HUNTER×HUNTER連載中　６つ星ハンター

週刊少年ジャンプ平成10年14号より「HUNTER×HUNTER」という漫画が連載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画はマチの勘によって執筆されるため、一日に一話ずつの速度で連載されるようだ。
投下時刻は午後11時。たまにヒソカと組まされて変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
ちなみに今日はＨ12年4月9日、単行本８巻の発売日だ。

このスレの詳しい事は連載中スレの楽屋裏にて。

初めての人は、必ず楽屋裏でルールを確認してから書き込んでほしい。


連載中スレの楽屋裏　第29幕 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1248541820/
連載中スレまとめWiki(皆で作るまとめサイト) http://rensai.qp.land.to/
連載中スレについて http://rensai.qp.land.to/t/about



HUNTER×HUNTER連載中　１つ星ハンター
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1243744144/
HUNTER×HUNTER連載中　２つ星ハンター
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1245592713/
HUNTER×HUNTER連載中　３つ星ハンター
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1247150191/
HUNTER×HUNTER連載中　４つ星ハンター
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1248965554/
HUNTER×HUNTER連載中　５つ星ハンター
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1250435293/

HUNTER×HUNTER　単行本第8巻発売（2000年4月9日　第一刷発行）
週刊少年ジャンプ　H.11年49号〜H.12年8号掲載分収録

No.8　オークション開催

図１。

≪前巻までのあらすじ≫
ゴンは父のようなハンターになることを夢見て、ハンター試験に挑戦。五次に及ぶ試験を突破し合格を手にしてゴンは、４次試験での借りをヒソカに返す
武者修行の為、天空闘技場へとやってきた。そこで“念”の能力を開眼させたゴンは、裏ハンター試験にも合格を果たす。
さらに、２００階での１勝というヒソカの条件をクリアし、決戦の日を迎えた。圧倒的な力の差を見せつけられるが、なんとか一撃を食らわせ
プレートをたたき返す。勝負はヒソカに軍配が挙がったが、ゴンは新たな自信と決意を胸に天空闘技場を後にした。


No.064　帰郷
No.065 ジンについて
No.066 テープ
No.067　人体収集家の館�@
No.068　人体収集家の館�A
No.069　グリードアイランド
No.070　ヨークシンへ
No.071　オークション開催！！
No.072 ９月１日�@
No.073　９月１日�A

●エジプト旅行記その１

妻とエジプトに行った。まずエジプト空港である。旅行の前日に「万が一、どちらかのトランクが紛失してると困るから」と、
お互いの衣類等を分けてつめたが関係なかった。トランクが２つともエジプトに到着していないのである。ロンドンのヒースロー空港を経由したのだが
どうやらそこで東京へ送り返してしまったらしいとのこと。

エジプト人のガイドさんが来て、私達がその事を話すと「大丈夫です。安心して下さい。心配いりません。」の連呼。
約２週間、彼の日本語を聞いていたわけだが、結局このセリフが一番流暢だった。よっぽど使いこんでるらしい。
空港の人にわび（だと思う多分）として８４０エジプトポンドをもらった。１ポンド約３０円。次の日はこのお金で過ごす。
エジプトのお札は全部汚いと聞いていたが違った。一部がひどく汚れているのである。土産屋で受けとったおつりの１ポンド札は猫のおしりの臭いがした。
おつりをくれない店もあるのでそれよりはましか。うーんそうか？結局トランクは３０時間後無事手元に戻った。

●えじぷと旅行記その２

何といってもピラミッドだろう。有名な３大ピラミッドのうち、第１と第３ピラミッドの内部に入ることができた。
暗い斜面をひたすら登る。（電燈はあるが電気がついていないのである）　すると二手に道が分かれているらしいので
（電燈はあるが電気がついていないのである。）前の人と同じ方向に進むと、玄室らしき場所についた。

ピラミッド内部の見学は１日３００人（午前１５０人午後１５０人）と決められていて、私達２人が入った時には他に１０数人の外国人観光客が
５ｍ×１０ｍほどの玄室にたむろしていた。すると突然室内の中央あたりで妙な唸り声が聞こえてきた。
「オ――――――――――――――」という抑揚のない合唱である。音合わせのためにコーラス隊がドの音を発声し、延々とそれを続けている感じだ。

暗いのでよくわからなかったが、誰かがフラッシュをたいて、一瞬彼らの姿が見えた。５、６人の欧米人（年配の男性が多かったが若い女性もいた）が
輪になって手をつなぎ、その手を高くかかげて「オ――――――」と唸っているのである。多分、他の観光客も我々と同じく引いていたと思う。
そんな我々にはおかまいなしに彼らは「してやったり」とばかりお互い抱き合い、今度は玄室の壁にはりついてまた低い声でほえ始めた。
彼らは私達他の客が写真をとる度に「我々を撮らないでくれ」などと言っていたが、お前らをとってんじゃねーよ玄室だよ！である。
こわくて言えなかったのでここで言っとく。でも実は撮ったけど。

●えじぷと旅行その３

映画「ナイル殺人事件」にはちょっぴり悲しい、というかむかつく思い出がある。公開当時、小学生だった私は、友人と友人の父親と３人で
映画館に向かった。その頃は２本立てが主流で「ナイル〜」も他にもう１本なにかミステリー系の映画とのコンビだったと思う。
しかし私が見たかったのは「ナイル殺人事件」の方だった。映画館に入ると、ちょうどナイルのエンディング曲が終わるところだった。
タイトルすら忘れた映画の後、「ナイル〜」は始まった。しかし、数分としないうちに友人の父親が立ち上がり、出ようと言いだした。
どうやら冒頭のシーンで婚約者同士がいちゃいちゃしていたのがお気に召さなかったらしく、「こんな映画は子供の見るもんじゃない」と
私達を連れて映画館を出てしまった。「お金払ったのになぁ」と思いつつも大人には逆らえず、結局東京に出てきてすぐレンタルして見たのだが、
ビデオには♪ミステリ〜〜ナ〜ア〜〜イル♪のエンディングが入っていないのである。これが聞きたかったのに…。

映画の舞台となったオールドカタラクトというホテルで朝食を食べたりして「ナイル〜」モードになった私達は帰ってすぐビデオをみた。
そこでの感想。「ピラミッドなのに周りに人がいねェ？（登場人物以外）」「この遺跡カイロじゃないよ」「くそっピラミッド登ってやがる　いいなあ」
「こんなに人いっぱい死んだっけ？」「ちゅーか全然覚えてない」……「もう１回行きたいねェ…」

ちなみに「ハムナプトラ」も見た。ミイラを作る際に、遺体からとり出した内臓を入れる壺があるのだが、実際は４つで１組であるはずの
その壺が（図１参照）映画ではなぜか５つになってて、絶対に脚本上、意図的に数を変えたに違いないと思って注目してたが、単なる間違いだったようだ。
途中で寝たのではっきりしたことは言えんが。

●えじぷと旅行その４

墓をいっぱい廻る。墓がいっぱいある場所があるのである。死都と呼ばれる地にその王墓群はある。墓といっても墓碑があるわけではない。
穴なわけだ。そこここにあいていて、たいていの観光客はその中から有名な墓を３つほど見つくろって見学する。私達は王家の墓をまわり、
１５コ近く見たおした。ガイドさんもびっくりしていたが、「同じようなものをそんなに見てどうすんだ？」って気持ちだったのだろう。

私も実際に見るまではそんな感じであったが見ると違うのである。墓に対して不謹慎な感想だとは思うが非常に面白い。それに明るい。
ライトのせいもあるが、装飾された壁が実に鮮やか。死に対する負のイメージがあまり感じられない。
（根っから再生を信じていたのかムリからかはわからないが。）とにかく墓の内部はそれぞれが個性的で見ていて飽きない。自分の部屋にしたい間取りの
墓さえいくつかあった。

意外だったのはツタンカーメン王の墓の中がとても小規模であったこと。数々の宝石が手つかずで彼の墓から発見されたためその名が知れ渡ったが、
彼は王としては比較的権力が強くなかったのだということが生で理解できた。もしも他の王の墓が無傷で発見されていたらツタンカーメンの名は
観光ガイドの片すみにひっそりと記される程度のものだったのだろう。しかしそれでもすごいのだ。
何がってエジプト考古学博物館に展示されたツタンカーメン王の副葬品の数々である。
一体墓泥棒に盗まれてしまった他の王達の宝飾品はどれだけのものだったのであろうか。知る術はもうない。

●カードのイラストを描きました。

中学時代弟と私とで勝手にボードゲームを作って遊んでいたのだか。怪物をぶっ殺しながらお宝をいっぱい集めるというゲームだ。
タイトルを「皆ぶっ殺しゲーム」と言った。サイコロを使った戦闘システムは１人でも遊べるように考えたもので、TVゲームにのめりこむ資質は
バリバリだったわけだ。さすがに今はボードゲームを作る時間はないが、カードゲームには興味があるしTVゲームの企画もいくつか進行中だ
（自分の中でだけだが）

一つでカードのイラストを描きました。ドラゴンキングダム（KRAFT.HEIL）というタイトルのトレ―ディングカードの中にいくつか入っとります。
「邪教を広める者」がお気に入りです。かわいいのでぜび見つけて下さい。

>>1
乙！

>>1乙する中指の鎖

旅団メンバーって出身国バラバラっぽいけど
とりあえず日本風の人が3人。3/13って結構な割合だ。

クラピカが師匠の前で水見式をやって見せると、水の中に不純物が混じった。「具現化系だな　お前は」「……」
「オーラを物質化するのが得意なタイプだ」「そうか……強化系が理想だったのだが」「こればっかりは生まれもったもんだからな」
黒髪で無精髭を生やした師匠が顎を撫でながら言った。「強化系の技も覚えられないわけじゃないがな…今日はそこのとこ少し詳しく教えておこうか」

No.083　９月２日�D

荒野の真ん中に鎖で捕らわれたウボォ―ギンは怒りをたぎらせた表情で頭をフル回転させていた。
（強化系の防御力！！具現化された鎖に込められた念の強さ！！）「……な……ぜだ…！？」
（こいつ…！！強化系と具現化系の両方の能力を最大限まで極めてやがるのか！？あり得ねェぞ！！
本来念能力者が１００％まで極めることが可能なのは　生まれつきの系統能力だけのはず！！）
「解せないという面持ちだな　黄泉の手向けに教えてやろう　“今の私”は特質系だ」クラピカがスッと片目に指を当てた。「！！」

先程の場面に戻り、師匠が紙に図を描いて説明をしている。
「具現化系の能力を１００％修得できる才能がお前にあると仮定しよう　すると他の能力の習得率はこうなる」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　60％
　　　　　　　　　　　　　　　　　　強
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 　　＼　　
　　　　　　　　　　　　放 │　　　　　　　 │変
　　　　　　　　　　　40％│　 　 発　　　│80％
　　　　　　　　　　　　　　│　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　　　 　操　＼　　　　　 ／　具
　　　　　　　　　　　　60％　　　 特　　　　100％
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 0％

「どんなにのみこみが良くても自分の系統でない能力を完璧に覚えることはできない　自分の系統から遠い能力ほど修得率は下がる」「特質系が０なのは？」
「特質系ってのは特別でな　覚えようと思って覚えられるもんじゃねーんだ　大抵が血統だったり特殊な環境で育ったりが作用する個性的な能力だからな
なぜこの位置にあるかっていうと後天的に特質系に変わる確率が高いのが両隣の具現化系と操作系だからだ
そういう意味ではお前はまだ可能性のある方だな」

「以前…お前は言ってたな　“一人で戦いぬける力がいる”と　そのためには強化系能力の習得が最優先だというお前の考えは正論だ
攻め・守り・癒しを一番効率よく補強できるのが強化系だからな　だが具現化系のお前では　強化系の技威力ともに半分程度しか会得できない
例えば　お前と敵が戦闘した場合　　お前と敵どちらも生身の肉体の強さを１００とする　敵は強化系を１００％極めた強化系能力者
そいつが生身のパンチ力を１００％の念能力で強化し全力で殴ったとする　それはイコール　こういうことだ」

生身のパンチ力　　念能力による強化
　　　　　↓　　　　　　　　　↓
　　　　　AP　　　　　　　　 SP
　　　　　100　　　＋　　　 100　＝200

「それに対しお前の念能力では　どんなに強化系を極めても６０％しか肉体を強化できない」

生身による防御　念能力による強化
　　　↓　　　　　　　　　　　↓
　　　DP　　　　　　　　　　SP
　　　100　　　　＋　　　　 60　　＝160

DP　　SP　　 AP　　SP
(100＋60) −(100＋100）＝−40

「つまり攻撃をガードしてもお前は４０のダメージを受けてしまう　要するにお前がガチンコで強化系を極めた奴と殴りあえば勝ち目は薄いってことになる」

「もちろんこれは一番単純化した数式だ　実際の肉体の強さは人それぞれ違うし　その時の体調によって多少の増減もあるし戦う場所や状況にも影響される
念にいたってはもっと複雑だ　歓喜　狂気　悲哀　恐怖　憎悪　油断　忠義　激昂　疑心　愉悦　羞恥　覚悟　
ありとあらゆる心の動きが作用して念を加減する　それは時に１００％以上の力を生み出すのかもしれないが…
だがそれは決していいことじゃねぇ　こと戦闘に関してはな　能力以上の力を使えば必ずどこかにひずみが生じる！それは弱点となり致命傷になりかねない
常に勝つためには“安定した力”が必要だ」

「具現化系の“安定した力”とやらが　強化系を頂点まで極めた能力者との戦闘で通用するのか？」「うーむ　一言でいうと難しいな」
「攻撃力・防御力・共に高い強化系に対し　具現化系は能力のバランスが悪い場合が多い　そのかわり型にはまればすごい威力を出すって感じのな」

「クイズを出そう　“何でも切れる刀”具現化できるか否か？」「できない」「理由は？」「人間の能力の限界を超えているから」師匠は頷いた。
「その通りだ　具現化能力を１００％極めたとしても具現化できないものはある　“とても丈夫でよく切れる刀”なら具現化可能　――だが
それなら実際の名刀を買った方がいい　修行の必要もないしな　まあ消したり出したりは念と違ってできないが
実在するものをただ具現化しても有効な武器にはならないが　かといってあまりに神がかったものは具現化できない
具現化系は戦いに関してバランスが難しい能力ってことだ　何を具現化するかは慎重に考えて最適なものを探すことだ　失敗は許されない
なにしろ一つのものを自在に物質化するまでにはすさまじい集中力・イメージ力・大量の修行が不可欠だ」

「鎖がいい」クラピカが即答した。「鎖…？」「ああ　具現化系と聞いた時　最初に頭に浮かんだものだ」「鎖ねェ…何でだろうな」
「冥府に繋いでおかねばならないような連中が　この世で野放しになっているからだろう」
「そうかねェ？オレには縛られているのはむしろお前自身のような気がするがね」「……貴様に何がわかる！」
クラピカは立ち上がると、スタスタと歩いていってしまった。「キサ…　……てめェな一応オレ師匠だぞ！話も途中だ　待てコラ」

「途中でバックレんな　ウッチャンかおめーはよ　さっきも言っただろ？ただの鎖を物質化しても意味ねーんだぞ！
かと言って絶対にちぎれない鎖なんて実現不可能だ！！」しかしクラピカは背中を向けたまま。「無視ね　ったく言い出したら聞きゃしねェ」
「やれやれ」師匠はため息をついた。「“絶対にちぎれない鎖”は無理だが　限りなくそれに近くすることはできるぜ？」
すると、クラピカが勢いよく振り返った。「本当か？」師匠は頬に青筋を立てる。「本っ当に都合のいい耳だこと」
「どうするんだ？」師匠が胸を指して言った。「制約と誓約だ」

ウボォ―ギンの前でコンタクトを外したクラピカの眼は赤く染まっていた。「緋の眼が発現した時のみ　特質系に変わる！」
「……その目！思い出したぜ　キレると目が赤くなる奴等！！どっかの奥地でコソコソ暮らしてた　団長がいたく気に入ってたぜ
ありゃあ大仕事だった　あいつら強かったな…　その生き残りか　燃えてきたぜ…　てめェの恨みとオレの怪力どっちの方が強ェか　勝負！！」
「外道め　お前の頭はそれだけか　お前ごときにこの鎖は切れん」「どうかな？わからんぜ」
ウボォ―ギンが全身に力を込めた。「うがぁぎあぎぎ」鎖がギリギリと締め付ける。「うぎぎぎギがぁギグ　ぬぅがぁああぁあぁ」

「制約と誓約…！」「制約（ルール）を決めてそれを心に誓うんだ　“遵守する”と　その制約が厳しい程　使う技は爆発的な威力を発揮する
麻雀やボーカ―と同じさ　条件が厳しい役ほど点数が高いだろ？普通の念能力の補強が足し算なら条件付きの念の奥義は掛け算だ
強さが何倍にもふくれあがる」

　　　　AP　　＋SP　×　　MP　　　　＝！！
ｱﾀｯｸﾎﾟｲﾝﾄ ｾﾝｽﾎﾟｲﾝﾄ ﾐｽﾃﾘｰﾎﾟｲﾝﾄ

「その鎖に制約をつくれ　お前の覚悟で守れる範囲のな　ただし言っとくがこれは“安定”とは正反対の大技　諸刃の剣だ
もし誓約を破れば反動で念能力そのものを失う危険があることを忘れるな」

その時、木の枝から一匹の蜘蛛が垂れ下がっているのがクラピカの視界に入った。
「私の目的は　仲間の緋の眼を探し出し旅団（クモ）を捕えること　旅団を捕えたら決して逃がさない鎖が欲しい　ターゲットは旅団だけでいい」
「目標以外に使用しないってルールか　少し弱いな」「早まるな　旅団（やつら）以外にその鎖を使わないと言うのはただの前提条件だ」
蜘蛛を見つめていたクラピカの瞳が次第に緋色に染まっていく。
「それじゃどんな制約（ルール）を？」「命をかける」クラピカの覚悟に圧倒されて師匠は押し黙ったが、ある違和感に気がついた。
「おい…クラピカ？緋の眼になったらオーラの絶対量がかなり増えてねーか？ちょっとそのままでもう一度水見式やってみろ！もしかしてお前…」

ウボォ―ギンがどうあがいてみても、鎖はちぎれることはなかった。「くそォォオォォ　てめェ…　一体！？」
「特質系（いま）の私の能力（ちから）　“どの系統の能力も１００％引き出せる”」――絶対時間（エンペラータイム）！！

クラピカの師匠キター

百パー引き出せても修行すらしてない強化系で極めたウボーさんと対等なのおかしくね？

クラピカ無礼ｗｗｗ
師匠は敬えよｗ

ラストエンペラー？

>>17
2話の｢レオリオ｢さん｣だ｣→決闘
を思い出すなｗｗｗ

※コンタクトは手を洗ってから外しましょう

クラピカはこんなペラペラと自分の能力明かしちゃって大丈夫なのか？

なんというチート

確実に殺すつもりなんだろ

生かして返す気ないんだろ

絶対時間(ザ･ワールド)！！

＞クラピカの師匠
B'zの稲葉？w

>>9
寿司が全く知られてないのにあちこちに日本人いるよなｗ
クラピカの師匠もウイングさんも見た目だけだとそれっぽいし

クルタ族は先天的に絶対時間が使えるのかな

やべぇ
クラピカの師匠好みだｗ

カストロは60%程度までしか極められない、しかもやり直しの効かない能力を
身につけてしまったのか…。そりゃ確かに容量の無駄遣いだ。

>>26
無精髭を除けばそっくりｗｗｗ

＞制約と誓約
なんかＴＲＰＧの妖魔夜行みたいだな。
富樫、ＴＲＰＧにでもハマったか？

>>32
｢燃｣と｢念｣といった言葉遊びがブームなのかと思ってた

>>16
絶対時間は強化系など具現化系以外の系統の修行なしでも
一時的に全系統100％極めたことになるってことなのかね

クラピカは自分がクルタ族っていう身の危険に関わる情報を師匠に明かしてるんだもんな
教わる態度は悪いが師匠のことはこの上なく信用してるんだろう

この師匠もやはり心源流の師範代とかなのかな。
クラピカとどう出会ったのかとかは描かれるんだろうか。

この世界にもウッチャンがいたのかｗ

＞燃えてきたぜ… てめェの恨みとオレの怪力どっちの方が強ェか 勝負！！

こういう奴が身近にいると疲れるよな実際

ウッチャンてやっぱあのウッチャンなのか？
でも台詞の意味がわからん。だれか説明してください

いくら全系統を100％引き出せても
そもそもの絶対量が個人によって違うんじゃないのか
たとえば天才の100％と凡人の100％は違うはず
凡人の100％では天才の20％にすら及ばないことだってあるだろうに

たまたまウボォーギンが１対１を好む奴だったからよかったものの
複数の団員が一度に襲ってきたらいくらエンペラーでも鎖で全員を捕獲するのは難しいと思う

>>39
久遠寺右京なら今俺の横で寝てるぜ

>人間の能力の限界を超えているから
>具現化能力を１００％極めたとしても具現化できないものはある
>あまりに神がかったものは具現化できない

「生き物以外なら何でも無尽蔵に吸い込む掃除機」や
「部屋いっぱいの体積の物でも包むだけでポケットに入るほど小さくする風呂敷」は
神がかってると思うんですけど
たとえ制約と誓約をつけても人間の能力の限界を超えてないか？

>後天的に特質系に変わる確率が高いのが両隣の具現化系と操作系だからだ
ということはやっぱりシズクやフクロウは後天的に具現化系から特質系に変わった例なのかな

ん〜、つまり「人間の能力の限界を超えている」ものを具現化してるから特質系なのか？

何でも切れるが本当に条件として凄すぎるだけなんじゃないか
ダルさんの刀はウボーにまったく通用してなかったし

「生き物以外」と言っても「建物吸い込め」とか「島ひとつ吸い込め」とか「月を吸い込め」とかはムリっぽいし、
何かほかの制限はありそうやね。
それでもかなり特異な能力だけど。

人間の能力というよりは、この世に存在することが不可能なものは具現化できないんじゃないかな
何でも〜できるってのはその時点で具現化不可能

>>47
何でも「切れ」る
は無理なのに？

ごめん
よく読んでなかった

ブッラクホールなら実際作れるだろうしな
金と土地と技術が必要で凄い小さいのだけだけど

刃先が単分子の剣とかは具現化できて、ほぼ切れないものはなくても、
それでも「何でも」ではないってことだろう

要するに概念レベルでの「絶対」はあり得ないって事だな
「絶対に切れない盾」が出てきたらそれこそ矛盾そのものだし、
技術的な問題ではなく、念能力における物理法則みたいなもんだろう

カストロが特質系だったらダブルも相当強かったんだろうな

わからんぞ、カストロが強化系というのはあくまでも翼くんの推測だし
複雑な物を具現化して自在に操作という能力じゃどの系統でも完全には突き詰められないだろうから

カストロの場合は本人がある程度戦闘能力もたないとダブルつくる意味がなさそうだしなー
まあ特質ならなんとか拳じゃない戦い方をしたかもしれんけど
というか向いていない系統でも無理をすればダブルつくるくらいはできるんだな

突き詰められるだろ
「具現化、操作、あとたぶん放出も少し混ざってる複合能力」でバッチリ説明できる
ものを小さくするとか何でも吸い込むとかよりよっぽどわかりやすい能力じゃないかな

>>54
無理をすればって言うか
それだけスカトロさんは才能豊かだったってことじゃないか
才能の使い方間違えたけど

逆に誓約と制約で特効能力使う奴とかいないかな。
初めから相討ち前提で使ったら自分も死ぬが相手も殺せるとか。
権力者と戦う話になったらそういう使い捨て念能力者でそう。

特攻専用か…

＞｢特質系(いま)の私の能力(ちから)　"どの系統の能力も100%引き出せる"｣――絶対時間(エンペラータイム)!!
クラピカかっけえｗ
主人公を特質系にしない所が冨樫らしい

かっけぇって言うか
チートじゃん
ずるい
と思った

普通にやったところで幻影旅団には勝てないからなあ
クラピカは短期間に強くなるために相当無理してるんだろ
ゴンキルはしっかり段階踏んで修行して、最終的にはクラピカより強くなると思う

この調子で蜘蛛を全部倒したとしたら、その後抜け殻になりそうだもんな

急に強くなるって死亡フラグのような気が

絶対時間は界王拳みたく使いすぎると体に反動が出るとか、
デメリットがないと強すぎるな。

絶対時間って緋の目だから常にきれてる状態なんだろ。
クラピカ簡単に挑発にのりそう。

なんかチートすぎてクラピーすぐ死にそうな気がしてきた
ボスと相打ちかな…

誤縛したら死亡という制約と誓約なので、掴まる寸前にシズクがデメちゃんの最後に吸いこんだものを吐き出せばと思ったが生きてる物は吸えなかった

「全ての…系統の能力を　１００％引き出せる…だと！？」「その通り」
クラピカが自分の左腕の袖を破ると、ウボォ―ギンに殴られたそこはパンパンに腫れていた。「折れた腕も」――“癒す親指の鎖（ホーリーチェーン）”！！

No.084　９月２日�E

親指の鎖の先には小さな十字架のようなものが付いていて、そこを傷ついた腕に当てると腕をみるみる癒していった。――自己治癒力の強化！！
たちまちクラピカの左腕は元通りになった。「完治…」ウボォ―ギンは戦慄する。（完全に！！バキバキにぶち折った骨が　あっという間に…！！）

「最初の相手にお前を選んだのには…いくつか理由がある　お前がマフィアと陰獣との戦闘時…　お前の仲間は全く加勢する様子を見せなかった
これはお前が単独で戦うことを好み　かつ戦闘に関して多大な信頼を得ている証拠　一対一の戦いは私も望むところ　その点でお前は好都合だった
バズーカにさえ素手で立ち向かい己の肉体のみで敵をなぎ倒す　自らの防御力攻撃力に絶対的な自信を持つ強化系能力者　これは私が最初に
戦っておかねばならない必須条件の相手　なぜならその結果によって私の“束縛する中指の鎖（チェーンジェイル）”が旅団（おまえら）全員に
通用するかどうかがわかるからだ　“束縛する中指の鎖”は　捕えた旅団を強制的に“絶”の状態にする！！その上で肉体の自由を奪う！！」
「く…それでか」（さっきから全然オーラが出せねェのは…）「ぬうう」

「オーラが全く出ない状態“絶”　つまりこの鎖に捕えられた者は肉体のみで鎖を断ち切らねばならない　旅団の中で最も腕力のあるお前が
鎖を切れなければ　他の団員にも“束縛する中指の鎖”は切れない道理！！」「……」ウボォ―ギンがどんなに力を込めても鎖は切れることはなかった。
（強制的な“絶”確かにこれはヤバイ！！オーラは念能力のエネルギー源！！ガソリンのようなもの！！
それが封じられたら能力（ちから）そのものを出せなくなる！！）――念能力を封じる能力！！（こいつ！！考えてやがる）

「！！」突然クラピカが重心を落とし、左拳をウボォ―ギンの脇腹に叩きこんだ。「ぐっ　ほ……！！」ベキバキと骨の折れる嫌な音がした。
「生身のお前と強化した私の拳とでは　やや私の攻撃力の方が勝っているようだ　これは貴重な情報だな」

「捕えてしまいさえすれば　旅団全員素手で倒せることがわかった」ウボォ―ギンの表情に絶望の色が浮かんだ。
「お前が知っていること全て話してもらおう」「……」クラピカが今度はみぞおちを殴りつけた。「仲間の居場所は？」「殺せ」
続いてウボォ―ギンの左腕を殴る。「ぐ…ぎ」「他にどんな能力者がいる？」「……殺せ」クラピカは殴り続けた。地面に血が点々と散る。

「………　実に不快だ　　手に残る感触　耳障りな音　血の臭い　全てが神経に触る」クラピカは大声でウボォ―ギンに怒鳴った。
「なぜ貴様は何も考えず！！何も感じずに　こんなマネができるんだ！！答えろ！！」「殺せ」
するとクラピカは新たな鎖をウボォ―ギンの胸に刺した。
「最後のチャンスだ　貴様の心臓に戒めの楔を指し込んだ　私が定めた法を破れば即座に鎖が発動し貴様の心臓を握りつぶす！！」
ウボォ―ギンの心臓は鎖でがんじがらめにされていた。――“律する小指の鎖（ジャッジメントチェーン）”！！
「定められた方法とは“私の質問に偽りなく答える”こと！！それさえ守ればもうしばらく生かしておいてもいい」ウボォ―ギンの眼から生気が失せた。
「他の仲間はどこにいる？」ウボォ―ギンは口だけで不敵に笑った。「くたばれ　バカが」

その瞬間ウボォ―ギンの心臓は握りつぶされた。クラピカが中指の鎖から解放すると、ウボォーギンは力なく倒れ込んでしまった。
クラピカの緋の眼がいつもの色合いを取り戻していく。しかし、不意にクラピカの足元がふらついた。（少し…長く変わりすぎたか）
クラピカは携帯を取り出すと、その場で仲間に電話を掛けた。「私だ　あと一時間程で戻る」
「よかった！ボスの父親は天候の関係で到着が深夜になるそうよ」「そうか」
クラピカはウボォ―ギンの死体を荒野に埋めると、停めてあった車の方へ戻っていった。

一方、ゴン・キルア・レオリオはパソコンの前で顔を突き合わせていた。「だめだな　めぼしい情報は留守録にもメールにも入ってない」
「こっちもだ収穫なし」キルアが冷静に意見した。「旅団（クモ）一人につき２０億って懸賞金は魅力だけど見つけるのはキビしいかもね
賞金首探しに一番必要なのって幅広くて確かな情報だからさァ」「そうは言っても５００万払っちまったしよ　何十億って金を一気に稼ぐ方法なんてあるか？」
「まーね」「やっぱり賞金つけないと誰も進んで情報はくれないよ」とゴン。「でもそれやるとガセネタの量が爆発的に増えるんだよな――…」
「真偽を確かめるだけでえらい時間の浪費だぜ」「だよな」

「サザンピースのオークションって６日からだよね？」「ああ」
「まだ３日あるよ！その間に１人でも捕まえればさ　そいつを締め上げて他の団員の居場所を聞き出せば芋づる式に捕まえることも可能だよ！」
「おお！？いつになく過激だな　ゴン」「求める情報も決定的なものだけに限るんだ　例えば“旅団の現在の居場所を知ってる”とか
そのかわり報酬も高額にする！」「高額つってももう手元には３００万の宝石しかないからなァ」
「伝言サイト内じゃ“有力情報には８００万出す”って連中もいたぜ」「オレ達は１５００万出そう！」「なっ　その金一体どこからひねり出すんだよ！？」
なんとゴンはハンターライセンスを取り出した。

旅団のアジトらしき廃墟の一室では、ある男が椅子に縛りつけられ頭に袋をかぶせられた酷い状態で監禁されていた。
その男の側のソファーに座り、フェイタンが本を読んでいると爽やかな青年団員が部屋に入って来た。
「ウボォ―帰って来た？」「いやまだね　心配無用ね　あいつ簡単に死ぬタマ違うよ」青年団員は少々心配になってきたようだった。

「鎖使いか…」他の団員に話を聞いて団長が考えている。「操作系か具現化系だな　圧倒的な戦闘力を誇るウボォ―ギンだが
一対一で敗れる可能性が高いのがこの両タイプだb具現家系は物体化したものに特殊な能力を付加する能力者が多く　その能力次第では
ウボォ―の力が通じない場合がある　操作系はウボォ―本人が操作されてしまう場合がヤバイ」
爽やかな団員は心底後悔していた。「やっぱりオレもついていけばよかった…！くそっ」「夜明けまで待って戻らなければ　予定変更だ」

「ちゃんとプロハンターサイトにアクセスできます　確かに本物ですね　それでは証（ライセンス）を担保に一億ジェニーお貸しいたします
返済期日は９月１０日！利息は０％です」キルアとレオリオが後ろでがなっている。「お前もう一度考えろよ！？証を質に入れるなんてよ！！」
「流れたら最後きっと取り戻せねーぞ！！」「だって売るわけにはいかないしさ　銀行じゃこんなに貸してくれないし　サラ金は利息高いし」
「それではここにサインを」「はい」「……」
ゴンが内心ドキドキしながら振り返った。「さあこれでもう　前に進むしかないね！！」（こいつ……いかれてる！！）

