1 :
マロン名無しさん:
第二百四十九話 孤立
シヴァを助けたいと八雲を妨害するウシャス
納得できない八雲はベナレスを倒そうとするが、DDとタリスマンが庇い、仕損じる。
そして、正気を失った様子のパイが人化の法に同意する意思を示すのだった。
ウシャスの作戦、想像つくけど・・・ぜったい失敗するな
パイは演技ってことはないよな
よくよく精神が弱いな…シヴァが強すぎるのか
実はあのパイは偽物!ってことはないか…
偽乳か…
パイはこれまでにエロい格好してたこともあるからそれはないな
保守
保守
保守
11 :
初代:2010/09/26(日) 11:37:03 ID:9e1OyG8y
第二百五十二話 対面
精神世界でシヴァと再会するパイ。
シヴァは生命を超えた「意志」があり、それを統合するために動いていると語る。
その意味を理解できないパイ
シヴァは彼女を眠らせる。
一方D.Dとタリスマンの死を確認し、涙を流したウーカイは勝てないと分かっていながら
八雲に戦いを挑む。
殺すのをためらう八雲。
そこで死んだ筈のD.Dとタリスマンがよみがえる。
ウーカイは騙されるがそれは依子の出した思念体であった。
死者を使うとは卑怯なw
第二百五十話 排出
人化の法で人間になると言うパイは八雲を攻撃する。
八雲は会話からパイや三只眼が正気でないことを見抜くがDDとタリスマンにまとわりつかれ、
そのまま三只眼の攻撃を受けてまとめて岩城島の排出口から落下してしまう。
最初の頃はDDとタリスマン凄い強かったのにもうボロボロだな
見てて可愛そうになってくるよ。
ん?パイはシヴァの異常なまでのカリスマに心酔してしまっておかしな言動を取ってるのかと思ったが
あの引っかけに掛かるってことはまた穿靈菱みたいに別の人格くっつけてるのか?
完全に鬼眼王に人格を乗っ取られてんじゃない?
18 :
補完:2010/10/02(土) 23:59:19 ID:tZKVGMFf
第二百五十一話 そして探索
岩城島から落ちた八雲。
岩城島の中では人化の法の準備が進む中、タリスマンとD.Dの死を聞かされた舞鬼が八雲の息の根を止めに行こうとしていた。
ムゲロは裏切り者とされたため、ハーンとともに行動し人化の法を邪魔する方法を考える。
一方、八雲は精神統一をしてパイに呼びかける。
だが、パイの精神の中では多くの三只眼が鬼眼王の一部になることを勧めていた。
パイの精神に鬼眼王と一緒になった三只眼達が入り込んで勝手に体を操ってるのか?
ムゲロが仲間になったw
なんか味方にすると恐ろしいってタイプのようだが
人化の法は呪塩柱とか準備が結構大変そうだな
パイの精神世界の時はもっと簡単そうだったが
23 :
補完:2010/10/06(水) 00:39:23 ID:XzpWuho9
第二百五十二話 対面
精神世界でシヴァと再会するパイ。
シヴァは生命を超えた「意志」があり、それを統合するために動いていると語る。
その意味を理解できないパイ
シヴァは彼女を眠らせる。
一方D.Dとタリスマンの死を確認し、涙を流したウーカイは勝てないと分かっていながら
八雲に戦いを挑む。
殺すのをためらう八雲。
そこで死んだ筈のD.Dとタリスマンがよみがえる。
ウーカイは騙されるがそれは依子の出した思念体であった。
うーんグロいw
闇魚の中でもD.Dとタリスマンの思念体は見えるんだ
26 :
補完:2010/10/10(日) 11:16:15 ID:kp/GuijF
第二百五十三話 女神のほほえみ
人化の方に臨むパイとラートリー。
ベナレスはそこでラートリーに今のシヴァと昔のシヴァは別人も同然と警告する。
それを了承していると答えるラートリー。
スペルドラッグを解除した彼女は最後の質問をする。
先代の鬼眼王”シヴァ”が人化の法の後、どうなったかという質問。
直接見た訳ではないので断言できないと前置きしながら、人格が元に戻り人間になったと
言うベナレスの答えにラートリーは怪しく笑い、そして早くルド(シヴァ)をよみがえらせろと告げる。
そしてベナレスはそれに答えシヴァを復活させるのだった。
ん?
先代の鬼眼王も「シヴァ」って名前なら、
ウシャスはアンダカでなんでシヴァって名前だけで反応したんだ?
先代とはイントネーションが違うとか?
先代の名前がシヴァってのはウシャスしか知らないとか?
第二百五十四話 破壊神への讃歌
大地から沢山の光の龍がでて周囲を破壊して、恐れるキール達。アマラは破壊神が復活すると告げた。
岩城島ではベナレスは多くの光の龍を両手に集め、パイの持つ聖魔核に向け力を放った。
その瞬間、聖魔核はパイの手を離れ、亀裂が走った。
訂正
第二百五十四話 破壊神への讃歌
大地から沢山の光の龍がでて周囲を破壊して、恐れるフィズ達。アマラは破壊神が復活すると告げた。
岩城島ではベナレスは多くの光の龍を両手に集め、パイの持つ聖魔核に向け力を放った。
その瞬間、聖魔核はパイの手を離れ、亀裂が走った。
どうやら本当に復活しそう。
先代のように醜くなってたらどうしよう・・・。
失敗してそのまま割れちゃったとかないかなw
ところでラートリーの企みは精神世界の時みたいに自分が鬼眼王になるよう人化の法をずらすってことかね?
ベナレスがいるのにそれは難しいと思うが。
35 :
補完:2010/10/17(日) 23:05:22 ID:MEPRGOdV
第二百五十五話 解呪??
パイの手を離れ魔法陣が浮かび上がる聖魔核。地上は雷撃により危険な状態に。
聖魔核の結界が解かれつつあると知ったグプターは阻止するために岩城島に向かって飛んだが
岩城島から砲撃を受ける。助けに来た綾小路とキールだが爆発の余波でグブターにぶら下がる
状態になったところに、更に呪弾が迫ってくる。
だが、光牙がそれを打ち砕くと、八雲、依子、ネグローニが思念獣に乗って登場した。
グプターたち弱過ぎだな。島にたどり着くことすら出来ないとは。
あの岩城は今誰が運転してるんだ?オート?
38 :
補完:2010/10/21(木) 23:16:39 ID:4bCqEBpZ
第二百五十六話 解呪II
綾小路達と合流した八雲達。
舞鬼(ウーカイ)が思念体のD・D、タリスマンを連れて岩城島に戻ると、思念体は周囲に広がり
岩城島の機能を混乱させた。
八雲は手からエネルギー波をだし、その勢いで岩城島へと上昇した。
残りのメンバーは思念体を出している依子を守ることに集中することとなった。
ベナレスは八雲が来ることに気付き、臨戦態勢をとった。
八雲空飛べるんだ。
なんか燃費悪そうだけど。
「え?」がやたらと多い
確かに言われてみるとw
42 :
補完:2010/10/24(日) 22:59:39 ID:1HhrFHzc
第二百五十七話 解呪III
迫り来る雑魚を蹴散らし岩城島へとたどり着く八雲。だが迎え撃つベナレスは強い。
肉弾戦ではかなわないことを知った八雲は”精”を使わせる方法を考える。
だが、雑魚はひるむこと無く攻撃してくる。八雲は直接シヴァを攻撃すべく、雑魚を”闇魚”で撒こうとする。
そこにベナレスが”闇食魚”を出し”闇魚”を妨害する。しかし精を使ったためベナレスの右腕は飛び散ってしまう。
その隙をついて八雲が抱きつき、一緒に塔から落下すると体勢を崩したベナレスに”石絲”を向ける。
その時、パイ達のいる所から光術が発せられ、八雲はやられてしまう。
闇食魚・・・さすがに自分が与えた獣魔は対策済みか。
精を使わせる目的だからいいけど。
闇食魚は本当にそれだけの役割しか無い獣魔だな。
八雲が使わなきゃ無用の長物となってしまう。
足で土爪使うのをちゃんと覚えていたか
46 :
補完:2010/10/27(水) 23:31:29 ID:EAAqTw2L
第二百五十八話 解呪IV
光術にやられ胴が真っ二つになる八雲。
パイ達のいる場所から立った光の柱が収まると、急に空が晴れ晴れとしてきた。
その後、パイ達のいる場所から光の玉が発せられると、それは向きを変え強烈なエネルギーを持った綾小路達への攻撃となった。
八雲はパイの元へ急ぐが、そこには左腕と胸部、頭のみとなった鬼眼王が復活していた。
鬼眼王はパイに手を差し伸べ、今こそひとつにと誘いかけた。
鬼眼王キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
これが初登場になるのか。
しかしひどい姿だな。活力注ぎこまなけりゃすぐ逝きそうだ。
むしろあれで生きてられるのが凄い
足なんて飾りなのか?
50 :
補完:2010/11/01(月) 01:16:34 ID:9EMulUx4
第二百五十九話 破壊神の魅力<ちから>
鬼眼王を阻止すべく手を向ける八雲。だがいい知れぬ恐怖で身が竦んでしまいベナレスに振り飛ばされてしまう。
ベナレスへのねぎらいの言葉を話す鬼眼王に、ウシャスはルドの優しさを感じ再会に涙する。
すぐにも”人化の法”をしようとするウシャスや敬意を抱くベナレス、畏れる八雲の様子にパイは皆が鬼眼王に
魅入られていると感じる。
だが、鬼眼王が顔を近づけると三只眼が表に出、彼に従うのであった。
パイは止めたいが魅入られた皆をどうすることもできなかった。
チャーム能力保有か
なぜパイだけは大丈夫なんだ?
二重人格なのでなんとなく逃れた
53 :
補完:2010/11/04(木) 22:05:06 ID:???
第二百六十話 施行
ついに人化の法が始まった。八雲は必死で阻止しようとするがベナレスにとらえられ動けない。
舞鬼(ウーカイ)が八雲の始末を申し出るが、ベナレスは彼女に失望したといい、龍将の位を剥奪して倒してしまう。
舞鬼カワイソス
でもベナレスが失望するのも分かる
え?そこまで無能だった?
ベナレスは八雲にかかりっきりだから、舞鬼が思念体連れて来たのはまだバレてないのか?
56 :
補完:2010/11/08(月) 22:29:38 ID:???
第二百六十一話 救出
光を発するニンゲンの像。
ムゲロとともにいたハーンは下っ端に嬲られ殺されそうになった舞鬼(ウーカイ)を見ていられず助けてしまう。
彼女も人化の法を止める方法はしらないが、ラートリーならもしかしてと語った。
ハーンとムゲロは早速囚われたラートリーを助け出した。
ラートリーも人化の法を止める方法は知らないがウシャスに秘策があるといい、両手から力を発しウシャスを正気に戻そうとする。
あの力は手が自由になってないと使えないのか?
縛られたままじゃだめ?
ウーカイぼろぼろ過ぎワラタ
いくらベナレスにやられてても雑魚を倒すぐらいできないのか?
59 :
補完:2010/11/16(火) 00:56:13 ID:fsOsUnle
第二百六十二話 女神の裁量
光球をウシャスに当てるラートリー。どうやらウシャスに言葉が届いたようだ。
ベナレスの手下がラートリーを攻撃するが八雲はベナレスに抑えられて助けることができない。
突然、地面にいくつもの魔法陣が現れ、魔獣が召還される。魔獣はベナレス達を攻撃し始めた。
魔獣を召還したのはウシャスであった。そして、ニンゲンの像の下からも竜骸兵のマザーが現れ、像を掲げた。
ウシャスはシヴァに入り込んだ「破壊神達」を追い払うために、自分が鬼眼王になると宣言する。
最後の声はウシャスの无のアマラ?
やつは今何やってるんだっけ?
予想通りウシャスは鬼眼王になるつもりらしいな
しかしシヴァに魅了されてたぐらいなのにその中の人格引き受けて抵抗できるのか?
失敗するから大丈夫
ニンゲンの像って龍さんが欠けさせたんじゃなかったっけ?
術の途中で耐えきれずまた欠けて失敗しないかな。
そうなったら龍さんお手柄だな
66 :
補完:2010/11/20(土) 23:17:26 ID:ZLkvt4PP
第二百六十三話 失策
ウシャスの宣言に力を失ったら死んでしまうと懇願する「ルド」。
だが、ウシャスはシヴァ一人では死なせない、鬼眼王になったら自身も即座に命を断つと言う。
本性を現すシヴァ。シヴァは「ニンゲンの像」を動かそうとするウシャスを魅了しようとするがウシャスはそれをはねのける。
だが、魅入られた三只眼が竜骸兵のマザーを倒してしまい、続いてウシャスを攻撃する。
怪我をした八雲には止められない。ついに「ニンゲンの像」の額から光が発せられ、”人化の法”が発動した。
その時、八雲にはどこからともなく声が聞こえる。
「主たる三只眼吽迦羅危急の時−− その”无”無限の力を発する也 そして その力おまえに託す−−」
元々シヴァを殺して死ぬつもりだったらわざわざ人化の法させないようにしろよ。
それとも分離させてから殺せば天国に行けるとでも言うつもりか?
ウシャスあっさり失敗したw
69 :
補完:2010/11/25(木) 22:31:07 ID:G3trTPyU
第二百六十四話 人化の法
ニンゲンの像から三方向に発せられる光。だがパイの前に現われた八雲がそれを身体で防いだ。
シヴァはパールバティーに八雲を消すように命じるがパールバティーはためらう。
八雲はアマラとつながっており、ウシャスの危機によって生じたアマラの無限の力が八雲に来る事で鬼眼王の強力な術を
遮断できたのであった。
シヴァは何故生きる事を望むと問いかけた。森羅万象の「意志」により人は滅ぶようにできており、自分がヒトをゼロに
戻す「意志」のもとに存在すると語りかけた。
そしてパールバティーに命じ自分を攻撃させると、ベナレスが無限の力を得て復活した。
ウーパワーアップのために狙って攻撃させるのもありか。
すっきりせんな。今後これ多用されたら萎えるわ。
これで主の危機とかなんだかなあ。
大体、「無限の力」ってのはどこから湧いてくるんだ?主の精じゃないのか?
ハーン辺りが三只眼を攻撃すれば八雲は二倍の無限の力でメシウマ?
>>71 无本人の火事場の馬鹿力的なものが延々出る状態ってことじゃねーの
74 :
補完:2010/11/29(月) 23:08:17 ID:dZNGVOJ5
第二百六十五話 八雲散る
ベナレスの攻撃に防御が間に合わず直撃を受けた八雲。シヴァの術が強力でパイを連れて逃げることはできない。
八雲がベナレスの攻撃に耐えている間にラートリーがベナレスを攻撃したが、ベナレスには通用せず、反撃を喰らって
建物の崩壊に巻き込まれてしまった。
続いてベナレスが両手で八雲を攻撃すると八雲は吹き飛ばされ、ついにニンゲンの像の光が三只眼の眼に到達した。
ウーカイ出てきてからつまらなくなったな
いや、綾小路が出てきてからの方がつまらないかな
まぁどちらにしろつまらなくなったから萌えキャラを出したんだろ
そう?一時期停滞してたが、最近はクライマックスに近づいてまあいい感じじゃない?
77 :
補完:2010/12/02(木) 23:35:55 ID:8k0dyW8Y
第二百六十六話 聖魔失精I
八雲の名を呼ぶパイ。八雲は光牙で攻撃するが人化の法の術場はバリアに包まれ手出しできない。
ベナレスの追撃に八雲は獣魔で応戦するがことごとく封じられ、縛妖蜘蛛(フーヤオチチュウ)によって抑え込まれてしまう。
三只眼の眼から引きずり出される光が大きくなっていく。
身動きできない八雲は己の力を全てやるのでなんでもいいからパイを救え!と願う。
すると、突然ベナレスの背後でガレキが吹き飛ばされた。
誰だ?今争いに介入できそうなのはもういないと思うが。
ウシャスの策が失敗したのにアマラは気付かないのかな?
ってか近くにでも待機してるべきだろ。
80 :
補完:2010/12/06(月) 23:38:03 ID:5lIBa85k
第二百六十七話 聖魔失精II
瓦礫を吹き飛ばした所にいたのは鎌状になった假肢蠱( チイアチークウ)と髪を逆立てたラートリーだった。
しかし凶事を察したシヴァの命令を受けたベナレスの攻撃により沈黙した。
八雲の額から无の文字が薄れ身体が更に傷んだ。
パイは限界を感じ八雲にバイの命を断つよう願う。一方八雲はパイだけでも生き延びるよう願う。
と、いつの間にか静かにラートリーが人化の法の術場へと歩いてきた。
ラートリーは微笑むとベナレスが止める間もなく術場に突入した。
ラートリーがやっと役立つのか…
82 :
補完:2010/12/15(水) 00:33:01 ID:2nsL4M76
第二百六十八話 聖魔失精III
ラートリーはパイの前に立ちふさがり、パイの代わりに人化の法の光を身に受けた。
八雲が獣魔に発した大量の精をハーンを通じてラートリーが得たのだと言う。そしてパイを助ける代わりに後の事を託す。
八雲の額の无の文字が復活すると同時にラートリーの額から光の玉が抜け、ウシャスからも抜けた玉がニンゲンの像に集まった。
こうなるだろうと思ってた。
パイ以外の二人で復活しないと敵として成立しないからね。
ラートリーがなかなか出てこないからちょっと不安になったがw
ラートリーがニンゲンの像を動かすんじゃ駄目だったのか?
マザーにやらせようとしてたんだからラートリーでもできるだろ。
バイは長いこと粘ったのにラートリーのはあっさり抜けたな
第二百六十九話 邪法完了
ニンゲンの像に集まった二つの球がシヴァに注がれる。シヴァはウシャスとラートリーの精で劣化した肉体を補い始めた。
縛妖蜘蛛(フーヤオチチュウ)によって抑え込まれた八雲に三只眼の「体の中の”炎”を使え!!」とのアドバイスが届いた。、
八雲は”縛めの炎”で縛妖蜘蛛のコントロールを奪うとベナレスを攻撃させた。
だがベナレスは縛妖蜘蛛を撃破し、八雲の光牙も鏡亀で反射した。
八雲に”無限の力”を注ぎ込んでいたアマラが无の力を失効したため、八雲の攻撃に先ほどまでの力がない。
そして、三只眼とウシャス、ラートリーの前に完璧な身体を取り戻したシヴァが立ちはだかった。
あの炎使えるようになってたのか。
そんな有効な武器今まで忘れるなよ…
88 :
補完:2010/12/23(木) 22:45:06 ID:iZy91IKH
第二百七十話 蘇生
八雲は自分が鬼眼王の相手をするから三只眼にみんなを連れて逃げろと言う。
だが、三只眼は自分たちだけでは鬼眼王にはかなわないから離ればなれでなく、ともに戦って死のうと言う。
その時、シヴァが八雲の腕の付け根を吹き飛ばした。
シヴァは三只眼を殺さず娶るといい、「”意志”の命ずるまますべての世界を”カオス”に戻す」と宣言した。
シヴァが力ずくで三只眼を連れて行こうとすると、八雲の落とされた腕がシヴァの首に向かって飛んできた。
”意志”ってのはなんだ?
また大ボスがいるのか?鬼眼王の意識集合体のことか?
こんな弱気な三只眼はみとうなかった
鬼眼王の弱ってる詐欺が酷い
92 :
補完:2010/12/26(日) 23:21:09 ID:kYcZRBzv
第二百七十一話 決断
千切れた手から土爪(トウチャオ)を出す八雲。鬼眼王はバリヤーのような物で防ぐが、その隙をついて三只眼が攻撃した。
八雲は三只眼を抱え、ハーンはルルとともにウシャスとラートリーを確保した。しかしベナレスがハーンを捕えてしまった。
そこに鬼眼王が全くの無傷で現れ、三只眼に降伏をせまった。
三只眼は全力で攻撃したのに無傷な鬼眼王の姿に動揺するが、八雲は鬼眼王が饒舌で威圧感がないことからハッタリではないかと疑う。
三只眼は負けを認め八雲と共に滅びたいと言ったが、八雲はダメモトで鬼眼王に攻撃を仕掛けた。
93 :
マロン名無しさん:2010/12/28(火) 04:03:20 ID:00ZkjVyw
補完?めんどくせぇから書くなよ
なんなのそれ
これは本当に鬼眼王ハッタリなんだろうなあ。
でないと八雲あっさりやられて勝ち目がない
三只眼は一貫して弱気だな。昔のトラウマがあるのか?
96 :
補完:2010/12/30(木) 23:30:25 ID:oXj+xxUS
第二百七十二話 勝勢
鬼眼王と激突する八雲。互いに力を出し互角の争いを続ける。
三只眼はただ、最後に強くなった八雲を見れて幸せだと言うばかり。
そこに、ベナレスが膠着状態の八雲に攻撃を仕掛けようとするが、横からの強力なエネルギーにより吹き飛ばされる。
エネルギーの主は巨人化したアマラであった。
鬼眼王は八雲との対決を避け、三只眼の背後に転位した。
アマラでけえ。
ウーでなくても強いな。
アマラ今頃来たのかよ。おせえよ。
ウシャスが危機にさらされてた時に飛んでこいよ。
人化の法の邪魔をしないのがウシャスの作戦だろう?
自分が鬼眼王になるつもりだったんだから。
でも途中で無限の力が湧いて明らかに「主の危機」になったんだからその時やってくるべきでは。
ウシャスが計画失敗ってのが分かるんだから。
101 :
補完:2011/01/02(日) 23:08:35 ID:daXkdRbf
第二百七十三話 崩壊
三只眼の背後に立った鬼眼王はここで死ぬか私に伏するかを決めるがいいと言った。
八雲は三只眼を助けにいったが、背後からベナレスに攻撃された。
八雲は「無限の力」を有したベナレスにはかなわないという鬼眼王に対し、三只眼はならばここで八雲と死ぬと言う。
鬼眼王は了解すると手を光らせ三只眼を殺そうとした。
だが、その瞬間、鬼眼王の肉体は大きく砕けてしまった。
鬼眼王死亡か…
八雲が倒すんじゃないのはちょっとすっきりしないがやっと終わりが見えた。
なかなか仕切り直しにならないと思ったら
決着まで行くのか?
三只眼は殺される寸前なのに、触れられてはいないから八雲に無限の力は湧かないんだよな
そのくせ、鬼眼王がわざと自分に攻撃させるなら無限の力が湧く
なんか無限の力って主を守るって名目に反してるというか…
105 :
補完:2011/01/07(金) 23:02:12 ID:r4Sr/YPX
第二百七十四話 混迷
体の表面が砕け散っていく鬼眼王。やはり鬼眼王の蘇生は失敗だったようだ。
ルルはウシャスとラートリーを乗せ、ハーンとムゲロは舞鬼の連れた魔物で脱出することにした。
その時、アマラと岩城島がぶつかり合い互いに激しい攻撃を繰り広げた。
ベナレスは鬼眼王の下に行こうとするが八雲が攻撃して足止めする。
破壊の余波で三只眼と体が崩壊しつつある鬼眼王のいる場所も崩れ始めた。
アマラつええー
アマラだけで鬼眼王倒せそうだな。
舞鬼が助けてくれるとは。
やはりムゲロとは違うな。
今の状態こそ八雲に無限の力が湧くべきじゃないか?
実際に三只眼が落ちそうなんだし。
109 :
補完:2011/01/12(水) 23:19:00 ID:UfdI8nnq
第二百七十五話 代償
互いの主を救いに行く八雲とベナレス。
八雲は三只眼に届かず、三只眼は瓦礫とともに落ちて行く。
そこでハーンが飛び降り、假肢蠱( チイアチークウ)を使って三只眼を確保した。
だが更なる爆発に巻き込まれ、ハーンは頭に怪我をして落ちて行く。
三只眼だけは假肢蠱が八雲の下に運んできたが、ハーンをどうすることもできなかった。
二人の足下も次々と崩壊し始める。
ここにきて唐突にハーン死亡?
ってか鬼眼王はどうなった?
