週刊少年ジャンプ昭和58(1983)年5・6合併号にて「ウイングマン」という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者がドリムノートの力を使う事で1日に1話ずつの速度で連載されるようだ。
時々松岡先生に衣装を没収され、変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
ちなみに今日は週刊少年ジャンプ昭和58年、5・6合併号の発売日だ。
なお、あらすじ書き込み中に割り込んだ奴、及び 未来からの侵略者は
必殺技のクロムレイバーを食らうので注意だ!
『君達!2ちゃんねるで僕と握手!』
連載中スレの楽屋裏 第29幕
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1248541820/ ※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、ウイングマンは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「正義の味方・A」とか「正義の味方・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!
第1話――【正義の味方の巻】
――仲額中学校――
1−Aの教室の扉がそっと開き、隙間からバッグを廊下に押し出し、教室を抜け出した男子がいた。
「は 早く… 早くウイングマンに変身しなければ…」
――教室。
「んじゃ そこんとこを広野 読んでみろ 広野――」
バトルジャパンのような髪型の教師が広野を呼ぶが、その姿が見えない。…もしや。
「先生!健太ならさっき 変身しに廊下へ出て行きましたよ!」
生徒の答えに驚く教師!そして男子生徒は嬉しそうに騒ぎ出す!
「福本!なぜ止めなかった?」
「だって〜〜 正義の味方には逆らえませんよー」
どうやら誰か何か悪い事をしたらしい。教師は慌てて廊下に出ようとする …が、遅かった。
「ウイングマン 参上!」
教室に入ってきたのは、赤いスーツに白字のラインの、翼を生やしたヒーロー!
――さて、ウイングマンはどのように変身したのか? そのプロセスを見てみよう――
(場面は先程廊下に出たところへ戻る)
「チェイング!」(←『ウイング』と『チェンジ』の合成語です)
健太は変身のキーワードを叫ぶと、学ランを脱ぎ捨て…カバンの中の自分が作った衣装に着替える。
長靴を履き、自作のマスクをかぶり――変身完了!
場面は再び教室に戻る。男子(女子も少々いるが)からは待ってましたと拍手喝采!
教師は騒ぐ生徒達と健太に注意する。これじゃ授業が出来ない。
「おいおい… なー、頼むよ 君がこういう事すると授業ができないんだ」
「悪を見逃すわけにはいきません」
「一体 誰が何をしたって言うんだ!!」
3 :
粗筋!ウイングマン 2/5:2009/08/01(土) 21:58:28 ID:SBpmKAs3
おもむろに健太は指差す。つられて教師・生徒達も指差した方向を見る。
そこには――――居眠りしている男子がいた。 Zzzzz…
「たかが居眠りじゃないか!」
「たかが? 授業中に居眠りをしていいんですか 先生?」
「そ そりゃあ いけないけど…」
「おい 柾木起きろ」
目が覚めた柾木は慌てて教科書を読んでしまう。逆さに。
「誰が本を読めって言った?」
「ゲッ 広野!」
徹夜勉強してたんだと言い訳する柾木。努力は認めるが学校で居眠りしちゃ意味がない。
「二度と居眠りをしないようにおしおきだ!」
その時1人の女子が立ち上がり、勉強の邪魔するなと広野に注意する。
しかしクラスのほとんどは広野に同意だ。(それとは別に授業もさぼれるので)
ますます騒ぎ出す教室に教師は頭を抱える。
――この喧騒はとなりのクラスにも聞こえていた。
.。oO(う うるさい… 隣のクラスだわ 確か隣は私のクラス…また健太君ね…)
女教師は生徒達に自習するように言うと、注意すべく廊下に出る。
少しすると、騒いでいた生徒達もピタリと静まった。
「さぁ、おとなしくおしおきを受けろ!」
「広野くん―― あんまり 担任にハジを ―――― か か せ な い で ね !!!!」
背後から女教師は出席簿で健太の頭を思い切り殴り、ヘルメットも潰し、健太は気絶した!
作者「お昼になったのさ フフフフフ」
(ダイナマン、ギャバン、ゴーグルXのポスターの前で昼飯を食う作者)
「あ 気がついた?」
保健室で目が覚めた健太。そばには介抱してくれたらしい女子がいた。
4 :
粗筋!ウイングマン 3/5:2009/08/01(土) 21:59:10 ID:SBpmKAs3
保健医がいないので代わりに介抱してくれたらしい。女子は給食を健太に差し出す。
「ねぇ広野くん あたし広野くんの考え方、正しいと思うわ
――でも 授業中にあんな事するの、よくないと思うわ…今度やったら退学になっちゃうかもよ
…ごめんなさい、勝手な事言っちゃって」
「い いや …ところで君なんでここにいるの?」
「あ 保健委員だから…」
…と言うものの、健太はクラスにこんな子がいたかどうか覚えていなかった。
健太も気がついたことだし、女子は保健室を立ち去る。
「あ それから 松岡先生が放課後、職員室に来いって」
女子にときめいた健太は思わずつぶやく。
「…女の人っていいもんだなぁ」
――放課後の職員室。
「わかった!? もうあんな事したらダメよ!!」
大きな顔・大きな声で健太にどなる松岡先生。
.。oO(おんなの人ってやなもんだなぁ)
先程の気持ちを前言撤回する健太でした。
続いてお説教を続ける松岡先生。…ウイングマンのスーツは没収されました。そんな!
「卒業する時ちゃんと返してあげるから」
「先生はボクが遊びで正義の味方のマネしてると思ってんでしょ?だから怒るんだ
ボクは将来 できれば本当に正義の味方になろうって思ってんですよ」
「何言ってんのよ 正義の味方なんかになれるわけないでしょ」
「どーしてそんな事が言えるんですか!? これだけ科学が発達してるんだ!
将来、正義の味方になれる薬とか服ができるかもしれないっしょ!」
自分の夢物語を打ち砕かれ、担任にかみつく健太。
…そもそもTVと現実は違う。この現実には『警察』がある。
いくら科学が進んでTVのような超人を一人生み出すより、警察を強化するのが現実だ。
「いざとなったら ボクがそういう薬なんかを作りますよ」
…いや、無理だ。健太の成績じゃ。先生も笑って相手にしない。
先生は健太に釘を刺すと、お説教を終わらせる。気をつけて帰るよーに。
5 :
粗筋!ウイングマン 4/5:2009/08/01(土) 22:00:01 ID:SBpmKAs3
ムクれた健太は廊下に出ると、怒りを吐き出し、声を出さず松岡先生の悪口を叫んで暴れだす!
「広野」
「何だよ!」
「何だよとはなんだよ 折角待っててやったのによ〜〜」
声がかけられ、振り向くと福本が待っていた。
――下校中。
福本との雑談で、昼休みの女の子の名前を知る健太。
「保健委員だろ、確か小川美紅だ ――惚れたな」
…図星だ。真っ赤になって否定する健太。
「そーだよなー ヒーローには女の子を好きになってるヒマなどないからな」
…もちろん冗談だ。健太の肩をバンバン叩く福本。
福本からも正義の味方のマネをするのは潮時だと言われる。授業が潰れなくなるのは残念だが。
「中学生にもなって、正義の味方なんてやってたら 美紅ちゃんに嫌われちゃうぞ」
ドキッ
そう言って2人は別れる。
健太は今日の事を回想する。…美紅の言葉が身にしみる。
『授業中にあんな事するの、よくないと思うわ』
「…そーだよな 将来を厳しく見つめたら、正義の味方なんかになれる訳ないもんな…
いや、でも もしかしたらなれるかもしれないし… う――む」
半ば現実を直視しながらも、やはり夢は諦めきれない健太だった。
――キュイン キュイン
…何か妙な音がする。健太は辺りを見回すが何もない。
「上か?」
見上げると――電柱の上に黒い「もや」みたいなのがかかっている!?
そしてそこから何かが落ちてくる。思わずキャッチする健太。
さらにその「もや」を観察していると――――ビキニ姿の女性が「もや」から出てきた!
「え!? な なんだぁ〜〜〜〜!?」
6 :
粗筋!ウイングマン 5/5:2009/08/01(土) 22:00:43 ID:SBpmKAs3
女性はそのまま落下、健太の頭上に落下する!思わずお姫様だっこする健太!
どうやら女の子は気絶したままのようだ。
「なんなんだ!! なんなんだ!! なんなんだ!! なん…」(゚ω゚; 三 ;゚ω゚)
…ふと、健太が女性の胸を見て赤くなる。
「とにかくうちに帰る!」
全速力で帰宅する健太であった。
――健太の家。
自分のベッドに女性を寝かせ、様子を見る健太。
「病院に連れて行くべきだったかなぁ… 親に見つかったら大変だぞ、こりゃ
しかしこの女性(ひと)、何者なんだ?
それと このノートみたいなの、なんだろう… なかなかカッコイイノートだな」
とりあえず女性をベッドに寝かせたまま、健太はさっき拾ったノートのような物を観察する。
…ノートには変わったペンがついていた。このペンでノートに試し書き。…書き味抜群!
「このノート新品だ、なんも書いてない…
こういうカッコイイノートを見ると ついついウイングマンを描いてしまう…
これがウイングマンだー!なんてね」
ノートにウイングマンの全身図を描く健太。さらに設定まで色々書き込む。
――変身の掛け声は『チェイング』…と…。
ここまで描いて、ついいつものくせで叫んでポーズをとってしまう。
「チェイング!! ――――ん、決まった! 必殺技は…」
――その時、健太の体に異変が起きる!!
全身を駆け巡る痛みに健太はイスから落ちうずくまってしまう!
「ああ… い 痛い 体が…体が痛い!!」
その痛みは、確実に健太の体を変えていた。
右手にワイヤーフレームの様な模様が浮き出たかと思うと――その線は健太の全身を覆った!
こんなアホな生徒居たら先生大変だろうな…マジ同情する
俺もクラスに知らない女子が居る
ヤバイ!
バトルジャパン先生ww
>時々松岡先生に衣装を没収され、変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
こういうことかwww
ヒーローの力を本当に手に入れたらどうなるかって話か。
主人公夢叶えた最高ってだけじゃなく理想と現実のギャップ書いて欲しい。
え えーと
よしでんなーwww
保健室の視力検査の表、左端が
ゴ
グ
ル
フ
ァ
イ
ブ
って、作者見所あるなぁw
作者は本当にヒーローが好きなんだな。それが健太と言う分身を生み出した…
つまり、健太は作者自身と言ってもいいかもな。
問題は東映からクレームが来ないかどうかだけだw
>そのプロセスを見てみよう
宇宙刑事w
しかし他人のモノっぽいノートに勝手に落書きしちゃダメだろ、ヒーローとして
クぅ〜、イイトコで終わった…
変身できるのか?
流れから変身だろうけど
えらく辛そうだ。
19 :
粗筋!ウイングマン 1/5:2009/08/02(日) 22:02:08 ID:SgWPeHXS
第2話――【目撃!の巻】
「うう…」
体中にワイヤーフレームのような線が浮き出て、痛みにうずくまる健太。
そのそばで、ベッドに寝かせていた女性が目を覚ました。女性は飛び起きると辺りを見回す。
『ここは… ――!?』
場面は変わって、部活の事など雑談しながら帰宅中の美紅と友人2人。
ふと、道端に落ちているカバンに気がつく。
「失礼しまーす」
持ち主の名前を調べようと開けてみると…ノートに「1-A 広野健太」。
「学校の名物男、正義の味方じゃない」
「え 広野くん?」
友人2人にまで名前が知られている程なのか、あの非常識男は。
「ダメねー 正義の味方がこんな所にカバン捨てちゃ」
その言葉に美紅はフォローする。きっと何かあったのだろうと。仕方ない、届けてあげよう。
「きよみ 広野くんの家知ってる?」
きよみと呼ばれた子は健太の家は知ってるが、逆方向なのだそうだ。
「あ 広野くんち、あたしんちのとなりだから」
「あれ? そーだっけ… それじゃ届けてあげてよ」
そんな事を言い出した美紅はカバンを受け取り立ち去った。きよみ達はそれが嘘だとすぐ分かった。
――場面はまた健太の部屋へ戻る。
冒頭、目覚めた女性は「何か」を見て固まっていた。
その「何か」とは――体に無数の線が浮き出た健太!健太はまだ痛みが治まらずうめいていた…。
20 :
粗筋!ウイングマン 2/5:2009/08/02(日) 22:02:49 ID:SgWPeHXS
その時、健太の体に再び異変が起こった!
額が光ったかと思うと、ウイングマンのツノ飾りが現れた!
「く くるしい… か からだが…」
健太はあまりの苦痛に思わず手を伸ばし、見えているのかいないのか、女性に向け手を伸ばす。
伸ばした手は――ビキニ姿の女性のブラをつかんで…引きちぎってしまう!(*゚ω゚):;*.ブッ
「何すんのよ!」
怒った女性は反射的に健太を突き飛ばす。
その直後、健太の頭部はウイングマンのヘルメットが装着される!
「うう… や やっと… 痛みが止まった…」
――ようやく苦痛から開放された健太だが、なんとその姿は完全にウイングマンに変身していた!
「ふぅ 死ぬかと思った…」
「あなた… 誰?」
ようやく意識も戻ってきて、目の前から声がしたのでその方向を見ると、胸を押さえた女性がいた!
思わず驚いて飛びのくウイングマン!
「あ 目がさめたの…」
「ねぇ、ここは『ポドリムス』じゃないの?」
「なんだい、そりゃ」
「ポドリムス知らないの? ――あっ もしかして、ここ三次元!?」
唐突に女性は両手を広げて立ち上がった!
「そ そうともいうね」
まるみえのおっぱいを見てしまったウイングマンは思わず目をそらす。
「と、言う事は… やったぁ!逃げのびたんだわ!」
嬉しさのあまり女性はウイングマンに抱きつく!こっちも驚いて飛びのく!
――ふと、健太は自分の体がおかしい事に気付く。(ちなみに女性は小躍り中)
「――ん? ん! ん! ん!?」
頭を触り、両手を見ると…真っ黒だった!鏡を覗く健太。
「なんだあ〜〜〜〜!? いつの間にオレ ウイングマンの格好したんだ!
でも オレの作ったウイングマンの衣装は赤のはず 何もかも真っ黒じゃないか…」
…とりあえず衣装を脱ごうとヘルメットを上に引っ張る ――――が、脱げない!?
21 :
粗筋!ウイングマン 3/5:2009/08/02(日) 22:03:30 ID:SgWPeHXS
「オレ 本当に変身しちゃったよ… どうなっちゃったんだ」
「ねぇ 三次元人って みんなそんな格好してるの?」
「ま まさか このスタイルはオレだけのものさ…」
「じゃ 顔や体はあたしみたいのでいいのね」
…そりゃそうだ。思わず女性の方を振り向くウイングマン。
――彼の目に入ってきたのは、女性のふくよかなおっぱいの谷間! (*゚ω゚):;*.ブブッ
思わず真っ赤になるウイングマン。と言っても黒いヘルメットなので分かりづらいが。
「どーでもいいけど、これつけてよ 目のやり場に困る…」
「あ キャッ♥」
引きちぎったブラを差し出すウイングマン。
女性は引きちぎられたブラを胸に当てると、手から妙な光線(?)を出し…ちぎれた部分を修復した!
「な 何をしたんだ 今」
「え ディメンションパワーよ ――あ、そっか三次元人にはこういう能力ないのね」
未知の能力を見たウイングマンは、女性が地球人でない事を確信した。…宇宙からのもしや侵略者!?
――場面は再び美紅へ。
美紅は健太の家を聞くため、住宅で道を尋ねていた。
…美紅はあんな事言ってしまったが、実は健太の家を知らなかったのだ。
しかも健太に対する気持ちがきよみ達にバレたかもしれない…。 くよくよしても仕方がない。
「あ 雪…」
――三度、健太視点。
「そのディメンションパワーとかで地球を制服するつもりだろ…」
「なん…の…こと」
「とぼけても…ダメ… あり?」 パッ
その時、変身が解け元の健太の姿に戻る。体のあちこちを見てもさっぱり訳の分からない健太。
その様子を女性はジト目で見ている。
22 :
粗筋!ウイングマン 4/5:2009/08/02(日) 22:04:12 ID:SgWPeHXS
「なによ、あんただってコロコロ姿を変えて… なんかすごい力を持ってんじゃないの――?」
…そこで健太が気付いた。思い当たる点が1つ。さっきのノートにウイングマンを描いたから?
「オレが姿を変えられたのは… キミが持ってたこのノートのせいじゃないのか?」
健太が差し出したノートを目にし、驚く女性。健太はノートを開こうとしたが、なぜか開かない。
「でも おかしいわ 一度書いたら現実に戻ったり開かなくなったりしないはずだけど」
…もしかしたら三次元ではこの能力が長持ちしないのかもしれない。
健太も訳が分からないので説明してもらう事に。
「このノートは『ドリムノート』と言って、書いた事が現実になるの」
感嘆する健太。…が、女性は健太からドリムノートを奪い取り返してもらう。
「このノートは消滅させなきゃいけないんだ」
「そんな――――!」
女性が三次元に来たのはこのためだった。健太はいらないのならくれと頼んでみる。
「三次元には『火』というのがあるでしょ、その『火』というものの中に入れると『灰』になるのよ」
――至極当たり前の事なのだが、ポドリムスには『火』が存在せず、
それ以外の方法ではドリムノートは消滅させる事ができないのだ。
納得した健太だが、やっぱりもったいない!ドリムノートを奪おうと飛び掛る!
その時、女性が一睨みすると健太は空中に投げ飛ばされた!これもディメンションパワーだ。
「でもさ――――!」
「なによ」
食って掛かる健太だが、目に入ったのは…女性のパンツ。
.。oO(ま まったく目のトクだ… いや、ちがった 目のドクだ)
真っ赤になっておとなしくなる健太でした。
そこで健太は交渉してみる。捨てるなら自分が使った方が世界が平和になる、と。
…当然、女性は否定する。あんなのに変わるだけで何が平和になるのか。
「ウイングマンは正義の味方なんだよ 現代の天使なんだよ」
「セイギノミカタ?」
聞きなれない言葉に思わずオウム返しする女性。
「――そう、人類の平和を願う、正義の味方さ」
23 :
粗筋!ウイングマン 5/5:2009/08/02(日) 22:04:58 ID:SgWPeHXS
――またまた美紅視点。ようやく健太の家の前に着いた。
.。oO(広野くん驚くかな… 家を知らないはずの子が突然尋ねてきたら…
なんだか恥しくなってきちゃった…)
「どうしよう、門の所に置いて帰っちゃおうかな〜 でも…」
「あら 何かうちに御用?」
考え事をしていると、健太の母親が出てきた。
「ええ、広野くんに…」
――四度、健太の部屋。
正義の味方がどんなものかを女性に説明している健太だった。
.。oO(これはいけるかも…「ウイングマン」ってのが どんな力を持ってるかは知らないけど
彼をうまく利用すれば、ドリムノートを消滅させるよりいいかも)
何か考えがあるのか、女性は健太に抱きついて至近距離で悩ましい目線で囁いた。
「わかったわ、あなたにドリムノートをあげる」
思わず真っ赤になって汗だくになる健太。
…その時!
「健太ー お客…」
部屋のドアが開いて、母親と美紅が入ってきた!
――しかも女性と抱き合った状態を見られてしまった!! 固まる母親と美紅であった――
美紅ちゃんは俺の嫁
どうせなんだかんだいって、広野はこのセクシー姉ちゃんと結ばれるから構わんだろう
ヒーローモノなのかラブコメなのかどっちだこれ?
ノーブラ
これは期待できる
>(これはいけるかも…「ウイングマン」ってのがどんな力を持ってるかは
知らないけど彼をうまく利用すれば、ドリムノートを消滅させるよりいいかも)
この女いい奴なのか…?
たしかこの作者、少し前にフレッシュジャンプで
失恋する度に男嫌いになっていく女の子の漫画描いてた人だよな…
こういうシュミの人でもあったのか。
しかし昭和40年代ならともかく今の少年誌で変身ヒーローって…
10週突破できるかね?
「ゴレンジャー」を漫画で再現するなら受けないだろうけど、
漫画らしい物を描くみたいだから、俺は結構期待してる。
>>29 だが、ちょっと待って欲しい。
主人公以外の四人が全員女の子というハーレムゴレンジャーならどうだろう?
このノート便利過ぎね?
どんな強敵が出てきても「○○は死ぬ」って書くだけで完全勝利だ。
>>31 まあ、変身するのにも痛みを伴うみたいだし、それなりに制約とかリスクがあるんじゃね?
純粋な正義感を持つ少年が簡単に人を殺せるノートを手に入れて歪んでいく様を描いても
面白そうだが、ダーク過ぎて少年誌向きじゃないしな。
能力が長持ちしないらしいから死んだと思ったら暫くして生き返るんじゃないか?
嘘までついてカバン届けるって積極的だなぁ
男友達の間でこういうことすると、ひやかされるだけ…
37 :
粗筋!ウイングマン! 1/3:2009/08/03(月) 21:58:48 ID:f8cliuwp
第3話――【学生鞄の巻】
よりによって女性と抱き合った状態を母親と美紅に見られた健太。
美紅はショックで鞄を2つ落とし、母親も――怒りなのか困惑なのか、立ったまま震えている。
「あたし…あたし そういうことするの… よくないと思うわ!」
美紅はそう言い残すと、きびすを返し走り去った! …それと同時に母親も気絶し倒れる!
健太は慌てて弁解しようとするが、言葉にならない。
それどころか女性はキョトンとした顔で未だに健太に抱きついている。
健太は女性から離れると大声でわめき散らす!ありゃ完全に誤解された!
「――あたし なんか悪い事した?」
…天然なのか、状況がわかっていない女性。
「なにかした? だと〜〜〜〜! あ あれでカンペキに美紅ちゃんに嫌われたぞ〜〜〜!!」
「あ そ〜かぁ あなた、あの女の子の事好きなのねー
でもいいじゃない、もうあなたには関係ない事よ ――これからポドリムスに行く人には」
――気になるセリフをはく女性。
ドリムノートをあげたお礼に、女性の手伝いをして欲しいと言う事だ。
「んな勝手にそう言われてもさ!」
「あん 正義の味方なんでしょ、あんた!――困ってる人を助けたりするんじゃなかったの?」
…それを言われると返す言葉もない。
女性は健太の腕を取り立たせるが、気絶した母親をほうっておけない。
――ふと、健太はカバンが2つある事に気付いた。…美紅のカバンだ。
美紅の言葉を思い返すと―― 健太は女性の腕を振り払い立ち上がる。
「やっぱ行くのやめた… これから美紅ちゃんにカバン届けてあげるんだ」
「そんな! それじゃノート返してよ!」
「やだね!」
言うが早いか、健太は女性のわきを全速力ですり抜ける!そして美紅のカバンに手を伸ばす瞬間…
女性が何やら手を突き出し、ディメンションパワーを発動させた!
38 :
粗筋!ウイングマン! 2/3:2009/08/03(月) 21:59:35 ID:f8cliuwp
「さっきの誤解をといてもらうんだ!」
スカッ
健太のカバンをつかもうとした手は空を切った。
――それどころか…どこだここは! 健太はいつの間にかビルの屋上の壁ギリギリにいた!
咄嗟にバランスを取って転落を免れたが、下を見ると結構高い…。
「フフフ ディメンションパワーってこわいでしょ?
ポドリムスにきてくれるなら部屋にかえしてあげますよ」
見ると、女性は――何と空中に浮かんでいた! …つーか、この雪の中、寒くないのかその格好で!
ビビる健太だが、この程度じゃ屈しないと強情だった。
そこで女性は再びディメンションパワーで健太を何もない空中でワープさせる!
――落ちる!
だが落下はすぐ止まった。健太の両肩には、かわいいウサちゃん風船が繋がれていた。
恐る恐る下を見ると、さっきのビルより遥かに高い空中にいた…。
『 う ぎ ゃ あ あ あ あ !! 』
女性は空を飛んだまま健太に近づき、改めてポドリムスに来るか聞いてみる。
…だが、健太も強情だ。美紅の所に行くと言い放つ。
すると――女性は手に持った、漫画の雷の表現のような針?で風船を1つ割る!! 再び落ちる健太!
「もう一度聞くわよ、来る?」
針で残った風船をつついて脅迫する女性。
「分かった、行く!!」
パァン
行くと言ったのに風船を割る女性!落下する健太!
「ぎゃああああああ!!」 ドサッ
恐怖で閉じていた目を恐る恐る開け、様子を見る健太。 着地したのは…元の自分の部屋。
「そいじゃ、行きますか」
女性はゆっくり手を振ると…何もない空間に、ポドリムスへの異空間通路が開く!
「さ、立って しっかりつかまっててね」
健太は女性の腰に手を回すしっかり掴まる。その体勢で女性のおしりに目が行ってしまい赤くなる。
39 :
粗筋!ウイングマン! 3/3:2009/08/03(月) 22:00:16 ID:f8cliuwp
女性は異空間へ飛び込み、健太もろとも少しずつ吸い込まれていく! ――が、はじき出された!?
「なんだよ 行くんなら早く行こうぜ」
試しにもう一度自分だけで入ってみる女性だが、やはりはじき出されてしまう。
「ハハハ 帰り方忘れちゃった ――ここ(三次元)に来たのも初めてだから」
「じゃ 行くのやめよ ね、ね」
…そうだ。女性が何か閃いた。ドリムノートだ!
ドリムノートに「ポドリムスに帰りたい」と書けば帰れるかもしれない。…でも本は閉じたままだぞ?
女性が願いを込めると――再びドリムノートは開いた!喜ぶ女性だが、健太にノートを取り上げられる。
「勝手に使うなよな! これは、もうオレのなんだから
このノートはウイングマンの事にしか使わないんだ、これからは色々書かなきゃならないんだぜ
他の事に使ったらページがもったいない」
ノートを取り上げられ、寂しそうな顔をする女性。約束だから仕方ない…。
「さーて さっそく書くかー まずは『ウイナア』を出してもらうか
ウイングマンの万能エアバイクだ!
『ウイナア』って呼べばどこにいてもすぐに現れる、ってさ」
他人の事など気にせず、女性をチラ見しながら自分の事だけ書く健太。最低だ!
だが、実は違った。
「能力は…っと、『陸上はもちろん、海中、空中にも行ける
――そして 異次元への出入りも可能である…』」
その設定を聞いた女性は伏せていた顔を上げる。健太も照れ隠しに頬を掻く。
「もう、いじわるなんだから!」 ドン
嬉しさのあまり、健太を突き飛ばす女性であった。
「ウイナア!」
早速ウイナアを呼び出す健太。周囲が奇妙に輝いたかと思うと…ウイナアが現れる!
「出た ホントに出た!」
喜んでウイナアにまたがる健太と女性。そして2人は異空間へ飛び込んだ!
――目標、ポドリムス!
ちょっと微妙なデザインだなあ
これから異世界で冒険か。
ドリムノート欲しいぃぃ
異次元の空間を空ける時の
キュィン キュィン
という擬音がなんか好き…
>>43 発泡スチロールでガラスを引っかくとそれっぽい音になるYO!
ウイングマンは黒のままでいいのか。
色指定したら黒ペンでも赤に出来そうな物だが。
46 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/04(火) 22:00:22 ID:nDKbt+sT
第4話――【異次元都市の巻】
――雪の降る夜道を一人寂しく歩く美紅。
「あ… カバン忘れてきちゃった どうしよう…」
時間を見ると6時55分…もうすぐ7時だ。早く帰らないと親も心配する…。どうしよう。
立ち尽くす美紅であった。
――異次元空間をウイナアでひた走る健太達。
「あのさー すぐ家にかえしてもらえるんだろ
もうそろそろ父ちゃん帰ってくるんだよ 7時には帰ってくるんだ」
やる事やれば帰してくれると言うが、一体何をすればいいのか、まだ何も聞いていない。
「あなたの言う無敵の力で、悪いヤツを倒して欲しいの」
…しかし結構揺れるな。よく考えたら健太は中学生、バイクの免許なぞ持ってない。
「こんな事でちゃんとポドリムスに着けるの?」
「あ これに書いてくれ、『ポドリムスに行きたい』って」
すかさずドリムノートを女性に渡す健太。
「あぶねぇあぶねぇ このままだったらどこに行くか わからなかったぞ〜〜〜」
――何か見えてきた。8の字―― ∞の字―― いや、あれはメビウスの輪だ!
あれが『異次元都市 ポドリムス』だ!
初めて見る異世界の都市に健太は興奮し目を輝かせる。
そのまま走っていると…巨大な異次元人?の胸像… いや、建築中の建物が見えてきた。
その建築物を見て女性がつぶやいた。
「リ リメルだわ… なんであんなのが」
「行ってみようぜ」
47 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/04(火) 22:01:04 ID:nDKbt+sT
作業現場の上空から見下ろす2人。
「へぇ みんな働き者なんだなぁ」
「おかしい…」
「何がそんなにおもしろいの」
「パータレ 変だって言ったのよ、わざわざ疲れるやり方してるから…」
「あれで普通じゃん 仕事なんて疲れるもんだぜ」
――それは健太達3次元での話だ。彼女達にはディメンションパワーがある。これで楽に作業できるのに。
健太も言われて納得し、もう少し様子を見ていると、労働者が1人倒れる。
「立て」
槍を持った兵士らしき人物が命令するが、労働者は血を吐いている!
「立って働け!」
兵士は槍から電撃を飛ばすと労働者を痛めつける!
その様子を上空から見ていた健太達。
「ひでぇ…」
「あいつよ、リメルのせいだわ… ん? !?」
健太達はいつの間にか無数の兵士に囲まれていた! …そうか、こいつらも飛べるのか!
…この状況なのにわくわくしている健太。ヒーローの血が燃えるぜ!
「そーだ このまま捕まっちゃお」
「お、いいねー 敵基地に乗り込むには手っ取り早い訳だな」
「敵基地って… まー そーだけど」
――王宮
「あー 一歩一歩 ヒーローへの道を進んでるんだなぁ
最初は捕まったりするもんなんよなぁ、ヒーローは」
連行される健太達。ちなみに2人が逆さまになっているが作者のミスではない。
48 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/04(火) 22:01:48 ID:nDKbt+sT
…だだっ広い空間に護衛2人と玉座のみという殺風景な場所。
そこにさっきの建造物の顔をした男?がいた。ヤツがリメルか?
「リメル様 怪しい奴を捕まえて参りました」
「うむ 楽にしてやれ」
リメルが兵士に指示すると、健太達の逆さま拘束は解け、2人は地面に落ちる。
「ほほぉ 顔は変えておるが お前はラークの娘だな
もう一人は三次元の人間か… よーこそポドリムスへ
――――で、ドリムノートをワシに渡したくなって帰って来たのだな」
「ジョウダンじゃないわ!誰があんたなんかに!!」
女性はリメルを睨むと憎憎しげに叫ぶ!…こら健太、女性の後ろに隠れて小声で言うな!
「フフフ まぁいい、すぐによろこんでワシに渡したくなる」
リメルは指を鳴らすと、健太達の足元に穴が開き、2人は地の底へ落下する!
――ドサッ
「もう 今日はよく落ちるなぁ」 …本日3度目の落下。健太、落下受難の相アリ!
「しかし この雰囲気、罠に落ちてウイングマン最大のピンチって感じだぜ う〜〜たまらん!」
「ふざけてる場合じゃないわよ!」
その時、背後から巨大な影が2人に迫る!恐る恐る振り返ってみると…
怪 獣 だ ――――!!!
驚愕する健太だが、女性の手前、やせ我慢する。
「こ こわくないぞ… こんなもんがこわくては… ヒ ヒーロー し 失格だ〜」
しかし、女性の方はあまりこわがっていない。立ち上がり怪獣に向かおうとする。
健太はその手をつかんで引き止める。
「なによ」
「お、女子供は下がってな! こ ここはヒーローの出番だぜ…」
…声が震えてるし、顔引きつってるし、健太、お前も子供ですが。
「あなたには後でリメルを倒す時に力を借りるから、それまでに傷ついてもらったら困るのよ!」
――そう。戦力は温存しなければ。女性は怪獣へ向かっていく!
ディメンションパワーのビーム(以下「DPビーム」と呼称)で攻撃し、身軽な動きで怪獣を翻弄する。
49 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/04(火) 22:02:29 ID:nDKbt+sT
しかし、体格差もあり女性も息切れしてくる。
そして我らのヒーローはと言うと…離れた所で腕を組んで突っ立って観戦していた!
.。oO(かなり苦戦してるな だがこうなったらここで出て行ってはいけない!
彼女のピンチの時に出て行ってこそ、真のヒーローだ う〜 正義の味方の醍醐味だなぁ〜)
一方、女性の背後から不意をついて怪獣が襲い掛かる!
なんとか女性は攻撃を紙一重でよけたものの――ビキニパンツのおしりの部分が破れてしまう!
まさに紙一重! いや、布一重! おしり丸出しッ!! ( ゚ω゚)-3-3 フンス フンス
「何すんのよ!」
怪獣をひっぱたく女性。――まだ怪獣は4体残っている。
「もう怒ったわよ!」
一張羅を破られ、おしり丸出しにされた女性は怒りのDPビームで怪獣を次々と倒してしまう!
『そこまでだ!』
唐突に叫び声が轟いた。声のした方向を見ると――拘束された男と、見るからに悪役風の怪人。
「これを見ろ」
そして、我らがヒーローはこの状況に心から喜んでいた。
.。oO(――やった! ここだ、ここでオレの出番だ!!)
「おとうさん…」
「ア… アオイ…か…」
拘束された男はアオイの父だった!そして4話目にしてやっとあらすじ泣かせだった女性の名前判明!
「ドリムノートを渡すなら父を返してやる、しかし嫌ならここで皆殺しだ」
お約束のセリフをはく怪人。アオイはただ黙っている。
――ここで健太は軽く咳払いを一つかます。
「誰がお前みたいな悪党にこいつを渡すか! こいつが欲しけりゃオレを倒してからにするんだな!」
健太はドリムノートを取り出し、自分が所持している事を怪人にアピール!
そしてノートをアオイに渡す。
「持っててね いくぞー…」
健太は変身ポーズを取り、叫ぶ!変身のキーワードは―― 『 チ ェ イ ン グ !』
主人公ちょっと自重しろw
でもここで変身したらまた激痛にのたうちまわる事になるんじゃ・・・
( ゚∀゚)o彡゚おしり!おしり!
健太が激しくバカっぽく見えるので困るw
異次元に行っても時間はリアルタイム進行か。
美紅待たせんじゃねえよあおい。
顔を変えてるってアオイさん…
素顔どんな顔してるんだー?
おとうさん似だったらちょっとヤダなー
どうっせキン肉マンみたいにバトル漫画になっちゃうんだろ
いやいや、この流れでバトル漫画以外にどう展開すると言うんだ
いや、「ウイングマン」「変身ヒーロー」と言うからバトル物は確定だろ。
いくらなんでもトーナメントが出るのは無いと思うが…。
あと健太、夢と現実はごっちゃにするなよw
58 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/05(水) 22:00:34 ID:ipTDfK8m
第5話――【変身!!の巻】
<扉絵:ウイング・アームズ(武器)No,1 クロムレイバー>
変身ポーズを取り、キーワードを叫ぶ健太!
『 チ ェ イ ン グ !』
変身ポーズから左腕を大きく振りかぶり、右腕を前にし身構え、体に無数の線が走り――変身完了!
そしてヒーローには必須の見栄を切る(決め)ポーズ!
『 ウ イ ン グ マ ン !』
――それが 初めての健太の意思による変身だった――
「フフ… まだ変身すると痛みが走るけど… とりあえずキマッタ!」
腕をさするウイングマン。
「ほ―― 三次元人が変身できるとは、な」
「だてに三次元から連れてきてるんじゃないんだから!
ドリムノートによって、あんた以上のパワーを持つウイングマンってのに変身できるのよ」
「ほほぉー そいつはおもしろい」
不敵に笑う怪人。かなりの自信家だがこいつはそんなに強いのか?
アオイ曰く、この怪人はキータクラー。リメルの右腕だそうだ。
念願の変身もでき、敵に捕まり、強敵を前にし、ウイングマンは存在意義があると大興奮!
.。oO(松岡先生見てますかー これでやっとオレも正義の味方になれます) 松岡「見てないわよ」
――しみじみ感慨深くなったウイングマンであった。
その嬉しさの余り鳥肌が立った状態をキータクラーに見せるウイングマン…スーツなのに?
「あいにくとオレは貴様と遊んでるほどヒマじゃないんでな!」
痺れを切らしたキータクラーはウイングマンに殴りかかる!
「オッ そんなパンチ、ひょいっとよけてやるぜ」(* ̄∀ ̄)"b" チッチッチッ
バ キ ッ
――直撃!モロにパンチをくらいダウンするウイングマン!
59 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/05(水) 22:01:16 ID:ipTDfK8m
「ど どうしちゃったのよ」
あっさりウイングマンを倒したキータクラーはドリムノートを奪おうとアオイに迫る。
「アオイ逃げろ!」
「いや! おとうさん置いて逃げられないわ!」
「フフフ 貴様ごときのDPでオレが倒せるとでも思っているのか」
「――あんた見てないな、ギャバンとかゴーグルXとか」
その時、キータクラーの背後で声がした。振り返ると――ウイングマンが立ち上がっていた!
「最初はやられてるもんなんだよ、ヒーローってのは そして、必ず最後に勝つのがヒーローなんだよ」
膝のほこりを払い、手首をブラブラさせ軽く体をほぐすウイングマン。
ダメージも少ないようだ。――さぁ、反撃開始だ!大きくパンチを振りかぶるウイングマン!
「くらえ! コンクリートもぶちぬく必殺パンチ!!」
.。oO(――轟音と共にキータクラーをふっとばすシーンを想像中――)
――ポ ク ッ
「あり?」 ――(;゚д゚) ・・・・へ? (←あらすじ & 読者)
「くすぐったいぜ小僧!」
キータクラーの渾身のハイキックを食らうウイングマン!さらにパンチ、キックとコンボへ繋ぐ!
――弱い、弱すぎるぞウイングマンッ!!
「そ、そんな…」
「あ、もしかして!」
何かに気付いたアオイはドリムノートをめくる。
「あ やっぱり… これ 変 身 の 事 し か 書 い て な い じゃない!」
健太は大きな思い違いをしていた!変身すれば強くなれる訳ではなかった!
ドリムノートはあくまでも「夢を現実にする物」、書いた事しか現実にならない!
――つまり、今の彼は『 変 身 で き る だ け の た だ の 中 学 生 』なのだ!
60 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/05(水) 22:02:03 ID:ipTDfK8m
そんな事は関係なく、キータクラーは続けて襲い掛かる!
だが、ウイングマンはキータクラーを背中から羽交い絞めにして足止めする!
「それじゃ、今からオレが言う事を書いてくれ! こ 腰についている飾りは…」
言われるまま書き込むアオイ。――だが、その直後、いともたやすくキータクラーに振りほどかれる!
振りほどかれたウイングマンは背中からアオイに激突、ドリムノートが弾き飛ばされる!
落ちたノートに気付き、ダッシュするウイングマン&キータクラー!
再びウイングマンはキータクラーを足止めすると、アオイがノートを拾う。
「いいわよ」
「ウ… ウイングマンの意思で取り外しが自由にでき… クッ!」
――直後、キータクラーに腕をつかまれ後方に投げ飛ばされる!
「こうなったらあいつから殺してやる」
ウイングマンに襲い掛かるキータクラー!
「それからなんて書くのー!?」
「ん――と ん――と」
「死ね」
…もうだめだ!キータクラーの手からウイングマン目掛けてDPビームが発射された!
――しかし!ラークがキータクラーに体当たりしたおかげで、ウイングマンは直撃を免れた!
「この〜〜〜 邪魔しやがって…」
ラークを睨むキータクラー。しかしウイングマンもこの隙に言葉を続ける。
「今だ!『長剣 クロムレイバーになる』――――書いたか!?
書いたら絵を描くからこっちに投げろ、早く!」
アオイが投げたドリムノートをキャッチし、雑だがクロムレイバーの絵を描くウイングマン。
その頃、キータクラーはラークにとどめを刺そうと迫っていた!
「殺してやる」
ウイングマンの腰のパーツが展開、クロムレイバーとなり、ウイングマンはラークを救うべく
空中からクロムレイバーを振りかぶり、キータクラーの頭上目掛けて急降下!
ガシッ!
クロムレイバーはキータクラーの脳天を直撃!一文字に切り裂く!
61 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/05(水) 22:02:45 ID:ipTDfK8m
――――と思いきや。クロムレイバーさん、初登場直後、一発で 折 れ ま す た orz
「い 石頭…」
だが、今の一撃はかなり効いたようだ!頭を抑え、痛みにのたうつキータクラー!
「くそっ クロムレイバーは効かないか! じゃ、次はスプリクト・フラ… いて」
「武器を考えてる場合じゃないでしょ!」 (←殴られた)
――今の段階ではもう逃げるしかない!このままじゃ殺される!
「しかし こんなチャンスは滅多に…」
未練がましいウイングマン。命とどっちが大事だ!
アオイはウイナアを呼ぶと、ウイングマンを引っ張り、父と共に逃げ出そうとする。
その時、痛みがおさまってきたキータクラーは3人の逃走を阻止すべく、DPビームを放った!
「ん!? あぶなあぁ〜〜〜!!」
…幸い直撃は免れたものの、爆発でラークは倒れていた。
「しっかりして!」
「わ 私はもうダメだ… 私の記憶をあずかってくれ」
ラークは最後の力で頭のリングを外すと、アオイの頭にかぶせた。
「さぁ 行け… このままではみんなやられてしまう… 行け!」
キータクラーが追って来る。アオイは父に一言謝ると、爆煙の中走り出した!
「行け… 行くんだ…」
――ウイナアにまたがり、ポドリムスから撤退する2人。アオイの頬には涙が光っていた…。
武器をいちいち書くより変身の事が書いてあるページに
「ウイングマンのパンチは岩をも砕くぞ!」
とか書き加えた方がはやいんじゃないか
書き忘れていたがこのヒロイン、4話までずっと名前不明だったのか…
それにしても一発でへし折れたクロムレイバーワラタw
ウイングマン弱すぎwww
きっとこれからヒーローとして成長していくんだろうな。
お父さんどうなったんだろう。
記憶を渡したと言っても脳まるごと渡すような物じゃ無さそうだし。
メモを渡すような感じなのか?
言われてみりゃなんか妙だよな。
パソコンで言えばフロッピーディスクのようなものか?
脳丸ごと…だったら無理だろうし不気味だ((((;゚Д゚)))) (つまり仮脳死?)
ウイングマン弱っちいなー
背中の羽は出しっぱな?
ホントだ、2話もそうだったけどずっと翼出しっぱなしだな。
ここもドリムノートに書いたとおり、翼が出ているということか。
だったら収納式にしないとやりにくそうだ。
むしろ地上戦においては邪魔になりそうだよね>羽
さてどんな飛び方するんだろう?
虫みたいな羽の動かし方か、鳥みたいな羽ばたき方か?
それとも…。
69 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/08/06(木) 21:59:46 ID:JKkzBFOV
第6話――【人間模様の巻】
――暗闇の中を必死でひた走る健太。
.。oO(今を 今を逃したら 一生美紅ちゃんと仲良くなれなくないぞ!
あんな所を二度も見られたんだから…)
<以下回想>
キュイン キュイン キュイン
奇妙な音を立てて、健太の部屋に異次元空間への入口が開き――ウイナア出現。ただし逆さまに。
帰還と同時にウイナアは消え、ウイングマンは部屋へ落下する。
「ふぅ、着いた ――あっ 今何時だ!?」
時計を見ると…6時57分!? 確か出発する時は6時55分位だったはず!
…どうやら三次元とポドリムスでは時間の流れがかなり違うようだ。父親はまだ帰っていない。
「まずいなー オヤジが帰ってくる前に、この状況をなんとかしなくちゃ」
部屋のドアには、まだ気絶している母親が倒れたままだった。
「オレも早く元の姿に戻んなきゃまずいし、彼女も…」
ベッドの上に倒れたアオイに目をやると…パンツが破れおしり丸出しのままのアオイ。
黒いデザインなので分かりにくいが、またしても真っ赤になるウイングマン。――非常にまずい!
「えーと 名前、『あおい』とか言ったっけ… あおいさん、あおいさん」
呼びかけるウイングマンには答えず、お父さんとつぶやいたまま泣き伏すアオイ。
「あーダメだ! あんな事があったばかりだもんなぁ…どうしようどうしよう!」
変身したまま頭を抱えるその姿はとってもシュール。
…何だかんだでもう7時だ!まずい、帰ってくる!しかもまだ元に戻らない!
――とりあえず母親を起こそう!
「かあちゃん起きて! かあち… ハッ!」
そうだった!今母親に起きられてもまずい!この姿だし、アオイもいるし!
とりあえず自分の部屋に入れようと母親の体を引きずるウイングマン。 …やはりシュールだ。
70 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/08/06(木) 22:00:27 ID:JKkzBFOV
その後1階へ降り、服を取ってくる。
「あおいさん! そのカッコウじゃまずいからとりあえずオレの服着ててくれ!
――オレも服を着てりゃ、少しはごまかせるだろう!」
…と言う事で、スーツの上から私服を着るウイングマンはますますシュールな姿に。
――時間を見ると、もう7時5分! あせるウイングマン!
「まずいまずい! まず…(パッ) おっ、戻った!
う――――む 三次元では変身していられる時間は 約10分か… なるほど…
な などと 落ち着いてる場合じゃない! どうしよう、帰ってくるぞ〜 どうしよう!」
再びオロオロする健太。
「ただいま〜っ」
――階下で声がした!父親が帰ってきた!!!
「おーい 誰かいないのか〜 おーい、健太ー いないのかー? 健太ー お客だぞー」
「失礼します…」 ピク
反応する健太。あの声は――――美紅ちゃんだ。
アオイに呼びかける健太だが、やはり泣き伏したまま動かない。着替えてもいない。おしり丸出しで。
…と、その時アオイが起き上がる。
「わああぁぁぁっ!」
涙でぐしゃぐしゃになった顔のまま、健太に抱きついた!おしり丸出しで。
「おとうさ〜ん!」
「お おい ちょっとまずいよ〜〜! 離れろ、離れろよ! わざとやってんじゃねぇのかぁ!」
――普通の状況なら慰めるだろうが、今は状況がまずい!
階下からまた声が聞こえる。
「じゃあ、あの 健太、部屋にいると思いますから 上へあがってて下さい」
「あ はい」
――そして、階段を登ってくる足音。もうどうにもならず、健太は覚悟を決める。
「……広野…くん… さっきはゴメ…… !!」
部屋を覗き込む美紅が見たものは――先程と同じ、アオイと抱き合っている健太。
71 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/08/06(木) 22:01:09 ID:JKkzBFOV
「カバン忘れたから… ジャマしてゴメン…なさいね さ よ な ら !」
――再びその場を駆け出す美紅。
健太はアオイを振りほどくと、美紅を追うべく走り出した!
2階から降りてきた健太を呼び止める父を無視し、家の外へと飛び出したのだった。
<回想終了>
.。oO(あの後… オヤジは上にあがっただろう… それでどうなっても…
今は美紅ちゃんに会う方が大事だ!)
息を切らし、美紅を探す健太。
曲がり角を右に曲がる健太だったが、美紅は左の電柱の陰に隠れていた!
「広野くん…」
――美紅は、泣いていた。
.。oO(信じてたのに…)
<以下回想>
「どうしよう、早く帰んなきゃいけないし… カバンが無いと明日困るし…」
雪の降る路上で立ち尽くす美紅。そんな美紅を通行人は怪訝な目で見る。
「き きっとあたしの考えすぎよ、広野くんは変な事するような人じゃないわ」
そう思い直して、健太の家にカバンを取りに戻る美紅。
――再び、健太の家の前。
行きづらい雰囲気で立ち尽くす美紅に声をかけたのは――健太の父親。
「お 健太のお友達かな?」
思わず返事してしまった美紅は、父親にすすめられるまま家の中へと上がりこむ。
.。oO(広野くんにあやまろう きっとあたし広野くんの事を誤解してたんだわ)
72 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/08/06(木) 22:01:51 ID:JKkzBFOV
そして美紅は――またしても女性(アオイ)と抱き合っている健太を見てしまった。
カバンを取り、駆け出す美紅。
<回想終了>
自分を追いかけてきたのは、自分がさっきの事を学校で言いふらすと思ったのだろう。
でも美紅はそんな事はしない。
その代わり―― 今日で広野くんの事は忘れよう――
そう決めた矢先、誰かに肩を叩かれる。…振り返ると、息を切らせた健太がいた。
もうムダかもしれないが、美紅に謝る健太。
「さっき… お 驚かせちゃったみたいだね… ご 誤解しないで欲しいんだ、あれは…」
健太がそう言い出した途端、妙な電波が美紅を直撃する。
「分かってるわ 広野くんのいとこの事でしょ?」
「え、いとこ?」
「お父さんが亡くなったんですってね、かわいそうに… 広野くんが慰めてあげなくちゃ」
――あれ?? あらすじ書きが誤爆した訳ではない。唐突にそんな事を口走る美紅。
また明日、と2人は別れる。健太も妙に感じながらも口を合わせることにした。
「あれ あたし…なんで泣いてたんだっけ… ???」
…どうも記憶を消されたようだ。健太もあっけに取られている。
「どうなってんだ、いとこって何だ?
それに2度もあーゆー場面見てるのに、ショックじゃないのかなぁ
――別にオレの事好きでもなけりゃ、ショックじゃないか… トホホ」
さっぱり訳が分からず、色々考えながら家に帰る健太。結局そう考えて落ち込むのであった。
家の前に着いたが―― さて、これからどうしようか。きっと家に入ると…
『なんだ、あの女の子は!?』 …と怒鳴られるだろう。確実に。間違いなく。
…とは言え、ずっと外にいる訳にもいかない。観念して家に入る健太。
73 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/08/06(木) 22:02:33 ID:JKkzBFOV
そっとドアを開けると、出迎える母の足が見えた。気がついたのか…。
「ただいま〜」
「健太」
――怒られる! 思わず目をつぶって肩をすくめる健太!
「遅かったわね、ご飯の支度できてるわよ さ、早く」
――あれ??あれ?? こっちも様子がおかしいぞ。
「あ、そうそう 健太に紹介しなくちゃ」
「誰を?」
「あなたのいとこよ 交通事故で両親を亡くしてしまって… 今日から家で預かる事になった――
あおいさんよ」
「あおいです、よろしくね」
母の言われるまま食堂を見ると、アオイが私服に着替えて何事もなく座ってるではないか!
そしてアオイは軽くウインクし、健太にこっそりと小声で説明する。
「ゴメンね さっき抱きついたのはあなたをからかっただけ いつまでも落ち込んでらんないもんね」
アオイの言葉にムッとする健太。結局彼女に振り回されただけか…。
――彼女はディメンションパワーで、みんなに「いとこ」だっていう潜在意識を植え込んだらしい
まー、なんにしろ よかった、よかった――
便利だなディメンションパワー
自己中だったり空気読まずに抱きついたりで
ちょっとあおいが嫌いになったけど、
ディメンションパワーでどうでもよくなった。
ディメンションパワーもドリムノートもほぼ万能だな
学生服姿で変身
↓
ウイングマン
↓
トレーナーとジーパン穿く
↓
変身とける
↓
学生服の上にトレーナーとジーパンw
家族よ何故つっこまないwww
>>77 登校前だし、実際に着てみた。
・
・
・
・激しく動きにくいし暑いんですけどwwww
>>78 外は雪が降ってるんで暑くはないかもw
しかしトレーナーに収まる翼ってw
これでホントに飛べるのだろうか…。
>外は雪が降ってるんで暑くはないかもw
ヒント:暖房器具
翼は意外と柔らかいのでたためるのかな?
ホントここ、あらすじさんの言うとおりシュールだわw
81 :
粗筋!ウイングマン! 1/6:2009/08/07(金) 21:59:29 ID:tWOO0on4
第7話――【悪夢の巻】
<扉絵:HERO GIRLS…仮面ライダーZXと宇宙刑事ギャバンのコスプレをしたアオイと女の子
健太「作者め かなり遊んでるなぁ」>
――仲額中学校
平凡な授業中。健太もおとなしく授業を受けているが、内心考え事をしていた。
.。oO(――オレは 本物の正義の味方、ウイングマンになったんだ…
そうだ! 今 みんなにその事を言って驚かしてやろう!)
思い立ったが吉日。授業中だというのにいきなり立ち上がって大声で話す!
「おい みんな聞いてくれ! オレは本当にウイングマンに変身できるようになったんだぜ!!」
シ――――ン
…誰も見向きもしねぇ。思い切りスルーされますたorz
.。oO(信じてないな、もう一度言うか…いや待てよ 変身ヒーローは正体をバラさないものだぞ!)
「ゴメンゴメン 今の冗談だから気にしないで」
誰も見向きもしないが、一応笑ってごまかす健太。
他人に正体を知られないのもヒーローの条件。…だけど、美紅ちゃんにだけは教えたい。
その思いが通じたのか、ふと、美紅は健太の方をチラ見する。
健太も美紅の視線を感じそちらを見るが、美紅は冷たくそっぽを向く。
.。oO(な なんでそういう態度を取るの? 誤解は解けたはずなのに… こ、この際だ…
ボクの気持ちを打ち明けてしまおう…)
健太は席を立つと美紅の側へ歩み寄り告白する ――――ってか、今は授業中なのだが。
「み 美紅ちゃ… あ、いや 小川さん …ボ ボ ボ ボクはキミが好きだ!」
授業中に告白とは前代未聞! ――しかし。
「あたしは広野くんみたいに、いやらしい人 だ〜〜〜〜〜いっキライ!!」
ガ━━━━━━ΣΣ(゚Д゚;)━━━━━━ン しかもアカンベーされた!_| ̄|○lll
その途端、今まで見向きもしなかった松岡先生を含めクラス全員が健太を罵る!
82 :
粗筋!ウイングマン! 2/6:2009/08/07(金) 22:00:12 ID:tWOO0on4
「そーだそーだ お前はいやらしい!」
「すけべ!」
「内申書に書いてやる!」
最後のが特に効いたのか、理由が分からず半泣きの健太。ふと、急に腕が重くなる。見ると――――
『げええぇっ!!!』
なんと、ヌードのアオイをお姫様だっこしていた健太!艶かしい表情もあって色っぽいぞ!
「うわぁぁぁっ!!」 そこで目が覚めた! …夢だった。
――と思ったら、ジャージ姿のアオイが空中に浮いてこちらを向いたまま寝ている!?
「うわっ! うわっ!! うわっ!!! わぎゃあああっ!!」
寝起きにこんなもの見せられたらたまったもんじゃない!深夜だというのに悲鳴をあげる健太!
その悲鳴でアオイも目を覚ます。空中で寝るバカがどこにいるんだ!
「あら なんか変かしら」
…どうもポドリムス人はこうして寝るのが普通のようだ。布団で寝ても自然に浮いてしまうらしい。
生活環境等が全く違うので、健太はこれからアオイと一緒に生活できるか疑問に思うのだった。
――ここでひとつ疑問が沸かないだろうか… それは『言葉』についてだが――
健太は頭のあまり良くない子なのでそこに気付かず、アオイと平気で話しているが…
日本語とポドリムス語が同じ訳ないのである。
な ら、 な ぜ 二 人 は 話 し 合 え る の か … !
――それは、マンガだから………
と言うのは冗談で、ポドリムス人は自分達の持つ特有の能力でポドリムス語を話していても、
その言葉が相手の脳に伝わった時、相手の使っている言葉で理解させてしまうのである!
また、相手の言葉もポドリムス語として理解してしまうのである。
83 :
粗筋!ウイングマン! 3/6:2009/08/07(金) 22:00:58 ID:tWOO0on4
「おはよう…」
「おはようございま〜す」
元気に両親に挨拶するアオイに比べ、元気のない健太。親に顔が青いとまで言われるほど。
「あんな夢を見た後 あんな体験すりゃぁ、顔も青くなるぜ…」
健太のぼやきに反応したアオイは好奇心で尋ねてくる。
健太がアオイを見ると…昨日の夢のせいか、ジャージの下のアオイのヌードを妄想してしまう ハァハァ
「な なんでもないよ… さ、食うか… いただきま〜〜す」
顔を真っ赤にしたままごまかす、純情な健太であった。
しかしアオイは食事に手をつけない。アオイは健太の袖を引っ張り、小声で話す。
「ねぇ、これ(箸)どうやって持つの」
親に見えないように、テーブルの下で箸の持ち方を教える健太でした。
「まったく苦労するぜ」
「ねぇ、これからどこか行くの?」
「ん、学校だよ学校」
健太は制服に着替えるながらアオイの質問に答える。
「あたしも行っていいでしょう」
――いいわきゃないでしょ。色々手続きだってあるし、三次元の事をまだ知らなすぎる!
…いや、それ以前にアオイは中学生に見えない。よくて高校生か?
「だからあおいさん、あなたは留守番です 分かりましたか ――ん」
アオイは意外にも健太に抱きついた!
「早く帰ってきてね…」
――しかし、この時またアオイが何かしたのを、健太はこの段階では知るよしもなかった…
家を出て駆け出す健太を2階の窓から見送るアオイだった。
登校途中、福本と会う。
「なんだ、元気だな ウイングマンの服取られてガッカリしてると思ったぜ」
84 :
粗筋!ウイングマン! 4/6:2009/08/07(金) 22:01:45 ID:tWOO0on4
「オレはそんなやわじゃねーよ」 …そりゃ、本当に変身できるようになったからな。
――今度は現実の仲額中学校
教室に入り、クラスメートに挨拶する健太。ふと美紅を見かけ、恐る恐る挨拶してみる。
…よかった、笑顔でちゃんと挨拶を返してくれた。
「あら、美紅に言って あたし達には挨拶してくれないの? 広野くん!」
「あーあー おはよーごぜーますよ」
きよみに茶化され、健太も苦笑しつつ挨拶する。
…よかった、夢と同じような態度を取られなくて。一安心する健太。
「あ―― ところで広野くん、保健室にいるわよ」
「誰が?」
「いとこよ、広野くんのいとこ あおいさんよ」
きよみの言葉に驚き、大急ぎで保健室へと向かう! 【ろうかを走るな!】
.。oO(ハッ! 正義の味方が廊下を走ってはいけない)
廊下の張り紙を目にした健太は一旦止まり、今度は急ぎ足で保健室へと向かう。律儀な奴。
保健室へ入ると――
「ハァ――――イ」
制服姿のアオイがベッドから起き上がって挨拶した!保健医は貧血だと診察したようだ。
アオイに歩み寄る健太。
「へへ ディメンションパワーを使いすぎちゃった」ペロ
小さく舌を出し、おどけてみせるアオイ。
「なんでみんなキミの事知ってんだよ」
「ホラ 今朝、ケン坊に抱きついたでしょ?あの時、ケン坊から三次元の知識を分けてもらったのよ
で、それと一緒にケン坊に関係する人達をあなたの知識から拾い出して…」
85 :
粗筋!ウイングマン! 5/6:2009/08/07(金) 22:02:34 ID:tWOO0on4
「それでオレの両親にしたのと同じ様に、みんなにキミの存在を潜在意識として植え込んだって訳か
………そーじゃなきゃ、みんながキミの事を知ってる訳ねーもんな…」
万能すぎるディメンションパワーに、「ケン坊」呼ばわりもあって思わずジト目になる健太。
とりあえず保健医に一言告げ、お礼を言うと立ち去る2人。
教室に戻る途中、健太はなぜ学校に来たのか尋ねる。
「あたし、ケン坊の事信用できなくなったんだからね
――無敵だとか言ってあんなにやられて… ノートをあげるって約束だから仕方ないけど
ケン坊がノートを持っている限り、変な事に使わないかどーか監視するのよ」
「おーお まいったなぁ…」
昨日の事が思い起こされ、健太はすっかり縮こまってしまった。
「あ、ちょっと待ってて」
「何?」
「トイレ」 ズルリン!
真剣な話の途中で何を言い出すかと思えば…!思わずコケた。つーか異次元人もトイレに行くのね。
「それにしても、勝手に学校に来ちゃって 何も起こらなければいいんだけど…」
トイレに入っていくアオイを見送る健太・・・・・・・・・ん?
『わああああ!』
トイレから男子が飛び出してきた!…そっちは男子トイレだ!!
あせった健太は怒りながらもアオイを引っ張って連れ戻す。
「パータレ! 女の子が男子便所に入ってど――――すんだよ!!」
「ケン坊の知識の行動パターンにならっただけよ」
あっけらかんと答えるアオイ。女の子は女子の方です。顔を手で覆いながら指示する健太。
アオイが今度はちゃんと女子トイレに入ったのを確認すると思わずぼやく。
「ああ… 先が思いやられるよ…」
…あれ、もう出てきた?
「使い方がわかんなーい おしえて」
――さすがにそこまで指導するのは無理だ!思わず叫ぶとアオイは逃げた!
…やれやれだ。ドッと疲れ、壁にもたれずり落ちる健太。 ・・・・・・・・待てよ?
86 :
粗筋!ウイングマン! 6/6:2009/08/07(金) 22:03:18 ID:tWOO0on4
.。oO(オレから知識を得たんなら 女の子が男子便所と女子便所のどっちを使うかとか、
どう使うかとか 彼女だって、もうわかるはず……ってことは……)
「 オ レ は か ら か わ れ た ん だ ぁ 〜〜 ! 」
地団太を踏んで悔しがる健太!
――1時間目は無事に過ぎ、その休み時間
「あ〜〜〜〜 悪夢だ… これから先も一緒だと思うと… 死にたくなるぜ…」
屋上でたそがれる健太。
ぼんやりと空を眺めていると、突如誰かに突き落とされ――屋上から落ちてしまった!
