たちは、とっても幸せよ。あなた達も幸せにね」
トミー
「バイバイ。ボクが大きくなったらまた会おうね」
―鬼哭霊気・鬼哭流璃子―
霊気（２人とも微笑みながら手を振って）
「ありがとう。オレたちは、いつまでもみんなの心の中にいるよ」
流璃子
「さようなら。今まで私たちのことを見守ってくれて、本当にありがとう」
―ラマ寺院２人―
阿太羅（微笑みながら合掌して）
「さようなら、みんな。
オレは、これから上の世界でガンバルから、君達も、勉強にスポーツにガンバッてくれ」
法粛（義手でピースしつつ）
「シーユーアゲイン。 また君達と会えるのを楽しみにしているぜ」
―マリガン一家―
マリガン（相変わらず葉巻をくわえながら）
「ハッハーッ オレたち親子は、上の世界で楽しく暮らしているぜ。心配無用。じゃあ、グッバイ」
ジェミニー
「さようなら。私たちは、とっても幸せよ。あなた達も幸せにね」
トミー
「バイバイ。ボクが大きくなったらまた会おうね」
502 ：規制解除の粗筋魔神 2/3：2011/07/15(金) 21:33:51.22 ID:Qg0hN9kM
―殷の騎士２人―
梗
「私達も上の世界で幸福に暮らしています。みなさんの応援、本当に感謝しているわ。
ありがとう…さよなら」
彊良
「みなさん、今まで梗を見守ってくれて、本当にありがとう。
これからは、いつも２人いつまでも一緒です。ありがとう」
―魔兄弟―
アスタロト
「さらばだ、みんな。オレは上の世界で、弟の教育に取り組んでいる」
サスガタナス
「ケッ 笑わせるぜ。じゃあな、てめえら、オレの復活に期待してな。目にもの見せてやるぜ」
―行仁・陀華桜・密桜―
行仁
「ホーッホッホッホッ、ワシの正体、さぞ驚いたろうて。さよならじゃ、皆の衆」
陀華桜
「出番は少なかったけど、ありがとうみんな、さようなら」
密桜
「みなさん、さようなら」
梗
「私達も上の世界で幸福に暮らしています。みなさんの応援、本当に感謝しているわ。
ありがとう…さよなら」
彊良
「みなさん、今まで梗を見守ってくれて、本当にありがとう。
これからは、いつも２人いつまでも一緒です。ありがとう」
―魔兄弟―
アスタロト
「さらばだ、みんな。オレは上の世界で、弟の教育に取り組んでいる」
サスガタナス
「ケッ 笑わせるぜ。じゃあな、てめえら、オレの復活に期待してな。目にもの見せてやるぜ」
―行仁・陀華桜・密桜―
行仁
「ホーッホッホッホッ、ワシの正体、さぞ驚いたろうて。さよならじゃ、皆の衆」
陀華桜
「出番は少なかったけど、ありがとうみんな、さようなら」
密桜
「みなさん、さようなら」
503 ：規制解除の粗筋魔神 3/3：2011/07/15(金) 21:34:44.34 ID:Qg0hN9kM
―魔王・リリス―
リリス
「私は、永遠に夫と一緒に暮らします。みなさん、さようなら」
魔王（魔王とは思えないほどの爽やかな笑みを浮かべながら）
「さらばだ」
―巻来功士―
「神の側の人間、悪魔の側の人間、他の登場人物にかわりまして、
読者のみなさま方全てに、感謝の言葉を述べたいと思うしだいでございます。
「ゴッドサイダー」ご愛読、まことに、まことに、ありがたくぞんじ、幸せにたえません。
では、なごりおしみながら、この巻にて「ゴッドサイダー」の幕を
引かせていただこうと思います。では、これにて。
チョン！
リリス
「私は、永遠に夫と一緒に暮らします。みなさん、さようなら」
魔王（魔王とは思えないほどの爽やかな笑みを浮かべながら）
「さらばだ」
―巻来功士―
「神の側の人間、悪魔の側の人間、他の登場人物にかわりまして、
読者のみなさま方全てに、感謝の言葉を述べたいと思うしだいでございます。
「ゴッドサイダー」ご愛読、まことに、まことに、ありがたくぞんじ、幸せにたえません。
では、なごりおしみながら、この巻にて「ゴッドサイダー」の幕を
引かせていただこうと思います。では、これにて。
チョン！
サルガタナスまでいるとはw
サルがいるならベーやんも出てきて欲しかった
これで本当に終わったんだな… マッキー、本当にお疲れ様！
>>505
サルと略すなｗｗ
でも確かに他のキャラも何か喋って欲しかったな、文字だけでもいいから。
ベルゼバブ、フォラス、ラスネール、パズス、ルキフグス、眼鏡のOLさんとかさ…
>>505
サルと略すなｗｗ
でも確かに他のキャラも何か喋って欲しかったな、文字だけでもいいから。
ベルゼバブ、フォラス、ラスネール、パズス、ルキフグス、眼鏡のOLさんとかさ…
アスタロト面倒見がいいなあw
タケミツコンビの書く事のなさに泣ける
タケミツコンビの書く事のなさに泣ける
>眼鏡のOLさん
誰？
誰？
『出番は少なかったけど、ありがとうみんな』
実に素直な感想だ。 おかげで密桜が言うことが無くなってしまってる。
実に素直な感想だ。 おかげで密桜が言うことが無くなってしまってる。
上の世界って…w
結局みんな仲良く死んで天界暮らしなのか？w
結局みんな仲良く死んで天界暮らしなのか？w
法粛、もう完全に自分が僧侶だったってコト忘れてらっしゃるようだなｗ
せっかく最後の特攻シーンに得尊がいたんだし、彼にも何か喋らせてほしかったな。
同じ出番がわずかの彊良だってあいさつしたんだしさ。
せっかく最後の特攻シーンに得尊がいたんだし、彼にも何か喋らせてほしかったな。
同じ出番がわずかの彊良だってあいさつしたんだしさ。
そういや地上にいたデビルサイダー達はどうなったんだろうな。
魔王がいなくなったことで統制が取れなくなりそうだが。
魔王がいなくなったことで統制が取れなくなりそうだが。
デビルサイダー達を邪悪に歪めてたドムゴォ～さんが消滅して、魔王が天使に戻ったから
残りの奴らもゴッドサイダー化したんじゃね？
残りの奴らもゴッドサイダー化したんじゃね？
ルシファーの心波（パルス）を受けて、心の奥底に失っていなかった光に目覚め、
只の人間や善良な精霊に戻って、人類と一緒に細々と生きていると言った所か。
只の人間や善良な精霊に戻って、人類と一緒に細々と生きていると言った所か。
>流璃子「今まで私たちのことを見守ってくれて、本当にありがとう」
やっぱ流璃子カワエエなぁ
オレに裸を見られまくってんのにお礼まで言うなんて・・・
やっぱ流璃子カワエエなぁ
オレに裸を見られまくってんのにお礼まで言うなんて・・・
ベルゼバブ「ホーホッホッホ。５１６さん。
感謝を述べるならこの私に述べてほしいですね。
いつか貴方が地獄に来た時には流璃子に施した拷問の全てを教えてさしあげますよ。ホホホ…」
感謝を述べるならこの私に述べてほしいですね。
いつか貴方が地獄に来た時には流璃子に施した拷問の全てを教えてさしあげますよ。ホホホ…」
>>514-515
神も悪魔もいなくなって＝神話の時代は終わって、人間の時代が始まったっていうほうがいいなあ
なので最後の彫像もちょっと残念
結局人類は神と悪魔の影響（支配）から抜け出せてないんだなーって
神も悪魔もいなくなって＝神話の時代は終わって、人間の時代が始まったっていうほうがいいなあ
なので最後の彫像もちょっと残念
結局人類は神と悪魔の影響（支配）から抜け出せてないんだなーって
考えてみたらラスネールも死んでる（枯れてる）可能性でかいよな。
何しろ地球のほとんどが荒れ果ててしまったし、地割れからマグマも吹きだしたんだから
何しろ地球のほとんどが荒れ果ててしまったし、地割れからマグマも吹きだしたんだから
超再生能力があれば枯れないだろ
>>512 これでどうだ？苦情は受け付ける。
ベルゼバブ
「ホホホ…私が流璃子さんをいじめたから一時期男性読者に人気が出たようですね。
では皆さん、またの機会があればお会いしましょう！」
フォラス
「皆さん、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
惜しむべくは私の真の姿がほとんどお見せできなかった事でしょうか…」
ラスネール
「（木になっている為回答不能）」 ←※キン肉マンのウォッチマン的なノリで
パズス
「ケッ 映画からマンガに出演できたと思ったら…誰がとっちゃんボウヤだ！
まあ、魔王と戦えたのは嬉しいがな！ あばよ虫けらども！」
ルキフグス
「ハッハッハ… 折角魔王様より出番をいただいたのに、
まさかマリガンほぼ１人に全滅させられるとはな…」
眼鏡のOL
「せっかく出番と台詞もらえたのに、少年誌でレイプを披露させられるとは思ってませんでした！
作者に謝罪と賠償、次回作で主役の座を要求します！」
ベルゼバブ
「ホホホ…私が流璃子さんをいじめたから一時期男性読者に人気が出たようですね。
では皆さん、またの機会があればお会いしましょう！」
フォラス
「皆さん、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
惜しむべくは私の真の姿がほとんどお見せできなかった事でしょうか…」
ラスネール
「（木になっている為回答不能）」 ←※キン肉マンのウォッチマン的なノリで
パズス
「ケッ 映画からマンガに出演できたと思ったら…誰がとっちゃんボウヤだ！
まあ、魔王と戦えたのは嬉しいがな！ あばよ虫けらども！」
ルキフグス
「ハッハッハ… 折角魔王様より出番をいただいたのに、
まさかマリガンほぼ１人に全滅させられるとはな…」
眼鏡のOL
「せっかく出番と台詞もらえたのに、少年誌でレイプを披露させられるとは思ってませんでした！
作者に謝罪と賠償、次回作で主役の座を要求します！」
楽屋裏開始
皆さんお疲れ様でした。
最終回手前のぷらら全域規制のせいで盛り上がりにかけてしまったけど、いかがだったでしょうか？
特に原作未読の方も感想聞かせてほしいです。
皆さんお疲れ様でした。
最終回手前のぷらら全域規制のせいで盛り上がりにかけてしまったけど、いかがだったでしょうか？
特に原作未読の方も感想聞かせてほしいです。
最後は彫像みたいな具体的なイメージじゃなくて
「光や水や風となって人類を見守っているだろう…」みたいな
ほうが良かったと思うなあ。
少年誌だから分かりやすく描いてるんだろうけどさ。
「光や水や風となって人類を見守っているだろう…」みたいな
ほうが良かったと思うなあ。
少年誌だから分かりやすく描いてるんだろうけどさ。
ロクな文明も無い人々が手作業で頑張って彫ったのも良いと思うな
人類にも霊気たちの活躍はちゃんと伝わっていたんだなとわかる
人類にも霊気たちの活躍はちゃんと伝わっていたんだなとわかる
霊気達の戦いを知ってるのって一部の人間だけじゃないか？
生き残ったデビルサイダーたちが結構知ってるだろう。
人類の中にも十天闘神の血を引く子孫たちがまだまだいるかも。
人類の中にも十天闘神の血を引く子孫たちがまだまだいるかも。
実際トミーは「十天闘神の血を引く子孫」だから、明記されてないだけで他にいるかもしれんね。
法粛とか実は隠し子残してたりしてな
徳尊タイプもいるだろうし
徳尊は役割をマリガンに取られた感が否めない
てか、マリガンの名前を見ると何度か某サキュバスの名の方を書きそうになる
てか、マリガンの名前を見ると何度か某サキュバスの名の方を書きそうになる
拷問した流璃子を全裸に剥いたベルゼバブは神
この頃のマッキーの絵柄が好きなのは俺だけではあるまい
俺も。
霊気の真の活躍は本編よりもファミコンジャンプの方が印象深い
霊気の真の活躍は本編よりもファミコンジャンプの方が印象深い
ベルゼバブがエロイ下着つけてでてきた意味がいまだにわからんｗ
あれはいったいどんな意味があったんだ？
あれはいったいどんな意味があったんだ？
霊気は（当時連載中だった）ドラゴンボール以上に優遇されてたからな。
比較的原作際限が多め、しかもラスボス（マジュニア）には悟空を差し置いて
霊気で一撃できるという…
比較的原作際限が多め、しかもラスボス（マジュニア）には悟空を差し置いて
霊気で一撃できるという…
>>537
えっちなしたぎは防御力が高いんだよｗｗｗｗｗｗｗ
えっちなしたぎは防御力が高いんだよｗｗｗｗｗｗｗ
>>540
マンガの理不尽スレに行って来いｗｗｗｗ
マンガの理不尽スレに行って来いｗｗｗｗ
パズスもフンドシとか締めて出てきても良かったかも
けっきょく流璃子ってどこまでやられてんだろ？
霊気を挑発するのと流璃子に恥かかせるために裸にしただけだろ
次のジャンプ○周年企画でプレステジャンプとか作ってくんねぇかな。
ファンタジーエリアでゴッドサイダーやワンピ、ダイとか。
オカルトエリアでアウターゾーンやぬ～べ～や不思議ハンター。
ヒロインエリアでいちご１００％とかビビアンとかアラレとか。
ファンタジーエリアでゴッドサイダーやワンピ、ダイとか。
オカルトエリアでアウターゾーンやぬ～べ～や不思議ハンター。
ヒロインエリアでいちご１００％とかビビアンとかアラレとか。
明日10時より「メタルK」を連載開始します、よろしければご参加ください。
スレの残り次第では「ザ・グリーンアイズ」をぶっつけ本番でやるかもしれません。
スレの残り次第では「ザ・グリーンアイズ」をぶっつけ本番でやるかもしれません。
おー楽しみｗ
KのJCはつい一度手放してしまってから
古本でもなかなか巡り合わない状態だなあ
しかし話の流れはしっかり頭に入ってるので参加できるぜ
KのJCはつい一度手放してしまってから
古本でもなかなか巡り合わない状態だなあ
しかし話の流れはしっかり頭に入ってるので参加できるぜ
メタルKやグリーンアイズっておっぱい出る？
グリーンアイズはそうでもなかった記憶が…
メタルKはわずか１巻だがゴッドサイダーに負けてないぜｗ
メタルKはわずか１巻だがゴッドサイダーに負けてないぜｗ
マッキーの事だ、エロスもばっちりだぜ！
メタルKは上に書いてあるんで省略するが、グリーンアイズはヒロインとサソリ女が脱ぐな。
・・・ちなみにサソリ女は絶対正面をまともに向けないようなデザインだぞｗ
メタルKは上に書いてあるんで省略するが、グリーンアイズはヒロインとサソリ女が脱ぐな。
・・・ちなみにサソリ女は絶対正面をまともに向けないようなデザインだぞｗ
>サソリ女は絶対正面をまともに向けないようなデザイン
どういう意味かくわしく！
どういう意味かくわしく！
グリーンアイズは一話からヒロインの水浴びシーンがあったはず
>>547
3DSジャンプならほっといても出そうだけど
3DSジャンプならほっといても出そうだけど
>>553
背中がサソリの外骨格になっている。前はブラのみつけて下は尻尾で隠してる。
なので尻尾無しでは絶対真正面を向けないｗ
>>555
調べてみたらDSでジャンプオールスター作品2つ出てたんだな。
ちょっと探して買ってみるか
背中がサソリの外骨格になっている。前はブラのみつけて下は尻尾で隠してる。
なので尻尾無しでは絶対真正面を向けないｗ
>>555
調べてみたらDSでジャンプオールスター作品2つ出てたんだな。
ちょっと探して買ってみるか
マッキーの絵柄はやっぱこの頃が好きだな。
新のはなんかカクカクしてる。エロシーンは増えたけどなんかエロくない。
新のはなんかカクカクしてる。エロシーンは増えたけどなんかエロくない。
よう同志。
俺も今の絵柄は骨太になったというか、アメコミみたいに濃くなったというか…
そんな感じしかない
俺も今の絵柄は骨太になったというか、アメコミみたいに濃くなったというか…
そんな感じしかない
560 ：メタルA：2011/07/20(水) 20:46:55.94 ID:72roMvyD
週刊少年ジャンプ1986年（昭和61）年24号にて『メタルＫ』という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者が復讐の念を燃やす事により、２日に１話ずつの速度で連載されるようだ。
時々硫酸の皮膚を使い果たして変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話～最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
連載中スレの楽屋裏 第32幕
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1293543652/
※規制の巻き添えで書き込めない人は代理スレを利用しよう！誰かがレスを貼ってくれるぞ！
【代理スレ】連載中スレの楽屋裏避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/5124/1213249930/
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者が復讐の念を燃やす事により、２日に１話ずつの速度で連載されるようだ。
時々硫酸の皮膚を使い果たして変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話～最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
連載中スレの楽屋裏 第32幕
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1293543652/
※規制の巻き添えで書き込めない人は代理スレを利用しよう！誰かがレスを貼ってくれるぞ！
【代理スレ】連載中スレの楽屋裏避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/5124/1213249930/
561 ：メタルA 1/6：2011/07/20(水) 20:59:59.58 ID:72roMvyD
＜ACT,1 復讐の華の巻＞
冒頭、雷鳴轟く深夜の工場にて呼び出した社長を探す工場長の卯川がいた。
…だが、社長の姿はどこにも見えない。
ふと、卯川は通路のバルブが開き蒸気が漏れているのに気付いた。
「チッ また誰かバルブを締め忘れたな、ひでぇオイルの匂いだ」
仕方なくバルブを締める卯川。
――その背後からﾁｪｰﾝｿｰを持った、ドロドロの肉がへばりついた骸骨が近寄っている事に気づかなかった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202443.jpg
バルブを締めた卯川はその場を歩き出すが、チェーンソーのエンジン音に気づき振り返る。
卯川が最期に見た物は―――― 雷光に不気味に照らし出された、骸骨型のロボットだった！
…そして、深夜の工場にエンジン音と断末魔が響き渡った……。
《熱い… 体が焼ける… 空気を… 新鮮な空気を…》
卯川を両断したロボットはそう呟きながら工場の壁を破壊し、降りしきる雨の中に消えていった。
それの始まりは一通の手紙からだった
古ぼけた不気味な洋館…冥神邸の前に佇む、40代位のコートを着た男がいた。
（私の名は兵藤勇… 冥神薬品工業の社長である…
私の右腕である卯川工場長の死、その翌日に届いた招待状… それが私の運命を大きく変えようとは…
まさしく神のみぞ知る… いや… 悪魔のみぞ知る事であったろう）
兵藤が冥神邸の扉を開けると、燭台に火を灯した不気味な男が現れた。
「ようこそ、兵藤部長 …いや、今では冥神工業代表取締役 兵藤勇社長様ですかな」
（伊郷瑠（イゴール）、15年ぶりの再会… 相変わらず嫌味で醜い奴だ
奴の文章もそれを物語っている）
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202459.jpg
イゴールはずうずうしくも冥神社長の家に居座り、家族でもないのに兵藤を中へと招き入れた。
冒頭、雷鳴轟く深夜の工場にて呼び出した社長を探す工場長の卯川がいた。
…だが、社長の姿はどこにも見えない。
ふと、卯川は通路のバルブが開き蒸気が漏れているのに気付いた。
「チッ また誰かバルブを締め忘れたな、ひでぇオイルの匂いだ」
仕方なくバルブを締める卯川。
――その背後からﾁｪｰﾝｿｰを持った、ドロドロの肉がへばりついた骸骨が近寄っている事に気づかなかった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202443.jpg
バルブを締めた卯川はその場を歩き出すが、チェーンソーのエンジン音に気づき振り返る。
卯川が最期に見た物は―――― 雷光に不気味に照らし出された、骸骨型のロボットだった！
…そして、深夜の工場にエンジン音と断末魔が響き渡った……。
《熱い… 体が焼ける… 空気を… 新鮮な空気を…》
卯川を両断したロボットはそう呟きながら工場の壁を破壊し、降りしきる雨の中に消えていった。
それの始まりは一通の手紙からだった
古ぼけた不気味な洋館…冥神邸の前に佇む、40代位のコートを着た男がいた。
（私の名は兵藤勇… 冥神薬品工業の社長である…
私の右腕である卯川工場長の死、その翌日に届いた招待状… それが私の運命を大きく変えようとは…
まさしく神のみぞ知る… いや… 悪魔のみぞ知る事であったろう）
兵藤が冥神邸の扉を開けると、燭台に火を灯した不気味な男が現れた。
「ようこそ、兵藤部長 …いや、今では冥神工業代表取締役 兵藤勇社長様ですかな」
（伊郷瑠（イゴール）、15年ぶりの再会… 相変わらず嫌味で醜い奴だ
奴の文章もそれを物語っている）
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202459.jpg
イゴールはずうずうしくも冥神社長の家に居座り、家族でもないのに兵藤を中へと招き入れた。
562 ：メタルA 2/6：2011/07/20(水) 21:00:42.48 ID:72roMvyD
言われるままに屋敷の中に入る兵藤だったが、腑に落ちない事がある。
なぜこいつは見え透いた嘘をつくのか？
冥神家の人々は全てこの世にはもうおらず、社長夫妻も、娘の慶子も15年前、別荘で焼死している。
…そして案内されたのは慶子の部屋だった。それも当時のまま…。
ふと、兵藤は壁似合った慶子の肖像画を見る。
（きみも昔のままだ… 思い出の中ではオレも…）
「勇さん…」
突如名を呼ばれ振り向く兵藤。そこには頭からつま先まで、全身包帯の女性が車椅子に乗って現れた。
「お… お久しぶりね… 会いたかったわ…」
――まさか、慶子？生きていたのか!? いや、慶子は確かに15年前焼け死んだはず！
兵藤は一瞬驚くも、すぐに冷静さを取り戻す。
「…そこまでバカとは思わなかったぜ、イゴール
卑しくも15年前冥神薬品の生体科学分室長だった男が、こんな下手な芝居を演出するとは…
見ろよ、そこの仮面のお嬢さん…
これが慶子だ、その仮面の下にこの美しい顔があれば遺産は君の物だよ」
そう言って慶子の肖像画を指差す兵藤。
「仕方ありませんな、あなたのショックをやわらげようと仮面をして出てきてもらったのですが… お嬢様」
イゴールの合図に仮面の女性はうなずくと、仮面をゆっくりとはがしてゆく。
――仮面の下は、15年前と全く変わらぬ、美しい恵子の顔があった。
まさかの素顔に兵藤は呆然とするが、突如笑い出した？！
「さっそくメッキが剥がれたな、イゴール
慶子の顔が15年前と少しも変わらないのはおかしいと思わないのか…？
貴様を詐欺罪で訴えてもいいんだぞ!? 整形したニセ者を使って冥神家の財産を奪おうとした罪でな！』
「フフッ お嬢様には15年間眠って頂いたのです… 私の作り出した人口冬眠装置でね
――社長が死んだ後、私が社をクビになった直後に完成したのです
長年、社長の個人的援助で研究していた冬眠剤と装置がね」
なぜこいつは見え透いた嘘をつくのか？
冥神家の人々は全てこの世にはもうおらず、社長夫妻も、娘の慶子も15年前、別荘で焼死している。
…そして案内されたのは慶子の部屋だった。それも当時のまま…。
ふと、兵藤は壁似合った慶子の肖像画を見る。
（きみも昔のままだ… 思い出の中ではオレも…）
「勇さん…」
突如名を呼ばれ振り向く兵藤。そこには頭からつま先まで、全身包帯の女性が車椅子に乗って現れた。
「お… お久しぶりね… 会いたかったわ…」
――まさか、慶子？生きていたのか!? いや、慶子は確かに15年前焼け死んだはず！
兵藤は一瞬驚くも、すぐに冷静さを取り戻す。
「…そこまでバカとは思わなかったぜ、イゴール
卑しくも15年前冥神薬品の生体科学分室長だった男が、こんな下手な芝居を演出するとは…
見ろよ、そこの仮面のお嬢さん…
これが慶子だ、その仮面の下にこの美しい顔があれば遺産は君の物だよ」
そう言って慶子の肖像画を指差す兵藤。
「仕方ありませんな、あなたのショックをやわらげようと仮面をして出てきてもらったのですが… お嬢様」
イゴールの合図に仮面の女性はうなずくと、仮面をゆっくりとはがしてゆく。
――仮面の下は、15年前と全く変わらぬ、美しい恵子の顔があった。
まさかの素顔に兵藤は呆然とするが、突如笑い出した？！
「さっそくメッキが剥がれたな、イゴール
慶子の顔が15年前と少しも変わらないのはおかしいと思わないのか…？
貴様を詐欺罪で訴えてもいいんだぞ!? 整形したニセ者を使って冥神家の財産を奪おうとした罪でな！』
「フフッ お嬢様には15年間眠って頂いたのです… 私の作り出した人口冬眠装置でね
――社長が死んだ後、私が社をクビになった直後に完成したのです
長年、社長の個人的援助で研究していた冬眠剤と装置がね」
563 ：メタルA 3/6：2011/07/20(水) 21:01:28.01 ID:72roMvyD
当然、こんな話を兵藤が信じる訳がない。すると慶子が口をはさむ。
「あなたに嘘は無駄なようね… そう…、お察しの通り私はニセ者よ」
なんと慶子は自分からニセ者と暴露してしまった！
「ホラ見ろ、このお嬢さんは正直だ…」
――ふと、兵藤は慶子がしている指輪に気づく。あの指輪、どこかで見たような…。
「残念だったな、イゴール そもそも彼女の死を確信している俺を騙そうってのが間違いだったんだ
警察に直行するかい、お二人さん…？」
「しかし放火現場にはお嬢様の死体だけ無かった
それでもあなたは死体は焼き尽くされてしまったという警察発表を信じている訳ですか…
それよりも唯一の目撃者の話を信じた方がいいですよ、この私のね…」ﾇﾋ
「バカな… あの事件は目撃者などいなかったから迷宮入りになったはず…」
「あなたが信じようと信じまいと… あの日、私は現場にいたのです」
―15年前の別荘―
１階では社長夫婦と愛犬のジェイソンがくつろいでいる中、慶子は２階で就寝中だった。
そして少し離れた建物の地下では、イゴールが研究にいそしんでいた。
そんな折り、突如ジェイソンが警戒して唸り声を上げ始める。
社長はジェイソンに近寄り、ジェイソンの視線の先… ガラス戸の外を見る。
――と、同時にショットガンと覆面で武装した襲撃者が数人、銃撃して乱入してきた！
襲撃者はジェンソンを射殺すると、今度は社長夫婦を射殺してしまう！
直後、銃声に飛び起きた慶子が自分の部屋から様子を見るが、悲鳴を上げて見つかってしまう！
慌ててドアを閉めるが、襲撃者はドア諸共慶子目がけて発砲する！
続いて襲撃者は傷を負った慶子にオイルをかけ始める…。
「フフ… かわいい物を徹底的に破壊するのも、なかなかオツなもんだぜ」
「あなたに嘘は無駄なようね… そう…、お察しの通り私はニセ者よ」
なんと慶子は自分からニセ者と暴露してしまった！
「ホラ見ろ、このお嬢さんは正直だ…」
――ふと、兵藤は慶子がしている指輪に気づく。あの指輪、どこかで見たような…。
「残念だったな、イゴール そもそも彼女の死を確信している俺を騙そうってのが間違いだったんだ
警察に直行するかい、お二人さん…？」
「しかし放火現場にはお嬢様の死体だけ無かった
それでもあなたは死体は焼き尽くされてしまったという警察発表を信じている訳ですか…
それよりも唯一の目撃者の話を信じた方がいいですよ、この私のね…」ﾇﾋ
「バカな… あの事件は目撃者などいなかったから迷宮入りになったはず…」
「あなたが信じようと信じまいと… あの日、私は現場にいたのです」
―15年前の別荘―
１階では社長夫婦と愛犬のジェイソンがくつろいでいる中、慶子は２階で就寝中だった。
そして少し離れた建物の地下では、イゴールが研究にいそしんでいた。
そんな折り、突如ジェイソンが警戒して唸り声を上げ始める。
社長はジェイソンに近寄り、ジェイソンの視線の先… ガラス戸の外を見る。
――と、同時にショットガンと覆面で武装した襲撃者が数人、銃撃して乱入してきた！
襲撃者はジェンソンを射殺すると、今度は社長夫婦を射殺してしまう！
直後、銃声に飛び起きた慶子が自分の部屋から様子を見るが、悲鳴を上げて見つかってしまう！
慌ててドアを閉めるが、襲撃者はドア諸共慶子目がけて発砲する！
続いて襲撃者は傷を負った慶子にオイルをかけ始める…。
「フフ… かわいい物を徹底的に破壊するのも、なかなかオツなもんだぜ」
564 ：メタルA 4/6：2011/07/20(水) 21:02:12.69 ID:72roMvyD
慶子はその声に聞き覚えがあった ――――が、その直後火のついたライターを落とされ一面が燃え上がった！
慶子の断末魔にイゴールは研究所から飛び出し、覆面を外して車に乗り込む襲撃者の素顔を見る。
「あ あれは制作部の卯川… 運転席にいるのは… 社長秘書の斑猫玲花！ それに… 兵藤部長!!』
事件の真相を話し終えたイゴールに、突如隠し持っていた銃を向ける兵藤。
「そうだ、お前が言った通り…明神親子を殺したのはこの俺だ」
だが、今度はイゴールの方が腑に落ちなかった。
慶子との婚約も決まり、黙っていてもいずれ会社は兵藤が継ぐはずなのに…？
「最初はそのつもりだった… しかし気づかれちまったんだ、社長に俺が属している組織（ﾕﾆｵﾝ）の事を…
組織の商売にはでかい薬品工場が欠かせないのさ、なんせ世界の軍隊を商売相手にしてるんだからな…」
――これで話ははっきりした。冥神社長が組織と手を組むのを断ったからだった。
「娘可愛さのあまり、婚約者の俺を探偵なんかに調べさせたのが運の尽きさ」
その話を聞いた慶子は拳を握りしめ問い詰めた。
「あ… あなたの…あなたの恵子に対する思いは全て偽りだったの…？」
「当たり前じゃないか… 誰があんな小娘なんかと しかしそれなりに楽しませてはもらったがな
――でもなぜ警察に知らせなかったんだ、イゴール？」
するとおもむろに慶子が車椅子から立ち上がった。
「あなたを信じていたからよ… 愛していたから…」
…一方、冥神邸の外では兵藤の部下が車で待機していた。
「社長遅いな」 「30分経ったら入ってこいって言ってたな…」
兵藤の命に従い、部下達は車を降りた。
慶子の断末魔にイゴールは研究所から飛び出し、覆面を外して車に乗り込む襲撃者の素顔を見る。
「あ あれは制作部の卯川… 運転席にいるのは… 社長秘書の斑猫玲花！ それに… 兵藤部長!!』
事件の真相を話し終えたイゴールに、突如隠し持っていた銃を向ける兵藤。
「そうだ、お前が言った通り…明神親子を殺したのはこの俺だ」
だが、今度はイゴールの方が腑に落ちなかった。
慶子との婚約も決まり、黙っていてもいずれ会社は兵藤が継ぐはずなのに…？
「最初はそのつもりだった… しかし気づかれちまったんだ、社長に俺が属している組織（ﾕﾆｵﾝ）の事を…
組織の商売にはでかい薬品工場が欠かせないのさ、なんせ世界の軍隊を商売相手にしてるんだからな…」
――これで話ははっきりした。冥神社長が組織と手を組むのを断ったからだった。
「娘可愛さのあまり、婚約者の俺を探偵なんかに調べさせたのが運の尽きさ」
その話を聞いた慶子は拳を握りしめ問い詰めた。
「あ… あなたの…あなたの恵子に対する思いは全て偽りだったの…？」
「当たり前じゃないか… 誰があんな小娘なんかと しかしそれなりに楽しませてはもらったがな
――でもなぜ警察に知らせなかったんだ、イゴール？」
するとおもむろに慶子が車椅子から立ち上がった。
「あなたを信じていたからよ… 愛していたから…」
…一方、冥神邸の外では兵藤の部下が車で待機していた。
「社長遅いな」 「30分経ったら入ってこいって言ってたな…」
兵藤の命に従い、部下達は車を降りた。
565 ：メタルA 5/6：2011/07/20(水) 21:02:59.71 ID:72roMvyD
そして慶子はと言うと‥服を脱ぎだしていた？！
「な なんだこの女… おかしいんじゃないか…？」
「彼女は正常だよ、おかしいのは私達の方だ…」
「抱いて 昔の様に私を抱きしめて」
――一糸まとわぬ姿になった慶子は兵藤の前に歩み寄り、警戒していた兵藤もいやらしい笑みを浮かべる。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202518.jpg
そして冥神邸に入ろうとしていた部下は… 扉を開けた直後、無数の刃を生やした犬に遭遇した！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202532.jpg
兵藤は裸の恵子を抱きしめながら銃をイゴールに突きつける。
「フフフ 据え膳喰わぬはなんとやらだ… 動くなよ、イゴール」
だが、玄関からの銃声を聞き何事かと慌てふためく。
兵藤は知る由もないが、兵藤の部下はあの犬によって全滅していたのだ。
慌てふためく兵藤の鼻に、突如オイルの匂いが届く。
「な なんだ、このオイルの匂いは…？」
「か… 悲しい あなたを愛しているから悲しいの…」
その声に振り向くと、なんと慶子は“黒い涙”を流している…？！
「熱い… 熱かったわ この匂いはあなたに浴びせかけられたオイルの匂い… 体が焼ける……」
慶子の体からｼｭｼｭｳといくつもの煙が立ち上り、驚く兵藤の体を慶子はしっかりと抱きしめようとする。
『は 離せ!!』
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕らわれた蝶… 残るは死だけ…」
――――直後。 慶子の顔半分がズルリと崩れ、中から機械の頭蓋骨が現れた!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202549.jpg
「何度実験を繰り返しても駄目だった…
興奮状態が続くと、そのエネルギーの為体は高熱を発し 皮膚が溶けて忌まわしい姿になりなさる」
「な なんだこの女… おかしいんじゃないか…？」
「彼女は正常だよ、おかしいのは私達の方だ…」
「抱いて 昔の様に私を抱きしめて」
――一糸まとわぬ姿になった慶子は兵藤の前に歩み寄り、警戒していた兵藤もいやらしい笑みを浮かべる。
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そして冥神邸に入ろうとしていた部下は… 扉を開けた直後、無数の刃を生やした犬に遭遇した！
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兵藤は裸の恵子を抱きしめながら銃をイゴールに突きつける。
「フフフ 据え膳喰わぬはなんとやらだ… 動くなよ、イゴール」
だが、玄関からの銃声を聞き何事かと慌てふためく。
兵藤は知る由もないが、兵藤の部下はあの犬によって全滅していたのだ。
慌てふためく兵藤の鼻に、突如オイルの匂いが届く。
「な なんだ、このオイルの匂いは…？」
「か… 悲しい あなたを愛しているから悲しいの…」
その声に振り向くと、なんと慶子は“黒い涙”を流している…？！
「熱い… 熱かったわ この匂いはあなたに浴びせかけられたオイルの匂い… 体が焼ける……」
慶子の体からｼｭｼｭｳといくつもの煙が立ち上り、驚く兵藤の体を慶子はしっかりと抱きしめようとする。
『は 離せ!!』
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕らわれた蝶… 残るは死だけ…」
――――直後。 慶子の顔半分がズルリと崩れ、中から機械の頭蓋骨が現れた!!
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「何度実験を繰り返しても駄目だった…
興奮状態が続くと、そのエネルギーの為体は高熱を発し 皮膚が溶けて忌まわしい姿になりなさる」
566 ：メタルA 6/6：2011/07/20(水) 21:05:28.51 ID:72roMvyD
慶子の溶けた皮膚が兵藤の右手にかかると、たちどころに右手が溶け始めたではないか！
「クックックッ だから皮膚をつくりかえたのです…
強い酸性で溶けるとゼリー状の 硫 酸 になるようにね…」
「キ キスして あの時の様に…」
悲鳴を上げる兵藤に硫酸まみれの顔をくっつける慶子。兵藤は断末魔を上げ、顔面が溶け始めた！
…溶け崩れる瞬間、兵藤は慶子の指輪が何か思い出した。
（そ そうだ この指輪は15年前、慶子に贈った婚約指輪…）
そう考えたのが兵藤の最期だった。
慶子の体の皮膚は兵藤の体と共に溶け落ち、兵藤の骨が崩れ落ちる。
――それを黒い涙を流しつつ見つめるのは、機械の骨格を露わにした慶子だった…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202603.jpg
「い… 勇さん…」
呆然と立ち尽くしていると、兵藤の部下を始末した犬が部屋に入ってきて慶子に甘え始める。
「ジェイソン…」
――その後、慶子はイゴールにより皮膚を取り付けられ元の顔へと戻っていた。
「できましたよ、お嬢様 傷は痛みませんか…？」
「ええ…大丈夫… 少し痛むけど我慢しなくちゃ… 私だけ泣き言なんか言ってられないわ
私と同じ様に脳を機械の体に移植したジェイソンは苦しくても何も言えないんですもの」
服を気ながら主人を気遣うジェイソンの頭をそっと撫でた。
「出かけましょう、先は長いわ」
「そうですか… やはりやりなさるか」
準備を終え、イゴール達と共に屋敷を出ようとした慶子は指輪に気づき、外して部屋に投げ捨てる。
…指輪は奇しくも溶かされた兵藤の頭蓋骨のすぐそばへと転がった。
（私 兵藤勇の網膜に最期に焼き付いたのは… その古ぼけた指輪だけだった…）
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202616.jpg
＜続く＞
「クックックッ だから皮膚をつくりかえたのです…
強い酸性で溶けるとゼリー状の 硫 酸 になるようにね…」
「キ キスして あの時の様に…」
悲鳴を上げる兵藤に硫酸まみれの顔をくっつける慶子。兵藤は断末魔を上げ、顔面が溶け始めた！
…溶け崩れる瞬間、兵藤は慶子の指輪が何か思い出した。
（そ そうだ この指輪は15年前、慶子に贈った婚約指輪…）
そう考えたのが兵藤の最期だった。
慶子の体の皮膚は兵藤の体と共に溶け落ち、兵藤の骨が崩れ落ちる。
――それを黒い涙を流しつつ見つめるのは、機械の骨格を露わにした慶子だった…。
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「い… 勇さん…」
呆然と立ち尽くしていると、兵藤の部下を始末した犬が部屋に入ってきて慶子に甘え始める。
「ジェイソン…」
――その後、慶子はイゴールにより皮膚を取り付けられ元の顔へと戻っていた。
「できましたよ、お嬢様 傷は痛みませんか…？」
「ええ…大丈夫… 少し痛むけど我慢しなくちゃ… 私だけ泣き言なんか言ってられないわ
私と同じ様に脳を機械の体に移植したジェイソンは苦しくても何も言えないんですもの」
服を気ながら主人を気遣うジェイソンの頭をそっと撫でた。
「出かけましょう、先は長いわ」
「そうですか… やはりやりなさるか」
準備を終え、イゴール達と共に屋敷を出ようとした慶子は指輪に気づき、外して部屋に投げ捨てる。
…指輪は奇しくも溶かされた兵藤の頭蓋骨のすぐそばへと転がった。
（私 兵藤勇の網膜に最期に焼き付いたのは… その古ぼけた指輪だけだった…）
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110720202616.jpg
＜続く＞
ぎゃああぁ怖ぇ!!!! エロいけど怖ぇええ！((((((((；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
作者あまり聞いた事ないな、絵はうまいんだけど…
作者あまり聞いた事ないな、絵はうまいんだけど…
グロい
しかし慶子はロリ体型
しかし慶子はロリ体型
巻来功士って機械戦士ギルファーの人だな。 中のロボットもうちょっとカッコ良くならなかったのか。
>>568
慶子生きてたら30歳ってとこか？
慶子生きてたら30歳ってとこか？
兵藤部長も回想よりフケてるからそういう事だな。ちょっと豊齢線深すぎ。
>豊齢線
何の事かと思ったら、鼻の横から口の両端につながるしわの事か。
この作品、15年前の事件が発端だから…見た目変わって無いイゴール除けば
兵藤：45歳前後？
はんみょう：35～40歳前後？
何の事かと思ったら、鼻の横から口の両端につながるしわの事か。
この作品、15年前の事件が発端だから…見た目変わって無いイゴール除けば
兵藤：45歳前後？
はんみょう：35～40歳前後？
>>570
まあ、身体は全部(脳みそ以外？)作り物っぽいから、イゴールの趣味でどんな体型でもできるよな
まあ、身体は全部(脳みそ以外？)作り物っぽいから、イゴールの趣味でどんな体型でもできるよな
あの不気味な骨格ベースから人間として違和感のない美顔を手作業で造り上げるイゴールの造形技術はパンパ無いな
主役？もしくはこの漫画の語り手のメインキャラ？
と思いきやとんでもない悪党だったな＞兵藤
しかもあっという間に骨にｗ
まあやけに慶子の死にこだわるあたりから何か胡散臭い感じはしたけど
と思いきやとんでもない悪党だったな＞兵藤
しかもあっという間に骨にｗ
まあやけに慶子の死にこだわるあたりから何か胡散臭い感じはしたけど
ラスト、兵藤の網膜に映った～～とあるけど
あの状態でも兵藤しばらくの間は生きてたのか？
あの状態でも兵藤しばらくの間は生きてたのか？
ギロチンで首をはねてもしばらく意識があるらしいからね
バトルとしては成立しないよな。
毎週どうやって戦っていくのか展開が気になって仕方がない。
毎週どうやって戦っていくのか展開が気になって仕方がない。
戦うと言うか復讐していくか、だな。
毎回毎回溶かされたグロシーン拝まなきゃいけないのか… ｵｪ
エロシーンあるし絵もうまいが、少年誌でやる作品じゃないだろこれ
毎回毎回溶かされたグロシーン拝まなきゃいけないのか… ｵｪ
エロシーンあるし絵もうまいが、少年誌でやる作品じゃないだろこれ
＞俺が属している組織（ﾕﾆｵﾝ）
って話がでてきたから、組織を壊滅させるまで復習するんじゃない？
兵藤なんて我らユニオンから見たらほんの下っ端とか言って
って話がでてきたから、組織を壊滅させるまで復習するんじゃない？
兵藤なんて我らユニオンから見たらほんの下っ端とか言って
ああ、なるほど…
って、復習してどうするよｗ
って、復習してどうするよｗ
脳だけ残して全身機械なら、ロボットじゃなくサイボーグじゃね？
仮面ライダーみたいな。
仮面ライダーみたいな。
飼い犬にジェイソンという名前を付ける冥神一家のセンスはなかなか侮れない
折角ジェイソンって名付けたんだから、体からチェーンソーが飛び出るようにしようぜ
マジンガーZのジェットスクランダーみたいにさ
マジンガーZのジェットスクランダーみたいにさ
>>583
メカゴジラの逆襲のサイボーグ少女を思い出した
あれも手術シーンでつくりものではあるがおっぱいが…
>>585
体から飛び出すならグレートマジンガーのスクランブルダッシュじゃないか？
回転ノコギリなら腕につけてるゲッタードラゴンなんてのもいるが
メカゴジラの逆襲のサイボーグ少女を思い出した
あれも手術シーンでつくりものではあるがおっぱいが…
>>585
体から飛び出すならグレートマジンガーのスクランブルダッシュじゃないか？
回転ノコギリなら腕につけてるゲッタードラゴンなんてのもいるが
>回転ノコギリなら腕につけてるゲッタードラゴンなんてのもいるが
ゴジラのガイガンさんなんか、生物のくせに腹にカッター（チェーンソー）仕込んでんだぜ？
ゴジラのガイガンさんなんか、生物のくせに腹にカッター（チェーンソー）仕込んでんだぜ？
帰ってきたウルトラマンの怪獣グロンケンも手が回転ノコだったな
沢村忠が出た回のやつ
…なるほど、ジェイソンがチェーンソー付けてたとしてもなにもおかしなことはないんだ
沢村忠が出た回のやつ
…なるほど、ジェイソンがチェーンソー付けてたとしてもなにもおかしなことはないんだ
一応、13日の金曜日のジェイソンがチェーンソー使った事は無いと言っておく。
もしかしたらこれから先のシリーズで使うかもしれんが。
もしかしたらこれから先のシリーズで使うかもしれんが。
前に描いてたギルファーみたいに電子頭脳に記憶を移植してるんじゃなくて
生身の脳がそのまま機械の体に入ってるのか。
生身の脳がそのまま機械の体に入ってるのか。
そのほうがグロいからな。今回の路線はロボットアクションじゃなくてＳＦホラーっぽい。
>>590
最後の方でなぜか電子頭脳が生身の脳になってなかったっけ？
最後の方でなぜか電子頭脳が生身の脳になってなかったっけ？
593 ：メタルA 1/6：2011/07/22(金) 21:59:28.92 ID:b6ho6TiJ
＜ACT,2 危険な遊戯の巻＞
冒頭、熱帯のジャングルをひた走る、恋人らしき若い男女がいた。
ただの男女ではない。全裸でキツネのマスクを被り、何者から必死で逃げていたのだ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110722211028.jpg
「もうダメ、走れないわ信一さん！」
『ガンバレミキちゃん！ 生きたかったら走るんだ!!』
ふと、２人は洞穴を見つけひとまずその中に隠れる事にした。
入った直後に頭蓋骨に頭蓋骨につまづき… 人の気配を感じる。
周囲を見渡すと、薄暗い岩陰に猟銃を持った不気味な狩猟者の男が座っていた。
「フフフ 読みは当たったな… お前らキツネは他のどの動物よりも単純だ、行動は全て読めちまう
しかし断末魔の声はどの動物よりも魅力的だ…
私は大陸で初めて聞いた時からくせになっちまってね…」
狩猟者はおもむろに信一に銃を向け、命乞いにも耳を貸さず躊躇なく頭部を撃ち抜いてしまった！
信一の死にミキは悲鳴を上げると、洞窟の入口にもう一人、中年女性の狩猟者が現れ狙いを定めた。
「その獲物… もらうわよ…」 ――――そして、島中に銃声が轟いた。
―東京都・奥多摩 斑猫シューティングクラブ 狩猟協会・政府公認―
ここでクレー射撃に興じる初老の男性がいた。
「すごーい！ おじさんうまいのね、見とれちゃったわ」
慶子に腕前を褒められ、思わず鼻の下を伸ばしながら照れる男性。
「あなた近頃毎日来てるわね、そんなに好きなら会員になってやってみたら…？」
声をかけてきたのは、オーナーである斑猫女史だった。
そして慶子は斑猫に勧められるまま、入会金50万を支払い入会届にサインする。
――その時、斑猫はサインされた『冥神慶子』という名前を見て驚愕する！
気づかなかったが、よく見れば確かに慶子に似ている…！
冒頭、熱帯のジャングルをひた走る、恋人らしき若い男女がいた。
ただの男女ではない。全裸でキツネのマスクを被り、何者から必死で逃げていたのだ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110722211028.jpg
「もうダメ、走れないわ信一さん！」
『ガンバレミキちゃん！ 生きたかったら走るんだ!!』
ふと、２人は洞穴を見つけひとまずその中に隠れる事にした。
入った直後に頭蓋骨に頭蓋骨につまづき… 人の気配を感じる。
周囲を見渡すと、薄暗い岩陰に猟銃を持った不気味な狩猟者の男が座っていた。
「フフフ 読みは当たったな… お前らキツネは他のどの動物よりも単純だ、行動は全て読めちまう
しかし断末魔の声はどの動物よりも魅力的だ…
私は大陸で初めて聞いた時からくせになっちまってね…」
狩猟者はおもむろに信一に銃を向け、命乞いにも耳を貸さず躊躇なく頭部を撃ち抜いてしまった！
信一の死にミキは悲鳴を上げると、洞窟の入口にもう一人、中年女性の狩猟者が現れ狙いを定めた。
「その獲物… もらうわよ…」 ――――そして、島中に銃声が轟いた。
―東京都・奥多摩 斑猫シューティングクラブ 狩猟協会・政府公認―
ここでクレー射撃に興じる初老の男性がいた。
「すごーい！ おじさんうまいのね、見とれちゃったわ」
慶子に腕前を褒められ、思わず鼻の下を伸ばしながら照れる男性。
「あなた近頃毎日来てるわね、そんなに好きなら会員になってやってみたら…？」
声をかけてきたのは、オーナーである斑猫女史だった。
そして慶子は斑猫に勧められるまま、入会金50万を支払い入会届にサインする。
――その時、斑猫はサインされた『冥神慶子』という名前を見て驚愕する！
気づかなかったが、よく見れば確かに慶子に似ている…！
594 ：メタルA 2/6：2011/07/22(金) 22:00:18.90 ID:b6ho6TiJ
15年前… 火だるまになりながらもヨロヨロと車を追いかける慶子。
『運転変わってちょうだい！ しつこい女ね！これ以上勇に近づく事は私が許さない!!』
運転手だった斑猫は突如猟銃を手にし、追いかけてくる慶子にとどめを刺した。
「フフ… やっとくたばったようね」
（そう… 確かにあの時、冥神慶子は死んだはず！
と、すると15年前の冥神慶子に名前も顔もそっくりのこの女は、一体…!?
どんな目的があるにせよ、早めに処理した方がよさそうね…）
――そんな斑猫の思惑を知ってか知らずか、慶子は先程の初老の男性に銃の構えを指導されていた。
―２日後―
まだ狩猟初心者である慶子をキツネ狩りに誘う斑猫。
「あなたは才能があるわ、早めに動物を撃って慣れておくのもいいと思ってね」
初老の男性を含めたベテランからも一緒に行こうと誘われ、慶子はキツネ狩りに行く決心をした。
―斑猫シューティングクラブ 専用ヘリポート―
「ごめんなさい、待たせちゃって」
遅れてきた慶子は、なぜかフォークリフトで運ばなければならない程の大きな箱と一緒にやってきた。
「何、慶ちゃん その大きな荷物は…？」
「私、自分のベッドじゃないと眠れない性質なの…
奄美大島の南にある無人島まで行くんでしょう？ だから折り畳みベッドを持ってきちゃった」
フォークリフトはヘリに箱を運び入れ、ヘリは無人島へ向けて出発した。
『運転変わってちょうだい！ しつこい女ね！これ以上勇に近づく事は私が許さない!!』
運転手だった斑猫は突如猟銃を手にし、追いかけてくる慶子にとどめを刺した。
「フフ… やっとくたばったようね」
（そう… 確かにあの時、冥神慶子は死んだはず！
と、すると15年前の冥神慶子に名前も顔もそっくりのこの女は、一体…!?
