No.133 呪文以外の防御法
「問題は このカードをどうやって守るか だね」バインダーに納めた“真実の剣”のカードを眺めながら、ゴンとキルアが街中を歩いている。
「呪文(スペル)カードにはカードを奪う呪文とそれを防ぐ呪文があるらしいけど オレ達1枚も持ってないし」
「特にオレ達がこのカードを手に入れたのは大勢に見られてるし たしかに格好の標的だよな 新たに何人か会場からずっと尾けてきてるしな」「うん」
確かに、2人の5〜10mくらい後ろに、いかにも怪しい男達が物陰に潜んだり不自然に雑誌を広げてこちらに背を向けたりしている。
「皆があんな風にわかりやすいといいんだけどな」
「でも油断はできないよ なにしろ相手がどんなに弱くても 呪文カードを使われたら防ぎようがないもん」
「そうでもないぜ」「えっ」「カードを奪う呪文… 大体予想はできるし」とキルア。「ホント!?さすがゲームマニア」
「マニアじゃねっつの ふつーだふつー うまくいけば防御カードがなくても防げるぜ」
「どうするの?」「例えばさ カードを奪う呪文が“相手プレイヤーの指定ポケットから1枚カードを奪う”だとするだろ?
だったら……………にすればさ」「あっ そうか 頭い――――!」ゴンが歓声を上げた。
「“ハメ”組の連中がそんな攻撃呪文があるみたいなこと言ってたからな」「いや でも ちゃんと考えれば方法はあるもんだね」
ゴンも別のアイディアが浮かんだようだ。「あっ じゃこんなのはどう?…………しちゃうの」
「あ―― アリアリ ソッコ―――使える ゼッタイ見てた連中はそう思い込んでるしな」
「じゃなきゃいっそのこと……しちゃう!」「お――――」キルアが感心している。「それサイコー」
「……」この様子を木陰から窺っている冴えない男があった。
(くそ〜〜〜 どうしようかなァ 後ろめたいな… あんなに喜んでるしかも子供からカードを奪うなんて……
いやでもオレだって生活かかってるし 家に帰れば女房がオレの稼ぎを待ってるんだ 切迫してるのはむしろオレの方
全くどうしてこんなことになったのか… ゲームの中で何年も過ごし 定職につき 結婚までしちまった
いやいや今そんなこと考えてもしょうがない 目の前のカードだ!!アントキバ月例大会の賞品は奇数の月が指定ポケットのアイテム……!!
もし手に入って売れれば1000万J(ゲームの中でだが)にはなる!!)
(街の交換(トレード)ショップでカードを売れば 本(バインダー)に持ち切れない金額でも貯金できる
1000万あればもうG.I(ここ)で生活の心配はしなくてすむ…!!死ぬ思いをして魔法都市にたどりつき 徹夜で店の行列に並び
数日がかりでようやく買った呪文カード5袋15枚… “名簿(リスト)”が6枚かぶった時(1袋に2枚入ってた)オレはクリアをあきらめた
しかしその時唯一手に入れたレアカード“窃盗(シーフ)”
いざという時のために…と思いつつ 結局機を逃し続けて使えずにいた“窃盗”…!今こそ使う時!!)
(今にして思えば“名簿”で“真実の剣”をはじめ月例大会の賞品を調べたのも運命…!!
年一回しか入手の機会がないから今でも所有人数が10人程度しかいないことに気付いた 全ては今ここでこのカードを使うための流れ!!
情けを捨てろモタリケ!!もしここでオレがカードを奪わなくとも結局誰かがあの2人から横取りするんだ!
モタモタしてたら他にも同じことを考えてる奴がいたら先を越されてしまう……!!」
意を決したモタリケは、ドキドキバクバクしつつも道に飛び出した。「待て!!そこの子供2人!!」ゴンとキルアが振り向く。
周囲の同じ目的の人々は慌てた。(しまった)(ドキドキしてる内に先をこされた!)
「“真実の剣”を置いていってもらおう おとなしく言うことを聞けば乱暴なマネはしない」
「やだよバ―カ」案の定、キルアに軽くあしらわれてしまった。
(下手に出れば調子に乗りやがってクソガキが〜〜 おびえた顔の1つも見せりゃオレの気が変わってたかもしれないのに これで決意は固まったぜ!!)
「待てィ」モタリケが本を出し、例のカードを抜き出した。「ブック!」今度はゴンとキルアも本を出す。
「フフフ ハッタリだろ お前らがこのゲームに来たばっかりなのはわかってるんだ
防御呪文も“真実の剣”以外の指定ポケットカードも持ってるわけないね!」
「くらえ “窃盗(シ―フ)”使用(オン)!!キルアを攻撃!!“真実の剣”を奪え!!」
ところが、かざした“窃盗”のカードは全く反応を見せなかった。そしてそのまま煙になって消えてしまった。
「!?」モタリケが本の画面を確認する。『キルアの指定ポケットには1枚もカードが入っていません “窃盗”は消滅します』
「なっ どういうことだ!?」「指定ポケットのカードだからって 指定ポケットに入れてるとは限らないぜ」キルアが教えてやった。
「!!」――フリーポケットの方に入れてたのか……!!
orzの体勢でオレのカードがあ〜〜と絶叫するモタリケをよそに、今度は別のプレイヤーが立ちふさがった。
「くくく御苦労だったな 様子を見たかいがあったぜ!フリーポケットに入れてるなら願ったりかなったりだ」
男が取り出したのはフリーポケットのカードをランダムに1枚奪う“掏摸(ビックポケット)”※ランクF だった。
「お前達がこの数日で“真実の剣”の他に15枚のアイテムを手に入れてることは調査済み!!
“誰かの色紙”1枚 “アンティーク時計”1枚 “招かず猫”1枚 “ガルガイダー”1枚
どれが手に入ってもランクFの呪文カードとひきかえなら(多分)大得よ!!(ガルガイダ―はFランクだが高く売れる)」
「“掏摸”使用!!キルアを攻撃!!」ところが、またもモタリケの時と同じようにカードが消滅してしまった。
「なっ!?フリーポケットにも1枚もカードがないだと!?」
「オレが手に入れたカードをオレの本に入れてるとは限らないだろう?」キルアの横でゴンがニカッと笑う。
「うぬうっ だが“掏摸”はまだあるぜ!! ――“掏摸”使用!!ゴンを攻撃!!」
今度は攻撃自体は成功した。「さぁてどのカードが手に… !?」
≪21449 石 H-∞ 道端にある何のへんてつもない石 人に向かって投げればそこそこのダメージは与えられる≫
「なんだこりゃあ!!」プレイヤーはカードを思わず床に叩きつけた。
「あ 平原で拾った石だ」「ああ そういやお前色々拾ってたもんな」呆れつつゴンを見るキルア。
(ぐうっ…まさか防御呪文も持たないガキがシャッフルガード法(※指定ポケ
ットカードをフリーポケットに入れたり
仲間同士で入れ換えてカード情報を混乱させる作戦)やフルポケットガ―ド法(※器量なカードを“掏摸”や“交換(トレード)”などで
失う危険を減らすためにあえてフリーポケットにいらないカードを沢山入れておく防御法)を使っているとは
オレの“掏摸”カードはあと1枚あるが ゴン(やつ)のフリーポケットは他にもクズカードで満たされてると考えていい
だとすると最初の狙いだったカードのいずれかを入手できる確率は約1/3 くそっ…!!確率が低すぎる!!)
「打つ手なしか!?ならどいてろ…!!」また新たなプレイヤーが現れた。
「お前らの敗因は事前に敵の本情報を知ることができなかったこと!だがオレは“念視”によって
キルアの本には“真実の剣”が入ってないのは確認済み!!さらに“盗視”によって“真実の剣”はゴンのフリーポケットに入っていることも確認!!」
キルアがゴンになにやら「やってみろよ」と言っている。
「ならば このカードで100%奪える!!」プレイヤ―が出したのは“強奪(ロブ)”。他プレイヤーの持ちカードをどれでも好きに1枚奪えるものだ。
「“強奪”使用!!ゴンを」ところが、突然カードが消えた。ゴンがすばやくプレイヤーの手から奪い取ったのだ。
「修業不足じゃないの?目でも追い切れてなかったでしょ?」プレイヤーは開いた口が塞がらない。
「ハイ」「!?」なんとゴンは盗ったカードをプレイヤーに投げ返した。「〜〜〜〜〜」「次はホントに盗るよ」
「あんたアマチュアだろ?そいつプロのハンターだぜ 呪文に頼りまくってなまったその体じゃ絶対唱え切れずカードとられるぜ
攻撃呪文って20m以内じゃないと効かないんだろ?」「行こ キルア」
「くっ」言いたい放題言われたプレイヤーは、ぐっとカードを突きだし…思いとどまった。去っていく2人の背中に向かって叫ぶ。
「そんなやり方は格下にしか通用しないぜ!!お前ら以上のプレイヤーなんかここにはゴマンといる!!
そのほとんどがゲームから出ることすら出来ずにくすぶってんだ!!」
「確かに奴の言う通り実力差がかなりないとさっきみたく呪文カードを詠唱中に横取りするなんてムリだ」
「どうしたって防御のために呪文カードは必要になってくるね」「ああ…少なくともプロの奴に狙われたら ひとたまりもないからな」
キルアが気配に気付いて顔を上げた。
「わかってるじゃねーか」どこに隠れていたのか、先ほどとは全くレベルの違うプレイヤー達がぞろぞろと周りを取り囲んだ。
「そのカードを狙ってるのがあんな素人だけだと思ったか?」「逃げてもムダだぜ」
「さて…呪文を使う優先順位を決めようか」「ボウヤ ここからが本当の決勝なんだぜ?」「わざわざ大会に出るなんてマヌケのやることさ」
プレイヤー達は固まってジャンケンを始めた。
ゴンは頭に血が昇ってしまったらしい。「こいつらムカつく〜〜〜〜!!」
「あきらめろ プロっぽいし」キルアが諌める。(力ずくじゃないだけマシな連中だ)
「んじゃ次の目的地は魔法都市マサドラってことで」「異議なし!」
※次回単行本13巻発売
>>1乙
前スレ946見て思ったけどガルガイダーって美食ハンターにとってはフォアグラ級の珍味なんだろうな
美食ハンターってゲーム内の味覚もハント対象になるんだろうか
美食ハンターだけに絞っても外伝的な読切とか描けそうだな。
未知の食材を探す冒険グルメ物としてw
そのうち世界の美食を裏で牛耳る集団と料理対決はじめそうだ
美食ハンターって文化的な貢献度は高いけど
美食ってものがそもそも金持ちの道楽の域をでないから
世界的に、普遍的に、美食がひとつの価値となってるような特別な世界じゃない限り
話を広げることはできないと思うよ
ジンが雄山 ゴンが士郎か
とりあえずモタリケ君のもっといいとこ見てみたい
HUNTER×HUNTER 単行本第13巻発売(2001年11月7日 第一刷発行)
週刊少年ジャンプ H.13年21・22合併号〜25号、28号〜32号、34号、35号、38号掲載分収録
No.13 9月10日
ごゆっくりめし上がり下さい。
≪前巻までのあらすじ≫
偉大なるハンター・ジン=フリークス。ゴンはそのまだ見ぬ父に会うためハンターを志し、超難関といわれるハンター試験を見事パスした。
だがハンターとなってもジンに辿り着くのは容易な事ではなかった。ジンへの手掛かりの一つ、伝説のゲーム「グリードアイランド」を求め、
ヨークシンの競売へやってきたゴン。その莫大な資金を稼ぐ為、金策に励んでいた頃、時同じくして幻影旅団を追い、クラピカもまたヨークシンへ。
強い復讐心と“緋の目”により特殊な“念”を修得したクラピカは旅団員の一人を倒す。さらなる復讐にかられるクラピカは、
ゴンの協力もあり、ついに旅団を捕えるが……。
No.116 9月4日N
No.117 9月4日O
No.118 9月4日P
No.119 9月4日Q
No.120 9月6日@
No.121 9月6日A
No.122 9月7日B
No.123 9月8日C
No.124 9月7日@―9月10日@
No.125 9月10日A
No.126 9月10日B
No.127 9月10日C
タイトルに9月多過ぎwww
というかタイトル適当すぎw
まあでも
あの辺は時間経過がわかりにくいし
ネオンの予言とかも日付に絡んでくるから
こうしたほうがわかりやすくていいのかも
>“誰かの色紙”1枚 “アンティーク時計”1枚 “招かず猫”1枚 “ガルガイダー”1枚
この4日の間に何をやってたんだゴルアw
入手難易度のランクは低いカードなんだろうけど
小さなクエストこなしたりして
ジンに言われたとおりちゃんとゲームを楽しんでるっぽいな
懸賞をたのしんでたんだろうな
ああ、そうか
「時間以内に大盛りパスタ食べられたら料金無料・賞品つき」も
あれも懸賞の一種だったのか
懸賞だけで生活してる人とかいるんじゃね?
ああ、なすびみたいにw
テレビなしのセルフ懸賞生活とか絶対やりたくねぇw
全裸とかそういうの抜きでも
帰れなくなった人はそれ以外ないんだろうな
可哀相にw
帰れなくなった人は最初念覚えて調子こいてた人何だろうな。
もし念覚えたら厨二病的な発想する人多そう。
ハンター試験受験者レベルにも無双できそうだし。
念使えるだけで「天才、超能力者、支配者、仙人」だそうだからな
モタリケとか見てると何が仙人wって感じだけど
ただ、そんな奴が何で定価58億もするゲームをわざわざやってるのか謎
調子こいてるならもっと厨2的なことやらかしそうでゲームなんか眼中に入らなくね?
どうやって手に入れたのかも不思議
それにハンター試験受験者レベルを軽く倒せるなら
アマチュアのままでいないでさっさと受験すれば良いじゃん
それどころかゴンがプロハンターだって言ったらびびってるぞ、こいつら
たぶんゴン達みたいな方法でプレイしたんだろうな。
初期のろくな人材集められなかったバッテラ氏とか開発者側がプレイ人数確保するために緩いプレイヤー募集してたとか。
後、ハンター試験は試験場探したりトラップタワーとかマラソンとか何気に総合力が必要。
全部強さだけあれば合格できるもんじゃない。
ということはゴンたちが気づかなかっただけで
受験者の中にはヒソカ・イルミ以外にも念使いがたくさんいた、と
身体能力や念能力だけじゃ突破できない試験もあるからなぁ
実はトンパも念使いだったんだよ
バーボンとポンズが操作系能力者だったんだよ
バーボンが死んで蛇への念が呪い化した
>>30 トンパさんが水見式をやると水が下剤になると言う特別な変化をする
つまりトンパさんは特質形ということだな
>>32 それは変化系の一形態では?
性格的にも変化系っぽいトンパ
No.134 島の秘密
ゴンとキルアは交換(トレード)ショップに出向いた。「いらっしゃい」
「“ガルガイダ―”4枚と交換して」「はいよ 120000Jね お金は店に貯金すると盗まれる心配がなく便利だぜ」店員が持ちかける。
「やだよ 入金した店でしか金おろせないんだろ」キルアはげんなり。「ウゼーな あいつ毎回聞いてくんのかよ」
「しかたないよ そーゆーキャラ設定なんでしょ?」ゴンが宥める。
「これで本(バインダー)にはクズカードしかなくなっちったな」
「でもお金の心配は当分しなくていいよ 早く水と食糧買って魔法都市(マサドラ)目指そうよ!」ゴンはすっかりいつもの調子を取り戻している。
「前向きだな お前」「だってオレも一度呪文カード使ってみたいもん 唱えた瞬間バシュ―ってかっこいいじゃん」
「わかったわかった でも次の街に行く前に必要なのは水と食い物だけじゃないぜ」「え?」
「島の地図!」
店に置いてある地図(※カード化されている)は2種類あった。
≪100島の地図G-400 島の形だけが示されている地図 実際に行ったり情報を仕入れることで中身が自動的にうまっていく魔法の地図≫20000J
≪101 島の地図 D-70 街や地名などが細かく記載されている地図 特産情報やおすすめスポット 裏道マップなどお得情報満載!≫650000J
「(一応聞くけど)どっちにする?」キルアに聞かれてゴンが元気よく言った。「100番!」「つ――かそっちしか買えねーもんな」
「だって自分で埋めてった方が楽しいじゃん」「このポシティブ小僧が…」
早速100番の地図を買ってアイテム化してみる2人。「ゲイン!」地図を見る限りでは、2人の現在地は島の中心からやや南に行ったところで、
近くにはアントキバ、シソの木という表示が出ている。周辺は山岳地帯のようだ。
「う――ん やっぱこれじゃわかんないな」「聞いてみようよ」
仕方がないので先ほどの店員に聞いてみた。「マサドラの場所なら3000Jになります」「高(たけ)―――よ 少しまけろよ 何度も来てんだからさ」
「3000Jになります」店員が譲らないのでキルアが折れて3000J支払ったらしい。店員が説明を始めた。
「この街から山を越えて北へ80km程まっすぐ行くと湖がある その湖沿いに北西へ向かえば魔法都市(マサドラ)に着くはずだ
途中2つ小さな町があるからそこで休むといい」キルアが小声でゴンと話している。(80kmなら急げば一日で着くよな)ゴンが頷く。
「そこまで生きて たどりつければな」「?」
「山は山賊の棲み家があって旅人は身ぐるみはがされる 運良く山賊に遭わなくても 山を越えた先は怪物がワンサカ出るからな」
「山賊!」「怪物!」ゴンとキルアのスイッチが入ってしまったようだ。
「よ――し ガゼンRPGっぽくなってきたぜ」「見たい見たい怪物!!早く行こ!」「……」2人は店員を放置してすっかり盛り上がっていたのだった。
「よ――し 出発!!」ゴンとキルアが身支度を整えて山を目指そうとするが…。「待って下さい!」ツインテールの女の子が2人を呼びとめた。
「あ 確かあの時いっしょにいた……」「はいっ あの… 私を仲間に入れて下さい!」
ところがキルアが即効で断った。「あ――ごめん ムリ」ぐっと詰まる少女。「ど…どうしてですか!?」「ジャマだから」
少女の顔が怒りでビキビキと引きつっていく。
(言うにことかいてこのガキャ あたしがてめェの何倍生きてると思ってんだ スカが あたしがちょっと本気になりゃあオメェなんざ
片手でチョチョイのチョイだぞ ――決めた!!少しだけオメ―らの関係かき回してやろーと思ってたけど こうなったら修復不可能になるまでメタメタに)
「あっちから行ってみっか」「うん」無視して歩き出した2人に気付き、少女ははっと我に返って追いかけた。
「待って下さーい 足手まといにならない様にがんばりますから ちょっと…待って… コノ 待 ち や が……って下さ――い」
シャルナークはシズクとコルトピを連れて、シソの木から少し南に行ったルビキュ―タという街で聞き込みをしていた。
「さてと 欲しい情報は大体手に入れた」「じゃそろそろ説明してもらえる?」
「@まず街の人々100人ほど試したが 範疇外の質問には画一的な答えしか返ってこない これは典型的なゲームキャラの特徴… そのA」
「ブック!」シャルナークは2枚のカードを出した。「左手のカードが本物 右手の方はコルトピがコピーしたカード」
「ゲイン!」すると左手の本物のカードだけアイテム化し、小石に戻った。
「コルトピのカードは変化なし これもコルトピのカードがゲームのプログラム外だからか
もしくは反則防止のシステムが働いているからだと考えられる そのB…ゲームの外から持ってきたモノやこんな小石なら
この世界でもシズクの掃除機で吸えたが 特殊な能力を持つアイテムは無生物でもシズクの掃除機で吸うことができなかった
やはりこれも念能力で簡単にカードやアイテムを集めることができない様プログラムされていると考えられる」「ふんふん」「で?」
「しかしこれらの事実は もう1つの可能性を示唆している」
「このゲームは仮想世界ではなく 現実世界のどこかで行われている……!!」
「どーゆーこと?」「全ては念能力で説明できるんだ」
「街の人々はゲームマスターによって操作 あるいは具現化された人形 島のモノも重要なアイテムは具現化されたモノだろう
コルトピは相手の念能力まではコピーできない シズクの掃除機はたとえ無生物でも“念能力で具現化した物”は吸えない」
「確かに ボクは“カードからアイテムに変える能力”まではコピーできない」「私の場合その制約で敵の罠(トラップ)とか見破ったりするから」
「うすうす感づいたのはフェイタン達がゲームに飛んだときだった 2人の肉体まで消えただろ?
もしも本当にゲームの中へプレイヤーが入っていくとすると 考えられるのは魂が肉体から離れてゲーム機に入るってことで 体はその場に残るはず
わざわざ体までどこかに飛ばす必要はない それよりも他人の肉体と魂を強制的に分離させるための条件が
ゲーム機の前で対象者が“発”を行うだけっていうのがひっかかった 相手の生命に関わるほどの罠にしては条件が簡単すぎる
その条件ではせいぜい プレイヤーを他のどこかへ強制ワープさせるぐらいが関の山… と思えた
ゆえに G.IのCDソフトはゲームをするためのものではなく “発”を行ったプレイヤーをこの島へ飛ばすための罠装置」
「オレ達は現実世界にいる!!」
「これだけ大がかりな舞台 地図が本当ならこの島全体でコトリタナ共和国くらいはある(※北海道くらいの広さ)
支配者(ゲームマスター)は一人じゃない…!!」「なるほどね―― …で だからどう…なの?」首をかしげるシズク。
「ここからが本番 他のプレイヤーから(強制的に)聞いたこのゲームのクリア報酬覚えてるか?」
「何だっけ?」「忘れる?フツ―そういうこと」シズクの物忘れに突っ込みつつ、コルトピが代わって答えた。
「コンプリートした指定ポケットのアイテムカードから3つ選んで現実世界に持ち帰り 使用することができる」
「そう それは島の外でもアイテムが有効に使えることを示している このゲームが現実のどこかで行われているなら
わざわざ時間をかけてクリアしなくても 簡単に持ち帰れるかも知れない 3つといわずお宝全部」シャルナークはさらにあるカードを見せた。
≪22 トラエモン A-15 絶滅寸前の猛獣 腹の袋にモノをつめこむ習性があり 超貴重なアイテムがいくつも入っているケースも少なくない≫
「なるほど」「やる価値あるね」
「100種類のアイテムのうち まだオレ達は数種類しか知らない なるべく早く全て把握したいとこだな 他にどんな便利で貴重なアイテムがあるか…
そこで当面の目標は呪文カードの“神眼(ゴッドアイ)”の入手(“解析(アナリシス)”でもいいけど) あとはフィンクス達との合流だな」
フィンクスとフェイタンはゴン達よりも早く、山を越え2つ町を過ぎたところの湖付近にいた。
「ちっ…こいつも安い方の地図か」「でも呪文カード沢山持てたね “衝突(コリジョン)”便利よ 一人でしか使えないけど」
「んじゃいったん別行動にするか 一週間後にマサドラ集合ってことで」「OK」
2人の足元に転がっている死体は…ゲーム序盤でキルアに呪文をかけたプレイヤーだった。
「どっちが多くプレイヤー殺すか競争な」「いいけど カード奪ってから殺るよ」
ガルガイダ―は1枚で30000Jか
料理がタダになってこの特典なら生きていくだけならなんとかなるな
ちょっとまて
今回はいろいろツッコミどころが多いけど
とりあえず一番大きなものから
>「オレ達は現実世界にいる!!」
その予想はスレでも一応は可能性のひとつとしてされていた
たしかいろいろクリアするべき条件が多くて
「まあ、ないだろう」って感じに落ち着いていたはず
つじつまあわせがすっごい大変なのに
あえて茨の道を歩くつもりか冨樫!?
ようするに念で異次元空間を作ったりは出来ないってことかな?
人智を超えてるから
ハンター世界でも二次元に行くことはできないのかw
シズクのアレも、実はどっか遠くに繋がってるんだろうか
>「だって自分で埋めてった方が楽しいじゃん」
俺もゲームならこっちだな。
むしろフルだと行ってない場所を見落とす可能性も。
で、飽きた頃・稼いだ頃に高いのを買う。
>>41 すくなくともGIはそうじゃないらしいってだけで
できないかどうかはまだわからん
それに2次元世界に行きたいなら必要なのは
異次元空間を作る能力じゃなくて
人間を電気情報に変える能力だな
まあこれもGIのケースではなかったようだが
ここまで言っといてシャルナークの推理が間違ってるってことは漫画的にない・・・よな?
>あたしがてめェの何倍生きてると思ってんだ
ツインテール、見た目通りの年齢じゃないんだな。
かなり狡猾そうだ。
友情壊す展開はあまりやって欲しくないな・・・。
>>44 おれはむしろ今回でツインテールが友情壊す展開はなくなったと見た
もっと悪どいキャラかと思ってたけど
こんなに簡単に仮面がはがれかけるようじゃ
たぶん友情壊そうとしてもギャグ展開にしかならない
わりと面白いギャグキャラになるんじゃないかツインテール
そもそもあのお嬢はゴルアの友情を壊してなにか得があるのか
関係を壊した後にどちらかの相方にでもなるつもりか
「何倍」ってことは20や30じゃ効かないよな…
幻海みたいにばーさんなのか?
≪22 トラエモン A-15 絶滅寸前の猛獣 腹の袋にモノをつめこむ習性があり 超貴重なアイテムがいくつも入っているケースも少なくない≫
団長「お前のものは俺のもの。俺のものも俺のもの」
シズク「とらえもーん、助けてよぅ」
いやいや、そんなことじゃなく
アイテムが全部、念能力によるものだとしたら
えらいことだぞ
「全ては念能力で説明できるんだ」ってそんな単純な問題じゃないだろ
真実の剣みたいなむちゃくちゃアイテムを具現化するってだけでも相当なのに
そんなアイテムが(おそらく)100近く
ゲームマスターは一人じゃないとしてもどんだけものすごい能力者だよ
>>43 シャルナークの推理や考察は今までも常に的確だったから漫画的にも信用していいだろう
念能力で実際のアイテムをカード化してるんだろ
フクロウのファンファンクロスみたいに物質の形状変化は可能なはずだし
ようするにGIってジンがコレクションしたアイテム(稀少動物含む)の置き場所なんじゃないか
「具現化したアイテムをグリードアイランドの外に持ち出して使うための制約」の条件が「ゲームクリア」なら
ゲームマスター達はプレイヤーとして参加できないのでアイテムを島の外には持ち出せないし
ゲームクリアが難しければ難しいほど制約が強まって無茶ができるってことかなー
>>48 ゲームプレイ時点では島内でしか使う事が出来ない制約からこそのなんでもありの能力だけど
ゲームクリア後は指定カードを全て揃えなければならないという制約で乗り越えてる気がする
その島内というのも北海道程度じゃハンタ世界の地図を見る限り凄く小さいしな
しかし、それでも超一流の念能力者が複数、
ゲームを成立させるためだけに、念の容量全て果たしてるんだろうな
>>50 その可能性はあるが
GIのアイテムはカード化限度枚数はあっても個数に制限はないんじゃないか?
個数にも制限があるのだとしても真実の剣は限度枚数が22だから
22本もあんな剣が実在してることに
あるいは念能力で実物をその特殊な性質ごとコピーしてるとか
ツインテは魔女か
なんか楽しみだ
島内でしか使えないってそんなにきつい制約じゃないと思う
それだけで何でもアリの道具を具現化できるってすごすぎ
>>53 しか町の人とかも全員操作されてるって
やばすぎだろ
なに?あれ全部雇ったエキストラ?誘拐してきたとか?
バショウの能力の上位交換だな
カードに描かれたイラストに書かれている内容の能力を具現化する能力とか
>>58 バショウの能力に関しては
「詠んだ句が実現するなんてハッタリだろう」って意見がスレで出てたな
実際にあいつがやったことって殴った椅子を燃やしただけだし
「ゲーム機の前で発をさせるだけで独自のルールが支配する
現実のとある場所に軟禁できてしまう」
って部分だけでも何気に高度な念能力だな
この場合脱出条件を容易にすることで念の容量セーブできそうだけど
モタリケの閉じ込められっぷりを見るに全然そんな気配しねーしw
まだ指定カードにどんなのがあるかほとんど分かってないんだから
今後出てくる指定カード次第じゃ今回推測した制約の範囲で実現できそうな能力の物なんじゃね
ゲームマスターかあ
テレビゲームじゃなくてテーブルトークRPGだったんだなGI
マスターは何人いるんだろう
アイテム担当、魔法担当、住人担当、モンスター担当、各一人ずつってわけでもないだろうし
かなりの人数がかかりきりになってるんじゃないか?
しかも10年以上も!
こりゃあ、制作にはなんか裏の目的があるんじゃないかな
でなきゃやってられないだろそんなこと
>>61 アイテムの特殊さだけならともかく
それを維持し続けるだけでも十分とんでもないけどな
だってコルトピですら24時間で具現化したものは消えちゃうんだぜ
てか ツインテの噛ませ臭がすごいんだが
もしくはマンセー要因だな
フィンクスとフェイタンは素直にゲーム楽しむ気ないな
カードの奪い合いもゲーム要素の内とはいえ
殺したプレイヤーの数を競うとかそういう無差別なのは制作者側としてはおもしろくないんじゃないだろうか
シャルたちもゲームシステム無視した遊び方しようとしてるし
ネトゲとかだと問題プレイヤーはアカウント停止されたりするんだろうけど
GIを創り維持してる反則級の念使いであるゲームマスターなら旅団にでも軽く勝てそうだ
そういえば見落としてたけど
シャルの推理どおりゲームマスターがいるなら
そのうちの一人はジンだろ
「ここには俺の居場所のヒントはない」とか言っておきながら
実はゲーム内にいる
>>46 なんかこう熟れた友情を壊すとゾクゾクしてズキューンするんじゃね?
つまりツインテは冨樫お得意の女装少年だったんだよ!!!
キルアの反応がすごく小学生男子くさいな
せっかく仲良しの男友達と遊ぼうと思ったのに・・・女子は入ってくんなよなー
って感じ
>>66 子供もゲームも作るだけ作って後は人に丸投げの可能性もあるぞ
>>67 すくなくとも30歳以上らしいので女装があたっていたとしても「少年」ではない
残念(?)だったな
女装少年って言うと素晴らしく良いものだが
女装中年(女装老人)って言うと一気に価値が
実年齢がおっさんの女装ショタとかレベル高すぎだろwww
今回感想要素多すぎだろw
シャルのGI種明かしとツインテの実年齢詐欺にのまれたけど
コルトピのツッコミにも地味にびびった
シャルナークは頭脳派カクイイというより
口調といいだんだんオタクじみてきたような
コルトピはこれまで微妙によくわからんキャラだったけど
結構軽いノリの性格な気がしてきた
もちろん常識人の範疇でだが
GIって、ちゃんとプレイしようと思ったら人数分のメモリーカードいるけど、
ただゲーム内に入るだけならメモカ無しで行けるのか?
この前からそんな感じのこと言ってたから気になってたんだけど、
今週ゲーム内にいるのフィンフェイシャルシズクコルでスロットの数越えてるし
プレイ人数無制限だけどメモリーカードの関係でそういうわけにいかないってバッテラが言ってた
ハナからクリアする気がないか、現実に戻るつもりがないなら何人でもOKっぽいな
>>73 そーか? ゲームに詳しいっていうより、
念に詳しいって感じだから普通に頭脳派っぽかったけど
>>73 コルトピの「ふんふん」が可愛く感じたw
でもシズクと絡むと誰でも突っ込み役にならざるをえない気もする
>>78 女装したことあるのは幽助、バカ王子、クラピカか?
王子は少年じゃないが
魅由鬼ちゃんを忘れてるぜ
あと幻の作品の主人公
メモリーカードは現実に帰ってもデータ消えないためにいるのなら
ひょっとしたらノーセーブクリアする気ならいらないのかな
シャルとコルトピが使ってて、シズクが本人同様メモリ使わない感じだろうか
GIが電子ゲームじゃなくて現実世界だってなら
今までスレで出てた疑問がいくつか解ける
システム説明が一人一人しかできなかったこと
ジンのメッセージが口頭で伝えるというアナログな方法だったこと
NPCがプログラムにしては会話内容のバリエーションが豊か過ぎること
レベルやステータスが存在しないこと
現実世界帰還時に指輪が必要なことなどだ
GIが電子ゲームだとすれば指輪を現実世界に持って帰る意味はない
以前このスレでそれが疑問として出たとき、メモリーカードを本人しか抜けないようににするためのセキュリティ?とか
いろいろ言われていたがどれもいまいちしっくりこなかった
しかし、GIが現実世界で行われてるなら、その理由は簡単
電子ゲームじゃないからメモリーカードに情報をセーブなんて実はできないってことだ
セーブデータは全て指輪の中にある
そもそもふつうのゲームにおいてのセーブデータならレベルや所持金や現在地や冒険の進み具合などが記録されるはずだが
GIの場合、レベルはない、所持金はカードかトレード屋、ゲーム再開時は常にスタート位置、そして冒険の進み具合はすなわちカードの集まり具合だから
セーブデータ=バインダーの中身でしかない
メモリーカード内には何の情報も含まれていない(ミルキが再現した偽ゲーム情報のみ)
メモリーカードはゲーム帰還時に指輪からカードを消す罠として念の条件に組み込まれてるだけだな
>>51 それだと、クリアせずにアイテムを現実世界(島外)に持ち出そうとしてる
シャルナークの目論見は崩れることになるな。
>それよりも他人の肉体と魂を強制的に分離させるための条件が
>ゲーム機の前で対象者が“発”を行うだけっていうのがひっかかった
>相手の生命に関わるほどの罠にしては条件が簡単すぎる
なるほど。「聖闘士星矢」のデスマスクの積尸気冥界波は「それによって
魂が抜けた肉体を傷つけられない」というのが制約なんだなw
そうでなければ、残された紫龍の肉体の方に致命傷を負わせれば済むことで
わざわざ本人が魂の方を冥界に落とすために黄泉比良坂まで来る必要が無いし。
どうでもいいことだけど
シャルナークは「ゲーム機の前で発」って言ってるけど
たしか「ゲーム機の前で練」が正しいんじゃなかったっけ?
「練」というのは業界用語でどれだけ強いのかということなので
「発」の使用でも全然問題ありません
>>87 ということは説明書どおりゲーム機の前で普通の練をして見せたプレイヤーは
ゲーム機から「ダメですね。プレイしても死ぬだけです」と言われてしまうんだなwww
まあ冗談はさておき
絶と陰を間違ってたり、旅団員は四大行や心源流に疎いんだろ
心源流に疎いっていうか流派が違うだけじゃね
念を体系立てたのは心源流っぽいから、関わりの薄い連中は
心源流発祥の専門用語には疎いんじゃない?
一人だけメモリーカードありでやって、あとは大量投入で手分けしてそいつに指定カードを集めていけば
旅団級の実力者なら短期決戦でクリアできそう
つーかバッテラはクリア時の賞品が欲しいなら、参加者を競わせないで
全員ツェズゲラをクリアさせる手伝いとして送り込んだ方がよかったのでは
お金はかかるけど
ほんとうだな
「ツェズゲラは新参がゲーム始める前にGI内の情報を叩き込むガイダンスの一つも開いてやれば良いのに」
って意見が以前あって
自分が真っ先にクリアするためにわざと意地悪してるんだろうなとは思っていたが
バッテラさえそれに気づいてちゃんとやればもっとクリアは早かったかもしれん
>>88 シャルはライセンス持ってるから心源流のノウハウはあるはず
性格的にも積極的にそういう情報を得ようとすると思うし
それか、志願者全員をメモカ無しで放り込んで、
戻ってこれた奴=Bランクアイテムが入手可能なレベルの人間のみ、
再度メモカ有りで入場させる、とかなw
じゃあ素で間違ったのかwww
>>93 ライセンス持ってるからって心源流のノウハウを持ってる事にはならんだろ
ヒソカとイルミは最初から念能力を覚えてたからハンターになってから改めて念を学んだりはしてないし
疎いっつーかスタイルによって用語の定義が違うということはあるかも
糸のオーラを絶で消すとかはミスなんだろうけど
No.135 いざマサドラへ!@
「北にまっすぐ行けば目的地 んで途中山賊に気をつけろってことはだ」「北にまっすぐ行けば怪物に会えるってこと?」
「正解 ゴンも大分ゲーム語がわかってきたじゃん」「へへー」キルアに褒められてゴンはちょっと得意気だ。
「……でどうする?アレ」森の中を疾走するゴンとキルアの後ろをぴったり付いてくる少女の影。
「ほっとけほっとけ 山賊が出たらドサクサでまけばいいよ」とキルアはあくまでクールな対応を取っている。「それはちょっとヒドすぎない?」
「何言ってんだよ あいつだって念能力者だぜ やばかったら逃げるくらいできるだろ」
大分走ったのだが、少女は一向に遅れを取らない。(思ったよりついてくんなァ…)(うん オレ達けっこうとばしてるよね)
少女は少女でこんなことを思っていた。(基礎体力はなかなかのものだね ガキの割には だけど)
「!」そうしているうちに、2人の前方に、頭巾を被り口元を隠し剣を携えた怪しげな集団が現れた。(闘るか!)集団が一斉に飛びかかって来た!