車にスコップを用意しているクラピカさんの周到さときたら…

利息0とはいえ
7代遊んで暮らせるライセンスを担保にしてるのに
たった1億ジェニーしか貸してくれないの？

一週間で返済なんだからこんなもんだろ

なんか結構あっさり決着ついたな

>>“束縛する中指の鎖”は　捕えた旅団を強制的に“絶”の状態にする！！

なんだかますますチートに磨きがかかってまいりましたｗｗｗ
でもたしかに操作系能力混ぜればそういうことも可能だよな

治癒が強化系、束縛が操作系でジャッジは……何だろう。まんま特質？
皇帝時間前提の能力なんだろうけど、もう具現化系である意味があんまり無いなクラピカ。

いくらエンペラータイムで100％とはいえ
クラピカがウボォーと同程度に強化系を極められるのは変だと思ったが
納得できた
強化してないウボ＜強化された鎖
だったんだな

>>77
ジャッジも一種の操作系じゃないかな
体から念の鎖が離れるから放出も混ざってる

王様タイムって…チートすぐるｗ

親指は癒しでまさにグッジョブ
中指は束縛できっとF○ckYou
薬指は探索で誰かこじつけて
小指は約束で指切りげんまん

以上により人差し指は一刺しで攻撃系であると推測される

爽やか君とウボって
やたら仲良しだな

やっぱり治癒力って強化できるのか
じゃあゴンの異常な回復の早さも

まさかウボォーギンもこれで死亡？こんなあっさり？

皇帝時間はあまり長く変わってられないみたいだな

死亡はともかく
戦闘はこのくらいでちょうどいい
これ以上回数引き伸ばされたらだれる

しかし今更だけど、
クラピカの師匠は固有技習得まで面倒見てくれたのに、
何でウィングさんは水見式までで卒業にしちゃったんだろう

クラピカの成長度合いもすさまじいがゴンもイカレてるな…

>>86
自主性を尊重する教育方針なんだよ



本当は
ズシがかわいそうだから

>>86
クラピカがはやく一人前に戦えるだけの力が得られるように頼んだんじゃないかな

小指の鎖最強だな
心臓潰されて死なない奴いんの？

>>90
絶の状態じゃなきゃ
ウボーの心臓はつぶせなかったんじゃないか？
よって最強（チート）なのは小指じゃなくて中指

>>90
あれも、拘束した状態でしか使えないとか、制限があんじゃないの？

最強っていっても旅団にしか使えない能力だしなー

最強念使いってのは系列や能力よりも
頭がイイ人こそが最強ってことにｒｙ

絶対時間でしかつかえないんじゃない。

強制的に絶にするで蔵馬VS凍矢の｢妖気が外に出せないなら体の中を使うしかないだろう｣を思い出した
自分の体にシマネキ草植えるやつ

>>95
放出と操作？も混じってるみたいだからな
絶対時間じゃないと使えないうえに
相手が絶状態にでもないかぎり刺すのは難しいんじゃないか
簡単に防げそう
かなり限定的な能力だと思うよ

>>39
ブラビ解散→ポケビ解散→ウッチャンが気を遣って千秋を華々しくソロデビューさせようとする
→千秋は自分の力でやりたいと断る→ウッチャン怒ったのか呆れたのか話もそこそこに立ち去る

こないだウリナリでこんな事があったのよ。
千秋には悪いが、純粋に歌手としては売れないだろうな。

>>96
俺も同じこと思った。
頭良さそうな爽やか君辺りが、「オーラを出せないなら、体を(ry」
とか言ってクラピカに反撃しそうだｗ
ただ、絶状態で体内のオーラを使えるかが問題だな。

クラピカの叫びが悲痛だな…
殺しを全力で否定しつつ、復讐のために自分も結局人殺ししてるんだし
そのへんはとっくに割り切ってるんだろうけどなんか痛々しい

クラピカちゃんとウボーさんの死体届ければ20億なのに……
金抜きにしても死体から色々情報取れる念能力者いるかもしれないからとりあえずコミニュティには持っていくべきでは

5本の指にそれぞれの系統の念能力に沿った機能の鎖がついてるんだな

>>102
んー
でも
親指→強化のみ？
人差指→？
中指→強化と操作
薬指→？
小指→放出と操作？
だから
一つの指に一つの系統ってわけではなさそうだ

まだ出てない能力は変化だな
人差指かな

薬指はエンペラってない時でも使ってるから
純粋に具現化だけの力かな

つーか絶対時間みたいな能力あるんだから複合能力前提だろ。
リスクもあるみたいだし基本は丈夫な鎖で絶対時間発動したら能力発揮とか。

通常時使用可能
・鎖の具現化（全部）
・薬指

絶対時間時のみ使用可能
・中指
（まだ明言はされてないけど旅団と戦う＝緋の目状態と考えていいはずなので）

不明
・親指
（効果は落ちるが強化100％でなくても使えるかも？）
・小指
・人差し指（能力自体不明）

こうして見ると、絶対時間に頼りまくってるな
人差し指の能力次第だが
現状では緋の目使わないと雑魚もいいとこだ
まあハンターになって半年なんだからそれでも凄まじい成長だが

そもそもハンターになった目的だってクモ退治なんだから
緋の目つかってクモにさえ勝てれば満足なんじゃね？
雑魚で

しかし復讐を生きがいにしてる奴って復讐を果たしてしまったら
あとは死ぬだけだな
クモにしか使えない能力とか完全に無駄になるしな

蜘蛛が蜘蛛以外の達人(例えばゾル家)に頼んだらほぼ終わりだしな→クラピカ
チート時間も決まってるみたいだし、そんなに凶悪な能力ではない希ガス

>>108
でもそれは能力が敵にバレた場合だから
今回のウボみたいに一対一で罠にはめていけば結構楽に勝てそう

まあ漫画の展開的に言って
そうは絶対ならないな
きっとバレて対策立てられる

蜘蛛に対してだけ一定時間ほぼ無敵ってだけか
嘘みたいだろ…あんなのがあと12人もいるんだぜ…

旅団全滅は無理ジャマイカ

DIO様みたいに皇帝時間がのびてくんじゃね？

クラピカ「最初30分足らずしか持たなかったが…今では24時間は維持してられるッ！」

それに対し、旅団も鎖で縛られた状態でも数秒念を使えるようになるんですね

クラぴー死んじゃやだ＞＜

「エンペラー」タイム＝男確定

親指の能力があったらレオリオいらなくね？

ガンじゃ無意味な能力

まあ病気を治せるかわからんけどね

あれってわざわざ鎖を使ってるって事は、強化系の通常の自分強化ではあそこまでの効果は出ないってことだろな
強化系を極めてたらしいウボーなら回復力はどんくらいだったんだろ？
他の具現化系もクラピカみたいにいろんな能力を持たせる事ってわりと簡単に出来るのかな？
癒す掃除機とか、癒すカストロとか

あくまでも能力の延長線上だと思うが、制約や誓約でどうとでもなる
親指で指圧するから回復力の強化とか
小指を絡ませて約束を守らせるとか
クラピカの指能力はそういうのも考慮に入ってるからあのデキだと思う

あれは自己治癒力の強化って能力だからパワー強化とは別のはなしじゃないの？
自分を強化する点では一致してるから似たようなもんかもしれんけど

それが強化系なら簡単に出来るようなオプション能力なのか、
それだけでメモリを大部分使ってしまうような能力なのか・・・

ゴンの通帳に書かれた額がJ100340602とすごいことになっていた。「お〜〜〜〜〜」「バッチリ一億入ってる」
「今度こそ計画的に使わないとね」“今度こそ”というゴンの発言にレオリオはなにかヤバイものを感じとる。「まずどーしよーか？」
レオリオが口を出した。「そりゃ決まってるだろ　まずはサザンピースの競売品目録（カタログ）を買わねーとな！」

No.085　９月３日�@

レオリオに連れられて、ゴンとキルアは立派なビルにやって来ていた。
「サザンピースはヨークシンで最も権威があるオークションハウスだ　入場券を兼ねてる競売品目録を買うには１２００万ジェニー必要だ
サザンピースは６日から１０日までの５日間競売をやってるが　いつどの品物が売りに出されるかはこのカタログを見ないとわからない」「なるほど」
「なるほどってお前らな…　そのくらい来る前に調べとけよ」「たしかに」ゴンとキルアは苦笑い。

「いらっしゃいませ！」「カタログを買いに来たんだが」「かしこまりました　お支払い方法はどうなさいますか？」「銀行振込で」
用紙に記入し始めたゴンを見て、受付嬢は内心「このコ？」と驚いた。
「こちらが目録（カタログ）になります　こちらに今年の競売品が全て掲載されております　この目録にはカードが付いておりまして
これが入場券の代わりとなります　この１枚で５名様までなら６日から１０日までの開催中何度でも御入場いただけます
ただし競売に参加できるのは個人・団体ともに一名義とさせていただいております　御名義はいかがなさいましょうか」
キルアとレオリオがゴンと視線を交して頷いた。「ゴン＝フリークスで！！」

カタログを勢いよくめくるゴン。「グ…グ…グリードアイランド　――あった！」「お〜〜〜」
≪グリードアイランド…ハンター専用ゲーム。１９８７年に１００本のみ５８ジェニーで発売された。このゲームの内容については詳しいことは
何もわかっていない。その理由を理解してもらうにはゲームの説明書を見ていただくのが一番の早道であろう。
そこで次ページに説明書の全内容を付記しておくので落札を考えてる方は参考にしていただきたい。

≪ここ数年全く市場に姿を現さなかったグリードアイランドではあるが、当ハウスでは７本の入手に成功した。真贋の鑑定は概ね３点で行われた。
�@製造元への確認（製造暗号（コード）の照会　証明書付　�A流通経路の確認（販売記録の照会　正規取引証明書付　�B実物の状態
�@と�Aで７本とも本物であることは当ハウスが責任をもって断言する。しかし圧巻は�Bである。まさに真作であることが一目瞭然に
肉眼で理解できる。ぜひ会場で実際に御覧になっていただきたい。必見である。≫

≪このゲームはハンター専用ゲームです。プレイ人数は無制限です。ゲームソフトをジョイステーション本体にセットして図１の状態で“練”を
行うと自動的にゲームがスタートします。一度ゲームがスタートしますとしばらくゲームを中断することができません。スタート時に最低一週間は
ゲームに集中できる方のみ、プレイすることをお勧めします。このゲームは実際に死ぬ危険があります。
このゲームはその世界から一生脱出できない危険があります。このゲームで生じる全ての問題について当社は一切責任を負いません。≫

「競売予定日は６日から８日までがそれぞれ１本ずつ９月１０日が２本いずれも午後から　最低落札希望価格が８９億…か
さてこれでいよいよ　あとは金を稼ぐだけだな！」「宝石を含めて残り約９千万　正真正銘これが最後の軍資金だね」「まだレオリオの証があるけど」「おいっ」
「旅団（クモ）の目撃情報敵橋梁は本当に１５００万でいいのか？」「うん」「じゃまず伝言サイトに登録して有力情報を待つ！
首尾よく情報が入って旅団の一人を捕えたら今度はそいつを締め上げて残りの旅団の居場所を吐かせて捕まえる！！名づけて芋づる作戦！」
ゴンのネーミングセンスに呆れるレオリオ。キルアが冷静に突っ込んだ。
「芋づる作戦悪くないけどさ　問題は情報の条件を限定してもガセネタはとめどなくくるんだよね　意図的な偽証はもちろんのこと
見間違いってのが厄介だぜ」「それはある程度しぼれると思うぜ　目撃者が“どこ”で旅団を見かけたかによってな」レオリオが助言した。
「あえて伝言サイトには場所の情報を流さないんだ　その上で“ヨークシンで見た”って情報が入れば本物の可能性が高いだろ？」

「確かにね…でも旅団がまだここにいるって保証はないよ？」
「ああ　だがかなり高い確率できっとまだいる　なぜなら陸・海・空・地下にいたる全ての交通手段をマフィアが監視してるからな
盗んだ競売品を持って見つからずに脱出するのは不可能だ　この街のどこかに奴等はまだ隠れてる…！！」
「じゃホテルに戻ってネットに情報提供求める伝言流すか」「おう」

街中を歩いていたゴンが売り物を見て首をかしげた。「何だろ　品物全部に変な紙がついてる」
レオリオが教えてくれた。「ここは値札競売市だよ　白紙の値札に買い手が金額を記入していくんだ
んで規定時刻までに最高価格を書いた人が落札するんだ　ほら　人気の品はこんな風に後からどんどん価格が書き直されていく」「ほんとだ」
「手書きのレトロ感覚がけっこう評判の競売市だが　金額の折り合いがつけば規定時間を待たずに売ってくれる場合が多いらしいぜ
まぁ競売と蚤の市が合体したみたいなもんだな」キルアが率直な感想を述べた。「蚤の市っつーかガラクタ市っつ――か
どれもこれも家の物置の中身そのまま持ってきただけって感じ」「まあ一番庶民的な市の１つだからな」

すると、ゴンが値札競売市に出店している店に置いてあるナイフを手に取った。「？」「どしたゴン」
「おじさん　これって」店番していた男が答える。「ん？ほしいなら値札にいくらで買いたいか記入して　昼１２時まで他に買い手がいなきゃ君に売るから」
「あ　うん　えーと」それを見ていたキルアが何かを思い出したようだ。（あのナイフ…　まさか）
キルアはこっそりとレオリオに頼みこんだ。「レオリオ…交渉うまいだろ？なんとかあれ今すぐ手に入れてよ」（お宝かもよ）（！　よしまかしとけ）

レオリオがナイフを手に持ったままのゴンに話しかける。
「なんだゴン　そのナイフ欲しいのか？あっちにもっといいデザインのあったぜ　ああでもあれは結構人気あったからなァ
なぁオッチャン　実はオレ達もう国に帰らなきゃいけねーんだ　これ今売ってくれねーか？」
「まぁ…他にまだ買い手もいないしな　金額によっては売ってもいいよ」「そうだなけっこう古そうだし　１００ジェニーで」キルア、どん引き。

「ダメダメ！それじゃ売れないね」「あっそ　じゃいいや　ゴン行こうぜ」男が慌ててレオリオを呼びとめた。「ちょっと待った！５００でどうだ？」
レオリオが真剣な表情で振り返った。「３００ジェニー！！」

手に入れたナイフをキルアが間近で見てみる。「間違いない本物だ」「一体何なんだ？これ」「ベンズナイフだよ」「ベンズナイフ？」
「ベンニ―＝ドロン　１００年くらい前の大量殺人鬼なんだけどさ　ベンズナイフってそいつのオリジナルブランドなんだ」
≪刀鍛冶だったベンニ―は人を殺す度に記念として番号入りのナイフを作った　その数実に２８８本
その全ては他の刀剣と同じ様に自分の店先で商品として売られていた　“犠牲者の悲鳴や表情がオレにインスピレーションを与えてくれた”
獄中で語った彼の作品には当時から熱心な愛好家がいた≫

「犯罪者が制作したってことで正当な評価をされにくいけど（親父もたしか好きだったな）その半面熱狂的なコレクターが結構いるんだ　隠れた名品だよ」
「で　いくらするんだ？」「番号によって全然値段は違うけど…安くて５００万」「マジ！？」ゴンとレオリオが素っ頓狂な声を上げた。
「でもよく知ってたなゴン」「いや　そんなこと全然知らなかったよ」「じゃなんで？」「う――ん　ちらっと目に入った時ね　な――んか変な感じがしたんで
“凝”で見てみたんだ　そしたら幽かだけどオーラが見えたから」「ギョウ？」レオリオが凝を知らない様子だった。
「念の一種だよ　簡単に言うとものすご――く注意して見ること」

キルアが実際に凝でナイフを見てみた。「本当だ」「ダメだ　オレには全然見えん」とレオリオ。「“練”を磨けば見えるようになるよ」ゴンが励ます。
「そうか…こんなやり方があったか」「え？」「お宝の探し方だよ！」キルアが閃いたようだった。
「どの分野で活躍している人間でもずば抜けた才能の持ち主は本人も知らずに念を使ってる場合が多いってメガネニイサンが言ってただろ？このナイフみたいにオーラが漂ってる品物を見つけ出せば
それはすごい天才が作った可能性が高いってことだ」「そうかその方法なら鑑定の知識がなくても埋もれた逸品を見つけることができるね！
それをもっとグレードの高いオークションにかけて高く売る！名づけて念でぼろもうけ大作戦！！」その名前に少々しらけているレオリオとキルア。
「よし！じゃオレは伝言サイトの情報チェックを担当するぜ　マジっぽいのがあったらケータイに連絡入れる」
「オレ達は早速他の掘り出し物を探そうぜ！！」「それじゃ作戦開始！！」「ゴ―！！！」

その頃、ミルキがゴン達と入れ違いであのビルにやって来ていた。「いらっしゃいませ」ミルキはボリボリとスナック菓子を食べながら言った。
「カタログほしいんだけど」

やっとまともに金稼ぐ方法確立したか
でもこれじゃ腕相撲より多少効率良くなった程度で全然間に合わんな


メガネニイサンｗｗｗｗｗ
ピッチリ横分け鼻デカ兄さんかよｗ古いわｗｗｗ

>>117
クラピカの師匠や団長も言ってたように
具現化系能力者は具現化したものに特殊能力を持たせていることが多い
現実にあるものを具現化してもあまり意味がないから

ただ、クラピカの場合エンペラータイムのおかげで
いろんな能力を複合させて特殊な力を鎖に付加できるけど
他の奴らはそう簡単にはいかないだろうな
他系統を混ぜるとメモリ不足の問題がある
デメちゃんやファンファンクロスはかなり特異なケースっぽいし
制約と誓約と、自分の得意なこと、センス、才能などいろいろ四苦八苦して
ようやく一つのことだけできるんじゃないかな

だから具現化系はバランスが悪いだの自分のパターンにハメる戦法じゃないとダメだの言われるんだろ

>>115
あくまでも強化系だから
自己治癒力を強化してるだけだし
一瞬での治療なんかはむしろ体に負担かかってる気がする

スレイヤーズでいえばリカバリイみたいな感じ
病気や疲労回復には他者から力をもらうリザレクションじゃないとだめ

キルアはウイングさんをとことん見下してる感があるな

これほど速く取引分の人を殺してくるなんてイルミさんもなかなか有能な殺し屋だったんだな

ベンズナイフの設定面白いな
しかしゴンキルが旅団を倒セル気がしない…

>>127
よくわからんな
元々使える系統しか付加できないなら普通の具現化系はどうしてるんだ？主に操作？
「よく切れる刀」ってやつだって、苦手な強化系を付加してるじゃないか
そもそも自分の得意な能力しか付加できないなら、そもそも具現化物を介する必要がない
そのまま使えばいい

>>130
ミルキはやればできる子
ゴルアや旅団にこれからどう絡むのかwktk

>>132
だからバランス悪いって言われるんじゃね

>>126
｢ウイングが言ってただろ｣等呼び捨てにしてる時があったからそれにくらべたらマシじゃね？ｗ

>>135
名前忘れたかもねｗ

>>134
もともと系統に関係なくいろんな力を付加できるんじゃないか？
付加して発揮する力は普通に具現化物を介さず使うより何倍もの威力を持つ、という感じで
でなきゃ型にはまったら強いという風にはならないだろう
他系統の力を苦手なりにやってるだけ、てんならさ

初心者でも注意してみればわかるのが100年って念残る期間長すぎだろ

>>137
だったら具現化能力の奴は
エンペラータイムなんかなくても全系統の力を使えることにならないか？
変だと思うけど

ちょっとずつは誰でも全能力使えるんじゃない
強化系ってあるけど、他の系統の奴だって念を使えば使わないよりは強化されてるわけだし

>>139
使えるっても物を介してだけだし
クラピカみたいに具現化物を使いながら格闘も強化系並にこなすとか出来るわけじゃない
ウボーが疑問に思ってたのもそこだし

>>138
この世界じゃ死者が残した念がその辺をうようよしてるんだろうな…

カタログ……なんか別のものが頭に浮かんだ。特にミルキが買い求めてるのを見て。

資金稼ぎはさっさとあきらめたらいいのに
たとえ89億稼いだとしてもそれじゃ絶対に落とせないよ
競りなんだから軽く2〜3倍に跳ね上がるだろ
世間知らずのゴンはともかくキルアやレオリオは何でそこに気づかない？

何気にミルキが旅団皆殺しにしたりしてｗ

>>145
親父ですら団員一人倒すのに苦労してんだからそれは無理

なんかグリードアイランドも旅団もゴン達のてにあまるな。
旅団はクラピカとなんとか合流するか鉢合わせるかで協力するしかないな。
旅団との決着は次の機会になるかマフィアの陰獣をうわまわるホントに殺し専門の凄腕でないと無理だろ。
今回は因縁がうまれれば十分じゃないか。

飛影が売られてるｗ

ベンニー･ドロンの顔の元ネタ誰だ？

念の使い手のインフレだなｗ
まあ名作には魂が宿るとか言うし
そういう考え方は嫌いじゃないが

しかしホントに旅団見つけても勝ち目ねーな。レオリオすぐ死んじゃいそう…

｢死後も念は残る｣ってのは闇のソナタ編に向けた伏線と見た

>>150
三人でいるときに旅団に襲われたらゴルアがレオリオをかばって戦うことにｗ
わかった！この漫画のヒロインはry

ハンター試験編で、ゴンの嗅覚は犬並みって設定があったけど
それを上手く念能力に生かして旅団のオーラを嗅ぎ分けられるというか察知できるようになると予想

もうキルアがミルキから借りパクするしかないな

>>153
犬もそうだけど
元の匂い（旅団のオーラ）を知ってないと特定できないじゃないか

>>152
それってつきつめるとゲーム買おうとして死亡てことになるな
レオリオ……

嗅覚の強化とか普通に出来るよな。
そこに凝も加えたら念を「嗅ぐ」ってのは出来そうだ。
ゴンの能力はウボーさんみたいな一撃必殺ゴンパンチと、索敵嗅覚ゴンノーズと、遠隔攻撃ゴン釣竿の三本柱かな。

>>154
キルア｢兄ちゃんゲーム貸して｣
ミルキ｢いいよ｣

>>157
＞ゴンノーズ
デビルマンっぽいなｗ
でも今回ゴンのネーミングセンスが微妙なのが発覚したから本当にそう名付けるかもしれんｗ

>>157
念は見ることができるようだけど嗅ぐことができるかどうかはまだ不明だけどな
オーラは生命エネルギーだから匂いがあるかどうかはかなり怪しい

でもワイルドハーフなんかでは心の匂いを嗅ぐとかあったし
漫画なんだから何でもありか

シズクたんの念の匂いを覚えてるかもしれない
俺もシズクたんの匂いをクンカクンカしたいよお

>>161
ミルキたんのカビ臭い臭いで我慢しる

クラピカに会いに行けばいいのに
念が匂うかどうかは知らないが
クラピカもレオリオみたいに実は香水をつけてたっていう後付けがあればゴンの鼻で辿っていける

クラピカもそのうち合流するんだろうが
連絡くらいすればいいのにね
あんま仲良くないのか

>>144
ネットオークションじゃ無くて、日程が決まってるオークションだから
その日に出品される他の競売物とか、出品の順番次第によっては
普段だったらがんがん入札が入るようなものでも
稀にスタート価格で落札できたりする事があるよ

>>163>>164
「――でクラピカとはつながったのか？」
「いんや　電源切ってるみたいだな」
「いろんな意味であいつはオレ達の手を借りたくないと考えてるよ。でなきゃ連絡くらいしてくるだろーもん」

ということで会おうとはしてるだろ

>>164
ゴン達を巻き込むことになるかもしれないから連絡取ってないんだろうね
復讐はあくまで一人でするつもりなんだし
どの道絡むことにはなるだろうけど、クラピカが積極的に働きかけてくることはないと思う

>>143
入場料も兼ねてるってのもなw

>>165
でもそれは幸運な場合だろ
絶対手に入れたいと思ってるのに
最低落札価格さえ手に入ればなんとかなると思ってるようなとこがあるよな
ゴン達

どう考えても落札するより違う方法をとったほうが早い
盗むとかパクるとかパチるとかこっそりいただくとか
たくさん方法はあるだろうに

リアルワールドにもし念があったら、モナリザとかにも念が見えそうだな

>>169
だからと言って、現状出来るのは、お金を稼ぐことぐらいじゃね
その過程で今回みたいに物を見つければ、物々交換とかもできるかもしれないし
ナイフじゃ無理だろうがｗ

それにそうやってヨークシンで動いていれば、何かしらにぶつかるかもしれない
偶然、旅団に関わったみたいに

念が強力であればあるほどボロ儲け出来る可能性が高いか
長者番付に何人もハンターが並ぶわけだ
…と思ったが念はこめてあるけど値段が高いとは限らんよな
カストロ刺した血だらけトランプとか翼くんの本のキレっぱしとかどう見てもただのゴミだし大した額はつくまい
製作者の念が強力でもそういう品物も多いと思うんだ(´･ω･`)

まあバリバリのプロハンターならこんな地味なことをしなくても金は稼げそうだけどw
作中に出てくるのはちゃんと学んだ念能力者が多いけど世界全体では無意識に使っている人のほうが多いんじゃない

>>172
念を込めると良い作品になるわけじゃなくて
良い作品には念がこもるんだろ

それにヒソカのトランプやギドの独楽なんかは
長時間術者から離れてると勝手に念が消えそうだしな
100年たっても消えない作品に込められる念とは根本的に質が違うんだろうよ

それをゴン達が見分けられるかどうかは知らんが

>>172
翼くんの本の切れっぱしは壁に刺さったあとすぐ念が消えて
ただの紙に戻ってなかったっけ？
ああいうのとは別なんじゃないか

物を作る人が、それにに接してる時間（肉体的にも精神的にも）も桁違いだろうからな

ようするに需要の問題じゃない？
血だらけトランプや本のきれはしにコレクターはほぼつかないし
翼くんやヒソカみたいに念を簡単に物質にこめられる能力者が居る以上、念がこめてある=高額と思い込んでは危険だろう
つーか下手したらあんま儲かんなくね？このやり方

呪いの藁人形とかにもたっぷり（怨）念が込められてそうだしな…

それはそれで高値が付くんだろう。
人体収集とかもいるんだから。

念を込めた犬を売ってトップブリーダーってのは駄目なんだろうか？

だから
良い作品には結果として念がこもるだけで
駄作にいくら念を込めたって価値が上がるわけじゃないだろ
>>117
ヒソカやウイングやギドの方法とは全く別物だと思うけど
ああいう念はずっと留めていられないと思う

実際に凝を使ってトランプの数を見破ってるわけだし
ヒソヒソや翼くんは間違いなく念の達人だろうし、念の残りカスも残らないって言われても説得力ないよ

そうだよな
念を知らない一般人でも念を何百年も物質に留めてられるんだから、ヒソカや心源流師範に出来ないはずはないよな

ウイングさんはいつからボールと友達になったんだｗｗｗｗｗ

>>182
それは戦闘中のはなしだろ
何年も何十年も経った後の話ではない
誓いの糸やGIの指輪みたいな謎の文字が書かれた特別な道具とか
クラピカのジャッジメントチェーンみたいに最初からずっと念が残るように設定された能力でもない限り
武器として物を強化した念ごときがいつまでも残ってるって言うほうが説得力無いと思うけど

たとえばヒソカが念を込めて投げたトランプを
一般人が拾った場合に
「すげー、このトランプ、スパスパ切れる！面白いもの拾ってラッキー」ってことになるのか？
なんか変じゃね？

トランプは念がこめてあれば破壊力上がる事は間違いないしヒソカの性格上、常時念をこめててもおかしくないな
ベンズナイフみたいに何の変哲もないナイフにも半永久的に念を残せるわけだし…よく切れそうだ

念使いが長年愛用した品とかにも念が篭りそうだ。
ウボーさんが一年間履き続けた靴下とか凄い念が篭るだろうなぁ。

戦闘用に念こめるのと、創作物とかに無意識に念がこもるのは違う気がするが

戦闘用のはその場だけ役に立てばいいんだもんな
念使いの認識的に
創作物の場合は「執念」が念という形で後々まで残るんだろうな

たとえば超腕利きの刀職人が
「よく切れますように」って願って作った武器に念がこもってるのと
念使いの戦士が戦闘中に刀を強化するために込めた念では
おなじ「よく切れるように」っていう強化系の念でも違うと思うんだがな
前者は半永続的なもので後者は一時的なものだと思うんだよ

すげー腕の良い鍛冶屋でしかも強力な念能力者って居ないのかな。
そういう奴が「俺は武器作りにしか念を使わない、命掛ける！」とかやったらどうなるんだろ。

それがペンズナイフじゃないか。
これから先ペンズナイフを愛用してる念能力者でそう。
キルアの親父が戦闘するシーンあったら見れそう。

でもベンニーさんは「強力な」念の使い手ってわけではないんじゃないか
もっと鍛冶にだけ特化した能力者だったらすごいのできそう
ほら、漫画やゲームでよくある「武器自身が使用者を選ぶ」みたいな奴
ダイの剣とか

もし鍛冶の念能力者がいるとしたら強化系かな
非戦闘能力だといろいろ面白い能力ができそうだなー一歩間違えるとぶっ壊れになりそうだけど

変態の多いこの世界ならロン・ベルクみたいな奴もいるかもな。

オリハルコンを使ったゴンの釣り竿を作るのか

>>188
ウボーさんは素足派です。

ゴンキルは武器もって戦うtypeじゃないしなー
てか基本みんな肉体派だし武器とかはさすがに出てこない気がする

そういえばクラピカのもってた木刀みたいなのなくなったな

ああ、あの使いづらそうな奴ね
>>199
レオリオはナイフ使ってたぞ
正確には使ってる描写は全くなかったがナイフを構えてた

ゴンの親父のテープとかグリードアイランドみたく、念を使って不思議アイテム作れるみたいだから、
そういうの専門に作る職人みたいな念能力者も確実にいると思うな。

素晴らしい鍛冶屋佐藤さんとかか

ナイフを得物にしてたのにナイフの価値がわからないレオリオって一体･･･
本当にレオリオはハンターの才能があるのか、ヒソヒソさんよ

>>202-203
そういや幽白の鈴木がそういう能力持ってたな

「よぉ　ゴンか　どうした？　こっちか？だめだな今んとこ全部偽情報（ガセネタ）だ」レオリオがパソコンの画面を見つつ電話を受けている。
「なかには“オレが本人”だってタレ込みもあった　番号つき　一応かけたが小学生のイタズラだった
んで厄介なのがどこで見かけたか書いてこねーヤツなんだよな　“完全極秘情報です！ぜひ連絡を！！”みたいなヤツな　最初は電話して確認してたけど
全部ガセ！！きりねーから伝言メッセージを“場所明記”に変更した　――でそっちはどうよ　――似たようなことやってる奴がいる？」

No.086　９月３日�A

「うん　午前中だけでベンズナイフ以外に４つオーラの出てる品物を見つけたんだけど」ゴンが回想を始めた。

ゴンは掘り出し物を探して値札競売市を回っていた。（ここにもあった！）
それはまるで潰れた顔のような装飾がしてある壺だった。「う――ん」（変な壺にしか見えないけど…）
（でもオーラが見えるってことはすごい才能の持ち主が作った可能性が高いってことだもんな　それにしても変な壺…）
値札を確認して見ると、既に誰かが希望落札価格を記入していた。（お　先客がいる）「５００ジェニーか」

ゴンはキルアの言葉を思い出した。「もし先客がいたらそいつの値段の２．５倍まで上げてやれ　例えば相手が１００Jの時にこっちが１０１とかにすると
あっちが１０２にしてって風に意地の張り合いが延々続いたりしちゃうからな　ちょっと割高だけど早めに敵の戦意喪失を狙った方がいい」
しかしゴンにはこの計算はちょっと難しいようだった。（えーと５００の２．５倍…　１７５０かな…　あれ？）

（さて今度はあっち廻ってみようかな　そーださっきの絵はどうなってるかな）ゴンが先程見つけた別の掘り出し物のところへ戻った。
そのサイン入りの前衛的な絵をもう一度眺めてゴンは首をひねった。（うーん　オレにはこの絵もただのイタズラ描きにしか見えないんだよな――…）
「！」値札を確認したゴンは目を見開いた。ゴンは２５００Jと記入していたのだが、後からゼパイルという名の人物が１００００Jと書き換えていたのだ。
（これは…）するとキルアからゴンの携帯に電話がかかってきた。