ひょっとしてこれ仕切り直しのパターンじゃあ…
112 :
補完:2011/01/16(日) 23:05:37 ID:DV/373mP
第二百七十六話 消えた魔神
岩城島が崩壊する中、三只眼を抱えて飛ぶ八雲。
八雲は依子達と合流して気が抜けると、放心状態になってしまった。
地に降りてアマラと対面するウシャス達。
そして、綾小路はハーン死亡の報せを聞き泣き崩れる。
突如、三只眼は八雲の頬を叩くと皆を奮い立たせるように命を捨て三只眼を守るのは当たり前のことと言い放った。
そして自分も当然のことをしなければならないと言い、自らの後ろ髪を切り落とすと、まだ生きているはずの鬼眼王
と命をかけて戦うと宣言した。
ハーンマジで死んだのか。
一週引く程度のドッキリですぐ出てくると思ってたのに。
おいおい、鬼眼王があそこまで弱ったのは千載一遇のチャンスだろ。
この機会のがしたらハーンも浮かばれないぞ。
ハーン…ムチャしやがって…
116 :
補完:2011/01/20(木) 23:01:10 ID:d5/aXTE7
第二百七十七話 新たな異変
現場調査をする警察。部屋にはパソコンに向かったまま体の表面が溶けたような皺だらけの人の形をした物体が椅子に座っていた。
どうやらこれは人間の遺体らしい。殺人ではなく細菌による新種の病気が疑われているようで国立衛生研究所が後を引き取った。
刑事が警察署内で話をしていると、テレビに映った人間の一人が一瞬で先ほどの遺体と同じような姿に変わっていた。
刑事は上司の反対を押し切って勝手にテレビ局に行ったが既に警官によって厳重に封鎖されていて入り込めそうになかった。
そこに、ビルの上を跳ねていく物体。それは綾小路であった。公園で依子と話す所によるとこの事件と鬼眼王の関わりを
調べに来たがよく分からなかったようだ。綾小路は先に帰り、一人残される依子。
その話を陰で聞いていた刑事。依子の後をつけようとしたところ、綾小路が怪しい者と勘違いして攻撃して来た。
この異変のについては綾小路からの連絡で八雲やパイ達に伝わった。
ほんとに仕切り直しか…
何時まで続くんだ。終わり時を完全に見失ってるような。
遺体がグロい
また月に潜入すれば鬼眼王の情報が得られそうだがなあ。
部下が沢山いればそれだけ情報が漏れやすくなる。
120 :
補完:2011/01/23(日) 22:50:12 ID:0XhWQQNv
第二百七十八話 静かなる攻防
帝都大学国立病理研究所では変質した人間にメスを入れていた。
変質した人間は生命活動に異常はなく毒物もウイルスも検出できないが、脳死ではないのに意思がない状態であった。
調べていた教授が車で帰る途中、無人のトラックが突っ込んで大事故になった。
厚生省の笹塚が事故について大臣に連絡を入れようとすると影から現われた魔物によって首を絞められてしまった。
あわや食われそうになった所で、八雲による土爪の攻撃で魔物は倒された。
マレーシアの少女みたいな小休止の話はもう入らないのかな。
122 :
補完:2011/01/26(水) 23:14:24 ID:O4RZ7YEk
第二百七十九話 追尾
倒した魔物はまだ死んでおらず、空を飛んで逃げたため八雲はルルに乗って追跡した。
魔物は時折八雲に攻撃を仕掛け町に被害を与えた。
八雲は倒した後に残存思念の法をかけようと考え、石絲(シースー)を出すが魔物の起こした竜巻に巻き込まれてしまう。
竜巻の中には鬼眼王守護獣鬼イローラと名乗る女がいた。先ほどの魔物は彼女が姿を変えた物であったようだ。
イローラの攻撃と同時にフェイオーに乗った三只眼が竜巻の中に突入して来て、イローラに攻撃をしようとした。
守護獣鬼という割には専守防衛でなくちょっかいだしてきたな
新キャラ出たけど龍将より下なんだろ?
守護獣鬼って言うぐらいだから近衛兵みたいに将軍とは別の意味でエリートなのかも知れないぞ。
グロイ遺体に残存思念の法をかければ犯人が特定できるはず
127 :
マロン名無しさん:2011/01/30(日) 20:32:42 ID:w1wa3h/w
ハーンは…
128 :
補完:2011/01/30(日) 23:00:14 ID:MtGXpu4L
第二百八十話 ご挨拶
杖で攻撃する三只眼を軽くいなすイローラ。
竜巻を見た綾小路、依子が助けにいこうとすると、舞鬼が助言した。
イローラはたいした破壊力も持たぬ風妖でいずれ目くらましを放ち逃げるだろうからそれを追うべきであると。
しかしその前に、ケラーラという女が現れ綾小路と依子を攻撃した。
一方、八雲はイローラを攻撃しようとするが三只眼との連携の悪さを突かれて逃げられてしまった。
舞鬼は仲間ってわけじゃなさそうだな。
小物はともかく龍将まであっさり仲間になるのもどうかと思ってたので
今のところ理想的なポジションかも。
新キャラは二人とも上が居なくなっての繰り上がりか
131 :
補完:2011/02/03(木) 23:00:32 ID:cbmP2VIt
第二百八十一話 弐萬円也
あっさり逃げられてしまった八雲と三只眼。ママはハーンが死んだ事が堪えてるのではないかと言う。
一方、綾小路と依子もケラーラの毒ガスにやられてビルの屋上で朝まで寝ていた。
そんな様子を見てママは高そうな大皿を見せ、八雲達がこれと同じだと言った。
裏が欠けているため本来200万円のものが2万円だ、それはどうあがこうと二度と戻らないと言う。
ママに諭され八雲はハーンを失った心の痛みを必死に戻そうとしておかしくなっていた事に気付き、冷静に考えられるようになった。
八雲はイローラ達が八雲を東京に釘づけするオトリで鬼眼王を探させないようにするためのものであると推理した。
都内の怪事件は実は世界中で起きてるかもと考え、八雲は厚生省のおっさんと、綾小路は刑事に接触することにした。
八雲が朝メシを摂りに部屋に戻ってみるとそこはママ、フェイオー、パイ、ルルが食事をむさぼる戦場であった。
久々にのどかな終わり方だな
134 :
補完:2011/02/09(水) 23:10:27 ID:a0+83EnU
第二百八十二話 妖鬼の謀略
北極。氷山が崩れ煙を放つ何かの大きな塊が現われた。
鬼眼王とベナレスの会話によると分散した「意志」の再統合の実験段階が順調らしい。
鬼眼王は次の段階に進む前にウシャスと三只眼について済ませておきたいことがあるようで、先にウシャスにすることに決めた。
突然、浅井夏子の所にイローラが現われ、鬼眼王が動く間八雲を東京に留めるために夏子を襲う。
厚生省の笹塚は怪病が世界中に蔓延している事を知らされ、夜道を歩いて帰る途中、ケラーラに遭遇した。
久しぶりに夏子が出てきたけど
今更一般人を何に使うのって感じ。
人質なら鈴鈴とか美星とかいろいろ適任居そうだし。
136 :
補完:2011/02/14(月) 23:16:15 ID:mzRx4lYp
第二百八十三話 邪鬼達の足止めI
八雲をおびき寄せるため笹塚にガスを吐きかけるケラーラ。
それを八雲が烏龍茶火炎瓶で阻止した。走鱗(ツオウリン)で笹塚を避難させるとケラーラの口を押さえ鬼眼王の居場所を尋ねた。
ケラーラは隠したが態度から聖地にいる事がバレバレであった。
八雲はマンホールから水とともに現われた綾小路にケラーラの相手を任せ、笹塚に破壊神が世界の破滅をたくらんでいることを伝えた。
八雲は聖地に行くことにしたが、そこにイローラらしき魔物が足止めに飛んで来た。
だが、それはイローラではなく羽根と尻尾の生えた夏子であった。
夏子が妖魔に変身させられたの?羽の部分がイローラ本体で取り憑いてるとか?
ついに表世界(ときの政治関係者)と八雲が絡みだしたな
長いとか言われてるけど、自分としてはやっと来たかという好き
な展開
えーあまり表世界と関わりない方がいいなあ。
世界の危機を救うために人知れず戦うって方が好み。大長編ドラえもんとか。
もうそういうレベルじゃないから
表世界の人達が役に立つ展開があれば良いんだが、結局八雲
達頼みになりそうだよね。自衛隊とかじゃ話にならんレベルだし。
カルキの時みたいにいろんなの術士の援助が得られるようになるのでは。
自衛隊よりはましってレベルかも知れないが。
143 :
補完:2011/02/19(土) 22:59:36.74 ID:YZ9oPKfE
第二百八十三話 邪鬼達の足止めII
綾小路に攻撃を仕掛けケラーラを解放させる夏子。ケラーラが綾小路に反撃しようとすると、フェイオーに乗ったパイが邪魔をした。
夏子は周囲に嵐を巻き起こすとケラーラとともに逃亡した。八雲とパイは罠だと思いつつも夏子を追いかけた。
夏子とケラーラは結界の刻印がしてあるビルの屋上に降り立った。結界は発動していないが八雲を封じ込めるつもりらしい。
八雲は夏子がイローラの化けた姿だと見破った。だが、ビルの中には放心した様子の本物の夏子がいた。
八雲はたまらずフェイオーから降りてビルに向かった。
罠だってのに馬鹿正直に行くなよw
今すぐに死ぬって雰囲気でもないのに
夏子が出るたびに敵の罠のえさになってる気がする
八雲っていつもは馬鹿じゃないのに人質系されると
途端にアホになるよな
弱点で一番有効だから相手も多用して来てる感じだが、
いい加減学習しろよとは思う
147 :
補完:2011/02/23(水) 23:05:45.45 ID:8fKsF5+P
第二百八十五話 邪鬼達の足止めIII
屋上からビルに入る八雲。
夏子は八雲の顔を見ると前をはだけ、体に書かれた刻印の文字を見せた。
聖地では四神獣の発掘があとわずかで完了するようだ。
鬼眼王は四神獣をベナレスに任せるとそこにいたハムとヤベルをつれてアマラへ行くことにした。
ベナレスは鬼眼王に尋ねられ、鬼眼王が聖地にいる間は八雲には破れないであろう封印で東京に閉じ込めた事を伝えた。
八雲が夏子に触れると結界が発動し、夏子はビルの結界の一部になってしまった。
八雲が哭蛹(クーヨン)で結界を破るという事は、結界の一部である夏子の肉体をも消し去るということである。
クーヨン使っても体の表面の刻印だけが食われるんじゃないのか?夏子の体自体は術じゃないんだし。
術と肉体が不可分に一体化してるケースなのかね
しかし予想通りまんまと嵌ってしまったな
150 :
補完:2011/02/26(土) 23:19:43.73 ID:FEezElup
第二百八十六話 体内(ナカ)へ
結界が発動した事によりビルの最上階が切り離され宙に浮かんだ。
窓ガラスや屋上から外に出る事は無理なようで、結界の呪力を無力化するしかない。
八雲達が夏子の前で思案に暮れていると、パイが夏子の”声”を感じ取った。
夏子は刻印と融合する事で何らかの力を手に入れたようだ。
体内に来てくれという夏子の声に従って八雲が刻印に手を突っ込むとそのままめり込み、ビル群の立ち並ぶ世界へと入り込んだ。
そしてそこには、セーラー服を着た夏子が立っていた。
体内に来て!とかやらしいな
152 :
補完:2011/03/01(火) 23:00:04.03 ID:fN6a8bwf
第二百八十七話 夏子の心
どうやら今八雲がいる世界は夏子の精神世界のようだ。
セーラー服の夏子は無邪気に八雲と遊ぼうとするが、急いで結界から逃れたい八雲が呪力源のことを聞くと
「そんなに私の体内から出て行きたいんだ・・・」と言う夏子。
急に場面は変わり大戸島総合病院、小学生の夏子が足に包帯を巻いて入院している所でその両親が口喧嘩をしている。
そこに小学生の八雲が給食のパンを持ってくるが、夏子は恥ずかしくて大嫌いと言ってしまう。
それでも翌日に八雲はホットケーキを焼いて持ってきた。そして八雲が父母がいて喧嘩できるのがうらやましいというと
夏子は泣き出してしまった。八雲は「大きくなったらボクたち みんな幸せに・・・」なろうと声をかけた。
小学生ぐらいの裸の夏子はあの日から八雲がずっと好きだったといい大人の体になるとそのまま巨大化し、八雲を抱きしめ
大人になっても幸せを感じたことはなかったといい、幸せとはなにかを尋ねた。
八雲はこれが本当の夏子か分からなかった。
八雲とここまで馴染みだったとは・・・
パイが出現して一番割喰ってたのな
陰毛記念
夏子は普通に生活してたみたいだし、普通の人間程度には幸せを感じた事ないのか?
どうでもいいが、光牙で落下速度を抑えてたのに地面には穴が開かなかったのか?
マジな話なのに八雲のタラシっぷりが小学生から始まってるのは
ワロタ
>>155 さすがになかったというのは大袈裟だろう。
綾小路登場時のスパズグ洗脳みたいな状態で
不幸面だけが表に出てるのだと思う。
159 :
補完:2011/03/06(日) 23:03:03.56 ID:+jRMxsw4
第二百八十八話 心のカタチ
聖地では衰弱したウシャスが鬼眼王の襲来を予感していた。
巨大化した夏子は自分が不幸ではなかったが心が満たされないと言った。そして八雲が生きるために生きてることをうらやんだ。
夏子は化け物のように変貌し日々の生活の不満を叫んで八雲を攻撃した。その八雲をスーツ姿の夏子が救出した。
彼女が言うには、化け物も浅井夏子の心のカタチのひとつであり、人はいくつものカタチの心を持っている。
そしていくつもの心のカタチの中に一人だけ混じってるニセ者が呪源であると。
とりあえず一人ずつおっぱい揉んで、怪しい反応した奴が呪源だな
夏子sの中には八雲に嫌われたくなくて理知的なふりして呪源を教えてしまうのもいるのでは
あの化け物が本物だとしたら夏子相当黒いってことだよな
色んな一面があるとはいえ
人間誰しもあれぐらいの化け物を飼ってるってことでは
164 :
補完:2011/03/09(水) 23:09:43.50 ID:aj+zlnH7
第二百八十九話 混乱
呪源を破壊すれば結界がなくなるが、間違って”心”をひとつでも消し去ってしまうと夏子は精神に異常をきたす。
化け物のような夏子を見、夏子の本当の心が分からないという八雲。
スーツ姿の夏子は、私たちの愚かな幻想かもしれないが八雲と一緒になれば幸せになれると信じてきたと言う。
色々なカタチの夏子が現れ、心は肉体という殻に閉じ込められ、交わえるのは殻と殻だけ、皆、私の殻しか見えないと言う。
どうせ誰も分かり合えないのなら、心の安らぐ人のそばにいたいと。
八雲にはどれがニセ者なのか、これがみんな本物なのかが分からない。
突然パイが外から声をかけてきた。早く呪源を断たないと夏子の肉体が呪力に侵されすぎて元に戻らなくなると。
八雲が呪源を見分けられないというと、パイも夏子の中に入り込んだ。
だが、化け物の夏子は八雲を渡すまいと掴んだ。
夏子の肉体が完全に駄目になったら結界が解けるのでは?
ベナレスは当分解けないみたいなこと言ってたが。
166 :
補完:2011/03/15(火) 23:02:46.96 ID:FLq/ahZi
第二百九十話 八雲の理想
八雲を掴み乗り込んできたパイを攻撃する化け物の夏子。
八雲が夏子はそんな醜い心の持ち主じゃないと言うと、化け物の夏子は醜い心が本当の夏子で八雲に好かれようと外見の
夏子が演じてたのは八雲の理想の夏子だと言う。
ついに化け物の夏子は八雲も攻撃する。八雲は化け物の夏子を夏子と認めず攻撃しようとするが、その前に夏子の肉体が
崩壊し始め精神世界も崩れ始める。
パイが足を取られた所でスーツ姿の夏子が助け、呪源を破壊する前に夏子の肉体が崩壊してしまえば八雲とパイが夏子の
精神世界から脱出できなくなるかも知れないので、自分はどうなってもいいから呪源に当たるまで夏子たちを消却していって
くれと頼む。
石絲で夏子の肉体を一時的に石化してもだめかな。それでも動くのが呪源。
おっパイ
ちっパイ
しょっパイ
パイぱん
たおぱいパイ
八雲はこんな状況でも誤魔化さないできっちりパイ命を宣言して振ったな
ここらが流行の優柔不断主人公と違い好感がもてる
170 :
補完:2011/03/22(火) 23:02:55.66 ID:m+Dco1wx
第二百九十一話 不統合I
八雲が助かるなら自分のことはいいと言い、自分たちを消却するよう頼むスーツ姿の夏子。
自分は元々夏子を不幸にしか出来ないと八雲が思いめぐらせていると何か閃いたようだ。
そこに、死ぬなら八雲も一緒だと、スーツ姿の夏子やパイを攻撃する化け物の夏子。
スーツ姿の夏子を掴んだ化け物の夏子に、八雲は光牙の攻撃をしてしまう。
化け物の夏子はすべてのものが滅びてしまえと精神世界を破壊し回った。
スーツ夏子と化け物夏子以外が空気だな。
もっと自己防衛本能で化け物夏子を抑え込むような仕組みはないのか?
172 :
補完:2011/03/28(月) 23:01:27.64 ID:KCLjEVSE
第二百九十二話 不統合II
皆一緒に滅びることで心が安らぐと主張する化け物の夏子。崩壊する世界に巻き込まれ苦しむ他の夏子達。
だが、八雲は心の中で夏子に謝りつつ、「俺は夏子と一緒には死ねない、パイと共に生きる」と宣言する。
それを聞いた夏子達は皆口々に「許さない」と言い、化け物の夏子に取り込まれていく。
化け物の夏子の無数の攻撃にスーツ姿の夏子は逃げるように言うが、八雲は「夏子も死なせやしない」と言うと”光牙”を召還した。
芯がしっかりしてるな。
八雲を見直したよ。
しかし子供の頃から好きだったとしても、もう高校以来何年も会ってないのに暴走するほどの恋心があるのかね。
再会してしばらく過ごすうちに再燃するってのならまだしも。
どさくさにまぎれてパイの頬にキスしやがって
176 :
補完:2011/04/02(土) 23:00:01.51 ID:bDZkvxRn
第二百九十三話 不統合III
”光牙”を放つ八雲。”光牙”は化け物の夏子に向かって進んで行く。
結界の外から様子をうかがっていたイローラとケラーラは結界が崩れてきたのを見て、夏子ごと結界の呪力を無効にしたのか
夏子の肉体が呪力に耐えられなかったのかと訝しがった。
八雲は”光牙”を曲げるとスーツ姿の夏子の体を貫いた。最初呆然としていたスーツ姿の夏子だが、邪悪な笑みを浮かべると
なぜわかった!?と尋ね、体が飛び散った。
夏子の精神世界でも光牙は使えるんだな。
三只眼の精神世界に入ったときは三只眼が認識できるようになったらいけたが、夏子は八雲が光牙使えるって知ってるのか?
>>177 前は精神だけだったから肉体に付く獣魔は使えなかったが、
今回は肉体ごと入ってるから通常と同じ条件じゃないのかな。
唯一良心かと思った奴が偽だったとは・・・
意外に暗い話だよなあ
180 :
補完:2011/04/07(木) 23:09:11.30 ID:JLAYPOcL
第二百九十四話 醜い闇
体が飛び散り、呪源が文字として浮かび上がる。八雲は更に呪源を攻撃し完全に破壊した。
化け物の夏子にすまなかったと謝る八雲。化け物の夏子は目から涙を流し、光の柱を作り出した。
八雲達は光の柱に吸い込まれるなか、「許さない 絶対・・・・ 滅びてしまえ世界なんか」という声を聞く。
突如夏子の体から排除される八雲。夏子の体は変質したままだ。
結界が消え、ビルが崩れ落ちる前に夏子を抱え三只眼と共にフェイオーで脱出する八雲。
夏子の心を「ひとつにまとめる」ほど不幸にする事しか出来ない自分を悩む八雲。
だが、おかげで他の心と統合せず理想の"夏子"を演じた呪源を見つけ夏子の命を救ったのだと認める三只眼。
三只眼は人の心には誰にでも破壊神に劣らぬ"醜い闇"があることがわかったという。
ひょっとして最後は人間に裏切られるエンド?
デビルマンで不動明が美樹を殺されたみたいに何かしらの衝撃的なシーンとか。
182 :
補完:2011/04/17(日) 23:08:13.59 ID:NW96bum7
第二百九十五話 妖卵
フィエオーで移動しながら、タオシーで夏子の体を治療する八雲。
三只眼は考えた。幸せというのは幸福感にすぎず脳が快楽物質を分泌していればそれで人間は幸せを感じる。
幸せに慣れてしまうと快楽物質の分泌が止まってしまい、不幸を感じる。そこで更なる快楽を欲望のままに貪る。
快楽物質を分泌させ続けることは不可能で夏子を幸せに出来ないのも仕方がない。
マヒした幸福感を取り戻すために恐怖や緊張苦しみなどの「非幸福」が必要である。
だが、失敗・挫折・敗北など非幸福が強過ぎると心を”醜い闇”に支配され、零への回帰、リセット願望がでる。
幸せマヒの人間の心には「破壊」「破滅」を好む闇があるのではないかと。
そして鬼眼王がこの”闇”を集めようと言うなら三只眼達に勝ち目はあるのかと。
気付くと、聖地のように高く細長い柱が無数に乱立した所にでた。だがそこは建築物が破壊された東京であった。
そして、小高い山のような繭か卵のような物を発見する。卵はひび割れ、何かが生まれようとしていた。
闇を集めるって具体的にどうすんだ?
あの人間溶解病は化け物化への蛹段階か?
夏子一人に結構話使ったな。
これコミックスで読んだら30巻は夏子一人で終わったような印象になると思う。
30巻って今週の話まで収録かな?
186 :
補完:2011/04/24(日) 22:59:59.47 ID:xdFBOLZa
第二百九十六話 神獣
割れた卵から出てくる化け物。そこに戦闘機がロケット弾で攻撃を仕掛けてきたため、三只眼達は一時退却した。
政府にはロケット弾が効かなかったという報告があがっていたが、総理は税制改革に熱心で化け物には余り興味はないようだ。
化け物は怪声をあげながら歩行している。八雲は、その顔が生体兵器カルキに似てると気付いた。
そこに舞鬼が現れ、あれは聖地を聖地たらしめた魔物、”神獣”ローカパーラであると伝えた。
神獣か。要は生体兵器なのか?
カルキと似てるって伏線なんだろうか・・・
189 :
補完:2011/04/27(水) 23:06:33.33 ID:IRSIBzGm
第二百九十七話 守護神
八雲とパイが結界につかまっていた間に5日間が過ぎ、その間に東京にはトゲトゲが地面から生え化け物の卵が現われたらしい。
化蛇は八雲の代わりに聖地に行ったが連絡がない。
舞鬼に神獣について尋ねた所、ローカパーラは四方を守る守護神として大昔の三只眼吽迦羅が造って聖地を守護させたものらしい。
八雲が何を守るのかを尋ねると、突然舞鬼が八雲に攻撃を仕掛けてきた。
三只眼は疲労で寝ており、化蛇は聖地に行っていないため、絶好のチャンスだと言う。そして、最高の味方が目の前にいると言う。
舞鬼の術はいつになく激しい物だった。
ん?ローカパーラがなんかするのか?鬼眼王の(もと)手下でないものの力を封じるとか?
191 :
補完:2011/05/01(日) 23:01:38.84 ID:go79NBgM
第二百九十八話 守護神の力
あふれる力で八雲の息の根を止めてやると息巻く舞鬼。八雲は舞鬼の呪力の強さに戸惑うばかり。
舞鬼は気分よく種明かしをした。
ローカパーラは呪力を増幅する神獣。周囲に在する者の力を高め術の効力を倍増する。それで舞鬼の力も数倍に増幅していると。
そして舞鬼がとどめを刺そうと攻撃すると、八雲は巨大な光牙で反撃した。
八雲は自分も術を使えば呪力が増幅される事に気付いたようだ。
八雲が追い討ちをかけようとすると、舞鬼は”神獣”の力を身をもって教えたのだから感謝しろと言って誤摩化した。
問題は鬼眼王がなぜ東京に”神獣”ローカパーラを召還したかだ。
舞鬼バカスw
ノリノリで解説始める所なんかもう…
アホだw
しかしこの味方でも敵でもないポジションは良い
こんな敵も味方も助けるような神獣で聖地の守護に役立つのか?
聖地守護の術とかを強化するのにはいいのでは。先に術を掛けてた方が有利。
197 :
補完:2011/05/06(金) 23:07:33.78 ID:Q7NCbFrJ
第二百九十九話 序曲
呪力を増幅する”神獣”がなぜ東京に来たのか。誰かの呪力を高めるのか、それとも何かの術の効力を増幅するのか。
そうこうしているうちに、ローカパーラが光りだし、本格稼働を始めた。パイは何かを感じ取ったのか、ふらつきながら起き上がった。
八雲がローカパーラを攻撃しようとしたところ、周囲を飛んでいたヘリが乗員全て怪病に冒されて八雲の方に落ちてきた。
舞鬼は人間が知らない間に鬼眼王が術を張り巡らせ、ローカパーラの力で本領を発揮するのだろうと言う。
八雲は光牙でローカパーラを攻撃するが、ローカパーラは無傷であった。
舞鬼は言う、これは破滅の序曲であると。
あれ?でも前に八雲が怪病にやられた人を調べて、術じゃないっぽいって言ってなかったっけ?
そんなセリフあったっけ?
笹塚と話して「まだわからん」って言ってたくらいしか記憶にないや
そうだっけ。あんまはっきり覚えてないな。単行本でたら読みなおそう。
201 :
補完:2011/05/11(水) 23:37:50.56 ID:ZJ1Lb3tB
第三百話 失策
鬼眼王の破滅の術を防ぐために哭蛹(クーヨン)を召還する八雲。
その頃、アメリカ大統領は衛星写真を見て東京の状況を検討していた。
ローカパーラはT・M(トウキョウモンスター)という未知の生物として兵器の可能性も取りざたされた。
突然、電話回線も衛星回線も、駐日大使や沖縄の基地へも連絡がとれなくなったと言う報告を受けた。
大統領の手にある衛星写真には東京を中心とした日本列島サイズの魔法陣が浮かび上がっていた。
東京ではテレビやラジオ、電話が使えなくなり都民はパニック状態になっていた。
八雲の召還した哭蛹(クーヨン)は「”神獣”に増幅された鬼眼王の術の呪力を食いつくせ」という八雲の命令を聞かず、
ローカパーラにつっかかりローカパーラからの攻撃で周囲の被害が出ていた。
あのデカイ魔法陣は物理的に描いてる訳じゃないよな。
アメリカの軍事衛星はそんなものまで写せるのか。
日本の一般市民を巻き込んでるが、
最終決戦にはもうはいってるのかな。
まだメンツが寂しいが。
第三百話キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
205 :
補完:2011/05/15(日) 23:00:32.02 ID:f2r1AA2H
第三百一話 始動
ローカパーラの攻撃を避け、周囲を飛び回る哭蛹(クーヨン)。
八雲は命令を聞かない哭蛹を不思議に思っていたが、舞鬼の言葉をきっかけに何かに気付いたようだ。
哭蛹(クーヨン)の精食粒によりローカパーラの精を喰い、ローカパーラが倒されるかに見えた。
だが、ローカパーラが反撃に移り、哭蛹(クーヨン)の食べた精を増幅させ、破裂させようとした。
危うく八雲が哭蛹(クーヨン)を召び戻して助かったが、周囲の建物は大きく破壊された。
その後、通信が回復したが通信士やテレビ、携帯電話などを使っていた人が一斉に怪病に侵された。
八雲は呪鬼眼王の術が電気的信号化されており、”神獣”の精以外に哭蛹(クーヨン)の食べるものがなかったため哭蛹(クーヨン)が
暴走したのだと考えた。
信号化されているなら、電話ケーブルを伝わり衛星の電波に乗り容易に地球規模で呪力が行き渡ってしまう。
ここで電気的信号化の話が絡むか。
でも今怪病になってる人は日本だけじゃないのか?