……と思ったら、彼らは滑り込むように土下座した。「助けて下さい!!お願いします!!」
彼らはゴホゴホと咳き込んでいる。ゴンとキルアは言われるまま盗賊の家に付いていった。
家にはまだ幼い子供が熱を出して寝込んでいた。
「島の風土病です 微熱から始まって除々に高熱になっていき 遂には死にいたります その期限は約一カ月
対処法は薬で熱を抑えるしかありません しかし薬に効き目は約一週間 それが切れるとまた熱が上がるといった具合いで
この薬がとても高く もう我々の手元には一銭もありません すでに全員が病にかかり 満足に山賊業も出来ない始末」
ゴンは相手の真剣さを感じ取ってこちらも深刻な顔になっている。(伝染病…?)キルアが突っ込む。(っていう設定だろ あくまで)
「このままではこの子は2・3日中に死んでしまいます!!」「なんとかお金を恵んでいただくことは出来ないでしょうか」
(これもゲーム語だよね 訳すとどうなるの?)(金をくれればお得なアイテムとか情報とか提供しますよってことだな)
「え――っと いくらぐらいあればいいの?」キルアに言われて、ゴンはいくらかお金を出す気になったようだ。
「村中かき集めたのですが どうしてもあと80000Jほど足りなくて」
(ほぼあり金全部…だよね)(多分事前にこっちの経済状況わかってんな つか何でアイツもいるんだよ)2人の後ろにはあの少女がちょこんと座っていた。
「あのっ ワタシ 80000Jならなんとか出せますけど」「あ――いいから ちょっと黙っててくれる?」
キルアに軽くあしらわれて少女は憤慨する。(コイツ殺す)
ゴンは盗賊の提示した条件を飲んだ。「わかりました 80000Jお渡しします」「本当ですか!?」
「ううっありがとうございます 何とお礼を言っていいか」盗賊は感動して泣いている。
「はい」ゴンはカード化したお金を渡した。「それから熱下げる時は頭を冷やすより わきの下の方がいいよ」
「本当にありがとうございます これでこの子も助かります!!」
「う…」「!? どうした息子よ!!」盗賊が慌てて子供に駆け寄る。「寒い…寒いよ 父さん」
「しっかりしろ!!親切な旅人の方がお金をくれたぞ!!明日には薬が手に入る がんばれ!!」
「寒いよ… 寒いよ…」「ああっ 何てことだ!!このまま体が冷えてしまったらこの子は今夜中に死んでしまう!!」
「こんな時子供服があれば!!」「……」見かねたゴンが申し出た。「あの――オレの服でよかったら」
「おおっ 本当にいいのですか!?あなた方はまるで天使のようだ!!いくら言葉を尽くしてもこの気持ちは伝え切れません!!」
「いや お礼なんていいんで」キルアは笑顔で応じつつも内心報酬を待ちわびていた。(情報かアイテムよこせって)
「………」
「な ん も な し か い !!」
ゴンとキルアは両者とも上着を取られてしまったらしい。
「くそ―― なめやがって」「ホントに身ぐるみはがされたね 一気に一文無しか――」
「まーでも山降りればようやく怪物が出るからな 怪物倒してカード化して交換屋(トレードショップ)で売れば
ガンガン金はたまってくはずだし」「いよいよ本格的なバトルが開始するわけだね」
「お手並み拝見させてもらうぜ」「こっちこそ 修行の成果見せてもらうよ」
山を降りたところは岩石地帯になっていた。「怪物もそうだけど 敵プレイヤーの不意打ちにも注意しないとな」
「行くぜ!」「おう!!」ゴンが元気よく腕を真上に振り上げたとたん…こん棒を持った一つ目の巨人がぞろぞろ現れた!
2人はぎょっとして一瞬言葉を失った。「うおおお――――!?」
巨人が丸太のような腕を振り下ろしてくるのを、2人は慌てて飛びのいてかわした。
「いきなり出るレベルの敵か!?これがよ」「ひーふーみーよ―― すごい沢山だよ!!」
意を決したゴンが念を込めたパンチで巨人の頬目がけて殴りかかる。ところが、巨人は動じることなく大きな黒目をギョロリと向けた。「!!」
「わっ」巨人が腕を振り回すのをゴンは紙一重で避けた。「〜〜〜」(すごい風圧!!直撃くらったらかなりヤバイかも)
キルアが急いで戦略を練っている。
(ゴンのパンチでもダメージなしか… 何発当ててもきりねーな 数も多いし 一匹につき一撃で動きを封じるには)
「ゴン!!目を狙え!!」
巨人は容赦なく殴りかかってくる。キルアは上手く避け、地面近くまで振り下ろされた巨人の腕を駆けのぼり、見開いた目に重い蹴りを入れた。
「グォオオォ」目を押さえて苦しみながら、巨人はカードに変わってしまった。
≪572 1つ目巨人 G-333 巨人族の中で最も巨大な種族 集団での行動を好み 縄張りに入りこんできた生物を襲う
知能は低く 弱点の目を攻撃されると意外に脆い≫
キルアはパシッとカードをキャッチすると巨人の攻撃をかわしながらバインダーに納めた。
「そりゃ!」キルアが二体目の巨人の目にも蹴りを入れた。巨人は目を押さえて同じ様に苦しみ出す。「ビンゴ!!目が弱点だ」
「しかもこいつら攻撃パターンが2通りしかないよ!!」
なんと、撒いたと思っていた少女がこの戦いを高みから見物していた。「……ふうん 動きには無駄が多いけど… なかなかだね」
ゴンとキルアは結局巨人たちを楽々全滅させてしまった。「ふん みかけ倒しだったな」「何匹かカード化から戻っちゃったね」
「でもいけるぜ……!怪物にちゃんと弱点とクセがある こっちが冷静に理詰めで対処すれば正解にたどりつけるよう設定されてる
山賊の時はかなり不安になったけど」「ジンがつくったゲームだもん まっとーに決まってるよ!」ゴンはそう信じてやまない。
「ハイハイ そーだったな」
「よ――し この調子でマサドラ目指すぜ!」「オ――――!!」ゴンが腕を振り上げたその時。
怪獣かと思うほど巨大な、マダラ模様のナマズっぽい顔の、ただし四足歩行で爬虫類らしくもある化け物がヌッと立ち塞がった。
思考停止する2人。
その化け物がドドドドドドと大地を踏み鳴らしながら迫って来た!「どわ――――――!!」
モンスターかあ
でもハンター世界って
人語を話す魔獣がいたり
ヌメーレ湿原の変な生き物たちとか
ジンが山みたいに巨大な生き物に乗って飛んでたり
ふつーにモンスターぽいのがうようよ現実世界にいるから
正直言ってゲーム内でモンスターが出てきても珍しさもインパクトも全く感じられない
こいつらは念で具現化された架空の生き物なのか
どこぞから珍獣を捕まえてGI内に放ってるのかすらわからない
やっぱり現実世界で行われているというのは勘違いで
どこか収容所的なところに送られてそこでホニャララして体と魂を分離させて仮想世界に送ってるのかもしれない
盗賊www
やべえ。こういうキャラ大好きだw
ショップに売られた怪物は裏ルートで野に放たれるのかな
ツインテールはあれだな自分で冷酷だと思ってるけど実際は情に厚いタイプだな。
なんかもうゴンとキルアに感情移入しているし。
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>>105 それこそゲームマスターがトレード屋から買い取って野に放すんだろうな
でなきゃトレード屋の資金源が謎だし
っていうかトレード屋が隠れゲームマスターだったりして?
ゲーム語あるある
レベルEのゲームハマりかけの兆候といい
冨樫はゲームにまつわる全てを愛でてる感じだなw
こうして作品に生かされてるからいいんだが
>>106 ツインテールはエビみたいな味でグドンに食べられちゃう子だからな
ハンターならみんな最初から強いだろうってことでスライムレベルの癒し系モンスターは出てこないんだろうか
>>111 癒し系は高く売れる代わりにはぐれメタルみたいにレアな上にすばやいとかじゃね?
山賊のイベントは悪質なトラップなのか?
ゲーム的には病気が治った頃に訪れればアイテムとか情報とかくれそうなもんだが
>>113 でもイベントなら全てのプレイヤーに対して病気って設定にしとかなきゃいけないからな
治らないんじゃね?
そんなもんイベントリセットですよ。
実際万能薬みたいなアイテム手に入れてないとイベントクリアできないんじゃない。
そうか、金くれてやっても山賊が買えるのは熱を抑える薬だけで病気は治らん設定なのだな
これは間違いなく今後治療薬を手に入れるイベントが起きる!
>>115 本当にRPGの万能薬クラスのアイテムだと指定ポケットカードだろうな
このイベントもそうだが、指定ポケットカードの中にはそれ単体で十分すごいアイテムなのに
それを消費しないと他のイベントがこなせないアイテムとかもあるかもしれないな
アイテムは基本的に使うもんだからね。
例えばFFでエリクサーを99個にしても意味ないしな。
>>118 でも俺はエリクサーひとつも使ったことない
なんかもったいない気がして
いざという時のためもしもの時のためって取っておいたら
いつの間にか使うことなくエンディング
魔法の聖水とかももったいなくて使えなくてずっと預かり所とかふくろの中
適時適所でアイテム使い分けて
ラスボスでピッタリ使い切るようなプレイができたら
さぞ気持ち良かろうなあ
121 :
マロン名無しさん:2009/10/27(火) 03:38:02 ID:bvaN+zcx
貧乏性な俺は街で売ってる消耗品しか使う気になれない
魔法の聖水とか売ってるの見たら歓喜したもんだ
大天使の息吹じゃね
>>119 ラストエリクサー病ってやつか。
俺はラスボスの時に一気に使うなぁ。
やっぱりG.Iにもラスボスとかいるのだろーか。
ジン「よく来たなゴン。俺がラスボスだ」
ツインテールはどういうふうに絡んでくるのかな
ゴンキルより強そうだしすんなり仲間になるとも思えないけど
>>124 冨樫の事だからいきなりそれやって最終回ってこともあるかも
親父がラスボスってのはスターウォーズをはじめよくある展開だもんな
でも人気もあるようだし富樫が終わらせたくても編集が許さないだろうから
まだまだ親父は登場しないんじゃないかな
>でも人気もあるようだし富樫が終わらせたくても編集が許さないだろうから
>まだまだ親父は登場しないんじゃないかな
ジン「グフッ…俺を倒すとはなかなかやるな、ゴン。
しかし俺はジン・シリーズの中では最弱の存在。
GIを出れば第2、第3のジンがお前を(以下略)」
No136 いざマサドラへ!A
ゴンとキルアは岩陰に隠れ、巨大トカゲをなんとかやりすごした。「行ったか?」「うん」
「ムリだよあんなモン どこ攻撃してもビクともしねーじゃん」「弱点が設定してあるんじゃなかったのかな」
「たまたま1つ目巨人にはあっただけかもな 入手難度Gだし おそらく今のトカゲはランクAとみた
とにかく倒せそうなら攻撃 やばそうだったら即バックレで マサドラ目指そう!」
ところが、陰ながら見守っていた少女はそのトカゲを倒してカード化出来ていた。
≪697 メラニントカゲ E-100 牛を丸飲みするほど巨大なトカゲ 押されるだけで気絶してしまう程敏感なホクロが
背中のどこかに1つあり それを隠すために大小様々な斑点でカムフラージュしている≫
(ブブ――― はずれ ランクはEでした もっともっと注意深く観察しながら戦っていれば
トカゲが特定部位をかばっている微妙な動きに気付いたはず…… やっぱりまだまだ青っちいね)
「!」「あれ…!」ゴンとキルアの前に、尻尾の生えたまっくろくろすけのような黒マリモのような生き物がぴょんと飛び出してきた。
「!!」その生き物は一瞬にして消えたかと思うと素早くゴンの顔面に体当たりした。「ゴン!!」
キルアは心配したようだったが、ゴンはすぐに体勢を整えた。「大丈夫ぜーんぜん痛くない こいつ弱いよ!!」
その生き物は四方八方をゴム毬のように猛スピードで跳ねまわっている。「けど……」「………!!」―――速い!!
2人は頑張って目で追ってみる。(ダメだ 反応しきれない)
「ぐっ」キルアの手をかすったそれが、再びゴンの顔に直撃。「くそ〜〜」「とにかくつかまえなきゃ」
(……ちっ 点じゃなく線で捉えるんだよ…!)見ていた少女はだんだんイライラしてきた。
(よくよく敵の動きを観察すれば ランダムな中に特定パターンの軌道が見えてくるだろうがよ
せっかくいい動体視力(め)があるのに持ち腐れじゃないの)
「あっ逃げやがった 待て くそ!!」「あ―― もうちょっとだったのにィ」
悔しがる2人を少女は白い目で見た。(10分もかけて捕まえられない方が悪い)
「けど まぁ あんな奴ばっかりの方が目的地(マサドラ)に早く着いていいな」「そうだね」
(バカ言ってんじゃないよ全く そんなこと言ってたら急に強くて素早いのが出たらどうすんだ)
すると、今度は愛嬌のある体付きをしたファンシーな馬のような生き物が現れた。馬は口から大量のシャボン玉を吐き出してきた。
白と赤のシャボン玉が混ざって飛んでいる。白いシャボン玉がゴンとキルアの体に触れた瞬間、パアン!!と豪快な音を立てて弾け飛んだ。
「くっ」「わっ」ところが、それに気を取られているうちに馬は逃げてしまったらしい。「!?」「いない」
「これ… 音と爆風はかなりすげーけど破壊力は全然ね――な」「? なんか赤い方は触っても割れないね?」
少女はこう分析していた。
(あの白い方のシャボン玉… 岩には触れても爆発しなかった おそらく人間のオーラに触れると念が発動し 破裂する仕組みだろね
赤い方は逆に“絶”でオーラを絶った状態で触れると爆発する仕組み つまりオーラ以外のものに触れれば割れる
2段構えで遭遇者を足止めさせそのスキに逃げる… ま 戦って倒すだけが狩り(ハント)じゃないからねェ
捕まえるにはシャボン玉全ての動きを把握し最小限の動きでそれをかわし どうしても触れそうになったら
“絶”と“纏”をすばやく切りかえねばならないわけだ 少々2人には難易度が高いわな)
(それにしても…)少女が考えている間に、ゴンとキルアは再びあのメラニントカゲと遭遇していた。「わっ」「またかよ」
それから2人は鋭い牙をもったヘビのような怪物に追っかけられたり、謎の浮遊生物にクエスチョンマークを浮かべたり、
大量の蜂に付き纏われたり、可愛い顔したスライムに苦戦したりと、見ていてもどかしい展開が続いた。
(こいつらなんて 本当になんて…)少女がふるふると拳を震わせる。――なんてもったいないんだ――――!!
(こいつら磨けばすぐにも光り輝く原石じゃないの!!
でもこのままじゃ凶悪なプレイヤーか怪物に出遭ってしまった時点で死(ゲームオーバー)!!
続いて、鎧を着た騎士が2人の前に出現した。「お」「今度は手強そうだね」
「〜〜〜」少女は奥歯を噛みしめた。――だめだ もうガマンできん!!
「“凝”!!」高い岩の上から少女が大声を発した。「?」ゴンとキルアが振り向く。「ホラ よそ見すんな!!」
「“凝”だよ!!できるの!?できないの!?」2人は黙って目にオーラを集中させた。
(できるけど 忘れてた)(何かあのコの雰囲気が全然……?)
「!!」「見えただろ?その鎧の騎士は傀儡でいくら攻撃しても効かないよ」
ゴンとキルアは頷きあうと、じりじりと騎士に迫っていった。キルアが騎士の注意を引きつけている隙に、ゴンが岩陰に駆けていく。(こっちか!!)
「!!」尻尾からオーラを出して鎧を動かしていたのは、これまた可愛い顔をした小動物だった。
ゴンに見つかった瞬間、この動物はビクッと怯えた後あっさりカード化されてしまった。同時に鎧がガシャッと崩れた。
≪711 リモコンラット H-800 念能力で物を操って身を守る操作系ネズミ とても臆病で いきなり他の生物と出会うだけで気絶してしまう
繁殖力旺盛でどこでも見かけることができる≫
「カードゲット!」喜ぶゴン達の元に少女が降り立った。
「“凝”できるじゃないの 何で言われるまでやらなかったの?ずっと見てたけど一度も使ってないよね?」
「いや… まぁ…な」「うん」「忘れてたわけね」
少女が唐突にスッと右手の人差し指を立てた。「?」
「何ボサッとしてんだよ “凝”!!」鼓膜が破れそうなほどの大声を喰らい、ゴンとキルアはしぶしぶ従った。
特にキルアは納得していない様子。(一体何なんだよコイツ)
“凝”で見てみると、少女の指からオーラが出ていて、「1」の形を作っていた。「何が見えた?」「「数字の1!!」」「よろしい!!」
「いいこと?これからは私が指を一本たてたらすかさず“凝”!!そして何が見えたか大声で言うこと!!
それ以外にも何か怪しい雰囲気を感じたら何をおいても“凝”!!いいね!?遠くを見る時目をこらすのと同じくらい自然に
“凝”を行う!戦闘の初歩だけどよっぽど経験を積まないと身につかないからね!!」
「うん たしかに」とゴンは素直に納得するが、キルアはやっぱり不信感が拭えないようだ。
「これからは私がコーチしてやるからね 特別にタダでいいよ そのかわりビシビシ鍛えるからそのつもりでね!!」
「はぁ?」ゴンは表情を特に変えず受け入れているようだったが、キルアは思いっきり反発した。「寝呆けんなよオマエ 一体何を…」
少女がピッと指を立てた。「数字の5!!」キルアが文句垂れてる隙にゴンが答えた。
「正解!お前腕立て200回」少女がビシッとキルアを指差した。「あ?」「罰ゲームだよ早く!!遅かった方がやるんだよ」
「ああ!?」キルアご立腹。「ふざけんな誰が ぶへっ」その瞬間、バキィという容赦のない音が響いた…。「わ―― キルア!?」
この子供達(?)の喧嘩を岩陰から見ていた男がいた。ハサミを振り回して獲物を狙っている。
「ガキ3人か… 八つ裂きにしてやるか… オレの“切り裂き美容師(シザーハンズ)”で…」
まさかのツインテ>キルアwww
>点じゃなく線で捉えるんだよ
野球の打法でそんなん無かったっけ?w
繁殖力旺盛でどこでも見かけるネズミはいきなり他の生物と出会っただけで気絶するだと!?
種の保存的になにかが間違っている気がするゾ
ゴルア「ピカチュウゲットだぜ☆」
>点じゃなく線
念はともかく、これくらいはキルアにとって朝飯前だと思ってたけど、そうでもないのか。
>>135 あれだ、引きこもりみたいなもんなんだよ
好奇心旺盛でネットやコミケではハッスルするが
そんな姿を近所の人や昔の同級生に目撃されると悶絶するという
言っとくけど俺じゃないからな!!!
ツインテうぜええええええ
線でとらえるのに特定パターンの軌道ってどういうこっちゃ?
軌道なんて直進一辺倒だろうが
ツインテが爆弾魔の犠牲になってゴルアが復讐を果たす展開と見た
それまではツインテのこと大嫌いだったのに失ったとたんに初めて有り難みに気づくパターン
復讐を描くにあたってクラピカの心情等も絡めてきたらいいなあ
「人生は神ゲー」のコピペ思い出したw
本気でがんばるとぎりぎり倒せるように絶妙のバランス調節がされた敵。
少女がイライラしてる間に出てきたあのいかにも弱そうなモンスター群はもしや冨樫嫁が描いたのか?
あれは女の絵だと思う
誰かシザーハンズさんに触れてあげてください
>>143 冨樫っぽくないな
そもそも冨樫ってモンスターデザインのセンスないし
ツインテって自分はゴルアより強いとか吹いてたけど
貫禄ないし、かませっぽいと思ってたのに
本当に比べ物にならないくらい強いんだな
旅団級か?
グレイトスタンプとヌメーレ湿原のおもしろ動物のノリだな
魅由鬼かと思いきやまさかの幻海ポジション?
全然強そうに見えんが
ツインテールは肝っ玉母ちゃん気質か。
さすがにゴンとキルアが旅団レベルまで強くなるには師匠が必要か。
>>149 いいとこ温子か静流レベルだろ
幻海=ネテロ(予定)
>遠くを見る時目をこらすのと同じくらい自然に“凝”を行う!戦闘の初歩だけどよっぽど経験を積まないと身につかないからね!!
>戦闘の初歩だけど
>初歩
ウボォーギン…
我流だったんだよきっと
>リモコンラット H-800 念能力で物を操って身を守る操作系ネズミ
あれ?モンスターって具現化された念獣だと思ってたけど
念獣が自分で念使うって変だよな
やっぱり現実世界から連れてきた?
でもそれだと
>繁殖力旺盛でどこでも見かけることができる
ってことでゴルアたちも知ってるはずだからそれも変だな
ツインテがまさかの師匠キャラ
GI内では珍しくない、一般的な動物って事なんじゃね?>操作系ネズミ
>>157 ってことは外の世界では珍獣だけどGI内では一般的になるほど繁殖に成功させたってこと?
それってジンの功績のひとつ「二首狼の繁殖方法の確立」並にすごいことなんじゃないか?
俺が言ったのは、特産物みたいな生物じゃないかってこと。
世界中どこでも見られる訳じゃないけど、現地に行けばそこら中にたくさんいるイメージ。
南極のペンギン、オーストラリアのコアラ、ガラパゴスのオオトカゲ、etc。
まぁ実際のペンギンは南極だけでなく南半球の色んな所に生息してるし、コアラは保護指定されてるけどさ。
あと「繁殖力旺盛」って説明するくらいだから、放っといても絶滅の心配は無さそう。
>>159 島外から連れてきたんじゃなくてもともと島の生き物をモンスターに設定したってことか
あれ?ゴンって山賊に釣り竿まで取られたのか
162 :
代理:2009/10/28(水) 23:07:48 ID:???
「57歳!?」「ババァじゃん!!」一言多いキルアを少女がぶっ飛ばす。
「念を覚えて約40年!!あんた達よりずい分先行ってるし コーチしてやるって言ってんだから有難く受ければいいだわさ」
「こっちの意向は無視かよ!!」キルアが怒鳴る。「文句あんの?」「当然だろ だいたいアンタ何者だよ!!」
「そうか自己紹介がまだだったわね あたしはビスケット=クルーガ― プロハンター!よろしく!!」
No.137 いざマサドラへ!B
「堅苦しいのは苦手だから呼ぶ時は ビスケ でいいわよ そのかわり教えを乞う身としてあたしの言いつけは絶対守ること!」
「だから呼ばねーし乞わねーよ!どんな奴かもわかんない人間にモノ教わるほどせっぱつまってないよオレ達 ゴンも何か言ってやれよ!」
「そーだね オレ達にはウイングさんがいるしね」「あ そーだそうそう」ゴンに言われて格好の言い訳を思いついたキルア。
「オレ達にはちゃんと師匠がいるからいいよ!その人以外に教わる気ないね!(ウソ)」
「メガネをかけた寝グセボウヤでしょ?服の着方をいくら注意しても直らない あの」「知ってるの!?」ゴンが驚いて聞き返した。
「知ってるも何も あたしの教え子だわよ ウイングは」「へェ―― すごいや」「……」
ゴンは素直に感心し、キルアもちょっと態度を改めたようだ。
「あいつが師匠とは驚いたわねェ 月日の経つのの早いこと あ てことはあんた達もプロハンターなんだ?」
「あ オレだけなんだけど」とゴン。「裏試験でしょ?」「そう」「懐かしいわね また試験官やってみたいもんだわ」
「ま あんた達にしてみたら師匠の師匠なわけだから 教わるのに何の不足もないでしょ?」
「……たしかに資質はあるね 今の話が本当ならだけどさ」どこまでも疑ってかかるキルア。
「なかなかガンコだわね ま 好きだけどそーゆーコ ただ…」
163 :
代理:2009/10/28(水) 23:08:15 ID:???
「ブック!」「?」少女はバインダーからあるカードを出して見せた。「!」「それはさっきの…」
≪673 マリモッチ D-80 超高速で移動するボール状の生き物 固さはゴムボール程度で
攻撃されてもダメージはないが 顔面に直撃の体当たりをくらうとかなりムカツく≫
「せっぱつまってないって言ってたけどよく見なさいよ 入手難度のランクはD!指定ポケットのナンバーでもない
ただのノーマルカードだわよ あんた達がこのカードをゲットできないことが問題じゃないの
簡単にゲットできる奴等がこのG.I(ゲーム)内に沢山いることが問題なの あきらかに戦闘面であんた達より上の連中が山程いる
その中に邪悪なプレイヤーがいてこの時点で遭遇したらあんた達死ぬよ それでも現状はさし迫ってないって言える?」
ビスケが岩陰の男の殺気に気付いたのはその時だった。
「ガキ3人か… 八つ裂きにしてやるか… オレの“切り裂き美容師(シザーハンズ)”で……」
ビスケはその場に座りこんだ。「座って こっち近づいて」「?」「本(バインダー)出して適当に雑談してるふりを あたしの背後に敵がいる」
「!」「気配を探ろうとしないで!敵に緊張が伝わる 何か話してて」
ゴンとキルアは適当にぶつぶつ言いながら感心していた。(全く…わかんなかった)
「ねェ 何で気付いたの?」
「殺気 敵はあたし達殺す気だわよ わずかだけど漏れた殺気 子供3人に見えて油断したんだわね
そのことからも敵が結構場数をふんでることがわかる」「? 油断してるなら弱いんじゃないの?」
164 :
代理:2009/10/28(水) 23:08:37 ID:???
「子供の念能力者は実は相当いるけど 戦闘に向く能力者で しかも手練の子供なんてほんのわずか
ベテランなら誰でも経験上それを知っているのよ 敵は経験豊富さ故にあたし達を見て油断した!でもすぐに自分を諌めて気配を消した!
わずかな殺気をそれを消した早さ 総合して言えば“相手の気配”から 敵の手強さを感じ取ることができるんだわさ」
(オレ達は気配を感じるどころか気付くことさえできないレベルか……)「どうすればいい?」キルアが真剣に聞いてきた。
ビスケはキルアの顔をじっと見つめた。(切り換えが早いね 頭の良いコだ)「あんた達の意見は?」
「……このまま3人で行動する」「うん オレもそう思う」「理由は?」
「油断したのに気を引き締めたのは多分オレ達が3人だから だから3人で行動すれば敵もうかつには動かないと思う」
「ん ま 正解だわね」
「でもあえて別行動をとる あたしが一人 あんた達が2人で別れたら 敵は100%あたしを追ってくる
あたしは南 2人は北 気配はそのままで500mくらい普通に歩いてって 目安はあの高い岩山
あそこに着いたら今度は“絶” すばやく戻って来ること」「オーケー 二重尾行だね」キルアが了承するやいなや…。
バチ―ン!!
キルアの頬にビスケの平手打ちが炸裂した。「そんなに言うならいいわよ!!もうやってらんないわバイバイ!!」
「え??」ゴンは何がなんだかわかっていない。キルアは内心悪態をついた。(このババァ〜〜〜〜)
「あ――行け行け せいせいするよ!!じゃーな」「バ――カ!!」喧嘩別れしたように見せかけて、ビスケは一人で北に歩いていった。
「ホラ 行くぜ ゴン」「あ 芝居か」
「すげーよあの女」「え?」道中、キルアが呟いた。
「オレ警戒してたんだぜ 何があってもすぐ動けるように でもほっぺたがジンジンするまで何されたかもわかんなかった」
165 :
代理:2009/10/28(水) 23:08:58 ID:???
そんなこんなで2人はやっと岩山に辿り着いた。「よし戻ろう 急ぐぜ」「うん! なにしろ途中3回も怪物にあったもんね」
2人が道を引き返すと、ちょうど敵がビスケと対峙しているところだった。2人は岩陰からこっそりと見守ることにした。
ビスケのツインテールの片方の髪の束は敵に切られてしまったらしく中途半端な長さになっている。
「くくくくくく 切ってやったぜお前の髪… オレはな(愛用のハサミで)切った人間(ヤツ)の髪の毛を 食う!!ことで!!」
男がビスケの髪の束をクチャクチャと喰い出した。
「本人さえ知り得ない肉体の情報を知ることができる 肉質… 病気の有無 遺伝子的資質 強さ
お前の体を全て把握し その上で存分に可愛がって…」
「!!」(実年齢57歳!? い…いや それよりも驚くべきは)――なんという鍛え抜かれた肉!!
――オレには理解(わかる)!!見た目に現れぬ 内に秘められた 極限をも越えた鍛錬の結晶!!)
男は愛用のハサミをしまってしまった。
「武闘家として 手合わせ願いたい」「ふ…ただの食人鬼(クズ)じゃないようだわね」ビスケは手袋を投げ捨て、互いに武術の構えを取った。
「いいだろう」
「シイッ」先にパンチで攻めてきたのは男だったが、ビスケは軽く避けると、突き出してきた腕を掴んで投げ飛ばした!
「!?」空中であっけなく回転する男に、ビスケが目にも止まらぬ一撃を加えた。「破ッ」
男が大量の血を吐いて地面に這いつくばってしまった…。「ウス!」
ゴンとキルアは黙ってそれを見入っていた。
「運が良い 念での戦いならあんたを殺してた」
>>「57歳!?」「ババァじゃん!!」
__‐`'´''"'マ ____\ ー‐┐ |一
Z. __`ゝ \ ノ´ ⊂冖
∧ /| ゙仆斗┘リート=┬-、_ \ ー‐┐ ,/
/ ∨\/ | `L,.っ,ノ u }ノ ノ \ ,> ノ´ \
|__ 兀.!_// i | l、 く. ー‐┐ ー|ー
ー‐┐ ー|一ヽヽ / u' \ヽ‐'´ !| ト、 \ ,ノ´  ̄匚ノ
ノ´ ノ こ /_____, }j ハ、 ヽ ヽ,___/ / ー‐┐ ┼‐ヽヽ
ー‐┐ ニ|ニ. / ___ノ /\_,≧/ u 人. / ,ノ´ ノ こ
ノ´ ⊂冖 く {上rン´ ,厶../ / ヽヽ \ || ニ|ニ
ー‐┐ | /  ̄ ノ{こ, /,〃 !| \ ・・ ⊂冖
ノ´ l.__ノ \ ,.イ !l`T´ | / |:| / |
ー‐┐ ー‐;:‐ \ // l | |_| ∠.、 l.__ノ
ノ´ (_, / ヒ_ー--、_|ー、____,ノj┘ / ┼‐
ー‐┐ / / \ ̄\ー`トー-< / ノ こ
ノ´ \ \ \ ヽ \ ヽ  ̄ ̄|
| | 」z.___ > \. ヽ. ヽ l |/l /| ∧ /\
・・ /| (_, / ) lヽ ', l、 |/ | / V
┼‐ \ , イ、_,上ハ } 小 |/
ノ こ \ (乙≧='''"´ ,∠,__ノ/
┼‐ヽ / 厶乙iフ/
ノ ⊂ト く `¨¨¨´
\
57歳!?バb…ご年配の女性じゃん!!
見かけより歳食ってるんだろうとは思ってたけど
90歳近いとか何百歳とかもっと妖怪じみた年齢かと思いきや
なんか微妙にリアルな数字で
逆に萎え・・・くぁwせdrfgtふじこlp;@:
念での戦いなら殺してたって言ってるけど、どうみても致命傷です
あの血は死んでるぞ
>>168 だよなあ。
あんだけ血ィ吐いたら致命傷っぽいよな
念使わずに格闘術だけでこれって
ビスケットさんってもしかして旅団よりはるかに強かったりするのか?
キルアの反応を見るとヒソカよりビスケットのほうが強そうな印象を受けるな
ってことは旅団以上もありうる
>>170 念能力者だから
あれぐらいなら生きてられるんだろう
ヒソカとか両腕飛ばされても大丈夫だったし
ビスケットさん・・・年配にはきつい名前だ
そういえばウイングが
常時、纏の状態でいられれば通常よりずっと長く若いままでいられる
って言ってたが
ネテロが100歳近くてもぴんぴんしてる程度のことかなと思いきや
ビスケット師匠を見ての発言だったのか
>>173 両手切られても止血しとけば命に別状無いけど
吐血すれば消化器呼吸器どっちからでも命に関わるぞ
髪を食べることによって肉体情報を得る……
よくわからんがやっぱ特質系なんだろうか
外見年齢の約五倍の年齢か。
念も熟練すれば寿命のばせんのか。
ネテロ会長ひょとして400歳ぐらいいってる?
>>178 数年前から自称・約100歳だから
いってても115歳くらいだろう
>>180 そういうことじゃなくて
腕や足はどんなに損傷してもショック死と失血死さえ免れれば生きてられるけど
吐血するってことは内臓が破壊されてるから止血しても意味ないだろ
ってこと
バキバキの骨を治せる世界で何を言っているのか
治せばいいじゃん
念で
懐かしのジョネスさんも実は念の使い手で
心臓を返してもらえさえすれば生きていられたのかもな
冨樫は「見た目は若いけど実はババアな師匠キャラ」属性の持ち主なのか
>>172 ヒソカは隠す気がなくてビスケは隠してるって違いはあっても
まさに経験が違うし普通にビスケの方が強いだろうな
純粋な才能だけで言うとゴンキルとヒソカどっちが上かは難しいけど
ビスケはゴンキルクラスが40年間みっちり鍛練した姿に見える
>>「ま あんた達にしてみたら師匠の師匠なわけだから 教わるのに何の不足もないでしょ?」
我が師の師は我が師も同然!というわけですね
友達の友達は友達ってわけだな
人類皆友達
>>177 ムリに区分すれば特質なのかね…
なんか念能力としてとらえにくい気持ち悪さを感じた。年ではあるんだろうけど
>>188 パクと並べたら同系統に見えるけど
こいつのはヴェーゼと同じ操作系じゃないかな
>>184 老人に対する労りの念と見た目若い女性に対する庇護の念の合わせ技で
実力的には最強の味方キャラでも感覚的に「こいつに全部任せときゃいいじゃん」な
チートキャラになりにくいって利点もあるんじゃね?
るろ剣の比古なんか頼れ過ぎるせいで再登場させにくそうだし
>>174 日本人でいうと、ここあちゃんいちごちゃんみるくちゃんみたいなものか
57歳‥
ビスケットさんの全裸が地味にギリギリ描写な件
>>183 ジョネスとシザーハンズ闘わせたらどっちの方が強いか気になる
>>184 この分じゃ冨樫嫁もああ見えて実はバb‥
あれ、こんな夜中に誰か来たみたいだ
ババア>>>>>>>>>>>>>>シザーさん>>>>>キルア>>>>>ジョネス
キルア「こんなとこかな(通常時で、うーん、俺ってば謙虚)」
ゴン「ババアってそんなに凄いんだ」
ウイングの出番終了のお知らせwww
ゴンキルは既に単純な実力ならGIプレイヤーに通用するのかと思ってたが
まともにプレイできるレベルの層からしたら底辺クラスだったんだな
こりゃGIプレイヤーがこぞって天空闘技場にでも参加すりゃ
みんなあっという間に200階入りしてボロ儲け出来るだろ
天空闘技場で荒稼ぎの件だけど
天空闘技場は任意に何度も繰り返し参加することはできない、という脳内補完してみる
キルアが200階行くとき二回参加放棄すると以後永久?に参加不可になるみたいなこと言ってたし
一回の参加で適度に負けて稼いだとしてもたかだか数億程度
それを好きなときに繰り返せないとすると、荒稼ぎはできないってことになる
だから実力者はもっと稼げる仕事に行くから、天空闘技場には大したやつはあまりいない
(というか才能あるやつはここで力をつけて他へ行く)
こう考えるとインフレはしてないと言える…んじゃーないでしょーか今適当に考えた
なんか言いたいことの焦点ずれた
>>197 償金が出るのは200階に行く前まで
ハイスピードだったとはいえゴンが稼いだのが4億くらいだったと思うから
腕に覚えのあるやつ程バッテラの500億の方に食い付くだろう
サダソがフロアマスターになればなんちゃらとか言ってたけど、あくまで一般人から見て金持ち程度なんじゃないか
四億程度ではアマチュアハンターでも見向きもしないって?
充分インフレしてんじゃんw
結局ツェズゲラの逃げ回って死ぬのがオチってのも嫌味とか過小評価じゃなく極めて妥当な評価だったわけだ
>>183 比べるまでもなくシザーだろ
今のゴンキルが気配感じ取れないレベルのシザーと、当時のキルアに瞬殺されたジョネスじゃ勝負にもならん
>>191 ビスケットなら、日本人でいえば千兵衛みたいなもんだろ。大丈夫。
ビスケの正体でリサリサを思い出したが、まさかゴンの母親というオチはあるまいな…w
ジンとビスケの歳の差20ちょい…なくもないが…
ロリコンなのか熟女好きなのか
207 :
代理:2009/10/29(木) 23:07:58 ID:???
「いるんでしょ あんた達いらっしゃい!さてと いまの勝負“どこから”ハッキリ見えた?」ビスケに言われてゴンとキルアが岩陰から出てきた。
「敵が…宙に浮いて逆さになってたとこから」「……オレも」(相手は決して弱くない……)(それ以上…… ケタ違いにこいつは強い!)
No.138 いざマサドラへ…?
「ふーむなるほどね もしあいつがゲームのキャラなら あいつをカード化してゲットできてるわけだけど そのときの入手難度はDってとこだわね」
ゴンとキルアはビスケの言っていることの深刻さがようやく実感できたようだ。
「おそらくあんた達だけで遭っていたら死(ゲームオーバー)だったわね G.Iに来てあたしが知ってるだけでもすでに2回あんた達死にかけてる
(※@たまたま他の参加者が爆弾魔の犠牲に Aシザーハンズ)この運がいつまでも続くかしらね?」
しゅんとしていたゴンが口を開いた。「ビスケさんは……」「ビスケでいいわよ どうしても何かつけて呼ぶならビスケちゃまにしてっvv」
(ババアで十分だっつの)余計なことを言ったキルアはまたもビスケのアッパーを喰らって飛んで行ってしまった。
「ビスケは何でG.Iに来たの?」「あたし?ま もちろん懸賞金(ゲームクリア)のためだけど 目的は宝石よ」「宝石?」
「G.Iにしかないって石があるらしいんでさ 指定ポケットカードNo.81 ブループラネット ――あんた達は?」
「あ オレ達もゲームクリアだけど 実はこのゲーム オレの親父とその仲間が作ったものなんだけど」「へェ――」
「その親父を探してて手掛かりを得るためにG.Iに来たんだ」「ふむ」
「ジン=フリークスって言うんだけど知ってる?」
「ジン!?そりゃあ知ってるわさ 有名人だからね そぉお あんたの父親なの 残念ながら場所の手掛かりになりそうなことは知らないわねェ
ただ ネテロ(会長)が言ってたんだけど 念能力者としては間違いなく世界の5本指に入るって話だわさ」
「……もしも 宝石を探すって目的を後廻しにしてもいいなら オレ達に念を教えてください!」「だからさっきからそう言ってるでしょ」
208 :
代理:2009/10/29(木) 23:08:19 ID:???