「ゴンそっちはどうだ？」「あ　キルア実はね…　――そっちも？」
「ああ　オレも２つ見つけたんだけど　どっちもゼパイルって奴が先に入札してて　２．５倍で書き換えてやったらさ
今見たらそいつ４倍でかぶせてやがった」「偶然じゃないね」「ああ　オレ達と同じようなことしてる奴が他にいる！」「どうする？」
「もう一度書き換えても多分そいつがまたかぶせてくるよきっと　規定時間って１２時だよな？時間ギリギリに値段を書き直そうぜ
競り合って値段が高くなるのもやだし　そうすりゃこっちは２人いるんだし最悪でも２つは落札できるはずだ」

一部始終を聞いたレオリオが尋ねた。「なるほどな――でどうなった」「３勝１敗！変な壺だけとられちゃった」「おおでもやったじゃん」
「うん　後はオークションハウスに登録するだけだよ」そんなゴンとキルアの後ろ姿を、物陰から黒い人影が見つめていた。

「申し訳ございませんが…　当ハウスではオークションに出品する目録（カタログ）を半年前には完成させております
今すでに来年の目録に載せる品物を検討している最中です　なぜならば目録に掲載する品物は全て当ハウスが責任をもって本物と断定し
鑑定書を付してある逸品であります故　真贋の確認にはそれだけの時間が必要なのでございます　おそらくどのハウスも大差はございません
今年の競売には間に合わないと言われるでしょう」「う――ん　でもなんとか今回の　できれば５日までに競りにかけたいんだけど」キルアが相談した。
「街の骨董商に買い取ってもらうのが一番確実で早道ですが」「なるべく競売がいいんです」とゴン。

「ふ――むそうですね　あまりお勧めはできませんが　業者市に出品するという方法がありますよ」
≪業者市とは…文字通り競売品の仲介を生業としている専門家のみが集う競売市である。　と言っても参加するのに必要なのは
鑑札と呼ばれる許可証のみであり　これは誰でも簡単に入手できるため一般人が参加することも多い　この市は出展された現物のみを頼りに
競りが行われる。そのため真贋を含めてその品の良し悪しは全て参加者の“目”にゆだねられる。そういった市の性質上、競売当日に持ち込まれる
“飛び込み”の品が多く、贋作品が場を荒らすことは珍しくない。≫

「もちろん仲介業者だけの市ですから彼らが儲けようとする分一般のオークションより値は下がりますが　始見の骨董屋に持っていくよりは
高値で売れることが多いことは確かです　御品によりますが　しかしこの市は海千山千の曲者が集うプロの戦さ場でございます
正真正銘の一級品が額面通り高く売れるとは限らないのがこの世界の怖いところでございます　優秀で良心的な商師ってのがないならば…」
ところがゴンとキルアはさっさと席を立っていた。「おじさんありがとう」「……」

「業者市か…プロがいっぱい参加するんだから本物だったら高く売れるよね！」「うん　できれば普通の競売に出したいけど仕方ねーだろ」
「――でもその前にこれ一体いくら位のものなのか気になるよね」「だな」そこで２人はゲットした掘り出し物を骨董屋で鑑定してもらいに行くことにした。
「見てもらおうぜ」「あくまで売るじゃなくね」２人の胸がドキドキと高鳴る。

「いらっしゃい」ゴンとキルアは手に入れた三品を店主に見せた。「う――む　これはお家にあったものかい？」
「うん　古い蔵の中に入りっぱなしだったヤツ　親が値段次第で売ってもいいって言ったから持ってきたの」
（なるほどうまい）キルアの演技にゴンが感心する。

「う――ん　どれもいい品だよ！たとえばこれ　ムカトリ―ニの５０枚限定リトグラフ　作者の直筆サイン入り
この人は気に入った作品にしかサインをしないので有名なんだ　しかも番号が若い　う――んサインも本物だと思うね」
（だってそこからオーラが出てたんだもん）ゴンとキルアが心の中で突っ込む。
「まあ１５万はするだろうね」「おお〜〜〜っ」（J150000−J11000＝J139000のもうけ）
「――でこれ　全て手造りのすばらしいアンティーク人形だよ　本体の状態もいいし箱と備品が無傷で残っているのが価値を上げるんだ」
「これも３０万はするね」「うお〜〜〜！！」（J300000−J50500＝J249500のもうけ）

ところが最後の１つは逸品とは言えないようだった。
「これは　残念ながらたいしたものじゃないね」（少しだけどオーラ出てたのにな）（才能あったけど有名じゃないってことかな）
「まずね　箱と像の年代が明らかに違うんだ　箱は最近作られたもの　おそらく像の持ち主が裸じゃかわいそうだからって作ったんだろうね
像自体も彫りが荒くて統一性に欠けるしなにより作者の名前もない　多分数百年前に誰かが戯れに彫ったものだと思うよ」
「値段は…おまけして１５００ジェニーってとこかな」「な―――んだァ」（J1500−J7000＝−5500）

「ただしそれは像としての値段ね」「？」「この木自体が実は知る人ぞ知る値うちものなんだ　古くていい木は今の彫り師にとってはお宝なんだよ」
「へ――」「これほどの古木なら１０万で買ってくれる人をボクは知ってる」「ホント？」
「おそらく市に出してもこの価値を知ってる人は業者（プロ）でも少ないね　知ってても買ってくれる彫り師が知人にいないと売りさばけないしね
普通は２束３文のガラクタだよ」「なるほど」「そこでキミ達に相談だけど」

「もしこっちの２つを４２万で売ってくれたら　この木も８万で買い取ってあげるよ？」「え――と」「ちょっと待ってね」「どうぞゆっくり考えて」
「誓ってもいいけどこの２つはどこの店や業者市に持っていっても５０万は出さないよ　４５万以上出したら自分の儲けがなくなるからね
ちょっとこの木の年代調べてもいいかい？」そう言って店主が古木の彫り物を持って奥へ引っ込もうとした。
ゴンとキルアは小声で相談している。「どーする？買い値が同じなら市に出して手数料をとられるよりこっちの方が得だよ」
「そーだな　もう一軒くらいまわってみて確認ができたらここで売っちゃうか」

突然、店内に大声が響き渡った。「待ちな！！その木像そこにおけ！」店に入って来たのは見知らぬ男。
「ボウズだまされんな　絵とアンティ―クドールの値段は妥当だが　木像に関してはデタラメだ」「なんだキミいきなり　ボクはウソなんかついてないぞ」
「そうかァ？その木に８万も出す古美術商はいねーだろ　お前が欲しいのはその木造の内容（なかみ）！！」図星だったらしく店主はギクリとした。

「こりゃ木造蔵だろ？３００年くらい昔に金持ちの間で流行った税金逃れの隠し金庫だ　皮肉にも巧妙すぎて主人が突然死んだりすると
家族が知らずに処分しちまう　素人目には絶対わからねェ継ぎ目がここにある　こりゃあ十中八九作られてから開けられたことのねェ代物だ　本物だったら中に隠し財宝がギッシリ詰まってるはずだ
年代を調べるフリして中身だけすり代える気だったろ？」「な　ボ　ボクはそんな…」店主は明らかに動揺していた。
「……」ゴンとキルアが呆気に取られて男を見た。男はそんな２人を見て笑みを浮かべた。

>>204
いやその理屈はおかしいｗ

商いの駆け引きとか
なんかクラピカと旅団の殺伐から離れてきたが
これはこれで面白いな
むしろこっちのほうが俺は面白いかも

普通に考えると最後の男がゼパイルだがまったく関係ない人だったらどうしよう

レオリオならよくある事

というか、この世界に小学生の概念があったのか
さあ早く教室で勉強する仕事に戻るんだ

人相悪いな
悪人？
でもゴン達が騙されそうなのを助けたし
いい人？

骨董品関連は嫁さんから影響受けたんかね
武内の趣味は骨董屋通いだしセーラームーン単行本でよく骨董品＆鉱物語りしてたから

この先鉱物に目がない奴とか出てきそう

ゼパイル(仮)かっこいい。
やっぱり専門家いないとかもられるだけだな。
ゴンチームの頭脳担当になってくれかな

最後の奴がゼパイルだとしたらゴン達を助けるフリして信用させて宝を盗って逃げるつもりなんだろ

>>216
鉱物を操作する能力者か

木造蔵って作るときに職人が騙して中身がパチモンってこともありそう

>>216
どう見てもなんでも鑑定団の見過ぎです
本当にry

ゴン＆キルア＆寿司は通信教育で小学校行く必要ないのかのう
お子様の身であんだけ好き放題できるんだから義務教育がない可能性も高い罠
相変わらずすごい世界だ

ハンター試験受けるときには保護者の認印が必要だったがな
一般人入国不可な国でさえ入れるプロハンターなのに
※ただし未成年はおやごさんの許可もしくは同伴が必要です
なんて入国審査で止められたらそれはそれでおもろいｗ

ハン験は生命の危険があるのだから、死後は直葬することに対する保護者の同意が必要なのは当然

>>223
そういやキルアは試験受ける時に保護者の許可(1話でミトさんがゴンから差し出されたカードにタッチした奴)はどうしたんだ
サイコさんとミルキを刺して出てきたんだから許可貰う暇なかっただろ

>>225
母ちゃんの血判を取るために刺したんだよ

いま気づいたがたしかにそうだな
冨樫も忘れてたのかも

ゼパイルってトレジャーハンターか何かか？

殺しや商売なんだから身分証の偽造業者に知り合いがいるんじゃないか
イルミだってギタラクルの名前と顔でハンター登録してるわけだし

ゴトーさんに作ってもらったのかも
もちろん親子関係偽装で

>>224
そうじゃなくて
ゴンは未成年だから保護者に認証が必要だっただけだと思うよ

>>222
ゴンは「勉強も自宅で通信スクールだった」って言ってたな

ゾル家は顔写真すら並大抵では撮れないらしいしキルアの生い立ちを調べるなんてまず無理だわな
キルアもゾル家とは関わりたくないだろうし、ハンター試験は天涯孤独で通してたんじゃないかな

補足しとくけど
現実では未成年は単独では法的手続きの責任能力がないとされているので
書類作成において保護者や法定代理人などを立てなければならないことになっている

ゾルディック家の敷地は治外法権かなんかになってそうだもんな

国によるのかもしれんぞ単純に

あんな家、軍隊でも落とせそうも無いもんな


・・・って思ったけど、この世界だと軍内に念能力者で構成された特殊部隊とかあるよな絶対。
マフィアが念能力者を雇ってるくらいなんだし、無いほうが変だ。
警察にすら念犯罪専門の部署とか表向き内緒であったりしそう。

そうだな
念能力を覚えて調子に乗っていたらあっさり御用なんてこともありそうだ

旅団も発展途上国とかならいざ知らず、先進国の政府要人皆殺しとかは無理なんだろうな
なんせ特殊な事情があるにせよ、マフィアのお嬢さん一人に念使いが何人も護衛に付くくらいだから、
政府要人ともなればどうなることやら

冨樫ネットオークションにも相当はまってるなこりゃ

三人は骨董屋を出て並んで歩き出した。
「ありがとうゼパイルさん　もう少しでだましとられるとこだった」「礼にはおよバネーよギブアンドテイクってことで」
するとゼパイルが急にVサインを出した。「え？」「２割でいいよ　その木像が売れた時のオレの取り分」「なっ　ぼったくる気かよオッサン」
「人聞き悪いな　アドバイス料だろ当然の」
ゴンがキルアをなだめた。「いいんじゃない助けてもらったんだしさ」「お前聞き分け良すぎ！！オレ達は１Jでも多く金集めなきゃいけねーんだぞ」
キルアは頑として譲らない。「２０％もやれないね！せいぜい昼メシおごるくらいかな」「そうか　ならそれでいいや」「「え？」」
ゼパイルは驚くゴンとキルアを置いて歩き出した。「よし　じゃ行くか」

No.087　９月３日�B

食事にありついたゼパイルが音を豪快に立てながら食べ物をがっついている。「ガシャガシャ　ぐァフぐァフ」
「おばちゃん　シシカバブ一人前追加で！」「あ　オレも食う！ゴンは？」「じゃ３人前追加で！」テーブルの上には空になった皿が溜まっていた。
頃合いを見てゴンが切り出した。「あのねゼパイルさん」「ん？」「やっぱり食事だけじゃ悪いから手数料払うよ」「ま――たお前は」キルアが呆れる。
「あ？いいよメシだけで　おばちゃんト―フのミソスープ１つ！」更に注文を入れるゼパイル。
「そーだよ　見ろよこいつ１０人前は食ってんぞ　オレカニチャーハン追加！」とか言いつつキルアも結構食べているようだ。

「でもそれじゃやっぱり…」「いやまじでいいって！そのかわり１コ教えてくれよ」「？」「お前らその３つの品どうやって目利きしたんだ？」
ゴンとキルアは顔を見合わせた。「メキキ…」「――って何？」ゼパイルは思わず食べてたものを噴き出した。
「マジか！？目利きも知らねーでどうやってそれ品定めしたんだよ！？まさかテキト―じゃねーだろ？
あれだけの数の店の中からどうやってその３つにしようって決めたんだ？」
「いい？本当のこと言って」ゴンが一応キルアに伺いを立てた。「ま　金払うよりいいか」

「ネン？オーラ？」「うん」「修行でそれが見えるようになって…」「う――ん」ゼパイルが食後のコーヒ―を前に唸っている。
「なるほどな　それが本当なら　お前らが木造蔵を選びながらその中身のことを全く知らなかったのも合点がいくし
他の値うちもんには全然目が向かなかったのもうなずける」「え？他にも何かあったの？」
「ああ　流行りの時計とかブランド品とか一昔前のテレカやトレカ点まあ一言で言えば直接手で作ってはいないもんだ
これは値段がすぐに上下するから玄人でも扱いが難しいんだがな」

ゼパイルは興味津津な様子で身を乗り出してきた。「ん？で　お前ら何でそんなに金が欲しいのよ？」「聞きたいことって１コじゃなかったの？」とキルア。
「まあいいじゃねぇか　教えろよ」するとキルアが提案をした。「じゃ　交換ね　それに答えたら今度はオレ達の質問に答えてよ」「……ああいいぜ」
「あるオークションで品物を競り落としたいんだ　それで金が要る」「ほう　どんなモンだ？」
「今度はこっちの番！その木像の中身売ったらどのくらいになんの？」「入ってるモノにもよるが悪くとも一億は下らねェだろな」
「いちお…」ゴンが息を飲んだ。「――でどんなモノを競り落としてーんだ？」「グリードアイランドってゲームソフト」
「ああ…あのバカ高いゲームか　そりゃあ難儀だな」

「さっきオッサンが手に入れた変な壺はいくらぐらいで売れるの？」「ん？これか」ゼパイルが座席横に置いた壺に触れた。
「こりゃあガラクタ以下だな」ゴンとキルアはわけがわからないといった様子だった。
「なんであんな高額なゲームが欲しいんだよ？たしか６０億だろ？当時の定価でよ」「……」
今度はゴンが口を開いた。「オレ自分の親父を探してるんだけど　そのゲームになにか手がかりがありそうなんだ」「ほォ…」

続いてキルアが尋ねた。「なんでそっちの壺を選んだの？」「あ？」「売ったら一億はするんでしょ　こっちの木像」
「オレ達があんたと同じ複数の品物を狙って入札してたことは値札の名前を見てわかってただろ？だったら普通一番高価なものを
優先的に入手したいと思うハズじゃん　でもあんたは３０万の人形や一億の木像じゃなくガラクタの壺をえらんだ　なんで？」
「ん〜〜」ゼパイルはボリボリと頭を掻いた後、照れ臭そうに切り出した。「この壺　実はオレが作ったんだよ」「へェー」
ゴンが苦笑しつつ謝った。「あははゴメンね　変な壺なんて言っちゃって」「ははは　いいってことよ」（あれ　こいつの方が言ったんだっけ？）

「こりゃオレが作ったもんだがオレの創作じゃねーからな」「え？」ゼパイルが煙草に火を点けた。「贋作だよ　いわゆるパチモンさ」
「極貧時代にな　その日の飯代にもことかいてちょくちょく作ってたんだ　目利きを始めて金がそこそこ入るようになってからはすっぱり手を引いたが
こりゃそのやり始めの作品でな　今見るとかなり出来損ないの恥ずかしい代物だ　市に来るとたまにそんな昔の贋作（ハジ）が売りに出されててな
何をおいても買い戻すことにしてるんだ」「なるほど」「本物の壺ならいくらぐらいすんの？」「オレの番　お前の親父って何してる奴なの？」
「プロのハンターなんだ」「本物の壺ならいくらぐらいすんだよ？」キルアがムカついて再度尋ねた。
「本物でも４・５万そこそこだよ　当時贋作やりたての若造にそんな高い仕事はまわってこねーさ」

「なるほどプロハンターか…　骨董の世界にも何人かいるが皆イカれてるぜ　世界中飛び回ってなんぼの仕事だし　子供が探すのはムリなんじゃねーか？」「大丈夫！オレもプロハンターだもん」「マジ？」ゼパイルが唖然とした。
「さぁ今度はそっちが聞く番だよ！」「ん？ああ」ゼパイルの目は未だに点になっている。「んじゃ　本当に最後の質問だ」

「オレに何か手伝えることはねーか？オークションで儲けようと思ったらどうしたって目利きが必要になる
逆に言えば目利きさえ出来ればヨークシン（ここ）ならいくらでも稼ぐチャンスがあるってことだ　オレの手数料（ギャラ）はお前らが決めてくれていい」
「どうだ？」ゴンとキルアが視線を交す。「……じゃ　オレ達の方も最後の質問ね　どうしてオレ達のこと手伝おうって思ったの？」

「そりゃあ目利きがオレの仕事だからな　それを必要としてる人間に声をかけるのは当然だろ？」
「――ってのは建前で　正直少し嬉しかったしな」「？」「こんな粗悪で不出来のガラクタでも　値をつけてもらえると嬉しいもんさ」
ゴンがガタッと音を立てて立ち上がった。
「ガラクタなんてことないよ！！その壺にはたしかにゼパイルさんの念が込められてる！！オーラって誰でも出せるものだけど
それを自在に操ろうと思ったら大変なんだよ！！物体にオーラをとどめる技は“纏”っていってすごい集中力と長い修行が必要なんだよ！！
どれだけの思いを込めてこの壺を作ったかはそのことだけでもわかる！！
ゼパイルさんは念を知らずにそれが出来たんだ　すごい才能だよ！！　…変な壺とか言っちゃったけど」

「オレの目に狂いはなさそうだ」ゼパイルが話し出した。
「目利き商売ってのは長くやってると人間を見るようになってくるんだ　物だけじゃなく売る人間買う人間をな
好きな骨董品を鑑定するよりも客観的に見える分人間の評価は厳しいぜ　こいつになら売ってもいい　あいつからは絶対買わんとな
お前ら見てて目利きとしてのオレがささやくんだ　“こいつらと仕事がしたい”ってな　それが答えだ　――そっちの答えは？」
ゴンとキルアは笑顔を交した。「お願いします！」「手数料は働きを見てからね」

ある部屋で、早速ゼパイルが道具を使って木像を真っ二つに割った。中から出てきたのは夢物語のような財宝。
「うおおお！！　オーラが」ゴンとキルアが歓声を上げた。「間違いない本物だ」ゼパイルが太鼓判を押した。
「安く見積もっても全部で３億はするんじゃねーかな」「おお！！」
「ただし業者市だと現金買いが基本だ　今日飛び入りで品を出しても値がつかないだろう　出展料はムダになるだけだ」「じゃ　どーすんの？」

「まず下見市に出す」「何それ？」「目録（カタログ）に間に合わなかった品をお披露目する場さ　そこで業者が目利きしてどのくらいの値で
買うかを決めるんだ　ここなら出展する日にちを業者に知らせることも出来て一石二鳥だ　ただ一つ忠告しとくが　競りは一筋縄じゃいかねェ世界だからな
どんな手練がいかなる手段を使ってくるかわからねェ　これだけの逸品だと逆にいい値で売れないことがある　覚悟しておいてくれ」
ゴンとキルアは首をかしげた。（いい物だと逆に高く売れない？）（そんなことあるのかな）

「いらっしゃい　市を仕切らせてもらってますコネルトです　先に拝見した部下によると素晴らしい品だそうですね」
恰幅のいい白髪の男がゼパイル達の持ち寄った宝飾品を鑑定し始めた。
「う――むすごい　まぎれもない逸品ぞろいですな　保存状態も良好だ」「これを明日の競売品として下見に出していただきたい」ゼパイルが男に頼んだ。
「わかりました　――いやしかしいい品だ　私が引き取りたいくらいですよ　どうです？２億５千出しますが？」「ありがたいお話ですが…」
「う――むそうでしょうな　競りに出せばもっと値がついておかしくない品　わかりました」ひどく残念そうだったが、コネルトは諦めたようだった。

「こちらへどうぞ」コネルトに案内されて、ゴン・キルア・ゼパイルは人々が持ち寄った品物が展示されているコーナーにやって来た。
「こちらで明日の競売品の下見が行われています　他の品もよろしかったら見ていって下さい」そう言ってコネルトは去って行った。
ゼパイルがふと辺りを見渡すと遠くでスーツの男が何人か固まってこちらを見ているのが目に入った。「……」ゼパイルは何か思うところがあった様子。

「木造蔵か！！こりゃあすごい！！」そこにいた人々がどよめいた。「継ぎ目に使われている接合剤も当時のものだな」
「二度着けの痕跡もない」「これだけの品だと…相当な値になるな」人々が口ぐちに褒めているのを聞いてゴンとキルアは浮かれていたが…。
「そうかな」あるスキンヘッドの男が口を出してきた。「木造蔵が本物だからって　中の宝が本物とは限らないぜ」
ゼパイルは横目で男を見やった。――始まったか…

ゼパイルは念能力者じゃないのか
能力者ばっかりだったから新鮮だ

ゼパイル→in
レオリオ→out
クラピカ→？

キルアの食欲ｗさすが数年で数億分のおやつ食べれるだけのことはある

コネルト・・・・・・
憧れだった伝説の武器「天空の剣」を探すために旅に出そうな人ですね

豆腐の味噌スープｗ
日本食はじまったなｗｗｗ

コネルトは若い頃不思議なダンジョンとか冒険してたんだろうか

>>249
逆立ちして読むんですねわかります

ゼパイル「ハムッ　ハフハフ、ハフッ！！」

トーフのミソスープは知ってるけどスシは知らないんだな。

>>253
キルア「きめぇよ　死ね」

‥コネルトさんのおかげでグリードアイランドがどんなゲームかなんとなく解ってきたんだが

３人の会話地味にすごい。
話とぎれとぎれで質問と回答の連続。
頭の回転の遅いわたしにはできんのう。

○強面だけど実はいい人ポジションの変遷

桑原→レオリオ→ゼパイル

衝動買いで２億５千も出せるのか

>>257
またキルアの情報の出し方がズルくていい感じ
交渉とか向いてそうだな
変化系は

おい誰だよVIPに
味噌スープ＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞｜超えられない壁｜＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞寿司
ってスレ立てた奴ｗｗｗ

>>259
本人の資産ではなく商売投資としてなら珍しくない
画商とか宝石商とかもそんな感じ

ゼパイルってトカゲみたいな顔してるな

蜘蛛｢待つの疲れたんで帰っていいですか？｣

>>264
どうぞお帰りください
俺、目利きとか贋作とかこっちの話のほうが楽しい

三億相当の宝を手に入れたのはツイてたと思うがどうやっても八十九億に届きそうにないよなあ‥

ゼパイルがプロでも100億はね……よっぽどのことがなきゃ
蜘蛛とどうにか絡めるのかな

この調子でゼパイルの協力のもとグリードアイランドを競り落とすか
ゼパイルから教わった目利きの知恵で旅団が紛れ込ませた贋作(あるいはニセ札)を見破るかしてほしい

悪人面のゼパイルがいい奴だったことにビックリした
一億の宝よりも自分の作った贋作を買い戻す方を選ぶとは
なかなか出来ることじゃない

いい奴だよなーゼパイル
でも
もう一回りして実は悪い奴って展開だったらどうしよう

ゴンとキルアがハンターとしてお宝探しの依頼を受けて旅立つ展開とかキボンだけど
GIの件もクラピカや旅団の件もあるから無理か

>>246
ゼパイルは今まで念の概念を知らなくとも
無意識に念能力使ってたんだから
念能力者って呼んでいいんじゃね？
多分ネオン同様｢発｣も使えるだろうし

ゼパイルが修業を積めば
前回皆が話題にしてた「ものづくり専門の念能力者」になれるな

>>271
グリードアイランドや親父や蜘蛛や仲間全てを捨てて旅立つゴン
ゼパイル｢ヨークシンを出るってホント？なんで？｣
ゴン｢欲しいものがあるんだ｣

〜完〜

変な壷呼ばわりしたのはキルアなのに、なんでゴンが謝ってんだw

>>275
ゼパイルも心の中で突っ込んでるじゃん

キルアが素直に謝るような性格じゃないからフォローしてんだよ。
キルアならでもやっぱり変な壺ぐらいいうぞ。

そうじゃなくて
ゼパイルの前で変な壺って発言したのはキルアだけど
それ以前に、一番最初に変な壺呼ばわりしたのがゴンだからだろ
おそらくゴンが変な壺って言ったからそのアイテムは仲間内で『変な壺』の名前で定着したわけだろうし

それにしてもこの変な壺、
これはゼパイルの贋作だったけど
もし本物だったら
壺を持ってくしゃみをすると中から魔王が出てくるとかいうアイテムじゃないだろうな

ゼパイル…「念、オーラ」とか「俺もプロハンター」とか「ゲームに親父の手がかりがある」とか言ってる子供のことをよく信じるな
普通の奴はこんな話を聞かされたら
はいはいﾜﾛｽﾜﾛｽ(　･ω･)飯ごっそさん
でオシマイだろうなｗ

この２人がとても子供とは思えない目利きしたからだろ
それがなきゃ信じないよ

ゼパイルは人間の目利きにも自信あるみたいだし
>>281も含めてバカガキの妄想じゃないって判断したんだろ

>>279
壺を持ってあくびをすると中から魔王の娘が出てくるんですね
わかります
そしてその魔王が作ったのが闇のレクイエム、と

ありゃ？
闇のソナタだっけ？

まー実際、子供が何十億ものゲーム狙ってるとか言ってたらマジキチ扱いだよなｗ
ゼパイル・・・・すごい漢だ。

しかしクラピカサイドのシリアスな展開と温度差が激しいな

>>285
業界的には珍しくても前代未聞というほどじゃないんじゃないか?
昔のジンとかが様々なアホらしい前例を作ってるとか。

まあ子供がゲームほしいっていう面だけみればそう突飛なことでもないしなあ

狙うのと実際に手に入るかは別だしな。

No.088　９月３日�C

「木造蔵が本物だからって　その中身の宝も本物とは限らないぜ」（始まったか）
見ていた他の人々が反論する。「そりゃあそうだが」「この宝石群はどう見ても本物だよ？」
「これらは当時の年代よりさらに数百年古い貴重なものばかりだ　ルーペで見て触感も確かめたが　アンティークであることに間違いはないよ」
「まだ全部を調べてみたわけじゃないだろ」「まあそうだが…」「仮に全部が本物の宝石だとしても　木造蔵の年代と同じとは限らないしな」

この様子を見てキルアがゼパイルに尋ねた。「ねェあいつら何言ってんの？」「値を落としにかかってんだ　カンタンに言えばイチャもんつけてんだよ」
「止めなくていいの？」「これが下見市だからな　ほめられたやり方じゃないが安く買おうとするのは当然だ」「ふ――ん」
「！」先程イチャモンをつけてきたスキンヘッドの男が宝石を手に取ろうとしているのが目に入り、ゼパイルが警戒した。
「それよりも奴等の手元を注意して見ていろ　少しでも変な動作を見せたら“何かお調べですか？”ってデカイ声で聞け」

ゴンとキルアは言われた通り宝石を手に取った男達の手元を間近で監視し始めた。
じっと見つめられて不思議に思ったスキンヘッドの男が声を掛けた。「これ…まさかボウズ達の持ち込みか？」ゴンが頷く。
「安心しなよすりかえたりしねーから　そのために出展品には全部市の印入りの番札が付いてるんだからよ」
「番札がついてるからって安心はできない　すりかえってのはそんなもんだろ」ゼパイルが口を出してきた。

「……あんたは？」「その子達の雇われ客師だ　オレの目にかけて誓うぜ！これは真品だ！木造蔵も当時のものだし中の宝石も全て本物だ！」
「公式の鑑定書はあるのかい？」「……いや」「それじゃ話にならねーな」「売人側の鑑定だけじゃ信用しろって方が無理だ」
「なぜ鑑定を申請しないんだい？」客の一人が聞いてきた。
「公式鑑定は時間がかかるからな　今年の競りには間に合わなかっただけの話だ　依頼人の都合で年内にまとまった金がいるんだ
もちろんそうは言っても希望額を下回れば品は引くがな」

（年内？）ゴンが不思議に思って小声でキルアに聞いた。（方便だろ　今すぐ金が欲しいなんて言うと足元見られるから）
「落札した後にその足でどこへでも鑑定の依頼をしてもらってかまわないぜ　もしもそれ結果が偽物なら全額返すって誓約書を書いてもいい」
場がざわつき始めた。（そこまでいい切るなら）（やはり本物なんじゃないか？）

しかしスキンヘッドの男はさらに追い打ちをかけてきた。
「大した自信だがそんな約束しちまっていいのかい？木造蔵は目利き泣かせだぜ　“殺し技”の種類がハンパじゃないからな」
「殺し技…？」ゴンがゼパイルの顔を見つめた。「贋作師が玄人（プロ）の鑑定師をだます手口のことさ」
「例えばさっき言ったように木像（イレモノ）が本物であっても中身がすりかえられている場合がある
この手口を“ヌキ”という　それに対し木像も中身も全部偽物ってやつが“ガン”」スキンヘッドの男が講釈を垂れた。
「へェ〜〜」「感心してどーすんだ」ゴンにキルアが突っ込んだ。

「“ヌキ”にも色々あってな　大雑把に分けてもこれだけある　�@全て偽物の宝と入れかえておく　�A本物を少しだけ残しておく　�B見せる時には
本物の宝を見せて、売る直前に偽物とすりかえる　�C偽物ではないが最近の安物をすりかえておく　�D偽物ではないが当時の安物とすりかえておく
木像の真贋を見極めるのも実は相当難しい　その木像も確かに木自体は３００年以上経っているだろうが　それはあくまで素材の年代
その像が３００年前に彫られたとは限らない！素材の年代よりも加工した年代の方がはるかに鑑定が難しいからな」
「それは…確かに」人々がさらに動揺する。

「“素材の年代は本物と同じでも彫ったのは最近”ってヤツは　“アトボリ”って手口の殺し技」
「ちょっと待てよ　これが“アトボリ”でないのは明白だ！切断面に付着している接合剤は明らかに当時のものだ　酸化による変色の度合いでわかる！
二度着けの跡もないだろう？」ゼパイルが反論した。
「そうかな？あまり知られてないが当時の接合剤は加熱すると溶けて粘着性をとりもどす　これは鑑定の裏技として利用されるが　殺し技にも使われる」
ゼパイルが冷や汗を浮かべた。（こいつ…よく知ってやがる）

「当時の接合剤の上から新しい接合剤を塗り直すのは“ニドヅケ”　これはお粗末な素人の手口だ　贋作師（プロ）は一度火で接合剤を熱して溶かし
つけ直す！これなら一度も開けてない状態と見た目は同じになるからな　この手口を“ヤキヅケ”と言う！」
人々がざわめく。「そういわれると……これが“ヤキヅケ”してないって確証がなくなるな…」

「おいおいちょっと待ってくれよ　そんなことはないぜ　“ヤキヅケ”を使えば切断面にコゲ跡ができる！もしコゲ跡がなくても熱することによって
接合剤に微妙な色合いの変化が生じる！！
この接合剤にはその変化が全く見られない！！本物だよ」ゼパイルが必死に主張する。
「幽かな色合いの変化を見極めるのは肉眼が頼り！プロでも難しいとされてるぜ　あてには出来んな！」
「う――ん我々には判断つかないな…」「ワシなんて今の手口の半分も知らなかったよ」
ゼパイルは焦り始めた。（まずいな…　まわりも迷い始めてる）