どんな目的があるにせよ、早めに処理した方がよさそうね…）
――そんな斑猫の思惑を知ってか知らずか、慶子は先程の初老の男性に銃の構えを指導されていた。
―２日後―
まだ狩猟初心者である慶子をキツネ狩りに誘う斑猫。
「あなたは才能があるわ、早めに動物を撃って慣れておくのもいいと思ってね」
初老の男性を含めたベテランからも一緒に行こうと誘われ、慶子はキツネ狩りに行く決心をした。
―斑猫シューティングクラブ 専用ヘリポート―
「ごめんなさい、待たせちゃって」
遅れてきた慶子は、なぜかフォークリフトで運ばなければならない程の大きな箱と一緒にやってきた。
「何、慶ちゃん その大きな荷物は…？」
「私、自分のベッドじゃないと眠れない性質なの…
奄美大島の南にある無人島まで行くんでしょう？ だから折り畳みベッドを持ってきちゃった」
フォークリフトはヘリに箱を運び入れ、ヘリは無人島へ向けて出発した。
595 ：メタルA 3/6：2011/07/22(金) 22:01:03.37 ID:b6ho6TiJ
無人島に到着すると、斑猫は大きな箱を倉庫に運び込むよう指示する。
「オーナーってお金持ちなんですね、島ばかりじゃなくてこんな豪華な別荘まで持ってるんですもの」
「気に入って頂けたかしら」
「でも、こんな所にキツネがたくさんいるんですか？」
「いいえ、一匹だけよ… それはあんたさ…」
慶子が振り向くと、斑猫は隠し持っていた拳銃を慶子に向けていた！
「トウシロが整形なんかして、私をゆすろうとしたんだろうが間違いだったね…
私の情夫（イロ）の兵藤勇が行方不明なんでね、注意はしといたんだよ
そこへのこのことあんたが飛び込んできた…
私達のどんな秘密を握ってるか知らないが、それを抱いたまま眠ってもらうよ」
「わ 私は何も…」
『お黙り!!』 ――豹変した斑猫は、慶子の服を引き裂いた！
と、同時に初老の男性が後ろから慶子にキツネのマスクをかぶせてしまう。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110722211040.jpg
慶子はマスクを脱ごうとするが、男性が持っている鍵が無いと脱げない仕組みだったのだ。
「あんたはその恰好で我々と遊び（ゲーム）をやるのさ」
「ゲ、遊び（ゲーム）…？」
――それはキツネ狩りとは名ばかりの、『人間狩り（マンハント）』だった。
そして慶子にキツネ狩りを勧めた２人の男も仲間だったのだ。
「フフ… この前誘拐してきた新婚カップルは面白かったですな、怖さでおしっこ漏らしたりしてね…」
「そうでもなかったですな… 断末魔の声がもう少し美しければよかったのですが…」
そもそもの発端は、斑猫が15年前に慶子を射殺した事だった。
あれ以来くせになり、一月に一回は人間狩りをしないとおさまらなくなったのだそうだ。
その後、慶子は全裸にされ別荘を追い出される。
「ふ… 服を…」
「フッ キツネが服など着てますか… 30分経ったら追い始めるからね、その間に充分逃げときな」
嘲笑いながらドアを閉める斑猫達に、慶子はマスク越しに冷ややかな視線を送った。
「オーナーってお金持ちなんですね、島ばかりじゃなくてこんな豪華な別荘まで持ってるんですもの」
「気に入って頂けたかしら」
「でも、こんな所にキツネがたくさんいるんですか？」
「いいえ、一匹だけよ… それはあんたさ…」
慶子が振り向くと、斑猫は隠し持っていた拳銃を慶子に向けていた！
「トウシロが整形なんかして、私をゆすろうとしたんだろうが間違いだったね…
私の情夫（イロ）の兵藤勇が行方不明なんでね、注意はしといたんだよ
そこへのこのことあんたが飛び込んできた…
私達のどんな秘密を握ってるか知らないが、それを抱いたまま眠ってもらうよ」
「わ 私は何も…」
『お黙り!!』 ――豹変した斑猫は、慶子の服を引き裂いた！
と、同時に初老の男性が後ろから慶子にキツネのマスクをかぶせてしまう。
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慶子はマスクを脱ごうとするが、男性が持っている鍵が無いと脱げない仕組みだったのだ。
「あんたはその恰好で我々と遊び（ゲーム）をやるのさ」
「ゲ、遊び（ゲーム）…？」
――それはキツネ狩りとは名ばかりの、『人間狩り（マンハント）』だった。
そして慶子にキツネ狩りを勧めた２人の男も仲間だったのだ。
「フフ… この前誘拐してきた新婚カップルは面白かったですな、怖さでおしっこ漏らしたりしてね…」
「そうでもなかったですな… 断末魔の声がもう少し美しければよかったのですが…」
そもそもの発端は、斑猫が15年前に慶子を射殺した事だった。
あれ以来くせになり、一月に一回は人間狩りをしないとおさまらなくなったのだそうだ。
その後、慶子は全裸にされ別荘を追い出される。
「ふ… 服を…」
「フッ キツネが服など着てますか… 30分経ったら追い始めるからね、その間に充分逃げときな」
嘲笑いながらドアを閉める斑猫達に、慶子はマスク越しに冷ややかな視線を送った。
596 ：メタルA 4/6：2011/07/22(金) 22:02:35.00 ID:b6ho6TiJ
慶子を追い出した斑猫は、部下に慶子の荷物（箱）を処分するように命令する。
「何が入ってるか分からないから、注意した方がいいわよ」
命令された男達は倉庫に向かうと、それぞれマシンガンを持ち箱に狙いを定める。
「中に何様が入っていようと、銃（チャカ）にはかなうめぇよ」
――合図と同時に一斉射撃が行われ、木箱はあっという間に壊れてゆく。
もういいだろうと判断し、引き返そうとすると―――― 突如箱から声が聞こえた。
「いきなりだから驚きました、盾になってくれる私の友人がいなければ死んでましたよ」
何事かと驚いていると、木箱の破片が動き、中から傷だらけのジェイソンとイゴールが現れた!!
「ﾇﾋｯ！ あとはジェイソンが遊んでくれますよ」
イゴールはそそくさと逃げ出すと、ジェイソンは銃弾の嵐を物ともせず男達に突進、八つ裂きにしてしまった!!
――同時刻、その銃声を聞いた斑猫達。
「本当に見に行かなくてもいいのかい、オーナー？」
「いつもの事じゃない、あのヤクザさん達、うちのｼｭｰﾃｨﾝｸﾞｸﾗﾌﾞじゃマシンガンなんて
大っぴらに撃てないもんだから、私のボディガードにかこつけて撃ちに来てるようなもんなのよ」
そして30分が経ち、狩りに出かけようと別荘の扉を開けると――――
そこには、斑猫達の犠牲になった頭蓋骨の山の中にたたずむ慶子がいた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110722212247.jpg
その中の１つを手にした慶子は、斑猫達に見せつけるように突き出した。
「この人達が泣いているわ…」
その時横の茂みからイゴールが頭蓋骨持って現れる。犠牲者はまだ数多くいるらしい。
「フッ バカな女ね、そんなに早くこいつらのようになりたいのかい？ フフ、こんなもの…」
斑猫は慶子を嘲笑うと、足元の頭蓋骨を踏み壊してしまう！
「こんなもの呼ばわりはいけませんな
これでも大陸では万病の薬だと言われて、私もよく愛用したものです」
笑いながら初老の男は踏み壊された頭蓋骨のかけらをかじるが… すぐに吐き出した。
「ウッ こいつはもう腐ってますな、やはり殺して三週間 白骨になってすぐの物でないと」
「何が入ってるか分からないから、注意した方がいいわよ」
命令された男達は倉庫に向かうと、それぞれマシンガンを持ち箱に狙いを定める。
「中に何様が入っていようと、銃（チャカ）にはかなうめぇよ」
――合図と同時に一斉射撃が行われ、木箱はあっという間に壊れてゆく。
もういいだろうと判断し、引き返そうとすると―――― 突如箱から声が聞こえた。
「いきなりだから驚きました、盾になってくれる私の友人がいなければ死んでましたよ」
何事かと驚いていると、木箱の破片が動き、中から傷だらけのジェイソンとイゴールが現れた!!
「ﾇﾋｯ！ あとはジェイソンが遊んでくれますよ」
イゴールはそそくさと逃げ出すと、ジェイソンは銃弾の嵐を物ともせず男達に突進、八つ裂きにしてしまった!!
――同時刻、その銃声を聞いた斑猫達。
「本当に見に行かなくてもいいのかい、オーナー？」
「いつもの事じゃない、あのヤクザさん達、うちのｼｭｰﾃｨﾝｸﾞｸﾗﾌﾞじゃマシンガンなんて
大っぴらに撃てないもんだから、私のボディガードにかこつけて撃ちに来てるようなもんなのよ」
そして30分が経ち、狩りに出かけようと別荘の扉を開けると――――
そこには、斑猫達の犠牲になった頭蓋骨の山の中にたたずむ慶子がいた。
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その中の１つを手にした慶子は、斑猫達に見せつけるように突き出した。
「この人達が泣いているわ…」
その時横の茂みからイゴールが頭蓋骨持って現れる。犠牲者はまだ数多くいるらしい。
「フッ バカな女ね、そんなに早くこいつらのようになりたいのかい？ フフ、こんなもの…」
斑猫は慶子を嘲笑うと、足元の頭蓋骨を踏み壊してしまう！
「こんなもの呼ばわりはいけませんな
これでも大陸では万病の薬だと言われて、私もよく愛用したものです」
笑いながら初老の男は踏み壊された頭蓋骨のかけらをかじるが… すぐに吐き出した。
「ウッ こいつはもう腐ってますな、やはり殺して三週間 白骨になってすぐの物でないと」
597 ：メタルA 5/6：2011/07/22(金) 22:03:40.15 ID:b6ho6TiJ
――それを見た慶子のキツネのマスクが煙を上げて溶け始めた。
斑猫達は何事かと驚き、やがて慶子の黒い涙を見て再び驚く。
「あなた達は私の蜘蛛の巣に捕らわれた毒虫、残るは死だけ！」
男達はオイルの煙のせいか、身動きが取れなくなっている。
「当然の事です、それは溶けた硫酸の皮膚から発する煙、弱い青酸ガス…
神経をマヒさせる位の力は持っています」（←※ハンカチで口を押えたイゴール）
だが、斑猫はそれでもなお気力を振り絞り猟銃を慶子に向けた。
「どう… もう一度撃ってみる…？ 15年前、組織の命令で私達を殺したみたいに」
「組織…？ そんな物知らない、わ… 私は恋人の勇に車の運転を頼まれただけ…」
「そう… あなたも私と同じように、勇にだまされて利用されただけなのね
――その証拠に勇はあなたと結婚しなかった、いまだ情婦のまま…」
煙を出しながら、ゆっくりと斑猫に歩み寄る慶子。
「お互い様さ… 私は最初からどこかの小娘のように愛なんて信じちゃいなかった
私は勇を利用して富を得たかっただけなのさ!!』
そう叫ぶや否や、斑猫は慶子の頭部目がけて発砲した ――が、跳弾して斑猫の顔が蜂の巣になる!!
「そ… そんな… た…弾が… はねかえる…なんて…」
男達は何が起きたのか理解できなかったが、答えはすぐわかった。
慶子の頭部の煙が晴れると、中から機械の頭部が現れたからだ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110722212302.jpg
……それからしばらくして、男達は木に縛られ命乞いをしていた。
『ま 待て、殺さんでくれ！悪いのは私達じゃない!!』
『そうだ、騙されてオーナーの仲間になったんだ、悪いのはみんなこの女だ!!』
だが、悪党の命乞いなど耳も貸さず、イゴールは黙々と斑猫の死体の位置を調整していた。
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斑猫達は何事かと驚き、やがて慶子の黒い涙を見て再び驚く。
「あなた達は私の蜘蛛の巣に捕らわれた毒虫、残るは死だけ！」
男達はオイルの煙のせいか、身動きが取れなくなっている。
「当然の事です、それは溶けた硫酸の皮膚から発する煙、弱い青酸ガス…
神経をマヒさせる位の力は持っています」（←※ハンカチで口を押えたイゴール）
だが、斑猫はそれでもなお気力を振り絞り猟銃を慶子に向けた。
「どう… もう一度撃ってみる…？ 15年前、組織の命令で私達を殺したみたいに」
「組織…？ そんな物知らない、わ… 私は恋人の勇に車の運転を頼まれただけ…」
「そう… あなたも私と同じように、勇にだまされて利用されただけなのね
――その証拠に勇はあなたと結婚しなかった、いまだ情婦のまま…」
煙を出しながら、ゆっくりと斑猫に歩み寄る慶子。
「お互い様さ… 私は最初からどこかの小娘のように愛なんて信じちゃいなかった
私は勇を利用して富を得たかっただけなのさ!!』
そう叫ぶや否や、斑猫は慶子の頭部目がけて発砲した ――が、跳弾して斑猫の顔が蜂の巣になる!!
「そ… そんな… た…弾が… はねかえる…なんて…」
男達は何が起きたのか理解できなかったが、答えはすぐわかった。
慶子の頭部の煙が晴れると、中から機械の頭部が現れたからだ。
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……それからしばらくして、男達は木に縛られ命乞いをしていた。
『ま 待て、殺さんでくれ！悪いのは私達じゃない!!』
『そうだ、騙されてオーナーの仲間になったんだ、悪いのはみんなこの女だ!!』
だが、悪党の命乞いなど耳も貸さず、イゴールは黙々と斑猫の死体の位置を調整していた。
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598 ：メタルA 6/6：2011/07/22(金) 22:04:20.02 ID:b6ho6TiJ
斑猫の死体を動かし、２人を狙うように銃を構えさせていたイゴール。
「ン～～んと この辺りだな
死後硬直って奴がありましてね… こうやっておくと、自然に指が引き金を引くんですよ
助かりたかったら今の発言、オーナーに謝るんですな 許してくれる事を祈ってますよ」
顔を元に戻し、黒い服に身を包んだ慶子は斑猫の死体を憐みの目で見下ろすと踵を返した。
後ろでは悪党が最期まで命乞いをしていたが、当然、耳を貸すつもりはない。
（愛を信じられない… 哀れな女（ひと）） ――――やがて、無人島に銃声が響いた。
＜続く＞
「ン～～んと この辺りだな
死後硬直って奴がありましてね… こうやっておくと、自然に指が引き金を引くんですよ
助かりたかったら今の発言、オーナーに謝るんですな 許してくれる事を祈ってますよ」
顔を元に戻し、黒い服に身を包んだ慶子は斑猫の死体を憐みの目で見下ろすと踵を返した。
後ろでは悪党が最期まで命乞いをしていたが、当然、耳を貸すつもりはない。
（愛を信じられない… 哀れな女（ひと）） ――――やがて、無人島に銃声が響いた。
＜続く＞
連載2回目にしていきなり巻末ﾜﾗﾀｗ 確かにグロいし作品テーマが重いからなァ…
少年誌に向かない作品だわ。青年誌だったら活躍できるかもしれんな。
せめて全2巻程度は続けてほしいが、果たしてどうなるか…
>大陸では万病の薬
そういえば「はだしのゲン」でもそんな描写があったな、あれは骨を粉にしてたけど
あれって事実だったのか
少年誌に向かない作品だわ。青年誌だったら活躍できるかもしれんな。
せめて全2巻程度は続けてほしいが、果たしてどうなるか…
>大陸では万病の薬
そういえば「はだしのゲン」でもそんな描写があったな、あれは骨を粉にしてたけど
あれって事実だったのか
ひでえ… 連載二回目で巻末って、いくらジャンプでもこういう事あり得るのか、前例を知らん。
アンケの『今週の面白かった作品３つを選んで下さい』で〇を付けられなかっただけじゃなく、
『今週のつまらなかった作品１つを選んで下さい』でダントツだったりしたのだろうか。
アンケの『今週の面白かった作品３つを選んで下さい』で〇を付けられなかっただけじゃなく、
『今週のつまらなかった作品１つを選んで下さい』でダントツだったりしたのだろうか。
人間って死んで三週間ぐらいで白骨になるの？で、さらに放って置くと白骨が腐るの？
気候や条件次第では・・・・と、思ったがどう考えても三週間で白骨は無理だよな。
本物のキツネがいたとしても、腐肉を喰うとは思えん
本物のキツネがいたとしても、腐肉を喰うとは思えん
今回はミキちゃんと服をひん剥かれる慶子がエロかった
少年誌で情夫とか情婦とか…w
子供には意味が解らんだろ。
子供には意味が解らんだろ。
ジェイソンの中身は慶子よりはカッコいい骨格のようだな
動物の骨格は見ても何とも思わないし、中にはかっこいいとは思うのもあるが、
人間及び類人猿の骨見ると恐怖感が湧いてくる…
人間及び類人猿の骨見ると恐怖感が湧いてくる…
>>603
でもあのお面のせいで怖い
でもあのお面のせいで怖い
よく考えてみたら、犬（多分シェパード？）の大きさにチェーンソー組み込むのは無理がありすぎたな
小型チェーンソーじゃ刃渡り短いだろうし、かといって折りたたむこともできない
小型チェーンソーじゃ刃渡り短いだろうし、かといって折りたたむこともできない
610 ：メタルA 1/6：2011/07/24(日) 21:59:13.30 ID:gKeBCQmr
＜ACT,3 復讐の罠の巻＞
冒頭、社長室の壁に笑いながら先代社長である兵藤の額縁を飾る四代目社長。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110724213938.jpg
ついに社長の座を得て笑うこの男は『阿摩鬼 勲』。
兵藤の死が報道された新聞を見て、阿摩鬼は葉巻に火をつけながら犯人に感謝する。
「誰が殺ったか知らないが、オレの恩人という訳だな
オレは兵藤がいる限り、永遠にここではNo,2だったろう…
それをトップへと引き上げてくれた、愛すべき犯人（やつ）… 一度会って礼を言いたいもんだぜ!!』
―冥神薬品工業・会員制スイミングクラブ―
日光浴をする阿摩鬼を見て憧れの噂話をする女性社員達。
「ねえねえ、あの人 今度社長になった阿摩鬼さんよ」
「まだ独身ですって、私立候補しようかしら？」
…だが、阿摩鬼は地位も金も手に入れ、組織の幹部になってもまだ心が満たされなかった。
（望むものは全てか…… いや… 慶子…）
寂しそうな眼をした阿摩鬼は、15年前のこのプールで起きた事を思い出していた。
かつて、このプールで阿摩鬼は兵藤と待ち合わせをしていた。
『本当か、兵藤！ 本当に慶ちゃんがオレの事を!?』
「ああ…本当さ、勲さんが好きって言ってたぜ 今来るから直接聞いてみればいい…」
阿摩鬼は嬉しさのあまり思わず小躍りしていると、やがて慶子がやってきた。
『勇さーん！ 阿摩鬼さーん！』
「見ろ、彼女恥ずかしくてお前を苗字でしか呼べないぞ」
阿摩鬼は慶子に単刀直入で問い詰める。自分と兵藤、本当はどっちが好きなのか!?
慶子は一瞬返答に戸惑うと、兵藤が口をはさむ。
「はっきり言った方がいい… 諦めがつく」
冒頭、社長室の壁に笑いながら先代社長である兵藤の額縁を飾る四代目社長。
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ついに社長の座を得て笑うこの男は『阿摩鬼 勲』。
兵藤の死が報道された新聞を見て、阿摩鬼は葉巻に火をつけながら犯人に感謝する。
「誰が殺ったか知らないが、オレの恩人という訳だな
オレは兵藤がいる限り、永遠にここではNo,2だったろう…
それをトップへと引き上げてくれた、愛すべき犯人（やつ）… 一度会って礼を言いたいもんだぜ!!』
―冥神薬品工業・会員制スイミングクラブ―
日光浴をする阿摩鬼を見て憧れの噂話をする女性社員達。
「ねえねえ、あの人 今度社長になった阿摩鬼さんよ」
「まだ独身ですって、私立候補しようかしら？」
…だが、阿摩鬼は地位も金も手に入れ、組織の幹部になってもまだ心が満たされなかった。
（望むものは全てか…… いや… 慶子…）
寂しそうな眼をした阿摩鬼は、15年前のこのプールで起きた事を思い出していた。
かつて、このプールで阿摩鬼は兵藤と待ち合わせをしていた。
『本当か、兵藤！ 本当に慶ちゃんがオレの事を!?』
「ああ…本当さ、勲さんが好きって言ってたぜ 今来るから直接聞いてみればいい…」
阿摩鬼は嬉しさのあまり思わず小躍りしていると、やがて慶子がやってきた。
『勇さーん！ 阿摩鬼さーん！』
「見ろ、彼女恥ずかしくてお前を苗字でしか呼べないぞ」
阿摩鬼は慶子に単刀直入で問い詰める。自分と兵藤、本当はどっちが好きなのか!?
慶子は一瞬返答に戸惑うと、兵藤が口をはさむ。
「はっきり言った方がいい… 諦めがつく」
611 ：メタルA 2/6：2011/07/24(日) 21:59:31.65 ID:gKeBCQmr
「わ 私…………………… 勇さんが好き」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110724213953.jpg
それだけ答えると、気まずさをごまかすように慶子はプールへと飛び込んだ。
「すまんな、阿摩鬼 オレの聞き間違いだったらしい… “勇”と“勲”のな ハハハ」
呆然と佇む阿摩鬼を嘲笑うような顔で兵藤もプールへと飛び込んだ。
…そして現在。
（奴はただオレをからかい、笑いものにしたかっただけなのだ…
その後奴は組織の命令で平然と慶子を殺した…
奴がオレより先に組織の幹部になったのも当然の事かもしれない
オレにはできなかったかもしれない… 慶子を殺すなんて… 今でも…）
ふと、阿摩鬼は突如沸き起こった歓声に我に返る。
何事かと見上げると、誰かが40ｍ飛び込み台の最上階から飛び込もうとしているのだ！
――何者かは飛び込み、見事着水。プールサイドに上がってきたのは慶子だった。
阿摩鬼もまた、死んだはずの15年前の姿のままの慶子を見て驚愕するのだった。
気になった阿摩鬼は帰り道、慶子を尾行し始めた。
やがて慶子は喫茶店でお茶をし、阿摩鬼も気づかれないように店に入ると、慶子は誰かと話し始めた。
「手に入りましたよ、お嬢様」
「それで使えそうなの？」
阿摩鬼は話し相手がイゴールだった事に気づく。
「フフ… これで組織もおしまいね…」
「あの人名リストがあれば怖い物なしですよ」
（組織の人名リストだと!!）
慶子達の狙いを聞いた阿摩鬼は、気づかれないように電話で誰かを呼び出した。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110724213953.jpg
それだけ答えると、気まずさをごまかすように慶子はプールへと飛び込んだ。
「すまんな、阿摩鬼 オレの聞き間違いだったらしい… “勇”と“勲”のな ハハハ」
呆然と佇む阿摩鬼を嘲笑うような顔で兵藤もプールへと飛び込んだ。
…そして現在。
（奴はただオレをからかい、笑いものにしたかっただけなのだ…
その後奴は組織の命令で平然と慶子を殺した…
奴がオレより先に組織の幹部になったのも当然の事かもしれない
オレにはできなかったかもしれない… 慶子を殺すなんて… 今でも…）
ふと、阿摩鬼は突如沸き起こった歓声に我に返る。
何事かと見上げると、誰かが40ｍ飛び込み台の最上階から飛び込もうとしているのだ！
――何者かは飛び込み、見事着水。プールサイドに上がってきたのは慶子だった。
阿摩鬼もまた、死んだはずの15年前の姿のままの慶子を見て驚愕するのだった。
気になった阿摩鬼は帰り道、慶子を尾行し始めた。
やがて慶子は喫茶店でお茶をし、阿摩鬼も気づかれないように店に入ると、慶子は誰かと話し始めた。
「手に入りましたよ、お嬢様」
「それで使えそうなの？」
阿摩鬼は話し相手がイゴールだった事に気づく。
「フフ… これで組織もおしまいね…」
「あの人名リストがあれば怖い物なしですよ」
（組織の人名リストだと!!）
慶子達の狙いを聞いた阿摩鬼は、気づかれないように電話で誰かを呼び出した。
612 ：メタルA 3/6：2011/07/24(日) 21:59:49.37 ID:gKeBCQmr
――ほどなく黒づくめの男が１人やってきて、阿摩鬼と話をするのを慶子達は確認する。
「どうやらうまく乗ってくれたようね…」
慶子達の会話は阿摩鬼をおびき寄せるための罠、お芝居だったのだ！
阿摩鬼は男にあの２人から目を離すなと命じ、自分は喫茶店を後にした。
「出ていくわ」
「奴は十中八九、リストを調べに行くでしょう」ﾇﾋｯ
「奴をつけていけばリストが手に入るって訳ね」
その後、慶子はトイレへと入ってゆく・・・・・・・が、えらく長い。
「やけに長ぇションベンだな」
気になった男はトイレのドアを乱暴に叩くが返事が無い。
やむを得ずドアを蹴り開けると―――――― 中にいたのは“犬（ジェイソン）”！
ジェイソンは器用に男の靴底をむしり取ると、男は悲鳴を上げる！
『ヒエエエエエ!!!! オレは犬が大嫌ぇなんだよ――――!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110724214451.jpg
一方、阿摩鬼は会社へ入った所だった。
受付嬢が挨拶すると、ほどなく慶子もやって来て、何の躊躇もなく社内へ入っていく。
「あの、どちら様でしょうか？」
「社長の愛人＆hearts;」
受付嬢は止めようとするが、慶子は振り向きもせずスタスタと去って行った。
―第３書類倉庫室―
必死で人名リストを探す阿摩鬼、入口から様子をうかがう慶子。
…なるほど、木の葉を隠すには森の中。金庫に隠すよりはこちらの方がよほど安全だと判断したのだろう。
――だが、事態は思わぬ方向に進んでしまう。隠してあったはずのリストが無いのだ！
阿摩鬼は慌てて内線を取ると警備員へと連絡する。
『阿摩鬼だ、第３書類倉庫室から書類が持ち出された形跡がある！ 貴様ら何をチェックしてたんだ!?』
「どうやらうまく乗ってくれたようね…」
慶子達の会話は阿摩鬼をおびき寄せるための罠、お芝居だったのだ！
阿摩鬼は男にあの２人から目を離すなと命じ、自分は喫茶店を後にした。
「出ていくわ」
「奴は十中八九、リストを調べに行くでしょう」ﾇﾋｯ
「奴をつけていけばリストが手に入るって訳ね」
その後、慶子はトイレへと入ってゆく・・・・・・・が、えらく長い。
「やけに長ぇションベンだな」
気になった男はトイレのドアを乱暴に叩くが返事が無い。
やむを得ずドアを蹴り開けると―――――― 中にいたのは“犬（ジェイソン）”！
ジェイソンは器用に男の靴底をむしり取ると、男は悲鳴を上げる！
『ヒエエエエエ!!!! オレは犬が大嫌ぇなんだよ――――!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110724214451.jpg
一方、阿摩鬼は会社へ入った所だった。
受付嬢が挨拶すると、ほどなく慶子もやって来て、何の躊躇もなく社内へ入っていく。
「あの、どちら様でしょうか？」
「社長の愛人＆hearts;」
受付嬢は止めようとするが、慶子は振り向きもせずスタスタと去って行った。
―第３書類倉庫室―
必死で人名リストを探す阿摩鬼、入口から様子をうかがう慶子。
…なるほど、木の葉を隠すには森の中。金庫に隠すよりはこちらの方がよほど安全だと判断したのだろう。
――だが、事態は思わぬ方向に進んでしまう。隠してあったはずのリストが無いのだ！
阿摩鬼は慌てて内線を取ると警備員へと連絡する。
『阿摩鬼だ、第３書類倉庫室から書類が持ち出された形跡がある！ 貴様ら何をチェックしてたんだ!?』
613 ：メタルA 4/6：2011/07/24(日) 22:00:05.87 ID:gKeBCQmr
《すみません、その倉庫はあまり重要でない書類ばかりだと聞いたもので…
倉庫番の野口じいさんが会社の為働きたいとかで、雑多な書類を時々家に持ち帰って整理しているんですよ…
生きがいみたいだから目をつぶっていたんですが…》
「そうか、倉庫番の野口か…」
（し しまった！） ――その話を聞いてしまった慶子は内心、大いに焦りだした。
社長室に戻った阿摩鬼は、ある人物を待っていた。
「お呼びですか、社長」
――やってきたのは、獰猛なドーベルマンを３匹連れた屈強な男だった。
「野口をしめあげて書類を取り戻し、背後（バック）を吐かせるんだ
その後はわかってると思うが―――― 殺 せ !! 仲間の奴らもだ… あの慶子に似た女も…！」
突如阿摩鬼は用意したウサギを１匹投げつけると、ドーベルマンはあっという間に食い殺してしまった！
―冥神邸―
『お願い、早く思い出して頂戴イゴール！ 私達のせいで無関係な人が殺されるかもしれないのよ!!』
焦る慶子、必死で思い出そうとするイゴール。
『…あっ！思い出しました！ 元警備係長をやっていた野口源七さんでしょう!!
確か多摩川の近くに住んでいるはずです!!』
――帰宅中の野口じいさん。
「さて、今夜も退屈せずにすむぞ 帰って仕事だ…」
幸せそうな表情で家に着いたが、なぜか家の電気はついておらず真っ暗だった。
ふと、野口は玄関のドアの下から何か赤い液体が流れているのに気づく。 これは…… 血 だ!!
血相を変えてドアを開けると、玄関先には虫の息の妻と、すでに事切れた青年が横たわっていた。
何事かと駆け寄ろうとすると、それを阻止するかのように妻の背中にドーベルマンが乗り立ちはだかる。
そしてその奥には屈強そうな男… 暗殺者がいた。
「犬の咬んだ傷だ、致命傷じゃない ただ血が多く出過ぎたもんでね、もう数分で危ない…」
倉庫番の野口じいさんが会社の為働きたいとかで、雑多な書類を時々家に持ち帰って整理しているんですよ…
生きがいみたいだから目をつぶっていたんですが…》
「そうか、倉庫番の野口か…」
（し しまった！） ――その話を聞いてしまった慶子は内心、大いに焦りだした。
社長室に戻った阿摩鬼は、ある人物を待っていた。
「お呼びですか、社長」
――やってきたのは、獰猛なドーベルマンを３匹連れた屈強な男だった。
「野口をしめあげて書類を取り戻し、背後（バック）を吐かせるんだ
その後はわかってると思うが―――― 殺 せ !! 仲間の奴らもだ… あの慶子に似た女も…！」
突如阿摩鬼は用意したウサギを１匹投げつけると、ドーベルマンはあっという間に食い殺してしまった！
―冥神邸―
『お願い、早く思い出して頂戴イゴール！ 私達のせいで無関係な人が殺されるかもしれないのよ!!』
焦る慶子、必死で思い出そうとするイゴール。
『…あっ！思い出しました！ 元警備係長をやっていた野口源七さんでしょう!!
確か多摩川の近くに住んでいるはずです!!』
――帰宅中の野口じいさん。
「さて、今夜も退屈せずにすむぞ 帰って仕事だ…」
幸せそうな表情で家に着いたが、なぜか家の電気はついておらず真っ暗だった。
ふと、野口は玄関のドアの下から何か赤い液体が流れているのに気づく。 これは…… 血 だ!!
血相を変えてドアを開けると、玄関先には虫の息の妻と、すでに事切れた青年が横たわっていた。
何事かと駆け寄ろうとすると、それを阻止するかのように妻の背中にドーベルマンが乗り立ちはだかる。
そしてその奥には屈強そうな男… 暗殺者がいた。
「犬の咬んだ傷だ、致命傷じゃない ただ血が多く出過ぎたもんでね、もう数分で危ない…」
614 ：メタルA 5/6：2011/07/24(日) 22:00:21.68 ID:gKeBCQmr
『は 早く女房と孫を病院へ！ お願いだ!!』
「誰も助けないとは言ってない、組織のリストを返してもらえればいつでも救急車を呼んでやるぜ」
…だが、野口じいさんがリストの事を知る訳がない。
「…ン？ 見ろ、死んじまったぜ おまえのせいだ…」
愛する妻と孫を殺された野口は号泣しながら暗殺者に飛びかかるが、あっさり返り討ちにされてしまった。
…その後、野口はどこか倉庫に監禁され、椅子に縛り付けられていた。
『さぁ、喋れ！ 喋るんだ！ リストは外の血だまりにあった！
だからてめぇは背後だけ喋りゃいいんだよ!!』
暗殺者は自白剤を何度も注射するが、当然、知らない物を喋れるわけがない。
痺れを切らした暗殺者はついに最大量の自白剤を注射してしまう！
――ふと、暗殺者はオイルの匂いに気づき振り返ると、倉庫の入口に慶子達がいた。
「野口さんは関係ないわ、放しなさい…」
「わ わしは知らな・・・・・」
…致死量の自白剤を投与され、ついに野口は泡を吹き、けいれんしながら死んでしまった。
「へへ どうぞ、放してやるぜ 勝手に持ってけよ」
野口の死を目の当たりにし、伏し目だった慶子は顔を上げると黒い涙を流していた。
「ゆ 許さない」
怒りの体熱で慶子の服が溶け落ち全裸になってゆく。
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕えられた毒虫 残るは死だけ」
『ぬかせぇ!! 死ぬのはてめぇらだ――――っ!!』
暗殺者はドーベルマンをけしかけるが、ジェイソンはひと声咆えると体中から刃物を出し一閃、そして…
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110724214506.jpg
ジェイソンは攻撃型改良犬（アーマロイドドッグ）だ
慶子の口笛により、一瞬にして厚さ５cmの鉄板を切り裂く
第一攻撃体形（ﾌｧｰｽﾄﾏｰﾀﾞｰﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）に変化する事が出来る
「誰も助けないとは言ってない、組織のリストを返してもらえればいつでも救急車を呼んでやるぜ」
…だが、野口じいさんがリストの事を知る訳がない。
「…ン？ 見ろ、死んじまったぜ おまえのせいだ…」
愛する妻と孫を殺された野口は号泣しながら暗殺者に飛びかかるが、あっさり返り討ちにされてしまった。
…その後、野口はどこか倉庫に監禁され、椅子に縛り付けられていた。
『さぁ、喋れ！ 喋るんだ！ リストは外の血だまりにあった！
だからてめぇは背後だけ喋りゃいいんだよ!!』
暗殺者は自白剤を何度も注射するが、当然、知らない物を喋れるわけがない。
痺れを切らした暗殺者はついに最大量の自白剤を注射してしまう！
――ふと、暗殺者はオイルの匂いに気づき振り返ると、倉庫の入口に慶子達がいた。
「野口さんは関係ないわ、放しなさい…」
「わ わしは知らな・・・・・」
…致死量の自白剤を投与され、ついに野口は泡を吹き、けいれんしながら死んでしまった。
「へへ どうぞ、放してやるぜ 勝手に持ってけよ」
野口の死を目の当たりにし、伏し目だった慶子は顔を上げると黒い涙を流していた。
「ゆ 許さない」
怒りの体熱で慶子の服が溶け落ち全裸になってゆく。
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕えられた毒虫 残るは死だけ」
『ぬかせぇ!! 死ぬのはてめぇらだ――――っ!!』
暗殺者はドーベルマンをけしかけるが、ジェイソンはひと声咆えると体中から刃物を出し一閃、そして…
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ジェイソンは攻撃型改良犬（アーマロイドドッグ）だ
慶子の口笛により、一瞬にして厚さ５cmの鉄板を切り裂く
第一攻撃体形（ﾌｧｰｽﾄﾏｰﾀﾞｰﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）に変化する事が出来る
615 ：メタルA 6/6：2011/07/24(日) 22:01:46.74 ID:gKeBCQmr
―冥神薬品工業・会員制スイミングクラブ―
休憩する阿摩鬼の元に連絡が入る。
「オレだ、仕事は済んだか？」
《阿摩鬼さん、私慶子 シャワールームで待ってるわ…》
――まさかの連絡に半信半疑でシャワールームに行くと、カーテン越しにシャワー中の慶子の姿が見えた。
「お前は一体何者なんだ…？」
おもむろにカーテンを開けると―――― マネキンの体に暗殺者の生首をくっつけたオブジェがあった!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110724214521.jpg
（このリストのアイウエオ順通り、今度はあなたの番よ 阿摩鬼さん）
血まみれの封筒を手にした慶子の耳に、阿摩鬼の悲鳴が聞こえたような気がした。 ＜続く＞
休憩する阿摩鬼の元に連絡が入る。
「オレだ、仕事は済んだか？」
《阿摩鬼さん、私慶子 シャワールームで待ってるわ…》
――まさかの連絡に半信半疑でシャワールームに行くと、カーテン越しにシャワー中の慶子の姿が見えた。
「お前は一体何者なんだ…？」
おもむろにカーテンを開けると―――― マネキンの体に暗殺者の生首をくっつけたオブジェがあった!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110724214521.jpg
（このリストのアイウエオ順通り、今度はあなたの番よ 阿摩鬼さん）
血まみれの封筒を手にした慶子の耳に、阿摩鬼の悲鳴が聞こえたような気がした。 ＜続く＞
いさ「む」といさ「お」…なるほどな。
兵藤ホントにクズだな、いい大人が中学生とﾋﾞｰしてるし援助交際じゃねぇか。
>カーテン越しにシャワー中の慶子の姿
カーテン開けた時とのシルエットがかなり違うんですけど？
頭はでかいわ、首は太いわ、髪だって短いのに…
兵藤ホントにクズだな、いい大人が中学生とﾋﾞｰしてるし援助交際じゃねぇか。
>カーテン越しにシャワー中の慶子の姿
カーテン開けた時とのシルエットがかなり違うんですけど？
頭はでかいわ、首は太いわ、髪だって短いのに…
おっさんの頭付きマネキンはﾜﾗﾀ
>カーテン開けた時とのシルエットがかなり違うんですけど？
電話のせいでそのつもりで見てたからシルエットのように見えたってことだろう
犬嫌いのひとはあのまま死んじゃったんだろうな…
電話のせいでそのつもりで見てたからシルエットのように見えたってことだろう
犬嫌いのひとはあのまま死んじゃったんだろうな…
＞焦る慶子、必死で思い出そうとするイゴール。
＞『…あっ！思い出しました！ 元警備係長をやっていた野口源七さんでしょう!!
＞ 確か多摩川の近くに住んでいるはずです!!』
１５年前から雇われてる人だったから、イゴールは知ってたけど、
１０年位前に雇われた人だったら、見殺し？
そんな記憶に頼るくらいなら、即座に倉庫に踏み込んで、阿摩鬼殺してしまえ。
＞『…あっ！思い出しました！ 元警備係長をやっていた野口源七さんでしょう!!
＞ 確か多摩川の近くに住んでいるはずです!!』
１５年前から雇われてる人だったから、イゴールは知ってたけど、
１０年位前に雇われた人だったら、見殺し？
そんな記憶に頼るくらいなら、即座に倉庫に踏み込んで、阿摩鬼殺してしまえ。
マネキンにすべて持って行かれたw
>『ヒエエエエエ!!!! オレは犬が大嫌ぇなんだよ――――!!』
オバQなみの弱点だなｗ
野口さん一家死んじゃったのって慶子たちのせいじゃないか？
オバQなみの弱点だなｗ
野口さん一家死んじゃったのって慶子たちのせいじゃないか？
だからこそ助けようとしたんだろう。
イゴールがもっと早く思い出していれば…
イゴールがもっと早く思い出していれば…
しかし、いくら木を隠すには森の中だからってそんなセキュリティの悪いところに置いておくなよ
たまたま他の書類探すついでに誰かみつけるかも知れないし、ぼや騒ぎとかで持ち出すこともあるだろ
たまたま他の書類探すついでに誰かみつけるかも知れないし、ぼや騒ぎとかで持ち出すこともあるだろ
阿摩鬼はどこか甘ちゃんみたいだからな。 兵藤ならそんなミスはするまい。
誰が上手い事言えと
>>618
つまりあれは思い込みによる自己暗示ってこと？
つまりあれは思い込みによる自己暗示ってこと？
そんな立派なもんでもなく、男なら普通カーテン越しのシャワー浴びてるシルエットはみんな美女に見えるべ。
629 ：メタルA 1/6：2011/07/26(火) 22:00:25.51 ID:S8NdO+sS
＜ACT,4 重い責任の巻＞
冒頭、冥神邸。自室にて何やら特訓している慶子がいた。
的に向かって硫酸の皮膚を投げる。これを何度も繰り返した為、左手は機械の骨がむき出しになっていた。
ふと、心配したイゴールが乱入してくる。
『一体どうしたんですか、お嬢様!?』
部屋の中には全裸の慶子がいたのだが、部屋中から煙が上がっている…？
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212505.jpg
まさか拒絶反応が起こったのではと心配するが、慶子はそれを否定する。
「大丈夫… 自分の感情をコントロールする訓練をしているだけ…」
イゴールは何気なく部屋を見渡すと、一部が溶けた慶子のアルバムが落ちている事に気づく。
「感情を…？ その為に感情を高ぶらせるように、ご家族の写真を見ておられたのですか…」
「目的達成の為には自分の体を武器に変えなければならないのよ
いちいち全身が溶けちゃ始まらないわ」
「お嬢様、もうおやめになった方が…」
『出てって、邪魔しないでイゴール！ これは復讐の為に必要な事なのよ!!』
顔半分が溶けた慶子はイゴールを一喝し、ジェイソン共々部屋から追い出してしまう。
「おいたわしい… いくら復讐の為とはいえ…20歳前後の娘が感情も素直に出す事が出来ぬとは…」
イゴールが嘆いていると、その背後ではジェイソンが心配そうに扉を引っ掻いていた。
―冥神薬品工業―
黒のリムジンが何台も止まり、重役風の男が何人もやってきて阿摩鬼はどこだと騒ぎ立てる。
「何の騒ぎですか、皆さんお揃いで」
「この手紙は今朝、我々の元へと届いたものだ…」
阿摩鬼は渡された手紙を見てみると、驚愕して言葉に詰まる。
お前達の明日の姿だ Ｋ
その一言だけ書かれて、あとは兵藤の溶けた死体と暗殺者の生首の写真が入っていたのだ！
冒頭、冥神邸。自室にて何やら特訓している慶子がいた。
的に向かって硫酸の皮膚を投げる。これを何度も繰り返した為、左手は機械の骨がむき出しになっていた。
ふと、心配したイゴールが乱入してくる。
『一体どうしたんですか、お嬢様!?』
部屋の中には全裸の慶子がいたのだが、部屋中から煙が上がっている…？
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まさか拒絶反応が起こったのではと心配するが、慶子はそれを否定する。
「大丈夫… 自分の感情をコントロールする訓練をしているだけ…」
イゴールは何気なく部屋を見渡すと、一部が溶けた慶子のアルバムが落ちている事に気づく。
「感情を…？ その為に感情を高ぶらせるように、ご家族の写真を見ておられたのですか…」
「目的達成の為には自分の体を武器に変えなければならないのよ
いちいち全身が溶けちゃ始まらないわ」
「お嬢様、もうおやめになった方が…」
『出てって、邪魔しないでイゴール！ これは復讐の為に必要な事なのよ!!』
顔半分が溶けた慶子はイゴールを一喝し、ジェイソン共々部屋から追い出してしまう。
「おいたわしい… いくら復讐の為とはいえ…20歳前後の娘が感情も素直に出す事が出来ぬとは…」
イゴールが嘆いていると、その背後ではジェイソンが心配そうに扉を引っ掻いていた。
―冥神薬品工業―
黒のリムジンが何台も止まり、重役風の男が何人もやってきて阿摩鬼はどこだと騒ぎ立てる。
「何の騒ぎですか、皆さんお揃いで」
「この手紙は今朝、我々の元へと届いたものだ…」
阿摩鬼は渡された手紙を見てみると、驚愕して言葉に詰まる。
お前達の明日の姿だ Ｋ
その一言だけ書かれて、あとは兵藤の溶けた死体と暗殺者の生首の写真が入っていたのだ！
630 ：メタルA 2/6：2011/07/26(火) 22:00:59.30 ID:S8NdO+sS
――この連中は『組織』日本班の幹部連中だったのだ。まさか全員に届いたのか…？
「そうじゃ、ワシの所にもしっかり届いとったよ…」
『神宮寺大佐!!』
幹部連中を割って現れたのは、温厚そうな高齢の老人だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212516.jpg
神宮寺の登場に、幹部連中は一斉に敬礼する。
「おいおい、戦争中じゃないんだ いい加減に敬礼はやめてくれんか、藤堂」
『ハッ すみませんであります！』（←と、言ってもまだ敬礼をやめない）
「そういえばお前の病院で作っている新型ペスト菌をバラまく化学兵器、なかなか中南米で評判いいぞ」
『ハハッ！ これも第二次大戦中に大陸で731部隊に入り、
大佐の下で生体実験助手として勉強させて頂いたおかげであります!!』
神宮司は兵藤の死体写真を手にすると、しみじみ語る。
「しかし、兵藤には気の毒な事をしたのう… 目をかけておったのに
ブラジルのネオナチス班でも、組織を背負って立つ有望な若者が育っておるそうだ
兵藤が生きておれば、ちょうど組織を創った頃のわしとナチスの幹部ムゲルスと
同様に組織をもっと巨大にできただろう
…あの頃は楽しかった、ムゲルスと行った共同生体実験などは今も組織の為にかなり役立っておる
わしらが心血を注いで創った組織に挑戦してくる馬鹿者がおるとは…
この偉大なる“薔薇十字団（ローゼンクロイツ）”にな…」
神宮寺は阿摩鬼を睨み付けると、人名リストを盗まれた責任を負わせる事にした。
「お前にはリストと犯人を捜し出す責任がある… そうだな…？」
『ハッ、必ず探し出します!!』
「必ず、か…」
神宮寺はアゴで合図すると、そばにいた男が一瞬で阿摩鬼の背後に忍び寄り、首筋に何かを注射した。
『な 何を!? 一体何を打ったんですか!? 教えて下さい統首!!』
すると男は隣の部屋の扉を開けようと、ドアノブに手をかける。
「阿摩鬼さん、確かあなたの大事な犬はこの中でしたな…」
「そうじゃ、ワシの所にもしっかり届いとったよ…」
『神宮寺大佐!!』
幹部連中を割って現れたのは、温厚そうな高齢の老人だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212516.jpg
神宮寺の登場に、幹部連中は一斉に敬礼する。
「おいおい、戦争中じゃないんだ いい加減に敬礼はやめてくれんか、藤堂」
『ハッ すみませんであります！』（←と、言ってもまだ敬礼をやめない）
「そういえばお前の病院で作っている新型ペスト菌をバラまく化学兵器、なかなか中南米で評判いいぞ」
『ハハッ！ これも第二次大戦中に大陸で731部隊に入り、
大佐の下で生体実験助手として勉強させて頂いたおかげであります!!』
神宮司は兵藤の死体写真を手にすると、しみじみ語る。
「しかし、兵藤には気の毒な事をしたのう… 目をかけておったのに
ブラジルのネオナチス班でも、組織を背負って立つ有望な若者が育っておるそうだ
兵藤が生きておれば、ちょうど組織を創った頃のわしとナチスの幹部ムゲルスと
同様に組織をもっと巨大にできただろう
…あの頃は楽しかった、ムゲルスと行った共同生体実験などは今も組織の為にかなり役立っておる
わしらが心血を注いで創った組織に挑戦してくる馬鹿者がおるとは…
この偉大なる“薔薇十字団（ローゼンクロイツ）”にな…」
神宮寺は阿摩鬼を睨み付けると、人名リストを盗まれた責任を負わせる事にした。
「お前にはリストと犯人を捜し出す責任がある… そうだな…？」
『ハッ、必ず探し出します!!』
「必ず、か…」
神宮寺はアゴで合図すると、そばにいた男が一瞬で阿摩鬼の背後に忍び寄り、首筋に何かを注射した。
『な 何を!? 一体何を打ったんですか!? 教えて下さい統首!!』
すると男は隣の部屋の扉を開けようと、ドアノブに手をかける。
「阿摩鬼さん、確かあなたの大事な犬はこの中でしたな…」
631 ：メタルA 3/6：2011/07/26(火) 22:01:15.53 ID:S8NdO+sS
『や やめろ！ 薬品で数倍の力に強化された軍用犬だ、開けると咬み殺されるぞ!!』
男は阿摩鬼の静止も聞かずに部屋の中へ入り、直後、ドーベルマンが襲い掛かる！
――だが、男はドーベルマンの攻撃をあっさりと避け、何と天井の隅へへばりついた！
男は落下すると同時に、ドーベルマンの頭へ薬品を注射する。
…注射されたドーベルマンは途端に苦しみだし…… みるみる内にひからびて死んでしまった！
「おぬしら、象皮病というのを知っておろう 皮膚がひからびて象の皮膚みたいになる病気じゃ
これはその菌から創った新種での… 皮膚ばかりか体の中までひからびて、ミイラに変えてしまう」
それを聞いて青ざめる阿摩鬼。 まさかさっき自分に打たれた注射は…!?
「安心しろ、打ったのは数十倍に薄めた奴だ、30時間はもつ 無菌に変えちまうワクチンもここにある」
注射をした男はアンプルを見せつけ、阿摩鬼はよこせと迫る。
「おっと、これが欲しかったら30時間以内… 明日の午後９時までにリストと犯人を連れてくる事だな」
「た… たった…30時間… ９時までに…」
「これが責任というものだよ、阿摩鬼くん」
――へたり込む阿摩鬼を尻目に、神宮寺らは社長室を出て行った。
密室にて男を拷問する阿摩鬼とその部下。
捕まった男は15年前にイゴールの下で働いていた助手達だった。
拷問して居場所を聞き出そうとしているのだが、元助手は今にも死んでしまいそうだった。
――現在時刻、11:00。あと10時間しかない…。
『貸せっ！ オレが吐かせてやる！』
阿摩鬼は部下から鞭を奪い取ると、元助手を叩こうと大きく手を振り上げる！
――――が、血を吐く元助手を見て、死にゆく自分の姿を重ねてしまい、思わず鞭を落とし嘔吐する。
やむを得ずこの場を部下に任せ、阿摩鬼は部屋を出て行った。
「社長は兵藤さんと同じ位に切れるが、度胸が足りねぇ」
「しかたねぇさ、あと９時間の命と知ってりゃ 誰だってああなる」
男は阿摩鬼の静止も聞かずに部屋の中へ入り、直後、ドーベルマンが襲い掛かる！
――だが、男はドーベルマンの攻撃をあっさりと避け、何と天井の隅へへばりついた！
男は落下すると同時に、ドーベルマンの頭へ薬品を注射する。
…注射されたドーベルマンは途端に苦しみだし…… みるみる内にひからびて死んでしまった！
「おぬしら、象皮病というのを知っておろう 皮膚がひからびて象の皮膚みたいになる病気じゃ
これはその菌から創った新種での… 皮膚ばかりか体の中までひからびて、ミイラに変えてしまう」
それを聞いて青ざめる阿摩鬼。 まさかさっき自分に打たれた注射は…!?