「ただしあたしはウイングみたく甘くないわよ 覚悟はある?」「はい!!」「そっちは?」「大丈夫」キルアも返事をした。
「ん じゃ早速はじめるか」ビスケは倒したばかりの男の元へつかつかと歩いていった。「起きなさい カード全部出して」
ビスケは男からカードを受け取るとバインダーに納めた。「チャンスをあげる」「……」
「二週間!!あの2人の攻撃をかわすこと それが出来たら見逃してやる もしも決定打を浴びて悶絶したり立ち上がれなくなったら
やっぱりあんたを殺す」「!」ゴンに緊張が走った。
「攻撃を……受けなきゃいいんだな?」「ええ」「奴等がどうなろうと…… 攻撃さえ受けなきゃいいわけだ?」
男は凄み、ゴンとキルアをビリビリと嫌なオーラが襲った。
「その通りだわね ただしルールが1つだけ 岩壁にかこまれたこの空間 ここから出ないこと 破れば失格 その場合も殺す」
「オレ達は?」「あんた達もここから出てはだめ ここから出たり二週間以内にあいつを倒せなければ あんた達には罰を与える」
「あんたビノールトだわね?」「……ああ」男が答えた。
「賞金首(ブラックリスト)ハンタービノールト しかし奴自身も賞金首!好物は人の肉 特に20才の女の肉がいいんだっけ?」「22才だ」
ビノ―ルトが訂正しつつハサミを構えた。ビスケは岩壁の上に腰掛け、合図を掛けた。「初め!!」
攻撃してくるかと思いきや、ビノ―ルトはじっと座ったまま腹部に手を当てて呼吸を整えている。
「何ボサッと見てるんだい?痛んだ箇所の回復をはかってるんだわよ!やらせといていいの!?」
ビスケに言われて、キルアが実力差に不安を覚えつつもビノ―ルトに攻撃を仕掛けた。…が、それより速く、ビノ―ルトがシャッとハサミを向けた。
キルアは慌てて飛びのくが、頬はぱっくりと裂けていた。心臓の鼓動が速くなる。
(奴がダメージを受けてなきゃ…動きが鈍っていなければ… 目をつぶされていた……!!)
209 :
代理:2009/10/29(木) 23:08:41 ID:???
すると、ビノ―ルトが苦しげに咳き込み出した。
「!」そのスキをついてゴンが間合いを詰めようとするが、ビノ―ルトが威嚇するようにハサミを突き出してくる。「くっ」
「………」――入りこめない…!!近づくスキがない……!!
キルアはひそかに指の間に一筋の電流を発した。
(使うか… ……いや まだ人に試していない… 一体どのくらいの電撃(ダメージ)を与えられるのかわからないし
(そういや最近充電もしてねーや) その前に電撃を発するまでの時間…!!敵が待ってくれるわけがない ……とても実戦で使えるレベルじゃない)
「ゴン!!持久戦でいくぞ!」キルアは落ちていた小石を拾い集めた。
「まずお前が休め!オレが奴を見張りながらこれで攻撃を続ける!!6時間交代でいこう!!」
ビノ―ルトはそれを聞いてほくそ笑んだ。
(くくく 願ったりだ 一週間もこうやって体を休めれば大分回復する 一週間くらいならなんとか眠らずにやりすごせる
その間に体さえ治ったら奴等を始末してしまえばいい!!)
「石か… それ使えるね」ところがゴンは休もうとはせず、岩壁に向かって歩いて行った。「?」
ゴンは岩盤の前で右拳にオーラを集中させた。「!!」そのままぶん殴ると、岩盤の一部がガラガラと崩れてきた。「ほォ」感心するビスケ。
「だ!!!!」ゴンはその中で一番大きな岩を持ち上げると、ビノ―ルトに飛びかかって行った。「!!」(岩を盾に…!!)
ビノ―ルトの至近距離に近づくと、ゴンは岩を置いて素早く離れた。
「うん!さすがにその大きさの岩はハサミじゃ切れないみたいだね」「……ガキィ」
ビスケが太鼓判を押す。「正解」(ガマン比べじゃ勝ち目ないよ あんた達)
2週間って飲まず食わず寝ずか。
と言ってもそんなにかからなそうだけど。
211 :
マロン名無しさん:2009/10/30(金) 00:30:00 ID:7jXuH//Q
こういう軟禁or監禁ってまず一番にトイレを心配する俺ww
まあ一次試験のスタミナ考えたら
ゴンキルより数段上の奴ならそれくらい出来るかもな
それにしてもムチャクチャなタフネスだな
これは常に両方の様子うかがわなきゃいけないビスケが密かに一番疲れるのでは
>ビノールト
美容師だけに「(髪が)伸びとる」から?
キルですらDと言われた延びトールに勝てないのか。インフレすげーな
216 :
マロン名無しさん:2009/10/30(金) 08:01:45 ID:Smh+IB0z
アイススケート選手の、ジョニー、ウィアー選手のエキシビションの滑り、曲はポーカーフェイス、まさに実写版の、ヒソカでした、ズキューンときます、見て感動しました。
ゲームから持ち帰った物はバッテラに所有権がある契約だから、ビスケさん宝石見つけても自分の物にするのはなかなか大変そうな
バッテラ氏が何が欲しいのかによるけどな
例えば若返りの薬が(あるとして)欲しいだけなら他の2つは自由に出来るかもしれないし
ゲーム外で金になりそうなアイテム上位3つならむりだろうし
バッテラ氏の目的は金じゃなさそう。
普通の金儲けにこんな非効率なことしないから金じゃ買えない何かだろ。
富、名声、権力はあるから不老不死か武力か大事な人の命とかかな。
欲しいものってのは宝石ではないだろうから、交渉次第でどうにでもなるんじゃ
バッテラが欲しいものが3つだったらアウトだけど
微妙なところだな
宝石見つけても
一通り愛でたら売るからおk
しばらく休載だそうです
連載中スレ避難所と楽屋裏参照
くそっ!冨樫のヤローまたサボりやがって!
ここもダイスレみたいに、しばらくこの時間枠で雑談してればよくね?
つーわけで、俺の嫁(夫)シリーズいこーか。
ポン酢可愛いよポン酢
クラピカはもらった!
男が女かなんてもうどうでもいいわい!
子供ミトは俺の娘
ビスケは俺の嫁。
真の姿も愛せる。
真の姿?なんだそれは?
ビスケのだわさ。がなんか嫌だ
ババくさいw
ババアだし
>>211 俺も
トイレが気になる
ハンター試験の時もそうだった
サバイバルの時みんな野グソしてたのかとか
ちゃんと尻を拭くものは持ってたのかとか
気になってしょうがなかった
たとえ食わなくても古くなった腸の壁とか宿便とかでウンコは出るんだって
どうするんだビノールト、ゴン、キルア、ビスケ
念で門を強化すれば50は余裕
野ぐそ、そこらの草
ジョジョでも地獄昇柱の修行の時にジョセフが、波紋のおかげか不思議と
腹も減らないしトイレにも行きたくならない、とか言ってたっけな。
きっと冨樫は重い病にかかってるんだね・・・
無理してなんとか原稿を描こうと休みながら・・・グスッ;;
FF11で富樫らしき人がいた……
グリードアイランドの取材だよな!
取材で休むのは作家の正当な権利だからな!
ただし一週間だけな!
>>234 サバイバルの時はそりゃ問題なく野ぐそだろ。むしろそれが出来なくて何がハンターか
それよりトリックタワーの時が気になった
所々にトイレが設置されてたんだろうか
>>240 ポンズもヒソカもイルミもクラピカも
野グソだった、と
何日もヒソカをストーキングしてたゴンはヒソカの脱糞シーンをばっちり見てるし
そのゴンをストーキングしてたゲレタはゴンの脱糞シーンをしげしげと観察していた、と
そう申すのか
ゴンやヒソカヤポンズはうんこなんかしない!と言いたいのか?
真のハンターたるものオムツの準備ぐらいはしておくものだ
レオリオはその辺があまかった
トンパが下剤とか使うぐらいだから
ハンター世界の人もうんこするはずだ
ポンズやクラピカやクロロやマチやビスケもうんこするんだ
念能力のエネルギー源が不明なところを見ると、
うんこの質量を全てエネルギーに変えていると考えれば合うのではないだろうか
携帯トイレくらいハンターのなんらかの項目の三種の神器に入ってるだろ
なんという須賀なインターネットww
放出系と強化系が使えたら良いな。
>>242 隙ありそうなのに狙わなかったのか?ってことじゃない?
トイレ中に狙うとか鬼畜だけど
追跡する側も用足してる間に逃げられたら困るしな…
小説のバトロワ思い出した
冨樫ーーー!!!!俺だぁーーー!!連載してくれえぇーーー!!!
>>249 ゴンの事は、チャンスをわざと何度も見送ってたと言ってたな
ヒソカは、たぶんトイレ中もあんまり隙なくて獲物狙う時の方がより確実だと判断したって事じゃね?
うんこしてる間も隙がないヒソカ
さすがだぜ
通りでウンコ絶の達人が多すぎると思ったぜ
連載再開を祈って保守
ts
キルアは下剤が効かない様子だが
もし便秘になったらどうするんだろうな
指をベンズナイフ並に切れ味よくできるんだし
腸も意識的に動かせるんじゃね
ゾルディック家は家族全員体内いじれそうなイマゲ
たいていの薬は服用を誤れば毒だ
ゾル家は病気になっても薬が効かないんだろうな
手術も麻酔なしか
痛みに耐える訓練してるとはいえ痛い事は痛いだろうに
毒が効かないってことはウイルスにも耐性あるんじゃない?
ほしゅ
連載再開ってほんとですか?
263 :
マロン名無しさん:2009/11/11(水) 10:29:13 ID:rEbTAmeF
VIPからきますた。来年に再開スレ立ってるんだが。ここ静かってことはガセか…
265 :
マロン名無しさん:2009/11/11(水) 12:34:54 ID:szyFHX8i
にせんじゅうねん…!?
2ヶ月後か
長らくお待たせしてしまい申し訳ありません。
明日(12日)23時からあらすじの投下を再開致します。
ダイ連載中スレでも問題になってるが、実際新たな規制の波とやらは大丈夫なのか?俺は一年近くずっと規制食らっていてずっと携帯だから気にならないが
でも長文を上げなきゃならない
>>1ならともかく、実際住人は少しのレスで済むんだから、規制食らっても携帯や満喫使ったりと対処法はあるんだがな。
満喫が規制されてない保障もないべ
携帯で問題ない
272 :
マロン名無しさん:2009/11/12(木) 05:17:24 ID:z+sJNGiB
再開「予定」ってことは、あまり描いてないな。
10週書きためてたら再開「決定」だし。
3話くらいしか書き貯めてないから「決定」にするか迷って「予定」にしたと。。。
いずれにせよあまり書き貯めてないことは確か。
ゴン達は一週間も野グソなんだぞ!!!
だから何だよ!!
No.139 ホントにマサドラ行くのか?
ゴンとキルアが2人揃ってハサミ対策の大きな岩を盾にして動き回っている。2人は時折岩を投げつけながら、間髪を入れずに攻撃を仕掛けてくる。
ビノ―ルトは焦り始めた。(なんてスタミナだ…!!動きっぱなしだぞ!!体休めるどころじゃねェ…!!)
見ていたビスケは確信する。(やっぱりだ 半日で(敵がダメージを受けているとはいえ)ビノ―ルトを押してきている)
(生死がからむ極限の戦いであることを強く意識してからの動きは悪くない… 死に直面することで自分達の全力(MAX)を
引き出すことがようやく出来たわけだ 経験不足ゆえギアの上げ方を知らなかったんだわね
敵の動きの読み方 筋肉の動かし方 力の緩急や強弱 もろもろ全てなっちゃいないけど)
(それはこれから覚えればいいだけのこと この2人)――原石!!
ビスケの目にゴンが映った。――目に宿る意志の固さ!まだ内に秘められたままの底深い能力!!
――それは鍛錬(カット)によっていかようにもその表情をかえることができる…!まさにダイヤモンド!!
続いてキルア。――冷たく静かな青…!!その頂点に立つコ―ンフラワーブルーは幻とよばれるほどの希少価値をもつ石の色
……このコはまさにそれ!!一見あやうく揺れるその色彩も熱処理によって半永久的な強さを手に入れる…!!まさにサファイヤ!!
――ああ……磨けば光るモノって何故にこうも心ときめくのかしら うふふふふふふふふふ鍛えるわよォ〜〜〜
下がろうとしたビノ―ルトの背中に岩が当たった。「!?」驚いて周囲を見回すと、いつの間にか大きな岩がいくつも置かれていた。
(考えたわね 岩の密林……!!敵の動きを封じつつ自らの姿を隠せる 驚いた… 二週間どころか一日でケリがつきそうだわ)
すると、不意に小石が投げられ、ビノ―ルトの後方の岩に当たり音を立てた。そうして気を逸らした隙にキルアが迫ってくる気配。――罠(トラップ)!!
(後ろか!!)ビノ―ルトがハサミを振り回すが、キルアは飛び上がって避けた。撹乱のためだったようだ。
ビノ―ルトの左斜め後ろの岩の陰には右拳にオーラを集中させたゴンが控えていた。ゴンが岩を砕き、無数の石つぶてがビノ―ルトに襲いかかる。
「うっおっ!!」この不意打ちに上手く対処できず、ビノ―ルトは仰向きで倒れ込んだ。
「くっ」ビノ―ルトは素早く立ち上がろうとするが…出来なかった。キルアが足を挟んで立っていたのだ。ハサミを持った腕はキルアに抑え込まれていた。
「ゲームオーバーだぜ おっさん」
「だめだ!!!キルア!!」右拳を振りおろそうとしていたキルアがゴンの声にぴくりと反応し、ビノ―ルトから離れた。
「なんで止めたんだゴン!!」「まだまだ時間はある!!」キルアはきょとんとする。
「一対一であいつを圧倒できるようになるまで続けようよ!」「!?」「今やめるのもったいないよ オレ達今すごく調子がいいもん!」
ビスケは眉一つ動かさず冷静に観察している。(ギアがMAXに入ってるからね でもまだ意識してチェンジするのはムリか)
「くくくバカが 今のがラストチャンスだ…!!今度からはこっちから攻めてやる ミンチにしてやるぜ」ビノ―ルトが凄むが…。
「うん でも明日からにしようよ おじさんも体を休めた方がいい 大分動きが鈍くなってるよ」「……!!」
キルアもようやく納得した。(たしかに……ダメージもあってヘトヘトのこいつに2人がかりじゃ この先どんな敵(プレイヤー)にも勝てやしないな)
やがてゴンとキルアは岩に寄りかかって眠り始めた。ビノ―ルトがその隙を突こうと気配を殺して立ち上がろうとするが…
その瞬間、ゴンとキルアの目が開いてビノ―ルトを捉えた。ビノ―ルトは忌々しげに舌打ちをすると再び座りこんだ。
(ムリだわね あんたの“絶”はカンペキじゃない 今の研ぎ澄まされた2人のアンテナをごまかすのは不可能だわさ
今の2人なら布ずれやくつと地面のこすれる音も察知できるだろう ビノ―ルト…潜在能力であんたははるかに負けてるよ)
いい服を着たカップルが道端に財布を落としていった。(教えなきゃ…)まだ子供だったビノ―ルトが財布を拾い上げた。
『あら サイフがないわ!!』『本当か?さっき持ってたろ?』『あの…』ビノ―ルトが震えながら弱弱しく声を掛けた。『これ… 落ちて……た』
財布を見せた途端、優しげだった男女の顔つきが豹変した。続いて、視界が真っ赤に染まる。
ゴンとキルアと戦闘中にも関わらず、なぜかそんなことが頭をよぎった。(ちっ… なぜ今ごろあんなことを……)
ゴン達は岩を盾にせずとも、ビノ―ルトと一対一でやり合えるまでになっていた。
(ちがう…あいつの動きが遅くなってるんじゃない オレ達が早くなってるんだ)キルアがゴンとビノ―ルトの動きを見ている。
(こんなにも違うのか… 暗殺(しごと)と 実力が拮抗した相手と命懸けの戦闘をした時の経験値…!!)
ビノ―ルトの脳裏に浮かぶのは、顔が腫れ、血まみれで倒れている幼少期の自分…。
『だから嫌だったのよ こんな貧民街(スラム)を横切るのは!!』『こっちの方が近道だって言ったのお前じゃねーか!』
(別に見返りがほしかったわけでも感謝されたかったわけでもない!!オレは…オレはただ)だくだくと全身から汗が溢れる。
――まともに 生きたかっただけだ!!
278 :
◆P9MoonSjzo :2009/11/12(木) 23:02:31 ID:42PYm3DE
そして10日後。(座っているビスケの横に小石が十個置かれている。)
「はっ!!!」ゴンが直前で止めなければ、左ストレートがビノ―ルトのみぞおちに届いていた。
「……もういい」ビノ―ルトが膝を着いてうな垂れた。「オレに勝ち目はない… 殺せ…!」ところがゴンは明るくこう返した。
「ビノ―ルトさんありがとう!!おかげでオレ達すごく上達しました!!」ゴンは「オス!」と頭を下げてみせた。「!!」
「G・I(ここ)を出たら…自首する それで見逃してくれるか…?」「……行きなさい」ビスケはビノ―ルトを解放した。
「あんた始めからこのつもりだったのかい?相手は第一級殺人犯だわよ?」「うん でも教わったのはオレ達の方だし」
(あんたはフローレス ゆえに危うくもあるんだわね)
冨樫ようやくやる気出したか
ビスケはもうすっかり師匠キャラか。
ところで、ビーノルトの回想が死ぬほど意味がないんだがw今後も出るのか?
>>280 ビノルートはゴルァの寸止めリンチで過去のトラウマを掘り起こしたってこった
でもこういう脇役のちょっとした生い立ちやバックボーンて好き
どうでもいい脇役であるほどなんか良い
ところでフローレスって何?
直子(鉱物オタ) 「宝石で例えるならゴンがダイヤでキルアはサファイアね」
冨樫「うはwwwwそれ採用wwwwww」
>>282 Flawless(形)完璧、傷1つない
で合ってる?
天空闘技場編でも思ったがゴンって岩を使った戦法がかなり好きだよな
ゴンの発って岩石に関係したものになるヨカーン
俺には理解(わかる)!!とは一体なんだったのか
何って?
冨樫待ってたよおおおお
ビノールトのエピソード心に刺さる
結局十日間戦ってたんかい
これずっと監視しっぱなしのビスケもきついぞ
>>282 フローレスは
宝石用語でダイヤモンド原石の品質を表す11段階のうち最高評価
内部外部ともに傷のない完美品の原石
>>283 間違いねーなw
セーラームーンでも敵の名前を石の名前で統一してたし
ちなみにクラピカとレオリオだったら何の石になるんだろう
ルビーとエメラルドなんてどうだろう
クラピカは確かにルビーっぽい
レオリオは琥珀とかどうだろう
そういえばカイトもジンさんに拾われてなければスラム街で云々言ってたから
ビノールトと似た幼少時代送ってたんかね
>>293 クラピカがルビーなんだろうけどレオリオがエメラルドって感じはしないかな
レオリオは黄色いイメージ
エメラルドはセンリツっぽい
クラピカ‥真珠
レオリオ‥珊瑚
ヒソカ‥18金
クラピカは緋の目だからルビーっぽいけど
目の色が変わるってことでアレキサンドライトかもしれん
レオリオは地味であまり高価じゃないけど優しい感じの
うーん・・・琥珀とか?
ヒソカwww
>ところで、ビーノルトの回想が死ぬほど意味がないんだがw今後も出るのか?
意味あるだろ
改心フラグ
ほんとは根っからの悪人じゃないんですよーって感じにしとかないと
ゴンが見逃すとき読者に不快感を与えるだろ
私の中ではクラピカはヒスイ
レオリオはトルコ石
宝石に例えるなら性質込みじゃないとな
フローレスは取り扱い要注意
透明で不純物がなくて純粋な存在
汚されやすい一面と同時に相手を傷つける反面も持つって感じだよね
FSSのファティマの評価にあるのと同じか
ゴンの善悪に頓着がないって伏線引っ張るなあ
伏線とは言わんだろ
No.140 マサドラには行ったけど
「それじゃこれからマサドラに向かうわよ」「オス!!」
「ま 今までの経験上 ゲームの怪物に関してはまだ序盤だってこともあるし キャラの指示通りまっすぐマサドラに進んでさえいれば
そんなにヤバイのは出てこないだろうから なるべく無視して行くことにする」
「いよいよ呪文(スペル)カードが買えるね!」「ああ でもその前に金をなんとかしなくちゃな」
はしゃぐゴンとキルアだったが、ここでようやくビスケが“今までの経験上”あたりからずっと人差し指を立てていることに気付いた。
2人は慌てて“凝”でオーラを見た。「「数字の9!!」」「ピンポーン でもあまりに反応遅い!!2人とも腕立て!!」「くそ――――――!!」
「残りおよそ70kmくらいか…… ま 3時間あれば楽勝だわね 出発!!」(マジで!?)
3人は、テントを住み家としているらしい村や無人の村を通り、海辺を駆けていった。
「あ!!あれだ!!」汗だくのゴンが指差す先には、カラフルなバルーンのようなオブジェに飾られた、ポップな印象の街があった。
「呪文カードはどこで売ってんだろ」「ちょっとあんた達!そんなことよりデパート探してデパート!」「何買うの?」「うふふヒ・ミ・ツvv」
「やっぱ売り物は全部カードか」「店にしたら収納スペースが節約できていいよね」「でもオレは実物見てから買いたい派だからな――」とキルア。
2人が老人に呪文カードの売り場を尋ねている間、ビスケはあるカードを手に取ってじっと見つめていた。
「ビスケ!!呪文カードの売り場がわかったよ!!」「そう 疲れてない?」「全然!!」ここでビスケの口から爆弾発言が飛び出した。
「んじゃ さっきの岩石地帯まで戻るわよ」「え――――!?」
「なんでだよ!!」「呪文カードは!?」「え?修行に必要ないでしょそんなもの 別に貴重なカード持ってるわけでもないし」「う…まぁそりゃ…」
以前呪文カードを使うのはかっこいいとか言っていたゴンは渋っている。
「ほら 今度は2時間半で戻るわよ!!」「ひえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
そうして3人は先ほどの岩石地帯に戻ってきた。「よし じゃ始めようか」ゴンとキルアがゼェゼェ言ってるのに対してビスケは汗一つ掻いていない。
バインダーからマサドラで購入したカードを何枚か出し、アイテム化する。「ゲイン!!」
すると、シャベル2本・懐中電灯2本・トロッコ・ロープという奇妙な面子が出現した。「?」
「ではこれからマサドラへ向かう」思わずブッと吹いてしまうキルア。(もしかしてボケてんじゃねーだろな このババァ)
「ただし 今度は文字通り 本当にまっすぐ進んでいく!!」思考停止する2人。
「え……まっすぐって岩山は?もしかして…」笑顔を引きつらせるキルアに、ビスケも笑顔で返した。「そ!掘るのvv」
ゴンとキルアはシャベルで岩山を地道に掘っていく。「思ったよりやわいなこの岩」「うん これならサクサク進めるよ」
やがてぽっかりと穴が開き、2人は岩山の内部に進んでいく。「そろそろトロッコ使うか」「じゃ 掘る係と運ぶ係を交代でやろう」
キルアがシャベルで掘っていく。(く… 腕だけかと思ったら全身使うぞこれ 土も段々硬くなってきてる気がする……!!)
ゴンがトロッコで土を外に運んで行く。(うわ…… 押すのにすごい下半身の力使う……!!腕も力抜くとバランス崩れてこぼしちゃう!!)
やっとのことで岩山の裏側へと出たが2人はもうへとへと。「開い…たァ」「もう…ダメ…」2人は道具を放りだし、豪快に倒れ込んでしまった。
「多分200mくらいしか進んでねェぞ」「ホント?昨日の100倍疲れてんのに…」
ところがビスケが新たな指示を出した。「ちょい待ち!休むなら座って!!」「?」2人は岩壁に寄りかかって座り、左手でロープを掴む。
ロープの先には石がくくりつけてあり、数メートル上で固定されている。ロープを離せば頭に石が落ちてくる寸法だ。
「今日から寝るときは常にこうね ロープを放しちゃだめよ!それからたまにあたしがこの投げナイフでそのロープを切るから
休んでる時も頭の一部は緊張させとくように!」
(よく親父にもやられたな このての訓練)キルアはロープを握ったまま気持ちよさそうに熟睡し始めた。
見ていたゴンは感心する。(器用だな―――)やがてゴンもうとうとし始めるが、ロープの握りがどんどん甘くなっていく。
頭上に落ちてきた石の痛みでゴンは現実に引き戻された。「〜〜〜っ」「ハイ 落としたら自分で元に戻すこと!」
(くそ〜〜〜 よーし 今後こそしっかり持って…)ところがやっぱり上手くいかない。「いてっ」「った!!」
ゴンは目の下に濃いクマを作り、頭はタンコブだらけでトロッコを押す。「ムリすんなゴン 寝てないんだろ」「大丈夫…!!」
「……」「あれ?」休憩しようと思ったら、ゴンの頭上の石だけ数倍大きいものに代えられていた。
「石は少しずつ大きくしていくからね 特にゴン!緊張感足りないようだからオマケしといた」
ゴンは不安げに石を見上げた。「まだ… 当たっても大丈夫 だと思う」
休憩が終われば再び穴を掘る作業が始まる。「つっ」不意にゴンが声を上げた。「どした?」「すごい堅い岩盤に当たったみたい」
「掘れそうか?」「う――んシャベルじゃ無理っぽい 念を込めたパンチなら…何とか壊せると思う」
ゴンは右拳にオーラを集中させてみる…が、あることを思いついた。「!!」「?」「キルア!!シャベルで掘る時オーラはどうしてた!?」
「オーラ?どーもこーも 普通だよ」「シャベルも体の一部って考えるんだ!!」「体の一部って…」
「あ…!」「ね!?」シャベルを持つゴンのオーラが段々とシャベルにも伝っていく。
――そうか… オーラでシャベルを纏えば 掘る力が“強化”されるんだ!!
「や!!!」ゴンが今度はその状態を維持したまま掘り進めていく。「すごいよコレ!!ザックザク掘れる!!まるで岩がプリンみたいだよ!!」
(気付いたようね… “纏”の応用技 “周” でも応用技は基本技とはケタ違いに体力と気力を消費する 調子に乗ってると……)
「く… あ 何でだろ」「全然力が入んないし 何かオーラもうまく出せないよ…」ゴンとキルアはふらふらしてしまっている。
(全身の筋力 持続力 精神力 オーラの総量 それを操る技術力 この訓練でその全てが向上する)
――マサドラに着くころには 第一段階が終了する!!
リアルレベル上げとか地道だな……
寝てHP回復すら邪魔されるとかどんな糞ゲーだ
トンネル掘りかー
なんか素手で畑仕事させられる亀仙人の修行を思い出した
ネテロ師範の「ボールを奪えたら合格」はカリン塔の超聖水だし
ウイング師匠のお説教も亀仙人のお説教によく似てたし
心源流ってもしかして亀仙流と深い関係があるのか
(く… 腕だけかと思ったら全身使うぞこれ 土も段々硬くなってきてる気がする……!!)
(うわ…… 押すのにすごい下半身の力使う……!!腕も力抜くとバランス崩れてこぼしちゃう!!)
なんぞこいつらwwめっちゃ説明的w
314 :
マロン名無しさん:2009/11/13(金) 23:29:40 ID:tv2P3COz
ビスケタソ最初の目的忘れとるなw
まあ良い師匠だわさ。
これは一気にゴンキルのパワーアップするな。旅団クラスまで強くなるのか?
亀仙人は最近のバトル漫画における師匠の原点みたいな感じだしな
どっか修行内容が似るのかも
これさー
トンネル開通しちゃったら
後発プレイヤーとか弱小プレイヤーたちが
楽にマサドラ到達できるようになっちゃうんじゃね?
罠仕掛けとくべきだね
シャルナークの予想ではGIは現実世界らしいけど
ゴルアやビスケはそのことを知らないはず
ゲーム内で修行して強くなっても現実に反映されないかもしれないとか
そういう心配はしないのかな
今までの念とかも来てるし、反映されるとは思うが、
別に反映されなくても修行の意味はあるんじゃない
ドラクエでレベル上げて、現実に反映されなくて、
心配する奴はいないように
そうだな、そーいうゲームなんだからなw
念を応用すること伏せて自分達で気づかせるって理想的な教育だなー
寝てる間の石落としは無茶だろとは思うが
いやいい師匠に恵まれたじゃんゴルア
どんなに強くなっても寝てる間に襲われて対処できないんじゃ話しにならないだろ
石落としの修行も実戦的でいいと思うけどな
“周”って全系統共通の技っぽいけど
シャベルの能力を強化してるわけだから強化系の技なんじゃないの?
物にオーラを纏わせる技術の基本ってことだろう
纏や練が強化系の技って訳じゃないのと同じ
ウイングさんが言うには纏や練(今回の周も?)は強化系の技ではないけど強化系が一番得意なんだっけ?
ウイングそんなこと言ってなかったと思う
たとえば鎖などの武器を操作しようと思った場合も周をしないとダメだしな
ウイングは強化系は纏と練だけで他系統より強くなるみたいなことは言ってたな
ああ、それは言ってたな
「纏と練が得意」じゃなくて
「(必殺技などなくても)纏と練だけでやっていける」だ
物体に念を込めると攻撃と防御がいいかんじになるのが強化
操作性や特殊効果付けれるのが操作
例えば扇風機の風力(回転力)をオーラであげようとする場合必要となるのは強化か操作どっちだ?
>>313 そこだけ抜き出すと何か別の意味に見えてくる
ゾル家戦のときの団長のナイフはきっと周だったんだな
ベンのオーラが凄い奴かも知れん
No.141 もうマサドラ行ったから次から別の感じのタイトルでいいや
ゴンとキルアが元気よく岩山の穴から飛び出してきた。「よっしゃ開通――――!!」「お疲れ様でしたー!!」
「今日は5kmくらい進んだかな」「も――最初は何年かかるんだとか思ったけどな」2人は意気込む。「あと数日で」「いけるね!!」
そして休憩時間。2人の頭上の岩は押しつぶされそうなほどに大きいものに代えられていた。
ロープを握ったまま熟睡する2人を見て、ビスケは投げナイフでゴンの方のロープを切った。
その瞬間、ゴンは岩が落ちてくるより速く飛び起きて避けることが出来た。ゴンはニッとビスケに笑顔を向けた。
「よっしゃ―――!!」「マサドラ(二度目の)到着――――!!」バンザイして喜び合う2人だったが、ビスケはあっさり言った。
「よ――し じゃまた元の場所戻るわよ!!」「また!?」ガ―ン!とショックを隠せない2人。
こうして3人は再度岩石地帯に戻ってきた。
「今度は怪物(モンスター)カードをゲットする 岩石地帯(ここ)で今まで遭った怪物を全種類!!
その中であんた達の基礎能力で倒せない敵はいない もしも倒すために足りないものがあるとすれば
敵を観察し分析する力 そして敵を攻略するための手段を戦いながら瞬時に考える力 すなわち戦闘考察力!!
あたしは一切口出ししない!自分達で手段を考え怪物を捉えなさいな」
逃げ回るマリモッチを追うゴンを見ながら、ビスケは感心していた。
(それにしてもたいした奴だわね このゲームを創った連中… 順序よくゲームを進めていけば確実に強くなれるようプログラムされている…)
(おそらく全ては)『オレの親父が創ったゲームなんだ』
――あのコを 強く育てるため…!!
しばらくして、ゴンはマリモッチの動きを見切り、尻尾を握って捕まえることができた。マリモッチはあっさりとカードに変わる。
「よっしゃー マリモッチゲット!!」
(様々なタイプの敵と戦わなければならない戦闘… そこで最も大切な戦闘技術とは“思考の瞬発力”!!
“いかに対処するか”をすばやく幾通りも考え取捨選択し 適切な対処法を実行に移すまでの刹那!!
まずは考えることに慣れ それを限りなく反射へと近づける訓練!!
岩石地帯(ここ)で一番捉えるのに苦労するのはバブルホースだろうね この感じだと一か月ってとこかしら)
――それがクリアできれば 第二段階終了…!!
ゴンとキルアは泥だらけになりながら日々怪物との戦いに明け暮れた。そしてついに、纏と絶を上手く切り替えることでバブルホースを捕まえることが出来た。
「つかまえた――!!バブルホースゲットー!!」カードを手に歓喜するゴン。キルアが後ろで拍手している。
≪585 バブルホース C-50 紅白のシャボン玉で外敵を惑わし身を守る 攻撃力はほとんどないが 音の大きさにはビックリするだろう≫
「2週間でやっとキルアに追いついた!」「そうかな?お前が鬼ごっこしてる間中 オレはじっくり基礎能力上げたぜ?」
(分析能力・基礎体力はキルアが上回っている …が ゴンはその不足分を補って余りある集中力と回復力… 理想的なコンビだわね)
「さて ではこれより 防御の修業に入る」
「!!」ビスケの体全体を覆っていたオーラが右の拳に集まってくる。「それは…」
「そうよゴン あなたが使ってる技だわさ “纏”“絶”“練”“発”“凝”を全て複合した応用技 “硬”
体中のオーラを全て体の一部に集め攻撃する!!それゆえ通常の攻撃をはるかに上回る威力がある
あたしが“硬”を込めた拳で攻撃する あんた達はこれを全て受けて防ぐこと!よけてはいけない!!」
「……」ゴンとキルアの顔が強張る。
「顔色を見ると察したようだわね その通り オーラで覆われた体はとても防御力が高い…
しかしそれより“硬”での攻撃力ははるかに高い つまり普通にガードしても 深いダメージを受ける!!――どうする?」
「こっちも“硬”を使う!」ゴンが発言する。
「うん 半分正解 “硬”に対して“硬”! これならばよほど念能力のレベルが違わない限り 防御が成功すれば無キズで済むだろう
しかし もし“硬”でガードした箇所以外に攻撃がヒットすれば 即破壊だわよ」
「全身を“硬”にする 矛盾してるけどそんな意味だろ?」とキルア。「その通り」
「“纏”と“練”の応用技 “堅” 全身を通常よりもはるかに多いオーラで覆い防御する
“硬”よりは防御力が落ちるがこれが最も実戦的な防御!訓練を積めばオーラの総量も上がり防御力も増す」
「ゴン “練”をやってみて この状態をずっと維持するのが“堅” その状態であたしのパンチをガードして」
“堅”で防御姿勢を取っているゴンに、硬”で強化されたビスケの拳がスー…とひどくゆっくり近づいてくる。(? 遅い…?)
ところがビスケの拳が顔の前で防御しているゴンの腕に触れた瞬間、ゴンの体がドン!!と弾かれるように吹っ飛ばされた。「!!!!」
倒れたゴンの鼻や口からは血がにじみ出ている。キルアも息を飲んだ。
「ゆっくりだったからって体の力を抜いたわね?“堅”まで解けてたら顔潰れてたわよ これが“硬”のみの力…!!
この威力に肉体の力である拳本来のスピードと破壊力をのせれば さらに攻撃力は数倍数十倍にもなる!」
ゴンはゾクゾクと興奮を覚えた。
「最初は今みたくゆっくり打つけどいつ打つかは言わない “堅”の状態でできる限り耐えてみなさいな」
ゴンは“堅”を維持したままいつビスケの拳が来るのかと構えている。「く…」しかしビスケはなかなか打ってこなかった。
そのうち、なにもされてないのにも関わらず、ゴンはガクッと膝を着いてしまった。「……うん 約2分ってとこだわね」
(知らなかった……!!“練”を持続するのがこんなに大変だなんて)
「それなりの実力者と戦おうと思ったら 最低30分は“堅”を維持しないとお話しにならないわよ!」
「最初は今みたくゆっくり打つけどいつ打つかは言わない “堅”の状態でできる限り耐えてみなさいな」
ゴンは“堅”を維持したままいつビスケの拳が来るのかと構えている。「く…」しかしビスケはなかなか打ってこなかった。
そのうち、なにもされてないのにも関わらず、ゴンはガクッと膝を着いてしまった。「……うん 約2分ってとこだわね」
(知らなかった……!!“練”を持続するのがこんなに大変だなんて)
「それなりの実力者と戦おうと思ったら 最低30分は“堅”を維持しないとお話しにならないわよ!」
訂正
>>337 すみません二段目はミスなので無視して下さい。
ヨークシンとは違うベクトルでタイトルやる気ないな
>>337 大事なことなので2回ry
タイトル仕事しろwwww
硬と凝の違いって、全身に全くオーラを纏ってないのが硬で、
微量ながら全身にまだオーラが残ってるのが凝でいいの?