アメリカで衛星監視してる人間もやられそうだな
とりあえず東京タワーを破壊すれば大分被害は減ると思う。
あとはNTTをなんとかするか。
情報寸断すれば混乱は収まらん。
これまでで最悪だな。
それは新聞とか、非電子媒体を使うしか無いんじゃない?
これだけ派手にやってれば、政府機関だって大元の原因は分からなくても発病の条件が通信機器だって
ことぐらいは気付くだろうし。
むしろローカパーラを魔現封神で封印すればかなり抑えられるんじゃないか?
今はベナレス側も碌な手下が来てないようだし、それでベナレスがおびき出されるならそれでもいいし。
212 :
補完:2011/05/21(土) 23:00:04.71 ID:luCjrFaf
第三百二話 混乱I
通信機器の使用を停止させたいが、「情報」がないと脅える人間がメディアを絶つとは思えない。
その頃、通信装置を使い怪病に侵された人が続出し、消防庁、警視庁、自衛隊は活動停止していた。
大臣は厚生省の笹塚に連絡させるが、連絡を受けた周囲の人が携帯電話からの音で怪病になっていった。
あわや笹塚もやられそうになったが、やってきた八雲が携帯電話を壊して助かった。
八雲は笹塚に破壊神の術が通信を伝わって広がっているので電子機器による通信を停止するよう求めると、笹塚は
コンピューターウィルスのようなものと考え、ワクチンを投与できないかと考えた。
そこで突然パイのSOSが八雲の頭に届いた。八雲は急いでパイの元へ戻ろうとした。
今後は政治も関わってくるんかな。
この漫画で出てきた総理を見る限り政治家は自分の人気取りにしか興味なくて、八雲達の助けになるような事はできなそう。
しかし実際のとこ電気信号化しても送信元が必要だよな。
携帯電話に送り込むなら、NTTの交換局を抑えないと。
電話網と放送網とかの通信が全て繋がってる訳じゃないんだし。
216 :
補完:2011/05/25(水) 23:07:37.41 ID:LEjKPfK0
第三百三話 混乱II
化け物の出現と細胞変質病により日本の中枢が混乱している事を伝えるテレビのレポーター。
それを見たパイは不安になるがママに言われて八雲は優しいから最後まであきらめずなんとかしてくれると信じる。
ママは八雲が優しいのではなくかわいそうなだけだと言い、八雲と初めて会った八雲が4歳の頃の話を始めた。
八雲の母親は父親の教え子で、まともに家に帰らぬ夫に神経が持たず家をでてしまっていた。
八雲は一人残され、マンションのドアの前で泣いていた。
母親はそれまでヒステリーを起こして八雲にあたっていたようで、八雲は自分を責めていた。
それからママはちょくちょく八雲を預かり、八雲は明るく振る舞ったがそれは八雲が誰かに捨てられる事に怯えてるだけだとママは言う。
八雲は一人でいる時以外心が休まらないが人間は一人では生きていけない。そこでパイのような無邪気で無神経な存在が一番いいというママ。
途中から話を聞いていた夏子もそれに同意した。
万が一人類が滅亡したら八雲をヨロシク頼むというママ。
テレビはワシントン郊外にも巨大な化け物が出現し合衆国全土で細胞変質病が発生している事を伝えた。
だが、テレビに映った魔法陣を見た夏子とママも細胞変質病にかかってしまった。
ママ…夏子…(´;ω;`)ブワッ
いい話の後にキツいな
しかしこれは細胞変質病を治せるってフラグか?
219 :
補完:2011/05/30(月) 23:03:58.87 ID:AVkKsqv9
第三百四話 混乱III
八雲に助けを求めるパイ。
ママの変質は止まらず八雲のことを頼むと完全にもの言わなくなった。フェイオーがテレビを破壊したが時既に遅かった。
パイが悲しんでいると、ママと夏子の身体から何か小さな光るものが浮き上がり外に出て行った。
よく見ると、外には沢山の同じような光の玉が南の天空に向かってく。
アパートの扉を激しく叩く音がし、八雲と思ってパイが扉を開けるとそこにはネグローニが立っていた。
ネグローニは卵のようなものを投げつけフェイオーを捕えると、壷から虫を出し、パイに寄生させて気絶させた。
横にいたイローラは、ネグローニを褒め、パイを工房に連れて行くように言う。
またパイと別行動か
人手が足りな過ぎるな。綾小路と依子はまだ聖地か?
ナメクジみたいな妖魔を口にねじ込まれたパイに
不覚にも勃起
223 :
補完:2011/06/03(金) 23:01:51.76 ID:m33+paYd
第三百五話 ”痛いよ”
動きを封じられたフェイオーと細胞変質病に冒されたママと夏子を見て八雲は呆然とした。
八雲は突然癇癪を起こし物を部屋にぶつけだす。舞鬼は手がかりを消さないよう慌てて八雲を止めた。
八雲は自分の無力さに泣き出し、舞鬼にすがりついてしまう。舞鬼もまんざらではないようだ。
舞鬼はママと夏子はまだ死んでないしパールバティーも八雲の助けが必要だと慰めると、八雲も少し元気を取り戻し、
敵同士のはずの舞鬼に迷惑をかけた事を謝る。
舞鬼は少し照れた様子で、キスしてくれたら許してやると言い出す。
八雲が慌てると、嘘だとおどけてみせる舞鬼。
その時、ルルが玄関の外でネグローニの通信種を見つけた。八雲が手にとると何かが発動したようであった。
こんな八雲初めてみた。
まさかの舞鬼フラグ
舞鬼はドコへ向かうのか
これでまさかの舞鬼エンドだったら笑う
これで何人目やねんw
229 :
補完:2011/06/08(水) 23:00:42.29 ID:tYrVY2t9
第三百六話 聖地へのいざない
巨大な蛇のような魔物から逃げるフィズ。炎で攻撃するも雷撃にやられてしまう。殺さず捕えて人質とするようだ。
ネグローニはラートリーが囚われている事からベナレス側に逆らえず、パールバティーを攫って来たのであった。
八雲はネグローニがイローラの目を盗んで残した通信種から、パイを連れて行く予定の聖地のアマラの球城にある工房
に急いで来てくれというメッセージを見た。
八雲は舞鬼に土下座して、なんでもいう事を聞くから聖地に行く間ママと夏子の面倒をみてくれと頼む。
舞鬼は八雲の土下座姿にほだされ、絶対に帰ってこいと言い承諾した。
まあ、弱い方からやられるよな。
圧倒的に人手が足りない。
231 :
補完:2011/06/11(土) 23:01:34.06 ID:r5DrZRBS
第三百七話 護符
東京都清掃局第三処分場のゴミの山の上に浮かぶケラーラに話しかける舞鬼。
舞鬼は八雲のスゴイ情報を渡すと言って油断させ、蛇攻撃でケラーラを捕えた。
ケラーラは敵襲連絡のための魔獣を昆侖経由で聖地に飛ばしたが、それを利用してルルに乗った八雲も聖地に行く計画だった。
だが、昆侖を通り抜ける前に「帰って来たら何でも言う事聞いてくれるんでしょ」「今度こそキスしてもーらお&hearts:」
という舞鬼の言葉に動揺してしまう。それでも無事昆侖を通り抜けたようだ。
聖地に着いた八雲はシースーでケラーラの魔獣を石化させ、不審に思った見張りの魔物も隙を突き石化させた。
しかし舞鬼の言葉を考え、「パイにだって数えるくらいしかした事がないのに」誤解されてしまうと悩む。
だがルルは「隠れてすればいい」というアドバイスを悪びれなく話す。
球城は地面に降りてドーム状になっており、周囲には沢山の護符が張られていた。
八雲は地下道を探すが、闇の者は護符を使わないはずだと訝しむ。
その八雲の様子を、マントを被った術士風の男が眺めていた。
舞鬼はおどけてるように見せてるが本気だなw
最後の奴、ハーンっぽいな。
でも右腕は隠してやがる。
うーん。ベナレツが捕まえて洗脳したとか?
でもあの状況でベナレスがハーンを拾えるだろうか?
実はブラコンのハーン弟とかだったりしないかな。
ちょっとしたミスリードでまったく関係ない人なら
早めに顔出して欲しいな
ルルww
所詮けだもの
しかし八雲は「数えるくらい」はキスしてたのか
238 :
補完:2011/06/20(月) 23:10:46.23 ID:eNICSmQG
第三百八話 ”遅すぎます!”
球城に潜入する八雲とルル。
そこに通りがかった蛇鬼がウシャスの神民(カルーア?)を捕まえ、反撃に逆上して殺そうとしていた。
八雲は蛇鬼を妨害するが、ベナレスにバレないように力を抑えていたので触手?に押さえつけられてしまう。
だが、蛇鬼は突然現われた水に取り囲まれ溺れてしまった。これは綾小路の力であった。
アマラはベナレスに封印され、ラートリーや他の神民や依子も捕まっているとのことであった。
そして、もっとも深刻な事にウシャスが死亡したと告げられた。
ただの老人になったウシャスは
そのうち死ぬとは思ってたが、まさか
イベント無しでいつの間にか死んでるとは・・・
ウシャスさんあっさりだな。
アマラ強そうだったのに、无じゃなくなったら駄目か
241 :
補完:2011/06/24(金) 22:59:40.13 ID:UyD3q7DK
第三百九話 天命I
ウシャスは体の衰弱が著しく、鬼眼王が乗り込んできたショックで死亡したとの事であった。
人質はそれぞれ分散して拘束されベナレスの手下が見張っているようだ。
今のところは皆無事だが、ウシャスを失って捨て鉢になっておりいつ無茶をするかわからないとのこと。
カルーアの回想によると、床についたウシャスのいる所に魔物達が突然現われ、神民は抵抗むなしく蹂躙されていった。
ウシャスを守るべくアマラも戦ったが、そこにベナレスが現われた。
お!ベナレス対アマラが見れるのか。
アマラは无でない部分が不利になって負けるのかな。
アマラは巨大化したら強そうだが、ウシャスがいるからできないかな。
不死身の肉体や無限の力のないアマラじゃ盾にもならんだろ
術次第だと思う。
格ゲーでいうハメ技コンボみたいのを持ってれば…
246 :
補完:2011/06/30(木) 23:02:14.41 ID:BD0Slqq3
第三百十話 天命II
ベナレスと相見えるアマラ。初撃ではアマラの方が傷が深いようだ。ベナレスは言う、”无”に抗えるのは”无”だけだと。
アマラは長い腕の魔物を出して攻撃するも、ベナレスは雷撃で撃退し更に縛妖蜘蛛(フーヤオチチュウ)でアマラを繭状に封印してしまう。
ウシャスは既に虫の息で、アマラに手助けもできないこと、皆を助けられない事を謝り、最後に一目ルドに会いたかったという。
丁度その時現われた鬼眼王の姿を目にしたのか、ウシャスはそのまま力尽きた。
初めて縛妖蜘蛛がちゃんと役割果たしたような気がする。
最後に鬼眼王の姿を見られて良かった。
マスクがないともっと良かった。
そういえばハーンっぽい人が出てきてない。
もったいぶるってことは、たまたま似たんじゃなく意識して出したみたいだな。
最悪他人のそら似というミスリードもあるから期待はしないが。
250 :
補完:2011/07/03(日) 23:09:22.45 ID:VrknF+8k
第三百十一話 工房の聖魔
必死でウシャスに呼びかけるラートリー達。鬼眼王は楽にしてやるといいウシャスに攻撃をしようとした。
神民達は阻止しようとするが、ベナレスの部下に歯が立たず、ついにウシャスは死亡した。
そしてある者は捕まり、ある者は逃げ延びた、ラートリーは捕えられたと、その時の様子を伝えたカルーア。
綾小路の言うには、彼女と依子はアマラから逃げ延びた人達から話を聞いて、命を奪わず人質を集めていることを知ったと言う。
依子はその後人質狩りで捕えられた。
ネグローニの工房に忍び込んだ八雲達は、色々な生命体のいる工房の培養球の中に裸のパイが眠ってる培養球を発見する。
なんだ、ウシャスはまだ前回で死んでなかったのか。
しかし、鬼眼王の手で殺されたか。
前回で死んでもどっちでも良かった
まあ、ショックで死んだだけと、殺されたのでは衝撃が違うからな。
254 :
補完:2011/07/08(金) 23:08:25.23 ID:YGfI5hmB
第三百十二話 地獄より蘇りし者
培養球を壊しパイを保護しようとする八雲。
だが、誰かが呪符が投げつけて妨害した。呪符を投げたのはなんとハーンであった。
再会に喜びハーンに抱きつこうとする綾小路。だがルルは「その人は違う」と言う。
そしてハーンは呪符で綾小路を攻撃した。
カッとなりハーンと格闘する八雲。だが、綾小路の「やめて!!」という声に反応してハーンがためらった隙に八雲が倒した。
だが、ハーンはそれでも呪符を使い八雲を攻撃する。
八雲は假肢蟲(チィアチークウ)が手元に戻ってきてるのにハーンの右手が復活してることに驚いた隙に呪符を貼られてしまう。
ルルはハーンの姿をした者を「ハーンさんじゃない…私と同じ生まれの者!!」と言う。
ハーンキター
ラートリーと同じようなコピーだったのか。
しかしなんでまたハーンなんか復活させたんだ?
なにか闇の者じゃなくて呪符を使わないといけないようなものがあるのか?
この流れだと、パイも本物じゃなくてコピーだな。
人化の法の3人目として作られたんだろう。
しかし作り物の三只眼をそう何度も人化の法に使って大丈夫なのかね?
鬼眼王のなかで動作不良起こしたりしないのか。
258 :
補完:2011/07/12(火) 23:00:10.36 ID:Ufk9pWgJ
第三百十三話 偽物
ルルは自分と同じ波長の精気から、目の前のハーンは工房で生まれた複製体(コピー)であると見抜く。
複製ハーンは自分が誰の細胞から複製されたかも知らないし、元になった奴がどうなったかも知らないという。
呪符を貼られて倒れた八雲は、培養球の中のパイを見て何か違和感を受けた。
綾小路の涙する姿を目にして、複製ハーンは息が止まりそうに苦しんだ。
複製ハーンの脳に記憶はなくても肉体に同じデータが刻まれているためだと八雲は判断した。
その隙に培養球を壊そうとする八雲だが、ベナレスの手下ハムに妨害される。
綾小路は依子を人質にとられ動けず、ハムはリバース・ハーンに綾小路も封じるように命じる。
リバース・ハーンは人質狩りは断るというが、ハムに脅され反対できない。
そして八雲は綾小路に、培養球のパイについて”无”の血が「これはおまえの守るものじゃない」と警告してると告げる。
そこで、綾小路もリバース・ハーンに従うことにした。
肉体って言っても培養されたんだからオリジナルの細胞はほとんどないだろうに。
それともDNAレベルで綾小路の記憶が刻み込まれてるのか?
複製した時に魂も複製されてるという考えでは
そうなるとウシャスとラートリーのリンクがもっと強くてもよかったかな
261 :
補完:2011/07/18(月) 23:03:33.55 ID:iMq4lX1Z
第三百十四話 リバース・ハーンI
綾小路を封じろというハムの命令に、できないと答えたリバース・ハーン。
だが、綾小路は「いいの」と言い、自らリバース・ハーンの手を引き寄せ自分に呪符を貼らせる。
その頃、キール達の囚われた所に現われた鬼眼王と人間サイズの棺(三つ目とパールバディの梵字入り)を持ったベナレス。
鬼眼王は工房の方角での気の乱れを感知したが、八雲だとしてもパールバティに害を与えなければ問題ないと判断した。
その時、棺が魔獣の杖を呼び寄せたが、鬼眼王は五将との契約には邪魔だと言いベナレスに捨てさせる。
その後、鬼眼王とベナレス、棺は飛竜のような魔物に乗り、複製体が出来次第連れてこいと言い残し飛び去った。
そのすぐ後、八雲と綾小路とカルーアを連れてハムがやって来た。
ベナレスの手下のヤベルとハムの会話から八雲はベナレスと鬼眼王が出かけたことを知り、パワーを出すべきか悩んで
いた所、リバース・ハーンが再び現れ胸が苦しいから綾小路だけでも助けてくれと頼む。
だがハムは許さず、反抗するリバース・ハーンを殺そうとする。
その時、八雲はリバース・ハーンの手に先ほどベナレスが投げ捨てた魔獣の杖があることに気付いた。
魔獣の杖久しぶりだな。フェイオーが出てきてから全然存在感がない
263 :
補完:2011/07/24(日) 23:32:30.77 ID:ip1HB+Z0
第三百十五話 リバース・ハーンII
リバース・ハーンを攻撃するハム。だが、八雲の光牙がハムの武器を壊した。
そのせいで八雲は呪符が効いていないことがバレてしまい、ヤベルに攻撃される。
ヤベルは八雲がこれ以上抵抗するなら、八雲を足止めしてる間に、ハムにラートリーを殺してしまうよう伝える。
ハムが服を脱ぎ姿を透明にすると、无といえども見つけられない。
ヤベルは八雲が抵抗できない内に八雲を切り刻みその上に呪符を貼ってやるという。
だが、その隙をついて、ヤベルの背中にリバース・ハーンが呪符を貼付けた。
ハムはおいしい能力を持ってるな
是非とも透明化能力を封じられて元の姿に戻って欲しい
闇魚とかシースー使えないのかな?鬱陶しいのを黙らせるのに最適だと思うんだが。
266 :
補完:2011/07/30(土) 23:03:56.16 ID:jElOeqHD
第三百十六話 リバース・ハーンIII
リバース・ハーンの呪符を貼られて苦しむヤベル。
裏切ったなと言うヤベルに対してリバース・ハーンは自分の使命はアマラの神民と工房に生まれた命を守るだけだという。
ヤベルはリバース・ハーンを殺そうとするが、八雲が自分に貼られた呪符を剥がしてヤベルの目に貼付けた。
更に綾小路を捕えてる魔物を倒し、リバース・ハーンにラートリーの居場所を尋ねた。
リバース・ハーンは答えず、ムゲロが岩城を建設中なので神民をそこに避難させるよう言うと、自分でラートリーを助けに行く。
八雲も追いかけるが、ベナレスの手下の魔物がわらわらと現われたために先にリバース・ハーンを行かせる。
八雲は魔物を倒し続けるが、突然下から現われた魔物に捕まってしまい、猛毒を注入され身動きできなくされる。
魔物は空を飛びラートリーが見える所まで来て、ラートリーがハムにやられる所を見せつけようとする。
「気にしないでリバース君」
すげえ違和感ある。
リバース君って飲み会でゲロして名付けられたあだ名みたい
269 :
補完:2011/08/03(水) 23:03:27.32 ID:vPnyaH0i
第三百十七話 西塔の闘い
ラートリを捕え、見せしめに殺そうとする姿を消したハム。
リバース・ハーンが止めようと駆けつけるがハムに馬を斬られて塔から落ちてしまう。
その頃イローラは工房で、八雲の素早い来襲からネグローニが裏切ってることを見抜き、培養球の中のパイの姿をした者
の出来上がりを遅らせていることを追及した。
ネグローニが渋ると、依子の首にベナレスが縛妖蜘蛛で封じた爆炎竜(バオイェンロン)を鎖で結びつけた姿を見せつけた。
爆炎竜が復活すれば依子はもとよりアマラの街も爆炎に包まれてしまう。
イローラはあと10分でパイの姿をした者を培養球から出すよう命じた。
リバース・ハーンが落ちる所を見た八雲は假肢蠱で毒を注入してる魔物の翼を切り裂き、假肢蠱を羽根としてリバース・ハーン
を塔の壁に押し付け落下を止めた。
ルルにリバース・ハーンを任せ、八雲は毒を注入してる魔物を連れたままラートリーを助けようとする。
だが、ハムは「せいぜい苦しめてあげましょう 手遅れだと気付くまで」と余裕を見せる。
しかしラートリーは弱いな。仮にも三只眼の複製なんだからもうちょっとなんとかならないのか。
271 :
補完:2011/08/07(日) 23:01:18.41 ID:zqxZ1v91
第三百十八話 見えぬ敵
人質となっていたアマラの神民の枷を外しアマラの北へ行くよう命令するキール。フィズとも合流した。
西の塔では壁を這ってきた魔物達を八雲は毒に冒されながらなんとか退治した。
ラートリーの所にたどり着くと、ラートリーはネグローニの危機を感じ取り、自分はいいから第一工房に行くよう頼む。
だが、毒で自由に動けないうちにハムが刀で攻撃してきた。
更にハムが刀を投げつけると八雲には気配が全く感じ取れず、ハムのエネルギー波をまともにくらって塔から落ちてしまう。
八雲は近くで小石が動いた音に気付くとイチかバチかで土爪を召還し自分の周囲を円形に走らせる。
クーヨンはハムの術を消せないのかな
そういやラートリーも力を持って行かれたんだっけ
先代鬼眼王は人化後も少しは力を使えたが、元が複製じゃあ無理かなあ
275 :
補完:2011/08/11(木) 23:00:53.00 ID:R6QdUrSm
第三百十九話 逆襲
土爪で自分の身体を切り裂き、毒を注入してた魔物の首も飛ばした八雲。
八雲の手足が飛び散る様に、ハムは毒に冒され獣魔すら満足に操れないとあざける。
工房では、ついにパイのコピーが培養球から出てきた。
だが、イローラは依子を助けず、ネグローニに攻撃するとそのままパイのコピーと共に立ち去ってしまった。
八雲に助けを願うネグローニ。
手足が千切れ周囲に血が飛び散ったことにより、ハムに血しぶきが付き八雲はハムの場所を特定できるようになった。
八雲はこの機を逃さずシースーによりハムを石化した。
だが、アマラの街に怪しい地響きが鳴り始めた。
コピーって1人だけなのかな?
あと5、6人パイのコピー作っといて味方にできないかな。
277 :
補完:2011/08/14(日) 23:09:16.55 ID:k5+Q8NkQ
第三百二十話 アマラ炎上I
不気味な地鳴りの中、八雲に早く工房に行くよう頼むラートリー。
依子の抱えてる繭は活動を始めたようだ。
長老達の捕まってる部屋に行き救出するキールとラートリー。
ベナレスの手下が急いで引き揚げていることからアマラに何か仕掛けられた恐れを感じ、アマラを出るように言うラートリー。
ネグローニは依子の手を縛る紐をナイフで切ったが、依子と繭を結ぶ鎖は呪力を帯びているらしく、ナイフの方が砕けて
しまった。
そこに現われる八雲とルル。
だが鎖を切ることはできず、哭蛹は繭の呪力も無力化してしまうために使えない。
とりあえずネグローニを避難させたが、水系の獣魔がなく鏡蠱で炎は防げず、魔現封神は依子に被害を及ぼしかねない
ので使えない。
どの獣魔も使えそうにないが、イチかバチか思いついた方法を試そうとするか、ラートリーからのテレパシーで
長老達がアマラに残ると主張していることを知る。
だが、その時ついに繭がはじけてしまった。
シースーで爆炎竜を石化できないの?
ラートリー邪魔すんなw
アンダカの人が必死で人間を助けようとするのが意外
281 :
補完:2011/08/17(水) 23:07:51.62 ID:1Oi2ffpv
第三百二十一話 アマラ炎上II
シースーと假肢蠱(チイアチークウ)を召還する八雲。
その瞬間、爆炎竜(バオイェンロン)が繭から外へ飛び出した。
アマラの地面は揺れ、あちこちから爆炎竜の炎がでてきて、長老達やラートリーも炎に巻かれる。
避難していたルルは何とか助けに行こうと戻るがネグローニは自分たちが戻った所で何もできないという。
そうこうしている内に八雲が依子を抱えて假肢蠱の羽根で脱出してきた。
なんと八雲は依子を石化して高熱の炎から守ったのであった。
依子をネグローニに託すと、地下祭壇に取り残されたラートリーや長老達を助けるために八雲は再びアマラに舞い戻った。
炎で建物が崩れるぐらいだから、石化しても守りきれないんじゃないか?