街中に戻って来たゼパイルは忌々しそうに煙草の煙を吐き出した。「くそォ　あいつら　わざとらしくでかい声で殺し技の講義しやがって！」
「ありゃあ落とし専門の業者だな」「？」「いい品物を法外に安く買いたたこうとする連中さ　なかにはかなりエグイ手を使う奴もいる」
「狙った品物に関する根も葉もない悪評を業者仲間に吹聴したり　下見市で鑑定するフリをして品物の中に粗悪品をまぎれこませたりして値を下げるんだ」
「さっき注意したのはそれだったんだね」ゴンが納得した。
「――でちゃんと売れそうなの？あれさ」「う――ん競売が始まってみないとわからないな　競りの順番とかも結構影響するし」
「たださっきの下見でも何人かはかなり目の利きそうな業者がいたからな　その誰かが本番でくいついてくれば一気に場が盛り上がって値が上がると思うが」

「ところでゼパイルさん」ゴンがわくわくしながら聞いてきた。「殺し技には他にどんなのがあるの？」「ほう…興味あんのか？」
「うん！なんか手品の種明かしみたいで面白かったよ」ゼパイルははっとした。
「お前な〜〜主旨忘れて全然楽しんでやがるだろ！！」「あうっ」キルアがゴンの顔面をスパーンと平手打ちしている光景を見ながらゼパイルは考えている。

（こいつ…そうか　何でこいつに興味を持ったかが自分でもよくわからなかったが　今少しわかったぜ　こいつは善悪に頓着がない
オレが贋作をやっていたと告白した時も　不良業者が木造蔵に難クセをつけてる時でさえ
こいつの顔には非難の色も悪事へのちょっとした憧れも浮かばなかった　あるのはただ１つ）――単純な好奇心
（その結果すごいと思ったものには善悪の区別なく称賛し心を開く　つまりこいつは…）――危ういんだ…　言うなれば
（目利きが全く通用しない　五分の品……ってとこか）

「どうしたの？」「ん　いや　殺し技だったな　オ―ケイ教えてやる」
ゼパイルは街中でガチャポンを見つけると、カプセルに入った景品を一つゲットして戻って来た。
「目利きが木造蔵を鑑定するときのポイントは大きく３つ！逆に言えば殺し技の仕掛けどころでもあるわけだ
入れ物である木像　切り口の接合剤　中の財宝　この３つであの手この手で細工してだます」ゼパイルがカプセルと中のオモチャを例に説明を始めた。

「この中で最も鑑定が難しいのが入れ物である木像なんだ　もともと財宝を隠すのが目的だから　像の造り自体は粗末なものが多い
つまり完成度での鑑定が不可能なのだ　材木も重くて丈夫なものであれば何でも使用されたため今でも入手可能な木が多い」
ゼパイルがカプセルをパカッと閉じた。「だからこうして閉じられた状態で競売に出てくると　鑑定の手がかりがほとんどなくなる」
「そこで切り口をみるわけか」「その通り」

「接合剤の部分は塗料と木屑で巧妙にカモフラージュされている　それを見つけ出し接合剤の変色の度合いを調べる」
「それで酸化の度合いが３００年の時の経過を示していたら本物ってことか」とキルア。「ところがそうは問屋がおろさねェ」
ゴンは閃いた。「そうか“ヤキヅケ”！！」「よく覚えてたな」
「中身をぬかれて“ヤキヅケ”されたら厄介が　熱による変色を見破るのは確かにプロでもかなり難しい
だから現在（いま）木造蔵の殺し技で一番見破りにくいのがこの手口だ　木像を一度開けて中身をすりかえ　“ヤキヅケ”でまた接着する」「ふ――ん」

「だがあまりにも数が増えると買う側も開いてない木造蔵を警戒して買い控えるから市場がよどみ始める　その機を狙って新たな手口が出てくるんだ
“ヒラキ”といわれる殺し技　開けた本物の木像とすでに安物の宝石とすりかえた中身を堂々といっしょにさらすんだ
人間の心理ってのは本当に面白い　閉じた木像ばかり警戒していると“開いている”というだけで優秀な目利きが安物の財宝を目の前にして
コロッとだまされる　“偽物であればわざわざ開けた状態で見せるわけがない”　頭のどこかでそう思いこんでしまってるんだな」

「そしてその手口も使い古され警戒され始めると　また大胆な殺し技が出てくる」そう言ってゼパイルはまたカプセルを取り出した。
「どんな些細な“ヤキヅケ”も見落とさない優秀な目利きが狙われ次々とだまされた　どんな手口だと思う？」
「それは閉じた状態だったの？」「ああ　だまされた目利きは皆“ヤキヅケ”はなくこれは一度も開けられていないと確信してそれを買った」
「そして彼ら確信通り木像は“ヤキヅケ”されてはいなかった」「！？」「つまり一度も開けられてないってことだろ？どーやったんだ？」
「わかった！隠し財宝自体がもともと偽物だった！」「ブ――――」

キルアがある可能性に気が付いた。「！そーか　別のとこから宝を取り出した！」「ピンポーン」「はァ〜〜〜」感心してため息を漏らすゴン。
「切り口とは別に新たな大穴を開け　財宝を取り出し偽物と入れ替え　穴をふさぐ　“ヨコヌキ”と呼ばれる手口だ
少し考えれば子供でもわかるトリックで数多（あまた）の熟練目利きが痛い目にあった　長年の経験が逆に災いしたわけだ
“切り口の接合剤が熱で変色していなければ中身は本物”という先入観　それが目をくもらせた」

ゴンが大きく息を吐き出した。「すごい世界だね〜〜」
「そう　どんな手口でだまされるかわからない　目利きは常に頭の隅でこう考えている　だから非のない完璧な品でも“逆にあやしい”と思っちまうし　ちょっとしたゆさぶりでも　先刻のように全員に迷いが走る」

その時ゴンの携帯電話が鳴った。「もしもし　あ　レオリオ？　―――旅団（クモ）が！？」ゴンとキルアの表情が一変した。
「ああ　間違いなさそうだ　何しろ旅団員（クモ）が動いている映像もいっしょに送られてきてるからな
情報提供者が撮影機能付きのケータイで画像とメールを同時に送信してるんだ　これからそいつに詳しい場所を聞く」

メールの本文には≪ヨークシンにホシがいました！！逃がさないように尾行中です！！早く連絡下さい！！≫と書かれており、
髪を下ろしたマチとノブナガがラフな私服姿で並んで歩いている動画が添付されていた。

――ターゲットは２人！！

「お　おい！？」「行こう！！」ゴンとキルアが駆けだした。



次回　単行本９巻発売
（No.088…5月30日発売号掲載　No.089…7月18日発売号掲載　単行本９巻発売は2000年7月9日のため）

えらく横道にそれたな。
何の漫画だよw
これはこれで面白いけど。

ゴンのキャラ付けかな
薄かったし妥当か。しかし少年漫画の主人公が善悪に頓着がないってどうなんだｗ

前回、前々回の主人公に比べればマシかと

>>297
善悪に頓着しない少年漫画主人公
けっこういる気がする

これはゴン旅団入りフラグか？

いや、ゴン旅団発足フラグだな

>>301
そうなったらそれも面白そうだな

冨樫の書くピカレスクって面白そうだ

なんの漫画ってハンターの漫画だろ。
今までバトルバトルだったけどこういうお宝をいかに手に入れていかに売るのかもハンターの仕事。
バトル以外のハンターの仕事も書いとかないと。

でもハンターと聞いて一番最初に思い浮かべる動物を狩る仕事はまだでてこない
2番目に思い浮かべるトレジャーハントもまだでてない
今回のはトレジャーハントと言えなくもないけどもっと遺跡とか荒らして自分で見つけてきてほしい

3番目に浮かぶバウンティハンター（作中ではブラックリストハンターと言われてるけど）は
クラピカがそうだけど
奴の目的は復讐であって賞金じゃないからな

ノブナガとマチの日本人コンビきたああああ

マチはヒソカに冷たかったのはノブナガと付き合ってたから？

こんな不細工野郎が彼氏とかマチたんのセンス悪いお…

この世界の冨樫は真面目なの？

は？

>>308
でもノブナガ結構ヒソカ評価するようなこといってたな
ヒソカというよりバンジーガムをだけど

HUNTER×HUNTER　単行本第9巻発売（2000年7月9日　第一刷発行）
週刊少年ジャンプ　H.12年10号〜19号掲載分収録

No.9　９月１日

行方がわからなくなっていたTさん（３４）ですが、都内某所に浮かんでいるところを発見されました。外傷はありませんでした。

≪前巻までのあらすじ≫
ゴンは父のようなハンターとなる事を夢みて、ハンター試験に挑戦。５次に及ぶ試験をみごと突破、
その後、裏ハンター試験でもあった“念”をマスターした。そして晴れてハンターとなったゴンは、
故郷くじら島で父・ジンが預けたという３つのアイテムを手に入れた。ジンを見つける手掛かりを、ロムカードに求めたゴン。
その解読に必要な伝説のゲーム「グリードアイランド」入手の為、ヨークシンの競売へやってきた。
法外の高値との情報に、キルアらと金策に励むゴンだが、そこにはクラピカの仇である幻影旅団が集結していて…。


No.074　９月１日�B
No.075 ９月１日�C
No.076 ９月１日�D
No.077　９月１日�E
No.078　９月１日�F
No.079　９月２日�@
No.080　９月２日�A
No.081　９月２日�B
No.082 ９月２日�C
No.083　９月２日�D　>>10-14

●に・せ・ん・ね・ん（eジャンプ　2000年1月18日号掲載）
５コマを使って口パクで何かの単語を言っているゴン。「さあ――　ラストチャンス！答えは何！？」
レオリオ「いてまえ打線！！」　キルア・クラピカ「「５文字だっつっとろーが」」

冨樫って相変わらず野球好きなんだな

いてまえ打線って何？

近鉄バファローズの打線のこと
破壊力がすごいから関西弁の「いてまえ（やっつけろ）」からこの名がついた
日本ハムのビッグバン打線とか横浜のマシンガン打線なんてのもある
近鉄はピッチャー打たれまくりだけど打線で帳尻合わせちゃうある意味すごいチームだぜ

>>315
なる。勉強なってしまったサンキュー。

あ

「ターゲットは２人！！男女のカップルだ　オレもそこに向かうから現地で合流しよう！」レオリオが電話で呼びかけた。
「行こう！！」「おい！！競売はどーする気だよ！？」「任せる！」「まっ…」ゴンが親指を立てる。「まるべく高く売ってよ！」とキルア。
戸惑っていたゼパイルの口元が徐々に緩んでいく。「よっしゃ任しとけ！！」

No.089

ノブナガとマチはオープンカフェらしきところに座っていた。レオリオに動画を送って来たカップルは彼らの後ろに座っている。
「……ウボォ―は本当にやられちまったのかね」「おそらくね　それを確かめるためにここにいるんだろ」「……ウボォーは　ただの怪力バカじゃねェ
「わかってるよ　そんなことは」「たとえ敵が苦手なタイプであろうが　対応できるだけの経験と頭は持ってる」

すると、カップルのうち女の方の携帯が鳴った。「もしもし」「こちらおたずねサイトの者だ」「遅いわよ！！今どこ！？」
「キョロキョロすんなよ　ちゃんとお前らは見えてるぜ」レオリオはすぐ側の建物の中から電話を掛けていた。
「彼氏の後ろの席のカップルがそうだな　間違いなさそうだ　約束の金をふりこむから確認してくれ」キルアが携帯を操作した。
彼氏が歓声を上げる。「うおお　入ってるぜマジマジ」「ねェ行こ行こもう行こ」

「でもウボォ―は戻ってこなかった　今までアイツが集合時間に遅れたことがあったか？」
「だがお前も聞いたんだろ？奴は“鎖野郎と決着をつけるまで戻らねェ”とハッキリ言ったそうじゃねェか」
「だからアタシも“おそらく”と言ってるんだ　間違いなくやられたとは言ってない」「勘か」「勘だ」「おめェの勘は当たるからなァ」
ノブナガがボリボリと頭を掻いた。「探し出してぶっ殺す　必ずな」

「さて問題はここからだな　どうやってあの２人を捕まえるかだが」「……無理だね」キルアがばっさりと切り捨てた。
「オレ達の手に負える相手じゃないよ」「なんだと！？やる前からんなことわかるか！！っつーか今さら何言い出すんだよテメ！」

「騒ぐなよ気づかれる　しょーがないだろ　実際見てやっぱやばそうなんだからさ」「……そんなに強そうなのか？」
「かなりね　親父の話から３年経ってるし何とかなるかなとか思ったけど　あそこにヒソカが２人座ってると考えたら　少しわかるか？」
ゴンとレオリオが実際に想像してみる。「確かにそりゃオレらの手に負えそーもねェ」「う――ん」
「……なぜ」キルアの言葉にゴンとレオリオは顔を上げた。「あいつらなぜ　広場（こんなとこ）にいると思う？」

「そりゃお前デ―トだろ当然　とりあえず茶―しばいてダベリ」「えっそうなの？」「違う」キルアが切れかけながら否定した。
「あいつら後ろのカップルにもちゃんと気づいてたぜ」「！」
「さりげなく周囲の様子や動きに細心の注意を払ってる　オレ達もこれ以上近づくとあいつらの警戒網にひっかかるから間違っても視線は送るなよ
始めはマフィアに追われてんだから警戒スンのは当然かと思ってたけど　それなら始めっから人目につく広場なんかに来るわけないんだよね
あいつらに追われてる自覚なんかこれっぽっちもないね　連中が旅団（クモ）だってこと忘れてた　奴等見つかるのを待ってる
獲物がひっかかるのを待ってるのさ　狩る気満々さ　そでがマフィアなのか別の誰かなのかはわかんないけど」

ノブナガがぽつりと言った。「……　視られてんな……」「やっぱり？こっちは素人じゃないね」「ああ　どこかはわかんねェがオレ達を意識してる」
「“鎖野郎”かね？」「さあな　もしそうなら団長の命令通りやりたいようにやるだけだ」「…団長はおそらくそいつを仲間にしたがってると思うけど」
「マチ　団長は２人組（ペア）で鎖野郎を探し出し連れて来い“としか言ってねェ　そんな時の暗黙のル―ルは忘れてねーだろ？」
「生死は問わず手段は好きに」「そうだろうが　おめェが勝手に団長の意図を解釈するのは構わねェが　それをオレに押しつけんのはやめろ」
「アタシはまだ何も言ってない　てめェの意見を押しつけてんのはアンタだろ？」

マチとノブナガが睨み合った途端、空気ががらりと変わった。
ゴン達もぞくぞくと嫌な空気を感じ取った。「あきらかに空気変わったな」「すごいヤな感じでビリビリくる」「まさかバレたか？」
「大丈夫気付かれてないよ」「わかんねーだろ　特にオレはお前らと違って“絶”とかいう気配絶ちなんてできねーし」
「今ここでそんなことしたら逆に不自然だっつーの　奴等が今探ってるのはそんなことじゃない」キルアが表情を変えずサクランボを頬張った。
「広場にいる人間の表情やしぐさ視線なんかから“違和感”を見つけようとしてんの！だから今の２人の顔やばいよ　もっと自然にほがらかに話せよ」
ゴンとレオリオは笑顔を作った…が、顔がひきつりまくっていてはっきり言って変顔だ。「ごめん　オレが悪かった。」

ノブナガが提案した。「今ここで決めようぜルールにのっとって　生かして連れてくるか殺して連れてくるかをよ」「いいだろ」
マチが高くコインをトスした。「表」とノブナガ。「裏」とマチ。マチがコインを覆っていた手をゆっくりと外した。

その頃、クラピカの顔は血色が悪く、頬がこけてしまっていた。部屋にはネオンと護衛団がライト＝ノストラードの前に集結していた。
「なるほど　おおよそのことはわかった」とライト。
「部屋を替えたのは賢明だったな　さっき組（ウチ）の者（モン）が宿泊先で皆殺しにされてるって連絡があった
幻影旅団がプロハンターサイトを利用してるのはまず間違いない　手をうつのが遅れれば娘に危害が及んだかもしれん　礼を言う」

「――で今後のことだが　まず娘は家に帰すことにする　それでいいね？ネオン」「……だってしょうがないもん」
「競売品が全部盗まれてオークションが中止になったんじゃここにいる意味ないし　あ――あ行きたかったな―――――」
「オークションは来年もその次もあるさ　気を落とすな　それにお前が欲しがっていたモノは必ずパパが盗賊から取り戻してみせる」
「ホント？」「ああ約束だパパがネオンとの約束を破ったことがあるかい？」「守ったことの方が少ないくせに――」「ははは　こりゃ一本とられたな」
黙って聞いていたスクワラとバショウは少々頭に来ているようだった。

「センリツとバショウと言ったかな？」「「はっ」」２人は姿勢を正した。
「今すぐネオンと侍女を連れて屋敷まで戻ってくれ　お前達も大男を拉致した時に顔を合わせているので完全に安全とは言えんが
ハンターサイトに顔写真まで載っている他の連中よりはましだろう　念のため不自然でない程度の変装はしておけ」「はい」
「それじゃネオン　部屋に戻って仕度をしなさい」「は――い」

ネオンが部屋から出て行ってからライトが切りだした。「……さて　それでは本題に入ろう　オークションは今夜から再開されるようだ」
「場所も時間も同じだ　コミュニティ―にしてみれば相手が誰だろうがなめられるわけにはいかないんだろう
十老頭は盗まれた２日分の品も必ず取り戻すと言ってる」
「？　盗まれた……？先程お話した通り　大男の話によると陰獣の１人に先をこされて盗んでいないと言っていましたが」「ああそうだったな」

「陰獣は全員やられたらしい」「！！」
「９人までは遺体を回収したそうだ　残る１人が競売品の運搬役をやってる梟って奴だが　おそらく旅団にさらわれたんだろう
念能力の怖さは十老頭も十分承知だ　自白させる能力の持ち主がいれば拷問の必要すらないからな
梟が運び出した２日の分の競売品は旅団の手に渡ったものとみている」

「――で話を戻すが　陰獣が全滅したことで十老頭は旅団の始末をプロに依頼した」「プロ？」それは、なんとゾルディック家のゼノとシルバだった。
「オレ達マフィアにとって殺しとは威嚇の手段であって専門分野じゃない　ああいう連中が相手なら専門家に任せた方が確かにてっとり早い
十老頭はすでに優秀な殺し屋を何人かそろえてチームを編成したらしい　これでオレ達が何もしなくても暗殺者（そいつら）が旅団をつぶしてくれるだろう
だがこれはコミュニティ―に名を売るチャンスだ　何も殺し屋連中だけに手柄をやる気はない」

「そこでだクラピカ　殺し屋のチームに参加してもらいたい」

キルアがコップを傾けながら冷静に言った。「動いたぜ　どうする？」マチとノブナガは席を立って歩き出していた。
「何度も言うけど　戦って勝てる相手じゃないからな」「何とかするさ　しなきゃなんねーんだろ」
「うん　黙って帰るわけにはいかないもんね」キルアは一つ息を吐き出した。「オ―ケイ　んじゃオレの言うことよく聞いてくれ」

＞「陰獣は全員やられたらしい」「！！」
＞「９人までは遺体を回収したそうだ　残る１人が競売品の運搬役をやってる梟
蚯蚓はいつやられたんだ。
既に致命傷で、連絡した後死んだのか。

ウボォーを倒したクラピカが欠員補充される空気じゃないな

>>324
ノブナガはキレてるけど
マチは見た感じ冷静だし
マチの読み通り団長がクラピカを欲しがってるなら
まだクラピカ入団って空気が漂ってるように思えるけど

欠員補充ならネオン護衛団にゴンキルレオが入って協力の方がありそう

クラピカ死相出てるよ
大丈夫かいな

｢絶｣をしたら逆に不自然というのは
キルアがカストロの控え室に行った時の経験が活かされてるんだな

>>327
(多分)初めて人を殺しちゃった訳だしな‥

それにしてもキルア肝据わってんなあ
こいつがパニックになるとこ想像できねえ

>>330
対イルミ戦

子供の話真面目に聞くゼパイルもすごいけど
初対面のヤツに数億のものポンと預けちゃうゴルアもすごいな

まあキルアの場合は裏切ったら地の果てまで追ってひどい目にあわしそうだがｗ
ゴンの信用っぷりもある意味キチ

ゾルディック家でてきたなー
すごいワクワクする

天空闘技場190階クラスでたった一勝するだけで
稼げる程度の金ですから

ウヴォーはクラピカレベルでも殺せたし
親父もいっぺん殺してるんだよね？
二人なら蜘蛛壊滅できそうだ

>>336
クラピカの能力は偏ってる
中指で捕縛さえできたらほとんど勝ったも同然だけど
相手は車の中から一瞬で逃げてファンファンクロスを簡単に回避した旅団だぞ
ウボォーとは一対一で、相手が自分の能力を知らなくて、罠にはめることができたから勝てた
これからも旅団と戦うなら騙まし討ちや油断してるとこを狙うなどの戦法じゃないと難しいだろう

キルアの親父も苦労して一人殺しただけで
旅団の連携プレーと戦ったわけではなさそうだ

そんなに楽観視はできないんじゃね？

え！ここまで来て無理って何でって思ったけど

ヒソカが２人って例え無理さが良く伝わった。

ヒソカって幻影旅団の中では強いほうなのかな
それとも大体全員同じレベル？

ある程度のレベルまでいくと後は相性の問題なんじゃないかな？
無理矢理引っ繰り返すには圧倒的な実力差がないと無理とか。
もうジョジョのスタンドバトルに近くなってきてるし。

旅団は全員が武闘派ってわけじゃないんじゃない。
シズクやマチは戦闘能力より念能力の便利さが評価されてんじゃない。
さらに一応盗賊団なんだし盗み専門のメンバーもいそう。

盗み専門となるとメンバー倒して入れ替えって時厳しいかも。
並の念能力者よりは当然強いだろうけど。

まぁ窃盗っていうより強盗が多そうだからやっぱり武闘派が多数なのかな。

ゾルディック家から2人も呼ぶとかｗｗｗ蜘蛛終わったな

全員合わせると4人町中にいますよ

親父…前に一人殺ってるから、旅団メンバー内に大きな差がないとするなら勝てそう
爺さん…爺さんキャラはけっこう強い場合があるので勝てそう
キルア…ゴン、レオリオと組んでもムリ。
ミルキ…だめぽ

>>343
3年前の親父が苦労して一人殺しただけだろ
ジジイの実力がどの程度かわからんが
蜘蛛は全員で13人、クラピカが一匹倒したけどまだ12人もいるんだぞ
そんなに簡単に行くはずがない
「殺し屋チーム」だそうだから他の殺し屋の実力にもよるけどな
ゾル家と同等の実力の持ち主が集まったんだとしたら蜘蛛終わった

面白いけどますますゴンキルには手の届かない話になってきたな

＞ルールにのっとって

コイントスが蜘蛛特有のルールなんだとしたら、ゾルディック家執事のゴトーってなんか怪しいぞ

>>343
シルバはミルキに大金貸しちゃったもんだから求人に積極的なんだよ察してやれよ

＞盗み専門
梟が加入すればいいかも。

たしかに梟の能力は旅団的にオイシイな

>>346
苦労つっても「割に合わない」だぞ。
ゴルゴ13みたいに敗北の可能性が1%でもある相手は強敵として扱うプロもいるし。

まあすぐわかることじゃないの、その辺は
流石にクラピカが人生をかけた相手を瞬殺されたら立場がないけど

「尾行はオレとゴンでやる　こっから先は絶対奴等に姿を見られちゃいけないから　“絶”を使う」
レオリオは感心する。（すげェ…ここにいるのに存在感が虚ろになった　急にキルアが薄くなった気さえするぜ）
「ゴン　２つ約束を守れ　奴等に姿を見られたら尾行は即中止！速やかに場を離れること！それ以外にもオレがこれ以上追跡不可能を思ったら中止！」
「いいな？」「うん！」
――中止の合図はコール１回！！だから通常の連絡はコール２回目で出ること！！（もちろんバイブ設定な）
――もし奴等がバラけたら女の方を追う！レオリオはゼパイルと連絡とって競売を担当してくれ

No.090　９月３日�E

「お前尾行の経験なんてないよな？」「えっとね　ハンター試験の時にヒソカを……」素で驚くキルア。「マジ？バレずにか？」
「うん　まる１日くらいくっついてたかな…？」「ほォ　やるじゃね――か」レオリオが褒めるが…。
突然、キルアがゴンの頭をゴン！と殴った。「て！…った――――　何で殴んの？」「あ　いやなんとなく」
「ま　それなら文句なく合格だ　相手の視界に入らないようにだけ注意してくれりゃいい　じゃ行くぜ！」２人は駆けだした。

「今ターゲットが広場をぬけて小道に入る」「オ―ケイ確認」ゴンとキルアは離れた場所から互いに連絡を取り合っている。
「バレてなさそう？」「大丈夫だ　“絶”を使ってれば滅多なことじゃ見つからないよ　でも奴等常に尾行を警戒してるから油断すんなよ」
キルアは嘆息した。（ったく呑気な奴だな　見つかったら最後だっての　こっちは奴等の変化を見極めんのになけなしの神経すり減らしてるっつ――のに）

（大丈夫　バレちゃいない…！奴等がオレ達の位置に気付けば必ず行動のどこかに変化が生じる　どんなに隠そうとしてもどんな人間であろうと
“ぎこちなさ”がしぐさや顔に必ずあらわれる　もちろんそれは蚊の命程のはかなさで消えてしまう　並みの経験と観察力じゃ見つけられない違和感だけど
こちとら３つの時からずっと命がけの“尾行ごっこ”させられていたんだ　その“ぎこちなさ”を見落とすようなマヌケなマネだけは絶対にしない！！）

「尾けられてる？」マチがノブナガに聞き返した。「おそらく…としか言えねェがな　たいした奴等だシッポをつかませねェ　カンペキな“絶”だ」
「……かなりの使い手だね」

キルアが草むらの中から遠くに見える２人の様子を見ている。
（やばい…どんどん人気のない方に移動してる　さすがにもう尾行してることはバレてるかもな　だとするとこれは罠か…？
いや絶対に位置までは悟られていない！それかまだバレてなくてアジトに戻るのかもしれない　だとすればこの尾行は大成功…）
キルアの頬を幾筋もの汗が伝った。（罠か？アジトか…？どっちだ？罠なら即脱出　アジトならもう少し追う……）
（……奴等の態度に不自然なトコはない！続行だ！！）

マチとノブナガは廃墟に囲まれた見晴らしのいい場所に立っていた。
「……誘いに乗って来ないね」「鎖野郎じゃないかもな」「なんで？」「こいつらは複数だ　だが鎖野郎はおそらく単独で動いてる」
「根拠は？」「奴はノストラード組（ファミリー）の人間なわけだろ　にもかかわらずウボォ―とは一対一で戦ってるふしがある」ノブナガが自説を吐露した。
「なぜならマフィア側に全く動きがねェからな　組が関わってれば生死を問わずウボォ―はあらゆる手段でオレ達へのおどしに使われる
死んでれば顔の判別がつく程度に壊された生首の写真がとっくに電脳ネット上で後悔されてるはず
それがねーってことは鎖野郎が１人でウボォ―を倒し　しかも組に報告してねェってことだ
組に養われてる奴が組抜きで動いてる理由てのは一体何だ？たぶん私怨だ」「おそらくとかたぶんとか多くない？」マチが突っ込んだ。「うるせェな」

「マフィアの後ろ盾ぬきで復讐を考える奴が他の連中と組むとは考えづらい　ゆえに鎖野郎は単独犯で　今オレ達を張ってる奴等とは違う」
「なんか穴がボコボコの理論だけど」「じゃ　おめェはどう思うんだよ！？」「ん〜〜そうだねェ　この追跡者も鎖野郎と関わりがあると思うけどね」
「勘かよ」「勘だ」「〜〜〜ったくよォ　閃きだけの人間に理解がどーたら言われたくねェな」

「……どう？キルア」「待ち合わせか…　オレ達を誘ってるかどっちかだな」「オレ達を？まさか尾行がバレてんの？」
「５分５分だな　でも位置はバレてねーよ　誘いだとしたらオレ達がどこにいるかわかんないから“姿を見せろ”って言いたいわけさ」
「どうする？」「待ち合わせの可能性もある　動かず様子を見よう」すると、ノブナガの携帯の着メロが鳴った。「！！」
「ゴン！！一度切るぞ注意して見てろ！奴等の顔やしぐさに少しでも違和感感じたらすぐ逃げるぞ　オレがケータイ鳴らしたらソッコ―脱出だ　いいな！！」

「ノブナガだ」「よォ　フィンクスだ」「おう何だ」「どんな様子かと思ってな」
「今尾行られてんだけどよ　襲ってこねーんだ　なかなか位置がつかめねーし長引きそーだ」「それじゃいい情報教えようか？」「？どーゆーことだ？」
突然だった。ノブナガの視線がゴンとキルアを射抜いたのだ。２人は本能的に逃げ出そうとするが、叶わなかった。
キルアの前にはジャージ姿のフィンクスが、ゴンの前には長身の女が立ち塞がっていた。

キルアは目にも止まらぬ動きで撹乱しようとするが、フィンクスは簡単にキルアの右足首を掴んで動きを止めてしまった。
キルアが投げた石つぶても全て避けるが、続いてキルアは左足で回し蹴りを繰り出してきた。――つぶては布石か！
キルアは確信した。――入る！
ところが、フィンクスは易々とキルアの両足首を掴んでしまった。――余裕で止めやがった！！
逆立ちの状態でフィンクスに捕らわれたキルアだったが、地面をしっかりと握ると、その場で高速回転してフィンクスの手を振りほどいた。
フィンクスが思わず口笛を吹いた。キルアはフィンクスと距離を取るのに成功したが、両足首からは血が噴き出した。

「よぉ――ォフィンクス」背後から声がしてキルアが振り向く。なんとノブナガが窓を乗り越えて迫ってきていた。（ここ四階だぞ）
「何でオメェがここにいる？団長といっしょにお出掛けじゃなかったのか？」
「敵をだますにはまず味方からだそうだ　お前達が普段通りに振る舞えるようにな」
「か〜〜〜　また団長にしてやられたよ　“絶”の達人が多すぎるとは思ったんだよなァ」

（二重尾行…！ヒゲと女には知らされてなかったのか！！やられた！！）
ノブナガがにじり寄る。「さて…ニイちゃん　いくつか聞きてェことがあるんだが」
一方、ゴンも長身の女とマチに挟み込まれ、どうすることもできないでいた。

キルアの動きかっけえええ

今にして思うと念の知識なしでヒソカストーキングしたゴンすげーな

大ピンチキタコレ

しかしノブナガの説もマチの勘も両方当たってるところ話作り上手いよなあ

しかし鎖野郎とはひねりもない呼び方だ
能力が犬操作で犬野郎とかいわれるよりはマシだけど

尾行バレた

>>359
絶は念の知識無くてもできるだろ
キルアも念を知る前から使ってるし

>>361
それはウボォーが最初に鎖野郎って呼んだのを引き継いでるだけだろう
ウボォーのネーミングセンスの悪さは単純な強化系能力者だから仕方ない
ゴンのネーミングセンスも悪いしな

二重尾行か
でもセンリツさんがいれば
そんなことしなくてもあっさり見つけられたな

キルアとフィンクスの戦闘良いな。
動きの一つ一つがとても大事にされた感じ。

理論の（推測だけど）ノブナガと勘（実際には意識にものぼらない些細なデータの数々を
過去の経験と照らし合わせて導きだすわけだが）のマチ、男と女の問題に対するアプローチの
違いが面白いな

ん？フィンクスって今はジャージ姿だけどもしかして
エジプトっぽい変な被り物してたやつか？
スフィンクスだからフィンクスか
ミイラ男みたいなやつもいたし
冨樫がエジプト旅行したせいかな

おっぱいお姉さんのおっぱいが気になる

おっぱいお姉さん化粧濃すぎ
それともあれが素顔か

調べるって…
一体何されるんだ？
まさかオークショニアみたいに体に聞かれるのか？

おっぱい姉さん
良く言えばミスユニバース出場者っぽい
悪く言えばニューハーフっぽい

絶望的ではあるがどっちかといえばキルアよりゴンのほうがうらやましい布陣ではあるな

なんだろお姉さん不細工ではないが美人でもない。
なのにスタイルは抜群って誰得。

おっぱいお姉さんは、あの胸と服の微妙なバランスに念を使ってるな
あれ、常人なら見えちゃうよ

いや
普通にブサイクだろ

驚いているが4階くらいまでならキルアも余裕で登れるのでは？

団長よりどりみどりだなｗ女には困らない

距離と時間も吟味した上に４階だったから驚いたんだろ

わかってはいたがどう考えても捕まえるのが無理だな
ゼパイルさんがんばって

今週は緊張感がすごかった。
ノブナガの視線がこっち向いたときとかマジびびッた。
冨樫はこういう緊張感や恐怖感を与える空気作りが上手いな

追跡者複数ってゴルアだけじゃないって事だったのか！
しかもゴルアは尾行に必死で気付いてないけど
ノブナガはしっかり同格である仲間の絶すら把握してたとは
巧い展開だなあ