「安心しろ、打ったのは数十倍に薄めた奴だ、30時間はもつ 無菌に変えちまうワクチンもここにある」
注射をした男はアンプルを見せつけ、阿摩鬼はよこせと迫る。
「おっと、これが欲しかったら30時間以内… 明日の午後９時までにリストと犯人を連れてくる事だな」
「た… たった…30時間… ９時までに…」
「これが責任というものだよ、阿摩鬼くん」
――へたり込む阿摩鬼を尻目に、神宮寺らは社長室を出て行った。
密室にて男を拷問する阿摩鬼とその部下。
捕まった男は15年前にイゴールの下で働いていた助手達だった。
拷問して居場所を聞き出そうとしているのだが、元助手は今にも死んでしまいそうだった。
――現在時刻、11:00。あと10時間しかない…。
『貸せっ！ オレが吐かせてやる！』
阿摩鬼は部下から鞭を奪い取ると、元助手を叩こうと大きく手を振り上げる！
――――が、血を吐く元助手を見て、死にゆく自分の姿を重ねてしまい、思わず鞭を落とし嘔吐する。
やむを得ずこの場を部下に任せ、阿摩鬼は部屋を出て行った。
「社長は兵藤さんと同じ位に切れるが、度胸が足りねぇ」
「しかたねぇさ、あと９時間の命と知ってりゃ 誰だってああなる」
632 ：メタルA 4/6：2011/07/26(火) 22:01:36.93 ID:S8NdO+sS
ソファで仮眠を取る阿摩鬼の視界に、突如人魂がいくつも見えた。
するとその一つに野口の顔が浮かび上がり―――― 突如牙を剥き、悪魔の様な形相で飛び回る！
同時に他の人魂も殺された人々の顔に変わり、死ね死ねと恨み言を吐きながら飛び回る！
悲鳴を上げ飛び起きる阿摩鬼。悪夢だったのだ。
だが、時計を見ると現在6:08… あと３時間も無い！
同時刻、拷問室からは部下の罵声と怒号が聞こえてきたが、元助手はすでに死んでいた。
「もう誰も残っちゃいねぇ、このままじゃおれ達が社長に殺されるぜ」
――廊下に慶子と唸り声を上げるジェイソンの影が映りこんでいる事を、この時彼らが知る由も無かった。
状況は全く変わらず、阿摩鬼はソファの上で頭を抱え、刻一刻と迫る死に震えていた。
「い… いやだ… オレは死にたくない」 …6:00
「あ… あと１時間 １時間で…オレは…」 …7:00
――そして8:30となり、恐怖のあまりついに阿摩鬼は発狂してしまった！
「へ へへ… イゴール…そんなの…知らないよ
だけど慶ちゃんなら知ってるよーっ！ 待ち合わせしてるんだもん!! ヒャーッハッハッ！』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212528.jpg
発狂した阿摩鬼は薄笑いを浮かべながら、フラフラと冥神スイミングクラブへと赴いた。
『いた、慶ちゃんだ！』
飛び込み台の上に人影を見つけ喜ぶ阿摩鬼。と、同時に全裸の慶子が飛び込んでくる。
（け…慶ちゃん きみはステキだ…）
着水した慶子に自らもプールに入って近寄る阿摩鬼。
…だが、浮かんでいたのは慶子ではなく、拷問していた部下の死体だった！
「こ… これ慶ちゃんじゃない…」
「私はこっちよ、阿摩鬼さん…」
突如背後から聞こえた声に振り向くと、そこには本物の慶子がいた。
するとその一つに野口の顔が浮かび上がり―――― 突如牙を剥き、悪魔の様な形相で飛び回る！
同時に他の人魂も殺された人々の顔に変わり、死ね死ねと恨み言を吐きながら飛び回る！
悲鳴を上げ飛び起きる阿摩鬼。悪夢だったのだ。
だが、時計を見ると現在6:08… あと３時間も無い！
同時刻、拷問室からは部下の罵声と怒号が聞こえてきたが、元助手はすでに死んでいた。
「もう誰も残っちゃいねぇ、このままじゃおれ達が社長に殺されるぜ」
――廊下に慶子と唸り声を上げるジェイソンの影が映りこんでいる事を、この時彼らが知る由も無かった。
状況は全く変わらず、阿摩鬼はソファの上で頭を抱え、刻一刻と迫る死に震えていた。
「い… いやだ… オレは死にたくない」 …6:00
「あ… あと１時間 １時間で…オレは…」 …7:00
――そして8:30となり、恐怖のあまりついに阿摩鬼は発狂してしまった！
「へ へへ… イゴール…そんなの…知らないよ
だけど慶ちゃんなら知ってるよーっ！ 待ち合わせしてるんだもん!! ヒャーッハッハッ！』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212528.jpg
発狂した阿摩鬼は薄笑いを浮かべながら、フラフラと冥神スイミングクラブへと赴いた。
『いた、慶ちゃんだ！』
飛び込み台の上に人影を見つけ喜ぶ阿摩鬼。と、同時に全裸の慶子が飛び込んでくる。
（け…慶ちゃん きみはステキだ…）
着水した慶子に自らもプールに入って近寄る阿摩鬼。
…だが、浮かんでいたのは慶子ではなく、拷問していた部下の死体だった！
「こ… これ慶ちゃんじゃない…」
「私はこっちよ、阿摩鬼さん…」
突如背後から聞こえた声に振り向くと、そこには本物の慶子がいた。
633 ：メタルA 5/6：2011/07/26(火) 22:01:53.96 ID:S8NdO+sS
「慶ちゃん!? 好きだよ～～～ 慶ちゃん!!』
嬉しさのあまり慶子に駆け寄る阿摩鬼。
慶子は阿摩鬼が発狂しているとは知らなかったが、阿摩鬼の目は15年前の優しい目に戻っていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212544.jpg
それを見て、慶子は15年前阿摩鬼が告白、キスしていいかと言ってくれた事を思い出す。
（そう… いいわ… 一度だけ望みを叶えてあげる… 処刑はそれからでも遅くは無い）
阿摩鬼と慶子の唇が触れようとした瞬間…… 突如阿摩鬼は苦しみだし、ミイラと化し息絶えてしまった!!
「こ… これは…？」
「クックックッ 10分の誤差か…もっと菌を改良する必要があるな…」
――突如聞こえてきた笑い声に、いつの間にか来ていたイゴールは壁を指差す。
窓ガラスよりも上の壁に、阿摩鬼に菌を注射した男がへばりついていた！
「オレは『薔薇十字団』の殺し屋（ヒットマン）、滑沢 短い付き合いになるだろうがよろしくな」
「『薔薇十字団』それが組織の名前…」
イゴールはその名前に聞き覚えがあった。16世紀のヨーロッパ錬金術師の精神的革命集団だ。
だが、現在の薔薇十字団は錬金術ではなく、『人間を超えるもの』を作り出しているのだ。
「遺伝子細胞を組み合わせるのさ、例えばオレの様にタコと人間という具合にな」
そう言って滑沢は手のひらを見せると、そこにはタコと同じように吸盤があった。
「そう… 死神（モンスター）の相手には化物（モンスター）が最適という訳ね」
「リストはあんたらが持ってんだろ？ それじゃ、そろそろ短い付き合いを終わりにしましょうか」
言うが早いか、滑沢は隠し持っていた手榴弾を落としてきた！
――だが、慶子は水中で右掌の皮膚を溶かすと、それを鞭状にして手榴弾をキャッチ、投げ返した！
嬉しさのあまり慶子に駆け寄る阿摩鬼。
慶子は阿摩鬼が発狂しているとは知らなかったが、阿摩鬼の目は15年前の優しい目に戻っていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212544.jpg
それを見て、慶子は15年前阿摩鬼が告白、キスしていいかと言ってくれた事を思い出す。
（そう… いいわ… 一度だけ望みを叶えてあげる… 処刑はそれからでも遅くは無い）
阿摩鬼と慶子の唇が触れようとした瞬間…… 突如阿摩鬼は苦しみだし、ミイラと化し息絶えてしまった!!
「こ… これは…？」
「クックックッ 10分の誤差か…もっと菌を改良する必要があるな…」
――突如聞こえてきた笑い声に、いつの間にか来ていたイゴールは壁を指差す。
窓ガラスよりも上の壁に、阿摩鬼に菌を注射した男がへばりついていた！
「オレは『薔薇十字団』の殺し屋（ヒットマン）、滑沢 短い付き合いになるだろうがよろしくな」
「『薔薇十字団』それが組織の名前…」
イゴールはその名前に聞き覚えがあった。16世紀のヨーロッパ錬金術師の精神的革命集団だ。
だが、現在の薔薇十字団は錬金術ではなく、『人間を超えるもの』を作り出しているのだ。
「遺伝子細胞を組み合わせるのさ、例えばオレの様にタコと人間という具合にな」
そう言って滑沢は手のひらを見せると、そこにはタコと同じように吸盤があった。
「そう… 死神（モンスター）の相手には化物（モンスター）が最適という訳ね」
「リストはあんたらが持ってんだろ？ それじゃ、そろそろ短い付き合いを終わりにしましょうか」
言うが早いか、滑沢は隠し持っていた手榴弾を落としてきた！
――だが、慶子は水中で右掌の皮膚を溶かすと、それを鞭状にして手榴弾をキャッチ、投げ返した！
634 ：メタルA 6/6：2011/07/26(火) 22:02:11.21 ID:S8NdO+sS
手榴弾は滑沢に直撃、爆風でプールへと落下する。
『バ バカな、どうやって!? ――――ウッ!?』
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕らわれた毒虫、残るは死だけ」
滑沢は突如熱くなったプールから脱げ出せず、そのまま溶け死んでしまった。
「どう、濃硫酸のお湯加減は… 少し熱すぎたかしら…？」
慶子の勝利を喜ぶイゴール。冒頭のあの惨状はこの特訓だったのだ！
慶子は阿摩鬼の死体をチラリと見ると、悲しそうな顔をする。
「こんな事で喜んでいる暇は無いわ、イゴール… 薔薇十字団との戦いは始まったばかりなのよ!!」
そう言うと、機械の骨格がむき出しになった右手を水中から引き揚げた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212559.jpg ＜続く＞
『バ バカな、どうやって!? ――――ウッ!?』
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕らわれた毒虫、残るは死だけ」
滑沢は突如熱くなったプールから脱げ出せず、そのまま溶け死んでしまった。
「どう、濃硫酸のお湯加減は… 少し熱すぎたかしら…？」
慶子の勝利を喜ぶイゴール。冒頭のあの惨状はこの特訓だったのだ！
慶子は阿摩鬼の死体をチラリと見ると、悲しそうな顔をする。
「こんな事で喜んでいる暇は無いわ、イゴール… 薔薇十字団との戦いは始まったばかりなのよ!!」
そう言うと、機械の骨格がむき出しになった右手を水中から引き揚げた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110726212559.jpg ＜続く＞
主人公必殺技取得イベントとラスボス？登場来たな。
アマキ、今は悪人とはいえ昔は優しかったんだよな… 最後のキスすらできなくて同情しちまったぜ。
>「遺伝子細胞を組み合わせるのさ、例えばオレの様にタコと人間という具合にな」
大佐登場、遺伝子操作… つまり組織はショッカーか！
よし、バッタの遺伝子を組み込んだ改造人間を連れてくるんだ！
アマキ、今は悪人とはいえ昔は優しかったんだよな… 最後のキスすらできなくて同情しちまったぜ。
>「遺伝子細胞を組み合わせるのさ、例えばオレの様にタコと人間という具合にな」
大佐登場、遺伝子操作… つまり組織はショッカーか！
よし、バッタの遺伝子を組み込んだ改造人間を連れてくるんだ！
元助手ｶﾜｲｿｳｽ(´･ω･`)
阿摩鬼の人間くさいところは好きだったな。
キスくらいさせてあげてほしかった。
キスくらいさせてあげてほしかった。
サブタイの重い責任は慶子の事かと思った
ほら、無関係な野口じいさん達死なせてしまったからさ
ほら、無関係な野口じいさん達死なせてしまったからさ
元助手たちも無関係なのに殺されてしまった
滑沢は溶けたのに、すぐ近くにいた阿摩鬼の死体は溶けないのか。
リミットが9時なのに何故7時の時点で残り1時間なんだろう
硫酸って熱いの？
>>641
帰って来て注射うってもらうのに1時間かかるんじゃない？
帰って来て注射うってもらうのに1時間かかるんじゃない？
644 ：マロン名無しさん：2011/07/28(木) 17:52:29.83 ID:2vixgxmC
ゴッドサイダーサーガ目当てで烈を
買ってるんだが、抱かれたい道場は
地味に面白いぞ
買ってるんだが、抱かれたい道場は
地味に面白いぞ
そんなオリジナル設定出されても知らんがな。お帰り下さい。
つーか>>1読んでスレの趣旨を理解してくれたら歓迎する。
つーか>>1読んでスレの趣旨を理解してくれたら歓迎する。
646 ：メタルA 1/4：2011/07/28(木) 22:01:23.41 ID:AAmTG4Kh
＜ACT,5 復讐の狼の巻＞
冒頭、夜更けの伊富信兵衛邸に青年が忍び込んだ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211516.jpg
青年は針を手甲に収納すると、内部に侵入、見張りに針を射出し刺殺する！
突如倒れた仲間に他の見張り番が近寄り、死んでいる事に驚いた隙に青年はこちらも背後から刺殺する。
見張りを始末した青年は、屋敷の廊下へと息を殺して忍び寄る。
ふすまからは何やらスケベ老人のセクハラ発言が聞こえてきた。
「ウヘヘヘ… やっぱり十代の肌はいいのう…」
『や やめて下さい！』
『今更遅いわい！ 承知で連れられてきたんじゃろうが!!』
青年は小手を構えたままふすまを開けると―――― そこには顔の中央を溶かされる老人がいた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211537.jpg
そう、老人に襲われていたのは慶子だったのだ。
慶子と青年は互いの姿を見て何かを感じ取ったのか、しばらく見つめあったまま動きを止めてしまった…。
その時、仲間の死体が見つかり、侵入者だと見張りが騒ぎ出した。
騒ぎを聞いた慶子は一目散に塀を飛び越えその場から姿を消した――――…。
―冥神邸、慶子の部屋―
『な なんですって！姿を見られた!? なぜ殺してしまわれなかったのですか！
どこから警察に漏れるかわからんのですぞ!!』
焦るイゴールだったが、慶子はしばしうつむいたまま黙っていた。
「彼は少なくとも敵ではなかったわ…」
『そんな事が理由になりますか！ 万全の注意をしないと復讐など達成できません!!』
冒頭、夜更けの伊富信兵衛邸に青年が忍び込んだ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211516.jpg
青年は針を手甲に収納すると、内部に侵入、見張りに針を射出し刺殺する！
突如倒れた仲間に他の見張り番が近寄り、死んでいる事に驚いた隙に青年はこちらも背後から刺殺する。
見張りを始末した青年は、屋敷の廊下へと息を殺して忍び寄る。
ふすまからは何やらスケベ老人のセクハラ発言が聞こえてきた。
「ウヘヘヘ… やっぱり十代の肌はいいのう…」
『や やめて下さい！』
『今更遅いわい！ 承知で連れられてきたんじゃろうが!!』
青年は小手を構えたままふすまを開けると―――― そこには顔の中央を溶かされる老人がいた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211537.jpg
そう、老人に襲われていたのは慶子だったのだ。
慶子と青年は互いの姿を見て何かを感じ取ったのか、しばらく見つめあったまま動きを止めてしまった…。
その時、仲間の死体が見つかり、侵入者だと見張りが騒ぎ出した。
騒ぎを聞いた慶子は一目散に塀を飛び越えその場から姿を消した――――…。
―冥神邸、慶子の部屋―
『な なんですって！姿を見られた!? なぜ殺してしまわれなかったのですか！
どこから警察に漏れるかわからんのですぞ!!』
焦るイゴールだったが、慶子はしばしうつむいたまま黙っていた。
「彼は少なくとも敵ではなかったわ…」
『そんな事が理由になりますか！ 万全の注意をしないと復讐など達成できません!!』
647 ：メタルA 2/4：2011/07/28(木) 22:01:44.37 ID:AAmTG4Kh
（けど… あの目… あの暗く沈んだ目… 私に似ていた…）
イゴールのお叱りの最中、慶子はあの青年の顔を思い出していた。
その頃、伊富信兵衛邸には警察が集まっていた。
「ひでぇ死に方だな」
「ああ… しかしヤクザとつるんであくどい事をやってたと噂される
右翼の大物にしちゃ、お似合いかもな…」
伊富は鼻からアゴにかけて骨がむき出しになった無残な死体となっていた。
そして見張りも調べると、どうもこの殺し方は警察でも有名らしく、すぐに犯人の目星がついたようだ。
「やはり奴は…」
―歌舞伎警察署・署長室―
「な… なんだと、また奴が…」
部下から報告を聞き、冷や汗を浮かべタバコを握り潰す署長。
「くそ～～～… またこれと同じ物があったというのか!!』
怒鳴りながら机の上に血濡れの針と手紙を置く署長。その手紙にはたった一言、こう書かれていた。
＜オレは帰ってきた Ｕ ＞
管轄内で薔薇十字団の幹部が殺されたのはこれで２人目との事。
『そして今度はオレという訳か!! 来るなら来い、返り討ちにしてやるわ 宇田川優!!』
次なるターゲットは自分だと言う事に気づき、荒れる署長。
三年前――――… 宇田川の父、宇田川総吉は歌舞伎警察署の捜査一課課長だった。
総吉はある暴力団の抗争事件を裏から操る大物、冒頭の伊富信兵衛、及びその背後の組織を調べ上げ、
さらには組織の人名リストを手に入れた男だった…。
イゴールのお叱りの最中、慶子はあの青年の顔を思い出していた。
その頃、伊富信兵衛邸には警察が集まっていた。
「ひでぇ死に方だな」
「ああ… しかしヤクザとつるんであくどい事をやってたと噂される
右翼の大物にしちゃ、お似合いかもな…」
伊富は鼻からアゴにかけて骨がむき出しになった無残な死体となっていた。
そして見張りも調べると、どうもこの殺し方は警察でも有名らしく、すぐに犯人の目星がついたようだ。
「やはり奴は…」
―歌舞伎警察署・署長室―
「な… なんだと、また奴が…」
部下から報告を聞き、冷や汗を浮かべタバコを握り潰す署長。
「くそ～～～… またこれと同じ物があったというのか!!』
怒鳴りながら机の上に血濡れの針と手紙を置く署長。その手紙にはたった一言、こう書かれていた。
＜オレは帰ってきた Ｕ ＞
管轄内で薔薇十字団の幹部が殺されたのはこれで２人目との事。
『そして今度はオレという訳か!! 来るなら来い、返り討ちにしてやるわ 宇田川優!!』
次なるターゲットは自分だと言う事に気づき、荒れる署長。
三年前――――… 宇田川の父、宇田川総吉は歌舞伎警察署の捜査一課課長だった。
総吉はある暴力団の抗争事件を裏から操る大物、冒頭の伊富信兵衛、及びその背後の組織を調べ上げ、
さらには組織の人名リストを手に入れた男だった…。
648 ：メタルA 3/4：2011/07/28(木) 22:01:58.54 ID:AAmTG4Kh
署長はその捜査に携わった人物を全て抹殺したが、総吉だけは中近東に脱出した。
――彼が乗った飛行機は署長と影沼がしかけた爆弾により墜落した…。
だが、わずかに生き残りがいたのだ。その一人が総吉の息子、当時18歳だった優だ。
その後の情報によると、優はパレスチナのゲリラ部隊のエキスパートになったという…。
（その優が帰ってきた……）
――その頃、優はどことも知れぬ倉庫で一人、針を研いでいた。
―神宮寺邸―
監視カメラがあちこちに仕掛けられている。
何気なく塀の上に乗った野良猫は、高圧電流が流れていたため一瞬で黒焦げになってしまった！
そんな厳重体制の中、神宮寺は庭で錦鯉に餌をあげていた。
「来おったか…」
神宮寺が呟くと同時に周囲がざわめき、池の中から、茂みから、頭上から３人の男が現れた！
「お前達を呼んだのは他でもない ２人ほど始末してほしいのじゃ
１人は宇田川優… もう１人はおそらく… 冥神…冥神慶子…
ただしこちらは人間じゃないかもしれん、幽霊かも…」
『『それはこちらも同様!! お見せしましょう、我々人間兵器の実力を!!』』
そう叫んだのは、パイロット姿の飛城、200kgはありそうな巨漢・磯鬼、そして美男子の雷鳥だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211549.jpg
―歌舞伎警察署・署長室―
もう深夜の２時だと言うのに帰らない署長を気遣う部下。
『う うるさい！オレは帰らん!! ここにいれば安心だ、下には夜勤の警官も大勢いるしな
奴は３階まで昇るどころか入ってもこれんさ…』
ちょうどその時、所長室のドアがノックされる。
――彼が乗った飛行機は署長と影沼がしかけた爆弾により墜落した…。
だが、わずかに生き残りがいたのだ。その一人が総吉の息子、当時18歳だった優だ。
その後の情報によると、優はパレスチナのゲリラ部隊のエキスパートになったという…。
（その優が帰ってきた……）
――その頃、優はどことも知れぬ倉庫で一人、針を研いでいた。
―神宮寺邸―
監視カメラがあちこちに仕掛けられている。
何気なく塀の上に乗った野良猫は、高圧電流が流れていたため一瞬で黒焦げになってしまった！
そんな厳重体制の中、神宮寺は庭で錦鯉に餌をあげていた。
「来おったか…」
神宮寺が呟くと同時に周囲がざわめき、池の中から、茂みから、頭上から３人の男が現れた！
「お前達を呼んだのは他でもない ２人ほど始末してほしいのじゃ
１人は宇田川優… もう１人はおそらく… 冥神…冥神慶子…
ただしこちらは人間じゃないかもしれん、幽霊かも…」
『『それはこちらも同様!! お見せしましょう、我々人間兵器の実力を!!』』
そう叫んだのは、パイロット姿の飛城、200kgはありそうな巨漢・磯鬼、そして美男子の雷鳥だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211549.jpg
―歌舞伎警察署・署長室―
もう深夜の２時だと言うのに帰らない署長を気遣う部下。
『う うるさい！オレは帰らん!! ここにいれば安心だ、下には夜勤の警官も大勢いるしな
奴は３階まで昇るどころか入ってもこれんさ…』
ちょうどその時、所長室のドアがノックされる。
649 ：メタルA 4/4：2011/07/28(木) 22:02:15.93 ID:AAmTG4Kh
「夜食を持ってきました」
部下は銃を抜き、警戒しつつドアを開けると警官が立っていた。
「警官です」
――直後、部下は一瞬で眉間を針で射抜かれてしまった！ 警官は優の変装だったのだ!!
「久しぶりだな、影沼 梅本署長」
「い 一体どうやってここまで…？」
その答えは簡単、ゲリラ特製の催眠ガスを使ったからだった。
影沼は銃を抜くが、優が素早く針を銃口に投げ入れた為暴発、影沼を片付けた！
梅本は慌てて部下が落とした銃に飛びつくが、あっさりと優に阻止されてしまう。
「や… やめてくれ…」
「あの墜落で死んだ人達はそんな事を言う暇もなかった」
優は梅本の頭を鷲掴みすると、近くにあった表彰棚へと顔面を叩きつける！
「このまま貴様の頭を引けばどうなると思う…？ ガラスの破片で頸動脈が切断、それでジ・エンドさ…」
――やめろとの叫びも空しく、梅本は頸動脈を切断されてしまった。
ターゲットを始末した優はしばしその死体を見下ろしていると、頭上から不気味な声が響いた。
「なかなか見事なもんだぜ、あんた」
――なんと空から飛城が襲い掛かってきたではないか！
「ククク… 宇田川優だな、オレは薔薇十字団の殺人屋（ヒットマン）・飛城」
“薔薇十字団”―――― その名を聞いた優はすかさず手甲の針を発射、全弾飛城の心臓に命中!!
始末完了と見た優はその場で踵を返すが、飛城はまだ生きていた！
「お楽しみはこれからだぜ」
飛城は服を開くと、そこには鎧… いや、寝かせたナイフを鎧として着込んでいた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211601.jpg
飛城はナイフの鎧を発射、無数のナイフをよけきれず優は全身にナイフを受けてしまう！
「クックック ちょろいもんよ」
服のボタンを締めていると、突如オイルの匂いが周囲に漂ってきた。
匂いの元… ドアを見ると、レオタード姿の慶子が入ってきた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211613.jpg
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕らわれた毒虫… 残るは死だけ…」
「ククク 真打ち登場って訳か…」 ＜続く＞
部下は銃を抜き、警戒しつつドアを開けると警官が立っていた。
「警官です」
――直後、部下は一瞬で眉間を針で射抜かれてしまった！ 警官は優の変装だったのだ!!
「久しぶりだな、影沼 梅本署長」
「い 一体どうやってここまで…？」
その答えは簡単、ゲリラ特製の催眠ガスを使ったからだった。
影沼は銃を抜くが、優が素早く針を銃口に投げ入れた為暴発、影沼を片付けた！
梅本は慌てて部下が落とした銃に飛びつくが、あっさりと優に阻止されてしまう。
「や… やめてくれ…」
「あの墜落で死んだ人達はそんな事を言う暇もなかった」
優は梅本の頭を鷲掴みすると、近くにあった表彰棚へと顔面を叩きつける！
「このまま貴様の頭を引けばどうなると思う…？ ガラスの破片で頸動脈が切断、それでジ・エンドさ…」
――やめろとの叫びも空しく、梅本は頸動脈を切断されてしまった。
ターゲットを始末した優はしばしその死体を見下ろしていると、頭上から不気味な声が響いた。
「なかなか見事なもんだぜ、あんた」
――なんと空から飛城が襲い掛かってきたではないか！
「ククク… 宇田川優だな、オレは薔薇十字団の殺人屋（ヒットマン）・飛城」
“薔薇十字団”―――― その名を聞いた優はすかさず手甲の針を発射、全弾飛城の心臓に命中!!
始末完了と見た優はその場で踵を返すが、飛城はまだ生きていた！
「お楽しみはこれからだぜ」
飛城は服を開くと、そこには鎧… いや、寝かせたナイフを鎧として着込んでいた！
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飛城はナイフの鎧を発射、無数のナイフをよけきれず優は全身にナイフを受けてしまう！
「クックック ちょろいもんよ」
服のボタンを締めていると、突如オイルの匂いが周囲に漂ってきた。
匂いの元… ドアを見ると、レオタード姿の慶子が入ってきた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110728211613.jpg
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕らわれた毒虫… 残るは死だけ…」
「ククク 真打ち登場って訳か…」 ＜続く＞
宇田川は話に絡んでくるのかと思ったがあっさりやられたな。
死に際に父親が集めた資料とかを慶子に託したりするのかな。
死に際に父親が集めた資料とかを慶子に託したりするのかな。
今回は前座にされたが、間違いなくイゴールに改造されてサイボーグとして蘇るだろう。メタルUだ。
俺もサイボーグ化すると睨んだ… が、「メタルU」はなんか語呂悪いなｗ
今回珍しくヌードにならなかったな、慶子。それでもレオタードはエロいけど。
鼻だけ溶かされたエロジジイがきもい…
それにしてもマッキー、連載2回目以降ずっと巻末だぞ、大丈夫か？
今回珍しくヌードにならなかったな、慶子。それでもレオタードはエロいけど。
鼻だけ溶かされたエロジジイがきもい…
それにしてもマッキー、連載2回目以降ずっと巻末だぞ、大丈夫か？
メタルZ（前座）とか…
Ｕはサイボーグ化するんだろうが、
慶子と被る硫酸肌はやめてほしいな。
慶子と被る硫酸肌はやめてほしいな。
じゃあジェイソンのように全身から刃が…
まあちゃんと優の戦闘スタイルに合った武装になるだろう。
多分、左腕に飛び道具を付けられる。
まあちゃんと優の戦闘スタイルに合った武装になるだろう。
多分、左腕に飛び道具を付けられる。
今使ってる道具からして、全身針だろ。針千本か山嵐みたいに。
武器が針の殺し屋…
なんか昔の同じジャンプでそんな作品があったような…？
なんか昔の同じジャンプでそんな作品があったような…？
地獄におちろ～～～！
針は静かに殺せるのが暗殺に向きなんだろうな
針は静かに殺せるのが暗殺に向きなんだろうな
溶けて硫酸になるような物質で十代の肌を再現できるのって凄いなw
今回の３人組は何の生物の遺伝子と融合してるのかな。
しかし前回の滑沢は良くタコと合体することを了承したな。もっとカッコいい生物にしてくれと言えなかったのか。
しかし前回の滑沢は良くタコと合体することを了承したな。もっとカッコいい生物にしてくれと言えなかったのか。
>>661
>３人組は何の生物の遺伝子と融合
名前や見た目からして、
飛城：鳥関係？ 磯鬼：ブタorイノシシ 雷鳥：そのまま雷鳥 …と予想
>良くタコと合体することを了承したな
多分何の遺伝子かは知らされてなかったんじゃね？
>３人組は何の生物の遺伝子と融合
名前や見た目からして、
飛城：鳥関係？ 磯鬼：ブタorイノシシ 雷鳥：そのまま雷鳥 …と予想
>良くタコと合体することを了承したな
多分何の遺伝子かは知らされてなかったんじゃね？
特徴は、ナイフを発射…
圧縮ガスで発射…
ヘコキムシw？
圧縮ガスで発射…
ヘコキムシw？
ガス違いだｗｗ
って、そういや動物の遺伝子だけなのか？魚介類や昆虫の遺伝子は無いのか？
って、そういや動物の遺伝子だけなのか？魚介類や昆虫の遺伝子は無いのか？
カブトムシ最強！脅威の外骨格で硫酸も防御
>>665
仮面ライダーストロンガーでさえ、硫酸で皮膚（装甲）を溶かされてる訳だが
仮面ライダーストロンガーでさえ、硫酸で皮膚（装甲）を溶かされてる訳だが
667 ：メタルA 1/3：2011/07/30(土) 22:01:13.17 ID:4kTjcMcG
＜ACT,6 ムササビ人間の巻＞
「オレは「薔薇十字団」の人間兵器、飛城だ…
Ｋ（ケイ）…… あんた、我々に近い能力を持っているらしいな」
「そうよ… あなたは怪物（モンスター）… 私もね…」
『ハ――――ッハッハッ！ オレが怪物だと、バカを言え！ オレは人間を超えた男、超人間だ!!』
その証拠にと、飛城はあっという間に隣ビルの屋上へと飛ぶと、次の瞬間ナイフの雨が慶子を襲う！
慶子は避けたが… ナイフはあえて直撃を避け、慶子のレオタードをかすめていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215633.jpg
「クックックッ 動きやすくしてやったんだ…ありがたく思いな！」
「これが超人間のやる事…？ その辺にいるスケベオヤジと変わりないわね」
慶子の挑発に乗った飛城は、今度は手加減しないと再びナイフの束を取り出した。
飛城が言った「人間兵器は常人の数倍の速さで動ける」との事を聞いたイゴールはある事に気づく。
「数倍の速さで…？ そうか、あんたロニコールを使ってますな!!』
――どうやら図星だったらしく、飛城の眉がピクリと動く。
なお、ロニコールとは…“血管拡張剤”の事。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215646.jpg
「ほう… よく知っているな、貴様医者か…？」
「もっとよく知ってますよ…… あなたの 弱 点 もね…… ﾇﾋ」
イゴールの挑発が逆鱗に触れ、飛城はナイフの雨を２人めがけて投げつけた！
だが、サイボーグである慶子は瞬時にナイフの弾道を解析し、イゴールをかばって飛びのいた！
自慢の必中のナイフが全てかわされ、飛城は驚愕しつつも一旦着地、それを見たイゴールは叫ぶ。
『あなたの弱点はそれだ！ 早くは動けるが、心臓は人間の物に変わりない！
だから動いた後はすぐに小休止しないと、大量になだれ込む血液で心臓がイカれちまうんだ!!』
弱点を見抜かれた飛城は舌打ちしつつも、慶子にナイフを投げつける。
慶子はナイフを避けながら、手を溶かしつつ硫酸鞭の用意をする。
「オレは「薔薇十字団」の人間兵器、飛城だ…
Ｋ（ケイ）…… あんた、我々に近い能力を持っているらしいな」
「そうよ… あなたは怪物（モンスター）… 私もね…」
『ハ――――ッハッハッ！ オレが怪物だと、バカを言え！ オレは人間を超えた男、超人間だ!!』
その証拠にと、飛城はあっという間に隣ビルの屋上へと飛ぶと、次の瞬間ナイフの雨が慶子を襲う！
慶子は避けたが… ナイフはあえて直撃を避け、慶子のレオタードをかすめていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215633.jpg
「クックックッ 動きやすくしてやったんだ…ありがたく思いな！」
「これが超人間のやる事…？ その辺にいるスケベオヤジと変わりないわね」
慶子の挑発に乗った飛城は、今度は手加減しないと再びナイフの束を取り出した。
飛城が言った「人間兵器は常人の数倍の速さで動ける」との事を聞いたイゴールはある事に気づく。
「数倍の速さで…？ そうか、あんたロニコールを使ってますな!!』
――どうやら図星だったらしく、飛城の眉がピクリと動く。
なお、ロニコールとは…“血管拡張剤”の事。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215646.jpg
「ほう… よく知っているな、貴様医者か…？」
「もっとよく知ってますよ…… あなたの 弱 点 もね…… ﾇﾋ」
イゴールの挑発が逆鱗に触れ、飛城はナイフの雨を２人めがけて投げつけた！
だが、サイボーグである慶子は瞬時にナイフの弾道を解析し、イゴールをかばって飛びのいた！
自慢の必中のナイフが全てかわされ、飛城は驚愕しつつも一旦着地、それを見たイゴールは叫ぶ。
『あなたの弱点はそれだ！ 早くは動けるが、心臓は人間の物に変わりない！
だから動いた後はすぐに小休止しないと、大量になだれ込む血液で心臓がイカれちまうんだ!!』
弱点を見抜かれた飛城は舌打ちしつつも、慶子にナイフを投げつける。
慶子はナイフを避けながら、手を溶かしつつ硫酸鞭の用意をする。
668 ：メタルA 2/3：2011/07/30(土) 22:01:29.88 ID:4kTjcMcG
飛城が木の上に止まった一瞬を狙い、硫酸鞭を投げつけ彼の体を捕えた！
――――いや、違う！よく見ると、捕えたのは 木 の 枝 だった!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215658.jpg
『バ バカな！そんなに早く動けるはずが!?』
『ハ――ッハッハッ！ 貴様は読みを誤ったのさ!!
お前が言った通り、オレの体は普通の心臓ではダメだが…… オレはDNA合成人間!!
飛び回っている事が人間にとって歩いている事位にしか心臓に負担をかけないですむ動物とのな！
オレの細胞は半分“ムササビ”なんだ！』
驚愕するイゴールの頭上から襲い掛かる、ムササビ人間・飛城！
ビルとビルの間を蹴って飛び回る飛城のナイフが、ついに慶子の全身に突き刺さってしまった！
……いや、違う。慶子はとっさに右手で防御、飛城の動きを分析する…。
「やっぱり… 動物は素早い動きをすればするほど、行動がパターン化してしまう
残像がハッキリ見えるわ… …と、言う事は… その線上に投げれば自分の方からひっかかる!!』
硫酸鞭を残像の軌道上に投げ、今度こそ飛城の胴体を捕えた！
――だが、それでも飛城は倒せない！ ナイフの鎧を着こんでいるからだ！
『頭だ！ 頭を狙うんだ、お嬢様！』
ならばと、イゴールは叫ぶが…… 硫酸の皮膚を使い切った為、右手はもう使用不可になっていた！
『今度はこっちの番だぜ！ ――くらえ！散弾剣（ショットナイフ）！』
飛城はナイフの鎧を突き立て全弾発射、慶子は避けきれずに全身にナイフが刺さってしまった！
散弾剣の威力はすさまじく、慶子の全身の皮膚をズタズタに吹き飛ばしてしまう…。
『ハ――ッハッハッ！ 散弾剣をまともにくらっては骨も残るまい！』
…だが、煙が晴れるとそこには全身骨格が剥きだしになった慶子がいた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215710.jpg
慶子の正体を知り、一瞬呆然となる飛城。
慶子はすぐさま立ち上がる・・・・が、すぐに膝をついてしまった。
――――よく見ると、足の配線が一部切断されていたのだった！
――――いや、違う！よく見ると、捕えたのは 木 の 枝 だった!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215658.jpg
『バ バカな！そんなに早く動けるはずが!?』
『ハ――ッハッハッ！ 貴様は読みを誤ったのさ!!
お前が言った通り、オレの体は普通の心臓ではダメだが…… オレはDNA合成人間!!
飛び回っている事が人間にとって歩いている事位にしか心臓に負担をかけないですむ動物とのな！
オレの細胞は半分“ムササビ”なんだ！』
驚愕するイゴールの頭上から襲い掛かる、ムササビ人間・飛城！
ビルとビルの間を蹴って飛び回る飛城のナイフが、ついに慶子の全身に突き刺さってしまった！
……いや、違う。慶子はとっさに右手で防御、飛城の動きを分析する…。
「やっぱり… 動物は素早い動きをすればするほど、行動がパターン化してしまう
残像がハッキリ見えるわ… …と、言う事は… その線上に投げれば自分の方からひっかかる!!』
硫酸鞭を残像の軌道上に投げ、今度こそ飛城の胴体を捕えた！
――だが、それでも飛城は倒せない！ ナイフの鎧を着こんでいるからだ！
『頭だ！ 頭を狙うんだ、お嬢様！』
ならばと、イゴールは叫ぶが…… 硫酸の皮膚を使い切った為、右手はもう使用不可になっていた！
『今度はこっちの番だぜ！ ――くらえ！散弾剣（ショットナイフ）！』
飛城はナイフの鎧を突き立て全弾発射、慶子は避けきれずに全身にナイフが刺さってしまった！
散弾剣の威力はすさまじく、慶子の全身の皮膚をズタズタに吹き飛ばしてしまう…。
『ハ――ッハッハッ！ 散弾剣をまともにくらっては骨も残るまい！』
…だが、煙が晴れるとそこには全身骨格が剥きだしになった慶子がいた。
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慶子の正体を知り、一瞬呆然となる飛城。
慶子はすぐさま立ち上がる・・・・が、すぐに膝をついてしまった。
――――よく見ると、足の配線が一部切断されていたのだった！
669 ：メタルA 3/3：2011/07/30(土) 22:01:42.19 ID:4kTjcMcG
「そうか… いくらロボットといえども… むき出しの配線を切られちゃ動けないガラクタって訳か…
遊びは終わりだ、Ｋ！この超人間様が引導を渡してやる!!』
勝利を確信した飛城は、残ったナイフを突き立てる！
慶子はイゴールをかばうが、そんな折り、ジェイソンが駆けつけてきた！
ジェイソンはひと声咆えると武装化するが、相手は空中…。
しかし慶子はジェイソンの体中の刃を外すと、それを組み立てる。
『死ねぇＫ!!』 ナイフの雨が再び慶子とイゴールに迫る！
瞬間、慶子は飛城に向き直ると―――― 組み立てた巨大な手裏剣を投げつけた!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215724.jpg
手裏剣はナイフを弾き飛ばし、飛城の頭から胸に深々と突き刺さる！
勢いで吹き飛ばされた飛城の死体はネオン看板に激突、そのまま黒焦げとなってしまった。
「お見事です、お嬢様」
イゴールは応急修理を行い、とりあえず慶子は歩けるようになった。
…すると慶子はおもむろに警察署内へ戻ると、優を抱え上げ出てきた…？？
「出血多量の為、チアノーゼ反応が出ています 彼はもう死にますよ？」
「でも脳はまだ生きているわ」
――その時、イゴールは気づいた。慶子が何をして欲しいのかを…。
「彼は生きたがっている… 私と同じ運命を…」
慶子は瀕死の優を抱え、人知れず夜の街へと消えて行った…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215738.jpg ＜続く＞
遊びは終わりだ、Ｋ！この超人間様が引導を渡してやる!!』
勝利を確信した飛城は、残ったナイフを突き立てる！
慶子はイゴールをかばうが、そんな折り、ジェイソンが駆けつけてきた！
ジェイソンはひと声咆えると武装化するが、相手は空中…。
しかし慶子はジェイソンの体中の刃を外すと、それを組み立てる。
『死ねぇＫ!!』 ナイフの雨が再び慶子とイゴールに迫る！
瞬間、慶子は飛城に向き直ると―――― 組み立てた巨大な手裏剣を投げつけた!!
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手裏剣はナイフを弾き飛ばし、飛城の頭から胸に深々と突き刺さる！
勢いで吹き飛ばされた飛城の死体はネオン看板に激突、そのまま黒焦げとなってしまった。
「お見事です、お嬢様」
イゴールは応急修理を行い、とりあえず慶子は歩けるようになった。
…すると慶子はおもむろに警察署内へ戻ると、優を抱え上げ出てきた…？？
「出血多量の為、チアノーゼ反応が出ています 彼はもう死にますよ？」
「でも脳はまだ生きているわ」
――その時、イゴールは気づいた。慶子が何をして欲しいのかを…。
「彼は生きたがっている… 私と同じ運命を…」
慶子は瀕死の優を抱え、人知れず夜の街へと消えて行った…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110730215738.jpg ＜続く＞
鳥系じゃなくてムササビだったのか＞飛城
別にモモンガでもいいと思うが…
前回脱がなかったからか、今回は脱いだな慶子。
ギリギリ見えそうな破れ方と、イゴールの説明で片乳見えてるのがたまらんｗ
・・・と思ったら、最後でまたスケルトン状態に・・・・((((((((；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
別にモモンガでもいいと思うが…
前回脱がなかったからか、今回は脱いだな慶子。
ギリギリ見えそうな破れ方と、イゴールの説明で片乳見えてるのがたまらんｗ
・・・と思ったら、最後でまたスケルトン状態に・・・・((((((((；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
レギュラー化決定か。
ちなみに本人の意志は？
ちなみに本人の意志は？
慶子がスケルトン状態でもジェイソンへ指示の口笛が吹けたのが笑える
>>671
目と目で通じ合って意志が分かったんだろ
目と目で通じ合って意志が分かったんだろ
慶子は最初っからスピーカーで声出してるのでは。喉の筋肉までは作れないだろうし。
実際問題、声はスピーカーだろうけど、その声に合わせて唇を動かすのはロボットでは難しいだろうね
しかし慶子と同じ造りにすると、激しい戦いの後には
メカ骸骨×2となって区別がつきにくくなるのでは…
メカ骸骨×2となって区別がつきにくくなるのでは…
金属骨の慶子と対照的に
顔以外は金属肌の外郭をした西洋鎧っぽいのいいかもしれない。
男らしく肉弾派で。
メタルＫらしくない普通のロボットって気もするけど。
顔以外は金属肌の外郭をした西洋鎧っぽいのいいかもしれない。
男らしく肉弾派で。
メタルＫらしくない普通のロボットって気もするけど。
慶子の時は身体が丸焼けだからホネホネロボットにするしかなかったが、宇田川ならまだ
ナイフが刺さっただけで身体の大部分は生きてるからそのまま流用できないのか？
ナイフが刺さっただけで身体の大部分は生きてるからそのまま流用できないのか？
>>677
おっぱいに相当する胸の丸い骨格のあるなしで区別するしかあるまい
おっぱいに相当する胸の丸い骨格のあるなしで区別するしかあるまい
681 ：メタルA 1/3：2011/08/01(月) 22:00:00.25 ID:YeqLZ96a
＜ACT,7 激突！の巻＞
冒頭、神宮寺邸にて作戦会議が行われていた。
これまで慶子に殺された飛城達や他の殺害現場からデータを割り出され、本拠地が冥神邸と判明した。
「フム…… で？」
「ハッ、ここへはすでに我が組織精鋭の殺人（コマンド）部隊を送り込んでおきました…」
同時刻、冥神邸の前には特殊部隊が集まっていたのを２階から確認し、ほくそ笑むイゴール。
「来ましたよ、お嬢様… 思った通り組織の追跡情報網は凄いものですね ﾇﾋｯ 面白くなってきた」
一方、慶子はベッドに寝かされうなされる優を看病していた。
――優は悪夢を見ていた。
墓場の地中から手が現れ這い出る優。自らの手を見ると、腐乱しうじが湧いている…！
自らの体が腐っていく悪夢を見て、悲鳴を上げて目を覚ました。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110801213718.jpg
目を覚ますと同時に、優は傍らにいた慶子に気づく。
「あ… あんたは確か…」
同時刻、パトロール中の警官が冥神邸の前にたむろする集団（殺人部隊）に声をかけようとしていた。
「こらこら、君達 そこは空き家だ、何やっとるのか・・・・・・・・ ね」
その言葉が言い終わらない内に、殺人部隊の一人が警官の口を押えナイフを突き立て切り殺してしまった！
「ククク… 目撃者を生かしちゃおかねぇのが、オレ達“14人殺人部隊（ﾌｫｰﾃｨｰﾝﾏｰﾀﾞﾗｰｽﾞ）”の鉄則さ」
警官殺害を皮切りに、殺人部隊は行動開始し、部隊は表と裏の二手に分かれる。
なお、その様子は木の上から磯鬼と雷鳥が様子をうかがっていた。
「どう見る、雷鳥…？」
「死の館だ、奴ら30分もつかどうか…」
――雷鳥は何か罠があると感じ取っていた。
冒頭、神宮寺邸にて作戦会議が行われていた。
これまで慶子に殺された飛城達や他の殺害現場からデータを割り出され、本拠地が冥神邸と判明した。
「フム…… で？」
「ハッ、ここへはすでに我が組織精鋭の殺人（コマンド）部隊を送り込んでおきました…」
同時刻、冥神邸の前には特殊部隊が集まっていたのを２階から確認し、ほくそ笑むイゴール。
「来ましたよ、お嬢様… 思った通り組織の追跡情報網は凄いものですね ﾇﾋｯ 面白くなってきた」
一方、慶子はベッドに寝かされうなされる優を看病していた。
――優は悪夢を見ていた。
墓場の地中から手が現れ這い出る優。自らの手を見ると、腐乱しうじが湧いている…！
自らの体が腐っていく悪夢を見て、悲鳴を上げて目を覚ました。
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目を覚ますと同時に、優は傍らにいた慶子に気づく。
「あ… あんたは確か…」
同時刻、パトロール中の警官が冥神邸の前にたむろする集団（殺人部隊）に声をかけようとしていた。
「こらこら、君達 そこは空き家だ、何やっとるのか・・・・・・・・ ね」
その言葉が言い終わらない内に、殺人部隊の一人が警官の口を押えナイフを突き立て切り殺してしまった！
「ククク… 目撃者を生かしちゃおかねぇのが、オレ達“14人殺人部隊（ﾌｫｰﾃｨｰﾝﾏｰﾀﾞﾗｰｽﾞ）”の鉄則さ」
警官殺害を皮切りに、殺人部隊は行動開始し、部隊は表と裏の二手に分かれる。
なお、その様子は木の上から磯鬼と雷鳥が様子をうかがっていた。
「どう見る、雷鳥…？」
「死の館だ、奴ら30分もつかどうか…」
――雷鳥は何か罠があると感じ取っていた。
682 ：メタルA 2/3：2011/08/01(月) 22:00:24.76 ID:YeqLZ96a
殺人部隊が館へ潜入すると同時に、廊下から無数のネズミが向かってくる！
さしもの精鋭部隊も無数のネズミにはかなわず、あっという間に食い殺され骨だけになってしまった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110801213732.jpg
そして屋敷裏に回った部隊も、ある部屋へ踏み込むと同時に、足元から電気を感じ取った。
――この部屋中、電気を帯びている！罠だ！
そう叫んだ瞬間、イゴールは高圧電流のスイッチを入れ、部屋中の殺人部隊を黒焦げにした！
……これで部隊は全滅かと思いきや、僅差で指揮官が廊下へと逃れていた。
ふと、指揮官は聞こえてきた唸り声に振り向くと、そこには武装状態のジェイソンがいた。
指揮官は即座に手榴弾を投げ、ジェイソンを吹き飛ばす！
――――が、そんなもので殺せるはずもなく、金属骨格だけになったジェイソンに瞬殺された。
バラバラになった指揮官を監視カメラで確認し、不気味に笑うイゴール。
「あっけないものですね、これで全滅ですよ お嬢様」
「あ… あんたら、一体…？ そ それにオレの体は…？
確かに体中にナイフが刺さり、意識が遠のいて… オレの体は一体どうなっているんだ!?』
混乱した優は体中に巻かれた包帯を引き裂こうとするが、慶子はそれを止める。
『待って、まだ見ない方がいいわ！』
しかし優は慶子の手を振り払い、包帯を引き裂き―――― 自分の体を見て悲鳴を上げた！
同時刻、磯鬼と雷鳥が冥神邸に侵入開始する。磯鬼が正面、雷鳥が裏口からだ。
磯鬼はネズミの群れを恐れず、堂々と入口から入っていく。
ネズミの群れが頭上から襲い掛かると同時に…‥ 磯鬼の体が一瞬膨らみ、無数の針が生えた！
針に串刺しにされたネズミは、見る見るうちに体中が腫れ上がって死んでしまった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110801213744.jpg
さしもの精鋭部隊も無数のネズミにはかなわず、あっという間に食い殺され骨だけになってしまった。
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そして屋敷裏に回った部隊も、ある部屋へ踏み込むと同時に、足元から電気を感じ取った。
――この部屋中、電気を帯びている！罠だ！
そう叫んだ瞬間、イゴールは高圧電流のスイッチを入れ、部屋中の殺人部隊を黒焦げにした！
……これで部隊は全滅かと思いきや、僅差で指揮官が廊下へと逃れていた。
ふと、指揮官は聞こえてきた唸り声に振り向くと、そこには武装状態のジェイソンがいた。
指揮官は即座に手榴弾を投げ、ジェイソンを吹き飛ばす！
――――が、そんなもので殺せるはずもなく、金属骨格だけになったジェイソンに瞬殺された。
バラバラになった指揮官を監視カメラで確認し、不気味に笑うイゴール。
「あっけないものですね、これで全滅ですよ お嬢様」
「あ… あんたら、一体…？ そ それにオレの体は…？
確かに体中にナイフが刺さり、意識が遠のいて… オレの体は一体どうなっているんだ!?』
混乱した優は体中に巻かれた包帯を引き裂こうとするが、慶子はそれを止める。
『待って、まだ見ない方がいいわ！』
しかし優は慶子の手を振り払い、包帯を引き裂き―――― 自分の体を見て悲鳴を上げた！
同時刻、磯鬼と雷鳥が冥神邸に侵入開始する。磯鬼が正面、雷鳥が裏口からだ。
磯鬼はネズミの群れを恐れず、堂々と入口から入っていく。
ネズミの群れが頭上から襲い掛かると同時に…‥ 磯鬼の体が一瞬膨らみ、無数の針が生えた！
針に串刺しにされたネズミは、見る見るうちに体中が腫れ上がって死んでしまった。
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683 ：メタルA 3/3：2011/08/01(月) 22:00:37.16 ID:YeqLZ96a
一方、雷鳥も高圧電流の部屋へと侵入、イゴールは電源をいれるが雷鳥は平然としている？！
「フフ… 吸い込んだ電気を返してやるぜ」
直後、雷鳥は体中から電気を発し、スイッチに触れていたイゴールが監視カメラごと吹き飛ばされる！
屋敷を進む雷鳥を戦闘服姿の慶子とジェイソンが出迎える。
「あなたは何の化け物なの…？」
「私は組織の殺し屋（ヒットマン）、雷鳥」
――ジェイソンは唸り声をあげて飛びかかるが、雷鳥は電気を放ってジェイソンを弾き飛ばした！
「私は瞬時に600万ボルトの電流を放出する事ができる、私の細胞は半分電気ウナギなのさ」
一方、せっかく作った監視カメラシステムが壊され嘆くイゴールの元に、磯鬼が現れた。
「あんたが宇田川優かい？」
「ち 違います、私はイゴール…」
すると再び磯鬼の体が徐々に膨らみ始めた!?
「そういえばそんな奴も殺せと言われたっけな…
安心しな… フグの猛毒であっという間にあの世行きさ… くらえ毒針!!』
磯鬼の体から伸びた無数の毒針がイゴールを襲う！
――――が、何者かが２人の間に割って入り、イゴールは死を免れた。
『だ 誰だ!?』
「オレは優… 宇田川優だ…」
そこには、サイボーグ化された優が毒針からイゴールを守って立ちはだかっていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110801213756.jpg ＜続く＞
「フフ… 吸い込んだ電気を返してやるぜ」
直後、雷鳥は体中から電気を発し、スイッチに触れていたイゴールが監視カメラごと吹き飛ばされる！
屋敷を進む雷鳥を戦闘服姿の慶子とジェイソンが出迎える。
「あなたは何の化け物なの…？」
「私は組織の殺し屋（ヒットマン）、雷鳥」
――ジェイソンは唸り声をあげて飛びかかるが、雷鳥は電気を放ってジェイソンを弾き飛ばした！
「私は瞬時に600万ボルトの電流を放出する事ができる、私の細胞は半分電気ウナギなのさ」
一方、せっかく作った監視カメラシステムが壊され嘆くイゴールの元に、磯鬼が現れた。
「あんたが宇田川優かい？」
「ち 違います、私はイゴール…」
すると再び磯鬼の体が徐々に膨らみ始めた!?
