国際漫画賞 金賞にタイの「SUPER DUNKER」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000064-san-ent ■「ドラゴンボール」が原点
外務省は、漫画文化を世界中に広めるため、外国人漫画家の優れた作品を表彰する「第3回国際漫画賞」を発表した。
最優秀賞(金賞)には、タイのジャクラパン・ハイペックさんのバスケットボールを題材にした「SUPER DUNKER」が選ばれた。
小さな島に暮らす少年が、飛行機トラブルで島に来たプロのバスケットボール選手の影響を受けてバスケットに熱中、
仲間と出会いながら成長していく物語。ハイペックさんは鳥山明さんの人気コミック「ドラゴンボール」を読んで漫画家を目指したという。
優秀賞はベルギーと韓国の計3作品。今回は55の国・地域から303作品の応募があった。
今回から漫画の普及に貢献した人を対象とする特別賞を設け米国のノンフィクション作家・翻訳家のフレデリック・ショットさんが選出された。
国際漫画賞は、漫画好きで知られる麻生太郎前首相が外相だった平成19年に創設。
鳩山政権も「漫画は重要な日本発信の文化資産」(外務省幹部)と位置付けており、国際漫画賞は継続する方針だ。
第3回国際漫画賞で金賞を受賞したジャクラパン・ハイペックさんの作品「SUPER DUNKER」