そういえばw
アストロン級だな。
獣魔が恐ろしく優秀だったとか。
意外と假肢蠱役立ってるな
ハーンの腕の代わりとしか思ってなかったが、使えるならハーン貸してたのはもったいなかった
285 :
補完:2011/08/20(土) 23:08:34.28 ID:8aIZbMM1
第三百二十二話 アマラ炎上III
暴れ回る爆炎竜。光牙でもダメージを与えられないようだ。
ラートリー達を探しに建物の中に入ると、瓦礫の横に倒れてる長老がいた。
長老は生まれ育った地、ウシャスの下で死にたいと言う。
迫り来る炎を避け、長老を抱えて必死でラートリーを探しながら飛ぶ八雲。
たどり着いた部屋には、床に横たわるウシャスがいた。
これは水の獣魔がいても太刀打ちできないのでは。
長老達はウシャスをそのまま放っておいたのか?
>>287 シヴァが乗り込んできて、すぐにみんな捕まったからどうしようもなかったのでは。
289 :
マロン名無しさん:2011/08/23(火) 19:46:18.63 ID:E9/DXr3k
その目気色悪すぎこっち見んな。オタク男
290 :
補完:2011/08/24(水) 23:09:19.34 ID:hvplxEkt
第三百二十三話 アマラ炎上IV
床に眠るように死んでいるウシャス。八雲はその足下に長老の亡骸を寝かせた。
天井が崩れる中、竜骸兵に乗ったリバース・ハーンと熱気と酸欠でやられてるラートリーが現われた。
アマラの街と聖地の大地に圧し潰されて奈落迦はもうないので地下に逃げることはできない。
2人を石化しても八雲には炎の中を飛ぶ体力がもうない。
だが、リバース・ハーンは床に残されたアマラの繭の封印を呪符で解こうとする。
だが、複製体であるため精が弱いため失敗する。
爆炎竜が迫る中、哭蛹でアマラを開放し、間一髪でラートリーと八雲、リバース・ハーンはアマラのバリヤに包まれた。
ウシャスの亡骸が炎につつまれる所を見るアマラがどんな思いか伺い知ることはできなかった。
アマラ怖い。
最後のコマ、ウシャスの死を悲しんでるんだろうけど、
八つ当たりで八雲を睨んでるようにも見える。
アマラにすれば八雲は主人を余計なトラブルに巻き込んで死に追いやった元凶だからな。
293 :
補完:2011/08/28(日) 23:07:38.10 ID:q00FTjOD
第三百二十四話 ”もう一人”
爆炎竜のいる地域から避難した八雲達。
八雲が爆炎竜を魔現封神で封印しようとしたところ、ムゲロの岩城が飛んできた。
岩城は泡の消火剤が詰まったミサイルを撃ち出し、爆炎竜をあっさり倒した。
岩城の中でキール達と合流した八雲は皆と話し合う。
この岩城はネグローニとリバース・ハーンが鬼眼王達をたばかっている間にムゲロに作らせ、リバース・ハーンが呪符を
貼り巡らせ城の存在を隠していたのであった。
石化した依子を治すよう頼む綾小路に応じ八雲が哭蛹を召喚しようとすると、城の呪力が食われたら落ちるからとムゲロが慌てて止めた。
ムゲロが呪力について詳しい事に気付き、八雲は破滅の術を食い潰すため、スパズグが開発した呪力の電気信号化を
使い哭蛹の力を信号化することができないかと尋ねる。ムゲロは困っているようだ。
また、ベナレスはパイを柩に入れ昆侖を通って東京へ行ったらしい。
パイをとらえた目的は複製の術により、もう一人のパイを作るためであった。
その、連れて行かれた複製のパイは、岩城のレーダーによるとなんとこちらに向かってるとのことであった。
哭蛹の力を制御できないのかよ。
光牙だって曲げられるんだから哭蛹の精密コントロール覚えるべきだと思うが。
そうすりゃ爆炎竜に繋がれた依子も助けやすかったし。
アンダカ編では制御して使ってたような……
296 :
補完:2011/09/01(木) 23:04:29.14 ID:4nFstfZs
第三百二十五話 新たなる聖魔
魔物を従え、複製のパイに戻るように警告するイローラ。
複製のパイはイローラの警告を無視し、魔獣に乗って飛んでいる。
イローラは魔物に力づくでとらえさせようとするが、複製のパイは術で魔物を倒してしまう。
更に複数の魔物が迫る中、岩城からのミサイル攻撃で魔物達は一気に倒された。
イローラの背後には一瞬でアマラが現れとらえる。
その隙に残党の魔物が複製のパイを攻撃しようとしたが、ルルに乗った八雲が目の前で倒した。
八雲は複製のパイに「みんなで君を守りに来た」と言い安心させようとするが、複製のパイは
呪文を唱え八雲を攻撃する。
複製にあっさり逃げられたのかよ。イローラ意外にまぬけ。
複製意外と強いな
同じコピーなのにラートリーよりずっと強そうだ。
元にしたパイの細胞がピンピンとしてるからかな。
300 :
補完:2011/09/09(金) 23:03:04.63 ID:LpFyuQxi
第三百二十六話 対立
八雲の胴を破裂させる複製パイ。落ちていく所を危うくルルが受け止めた。
どうやら複製パイが攻撃してくるのは培養期間が短過ぎて自我の芽生えが中途半端なためらしい。
手荒にして敵だと思わせたくないために八雲が攻めあぐねていると、アマラが魔物を使い複製パイを攻撃した。
魔物の数が多いため複製パイも倒しきれないようだ。
アマラは鬼眼王にパールバティとその複製を使って人化の法をされるぐらいならと、殺そうとしていた。
アマラは続けて光の輪で複製パイを締め上げ殺そうとしたが八雲は光牙を使って輪を破壊した。
アマラと八雲は睨み合う。
脅し役と助け役で警戒心を解かせるんだな。
泣いた赤鬼方式。
アマラにそんな機転が効くとは思えないw
303 :
補完:2011/09/13(火) 23:07:55.74 ID:7Z+XWsMZ
第三百二十七話 亀裂
再び光の帯で攻撃するアマラと光牙で応戦する八雲。
パールバティーの複製体に情が移ったのかと言うアマラに対し、ウシャス復讐のためなら手段を選ばないのはウシャスの
嫌う破壊神と変わらないという八雲。
アマラは更に背後から魔物をけしかけ、八雲は応戦しつつ複製パイを抱えて逃げる。
だが、爆風に吹き飛ばされ、複製パイと共に地面に叩き付けられた。
身動き取れない複製パイを攻撃を仕掛けるが八雲は身をもってしてかばい、力尽きる。
そこにラートリーが現れ、どうしても複製パイを殺すなら先にウシャスの複製体である自分を殺せと言う。
ニンゲンの像があればもう一人複製パイを作ってパイのパワー強化に使うとか…
アマラはやはり冷酷というか冷静というか・・・。
感情抜きにしたらアマラの判断がベストなんだろうけど。
306 :
補完:2011/09/16(金) 23:02:47.62 ID:KDZf3Ati
第三百二十八話 東京へ
夢の中でパイと会う八雲。
自分は一人じゃダメだと泣き言を言うとパイはみんな同じでパイも誰かに支えてもらわないとだめだと言う。
八雲が目覚めるとラートリーがいた。
アマラは複製体パイを殺すのが最良の策と考え、ラートリー達とは別行動をとることにしたようだ。
複製体パイは綾小路が怪我の治療をして今は寝ている所だった。
綾小路は月の龍皇城に行ってスパズグの”術の電気信号化”に関するデータなどが残ってないかをムゲロと探しにいくことにした。
突然話を聞かされたムゲロは寝耳に水と驚いている。
八雲は東京へパイを助けにいくことにした。
ムゲロ哀れw無茶ぶりするな
308 :
補完:2011/09/20(火) 23:01:40.14 ID:SjDXf9fr
第三百二十九話 東京かしまし娘
廃墟になった東京の繁華街に立つ舞鬼とケラーラ。
ケラーラが不機嫌そうにしてると、舞鬼は呪文を唱えケラーラの魔封じの首輪を締め付けた。
だが、舞鬼が、あまりウルサイとその首輪を外すぞと脅すとケラーラは止めるよう懇願した。
首輪のせいで舞鬼に仕えてるという体裁がないと、帰ろうにも八雲を聖地に行かせてしまった大失敗をペナレスに罰せられる
ため行く所がないからだ。
そこに現われたイローラ。
舞鬼が挑発したら反撃され、舞鬼はあっさりのびてしまった。
イローラは、ベナレスが初めからケラーラたちが勝てると思ってないだろうから、八雲が東京に向かってると言う最新の
情報を伝えるべきだといい倒した舞鬼を手みやげにケラーラとベナレスの所に向かった。
東京にあるベナレスのアジトでは、パイがフェイオーを召喚して柩を開けさせ無理矢理でてきた。
だがベナレスは長きにわたる聖魔間の争いに今決着がつく、と余裕をみせる。
八雲が東京に向かってるというイローラ達の報告にパイは喜びベナレスも不敵な顔を見せる。
その頃新しい岩城は昆侖を通って東京に来ていた。
舞鬼弱過ぎだろw
かつては龍将の一人だったってのにあんな下っ端に一撃でやられるとか
柩の中に召喚を妨害する術とか張ってないのか?
三只眼が現われるのは妨害してそうだが。
311 :
補完:2011/09/23(金) 23:06:35.98 ID:b8+WC1q9
第三百三十話 影の侵入
廃墟となった東京を見て驚く八雲。
だが岩城のレーダーやラートリーが感じる限りでは強力な呪力が出ている所もローカパーラがいる所もないようだ。
そこに破壊音が。複製体のパイが暴れたためであった。
複製体のパイは培養球の中で鬼眼王と会い、カーリーと名付けられていた。
カーリーは培養中の暗示により鬼眼王に親しみを抱いている。
カーリーを奪うためベナレス達が襲ってきやすいように八雲は岩城を降りて外から監視するようリバースハーンはアドバイスする。
その時、八雲はアマラの活動を感知した。
そしてその頃、ベナレスの前にひざまずくイローラの影がアマラの姿となっていた。
影で侵入って手口はアンダカでベナレスが八雲の影で侵入した時と一緒だな。
无に共通の手口なのか?
イローラも舞鬼と同じ末路だな。
カーリーもパールバティーもヒンドゥー教でシヴァの妻だっけ?
315 :
補完:2011/09/27(火) 23:04:34.44 ID:+VGUAsY0
第三百三十一話 愚の骨頂
アマラの影をつけたイローラを叱り、攻撃するベナレス。
その頃八雲は岩城を降り、真行寺ママの部屋で哭蛹で石化された依子を復活させていた。
細胞変質病によりもの言わぬ状態となったママと夏子は岩城で介抱するためにアマラの民とムゲロの一族により運ばれた。
また、依子の母親も恐らく細胞変質病に罹っていると思われるので岩城に運ぶ手はずをした。
鈴鈴さん、龍さん、ナパルバ、ココ、美星、モルガン、コネリー一族、憑魔一族とは連絡がとれずどうなっているかわからない。
四谷さんや亜栗さん、マクドナルドは読者も忘れてると言われてしまった。
八雲は舞鬼がいないことが気になったがルルに舞鬼とのキスの約束のことをからかわれていた。
八雲はとりあえず厚生省の笹塚さんの所に行ったが、すでに皆細胞変質病でやられており、まともな人は誰もいなかった。
ベナレスはアマラにとり憑かれたまま神殿に案内してしまったイローラを愚の骨頂死に値するといい、殺そうと攻撃をした。
その時、影からアマラが現れ立ちふさがって攻撃を受け止めた。
懐かしい奴らの名前が出てきたな。
人手が足りないなら憑魔一族とかがいれば凄い助かるよな。
符術かなんかで連絡取れないのか?
青さんや桂木咲子なんて読者も完全に忘れてるぜ
ママさんら無事でキスうやむやに出来て
ラッキーだったかも
なんてこと言うんだ。こんなうらやま…もとい、面白そうなイベントを逃すなんて
320 :
補完:2011/10/02(日) 23:01:30.82 ID:KLVyQfkz
第三百三十二話 再融合
ベナレスの攻撃に立ちふさがったアマラは、イローラに早く逃げるよう言葉をかけると、ベナレスの攻撃を打ち払った。
細胞変質病にやられた人間があちこちに転がっている中、八雲は岩城と通信するがそちらも変わりないようだ。
だが、突然アマラからの「おまえと融合した私の力 今すぐ返してもらうぞ」というテレパシーを受けた八雲は
身体のスイッチが切れたように倒れてしまった。
八雲の意識は肉体から離脱してアマラの所に吸い寄せられていたのであった。
吸い寄せられた先では目の前にパイがいて、八雲の精神だけアマラに取り憑いたような状態となってベナレスと戦うことになった。
ああ、リトルアマラと融合してたっけ。
昔の事なんですっかり忘れてた。まだ返してなかったのか。
イローラを逃がそうとするなんてアマラ結構優しいな。
もっと非情なキャラだと思ってた。
自分が影で潜入したせいとはいえ、敵の部下なのにな
324 :
補完:2011/10/05(水) 23:00:21.92 ID:eP6pyRuH
第三百三十三話 1対1+1
いきなりベナレスに攻撃されて戸惑う精神体の八雲。
アマラは八雲に、以前八雲と融合したアマラの力を返してもらった時、分離しきれなかった八雲がついてきてしまったと
説明し、精神を統一してアマラに同調するよう言った。
ベナレスは八雲の存在に気付かず、アマラが独り言を言ってるをみてそのまま攻撃を仕掛けてきた。
地面が崩壊する程の攻撃に、パイはひどい事をするなと言うが、ベナレスは”泡蠱”を召喚しパイを泡の中に閉じ込めてしまう。
突如、地面を崩して跳び上がるアマラ、無傷でベナレスの再攻撃も避ける様子にベナレスは驚いている。
ベナレスが”光牙”で攻撃するとアマラに憑いた八雲が”鏡蠱”を召喚し反射した。
ベナレスにとっては想定外のことで、反射された”光牙”をまともに受けてしまった。
おお!八雲の鏡蠱がちゃんと光牙を反射して当てたのは初めてじゃないか?まあ不意打ちだが。
パイの精神世界に入った時、獣魔は肉体に憑いてるから精神だけの八雲は喚べないって言ってなかったっけ?
八雲の精神が鏡蠱喚べるの?
肉体に憑いてた鏡蠱が精神の場所に出現したんじゃね?
パイの精神世界でもなければ獣魔は自由な場所に出現できると。
元々八雲の胃袋とか、物理的に体内に棲み付いてる訳じゃないし。
328 :
補完:2011/10/10(月) 23:00:08.56 ID:dngV+UC6
第三百三十四話 ”そんな時間はない”
”鏡蠱”で反射された”光牙”を受けて半身が吹き飛ぶベナレス。
その様子を見て八雲の名を呼ぶパイ。だが、アマラは取り込んだ自分以外には八雲の存在がわからないと切り捨てる。
ベナレスは体を復活させながら自分の読めない力を発揮するアマラとの戦闘を楽しめそうだと言う。
八雲は急いでパイを連れて脱出するよう言うが、アマラは拒否し召喚した魔物達にベナレスを襲わせて時間稼ぎをし、
パイを置き去りにして、鬼眼王を倒そうとする。
鬼眼王は多くの三只眼の力と意識を取り込んでいるからと、その中のウシャスの意識に呼びかけるアマラ。
すると、上方に光の瞬きが見えた。
八雲はあくまでパイを助けようと主張するが、アマラはそんな時間はないといい、光の中へ入り込んだ。
これはパイもいないし明らかに返り討ちだな
パイが攻撃されれば無限の力が使えるもんな
所詮、无でもないアマラにおまけがついたぐらいで倒せやしない
331 :
補完:2011/10/14(金) 23:00:29.04 ID:MOa5qkyq
第三百三十五話 解放
光の中は異空間で、そこを抜けて別の場所に来たようだ。
アマラも八雲も鬼眼王の存在を強く感じるので更に異空間の先ではなくもっと近くにいると思われるが、
それならば逆にアマラ達の存在も鬼眼王にバレているハズなのに静かである。
鬼眼王は衰弱しているのかそれとも罠か、いずれにせよアマラ達を待っているようである。
だが罠としても衰弱してるにしても不可解なところがある。
アマラが先に進むと、小さな光の粒が集まって巨大な光の塊になっている場所に出た。
そこには鬼眼王がいて、光の粒は我が末裔達の「意志」であり、それを人間の肉体から解放してやったと言う。
破滅の術ではなく解放であるので哭蛹(クーヨン)では変質した肉体を元に戻す事ができない。
「意志」は望んでひとつに集うのだと。
八雲は鬼眼王に人間の心がわかってたまるかと叫ぶ。
あの光の一粒一粒が夏子やママみたいな個人の人格を保ってるって訳じゃないのか?
333 :
補完:2011/10/18(火) 23:04:54.86 ID:TS9hIoN6
第三百三十六話 破壊神の末裔
人間の心がわかるのは人間だけだという八雲に対し、人間は「心」というものを何かひとつでも理解しているのか?と問う鬼眼王。
鬼眼王は人間こそ自分の末裔だから自分は分かると言う。
アマラの放った魔物を何とか倒したベナレス。
ベナレスは気丈なパイの泣き言を聞き、アマラに八雲が手を貸している事に気付く。
鬼眼王が言うには、遥かな昔ひとつの光であった物が地球に具象化することを選び、三只眼吽迦羅の始まりとなって聖地で繁栄した。
アマラはその後に続けた。”人化の法”を受けた三只眼が地上に帰って来た時、地上の猿達は天から降り立つ元三只眼を仰ぎ見たと。
話の途中で、泡蠱にとらえられたパイを連れたベナレスがやってきた。
パイってそんなに気丈だっけ?
眼が出てる時はともかく、普段は脳天気だが気が強いって感じじゃないような。
335 :
補完:2011/10/24(月) 23:00:34.02 ID:wgr6P/Tg
第三百三十七話 破壊神の感傷
八雲の存在を感じ取り名前を呼ぶパイ。
ベナレスは再びアマラに攻撃した、だが、八雲が獣魔を召喚してアマラを手助けしようとすると、泡蠱の動きで悲鳴を
あげたパイの姿に気を乱し、アマラもそれに乱されベナレスの攻撃を受けてしまう。
八雲の”シースー”に対し”スーチエトウ”を召喚して防ぐベナレス。
更にベナレスは”雷蛇(レイシヲ)”で攻撃するが八雲には防ぐ手だてがなくやられてしまう。
ベナレスはアマラが八雲の力を取り込んでいることを見抜き、パイを揺さぶってアマラと八雲の同調を邪魔していた。
だが、そこで鬼眼王がベナレスに声をかけた。
鬼眼王は間もなくすべてが終わるとなると誰かに話をしたくなるといい、”人間”の始まりが地球のサルと元三只眼の
間の子孫であり、元三只眼の肉体に受け継がれた「意志」がその子孫に伝えられてきたと。
下等なサルの肉体で光を汚してきたが、内なる「意志」は美しき光への回帰を望んでいると。
そこまでいうと鬼眼王はもういいのでアマラを即刻始末するよう命令する。
アマラはこのままではやられると思い、八雲の力を全て借りて一瞬のスキを突いてすべてを終わらせると言う。
え?元三只眼ってサルとセックルしたの?
元三只眼同士で繁殖すれば良いのに。
三只眼がなぜ見た目以外全く違う人間になるのかは
三只眼が元になったってことで何となく納得した。
それにしてもサルと繁殖したって嫌だなあ。
サルや類人猿と切り離して、人間になった三只眼=人間で良いと思う。
人化した三只眼だけだと繁殖力が弱くて増えないとか、互いの数が少なすぎるとかあるんだろうがなあ。
術でサルを人間風の外観と知能にするぐらいはしてからやったのだろうか?
339 :
補完:2011/10/29(土) 23:03:19.31 ID:/UGBu8ZP
第三百三十八話 獣魔委託
八雲の獣魔の制御権委託の契約をするアマラ。
力のみなぎったアマラはベナレスの攻撃を避け接近する。
ベナレスは泡蠱に汁を出させ、パイの悲鳴で八雲の動揺を誘ったがアマラは気にせずすべての獣魔を召喚した。
ベナレスは"四天聖精奉還(ステイエンシヲンチンフヲンホァン)"を召喚するが間に合わずダメージを受ける。
爆粒でなんとか逃れたベナレスだが、”无”でも数種の獣魔を同時に使えば己のダメージははかり知れないと思ってる
所にアマラが再びすべての獣魔を召喚したためベナレスの体は飛び散ってしまう。
だが、精を使われた八雲も激しく苦しんでいる。
アマラは構わず鬼眼王と対峙し、ウシャスの仇を討とうとする。
全部呼び出して体当たりかよ
タオシーとか出すよりその分の精を一、二匹にまとめた方がいいんじゃねえか?
久々にステイエンシヲンチンフヲンホァンが出たな
あんな長い名前にしてるから呼び出す前に攻撃されるんだよ
仮面ライダーの変身中を狙うような行為だw
強力な獣魔は精をチャージするのに時間がかかるから長い名前が必要とかかも知れないぞ
>>340 なんか属性とかあって、光牙なら鏡亀で跳ね返せるけどタオシーとかまで混じってると四天聖精奉還以外じゃ
防げないってことじゃね
345 :
補完:2011/11/01(火) 23:00:12.39 ID:OtydJI/5
第三百三十九話 機転
アマラは鬼眼王と対峙したが、八雲の精が完全に尽き果てていることを指摘された。
その頃、東京では八雲の肉体から液が飛び散り崩壊しそうになっていた。
ルルに通信するRハーンの言うには、大量の精を消費したためでしばらく安静にすれば元に戻ると言う。
鬼眼王の攻撃をかわしたアマラは、鬼眼王の衰えた力では自分を倒せないという。
だが、鬼眼王は八雲の力が戻らない限りアマラも手出しが出来まいという。
一瞬で鬼眼王を倒さない限りベナレスが「無限の力」で復活すると。
だが、アマラは不敵な笑みを浮かべると泡蠱を攻撃した。
鬼眼王は魔獣を出してアマラを止めさせようとするがアマラは魔獣を振り払い、パイに手をかけて
八雲に無限の力が湧いてもパイの命を奪ってもどちらでもよしだと言う。
「無限の力」をこう使うのは…やっぱりこの設定失敗では。なんか理不尽過ぎる。
アマラはベナレスとパイをつれて逃げるべきじゃないか?
安全な場所でベナレスを封印しとけばゆっくり鬼眼王を倒せる。
348 :
補完:2011/11/05(土) 23:17:44.74 ID:qy5GOXB9
第三百四十話 望みの綱
パイに手をかけるアマラ。
その頃、カーリーは岩城で大人しくしていた。
キールとネグローニは綾小路とムゲロは月面に向かったが連絡がつかないこと、そして八雲の肉体が崩壊してることを心配した。
そこに、カーリーの前に炎が現われ、中から鬼眼王の手下らしき者の映像が映ると邪魔者が消え次第迎えに行くと伝えた。
アマラはパイに手をかけ苦しそうにしているが一向に八雲が復活する様子はない。
アマラはパイを殺すつもりがなく只の演技だったようだ。
鬼眼王は猿芝居は飽きたので失せろと言うと、上から先ほどの手下が現われ、アマラがパイを握っていた右手を切り落とした。
鬼眼王はアマラに来いといい、とどめを刺そうとする。
手下強いな。いかに弱っているとは言え鬼眼王と互角なアマラの腕をあっさり切り落とすとは。
しかも攻撃する前に予め声をかける親切ぶり。
350 :
補完:2011/11/10(木) 23:10:08.24 ID:bAG1a174
第三百四十一話 ”とどめ”
とどめを刺せるものなら刺してみろといい向かうアマラに対し望み通りとどめを刺してやるという手下。
手下はアマラを斬りつけ、噛み付いてダメージを与える。
アマラは魔物を召喚して鬼眼王を攻撃させるが、鬼眼王は余裕で振り払おうとする。
だが、魔物に隠れて接近したアマラは再びすべての獣魔を召喚して鬼眼王を攻撃しようとする。
だが、召喚する精もないのに複数の獣魔術を使えば暴走して己の身を滅ぼすだけだ。
アマラは自分にダメージを受けたがその余波が鬼眼王に当たったため、ベナレスが無限の力を得て復活してしまった。
ベナレスは背後からアマラの体を切り裂いた。
アマラオワッタ
好きなキャラじゃなかったけど、
意外に人間味のある面を見た後だからちょっと寂しいな。
鬼眼王が全然死にそうな攻撃じゃないのにベナレス復活とかチートすぎだw
魔物強いな。九龍将なんかよりずっと強いんじゃないか?
354 :
補完:2011/11/14(月) 23:02:02.25 ID:XTvkWf1/
第三百四十二話 分離
ベナレスに胴を切られて倒れるアマラ。
とどめを刺そうとするベナレスに対しパイが身を呈してアマラを守った。
他人の命を簡単に奪う鬼眼王達を非難するパイだが、鬼眼王は強大な力にわざわざ刃向かう方が命を粗末にしてると言う。
パイは大きな力に従わなければならぬというのはイヤで力のある方が正しいとは限らないと言う。
鬼眼王は無視してパイを眠らせようとするが、瀕死のアマラはなんとか”土爪”を召喚し鬼眼王に一撃を与える。
兜と包帯のとれた鬼眼王の顔は大部分が崩壊しており変色していた。
その隙にアマラはパイを抱えて飛んで逃げた。
アマラは鬼眼王の肉体が崩壊したままであることから、パイが逃げ切れば鬼眼王が人化の法で力を得られずお終いだという。
だが、追いついたベナレスがアマラの頭の右半分をえぐる攻撃をするとアマラは力尽き、オーロラの輝く所で落ちて行った。
そして、ボロボロになった八雲の精神はようやく肉体に戻れた。
パイは相変わらずパイだな。良い意味で。
オーロラってことは北極か南極かな?