「そういえばそんな奴も殺せと言われたっけな…
安心しな… フグの猛毒であっという間にあの世行きさ… くらえ毒針!!』
磯鬼の体から伸びた無数の毒針がイゴールを襲う！
――――が、何者かが２人の間に割って入り、イゴールは死を免れた。
『だ 誰だ!?』
「オレは優… 宇田川優だ…」
そこには、サイボーグ化された優が毒針からイゴールを守って立ちはだかっていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110801213756.jpg ＜続く＞
針男はハリセンボンの遺伝子かな？
ハリセンボンは毒をもってないし、他のフグでも敵に毒を注入なんてできないが。
ハリセンボンは毒をもってないし、他のフグでも敵に毒を注入なんてできないが。
ネズミに食い殺された兵士を見て、「滅びの笛」を思い出した…((((((((；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
そして優、下半身は分からないが半分だけサイボーグなのか？
それとも生身の肉体に言える部分も機械化されているか、硫酸のゼリーなのか？
>「私は瞬時に600万ボルトの電流を放出する事ができる、私の細胞は半分電気ウナギなのさ」
「雷鳥」の名前はフェイントかよ！確かに「雷」関係だけどさ！
>>684
磯鬼はウニの遺伝子を持っているんじゃなかろうか？
あまり知られていないが、ガンガゼという毒を持ったウニが実際にいる。
もしくはオニオコゼかな？
そして優、下半身は分からないが半分だけサイボーグなのか？
それとも生身の肉体に言える部分も機械化されているか、硫酸のゼリーなのか？
>「私は瞬時に600万ボルトの電流を放出する事ができる、私の細胞は半分電気ウナギなのさ」
「雷鳥」の名前はフェイントかよ！確かに「雷」関係だけどさ！
>>684
磯鬼はウニの遺伝子を持っているんじゃなかろうか？
あまり知られていないが、ガンガゼという毒を持ったウニが実際にいる。
もしくはオニオコゼかな？
宇田川に生身の肉体が残ってたら毒針であぼーんでは
優は内部骨格は慶子と似たような型みたいだが、ちゃんと外部フレームがあるからなかなかカッコいいな。
イゴールも前回慶子の配線が切れたから剥き出しはイカンと学習したか。
イゴールも前回慶子の配線が切れたから剥き出しはイカンと学習したか。
なかなかいいサイボーグ化だ。
しかしロビンマスクのマスクのひさしみたいな隙間はなんだ。
しかしロビンマスクのマスクのひさしみたいな隙間はなんだ。
ああやって隙間を開けて放熱しないとすぐオーバーヒートになるとか
装甲重いと動きが鈍るから身体を軽くするためかな。 ロビン殺法！円は直線を包む！！
本来の肉体部分と内部のメカを
同時に見せることによって
慶子とは違うタイプのパワー型戦闘用サイボーグで
あることを強調してる
同時に見せることによって
慶子とは違うタイプのパワー型戦闘用サイボーグで
あることを強調してる
なんかレスにゆでたまごが混ざってるな
フグの猛毒っていうけど、フグの遺伝子入れても毒は作れないんだよね。
フグは食べ物からテトロドトキシンを摂取して身体に蓄積してるだけだから。
フグは食べ物からテトロドトキシンを摂取して身体に蓄積してるだけだから。
695 ：メタルA 1/3：2011/08/03(水) 22:00:15.51 ID:LxpjiIHs
＜ACT,8 捨て身の反撃の巻＞
磯鬼の毒針からイゴールを救ったのは、サイボーグ化された優だった！
「てめえが宇田川優か… 一体なんだ、その体は…？」
「貴様らに殺された体を悪魔がよみがえらせてくれたのさ…
しかし、お前ほどひどいとは思わないがね…」
「ﾇﾋｯ 悪魔とはきついですね、優さん…」
事情を知った磯鬼は、一旦針を引込め、優の生身の部分を狙い始める！
優はサイボーグ化された左手で防戦一方を強いられる。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110803201417.jpg
「フシュシュ いつまでかわしきれるかな…？」
『優さん、受けてばかりではダメです、攻撃して下さい！
あなたの左腕は理論上、常人の数十倍20ｔもの力を発揮する事ができるんですよ!!』
一人安全地帯に避難したイゴールの叫びに、磯鬼の隙をついて鉄拳が炸裂する！
その威力はすさまじく、巨体の磯鬼を軽々と吹き飛ばし、部屋の壁をいくつも破壊するほどだった。
「フシュシュ オレに血を流させたのは、てめぇが初めてだぜ」
場面は変わり、慶子へと移る。
揺れる屋敷に向こうでも戦闘が始まった事を感じ取る雷鳥。
「では、こちらでも始めましょうか Ｋさん…」
雷鳥の腕に電流が発生し始め、攻撃態勢に入る。
慶子は硫酸鞭を投げつけるが…… これが仇となった！
雷鳥の電流が硫酸を伝って慶子の体に直撃、吹き飛ばされ戦闘服はボロボロになる！
「なぜあなたみたいな美しい人が復讐などの為に死んでゆくのか… 私は悲しい」
身動きできない慶子の肩に手を置くと、今度は直接慶子の体に高圧電流を流しこむ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110803201431.jpg
磯鬼の毒針からイゴールを救ったのは、サイボーグ化された優だった！
「てめえが宇田川優か… 一体なんだ、その体は…？」
「貴様らに殺された体を悪魔がよみがえらせてくれたのさ…
しかし、お前ほどひどいとは思わないがね…」
「ﾇﾋｯ 悪魔とはきついですね、優さん…」
事情を知った磯鬼は、一旦針を引込め、優の生身の部分を狙い始める！
優はサイボーグ化された左手で防戦一方を強いられる。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110803201417.jpg
「フシュシュ いつまでかわしきれるかな…？」
『優さん、受けてばかりではダメです、攻撃して下さい！
あなたの左腕は理論上、常人の数十倍20ｔもの力を発揮する事ができるんですよ!!』
一人安全地帯に避難したイゴールの叫びに、磯鬼の隙をついて鉄拳が炸裂する！
その威力はすさまじく、巨体の磯鬼を軽々と吹き飛ばし、部屋の壁をいくつも破壊するほどだった。
「フシュシュ オレに血を流させたのは、てめぇが初めてだぜ」
場面は変わり、慶子へと移る。
揺れる屋敷に向こうでも戦闘が始まった事を感じ取る雷鳥。
「では、こちらでも始めましょうか Ｋさん…」
雷鳥の腕に電流が発生し始め、攻撃態勢に入る。
慶子は硫酸鞭を投げつけるが…… これが仇となった！
雷鳥の電流が硫酸を伝って慶子の体に直撃、吹き飛ばされ戦闘服はボロボロになる！
「なぜあなたみたいな美しい人が復讐などの為に死んでゆくのか… 私は悲しい」
身動きできない慶子の肩に手を置くと、今度は直接慶子の体に高圧電流を流しこむ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110803201431.jpg
696 ：メタルA 2/3：2011/08/03(水) 22:00:32.80 ID:LxpjiIHs
その悲鳴を聞いたイゴールは、優を連れて慶子の救援へ向かおうとするが…
『クォラ――――ッ！ まだ勝負はついていねぇぞ――――っ!!』
怒った磯鬼の体当たりで渡り廊下を破壊されてしまう！
「貴様、懲りもせずにまたこいつを食らいたいのか」
「フシュシュ ぬかせ…… 鉄分移動!!』
磯鬼は何かを行い、再び針を優へと向けてくる！ 優もまた鉄拳で迎撃する！
――――鈍い金属音が響く。 見ると、針が鉄拳を受け止めている!?
つまりこういう事だ。人体の鉄分を全て針に集中させた為、鋼鉄の針と化したのだ。
『これが人間兵器の力さ!!』
体当たりを受け吹き飛ばされる優。 苦痛に身動きが取れないでいる所に、磯鬼の追撃が迫る！
優はとっさに身をひねって回避、磯鬼は床を破壊して雷鳥のそばへと現れた。
「手間取っているみたいじゃないか、磯鬼…」
「そういうてめぇは終わったのか、雷鳥？」
「ああ… ほとんどね」
磯鬼を追ってきた優とイゴールが見たものは、ほとんど全裸で全身から煙を上げる慶子の姿だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110803201443.jpg
焦ったイゴールが慶子の体を抱き起すと、高圧電流で全身の配線がボロボロになっていた。
「フフ… あんたも一緒にとどめを刺してやるよ」
雷鳥がとどめを繰り出そうとすると、再び優が間に割って入った。
「あの２人にはどうやら命を救ってもらった義理があるようでな… オレが相手になってやるぜ」
「フ… 義理だと、美しい言葉だ そいつを抱いてあの世へ行くんだな…」
「奴はオレの獲物だぜ、雷鳥」
「わかったよ、磯鬼… いつものように２人でやろう」
「フシュシュ やろうぜ、アイアンクラッカー」
雷鳥は電気を発すると、それを優ではなく磯鬼に向ける。
――――すると磯鬼の巨体が手も触れずに浮かび上がり、雷鳥へと吸い寄せられていく！
それを見たイゴールは何が起きたのか理解する。電磁石で磯鬼を吸い寄せたのだ！
『クォラ――――ッ！ まだ勝負はついていねぇぞ――――っ!!』
怒った磯鬼の体当たりで渡り廊下を破壊されてしまう！
「貴様、懲りもせずにまたこいつを食らいたいのか」
「フシュシュ ぬかせ…… 鉄分移動!!』
磯鬼は何かを行い、再び針を優へと向けてくる！ 優もまた鉄拳で迎撃する！
――――鈍い金属音が響く。 見ると、針が鉄拳を受け止めている!?
つまりこういう事だ。人体の鉄分を全て針に集中させた為、鋼鉄の針と化したのだ。
『これが人間兵器の力さ!!』
体当たりを受け吹き飛ばされる優。 苦痛に身動きが取れないでいる所に、磯鬼の追撃が迫る！
優はとっさに身をひねって回避、磯鬼は床を破壊して雷鳥のそばへと現れた。
「手間取っているみたいじゃないか、磯鬼…」
「そういうてめぇは終わったのか、雷鳥？」
「ああ… ほとんどね」
磯鬼を追ってきた優とイゴールが見たものは、ほとんど全裸で全身から煙を上げる慶子の姿だった。
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焦ったイゴールが慶子の体を抱き起すと、高圧電流で全身の配線がボロボロになっていた。
「フフ… あんたも一緒にとどめを刺してやるよ」
雷鳥がとどめを繰り出そうとすると、再び優が間に割って入った。
「あの２人にはどうやら命を救ってもらった義理があるようでな… オレが相手になってやるぜ」
「フ… 義理だと、美しい言葉だ そいつを抱いてあの世へ行くんだな…」
「奴はオレの獲物だぜ、雷鳥」
「わかったよ、磯鬼… いつものように２人でやろう」
「フシュシュ やろうぜ、アイアンクラッカー」
雷鳥は電気を発すると、それを優ではなく磯鬼に向ける。
――――すると磯鬼の巨体が手も触れずに浮かび上がり、雷鳥へと吸い寄せられていく！
それを見たイゴールは何が起きたのか理解する。電磁石で磯鬼を吸い寄せたのだ！
697 ：メタルA 3/3：2011/08/03(水) 22:00:57.54 ID:LxpjiIHs
電磁石と化した雷鳥が、巨大な鉄の針の塊と化した磯鬼を投げる技… これがアイアンクラッカー！
その巨体さゆえ優は避けきれず、かろうじて防御するのが精一杯だった！
防御してもこの威力。今の一撃で優の左腕の装甲には無数のヒビが入っていた。
この戦いを見ていた慶子はそっとイゴールに耳打ちする。
「奴の鉄の部分はあの針だけで、あとは生身…
それを強力な磁気でひきつける時、針の間を通す様な細い鉄の槍を投げつけたらどうなると思う？」
それを聞いたイゴールはポンと手を叩き一瞬喜ぶが…… あいにく、周りにはそんな物は無い。
「フフ… あるわ、“ここ”にたくさんね」
そして２発目のアイアンクラッカーが放たれ、ついに優の左手の装甲は砕けてしまう！
『ハ――ッハッハッ！ 次でとどめだ!!』
三度、雷鳥が磯鬼を吸い寄せた瞬間―――― 『今だお嬢様!!』
合図と共に慶子は薄い鉄板のような槍を投げ、槍は磯鬼の顔ごと雷鳥の右手を切断した！
「どお、私の 肋 骨 の味は…？」
――――起死回生の逆転技！ 慶子は自らの胴体をえぐって肋骨で槍を作ったのだった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110803201457.jpg ＜続く＞
その巨体さゆえ優は避けきれず、かろうじて防御するのが精一杯だった！
防御してもこの威力。今の一撃で優の左腕の装甲には無数のヒビが入っていた。
この戦いを見ていた慶子はそっとイゴールに耳打ちする。
「奴の鉄の部分はあの針だけで、あとは生身…
それを強力な磁気でひきつける時、針の間を通す様な細い鉄の槍を投げつけたらどうなると思う？」
それを聞いたイゴールはポンと手を叩き一瞬喜ぶが…… あいにく、周りにはそんな物は無い。
「フフ… あるわ、“ここ”にたくさんね」
そして２発目のアイアンクラッカーが放たれ、ついに優の左手の装甲は砕けてしまう！
『ハ――ッハッハッ！ 次でとどめだ!!』
三度、雷鳥が磯鬼を吸い寄せた瞬間―――― 『今だお嬢様!!』
合図と共に慶子は薄い鉄板のような槍を投げ、槍は磯鬼の顔ごと雷鳥の右手を切断した！
「どお、私の 肋 骨 の味は…？」
――――起死回生の逆転技！ 慶子は自らの胴体をえぐって肋骨で槍を作ったのだった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110803201457.jpg ＜続く＞
前回・前々回と慶子脱がなかったけど、今回やっとおっぱいｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━ !!!!!
やられ顔とポーズがまたエロいんだ(；´Д`)ﾊｧﾊｧ
つか、優は体の半分が生身かよ！こりゃ結構不利になるぞ！
>>694
ウルトラ怪獣図鑑みたいに、体のどっかにテトロドトキシン袋を収納しているとか。
その為にデブが余計デブになると言う… 結構当たってるかも
やられ顔とポーズがまたエロいんだ(；´Д`)ﾊｧﾊｧ
つか、優は体の半分が生身かよ！こりゃ結構不利になるぞ！
>>694
ウルトラ怪獣図鑑みたいに、体のどっかにテトロドトキシン袋を収納しているとか。
その為にデブが余計デブになると言う… 結構当たってるかも
割とでっかい肋骨投げたがよく貫通したな
ジェイソンがいれば刃物がいっぱいあったのにな
そういやジェイソンどこ行った？
雷鳥は「わたしの顔に傷を！」って怒りそう。
片腕斬られたんでそれどころじゃないけどw
片腕斬られたんでそれどころじゃないけどw
今回は男のロマンをくすぐる回だったな。
サイボーグ化、エロ… メカとエロは男のロマンだぜ！
サイボーグ化、エロ… メカとエロは男のロマンだぜ！
＞いつものように２人でやろう
飛城さんが仲間になりたそうな目でこちらを見ています
飛城さんが仲間になりたそうな目でこちらを見ています
706 ：メタルA 1/3：2011/08/05(金) 22:00:00.34 ID:Oqiia5lv
＜ACT,9 コンビ誕生の巻＞
肋骨の槍によって雷鳥の右腕は切断され、磯鬼も倒した。これでアイアンクラッカーはもう使えない！
『やりましたね、お嬢様！ これぞ肉を切らせて骨を断つだ！』
喜ぶ２人だったが、優はそれを止める。
「喜ぶのはまだ早いようだぜ、おふたりさん…」
何しろまだ雷鳥は死んでいない。
雷鳥は苦し紛れの電磁スターターを放ち、電流が床を伝って３人を襲う！
――――だが、生身であるイゴールがふっとばされただけで致命傷には至らなかった。
「人間の私も殺せないなんて、電気屋さん かなり衰弱してますね」
イゴールが見抜いた通り、雷鳥は出血多量の為弱っていた。
今がチャンスとばかりに、イゴールの合図でスクリューパンチを放つ優！
パンチは見事雷鳥を捕え、雷鳥は激しく壁に叩きつけられる。
…ふと、気が付くと雷鳥の前にまだ死んでいなかった磯鬼が立ちはだかっていた。
「雷鳥… オ オレの血を使え…」
「ありがとうよ、磯鬼…」
すると磯鬼はなんと自分の首をねじ切り、優達の前に放り投げた！
「フシュシュ… 人間兵器の本当の恐ろしさ、たっぷり味わうんだな…」
そう言い残し、今度こそ磯鬼は息絶えた。
そして雷鳥は電流を発しながら、左手を磯鬼の首へと突っ込ませる。
一体何が起きるのか!? 呆然とする３人の目の前で…… 雷鳥と磯鬼の体が 合 体 したのだ!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110805211059.jpg
『細胞を同化させたんだ！
奴ら遺伝子合成人間は動物細胞との合成も可能なほどくっつきやすいDNAを持っているのです
だから合成人間同士、くっつける事など容易！
……しかし、くっつきやすいって事は、逆に離れやすいって事でもありますよ」
そう説明すると、例によってﾇﾋｯと笑うイゴールだった。
肋骨の槍によって雷鳥の右腕は切断され、磯鬼も倒した。これでアイアンクラッカーはもう使えない！
『やりましたね、お嬢様！ これぞ肉を切らせて骨を断つだ！』
喜ぶ２人だったが、優はそれを止める。
「喜ぶのはまだ早いようだぜ、おふたりさん…」
何しろまだ雷鳥は死んでいない。
雷鳥は苦し紛れの電磁スターターを放ち、電流が床を伝って３人を襲う！
――――だが、生身であるイゴールがふっとばされただけで致命傷には至らなかった。
「人間の私も殺せないなんて、電気屋さん かなり衰弱してますね」
イゴールが見抜いた通り、雷鳥は出血多量の為弱っていた。
今がチャンスとばかりに、イゴールの合図でスクリューパンチを放つ優！
パンチは見事雷鳥を捕え、雷鳥は激しく壁に叩きつけられる。
…ふと、気が付くと雷鳥の前にまだ死んでいなかった磯鬼が立ちはだかっていた。
「雷鳥… オ オレの血を使え…」
「ありがとうよ、磯鬼…」
すると磯鬼はなんと自分の首をねじ切り、優達の前に放り投げた！
「フシュシュ… 人間兵器の本当の恐ろしさ、たっぷり味わうんだな…」
そう言い残し、今度こそ磯鬼は息絶えた。
そして雷鳥は電流を発しながら、左手を磯鬼の首へと突っ込ませる。
一体何が起きるのか!? 呆然とする３人の目の前で…… 雷鳥と磯鬼の体が 合 体 したのだ!!
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『細胞を同化させたんだ！
奴ら遺伝子合成人間は動物細胞との合成も可能なほどくっつきやすいDNAを持っているのです
だから合成人間同士、くっつける事など容易！
……しかし、くっつきやすいって事は、逆に離れやすいって事でもありますよ」
そう説明すると、例によってﾇﾋｯと笑うイゴールだった。
707 ：メタルA 2/3：2011/08/05(金) 22:00:18.62 ID:Oqiia5lv
磯鬼の巨体を使い、雷鳥は電磁パンチを繰り出す。
優はとっさに避けるが、その威力は軽々と屋敷の壁を破壊していく。
「ちょこまかとすばしこい奴だぜ… フフ… しかし今度は逃げられんぞ…」
雷鳥は磯鬼の体から針を伸ばすと、なんと１人でアイアンクラッカーを繰り出してきた！
今戦っているのは廊下、しかも廊下幅いっぱいの鉄の針が迫る、逃げ場はない！
やむを得ず優は壁を怖し、穴から隣の部屋へと逃げようとする。
『お お嬢様、早く！』
『だ だめ！ 足が思うように動かないわ！』
逃げられない慶子を救うために優は再び廊下に戻り、間一髪で部屋へと逃げ込んだ。
…が、寸前にどこか引っ掛けたのか、激痛に優の顔が一瞬ゆがむ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110805211111.jpg
「だ… 大丈夫…？」
「フッ どうって事ないさ…」
見つめあう２人、いい雰囲気になりそうな所にイゴールの咳払い。 あ～… ｺﾎﾝ
「壁をこする音が止まりましたね、どうしたんでしょう？」
――その直後、今度は上から雷鳥が降ってきた！
『ワハハ！ 隠れても無駄だぜ!!』
巨大な鉄の針の塊となった雷鳥は、まるでいたぶるように屋敷をあちこち破壊していく。
「ク クソ… 奴を倒す方法はないのか…？」
「倒せるかもしれませんよ」
イゴールはそう言うと、突如どこからか取り出した注射器を優の肩に突き刺した！
「摘出したこのあなたの細胞が、奴らの合成細胞より強ければね」
そしてイゴールは今の注射器を優の鉄拳にセットした。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110805211123.jpg
「そいつを奴の脳に突き刺して下さい！」
「でも、飛び回っている奴の上半身まで飛び上がれるかどうか…？」
「あなたの動きと跳躍力があれば、きっと大丈夫で・・・・・・・・ン!?』
そこでイゴールは予想外の誤算に気づく。優の足から血が流れているではないか！
先程、優が激痛に顔をゆがめたのはこの為だったのだ！
…そしてそうこうしている内に、再び雷鳥が迫ってくる！
優はとっさに避けるが、その威力は軽々と屋敷の壁を破壊していく。
「ちょこまかとすばしこい奴だぜ… フフ… しかし今度は逃げられんぞ…」
雷鳥は磯鬼の体から針を伸ばすと、なんと１人でアイアンクラッカーを繰り出してきた！
今戦っているのは廊下、しかも廊下幅いっぱいの鉄の針が迫る、逃げ場はない！
やむを得ず優は壁を怖し、穴から隣の部屋へと逃げようとする。
『お お嬢様、早く！』
『だ だめ！ 足が思うように動かないわ！』
逃げられない慶子を救うために優は再び廊下に戻り、間一髪で部屋へと逃げ込んだ。
…が、寸前にどこか引っ掛けたのか、激痛に優の顔が一瞬ゆがむ。
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「だ… 大丈夫…？」
「フッ どうって事ないさ…」
見つめあう２人、いい雰囲気になりそうな所にイゴールの咳払い。 あ～… ｺﾎﾝ
「壁をこする音が止まりましたね、どうしたんでしょう？」
――その直後、今度は上から雷鳥が降ってきた！
『ワハハ！ 隠れても無駄だぜ!!』
巨大な鉄の針の塊となった雷鳥は、まるでいたぶるように屋敷をあちこち破壊していく。
「ク クソ… 奴を倒す方法はないのか…？」
「倒せるかもしれませんよ」
イゴールはそう言うと、突如どこからか取り出した注射器を優の肩に突き刺した！
「摘出したこのあなたの細胞が、奴らの合成細胞より強ければね」
そしてイゴールは今の注射器を優の鉄拳にセットした。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110805211123.jpg
「そいつを奴の脳に突き刺して下さい！」
「でも、飛び回っている奴の上半身まで飛び上がれるかどうか…？」
「あなたの動きと跳躍力があれば、きっと大丈夫で・・・・・・・・ン!?』
そこでイゴールは予想外の誤算に気づく。優の足から血が流れているではないか！
先程、優が激痛に顔をゆがめたのはこの為だったのだ！
…そしてそうこうしている内に、再び雷鳥が迫ってくる！
708 ：メタルA 3/3：2011/08/05(金) 22:00:47.56 ID:Oqiia5lv
――すると２人の前にふらりと慶子が立ちはだかり、壁に挟まれつつも雷鳥の巨体を受け止めた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110805211136.jpg
『今よ優!!』
慶子の合図で優は跳び、針を雷鳥の額に突き立てる ・・・・が、効き目が無かった？！
「フフ… 痛くもかゆくもないわ くたばれ!!』
「く くたばるのは貴様の方さ…」
――直後、雷鳥は吐き出し、苦しみ始めた!?
「き… 貴様… な 何を打った…？」
「強く正常な細胞をあなたの合成細胞核に打ち込んだのです
ただでさえ離れやすいあなたの細胞は全てパニックを起こし、体から逃げ出してしまうでしょう」
迫力のある邪悪な笑顔で説明するイゴール。 ﾇﾋ
「そ…… そん…… なッ!!』
雷鳥の頬が凹んだかと思うと、突如大量の血を吐き出し見る見るうちにしぼんでゆく！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110805211149.jpg
…ようやく刺客を片付けた優と慶子はしばし無言で見つめあう。
――そして、優は動けない慶子の体を抱き上げたのだった。 ＜続く＞
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110805211136.jpg
『今よ優!!』
慶子の合図で優は跳び、針を雷鳥の額に突き立てる ・・・・が、効き目が無かった？！
「フフ… 痛くもかゆくもないわ くたばれ!!』
「く くたばるのは貴様の方さ…」
――直後、雷鳥は吐き出し、苦しみ始めた!?
「き… 貴様… な 何を打った…？」
「強く正常な細胞をあなたの合成細胞核に打ち込んだのです
ただでさえ離れやすいあなたの細胞は全てパニックを起こし、体から逃げ出してしまうでしょう」
迫力のある邪悪な笑顔で説明するイゴール。 ﾇﾋ
「そ…… そん…… なッ!!』
雷鳥の頬が凹んだかと思うと、突如大量の血を吐き出し見る見るうちにしぼんでゆく！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110805211149.jpg
…ようやく刺客を片付けた優と慶子はしばし無言で見つめあう。
――そして、優は動けない慶子の体を抱き上げたのだった。 ＜続く＞
今度から合成人間用に正常細胞銃でも作っとけば楽々勝利だな
注射器を付けた優の腕が一瞬、右腕になってる。
これまで男運が最悪だった慶子だが、どうやら優はまともな奴のようだ。
優の体、やっぱり生身部分が残ってるんだな。
足ひっかけて激痛にうめいてたし。
今回はあまりエロくなかったが、↑のシーンでの慶子のおっぱいの谷間がエロかったのでよしとしよう
足ひっかけて激痛にうめいてたし。
今回はあまりエロくなかったが、↑のシーンでの慶子のおっぱいの谷間がエロかったのでよしとしよう
>>710
確かにｗ マッキー、また右手と左手間違えたなｗ
確かにｗ マッキー、また右手と左手間違えたなｗ
最初は自分の身体に悲鳴を上げてたのに、くらえ！スクリューパンチ！！とかノリノリな優さんがステキですな。
前作「機械戦士ギルファー」の最終話で、岩にもたれるギルファーの手前にもげた左腕が落ちてるんだが…
もたれるギルファーにも左腕がついているという、初歩的なミスｗ
てか、ギルファー知っててこのシーン覚えてる人いるんだろうか？
前作はあまりにも知名度低すぎたから・・・
もたれるギルファーにも左腕がついているという、初歩的なミスｗ
てか、ギルファー知っててこのシーン覚えてる人いるんだろうか？
前作はあまりにも知名度低すぎたから・・・
ギルファーか、懐かしいな。
良く覚えてないが、最終シーンなのにちっぽけなコマだったのでそこまで確認してなかった。
打ち切り急展開だったし。 そういえば兵藤や雷鳥っぽい容姿のキャラも出てた気がするな。
良く覚えてないが、最終シーンなのにちっぽけなコマだったのでそこまで確認してなかった。
打ち切り急展開だったし。 そういえば兵藤や雷鳥っぽい容姿のキャラも出てた気がするな。
718 ：メタルA 1/3：2011/08/07(日) 20:09:35.77 ID:CTU225p7
＜ACT,10 地獄へ…!!の巻＞
―神宮寺邸―
これまで慶子に殺された組織関係者死亡記事を見ながら部下と話す神宮寺。
「奴らあいかわらずバカ正直に組織の人名リスト通りに殺しをやっておるようだな
まあ、我々を挑発しているとも考えられるがの… ワシも直接奴らに会ってみたくなったわ…」
「それは今しばらくお待ちを、次に狙われるであろう上条が囮になると申しておりますので
必ず奴らを新兵器の餌食にできるかと思います」
「新兵器？」
神宮寺はオウム返しに問うと、部下は名前を呼ぶ。
『饕餮（とうてつ）！』
部下に呼ばれ、部屋の暗がりから２匹の犬が現れた。
（饕餮というと、確か古代中国にいたと言われる左右対称の怪物…）
…しかし、姿を見せたのは一見、普通のおとなしそうな犬だった。
「今は好物を切らしている状態ですから」
「好物？」
「“血”です こいつは人間の生血によって、細胞が活性化するように作られているのです！」
それを聞いた神宮寺は、笑いながら面白そうな奴だと呟いた。
その頃、上条邸では部下が銃火器で武装し、上条を守っていた。
『いいか、抜かるんじゃねぇぞ てめぇら!!』
「安心してください、社長 こいつにかなう奴なんてそういませんぜ」
部下が拳銃をちらつかせた瞬間、ドアを破壊し、武装した慶子と優が現れた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200220.jpg
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕らわれた毒虫… 残るは死だけ…」
部下が発砲する寸前、慶子は硫酸鞭で銃口をふさぐ。
―神宮寺邸―
これまで慶子に殺された組織関係者死亡記事を見ながら部下と話す神宮寺。
「奴らあいかわらずバカ正直に組織の人名リスト通りに殺しをやっておるようだな
まあ、我々を挑発しているとも考えられるがの… ワシも直接奴らに会ってみたくなったわ…」
「それは今しばらくお待ちを、次に狙われるであろう上条が囮になると申しておりますので
必ず奴らを新兵器の餌食にできるかと思います」
「新兵器？」
神宮寺はオウム返しに問うと、部下は名前を呼ぶ。
『饕餮（とうてつ）！』
部下に呼ばれ、部屋の暗がりから２匹の犬が現れた。
（饕餮というと、確か古代中国にいたと言われる左右対称の怪物…）
…しかし、姿を見せたのは一見、普通のおとなしそうな犬だった。
「今は好物を切らしている状態ですから」
「好物？」
「“血”です こいつは人間の生血によって、細胞が活性化するように作られているのです！」
それを聞いた神宮寺は、笑いながら面白そうな奴だと呟いた。
その頃、上条邸では部下が銃火器で武装し、上条を守っていた。
『いいか、抜かるんじゃねぇぞ てめぇら!!』
「安心してください、社長 こいつにかなう奴なんてそういませんぜ」
部下が拳銃をちらつかせた瞬間、ドアを破壊し、武装した慶子と優が現れた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200220.jpg
「あなたは私の蜘蛛の巣に捕らわれた毒虫… 残るは死だけ…」
部下が発砲する寸前、慶子は硫酸鞭で銃口をふさぐ。
719 ：メタルA 2/3：2011/08/07(日) 20:09:49.11 ID:CTU225p7
銃は暴発し、男は手を怪我した直後、硫酸の煙であっという間に溶けてしまう！
「こ… これは…？」
上条が恐る恐る尋ねると、慶子は答えた。
「硫酸霧… 暴発によって飛び散った硫酸が、猛毒の霧を発生させたのよ！」
一方、優も銃弾を鋼鉄の腕で防ぎつつ、必殺のスクリューパンチで次々と殺してゆく！
…復讐のサイボーグコンビは、あっという間に数十人の男達を全滅させてしまった。
部下が全滅し、上条は壁に背をつけビビり出してしまが、おもむろにナイフを取り出した。
「無駄な事はやめろ、上条…」
『組織バンザ――――イ!!』 上条はそう叫ぶと、なんと自らの喉を切り裂いて自殺してしまった！
優と慶子はなぜ上条が自殺したのか、知る由もなかった。
上条の大量の血液は、床の排水溝にドクドクと流れ込んでゆく…。
――突如獣の咆哮が聞こえてきたかと思うと、床を割って饕餮が現れた!!
血をすすった饕餮はその姿を、犬から伝説上の怪物へと変貌させてゆく！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200232.jpg
『とうとう組織はDNAを弄び、動物細胞の集合体… 怪物（キメラ）を作り出してしまったんだ!!』
呆然とする２人の横で、事情を理解したイゴールが叫んだ。
襲い掛かる饕餮に、優の刃付きスクリューパンチが炸裂、饕餮は真っ二つになった！
…いや、違う！切断面から新たな体が生え、２つ首だった饕餮は左右1匹ずつとなって再生・分裂した！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200244.jpg
ならばと慶子は硫酸鞭を投げつけるが、表皮を溶かすだけであまり効果が無い！
サイボーグコンビが苦戦するのを見て、イゴールは物陰から慌てふためく。
「な なんとかしないと、このままじゃ２人とも危ない…
そ そうだ!! 奴の細胞を破壊すればいいんだ！
奴の合成細胞核に健全な動物の細胞を打ち込めば！ …でも、この辺にはねずみ１匹…」
「こ… これは…？」
上条が恐る恐る尋ねると、慶子は答えた。
「硫酸霧… 暴発によって飛び散った硫酸が、猛毒の霧を発生させたのよ！」
一方、優も銃弾を鋼鉄の腕で防ぎつつ、必殺のスクリューパンチで次々と殺してゆく！
…復讐のサイボーグコンビは、あっという間に数十人の男達を全滅させてしまった。
部下が全滅し、上条は壁に背をつけビビり出してしまが、おもむろにナイフを取り出した。
「無駄な事はやめろ、上条…」
『組織バンザ――――イ!!』 上条はそう叫ぶと、なんと自らの喉を切り裂いて自殺してしまった！
優と慶子はなぜ上条が自殺したのか、知る由もなかった。
上条の大量の血液は、床の排水溝にドクドクと流れ込んでゆく…。
――突如獣の咆哮が聞こえてきたかと思うと、床を割って饕餮が現れた!!
血をすすった饕餮はその姿を、犬から伝説上の怪物へと変貌させてゆく！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200232.jpg
『とうとう組織はDNAを弄び、動物細胞の集合体… 怪物（キメラ）を作り出してしまったんだ!!』
呆然とする２人の横で、事情を理解したイゴールが叫んだ。
襲い掛かる饕餮に、優の刃付きスクリューパンチが炸裂、饕餮は真っ二つになった！
…いや、違う！切断面から新たな体が生え、２つ首だった饕餮は左右1匹ずつとなって再生・分裂した！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200244.jpg
ならばと慶子は硫酸鞭を投げつけるが、表皮を溶かすだけであまり効果が無い！
サイボーグコンビが苦戦するのを見て、イゴールは物陰から慌てふためく。
「な なんとかしないと、このままじゃ２人とも危ない…
そ そうだ!! 奴の細胞を破壊すればいいんだ！
奴の合成細胞核に健全な動物の細胞を打ち込めば！ …でも、この辺にはねずみ１匹…」
720 ：メタルA 3/3：2011/08/07(日) 20:10:07.06 ID:CTU225p7
ザシャッ ――その時、背後から何者かの足音が聞こえ、イゴールは振り向いた。
『き 来てくれたのか、その体で！』
饕餮の爪が身体をかすめ、慶子のレオタードがわずかに切り裂かれる。
反射的に胸を隠した慶子のその一瞬を狙って、再び饕餮が飛びかかった！
『危ないケイ!!』
――だが、突如現れた影が飛び出し、饕餮の頭に体当たりを仕掛けた！ ジェイソンだ!!
慶子を救うと、ジェイソンはもう１匹の饕餮の額に針を突き刺す。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200301.jpg
健全な動物の細胞を打ち込まれた饕餮は、雷鳥の様にやはり大量の血を吐きしぼんでいった。
「よかったわ、ジェイソン 修理してもらったのね」
再会を喜ぶ慶子、ジェイソンも嬉しそうに慶子の顔を舐める。
「ﾇﾋﾋ ジェイソンの大脳皮質の細胞が、奴らの合成細胞より強かったという訳ですな」
ジェイソンの勝利を喜んでいると、突如壁の穴から強力な光が放たれ、彼らを背後から照らし出す。
何事かと思い、庭を見ると―――― そこには神宮寺率いる人間兵器の軍団が待ち構えていた！
２人は望むところだとばかりに庭へ出ていく。
「フォッフォッフォッ やっと出てきてくれたか… さあ、よく顔を見せておくれ」
「ﾇﾋｯ… よくもこれだけの人間兵器を集めたものですね」
冷や汗を流すイゴールをよそに、優は落ち着き払って慶子に向かって微笑む。
「Ｋ… オレ達、お互いに人間の時に出会いたかったな…」
「そうね… 15年前に…」
（行こうぜ、地獄へ…） （ええ 地獄を作るために…）
――彼らや組織がどうなったのか、その後の事は誰も知らない…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200314.jpg
＜メタルＫ・終わり＞
『き 来てくれたのか、その体で！』
饕餮の爪が身体をかすめ、慶子のレオタードがわずかに切り裂かれる。
反射的に胸を隠した慶子のその一瞬を狙って、再び饕餮が飛びかかった！
『危ないケイ!!』
――だが、突如現れた影が飛び出し、饕餮の頭に体当たりを仕掛けた！ ジェイソンだ!!
慶子を救うと、ジェイソンはもう１匹の饕餮の額に針を突き刺す。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200301.jpg
健全な動物の細胞を打ち込まれた饕餮は、雷鳥の様にやはり大量の血を吐きしぼんでいった。
「よかったわ、ジェイソン 修理してもらったのね」
再会を喜ぶ慶子、ジェイソンも嬉しそうに慶子の顔を舐める。
「ﾇﾋﾋ ジェイソンの大脳皮質の細胞が、奴らの合成細胞より強かったという訳ですな」
ジェイソンの勝利を喜んでいると、突如壁の穴から強力な光が放たれ、彼らを背後から照らし出す。
何事かと思い、庭を見ると―――― そこには神宮寺率いる人間兵器の軍団が待ち構えていた！
２人は望むところだとばかりに庭へ出ていく。
「フォッフォッフォッ やっと出てきてくれたか… さあ、よく顔を見せておくれ」
「ﾇﾋｯ… よくもこれだけの人間兵器を集めたものですね」
冷や汗を流すイゴールをよそに、優は落ち着き払って慶子に向かって微笑む。
「Ｋ… オレ達、お互いに人間の時に出会いたかったな…」
「そうね… 15年前に…」
（行こうぜ、地獄へ…） （ええ 地獄を作るために…）
――彼らや組織がどうなったのか、その後の事は誰も知らない…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110807200314.jpg
＜メタルＫ・終わり＞
え、もう終わり？？ やっぱ巻末ばっかだったから打ち切りは避けられなかったか…
そのせいかグロ描写が比較的多めだな、エロは皆無だったが。
何にしろお疲れマッキー！次回作はもっと続く事を祈ってるよ！
そのせいかグロ描写が比較的多めだな、エロは皆無だったが。
何にしろお疲れマッキー！次回作はもっと続く事を祈ってるよ！
打ち切りｗ中途半端すぎるな。
しかしあんな所に一同会して、毒ガスでも流されたら全滅じゃないか。
しかしあんな所に一同会して、毒ガスでも流されたら全滅じゃないか。
ああ、硫酸霧があったか！
でもいくらなんでも対策はされてるんじゃないか？
一部の人間兵器にガスマスクっぽいのつけてるのがいるし。
でもいくらなんでも対策はされてるんじゃないか？
一部の人間兵器にガスマスクっぽいのつけてるのがいるし。
ガスマスクつけても、皮膚が溶けるのでは。
あっちゃ～！打ち切りかよ。せっかく前回初めて巻末から脱したのに…
ギルファーは強引に纏めて一応の決着は付けられたが、今作は俺達の戦いはこれからだＥＮＤか。
ギルファーは強引に纏めて一応の決着は付けられたが、今作は俺達の戦いはこれからだＥＮＤか。
ジェイソンに健全な細胞が残ってたっけ？と思ったが大脳皮質かよ。
そんな所の細胞を使ったら危ないだろう。イゴール、お前の細胞使えばいいだろうが。
そんな所の細胞を使ったら危ないだろう。イゴール、お前の細胞使えばいいだろうが。
イゴールは自分の人体実験でもう正常な細胞が無いのかも
イゴールの元ネタや、いつもヌヒッと笑っている点からしても、奴が正常だとは思えないな
＞奴らあいかわらずバカ正直に組織の人名リスト通りに殺しをやっておるようだな
阿摩鬼は本当にリストの順で殺されたのか。
阿摩鬼は本当にリストの順で殺されたのか。
エログロすぎて少年誌向きじゃなかったのかな…
絵は上手いから次回作に期待したい
絵は上手いから次回作に期待したい
＞「Ｋ… オレ達、お互いに人間の時に出会いたかったな…」
＞「そうね… 15年前に…」
15年前だと、慶子はともかく優は何歳だよ？w
＞「そうね… 15年前に…」
15年前だと、慶子はともかく優は何歳だよ？w
最後に出てきた人間兵器は何故かアメコミ風の奴らが多いな
>>732
慶子15歳、優5歳の計算になりますな。そこは触れないでおいてあげようよｗ
慶子15歳、優5歳の計算になりますな。そこは触れないでおいてあげようよｗ
「15年前に…」ってのは自分は15年前だが優は手術するちょっと前にって意味では
そこは
「お互い、組織に人生を狂わされなければ出会うことも無かっただろう
でも、あなたに逢えた事は幸せだとも思うから運命って皮肉ね」
くらいの女心が入ってたんだろう
「お互い、組織に人生を狂わされなければ出会うことも無かっただろう
でも、あなたに逢えた事は幸せだとも思うから運命って皮肉ね」
くらいの女心が入ってたんだろう
15歳と5歳だったら年の離れた兄弟とかでいい感じだけどな。
30歳と20歳だったらいい感じの姐さん女房と言う感じだな。
どっちにしても終わったのは残念だ…
30歳と20歳だったらいい感じの姐さん女房と言う感じだな。
どっちにしても終わったのは残念だ…
次はグリーンアイズをおながいします。
グリーンアイズ？何それ？緑の目？
なんかのホラー映画か？
なんかのホラー映画か？
先生、次は生身の女の子でＨなやつ書いてくだせえ
脱ぎすぎて骨格まででちゃうとちょっと…orz
脱ぎすぎて骨格まででちゃうとちょっと…orz
見えすぎちゃって困るなw
ホラー演出のためなんだろうが慶子の骨格がちょっと不気味すぎたね。
アーマロイドレディみたいなセクシー骨格にするべきだったかも。
もともとはSFサスペンスホラーにするつもりで、バトルものじゃなかったのかも知れんが。
アーマロイドレディみたいなセクシー骨格にするべきだったかも。
もともとはSFサスペンスホラーにするつもりで、バトルものじゃなかったのかも知れんが。
楽屋裏開始
皆さんお疲れ様でした。
あんまり人気無いかなと思ったけど、それなりに人気あったようで何よりです。
現在はメタルKのリメイクだか続編のやってるみたいだけど…読んだ事ないんだよね。
あと>>739は気が早すぎです
グリーンアイズは…どうしようか。悟空道形式（※）でやってもいいなら、今週土曜日から始めてみます。
皆さんお疲れ様でした。
あんまり人気無いかなと思ったけど、それなりに人気あったようで何よりです。
現在はメタルKのリメイクだか続編のやってるみたいだけど…読んだ事ないんだよね。
あと>>739は気が早すぎです
グリーンアイズは…どうしようか。悟空道形式（※）でやってもいいなら、今週土曜日から始めてみます。
改めて本のカバー外してみたら以外にエロかった件
あと、「メタルK」で画像検索してみたら、ある画像を見つけて夜中にびびったよ…
あと、「メタルK」で画像検索してみたら、ある画像を見つけて夜中にびびったよ…
次作のゴッドサイダーでＫそっくりな流璃子を登場させて脱がせまくったマッキーはネ申
セカンドの事？
748 ：マロン名無しさん：2011/08/10(水) 23:23:21.62 ID:6sJfI/3/
>>746
似てるのは顔だけだろ、髪形は別だから一瞬セカンドの事かと思ったわ
似てるのは顔だけだろ、髪形は別だから一瞬セカンドの事かと思ったわ
ヒロインに使うようないい女顔は大抵一番いい顔を使うからだいたい決まっちゃうんだよな
優もミキストリな容姿だしな。
写実的な絵柄でキャラの描き分けも出来る人でも主役とかヒロインに使う
顔の系統って大体決まってるよな。原哲夫とか。
顔の系統って大体決まってるよな。原哲夫とか。
オカマ口調のベルゼバブ様が流璃子をいじめる展開には興奮しますた(*´Д`)
グリーンアイズって22話もやってたのか。
さすがにゴッドサイダーの実績があるから、けっこう長くやらせて貰ってたんだな。
さすがにゴッドサイダーの実績があるから、けっこう長くやらせて貰ってたんだな。
それでも最終回は「オレ達の戦いはこれからだ」的な打ち切りだったけどね。
大団円とは言いづらい
大団円とは言いづらい
ボールにされたまま直ってない連れも居たし・・・
生まれつきのP4Wとか破綻しまくってたよな
>>760
カバー裏
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110814002110.jpg
びびった画像（閲覧注意！）
ttp://waredeath.exblog.jp/8222968/
>ボールにされたまま直ってない連れ
敵の本拠地に乗り込む際、仲間のおデブが敵に捕らえられ、
毒を注射されて文字通り丸くなってサッカーボール扱いされて暴行を受けていた。
結局元に戻らないまま作品は打ち切られた
メタルK・ゴッドサイダーは終わったけど、読切やギルファー・グリーンアイズをちゃんと書けば
１スレ位は消費できそうだね。
いつか時間のある時あらすじをに書きためたい。
カバー裏
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110814002110.jpg
びびった画像（閲覧注意！）
ttp://waredeath.exblog.jp/8222968/
>ボールにされたまま直ってない連れ
敵の本拠地に乗り込む際、仲間のおデブが敵に捕らえられ、
毒を注射されて文字通り丸くなってサッカーボール扱いされて暴行を受けていた。
結局元に戻らないまま作品は打ち切られた
メタルK・ゴッドサイダーは終わったけど、読切やギルファー・グリーンアイズをちゃんと書けば
１スレ位は消費できそうだね。
いつか時間のある時あらすじをに書きためたい。
単行本持ってたけどこんなエロい中表紙があったのか・・・！
とっくの昔に売り払っちまったよ！
とっくの昔に売り払っちまったよ！
裸の女が拘束されてる絵ってエロいよなぁ
でも一番エロいのはベルゼバブが裸の流璃子を抱いてる絵だと思う…
でも一番エロいのはベルゼバブが裸の流璃子を抱いてる絵だと思う…
>裸の女が拘束されてる絵
電影少女にもこれっぽい、機械に繋がれたあいの全裸絵があったな
単行本じゃわざわざパンツ履かされて萎えたけど
電影少女にもこれっぽい、機械に繋がれたあいの全裸絵があったな
単行本じゃわざわざパンツ履かされて萎えたけど
中途半端にパンツとか履かされると萎えるよな
その点、ゴッドサイダーはヒロインの流璃子でも容赦なく全裸に剥いたからな
牢獄に吊るされて雑魚にまで裸を晒されてる姿はかなり萌えた
もう少し流璃子に恥じらいがあれば最高だったんだが
その点、ゴッドサイダーはヒロインの流璃子でも容赦なく全裸に剥いたからな
牢獄に吊るされて雑魚にまで裸を晒されてる姿はかなり萌えた
もう少し流璃子に恥じらいがあれば最高だったんだが
時代が違うんだろうな
もう一昔前だったら流璃子はレイプされて「けだもの～～～～～っ」って泣いてただろうな
けだものどころか悪魔ですがなw
つかぶっちゃけ流璃子は何もされていないのか？
単に裸にされただけ？
よくデビルサイダーは我慢できたな
単に裸にされただけ？
よくデビルサイダーは我慢できたな
ベーやんは流璃子に性的な興味ないし、部下はべーやんが怖いから手を出せなかったのでは
そこはそれ、読者に想像をお任せするという事でｗ
ところで単行本１巻の作者コメントに、ハリウッド映画化云々とか書いてなかったっけ？
今見ると、仮にハリウッド映画化してコケるのと、3シリーズも続いたのとどっちがマッキー本人にとってはよかったんだろうか？
ところで単行本１巻の作者コメントに、ハリウッド映画化云々とか書いてなかったっけ？
今見ると、仮にハリウッド映画化してコケるのと、3シリーズも続いたのとどっちがマッキー本人にとってはよかったんだろうか？
無印からのファンとしては３シリーズ続いたのは嬉しいが絵の劣化が激しすぎ・・・
メタルＫや無印のころはかなり上手かったし・・・なによりエロかった。
メタルＫや無印のころはかなり上手かったし・・・なによりエロかった。
劣化と言うか絵が濃くなった？のには同意。
エロ成分もなんか昔の規制が緩かった少年誌時代に比べると少ないし物足りないような・・・
まあ、おれらがエロに強く？なったのかもしれないが
エロ成分もなんか昔の規制が緩かった少年誌時代に比べると少ないし物足りないような・・・
まあ、おれらがエロに強く？なったのかもしれないが
今やってるサーガでも雲上人っていうべーやんぽいのがでてきたな
このシリーズではすっかり名物キャラ化しとるｗ
このシリーズではすっかり名物キャラ化しとるｗ
流璃子をいじめるというより、霊気を挑発するのが楽しいんじゃないか？
両方イケるが基本的に男の方が好きだというのもある
>>776
言われてみればセカンドでも霊気（漢字違うけど）挑発してたような？
言われてみればセカンドでも霊気（漢字違うけど）挑発してたような？
霊気はべーやんが流璃子にエロイことしたと思っただろうな
行人さまに育てられてた出っ歯時代を考えるとそういう知識はなさそうな気がする
はっ、だから霊気自身も脱ぐことに照れがないのか
はっ、だから霊気自身も脱ぐことに照れがないのか
冥界から帰ってきたあとの流璃子も全裸だけど照れてないしね
つーかまわりも誰も気にしてすらいないｗ
つーかまわりも誰も気にしてすらいないｗ
あれだけ長いあいだ裸にされてると無理もない…
この漫画ＲＰＧにしてほしかった。
霊気はレベルが上がった。神魔血破弾の派生技・血破連弾を編み出した…とか。
メガテンみたいな感じで面白そう
霊気はレベルが上がった。神魔血破弾の派生技・血破連弾を編み出した…とか。
メガテンみたいな感じで面白そう
偽典・女神転生がゴッドサイダーぽいかな。エログロあるし
打ち切りが決まってなければ五大元素短剣の話も膨らませれただろうに…
流璃子とジェミニーの短剣なんて名前さえ登場していない…orz
流璃子とジェミニーの短剣なんて名前さえ登場していない…orz
786 ：マロン名無しさん：2011/08/18(木) 01:49:57.88 ID:hQ0KX4fI
流璃子は自他共に裸がデフォ。服着てるほうがいやらしい。
水魔ブロケルへの変身やキョウの奇襲など、その後の剥かれる
シーンを想像してしまう。
水魔ブロケルへの変身やキョウの奇襲など、その後の剥かれる
シーンを想像してしまう。
グリーンアイズはやらないと決めたけど、もうすぐビィトも終わるし、
あと200スレも雑談で使い切るのは厳しいし、来週から1週間休みなので
短めにしたグリーンアイズあらすじを書いてみました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/5124/1213249930/877n-879
画像無し、こんな感じでよければ来週の休みに書きためながらやってみますがいかがでしょうか？
（目標としては最大３レス以内にあらすじをおさめる）
あと200スレも雑談で使い切るのは厳しいし、来週から1週間休みなので
短めにしたグリーンアイズあらすじを書いてみました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/5124/1213249930/877n-879
画像無し、こんな感じでよければ来週の休みに書きためながらやってみますがいかがでしょうか？
（目標としては最大３レス以内にあらすじをおさめる）
画像無いのは残念だが期待してます
ハルパス奥さんage
奥さんか娘かはわからんが女ハルパスのほうが率先して流璃子をいじめてたな
なんだこりゃｗｗｗ ラスネール、お前そんなキャラじゃねーだろとｗｗ
それ以前にお前不死身だろｗｗｗ
それ以前にお前不死身だろｗｗｗ
793 ：メタルA：2011/09/09(金) 22:15:01.41 ID:fR2tgTK7
お知らせ：冒険王ビィトが終わりましたので、11日より残りを使って「ザ・グリーンアイズ」を連載開始します。
え？ビィトの後にグリーンアイズやるの？
かなり読者の傾向が違うと思うんだが。
やるにしても半月ぐらい間を空けたら？
かなり読者の傾向が違うと思うんだが。
やるにしても半月ぐらい間を空けたら？
「このスレの残りを使って」だよ？
さすがにビィトスレで全く違うグリーンアイズはやらないよ。
さすがにビィトスレで全く違うグリーンアイズはやらないよ。
ああ、びっくりした。
そういやそうだな。ここが連載中総合楽屋裏スレかと勘違いした。
そういやそうだな。ここが連載中総合楽屋裏スレかと勘違いした。
どんまいｗ
798 ：粗筋の目 1/3：2011/09/11(日) 22:00:32.70 ID:tAOjkypV
週刊少年ジャンプ1989年（平成元年）40号 「ザ・グリーンアイズ」連載開始
第１話：密林に眠る異変 の巻
地球上の1/3の作り出していると言われる、大アマゾン川…
ここは人類にとっても、世界中の全生物にとってもかげがえのない大自然である
また、それと同時にここは世界に残された、唯一の人類の未踏の地… 「緑の地獄」でもあった
18年前、アマゾン上空。
赤ん坊を連れた若夫婦と生物学の権威・ダーズリー教授が乗る飛行機がミサイルによって撃墜された。
そして18年後の現在、初老の老人・蘭妙頼裳率いる探検隊がこの地にやってきた。
彼は毎年この地に息子夫婦を探しにやってきていたのだ。
やがて一行は尾翼が見つかったという場所に通じる、吊り橋へとたどり着いた。
蘭妙はガイドにここで帰りなさいと言うが、ガイドは帰らない。
「ガイドがいなくてどうするんですか？ それとも私を気遣っているんですか？ …私が女だから」
ガイドが帽子を脱ぐとつややかな挑発が露わになる。ガイドは女性だったのだ！
恐る恐る吊り橋を渡っていると、マリア（ガイド）の手がチクリと痛んだ。
掌を見ると、蟻が手の平に牙を突き立てていた。
…と、言う事はこの橋の綱は食い荒らされてボロボロに…
マリアはとっさに橋にしがみつくよう叫ぶが、反応が遅れたポーター（荷物運び）が一人墜落死した。
なんとか橋を登ると、マリアの目の前に奇妙な石像があった。
この像の名は“緑の目（グリーンアイズ）”。言われてみれば目にエメラルドがはまっている。
これだけ怖い思いをしたし、いい目を見てもいいかなと太ったメンバー・瀬古田はつぶやく。
…が、後ろにいた生真面目の垣谷にさとされた。
第１話：密林に眠る異変 の巻
地球上の1/3の作り出していると言われる、大アマゾン川…
ここは人類にとっても、世界中の全生物にとってもかげがえのない大自然である
また、それと同時にここは世界に残された、唯一の人類の未踏の地… 「緑の地獄」でもあった
18年前、アマゾン上空。
赤ん坊を連れた若夫婦と生物学の権威・ダーズリー教授が乗る飛行機がミサイルによって撃墜された。
そして18年後の現在、初老の老人・蘭妙頼裳率いる探検隊がこの地にやってきた。
彼は毎年この地に息子夫婦を探しにやってきていたのだ。
やがて一行は尾翼が見つかったという場所に通じる、吊り橋へとたどり着いた。
蘭妙はガイドにここで帰りなさいと言うが、ガイドは帰らない。
「ガイドがいなくてどうするんですか？ それとも私を気遣っているんですか？ …私が女だから」
ガイドが帽子を脱ぐとつややかな挑発が露わになる。ガイドは女性だったのだ！
恐る恐る吊り橋を渡っていると、マリア（ガイド）の手がチクリと痛んだ。
掌を見ると、蟻が手の平に牙を突き立てていた。
…と、言う事はこの橋の綱は食い荒らされてボロボロに…
マリアはとっさに橋にしがみつくよう叫ぶが、反応が遅れたポーター（荷物運び）が一人墜落死した。
なんとか橋を登ると、マリアの目の前に奇妙な石像があった。
この像の名は“緑の目（グリーンアイズ）”。言われてみれば目にエメラルドがはまっている。
これだけ怖い思いをしたし、いい目を見てもいいかなと太ったメンバー・瀬古田はつぶやく。
…が、後ろにいた生真面目の垣谷にさとされた。
799 ：粗筋の目 2/3：2011/09/11(日) 22:00:46.68 ID:tAOjkypV
この緑の目、本来ならばアマゾンの守り神で敬わられていたが、今では恐怖の対象なのだそうだ。
なぜならばインディオがほとんど都市に出て、森林伐採の手伝いをしているからだ。
その証拠に、生き残ったポーターは腰を抜かして恐れおののいている。
そのガイド以上の知識に、蘭妙はマリアが只者ではないと感じた。
ふと、緑の目から何か大きな物がボタボタと落ちてくる。
瀬古田の背中にも落ちたそれは―――― 赤ん坊程もある巨大な“ヒル！”
誰か取ってくれとパニックになる瀬古田達を、緑の目の上から笑う者がいた。
「フフ… そんなもん、服を脱げばいいじゃないの」
見上げると、前髪をおろしサングラスをかけた、少々ガラの悪そうな青年が腰かけていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110911215502.jpg
「あんた一体？」
「オレか… オレの名は… そう…“Ｉ”、アイと呼んでくれ ヘヘ」
アイと名乗った妙に日本語がうまい青年は自分をガイドに雇わないかと交渉、蘭妙は承諾する。
不思議な事にアイは、蘭妙達が飛行機の跡へ行きたい事を知っていた。
昼頃になり、近くの池で水浴びするマリア、そしてそれを覗き見る蘭妙。
瀬古田に「会長も好きですね、ｷｼｼ」と笑われるが否定する。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110911215515.jpg
…それはともかく、蘭妙はマリアに亡き娘の面影を見て、せめて遺骨だけは持って帰ろうと誓った。
ふと、マリアは水辺に生えた、花びらの形が1枚だけ違う花を見つける。よく見るとあちこちに生えている。
すると水中から猿の顔が覗き―――― いや、猿じゃない！ 猿の頭に蛇の胴体をもつ怪物だ！
異変を知った垣谷は銃を構えるが、怪物はこちらに向かってくる！
しかし大丈夫だとアイは銃を取り上げる。 見ると、怪物は寸前で止まりその体は崩れてしまった。
「こいつらはほとんど生きてられない、そういう風に生み出されちまったんだ…
こいつらはきさまらの歪んだ文明が生み出した子供だよ」
アイの言葉にマリアも同意する。これは“突然変異”に違いない、と。
なぜならばインディオがほとんど都市に出て、森林伐採の手伝いをしているからだ。
その証拠に、生き残ったポーターは腰を抜かして恐れおののいている。
そのガイド以上の知識に、蘭妙はマリアが只者ではないと感じた。
ふと、緑の目から何か大きな物がボタボタと落ちてくる。
瀬古田の背中にも落ちたそれは―――― 赤ん坊程もある巨大な“ヒル！”
誰か取ってくれとパニックになる瀬古田達を、緑の目の上から笑う者がいた。
「フフ… そんなもん、服を脱げばいいじゃないの」
見上げると、前髪をおろしサングラスをかけた、少々ガラの悪そうな青年が腰かけていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110911215502.jpg
「あんた一体？」
「オレか… オレの名は… そう…“Ｉ”、アイと呼んでくれ ヘヘ」
アイと名乗った妙に日本語がうまい青年は自分をガイドに雇わないかと交渉、蘭妙は承諾する。
不思議な事にアイは、蘭妙達が飛行機の跡へ行きたい事を知っていた。
昼頃になり、近くの池で水浴びするマリア、そしてそれを覗き見る蘭妙。
瀬古田に「会長も好きですね、ｷｼｼ」と笑われるが否定する。
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…それはともかく、蘭妙はマリアに亡き娘の面影を見て、せめて遺骨だけは持って帰ろうと誓った。
ふと、マリアは水辺に生えた、花びらの形が1枚だけ違う花を見つける。よく見るとあちこちに生えている。
すると水中から猿の顔が覗き―――― いや、猿じゃない！ 猿の頭に蛇の胴体をもつ怪物だ！
異変を知った垣谷は銃を構えるが、怪物はこちらに向かってくる！
しかし大丈夫だとアイは銃を取り上げる。 見ると、怪物は寸前で止まりその体は崩れてしまった。
「こいつらはほとんど生きてられない、そういう風に生み出されちまったんだ…
こいつらはきさまらの歪んだ文明が生み出した子供だよ」
アイの言葉にマリアも同意する。これは“突然変異”に違いない、と。
800 ：粗筋の目 3/3：2011/09/11(日) 22:01:02.45 ID:tAOjkypV
すると逃げ出した瀬古田の悲鳴が聞こえてきた。
一行が後を追うと、そこには腰を抜かした瀬古田の姿。
その視線の先には―――― 植物と生物、飛行機が融合した奇妙な、そして不気味なオブジェ！
一行が呆然と見つめていると、不意に突風が吹き始めアイの前髪を吹き上げた。
「あんた達をここまで連れてきたのは… 身をもって知ってもらうためだった」
サングラスを外し説明しだしたアイ。その時マリアは気づいた。アイの瞳が“ 緑 ”である事に！
「大自然の痛みの声をな…」
持っていた櫛で髪をオールバックに整えるアイ。彼は… 伝説の“緑の目（グリーンアイズ）”!?