>>382
んー
でもノブナガ達は鎖野郎をおびき出すために
尾行されることを前提にぷらぷらしてたんだから
ずっとあたりを警戒してたわけで気づいて当然なんじゃないか（もちろん凡人と比べりゃすごいけど）
キルアは今回はターゲットに集中してたから自分の尾行に気づけなかったけど
ノブナガと同じ立場だったら気づけたんじゃないかな

４ページ目の一番上のコマは何なんだ？

皆忘れないでくれ！念が使えないのに
絶したとたん キルアが薄くなったと感じたレオリオもゴルア並みの

念の才能があるのかもしれん

ゴルアとノブナガ達で硬直状態になってからフィンクス達が電話してくるまで間があったみたいだけど、
その間フィンクス達は、ノブナガ達が手こずってる様子見ながらプゲラしてたのか？

>>385
近くなんだし、それぐらいはわかるんじゃね
念が見えなくなったとかだったら話は別だが

>>387
念見えてないんじゃないのか？
レオリオのレベルは大声と汗で纏が出来るレベルだった記憶

普通の人間もオーラは出してるんだから、
全くオーラを消してしまう絶を使ってる人の存在感が薄くなるのは、
念が使えない人間にもなんとなく感じ取れるだろう

>>386
ゴンたち以外にも釣れた奴がいないか確かめてたんじゃない？

>>385
>>388
>>389
レオリオは念使えるだろ（まだ基本の途中だけど）

ウイングの説明によれば
纏を習得するにはゆっくりやるかいきなりやるかの違いはあれど
まず精孔を開かせなくちゃいけないわけだから
少なくとも念を感じて制御することはできるレベルには達してる
目の精孔が開いてれば見ることもできる

親父が仲間の敵ってバレたらキルアヤバいんじゃないの？

>>392
うーん、そこがねえ
旅団の仲間意識がよくわからん

だって入団条件は団員を殺して入れ替わることだぞ
ってことはさっきまで仲間だった奴を殺した奴を新しい仲間として認めるわけだから
けっこう仲間意識の低い冷淡な奴らなはず
だったら昔の仲間を殺したぐらいできるあのオヤジを憎んだり
それどころか無関係な息子のキルアを憎んだりしないと思うんだ

でもそれにしてはトランプで楽しげに遊んでたりウボォーを心配してたり仲良さげだしなあ
なんだろうね
仲間に対してウェットなのかドライなのかハッキリしろよな

入団志願して誰かを倒せば、みんなから「お前強いな」って歓迎されるが
シルバやクラピカみたいに殺すだけだと敵とみなされるんじゃないか

>>388
だから見えてないから、見えなくなったとか言われたら
凝が使えないのにおかしいなって話だけど
雰囲気が薄くなったと感じることならおかしくないでしょってこと

キルアも念を知る前から「イヤな感じ」は感じとっていたもんな

ゴンはマチと長身のスーツの女に挟み込まれていた。「ボウヤ　鎖野郎って知ってる？」「……え？」
マチがクイッと念糸を引いた。「鎖を使う念能力者のことよ　アタシ達探してるの　あんたそいつに頼まれてアタシ達のこと尾けてたんでしょ？」
「知らないよ　オレ達は自分の意志でお前達を追ってたんだ」（一瞬で…いい　スキがあれば逃げ出せる）
「………どう？」マチが長身の女に尋ねた。「……そォねェ　とぼけてんなら大した嘘つきだわ　調べようか？」

No.091　９月３日�F

一方、キルアはノブナガとフィンクスによって退路を断たれていた。ノブナガが質問する。「問１　何故オレ達を尾けた？」「簡潔に述べよ」とフィンクス。
（下手な嘘は逆効果だな）「マフィアがあんた達に莫大な懸賞金をかけてるんだ　あんた達の居場所を教えただけで大金をくれるってサイトもいくつかある」
「問２　尾行は誰に習った？」「……尾行ってゆうか“絶”っていう気配を消す技なんだ　念能力の　オレプロのハンターを目指してるから」
「誰に習った！？」「……　心源流の師範代だよ」
「問３　鎖を使う念能力者を知ってるか？」「？　鎖？」「具現化系か操作系の使い手だ」
フィンクスが聞いてきた。「お前の師匠ってのが右手にジャラジャラ鎖を束ねてるんじゃないのか？それともお前自身が実はそうか？」

「知らないね　オレの師匠は強化系だし　それに教えてもらったのは基本の四大行だけだ！」
ノブナガが頭を掻いた。「そうか　知らねェんじゃしかたねェ　んじゃ最後の質問だ　ラストは２択だ　よく考えて選びな」
ノブナガの目つきが冷たいものへと変貌した。「今死ぬか　後で死ぬか　どっちがいい？」「３秒以内に答えよ」

その時、長身の女の携帯電話が鳴った。ゴンはチャンスとばかりに足を踏み出そうとするが…マチに即座に背後を取られ、両肩を押さえられてしまった。
「ムダよ　下手な真似しないで」長身の女が電話に応答している。「はい　ええ　わかったわ　今いく」
長身の女は電話を切るとゴンに告げた。「ボウヤ　お友達はおとなしく捕まったわよ」「！」

ゴンとキルアは車に乗せられ、とある廃墟へと連れてこられた。
キルアが心の中で突っ込む。（オレ達にこんなとこ見せていいのかよ……ひとのこといえる家じゃねーけど）
「アジトへようこそ」長身の女がドアを開ける。「！！」そこにはウボォ―ギンと団長以外の団員が集結していた。
ヒソカは黙って目を逸らした。（知らんぷり&hearts:）
キルアも当然のようにヒソカから目を逸らす。（知らんぷり　ヒソカ（あいつ）ならゴンを気に入ってるから何とかしてくれるはず）
ところが、辺りを見回してヒソカを見つけてしまったゴンが声を上げた。「あっ」（アホ…）キルアが固まる。ヒソカもたらりと汗を流している。

「あ」（しまった）ノブナガとフィンクスがゴンに視線を向けた。「何だ？顔見知りでもいるか？」
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜いや……」キルアが読書中のシズクを見つけた。（そうだ！あの女…）
「あ！腕相撲（あのとき）の女！！」キルアがシズクを指差した。「何だ　シズクの知り合いか？」「ううん全然」
フェイタンが納得した。「ああ…思い出した　腕相撲してた子供ね」「何だっけそれ」
「お前おとといあの子供と腕相撲して負けただろ」フランクリンが指摘するがフェイタンは冷ややかだ。「ムリね　シズクは一度忘れたこと思い出さない」
「ウソだよ　いくらあたしでも子供には負けないよ」「いや　その時お前右手でやったから」「なんで？あたし左ききだよ」
「……」フランクリンは思い出させるのを諦めた。「いやいい　オレの勘違いだった」

「ほォ　オメェ　シズクとやって勝ったのか」「うん」「まさか旅団の人だとは思わなかったなァ」キルアは内心ホッとした。
すると、髪を一本にまとめたノブナガがこんなことを言い出した。「よし　オレと勝負だ」

ノブナガとゴンとの腕相撲は力の差が圧倒的だった。開始すぐにノブナガはゴンを負かしてしまった。「……」「もう一度」
「レディ…ゴッ」ゴンがギシギシと腕を軋ませて頑張ってみるが、結果は同じだった。「もう一度」「……」ゴンの右手の甲には血が滲んでいた。
「なァ　オレぁ旅団の中で腕相撲何番目に強いかね？」「７〜８番ってとこじゃねーか？」とフランクリン。「弱くもないけど強くもないよね」とマチ。

「――――でよ　一番強ェのがウボォ―ギンて男だったんだが　こいつが鎖野郎にやられたらしくてな」
「だからそんな奴知らないって言ってんだろ？」キルアが口を挟んだ。「おいガキ」ノブナガはキレつつもまたゴンを負かしてしまった。
「次に許可なく喋ったらぶっ殺すぞ」キルアは沈黙するしか術が無かった。「もう一度」

「奴ァ強化系でな　竹を割ったようなガチンコ好きの単細胞だ　その半面時間にうるさくてよォ…よく遅刻が原因でオレやフランクリンと喧嘩になったが
オレは素の殴り合いじゃボコられっ放しだった　旅団（クモ）設立前からのつきあいだ　オレが誰よりよく知ってる」
ノブナガの目には涙が溢れていた。「あいつが戦って負けるわけがねェ　汚ねェ罠にかけられたに決まってる！！
絶対に許さねえ　何人ぶっ殺してでも探し出す　鎖野郎はオレ達に強い恨みを持っている　最近マフィアのノストラード組（ファミリー）に雇われた人物だ」

（旅団に恨み…最近雇われた…　まさか……）何かに気づいた様子のキルアを、ヒソカがじっと見つめていた。
「直接知らなくても噂で聞いたりしてねーかよく思い出せ　心当たりがあったら今隠さず全部しゃべれよ」

「知らないね　たとえ知っててもお前らなんかに教えるもんか」「あ？」血で滲んだゴンの右手に知らず知らず力が込もった。
「仲間のために泣けるんだね　血も涙もない連中だと思ってた」「！？」
「だったらなんでその気持ちをほんの少し…ほんの少しだけでいいからお前らが殺した人達に　な ん で 分 け て や れ な か っ た ん だ！！！」
ゴンは渾身の力でノブナガの右手を机に叩きつけた。

キルアあの状況でよくヒソカに気付かない振りできるな。
ゴンは気付いてリアクションした後にミスに気付くが、
ここで空気読まずにヒソカに話しかけないだけ成長したと思う。

怒りパワー補正とはいえゴンに負けるし梟にも捕らえられてたし
ノブナガさん旅団では1番の小物とかそういう位置なんだろうか

ヒソカが今年ハンター試験受けたことと、ちょっと前天空闘技場にいたことくらいは旅団メンバー知ってると思うんだが
ほぼ同時期にいたゴンキル知らないフリするのは逆に不自然じゃないんだろうか？
特にゴンなんて思いっきり観衆いる試合で当たってるやん。

居心地悪そうなアジトだな

ヒソカのことを知ってたらマズいことってなんだ？
トボケる意味がよくわからん

ヒソカとしてはハンター試験関係からクラピカのことが分かったらマズいってのもあるかも知れない

ヒソカはハンター試験の事は旅団には言ってないんだろうな

確かにカストロ戦後にマチはいたのう
ヒソカは旅団の中ではサボりがちで割と嫌われてるみたいだし興味の対象になってないんじゃね？
しかも、その頃のゴンキルなんて団員にしたらひよっ子もいいとこだしさらに眼中になかったんじゃないか？

>>404
具体的に何がマズいって事は無いと思うけど
知らない振りしといたほうが今後何かと都合がいいって事だろ。
クラピカのこともあるし

マチがヒソカにとりつく島もない態度だったのがラッキーだったな
あそこまで冷淡でなければついででヒソカvsゴン見てから一緒にヨークシンだったかもしれん

ゴン空気嫁

シズクはともかく、後の二人も数日前に腕相撲してたゴンを忘れてたんだから
基本的に他人への興味がないんだろ

今からあのおねーさんに調べられるのか…
梟は凄い拷問されてたみたいだけど、ゴンキル大丈夫かな
特にキルアは感づいちゃったみたいだし

感が鋭いくせに抜けてるのか…

マチかわいいよマチ

しかしゴンも言ってるけど、こいつら仲間のために泣ける奴らだったんだな
普通なら「ウヴォーなど我々の中で一番の小物」とか言い出しそうなもんなのに

実際はウボォーガチンコのタイマンで負けたわけだが陰程度じゃ別に汚い罠じゃないよなぁ。

シズク
天然って言うかちょっと頭がアレなキャラだったのか

>>415
罠と言えば罠だけど戦術レベルだし
これを卑怯といったら純粋な殴り合い斬り合いしか認められなくなるよな

多分シズクは記憶を犠牲にするという制約と誓約でデメちゃん使ってるんだよ

>>415
幽助が影の人に捕まった時みたいにハメ技くらって殺されたと思ってるんだろうな。
そんな死に方はさぞかし無念だったろう、的な。
実際は正面から負けてるわけだが。

もしも戦闘記録を見れるなら結構割り切れるタイプかもしれん。
力負けなら本望だろう、とか

>>415
正々堂々の勝負じゃないと嫌ってんならせめて犯行予告くらいしろよなあ

団長の決定にしたってウボォーはノリノリだったし
ノブナガも臍を曲げてた様子もない
これだけ強くて破天荒でサバサバしてるんだから
悪逆無道でも芯のある連中かと思ってた

俺もゴンと同じように、「仲間想いでガチンコ好き」な面を見せられて
かえって幻滅したわ

ぶっちゃけ思い出補正やね
エンペラークラピカにいいようにあしらわれてたわけだし、信長さんは本当にだめだめだな

確かに丸腰の連中大量虐殺しといて、戦闘専門のやつが罠にハメられた（推測）から怒るっておかしいよな
こいつらにとっては普通の人間なんて虫けら程度にしか見えないのかも知れないが
とりあえずこいつら全員感覚ぶっ壊れてる

まあそれだけウボーさんの強さを信用していたのだろうけど
しかし腕相撲女性含めて7〜8位は弱くもないといえるんだろうか

いや、中指の鎖は
相手を強制的に絶にするとかいう完全チート技なんで
幽助が影の人に捕まった時のハメ技と同じだと思うよ
でも鎖を絡めるまでが戦闘なんだから
それを卑怯というのはおかしいけど

幽助のケースも別に卑怯ではない
呼び出された時点で不穏な用事であることはわかっていたはず

小便終わるまで待ってやった上、正面きって対峙して相手も陰を使っている！
どうみてもガチンコ勝負です本当にありがとうございました

親しい仲間が殺されて怒るのはわかるが身内にだけ甘いってまさにヤクザの思想だなｗ>旅団

しかし昔からのつきあいもいるみたいだね
リーダーがこいつら集めたのか。どんだけカリスマキャラだよ

団長は特質系なんだろうね
特質系はカリスマ性ありっていうのは団長のための設定のような気がする

ゴンの評価を上げすぎず

旅団の評価を下げず

ゴルアが逃げるのは可能なのか？

腕相撲でノブナガを倒したことでやるじゃねえか見逃してやるよみたいな展開とか？
あと頼みの綱はヒソカだな

全員がヒソカみたいな思考の持ち主だったら
もっと殺しがいのある使い手に成長させるために逃がしてくれるな

>特質系はカリスマ性ありっていうのは団長のための設定のような気がする
俺はジンのための設定だと思ったよ

ノブナガ泣いてるけどさあ
もし誰かが入団希望でウボと真正面から戦ってウボを殺したら
笑顔でそいつをウボの代わりに迎え入れるわけ？
どうも旅団員たちの関係ってのがつかめない

サワヤカ青年はそこそこ頭が切れる役回りだから
そのうち名前と念能力も出すだろうけど、

残りのミイラ男とモンジャラはどうするのかねー

>>433
ガチンコ勝負で負けたら一応納得するんじゃないかな
歓迎するかどうかは別として

今回は汚い罠で殺されたと思ってるから、その相手が許せないんだとオモ

友情ももちろんあるけど、ウボォーの強さを尊敬してたんだろう

>>433
マチ→ヒソカみたいに
力を認めてはいるし最低限必要な接触は持つけど全然仲良しではない、ていう関係になるんじゃね？

ってことは
仲良し連中は元からメンバーか団長が連れてきた奴ってことかな
元団員を殺して加入した奴はヒソカみたいに嫌われるのか
このシステムあんまり良くないんじゃないの、団長さん

なんか旅団に幻滅だな
団員同士仲がいいのはいいんだけど
たとえ仲が良かった奴でも死んだら
「しょうがないな。弱いから悪い」くらい言ってほしかった

幻滅旅団だ

>>435
でもさぁ、念能力者同士の戦いにガチンコも糞も無い気がするんだよな。
罠や策略も実力の内でしょ。
どんな形であれ、「殺られる奴が悪い」って世界だと思うんだがなぁ。
まあノブナガがやたらウボさんと仲良しだったから感情的になっているだけだろうけどさ。
マチとか結構冷静だしね。

冨樫だからなあ・・・
ノブナガとウボーが仙水と樹みたいな関係だったとかやりだすかもしれない
それにしても今週のフランクリンの横顔はイケメンすぎる

爽やか君もウボーとやたら仲良かったな
ゴルアが連れてこられた時
いつもニコニコしてるのにすごく怒った顔して睨んでるし

ウボーさん大人気だな

>>440
私は今回のフェイタン（仮）がやたらかっこいいと思った

ようするにウボーさんはクラスの人気者男子という位置づけなのだろう

行動力抜群で単純な戦闘能力ならおそらく最強で頭もそれなりに回って、
仲間を売るくらいなら死を選ぶ律義者で時間に厳しい規律正しさも持ち合わせる・・・
完璧なムードメーカーだったんだろうな

冷静に考えると凄いスペックだぜウボーさん。
ノブさんが惚れるのも分かる

顔もゴリラ系だけど何気にイケメンだしなw

まあ十人以上の集団なんだから仲いい悪いやら反応はまちまちだろ。

>>447
マチが二人って、それなんてパラダイス？

>>448
ヒソカ乙

一人くらいヒソカに心酔してるのがいると思ってたがそんなことはなかったぜ

でも初登場時のウボーさんってまるっきりチンピラ
まっさきにやられそうと思った
本当にまっさきにやられちゃったけど
微妙にキャラ変わった気がする
臨終間際にはしっかり大物に見えたもん

「本気かよ団長。地下の競売は世界中のヤクザが協定を組んで仕切ってる。
手ェ出したら世の中の筋モン全部敵にまわすことになるんだぜ！！団長！！」
「怖いのか？」
「うれしいんだよ…！！命じてくれ団長　今すぐ！！」
「オレが許す　殺せ」
「おお！！」

うん、なんていうかすごくバカっぽいです

>>450
一目置かれてはいるだろう
でもヒソカじゃなくたって団員同士で「心酔」するような事はあまりないと思う
心酔するとしたら団員→団長であって、団員同士ならせいぜい
好き嫌い程度の感情しかないと思う。ノブナガ→ウボーも心酔とは違うだろうし

まあ当時はキャラが固まってなかったんだろうな
他のキャラも初登場時とは顔がかなり違ってるのいるし

心酔っていうかノブナガとウボーはマブダチなんだろうな。
で、ヒソカは親友とかは作らない、欲しくないタイプと。

強化系同士は仲が良いけど変化系同士は仲悪そうだ。

>>454
おっぱいねーさん
不美人だなあと思ってたけど
初登場時の絵を見たら完全に化けものだった
あれにくらべたら今なんてすごい美人だな
センリツの時もそうだったけど

漫画では描いてるうちに絵があ変わるのはよくあることとは言え
変わりすぎだろｗｗｗ

ゴツいチンピラが二頭身になっていたり
師匠の星座がいつのまにか蠍座から水瓶座に変わっていたり
主人公との戦いで無くした左腕が特に何の説明も無く再生していたり
プリプリマンがいなかったことになっていたりしたことに比べれば
些細なレベル

>>456
ヒソカも初期と比べるとかなり変わったけど
けっこう長い時間をかけての変化だしね
旅団の人は確かに短期間で変わりすぎだなｗ

毛玉の人とかミイラっぽい人もそのうち二枚目になるかもしれんな

>>453
イルミとヒソカは馬が合いそうだったな

お互いの譲れない部分がカチ合って
いつ破綻するかわからないような関係が
ヒソカにとって居心地良さそうだ
イルミも、ちょっと折れれば適当に扱えて
色々情報とか仕入れられそうで
しかも「友達」にならないヒソカは悪くないんじゃないだろうか

No.092　９月３日�G

ブチ切れたゴンは怒りのままノブナガを腕相撲で負かしてしまった。一同に衝撃が走る。
フェイタンは素早くゴンの背後に回り込むと、ギリギリと左腕を締め上げた。「お前調子乗りすぎね」「！！」
「ゴン！！」一歩踏み出す前に、キルアの首筋にトランプが当てられた。「動くと切る♠」ヒソカに脅されて、キルアは動きを封じられてしまった。
「質問に答えるね　鎖野郎知らないか？」「言っただろ　お前らに教えることなんか１つもない！！」ゴンに突っぱねられ、フェイタンの目が鋭くなった。

「フェイタン！」ノブナガが制止してきた。「やめろ」「何をやめるか？」「オメェがやろうとしてることだ」
「ワタシがやることお前わかるのか？」「腕へし折る気だろ」「初めは指ね　軽く爪はぐ」「どこでもいい　とにかくやめろ」
「なぜお前私に命令するか？従う必要ないね」ダン！とノブナガが机を叩いた。空気が一気に殺伐とする。

「おい　やめとけノブナガ」フランクリンが止めに入った。マチも言った。「ルール忘れてないだろうね」「団員同士のマジ切れ御法度だよ」とシズク。
「わかってるよ　もめたらコインで　だろ？」腹部にドクロが描かれている蜘蛛のコインを取り出すと、ノブナガが素早くトスした。
フェイタンは「裏」を、ノブナガは「表」を選択する。結果は表だった。「フェイタン放してやれ」フィンクスに言われ、フェイタンは渋々手を引いた。

シズクが聞いてきた。「――でどうすんのこの２人　まだ鎖野郎のこと聞き出せてないんでしょ？」
フランクリンが答えた。「知らねェなら解放してやればいいさ　どうだ？パクノダ」パクノダというのはゴンを捕えた長身の女だった。
「来る途中調べてみたけど　２人とも本当に心当たりはないわね」「ホント？」マチが聞き返してきた。「ええ　彼らに鎖野郎の記憶はないわ」
「珍しくはずれたな　お前の勘」ノブナガに言われ、マチは首をひねった。「……おかしいね　まあパクノダが言うなら間違いないんだろうけど」

ゴンはフェイタンに苛立っていたが行動には出さないでいた。キルアの背後を取っていたヒソカは静かに離れていった。
キルアが小声で言った。「ゴン…ここに来る時何かされたか？」「ううん　質問されただけだよ」
「だよな」キルアが考え込む。（オレ達に気づかれず調べたってことか…？だが何を調べたんだ…？）
（奴等の様子からしてパクノダって女の“調査”はかなり信頼されている　勘以上の説得力をもった方法…）――オレ達は何をされた！？

“彼らに鎖野郎の記憶はないわ”（記憶…！？記憶…　なぜそれがわかる！？）
「！！」キルアは車内で隣に座ったパクノダが肩を組んできたのを思い出した。『あんたはどお？鎖を使う念能力者　心当たりない？』
（記憶を探る能力！？対象者に触れることで…！？だとすると合点がいく！！そしてやばい！！確かにあの時は鎖野郎に心当たりなんてなかった）
（でも今は…）キルアの中で鎖野郎とクラピカが結びついていた。（連想してしまっている！！）
――もう一度調べられたら　やばい！！

「鎖野郎と関係ねーなら帰していいんじゃねーか？」「ここに置いといてもしょうがないしな」フランクリンと爽やかな団員が話している。
「いや　関係ないとはいいきれない　後ろで糸を引いてる人物がいるはずだぜ」フィンクスが前に進み出た。
「もし鎖野郎が普段鎖を身につけてなかったら？この２人が鎖野郎を鎖野郎と認識してないだけかもしれないだろう
解放するのは黒幕を吐かせてからの方がいいんじゃないか？」キルアは冷や冷やしながら動向を見守っていた。

「黒幕がいたとしてもそいつは鎖野郎じゃないよ　奴は単独で行動してるはずだから」と爽やかな団員が言った。「ノブナガと同じ意見なわけだね」とマチ。
「わざわざ子供を使わなくてもノストラード組（ファミリー）を通じて情報はいくらでも入ってくる　一応鎖野郎は組に所属してるわけだからね」
「そりゃそうだ」爽やかな団員が厳しい表情で言った。「オレ達の標的は鎖野郎だけだ　それ以外は放っておけばいい」
フェイタンがゴン達に言った。「だ　そうだ　よかたな　お家（うち）帰れるね」ゴンはフェイタンに舌を出し、キルアは心底ホッとしていた。

「いやだめだ　そいつは帰さねェ」ノブナガが口を開いた。「ボウズ　旅団（クモ）に入れよ」
「やだ」ゴンがきっぱりと言った。「オレと組もうぜ」「お前らの仲間になるくらいなら　死んだ方がましだ！」「くくくく　ずいぶん嫌われたなァ」
「オメェ強化系だろ？」「……だったら何だ？」「やっぱそうだよ　くっくくくく　くくくははははははは――っはっは」
１人で笑い始めたノブナガを見て、フィンクスはお手上げといったリアクションを見せ、シズクは頭を指してくるくると回した。
「よォ……団長が戻るまでこいつらここに置いとくぜ　入団をすいせんする」「本気かよ！？」「団長が認めるハズないね」
「まあいいけど　そいつらが逃げてもアタシらは知らないよ」「見張りはお前が１人でやれよ」
口ぐちに言って、団員は去って行ったが、フランクリンはそんなノブナガを見て何か思うところがある様子だった。

「なぜかマフィアは動きを止めたな」爽やかな団員が団長の代わりに指揮を取っている。
「これだけ動き回って全く姿を見ないってのは不自然だもんね」「今日一番の収穫がガキ２人だからな」シズクとフィンクスが同意した。
「奴等が諦めたとは思えないから次の作戦に向けての準備期間だと考えられる」
「ちょっと計算が狂ったよな　鎖野郎をおびきよせつつ襲ってくるマフィアを手当たり次第に締め上げて
鎖野郎の情報を得る予定だったのに」とフランクリン。

「しかたないから逆にこっちから積極的に狩りに出ようと思う　ハンターサイトで入手したノストラード組構成員の顔写真リスト渡すから
頭にたたきこんでくれ」爽やかな団員が人数分の資料を手渡した。「特にこの５人は重要人物だ　ボディーガードとして組長の娘に付いてるらしいんだけど」
「娘…？」一枚目の資料に載っている５人は、左上がダルツォルネ、真ん中がスクワラ、右上がリンセン、下段の左がイワレンコフ、右がトチ―ノだ。
「ウボォ―をさらったのがこいつらだ　だけどウボォ―（アイツ）は“この中に鎖野郎はいない”って言ってた
鎖野郎の見た目がわからない以上知ってる奴を見つけるしかない　引き続き２人組（ペア）で行動し　リストの人物探しに全力挙げてくれ」
「あ　コイツ　オレが殺った　左上のヤツ×（バツ）つけといて」

「んじゃ午後１０時にここ集合ってことで　以上！」「ちょっと」マチが爽やかな団員に尋ねた。
「ノブナガは留守番だろ？アタシは？」「１０人いるから誰か余った奴と組みなよ」
マチが視線に気づいて右方向を向いた。視線の主は同じく１人余ったらしいヒソカだった。「♥」「……」露骨に凹むマチ。

ゴンとキルアは廃墟の別室で監禁されていた。一つしかないドアの前には刀を抱えたノブナガが座っている。キルアは腕を組んで悶々と考えていた。
（甘かった…　オレがあの場面で動いたら　ヒソカはためらわずオレを殺す気だった…　あの殺気…　動けなかった……！！
もし……ゴンがあそこで致命傷を負わされかけたら…そしたらオレは動けたかな…）

キルアの脳裏にイルミの言葉が蘇った。『できないね　お前は…』―――ちがう！！
『倒せるか倒せないかの方が大事だから』――ちがう　『倒せない』『答えは出ている』『殺せるか殺せないかでしか』『無理だね』
『勝ち目のない敵とは戦うな』『友達よりも』
――ちがう！！

キルアはオーラを纏うと、暗い顔のまま立ち上がった。

嬉しそうなヒソカと嫌そうなマチのギャップｗｗｗ

旅団集合の扉絵かっこいいな
そしてヒソカは服装と髪型がまともならとことん普通の兄ちゃんだと証明された

>>466
旅団員たちって奇天烈な外見の奴らがいっぱいだもんな
でも陰獣よりはマシだと思うんだ

>>465
ルックス的にはすごくお似合いだと思うけどな
扉絵バージョンのヒソカ限定だがｗ

ありゃ
キルアに死亡フラグ？
でもわかり安すぎるから死ぬことはないな

さわやか君「はい二人組み作ってー」
マチ「リア充うぜぇ」
ヒソカ「マ、マチたん、相手いないならぼぼぼボクとコンビ組んでよﾌﾋﾋ」
マチ「きんもー☆」

ごめん

普段の奇術師ファッションは悪目立ちしてしょうがないが
スーツ姿ならどこにでも紛れ込んで諜報活動とか出来そうだと思った＞ヒソカ

>>471
派手な恰好はそういうのも狙って・・・
やっぱただの趣味かも

ヒソカは本当にキルを切る事出来たんだろうか？
ハンター試験時はゴンよりも気に入ってたはずだが。

>>473
絶対に動かせない（＝切らずに済む）くらいの殺気を出したんだと思う

>>473
唯一の存在じゃなくて
たくさんある美味しい果実の一つにすぎないから
もったいないなーと思っても捨てるくらいできるんじゃないか？
ここで旅団員たちに怪しまれたら団長と戦う計画がパァだしな
未来に美味しくなるはずの果実よりも
既に熟れてて食べごろなのに邪魔が入ってずっとオアズケになってる果実（＝団長）のほうが優先度は高そう

ヒソカは味方してくれるとばかり思っていたからぞくっとした。甘かったわ…
パクノダの能力はキルアの予測と実際にはもうちょっと違うと予想

団長と闘うという目的は目的として
しっかり気に入った女の子へのアプローチもしているヒソカは
ある意味でとても健康的な精神の持ち主だなｗ

キルアの予想通りだとすると
特質系かな
戦闘向きではないけど
いろんな組織でノドから手が出るほど欲しがられそうな能力だ

もっとこうエロい拷問で秘密を吐かせるのを期待してたんだが

ヒソカにノブナガにゼパイルとゴンはいろんな男からもてるな

>>480
船長とサトツさんとキルアにもモテてます

なんか丸いの着たハゲもいたはず

操作系じゃねえ。
相手を操れるなら記憶を検索するぐらいはできそう。

>>483
どんな理屈だ
操作して自白させるって言うならアリだけど
ヴェーゼみたいに

操作して自白させる、なら操作っぽいけど、記憶を直接読むとしたら別かな。
「誰もが少しだけ持っている感応能力を強化して相手の記憶を読む」
とかの理屈で強化系でも……ムリか。

>>484
一瞬パクノダの能力ってヴェーゼでもいいじゃんと思ってしまった
実際には悟られずにノータイムで調べることが有用なケースが多いだろうけど

パクノダおっぱいねーさんが記憶を検索できる能力の持ち主なら
フェイタンに拷問されて自白させられた「あの日一番気の毒な人だった」オークショニアさんって…

そこを含めて気の毒なんだよきっと。

肩を抱かれた時あのおっぱいの感触がゴルアに伝わったかどうか
それが今回一番大事な部分だと思うんです

多分、気付かれないように、生おっぱいを当てるのが念を使うための条件なんだろうな
でないと凄すぎるだろう

キスで奴隷三時間と比べれば、記憶全引き出しにはそれぐらいの条件があってもおかしくない
そのためにあんな過激な服装をしているんだ

ちょ
キルアどうする気なんだ

もっと単純かもしれない

記憶検索とかじゃなく


３m以内の人間の考えてる事がわかるとか。浮かんでしまったら最後読まれてしまう的な

それならおねーさんは必要ないのにキルアの肩に腕まわしてたのか…！

おねーさんはショタ萌え

便利すぎると使いづらいから
「直接触れる」「答えは嘘発見器レベル」このくらいが妥当だと思う。
これを越えるなら、室田やヴェーゼのように一時キャラでないと。

キルア暴走フラグktkr
しかしこんな葛藤するキャラだったか

>>496
イルミに言われたことだからな
しかもハンター試験の時に一度ゴンを見捨てるような発言をしちゃってるから
ずっと負い目に感じてたんだろう

なんだかんだでヒソカはキルアを助けてくれたと思う。
ヒソカ以外だったら動きを止めるのにもっと残忍な手口使うかもしれないし

ヒソカがああやって止めなかったら他の奴に何されたか分からないもんな

キルアッー

ボインさんが記憶を調査するとその代償にシズクの記憶が無くなる

>>501
！！！それだ！二人は姉妹で、巨乳姉さんが記憶なら妹シズクは忘却担当なんだよ

じゃあシズクが吸い込むたびに巨乳さんの乳が膨らむわけだな

シズクは姉を殺していいｗ

おいｗｗｗｗ

No.093　９月３日�H

閉じ込められた部屋の中で、キルアが葛藤しつつも立ち上がった。「おっかねェなァ…」ノブナガはニヤリと笑うと自分も立ち上がり、構えた。
「殺る気満々って面だぜ？先に言っとくが　オレの間合いに入ったら　斬るぜ」ノブナガの纏ったオーラに、ゴンの肌がビリビリと震えた。「キルア！」