「うわああぁっ!!」 <続く>
夢での皆のスルーっぷりに笑った。
実際過去の行状考えると本当に暴露しても適当に流されそうではある
信頼って大事だねw
それはそれとして、冒頭のあおいさんの裸にハァハァ
あおいの用足しシーンを想像してハァハァ
>突如誰かに突き落とされ
誰だろう?
キータクラーかっ!?
キータクラーかはわからんが、ポドリムスの刺客なのは間違いないだろうな。
しかしこの状態からどうやって助かるんだ?
本命:「ウイングマン」だからチェイングして空を飛んで助かる
対抗:アオイが助けてくれる
大穴:なぜかキータクラーが助けてくれる
番外:とっさにドリムノートを取り出して何か書く、間に合わないだろうけど
論外:ヒーロー物なのに戦いが少ないためそのまま墜落死、打ち切り。現実は非情である
ウイアナ呼べばいいじゃない
ウイナア忘れてたw
そのまま落ちるが何故か平気だった。
>>93 なら、
>>91の対抗を「アオイかウイナアが〜」にすればいいじゃないかw
それだったらぼくは2を選ぶ。ウイナアかっこいいじゃん。
論外ワロタw
ま・まさか美紅ちゃ…、は無いとしても
疲労の元凶を取り払おうと松岡先生が!?
いくらなんでも松岡先生はないだろw
サスペンスじゃねぇんだからさwww
…まぁ、松岡先生に怒られる時の健太にとってはサスペンスかもしれんけどw
授業中注意され恥をかかされた怒り
>よしでんな男
毎度の授業妨害への積年の恨み
>ホウキあたま女
100 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/08(土) 21:59:40 ID:Js3E9X4G
第8話――【疑惑の巻】
校舎の屋上から突き落とされた健太! 落ちる寸前に、ニヤリと笑う人影を見る。
…地面が迫る!もうだめだ!
――しかし激突しなかった。
健太はまるでヨーヨーの円盤のように、何度も持ち上げられたり落とされたりした。
その内健太は気絶し、屋上の人影も立ち去った。
――1-Aの教室
出席確認中の松岡先生。
「長谷川くん 平崎くん 広野くん」
シ――――ン
「 ひ ろ 〜 の く 〜 ん 」
冷たい表情で不気味な声を出す担任に生徒達は背筋が寒くなる。 先生、折角の美人が台無しです!
直後、松岡先生は笑い出した!?
「けっせき〜っ、と もうこういうのは無視、無視 かまってたら授業できないもんね
――――あとで半殺しにしてやる…」
再び背筋が凍る生徒達。 気を取り直して出席の続きだ。
一方、健太がいない事が気になる美紅。
.。oO(昨日 授業中にいなくなったりするのよくないと思って言ったんだけどなぁ…
あたしの事なんか何とも思ってないのね…
広野くん、昨日初めてあたしの事を知ったみたいだし… あたしって存在感がないのかなぁ…
ああ なぜだろう… 昨日の事思い出したくない!)
「…さん 小川さん 小川さん!」
悩むあまり、名前を呼ばれているのになかなか気付かない美紅。我にかえり慌てて返事する。
「ボーっとしてちゃダメよ」
松岡先生に注意される美紅。 ――そして、離れた所に座っていたアオイも美紅に注目する。
101 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/08(土) 22:00:22 ID:Js3E9X4G
「ところであおいさん あなたの名前、名簿のどこにも載ってないのよね…」
「ええ〜〜!?(やばい)そんなぁ」
「今までいなかった気もするのよねー」
名簿を何度も確認する松岡先生だが、載っている訳ない。
しかもまずい事に、生徒達もそんな気もしてきたと騒ぎ出す。
1時間目の先生は欠席者をチェックしただけなので気付かなかったのだ。
「どうしたんですか、急に 第一、あたしの名前知ってるじゃないですか」
「ん―― でも、あなたの苗字が思い出せないのよねー」
「苗字!? え と 苗字はゆめ…『夢』ですよ」
「席もそこだっけ? その席は山本さんじゃなかったかしら… 山本さん、そこだっけ?」
山本「ここのような、ここじゃないような…」
「ひどい… みんなしてあたしをいじめて〜! あたし何にも悪い事してないのに」
「ご、ごめんなさい あおいさん ただ、ちょっと気になったもんだから」
アオイはついに机につっぷし泣き出してしまい、松岡先生も平謝りする。
.。oO(あぶない、あぶない… 三次元ではディメンションパワーも効き目が薄いんだ)
…実はウソ泣きでごまかしたアオイだった。
――その頃。
屋上で大の字になった健太もようやく気がつき飛び起きる。
「確か オレは何者かに突き落とされて… ハッ」 すばやく身構える!
.。oO(とうとう オレを殺すためにポドリムスから刺客が来たか…
しかしオレもおちょくられたもんだな…)
健太はある重大な事に気がついた! ――刺客の手がここまで伸びていると言う事は…
「まずい! クラスのみんなもあぶないぞ! 美紅ちゃんがあぶない!」
屋上のドアを飛び出し、急いで教室へと戻る健太!
102 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/08(土) 22:01:05 ID:Js3E9X4G
――1-Aにたどり着いた時、ちょうど2時間目終了のチャイムが鳴った。
「大丈夫か!みんな! ――よかった… 無事か…」
ドアを開けて叫ぶと、ちょうど挨拶するところだった。
……が。
教壇では、ある意味キータクラーやリメルよりも怖い、松岡先生が横目でこちらを睨んでいた…。
その殺気をはらんだ視線に、思わず健太の背筋も凍る。礼も終わり、教壇を後にする松岡先生。
「せ 先生 ケガ無いですか?」
「ないわよ〜〜〜(笑顔)」
「そ そりゃよかった…」
一安心したのも束の間――――
「放課後 職員室に…(ギュウ)いらっしゃ〜〜い」
去り際、健太の腕を思い切りつねり、一言伝言する松岡先生だった。
「…何怒ってんだ?」
『 パ ー タ レ 』 その時、見事にクラス一同がハモった。
――今日は土曜日なので、あっという間に放課後。
職員室で般若の様な顔で、さながらゴジラの鳴き声の様な怒号を健太に浴びせる松岡先生だった。
その様子をこっそり見ていた美紅をアオイが声をかける。
「おが〜〜わさん 何してーるの そんなにケン坊の事が気になる――?」
ニヤニヤしながら問いかけるアオイにしらばっくれる美紅。
健太が教室に入ってからずっとこの調子なのだ。バレいでか。
しかし、美紅は部活があるからとごまかしてその場を逃げ出す。
「ちょっと待って! じゃ、これだけは教えて ――あなた、ケン坊の事好き?」
ストレートな質問!その声に思わず通りがかった生徒はこちらを見る。
「…どうしてそういう事、あおいさんに言わなくちゃいけないんですか?」
「どうして? …さぁ、どうしてかしら (あたしにもわかんない…)」 …オイ
103 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/08(土) 22:01:51 ID:Js3E9X4G
「失礼します」
「あーあ ケン坊はあなたのこt ウグ」
アオイが言いかけたその時、何者かに後ろから口をふさがれ、教室に引き込まれる!
「このパータレ!! 今 美紅ちゃんに何話そうとした!?」
引き込んだ犯人は…健太だった。あれ以上言われてたまるか!健太に怒られ、抱きついて謝るアオイ。
「ごめんなさい 許して……ね」
真っ赤になる健太だが、我にかえると―――バトルジャパン先生を始め、先生達がこちらを見ていた。
松岡先生も当然こちらを見て… いや、睨んでおります。怒りに手を震わせて…((((;゚Д゚))))
「ハハハハハハ…… しつれいしやした〜〜〜〜〜!!」
笑ってごまかし、アオイを引っ張り脱兎の如く逃げ出す健太であった。
――1-Aの教室。
「まったく、だから学校に来るなって言ったんだよ
大体、おやじさんが死んでっか生きてっかわかんねーのに、よくそーノーテンキでいられるよ!」
これまでの事をぶちまけるかのようにアオイに文句を言う健太だったが…
「おとう…さん…」
また机につっぷして大泣きするアオイだった。
「手が付けられん」
頬杖をつき、呆れる健太でした。
話の進みが遅ぇなぁ
刺客未だ分からずか・・・。
それよりも、どうも恋のトライアングル発動スイッチが
押されたもよう・・・。
アオイさんやりたい放題なんで最後のも嘘泣きじゃないかとつい穿った眼で見てしまう
あのシルエットはあおいじゃないか?
特訓のつもりで。
なんか対策するかと思ったがなんも出来ないので呆れて放置したと。
リメルの部下ならあまりに意味不明だし。
いや、アオイなら不敵に笑う意味がないだろう。
特訓するなら別に不意打ちで襲わなくてもいいんだし。
ここで第三勢力… はないか。まだ連載8回目だしな…
109 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/08/09(日) 21:59:49 ID:XqrDyNBY
110 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/08/09(日) 22:00:37 ID:XqrDyNBY
――健太のいる場所のすぐ側の民家の熟年夫婦。
「外が騒がしいな」
「ちょっと見てきましょうか?」
「この位の攻撃、なんでもないぜ!」
カバンをかかえ叫ぶウイングマン。 …その背後では、勝手口から様子を見に来たおばさん。
「・・・・・・」 バタン
おばさんは騒ぐでもなく、ただ珍しそうに見ただけですぐ扉を閉める。
「ちんどん屋ですよ」
「そうか」
再びウイングマンに場面は戻る。
「もう おしまいか!」
そんな事を叫ぶもんだから、再び鉄球が落ちてくる! ――それも、雨のように無数に!
「わぁっ!」
鉄球はウイングマンの体をかすめ、地面にめりこむ! その直後、鉄球に足をとられ転んでしまう。
「いててて… ん? ギョッ!!」
――今度は身長の3倍ほどもある、超巨大な鉄球が坂を転がり落ちてきた!ドッキリカメラかよ!?
「じょ じょ じょ… 冗談じゃね――――――!!!」
これにはさすがのウイングマンも逃げるしかなかった!
「そ そうだ! こいつに書けば!」
ドリムノートを取り出し、走りながら器用に新しい設定を書き込む。
【ウイングマンは時速500kmで突っ走る事ができる】
…書き終わると、その場にしゃがみクラウチングスタートの体制に入り―― ダッシュ!
「うわああっ!」
――速すぎた!! あっという間に鉄球が豆粒になるほど距離を離してしまう!
だが、曲がることが出来ずウイングマンは正面の民家に突っ込んでしまう!塀が迫る!
111 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/08/09(日) 22:01:20 ID:XqrDyNBY
「ギャッ! とまれ! とまれ!! とまれ!!!」
ヘルメット着用でもわかるほど、必死な表情で止まろうとするウイングマンだが、努力もむなしく
塀に人型の穴を開け――――お食事中の民家に突っ込む!!
「な なんだぁ…?」
瞬きする間もなく通り過ぎた「何か」に驚くおじさんでした。
…その頃、ウイングマンは民家の立ち並ぶ通学路から、交通の激しい路上へと移動していた。
「だ 誰か!止めてくれ! 止まんないよ――――!!」
さすが時速500km。車を次々追い越し、ドライバー達は窓から身を乗り出し何事か騒ぎ出す。
しかもそのスピードによる衝撃波で、通りすがりの女性のスカートが一斉にめくれあがる! ハァハァ
変身して10分後――ようやく変身が解ける。
…と同時に健太は体力を使い果たし、その場に倒れてしまう!
「どうしたんだ!」
路上に倒れた健太を見て、男性が車から降りて駆け寄ってくる。
「うう… も もうダメだ… か 体が… こ こんな事してられない 刺客が… 刺客が来る…」
…そして健太は気絶した…。
――気がつくと、健太は自分の部屋にいた。そして顔を覗き込む両親と男性。
「おお 気がついた」
両親の説明では、この人が気絶した健太を家まで連れてきてくれたそうだ。お礼を言う健太。
「ボクの車の前に突然現れて、倒れるもんだからビックリしましたよ」
「お前、隣町で倒れてたんだってなぁ」
ともあれ、健太も気がついたので男性はおいとまする事に。会釈し、両親も礼を述べる。
去り際、男性はアオイにも会釈するが、アオイは男性を黙って見つめていた…。
112 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/08/09(日) 22:02:13 ID:XqrDyNBY
「反射神経も運動神経もニブイ 力をパワーアップさせても、それをコントロールできない」
唐突にこんな事を言うアオイ。何で知ってるんだ? ――――まさか!?
「そうよ あたしがケン坊を屋上から突き落としたり、帰り道を襲ったりしたのよ
…ケン坊の力を試すためにね」
仁王立ちのまま、やや怒り気味で言い放つアオイ。
「…そーか、わかったぞ やっぱりキミは地球を侵略しに来た宇宙人… いや異次元人なんだな
今までのはみんな芝居なんだろ!」
「冗談じゃないわ!あたしのお父さんも殺されてるかもしれないのよ、ケン坊も知ってるじゃない」
「それも芝居なんだろって言ってんだよ!」
パシィ
いきなりアオイにひっぱたかれ、そのまま放心する健太。
「なによ、ほえたいのはこっちだわ! よくも無敵だのなんだのって言えたものね!
力をパワーアップさせても、その反動に耐えうる体力が無けりゃ意味がないわ!
カッコだけ正義の味方になっただけで喜んでもらっちゃ困るのよ! 遊びじゃないんだから!」
半泣きで正論をぶつけるアオイに、健太はただうつむいたまま話を聞いていた。
「――ゴメン うたぐってゴメン… 正義の味方が人をうたぐっちゃいけないよな」
「わ わかればいいんだけどさ
――とにかく、もっとケン坊には強くなってもらわなくちゃ困るのよ
あたしは約束を守る主義だから、ドリムノートはあげるけど、
ケン坊も自分で言ったんだから、無敵のヒーローになってもらわなくちゃね」
アオイは健太に背中を見せ、こぼれ落ちそうな涙を指で拭う。
「それは平気だよ、ドリムノートに力がパワーアップするように書くし、
それに対応できる体にしてくれとも書くから」
「――――……それがあまいのよ、 広野健太という人間自身が別人に変わる訳じゃないのよ
土台はケン坊の体なんだから、いくらパワーアップさせても、どこかに反動が返ってくるわ」
「じゃあどうすれば」
――答えは一つ、ケン坊自信がパワーアップすればいいのよ…
113 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/08/09(日) 22:02:55 ID:XqrDyNBY
…翌朝。
朝もやの中、自転車でつきそうアオイと共にジョギングする健太の姿があった。
――次の日からオレは、毎朝早起きして 学校に行く前にジョギングする事に決めた。
その他にも、なわとび、腕立て伏せ等々… 体力をつけるんだ
本当の無敵の英雄(ウイングマン)になるのはこれからだ!
――しかし 慣れない事をすると、どこかに反動が来るもんで…
「広野!」
「――ん ハ ハイ! 」
「正義の味方が授業中に居眠りしてていいのかなぁ――」
…授業中に居眠りして、バトルジャパン先生に怒られる健太であった。
〜〜〜〜こんな事では、まだまだ正義の味方にはなれんねー
>力をパワーアップさせても、その反動に耐えうる体力が無けりゃ意味がないわ!
ドリムノートの設定は一発ネタっぽくて今後が不安だったけど、
これなら普通にヒーロー漫画として成り立ちそうだ。
空飛んで逃げないところを見ると
翼はやっぱり飾りだったのか
結局
>>91の予想はどれも外れたが、なるほど、こう来たか。うまい設定だな。
確かに
>>114も言うとおり、これなら
「最初から強いだけでなく、成長するヒーロー漫画」として楽しめそうだ。
アメコミ調の壁穴にはチトワラタw スカートまくれ(;´Д`)ハァハァ
健太を助けたスーツマンは、ちょい役の扱いじゃないな。
美紅の父兄とか、なんらかの形で今後出てくる。
スーツマン?あの背広の青年?
単行本発売キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
こうしてみると変身・バトルが少ないのがよく分かるな。
あとは打ち切られないように祈るのみだ…
超銅金ウイングマンにプチワロスw なんだよ、アカンベーギミックとはw
単行本と言えば、あの目次の背景のウイングマン、妙にリアルだよな
>>120 うん、カッコイイ!実写化されないかなー…。
あのコスチューム、オレに下さいw
え、あれ本物なのか!Σ(;゚д゚) スゲー…
中身はやっぱり作者なのか?
123 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/08/10(月) 21:59:22 ID:uk/p1Srx
第10話――【新体操部の巻】
――仲額中 体操部専用体育館
レオタードに身を包み、新体操の練習に励む美紅の姿があった。
その体育館に群がる男子達。
「おい、あそこで何かやってんのか?」 「新体操部の朝練だよ、レオタード レオタード!」
…体育館の窓から鼻の下を伸ばしつつ覗き込む男子。
部員達は懸命に練習しているが、あれだけ下心丸出しの男子に見られては集中できない。
「先生、外の男子 なんとかしてください」
「まったく しょうがないわね ――――くぉぉら! いやらしい目で見るな〜〜〜!!」
群がる男子に一喝する松岡先生に男子は驚き、蜘蛛の子を散らしたようにトンズラする!
「や――ね―― いやらしい目でしか見れないのかしら」
文句を言う部員の会話を、美紅は黙って聞いていた。
――健太の家。
相変わらず布団をかぶったままフワフワ浮いているアオイを起こす健太。
「一緒に朝ジョギングするって約束したのに! 1日だけじゃねーかよ、一緒に走ったのはよ!」
アオイはもぞもぞと布団から顔を出すと、寝ぼけ眼で反論する。
「ジョギングするのはケン坊自身のためじゃない… あたしには関係ないでしょ」
「もう、こればっかり なーにが『あたしは約束を守る主義』だよ、まーったくよ」
その言葉にしぶしぶ起きるアオイだが、もうジョギングは終わった、これから学校だ。
「学校〜〜 じゃあ あたし もうひと寝入りしよーっと」
再び布団をかぶるアオイを、正義の味方として注意し、布団をひっぺがそうとする健太、
しかしアオイは眠いし寒いから起きたくないとわがままを言う。
「完全にオレを怒らせたな…
キミみたいな悪い奴は、正義の味方として倒さなければならないな… チェイング!」
本当に変身してしまった健太!
124 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/08/10(月) 22:00:03 ID:uk/p1Srx
「な に するの…」
まさかの事態にアオイも眠気が吹っ飛び冷や汗をかく。
「くらえ! 必殺!!」
「そ それだけはやめて〜〜〜!」
ウイングマンは――思い切り窓を開けた!?
「 ス ー パ ー ウ ル ト ラ 窓 開 寒 風 ア タ ―――― ッ ク !! 」
ピュ――――… 早朝の寒い風がアオイを直撃する!
「ひえ〜 許して――!」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090810214538.jpg 時間を見ると、もう8時35分!やばい、急がないと遅刻する! アホな事やってるからだ!
変身なぞするから10分無駄にし、急いで着替える健太の袖を引っ張る寝ぼけ眼のアオイ。
「おなかへったぁ 朝ごはん食べたいよ――」
「そんなヒマないの! こっち向いてるから早く着替えて」
「そっち向かなくてもいいよ ――これで着替えるから」
そう言って差し出したのは、アオイがいつも腰にさしていた、漫画的雷表現のようなスティック。
このスティックでどんな格好にもなれるのだ。
「せーの よ」 クルリン パッ
ジャージ姿であぐらをかいたまま、スティックを振ると―――― 一瞬で制服に着替えた!
一緒に家を飛び出す二人。
「ねぇ、遅刻ってそんなに大変な事なの?」
「ああ 松岡先生に八つ裂きにされるぞ」
「ええ〜やだー そいじゃ先に行くね」
言うが早いか、アオイの姿が健太の前から一瞬で消えた!多分テレポートだろう。
「そんな〜 一人だけで行っちゃうなよ〜!」
125 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/08/10(月) 22:00:47 ID:uk/p1Srx
――仲額中学校
出席を取る松岡先生は、またも健太がいない事に 折角の美人が台無しになる程憤慨していた。
「広野くんはいないの!? …遅刻したり 授業さぼったり、近頃たるんでるわね広野くんは
後で八つ裂きにしてやる…」
生徒A「先生 広野に正義の味方ごっこするのやめろなんて言うからダメなんだよ」
「なんで?」
生徒B「あいつ、自分が正義の味方じゃないって思うから 授業さぼったりするんだよ」
生徒A「そうそう 今までみたいに、正義の味方だって思わせれば 悪い事はできないって思って
遅刻とかしなくなると思うぜ」
…しかし、松岡先生は男子の魂胆バレバレだった。正義の味方ごっこでまた授業が潰れるからだ。
.。oO(それにしても、広野が遅刻するなんて珍しいな… おまけにあおいちゃんまで
本当にどうしたのかなぁ…)
2人を心配する福本は、チラリとアオイの空席を見ると、別の方向によそ見する。
<グ〜…>
「ん?」
腹の音に振り返ると、いつの間にかアオイが座っている事に驚く!
「あ―― おなかへったぁ…」 グ〜… 【教訓:朝ごはんはちゃんと食べましょう】
――ようやく学校が見えてきた健太。時間を見ると…9時10分!完璧遅刻だ! とにかく走る!
1−AではHRをすませ、最後に松岡先生から一言。
「えーと 最後に男子に言っとく事がある
新体操の練習を、イヤラシイ目で覗かない様に、わかったわね!
――わかったわね、美樹丸(びじゅまる)くん!」
起立・礼を済ませ、松岡先生が立ち去ろうとした時、最悪のタイミングで健太が教室に駆け込んだ!
「あちゃ…」
「ちょっと一緒に来い」
松岡先生は健太を睨むと、耳をつまんで廊下に引きずり出す。
一方、美紅は今朝の覗きの男子一同に健太がいなかった事に安堵していた。
126 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/08/10(月) 22:01:30 ID:uk/p1Srx
「まったく 今日は ついてねーな」
松岡先生に殴られてこさえたタンコブからズームアウトしながら、健太はアオイを睨む。
――ついてないと言えばもう一つ。
友人曰く、朝もっと早く来ていれば新体操部のレオタードが拝めたのに。
…しかし、健太は新体操を知らなかった!その言葉に固まる友人達。
「お おまえ新体操も知らないのか?
――ホントかよ、お前の好きなゴーグルXとかいうのがやってる奴だよ…」
「え〜〜〜っ! ヒーローと同じ事するのか!」
さすがヒーロー好きな健太。この説明で一発で納得し、ゴーグルXの新体操を想像する。
ふと、健太は考えた。
…ヒーローと同じ事するなら、実際にやってみたらウイングマン強化に役立つかもしれない!
「見たい! 見たい!! どーすれば見れるんだよ、おい!」
今まで興味なさそうだったのに、手の平を返し急に興奮しだし大声を出してしまう。
「み 美紅ちゃんにでも聞いてみ、よーくわかるさ」
――とゆーことで、早速美紅に聞いてみる事に。
「新体操部ってどこでやってんの?」
…その言葉に固まる美紅。もちろん、健太は下心はないのだが、美紅がそんな事知る訳ない。
「…見たいの?」
「うん、ものすごく」
しかし美紅は質問には答えず、顔を伏せ立ち去った。
「すけべ」
さっぱり理由が分からない健太の背後から声をかけたきよみが冷やかす。
「広野くんて、意外とやらしいのね」
「何の事だよ、オレはただ新体操ってどんなのか知らないから見たいだけなのに!」
しかし、アホな男子の覗きの影響で信じてもらえない。
「ホントなの? ――んじゃあ…」
127 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/08/10(月) 22:02:12 ID:uk/p1Srx
――放課後、体操部専用体育館前。
きよみの『そんなに知りたいなら、放課後体操部専用体育館へおいで』との言葉にやってきた健太。
…なぜかアオイまで一緒に来ているが。おもしろそうだからついて来たらしい。
ドアを開けると…いきなり目の前に美紅がいた。しかもこっちを見て。 直後いきなり閉められた!
「 帰 っ て ! 」
ドア越しに美紅の悲痛な叫びが聞こえてきた――。
そろそろ普通にバトルして欲しいんだが・・・
「ヒーロー」は背景でお色気やラブコメがメインじゃないかという気がw
スーパーウルトラ窓開寒風アタックフイタwwwww
わざわざこんな事で変身すんなよとwww
おかげで遅刻してるし自業自得だなw
>128
新体操の特訓しようとしてるし、前回からトレーニングしてるから、
そのうち本格的にバトルんじゃないか?
未だにどっちか本筋か確信もてないところはあるな
アオイ父の件とかあるから多分バトルの方だとは思うんだが
遅刻しそうならウイナアに乗ってけばいいのに…。
健太はやっぱり正義のヒーローだ!
132 :
粗筋!ウイングマン! 1/6:2009/08/11(火) 21:57:51 ID:nGu0GoMD
第11話――【愛は新体操 敵はシードマンの巻】
「帰って、お願い」
閉めたドアを背に、悲しそうに言う美紅。ドアの向こうでは開けて貰う様に頼む健太だがダメだった。
「なんなんだ、一体」
「見れないんなら帰ろ」
一方、体育館内では――
「どうしたの、美紅――」
「な なんでもないよ、いやらしい男子が覗きに来たのよ、だから…」
「――ったく、しょうがないなぁ」
ブツブツ文句を言う松岡先生。気付けばもう、外にはかなりの男子が集まっていた。
ドンドン ドンドン
美紅の背中のドアを誰かが叩いている。あまりのうるささにきよみも苛立ってくる。
「しつこい! 私が一言言ってやる… こら、しつこ・・・・・あら、広野くんじゃない」
ドアを開けると健太がいた。
「…って訳で、広野くん 新体操知らないってから私が呼んだの」
説明するきよみだが、アホな男子のせいで信じてもらえない。松岡先生も疑いの目で見ている。
.。oO(――全くしらじらしい 本当はレオタード見たいくせに… 大胆不敵な奴…
……おっ いーこと考えちゃったぁ… フフフ ギャフンといわせてやるぞ…)
小悪魔のような微笑みを浮かべる松岡先生。 その微笑み素敵ですよッ! ハァハァ
「広野くん 見学を認めるわけにはいかないわ――――
見学はだめだけど… 入部しなさい、それなら許すわよ」
松岡先生の意外な言葉に一斉に驚く部員達!健太も一瞬残念がるが、むしろその方が好都合!
何しろゴーグルXの戦闘スタイルを会得するのが目的なのだから。
「せ 先生! この部は女子しか…!」
「あ、いいのいいの」
133 :
粗筋!ウイングマン! 2/6:2009/08/11(火) 21:58:34 ID:nGu0GoMD
松岡先生は部員を集め、スクラムを組み小声で部員に説明する。
『いい、ここで広野くんに新体操やらせれば、他の男子生徒に新体操が
どれだけハードか教えられるわ… いい見せしめになるでしょ』 なーるほど
――と、ゆーことで…
『 よ ー こ そ 新 体 操 部 へ ♥』
部員一同、声をそろえて笑顔で健太の入部を歓迎するのであった。
「さぁ、そろそろはじまるぞ〜〜〜♥」
エロゾンビ… もとい、エロ男子共はこれからはじまるめくるめく煩悩ショーに胸躍らせる。
――――が。
「ん なんだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!? なんで広野が!?」
なんと出てきたのは、ジャージに着替え、道具を持って喜ぶ健太だった!!
「コラ 何してんの、練習はじめるわよ」
松岡先生はリング(フラフープ?)を健太の首にひっかけ連れ戻す。
「いい、私は何も教えないけど、みんなのを見て覚えるように」
場面は変わり校舎内。
「なかなかいい学校ですね」
校舎内を歩く教師2人。どうやら案内されているようだ。案内されているのは――
以前、隣町まで爆走した健太を運んでくれた男性だった。
――再び場面は体育館へ。
「ちくしょう… 広野の奴、上手い事やりやがって… 目の前でレオタード姿が見れてうらやましい」
そして部員達は… 美紅を除き、全員クスクス笑っていた。
134 :
粗筋!ウイングマン! 3/6:2009/08/11(火) 21:59:15 ID:nGu0GoMD
目の前でリボン体操する女子の動きを模範しながら、一生懸命練習する健太。
…が、リボンが足に巻きつきコケてしまう。その様子を見て爆笑する部員と男子一同。
――リングを使っては股関節を痛め、
――もう一度挑戦したリボンは体中に巻きつき、
――クラブに至っては脳天に落としてしまう!
…これはもはやドリフだw ひたすら爆笑する男子であった。
「ねぇ、もうやめなよ これじゃいい笑いものだよ」
「うるさい まだやるんだ!」
見てられなくなったアオイは健太を止めるが、彼の目は巨人の星ばりに燃えていた!
――今度はボール体操をやってみる健太。
真剣に体操に取り組む健太の姿に、美紅は自分が誤解していた事に気付き始める。
…そして、松岡先生も…
.。oO(まいったなぁ、逆効果だわ 男子生徒を余計に熱中させてしまった
…でも 広野くん… あなた基礎からちゃんと教えれば、かなりうまくなりそうだわ
動きのコツをだんだんつかんできてる)
――連載開始以来、初めて健太をほめる松岡先生であった。
再び場面は校舎を案内する教師へ。
「じゃあ、次は新体操部の練習でもお見せしましょう レオタードピチピチギャルが見れますぞ…」
「はぁ」
…ここにもエロゾンビ発見。教師のくせに。しかし案内されている教師は興味なさげだ。
咳払いをして体育館へ入る2人。
「あ 教頭先生 (――お いい男…)」 思わず両目をハートマークにする松岡先生。
「今度 うちの教師になる北倉先生に学校を見学してもらっとるんだが、ここも見学していいかな」
「は はい かまいませんけど」
135 :
粗筋!ウイングマン! 4/6:2009/08/11(火) 21:59:57 ID:nGu0GoMD
――そこで北倉はある物を見つける!
.。oO(ウ ウイングマン! こんな所にいたのかウイングマン…
フフフ 今日からここの教師になったのだよ、ウイングマン 挨拶でもするか…)
新任教師・北倉はポドリムスのキータクラーだった!
「なんだぁ、雲が出てきたぞ ――――!? ててて 天と地が逆に…!」
男子が空を見上げると、空にはなんとグラウンドがまるで写真を逆さまにしたように存在していた!
その直後、男子生徒達、いや、周囲が全て逆さまになり時間が止まった!
アオイも逆さまの光景に驚き、健太に警告を発する。
「ケン坊 みんなの様子がおか……! ケン坊!!」
健太は何か見えない力で空中を振り回され、窓を突き破り外へ投げ出された!
そこで健太もまた、初めて上下逆の光景を目にする。
《フフフ 久しぶりだなウイングマン
今 この空間はポドリアルスペースになっている、動いているのはお前達とワタシだけだ
他の者は止まった状態になっている ジャマされたくないし、表沙汰にしたくないのでな》
「とうとうここまで追ってきたか、キータクラー! 行くぞ!チェイング!!」
変身完了! ――そして、初の決めポーズへのモーション公開!
「悪! 裂! ――――ウイングマン!」
校舎の陰に隠れた北倉の姿のままのキータクラーは、ふところから何かを取り出す。
「このシードマンの種を土に埋めると…シードマンの誕生だ 行け、シードマン」
天地が逆になっているので、頭上の地面(ちょっとややこしい)に種を埋めると、
種は一瞬で成長し、頭上の地面にもぐったままモグラのようにウイングマンへ向かって移動する!
「姿を現せ!キータクラー!」
叫ぶウイングマンの背後の頭上(ああややこしい)から襲い掛かるシードマン!
しかしウイングマンはダッシュでこれを回避!ジョギングの成果だ!
136 :
粗筋!ウイングマン! 5/6:2009/08/11(火) 22:00:40 ID:nGu0GoMD
今度は爪を伸ばし襲い掛かるシードマン!
ウイングマンは両腰のクロムレイバーを展開、二刀流になり――新体操のポーズで爪を受け止める!
「へへへ 新体操で覚えた技さ!」
今までと違い、強くなっているウイングマンにアオイは黄色い歓声をあげる。
襲い掛かるシードマンの攻撃を、短距離ダッシュで回避していくウイングマン。
「へへーん、どうだ!! もうこの前のオレとは違うんだよ!」
《腕を上げたな、ウイングマン 今日の所はほんの挨拶代わりだ
いいか、これで勝ったと思うなよ シードマンの力は まだまだこんな物じゃないのだからな…》
途端、空間が震えたかと思うと――再び、元の上下が正しい空間へと戻る。時も再び動き出した。
「あれ、あたし何しようとしてたんだっけ」
「あり 北倉先生がいない…」
その後、姿の見えない健太を探すアオイ。
「ケン坊ー ケン坊ー どこ行ったのー?」
そして健太は――ウイングマンの姿のまま、こっそりと植え込みに体育座りで隠れていたのだった。
.。oO(参ったなぁ 急に元に戻るんだもん こんな姿を見られたらまた松岡先生に怒られちゃうよ…)
――やはり、健太にとっての最大の敵はキータクラーでもシードマンでもなく、松岡先生でした。
早く10分たたないかな…
137 :
粗筋!ウイングマン! 6/6:2009/08/11(火) 22:01:21 ID:nGu0GoMD
――その日の夜。
「あれ―― ケン坊、どこ行くの?」
「ん、ちょっと」
外出する健太を見送り、入浴するアオイ。 読者の皆様、サービスシーン開始ですぞッッ!!
「それにしても フフ 今日のケン坊は強かったなぁ …あの調子でやってくれると期待できるぞ
いや でもまだまだ油断はできない、明日からも厳しい特訓をさせなくっちゃね――」
その時、浴槽の底から昼間戦ったシードマンが現れ――――アオイを水中へ引きずり込んだ!!
隣町の男はキータクラーだったのか…
あれ、でもそれだとなんで家まで送ってくれたんだ?
そしてなんでそんなに偽名のセンスがないんだ?
おお、やっと次回からバトル開始か!
4話での雪辱戦をぜひ晴らして欲しいところだ。
ポドリアルスペースはギャバンのマクー空間のパロかなw
そしてあらすじさん、アオイのヌードにはっちゃけすぎ、興奮しすぎwww
>>138 何か思惑があってあえて助けたのか、もしくはあの男に化けたのか。
今の所何とも言えないね。
ポドリムス人は三次元の名前のセンスがないのは…まぁ、漫画だからということでw
北倉なんてわかりやすい名前でも
健太は気付かないんだろうな
新体操も松岡先生に認められて実戦に早速応用してるし
ちょっと走り込んだだけで時速500kmのダッシュも使いこなしてるし
ただのヒーロー馬鹿かと思ったら案外センスはあるんだな
142 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/12(水) 22:00:36 ID:AZT2EC8K
第12話――【命は青空 捕虜はあおいの巻】
<扉絵:ドリムノートに書かれた新設定、シードマン紹介>
・はね ←とぶときいがいはしまうことができる!
・ドリムカセット ←この中にドリムノートをしまうことができる!
・シードマン1号<メレム> 特徴:指が伸び、目から破壊光線を出す!
バシャッ!
入浴中、メレムに水中(浴槽)に引きずり込まれたアオイは必死で抵抗する!
このままでは溺死してしまう!! 誰だサービスシーン等と言ったのは!
壁のタイルの上端に捕まり、一気に水中から出るアオイ。メレムもまた水中から飛び出る!
アオイの腰をつかむが、ケリを入れられ水中に没するメレム。
この隙にアオイは風呂場から出、急いで服を着る。
――だが…スカートをはいた瞬間、背後から再びメレムが襲い掛かった!
助けを求める声もむなしく、アオイはメレムに異次元空間へと引き込まれ消えていった…。
――その頃。
「コンティニパンチ!」
空き地で土管相手に新技の練習をしていたウイングマン。
<コンティニパンチ ――これは1秒間に数十発のパンチをくりだす技である――>
土管を破壊しパンチを引っ込めると…腕がダラ――ン…
「いてててて! か 肩が肩が! う―― う――!!」
…肩の激痛にのたうち回るウイングマンだった。
143 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/12(水) 22:01:18 ID:AZT2EC8K
…ようやく痛みもおさまってきた。
「はぁ… 参った… 新しい技をたくさん作ったのはいいけど… どの武器も体のどこかが痛くなる
これじゃ、武器に慣れる前にオレの体が壊れちまう まだまだ体を鍛えなきゃダメだなぁ
――んじゃ、次は体を使わない!
ナウいヒーローにはつきものの、あの武器を試すか… ウイナアを呼ばなくちゃ」
しかし、ウイナアを呼ぼうとした瞬間、変身が解け元の姿に戻った。
「もう10分か… これじゃノロノロ戦ってたら、武器を使う暇がないぞ それにすぐ戻っちまう」
――その時、健太の頭上にキータクラーの幻影が現れた!
《フフフ よく聞けウイングマン、アオイはあずかった
アオイを返して欲しくばドリムノートを持って 都栄町の丸まるビルの屋上まで来い!
ドリムノートを持ってだぞ! ハハハハハ》
…人ごみをかき分け、都栄町をひた走る健太。指定のビルを発見、階段を駆け上がる!
息を切らしつつ屋上へ出ると…空中にアオイが囚われ、キータクラーが待ち受けていた。
「ドリムノートを持って来ただろうな」
「へへへ 心配しなさんなって、ちゃんと持ってきて――――」
そう言いかけた瞬間、背後からメレム襲撃!健太は捕まり、怪力で空中へ投げ出された!
変身する間もなく背中から落下し、苦痛にうめく健太。
「どうしたウイングマン、アオイを助けに来たんじゃないのか?」
言うが早いか、キータクラーは倒れたままの健太にケリを入れる。
そしてメレムも健太にネックハンギングツリーを仕掛け、再び空中へ投げ飛ばす!
「チェイング!」
キーワードを叫ぶ健太!全身が輝き、屋上の出入り口の上へと着地する。
「悪! 裂! ウイングマン! ――いくぞ! ウイングル・クラッシュ!」
<ウイングル・クラッシュ ――つまさきがとがり どんなにかたい岩でもつらぬく!――>
ドロップキックの体勢で空中からメレムに蹴りを入れるウイングマン!
144 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/12(水) 22:02:00 ID:AZT2EC8K
――だが、その勢いでコンクリートに刺さってしまう!
「うう〜〜 つつ 足が、足が抜けない…」
マヌケなポーズでジタバタするウイングマン…。
痺れた上に抜けなくなった足を両手で持ち上げて抜きながら、メレムの体の硬さをぼやく。
メレムは動けないウイングマンに向かって破壊光線を発射するが、ウイングマンも間一髪で回避!
回避と同時にメレムの背後に回りこみ、ヘルメットの角飾りに手をかけて叫ぶ!
「スパイラル・カット!」
ウルトラセブンのように角飾りを鋭利な刃物と化し、ブーメランのように投げつける!
S・Cはそのまま戻ってきて元の位置に装着される!
「・・・・・・・・・逆についてどーすんだ、逆に!」
…が、逆さまについてしまった!カッコ悪ッ!! …とりあえず元に戻そう。
「さーて ここまでくれば… 悪人の負けるパターンなん…だ… うう うっ!」
優勢だったのにダウンしてしまうウイングマン!
「フフフ ほんの前まで生身の人間だったものが あんなに人間離れした武器を使って
体に反動がこないわけがない 今だ、殺れシードマン!」
冷静に観察していたキータクラーは、今がチャンスとメレムに命令する。
メレムはウイングマンの首を締め上げる!苦しむウイングマン、大ピンチだ!
「うぅぐ… ファ… ファイナルビ――――ム!!」
ウイングマンが力を振り絞って叫ぶと、体の青い部分(胸・頭部)から強力なビームが発射され、
至近距離にいたメレムは一撃で消滅する!!
ファイナルビームの破壊力はすさまじく、メレムを消滅させるだけではなく、
そのまま貫通し隣のビルの一部まで破壊してしまう!
「す すごい…」
あまりの破壊力に、囚われたままのアオイも冷や汗をかき絶句する…。
《覚えていろウイングマン この借りは必ず返すぞ》
145 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/12(水) 22:02:42 ID:AZT2EC8K
捨て台詞を残し、撤退するキータクラー。 …と同時にアオイの拘束も解け、ビルの屋上に落ちる。
「シードマンったって 大したことないわねー ハラハラして損しちゃった」
尻餅をついたおしりをさすりながら、ウイングマンに声をかけるアオイ。
「お嬢さん」
ふと、アオイの背後から何者かが声をかけた。
「今度はハラハラさせますよ、そう 充分楽しませてあげます
わたしのシードマンは弱虫のキータクラーと違って強いですからね」
アオイが振り向くと…なんと敵はまだ2人いたのだ!恐らく指揮官クラスと、戦闘用シードマン!
アオイはファイナルビームのポーズのまま動かないウイングマンに駆け寄るが…
「き 気絶してる…」
「楽しんでもらえて ドリムノートさえいただければ充分ですよ フフフ」
短期間で一気に技増やしたなあ
まあもともと妄想のストックはいっぱいあったんだろうけど
あとキータクラー戦で書きかけてた「スプリクト・フラ…」
が微妙に気になってるんだけど使わないのかな
妄想じゃない全裸だ!
入浴中を遅うとはやるじゃないかキータクラー。
単行本1巻分位のエロコメを置いて、ようやく正統派ヒーロー漫画らしくなってきたな。
ウイングルクラッシュ、スパイラルカットの副作用にちとフイタがw
ガンダムなんかの上向きの角が下を向くと、いかにマヌケになるかがよくわかるw
ファイナルビームは破壊力すごそうだが、外したりすると一気にピンチになりそうだな。
>>146 そういやその技、俺も気になってた。スプリクト・フラ…何だろう?
フラッシャー?フラッシュ?フラクター?フラフープ?
フランク
フラミンゴ
>誰だサービスシーン等と言ったのは!
あらすじさん、あんただろww
>・はね ←とぶときいがいはしまうことができる!
作者、このスレ見てあわてて設定変更したなw
まぁずっと羽根出しっぱなしだったら、地上戦では邪魔になるからいいけどな。
しかし羽根が無くてもかっこいいな、ウイングマン。
作者のデザインセンスに脱帽だ。
敵に投げ飛ばされながらの変身ってカッコイイね!
しかし北倉さんリメルの右腕とか言われてたわりに
武器もほとんど無いヘッポコ状態のウイングマン逃がすわ
はやくも出てきた別の幹部に馬鹿にされてるわ大丈夫なのか
154を見て、仮面ライダーの地獄大使を思い出した…
156 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/13(木) 21:57:33 ID:of94UeQt
第13話――【月は救世主 生はウイングマンの巻】
「きゃああぁぁ!」
増援のうさちゃんリンゴ頭のシードマン(仮称)に投げ飛ばされるアオイ!
「おっと失礼、軽く投げたつもりですが さぁ、ドリムノートを渡してくれる気になりましたか?」
アオイはDPビームを発射し、それを答えとする! だが、うさちゃんリンゴ頭は難なく回避する。
一方、ビルの下では、先程ウイングマンのファイナルビームで破壊され、
炎上したビルを消火化中の消防車に集まる野次馬がいた。
「おい、このビルを爆破した光が出たビルの屋上がまた光ったぜ」
野次馬のその言葉に、警官が事情徴収をしようと歩み寄った。
――再び屋上。
「フ フフ… そうですか、お嬢さんがそういう気なら戦うしかありませんか
今からお嬢さんのお相手はこのシードマンです! こいつは手加減しませんよ!」
【悪役名鑑2 シードマン<ゾーム> 特徴:顔を二つ持ち、口から溶解液を吐く etc】
うさちゃんリンゴ頭は部下らしきシードマン・ゾームへ命令する。
ゾームは一声吠えるとアオイへ襲い掛かる! アオイは迎撃のDPビームを発射し、ゾームを直撃する!
「やった」
――だが、ゾームは無傷だった! いや、それどころか五体がバラバラに分離している!
ゾームは分離したままアオイに襲い掛かり、腕がシャツをかすめてブラジャーが露になる。
さらに足がアオイの腹を蹴り、追い討ちの背中蹴りでアオイはダウンしてしまう。
再びゾームは合体し、とどめを刺さんとアオイに近寄っていく。
アオイもまたDPビームで反撃するが――DPビームが反射された! バリア能力だ!
157 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/13(木) 21:58:15 ID:of94UeQt
「フフフ 驚きましたか、そのシードマンは対光線用のバリアを使えるのです
ファイナルビームなど跳ね返してしまうんです
どうです?キータクラーのシードマンとの差がわかりましたか?」
自慢げに解説するうさちゃんシードマン。
――その時、屋上のドアを開け、警官達が乱入してくる!
うさちゃんシードマンは光線で警官達を眠らせてしまう。
「キータクラーの能無しめ! リメル様に表沙汰にしてはいけないと言われてるだろうに」
<以下回想>
王宮にてリメルに指示を受けるキータクラー達。
「キータクラー シャフト 二人にシードマンを与えよう
先にドリムノートをとってきた方に褒美を出す、手段は選ぶな いざとなったら殺してもいい
ただし表沙汰にはするな、三次元人でも大勢の力が集まれば厄介な事になるからのぅ…」
<回想終了>
ようやく本名が出た、あらすじ泣かせだったシャフトはポドリアルスペースを発生させる!
世界が上下逆となり――時間が止まった。
「フフフ これで思う存分戦えますな」
ゾームは背後からアオイの足首をつかみ持ち上げる! ゾーム、そんなにパンティが見たいのか!
ふと、ゾームのわき腹から生えていたと思われた腕が胴体から離れ、人間と同じような腕となる。
伸ばした腕でアオイの右手を掴み、逆さ磔にする。
今度は頭部が半回転し、角と思われていた後頭部が前を向く。 そこには恐竜のような巨大な口が!
アオイを食い殺そうと、無数の牙が生えた口を大きく開け迫るゾーム!
ちょうどその時、ウイングマンの変身も解け健太の姿に戻る。意識も戻ったようだ。
「うう 新手か… あ あおいさんがあぶない!」
健太は背後からシャフトの足に飛びつくが、逆に蹴られてしまう!
158 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/13(木) 21:59:00 ID:of94UeQt
「おや、体の自由がきかないとみえますな ドリムノートを素直に渡した方が身の為えすよ フフフ」
健太は腕をつきだし、キーワードを叫ぶ!
「ウイナア! ウイナルド… シルエット!!」
…だが、ウイナアは現れないどころか何も起こらない!健太はシャフトに顔を踏みつけられる!
「悪あがきはやめなさい! ワタシの勝利は もう確実なのだ!
キータクラーのくやしがる顔が見えるようだ!」
健太の顔を踏みつけたまま、勝ち誇って笑い出すシャフト。
――その時、上空からシャフト目掛けてビームが放たれた! 間一髪で回避するシャフト!
「うぉっ!? な 何者だ!!」
上空を見上げるシャフト。そこには―― 鮮やかな三日月をバックに、空中に浮かぶ人影。
その人影はこちらへ急接近してくる! …それは、翼をはやしたロボットだった。
ロボットはゾームへ殴りかかり、アオイの危機を救う!
「あ あんなマシン、データの中に入ってないぞ!」
「ウイナルド」
まさかの増援にとまどいを隠せないシャフト。駆けつけてくれた救援・ウイナルドに一安心する健太。
ウイナルドは腕部のビームサイザー(光の剣)を起動させ、襲い掛かるゾームの腕を切り落とした!
さらに頭部の角からのビームを発射するが、こちらはゾームのバリアには通用しなかった!
それを見た健太は驚愕する。
.。oO(バ バリア… ウイナルドのレーザービームもはねかえすとなると…
オレのファイナルビームもはねかえされるかも…!)
ゾームの腕を切断されたシャフトは激昂し、アオイを血祭りにあげようと襲い掛かった!
それに気がついた健太は、再びチェイングしアオイを守る!
クロムレイバーでシャフトの針のような剣のような、鋭い腕を防ぐと、
その隙にアオイが健太ごとシャフトを飛び越え、後ろからシャフトの角をつかんでのけぞらせる。
「今よケン坊!」
「よ よし うりゃあ!」
159 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/13(木) 21:59:42 ID:of94UeQt
クロムレイバーをシャフト目掛けて突き出すが、刺さる直前シャフトは消えてしまった!
《後はまかせたぞ、シードマン》
「逃げるな! 卑怯者!!」
一方、ウイナルドと戦っているゾームは、恐竜の顔からもう1つの顔に戻すと、溶解液を吐き出した!
溶解液はウイナルドの左肩付近へ付着、装甲を溶かし始める!
.。oO(溶解液!? し、しまった ウイナルドが溶かされてしまう!)
直後、ウイナルドの肩部が爆発する!
「ウイナルド! ウイザービームだ!」
ウイングマンの指示に従い、ビームを発射するが当然はねかえされる。
.。oO(そ そうか! ビームはダメなんだ、今のウイナルドにはビームしか武器がない…
…となれば、オレが倒すしかないんだ… 『あの技』 で…
しかし あんなハードな技を使ったら… 死ぬ、かも…
しかし使わなければ、みんなやられてしまうんだ!)
もはや体力も無くなりフラフラなウイングマンは、両腰の短いままのクロムレイバーを両手に構える。
「――やるしかない! くらえ! ドライバーレイド!!」
コンバトラーVの超電磁スピンの様に高速回転で敵に突っ込む、新技・ドライバーレイドが炸裂した!
そういえば作者酒井法子ファンじゃなかったっけ?
電影少女OVA化の時主題歌か何かの関係で嬉々として一緒に写真写ってたような。
>>160 何の話だ?
>>1を読んでドライバーレイドをくらいなさい!
うさぎリンゴシードマンwwwww
しかし
>クロムレイバーをシャフト目掛けて突き出すが、刺さる直前シャフトは消えてしまった!
このシーン、勢いついてたらヤバかったな…((((;゚Д゚))))
あとウイナルドかっけええええ!!
ロボならミサイルかロケットパンチぐらいは搭載しとけ健太、詰めが甘いな
ビーム反射されるんなら、ビームサイザーで切り裂けばいいだろと
>ゾーム、そんなにパンティが見たいのか!
空気読みすぎだろゾームwww敵ながら倒してしまうのがもったいないほどだw
ウイアナ2号機かウイアナ変形か知らんけど
ウイナルドかっけえ
>>165 ウイ「ナア」なw
頭部がウイナアのカウルっぽいし、胸部が前部ホバーっぽいので変形だと思うんだが、
手足がどうなってるのかかわからんね。
分かりにくい形での変形なのか、別パーツなのか?
ウイナアだったか
語源は勝者か
ウイナルドかっこイイ!!
おもちゃ出んかな?
超合金とかプラモとか・・・
>>166 連載時から今まで、ウイアナだと思っていました、、、、、、、
>>163 向こうから攻撃してきたところに不意打ちで出したから効いただけで
名前にビーム付いてるしバリア張られたら防がれるんじゃないか
でもバリアの描写見るに、バリアと体の間に空間があるから、
体自体がビーム無効ならともかく、これだったら通用するかと思うんだが…
172 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/14(金) 21:59:03 ID:qAy5H2B4
第14話――【力はシチュー 危機は美紅の巻】
「くらえ! ドライバーレイド!!」
コンバトラーVの超電磁スピンの様に高速回転で敵に突っ込む、新技・ドライバーレイドが炸裂した!
「どけ ウイナルド!」
ウイナルドが避難した事に気がついたゾームは振り返るが…時すでに遅し。
ドライバーレイドはゾームの体を見事貫いた!
しかしウイングマンは回転と直進の惰性ですぐには止まれず、正面のビルの壁に激突してしまう。
壁からずりおちるウイングマンへ駆け寄り助け起こすアオイ。
「ケ ケン坊!しっかりして! バカ! なんであんな無茶苦茶な技使ったのよ 死んじゃうよ!」
「こ こうするしかなかったんだ… こうでもしなきゃ みんなやられてた…
あ あおいさんを 死なせる訳にはいかないからね…
オレを… 正義の味方にしてくれた 大切な人だもの… ヘヘ…」
そういい終わると、ウイングマンは気絶してしまった…。
「大変! 早く家に帰って手当てをしなくちゃ ――ウイナア、早く来て! ウイナア!」
急いで帰ろうとウイナアを呼ぶアオイ。 そして、その側には2人を見守るウイナルド。
「ウイ… ん?」
ふとアオイはウイナルドに異変が起きた事に気がついた。羽根が収納され始めた!
胸部がせり出し、右腕が消え、頭部が収納され、両足が消え――ウイナアへと変形した!
「ま まぁ ウイナルドはウイナアだったの …少し壊れてるけど飛べるかなぁ」
――大丈夫だった。アオイは健太を背負い、ウイナルドに乗せ飛び立った。
そして空間が震えたかと思うと…天地は再び戻り、ポドリアルスペースは解除された。
173 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/14(金) 21:59:47 ID:qAy5H2B4
健太の家。
気絶した健太を寝かせ、濡れタオルを当てて心配そうに看病するアオイは健太の手を握り締める。
.。oO(――ウイナルドにしろ、武器にしろ ケン坊の想像力はすごいわ…
でも…ケン坊の想像力が 敵の実力より上かどうかは…
敵の実力 敵の事をもっとよく知るためには このおとうさんの記憶に頼る他ない…
おとうさんの事思い出すからあまり使いたくなかったけど…
今となっては おとうさんの記憶だけがたよりだものね…)
アオイは父から預かった記憶リングを取り出し頭にかぶった。 リングから記憶が流れてくる――
――翌朝の仲額中学校。
朝礼で新担任着任の連絡があり、そこで紹介される北倉。
「どんなんかしら… ―――― わ ぁ ♥」
北倉の美貌は、たちまち女生徒を虜にしてしまう。その威力は黄色い悲鳴がまきおこる程!
校長の話では、北倉は一年の授業を受け持つようだ。
「カッコイイねぇ、あの先生 ねぇ、美紅もそう思わない?」
「ん―― 別にそうは思わないけど」
きよみに話しかけられるが、美紅はあまり関心はないようだ。
――1-Aでのホームルーム。
健太とアオイは欠席だった。さぼりでもなく、うるさいのがいなくてご満悦な松岡先生でした。
その時、ドアを開けて北倉が教室に入ってくる。
「あ まだでしたか… 次、私の授業なもんで… 早すぎましたか、ハハハ」
笑ってごまかし、そそくさと立ち去る北倉。騒ぎ出す女子を見てへそを曲げる男子。
「ヘン!なぁんだよ、あんな奴! ――ねぇ、先生」
「結婚したいわぁ…♥」 ドドッ!!
両目をハートマークにし、心奪われる松岡先生に生徒一同は思い切りコケた!
174 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/14(金) 22:00:39 ID:qAy5H2B4
.。oO(――そうか、ウイングマンとアオイは欠席か… まさかシャフトに負けたんじゃ…
フッ そんな事はないな、私のシードマンが負けたんだ、シャフトごときに負けるはずがない)
廊下を歩きながらそんな事を考える北倉に、女生徒が挨拶する。
そこで北倉は女生徒に給食置き場の場所を尋ねた。
場所を聞き、立ち去る北倉。北倉と話ができた事を喜ぶ女子2人。
.。oO(フン 三次元人め… みんな浮かれていられるのも今のうちだ)
給食置き場にたどり着いた北倉は、小箱を取り出すとその中の粉を給食鍋の中にふりかける。
「シードマンの種の粉入りシチューを食べれば… 全て私の思うままだ
この学校の人間みんながシードマンになるのだからな…
それで騒ぎになればウイングマンは必ず来るはず その時がウイングマンの最期だ…」
――給食の時間――
きよみに保健委員として呼ばれた美紅はケガした生徒を不在の保健医代わりに手当てする。
生徒の手当てが終わり、きよみと共に教室に戻る。…おかげで給食が遅れちゃった。
「ゴメン つきあわせちゃって」
「美紅があやまる事ないよ あーあ みーんなもう給食食べてるぞ」
美紅は松岡先生に保健室に行っていた事を報告する。 はい、ごくろうさん。
「あ〜! シチューがもう無い!」
「こいつがみーんな食っちゃったんだよ」
「オレ シチュー大好き」
「コラー!」
シチューをバクバク食った犯人は、最初から大盛りを頼んだ美樹丸だった!
「じゃあ、ほら 先生のシチュー 少し分けてあげるよ」
笑顔ですすめる松岡先生。きよみは喜んで少し分けてもらうが、美紅は遠慮した。
着席すると、ふと美紅は健太の事が心配になった。
.。oO(――広野くん、どうしたんだろ 帰りにお見舞いに行こうかなぁ…)
175 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/14(金) 22:01:21 ID:qAy5H2B4
――そして昼休み、異変が起こった!
「ん〜〜… ――さて」 バキィ!
伸びをして机に手を突いただけで机を破壊してしまう男子!
手を洗おうと、水道の蛇口を開けたら水道を壊してしまう女子!
友人の肩を軽く叩いたら、床にめり込ませてしまう男子!
<学校の人間が怪力になってしまったのである。 シチューを食べた人間、全てが…
――――もちろん、この子(きよみ)も例外ではなかった!
「みーくちゃん 何ボーッとしてんのよ!」
美紅と共に屋上にいたきよみは、手すりにもたれていた美紅を背中から軽くはたく。
「えっ!?」
その瞬間、美紅の体は上下逆さまになっていた。
――そして、校舎内では生徒達があちこち破壊してしまい、大騒ぎになっていた――
なるほど、学生のシードマン化というウイングマンの戦闘能力だけでは解決できない事件を
父親の記憶を利用したアオイさんがどうにかする流れか
確かにあの状態では学生が大量に人質になってるのと同じだよな。
てか健太、かなり重傷のようだが次の戦い、出撃できるのか?
…あ、そうか、こういう時こそドリムノートだ!
「怪我が早く直る薬や装備」を書けばいいんじゃなかろうか!
>>177 例によって反動が出たらヤバイ、
「はやく治った分寿命が縮みました!」
とかなりかねない。
怪力描写がギャグでぼけてるように見えるんだがw
>>178 あ、そうか… いい事ばかりじゃないんだよなドリムノートorz
最後、美紅どうなったんだ。
背骨が折れたとかじゃないと思うが。
屋上の手すりにいたから普通に突き落とされたんだと思うが
183 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/15(土) 21:59:20 ID:m615a6EK
第15話――【友は恐怖 破壊はキータクラーの巻】
「キャア!」
頭から真っ逆さまに校舎の屋上から落ちそうになる美紅!
とっさにきよみは美紅に抱きついて落下を防いだ!
「やだ もう 美紅ったら冗談きついんだから…」
「ええ〜っ? 冗談でこんな事しないわよ 本当に落ちそうになったんだから…」
「ホントに? でもそんなに強く押してないけどなぁ」
きよみは謝りながら、美紅と共に教室に戻ってくる。
バキッ!
不意に何かを破壊する音。…見ると、美樹丸が机を破壊してしまった事に周囲は驚いている。
「ほら、やっぱりお前おかしいよ ちょっとさわっただけで机が壊れたもん」
「オ オレ知らないよー み みんな いじわるしないでよー!」
美樹丸から逃げる生徒。それを追う美樹丸。
「なんでみんな逃げるんだよー」
「だってお前、異常だもん」
「異常じゃないよ、普通だよー!」
駆け寄る美樹丸を追い払おうと、突き飛ばすが…突き飛ばされた美樹丸は吹っ飛んでしまった!
「ん? オ オレも異常だ…」
――直後、全員うめいてうずくまったかと思うと、すぐ顔を上げる。
その顔は――――すでに本人の意思もない、シードマンの目をしていた…。
《さぁ 私のしもべ達よ、思う存分暴れるのだ! 暴れて 暴れて 学校を崩壊させろ!
さぁ壊せ! 暴れろ!》
キータクラーの命令に従い、破壊活動を開始する生徒達。
「何この声、どこから聞こえてくるの!?」
まだシードマン化していない美紅は、周囲に響き渡る声を不気味に思う。
184 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/15(土) 22:00:04 ID:m615a6EK
この光景を映像化してどこからか見ていた北倉は、美紅ときよみが
まだシードマン化してない事に気付き、生徒達に2人を襲う様に命令すると、
さながら、映画「ゾンビ」…それも「走るゾンビ」のように2人に襲い掛かる!
美紅達は教室のドアを開け廊下へと逃げ出す!
しかし、廊下のガラスを破って生徒達の腕が伸びてくる!
「もうやだっ!」
Uターンした途端、松岡先生の胸にぶつかる美紅。一瞬安心して涙ぐみながら恩師の顔を見上げる…
しかし、松岡先生もまた、シードマン化していた!
「せ 先生まで… 先生まで!」
「ダメよ美紅! みんな変になってるんだから! 一気に走り抜けるのよ!」
きよみは美紅の腕を引っ張り、生徒の間を走り抜けるが…いつの間にか美紅は生徒達に捕まっていた!
「はなせこんちくしょう!」
美紅の喉元に噛み付こうとしている生徒を、イスをぶん投げて撃退し救出するきよみ。
ふと、誰もない教室を見つけ、その中へ立てこもる2人。
教室中の机とイスでバリケードを作ったが、廊下からは無数の生徒達がドアや窓を叩きまくる…。
「ああ 神様… 広野くん…」
もはや美紅には、祈る事しかできなかった。
一方、健太の家。
「ぎょええっ! 遅刻だ――!!」
今の今まで気を失っていたので、欠席扱いになっていた事も知らず登校しようとする健太。
アオイもそのケガでは無理だというが、正義の味方はこんな事では休めない!
「そうだ ドリムノートに新しい武器を書き加えよう
万が一を考えて、ケガした所をカバーする武器を…」
アオイも仕方なくスティックで制服に着替える。
「本当に行くの? どうなっても知らないよー」
「えーと 体の痛い所はっと… いいからあおいさんはウイナア呼んで」胸と…左腕と…それから…
185 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/15(土) 22:00:46 ID:m615a6EK
アオイは言われるまま部屋にウイナアを呼び出す。健太も2階から母親に学校へ行く事を告げる。
「あら 今から行くの? 気をつけてねー」
ウイナアにまたがろうとする健太だが、あちこち痛む。 …結局アオイが運転してくれる事に。
そしてウイナアはワープ開始した。
校舎に現れるウイナア。…が、辺りが激しく騒がしい。
「なぁ、なんだか騒がしくないか?」
「なんか楽しい事でもやってんじゃない」
――場所は変わって、立てこもった美紅達は… ついにバリケードを破られてしまう!