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110911215527.jpg ＜続く＞
一行が後を追うと、そこには腰を抜かした瀬古田の姿。
その視線の先には―――― 植物と生物、飛行機が融合した奇妙な、そして不気味なオブジェ！
一行が呆然と見つめていると、不意に突風が吹き始めアイの前髪を吹き上げた。
「あんた達をここまで連れてきたのは… 身をもって知ってもらうためだった」
サングラスを外し説明しだしたアイ。その時マリアは気づいた。アイの瞳が“ 緑 ”である事に！
「大自然の痛みの声をな…」
持っていた櫛で髪をオールバックに整えるアイ。彼は… 伝説の“緑の目（グリーンアイズ）”!?
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110911215527.jpg ＜続く＞
ロボットマンガ、復讐劇、神と悪魔の戦いと来て新作は大自然がテーマか。
お約束のお色気もちゃんと入れてるし今回もマッキーは楽しめそうだなｗ
あとじいさん、覗いたんなら覗いたとはっきりしなさいｗ 娘の事思い出してごまかすなｗｗ
お約束のお色気もちゃんと入れてるし今回もマッキーは楽しめそうだなｗ
あとじいさん、覗いたんなら覗いたとはっきりしなさいｗ 娘の事思い出してごまかすなｗｗ
今度の主人公はあまり強そうな感じはしないな。
まだどんなキャラかわからないから当然だけど。
まだどんなキャラかわからないから当然だけど。
ありがちな所で、緑の眼が輝くとジャングルの植物を自由に操れるとかかね
強そうに見えないのはチンピラっぽい言動と、顔が霊気系と言うよりタケル系だからか。
>>804
加えてサングラスかけている時は、ゴジラのX星人ぽいのが…
加えてサングラスかけている時は、ゴジラのX星人ぽいのが…
マリアさんの今後の脱ぎっぷりに期待大
この主人公って冒頭の赤ん坊だよな、目が緑だったし。 という事はこのジイさんの孫なのか。
＞蔦でマリアを緊縛する敵が……
ん？どっかで見たシチュだなぁ？
って、そりゃあすでにゴッサイで流璃子に使ってるじゃねえかよ
でも今読み返してもあれはエロい
ん？どっかで見たシチュだなぁ？
って、そりゃあすでにゴッサイで流璃子に使ってるじゃねえかよ
でも今読み返してもあれはエロい
おい、ツタが自由に操れるなら触手のようにもっと色々できるんだぞ
植物と言うか猛獣使いじゃないかな。シチュエーションからすると現代版ターザンという感じ。
>>810
おまえは何を期待してるんだw
おまえは何を期待してるんだw
813 ：粗筋の目 1/2：2011/09/13(火) 22:00:14.94 ID:0bhWHcCl
第２話：影の組織！ の巻
不気味なオブジェを見て地獄だと口を開く蘭妙達。
「それは貴様ら自身がやった事だ、特に己の利益しか考えない、お偉い文明人という奴らがな」
蘭妙はアイに何者かと聞くと、アイは櫛の歯を鳴らしながら「緑の目（グリーンアイズ）」と名乗った。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110913214305.jpg
（以下アイをGEと呼ぶ）GEの用件は一つ。ただ、自然淘汰するだけ。
「つまりこの大自然に適応する者は残り、害をなす者は滅びる… ようするに命が無くなるだけさ」
瀬古田はふざけるなと銃を向けるが、蘭妙がそれを制す。
蘭妙は自分達が娘の遺骨を持ち帰るのが目的だと説明するが、GEはただ祈れと答える。
「貴様らの処分は自然が決めてくれる、自然は全てお見通しなのさ…」
…とはいえ、蘭妙達にこんな事ができる訳がない。 …いや、関係は大有りだ！
そこでマリアは自分の正体を明かす。彼女の本名は「マリア・ダーズリー」。ダーズリー教授の娘だったのだ！
つまり、この場にいるのは科（化）学・医学の関係者で責任の一端はあるのだ。
教授は18年前、ある組織と戦っていた…。
その組織は生物同志の遺伝子を組み合わせた超生物（キメラ）を生み出そうとしていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110913214321.jpg
証拠をつかんだ教授だったが、18年前組織に証拠隠滅の為飛行機ごと撃墜されたのだ。
その際、証拠であろうと思われる遺伝子異変を起こす薬のサンプルがこの一帯にバラまかれ、この状態になったのだ。
「そ… その組織とは一体…？」
蘭妙は歯を食いしばり、組織の名を聞こうとした瞬間… 突如茂みから無数のキメラが飛びだしてきた！
蘭妙は落ちた銃を取ろうと飛びつくが、GEが銃を踏んで妨害した。
「言ったろう、じいさん… 自然は全てお見通しだと…
こいつらは怨念だけで生きている… その怨みの心が嗅ぎ分けるのさ、自分達をこんな目にあわせた犯人をな…」
瀬古田はそんな事した奴がいる訳ないと否定したその時、キメラ達は一斉に“犯人”に飛びかかった！
犯人は隠し持っていたマシンガンでキメラ達を撃ち殺してゆく！ その正体は垣谷だった！
これでわかった。この男こそが『カンパニー』の組織員だったのだ！
不気味なオブジェを見て地獄だと口を開く蘭妙達。
「それは貴様ら自身がやった事だ、特に己の利益しか考えない、お偉い文明人という奴らがな」
蘭妙はアイに何者かと聞くと、アイは櫛の歯を鳴らしながら「緑の目（グリーンアイズ）」と名乗った。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110913214305.jpg
（以下アイをGEと呼ぶ）GEの用件は一つ。ただ、自然淘汰するだけ。
「つまりこの大自然に適応する者は残り、害をなす者は滅びる… ようするに命が無くなるだけさ」
瀬古田はふざけるなと銃を向けるが、蘭妙がそれを制す。
蘭妙は自分達が娘の遺骨を持ち帰るのが目的だと説明するが、GEはただ祈れと答える。
「貴様らの処分は自然が決めてくれる、自然は全てお見通しなのさ…」
…とはいえ、蘭妙達にこんな事ができる訳がない。 …いや、関係は大有りだ！
そこでマリアは自分の正体を明かす。彼女の本名は「マリア・ダーズリー」。ダーズリー教授の娘だったのだ！
つまり、この場にいるのは科（化）学・医学の関係者で責任の一端はあるのだ。
教授は18年前、ある組織と戦っていた…。
その組織は生物同志の遺伝子を組み合わせた超生物（キメラ）を生み出そうとしていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110913214321.jpg
証拠をつかんだ教授だったが、18年前組織に証拠隠滅の為飛行機ごと撃墜されたのだ。
その際、証拠であろうと思われる遺伝子異変を起こす薬のサンプルがこの一帯にバラまかれ、この状態になったのだ。
「そ… その組織とは一体…？」
蘭妙は歯を食いしばり、組織の名を聞こうとした瞬間… 突如茂みから無数のキメラが飛びだしてきた！
蘭妙は落ちた銃を取ろうと飛びつくが、GEが銃を踏んで妨害した。
「言ったろう、じいさん… 自然は全てお見通しだと…
こいつらは怨念だけで生きている… その怨みの心が嗅ぎ分けるのさ、自分達をこんな目にあわせた犯人をな…」
瀬古田はそんな事した奴がいる訳ないと否定したその時、キメラ達は一斉に“犯人”に飛びかかった！
犯人は隠し持っていたマシンガンでキメラ達を撃ち殺してゆく！ その正体は垣谷だった！
これでわかった。この男こそが『カンパニー』の組織員だったのだ！
814 ：粗筋の目 2/2：2011/09/13(火) 22:00:36.83 ID:0bhWHcCl
…だが、垣谷は10年も蘭妙薬品に勤務しているはず。それがなせカンパニーの一員に…？
実はカンパニーはあらゆる大企業にスパイを送り込んでいたのだ。
「カンパニーとはS･C･A（ｼｬﾄﾞｰｵﾌﾞｶﾝﾊﾟﾆｰ）の通称、
影のアメリカと呼ばれ世界を裏から動かしていると言われている謎の巨大武器密売組織」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110913214333.jpg
つまり、カンパニーが狙っていたのは“生物兵器”だったのだ。
蘭妙は怒りのあまり垣谷に向かうが瀬古田に止められる。しかし、マリアはまだ解せない。
なぜカンパニーが機体の破片が発見されただけで慌てるのか？ …もしかすると、ここには余程大事なものがあるのだろうか…？
「フッ その通り、しかし必ずしも見つけ出す必要はなくなった
貴様らと一緒にこの辺り一帯を全て灰にすれば、そのアキレス腱も消滅する訳だ！』
「それでまた生態系を崩す訳か…」
いつの間にかキメラの側にいたGE。キメラは息も絶え絶えに、何かを懇願するような目でGEを見つめる。
「わかっているよ、今度はオレの手で怨みを晴らしてやる
バケモノにされたお前達、獣が前の３人を葬ったようにな… だから安心して天国に行きな」
直後、そばにあったヤシの木が大きくきしむ。
見上げると、大ムカデが以前ここに派遣されたカンパニー組織員３名のの死体を吊し上げていた！
垣谷は大ムカデを射殺しようとするが、GEに止められる。彼らの遺体の胸には、ジュラルミンケースがあった。
『ダ ダーズリーレポート!!』
「しかし… それを渡す前にしなきゃならない事がある 貴様のヘドの臭いの命を淘汰する事をな!!』
GEのジャケットから黄金に輝く月桂樹のペンダントが覗いた。
先程の垣谷の銃撃の流れ弾でジャケットが少し破れ、飛びだしてきた物だ。
『あ あのペンダントは!?』
そのペンダントを見て、蘭妙は娘のペンダントと同じ物だと気付いた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110913214345.jpg ＜続く＞
実はカンパニーはあらゆる大企業にスパイを送り込んでいたのだ。
「カンパニーとはS･C･A（ｼｬﾄﾞｰｵﾌﾞｶﾝﾊﾟﾆｰ）の通称、
影のアメリカと呼ばれ世界を裏から動かしていると言われている謎の巨大武器密売組織」
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つまり、カンパニーが狙っていたのは“生物兵器”だったのだ。
蘭妙は怒りのあまり垣谷に向かうが瀬古田に止められる。しかし、マリアはまだ解せない。
なぜカンパニーが機体の破片が発見されただけで慌てるのか？ …もしかすると、ここには余程大事なものがあるのだろうか…？
「フッ その通り、しかし必ずしも見つけ出す必要はなくなった
貴様らと一緒にこの辺り一帯を全て灰にすれば、そのアキレス腱も消滅する訳だ！』
「それでまた生態系を崩す訳か…」
いつの間にかキメラの側にいたGE。キメラは息も絶え絶えに、何かを懇願するような目でGEを見つめる。
「わかっているよ、今度はオレの手で怨みを晴らしてやる
バケモノにされたお前達、獣が前の３人を葬ったようにな… だから安心して天国に行きな」
直後、そばにあったヤシの木が大きくきしむ。
見上げると、大ムカデが以前ここに派遣されたカンパニー組織員３名のの死体を吊し上げていた！
垣谷は大ムカデを射殺しようとするが、GEに止められる。彼らの遺体の胸には、ジュラルミンケースがあった。
『ダ ダーズリーレポート!!』
「しかし… それを渡す前にしなきゃならない事がある 貴様のヘドの臭いの命を淘汰する事をな!!』
GEのジャケットから黄金に輝く月桂樹のペンダントが覗いた。
先程の垣谷の銃撃の流れ弾でジャケットが少し破れ、飛びだしてきた物だ。
『あ あのペンダントは!?』
そのペンダントを見て、蘭妙は娘のペンダントと同じ物だと気付いた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110913214345.jpg ＜続く＞
やっぱグリーンアイズはあの時の子供で確定か。
今までの話を見る限りマッキーはその辺の伏線で妙な引っかけとかしないで素直に分かりやすく描くしな
あの時の子供だとすると、なぜこんなキザというかかっこつけた性格になったんだ…
こういう環境だともっと素直ないい子になりそうなんだが。
こういう環境だともっと素直ないい子になりそうなんだが。
普通なら何も知らない野生児とかになるはずだよな。
変にキメた服装とかも、こんなジャングルでどうやって調達したんだろう。
変にキメた服装とかも、こんなジャングルでどうやって調達したんだろう。
サングラスとか服はは遺留品を使ってるかもしれないが、18年も前でよくも綺麗に残ってるもんだな…
それ以前に親はどうした、親は！
それ以前に親はどうした、親は！
アマゾンの守り神が教育してるんだろ
随分ファンキーな神さまのようだな。 グラサン、オールバック推奨。
生物の遺伝子を組み合わせた怪物を生み出そうとしてる組織だと・・・ ハッ！もしやこの作品はメタルKの続編！？
ああっ！そういえばそんな設定もあったな、すっかり忘れてた！
「メタルＫ」の薔薇十字団も遺伝子操作で人間兵器(ウエポノイド)やキメラを造ってたっけなw
ジョジョの絵や作風をグロいといって敬遠してる友達がいたが
ゴッドサイダーはその比じゃなかったな。俺もまともに読み通したことなかった。
でも、ちょっと違うかもしれんが女神転生とかは好きだし（パズス繋がり）今度読み通してみようかな。
ゴッドサイダーはその比じゃなかったな。俺もまともに読み通したことなかった。
でも、ちょっと違うかもしれんが女神転生とかは好きだし（パズス繋がり）今度読み通してみようかな。
ゲーム好きなら女神転生はナムコのゲームがおすすめだぞ。
3Dダンジョンなんかは特に悪魔警察手前の迷宮っぽいぞ、マッピング必須だがorz
3Dダンジョンなんかは特に悪魔警察手前の迷宮っぽいぞ、マッピング必須だがorz
>>882
メタルKは共に人の手による機械と生命、グリーンアイズは天然の生物と人造生物の戦いか。
メタルKは共に人の手による機械と生命、グリーンアイズは天然の生物と人造生物の戦いか。
どこへのロングパスだよｗ
829 ：粗筋の目 1/2：2011/09/15(木) 22:02:00.83 ID:m63QKJNZ
第３話：生命のレポート の巻
GEの胸からこぼれた月桂樹のペンダントを見て、まさかと思う蘭妙。
GEは垣谷に向かって歩み寄り、垣谷はマシンガンを乱射する！
だが、弾丸は全てGEをかすめ、背後の大ムカデを撃ち殺した。その上、ケースは無傷！百発百中！
するとGEは恐れをなしたのか、鼻で笑うと従った方がいいと判断、ケースを取りに戻る。
「フフッ これでオレの仕事も簡単に終わりだ… そのカバンの中身を灰にすればな…」
するとポーターの一人が自分は関係ないと逃げ出すが、垣谷は後ろ向きのまま彼を射殺してしまう。
次に垣谷は用済みになったマリアと蘭妙に銃を向けるが、その間にGEがケースを割り込ませた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110915220035.jpg
垣谷はお前は利口だと褒めると、GEはニヤリと笑う。
「ああ、それは当然だ オレはお前みたいな大バカヤロウのくそ野郎じゃないからな」
その時、ケースが開いた。 その中身は――――“ 水 ” ！？
ここは川から離れているので、飲料用水のタンクを入れてあるだけだったのだ！
怒った垣谷は至近距離で発砲、GEはケースもろとも吹き飛ばされる！
……だが、それでもGEは無傷だった！
「へっ… ミサイルを食らってもビクともしなかったカバンだ…
素材に弾丸を止める位の超硬質の特殊合成樹脂を使っていても不思議じゃない…」
怒り狂った垣谷はもう一度発砲しようとするが、その瞬間、足元から垣谷を囲むように巨大な葉が伸びだした！
その一瞬をつき、GEは植物の蔓で必殺仕事人のように垣谷の首を吊りあげる！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110915220120.jpg
先程地中から伸びたのは、オジギソウと言われる、水を加えると一斉に葉が閉じる植物の巨大版だった。
これで淘汰完了だ、とGEはとどめを刺そうとした瞬間……
『 広 樹 ！ 人殺しはいかん!!』
唐突に叫ぶ蘭妙、その声に反応するGE。――やはりGEは蘭妙の娘の子供、つまり孫であった！
GEの胸からこぼれた月桂樹のペンダントを見て、まさかと思う蘭妙。
GEは垣谷に向かって歩み寄り、垣谷はマシンガンを乱射する！
だが、弾丸は全てGEをかすめ、背後の大ムカデを撃ち殺した。その上、ケースは無傷！百発百中！
するとGEは恐れをなしたのか、鼻で笑うと従った方がいいと判断、ケースを取りに戻る。
「フフッ これでオレの仕事も簡単に終わりだ… そのカバンの中身を灰にすればな…」
するとポーターの一人が自分は関係ないと逃げ出すが、垣谷は後ろ向きのまま彼を射殺してしまう。
次に垣谷は用済みになったマリアと蘭妙に銃を向けるが、その間にGEがケースを割り込ませた。
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垣谷はお前は利口だと褒めると、GEはニヤリと笑う。
「ああ、それは当然だ オレはお前みたいな大バカヤロウのくそ野郎じゃないからな」
その時、ケースが開いた。 その中身は――――“ 水 ” ！？
ここは川から離れているので、飲料用水のタンクを入れてあるだけだったのだ！
怒った垣谷は至近距離で発砲、GEはケースもろとも吹き飛ばされる！
……だが、それでもGEは無傷だった！
「へっ… ミサイルを食らってもビクともしなかったカバンだ…
素材に弾丸を止める位の超硬質の特殊合成樹脂を使っていても不思議じゃない…」
怒り狂った垣谷はもう一度発砲しようとするが、その瞬間、足元から垣谷を囲むように巨大な葉が伸びだした！
その一瞬をつき、GEは植物の蔓で必殺仕事人のように垣谷の首を吊りあげる！
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先程地中から伸びたのは、オジギソウと言われる、水を加えると一斉に葉が閉じる植物の巨大版だった。
これで淘汰完了だ、とGEはとどめを刺そうとした瞬間……
『 広 樹 ！ 人殺しはいかん!!』
唐突に叫ぶ蘭妙、その声に反応するGE。――やはりGEは蘭妙の娘の子供、つまり孫であった！
830 ：粗筋の目 2/2：2011/09/15(木) 22:02:18.26 ID:m63QKJNZ
「やはり… あんた…日本のじいちゃん」
まさか孫が生きていたとは思わずの目から嬉し涙があふれる。
…だが、マリアは不審に思った。なぜ18年もジャングルに一人でいて、祖父の事を知っているのか？
「それは… オヤジとオフクロがいつも話してくれるからさ」
…まさか、娘夫婦も生きているのか!?
GEは垣谷を淘汰を後回しにすると垣谷を大木に縛り上げていると、突如風が吹いてきた。
GEは風の吹く方向を見上げると、両親が連れてきてもいいと言い歩き出す。
だが、GE本人は祖父と言えど文明人は信用できないらしい。 ちなみにレポートもそこにあるそうだ。
GEの案内の元、一行はその場を離れるが、垣谷は胸ポケットの無線に話しかけていた。
「こちらA4（アマゾンフォー）、A4 ダーズリー・レポートは 間近にあり…至急到着されたし」
《了解！ 約15分後に到着可能！》
その頃、アマゾンの大地を装甲車と無数の兵士がこちらに向かっていた。 ＜続く＞
まさか孫が生きていたとは思わずの目から嬉し涙があふれる。
…だが、マリアは不審に思った。なぜ18年もジャングルに一人でいて、祖父の事を知っているのか？
「それは… オヤジとオフクロがいつも話してくれるからさ」
…まさか、娘夫婦も生きているのか!?
GEは垣谷を淘汰を後回しにすると垣谷を大木に縛り上げていると、突如風が吹いてきた。
GEは風の吹く方向を見上げると、両親が連れてきてもいいと言い歩き出す。
だが、GE本人は祖父と言えど文明人は信用できないらしい。 ちなみにレポートもそこにあるそうだ。
GEの案内の元、一行はその場を離れるが、垣谷は胸ポケットの無線に話しかけていた。
「こちらA4（アマゾンフォー）、A4 ダーズリー・レポートは 間近にあり…至急到着されたし」
《了解！ 約15分後に到着可能！》
その頃、アマゾンの大地を装甲車と無数の兵士がこちらに向かっていた。 ＜続く＞
やっぱGEは孫だったか。広「樹」なのも大自然と関係ありそうなネーミングだ。
>GEは植物の蔓で必殺仕事人のように垣谷の首を吊りあげる！
なんでGEが必殺仕事人知ってんだよｗポーズがまんまじゃんｗ
>GEは植物の蔓で必殺仕事人のように垣谷の首を吊りあげる！
なんでGEが必殺仕事人知ってんだよｗポーズがまんまじゃんｗ
それは… オヤジとオフクロが時代劇好きだったからさ
蘭妙のじいさんは孫が緑の瞳に生まれた事を報されてなかったのか。
子煩悩そうだから初孫の事とか真っ先に聞いてそうなもんだが。
子煩悩そうだから初孫の事とか真っ先に聞いてそうなもんだが。
産まれた後でアマゾンの環境で後天的に瞳の色が変わったのでは
新連載巻頭カラーで赤ん坊の頃から緑の目だったから先天的のはず。
836 ：粗筋の目 1/2：2011/09/17(土) 22:05:48.25 ID:9gQKJvvm
第４話：悪魔の合成液 の巻
S･C･A軍がキメラを虐殺しながら進む中、GE達は植物が巨大に絡み合ったドーム状のGEの家に辿り着いた。
一行が中に入ると、その中には―――― 白亜の立派な屋敷が建っていた！
マリアの見立てでは、これはかつて昔の探検隊が立てた物らしい。
「オヤジ オフクロ 日本のじいちゃんを連れてきたぜ！」
GEが叫ぶと、屋内にも関わらず急に突風が吹いてきた。
GEがある部屋の扉を開けると、そこには大学の研究所の様な機器や本が立ち並ぶ部屋があった。
しかも、屋根には全裸の男女が植物が絡み合う壁画まであった。
そこでマリアはダーズリー・レポートを見つけ、なぜGEがこれの研究をしていたのか問う。
「ジャングルの自然を元に戻すためだ…変異した動物や植物をな… そしてオヤジやオフクロも」
それを聞いた蘭妙はGEに掴みかかる。娘夫婦は生きていたんじゃないのか!?
「ああ… 言ったさ、じいちゃん… 無事に“生きて”いるとな…」
――その時、天井の壁画を見ていた瀬古田が何かに驚き突如大声を出した！
「へ… 壁画が… 壁画が… 笑 っ た ――――――っ!!!!』
釣られて蘭妙もよく見てみると、壁画の人物は… 若いままの娘夫婦だった!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110917220410.jpg
変わり果てた娘に蘭妙は慟哭する。
「今から３年位前までは、オフクロもオヤジも話す事ができたんだよ、日本のじいちゃん…
その頃、オフクロはよく話してくれたんだ あんたの事をな…」
…だからGEは18年の間、たった一人でも教養を受ける事ができたのだ。
18年前、奇跡的に助かった蘭妙親子は死に物狂いでこの家に辿り着いた。
夫妻は重傷を負ったが、奇跡的に命は助かった…
のだが、ある日突然出血が止まり、傷口から木の枝のような物が生えてきたと言う。
それはあの飛行機のオブジェと同様に、傷口から遺伝子合成液が入ったため植物と融合したのだ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110917220421.jpg
蘭妙はどうしたら元に戻るんだとGEの胸倉をつかみ叫ぶ。
「その為にダーズリー・レポートを研究しているのさ… 合成された遺伝子細胞を無傷で切り離す研究をな！」
S･C･A軍がキメラを虐殺しながら進む中、GE達は植物が巨大に絡み合ったドーム状のGEの家に辿り着いた。
一行が中に入ると、その中には―――― 白亜の立派な屋敷が建っていた！
マリアの見立てでは、これはかつて昔の探検隊が立てた物らしい。
「オヤジ オフクロ 日本のじいちゃんを連れてきたぜ！」
GEが叫ぶと、屋内にも関わらず急に突風が吹いてきた。
GEがある部屋の扉を開けると、そこには大学の研究所の様な機器や本が立ち並ぶ部屋があった。
しかも、屋根には全裸の男女が植物が絡み合う壁画まであった。
そこでマリアはダーズリー・レポートを見つけ、なぜGEがこれの研究をしていたのか問う。
「ジャングルの自然を元に戻すためだ…変異した動物や植物をな… そしてオヤジやオフクロも」
それを聞いた蘭妙はGEに掴みかかる。娘夫婦は生きていたんじゃないのか!?
「ああ… 言ったさ、じいちゃん… 無事に“生きて”いるとな…」
――その時、天井の壁画を見ていた瀬古田が何かに驚き突如大声を出した！
「へ… 壁画が… 壁画が… 笑 っ た ――――――っ!!!!』
釣られて蘭妙もよく見てみると、壁画の人物は… 若いままの娘夫婦だった!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110917220410.jpg
変わり果てた娘に蘭妙は慟哭する。
「今から３年位前までは、オフクロもオヤジも話す事ができたんだよ、日本のじいちゃん…
その頃、オフクロはよく話してくれたんだ あんたの事をな…」
…だからGEは18年の間、たった一人でも教養を受ける事ができたのだ。
18年前、奇跡的に助かった蘭妙親子は死に物狂いでこの家に辿り着いた。
夫妻は重傷を負ったが、奇跡的に命は助かった…
のだが、ある日突然出血が止まり、傷口から木の枝のような物が生えてきたと言う。
それはあの飛行機のオブジェと同様に、傷口から遺伝子合成液が入ったため植物と融合したのだ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110917220421.jpg
蘭妙はどうしたら元に戻るんだとGEの胸倉をつかみ叫ぶ。
「その為にダーズリー・レポートを研究しているのさ… 合成された遺伝子細胞を無傷で切り離す研究をな！」
837 ：粗筋の目 1/2：2011/09/17(土) 22:06:03.91 ID:9gQKJvvm
――これでなぜS･C･Aがレポートを狙うか分かった！
例えどんな強力なキメラを作り出しても、この研究で細胞を切り離されては無力化されてしまう！
なお、GEの話ではもう一つ恐ろしい事がわかった。
遺伝子合成液を作るには、スーパー・カドヘリンと呼ばれる物質が使われるのだが、
この物質を作るには“人間の胎児”が原料となる。 ――つまり……
『そう！ Ｓカドヘリン＝遺伝子合成液を作り出す為に、母体もろとも胎児を殺しまくってるはず!!』
その時、天井の母親がピクピクを身を震わすと、GEに向かって風が吹いた。
「ウン…わかったよ、オフクロ… どうやらその悪魔どもが… 近くまで迫って来たようだぜ!!」
その頃、S･C･A軍は飛行機のオブジェを火炎放射器で焼き尽くしていた！
まだ生きている人間や動物の断末魔の叫びが周囲に響く――――…
『燃やせ――――!! 旅客機は全て灰にしろ――――!! 遺伝子合成液の痕跡は全て消し去るのだ――!!』
その時、救出された垣谷が奴らの居場所が判明したと報告する。
「ウム… ご苦労、A4… キツネ狩り開始だ!!』
眼帯の指揮官・ロードレオン大佐は不気味に微笑むのだった。 ＜続く＞
例えどんな強力なキメラを作り出しても、この研究で細胞を切り離されては無力化されてしまう！
なお、GEの話ではもう一つ恐ろしい事がわかった。
遺伝子合成液を作るには、スーパー・カドヘリンと呼ばれる物質が使われるのだが、
この物質を作るには“人間の胎児”が原料となる。 ――つまり……
『そう！ Ｓカドヘリン＝遺伝子合成液を作り出す為に、母体もろとも胎児を殺しまくってるはず!!』
その時、天井の母親がピクピクを身を震わすと、GEに向かって風が吹いた。
「ウン…わかったよ、オフクロ… どうやらその悪魔どもが… 近くまで迫って来たようだぜ!!」
その頃、S･C･A軍は飛行機のオブジェを火炎放射器で焼き尽くしていた！
まだ生きている人間や動物の断末魔の叫びが周囲に響く――――…
『燃やせ――――!! 旅客機は全て灰にしろ――――!! 遺伝子合成液の痕跡は全て消し去るのだ――!!』
その時、救出された垣谷が奴らの居場所が判明したと報告する。
「ウム… ご苦労、A4… キツネ狩り開始だ!!』
眼帯の指揮官・ロードレオン大佐は不気味に微笑むのだった。 ＜続く＞
両親は生きてたのか…でも文字通りの植物状態とは。じいちゃんが泣き叫ぶのも分かるな…
それにしても両親若すぎだろ、老化止まってるのか？
>傷口から遺伝子合成液が入ったため植物と融合したのだ。
チッ、植物のウスノロめ！ もっと気を効かせてママンのおっぱいやアソコ隠さずに巻き付けばよかったんだ！
それにしても両親若すぎだろ、老化止まってるのか？
>傷口から遺伝子合成液が入ったため植物と融合したのだ。
チッ、植物のウスノロめ！ もっと気を効かせてママンのおっぱいやアソコ隠さずに巻き付けばよかったんだ！
合成された植物遺伝子を無傷で切り離す方法か・・・八首竜の涙を飲めばいいんだっっけ？
おま、それ前作のゴッドサイダーだｗ
マンドラゴラは合成植物じゃねーｗ魔界植物だｗ
マンドラゴラは合成植物じゃねーｗ魔界植物だｗ
＞キツネ狩り開始だ!!
まず全裸にして狐のマスクを被せて野に離します
まず全裸にして狐のマスクを被せて野に離します
そっちはメタルKだｗｗ
ホント、この作者過去作品リスペクトしすぎだろｗ
ホント、この作者過去作品リスペクトしすぎだろｗ
鋼鉄毒花かと思ったぜw
次はマリアの皮膚が溶けて、中から不気味なロボットが出てくるんだな。
ママンこと範子、超美人じゃねえか。
しかも裸だし。
すっかりファンになっちまったぜ。
しかも裸だし。
すっかりファンになっちまったぜ。
人妻、母親、年の割に体は若い…胸が熱くなるな
旦那？野郎はどうでもいいんだよ
旦那？野郎はどうでもいいんだよ
あたらなめんなよ
広樹くんは密林で18年間どんな過酷な環境を生き残って来たのかと思っていたら、何か俺よりいい暮らししてたっぽいな。
マリアが捕まってエッチな実験にかけられるところが見たいお
850 ：粗筋の目 1/2：2011/09/19(月) 21:59:55.87 ID:UWYITZ2i
第５話：炎の聖霊!! の巻
GEはクローゼットから棘付きの鞭を取り出し、家を出た。
「わかってるよ、オヤジ…オフクロ… 人は殺さないつもりだ ただし奴らの出方次第だがな!!』
垣谷の案内の元、S･C･A軍はGEの家の前までやってきた。
「フッ 自分達の方から鳥かごに入ってくれるとはな…
ジャパニーズ・ヤキトリ一丁上がりという訳だ… ダーズリー・レポートと共にな…」
指輪を磨きながら、ロードレオンは部下に火炎放射器を構えさせた。
たった一人で迎え撃とうとするGEを呼び止め、蘭妙も垣谷から奪ったマシンガンを構え手を貸そうとする。
だが、GEは蘭妙の顔スレスレに鞭を投げ静止した。
なぜならば、蘭妙が来た事により、母が忘れていた笑顔を取り戻したから。
GEにとっては嫌いな文明人の一人ではあるが、死なれてもらっては困る…。
「オフクロとオヤジの為に…… そしてオレの為にも…」 そう言ってGEは外へ出て行った。
S･C･A軍がドームに火を放つと、燃え盛る炎からGEが現れた。
「フッ 出たか…確か貴様は… ジャングルを守る聖霊… “緑の瞳!!”
…と思ったが… 正体はただの低能な原始人だったようだな、この砲列の中にのこのこ出てくるとは…」
ロードレオンの号令の元、兵士達は一斉射撃を浴びせかける！
――だが、無数の弾丸はなぜかGEの体をすり抜け、GEの体は煙となって消えてゆく？？！！
「へへ… これが聖霊ってもんだ、おもしれえだろう…」
その言葉を皮切りに、おもしろいとなぜかその場にいた人間全員が次第に笑い始めた？！
そして外へ出て様子を見ていたマリア達までなぜか笑い出す。
慌てた蘭妙はマリアと瀬古田の口と鼻をハンカチで覆った。
「やりおったな広樹… ワシは製薬会社を経営しているからわかったが… お前は本当に緑の聖霊かもしれんな…」
GEはクローゼットから棘付きの鞭を取り出し、家を出た。
「わかってるよ、オヤジ…オフクロ… 人は殺さないつもりだ ただし奴らの出方次第だがな!!』
垣谷の案内の元、S･C･A軍はGEの家の前までやってきた。
「フッ 自分達の方から鳥かごに入ってくれるとはな…
ジャパニーズ・ヤキトリ一丁上がりという訳だ… ダーズリー・レポートと共にな…」
指輪を磨きながら、ロードレオンは部下に火炎放射器を構えさせた。
たった一人で迎え撃とうとするGEを呼び止め、蘭妙も垣谷から奪ったマシンガンを構え手を貸そうとする。
だが、GEは蘭妙の顔スレスレに鞭を投げ静止した。
なぜならば、蘭妙が来た事により、母が忘れていた笑顔を取り戻したから。
GEにとっては嫌いな文明人の一人ではあるが、死なれてもらっては困る…。
「オフクロとオヤジの為に…… そしてオレの為にも…」 そう言ってGEは外へ出て行った。
S･C･A軍がドームに火を放つと、燃え盛る炎からGEが現れた。
「フッ 出たか…確か貴様は… ジャングルを守る聖霊… “緑の瞳!!”
…と思ったが… 正体はただの低能な原始人だったようだな、この砲列の中にのこのこ出てくるとは…」
ロードレオンの号令の元、兵士達は一斉射撃を浴びせかける！
――だが、無数の弾丸はなぜかGEの体をすり抜け、GEの体は煙となって消えてゆく？？！！
「へへ… これが聖霊ってもんだ、おもしれえだろう…」
その言葉を皮切りに、おもしろいとなぜかその場にいた人間全員が次第に笑い始めた？！
そして外へ出て様子を見ていたマリア達までなぜか笑い出す。
慌てた蘭妙はマリアと瀬古田の口と鼻をハンカチで覆った。
「やりおったな広樹… ワシは製薬会社を経営しているからわかったが… お前は本当に緑の聖霊かもしれんな…」
851 ：粗筋の目 2/2：2011/09/19(月) 22:00:13.09 ID:UWYITZ2i
さて、当のGEはドームの上で口と鼻を布で覆って何かの花を弄んでいた。
実はこのドーム、巨大化したケシ（阿片）が組み合わさって出来ていたのだ！
その為、S･C･A軍はケシの煙… 幻覚剤に包まれ、ラリってしまったのだ。
やがてGEの計算通り、スコール（雨）が降り始めた。
「アマゾンよ… お前は病に侵されつつある… しかしきっとオレが治してみせるぜ！ このスコールに誓ってな!!』
スコールの中笑うS･C･A軍。だが、戦闘ヘリのコクピットで鼻をひくつかせる男がいた。
「やはり阿片か…強烈な匂いだった… いち早くこの中に避難して正解だったな
しかし嗅覚が鈍い人間のくせに、阿片くらいでこの体たらくとは… やはりただの人間は糞の役にも立たんな…
貴様らも偉大なる「S･C･A」の攻撃隊員、恥をかくくらいなら… 奴と共に死ねぇぃ!!』
――男は戦闘ヘリのバルカン砲を操作すると、味方の兵士を次々と射殺し始めた！
GEはとっさに木の陰に身を隠すと、戦闘ヘリの硬質ガラスが一瞬で切り裂かれた。
「ククク… オレをもう少し楽しませてくれよ…
このローデス・クリューガーの最初の生贄は歯ごたえがなくちゃいかん!!』
鋭い爪を持った、スーツ姿の男が姿を現した！ ＜続く＞
実はこのドーム、巨大化したケシ（阿片）が組み合わさって出来ていたのだ！
その為、S･C･A軍はケシの煙… 幻覚剤に包まれ、ラリってしまったのだ。
やがてGEの計算通り、スコール（雨）が降り始めた。
「アマゾンよ… お前は病に侵されつつある… しかしきっとオレが治してみせるぜ！ このスコールに誓ってな!!』
スコールの中笑うS･C･A軍。だが、戦闘ヘリのコクピットで鼻をひくつかせる男がいた。
「やはり阿片か…強烈な匂いだった… いち早くこの中に避難して正解だったな
しかし嗅覚が鈍い人間のくせに、阿片くらいでこの体たらくとは… やはりただの人間は糞の役にも立たんな…
貴様らも偉大なる「S･C･A」の攻撃隊員、恥をかくくらいなら… 奴と共に死ねぇぃ!!』
――男は戦闘ヘリのバルカン砲を操作すると、味方の兵士を次々と射殺し始めた！
GEはとっさに木の陰に身を隠すと、戦闘ヘリの硬質ガラスが一瞬で切り裂かれた。
「ククク… オレをもう少し楽しませてくれよ…
このローデス・クリューガーの最初の生贄は歯ごたえがなくちゃいかん!!』
鋭い爪を持った、スーツ姿の男が姿を現した！ ＜続く＞
少年誌でケシって…幻覚剤って、いいのか…？
別にバトルの道具として使う分には構わないだろ。
むしろ一緒にペヨーテとか使って洗脳して欲しい。
むしろ一緒にペヨーテとか使って洗脳して欲しい。
人間兵器（ｳｴﾎﾟﾉｲﾄﾞ)だ、人間兵器が現れたぞ！
見たところ狼と人間の遺伝子を組み合わせた奴のようだな。
見たところ狼と人間の遺伝子を組み合わせた奴のようだな。
855 ：粗筋の目 1/2：2011/09/21(水) 21:59:36.13 ID:U0gd8NKb
第６話：恐怖のP4W（ピーフォーウェポン）！ の巻
「さあ、出てこいGE…
このローデス・クリューガーが相手をするに足る奴かどうか試してやる…」
だが、GEは装甲車の陰に身を隠した。
一方、マリアはローデスの何でも切り裂く爪を見て、まさかと勘繰る。
GEは臆病者と挑発されるが、ノコノコ出ていく奴はいないと軽く流す。
「クックッ どこに隠れていようと、オレの常人の一千倍の嗅覚からは逃げられんぞ…」
GEの臭いを感じ取ったローデスは、装甲車に向かって対戦車ミサイルを発射した！
戦車は見事に吹き飛ばされ、バラバラになった手足が飛び散る。
蘭妙は思わず飛びだすが、いつの間にか背後に移動したローデスは指一本で蘭妙の背中を切り裂いた！
「チッ 6000$もしたスーツが台無しだ」
用心深い性格のローデスは、我が身にかかわるDレポートを灰にしようと、そのありかを聞き出そうとする。
「オレの次の一撃で心臓をえぐり出されないうちにな…」
だが、蘭妙は動じない。
彼は第二次世界大戦で日本帝国陸軍から生物兵器の製造を何度も依頼されたが、断り続けた。
その為何度も特高警察に捕まり拷問を受けたのだ！ それに比べれば、これしきの傷…！
一部始終を見聞きしたマリアはローデスの正体がわかってきた。
超人的な身のこなしと攻撃力、Dレポートが邪魔になる…
『間違いない… 彼は… 彼の正体は… “Ｐ４Ｗ（ピーフォーウェポン）”!!
そ そんな… すでに完成していたなんて…」
ローデスはいともあっさりと肯定する。
彼は＜犬（シェパード）と人間の絶対隔離レベル遺伝子合成兵器＞だったのだ!!
ローデスは蘭妙にトドメを刺そうと、その爪を振り上げる！
…だが、突如蘭妙はいばらの鞭で頭上に引き上げられた。
見上げると、全身を黒い布で覆った、死んだはずのGEがいた！
その種明かしは“マニラアサ”で編んだ布だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110921214016.jpg
「さあ、出てこいGE…
このローデス・クリューガーが相手をするに足る奴かどうか試してやる…」
だが、GEは装甲車の陰に身を隠した。
一方、マリアはローデスの何でも切り裂く爪を見て、まさかと勘繰る。
GEは臆病者と挑発されるが、ノコノコ出ていく奴はいないと軽く流す。
「クックッ どこに隠れていようと、オレの常人の一千倍の嗅覚からは逃げられんぞ…」
GEの臭いを感じ取ったローデスは、装甲車に向かって対戦車ミサイルを発射した！
戦車は見事に吹き飛ばされ、バラバラになった手足が飛び散る。
蘭妙は思わず飛びだすが、いつの間にか背後に移動したローデスは指一本で蘭妙の背中を切り裂いた！
「チッ 6000$もしたスーツが台無しだ」
用心深い性格のローデスは、我が身にかかわるDレポートを灰にしようと、そのありかを聞き出そうとする。
「オレの次の一撃で心臓をえぐり出されないうちにな…」
だが、蘭妙は動じない。
彼は第二次世界大戦で日本帝国陸軍から生物兵器の製造を何度も依頼されたが、断り続けた。
その為何度も特高警察に捕まり拷問を受けたのだ！ それに比べれば、これしきの傷…！
一部始終を見聞きしたマリアはローデスの正体がわかってきた。
超人的な身のこなしと攻撃力、Dレポートが邪魔になる…
『間違いない… 彼は… 彼の正体は… “Ｐ４Ｗ（ピーフォーウェポン）”!!
そ そんな… すでに完成していたなんて…」
ローデスはいともあっさりと肯定する。
彼は＜犬（シェパード）と人間の絶対隔離レベル遺伝子合成兵器＞だったのだ!!