>(知らなかった……!!“練”を持続するのがこんなに大変だなんて)
2分で力尽きるような事ならしんどいのすぐわかるだろw
つか通常より多くのオーラを出す練をどれだけ維持できるかってめちゃ重要な事だろうに
マサドラの暴落っぷりは異常
GI初期は呪文カード買えるのはマサドラだけってめっちゃ持ち上げてたのにw
>>341 それと、凝は硬と違って練を併用してなくても、凝なんじゃね?
次回のタイトルは
No.142 マサドラ?なにそれ?
に一票
ゴルアに左腕やアバラや奥歯を折られたパクノダやマチは
「堅」をしたにもかかわらずあれだけのダメージを喰らったんだろうか
‥もしかして「堅」知らなかったり‥?
堅は臨戦態勢なんだから、あのときにそんなことしてないだろ
>>343 暴落じゃないだろう
GI開発者の目論見としては
GIではスペルカードは重要
→最初っから使えるのじゃつまんないけどできるだけ初期に手に入るように2つ目か3つ目の街にマサドラを配置しよう
って感じで元々はすぐ行ける街のつもりだったんじゃね?
計算外だったのはプレイヤーのレベルが想定よりはるかに低かった、と
ボンヤリしすぎだよな
寝てても警戒してる今のゴルアとは大違いw
>ゴンはゾクゾクと興奮を覚えた。
幼女(外見だけは)に殴られてゾクゾクとは
なかなか特殊な性癖の持ち主ですな
>(おそらく全ては)――あのコを 強く育てるため…!!
いや
いくらなんでも
ねーよ
>>349 それとは話が違うだろ
寝てるときに堅使ってるわけじゃないし
わかっちゃいたことだが、ゴンの必殺技が心源流では「硬」という確立した技だったんだな
それでもツエペリさんが驚いたのは一朝一夕ではできる事じゃなかったからか
威力が凄かった可能性もあるんじゃないか
ゴンが硬を使う
ツェズ(また既存技かよ、進歩がねーなー)「ちょっとそれで壁叩いてみ」
ズバコン!
ツェズ「ご、ごうかく……」
みたいな
>>353 誰だツエペリさんwww
一朝一夕ではできないことを3日でできるようにあったことは確かにすごいけど
ツェズゲラはそんなこと知らないはず
初対面では練しか見てなくて
審査で見せたのは基本技の硬って
よく合格できたなゴン
>>352 違わないと思うなぁ
敵がいつどう襲ってくるかわからないから出来る対応は全てして最善を尽くそうというのが今のゴンキル
目が見えないという無防備な状況に置かれて何の対策もせずぼーっとしてたのがパクノダたち
あれがそう見えたのなら
もう何も言えないな
首をガードとか、ぼーっとしてたもんな
うん、警戒するの遅かったよね
全部、0.01秒以内ぐらいでやらないと
ぼーっとしてることになっちゃうから
厳しいよな
アジトでゴルアの格下っぷりを見てたから障害と認識してなかったんだろう
突然明かりが消えてパニクってただけかもしれんけど
・急に暗闇になった
・相手は格下だと思ってた
・1秒以内の出来事だった
などなど
奴らにとって不利な条件が重なりあったからしょうがないんじゃないの
それに旅団はたぶんビスケより弱いから
ビスケの「それなりの実力者」の基準がおそらくめちゃくちゃ高い
>>355
ツェは出来ないこと察してたろ
>>362 どうやって?
練見ただけなのに
もしかすると
練見ただけで相手の能力がわかる念能力者とか
せっかく纏で若さを保てるのに堅使いまくって老化早まんないかな?
ネテロじじぃ
>>364 堅を使いまくることで鍛えられてオーラ(生命力)の絶対量も上がるから
とんとんなんじゃね?
>>342 いや、俺も実際にヤるまでは2分も保たないとは思っていなかった。
念の話じゃないが
No.142 「爆弾魔(ボマー)」
「よーし開通!!」「“堅”の修行だ!!」いつも通りトンネルを掘ってから、ビスケの“硬”を“堅”で受ける訓練をしている。
ゴンは衝撃に後ずさりつつも、立ったままの状態でなんとか防御できるようになっていた。「くぅ〜〜〜〜〜」
「よし!30分経過 この1カ月でだいぶタフになったわね」ビスケがピッと人差し指を立てる。「「数字の3!!!」」
「ピンポーン 一瞬キルアが早い!ゴン腕立て1000回」「ひぃ〜〜〜〜〜」
「さて 今日から実戦の修行に入る」ビスケはゴンとキルアに“堅”をやらせた。
「この状態はわかりやすくいうと 攻撃力50防御力50 つまり攻防力50といわれる状態なの
ちなみに“硬”は100か0かの状態…!オーラで強化している部分は攻防力100だけどそれ以外の部分は0…!!
普通にオーラを纏っている状態は攻防力10ってとこだわね
つまりお互いが“堅”の状態でいくら戦っても 互いに大きなダメージは与えられない さてどうする?」
「“硬”を使う!!」ゴンが元気よく言ったものの…。「バカタレちゃん 前も言ったけど “硬”以外のとこ突かれちゃったらどうすんのっ」
「“凝”を使う」「正解」キルアがあっさり正解を出した。
「全体の攻防力50(攻撃力50 防御力50)から…… 右手の攻防力70 全体攻防力30へ」
ビスケが実際に体を纏うオーラを移動させ手本を見せた。
「“凝”を使い状況に応じて攻撃力・防御力を加減する これが攻防の基礎となるわけ」
「右手!!攻防力70!!全体30!!ハイ!およそでいいからやってみて!」
「左足!!攻防力80!!全体20!!」「頭!!攻防力60!!全体40!!」
この修行でゴンとキルアはすっかり疲れてしまっていた。「これを30分間1日3回今までのメニューに加えて行う」
「それと」「げっ」「組み手の修行にも入る」「!!」
「全体の攻防力50 この状況が戦闘において基本(ニュートラル)の型 攻撃の瞬間に右拳の攻防力70 全体を30に変える!
攻防力の変化!!これを“流”と呼ぶ ――“流”を」ビスケがヒュッと右ストレートを打った。「限りなく速くおこなう」
「〜〜〜〜〜」(全然拳が見えない!!)
「最初はゆっくりでいいからやってごらん 出来る限り丁寧にスムーズにね」ゴンが攻防力を変化させ、パンチを打つまでには13秒が経過していた。
「OK 今はそれで十分だわよ じゃ 2人で組み手開始 交互にどこでどこを攻撃してもよし!!防御側は相手の攻撃力を見極めた上で」
「始め!!」「じゃ オレからな」まずはキルアがゆっくりと蹴りを繰り出した。(右足!!攻防力55!!)
防御する側のゴンがキルアの攻撃力を測る。(右足…!攻防力60………かな?左手!!攻防力60……!!)そうしてゴンがキルアの右足を左手で受けた。
続いてはゴンの攻撃の番。(右拳!!攻防力80!!)(左ひじ!!攻防力80!!)
(知らない奴がここだけ見たらスローモーションで遊んでるように見えるだろうね
しかしこれは最も高度な組み手の1つ “流々舞(るるぶ)”を元にしている)
≪流々舞…基本技1つ1つの流れを確認するため あえて緩やかに攻防をおこなう組み打ち
達人の相手をする場合 レベルの低い使い手ではどんなにゆっくりと技を出されても受け切れないため
同等の技量の者同士でないと 有効な効果が得られない≫
「焦らず丁寧に技のやりとりをすること!」(2か月くらい毎日これを続ければ 全力の速さで“流”を行いながら闘えるようになるだろうね)
――その次はいよいよ 最終段階…!!
舞台は“ハメ組”に移る。アジトとしている洞窟の中で、以前ゴン達を勧誘した男が前に出て話している。
「さて諸君 現在この空間には90種類133枚の指定ポケットカードがある 諸君の努力の賜物だ 礼を言おう
残り10枚のうち7枚は所在も判明… 所有者の保持している残りのカードも把握している 手に入れたも同然だ」
「ただ1人…というか グループだが ツェズゲラが率いる連中も同程度の指定カードを持っているものと考えられるが
ガードが固くて情報が得られない おそらく奴等との直接対決が最後のハードルだろう
しかし呪文カードは質・量ともこちらが圧倒しているはず 遭遇さえしてしまえば確実にこちらが有利なことに変わりない
諸君!!我々の勝利は目前だ!!」歓声が上がり、人々は白熱した。
「1つ オレからもいいか?」眼鏡をかけた、しゃくれた顎の男が進み出た。
「5年… 長かったような短かったような… ここで皆さんに 言っておかねばならないことがある ――オレは“爆弾魔(ボマー)”だ」
あまりに突然の告白に、人々はしばらくぽかんとした後、どよめき出した。
「お おい一体何を」
「まあ聞いてくれ これは他の初期メンバー9人も知らないことだ 決して彼ら9人はオレの共謀者ではないので問いつめないでやってくれ」
「さて本題だが 君達全員の体に爆弾を仕掛けた」「!?」「何だと!?一体どうやって……」「キサマふざけるなよ!!」
「まあ冷静に聞いてくれ」「これが落ち着いていられるか」
場の混乱に乗じて、以前プーハットに離脱の呪文カードをかけてやった男が爆弾魔に背後から不意打ちを仕掛けた!
ところが爆弾魔は振り向きざまに男の顔面を鷲掴むようにして爆破してしまった。「!!!」
力なく倒れ込んだ男を見て、人々は静まり返った。
「やれやれ…説明の順序が狂ってしまったな……ごらんのように オレは手でつかんだものを爆破できる
ま…つかめる大きさの限界はバスケットボールぐらいだ
これは皆さんに仕掛けた爆弾とはまた別の能力……威力はさほどない…彼も一命はとりとめたようだ
だが皆さんにしかけた爆弾が爆発すれば 確実に死ぬと言っておこう」
凄みをきかせた後、爆弾魔は打って変わって邪気の感じられない笑顔をこぼした。「それではこれから 爆弾を解除する方法を教えよう」
るるぶww
なんかすげぇ悪そうなキャラが出てきたな
あーなんか混乱してきた
ええっと
纏、絶、練、発、凝、陰、硬、堅、流?
ゴンのトン単位のパワーで腕立てって負荷になるのかなw
裏切ったメガネってグループに誘われたときにいたやつかな?
いたいた
いかにもモブですってツラして
いろいろGIの説明してた
>>370 そうかるるぶか…
普通に冨樫格闘技詳しいな!偉いな!って騙されてたわ
爆弾魔強キャラなんかなー
なんかイマイチ本気臭が薄い奴なんだが
あとはビスケのバカタレちゃんに萌え通り越して弟子入りしたくなりすぎて燃えてきた
しゃくれ男は実は操られてるだけのいい人だよ
攻撃する部位にオーラを集める…なるほどなぁ
ドラゴンボールで悟飯とピッコロがそんな修行してたな
こういう風に理論的っぽく説明されると凄い感心してしまうわ
こうして修行を理論立てて説明されるとツェの人が驚愕してたのもわかるな
キルアへの反応見ても、初見の時は「自分の技」がないことは見抜いてたし
そっから3日で片方は電気のオーラ、もう片方は自力で硬を編み出して来たんだからな
>流々舞
「刃牙」で独歩と克巳が似たようなことをやってたっけな。
>>376 仙水の裂蹴拳とかキルアの肢曲とか、ネーミングはともかく何らかの元ネタはあるような気がする。
ボマーあんな強能力2つも持ってるとかメモリは大丈夫なのか?まぁ制約しだいか
>>381 独歩のるるぶみたいな攻撃(寸止め)をバキが全く防げないってシーンもあったよ。空手で実際にある稽古なのかな?
>>380 だからー
なんで初見で「自分の技がない」ことや「硬ができない」を見抜けたの
ツェズゲラさん
>>381 肢曲はDBの残像拳じゃね?
まあ残像拳もよくある技だけど
>>383 電気のほうはともかく硬は基本技だし
ゴンが自力で編み出したなんてツェズゲラには知るすべもないからな
だからきっと正解は
>>354 ウボォーギンを見てるからしょぼくみえるけどハンター全体のレベルから見れば十分強かったんだろう
突然しゃくれ男が戸愚呂に見えてきた
なんとなくだがあの眼鏡が裏切ってなければ
黒人さんが裏切ってカード持ち逃げしてそうだと思った
「みなさんに爆弾を取り付けた」ってのハッタリじゃね?
たしかハメ組って70人近くいたのにその全員に念をかけて
しかも手で掴んだものを爆破できるなんて普通にメモリをオーバーしてる気が
容量オーバーの件について「これが支配者級(クエストクラス)の力」とかいう説明を始めるに10000ツェ
流も堅も硬も(おそらく)覚えず
ウボォーギンを圧倒したクラピカって反則並みにすごかったんだな
まあ鎖で捕まえれば勝ちだからな
圧倒ってほどでもなかったんじゃね?
あのまま格闘戦やってたら確実に負けただろう
>>388 でもクラピカみたいに心臓に直に爆弾しかける方法があれば
70〜100人位なら破壊力の総量がゴンの硬パンチの何十分の一以下でも
まとめて殺せちゃうんじゃね?
直接手で掴んで爆破したやつも頭部破壊すらできてなかったし
破壊力は控えてその分仕掛け易さにメモリを振り分ければ
なんとかキャパも足りるんではないかな
ボマーは普通に団長並みにくそ面倒くさい制約なんだろ。
それこそ相手が仲間だと思って気を許している奴にしかつけれないような。
ボマーとしての活動はもう一つの掴んで爆破でやってればいいし。
>「それではこれから 爆弾を解除する方法を教えよう」
なんだ
親切な人じゃないか
解除しないで爆発させちゃったらせっかく集めたカードもパァだしな
ウイングさん堅も教えないで世に出すって結構不親切だな……
知らなかったら堅知ってるヤツに殴られた時点で致命傷
てか遠隔で爆殺が可能なレベルに洗練された能力者ならわざわざ爆弾使わなくてもグーパンチで十分なんじゃないのかな
まあ具現化系?っぽいしそうもいかないか
シャクレ男は善良そうなモブ顔だったのに…
もう何も信じられない
眼鏡は温厚か腹黒のどっちかだ。
ウイングさんは元々短期間の講習だからしょうがない。
ゴンキルアの才能が異常なだけで発展系まで教えたら数年単位はかかるんじゃない。
裏試験はあくまでハンターとしての最低限の強さを身に付かせるためのもんだから。
つーか流派の教えを一々ハンターに教えていたら流派として成立しないしな
要はウイングにそこまでの義理はないってことだな
普通裏試験があるって分かった時点でクラピカやズシみたいに
腰据えて念の師匠の元につく奴がほとんどなんだろーな
ゴルアは成長度外視で締め切り目前のイベントに飛びついたり
常に上じゃなく前を見て行動するやつだからじっくり教えを乞えないのも仕方ない
学校通わずに次々模試を受けたり
玄海の弟子にならずに暗黒武術会突入するようなもんだ
No.143 「命の音(カウントダウン)」
「まずどうやって君達全員に爆弾を仕掛けたか それから説明しよう オレの能力“命の音(カウントダウン)”は
対象者(ターゲット)の爆破させたい箇所に触れながら“あるキーワード”を 言うことで取りつけることができる」
「キーワードは“爆弾魔(ボマー)”」「!!」黒人の参加者は爆弾魔に『ボマーがまた出たらしい…』と言われ肩を触られたことがあった。
プーハットにも心当たりがあった。
『ボマーに気をつけろよ あいつみたいにハラの中味ぶちまけないようにな…』と、戯れと見せかけ腹に触れられていたのだ。
「これを解除するためには オレの体に触れながら“爆弾魔(ボマー)捕まえた”と言わなければならない
ただし先程見てもらった様にオレにはもう一つの能力 “一握りの火薬(リトルフラワー)”がある これを使いオレは解除を阻止する…!
十分に気を付けて解除を目指してくれ」
「?」説明が終わると同時に、秒針の進むようなチッチッという嫌な音が耳に付き始めた。
参加者の頭、首、胸…。箇所は人によって違うものの、各自1つずつ取りつけられていた爆弾が具現化し始めた。
「これは……!!?」「オイ!!それ…!!」「オレの胸にも!!」
「作動したね なぜペラペラペラペラ自分の能力について話したか不思議だろう?それが発動条件だからだ
対象者の目の前で能力についてきちんと説明する それが爆弾作動の条件 そこでカードも仲間も一斉に集合する日を狙っていたわけだ
まぁね これ以上枚数が集まると別の欲張り者が現れるとも限らないしな さて…ここで提案する
君達の命と指定ポケットカード90種を交換したい…… ああ オレがすでに9枚持ってるから81種か
そうすれば“もう1つの解除法”で皆さん全員の爆弾を一斉解除する 皆さんで相談して決めてくれ
取り引き場所はバッテラ氏所有の古城…つまりゲーム機が置いてある場所だ 誰でもいいが1人だけで来ること」
プーハットが焦りつつも爆弾魔を諌めた。
「お前さん頭は確かか?オレ達があんたを捉えて解除ワードを言えば済むこと 取り引きするわけがねェだろ?」
ゴン達を勧誘したことがある無精髭の男も爆弾魔を追い詰めようとする。「ここから逃げられると思うのか?無事で済むと思うなよ…!」
爆弾魔はニィと不敵に笑うと、バインダーを出した。「ブック!」「しまっ」
無精髭の男が邪魔に入ろうとするが、爆弾魔にオーラを集中した手のひらを向けられて阻まれてしまった。「くっ」
「“離脱(リーブ)使用(オン)!!ハハハハハ それでは再会をいのる!!」光が爆弾魔を包み、洞窟を抜けていった…。
「……」「ゲーム外に逃げやがった…!!」「オレ達も“離脱”で追いかけよう!!まだ間に合う!!」
「まて!!今そのまま出たら 本(バインダー)内の呪文(スペル)カードが消える!!」
「追う者はまず本内のフリーポケットカードを別の者に渡せ!!せっかくの作戦がパーになるぞ!!」
「ちょっと待てよ もしゲーム外で奴を逃がしたらどうなる?全員時間切れで死んじまうぞ それより取引をして…」
「バカ言うな!!仮にカードを渡しても奴が本当に爆弾を解除するって保証は!?」
「落ち着け!!多人数で追いかけるのは得策ではない!!オレ達がなぜ徒党を組んだのか忘れたか!!戦闘能力に欠けてたからだろう!!」
「おそらく奴は外で本当の仲間と共にいるだろう 化けの皮をはいださっきのアイツは完全な武闘派だ!!
この中に奴を倒す自信のある使い手などいるのか!?」
黒人が冷静に言った。
「無理だな… 相当の実力者だぞアイツは 具現化した爆弾を同時に60以上!!しかも致命傷に十分な威力を持たせ
おまけに時限装置の機能も果たしている 放出・操作・具現という3つの系統をバランス良く使いこなす念のレベル
加えてあの身のこなし… 仮にここにいる全員が一斉にかかっていったところで リトルフラワーとやらで返り討ちだろう」
「……」
「くそ…っ ここまで……ここまで来たのに…!!」坊主頭の参加者が拳を握りしめて悔しがっている。
「おそろしい奴だよ 5年前…いやおそらく もっと前から計画してたんだ」と黒人の男。
「ゲーム内で奴が“爆弾魔(ボマー)”を名乗りプレイヤー狩りをしていたのは 多人数にキーワードとして使用しても不自然に思われないため……」
プーハットが身ぶるいする。
「それだけのために何人も人を殺してたってのか!?」「それだけ?」「冗談じゃねェ500億だぜ11あのヤロウ……あのヤロォ〜〜〜〜」
「……?」小太りの女参加者が周りをキョロキョロして声を上げた。「ちょっと…数字の進みが違うわよ!!」「?」「!」
それぞれの爆弾は四ケタの数字が入っており、多くの人が4000〜5000なのだが…
人によって表示されている数字が微妙に違うし、減るスピ―ドも違っているようだ。
「本当だ…!!」「お おい オレの方が速いんじゃねーか!?」「どういうことだ!?誰かわかんねーのかよ!!」
「……」黒人の男がなにかに気付いたようだ。自分の手首の脈を押さえ、プーハットに頼んだ。
「プーハット オレの数字を読み上げてくれ… 下1ケタだけでいい」プーハットが頼まれた通り読み上げる。「9 8 7 6…」
「心拍数だ」「!」黒人の男が断言した。
「この爆弾のカウントは心拍数とリンクしている ゆえに興奮したり運動したりして心拍数が上がればカウントも早くなる
カウントは6000からスタート」プーハットが続く。「平常時ならおよそ1時間で0になる…」
「それがわかったからって何の解決にもならねーじゃねーか!!」参加者の一人が黒人に喰ってかかった。
「興奮するな リミットが早まるぞ とにかく 全員の意志を統一する必要がある カードを渡すか 奴(等)と戦うか」
「カードを渡すしかないだろう」「うむ」「お前らは配分が少ないからそんなことが言えるんだ!!」坊主頭は諦められないでいるようだ。
「オレは20億だぞ!!くそ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」「死んだら意味ねェだろ あの世で別荘でも買うか?」
「何だァ!?テメェ コラ」「やめろよカウントが早まるだろが 放せ!!」「どうにかできねェのかよ これよォ」
ガシャン!!と大きな音がして、荒れていた参加者が一斉に無精髭のリーダー格の男を見た。
「ジスパーのカウントが 3500をすでに切っている……」ジスパーというのは正体を現したばかりの爆弾魔に顔面を爆破された男のようだ。
倒れたまま顔面をタオルで覆われ、忙しなく荒い息を吐き出している。「しっかりしろ!!」
「こいつにはリミット以上に時間がない カードを……渡してくれ!!」男の目から涙が伝った。「頼む…!」
参加者は水を打ったように静まり返った。
バッテラの古城の、ゲーム機が何十台も置かれている部屋で、爆弾魔が腕組みをしたまま仁王立ちしている。
しばらくして、「ハメ組」を代表してプーハットが現実世界に戻ってきた。「意外だな てっきりニッケスが来ると思っていたが」
「こっちもな 複数で待ち構えてると思ってたぜ」「ん?その通りだよ?」「!!」
プーハットの背後に、額にマーク(刺青?)の入った強面の男2人が現れた。「気配に気付かないのも無理はない 2人とも一流の使い手だからな」
「早速だが指輪をもらおうか」「……」「どうした?」
「まだ渡せない……というより結論が出ていない 特にニッケスはひん死のジスパーのために“大天使の息吹”を使わせてくれ“と言っている」
「……ふざけるな 何なら今から行ってオレがとどめを刺してやろうか?
さっさと戻って残りの指定ポケットカード81枚を持って来い!!」「……」
「このままだと共倒れだぞ…!」「何?」プーハットは懸命に爆弾魔に取り入ろうとする。
「あんたが思っている以上にみんな混乱している 結論が出ないままタイムオーバーで全員爆死したら
指輪のデータは消えてしまうぞ!!だがオレなら……」爆弾魔がプーハットの首を掴んだ。「“オレなら上手く仲立ちできる”とでも?」
そのままギリギリと締め付ける。
「恩を売ってあわよくばこっちの仲間になるハラか それでも交渉のつもりか?本当の駆け引きってやつを見せてやろうか?」
「いかに冷静でイカレてるか 相手に理解させるのがコツだ」「ま 待てオレを殺したら オレの指輪の指定ポ べ!!」
問答無用で首を爆破され、プーハットが力なく崩れ落ちていく。
「心配するな ゲームの外ではプレイヤーを殺して指輪を奪っても指定ポケットのカードデータは消えない…実験済みだ
オレはこれを裏ルールと呼んでいる ま…どうせお前はカードを持ってやしないだろうがな」
なんかえらいめんどくさい能力だなメガネ爆弾魔
だよなー
今回のケース以外でどこに使い道があるんだ
この能力
相手に触ってボンバーマンと言うのと能力説明だけじゃ制約としてはまだ弱い気がするけど何かまだあるのかな
解除方法が簡単だからだろうか
あーんプー様が死んだ
肩に設置でも致命傷になる威力の爆弾×60以上かー
思ったより全然凶暴じゃまいか
でもクロロより発動条件は楽だけど使い勝手はクロロのがずっといいよな
自分より弱い奴捕縛した状況下でクロロはそいつの能力奪えるけど
ボマーは面倒くさい手順踏んで何ができるかっていうと時間差で殺す事だけだし
そうか?
相手に能力の説明しないと発動しないって
めちゃくちゃきつい制約じゃね?
こんなの今回みたいな特殊な状況であっけにとられてる相手とか自分よりはるかに格下の相手にしか使えないだろ
たとえば旅団員が相手だったとする
1秒以内でいろんなことできるんだぞ
ペラペラしゃべってる暇なんかない
格下相手だったら最初からこんな面倒なことしなくても格闘+リトルフラワーでいいじゃん
ほんとうに使いどころない能力だと思うけどな
今回のためだけに生まれた能力といっても過言ではないような気が…
実際今回のために開発した能力なんだろ
「・・・いやもっと前から」てのはそれを示してるんだろうから
冨樫が今回のためだけに作ったキャラって言うなら納得いくけど
メガネが今回のためだけにこの能力を作ったってのはちょっと納得いかん
いくら500億のためといっても能力を決めるって一生もんだろ
>ニッケスはひん死のジスパーのために“大天使の息吹”を使わせてくれ“と言っている
さらっと言ってるけど
今まで”大天使の息吹”がどんなカードか一度も説明されたことなかったと思うんだが・・・
状況から言って回復アイテムなのか?
完全な武闘派って爆弾魔どのくらい強いんだろ
GIプレイヤーを余裕で倒せるんだから相当強いんだろうけど結局動く理由が500億だとあんまり強いイメージがわかない
トガシの数字はテキトーだからw
ハンター証1枚で7代遊んでくらせるだっけ?ありえんだろ
つまり藻を耳に詰めとけば良かったってこと?
>>418 サラリーマンの生涯年収が多くて2〜3億だから
「遊んで」ってとこを「働かない」だけでなく「享楽的に」という意味でめちゃくちゃ多めに見積もっても
10憶円あれば一生遊んで暮らせる
70億で7代遊んで暮らせる計算だな
賞金500億とか天空闘技場一勝で2億とかゲームソフトに58億とか
ゼパイルによればしかるべきとこハンター証に売れば100億はいくらしいし
金銭感覚がむちゃくちゃな世界ではある
>>413 いや、結構強くないか?
天空闘技場のゴンとヒソカ戦のときみたいに、
触るだけで強力な爆弾をつけれるって便利そうだ
説明は、ウボーさんならきっと聞いてくれる
>>421 まあ説明なんて戦ったり逃げたりしながらすればいいしな
瀕死の奴にも作動したってことは相手にまともに説明聞いてもらう必要はなさそうだし
>>421 ウボーさんなら説明聞いてくれるかもしれないけど速攻で解除されちゃうよ
GI内じゃないとリーブなんか使えないもん
戦ったり逃げたりしながら説明って時点で互角の相手や格上相手にはできないでしょ
この「発動のために能力を説明する」ってのが
離れたところから電話するのでもOKってことなら
テロとか暗殺にも使える便利な能力なんだけどね
でも相手の目の前で説明しなきゃ覚悟としての制約にならないと思う
そして相手の目の前で説明しなきゃならないんだとしたら
ものすごーーーーーーーーく使い勝手の悪い能力だ
確かにテロに使えると考えると意外と優秀な能力だな…タイマンで殴りあうだけがすべてじゃないし
まあ本気でテロや暗殺に特化するならもっと使いやすい能力がある気もするが
何しろ発動させれば殺せるわけじゃなく相手に約1時間もの猶予がある
解除方法を教えrのが発動条件だから
今回みたいに説明したらすかさず逃げなきゃ意味がない
でも現実にはスペルカードはないから
相手が強いと逃げることも難しいし
相手が弱いなら直接戦ってリトルフラワーでいいわけで
なかなか不便な能力だ
相手の前で説明ってそんなに難しいか?
掴まれずに避けるだけなら、それなりの実力者ならそんなでもなさそうだが
発動しちゃえば、捕まえようと頑張れば頑張るほど爆発が早くなるし
能力説明って手紙じゃ駄目かな
敵と認識される前に爆弾設置→(読むのに時間がかかる)手紙を渡す→速攻逃げる
誰かに手紙を読んだかどうか見張らせて、自分は飛行船にでも逃げ込めば
なんとかなんじゃね?
>>423 説明終わったと同時に爆破すればいいんじゃね
出来るかどうか知らんけど
爆弾魔ってハメ組初期メンバーだろ?
ハメ組がプラン組んで、それがが上手くいったと仮定した上で
どのタイミングでどうやってカードをぶんどるかをシミュレーションして
それに合わせて後から爆弾の能力を時間かけて開発したんじゃね?
>>421を見ても500億はやっぱりとんでもない金額だしそこまでする価値あるはず
>>427 難しいと思うよ
だって普通はジスパーみたいに速攻で襲いかかるだろ
ジスパーは実力差ありすぎてすぐに返り討ちにあったけど
互角以上の相手に
「まずどうやって君達全員に爆弾を仕掛けたか
それから説明しよう
オレの能力“命の音(カウントダウン)”は
対象者(ターゲット)の爆破させたい箇所に触れながら
“あるキーワード”を言うことで取りつけることができる
キーワードは“爆弾魔(ボマー)。
これを解除するためにはオレの体に触れながら“爆弾魔(ボマー)捕まえた”と言わなければならない
ただし先程見てもらった様に
オレにはもう一つの能力 “一握りの火薬(リトルフラワー)”がある
これを使いオレは解除を阻止する…!
十分に気を付けて解除を目指してくれ」
↑こんだけのことを言わなきゃならないんだぞ
旅団なんか暗闇での奇襲にだってスキ1秒ないと対処してくるのに
なんかつくづくバッテラに爆弾取り付けて全財産没収する交渉しろよって能力に思えてきたw
まああの世界の有力者はそれなりに念対策もしてるんだろうな、
それこそネオンの占い的なものに頼ったりもしつつ
>ただし先程見てもらった様に
>オレにはもう一つの能力 “一握りの火薬(リトルフラワー)”がある
>これを使いオレは解除を阻止する…!
>十分に気を付けて解除を目指してくれ
この部分は要らないだろ
この爆弾って硬でガードできないのかな
>>431 戦闘中に説明するならそんな長ったらしく演説しなくていい
簡潔に
「ボマーと言いながら触れた箇所に爆弾を取り付けられる。
解除条件は俺に触れながらボマー捕まえたと言うこと。」
こんだけで十分
>>435 あーそう考えると今週長々演説口調で説明してたのは
「どれだけ自分が冷静でイカレてるか」を示すパフォーマンスの意味が強そうだな
交渉をやりやすくするための
>>435 説明ってのがどこまで詳細に言わなきゃならないかはわからんぞ
カウントダウンという能力名まで言わなきゃいけないとか
爆弾の威力も言わなきゃいけないとか(←これは前回に言ってる)
>>437 「俺にはリトルフラワーより強いカウントダウンがある。」
これ追加してもほとんど変わらん。
てか今までの天空闘技場のバトルにしてもクラピカ・ウボー戦、ゾル家クロロ戦にしても
戦闘中にこんな説明よりずっと長い会話してるぞ。
元々の能力がリトルフラワーで、500億のためにカウントダウンを開発したってことかな。
>>415 クラピカだって旅団を倒すためだけにチェーンジェイルとか身につけてるし。
>>440 それがクラピカの覚悟であり弱点だろ
旅団討伐に一生をささげてもいいくらいの覚悟
メガネにとっての500億がクラピカの悲壮な覚悟と同じくらいの重みがあるってなら話は別だが
「一斉解除」とやらの説明が無かったのが気になるなあ
こいつら60人もいるんだからこの状況で役立ちそうな能力とかないのかよ
>>443 あるかもしれないけどこの混乱状態じゃ思いつけないかもね
でも説明するという発動条件よりも、触れながら「ボマーつかまえた」と言いきる、という解除条件の方が正直はるかに厳しいと思う
それこそボマーと同格の相手では、ボマーをダウンさせるだとかの優位な状況を作った上でじゃないと難しいんじゃないか
ボマーだって逃げるしかないわけじゃなく、接近すればむしろ今回のように積極的にリトルフラワーを狙ってくるだろうし
逃げ切れば勝てるぶん、同格はもちろん多少格上の相手とも充分戦える能力だと思う
「ボマー捕まえた」というのはボコって戦闘不能にしてからでいいわけで
戦闘中は通常より心拍数は上がるから1時間ももたないだろうけど
クロロVSゾル家とかヒソカVSカストロ戦だって戦闘終了まで数分だろ
結局勝つにせよ負けるにせよカウントダウンが爆発する前に決着つくのが普通じゃね?
だったらこの能力を同格以上のやつに使う場合は逃げの一手しか意味ないと思うけど
ボマーさんの本来の戦闘スタイルがリトルフラワーを駆使した接近型なんだとしたら
遠距離型とかカウンター型の相手と対するときには使えるんじゃないか
黒人さんは高評価してたけど、発動条件が厳しい上に発動まで1時間弱も溜めが必要だから
ボマーさんくらいの実力者にとってはサブ能力程度のメモリ消費で済んでるとか
ハメ組のリーダーは仲間思いのいい人だな
それにひきかえプーハット・・・・・・
モブ顔すぎて見逃してたわ
最近登場したキャラってビスケ以外全員モブ顔だったな
プーハットや黒人も含めて
ハメ組のリーダーは苦み走った甘いマスクでかっこいいぞ
違う意味で冨樫漫画ではモブ止まりっぽいが
>違う意味で冨樫漫画ではモブ止まりっぽいが
だろ?