「似てる？ウボォ―とあのコが？」並んで歩いていたフランクリンにシズクが聞き返した。
「ああ　感情まる出しのとことか　怒ると後先全く考えなくなるとことかな」「ふ――ん」「何よりそっくりなのが　他人事で一番力を発揮するトコか」
「あいつは一対一で戦うことを好んだが　一番強ェのはノブナガと組んで大勢と戦う時だったからな」「そうなんだ」
「ああ　ウボォ―は認めなかったが　守るモンがあった方があいつにとってはいいんだ」
「足手まといがいると強くなるってことね」「……ていうかまあ…そういうことだが（毒舌だな　オイ）」
「逆にノブナガの能力はタイマン専門ってゆうか限定条件付きみてーなとこがあるからな
そんなわけで戦争（ケンカ）の度に２人は組まされてブ―タレてたが　まんざらでもなさそうだった」

ノブナガと対峙していたキルアは緊迫感の中じりじりと間合いを詰めようとするが…できなかった。
キルアはくるりと方向転換すると替わりに壁を殴りつけた。ゴンは息を飲む。キルアはドカッと音を立てて、再びゴンの隣に座った。
（……まともにやりあうのは無理だ　なんとか……逃げる方法考えよう）
一方、じっとしていたゴンも逃げる方法を懸命に探していた。（出口は一つ　窓は…なし　どうやってあいつを　出口から遠ざけるか）

なにもしないまま時間だけが過ぎて行く。「暗くなってきたね」ゴンが小声でキルアに言ったのが聞こえたのか、ノブナガが蝋燭を取り出し火を灯した。
「レオリオの方はどうなってるかな　うまくゼパイルさんと合流できてるといいけどね」しかしキルアは俯いたまま何も答えない。「……」
「キルア　大丈夫？」「ああ」キルアは汗だくで、握りしめた拳がギシギシと鳴っている。

ゴンはキルアを心配してか、笑顔を作ってキルアに話しかけた。「あれ…？ゼパイルさんに教えてもらったのって　ヤキヅケとヒラキと…あと何だっけ」
「……忘れた」「ヨコヅケ…だったかな　何か違う気するな　昔の接着剤を熱して溶かしてもう一度着けるのがヤキヅケで…」「ゴン」
キルアがようやく顔を上げた。しかし、その表情は暗かった。「オレがおとりになる　そのスキにお前だけでも逃げろ」
ゴンはじっとキルアの顔を見つめた後、眉をしかめた。「何言ってんの？」

「全くだ　やめとけ」小声で話していた２人だったが、ノブナガには全て聞こえてしまっていたようだった。
「敵（オレ）の力量がわからねェ程未熟でもあるめェ　スキなんか作らねェよ」キルアは決意を固めたようだった。（わかってるよ　そんなこと）
（出口が１つしかない見通しのいい部屋　こちらの言動はつつぬけ　一分のスキもみせずオレ達を監視する敵
おそらく居合いの達人であろう奴の初太刀における間合いはオレの倍以上はある…！！そこに踏み込めば致命傷は確実　だからこそ　意味があるんだ！！）
『無理だねお前には…』イルミの言葉が蘇る。「うるせぇよ」キルアは再び立ち上がった。「やってみなきゃわかんないだろ？」

ノブナガは余裕綽綽といった表情で首を横に振った。ゴンも立ち上がると、キルアの肩に手を置いた。「キルア！何考えてんだ？」
「アイツの初太刀はオレが死んでも止めるから　その間に逃げろっつってんだよ！」ゴンはムッとして、スコン！とキルアの頭を殴った。
キルアもキレてゴンの胸ぐらを掴んだ。「何しやがんだてめェ！！」「勝手なこと言うな！！」「ああ！？」
「死ぬとかカンタンに言うなって言ってんだ！！」「んだとォ！？オメ―だってさっき言ってただろが」「オレはいいの！！でもキルアはだめだ！！」

「はぁぁ！？」この発言にノブナガは目を点にして、キルアは二の句が告げなくなった。「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「死ぬ気でやんなきゃこっから逃げられっこね―――んだよバカ！！人の気も知んねーで勝手なこと言ってんのどっちだ！！」
「あ――――知んないね　バカだもん！！」ノブナガは２人のやりとりを見て涙が出る程笑っている。「かっかっか　全くだ」

「やっぱお前ら面白ェわ　なァ…悪いようにはしねェ　おとなしくしとけ　おめェが本気なのはよくわかってる　ムダ死にすんな
団長が戻るまでの辛抱だ　そこで団長の御眼鏡にかなわなきゃ帰してやるよ　だがここで逃がすくれェなら斬る…！
オレに刀をぬかせるな　オレがぬけば　お前らは死ぬ」

ノブナガの発言を聞いてゴンは閃いた。「あ！！！」「！？」ゴンは明るく大声でキルアに話しかけた。
「思い出した！！ヨコヌキだよ　ヨコヌキ！！」「？」ノブナガには意味がわからない。
「ヤキヅケとヒラキともう１つがヨコヌキ！！キルアが壺のなぞを解いたヤツ！！」
ゴンはなにかを訴えかけるようにキルアの顔を真剣に見つめた。しばらくして、キルアにも意味が通じたようだった。「あ」
「思い出した？」「あ　ああ！」キルアからも笑みがこぼれた。「思い出した思い出した」「ね！！こんなカンタンなことに気付かなかったなんて！！」

２人して盛り上がったところで、２人はノブナガに戦意満々といった顔を向けた。「！！」「すっきりしたとこで」「行くか」
ゴンとキルアは戦闘態勢を取るとオーラを増幅させた。「本気か　死ぬだけだぞ！！こちとら居合斬りを手加減する程　器用でもお人よしでもねーぞ」
ゴンとキルアは全力でノブナガに向かっていた。「馬鹿が！！！」ところが、ノブナガが刀を抜く前に、２人の姿は目の前から消えた。「！？」
ゴンは右に、キルアは左に飛ぶと、それぞれ壁を蹴り壊したのだ。
――出口がふさがれてるなら　別なとこから出ればいい！！

フランクリンって結構まともで落ち着いたキャラなんだな
ダブルマシンガンぶっ放したときは相当キレたヤローだと思ったが
人格変わるのかな

乱射魔とは得てしてそういう者

結果的にゼパイルGJ！！

ゴンが｢暗くなってきたね｣と言うなり明かりをつけてくれた信長は何気に優しい

>>509
シズクと絡むことが多いよな
フランクリンは古参なのに対して
シズクはウボォーとノブナガの仲を知らなかったから新入りなんだろうな
新入社員の教育係ってとこか

ここであの横道にそれまくったような木造蔵のウンチク・講釈がいきてくるとは
なかなかやるな冨樫

実はここは各一部屋しかない100階建てビルの最上階だった！

なんだこのオチｗ
閉じ込めたつもりで最初からスキだらけだったとは

ゴンとキルアなかなかやるな
もし俺も誘拐とかされて閉じ込められたらこの手を使おうかなｗ

>>511
ジョネスさんの教えも忘れてはいけない

これで隣の部屋に散策をサボっていたさわやか君達がいたら笑う

おー、なるほど！
凡人には無理だけど、こいつらなら壁壊すくらい屁でもないもんな！

この発想はなかった
冨樫うまいな

>>517
まずは｢燃｣の修行から

>>513
同じ新入りでもヒソカは若干浮いてるのに、シズクは割と溶け込んでるよな

>>「逆にノブナガの能力はタイマン専門ってゆうか限定条件付きみてーなとこがあるからな
条件付きっていうとクラピカを思い出すがどんな能力だろ
今はゴンキル二人が相手だからまだ明かされないかもだけど

壁壊すくらい旅団レベルなら軽いことだろうに、
やっぱり「壁＝壊れない」って先入観は大きいんだな

豆腐の檻に入れて縛らずに見張ってたらそりゃ逃げられる、と

>>523
ヒソカは無断で召集サボりまくってるっぽいからなぁ。
腕は立つが団長を蔑ろにする奴と思われてるんだろう。
逆にシズクは、召集にはしっかり応じて、
旅団の盗みにも参加して役立つ奴だと認識されてるんだろう。

>>524
見るからに
「居合い抜き」だと思います
刀からカマイタチみたいな念が飛び出るとかどうせそんなところと予想
一撃必殺だけど抜き放ったあと無防備になるからタイマンに向かないとか
そんなんじゃね？

「何でも斬れる」に限りなく近づける為に
一度に1つのものしか切れない制約にしてるとか

「タイマンに向かない」じゃなくて「タイマンにしか向かない」だな
まちがえた

　 　　　 　　 　＿＿＿_
　　　　　　 ／ ＼　　／＼　ｷﾘｯ
.　　　　　／　（ー） 　（ー）＼　　　　＜「敵（オレ）の力量がわからねェ程未熟でもあるめェ　スキなんか作らねェよ」
　　　　／　　 ⌒（__人__）⌒ ＼
　　　　|　　 　　　|r┬-|　　　　|
　　　　 ＼　　　　 `ー’´　　 ／
　　　　ノ　　　　　　　　　　 　＼
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　ﾐ　ﾐ　ﾐ　　oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo　　　　　　ﾐ　ﾐ　ﾐ　　　＜だっておｗｗｗ
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　　ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒)　)　　(⌒＿(⌒)⌒)⌒))

信長の構え
相手見えてるの？

>>531
心眼

キルアたん無謀と勇気は違うんだぜ…危ういな

てかウヴォーさん株が死んでから上がりっぱなしなんだがｗｗｗ

>>532
念による心眼みたいな能力は将来ありそうだな

キルアのほうが頭良さそうに見せかけて
こういうブレイクスルーを見つけ出すのはいつもゴンなんだよなあ
ハンター試験の時もそうだったし

ノブナガ「その発想はなかったわ」

>>523
てことはシルバに殺された８番の後任ってシズクか？
ヒソカの話だと入団志望者に倒される以外で欠員が出たら団長がメンバーを補充するらしいが‥

団長が見込んで連れてきたんだからシズクってああ見えてすごいんだな

>>530
ｗｗｗｗｗ
たまにAA来ると面白いなｗ

ノブナガはこのままヤムチャ化の道を歩むんだろうか
個人的には来週ゴン達に追いついて名誉挽回してほしい

信長はゴンの中にウボォーが生きてるような気がしたのかね

おいおい
ノブナガはシズクにまで｢足手まとい｣呼ばわりされちゃったよ
こいつはヘタレキャラ決定なのか

一流の盗賊なんだからノブナガも贋作の知識少しは持っておけばいいのに
団長とさわやか君はヨコヌキ知ってそうだな

木造蔵ってのがお宝の中でもどれだけのウエイトがあるかっつーと
贋作技術が伸びる価値がある単価の高いジャンルってだけだろうから
多分戦闘要員のノブナガがそんなとこまで精通してる必要性は感じられないなあ

お宝の目利きとかは頭脳労働担当がやればいいんだし

敵の強さもわからねェ程未熟じゃねェだろ
↓
こいつら壁を(壊せたのか)!？


ブーメランｗ

タイマン限定ならクラピカ戦で真価を発揮するかもしれん

>>544
素人考えだが鎖と刀じゃ鎖の方が有利じゃね？間合い広いし

全く唐突だがノブナガとクラピカの師匠ってなんか似てね？

刀を抜かせるなって発言でヨコヌキを思い出すってのが上手いな

さりげない会話にちょくちょくなんかしら仕込んでてすごい

ノブナガが入れたがってるのはゴンだけなんだよな
人数的にも二人は無理だし
キルアの立場ってなんか憐れだ

ノブナガは強化系マニアだから仕方ない

腕相撲やったらキルアのほうが強いよ

そーいや団長どこ行ってんだ？
前から姿が見当たらんが

この際ノブナガに隠とか応用教えてもらえばいいじゃん

http://imepita.jp/20090911/751620

（壁！！を　ぶち壊して逃げるとは）

No.094　９月３日�I

（ここは確か５階だったな　ツリ目の方はすぐ隣がもう階段…！！）ノブナガはゴンを追って廊下に出た。（黒髪の方だ！！）
「！」すると、隣の部屋のドアがバタンと閉まるのが見えた。（カギを閉めた　蹴破って追いかけてもいいが）
ノブナガは先程までいた部屋に戻ると中からカギを掛け、駆けだした。（こっちから追い込めば袋のネズミ！！）
ところが、ゴンが逃げた方向から壁を壊す音が聞こえてきた。「！！」（そーかバカかオレは　奴等壁をぶち破って逃げれるんだ）
（２つ先の部屋まで行ったか）すると、キルアが逃げた方向からも破壊音が聞こえてきた。続いて階段を降りる音。
（やはり黒髪（こっち）を追うしかねェ！！）

遠くから再び壁を壊す音が聞こえてきた。「チイッ」（急がねェと…！！）
ノブナガは穴を通って追うが、最後の部屋には壁に穴が開いていなかった。（壁は壊れてねェしドアはガレキで埋まってる…隠れたか！！）
「キルア！！いるか！？」「！？」突然ゴンの大声が響き渡った。「ああ　いるぜ」キルアもまた遠くから返事をした。
「チィ　どこから逃げやがった！？」ここでノブナガははたと気が付いた。
（ヤロォ…最後の壁破りはオトリか！！壁だけ壊して手前の部屋に隠れてオレをやりすごし…廊下に出た！！）
「２人であいつぶっ倒すぞ！！」ノブナガの思った通りゴンは廊下から大声を出していたのだが、ノブナガがドアを蹴破るとゴンは素早く姿を消した。

ノブナガは廊下に出たが、そこには誰もいなかった。「！」（気配が消えた　闇に乗じて闘る気か　馬鹿共が……）
ノブナガはピィンと辺りにオーラを張った。
――“纏”と“練”の高等応用技“円”　通常は体の周囲数ミリから数センチの間隔で纏っているオーラを…自分の必要な間隔まで広げる…！！

（これによって“円”の中にある全ての物の形や動きを肌で感じ取ることが出来る　達人はこれで半径５０ｍ以内に潜む敵はおろか
舞い落ちる木の葉の数さえ把握できるという　オレは太刀の間合いで十分…！！（つーかこれが限界）
いかにお前らが気配を絶ち　音を消して近づこうとも　この中に入り込めば即座に動きを感知し斬る！！）

――いつでも　来い！！

その頃、ゴンとキルアはとっくに廃墟を出て外の荒野を疾走していた。「バーカ」キルアが文字通り舌を出す。
「チェ〜〜　あいつぶっとばしたかったのに」「ゼッタイムリだって！返り討ちにあってあの世行き」
「１００％？」「ほぼな　ほとんど念の基礎しか知らないオレ達のかなう相手じゃないね」
それを聞いてゴンはニカッと笑った。「……何だよ？」「ようやくキルアらしくなったじゃん」「ふん」
「ムチャ言うのはオレの役！キルアはそれをクールに止めてくれなくちゃね　頼りにしてんだから」「勝手なヤツ」キルアが照れ臭そうに言った。

「――でどうする？これから」「――そりゃ何がしたいかによるさ　どうするかは」「あいつらぶっとばしたい！！」「やっぱね」
「まぁ　そりゃ最初の主旨からはずれちゃいないけどな　奴等３人くらいとっつかまえて賞金せしめれば一気に６０億だし
だけどそのためには念能力の向上が必須だぜ　奴等と対等に渡りあえるだけの潜在能力が念にはあるはずなんだ」

「それを知るにはクラピカに聞くのが一番てっとり早いんだけどな」「え？何で？」「あいつらの仲間を倒したっていう鎖野郎がクラピカのことだからさ」
「え！？」ゴンはびっくり。「やっぱり気付いてなかったか」「本当なのそれ？」
「十中八九な　会って聞けばわかるけど　もしそうならオレ達にもチャンスはある　クラピカだって念を覚えたのは同じくらいの時期なんだからな
オレ達の資質にあったオレ達だけの能力　でもそれ以上に旅団と同等以上に戦える能力が必要だ！」

駅に辿りついたゴンとキルアは電車に乗り込んだ。「その答えのカギを握ってるのがクラピカ」「ああ」
「クラピカに会おう！」「ああ　電話してみようぜ」
お互い気付いてなかったようだが、駅のホームにはミルキがいたのだった。（うまいメシ屋は…）

ゴン達が旅団のアジトから脱出する約４時間前。リンゴ―ン空港の売店でネオンが侍女たちを引き連れて買い物を楽しんでいた。
「あ！！このファンデ欲しかったヤツ　こっちのリップとスプレーとマニキュアも買う――！！あ――このヅラかわいい」
センリツが呆れて声をかけた。「ボス　そろそろ出発の時間ですよ」「もう少しだけー　キャミも何コか買っちゃお！」
山のような買い物袋を預かって、バショウとセンリツはソファーに腰を下ろしてぐったりしていた。
（買い物に付き合うだけで死にそうだ）（同じく…）

南国風の４人の女子グループが女子トイレに入っていくのを見て、ネオンも席を立った。「……あたしもトイレ行ってくる　荷物ちゃんと見ててね！」
バショウとセンリツはネオンの後ろ姿を見送ると、話し始めた。「……クラピカのヤツあのままで平気かね」
「ん――　体の疲労はあたしの笛で少しは回復したと思うんだけど」「暗殺の話はお前どう思う？」「……」
「心音を聞くかぎり　全てを納得した上で暗殺チームの合流に同意したわけじゃないわね　でもクラピカには何ものよりも先立つ１つの決意がある
個の全てを犠牲にしてもそれを優先してる結果の判断と思う」２人はトイレから出てきた女のグループが５人になっていることに気付いていない。
「ダルい行き方だな…オレにゃ真似できん　自分を殺す人生に意味あるか？この仕事が片付いたら
その金でオレは世界をバイクでまわる　人生を楽しまないのは罪だぜ？」

「……だが遅いな」「混んでるのかしら」「ちょっと見てきます」侍女の一人が女子トイレに行くと、慌てて戻って来た。
「誰もいません！！」「何ィ！？」

ネオンは買ったばかりのワンピースとカツラを身につけ、女達に頼んでグループに紛れ込ませてもらっていたのだ。
「ありがと―――っ」「ノォ〜〜プロ〜〜〜（←どういたしましてオ―ケイの意味らしい）」笑顔で女達と別れると、ネオンはゴミ箱にカツラを捨てた。
「パパのウソつき！」（パパが自分から「約束」を言い出す時は決まって嘘ついてるからなの知ってるもん）
（私をオークションに連れて行きたくないんだわ！！いいもん１人で行ってやる！）
そんなネオンを物陰から見ている人物がいた。その手にはダルツォルネらに護衛されているネオンの写真があった。

ネオンさらわれフラグきたー！

ノｗブｗナｗガｗｗｗｗｗ
こいつもミルキやバカ王子同様頭はいいけどバカなのかｗｗｗ

ノブナガって円の範囲を見る限り達人じゃ無いのな
達人だったら尾行なんて即終了していたから仕方無いっちゃ仕方無いが

あーん！ネオン様が死んだ！

構えたままいつまで待っていたんだろうか…

まあ旅団ってドロボーだしな
強いんだろうけど、剣の道に身も心も捧げてるわけじゃないんだろ

>>560
マチも円の範囲狭そうだな

得手不得手があるんだろ

木綿糸程度なら地球一周できるマチさんに出来ないとな？

たぶん疑心暗鬼で
「逃げた？いや隙をうかがっている？」
とか悶々と待ちぼうけ食ってたんだろうな。

今回バショウも地味に死亡フラグ立ててない？（この仕事が片付いたら〜etc）

こんな目にあっても二人はまだ旅団とらえる気満々なんだな…
読んでいるだけでも疲れたというのに

円は放出系っぽい感じの能力だけど、
念の基礎能力にも自分の形質って関わってるんだろうか

＞もしそうならオレ達にもチャンスはある クラピカだって念を覚えたのは同じくらいの時期なんだからな


クラピカ｢ねーよｗｗｗ｣

センリツも自称女なんだからトイレに付いていけばよかったのに

あとネオンは軽く変装しただけだったんだから心音でいくらでも見抜けただろ

>>570
円は放出系じゃなくて
練りだせるオーラの絶対量
総合的なレベルだと思うよ

ネオンかわええ

バショウ
もし本当に詠み記した句が実現するって能力なら
バイクで世界を回るくらい
こんあイヤそうな仕事しなくても楽勝でできるじゃん
何でもできるのにわざわざこの仕事をしてるのは何か特別な事情があるせいかと思ったのに

さてはグレートハイカーで実現できることなんて
めちゃくちゃ限られたことだけなんだな

>>573
俺はオーラを「薄く広げてる」と思ったんだが
放出系のほうが円が巧かったりするんじゃないかな

>>576
たしか放出系は「念を飛ばす（体から切り離す）」ことに長けた能力者じゃなかったか

マチやヒソカの能力説明からそういう印象はあるな
まあ念系統とは違ったレベルでの得意不得意があるかもしれないしわからんけど

円が得意なのは
ものすごく巨大なものを具現化させたり
ものすごく巨大なカメハメ波がうてたりする奴だと思うよ
師匠に「緋の眼になったらオーラの絶対量がかなり増えてねーか？」って言われたエンペラー時のクラピカなんかは
修業を積めばできるかもしれないな

要するにシンプルに念が強い（オーラが豊富？）やつが広い円をつくれるってことかな？

>>580
さらにそれを維持させなきゃいけないから技もいるだろうけどな

広げた上で、それを維持して、さらにその範囲内の様々なものを感知する能力も使うわけだから
色んな技術を複合させたものなんだろうな。

>ノォ〜〜プロ〜〜〜
NO PROBLEM？

その辺が高騰応用技ってことか
ノブナガさん凄かったんだな。出し抜かれたけど

>円
漫画とかでよく出てくる心眼を念で説明した感じか
なかなか良くできてるな

なんとなくハンゾーも円を使えそうな気がする

>>572
いくらセンリツでも騒がしい場所で離れてる人（しかも大勢に紛れてる）の心音はよっぽど注意してないと聞き分けられないんじゃないかな

>>582
範囲内の様々なものを感知するってのは
念そのものが持つ性質のような気はするけどな
たとえばマチは念糸で触ってるものは感知してるだろうし
ヒソカもバンジーガムに触れてるものは感知できると思う

>>587
センリツもバショウも新人で、ネオンが
身内が死んで身の危険があるからと説得されてまで
護衛を騙して単身で抜け出すほど身勝手とは思わなかった
（常識非常識はまだしも、保身だけでも考えてたら抜け出したりしないはずという判断は妥当）
＋
買い物に付き合わされて気疲れで集中してなかった

心音だとか、聞いてなかっただろうな明らかに

>>589
後者の理由が明らかに大きそうだｗ

心音聞けば、なにか企んでるってわかりそうだけどな

それは確かに
ってことはやっぱり
>買い物に付き合わされて気疲れで集中してなかった
これが正解じゃね

それもネオンの計算の内だな
なかなか悪知恵が働くな。これまでもそうやって護衛をまいたことがあるんだろうな。

プロハンターのボディガードでこんなことすることになるとは思わなかっただろうなw
でもこれ完全に護衛の失態だよな…

「クラピカの　ヤツあのままで　平気かね」
「暗殺の　話はお前　どう思う？」
「ダルい生き　方だなオレにゃ　真似できん」
「自分をこ　ろす人生に　意味あるか？」
「（この仕事が片付いたら）
その金で　オレは世界を　バイクでまわる（字余り）」
「人生を　楽しまないのは　罪だぜ？（字足らず）」

うーん
いちおう五七五か？

センリツはあらかじめネオンを落ち着けるために「野の春」でも聞かせておけばいいのに

素直に聴くようなネオンさんじゃないだろ

ヅラ買った時点で怪しいと気付けよｗ

髪下ろしたネオンがちょっと可愛く見えてしまった‥

ミルキいたのかｗすっかり忘れてた

ネオンの靴がものすごく歩きにくそうな件

凄腕の男達が集められた部屋に、遅れてシルバとゼノが入って来た。

No.095　９月３日�J

スキンヘッドでサングラスを掛けた小太りで黒スーツの男が人数を数えた。「全員そろったようだな」
「いやまだだ」同じ黒スーツの男が言った。２人共明らかに堅気ではない。
「何でだ？チームは８人のはずだろう？」「ノストラード組が１人新たに連れてくるようだ」「チッ　またインチキ野郎お得意のおべっか攻撃か」
「そんなこと言っていいのか？オメェんとこの系列の老頭（カシラ）もあそこの占い娘に入れこんでたんだろ？」
「ふん…直接オレの親ってわけじゃねェし　ムカつくのは止められねェよ」

すると、静かにドアが開き、クラピカとライト・ノストラードが入って来た。
「今度こそ全員そろったようだな　早速だが依頼は幻影旅団の抹殺　今夜開催されるセメタリ―ビルでの競売に奴等がまた来るかも知れない
警備をかねて奴等が現れたら始末してくれ　やり方とか詳しいことはそっちで勝手に決めてくれていい
こちらの要望さえ全うしてくれれば文句はねェ　何か欲しいものがあれば言ってくれ」「そのビルの詳しい見取り図を用意してくれ」「周囲の地図もだ」

ある暗殺チームの男が言った。「連絡の際の呼び名を決めておこうか」「色でいいだろう」「オレはブルーと呼んでくれ」「……オレはレッドがいい」
ゼノがボソッと呟いた。「まるでゴッコじゃの……」「ん？何か言ったか？お前ら何色にするんだ？」
「シルバ」「ゼノじゃ」「シルバーにゼノ……ゼノ？」「ゼノって何色だ？」
「２人ともただの本名じゃ」「オレの名を呼ぶのは自由だが指図は受けない　オレ達のやり方でやる」
顔に傷のある男はその名前に聞き覚えがあったようだ。「シルバ…ゼノ　まさか…ゾルディック家！？誰も姿を見たことがないという伝説の…」
「別にワシらは普段変装も潜伏もしとらんのだがのォ」「もしかして…ゾルディックってのも暗号名（コードネーム）じゃなく本名なのか！？」
「そうじゃ　名刺やっとこか？住所と電話番号も載っとる　もし殺したい奴がいたら連絡くれ　３割引きで請け負うぞ？」
ゼノに凄まれ、男はすっかり縮こまってしまった。

クラピカも離れた席からゼノとシルバを見やった。（彼らがキルアの家族…　なる程明らかに他の者より威圧感が数段上だ…）
（他の者も暗殺者として決してレベルが低いわけではないだろうが力の差を感じているのだろう　委縮してしまっている　なんとか対抗できそうなのは）
クラピカは次に帽子を被った男と顔と頭に入れ墨のある男に視線を移した。（この２人か）
「別にいいじゃん呼び名なんて　だって呼ぶことなんてないもん　１人１人が好きにやっていいんじゃないの？」
「同感だな　互いに流儀も思想も違うんだ　無理に足並みをそろえることはあるまい　オレも勝手にやらせてもらう」

「しかし相手はあの旅団だぞ　単独でやるにはやばすぎる」「万全を期すには最低限の強力は必要だろう」「あんたはどう思う？」
帽子の男がクラピカに話を振った。
「拙い連携は混乱を招くだけだ　誰かの強力が必要な者はコミュニティ―の人間を使えばいい
各々の裁量で動いた方がもめることもないだろう？私は１人でやらせてもらう」
「５対４だ　決まりだな」「まあ…組みたい奴は組めばいいさ」

話し合いが終わり、席を立ったシルバとゼノに黒スーツの男が資料を渡そうと近づいた。「ビルの見取り図だ」「オレ達は必要ない」「現場で確認するわい」
先程のスキンヘッドにサングラスの男はぽつんと立っているライトを見つけると絡んできた。
「よぉノストラード　調子はどうだ？」「まぁまぁだ　ボチボチやってるよ」「まぁまぁ……か　えらくなったもんだぜ　なァ？」「……」
「ついこの間まで片田舎の一組長だったヤロ―が　今じゃ十老頭直系組頭のオレ達とタメ口きけるんだからな
ところでノストラードよ　手は大丈夫か？ちょっと見せてくれよ」「手……？」
「モミ手のしすぎでヤケドしたそうじゃねーか　指紋もねェってウワサだぜ？」そう言ってスキンヘッドの男は仲間らとライトを笑い飛ばした。

ライトはフッと笑うと反撃に出た。「男のジェラシーは見苦しいぜ」これにキレたスキンヘッドの男は、ライトの顔をぶん殴った。
「ゼンジ！！」「やめとけ！」周りの止めるのも聞かず、ゼンジはライトを殴り続けた。
「！！」人の気配にゼンジが振り向くと、クラピカが背後からゼンジの首筋にナイフを当てていた。
「何だァコノヤロオ！？あ！？刺すなら刺してみろよああ！？コラ！！」ライトが静かに言った。「クラピカやめろ」
「ゼンジも放せ」「こんな奴ムキになんな」周囲に止められて、ゼンジは捨てゼリフを吐いて去って行った。「誰もテメェなんぞ認めてねェからよ！！」

彼らの姿が見えなくなってから、クラピカはライトにハンカチを差し出した。「血を」「大丈夫だ」
「自分の無能をタナにあげてオレの成功を嫉む奴が多くて困る　奴等は何もわかっちゃいねェ　今の時代最も重要なのは情報だ
その中で究極の情報とは何だと思う？“未来の情報”　すなわち予知だ　的中率１００％の予知　予言を自在に駆使すれば　世界を牛耳ることさえ可能！！
オレはまだまだ上に行く　敵も増えるだろうが　――お前の働きには期待している　十分な見返りは用意するつもりだ」「ええ」

２人はオークション会場に向かって車を走らせた。「警察が強力してるんですか？」
「現ヨークシン市長の選挙資金は６割方コミュニティーからの闇献金でまかなわれてたんだ　さらに警察署長はそんな市長の子飼いの男だ
交通規制くらいは朝飯前だよ　セメタリ―ビルの周囲１ｋｍはもう治外法権地帯　無断で入った奴は全てハチの巣だ」
すると、クラピカの携帯が鳴った。「もしもし」「あ　クラピカ！？大変なのよ」電話を掛けていたのはセンリツだった。
「ボスが逃げちゃったの！！」「！詳しく話してくれ」「機嫌よく買い物してたと思ったら突然　トイレで着替えた上で逃げてるから計画的みたいなのよ！！」
「……だとすればおよその行き先は見当がつく」「ホント？」「ああ　一度ホテルに戻って待機してくれ」

ライトが葉巻に火をつけた。「どうした？」「お嬢さんが逃走したようです」クラピカは表情を変えずにあっさり告げる。「何ィ！？」激しく咳き込むライト。
「御安心を　行き先は我々と同じでしょう」「！オークションか」「何らかの方法で組長（ボス）の嘘を見破ったんでしょう　競売に参加する気ですね」
「う――む　ああ見えて勘の鋭い娘だからな」ネオンに電話を掛けたが繋がらない。電源を切っているようだ。
「だが参加は不可能だぞ！！正式な参加証がないと会場どころか検問ではじかれてしまう！」
ライトは慌てて運営に電話を掛けた。
「ノストラード組のライト＝ノストラードだ！検問中の全警官に指示を頼む　参加証を持たない１７・８歳位の女性が検問に来たら
身柄を保護してくれ！私の娘だ！！身柄を確保し次第私に連絡を頼む！特徴は……」

ある車の運転席にいた初老の男が検問で参加証を差し出す。警官は参加証を専用の機械で読み取った。「OKです」「どうぞお通り下さい」
再び走り出すその車の後部座席にはネオンがいた。「良かったー　検問通れなくて困ってたの　ホントにありがとう」
隣に座っていたのは前髪を垂らして額に包帯を巻いた若い男だった。男が朗らかに笑う。「どういたしまして」