ローデスは蘭妙にトドメを刺そうと、その爪を振り上げる！
…だが、突如蘭妙はいばらの鞭で頭上に引き上げられた。
見上げると、全身を黒い布で覆った、死んだはずのGEがいた！
その種明かしは“マニラアサ”で編んだ布だった。
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856 ：粗筋の目 2/2：2011/09/21(水) 21:59:55.38 ID:U0gd8NKb
『鎖につながれた飼い犬野郎！てめえはお偉い文明人に可愛がられる動物園にでも帰りな！』
GEの挑発に飛びかかるローデス。彼の爪がGEの顔に届く寸前、動きが止まった。
ローデスは足元に抵抗を感じ、下を見るといつの間にか彼の足首に蔓が下の木を経由して巻き付いていた！
さらにGEは手元にあった蔓を複数投げつけると、ローデスは空中で固定されてしまった！
『大自然を破壊した組織の操り人形が味わう公開処刑、名付けて… ﾏﾘｵﾈｯﾄﾊﾝｷﾞﾝｸﾞﾂﾘｰ！』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110921214004.jpg
ローデスの首が締まるのを見て、淘汰完了と背を向ける… が、ローデスの笑い声が耳に届いた。
振り向くと、全身の筋肉を隆起させ、上半身裸になったローデスの姿！
『オレの体毛は超鋼の様に堅い鎧を着ているのも同じだ！ こんなやわな蔓で締められはせん！』
その異様な光景を見たGEは、淘汰し甲斐のあるバケモノだと呟いた。
＜続く＞
GEの挑発に飛びかかるローデス。彼の爪がGEの顔に届く寸前、動きが止まった。
ローデスは足元に抵抗を感じ、下を見るといつの間にか彼の足首に蔓が下の木を経由して巻き付いていた！
さらにGEは手元にあった蔓を複数投げつけると、ローデスは空中で固定されてしまった！
『大自然を破壊した組織の操り人形が味わう公開処刑、名付けて… ﾏﾘｵﾈｯﾄﾊﾝｷﾞﾝｸﾞﾂﾘｰ！』
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ローデスの首が締まるのを見て、淘汰完了と背を向ける… が、ローデスの笑い声が耳に届いた。
振り向くと、全身の筋肉を隆起させ、上半身裸になったローデスの姿！
『オレの体毛は超鋼の様に堅い鎧を着ているのも同じだ！ こんなやわな蔓で締められはせん！』
その異様な光景を見たGEは、淘汰し甲斐のあるバケモノだと呟いた。
＜続く＞
やはりこいつは犬との合成人間だったか。
でも犬と聞くとあんま強そうなイメージが無いな…せめて狼にしときゃいいのに。
メタルKでもあまり強そうでないタコとの合成人間がいたけど、こいつは微妙だな。
でも犬と聞くとあんま強そうなイメージが無いな…せめて狼にしときゃいいのに。
メタルKでもあまり強そうでないタコとの合成人間がいたけど、こいつは微妙だな。
首も体毛があるのか？
人間だって全身に毛穴はあるんだ、不思議ではあるまい
マニラアサねえ。
広樹くんは身体能力は驚異的なものが有るけど、あくまで普通の人間で超常的な力が有るわけじゃないのかな。
眼も只の色素変化で森の精霊に選ばれた神の側の人間とかじゃなくグリーンアイズフラッシュとか出さないのか。
宇田川優ともか身体能力だけでは人間兵器の前には歯が立たなかったし、この先厳しそうだな。
広樹くんは身体能力は驚異的なものが有るけど、あくまで普通の人間で超常的な力が有るわけじゃないのかな。
眼も只の色素変化で森の精霊に選ばれた神の側の人間とかじゃなくグリーンアイズフラッシュとか出さないのか。
宇田川優ともか身体能力だけでは人間兵器の前には歯が立たなかったし、この先厳しそうだな。
と言う事は、この先間違いなくパワーアップイベントがあるな
天然物操れれば強いぞ。
蜘蛛の糸は同じ細さの鋼鉄より強い！とか蘊蓄も込められそうだし。
蜘蛛の糸は同じ細さの鋼鉄より強い！とか蘊蓄も込められそうだし。
今までの描写見る限り、動植物の知識は豊富そうだからありえるな
それでも、ジャンプ漫画の主人公としては正直地味だな…。
しかもジャングルの病を憂えて文明人を嫌ってる割には変異した動植物たちもけっこう利用してるな。
最初がロボット、次がサイボーグ、その次が神…
今までのマッキー作品と比べるとどうしても見劣りするな。
なんか打ち切り臭くなってきた…
今までのマッキー作品と比べるとどうしても見劣りするな。
なんか打ち切り臭くなってきた…
王道パターンで行くと、広樹だけ遺伝子合成液の影響を免れたのは不自然なので実は既に何らかの生物と合成していて
次回その能力を披露しそうだが。更にダーズリーの研究を一刻も早く完成させなければ広樹の命も危険というオマケ付き。
次回その能力を披露しそうだが。更にダーズリーの研究を一刻も早く完成させなければ広樹の命も危険というオマケ付き。
>>867
すると最終回は、ギルファーやゴッドサイダーみたいに広樹死亡というラストかー！？
すると最終回は、ギルファーやゴッドサイダーみたいに広樹死亡というラストかー！？
869 ：粗筋の目 1/2：2011/09/23(金) 22:07:23.66 ID:msVv2gYp
第７話：鋼の悪魔クリューガー!! の巻
先程まではほぼ人間の姿だったローデス。だが、今はほとんど獣の姿になっている…！？
これを見た蘭妙は理解した。これは“獣人現象（ゾアントロピー）”だ!!
ローデスは蔓を断ち切ると、GEが乗っている大木を一撃で両断する！
GEは蘭妙を抱え、蔓を他の気に巻き付け移動しようとするが、何者かに銃撃され落下してしまう！
落下の瞬間、GEは体を入れ替え、蘭妙を抱えて見事に着地した。
「へっ 足手まといの日本のじいちゃんだぜ…」
思わず駆け寄るマリアと瀬古田だったが、突如現れた垣谷がマシンガンを向ける！
A4（垣谷）が正気に戻った事でローデスはA4に二人をまかせ、ローデスはGEを引き裂こうとする！
だが、GEは逃げずにローデスに向き直り、ジャケットを開く。
『よ――く見やがれ、この犬野郎――――!!』
なんとGEのジャケットの内部に、Dレポートのページが貼り付けてあった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110923220529.jpg
「へっ すんなり切り裂けまい… それはてめえがこのレポートの内容に興味があるからだ、違うか…？
だからてめえは脳みそまで犬野郎だっていうんだよ――――っ!!』
攻撃の手を緩めたローデスに、棘付きの蔓を巻きつけたGEの鉄拳が飛ぶ！
鉄拳はローデスの顔面に命中、その上棘がローデスの両目に突き刺さった！
悲鳴を上げるローデスに反応しA4はマシンガンを向けるが、GEは蔓を投げA4とローデスの腕をつなぐ。
「今度は本当に淘汰してやるぜ、外道め…」
ローデスは腕を引っ張ると、蔓で結ばれたA4が飛んでくる。
目が見えないローデスはA4を敵と思い、彼の胴体を鋭い爪が貫通した！
最後の瞬間、A4は至近距離でマシンガンを乱射、ローデスは撃たれ血しぶきを上げて倒れた。
「や やった…やりおった… 広樹はたった…たった一人で… 軍隊とP4W相手に勝ちおったんじゃ!!』
先程まではほぼ人間の姿だったローデス。だが、今はほとんど獣の姿になっている…！？
これを見た蘭妙は理解した。これは“獣人現象（ゾアントロピー）”だ!!
ローデスは蔓を断ち切ると、GEが乗っている大木を一撃で両断する！
GEは蘭妙を抱え、蔓を他の気に巻き付け移動しようとするが、何者かに銃撃され落下してしまう！
落下の瞬間、GEは体を入れ替え、蘭妙を抱えて見事に着地した。
「へっ 足手まといの日本のじいちゃんだぜ…」
思わず駆け寄るマリアと瀬古田だったが、突如現れた垣谷がマシンガンを向ける！
A4（垣谷）が正気に戻った事でローデスはA4に二人をまかせ、ローデスはGEを引き裂こうとする！
だが、GEは逃げずにローデスに向き直り、ジャケットを開く。
『よ――く見やがれ、この犬野郎――――!!』
なんとGEのジャケットの内部に、Dレポートのページが貼り付けてあった！
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「へっ すんなり切り裂けまい… それはてめえがこのレポートの内容に興味があるからだ、違うか…？
だからてめえは脳みそまで犬野郎だっていうんだよ――――っ!!』
攻撃の手を緩めたローデスに、棘付きの蔓を巻きつけたGEの鉄拳が飛ぶ！
鉄拳はローデスの顔面に命中、その上棘がローデスの両目に突き刺さった！
悲鳴を上げるローデスに反応しA4はマシンガンを向けるが、GEは蔓を投げA4とローデスの腕をつなぐ。
「今度は本当に淘汰してやるぜ、外道め…」
ローデスは腕を引っ張ると、蔓で結ばれたA4が飛んでくる。
目が見えないローデスはA4を敵と思い、彼の胴体を鋭い爪が貫通した！
最後の瞬間、A4は至近距離でマシンガンを乱射、ローデスは撃たれ血しぶきを上げて倒れた。
「や やった…やりおった… 広樹はたった…たった一人で… 軍隊とP4W相手に勝ちおったんじゃ!!』
870 ：粗筋の目 2/2：2011/09/23(金) 22:07:45.36 ID:msVv2gYp
雄々しく立つ孫に喜ぶ蘭妙だが、いまだに瀬古田は信じられなかった。
蘭妙も信じられなかったが、GEは文明人と違った空間で育った人間だ。
おそらく幼い頃から両親が動けなくなってしまい、食料調達も自分でせねばならなかったのだろう。
それこそ毎日食うか食われるかの弱肉強食の世界。そのおかげであの強さを手に入れたのだろう…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110923220543.jpg
「そ… それじゃ、ひ…広樹さんは普通の人間…？」
「フッ 当たり前じゃ、広樹は…
我々文明人が忘れてしまった力を持っている、“本当の人間（ナチュラル・マン）”なのだ!!』
瀬古田達が喜ぶ一方、武装ヘリの陰に潜むロードレオン。
「くそっ、なんて奴だ…我が攻撃隊員が全滅なんて…
もっともほとんど味方のクリューガーにやられちまったんだがな…
とにかく早いとこ逃げた方が利口ってもんだ…」
瀬古田もマリアもGEの事を好きになりそうだと走り寄った瞬間、GEの背後にゆらりと人影が現れる。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110923220557.jpg
――生きていたローデスだ！
GEはすかさず蔓を投げつけるが、ローデスは先程とは違う、恐ろしいスピードで飛び回る！
かろうじてローデスの爪を回避するGEだが、背中から大流血を起こしてしまう。
撃たれても平気だった理由は、鋼の体毛が防弾チョッキの役割を果たしたからだ。
その上、目が見えなくても鼻が利くから見えるのも同然なのだ。
…その時突如GEが笑い出した。
「オレは楽しいぜ、クリューガーさんよ…
オレは今までこのジャングルで強い敵には全て勝利し、頂点に立った…
オレの楽しみはオレより強い奴と戦い、勝つ事だったんだ 久しぶりだぜ、この快感は!!
楽しくやろうぜ！誰にも邪魔されない場所へ行ってな！』
GEは蔓を木に巻き付けるとターザンの様に移動、ローデスも後を追う。
辿り着いたのは川だった。だが、ローデスはGEと川の間に割って入った。
匂いを消すために川を渡る手段があるが、ローデスはそれを読んでいたのだ！
「ククク… 川はオレの後ろだ、においを消したかったらオレを越えて行く事だな…」
「へ… こりゃあまいったぜ…」 ＜続く＞
蘭妙も信じられなかったが、GEは文明人と違った空間で育った人間だ。
おそらく幼い頃から両親が動けなくなってしまい、食料調達も自分でせねばならなかったのだろう。
それこそ毎日食うか食われるかの弱肉強食の世界。そのおかげであの強さを手に入れたのだろう…。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110923220543.jpg
「そ… それじゃ、ひ…広樹さんは普通の人間…？」
「フッ 当たり前じゃ、広樹は…
我々文明人が忘れてしまった力を持っている、“本当の人間（ナチュラル・マン）”なのだ!!』
瀬古田達が喜ぶ一方、武装ヘリの陰に潜むロードレオン。
「くそっ、なんて奴だ…我が攻撃隊員が全滅なんて…
もっともほとんど味方のクリューガーにやられちまったんだがな…
とにかく早いとこ逃げた方が利口ってもんだ…」
瀬古田もマリアもGEの事を好きになりそうだと走り寄った瞬間、GEの背後にゆらりと人影が現れる。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110923220557.jpg
――生きていたローデスだ！
GEはすかさず蔓を投げつけるが、ローデスは先程とは違う、恐ろしいスピードで飛び回る！
かろうじてローデスの爪を回避するGEだが、背中から大流血を起こしてしまう。
撃たれても平気だった理由は、鋼の体毛が防弾チョッキの役割を果たしたからだ。
その上、目が見えなくても鼻が利くから見えるのも同然なのだ。
…その時突如GEが笑い出した。
「オレは楽しいぜ、クリューガーさんよ…
オレは今までこのジャングルで強い敵には全て勝利し、頂点に立った…
オレの楽しみはオレより強い奴と戦い、勝つ事だったんだ 久しぶりだぜ、この快感は!!
楽しくやろうぜ！誰にも邪魔されない場所へ行ってな！』
GEは蔓を木に巻き付けるとターザンの様に移動、ローデスも後を追う。
辿り着いたのは川だった。だが、ローデスはGEと川の間に割って入った。
匂いを消すために川を渡る手段があるが、ローデスはそれを読んでいたのだ！
「ククク… 川はオレの後ろだ、においを消したかったらオレを越えて行く事だな…」
「へ… こりゃあまいったぜ…」 ＜続く＞
ローデスに抱きついてまとめて川に落とすけど、自分だけ蓮の葉っぱを川の上まで出して
呼吸してローデスを溺れさせるとか？
呼吸してローデスを溺れさせるとか？
ダーズリーレポートは組織にとって確保したい物なのか処分したい物なのか良くわからんな。
>>871
一応、子供が乗っても沈まない蓮の葉とかはあるけど、大人が乗っても沈まない蓮の葉ってあるんだろうか？
一応、子供が乗っても沈まない蓮の葉とかはあるけど、大人が乗っても沈まない蓮の葉ってあるんだろうか？
>>871
そんなことしたら、レポートがぐちゃぐちゃになるよｗ
そんなことしたら、レポートがぐちゃぐちゃになるよｗ
>>874
手書きのコピーぐらい作ってるだろう
手書きのコピーぐらい作ってるだろう
たぶんロードレオン大佐がマリアを攫って逃げるな
878 ：粗筋の目 1/2：2011/09/25(日) 21:59:22.56 ID:/p+ibpt/
第８話：激流の死闘!! の巻
川を背にし勝ち誇るローデス。だが、GEは逃げるつもりではなかった。
ふと、水面で何かが跳ねる。見ると、無数のピラニアがいるではないか！
「なるほど、牛も一瞬で食べつくす猛魚ピラニアか…
この中にオレを落とそうとしたのなら無駄な努力に終わったな
…なぜならオレはすでに気づいちまったから、間違っても川に落ちるなどマヌケな真似はしない…」
「へっ 確かに見破られたみたいだ… それじゃ… オレ自身の手でてめえを葬るしかないようだな！』
鞭をポケットから引き抜き身構えるGE！
ローデスは腕を交差し、GEの胸の肉もろともDレポートをそぎ取ろうと襲い掛かる！
――GEは鞭を盾にし、爪から身を守った！
ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=12927.jpg
「へっ これは旅客機の内部のパイプなど組み合わせて作った金属製の鞭だ
貴様の自慢の爪でも鉄は切り裂けまい」
だが、ローデスの武器は手の爪だけではない。足の爪も凶器になるのだ！
至近距離からの足の爪をよけきれず、GEの胸を切り裂き、大流血がほとばしる！
ダメージを受け、GEは近くの木までよろけながら後退する。
その時またしてもスコールが降り始めた。
「アマゾンのターザンの死に、空までが涙を流している訳かな…」
「へっ わからんぜ… あんがい…てめぇの死を悼む涙だったりしてな、犬コロ野郎…」
一方、蘭妙達も降りしきるスコールから避難していた。
「今がチャンスだ、マリアさん… 瀬古田よ…
この本物のD・レポートを持ってここから脱出するのじゃ！
あれほどの怪物だ、広樹が勝てるとは限らん！ さあ、早く！ 奴が戻ってこない内に!!』
なんとGEが持っていたレポートは囮！いつの間にか本物を蘭妙が持っていた！
瀬古田は会長はどうするのかと問うが、蘭妙は逃げるつもりはなかった。
何しろ、18年間も待ち望んでいた家族がここにいるから。
蘭妙は早く行けと急かすが、スコールの中を銃を抜いた何者かが近寄ってきた。
川を背にし勝ち誇るローデス。だが、GEは逃げるつもりではなかった。
ふと、水面で何かが跳ねる。見ると、無数のピラニアがいるではないか！
「なるほど、牛も一瞬で食べつくす猛魚ピラニアか…
この中にオレを落とそうとしたのなら無駄な努力に終わったな
…なぜならオレはすでに気づいちまったから、間違っても川に落ちるなどマヌケな真似はしない…」
「へっ 確かに見破られたみたいだ… それじゃ… オレ自身の手でてめえを葬るしかないようだな！』
鞭をポケットから引き抜き身構えるGE！
ローデスは腕を交差し、GEの胸の肉もろともDレポートをそぎ取ろうと襲い掛かる！
――GEは鞭を盾にし、爪から身を守った！
ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=12927.jpg
「へっ これは旅客機の内部のパイプなど組み合わせて作った金属製の鞭だ
貴様の自慢の爪でも鉄は切り裂けまい」
だが、ローデスの武器は手の爪だけではない。足の爪も凶器になるのだ！
至近距離からの足の爪をよけきれず、GEの胸を切り裂き、大流血がほとばしる！
ダメージを受け、GEは近くの木までよろけながら後退する。
その時またしてもスコールが降り始めた。
「アマゾンのターザンの死に、空までが涙を流している訳かな…」
「へっ わからんぜ… あんがい…てめぇの死を悼む涙だったりしてな、犬コロ野郎…」
一方、蘭妙達も降りしきるスコールから避難していた。
「今がチャンスだ、マリアさん… 瀬古田よ…
この本物のD・レポートを持ってここから脱出するのじゃ！
あれほどの怪物だ、広樹が勝てるとは限らん！ さあ、早く！ 奴が戻ってこない内に!!』
なんとGEが持っていたレポートは囮！いつの間にか本物を蘭妙が持っていた！
瀬古田は会長はどうするのかと問うが、蘭妙は逃げるつもりはなかった。
何しろ、18年間も待ち望んでいた家族がここにいるから。
蘭妙は早く行けと急かすが、スコールの中を銃を抜いた何者かが近寄ってきた。
879 ：粗筋の目 2/2：2011/09/25(日) 21:59:35.33 ID:/p+ibpt/
「嫌なら私が持って行ってやりますよ、S.C.Aの本部へね…」
唯一生き残っていたロードレオンだ！
ロードレオンは蘭妙達を始末しようとすると、突如轟音と共に鉄砲水が彼らに襲い掛かる！
その隙に蘭妙達は逃げ出すが、ロードレオンは発砲、蘭妙は苦痛にうめき声をあげた！
そしてローデスは水たまりの中を走って来る。
「へっ この雨はやっぱりてめえの為の涙だったよ、下半身が冷えねえか、飼い犬野郎…」
アマゾン川はスコールの為増水し、いつの間にかローデスの腰の深さまで上がっていた！
『アマゾン川ってのはなァ！ スコールによって川の位置や幅が大きく変わったりするんだよ！
そんなアマゾンの常識も知らず、ノコノコやってくるからてめえは頭が犬コロだって言うんだ！』
ローデスは血の匂いを嗅ぎつけたピラニアの群れに川底へと引きずり込まれた！
…だが、GEはまだ気を抜かず、手にまた何かを巻くと鉄の鞭を握りしめた。
ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=12929.jpg
様子をうかがっていると両断されたピラニアが浮かび上がり、再びローデスが襲い掛かってくる！
鋭い爪をかろうじて避けると、GEは鞭を投げつける… が、外して川へと投げこんでしまった！
『フハハハ！ 外したな！低級人間め、オレの一撃は外さんぞ!!』
再びローデスの爪が襲い掛かろうとした瞬間、GEは不敵に微笑んだ。
「へっ 外しちゃいない どんぴしゃりだ…」 ――GEの鞭はある“魚”を捕えていた。
ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=12930.jpg
次にGEは鞭の尖った先端を、ローデスの体の銃創にプラグの様に差し込んだ！
『アマゾン名物 馬をも殺す電気ウナギの一千ボルト!! その体の内部で味わうがいい――――っ!!』
高圧電流を流され黒コゲになるローデス！今度こそ無敵のP4Wを倒したのだ！
電気ウナギは鞭から抜けると、我関せずと泳ぎ去って行った。
「へっ ありがとよ 全生物の頂点だって野郎を倒したんだから、やっぱお前が最強だよ…
へっへへへ これで…… 淘汰完了…… だ……」
――心身ともに疲れ果てたGEはその場に倒れこみ気を失ってしまった…。 ＜続く＞
唯一生き残っていたロードレオンだ！
ロードレオンは蘭妙達を始末しようとすると、突如轟音と共に鉄砲水が彼らに襲い掛かる！
その隙に蘭妙達は逃げ出すが、ロードレオンは発砲、蘭妙は苦痛にうめき声をあげた！
そしてローデスは水たまりの中を走って来る。
「へっ この雨はやっぱりてめえの為の涙だったよ、下半身が冷えねえか、飼い犬野郎…」
アマゾン川はスコールの為増水し、いつの間にかローデスの腰の深さまで上がっていた！
『アマゾン川ってのはなァ！ スコールによって川の位置や幅が大きく変わったりするんだよ！
そんなアマゾンの常識も知らず、ノコノコやってくるからてめえは頭が犬コロだって言うんだ！』
ローデスは血の匂いを嗅ぎつけたピラニアの群れに川底へと引きずり込まれた！
…だが、GEはまだ気を抜かず、手にまた何かを巻くと鉄の鞭を握りしめた。
ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=12929.jpg
様子をうかがっていると両断されたピラニアが浮かび上がり、再びローデスが襲い掛かってくる！
鋭い爪をかろうじて避けると、GEは鞭を投げつける… が、外して川へと投げこんでしまった！
『フハハハ！ 外したな！低級人間め、オレの一撃は外さんぞ!!』
再びローデスの爪が襲い掛かろうとした瞬間、GEは不敵に微笑んだ。
「へっ 外しちゃいない どんぴしゃりだ…」 ――GEの鞭はある“魚”を捕えていた。
ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=12930.jpg
次にGEは鞭の尖った先端を、ローデスの体の銃創にプラグの様に差し込んだ！
『アマゾン名物 馬をも殺す電気ウナギの一千ボルト!! その体の内部で味わうがいい――――っ!!』
高圧電流を流され黒コゲになるローデス！今度こそ無敵のP4Wを倒したのだ！
電気ウナギは鞭から抜けると、我関せずと泳ぎ去って行った。
「へっ ありがとよ 全生物の頂点だって野郎を倒したんだから、やっぱお前が最強だよ…
へっへへへ これで…… 淘汰完了…… だ……」
――心身ともに疲れ果てたGEはその場に倒れこみ気を失ってしまった…。 ＜続く＞
ピラニア作戦じゃなくて電気ウナギ作戦だったか！盲点だったよ
デンキウナギじゃショックにはなっても黒焦げにはならないだろ
電圧じゃなくて電流が問題
電圧じゃなくて電流が問題
ヘリの防弾ガラスをバターのように切り裂いてたのに、金属とはいえあの程度の太さのロープも切れないのか…
P４Wって普通に銃とか持たせた方が強いんじゃないか。
P４Wって普通に銃とか持たせた方が強いんじゃないか。
高速移動しながら銃を使えば良いんだよ。
硬さが違うんじゃないか？
金属の硬さと植物のしなやかさを併せ持つとか。
しかし犬の爪ってそんなに鋭いかね？
金属の硬さと植物のしなやかさを併せ持つとか。
しかし犬の爪ってそんなに鋭いかね？
885 ：粗筋の目 1/3：2011/09/27(火) 22:09:20.85 ID:AObK727n
第９話：母国に待つ運命!! の巻
冒頭、ロードレオンの凶弾が蘭妙の右足をかすめる！
ロードレオンは鉄砲水から脱出すると、うずくまる蘭妙の後頭部に狙いを定める。
更にD・レポートを渡せと蘭妙をいたぶり始めた。
…解せない。灰にしてしまおうとしたD・レポートをなぜそこまで欲しがるようになったのか？
「フフ… 私もクリューガーがあれほど興味を持っているのを見て、
その利用価値を見直したって訳です… 本部には灰にしたと報告すれば済む事でね…」
出せと詰め寄るロードレオン、死んでも渡さんと抵抗する蘭妙。
……だったが、突如マリアが蘭妙の胸からレポートを抜き取り渡してしまった？！
『マ マリアさん、何を!?』
『さあ、欲しいなら持ってって！ もうこれ以上人が死ぬのを見るのはいや――――!!』
ロードレオンは素直にレポートを渡してくれた褒美として、マリアの頭に鉛玉をプレゼントしようとする。
無慈悲なロードレオンは発砲 ――したが、GEの鞭がレポートもろとも左手を粉砕した！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110927220458.jpg
「しつこいぜ、外道ォォ…」
怒りに燃えるGE参上！ …という事は、GEはP4Wに勝ったのだ！
ロードレオンはGEに拳銃を向けるが、GEは鞭で彼の腕をからめ捕ると、そのまま川に放り投げた。
……後は、ピラニアに食われながら流され、滝壺へと落下するロードレオンの断末魔がこだました。
「へ… 最後の一匹、淘汰完了…」
―GEの家―
半分になってしまったレポートを囲む4人。
だが心配ご無用。長い間GEは研究を続けてきたおかげで、残り半分は彼の頭がしっかり記憶していた。
だが、蘭妙はここでは設備が足りないと見て、GEを日本の本社に移してはどうかと話を持ちかけた。
GEはどうするかしばし悩んでいると、頭上の両親が風で語りかけてきた。
「わかったよ、オヤジ… オフクロの、そしてオレの故郷である日本ってとこに行ってくるよ…
そして必ず帰ってくる…異種細胞分離法（ダーズリー・レポート）の研究を完成させて…！」
――ふと、マリアは気になった。このままで両親は大丈夫なのだろうか？
冒頭、ロードレオンの凶弾が蘭妙の右足をかすめる！
ロードレオンは鉄砲水から脱出すると、うずくまる蘭妙の後頭部に狙いを定める。
更にD・レポートを渡せと蘭妙をいたぶり始めた。
…解せない。灰にしてしまおうとしたD・レポートをなぜそこまで欲しがるようになったのか？
「フフ… 私もクリューガーがあれほど興味を持っているのを見て、
その利用価値を見直したって訳です… 本部には灰にしたと報告すれば済む事でね…」
出せと詰め寄るロードレオン、死んでも渡さんと抵抗する蘭妙。
……だったが、突如マリアが蘭妙の胸からレポートを抜き取り渡してしまった？！
『マ マリアさん、何を!?』
『さあ、欲しいなら持ってって！ もうこれ以上人が死ぬのを見るのはいや――――!!』
ロードレオンは素直にレポートを渡してくれた褒美として、マリアの頭に鉛玉をプレゼントしようとする。
無慈悲なロードレオンは発砲 ――したが、GEの鞭がレポートもろとも左手を粉砕した！
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「しつこいぜ、外道ォォ…」
怒りに燃えるGE参上！ …という事は、GEはP4Wに勝ったのだ！
ロードレオンはGEに拳銃を向けるが、GEは鞭で彼の腕をからめ捕ると、そのまま川に放り投げた。
……後は、ピラニアに食われながら流され、滝壺へと落下するロードレオンの断末魔がこだました。
「へ… 最後の一匹、淘汰完了…」
―GEの家―
半分になってしまったレポートを囲む4人。
だが心配ご無用。長い間GEは研究を続けてきたおかげで、残り半分は彼の頭がしっかり記憶していた。
だが、蘭妙はここでは設備が足りないと見て、GEを日本の本社に移してはどうかと話を持ちかけた。
GEはどうするかしばし悩んでいると、頭上の両親が風で語りかけてきた。
「わかったよ、オヤジ… オフクロの、そしてオレの故郷である日本ってとこに行ってくるよ…
そして必ず帰ってくる…異種細胞分離法（ダーズリー・レポート）の研究を完成させて…！」
――ふと、マリアは気になった。このままで両親は大丈夫なのだろうか？
886 ：粗筋の目 2/3：2011/09/27(火) 22:09:33.02 ID:AObK727n
「オヤジとオフクロはこの10年間、何も食べていない…
同化した植物が根からアマゾンの大地の栄養分を吸収しているのさ…
オヤジとオフクロは、アマゾンがある限り生き続ける
オヤジとオフクロはアマゾンそのものなのだ!!
そのオヤジとオフクロを元に戻し、アマゾンと…そして大自然を、俺はきっと守り抜いてみせる!!』
―ジャンボジェットで帰国中の一行―
蘭妙は眼下に広がるアマゾンを見て、悪夢の様な日々だったと呟く。
「しかし… 範子と広一君、そして広樹が生きていた事は夢じゃない…
必ず研究を完成させて戻って来るぞ、法子…広一君… そしてきっとお前達を元に戻してみせる！」
『いた――――い!!』
――そう決意した矢先、後ろの席のマリアが叫んだ？！
痛みの原因は、隣に座っていたGEがマリアの手を思い切り握っていたからだった。
「ひ…広樹さん… 握るんだったら、もっと優しく…」
「オ… オレは… その… こ… 怖いんだ、この飛行機って奴が…
だ 大体こんな巨大な鉄の塊がな なぜ空に浮くんだ…!? オ…オレには信じられない!!
こんな自然の法則に逆らった物に乗るなんて、それだけでオレには耐えられないんだ!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110927220513.jpg
なんとアマゾンの超人・GEは初めて乗る飛行機に怯え取り乱していたのだ！
「いいわよ、いつまでも握っててあげる…」
そんなGEにマリアはクスリと微笑むのだった。
同化した植物が根からアマゾンの大地の栄養分を吸収しているのさ…
オヤジとオフクロは、アマゾンがある限り生き続ける
オヤジとオフクロはアマゾンそのものなのだ!!
そのオヤジとオフクロを元に戻し、アマゾンと…そして大自然を、俺はきっと守り抜いてみせる!!』
―ジャンボジェットで帰国中の一行―
蘭妙は眼下に広がるアマゾンを見て、悪夢の様な日々だったと呟く。
「しかし… 範子と広一君、そして広樹が生きていた事は夢じゃない…
必ず研究を完成させて戻って来るぞ、法子…広一君… そしてきっとお前達を元に戻してみせる！」
『いた――――い!!』
――そう決意した矢先、後ろの席のマリアが叫んだ？！
痛みの原因は、隣に座っていたGEがマリアの手を思い切り握っていたからだった。
「ひ…広樹さん… 握るんだったら、もっと優しく…」
「オ… オレは… その… こ… 怖いんだ、この飛行機って奴が…
だ 大体こんな巨大な鉄の塊がな なぜ空に浮くんだ…!? オ…オレには信じられない!!
こんな自然の法則に逆らった物に乗るなんて、それだけでオレには耐えられないんだ!!』
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なんとアマゾンの超人・GEは初めて乗る飛行機に怯え取り乱していたのだ！
「いいわよ、いつまでも握っててあげる…」
そんなGEにマリアはクスリと微笑むのだった。
887 ：粗筋の目 3/3：2011/09/27(火) 22:09:46.87 ID:AObK727n
―新東京国際空港―
降りる乗客にお疲れ様でしたと挨拶するスチュワーデス。
するとふらりと具合の悪そうな青年（GE）が現れ手を貸した。
「へっ ちょ ちょっと気分が悪かったもんでね…」
微笑むGEを見て、美形かつエキゾチックな緑の瞳にときめくスチュワーデス。
「お… お気をつけて…」
「あ… これ、オミヤゲ…」
マリアの肩を借りて立ち去るGEが渡したのは… ゲロ袋でした。 ﾄﾎﾎ
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110927220526.jpg
それからしばらくして、回復したGEは余りの人の多さにボーっと辺りを見回す。
…すると、その中の一人が婦人から財布をスる瞬間を目撃した！
GEは人ごみを避けるように鞭を投げると、スリの足を引っ掛けごみ箱へと突っ込ませる！
そして財布をキャッチすると、先程の婦人へと返した。
「落し物だよ、おばちゃん…」
空港から出てきた一行を待ち構えていたのは黒塗りのベンツだった。
「奴らですよ、どうします？」
「そりゃあもちろん… パクるのさ… 蘭妙会長御一行様だな… 殺人容疑で全員逮捕する!!」
なんと帰国早々指名手配されていた蘭妙一行！ 一体どうなるのか!?
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110927220538.jpg ＜続く＞
降りる乗客にお疲れ様でしたと挨拶するスチュワーデス。
するとふらりと具合の悪そうな青年（GE）が現れ手を貸した。
「へっ ちょ ちょっと気分が悪かったもんでね…」
微笑むGEを見て、美形かつエキゾチックな緑の瞳にときめくスチュワーデス。
「お… お気をつけて…」
「あ… これ、オミヤゲ…」
マリアの肩を借りて立ち去るGEが渡したのは… ゲロ袋でした。 ﾄﾎﾎ
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それからしばらくして、回復したGEは余りの人の多さにボーっと辺りを見回す。
…すると、その中の一人が婦人から財布をスる瞬間を目撃した！
GEは人ごみを避けるように鞭を投げると、スリの足を引っ掛けごみ箱へと突っ込ませる！
そして財布をキャッチすると、先程の婦人へと返した。
「落し物だよ、おばちゃん…」
空港から出てきた一行を待ち構えていたのは黒塗りのベンツだった。
「奴らですよ、どうします？」
「そりゃあもちろん… パクるのさ… 蘭妙会長御一行様だな… 殺人容疑で全員逮捕する!!」
なんと帰国早々指名手配されていた蘭妙一行！ 一体どうなるのか!?
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110927220538.jpg ＜続く＞
何だ、今までのシリアスがウソの様なこのギャグ回はｗｗｗ
スチュワーデスにゲロ袋渡すなよｗｗｗ
さて、つかの間のギャグ回も今回きりかな。ラストでいきなり警察が逮捕状持ってきてるし。
安直だがSCAの手が警察内部にも回ってる、って展開かな？
スチュワーデスにゲロ袋渡すなよｗｗｗ
さて、つかの間のギャグ回も今回きりかな。ラストでいきなり警察が逮捕状持ってきてるし。
安直だがSCAの手が警察内部にも回ってる、って展開かな？
この話見ると、やはり広樹も人間なんだと改めて思い知らされるな
コンドルとかあんなでかいのに飛んでるんだから飛行機が飛んでてもそれほど自然の法則に逆らってないだろ
広樹くんは赤ん坊の頃に墜落事故に会ってるからトラウマになっていて飛行機が恐れてるんだ。
その無意識の恐怖心を知ったSCAにつけ込まれて、今後も最大の弱点として何度もピンチに…
…無いか、普通に今回だけの一発ネタだな。
その無意識の恐怖心を知ったSCAにつけ込まれて、今後も最大の弱点として何度もピンチに…
…無いか、普通に今回だけの一発ネタだな。
あの刑事、モデルは大門かな
893 ：マロン名無しさん：2011/09/29(木) 19:17:27.00 ID:KJFH2cAb
大門って？
西部警察の団長だな。
さて、広樹くんの戦術はアマゾンの地の利を活かしたものばかりだったが今後はどう戦っていくんだ。
鞭は相変わらず使える様だが密林から出たらほぼ常人だろう。コンクリートジャングルとか比喩でどうにかなるもんじゃないぞ。
さて、広樹くんの戦術はアマゾンの地の利を活かしたものばかりだったが今後はどう戦っていくんだ。
鞭は相変わらず使える様だが密林から出たらほぼ常人だろう。コンクリートジャングルとか比喩でどうにかなるもんじゃないぞ。
895 ：マロン名無しさん：2011/09/29(木) 20:44:02.10 ID:nbVqP1jN
だな、嫌でも都会で戦闘って事はありえるだろうし。
まばらに生えた街路樹数本じゃ、有利に戦えないぞ？
まばらに生えた街路樹数本じゃ、有利に戦えないぞ？
森や山で戦えば少しはマシだろうけど、わざわざそこまで行く必要性が無いもんな
897 ：粗筋の目 1/3：2011/09/29(木) 22:00:09.58 ID:nbVqP1jN
第10話：待ち受ける殺人鬼!! の巻
突如現れた角刈り・サングラスのヤクザ風の刑事に面喰う蘭妙一向。さらにパトカーも数台やってきた。
GEは腰にかけた鞭を取ろうと手をわずかに動かすが、それよりも早く銃を突き付けられた！
「おっとそこまでだ、緑の目ん玉野郎 ドタマがこっぱみじんになるぜ
どうだ、ぐーの根も出まい、チンピラ」
するとGEはにっこり微笑んで啓示を飛び越えた！
『こ こなくそ――――っ！ 各種武道あわせて10段のオレから逃げられると思ってんのか――――!!』
刑事は後ろ回し蹴りを放つが、GEもその足の上に乗っていた！
『やめるんじゃ広樹――っ！ ことを荒立てるなーっ！』
GEは刑事の足から降りると、じいちゃんがそう言うのなら、と抵抗するのをやめた。
そして一行は先頭のベンツに蘭妙と瀬古田が、後ろのパトカーにGEとマリアを乗せ移動中。
刑事はパトカーに同乗しGEに話しかけた。
「なかなかやるじゃねえかチンピラ、おめえの技は空手じゃねえな マーシャルアーツって奴か？
…ん？何か話せよチンピラ こっちも気を使ってやってんだぜ こうやってカップルで乗せてやってんだからな…」
マリアはなぜ会長と瀬古田がベンツなのかと聞くと、殺人犯と言えど財閥の大物だからだそうだ。
恐ろしい軍隊相手に正当防衛だと主張するが、当然信じてもらえない。
それどころか、世界征服を企む合成人間を「それってショッカーだろ」とまでからかう始末。
ついに怒り心頭に達したマリアは刑事に名前を教えろと叫ぶ。絶対告訴してやる！
…だが、刑事は突如しどろもどろとなり、前に座っていた警官も笑い出す。
「どうしたの 訴えられるのが怖いの、小心者!!」
刑事はしばし口ごもったが、ついに名乗った。
『生鬼（うぶき）!! 生鬼刑事だ!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110929214901.jpg
『それだけじゃ訴えられないわ！ 下の名前は何て言うの!?』
「・・・・・・・・・・・ ﾎﾞｿﾎﾞｿ って言うんだよ…」
『え!? 何て言ったの!? 男ならはっきり言いなさいよ!!』
突如現れた角刈り・サングラスのヤクザ風の刑事に面喰う蘭妙一向。さらにパトカーも数台やってきた。
GEは腰にかけた鞭を取ろうと手をわずかに動かすが、それよりも早く銃を突き付けられた！
「おっとそこまでだ、緑の目ん玉野郎 ドタマがこっぱみじんになるぜ
どうだ、ぐーの根も出まい、チンピラ」
するとGEはにっこり微笑んで啓示を飛び越えた！
『こ こなくそ――――っ！ 各種武道あわせて10段のオレから逃げられると思ってんのか――――!!』
刑事は後ろ回し蹴りを放つが、GEもその足の上に乗っていた！
『やめるんじゃ広樹――っ！ ことを荒立てるなーっ！』
GEは刑事の足から降りると、じいちゃんがそう言うのなら、と抵抗するのをやめた。
そして一行は先頭のベンツに蘭妙と瀬古田が、後ろのパトカーにGEとマリアを乗せ移動中。
刑事はパトカーに同乗しGEに話しかけた。
「なかなかやるじゃねえかチンピラ、おめえの技は空手じゃねえな マーシャルアーツって奴か？
…ん？何か話せよチンピラ こっちも気を使ってやってんだぜ こうやってカップルで乗せてやってんだからな…」
マリアはなぜ会長と瀬古田がベンツなのかと聞くと、殺人犯と言えど財閥の大物だからだそうだ。
恐ろしい軍隊相手に正当防衛だと主張するが、当然信じてもらえない。
それどころか、世界征服を企む合成人間を「それってショッカーだろ」とまでからかう始末。
ついに怒り心頭に達したマリアは刑事に名前を教えろと叫ぶ。絶対告訴してやる！
…だが、刑事は突如しどろもどろとなり、前に座っていた警官も笑い出す。
「どうしたの 訴えられるのが怖いの、小心者!!」
刑事はしばし口ごもったが、ついに名乗った。
『生鬼（うぶき）!! 生鬼刑事だ!!』
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『それだけじゃ訴えられないわ！ 下の名前は何て言うの!?』
「・・・・・・・・・・・ ﾎﾞｿﾎﾞｿ って言うんだよ…」
『え!? 何て言ったの!? 男ならはっきり言いなさいよ!!』
898 ：粗筋の目 2/3：2011/09/29(木) 22:00:28.59 ID:nbVqP1jN
『生鬼 あ さ こ って言うんだよ――――っ!!』
「あ… あさ子さん… あ… あなたが…？」
「あ… あの… 字はね、麻虎って書くの…」
そのやり取りに警官も吹き出しつられてマリアも爆笑、真っ赤になるあさ… 生鬼刑事。
だが、GEは何がおかしいのかわからずマリアに聞く。
「あのね… 女性のね…」
説明を聞いたGEはおもむろに生鬼に向き直ると・・・・・・・・ 爆笑しやがった！orz
『ドワーッハッハッハッ!! アサコだって！ アーッハッハッ！ハッ！』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110929214914.jpg
『笑うなら皆と一緒に笑えアマゾン野郎！ 2度も嫌な気分がするじゃねえか！
すると警官はこちらを向き、複雑な気持ちだと暴露する。
彼には1週間前生まれた娘がいて、その子の名前も朝子と言う名前らしい。
「岡崎 この野郎、笑った罰だ」
生鬼は岡崎から奥さんと娘の写真をひったくるとマリアに見せる。
すると横からその写真を見たGEは初めて優しそうな表情でその写真を見つめていた。
ふと、運転していた刑事が生鬼の隙をついて突如別の道を進みだした。
それを見た蘭妙はどうしたのかと様子を伺うと、警官が銃を向けた！？
「いいえ… あれが正しい方向です… 地 獄 へのね」
『止めろ北田――！ 方向が違う！貴様、新入りのくせに先輩の命令が聞けんのか！』
必死で運転する部下の刑事・北田を止めようとする生鬼。
「確かに私は刑事になって一か月ですが… その何年も前から、SCAの組織員でね！」
なんと日本警察の内部にもSCAの魔の手は伸びていたのだ！
『な 何をたわごとこいとんじゃ！岡崎ブレーキ踏んだれ――――っ！』
岡崎はブレーキを踏もうとするが、突如北田の全身から針の様な物ものが無数に飛び出し岡崎を串刺しにした！
続いて北田はシート越しに針を発射するが、3人は飛び降り間一髪事なきを得た！
爆発炎上するパトカーを見て茫然とする生鬼。北田がなぜ？
「それはお互いSCAにとって邪魔な存在なのさ」
「あ… あさ子さん… あ… あなたが…？」
「あ… あの… 字はね、麻虎って書くの…」
そのやり取りに警官も吹き出しつられてマリアも爆笑、真っ赤になるあさ… 生鬼刑事。
だが、GEは何がおかしいのかわからずマリアに聞く。
「あのね… 女性のね…」
説明を聞いたGEはおもむろに生鬼に向き直ると・・・・・・・・ 爆笑しやがった！orz
『ドワーッハッハッハッ!! アサコだって！ アーッハッハッ！ハッ！』
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『笑うなら皆と一緒に笑えアマゾン野郎！ 2度も嫌な気分がするじゃねえか！
すると警官はこちらを向き、複雑な気持ちだと暴露する。
彼には1週間前生まれた娘がいて、その子の名前も朝子と言う名前らしい。
「岡崎 この野郎、笑った罰だ」
生鬼は岡崎から奥さんと娘の写真をひったくるとマリアに見せる。
すると横からその写真を見たGEは初めて優しそうな表情でその写真を見つめていた。
ふと、運転していた刑事が生鬼の隙をついて突如別の道を進みだした。
それを見た蘭妙はどうしたのかと様子を伺うと、警官が銃を向けた！？
「いいえ… あれが正しい方向です… 地 獄 へのね」
『止めろ北田――！ 方向が違う！貴様、新入りのくせに先輩の命令が聞けんのか！』
必死で運転する部下の刑事・北田を止めようとする生鬼。
「確かに私は刑事になって一か月ですが… その何年も前から、SCAの組織員でね！」
なんと日本警察の内部にもSCAの魔の手は伸びていたのだ！
『な 何をたわごとこいとんじゃ！岡崎ブレーキ踏んだれ――――っ！』
岡崎はブレーキを踏もうとするが、突如北田の全身から針の様な物ものが無数に飛び出し岡崎を串刺しにした！
続いて北田はシート越しに針を発射するが、3人は飛び降り間一髪事なきを得た！
爆発炎上するパトカーを見て茫然とする生鬼。北田がなぜ？
「それはお互いSCAにとって邪魔な存在なのさ」
899 ：粗筋の目 3/3：2011/09/29(木) 22:00:44.16 ID:nbVqP1jN
思い出してみると、部長の命令で北田を無理に連れて行く事になったのだ。
…まさか、政界汚職が警察まで伸びていて操作している生鬼が邪魔になったからか…？
「そう… その裏で糸を引いているのが奴ららしいぜ」
GEが生鬼の後ろを指さすと、炎に包まれながらもほぼ無傷の北田が現れた！
あれこそ、マリアが言っていた「SCAが生み出した怪物」！
「グリーンアイズ…に生鬼… 貴様らは我々の秘密に近づきすぎた 特に生鬼… 貴様は御前様にな…」
…“御前”とはSCAのトップだろうか。
「よって… 貴様らはこの北田英心 またの名を… 人間とハリネズミのP4Wが処刑する!!』
言うが早いか、北田の背中から無数の針が伸びだした！
生鬼は44マグナムを発砲するが、恐ろしく硬い針が弾丸をはね返してしまう。
「ま まさか炸裂弾をはね返すなんて！」
「さ… 炸裂弾なんて刑事が使っていいの!?」
「そんな事はどうでもいい！ オレは一撃必殺が好きだから使ってんだ！」
ふと、北田は足元に落ちていた岡崎の妻と娘の写真を見つけた。
「ケッ 何が娘だ…ブタみたいにボロボロ産みやがる…
大体てめえらみたいな低級人間はオレ達高級なP4Wの前では、ダニの様に潰されるしかないんだ!!』
写真をグシャグシャと踏みにじる北田、怒りの涙を流し殺すと歯を食いしばる生鬼。
だが、今にも向かっていきそうな生鬼をGEが止めた。
「オレにも奴の命、半分とっといてくれ その命、この手で淘汰してやるぜ!!』
「ケッ ここはアマゾンじゃないんだぜグリーンアイズ… オレはマヌケなクリューガーのようにはいかないぜ」
一方、蘭妙は「地走」と表札が掲げられた、大きなお屋敷に招かれていた。
「よく来てくれたのォ、蘭妙よ…」
「こ… これは一体どういう事です？
敗戦国日本を戦後裏からここまで立ち直らせてきた 立役者の一人であるあなたが…」
「フシュフシュ… じゃから日本はもういいじゃろう、次はワシが世界の表舞台に出る番なのじゃ!!」
蘭妙の前に沈砂するのは、棘付きの奇妙なマスクをかぶった老人だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110929214927.jpg ＜続く＞
…まさか、政界汚職が警察まで伸びていて操作している生鬼が邪魔になったからか…？
「そう… その裏で糸を引いているのが奴ららしいぜ」
GEが生鬼の後ろを指さすと、炎に包まれながらもほぼ無傷の北田が現れた！
あれこそ、マリアが言っていた「SCAが生み出した怪物」！
「グリーンアイズ…に生鬼… 貴様らは我々の秘密に近づきすぎた 特に生鬼… 貴様は御前様にな…」
…“御前”とはSCAのトップだろうか。
「よって… 貴様らはこの北田英心 またの名を… 人間とハリネズミのP4Wが処刑する!!』
言うが早いか、北田の背中から無数の針が伸びだした！
生鬼は44マグナムを発砲するが、恐ろしく硬い針が弾丸をはね返してしまう。
「ま まさか炸裂弾をはね返すなんて！」
「さ… 炸裂弾なんて刑事が使っていいの!?」
「そんな事はどうでもいい！ オレは一撃必殺が好きだから使ってんだ！」
ふと、北田は足元に落ちていた岡崎の妻と娘の写真を見つけた。
「ケッ 何が娘だ…ブタみたいにボロボロ産みやがる…
大体てめえらみたいな低級人間はオレ達高級なP4Wの前では、ダニの様に潰されるしかないんだ!!』
写真をグシャグシャと踏みにじる北田、怒りの涙を流し殺すと歯を食いしばる生鬼。
だが、今にも向かっていきそうな生鬼をGEが止めた。
「オレにも奴の命、半分とっといてくれ その命、この手で淘汰してやるぜ!!』
「ケッ ここはアマゾンじゃないんだぜグリーンアイズ… オレはマヌケなクリューガーのようにはいかないぜ」
一方、蘭妙は「地走」と表札が掲げられた、大きなお屋敷に招かれていた。
「よく来てくれたのォ、蘭妙よ…」
「こ… これは一体どういう事です？
敗戦国日本を戦後裏からここまで立ち直らせてきた 立役者の一人であるあなたが…」
「フシュフシュ… じゃから日本はもういいじゃろう、次はワシが世界の表舞台に出る番なのじゃ!!」
蘭妙の前に沈砂するのは、棘付きの奇妙なマスクをかぶった老人だった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20110929214927.jpg ＜続く＞
まさかのギャグ回2連発とはｗｗｗｗｗ
あさ・・・じゃない、生鬼さん、せっかくかっこよくキメたのに台無しですｗｗｗ
何気にマッキー作品で（涙目で）爆笑する主人公って初めて見たかもｗ
そしてやはりこういう作品でのお約束なのか、SCAは警察内部にまで潜んでいたな。
で、ラストに出てきたのは多分首領？だろうが、何あのマスク。プロレスラーか？
あさ・・・じゃない、生鬼さん、せっかくかっこよくキメたのに台無しですｗｗｗ
何気にマッキー作品で（涙目で）爆笑する主人公って初めて見たかもｗ
そしてやはりこういう作品でのお約束なのか、SCAは警察内部にまで潜んでいたな。
で、ラストに出てきたのは多分首領？だろうが、何あのマスク。プロレスラーか？
ウニ人間ってメタルKにも出てなかったっけ？
向こうはフグだね
娘が生まれたことを報告して幸せそう→すぐ死亡
って、展開早すぎるだろ…。
映画とかでよくあるパターンではあるけどさ。
って、展開早すぎるだろ…。
映画とかでよくあるパターンではあるけどさ。
ハリネズミじゃなくてヤマアラシだったらよかったのに。
実際にそれぞれを調べてみると、ハリネズミの針はそんなに固くないし、
むしろヤマアラシの方が針も硬いし攻撃的だぜ？
実際にそれぞれを調べてみると、ハリネズミの針はそんなに固くないし、
むしろヤマアラシの方が針も硬いし攻撃的だぜ？
905 ：粗筋の目 1/3：2011/10/01(土) 21:58:38.92 ID:B3DDVqEK
第11話：烈火のチームワーク!! の巻
ハリネズミ型P4W・北田と対峙するGE達。
「ケッ これからの世界は我々高級なP4Wが支配する
貴様ら低級人間は我々からゴキブリやネズミ同様駆除され、全滅する存在でしかないのだ
こいつのようにな」
言うなり北田は針を１本伸ばすと、パトカー内の岡崎の焼死体を引きずり出した。
そして針をもう一本死体に着き刺し、死体をバラバラに引き裂いてしまった！
「こいつを取ってくれ、アサコ… 取ってくれと言っているんだ」
なんとGEは怒りのパワーで手錠を引きちぎり、鞭を数本投げつけた！
だが、怒りで頭に血が上っているからか、鞭は北田に当たらず次々とかすめてゆく。
「ケケッ ジャングルの英雄もここではお手上げのようだな… まさに自ら上がったカッパだな」
「フッ ジャングルもここも同じ地球上には変わりはない オレは依然として水の中にいるのさ…」
北田は針をGEに向けるが、突如何かに動きをさえぎられてしまう。
――見渡すと、鞭が周りの木に巻き付き、蜘蛛の巣の様に北田の動きを封じていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111001212942.jpg
今なら奴は針を閉じられない！GEの合図の元、生鬼はマグナムを北田の頭部に命中させた！
…だが、まだ奴は顔半分を吹き飛ばされながらも生きている！
再度発砲するが、今度は右手を吹き飛ばしただけだった。
…P4Wは動物と人間、2つの生命によって作られているので生命力も2倍なのだ！
北田は足の針を下に向けると、その場で回転、地中に潜ってしまう。
――しばらく警戒するが北田は姿を現さない。
「いっそこの森全体を焼いちまった方がいいんじゃねえか、せいせいするぜ」
「き 貴様ァ！ そんな事この強風の中でやったら大火事になるぞ！
それにこの森が成長するまで一体何年かかると思ってんだ！ てめえの年の何百倍もかかるんだぞ!!」
生鬼の物騒な発言に怒鳴るGE！
ハリネズミ型P4W・北田と対峙するGE達。
「ケッ これからの世界は我々高級なP4Wが支配する
貴様ら低級人間は我々からゴキブリやネズミ同様駆除され、全滅する存在でしかないのだ
こいつのようにな」
言うなり北田は針を１本伸ばすと、パトカー内の岡崎の焼死体を引きずり出した。
そして針をもう一本死体に着き刺し、死体をバラバラに引き裂いてしまった！
「こいつを取ってくれ、アサコ… 取ってくれと言っているんだ」
なんとGEは怒りのパワーで手錠を引きちぎり、鞭を数本投げつけた！
だが、怒りで頭に血が上っているからか、鞭は北田に当たらず次々とかすめてゆく。
「ケケッ ジャングルの英雄もここではお手上げのようだな… まさに自ら上がったカッパだな」
「フッ ジャングルもここも同じ地球上には変わりはない オレは依然として水の中にいるのさ…」
北田は針をGEに向けるが、突如何かに動きをさえぎられてしまう。
――見渡すと、鞭が周りの木に巻き付き、蜘蛛の巣の様に北田の動きを封じていた！
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今なら奴は針を閉じられない！GEの合図の元、生鬼はマグナムを北田の頭部に命中させた！
…だが、まだ奴は顔半分を吹き飛ばされながらも生きている！
再度発砲するが、今度は右手を吹き飛ばしただけだった。
…P4Wは動物と人間、2つの生命によって作られているので生命力も2倍なのだ！
北田は足の針を下に向けると、その場で回転、地中に潜ってしまう。
――しばらく警戒するが北田は姿を現さない。
「いっそこの森全体を焼いちまった方がいいんじゃねえか、せいせいするぜ」
「き 貴様ァ！ そんな事この強風の中でやったら大火事になるぞ！
それにこの森が成長するまで一体何年かかると思ってんだ！ てめえの年の何百倍もかかるんだぞ!!」
生鬼の物騒な発言に怒鳴るGE！
906 ：粗筋の目 2/3：2011/10/01(土) 21:58:52.81 ID:B3DDVqEK
その頃、地走邸では御前と蘭妙が話し合っていた。
元はと言えば、蘭妙と御前は戦災孤児の面倒を見たり、餓死者の埋葬をしたりと善意の行動をしていた。
だが、それがなぜ・・・・・そんな立派な人物が、なぜSCAなどに!?