なんかコンピューター使って旅団の身元洗って
データがないから流星街の人間に違いないとか言って
このスレのやつらに散々ツッコまれてた
あいつと同じ系統のモブ顔
No.144 「解放(リリース)」
G.Iのスタート地点である平原で、ハメ組のメンバーが7人程待機していた。すると、誰かが入口の階段を下りてくる音がした。
プーハットを殺した眼鏡の爆弾魔と共に居た、額に模様の入った黒髪の男だ。
「土産だ」「うっ…!」ポイッと地面に投げられたコンビニの袋(?)の中に入っていたのは、プーハットの生首…。
「もし次!!指定ポケットカード81種を持ってこなかったら 交渉中止だ」
「“離脱(リーブ)”」「?」「呪文(スペル)カードだよ “離脱”!ゲーム外(あっち)に戻るからよこせ」
横暴な態度に坊主頭の参加者がキレ出した。「ふざけるな “離脱”はとても貴重なんだぞ!!ホイホイと渡せるか!!」「おい」「……」
「そうか じゃあしかたないな オレが戻らないとお前達の爆弾を一斉解除するのはムリなんだが」「何?」
「実はオレも“爆弾魔(ボマー)”だ」「!?」
「ま…ゲンスルーが本体ならオレ達は備品みたいなもんだが “爆弾魔”は3人いるのさ
3人が右手親指を合わせてキーワードを言うと 対象者(ターゲット)に取り付けられた爆弾は消滅する それがもう1つの解除法だ
ま…すぐに戻れないんならしかたないさ オレは正規のルートでゆっくり戻るから… お前はしばらくしたら死んでくれ」
「ちょ 待ってくれ!」
アフロの参加者がおずおずと“離脱”のカードを差し出した。「使ってくれ……!」「ん」
黒髪の爆弾魔はカードを受け取ると、相手の顔をぶん殴った。
「始めからそうしろ…!!グズがよ 次の交渉のときも“離脱”が必要だ!3枚用意しとけ いいな!」
爆弾魔は“離脱”でゲーム外へと舞い戻った。
バッテラの古城のゲーム機が置かれた部屋でゲンスル―達が待機している。今度はハメ組のリーダーのような存在のニッケスが現れた。
「ようやくお出ましか さあ指輪をよこせ」「ジスパは……死んだよ」「そうか 指輪」
ジョネスと同じ系統のモブ顔だな
ハメ組リーダー
「全員の解除が先だ!」「ふざけんな」
「これからその指輪を持ってゲーム内に入って 本当にカードが全部入ってるかどうか確認しなきゃならないんだ
ゲーム外じゃ本(バインダー)を出せないからな 解除はその後だ!あと一回しか言わないぞ 指輪をよこせ」
「………」ニッケスは黙って指輪を出した。「ふん」後ろに控えていた色素の薄い髪の爆弾魔に指輪を投げる。
「サブ はめとけ」「オレでいいのか?」
「オレは自分のはめてるからな ゲーム外で指輪をもう1個はめちまうとデータが上書きされて元の指輪のデータが消えるんだよ」
「さて… それじゃいっしょに中へ戻るか?えーとお前誰だっけ?」「……」ニッケスは何も言い返すことが出来なかった。
G.Iの入り口から降りてきたニッケスやゲンスル―らに気付き、ハメ組の人々が駆け寄ってくる。「どうなったんだ!?」「解除はまだか!?」
「ブック!!」サブのバインダーの指定ポケットのページを、3人の爆弾魔が仲良く眺めている。「おお」
「指定ポケット81種… 確かに受け取った」「さあ 条件通りにしたぞ!!爆弾を解除してくれ!!」
「もちろんだ 約束は守る その前にオレ達がゲーム外に戻るための“離脱”をくれ」ニッケスは言われた通り“離脱”を渡した。
「OK 取り引き成立だ サブ!バラ!行くぜ」3人は右手の親指の腹を合わせた。「“解放(リリース)”」
その瞬間、ハメ組の目玉はちぎれ飛び、皮膚は破れ、体のパーツはバラバラに砕けて舞い、さながら地獄絵図のような光景が広がった。
「解放してやったぜ…… くくくくく 恐怖からな」
「守るわきゃね―――だろ てめーらクズとの約束なんてよォ “解放”は解除じゃなく起爆の合図さ!!ハハハハハハハハアハアハアハ」
「や!!!」「は!!!」ゴンとキルアが組み手の特訓をしている。
以前は極力ゆっくりと技を出して練習していたが、今ではかなりのスピードを出して闘えるようになっていた。
「よ――し休けい!!」「ありがとうございました――――!!」2人の顔には疲れはなく、充実感に満ちている。
「あれから2週間…たいした進歩だわね 2か月はかかると思ってたのにあきれるばかりだわさ
これなら最終段階に入っても問題ないわね」「!!」「最後は系統別の修行!」喋りながらビスケが人差し指を立てる。
「「3!!」」「ピンポーン 引き分け!」
「ゴンは強化系 キルアは変化形だったわね 自分の系統だけを修行してもいいんだけど
それだとどうしても応用のきかない使い手になってしまうし効率もよくない」
「理想は山型!」「?」「自分の系統を中心にそのとなりの系統も鍛える(特質は別だけど)その時間の山のことよ
実はバランスよく他の系統の修行もやると自系統の覚えも早くなるの」また人差し指を立てるビスケ。「「9!!」」
「ピンポーン 引き分け」「やるな」「そっちこそ」
「それじゃ始めましょうか」「オス!!」
その頃、フィンクス・フェイタン・フランクリン・シズク・コルトピ・シャルナークが夜の闇に紛れて、ボートである島に入島しようとしていた。
「ビンゴ…!!マジで現実(こっち)にあったようだな」
「まだわからんぜ 偶然かもしれねェ 市販の地図に記載されてない私有の島なんて結構ゴロゴロあるからな」「お 心外だな」
フランクリンの物言いにシャルナークは少々ムッときたようだ。
「ゲーム内から持ち帰れた石の成分 植物の生態域 公共交通手段から隔離された地理 とにかく全ての条件がそうだと示している」
「あれは間違いなく G.Iさ」
キーボードを叩いていた受付の女の手がピタリと止まった。
――侵入者……
やりやがった冨樫
しかも見開きで…
今までもグロシーンは結構あったけど
よくもまあここまで派手にやってくれるわ
少年誌なのに
うわ……これはマジでひでぇな
ハメ組も交渉下手だよな
何も言われたからって全部渡さなくてもいいだろうに
画太郎の「まさに外道!!!」の絵が浮かんだ
ギャー
なんだあのボマーら
やたらムカつくぞ
さぶと薔薇か……なんかすごくいい男な名前だな
賢そうな黒い人が居ないんだがどうしたんだ。
何か考えがあるのかと思ったけど、
リリースされたからどのみち死んでるだろうし。
これは仙水が発狂するレベル
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::;ヽ, __/ ̄ ┐ ̄ / iヽ`, i´//‐
/;;;',;',;',;',;',;;;i゙ jfji;;l `i 解 〉 ヾ、,、,_, ,〃_''
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,l,.,_、〈 l | | _|_ ``''z -__ー
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|!' `´_r' ノ 放 | ヾ>,=、_i、、 /
,`r-;;、;;;、;;||、_ ´f ;;;;;;;;) └ | r〈 _`'''" {,Ilノ`、
. /`'、_ ミ / `''゙ ;;;;'' / !! /`;;;;; r'i ノ_'=]'゙ /
/ `,‐亠、 ;;;;''  ̄ ̄ヽ'´ ̄`ヽl '';;;; / |ヽ、i l(!゙ /
/ `''i _;、,、r、,'、'',., _ ,、 '';;;; / ヾ、.ヽヾゝ、_,=;;彡
// `!, ,、! 、, 、 , `,'゙z_, r‐;゙i=iヽ,_ '';;;; / ヾ ,i 〈、/''"~
. | | `'〈 ー`、、 l ' '- ヽ,.、/ 7 ~ヽヽ,__r:r───--‐'`、 /ヽノ||.|
`'、_''ー-、 ,ネ ニ __` 、 ミ k i, _,_ 'i '/ ,i ー| | !i. / ,:'゙/.|| l
`''ー `iー、_ 7 Z ,. , ,、 、ヾ 、fl ,ゞ `'r'--v'''"´`|_|_____,,:-'゙ ~''iヽ_,ゝ
//.| `'i,、 / / v l i) ヽ、 i'.` / ゙i ;;;; /l゙l || /
/ .l <, // i w ヽ ,r',,,, / | ;;;;;''' /V/ |.| /
,.''゙r─''"'''''''ヾ'゙ "Vw、、,,、,iw'゙ ,:;;;;;,ノ==,、、 |;;;;;;''''' /_ 〉L| | ヽ
、 //i゙ ``''ー──'''`´ ̄ ’ヾ、、 |. //;//ヽ 〉 |〉
ゲンちゃんの能力は勝手が悪いと語られていたらそういうオチかい
>>462 昨日はるるぶ今日はさぶと薔薇に驚愕したorz
普通に考えれば妥当な展開だが
なんかやたら斜め上行かれた感覚だ…エグ過ぎるせいか
ボマーが予想以上の外道だった・・・
おまえモブ顔の癖にしゃしゃってんじゃねーよ
メモリ不足にならんのか?って疑問もこれで解決だな
3人の念を足した能力だったんだ
プーハットの生首でもびびったのにうわあ…
この分だと黒人さんも容赦なく肉塊かなあ
471 :
マロン名無しさん:2009/11/17(火) 23:18:26 ID:orpCTiFD
※黒の章に収録済みです
大量に死体があふれかえって居るであろうバッテラさんのお城が心配でならない
バッテラさん的には小躍りしたくなる結末かもしれんけど
蜘蛛の皆さんがGIに近づいているけど、ジョイステも持ってきてていきなりハメ組の死体が出てきたというエピソードがあったとしたら笑う
あーん!ハメ組がハメられた!
半端に延命される方が厄介だろうから弱い奴ら掃除してくれた上に
ゲンスルーが早期クリアしてくれるならそれはそれでバッテラさんは望ましい……のか?
>>474 まあ、文句ないだろうなw
でもゲンスルーが素直に500億だけもらってバイバイするかわからんけど
ツェズゲラってまだ無事なんだよな?
ツェがゲンスルー達の悪行をバッテラに報告して
お前らのような人殺しに渡す金など無いとか言って報酬を突っぱねだしたらヤバイな
まあ、現実の資産家が条件クリアしたら500億って言ってる以上わざわざ殺したり脅したりはしないだろ、多分
ジンとゴンとゲンか‥
ジンとグルとベルか・・
意味ありげに言うなw
(シャン)プーハット
(1)限スルー
メガネの名前はゲンスルーか
モブ顔から一転して超重要キャラに格あげされた割に
今まで一回も名前でなかったし
今回もようやく仲間の会話から名前を推測できるのみかよw
ちょっと重要キャラっぽい空気を漂わせといて名前すら出ないまま爆死してるだろう黒人の人に比べたら
チャン・リン・シャン
黒人とビスケのどちらかがボマー
そう考えていたころがry
レオリオの代わりであったプーハットが死に
クラピカの代わりであった黒人さんも爆破されたということは
近々本物のレオリオとクラピカが参戦してくるってことだな!
>>477 ボマーが持ち帰ったカードをおとなしく渡すとも思えんが
500億より遥かに価値ありそうなカードもありそうだし
ゴンたちって触られてないよな?
ゴルアはニッケスに連れられて広場に来たからゲンスルーとは接触してないはず
案外ビスケが触られてたりしてな
ビスケだったら何とかしてくれる
プーハットはモブ顔だが
ゼパイル系ともいえるから準仲間キャラに昇格できる可能性はあったのにな
(少なくともニッケス系よりは)
黒人もあれで死んでちゃ暗記が早い人ってイメージしか残らないぞ
いいのか冨樫…
ビスケなら「ボマーつかまえた?」ぐらい余裕っぽい気がする
スペルカードで逃げられたらアウトだけど
ゲーム外に逃げられたらダメだけど、場所移動カードくらいなら自力で付いていけそう
カリン塔で飛び散るドラゴンボールをキャッチした悟空を思い出した
なんか反則チックな強さ
マチとボノさんは結局食指が動かなかったんか
石持ち帰れるのか、一応カード化できる物質なのに
それだったらカード化解除されたカードアイテムも持ち帰れちゃう気もするんだが
プーハットの首はどうやって持ってきたの?
首持って練
>>496 たぶん自然物や服とか雑貨は持って帰れるけど
指定ポケットカードのアイテムとかには念であれこれプロテクトかけてるんだろ
服を持って帰れないとしたら
GI内で服ボロボロになって新しく買った場合に
裸で帰れって言われちゃうもんな
No.145 邪拳=ジャンケン!?
「系統別修行 強化系の場合 レベル1 石割り」ビスケが実演して見せる。
「こんな感じで石で石を割っていくの 一日に一個の石で100個の石を割れたらクリア ――始め!!」「1!!」
ゴンとキルアが並んで石割りに取り組む。先に割れたのはゴンが持っている方の石だった。「あっ 割れちゃった」
「持ってる石が割れたら終了!持てる石は一日一個だけだからね」「くそ――150までいけたのに」
「189!」キルアの方は頑張って石割りを続けている。
(かなりキツイぜ… 石の硬さを強化するための“周”と“硬”の維持… インパクトの瞬間に
持ってる石の周りの攻防力を100にするだけなのに 回数を重ねてくるとまず精神的な疲労が大きい…!
それから急激な肉体の疲労 どんどん念の精度が落ちてきてるのがわかる……)
「くっ」ついにキルアの持っている石も割れてしまった。「終〜〜了〜〜〜」「失敗か くそォ―――――」キルアがドサッと後ろに倒れ込んだ。
「何言ってんの 上出来だわよ 普通100個クリアするのだって何週間もかかるのに」
「よーし じゃ次 変化系の修行しようぜ」
「まあまああわてなさんな 系統別の修行は一日一系統が原則!基礎修行がおろそかになっては意味ないからね」
ビスケはまた話しながら人差し指を立てた。「「6!!」」「ピンポ―――ン引き分け」「またか」「最近ずっとだね」
「それだけ2人共“凝”が身に付いてきたってことだわさ」「でもつまんないね」「よ――し ジャンケンで決めようか」
「負けた方が腕立て腹筋500回ずつね」「ほ―― 月例大会チャンプのオレ様に挑戦かよ?」「よし行くぜ!!」
「最初はグ―!」「ジャンケンポン!」今回の勝者はゴンだった。「勝ったァ――――――!!」「くそ―――――――」
それを笑顔で見守っていたビスケはこんな話を始めた。「ねェあんた達 ジャンケンの由来が古武術にあるって説知ってる?」「?」「ううん」
「掌(ショウ)!!がパ―― 指(シ)!!チョキ 拳(ケン)!!グ――
掌は内部破壊 指は局部破壊 拳は外部破壊 その昔破壊のみを求めていると誤解されて武術全般が邪拳と呼ばれ迫害・禁止されていた頃…
武闘家は戯れるふりをして修行を続けたという ジャンケンの語源はその当時の邪拳にあるって説だわさ」
「さすが長く生きてるだけあ」最後まで言い終わる前に、キルアはビスケにブッ飛ばされてしまった。
「それだ…!」「ゴン?」ゴンは確信に満ちた顔で自分の拳をじっと見つめている。――邪拳…!!
その頃、フィンクス達はG.Iと思われる島に上陸を果たしていた。
ビショビショに濡れてしまったシズクに対し、シャルナークが「デメで海水吸いとれば?」と突っ込みを入れている。
「さて… ここは島のどこらへんだろうな」「とりあえず“同行(アカンパニー)パクってどっか飛ぶか?」
気配に気付いたフィンクスが腕を横に出して皆を制止した。
体格のいい男がゆっくりとこちらに歩いてくる。
「招かざる客は何年ぶりだろうな 緊張するね 念のため聞くが漂流者じゃないだろ?潮流の関係で
波にまかせてるだけじゃ絶対に着かない島だしな」
(強ェなコイツ……)フィンクスが男の強さを感じ取ったようだ。「誰だ?お前道案内でもしてくれんのか?」
「このゲームの制作者の1人だ レイザ―と言う 主に放出系のシステムを担当している 呪文(スペル)での 移動とか外敵対策」
レイザ―はポケットからゴソッとあるカードを取りだした。「!」
≪-003 排除(エリミネイト)-- G.Iに不当な方法で侵入した者全てをエイジエン大陸のどこかへ飛ばす≫
「ゲームマスターだけが使える特別呪文…!外法には外法を… あいにくだが出ていってもらおう
正しく入島するなら歓迎しよう ちなみにオレを負かせば手に入るアイテムもあるから プレイするならそのうち戦うこともあるだろう」
フィンクスの額にビキビキと青筋が盛り上がる。「いいだろう また来るぜ ちゃんと玄関からな」
「“排除(エリミネイト)”使用(オン)!!」レイザ―が叫ぶと、フィンクス達は瞬時に消えてしまった。
「う――む すごい使い手の集まりだなァ」レイザ―はオーラをボール状にして浮かせると、バレーのスパイクのように右手で打って飛ばした。
それは海辺に浮いていたボートに命中し、ドオンと爆発が巻き起こった。
ゴンが直径数メートルの大きな岩の前に立っている。「最初は グ―――……!」
まるでジャンケンをする時のような姿勢で、右手を左手で包み、オーラを拳に集中させる。「ジャン!ケン!!」
「グ―――!!!」一通り叫んでから、右ストレートを目の前の岩に叩きつけた。岩は豪快に砕け散っていく。
「おーっ」「成る程」
「次ね!最初はグ―!ジャン!ケン!!パー!!!」今度は手のひらを開いた状態でカッコよく前に突き出すが…何も起こらない。
「……ビスケ どうやったら念を飛ばせるの?」「修行!」
その頃旅団員達は、一人一人エイジエン大陸のバラバラな位置に飛ばされていたのだった。「……」
ハメ組が大量死したのはプレイ人数の空き確保するためだったか
_________
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| | | だけが使える |
| ( ̄ー ̄)ニヤリ. |.``'ー、 ,.-‐'| 特別呪文 |
| | -─-`! i´ -─ヽ、 /
|_________| ! l //i'ー;───'"
| 2chに不当な | <, ,ゝ '゙ ./ノ/
| 書き込みをしたもの.| ー、 --- 、.,__, /゙i"/ ̄ ̄\
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,. -‐ '''''''"´ :::`ヽ、 〈 あいにくだが  ̄\
/::::⌒ -‐ .......::: \ | l 出ていってもらおう |
,./:::::: ─-- =、_. i ' \_________lヽ
//::::: ゝ ``ヽ,_ノ、_____/ \
すごく‥室伏です‥
レイザーさんゲームマスターというよりはグルメって顔してるな
なるほどこうやって差別化するのか
今までのだとぶっちゃけただの念こめた右ストレートだしな
レイザーとやらは旅団が束になってもかなわないのか
すげーな
・・・しかし意味がわからなかったのだが
何が「なるほど」だったんだろう
ジャン拳って完全にDBじゃねぇか
すごく‥ジャンケンパンチとカメハメ波です‥
レイザーにチョキで目つぶししようとするが、
眼が細くて失敗するんだな
>>511 「なるほど(じゃんけんのグーをパンチに見立てたのね。チョキとパーは何かしら?)」
ってとこじゃないか?
担当「先生、ドラゴンボールっぽい熱い展開書いてくださいよー」
冨樫「わかったわかった(うるせーな糞担当)これでいいだろこれで」
→やけくそでジャン拳描く
後日
冨樫「しまったやりすぎた‥orz」
→休載という名の引きこもり生活へ
こんな感じと予想
エリミネイト無しだとさすがに旅団複数には負けた気がするが……
お互いの反応見るにタイマンならフィンクスよりやや上くらいか?
でもゴンが勝てる程度にしとかないとゲーム詰んでしまうよな
石の周りの攻防力を100にするだけって応用技の“周”と“硬”の維持は
普通に難しいだろ、“堅”ですら維持するの大変なのに
フィンクスとレイザーの体操着対決ワロタ
>>520 キルア「おーっ(すげえちゃんと必殺技っぽく見える)」
こんな感じと予想
なるほどw
>>518 今の状態で旅団全員と戦ったら負けたかもしれないが
レイザーはゲームマスターとしてGI内の移動スペル担当のために念をそっちに割いてるわけだから
全力で戦えば旅団複数にも勝てるくらいの化け物だろ
AA職人仕事速すぎwww
シズクの「ビショビショ」にドキッとしたのは俺だけですかそうですか
アイジエン大陸→asian→アジアっていうかユーラシア大陸か?
今思い出したがサブと薔薇って
幽白でイチガキに操られて血の涙流したあいつらに似てる
ゴン、強化系なのに
変化系のキルアに強化系の修行で負けとる
戦闘中でもいちいち「最初はグー」て叫ばなきゃいけないのか?
なんか使い勝手悪そうだな
>>531 まさか
そんなスキだらけの技だったら
旅団級のやつらには絶対当てられないだろ
いや、叫ぶんだろw
じゃなきゃ今回のあれ意味ないじゃん
技の名前を叫ばないと発動できない代わりに、ちょっと容量を節約できるんだろうなw
某TRPGだと、その制限で必要CP−10%だったか。
必殺技決めには直感が大事らしいが、
ゴンはどうやらジャンケンには「最初はグー」はかかせないよ派らしいから
必殺技にもそのままタメ時間として反映されてしまうんだろうな
ゴンが勝利マンみたいな性格だったら
グーチョキパーやら最初はパー!やらでバリエーション増やせそうだったのに
>>534 容量節約じゃなくて
制約として威力があがるんじゃね?
せっかく威力あげても当らなさそうな技だが
ジャンケンってことは、ゴンの切り札はグーチョキパーになるんだな
ヒーローものでよくある
変身してる間に攻撃しろよとか
名乗り向上言ってる間に攻撃しろよとか
必殺技名叫んでるスキに攻撃しろよとか
そういうお約束的なアレで
ゴンのパンチも問題なく当たるようになってるんだろ
もしそうなら制約にならないかもしれんが
>>536 威力を上げるのに必要な容量が節約できる、って意味では同じことだと思う
それ節約って言うのか?
フランクリンが指切って年団の威力あげたり
クラピカが旅団以外攻撃したら死ぬって誓いたててるようなもんだろ
ゴンのオーラが全部で100だとして
制約をつけることでオーラ150分ぐらいの打撃を打てるとしたら
「オーラ100の技の威力を50上げた」って言い方もできるし
「オーラ150の技に必要なオーラを50節約した」って言い方もできるって話よ
どっちも同じこと
無い物を節約はできんだろ
上乗せって言うんだよ
だからその辺うまく工夫して当てる展開になるんだろう
富樫そういうの好きそうだし
「最初はグー」を最初に開発したのは志村けん
これ豆知識な
前半、地味な修行シーンなのに結構面白いな
地味な修行を面白く描ける漫画家は凄いよな
ドラゴンボールとかはじめの一歩とか
最近はトンデモ修行を一回クリアしたら劇的に覚醒パワーアップなパターンが多いし
オサレ久保のことか
地味だけど面白い修行ってたいていトンデモ修行だと思うんだが・・・
ビスケの修行もかなり奇抜じゃね?
ただし、一回クリアで劇的覚醒パワーアップってほどお手軽ではないな
ポンポン進んでるように見えて実際には結構時間かかってるな
もうどのくらい経過したんだ?
ビノールトで10日
トンネル掘りでマサドラ2回目到達が?日
モンスターカード全種類ゲットに1か月(←ビスケの予想だから実際にかかった日数は不明)
堅の修行に1か月?(ビスケ「よし!30分経過 この1カ月でだいぶタフになったわね」)
るるぶで2週間
系統別の発修行(←いまここ)
もう3ヶ月くらい経ってるww
ハメ組の皆さんがクリア目前だったようなので、彼らの計画通りに進んでいたんだとしたら
だいたい合ってるんじゃね>アントキバ発ってから3ヶ月弱
いかりやチョー介 頭はパー
正義が勝つとは限らない
ジャンケンポリポリカトちゃんペ
ビスケのはトンデモ修行ってより面白修行だな
亀仙人の牛乳配達や素手で地面を耕すような基礎鍛錬だから妙な覚醒とも無縁だし
No.146 アベンガネ@
「グ―が強化系 パーが放出系 ってことはチョキは変化系?」「うん」「ジャン!ケン!チ――!!…でズバッと岩とか切りたいんだけど」
「なるほど 刃状に変化するわけね なかなか理にかなってるわね」(発想はガキだけど)
「拳に念を込める時どうしても時間がかかるでしょ?どうせならその間何かしっくりくる方法がないかってずっと考えてたんだけど
ジャンケンの話を聞いたときピ――ンときたんだ オレけっこうジャンケン好きだし」
「ん その直感はとても重要よ 念能力のとりわけ特殊技ってのはフィーリングが大事なの “自分に合っている”という認識がね
系統別の修行をしながら何か見つけてくれればいいと思ってたんだけど あんたは大丈夫だわね」
「あ―― ゴホン!」キルアが咳払いをする。ゴンとビスケが振り向くと、キルアの両手の指の間に電流が走った。「!!」
「ま… 今はこの程度だけど 充電すれば結構電力上がるぜ オレも準備はOK!あとはどんな応用技にするかをじっくり決めるだけ…!」
「すごいやキルア!!電気ウナギみたい」「たとえワリ―ぞ」じゃれる2人から離れ、ビスケは複雑な顔をしていた。
(……この年でオーラを電気に変化させるなんて…… おそろしい…でもそれ以上に哀しいコ…
日常が地獄だったはず… 今こうして笑顔でいられるのが奇跡的なほどの……」
ゴンとキルアは泥だらけになりながらも笑い合っている。(ホントにいいコンビなのね……)
「じゃ 今日は休みにしようかしらね ちょっと早いけどパーティーでもやる?」「え?」突然のビスケの提案に首をかしげる2人。
「2人の国ではどんな祝い方をするの?」「祝いって……?」
「んふふ 修行に夢中で気付かなかったでしょ?もうすぐ外の世界は新年よ」2人はぽかんとしてしまう。
「知らなかった?ゲームの中も外と同じ時間の流れ…つまりリアルタイムなの」
「しまった……!!」「ん?」年末と聞いてゴンは思い出した。「ハンター試験!!」「あ そか もうそんな時期だ」
「そろそろ申し込まないと間に合わないよ!!」言われてキルアはポリポリと頭を掻いた。
「ん―― せっかく修行が面白くなってきたとこなのにな― でもハンター試験は年一回だし」
「ねェ今日は何日?」ゴンに聞かれビスケが答えた。「12月29日 試験申し込みの〆切りは12月31日いっぱいだから確かにヤバイわね」
「それまでにはゲームの外に戻らなくちゃ!」
「どうやったら外に戻れるんだっけ?」
「え――と たしか“ハメ組”の奴が“ある場所へ行ってある条件をクリアする”とか言ってたな
まあ呪文(スペル)でも戻れるみたいなこと言ってた気も……」とキルア。
「それじゃまず魔法都市(マサドラ)まで行ってみようか」「賛成!!」
道中、キルアはかなりのスピードで走っていたらしい。あのビスケですらマサドラに着くころにはゼーゼー言っていた。
「ちょっとキルア!!速いわよあんた!!」「ビスケが遅いんだよ」「いやキルアが速すぎ…」同じくゴンもバテている。
「さて んじゃどっかでお茶しよかね」「ダメだよ 少しでも急がないと」「とりあえず交換(トレード)ショップで聞いてみるか」
交換ショップの店員はなにやら胸に「亀」の字が入った道着を着ていた。「国外へ出る方法なら3000Jになります」「聞いとくか」
「西へ50kmくらい行くとこの国唯一の港があるんだが そこの所長がとにかく嫌な奴で 旅行者が島を出る時には
無理難題をふっかけるそうだ まぁ裏金をたっぷり渡せば見逃してくれるそうだから 大金を用意して港に行くことだな」
「大金って…?」「所長のその時の気分次第って話だ」「なるほど」
「もう1つ 呪文カードでも島の外に出られるが 結構レアで入手に苦労するかも知れないから注意しな」
「どうする?港に出るかここで呪文カードを買うか」
「ん―― まぁ港だろうな カードって最悪の場合いくら金使っても出ない時あるだろ 限度枚数MAXだったりしたらさ」「確かに」
3人はさっさとマサドラを出てしまった。「結局またほとんど素通りか」「つくづくあの町に縁がないね」
森の中を疾走していると、2足歩行の狼のようなモンスターが集団で襲いかかって来た。――“凝”!!
ゴンとキルアは自然と“凝”を行い、敵を分析できていた。「気を付けろ 同じ恰好してるけど攻撃力の強いトコが違うぞ!!」「確認!!」
≪598 群狼の長 C-45 群れで旅人を襲う狼のリーダー Cクラスで最強の体力と攻撃力を誇る 長を倒さないと部下の狼は際限なく出現する≫
ビスケは敵を倒しながらも苦笑する。(ったく可愛げないくらい優秀だわね 怪物なら多分もうBクラスでも楽勝かも…)
≪266 通行チケット B-150 G.Iから出る時に必要な券 所長から金で買うか所長を倒すと入手できる
ちなみに無理難題をいくら聞いてもチケットはくれない≫
キルアは入手した通行チケットをアイテムに戻した。「それじゃソッコーで合格して戻ってくるぜ」「うん!」
「ド―レ港のそばの一本杉のある山にキリコって魔獣が棲んでるから オレの友達だって言えば今回の会場まで連れてってくれるよ」
「いいこと?系統別修行は変・強・変・具・変のローテーションでやるのよ」「ああ」キルアは笑顔で旅立っていった。
「んじゃあたし達は魔法都市(マサドラ)に戻って修行を続けようかしらね」「オス!!」
「ねェ ビスケ そろそろフリーポケットが怪物でいっぱいだよ」「あ そういやそうだわね」
「これからは魔法都市周辺で腰すえて修行するし 戻ったら換金して魔法都市の交換ショップに預金しとけばいいだわさ」
「さ!走りながらも修行!修行!変化系のレベル1!!形状変化!」「うん」
ゴンが指先からオーラを出し、ゼロの形にしようとするが歪んでしまって上手くいかない。「ん くっ 〜〜〜〜」
「0から9までの数字を1分以内に作れたらクリア!!ま 最終目標は5秒以内だけどね」
ゴン!と何かにぶつかった音。「ぎゃん!!」「はい 前方注意も忘れずにvv」
キルアが行き着いた場所はG.Iの入り口とそっくりで、これまた顔形がそっくりな女が座っていた。「いらっしゃい」
(来たトコと同じ…?いや…違うな あの女も似てるけど ま ゲームじゃよくあることだけど 色だけ変えてキャラの数稼いだりとか)
「島から出るのですね?それでは行き先を決めて下さい 選択できる港は50以上ありますので希望の場所を選んで下さい」
「ド―レ港ってある?」「はい ございます」「んじゃそれで」
「かしこまりました この島を出ますとフリーポケットのカードデータは消滅してしまいますがよろしいですか?」「ダイジョブ へ―キ」
「それではまたの御来島をお待ちしております……」女がボタンを押すと、キルアは瞬時にどこかの港に飛ばされていた。
「……」(これで現実に戻ってきたのか なんか全然実感ね――)「ブック!」試しに声を出してみるが、なんの反応も起きなかった。
(なるほど 現実(こっち)じゃ使えないのか)ビスケの言っていた通り、現実でも3か月以上が経過していた。
早速パソコンでハンター試験にエントリーした。(申し込み完了!)印刷して出てきた用紙を見てみる。
「試験会場…ビースカフマロ 知らねーなァ」(とりあえず一本杉目指すか その前にシャワーと着替えだな)
その頃、修行中のゴンとビスケの元に、呪文カードで飛んで来た人物がいた。「……もう1人の仲間はいないのか…」
「あなたは……」ビスケがキャラを作ってしおらしく尋ねた。「その肩の機械は…?一体何があったのですか?」
「“爆弾魔(ボマー)”にやられた まず話を聞いてくれ」彼はハメ組に参加していた黒人だった。
タイトルのアベンガネってGI唯一の港の名前でいいの?
実力的には前回でも受かってたのに今のキルアが試験行ったらどうなっちゃうんだ
試験内容による
スシは作れても稲荷は作れないだろうしね
ヒソカ「おっと それは私のおいなりさんだ」
561 :
マロン名無しさん:2009/11/19(木) 23:09:35 ID:mpCXxmqi
今週の読んでビスケが好きになった
どんなにスパルタ特訓しても季節行事はちゃんと楽しむのな
黒人さんがまだ生きてて今来たってことは作中でゴン達の修行風景とボマーのリリースって実は結構時間差あったのか
旅団進入はいつごろになってるんだろう
少なくともハメ組全滅でゲームの参加枠に空きが出来てからだな
魔獣が無かったことにされてなくてよかった
キリコの再登場あるか?wktk
たぶん、そっちの進入の事ではないと思う
あれキルアってそんなにせっついて再受験したがってたんだっけ
てっきりもうそんなに関心なくなってたと思ってた
今回初出の固有名詞の重要度でいえば最後の黒人さんの名前かも知れん>アベンガネ
けどなんかタイトル唐突だよな
アベンガネ@でこれから話しが始まるという形だから、黒人さんの名前じゃね
>>563 旅団の侵入は外部から船使った裏ワザ外法だからプレイヤー人数は関係ないよ
あいつらゲームクリアじゃなくてお宝だけ外法で持ち出そうとしてたから
フィンクスはレイザーとケンカしたがってるからまた正式に入ってくるだろうけど
他のメンバーは外法でお宝持ち出しができないと知った今は
もうGIに興味なくしてるんじゃないかな
>>566 ウイングに「是非もう一度受験してみてください。君なら次は必ず受かります」
って誉められたのが実はすごく嬉しかったとか
あとゴンとずっと一緒にいるうちに影響されたんだろうな
今のキルアはもうすっかり「ゴンといろいろやって楽しく生きてこう」て感じだから、
やっぱハンターライセンスは必要だろうね
>>566 ツェズゲラGIのプレイヤー選抜審査の時も
「俺はもう殺し屋じゃない。ハンターだ(ライセンス持ってないけど)!」って心の中で言ってたぞ
キルアは港のおっさんを倒して通行チケットを入手したっぽいが
それだけの戦闘力を持ち合わせてなくても金さえ積めば現実に帰れるんだな
もっと難しいのかと思ってた
リープよりランクが二つも上なのカード化限度は遙かに多い不思議
>ちなみに無理難題をいくら聞いてもチケットはくれない
をい
無理難題関係なくただ倒せばいいって
よく気づけたなゴルア達
一年経ったってことはゴンとキルアは現在13歳?ついにレオリオが二十代に‥
金払ったのかもしれないが無理難題にブチキレたキルアの方が想像出来るな
大金ってのがゲーム内金だけで1億超えクラスならポケット足りなくて
実質倒すしかないんじゃないのかな
>>573 リーブはB-30で通行チケットはB-150
ランクは同じだし
スペルカードはどこにいても使えるって便利さ考えれば
限度枚数の違いはそんなもんだろ
ハンター試験って1月の出来事だったのか
>>572 まず港に辿り着くのが難しいんだろ
Cランクのモンスターが出るから
キルアが変化系と強化系と具現化系の修行をローテーションでやってるみたいだけど
具現化系の修行ってどんなのか気になるなあ
まさかクラピカみたいに一日中鎖をいじくりまわしたりはしないだろうし
>ま ゲームじゃよくあることだけど 色だけ変えてキャラの数稼いだりとか
ゴルア達はまだ気づいてないけど
GIが現実世界だってことはもう確定だから
人間だよな
念人形の可能性もあるけど
入口の女が旅団侵入の時に気づいてたから
たぶんゲームマスターの一人で
双子か
たしかに港の番人カードは地味に疑問
ぶっ倒すのはキルア得意のゲーム文法にも
ゴンやビスケの性格にもそぐわない行動だよな
ザコ敵換金する前だからそんな金持ってるとも思えんし
まあテンポ良すぎて笑ったし
考える前にキルアの手が出たってのが妥当かw
>>583 角が生えてて耳がとがってるし
見た目がモンスターっぽいのがゲーム文法で「敵キャラです」ってことだったのかも
俺がプレイヤーだったらまず気付かないな
>>582 生身の人間が一日中あそこに座ってなきゃいけないってキツすぎるだろ
念で作られた人形か、それとも長期受刑者がGIの仕事をこなすことで刑期が短くなるとか言われてやらされてるのか?
>充電すれば結構電力上がるぜ
キルアの電気って本物の電気じゃなくて念を変化させて作ったものだから
変化のためのイメージ修行として「充電」するのはわかるけど
威力あげるために充電する必要なくね?
制約かな?
六つ子かもしれないだろ
キルアの念能力の完成系はどんなのになるんだろうな
強化系方面の能力は、体に電気流して強化するとかそんなんだろうけど、具現化系が想像つかない
そもそも具現化系って、それ自体がメインの能力みたいになってるから、
電気技の応用として何かを具現化させるってのが分からない
>「島から出るのですね?それでは行き先を決めて下さい
>選択できる港は50以上ありますので希望の場所を選んで下さい」
GIが現実世界だってわかってる今なら不思議でもないけど
普通に考えたらおかしいよな
ゲーム世界から出たら普通はゲーム機の前だろ
それと
こないだボマーを追ってゲーム外に出たプーハットはゲーム機の前に現れたのに
リーブと通行チケットでなんで違うんだ
ゲーム機の前も選択できるんじゃね?
>>588 電気だけじゃ狙いが甘いから
伝導体の鞭とか鎖みたいなのを具現化するんじゃね?
脳内の電気信号も使えるようになれば操作系もいけるな
>>585 世の中には、仕事もせずに朝から晩までネットゲームをやるような
人間も存在してだな
誰とは言わないけれども
いわゆる、「ネトゲ廃人」ってヤツだっけか
>「島から出るのですね?それでは行き先を決めて下さい
>選択できる港は50以上ありますので希望の場所を選んで下さい」
これって使いようによってはすげー便利じゃね?
GI経由させれば飛行機いらず+超短時間で世界のあちこちに行ける
GIのスタート地点から港まではいかなきゃいけないけど
GIなんて北海道位の大きさしかないからゴルアレベルなら走って数時間だ
でも
入国審査とか出国審査とかはどうなってんだろう???
ハンターはそんなものとは無縁なんだろう
じゃあうっかりGIやっちゃった免許なしのアマチュアハンターは・・・
ってかキルアも今は免許なしだ
でも、またG.I.に戻るにはゲーム機がある所まで戻って来る必要があるよな。
キルアはこのまま何かの理由で帰ってこられなくなると思う
またイルミに見つかって拷問部屋コースか
そういやシルバやゼノは許してもイルミはキルアの自由行動許してなかったな
>>592 入口と出口の女が操作してたのは小型パソコンみたいのじゃなくゲーム機だったのか‥
涼しい顔してGIの説明しながら手元は全然関係ないゲームやってたら笑える
出入口の女がゲームマスターとかで生身の人間だったら、個人的な暇つぶしは必要だろw
その場合、食事とかトイレとかどうしてるんだろう…?
またでたトイレ問題www
でもこれって漫画ではめったに取りざたされないけど深刻な問題だよな
食事中やトイレで席外してる時にプレイヤーに来られたら困るし
やっぱいろいろ考慮すると念人形かな
食事や睡眠やトイレタイムだけ自分そっくりの念人形or映像を置いとくってのは?
幽白の蔵馬がオウム草とか言うの使ってたけど、もっと見た目から騙せるくらい精度の良いもので
出入り口の女二人じゃ無理だったらレイザー達他のゲームマスターに頼めば案外出来そうな気がする
出入り口担当の二人の女は、きっとゲームマスター専用スペルで瞬時に互いの場所へ行き来できるようになってるんだよ
片方が食べてたり寝てたりトイレ入ってる時は、もう片方が自分と相手両方の持ち場を担当してる
二人いるのはそのため
えーそんな一生やだ!
>>602 なんかもういっそ「この世界の人はトイレをしません」という前提の
ファンタジー漫画を読んでみたい気がしてきた
レイザーが侵入者の旅団を察知したように、出入口の女達も出入りする
プレイヤーを察知できて、その時だけいるのかもな。
そもそも生身の人間が無理にゲームキャラを演じようとするから色々不都合が生じてくるわけで
わざわざゲームを装わなくても普通に現実世界に
「ハンター専用の修行場」とでも銘打って運営すればよかったんじゃね?
つ遊び心
まあトッチーノ?レベルでも下等な自動人形何人も出せてたし
人形でもいいと思うが
念人形ってカストロのダブルみたいな‥?
あれってヒソカにボロクソ言われててあまりいい印象ないけど
>>606 トンパがジュースに下剤混ぜて「土石流みたく止まらねぇ!」なんて言わなければ
この世界に本当にトイレが無い可能性もあったのにw
>>611 それはカストロが強化系だったからだろ
元々具現化系なら分身作るぐらい案外楽勝なんじゃね
>>607 レイザーは侵入者を察知したんじゃなくて
入口の女が侵入者を察知して排除係のレイザーに連絡したって感じだったぞ
ちなみに侵入者の察知は入口の女のパソコン?画面でされてた
>道中、キルアはかなりのスピードで走っていたらしい。
>あのビスケですらマサドラに着くころにはゼーゼー言っていた。
ビスケが疲れてるとこ初めて見た
今までが超人すぎただけにかなり新鮮
っていうかちゃんと疲れることもあるんだな
ババアだから持久力がないんだろう
あれ急に寒気
ツェズさんが所長ボコしまくって、帰りたいけど帰れないやつにチケット配布してやればいいのにな
それより自分がさっさとクリアすんのが先か
No.147 アベンガネA
黒人の男がゴンとビスケに一部始終を語った。
「――というわけだ オレ以外のメンバーはアジトで“爆弾魔(ボマー)”の一斉解除を待っている
おそらくは嘘であろう奴等の条件を信じてな…」「……」「何とか…ならないの!?だってこのままじゃ時間が来たら」
「そうですね たとえ何人か“一握りの火薬(リトルフラワー)”でやられても 全員でかかればおそらく何十人かは…」
「……ムリだな 犠牲になるのは最初に奴等に飛びかかる何人かまたは何十人かなわけだ 心理的に誰がそんな役をのぞむ?