「キャアア! 助けて! 助けて!!」
思わずきよみにしがみつく美紅!…しかし、違和感を感じ、きよみの顔を見上げる――
「きよみ!」
――きよみもまた、シードマン化していた!
186 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/15(土) 22:01:34 ID:m615a6EK
再び場面は健太達へ。
「なんでこんなになってんだ… んっ」
『 キ ャ ア ア !!』
響き渡る悲鳴! ――――これは美紅ちゃんの悲鳴だ!
階段を駆け上がる健太!荒れ果てた校内を探すと、人だかりの中から美紅の声が聞こえてきた!
健太は美紅を救うべく、チェイングしその場を走り出した!
その頃、美紅は絶体絶命に陥っていた。怪物化した生徒達はもう目の前まで迫っている。
恐怖の余り、美紅は失神してしまう。
いざ噛み付かれんとする美紅を――ウイングマンが空から救出した!
《フフフ… 現れたな、ウイングマン 待っていたぞ!》
空中へと逃げたウイングマンだが、昨夜の受けたダメージがひどく高度が下がってしまう!
《ウイングマンをひきずりおろし なぶり殺せ!》
キータクラーの指示に、生徒達はウイングマンの足をつかみ引きずり下ろす!
「うわ!」
そして生徒達の波に飲まれてしまった!
みくちゃんピンチ!シードマン化した生徒に手を出せるのか健太!?
TU-KA シードマン化したきよみ怖ええ!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ほんと映画ゾンビのようだ…
>「かみついて仲間にしてしまえ」
なんかワロタ
そこまでゾンビっぽくするか
映画「ゾンビ」が大人気だからなw
あの映画、ゾンビは群れるけど動きは遅いので、まだ何とかなりそうだが
シードマン化生徒は走るから非情に厄介だよな…
てか、ウイングマンになった状態で噛み付かれたら、やはりウイングマンもシードマン化するのか?
あんな小さなコマで、制服破かれて
ブラ露出なのに、何で次のページでもとに戻るわけ?
アオイはエロOKで美紅はエロNGなの?
お色気キャラは今後も期待できるけど
清純キャラは襲われたりとかの
シチュエーションでもないと
エロとか期待できないのに、、、
美紅、サービス悪すぎ、、、
>>190 ん?見直したけどどこの事かわからんのでkwsk
>>190 …いつの間にか美紅は生徒達に捕まっていた!→制服破られ
イスをぶん投げて撃退し救出するきよみ→ブラ露出
ふと、誰もない教室を見つけ、その中へ立てこもる2人→ブラ露出
もはや美紅には、祈る事しかできなかった→着替えてもないのに制服元通り
ホントだw 今の今まで気づかなかったわw
194 :
粗筋!ウイングマン! 1/3:2009/08/16(日) 22:00:26 ID:4t7qt4DM
第16話――【地獄は合体 憂いはガーダーの巻】
「ケン坊!」
アオイの叫びもむなしく、シードマン化した生徒達の波に飲まれるウイングマン!
.。oO(いけない、あんな大勢で襲い掛かれたら 相手は生徒だし、ケン坊は手が出せない!
私にできるかどうか、わかんないけど…)
『 ポ ド リ ア ル ス ペ ー ス ! 』
一か八か、ポドリアルスペース作成を試みるアオイ!
その瞬間、天地が逆になり時間が止まった。――成功だ!
「ふぅ、助かった…」
生徒達の波から這い出てくるウイングマン。
…しかし、アオイもまた初のポドリアルスペースだったため、疲労したのか倒れてしまった。
ふと、何者かがそばに立っているのに気付く。それはもちろん、キータクラー。
「キサマみたいな子供がポドリアルスペースを作れるとはな」
「お おとうさんの『記憶』にあった ポドリアルスペースの作り方を覚えたのよ」
「それはそれは… しかし、もう力を使い果たし、しばらくは動く事も
ディメンションパワーを使う事もできまい」
倒れたアオイににじり寄るキータクラー。
――だが、それを阻止すべく投げつけられたクロムレイバー!
「お前の欲しいのはあおいさんの命じゃなく、ドリムノートだろが!」
「フ そうだな、それなら… いでよ、シードマン・ロドムス!!」
キータクラーが叫んだ瞬間、逆さまになった校舎のあちこちから無数の黒い光が集まってくる!
光はウイングマンの目の前で集まって―― 3体の同じ姿のシードマン・ロドムスとなる!
「おーおー 小さくてかわいいこと、あんなのひとひねりだ」
あまりの小ささに苦笑するウイングマン。
…だが、見かけによらず早い!不意打ちの体当たりを食らってしまう!おまけに力が強い!
吹き飛ばされるウイングマンの先に2匹目が回りこみ、背中から蹴りを入れる!
195 :
粗筋!ウイングマン! 2/3:2009/08/16(日) 22:01:08 ID:4t7qt4DM
さらに3匹目が空中からウイングマンに追い討ちをかけ、その反動でウイングマンはガラスを破り、
教室へと弾き飛ばされる。
.。oO(くぅ… なんて怪力だ、小さいと思って甘くみたぜ…)
「ケン坊!」
「おっと ジタバタするな、ウイングマンの最期をじっくり見届けるんだな
おまえはあとでちゃんと料理してやる」
.。oO(ダ ダメよケン坊 これ以上戦ったら自滅してしまうわ …私だってケン坊を死なせたくない)
キータクラーに戦いをやめさせるように懇願するが、聞いて貰える訳がない。
キータクラーはアオイを地面にたたき付け、アオイは額から血を流す。
そしてロドムスにとどめを刺すように命令を下すと、ロドムス達は教室へとなだれこむ!
「フフフ 悪いがとどめはさせないよ! オレにはまだ奥の手があんだ!
――――ウイングマン! ガーダー… シルエット!!」
キーワードを叫ぶと、ウイングマンの全身をまばゆい光が覆う!
するとそこには――宇宙刑事のような、メカニカルな鎧を装着したウイングマンの姿があった!
●ウイングアームズ(武器)●
<ガーダー:ケガした所や痛めている所を保護するプロテクター
これをつけていれば、強い衝撃に耐えたり、2倍のパワーを出せるが、
重いので動きが鈍くなってしまう>
強化されたウイングマンを見て、たじろぐロドムス。
「こ こけおどしだ! 恐れることはない、殺れ!」
――あのガーダーは健太が家を出る前に書いておいた新兵器だった。
一斉に襲い掛かるロドムスだが、ウイングマンは少々不安を感じていた…。
.。oO(強い衝撃を吸収するように書いたけど、本当に耐えられるだろうか?
それに、オレの体自体が耐えられるかどうか…?)
殴りかかるロドムスのパンチをシールドで受け止める!
「・・・・・・・・・・・やった! 全然衝撃を感じないぞ!」
196 :
粗筋!ウイングマン! 3/3:2009/08/16(日) 22:02:02 ID:4t7qt4DM
今度は2匹が同時に攻撃するが、全くダメージを受けない!
「お前らのキックなんかなんともないぜ! オレの2倍パワーのパンチを受けてみろー!」
ダブルパンチで反撃すると、ロドムス2匹は思い切りふっとばされた! ――もう1匹はどこだ!?
「ムッ もう1匹は空中か… 空も飛べるとはね! しかし空に逃げても無駄だ!
あいにくオレも空が飛べるんでね!!」
空中に浮かぶロドムスに、翼を広げはばたくウイングマンだが…ガーダーが重くてうまく飛べない!
「ハハハハハ 奥の手はこちらにもあるのだ! 飛んだのではなく合体体勢に入ったのだ!
さぁ、合体せよロドム!」
3体のロドムスは融合し――さながら人型キングギドラのような、巨大な三つ首のロドムへとなる!
ロドムの攻撃を避けようとするが、やはりガーダーが重くて身動きが取れない!
そのまま翼をつかむと…ウイングマンの命ともいえる翼をもぎ取ってしまった!
あ、シードマン化案外あっけなく解決?
ガーダー装備姿かっこよすぎる!
これで形勢逆転かと思いきや、またピンチになったけど…
>>197 特撮のお約束で、その回の怪人を倒せば治ると思うけど、
今はまだ根本的な解決になっていないと思う。時間止めただけだし。
それでも「ウイングマンが生徒に手を出せない」という状況は解決したけどね。
ガーターかっけえ!
怪我の場所結構広範囲だな・・・
ガーターだと脇道ですな。
ガーダーだと自分突っ込み
言われてみりゃ、かなり痛めている箇所が広いな…
ホント、健太は立派にヒーローしてるよ
>>198 生徒から飛び出した黒いモノが集まってロドムスに合体してないか?
203 :
粗筋!ウイングマン! 1/6:2009/08/17(月) 22:08:30 ID:dKehPF5M
204 :
粗筋!ウイングマン! 2/6:2009/08/17(月) 22:09:17 ID:dKehPF5M
リメルの前にはキータクラーとシャフトが逆さまにひざまずいていた。
リメルは二人がかりでも作戦失敗した事を嘆く。
「申し訳ありません、思ったよりウイングマンが強くなってまして…」
「フッ そうか、ならばこれからはシードマンを強化した『ディシードマン』を使うしかあるまい」
<ディシードマンとは、知能を持ったシードマンの事である>
「キータクラー、早速お前にディシードマン・ティールを与える さぁ、行け
お前を一番頼りにしとるのだからな」
.。oO(フフフ 聞いたかシャフト リメル様はお前を当てにしてないんだよ)
キータクラーは横目でシャフトを見、内心あざ笑うと指示通り出撃する。
「ところでシャフト お前にいい物を遣わそう ウイングマンの能力を消す事ができる品物だ
本当はキータクラーなど当てにはしとらん、シャフト、お前に期待してるのだ」
「は ありがたきお言葉…(フン キータクラーめ 何も知らずに)」
シャフトもまた品物を受け取ると出撃の為消える。
――しかし、リメルはどちらも当てにはしていなかった。
自分が出れば簡単にカタがつくが、それではつまらないのでゲームを楽しんでいるのだった…。
――季節は春。家ではアオイの部屋が出来、健太は中学2年生になっていた。
顔ぶれもほぼ変わらず(せいぜい福本が坊主頭になった位)、小学生の時の友人とまた一緒になり、
幸か不幸かアオイも一緒、
そして――――美紅も一緒だった。
少し離れて美紅を見つめる健太。
美紅もまた健太の視線に気がつくと…冷たくそっぽを向いて気まずい雰囲気が流れた。
「春なのになぁ… 心が寒いなぁ…」
美紅が冷たくするのには理由があった。
先日の校舎破壊事件・生徒達が美紅を襲ったのも全て健太のしわざと思われ、嫌われたのだった…。
また、クラスのみんなも健太とアオイに対する態度がガラリと変わっていた。(特にアオイへの)
205 :
粗筋!ウイングマン!:2009/08/17(月) 22:14:00 ID:dKehPF5M
ぎゃあ、間違えた! 今の無し!
すいません、この時点になって17話紛失しているのに気づきました!
申し訳ないのですが本日は松岡先生にスーツを没収されて休載という事で…orz
なんか妙なのが書いてあるが…気のせいか?
207 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/08/18(火) 19:22:04 ID:CiVr5viN
第17話――【内は弱点 救いは誤解の巻】
合体シードマン・ロドムの攻撃で翼をもぎ取られたウイングマン!
すでに飛べなくなったウイングマンは、ロドムの踏み潰し攻撃を避けようとする。
「飛べ! 飛べ!! うっ いたた! ダメだ飛べない!」
「待て! 一気に殺ってしまったのではおもしろくない! ジワジワ攻めろ!
お前の大きさではここはせまかろう、外へ出て戦うんだ!」
体力を使い果たしたアオイをわきに抱え、ロドムへ指示を出すキータクラー。
ロドムは校庭へと進んでいくと、キータクラーは苦痛で動けないウイングマンを念力で外に放り出す。
戦闘再開!先手必勝と殴りかかるロドム! ――直撃!
「フフフ…やったか いくらあの変な物をつけていても、合体したロドムのパワーには耐えられまい!」
「ケン坊…!」
しかし、ウイングマンはやられていなかった!シールドでロドムのパンチを受け止めている!
一旦飛びのき、間合いを取るウイングマン。飛べない今、翼はジャマなので収納する。
.。oO(ちくしょう、ガーダーが重くてうまく攻撃をかわす事ができない…!
このまま何発も奴のパンチを食らったら、いくらガーダーがつけていても潰される!
…かといってガーダーを外しても同じ事だし…
――弱点だ! 奴にだってどこかに弱点があるはず!そいつを見つけ出すしかない!)
「続けろ!攻撃を続けるんだロドム! お前のパンチを何発も食らわせれば潰せるはずだ! 殺れ!」
キータクラーの言葉に、わきに抱えられたままウイングマンを心配するアオイ。
…ふと、自分の拳に力が戻っているのに気付いた。
.。oO(ん? 体力が回復している!)
アオイは油断していたキータクラーの腕を振り払い逃げ出した!
追うキータクラーへDPビームを放つが素手で受け止められる。
「くぅ… 体力が回復したか…
まぁいい、いずれ殺すつもりだったのだ ロドムにウイングマンもろとも潰されるがいい」
「こんな服じゃ戦いにくいわ!」
ウイングマンの元へと駆け寄るアオイは、スティックでいつもの服へと着替える。
「あたしも戦うわ、ケン坊!」
「ダメだあおいさん! 来ちゃダメだ!」
「平気よ! あたしだってディメンションパワーという武器があるんだから」
言いつつ、DPビームをロドムの側頭部へ当てるアオイ。
…しかし、ロドムは当たった場所を痛がるでもなく、ボリボリと掻いている!?
「あら… 全然効かないみたい…」 …どーすんだ。アオイ戦力外!
その時、グォン グォンと妙な音が響いてきた。
「な 何の音、これ ――――ハッ! やだ、ポドリアルスペースが元に戻っちゃうんだわ!」
再び天地が元に戻り――そして時は動き出す。
直後、なぜかシードマン化していた生徒達も一斉に倒れ、浮いていた美紅も生徒達の上へと落ちる。
その様子を見たキータクラーは舌打ちする。
「チッ アオイの力じゃポドリアルスペースを長い時間作ってられないのか!
みんなが目を覚まさないうちに オレは消えた方がよさそうだな」
そういい残すとキータクラーは撤退した。
一方、アオイも慌てていた。
「みんな目覚ましちゃう! こんなとこ見られたらまずいわ!」
「あおいさんあぶない!」
アオイの背後から襲い掛かるロドム! 間一髪、攻撃を避けた!そのままロドムの肩に飛び乗る。
「いいものあげるね」
にっこり微笑んで、ロドムの口目掛けDPビームを放つ! ――爆発!
そのまま離れるアオイだが、苦痛に大暴れしたロドムの腕に当たってしまう!
「あおいさん!」
「あ あたしは大丈夫! それよりこいつ、外の皮は厚いけど内側から攻めるともろいわよ!!」
――ついにロドムの弱点発見!
「内側 というと… 一番皮のうすそうな、あそこ(股間)が奴の弱点か!?」
209 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/08/18(火) 19:23:29 ID:CiVr5viN
――その頃、校舎内では気絶した生徒達が一斉に目を覚まし始めていた。
「ん――? なんでこんな所にいるのかしら…」
寝ぼけ眼の松岡先生。どうやらシードマン化した以降の事は覚えてないようだ。
「うわ、何だあれ!? ――ホラ」
男子の1人が外の様子に気付き、大声を出してしまう。つられて外を見る松岡先生と生徒達。
『なんだ あの怪獣! 誰が作ったんだ!?』
…犯人は1人しかいない。
「き… 決まってるじゃない!!
あんな怪獣のぬいぐるみ作って 怪獣ゴッコなんかするのは広野くんしかいないわよ!」
怒り心頭な松岡先生。(自分の)平穏を壊されたからか、かなりご立腹の様子。
「オイ 広野が校庭で怪獣ゴッコをぬいぐるみ相手にやってんだってよ」
「やったぁ、これでまた授業がつぶれるじゃんか!」
「それにしても、何で俺達ここにいるんだ?」
「先生、大変! 校舎の中メチャクチャですよ!」
「な なんですって! それも広野くんのしわざね!」
ますますご立腹の松岡先生でした…。
「…美紅 起きなよ美紅」
気絶した美紅を誰かが起こす。気がつくと――そこには(正気にかえった)親友、きよみの笑顔。
しかし元に戻った事を知らない美紅は、思わず悲鳴をあげてしまう。
「? 何よ、あたしの顔 そんなに怖い?」
「あ ――元に戻ったのね、よかった よかった」
ようやく元に戻った事を理解した美紅は、泣きじゃくりながら親友に抱きつくのでした。
さて、濡れ衣が着せられまくっているウイングマン(健太)は、まだロドムに苦戦していた!
.。oO(ま まずい 段々痛みが激しくなってきた…!)
210 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/08/18(火) 19:24:11 ID:CiVr5viN
――その時。
『どうした広野!ガンバレよ〜♥』 校舎内から歓声が沸き起こる!
「な なんだぁ…?」
「やだ、みんな目を覚ましちゃったんだわ」
その時、ロドムの背後から迫る人物――
『広野くん!』
…そう、鬼の松岡先生!歩き方からも激しい怒りが伝わってくる!
「先生! あぶない、こっち来ちゃダメだ! 先生――――!!」
ウイングマンは手を伸ばし、先生を制止する!だが信じてもらえず、ロドムの前で仁王立ちになる!
「なーに言ってるの! いつまでその気になってんだ!! 遊びはおしまいよ!」
しかし松岡先生のすぐ後ろでは、ロドムがパンチを繰り出そうとしていた!
パンチは松岡先生のすぐ頭上まで迫る!
「もう だめだ!」
「『もうだめだ』じゃない!」
ツカツカとウイングマンに歩み寄る松岡先生は、奇跡的にロドムのパンチを避けた!w
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090818192107.jpg その様子に思わずウイングマンもヘルメットの上から汗を流し、ロドムも「?」と思ってしまう。
「一体何度言ったらわかるの! もうこんな幼稚な遊びはやめろってあれほど………!」
お説教始める松岡先生に思わずしり込みしてしまうウイングマン。
だが、その背後にはロドムが攻撃しようと迫っていた!
「どいてて先生! ――もうあそこを一撃で射抜くしかない!」
松岡先生を突き飛ばし、ロドムの弱点に狙いを定め――ウイングマンはクロムレイバーを突き立てる!
…やはりここが弱点だった!おびただしい流血と共に、ロドムはまるで風船のように破裂する!
ロドムを倒すと同時にタイムリミット到来、変身も解ける。
「わっ、わっ 元に戻っちゃう まずい!」
「いいぞー 広野ー! 最高に面白かったぞー!」
211 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/08/18(火) 19:24:53 ID:CiVr5viN
…誤解しまくった生徒達は健太に歓声を送る。
しかし……怒りに震えているのも約1名。 そう、ロドムよりも恐ろしい松岡先生!
「広野くん…… 内申書に響くからね、おぼえときなさい!!」
肩をすくめ、大目玉を食らう健太。そしてアオイもそんな健太をうしろから温かく見守っていた。
.。oO(よかった… みんなはうまく誤解してくれたし、敵に勝ったし 何よりも生き残れたんだから…)
なお、アオイはいつものビキニだったので、ギャラリーからも冷やかされていたのでした。
「あおいちゃんまであんなカッコウしてるぞ」
「つきあいがいいんだよ」
「ねぇ、恥しくないのかしら…」
――仲額中全人類シードマン化作戦は失敗に終わり、ひと時の平和が訪れた。(健太以外は)
生徒達はシードマン化した事も自覚せず、健太の死闘をショーと思い楽しんでいた反面、
ただ一人、健太に不信感を持つ人物がいた。
…それは、唯一シードマン化しなかった美紅だった。
。oO(広野くん… 今までの事が全部広野くんが仕組んだ事だとしたら…
あたしをあんな怖い目にあわせたのも… やっぱり広野くんなの…? だとしたら、あたし…)
一人、校庭に出ず校舎の窓から健太達を見下ろす美紅でした――
松岡先生凄すぎるw
あとあれだけ滅茶苦茶やっても「広野のショー」
で皆が納得する健太の評判もある意味スゲエ
美紅は部外者視点を続けるのかと思ってた。
事件→誤解→リセット→事件→誤解→リセット・・・・
こっち側に踏み込むなら割と早く誤解が解けそうな気もする。
松岡先生運よすぎwwww 今回、ここで一番ワラタわwww
215 :
マロン名無しさん:2009/08/18(火) 22:22:50 ID:sUrt6t9g
216 :
マロン名無しさん:2009/08/18(火) 22:38:33 ID:sUrt6t9g
事件解決したようだが、今後はミクがからんでくるのか?
ところでふと思ったんだが、健太って中学生だよな?
いくらトレーニングしても2倍じゃ、少し強い大人と同じ位じゃ…
ならば、30倍とかだと反動が怖いから、3〜5倍程度にすればよかったんじゃないか?
少しずつ戦い慣れしてきてるみたい。
今はまだ、あおい(ドリムノートを守る)だけのヒーローだが
そのうち地球を守る英雄になったり・・・・・は無いか。
ヒーローしている時点ですでに地球(三次元)を守ってるじゃないか
変身はチェンジ+ウイングなのに
ウイナルドやガーダーはなんでシルエットなんだろう
健太「なんか語感がいいので適当につけました」
…とかだったらやだなぁ
そんなのシルエット
223 :
粗筋!ウイングマン! 3/6:2009/08/19(水) 22:01:10 ID:kz/aWCMd
あらすじ1・2は
>>203-204参照
ふと気付くと、何やら教室に人だかりが出来ていた。
「ねー 見せてよー」 健太が覗き込むと、男子がアオイへ迫っていた。…何事だ?
「今日は持ってないの!しつこいなー!」
「ウソ〜 いいじゃん、お願い見せてよ
あの色っぽいコスチュームが目にやきついて離れないんだよね――――♥」
「もう やらしい! 好きであーゆーカッコウしてんじゃないんだから、
ケン坊にムリヤリやらされたの!」
苦し紛れの言い訳に健太も呆れていた。
.。oO(よーく言うぜ じゃあ何だ、オレの前では堂々とあのカッコになるのはどういう事なんだよ)
ふと、見かねた女子が止める。
「いい加減したら、あんた達 いやがってるじゃない」
「あーら そーかしら」 …今度は何だ。横槍を入れたのは…1話に出てきた委員長。
「あんな大勢の前であんなカッコして平気だったのよ、
本当は見せたくてうずうずしてるんじゃないかしら」
その言葉にカチンと来たのはアオイだけではない。男子一同だけでなく、止めた女子まで怒る。
「そーだそーだ! そんな言い方はない!ひっこめほうき頭!」
「ほうき頭とはなによ!」 「ほうきでダメならカミノケ頭だ、ざまあみろ!」
「バカ それじゃ普通だよ」
その時アオイは何か違和感を覚えた。振り返ってみると――スカートをめくられていた!
「何だかんだ言って、実はいつも下着代わりにつけてるとか」
…が、どう見ても履いているのは純白のパンティです。ありがとうございました。
「ムッツリスケベ!!」
――当然、怒ったアオイにケリを入れられる男子。
「ハタ夫さん!」「ホウ子さん!」
「あたしのハタ夫さんになんて事するのよ!」
「な なによ!やる気!?」
アオイに蹴られた男子を助け起こす委員長・ホウ子。ついにはアオイに向かって怒鳴る!
224 :
粗筋!ウイングマン! 4/6:2009/08/19(水) 22:01:51 ID:kz/aWCMd
ますます騒ぎが大きくなるのだが、正義の味方・広野健太は…ただ、黙って見ているだけだった!
.。oO(以前のオレなら止めるんだろうけど、 オレ自身 美紅ちゃんの問題が大きくて
その気にもならない)
ますます騒ぎが大きくなる教室に、誰が叫んだか、凛とした声が響く!
『ケンカをやめろ! ケンカはよくない事だ!』
その声に取っ組み合いをしていたアオイとホウ子の動きが止まる。
『正義の味方がだまっちゃいないぜ!』
――この声は、まさか…久々に出るのか!? 胸躍らせる男子一同!
教室の窓を開け――――『とう!』赤いウイングマンが飛び込んできた! が、着地失敗、コケる!
『とう!』 ウイングマンがもう一人!? 再び飛び込んでくるが1人目の上に着地、激突!
「お 重い!早くどけ!」 「ス スマン」
生徒はあっけにとられて固まっている…。
気を取り直して、ウイングマン達は立ち上がると2人揃って(ダサい)ポーズを決めながら叫ぶ。
『子どもはカゼの子! 人類はみなメン類… もとい、兄弟なんだ!
だからケンカなどするんじゃなーい!』
(最後のポーズだけはウイングマンそのものだが)
――まさかのダブルウイングマン登場に男子は歓声を上げる。
「んー この和やかな雰囲気、みんなわかってくれたらしい」
「さっきのセリフ、一週間かけて作っただけあって説得力があるからな」
「お前ら 脳ミソがうんでんじゃねぇのか」
誰かがつぶやいたその言葉に、ウイングマン達は怒り、周囲もざわつき始める。
「どこのどいつだ!正義の味方をバカにするのは! 許さん!」
「ホント、誰だよ いいとこなのにチャチャ入れるのは」
「オレだよ」
225 :
粗筋!ウイングマン! 5/6:2009/08/19(水) 22:02:32 ID:kz/aWCMd
声は男子の後ろから聞こえてきた ・・・・・・って、その声は・・・・・・・
『 ゲ ゲ ッ 広 野 ! ? 』
――なんと声の主は元祖正義の味方だった!一同驚きの色を隠せない!
「ええ、広野様が!?」
「広野様が!? そ そんなぁ!」
ウイングマン達もまさかの健太のセリフに驚愕する! ――じょ、冗談だろ!?
「マジだ あーゆーのを見てると、こっちまで頭ん中ヌカミソになっちまう」
その言葉が周囲にトドメを刺した。天変地異の前触れだ!周囲はすっかり大混乱に陥る!
健太は本当の戦いを潜り抜けてきた、本当の正義の味方なのだ。
今となってはあんなのが子どものゴッコ遊びなのが自分でもよくわかっていた…。
そんな健太にウイングマン達が駆け寄る。
「広野様、お願いがあります! 我々のリーダーとなって下さい!
我々はかねてから広野様の活躍に注目してたんです、先日の偉大なショーを見て、やはり
『セイギマン』のリーダーはあなたしかいないと悟ったのです!」
…ちなみに彼らの言う「ショー」とは、対ロドム戦の事だった。彼らは話を続ける。
「セイギマンとは我々の作ったオリジナルヒーローです!
その学園戦隊セイギマンのリーダーになってもらいたいのです、広野様に!」
そう言うと、ウイングマン達は揃ってヘルメットを脱ぎ、正体をあかし―― その場は騒然となる!
…1年の時、学年テストで常に首位にいた秀才・2年B組 楠富青三!
…1年の時、学級委員長をしていた優等生・2年C組 北島みどり!
『広野様!学園戦隊セイギマンのリーダー、セイギレッドはあなたしかいない!』
2人揃って、広野に指を突きつけハモる。その勢いに、健太も一瞬楽しそうだと考えてしまう。
しかし頭を振ってその考えを吹き飛ばす。何しろもう本当の正義の味方なんだから。
「あなたは自分にウソをついている、今 それを証明してみせましょう!」
そして2人は登場時の決め台詞を、再び(ダサい)ポーズを取りながら叫ぶ。
226 :
粗筋!ウイングマン! 6/6:2009/08/19(水) 22:03:15 ID:kz/aWCMd
『子どもはカゼの子!』
「なーに パータレな事を」
『人類は みな兄弟!』
「ハ ハハ つ つきあって ららら らんねぇよ… ま まったく…」
――最後のセリフ。
『 だ か ら ケ ン カ な ど す る ん じ ゃ な ー い ! 』 ビシッ!
「――ほら、やっぱり…」
つられて最後のポーズで一緒になってしまった健太! ギャラリーの男子も爆笑中!
真っ赤になりながらも、リーダーにはならないと叫ぶ。
だが、楠富達も食い下がらない。2人で健太に懇願する。
――そのやり取りは美紅も見ていた。
.。oO(広野くん、あんな事したこと反省したから 正義の味方の真似しないのかしら…)
「にぎやかね、このクラス」
ふと、美紅に誰かが声をかけた。振り返ってみると眼鏡をかけた女子だった。
「楽しくなりそうだわね、あたし布沢久美子 よろしく
あの広野って子に すごーく興味があるのよねー あたし…」
久美子の言葉に反応する美紅であった。
もうダメだな。この学校は。
北倉先生並みのネーミングセンスだな、セイギマン。
優等生がはっちゃけようとしても真性の健太には及ばないか…
まぁセイギマンも何回か見れば慣れてくるだろ。問題は衣装のデザインだ。
つられてハモる(?)健太ワロスw
…で、先生、ここでまた新ヒロイン登場ですか?
なんか腹に一物ありそうでなんともいえないなー 見た目地味ぽいし。
しかしシードマンはもう新型がでるのか
キータクラーの次の手は眼鏡っ娘か。
教師と生徒で手を組んだら・・・いろいろ恐ろしい作戦ができそうだ。
>>230 だって毎回新怪人が出るのは特撮物のお約束だし。
…ウイングマンは今までがラブコメだったからなおさら。
無事2巻発売できてなにより!
桂先生、実写ウイングマンスーツムダになんなくてよかったねw
あとオイラクスのCM、ウイングマン、戦いに集中しるww
俺の布沢さんキタ━━(゚∀゚)━━ヨ
ほほう、
>>234はリアル知り合いに布沢そっくりな人がいるのか…
とりあえず、
>>1読んできなさい。
236 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/08/20(木) 21:59:22 ID:ugv8A1O1
第19話――【アトラクションの巻】
――仲額中の校庭で何やら作っている生徒達。
「キミ達 一体何してるの? ちゃんと学校側の許可は下りてるんでしょうね」
生徒達に尋ねたのは松岡先生。
「はい、それはちゃんと」
「我々は工作部と美術部なんですけど、何でも 新入生に、知的で かつユーモアに飛んだショーを
披露するんだそうで、頼まれて作ってるんです」
「そう… で、誰に頼まれたの?」
「えーと 確か―――― ヒーローアクション部とか言ってたな」
…そんな部あったかな? ともあれ、そろそろ授業なので生徒達に教室に戻るように指示する。
「ヒーローアクション部… ヒーロー… なーんか やな予感がするなぁ――――」
――1-A。
未だにリーダーになる事をよしとしない健太を楠富がまだ説得中だった。
「我々はあのショーを見て、セイギマンの結成を決めたんです
それまで、我々は『かくれヒーロー』でした
中学生になっても正義の味方に夢中になってたら笑われると思ってたんです
自分の中でくすぶっていた正義の味方への想いが、この前のショーで爆発したんです
広野様を本当に尊敬してるんです、ですから我々のリーダーに…」
「ダメ――」
一向に首を縦に振らない健太に、そろそろ生徒達も不審に思ってきた。
「ホント、どういう心境の変化かしら?
――確か1年の三学期が始まってすぐよね、広野くんがヒーローの真似しなくなったの…
なぜか? それは広野くんの身の回りに何か起こったとか。 例えば――――
例 え ば 本 当 に 変 身 で き る 様 に な っ た と か 、 ね」
――鋭い点をついてきたのは…布沢久美子。その言葉にアオイも健太も固まってしまう。
だが、逆に生徒達は笑い出す!さすが仲額中のナシモト!
237 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/08/20(木) 22:00:07 ID:ugv8A1O1
「あら、みんな笑ってるけど 今あたしが言った事、まんざらでもなさそーよ
見て、彼の考え込んじゃった顔」
…図星をさされた健太は――暗い顔で何やらブツブツつぶやいていた。
「何か言ってごらんなさいよ」
布沢の言葉に健太は戸惑っている。アオイも心配そうな顔で見つめている――
「オ オレは・・・・・・・ ガ チ ョ ー ン 」
健太のしょーもないギャグに一同ずっこける! …空気が重い。
「う 受けない 必死に考えたのに…」
「『がちょーん』を言うために考え込んでたの?」
布沢の言葉も周囲にはただのギャグとしか受け止めてもらえなかった。
「――でも残念ね、本当に 広野くんがヒーローの真似するのやめたとしたら、
あたし ヒーローの真似してる広野くんにすごーく興味があったのにな
面白い記事が書けると思ったのに… ――あたし、布沢久美子 よろしく」
眼鏡をはずして健太に自己紹介する布沢。眼鏡を外した顔は結構かわいく、赤くなる健太であった。
「ハ ハハ こ こちらこそ ――いてて!」 (←アオイにお尻をつねられた)
ちょうどその時チャイムが鳴った。楠富達はヘルメットをかぶり撤収する。
――が、同時に松岡先生が教室に入ってきた!入れ違いで楠富達もそそくさと退室する。
「あ あのカッコウは… こら広野くん! どこに行くの――!!」
「…先生 あたしゃここですけどー… あー また先生のクラスで嬉しいなぁ…」
「あ あら?」
老化に向かって叫ぶ松岡先生に、ジト目で作り笑いしながら寄り添う健太でした。
(個人的に最後のコマの顔がかわいい Byあらすじ)
――放課後、女子トイレの前でアオイを待つ健太。
ふと、目の前に根暗そうな男子(2-B 渡辺広黄)と、そばかすの女子(2-E 森本桃子)が現れた。
「広野健太さんですね」
健太が返事すると――突如、頭上から大きな袋を覆いかぶされ、そのまま拉致られる!
238 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/08/20(木) 22:00:49 ID:ugv8A1O1
「おまたへ」
トイレから出てきたアオイだが、すでに健太の姿は無かった――
――美術準備室。
ようやく袋から開放された健太。
周りを見ると、ヒーローのポスターが貼ってあったり、石膏像にウイングマンマスクが被さっていた。
「手荒なマネをして申し訳ありませんでした、こうでもしないと来てくれないと思いまして」
…楠富と北島が首謀者だった。改めてリーダーになる事を頼んでみる。
「君達もしつこいなぁ、イヤなものはイヤなの」
「それじゃ仕方ない、最後の手段だ」
楠富の合図で4人が健太を取り囲み――健太に向かって飛び掛る! すわ大乱闘か!?
「うわ―― 何すんだ――!!」
(しばらくお待ち下さい)
…ややあって。
そこには、ゴーグルXとデンジマンとライダーマンをミックスした様な、戦隊ヒーローの衣装に身を包んだ健太がいた。
「な ダメだ! オレ こんなカッコウしたらその気になっちゃうよ!
うわ、手がその気になってきた あ… あ…足もだ!
あ… あた… 頭ん中まで そ その気に… その気になって… き…た…
オ レ は セ イ ギ マ ン の リ ー ダ ー 、 セ イ ギ レ ッ ド だ ! 」
――今、ここに『学園戦隊セイギマン』が結成された!
――その夜、部屋で今日の事をアオイに話す健太。
明日の放課後にはアトラクションをするらしく、自分も出なければならない事をぼやく健太。
「でもいいじゃない、ヒーローがヒーローの真似したって
それにケン坊、急に態度を変えると、今日みたいに本当に変身できるんじゃないかって
うたぐる人も出てくるよ」
239 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/08/20(木) 22:01:31 ID:ugv8A1O1
「それもそーだな オレの場合、あんまり意味ないけど 正体がバレないようにするのも
ヒーローの『醍醐味』だからね」
「フフフ 明日のアトラクション、がんばってね」
――てな訳で、光の速さで翌日となり、午前中に司会者と怪人の役(福本)が決まった。
それぞれに台本が渡され、とうとう放課後になってしまった。
《みんな、学園戦隊セイギマンショーにようこそー!》
隣合わせて座る布沢、アオイ、美紅。だが、布沢から健太もこのショーに出る事を聞いた美紅は――
.。oO(え 広野くんも出るの? まだ反省してないの広野くん… みんなにあんなに迷惑かけた事…
――こんなショー見たくない!)
…その場を立ち去ってしまった。
一方、嫌な予感が的中した松岡先生もまた頭を抱えていた。
「あー 頭が痛くなってきた… まるで幼稚園だわ… あ 北倉先生♥」
ステージから立ち去る松岡先生はふと、北倉を見つける――が、フードを被った女性と一緒だった。
「ムム 女の人と一緒だわ! 落ち込んだ 目一杯落ち込んだ わ――ん」
女性の美貌に自身をなくし落ち込む松岡先生でした…。 (いや、自分はあっちよりも先生の方が)
《じゃ みんなでセイギマンを呼んでみよう! せーので行くよー! せ――――の――――》
『 セ イ ギ マ ―――― ン !! 』
新入生達の呼ぶ声にあわせ、ステージに現れるセイギマン達!
.。oO(う〜〜 興奮だー、やっぱやってよかったな――)
――実際やってみると悪い気はしない健太だった。
「もうそろそろオレの出番か ――ん? うわ!」
一方、舞台裏で怪人の着ぐるみを着込んだ福本は何者かの襲撃を受けた!
240 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/08/20(木) 22:02:14 ID:ugv8A1O1
「さ リーダーの自己紹介アクションからですよ、我々は下がってますから」
「よし」
アクションの為舞台端に寄るセイギレッド(健太)。その時、背後から何者かが殴りかかった!
――襲撃者は―― なんと変わった服を着た 美 紅 だった!
「美紅」なら反撃できんだろうけど・・・
公衆の面前でなぶり殺しにする気か。
ゾンビ作戦もそうだけど人目気にしないな。
セイギマンは健太以外見事に名前に色入りか
そして布沢さんなかなかの洞察力
洞察力も何も、これまでヒーローバカやってたのが急にやめたら、
ちょっと考えればバカみたいと思いながらもその結果になると思う …かな?w
>「ヒーローアクション部… ヒーロー… なーんか やな予感がするなぁ――――」
松岡先生、そこはやな予感どころか直感でしょww 少しは怪しんで下さいw
久美子、「メガネを取ると美少女」を地でいってるな。前言撤回。かわいいよ久美子!
セイギマンの衣装も悪くはないな。マスクは口が出てるけどスーツのデザインがいい。
>>242 >セイギマンは健太以外見事に名前に色入りか
そーいやデンジマンも名前が色に関係してたな。セイギマンもデンジマンのオマージュぽい。
(金属の口が生身の口になったようなもんだし)
最後の美紅が偽物や洗脳でなく、
お仕置きのため進んで劇に出たのなら
美紅に惚れるかもしれん。
あー、「見たくない」って言って帰ってったもんな…
…でも、そうなると舞台の美紅は偽者じゃないか?
>>235 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
もう登場してるじゃん!
一目惚れさ
ヒーローアクション部かぁ〜・・・いいなー
うちの学校には無いぞ
自分で仲間を集めて設立するんだ
ピンクの子もヒーロー好きが嵩じてメンバー入りしたのかなあ
だとしたら女子じゃ今どき珍しいな
251 :
マロン名無しさん:2009/08/21(金) 14:33:32 ID:5G7/r7Zj
美紅ちゃんのカッコウが気になる
布沢さん
理知的で、綺麗なお姉さんに見えたのは
気のせいだったのだろうか・・・?
一発キャラじゃなければ今後に期待するんだッ
254 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/21(金) 21:59:57 ID:uHWyqkO2
第20話――【イミティションの巻】
アトラクションショーの最中、美紅の姿をした襲撃者に殴られるセイギレッド(健太)!
見た目に反して予想以上の力だ!その勢いでヘルメットも飛ばされ吹き飛ばされる!
「やだ 広野くん、おおげさに飛んじゃあ」
ぶりっ子しながら笑う美紅。
《お カワイイ女の子の登場だ! それにしても、顔に似合わずすごいパワーだね
きっとワルーダの手先だぞ! (広野め、台本にない事しやがって)》
こういうアクシデントの時はすかさず司会がフォローするのが鉄則!
.。oO(誰なんだあの人 リーダーが連れてきたんだろうか?)
.。oO(ん―― きっとリーダーの事だ、我々にかくしてすごい仕掛けを用意してるに違いないぞ…)
楠富と北島もまた、訳も分からず小声で話していた。
「さ 続けましょ」
微笑む美紅。健太も頬を押さえながら立ち上がってくる。
.。oO(な なんで美紅ちゃんがこのショーに出てくるんだ?
それにしても効いたなぁ、今のパンチ 美紅ちゃん力持ちなんだ…
何が何だかわかんないけどショーは続けないとな…)
「リーダー ここはあたしに任せて!」
背後からセイギピンク(桃子)が声をかけるが、健太はピンクを静止し自分が相手をする。
「行くぞ、ワルーダの手先! 覚悟しろ!!」
「それはこっちのセリフよ!」
美紅の動きは予想外だった! あまりにも強く、健太は翻弄されてしまう。
司会のフォローで周囲に歓声が巻き起こるが、健太は立てない。何しろ本当に戦ってるのだから。
この様子には、観客席で見ていたアオイも疑問に思う。
…美紅にあんな力がある訳ない。もしやシードマンが化けている!?
そう判断したアオイは、みんなが舞台に注目しているのを利用してコスチュームチェンジする。
そのまま舞台へ上がり――
「ケン坊! あの美紅ちゃんはニセ者よ!」
255 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/21(金) 22:00:40 ID:uHWyqkO2
周囲は一瞬固まる。司会者もフォローが大変だ!
…一方、観客席ではアオイのこの姿にメロメロの男子が前に行こうと騒いでいた。
布沢は――自分が隣にいたにも関わらず、いつの間に着替えたのか不審に思っていた。
台本にない展開に、健太以外のセイギマン達は困惑していた。 …そろそろ怪人が出るはずなんだが。
――ちなみに、怪人役の福本は拘束され舞台裏でもがいていた。
「どういうことなんだ、あおいさん」
「あの美紅ちゃん、シードマンがバケてるのよ、きっと」
「まさか、そんな…」
すぐには信じられない健太。そこへピンクが再び割って入るが制止する健太。
――舞台上の全員、うかつに動けないでいる。 早くやれとの野次が入ってもすぐには動けない。
《みんな、静かにしてくれ セイギマンは 今 作戦をねっているんだ!》 …ホント司会も(ry
健太もようやくあんな怪力の美紅が本物な訳ない、と頭を切り替え殴りかかる!
「くっそー! 美紅ちゃんなんかにバケやがって きたねーぞ! くらえ!」
――と言っても、ニセ者とはいえ女の子は殴れない!健太は一瞬怯んでしまう!
その隙に美紅は大ジャンプ、天井の梁にぶら下がる――が、折れて落下する。
「キャッ!」
…意図しない美紅のヒップアタックをまともに顔に受け、健太はメロメロ状態に!
「この――! もう許さない!」
「ここはあたしに…」
ピンクを無視し、今度はアオイが怒って美紅に向かって駆け出し――ビンタを1発!
…涙目の美紅に、アオイもつい怯んでしまう。
「バ バカ 美紅ちゃんになんて事するんだよ!」
ニセ者とは分かってもつい怒ってしまう。しかし油断している所に、美紅のケリが炸裂!
その勢いでふっとばされ、舞台の壁板を破壊、舞台裏に落下する!
完璧に怒った健太は美紅に襲い掛かるが…美紅の悲しそうな顔に一瞬動きが止まる。
そしてにっこり微笑むと――再び強烈なパンチを繰り出した!
半ば失神し、倒れる健太を支えるアオイ。
.。oO(シードマンがバケてるにしろ、本物にしろ 相手は美紅ちゃんじゃやりにくいなぁ…
もしシードマンがバケてるとしたら本当にやられちゃう! この場は逃げた方が…)
256 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/21(金) 22:01:24 ID:uHWyqkO2
アオイは健太に一声かけると、空を飛んで撤退する。これには観客も驚いた!
「や やはりリーダーはすごい仕掛けを隠していたな… もしかすると!
我々もあのように飛べるのでは? き きっとそうだ!! よ――――し」
『え――――い!』
意を決したブルーの声で、一斉に舞台から飛ぼうと大ジャンプするセイギマン達!
――――が、飛べるわけない。一斉に舞台の下に落っこちる。冷や汗をかいて固まる観客。
《本日はこれでショーを終了いたします》
…もうどうにもならず、フォローできなくなった司会はショーを終わらせるのでした。
「パータレ! 何でみんなの前で飛んだりすんだよ!」
「だってあせってたから」
「キミが異次元人だってバレたらまずいだろ!!」
保健室でアオイに手当てしてもらった健太だが、人前で飛んだ事をいさめる。
その時、保健室のドアが開く。そこにいたのは――――美紅だった。
「あ あのー 広野くん、お話があるんだけど… ちょっと来てもらえる?」
美紅のおしりの感触が忘れられないのか、健太は二つ返事でノコノコついていく。
「フン 何がハイハイよ」
――図書室
「お よーよー、なかなかカッコよかったぜい イロッポイカッコでよ、クラクラ来ちまったぜ
顔に似合わず やるこたぁ大胆だよな―― ヒヒヒ」
「何の事かしら、やな感じ」
男子に声をかけられたのは――本物の美紅だった。
「あ 体操服もって帰えろ 専用体育館にあったっけ」
257 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/21(金) 22:02:06 ID:uHWyqkO2
――新体操部専用体育館
体育館内で二人きりの偽美紅と健太。
「広野くん… あたしね、前から… 前から広野くんが好きだったの!!」
告白して健太に抱きつく美紅。
…一方、本物の美紅も体操服を取りに体育館へ近づいていた。
扉を開けると―――― 健太と抱き合っている も う 一 人 の 自 分 がいたのだった!
あれだな、偽美紅の正体はムーサイオサンとかいうポドリムス人だな
やはりあれは偽者だったか…って、
>>258ヒドスwww
そういえばショーの前に北倉がフードかぶった女性といたが、あいつが怪しいんじゃないか?
無機質っぽい顔がマネキンみたいだが、マネキン持ってくる訳ないし。
女生徒じゃないだろうし、十中八九キータクラーのデイシードマンだな。
女で良かったよ。あれを男や化け物が演じてると思ったら・・・
ここだけの話、特撮ヒーローの女戦士の中身も大抵男がやってるんだぜ…orz
>>260 待て待て待て。顔は女っぽいが実は男の体だったりとか、
体は怪獣とかいう事もありえるじゃないか。
コートで体を隠しているのが怪しすぎる。
263 :
マロン名無しさん:2009/08/22(土) 01:25:34 ID:pl+F6kAp
美紅ちゃんのあの衣装は変わった服だけでスルーなの?
片方の乳房丸見えだよ!!
乳首も本当に隠せてるのか怪しいもんだ。
実際、色っぽいとか言ってる生徒もいるわけだし。
落ち着け、乳首までは見えていない!
むしろ露出度の高さならあおいが一番だろ!
男の娘ですね、判ります
266 :
マロン名無しさん:2009/08/22(土) 04:17:13 ID:+lDPeYWA
>264
言葉が足りなかった。あんだけ動いてたら
乳首が露出したっておかしくないだろ? てことなんだけどね。
ただあおいの衣装より美紅ちゃんの衣装の方がヤバくね?
あおいのコスプレはいても美紅ちゃんのあのコスプレは無理でしょ。
267 :
マロン名無しさん:2009/08/22(土) 11:01:46 ID:Kyz7RoXR
落ち着け
露出してても見えててもニセモノの美紅だ
そして本人の知らぬ間に
乳首露出という結果が残る・・・
269 :
マロン名無しさん:2009/08/22(土) 13:47:31 ID:HQVBHah7
おとなしい顔して乳首露出…
知らない所で自分(の偽者が)悪事を働くよりよっぽど恥ずかしいな、それw
みくちゃんのプチパイ(;´Д`)ハァハァ
はなぢ(´゜ω゜):;*.ブッ
フルカラーで見てようやく
>>263の「片方の乳房丸見えだよ!! 」が理解できたw
確かに真ん中の線?が切れたら片乳丸見えだわなw
今の流れからして本当にやりそうで怖いw
275 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/22(土) 22:00:32 ID:2+BVhJhU
第21話――【スティールの巻】
体育館で健太と抱き合う、もう1人の自分を見て固まる美紅。
抱きつかれ、目をつぶったままの健太も物音でそちらを見ると――向こうにも美紅(本物)の姿が。
「み み 美紅ちゃんが二人〜〜〜〜!?」
思わず二人を見比べる健太。
「あなたは誰!?」
唐突に偽美紅が声を上げる。
.。oO(わ わたしが わたしに わたしは誰って聞かれた! ――わたしに!)
ショックを隠せない美紅だが、気を取り直しニセ者に向かって叫ぶ。
「わ わたしは… あなたこそ誰!! あなたはわたしじゃないわ!」
この事態に健太はようやく気がついた。アオイの言うとおり、どちらかがシードマンだ!
.。oO(でも 目の前の美紅ちゃん、ボクの事を好きだと言ってくれた…
あっちの美紅ちゃんは 雰囲気から何まで美紅ちゃんそのもの
でも、そこがかえって怪しかったりして…)
戸惑う健太をよそに、二人の美紅の問答は続く。
「わ わたしは3月27日生まれ あなたは?」
「わたしだってそうよ ――――じゃあ、体のサイズは?」
「え… 75-55-78…」
「当たってるわ」
そこへ健太が割って入る。
「ちょ、ちょっと待ってよ こんな事してても、どっちが本物かわかんないからこうしよう
美紅ちゃ… いや、小川さんについてボクが知ってる事、2人に聞こう
そうすりゃ、ウソついてるのがどっちかすぐ分かる」
「わかったわ、それじゃ今日の下着の色は!?」
(*゚ω゚):;*.ブ――ッ! 思わず吹き出す健太! もう一人の美紅は答えに戸惑ってしまう。
276 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/22(土) 22:01:17 ID:2+BVhJhU
「言えないの!? だったらあたしが確かめてあげるわ!」
「え やだ 何するの!?」
答えられない美紅のスカートをめくって確かめようとする美紅! いいぞもっとやれ!
とりあえず健太は2人を止める。自分が美紅の下着の色を知ってる訳がない! チッ ヨケイナコトヲ
「そんなぁ―――― 好きな人には下着の色位、知っててもらいたいのよ」
あどけない顔で喋る偽美紅。その言葉に美紅は一瞬固まる。赤くなって思わず納得しかける健太。
.。oO(――となると、あっちの美紅ちゃん うわべだけはいかにも美紅ちゃんって感じだけど
そこがますますあやしい…)
本物に疑いの目をやる健太。
.。oO(広野くんのあの目 わたしのことうたぐってる…)
「ねぇ 広野くん あなたがどっちを信じるつもりなのか知らないけど
これだけは信じて欲しい、広野くんが好き!」
告白して抱きつく偽美紅。
…男としては、気分的に好意を持ってくれている方を信じたい――――
.。oO(広野くんとわたしが抱き合ってる… 広野くんはわたしの事うたぐってる…
あっちのわたしは 広野くんの事、好きだって言った
――ちょっと待って! …そうよ、わたしだって…)
「――わたしだって わたしだって わたしだって広野くんの事 好きなんだから!」
勇気を振り絞り、健太に告白する美紅。
――その頃、消えた健太と美紅を探すアオイの姿があった。
ふと、前方にカラフルな人達発見。 ――セイギマンの姿のままの連中だった。
アオイは連中に健太の居所を聞いてみる。
「我々もリーダーを探してるんだ そーだ キミも一緒に探そうぜ」
277 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/22(土) 22:01:58 ID:2+BVhJhU
場面は再び体育館。
勇気を振り絞り、ついに告白した美紅は思わず顔を背けてしまう。
健太は両方から好きと言われ悩む。どっちが本物でも、美紅に好かれている事は確定した。
「騙されちゃだめよ、あたしの真似すればいいと思ってるんだから」
――ついに健太もどっちが本物か、完全に分からなくなってしまった!
「じゃあ、そっちのあたし 広野くんが好きなら――こういう事もできるはずよ」
唐突に健太に抱きつき、キスする偽美紅。これには本物も驚いた!
「どう? フフフ 本当は好きじゃないのに、出来る訳ないよね」
偽美紅の言葉にしばしためらい――――「できるわ」と答える。
美紅はゆっくり健太に近づき、顔を赤くしながらゆっくりと唇を近づけ…目を閉じる。
「わ―― もういいよ!ボクも美紅ちゃん好きだから!
だからどっちも選ぶ事できない! お願いだからニセ者は正直に名乗り出てくれ!」
美紅の純粋な心に負けた健太は、ついにキス寸前に叫び――告白した事に顔面ファイヤー!!
「わぁ♥ うれしい、両想いだなんて夢みたいー
キャー よかった、あたし広野くんが他の女の子好きだったらどうしようかと思ってたの!」
大喜びで健太に抱きつく美紅。もう一方は…目を伏せ、うれし泣きしていた。
反応の違いが大きすぎる。片や大喜び、片やうれし泣き…
健太の美紅に対するイメージは、やはり…おとなしい方の美紅が本物だと思う。
…でも、これすらもシードマンの演技かもしれない。かといって大喜びするとも思えない!
そして健太は自分のイメージを信じ、本物と思った美紅の肩に手をかける。それは――
「ボクもうれしかった 小川さんはボクの事、嫌ってると思ってたから」
――――すすりなく方の美紅だった。健太は美紅の手を引き帰ろうとする。
「ちょ ちょっと待ってよ広野くん あたしはどーなるのよ!」
「勝手にどこへでも行けばいいだろ ニセ者さん!」
選ばれなかった方の美紅は困惑し健太を呼び止めるが、健太はこれを一蹴する。
「ひ ひどい、ニセ者だなんて さっきまで優しかったのに、どーして!」
一瞬ためらうが…もう迷わない!
278 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/22(土) 22:02:40 ID:2+BVhJhU
「もうひっかからないぞ!いくら芝居をしても無駄だ! さっさと正体を現せシードマン!」
健太の言葉にショックを受け黙り込む美紅。
――そのまま、しばらくの間沈黙が流れる… や、やはりニセ者じゃないのか?
無言のまま見つめあう健太と美紅。
――沈黙を破ったのは、美紅の笑い声!
「は ハハハハハ よくわかったな! まあいい、もう目的は果たしたのだから!」
正体を現しはじめた偽美紅!
「見るな美紅ちゃん!」
「こいつを奪ってしまえばこっちのもの!」
偽美紅の正体は――――三角帽子のような奇抜な髪型の、女性型のシードマンだった!
そしてシードマンの手には…ドリムカセットが!
「あっ、ドリムカセット! あの中にはドリムノートが!!」
イカ女
>>279 なんかいいなイカ女
将来漫画のネタで使おうかな
よかった、ちゃんと体も女の体型で…(;´Д`)ハァハァ
案外あっさり思いが通じたなあ、
もう少しラブコメ引っ張るかと思ったのに
編集部の圧力だろうな。変身ヒーロー漫画なのにあまりラブコメやられても困る。
284 :
マロン名無しさん:2009/08/23(日) 02:54:26 ID:EdRQRzDY
美紅ちゃんって下着の色を恥ずかしがるのは当然にしても、
スリーサイズは簡単に言うんだね。
告白されて泣く女の子・・・
いじらしく可愛く思えるけど
別れる時は大変だぞ!
外見そっくりでも性格は合わせる気がないんだな。
油断させて盗むためならあの程度でも良いけど。
なんで美紅のスカートめくりの
シーンがないんだよ。
やはり美紅はエロNGなのか?
もしかして美紅のモデルが
原作者の初恋の人とかそんな理由?
今後の展開に期待するんだッ
289 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/23(日) 22:00:55 ID:2bnhWW2g
第22話――【シークレットの巻】
<扉絵:かなりすいている通勤電車で座って本を読むウイングマン>
偽美紅に化けた女性型シードマンにドリムカセットを奪われてしまった健太!
「あとはお前を消すだけよ!」
ようやく健太もドリムノートを奪うために近づいた事に気付く。
「死んでもらうよ! お前に生きてられると面倒な事になりかねないからね!」
一方、セイギマン達と合流したアオイは女子に健太の行方を尋ねていた。
必死に健太を探すアオイに尋ねる桃子。
「あのー アナタ、リーダーをそんなに必死に探す必要があるんですか?」
…言える訳がないアオイは笑ってごまかす。
「もしかすると、リーダーの彼女なんですか アナタ」
「え? リーダーは美紅という人とできてるんじゃないのか?」 バキ
渡辺の言葉にすかさず顔面にケリを入れるアオイ。渡辺、一発で気絶!
「あ、そーだ 美紅ちゃんと一緒ってことは新体操部の体育館かも」
再び体育館。美紅を守りつつ逃げ出す健太!
しかしシードマンは髪の毛を触手状に伸ばし、健太の首に巻きつき締め上げる!
そしてそのまま体育館の梁に引っ掛け、首吊り状態に! 健太危うし!
健太のピンチに美紅はそばにあった新体操用のボールやリングをシードマンめがけ投げつける。
「広野くんをはなせ!」
「お前もついでだ!」
シードマンは腕から触手を伸ばし、美紅の首へ触手を巻きつける!
直後、シードマンの顔が中央から左右に真っ二つに割れ――――巨大な口が出現した!
290 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/23(日) 22:01:38 ID:2bnhWW2g
…一方、アオイ達は体育館入口まで来ていた。
「さぁ、お前から殺してやる!」 美紅を食い殺そうとするシードマン!
ふと、健太は首の触手が緩んでいる事に気付くとすかさず脱出し、落下しながら――――
「チェイング!」
「ケン坊、いる〜?」
ちょうどその時、体育館のドアが開きアオイが顔を覗かせる。
健太は変身途中のワイヤーフレーム形態のまま、シードマンの顔へケリを入れ美紅を救出!
美紅を安全なところへおろすと…そのまま、美紅の目の前で変身完了する!
「悪裂! ウイングマン!!」
変身完了の瞬間を見たアオイは、セイギマン連中の目の前で手を振って必死で目撃阻止するが、
努力も無駄に変身した直後を見られてしまった!
「す すごい…」
「おそかった…(-ω-;)」
襲い来るシードマンの触手をスパイラルカットで切断して防ぐウイングマン。
「リーダー! 我々も助太刀します!」
「え 何!? 何でお前達がここに!?」
背後からの声に振り向くと、いつの間にか来ていた連中に驚くウイングマン!(S・Cは逆さま)
「チッ、仲間を呼んだか! 勝負はお預けだ!」
シードマンは空中に飛び上がり…消えた。 次の問題は…連中にどう説明するか。
「リーダー ずるいですよ、一人でショーの練習するなんて!」
・・・・・・・・カン違いしてくれて助かった!w
「まぁまぁ、事情はあたしが話してあげるから、ちょっと外へ出ましょ」
アオイがフォローしてくれたので、連中は何とかなりそうだ。…あとは美紅か。
「バカ なんで美紅ちゃんの前で変身したのよ、どーなっても知らないから
…だってじゃないわよ、ちゃんと美紅ちゃんに話さないとダメよ
それで気持ち悪がられても、どう思われても仕方ないんだからね」
291 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/23(日) 22:02:20 ID:2bnhWW2g
小声でウイングマンをいさめるアオイ。去り際、スパイラルカットが逆さまだという指摘も忘れず。
「さ さ 早く表に出ましょ」
――後には、美紅とウイングマンが残された。2人は見つめあったまま、しばし沈黙が続く…。
渡り廊下にて。
「いやー すごかったなー、ホントに変身したみたいだったからなー」
「本当に変身したのよ」
『 え 』
桃子の言葉に一同固まる。
「きっとリーダーは本当に変身できるんだわ、そーとしか見えなかったでしょ」
「よく平気でそんな非科学的な事言えるなー いくらリーダーでもそんな事出きる訳ないだろ」
「そう、きっと何かすごいトリックなんだよ」
桃子に反論する楠富と北島。…気まずい雰囲気の中、アオイが話題を切り替える。
「もういいじゃない、何もかも忘れてさ パァーッとあみだでもひいて遊ばない? …ダメー?」
…場がしらけたのは言うまでもないw
一方、場面はまた体育館内。
「ビックリしたでしょー
訳は話すと長くなるからよすけど、とにかく見ての通りボクは変身できるんだ
正義の変身ヒーローが存在する世界では、やっぱり それなりの悪の軍団がいるもんで
さっきの怪物が、ボクの戦ってる軍団の一味なんだ
美紅ちゃんもボクの身近にいるんだから、その為に色々怖い思いさせちゃったね ――ゴメンね」
思い切って美紅に事情を説明するウイングマン。美紅はただ黙って聞いている。
そうしている内に変身が解け、健太の姿に戻り始める。
「あ」
「ホラ 10分経つと元に戻るんだ ――トリックでもなんでもないんだ
…やっぱり普通じゃないよね、変身できるなんてさ
せっかくボクの事好きだって言ってくれたけど、もう ボクに近寄らない方がいい
また巻き添えに……」
292 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/23(日) 22:03:01 ID:2bnhWW2g
「実は わたし ヒーローって大好きなの 小さい頃よく見てたわ
ウルトラ…んー…なんとか、とか おめん? …ホラ 仮面…なんだっけ」
――気味悪がって嫌われると思っていた健太に、微笑みながら話す美紅は本当にありがたかった。
「美紅ちゃん……… ありがと…」
そんなやり取りを、体育館の窓からカメラを構え、こっそり見ていた布沢がいた。
「信じられないものを見てしまった… やはり本当に変身できるんだわ、
しかも彼には戦う相手がいた… とんでもないスクープだわ
――は 早くフィルムを現像しなくちゃ
明日の校内新聞には間に合わせたいわ、一刻も早くみんなにこの事を…」
基本女キャラの方が聡いな
ピンクは「ここはあたしが…」を繰り返してる時は
もっとアホキャラなのかと思ったが
布沢さんかなりやばいな。
ある意味、キータクラーより強敵かも。
「純粋な敵」のリメル軍と「別な意味での敵」布沢さんと松岡先生、どっちが敵だろうか
それはそうと、ディシードマン(奴がティール?)、顔も体もほぼ人間なのに
まさか顔が裂けるとは思わんかったぜ…_| ̄|○lll
訂正、「どっちが強敵だろうか」ね
1話を大興奮して読んで以降
毎週は、ジャンプを買えなかったので印象薄いが、掲載順が結構後ろのほうにきたような・・・
連載大丈夫か ?