「本当か！？何時くらいだそれは！！」ライトが検問の警官から電話で報告を受けている。
「ほんの５分位前です　髪型と服装はデ―タと少し違いましたがおそらく　オークションに参加証が必要なことを知らない様子でした
“でもワタシのパパは”と言いかけて結局ひき返して行きました　ハイ　タクシーに１人でした」
「そうか　他の検問の連中にも伝えてくれ！！もしもう一度現れたら身柄確保！即オレに連絡！！」ライトが忙しなく電話を掛けまくっている。
「くそっ一足遅かった！！――こちらノストラード組のライト＝ノストラードだ！！市内の全警官に手配書を送付！！
娘の顔写真をプリントして捜索に当たらせてくれ！！頼む！！娘をォ！！」
見かねたクラピカが薬指の鎖を取り出した。「私が捜しましょうか？　――市内の地図はありますか？」

「競売品の下見までもまだ少し時間があるね　そっちで休んでようか」ネオンと一緒にいた包帯の男が言った。
運転席の初老の男は公園で彼にスカウトされたダンボールに住む人だったらしい。「私はあちらにいますんで」「ああ」
包帯の男はセメタリ―ビル内の夜景が見渡せる喫茶にネオンを連れ込んだ。
「占いが得意なんだってね　えーっと誰に聞いたんだっけかな」「うん　得意だよ　えらい人にも頼まれるもん」
「どのくらい当たるの？占い」「百発百中なんだって」「なんだってって…君が占ってんでしょ？」「自動書記って言って勝手に手が書いちゃうの」
男は身を乗り出した。「へェ――　すごいね！オレも占ってよ」「いいよ　じゃ紙に自分のフルネーム　生年月日　血液型書いて」

「クロロ＝ルシルフル　へェ――２６歳？けっこう年上なんだ　それにしても変わった名前ね」
「仲間にはダンチョ―って呼ばれてるけど」「あはは何それもっと変」
ネオンはくるくるとペンを回した。「じゃ　占ってみるね」ラプリ―ゴーストライターが発動した途端、団長の目つきがどす黒いものに変わった。

クラピカは地図と鎖でネオンの居所を探していた。「……どうやらお嬢さんは　すでにセメタリ―ビルの中にいますね」「！？　一体どうやって」
「とにかく我々も会場に行きましょう」「運転手急げ！！」

団長はネオンがシャカシャカとペンを動かす様をじっと見つめていた。

団長はやっぱり暗黒天使ですか

うさんくさいほどの好青年に化けたな

だな
ルシルフルは明らかに元ネタがルシフェルだし
やっぱ旅団って仙水軍団をもう一回描きたくて出した集団なんだろうな

誰？この朗らかなイケメン、と思ったが団長かよ！

どんなに変装してもあのへんてこりんな耳はどうしようもないのか
ってか、どうなってんのあの耳？

ダウジングチェーンは、名前通りダウジングできるのか。

団長か・・・全然分からなかった。
分からないと言えば暗殺チームの仮面。
ゾルディックにビビってなかったし、素顔を見せないことに意味あるんだろうけど、
既出キャラで心当たりが全くない。

「連絡の際の呼び名を決めておこうか」
「色でいいだろう」
「オレはブルーと呼んでくれ」
「……オレはレッドがいい」

じーちゃんじゃなくてもツッコミたくなるわｗｗｗ

ゼノお爺ちゃーん、ピザ孫に大金渡して年金生活も怪しいから仕事を受けたのに3割引なんて駄目ー

>>612
以前も一回やってただろ
今の職見つけるときの試験で

それにダウジングなんか念能力じゃなくても誰でもできる
まあ、クラピカのは念でさらに精度を上げてる可能性は高いけど
何系統かな

>>615
ミルキに金貸したのはゼノじゃなくてシルバだし
150億くらいゾルディック家からしたら小遣いの前借り程度じゃね？
なにせ2億が菓子代に消える経済感覚の家だからな

意外な形でクラピカと団長が会いそうな感じだな。
ゾルディック家も絡んで凄いことになりそうだ。

＞＞もしかして…ゾルディックってのも暗号名（コードネーム）じゃなく本名なのか！？
地元じゃ観光名所になっているというのに、何を言ってるんだコイツはｗ

電話番号教えてもらっても
どうせ執事にお断りされるんじゃないか

団長もヒソカに負けず劣らず化けるなあｗ
初登場からそんな時間経ってないのにもう全然違って見える

凄い今更だけど、親父と言えばハンター試験でキルアがジョネスさんを殺したときに心臓取りは親父はもっと上手いとか言っていたけど
それはキルアが操作が最も苦手な変化系で親父は操作系であるという伏線か？

ダブルオーセブンとか鞍馬天狗とかそういうネームバリューだと思ってたんだろ。

みんな団長の変装に騙されすぎ
あの耳で一発でバレるだろ

>>622
肉体操作は操作系の能力とはちょっと違う気がする
純粋に暗殺者としての熟練の差だと思う

>>619
お前こそ何言っとんの？

変装してるのに
頭に包帯巻いてるってことは額の十字は描いてるんじゃなくて刺青
耳は着脱可能な装飾品じゃなくて埋め込むとかして肉体の一部になってるってことだな

ダークエンジェル→悪魔

初期幽助の前髪下ろした寝顔がすごく美形だったのを思い出した

断腸かっけえええええええええ

殺伐としてたマチとノブナガとは違って
今度はレオリオフィルター通さなくてもどう見てもデートです本当にry

団長人当たりよすぎｗネオンもワガママ駄々っ子キャラはどっか行って普通の女の子になってる

ネオンて17〜18歳だったんか
中学生位かと思ってた

あれ本当に団長？おかしいだろ
キャラ変わってるし
クロロさんは団長の影武者か何かなんじゃないか

髪形変えたネオンが普通に可愛いので
グロ大好き人体収集家ってことをうっかり忘れそうになる

ヴィジュアル系に目覚めた仙水

団長の変装って好青年かなあ
どっちかというと「好青年っぽくふるまってるけど腹黒そうな怪しい人物」にしか見えないんだけど
たとえ中身が団長って知らなくてもそう見えたと思う

>>633
仙水編の再来なら、もう言わなくても分かるな？

予想

団長は13重人格
｢蜘蛛のメンバーは13人｣というのは団長の人格のこと
他の団員はただのパシリ

団長はなんでわざわざネオンに近づいたの？

>>639
人質として利用して鎖野郎の動きを封じるため？

>>639
鎖野郎はノストラードファミリーってことまではわかってるから
ファミリーの心臓を抑えとくに越したことはない
とか？

>>637
団長｢次は魔獣に生まれますように‥｣ｶﾞｸ

クラピカｗボスに蜘蛛の団長が近づいてるってのに平然と｢お嬢様が逃走したようです｣とか言ってる場合じゃねーぞ

前回団員が復讐に燃えてる（って程でもないが）中
団長何やってるんだろうと思ったら
マフィアの箱入り娘とデートとはｗ

>>618
ネオン｢クラピカ！紹介するね こちら彼氏のクロロさん｣

クロロ軍曹

言ってみたかっただけ

＞娘の顔写真をプリントして捜索に当たらせてくれ！

これマズいだろ
ゼンジみたいな連中が悪用しかねない
つーかゼンジがネオン失踪の知らせを聞いたら何かよからぬことを企みそう

>>614
こいつらには裏稼業よりカラーレンジャーのがお似合いだｗ

ライトノストラード
鷹揚に振る舞っててなかなか大物っぽいじゃんと思ったら
この取り乱しよう
やっぱり小物だな
ネオンに頼りきりで自分の才覚は無しか

>>613
あの仮面の正体はリッポーだと俺の勘が言ってる
確か賞金首ハンターだっただろ あいつ

>>648
いやまだわからん
ああ見えて凄腕の能力者かもしれないじゃないか
念をリルボムにして放出するとか
バトルポカリを具現化するとか

ネオンの自動筆記は有名なんだったな
過去にも狙われた事例はありそうなもんなのに、この娘は

>>652
ありそうなもんどころかあっただろ
クラピカ達が入る前の元ボディガードの死体が
見せしめのために壁に埋め込まれてたじゃん

その時もきっとネオン自身は怖い目にあったわけじゃなく
周囲が騒いだり被害出したりして収拾したんだろうけどな

>>637
団長VSヒソカ
団長｢死ぬ前に言い残すことはあるか？｣
ヒソカ｢‥‥できればもう一日生きたい｣
団長｢なぜだ？｣
ヒソカ｢明日ヒットスタジオに戸川純が出る｣
団長｢‥‥‥‥‥オレも 毎週見てる｣
→和解

こうですねわかります

そろそろ幽白ネタくどすぎるぞ

公園でスカウトしたダンボールに住む人ｗｗｗｗｗ
金で雇ったんかｗ

女一人拉致するのにわざわざ団長自ら乗り出す必要ないし
旅団の未来を予知してもらうのが目的だったっぽいな

仲間には｢ダンチョー｣って呼ばれてるとバラした以上、ネオンは生きては帰れないな‥

>>658
うちのオーケストラ部の部長もみんなから「ダンチョー」と呼ばれているが
それを知った奴は生かしておけないんだろうか

>>613
仮面の男はブハラに殴り飛ばされた賞金首ハンター志望のピザだな

>>659
父親や組員に話されたら｢ダンチョー｣＝幻影旅団のトップと結びつく恐れが‥ないか

仮面はただのキャラデザだと思うけどなー
既出キャラの可能性としたら
サトツ、ハンゾー、イルミ、ウイング、クラピカの師匠？

>>659
ダンチョーの思いで死んでもらいます

仮面は髪型と体格だけならマジタニっぽい

>>663
>>663
>>663
>>663
>>663
>>663
>>663
>>663

既出キャラだとクラピカの師匠とかそれっぽいな
ビジュアルは全然違うけど、立ち位置的には

アニメでのダンチョーの発音が楽しみなんだがｗ
しかし漫画に追いつきそうだけど大丈夫か

>>661
なんにしろネオンは団長の本名知っちゃったんだから
団長の予知が終われば殺される

>>666
だとしたらいかにもクラピカを庇って死にそうだな‥

仮面はアルカ(仮)だな
ゾルディック家は5人も兄弟がいるんだから１人くらいゴツい奴がいてもいいはず

だったら針で体型変えられるからイルミ手可能性も

…と思ったけど顔も変えられるんだから仮面の意味ないな
っつーか、やっぱただのキャラデザで深い意味はないと思うよ

わざわざ運転手雇わなくても団員使えば良いのに
つか普通ああいう車借りたら運転手付いてきそうだけど違うのかな

団長になにかを借りるって発想はない。絶対にない。

身分証明ごと盗んだんでは？

団長の目の下のクマが忽然と消えた件

>>675
あれはメイクだったんだよ
ヒソカとはメイク仲間だね
団長はデスメタルとか好きなんだよきっと

今までの展開からして暗殺者も全滅しそう。
さすがにゾルディク家は生き残るだろうがモブは活躍もかかれず死亡。
対抗できそうな二人は旅団の一人二人と刺し違えて死にそう。

それはさすがに暗殺者雑魚過ぎだろｗｗｗ
と思ったが淫獣を見るとな……
今のとこダンチョーだけだしなんとかなるかもしれんが

「対抗できそうな２人」は確実に死ぬな。
でも引き立て役として見せ場はあると思う。
ブルーら３人はスルーか瞬殺。

対抗できそうってどのくらいの強さなんだろ
カストロよりは善戦してくれるかな

どんな時でも誰に対しても態度のでかいクラピカ

でもさすがに組長に対しては敬語なんだな
珍しく

そりゃまあそうだろw

そりゃこれから骨の髄までしゃぶりつくすまで利用しまくるつもりなんだから
媚売っとかないとな

なんかいやらしいなｗ

「ハイ！出来たよ」「見ていい？」「私の占いって少し変わってて４つか５つの４行詩から成ってるのね
それがその月の週ごとに起こることを予言してるらしいから…　もう１つ目の詩の出来事は終わってるかも」「へェ…」

≪大切な暦が一部欠けて　遺された月達は盛大に葬うだろう　喪服の楽団が奏でる旋律で　霜月は高く穏やかに運ばれていく
菊が葉もろとも涸れ落ちて　血塗られた緋の目の地に臥す傍らで　それでも貴方の優位は揺るがない　遺る足が半分になろうとも
幕間劇に興じよう　新たに仲間を探すもいいだろう　向かうなら束がいい　きっと待ち人に会えるから≫

No.096　９月３日�K

「！？」ネオンはぎょっとした。詩を読んでいたクロロの頬に涙が伝っている。クロロは静かに手で涙を拭った。「君の占いすごいね　当たってるよ」
「この１つ目の詩なんだけど」「あ！ダメッ！！」ネオンが慌てて言葉を遮った。「あ　あたしね自分の占い一切見ないの」
「なるべく自分が関わらない方が当たるような気がするから」ネオンはドキドキしながら言った。（男の人が泣くの初めて見ちゃった）
「なるほどね　……じゃ一つだけ聞いてもいいかな」「うん」「この詩には死者の鎮魂を想起させる部分があるんだけど　君は死後の世界ってあると思う？」

「ん―――　あたしはあまり信じてない」２人は会場に向けて歩き出した。「占いはあくまで生きている人のためのもの…この場合はクロロさんのね」
「もしそういう能力があったのなら　慰さめられるのは霊じゃなくあなたの方だと思うよ」クロロは目を瞑ると微笑んだ。「…確かに　そうかもしれない」
「受け売りよ！」「え？」「今の言葉　小さい頃TVで占い師が言ってたの」ネオンは小太りの派手な中年女を思い出す。
『占いは今を一生懸命生きている人を幸せにするためのものです　だから私はなるべく悪いことばかり占うようにしてるのよ』
「“そうすれば皆そうならない様に願ったり努力したりするでしょ”って言ってて　あたしその時ああそうだなぁって感動しちゃって
何年かしてその人詐欺罪で捕まったんだけど」「銀河の祖母？」「そう！！そう！！でも“占いは今生きてる人を幸せにするためのもの”って
言葉がすごく気に入って　ずっと占い師に憧れてたんだ」

「そういえば彼女は死後の世界否定派だったね」「そーなの　だからあたしも何となく信じてないんだけど」
二人は黒服の男たちが警備するオークション会場近くを並んで歩いていた。
「オレはね　霊魂って信じてるんだ　だから死んだそいつが一番やりたがってたことをしてやろうと思ってね」「何それ？」

突然、ネオンの右側を歩いていたクロロが、左手で彼女の首の後ろを素早く打った。あまりに速過ぎてすぐ傍を警備しているマフィアも気づいていない。

――大暴れ

気を失ったネオンが倒れこむ前に、クロロが体を支えた。「あっ　大丈夫ですか？」「お…？」すぐ近くにいたマフィアが異変に気づいた。
「どこか静かに休める個室は？」「１階上が全てゲストルームとして開放されてます」「早いとこ医者を呼んでくれ！！」クロロが訴えた。
マフィアの男が無線で連絡した。「こちら北側エレベーター前　急病人だ　救急車を」
ところが首の後ろで髪を一つにまとめた幹部は許可しなかった。
「だめだ　参加書を持たない者は誰も入れるなって命令だ　病院まで車でお送りするから中央玄関まで来てもらえ」「はァ」
「なんだとォ　ふざけんじゃねェぞ」クロロがすごい剣幕で怒鳴り出した。
「素人が下手に動かして危ねェ病気だったらどうすんだ！？ああ！？ノストラード組（ファミリー）組長（ボス）の娘さんだぞ
てめェ責任とれんのかって伝えろ！！」無線で聞いていた幹部は頭を抱えた。
「ちっ　聞こえたよ　十老頭にもファンがいるからなァ…　しかたねェ電話しろ！」

その幹部と共にモニター室にいた暗殺チームの帽子の男はじっと防犯カメラの映像を見つめていた。「その場面巻き戻せるか？」「ん？ああ」
それはクロロがネオンの首を打った場面の映像だった。（おそろしく速い手刀　オレでなきゃ見逃しちゃうね）
「くっくっく」「？」「うふふふ」帽子の男は不思議がるマフィアを残して部屋を出て行った。
（本気で打てばあの女の首くらいわけなく落とすだろう…　信じられない程の上玉だ　久々に血が騒ぐぜ　おれの獲物だ…！！）

ライトとクラピカは車を飛ばし、ようやくセメタリービルに乗り込んだ。
「ノストラード組のノストラードだ　娘が来てるはずだ！！確認しろ！！」「５階です　５０１号室で休んでるそうです」「そうか！！」
ライトはクラピカと共に駈け出した。「一体どうやって入ったんだ！？ネオンめ　参加証を手に入れるつてなどないはずなのに…！」
「他の組に彼女の知り合いなどはいないのですか？」「いない！占い以外ではオレの仕事に全く関わらせてはいないからな」「……」
「少し調べてみたいことがあるのですが」「ああ　オレは５階にいるからな！」

クラピカはライトと別れると、ある部屋のパソコンで調べものをした。プロハンター専用サイトにはネオンの顔写真が掲載されている。（まさか）
『ネオン＝ノストラードのボディーガード一覧』をクリックすると、ダルツォルネ・スクワラ・リンセン・イワレンコフ・トチーノに加え、
ヴェーゼとバショウの情報も載っていた。（数時間前には載っていなかったバショウとヴェーゼが……！！）

「何ィ　娘の顔写真がハンターサイトに！？」501号室でベッドに寝ているネオンにライトが付き添っているところにクラピカが報告に来た。
「おそらくそれを利用して娘さんに近づき　ここへ連れて来た人物がいます」「……探し出してぶっ殺してやる！！」
「落ち着いて下さい　まずは彼女の安全確保が最優先　状況から見て相手の目的は彼女以外にありそうです
例えばセメタリービルの侵入に際し　参加証のみでは不安で娘さんを人質の保険として利用したとか
とにかくここにいてはまた何かに巻き込まれかねません　センリツ達に連絡したのでもうすぐ来るでしょう」
「彼らに任せて大丈夫なのか！？」「ボスも一緒についていてあげて下さい」「しかし競売が…」「ありません」「！？」
「ここは戦場になります　オークションは又中止になるでしょう」

（匂う！！匂うぞ　血の道標　わざと垂らしそして拭く　同類にのみわかる程度に　香るように　仲間だお前は…　おれと同じ　殺人中毒者）
帽子の男は吸い寄せられるようにセメタリービルの上階の一室に来ていた。物陰に潜んで様子を伺う。
開かれた部屋の中央では顔に傷のある暗殺チームの一員が椅子に縛りつけられ、足にいくつもピンのようなものを刺されていた。
帽子の男が身を潜めながら、縛りつけられた男の胸に刃物を投げつけた。「！」「安心しろよ」椅子の男の後ろからスッとクロロが現れた。
「つまらない罠（トラップ）は使わない」クロロは椅子の男の後頭部からヌ゛チョッとピンのように細い刃物を抜いた。「一対一（サシ）で闘ろう」「ああ」

マフィアの男の首をあらぬ方向に曲げるフィンクスの横で、フェイタンは携帯を切った。
「団長からだたよ　セメタリービルで暴れるから来い言てるね」「実はもうすぐそこまで来てるけどな　他の連中は？」
「考えること皆同じね　ゴミ掃除しながらビルに向かてるね　あと　団長が珍しく暴れ方に条件つけたね」「なんて？」

――派手に　殺れ！！

そのころノブナガ一人だけは、ゴンとキルアのやり取りに爆笑中だった。

＞（男の人が泣くの初めて見ちゃった）
萌えた

手刀のシーンかっこいいなー

>（男の人が泣くの初めて見ちゃった）
冨樫男なのによくこういうネームが出てくるな

旅団みんながシリアスなのに、一人だけ爆笑中のノブナガﾜﾛﾀｗｗｗ

ノブナガ…

細かい描写がリアルさを際立たせてて面白い
キャラが生きてるのを感じる辺り冨樫は上手いな

クロロの武器は何だこれ
棒手裏剣みたいなものかな

派手にやるなら奇術師ヒソカの出番だな！
次回楽しみ

フランクリンの能力も派手な作戦向きだな。
念弾の絨毯爆撃てマフィア涙目

ヴェーゼは前回のオークション会場入りの時だろうけど
バショウのツラはどこで割れたんだろう？

今自由に動けるのが自分とセンリツだけってのもあるが、
護衛団の中で真っ先にセンリツの名前出てくる辺り信頼が生まれてる感じだな

> 血塗られた緋の目の地に臥す傍らで

これはクラピカだよな？やはり死ぬのか・・・・？

>>700
クラピカの故郷で誰かが死ぬって事じゃない？
クラピカとは限らん

ミスリードだな。オークション会場にも緋の眼はあるだろ。落札する奴。

流れ的には団長が勝ちそうな予言だな
それでもあなたの優位は揺るがない、とか

>>703
でも足が半分ってことは
旅団員も半分まで死ぬってことだぞ

ウボーさんは死亡
ヒソカが裏切る流れとしたら
実質あと４人だな

>>700
地に臥してるのは「緋の目」なのか
「緋の目の地」に団長が臥しているのかで
意味が変わってくるぞ

どっちにしても死んだらその先の週の詩はなくなるはずだから
団長死亡は無いらしいが

団員が１２しかない暦に例えられてるわけだから
やはり団長のナンバーは０か１３だな

ウボーが１１番＝霜月 か なるほどー

菊が枯れるっていうのは誰かの死を暗喩してるんだろうけど
菊って誰だ

菊→聴く→センリツ？

いや、クロロが解釈できる書き方じゃないと意味なくね？ｗ

>>709
９月のことを菊月といってだな

菊は葬儀を連想させるだけでそれ自体は意味ないんじゃね

そういやノストラード組にリンセンっていたよな
あいつなにやってんの？

初登場シーンでウボーさんが暴れたくてウズウズしてたのが
ここにつながってくるわけか

クロロって泥棒なのに殺人中毒者なのか

>>711
ってことは葉は葉月？
じゃあ死ぬのは9番と8番かな
って誰だよ、おいｗｗｗ

そのナンバーは明かされてない？
まあ目立ってる団員の誰かとは思うけど

包帯とかがさりげなく死んだらどう反応したらいいんだｗ

まて
たしか8番って4番のヒソカと同じ新入りだから
団員の関係をよく知らないらしいシズクがそうじゃないかって
みんなで予想しなかったか？

ぎゃあああシズクたん逃げてーーーーー

>向かうなら束がいい　

どこに向かうんだろう？

ジパング

>>720
東の誤字だろ

残ってるみんなで団体行動しろって意味かと思ってた
東か

ネオンが占いの結果を自分では見ないのは
的中率を上げるための一種の制約と誓約だな

でも誰かに念を習ったわけでもなさそうなのに、自分で感覚的にやってるんだよな。
才能ってやつか。

>>725
天才だな
でもゼパイルも誰に教わったでもなく物体に念を込めたりしてたし
この世界の天才＝（先天的に、無意識に習得した）念使いなんだろう

東か
ハンゾー出てこんかな

>新たに仲間を探すもいいだろう
団員が半分になってから、ゴンとキルアを仲間に勧誘しに行くということか？

団長やっぱかっこええ

団員思いだな

あの涙は占いを見てウボォーギンが死んだことを確信した涙なのか

女をオトすテクの一つにすぎないのか

4つか5つの四行詩から成ってるはずなのになんで団長のは3つしかないんだ

菊か‥そういえばマチ初登場回の扉絵は
マチのバックに菊っぽい花が咲いてたけどまさか‥

銀河の祖母がよく本出してる占い師の太木和子にしか見えない

菊って日本の花のイメージだからノブナガかマチだと思う

銀河の祖母の影響でネオンは知らず知らずの内に占うことができることになったんだろうな

>>733
たぶん元ネタはそうだろうな
銀河の祖母は銀座の母かな

聡明な団長の前に｢緋の目｣という言葉が晒されちゃったわけだが‥

団長は顔に傷のある暗殺チームの奴を拷問して情報吐かせてたのかね
あいつはゾルディック家にビビってたし小心者だと踏んで

>>730
予言してもらったら後は用がないみたいだったから別にオトす必要なくね？
あのぼんやりした表情見てると素で泣いたんだと思う

団長の行動が速すぎるｗ
ネオンをくどく→予言ゲット→手刀で気絶させる→マフィアに怒鳴る→
ネオンを部屋に運ぶ→行方をくらます→フェイタンと電話→顔に傷の男を拉致･拷問→新たな刺客と対決

これクラピカが駆けつけてくる前にほとんどやり遂げてるｗすげー

>>731
四週目に団長が死ぬからだろ

むしろクラピカとセンリツだけハンターサイトに晒されてないのが不思議

初期メンバーだし思い入れあったんだろう
それにしてもイケメンが泣くとこはかっこいいな…

ネオンを生かしておいたのはなんでだ
マフィア側(鎖野郎側)に予知能力者がいると旅団の手が読まれてやりづらいんじゃないか

>>740
きっと傷の男への拷問なんてフェイタンへ電話しながら片手間でやってたんだよ


しかしわざと血を垂らすのはともかく、それを拭いてる団長ってちょっと想像つかないんだけど
どんだけ超スピードでやったとしてもなんかマネケだ

最近ハンタすごい盛り上がってるから友達に見せようと思って今週号のジャンプを学校に持ってった
クロロのこと主人公側だと勘違いされた

>>745
靴の裏で高速でこすったとか？

派手に殺れって言ってるわりには団長の殺し方はこそこそしてて地味な件

>>737
鎖野郎の正体バレくるか？((((゜д゜;))))

>>749
クラピカの見立てが正しければ、
傷の男と帽子の男は中堅程度らしいから
傷の男捕らえた時点で、マフィアが呼んだ殺し屋連中の処理方法を考えて
今みたいなコソコソしたやり方してるんだと思う

てかどうなの？大陸を牛耳るマフィアのお抱えの隠獣でさえあの体たらくなのに

殺し屋も使える奴は数名

じゃあ本当に強い念能力者はどこで何してるんだ？

マフィアに雇われるようなのにほんとに強いやつはいないんだろ
実力のある能力者は自力で動けるだろうし

>>749
>>737
いや、仮に「緋の目」で鎖野郎はクルタ族の生き残りだ！って気付いたとしても
クラピカへたどり着くヒントにならない

>>752
ゾルディック家は真の実力者じゃないと申すか

>じゃあ本当に強い念能力者はどこで何してるんだ？
だから
家族そろって殺し屋してたり
13人くらい集まって盗賊してたり
ハンター協会運営してたり
息子とかくれんぼしてたりするんだろ

>>754
陰獣みたいなお抱え能力者とは違うだろ
マフィアとの力関係だって対等以上だろうし

>>746
今週号からいきなり読まされて
友達もどう反応していいか困っただろうな

>>755
基本的には好きなことをしているんだろうなw
わざわざ人に雇われるゾルディック家はちょっと変わってるのかも

ゾル家って別に格式にこだわってるわけじゃなさそうなのに何で代々暗殺引き継いでんだろうな

>>759
やっぱそれが性だからじゃね
シルバもオレの子だからキルアはきっと帰ってくると言っていたし
家業を継ぐことに反発してたけどなんだかんだ言ってやっぱりオレにはこれが
向いてたんだな的な

実は団長がゾル家だったら面白いのに
盗賊やりたくて家飛び出した長男とか

>>761
それで旅団が今後更に殺戮を重ねた後で
「ウッソ、マジ兄貴？何年ぶりだよなついなー」みたいなノリで再会したらさすがに引くなｗ

別に面白くない
なんでもかんでもゾル家だったらつまんなすぎ

>>753
クラピカの服って民族衣装っぽいけど

もしかして十老頭はそこら辺の中級念能力者を集めて
最強の念能力者軍団だ！ｸﾞﾍﾍﾍﾍってやってたんなら、めでたいなんてもんじゃねーぞｗｗ

>>764
俺も最初そう思ってたんだけど
だったらわざわざコンタクトで目の色隠す意味ないよな
それに陰獣だったかノストラードの護衛だったか忘れたけど
名前も出てない脇役キャラでクラピカと似た服着てたやつもいたよ

俺も最初から民族の誇り言ってるし
民族衣装と思ってたがそれだと危険すぎるなｗ
同じような衣装のもいるし、まあそこまで独特な民族衣装じゃないのかな？

>>762
もちろんそこから「仕事だ。悪く思うなよ」「仕事で情に甘えるほど俗ボケしてねーよ」だろ

普通父親キャラとか出てきたら共闘とかありそうだけど
シルバとゼノがキルア達に協力してくれる展開がまったく想像できない

「はっ　はっ　はっ　はっはっひひひひ　くくうふふ　おいあんた何故だ！？」帽子の男が夜景を眺めている団長の背中に問いかけた。
男は顔の右半分や両肩・脇腹・両腕・右足の膝から下がまるでかじられたように消失している。「何故オレはまだ生きてるんだ！？」

No.097　９月３日�L

その頃、警官たちを轢き倒す勢いで強引に検問を突破した車があった。運転していたのはシズクで、助手席ではフランクリンが高笑いしている。
「こちらC地点　乗用車が一台検問突破！！ケイオウ方面に進行中！！」「ええよええよ　ここからはオレ達の仕事だ」見ていたマフィアが声を掛けた。
「あんた達は検問続けてくれりゃいいさ　素人衆が巻き添えにならないように」マフィアが無線で指令を出した。「殺れ！」

それを合図に、シズク達の乗った車が炎上した。「〜〜〜」遠くで火が上がったのを見て、警官たちは絶句している。
バズーカ（？）を持った男達が燃え盛る車にゆっくり近づいていく。
「表向きは交通事故ってことでお願いしますよ」指示を出したマフィアが煙草を咥えるが…。「？」
車に近づいたマフィアが一斉に倒れた。車から脱出していたのか、フランクリンが無差別に念弾を連射しまくっている。「はっは――っ」

一方、徒歩で敷地内に侵入してきたらしいフェイタンとフィンクスは、マフィア共に銃を突きつけられていた。
「何だテメェら　こっからは立ち入り禁止だ！！オラ！」「３秒以内に消えろ！！」「オイ…そっちの小さいの確か写真の…」
フェイタンが細い眼を釣り上げて不気味に笑った。次の瞬間、２人の姿が視界から消えた。「！？」
フェイタンがマフィアの間を駆け抜けると彼らの首は４人同時に吹っ飛び、フィンクスは３人のマフィアの首をあらぬ方向に曲げてしまった。

「あああああ」別の地点では、黒人のマフィアが怯えて銃を連射していた。爽やかな青年団員は後ろに降り立つと彼を盾にしつつ乱射させた。
爽やかな団員と組んでいたパクノダも、あっさりとマフィアを片づけてしまったようだ。

「なんだァ！？どうなってんだ」「あちこちでドンパチが始まったぞ！？」
また、別の地点にマフィアが駆け付けると、森の木々の間に銃を持った５人のマフィアが浮かんでいた。「！？」「何だこりゃあ」
木陰に潜んでいた人物がスッと片手を出すと、力強く何かを引っ張った。
すると、高い位置に浮かんでいた５つの死体が一斉に銃を構え、マフィアに向けて乱射した。
銃を持った死体はマチの念糸で人形のように吊るされていたのだ。
そしてヒソカは、どこかのビルの屋上で、あちこちで銃声や爆発音が奏でられる夜景を見て楽しんでいた。「絶景♪絶景♪」

同じく夜景を眺めていた団長の周囲を深海魚の化石のような２匹の魚が浮遊していた。
「この魚は“密室遊魚（インドアフィッシュ）”と言ってね　閉め切った部屋でしか生息できない念魚だ　肉食で特に人を好む
食われた方は痛みはなく血も出ないので」団長は壁のボタンを押すと、窓ガラスを全開にした。「念魚が消えるまでは死ぬこともできない」
念魚が苦しげに鳴いて、臓物だけがボトッと落ちた。もはや顔半分だけしか残されておらず、それでも生きていた男の傷口から一斉に血が吹き出る。「あ……」
団長は開いていた本を（表紙に「極」という字があり、手形のマークが描かれている）をパタンと閉じた。

団長は全開になった窓辺に立つと、目を閉じて両肘を挙げた。ヨークシンに派手に鳴り響く銃声。――ウボォーさん　聞こえますか？
団長はまるでオーケストラを指揮するかのように腕を振った。

――オレ達から貴方への鎮魂曲（レクイエム）です

「武器は！？人数は！？　！！〜〜！！」「いいか！！何としてでも止めろ！！ビルには絶対に近づけるな！！」
「くそォ　ウワサ以上にイカレてやがる　たった１０人足らずで真っ向から攻めてきやがった」
紙を一つに結んだマフィアの幹部が嘆息していると、救急車がサイレンを鳴らしてセメタリービルの前にとまった。
眼鏡をかけた年老いた医者と救急隊員が降りてくる。「全くここはいつから戦場のまっただ中になったんだ？患者はどこかね？」
ジャキ！と幹部が医者の額に銃を突きつけた。つづいて部下たちが救急隊員を銃で取り囲む。「少しでも妙な動きを見せたらハジくぞ　ついてこい」