どちらにしろとても寒そうだがパイは平気なのか
358 :
補完:2011/11/17(木) 23:10:49.53 ID:ygnWAFvW
第三百四十三話 ”会いたい”
アマラの亡骸を焼き尽くすベナレス。アマラは植物の妖魔なため、再生を警戒しているようだ。
鬼眼王は霊水を浴びながら犬狼(アマラに噛み付いた手下)に、ベナレスがカーリーをつれてくるよう伝えさせる。
八雲の思念を探すパイだが、鬼眼王は八雲が逃げだしたのでもういないという。
だが、パイは八雲が逃げたのではなくとどまる方法を知らないだけと信じる。
鬼眼王はパイが右腕を怪我しているのに気付くと、自分の肉体の崩壊を止めるための霊水に一緒に漬かった。
鬼眼王は永遠にひとつとなることを望むがパイは拒絶する。
パイは鬼眼王のやることに納得していないが、それ以上に八雲に会いたいと伝える。
鬼眼王とひとつになり体を乗っ取る事も考えたが、八雲と会えなくなると思うと死にそうだと口に出す。
鬼眼王は何を思ったか、会わせてやろうと言うと魅了する眼でパイの三只眼の意識を引きずり出すと
ベナレスにパールバティーとともに暴れてくるように命じる。
アマラは植物かよ。まあ確かにアンダカで酸素を作り出してたから植物でもおかしくないが。
しかし脳がある時点で最早植物じゃないよなあ。
ブルーシードでも荒神は脳を持たないから定期的に脳細胞を
補給しないといけないって頭バリバリ食べてたもんな
361 :
補完:2011/11/23(水) 23:01:34.05 ID:obD3Iey0
第三百四十四話 失力I
食料を摂った八雲の体は回復したが、今までアマラの分身と融合していた分の力がアマラに取り戻されたため
前より弱くなってしまったようだ。
八雲は風の動きから地下鉄が動いてる事に気付き、列車を追いかけるが化け物扱いされて人間に攻撃される。
ルルが一緒に居るせいで人間とは見なされず、自衛隊に連行されそうになる。
突然、排水口から大きな魔物が現われた。
自衛隊員は恐れるが、八雲は見かけ倒しの弱い魔物だと見抜き、”土爪”で倒そうとする。
しかし、”土爪”を始め全ての獣魔が名前を呼んでも召喚できず、八雲は片足を魔物に銜えられてしまう。
獣魔召喚できないってのはやっぱりアマラに委任したせい?
>術士
自衛隊に捕まったことも獣魔を召還できないことも
なんとかしてくれそうだ。
今、日本にまともな術士いるのか?
三部の記者の話に出てきた魔物だな
なついw
四ツ谷さんだっけ?
あんな魔物だったか…すっかり忘れてるわ。また単行本読み直すか。
367 :
補完:2011/11/26(土) 23:07:45.44 ID:TXhAJ2U4
第三百四十五話 失力II
化け物が現われたとの報告を聞いた地下鉄の現場司令部は術士の避難をさせようとする。
だが、「面白い」「俺が見て来てやる」という人物が八雲の方に突っ走る。
八雲は化け物に放り投げられ、再び襲いかかられそうになっている。
八雲はその時、アマラに獣魔の制御の権を信託したことに気付く。
その八雲が化け物に襲われそうになる寸前に、先ほどの人物が間に入り呪符で化け物を退治した。
その人物は美星であった。
再開を喜び抱き合う八雲と美星。
おお、美星でてきた
いつ分かれて以来だっけ?
ロンドンでマリア探してたとき以来か
術士ってスティーブ龍のことか。
すっかり忘れてたから新キャラかと思った。
371 :
補完:2011/12/01(木) 23:04:59.05 ID:VOhRkOYH
第三百四十六話 来襲
美星は八雲を「救世主」と言うが、自衛隊員はその実力を疑ってるようだ。
通信室では通信機器や壁の至る所に呪符が張り付けられており、結界を築いて”破滅の術”から人間を守っていた。
八雲はそこで龍さんやシンガポール、台湾の道士と再会した。
龍さんによると今回の騒動で既に世界中は壊滅状態らしい。
各地に化け物が現れ、人々が通信機器を使った結果一気に術に冒された。
ロンドンにもローカパーラが現れモルガン、ペキンパー、コネリー一族もやられた。
龍さんはなんとかパドマー寺院からリンド共和国に入り、憑魔のジェット機で英国入りして美星をつれて香港に戻り
そこで皆が集まり何が出来るか検討して世界中に散ったとのこと。
情報通信機器の入り込んだ地域の人間はほんのわずかな人達を残してほぼ全滅した。
龍さんはその残った人達を守るために働いているため、下級妖魔に狙われている。
八雲はアマラに獣魔の制御を委任して、アマラが倒されたために獣魔術が使えなくなった事を話す。
龍さんによると契約が解約されてないと言う事はアマラがまだ死んでないはずである。
そこにローカパーラに乗って得意気なパールバティが現われた。
あれ?破滅の術って術ではなく解放だから哭蛹でも食えない!っとか鬼眼王が自信満々に言ってなかったか?
呪符で防げるのか。
二人の道士は新キャラだよな?
八雲は知ってるようだが、
ヴィシュヌ復活編の”四年前”みたいな別メディアのキャラか?
と思ったが、相手のリアクションは初対面だし
374 :
補完:2011/12/13(火) 23:09:10.59 ID:o9/0pPlB
第三百四十七話 悪夢
4体のローカパーラとともに現われたパールバティ。
リバースハーンは岩城島から呪力弾を発射して迎撃しようとするが、その瞬間綾小路からの通信が繋がった。
月面の龍皇城にいる綾小路は膨大な術の記録を見つけたが呪力の電気信号化がどれだか調べきれていない。
データを片っ端から岩城島に送りそちらで判別して欲しいと言う。
だが、岩城島はローカバーラに対応するために呪力を割く余裕がない。
そうこうしている間にローカバーラから攻撃を受け、応戦しようとするリバースハーン。
通信が途絶えたら次はいつ通じるかわからないと言う綾小路に対しこっちもケツに火がついてると断るリバースハーン。
だが、ラートリーはデータを受け取りその間なんとか攻撃をしのぐように言う。
パールバティはローカパーラに総攻撃を命令した。
ダウンロードにそんな呪力がかかるのか。
NIFTY-Serveでやりとりしろ。
そんな術の記録を適当に皆が見られる所に放置しとくのか?
穿靈菱とか妖縛陣とか、部下が下克上のために使い出したら困るだろ。
なんで綾小路は民族衣装的な服を着てるんだ
378 :
補完:2011/12/16(金) 23:01:05.50 ID:sVCiXS+U
第三百四十八話 龍の作戦I
ローカパーラ3体の口から吐かれた攻撃に、岩城島の防御壁の呪力を上げて対応するリバースハーン。
だが、大きな衝撃で岩城島の内部は多くの爆発が起きる。
八雲は助けにいこうとするが、獣魔術の使えない八雲を止める美星と龍。
リバースハーンからの通信で、綾小路の送ってる術のデータをダウンロードして記録するのに岩城島の呪力を
ほとんど使っており、防御壁がいつまでもつか分からないと伝えられたが、直後に通信が途絶えてしまう。
美星と龍に岩城島とコピー・パイであるカーリーが狙われている事を伝えると、龍は何か作戦を考えた。
岩城島内では大きな衝撃でカーリーも目覚め、出せと暴れていた。
リバースハーンは呪符でカーリーの動きを封じると、八雲の連絡に従ってカーリーを放り出すことをネグローニに伝える。
あの通信の乱れは一時的なのかよ。
無駄に焦らせる描写だ。
これ決着どうつけるのかなー。
やっぱり最後は人化の法で鬼眼王とカーリーの力を吸ってパイが最後の三只眼としてひっそり生きるのかな?
>>380 ひっそり生きるのは無理だろう
現鬼眼王だって鬼眼王になったとたん人格変わってるし
>>381 三只眼の人格を封印してニンゲン・パイとして生きるとか?
さすがに八雲がそれをやるのは心情的に無理だろうから、クライマックスで三只眼が独断でやってしまうとか。
383 :
補完:2011/12/19(月) 23:00:35.09 ID:EAJD6TW/
第三百四十九話 龍の作戦II
岩城島に衝撃が走る中、細胞変質病で変わり果てた母親を前に泣く依子。
フィズは力づけようとするが、"お母さん"と言っていいウシャスを失った悲しみに自分も泣いてしまう。
そんな中、リバースハーンがカーリーに呪符を張ったままカーリーを呪力弾の中に入れ射出しようとしていた。
キールは獣魔術が使えず無力な八雲にはカーリーを守りきれないと反対するがリバースハーンは聞き入れない。
リバースハーンが防御壁を解除して呪力弾を発射しようとした瞬間に攻撃を受け、カーリーを探す犬狼に乗り込まれてしまう。
ネグローニもキールも抵抗するが歯が立たずにやられてしまう。
犬狼強いな。ってかネグローニとかが弱すぎるのか?
犬狼って強さ的には九頭竜将のずっと下でイローラよりちょっと上ぐらい?強さのバランスが分からない。
九頭龍将ってなんて読むんだ?
くずりゅうしょう?くとうりゅうしょう?
原作ふりがな無いから分からん
俺は脳内でくずりゅうしょうと読んでる。
日本語だったら九頭竜湖とか九頭龍神社とか「くずりゅう」だから九頭龍将は「くずりゅうしょう」だと思う。
まあ、この作品は中国語読みが基本のようなので「チウトウロンチアン」なのかも知れないが。
るろ剣でも九頭龍閃って技あったっけな
389 :
補完:2011/12/23(金) 23:09:23.50 ID:HnrPj9XJ
第三百五十話 龍の作戦III
カーリーの居所を聞く犬狼にリバースハーンは黙秘するが、キールは呪力弾の中だと教えてしまう。
だが、犬狼が弾倉を開けた隙にキールはそのまま無理矢理呪力弾の発射ボタンを押した。
砲門は破壊されたが、呪力弾はなんとか発射された。しかし、呪力弾には犬狼がしがみついていた。
八雲はワイヤーで犬狼を縛るが犬狼の吐く炎に反撃を食らう。
そうこうしているうちに呪力弾はパラシュートで建物の屋上に落ちた。
八雲は犬狼に肉弾戦を挑むが、犬狼に右腕を切り落とされて叩き潰されてしまう。
そこに、ローカパーラに載ったパールバティが現れ、自分が始末すると言う。
八雲がどんどん弱体化してるような
龍将3人相手に完勝したこともあったのに
コネリーのデータが無くなってから獣魔術に頼りっきりだしな。
色々術を覚える暇はないのか。
一方、犬狼のダメージは呪力弾発射に巻き込まれたときのみ
394 :
補完:2011/12/27(火) 23:00:11.26 ID:hCCJOCvg
第三百五十一話 龍の作戦IV
地下鉄ではカーリーを運ぶための車両の準備を自衛隊と風(フオン)道士が進めていた。
その頃、八雲のいるビルの屋上には四体のローカパーラとそれに乗った三只眼が集まっていた。
龍は多少のアクシデントはつきものと言いつつ美星を本部に行かせ鈴鈴とナパルパにカーリーを連れて
地下鉄で逃げるための準備をするように伝言を頼み、西(シー)道士と共に崩壊しかけたビルの階段を上りカーリーのそばに行く。
屋上では魅入られた三只眼が八雲を攻撃してきた。
八雲は目を覚まさせるため、ルルに乗り直接三只眼とやり合おうとした。
だが、三只眼と対峙するためローカパーラの角に立つと三只眼の後ろからベナレスが姿を現した。
単にカーリーを回収するだけかと思ったら人権侵害と来たか。
どんな大それたこと考えてるのかまったく想像出来ん。
しかし三只眼は毎回あっさり洗脳されるな。もうちょっと対策はないのか。
397 :
補完:2012/01/02(月) 23:01:03.80 ID:pBIDTlG7
第三百五十二話 玉砕
ビルの階段を上った龍と西は、屋上に呪力弾と犬狼がいるのを見つけた。
龍は犬狼に見つからないようにカーリーを奪うため、スキを伺っているとローカパーラの上で八雲がベナレスと対峙してることに気付いた。
ベナレスは何の力もない八雲には興味がないのでカーリーを置いて行けば見のがしてやるが、抗うなら秒殺してやるという。
八雲は結局玉砕覚悟でベナレスに向かって突進して行った
ように見せかけ、身を躱すと角から飛び降りてワイヤーを打ち込み、ローカパーラの体の三只眼のいる近くに飛びついた。
しかしベナレスは飛針のようなものを八雲に打ち込んだ。更に三只眼の攻撃がすぐそばに当たった。
ローカパーラは三只眼の攻撃による痛みで暴れ、八雲は落下していった。
八雲弱過ぎ
攻撃力皆無でどうしようもないだろ
一応ここから逆転策を考えてるんじゃないか?
でなけりゃ八雲役立たず過ぎだろ。
400 :
補完:2012/01/05(木) 23:06:25.09 ID:Ms1UXS5n
第三百五十三話 弱者の反撃
三只眼の攻撃の流れ弾に当たったローカパーラは悲鳴をあげ大きく身震いした。
三只眼は危うく振り落とされそうになる所をベナレスに押さえられた。
ベナレスが言うには、ローカパーラは攻撃力が高いだけに身を傷つけられた事もなく、ひとたび攻撃を受けると身がヤワである。
ベナレスは八雲を始末してきてやると言うが、三只眼は私のエモノだと言って譲らない。
だが、ワイヤーを伝って登ってきた八雲はローカパーラが攻撃に弱い事を聞いてしまっていた。
ベナレスは八雲を蹴り頭を飛び散らせたが、落ちて行く八雲は反動を使い、腕につけた短剣でローカパーラの目を攻撃した。
ローカパーラは痛みから、周囲を無差別に攻撃した。
あんな小さな剣でよく攻撃できたな。
いくら防御が弱いと言ってもあれじゃ目に埃が入った程度だろ。
>>397 なんでベナレスは八雲が獣魔術使えないのを知ってるんだ?
しかも龍さん曰くアマラが生きてるから契約解除できないんだが、そこまでベナレスは分かってるのか?
>>402 >なんでベナレスは八雲が獣魔術使えないのを知ってるんだ?
知らないんじゃないか?
獣魔術込みでも八雲の攻撃では通じないと侮っているんだろう
>>403 でも獣魔術使えてたときは八雲が弱くてもバトルを楽しんでるようじゃなかった?
405 :
補完:2012/01/09(月) 23:10:39.93 ID:iJbbvoTD
第三百五十四話 さぁ 逃げましょう
ローカパーラの攻撃で体勢を崩した犬狼を見て、龍と西はその隙に呪力弾を開こうと近寄った。
だが、犬狼は素早く立ち直り龍と西を倒した。
犬狼がカーリーを連れ去ろうと呪力弾を開いた瞬間、呪力弾内部からの攻撃を受けた。
一方、痛みに暴れるローカパーラに振り落とされた三只眼を八雲はキャッチした。
隣のローカパーラが八雲を潰そうと手を伸ばしたが、八雲が避けた事により八雲の取り付いていたローカパーラの顔に当たってしまう。
当てられた方は反撃で口からエネルギー波を出し、手を当てた方のローカパーラの右胸を破壊する。
右胸が破壊された方も反撃で相手の頭にエネルギー波を当てた。
八雲と三只眼は避けながら落ちてルルに回収された。
だが、ルルの上でも三只眼は八雲を倒そうと暴れたため振り落とされた。
だが、落ちる二人を呪力弾から出た巨大なが受け止めた。
呪力弾の中からはカーリー以外に、依子とフィズが一緒に入っていたのであった。
依子とフィズの喧嘩なんていらねーよw
と少し前に思ったがコレにつながっていたのか
あの狭い呪力弾の中では三人がくんずほぐれつな状態だった訳だな
ローカパーラ同士討ちか。何体も連れてくるようなもんじゃないってことだな。
しかし獣魔術が使えないせいでローカパーラがいっぱいいても八雲にはなんの恩恵もないな。
409 :
補完:2012/01/13(金) 23:06:44.57 ID:sajUJtHh
第三百五十五話 シーソー・ゲイム
リバースハーンとキールが口論してるスキに呪力弾に乗り込んでいた依子とフィズ。
だが三只眼は彼女達にまとめて攻撃をした。
爆発の衝撃で落下した八雲はまたルルが救ったが、三只眼はしつこく八雲を攻撃しようとする。
依子の思念体が邪魔した隙に八雲は三只眼に抱きついて目を覚まさせようとした。
ルルは「もっと強く抱きしめて 熱いチッスでるるっっ」と無責任なアドバイス。
だが、八雲が暴れる三只眼を押さえるために腕の力を強くすると突然三只眼が痛がった。
よく見ると三只眼の右腕に何かの破片が食い込んでいた。
三只眼は八雲がひるんだ隙にカーリーを連れて退却しようとするが、腕の痛みが強くなり
ついに腕の破片が飛び出して八雲の右目を直撃した。
八雲は目をやられ落下して行った。
痛みが和らいだ三只眼はカーリーを連れて行こうとするが、そこで隠れていた龍が呪符を投げつけ
三只眼の動きを停止させた。
龍と西が二人の三只眼をとらえた事を喜んだのもつかの間、犬狼が龍と西を狙っていた。
ルルはどこであんな知識を仕入れたんだろうな?球城アマラで教えてくれる奴がいたのか?
しかし三只眼と无の絆とやらは全くないのかw
情けない无だな
412 :
補完:2012/01/18(水) 22:59:59.79 ID:8JbTH56x
第三百五十六話 謎の力
縛り付けていた物を破って攻撃態勢を取る犬狼。龍の撃った銀の弾丸も素早く避けた。
龍と西の身が危なくなると、依子の思念獣が立ちはだかった。
高高度の上空に退避していた岩城島では、月面からのデータを全てダウンロードしてセーブ完了した。
だがラートリーは東京に怒りに満ちた邪悪で強い気を感じ、岩城島と綾小路に待機を命じた。
そこには、体勢を整えたベナレスがいた。
犬狼と思念獣の闘いは犬狼が思念獣の頭を突き刺して勝利した。依子はその影響で疲労し倒れてしまった。
犬狼が龍や依子達に襲いかかった時、突然八雲の光牙が召喚され犬狼の方へ飛んでいった。
銀の弾丸って例え当たっても犬狼にしてみればとげが刺さったぐらいじゃないか?
銀は魔除けみたいな効果があるんだろ。
人間には紙切れでも、魔除けの札となると八雲がダメージを受けるような。
415 :
補完:2012/01/22(日) 23:07:35.98 ID:ID3h6kwZ
第三百五十七話 ”礼を言う”
光牙は犬狼を両断した。
しかし八雲は他の獣魔を召喚できず、先ほどの光牙も八雲が意図した物ではない。
取りあえず地下鉄で逃げるためにビルを降りながら、岩城と連絡をとろうとしたが交信帯は破損していた。
フィズが交信帯を直すことにし、代わりに右目に当てるためのハンカチを差し出した。
どうやら右目の瞼には破片ががっちり食い込んでいるため取り除かないと再生できないようである。
ようやく地下鉄の入り口まで来た所で、ベナレスが現われた。
八雲はベナレスを引きつけるため一人で動きまわるが直ちにベナレスに追いつかれ、爪で攻撃される。
だが、その瞬間今度は土爪が召喚されベナレスを追い払った。
龍は誰かが援護している事に安心して残りのメンバーと先に行った。
八雲は出てきた獣魔は誰かが召喚したのではなく、自分の獣魔だと思い困る。
ベナレスは世界が終わる前に自分を楽しませてくれた八雲に礼をいい、鬼眼王の御名のもとにと言って攻撃する。
うーん。犬狼も光牙で一発か。
所詮そのレベルの敵ってことはやっぱ八雲弱体化しまくりだったんだなあ。
犬狼がメチャクチャ強いわけではなかったと・・・
その割には引っ張ったな。舞鬼、D・D、タリスマン以外の九将なんかろくに個性も出せないまま消えたのに。
土爪
なかなかイカスデザインをしておる
>>416-417 でも九将だって直に光牙受けたら真っ二つなのでは。
光牙を受けないようにしたり出させないようにするのが上手いだけで。
犬狼は今まで碌な攻撃がなくて油断してる所にいきなり光牙が来たから対応しきれなかったんだろう。
421 :
補完:2012/01/25(水) 23:06:44.78 ID:WL7DA0J1
第三百五十八話 地下の襲撃
ベナレスの連続攻撃を受ける八雲。大地に大きな衝撃が走る。
その頃、地下鉄の車両に入った龍一行は西道士の指示で電車を発進させる。
フィズは八雲の心配をするが龍は自分達が何万人集まってもベナレスには敵わない。
自分達はやられる前に出来る事をするという。だが、何をするかはフィズには教えてくれなかった。
呪符で動きを止められた上に鎮痛剤を飲まされたカーリーの上半身を脱がせて背中を向けた状態で寝かせると
風は何かを書き始めた。
龍は、パイの腹に腹生蟲がいてパイを操っている事を見抜き、飲ませて半刻もすれば蟲が逃げると言う
西の除蟲符を丸めてパイの口に放り込んだ。
その時、車両の上から攻撃してくる魔物達が現われた。
車両に結界を張っても三只眼が二人も居るので気配を完全に絶つのは無理らしい。
だが、結界の中には入れないという。その結界も三只眼を乗せる第二車両は重点的にしたが他の車両は甘いようで
魔物が入り込んでいた。
龍たちは戦うが敵わず、フィズの炎でなんとか追い払った。
しかし魔物が一匹、先頭車両を突き破って運転席の自衛隊員達を食い殺した。
フィズは心で八雲に助けを求めるが、八雲はベナレスにぼろぼろにされ倒される寸前だった。
腹生蟲がいたのか。今回はシヴァのテンプレーションは効かなかったのか?
423 :
補完:2012/01/29(日) 23:03:47.04 ID:m1zVhwVL
第三百五十九話 鬼眼王
ベナレスは周囲に炎を立ち上がらせた。
闇を好む土爪は炎の中では召喚できない。ベナレスは八雲の隠している力に興味を持ったようだ。
突然、八雲の怪我をしている右目から黒い手が現れ、ベナレスの胸を貫いた。
腕はそのままベナレスを放り投げると光牙を連射し、続いて闇魚を召喚した。
地下鉄では運転席から入り込んだ魔物をフィズの炎でなんとか倒した。
よく見ると車両に貼られた結界の呪符が剥がされている。
光とともに鬼眼王の使者と名乗る3体の妖魔が現われた。呪符を剥がしたのはこいつらのようだ。
龍の撃った銀の弾は途中で停止してしまった。フィズの炎も跳ね返され、フィズは後ろに下がらざるを得なかった。
妖魔が謎の音波を発すると近くにいた龍と風は苦しみ出した。
妖魔が「できるだけ人間を殺すなとの鬼眼王の仰せじゃ 命だけは助けようぞ」というと龍と風は細胞変質病になり
体が変形していった。
龍さんがやばい!
途中ならまだもどせる?
妖撃社の皆は無いと思って甘く見てた
一番古い仲間だからなあ。
ママがやられたときも衝撃でかかったが。
428 :
補完:2012/02/03(金) 23:14:18.59 ID:WO8kD+Fw
第三百六十話 援護
龍は細胞変質病で”骸”になりつつあるもののなんとか退くと1両目に入り、2両目との間の扉を閉めた。
龍は崩れた顔と触手のようになった手で交信帯を掴んだ。
成層圏近くまで浮かんでいる岩城では、ラートリーとネグローニ、リバースハーンが今後のことを話し合った。
できるならアンダカに戻り静かに滅びてゆきたいというラートリーに対し、いつか滅びるなら今滅びるも同じというリバースハーン。
その時、交信帯が復活しフィズからの連絡が入った。
フィズは八雲がベナレスと戦っているとして助けを求めていた。
八雲は闇魚を召喚した”腕”に驚いたが、皆を助けに行こうと周囲を見回しても瓦礫に埋もれて地下鉄の入り口が分からず戸惑っていた。
そうこうしているうちにベナレスは闇から抜け出してきた。
ベナレスは土爪、光牙、闇魚と八雲の獣魔ばかり召喚されたことから、八雲を手助けする物の正体が分かったようだ。
ベナレスは八雲の目から出てる腕を掴むと、電撃により八雲と腕をまとめて攻撃した。
ベナレスが勝利を確信した時、上空から呪力弾が降り注いだ。
あそこまで変質してもまだ意志を持って動けるのか
他の人はほぼ一瞬だったと思うけどなにか違うのかな
フィズは良い表情をするなあ
龍がやられたとなると
今後は鈴鈴や美星も油断できんな。
亜栗は忘れられてるからいいとして。
432 :
補完:2012/02/07(火) 23:03:20.02 ID:9SUWVCqt
第三百六十一話 救援
降り注ぐ呪力弾の爆発によって八雲とベナレスは別方向に吹き飛ばされた。
その八雲は空中でルルがキャッチした。
ルルによると、八雲の所にルルを派遣したのも岩城島に呪力弾発射を要請したのも龍であると。
だが龍と風はもう細胞変質病に冒されて駄目だとのこと。
ベナレスが次の手を考えていると、鬼眼王の使者が1体現れサンハーラの準備のため戻るようにという鬼眼王の命令を伝えた。
一方地下鉄では鬼眼王の使者が結界を破り一両目に侵入した。
そこには背中に包帯を巻き汗だくになったカーリーが寝ていた。
怒った鬼眼王の使者は皆を”骸”にしようと怪音波を発したが、そこに現われた八雲がナイフで鬼眼王の使者を斬りつけた。
鬼眼王の使者はいっぱい居るんだな。
骸化の術は元々この使者の術なのか?