同じ時間を
Aサイドから描いた後、Bサイドから再度描いているような展開は読みにくかったが
298 :
297:2009/08/23(日) 23:28:17 ID:???
これからは読みやすくなっていくのかな ?
布沢さんは可愛いけれど
その正義感(功名心 ?) で健太たちを追い込まなきゃいいけれど・・・
>>297 >Aサイドから描いた後、Bサイドから再度描いているような展開は読みにくかったが
例えばどんな所?
300 :
297:2009/08/24(月) 00:20:30 ID:???
>>299 粗筋を読み直していないし、今(コミックスが)手元にないから
うろ覚えで書くんだけど ↓のところ
ポドリムスから帰ってきた健太とあおい
健太の家に立ち寄った美紅に誤解を受ける
衝撃を受けて、その場から逃げ出す美紅、その後を追う健太
美紅からしたら・・・、健太からしたら・・・という流れだった(気がする)・・・
同じ事件の語りなおしに何話もかけているのか ? と思った
このスレの意義からは少しずれるかな
なるほど、確かに言われてみりゃ読みにくい上に少々しつこいな。
まぁ、作者はまだデビューしたてだし暖かい目で見守ろうよ(´ω`)
302 :
297:2009/08/24(月) 00:29:56 ID:???
そんなのたいしたこと無い、と思われるかもしれないけれどね
1話を読んで
ヒーロー馬鹿の中学生が不思議なノートを手に入れて・・・ SF物 ? ヒーロー物 ?
になるのか思っていたから
恋愛物っぽい描写が続いて不満だったのかもしれない
303 :
マロン名無しさん:2009/08/24(月) 01:41:27 ID:E4wUw04H
美紅の知らないところで、偽美紅が何をやってたか知らないわけだが、
舞台を観ていた生徒たちは美紅にどういう態度をとるのだろうか?
>>297 まぁ確かにヒーロー漫画なのにろくな変身・戦いも無いまま1巻分話が進んだしな…
ある程度はヒーロー物も恋愛あってもいいだろうけど…
ほら、某筋肉男も「心に愛が無ければスーパーヒーローじゃない」って言ってるし。
>>304 ちょ、ヤバス!w
まぁ何にしても健太の事情を理解してくれてよかったよ美紅。
306 :
粗筋!ウイングマン! 1/6:2009/08/24(月) 21:59:15 ID:vTVZ9Nr0
第23話――【ニュースの巻】
<扉絵:くせっ毛が無くなり、すっきりした髪型の桃子の立ち絵>
『え〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!??? ドリムノートをとられたって〜〜〜!?』
登校中、思わず叫ぶアオイ。 …しーっ!みんな見てる! 仕方なく小声で健太ともめ始める。
「どーしてそんな大切な事今まで黙ってたのよ!」
「そんな大変な事か?」
「大変な事かって!? あのね――――ドリムノートがとられたら!!」
事態を把握していない健太は、ドリムノートを使われても自分が防ぐと変な自信たっぷりに答える。
早朝、まだアオイが寝ている間に色々トレーニングしてパワーアップしたので
ウイングマンの武器もほとんど使いこなせるだろうと予想しているからだった。
「だけどね、リメルの手にドリムノートが渡ったら…」
…考えてみたら、リメルがドリムノートを欲しがる理由をまだ説明していなかったのだ!
「ケン坊、よく聞いて リメルの目的はあなたを殺す事じゃなくて、ドリムノートを遣って
存在する全ての世界を征服する事よ!」
「ふーん」
意外に反応が薄い健太。…そりゃそうだろう、大抵の悪の組織ってのはそれが目的なのだから。
「だからこのオレがいる限り、そんな事はさせないって言ってるだろ」
「バカね、ドリムノートにリメルの目的を書かれたら…!」
ふと、健太は美紅を発見し声をかけ、そちらへ歩み寄る。
「――あ、美紅ちゃんだ 美紅ちゃわぁぁん♥」
大事な話だというのに、すっかりラブコメムードな健太に腹を立てる。
「死んじまえ!」
背後から寄ってきた、無関係な番長風の男のアゴをぶん殴るアオイ!
――素早く前にいた男子の腕をつかんで、殴ったように偽装する… 合掌。(-人-;)
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090824215127.jpg
307 :
粗筋!ウイングマン! 2/6:2009/08/24(月) 22:00:01 ID:vTVZ9Nr0
――仲額中学校。何やら人だかりが出来ている。
そこには――昨日の体育館でのウイングマンの戦いが新聞となって貼りだされていた!
「いい加減にしてくれよなー おれ達をおちょくってんのか、この新聞!」
「よっぽどネタが無いんだろうぜ、こんな大ボラふいてんだからよ」
…が、読んでる(どっかで見たような顔の)生徒達は誰も本気にしなかったのであった。
そこに新聞を書いた布沢がやってきて事実だというが、やっぱり誰も相手にしません。ありが(ry
その様子を見ていたセイギマンスーツを着た北島達。
「あいつか、リーダーの変な噂をみんなに吹き込んでるのは」
「みんなを悪魔の噂から救うんだ!」
楠富もヘルメットをかぶって準備万端だ!
「ただ、みんなの前に普通に現れたんではだめだ 正義の味方らしく登場せねば」
…と言う事で、ヒーローらしくカッコよく登場するため、近くの教室の扉をあけ入っていく。
ゾロゾロと現れるカラフル3人組に、教師達はあっけにとられただ呆然と見ている。
セイギマンは教室の上の小窓につかまり、ジタバタと登る。
小窓からちょこんと姿を現し、ヒーローらしく颯爽と登場!
「おもしろい発言だ、が しかし 正義の味方をバカにしているともとれる!
だとすれば、われあれはキミを許さない!」
その背後(教室内)では、あっけにとられていた教師達がつぶやいた…。
「彼らはここをどこだか知ってんの…」
「その問いについてお答え致しましょう、『そんなバカな』と大笑いしても構いません
だが わたしは断言しましょう!
彼 ら は こ こ を ど こ だ か 知 ら な い !!」
――そう、ここは 職 員 室 だったのでした。
「いくらリーダーでも本当に変身なんかできる訳ない! タヌキじゃあるまいし」
窮屈な小窓から飛び降りるセイギブルー。
「そうよ、彼はタヌキじゃないわ でも あたしはこの目で見たの 彼が変身するのを」
308 :
粗筋!ウイングマン! 3/6:2009/08/24(月) 22:00:43 ID:vTVZ9Nr0
「あたしはリーダーが変身できると信じてるわ」
目撃者・布沢に続き、今度はピンク(桃子)まで!これには他のセイギマン達も怒る!
「ピンク!何バカな事を!それでも正義の味方か!
そういう事言ってるようでは、まだまだ正義の味方として失格だ!ちょっと降りてきなさい!」
まだ小窓に座ったままのピンクをおろし、肩を左手で抱き右手で(室内なのに)空を指すイエロー。
「いいか、よく見ろ あのでっかく輝いてる星 あれが正義の星だ」
…… し ―― ん
「それでどーしたんですか?」
…バカはほっといてあらすじを続けよう。布沢は話を続ける。
「とにかく、この事はUFOや超能力と同じようなもんで 信じてもらうには時間がかかると思うけど
バカバカしいと言わないで欲しいわ」
「バカバカしいと思うなって方が無理だぜ」
ざわめきが大きくなり、それは職員室の中にまで聞こえてきた。
「廊下で何やってんのかしら、騒がしい」
「あ、そのままそのまま ワタシが行きましょう、レディーは座ってて」
「ハイ♥」
騒ぎが気になり始めてきた松岡先生が注意しに行こうとすると、北倉がそれを止める。
ハンサムに弱い松岡先生は、目をハートにし従うのだった。
その背後で軽く咳払いをするバトルジャパン先生。
「ワタシも行ってきましょう」
松岡先生の机に手をつき気取るバトルジャパン先生、彼を見つめる松岡先生。
「――――さーって、今日の授業はーっとぉ」
「……」
何事も無く正面を向き、仕事を続ける松岡先生。
…哀れ、バトルジャパン先生は好意すら無視されるのでした…。・゚・(ノД`)・゚・。
「あたしは別に広野くんを見世物にしようとかってんじゃないわよ
広野くんが変身できるって事より、この怪物の存在に注目して欲しいの」
309 :
粗筋!ウイングマン! 4/6:2009/08/24(月) 22:01:28 ID:vTVZ9Nr0
ちょうど廊下に出てきた北倉は、布沢の今の言葉に反応する。
「たいへん夢のある話だ、しかし校内新聞の無いようにしては夢がありすぎる
おおかたヒーローアクション部の次にやるショーのPRなんだろ」
北倉の言葉に、生徒達はやっぱりね、とちりぢりに帰っていく。
「せ 先生!なんて事を! これは夢でもPRでもなく、れっきとした事実!」
「いいかい、もし本当だとしたら余計人には言わない方がいい
変にみんなを刺激して大騒ぎになるだけだ」
怒鳴る布沢に歩み寄る北倉は、正体を現しかねない程の殺気を放ちながら布沢を脅す。
「だからこれは剥がした方がいい」
新聞記事を剥がそうとする北倉を、両手を広げ阻止する布沢。
――廊下にて、セイギマンショーの司会をつとめた友人に声をかけられる健太(と美紅)。
友人から校内新聞に自分(ウイングマン)の事が書かれていると聞き、慌てて職員室前に向かう。
…そこでは布沢と北倉がもめていた。
「ボクの事が書いてあるって本当?」
「あ 広野くん ――ねぇ広野くん あなた本当に変身できるのよね そうよね?」
全てを見透かされ、笑って暴露してしまいそうになる健太だが、すかさず美紅がフォローする。
「広野くんにそんな事ができる訳ないじゃない、変な事言わないで…」
「そ そんな あなた達、あの時いたじゃない」
「ホラ見ろ やっぱりこれは没収だ」
北倉は新聞を剥がしてしまった。
その時、健太を探していたらしい友人が声をかける。
「広野くん、どうして本当の事を言ってくれなかったの?
――いいわ、隠すつもりなら 今に動かぬ証拠をつかんであげるから」
布沢はそういい残すと、新聞を返してもらおうと北倉の後を追った。
…で、健太を探してた友人の用件とは――
「うちのデパートの屋上でアトラクションショーに出てくれ」との事! ママママジですか!?
無論、健太は二つ返事で承諾する。
しかしその背後では―――― 北倉と布沢が今の会話に注目していた。
310 :
粗筋!ウイングマン! 5/6:2009/08/24(月) 22:02:12 ID:vTVZ9Nr0
「しかも今、TVでやってる『宇宙警視総監バギャン』とジョイントだって! 主役の人も来るんだぜ」
ヒーロー大好きな健太にとってはまさに夢のような話に大喜び!
とりあえず、詳細は後日と言う事で友人と別れる。
「よかったね、広野くん」
「う うん」 ううぅぅ… くっつっっ… うぅ…
美紅まで嬉しそうだ…が、何だこの不気味な声は。
「何だ? ――お前ら、何やってんの」
曲がり角を覗き込むと、セイギマン連中がいた。
あの不気味な声は、イエローが腕をつったための苦痛のうめき声だった……。
「それでどうしたの?」
――そして 光の速さで学校が終わり……――
喫茶へドリアンでドリムノートをめくる北倉と会話する女性の姿があった。
「お前、写真に撮られていたぞ 気をつけろ」
「申し訳ございません」
…どうやらこの女性、昨日の女性型シードマンの人間形態のようだ。
北倉はドリムノート奪取を喜び、試しに本当に書いた事が現実になるかテストしてみる。
「よーし この喫茶店にいる人間を一人残らず殺してみようか」
そして北倉はドリムノートにこう書いた。
―喫茶へドリアンにいる三次元人を皆殺しにしろ―
「――よし フフフ、どーかな… みんな死んで…… ん!?」
振り向いて効果を確認する北倉だが、何も起こらなかった!
「どういう事だ、これは! ――ハッ! 字も消えている! 偽物をつかまされたな!」
「い いえ そんな事は」
女性を叱り付ける北倉。だが、女性にも訳が分からない。
「なら これは一体…」
何気にページをパラパラとめくる北倉。 そして彼はふと、1ページ目の記録に気がついた。
311 :
粗筋!ウイングマン! 6/6:2009/08/24(月) 22:02:53 ID:vTVZ9Nr0
「ん? これは…」
それは―――― 初めて健太がドリムノートに書き込んだ、
『これがウイングマンだ! 変身の掛け声はチェイング』の記録だった。
>喫茶へドリアン
誰かデンジマン呼んで来てーー!
職員室でのやり取り(BJ先生とセイギマン)ワロスw
最後のコマは…まさか、敵もウイングマンになるのか?
「誰々が変身できる」と書いてないし…やべぇ!
ドリムノートに書いたけど実現しないってのはどういうことなんだ?
別に条件とか説明されてなかったよな?
アオイ罪のなすりつけひでぇw
>>313 「ドリム(ドリーム)」ノートだから、書いた人が「本当にやりたい事」じゃないと駄目だとか?
夢がないことは実現しないとか。
リメルの世界征服は書き方によっては有効。
北倉先生
三次元に来て改心したかと思ったが
本質・素は、やっぱり「悪」なのか
ドリムノートは
「夢」を叶えるノートだから
「野心」を叶えることはできないのか?
北倉、改心した描写なんて無いぞ?
三次元に来て早々、生徒シードマン化してたし。
…で、やっぱ「夢を叶える」ノートだから、もしリメルが有効な書き方をするとなると
「この世の全てを征服したい」か?
318 :
316:2009/08/24(月) 23:21:00 ID:???
>>317 改心した描写がないけどね
後の展開と矛盾してくるかもしれないけど
連載読みながら
「こいつ、潜入生活をおくっているうちに
性格がまるくなって
改心とかしないかな?」
と、根拠のない期待を持ってたんだけどな
そういうことか。
今回みたいにアオイが三次元人に影響されて罪を擦り付けたり、
健太をからかうようにしたみたいにかw
(ポドリムス人もそういう事するのであれば意味ないかもしれないが)
320 :
316:2009/08/24(月) 23:35:52 ID:???
しかし
前回のラストで
布沢さんが決意を固めていたから
重大事件に発展するのかと思ったが
あっさり流されたな
拍子抜けした
女の子の夏服姿はいいけどな
今回は喫茶へドリアンに全部持ってかれた感が・・
>>320 そりゃ、普通は信じてもらえんわな。たとえ北倉がいなくても。
しかもただでさえ、健太はあのコスプレで有名だから一層信じてもらえられんわなw
シャフトがリメルから貰った「ウイングマンの能力を
消すことができる品物」で消したんじゃないか?
後の方から徐々に消えて、最後のコマでは
チェイングのページも消えかけてたとか。
今のところ、主要女性キャラは
あおい
美紅(影薄い本命?)
桃子(セイギマン・ピンク)
久美子(熱血報道局員)
の四人か・・・
桃子って、ちょっと変わってるな
敵とはいえ、人間型が倒されるのは不敏だが
シードマンの姉ちゃんは
味方にはならないんだろうな
327 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/25(火) 22:00:06 ID:zzzgQGxI
第23話――【デパートの巻】
<扉絵:ウイングマンの本を抱えた女児がTVに映っている
『あたし ウイングマン… 好き いけませんか?』>
――ここは健太の友人のお父さんが社長をしているデパートである――
社長室。
「今日はよろしく頼みますよー」
健太達セイギマン(+美紅・アオイ)を笑顔で迎える社長。
「キミ達の事は息子からよく聞いとるんだ、キミ達のやるショーはすごいんだってね」
「いえ、それほどでも …あのー… ボク達お金はいりませんので」
「わっ! バカ 何言ってんのよ、当たり前じゃない!」 慌てるアオイ。
「ハハハ ん、そうか 分かりました それじゃ今日のショー、ガンバッテな」
――準備中の舞台を下見する健太達。やはり本物、自分達の舞台とは大違いだ。
楠富達も本場の舞台でショーができる事に感動している。
…ふと、わきの小部屋から男が出てくる。
「あ、キミ達かな 今日、ショーに出るの ――ちょっと来て、打ち合わせするから」
『え〜〜〜〜〜〜! ぬわぁんですってぇ!! オレが怪人!?』
次のコマでいきなり大声を上げたのは、当作品の主人公・広野健太! そして楠富達は戦闘員!
「そーだよ、聞いてなかった?」
「帰りましょう、リーダー 正義の味方に悪役をやらせるなんてとんでもない」
「待て! 正義の味方は一度引き受けた事はやらねばならないんだ」
…気を悪くし帰ろうとする楠富達を引き止める健太。その心がけは立派だぞ。
「…で オレはどんなぬいぐるみを着るんですか?」
「どんなって、キミが持ってる奴だよ ウイングマンとか言う… 持って来てるだろうね?」
328 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/25(火) 22:00:59 ID:zzzgQGxI
「あ ああ は はい、持ってきてますよ ハハハハ…」
「くっそー!よーするに我々を使うのは経費節約のためじゃないか!」
屋上から出てきた直後、ムクれる楠富。…いや、健太もムクれブツブツ愚痴をはいていた。
「全く、正義の味方が悪の怪人やってどーすんだ! みんなの前でチェイングして脅かしてやるか!」
ふと、健太は目の前の自販機で飲み物を買っている男性に気付いた。
「あ あの人、宇宙警視総監バギャン主役の桂木政夫さんだ!」
その声に桂木も健太に気付き、健太はペンを取り出し、Tシャツにサインしてもらおうと駆け寄る。
笑顔で対応する桂木、喜ぶ健太 ――――の間に、誰かの手が伸びる。…渡辺だ。
「さぁ握手だ、お互い正義の味方どうし… まぁ、キミの場合 役の上でだがな…」
「あ、気にしないで下さいね ハハハハ」 寝言を吐く渡辺の顔面にケリを入れる健太。
サインし終わり喜ぶ健太。
「あ 今日のショー、よろしくお願いしまーす」
「 え ――と言うと、今日 ボクと一緒にショーに出る中学生ってキミ達?」
「そーです(´▽`)」
「そうか、キミ達のショーはすごいんだってね 今日はよろしくな!」
そう言い残し立ち去る桂木だが、内心では中学生達とショーをやらねばならない身を嘆いていた。
.。oO(ま いいか、どうせ子ども相手のショーだもんな)
その頃、健太は…
「もーらった もーらった! うーれしいな うれしいな!
もー何もかも全部いい!許しちゃう! 悪役でも何でもやるぜー!
バギャンと一緒にショーができるんだもんなー♪」
一人はしゃぐ健太をジト目で見つめる楠富達4人。
「――ん?w」
「…ずるいなー リーダーだけずるいなー」
…ついに4人固まってしゃがみこんでいじけてしまった…。
329 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/25(火) 22:01:56 ID:zzzgQGxI
――そして いよいよショーが始まり――
観客席に親子連れが集まってきた。その中には美紅とアオイも混ざっている。
「なんか この中にいるのがとっても恥しいわね」 …ちょっと赤面の美紅とアオイ。
しかし、2人のやや後方にはカメラを持った布沢もいたのだった。
「今日こそ動かぬ証拠をつかんでやる…」
ショーが始まった。
司会の挨拶からスムーズに進行し、爆発が起こると戦闘員が現れ、司会からマイクを奪い取る!
『ハハハハハ ここは我々ドクーが占領した! 貴様らは今から我々の手下だ!』
気がつけば、いつの間にやら観客席にまで戦闘員が配置されていた。
その時、戦闘員の隣の男の子が泣き出してしまった!慌てて戦闘員は子どもをあやす。
「泣かない、泣かない ベロベロバー」
「こいつ!」 子どもは戦闘員の顔面にパンチをかます!
「この〜〜〜 正義の味方に向かってなんて事を!」
怒った戦闘員はマスクを脱いで素顔を現してしまう!(ちなみに中身は渡辺)
子どもはそのままアカンベーをして渡辺を挑発。怒りに震える渡辺……落ち着け!怒っちゃダメダ!
その後、お決まりの展開で高い場所に桂木演じる主人公・一烈譲二登場!
「ドクー!オレが相手だ!」
…その時、譲二の背後にウイングマンが現れ――桂木を抱えあげる!
.。oO(あら―― どうしちゃったのかしら、怪人が出てくるのが早いけど…)
意外な展開に司会も一瞬黙ってしまう。
ふと、戦闘員の1人が何かに気付いた。
マスクを取って(中身は桃子)よく見ると――ウイングマンに胸のふくらみがある!?
「あのウイングマンはリーダーじゃないわ! 体型が違う!」
一瞬で戦闘員スーツを脱ぎ去り、セイギマンの姿になった桃子は舞台へ駆け出した!
そして舞台上では――――偽ウイングマンが桂木を投げ落とした!!
『死ね!』
330 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/25(火) 22:02:38 ID:zzzgQGxI
墜落の瞬間、間一髪でセイギマン達4人のクッションで一命を取り留めた!
「これはどうなってんの、打ち合わせと違うじゃない」
「いや、それは その…」
4人に詰め寄る司会だが、答えに口ごもる桃子。
そんな事をしている内に、偽ウイングマンも下におりて来て攻撃をしかける!
「そうか、わかったよ こいつらのショーはこのアドリブアクションがすごいんだ
…となれば、これ以上つきあいきれない とっととアクション専門の人と代わろうっと」
助け起こされた桂木はそう判断し、舞台の中段目指し走り出す。
「行くぞ、怪人ハネデビラー(※このショーでのウイングマンの悪役名)! ――黒着!」
スモークを出し、舞台裏へ飛び込む桂木は待機しているバギャンを呼ぶ。
「おいバギャン、出番だぞ!」
「あ――――ん? まだ早いんじゃないのか?」
その側には、緊張して固まっている健太もいた。
「早いって? とんでもない、もう怪人が出て暴れてんのに!」
「え? 怪人が出てるって? …そんなバカな、怪人はオレだぞ」
桂木の言葉に妙に思った健太は、舞台の上端からひょっこり顔を出して確認する。
…やはり桂木の言葉通り、ウイングマンがそこにいた。
「 え? オレがいてウイングマンがいる… どういう事なんだ!!」
と言いつつ、次回に続く…
桂木はレギュラー化しそう
>>331 そうか、ウイングマンが戦隊風のスーツヒーロー担当、
桂木がメタルヒーロー担当になるのか!そりゃ燃えるな!
ところで戦闘員スーツの桃子はなんかエロいと思うが…
あの全身タイツの下にセイギマンスーツ着てたのか?w
ピンクは察しの良さを見せ
イエローはギャグキャラの座を掴みつつあるが
ブルーとグリーンはまだちょっと薄いな
確かにハンサムというだけじゃ物足りないな
セイギマンの活動って
ヒーローショーの主演者くらいしかないのか
やっぱり
構成は
健太 熱血 冷静 ボケ2人かな?
戦隊は基本
・熱血リーダー
・クールなナイスガイ
・力持ちデブ
・チビor若い
・紅一点
だろ。セイギマンはこれらは当てはまらないようだけど。
337 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/26(水) 21:59:53 ID:mRlnZ4/I
第23話――【ウイングマンの巻】
<扉絵:シードマン紹介 ●ディシードマン・ティール4変化>
・特徴:どんなものにでも化ける事が出きる
・使命:ドリムノートを奪い、ウイングマンを殺す事
舞台の上端から顔を出し、もう1人のウイングマンの存在を確認した健太。
「オレがいて、ウイングマンがいる… なんだぁ…」
.。oO(フフフ ウイングマンめ、私に気付いたな さぁ、早くこっちに来い!目にもの見せてやる!)
場面は観客席のアオイ達へ。
「あ ――あれ」
「え あっ! ケン坊!?」
舞台上端の健太の生首のような頭に気付いた美紅は指差し、アオイも健太に気付く。
「ま まさか ステージのウイングマンはわたしの時と同じように、あの怪物が…!」
「多分、その『まさか』よ 美紅ちゃん、あなた逃げた方がいいわ、何が起こるかわかんないから」
再び舞台へ。
「あなたはリーダーじゃないわね!さぁ、正体を現しなさい!」
一斉攻撃を仕掛けるセイギマン達だが、彼らは普通の人間、かなうはずもない!
――――が、事情を知らない子供達には受けていた!
.。oO(受けてやがる… オレが オレがウイングマンなんだぞ オレが本物なんだ、見てろ!)
舞台裏。
「あーあ なんだか段取りと違うなぁ」
「黒着しちまったんだ、お前がでなきゃまずいんだよ」
ボヤきながらもバギャンは舞台へと出て行く。
「それまでだ!ハネデビラー!! ――宇宙警視総監! バギャ・・・・・・ん?」
338 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/26(水) 22:00:40 ID:mRlnZ4/I
隠し扉を開き、颯爽と現れ決めポーズをとるバギャンの足元が突然輝き、何者かが飛び出してくる!
そのまま舞台の最上段へと着地、こちらも見得を切る!
『悪裂! ウイングマン!』
その様子に子供達から一斉に歓声が起こる! ――――が、放送室ではスタッフがサジを投げていた。
なお、ウイングマンの驚異的なジャンプ力に桃子達も驚いていた。
「み 見てよ、あのジャンプ力 並の人間があれだけ飛べて?」
「ト トランポリンだ、トランポリンで飛んだんだよ」
「ニセ者め!オレより受けやがって! オレが本物のウイングマンだ!」
自分より受けた事に根を持つ本物のウイングマン!
いつもののビキニ姿に着替えたアオイもかけつけ、シードマンだと教えるがすでに健太も承知の上。
「大体、やる事がワンパターンなんだよ この前もオレ達のショーに割り込みやがって
いっくらオレのマネしたって、中身がシードマンじゃしょうがねぇぜ」
「フ それはどうかな?」
舞台上で対峙する2人のウイングマン。
「何… どういう事なんだ!」
「フフフ それは… お、タイムリミットか ――10分たつのが早い」
その時、偽ウイングマンの変身が解け始め…正体、ティールの姿が露になる。
変化の変わり様・怪人の姿に観客・司会者は悲鳴を上げパニックになり、バギャンまでたじろぐ!
「こ この間の怪物…」
その姿は、観客としてきていた布沢も見覚えがあった。
「正体を現したな!」
「わたしはね、お前にバケたんじゃない
お前と同じように…こうして…変身したのさ! チェイング!」
ティールは変身のポーズを取り、キーワードを唱えると、再び偽ウイングマンと変身した!
「なんだと!」
339 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/26(水) 22:01:23 ID:mRlnZ4/I
「フフフ だから能力も同じ、お前と互角ってわけだ!
お前の使う武器も、今までの戦いの資料から全て知っている
わたしもお前も同じウイングマンだ、万が一わたしを倒しても、お前は自分を倒す事になるのだ
そしてキータクラー様に お前をどうすれば倒す事ができるか教える事になる
わたしを倒せるのならやってみろ! 自分の首をしめるだけだぞ、ハハハハハ!!」
言うが早いか、偽ウイングマンは大きくジャンプし、舞台上から観客を飛び越え屋上入り口へと跳ぶ。
そして偽ウイングマンはデパート内部へ走り出し、ウイングマンもまた奴を追いかける。
――ちなみに観客の子供達は…これもショーだと想い、彼らを追って追いかけた。
「ブルー このままではパニックになるわ、みんなを食い止めて!」
「よ よし! ――あ、ピンク、お前はどこ行くんだ!」
「リーダーを助けるの!」
「ピンクー! うわっ」
桃子もまたウイングマンを追いかけ、楠富は…子供達に踏み潰された。
[おもちゃ・文房具売り場]
ガシャン!
ニセ者の攻撃を受け、ガラスケースに吹き飛ばされたウイングマン。
「まずい、このままではみんなを巻き込んじまう」
「フフフ どうだ、わたしを倒すか、その前に自分の武器でやられるかだ」
「なぜポドリアルスペースを作らないんだ!」
「ウイングマンの変身していられるタイムリミットは10分だ、
10分たてばだたの三次元人だ、その時攻めればたあいもない
なのにポドリアルスペースで時間を止めてしまってはもったいないではないか」
余裕綽々と答える偽ウイングマン。短期決着をつけないとこっちが危ない!
ウイングル・クラッシュで攻めれば向こうもウイングル・クラッシュで、
スパイラルカットなら向こうもスパイラルカットと同じ技で弾かれてしまう。
.。oO(くっそ〜〜 本当に全く同じだ… ――しかし 猿マネは猿マネなんだ)
スパイラルカットを直しながら、今度はクロムレイバーで攻撃しようとジャンプし飛び掛る。
340 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/26(水) 22:02:09 ID:mRlnZ4/I
空中で交差する2人のウイングマン!
――その時、本物の手から手形の光線が発射される!
互いに着地するウイングマン。すると、偽ウイングマンの胸に手形の焼け焦げがある。
「フフフ… スプリクトフラッシュ…
まだ戦いで一度も遣ってない武器だから、お前は知らないって訳だ
オレはウイングマンの能力を100%知っている、お前はせいぜい70%知ってていいとこだ
しょせん、ニセ者は本物にかなわないのさ!」
「フ そ、 そうか… わたしはニセ者だ、この程度の力しかない、それは認めよう。だが…
そのニセ者70%の力も、ふたつになれば 140% になる!!」
「なに!?」
ゲェ――――!! なんと偽ウイングマンが分身した!
そしてなんたるゆで理論!原作にゆでたまごを招いたか!?
いい加減作者が忘れたんじゃないかと思ってた「スプリクト・フラ…」がついにキター
ドリムノートで変身したとは考えもしなかった。
キータクラーが「これは・・・」って気付いたのは
健太指定じゃないことか。
新技スプリクト・「フラッシュ」きたー!
でもあの焼け焦げ、なんか位置的にボインタッチしてるようにも見えるなw
>>342 読み返してみると、確かに「広野健太が〜」と書いてないな。
やっぱり指定していなかったから変身できちまったか… 今後どうすんだ?
>そしてなんたるゆで理論!原作にゆでたまごを招いたか!?
そう言えばゆでたまご、若くしてデビューしたのはいいが最近妙な設定が目立つな。
ところで一度も使ってない武器でもドリムノートには書いてある訳だから
ちゃんと読んでれば100%にならないか?
んー…「書いてあっても実際に使うとどうなるか分からない」からじゃなかろうか?
ほれ、ウイングマンだって本当は赤いのに黒いのが定着しちゃったし。
>>343 スレ違いだが
(当時の)先週号くらいに
『キン肉マン』は
悪魔将軍の鎧が砕け、体内ががらんどう
だと判明したな
本宮ひろ志の『天地を喰らう』が始まったな
>>346 当時?たかが1週間前で当時って言うのは珍しいな、ともあれありがとう。
ロビンはスグルを怨んでたはずなのにいつの間にか味方になってたしな、ホントよく分からん。
348 :
346:2009/08/26(水) 23:24:53 ID:???
ウイングマン同士の対決だが
シードマンは戦闘用の怪人(?)なのだから
身体能力の差で、偽ウイングマンのほうが強いのかな
個人的に怪人は「一定の強さ」を保持し、強くも弱くもならない安定した能力を持つと思う。
…ほら、仮面ライダーとかの怪人みたいに。
たいして健太は「成長する人間」。何らかの方法で逆転勝ちすると思う。
(勝たなきゃ話が進まない、というツッコミはこの際無視するw)
>>348 とりあえず初期健太と違って武器の反動は問題ないみたいだな
元のボディが人間じゃないもんな
前回からピンクの髪型が変わった!
こっちの方が可愛いぞ!!
>>352 ハゲドウ! 何かこっちの方がかわいい、しっくり来る!
前の髪型は寝ぐせっぽかったから変えたのかな?
もしくは作者がトーンを貼りやすいように(ry w
作者、ここ見てるんじゃねえか?
で変えたと、、、、
355 :
マロン名無しさん:2009/08/27(木) 15:39:58 ID:0Z7YTU1p
最初は作者は桃子をそんなに本編で活躍させるつもりじゃなかったのが、
編集がノリ気になってもっと活躍させようという話になって、
だったらもうちょっとかわいくしようという話になったんじゃないかな。
それかファンレターで酷評だったか、あまりにも
話題に上らなかったか・・・。
357 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/27(木) 22:02:25 ID:kGAC0VPu
第26話――【アプローチの巻】
誰もいなくなった屋上 ――の、上空にたたずむ人影。それはうさちゃ… もとい、シャフト。
軽く笑うと、シャフトは目にも止まらぬスピードでデパート内へと飛んでいった。
屋内では、分身した偽ウイングマン(ティール)と2対1となり苦戦しているウイングマンがいた。
.。oO(奴らがまだ知らない武器 知らない武器… そうだ、あれがあった! コンティニパンチ!)
今だショーだと思い込んでいる観客(子供達)。その背後でアオイと桃子が話していた。
「そんな事、あたしに断らなくても…勝手に戦えば」
「ですから、あたしもリーダーやあおいさんみたいに、飛んだり 超能力を使ったりしたいんです
もう隠さないで下さい、あたし何とも思いません
リーダーは本当に変身しているんでしょ、それにあなただって…
あたし、リーダーを助けてあげたいんです 力になってあげたい」
すでにこれが本当に起こった事だとわかっている桃子は、アオイに懇願する。
桃子の熱意に負けたアオイはついに承諾する。
「コンティニパンチ!」
一方、ウイングマンはまだ実戦で未使用だったコンティニパンチで偽ウイングマンズを攻撃!
――――が、偽ウイングマンズはすかさずガーダーを装備し、パンチを防いでいた!
.。oO(フフフ その調子だ)
いつの間にか来ていた北倉。その背後の壁から先程のうさフト… もといシャフトが現れ、
北倉を捕らえようとするが、歩き出した北倉は運よくシャフトから逃れる。
「チッ… くそ〜 三次元人にのりうつった方が動きやすいな ん、あいつにしよう」
辺りを見回すシャフトが選んだのは――渡辺!
358 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/27(木) 22:05:02 ID:kGAC0VPu
階段を目指し走るウイングマンをダブルスプリクトフラッシュで攻撃する!
幸い、スプリクトフラッシュは当たらず壁に命中、爆発する。
そして階下を目指すウイングマン。次の階は――[レディースフロア]。
走り疲れて息を切らせるウイングマンに
「いらっしゃいませ、どのようなものをお探しでしょうか?
白 それに花柄、色々ありますが お客様にはイチゴ模様などよろしいかと…」
非常事態だというのに、パンティを取り出し事務的に対応する店員さん。
『わわっ!』
スプリクトフラッシュの光線をよけるウイングマン!しかしその背後では店員さんが直撃を受ける!
――爆煙が晴れると・・・・よかった、ドリフ並にアフロヘアになったが店員さん生きてた!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090827220418.jpg 「お決まりでしょうか?」
…ちなみに、観客の子供達もウイングマン達の後を追いかけて階下へ移動していた。
その中には布沢の姿も。
「特ダネだわ、特ダネの連続だわ!」
――エレベーター内部。
「社長、とにかくメチャクチャなんです」
「ワシにはそんな事するような青年達には見えなかったがな」
「とにかく見てもらえれば」
エレベーターのドアが開くと、社長は驚愕した! すぐ目の前でウイングマン達が戦っていたのだ。
「す すごい… すごいじゃないか!ワシは子どもの頃からこういうのが好きでのう!」
怒るでもなく、逆にはしゃぐ社長にスタッフも思い切りコケるのであった!
――その時、10分たち健太の変身が解けてしまった!
「おお、すごい早変わりだ!」 (←まだショーだと思っている観客達)
チャンスとばかりに偽ウイングマンが襲い掛かる!
健太を救ったのはアオイと桃子だった!2人の飛び蹴りをまともに受け吹き飛ぶ偽ウイングマン。
「あおいさん ピンク…」
「今よ、チェイングして!」
359 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/27(木) 22:05:47 ID:kGAC0VPu
だが、これしきで怯む偽ウイングマンではなかった。
すかさずダブルドライバーレイドで3人まとめて始末しようと襲い掛かる!
「一か八か、みんな外へ飛ぶのよ!」
背後の窓ガラスに気付いたアオイは2人に指示し、ガラスを割って外へ飛び出した!
「なむさん! ――チェイング!」
空中で変身するウイングマンはアオイはともかく、なぜかピンクまで空を飛んでいる事に驚く!
桃子の真剣な願いを聞き入れたアオイが、桃子にスティックを渡し、ディメンションパワーを
ある程度使えるようにしてあげたそうだ。
3人が空中へ飛び出すと、続いてドライバーレイド形態の偽ウイングマンズも空中へ飛び出してくる。
「チッ、もう少しのところで… こうなったら空中戦だ」
偽ウイングマンの言葉に反応するウイングマン。
「空中戦? 空中戦なんてやった事ないぞ ――ん?」
おもむろに下を見て悲鳴をあげるウイングマン! 意外な事に彼は高所恐怖症だった!!
空中で膝を抱えてうずくまり、震えるウイングマン。
その隙に偽ウイングマンズが攻撃を仕掛けるが、桃子とアオイも攻撃を阻止するべく飛び出した!
「えぇい!うっとうしいやつらだ!」
「ケン坊!わたし達がつかまえてるから、今のうちに!」
この様子を地上で見守る美紅、そして撮影しまくる布沢。北倉もまた地上で観戦していた。
「フフフ この勝負もらったな」
その時、北倉の背後に渡辺が近づき、ジャケットに入れていたドリムカセットを抜き取った!
すぐに気付いた北倉は渡辺を追いかける。
2人で取り合いをしているうちにドリムカセットが開き、ドリムノートが飛び出してくる。
手を伸ばす渡辺と北倉。2人は同時にノートの端をそれぞれ持ち――真っ二つに引き裂いてしまう!
「しまった!」
そして渡辺の体から高笑いをしつつシャフトが抜け出て来て、ノートを抱え飛び去ってしまう。
360 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/27(木) 22:06:37 ID:kGAC0VPu
「う! しまった!」
一方、戦闘中の偽ウイングマン達もタイムリミットとなり、再び変身が解けた!
「元に戻ったわ! 今よケン坊、トドメを!」
合図を受けたウイングマンは、ファイナルビームで2人のティールをまとめて焼き尽くした!
――爆発!
地上では相変わらずショーと思っている観客から、一斉に歓声が巻き起こった。
ビルの窓からは、社長まで歓声をあげるほど。
戦いも無事終わり、一安心する美紅。特ダネをたくさん撮れて嬉しそうな布沢。
「やったわ、すごい特ダネ ――ん? 何かしら、これ」
ふと、足元に落ちている何かに気付いた布沢。…それは、引き裂かれたドリムノートの片割れだった。
やっかいなヤツに渡ったなドリムノート
高所恐怖症なのに羽根が特徴のヒーローなんか妄想してたのかよw
桃子(ピンク)
初登場の時は
不思議ちゃんというか
イエローとのボケボケコンビでしかなかったのに・・・・
どんどん健気な娘になっていくな
他のセイギマンは知らないが、メインキャラ化確定か?
あおいと桃子は
姐御と妹分になっていくのかな
少なくとも、健太に対する態度とは変わるだろうけど
365 :
広野健太:2009/08/27(木) 22:45:09 ID:???
>>362 だってかっこよかったんだし、本当に変身できるようになるとは思わなかったんだもん!
下着売り場の店員さん、まじめというべきかアホと言うべきか…w
スプリクトフラッシュってたいした威力無いのな、人一人殺せないしw
(ギャグ補正なのは分かってるが)
このまま死人も無いまま話が進んで欲しいが、いつかは超シリアスになるのだろうか。
ヒーロー漫画の宿命なだけに。
(実際、最初はギャグだったキン肉マンも今じゃ少しギャグ有りのバトルマンガになったし)
勘違いでなければ
今は7月のはずだから、これからは海・プール・合宿・水着とか出てくるのかな
368 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/08/28(金) 22:03:15 ID:Aw3MgtsE
<祝・3巻発売! ―作者コメント―>
――刑事コロンボのお面をかぶっている作者――
あのォ、すいません。あたしの本、買ってくれたんですか?そりゃすごォい。
たいした本じゃないのに。いえ、ホントですよォ。
なにせ、タントーさんに毎回ドヤされて、頭ん中グシャグシャになりながら描いたんですからねぇ。
その…白状しますとね、あたしの本、買ってくれた人、尊敬してるんです。
こんな本に360円も出して、たいしたもんだ。んじゃ、マヌケなマンガを読んでください。
【単行本おまけページ】
・ウイナルドの秘密
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090828215927.jpg 【巻末付録・ポドリムス通信】
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090828220041.jpg 第27話――【マネーの巻】
――ポドリムス
ドクターアンバランスを呼びつけたリメルはドリムノートが作成可能か問いただす。
「大体の構造は分かったのですが、わたしにはやはり…申し訳ございません」
「お前の開発したドリムイレイサーは、まだ効果を表わしておらんようだが」
「は、それについてはご心配なさらずに… あれには自身あります」
「それでは、『あれ』の方はどうだ」
「例の物ですね、もうすぐ完成します」
「そうか ――フフフ ますますおもしろくなってきたぞ ハハハハ」
369 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/08/28(金) 22:03:57 ID:Aw3MgtsE
――仲額中学校、美術部準備室
社長から大金を受け取った健太達は回想していた。
<以下回想>
「あんなにおもしろいショーを見たのは久しぶりだよ いやー、よかったよかった」
…結局、ティールとの戦いをショーと思い込んだ社長からバイト代を受けとる事になった健太達。
色々と壊してしまったし、そもそも最初からお金は要らないと言ったのに。
…その上、バイト代だけでなく、社長のコネでTVに出してくれるそうだ!
<回想終了>
「TV出演… TVに出れるんだ!」
「TVに出るための強化合宿しようよ」
桃子の提案で、このバイト代はその資金にする事に。
なぜかいた美紅もついていっていいか健太に聞き、健太も即答するが――
「好きあってる同士が合宿とか行ったらあぶないなぁ」
「あぶないあぶない」
ジト目で反対するアオイと楠富。鈍い健太は何の事か分からないようだ。
…やっぱりやめておくと落ち込む美紅だが、アオイは冗談なので来て頂戴と許可を出す。
「いやー 小川さんて、ホントカワイイですなぁ
大体リーダーには小川さんなんてもったいない、あおいやピンクで充分なんだよ」
いきなり無表情でンな事を言い放ったのは…渡辺。アオイと桃子は渡辺を睨むと足を思い切り踏む。
(-ω-) ←渡辺
(-ω-;)
(゚ω゚;;)
(#゚Д゚) いってぇぇぇぇ!!! …あらすじ書きも踏んでよかとですか?
――痛みで飛び跳ねるバカは置いといて、アオイは肝心な事を忘れていた。
アオイは健太を呼びつけ廊下に出ると小声でこっそり会話する。
370 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/08/28(金) 22:04:42 ID:Aw3MgtsE
「あぶなかったじゃない」
「平気ったら平気なの、オレは無敵だもの」
話を適当に切り上げ、仲間達に授業があるので合宿についてはまた後で話す事にし解散する。
「合宿かぁ、早く夏休みになんねーかなぁ」
「その前にキョーフの期末テストがあるんだぜ」
「ぎょえぇ」
健太達が美術準備室を立ち去ろうとした時、ドアが開き北倉が現れる。
話は全部聞かれていたようだ。合宿なら顧問の教師がいなければならないが、顧問がいるのか?
…こんなdデモ部活にいるわけない。
「それじゃ、ボクがなってやろうか?」
「え ええ! 本当ですか!?」
「ああ、ボクはキミ達を応援してるんだぞ」
…そう、これはキータクラーの計画だった。北倉がキータクラーとはまだ知らない健太は喜ぶ。
.。oO(フフフ こいつについていれば、ウイングマンを倒す為にシャフトは必ず現れる
そしたら今度はオレが奴を邪魔してドリムノートをとってやる…)
――あっと言う間に放課後です、あしからず。
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090828220227.jpg 屋上でたそがれるアオイのもとに桃子がやってきた。
「話って何?」
アオイは桃子に超能力(ディメンションパワー)の件を堅く口止めした。もちろん桃子は承諾する。
「でも、どうして超能力を使えるようになったの、リーダーとあおいさん」
「そんなことどーでもいいじゃない」
この辺は長くなるので笑ってごまかすアオイ。
「それより桃子ちゃん… つらいでしょ
ケン坊はあの性格だから、どこでも構わず美紅ちゃんといちゃいちゃしちゃうのよね」
「あたし… かまいません、リーダーの力になれるなら」
「ほう けなげですな」
371 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/08/28(金) 22:05:24 ID:Aw3MgtsE
「そういうあおいさんだって」
「え、何それ あたしはいとこよ、特別な感情なんかないわよ
――それにケン坊は年上の人はあまり好きじゃないみたいだしね」
「年上?」
「う ――んんー なんでもないの、さ、早く教室に行かないと みんな待ってるわ」
「年上??」
.。oO(あーやば… やっぱりあたしが16歳って知ったらビックリするだろうなぁ
この事はだまっとかなきゃ…)
――驚愕の事実!! アオイは16歳だった!! 作者「読者のみなさんもおどろいたでしょ」
――職員室
松岡先生に声をかける北倉は、松岡先生が受け持つクラブの合宿をするか尋ねてみる。
「いえ、面倒ですから今年はやらないんです」
「ほう ボク 今度ヒーローアトラクション部の顧問になりましてね、 夏 海で合宿する事になったんです」
「え!?」
北倉の話に表情を明るくする松岡先生。
――新体操部専用体育館。
笑顔の松岡先生は、部員達に急遽合宿を行う事を連絡する。 …その後、鼻歌まじりで戻っていく。
「そんなぁ」
…予定が変わってしまった美紅はひどく落ち込んだ。
その後、渡り廊下で合宿に行けなくなった事を健太に報告する美紅。
「ホントゴメンね、みんなにも謝っといて」
「んー そーか、美紅ちゃん行かないのかぁ」
美紅とわかれた健太は心底残念がるのであった。
372 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/08/28(金) 22:06:05 ID:Aw3MgtsE
――美術部準備室
楠富達は合宿で健太の特殊技術(変身方法)や派手な光線を教わろうとにぎわっていた。
アオイと桃子はそんな彼らを、今だトリックだと思える単純さに呆れつつも感謝していた。
その時ドアが開いた。
「ケン坊、遅・・・・」
いや、健太じゃない。見知らぬ男子だった。
「あ あのー ボクもこのクラブに入れてもらいたいんですけど」 ――何と入部希望者だった!
楠富は即答で入部を許可する。
「それじゃ、あいつ暗そうだからセイギブラックにしようぜ!」
…直後、落ち込んだ健太も教室に入ってきた。
楠富の新入部員紹介も耳に入っているかいないのか、健太も一言「いいんじゃない」と言うだけ。
「どうしたの、暗いわねー」
「美紅ちゃん… 一緒に来れないんだって…」
「ふ〜〜ん ――よかったね」
「そ そんなこと…」
桃子を肘でつつくアオイ、照れる桃子。
―実は、美紅ちゃんも同じ所で合宿するとも知らないで広野くん、落ち込んでます
そんなに落ち込まないで、キミにはボクがついてるわ 優しくしてあげるから チュッ(*´3`)←作者
・・・・・・・・コホン
……ゴホン! かくしてキョーフの期末テストも終わり、楽しい楽しい夏休みになったのである
計画を立て、旅館を予約し、いざ合宿である……
――しかし、ドリムノートの行方が気になるところである…
北倉先生普通に世間話したりして溶け込んでるなぁw
そして社長太っ腹すぎる
あっという間にもう3巻発売か、早いな。
個人的にはポドリムス通信が楽しみだったりする。
これから先、ジャンプはずっとこういうお便りページを残して欲しい物だ。
今回はシードマンのテーマが気に入ったな。なんか戦隊のEDっぽいイメージがした。
足を踏まれる渡辺の漫才が笑ったww
そしてアオイ、年上っぽい雰囲気はしてたが健太より2つも上だったのか…!
新入部員の紹介がないとはどういうことだ。
多分シャフトだと思うが。偽名は佐布籐とかそんな感じか?w
>>375 >佐布籐
読めんが「さふとう」?w
桃子とかが色関係の名前だし、黒〜 とかそんな名前じゃなかろうか。
黒川、黒岩、黒木、黒峰とか…。
今放送している戦隊物(科学戦隊ダイナマン)でもブラックがいるから
黒○さんはあり得るな
可能性としてはアシスタントの1人が「黒岩なんとか」って名前だから、
「黒岩〜〜〜」の可能性も捨てきれない
ところで
>>367、よかったな。
君の予想は早くも実現しそうだぞ! …まさかドリムノート持ってないだろうな?
やるなら名字じゃなくて下の名前だろう。
・・・黒也、黒助、黒吉・・・ろくなのが出てこない・・・
380 :
367:2009/08/29(土) 00:18:07 ID:???
散発屋での待ち時間にまとめ読みしてきたが
たしか今、ジャンプ 32号のはず ?
夏といえば、夏休み・海・山・キャンプ・・・でしょ ?
381 :
367:2009/08/29(土) 00:26:30 ID:???
北倉先生のヒーローアクション部、松岡先生の新体操部も合宿か
合宿までする必要あるのかな ?
新体操って、割とエッチな目で見られているけれど
今後は認められていくのかな ?
>>379 ああ!そういやセイギマン連中、名前の方に色の文字があったんだ!
…でもそちらが書いたように、「黒」がつく名前はいいのが無いから、やっぱり名字だと思う
>>381 見る人によりますな。
エロい心で見ればなにもかもエロく感じ、
正しい心で見ればなにもかもきちんと感じられる。
暗そうだからセイギブラックってwww
明るい子だったらゴールドですか!?
TV出演か…すごいな〜
ヒーロー物のエキストラとかかな?
>明るい子だったらゴールドですか!?
だったら金田とか金城とか金太郎とかそんな名前になりそうな気がするw
そうかゴールドは金ってイメージだから、
明るいってよりも成金・金持ち・ブルジョア系ねw
最近クラスの仲間にもウイングマンが浸透しつつある
今んとこ人気は美紅ちゃんだ!
黒は最近増えてきてるけど戦隊で金色なんてあり得ないだろ
387 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/08/29(土) 21:01:32 ID:WgpvMaDa
第28話――【夏は合宿の巻】
<扉絵:美紅のバストアップ「わたし 今回は出ないんだ、エヘヘ」>
田舎を走るローカル線車内。
腹減ったし、まだ駅まで時間あるので昼飯にすることに。
1つ離れた席に1人で座るブラックにも声をかける健太。その様子を見た渡辺はつぶやく。
「暗い奴だなぁ」
「お前もだ」
すかさず健太がツッコミを入れた。
アオイは桃子を見ると、弁当が2つ。…もしかしてケン坊に? 恥しそうにうなずく桃子。
「よかったら食べてもらおうと思って」
「そ そう、ケン坊喜ぶよ」
その時クロスシートの上から健太が顔を出してアオイに自分の弁当を聞いてみる。
「ねぇ、あおいさん オレの弁当は?」
「なぁんであたしがケン坊のお弁当持ってこなきゃなんないのよ、
おばさんに作ってもらわなかったの?」
「うそぉー? 作ってくれるって言ったじゃない」
わざとらしく、女々しい表情をつくる健太。
言った、言わないともめそうになりそうなタイミングで、桃子は健太に弁当を差し出した。
「あ リーダー これ食べてください、余分に持って来たんです」
大喜びで受け取る健太。――うらやましいぞコノヤロウ!
「よかったね」
「うん」
――しかし、実はアオイのカバンの中には、ちゃんと健太の分もあったのだった…。
「わぁ 見て見て、海よ!」
桃子が騒ぎ出し、一同窓を見るときれいな海が見えてきた。
…しかし、ブラックはただ1人、興味なさそうにその場を動かず外を眺めていた。
388 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/08/29(土) 21:02:14 ID:WgpvMaDa
「まだかぁ イエロー」
旅館を探して田舎をさ迷い歩く一同。
「もう少しだ」
「10万円もあるんだ、ちゃんと快適な所にしたんだろうな」
「わたしが探したんだ、まかせなさい」
「そーか、心配だなぁ」
「あ 見えてきた、あれか?」
久しぶりの北島のセリフに一同注目、それらしい旅館が見えてきた。
「NO NO あんなの目じゃない」
自身たっぷりに言い放つ渡辺に、ブラック以外の男子3人は期待に拍車がかかる。Oh!
「そりゃあ楽しみだ、みんな急ごうぜ!」
期待を胸に、心弾ませながら走り出す健太達!
「よう」
立派な旅館「民宿島津」前で待っていた北倉。――さっきのとこじゃないか。
「早く荷物置いて来い」
『ハーイ』
北倉の指示に従い、民宿島津へ向かう渡辺以外の一同。 ――が、北倉がそれを止める。
「おいおい こっちだ、こっち キミ達が予約したんだろ、忘れるなよ」
北倉が親指で指差す方向には―――― ボ ロ い 民 宿 「黒岩」。
「こ ここか」
「そう、私は好きだ こーゆー民宿」
きっぱりと無表情で言い放つ渡辺! ――笑い出す健太・楠富・北島。
直後。
静かな怒りを胸に秘めた健太に頬に正拳を、楠富からアッパーを、北島から膝で腹蹴りを食らう渡辺。
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090829210047.jpg 『 し ょ う が ね ぇ な ぁ 』
うずくまるバカを放置し、しぶしぶ民宿黒岩へと入っていく一同でした―――― 南無。
389 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/08/29(土) 21:03:00 ID:WgpvMaDa
健太達を出迎える加藤茶のような番頭さん。
「どーしてもうちに泊まりたいってお客様がいまして、ただいま満室なもので
一番広井お客様がたのお部屋に もうひとり入れさせてもらいましたが、よろしいでしょうか」
一瞬顔を見合わせる健太と楠富。 …まぁいいか。 とりあえず部屋に案内してもらう事に。
部屋に入ると、先程言われた先客――女性がいた。
「よ よろしく ――よかったですね、かわいいので」
「お前 あーゆーのが好みなんだな」
…赤くなりながら挨拶する楠富をよそに、アオイもきさくに女性に声をかける。
水着も持っているようで、一同、着替えて泳ぐ事に。
「それじゃ、わたし達は泳ぎに行って来るから、あなた達は特訓場所探しといてね」
『そんなー!きったねー!』
ブーイングする男子一同。
水着に着替え終わった女性陣は海水浴場に着く。…アオイはいつもの服と変わらんが。
桃子は大胆にビキニ、女性はワンピースで読者サービスも抜群だッ!
3人が海ではしゃぐ同時刻――男子は 断 崖 絶 壁 にいた!
「よーし、特訓その1 ヒーローに必要な練習をする」
「ま まさか ここから飛び込むんじゃ…」
「そーだ、高さに慣れるためにな」
…これには理由があった。アオイからも指摘されたのだが、高所恐怖症を克服しないとだめだ。
『 ウ イ ン グ マン』なのに飛べないなんてダサい。変。ミスマッチ!名前負けもいい所!
「…とは 言うものの…」
水面を覗き込む健太。…かなり高さがある。息を飲み込み、ジャケットを脱ぎ飛び込む体勢に入る。
……そしてしばらくそのまま固まる。見守る楠富達。
「せーの! ――――お前行け」
飛び込むのかと思いきや、引き返し楠富を指差す健太。
390 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/08/29(土) 21:03:40 ID:WgpvMaDa
「怖いなら無理してやらない方がいいよ」
「こ こわいだと よーし、見てろ! こんなのこわくなんかねーや!」
ブラックのその一言にカチンときた健太は――――ヤケになり飛び込んだ!
「あ やった!」
驚く楠富達。しかし下を見ると――――水面に気絶したらしい健太が浮かんでいた!
「きょ 今日はこれ位にしとこう」
楠富と北島に助け出された健太はあえなくダウンしてしまった…。
――その夜
熟睡している健太達。ふと、健太がトイレに行こうと目を覚ます。
…しかし、起きる健太を眠ったフリをして観察している者がいた…。
――それは、相室の女性とブラックだった。
寝ぼけ眼でヨロヨロと歩く健太は誰かのカバンに足をひっかける。
ふと、そのカバンに目をやると――――なんとドリムノートの片割れが入っていた!
直後、女性が起き上がり健太に近づく。
「やっぱり広野くんのだったのね」
女性はそう言い放つと、かつらを脱ぎ捨てメガネをつける…彼女は 布沢久美子 だった!
布沢は驚く健太からドリムノートを取り上げる。
「あ 何すんだ!それはオレの…」
「大事なものみたいね、これ」
――その様子をブラックは横になったまま、淡々と観察していた――
敵かと思ったら布沢久美子か!w
あんな簡単に誰にも見抜けない変装とするとはさすがだぜ。
フッ、俺はリメル軍団の変装の法則を見破ったぜ!
キータクラー、ティール共に「美形」!おそらくブラックもリメル軍団の一味だろうけど、
さすがに久美子の変装は複線も無かったし分からなかったなー
健太
なんでピンクに想いを寄せられているんだろう
ヒーロー馬鹿なのに
主人公特権だよな明らかに。
布沢さんは、近眼な気がするが (中学生で伊達眼鏡はしないよな)
裸眼でも多少は見えるのかな
っていうか・・・皆気づけよ
フクロにされるイエローアホスww
397 :
395:2009/08/29(土) 22:34:50 ID:???
あおいは、三次元人の料理を覚えたのか
桃子も秘かなアピール・・・
イエローは変わり者ぶりが激しくなっているような
それにしても、女性陣の水着姿はいいなあ
>あおいは、三次元人の料理を覚えたのか
万能のディメンションパワーで作ったとか、写真を実体化させたとか…
ちゃんと私服も黒で揃えてるっぽいブラックは結構凝り性だ
>>378 ここで使われたよ、民宿「黒岩」荘
まs
↑まさかドリムノート…?w
>>399 半袖とはいえ、夏に上下黒って熱を吸収して熱そうだな…
リメルが話していた
「あれ」って、いつ出てくるんだ?
ウイングマンの能力を消すことの出来る
ドリムイレイサーの出番が先だ
405 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 15:29:57 ID:VstHXgvf
ノート、ペン、イレイサーと文房具の名前が出てくるな。
ドリムルーラー、ドリムインク、ドリムコンパスとか出てくるんだろうか。
…出るわきゃねーかw
色を付けるためにドリムクレヨンならありそう
色つけてどうすんだw 着色でパワーアップとかか?
そもそも色指定ならペンで「ここは赤、ここは白」とか書けば(ry
そういやカセット付きパワーアップ書く時に
色はオリジナルの赤白に戻さなかったんだな
黒と青のツートンカラーも悪くないと思ったんだろうな
410 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/08/30(日) 21:58:59 ID:hRWMZzTk
第29話――【恐怖の合宿の巻】
民宿島津の前にマイクロバスが止まる。
「あー やっと着いた」
大渋滞で到着が遅れまくり、今到着したのだ。…今何時だろう。
「こんなんじゃバスじゃない方がよかったわねー
うちのお父さんがマイクロバス持ってた」もんだから。 ゴメンねみんな」
生徒達にあやまる松岡先生――と言う事は新体操部か。
今回の合宿はみんなががんばっているので、合宿とは名ばかりの息抜きだと言うと生徒達は喜んだ。
その中には当然、美紅の姿もあった。 ふと美紅は健太と誰か女性が出歩くのを目撃する。
.。oO(広野くん! 広野くんもここで合宿してるのか… ――でも あの女の子…)
人気の無い崖っぷちまで移動した布沢(再び変装した)と健太。
変装していた理由を尋ね、ドリムノートを返してもらおうとする健太。
布沢は返す代わりに健太の秘密を教えて欲しいと言う。 ――言える訳が無い。
「あのねー、わたしが考えてるとおり、あなたが何者かと戦ってるしたら
たった一人で戦うなんて現実にはダサい話よ どうして無理に一人で戦おうとするの?
わたしはみんなにあらいざらい教えて、協力してもらった方がいいと思うのよ」
「オレが何者かと戦ってるとして、キミの言うとおりにしたら みんなに迷惑がかかるじゃないか」
そのやり取りを草むらに隠れ、様子を伺う者がいた。――あの新入部員のブラックだ。
「フッ あれは確かにドリムノートの片割れ あんな奴が持っていたとはな」
そして彼もまた、ドリムノートの片割れを持っていたのだった…。
「このノート、半分しかなくて真っ白だけど そんなに大切な物なの?
なんかペンみたいなのもはさんであるけど」
.。oO(半分? 真っ白? ――そうか、何も書いてない所なんだ、それにペンもついているのなら
一応使い物になる… でも もう半分はどこに…?)
411 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/08/30(日) 21:59:41 ID:hRWMZzTk
しびれを切らした健太は、布沢から強引にノートを奪おうとするが、布沢はノートを背中に回して
これを避けるが―――― 手を滑らし、崖下に落としてしまう!
幸い、健太には落とした事はバレていないようだ。そのまま演技を続ける。
「フン 今に取り返してやるからな」
「いい、わたしの正体バラしたら このノート捨てちゃうからね」
――しかし、遠目から見ていたブラックは布沢がノートを落とした事に気付かず、
まだ布沢が持っていると思い込んでいた。
――民宿黒岩
夜中に目が覚めたアオイは自分の体が浮いている事に気付く。手足に重りをつけてもダメか…
ふと、アオイは健太とあの娘(布沢)がいない事に気付く。
するとちょうどブラックが部屋に戻ってきた。
「あ、黒津くん ケン坊見なかった?」
「あ あの人ならさっきここで知り合った女の子と一緒に、楽しそうに出て行ったよ」
――あらすじ泣かせだったこの男の名前もようやく出ました。
『 ぬ わ ぁ ん で す っ て !! 』
黒津の言葉(デタラメなのだが)を聞いて怒るアオイ! その声に他のメンバーも起きてしまった。
――翌朝
早起きし、一人海岸を散歩する美紅。思いっきり伸びをしていると――何かが落ちているのに気付く。
「あれは… ゆうべあの女の子が持ってた…」
――民宿黒岩
誰もいない部屋で荷物をあさる黒津がいた。
「無い、無いぞ どこにやったんだ ――くっ、こうなったら…」
一方、健太は他の連中を見かけ声をかけた ――――が、みんな白い目で見て無視する。
412 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/08/30(日) 22:00:23 ID:hRWMZzTk
まぁ、これは黒津のデタラメのせいなのだが、健太には理由が分からない。
「わたしリーダーを見損なったわ」「ホントホント」「小川さんがいながら…」
口々にぼやきながらその場を立ち去る一同。
「あ 小川さんがいる」
「え どれどれ あ、ホントだ 偶然ねー、ここで合宿してたんだわ」
「よーし、リーダーの事言いつけてやる」
「あ バカ 余計な事言わなくていいの! ――あちゃー…」
美紅を発見した渡辺は、アオイが止めるのも聞かずずんずん歩み寄り告げ口する。ホントやな男!