セメタリービルの中でも不安な空気が広がった。
「オイ一体外はどうなってんだ！？」「爆音がここまで聞こえてきたぞ」「競売はいつから始まるんだ」「説明しろよ　オメェよ！」
クラピカはそんな様子をやや離れたところから見ていた。
――ここにいる全てが組織の組長と大幹部のはず　旅団の襲撃に対しても揺るがぬ結束をアピールするために危険を承知で来ているが
（さすがに場が混乱してきたな…オークショニアや競売運営の責任者クラスでは収拾できなくなるのも時間の問題…）

そのとき、クラピカの携帯が鳴った。（※暗殺チームは持ち込み自由）
「もしもし」「あ　クラピカ！？よかったようやくつながった！」「ゴン！？」クラピカは素直に驚いた。
「今大丈夫？」「いや悪いが忙しい　こちらからかけ直そう」「ちょっと待って　じゃ１分だけ！！要件だけ言うから」（それなら聞かねばよかろうに…）
「オレとキルア　旅団に会った」「！！」クラピカの顔色がサッと変わった。「――っていうか捕まっちゃったんだけど」
「何を考えてるんだお前達は！！相手がどれだけ危険な連中かわかってるのか！！」あまりの大声に思わず携帯を耳から離すゴン。
「かわって」キルアがゴンの携帯を借りた。

「わかってたつもりだったけど…会って痛感した　確かに奴等は強い…今のオレ達だと手も足も出ない　だからクラピカの協力がいるんだ
オレ達も力になりたい」クラピカはじっと宙を見つめている。「ふざけるな　お前達の自殺行為に手を貸す気はない」

「奴等のアジト…知りたくない？」「……情報提供者はちゃんといる」「団員の能力についてもわかったことがある」「くどい！いいから旅団から手を引くんだ」
キルアはさすがにムッときたようだ。「奴等の１人を倒した鎖野郎ってクラピカだろ？あいつら血眼で探してるよ」「……」
今度はキルアが電話越しに怒鳴りだした。「お前がオレ達のこと仲間とも対等とも思えないのなら　どんな手使ってでも協力してもらうぜ！！」
ゴンはぎょっとしたが、ある程度清々したらしいキルアから携帯を受け取った。
「クラピカ　あいつらの１人がオレ達の前で泣いたんだ　仲間を殺した奴を許さないって　無性にやるせなくて　許せなかった
オレ達も　旅団を止めたいんだ　頼むよクラピカ」
クラピカは冷静さを取り戻したようだが表情からは何も読み取ることができない。「こちらから　かけ直す」

密室遊魚が団長の能力か？
なんか地味つーか使い勝手悪そうだな。

やっぱ旅団パネェな。ウボーさん一人が圧倒的に強いのかと思ったが、これなら確かに全員一人で何十人くらい相手にできそうだ

念糸をピンと弾くマチいいな

フランクリンの二面性が気になる

団長ちゃんと占いに則った行動とってるｗ

密室遊魚・・・こりゃないわ。
実際は能力の一部で、全容はとんでもない能力なんだろうけど。

ウボォーさん……？
なんで団長がさん付けで丁寧語？

インドアフィッシュか
密室でしか使えないって
血も出ないし痛みもないって
なんのための能力なわけ？
メリットがわからん

クラピカみたいにいろんな種類の念生物を使えるんじゃないか

あの本は次作の生物図鑑でページに記載されている念生物を使役できるとか

あの本は念生物の図鑑みたいな感じか

>>781
すぐ殺しちゃわないための能力じゃね
あれだけ身体が欠けててもしゃべれるみたいだし
使いようによっては拷問とかで便利なのかもしれない
痛くはなくとも指が食われてくとか恐ろしいし

>>781
血痕や断末魔とか証拠を残したくない密室殺人には向いてるかもな

＞「ウボォーさん」
団長と団員は単純な上下関係じゃないんだろうな。
年配の部下だから上司の衣を剥いだらさん付け
とかそんな単純な関係じゃないと思う。

生きてる時は普通に話してたし、
死者に対する敬意だろうな

>>781
趣味の能力なんじゃね
映画館とかで人知れず食い散らかして明るくなってから具合を見て大笑いとか

締め切った部屋ってどうやって定義するんだろうと思ったけど自分が「密室」と認識すればいいのかな
名前も出ないまま食いちぎられて死んだ暗殺者に合掌

わざわざ魚なんか出すってことは具現化系じゃなきゃ相当なメモリの無駄使いなはずだが
他にも能力あるんだろうなぁ

占いが団長の行動を予知したのではなく
団長が占いに合わせた行動を取ったように見える不思議

ヒソカはてっきりマチと一緒に殺戮繰り広げてんのかと思いきや
また一人で仕事さぼってるｗ

ゴンとクラピカの共闘フラグktkr

今回のヒソカの衣装はわりかしカッコ良く見える

今週の「派手だったで賞」はフランクリン君に決定

団長はたまたま今回動物図鑑持ってたけど
手に取った本の中身ならなんでも(大部分？)具現化できる能力を持ってるんじゃないか？










オカズには困らないな

ヒソカ以外にも参加してない団員が何人かいるような……描写されてないだけでコマの外で暴れてるのかな

>>795
地味だったで賞は団長で
いや、指揮するシーンかっこよかったけど殺しかたがｗ

>>784
それなら普通に拷問するのと変わらなくね？
指を一本ずつ切り落としていくとかでも同じ恐怖だし
痛みがあったほうがむしろ効果的

>>785
それならシズクのデメちゃんのほうが完璧じゃね？
あの能力じゃむしろ断末魔は消せない
死んでるのにしゃべれるんだもん

マチの｢団長本好きだし｣は伏線だったんか

>>799
ショック死とかしちゃったら困るじゃん
痛みで狂われて話せなくなっても困るし

>>792
ヒソカの意志で別行動取ったわけじゃなくて
マチに｢ついてこないで！｣って言われたんじゃないか？

>>796
旅団の団長にふさわしい反則能力だけど
インドアフィッシュの説明で「念魚だ」と言ってしまっているから
手に持っているのは動物図鑑ではないと思う

>>796
あんな「図鑑に載ってる」魚なんかねーよｗ

>>804
ハンター試験編でマラソンやったヌメーレ湿原なら下手したら生息してそう

思いついた面白念動物を図鑑に書き記し、任意に呼び出す能力に違いない
使う時は杖もって踊りながら魔法陣描いて呼び出す

フィンクスとフェイタンの念能力は謎のままか‥










まさか｢纏｣しか出来ないってオチはないよなｗ

>>806
ただし念動物は尻から出る制約ですねわかります

>>807
まだ冨樫が考えてない

が正解

今週の活躍を見てると、蜘蛛の手足が半分になる(死ぬ)予定の団員は
マチ･シズク･さわやか･フィンクス･フェイタン･パクノダだな

>>810
既にウボーさんが死んでるしヒソカは裏切るだろうから死ぬのはその中から四人だな

>>810
いや、「残る手足が半分」ってことは結果的に半分になる＝団長含めて7人になるってことだろ
だとすると
ウボォーが死んでヒソカが裏切るから
死ぬのはあと4人

さわやかは念能力どころか名前も告げずに死にそう

>>813
帽子の暗殺者の呪いですね

読解力ないからかよくわからなかったんだが
念魚と一緒のコマに内蔵か脳ミソみたいなグロいのが描かれてたけどあれはどういう意味？
念魚が臓物に変わった？それとも暗殺者の中身？

>>815
密室じゃなくなったために念魚が死ぬのを臓物で描写した
か
念魚が消えたために腹の中の暗殺者の臓物が飛び出した
か
どっちか

アニメで団長の指揮シーンのBGMがモーツァルトのレクイエムだったらビデオ全巻買う

｢団長の側にはいつも必ず二人以上の団員がいるから近づけない｣んじゃなかったのか
ヒソカ！今がチャンスだ 夜景見物してる場合じゃないぞ

でもヒソカが狙ってるのは団長の命じゃなくて
じっくりたっぷりタイマン勝負だから
今みたいなあわただしい状況ではイヤなんじゃないか

マチが死んだらヒソカどんなリアクションするんだろ

「ボクが殺したかったのに残念」くらいには思うだろうけど
次の瞬間には忘れてるんじゃないか
死人に興味はないから

>>820
ヒソカ｢さ、次行こ次♥｣

過去に興味がないからこんな感じだろ

ハンター試験では殺しがしたくてうずうずしてて、合格者以外は手当たり次第に狩ってたヒソカが
この大虐殺に参加しないだと‥‥？

団長みたいな御馳走が目の前にあると雑魚にはそそられないんじゃね

>>821
〉ボクが殺したかった


こういうのって専門用語で何かありそうなんだけどなんだっけ
愛しすぎて壊したい、みたいなの
サドとは違うか

殺しまくったばかりでお腹いっぱいなのかもよ

ヒソカは｢属さない｣のがポリシーだから
｢旅団員｣としては仕事(殺し)したくないんじゃね？

インドアフィッシュに一口食わせてあと普通に拷問したら

インドアフィッシュが死ぬまで拷問出来そうじゃね？

予言詩に｢喪服の楽団の奏でる旋律で〜｣とか書いてあったものだからそれに従い
殺戮を音楽になぞらえ指揮までやっちゃう団長って結構ノリいいなｗ

しかし誰も見てないのに指揮ってよく考えたら邪気g‥げふんげふん
美形がやるから許されるｗ

わかってはいたけど全員がヒソカクラスってすごいなーヒソカと違って派手な攻撃手段もってる奴もいるし
キルアパパとの戦いが楽しみだ

冨樫は厨二病だよ
だからおなじ厨二病患者の心をくすぐるのが上手い
それはもう素晴らしいくらいに上手い

細目の不気味なニヤニヤ(ズーム)の変遷

魔獣キリコ→ヒソカ→フェイタン

>>829
ジョン･ケージ以降の現代音楽では時間の範囲を決めて
その枠組の中で自然と生まれる雑音を音楽と呼べるようになったから(環境音楽)
この場合の爆音等も音楽と言っておかしくはない
指揮をするのは‥まあちょっとアレかもしれないが

マチって糸を使って操り人形みたいなことも出来るんだな
何気に万能

ゴルアは蜘蛛の懸賞金のことはクラピカに言わなかったな
言えなかったのか

車が炎上して以降シズクを見かけない件
既に蜘蛛の足がもう一本欠けてるんじゃ‥

シズクとフランクリンのペア和む

団長の能力はわくわく魚図鑑（仮）か

アウトドアフィッシュもあるのかな

そのうち魚にとどまらず麒麟とかドラゴンとか呼び出すことに期待

ドラゴンか……

インドアペガサス
インドアドラゴン
インドアキグナス
インドアアンドロメア
インドアフェニックス

>>835
ゴルア「ゲーム買うのに懸賞金がいるんだけど協力してくんない？」
クラピカ「ざけんなｗｗｗｗ」

インドアドラゴン
インドアライガー
インドアポセイドンでどうだ

部屋から出る気なさすぎだろw

>>844
それは俺のことかーーっ！

ミルキ兄さんに合いそうだな、インドア〇〇

インドアゾルディック

そういやミルキはこんな状況でもオークション会場にいるのか？

団長の本の題名読める？

>>848
これは地下オークションだからミルキが参加するやつとは違うよ

でもミルキもうろちょろしてるし
遭遇しちゃってあっさり殺されそうだな
キルアが敵討ちのために覚醒する、とｗ

ミルキもゾルディック家に来てる楽ではないだろう依頼の10人殺れるぐらいだから
あんな見た目でも身体能力は高いんだろう
でも念知らないっぽいから旅団相手じゃやっぱ死ぬな

ミルキは爆弾とか使った暗殺だろ
身体能力はあんまり必要なさそう

それでも並みのデブよりは動けるよきっと

ミルキも念能力使えんじゃないかな。
グリードアイランドの件は念使用前提と知らないからあんなんなったってことで。
実際キルアも天空闘技場で200階クラスで一試合してれば念能力知ってたはずだし。
ミルキも同じような事されててもおかしくない。

クラピカは電話を切ると、しばらく携帯の画面を見つめたまま立ち尽くしていた。
『お前がオレ達のこと仲間とも対等とも思えないのなら――』『オレ達も旅団を止めたいんだ』握った拳に思わず力が入った。
突然、セメタリービルのすぐ近くで爆発が起こった。「！」窓からこれを目撃したクラピカは急いで現場に駆け寄っていく。

No.098　９月３日�M

「大丈夫か！？」爆撃をまともに喰らったらしいマフィアがよろけながら仲間の元に戻ってきた。クラピカも少し離れた場所で見守っている。
「ダメだ　あいつら強すぎる！！オレ達じゃ太刀打ち出来ねェ」
戻ってきたマフィアの目の焦点が合わなくなっていく。「ドのクラい　ツよいのカトイうとォオ」クラピカが危険を察知した。
「コノくらイイ！！イ！！イ！！―――――！！」マフィアが狂ったように銃を乱射した。クラピカは素早く飛ぶと地面に手を着いてかわした。
窓ガラスが割られ、ビル内部にいたマフィアにも被害が及ぶ。「くそがァ」物陰に潜んでいたマフィアが銃で応戦した。「あははははは」

その傍の木の上で、小悪魔のようなデザインの携帯電話のボタンを高速で押している人物がいた。
画面には銃の先端と、銃殺され次々と倒れていくマフィア達が映っており、画面下には「HAHAHAHA」と表示されている。
そうしているうちに、乱射していたマフィアの頭に弾丸が命中し、ボン！と血と共に中身が飛び出した。「は？」
それと同時に携帯の画面は真っ白になってしまう。「あ――あ　壊れちゃった」木の上で携帯を操作していたのは爽やかな青年団員だった。
「次の人間（マシン）探さなきゃ」――携帯する他人の運命（ブラックボイス）

ビルの中にいる髪を一つに束ねた幹部が携帯で怒鳴りつけた。
「一体どうなってやがるんだ！！オレだ！！応援が全然来ねーぞ！！何やってんだ！！もう着いてもおかしくないはずだが…オレ達はもうすぐ着く」
「うおっ！？ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ ぐあっ　ｶﾞｼｬﾝ ﾌﾟｯ…」電話の相手に何かあったらしい。窓の外ではまたもや派手な爆発が起こった。「……」
幹部の男は顔が真っ青になった。――まさか…集結させようとしている二千人近い構成員全て…

――殺られちまってるのか！？

「くっ」幹部の男は人気のない通路に逃げ込むと、また別の相手に電話をかけた。「オレだ　ビーンだ　十老頭につないでくれ！！大至急だ！！」

ビルの一室に集められた組長や大幹部も危険を感じて荒れ始めた。「武器（エモノ）をよこせっつってんだ！！」ガシャン！と威嚇のためか何かが壊された。
「はぁ　し　しかし」「慣例もクソもねーだろう　状況わかってんのか！！知ってるぞ　暗殺者（プロ）か何か知らねーがこの中うろついてるじゃねーか
そんなヤローに頼るくらいならオレらがやってやるってんだよ！！」

突然、喧騒を遮るように破壊音が響き渡った。彼らより１階上の皆をよく見渡せる位置にいたシルバが壁を殴って数メートル範囲で亀裂を入れたのだ。
シルバの隣にいたゼノがマフィア達に語りかけた。「ワシは　ゼノ＝ゾルディックという者じゃが」マフィア達は再びざわついた。
（伝説の暗殺一家ゾルディック家）（十老頭はこんな怪物を呼んでたのか）
「現在１人このビル内に刺客が入っとる　おたくらが雇った暗殺者の何人かはすでに殺られた　仮にぬしらがそれぞれ武器を持っとったとしても
ワシならこの場で７秒以内に全員殺れる　敵も似たような力量じゃ　わかったら黙ってそこに居れ　死にたいなら別じゃがの」

また別の部屋では暗殺チームの一員が首の後ろを鋭利な細い棒（？）で刺され、壁にもたれかけさせられていた。
「どうじゃ？」ゼノがシルバに尋ねた。「背後から一撃　見事だな　殺気もほんの一瞬で消し　わずかな余韻すら残さない」
「ふむ…しかたない“円”を使うか　アレは神経けずるからしんどいんじゃが　屋上から始めて地下に追いつめるとしよう」
「このビルだと半径１００ｍ近くあるぞ　親父大丈夫か？」「アホか　本気だせば３００ｍはいけるわい」
シルバがボキッと指を鳴らし、ゼノも不敵に笑った。「全くもって割りにあわん仕事じゃて」

舞台が設置されているホールのような部屋で、黒スーツ姿のままの団長とシルバ・ゼノはついに対峙した。「親父　気をつけろ　奴は他人の能力を盗む」
一瞬の後、３人の姿は音もなく消えた。シルバが一飛びで間合いを詰めて空中で蹴りを放ち、団長が身を屈めて避ける。
ゼノはシルバと逆方向から無数の突きを繰り出してきた。団長はすべて避けたはずだったのだが、かすめた左の頬から血が噴き出した。
団長はバッと飛び退きゼノと距離を置こうとするが、背後にはシルバが迫ってきていた。
シルバの右ストレートを団長は両腕を顔の前に持ってきてガードするが、受け止めきれなかったのかビリビリと嫌な音がして、団長の体は吹っ飛ばされた。
「はっ！！！」すかさずゼノが手のひらからオーラの塊（？）を放ち、団長は壁に叩きつけられた。スーツはビリビリに敗れてしまっている。

すかさず空中からのシルバの両足での蹴りを、団長は転がるようにしてかわした。次の瞬間、団長の腕にキラリと光るものを察知し、シルバは身を引いた。
シルバの左腕には数センチの傷が出来ていた。（オレの肌に傷をつけるとはなかなかいいナイフだな　デザインから見てベンズの中期型…）
ナイフを持って身構える団長は一つ息を吐いた。（２対１はさすがにきついな…）シルバは右手で左腕を締め付け幾らか血を抜いた。（あの形状…毒か）
シルバは長い髪を一房抜くと、左腕の付け根のあたりを縛った。ゼノが聞いた。「平気か？」「問題ない」
（問題ないすか　0.1ｍｇでクジラとか動けなくする薬なんだけど）

「他人の念を盗むか…特質じゃな　もし盗んだ能力を自在に使えるとしたら脅威じゃの　だがそれは盗む際のリスクの高さを意味する
でなければそれだけの能力は得られまい　４つか…５つ　能力発動（ぬすむ）までにクリアせねばならない条件があるとみた」
（御名答…やりづらいジイさんだ）
「ワシら２人と戦いながらその条件をクリアするのは至難　つまりワシらの能力が戦いの最中に盗まれることはまずあるまい
毒ナイフでの威嚇がよい証拠じゃ」（それも正解　しかたない）

団長は背後にナイフを投げ捨てると、ゴッとオーラを増幅させた。
「シルバ　サポートせい　ワシが奴の動きをとめたらワシもろともで構わん　殺れ」「了解」

バトルすげー！

ゼノの読み的確ですごい
シルバも当たり前だが毒効かないんだな

ゼノ「アホか　本気だせば３００ｍはいけるわい」
ノｗブｗナｗガｗｗｗ

しかし団員がウボォーの弔い合戦してるのに
ノブナガは何してるんだろな…

達人同士のバトルって初めてだから迫力がすごいな

>>862
多分今ごろ暗闇の中で四メートルの円出したまま待ちぼうけ食ってる

0.1mgで鯨動けなくなる薬ってｗｗｗ

ノブナガｶﾜｲｿｽww

以前団長が
「ウボォーが負ける可能性が高いのが具現化系と操作系だ」
「操作系はウボォー自身が操作される場合がヤバイ」
とか言ってたけどまさしくその通りな能力だな爽やか電話君

名前より先に能力が明らかになるとはさわやかくん
団長は特質系で能力を盗む能力か

前回の魚は具現化系の能力者から獲ったものだったわけか…

もしかしてネオンの能力もパクった？
盗むための条件が知りたいぜ

>>870
そうだったらノストラード終わったな

盗賊団のボスに相応しい能力だな

円の単純な距離でも数十倍なのに、体積になるといったいどんだけオーラの差があるんだろう？
ノブナガさん限界とか言わずにこれ以上は必要ないとか思っておけばよかったのに

団長やゼノクラスと旅団員との間にはすさまじい隔たりがあるのかね
すごいインフレだな

心理描写見るにクロロは軽い口調の方が素なんだろうか、団長時はどれだけキャラ作ってるんだ。

>>874
プロとアマの違いだと思ってる

シルバ団員1人殺しただけじゃなくて団長と戦って引き分けたっぽいな
ひょっとして既に能力盗まれた後？

300mと4mか…
まあ、ノブナガとゼノじゃ年期が違うからなぁ。
ゼノくらいの歳になったら100m単位の円いけるかもしんないし。
同じ団員クラスが何十mとかの円できると涙目だが。

>>870
ヴェーゼみたいにキスで発動とかだったらどうしよう

（御名答・・・キスしづらいジイさんだ）

念魚にはがっかりしたが、他人から盗んだ能力なら納得。
盗賊の頭に相応しい。

>>877
だけどキルアの親父が、４〜５つの盗まれる条件満たすほどの失敗するかな？

普段はヴィジュアル系の格好をしつつ盗む対象相手には好青年を演じるとかの制約があるんだな。

シルバが戦闘後、投げ捨てられたベンズナイフ拾ってったりしてｗｗｗ
キルアいわくコレクターっぽいし

爽やか君爽やかなのにドス黒い能力だなｗ

>>875
キャラ作りというか、仕事とオフの切り替えみたいな感じじゃないかな

シルバが団長の能力知ってんのは以前旅団のメンバーを殺した時にやりあったのか。
するとシルバは団長が団員を殺して戦いになったが報復を諦めた程の強さってことか。

>>878
念能力の資質によっても円の得手不得手があるかもしれん。
放出系は得意そうな気がする。

ノブナガって放出っぽいけどな
短気だし
居合いから衝撃波みたいなのを飛ばしそう

サンプルが二人しかいない状態でこうまで差がつくと弱いと思われても仕方ないかもだなー
まあゴンやキルアから見れば十分強いんだけど

4つか5つの条件の中に、「能力を実際に目で見る」はありそうだな
ネオンの能力も盗んでるとしたら、他に考えられそうなのは
・相手をノックアウトする
・相手に恩を売る
・相手をドキドキさせる
・相手の乳を揉む
くらいか

>>879
ネオンの心を盗んでいったんですねわかります

>>890
最後ｗ気絶させてセクハラする誓約かよｗｗ

今回の戦闘でも盗む気なら
あの捨てたナイフが伏線じゃないだろうか
自分のものを盗ませると代わりに相手の念を盗めるとか

>>890
対象者の信用を得ることと
念で具現化した誓約書にこっそり拇印を押させるとかありそう

団長がなぜか戦闘中に一度も口を利いてない件
誓約の一つか？

それにしても心源流の考えは世に広まってるんだなあ
普通に何系かで話ができるみたいだし

カストロさんは脳筋で勉強しなかったんだろうか

>>896
師匠を見る目が無かったか
高名な念能力者に師事をことごとく断られたか

自分が大好きすぎて人の言うことに耳を貸さないタイプだったのかもしれん

>>878
居合い切りの間合い分あればいいって本人が言ってるし
それ以上必要としなかったってことで

>>888
普段一般人殺してるわりにウボーさんの死にだけ泣くほど怒ってるのは
神経質な具現化っぽい感じしたな

シルバってこんなに寡黙で従順だったか？
ゼノが飼い慣らしてる狂犬みたいだ

団長が変装してんのにあっさり見抜いたシルバｗｗｗ

師匠なしで発まで辿り着いちゃった人なんだろう、多分。
普通はどこかで壁にぶつかって他人に教えてもらうところを、
才能ありすぎて壁にぶつからなかったせいで誰からも教わることが無かったっぽい。

団長のネクタイって拷問されてた奴にやられたの？

>>901
ダブルならヒソカに勝つる俺カッコイイ！
が先に立っちゃって、
他の細かいなんたらなんぞに聞く耳持たなかったタイプだな

シルバといい蔵馬といいバカ王子といい
冨樫の描く髪の毛って紐として使えたり自在に動かせたりダウジングが出来て便利だなｗ

さわやか君はゲーマー？

>>893がなんかすごくありそうな気がする
えらくめんどくさいけど

団長の縛り、相手の意識がない状態じゃないと駄目とかだと相当厳しいな

たくさん攻撃を当ててスーパーコンボゲージを満タンにしないといけないんじゃないか？

たとえ能力盗んでも
使い方や効果がわからなかったり
制約や誓約がわからないと
危なっかしくて使えないと思うんだが

たとえばクラピカの能力盗んだとしても
「旅団員以外に使ったら自分が死ぬ」とか知らなかったらアウトだぞ

「相手の能力盗む」とか反則級の能力だな
と思ったけど
幽遊白書のグルメの扱い見た感じでは
意外と雑魚かも

念能力の詳細を知ることが条件の一つっぽいな。
しかし盗まれた相手ってどうなるんだろう？

>>911
能力を「コピーする」ではなく「盗む」と言う以上は
盗まれたら能力使えなくなるんじゃないか？
と思ったけど
普通に「技を盗む」って言うしな
どうだろうな

念能力を同時に使えるなら奪った。
一つしか念能力を使えないなら団長の念を変化させて盗んだ念能力に変化してるんじゃないかな。

作った能力盗まれてもまた作ればいいだけだしな
協力しあって能力無限増殖ｗｗｗチートすぐる

>>914
おそらく念の技はいくらでも習得可能だけど
簡単にってわけにはいかないだろう
クラピカの師匠も「一つのものを自在に物質化するまでにはすさまじい集中力・イメージ力・大量の修行が不可欠だから、
具現化するものを決めるなら慎重に」って言ってたし
他系統の能力でもそれは同じだろ
必然的に一人につき1〜2個の能力ってことになるんじゃないか

デメちゃんみたいな能力なら盗むってのはわかるんだけど
たとえばウボーさんのビッグバンインパクトみたいなのも盗めるんだろうか
技術的にはただの強化系パンチにすぎないけどウボーの鍛えられた強化系念だからこそあの威力なわけだよな

ゼノじじぃが言うように盗むには結構な労力が必要で

いい能力の実力者からは難しくて格下の能力しか盗めないなら微妙な能力かもしれん

極端な話、「自分の体内に限り受精率を自由に操れる」能力を持ってる女が居たとして
それを盗んでも団長の体には妊娠機能がないから
その能力は完全に死に体になる

身体機能を下地にした念能力は団長の身体機能に合わせた形でしか使えないと思うぞ

自分より強い念能力者の技は形だけは真似られても威力はスケールダウンするかもね
逆に弱いやつから盗んだ技は自分のレベルに合わせて強力になる可能性もある

もしそうだったら盗んだホイミが団長の能力によってはベホマになったりもするわけだ

旅団を使って集団で強い奴を捕まえて盗む条件クリアすれば強い能力をゲットできるんじゃないか？
弱い能力でも質より量作戦で「弱いけど今回の敵の能力に対しては相性勝ちできる」って能力があればだな

微妙な能力だけどカストロのダブルを盗めば自分は物陰に隠れてダブルに戦わせて
本物が後ろから奇襲向けの能力で攻撃すれば超強くね、クラピカの鎖みたいに捕らえる→念封じみたいなの
ようは使い方次第

コレクションした能力が全部底上げされていくなら鍛錬のしがいもありそうだな

>>922
それなんだが
たとえばカストロのダブルを盗んだ場合、
具現化されるのはちゃんと団長の姿をしたダブルなんだろうな
それともカストロの姿のままなのかな

カストロの姿のままだった場合
ダブル能力を使える女の子を探し出して盗んで具現化して
みたいなことが

ネオンみたいに相手自身に能力を説明してもらうのが条件なんじゃないか？
上手く誘導してペラペラ喋らせるか、捕まえて拷問するとか。

>899
尊敬もしてるんじゃないか？
爺ちゃん、カリスマ性ありそうだし

「ドッペルゲンガーを作る能力」ならでてくるのは団長のダブルなんじゃないのかな
カストロがどう認識しているのかによるのかもしれん

>>927
でもさ
具現化するためにはイメージが重要だろ？
カストロは戦闘中についた傷とか汚れとか再現できなかったじゃん
ダブルを作る能力を盗んだとしても自分自身をイメージすることまでできるようになるのかなーと思って

俺も書いててその辺は気になった。「カストロのダブルをつくる能力」ならカストロがでてくるんだろうな
というかカストロって毎日の服の違いは再現できるのかな

同じ服だけ何着も持ってるんじゃね

てか、シルバが団長と戦ったことがあるってのは確定？

シルバに相手がどんな能力なのか読む力があると解釈してしまった。

No.099　９月３日�N

団長がナイフを投げ捨てて纏でオーラを増幅すると、ゼノは右手の先にオーラを集中させた。
（手にオーラを集中させた…！！凄まじいポテンシャル！！あれで突かれたらオレの防御力ではガードし切れないな…）
団長はインドアフィッシュの時に持っていた分厚い本を右手に出現させた。――“盗賊の極意（スキルハンター）！！”
団長は陰獣の運び屋、梟の顔写真の載っているページを開いた。すると団長の左手にファンファンクロスが現れた。

（マント…？具現化系か　フム　厄介じゃの）団長はファンファンクロスでヒュンヒュンと威嚇してくる。
（盗んだ能力の１つであろうが……性質がわからん以上うかつに攻撃できん）ゼノと団長は互いにじりじりと間合いを詰めていく。
（――と普通の使い手ならば思うじゃろうが）――時間稼ぎが見え見えじゃ
――“龍頭戯画（ドラゴンヘッド）”
ゼノはオーラを龍のような形に変化させた。「！」――“牙突（ドラゴンランス）！！”オーラの龍が牙を剥いて団長に襲いかかった。
団長は右手に本を持ったまま、左手のマントで攻撃を受け流した。
ゼノはニヤッと笑うと右手を方向転換した。「りゃ！！！」その途端、龍が進路を変えて、避けきれなかった団長の脇腹から血が噴き出した。

（読めたわ　奴自身の能力は具現化した本に他人の能力を封じ込め　さらに自在に引き出し使えるというもの！！
しかしその代償として引き出した能力を使う際には常にその本を手にしていなければならない…！
引き出したマントも具現化系！！攻撃の気配がほとんどないにもかかわらず　奴が間合いをつめようとしていたとこをみると…
対象物（ワシ）に接近して発動する性質の防御型かカウンター型の能力じゃろう　故に離れて戦えば恐るるに足りん！！！そしてスキを見て　捕える！！）

（おそろしいジイさんだ　一瞬にしてこっちの狙いは全て見切られたか）団長がパタンと本を閉じるとマントも一緒に消えた。（生け捕りは無理かな）

（本を閉じると　引き出した能力も消えるわけか）シルバは感心していた。（それにしても大した使い手だ
親父の攻撃を紙一重でかわしながらオレへの警戒も全く怠らない　あの時より　体術はさらに向上している）二人は以前にも戦ったことがあるようだ。
（確かに…秘めた能力が未知数である以上　命を賭（と）じて動きを止めない限り確実にはしとめられない）

シルバのオーラが凄まじく増幅され、団長の注意がそちらに向いたその時。ゼノの牙突が団長に牙を食いこませ、そのまま壁に衝突した。
ゼノは並はずれた跳躍力で壁を背にした団長の左膝を左足で押さえ、右足を左手で抱え込むと右手で無数の突きを繰り出した。
団長の両腕はゼノの攻撃を防ぐのに手いっぱいだ。
「今じゃ！！殺れ！！！」シルバが両手に球状のオーラの塊を作り、迫ってきた。

ズン

「！？」ビルの地下が振動し、５０１号室にいたクラピカは何が起こったのかわからない様子で振り返った。

どうすんだこれ。
絶対三人の内誰か死んだろ。

風呂敷盗まれたんか
爺ちゃんかっけー

ゼノが黒龍波使ってる

盗んだ能力ならどんな系統の能力でも完全に使える訳か
それなんてエンペラータイム？

団長にも爺さんにも死んで欲しくないよ

梟の旅団入りはなくなったか。
能力が盗賊向きだからアリだと思ったんだけど。
15％くらい。

じーさんの技は放出系かね？
かめはめ波っぽいし
でも途中で方向を変えるとかは繰気弾っぽいから
操作系もちょっとは混じってんのか

黒龍波+曲がる霊剣

繋がってるのだから変化
400メートルの円を展開出来るのだからあれくらい昨日の晩飯

団長押さえ込んだときのじっちゃんの顔が猫娘に見えてしょうがない