434 :
補完:2012/02/12(日) 23:00:11.66 ID:rS8S2lol
第三百六十二話 本当の再会I
鬼眼王の使者の触手と鎌状の手や口からの攻撃を体術で避けて3体とも倒す八雲。
龍さんはもう既に完全に骸化していた。
八雲が気を抜いた隙に鬼眼王の使者は首だけで八雲に向かって来た。
鬼眼王の使者は不意をつかれない限り物理的攻撃など効かないといい放ち、術で八雲を窓から落とそうとする。
フィズと西も軽くあしらわれ、八雲の”腕”も動かず鬼眼王の使者を止められない八雲。
だがその瞬間、口から大きな芋虫状のものを吐きながら目醒めた三只眼が鬼眼王の使者の頭を掴むと滅殺した。
三只眼復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
三只眼が強いことを忘れてた
11巻でベナレスに防がれてからぱっとしなかったからなあ
不意をつかれない限り効かないと言った先から三只眼に不意をつかれた使者ワラタ
洗脳は催眠術かと思ったら虫か
なんかショボ
テンプレーションはもう何回か使ったせいで耐性ができてそう。
それこそ八雲が抱きついてチッスをすれば目覚めそうだし。
440 :
補完:2012/02/15(水) 23:00:27.74 ID:KmSdI8On
第三百六十三話 本当の再会II
鬼眼王の使者の頭をたたき落とす三只眼。
だが、三只眼は再び腹生蟲をいくつも吐き出していく。
残った2体の鬼眼王の使者はその隙に三只眼の意識を封じようとするが、三只眼に一蹴されてしまう。
三只眼は全部腹生蟲を吐き出した後、最期に飲まされてた除虫符を吐き出すともう体内には一匹もいないから安心しろという。
八雲は感激のあまり抱きしめ、三只眼もまんざらではないようだ。
地下鉄の車両は減速して止まりそうになった。
三只眼は八雲の眼から生えた腕に術を掛け、いいかげんに離れよアマラと呼びかけると力を使い果たして寝た。
車内では倒れた西とフィズ。骸と化した龍、符を貼られたカーリーと依子みんな倒れていた。
取りあえず車両の外の化け物を何とかしようと八雲が外に出た所で、鈴鈴率いる自衛隊の人が砲撃で化け物を倒した。
降り注げ聖なる煌く光り輝く恒星を御願い!?♪。
腹生蟲あんなにいたのか。うんこみたいでグロいな。
サブタイトルがださい
依子が出てこないと思ったら
ずっと寝てたのか
また懐かしい顔が。
しかし今になって鈴鈴が来て何になるのか・・・
政府との交渉とかは鈴鈴さんが一番じゃないか?
447 :
補完:2012/02/18(土) 23:15:19.68 ID:T4jl9PVk
第三百六十四話 生きる希望
ホワイトハウスでは梵字と術士に固められた部屋で呪符の貼られたパソコンを通じて、大統領が日本の首相と会談して
鬼眼王の存在を知らされていた。
会談に割り込んだ鈴鈴は鬼眼王の目的が全人類の「意志」を”光”に変換し統合することで、その「意志」が人類の
行く末を決めるということを説明していた。
八雲は桜田門周辺の地下道に避難している人間の疲れた姿を見ていた。ここには3000人程度が生き残っているらしい。
厚生省の笹塚にも出合ったが笹塚は弱気になっており、滅びかかった世界で生きてゆくならもう終わってほしいとつぶやいた。
骸化した龍のそばでは美星がただ涙を流していた。
しかし起き上がったパイと抱き合うことで八雲は必ず未来を切り開く、必ず鬼眼王を倒すと決意した。
笹塚さんが弱りすぎて笑った。
この後笹塚さん復活してなんかの役に立つのか?
厚生相の肩書きでどこかのパイプになるんじゃないか
451 :
補完:2012/02/24(金) 23:02:55.20 ID:u+87G4TZ
第三百六十五話 破壊神 月面へ
雷鳴が轟く月面の龍皇城に動揺する綾小路とムゲロ。ベナレスを従えた鬼眼王が戻って来たようだ。
鈴鈴と大統領の会談では、鈴鈴は妖撃社が通信網に掛けられた術を排除するので、大統領に世界中の人々と交信して
鬼眼王と戦うか”光”となって巨大な「意志」に加わるかを話し合うよう要請した。
高高度上空の岩城からは一つの小さな飛行甕?が降りていった。
警視庁の屋上では八雲とパイが語らっていた。
パイは自分がママさんを助けられなかったことを悔いていた。
またアマラについて、アマラは植物で、ベナレスにやられた時に体の中から種が飛び出してパイの腕に突き刺さっていたと話した。
八雲はその話を聞き、例の腕を成長させれば獣魔が帰ってくるし頼もしい味方になると期待する。
だがパイは八雲に会えた事で満足しており、もう覚悟を決めていると言う。
そこに、飛行甕に乗ったリバース・ハーンが降りて来て、月面に鬼眼王が現われたことを伝えた。
アマラは自分の種をパイにぶっかけたんだな…
しかし種から生えた腕は息子に相当するんじゃないのか?
成長しても別人だろう。
挿し木で増やしたならまだしも。
454 :
補完:2012/02/27(月) 23:09:28.37 ID:2d9IDuml
第三百六十六話 魔神の褒美
鬼眼王とベナレスは魔方陣の中に消えていった。
綾小路はムゲロに逃げるように言い、自分は鬼眼王の後を追った。
鬼眼王は”サンハーラ”の核になる物を作っていた。
それを覗き見てた綾小路を待ち構えるようにベナレスが現われた。
綾小路はベナレスになぜこの世界を滅ぼそうとするのかを尋ねると、ベナレスは人間が滅びひとつの「意志」に
戻るのは運命であり、その運命に従うのだと言う。
話の途中で、鬼眼王が現れて魅惑の目で見つめ、鬼眼王を邪魔する物を綾小路が倒すよう仕向ける。
綾小路は必死に耐えるが、鬼眼王の見せた褒美を見て悲鳴を上げてしまった。
その褒美とは体が千切れた状態で培養液の中にいるハーンであった。
自我を持ったコピーが代役に出てるのに
今になってオリジナルが出てくるとか・・・
パイだってオリジナルとコピー(カーリー)がいるじゃないか。
というかハーンのアレは生きてるのか?
脳食鬼みたいに死体として操るぐらいしかできないような。
パイだってオリジナルとコピー(カーリー)がいるじゃないか。
というかハーンのアレは生きているのか?
脳食鬼みたいに死体として操るぐらいしかできないのでは。
あ、二重投稿スマソ
カーリーはパイの代わりじゃなく別人。というかタダのキー。
リバースハーンはコピーという手段で復活させたハーン。
ってイメージだったよ。
ハーンを死なせたのは失敗でリバースハーンを出したのかと思ったらこの展開だ
リバースハーンだって記憶は全くなくて微妙に綾小路への恋愛感情だけが残ってる程度の別人じゃないか。
461 :
補完:2012/03/02(金) 23:00:21.72 ID:G0cAjOI5
第三百六十七話 強制出発
八雲はネグローニにアマラの再生を急がせるが、どのみち綾小路を助けにいくには間に合わない。
リバースハーンは何故だか分からないが何を置いても綾小路を助けたいと、一人でも月に行く決心をする。
結局、八雲とパイもついて行くことになった。
ラートリーは月からのデータを利用して使えそうな呪文を霊石に刻み込んだ”スペル・キューブ”を渡した。
突然、建物に大きな衝撃が走る。
カーリーを抑えていた呪符が傷んでいたため、目醒めて暴れ出したのであった。
カーリーは鬼眼王に合わせろと主張している。
八雲は暴れさせないように鬼眼王が月にいることと、自分達もそこに行く事を伝えた。
だがカーリーは魔物を召喚すると八雲だけを強引に連れて月へ行こうと飛び立った。
ハーン復活の目がでてきたところでリバースハーンの恋心炸裂かw
最期は綾小路のコピーも作ってリバースと仲良くさせるとかかな?
463 :
補完:2012/03/07(水) 23:00:15.33 ID:NcbZ7ZQx
第三百六十八話 置いてけぼり
八雲を追いかけてパイ、依子、フィズ、ルルも飛んで来た。
だがカーリーは光の矢を投げつけた。依子が思念獣で防いだがはじけた光によりパイ達はフェイオーごと落ちていった。
カーリーが言うには目くらましをしただけで傷つけてはいないらしい。
八雲は少し考えるとルルにパイ達を警視庁に連れ戻らせ、自分達だけで昆侖を通って月へ行くことにした。
落っこちていったのに目くらましなのか?
465 :
補完:2012/03/11(日) 23:01:01.44 ID:sntfA24v
第三百六十九話 八雲とカーリー
置いてけぼりを食らったハーンは怒りを叫ぶばかり。だがそれ以上に三只眼も怒りを示していた。
聖地ではカーリーが真夏の暑さに堪え兼ねていた。
八雲がペットボトルの水を渡すと飲んだあげくぬるいと言って捨ててしまった。万一の時の綾小路へのであったのに。
カーリーの魔獣は足が遅く、カーリーは体力がないためバテていた。
だが八雲が鬼眼王の目的である生きた「人」の消滅について説明するとカーリーは喜んで賛同した。
八雲はカーリーが”破滅”を望むならカーリーが鬼眼王と会った瞬間から自分とは敵になると伝える。
と、その時昆侖を通ってムゲロが戻って来た。ムゲロは綾小路が月面に残った事を伝えた。
ついに、八雲とカーリーは月面へと向かう。
まさかのカーリーと二人旅。
カーリーは敵にしかならないだろ…
三つ目を吸い取るまではベナレスも無下な扱いしないだろうし。
467 :
補完:2012/03/15(木) 23:05:00.43 ID:qZtbrUgu
第三百七十話 敵・味方I
月面では培養球に入った上半身だけのハーンを暗い顔で綾小路が見つめていた。
その時、近くに八雲とカーリーが昆侖を通ってやって来た気配がした。
八雲は周囲を見回すが誰の気配もない。と、綾小路が泣きながら倒れる姿が見えた。
八雲は鬼眼王の気配がしないためワナを疑ったが、とりあえず綾小路を連れて東京へ戻ろうとした。
だが、カーリーは自分が騙されたと思い、八雲を攻撃し始めた。
カーリーうぜえ
469 :
補完:2012/03/20(火) 23:04:15.45 ID:dhopQCOO
第三百七十一話 敵・味方II
カーリーは月面に鬼眼王がいない事に怒り、八雲が騙したとして攻撃をしたのであった。
八雲はカーリーを説得しようとするがカーリーは聞く耳を持たない。
八雲がなんとかしようとスペルキューブでカーリーの攻撃を受けると、キューブが発動しカーリーを縛り上げた。
とりあえずカーリーが動けない内に綾小路に詳しい話を聞こうとすると、綾小路はカーリーが身動きとれないので
巻き込む心配がなくてよかった、と言い、霊石の腕輪で”縛妖蜘蛛”を召喚して八雲を捕え、
「鬼眼王様」の命令で敵を葬り去ると言い出した。
意外にキューブは便利だな
特に獣魔が使えない八雲に取っては
471 :
補完:2012/03/25(日) 23:10:59.09 ID:S8NsgI9S
第三百七十二話 宿主封印
”縛妖蜘蛛”に捕えられた八雲。
その頃、警視庁では三只眼とリバース・ハーンの姿が消えた。
培養しているアマラの腕が反応を示したので、ラートリーの呼びかけで”哭蛹”を召喚させ、
スペルキューブに入れたスパズグの術を使って電気信号化を行った。
だが、パソコン内の”哭蛹”は急に弱り始めた。宿主である八雲の影響らしい。
その八雲は手も足も出ない状態だった。
哭蛹をバックアップできるってことはコピーし放題か。
コンピューター上でクーヨンとタオシーを合成してコンゴトモヨロシク…とか言わせたりすることもできるのか…
474 :
補完:2012/03/29(木) 23:01:03.61 ID:Z0l5UOsO
第三百七十三話 道具
月から球状のバリアの中に入って地球にやってくる鬼眼王とベナレス。
二人の会話によると綾小路は鬼眼王の暗示に従っており、彼女の腕輪は獣魔使用権を添付した暗示固定の霊石らしい。
ベナレスは八雲と戦いたかったが、ベナレスでなければ”サンハーラ”の核を地球に運ぶことはできないらしい。
一方月面では、カーリーが綾小路に自分を助けるよう頼むが、綾小路は鬼眼王にとってカーリーは”人化の法”の道具
に過ぎないので腕をもごうが足を吹き飛ばそうが生命だけなら助けてやると言い放つ。
八雲は”縛妖蜘蛛”に捕えられながらもなんとか手を伸ばし、スペルキューブでカーリーの縛めを解除した。
暗示というか、アンダカで八雲にベナレスが憑いてた時みたいな人格変貌ぶりだな
476 :
補完:2012/04/02(月) 23:01:32.60 ID:ntR2F+TN
第三百七十四話 ”うるさい”
縛めから解かれたカーリーは怒って八雲の逃げろという言葉も聞かず綾小路に光術で攻撃した。
だが綾小路は”鏡亀”を召喚し余裕で防ぎ反射した。
カーリーは分裂した光術で四方八方からの攻撃を仕掛けたが綾小路の召喚した”四天聖精奉還”に阻まれた。
さらに”雷蛇”を召喚してカーリーを倒した。
八雲は、綾小路が召喚しているのがベナレスの獣魔であると見抜き、カーリーに歯が立つ訳がないとして
”スペルキューブ”を発動させた。
だが”スペルキューブ”は火球を降らせるだけで綾小路には効かず、むしろ八雲自身が燃えていた。
八雲は苦しみながらも、まだカーリーに対し自分や綾小路に構わず逃げろと告げた。
その様子を見たカーリーは一人でオメオメと逃げられないといい、八雲を捕えている”縛妖蜘蛛”を光術で撃破した。
綾小路は怒りに満ちた蛇の瞳でカーリーに敵意を向けた。
スティエンなんとかって発動するまでの時間が弱点じゃなかったのか?
コネリー八雲はそれでなんとかしてたのに
瞬時に発動できたらほぼ無敵だろ
478 :
補完:2012/04/05(木) 23:10:57.69 ID:+emDO0fB
第三百七十五話 パワーアップ
怒った綾小路はカーリーを”土爪”で攻撃し、瓦礫に挟まったカーリーに罰として手足をすべてもぐという。
そこで綾小路の腕を掴む八雲。鬼眼王がカーリーを作ったとしてもカーリーは鬼眼王のおもちゃではないと怒る。
八雲のスペルキューブに綾小路は”縛妖蜘蛛”で挑むが、力の衝突の余波で左腕の霊石が砕けてしまう。
それでも綾小路はまだ正気に戻らない。右腕の霊石を除かない限りベナレス達の操り人形のようだ。
だが、綾小路の顔を正面から見ると、右目は蛇の目だが左目はいつもの目になり、涙を流していた。
そしてその瞳が動いて横にある塔の事を伝えようとしてるようであった。
しかし綾小路はベナレスに力を求め、魔法陣によりパワーアップしようとしていた。
片目だけ蛇目って凄いな
一つの石で半身だけ暗示を固定するのか?しかし左脳は右半身を司るんじゃなかったっけ…
480 :
補完:2012/04/10(火) 23:00:49.99 ID:SX2C+mDE
第三百七十六話 化蛇
ベナレスの力を受けて凶暴化した姿になった綾小路。
瓦礫に挟まれたカーリーは諦めかけたが八雲が励ましやる気を出した。だが、カーリーは発熱していた。
綾小路が迫り、一か八かスペルキューブを使ったところ、転位術が発動し横の塔まで瞬間移動できていた。
だが、綾小路の目が指していた塔に気を取られている隙に綾小路の蛇が攻撃して来た。
カーリーは力使い過ぎか。ラートリーも弱かったしな。
鬼眼王がパイとカーリーで人化の法やってってる時にずらして逆にカーリーが新鬼眼王になって、
脆弱な肉体が力に耐えきれず崩壊するってエンドはないかな。
482 :
補完:2012/04/14(土) 23:05:31.54 ID:aq0zL3TE
第三百七十七話 哀しい再会
綾小路の攻撃を避け、転位した八雲とカーリー。だが、転位できる距離はけっこう短いようだ。
くり返される綾小路の攻撃に八雲は転位を続けたが、バランスを崩しスペルキューブを落としてしまう。
それでもどうにか目的の塔までたどり着いた。綾小路は塔を襲う事ができないようで、よほどのことがあるようだ。
塔を上った八雲は、綾小路の思念体にであった。
彼女は自分が鬼眼王に抗うことができなくなったので、何も聞かず見捨てて逃げてくれという。
その時、八雲は塔の中心にある培養球の中に入れられたハーンの上半身を見つけてしまった。
八雲ならタオシーで治療できるからハーン復活?
>>481 さすがにそんな後味の悪い終わり方しないだろ
>>484 いや、でも仲間になったカーリーが、自分が死ぬことを分かってて敢えて鬼眼王を倒すべきだとして身を犠牲にするのならありかも。
486 :
補完:2012/04/19(木) 23:01:10.23 ID:MF7G7z7F
第三百七十八話 さよなら化蛇
回想。鬼眼王は自分の指先にあるハーンの命の炎を綾小路に見せて自分を護るように言った。
現在。培養球の中のハーンは鬼眼王が命を取り出したのでかろうじて生きている。
肉体を再生してそこに命を戻せばハーンは復活する。
ふと、八雲が窓の外を見ると地平線の向こうに明るい光が見えた。
綾小路はそれが人間の「意志」の光で輝いている地球の光であると説明した。
だが、綾小路はそれ以上しゃべるのは鬼眼王に逆らうことになると口を閉ざした。
八雲は、もし万が一自分とパイが鬼眼王に敗れ人類が滅亡したら綾小路とハーンの二人で新しい世界を生き抜くよう言う。
突然、塔の外の綾小路の実体が攻撃を仕掛け、蛇の体はハーンの培養球を飲み込んでしまった。
鬼眼王は无以外の相手でも、他者の命を抜き出して死なないようにできるのか。
最強だな。
488 :
補完:2012/04/24(火) 23:06:01.35 ID:QQqRrP76
第三百七十九話 ”許さん”
崩壊する塔の瓦礫の中落ちていく八雲とカーリー。
そこに突然フェイオーに乗った三只眼とリバース・ハーンがやってきて拾い上げた。
三只眼は蛇を攻撃しようとするが、八雲はあれが綾小路であると言って攻撃をやめさせる。
蛇の頭部に置かれた培養球を見て、三只眼はハーンが人質なため綾小路が言いなりになってることを理解する。
リバース・ハーンは自分のオリジナルを見て複雑な気持ちだ。
三只眼は気を集中することであっさりスペルキューブを手元に飛んでこさせた。
スペルキューブを使って綾小路と戦わずに脱出しようとしたが、綾小路が無数の槍状の攻撃を吐き出した。
リバース・ハーンは身を呈して止めるよう懇願したが叶わず体中を突き刺されてしまう。
怒った三只眼は直接綾小路に向けて光術を放った。
三只眼やってきたのか。
下手したらカモネギだったのに止められなかったか。
>>487 さすがに无としては使えないだろうな。それならベナレス以外にも无がいるはずだし。
しかし憑魔にはこの技術だけでもよかったな。
491 :
補完:2012/04/30(月) 23:02:10.74 ID:ApP8KGuH
第三百八十話 赤道洋上
綾小路に向けられた光術は当たる直前で四散し、綾小路は立ち上がれない程度のダメージを受けたが死んではいないようだ。
三只眼は”転位”し、昆侖経由で地球に戻ることにした。
地球では鈴々が電気信号化した哭蛹を使って安全を確保し、各国首脳のテレビ会談を実現させていた。
だが、各国首脳はリーダー争いをして建設的な話が進まなかった。
そこへ、衛星からの映像で、赤道洋上に巨大な物体が現れたことが報告された。
この漫画では政治家がとことん無能なようだな。
日本政府だけかと思ったらアメリカや他の国もかよ。
儲けとか物質的なことばかり考えて、術士を迫害してたりしたっけ?
494 :
補完:2012/05/04(金) 23:00:07.94 ID:0kewV80c
第三百八十一話 神話
内蔵むき出しの血まみれのハーンを慕う綾小路の夢を見てうなされたリバース・ハーン。
アイデンティティを見失ったようだ。
高熱で倒れていたカーリーも意識を取り戻したようだ。
その頃八雲と三只眼、鈴々、ラートリー、ムゲロはポリネシアの、衛星に映った物体を確認しに来ていた。
遠くから伺ってると、鬼眼王とベナレスの気が感じられることからそこにいるようだ。
ラートリーはウシャスの記憶のせいか、例の物体をサンハーラではないかと思う。
だが、それがどういうものなのかは分からない。
三只眼の記憶ではサンハーラとは「帰滅」「破壊」「終末」を意味する。
それは破壊神シヴァの神話通りの結末を意味するのだろうか。
ウシャスの記憶にあるとすると、以前使われたことがあるのかな?
ムゲロの乗り物はいつもあの顔付きかよw
498 :
補完:2012/05/10(木) 23:00:12.45 ID:VytEflh7
第三百八十二話 集結の時
球城の焼け跡を探す綾小路の手下達。
巨大なダンゴムシのように丸まって上から呪符を貼られたヤベルを見つけると、綾小路はペットボトルの水で呪符を溶かし
ベナレスの信任を得てる自分に従うよう命令した。
綾小路は自分の軍団を作り鬼眼王を護ると言い、石化したハムを探させ、生き残った闇の者を集結させようとする。
綾小路はムゲロの飛行岩がサンハーラの核に接近しているという情報も得たが、核に突入するのは無理とみて放っておいた。
一方八雲達は、海中から現われたローカパーラの攻撃を避けるべくなんとか飛行岩を操縦していた。
鈴鈴さんはミサイルでもなんでも使えるよう、世界中の生き残った人類の力を八雲のもとに集結させると言う。
ヤベルは呪符貼られてたってことはリバースハーンか誰かが見つけてたってことだよな。
なんで殺さずに呪符だけ?
>>499 手負いでも殺そうとしたら返り討ちに合う可能性があったし、他の用件でも忙しかったので取りあえず封印だけしたとか。
にしても、もうちょっとましな方法は無かったのか。
あれじゃ倒し損じゃないか。
綾小路が本格的に独立するとは面白くなりそうだ。
洗脳されて障害になるのはページ稼ぎにしか見えんが。
「よねー!?♪」は他の板の特定スレでも迷惑を被っている荒らしなので構わないように。
◆「語尾伸ばしキチガイ」こと通称「よねー!?♪」(
>>441)とは?
主にオカルト板、宗教板、癒し板等オカルト宗教絡みスレに生息するキチガイ電波。(忍法帳確認荒らしらしい)
【特徴】
・名前欄が名前欄に!ninjaで出てくる「忍法帳レベル」表示。(じゃないこともあるようだが、大概それ。)
・よねーと語尾を伸ばして(してない場合もあるようだが)最後に「!?♪」を付ける文体が特徴。
(付けないことも。他は、ですよ、したよ、しろよ、ですの、じゃん、〜るよ、〜だよ。という表現を多用)
・上記を満たしてなくとも、書き込み内容は毎回支離滅裂で意味不明なのですぐに分かります。
・死後、アセンション、スピリチュアル等その手の特定用語をスレタイ検索して来ているのか、
生息板以外の関係テーマのスレに神出鬼没。
・書き込み内容にアニメ、漫画、ゲームの漫画作品名やキャラ名が出てくる為か
アニメ、漫画、ゲーム好きらしく特定のアニメ、漫画、ゲーム関係スレにも居着いているようです。
(漫画サロン、レトロゲー板、キングダムハーツ、ナムコクロスカプコン、テイルズ関係、
シャイニングシリーズ、スパロボ・無限のフロンティア、BLEACH、エヴァンゲリオン、
遊戯王、デジモン、スタートレック等)
頭のちょっとおかしい人なので完全無視、水遁するなりしましょう。
>>502 独立といっても、結局ベナレスの力借りてるだけだからなあ。第三勢力になるなら面白いんだが。
期待されてたアマラは培養中だし。
505 :
補完:2012/05/15(火) 23:00:01.43 ID:BohnLctc
第三百八十三話 人類の選択
ホワイトハウスでは、合衆国内での生存者が2万人余しかないという報告が上がっていた。
とてもサンハーラへのミサイル発射は無理である。
大統領は世界の終わりを感じるが、孫娘のメアリーの顔を見て決して彼女達を死なせはしないと思い直した。
鈴鈴は、サンハーラの防御力からして直接近づくことは不可能だが、北極から繋がるルートを目指すことを
テレビ通信により各国首脳らに説明し、潜入時のサンハーラへのミサイル攻撃を要請するが協力する国は現われなかった。
外に降る雪を見て、彼氏と海の家でかき氷を食べる夢をフィズに話す依子。
八雲とパイの寝姿に羨むが、西は人を好きになるといい事ばかりではないと言う。
その言葉でリバース・ハーンの痛々しい姿を見た依子であったが、それでも好きな人もできずに人生が終わることを
考えたらうらやましく感じられた。
そこに、ルルが慌ててやってきて鈴鈴が拘束されたことを知らせた。
鈴鈴は各国首脳らが見守る中、自衛隊員に銃を突きつけられていた。
なんだ?パイ達を差し出して命乞いするのか?