「――と言う訳です、だからあんな男とは とっとと絶交しなさい」
…しかし美紅は微笑むとこう答えた。
「何かの間違いよ、わたし 広野くんの事、信じてるから」
「……だそうです」
アオイのもとへ戻ってきて報告する渡辺。
「でも やっぱり小川さんにはかなわないわー 余計にリーダーが許せない!」
やきもちを焼く桃子でした…。
そんなやりとりがあったのも知らず、後ろから健太もやってくる。
声をかけようとした矢先、前方に美紅を発見!声をかけると美紅もこちらへ声をかける。
「美紅ちゃん、ここで合宿してたのかぁ わぁ よかったぁ!」
「わたしも」
その時、変装布沢から練習時間だと声をかけられ、会話もそこそこに美紅と別れる。
――なお、偶然にも合宿場所が隣同士で嬉しいのは、健太&美紅だけでなく松岡先生も同じだった。
北倉を海に誘う松岡先生だが、北倉は生徒達を見なければとやんわり断る。
「そんな事おっしゃらずに!」
「いや、しかし…」
それでも強引に北倉の手を引っ張る松岡先生。うらやましいぞッ!! もしかしたら先生の水着姿…(ry
「あたし達も海に行こーねー」
413 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/08/30(日) 22:01:06 ID:hRWMZzTk
「おいおい、あおいさん今日もかよ ――お前たちは特訓に来るんだろうな」
北島達に話を振る健太だが、変装布沢にも誘われ、結局健太以外海に行くのでした。
「来るわよね――♥」
『トーゼンデース』
アオイ達は着替え終わり、出かけようとする所に美紅から呼び止められる。
健太の特訓場所を教えて欲しいと言われる。変装布沢に渡したい物があるそうだ。
「えー そりゃまぁいいけど…」
――昨日の断崖絶壁
『とぅ!』
結局みんなに無視された健太は、体に命綱をつけて一人寂しく特訓に励むのであった。
「…ふぅ だいぶ慣れてきたぞ」
――上にはいつの間にか変装布沢と男子一同が来ていた。
「しかし、こんな事でホントに高くジャンプできるようになるのかなぁ」
…その背後では、こっそりと黒津が何かをやらかしていた。
「フフフフフ ドクターアンバランスよ、本当にこのドリムイレイサーの効力を現す時が来たぞ」
黒津はドリムノートを取り出し、ドリムイレイサーで次々とウイングマンの記録を消していた!
「――よし、そろそろいくか」
一通り消し終わるとノートを閉じ、楠富・北島・渡辺に声をかけると、彼らに催眠術をかける!
その頃、健太は断崖絶壁を登っていた。
ようやく頂上に着くと、操られた楠富達が健太に襲い掛かり、黒津は変装布沢を人質にしていた!
健太は楠富と北島に腕を押さえられ身動きできなくなる。
「広野健太 いや、ウイングマン ドリムノートをどこへやった?
言わないとここで全員死んでもらう事になるぞ」
414 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/08/30(日) 22:01:48 ID:hRWMZzTk
「広野くん変身して! ウイングマンになってこいつをやっつけて!」
黒津の腕の中でもがきながら叫ぶ変装布沢に対し、黒津はだた笑うだけだった。
「フフフフ 変身するか フフフ」
――その時!
「広野くーん」
何も知らない美紅がドリムノートの片割れを持ってこちらへ走ってきた!
「あの娘が持っていたのか、ドリムノートの片割れを!」
「来ちゃダメだ!」
静止の声を上げる健太だが、声は美紅に届かない!
「チッ! ――行け、バルドン!」
黒津はシードマンの種を地面に埋めると―――― 美紅のすぐ側に鳥のようなシードマンが現れた!
黒津はバルドンにノートを奪うよう指示すると、バルドンはゆっくりと美紅に襲い掛かる!
美紅は怯えながら後ずさるが、バルドンの爪が美紅を引き裂いた!
血を流し、美紅は足元(崖)が崩れ海へと落ち――ノートを抱えたまま水面へと消えていった。
『 美 紅 ちゃ ―――― ん !!』
「チッ、しまった」
叫ぶ健太をよそに、ノート回収失敗した黒津は舌打ちする。
「な なんで… な な… き きさまら よくも… よくも美紅ちゃんを…!
うっ… くく… きさまら… きさまら… よく平気で…!!
よく! 平気で! 人を! 人を! 人を殺せるな!!」
怒りと悲しみに燃えた健太は、楠富と北島の拘束を振り払い変身のキーワードを叫ぶ!
『チェイング!!』
――しかし、黒津は余裕たっぷりに笑うだけだった。
健太は変身ができない!
「な なんだ、変身が、変身ができないじゃないか――!!」
黒津っていうのかブラック
「黒」は付いてるが特に意味の無さそうな名前
意図的に伏せてたわけじゃなさそうだな
なんか作者が名無しだと辛いんで、あわてて名づけたように見えなくも無いな
…などとノンキな事言ってる場合じゃない!
チェイングできなくなった健太はただのヒーロー好きな少年じゃねぇか!どうすんだ!
ウイアナのページが残っていればなんとかなる
だからウイ「ナア」だってばw
ウイングマン変身の次のページも消した後あるから、ほぼ全てが消えたと思った方がいいかもしれん。
でないと黒津(シャフト?)は「肝心な所で抜けている」マヌケな指揮官になっちまう。
また「ウイアナ」のクセがww
イグアナじゃねぇんだからwww
「ウイナア」な、勝利者(ウィナー)と覚えとけw
とりあえず今後の展開を予想
本命:アオイかウイナア(記録が消されていなければ)が助けてくれる
対抗:なぜかキータクラーが助けてくれる
大穴:説明を受けた一烈譲二(宇宙警視総監バギャン)がドリムノートの力で
本物のメタルヒーローとなっていて救援に駆けつけてくれる
番外:何かの弾みでグリーン達の洗脳が解けバルドンと戦う
論外:北倉を探しに来た松岡先生がまた健太の仕業かと思ってバルドンをノしてしまう
美紅がペンとノート半分持ってるから
ここ乗り切ればなんとでもなるんだよな。
>>420 本命だと思うが対抗のキータクラーが助ける理由が無いし、
ここは大穴が無難じゃなかろうか。
番外はかなり燃える展開だが、論外はワラタwww
>>421 美紅の死体(死んでないと思うが)が見つからなかったり、
ノートが海に流されたりしたらもうどうにもならないぞ!
ヒロインも増えてきたことだし、そろそろ一人くらい
殉死者が出てもいいころかも。
・・・美紅ちゃん、君のことは忘れないぞ・・・!
あおい姐さんや
健太を助けようとする健気なピンク
行動的で事件に飛び込んでくる布沢さん
に活躍の場を奪われて美紅ちゃん影薄いな
一応ヒロインのはずだが?
だから今回襲われ役なのか?
425 :
424:2009/08/31(月) 07:48:32 ID:???
>今回襲われ役
今回「も」襲われ役 なのかな
美紅は戦士じゃなくお姫様ポジションだからしかたない。
布沢久美子は敵みたいなもんで、俺には同列で考えられんな。
バルドン、せっかくの爪なんだから
美紅の服をビリビリに引き裂いて
崖から落として欲しかった。
美紅、最後までエロなしかよ。
サービス悪すぎ。
技とか、アイテムとかって名前も含めて
健太が考えているんだよな
中学生にしては凝った名前を考えるな
あんなスーツを自作するほどの真性だからな
本名そのまんまな偽名を付けるどっかの人とはこだわり方が違う
430 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/08/31(月) 21:59:31 ID:kKyVxPlQ
第30話――【一粒の涙の巻】
バルドンに美紅を殺された健太は、怒りと悲しみのチェイングをする!
――が、ドリムノートの記録を消されたため、変身できなかった!
「変身しないじゃないか!」
自身の体が変わらない事に困惑する健太。その隙にバルドンは攻撃をしかける!
変装布沢が声援を送るも、黒津は黙れと布沢を黙らせる。
――特訓場と離れたふもとのアオイ、桃子、付き添いの北倉。
「やっぱり行くの?特訓場に」
「ええ、わたしも一応セイギマンのメンバーですから」
「全くしょうがないわね… とか言いつつ、わたしもついてきてるけど」
再び特訓場。
「フフフフ なぜ変身できないのか、教えてやろうか?
このドリムイレイサーでキサマの書いたウイングマンの事は 全て消したって訳さ」
「な 何 ドリムイレイサーだと?」
「そう、これはキサマらの言う『消しゴム』と同じで、ドリムノートに書いた事が消せるのだ
――すなわち… ドリムノートは白紙に戻り、ウイングマンは今 存在しないのだ」
一通り健太に説明し終えると正体を現した黒津。その正体はうさ… もとい、シャフトだった!
バルドンにトドメを刺させるよう命令するシャフト ――だが、人間がこの場に近づいてきた。
近づいてきた人間…アオイ達もシャフトらに気付いた!
「あ、シャフトにシードマン!」
「キータクラー、それにアオイ… くっ!」
いい所に邪魔が入り舌打ちするシャフト。健太を救出すべく、アオイと桃子は駆けつける
――――が、いち早く救出に向かったのは、なんと北倉(キータクラー)!?
431 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/08/31(月) 22:00:12 ID:kKyVxPlQ
北倉はバルドンに殴りかかり、健太のピンチを救う!
「早く逃げろ!」
しかし健太は逃げず、海に落ちた美紅を救うべく海に飛び込んだ!
まさかのキータクラーの裏切りに戸惑いを隠せないシャフト。
「キータクラー、きさま裏切ったな!」
「え、キータクラー!?(北倉先生がキータクラー… どーも名前が気になってたけど…)」
シャフトの言葉に、アオイも北倉がキータクラーと言う事に気付いた。
「オマエに勝ちをゆずりたくないんでな、ドリムノートを奪い ウイングマンにトドメを刺すのは
このオレだ」
――その瞬間、周囲に暗雲が立ち込め夜のように暗くなる。そして周囲に響き渡る声…
《キータクラー なぜ裏切ったのだ》
…リメルの声だった。
《もう少しでウイングマンにとどめを刺せたものを、どうして裏切った!》
「わ わたしはただ…」
問答無用とばかりに北倉は異次元空間へと引きずりこまれ消えていった――
暗雲は消え去り、何事も無かったかのように再び周囲は明るくなる。
「フッ バカな男だ… バルドン、お前はドリムノートを探して来い! オレはアオイを殺る」
シャフトの指示を受け、美紅が落ちた場所へ羽ばたくバルドン、アオイへ向かうシャフト。
一方、海へ飛び込んだ健太は美紅を発見、その体を抱え――洞窟を発見、その中へ移動する。
美紅の遺体を横たわらせる健太。まだ体温が残っているのか、美紅の体が熱い位に火照っている。
「………ただ眠っているだけみたいだよ……み 美紅ちゃん」
健太は守れなかった最愛の人を抱きしめ涙した。
――しかし――美紅は呼吸していた。…と言う事は…死んじゃいない!
「生きてる!息してるんだもん、生きてるよ! やったぁ!!」
先程のまでの悲しみの涙は、とたんに嬉し涙に変わる。
ふと、健太がこぼした一粒の涙が、美紅が持ったままのドリムノートの上に落ちると…蒸発した!?
ドリムノートに手を伸ばすと……ヤケドするほどに熱くなっている!
その瞬間、ドリムノートがまばゆい光を放ち、洞窟内は光に包まれた!
432 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/08/31(月) 22:00:54 ID:kKyVxPlQ
<ドリムノートが海水の成分を含んだ時、ものすごい熱を発したのである
その熱は、驚いた事に美紅の傷をいやし、命までも維持したのであった
そして 今、一粒の涙がしみこんだ時、ドリムノートに異変が…>
健太が見守る中、ドリムノートはグングン変形し、一回り小さくなってしまった!
「か 形が ドリムノートの形が変わった」
…ちょうどその時、美紅が目を覚ました。
《ウイングマンよ》
聞き覚えのある声。――それは、アオイの父・ドクターラークの声だった。
ラークの顔がドリムノートの表紙に浮かび上がっている。
《よく ここまでドリムノートを守ってくれた、感謝する
形が変わったのはドリムノートがパワーアップしたためだ、
だから今までのドリムペンでは書けなくなっている
ドリムノートを処分した時、新しいドリムペンが誕生する
だから、片割れを処分しない限り このノートは使い物にならないのだ
一度だけ力を貸そう、扉を開いてみなさい》
ラークの指示に従い、ノートの1ページ目を開くと…そこにはウイングマンが描かれていた。
《一度だけ変身できるようにしてあげよう、だがタイムリミットはキミも死ってのとおり10分間だ
それから飛べるようにしておいた
あとは片割れを処分し、新しいドリムペンが誕生してから書きなさい
忘れるな、タイムリミットは10分間だぞ》
その時背後で自分にも力を貸して欲しいと言う声。…美紅が気がついて起きたのだ。もういいのか?
《その子の傷は、もうなんともないハズだ 必死でドリムノートを守ってくれた「しるし」だ
この子がしっかり持っていてくれなかったら、この子の命も危なかったし、
ドリムノートもパワーアップしなかったろう》
433 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/08/31(月) 22:01:36 ID:kKyVxPlQ
「お願いです、わたしにも力を もう 広野くんだけを危ない目にあわせたくないんです」
「そんな、美紅ちゃんこそ もう危ない目にはあわせられないよ」
《わかった、力を貸そう キミ達の相手をいたわる気持ち、二人のその愛が力となり
リメルを倒す事ができるだろう
――そのバッジを胸に付けなさい、ディメンションパワーを使う事ができるぞ 》
美紅の手元に、ウイングマンの頭文字の『W』をモチーフにしたバッジが現れる。
《このドリムノートはパワーアップした、だからシャフトのドリムイレイサーでは
記録を消す事が出来なくなった
しかし、リメルの手に渡った時、ノートは白紙になってしまうぞ、気をつけなさい
これからも ドリムノートを守ってくれ、ウイングマン 頼むぞ……》
全てを伝え終わり、ノートのラークの映像は消えた…。
――直後、バルドンが洞窟の入り口に現れた!見つかった!!
やむを得ずチェイングしようとする健太を美紅が止める。
「待って、わたしがやるわ! 広野くん 今は1度しか変身できないんでしょ、しかも10分しか
だったら… まだ変身しちゃいけないわ、まだ何が怒るか分からないもの」
健太を気づかい、先程ラークからもらったバッジを胸につけ、初変身する美紅。
「わたし広野くんの力になりたいから! こういう時に役に立ちたいからこの力を借りたんだから!」
美紅の体が光り輝いたかと思うと―――― そこには、戦闘服姿にチェンジした美紅がいた!
「生きていやがったか、死にぞこないが!」
襲い掛かるバルドンを、悲鳴をあげつつも無意識のうちにバリアを張り、攻撃を防ぐ美紅。
そのバリアの威力はすさまじく、バルドンの攻撃をそのままカウンターで返し岩壁に吹き飛ばした!
「ギギ… いつの間にこんな力を…!」
その力には健太だけでなく、使った美紅本人まで驚くほどだった。
再びバルドンは爪で引き裂こうと襲い掛かるが、美紅は新体操特有の動きでこれを回避!
434 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/08/31(月) 22:02:20 ID:kKyVxPlQ
反撃で人差し指からディメンションパワーを天井の岩に放射、洞窟を崩しバルドンを生埋めにする。
崩れる洞窟から美紅は健太を抱え空を飛び脱出!
一方、アオイは…桃子を人質に取られ苦戦中だった。
「フフフ どうした、ディメンションパワーを使え 使えばこいつも一緒に吹き飛ぶがな ハハハ」
「そこまでだ!」
背後から静止の声が上がり、振り向くと健太と美紅がいた!
「4対1、勝ち目があるかな シャフトさん!」
健太と美紅はシャフト目掛けて飛び掛かるのだった!
アオイ父サービス良すぎだろw
でも1回変身できるだけだと武器の類はなしか?
436 :
マロン名無しさん:2009/08/31(月) 22:29:05 ID:TBfAPddZ
美紅もよく変身するな。
どんな格好させられるかわかんないのに。
シードマンが変身した格好とかあおいの格好だって、
美紅の性格なら抵抗あると思うのだけど。
そうみたいだな、1ページ目はウイングマンの事しか書いてないし。
となると必殺技に頼らず、仮面ライダーみたいに自分の技(パンチキック)や、
岩を武器にしたりして戦うのか?
唐突すぎて理解に時間がかかったw
もうちょっと伏線張るべきじゃないか?
やはり黒津の正体はシャフトだったか。
ところで黒津は広黄の時の様にベースの人が居たわけだが北倉はどうだろう。
キータクラーの変身でなく、北倉も実在するなら気の毒すぎる。
何となく実在の三次元人をモデルにしてるような気がする
キータクラーが消えた後二コマ程の
ポカーンとした雰囲気がなんか面白いw
以前あらすじさんがシャフトの事をうさぎリンゴなんて言ってたから、
もうウサギリンゴにしか見えない、どうしてくれるww
スレの趣旨とずれるかな ?
ジャンプの表紙を載せているHPで1983年分のところをみたんだが・・・
(今35号掲載分のはずだが)
30号で、ウイングマンがジャンプの表紙になっている
そこに書かれている美紅ちゃんの服は変身後の姿に似ていたが
美紅ちゃんが変身することは予定されたことだったのかな ?
美紅の戦闘服、上半身のガード固いな。
アオイはビキニスタイルだというのに、、
せめてヒラヒラのミニスカートで
どんどんパンチラしないと
ヒロインの座、危ないんじゃない?
まぁ、戦闘に参加するということは
ピンチシーンに期待できるか?
445 :
マロン名無しさん:2009/09/01(火) 07:14:05 ID:NGlklL6D
キータクラーがあっさり正体ばらしたので拍子抜け
1年くらい引っ張るかと思っていたのに
顧問の北倉先生も結構面白かったからもう少し見てたかった気もするな
彼は
どこで三次元の知識を仕入れたのだろう
>>445 ふんどしハァハァ
誰だこんなもんはかせたのはw
↑ キモっいっす
451 :
粗筋!ウイングマン! 1/3:2009/09/01(火) 21:59:30 ID:QoRVj1v1
第31話――【死闘4対1!の巻】
<扉絵:ディメンションパワー製の戦闘服姿の美紅・布沢・桃子とアオイ>
空中からシャフトめがけドロップキックを放つ美紅はそのままアオイを守るように着地する。
「美紅ちゃん、そのカッコウ…」
「その事は後で! それより今は、あのおばけをやっつけなきゃ、手を貸して」
「もちろん!」
アオイはスティックを取り出すと、一瞬でボロボロにやられた水着からいつものビキニ姿へと変わる。
「はい! 桃子ちゃん、スティック」
そしてシャフト目指し駆け出すと共に、桃子へスティックを投げ渡す。
美紅・アオイ・桃子のジェットストリームアタックを受け、さすがのシャフトも怯む!
シャフトのアゴを蹴り上げたアオイに続き、空中から桃子もモモコラリアートで追い討ちをかける!
「いつまでもいい気に――なるなよ!!」
シャフトの針状の手が、桃子のスーツの胸の間の生地に突き刺さり、背負い投げの様に投げられる!
『わあ!』
地面を滑り、起き上がると…胸の部分が破れ、発育のいいおっぱいが半分見えていた(*゚∀゚)=3
「いや〜ん」
咄嗟に胸を隠してへたり込む桃子。巻等カラーで恥しさと読者サービス度倍増だ!!( ゚ω゚)-3-3 フンス フンス
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090901215351.jpg ……ゴホン…あらすじを続けよう。
劣勢に追い込まれたシャフトだが、まだ余裕綽々だった。
「もう遊びは おしまいだ」
自ら発した電撃を浴びるシャフト! すると―――シャフトの姿が骨太なトゲトゲ姿に変わった!
452 :
粗筋!ウイングマン! 2/3:2009/09/01(火) 22:00:11 ID:QoRVj1v1
<超高等バトルシードマン:シャフト>
シャフトは滅多に誕生しない、高等なシードマンなのである。
バトルシードマンとして本性を現した時、全身が武器のかたまりと化すのである。
『死ね!』
トゲをミサイルの様に発射するシャフト!(内1本はアオイのおしりをかすった)
この姿になったシャフトは攻撃力だけでなく、スピードまで強化されていた!
美紅のすぐ側へ、一気に間合いを詰めるシャフト!
「急に出てこないでよ!」
すんでの所で美紅はシャフトの斬撃をよけるが、戦闘服がわずかに切りかされた。
シャフトは美紅を捉えると、ゆっくりと抱きしめる――― 胴体のトゲで串刺しにするために!
美紅の顔とノドにシャフトのトゲが迫る! 恐怖に悲鳴を上げる美紅!
「――待て! オレが相手をする、その子を放せ!」
ヒロインのピンチに健太参上!だが、シャフトは変身できないと思い込んで一笑に伏す。
『ハッハ おもしろい! 変身できぬお前に勝ち目があるとでも思っているのか!』
シャフトはトゲミサイルを健太へ発射した! 健太は避け切れない!
――――爆発!
だが、爆煙の中から、ゆっくりと歩み寄る人影―― そう、我らの希望の戦士、ウイングマン!
『ゲッ!』
「へへへ、意表を突かれただろ? 正義の味方ってのは都合のいい時に変身できるもんなんだよ」
『ええい! ワタシは完璧なのだ! きさまごときの敵ではないわ、くらえ!!』
まさか変身可能になっていた事には予想外だったシャフトだが、再びトゲミサイルを発射する!
「ハハン! 完璧なものは少しの焦りでもろく崩れるんじゃないの!」
ウイングマンは飛んでくるトゲミサイルを身をかがめて回避しつつ、左手チョップで叩き落とすと
右手パンチでそのトゲミサイルをシャフト目掛けておかえしする!
「うりゃぁっ!」
トゲミサイルは――そのままシャフトの胸を貫いた! 周囲にシャフトの断末魔がこだまする!
シャフトの体はじょじょに炎を吹き出し始める…。
453 :
粗筋!ウイングマン! 3/3:2009/09/01(火) 22:00:57 ID:QoRVj1v1
『か 体が 体が変だ… ドリムノート リ リメル様に渡さなけ…れ…ば…
リ メ ル 様 !』
燃え上がる体のまま、ドリムノートの片割れを拾うシャフトだが、ついには爆発してしまう!
――ついに強敵・シャフトを倒した4人。
ウイングマンと美紅は見つめあい、美紅は涙ぐむとウイングマンの元へと駆け出した――
その時、地中からウイングマン目掛けバルドンが飛び出してきた!
「クッ!まだ生きてやがったか!」
バルドンの不意打ちをくらってしまうウイングマン。反撃するもバルドンは空中へと回避する。
「ギギッ とどめを刺してやる! 空中戦に弱いキサマには、空からの攻撃が一番だ!」
――だが、ウイングマンもまた特訓で高所恐怖症を克服していた!
ウイングマンは翼を広げると、すばやくバルドンの後ろへ回り込みバルドンの翼を掴んだ。
そのまま空高く急上昇し――素早く急降下すると、バルドンの頭部を断崖絶壁の岩へと叩きつける!
…哀れ、えぐい殺られ方をしたバルドンはそのまま海中へと落下していくのであった…。
その頃、シャフトの爆発跡から何かが現れた。
「あ、ドリムペンだ 広野くん、新しいドリムペンが誕生したわ!」
嬉しそうにペンを取る美紅。それと同時に美紅とウイングマンの変身も解除された。
大ピンチを乗り越え、勝利を喜び合う4人。
だが、その背後の岩陰から何者かが監視しているのを、4人は知るよしもなかった――――
「フフフ ウイングマン、少しは骨のある奴らしいわね」
なんで桃子が人質になってんのかと思ったら
あおいのスティックが必要なんだったな。
ドリムノートで変身できるようにしてやれよ。
扉絵のように。
・・・って、布沢久美子も変身?
これは予告なのかお遊びなのか・・・?
桃子の半乳(;´ω`)ハァハァ ( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
扉絵を見る限り、いずれは布沢も仲間になるのか?
だってもう健太の事情、大体知ってるしさ
シャフト、バルドン戦に続いてもう次の刺客来てるのか。
隠れてる奴も一緒に戦えば、ウイングマンは今1回しか変身できないし、
かなり有利に戦えるだろうに。
次の刺客の人間体は口調からして女性確定かな?
…いや、まさか女言葉のオカマって事はないよな…?
457 :
マロン名無しさん:2009/09/02(水) 06:40:13 ID:xpP5TU2z
つい先日数年ぶりに強く頭打ったもんだから、
あの痛さを思い出すとバルドンの苦しさがよくわかる…:(;゙゚'ω゚'):
シャフト、あっさりやられちゃたな
キータクラーも捕われたし
両幹部を一気に倒しちゃったな
今回の扉絵
桃子ちゃんに美紅ちゃんに
絵からすると布沢さんも?
ウイングマンの味方につくのか?
女の子がいっぱい出てくるのは嬉しいけれど
男性陣は元気ないな
459 :
マロン名無しさん:2009/09/02(水) 10:45:28 ID:EqQxL9fb
爆煙の中から登場するウイングマンかっけー!
武器が使えないため、頭脳戦で勝つ健太・・・
成長してるなー
>>458 男性陣で仲間になる可能性があるのはセイギマン連中だが、
はたして最終回までちゃんと残れるだろうか?
(イエローはボケ役で生き残れそうだが)
>>459 エラー403
462 :
458:2009/09/02(水) 19:21:28 ID:???
セイギマン・男性陣って、活躍でき・・・ (略)
イエロー・ピンクの 「ツッコミがいない漫才コンビ」 も解散状態だしなあ
北倉先生が消えたから、あおいさんは皆の記憶操作に大慌てだったのかな
新体操部とヒーローアクション部との間にロマンスは生れたのかな
記憶のリングをはずしているのに奇跡を起こせるあおいのお父さんは ?
次号を期待して待て・・・なんだろうか ?
463 :
458:2009/09/02(水) 19:27:04 ID:???
追加
布沢さん(変装バージョン)は、ブルー(だったかな ?) から告白されたかな
ヒーロー好きの中学生だから無理かな
シャフトの呪縛が解けたブラックの部活動は・・・ ?
数字コテイラネ
465 :
粗筋!ウイングマン! 1/6:2009/09/02(水) 21:59:36 ID:JJc9JtLc
第32話――【テレビはテレちゃうの巻】
――色んな事のあった合宿が終わると、オレはさっそく新しいドリムノートに新しいドリムペンで
ウイングマンの事、武器などの事や 美紅ちゃんの事を書き込んだ
…と言っても、昔のままではない。 今までの反省から…
「チェイング」と言って変身できるのはオレだけにして、
ドリムカセットからドリムノートを取り出す事のできるのはオレだけにした。
それから、10分間のタイムリミットを知るため、体の色を変える事にした。
最初の4分間をいつもの通り青、それからの3分間を黄、そして残りの3分を赤に。
まぁ、ウルトラマンのカラータイマーみたいなものである
そいでもって、新しい技を一つ。 ――『デルタ・エンド』を考えた
体の色が青・黄・赤と出揃って、残り時間が3分になった時 初めて使える技で
ウイングマン最大の技なのだ
デルタ・エンドを使えば、確実に敵を倒す事ができるが、
なにせ 残り3分でしか使えない技なので、しくじったら後が無いのである!
これぞヒーローの醍醐味! ――――う〜〜!!
どういう技かは まだ、秘密なのさ・である フフフ…
5ch・都会テレビ局前。
――さて、合宿は今日のためにやったんだが… そう、待ちに待ったテレビ出演の日なのだ
あこがれのTV出演、TV局にドキドキする健太達。
「わ 誰!? あのきれいな人、ねぇ 誰!?」
「わっ、美森くるみだわ 本物見ちゃったぁ 今、人気No1なのよ、知らないのケン坊」
…さすがヒーローにしか興味が無い健太。最近話題のアイドルにはうとかった!
しかし、さすがの健太でもくるみのかわいさには一目ですっかり虜になってしまっていた!
目をハートにし、くるみを見つめる健太を呼ぶ美紅だが、美紅の声すら耳に入らない。
「ねぇ、広野くん 広野くんてば …広野…くん…」
466 :
粗筋!ウイングマン! 2/6:2009/09/02(水) 22:00:20 ID:JJc9JtLc
寂しそうに見つめる美紅を見かねたか、アオイが健太の頬をつねっておしおきする。
「このスカポンタンが ――さ、みんな 入りましょ」
頬を押さえ涙目の健太を放置し、一同はTV局へと入っていった。
廊下で立ち話をするくるみとマネージャー。
マネージャーはくるみにちょっと待っててと言い残しトイレへ向かう。
「美森くるみのマネージャーですね」
マネージャーがトイレへ差し掛かると、ふと誰かから声がかかった。
「はい、そうですが… ん!? うわっ!」 マネージャーへ超能力がふりかかった!
…しばらくして。
戻ってきたマネージャーはうつろな目のまま、くるみに女性を紹介する。
「今から、この水野麗さんがキミのマネージャーだ じゃあね、ボクは今日限りで事務所をやめるんだ」
「あ、島村さん そんな急に…!」
くるみが呼び止めるも、もはやくるみの声は耳に入らず、夢遊病者のようにその場を立ち去る島村。
そんなくるみを水野は半ば強引にその場を引き離した。
――<クイズでばっくんばっくん>のスタジオ。
番組開始時の振り付けをリハーサルする司会者・健太達。(ちなみにくるみはアシスタントだ)
『――クイズで! ばっくん! ばっくん!』
「はい、今のタイミング忘れないでね 生放送だから絶対間違わないようにね」
ADから指示を受けるが、セイギマンスーツのまま回答者席に座っている健太達には何の指示も無い。
不審に思った桃子は健太に耳打ちする。
「なんか変ですね、リーダー」
「あー おれ達の出るの、アクション番組じゃなかったのかな?」
467 :
粗筋!ウイングマン! 3/6:2009/09/02(水) 22:01:03 ID:JJc9JtLc
「本番、行きまーす 10秒前・・・・・・・・5…4…」
「あのー ちょっとお聞きしたいんですけど」
何とこのタイミングで健太が席を立ってしまった! これにはスタッフ達も騒ぎ出す!
「あの子を早く黙らせろ!」
ADが飛び出して健太を注意するが、健太はそんな事もお構いなしにADに質問する。
「この番組はアクションショーの番組じゃないんですか?」
ポ――――ン(お昼の時報)
どっかの家。…そうめんをすすりながらこの番組を見ているのは…福本くん。
《――クイズで! ばっくん! ばっくん!》
《ねぇ、これアクション番組じゃないの?》
「ん?」(;゚ω゚)
何か違和感を感じた福本だが、すでに場面は司会紹介へと映ってしまった。…気のせいか?
《さぁ、今週も始まりました クイズでばっくんばっくん 司会の黒岩大吾郎です》
《アシスタントの美森くるみです》
《あのー、すみません これアクション番組じゃないんですか?》
――カメラがズームアウトすると、席を離れ司会の側へ歩み寄る健太の姿が!
そのシーンを見た福本は、盛大にそうめんを吹きだした!!
「ひ 広野」
頭からそうめんをかぶってしまった福本であった…。
《いやー、とんだハプニングがありましたね、これが生のいいとこですね》
冷や汗をかきつつ、何とかフォローする黒岩さん。調整室でもスタッフが冷や汗ものだった…。
ちょうどその時、調整室にデパートの社長が入ってくる。
「あ、三野さん」
「あの子達はちゃんと来てるかな」
「ええ ええ ちゃんと来てますよ、もう早速ハプニングを起こしてくれましたがね」
「もうか、ちょっと早いな」
「例の事やっても、番組潰す事はないでしょうねー」
468 :
粗筋!ウイングマン! 4/6:2009/09/02(水) 22:01:44 ID:JJc9JtLc
「なぁーに、潰すどころか大うけですよ、きっと」
「ちょっとやらせて、盛り上がったらすぐやめさせますから」
「面白い企画だけど なんだか心配だなぁ…」
不安になるスタッフをよそに、三野社長はスタンバっている怪人役に合図する。
《それでは、次の問題にいきましょう》
…一方、進行中のスタジオ …の、観客席には、セイギマンスーツに着替えた楠富達がいた。
「オレ達、なんのために来たのかしら」
「あの社長め、アクションショーをやらせるとか言って騙したな」
今だ出番が無い自分達にボヤく2人であった。
スタジオの壁際では、この様子を観察している水野がいた。
.。oO(フフフ… わたしの予知したところによれば… …が出てくるはず…)
その時、スタジオの舞台裏から悲鳴が起こった!
何事かと振り向いたスタッフは―― そろって目が飛び出すほど驚いた! ( Д ) ゚ ゚
『ガ――――ッ!!』
――何とクイズ番組に怪人乱入!
この事を知らされていなかったのはスタッフだけでなく、黒岩とくるみも知らされておらず驚く!
怪人出現に思わず席を立って身を乗り出す健太。観客席も騒ぎ出す!
…そして調整室でもパニックになっていた。
「大変です、変なのが入って来ました!」(゚д゚;) σ
「わたしの知ってる事だ、やらせとけ」(;-ω-)
スタジオで大声で叫ぶ怪人。…もちろん、これは生放送なので、この様子は福本も見ていた。
「きょ 今日はいつもとなんかちがうぞ、この番組」
469 :
粗筋!ウイングマン! 5/6:2009/09/02(水) 22:02:30 ID:JJc9JtLc
一方、健太達はようやく理解した。
「そーか、わかったぞ ここでオレ達の出番ってわけか… なかなかおもしろい番組じゃん
――行くぞ、ブルー グリーン イエロー!」
桃子と一緒にヘルメットを被り、セイギマンとなって怪人退治へと駆け出すセイギレッド!
『 学 園 戦 隊 セ イ ギ マ ン ! 』
5人揃って名乗りを上げるセイギマン! ――が、スタッフは予想外の事にアホな顔でコケまくる!
調整室でもスタッフが困惑していた…。
「いいんですか、いいんですか」(゚ω゚; 三 ;゚ω゚)
だが、隣にいる渋い上司らしき男は落ち着き払っていた。
「何あわててんだ、落ち着けバカ」
「――とか言いつつ、その見えなくなるほど震えてる手はどうしたんですか」
・・・・・・・・前言撤回。上司風の渋い男も混乱していた!
スタジオでは大混乱になりつつも、ADはヤケクソで彼らをカメラに収めるよう指示する。
怪人を取り囲み、ボコる… もとい、格闘するセイギマン達!
だが、不意の怪人の反撃によりピンクがふっとばされた!
「ん!?」
何かにおしりから激突するピンク。 ――しっかりとテレビカメラのレンズの上に座っていた。
「あら☆」
そして調整室に映し出される、ピンクの純白のパンティ(なぜかしっかりピントが合っている)!
それを見てコケるスタッフ、鼻血を出すスタッフと大騒ぎ!
「いいか!みんな、冷静になれよ!冷静に!」(>ω<; 三 ;>ω<)オロオロ …まずお前が落ち着けw
…いや、落ち着いてるのは三野社長だけじゃない。観察していた水野も冷静だった。
.。oO(フッ、そろそろだわね いくわよ、広野くん いや、ウイングマン
今 人気No1のアイドル歌手を公衆の面前で殴ったりしたら
あなたは数え切れない程の敵を作るわね… フフフフ)
470 :
粗筋!ウイングマン! 6/6:2009/09/02(水) 22:03:10 ID:JJc9JtLc
唐突にセイギレッドのマスクが勝手に脱げ、健太の素顔が露になる。
――と同時に何か見えない力で引きずられ…くるみの前でくるみの方向を向く。
くるみも健太も訳が分からない。そして健太の右手が勝手に振り上げられ――くるみへ殴りかかった!
幸い、パンチはくるみを外れ、セットを壊してしまったが…この状況はまずい!
この騒ぎに、スタッフも健太の方に注目してしまう。
「おっと、ちょっと外したか…今度こそ」
再び水野の目から超能力が発せられ、健太の体を操り、第2撃を殴りかかろうとする。
「や やめて」
「手 手が勝手に…動くんだよー!」
「きゃあ!」
再びくるみめがけて殴りかかる、マリオネット健太だった!
嫌な作戦を考えるな。
社会的に抹殺とか失業とか。
これまでの反省点を踏まえて一気に強化されたな、ウイングマン。
青だけでなく赤・黄色か…ぜひカラーで見てみたいな。
そして新必殺技キター デルタ・エンドなぁ…どういう技なのか期待っ!
>>471も言ってるが、テレビでアイドル殴ったらもう社会的に抹殺されるよな…
しかもご丁寧に念力でマスク外して素顔露出してるし。
やはりこの水野がポドリムスの次の刺客なのか?
盛大にそうめんを吹き出す福本ワラタww
わざわざ不利になる特徴書くことないやん。
474 :
広野健太:2009/09/02(水) 23:57:28 ID:???
分かってないな、ヒーローの醍醐味なんだよ!
あえて弱点を設定しておく事でその弱点を守りつつ戦うのさ!
完全無欠のヒーローなんて面白く無いじゃん!
桃子はお色気担当になりつつあるな・・・・・
男子人気が高まりそう
くるみちゃんカワイイ!俺好み
デルタエンドがどんな技か想像でもしてみないか?
個人的にはスプリクトフラッシュ・クロムレイバー・ドライバーレイドの連続攻撃かと思うのだが…
弱点を設定する事で反動を抑えられるのかも知れない。
重さで動きが鈍くなるって弱点のあるガーダーは、特に目立った反動もなく予定通りの性能を発揮していたし。
最近健太も大分鍛えたせいかあんまり反動感じさせずに戦ってるけど
必殺技ともなるとやっぱりそうもいかないかな
健太思考では
(円谷特撮では)ヒーローにカラータイマーはつきもの
なんだろうな
テレビ局のポスター「バギャン」は
「宇宙刑事ギャバン」がお気に入りらしいからかな
>>476 健太・アオイ・美紅が合体(3Pじゃないよ)し、
強力なビーム(射精じゃないよ)を放つ!!
合体したーーい
>>480はずいぶんマセた小(中?)学生だなw
でもそれなら「デルタ(三角形)」の意味があるから分かるな。
言い換えればトリプルファイナルビームみたいなもんかね?
483 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/09/03(木) 20:59:51 ID:FhlSI9Or
第33話――【アイドルに愛されちゃう!の巻】
――シャフトは倒され――キータクラーは裏切り者として水晶の様な牢屋に閉じ込められた。
そして変わりに、リメルの命により ドクター・アンバランスが作り出した
造人間(ゾウジンゲン)、水野 麗ことザシーバが送り込まれた――
――局内はパニックになっていた。
「第7スタジオで事件だってよ!」
「第7って言ったら、今 生放送の番組やってんじゃないのか!!」
その騒ぎを見た怪獣倉庫の青年は何事かと不審に感じていたが、今は先に仕事だ。
「おーい 早くバギャンで使うコスチュームもってこいよ、撮影が始まるぞ!」
スタッフからの指示でコスチュームを持っていこうとする青年だが…
ついさっきまで目の前にあったコスチュームが、いつの間にか消えていた。
――第7スタジオ(クイズ ばっくんばっくん)
今だザシーバのディメンションパワーに操られたままの健太は再びくるみへ殴りかかる!
怯えてやめてとつぶやくくるみだが、健太は体の自由がきかない!
――まずい!今度こそくるみを殴ってしまう!
「キャッ!」 バキッ! …やっちまった…!?
くるみは恐る恐る目を開けると… なんと健太は自分の顔を殴り、くるみをかばっていた!
倒れる健太だが、三度水野(ザシーバ)はディメンションパワーを放射し健太を操る。
やはり健太も三度操られるが、くるみを殴るまいと拳の前に顔を出してくるみをかばう!
…はたから見たらほぼ一人コントのような状態に、周囲は爆笑しまくる。
「何やってんの、ケン坊は…」
「広野くん…」
484 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/09/03(木) 21:00:49 ID:FhlSI9Or
一方、調整室でも爆笑しているスタッフ。
「ギャハハハ なんですか、あの子は 自分で自分をなぐって…」
「アハ アハ もうショーは終わったんですか? だったら番組続けますよ」
「うーん… 世間にあの少年達のすばらしさが伝わったかなぁ」
「伝わるもんか!」 …三野社長へのツッコミごくろうさん、スタッフ。
スタジオではまだ健太は操られていた。
4度殴りかかるも、今度は自分に足払いをかけ、転んでくるみをかばう健太。
…おかげで机の角に鼻ぶつけ鼻血を出したが…(痛ソー)
最初は怯えていたくるみも、今やあっけにとられ健太を見つめている。
「いつつ… ヘヘへ 大丈夫だよ、なぐったりしないから」
顔を上げる健太だが、すでにその顔はボロボロになっていた。
「アハハハ 何してるの? バッカみたい、そんな事してわたしの気を引こうとしてもムダよ」
「ハイハイ、もうショーは終わり!番組続けま〜すよ!」
ショー終了、番組続行の合図と共に、ピースしながら帰っていくおちゃめな怪人でしたw
(ちなみに健太はスタッフ2人に取り押さえられ引きずられている)
《大変お見苦しいところを…》
調整室では事態が収まり、安堵しているスタッフ。
三野社長はもっとショーをやらせたいようだが、さすがにこれ以上は無理だ、いーかげんにしろ!
『べべべ!? あれ見ろ!』 ( Д ) ゚ ゚
スタッフが目が飛び出すほど驚き、何事かモニターを見る社長達。
話を振った司会・黒岩も、スタジオのカメラマン達まで目玉が飛び出すほど驚く!
そこには―――― 空中に浮き上がった、くるみの姿。
これも健太のせいと思い込んだくるみは健太に怒鳴るが、健太のせいじゃない。
485 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/09/03(木) 21:01:30 ID:FhlSI9Or
「あんガキゃあ、もう許せねぇ! オレ達のくるみちゃんを〜!」
この事態に、ついに観客席の親衛隊が怒り出した!
スタッフも健太にくるみをおろすように怒るが、健太も訳が分からない。
ふと、くるみが苦しみだし――多数の人間が見ている前で、異次元空間へと吸い込まれていく!
その時、健太の脳内へザシーバのテレパシーが届く。
.。oO(フフフ ウイングマンよ 美森くるみを次元の間にひきずりこんで体をバラバラにしてやる
みんなは 今起こっている事は全ておまえの仕組んだ事だと思っている
人気No1のアイドルが死ねば、おまえは恨まれ 社会的に抹殺されるって訳だ
それがイヤならドリムノートを渡せ)
「ふざけるな!」
.。oO(フッ 仕方ない、美森くるみが今度ここに姿を現す時はバラバラになってだ ハハハハハ)
そうしている間にも、くるみは異次元へどんどん吸い込まれていく!
「そうはさせるか!」
健太はくるみの足に捕まると、そのままくるみと共に異次元へと吸い込まれていった…。
…あとには、呆然と固まっているスタッフ達。
「相変わらずリーダーのアドリブはすごいなぁ」(楠富・談)
「これはただ事じゃないわ」
事態を把握しているのは…アオイと美紅だけだった。(あと多分、桃子も)
「これは一体どういう事なんですか!」
くるみが消えた事を怒鳴るのは―― 建前上、くるみのマネージャーの水野(ザシーバ)。
「ど どうなってんですか、三野さん これは!?」
調整室でもパニックになり、スタッフは三野社長に問い正すが―― いつの間にか帰ってやがった!
486 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/09/03(木) 21:02:12 ID:FhlSI9Or
――この様子は生放送なので、当然、お茶の間にも流れていた。
《これはもう社会問題ですよ、今をときめく大スターが消えたんですから
ともかく、はっきりしてる事は 消えた子達とあの子達が 美森くるみをどこかにやった、
ということだけ この責任、あなた達はどうするつもりですの!》
TVでは水野がディレクターを責める所が映し出されていた。
「ひっ、広野 とんでもないことやったなぁ」 ガリガリ
…なぜかちゃぶ台をかじりながら番組を食い入るように見ている福本。
調整室ではスタッフが落ち込んでいた…。
「あのガキだ、あのガキが何もかもいけないんだ…」
「大変ですよ! あのガキを殺せとかおまえ達のTVはもう見ないとか言う電話が殺到してます!」
「もう、こうなったらテレビ局の社長に直接話をしますわ」
そう吐き捨て、スタジオから歩み去る水野。物陰に入ったと同時にその姿は消えた――。
「ちょ、ちょっと待ってください! ――あれ?」
――異次元空間をさまよう健太は、空間のひずみに耐えつつも、くるみの足を離すまいと必死だった。
そんな折、正体を現したザシーバが健太に襲い掛かり、くるみをさらってしまう!
「空間のひずみに捻じ曲げられて八つ裂きにされてしまえ!」
「ぐっ! ――ウイナア!! ウイナア!ウイナルド… シルエット!」
健太がウイナアを召喚すると、即座に後方からウイナアが出現、変形しその背に健太を乗せる!
そのままザシーバに接近し、反撃のケリを食らわす。
そのはずみでザシーバはくるみを離してしまうが、ウイナルドのおかげで即救出できた。
健太はウイナルドに攻撃命令を出すと、ウイナルドはウイザービームをザシーバに発射する!
背後からウイザービームの直撃を受けたザシーバは、致命傷にはならなかったものの、
そのショックで三次元へ戻ってしまう!
487 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/09/03(木) 21:02:55 ID:FhlSI9Or
スタジオの空中から突然現れるザシーバに驚くスタッフ達。
「わ わ 沸いて出た」
常識を超えた出来事に混乱した司会の黒岩は頭をかきむしる。
「ぼくは もう 頭がおかしくなりそうだ! ――――ブッ!」
ザシーバに続き、ウイナルドが黒岩を踏みつけながら現れ、くるみを抱えた健太もまた突然現れる!
「死ね!」
ザシーバは健太目掛け角から放電を放つ!
「く…! は 早く 台の下… かくれて…!」
くるみをかばいつつ、健太は背中で放電を受け耐える!
『ケン坊!』
観客席のアオイと美紅が叫ぶが、救出には間に合わない!
――――その時、一条の光線がザシーバを襲い、ピンチの健太を救った!
「う なんだ!」
『ウイングマン!今だ、チェイングしろ!』
光線を放ったのは――ビームガンを構えた謎の戦士!
「あっ、バギャンで使うコスチュームがあんなとこに!」
…そう、あれは数ページ前で突然消えたコスチュームなのだった。 では、正体は誰だ!?
攻撃がやんだ今がチャンス!すっくと立ち上がる健太!
「ウイングマン…」
健太を見つめ、小声でつぶやくくるみ。
「関係ない人をまきこみやがって…… ゆるさん!」
怒りを爆発させ、ザシーバに叫ぶ健太だった!
やはり水野が刺客だったか。
それにしても「ゾウジンゲン」の名前はなんかカッコいいな。人造人間のもじりなのに。
次回、健太は人前…いや、生放送で変身しちまうのか!?
この事が裏目に出なければいいのだが。
ところでザシーバの顔デザイン、ありゃ般若の面がモチーフか?
キータクラー、処刑はされなかったか
キータクラーはまだ役割があるということだな。
忘れた頃にあっと驚く事をしてくれるに違いない。
司会の黒岩さんって
アシスタントの方がモデルかな?
また出そうだな
久しぶりに出た気がするな、ウイナア
謎の戦士、かっこいいなあ
味方かな、実は敵かな?
着ぐるみだから誰か中に入っているのかな
バギャンの正体
1)正義に目覚めた黒津(本物)
2)芸能繋がりで桂木政夫
新キャラじゃないと思うけど、できそうな人をあまり思いつかん。
謎の着ぐるみはバギャンに登場するキャラらしいけど、
宇宙刑事っぽいデザインとは一寸ずれてるし怪人でもなさそうだしどんな役回りだ?
そういえばキータクラー(北倉)が健太を助けた理由って明かされてたっけ?
>>489-490 え、キータクラーでてきたのか?あの謎の戦士の事か?
それはいくらなんでも無理じゃないか?リメルに囚われたようだしさ。
>>493が言ってるバギャンは謎の戦士の事だと思うけど、
1も2も「本物のビームを撃った理由」が説明つかないやん(´・ω・`)
(ビームでなく銃弾だったら1・2ともありえそうだが)
>>494 敵の幹部とか、敵が雇った傭兵とか第3勢力とか、いくらでも思いつきますぜ!
>>496 出てきたって言うか扉絵で体育座りしてる姿が描かれてたじゃないか
処刑じゃなく幽閉で済んだんだなって話
>>495 >「オマエに勝ちをゆずりたくないんでな、ドリムノートを奪い
>ウイングマンにトドメを刺すのは このオレだ」
とはっきり言っている。
これ以外に口に出さない真の理由があるなら知らん。
>>497 ごめん、このシーン見落としてたorz
>――シャフトは倒され――キータクラーは裏切り者として水晶の様な牢屋に閉じ込められた。
>>498もありがとう。
うーーーむ、飛ばし読みはよくないなorz
キータクラーってアレだよな。キカイダー。
どゆこと?>キカイダー
>>502 キカイダーに出てくるハカイダー
「自分がヒーローを倒したい」 と自分の勝負に拘る
そのために、自分が所属する陣営・組織が不利益を被ろうとも・・・
という考えが似ている
そもそも作者は『キータクラー』の名前どうやって決めたんだろう・・・
キータクラーは決めていて、たまたま「北倉」にドンピシャだったのか?
それとも、敵が三次元に潜り込む構想が決まり、それから
ニーシムラーやナーカームラーなど候補の中から選んだのか?
いや、キータクラーで良かったなぁってw
>>503 なるほど、いわゆる「悪の戦士」「ライバルキャラ」というわけね
>>504 デンジマンの怪人が「〜〜〜ラー」だったので、これが怪人ぽいという事で確定してたんだろうね。
他にもイーワムラーとかサーワムラーとかフージクラーとか色々候補はありそうだがw
慣れちゃったせいもあるだろうけど、やはり「キータクラー」が一番カッコいいな。
…で、おれの友人の本名が「北倉」なんですけど… まさか…(;゚д゚)
507 :
503:2009/09/04(金) 06:49:34 ID:???
≠501 だから
ご本人は違う考えかもしれないけど
私はこう思います
>>506 >デンジマンの怪人が「〜〜〜ラー」
おー、初めて知りました!その線が濃厚ですね
友人さん、もちろんニックネームは・・・!?
うちの学級委員長の北村くん!
もちろんアダ名は「キータムラー」w
>>508 戦隊は伝承として、怪人になんらかの共通があるね。
ゴレンジャーは〜〜怪人、BFJが〜〜怪人、3パロかん… もとい、サンバルカンが〜〜モンガー、
今やってるゴーグルXが〜〜モズーと。
戦隊は人気だが何年続くのだろうか。
まぁ真面目な話、桂の担当者が「北倉」だったのかもしれないね。
なんにしてもキータクラー、今ではかっこいい名前だ。
511 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/04(金) 22:00:49 ID:gcHNn5pu
第34話――【ヒーローを広めちゃうの巻】
『 チ ェ イ ン グ !』
体中にワイヤーフレーム状の線が現れ、変身ポーズを取りながらウイングマンへと変身する健太!
――生放送で、司会の机の上で変身してしまう――
しかし、変身する瞬間、ウイングマンは体中からまばゆい光を放っていた。
まぶしさに目を覆うくるみ、いつの間にか用意したサングラスをかけているスタッフ、
調整室のスタッフもこの光景に感心していた。
「すげぇ光だな、どうやってんだ」
「素人芸とは思えないな」
この光景には観客席のアオイと美紅も驚きつつも感心していた。
「七色の光出しちゃってる、ハデー」
「この光だと、変身するところはみんなにはわからないわね」
…ちなみに残ったセイギマン達は、相変わらずトリックだと思って素直に感動していた。
「クッ、変身したか! だがそれでいい、張り合いがある!!」
変身直後に先制攻撃を仕掛けるザシーバ!念動波を放ち、ウイングマンがいた司会の机を破壊する!
「ああ、セットを壊しやがった!」
「もうやめさせるんだ!」
無理も無いが、まだこれをショーだと思っているスタッフは大騒ぎになっていた。
ディレクターの指示で健太達を止めようとするスタッフに、黒尽くめの背広とサングラスの男達が
立ちはだかった!
「な、なんだ キミ達は!」
一方、ザシーバは…ウイングマンの行動を予知していた。
.。oO(ム 逃げたな ――上か! 上からくるな! 奴はそこから飛び降りてわたしにキックする)
予知した通り上を見上げると、スタジオの照明に紛れてウイングマンが飛び降りてきた!
『悪! 裂! ウイングマン!』
飛び降り、キックしながら名乗りを上げるウイングマン! ザシーバはその蹴りをまともに受ける。
512 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/09/04(金) 22:01:31 ID:gcHNn5pu
――しかし、着地するウイングマンはザシーバの不敵な笑みに気付かなかった。
気付いたのは――2階の手すりで観戦していた謎の戦士だけだった。
(…あらすじ泣かせなので、謎の戦士を以下、「アンノウン」と呼称する)
「私達もいつでも戦える準備をしとかないと!」
アオイは美紅に戦闘準備をするようにうながした。
またしてもザシーバは予知した。――次はウイングル・クラッシュか!
…予知したものの、再び攻撃をまともに受けたザシーバはふっとばされる。
「おっとっと」
カメラの方向にザシーバが飛んできたので、あわててカメラを避けるカメラマン。えらいぞ!
.。oO(フフフ、次は…?)
…やはりザシーバには何か考えがあるようだ。相変わらず不敵に笑っていた。
「カメラは絶対壊すなよ! そしてあの二人をカメラで捕らえ続けろ!」
.。oO(何がなんだかわからんが、面白い! 番組やってるよりよっぽど面白いぜ!
二人の戦いを流した方が、TVを見ている子供たちもよろこぶはずだ)
…もはやクイズ番組は完全に潰され、ADはウイングマンの戦いを生放送で中継していた。
ウイングマンはクロスバーン、スパイラルカット、スプリクトフラッシュの連続攻撃で攻める!
全て完全に命中するが…今だ、ザシーバは不敵に笑っていた。しかしウイングマンは気付かない。
「どうだ!」
倒れたザシーバに力強く叫ぶウイングマン。
「す すげぇ、リーダー、アクションに磨きがかかったなぁ」
「すごいなぁ、子供があれだけできるのか」
…相変わらず感心しまくりの楠富とスタッフ達であった。
513 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/09/04(金) 22:02:14 ID:gcHNn5pu
「そろそろトドメをさすか」
――またしてもニヤリと笑うザシーバ!
観戦していたアンノウンはザシーバの様子がおかしい事に気がついた。
.。oO(さっきからウイングマンの攻撃は 奴にヒットしているように見えるが
奴はすんでのところで急所を外している…まるでウイングマンの手の内を読むかのように…
ま まさか!)
「怖いよー!早くおろして!」
天井から声が聞こえた。見上げるといつの間にか天井の梁につかまっているくるみがいた。
「あちゃ! 上に置いてきたまんまだった…!
ムッ 黄色に変わった! 変身タイムリミットはあと6分か!」
天井を見上げる と同時に、体の青い部分が新設定の黄色に変わる!(白黒じゃ分かりにくいが)
その様子を見たザシーバも空中へと飛び上がる!
「あっ! しまった!」
.。oO(フフフ 奴はくるみを人質にとられてはまずいと思っている
ここでくるみを人質にとれば、奴は動揺し戦力は落ちる!)
勝ち誇るザシーバ を背後から襲ったのは――アオイ達3人のキックだった!
『エ〜〜〜イ!!』
「グッ! な 何!?」
予想外の攻撃を受け、驚きの表情をアンノウンは見逃さなかった!!
『――ム 見たぞ、ザシーバの弱点!』
空中で不意打ちを受け、落下するザシーバ。
アオイ達は天井のくるみをおろす。
「ケン坊、くるみちゃんはわたし達が守るわ!」
さすがのザシーバも4対1ではたまらず、先程調整室に現れた黒づくめの男達を3人呼び出す!
「何、こいつら」
「いわゆる戦闘員ってとこかしら」
戦闘員達は掌からナイフのような武器を出し、アオイ達の襲い掛かった!
――が、アオイのディメンションパワーであっさりふっとばされた!
514 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/09/04(金) 22:02:56 ID:gcHNn5pu
…その頃、福本くん家では… 家族揃って番組に熱中していた。
「いいぞー、健太! やれ!そこだ!」
「えい!」
桃子のハイキックでふっとばされる戦闘員B。
「おじょうさん、そんなに高く足を上げたら下着が丸見えですよ」
…ああっ、戦闘員C!余計な事言うなッ!!(#゚Д゚) ←男性読者の心の声
「うふ 平気よ、これはアンダースコートといって、見せてもいいパンツなのよ
そこのところよろしくね!♥」
読者の心の叫びが届いたか、一瞬色っぽく微笑むと自らスカートをめくってみせ、蹴りを入れる桃子!
一方、ウイングマンは――先程までと違い、ザシーバに苦戦していた。
「うう… 急強くなりやがった」
「フフフ 今まではおまえの武器がどの位のものか、見ていたのさ」
…やはり今までは様子見だった。すかさずウイングマンはスパイラルカットを投げるものの、
あっさり避けられ、あろう事かキャッチし投げ返すザシーバ!
「スパイラルカットか、おもちゃだね まるで!」
自分の武器を頬にくらい、スパイラルカットは向こうでカラカラと力なく転がる。
ザシーバは予知能力を発動し、次の攻撃がスプリクトフラッシュと見抜く。
「そ それならこれはどうだ! スプリクトフラッシュ!」
だがザシーバは、これを避けるどころか反射し、再び自分の武器をくらうウイングマン!
.。oO(く 読まれてる… 完全に読まれてる)
「さぁ とどめをさされるのは どうやらオマエの方らしいわね ――死ね!」
腕から念動波を放つザシーバ! しかしウイングマンは動けない!
「もうダメか!」
だが、2階から飛び降りたアンノウンがウイングマンをかばい、念動波の直撃を受けた!
戦闘員って
ポドリムス人兵士なんだろうか
健太が変身するとき七色の光をだしたけど
あれは追加した機能なのかな
桃子ちゃん
みせてもいいパンツをはいてたけど
アンダースコートとパンツとの違いって何だ?
スパイラルカットが逆さまにならずにくっつくように改良されとる、
新ノートへの書き直しついでに武器にも記述追加したな健太
>>515 確実に言えるのはポドリムス人だろうな。
純粋なポドリムス人かもしれないし、量産ゾウジンゲンなのかもしれないし。
つーか戦闘員、ホントに余計な事言うなw
>>517 ホントだ、細かい所だがやっぱさかさまになったまま再装着は間抜けだもんなw
セイギブルー達はなぜ見ているだけなのか
それだけ健太たちの戦いに熱中してるんだよ、多分w
健太
テレビ局のスタジオ内で闘ってるけど
周囲を巻き込まないように、とか考えているのかな?
ラストは謎の戦士に庇われたけれど
謎の戦士大丈夫かな
せめてあらすじ氏のようにアンノウンと言ってやれよ…
ところで桃子がアンダースコート云々と言う前の「うふ」と笑う顔、
あの顔けっこう可愛いと思わないか?
なーのよ
525 :
マロン名無しさん:2009/09/05(土) 01:24:22 ID:ILnT+Cr8
意外とザシーバの光線は強くないんじゃないか?
だって謎の戦士のコスチュームは大道具さんが作ったものでしょ?
そーいやそーだな。衣装自体の防御力は普通の素材のままなんだから。
それともディメンションパワーか何かで防御力も上がっているとか?
…だとするとアンノウンの正体はキータクラーの可能性もあるが、奴は今牢屋にいるし…
そもそも牢屋からディメンションパワーで着ぐるみを操る事ができるのなら、
とっくの昔に脱獄してるだろうしな
527 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/09/05(土) 22:01:13 ID:/rML+isu
第35話――【ヌードがヌーと出ちゃうの巻】
<扉絵:ヌードのアオイ、後ろで驚く健太>
完全に動きを読まれ、大ピンチのウイングマンを救ったのは、身代わりとなったアンノウン!
ウイングマンにトドメを刺させず、ザシーバは舌打ちする。
『キサマの負けだ、後ろを見てみろ!』
アンノウンに言われ、振り向くと――戦闘員の皆さんはアオイ達に完璧にやられていた。さすが雑魚!
『どうだ、5対1 キサマに勝ち目はない!
――なぜなら、キサマの最大の武器である予知能力は 一人に対してしか効かないからだ!』
「フン、バカな! 複数をいっぺんに予知することぐらいできるわ!」
『そうかな!? なら、彼女達が突然現れた時の キサマのただならぬ顔つきはなんだったのかな!?
その後、すぐに部下を出して彼女達の相手をさせたのはなぜかな!?』
2人のやりとりに、ウイングマンもザシーバの能力と弱点を感じ取った。
「そうか、キサマには予知能力があったのか…どうりでオレの手の内を読まれると思ったぜ
だが、その能力の弱点がわかった以上、お前なんか敵じゃない!」
ザシーバは歯噛みすると、ジャンプし空中へと逃げる。そしてそれを追うウイングマン達。
「追え! オレ達も追うんだ!」
続いてスタッフ達もカメラを携え、ウイングマンの後を追いかける。
しかし、アンノウンは彼らを追わず、その場にとどまった。
.。oO(ウイングマン… あとは自分の力で戦うんだな)
アンノウンは心の中でウイングマンの勝利を祈り、誰に気付かれるとも無くその場で姿を消した。
「逃げるな!ちくしょう!新戦法を考えるための時間稼ぎだな!」
ザシーバは2階の調整室に乱入する!