最も戦闘技術に長けていたジスパが目前であっさりやられた… その時点で勝敗は決していた… いや
奴をむざむざゲーム外へ逃がしたのも致命的だった 目の前の展開に頭がついていかなかったということもある…が
それぞれが所持していたカードを全て確認し整理をし直した後… いわばカードのシャッフル後とでもいうべき状況を狙われた点
手持ちカードと役割の確認をする前の一時のかちどき… その緩みをつかれたのも痛い」
「いや…そうじゃなかったとしてもおそらくあの状態では対処できなかったろう 我々の呪文(スペル)による作戦は
@敵の攻撃呪文を防ぐ A敵の指定ポケットカードを奪う この2点を想定してマニュアル化している
Aにいたってはあらかじめ“盗視(スティ―ル)”で敵の呪文カードを把握した上での作戦決行という徹底管理…
それは逆に言えば機転の放棄… 特に今まで“離脱(リーブ)”で逃げる相手への対応は一度としてなかったはず…」
「なにしろ“離脱(リーブ)”は我々が7割以上所有していたからな… 恥ずかしい話オレ自身 奴が“離脱”を唱える瞬間まで
ある種冗談の様なあの場の空気にのまれ 奴の説明を理解しようとすることで頭が一杯だった
全く前情報のない状態から奴のペースにはまれば おそらく心理的に作戦を阻止する手はない…!」
「だから全て話した オレがこの島で遭った者の中で おそらく君らが最も頼りになると踏んで…だ
できれば呪文のことなども全部伝えたいが時間がない 残りの時間と呪文カードを使ってあと何人かに伝えるつもりだ
そしてできることなら オレ達の仇を討ってほしい…!」ゴンは真剣に話に聞き入っている。一方ビスケは憐れむような表情を浮かべている。
「少なくとも決して奴等に ゲームクリアなんてさせないでくれ」
黒人が本から取り出したカードを掲げた。「“再来(リターン)”使用(オン)!!ブンゼンへ!!」黒人を包んだ光は再び遠ざかっていった。
「……なんてな」ブンゼンに着いた黒人の男が心の中で舌を出した。
(実は現在(いま)オレが“磁力(マグネティックフォース)”で会えるプレイヤーはあいつらだけだったんだが
ブタもおだてりゃ木に登る 念解除の確率は0.001%でも上げておいた方がいい…
さて…そろそろニッケスが奴等のところに向かった頃だろう もしも奴らの言う一斉解除が実は一斉爆破だとしたらもうヤバイな…)
(始めるか……)黒人はおもむろに木の枝を集め火を焚き始めた。
「ミガ―ムラ サミンガードゥラ インテラミンガ ゼンべラルブラ 森の精霊よ 我にとりつきし不浄の念を取り去り給え」
神主のお祓いのように、葉の茂った枝を左右にシャッシャと振る。それから埴輪のような顔をした簡単な人形を作り、葉をぐるぐると巻き付けた。
(さて… 鬼が出るか 蛇が出るか)
人形を焚火に放りこんだ途端、人間一人余裕で飲み込めるほど大きな火柱がゴオッと立ちあがった。
――でかい…!!ち……っ やはり“命の音(カウントダウン)”相当強い念……!!
≪アベンガネの能力!!森の精霊の力を借り(=森に棲む生物の生命エネルギ―を集め)自らの具現化能力と合わせ
他人の放った念能力を喰う(払う)念獣を創り出す!!念獣の大きさ・風貌は対象念能力によって異なるが
能力の強さ・性質に準じる形態をとる!!この生物は喰った念能力の使い手が死ぬか アベンガネがその念能力の解除条件を
満たすまでは消えない!!ただし!!すでに死んでしまった念能力者が遺した念はいかに念獣といえども喰うことはできない!!≫
焚火からナメクジさながらに這い出てきた念獣は、やたら胴体が長く、9本以上の足と樹根のように凸凹した皮膚を持つグロテスクなものだった。
念獣はアベンガネの肩の爆弾にしゃぶりつくと、大きな口でジュルジュルと吸いとった。最後にゲップを一つ。
「ふう」(とりあえず爆死の心配はなくなった…が…)念獣が嬉しそうにアベンガネの体に巻きついてくる。
(厄介なパートナーが出来ちまったな ま……何にせよ姿は隠すつもりだったが)
アベンガネは目以外をすっぽりと覆う服を上から被った。「こら動くな」
――“爆弾魔”はオレ達を全て始末する…!!したと思い込むはず……!!そこがつけ目!!
「さて どうする?」ビスケが一応ゴンに聞いてみた。「変わらないよ 予定通りやろう」
「助けられないなら…次にオレ達ができるのは彼等の意思をくむこと そのためにはどうしたって強さがいるんだ」
「確かにね… 今手助けしようにも呪文カードがなきゃ彼等のアジトにさえ行けない
ここから魔法都市(マサドラ)に着く頃にはすでにゲームオーバーだしね…」
「ねェビスケ オレの必殺技……どのくらいで完成すると思う?」
「完成っていうとまだ何年も先の話だわね あんたの念はまだまだ発展途上 威力もスピードもピークはわからない」「そう…」
「ただし へなちょこでも型が完成するのはそんな先のことじゃないわさ」
ゴンが弾かれたようにビスケを見た。「ホント!?いつ頃?」「そうだわね」
凶狸狐(キリコ)一家の棲家に辿り着いたキルアは、間近に顔を寄せられてくんくんとしきりに匂いを嗅がれていた。
「ん――― たしかにゴンの匂いがする」キルアが不思議そうな顔をしている。(シャワー浴びたんだけどな――)「会いたいね――」
「案内するのは大丈夫だよ 問題ない ただここからだと4日くらいはかかるな」
「なるべく早くゴンのとこ戻りたいんだ パ――ッと行ってサ――ッと合格してさ」
「そうは言っても試験が始まる日は決まってるしね」「あ そか」「試験前日には着くように連れて行くよ」
「その間ゴンとあんたの話を聞かせておくれ ゴンからは試験合格までしか聞いてないからさ」
「OK んじゃあいつがオレん家来たとこから話そうか」キルアが生き生きとした表情で話しを始めた。
「キルアが戻るまでには 完成…!!」「試験は1月7日から始まって長くて1か月 早ければ1週間程で終わる年もある
どちらにしろ2週間くらいはあるわけだわね ま 多分間に合うわさ」「よーし 絶対完成させて驚かしてやるぞ」
「変化系の修行がクリアできたらの話だわね」すでに前方にはマサドラが見えてきたのだが、ゴンは一向に念で数字を作るのが上達していない。
「これすごくムズカシイんだよ――――!!」
「ビスケ」ゴンがふと足を止めた。「やっぱり…一度彼等のアジトに行ってみようよ」「……」
「もう時間は切れてるし…なにより詳しい場所さえ聞いてないんだわよ?仮に場所がわかっても
行くのに必要だと思われる呪文カードは1枚も持ってないし」「わかってる でも…!もしかしたら爆発で死んでない人もいるかもしれないでしょ?」
ビスケは目を閉じると、ゆっくり首を横に振った。
「いないわね 標的に気付かれることなく爆弾を取り付けることができるのにそんなミスはしないわさ」うな垂れるゴン。
「ただ…“爆弾魔”はゲームを続ければぶつかる可能性の高い相手… そういう意味じゃアジトへは近い時期に行く必要はある
何か手掛かりがあるかもしれないしね 確かに呪文カードは集め始めた方がいい頃だわね 怪物カード換金して呪文カードの店行く?」
「! うん!!」
2人は早速マサドラの呪文カード売り場へと向かった。「お客様運がいいわよ ずっと品切れだったのだけど ついさっき大量に入荷できたの」
――彼等が集めてた呪文カードだ…
「呪文カードを買う時のルールだけど 袋は店の中で開けてね 購入したカードは本に入れて持ち帰る決まりなの
入り切らないカードは店を出たとたんに消えちゃうから 数を考えて買ってね」
顔を見合わせる2人。「ポケットに少々余裕を残しつつも…」「なるべく買っておきたいね」
――結果… 2人で呪文カード60枚!!
(盗視×2 透視×2 防壁×8 反射×3 磁力×1 再来×4 初心×1 離脱×2 念視×1 漂流×1 衝突×1 城門×4
強奪×1 看破×1 暗幕×3 追跡×1 道標×1 解析×6 宝籖×4 堅牢×1 再生×1 名簿×5 同行×2 交信×4)
≪1035 堅牢(プリズン) S-10 指定したページのポケットに入っているカードは ポケットに入っている限り
永続的に呪文による奪取・破壊の対象にならない(指定できるページは1から11までのいずれかに限り フリーポケットのページは選べない)≫
ランクSのカードが混じっていたことで、ゴンとビスケはぎょっとしてテンパり出した。
(ちょっとどうすんのよこのカード!!すごい貴重なんでしょ!?)(多分 ランクSだし限度枚数たったの10だし)
(どうすんの!?とっとくの!?今使った方がいいの!?あんたの方がTVゲームとか詳しいでしょ!!)
「わかんないよ!オレだってゲーム全然やってないもん!!」(声が大きいわさ!!怪しまれるでしょが!!)
(とにかく交換ショップで呪文についてもっとよく知っとこうよ)
キルアが抜けたことで、ゲーム攻略に関しては一気に頼りなくなってしまったようだ。
(う〜〜〜 こんな時にキルアがいればな〜〜〜)
2人があたふたと店を出るのを、物陰から怪しげな人影が見ていた。
その頃、噂のキルアは大きな一本杉の下の家で、大きなクシャミをかましていたのだったテン。
>オレ達の仇を討ってほしい…!
目頭が熱くなったが、この人こんなこと言いながら
まるっきり死ぬ気なかったんだな。
>「OK んじゃあいつがオレん家来たとこから話そうか」
聞きてーーーw
この条件だとクロロ治した後に盗まれることはなさそうかな?
徐念師登場か
案外速かったな
黒人さん生きてたか…プーハットは生首になったのにw
しかしこの能力でどうやってGIクリアするつもりだったんだろ。頭もいいようだしどうにでもなるのかな
ツエさんの試験で何を見せたんだろう
>>630 ゴンなんか基本技の硬で受かってる試験だから
キルアいい表情
ビスケはこんなゲーム初心者まるだしで本当に単独クリア出来るつもりだったのだろうか…
なんか今回前半冨樫のゲーム観入ってる気がする
なんとなく、ハメクリアみたいな単純作業嫌いそうだ。
そして10分以内に脱出しなきゃゲームオーバーする状況下では
残り数十秒までアイテム漁りしてくタイプとみた
>>629 徐念は隠し能力で普段は別の能力あるんじゃね?
旅団は全員そういう隠し技持ってるらしいし
ビスケもまだ自分固有の念技を全く見せずにあの強さだし
まあハメ組に入るぐらいだから普段の能力がそんなに強いとも思えないけど
「厄介なパートナー」に懐かれてるけど、味方として行動してくれるのかな?
ただまとわり付いてるだけ?
除念は一人ずつしか出来ないのかな
何人でも出来るんだったら、多少親しそうにしてたプーハットくらいは助けてやってもよさそうなもんだし
この能力でクロロを除念したら、念獣に憑かれるのはクロロなのかアベンガネなのかどっちだろう
クラピカの鎖を食べる念獣ってどんな姿してるんだろうな
>>635 能力を明かすリスクも伴うから、信用おけない・使えない奴は助けないだろう
っつーか普通に定員一人の能力なんじゃね?
しかも念獣はたぶん纏わりついてくるだけで完全な役たたず
そういえばキリコの住処近くのドーレ港で誰かに立ち聞きされたのを思い出した
(船長が「安心しろジン お前の息子はいいこに育ってる」の直後のコマ)
キリコ再登場といいあのときと展開が被ってるな
船長のシーンは、話の流れから、立ち聞きしてるのはジンじゃないかと予想したこともあったが
今度こそあの人影はジンとみた
レオリオが突如除念に目覚め仙水編の桑原ポジションになる
そう考えてたころがry
>>637 なんかクラピカのは念獣っていうより人間が怨霊のような形で化けて出そう
クラピカが昔失ったクルタ族の友人そのままの姿とか
クロロがどーのって言ってる奴、まずシャル達がアベンガネが除念師だってことを突き止めるのにも一苦労だろうから
そうそう上手くいかないだろう
>632
それどこのFF5
確かに冨樫はRPGにこだわり強そうw
>>635 プーハットは明らかに足引っ張るし
自己主張激しくて大人しくアベンガネに従うはずないし
中途半端に年長だから扱いにくいし
おまけに目立ちたがりででしゃばりで口が軽そうだから
秘密を共有するのには向かない
よって助けてもなんのメリットもない
アベンガネの除念はオカルトじみてて
念能力というより悪魔祓いみたいでこえええええええ
オーラじゃなくて霊気か妖気使ってるだろこいつw
死者の遺した念は消せないってことは、除念師としては中堅くらいか
ハメ組に参加してたり、ビスケの強さを見抜けなかったりと
強さにも難ありみたいだな
カーペットにぺたんと座ってるキリコ可愛い
もふもふしたい
でもゴンキル即殺レベルだったビートルノさんも気づいてなかったしなあ
まあビートルノさんもあっさり抜かれたが…
ゴンキルも今なら旅団と10回やれば2、3回は勝てるレベルに成長したのかな
ビートルノw
>>640 いや立ち聞きしてた奴直後に出て来てたじゃん
母親助けるって答えて魔獣に喰われた奴
>>649 念にしろ体術にしろ地力にも経験にも雲泥の差があったのを
奇襲で命からがら逃げおおせた程度だし
正面からやりあったら文句なく瞬殺レベルの差がそうそう埋まる訳ないだろ
君の読んでる漫画と一緒にしないでね。
>>652 でも大ダメージ状態にすら勝ち目がなかったビノールトを一瞬で追い抜いたからな
>>652 ビノールトはついこの前の事なのにもう忘れたのか?
まあまあ
休載だらけだからしゃーない
ビノールトと旅団を一緒には出来ないだろ、明らかに
素質の点から言っても
ビーノルトなんてハメ組ではじめに頭を弾き飛ばされた
ジスパーなんかよりもより弱いだろうしな
そんなのわかんないだろ
力の差を推察する描写は今のところゼロなんだから
少なくともジスパーはビノールトより弱いと思うよ
ビノールトはプレイヤーキラー
ジスパーは戦闘力に自信がないから群れてるハメ組で一番強かっただけ
いくらハメ組とは言え、その中の一番の実力者が
Dランクぐらいと言われたビーノルト以下だったら、
どうやってカードを集めるんだ?
旅団が合った細目とか、モンスターを倒してとか
カードを手に入れるのにいくらでもバトルがあるだろう
>>662 だから呪文でカードを奪う+逃げるしか作戦なかったんだろあいつら
かたや相手が念能力者であることが最初からわかってるのにガンガン殺しに行こうとするやつ
かたやそういう奴らが怖いから群れてるやつの中で一番の実力者
んーどっちが強いか
実際に勝負したわけじゃないから
まあ想像するしかないわな
Cランクとかその変でモンスターを倒すレベルのまで奪うとか
無理があるだろ
魔法で逃げてもすぐそのばで追いかけられたら終わりだし
じゃんけん大会のときのキルアとアマの話みたいになるだけだろ
それじゃあ
いくらなんでも一番強いのがDランクはないわ
>>665 一対一なら呪文唱える前に攻撃もあるけど
チームならら誰かがアカンパニー待機してるだけでいけるぞ
向こうも呪文で追ってくる可能性はあるけどその場合は罠を張れる
こういうセコいことをするから「ハメ」組なんじゃないかな
DランクDランクって言うけど
GIスタート時のゴルアですらDランク以下だぞ
一応ビートルズさんはブラックリストハンターもやってたという経歴があるみたいだけど
てか元々の話題の黒人を厳選したのはツェズケラさんなんだよね…
シングルハンターの称号も大したことないな
ジスパーも単騎での戦闘力は弱いかもしれんが別にいいじゃん
ネットゲーなんだから壁役アタッカー、回復役、攪乱役とかで分担すれば
ボスも倒せるよ!
No.148 試験開始
ゴンの指先から、ピンポン玉サイズのオーラがフワリと浮きあがった。集中して、その状態を維持する。「OK 1分経過 次」
続いて、同じように右手人差し指から丸くオーラを練ると、今度は腕を振って飛ばした。
ところが、飛ばしたオーラは数メートル先の目標地点に届く前にシャボン玉のように弾けて消えてしまった。「あっ」
「だめだ 全然届かないよ」「良い良い 変化系に比べたら格段に筋は良いわさ」
(どうやらこのコは放出系よりの強化系能力者みたいだわね)
「焦らずまずは体から放たれた球状のオーラをなるべく形を崩さず長時間維持!」「オス」
「維持できる時間は能力者の“纏”の力強さに比例するの あんたの“纏”なら
この修行に慣れればオーラの球を2・3日くらい宙に浮かせ続けておくのはすぐ出来るわよ」
「同じように あのくらいの距離なら今日中に届くわさ」「うん」ゴンが再び球状のオーラを飛ばした。
すると、今度はあっさり目標だった岩にぶつかった。「あっ ホントだ 届いた」ぎょっとするビスケ。(はやっ)
(毎日まじめに“纏”と“練”をこなしてる証拠だわね)「んじゃ 基礎練に戻るわよ」
どうやらゴンは前よりもスムーズに硬(凝?)パンチが打てるようになっているようだ。
「非常に順調だわよ 必殺技も予定通りに行きそうだわね」
「ここなら安心して修行できるからね 少なくとも攻撃呪文の射程範囲に誰かが来たらすぐにわかるし
スタート地点の時と同じような監視されてる感じ…… 魔法都市(マサドラ)の方からそんな視線を感じるけど
ま こっちにも防御呪文は沢山あるし」
「ふむ 念のため“暗幕(ブラックアウトカーテン)”をかけてるけど まだ誰もそれを
“透視(フルラスコピー)”や “透視(スティ―ル)”で解いてこないしね」
「まっ あんまり呪文(スペル)カードにとらわれてもしかたないわよ とにかく今は精進精進!!」「オス!」
しかし、ゴンが修行している横でビスケはバインダーを広げてニマニマほくそ笑んでいた。
(売ったらいくらくらいすんのかしらね ホホホホホ)
ゴンが心の中で突っ込みを入れた。(めちゃくちゃ とらわれてんじゃん)
その頃キルアはビースカフマロの街で、人間に化けたキリコ二匹と握手を交わしていた。「楽しかったよがんばりな」「ん サンキュ」
キリコはごく普通のマンションへキルアを連れて行った。
「503号室のインターホンを押して“ミハエルさんのお宅ですか?”って聞きな あとは指示に従えばいい」
キリコと別れ、キルアは503号室に向かった。「はい?」「ここミハエルさんのお宅ですか?」「ミハエルは603号室だよ」
603号室に行くと、恰幅のいい中年男がカードを渡してくれた。
「駅前のディックサクラで買い物しな 会計の時このカードを渡せば会場へ行ける」
言われた通りカードをレジの女に渡すと、STAFF ONLY(?)のドアに連れていかれた。「お客様 こちらへどうぞ」
中は案の定エレベーターになっていて、キルアは地下へと降りて行く。
こうしてキルアはあっさりと試験会場に辿り着くことができた。(今年は去年より人数多いな)
(誰か知ってる奴いねーかな)キルアが居ることに気付き、懲りずに缶ジュースを持ったトンパが青ざめて離れて行く。
「ヨオ 結局お前落ちたのかよ」常連のアモリ兄弟が話しかけてきた。「去年の試験じゃ世話になったな」
「今年はあんなわけにはいかねェぜ」「何しろオレ達はあれから血のにじむ様な特訓を重ねたからな」
しかしキルアはそんな三兄弟は眼中になかったようだ。適当に聞き流している。(誰か知ってる奴いねーかな)
時間になり、試験官が姿を見せた。「よく来たな諸君 今年は1489人会場までたどりついたそうだが……」
アモリ三兄弟、ポンズ、トンパ、キュウ、ケンミ、ソミ―、ト―ド―など、常連達は今年も参加していた。
「実は2次試験官から多くとも300人位に絞ってくれと言われててな まさかこんなに集まるとは思わなかったぜ
さぁ〜〜て テストはどうしたもんかな……」
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お前ら殴り合うか?」「?」
「とりあえず時間はあるし…そうだな 昼飯まであと2時間…その間に 5人ぶっ倒せ
倒した奴のプレートを取って……つまり5枚プレートを集めたらオレのところへ来い あそこの非常階段のとこで待ってるからよ
いいか?オレがあの扉の奥に入って ドアを閉めたら試験スタートだ」受験生達は一斉に臨戦態勢に入った。
試験官は非常階段に出ると、タバコをくゆらせた。(ま… 相討ちとか考えて2次へ進めるのは150から200ってとこか…)
「全部こういう試験にしちまえばいいんだよな 強い奴じゃなきゃ つとまらねーんだからよ」
ゼパイルが涎(?)を垂らして力無く地に伏している。
――影だ… 影だけが見えた その黒い影が縫う様に受験生の間を走ると バタバタと人が倒れていった
――その影の正体がキルアと気付いたのは(後でだが)
「おっちゃんも来てたんだ?残念だったね」「え?あ?」――1500人が暴れている修羅場であたふたしてるオレにあいつがこう言ったからだ
「今年受かるのオレだけだよ」
(これ以上ないという程正確かつ素早く首に対して衝撃を与えられたもの…と医者は診断した
知り合いの格闘家に“人間技”じゃねェ“と言われたよ)
一方、今年こそはと豪語していたイモリもあっけなく倒されてしまっていた。
――…そうだな 自信はあった …それだけの努力をしてきたつもりだったからな 個々の格闘修行は血ヘドが出るほどくり返したし
――3人でのコンビネーション訓練も完璧に仕上げた
――オレ達の敗因は認識不足 想像の限界を超えた怪物の存在…… 一流のハンターとなるべく生まれたヤツの技を目の当たりにした…
(高速道路を100km/hで走っていたオレ達を 奴は300km/hで楽々追いぬいていった… そんな感じさ
この1年のオレ達の努力は… 奴にしてみれば何もしていなかったも同然だったってわけだ)
――ハンター試験は今年限りにするよ そんなリピーターが多いはずだぜ 今年はな…
コックリコックリと船を漕いでいた試験官は、キルアが非常階段にやってきた気配でようやく目を覚ました。
(いけねェ つい寝ちまった)「ようやく1次合格者第1号か」それから腕時計を見て愕然とする。
「!? おいおい もう1時間半も経ってるじゃねーか 何やってんだ 他の連中はよ」「みんな寝てるよ」「はァ?」
「!! ……なっ」なんと、キルアは1500枚弱のバッジを大きな布で包み、紐で固定してズルズルと引きずってきていたのだ。
「バッジ集めるのに時間くっちった」
試験官は会場に倒れている受験生達を確認し、返す言葉もない。「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」「みんな半日くらいは起きないと思うけどね」
これだけの戦闘を繰り広げておきながら、キルアはまだまだ余裕のようだ。「やる?二次試験」
試験官は電話でネテロに指示を仰いだ。「ほっほっほ その必要はあるまいて そやつの実力はもう証明されとる」
(闇の住人キルア… ずいぶん成長して戻ってきたようだのォ)
「あ〜〜〜〜 試験番号1219 キルアくん」「ほーい」
「ハンター試験 合格!!」
もし今年の受験生の中にヒソカが混じってたとしたら
才能や適性より現状の強さ重視のこの試験官とは
馬が合わず殺してそうだ
ゼwパwイwルwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ゼパイル臓器抜かれちゃうのん(´;ω;`);?
抜かれるよ!!
今年の試験
強さしかはかれてねぇwww
いや、去年の試験もたいがいだったけど
まあキルアは会長のお墨付きだったから受かったけど
もし同じことをルーキーがしたら一人だけで2次試験くらいやったかもしれんな
それにしても他のやつらが哀れ
ポンズたん(´・ω・`)
この試験官
誰かに似てる
だれ?
ネテロ>>>>>>サトツ>リッポー>>ブハラ>>>メンチ>>>>>>無限四刀流>>>>>>こいつ
ゼパイル、乱闘であたふたしてるようじゃキルアがいなくても受からなかっただろう
ゼパイルは‥死ななくて済んだのはむしろ幸運な気も
>(売ったらいくらくらいすんのかしらね ホホホホホ)
高く売れてもどうせゲームのお金じゃん
まあ実際には現実世界なわけだから
カード化解除したお金をポケットにつっこめば
石みたいに島外持ち出し可能かもしれんが
ビスケはそれを知らないしな
トンパの下剤ジュースは毎年恒例のイベントだったのかw
ゲームの金ってモンスター倒せば手にはいるから
いまいちありがたみが少ないんだよな
ドラクエでもFFでも最後は絶対余りまくるし
無限四刀流の試験もこんな感じだったような気がしてならない
それでヒソカの怒りを買ったんだろ
ゼパイルが練ったハンター試験の傾向と対策とは何だったのか
前回の試験でポックルの毒矢にやられてゴンに助けられた人、今回元気に参加してたな
ゴンに教えてやったら喜ぶと思うが、キルアはそのこと知らないんだよな‥
前の試験で島まで残ったら次の会場へ無条件招待されるんじゃないかとか
5人倒したら自分の分合わせて6枚になるんじゃないかとか
そんな細かいことどうでもいいぐらいのチートっぷりだ
実はキルアは念をこめて倒してあげたので会場の1500人全員が来年は楽しみなことに
>>689 そういえばキルアは無条件で招待のはずなのに
わざわざキリコに案内してもらったな
恩人にこの仕打ち
いやキルアが悪いとは思わんけど
久々に爽快な圧倒的勝利きた!
といいたいところだがゼパイルのことを思うとあまり喜べない
確かハンター試験申し込み書は
未成年者のばあい保護者のサインが必要だったはずだが
また偽造か?キルア
>>691 前回、イルミに精神的にやられてたから
招待券みたいなの受け取らずにさっさと帰っちゃったんじゃね
>>694 キルアの事だからそーいう手法をもう何年も前にマスターしてたんだろなw
>>694 今年二十歳を迎えた(はず)のレオリオに頼んでたりw
>>691 ハンター協会側はキルアと連絡を取ろうとしたが捕まらなかった、に一票
もしかしたらゾルディック家の執事室に電話がいったけどゴトーがしらばっくれたのかもしれんw
>>691 いや、ゾルディック家にハガキか招待券だかが届いたけど
イルミあたりが燃やしちゃったんだろw
キルアは元殺し屋だし偽装パスポート持ってても驚かない
こう考えるんだ
去年の試験は何百人と死者を出したのに今年は誰も死ななかったと
ゼパイルってこれで本当に人生終了?((((゜д゜;))))
ちゃんとキルアが内蔵抜いといてあげたよ
戦闘用の念使えるアマハンターとかいなかったのかな
今のキルア相手だと多少使えたところでゼパイルや三兄弟といっしょなのかもしれないが
今年もヒソカやイルミ級のやつがいたらどうしてたんだ
>>704 戦闘用の念を使える天空闘技場200階レベルですら当時で瞬殺だったし
持久走であのビスケより早くなった今なら
もっとレベル高いやつでも歯が立たないんじゃないか
>>705 いても1人2人、多くても3人くらいだろうし
目的は全員倒すことじゃなくて受かることだから
そいつらを避けてれば問題なし
あるいはもうヒソカ・イルミ急級に強くなった・・・はいきすぎかもしれんが
旅団でも非戦闘員のシズクやシャルナークや故パクノダになら勝てるかもな
ハンター試験自体がインフレの犠牲者になるとは…w
オーラ量のインフレを念のインフレとか言う奴はユピー並に念が浅いな。
710 :
マロン名無しさん:2009/11/22(日) 13:32:43 ID:I/Rbh/k7
ユピー?
誰だそいつ
ところで試験官は何ハンターなんだ?オサレハンター?
レトログッズハンター
1次試験担当なのに内容直前まで決めてないとかやる気ないにもほどがある
今回の会場がマラソンに向かない場所だったのかもしれないが
せめてさ
非常階段で待ってるんじゃなく会場で受験生たちのバトルを監視するべきだったよな
二次試験まで見学してたサトツさんを見習え
>>711 廃盤レコードハンター
なんかプレスリーとか信奉してそうな衣装
このおっさんにもなんか試験官をするメリットがあるのかね
作中でどういう人が試験官やるかって名言されてたっけ?
>>716 たしかプロハンターによるボランティアって去年の試験で言ってた気がする
協会から依頼が来るとかなんとか
メリットとしては協会に多少の恩を売れるくらいだから
まあ半分以上趣味で付き合ってるようなもんじゃないか?
ビスケとかヒソカみたいな性格のやつが
今のところ
ある程度実績残したハンターが試験官やってて、本人たちも結構楽しんでるってくらいかな
あんまり報酬が高そうではないよね 試験官務めるのはひとつのステータスだったりするかも
ハンター暦数十年のベテランではあるんだろうなぁ
メンチもビスケ出た今となってはいくつだったかわかったもんじゃない
そういえばメンチもあれでツェズゲラと同じくシングルハンターだったな
ビスケもおそらくプロだろうけど称号持ってないのかな
ジンの時も通過1人だけってことは、今回と似たような試験やったんだろうか
キルアのライセンスなんかレアっぽくていいな
ジンと同じで
その年に発行された唯一のライセンス
プレミアつきそう
No.149 遭遇
キルアは再びグリードアイランドの入り口で受付(?)の女と対面していた。「グリードアイランドへようこそ」
「おお あなたはもしやキルア様では?」「ああ」「ゲームの説明を聞きますか?」「いや いいよ」
ゴンとビスケはスタート地点の平原で待機していた。「あっ」「おかえりキルア!!」ゴンが駆け寄る。
「試験どうだった!?」「もちろんソッコー合格!!むしろ帰ってくるのに時間かかってしんどかった」再開を喜び合う2人。
「さて 喜んでるトコ悪いけどさ」ビスケが割って入った。「呪文(スペル)カード見てちょうだいな」「ん どれどれ」
「おお〜〜〜 スッゲ― いっぱいじゃん このSランクカードって売ったらいくらすんだろーな」「ちょっと店で聞いてみましょーよ」
「ダメだよ有効に使わなきゃ」ゴンがビスケを止めにかかった。「何よ―― 聞くだけならいいじゃないの」
「そういいながらすごく高かったら売ろうって思ってるでしょ?」(ち… バレてる)
「どうしたらいいと思う?これ」ゴンがキルアに助言を求めた。「そ――だな―――」
「とりあえず持ってて大丈夫じゃないかな(守るべきカードもないし) これだけ防御呪文のカードがあれば 奪われる心配もまずないし」
「――でどれか使ってみたか?」「ん―― “暗幕(ブラックアウトカーテン)”だけ使ったけど」
「何だよ せっかくカードあんだからガンガン使おうぜ こーゆーのに慣れておかないといざという時に使えないぜ」
≪1040 交信(コンタクト) F-200 他プレイヤー1名(ゲーム内で出会ったことのあるプレイヤーに限る)と
本(バインダー)を通じて会話することができる(最大3分間 途中で交信を切ることができるのは“交信”を使用したプレイヤーの側のみ)≫
「とりあえずこいつ使ってみろよ 今まで何人くらい遭ったかチェックしてみよーぜ」
キルアに言われて、ゴンは“交信”を使うことにした。「“交信(コンタクト)”使用(オン)!!」
「どれどれ見せてみ 1・2・3… お〜〜〜 結構いるなァ」キルアがゴンのバインダーのリストのカーソルを下に移動させていく。
「!!」キルアの顔色が変わった。「おいゴン…… 一体いつこいつに遭ったんだ?」「え?」
『クロロ=ルシルフル』
「クロロ!!?」「? 誰?クロロって」何も知らないビスケだけが事態を飲み込めていない。
「遭ってないよ!ゲームの中でクロロとなんか」「ん?ん?何の話?」「じゃお互い知らずにニアミスしたか あっちだけが先に気付いたか…」
「でもおかしいよ だってあいつはクラピカに念を封じられたはずだよ?」「だからクラピカって誰よ!!」ビスケは完全に置いてけぼりだ。
「だよな… 念を使わなきゃゲーム内に入れないんだから じゃ あと考えられるのは…」「が―― ちょっとっ」
「あ た し も ま ぜ な さ い ――――! ! !」2人は怒りのビスケにブッ飛ばされてしまった…。
「あるわよ 敵の念能力をはずす方法」3人で走って移動しながらビスケが話す。「ホント!?」
「当然よ 敵にかける念があるんだからはずす念があっても不思議じゃないでしょ?除念っていわれる能力よ
でもこの能力を使える能力者は少ないわよ」
「………てことはやっぱりクロロがクラピカの念をはずしてこの中に……」「一体何しに来たんだろ」
「わかんね――けど クラピカには連絡しておいた方がいいよな よし!オレもう一回行ってくるよ」とキルア。
「呪文カード使えるよ?」「とっておけよ 4時間もあれば戻れるから」
「くっくっく あはははは なるほどそういうことか!!」バインダーのリストを見て笑い転げるシャルナーク。フランクリン達は訳が分からない。
「おいシャル!!いつまでも笑ってねーで説明しろよ!!」
「ゴメンゴメン おそらくこれは団長じゃない もちろん団長がすでに除念を終えてゲーム内に入り
たまたまオレ達と互いに気付かず20m以内ですれ違ったという可能性もある でももっとわかりやすく説明がつくんだ
団長はまだ除念を終えてない そして G.Iと知らずにこの島を訪れた」「?」「くっくっく なぜ気付かなかったんだろう」
「ヨークシンの真東にあるんだよ G.I(ここ)は」「!!」「団長の予言…」「そうか!団長は除念師を探してここに着いたのか!!」
「団長もオレ達と同じ方法で入島し すぐにレイザ―に島外へ飛ばされ その時ここがG.Iと知ったんだ
しかし念が使えないから団長自身は普通の方法ではこの中に入れない そこで誰かを雇って入島させることにした
自分の名を使わせたのは オレ達への隠れたメッセージ!!」――除念師はG.I(この中)にいる!!!
「へへへ」フィンクスが腕を鳴らした。「また目的が変わっちまったな ま…これ以上の変更はないがな」
「他の連中も呼びよせようぜ!」「そうだな 総力で除念師を探そう」
「うまくそいつを探し出せたら 何も言わず自称クロロに引き渡せばいいわけだ」
「ちょっと訂正があるね♥」森の奥から見慣れた人影が近づいてきた。「まさか……!!」
「ヒソカ!!!」
「クロロの名前を使ったのはボクのアイディアさ♦ プレイヤーの名前入力が自由に出来るなんて
ゲームの中に入って初めて知ったからね♥ ほめてくれよ?そのおかげでボクの言いたいこと上手く伝わっただろ?」
「おいてめェ!!」フィンクスが額に青筋を浮かべた。
「滅多なことペラペラしゃべるんじゃねェ…!!てめェはてめェで黙ってやるべきことをやれ
うすうすてめェの動機もわかる…!!ここでオレがぶっ殺しておきたいとこだが…団長に任せるぜ」「くくく♠」
「ま… 何かあったら“交信(コンタクト)”で連絡してくれよ♦ ボクもニュースがあったら知らせるから♣ じゃあね♥」
ヒソカはまた茂みの中に消えて行った。
「……」シズクが眉をひそめた。「団長…ヒソカに依頼したのね しかたないけど何か複雑」「報酬は決闘(タイマン)だろうな… 除念後の」
シャルナークは確信する。「でもこれで時間の問題だ 団長の復活……!!」
「それはないな」現実世界で(バッテラの古城の一室?)キルアがクラピカに電話でクロロの件を話したようだ。
「もしも奴が… いや奴に限らず 旅団(クモ)にかけた私の念がはずされた場合 私はそれを知ることができる」
「それって能力を決める時にその状況を予測してたってこと?」
「当然だろう 人にかける念があるのだから逆にはずす念も存在すると考えるのは至極自然な発想だと思うが?」キルアはカチンと来た。(やなヤツ)
「ま とにかく報告はしたぜ 後はどーぞ御勝手に」「わざわざすまなかったな 礼を言う」
電話を終えたクラピカは考え込みながらじっと立ち尽くしていた。――クロロでは ない… だが無関係とは到底思えない
センリツがそんなクラピカに声を掛けた。「クラピカ ボスが呼んでるわよ」
途中ネオンの部屋の前を通ったが、ネオンはペンをくるくる回して呟いていた。「どうしてかしら… なんで出なくなったんだろう…」
ネオンの部屋は様々な娯楽用品や贈り物の類が散乱している。
ボスであるライト・ノストラードの部屋も、ゴミが散らばっていてひどい有様だった。「御用ですか?」「……」
ようやく顔を上げたライトは、ほとんど廃人のような顔つきだった。
「今月…オレは…オレはどうしたらいい?教えてくれ オレは一体どうする?」「大丈夫です 私にお任せ下さい 全て順調です」
「キサマに何がわかるっっ」ライトは醜く怒り狂った。
「先の事などどうなるかっ お前には全くわからんだろうが!!ネオン!!ネオンだっ 早くネオンを元に戻せ!!
くそっ くそっ う〜〜〜〜う〜〜〜〜 なぜこんなことに…」ライトが頭を掻きむしるのを、クラピカは表情を崩さず眺めていた。
キルアはG.I内でゴンとビスケに合流した。「どうだった?」「どうやら本物じゃないみたいだぜ」「そう…」
「でもなんか あいつクロロの名前を出しても平気だったぜ 余裕ってゆーか反応が薄いっつーか
意外と冷静だったな… もっと驚くかと思ったけど」「ふーん」
ビスケがポンポンと両手を叩いて注意を向けさせた。
「ま――でも取り越し苦労なら良かったじゃないの さ!!今度は自分達のことに集中よ!!」
「ゴン!キルアに見せてやりなさいよ あんたの必殺技」
あれ?なんでクラピカ・ゴン・キルアが当たり前のように団長の本名知ってるんだ?