507 :
補完:2012/05/19(土) 23:01:00.74 ID:W0wc4fHG
第三百八十四話 不穏
ラートリーは鬼眼王と戦う八雲達を助けるべきか、神民を守ることを優先するべきか思い悩んでいた。
鬼眼王の正体を考えると、ラートリーは鬼眼王とは戦いたくないと言う。
そこに、自衛隊員がパイの動きを封じるべく慌ただしく動いてる姿が見えた。
自衛隊員は術士達を世界の恩人といいつつ、銃を突きつけながら一つの部屋へと追いやった。
八雲は、避難民住居区から依子の力で思念体を飛ばして様子を探りにきたが、大した情報を得られないうちに依子に呼び戻された。
八雲達の所に来た自衛隊員は、各国首脳と話すため八雲と西を来るように丁寧な口調で依頼するが、態度はかなり強引である。
突然、パイが目覚め一緒についていこうとするが、自衛隊員は豪華料理を出してパイだけをそこに引き止めようとする。
たが、パイが食べようとした瞬間に料理は破壊された。
破壊したのは、銃をもった笹塚であった。笹塚はそれを食べると死ぬと言う。
自衛隊員は、怒って笹塚に発砲する。
戦士でもないし、政府とのパイプでもないし
もう笹塚の出番はないかと思ったら味方してくれて嬉しい。
安直に死なんでくれよ・・・
政府にも追われる身になるのか。
まあ、日本国政府も合衆国政府も助けにならないというかむしろ足手まといっぽかったし、大して困らないような。
>>508 もうこれ以上彼がやれることも無いし、生き残るとしても出番は無いだろ…
別にレギュラー化を願ってるわけではないのでそれでもヨシ
512 :
補完:2012/05/24(木) 23:04:18.94 ID:nhO5GXY3
第三百八十五話 ”化け物”
左肩を打ち抜かれて倒れる笹塚。倒れる際の衝撃で持っていた銃の引き金を引いてしまい、幕僚長代理の腹に当たった。
怒った隊員は笹塚に銃を向けた。
八雲は身を呈してかばおうとするが、隊員は自分達の邪魔をする者は破壊神のスパイだと決めつける。
パイは止めるよう叫んだが、その力の余波でガラスは割れ人々は吹き飛ばされた。
その力を目の当たりにした子供はパイを化け物と呼び、隊員達も三只眼吽迦羅さえいなければ自分達はこんな目に遭わなかったと言う。
隊員はパイを殺そうとするが、八雲がかばったため八雲が体に銃弾を受けた。
しかし、幕僚長代理はそれでもひるまず三只眼吽迦羅を撃つよう命ずる。
ここでパイに非難が集まるのはなんか納得いかないな
自衛隊はともかく避難民は鬼眼王のことほとんど知らないだろうに
>>513 鬼眼王は知らなくてもなんか妖怪が世界を滅ぼそうとしてるってぐらいはうわさ話で伝わったのでは
デマもとりまぜて災害時に無秩序な情報が広がるスピードは速いぞ
515 :
補完:2012/05/30(水) 23:00:52.35 ID:kpntJsr/
第三百八十六話 孤立
自衛隊員が再びパイを撃とうとした時、天井を崩してアマラの上半身がやってきた。
米国大統領はディスプレイ越しの鈴鈴さんに、次世代のために世界を守る、人類の歴史には”光”ばかりでなく”闇”も
必要だと言って、自分の行動を正当化する。
アマラは再生しきれていないのに暴れて自衛隊員をなぎ倒している。
笹塚の話から推測するに、どうやら日本政府は鬼眼王に”人化の法”をさせずに衰弱死させる作戦をとろうとしたようだ。
壁を壊してラートリーが乗り付けた飛行岩に搭乗し、パイ達は逃走する。
だが、パイは避難民の怯えた目と”化け物!!”と呼ばれたことから哀しい顔をする。
不完全なのに助けに来るアマラに感動した
まさか日本の首相だけでなく大統領までクズだとは
まあ、追い詰められて判断を誤ったって気もするが
518 :
マロン名無しさん:2012/05/31(木) 20:24:29.10 ID:uBobAAGT
サンジヤ〜ン
サンジヤ〜ン
ウンカラウンカラ〜
>>516 植物の妖怪だから多少、体が不完全でも大して困らないんだろうな
520 :
補完:2012/06/03(日) 23:01:09.45 ID:1/TaOoqT
第三百八十七話 ”怖くないもん”
パイ達を取り逃した自衛隊。燃料も少なくヘリで追跡するのも難しい。
総理は合衆国へ失敗の報告をするのを渋っている。
捕えられた鈴々は、核ミサイルを発射される可能性を示し、報告しない方がいいとそそのかす。
逃れた八雲は、アマラに獣魔の制御権を返すようたのむが、アマラはウシャスを取り込んだ鬼眼王をは自分の手で
倒すために必要だと言い、制御権を返さず八雲の右手に寄生して八雲の思うように獣魔を召喚することにした。
パイは落ち込んでいるようだったが、急に元気を見せ、自分は”化け物”だから大丈夫だと立ち直ったように見せる。
一方、日本政府は警視庁の屋上からアドバルーンで骸化した龍の体を吊るし上げた。
521 :
マロン名無しさん:2012/06/03(日) 23:14:18.92 ID:i8LnqGm/
その目気色悪すぎこっち見んなど田舎富山男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎富山男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎富山男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎富山男死ね。
獣魔が使えるなら龍の体を取り戻すのは簡単では
523 :
補完:2012/06/08(金) 23:00:22.03 ID:WJ45WiYS
第三百八十八話 聖舞のナタラージャ
サンハーラの中、魔法陣でベナレスと踊る鬼眼王。
化蛇の報告で日本政府が人質をとりパイの命を狙ってることを知るが、鬼眼王は放置させる。
「意志」の光を灯している大切なランプである人間の命を奪ってはならぬと。
化蛇は、人間は自分達で命を無駄にする生き物であるため、残った人間の処置を急ぐよう進言する。
ワシントンでは赤道上にオーロラが出るなど、サンハーラの影響がますます拡大しているというデータを得ていた。
他国の首脳も上空にオーロラが見えることに文句をつけ、テレビ通信で日本の総理に急いで対処するよう圧力をかける。
そこに八雲とパイが登場した。
総理は射殺するよう命じ、多数の自衛隊員が銃を向けた。
明らかに偽物
人間の命を数揃えないとサンハーラとやらは成功しないのか?
今のやり方からして多少減っても構わないのかと思ったが。
526 :
補完:2012/06/13(水) 23:01:29.09 ID:41Def/Sb
第三百八十九話 ”想像してみてください”
恐れて八雲達を撃つ自衛隊員。だが、その弾丸は体をすり抜け、背後の壁に当たって跳弾した。
パイと八雲は自分達が思念体であることを説明する。
八雲はテレビ電話で大統領と会談し、パイを殺した所で世界は元に戻らないし、パイを殺した人間を鬼眼王は無傷で
生き残らせはしないだろうと伝えた。
八雲は龍をアドバルーンから降ろし、鈴鈴や術士の解放を要求した。
だが、その時テレビ画面に映った首脳が一人変質病にやられた。
そのディスプレイには、鬼眼王が一緒に映り、パールバティーに呼びかけをした。
政府や人類を敵にする展開もちょっといいと思ってったんだが
すぐ和解しそうだな
和解しても結局役に立ちそうにないしなあ。
529 :
補完:2012/06/17(日) 23:11:57.85 ID:gQcO3/Kw
第三百九十話 降臨
ディスプレイの中に鬼眼王の姿を確認し、世界中に緊張が走る。
鬼眼王は人間が一つの存在への回帰を願っている事をわかっており、人間達の声を聞くつもりはないと言う。
そして鬼眼王、その発言に抗議した別の首脳の所に一瞬で移動し、首脳を骸にした。
人間はパニック状態になった。
八雲は鎮めようとしたが、それどころか自分も恐怖に呑み込まれそうになった。
だが、三只眼が八雲を落ち着かせ、鬼眼王にいい気になるなと罵倒した。
これで首脳陣を一掃されたら困るな。
取りまとめ役がいないと人間が更に烏合の衆に。
531 :
補完:2012/06/22(金) 23:00:00.70 ID:LmT/hiKI
第三百九十一話 招待
三只眼は鬼眼王が化け物をたぶらかし人間を惑わしているが、そんな事は力を持て余した者なら誰にでもできると一喝した。
そして八雲や各国首脳に、鬼眼王の言葉を真に受けないよう伝えた。
すると、鬼眼王は三只眼の思念体の下に現われた。
鬼眼王は通信網が再起動したおかげで再び世界中どこでも入り込めるようになったと言い自衛隊員を2、3人骸にした。
八雲は鬼眼王に立ち向かおうとするが、鬼眼王は思念体を通じて八雲の実体の脳に直接「痛み」を送り込んだ。
さらに鬼眼王は日本の総理大臣に対し、パールバティーを殺そうとした者を自分の婚礼の席に招待すると言い出した。
思念体から本体に痛みを与えられるのかよ。
やっぱこういう分野は八雲圧倒的に不利だな。
もはや神といえる万能さだな
だってシヴァはもともとヒンズー教の神だし
そうだなw
人間は猿だったよな
536 :
補完:2012/06/25(月) 23:01:15.14 ID:2Qf5WTv+
第三百九十二話 ”もぬけのカラ”
オーロラが見える東京の廃ビルの中、鬼眼王に裏切り者として処分されることを恐れたケラーラとイローラは隠れていた。
イローラはアマラにかばわれたことを思い、借りを返したいと思っているようだ。
舞鬼は九頭龍将の頃を思い出し自分のみじめさに憤っていた。
そこに現われた化蛇。化蛇は三人に自分の下で働くよう誘いかける。
舞鬼は気に食わず攻撃を仕掛けるが、右手だけでも霊石を嵌めてベナレスの力を託された化蛇には全く敵わない。
だが、イローラとケラーラはあっさり話に乗った。
化蛇は近くに隠れてるムゲロの飛行岩に行き、婚礼の手伝いを命じた。
パールバティーや八雲、アマラもいるが「もぬけのカラ」なので激しい戦いにはならないだろうと。
あれ?アマラは今どこにいるんだ?抜け殻じゃないよな。
思念体だったら一瞬で戻れるんじゃないのか?
突入して即座に依子、八雲、パイを抑えられたら無力化できるだろうが、一応ラートリーもいるんだろうし。
539 :
補完:2012/07/03(火) 23:03:10.13 ID:spVwHVWO
第三百九十三話 ジャンプ
鬼眼王に痛覚を刺激されて尚も強がる八雲。
三只眼はテレパシーで八雲を冷静にさせると依子と連絡を取り体に戻るよう伝える。
また、三只眼は鬼眼王に対し、自分達のような化け物では家や町や国や信頼を「築く」といったことが出来ないと言う。
その間八雲は依子に呼びかけたところ、依子の助けを求めるテレパシーを感じた。
鬼眼王は人間の築く力が失われつつあるから、「意志」の光がひとつにつながることを希望していると言う。
三只眼がサンハーラについて詳しく聞こうとしたが、八雲が罠を感じ取って三只眼とともに警視庁を離脱した。
だが、警視庁の上空で鬼眼王が再び立ちふさがり、サンハーラの核へ案内すると言って手を差し伸べた。
わざわざ帰らないといけないのか。
思念体の限界というより依子の能力の限界なのかねえ。
542 :
補完:2012/07/07(土) 23:00:03.37 ID:Vn8t2zv1
第三百九十四話 "帰さぬ"
鬼眼王の思念体は八雲と三只眼の思念体を捕え、強制的にサンハーラの核へと連れて行こうとする。
”サンハーラ”とは「集めること」「凝集」「放った矢を引き戻す魔術」「回収」を意味する。
その頃、依子は綾小路の襲撃を受け、蛇に体中巻き付かれ肌に鱗を生やされ泡を吐いていた。
サンハーラとはつまりバラバラの「意志」の光を一つに統合して鬼眼王がその光と一つになることであった。
それを聞いた三只眼は、突然考え事がしたいと言い出し、なんとしても実体に戻るよう八雲に命じて後を任せパイの意識と交代した。
パイは、東京の実体の前に哭蛹を召喚して依子の思念術を無効化するよう頼むが、八雲には実体との絆が弱過ぎてできない。
だが、八雲の右手に宿るアマラがなんとかしてみようというと、刃になり鬼眼王の思念体を貫いた。
鬼眼王は仕返しに、八雲の痛覚を激しく刺激した。
光と統合って。
三只眼も人間もいなくなって、鬼眼王たった一人だけの存在になるのか?
>>543 ベナレスと手下がいるだろう。綾小路も。
545 :
補完:2012/07/13(金) 23:00:17.19 ID:DZTD6t3G
第三百九十五話 復帰
痛覚を刺激されても、何かを気付いたのか強がりを言う八雲。
鬼眼王は八雲の痛覚だけでなくアマラの痛覚まで強く刺激する。
綾小路はラートリーと対峙していた。
だが、八雲の実体が激しく震えると、アマラが哭蛹を召喚し思念体は鬼眼王の前から消え失せた。
綾小路はイローラとケラーラに命じてカーリーをベナレスのもとへ連れて行かせようとしたが、
実体に戻った八雲が阻止し、戦いたくないので綾小路に逃げるよう勧める。
だが、そこにヤベルが八雲を倒しに登場した。
クーヨン使ったら依子の思念術は永遠に使用不可能になるの?
547 :
補完:2012/07/17(火) 23:01:10.65 ID:dMFoiJyo
第三百九十六話 選択肢
アマラを通じて召喚した”土爪”によりヤベルに一撃を食らわす八雲。
だが、ヤベルも倒されながら反撃して八雲に刃を当てる。
パイが心配して近づこうとしたが、綾小路の蛇により動きを封じられてしまう。
突然ベナレスが少し離れた所に巨大な手の形の”人化の法”の祭壇を作り上げた。
だが、カーリーを捕まえていたイローラとケラーラは白目をむいていた。
龍の指示でカーリーに彫った呪文の刺青の力で、西道士が魔物除けの術を発動したのであった。
綾小路はそれでも諦めず、二人の三只眼を助けたければ自分を殺すように言う。
八雲と睨み合う中、傷だらけのリバース・ハーンは「アイツ」のところへなんか行かせねぇと啖呵を切って割り込んできた。
あの呪文、カーリー本人には害がないのか?
>>546 血筋的なものだから、食われてもまたしばらくすれば再生しそうな。
>>548 本人もフリーズしてるからいいんじゃね?
550 :
補完:2012/07/23(月) 23:01:01.14 ID:2YW4AZVL
第三百九十七話 二人のハーン
なぜオリジナルではなく自分ではダメなのかと問いかけるリバース・ハーン。
リバース・ハーンは綾小路が好きだと告白する。
だがむしろ自分の中に綾小路を好きな”亡霊”が棲み付いてそれが自分を狂わせると言う。
リバース・ハーンは綾小路を行かせないため、木の槍に術をかけ綾小路に突進する。
綾小路その姿の後ろに、自分のためにみんなを裏切らないでくれというハーンの亡霊を感じ取る。
綾小路が戸惑った隙に、リバース・ハーンは綾小路の右手の霊石を貫いた。
綾小路は鬼眼王への服従の証を失ってしまうと恐れ逃亡するが、「愚か者に死を!!」という声とともに飛んできた刃に攻撃される。
本当にこれどう決着付けるんだろうねえ。
結局ハーンは脳みそ食われた院長の時と同じで、もう本当は復活できない事実を化蛇が知ってしまって思いを断ち切り、
最終的にリバースとくっ付くのか。
うる ご もす
ってどこの呪術だろうな。高田先生オリジナル?
553 :
補完:2012/07/31(火) 23:00:30.04 ID:hXLhtNJ3
第三百九十八話 惑う心
刃を受けながらもなんとか二撃目を避ける綾小路。
刃の持ち主はハムであった。
ハムはヤベルを見殺しにした綾小路が所詮人間どもの密偵だと決めつけ、右腕の霊石を完全に破壊した。
綾小路は霊石を破壊されたことによりハーンが死亡することを恐れ激しく動揺した。
ハムが最後のとどめを刺そうとした所に、リバース・ハーンが操る飛行岩が現れてハムを押しつぶし、
リバース・ハーンが呪符を貼付けることによりハムは完全に消え去った。
リバース・ハーンは綾小路が望むならオリジナルを助ける力になるのでついて行って良いかと尋ねる。
八雲はその様子を見て解決を二人に任せた。
そして、人化の法の祭壇の所にいるベナレスをどうするか考えた。
ハムひでえ。
ヤベルももうあれで殺されてたのか。
555 :
マロン名無しさん:2012/08/01(水) 03:10:40.96 ID:/RAhGDgL
その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。
祭壇を壊す位なら三只眼の力でなんとかなりそうだが、すぐに捕まるだろうしなあ。
あの祭壇はどうやって出したんだろう?どっかで造って転移術?
557 :
補完:2012/08/04(土) 22:59:59.87 ID:2Pmy/Mi0
第三百九十九話 秘策
ベナレスを逃げ切れる訳にもなく、東京では”魔現封神”も使えないと悩む八雲。
そんな八雲にパイは話したいことがあるといい、とりあえず荒れはてたマンションの八雲の部屋へと行くことにした。
掃除機の吸い込み口と箒でチャンバラする八雲とパイ。
その後二人で食事をした。
パイは、自分が人間になったらずっとここにいてもいいんだよねと甘える。
そしてパイは決心したように鬼眼王を倒す方法を思いついたと伝える。
パイは三只眼と入れ替わり、明日カーリーを連れて”人化の法”に挑むのでここでお別れであるといい、
今宵で最後だから儂を愛してくれと八雲に言った。
まさかの三只眼とのセックル クル━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!??
次は丁度400話目だし!
559 :
補完:2012/08/12(日) 23:00:42.98 ID:d8hxlr3U
第四百話 最後の一夜
”人化の法”などしたら鬼眼王が元気になるだけではと問いかける八雲。
三只眼は応えず、八雲に口づけした。
ロウソクの灯が消え、三只眼は一糸まとわぬ姿になり、自分が崩れる前にしっかりと抱きしめてくれと願う。
三只眼は、「パイ」は八雲に残すが自分はもう二度と八雲に会えないかもしれないと言う。
だが、八雲はパイが好きだが三只眼も好きでどちらかが欠けるなんて考えられないと拒否した。
三只眼は自分も八雲と一緒に生きてゆきたいが、鬼眼王を止めるのは自分の役目だと言う。
しかし八雲は自分の知ってる「三只眼」は気高くて、八雲に頼るような弱い人ではないといい、応えられないと謝った。
別室で三只眼を傷つけたことを悩む八雲。
そこに三只眼が謝りにきた。
そして、自分は強くなどない、もともと弱いのだと伝えた。
さらに、今まで偽って来た自分の過去を許してほしいと言った。
えーセックルお預け?
いよいよ鬼眼王との過去の核心に迫るのか
しかしまさか三只眼様が下等なサルとセックスしようと思うなんて
562 :
マロン名無しさん:2012/08/13(月) 16:29:40.69 ID:BAd+HTFh
その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。
八雲最低だな。
弱ってる女の子に、キミは強いから大丈夫ってそのまま放置なんて。
抱けないにしても、もうちょっと言い方考えろよ。
564 :
補完:2012/08/17(金) 23:00:23.10 ID:Co5KZPBr
第四百一話 臆病者
三百年前に鬼眼王を封印して、気付いたら三只眼一人きりになったという話は嘘で、三只眼は何故自分一人が
生き残ったのかを覚えているが誰にも言いたくないから記憶がないと偽ったのである。
そして、自分が弱くて卑しいから一人で鬼眼王を封印できたのだと言う。
当時、一族の者は鬼眼王に勝ち目のない戦いを仕掛けようとしていた。
パールバティーにも協力を要請したが、パールバティーは戦ってはダメといい協力しなかった。
だが、一族の者達は構わず鬼眼王を襲いにいった。
パールバティーは止めさせようとフェイオーで追ったが間に合わず、鬼眼城は狂気に満ちた鬼眼王が殺戮を繰り広げてた。
パールバティーは怯え、その場から逃げ去ろうとしたが聖魔石の周囲に散らばった死体を見て泣き伏す。
そこに来た鬼眼王は爪でパールバティーを引き裂こうとしたが、その瞬間シヴァの意識が目覚め、
己の体を破壊して鬼眼王を止めた。
パールバティーは、臆病者の自分がそのシヴァを封じたと告白する。
鬼眼王も300年でずいぶん大人しくなったな
566 :
補完:2012/08/21(火) 23:00:30.42 ID:iMb5bXgH
第四百二話 ”感謝してます”
シヴァは鬼眼王の意志に抗して体の動きを止め、三只眼に逃げるよう言う。
そして自分の中の「意識達」に逆らって自分を仮死状態にするので、その間にできるだけ遠くに逃げろとすすめた。
だが、一瞬体のコントロールを取り戻した鬼眼王の意識がパイを攻撃しようとすると、三只眼は怯え、
再びシヴァが体の動きを止めているうちに恐怖に駆られて聖魔石に封印してしまった。
シヴァを裏切った自分を責める者も、他の誰もいない聖地で後悔した三只眼は、自分の罪の意識や醜さや孤独に耐えきれず
新しいパイの人格を作り出して悲しい記憶を封印し、孤独を押し付けたのであった。
己の過去を告白した三只眼に対し、八雲はその辛さを慰め、三只眼のおかげでパイに会えたことを感謝すると言い
三只眼に口づけをした。
結局、シヴァと鬼眼王は別でキレイなシヴァってことで収めるのか。
最後はシヴァが人化の法に細工して、自分の命と引き換えに鬼眼王の意識を丸ごと消滅させるとかかな。
568 :
補完:2012/08/28(火) 23:00:53.76 ID:ljsAqgLw
第四百三話 夜明け前
”人化の法”の準備ができたと、鬼眼王を呼びにきたベナレス。
鬼眼王は、三只眼が人化の法で一つになった後に鬼眼王を仮死状態にして休眠されるつもりであることを推察する。
だが、その時間は40時間程度と見込む。
そこに、アメリカからサンハーラに向けてミサイルが発射された。
ラートリー達はミサイルに寄って来たローカパーラへ呪力弾を発射しようとしたが、日本は各国から回線を切られて
おり、詳細が分からなかった。
総理大臣は。自分はもう辞任するから自分のせいでないといい、なにもするつもりはない。
突然岩城島で爆発が起きた。ベナレスが呪力弾を破壊したためだ。
アメリカのミサイルはローカパーラによって3基とも破壊された。
そんななか、裸で眠る八雲の隣で涙目の三只眼は、八雲を起こさず別れの言葉を告げた。
まさかの八雲朝チュン状態?
結局やることやってるのかよ!400話記念で目合わなかったくせに!
570 :
補完:2012/09/02(日) 23:02:20.67 ID:mAneKGTj
第四百四話 願わくは
八雲は三只眼の命で、アマラの力により眠らせられていた。
精神世界では、八雲がアマラを説得しようとしてたが、アマラは聞き入れない。
眠らされているカーリーと共にフェイオーに乗り鬼眼王の所に行こうとする三只眼。
その姿を見にきた多くの避難民達は、世界を守るために共に戦うことを願った。
だが、三只眼は人間に必要なのは戦う力ではなく生命をまっとうする知恵だという。
力を使い争いを繰り返すのは「化け物」の所業であると。
三只眼は人々が争いを避ける知恵を身につけるよう願い、また心の中ではひと目だけでも八雲に会いたいと願った。
八雲はなんとかアマラの力をはねのけ、目醒めた。
そして三只眼の人化を阻止すべく、準備を始めた。
三只眼は仮死状態になったらアマラが鬼眼王倒せると思ってるのかね?
また無理だと思うんだが、そんなに信頼してるのか。
572 :
補完:2012/09/08(土) 23:01:03.03 ID:jM4iVenk
第四百五話 人化の法I
三只眼を助けに走る八雲。
だが、アマラは”走鱗”を喚び出さずココと紅娘も八雲の行く手を阻む。
その間、三只眼はカーリーを連れて鬼眼王と対峙していた。
鬼眼王は三只眼が人化の法の後をできそこないの僕、八雲に託すことに呆れるが、三只眼は八雲だけでなく、パイと八雲に全てを託すという。
だが、鬼眼王は今すぐに人化の法を始めようとする。
八雲はココと紅娘に押し止められていた。
ココも紅娘も本心では悲しみながら八雲を止めようとしていた。
だが、突然八雲に力がわき上がり紅娘を押し上げた。
ひょっとしてもう人化の法始まった?
>>573 いくらなんでも早過ぎだろ
ここにきて打ち切りが決まったとかじゃない限り、そんなに急ぐ理由がない
三只眼様は手下共の甘さをみくびってる!
576 :
補完:2012/09/16(日) 23:00:00.67 ID:lhjLm4KJ
第四百六話 人化の法II
狼暴暴状態の紅狼を投げ飛ばす八雲。
体が弾けそうなほど、知らない力が入り込んできた八雲は、ココを一撃で倒し三只眼の下へ向かう。
アマラはその力は数千年前に自分も得た力だといい、まだ人化の法の儀式が始まってないと言い切った。
そこに立ちふさがるベナレス。
つまり、鬼眼王が多くの力を得るために三只眼は鬼眼五将の全てと契約させられ、
それにより得た力が八雲に伝わったのであった。
鬼眼五将とは懐かしいのが出て来たな。
水将だけでもあれだけ苦しんでたのに、四将いっぺんに契約して大丈夫なのか?
その辺は鬼眼王が上手くコントロールして手っ取り早く力付けさせるんじゃないの?