「こら!勝手に調整室に入ってくるな!」
続いてウイングマンご一行様!そしてスタッフ!カメラマン達!!観客達ッ!!! どどど…!
この様子に頭を悩ませたディレクターは、辞表提出を決めトボトボ立ち去った… (´・ω・)カワイソス
528 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/09/05(土) 22:01:54 ID:/rML+isu
――テレビ局の外まで来たが、ウイングマン達はザシーバの姿を見失ってしまった。
「くっそー どこ行きやがった」
「しっぽ巻いて逃げたんじゃない?」
…しかし、ザシーバは上にいた!
アンノウンの指摘どおり、やはりザシーバは複数の予知能力は出来なかった。
そのため1人ずつ順番にウイングマン達を予知していく――
行動の予知を完了したザシーバは不意打ちを仕掛ける!
「上か!」
「わたしは逃げも隠れもせんぞ!」
ビルの上から叫ぶザシーバ。…ああっ、ヒーローの特権を盗みやがった!
クロムレイバーを装備し切りかかるウイングマンを、ザシーバは片方の角を外し剣として迎え撃つ!
剣戟を繰り広げるウイングマンの後ろから、アオイがDPビームを放つがこれを反射!
その背後から桃子がラリアートで迫るが、後ろ蹴りでカウンター!文字通り<一足>早かった!
最後の美紅の飛び蹴りは――当たる寸前で姿を消し、危うく桃子を蹴りそうになる。
咄嗟に足を引っ込め、一安心する桃子。
…なんだかここだけ見ると、正義側が不意打ちばかりでどっちが悪役か分からなくなりそうだ。
「ハハハ どうだ! 複数の人間をいっぺんに予知する事など、たわいもないのだ!」
――場面は変わり、テレビ局前にたたずむ布沢。
「今日は広野くん達 ここに来てるはずなんだけど、入れてもらえないのよねー まいったなぁ
彼、絶対ここでも騒動を起こすはずだわ
こうなったら、どっかから忍び込もうかしら… あっち行ってみよっと」
何も知らない布沢は、今、自分が言った「あっち」で戦闘が行われている事も知らずに歩み寄る。
「いたぞ、あそこだ!」
ようやくスタッフ達もウイングマンを見つけ集まってくる。
「どこの馬の骨ともわからぬ奴の言う事を信じるのがバカなのさ!」
「さぁ、それはどうかな?」
529 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/09/05(土) 22:02:36 ID:/rML+isu
そう言ってウイングマン達はビルの屋上から飛び降りる。スタッフ達も無傷で降りた彼らを驚く。
「あらかじめ、4人を1人ずつ、順に予知していけばいい事だ
――だとすれば、4人でキサマに予知する暇を与えない程連続攻撃すれば、キサマは潰せる!」
指をザシーバに突きつけ叫ぶウイングマン! もはやザシーバは完全に弱点は見抜かれた!
「なら、それをもできなくしてやる!」
唐突にザシーバは目から怪光線を放ち――――ウイングマン達はおろか、スタッフ達を直撃する!
『うわ!』
「ゲッ!」
「いや〜ん!」
「なんだ!」 ぬ〜〜〜〜〜〜どぉぉっ
――――なんと、ウイングマン以外全員 ヌ ー ド に な っ て し ま っ た !
これは嬉しい予想外の読者サービスだッッ!! (*゚∀゚)=3
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090905215730.jpg 「キサマ!」
「フフフ それでは恥しくて動きがとれまい!」
「よ、よーし たまには色気も欲しい! 次は女の子を重点的に撮れ!」
フルチンADはカメラマン達に一斉に指示する!いいぞもっとやれ!( ゚ω゚)-3-3 フンス フンス
「バ バカ なんて事を! この娘だけは映すな!」
もはや戦闘どころじゃない、ウイングマンは慌てて両手を広げ美紅の前に立ちはだかる。
「ケン坊、わたし達はどうなるのよー!」
少し離れた所には、丸まってうずくまるアオイと桃子の姿が。
「自分達でどうにかしろ! …ゲッ!赤に変わった!あと3分しか変身してられないぞ!」
「おしり おしり♥」
「ハッ! キャッ、やめてよ!」
いつの間にかアオイの後ろに回りこみ、アオイのおしりを映すカメラマンを手で追い払うアオイ。
530 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/09/05(土) 22:03:17 ID:/rML+isu
――が、手をおっぱいから離した隙に、今度はカメラをおしりからおっぱいに移す!
「ムネ ムネ♥」
「あ〜〜〜〜ん! もう やだ!」
もはや完全にアオイ達は戦闘不能に陥っていた… やるな、ザシーバ!いいぞもっとやれ!
その頃、福本家では――
「こら、子供の起きてる時間じゃない、寝なさい!」
「まだお昼だよ」
TVに釘付けのまま、トンチンカンな事を言う福本父であった。
「きたないぞ!」
「ホホホ これは思わぬ収穫だ! キサマも身動きが取れないらしいな!」
…そう、ウイングマンは美紅をかばっているためその場を動けないのだ。かかし状態!
そんなウイングマンに容赦なく放電を加えるザシーバ!
「ん! そ そうだ! 美紅ちゃん、ひとまずこのダンボールの中に入ってて!」
ふと、ウイングマンはすぐ後ろに山積みされたダンボール箱に気付き、その中に入るようにうながす。
とりあえずこれでウイングマンは動けるようになった。反撃開始だ!
空中へ高くジャンプするウイングマン ――――が、ザシーバもまた空中へジャンプする!
「無駄だ、わたしに予知能力がある限り、わたしを倒す事はできん!」
…そう、今は1対1なのだ。これではウイングマンの攻撃は読まれてしまう!
見かねたアオイ達は――
「よし、私達もあのダンボールでひとまずは!」
ディメンションパワーでダンボールを2つ、自分達の元に引き寄せ、これを服代わりにする。
「あ〜ん でもこんなカッコウじゃ、思うように動けないわ!」
空中で戦うウイングマン達にスタッフは驚きつつも、ウイングマンは苦戦していた。
531 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/09/05(土) 22:04:03 ID:/rML+isu
「ん キャッ やだ、なぁに みんな裸になって」
その声に振り向くアオイ。
「ええっ! こんな時に布沢久美子… ハッ! これはいけるわ」
厄介な時に厄介な娘が来てしまったが、ふと、アオイはある作戦を閃く。
そんな事も知らず、カメラを向けウイングマンを撮りまくる布沢。
アオイはディメンションパワーで布沢の体を空中に浮かせると、彼女の体を操り、
ザシーバの背後から不意打ちの蹴りをお見舞いする!
「!? なにィ」
やはりザシーバは予想外の攻撃に弱かった!ウイングマンはその隙を逃さず反撃に出る!
「今だ!」
『グエエエエエェェッ!!』
――渾身のクロムレイバーがザシーバのわき腹に深々と突き刺さった!
「よーし、とどめのデルタ・エンドだ!」
ウイングマンは赤を中心に、左右に黄・青の分身が現れる!ついに新必殺技お披露目か!?
「クッ 勝負はおあずけだ! これで済んだと思うなよ! わたしの名はザシーバ、よく覚えとけ!」
ザシーバは捨て台詞を残すと空中に飛び上がり、その姿を消した…。
「くっそー 逃がしたか せっかく新しい必殺技、デルタ・エンドが使えると思ったのに」
残念がるウイングマンだが、その瞬間タイムオーバーとなり変身が解けた。
「あ タイムオーバーだ ――ん?
ギョエエー! そーいえば、オレもあの光線浴びてたんだっけ!!」
なんと健太までヌードになっていた!真っ赤になって慌ててチ○コを隠す健太!
「わたし達を見捨てたバチね」
ダンボール姿のまま、プリプリ怒るアオイと桃子をバックに、布沢は自分が操られた事も知らずに
自分は実はすごかったんだとカン違いするのでした。
デルタ・エンドはまだ引っ張るのか、随分もったいつけるなあ
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
福本親父の台詞が定番で笑ったwwまだ昼なのにw
デルタエンド、まだお披露目しなかったが少しだけ判明したな。
まさか分身技とは思わなかったよ… 万能すぎだろ、ドリムノート
合宿〜テレビ局(番組)出演と
夏の大騒ぎが終わったな
実際、もう秋だからなあ
女の子も裸もいっぱいは嬉しいけれど
硬派な展開もみたいな
ちなみに
今週のジャンプから
「北斗の拳」という漫画が始まるみたい?
「キン肉マン」は完璧超人ネプチューンマンが出てきた頃
かな
535 :
534:2009/09/05(土) 23:01:12 ID:???
ザシーバって
予知能力を持ってるのか
スゲー
その能力の限界を見切った健太もスゲー
と思ったが
美紅だけしか庇わないのは
あおいや桃子が可哀相だぞ
とがっかりもした
北斗の拳は絵がリアルすぎ、グロすぎて俺はあんまり好きじゃないな。
確かに健太は美紅以外全然かばってないな。ヒーローとして失格だぞ健太!
全裸最高です桂先生。
こんなの放送された3人は明日からどんな顔をして学校へ行けばいいのか。
「顔に似合わずやるこたあ大胆だよなーヒヒヒ」
>>539 そう考えると、奇しくもザシーバの
「社会的に抹殺する」という作戦は成功してるんじゃなかろうかw
ウイングマンファンを豪語する俺は、
今週クラスの女子の視線がきつかったよ・・・
俺が描いてるんじゃ無いんですけどーw
ってか、お前らも読んでんじゃんwww
542 :
マロン名無しさん:2009/09/06(日) 00:54:06 ID:9bEC+qIA
>539
本当にどういう顔して新学期を迎えたんだろう。
少なくとも福本は見てるわけだし。
人気アイドルが出てる番組だから録画してる人だっているだろうし。
美紅ちゃんなんかレオタードをやらしい目で見られることすら嫌がってたのに。
>いいぞもっとやれ!
あらすじさん、心の声丸出しですよ〜w
今(1983年)はビデオの普及率が低いから
まだ助かってるかな
夏休みだけど、昼の番組だし
高視聴率でも、録画してる人は少なさそう
読み返してみると確かに所々あらすじ氏の心の声がちらほらと漏れてるなwww
546 :
マロン名無しさん:2009/09/06(日) 01:34:17 ID:9bEC+qIA
ちょっと待て
桃子もあおいも段ボールを着る前、まんこ丸出しなんだけど。
おしりも隠してないぞ
>>544 いまどきビデオも持ってない奴は駄目だよ
俺だって先を見据えてベータのビデオデッキ購入したってのに
548 :
マロン名無しさん:2009/09/06(日) 01:59:59 ID:9bEC+qIA
>544
あわてて録画したヤツもいるかもよ。
あと健太とかヒーローアクション部の連中は自分が出るんだから
録画用意してるんじゃないの?
>>547 >ベータのビデオデッキ購入した
吉とでるか?凶とでるか!?w
番組の視聴率と共に、ウイングマン人気もうなぎ上りに!!
そしてこれからはもっと過激に…!?
先生!期待してますぜw
>>537 すご〜い、まったく目のトクだ!!
ごちそうさまですw
551 :
マロン名無しさん:2009/09/06(日) 07:16:54 ID:9bEC+qIA
この後、美紅ちゃんはどうやって家に帰ったのだろう?
桃子と健太は控室に着替えがあるだろうし、
あおいもディメンションパワーでなんとかなるだろう。
でも、美紅ちゃんは着るものないし。
それよりもどうやってあの段ボールから抜け出したかだ。
番組もまだ続いてるわけだし。
着替えてから変身はしてなさそうだし
とりあえず、健太が他人の目から美紅ちゃんをカバー
「あおいさん、服貸してくれよ・・美紅ちゃんの服がないんだ・・・」
「えーっ、じゃあ、あたしは〜 !?」
「自分でなんとかして・・」 バキッ
という会話がかわされそうだ
最悪、再度変身すれば戦闘服姿にはなれるから、それで帰った ?
ウイングマンみたいにタイムリミットがあるかもしれないが
553 :
マロン名無しさん:2009/09/06(日) 09:27:25 ID:9bEC+qIA
ザシーバがいなくなったらカメラマンはウイングガールズに集中するだろうし
あおいや桃子は上からみたら実はおっぱい丸見えだったりするし
とりあえずあおいと桃子はカメラマンから逃げ惑う。
美紅は段ボールを向かれて、それを健太がフリチンのまま助けるか?
でも、健太は布沢さんに追いかけられそう…
>>551-552 TV局には衣裳部屋というのがあってだな、そこから服を借りて帰ったのかもしれん。
健太はチェイングして空を飛んで変えるなり、ウイナアを呼ぶなり方法はある。
あとsageような。
今週は「裸が出てくる話」だったせいか
皆、盛り上がってるな
アイドルのくるみちゃん
再登場するかな
556 :
544:2009/09/06(日) 10:52:31 ID:???
>>547 すごいな
我が家は田舎だから
周りにビデオを持ってる人があまりいない
欲しいけど、親に必要ないって言われた
>>548 個人はともかく、ヒーローアクション部としては
録画の手配してそうだな
女性陣の突き上げで、即封印されそうな気もするけど
>>552 >再度変身すれば
変身してもノーパンだ〜ヽ(´▽`)ノ
558 :
マロン名無しさん:2009/09/06(日) 17:07:13 ID:9bEC+qIA
>>554 おお、衣裳部屋は考え付かなかった。
でも、それは窃盗になるから、正義の味方のウイングマンは許さないぞ!
だからageんなつーに。
いや、スタッフも全員裸になってるんだし、お偉いさんが服を貸してくれると思うぞ?
>>558 スレが上がらないように
メール欄に「sage」と入れるほうがよいのでは?
561 :
粗筋!ウイングマン! 1/6:2009/09/06(日) 21:59:18 ID:Absqmba9
562 :
粗筋!ウイングマン! 2/6:2009/09/06(日) 22:00:03 ID:Absqmba9
奥野間のこの調子にスタッフも愚痴る。
「まったく、日本のスーパースターだか何だか知らないけど、なんだあの威張りようは」
「まだここに来て、ワンカットも撮ってねーじゃねぇか、バカらしい」
「ホント嫌いだ、ああいう顔だけで心が腐ってる奴」 ←あらすじの声
あまりにも自己中心的な奥野間はスタッフやあらすじからも嫌われていた。
「キミ、好きな男でもいるのか?
――だったら、さっさとそいつの事を忘れてオレを好きになるんだな!」
<奥野間まこと:今、日本で一番売れているタレント
プレイボーイとしても有名で、すぐにスキャンダルを起こすのだ>
わざわざポーズを決めながらクサい台詞を吐く奥野間。
「オレはキミが気に入ってるんだ、オレに好かれてるんだ これほどの喜びはあるまい
ま、早くオレを好きになるんだな そうしないとこの映画は成功しない」
くるみはただ黙って奥野間が立ち去るのを見つめていた…。
そのやり取りを見ていた、くるみのマネージャー・水野(ザシーバ)は誰の事か尋ねる。
「別にわたしは…」
「あのウイングマンとかいう少年の事ね」
水野の言葉に無言でうなずくくるみ。…やはりか。
「必死でわたしの事をかばっていた時の、彼の姿を見てこう思ったんです
わたしのスーパーヒーローが現れた、って…」
くるみの脳内で回想される、前回の戦いの記憶――
「フフ 自分の気持ちに正直でいなさい、何も奥野間くんみたいなプレイボーイを好きになる事ないから
あ、そうそう あの少年も京都に、この近くに来てるらしいのよ」
「え、本当ですか」
先程までの暗かった表情が、ウソのようにたちどころに明るくなるくるみであった。
563 :
粗筋!ウイングマン! 3/6:2009/09/06(日) 22:01:23 ID:Absqmba9
こちらは健太…何やら考え込んでいる。
「ね、お願い わたしも仲間に入れてよ、それで<ウイングガールズ>を結成しましょ」
金閣寺をバックに、健太に頼み込んでいるのはジャージ姿の布沢だった。
「みんなも見てたでしょ、わたしもいざとなると超能力が出るんだわ
決して足手まといにはならないと思うわ、戦力アップにはなると思うのよ」
…今更自分のせいだとは言えないアオイは知らんぷりしていた。
「それで広野くんに何をして欲しいかと言うと、好きな時にあの能力が出せるようにして欲しい訳
そうできるように、あのノートに書いて欲しいのよ」
一瞬耳を疑うアオイ。なぜドリムノートの事を…?
「わたしが推理したところによると、広野くんはあのノートで本当に変身できるようになって
そして、あのノートを奪いに敵がやってきてる―― どう?」
「そ そんなのデタラメよ! ねぇ、ケン坊もなんとか言ってよ」
「ん―― そこまでバレてちゃ、しょうがねぇよなぁ」
「これにわたしと森本さんの戦闘服のデザインがあるわ、このカッコウで戦えるようにして」
布沢はおもむろに大学ノートを取り出す。
「わたしの戦闘服?」
「そう、いつまでもセイギマンのカッコウじゃダメよ、ウイングガールズはそれなりの服を着なきゃ」
「ん―――― もう少し考えさせて」
「あっ、ノートに書く時、目もよくなるようにしておいてね」
悩みながらその場を立ち去る健太であった。
――その様子を見ているアオイ・桃子・美紅。
「どう思う?」
「ん〜〜〜 今更リーダーの事を隠す必要ないと思うけど… あれだけ戦いに巻き込まれたんだから」
「どうもしっくりこないのよねー ウイングガールズなんて名前つけちゃってさ、遊んでるみたいで」
「美紅ちゃん、どう思う?」
「ん―― わたし、広野くんにまかせるわ」
.。oO(わたしがケン坊にとやかく言っても、もうダメなのね
ケン坊には美紅ちゃんがいるし、ウイングマンになれたし、年もちがうし…
わたしの事なんか もう どうでもいいみたいだから…)
…ちょっぴりセンチメンタルな気分になるアオイでした。
564 :
粗筋!ウイングマン! 4/6:2009/09/06(日) 22:02:13 ID:Absqmba9
――おくればせながら、広野くん達は 京都に修学旅行に来ているのでした…。
(金閣寺じゃないよ、健太達の泊まっている旅館だよ)
「それじゃ、頼んだわね」
…今回、登場以来、ほとんど「ん〜〜」と考え込んでいる健太。
「彼女も仲間に入れるべきなんだろうか… そう、ホイホイ仲間を増やしていいのかなぁ…
ウイングガールズって名前がつくのはカッコイイな、
それにナウいヒーローは5人くらいで戦うべきなんだろうか…
ん、そうだな 美紅ちゃん達に助けられた事もあるし、一人でも多い方が戦力アップになるよな
よーし 決めた!」
…と、言う事で布沢もめでたく仲間入りを果たしたのでした。
旅館に戻り、布沢から受け取ったノートの超ダサい戦闘服をドリムノートに書き写そうとする健太。
「何やってんの、広野」
「おー、これは絵の得意な和正くん」 なんちゅう説明的な台詞だ。
「こいつをね、このノートに写すの」
「何の絵だよ」
「女の子の着る戦闘服」
「なぁに〜! ダッセー オレに貸してみろ、いいか こうだろ、こんな感じでこう…と どうだ」
…これで何とかあの糞ダサい戦闘服はいくらかマシになりそうだ… って、前に扉絵に出たな。
その後、健太は女子の部屋へ行き、布沢を呼び出してもらいバッジを渡す。(ついでに桃子の分も)
「ウイングガールズか、これでリメルも怖くないな」
ホクホク笑顔で自分の部屋へ戻る健太であった。
――そして夜になった――
洗面所で歯磨きする健太の横の非常口を誰かがノックする。――くるみだ!
健太もまさかこんな所にくるみが現れるとは思わずビビる!
「みんなに見つかったら大騒ぎですよ」
「うふふ、ちょっとその辺散歩しようか」 …それにしても、よくここがわかったな…
565 :
粗筋!ウイングマン! 5/6:2009/09/06(日) 22:02:58 ID:Absqmba9
夜道を歩く健太とくるみ。
「どうしてこんな所に、今頃…」
「キミに… キミに会いたかったから」
微笑むくるみ、驚く健太。
「え あ、あの… 何歳ですか?」
「17よ」
.。oO(17歳か… あおいさんは16歳と言ってたな)
――ちなみに健太達は中2、14歳である。つくづく年上に好かれる羨ましい男である。(Byあらすじ)
橋の上で夜空を見上げ、立ち止まるくるみ。
「ねぇ」
「は はい」
少々赤くなりながらも、つい返事をしてしまう健太。 そのままくるみは笑顔で健太を見つめる――
「年上はいや?」
.。oO(年上 …別にいや… じゃ、ないな) そう考える健太の脳裏に浮かぶのはアオイの顔だった。
「い いえ」
「よかった… わたし、キミとなら うまくラブシーンが撮れるのになぁ」
昼間の映画の撮影の事もあり、くるみは優しく健太を抱きしめた。
.。oO(うわ オ オレ アイドルと何してんだ!)
抱きしめられた健太は、もはや頭の中が真っ白になっていた。
くるみは健太を放すと、目を閉じ――お願い、とつぶやく。
.。oO(こ これは もしかすると キ・キ・キスしてくれという意味じゃないのか…)
脳内に電撃が走り、真っ赤になる健太!
「ボ ボクは… こ こんな大胆な… うわ、やめて…」
まだ心の準備が出来ていない健太に、くるみ(の視点)がゆっくりと近づき、キス寸前まで迫る!
――刹那。健太の背後から見覚えのある人影が飛び出したかと思うと… バシュッ!
ビームガンから光が放たれ―――― く る み の 眉 間 を 撃 ち 貫 い た !
566 :
粗筋!ウイングマン! 6/6:2009/09/06(日) 22:03:39 ID:Absqmba9
くるみは――ゆっくりと背後の池に落ちていった…
「くるみちゃん! ――ザシーバか!? なぜ!くるみちゃんを…! ムッ おまえは…!」
背後からの狙撃者に振り向くと…狙撃者から飛び蹴りを頬に食らった!
――その狙撃者は、以前健太を助けてくれたアンノウンだった!
飛び蹴りをくらい、ふっとばされる健太!
「き きさま! 味方じゃなかったのか!?」
倒れた健太を見下ろすアンノウン。
――その瞬間、すさまじい轟音と共に、健太が泊まっていた金閣寺風旅館が爆発した!!――
「ああっ! 旅館が!!」
布沢さんも仲間入りか。
いつかの扉絵は予告だったわけだな。
でもなんで変身したいんだ。
その方が身近でスクープ撮りやすいから?
くるみちゃんが再登場したな
嬉しいけれど、また女の子レギュラーが増えるのかな
推理は鋭いけど絵心はないな、布沢さん
「そう ホイホイ仲間をふやしていいのかなあ」
という健太の台詞は作者の声か?
健太が布沢さんを尋ねる様子が
妙に生々しく感じたな
569 :
568:2009/09/06(日) 22:31:15 ID:???
ラスト
謎の戦士(アンノウン)の手によって?
くるみちゃんが撃たれ、旅館が爆破されたけど
彼は味方ではなく敵だったのか?
ひょっとして、三次元人の初めての犠牲者なのかな
いや、くるみは偽物だろう。
旅館の方はよくわからん。
>>567 どう考えても興味本位からじゃないか?アオイ・健太は除外して、
美紅:大好きな健太の力になりたい
桃子:ヒーロー好きが転じて健太の力になりたい だし。
>>568-569 もしあの布沢デザインのダサい絵のままリアル化したらと思うと…確実にファンが減りそうだな。
和正くん、がんばってかっこよく&かわいくアレンジしてくれw
そういえばこれまで明確な死者は出ていないな。やはり今回で初の犠牲者が出たのか?
あと、数字コテハンやめような。特に意味があるレスでもないし。
>>570 ジャンプ名物路線変更という事で、偽者と思わせて実は… と言う事もありうる
それはそうと冒頭の奥野間むかつくな
>――ちなみに健太達は中2、14歳である。つくづく年上に好かれる羨ましい男である。(Byあらすじ)
あらすじ氏、また本音が漏れてますぜwww
結局アンノウンは敵なのか?味方なのか?やきもきするな。
味方ならくるみを殺したのはザシーバの幻覚とか偽者とかいう理由だろうけど、
そうなると旅館を爆破した理由と健太を攻撃した理由が分からない…??
旅館はアンノウンがやったようには見えない。
蹴ったのはカツを入れたんじゃないのか。
>>574 つまり、たまたまあのタイミングでザシーバ辺りが爆破したということか?
576 :
マロン名無しさん:2009/09/07(月) 00:28:27 ID:0BirCs6I
修学旅行と言えばお風呂だけど、期待していいのかな?
>>575 俺はそう見る。
このパターンなら悪役は普通宣言してから爆破するだろ。
時限爆弾で時差が起きたとかアンノウンの仲間が爆破という線もなくはないが。
>わたし本当は、女の子だったの
最初はぶったまげたけど、べ・別にいいですよ。
Hな女の子、俺の好みですからw
桂先生、益々応援しちゃいます!!
>>578 待て、落ち着けwww
俺はウイングマンの衣装代が驚いたな。
ひゃ く ま ん え ん もしたのか…!( Д ) ヽ。 γ゚
着ぐるみの類は高いと聞くけれど
ウイングマンも高いんだな
>>571 桃子はヒーロー好きというより、健太に好意があるような・・・
あおいさんもその事気づいて、変身出来るようにしたみたいだし、
合宿の時もお弁当作って来てるし・・・・・・
いいな〜、リーダー・・・w
>>567 >布沢さんも仲間入りか
これで5人揃うな!〜〜戦隊風で言うと
『ハーレム戦隊』かっ!?w
むしろ「色気戦隊ウイングマン」かとw
>「色気戦隊ウイングマン」
彼らは中学生なんだがな
布沢さん、テレビ局の件で自分に潜在的な力があると思ったんだろうな
面白半分かどうか知らないが
同級生とかに好奇の目で見られるのはいいのか ?
585 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/09/07(月) 21:59:47 ID:TYO/XCQ+
第37話――【誠か嘘かの巻】
くるみと会っていた時、突如アンノウンの奇襲を受け、くるみは射殺、旅館は爆破されてしまった!
炎上する旅館、池に浮かぶくるみの死体――
味方だと思っていたアンノウンの攻撃に健太は激怒する!
『ウイングマン、いいか これはだな!』
「ええい!黙れ!! くるみちゃんを殺し! 旅館を爆破し! そしてオレをも殺そうとした!
これでハッキリした! きさまはポドリムスからの刺客だ!
味方を装って、オレを油断させるためだったんだな!
卑劣な手を使いやがって! ゆるさん! ――チェイング!」
問答無用でアンノウンに殴りかかり、ついにはチェイングする健太!
ウイングマンは怒りに身を任せ、次々とアンノウンへ攻撃する。
『ま 待て ウイングマン』
「問答無用だ!」
『聞け! くるみも旅館の爆破も、ザシーバの作り出した幻覚なんだ!』
「うるさい! どこが幻覚だ、旅館はああやって粉々じゃないか!
美紅ちゃんも、あおいさんも、みんなキサマに殺されたんだ!」
『信じろ!嘘だと思うなら、どこかその辺にザシーバがいるはずだ!』
「フッ、なるほど
――もし、探してザシーバがいなかったら、キサマがでまかせを言ってる事がわかる
でも、オレは探しには行かない その隙にキサマに逃げられたらたまんないからな!」
そしてウイングマンはウイナルドを呼び出すと、ザシーバを探すように命じる。
「くるみちゃんも旅館も、ザシーバの作り出した幻覚だとしても、それはそれ!
オレを殺そうとした事は確かなんだ!」
『違う! 蹴り飛ばしたのは、オマエを幻覚から覚まさせるためだ!』
「墓穴を掘ったな! だとしたら、今頃とっくにオレは幻覚から覚めて、
くるみちゃんの死体も旅館の残骸も見てないはずだ!
ウイナルドが戻ってくるのを待つまでもない、キサマを倒す!」
586 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/09/07(月) 22:00:30 ID:TYO/XCQ+
――怒り心頭の健太は、もはやアンノウンの言葉も耳に入らない。一体どちらが正しいのか!?
「そんなもんで射抜かれてはたまらん
仕方ない、今 倒さなければならない相手がザシーバだと言う事が分からんらしいな」
「射抜くだと、そんな事はしない… ぶったぎるのさ!
いつまでもクロムレイバーが叩いたり刺したりするものだと思ったら、大間違いだ!
クロムレイバーのパワーアップした、バリアレイバーでぶった切るのさ!」
そう叫ぶと、クロムレイバー片側が光り輝き、片刃のビーム剣となりアンノウンへ振りかぶる!
「死ね!」
一方、上空のウイナルドは――レーダーアイを駆使し、ザシーバがいないか偵察していた。
森の上空からでは見通しが悪いため、低空飛行に切り替え木々の間を飛び交う。
――ザシーバ発見!
再び場面はウイングマンへ。
アンノウンのビームガンをかいくぐり、ウイングマンは一瞬の内にアンノウンを右手を切り落とした!
また場面は切り替わり、ウイナルドへ。
ザシーバを発見したウイナルドはウイザービームで攻撃する。
幻覚作成に集中していたザシーバは、ウイナルドの接近に気付かず直撃を受ける!
作戦中止したザシーバはウイナルドに接近される前に姿を消した――
そしてまた場面はウイングマンへ。
地に落ちるアンノウンの右手を横目に、アンノウンを見据えるウイングマン。
その背後では、炎上する金閣寺風旅館がゆっくりと再生しているのに彼は気付かなかった。
アンノウンの指摘で振り返ると―― 旅館が爆破されてない事にようやく気付く。くるみもいない。
直後、ウイナルドもこの場に戻ってくる。
『今まで見ていた光景が幻覚だったのがわかったか、
幻覚が消え、ウイナルドが戻ってきたのがその証拠だ
ザシーバの幻覚には、くれぐれも気をつけろ!』
斬られた右手を押さえつつも、ウイングマンに忠告を残しアンノウンは宙に消えた――
…確かに幻覚だったが、幻覚がザシーバの仕業だったかどうかはウイングマンは半信半疑だった。
もしかしたらアンノウンが幻覚を作っていたのかもしれない…。
587 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/09/07(月) 22:01:19 ID:TYO/XCQ+
――ホテルおたべの一室。
人間体になったザシーバ(水野)は、上半身ブラだけで傷の手当をしていた。
.。oO(脇腹の次は肩か… クッ、とんだジャマが入った
あの男とウイングマンが戦う所までしか予知しなかったのがまずかったな…)
「水野さん、もうケガはいいんですか? 水野さんはよくケガするんですね」
水野を気遣うくるみ。
「そういう風には見えないでしょ」
傷を隠すかのように服を着る水野。ちょっとセクシー。
「(ウイングマンがダメなら、今度は…)明日、あの少年の学校の生徒を撮影の見学に呼びましょうか」
「ええっ!? ホントですか?」
――金閣寺風旅館の真下で旅館を見上げる健太。
「…確かに旅館だ、ふっとんでない ――と言う事は、やっぱり幻覚だったんだ
ま―― まずはよかった、みんな生きてるんだから」
幻覚だった事を再認識し、一安心する健太。部屋へ戻ろうとこっそり裏口へ回ると―――― ギクッ
「 お か え り 〜〜」
――ザシーバよりも怖い、幻覚ではなく本物の、鬼の形相をした松岡先生が待ち受けていた!!
(しばらくお待ち下さい)
「先生だけふっとべばよかったんだ」
…ボコボコにおしおきされた健太は、ヒーローにあるまじき発言をするのでした…。
588 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/09/07(月) 22:02:03 ID:TYO/XCQ+
――次の日の朝。
洗面所にて。美紅に挨拶し、話があると連れ出す健太。人気のない所で話しだす。「あ あのね…」
橋にて。 アオイに声をかけ連れ出す健太… アレ? そして人気の無い所で(同上
森にて。 桃子に声をかけ連れ出す健太… アレ?? そして(ry
女子の部屋前にて。 布沢に(ry ……いかん、こっちが混乱してきた!(Byあらすじ)
『ぼくは前から、キミの事が大好きだったんだ』
それぞれ人気の無い所まで4人を誘導し、一斉に告白する健太達! ちなみに4人の返事と反応は――
「あ は はい(何でまた改めて言うのかしら…)」
――すでにつきあっている美紅はポカンとし、
「え そんな、ダメよケン坊 あたし年上だし、ポドリムス人だし……」
――赤くなりながらも、胸の高鳴りを感じるアオイ。
「え? え? そんな わたし、信じていいんですか…」
――片想いだった健太に告白され、じわりと嬉し涙を流す桃子。
「あ はは… やっぱり そ、そうじゃないかとはうすうす思ってたけどね ハハ ハハ」
――まだ付き合いも短いのに告白され、焦りながらも赤くなりつつ、引きつった笑いをする布沢。
…多分これはザシーバの作り出した幻覚の健太だろう。でないとつじつまが合わん。
みんな、話についてこれてるか? あらすじ書きも混乱しつつも一応ついていけてるぞ、多分!
さて、ほぼ同時刻に別々の場所で告白された4人は、それぞれブツブツ考えながら旅館へ戻ってくる。
美「この前好きだって言ってくれたのは、友達としてで… 今日、初めて告白されたのかな…?」
ア「そ、そうか 本当はわたしの事が好きだったのか そうか…」
桃「どうしよう、これでいいのかしら 小川さん、どうするのかしら…」
布「やった、あたしにも男ができたわ 広野くん、小川さんとうまくいかなかったのね、きっと…」
――あの金閣寺風旅館がどういう構造になっているかわからないが、十字路廊下で鉢合わせする4人。
『あ お、おはよー』
偽健太(多分)に告白された4人は、上機嫌に挨拶するのでした。
589 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/09/07(月) 22:02:50 ID:TYO/XCQ+
「ねぇ、久美子さん 何かとってもうれしそうね」
「あーら、あなたこそ ホホホ」 ――キャラに合わない台詞を吐くアオイと布沢。
ふと、4人は生徒達が何やら集まっているのに気付く。美森くるみが来ているそうだ。
「みなさん、ぜひ わたし達の撮影を見学に来てください
――ね、来てね …どうしたの、キミ 浮かない顔して。久しぶりに会ったんじゃない」
「え、ああ(こいつも幻覚じゃないのか…?)」
怪訝な表情でくるみを見つめる健太。昨日の事もあるから、不審に思うのは仕方が無い。
…ちなみに、生徒達は健太だけくるみと親しそうに話しているのを見てブーイングするのだった。
ブーイングはしないものの、先程偽健太(多分)に告白された4人は内心、いい気をしなかった。
美.。oO(くるみちゃん、広野くんにこの前会ったばかりなのに あんなになれなれしく話して…)
ア.。oO(なーにあれは! 舌の根が乾かないうちに他の女の子と楽しそうに話して!)
桃.。oO(リーダーって調子いいのね、さっきわたしの事好きだって言ったのに)
布.。oO(まっ 許せない 他の女とベタベタしおって!)
――どうなるこの展開! 次回へ続くッ!!
くるみちゃんとか幻覚だったのか
しかし、アンノウンの腕を斬ってしまったのは・・・
健太が四人に告白・・・これも幻覚か?
四人の輪郭や目の書き方
それぞれ違うのには感心した
>>584 そういや中学生なのに桃子だけやたら発育がいいなw
…で、今回はなんなんだ。なんか混乱するんだがorz
>あらすじ書きも混乱しつつも一応ついていけてるぞ、多分!
ご覧の通りあらすじさんも混乱してるようだし。
ウイングマンの醍醐味は戦闘・色気もあるが、
やはり鬼の松岡先生の存在じゃないかとも思えてきたw
>>590 >健太が四人に告白・・・これも幻覚か?
幻覚以外になんだと
健太、相変わらず怖いのは松岡先生なんだなw
594 :
マロン名無しさん:2009/09/07(月) 22:48:48 ID:0BirCs6I
テレビ局の話はさすがに美紅や桃子は恥ずかしいから
みんなの記憶をディメンションパワーとかで消したんだと思っていたが
布沢さんはバッチリ覚えているということは、記憶は消されてないんだな
電波に乗って全国に流れた物をディメンションパワーで消すのは用意じゃないと思うぞ。
まだ普及し始めたばかりだが、ビデオというのもあるし。
あとsageような。メール欄に「sage」と入れよう。ウイングマンとの約束だ!
>>592 四人のうち、誰か一人が本物で後三人は偽者・幻覚・・・
と、チラッと思ったけれど
健太は美紅ちゃんをキープしつつ、女の子に告白なんてするガラじゃなかったな
実は残りの3人の健太はセイギマンチーム
…ンな訳ないか
>「先生だけふっとべばよかったんだ」
健太、気持ちは分かるが落ち着けww お前は正義の味方なんだろww
で、もしこの4人の健太がザシーバの幻覚だとすれば、
ウイングガールズを仲間割れさせるのが目的で合ってるのか?
それにアンノウン、右手切り落とされたけど大丈夫なのか…?
美紅はくるみにだけは嫉妬してるのがすごいな
言われてみりゃ珍しいな、美紅の嫉妬シーン。やっぱ相手がアイドルだからか?
いや、それだったら自分は勝てそうも無いと嫉妬しないのが普通だと思うが…
少なくとも美紅はそっち系だと思うのに。
あおいや桃子や久美子ははじめっから相手にしてないのかも
つーか告白されたときの桃子の反応がやべえ
涙ぐんで健気だよね
一途な想いが伝わってくるよ・・・
おのれ健太━━━っ
468 名前:マロン名無しさん 投稿日:2009/09/08(火) 00:56:06 ID:???
ウイングマンスレはあらすじより無意味に数字コテやってる奴の方が
自己主張強すぎて勘弁して欲しいな
>>601-602 まったくだ… でも、健太には美紅がいるから結局結ばれないんだろうな…
健気な娘だよ、見ていていじらしくなる・゚・(つД`)・゚・
まだ分からないよ…
健太が大人になるにつれ、桃子の良さが分かってくるかも!?
とりあえず、デルタエンドが分身攻撃というのは分かったんで、
もっと詳しい予想してみないか?
俺はあんまり流行らなかったガンダムのジェットストリームアタックみたいなもんだと思うが。
3種類の必殺技による同時攻撃、
と思ったが決め技と言えるほど威力あるのは
ファイナルビームとドライバーレイドぐらいしかないな
ゴレンジャーハリケーンやらバルカンボールみたいな合体技を単独で行う為の分身だと見たが
戦隊好きでもある健太が一人でも合体技をやるための手段を考えた結果では!?
名付けてウイングマンボール!(そのまんま
>>609 人数的にはバルカンボールが近いかな。
アオイ達は含まれない事は「デルタ(三角)」からして確定だし。
1:バリアレイバーで斬る
2;ドライバーレイド炸裂
3:Fビームでとどめ …こうかな?
611 :
粗筋!ウイングマン! 1/6:2009/09/08(火) 21:59:34 ID:OqolxixZ
第38話――【好きか嫌いかの巻】
<扉絵:セイギマン・イエロー 渡辺広黄のドアップ>
桂式早口言葉を文章にしようと思いましたが、どうでもいいので省略させて頂きます(Byあらすじ)
京都の歴史ある町並みを歩くウイングガールズ4人。
「ホントにいいの、一緒にいかなくて」
布「いいのいいの でも、なんであんた達までついてきたのよ」
ア「キョーミないんだもん、あんな映画の撮影なんて
あなたこそどーして見に行かないのよ、いいニュースになるんじゃない?」
布「あ あたしだってキョーミないのよ、新聞部はあたしだけじゃないし」
ア「ふ〜〜ん 今日は妙に気が合うわね」
布「そ、そうね ホホホ」
――4人はザシーバの幻覚で作られた(と思われる)偽健太(多分)に告白されたが、
それが幻覚(多分)と知らない4人は、健太がくるみと話しているのを見てヤキモチを焼き、
折角のくるみの映画撮影見学のお誘いを断ってここに来たのだった。
布.。oO(あたしの事好きだって言ったくせに、アイドルだか何だか知らないけどイチャイチャしちゃってさ
これ以上、二人がイチャついてる所なんて見たくないわ)
美.。oO(あおいさんに誘われちゃったけど、いいのかなぁ 先生に後で怒られないかなぁ)
ア.。oO(なーによ、ケン坊なんて 美紅ちゃんが好きだって言ってみたり、
わたしが好きだって 言ってみたり くるみちゃんとイチャイチャしたりハッキリしないんだから)
桃.。oO(わたしの事好きだって言ったのは遊びなんだわ だって小川さんがいるのに、
どう考えても変よね ほんとに… わたしの気持ちも知らないで、リーダーったら許せない)
布「大体、あたしの事好きだって言ったんだから、あたし以外の女の子と仲良くするのは
許せないのよね…… ブツブツ」
『え!?』
布沢のぼやきに一瞬耳を疑う3人。
612 :
粗筋!ウイングマン! 2/6:2009/09/08(火) 22:00:16 ID:OqolxixZ
『え、今「あたしの事好きだって言った」って独り言言った? 同じ事わたしにも言ったのよ!』
――綺麗なまでにハモる3人。 ここでまた耳を耳を疑い、お互いの顔を見合す美紅以外の3人。
『え!?』
――採石場のような場所にやってきた健太達。 「深く考えるな(作者)」
健太はまだくるみが幻覚だと警戒していた。くるみだけじゃない、スタッフも幻覚かも…?
「よーし、オレなりの幻覚をやぶる方法で…」
見学の許可をもらったくるみは健太に楽しんでってねと一言言うと、返ってきた健太の返事は――
「ええ わかったわ」
_, ._
(;゚д゚) …え――――と……なんか、健太がオカマ言葉使ってるんですけど…?
「やだ、どうしたの?」
「どうもしないわよ♥」
…仕草までぶりっ子になってる…どーもこれが健太の作戦らしい。
.。oO(もし、このくるみちゃんが幻覚ならニセ者なんだから、
オレが本物のくるみちゃんなんだって思い込んだら、幻覚のくるみちゃんは消えるはずだ)
――どういう理屈か原理かわからん。ゆでが変な事吹き込んだのか?
ともあれ、ますますあらすじ書きと読者を混乱させるヘンテコ作戦だった。
「もう、わたしのマネなんかしちゃって」 ( ´∀`)σ)´∀`) 「エヘヘ」
…そんなバカをやっているうちに、プレイボーイ・奥野間が現場に着く。
「ルンルン わたしはくるみよ♥ (…消えない)」 …消える訳が無い。
とりあえず正気に返った健太は、これが幻覚じゃないと思い直し、折角の機会だし楽しむ事にした。
「ええ!そんなの聞いてないぞ!」
何やら罵声が飛んできた。声の主は…奥野間!
台本には無かった危険なアクションを急にやれと言われ、監督と何やらもめていた。
613 :
粗筋!ウイングマン! 3/6:2009/09/08(火) 22:00:59 ID:OqolxixZ
「ん―― そうなんだが、水野さんがここに派手なアクションを入れた方がいいって言うから
…わたしもそう思うし」
「オレはいやだぜ、この顔に傷でもついたらどうするつもりだ、やるもんか」 …チッ
悩む監督に助け舟を出したのは、提案者の水野だった。
「だったらスタントマンにやらせたらどうでしょう、いい人を知っているんです
彼(健太)です、彼のアクションを見た事がありますが、少年とは思えない、
いや素人とは思えない動きをします」
「え、でも経験がないのに危険だと思います!」
健太を指差す水野だが、心配になったくるみがそれを止める。 そして監督はまだ悩んでいる…。
だが、健太の答えは1つ! それは――
「ボクやります! 映画に出られるんだからよろこんで!! アクションには自信あります!」
一方、アオイ達は――4人が全員、健太に告白された事でもめていた。
…が、これがザシーバの罠(多分)とは知らず、結局自分への告白以外は冗談だと言い争っていた。
この異変にいち早く気付いたのは美紅だった。
.。oO(なにかおかしいわ、広野くんはこんな事する人じゃないし、
それにあの時 わたしにも同じ様に言ったってのがおかしいわ、絶対)
――ふと、布沢が誰かと話すようなそぶりを見せた。布沢の目には、手招きする青年が映っていた。
「え わぁ、あたし? わぁ、ナンパされちゃった、あたしってモテるのねー
じゃあ、あたしはあたしで楽しむから。じゃあねぇ〜」
3人に別れを告げ、その場を離れる布沢は腕を組むポーズのまま立ち去っていった。
「全く調子いいんだから、あんな人入れて ウイングガールズとかやっても、うまくいくのかしら
――ところで布沢さんをナンパした男の子、どこにいるの?」
「え そーいえば見えないわね」
3人と別れた布沢は幻覚の男性に、人気の無い袋小路へと誘われていった。
「う、ダイタン もう、こんな所に連れてきて」
614 :
粗筋!ウイングマン! 4/6:2009/09/08(火) 22:01:40 ID:OqolxixZ
ドキドキする布沢、先導していた男性は思わせぶりに勢いよく振り向くと――巨大な手が布沢を襲う!
「キャアアア!!」
布沢の悲鳴は3人にも聞こえていた。
「布沢さんの悲鳴だわ」
巨大な手から逃げる布沢! だが、すぐに追いつかれ、制服をビリビリと破られる!
そのうち、布沢は壁を背にして追い詰められてしまう。再び布沢を襲う巨大な手!
「来ないで!」
布沢が巨大な手をはたいて振りほどくと――――今度は巨大な手が無数の手に分裂した!
「うわああああ 助けて!!」
無数の手に襲われ、ますます制服を破られ、ほぼパンツのみの姿になる布沢!
「やだ〜〜〜!」
無数の通行人の前で辱めを受け、泣き叫ぶ布沢へ駆け寄るアオイ。布沢の制服はそのままだ。
「どうしたのよ、布沢さん」
「手が! 手が!」
「手がどうしたのよ」
「手が大群で服を破るのよ、なんとかして!」
泣き叫ぶ布沢だが、これは幻覚。アオイ達からは何も見えない。
騒ぎが大きくなってきたので、やむを得ずアオイは布沢の首の後ろを叩いて気絶させた。
「どうもお騒がせしました」
…と思ったら、今度は桃子の様子がおかしい。何やら甘い匂いにひかれ、目がとろんとしている。
どうやらショートケーキやイチゴパフェ等の幻覚を見ているようだ。
「あなたまでどーしたのよ!」
「ホラァ あそこに大きなケーキが」
桃子が説明すると、今度はアオイと美紅にまで巨大デザート類の幻覚が見え始めた!
「な なにこれ…」「チョコパフェ…♥」
フラフラと巨大デザートへ誘われていく桃子 …と思いきや、デザートが襲い掛かってきた!
「な、なんなのよ、一体!」
無数の巨大デザート類に襲われ、逃げ出すアオイ達であった。
逃げ惑う内に、アオイ達は――――いつの間にか清水の舞台まで移動していた!
615 :
粗筋!ウイングマン! 5/6:2009/09/08(火) 22:02:23 ID:OqolxixZ
――予知能力発動中の水野(ザシーバ)。
「水野さん… 水野さん 水野さんてば」
いくら呼びかけても反応しない水野にくるみは心配していた。
水野が我に返るとくるみが問いかける。
「どうしたんです?」
冷や汗をかきつつ、なんでもないそぶりを見せる水野だった。
.。oO(もう少しであの女の子達を追い詰められたんだが…
まぁいい あれだけ幻覚で惑わしたんだ、あとは部下が何とかしてくれるだろう
それに、わたしの思惑通り 彼女達のチームワークが乱れたし、あとはウイングマンだ…)
さて、健太はと言うと…奥野間の格好をしていた。背の高さは超シークレットブーツでカバーだ!
水野にスタントの説明を受ける健太。
十字路を現場とし、左右から車が激突、その次が爆発。それぞれ健太達が通過2秒後に起こるそうだ。
「いい、タイミングを間違えたらあの世行きよ」
「は はい、A地点を10秒後 B地点を24秒後に通過ですね」
一方、カースタントに説明するスタッフ。
「くるみちゃん達はスタートして8秒後にここに来る。キミはその2秒後にあっちの車と激突だ!」
「OK、10秒後に激突ね」
――撮影・カウント開始! … 1 2 3 4 5 6 7 8 9…
「お おい! くるみちゃん達来ないぞ!」
異変に気付いたカースタントだが、時すでに遅し!
10秒経ち、健太達が交差点に来た時、両側から車が迫っていた!! 健太とくるみ危うし!!
『なに!?』
場面はアオイ達へ。
「ここ、清水寺じゃないの」
ふと、背後から気配を感じ、振り向くと…前・左右から3人ずつ、合計9人の戦闘員が現れた!
「そうか、わたし達は今まで幻を見てたのよ、布沢さんもきっとそうだったのよ」
616 :
粗筋!ウイングマン! 6/6:2009/09/08(火) 22:03:04 ID:OqolxixZ
「今朝のケン坊も幻ってことか」
――ようやく、あらすじ書きと読者を混乱させたこれまでの出来事が幻覚と判明! (;´Д`A
…と言う事は、健太も危ない!アオイは布沢をたたき起こし、健太の元へ急ごうとする!
「急がないと! こうなったら、見よう見まねで覚えた… ウイナア! ウイナルドシルエット!」
し――――…ん
「こ 来ない… わぁ〜〜ん 四方八方囲まれたぁ!」
――が、その時 空が輝いたかと思うと、ウイナルドが飛んできた!
『 来 た ! 』
ウイナルドは4人を乗せ、健太の元へ急行する!
「急いでウイナルド、ケン坊の元へ!」
「えっ! 広野くんがどうかしたの、ねぇ!」
撮影現場では、車にはさまれたらしい健太達に生徒達、スタッフ共々ざわついていた…
――車の陰からひょっこり現れた健太!
超シークレットブーツのおかげで足をくじき、難を逃れていたのだった。
「急がないと爆発しちゃうよ!」
「いかん!完全にタイミングがズレてる、やめさせろ!」
「ダメです、もう間に合いません!」
監督達が騒ぎ出すが、健太達に知らせることも出来ない!
爆発地点へ向かう健太。
「大丈夫だ、爆発まであと2秒残ってる!」
――その瞬間、時間となり足元が爆発した!
健太の幻覚妥当術、よく分からん作戦だなw
そして久美子の( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
ラスト、健太達は無事なのか!? 最近次回が楽しみになってしょうがない。
こんな意味のわからん幻覚対策は初めて見た
ながし読みをしたので、最初は気付かなかったけど
車のタイミング
水野さん、わざと違う時間を教えたんだな
危なかったな健太
久美子と桃子
みせられる幻覚の種類が違うのは何故だろう・・・・・・嬉しいけれど
620 :
ゆで○まご:2009/09/08(火) 23:33:50 ID:???
桂くんがアイデアに悩んでたので、ぼく達がアイデアを出してあげました
美紅やあおいには幻術をかけなかったんだな
>>620 ゆでたまごは自分の漫画だけ描いててくださいw
>>619 「相手が引っかかりそうな幻術」を使ったからだと思う。
久美子はナンパされたいという願望が、桃子はデザート食べたいと言う願望が。
もしページに余裕があれば、
>>621の言うとおり、美紅、アオイにも幻術をかけたかもしれない。
…そうなると、2人の幻術は一体どんなものになるかちょっと気になるけど。
美紅 健太がデートに誘う
あおい 人質の父とリメルの部下が
>美紅 健太がデートに誘う
すでに前日、4人の健太が告白したばかりだから効果は薄そうだな
>あおい 人質の父とリメルの部下が
その手があったか!(;゚д゚)
>>624 美紅はやっぱり潔癖なところがあるから
えっちぃことしてくるんじゃないのかな?
美紅
美紅の前で、健太が女の子を口説きまくる
他の子とイチャイチャとか
無数の手によって服を引き裂かれる様は
物凄くエロいな…
美紅の場合
生徒A「よーよーテレビ見たぜ。顔に似合わずやるこたあ大胆だよなーヒヒヒ」
通行人「顔に似合わずやるこたあ大胆だよなーヒヒヒ」
松岡先生「顔に似合わずやること大胆なのね」
美紅親「聞いたぞ。顔に似合わずやることが大胆だそうだな」
>628
あ、その幻覚いいなあ。
新学期早々はかなり言われてたに違いないから、
ようやく落ち着いた修学旅行でまたその悪夢を思い出されるのは
結構効くね
>背の高さは超シークレットブーツでカバー
ホントだ!靴底よく見たらバームクーヘンみたいになってるw
あんなのが自分のモノマネって理解出来るくるみちゃん何気にスゲエ
>>617 >最近次回が楽しみになってしょうがない
禿同!
ヌードが〜の回を読み、一生この人についていこうと…w
女の子が皆可愛い
ちょっとエッチなのも嬉しい
しかしセイギマン哀れ
今週号を読んで、ふと思ったが
ドリムノートって
基本的に「健太の特殊能力」しか書いてないのかな
>>627 同意!あれが八つ裂きシーンだったら恐ろしいが、
「ただ服を引きちぎる」だけだったからなおエロい!(*´Д`)ハァハァ
>>628 おお、その幻覚もいいな。漫画的表現でも問題ない表現だし。
美紅にはその幻覚が一番こたえ・・・・・・・・・ん?何かデジャビュ。
ああ!分かった!7話の冒頭の健太の夢にイメージがそっくりだ!!
シークレットブーツで思い出したが、健太って中学生なんだよな。
中学生の平均身長が150〜160だとして… むぅ、変身してもあんまかっこよくないかも。
やはりヒーローは身長が高くないと…
ここらでちょっとディメンションパワーについてまとめてみた。
・異次元への扉を開く
・物体修復・復元効果
・ビーム攻撃
・記憶改ざん・コピー
・サイコキネシス(念動力)
・テレポート(瞬間移動)
・レビテーション(空中浮遊)
現在判明してるのはこんな所か?かなり万能だなホント。
最近出番のないポドリアルスペースは?
……忘れてたw
639 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/09/09(水) 21:59:30 ID:AqojkHJj
第39話――【危機(ピンチ)か好機(チャンス)かの巻】
水野(ザシーバ)の陰謀により間違ったタイミングを教えられ、爆発に巻き込まれた健太とくるみ!
その直後、空に現れた人影――――アオイ達を乗せたウイナルドだ!
『広野くん!』
彼女達もこれまでの事が幻覚だと知り、健太の元へ急行したのだった。
「みんな変身よ!」
叫んだのは布沢。…いよいよスーパーウーマンになれる事に心躍らせてるようだ。戦闘服はダサいが。
『 変 身 ! 』
ウイナルドに乗ったまま変身する4人。
「ちょっと静かにしなさいよ、久美子さん」 …はしゃぎすぎて怒られました。
――変身する様子は地上の人達も見ていたが、遠いのでよくは見えなかった。
「な なんだありゃ」
「あんなの脚本にあったか!?」
あっけにとられる奥野間、台本を見直す監督。
空中に投げ出され、気絶した健太を救出しようとする美紅 ――だったが、美紅を押しのける布沢。
「いいからいいから、広野くんはあたしに任せて… キャア!広野くん死んでる!」
「気絶してるだけよ」
健太とくるみを救出した4人は地上へと降りる。 ――その様子に、水野は歯噛みしていた。
.。oO(こ これはどういう事だ 部下どもめ、しくじったな…)
「わぁ、目がよく見えるぅ〜 悪者はどこに隠れてんのかしら
せっかくこういう服着てハリきってんだ・・・・・か・・・・・ ん?
やだ、何このカッコウ! あたしの考えたデザインと違うじゃない!」
「わたしのは あんまりセイギマンのと変わんないみたい」
――無事、布沢が考えたあの糞ダサいデザインは、かわいらしくもセクシーになっていたのでした。
(個人的には桃子はセイギマンの方が色っぽくて好きだ Byあらすじ)
640 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/09/09(水) 22:00:14 ID:AqojkHJj
勝手にデザイン変更された事に怒り、健太に詰め寄る布沢だが、健太は絶賛気絶中。
そんなコントをやっている間に戦闘員まで出てきてしまう。
『 ア ク シ ョ ン ! 』
いつ考えたのか分からない決めポーズを取り、迎え撃つウイングガールズ!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090909215516.jpg それぞれ戦闘員を迎撃する……が、布沢だけ楽しんでいるように見えるのはあらすじだけでしょうか。
その戦闘を遠巻きに眺める監督達。
「いいぞいいぞ! どこからあんなピチピチしたいい役者を連れてきたんだ!」
スタッフの誰も知るわけない。とりあえず監督はスタッフにそのまま撮影続行の指示を出す。
「あのー すみません、あの4人ともうちの生徒でして…」
恥しそうに監督に説明する松岡先生。
生徒達も戦闘を観戦中。
「すっご〜い 布沢さんもいるわ」
「広野くんのショーを追いかけてるうちに、自分でもやるようになっちゃったのかしら」
桃子に殴られ吹き飛ばされる戦闘員は、気絶し寝かされていたくるみの上に倒れる。
その衝撃でくるみは気がつき――――
「キャア! エッチ!! ムネさわったわね!」
偶然手がくるみのおっぱいの上に乗っただけの、気絶した戦闘員に平手の追い討ちをかけた。
美紅はくるみにみんなの所へ逃げるように叫ぶ。
一方、まだ気絶したままの健太はアオイが守っていた
「ケン坊には指一本触れさせないわよ!」
「あ〜 ダメ――――ッ! 広野くんはあたしが守るの!」
「キャッ 何すんのよ」
――が、またしても布沢がアオイを突き飛ばし割り込んできた!
641 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/09/09(水) 22:00:59 ID:AqojkHJj
「そんな事、どーでもいいでしょ!」
「よくないわよ!」
無防備な健太を放置し、痴話ゲンカを始めるアオイと布沢。 戦闘員はその隙に健太へ襲い掛かる!
「フッ 今のうちにウイングマンを殺っちまおうぜ ――死ね!」
『とう!』
だが、美紅と桃子が護衛に入ってシンクロ投げで投げ飛ばされた!
「何してるのよ、ふたりとも!」
桃子に怒鳴られ、我に返ったキャットファイト状態のアオイと布沢は小さくなってしまった。
『 あ すみません…』
とりあえず、戦闘員は片付いたようだ。
「これでおしまい? 大した事ないわね!」
生徒達から歓声が沸きあがる横で、憎憎しそうにウイングガールズを睨む水野。
.。oO(く、こうなったら幻覚攻めだ!)
――直後、ウイングガールズをすさまじい炎が取り囲んだ! しかもこれは熱さまで感じる!
「おお、すげぇ! 突然火が出てきたぜ!」
これが本当の戦いだとも知らず、歓声を上げる生徒達。
.。oO(いつまでも燃え尽きる事の無い、幻覚の炎で苦しめ!)
…その時、ウイングガールズの足元では健太が目を覚まし始めていた。
ようやくスタッフ達と合流したくるみは水野の元へ向かう。
「大変よ、水野さん!悪い人達がこの中にいるわ、わたしも殺されかけたのよ!ねぇ、水野さん!」
だが、水野は幻覚術を発動しているためくるみの声は聞こえず、ピクリとも動かなかった。
.。oO(水野…さん まただわ、凍りついたようにジッとして動かない)
「ハッ!」 あ、動いた! いや、何かに驚き我に返った!
燃え盛る幻覚の炎の中には――5人の消防士がホースで炎を消していた??
「どうだザシーバ! おまえの幻覚は打ち破ったぞ!」
それは、消防服を身にまとったウイングマン達だった! 水野は自慢の幻覚術を破られ驚愕する!
驚愕し固まる水野の様子がおかしい事を不審に思うくるみだった。
642 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/09/09(水) 22:01:40 ID:AqojkHJj
「なぁに、ちょっと考え方を変えてみただけなんだけどね
広野式幻覚打倒さ、今のは消防士になりきったのさ」
ウイングマンの説明と共に炎と消防服が消える。
「幻覚にのめりこまないで、反発し、冷静に対処すれば 幻覚は消えると考えたのさ!
おまえに勝ち目はない、いさぎよく姿を現せ!」
再び水野は幻覚術を発動させる。次は水攻めだ! どこからともなく大量の水が襲い掛かる!
「みんな、焦るな!焦ったらおしまいだ! こういう時は! ――水泳選手になりきるんだ!」
ウイングマンのアドバイスに従い、ウイングガールズは「わたしは水泳選手」と自己暗示をかける。
『 わ た し は 水 泳 選 手 だ ! 』
――5人は競泳水着を来た水泳選手へと姿を変えた!
「うぷ」
…が、あっさり波に飲まれた!? Σ(;゚д゚)
「も もはや わたしの常識を超えている…」 あまりのすごさに絶句する監督達。
.。oO(フッ これで決まりだ、溺れて息ができないと思い込んでしまい
自分で息を止めてしまうのさ、これが幻覚攻めの恐ろしさだ)
――その直後、水面から飛び出してくる5人!
「犬かき! クロール! バタフライ!
へへん、水泳選手は水なんか怖くないのさ! ちなみにこれが立ち泳ぎだ!!」
…その姿での犬かきと立ち泳ぎはとってもシュール。
ともあれ、またしても幻覚攻めを破られた水野は焦りで固まってしまった。
その様子を見ていたくるみは、水野への不審さをますます高めるのであった…。
.。oO(ならば、これはどうだ!)
643 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/09/09(水) 22:02:30 ID:AqojkHJj
またしても幻覚術を発動する水野。次の幻覚攻めで現れたのは――――
メレム・ゾーム・バルドン・ティール・ロドム!! 過去に敗れたシードマンの大群だった!!
「やだ、怖い!」
パニックになるウイングガールズを制すウイングマン!
「みんな、どれでもいいからシードマンになりきるんだ! 自分で自分は倒せないはずだ!」
ウイングガールズは恐怖を抑えつつ、自己暗示をかける…『わ わ わたしはシードマン』…
そして5人はシードマンへと変身す・・・・・る・・・・・・(;゚д゚)
「ば ば ば ばっか! どこにそんなカワイイシードマンがいるんだ!!」
「こんなの、これ以上イメージできないわよ」
…まともに変身できたのはウイングマンだけで、他は妙にかわいいシードマンだった。(*´∀`*)
(ウイングマン→メレム 布沢→ティール 桃子→ロドム アオイ→ゾーム 美紅→バルドン)
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090909215614.jpg ――作戦失敗!5人はすぐ元の姿に戻ってしまった!