リーダーって呼ばないクラピカに違和感
ネオンのために掟関係なく刺さった鎖でクロロ殺すことはできないのかな?
能力的には出来るが性格的には難しいとか、死者の念はかえって強くなる理論でやらないとかと思ったが
クラピカはそもそも能力消去がクロロのせいって事知らないか。
なんか色々キタ――(・∀・)――――!!!!
俺のマチたんコネ――(゚听)――――!!!!
ネオンとクロロが接触したのは知ってるわけだし
クラピカならクロロがネオンの念をどうにかしたって気づいてるだろ
クラピカの「全て順調です」っていうのは
クラピカもネオンのために除念師を探してるのでは
やっぱクロロは団長って呼ばれてたほうが風格あっていいな
旅団初期メンバーがたまに名前で呼ぶからいいんであって
ゴンやキルアみたいなガキにもクロロって呼び捨てにされるのはなんか違うと思う
ヒソカのクロロに対する並々ならぬ妄執が
幽白の鴉を彷彿とさせてきて怖いんですが
ノストラード組が崩れかかってるが、
クラピカが宿を失って
フリーの状態でレギュラーに戻る展開かも
レイザーに島外に飛ばされた団長が「G.Iの中に除念師がいる」と確信するに至ったのはなぜ?
ハンターがゴロゴロしてるから?
>>733 そうは思わないけど
団長の私服が‥すごく仙水です‥
>>736 俺も思ったwww
特にゲーム機を前に座る団長のコマが
完っっっっっぺきに仙水
>>735 俺も不思議に思ったが
地図を見る限りヨークシンから見て東の果てがGIなんだよ
GIを超えて東に進むとヨークシンからみた地球の裏側を超えてしまい
「ヨークシンから見て東」じゃなくて「西」になってしまう
それまでに尋ね人に会えなかったってことはGIが最後の可能性
にしても3ヶ月で地球半周したのか団長www
>>734 ノストラード組は哀れだがそれでお願いしたいなぁ
もしかしたら「全て順調」というのはネオンのことではなく
火の粉が飛んでくる前に自分が逃げる準備してるって可能性も
今、ヒソカをレベル99にあげてラスボスに向かわせてるところだな
>にしても3ヶ月で地球半周したのか団長www
しかも進入を阻む潮流に逆らって律儀に真東へ真東へと進む団長
なんかかわいいw
アベンガネ逃げて――――――!!!
>>731>>734 クロロの能力知らないはずだけど気づいてるってのはありうる
でもネオンのために徐念なんか考えてないんじゃないか
むしろダウンジングチェーンでネオンの代わりになるとか
いや、むしろ
ここぞとばかりにクラピカが組を乗っ取るだろ
もともと緋の目回収のために人体収集家のネットワークを押さえるのが目的だし
なんて凄腕航海士
団員たちは団長の予言の内容をどうやって知ったんだ
団長の予言を知らないせいでパクノダが悩みに悩んだというのに
>>729 そういう都合のいい事は出来ないんじゃね?
ただでさえクラピカの能力は反則くさいのに
ヒソカが団員とあまり話しすぎると
クロロが「団員と接触するな」の掟に触れる可能性があるから
>何も言わず自称クロロに引き渡せばいいわけだ
>滅多なことペラペラしゃべるんじゃねェ…!
ってことなんだろうな
>>744 団長と話したヒソカがパクさんに伝えたか電話でもしたんじゃね
しかしクラピカ、けっきょく除念を阻止するような対策は何も施してないんだな
ん?ってことはヒソカはいつのまにかゴン達とすれ違ったってことか
もしかして前々回のマサドラの人影?
>>749 世界的に稀な能力とは言え
団員に徐念師がいたら完全にアウトなのにな
たまたま徐念師の団員はいなかったけど
今回のことで学んだから
確実に次はアベンガネを仲間にするか能力盗むかしてくるだろうに
>>747 ヒソカの行動次第で、全然離れた場所にいるクロロの鎖が動くのかな?かわいそうだなw
ノストラード・・・
以外と大物っぽい感じのキャラだったのに
化けの皮剥がれるのはえーな、おい
>「他の連中も呼びよせようぜ!」「そうだな 総力で除念師を探そう」
どうやって探すんだろう
しらみつぶしにプレイヤーぼこって「おまえは徐念師か?」って聞いて回るんだろうか
パクノダさんがいれば徐念師探しも楽だったのに…な…(´;ω;`)
>クラピカの「全て順調です」っていうのは
>クラピカもネオンのために除念師を探してるのでは
ボスがなにも判断できない廃人状態なのに「順調」ってことは
すでに組を動かし経営してるのはクラピカってことだ
つまりノストラード組乗っ取りはすでに完了している
緋の目探索のために散々しゃぶりつくされた後はポイっ
ひっヒドい男!!
団長とクラピカのアップは対比になってんのかね
>728
本名はネオン→クラピカ経由じゃね
>>744 そして盗賊王から海賊王へ
あんな小さいボートでGIに上陸したフィンクス達も地味にすごい
クラピカ優秀だなw
まあ組長があれじゃクラピカが代行してるだけいくらかはましか
>>750 なるほどな
そういうことか
わかったぜ
>>756 しかしある時、自分が蜘蛛と変わらない程あくどい真似をしてしまったと気づき‥
クラピカの苦悩は続く
誰も触れてないがキルアが何気にすごいことやってるwww
入口地点(島南部)から西の港までひとっ走りしてきて現実に戻ってまた入島して合流w
G.Iの中にアベンガネの他にもう一人くらい凄腕の除念師がいてもいいんじゃないかと思うが
意外性狙いだと未だに発を披露しないビスケが怪しいな
アベンガネは案外引っ張るだけ引っ張っておいてあっさり死にそう
だって冨樫だし
さすがにそれじゃアベをわざわざ除念師としてクローズアップした意味がない
除念師は超レアらしいからそうゴロゴロいないだろ
アベンガネ、こんなとこ来なくても除念でいくらでも稼げそうだが・・・
そのたびに念獣が除念された者じゃなくアベンガネについて来るのだとしたら、職業除念師は難しいかもしれない
>>765 それにそもそもビスケ除念の線はかなり薄いんじゃないか
爆弾を仕掛けられたアベンガネと会っても除念どころか
歯痒そうな表情演出一コマもしないし、普通に不可抗力っぽかったぞ
なるほど、そだね
クロロがアベンガネの徐念能力を盗んだとして
念獣を具現化してる間はずっと本を片手に開いておかないといけないのか
それとも念獣を作るとこまで本開いておけば本消しても念獣は勝手に纏わりついてくるのか
ふと思ったんだが
クラピカにとって急務なのは
復讐でも緋の目集めて仲間供養でもなくて
クルタ族の血を絶やさないための子作りではないだろうか
それとも既にどっかで子種しこみ(しこまれ?)済みなのか?
アベンガネがクロロを徐念したとして
どうやったら念獣消せるんだ
ジャッジメントチェーンって解除方法あるのか
最初はクラピカ死んだら消えるのかと思ってたけど
むしろ強くなるとか言ってたし
たとえすごい高額の報酬貰えたとしても一生念獣に付きまとわれるとしたら
俺がアベンガネなら依頼されても断る
>>771 緋の目が優性遺伝なら種ばらまけばいいが、チート能力あるし劣性な気がするなぁ
生き残りって他にもいるんだっけ?
>>772 アベさんの能力の説明に術者が死ねばってなかったっけ?
念が有効な状態で術者を殺すのは解除不能でまずいけど、
解除してから術者を殺せば、念獣が消えるみたいな感じだったような
クラピカ別にクルタ族の血が絶えるとかはどうでもいいんじゃ?
ただ仲間殺されたから敵討とうとしてるだけで
>>753 ネオンの予言があるから余裕があっただけで、べつに本人が特別有能だったわけじゃないし。
ボマーの念の場合は除念の対象が自分自身だったからで
本来は念獣はアベさんじゃなくて相手(この場合はクロロ)に付きまとうんじゃないだろうか
そこらへんがはっきりしないんだよな
でももし念獣がとり憑くのが術師じゃなくて念をかけられた相手だとしたら
たとえば除霊屋としてアベが商売始めたとして
「霊はいなくなったけど代わりにキモイ生き物にとり憑かれたー!!」
と苦情殺到だなwww
まあどっちにしろ死人は払えない三流除念師なんだけど
>>770 念獣を具現化し続けるとこまで含めて能力(の制約)だから
解除条件満たすか能力者が死ぬまでに本閉じれば
多分念獣は消えて喰った能力は元に戻る
クロロのスキルハンターで使うには勝手が悪すぎるな
>>781 でも念獣そのものは自然界のオーラ使ってるから
本消しても念獣は現れたままかもしれんぞ
自分の具現化能力と合わせて作り出してるって言ってたからな
自分のオーラも使ってるかは不明だが条件満たせば消えるってことは
能力自体は発動中だから多分本消したら消えちゃうだろう
たとえば、アベがクロロにかかってる念を除念して
クロロに念獣がついたとして
その状態でアベが死んだらどうなるんだろう
死者の怨念が詰まった、外すことのできない念獣のできあがりなのか
念獣をファンファンクロスに入れるってのは?
デメ公には念能力で作られた物は吸いこめ無いという制約があるのだから
大風呂敷だって似たようなのがありそう
吸い込めないのは自分で決めた制約ではなくて
不可抗力でそうなってるんだろうな
だって吸い込めたら除念だし
コルトピのコピーも念で作った物は形しか再現できないが
それも自分で決めたルールではなくおそらく不可抗力
>>785 本閉じたらクロス消えちゃうんだから意味ないだろう
というか
能力使うためにはその能力が登録されたページを開けていないとダメなので
盗んだ能力を同時に2つ以上発動させることはできない
No.150 始動
「ジャン!!ケン!!!パー!!!!」開かれたゴンの右手から握り拳サイズのオーラが切り離され、フワフワと漂うようにゆっくり飛んだ。
「おぉ〜〜〜〜〜〜〜」「次ね」
「最初はグー!ジャン!!ケン!!チ―!!!」続いて手のオーラを刃状に変化させ、固定して立たせてあった細い枝っきれを切りつけた。
すると枝の先はポロッと切れて落ちた。「やった――――!!できた―――――――――――!!」
なんだか心から喜んでいるらしいゴンを見てキルアはびっくり。「えっ まさか初めて成功!?」
「違うよ!!これで五度目の成功だもんね」「ふ――ん で 失敗の回数は?」「う゛っ………」
「でも成功率は上がってきたもんね 10回に1回は出来るようになってるよ!(たぶん)」
「それはいいとしても お前今の技使う前さ 毎回あの掛け声言うの?」
そんなこと聞かれるとは思ってなかったらしく、ゴンは大きなクエスチョンマークを浮かべた。
「え?うん だって じゃなきゃ必殺技っぽくないでしょ」
「う――ん まぁ…な けど敵にモロバレになるわけだろ?スキもすげーでけェし 掛け声の間に敵に攻撃されたらどうすんだよ」
「よけながら言う」「よけきれなかったら?」「それでも言う」
再び必殺技の修行を始めたゴンを尻目に、キルアがビスケに詰め寄った。「おいアイツ あれでホントに大丈夫なのかよ!?」
「そりゃ ま いろいろと不安はあるわさ でもなによりあのコが気に入ってるみたいだし
意外と理にかなっててやられる方はイヤだと思うよ 短距離攻撃(グー) 中距離攻撃(チョキ) 長距離攻撃(パー)の3択
鍛えれば相当手強い武器になるわさ」
「ところであんたの方はどうなのよ?」「オレ?まぁ色々考えたんだけど……」キルアがゴソゴソと何かを取りだす。「結局これにした」
視線を落とすキルア。その先にあるものをビスケだけが見て納得している。(読者には見えない)
「なるほど… 電気とコレか… よく考えてるわね いい武器になりそうだわね」「だろ?色んな技開発中だぜ」「ふむ」
「2人ともここまでよくがんばってきたわね んじゃそろそろ始めようか」「オス!まずは基礎からね」
「修行じゃないわさ 始めるのは本格的なゲーム攻略!」「!!」
「どうだい でかいだろう?」高層ビルと張り合えそうなほどの巨木の前に3人はやってきていた。
「この大木にだけ棲むという伝説のキングホワイトオオクワガタ 普段はコロニ―の奥深くにいて姿さえ見せない
捕獲の方法はただ1つ!ヤツが唯一姿をあらわす夕方に木をぶったたいて落とす!!」
(他にも方法あると思うけど… ワナとか)ゴンが小声でキルアに話している。(ま―― ゲームだからな)
木肌に丸くハンマーの跡が残っている。
「たたくポイントはここ!!ハデに揺らそうと思ったらハンパな力じゃ駄目だぜ 本命のクワガタを捕れたのは今のところたった7人だ」
「けっこういるんだね 成功した人」「かっかっか 挑戦者はその何千倍といたんだぜ?」
「敵がいるわけじゃないし 全力でぶったたいてみなさいな」とビスケ。「うん」「オイオイ素手かよ ハンマー貸すぜ?」
「最初は グ―――!」「!」右手にオーラを集中させるゴンの姿は、解体現場の車(?)を想起させ、キルアは目を疑った。
「ジャン!!ケン!!!グ―――――!!!!」木の幹目がけパンチを打つと、あの巨木がグラグラと揺れた。「!!」
木の枝が擦れ合い、やがて面白いように昆虫が降り注いだ。「おおっ」「虫の雨だ―――!!」
「すっげー大漁!!」「カブトもカマキリもいっぱいいるよ」
「いた!!キングホワイトオオクワガタ!!」「こっちにもいたぜ!」「もう1匹発見―!!」木の番をしていた男は言葉も出ない。
≪53 キングホワイトオオクワガタ A-30 伝説の昆虫 特殊なフェロモンで他の昆虫を誘惑し働かせ一大コロニ―を作り上げる
唯一コロニ―の外へ出るのは夕方の散歩≫
「いや――― 長年この森の番人やってるが たった一撃で3匹も捕った奴は初めてだぜ」
「でも手加減しちゃった」「え?」「全力で殴っちゃったら 木の方が傷んじゃうかもしれないって思って」
番人はぽろりと口から煙管を落とした…。
キルアが提案する。「ここでこのカード集められるだけ集めようぜ」「え?」「トレードの材料になる」
「成功者が7人しかいないって言ってただろ?このカードに挑戦したけど入手できなかった奴山ほどいるはずだからな」
そしてもう一度木を揺らした。
「ダメだ カード化限度枚数30枚なのに 結局最初の3枚しかカード化できなかったね」余ったクワガタは逃がすことにしたようだ。
「先にこのカードをゲットした7人の中にも同じ事考えた奴がいたんだろ―――な」「OK じゃ次行こうか」
「ここに監禁している少女を帰せ!?ボウヤ何を証拠にそんな事を言ってるんだ?この屋敷には限られた数人以外誰も出入りできないんだ
その少女とやらもね もしも忍び込もうものなら幾重にも張りめぐらされた罠が君達を襲う!!
君達では少女の部屋をつきとめることさえできず息絶えるだろうな」ビスケは冷めた目。「語るに落ちてるよコイツ」
ところは、キルアがあっさりと少女を連れて屋敷から戻って来た。「見つけたぜ――― 地下四階の隠し部屋にいた」
「何―――――!?」門番は目の玉が飛び出んばかりだ。「おのれァ――――――!!」
激昂した門番が襲いかかって来たが、キルアに即効返り討ちにされてしまった。
≪46 金粉少女 A-13 全身から金粉をふき出す少女 1日1回の入浴で約500gの金がとれる 非常に内気でずっと家から出ない≫
「少女シリーズ金粉少女ゲット!!」「門番はランクFだ」
「次は南ね スタート地点のシソの木をさらに南下して ギャンブルの街ドリアスってトコで3つカードを入手できるイベントがあるわさ」
「すげーな いつの間に調べたんだよ」キルアが感心している。
「聞き込みよ!アンタ達が修行してる間ただボサッとしてたわけじゃないわさ この姿だとプレイヤーも油断して結構話してくれたしね」
ビスケは顔の前で手を握るとキラキラウルウルした瞳で実演して見せた。
「もう帰りたいけど交換(トレード)に使えそうなカードが1枚もないの… とか言ったりしてねv 情報もらいたい放題だわさ ホホホホ」
「あれ?明日って15日じゃなかったっけ」「あっ 懸賞の街(アントキバ)の月例大会!!」
「通るついでだしやっていこうぜビスケ!」「今は防御カードもいっぱいあるしね!」
「優勝はァ―――― キルア・ゴンペアで――――――す!!」
≪84 聖騎士の首飾り D-80 これを身に付けたプレイヤーは呪いをはね返すことができる上 触れたカードの呪いも解くことができる≫
「聖騎士の首飾り ゲットォ――――!!」
「説明読んでも詳しくはわかんないね」「交換屋で聞いてみようぜ 持ってない呪文のことも知りたいし」
3人はすぐに交換屋で情報を買った。
「身につけてる間中そのプレイヤーに“反射(リフレクション)”の効果をかけ続けるんだ
それ以外にも“擬態(トランスフォーム)”や“贋作(フェイク)”などで呪いにかけられているカードに触れれば
それを元のカードに戻す力もあるんだ」
ゴンとキルアは嬉しそうに顔を見合わせた。
「すげ――――――ぜ!!これさえ使えばカードを盗られる心配しなくていいぜ!!」
「でもさ 一度カード化を解除しちゃったらもうカード化できないんでしょ?」
「そーよ このカードは1月の月例大会の賞品なんだから 1年に1回しかゲットのチャンスないのよ!?」
「2人ともそのカードよく見ろよ」「?」「入手難度D!!つまりこのカード“再生(リサイクル)”が使えるんだよ」「!」
「年に1度しか入手の機会がないのに何度がDなの?」キルアは店で聞いた呪文カードのメモと睨めっこしながら答えた。
「それは多分え――と これだ “妥協(コンプロマイズ)”と“堕落(コラプション)”が使えるから
条件がそろえば増やせるんだ このカード!こいつもいい交換用のカードになるぜ」
ゴンが聖闘士の首飾りをアイテム化して首にかけた。「よし!!もう怖いもんなしだ!!」「ギャンブル都市ドリアスへゴ――――!!」
≪64 魔女の媚薬 B-30 この薬に口づけをして意中の相手に飲ませればその人はあなたの虜となる 1粒の効き目は1週間 1ビン500粒入り≫
≪25 リスキーダイス B-30 20面体のサイコロ 1面が大凶で19面が大吉 大吉が出ればとてもいいことが起こる
ただし大凶が出ると それまでに出た大吉分がチャラになるほどの不幸が起こる≫
≪90 記憶の兜 A-20 これをかぶっている時に見聞きしたことは決して忘れない 非常に重く大きいのがタマにキズ≫
「楽勝ォ―――――――!!」これら3枚のカードを手に入れることが出来て、ゴンとキルアははしゃいでいる。
(楽勝!?とんでもないわよ 血ににじむあの3か月間があればこその今だわさ…!)
金粉少女たんのエロ画像キボンヌ
金粉少女はモー娘か?w
ゲームのメタネタは冨樫が楽しんでそうだ
金粉少女たんいいな〜
ちょっとGI行って金粉少女ゲットしてくる
799 :
マロン名無しさん:2009/11/23(月) 23:17:38 ID:J5eBM3dN
グリードアイランドって複数チームならメモリーカード一つでよくね?
リーブとか使われても指定ポケットは消えないから安全だし、仲間もゲーム外からいくらでも連れてこれるし
少女シリーズ…?他にもあるのか?
カード化せずにいろいろな使い方をしてもいいのか?
>この姿だとプレイヤーも油断して結構話してくれたしね
「この姿」ってのが引っかかるんだがビスケは何通りかの姿に化けられるのか?
例えば戦闘に応じてマルチタイプスカイタイプパワータイプと使い分けたりして
>>800 いまモーニング娘。って13人だからそれに合わせてあと12人いるんだろ
もうすぐゴマキが卒業するらしいけど
>>802 金粉少女のカード化限度枚数が13ってもしや‥
俺は金粉少女より雪菜がいい
ボマーさん空気wwwそういえばツェズゲラって無事かな
魔女の媚薬とヴェーゼの能力似てる
記憶の兜っていくらでも悪用できるよな
人に兜を被せた状態でグロシーン等を強制的に見せたら
簡単にマインドクラッシュ出来そうだ
記憶の兜ほしいーーー
めちゃくちゃ重いらしいけど寝ころびながら使えば問題ないし
記憶の兜で参考書やら辞典やらを読みまくれば簡単に天才になれると思うだろうが
そもそもそーいったもんを真面目に読める奴は普通に勉強できそーだな
受験勉強中のレオリオが欲しがりそうだ
>記憶の兜
>>807 そんなたいしたことない悪用なんかより
広辞苑読むとか
英和辞典・百科事典・六法全書・医学書
国家試験前の俺にはノドから手が出るほど欲しいぞ
記憶の兜使えば親や友人や恋人との思い出が一生色褪せないってのはいいなあ
>>810 真面目に読める奴でなくとも
たった一回目を通すだけでいいんだから普通程度の根気がある奴なら誰でもできるぞ
しかしなんかドラえもんの道具みたいだな
しかし
GIは現実世界だったわけだから
これらのアイテムは念能力によって作り出されたもんなんだろうけど
金粉少女とか何系の能力だよ
節子それドラえもんやない、トラエモンや
金粉少女を具現化するために毎日少女を見たり触ったり想像したりという
過酷な修業を積んできた具現化系念能力者がいるんだろうな。
いろいろとすさまじい変態だな
>>817 少女を具現化するのはともかく
金粉はいったいどこから出てくるんだろう
念で作ったものだと消えちゃうだろ
キングホワイトオオクワガタとかは
念で作ったものじゃなくて
実在の生物をカード化できるように細工してるのかな
>>813 浸ってるところ悪いが
一方巨大な兜を被ったお前が家族や友人恋人の記憶に残ることになるぞ
金粉少女より
リスキーダイスの方がやばい
運が良くなったり悪くなったりって
念でそんなことできんのか?
特質系?
>>822 一時的にGI内のゲームバランスを極端に調整するとか?
それだったらむしろ念を使わずとも出来ちゃう系だが
>>822 出来るんじゃね?改名で運が変わる世界だし
念は神だから制約も神視点だし
>>828 GIは現実世界だから
ゲームバランス調整は念で作ったモンスターや敵キャラの強さくらいしかいじれないんじゃないか?
それにリスキーダイスは25番だから指定ポケットカードで
ゲームクリア後に島外に持ち出し可能なアイテムだぞ
聖騎士の首飾り、ゲームバランス崩しそうなアイテムだな
ハメ組が一生懸命になって堅牢をゲットしようとしていたのが哀れなほどだ
>>825 今回のカード集めみたいなNPCのゲームイベントに
幸不幸反映される程度でも面白いかなと思ったんだが
(クワガタの木叩いたらついでに関係ないレアカードまで落ちてくる、とか)
島外に持ち出し可能ってことはすっかり忘れてたー
じゃあ制約である不幸がめちゃくちゃ重いんだろうな…
>>822 特質じゃなくても運を強化すればいいんじゃね
>>826 あっという間にコピーが出回りそうだよなw
GIをゲームだと信じてる人じゃないと使えないとか、GIを出ると効果が切れるとかの制約で
だめか、旅団みたいな奴等もいるだろうし
島外持ち出し可能なのは物品としてであって
効果まで保証されてるかどうかまでは分からんぞ?
聖騎士の首飾りって除念にはならないのかな
>>834 効果のないものなんか持ちだしてもクリア「報酬」とは言えないんじゃないか
そんなのただの記念品じゃん
そんなもののために命や全財産を賭けて挑戦とか
さすがにねーよ
もし効果なかったらゲームマスター鬼畜すぎる
詐欺罪で訴えられるレベル
>>835 カードの説明だと除念もできそうだけど
交換屋のおっちゃんの説明だとスペルにしか対応してなさそうだな
でもカードの説明の通りだと
除念どころかいろんな念攻撃をはねかえす無敵アイテムになってしまうんじゃないか?
念を使った物理攻撃には意味無さそうだが、クロロに盗まれたりはしなさそうだよな
つか、GIが現実世界だって広める奴がいれば、モリタケさんは船を造って脱出出来そう
>>838 ≪-00? 拘留(ディテンション)-- G.Iを不当な方法で脱出しようとした者全てを島のどこかへ飛ばす≫
レイザー「ゲームマスターだけが使える特別呪文…!外法には外法を…」
とかね
たぶん無理
亀だけどクラピカもう復讐する気なくなったとかないよな
だから反応薄かったし怒りの心が風化してしまったと
パクノダの件で相当動揺してたからなあ
ゆっくりと自分(と復讐の意味)を見つめ直してる感じか?
HUNTER×HUNTER 単行本第14巻発売(2002年4月9日 第一刷発行)
週刊少年ジャンプ H.13年44号〜48号、51号、52号 H.14年3号〜9号掲載分収録
No.14 島の秘密
(※コスプレイヤ―に挟まれて写ってる作者の写真)
真ん中が私です。念のため。
≪前巻までのあらすじ≫
偉大なるハンター・ジン=フリークス。ゴンはそのまだ見ぬ父に会う為、ハンターを志し、超難関といわれる試験を見事パスした。
ジンへの手掛かりを入手したゴンは、その1つ、ハンター専用ゲーム「G.I」を求め、ヨークシンの競売へ。
だが幻影旅団への復讐にかられるクラピカを助けるうち、資金なきままオークションの日を迎えてしまった。
そこでゴンはある作戦を決行。それはG.Iを落札した大富豪バッテラ氏のプレイヤーになること。高き競争率の中、
自分だけの特別な念能力を鍛えたゴンとキルアは、審査に合格。いよいよ謎多き伝説のゲームをスタートさせたが…!?
No.128 9月10日D
No.129 懸賞都市アントキバ
No.130 勧誘の理由
No.131 回答
No.132 40種の呪文(スペル)
No.133 呪文以外の防御(ガード)法
>>2-6 No.134 島(ゲーム)の秘密
>>34-38 No.135 いざマサドラへ!@
>>98-101 No.136 いざマサドラへ!A
>>129-132 No.137 いざマサドラへ!B
>>162-165 No.138 いざマサドラへ…?
>>207-209 No.139 ホントにマサドラ行くのか?
>>275-278
No.151 躍進
「“記憶の兜”1枚 “魔女の媚薬”3枚 “リスキーダイス”4枚 “キングホワイトオオクワガタ”3枚
“金粉少女”3枚 “聖騎士の首飾り”1枚 指定ポケットカード合計15枚!!」「とりあえずとれるだけとってきたわけだ」
「ダイスなんてカード化できなくなっても獲ってきたもんね」ゴンの手のひらにはダイスが2つ乗っている。
「金粉少女は笑ったな― オレの後ゴンとビスケが忍び込んだらまた監禁されてたもんな」
「ま この調子でどんどんカードゲットしていこうぜ」「ダブリのカードも早く利用したいとこだよね」
「!」突然、何も言ってないのにも関わらずゴンのバインダーが出現した。
『他プレイヤーがあなたに対し“透視(フルラスコピー)”を使用しました “暗幕(ブラックアウトカーテン)”で相殺します』
「いよいよ動き出してきたみたいだわね ずっと監視してた奴…!」「ゴン!もう1回“暗幕”唱えとけ」
ゴンはすぐにキルアに言われた通りにした。
『他プレイヤーがあなたに対し“交信(コンタクト)”を使用しました』「!!」
「よォ久しぶりだなゴン」「誰?オレはそっちのこと知らないよ」
「ははは そりゃまそうだな 懸賞都市(アントキバ)でお前から“真実の剣”を奪ったプレイヤーと言えばわかるか?」
ゴンは相手のことをなんとなく思い出したらしい。「何の用?」
「交渉さ 相当カードを稼いでるみたいじゃないか 正直驚いたぜ あの時とはみちがえる程成長したな どんな魔法を使ったんだ?」
「努力」「はははは なるほど」
「じゃ そろそろ本題に入ろうか 交換(トレード)しないか?こちらのカードは“66 魔女の痩せ薬”と“17 顔パス回数券”だ
残り時間が2分を切った あと1分で結論をくれ」「どうする?」ゴンがキルアに聞いてみた。「ちょっと聞くけどさ」キルアが代わって尋ねた。
「オレ達にアクセスしてきたのって昨日の月例大会を見てたからだろ?あんたずっとアントキバでうろうろしてんの?」
「まさか アントキバに行くのは毎月15日だけだ 今はお前達と同じドリアスにいるよ」
「じゃ その2枚のカードどこでゲットしたの?」「オイオイ番号まで教えてやったんだ あとは“解析(アナリシス”でも
“道標(ガイドポスト)”でも使って自分らで調べろよ 残り15秒 交換の意思があるならそっちのカードを提示してくれ」
「“64 魔女の媚薬”と“25 リスキーダイス”」
「オーケー “魔女の媚薬”と交換だ 20分後にドリアス入り口から北西500mくらいのとこで会おう」
2組は所定の場所で対峙した。「ヨオ そっちの欲しいカードは?」「“顔パス回数券”」
トレードが終わると、男達はあっさり去って行った。「じゃあな」
「何事もなく終わったわね」「ちょっとヒョ―シ抜けだな」「でもドキドキした―― 3日間で7種類 いいペースで集まってるよね」
「ガンガンいこーぜ!!あとはないの?この街で指定カードがとれるイベント」
「う――ん いくつかあることはあるんだけど 1つはスロットの賞品なんだわさ スリーセブンが出たらゲット」
「確率は0.01 つまり1万回に1回当たる割り合い 1回50Jだから単純に考えて50万Jで1枚ゲットか」
「運の要素が強すぎるでしょ?」「う―――ん 確かにリスク高いな」
「リスク……」キルアが閃いた。「ゴン!あのダイス」キルアはゴンからリスキーダイスを受け取った。
「頼むぜ―――」祈りつつダイスを指先で弾く。スロット台のテーブルに落ちたダイスはコロコロと回転し、大吉が上の状態で止まった。
「よし!!これでスロットをゴ――――!!」まずは7が1つ表示された。「おっ」そして2つ目も7。「おおっ」
なんと、キルアは一発目でスリーセブンを出すのに成功してしまった。店内にファンファーレが鳴り響く。
「おお―――!!すっげ―――― 一発!!」「レインボーダイヤゲット―――!!」
≪79 レインボーダイヤ A-20 7色に光り輝くダイヤ このダイヤを渡してプロポーズすれば100%成功する≫
「思った通りだ このダイスがこの街攻略のキーアイテムなんだ」「でも万が一大凶が出たらって思うと怖いわね」
「だから獲得カードはお前にやる」「うん」キルアはレインボーダイヤのカードをゴンに渡した。
「残りのカードも2人に渡しとくよ これでもし大凶が出てもカード紛失っていう不幸だけはまぬがれる」
「カードよりもキルアに何かあったら困るよ!!」「心配ないって 大凶なんて5%の確率だぜ それにいくらなんでも命までは……」
突然、店内で爆発音とどよめきが巻き起こった。「大変だァ―――!!スロットマシンが爆発して客の顔面グッチャグチャだァ―――!!」
「おかしいと思ったんだよ あの台5回連続で大当たりが出てたんだろ」
「やってた客も変だったもんな “もう1回くらい大丈夫だろ”とかブツブツ言いながら 妙なサイコロ転がしててさ」
ゴンがキルアを説得にかかった。「聞いた!?キルア もうやめとこうよ!!」「いや!!オレはやると言ったらやる!」
キルアはギャンブルしたくてうずうずしてしまっている。(あと1回だけ……!!)
(そー言って破滅するタイプだ ヨークシンでもそ――だったし)(ま、いざとなったら腕づくで止めりゃいいわさ)
「カジノ王の私とポーカーで勝負?ボウヤよしなよ火遊びは…」リーゼントの男がフッと笑ってカッコつけるが…。
なんとキルアはロイヤルストレートフラッシュ(しかもスペード)を男に叩きつけた!
「ギャンブラーの卵ゲット――!!」「はい じゃこれでダイスは終しまいね」ゴンがやんわりと止める。
しかしキルアはまだうずうずしている。(もう1回くらいなら……!)
ここでビスケがキルアの背後から首に向かって素早く手刀を叩きこんだ。伸びてしまったキルアをゴンがおんぶする。
「さ―― 次の街へゴ――vv」「余ったダイスは売っちゃおうね」
≪45 大社長の卵 B-30 1日3時間手の中で暖めることで1年〜10年後に現実となって孵る卵
暖める時に願う気持ちが強い程早く孵化する≫
≪67 長老の背伸び薬 B-30 粒飲めば1cm背が伸びる薬 1ビン100粒入り 20歳を過ぎてからの服用が望ましい≫
≪82 天罰のつえ A-15 罰を与えたい人の名前を唱えながらこのつえを天にかざすと
貴方か相手か 今までより多く悪業を成した方に強い災いがふりかかる≫
「よーしこれで半分!!」「50種類目ゲット!!!」
「たった1か月でもう半分集まったよ!!」「大分地図もにぎやかになってきたわね」
「でもこっからキツくなるぜ きっと 今まで獲った指定ポケットカードは全部ランクA以下だろ
ランクS以上のカードは情報入手の段階からかなりの困難ってことだぜ」
「そういえば交換屋(トレードショップ)で買える情報もランクAまでだったね」「んじゃどうすんのよさ」
「確実なのは“道標”で場所を特定して そこからは地道な聞き込みだろーなァ」とキルア。
「まァ他にもう1コいいアイディアがあんだけど」「え?何?」
「リスキーダイスを振って大吉出してから“宝籤(ロトリ―)”を使う!きっといいカードが」「「却下!!」」
(リスキーダイスの運ではランクAまでが限界です。リスキーダイス→ロトリ―のコンボの場合by冨樫犬)
「“道標”って1枚しか持ってないよ」「マサドラで出来るだけ呪文(スペル)カード買っとくか」
3人は“同行(アカンパニー)”でマサドラに飛んだ。
――結果 3人の呪文カード合計29種100枚!!
(強奪×1 堕落×1 看破×1 暗幕×3 追跡×2 投石×1 道標×3 解析×10 宝籤×8 密着×1 浄化×1 再生×1
名簿×9 同行×1 交信×6 盗視×5 透視×3 防壁×12 反射×3 磁力×1 掏摸×1 交換×1 再来×6 初心×1
離脱×3 念視×3 漂流×4 衝突×2 城門×6)
「……1つ気になったんだけどさ」バインダーにカードを納め、ゴンが呟いた。「ん?」
「G.Iの中には何百人っていうプレイヤーが来てるんだよね
なのにオレ達が今まで獲ってきたアイテムを全部カード化できたのって変じゃない?」「? どういうこと?」ビスケが聞き返した。
「だって指定ポケットのアイテムをカード化する限度枚数ってランクBでもたった30枚くらいでしょ!?
オレ達より先に来た人達がとっくに集めててもおかしくないのに」「……」キルアが考えている。
「確かにな… けど逆も考えられるぜ このゲーム内でまともにプレイできてるのは30人(組)に満たない…!!」「あ…そうか」
「な?そう考えればおかしくはないだろ?きっと大部分のプレイヤーは指定ポケットカードはおろか
マサドラにたどり着くのでさえ命懸けで 現実に戻りたくても戻れないって連中も多いはず」
「せっかくここまで来ても“離脱”が出なかったら悲惨だね」「つーかそんな奴ばっかだよ だからネットじゃ誰も戻ってこれないゲームって」
この会話からキルアはまた名案を思いついた。「……そうか!」「え?」
「現実に戻りたくて必死の思いでマサドラに来て もしも“離脱”が手に入らなかったら2人ならどうする?
かといって危険の高い西の港へ行く根性も実力もとてもないとしてだぜ?」
「そーだわね コツコツお金ためて“離脱”が出るまで買い続けるかしら」「うん」ゴンも同意する。
「だろ?じゃもしその過程で超レアな呪文カードを入手したら!?」「それを売ってまた呪文カードを買う!!“離脱”出るまで」
「そお?あたしはとっておくわさ 下手に売って次に買ったカードが全部クズだったら最悪でしょ?
とっておけばもしかしたら誰かの“離脱”と交換できるかも……」
「あっ…」ゴンとキルアもそこでキルアの狙いに気がついた。
「なっ この街にそんなプレイヤーが沢山いるかもしれない オレ達は呪文カード屋の前で張ってればいい」
呪文カードの店からため息をついて出てきた男に、ゴン達は早速声を掛けた。「“離脱”いる?」男がはっと顔を上げた。
「戻りたくない?現実へ」
同じ様に、3人はその男の他に2人の参加者にも声をかけた。
「“離脱”3枚で…」「ランクAの“擬態(トランスフォーム)”“聖水(ホーリーウォータ―)”をはじめ
いろいろ合わせて 57枚ゲット――――――!!」
離脱が出るかトレードができるまで高ランクの魔法カードを所持してるプレイヤーが多数か…
ハメ組の作戦って結構リスキーだったのかもしれない
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/:::::::::::: ....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,、-'´ ``‐、::i ヽ l:l ノ 、)ヽ
| 火 よ ボ. |:::::::::::::::..:......:::::::::::::::::::::::::::::::::,、-''´ ..:: レ l /::\__ ┐
l 遊. し ウ. |ヽ、:::::::::::::::::__,,,,、、、-‐''"、__,、-‐ー-、_ ノ /::::::/
| び な ヤ. |  ̄/ / ', `ニqヽ_ ヽニPニ'´ ト-'lへ‐、‐、
l は よ. | / / l ,、 -‐''"´ ̄`‐、``‐-、._ l |l l ヽ ``‐-
| : .| / /,、-'l'"´  ̄ ̄ ̄ヽ ``‐-、.「|. ``つ / l l
| .> ,'´ \‐- 、 ``‐ 、. / l l
|______| / ゝ、_ 、 \ \ ``‐-、.____) / l
/ /ヽ  ̄ ̄ \ \ ヽ / / へ l
/ /ヾヽ | | l ヽ ヽ、 ヽ-''" / ``‐---
/ / ヽ| | ``‐-‐┘ /
キルア、すげーギャンブラーだなぁ
俺には真似できんw
つーか呪文カードが出る度に、ハメ組ん時の一覧表見ないと分からんw
大社長の卵すごいと思ったけど念能力者なら同じ時間かければもっとすごいものになれそうだ
リスキーダイス事実上回数制限無しってのはバランスおかしすぎる気がするけど
リアルで命がやばくなるなら難しいな……
本当にゲームの場合だとセーブデータ消えるぐらいのリスキーさだろうか
やり込んだデータ消されるのに見合うだけの幸運って何だろうな
どんなレアアイテム貰えても割に合わない気が
>「戻りたくない?現実へ」
なんか凄いドキッとするセリフだったが
冨樫の休載多いのはネトゲ廃人してるからってのはデマだよね?