確かに御前…地走は日本を立て直した。だが、立て直した日本は金銭万能の亡者の世界だった。
そして地走は気づいた。本当に日本を立て直すには、人間を変えなければならない！
それも新しい人類を生み出さねばならない、と！
『その壮大な計画に共感し、強力してくれたのが世界で唯一、SCAだけだったのだ!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111001212955.jpg
――齢96歳にもなる地走は蘭妙に協力を持ちかけるが、当然引き受ける蘭妙ではない。
「クク…そうじゃな…」
地走は指を鳴らすと、畳ごと床が開き、瀬古田もろとも奈落の底へと落ちて行った！
2人が目を覚ますと、周囲には無数のサソリが群がっていた！
「安心して下さい、蘭妙会長 彼らは何もしませんよ…
ただし、アマゾンで起こった事を… それにDレポートの事を全て洗いざらい話してくれると言う条件付きでね」
無数のサソリに紛れてあぐらをかく青年は冷ややかにそう言った。
一方、気配を感じたGEは警戒する。 ――来る！
すると背後の地面が盛り上がり、地中から巨大な針の塊が出現、マリアの服を引き裂いた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111001213008.jpg
鼻血を出す生鬼に北田は冥土の大サービスだと笑い、生鬼は北田に向けて発砲する！
だが、鋼鉄の針で球状になった北田に銃弾は通用しない！
針の塊は3人目がけて落下すると、木々をなぎ倒しながら進んでゆく。
…ふと、GEは一瞬、北田がこちらを確認したのを見た。
「お おいアサコ よく聞け！ 奴は方向転換する時、方向確認する為だと思うが、
一瞬だけ顔を見せる… そこにありったけのマグナム弾を撃ち込め！ これが唯一のチャンスだ」
元はと言えば、蘭妙と御前は戦災孤児の面倒を見たり、餓死者の埋葬をしたりと善意の行動をしていた。
だが、それがなぜ・・・・・そんな立派な人物が、なぜSCAなどに!?
確かに御前…地走は日本を立て直した。だが、立て直した日本は金銭万能の亡者の世界だった。
そして地走は気づいた。本当に日本を立て直すには、人間を変えなければならない！
それも新しい人類を生み出さねばならない、と！
『その壮大な計画に共感し、強力してくれたのが世界で唯一、SCAだけだったのだ!!』
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――齢96歳にもなる地走は蘭妙に協力を持ちかけるが、当然引き受ける蘭妙ではない。
「クク…そうじゃな…」
地走は指を鳴らすと、畳ごと床が開き、瀬古田もろとも奈落の底へと落ちて行った！
2人が目を覚ますと、周囲には無数のサソリが群がっていた！
「安心して下さい、蘭妙会長 彼らは何もしませんよ…
ただし、アマゾンで起こった事を… それにDレポートの事を全て洗いざらい話してくれると言う条件付きでね」
無数のサソリに紛れてあぐらをかく青年は冷ややかにそう言った。
一方、気配を感じたGEは警戒する。 ――来る！
すると背後の地面が盛り上がり、地中から巨大な針の塊が出現、マリアの服を引き裂いた！
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鼻血を出す生鬼に北田は冥土の大サービスだと笑い、生鬼は北田に向けて発砲する！
だが、鋼鉄の針で球状になった北田に銃弾は通用しない！
針の塊は3人目がけて落下すると、木々をなぎ倒しながら進んでゆく。
…ふと、GEは一瞬、北田がこちらを確認したのを見た。
「お おいアサコ よく聞け！ 奴は方向転換する時、方向確認する為だと思うが、
一瞬だけ顔を見せる… そこにありったけのマグナム弾を撃ち込め！ これが唯一のチャンスだ」
907 ：粗筋の目 3/3：2011/10/01(土) 21:59:05.62 ID:B3DDVqEK
北田の体当たりを回避すると、GEは鞭を木々に巻き付ける。
『すまん、日本の木々達よ！奴を倒す為にオレに力を貸してくれ!!』
北田は張り巡らせた鞭にぶつかり、そのまま倒れた木の下敷きになる。
「野郎、なめたまねを…」
一瞬北田の顔が見え、そこ目がけて発砲する生鬼 …だったが、突風でわずかに弾道がそれた！
これで打つ手は無くなったかと思ったが… 弾丸は針や鉄の鞭に跳弾、北田の顔面を破壊した！
『それも計算の内だ！ 言ったろう… ここもアマゾンと同じ地球上には変わりない…
吹いている風もオレがアマゾンで読んでいた風と変わりないのだ…」 ＜続く＞
『すまん、日本の木々達よ！奴を倒す為にオレに力を貸してくれ!!』
北田は張り巡らせた鞭にぶつかり、そのまま倒れた木の下敷きになる。
「野郎、なめたまねを…」
一瞬北田の顔が見え、そこ目がけて発砲する生鬼 …だったが、突風でわずかに弾道がそれた！
これで打つ手は無くなったかと思ったが… 弾丸は針や鉄の鞭に跳弾、北田の顔面を破壊した！
『それも計算の内だ！ 言ったろう… ここもアマゾンと同じ地球上には変わりない…
吹いている風もオレがアマゾンで読んでいた風と変わりないのだ…」 ＜続く＞
908 ：マロン名無しさん：2011/10/01(土) 23:35:55.32 ID:q+hMxT6F
ゴッドサイダースレ＝瑠璃子スレだった
2つの生命だから生命力2倍ってどういうことだよ。
それなら100匹分ぐらいをまとめれば無敵じゃないか。
それなら100匹分ぐらいをまとめれば無敵じゃないか。
予想外のおっぱいきた！あさこさん、意外とウブなのねｗ
>2つの生命によって作られているので生命力も2倍
なんというゆで理論
>2つの生命によって作られているので生命力も2倍
なんというゆで理論
脳みそも心臓も他の臓器もすべて2倍とかなら分かるんだが。血管も2系統。
…それってなんてシャムの双子？
…それってなんてシャムの双子？
ところで実際に刑事がマグナム持ってていいのか？
ドーベルマン刑事とか中川なんかはよく強力なマグナム持ってるけど
ドーベルマン刑事とか中川なんかはよく強力なマグナム持ってるけど
913 ：粗筋の目 1/3：2011/10/03(月) 21:59:21.75 ID:f9sm+Ole
第12話：うごめく合成細胞!! の巻
苦戦の末、ハリネズミのP4W・北田を倒したGEと生鬼。…直後、雨が降り始めてきた。
「フッ… こりゃあ、岡崎の涙雨かもしれねえな…」
「そうね… きっと岡崎さんも喜んでいるわ…」
涙を流す生鬼、ほぼ全裸のマリアを見て再び鼻血を出す。
――するとGEがジャケットをマリアに投げ渡した。
「さかりのついた奴の前で、その姿は目の毒だよ マリア」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111003214810.jpg
マリアはGEに礼を言うが、よく見るとGEもまた泣いていた。
GEの悲しみの涙は… 北田によってへし折られた木々の気持ちがわかったからだった。
「折角何十年もかけて育った木を、いくら奴を倒す為だと言っても…オレが折ってしまったんだ…
木は「仕方ない」と言ってくれているが… そのすさまじい痛みはオレに直接伝わってくる…」
木と話せる事に生鬼はそんなバカなと信じられないが、実際、サボテンと会話できる研究はあるのだ。
恐らく、GEも人間が本来持っている弱い電気で会話できるのだろう。
「や… 奴は一体何者なんだ…？」
『本当の人間（ナチュラル・マン）よ！ 人間が昔持っていた能力…木々と会話し、
風を読み、自然の大地と共に生きる事 その全てを現在も持ち続けている本当の人間…
それがグリーンアイズなのよ』
GEは殺された岡崎の妻と子の写真を握りしめると、SCAに対し激しい憎しみを露わにした。
『ゆ 許せん… オレは絶対に許さん!! SCAよ!! 必ず貴様らを血祭りにあげてくれる!!』
――その時突如マリアが悲鳴を上げた！
マリアの視線の先には… 北田の死体から這い出る、不気味な人型の肉塊!!
生鬼は肉塊に発砲、その肉塊はバラバラになるが… 肉片になってもまだ生きて…いや、分裂する！
『な 何て事なの！ P4Wの細胞は異種の遺伝子を人工的に強化合成して作られている為、
とうとう遺伝子同士が勝手に結合を繰り返して 全く別の生物に変態し始めたんだわ!!』
撃つと分裂、しかも倒せない… どうするべきか迷っていると、GEは鞭で生鬼のポケットを切り裂いた。
苦戦の末、ハリネズミのP4W・北田を倒したGEと生鬼。…直後、雨が降り始めてきた。
「フッ… こりゃあ、岡崎の涙雨かもしれねえな…」
「そうね… きっと岡崎さんも喜んでいるわ…」
涙を流す生鬼、ほぼ全裸のマリアを見て再び鼻血を出す。
――するとGEがジャケットをマリアに投げ渡した。
「さかりのついた奴の前で、その姿は目の毒だよ マリア」
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マリアはGEに礼を言うが、よく見るとGEもまた泣いていた。
GEの悲しみの涙は… 北田によってへし折られた木々の気持ちがわかったからだった。
「折角何十年もかけて育った木を、いくら奴を倒す為だと言っても…オレが折ってしまったんだ…
木は「仕方ない」と言ってくれているが… そのすさまじい痛みはオレに直接伝わってくる…」
木と話せる事に生鬼はそんなバカなと信じられないが、実際、サボテンと会話できる研究はあるのだ。
恐らく、GEも人間が本来持っている弱い電気で会話できるのだろう。
「や… 奴は一体何者なんだ…？」
『本当の人間（ナチュラル・マン）よ！ 人間が昔持っていた能力…木々と会話し、
風を読み、自然の大地と共に生きる事 その全てを現在も持ち続けている本当の人間…
それがグリーンアイズなのよ』
GEは殺された岡崎の妻と子の写真を握りしめると、SCAに対し激しい憎しみを露わにした。
『ゆ 許せん… オレは絶対に許さん!! SCAよ!! 必ず貴様らを血祭りにあげてくれる!!』
――その時突如マリアが悲鳴を上げた！
マリアの視線の先には… 北田の死体から這い出る、不気味な人型の肉塊!!
生鬼は肉塊に発砲、その肉塊はバラバラになるが… 肉片になってもまだ生きて…いや、分裂する！
『な 何て事なの！ P4Wの細胞は異種の遺伝子を人工的に強化合成して作られている為、
とうとう遺伝子同士が勝手に結合を繰り返して 全く別の生物に変態し始めたんだわ!!』
撃つと分裂、しかも倒せない… どうするべきか迷っていると、GEは鞭で生鬼のポケットを切り裂いた。
914 ：粗筋の目 2/3：2011/10/03(月) 21:59:41.20 ID:f9sm+Ole
『弾丸を借りるぜアサコ！』
鞭は弾丸を切り裂き、中の火薬が怪物の身体へと降り注ぐ。 なら、全て灰にすればいい…。
GEは生鬼のライターを奪うと、火を灯し怪物へと投げた。
炎に包まれる怪物。 こいつらが燃え尽きた頃には雨が火を消してくれるだろう。
『行くぜ生鬼!! 案内してくれ、御前って奴の所へ!!』
『お おう！ そうよ、オレはアサコじゃなくて生鬼だ！ どこへでも案内してやるぜ!!
へへへへ、鬼退治か… おもしろくなってきたぜ！』
なぜその事をGEが知っているのか？ それは風が教えてくれたからだ。
「…しかし… なんでオレが奴にアサコじゃなくて、名字の生鬼って呼ばれただけで
こんなに喜ばなきゃいけないんだ…？ …ま、いっか…」
自分でノっといて不満な生鬼は雨の中をズンズン突き進んだ。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111003214822.jpg
―地走邸―
寝ていた地走は突如うめき声をあげたかと思うと、雄たけびを上げて飛び起きた！
その声を聞いたSPは何事かと御前の部屋に入ってしまう。
『お おい！待て、入るな！ お前は新入りだから知らないんだ!!』
上司らしきSPが止めるが時すでに遅く、部屋から断末魔が聞こえ―――― SPの頭が輪切りにされてしまった！
『ほ 発作だ！ 発作が始まった!!』
SPはスイッチを入れると、御前の部屋を中心に鉄格子が降りてくる。
『は 早く遺伝子合成生物を持ってこい!!』
何と御前は恐るべき怪力で鉄格子を曲げ、取り押さえようとしたSPを庭へと吹き飛ばす！
「お、おお！ 持ってきたか、遺伝子合成生・・・・・・ﾌﾞｯ!!』
飛ばされたSPは庭にあった箱へとぶつかり、振り向くと同時に箱の中の双頭の熊に引き裂かれた!!
御前は熊の檻へと近寄ると、襲い掛かる双頭の熊の片方の頭を拳の一撃で粉砕してしまった！
そしてあふれ出る熊の生き血を飲み始めると、次第に目の周りのしわが無くなり落ち着きを取り戻す。
鞭は弾丸を切り裂き、中の火薬が怪物の身体へと降り注ぐ。 なら、全て灰にすればいい…。
GEは生鬼のライターを奪うと、火を灯し怪物へと投げた。
炎に包まれる怪物。 こいつらが燃え尽きた頃には雨が火を消してくれるだろう。
『行くぜ生鬼!! 案内してくれ、御前って奴の所へ!!』
『お おう！ そうよ、オレはアサコじゃなくて生鬼だ！ どこへでも案内してやるぜ!!
へへへへ、鬼退治か… おもしろくなってきたぜ！』
なぜその事をGEが知っているのか？ それは風が教えてくれたからだ。
「…しかし… なんでオレが奴にアサコじゃなくて、名字の生鬼って呼ばれただけで
こんなに喜ばなきゃいけないんだ…？ …ま、いっか…」
自分でノっといて不満な生鬼は雨の中をズンズン突き進んだ。
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―地走邸―
寝ていた地走は突如うめき声をあげたかと思うと、雄たけびを上げて飛び起きた！
その声を聞いたSPは何事かと御前の部屋に入ってしまう。
『お おい！待て、入るな！ お前は新入りだから知らないんだ!!』
上司らしきSPが止めるが時すでに遅く、部屋から断末魔が聞こえ―――― SPの頭が輪切りにされてしまった！
『ほ 発作だ！ 発作が始まった!!』
SPはスイッチを入れると、御前の部屋を中心に鉄格子が降りてくる。
『は 早く遺伝子合成生物を持ってこい!!』
何と御前は恐るべき怪力で鉄格子を曲げ、取り押さえようとしたSPを庭へと吹き飛ばす！
「お、おお！ 持ってきたか、遺伝子合成生・・・・・・ﾌﾞｯ!!』
飛ばされたSPは庭にあった箱へとぶつかり、振り向くと同時に箱の中の双頭の熊に引き裂かれた!!
御前は熊の檻へと近寄ると、襲い掛かる双頭の熊の片方の頭を拳の一撃で粉砕してしまった！
そしてあふれ出る熊の生き血を飲み始めると、次第に目の周りのしわが無くなり落ち着きを取り戻す。
915 ：粗筋の目 3/3：2011/10/03(月) 21:59:57.69 ID:f9sm+Ole
「いつ見てもお見事でございます、御前…」
「ふぅ… 四荷島か、どうじゃ 蘭妙はDレポートのありかを吐いたか…？」
地走はサソリの間にいた男・四荷島に問うと、もう少しだと答えた。
「妹の刺絵（しえ）が神経毒を少しずつ注入しております
じきに神経のたがが緩み、全てを吐くでしょう その後には死が待っておりますが…」
地走は四荷島を急かす。四荷島と違い地走は生物の細胞を注入した為、一時的に若返り強力になった。
しかし副作用が出たため、Dレポートを用い、自らの体に害を為す細胞だけを切り離したいのだ！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111003214836.jpg
その頃、地下では――――
「さあ、お注射の時間だよ 蘭妙会長… Dレポートはどこかしら、さあ…お話ィ…」
刺絵に神経毒を少しずつ注射され苦しむ蘭妙が幽閉されていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111003214848.jpg ＜続く＞
「ふぅ… 四荷島か、どうじゃ 蘭妙はDレポートのありかを吐いたか…？」
地走はサソリの間にいた男・四荷島に問うと、もう少しだと答えた。
「妹の刺絵（しえ）が神経毒を少しずつ注入しております
じきに神経のたがが緩み、全てを吐くでしょう その後には死が待っておりますが…」
地走は四荷島を急かす。四荷島と違い地走は生物の細胞を注入した為、一時的に若返り強力になった。
しかし副作用が出たため、Dレポートを用い、自らの体に害を為す細胞だけを切り離したいのだ！
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その頃、地下では――――
「さあ、お注射の時間だよ 蘭妙会長… Dレポートはどこかしら、さあ…お話ィ…」
刺絵に神経毒を少しずつ注射され苦しむ蘭妙が幽閉されていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111003214848.jpg ＜続く＞
なんだ、首領の正体はあしゅら男爵モドキだったのか
サソリの毒で自白作用はないだろ
蘭妙じいちゃん腹筋割れすぎ。
刺絵ってノーパン？
ブラはしてるのに下は着けてないのって滅茶苦茶エロくない？w
ブラはしてるのに下は着けてないのって滅茶苦茶エロくない？w
922 ：粗筋の目 1/3：2011/10/05(水) 22:06:41.08 ID:gp/87CGV
第13話：死の回廊地獄 の巻
―警視庁・刑事部長室―
北田を連れて行けと命じた部長は、SCAから日本支部幹部勅命の電話を受け喜んでいた。
ふと、窓からノック音が聞こえ、開けてみるとぶら下がったGEが部長の顔を掴み外へと引きずり出した！
離せと暴れる部長、だが離せば地上へ真っ逆さま！
「望み通り離してやろうか、部長さん」
『ま 待て そりゃ困る！オレには女房も子供もいるんだ!!』
「そりゃあ殺された岡崎さんにもいたよ… かわいい奥さんと子供がね…」
そう言った途端、GEは無慈悲にも部長を離してしまった！
地上に激突する瞬間、さながらバンジーのように地面すれすれで止まる部長。GEが鞭を足に巻き付け止めたのだ。
失禁する部長に生鬼が近寄る。
「どうだい、部長さん 自分のションベンの味は…？」
生鬼は部長に地下の証拠品保管室を開けてもらう事にした。（普通の刑事では開けられない為）
部長は素直にうなずき、しずくを飛び散らした。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111005214838.jpg
証拠品保管室に入ると、生鬼はM60重機関銃を選ぶ。
「アマゾン、お前はこいつを持って行きな」 そう言って生鬼はGEに手榴弾をいくつか投げ渡す。
「アマゾン…？ そうか、こいつがクリューガーを倒したっていう原始人か…」
部長が舌打ちすると、生鬼はM60の銃底で部長の顔面をぶん殴り、GEを弁護した。
そして生鬼は部長を時限爆弾に繋ぐと、証拠品保管室を後にした。
―地走邸―
四荷島から古谷刑事部長の連絡が途絶えた事を聞く地走。
すると歓迎の用意をしろと命じ、SCA直属の精鋭2名の影が現れた。
「なあ… 蘭妙よ、お前も孫が死にゆくのを見ながらゆっくりとDレポートのありかを思い出すがいいわ」
地走が暗がりを見ると、今度は椅子にしばられ今だ刺絵の神経毒を注入される蘭妙の姿があった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111005214854.jpg
―警視庁・刑事部長室―
北田を連れて行けと命じた部長は、SCAから日本支部幹部勅命の電話を受け喜んでいた。
ふと、窓からノック音が聞こえ、開けてみるとぶら下がったGEが部長の顔を掴み外へと引きずり出した！
離せと暴れる部長、だが離せば地上へ真っ逆さま！
「望み通り離してやろうか、部長さん」
『ま 待て そりゃ困る！オレには女房も子供もいるんだ!!』
「そりゃあ殺された岡崎さんにもいたよ… かわいい奥さんと子供がね…」
そう言った途端、GEは無慈悲にも部長を離してしまった！
地上に激突する瞬間、さながらバンジーのように地面すれすれで止まる部長。GEが鞭を足に巻き付け止めたのだ。
失禁する部長に生鬼が近寄る。
「どうだい、部長さん 自分のションベンの味は…？」
生鬼は部長に地下の証拠品保管室を開けてもらう事にした。（普通の刑事では開けられない為）
部長は素直にうなずき、しずくを飛び散らした。
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証拠品保管室に入ると、生鬼はM60重機関銃を選ぶ。
「アマゾン、お前はこいつを持って行きな」 そう言って生鬼はGEに手榴弾をいくつか投げ渡す。
「アマゾン…？ そうか、こいつがクリューガーを倒したっていう原始人か…」
部長が舌打ちすると、生鬼はM60の銃底で部長の顔面をぶん殴り、GEを弁護した。
そして生鬼は部長を時限爆弾に繋ぐと、証拠品保管室を後にした。
―地走邸―
四荷島から古谷刑事部長の連絡が途絶えた事を聞く地走。
すると歓迎の用意をしろと命じ、SCA直属の精鋭2名の影が現れた。
「なあ… 蘭妙よ、お前も孫が死にゆくのを見ながらゆっくりとDレポートのありかを思い出すがいいわ」
地走が暗がりを見ると、今度は椅子にしばられ今だ刺絵の神経毒を注入される蘭妙の姿があった。
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923 ：粗筋の目 2/3：2011/10/05(水) 22:06:56.84 ID:gp/87CGV
ふと、突如地走の若い方の顔面の皮膚が暴れ狂う！
『は 早く筋肉細胞制御マスクを！』
四荷島は慌ててマスクを渡し、それをかぶらせる。 すると筋肉の暴走は落ち着いた。
「さあ来い、グリーンアイズ… ワシの苦しみと同じ… いやそれ以上の苦しみを貴様にも味わわせてやる…」
一方、外から地走邸を偵察する生鬼。
「あれが政財界の黒幕… 妖怪とも呼ばれる地走蟲兵衛の屋敷、通称… 回廊地獄御殿だ!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111005214908.jpg
なお、この回廊地獄というのは時の政治家がつけた名称だ。
第一の門で追い返されれば政界から抹殺され、
第二の門で追い返されれば政界の隅には置いてもらえるが一生浮かび上がれない、
第三の門で中央政界になんとか席が出来、第四の門で本当の権力を手にできると言うのだ。
「つまり政治家にはその門の一つ一つに鬼の門番がいる地獄門なのだ…」
「フッ そして今度は本物の鬼どもが待っているって事か…」
「そうだな、今頃はバッチリ連絡が行っている頃だと思うぜ」
マリアは死なないでと願い、二人の無事を祈るしかできなかった。
そして二人は互いの名を呼び、武器を構え突入した！
『生鬼!!』『広樹!!』 『『行くぜ――――!! 地獄めぐりの旅へな!!』』
その頃、地走邸庭ではSP数人が1mほどあるボール状の物を蹴っていた。
「本当にこりゃあサッカーボールにいいぜ」 ――蹴っていたのは、丸い肉塊となった瀬古田だった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111005214921.jpg
その時、門がノックされ、やや気の抜けた声が聞こえてきた。
「全員逮捕しま～す おとなしく武器を捨てて出てきなさ～～い」
だが、門は鋼鉄裏張りでどうやって突破するつもりだとSP達は笑い出す。
――すると門の柱（木製）を撃ち抜いて門がなぎ倒された！
倒れた門ごとSPの死体を踏みしめ、二人の戦士は敵陣に侵入する。
『は 早く筋肉細胞制御マスクを！』
四荷島は慌ててマスクを渡し、それをかぶらせる。 すると筋肉の暴走は落ち着いた。
「さあ来い、グリーンアイズ… ワシの苦しみと同じ… いやそれ以上の苦しみを貴様にも味わわせてやる…」
一方、外から地走邸を偵察する生鬼。
「あれが政財界の黒幕… 妖怪とも呼ばれる地走蟲兵衛の屋敷、通称… 回廊地獄御殿だ!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111005214908.jpg
なお、この回廊地獄というのは時の政治家がつけた名称だ。
第一の門で追い返されれば政界から抹殺され、
第二の門で追い返されれば政界の隅には置いてもらえるが一生浮かび上がれない、
第三の門で中央政界になんとか席が出来、第四の門で本当の権力を手にできると言うのだ。
「つまり政治家にはその門の一つ一つに鬼の門番がいる地獄門なのだ…」
「フッ そして今度は本物の鬼どもが待っているって事か…」
「そうだな、今頃はバッチリ連絡が行っている頃だと思うぜ」
マリアは死なないでと願い、二人の無事を祈るしかできなかった。
そして二人は互いの名を呼び、武器を構え突入した！
『生鬼!!』『広樹!!』 『『行くぜ――――!! 地獄めぐりの旅へな!!』』
その頃、地走邸庭ではSP数人が1mほどあるボール状の物を蹴っていた。
「本当にこりゃあサッカーボールにいいぜ」 ――蹴っていたのは、丸い肉塊となった瀬古田だった！
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その時、門がノックされ、やや気の抜けた声が聞こえてきた。
「全員逮捕しま～す おとなしく武器を捨てて出てきなさ～～い」
だが、門は鋼鉄裏張りでどうやって突破するつもりだとSP達は笑い出す。
――すると門の柱（木製）を撃ち抜いて門がなぎ倒された！
倒れた門ごとSPの死体を踏みしめ、二人の戦士は敵陣に侵入する。
924 ：粗筋の目 3/3：2011/10/05(水) 22:07:09.34 ID:gp/87CGV
「ひ… 広樹さん…」
弱った体で近寄る瀬古田を見て駆け寄るGEだったが、突如瀬古田は何かにさらわれてしまう。
「フッフッ この人は私の毒のせいでこうなったのです
まあ、これがあなた方の未来の姿でもありますがね
私は四荷島丈二、あなた方を冥土へ送る夢先案内人です」
――さっそくサソリのP4Wが瀬古田を尻尾でお手玉しながら現れた！ ＜続く＞
弱った体で近寄る瀬古田を見て駆け寄るGEだったが、突如瀬古田は何かにさらわれてしまう。
「フッフッ この人は私の毒のせいでこうなったのです
まあ、これがあなた方の未来の姿でもありますがね
私は四荷島丈二、あなた方を冥土へ送る夢先案内人です」
――さっそくサソリのP4Wが瀬古田を尻尾でお手玉しながら現れた！ ＜続く＞
>門の柱（木製）を撃ち抜いて門がなぎ倒された！
不覚にもﾜﾗﾀｗｗｗ 冷静に考えりゃ、門狙うよりも柱狙うよなｗ
それにしても瀬古田、一体どんな体勢であんな丸くなったんだ…？
あと>>921よ、よかったな！ 刺絵さんノーパンだぜ！ｗｗｗ ﾊｧﾊｧ
不覚にもﾜﾗﾀｗｗｗ 冷静に考えりゃ、門狙うよりも柱狙うよなｗ
それにしても瀬古田、一体どんな体勢であんな丸くなったんだ…？
あと>>921よ、よかったな！ 刺絵さんノーパンだぜ！ｗｗｗ ﾊｧﾊｧ
刺絵さんのポーズがまたエロいなぁ。う～ん、良い尻だ。
でも流璃子のほうが好きw
でも流璃子のほうが好きw
928 ：粗筋の目 1/2：2011/10/07(金) 21:30:32.63 ID:dvkPi3vf
第14話：絶体絶命！サソリの罠 の巻
「さあ、どちらを先にこの四荷島丈二の手によって、冥土という夢の世界へお送り致しましょうか」
生鬼はどうするかと相談するが、GEはまず見極めてからだと答えた。
「フフフ 私を見極めてる間に冷たくならないように注意した方がいいですよ」
そう言うと、四荷島のコートの裾から何か小さな物が無数に現れ3人を取り囲む。
――それは猛毒のサソリの群れだった！
ならばとGEは空を見上げるが、それも無駄だと諭される。
四荷島は手袋を上空に放り投げると、高圧電流が網の目の様に張り巡らされていた！
この高圧電流のバリアは第二の回廊へ進むために通らなければならない廊下にも張り巡らされている。
「そう言う事です、引く事も進む事もできない… サバクベニサソリの餌食になるしかないのです…」
「わ… わかった… それなら…その瀬古田もオレ達と一緒に死なせてくれないか…
一人で死ぬのは寂しいだろうからな…」
なんとここに来て諦めしおらしくなってしまうGE。
四荷島は武士の情けとばかりに瀬古田を放り投げると、突如GEは生鬼に合図する！
その瞬間、生鬼のM40が唸りを上げる！
『オオさ…マヌケ野郎め――――っ！ こっちには機関銃ってもんがあんだよ――――っ!!』
銃弾は全弾四荷島に命中し、吹き飛ばされる四荷島！
…だが、四荷島は起き上がると同時に皮膚から弾丸がはじき出される。
ど、同時に全身の皮膚が鋼鉄化し、あっという間に四荷島の全身は装甲に覆われた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111007212937.jpg
「サソリは節足動物です、つまり硬い外皮に覆われた昆虫…
それで私の場合はバズーカ砲でも通さない、強化外皮を持っている訳です」
それを見たGEはがっくりと両膝を落とす。まさか、命乞いか…？ いや、何か手の平に感じたようだ。
「今 やっと見極めがついたよ 自然界では生物は無駄な事はしない… それが生き残る鉄則だ
あんたとはこれ以上付き合わない方が利口のようだ…」
GEは指で生鬼に合図する。
「おっしゃ、んじゃあんたが産み落としたサソリのように、オレも産むとするかな… ムン」
生鬼が力むと何か丸い物が数個落ち、GEはそれを拾って投げつける。 ――手榴弾だ!!
「さあ、どちらを先にこの四荷島丈二の手によって、冥土という夢の世界へお送り致しましょうか」
生鬼はどうするかと相談するが、GEはまず見極めてからだと答えた。
「フフフ 私を見極めてる間に冷たくならないように注意した方がいいですよ」
そう言うと、四荷島のコートの裾から何か小さな物が無数に現れ3人を取り囲む。
――それは猛毒のサソリの群れだった！
ならばとGEは空を見上げるが、それも無駄だと諭される。
四荷島は手袋を上空に放り投げると、高圧電流が網の目の様に張り巡らされていた！
この高圧電流のバリアは第二の回廊へ進むために通らなければならない廊下にも張り巡らされている。
「そう言う事です、引く事も進む事もできない… サバクベニサソリの餌食になるしかないのです…」
「わ… わかった… それなら…その瀬古田もオレ達と一緒に死なせてくれないか…
一人で死ぬのは寂しいだろうからな…」
なんとここに来て諦めしおらしくなってしまうGE。
四荷島は武士の情けとばかりに瀬古田を放り投げると、突如GEは生鬼に合図する！
その瞬間、生鬼のM40が唸りを上げる！
『オオさ…マヌケ野郎め――――っ！ こっちには機関銃ってもんがあんだよ――――っ!!』
銃弾は全弾四荷島に命中し、吹き飛ばされる四荷島！
…だが、四荷島は起き上がると同時に皮膚から弾丸がはじき出される。
ど、同時に全身の皮膚が鋼鉄化し、あっという間に四荷島の全身は装甲に覆われた！
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「サソリは節足動物です、つまり硬い外皮に覆われた昆虫…
それで私の場合はバズーカ砲でも通さない、強化外皮を持っている訳です」
それを見たGEはがっくりと両膝を落とす。まさか、命乞いか…？ いや、何か手の平に感じたようだ。
「今 やっと見極めがついたよ 自然界では生物は無駄な事はしない… それが生き残る鉄則だ
あんたとはこれ以上付き合わない方が利口のようだ…」
GEは指で生鬼に合図する。
「おっしゃ、んじゃあんたが産み落としたサソリのように、オレも産むとするかな… ムン」
生鬼が力むと何か丸い物が数個落ち、GEはそれを拾って投げつける。 ――手榴弾だ!!
929 ：粗筋の目 2/2：2011/10/07(金) 21:30:55.53 ID:dvkPi3vf
炸裂した手榴弾は地面に大穴を開けると同時に周囲のサソリも吹き飛ばす。
なお、2人はバズーカにも耐える外皮を持った四荷島のおかげで爆風に晒されずに済んだ。
大穴を見ると地下道があった。GEは手の平で地中を吹き抜ける風を感じ取ったのだ。
2人は瀬古田を放置し地下道へと飛び込む。
『お前はそこにいた方が安全だ!! 必ず日本のじいちゃんを助け出すから安心して待ってな!!』
通路の中をひた走る中、何かに気付いたGEは生鬼を止める。
見ると、檻の中に放心状態の蘭妙が捕らわれていたのだ！
思わず近寄るGEだったが、突如コンクリート壁が破壊され、サソリの尻尾が現れると同時にGEの首に刺さった！
続いて現れたのは、やはり生きていた四荷島！ GEの命はもってあと5分！
生鬼はM40を身構えるが、このままではGEに当たってしまうため撃てずにいた。
「い いいって 生鬼… オ オレの事より、早く日本のじいちゃんを…」
GEは微笑むと、生鬼もGEの気持ちを汲み先に蘭妙救出に向かった。
「さ、早く！ 蘭妙会長！」 錠前を破壊し蘭妙に声をかける生鬼。
――その時、突如衝撃が生鬼の体を貫いた！
「ク… ククク… オレの名はビクター・アーゴ カメレオンと人間のP4Wだ…」
蘭妙は次第に姿を変え、頭に巨大な角を生やした男へと変わる。その角は生鬼の胸を貫いていた！
＜続く＞
なお、2人はバズーカにも耐える外皮を持った四荷島のおかげで爆風に晒されずに済んだ。
大穴を見ると地下道があった。GEは手の平で地中を吹き抜ける風を感じ取ったのだ。
2人は瀬古田を放置し地下道へと飛び込む。
『お前はそこにいた方が安全だ!! 必ず日本のじいちゃんを助け出すから安心して待ってな!!』
通路の中をひた走る中、何かに気付いたGEは生鬼を止める。
見ると、檻の中に放心状態の蘭妙が捕らわれていたのだ！
思わず近寄るGEだったが、突如コンクリート壁が破壊され、サソリの尻尾が現れると同時にGEの首に刺さった！
続いて現れたのは、やはり生きていた四荷島！ GEの命はもってあと5分！
生鬼はM40を身構えるが、このままではGEに当たってしまうため撃てずにいた。
「い いいって 生鬼… オ オレの事より、早く日本のじいちゃんを…」
GEは微笑むと、生鬼もGEの気持ちを汲み先に蘭妙救出に向かった。
「さ、早く！ 蘭妙会長！」 錠前を破壊し蘭妙に声をかける生鬼。
――その時、突如衝撃が生鬼の体を貫いた！
「ク… ククク… オレの名はビクター・アーゴ カメレオンと人間のP4Wだ…」
蘭妙は次第に姿を変え、頭に巨大な角を生やした男へと変わる。その角は生鬼の胸を貫いていた！
＜続く＞
どうでもいいが日本のじいちゃんって言うと、アマゾンのじいちゃんもいるみたいじゃないか。
よう同志。普通に「じいちゃん」でいいのに、わざわざ「日本の」をつけなくても…
ところで四荷島があんな装甲化するって事は、刺絵も装甲化できるってコトだよな。
きっとブラがなくなったら即装甲化しちゃうんだろうな…
つーか生鬼ーーーーー死ぬんじゃなーーーい！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
ところで四荷島があんな装甲化するって事は、刺絵も装甲化できるってコトだよな。
きっとブラがなくなったら即装甲化しちゃうんだろうな…
つーか生鬼ーーーーー死ぬんじゃなーーーい！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
カメレオンに変身能力はないだろｗ
タコの方がまだ変形できる
タコの方がまだ変形できる
父方のほうに、日本住んでないじいちゃんがいるんじゃないか。
アマゾンの自然が祖父母であり、日本に住んでたじいちゃんには何かしら隔意を感じてるんだろう
本当に打ち解けられたら普通にじいちゃんと呼ぶんじゃない？
それか両親から日本にはじいちゃんがいると聞かされ続けて「日本のじいちゃん」で覚えてしまったか
本当に打ち解けられたら普通にじいちゃんと呼ぶんじゃない？
それか両親から日本にはじいちゃんがいると聞かされ続けて「日本のじいちゃん」で覚えてしまったか
935 ：粗筋の目 1/2：2011/10/09(日) 21:33:41.42 ID:wfCFYIn5
第15話：怒りの弾丸！ の巻
ビクターの角が肺を貫通し、激しく吐血する生鬼。
そしてGEもまたサソリの毒にやられ、苦しみながらも死ぬなと生鬼を励ます。
余りの苦しさに、GEは天井に下がった尖った岩に串刺しにしてあっさり殺してくれと懇願する。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111009213023.jpg
生鬼は最後の力を振り絞り、M40をビクターの顔に突きつけるが、大出血のため落としてしまった！
勝ち誇るビクターだが、ふと、もう一度何かが目の前に突き付けられているのに気付く。
「し… 至近距離のて…えてめえをブッ殺すには… マグナムの方が… べ…便利だけの…ことよ」
ビクターが気づいた時には。左肩と左足を吹き飛ばされていた！
「に… 人間様をなめるなよォ…カメレオン野郎… つ…次は頭を木端微塵だ…」
四荷島は悩むが、どのみちGEは指一本動かせない。ならばと望み通り、天井の岩向かって放り投げた！
だが岩に当たる寸前、やはり命が惜しくなったかGEは体をねじり、ジャケットを切り裂かせるのにとどまった。
…その時、ジャケットから何かの葉が数枚落ちてきた。
「やはりまだ生に未練があるようですね
私が生鬼さんにとどめを刺した頃にはその未練も命と共になくなっているでしょうが」
そう言って四荷島は生鬼にとどめを刺すべく歩み寄っていった。
生鬼もまたビクターにとどめを刺そうとすると、徐々にビクターの顔が変わってゆく。
――――その顔は…… マリアだった！
マリアはやめてと懇願し、生鬼は思わず銃口を下げてしまう。
するとその一瞬を狙い、ビクターはもう一本角を伸ばし、マグナムを叩き落としてしまった！
「グフフ ちょうど女（マリア）の写真を見ててよかったぜ さあ、次は心臓にとどめを刺してやる」
絶体絶命の大ピンチに、生鬼はついに弱音を吐いてしまう。
「ひ… 広樹ィ… マ…マジに…やばいぜぇ…」
一方、この戦いをモニターで監視する地走。
「どうじゃ刺絵、蘭妙は吐きそうか？」
「ええ…少しずつ話し始めています、過去の事から遡って… Dレポートまで辿り着くのはもう少しかかると思いますが」
ビクターの角が肺を貫通し、激しく吐血する生鬼。
そしてGEもまたサソリの毒にやられ、苦しみながらも死ぬなと生鬼を励ます。
余りの苦しさに、GEは天井に下がった尖った岩に串刺しにしてあっさり殺してくれと懇願する。
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生鬼は最後の力を振り絞り、M40をビクターの顔に突きつけるが、大出血のため落としてしまった！
勝ち誇るビクターだが、ふと、もう一度何かが目の前に突き付けられているのに気付く。
「し… 至近距離のて…えてめえをブッ殺すには… マグナムの方が… べ…便利だけの…ことよ」
ビクターが気づいた時には。左肩と左足を吹き飛ばされていた！
「に… 人間様をなめるなよォ…カメレオン野郎… つ…次は頭を木端微塵だ…」
四荷島は悩むが、どのみちGEは指一本動かせない。ならばと望み通り、天井の岩向かって放り投げた！
だが岩に当たる寸前、やはり命が惜しくなったかGEは体をねじり、ジャケットを切り裂かせるのにとどまった。
…その時、ジャケットから何かの葉が数枚落ちてきた。
「やはりまだ生に未練があるようですね
私が生鬼さんにとどめを刺した頃にはその未練も命と共になくなっているでしょうが」
そう言って四荷島は生鬼にとどめを刺すべく歩み寄っていった。
生鬼もまたビクターにとどめを刺そうとすると、徐々にビクターの顔が変わってゆく。
――――その顔は…… マリアだった！
マリアはやめてと懇願し、生鬼は思わず銃口を下げてしまう。
するとその一瞬を狙い、ビクターはもう一本角を伸ばし、マグナムを叩き落としてしまった！
「グフフ ちょうど女（マリア）の写真を見ててよかったぜ さあ、次は心臓にとどめを刺してやる」
絶体絶命の大ピンチに、生鬼はついに弱音を吐いてしまう。
「ひ… 広樹ィ… マ…マジに…やばいぜぇ…」
一方、この戦いをモニターで監視する地走。
「どうじゃ刺絵、蘭妙は吐きそうか？」
「ええ…少しずつ話し始めています、過去の事から遡って… Dレポートまで辿り着くのはもう少しかかると思いますが」
936 ：粗筋の目 2/2：2011/10/09(日) 21:33:56.89 ID:wfCFYIn5
刺絵の毒を注射された蘭妙は、うつろな表情で18年前の飛行機事故の事を思い出していた。
『こ… こんな葬式など無意味だ！娘夫婦は生きているのだ――――!!
渋宮電気の会長さん、あなたまで娘夫婦は死んだとおっしゃるのか!!』
“渋宮”といえば、当時日本一の家電メーカーだったがSCAにより家族もろとも殺された一家だ。
『あなたはいい！二人のかわいい子供がいる!!
孫ほどの年の、まだ３つと４つの“ 丈 二 ”君と“ 刺 絵 ”ちゃんが!!』
――なぜここで丈二と刺絵の名前が!? 刺絵が驚愕していると、蘭妙は刺絵を指さして笑う。
『おおっ！ そこにいるのは刺絵ちゃんではないか!! お父さんは元気かね!?』
不審に思った刺絵は一度その場を離れ地走に歩み寄る。
「どうした… 吐いたか、刺絵？」
刺絵は思い切って地走に質問しようとしたその時、地走は例の発作に襲われ苦しみだした！
部下達は駆け寄るが、地走はうわ言のようにつぶやいた。
「こ… この発作は… い…いつもと… ち…ちが……」
――その時地走の背中が隆起し、伸びてきた腕が部下の頭部を握りつぶしてしまった！
場面は生鬼とビクターへと戻る。ビクターがとどめの一撃を放とうとした時……
『生鬼――――!! 引き金を引け――――っ!!』
声と共に鞭が生鬼の手にマグナムを渡し、今度こそビクターの頭部を破壊した!!
まさかと四荷島が振り返ると、完全復活を果たしたGEが身構えていた!!
「な…なぜだ、私の毒が効かない…？」
その答えは先程ジャケットからこぼれた葉、“アゴアザミ”という薬草だった。
強い解毒作用を持つため、GEは日頃から常時持ち歩いていたのだ。
――ふと、天井から大きな地響きが聞こえてくる。
わずかに崩れた天井から吹いてきた風を感じ取ったGEは、上で何かが起きている事を知る。
そして上では…… さながら悪魔の様な、異形の姿となった地走が部下の死体をむさぼっていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111009213035.jpg ＜続く＞
『こ… こんな葬式など無意味だ！娘夫婦は生きているのだ――――!!
渋宮電気の会長さん、あなたまで娘夫婦は死んだとおっしゃるのか!!』
“渋宮”といえば、当時日本一の家電メーカーだったがSCAにより家族もろとも殺された一家だ。
『あなたはいい！二人のかわいい子供がいる!!
孫ほどの年の、まだ３つと４つの“ 丈 二 ”君と“ 刺 絵 ”ちゃんが!!』
――なぜここで丈二と刺絵の名前が!? 刺絵が驚愕していると、蘭妙は刺絵を指さして笑う。
『おおっ！ そこにいるのは刺絵ちゃんではないか!! お父さんは元気かね!?』
不審に思った刺絵は一度その場を離れ地走に歩み寄る。
「どうした… 吐いたか、刺絵？」
刺絵は思い切って地走に質問しようとしたその時、地走は例の発作に襲われ苦しみだした！
部下達は駆け寄るが、地走はうわ言のようにつぶやいた。
「こ… この発作は… い…いつもと… ち…ちが……」
――その時地走の背中が隆起し、伸びてきた腕が部下の頭部を握りつぶしてしまった！
場面は生鬼とビクターへと戻る。ビクターがとどめの一撃を放とうとした時……
『生鬼――――!! 引き金を引け――――っ!!』
声と共に鞭が生鬼の手にマグナムを渡し、今度こそビクターの頭部を破壊した!!
まさかと四荷島が振り返ると、完全復活を果たしたGEが身構えていた!!
「な…なぜだ、私の毒が効かない…？」
その答えは先程ジャケットからこぼれた葉、“アゴアザミ”という薬草だった。
強い解毒作用を持つため、GEは日頃から常時持ち歩いていたのだ。
――ふと、天井から大きな地響きが聞こえてくる。
わずかに崩れた天井から吹いてきた風を感じ取ったGEは、上で何かが起きている事を知る。
そして上では…… さながら悪魔の様な、異形の姿となった地走が部下の死体をむさぼっていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111009213035.jpg ＜続く＞
幼児の時から知ってる刺絵の大人になって下半身丸出しの姿を見れるとは蘭妙も感慨深いだろう
しかし刺絵ってのも凄い名前だ、親は何を考えてこんな名前を付けたんだ。
育ったらいずれ誰かを刺殺しそうな名前じゃないか。
「タダ子」と名付けられたシーボルトの娘みたい。
育ったらいずれ誰かを刺殺しそうな名前じゃないか。
「タダ子」と名付けられたシーボルトの娘みたい。
四荷島兄妹は生まれながらのＰ４Ｗだと言われてたのに子供の頃に普通の家庭に居たというのはおかしくないか。
単純に
・薬の影響でおかしくなっった蘭妙の幻覚（見間違い）
・カンパニーが四荷島兄妹をさらってきた
これのどちらかだろう。予想だと後者っぽいが。
・薬の影響でおかしくなっった蘭妙の幻覚（見間違い）
・カンパニーが四荷島兄妹をさらってきた
これのどちらかだろう。予想だと後者っぽいが。
生まれながら、だから母親が隠れカンパニーの一員で妊娠時にすでにこっそり胎児のP4W化
処理をしてたのでは。
育ってくると自然にサソリの尻尾が生えてくるように。
処理をしてたのでは。
育ってくると自然にサソリの尻尾が生えてくるように。
942 ：粗筋の目 1/2：2011/10/11(火) 22:01:03.66 ID:7hyK6aOV
第16話：究極進化！悪魔のP4W!! の巻
地走はもはや人間の姿は留めておらず、悪魔と各種動物を融合させた異形の姿となっていた。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111011214839.jpg
部下の死体を食い尽くすと、もっと血肉が欲しいと今度は蘭妙に牙を向ける！
だが、刺絵は先程の事を思い出し、とっさに蘭妙をかばい―――― 血しぶきがほとばしった。
その頃、地下では四荷島が妹の気配が消えた事を感じ取り、天井に貼りついた。
『逃げるかサソリ野郎！』
『逃げはしません！ ただ、上で重大事が起こっているようなので調べに行くのです！
あなた達の相手は彼らがやってくれますよ！』
そう言い残し、四荷島は尻尾をドリルの様に回転させ自分だけ地上に戻ってしまった。
…奴が言っていた“彼ら”とは何なのか？ いや、それよりも生鬼だ！
GEは生鬼に駆け寄ると、生鬼は弱り切った声で奴らはそこにいる、と答えた。
ふと、横を見ると――――北田の時と同じく、ビクターの肉片が無数の怪物と化していた！
「今度の怪物細胞はやけに成長が早いな…」
囲まれるGEだが、余裕たっぷりに笑い出す。
「フッ オレがこんなバケモノ屋敷に入るのに… 鞭しか持ってこなかったとでも思ってるのか…？」
GEは月桂樹のペンダントを取り出すと、展開、それを鞭に繋げ振り回し怪物を切り刻んだ!!