「くっそー、どうすればいいんだ! このままじゃ幻覚に喰われしまうぞ!」
…にじり寄るシードマン達に、ウイングマン達は後ずさるしかなかった! 続くッ!!
布沢さん
皆にアクションポーズをとらせるなど
やけに張り切っているな
幻覚破り
普通の漫画ならば、自分を傷つけて克服するんだが・・・
水泳部員になりきるのには笑ったけど
どんな映画を撮りたいんだ監督・・・
布沢マジメに戦えやwww
助かったからいいけど、下手すると健太も仲間もやられてるぞ!
>>644 俺はかわいいシードマンになるウイングガールズに和んだなw
あらすじさん、ちゃんと誰が誰だか分かってるのなw
健太強くなったなあ。
「くるみの真似」幻覚破りと同じ人物とは思えん。
布沢さん、実は初期健太やセイギマンと同類だったのかw
取材を進めていくうちに自分もヒーロー好きのオーラに染まってしまったのだろうw
しかし健太よ、犬かき、クロール、バタフライする所、普通ギャグはオチに持ってくるものだろうがw
ウイングガールズの「アクション」のポーズは
Wを表してるのかな?
ザシーバはもう1回ヌード光線出せばいいのに。
ヌードになるとウイングガールズやウイングマンの動きが
制限されることを学ばなかったのか?
もしかしたらくるみのヌードも拝めたかもしれないのに…
>>651 久美子と美紅だったら久美子の方が胸が小さいんではないか?くらいに
思っていたのだが、イラスト見ると美紅が一番小さい扱いだね
布沢さん
遅くても、健太に服のデザインを渡した時までには
アクションポーズを考えていたんだろうか
あおいさん、「いつこんなポーズ考えたっけ…」
と素知らぬ顔してるけど
実は、健太が幻覚くるみと会っている頃
旅館の温泉で、みんなと全裸で猛特訓していた!と予想、いや妄想…w
桃「こんなのはどうかしら?」
久「だめよ!わたしが一番前じゃなきゃ」
あ「こういう大胆なポーズとって、ケン坊喜ばせちゃおうか♪」
美「そういうの良くないと思うの…」
とかw
せっかくのかわいいシードマンも布沢(ポーズ含む)に全て奪われたなw
657 :
粗筋!ウイングマン! 1/3:2009/09/10(木) 21:59:44 ID:oaK8dGaE
第40話――【一か八かの巻】
水野(ザシーバ)の新しい幻覚攻めで現れたのは、過去に倒したシードマンの群れだった!
5人はシードマンになりきるも失敗し、シードマンの群れはじわじわとにじり寄る…
このままでは喰われてしまう!
ウイングマンの首をティールの髪が締め上げ、桃子の足をゾームの溶解液が溶かし、
布沢の腕をメレムが捻り折り、バルドンがアオイのはらわたを喰いちらかし、
ロドムが美紅の頭と腕を食うという、前回のギャグシーンが嘘のような阿鼻叫喚の地獄絵図と化す!
「みんな慌てるな!これは幻覚なんだ、幻覚に負けるな!」
必死に仲間を激励するウイングマンだが、ここまで来たら、いくら幻覚とわかっていても
そうそうすぐに割り切れるものではない!
観戦していた生徒達も目をそむけ、あちこちで悲鳴が起こる。
.。oO(シードマンに食い尽くされた時、あまりの恐ろしさにショック死するのだ)
一方、くるみは水野の様子がおかしい事にますます疑惑を持つのだった。
…思い返してみると、水野がマネージャーになってから奇妙な事が次々と起こっていた…。
.。oO(よーし、一か八か)
「え〜〜い!!」
くるみは足元に合った大きな石を拾い、動かない水野の頭を殴りつけた!
くるみの突然の行動に、監督達や生徒達は一斉にくるみに注目する!
水野は苦痛にうめき、幻覚のシードマン達は一斉に消える…
「な なにをするの、くるみちゃん」
苦痛にうめく水野の姿は…ザシーバへと変化していった!
「そ その姿 やっぱりあなたは…!」
「う、しまった! ――フッ、よくぞ見破った! だが、それがおまえの命取りだ!」
ザシーバは開き直り、ディメンションパワーでくるみの体を宙に浮かせると、崩れた崖へと投げ飛ばす!
「生き埋めにしてやる!」
ウイングマンもこのやり取りに気付き、水野がザシーバだった事に気付く。
658 :
粗筋!ウイングマン! 2/3:2009/09/10(木) 22:00:26 ID:oaK8dGaE
その様子を崖の上から伺っている人影――――アンノウンだ。
アンノウンはくるみを救出すべく、崩れる崖へと向かうが…… くるみと共に埋まってしまった!
「バカめ、自分から死にに行きおった」
怒りに燃えるウイングマンがザシーバへ襲い掛かるが、やはり1対1だと予知されてしまう!
――そうこうしている内に、ウイングマンの体色が黄色へと変わる。 あと6分!
「早く決着をつけないと、くるみちゃんが危ない!」
短期決着をつけようとするウイングマンだが、あせるとますますザシーバの思う壺だ。
空中でもつれ合い、地上に落下し、土煙が辺りを覆う!
土煙が晴れると――――ウイングマンがザシーバにロメロ・スペシャルをかけていた。
…だが、実は幻覚で周囲に上のウイングマンをザシーバに見せていたのだった。
そうとも知らず、ウイングガールズは動けないザシーバに攻撃しようと飛び掛る!
「わっ、バカ オレだ! オレがわかんないのか!」
まんまと罠にかかったウイングガールズをあざ笑うザシーバだが…
突如、どこからともなく投げられた武器がザシーバの頭に命中、幻覚が解けてしまう!
「なに!? ――誰だ、こんな物を投げたのは!」
怒ってウイングマンを突き飛ばし、投げられた槍を持ち叫ぶザシーバ。
そんなザシーバをまたしても崖の上から笑う3人の人影――――
「忘れ去られた存在、セイギマンのブルー・グリーン・イエローだ!!
リーダー、もう我々も仲間外れにはできませんよ! 密かに開発した必殺技を見て下さい!
(手元が狂ってリーダーにぶつかると思ったんだが、いつの間にか逆になっててよかった…)」
合図と共にグリーンとイエローは互いの腕を組み、その腕を踏み台にブルーは大きく崖下に跳ぶ!
グリーンが腰のロッド(棒)をイエローに投げつけ―― 「ワン!」
ジャンプし、腕から着地直後で逆立ち状態のイエローが自分のロッドに繋げ――「ツー!」
イエローから投げられたロッドを、ブルーが自分のロッドに繋げ、大きく振り回し――
『セイギマン・クラッシュアロー!』
3人揃ってポーズを決める!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090910215651.jpg
659 :
粗筋!ウイングマン! 3/3:2009/09/10(木) 22:01:09 ID:oaK8dGaE
これには生徒達だけでなく、ウイングマンも思わず感嘆する。
そしてブルーは大きくジャンプし、3つのロッドが1つになった槍をザシーバ目掛け投げつける!
「アタック!」
――が、所詮セイギマンはただの中学生。当然、武器は見せかけだけでザシーバに効く訳が無い。
「そんな子供だましの武器にやられるとでも思っているのか ハハハハハ!!」
迫り来る槍の真正面で、一歩も動かず仁王立ちで笑うザシーバ。
.。oO(よーし、あれにちょっと細工してやれ)
後ろからこっそりとディメンションパワーで槍を強化したアオイ。
槍はザシーバの腹に深々と突き刺さり、爆発、大ダメージを与えた! 驚愕するザシーバ!
「ゲッ、まじっ!? あんなに火薬つめたっけ、あれじゃケガしちゃうよ!」
……驚いているのはザシーバだけじゃなく、セイギマンの連中もだった。
「よくやったぞ、ブルー グリーン イエロー! あとはオレに任せろ!」
ザシーバが弱った隙に、スパイラルカット、クロスバーンで攻め、バリアレイバーで角を斬り落とす!
「ツ ツノが…! こ、これでは幻覚も予知する事も出来ない!」
――なんとツノが弱点だった!いや、ツノを剣代わりにした事もあるので、剣も封じられた!
「思わぬところに弱点があったな ――ムッ 赤に変わった!あと3分か!
一気にとどめだ! くらえ、デルタ・エンド!」
「くっ、こっちにも奥の手はあるのだ!」
必殺技宣言をするウイングマンだが、まだまだザシーバは負けてはいなかった!
次回、ついに新必殺技、デルタ・エンド炸裂なるか!? 続くッ!!
くるみ大胆なコトするなあ。
へたすりゃ大けがだよ。
ドリムノート関係無しにあれだけのアクションできる
セイギマンは本当に大したもんだと思う
>>660 最悪、石を叩きつけられる前にザシーバの破壊光線や角が直撃、即死とかもありうる…
って、そういえば未だに明確な死者が出ていないな。
それにしてもセイギマン・クラッシュアローかっけぇ!
いつもボケ役のイエローも、黙ってマスクかぶってればかっこいいのに。
デルタエンド、次回でようやくお披露目になるかな?
ずいぶん引っ張ったから、その分期待したいんだが地味な技だったらやだな…
>>661 きっと今後の展開で、正式にウイングマンチームの仲間入りする布石に違いない
おれはそう睨んでる。
冒頭の幻覚が痛々しすぎる
しかし、くるみちゃんも無茶をするな
セイギマンの必殺技は、夏の合宿の成果かな
台詞が哀しいが・・・
ザシーバの角
脱着可能で、剣として使用できるはずなのに
斬られると使えないんだな
次回、出るのか?
デルタエンド
「子供だましの武器」に完全に気を取られて
本来の敵に背を向けちゃってる辺りがどうしようもないというか
予知の時も幻覚の時も一つ事だけしかできないなザシーバ
アンノウン、右腕が無いままだな。
たいして痛くなさそうだし、すぐ再生するかと思ってた。
冒頭のシードマンに食われるあおい達で吐きそうになった…orz
>>664 >ザシーバの角
言われるまで全く気づかなかったww そう言えばそうだよな!
>
>>666 「策士、策におぼれる」という言葉が頭をよぎった
>>667 自分はてっきり「腕を切られた恨みにウイングマンの敵に回る」と思ってたが… どうなるんだろうか。
でかした、くるみちゃんっ!!
寧ろ久美子より、あなたがウイングガールズにw
セイギマンにもやっと光りがヽ( ´¬`)ノ
あおいさん、ありがとう!
くるみちゃんがウイングガルーズになったら・・・
多分、脱がされちゃうぞ
こんだけ出てるってことはくるみちゃんも
将来のウイングガールズ候補だね。
でも、人気アイドルだから脱がされたら
世間的には大変なことになるな。
正体ばれないよう、マスク被ってウイングレディに!
皆の期待を受け、大人のお色気担当として・・・w
くるみちゃんって何歳くらいだろう
「アイドル」だから20歳前後かな
その歳でウイングガールズだと
エロチックすぎるから
ガルーズには選ばれないほうがいいな
>寧ろ久美子より、あなたがウイングガールズにw
歌って踊れて戦えるウイングガールズというアイドルグループの誕生ですねw
>>674 >>565で17と答えてる。健太より3つ、アオイより1つ上。
ただ、このくるみはザシーバの幻覚だから正確かどうかはわからないが。
ザシーバの奥の手が、また脱衣だったら嬉しい。
奥の手だから前の手より相当パワーアップしてるはずだ。
幻覚だったら対応される可能性もあるが、脱衣だったら防げないなw
いいぞもっと(ry
…強化されてスタッフや生徒達、松岡先生まで被害が及ぶとなおよし!( ゚ω゚)-3-3 フンス フンス
680 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/09/11(金) 21:59:50 ID:VUre30yG
第40話――【失敗か成功かの巻(デルタ・エンドショック)】
<扉絵:1988年 森本桃子 19歳「あ、広野くん 久しぶりね…」>
ザシーバのツノを斬り落とし、幻覚・予知・剣を封じたウイングマンは必殺技宣告を叫ぶ!
「デルタ・エンドで一気にとどめだ!」
生徒達も展開に一気に盛り上がり、あちこちで歓声が巻き起こる! ――――が。
「みなさ〜ん おべんとーの時間ですよー」
『は〜〜〜い』
…松岡先生のお知らせで一気に全員ランチタイムへ。
「監督、我々もお昼にしましょうよ」
「いや、彼らはまだ素晴らしい演技を続けているんだ、撮影も続ける! ――ん? おおっ!」
何かに驚く監督。見ると、ザシーバの体がムクムクと何か変化が起きている!
「こっちにも奥の手は… あるのだ!!」
ザシーバの体が徐々に変化し、般若の様な顔から、虎の様な顔を持つ、大型怪獣へと変化した!
人型から非生物型へと変化し驚愕するウイングマン!
怪獣ザシーバ(←以下こう仮称する)は咆哮すると生徒達は弁当を持ったまま固まってしまう。
「ど どうだ、昼飯なんか食ってるヒマあるか?」
「い いえ」
「フン 大きくなったからっていいもんじゃない! それだけ動きは鈍くなってるはずだ!
周りをグルグル回って目を回してやる!」
早まったセイギマン達が怪獣ザシーバへと立ち向かい、3方向を取り囲みグルグル走り出すが――
あっさり捕まってしまった!
「待て、早まるな! ――――いわんこっちゃない」 呆れてしまうウイングマン。
怪獣ザシーバは背中のドーム状のような部分を開けると、その中にセイギマンを放り込む!
「く 喰っちまいやがった!?」
――怪獣ザシーバは思った以上に運動性が高そうだ。
681 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/09/11(金) 22:00:32 ID:VUre30yG
長い4本の腕、伸縮自在の腕の付け根、上下に折れる関節があれば、自分の周りの物を
人間の3倍の速さで捕獲してしまう。
「予知能力も幻覚も作る事もなくなった時の最後の力だ
ウイングマン、おまえの変身していられる時間はあと3分間弱!
この姿になったわたしを倒す事ができるかな、グワハハハ!!」
勝ち誇る怪獣ザシーバ。奴の言うとおり、もうあまり時間が無い!
「もう時間が無い! 今すぐデルタ・エンドでとどめを刺してやる!ブラーンチ(分身)開始!」
キーワードを叫ぶと、ウイングマンは赤・青・黄の3体へと分身し始める!
だが、その瞬間、怪獣ザシーバはウイングマン目掛け火炎弾を吐き出した!
不意打ちを食らったウイングマンは分身失敗してしまう!
「グワハハハ どうした、ウイングマン!
その技の弱点くらい、この前の戦いで予知してわかってたのだ!
きさまが分身を完成させるまで5秒かかる! その間、きさまは全神経集中する為無防備になる!
その5秒間をつけば、デルタ・エンドは破れる!」
――お披露目前に新必殺技がいきなり破られてしまった!これは前代未聞ッ!Σ(;゚д゚)
「こうなったらわたし達が!」
「待て、セイギマンの二の舞になるぞ!」
「平気よ!手の届かない所からのかく乱戦法よ!」
それならばとウイングガールズがウイングマンの静止を振り切り怪獣ザシーバへ立ち向かう!
先程のセイギマンの失敗を生かし、間合いを取るウイングガールズだが――
怪獣ザシーバは高速で移動し、4人全員をあっという間に捕獲してしまう!
.。oO(――足だ! あの奇妙な足を前後左右自在に動かせば、目にも止まんない速さで移動できる!)
ウイングマンの観察をよそに、怪獣ザシーバは捕らえた4人もまた背中のドームに投げ込んでしまう!
…その様子を見ていた生徒達は固まってしまう。。
「ぐえ、また喰われた… あーゆーの見ると食欲なくすなぁ」
「グブブブ…満腹だ 腹の中の奴は約3分で完全に消化してしまうぞ、どうするウイングマン」
挑発する怪獣ザシーバに、打つ手が無くなりそうなウイングマンは歯噛みしていた。
682 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/09/11(金) 22:01:15 ID:VUre30yG
.。oO(く くっそ〜 もうどうする事もできないのか? 近づく事は無理、
と言って離れて光線なんか浴びせてたら トドメを刺す時間が無くなる…もうおしまいか…?)
――その時、どこからともなくウイングマンを叱咤激励する声が聞こえてきた。
『ウイングマン おまえはそんなに弱い奴だったのか! 弱音を吐くな、もっと強くなるんだ!!』
…この声は……アンノウン!
「フン、きさまに言われなくても…! ん? そ、そうか、その手があった!」
怪獣ザシーバの腹に注目すると、ウイングマンは短クロムレイバーを構える!
「ドライバーレイド!!」
――何を思ったか、ウイングマンは地中に潜り込んだ!
怪獣ザシーバはウイングマンを見失い、辺りを見回していると――足元からウイングマンが現れた!
懐に飛び込むと同時に怪獣ザシーバの腹を切り裂くと、中からアオイ達が落ちてくる!
「やだー ベトベト…」
…よかった、まだ誰も消化されていなかった…! 服だけ消化されてればよかったのに(Byあらすじ)
懐に飛び込んだウイングマンは、一瞬の内に4本の腕を切り落とし背中に飛び乗る!
「どうだ! 手は無くなったし、ここにいれば踏み潰す事もできまい!」
――だが、怪獣ザシーバはまだ余裕たっぷりに笑っていた。
「それはどうかな?」
なんとヒゲが伸び、ウイングマンを捕獲すると背中のドームが口を開いた!
「くそ!喰われるもんか! ――うわあぁ! な なにぃ!?」
踏ん張るウイングマンだが、突如、ドームからすさまじい火柱が沸き起こった!
「グワハハハ 喰うだけが能じゃないのさ!」
「ま まさかとは思うけど… ホントに戦ってるみたいだ…」
あまりのすごさに思わずつぶやく生徒達。 …ホントに戦ってるのだが。
業火に耐え、キーワードを叫ぶウイングマン!
「く… うう… ブ、ブラーンチ(分身)開始!」
3体に分身するウイングマン!それと同時にヒゲがちぎれ、拘束が解け背中から飛び降りた!
「とあ! ――分身してしまえばこっちのもんだ! 行くぞ!」
683 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/09/11(金) 22:02:00 ID:VUre30yG
ついに炸裂するウイングマンの新必殺技!
『デルタ! エンド!』
3人揃って同じポーズを構えたウイングマンは一斉に怪獣ザシーバへ飛び掛る!
『フルパワー!』
翼を出現させ、怪獣ザシーバをつかんだまま最大出力で垂直に飛び上がる!
そしてある程度の高さまで飛ぶと、一斉に怪獣ザシーバを蹴りその反動で一気に離れ――
両腰のクロムレイバーを繋ぎ合わせ、エネルギー波を放射する!
『バリアーエッジ!』
クロムレイバーから放射されたエネルギー波は、怪獣ザシーバを中心に正三角形で囲む。
そしてウイングマンはクロムレイバーを閉じ、上空の逃げ道をなくし三角錐のバリアを作り出す!
『デプスゾーン完成!!』
デプスゾーン完成と共に、ゾーン内部では放電が始まり、内部の敵へダメージを与え続ける!
「ぐ ぐわ や やめ〜〜〜」
そしてウイングマン達は地上へと着地し――デプスゾーンへ背を向け、右手を突き出し親指を立てる。
『――――ショック!!』
叫びと共に親指を下に向け、そのまま振り下ろすと――デプスゾーン内部で爆発が起こった!
周囲に強敵・ザシーバの断末魔が響き渡った――
<ウイングマンの最大の技『デルタ・エンド』! その破壊力は計り知れない
ファイナルビームの反省から、 爆風・その他被害が他に及ばないように、
この三角錐の中で爆発するのだ>
684 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/09/11(金) 22:02:52 ID:VUre30yG
「あ くるみちゃん!」
変身が解け、生き埋めになったくるみを救出へ向かう健太!
と、その時生き埋めになった崖が再び崩れ――内部から岩が吹き飛ばされ土煙に覆われる!
土煙が晴れると、そこにいたのは―― アンノウン!
「おい!くるみちゃんはどうしたんだ!!」
健太の言葉に答えるかのように、アンノウンはヘルメットを脱ぎだす。
「…? わ わたし どうしてたのかしら」 アンノウンの中身はくるみだった!
「くるみちゃん!」
「そうか、あいつめ なんらかの形でくるみちゃんを守っていたのか…」
くるみの元へ駆け寄る奥野間。
「くるみ! 大丈夫か?ケガはないようだな、よかった…≫
≪え ええ、何が何だか よくわからないけど…≫
――事件が解決し、健太達は映画館でくるみの映画を見ていた。スタッフロールが流れEDへ。
「あーあ いいなぁ、主役やりたかったなぁ〜」
思わずボヤく健太の両足を左右から誰かがつねる。
「いってって!」
痛さに思わず席から飛び上がる健太!
その隣にはクスリと笑う美紅、不機嫌な桃子とアオイがそっぽを向いているのでした――
扉の桃子で吹いた
>腹の中の奴は約3分で完全に消化してしまうぞ
そんなに早いなら、途中で助けても
かなり溶けてそうなのに
新必殺技、デルタ・エンドついにキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
ずいぶんじらしただけあってカッコEEEEEEEEEEEEE!!!!
しかし随分長い戦いだったな、もう秋だぞ。
次回からどんな敵が来るのか楽しみでもある。
扉絵の女性は桃子なのか
たしかに、健太には美紅ちゃんがいるのだが・・少しショック・・・
デルタ・エンドがついに出たな
こんな技だったのか
今週、(あくまでも個人的にだが) ビックリさせられたのは
扉絵と、あの状況で映画を作って上映させた監督だな
映画ヒットするのか ? もしヒットしたなら健太たちは有名人に ?
しかし、ザシーバとの戦いも長かったなあ・・・もう10月くらいか ?
>あの状況で映画を作って上映させた監督だな
商魂たくましいと言うべきかw
完成した映画、ちょっと見てみたい気はする。
恋愛映画とアクション映画、特撮をミックスした内容なのは確実だろうけど。
>扉絵の女性は桃子なのか
そばかすも消えて今以上に美人になってるな。
これで名前を書かなかったら誰だかわからなかっただろうなww
個人的には今のそばかすっ娘がいいんだけど。
デルタエンド、すげぇかっこいいな!
宇宙刑事などの袈裟斬り系よりも断然かっこいい!
親指を突き出した後、親指を振り下ろすこの「タメ」がいいんだ!
>>686 やっぱコスチュームは溶けてほしいところだけど…
なんとなくハンゾーも円を使えそうな気がする
694 :
693:2009/09/12(土) 00:47:35 ID:???
スマン誤爆
しかしアンノウン、どうやってくるみに衣装を着せたんだ?
中身が入っていればその中身も一緒に外に出てこなきゃいけないはずだし
>そばかすも消えて今以上に美人になってるな
大人になって出会ったとき、一番後悔させられるタイプの子だな
あ〜、学生時代口説いてればと……w
>セイギマン達が怪獣ザシーバへと立ち向かい、3方向を取り囲みグルグル走り出す
おー、それなんてちびくろサンボ
せっかく、あおいさんが見せ場を作ってくれた矢先に…
頑張れ!セイギマン
>完成した映画、ちょっと見てみたい気はする
自分も観てみたい!
どういう風に編集してあるのかスゴク興味があるw
健太が主役やりたかったみたいなこと言ってるので
ウイングマンは奥野真ってことなんだろうけど・・・
最後もちゃっかり走り寄って来てるしw
一つ謎なのは、幻覚ってカメラに映ってるのだろうか?
ちびくろサンボワラタwww
むしろこの場合はカラフルサンボだなw
ところでセイギマンが槍を投げるシーン、あれ結構高いところから飛び降りてるよな。
下にクッションとかマットレスとか、そういう物が見当たらないのだが…((((;゚Д゚))))
>映画
きちんと撮れていなかったら 「撮りなおし」 って監督が言いそうな気がする
あおいが 「いいのかな ?」 と懸念し
美紅ちゃんが 「・・・・」 と困惑し
布沢さんが 「いーじゃん、有名になれるかも !」 と賛成し
桃子ちゃんは 「リーダーがOKなら・・・」 と言い
健太は 「あの闘いを演技で押し通すために、あえて協力しよう」 と答える
ブルーたちは 「僕たちに見せ場を作ってくださいねぇ〜」 と健太に詰め寄る
なんてことは・・ないかな
>下にクッションとかマットレスとか、そういう物が見当たらない
コマには入ってないが、絶対ピアノ線やトランポリンがある気がする
ザシーバも「そんな子どもだまし…」と端から相手にしてないし、
以前ブルーは「やはりリーダーはすごい仕掛けをかくしていたな…」
と感心してるしw
今ふと思ったが
ポドリムスには火がないんだったかな?
シャフトは燃えたし?
ザシーバは、ビームや炎っぽいものを発したけれど
「火」ではないんだな
>幻覚
ウイングガールズが見ていた炎・水・シードマンなどの
幻覚は、一般大衆の人達も一緒に見えていたのに、
なんでウイングマンと入れ替わったザシーバの幻覚だけ、
ウイングガールズにしか見えなかったのだろう?
戦いの中ザシーバは、この幻覚は皆に見せ、
この幻覚は仲間にだけと、わざわざコントロールしてるのだろうか??
>>702 初期のアオイが言ってたように、「火で燃やす」という概念・知識事態はあったのは間違いない。
ビームで燃やすと言う知識が無かったとか、「可燃性の素材」が無かったとかかな?
>>703 >入れ替わったウイングマン
あれ最初混乱したわw きっと桂先生が何も考えて(ry
いや〜、上の方でいろいろ謎もあるけど
ザシーバの回もおもしろかった!
特にヌードがn(ry
次なる敵は、どんな奴か・・・?
706 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/09/12(土) 21:59:23 ID:aOG5wnWF
第42話――【秋は人恋しくて…の巻】
さみしい秋―― 人恋しい秋
そんな言葉を知らない、ポドリムス人のアオイでも―― 秋にはちょっとセンチになるようで
それは―― やはり、今 彼女を包んでくれるような人がいないからだろうか…
自室から外を見下ろすアオイ、彼女が見た物はジョギングする健太と美紅でした。
健太が毎日の日課として、朝のジョギングを…夏も終わる頃から、美紅も一緒に走るようになった…
「朝のジョギングって、ほんと気持ちいいわね」
「うん」
「それじゃあ、また学校でね」
一旦帰ろうとする美紅を呼び止めた健太は―― 何か言いたかったらしいが、言葉に詰まってしまう。
笑ってごまかし、再び帰ろうとする美紅をまた呼び止める。
「あ 待って」
健太は美紅の側に寄ると―――― 唐突に、美紅の頬にキスをした。
「あ ハハ じゃ、じゃあ また学校で」
「――う うん」
「じゃ じゃあね〜〜〜」
お互い真っ赤になってその場で別れる。
――――アオイはこのやり取りを一部始終見ていた。
「うわー!やった〜恥しい〜!でも毎朝ああしたいなぁ、しかし もう恥しくて出来ないだろうな」
真っ赤になって一人悶絶する健太。 ふと、誰かに見られていないか確認する。
一応上も見てみるが、誰も見ていないようだ。(アオイはすでに窓際から引っ込んでいた)
707 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/09/12(土) 22:00:08 ID:aOG5wnWF
――しばらくして。
「ねぇ、あおいさん どう?このカッコウ ドライバーグローブに、腕まくりして
ムネのボタン開けたりして、今日からこのスタイルで行くから」
…変身前の宇宙刑事を参考に、学ランでそれっぽいカッコウをする健太であった。 微妙にカッコイイ。
「ねぇ、ケン坊…」
「やっぱりオレは正義の味方なんだから、それなりのスタイルをしなくちゃね」
「ねぇ、あたしも明日からジョギングしようかな…」
「これでオレも正義の味方として自覚が出てきたってとこかな
――ん? 何? …ああ、ジョギング? いいよいいよ、無理しなくても あおいさんは寝てて
オレは美紅ちゃんと走るからさ」
…健太の態度と返事に、寂しそうな顔をするアオイ。
――2-A。HRで転入生を紹介される。
「斉藤辰夫です、よろしく」
クラスはざわつくが、アオイはずっと考え事をして健太の呼ぶ声もなかなか聞こえなかった。
「――え、何?」
「何じゃないだろ、転入生が自己紹介してるんだからちゃんと聞かないと」
「あ ああ、そうね」
ふと、健太が手を上げて松岡先生に提案した。…自分の席に斉藤を譲るそうだ。
「転入生って言ったら、大体空いてる席か、一番後ろで一人座るって事になるでしょ
それじゃあ、みんなと仲良くなる事ができないじゃない
ぼくの席だったら、隣ににぎやかなあおいさんもいるし、すぐみんなと友達になれますよ」
「そうね、そうしてあげて
――広野くんの正義の味方魂も、こういう所 だ け に働いてくれるといいのにね」
「どーゆー意味ですか?」
斉藤は健太にお礼を言い、健太はなんのなんの、と移動する。隣のアオイにも挨拶し着席。
.。oO(ケン坊のバカ となりが美紅ちゃんだったら、こんな事絶対しないくせに…)
708 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/09/12(土) 22:00:51 ID:aOG5wnWF
「ねぇ、キミ ――カワイイね」
いきなり何の脈絡も無くかわいいと言われ、赤くなって目を伏せるアオイ。
.。oO(なーに、この男… 初対面なのに… こーゆータイプ好きくないわ 正直だけど…)
――2人のやり取りを後ろから見ていた健太は、斉藤がもう打ち解けたようでご機嫌になっていた。
チャイムが鳴り、廊下を歩くアオイに声をかける斉藤。
「きみはボクの事知ってる?」
「え? 知ってる訳ないじゃない、今日 初めて会ったんだもん」
「フフ でも―――― ボクは… キミの事知ってるんだ、昔っからね」
…なんだこの男は。アオイに馴れ馴れしい!新手のナンパ方法か!?
キ ン ☆
――こういうナンパ野郎には、アオイの金的攻撃が炸裂するのです、ハイ。
「うう…」
「からかうのもいい加減にしてよね」
その場を立ち去るアオイを、タマを押さえながら見送る涙目の斉藤。
「――あいかわらずだな、アオイ」
まだアオイの名を知らないはずの斉藤は、なぜかアオイの名を口走るのだった――…
――そして放課後
廊下で健太を呼びとめ、一緒に帰ろうと誘うアオイ。
「あ―― オレ、美紅ちゃんの部活終わるの待ってんだ」
「そう…」
笑顔で誘ったのにも関わらず、断られたアオイはまた寂しそうな顔をするのだった。
「あおいさんも一緒に待ってる?」
「いいわよ、一人で帰るから」
気を悪くしたアオイはその場を立ち去ってしまった。
「なーんか今日のあおいさん、変だなぁ」
709 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/09/12(土) 22:01:33 ID:aOG5wnWF
――その時、空間が奇妙な音を立て、天地が逆さまになる! これはポドリアルスペース!!
何者かが健太を狙い、ナイフのような物を投げつける!咄嗟に回避する健太!
「誰だ!」
「フフフ 挑戦を受けるか?」
ナイフが投げられた方向を見ると、ザン○ット3…いや、鎧武者の様な鎧をつけた刺客がいた!
「あったりめーだ! チェイング!」
剣を振りかぶる刺客! だが、ウイングマンはこれをバリアレイバーで受け止める!
「それだけか、もっと仕掛けて来い!」
リクエストにお答えしてスパイラルカットを投げるが、刺客は紙一重でこれを回避!
「噂に聞くデルタ・エンド以外はその程度のものか!
しかも、今はデルタ・エンドでオレにトドメを刺す事ができないぞ!
なぜなら、今 ここの空間はポドリアルスペースだからな!」
――新必殺技、デルタ・エンドは早くも欠点が見つかった!
時間の止まっているポドリアルスペース内では、時間の経過で体の色が変わらず分身できないのだ!
やけくそになり、クロスバーンで攻撃するが、刺客はあっさり回避する。
…それどころか、空振りしたクロスバーンは女子と会話していた男子の後頭部を殴ってしまう。
「あ」
そんなウイングマンをあざ笑い、挑発する刺客。
「ウイングル・クラッシュ!」
しかしこれも命中直前に回避され、空振りした攻撃は、刺客の背後にいた女子をかすめてしまう!
「この次会う時はポドリアルスペースを作らないでいてやるよ
その方がキミもデルタ。エンドが使えていいだろう
今の程度の技では、オレは倒せないからな! ハハハハハ!! また会おう!」
今までのは様子見だったのか、捨て台詞を残し消える刺客。
「新手か… ――ゲ!!!」
刺客が消えると同時にポドリアルスペースが解除され、時間が動き出し慌てるウイングマン!
そして周りでは、時間停止中にウイングマンが誤爆した被害が…
「あ!キスしてる!」
…先程のクロスバーンで後頭部を殴ってしまった男子がはずみで女子とキスしてしまい――
710 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/09/12(土) 22:02:18 ID:aOG5wnWF
「ギャッ!」
こちらでは、W・クラッシュがかすった女子の胸の部分が切り裂かれおっぱいが丸出しに!(*´Д`)
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090912215823.jpg 慌ててムネを隠す女子の横を、コソコソと通り過ぎるウイングマン――…
「あ 広野くんだ! またあんなカッコウして!」
「これはみんな広野くんのしわざね!!」
――哀れ、学校の名物男は犯人扱いされ逃げ出すのでした。
――その頃、アオイは…帰り道の途中、斉藤に先回りされていた。
斉藤のストーキングにいい加減腹を立てたアオイは一喝する。
「斉藤くん!…しつこいんじゃない? 今日、会ったばかりだってのに」
「…オレ達、今日 会ったばかりじゃないんだ、本当に
オレだよ、ナアスだよ 幼なじみのナアスだよ」
そして斉藤はポドリムス人・ナアスの正体を現した!
「え ナアス… 本当にナアスなの?」
「追われてるんだアオイ、ポドリムスの追っ手に 命からがら逃げてきたんだ…」
ナアスはアオイの両肩をつかみ、必死で訴えるのだった。
追われてる割りには余裕有りそうだなナアス。
偽物だろうけど。
おっぱい(*´Д`)ハァハァ
武者とナアスは同一人物なのかね?
健太の部屋には超合金を飾ってあるのか
「宇宙刑事物のメカを買いたい」 と言ったら 「中学生にもなって・・・」 と言われたが
健太の環境は、ある意味うらやましいな
今回出てきた甲冑戦士のデザインはかっこよかった
こいつが新たなる敵か ? わりと賢い ?
今回から、ヒーロー物の定番 「生き別れになった○○との再会」 ネタでいくのか〜 ?
1話を読んだときのイメージでは
あおいさんは謎めいた美女だったんだが、印象変わったなあ
幼馴染のナアスが出てきて、ポドリムス世界の話も描かれていくのかなあ
冒頭、健太が美紅ちゃんの頬にチューしたけれど
どれだけの読者が殺意を抱いただろうか ?
身近に美紅ファンがいないからよく分からない・・・
転入生の斉藤くん、あおいさんに股間攻撃されて可哀相に・・・
あの痛さは、男しか分からないな
>健太の部屋には超合金を飾ってあるのか
1巻から読み直してみたが、確かに少し飾ってあるな。
1巻と比べるとおもちゃの数は確実に増えているが…w
ダイナロボ、ダイナマン、シャリバン?、ダイジュピター、
グランドバースとゴーグルシーザーに… 最後の戦車型がわからん
>――哀れ、学校の名物男は犯人扱いされ逃げ出すのでした。
犯人扱いも犯人そのものだろwwwww
しかしウイングル・クラッシュでおっぱいご開帳した女子、運よかったな。
もう数センチずれてたら、おっぱいどころか胸全体を削られて大怪我だぞ…:(;゙゚'ω゚'):
・ポドリアルスペースでは使えない
・現実世界でも赤になった3分の間しか使えない
・分身の為に5秒無防備になる
制約多すぎだろデルタエンド…
>・ポドリアルスペースでは使えない
ポドリムスでは使えるんだっけ?
1巻でポドリムスに言った時は時間の流れが緩やかな描写だったような?
とりあえず、ファイナルビーム以上の破壊力、残骸飛散防止などの向上はあるが、
これだとポドリムスでいつかリメルと決戦する時に辛いだろうな…
…と、いうことはこれから先、新たな新必殺技が出るのだろうか?
「好きくない」という台詞は
作者の造語かな
鳥山明が読みきりで使ってた。>好きくない
鳥山明氏も使ってたのか
担当編集の鳥嶋氏は、作者の指導もしているようだから
鳥嶋氏の口癖か・な?
今の流行り?
でも他のジャンプ漫画では使ってないような
言われてみて気づいたわ。普通は「嫌いだ」っていうのに珍しいね。
>>714 逆にヒーロー物でラブラブだと
デビルマンの明と美樹みたいに
バッドエンドのフラグ立ちまくりでは?
流石に美紅が殺されたりはないだろうけど
健太の目の前で美紅が敵に酷い目に合わされたりとか、
さらわれてものすごくエロい目に合わされたりとか
>>723 いや、美紅よりもアオイの方がひどい目やエロい目に合わされそうだ。
同棲してるってのはそれだけで結ばれるフラグが立ってるし。
ナアス好きくない……はよ帰れ
>>723 そういう展開は見てみたい。
コメディ要素が強いけど、明るいだけじゃ中身が何もない感じがするから
そういう不条理なことがあって、物語にグッと深みが出る気がする
>>723 主人公の彼女が捕まったり
拉致られたりするのは
ヒーロー物ではエロ展開にする王道だし。
今まで守られるだけの存在だった美紅が
戦闘に参加するようになって
敵にウイングマンの恋人だと知られれば
一番のターゲットにされるだろうしね。
>学ランでそれっぽいカッコウをする健太であった
明日から健太の格好真似ようと、
取り敢えず軍手の指先切って、黒マジックで塗った
学生服はなんとかなるにしても、問題はあの独特な前髪だ・・・
整髪料禁止なんで、ノリで固めてみたものの、
おでこにくっつき上手くいかん・・・_| ̄|○
>>728 ぜひ写真うp
あの手袋は「レーシンググローブ」と言って、スポーツ用品店かカー用品店に売ってるよ!
730 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/09/13(日) 21:58:59 ID:EsiBES71
第43話――【思い出の秋の巻】
転入生・斉藤に付きまとわれるアオイ。だが彼はアオイの幼なじみのポドリムス人・ナアスであった。
「ポドリムスの追っ手から、命からがら逃げてきたんだ でも――」
ポドリムス人の素顔を再び斉藤の顔に戻し、話を続ける。
「でも安心だよ 奴ら、オレがここ三次元に逃げ込んでるとは思わないだろう」
「そうだといいんだけど」
――このやり取りを見ていた人影―― 布沢だった。
「あれは転入生とあおいちゃんだわ」
アオイと斉藤は見つめあう――
「おおっ! おおっ!! これはスクープだわ!」
とっさにカメラを取り出し、こっそりと撮影する布沢。さすが新聞部!
「会いたかった」
「わ わたしも…」
再会を喜び、2人はそっと抱き合った――
近くの公園に移動し、無邪気に遊ぶ子供達を見ながら思い出話にふけるアオイと斉藤。
「わたし達にも、あの位の時があったのね…」
2人して昔を懐かしみ、あの頃はよかったと語りだす。
「ねぇ、ボクのプロポーズ まだ覚えてる?」
「覚えてるわ」
<以下回想>
――あれは、わたしの父が直属の科学者として迎えられ、あなたも兵士になった時――
「アオイ、オレも もう1人前だ キミを支える事位できる! ――結婚しよう」
「ああ ナアス」
――そして、ポドリムス人の恋人達は口付けをかわした――
<回想終了>
731 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/09/13(日) 21:59:54 ID:EsiBES71
――だが、そこで一瞬アオイの脳裏に浮かぶ健太の顔。そんな事も知らず、斉藤は話を続ける。
「なぁ、アオイ ボクと一緒に来てくれるだろ、ボクにはキミが必要なんだ」
アオイの両肩をつかみ、説得する斉藤だが―― 考えたアオイは斉藤の手を静かにどける。
「ごめんなさい、ナアス もう、元には戻れないのよ ――わたし、今好きな人がいるの だから…」
斉藤はその一言で思い切り機嫌を損ねてしまう。
「分かったよ、キミの気持ちはよくわかった
もうポドリムスの事なんかどうでもいいんだな!
キミだけここで楽しく過ごせばそれでいいんだな、分かったよ!」
言うが早いか斉藤は振り向く事無くその場を駆け出した!
…寂しそうにするアオイだが、斉藤が不敵に笑っているのを知る由も無かった――
――ポドリムス
リメルはナアスを呼び出し、作戦の進行状況を尋ねる。
「は、第一段階はほぼ成功です」
「うーむ… 確かめておきたいんだが、昔の恋人を裏切れるのか?おまえに」
「そ それはもう… 決心した事です
見ていて下さい、必ずウイングマンの首とドリムノートを持ってまいります」
返答するナアスは健太を襲撃したあの武者風の鎧をまとっていた。あれはやはりナアスだった。
リメルはキータクラーの一番弟子だったナアスに期待していた。
そしてリメルはこの使命を無事終えたら、ナアスを最高幹部として迎える事を約束した。
「え 最高幹部! ――わたしは過去を捨てました、ですから、例の約束の方も どうか」
「分かっておる! 奴隷として働いているおまえの両親の事だな、
使命をちゃんと終えたら、王宮に迎え満足のいく生活を出来るようにしてやる
…しかし、それもこれもおまえが指名を成功させた場合の事だぞ、それを忘れるな」
その後、ナアスは牢獄へ立ち寄った。
見張りの兵士が立入禁止を告げるが、リメルの許可を得ていると答えると兵士はその場をどく。
兵士の後ろには――クリスタルのような結晶に幽閉されたキータクラーがいた。
732 :
粗筋!ウイングマン! 3/5:2009/09/13(日) 22:00:35 ID:EsiBES71
「ぶざまなもんですな、師匠 こうなってしまっては、あなたもおしまいですね
わたし達、もう師でも弟子でもありませんからね
ウイングマンを倒してドリムノートを奪ってきたら、わたしは最高幹部なんですよ
ですから、もう あなたとは何でもない その事だけ知っておいてもらいたかったんです
それじゃあ」
キータクラーを皮肉ると、キータクラーの呼び止める言葉に耳も貸さずその場を立ち去るナアス。
――夜の健太の家
…アオイは自室で昼間の事を思い返し、一人泣いていた。
「どうしたらいいのかな、ナアスとせっかく再会したっていうのに…
わたしだって、ポドリムスの事を忘れた訳じゃ…」
――と、その時!
『 く ぅ り ゃ お お ぅ っ と !! 』
突如聞こえてきた奇声に、アオイはイスからコケた!!
「もう、ケン坊ったらなんて声出すのよ ――全く」
アオイは健太の部屋に様子見&注意しに向かう。
「トレーニングだよ、リメルはぞくぞく強敵を送り込んでくるからな」
「トレーニングするのはいいけど、変な声出すのはやめてよね」
「そんなの、オレの勝手じゃねーか ――きょうおおぉ!」
「ね、ケン坊 トレーニングなんかより、その辺ちょっと散歩しない?」
「勝手に行けば? …よっ」
健太にも冷たくされ、ますます寂しそうにするアオイだった――
「あおいさん、机の上見てみなよ」
言われるまま、健太の机の上を見ると――
「わっ、映画の券じゃない!(2枚ある、私を連れてってくれるのかしら…)ねぇ、誰と行くの?」
一瞬期待しつつ、笑顔で健太に聞いてみると…
733 :
粗筋!ウイングマン! 4/5:2009/09/13(日) 22:01:16 ID:EsiBES71
「エヘヘ、さ〜〜〜ね すてきな人と………行くのさ
その映画、面白そうでしょ あーあ、日曜日待ち遠しいなぁ」
――突如、大声で笑い出したアオイに驚き、鉄棒から落っこちる健太!
「いて〜〜〜 何だぁ?」
「そりゃ、楽しみよねー 早く日曜になればいいねー、そりゃよかった
――――でも、わたしには関係ない事だわ!」
笑った後にいきなり怒鳴ると、きびすを返し部屋のドアを思い切り閉めるアオイ。
.。oO(何よ何よ! 美紅ちゃんと行く映画の券を、わざわざわたしに見せつけなくてもいいじゃない!
――――わたしの気持ちも知らないでさ――――)
健太の部屋のドアのすぐ前でうつむくアオイ。 …と、直後、健太母から電話と呼ばれ1階へ向かう。
…一方、健太は…
「なんだぁ、あおいさんの好きそうな映画だと思ったんだけどなぁ 気にいらなかったかな…
それじゃ、誰と行こうかなぁ…」
…ちょこんと正座し、アオイの気持ちも分からず考え込んでいた。
電話に出たアオイ。相手は――予想通り、斉藤だった。
『さっきはゴメン、もう一度話し合いたいんだ 昼、行った公園で待ってる。だから…』
「ん、分かったわ すぐ行く」
電話を切り、健太母に一言告げて家を出る。
――公園にてアオイを待つ斉藤。 その背後に現れたのは――アンノウン。
「なんだきさま!」
『忠告する、リメルに手を貸すのはやめろ』
「なにを…」
斉藤は近くにあった木切れを拾うとアンノウンへ殴りかかる!
734 :
粗筋!ウイングマン! 5/5:2009/09/13(日) 22:01:58 ID:EsiBES71
…ややあって、アオイが公園へ着くと…斉藤とアンノウンが争っているのを目撃する。
アンノウンは斉藤の鋭い剣戟をかわし、左腕で斉藤の後頭部を殴りつける!
ダウンする斉藤だが、今の動きには見覚えがあった…。
『リメルに手を貸すのはやめろ!』
「フフフ 思いも寄らぬ攻撃で油断してたが、今からオレの体に指一本触れさせないぜ
なぜならば、オレは あんたの動きを全て知ってるからだ
――――師匠の動き位、もうマスターしてるのさ、 キ ー タ ク ラ ー さ ん ! 」
「え!?」
斉藤の台詞に驚愕するアオイ!
――果たして、アンノウン=キータクラーなのか!?
だとすると、あらすじは今後彼をどう呼称すればいいのか!? 待て、次号!
斉藤 (ナアス) は、ポドリムス人で、あおいさんの恋人だったのか・・・
彼は反リメル・ポドリムス解放のゲリラでもしているのか・・・ ?
と思ったら、先週号に出てきた敵だったのか 彼はシードマンより強いのか
過去のことは吹っ切っているみたいだし、危険だなあおいさん
キータクラーがまだ牢獄にいたけれど
謎の戦士・アンノウンの中身はキータクラーじゃないのか ?
それとも出動するときだけ脱獄しているのかな ?
どうでもいいけれど片腕治せばいいのに
ナアス
作戦結果によっては最高幹部に迎えられると聞いて喜んでいるけれど
キータクラーが牢屋に入れられ、シャフトが敗れた今
残っている幹部は、おそらくドクター・アンバランスだけか
「最高幹部」 といっても、あまりありがたみがわかないな
ナアス、知ってるか?
敵のボスから
「〜〜打倒の暁には、〜〜の地位を与える」って言われるのは、負けフラグなんだぜ…?
しかしアンノウンは結局キータクラーなのか?
キータクラーがディメンションパワーで動かしてるのか?
だとすると、着ぐるみ動かすよりまず脱出した方が早いだろうし、
他の囚われのポドリムス人見る限りでは、あの牢屋に入ってるとディメンションパワー使えないみたいだし。
>>736 >ありがたみがない
言われるまで気づかなかった… 対抗相手、アンバランスしかいないじゃん!
他にまだ未登場の幹部キャラがいれば別だけど。
ナアスは偽物だと思っていたが
普通に寝返っていたとは。
洗脳じゃないか?
あおいさんの脳裏を一瞬よぎる健太の顔……
あー、あおいさんはホントに健太のことが好きなんだな〜と思うと
なんだか居た堪れなくなってくる
健太は美紅ちゃんに夢中だし、切ないだろうなー
素顔のあおいさん、最終回までには公開されるのかな?
見たいような、見たくないような……複雑な気持ち
ラークやナアス、リメルのポドリムス人からアオイの素顔はなんとなく想像できるが、
あえて想像しないことにする
桃子ちゃんに「健気ですな」と声かけたとき
「そういうあおいさんだって」と答えられていたが
あおいにとって健太は
恋愛感情抜きにしても
初めて会った三次元人で、一番気安い相手なんだろうな
その相手が「美紅ちゃん〜」って浮かれていたら
寂しくもなるよな
743 :
粗筋!ウイングマン! 1/5:2009/09/14(月) 21:59:42 ID:nMnGZ3HP
第43話――【思い出の秋の巻】
転入生・斉藤に付きまとわれるアオイ。だが彼はアオイの幼なじみのポドリムス人・ナアスであった。
「ポドリムスの追っ手から、命からがら逃げてきたんだ でも――」
ポドリムス人の素顔を再び斉藤の顔に戻し、話を続ける。
「でも安心だよ 奴ら、オレがここ三次元に逃げ込んでるとは思わないだろう」
「そうだといいんだけど」
――このやり取りを見ていた人影―― 布沢だった。
「あれは転入生とあおいちゃんだわ」
アオイと斉藤は見つめあう――
「おおっ! おおっ!! これはスクープだわ!」
とっさにカメラを取り出し、こっそりと撮影する布沢。さすが新聞部!
「会いたかった」
「わ わたしも…」
再会を喜び、2人はそっと抱き合った――
近くの公園に移動し、無邪気に遊ぶ子供達を見ながら思い出話にふけるアオイと斉藤。
「わたし達にも、あの位の時があったのね…」
2人して昔を懐かしみ、あの頃はよかったと語りだす。
「ねぇ、ボクのプロポーズ まだ覚えてる?」
「覚えてるわ」
<以下回想>
――あれは、わたしの父が直属の科学者として迎えられ、あなたも兵士になった時――
「アオイ、オレも もう1人前だ キミを支える事位できる! ――結婚しよう」
「ああ ナアス」
――そして、ポドリムス人の恋人達は口付けをかわした――
<回想終了>
744 :
粗筋!ウイングマン! 2/5:2009/09/14(月) 22:00:23 ID:nMnGZ3HP
――だが、そこで一瞬アオイの脳裏に浮かぶ健太の顔。そんな事も知らず、斉藤は話を続ける。
「なぁ、アオイ ボクと一緒に来てくれるだろ、ボクにはキミが必要なんだ」
アオイの両肩をつかみ、説得する斉藤だが―― 考えたアオイは斉藤の手を静かにどける。
「ごめんなさい、ナアス もう、元には戻れないのよ ――わたし、今好きな人がいるの だから…」
斉藤はその一言で思い切り機嫌を損ねてしまう。
「分かったよ、キミの気持ちはよくわかった
もうポドリムスの事なんかどうでもいいんだな!
キミだけここで楽しく過ごせばそれでいいんだな、分かったよ!」
言うが早いか斉藤は振り向く事無くその場を駆け出した!
…寂しそうにするアオイだが、斉藤が不敵に笑っているのを知る由も無かった――
――ポドリムス
リメルはナアスを呼び出し、作戦の進行状況を尋ねる。
「は、第一段階はほぼ成功です」
「うーむ… 確かめておきたいんだが、昔の恋人を裏切れるのか?おまえに」
「そ それはもう… 決心した事です
見ていて下さい、必ずウイングマンの首とドリムノートを持ってまいります」
返答するナアスは健太を襲撃したあの武者風の鎧をまとっていた。あれはやはりナアスだった。
リメルはキータクラーの一番弟子だったナアスに期待していた。
そしてリメルはこの使命を無事終えたら、ナアスを最高幹部として迎える事を約束した。
「え 最高幹部! ――わたしは過去を捨てました、ですから、例の約束の方も どうか」
「分かっておる! 奴隷として働いているおまえの両親の事だな、
使命をちゃんと終えたら、王宮に迎え満足のいく生活を出来るようにしてやる
…しかし、それもこれもおまえが指名を成功させた場合の事だぞ、それを忘れるな」
その後、ナアスは牢獄へ立ち寄った。
見張りの兵士が立入禁止を告げるが、リメルの許可を得ていると答えると兵士はその場をどく。
兵士の後ろには――クリスタルのような結晶に幽閉されたキータクラーがいた。
745 :
粗筋!ウイングマン!:2009/09/14(月) 22:04:17 ID:nMnGZ3HP
間違えた! もっかい貼りなおし!
746 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/14(月) 22:04:58 ID:nMnGZ3HP
第44話――【秋が揺れて…の巻】
<扉絵:シャワーを浴びる桃子>
斉藤にキータクラーに手を貸すのをやめる様に忠告しに現れたアンノウン。
だが、彼にはアンノウンの動きがキータクラーだと言うのだ。 今後あらすじ上でどう呼称する!?
棒を振りかぶり、襲い掛かる斉藤!
「いい加減に白状したらどうなんだ!」
斉藤の攻撃をかわし、間合いを取るアンノウン。
『私の身のかわし方がそのキータクラーという男に似ているからと言って、同一人物とは限るまい!』
「どうしても―― しらを切るつもりだな!」
斉藤はアンノウンとの間合いを詰め、木切れを振りかぶる!
――が、アンノウンはビームガンで棒を破壊し、斉藤の攻撃を止めさせそのまま銃口を突きつける。
たじろぐ斉藤、見ているだけで動けなかったアオイ。
『しつこいぞ!
聞く所によると、キータクラーという男は、今 牢の中に閉じ込められているそうじゃないか!
だとしたら、どうして、ここにこうしているのだ!?』
「フッ、それがどうした キータクラーなら、その位のトリックはやってのけるよ」
『どうもキミの推理には穴がありすぎるな…
どうしてもワタシの忠告が聞けないのなら、死んでもらうよ』
アンノウンは改めて斉藤へ狙いを定める――
「ウイナア!ウイナルドシルエット!」
咄嗟に叫んだアオイのキーワードでウイナルドが現れ、アンノウンを蹴り上げた!
『うぐっ! な、何をする!』
アンノウンをウイナルドに任せ、自分は斉藤へと駆け寄った。
.。oO(フッ 助かったよ、アオイ)
747 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/09/14(月) 22:05:40 ID:nMnGZ3HP
『クッ、とんだジャマが入った オレは一旦身を引くとするか
今からでも遅くはないぞ、考え直すんだ……』
そう言い残し、アンノウンは消えた――
「考え直せって何の事?」
「なんでもないよ、それよりオレについてきてくれるかどうか… もう一度考えてくれ
いい答えを待ってるよ」
斉藤もまたそう言い残し、空中へと消えた――
.。oO(本当にわたしが必要なら―― 今すぐにでも、強引に連れてってくれれば
そうすれば わたしは もう――ついて行くのよ…)
斉藤が消えた空中を見つめたまま寂しそうにするアオイだった。
――翌朝
「ねぇ、まだ昨日の事怒ってるの!?」
「怒ってないわよ!」
玄関先で怒ってる、怒ってないと、もめる健太とアオイだった。
それならば、と取っておきの方法を試す健太。
「よーし… ねぇ、あおいさん いい物あげるよ」
「なによ ――え」
健太は唐突にアオイの手をとり――――手の甲へキスをした!
「へへへ…」
想いっきり照れくさそうに笑う健太。
「…バカ」
アオイもまた、嬉しいような、恥しいような複雑そうに微笑むが――――
『 バ カ !! 』
急に機嫌を悪くし、強烈なビンタを健太にくらわした!? Σ(;゚д゚)
748 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/09/14(月) 22:06:22 ID:nMnGZ3HP
おかげで健太は電柱が折れるほど、思い切り顔を打ち付けていた…。
『どんな娘(こ)でもキスすればニコニコすると思ったら大間違いよ!!
(美紅ちゃんにはホッペでわたしは手か! フン!!)』
「なんだぁ」
プリプリ怒りながら先に行くアオイを、さっぱり訳が分からず血まみれで眺める健太でした…
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090914220332.jpg ――仲額中学校、廊下
「ねぇ、機嫌直してよ」
相変わらずムスッとしたまま先に行くアオイを呼び止める健太だが、構わずアオイは先へと急ぐ。
ふと、登校してきたアオイを見つけ、声をかける女子。
「あ 手が早いわねー、あおいさんって」
「え、何の事?」
「教室に入ってみれば分かるわよ」
そして2人が教室に入ると、人だかりがあり、そこには――――
校内新聞で、斉藤と抱き合うアオイの写真がでかでかと貼られていた!
「へぇ〜〜〜 席を隣にしてやったのがすごい効果だね…」
「な、なによこれ! 布沢さんね!」
感心する健太と驚くアオイへ、ダメ押しの斉藤の声が聞こえてきた。
「アオイは手が早い訳じゃない、これにはワケがあるんだ
オレは彼女とは幼なじみなんだ、それで再会を喜んで…」
「おおっと、その辺も記事になったりするわね!」
アオイの足元からスカートを書き分け、ひょこっと顔を出す布沢。
「――でも、恋人宣言したっていいんだぜ オレは今でもアオイの事を―――― 好きなんだ」
ひょうひょうとそんな事を言う斉藤を止めようとするアオイ。
だが、健太は―――― 斉藤に敵意の目を向けていた。
「ちょっと来いよ」
健太はアオイの手を引き、教室の反対側へと移動し、改めて話を聞かせてもらう。
「本当か、幼なじみって」
749 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/09/14(月) 22:07:04 ID:nMnGZ3HP
「あ あのさ さっきの、多分冗談よ、ホラ 恋人宣言っての」
「そんな事聞いてないよ あおいさん、幼なじみってのが本当ならあいつもポドリムス人って事だろ」
「そ、そうよ それは本当」
敵意の眼差しのままアオイに詰め寄る健太は、アオイに斉藤に近づかないように警告する。
「なぜって? ポドリムスの刺客だからだよ! あいつが転入してきた日に、オレは襲われたんだ」
「そ そんな、嘘よ 斉藤くんじゃないわ」
「いいや、ホントだ間違いないよ、たぶんあいつだ」
「たぶん…? たぶんですって?
やきもちなんて みっともいいもんじゃないわよ!」
健太の言葉にアオイはつい怒鳴ってしまい、その大声に騒いでいた生徒達も静まり返り注目する。
「やきもちじゃなかったら、ポドリムス人に対しての侮辱だわ!
ポドリムス人はみんな、残忍な刺客だと思って! 見損なったわよ!」
そう言って健太に背を向けるアオイ。
…だが、この様子を斉藤は不敵に笑うのを誰も気がつかなかった――
――放課後
健太を無視し、無言で帰ろうとするアオイを呼び止める健太。
「あおいさん あおいさんてば! 今日は久しぶりにヒーローアクション部の部活があるんだよ
あおいさんも一応、部員なんだからさ、残って…」
健太の言葉に、一瞬足を止めるアオイは振り向くと――
「さようなら」
…冷たく、ただ一言――そう言い残し去っていった。
「あ・・・・・・・ ああ、バイバイ」
思わずそう返す健太を、後ろから呼び止める桃子達。半ば強引に北島達に連れさられる健太。
「あおいさんは来ないんですか?」
「ん―― 何か、機嫌悪くて…… 先に帰るって」
――そのやり取りを背に、立ち去るアオイの目には―――― 涙が光っていた……
アンノウンはやっぱりキータクラー(の分身みたいな物)だと思う。
手助けしている理由は、
ウイングマンを倒すのは自分だからか、
内心は反リメル派ってところかな・・・。
ナアスに対する態度から後者の可能性が高そう。
ナアス 対 アンノウン は、ウイナア乱入によって引き分けかあ
健太、あおいの手にキスしているけれど、どこで覚えたんだ ?
ヒーロー物にでてくる美形キャラの仕草からか ?
学級新聞(学校新聞) に熱愛スクープを載せるなんて・・・布沢さんやりすぎ ?
・・・新聞の記事だが・・アニメ化の話がきているのか ? ファンロードって何だ ?
ラストの「さようなら」って台詞は重そうだぞ
健太とあおい、このまま別れてしまうのだろうか
>ファンロード
アニメ雑誌だな。つかよくそんな細かいところまで読んだなw
アニメ化かぁ… ぜひやってほしいものだ。
フルカラーで動く3色ウイングマンやアオイや桃子のヌードを(ry
>>752 新聞記事、文章が載ってたから読んでみたんだけど
でたらめな文でなくてちゃんと読めたな
作者は刑事コロンボも好きなのか
ファンロードはアニメ誌かあ・・買ってみたいけれど小遣いが少なくて・・・
アニメ誌って感じでもないような・・・漫画とかいろいろあるし・・・
恋愛にお色気に戦闘にといろいろあるウイングマンみたいな雑誌
あおいさん
思い詰めた顔して「さようなら」なんて早まっちゃイカンよ
ヤケにならないでね
最後の「さようなら」がすげぇ嫌な予感…
このまま喧嘩別れしてしまうのか? まさかポドリムスに帰ってしまうのか…?
どう考えても雨降って地固まる展開だろ
アホか
「あおいさん !」 「ケン坊 !!」 抱き合う二人
「・・・・ !?」 固まる美紅ちゃん
「小川さんにあきたのかしら ?」 あっさりと言う久美子ちゃん
「気にしちゃダメよ」 慰める桃子ちゃん
似た事はザシーバの時にあったけれど、 ↑のような展開はしないよな
>「へぇ〜〜〜 席を隣にしてやったのがすごい効果だね…」
嫉妬どころか感心している……
健太には恋愛感情ないみたいなので、↑のような展開は無いような
これまでの健太を見ると、恋愛にはてんでうといみたいだな。
まぁリアル中学生はそんなものかもしれないけど。
762 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/15(火) 22:01:39 ID:ZKxdone9
763 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/09/15(火) 22:03:01 ID:ZKxdone9
いつもの服に着替え、玄関から出るアオイはそこから2階――健太の部屋を見上げる。
「さむっ」
…木枯らしがアオイの肌に染みる。
ふと気付くと、目の前にいつの間にか斉藤が立っていた。
「いいんだな」
――アオイは無言でうなずいた。
「ただいま おー、さぶさぶ もう、夕方はめっきり冷え込むなぁ」
ようやく帰宅した健太だが、アオイの靴が無い事に気付く。まだ帰ってないのか?