>「戻りたくない?現実へ」
現実に戻りたくないお。
>>854 「不幸に見合うだけの幸運」じゃなくて
「それまでの幸運がすべて帳消しになるくらいの不幸」だよ
長老の背伸び薬
欲っっすぃいいいいいいいいいいいい!!!!!!
なんかあのダイスドラえもんに出てきた変なトランプ思い出すな
願いを叶えてもらって人に譲る度に一枚ずつ減っていって
最後に残ったジョーカーを持った人に不幸が降りかかるってやつ
ゲームをクリアして持ち帰らないと特にならないアイテムもあるけど
ゲーム内で使っちゃえばそれですむアイテムなら使い放題だな
バッテラの欲しいアイテムがゲーム内で使っても問題ないアイテムなら
ゴンとキルアが念に目覚めさせてもらった時みたいにツェヅゲラに念を無理やり起こしてもらって
ゲーム機の前で発の真似事でもしてツェヅゲラ達に護衛してもらいながら安全な場所でアイテム使えばいいのに
若返り薬あたりなんかはゲームクリア報酬で狙ってなくても飲む価値あるだろうし
>>860 忘れられがちだが
念に目覚めることができるのは全人類でもほんの一握り
それゆえに少しでも使えるものは超能力者とか仙人、支配者とよばれる超特別な人たちだよ
洗礼を受けたからと言って誰でも目覚めるわけではない
10万人に1人の逸材とされるズシですらゆっくり目覚めさせるのに数カ月かかってる
まあモタリケとか見てしまうと、とてもそうは思えないけどな
リリースでの大量離脱とメモカ8個フルに使ってないゲーム機が少しあるとして、まだプレイヤー400人くらいはいるのかな?
そんでトッププレイヤーがいざという時のために1枚ずつは持ってるとすると、離脱はランク以上にレアなのか
離脱なくなっちゃったけど後は港へのボディガードでも同様に稼げそうだな
いいからさ
>ガンガンいこーぜ!!あとはないの?この街で指定カードがとれるイベント
>ガンガンいこーぜ!!
>ガンガンいこーぜ!!
カードゲットイベント一つずつ全部みたかったなー
キルアのハンター試験もそうだったけど
冨樫って引き延ばそうと思えばいくらでも引き伸ばせそうな展開でも
まったくそういうことしないよな
テンポ崩れなくていいけど
>>860ドンマイ
確かロイヤルストレートフラッシュって出る確率約65万分の1って聞いたぞwww
ポーカーはよく知らないが、キルアが出したようにスペードだと尚更強いんだろ?
俺なら一生分の運を使っちゃいそうだw
戦闘中だったらゴンの方がよっぽどギャンブラーだと思う
天空闘技場で絶で戦ったりと一か八かの後先考えない作戦大杉
そういえばキルアはあまりそういう戦い方しないな
亀だがキルアの必殺技の電気と「コレ」って何だろうな
ポケットに入るサイズっぽいが
ハンター試験前にディックサクラで買ったやつがそうだったのか?
スーパーで売ってそうな
電気と・・・
電池?
ぬこ顔キルアいいな
今回はヨークシンと違ってビスケさんがいてくれてよかったなw
多分ゴンが止めようとしてもキルア相手に不意打ちで気を失わせるなんて出来なかっただろ
>>869 ゴム手袋(アニメのポケモン的な意味で)
天罰のつえ、相手と自分とで
より多くの悪業を成した方って
誰がどうやって判断するんだ??
>>873 本人の感じてる罪悪感の大きさとかでカウントされるとか?
最近冨樫の絵柄がポップでかわいい感じになってきてるような
ロイヤルストレートフラッシュを出したときのキルアとか
>>875 っていうか
たまーに嫁の絵が混ざってるよなw
ビートルノと戦う前のスライムに苦戦してるゴルアなんかは完璧に直子画
ただねこ顔キルアは多分冨樫の絵だと思う
宝石好きのビスケはレインボーダイヤには食指が動かないのかな?
素人から見ればブループラネットよりレインボーダイヤのほうが価値ありそうだけど
ところでブループラネットってまさか青いダイヤ?
マリーアントワネットが持ってたブルーダイヤは
呪いのダイヤっていわれとるし言われてるし(持ち主が次々と怪死してるらしい)
なにかいわくつきのアイテムになりそう
普通にレインボーダイヤでいいと思うけどなあ
ゴン達念能力者を強く育てるためのゲームじゃなかったのか
リスキーダイスで大凶出して死んでいった人達が哀れだ
>>860 バッテラほどの財力があるなら
ゲームマスター買収して外でアイテム使わせてもらえば早いうわなにするやめry
>>875 描いてるうちにショタとロリに萌え始めたに違いない
これから再登場するキャラの顔が軒並みロリロリしてたら吹くw
ヒソカとかヒソカとかヒソカとか
>>878 >宝石好きのビスケはレインボーダイヤには食指が動かないのかな?
それは俺もチラッと思ったが
もしかするとレインボーダイヤは本物の鉱石ではないんじゃないかな
だって「このダイヤを渡してプロポーズすれば100%成功する」
こんなドラえもんの道具みたいな特殊効果があるってことは念能力なんじゃないか?
で、キングホワイトオオクワガタとかブループラネットとかいくつかのアイテムは
念で作ったものじゃなくて
もともと希少な物体を島に持ち込んでカード化できるよう念で細工を施してある、と
>>880 金で動くような奴らがゲームマスターなら
わざわざこんなゲーム作らないと思う
完全に趣味の世界だ
>「金粉少女は笑ったな― オレの後ゴンとビスケが忍び込んだらまた監禁されてたもんな」
プレイヤーが複数いるゲームのイベントなら当然そうなるわなw
>大社長の卵
金粉少女もだが微妙に幽白ネタ(の使い回し)だな…w
>>861 モタリケだって素質はあったんだよ
ただ彼は…いい師に巡り会えなかっただけだ
それだけなんだ
報酬3つ、自分だったら
記憶の兜、社長の卵、あとは…トラエモンか金粉少女かな
>>886 俺は今出てるカードだけじゃ何ともいえんなー
記憶の兜と背伸び薬は欲しいけど
早くちゃんと100種類紹介してくれ冨樫
断然金粉少女だな
金を出してくれる上に美少女とヤリほうだ…ゲフンゲフン
>>879 運も実力のうちだからなぁ
んで節度を知らない馬鹿はアウトって感じかな
つーかリスクがゴンビスに向かう事は無いのかな
キルアにとってはゴンが死ぬ方がリスクだろうし
あと、一回目で大凶出たらセーフなのかねw
>>874 クラピカが旅団に使ったら罪悪感のなさそうな旅団より迷いのあるクラピカに罰が下りそうだ
てか大凶でた奴は死んだのか?
顔グチャグチャになっただけで、死んだとは言われてないんじゃ?
>>874 迷いのある方がまだ良心残ってると思うけど
ゲームマスターの中に、対象に触れなくても全ての記憶を読みとれる神レベルの念能力者がいて、
そいつが天罰のつえの判断下してるんじゃね
富樫から公平に近づけるよりもえぐい決め方をしそう
>>891 死んでると思うけど、もし生きてたとしたら
きっと彼にとっては死ぬことより自慢のお顔が台無しになるほうがより不幸だったんだよ
そもそもゲームマスターって何人いるのか
指定ポケットカードの数だけいたりして
1人あたり1枚担当で
>>892 入り口の女が怪しいな
「あなたはもしや○○(名前)では?」と尋ねて相手が返事をしたら
相手の記憶をほぼ完全に読める能力者
制約として一生太陽の光を浴びることができない
トレードした奴らドライだな
交渉の流れや情報の入手方法チラッと教えてやったし真実の剣は水に流せって感じだw
多分、いつまでも恨み抱えてたらその方がKY、みたいな暗黙の空気がベテランの間にはあるんだろうな
>>895 それぐらいの人数いないと実現できないんじゃないかと思えるような凄すぎるアイテムが
今わかってるだけでも結構あるしな
でもアイテム担当だけでなくスペルとか街の人とかモンスターとかシステム担当も入れると
100人をはるかに超えることになる
現役ハンターの数が500人くらいしかしないのにそれはいくらなんでも無理じゃないか
コルトピがビルを大量に複製していたのを思い出したけどあれよりずっと複雑だろうしな
形だけでいいならコルトピ級の能力者一人でいけるけど
アイテムの一つ一つが特殊能力持ってるとなるとキツイな
No.152 接触
「“離脱(リーブ)”と交換で持ってたカードを全部もらったのはいいけど」
「結局本に入りきらないカードはアイテムに戻っちゃったわね」
草原に座りこんでいるゴン達の前には何十個ものアイテムが置かれ、一見玩具の山のようだ。
「いよいよフリーポケットがやばくなってきたな 今のうち整理しとこうぜ」ペットボトル(?)を傾けながらキルアが言った。
「3人合わせてフリーポケット数は135コ 1人5コくらいは空けといた方がいいだろうな
指定ポケットのダブリカードはオレとビスケの指定ポケットに入れちまおう」「呪文(スペル)カードはキルアが管理してよ」
「防御系の呪文カードはビスケも持っとけよ」「ちょっとアタシも使うの!?いやよよくわかんないもの」
「ざけんな覚えろよ!!3つぐらいしかねーんだから」
現在の指定ポケットカード
(No.3 湧き水の壺 No.10 黄金るるぶ×2 No.11 黄金天秤 No.19 遊魂枕 No.20 心度計 No.21 スケルトンメガネ×2
No.23 アドリブブック×3 No.24 もしもテレビ No.25 リスキーダイス No.26 7人の働く小人 No.27 顔パス回数券
No.37 超一流スポーツ選手の卵 No.38 超一流アーティストの卵 No.40 超一流ミュージシャンの卵
No.41 超一流パイロットの卵 No.43 大ギャンブラーの卵 No.44 大俳優の卵 No.45 大社長の卵
No.46 金粉少女 No.47 睡眠少女 No.48 発香少女 No.49 手乗り人魚 No.50 手乗りザウルス No.52 真珠蝗(イナゴ)×2
No.53 キングホワイトオオクワガタ×3 No.54 千年アゲハ No.55 仕返し商店 No.56 思い出写真館 No.57 隠れ家不動産
No.58 レンタル秘密ビデオ店 No.59 即席外語スクール No.60 失くし物宅急便 No.61 コインドッグ
No.62 クラブ王様 No.63 バーチャルレストラン No.64 魔女の媚薬×2 No.66 魔女の痩せ薬 No.67 長老の背伸び薬
No.68 長老の精力増強薬 No.69 長老の毛生え薬×2
No.70 マッド博士の筋肉増強剤 No.71 マッド博士のフェロモン剤
No.72 マッド博士の整形マシーン No.74 賢者のアクアマリン No.76 さまようルビー No.79 レインボーダイヤ
No.82 天罰のつえ No.84 聖騎士の首飾り No.86 挫折の弓 No.88 不死の大金槌 No.90 記憶の兜)
全51種 61枚
「今まではなるべく他のプレイヤーに関与しないようにしてたけど これからは積極的に関与していく必要があるな
情報の交換(トレード) カードの交換(トレード) 場合によっちゃ勝負もある プレイヤーに攻撃されるかもしれないリスクはあるけど
ある程度危険を覚悟で攻めないと レアなカードは入手できないぜ」
「時間の制約があるカード(月例大会の賞品とか)は交換か勝負でとりたいとこね 何十種類ものカードを集めないと
もらえないカードってのも 出来れば他の人からもらいたいわよね」
「呪文カードで攻めようにも攻撃呪文が全くと言っていい程ないもんね いざという時のためにとっておく人が多いのかな」
「とにかく自力で取得できそうなカードは全部自力で獲っていきながら 途中出会ったプレイヤーと積極的に交渉していくってとこかしらね」
「だな」「じゃ早速新しい街に行く?」「おうっ」
『他プレイヤーがあなたに対して“交信(コンタクト)”を使いました』サブ・バラと一緒にいたゲンスル―にツェズゲラが交渉してきた。
「こちらはツェズゲラだ」「またあんたか」「1 “一粒の密林”と交換しないか?これはSSランクでおそらくこれからも入手不可能だぞ」
「いやだね 何度言われてもあんた達とは交渉しない」
「“複製(クローン)”もつけるがどうだ?やり方はこうだ 指定ポケットに“大天使の息吹”だけを入れて…」
「おい バカじゃないんだ やり方くらいわかる 交渉の余地がないって言ってるんだ
あんた達はオレが確認した時点でもう92種類集めてる」
それを聞いたツェズゲラはニヤリとほくそ笑む。(正確には95種だがな)
ゲンスル―はなおも続ける。
「おそらくあと残っているのは他のプレイヤーが独占してるカードだけなんだろう?その中にはアイテム自体はすでに入手済みで
カード化ができないだけ… つまり“誰かのゲイン待ち”のアイテムも相当あるんじゃないか?
ナンバー000ってのは多分99種そろえないと発生しないイベントアイテム それを差し引いて考えたら最悪の場合
“大天使の息吹”があんた達の探してる最後の1枚かもしれないだろ?」
「くくく とぼけるのはやめとけよ お前達が“大天使の息吹”ともう1種類 “闇のヒスイ”を独占していることはわかってるよ
ま 我々の進行状況をぶっちゃけると フルコンまであと7種類だ」「そうかい せいぜいがんばりな じゃあな」(けっ あと5枚だろが)
「1“一坪の密林” 5“神隠しの祠” 51“手乗りドラゴン”の3枚との交換でどうだ?」
「!」あまりに美味しい交渉に、ゲンスル―が反応を変えた。
「さらに“大天使の息吹”じゃなく“闇のヒスイ”の方でいい こっちはSSランク1枚とSランク2枚で
そっちはAランク1枚 破格の交渉だと思うがな」「……相談する 時間をくれ」
「いいだろう 1時間後もう一度“交信”する 言っておくがこれが最後だ こちらももうこれ以上は譲歩しない」
「受けようぜ これ以上の条件はねェよ」バラは乗り気だが、サブは疑ってかかっている。「罠じゃないのか?話がうますぎるぜ」
「ツェズゲラは慎重な男だ ケンカを売るようなマネはしないだろう かといって勝算のない交渉をする奴じゃない
これだけ不利な交渉をしても… 先に100種コンプリートをする自信がある… つまり“大天使の息吹”も入手できると思ってるわけだ」
ゲンスル―が分析する。
「……もしかしたら やつら呪文カードを40種コンプしたんじゃ…?」
「……あり得るな だとすると“大天使の息吹”はゲイン待ち オレ達が(「複製(クローン)で増やし)独占している大天使の息吹
もしもオレ達の中の誰かがひん死のケガを負えば使うことになるだろう そうすると 同じアイテムを入手した順番に
未使用のアイテムが自動的にカード化されるから 奴等がすでに40種の呪文カードを店に渡して 引き換え券を受け取っている状態ならば…
その引き換え券はオレ達が“大天使”のカードを使おうとして“ゲイン”を唱えた瞬間 新たな“大天使の息吹”に変わる……」
サブが小さな袋を出してみせた。動かすとジャラジャラと音がしている。
「それに対して“闇のヒスイ”は全部オレ達が自力で集め独占したカード だから“ゲイン待ち”の対策用に10コも余分に取ってこれた
万が一“投石(ストーンスロー)”や“凶弾(ショット)”で“闇のヒスイ”カードが破壊されても
自動的にカード化されるのはオレ達が持っているヒスイになる オレ達の“ゲイン待ち”対策は奴等も重々承知の上だろうし
となると奴等にとって入手しにくいのはSSランクの“大天使の息吹”よりAランクの“闇のヒスイ”……!!」
「……これは懸けだな」「奴等が提示した3枚を入れればオレ達も91枚…」
「No.000を除いた残り8種のうち4種はすでに敵のゲイン待ちだし あとの4種のうち2種は獲り方までわかってるしな」
「問題はよくわかってないNo.2とNo.75だぜ “道標(ガイドポスト)”で地域は限定できてるのにいくら調べても情報すら出てこねェ
2“一坪の海岸線”はまだ誰も発見できてない状態のSSランクカードだからやむを得ないが」
「75 “奇運アレキサンドライト”はAランクだからな… 何か見落としてるだけなんだ きっと」
「とにかく交換は実行しようぜ」「S以上のカードはなるべく早く集めておいた方がいい」「S以上のカードはなるべく早く集めておいた方がいい」
サブとバラが勧め、ゲンスル―もようやく同意した。「そうだな……」
「A以下なら運次第で何とでもなるからな」ゲンスル―に不意に視線を向けられ、手錠で拘束された男2人はビクリと震えた。
そのうちの一人はどこかで見た顔をしている。
「あと何枚残ってる?」「んーと5枚だな」「景気づけにやっとくか」ゲンスル―はリスキーダイス1コを捕えられた男――モタリケに押しつけた。
「振れ」「か 勘弁してくれ… も もう 頼む」「お前まだ3回目だろ?死にゃしねーよ 振れ」
「違う!!違うんだ!!オレは知ってる!!一振り目で大凶が出て死んだ奴!!きっとこのダイスは全部合わせて1つみたいなもんなんだ!!
もしオレが大凶を出してしまったら その間オレが大凶を出してしまったら その間他のプレイヤーが出した大吉分の不幸がオレに振りかかっ…」
ゲンスル―がモタリケの顔面をガッと覆った。「知らねェよ 振れ それとも今すぐ死ぬか?」
モタリケは泣きながら、必死の思いでダイスを振った。「頼むっっ」結果は大吉。
「見ろ そう簡単に大凶なんて出ねーよ オレ達が欲しいカードをうまく出せたら ちゃんと自由にしてやるからよ」
サブが“宝籤(ロトリ―)”をモタリケに握らせた。「頼む 頼むぞ〜〜〜〜!!“宝籤(ロトリ―)”使用(オン)!!」
ロトリ―はボン!と煙を上げて別のカードに変わった。「よこせ どうだ!?」「おっ」
≪76 さまようルビー B-30 このルビーの持ち主は巨万の富を得るかわりに定住を許されない 1週間と同じ地に留まることはないだろう≫
「か――っ 惜しいっっ」「ナンバー1番違いだよ オメ―――運なさすぎ」「ああ ああ……」
サブとバラが手を叩いて茶化す。「よしも――1回!!も――1回!!」「ハイハイハイハイ モタリケ君の ちょっといいトコ見てみたい――♪」
その後、モタリケは何度かダイスを振らされたようだが、なんとか生きてはいた。「ちっ 結局だめか また呪文カード買いに行かなきゃな」
「……1つ気になってることがあるんだが」とバラ。「ん?」
「ここ数週間で飛躍的にカードを増やしてる組がある ガキの3人組だ 男2人女1人の」
「ああ 一度魔法都市(マサドラ)のカード屋ですれ違った連中だな」「何枚くらい集めてるんだ?」
「まだ50枚くらいだから 勢力でいうと20位前後なんだが スピードが気になってな」「ふむ」
「何かめぼしいカードは持ってたか?」「いや “念視(サイトビジョン)”で確かめたがBとAがほとんどだ」
「じゃ 放っておいていいんじゃないか?おそらく65種くらいで頭打ちだろ 気をつけなきゃいけないのはツェズゲラ組以外では
べラム兄弟 トクハロネ組 ハガクシ組 それとカードの枚数は少ないが非常に好戦的なフィンクスフェイタン組だ
そろそろ交渉も煮詰まってきて 不穏な動きを見せてもおかしくない状況だからな」
「……」バラが考え込んでいる。「オレ達から先にしかけないか?」「言ってるだろ バトルは最終手段だ まだ早い」
「いや いわばその一歩手前の作戦だ」サブが説明を引き継いだ。
「もちろんこの方法を使えば宣戦布告になる それ以降の交渉はまず不可能だろうし しかも危険を伴うし確実ですらないんだが」
「?一体どんな方法だ?」「“税務長の籠手”を使う それとリスキーダイス…!」
≪89 税務長の籠手 A-20 装備すると“徴収(レヴィ)の呪文が使えるようになる籠手 ただし1回唱えるごとに
装備プレイヤーの指定ポケット内のカードをランダムに1枚破壊する(指定ポケットにカードが1枚も入っていないと“徴収”は使えない≫
「確かにな…… その方法なら一気に8枚奴等から奪える しかもオレ達に有利なカードをゲットできる確率は高い
だが危険もかなり高いぞ 万が一大凶が出ればおそらく死…… かといって奴隷(あいつら)には任せられない大役だ」
「やるさ」「ここまで来たんだ クリア―しようぜ!」バラとサブが渋るゲンスル―の背中を押した。
「ダイスよこせ」ゲンスル―はモタリケの手からリスキーダイスを取り上げた。「!? おい 何すんだゲン!?」
ゲンスル―はなんと自らダイスを振った。「これもいつも言ってるだろ ヤバイ橋を渡る時は3人いっしょだ」
ダイスは大吉を出して止まった。サブとバラはほっと息をつく。「ったく 意味ねームチャすんなよ」
「ふん こんなもんムチャでも何でもないさ チョロイもんさ 必ずうまくいく!!」「おう」
『あなたに対し他プレイヤーが“交信”を使用しました』「!」「ツェズゲラだ 答えは?」爆弾魔3人は頷きあった。「オーケー 交渉成立だ」
タモリケさん何だかんだで悪運強い
最低5回振ってんのに一度も大凶出なくてよかった
 ̄ ̄ ̄\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /
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|::::::;::vrヘl/''"`"_,, ノ 、;;、 ''ヽ;:::::::::::! |
頼 \'' " _,,..-=、''_ >',=-、 ' i:::::::;! ヽ も し. か
| / ,rニ・L | { ':ニ・i,. |:::::l / て
/ 'i ,''≡' | i`== i i;/l > も く 勘
む /,i | ! r┤ i、 J ,:、!,! |. う れ 弁
ヽ,! ‐=、;、 | l , , ,`',,`''´,', 〃 |i ヽ ・
r‐-`;- 'ヾ;;''、 ,' , ',,;===; ' ,i/ l ‐=、--' ・
|ヽ__,i , i! , /r──-l! i! /;、_ ``i ・
___/'´ i ', ' , ' , | ''" ̄ ̄ ̄ !./ i;;;;;``''-、 ``i
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いよいよ面白くなってきたな
こんだけ卵シリーズあると霊界獣の卵とかもあるんだろうか
>ハイハイハイハイ モタリケ君の ちょっといいトコ見てみたい―――♪
wwwww
学生コンパかよwww体育会系サークルの飲み会こんな感じだったぞw
さすがトガシ、いろんな情報集めてんだなw
少女シリーズとかいって三種類しかないとか
まぁ現実にお持ち帰りするときには後腐れ無いけど
>黄金るるぶ×2
おい
>遊魂枕
>発香少女
>レンタル秘密ビデオ店
>魔女の媚薬
>長老の精力増強薬
>マッド博士のフェロモン剤
ゲンスルーのあだ名ってゲンなのかw
ゴンの親戚では?
ゴンはゴンスルーではない!!
バッテラが欲しがってるのはNo.88不死の大金槌だな
こいつら他人に対しては徹底的に外道なのに
仲間どうしでは仲良いのな。
サブとかバラとかいう名前はやっぱりアレか、アレなのか。
>>916 >魔女の媚薬 魔女の痩せ薬 長老の背伸び薬 長老の精力増強薬 長老の毛生え薬
むしろその魔女とか長老を持ち帰りたいw
>>それとカードの枚数は少ないが非常に好戦的なフィンクスフェイタン組
ジョネス氏捜しはどうなった?
>>920 名前みた時はおホモだちなのかと思ったけどそれっぽくないよな
普通に固い友情で結ばれてる感じ
「危ない橋を渡る時はいつでも3人一緒だ」って
ジャンプ漫画で主人公側が言ってるようなセリフ吐いてるしw
旅団や爆弾まで魔物とハンターに登場する敵は仲間思いの奴が多いのには
何らかの意図があるのだろうか
>>923 行き詰まってしまったため殺しをして憂さ晴らし中
と思ったけど、もしかしたら捜索は順調に進んでいて
出会った相手が除念師じゃないと判明したら
もう用はないとばかりに殺してるのかもしれん
>>922 魔女・長老・マッド博士ってのはそれぞれ
ゲームマスターのコードネームじゃないだろうか
どっかの暗黒天使(ダークエンジェル)みたいな
悪役なりに努力友情勝利の三原則を守ってるよな
でもなんかキモイぞ
ボマー三人衆
大天使の息吹は名前だけは何度も何度も出てくるくせに
いまだにどんな効果か説明されないけど
ハメ組リーダーが「ひん死のジスパーに使いたい」って言ってたし
今回も「もしもオレ達の中の誰かがひん死のケガを負えば使うことになるだろう」
ってことはやっぱり
”瀕死の重傷すら癒してくれる”
で決定かな
大事にとっておいて、使うことなくクリアしちゃいそうだw
>>911 もしあったとしても
他の卵シリーズと同じようなものだとしたら
それはプーみたいな霊界獣が生まれる卵じゃなくて
「1日3時間手の中で暖めることで1年〜10年後に・・・
霊界獣になれます」
という
誰が得するんだよ!ってアイテムだぞ
アレイズみたいなもんだろうな
回復系なのは間違いないし
うおーーー
アイテムの名前だけじゃなくて効果も知りたい
No.64〜No.71の魔女、長老、マッド博士シリーズのアイテムがものすごく気になる
インチキじゃない雑誌の広告で定番アイテム
モタリケもヤバい奴らにとっ捕まったもんだなw
あの中学生のイジメみたいなノリで殺されかけちゃたまったもんじゃないな
>きっとこのダイスは全部合わせて1つみたいなもんなんだ!!
ふーむ
やっぱりリスキーダイスみたいなアイテムは個々のアイテムなのではなくて
誰かがもつ一つの念能力ってことなんだろうな
だから繋がってる
なんでそうなる?
>>936 つまり、ドラえもんの道具みたいなアイテムは
誰か(ゲームマスターの1人)の能力を勝手に拝借して使ってる
と考えられる
だからリスキーダイスがたくさんあってもそれぞれが独立してるわけではなくて
オリジナルの能力者で繋がっている
という推測
なんで?
もー
ちょっとは自分でも考えろよ
コルトピは複製の超プロフェッショナルだが念で作ったものはその効果までは複製できない
にもかかわらず念で作られているであろうGIのアイテムは
カード化限度枚数を超えてもアイテムとしては無限に取得可能なのはなぜだ?
アイテム一つ一つが独立した念で作られているとしたらいくら人手があっても足りない
アイテム一つにつき1能力で、それを同じ次元に重複して存在させるようにダブらせている
と考えた方はすっきりするだろ
モタリケいわく、一振り目で大凶出して死んだ奴がいるからじゃね?
「今まで出した大吉がチャラになるほどの不幸」が降りかかってくるはずだが
その人は大吉出してないのにも関わらず罰が重すぎるってことでは
蟻編突入時のおかしな点
その1:ネテロがピトーぶっ飛ばしても数十キロ程度なら数十秒で帰ってきちゃうだろうから無意味では?
その2:そもそもなんでゾル家に討伐依頼しないの?
その3:そう言えばなんでゼノは宮殿内までネテロについてきたの?
ここで俺の妄想なんだが、
ゼノバの役割は流星群+他の討伐隊が足止めできず王の所まで来てしまった護衛の足止め だったりして
んで王の意向で結果的に完璧な分断ができて足止めの必要が無くなったから帰還とか
こう妄想すればすべてうまく説明がいくね!
ぶっちゃけただ単に冨樫がそこまで深く考えてないだけだと思うけど!
指定ポケットカードのアイテムを「凝」で見てみた奴は今まで現れなかったんだろうか
オーラを具現化したものだったらなんらかの違和感がありそうだが
正直リスキーダイスがここまでのキーアイテムになるとは思わなかった
そうかな
大凶は怖いけど
運なんてあやふやな(というかおそらく現実には存在しないパラメータ)を操れたら無敵だ
とってもラッキーマンみたいに
奇運アレクサンドライト気になるな
Aランクでトッププレイヤーが誰も持ってないのか
ゲンスルー、フェイタン達のこと知ってたんだな
旅団は総力を挙げて除念師を捜索中だからな
パクノダがいない今となっては除念師を見つける方法は
プレイヤーを見つけたら問答無用でしばき倒して拷問するしかない
がんがんプレイヤー狩りしてるはずだからそうとう噂になってるだろう
プレイヤー名はバインダーで簡単に確認できるしね
個々のアイテムはパソコンみたいな端末ってことか
これだけGIに念能力者いればクラピカのダウジングみたいな人探しの能力者いないのかね?
と思ったけどその手の能力を探すにしても結局プレイヤー狩りするしかないか
950 :
マロン名無しさん:2009/11/26(木) 18:34:48 ID:zaS7duph
なーなーキルアのさハンター試験あったじゃん。
なんか調子のって参加者全員のバッチ集めたやつ
あれってさ昨年みたいにヒソカとかアニキみたいなレベルがいたらフルボッコにされてたでしょ。
まだ虫編のキルアなら勝負になるがゲンスルーにも勝てなかった奴が旅団レベルに勝てるわけがない
ちょっと早い気もしますが次スレです↓ 以下楽屋裏でお願いします
HUNTER×HUNTER連載中 10つ星ハンター
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1259157570/ 規制のため長いことお休み貰ってしまってすみませんでした;
まだ規制されてる方がいるかどうか気がかりではありますが、これから毎日あらすじを投下すれば、
ハンタ連載再開前にG.I編はギリギリ終わらせることができるので
それを目指して頑張っていきたいと思います。
もし万が一、また本誌の方が長期休載に突入して(そんなことは無いと思いたいですが;;)
またファンが待ちぼうけをくらってるようでしたら、蟻編連載中スレを新しく立てるかもしれません。
>>951 乙です
冨樫の描く修行シーンは面白いな
\ ヽ ヽ
| 見 ち あ ヽ、 __| \
| て ょ ら / | ハ ハ / ,.-‐''''‐-、
| み っ. す | / イ イ / /;;;__;;;;_;;;;;;;;;l |
| た と. じ |/ ハ ハ | ,..-‐i;;;/ 山 ゙i;;;;;;| /
| い い 君 イ イ ヽ /;;l r。、,..=,|;;;;;|、 /
♪ い の \;;;;| _〃゙゚''l;;;;;;| \ ヽ ̄ も も .よ
蟻 r‐、 /、. ヽ三'イ;;;// ヽ | | | し
編 | } / ゙ヽ、_,,ニ‐‐' /,r'|. | | |
| '"´⌒ヽ / ノヽ / |. | |
| i'"´ヽ/゙i ヽr' ,、ィ''ー''''゙''- 、 | | |
,r─、| | .lハ」゙! ,r‐、 lr'、.,.,.,. = , 、,`'i.|. | |
__,,.-'"゙ヽ、/ \゙1|、〉__,>ク /r|、,,, ミ _ ' , ,' .}| 1 1
,..-─--、 ヽjjヽ三 /〈,l == `ヘi , ' r/ 回 回
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ / ̄ ̄ ̄\ r、r、 `'、=ァ ,.='^'''i゙/ !! !!
.i゙;;;;;;;;;;;U;;;;;;;;;;;;} / う う | |ヾr、ヽ「l f"./i、 /,.-''"ヽ ̄ ̄ ゙̄ヽ、r─''" ̄
.|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ <. う う | }゙ヽ \r'i´ l l ,ノ /`\ ヽ
_゙1-、,.,;;;;;;;;rィ' \____/ ゙、` ゙ 〉__ | | / ゙i ヽ
;;;;;;;;;;;;;;゙''-< ヽ,,__/7ヘー,i | 〉 | ゙、
>>951 いつも乙乙です
毎回思うけどカードの説明書きが大変そうすね
例のニッグに気付いた奴ってリアルタイムでどれだけいたんだろう
>No.57 隠れ家不動産
ノヴさん発見w
>>956 一人もいないんじゃないか
いくらなんでもひねりすぎだろ
AA職人(?)もいつも乙w
いつも楽しんでるよ
容量の許す範囲内で頼むがw
ニッグがジンのアナグラムで〜って事を予測する人は当時いたと思うが
最初に出会ったのはゴレイヌのはずなのに〜っていうところも含めて
ネットだから一人でも気づいて書き込めばそれを見た人がまた新しくそれを書き込んで広まってくし
>>960 そうか?
ちなみにおまいは気づいた?
俺は気づかなかった
962 :
962:2009/11/27(金) 00:34:55 ID:???
俺は気づかなかったがそういう書き込みを見た覚えがおぼろげながらあるし
「ねーよw」って否定されてた気もするな…俺も否定派だったような…
ニッグ=ジンはともかく、ゴレイヌの名前が最初にないってのは誰か気づいてもよさそうな感じだけどな
まあ気付いたとしても、作者のミスくらいにしか思わないかもしれないけど
ニッグのネタばらしの他には
真ビスケ祭りが楽しみw
俺は当時2ちゃんやってなかったんだが
ビスケに萌えてた奴らの阿鼻叫喚ぷりが凄かったらしいな
俺は惚れ直したけどな
むしろアレぐらいだといっそ清々しい。
真の姿で逆に惚れたってスレがあったから即参加したなーw
>>940 アメリカとかにある全国の支店のものが全部オンラインで繋がってて
つぎ込まれた金を全部プールしているスロットマシンみたいなもんだな。
タイミングによっては宝くじみたいに億単位の金が出ることもあるらしい。
リスキーダイスの場合は与えた幸運の代わりの不運がプールされてて
大凶を出したヤツにそれまで溜まってた分がまとめて降りかかるんだろう。
>>951おつ
ビスケがロリババアということはとっくにわかってたのにそんな事故があったのか…
やっぱり見た目だな
保守
梅
これ過去ログのまとめないの?
過去ログ 無料でググってみ
大きな声では言えないが読めることは読めるぞ
途中から参加した人が結構いるのかな?
次スレ見てて思いだしたけど
そういえばハンタ連載中スレが始まったばかりの頃に
ハンタとワンピどっちが先に連載始まったかで揉めたよなw既にちょっと懐かしい
あとゴンがレベルEの清水似だって言われてたな
サキスケ=ンジジってハンターズガイドで初めて顔と名前が一致したんだっけか?
個人的にはポボポよりもこっちの方が変な名前すぎてツボったんだが
サキスケって名前と顔が一緒に登場してたと思うが
今日がボクシングの話ってタイミングいいなw
TBSは(情報)操作系かw
サキスケって誰?
視聴者は違和感を感じたらすぐに凝をしないといけないわけですね
ボクシングの海賊の念能力ってシュートに似てるような
ちなみにシュートって放出?特質?
>>987 ナックルもシュートも作中では特に何系とは言われてないけど
まあ特質系だわな
っていうかGIの後編あたりから出てくる新キャラほとんど全員特質系といっても過言でない
面白能力をだそうと思ったらどうしてもそうなっちゃうんだろうけど
せっかく系統立てた意味がないな
ナッコォは強化系だと思うけどね
自分のオーラを相手に与える
十秒一割の借金
借金量が相手の総オーラ量を超えて能力発動
おおざっぱにこれだけの手間をかけてるから具現化能力でもやってけてるんじゃないかな
能力を見るより、性格診断を見た方が系統がわかりやすいな
そういやパームはあれで強化系なんだったな
もはや系統と関係なく能力を発展させてる奴が増えてるような
師団長クラスも特質系多いぞ
ダーツのやつとかチーターのやつとかライオンのやつとか
強引に解釈すれば強化系で結構何でもいけるぞ
ナックルならオーラ量の強化と弱化、パームなら直感力の強化とか
いや無理だろ
ナックルは相手を絶にしちゃうし(まあこれは操作系で説明できなくもないが)
パームは相手の様子を映像として見れてるし
なんでもかんでも特質って言ってしまうのは思考の停止に思える
多少無理矢理でも、どっかの系統で出来ることを広義に解釈してった方が面白い
ヂートゥは具現化でしょ?
>>995 それは冨樫に言いたいな
特質にばっかり頼らず他系統の組み合わせで説明できるオモシロ能力をだしてくれ
結局あいつが描きたいバトルはDBやワンピースやナルトではなくジョジョのスタンド能力バトルで
そうすっとどうしても特質に寄りがちになっちゃうんだよな
>>996 異空間作ってワープさせちゃうから特質じゃね?
相手にルールを強いるのは操作系だ
である程度離れてできるからナックルは放出ベース操作
シュートは捕まえるってことで操作ベース放出でどうだ!
ちなみに クラピカのジャッチメントは具現化ベース操作でどうだ!
ジャッジメントは具現化ベースの操作+放出ってクラピカが自分で言ってたよ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。