『くらえ!! インセクトリプレッサ――――ッ!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111011214900.jpg
だが、怪物細胞は斬ってもそれだけ分裂するだけのはず…。
予想通り怪物細胞は復活すると、突如体がモコモコと盛り上がり苦しみだす？！
そして―――― 怪物細胞の全身から、無数の蜂が飛びだしたではないか！
「奴らにはアマゾンに住む家畜などの体に卵を産み付け、その生物を内側から食って成長する
有名な蜂、ジガバチの細胞をぶちこんでやったのさ…
奴らの活発に増殖する合成細胞にくっついたジガバチの細胞は急速に成長し、
奴らの細胞全てを食い尽くしたのだ… これを名付けて…“昆虫細胞制御針（ｲﾝｾｸﾄﾘﾌﾟﾚｯｻｰ）”!!』
地走はもはや人間の姿は留めておらず、悪魔と各種動物を融合させた異形の姿となっていた。
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部下の死体を食い尽くすと、もっと血肉が欲しいと今度は蘭妙に牙を向ける！
だが、刺絵は先程の事を思い出し、とっさに蘭妙をかばい―――― 血しぶきがほとばしった。
その頃、地下では四荷島が妹の気配が消えた事を感じ取り、天井に貼りついた。
『逃げるかサソリ野郎！』
『逃げはしません！ ただ、上で重大事が起こっているようなので調べに行くのです！
あなた達の相手は彼らがやってくれますよ！』
そう言い残し、四荷島は尻尾をドリルの様に回転させ自分だけ地上に戻ってしまった。
…奴が言っていた“彼ら”とは何なのか？ いや、それよりも生鬼だ！
GEは生鬼に駆け寄ると、生鬼は弱り切った声で奴らはそこにいる、と答えた。
ふと、横を見ると――――北田の時と同じく、ビクターの肉片が無数の怪物と化していた！
「今度の怪物細胞はやけに成長が早いな…」
囲まれるGEだが、余裕たっぷりに笑い出す。
「フッ オレがこんなバケモノ屋敷に入るのに… 鞭しか持ってこなかったとでも思ってるのか…？」
GEは月桂樹のペンダントを取り出すと、展開、それを鞭に繋げ振り回し怪物を切り刻んだ!!
『くらえ!! インセクトリプレッサ――――ッ!!』
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だが、怪物細胞は斬ってもそれだけ分裂するだけのはず…。
予想通り怪物細胞は復活すると、突如体がモコモコと盛り上がり苦しみだす？！
そして―――― 怪物細胞の全身から、無数の蜂が飛びだしたではないか！
「奴らにはアマゾンに住む家畜などの体に卵を産み付け、その生物を内側から食って成長する
有名な蜂、ジガバチの細胞をぶちこんでやったのさ…
奴らの活発に増殖する合成細胞にくっついたジガバチの細胞は急速に成長し、
奴らの細胞全てを食い尽くしたのだ… これを名付けて…“昆虫細胞制御針（ｲﾝｾｸﾄﾘﾌﾟﾚｯｻｰ）”!!』
943 ：粗筋の目 1/2：2011/10/11(火) 22:01:18.67 ID:7hyK6aOV
灰となった怪物細胞を見据えるGEに、突如生鬼がとんでもない事を言い出した。
「ひ…広樹… オ… オレに… オレにも… その昆虫細胞制御針を撃ち込んでくれ!!』
振り向くと、生鬼は顔にいくつもの血管を浮かべ痙攣を起こしている？！
「ど… どうやら… 傷口からオレの中に… オレの中に… さっきの怪物細胞の一片が侵入したようだ…」
それだけ言うと、生鬼の筋肉は服を破るほどに肥大し次第に姿が変わり始めた!!
そして地上に出た四荷島が目にしたものは… 今にも妹を食い殺そうとする怪物！
…だが、逆に怪物の牙が折れ刺絵は怪物の口から脱出、それと同時にこちらも皮膚が装甲と化した。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111011214910.jpg
「大丈夫か、刺絵…」
「ええ… 少し皮膚装甲にヒビが入ったけど大丈夫よ、お兄様」
「そうか… し しかしあれが御前様の姿なのか… あれが究極の超P4Wの姿なのか…!?」
理性を無くした地走は、もっと血肉が欲しいと四荷島達に虎と狼の首を伸ばして襲い掛かる！
…だが、その首は突如床下から現れた、巨大な手によって掴まれた。
「じ… 地走ィィ… き 貴様の勝手には… さ…させんん…！」
床下から現れたのは、P4Wへと変貌途中の生鬼だった!! ＜続く＞
「ひ…広樹… オ… オレに… オレにも… その昆虫細胞制御針を撃ち込んでくれ!!』
振り向くと、生鬼は顔にいくつもの血管を浮かべ痙攣を起こしている？！
「ど… どうやら… 傷口からオレの中に… オレの中に… さっきの怪物細胞の一片が侵入したようだ…」
それだけ言うと、生鬼の筋肉は服を破るほどに肥大し次第に姿が変わり始めた!!
そして地上に出た四荷島が目にしたものは… 今にも妹を食い殺そうとする怪物！
…だが、逆に怪物の牙が折れ刺絵は怪物の口から脱出、それと同時にこちらも皮膚が装甲と化した。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111011214910.jpg
「大丈夫か、刺絵…」
「ええ… 少し皮膚装甲にヒビが入ったけど大丈夫よ、お兄様」
「そうか… し しかしあれが御前様の姿なのか… あれが究極の超P4Wの姿なのか…!?」
理性を無くした地走は、もっと血肉が欲しいと四荷島達に虎と狼の首を伸ばして襲い掛かる！
…だが、その首は突如床下から現れた、巨大な手によって掴まれた。
「じ… 地走ィィ… き 貴様の勝手には… さ…させんん…！」
床下から現れたのは、P4Wへと変貌途中の生鬼だった!! ＜続く＞
なあ… これ、ゴッドサイダーじゃないよな？地走がルキフグスそっくりなんだが。
四荷島兄妹に仲間入りフラグが立ってるな。刺絵もここで食われず生き残ったのは大きい。
生鬼もＰ４Ｗ化しつつあるようだし、戦力が揃って来た。
生鬼もＰ４Ｗ化しつつあるようだし、戦力が揃って来た。
予想はしてたが…刺絵さんまであんなムキムキ装甲にOrz
刺絵とか使い捨ての変態としか思わなかったのに
948 ：粗筋の目 1/2：2011/10/13(木) 21:59:49.07 ID:cDYQ/iGj
第17話：不死身のパーフェクトP4W!! の巻
床下から現れた生鬼は、強化された筋力で動物の首を抑え込む。
その様子を見た四荷島兄妹は悟る。あれはP4細胞が生鬼の体に変化を起こしているのだと！
大きくうねる自らの筋肉を見て生鬼の目がギラリと光る。
「じ 時間がねえ…ようだ… 地走ィィ… 今すぐ決着をつけようぜェェ…」
生鬼は吠えると、渾身の力で触手の様に伸びた動物の首を引きちぎった！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111013215749.jpg
激痛に苦しむ地走に、生鬼のとどめの鉄拳が腹にめり込み、生鬼は地走に抱きついた！
「ど… どうやら… オ…オレもここまでの…ようだ…ぜ…」
限界を感じる生鬼。その証拠に、顔面の筋肉までもがモコモコと盛り上がってくる。
生鬼は地走に抱きついたまま大ジャンプすると、屋根を突き破り上空へと飛びだした。
「う… 生鬼ィィ て…てめえをふ…振り落してから… 人間共の血肉を思う存分喰らってやるわ！」
「オ オレの腰の物が… そんな事は…させねえぜ…」
――――見ると、腰のベルトには手榴弾がいくつも挟まっていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111013215802.jpg
『や やれ――――っ!! 広樹――――っ!!』
叫ぶ生鬼に地走は振り向くと、いつの間にかGEが屋根の上で鞭を構えていた！
それを見た地走は、鞭で手榴弾のピンを引き抜くつもりだと悟った。
吐血しながら急かす生鬼、甘ちゃんにそんな事ができるかとあざ笑う生鬼。
「ひ… 広樹ィ… オ オレの身体は… もうすぐ…オレの物でなくなる…
だ…だから…いいんだ… 早く…こいつにとどめを…刺せぇ…」
――――瞬間、GEは鞭を投げつけると手榴弾のピンを一斉に引き抜いた！
「広樹… お前と出会えて楽しかったぜ… じゃあな…」
「ああ…生鬼… オレもじきにいくよ…」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111013215815.jpg
戦友同士の最期の別れ、互いに微笑み―――― 大爆発を起こした！
床下から現れた生鬼は、強化された筋力で動物の首を抑え込む。
その様子を見た四荷島兄妹は悟る。あれはP4細胞が生鬼の体に変化を起こしているのだと！
大きくうねる自らの筋肉を見て生鬼の目がギラリと光る。
「じ 時間がねえ…ようだ… 地走ィィ… 今すぐ決着をつけようぜェェ…」
生鬼は吠えると、渾身の力で触手の様に伸びた動物の首を引きちぎった！
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激痛に苦しむ地走に、生鬼のとどめの鉄拳が腹にめり込み、生鬼は地走に抱きついた！
「ど… どうやら… オ…オレもここまでの…ようだ…ぜ…」
限界を感じる生鬼。その証拠に、顔面の筋肉までもがモコモコと盛り上がってくる。
生鬼は地走に抱きついたまま大ジャンプすると、屋根を突き破り上空へと飛びだした。
「う… 生鬼ィィ て…てめえをふ…振り落してから… 人間共の血肉を思う存分喰らってやるわ！」
「オ オレの腰の物が… そんな事は…させねえぜ…」
――――見ると、腰のベルトには手榴弾がいくつも挟まっていた！
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『や やれ――――っ!! 広樹――――っ!!』
叫ぶ生鬼に地走は振り向くと、いつの間にかGEが屋根の上で鞭を構えていた！
それを見た地走は、鞭で手榴弾のピンを引き抜くつもりだと悟った。
吐血しながら急かす生鬼、甘ちゃんにそんな事ができるかとあざ笑う生鬼。
「ひ… 広樹ィ… オ オレの身体は… もうすぐ…オレの物でなくなる…
だ…だから…いいんだ… 早く…こいつにとどめを…刺せぇ…」
――――瞬間、GEは鞭を投げつけると手榴弾のピンを一斉に引き抜いた！
「広樹… お前と出会えて楽しかったぜ… じゃあな…」
「ああ…生鬼… オレもじきにいくよ…」
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戦友同士の最期の別れ、互いに微笑み―――― 大爆発を起こした！
949 ：粗筋の目 2/2：2011/10/13(木) 22:00:13.00 ID:cDYQ/iGj
天井の穴から地走の翼が落下してきたのを見て、主（御前）がやられた事を悟る四荷島兄妹。
「その通りだ… お前らの御前は死んだ… もう奴に仕える義務もないはずだ…
日本のじいちゃんを返してもらおうか…」
だが、GEの説得にも耳を貸さず、四荷島は蘭妙に手を伸ばす。
『インセクトりプレッサー!!』
針は見事に四荷島の外骨格の関節にめり込み、四荷島の左手がうごめき始める！
…だが、四荷島は自ら左腕を切り落とし、蜂に体を食い尽くされるのを防いだ！
「今度はみぞおちにブチこむ… 死にたくなかったら、おとなしく日本のじいちゃんを渡す事だな…」
膝をつく四荷島にゆっくりと歩み寄るGE。
だが、突如聞こえてきた鼓動に振り向くと―――― 御前の肉片に“顔”が浮かび上がっていた。
肉片は次第に大きく脈打ち、ついに何者かが飛びだしてきた！
「グリーンアイズ、貴様は帰りたいだろうが このワシが生きては帰さん!!
地走蟲兵衛、またの名をパーフェクトP4W!! このP4W究極の完成品がな!!』
――飛びだしてきたのは、なんと青年時代へと若返った地走だった！
GEはおもしろい、と振り向いた時… 刺絵はGEの瞳が緑から紅（あか）へと変化していくのを見た。
『てめえは必ずブチ殺す!!』
怒りの涙を流し、怒髪天を突いたGEは叫んだ!! ＜続く＞
「その通りだ… お前らの御前は死んだ… もう奴に仕える義務もないはずだ…
日本のじいちゃんを返してもらおうか…」
だが、GEの説得にも耳を貸さず、四荷島は蘭妙に手を伸ばす。
『インセクトりプレッサー!!』
針は見事に四荷島の外骨格の関節にめり込み、四荷島の左手がうごめき始める！
…だが、四荷島は自ら左腕を切り落とし、蜂に体を食い尽くされるのを防いだ！
「今度はみぞおちにブチこむ… 死にたくなかったら、おとなしく日本のじいちゃんを渡す事だな…」
膝をつく四荷島にゆっくりと歩み寄るGE。
だが、突如聞こえてきた鼓動に振り向くと―――― 御前の肉片に“顔”が浮かび上がっていた。
肉片は次第に大きく脈打ち、ついに何者かが飛びだしてきた！
「グリーンアイズ、貴様は帰りたいだろうが このワシが生きては帰さん!!
地走蟲兵衛、またの名をパーフェクトP4W!! このP4W究極の完成品がな!!』
――飛びだしてきたのは、なんと青年時代へと若返った地走だった！
GEはおもしろい、と振り向いた時… 刺絵はGEの瞳が緑から紅（あか）へと変化していくのを見た。
『てめえは必ずブチ殺す!!』
怒りの涙を流し、怒髪天を突いたGEは叫んだ!! ＜続く＞
げ、生鬼が死んだ…
しかも急にラスボスが出てきて纏めに入ってるくさい。
広樹くんも死亡フラグ立ててるし… これはひょっとして例のアレか？
しかも急にラスボスが出てきて纏めに入ってるくさい。
広樹くんも死亡フラグ立ててるし… これはひょっとして例のアレか？
生鬼ーーーーーーーーーーー！！ あんた漢だったぜ・・・・！･ﾟ･(つД｀)･ﾟ･
ギャグもシリアスもこなせる名副主人公として記憶にとどめておくよ…
ただ、いくつかつっこまずにはいられない。
最期の会話で生鬼の顔が妙に綺麗なのと、ペンダントはいつ複製をつくったんだと。
ギャグもシリアスもこなせる名副主人公として記憶にとどめておくよ…
ただ、いくつかつっこまずにはいられない。
最期の会話で生鬼の顔が妙に綺麗なのと、ペンダントはいつ複製をつくったんだと。
イメージシーン…じゃ寂しいな
一応、顔は左側がぼこぼこになっててそっちを隠してるんで綺麗に見えて問題ないかと
あんな綺麗な表情をするキャラか？という点には確実な死を前にした、やり遂げた男の表情というのはああいうものなんだと言うしかw
ああいう動の場面で静の演出が入るのは好きだがちょっと話数の問題で
キャラの掘り下げやつながりを深める話が足りないのが残念だ
やっぱ打ち切りかなあ…
一応、顔は左側がぼこぼこになっててそっちを隠してるんで綺麗に見えて問題ないかと
あんな綺麗な表情をするキャラか？という点には確実な死を前にした、やり遂げた男の表情というのはああいうものなんだと言うしかw
ああいう動の場面で静の演出が入るのは好きだがちょっと話数の問題で
キャラの掘り下げやつながりを深める話が足りないのが残念だ
やっぱ打ち切りかなあ…
母親の形見？のペンダントを武器に加工してるのはどうも情緒が無いな・・・
生鬼はいいパートナーになると思ってたから残念だ。
最後に綺麗な顔になるとは、作者に愛されてたんだな。
最後に綺麗な顔になるとは、作者に愛されてたんだな。
955 ：粗筋の目 1/2：2011/10/15(土) 21:56:13.33 ID:XBxCJm4W
第18話：怒りのナチュラル・パワー!! の巻
『フフフ… この究極のP4W、地走蟲兵衛が貴様をマヌケな生鬼同様、地獄へ落としてやるわ!!』
生鬼の名を聞いて、涙を流しながら大きく目を見開き叫ぶGE。
『地獄へ落ちるのは貴様の方だ、くそったれ野郎が――――っ!!』
『グリーンアイズの瞳が、植物が紅葉するように深紅に！』（刺絵）
「感じる… 感じるぜ…生鬼の…そして他の人々の声が…
貴様に忙殺された人々の恨みの声が… そして…同じくSCAによって破壊されつつある大自然の声が…
遠く北から、きさまらに復讐する為に吹いてくる風の声が…！」
怒りに燃えるGEに地走は四荷島に「蘭妙を殺せ」と命じる！
完璧になった地走はもうDレポートは必要ない、蘭妙はすでに用済みだ！
四荷島は了解し、尻尾を蘭妙に向けて振りかぶる …が、なぜか刺絵がそれを防いだ?!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111015213719.jpg
「お… お兄様は父や母の事を知りたくは…ありませんか？」
四荷島達は試験管ベビー。両親はいないはずだ…。
「いいえ… 現にこの蘭妙会長が、私達の幼い頃の事を知っていました」
『な 何をバカな！』
『私の自白毒が聞きだした事です！ これまで私の自白毒がウソを聞き出した事がありますか!?』
――そのやり取りを聞いた地走は笑い出し、全てを暴露する。
四荷島兄弟は試験管から生まれたのではなく、やはり渋宮電気の夫妻の子供だったのだ！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111015213733.jpg
衝撃の事実を聞き、ショックを受ける四荷島兄妹。
「まあいい、お前達なしでもワシ一人の力は巨大じゃ…
そこでゆっくりワシの偉大さを…見ているがいいわ――――っ!!』
地走は腕からカマキリのカマのような物を出すと、蘭妙を抹殺しようと襲い掛かる！
『人の心を弄ぶ外道が!! 許さん!!』
『フフフ… この究極のP4W、地走蟲兵衛が貴様をマヌケな生鬼同様、地獄へ落としてやるわ!!』
生鬼の名を聞いて、涙を流しながら大きく目を見開き叫ぶGE。
『地獄へ落ちるのは貴様の方だ、くそったれ野郎が――――っ!!』
『グリーンアイズの瞳が、植物が紅葉するように深紅に！』（刺絵）
「感じる… 感じるぜ…生鬼の…そして他の人々の声が…
貴様に忙殺された人々の恨みの声が… そして…同じくSCAによって破壊されつつある大自然の声が…
遠く北から、きさまらに復讐する為に吹いてくる風の声が…！」
怒りに燃えるGEに地走は四荷島に「蘭妙を殺せ」と命じる！
完璧になった地走はもうDレポートは必要ない、蘭妙はすでに用済みだ！
四荷島は了解し、尻尾を蘭妙に向けて振りかぶる …が、なぜか刺絵がそれを防いだ?!
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「お… お兄様は父や母の事を知りたくは…ありませんか？」
四荷島達は試験管ベビー。両親はいないはずだ…。
「いいえ… 現にこの蘭妙会長が、私達の幼い頃の事を知っていました」
『な 何をバカな！』
『私の自白毒が聞きだした事です！ これまで私の自白毒がウソを聞き出した事がありますか!?』
――そのやり取りを聞いた地走は笑い出し、全てを暴露する。
四荷島兄弟は試験管から生まれたのではなく、やはり渋宮電気の夫妻の子供だったのだ！
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衝撃の事実を聞き、ショックを受ける四荷島兄妹。
「まあいい、お前達なしでもワシ一人の力は巨大じゃ…
そこでゆっくりワシの偉大さを…見ているがいいわ――――っ!!』
地走は腕からカマキリのカマのような物を出すと、蘭妙を抹殺しようと襲い掛かる！
『人の心を弄ぶ外道が!! 許さん!!』
956 ：粗筋の目 2/2：2011/10/15(土) 21:56:52.16 ID:XBxCJm4W
GEはジャケットのポケットから無数の制御針を出し、地走目がけて投げつけた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111015213747.jpg
『インセクトリプレッサー・ネット!!』
引っ掛けた針を引き抜くGE。これで地走の身体には無数のジガバチの急成長細胞が注入された。
そして地走の全身がボコボコと隆起し、これで終わったと目を閉じるGE。
ﾌﾞ――――…ﾝ
――突如聞こえてきた音に目を開けるGE。と、同時に何かがGEの肩をかすめた！
『フフフ… 究極のP4細胞はジガバチの細胞になど喰われはしない！ 反対に吸収してやったわー!!』
なんとハチの細胞を吸収し、ハチのような体へと変化した地走がそこにいた!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111015213801.jpg
それと同時にGEの肩から無数のジガバチが飛びだしてくる！ …だが、GEはジャケットを脱いで間一髪助かった。
再び襲い掛かる地走だったが、今度はGEは余裕の笑みを浮かべる。
「野生動物には予知能力ってのがあるらしい… オレにも少しな…
その能力が、北から味方をしにやってきた風邪の存在を知らせてくれたのだ
貴様の身体に吸収された細胞は、アマゾン産のジガバチ、ペプシス・ベッコウバチの細胞だ
つまり熱帯の生物！ そしてここ日本には四季がある!! そして今の季節は…！』
GEは制御針を後方のふすまに投げつけ引っ掛ける。
『 冬 だ――――っ!!』
そう叫ぶと同時に制御針を引っ張りふすまが外れ、冷たい冬の風が地走を凍りつかせてゆく！
「南米の昆虫なら簡単に死んでしまう温度だ… しかし…貴様は…
オレ自身の手で淘汰してやるぜ――――っ!!』
ペンダントをいくつもつなげた剣のような武器で、地走の頭部を叩き割った!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111015213814.jpg ＜続く＞
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111015213747.jpg
『インセクトリプレッサー・ネット!!』
引っ掛けた針を引き抜くGE。これで地走の身体には無数のジガバチの急成長細胞が注入された。
そして地走の全身がボコボコと隆起し、これで終わったと目を閉じるGE。
ﾌﾞ――――…ﾝ
――突如聞こえてきた音に目を開けるGE。と、同時に何かがGEの肩をかすめた！
『フフフ… 究極のP4細胞はジガバチの細胞になど喰われはしない！ 反対に吸収してやったわー!!』
なんとハチの細胞を吸収し、ハチのような体へと変化した地走がそこにいた!!
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それと同時にGEの肩から無数のジガバチが飛びだしてくる！ …だが、GEはジャケットを脱いで間一髪助かった。
再び襲い掛かる地走だったが、今度はGEは余裕の笑みを浮かべる。
「野生動物には予知能力ってのがあるらしい… オレにも少しな…
その能力が、北から味方をしにやってきた風邪の存在を知らせてくれたのだ
貴様の身体に吸収された細胞は、アマゾン産のジガバチ、ペプシス・ベッコウバチの細胞だ
つまり熱帯の生物！ そしてここ日本には四季がある!! そして今の季節は…！』
GEは制御針を後方のふすまに投げつけ引っ掛ける。
『 冬 だ――――っ!!』
そう叫ぶと同時に制御針を引っ張りふすまが外れ、冷たい冬の風が地走を凍りつかせてゆく！
「南米の昆虫なら簡単に死んでしまう温度だ… しかし…貴様は…
オレ自身の手で淘汰してやるぜ――――っ!!』
ペンダントをいくつもつなげた剣のような武器で、地走の頭部を叩き割った!!
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111015213814.jpg ＜続く＞
人の細胞も混じってるからそんなに寒さに弱くないのでは
二体合わされば生命力も二倍とか言ってたのにな。 しかし、ペンダントの汎用性高すぎ。
ホントいくつペンダントのレプリカ作ってんだよ。
アマゾンの奥地じゃ原料も工具も無いだろうに。
アマゾンの奥地じゃ原料も工具も無いだろうに。
960 ：粗筋の目 1/2：2011/10/17(月) 19:57:23.74 ID:gXMLO+d7
第19話：悪魔の増殖!! の巻
冒頭、雪が降り始める中、マリアは潜入した二人の安否を気遣っていた。
『くたばれバケモノ野郎！』
「く くたばるのは…てめえだ… 原始人め…」
頭を叩き割ったはずなのに、まだ地走は生きていた！
それどころか、傷口から脳が触手の様に飛び出し、GEの細胞を同化しようと襲い掛かってくる！
…だが、これもGEにとっては予測済みだった。
ポケットから小さな袋を取り出すと、それを地走に顔面にぶつけ、中の粉が飛び散る。
「警視庁の証拠品保管室には色々な物があって楽しいな…地走さんよ」
GEはニヤリと笑うと、マッチに火をともし地走に放り投げる。
――――“ 火 薬 ”まみれになった地走は火だるまとなり、苦しみの余り壁を破壊し外へと飛びだした！
…と、同時に火が消える音が聞こえてきた。GEは後を追うと、外の雪に人型の跡があった。
「ゆ… 雪で… 火を…」
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111017195412.jpg
そして頭上から聞こえる笑い声に見上げると、屋根の上にほぼ骨がむき出しになった地走がいた！
『今からが本番だ、グリーンアイズ!! SP4Wの能力とはどんなものか、しっかりとその目に焼き付けるがいいわ――っ!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111017195425.jpg
そう叫ぶと、地走は笑いながら全身がドロドロと液体と化し屋敷全体を覆い始めた！
SP4W細胞とは、恐ろしい事に生物だけではなく物質・鉱物さえも取り込んで増殖するのだ！
一方、屋敷の中にいた四荷島兄妹は壁から無数の地走の顔が現れるのを見る。
無数の顔はどれもこれも「丈二 刺絵 ワシと合体するのだ！」と口走り襲い掛かってきた！
２人はとっさに蘭妙を連れ身をかわす。
「「「なぜ逃げる!?」」」
もはやこれは御前ではない。自分達SCAがこんな恐ろしい物を作り出そうとした事を悔いる刺絵。
すると蘭妙がうめき声を出し、刺絵は何を思ったか尻尾を蘭妙の首筋へと刺すと、次第に意識が戻り出した。
冒頭、雪が降り始める中、マリアは潜入した二人の安否を気遣っていた。
『くたばれバケモノ野郎！』
「く くたばるのは…てめえだ… 原始人め…」
頭を叩き割ったはずなのに、まだ地走は生きていた！
それどころか、傷口から脳が触手の様に飛び出し、GEの細胞を同化しようと襲い掛かってくる！
…だが、これもGEにとっては予測済みだった。
ポケットから小さな袋を取り出すと、それを地走に顔面にぶつけ、中の粉が飛び散る。
「警視庁の証拠品保管室には色々な物があって楽しいな…地走さんよ」
GEはニヤリと笑うと、マッチに火をともし地走に放り投げる。
――――“ 火 薬 ”まみれになった地走は火だるまとなり、苦しみの余り壁を破壊し外へと飛びだした！
…と、同時に火が消える音が聞こえてきた。GEは後を追うと、外の雪に人型の跡があった。
「ゆ… 雪で… 火を…」
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そして頭上から聞こえる笑い声に見上げると、屋根の上にほぼ骨がむき出しになった地走がいた！
『今からが本番だ、グリーンアイズ!! SP4Wの能力とはどんなものか、しっかりとその目に焼き付けるがいいわ――っ!!』
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そう叫ぶと、地走は笑いながら全身がドロドロと液体と化し屋敷全体を覆い始めた！
SP4W細胞とは、恐ろしい事に生物だけではなく物質・鉱物さえも取り込んで増殖するのだ！
一方、屋敷の中にいた四荷島兄妹は壁から無数の地走の顔が現れるのを見る。
無数の顔はどれもこれも「丈二 刺絵 ワシと合体するのだ！」と口走り襲い掛かってきた！
２人はとっさに蘭妙を連れ身をかわす。
「「「なぜ逃げる!?」」」
もはやこれは御前ではない。自分達SCAがこんな恐ろしい物を作り出そうとした事を悔いる刺絵。
すると蘭妙がうめき声を出し、刺絵は何を思ったか尻尾を蘭妙の首筋へと刺すと、次第に意識が戻り出した。
961 ：粗筋の目 2/2：2011/10/17(月) 19:57:35.60 ID:gXMLO+d7
一方、屋敷の外にいたマリアは信じられない光景に驚愕する。
「あ…あれは…！ ま まさか… こんなバカな…!!」
マリアは屋敷を包む、不気味な物体を見て悲鳴を上げた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111017195437.jpg
そして四荷島兄妹は部屋を無数の地走の顔に覆われ、脱出不可能になっていた。万事休す！
『『『合体しろ～～～～っ!!』』』
襲い掛かる地走 ――――だったが、突如閃光と共に発生した爆発により一部が吹き飛ばされる！
見ると、壁に大穴が空き、そこには手榴弾を持ったGEが立っていた。
『生鬼の忘れ形見だ、思い知ったがバケモノ野郎!! 命が惜しかったら早く出ろ、出るんだ!!』
GEの合図と共に外へ脱出する３人。
「お お前は… ひ 広樹…」
肩を貸していた蘭妙が意識を取り戻しているのを見て嬉しくなるGE。
「仲間を… 仲間を… 仲間を見捨てて逃げるのか… グリーンアイズ… カワイイ仲間をな…」
突如頭上から聞こえてきた声に見上げると、巨大化した地走にマリアが囚われていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111017195450.jpg ＜続く＞
「あ…あれは…！ ま まさか… こんなバカな…!!」
マリアは屋敷を包む、不気味な物体を見て悲鳴を上げた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111017195437.jpg
そして四荷島兄妹は部屋を無数の地走の顔に覆われ、脱出不可能になっていた。万事休す！
『『『合体しろ～～～～っ!!』』』
襲い掛かる地走 ――――だったが、突如閃光と共に発生した爆発により一部が吹き飛ばされる！
見ると、壁に大穴が空き、そこには手榴弾を持ったGEが立っていた。
『生鬼の忘れ形見だ、思い知ったがバケモノ野郎!! 命が惜しかったら早く出ろ、出るんだ!!』
GEの合図と共に外へ脱出する３人。
「お お前は… ひ 広樹…」
肩を貸していた蘭妙が意識を取り戻しているのを見て嬉しくなるGE。
「仲間を… 仲間を… 仲間を見捨てて逃げるのか… グリーンアイズ… カワイイ仲間をな…」
突如頭上から聞こえてきた声に見上げると、巨大化した地走にマリアが囚われていた！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111017195450.jpg ＜続く＞
カワイイ？…
雪の人型でﾜﾗﾀ
雪に付いた人型がもはやギャグ漫画
最後のシーンでベルゼバブに抱っこされてた流璃子を思い出した
なぜ服(だけ)が溶ける？w
967 ：粗筋の目 1/2：2011/10/19(水) 22:05:11.74 ID:6be3Xv8v
第20話：凄絶!! 死を呼ぶ涙 の巻
巨大地走の掌でピクリとも動かないマリア。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111019220239.jpg
地走は欲しければ取りに来いと促し体を震わせると、マリアの所まで伸びる階段が現れた。
「さあ…来い… 招待してやるぞ…」
「……面白いじゃねえか… その招待受けてやるぜ!!』
GEは叫ぶと、単身階段を駆け上がり始めた！
それを見た蘭妙は四荷島兄妹に向かって叫ぶ。
『む 無茶だ！広樹を止めてくれ、丈二くん 刺絵ちゃん!!』
それを聞いた四荷島はなぜ自分の名を知っているのか、なぜ正気に戻っているのか分からなかった。
「私が正気に戻したのよ、お兄様…」
『丈二くん、刺絵ちゃん 頼む!!
広樹は今からの時代に…世界の自然が失われ、生物が滅んでゆく時代に必要な人間なのだ！
大自然の心を持つ、大事な人間なのだ!!
そんな人間をむざむざ殺させるのか!! 君達のお父さん、渋宮明氏と志を同じにする人間を!!』
――かつて渋宮会長は、儲けのかなりを費やし自然保護活動をしていたのだ。
だから自然の摂理を破壊するSCAをとても憎んでいた…。
「しかし… その為、正義の行いの為に…「SCA」によって殺されるとは…」
一方、駆け上がるGEの足元から鋭い牙をもった触手が背後から伸びてきた！
だが、GEはリプレッサーソードでこの触手を切り払う！
…その時、わずかに地走が苦痛のうめきを上げたのを確かに聞いた。
「どうやら少しは痛いらしいな… それなら！ これでどうだァ!!』
GEはソードを階段の触手に突き刺しながら走り、再び地走は苦痛のうめきを上げる！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111019220253.jpg
だが地走もただやられているばかりではない！ 調子に乗るなと、階段が大きく裂け巨大な口が現れた!!
とっさに鞭を触手に巻き付けるが、触手は引っ込んで鞭が抜けてしまい落下するGE！
…だが、何者かが鞭を掴んでGEの落下を防いでくれた！
巨大地走の掌でピクリとも動かないマリア。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111019220239.jpg
地走は欲しければ取りに来いと促し体を震わせると、マリアの所まで伸びる階段が現れた。
「さあ…来い… 招待してやるぞ…」
「……面白いじゃねえか… その招待受けてやるぜ!!』
GEは叫ぶと、単身階段を駆け上がり始めた！
それを見た蘭妙は四荷島兄妹に向かって叫ぶ。
『む 無茶だ！広樹を止めてくれ、丈二くん 刺絵ちゃん!!』
それを聞いた四荷島はなぜ自分の名を知っているのか、なぜ正気に戻っているのか分からなかった。
「私が正気に戻したのよ、お兄様…」
『丈二くん、刺絵ちゃん 頼む!!
広樹は今からの時代に…世界の自然が失われ、生物が滅んでゆく時代に必要な人間なのだ！
大自然の心を持つ、大事な人間なのだ!!
そんな人間をむざむざ殺させるのか!! 君達のお父さん、渋宮明氏と志を同じにする人間を!!』
――かつて渋宮会長は、儲けのかなりを費やし自然保護活動をしていたのだ。
だから自然の摂理を破壊するSCAをとても憎んでいた…。
「しかし… その為、正義の行いの為に…「SCA」によって殺されるとは…」
一方、駆け上がるGEの足元から鋭い牙をもった触手が背後から伸びてきた！
だが、GEはリプレッサーソードでこの触手を切り払う！
…その時、わずかに地走が苦痛のうめきを上げたのを確かに聞いた。
「どうやら少しは痛いらしいな… それなら！ これでどうだァ!!』
GEはソードを階段の触手に突き刺しながら走り、再び地走は苦痛のうめきを上げる！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111019220253.jpg
だが地走もただやられているばかりではない！ 調子に乗るなと、階段が大きく裂け巨大な口が現れた!!
とっさに鞭を触手に巻き付けるが、触手は引っ込んで鞭が抜けてしまい落下するGE！
…だが、何者かが鞭を掴んでGEの落下を防いでくれた！
968 ：粗筋の目 2/2：2011/10/19(水) 22:05:32.12 ID:6be3Xv8v
――――救援者は四荷島だった！
「じ… 丈二… 貴様が…なぜ…？」
「フッ あなたには命を救ってもらった借りがありますからね…」
まさかの四荷島の裏切りに憤慨した地走は、まだ口の中にいるGEを食い殺そうとする。
…だが、巨大な口はガクガクと痙攣するばかりで一向に閉じる様子が無い？？
「フッ オレがただむやみに貴様の身体を切ったとでも思っていたのか…」
――その秘密はリプレッサーソードに仕込んだ「毒」の効果だった。
これで当分の間、地走は身動き一つ出来ない。
GEは悠々と階段を昇り詰めると、囚われていたマリアを助け出した。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111019220306.jpg
マリアは意識を取り戻し、GEに抱きかかえられながら戻ってくる。
「なんだか… 暖かい風…」
「なつかしい気持ちのする風だ…」
GEは四荷島に礼を言うと、四荷島はもはや自分がつかえていた御前ではないからと答えた。
一方、誰も気づかなかったが地走は泣いていた。
「グ…グフフ… か…体は動かなくても… この水分の中にもワシの細胞がいきづいておるのじゃ!!』
地走の涙はらせん状の高圧水流となり―――― GEの心臓を貫通、即死させた!!
104
倒れ伏すGE、駆けよる仲間達。
近頃の異常気象のせいだろうか…
冬だと言うのに一陣の暖かい風が南から太平洋をこえ、日本に渡ってきた…
その風は愛する父や母の想いと共に… 一粒の趣旨を運んでいたのである…
……奇跡の種子を……
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111019220323.jpg ＜続く＞
「じ… 丈二… 貴様が…なぜ…？」
「フッ あなたには命を救ってもらった借りがありますからね…」
まさかの四荷島の裏切りに憤慨した地走は、まだ口の中にいるGEを食い殺そうとする。
…だが、巨大な口はガクガクと痙攣するばかりで一向に閉じる様子が無い？？
「フッ オレがただむやみに貴様の身体を切ったとでも思っていたのか…」
――その秘密はリプレッサーソードに仕込んだ「毒」の効果だった。
これで当分の間、地走は身動き一つ出来ない。
GEは悠々と階段を昇り詰めると、囚われていたマリアを助け出した。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111019220306.jpg
マリアは意識を取り戻し、GEに抱きかかえられながら戻ってくる。
「なんだか… 暖かい風…」
「なつかしい気持ちのする風だ…」
GEは四荷島に礼を言うと、四荷島はもはや自分がつかえていた御前ではないからと答えた。
一方、誰も気づかなかったが地走は泣いていた。
「グ…グフフ… か…体は動かなくても… この水分の中にもワシの細胞がいきづいておるのじゃ!!』
地走の涙はらせん状の高圧水流となり―――― GEの心臓を貫通、即死させた!!
104
倒れ伏すGE、駆けよる仲間達。
近頃の異常気象のせいだろうか…
冬だと言うのに一陣の暖かい風が南から太平洋をこえ、日本に渡ってきた…
その風は愛する父や母の想いと共に… 一粒の趣旨を運んでいたのである…
……奇跡の種子を……
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111019220323.jpg ＜続く＞
えええええ！ まさかの広樹死亡!?
ラストの種で復活するのだろうけど、あれを飲むのか？
飲むとしたら死人は飲めないんだが…
ラストの種で復活するのだろうけど、あれを飲むのか？
飲むとしたら死人は飲めないんだが…
するとあの種を飲むと広樹の背中から無数の神木が・・・
まあ生鬼と同じく傷口にP４細胞が入って助かるか、『オレもじきに逝く』とか言ってたから素直に死亡ENDか。
まあ生鬼と同じく傷口にP４細胞が入って助かるか、『オレもじきに逝く』とか言ってたから素直に死亡ENDか。
敵が招く階段とかマリアを抱くシーンとかゴッドサイダーのセルフパロみたいだなw
アマゾンの弾力あるツタかなんか使って心臓の代わりを作るよ
973 ：粗筋の目 1/3：2011/10/21(金) 21:59:14.04 ID:jcQyN6uv
最終話：自然（ナチュラル）の奇跡（ミラクル）!! の巻
その種子は奇跡の種子…
遠い南の果てから、父と母の想いを運んできた奇跡の種子…
息絶えたGEに嗚咽するマリアと蘭妙。
「ま…まさか…広樹… お…お前は大自然の… 地球の…救世主なのだぞ…」
すると頭上から地走のあざ笑う声が響いてきた。
「貴様らもすぐに奴と同じような、みじめな屍と化すのだ！ くらえピースワラー（平和の水）!!』
四荷島兄妹はとっさに二人をかばうが、そのはずみで四荷島は右足を大きくえぐられてしまった！
身動きできなくなった四荷島は、刺絵に後を託し２人を逃がすように命じた。
「グフフ… 面白い茶番劇だな、丈二よ いつから殺し屋が天使になった…？
天使になったのなら、天使らしくワシが天上へ帰してやる！」
再びピースワラーを出す地走。 …その時、一陣の風が吹いた。
その時、GEの死体の側に、冒頭の種子が落ちた事に誰も気づかなかった。
「フッ 暖かい風だ… なつかしい匂いがする」
…一瞬、四荷島の脳裏に幼い頃の自分と両親が浮かんだ。
――それが四荷島の最期だった。全身をピースワラーに貫かれ息絶えた！
兄の死を見て叫ぶ刺絵、それが合図になったかのように動けるようになる地走。
地走は巨大な体を蛇の様にしならせ、３人を食い殺そうと襲い掛かる！
――だが、突如地中から伸びてきた“根”の様な物が、いくつも地走の身体を貫いて阻止した！
「な なんだァ!? この植物は!!」
「貴様を完全淘汰する為にやってきた… 地球の使者だ…」
木の根の上を歩く人影に喚起するマリアと蘭妙。 それはもちろん、復活したGEだった!!
…だが、よく見るとGEの胸から植物が生えている？？
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その種子は奇跡の種子…
遠い南の果てから、父と母の想いを運んできた奇跡の種子…
息絶えたGEに嗚咽するマリアと蘭妙。
「ま…まさか…広樹… お…お前は大自然の… 地球の…救世主なのだぞ…」
すると頭上から地走のあざ笑う声が響いてきた。
「貴様らもすぐに奴と同じような、みじめな屍と化すのだ！ くらえピースワラー（平和の水）!!』
四荷島兄妹はとっさに二人をかばうが、そのはずみで四荷島は右足を大きくえぐられてしまった！
身動きできなくなった四荷島は、刺絵に後を託し２人を逃がすように命じた。
「グフフ… 面白い茶番劇だな、丈二よ いつから殺し屋が天使になった…？
天使になったのなら、天使らしくワシが天上へ帰してやる！」
再びピースワラーを出す地走。 …その時、一陣の風が吹いた。
その時、GEの死体の側に、冒頭の種子が落ちた事に誰も気づかなかった。
「フッ 暖かい風だ… なつかしい匂いがする」
…一瞬、四荷島の脳裏に幼い頃の自分と両親が浮かんだ。
――それが四荷島の最期だった。全身をピースワラーに貫かれ息絶えた！
兄の死を見て叫ぶ刺絵、それが合図になったかのように動けるようになる地走。
地走は巨大な体を蛇の様にしならせ、３人を食い殺そうと襲い掛かる！
――だが、突如地中から伸びてきた“根”の様な物が、いくつも地走の身体を貫いて阻止した！
「な なんだァ!? この植物は!!」
「貴様を完全淘汰する為にやってきた… 地球の使者だ…」
木の根の上を歩く人影に喚起するマリアと蘭妙。 それはもちろん、復活したGEだった!!
…だが、よく見るとGEの胸から植物が生えている？？
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974 ：粗筋の目 2/3：2011/10/21(金) 22:00:24.87 ID:jcQyN6uv
…あの時、確かにGEは死んだ。しかし…。 …と、その時GEの胸の植物が自らちぎれた。
『このオレの“弟”が!! 死の世界から連れ戻してくれたのだ!!』
――――あの植物が“弟”…？ …と、言う事は、まさか…アマゾンの…？
そう、あの種子はアマゾンの両親が生み育て、風に乗せて運んでくれた種子だったのだ。
その話を聞いた蘭妙は、もう一人の孫の誕生に思わず声を漏らす。
『フハハハ――――ッ!! 二人もの不遇な孫を持つとは不幸だのう、蘭妙!!
二人とも処理してやるからありがたく思え――――っ!!』
地走は再びGEを食い殺そうと向かってくるが、身体に刺さった根からのわずかな電流に一瞬怯む。
「植物は微弱だが、電気を持っている… その電気を集めると高圧になり、貴様の細胞を焼き尽くす事ができるのだ…」
「グハハハハ 微弱な電気を集めた所で、この位が関の山さ
この偉大なる地走虫兵衛を、世界の帝王を焼き尽くす事などできん!!』
「はたしてそうかな？ 貴様の周りをよく見ろ」
GEに言われるまま周囲を見渡す地走。 …なんと周囲の森全体が電気を帯びている！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111021215207.jpg
「この森全ての植物が貴様を消したがっているのさ いびつな遺伝子を排除する、正常な地球の自然淘汰の姿だ
そしてその怒りの電気の全ては、この弟の根とつながっているのだ」
「しゃ… しゃらくせェ――――ッ!! なんといおうとこのワシが世界の帝王なのだ――ッ!!』
激怒し襲い掛かる地走！ だが、いち早くGEは手に持った根をつなぎ合わせ、高圧電流が流れた!!
『エフェメラルサンダー（植物細胞雷）!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111021215236.jpg
「ま… まさが… ワ… ワシが… ぜ…ぜがいの王…が…ま… まけ… るﾞ」
そう言い残し、地走は黒焦げの灰となり風と共に消えた―――――…
蘭妙は弟が放電のショックでボロボロになった事を寂しがる。
だが、GEは「弟はここにいる」と、自分の胸に同化した部分を指さした。
「オレは弟と… 種子と一つになった そして弟の生命で生き返る事ができたのだ
命を二人で分け合い… この驚くべき力を手に入れたんだ」
GEの新しい力を知り、これでSCAを壊滅させる事が出来ると希望を持つ蘭妙。
『このオレの“弟”が!! 死の世界から連れ戻してくれたのだ!!』
――――あの植物が“弟”…？ …と、言う事は、まさか…アマゾンの…？
そう、あの種子はアマゾンの両親が生み育て、風に乗せて運んでくれた種子だったのだ。
その話を聞いた蘭妙は、もう一人の孫の誕生に思わず声を漏らす。
『フハハハ――――ッ!! 二人もの不遇な孫を持つとは不幸だのう、蘭妙!!
二人とも処理してやるからありがたく思え――――っ!!』
地走は再びGEを食い殺そうと向かってくるが、身体に刺さった根からのわずかな電流に一瞬怯む。
「植物は微弱だが、電気を持っている… その電気を集めると高圧になり、貴様の細胞を焼き尽くす事ができるのだ…」
「グハハハハ 微弱な電気を集めた所で、この位が関の山さ
この偉大なる地走虫兵衛を、世界の帝王を焼き尽くす事などできん!!』
「はたしてそうかな？ 貴様の周りをよく見ろ」
GEに言われるまま周囲を見渡す地走。 …なんと周囲の森全体が電気を帯びている！
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111021215207.jpg
「この森全ての植物が貴様を消したがっているのさ いびつな遺伝子を排除する、正常な地球の自然淘汰の姿だ
そしてその怒りの電気の全ては、この弟の根とつながっているのだ」
「しゃ… しゃらくせェ――――ッ!! なんといおうとこのワシが世界の帝王なのだ――ッ!!』
激怒し襲い掛かる地走！ だが、いち早くGEは手に持った根をつなぎ合わせ、高圧電流が流れた!!
『エフェメラルサンダー（植物細胞雷）!!』
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111021215236.jpg
「ま… まさが… ワ… ワシが… ぜ…ぜがいの王…が…ま… まけ… るﾞ」
そう言い残し、地走は黒焦げの灰となり風と共に消えた―――――…
蘭妙は弟が放電のショックでボロボロになった事を寂しがる。
だが、GEは「弟はここにいる」と、自分の胸に同化した部分を指さした。
「オレは弟と… 種子と一つになった そして弟の生命で生き返る事ができたのだ
命を二人で分け合い… この驚くべき力を手に入れたんだ」
GEの新しい力を知り、これでSCAを壊滅させる事が出来ると希望を持つ蘭妙。
975 ：粗筋の目 3/3：2011/10/21(金) 22:00:42.68 ID:jcQyN6uv
「では… 我々はこれで…」
その声に振り向くと、死んだと思われた四荷島と刺絵が立っていた。
やはり彼らもP4W、細胞がくっつきあって傷を塞いでくれたのだ。もう、GEとの貸し借りは無い…
「どこへ…？」
GEの問いに四荷島は嘲笑すると、一瞬でその姿は消えてしまった。
「彼らはもうSCAに帰れまい… いや…命を狙われ続けるかもしれん、裏切り者として…」
「さ、行こう！ 日本のじいちゃん、マリア!!」
踵を返し、帰ろうとするGEだったが、一旦足を止め夜空を見上げる。
（そして―――― 生鬼よ、見守っていてくれ これからがオレ達の、地球の…本当の戦いなのだ）
――今は亡き戦友に願うGEであった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111021215249.jpg
―ザ・グリーンアイズ 終わり―
その声に振り向くと、死んだと思われた四荷島と刺絵が立っていた。
やはり彼らもP4W、細胞がくっつきあって傷を塞いでくれたのだ。もう、GEとの貸し借りは無い…
「どこへ…？」
GEの問いに四荷島は嘲笑すると、一瞬でその姿は消えてしまった。
「彼らはもうSCAに帰れまい… いや…命を狙われ続けるかもしれん、裏切り者として…」
「さ、行こう！ 日本のじいちゃん、マリア!!」
踵を返し、帰ろうとするGEだったが、一旦足を止め夜空を見上げる。
（そして―――― 生鬼よ、見守っていてくれ これからがオレ達の、地球の…本当の戦いなのだ）
――今は亡き戦友に願うGEであった。
ttp://sakurasite.homeip.net/imgboard/img-box/img20111021215249.jpg
―ザ・グリーンアイズ 終わり―
結局お星様になったのは生鬼だけだったか
ああ・・・ やっぱり打ち切りか。
ようやく超常的な力を手に入れて、これから面白くなりそうなところだったのに・・・
角刈りのオッサンが夜空に浮かぶラストはちょっとシュールだ。
ようやく超常的な力を手に入れて、これから面白くなりそうなところだったのに・・・
角刈りのオッサンが夜空に浮かぶラストはちょっとシュールだ。
ペンダントがなければ即死だった…オチじゃないのか
「ピースワラー(平和の水)」に笑ったw
確かに発音だとそうなるけどさあ
「ピースワラー(平和の水)」に笑ったw
確かに発音だとそうなるけどさあ
瀬古田治してやれよ
＞これからがオレ達の、地球の…本当の戦いなのだ
打ち切り漫画の常套句キタw
打ち切り漫画の常套句キタw
いくら異常気象でもアマゾンから風で種が飛んでくるというのは・・・
後付けで両親と別れる時に木の実を持たせてくれた、ぐらいで良さそうなもんだが。
後付けで両親と別れる時に木の実を持たせてくれた、ぐらいで良さそうなもんだが。
楽屋裏開始
皆さんお疲れ様でした。
なんとかギリギリで3作品無事終わり一安心しました。
>>970の「するとあの種を飲むと広樹の背中から無数の神木が・・・」
これは全く思ってなかったのでちょっと笑ったｗ
皆さんお疲れ様でした。
なんとかギリギリで3作品無事終わり一安心しました。
>>970の「するとあの種を飲むと広樹の背中から無数の神木が・・・」
これは全く思ってなかったのでちょっと笑ったｗ
誰かわかる人いたら教えてほしいんだけど・・・
ゴッドサイダーの流璃子は一族を迫害した人間に復讐しようとしてたけどいつ改心したの？
特に改心するようなシーンはなかったよね？
ゴッドサイダーの流璃子は一族を迫害した人間に復讐しようとしてたけどいつ改心したの？
特に改心するようなシーンはなかったよね？
乙～
流璃子は昔が懐かしい＋ハルパスがやばいで霊気の方を助けてしまったら、ベルゼブブに
おしおきで縛られたり、霊気が助けにきたりってことでデビルサイダーにはいられなくなったのでは。
流璃子は昔が懐かしい＋ハルパスがやばいで霊気の方を助けてしまったら、ベルゼブブに
おしおきで縛られたり、霊気が助けにきたりってことでデビルサイダーにはいられなくなったのでは。
敵の女が恋愛がらみで所属を変えるのがパターンだからね
この世界の女性は自分が惚れた男次第で主義主張を変えるらしい
流璃子は人間への復讐＜霊気になっちゃったんだろうな
本格的にゴッドサイダーに覚醒したときは少年誌では描けないときだったと妄想しておこう
この世界の女性は自分が惚れた男次第で主義主張を変えるらしい
流璃子は人間への復讐＜霊気になっちゃったんだろうな
本格的にゴッドサイダーに覚醒したときは少年誌では描けないときだったと妄想しておこう
>>985-986
なるほど～。人間への復讐＜霊気は納得。でも最初は単なる幼なじみで特別霊気LOVEって訳でもなかったよね
まぁあんな酷いお仕置きされてるところを助けられたら惚れちゃうのも無理ないか。
でも流璃子のお仕置きはエロかったなぁ・・・
なるほど～。人間への復讐＜霊気は納得。でも最初は単なる幼なじみで特別霊気LOVEって訳でもなかったよね
まぁあんな酷いお仕置きされてるところを助けられたら惚れちゃうのも無理ないか。
でも流璃子のお仕置きはエロかったなぁ・・・
ちなみに未だにメタルKニューカマー読んでない。
すでに第1部完（実質打ち切り）で全5巻出てるらしいのに…
すでに第1部完（実質打ち切り）で全5巻出てるらしいのに…