鬼眼五将ってぐらいだから昔の?鬼眼王の部下だったりして。
579 :
補完:2012/09/20(木) 23:00:08.42 ID:C8kVrr2d
第四百七話 人化の法III
墜落した岩城島は二、三日修理すれば飛べるようになるようであった。
ラートリーは、自分は戦うつもりだが戦わないと決めた人々のための避難場所として岩城島を使うつもりであった。
だが、魔法陣が現れ、中から鬼眼王の使者が出て来た。
他にも、各国首脳の所に同様の鬼眼王の使者が来て、鬼眼王の婚礼に招待するのを中止する代わり、人化の法を中継し始めた。
そこには、ニンゲンの像を中心に鬼眼王と三只眼、カーリーが立ち、すでに力が取り出されつつあった。
だが八雲はベナレスに邪魔されて儀式を止めることができない。
鬼眼五将の力を受け入れるのが一瞬過ぎる。水将だけでも一週間以上苦しんだはずなのに。
なんか打ち切りが決まった漫画に出てくる悪役四天王なみにあっさりクリア。
まさかこんな最終段階で打ち切りはないよな。
581 :
補完:2012/09/23(日) 23:00:28.21 ID:1l8BJwzs
第四百八話 人化の法IV
ベナレスの一撃を受ける八雲。
この状況においてはアマラも八雲に協力するしかない。
八雲はアマラの付いた右手だけ切り離すと、左手で土爪を召喚してベナレスを攻撃した。
ベナレスは炎で土爪を受けたが、背後から来たアマラの刃に刺されてしまった。
追って八雲はアマラ経由で光牙を召喚した。ベナレスは影牙で対抗したが、その隙にアマラが哭蛹を召喚しベナレスの動きを止めた。
アマラはこの間に逃げるよう言うが、八雲は鬼眼王に立ち向かおうとする。
だが、人化の法の祭壇では力を吸い取られつつあった三只眼が八雲に来るなと命じ、八雲に別れを告げた。
ウシャスの時と比べるとずいぶん展開が急だな。やっぱり打ち切りっぽいことになってるのか?
哭蛹はベナレスから直接精気を吸えるのか?そりゃもうほとんど無敵じゃないか。
>>582 好い加減、作者も終わらせるべく頑張ってるんだと思う。
584 :
補完:2012/09/26(水) 23:00:36.03 ID:wLSw4fxq
第四百九話 人化の法V
各国首脳達が映像で見ている中、パールバティとカーリーの第三の目から霊力が抜き出されていく。
八雲は、前回ベナレスと対峙するためにアマラが制御権を貸し与えた光牙を使って、ニンゲンの像を吹き飛ばそうとする。
だが、哭蛹を封じて追いついたベナレスが影牙で邪魔をした。
八雲は、アマラに頼み全ての獣魔を召喚してベナレスにぶつけようとするが、アマラは八雲の全ての獣魔を仮死休眠させる。
ついに、八雲の額の无の文字が消えていった。
八雲がアマラに貸した制御権をさらに八雲に又貸ししてるの?
なんか間抜けだな。
アマラが仮死休眠しなければ
一瞬で八雲が干からびて死ぬのかな
サルラーマの事例から類推するなら召喚しなければ大丈夫だろうが、万が一にでも召喚することのないように仮死休眠させたのか
それとも八雲は飼ってる獣魔の数が多過ぎて、召喚しなくても八雲の精が足りなくなるのかな
サルラーマは基本的には体で卵を保管してるだけだったけど、契約して精を分け与えてたらだめなんじゃね?
589 :
補完:2012/09/30(日) 23:12:29.88 ID:9UhXb+dw
第四百十話 完全なる復活
ついに人化した三只眼。
三只眼は八雲がパイも自分も好きだと言い、八雲と愛し合った時の記憶を走馬灯のように思い浮かべた。
そして三只眼の霊力と意識は鬼眼王に取り込まれた。
三只眼とカーリーの力を得て鬼眼王は肉体を修復し、完全復活を遂げた。
復活しちゃったよ。
これ後で戻ることできないと流石にバッドエンドすぎるが、どうすんだろう。
実は、パールバティじゃなくてカーリーとは別のコピーをもう一つ作っていたとか?
592 :
補完:2012/10/04(木) 23:04:42.27 ID:is21jYod
第四百十一話 ”だましたな”
鬼眼王は、八雲という足かせがあったからこそパールバティーは自殺せず”人化の法”を受けたのだといい、
八雲とパイには手を出さないからどこへなりと行けと命ずる。
カーリーは自分が鬼眼王から置いて行かれることに気付き、自分は”道具”だったのかと怒る。
だがカーリーの召喚した魔獣はベナレスが一撃で倒した。
そして、鬼眼王はカーリーの一部は自分と一つになっており、今のカーリーはひとつになれなかった残りカスだと言う。
さらに、鬼眼王は術通信を通して全世界のギャラリーに対し、もう用はないので消えてもらうと伝えた。
593 :
補完:2012/10/09(火) 23:06:42.48 ID:7l9sJywT
第四百十二話 ”おまえのものじゃない!!”
鬼眼王が手を上げて呪力を発すると、術通信を見ていた米国政府の役人が骸化していった。
大統領だけは術士が体を張って防ぐことにより助かった。
一方日本国総理も自衛隊員が体を張って逃そうとしていた。
ラートリーや依子も骸化し、鈴々さんが持ちこたえられなくなりそうになった時、八雲が鬼眼王の前に立ちふさがった。
八雲はこの世界が誰のものでもないというとスペルキューブを発動させようとする。
だが、ベナレスが軽く放った一撃で八雲は倒れた。
今となっては不意打ちぐらいしか手がないだろうに馬鹿正直な
酷すぎて言葉もないな。
八雲・パイ以外の人間はレギュラー含めて全滅確実か。
クライマックスに近い(よね?)ところで絶望的になるのはある意味お約束だが、これはかなりキツいな。
最近のベナさん強すぎやしませんか
>>597 ひからびかけ鬼眼王の无でもあれだけ強かったんだから、鬼眼王が完全復活したらそれぐらい強くもなるだろう
599 :
補完:2012/10/13(土) 23:00:36.46 ID:ZGSyOPiW
第四百十三話 "私のエモノ"
ベナレスは八雲のアバラを一、二本折っただけだが八雲の痛みは和らがず全く復活しない。
八雲は最早”无”ではなくなった。
ベナレスは「人間」になった八雲やパイ、カーリーには興味なく、そのまま立ち去ろうとする。
そして、アマラは人間となった八雲と長い間融合することができず、八雲の中のアマラの力も失われた。
それでも八雲は一度逃げたら恐怖でもう二度と戦えなくなると思い、鬼眼王のところに自分を連れて行くようパイに頼む。
パイはスペルキューブを発動させ、八雲と共に鬼眼王の前へ転移した。
アマラの剣により、八雲は鬼眼王の腹に一撃を食らわした。
術通信によりその姿を見た大統領や総理、子供や鈴々さんは奮い立つ。
だが鬼眼王には大したダメージにならず、「私のエモノ」だとしてベナレスに手を出すなと命じると
八雲を突き飛ばし、鬼眼王は狂った目付きで「殺す」と叫んだ。
倒せるアテがないからってヤケになりすぎ
三只眼が人化した時、八雲の魂はどうなったんだ?
黄さんが連れて来た魂を食う魔獣の時みたいに、魂が八雲に戻った描写もないし。
三只眼の霊力と一緒に鬼眼王に取り込まれてたりしないよな?
602 :
補完:2012/10/17(水) 23:00:30.95 ID:RtZ8fpjt
第四百十四話 恐怖
人間ごときが自分に傷を付けたことが許せない鬼眼王。八雲とパイの足場を砕き翻弄する。
ベナレスは鬼眼王を諌めたが、鬼眼王に口を出すなと攻撃されてしまった。
落ちそうなパイと八雲の所にフェイオーがやってきたが鬼眼王の力で体を弾けさせられてしまう。
スペルキューブを使おうとしても鬼眼王に破壊された。
ついに落ちパイと八雲。八雲は左手のワイヤーでぶら下がったがパイを捕まえておくことができず、パイは落ちてしまう。
だが、その途中で鬼眼王がパイを浮かび上がらせ、祭壇の高いところに吊るし上げた。
そして、八雲の頭を握り死ぬのはお前一人だ、再生も復活もなく二度と生を味わうこともできないと伝えた。
八雲は死の恐怖に怯えたが、鬼眼王は構わず手に力を入れ、血が激しく飛び散った。
うお!八雲死んだ!
これは鬼眼王の台詞が前フリとなって何か復活する手だてがあるってことか?
いや、これはアレだろ。死んだように見えたけど実は生きてたって。
ラートリー達の援護で姿を見えなくなるようにしたとか。
605 :
補完:2012/10/20(土) 23:00:09.42 ID:UhbvOPhW
第四百十五話 終わりし世界の片隅で
雪が降り積もる廃墟となった東京の上空を飛行する岩城。
八雲は自分が殺される瞬間を思い出して錯乱しながら怪我だらけの体で歩き回った。
そこに立ちはだかる鈴鈴さん。
西道士や他の術者、依子、美星、避難民、自衛隊員、政治家、アマラの神民、ラートリーといった
岩城にいた多くの人達はみな骸化していた。
鈴鈴さんも半身が骸化しており、先は長くない。
八雲はアマラが右腕にいないことに気付き、パイがどうなったかを尋ねた。
パイは怪我が酷かったためにネグローニの培養液で治療をされていた。
その姿を見た八雲は、自分に逃げろと伝えた者のことを思い出した。
なんだ生きてたのか。いくらなんでも生きてるなら頭つぶす描写はだめだろ。
憑魔のことすっかり忘れてたわ。
あと戦力になりそうなのは葉子チームを除けば
ココ・紅娘・舞鬼・イロウラ・ケラーラくらいか。頼りねえ。
月面で凄い術見つけるとか、依子の父親参戦とかまだなんかあるんじゃね?
609 :
補完:2012/10/23(火) 23:10:48.40 ID:3fXQE5iU
第四百十六話 蘇る記憶
鬼眼王が八雲の頭を握り潰したように見えた時、鬼眼王の腕の皮膚が裂け、血が噴き出していた。
それは鬼眼王に取り込まれた「三只眼」が抵抗したためであった。
鬼眼王はそれでも逆らって八雲を殺そうとするが、その時アマラが人間形態をとり鬼眼王を殺そうとした。
だが、鬼眼王を外から傷つけたためにベナレスに無限の力が湧いた。
アマラとベナレスはもつれ合いながら落ちていって大きな爆発を起こした。
衝撃で落ちそうになる八雲とその腕を掴むパイ。そこに鬼眼王が近づいてきた。
カーリーの意思はもう完全に同化してるのかな
ちょw鬼眼王でかすぎじゃね?八雲の四倍ぐらいの大きさがある。
612 :
補完:2012/10/28(日) 23:00:05.67 ID:jhjCQDBn
第四百十七話 約束
地盤が崩落して落ちていく八雲とパイ。
だが、鬼眼王は涙を流しながら八雲の腕を掴み二人を引き上げた。
鬼眼王の体は今、三只眼の意識が支配しているようだ。八雲に対し何があっても生き抜くよう言う。
また、落ちそうになったカーリーに対し、三只眼はタクヒの杖からタクヒを出して受け止めさせた。
そして三只眼は別れを言うと自分は深い眠りにつくので鬼眼王の命を取るよう命ずる。
それに合わせて憑魔一族や紅娘、ココ達は涙を流しながら突撃を仕掛けた。
だが、鬼眼王の意識はベナレスに命じ襲撃者達を切り裂いた。
鬼眼王の意識が体のコントロールを三只眼から奪い八雲とパイも殺そうとした。
だが、パイは腕に隠したナイフで鬼眼王の腕を傷つけると、必ず三只眼を助けるので希望を捨てないよう言う。
しかし、パイが落ちて逃げよとするその背中に、鬼眼王は狂気に満ちた第三の眼で攻撃した。
>>605の時点ではもう憑魔一族はグブター以外再起不能状態なのかな
614 :
補完:2012/11/01(木) 23:03:35.61 ID:k2xUZVIJ
第四百十八話 亀裂
背中に重傷を負ったパイ。
鬼眼王は「三只眼」の意識によって共に深い眠りについた。
パイと八雲を足で掴み、カーリーを乗せフェイオーを口でくわえながら飛ぶタクヒ。その横をグプターが自前の羽で飛ぶ。
現在に戻り、北極に来た岩城で苦しそうに寝ているパイを後ろに窓の外を眺める八雲。
残りの人員は鬼眼王が休眠してる隙に八雲に倒してもらえるよう、”サンハーラ”に通じる門を探していた。
だが八雲はもはや不死身でもなんでもないただの人間である。
そして八雲の心には不信感が募っていた。
パイは「三只眼」が決心した時点で「三只眼」が鬼眼王と同化して休眠することを知っていたが、
そんな事で鬼眼王を倒せる訳がない。
パイが助かったことは嬉しいのだが”人化の法”に向かおうとする「三只眼」を止めようとしなかったパイが許せないのだ。
そこに起きてきたパイ。八雲とパイは向き合った。
タクヒw
一番かわいそうなのはフェイオーか?
グプターは八雲に何の期待をしてるんだよ
八雲は今やRハーンより弱いのに
415話を先にやってその後を回想にした意味があまりなかった
>>617 八雲死んだ!?って状況からどうやって助かったのだろうって状態を長引かせてじらせたんだろ
(´・ω・`)
620 :
補完:2012/11/12(月) 23:00:01.11 ID:xEkHEfiR
第四百十九話 離別
八雲は自分をだましといてお気楽な態度を取るパイが許せないと言って立ち去る。
月面の龍皇城では舞鬼の意識が戻っていた。
綾小路は命を鬼眼王が取り出したハーンの傍らに座り、命が尽きるまでひっそりと月で暮らそうとしていた。
その時、昆侖を通じて鬼眼王の使者が現れ、鬼眼王が休眠から目覚めなかった時のために秘薬や呪文酒を作ろうとした。
だが、舞鬼と綾小路によって捉えられ、”人化の法”が無事終了して鬼眼王が完全に復活したことを漏らす。
八雲は「三只眼」を助けられなかったのは自分が無力であったためなのに、パイに当たったことを後悔していた。
だが、相談しようにも鈴鈴さんはもう完全に骸化していた。
そこにフィズが現れ、”サンハーラの核”に通じる門にパイが一人で向かった事を知らせた。
パイは八雲以上に戦闘力わずかな”ニンゲン”だからなあ。フェイオーはまだ負傷中か?
622 :
補完:2012/11/20(火) 23:00:00.58 ID:T9rCYJXa
第四百二十話 間違い
独りで”サンハーラの核”に行こうとするパイを説得するネグローニとムゲロ。
だが、パイは自分と「もう一人のあたし」が八雲に託して巻き込むのは間違っていることに気づいたという。
そしてパイは一人で転位ゲートに入り、転位ゲートは閉ざされてしまった。
閉鎖された転位ゲートの前で途方に暮れるネグローニとムゲロ。
追いついた八雲にも「巻き込む」「託す」「約束」という言葉が何を指しているのか不明だ。
八雲は心を決め、真っ正面から”サンハーラの核”に乗り込むことにした。
捕虜のイローラやケラーラ、カーリーなどみんなを巻き込んで岩城島は進んでいく。
力ずくでも押しとどめろよ。どうせパイにもたいした力はないんだし。
なんでフィズやカーリーは無事だったんだ
カーリーは鬼眼王がお情けで見逃してやったんだろ
フィズは全員攻撃でたまたま生き残っただけか?
626 :
補完:2012/11/24(土) 23:01:11.43 ID:MuuMt0E6
第四百二十一話 出撃
”サンハーラの核”休眠中の鬼眼王。パイは鬼眼王にとどめを刺そうとするがベナレスに体を引きちぎられる。
そんな悪夢を見た八雲。
岩城島の飛行制御に”スペルキューブ”の作製。八雲が今できる事はない。
最後の食事で八雲は、死ににいくつもりはない。パイを助けるために行くのだと言い放つ。
その心意気でイローラやケラーラも八雲につきあう事にしたような。
食糧と小さなスペルキューブをもち、ルルとカーリーと共に潜航岩で海の中を進む予定の八雲。
キールとネグローニは岩城島の機動部、フィズは居住部、ムゲロは飛行岩で移動する。
ついに八雲達の出撃が始まった。
結局なんか作戦あるのか?神風特攻?
628 :
補完:2012/11/29(木) 23:00:24.33 ID:L6Q6qZAy
第四百二十二話 突入I
岩城島は機動部と居住部に分離し、八雲達は潜航岩で海の中を走り出した。
海から現れたローカパーラに呪力弾を射出するキール。だが、第二波を射出する前にローカパーラの反撃に遭った。
フィズが閃光弾で支援した間に呪力弾を射出して同時に後退するキール。
上空で戦闘が繰り広げられている中、転位ゲートの出口から落ちて気を失っていたパイは目覚めた。
パイはタクヒの杖を持ちながら、二度と遭えない八雲を思う。その後ろにはベナレスが姿を表していた。
一方、八雲はまだ潜航岩で突き進んでいた。
同士討ちする恐れがあるのに、まだローカパーラは密集陣形をとってるのか。
630 :
補完:2012/12/02(日) 23:02:28.12 ID:mbAAovgJ
第四百二十三話 突入II
世界の興亡や人類の滅亡より、人間として残された寿命をパイと共に過ごしたいという気持ちが強い八雲。
ローカパーラの足下辺りの海底を進んでいく。
一方、転移ゲートで単身乗り込んだパイの前にはベナレスが立ちはだかった。
パイは八雲を巻き込まずよかったと思いながら、自分を殺せば鬼眼王は二度と目を覚まさないと伝えた。
鬼眼王は2日も眠らないと言っていたはずなのに、4日経っても目覚めない理由を知っているのかと尋ねるベナレス。
その答えは、パールバティは鬼眼王をコントロールして休眠させたのではなく、自分だけ仮死状態になったためであった。
己の仮死によって鬼眼王に内在する精神集合体全体に誤動作を起こして精神凍結させたのである。
パイはそのパールバティを目覚めさせて鬼眼王を起こしに来たと伝える。
ベナレスはパイの真意をいぶかしがるが、部下に命じパイを鬼眼王の下へ連れて行かせる。
その代わり、ベナレスは八雲の命を弄ぶがパイが妙な事を企まず鬼眼王を目覚めさせれば八雲を見逃してやると言う。
動揺するパイ。
その頃、八雲は”サンハーラの核”の根を避けローカパーラから逃げながら潜航岩で”サンハーラの核”に近づいている。
だが潜航岩の前にベナレスが立ちふさがる。
八雲が足手まとい
しかしパイだってそうなることぐらい予想つかなかったのか
632 :
補完:2012/12/05(水) 23:09:23.94 ID:EiaOWs8l
第四百二十四話 突入III
一撃で潜航岩をひっくり返すベナレス。中では漏水し、動力源が出力ダウンした。
横転した潜航岩の上に乗りベナレスが余裕を見せていると、横から発射された呪力弾が近距離で爆発。
潜航岩もダメージを受けたがそのまま全力で進むことにした。
だが、ベナレスは振り切れず、潜航岩に直接手を突っ込まれて八雲が鷲掴みにされてしまった。
八雲は同乗のイローラに後を頼んだ。
イローラ頼む!って何をさせるんだよ
頼まれた方も分かってないようだぞ
生身の人間なのにベナレスに立ち向かったマクドナルドさんこそ至高
あの当時は鬼眼王死にかけでベナレスも弱ってたし、ベナレスは巨大化してなかったしなあ
八雲の体を片手でつかめるまで大きくなってたか
マクドナルドさんは全人類の誇り
638 :
補完:2012/12/09(日) 23:00:03.27 ID:ia2fKPZp
第四百二十五話 突入IV
ベナレスに掴まれたままルルと一緒にスペルキューブで転位する八雲。
その頃、パイは鬼眼王の前に連れて行かれ目覚めさせるよう命令されていた。
スペルキューブで転位を繰り返し海上まで出ると、衝撃波でベナレスを飛ばす八雲。
だが、八雲は水圧で生身の体が耐えかねている所に至近距離で衝撃波を放った余波で死にかけていた。
ベナレスが自分から手を放さなければ八雲は衝撃波の巻き添えで死んでいただろう。
虫の息の八雲は、それでもパイを助けに行こうとスペルキューブで転位した。
そしてパイは鬼眼王を覚醒させようとしていた。
んー。八雲にちゃんとした策はなさそうだし、やっぱりパイが三只眼と一緒になんか逆転の秘策を考えておいたのかな。
640 :
補完:2012/12/12(水) 23:00:01.56 ID:zFr/7YeL
第四百二十六話 終末の始まり
もう一人の自分を目覚めさせようとするパイ。その現象は光の柱となって上空まで広がった。
船でサンハーラに向かうナパルバ達と亜栗。
亜栗は、この人類の事実上の滅亡は地球の新生の始まりではないかとレポートを録音するが、それを聞く人はいないだろう。
そこに現れた飛行岩。
綾小路やアマラ、紅娘、リバースハーン、憑魔、ココ、舞鬼などがやってきたのであった。
舞鬼は船にとてつもなくイヤな妖気を発するモノが積まれていると言う。
それはナパルバが、自分たちには制御できないかもしれないし間に合わないかもしれないと思いつつ運んできたものである。
一段と大きく広がる光。
八雲の左肩を踏み砕いたベナレスは、鬼眼王が目覚めたと伝えた。
あれ?ココや紅娘ってまだ生きてたのか。憑魔一族もそれなりに生き延びてるようだし。
てっきり前の総攻撃で骸化か再起不能かと思ったのに。
だれも頼れるものがなくて孤独な八雲、よりは話す相手がいるだけましな状況か。
まさかの亜栗再登場。
忘れちゃいなかったけど出るとは思わなかった。
ナパルバは普通に忘れてたけど。
643 :
補完:2012/12/17(月) 23:00:45.14 ID:Qj3hvXnH
第四百二十七話 大帰滅I
目覚めた鬼眼王は、なぜパールバティがわざわざ眠らせたのにパイが起こしたのか問う。
パイは八雲を助けるためというが、鬼眼王は信じずパイを斬りつける。
天空を舞う、白竜の如き「意志」の光をみて、これが始まりなのか終わりなのか、その真実を求めると鬼眼王は言う。
パイは多くの人達の命を奪ってまでする事じゃないと応える。
パイはあくまで鬼眼王に刃向かうといい、「意志」の光を抜き取られそうになるが、二つだけ願いを示した。
一つは八雲の救命だが、それはベナレスに頼めと言われてしまう。
もう一つは、”サンハーラ”をその目で見る事であった。
鬼眼王はパイの願いを聞き入れた。
そして自分を覚醒させた褒美として、タカアシグモのような長い触手にハーンの頭部だけとなった生物を投げてよこす。
ついに、鬼眼王は"サンハーラ"を起動させた。
ハーングロいw
あれ?月面に綾小路が培養してたのはなんだ?
645 :
補完:2012/12/22(土) 23:00:01.38 ID:DK36kJ4C
第四百二十八話 大帰滅II
"サンハーラの核"に集まる光の帯。
それを眺めながらベナレスは「闘い」のみが生の証であった自分が”大帰滅”という目的を与えられて目的のある闘いを
するようになったことで充実していうたので、どんな結果が待っていようと悔いはない、
だが、目的を達成しようという今になると何故かむなしいと感傷的な台詞をつぶやく。
立ち去ろうとするベナレスの足にしがみついてでもパイを助けようとする満身創痍の八雲。
そこに来た潜航岩のイローラ達、飛行岩のムゲロもベナレスは一撃で倒す。
だがそこに遠くから強烈な力でベナレスを攻撃する光が到達した。
え?これベナレスが仲間になるフラグ?
647 :
補完:2012/12/26(水) 23:00:15.65 ID:QNG4X2OO
第四百二十九話 大帰滅III
高出力の攻撃に大ダメージを受けるベナレス。
続いて、ローカパーラも攻撃を受けた。ローカパーラは相手を反撃するが、相手は素早く避け、二撃目を与えた。
ベナレスとローカパーラを攻撃したのはナパルバが連れてきた、サルラーマと合身したカルキであった。
カルキの攻撃の余波を受けた八雲達を、カルキに乗った綾小路が掬い上げた。
そのままアマラやリバースハーン達とともに、”サンハーラの核”へ突入する。
カルキ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
懐かしいなあ、おい
カルキ使うとか大胆すぎるw
大帰滅ぅてタイトルでもう詰んでる
651 :
補完:2012/12/31(月) 23:00:54.69 ID:8fSYsVMs
第四百三十話 補うもの
カルキの力で”サンハーラの核”を攻撃する綾小路達。
それを阻止しようと飛んでくる鬼眼王の使者達。舞鬼やココ、紅娘が応戦して互いにダメージを受ける。
残りのメンバーはそのまま先へ突き進む。
息苦しそうな八雲は自分が無力なせいでみんなに迷惑をかけることを謝るが、アマラは誰もが一人では何もできないが
無力でもなく、何かしらの力を持っており、各々が足りぬ力を補い合って事が成せるのだと言う。
八雲は、自分が補うもの、自分を補うものについて思いを馳せる。
そしてついに光の帯が荒れ狂う中、パイの姿を見つけた。
カルキ無敵だな
使えるなら早く出しときゃ良かったのに
鬼眼王を倒しても
変わって世界を滅ぼす危険性もあったんやで
サルラーマが完全にコントロールできてるみたいだが、棺から出すまでは分からなかっただろうしな