部屋に上がり、ベッドに横になる健太。
「あおいさん、完全に怒ってたなぁ… なんでだろう、なんか悪い事したかなぁ、オレ
――帰ってきたらあやまっとこ 明日もああじゃやだもんね」
そして横になったまま本を読んでいるうちに、健太はいつの間にか寝てしまっていた…。
「ん――? ゲッ、寝ちゃった! うわっ、もう8時になるのか!
いくらなんでも、もう帰ってるよな あおいさん…」
アオイの部屋をノックし入る健太。 しかし―― もぬけの空だった。アオイどころか家具すら無い。
焦って1階に下りる健太。
「かあちゃん!」
「あら、起きた? すぐご飯食べる?」
「あおいさんどこ行ったの!?」
「え、あおい…? だーれそれ」
両親の答えに血相を変えて、アオイを探しに家を飛び出す健太!
「あおいさ――――ん!!」
.。oO(なぜ気がつかなかったんだ! あの時の言葉はそういう事だったのか!
でも、どうしてだ! どうして…
今、あおいさんがいなくなったら オレ… 本当のお姉さんみたいに思っていたのに!)
764 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/09/15(火) 22:03:45 ID:ZKxdone9
涙ぐみながら、必死で町中を走り回り探す健太。
「チェイング!! 空からなら見つけやすい!」
――同時刻、買い物帰りの美紅は飛び立つウイングマンを目撃した。
「あら、広野くん ――どうしたのかしら、何か慌ててたみたいだけど… 胸騒ぎがする…」
高層ビルのはるか上空を飛ぶウイングマン。
「こんな上から見てたんじゃわかんない」
…と言う事で、通行人の頭上スレスレまで急降下しアオイを探すウイングマン!
驚く通行人だが、今はあらすじもかまってられない!
「くそー いないよー! ――ん!?」
再び急上昇し、上空で何かに気付くウイングマン。 そこには――――
「誰かを探してるようだね」
…空中に浮かぶ斉藤だった。
「あおいさんをどこに隠した!」
「隠した? おいおい、人聞きの悪い言い方はよしてくれ、彼女は自分でオレについてきたんだぜ」
問答無用でアオイを返せとクロムレイバーで切りかかるウイングマン!
「ぐっ! いやだねぇ、フラれた男のひがみは…」
クロムレイバーを肩口に受けつつも、減らず口を叩く斉藤。
激怒したウイングマンは無抵抗の斉藤をぶん殴る!
「ぐぅ… い、言っておくがな アオイがオレについてくるって言ったんだ、
オマエとの過去を全部消してな」
「そん!な 事が… 信じられるかよ!!」
怒りに任せ、スパイラルカットを投げつけると斉藤の頭をかすめ――額の流血に悲鳴を上げる。
.。oO(何だこいつ! この前の戦いでの自信と動きの素早さはどこにいったんだ?
――なんでもいい! 弱腰のうちにとどめを刺してやる!)
ウイングマンはクロムレイバーからバリアレイバーに切り替え、斉藤へ襲い掛かる!
765 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/09/15(火) 22:04:28 ID:ZKxdone9
「待ちなさい!」
斉藤へ切りかかろうとしたその時、どこからともなく静止の声が上がった!
ウイングマンが振り返ると――
「その人を殺すなら、わたしを倒してからにしなさい」
――妙なヘッドギアと剣を左手に持ったアオイだった。
「あ…あおいさん!?」
「ケン坊、わたしはやっぱりポドリムス人なの…
同じポドリムス人と運命を共にするのが道理なのよね、やっぱり」
「何バカな事言ってんだよ! オレはやるぜあの男を!」
「――そう しょうがないわね、ケン坊を倒すしか… 本気でやるわよ
ケン坊もそうでしょ、愛する人を傷つけようとする人がいたら、全力でその人を倒す…」
「冗談だろ… あの男のかたを持つなら、いくらあおいさんでもオレは殺るぜ!」
「それでけっこう!わたしに殺されたくなかったら、わたしを殺すしかないわよ!」
アオイはそう言い放ちウイングマンへ襲い掛かってきた!
.。oO(わっ、本当にかかってきた 本気だ! でも左手で剣を持ってるし隙だらけ…
なんかやぶれかぶれって感じだ…)
戸惑っているウイングマンの肩をアオイの剣が切り裂いた!
「――よけない? 本気でかかってきなさい!」
「なんで! あおいさんと戦わなきゃいけないんだよ!」
.。oO(フフフ いいぞ… やるんだアオイ、ウイングマンを殺してしまえ)
2人の戦いを不敵な笑みを浮かべながら観戦する斉藤に、2人は気付く由も無かった――
<続く>
アオイのプロテクターは何だ。
決別は自分の意思じゃなくて、プロテクターが壊れたら
元に戻るなんてのは嫌だぜ。
洗脳されてるんならまだいいが、この流れからするとどう見ても自分から斉藤に加担してるよな…
どうすんだ健太、アオイと真剣にやりあえるのか?
流石に人間の姿してる相手殺すのは気が引けるから
クロムレイバーで手加減してるのかなと思ったら
普通にバリアレイバーに換えて殺る気満々で吹いたw
あおいさん
ナアスと何をするつもりなんだろ・・・反リメルの抵抗運動をする・つもり ?
家族の記憶を消すのは分るが、セーラー服を着替えることないのに
もう11月だから寒いだろ、ナアスは冬服着ているぞ
鈍い健太も、やっと大慌てしだしたな
しかし、なんでナアスは弱いんだ ? 数週間前と凄い違いだ
ひょっとして、あおいと健太とを争わせて共倒れさせる気か ?
あおいの武装はナアスから借りているのかな
ナアスの声のイメージは
井上真樹夫・・・ガンダムのスレッガー中尉
鈴置洋孝・・・・ダイターン3の破嵐万丈
ただなんとなく思う
今週分は、(物語内の時間経過だと) 斉藤(ナアス)が転校してきて2日目の夜なのかな
急展開だな
あっという間にもう5巻か…最初は打ち切りにおびえてたけど、今はそうでもなさそうだ。
それにしてもポドリムス通信の美紅専用エアバイクのデザインがカオスすぐるwww
作者もコメントにこまってるじゃねぇかww
>>769 ナアスは明らかにリメルに忠誠を誓っているようだし、反リメル抵抗運動は違うと思う。
多分、ドリムノート奪取はもちろんだけど、アオイと健太を仲たがいさせるのが目的だろう。
ナアス、あおいにドリムノートを持ってこさせろよ・・・と思ったが
今のノートにアンバランスが作ったドリムイレイサーは不適合だったな
健太を変身させないことは不可能だから共倒れを狙うのか ?
自分も部活帰りで疲れてて、気づいたら8:00で
やべー朝まで寝てたのか?と勘違いしたこともしばしばある…
>左手で剣を持ってるし隙だらけ… なんかやぶれかぶれって感じだ
あおいさん、決心固いのか?…半ば意固地になってやしないかい?
今までみたことない格好……本気か??
>ワァーハハハ、こうなったら、100巻も200巻も出しちゃおうかな?
是非出しちゃって下さい!ずっと買い続けますよ!!
でも果たして100巻も200巻も出る漫画ってあるのだろうか?
あおいの失踪に大慌ての健太だけど
美紅ちゃんには何も説明しないんだな
そこまで余裕ないのか
>ポドリムス通信の美紅専用エアバイク
どう見てもおまるにしか…w
水陸専用で名称「エルゼ」
マシンの耳にはMIKUの文字ww
しかもかわいい顔してレーザービーム設置とは……
やっぱ作者が言うように「ものすげえ」www
>>775 俺はデパートの屋上のあの動物型の乗り物(分かる?)を連想してたけど、
『おまる』の発想はなさすぎたwwww テラフイタwwww
「エルゼ」という名前、水陸両用、かわいい顔のカウル、レーザー装備はまだいい。
でもおまるは無いだろとwww
明らかに作者もコメントに困ってるよなwww
個人的にはシードマン音頭がなんか和むかな。
ほら、昔あったウルトラマンの「怪獣音頭」のふいんき(なぜかry みたいで。
(分かりにくければ、ヤッターマンのドロンボー一味の歌のイメージで)
たくさんのハガキの中から
あのハガキを選んだからには
何か心に訴えるものがあったのかな
778 :
粗筋!ウイングマン! 1/3:2009/09/16(水) 22:01:39 ID:8Wlpw4mx
第46話――【裏切りの秋の巻】
夜空で戦いを繰り広げるウイングマンとアオイ。反撃する訳にもいかず、防戦一方だった。
アオイの剣を受け止め、肩の傷口が痛むが…そんな事は今はどうでもいい!
「ナアスに立ち向かうのをやめないなら、わたしはあなたを倒す!」
「ナアスって言うのか! ナアスは倒さなきゃいけないんだ、あ あおいさんは騙されてる!」
アオイとの戦いを避け、ウイングマンは逃げ出した。
「追うんだ、今決着をつけとかないと、今度 いつ襲われるかわからないからな」
「う うん」
そう言うと2人の姿が消えた。
一方、ウイングマンは通行人より5m上空へと移動していたが、瞬間移動したアオイに先回りされる。
「ん なんだぁ!?」
ふと、通行人は空を飛ぶ2人の人間の姿に気付き騒ぎ始めた。
「なぜあおいさんと戦わなきゃならないんだ」
「なぜナアスと戦わなきゃいけないの?」
「それはナアスが刺客だからだ」
「証拠はあるの?」
「証拠は…… 証拠は無い、ヒーローの勘だ!」
――その時、ウイングマンの体色が黄色へと変わった。
「何がヒーローの勘よ!」
アオイはディメンションパワーを放射し、ウイングマンを地上へと弾き飛ばす!
地面へ打ち付けられ、滑り込むウイングマン!
――その方向には、友人とおしゃべりしながら歩く女性。
「そいでさ… ん?」
足元に違和感を覚えた女性が下を見ると――――
「や やぁ」
足の間から、にょっきりとこちらを見上げる黄色い変質者。当然、女性は悲鳴を上げる!
779 :
粗筋!ウイングマン! 2/3:2009/09/16(水) 22:02:20 ID:8Wlpw4mx
…が、スカートの間から追撃してくるアオイの姿を確認すると、すばやく立ち上がるが――
「うわっ、真っ暗だ!」
ヘルメットのツノがスカートに引っかかり、ウイングマンの視界を覆ってしまう。
そんな事もお構いなしに、連続攻撃を仕掛けるアオイ。
ウイングマンは立ち上がり迎え撃つが、そのせいでツノに引っかかったスカートが完全に捲れ上がり
女性のパンティがあらわになってしまう!
「ちょっ、ちょっと!」
「ゴ、ゴメン スカートが引っかかってんだ、今外すから …さ、取れた ――グッ いってぇー」
散々辱められた女性はウイングマンにビンタを1発かまし、怒りながら去っていった。
頬を押さえるウイングマンだが、背後から襲い掛かるアオイの剣を、素早く蹴りで叩き落す!
「いい加減にやめようぜ!」
「遊びじゃないのよ、ケン坊 やめる訳にはいかないわ」
「あいつの事、そんなに信じてるのか、好きなのか」
間合いを取るウイングマン。アオイの答えは――
「ええ、愛してるわ …何があっても彼について行く事に決めたの」
ウイングマンはしばし黙り込んでしまう。
「……そう、ボクもあおいさんの事好きだ。今まで本当のお姉さんのつもりでいた
でも、もう 日曜の映画、一緒に行けなくなっちゃったんだね」
――その言葉に、アオイは自分のカン違いだった事に気がついた。
「そ、そうね(ケン坊…ありがとう でも、もう戻れないわ)」
「でも、あのナアスだけはオレはやる」
「それだけはダメ!」
その言葉にアオイは再び攻撃を仕掛け、ウイングマンのバリアレイバーを弾き飛ばす!
「いや、どうしてもやる」
ウイングマンはもう1本のバリアレイバーを取り出し身構える。
「それはわたしが――――許さない!」
「あおいさん…(だめだ、やはりあおいさんとは戦えない…)」
アオイの必死の表情に心揺らぐウイングマンは、再びバリアレイバーを弾き飛ばされる。
「――分かったよ、ナアスと戦うのはやめよう…」
780 :
粗筋!ウイングマン! 3/3:2009/09/16(水) 22:03:27 ID:8Wlpw4mx
レイバーも飛ばされ、ノド元に剣を突き付けられたウイングマンは、ついに戦いを放棄した――
斉藤はアオイにドリムノートをもらうように命じるが、アオイは今の自分達に必要なのか疑問に思う。
「ああ、リメルを倒すには必要なものだ」
ウイングマンと目を合わせるアオイ。
「あおいさんも欲しいの?」
「ええ、彼の意思はわたしの意志だわ」
――しばし、無言で見つめあうウイングマンとアオイ。 そしてウイングマンは決意した…。
「わかった、あおいさんにあげる… いや、返すって言う方が合ってるね
ボクに夢をくれたのもあおいさんだもの、その人の頼みなら…
ボクはいつでもウイングマンになれるし、新しい技を書けないだけだから…」
ドリムカセットからノートを取り出し、アオイに渡す …と同時に、アオイからノートを奪う斉藤。
「ナアス!」
「さぁ、あいつにお別れでもしたら」
「ケン坊…お別れね」
「あおいさん…」
アオイはウイングマンへ歩み寄ると、ヘルメットごしにキスしようと迫る。
そして斉藤は―― またも不敵に笑っていた。
.。oO(フッ ドリムノートさえ手に入ってしまえば…)
そして斉藤はナイフを取り出し、背中を向けているアオイへ襲い掛かる!
『!?』
――ザクッ!
斉藤の様子がおかしい事に気付いたウイングマンだが―――― ナイフは非情にも刺さってしまう!
…それは、一瞬の事だった。
間一髪でウイングマンはアオイと位置を変え、アオイをナイフからかばっていたのだった!
「ぐっ… 見ろ!これがこいつの本性だ! 今、あおいさんを殺そうとしたんだぞ!」
『え!?』
「ち、ちがう 誤解だ、信じてくれアオイ!」
ナイフをにぎりしめたまま、説得力皆無の言い訳をするナアスだった。 <続く>
「ナアスは刺客だ 証拠は・・・ヒーローの感だ !」 じゃ
あおいでなくても怒るぞ、健太
この非常事態に
スカートが引っかかってパンツが見えちゃうお姉さんを描くなんて・・・
さすが・・・ 略
ナイフであおいを殺そうとして失敗した斉藤
来週は修羅場 ?
今確か52号のはずだけど、今回のシリーズ年末までには完結するのか ?
どうなるんだろうと思いつつ、正月を過ごしたくないぞ・・・
思ったよりバレ早かった。
2人ともポドリムスに帰って
本格的に(実際は一時的)終わると思ってた。
783 :
桂○和:2009/09/16(水) 23:14:39 ID:???
>>781 お色気を盛り込むようにタントーさんに言われましてね…
784 :
マロン名無しさん:2009/09/17(木) 00:04:02 ID:p64vAzKM
こんなときこそ
謎の戦士・アンノウンの助力が必要なのに
彼は味方じゃないのか ?
785 :
784:2009/09/17(木) 00:11:41 ID:???
ネットの接続状態が悪くて書き込みしなおしていたら age てしまった
ゴメン
>>784 ドンマイ!
彼はナアスに正体見破られたのでしばらく出て来れないんじゃ…
別に健太にバレてもいいと思うんだが……照れ屋さんかなw
健太が今回あおいさんと話す時だけ「ボク」と言ってる!
健太にとってあおいさんは、目上の人・尊敬、恩人などの存在なのだろうな
そして本当のお姉さんみたいに頼れて、甘えられるという……
やっぱそういう人とは、如何に敵を前にしても戦えないよな…
憎むべきは、どこまでも汚い奴!ナアスだ!!
それにしてもウイングマンは、街中の戦闘が似合うなー
ウイングマンに変身できるのは健太だけだけど
ウイナアって誰でも呼びだせるのかな
健太とあおいだけ・かな
こんな (2対1) 時こそ呼べばいいのに
>それにしてもウイングマンは、街中の戦闘が似合うなー
「闇夜のカラス」って言葉が浮かんだ。
夜のビル街に似合うのは宇宙刑事だけどね。
>>787 そういえばウイナルド(ウイナア)も登場回数少ないな。
桂先生、やっぱ描くのがめんどくさいからですか!?w
ウイナルドはTV撮影のときに思い出したかのように再登場してからは
割と出番は増えてるんじゃ無いかと思うんだけど
むしろ初戦で溶解されて2度と出番が無いかと思ってた程だったのに
一応あれでも重要な戦力なんだし、WGだけで手に負えない相手が出たら出てくると思うそ
助っ人は良いタイミングで現れるから役に立つんだ。
常用したら一緒にピンチになるだけ。
792 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/17(木) 22:00:05 ID:ScsZ9elY
第47話――【愛の終わりは秋の夜におとずれての巻】
街中を歩く美紅と桃子。
「リーダー、そんなに慌ててたの でも…どこにいるのかしら」
「わかんない、でもここにいるような気がするの
広野くんの身に何も起こってなければいいんだけど…」
――ふと、美紅と桃子の背後から近寄る酔っ払い2人がいた。
酔っ払いは美紅と桃子に目をつけナンパしようと声をかけた。
「わたしたち、急いでるから」
…当然断られる酔っ払いだがしつこい事この上ない!
「しつこいなぁ、こういうのがうるさいから空から探しましょ」
2人は揃ってバッジを胸につけ戦闘服姿へと変わる。
「じゃあねぇーん」
「いいのかなぁ、こんなとこで飛んじゃって…」
そして2人は揃って空へ飛び立った。
「・・・・・・・今日はもう家に帰って寝よう…」
「飲みすぎたな…」
目の前の女の子がいきなり変身し、空を飛んだことに腰を抜かす酔っ払いであった。
場面は変わってウイングマン達。
苦痛にうめくウイングマンの背中からは、斉藤に刺された傷からの出血が激しい。
「い いや、その…」
アオイ暗殺に失敗した斉藤は、アオイへの言い訳が考え付かずしどろもどろとしている。
「ナアス!本当なの? わたしを刺そうとしたって!?」
「ホントさ、う… オレが変わりに刺されてなかったら、あおいさんがやられていた」
.。oO(チッ とんだ所でしくじった… アオイを仲間にしておいて、
ウイングマンの戦力を半減させるつもりだったが… これまでか…)
斉藤は内心、作戦失敗した事に歯噛みしていた。
「どうなのナアス! 何かの間違いでしょ、そうでしょぉ!」
793 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/09/17(木) 22:00:47 ID:ScsZ9elY
――その上空では、美紅と桃子がウイングマン達を見つけていた。
「あ、いたわ」
「何してるのかしら…」
ウイングマンはアオイを守るように前に立ちはだかり斉藤へ怒りの言葉をぶつける。
「オレはなぁ、オマエみたいなやり方が一番頭に来るんだよ
幼なじみだかなんだか知らねぇけど… 信じてる人に騙されるのがどんなに辛いか!
オマエはわかんねぇのか!!」
――ウイングマンの体色が赤へと変わる。
だが、それでも斉藤の事を信じたいアオイは、ウイングマンの言う事を否定しデタラメだと叫ぶ。
「そ、そうさ アオイの言うとおり、オレは騙してなんかいない」
――その時、騒ぎを聞きつけ警官がやってきてしまった!
「まずいわ」
空中で様子を見ていた桃子達は地上に降り、警官に自主映画の撮影だとごまかした。
「しかしねぇ、ここで撮影していいって許可が出ているの?」
「そんな堅い事言わずにぃ」
「どうも変だ、カメラマンもいないし―― ちょっと署まで…」
「…しょうがない」
美紅と桃子は警官の腕をつかむと、空中へと飛び上がる!
「リーダー、存分にやって下さい!」
その様子を見た斉藤は三次元人は愚かだと罵る。
「話は戻るが、さっきも言ったとおりオレはアオイを騙してなんかいないぜ
アオイが勝手についてきたんだ、オレは何も悪くない」
「ど どういう意味?」
「フッ―― ウイングマンの言う通り、オレはのこのこついてきたバカ女を殺そうとしたって事さ!」
斉藤…ナアスはついに正体を現し、武者風の戦闘服姿へと変化した!!
「ウ ウソ… いや… そんなの信じない」
794 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/09/17(木) 22:01:33 ID:ScsZ9elY
信じていた者に裏切られ驚愕するアオイ! さらにドリムノートまで奪われてしまっている!
「あとはキサマとアオイを殺し、ドリムノートを無事持って帰れば…
オレの両親は奴隷から解放されるんだ! その為にはどんな事でもする!!
――まぁ、そういう事だ。 悪いなアオイ、死んでもらうよ」
唐突にナアスはDPビームをアオイに向けて放つが、ウイングマンは素早くアオイの前に立ち塞がり、
DPビームをスプリクトフラッシュで相殺する。
「キサマは… 最悪だ!」
「何とでも言え!」
殴りかかるナアスの腕に飛び乗り、そのまま大きくジャンプ、街灯の上へ着地するウイングマン。
『悪裂!ウイングマン!』
見得を切り、全ての怒りをナアスへぶつけ連続攻撃を決める!
「あおいさんはなぁ!オマエを!(ドカッ)好きなんだぞ!(バキッ)それが分かってるくせに!」
殴りながら叫ぶウイングマンだが、さすがに3発目はかわされ拳を受け止められた。
「いつつ… そんな事はお前に言われなくても、よーく知ってるさ
でも、そんな事はどうでもいいんだ、今のオレはな!
――つまり、オレはアオイとの過去を忘れたのさ、アオイがキサマとの過去を忘れたのと同様にな」
ウイングマンを背後から締め上げるナアス。
アオイは――ナアスの言葉にますますショックを受けてしまう。
ナアスはアオイの愛を利用し、これを使ってウイングマンと相打ちさせようとしていたのだ。
「やめて! そんなのみんなウソよ!」
もはや何を信じていいのか分からないアオイは、耳を塞ぎ必死で否定しようとしていた――
ナアスに激しい怒りの炎を燃やしたウイングマン。その時体が光り輝やき、ナアスを突き飛ばす!
『ブラーンチ(分身)!』
ttp://moepic3.moe-ren.net/gazo/fire/files/fire29082.jpg
795 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/09/17(木) 22:03:01 ID:ScsZ9elY
.。oO(ムッ デルタ・エンドか! まともにくらってはまずい… お、そーだ)
何を考えたのか、ナアスはデルタ・エンドをアオイにかけろと命令する。当然拒否するウイングマン。
「そーかい、それならいいんだぜ
このドリムノートに『この町にいる三次元人は大爆発と共に町ごとフッ飛ぶ』って書くだけだから」
――なんて奴だ!住人を人質に取り出した!
「動くな! フフフ…『この町にいる三次元人は…』っと さぁ、どうする? 早くどっちか決めろ
迷う事はあるまい、アオイを殺ればキサマも町も助かるんだぞ?
――さぁ、さぁ『…大爆発と共に…』 早く決めないと、文が完成しちゃうぜ?」
どこまでも卑劣なナアスに、ウイングマンは迷い…… ついにナアスはしびれを切らす!
「――そうか、分かったよ! それじゃ町ごとフッ飛んでもらおうか!」
『待て!』
ついに決断した3体のウイングマンは静止の声を上げた!
――果たして、町か、アオイか、どっちを取るのか!? <続く>
>>791 |д゚) ←物陰でこっそりとタイミングをはかっているアンノウン
|⊂/
こうですか、わかりません!
ナアス、ついにアオイに暴露しちまったか…
まぁ、前回のラストがアレだから今回バラさないと話の流れが悪くなるけど。
そしてフルカラーブランチ、3色ウイングマンキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
やっぱフルカラーで見るとかっこええな!
美紅ちゃん、健太の慌てぶりを桃子ちゃんに相談したのか
まあ、あおいさんは当事者で会えないし、久美子ちゃんには茶化されそう・・・だが
中学生が夜8時以降に繁華街を歩いていると補導されるぞ
桃子ちゃんも人前で変身したり、空飛んだり、警官引き離したり無茶するな
ナアスが開き直って戦闘形態になった
あおいを利用することを諦めて、ついに実力勝負に出るのか ?
ドリムノート
書き手の 「夢」 がこもっていない書き込みは無効みたいだから
ナアスの書き込みも無効になるのかな
キータクラーも失敗したから、師弟揃って同じ失敗をする
と安心していていいのかな ?
>>799 俺ら読者はその事が分かっているからいいけど、
以前キータクラーが喫茶ヘドリアンの人間皆殺しを目論んだのを失敗したのを
知ってるわけじゃないんだよな。
ならば失敗は目に見えてるが、そうなると健太はアオイにデルタエンド仕掛けるのは間違いない
アンノウンの正体
周りではキータクラー ? と言われているけれど
「あおいさんの親父が関与しているのでは ? 」 と思っている私は少数派なんだろうか
アオイの乳は …もとい、父は記憶リング無くして動けないだろ
新ドリムノートの表紙に浮かんだのは、あれはイメージだろうし。
ナアスを見下ろしながら一瞬無言の間を挟んでからの名乗りが格好良いと思った
ところで美紅と桃子は警官をどこへ拉致ったのだろうかw
>>804 多分ナアス編のオチだな。
忘れられて「下ろして〜」
しかし、いくらくぁいいと言ってもいい大人が
女子中学生をナンパはどうかと思うなあ
>>805 ウイングマンの作風とギャグセンスから考えると十分ありそうで困るwww
きっと東京タワーのてっぺんとかだろうなw
もしくは翌日、新聞でこの警官がどっかから救助されて、
「あ、忘れてた…」とあせる美紅&桃子で〆 とかw
>>806 美紅はともかく、桃子はそれだけ発育がいいんじゃなかろうかw
よく言えば、大人びて見えるとか。
今のウイングマンは怒りでパワーアップしているのか ?
背中と左肩に傷を負っているはずなのに
普通にパワーアップしてると思うぞ。
ほら、君だって怒ると力が上がってつい壁とかを殴って穴を開けてしまうじゃないか。
一週遅れの話題で申し訳ないが、ショーウィンドウの前にたたずむ
ウイングマンの絵がめちゃくちゃ格好良かった!
絵からも健太の心情が伝わってくるような感じだった…
>フルカラーブランチ、3色ウイングマン
白黒マンガで何を???と思ったけど、画像うpされてたんですね!
ホント物凄くかっこいぃー!!(ありがとうございま〜す)
>きっと東京タワーのてっぺんとか
お〜、それなんてパーマン
>ショーウィンドウの前にたたずむウイングマン
アオイに首元に剣をつきつけられてる所かね?あれは俺も大好きだ!
かっこよさと寂しさがうまく両立されてる…
>お〜、それなんてパーマン
そういえばそんなシーンあったかな?w
どっちかというと同じ藤子絵でドラえもんを想像したけど。
スレ違いになるが
ドラえもんは思ったな
実際に乗りこめる模型飛行機で遊ぶ話 とか
飼い犬が死ぬのを避けるために、前日に戻って治療 とか
>>807 桃子は発育は良さそうだけど、決して大人びては見えないと思うのだけれど。
パーマンは厳密にいうと煙突ねw>かば夫とさぶww
パーマンで思い出したのが、アイドルでスーパーマンのパー子!
くるみちゃん、あなたならきっと立派な……w
>>814 今年、パーマンが再アニメ化されたような・・・
パー子
後ろからついていくとパンツが見えるな
くるみちゃんも・・・?
>>815 空を飛ぶ桃子と美紅は後ろ(下)から見るとパンツ丸見えだよなw
対してアオイはほぼパンツ、布沢は白(?)ブルマ…
おまいらどれがお好みですか?w
817 :
粗筋!ウイングマン! 1/3:2009/09/18(金) 22:00:39 ID:7zjXO6rm
第48話――【逆転の秋の巻】
アオイにデルタ・エンドをかけなければ、ドリムノートに町の住人が吹き飛ぶと書くと脅され、
3体のウイングマンは静止の声を上げた――
『待て!』
「アオイを殺す気になってくれたか、そいつぁ大助かりだ、手間が省ける」
「ダメよ広野くん!あおいさんを殺すなんて、絶対ダメ!」
――その時、警官をどっかに置いてきた美紅と桃子もこの場に戻ってきた。
『――――やるよ あおいさんに、デルタ・エンドを…』
…ついに最悪の決断をしてしまったウイングマン! そしてアオイも覚悟を決めていた――
.。oO(――そうよね、わたしが死ねば 何万人もの命が助かるんですもの…
ケン坊に殺されるなら、本望だわ)
ウイングマン達はゆっくりとアオイの肩をつかみ、デルタ・エンドの体制に入る…
「覚悟はいいね、あおいさん…」
健太がアオイを手にかけようとしている―― その光景が美紅と桃子には信じられなかった。
桃子はナアスを倒してしまえばいいと判断し突撃をかける―― が。
「こざかしい!」
ナアスは掌底突き一発で桃子をダウンさせてしまう!
「早く殺れ、ウイングマン!」
「やめてリーダー!」
「早く殺れ!」
急かすナアス、止める桃子! ウイングマンは迷い――意を決した!
『デルタ・エンド!』
ついにデルタ・エンド発動!アオイをかかえ急上昇する3体のウイングマン!!
818 :
粗筋!ウイングマン! 2/3:2009/09/18(金) 22:01:46 ID:7zjXO6rm
――だが――
タイムリミットとなり、変身が解け地上に落ちる健太!
「いつつ… 残念だったな、時間切れで変身が解けちまったよ」
あえて悩んだり、ゆっくりとアオイに技をかけたのは時間を稼ぐためだった! 歯噛みするナアス!
「これじゃ、デルタ・エンドはできない・・・・・・・ぜ!!」
健太はアオイの手から剣を奪い取りナアス目掛け投げつける!剣はナアスの左手をかすめた!
「チェイング!!」
その隙に再び変身する健太!
間合いを詰め、スパイラルカットを投げようとするがDPビームでカウンターを食らう!
「はかったな! ――皆殺しだ! …どうだ、文章が完成したぞ!
この町もろともフッ飛んでしまえ!!」
――ついにドリムノートに文章が書きあがってしまった!
「ちくしょう!」
思わず目をつぶるウイングマン!
――――しかし、何も起きなかった!
「ど どうしたんだ! 何も起こらないぞ!」
予想外の事に戸惑うナアス!しかもノートを見てみると、書いた文字も消えていた!
「偽物か!」
吐き捨て、ドリムノートを投げ捨てるナアス!だが、ウイングマンはそんな小細工はしない!
叫びつつ、飛び蹴りを食らわせるとナアスは大きく吹き飛び――――車へと激突した!
「な な… なんて事しやがんだ!」
車を凹まされたドライバーは怒って車から降りてきた …が、これが幸いした。
見ると、車がじょじょに持ち上がってくる…? ――なんと、ナアスが車を持ち上げていたのだ!
「死ね!」
持ち上げた車をウイングマンめがけブン投げるが、ウイングマンはジャンプしてこれを回避!
野次馬も咄嗟に逃げたが―― アオイだけ逃げなかった。
819 :
粗筋!ウイングマン! 3/3:2009/09/18(金) 22:02:36 ID:7zjXO6rm
「あおいさん、どうして逃げないんだ!」
「わたしなんか、もうどうなってもいいのよ」
「何言ってんだ!」
「お願い、ケン坊 ナアスを殺さないで!
あの人、本当は悪い人じゃないのよ! リメルに脅されて、仕方なく戦ってるんだわ!」
「まだそんな事言ってんのかよ! いいか、殺らなきゃ殺られるんだ!」
――ウイングマンとナアス、戦えば必ずどちらか傷つく事に、アオイはどうする事もできなかった…
クロスバーンでナアスへ攻撃を仕掛けるが、ナアスは側の街灯を引き抜き振り回す!
避け切れなかったウイングマンは直撃を食らい、ビルの上のオフィスへと飛び込んでしまう!
「く… うっ、背中のキズが… くそ、まずいな 早く決着をつけないと被害が広がる
――――ムッ まだ黄色か、早く赤になれ、早く!」
オフィスから飛び出し、空中へと移動するウイングマンは赤になるまで時間を稼ぐ事にした。
――しかし、赤になるのを待っているのはウイングマンだけではなく、ナアスもだった!
.。oO(もう容赦せん! 変な小細工はやめだ! オレが本気を出せばきさまなど敵じゃない!
早く赤になれ!早く!! その時オレにチャンスが回ってくる!)
――その戦いを地上で見守る美紅と桃子。
「黒い人、優勢みたいね」
ふとそんな声が聞こえた。 桃子が振り向くと…そこには、大きなリボンの少女がいた。
「そう思わない?」
妙な事を聞く少女に桃子が問う。
「黒い人って、あの羽がついてる人の事?」
「そっ! でも―― 優勢なのは今のうちだけで、あの黒い人負けるかもよ」
そして――ついにウイングマンの体色が黄色から赤へと変わった!
「やった、赤に変わった!もうこっちのもんだ! ――行くぞ、デルタ・エンド!」
逆転のチャンスに必殺技宣言するウイングマンだが、これはナアスにも逆転のチャンスだった。
.。oO(よし、それでいい 貴様の最大のチャンスが最大のピンチになるのだ! 地獄を見せてやる!)
>>816 見てみたいのは布沢さん、見て嬉しいのは桃子ちゃんかな
あまり引っ張ると怒られるからこのへんで・・・
ウイングガールズ
ナアスの台詞じゃないけれど、「いつの間にもどってきた」のって感じだな ?
先週号から読み直してしまったよ
しかし、健太があおいに本当に技をかけるとは思わなかったな
時間切れで変身解けたけれど
ナアスがポドリアルスペースを作らないのは矜持なのか作戦なのか
どっちなんだろ
ラストで出てきた女の子は新キャラなのかな ?
通りすがりにしては思わせぶりな台詞だし
明確な決め技が出来たお陰ですっかりそれ頼りになっちゃったなあ
やっぱりキータクラーと同じ失敗をしたか。さすが師弟。(ドリムノート悪用)
変身が解けて落下する健太、死ななくてよかったな。
あれ下手すれば頭打ちつけて死んでもおかしくない高さだぞ。
なんか小学生っぽいキャラまで出てきたし…
また担当に子供を入れろとか言われたか?w
>矜持
読めないし意味わからなかったので調べてみた。
「きょうじ or きんじ」か。意味は英語で「プライド」、と。
>>821は小中学生じゃなく大学生かな?
>>821 台詞からして完全に作戦だろ?
デルタエンド発動時の5秒の隙を狙うと見た
>>825 デルタエンド発動じゃなく、分身完了だな。
なるほど、これまで敗れたシードマンの失敗はちゃんと活かされてる訳か!
>>822 おそらく逃げ延びていたポドリアル人だろうね
>>824 矜持
言い方がかっこいいなと思って使っただけですよ
ウイングマンは少しエッチで女の子が脱がされちゃうこともあるけれど
ヒーロー物だから・・・
と変な理屈付けして読んでたりもする
上の方でアニメ化の噂もあったらしいが、うーん…
フルカラーで動くウイングマン達も見てみたいが、エッチシーンがどうなるか微妙だ。
少なくとも、親と一緒には見られないのは確実ww
このスレあほが多いからなw
>>822 全身描かれてるし脇役って事はないだろw
どう考えても新キャラだろww
822だけど
自分も、新キャラなんだろう
と思いますよ
反面
今でも男性陣が活躍できてないのに・・・
また新しい女の子が出るのかという感じがして
認めたくなかったりもするんですよ
変な改行だから一瞬縦読みかと思った…
まぁ、どっちかというと健太以外は男よりも女の子を出した方が華があるしね。
セイギマン連中も正式に仲間入りして欲しいという願望もあるけど。
セイギマン達が仲間になったらなったで、完全ギャグキャラ、
もしくは完全かませ犬になると思う
あの3人が仲間になると戦隊モノになっちゃうしな、
今は健太以外女性キャラにする事で単独ヒーローの面子を保ってるけど
>また新しい女の子が出るのかという感じ
同意
そして殆んど皆が健太に好意をもってる…
どうせこのリボンの子も……
>>816 自分は見えそで見えないミニスカ派w
よって>桃子と美紅
>あの3人が仲間になると戦隊モノになっちゃうしな
セイギマンそのままで仲間になるんじゃなく、
桃子がセイギマンからウイングガールズになったように、別の衣装を着て参戦すると予想
もちろん名称は「ウイングボーイズ」
かつて、ティール戦の時のバギャンが仲間になるという予想は見事打ち砕かれたが…orz
ウイングボーイズ・ガールズ…
なんかゴーグルXのコンボイ(コンピューターボーイズ)みたいだな。
ウイングマンに秘密基地とかあればサポートとして仲間入りできなくもな……
あ、そうか!ドリムノートで秘密基地出せばいいじゃん!
>>839 秘密基地
10分たったら消滅するかもしれないから
怖くて使えません
10分制限忘れてたorz
…でも読み返してみたら、
美紅達の戦闘服やウイナルドは10分以上出ているような気がする??
ドリムノートに「ウイングマンの変身時間は30分」とか書き直したらどうなるんだろうな
ウイングマンって変身解けてから、すぐまた変身出来るので
あまり意味がないような……
デルタエンドまで超長く、チャンスが2回減っちゃうw
そういえば連続でチェイングしたのって今回が初めてだっけ?
>>841 もしかしたら、ドリムノートがパワーアップしたことと関係あるのかもしれん
ウイングマンは変化していて、美紅や桃子はディメンションパワーを付加されてる
みたいな感じじゃないのかな?
だからザシーバの光線で美紅やあおいのコスチュームは解けるけど、ウイングマンは大丈夫。
ただ、その分タイムリミットがある、みたいな。
>>846 <ウイングマン>戦闘力高い
・全身の姿を変える
・特殊な武器や攻撃が出来る
・空を飛べる
・武器の性質を変える
(短クロムレイバー→長レイバー→バリアレイバー等)
<ウイングガールズ>戦闘力低い
・基本的に攻撃方法は肉体を使う技
・武器は無い
・強化服を与えるだけ
・空を飛べる
…なるほど、戦闘力が低い分、WGはタイムリミットが無い(or長い)のかもしれないね
848 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/19(土) 22:01:08 ID:LuhYbiT4
第49話――【秋が暮れるの巻】
地上にて戦いを見守る美紅と桃子はデルタ・エンド発動に、ウイングマンの勝利を確信していた。
「やった、必殺技だ! これでリーダーの勝ちね!」
「そうだといいんですけどねぇ」
…前回現れた、謎のリボンの少女はウイングマンが負けると予想していた。
『ブラーンチ(分身)!』
(ピクシブのブランチ画像)
分身し、隣のビルへ跳び、間合いを取るウイングマンはデルタ・エンド発動のポーズをとる!
『デルタ・エンド!』
――だがナアスはダメージを受けてない為ピンピンしている。これではデルタ・エンドをかけられない!
.。oO(奴に残された時間はあと3分ちょっと、ギリギリまで時間を稼いでやる
当然、勝利はオレの物だ ククク…)
…地上では、戦いを観戦している野次馬がウイングマン達が移動する度に、こちらも移動していた。
桃子と美紅も2人を追いかけるが、リボンの少女に止められる。
「見に行かない方が身の為よ、つらい思いするから」
だが、美紅達は少女の忠告を無視し先を急いだ。
.。oO(そろそろか…)
頃合と見たナアスは、逃げ回り疲れた様なふりをする。
ウイングマンはそのふりに見事に引っかかり、3人でナアスを捕まえデルタ・エンドの体制に入る!
.。oO(かかったな、ウイングマン! これでおまえのデルタ・エンドを破れるぜ)
フルパワーで急上昇するウイングマン!
849 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/09/19(土) 22:01:50 ID:LuhYbiT4
一方、地上の野次馬はこの戦いに狂喜乱舞していた。
「自主映画って言ってたけど信じられないなぁ」
「本格的な映画か、テレビの撮影みたいだ」
「2月7日火曜日、7時30分にやる新番組かなんかじゃないのか?」
「何言ってんのあんた?」
――野次馬とドサクサに紛れてアニメ化決定の宣伝をする作者であった。 おめでとう!
美紅と桃子はもうすぐ決着がつきそうになる事に安堵する。 …だが…
「勝負は最後まで分からないものよ」
2人のすぐ後ろに、先程のリボンの少女がいつの間にか来ていた。
『とぅ!』
3体のウイングマンがナアスを蹴飛ばし反転する! ――ナアスはこの瞬間を待っていた!
反転する赤いウイングマンの足を、手から伸ばした糸で捕獲する!
「ハハハハ 捕まえたぞ! 本体を捕まえれば、あとは分身だから捕まえたも同然だな!
どうだ、この状態では自分にデルタ・エンドをかける事になるぞ!
自分のワザで死ぬんだ、嬉しいだろ?
この時を待っていたんだ、オマエの技の中で、1つだけ気をつけなければならないのが
デルタ・エンドだ! それを破ってしまえばオレの勝利なのだ!」
「バカめ、この状態ならキサマもデルタ・エンドをくらう事になるんだぞ!」
「当然、寸前で逃げるぜ 早くしないと変身が解けちまうぜ? 3回も変身したら体力がもつまい」
全て計算ずくだったナアスにウイングマンは舌打ちする。
.。oO(方法は一つ、デプスゾーンが完成する前にフルパワーで振り切って飛び出すんだ
奴の言う様に、もたもたして3回も変身するハメになったら、フルパワーを出せなくなる)
――意を決したウイングマンは捕まった状態でデプスゾーン作成を試みる!
『バリアエッジ!』
連結したクロムレイバーから、3体のウイングマンを結ぶ三角形のバリアが発生する!
.。oO(一瞬の勝負だ!)
そしてクロムレイバーを閉じ、ビームが頂点へと上り三角錐を完成させようとする――
『(今だ!) フルパワー!』
――その瞬間、ナアスに捕縛されたままの足を引っ張られ、その隙にドリムカセットを奪われる!
850 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/09/19(土) 22:02:33 ID:LuhYbiT4
「ワッハハハ ドリムノートはいただくぜ!」
ナアスは素早く三角錐完成前に脱出しようと飛び上がる!
しかし、底辺に落ちたウイングマンはスパイラルカットを投げ、ナアスの脱出を阻止した!
その一瞬の差で三角錐――デプスゾーンが完成してしまった!ウイングマンを閉じ込めたまま!
その光景に、地上で戦いを見守っていた美紅は気絶してしまう。慌てて桃子が美紅を支える――
「ほらね、言ったとおり」
のん気に喋るリボンの少女を怒鳴りつける桃子。
「だって、これ あなた達の作ってる映画なんでしょ? これからどうなるのかしら」
…少女の言葉に反論できなくなる桃子だった。
上空では――デプスゾーン内部で放電が始まり、その威力に苦しむウイングマンがいた!
「ぐわぁ、放電が始まった!」
「フ フフフ あ、あの光線に当たらなければ 死 死にはしまい… ハハ ハハハ」
――そう、放電はデプスゾーン中央に集まる為、中央にいたウイングマンが直撃を受けているのだ!
「くぅ〜 じ 自分の技で… し 死んで―― 死んでたまるか!!」
ウイングマンが叫ぶと――奇跡が起こった!
放電が次第に中央からナアスへと集まり、ナアスへ直撃を与える!
「な なに? なぜビームがオレに? ――そ、そんなバカな!
真ん中でスパークするはずのビームが なぜオレの所に来るんだ!?」
放電に悶え苦しむナアスが見たものは――――
デプスゾーンのエネルギー壁越しに、心配そうにこちらを見るアオイだった。
「ア アオイ アオイ、今わかった!愛してるよ! たのむ、助けてくれ!
オレにはオマエが必要なんだ! な、アオイ! 助けてくれ!」
エネルギー壁1枚を隔て、必死でアオイに助けを請うナアス。
851 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/09/19(土) 22:03:46 ID:LuhYbiT4
「死なないで… お願い… お願い、死なないで!」
祈る様に叫ぶアオイ。 ――その叫びは―― ナアスではなく、ウイングマンに向けていた!
ナアスが目の前にいるのに、アオイの目には、もうナアスは映っていなかった――
「オ オマエの目には もう オレは 映ってないの か――――っ!!」 ――大爆発!!!
「リーダー!」
思わず叫んでしまった桃子は、リボンの少女に美紅を頼み自分も上空へと飛び上がる。
「しかし、映画だって言ってたけど、どうやってんのかしらねぇ、あんな事」
…戦いが終わり、ビルの上で桃子と話す健太。
「ホント奇跡だよ、あの爆風の中 オレはともかく、ドリムカセットが無事だったんだからなぁ…
まだまだこのノートには不思議な事があるなぁ」
――そして、向こうにはうずくまるアオイの姿。
「あおいさ…」
アオイに歩み寄ろうとする桃子の肩を健太が軽く叩いて静止する。ここは自分が行かなければ。
健太はそっと歩み寄る。 ――アオイは、ナアスの鎧の破片を持って泣いていた。
「あおいさん…」
健太の呼びかけに振り向いたアオイは健太の襟首をつかんで泣き叫ぶ。
「殺さなくたっていいでしょう!」
――その時、健太は気付いた。アオイの胸に、自分の写真が大事そうにしまってある事を…
「ごめんなさい」
泣きじゃくるアオイを優しく抱きしめる健太。
.。oO(オレは今まであおいさんに甘えすぎたみたいだ。もっと、オレがしっかりしなくちゃな…)
――今回の件で、健太はひとつ 大人になったのでした… <続く>
「2月7日・・・」という男性の台詞
最初は、意味不明だったな
この間の学級新聞の記事からすると
アニメ化(特撮ドラマ化?)決定したのかな
アニメ誌なんかでは
発表されているんだろうか
アニメ化決定キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!! ブラーンチ!
これから毎週フルカラーで動くウイングマンが見れる!
それにしてもデルタエンド、色々と弱点が多いな。
分身時に本体つかまれたら意味ないし。
健太はこれから恋愛感情に少しは強くなるのかな?
今回はセンチメンタルな秋らしい内容だったなぁ。
なんか、しんみりするというか、切なくなるというか…
しかし、あのリボンの女の子は今後また出るのだろうか?
これだけ思わせぶりで今後でない可能性が
少しでもあると本気で思っているのか?
わざとらしいにも程がある
ナアスって、デルタ・エンドを警戒しすぎじゃないのかな
それが敗因というか
最初の戦闘のときは、ウイングマンを翻弄していたんだから
注意するのはデルタ・エンド、デルタ・エンドを破って完全勝利・・・
ということにこだわらなかったらウイングマンに勝ってたんじゃないのかな
>>855 わざとらしいって何よ?本気で気になっただけなんだが。
出なかったらびっくりするわw
今回の結末はよくわからなかったが、
主人公補正と言うことで自己完結することにする。
とりあえず健太のアオイに対する気持ちが少しは落ち着いたということかな?
デプスゾーンの中でビームがナアスに集中したのは
奇跡か、健太(ウイングマン)の執念か、あおいの願いか
ラストの場面で美紅ちゃんがいないのは気絶していたからかな
健太があおいさんを抱きしめているとき
桃子ちゃんは照れてるようだが、美紅ちゃんはどうだろうな
いや〜、ナアス編も良かったわ
最初あおいはナアスに向けて「死なないで…」と言ってるのかと思ったが、
涙目に映ってるウイングマン見て感動した……
距離が近ければ近い程、大切さって忘れがちになる
失って初めて気づく大事さもある……
>今回の件で、健太はひとつ 大人になったのでした
放電なのにビームとはこれいかに。
放電なのかビームなのかはっきりしてほしいな
どうしようもない極悪人だけど親孝行だったことだけは事実なんだよな。
いずれリメルを倒してポドリムスが平和になった時、両親は何を思うのやら。
…ところでおまわりさんは?
すべての元凶はリメル……だな
864ってなんか、優しいな
>おまわりさん
すっかり忘れてたw
>アニメ化
オレの中のあおいさんのイメージは、
ちょっとハスキーボイス……なんだよね
ナアスは「最低だ」と言われているけど
両親を奴隷にされている彼が
あおいのことをふっ切るまでを描いていたら
印象変わっただろうか
年末最終号まであと2回くらいか
1年連載続いたな
それは読者視点だから言える事で、
もしその事情を健太が知ったらまた話は変わってくるね。
例えばナアスが死なずに立ち去って、リメルとの決戦で手を貸してくれるとか。
その後、不運にも死亡
「アオイ、おれが悪かった…」とかなんとか言って、
アオイやウイングマンの腕の中で説明した後死ぬ、ってのもよかったかもしれない。
アニメ化はうれしいが、
この吉報が届いた今回の話はアニメには重いな。
ところでナアスの親は奴隷のままか。
今後、健太がリメルを倒して救出したとしても
ナアスの親にとっては息子を殺した仇なんだよな・・・
そりゃ、悪いのはナアスの方だけどさ・・
他に女でもいたのか??
アオイと仲良く勝利して嫁にしてれば完璧だったはずなのに
872 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/20(日) 21:59:26 ID:CRHWwPA5
第50話――【サラダみたいな娘(コ)の巻】
早朝のジョギングが終わり、一旦家へと戻る健太と美紅。
家に入ろうとする健太だったが、その時誰かに呼び止められる。 ――何事かと思い振り向くと………
『すぱ〜くぼんば〜!』
何者かが健太目掛け、回転体当たりを仕掛け――裏拳が健太の頬に当たる!
『しゃりばん くら〜っしゅ!!』
尻餅をついた健太に、何者かはまんま『宇宙刑事シャリバン』の必殺技エフェクトで切りつける!
――ボカッ!
攻撃は健太の頭に命中、怒鳴る健太! クソガキはすぐ目の前にいた誰かの後ろに隠れる。
「あ、どーも ゴメンなさいね。 となりに越してきた戸鳴です、弟が悪さしてすみませんでした」
――そう言って健太にお詫びしつつ挨拶したのは… オーバーオール姿のお姉さんだった。
戸鳴さんはクソガ… もとい、弟に謝るように言うが、シャリバンごっこやっていたからと謝らない。
勝手に健太を悪役に仕立てあげ、殴りかかったのだった。
健太は勝手に悪役にされた事を怒りたくなったが、グッとこらえクソガキに注意する。
「でも、今度は悪役にしないでくれよ お兄ちゃんだって正義の味方なんだから」
「お兄ちゃん、正義の味方なの?」
「そー、今 その証拠を見せてやるから(へん、あっと言わせてやる)」
健太は自宅の植え込みの陰へ隠れ――「チェイング」(ボソ ……変身し、植え込みから出てくる。
「フフフ どーだい?」
戸鳴さんは普通に驚くが、クソガキの反応は――――
「カラスだね、まるで」
…子供は無邪気ゆえに時として残酷である。その言葉は健太の心を深くえぐり、しばし沈黙する…。
「す すごいわねー、それ自分で作ったの? よくできてるわー 夢があるわ」
戸鳴さんは作り笑いを浮かべ、健太にお世辞を言う。
「幼稚なんだよ」
お世辞とも知らず照れるウイングマンだが、またしてもクソガキの一言で場の空気が重くなる。
…とりあえず、改めて挨拶に伺うと言う事でウイングマンと別れ、家に戻る戸鳴さん。
見送るウイングマンの肩は怒りにプルプルと震えていた…。
自分も家に戻ろうとした矢先――
873 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/09/20(日) 22:00:08 ID:CRHWwPA5
「パパ ママ となりのお兄ちゃんアホだよ――――」
ピク
.。oO(あんガキャー!バリアレイバーでぶったぎってやろうか!)
バリアレイバーを取り出し、今にも隣の家へ殴りこもうとする自分を必死で抑えていた! 落ち着け!
――早朝のコントも終わり、登校しようと家を出る健太。後ろを見ると、靴をはく笑顔のアオイ。
.。oO(あおいさんはあの事件の次の日から元気になった
色々傷ついたはずなのに、いつまでもメソメソしないんだから、強い人だと思う
そんでボクも、あおいさんが前より身近に感じられるようになった)
…今朝のクソガキの事を話しながら、ほほえましく登校する健太とアオイ。
『やめてください!』 ふと、林に差し掛かった時、誰かの叫びが聞こえてきた。
健太達は知らないが、あのリボンの少女が男3人に絡まれていたのだ。
「ね―― 一緒に遊ぼうよ、お兄さん おじょうちゃんみたいなカワイイ子、大好きなんだ」
「いわゆるロリコンですのね」
見かねたアオイは健太を従え助けに入る。
「コラ!あんた達、そんな小さな子になにしようって言うの!?」
「何しよう…って? そりゃ、おままごととか、お医者さんごっことか、なぁ」
3人組のパンチパーマのコワモテが言うが、勇者アオイと健太は怯まない!
「そうそうに立ち去らないと… 鉄拳がとんじゃうからね――…」
健太が身構えると、3人組は仮病を使ってそそくさと立ち去ってしまった!
「全く何考えてんだ」 「どーせ、どこかのマンガ家のアシスタントかなんかでしょ」
アオイと健太はリボンの少女に気をつけるように声をかけ、その場を立ち去った。
その後姿を、リボンの少女は赤くなりつつ、あこがれの眼差しを向けていた――
「はぁ… すてきな方…」
874 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/09/20(日) 22:00:52 ID:CRHWwPA5
――仲額中学校。健太に挨拶する福本。
廊下を移動中、松岡先生を見かけ挨拶する健太に先生も笑顔で返す。騒ぎを起こさなきゃ美人だ。
…だが。
「ちょっと待ちなさい ――そのブーツはなんなの、それに土足ですよ」
健太はブーツを履いていた!ヒーローのたしなみとして履いてみたのだが、やっぱりだめだった。
「んが―― しかし! こんな事もあろうかと、ちゃんと用意した物があるのだ フフフ…これだ!」
自信たっぷりにカバンから出したのは――――28.0の上ぐつ!さらにそれをブーツの上に履く!
「フフフ、28.0の上ぐつ こいつを履けば土足にはならんでしょう」 歯を光らせる健太!
「…あ あまりにもあほらしくて怒る気にもならないわ」
思い切り脱力する松岡先生でした。(このコマちょっとかわいい)
教室に入り、美紅と挨拶をかわす3人。 …しかし、なぜか教室には男子が1人もいなかった。
「1年にとびきりカワイイ子が転入してきたって、みんな見に行ったわよ」
理由を話す布沢の言葉に、福本も登校早々見に行ってしまった。
「広野くんは行かないの?」
「オレ? ――オレには美紅ちゃんがいるも〜〜〜ん♥」 頬を赤らめ美紅に寄り添う健太。
「勝手にやってろ」
布沢はツッコミを入れつつ呆れるのでした。
1−Cの教室は…すさまじいまでの超満員!ほぼ、学校中の男子が集まっているようだ!
「ボクとつきあわないかい?」
男子をかきわけ、ズイッと割り込んできたのは――セイギイエローこと、渡辺!
…当然、引っ込んでろと他の男子に押しのけられたのは言うまでも無い。
あちこちから付き合って欲しいと言われ、いい加減うっとうしくなってきた女子は返事をする。
「すいませんけど、私 もう、好きな方がいるんです」
転入してきたカワイイ女子とは、あのリボンの少女だった! てか、中学生だったのか!(;゚д゚)
リボンの少女は好きな相手に会おうと、男子の群れを掻き分け階段を登っていく。
男子一同はうらやましがりながらも少女の後を追う。
875 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/09/20(日) 22:01:34 ID:CRHWwPA5
「あ! ――あの方は」 少女が見つけたのは―― ちょうど、教室に入ろうとする健太だった。
まさか相手が健太とは知らず、あちこちで男子のブーイングが聞こえてきた!
健太を確認した少女は、健太のいる教室に入る。
「やっぱりいらした!」
少女の声に振り向く健太とアオイ。
『 お 姉 さ ま ―― ♥』 笑顔で駆け寄る少女。
『え!? お、お姉さまぁ!!??』 …と言う事は…(;゚ω゚)
少女が好きな相手は―――― ア オ イ だ っ た !
少女に抱きつかれ、困惑するアオイ!これからアブナイ世界に突入するのかッ!? <続く>
今週は、年末最終号・だったかな ?
隣に戸鳴さんが引越しして来たけれど、本筋に絡んでくるのかな ?
久しぶりに登校した気がするけれど、日常生活が懐かしく思える
「おまえ生きてたのか ?」はひどいが
謎の少女が転入してきたが、何か「狙ってる」感がして苦手なキャラだな
早朝のコントとアシさん連中が女の子に絡んでるシーンワラタw
健太、あくまでもブーツにこだわるか。その上に上履き履く発想はなかったぜww
そしてイエロー、身の程をわきまえろw
女の子は…まぁ、かわいいけど敵か味方か分からないな。
敵だったら変身してザシーバのような姿になるとか、かな?
なんか今後レズレズシーンになりそうでちょっと期待!
あおいさん、もう立ち直ったのか。
健太じゃないけどホント強い女性だ…
それと黒岩さん達アシスタント、何やってんのwww
>>877 むしろそこは
味方だったらザシーバのときのようにハプニングで裸に
だろう
お前らホントにエッチだなw
戸鳴さん・・・
引っ越し、それも美女と来れば何かしら意味がある物だが
なんだこの適当な名前は・・・
アニメオリジナル設定のキャラを登場させたんじゃないか?
なるほど
つまりこれからアニメオリジナルのキャラが原作にも次々と設定される、と。
…ほんとにアニメ化されるのであれば、だが。
ジャンプの漫画がアニメ化されるのであれば、必ず表紙&カラーになるだろうし。
キータクラーとティール
シャフトとバルドン
ザシーバ
ナアス
・・・りろ・・・?
複数の怪人? が三次元に来ているのに
互いに協力はしないんだな
キータクラーとシャフトを見るに、
協力しない方がリメル様が楽しめる。
>>885 りろって何だ? まだ女の子の名前は出てきてないはずだが
888 :
885:2009/09/21(月) 07:01:26 ID:???
>りろ・・・?
↓
・・・ロリっ娘・・・?
に訂正
アシスタント?達の一人が持っている人形は
ミンキーモモか?
今人気アニメらしいな
黒岩さんの他は、どれだけ実像に近いんだろう
>>888 なんだ、ロリの打ち間違いか
それにしても女の子の正体が気になるな。
もしかしてTV局でウイングマンの戦いを見た女の子があおいを気に入ったとか?
891 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/21(月) 22:00:16 ID:IJ1vVuhb
第51話――【歌ってレモンの巻】
…その頃、職員室では…
恐らく、リボン少女の担任だろう。彼女が消えて困惑していた。
どうしたのかと尋ねるのは、超久々に登場のコクゴノキョーシ…もとい、バトルジャパン先生。
「今日ね、転入してくる娘がどこかに消えちゃったんですよ
頭に大きなリボンつけてるから、すぐ分かると思います。 桜瀬りろっていいます
見つけたらわたしの所に来るよう、言って下さい」
承諾しつつ、健太以外にも困った生徒がいた事を嘆くバトルジャパン先生。
「出席取るぞー ――――ん?」
2−Aに入り、出席を取ろうとするバトルジャパン先生は、ふと見ると、全員一定の方向を見ている。
視線を追うと……… 困った顔をしているアオイ ――――の、すぐ側に大きなリボン。
――そこには、うっとりとした顔でアオイに抱きついたままひざの上に座っているりろがいた!
困惑したアオイから助けを求められた、隣に座っていた健太はりろに注意しようとすると…
『なんですか、あなたは!』
――こっちが怒られた!Σ(;゚д゚) その勢いにはさすがの健太も怯む!
今度はバトルジャパン先生が注意しに来たが、戻れと言ってもイヤだの一点張り。
「バカな事やってないで早く戻りなさい!」
バトルジャパン先生が強く言うと―――― 今度は大声で泣き出した! Σ(;´Д`)
「あのさ、授業が終わったら また来ればいいじゃない」
「お姉さまがそう言うのなら!」
先程の号泣が嘘のようにケロッと泣き止むりろ!
そしてりろはバトルジャパン先生に連れられて行ったのだが―― 実は、廊下でもひと悶着あった。
「汚い手で触らないで!」とバトルジャパン先生の手を振り払うりろだった。
892 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/21(月) 22:00:59 ID:IJ1vVuhb
<それから彼女は、休み時間ごとにアオイに会いに来た>
――そして、昼休み――
『あおいおね―――さまぁ――――♥』 給食のトレイを持ち、2−Aへ全力疾走するりろ!
りろの異常なつきまといに、半日でもうヘロヘロなアオイは頭を抱える。
「いいじゃないか、人に好かれるって事はいいことだぜ」
「おねーさまー!一緒にお食事しましょ♥」
教室に入ってくるりろだが、トレイを持ったままつまづいて転んでしまう!
給食をぶちまけ、制服を汚し額を打ちつけ…当然、大泣きしてしまう。
騒ぎを聞いた美紅が駆け寄り、りろの汚れをハンカチで拭き取る。
「大変! 大丈夫? ――ああ、こんなについちゃって」 ――が、これがまずかった!
あこがれの眼差しを向けたかと思うと、赤くなりながら美紅に抱きつくりろ!
『お姉さま――――♥』
――その直後。
「だめ―――― !! 美紅ちゃんはボクのもんだ!!!」
素早くりろから美紅を奪い返す健太!
…思わずやってしまった大胆発言&大胆行為に健太と美紅は真っ赤になり、周りから冷やかされる。
美紅を奪われたりろは――――ネコのように健太の顔面を引っ掻いた!! Σ(;゚д゚)
「こんなすてきなおねーさま、あなたには不釣り合いよ!!」
健太から美紅を奪い、再び抱きつくりろに健太は激怒し文句を言う!
…だが、さすがのヒーローも口では勝てないどころか、5倍にして言い返されてしまう。
「お…お おまえにはあおいさんがいるだろうが!!」
りろに指を突きつけ叫ぶ健太に、アオイも作り笑いでりろを美紅になすりつけようとする。
「わたしなんかより、美紅ちゃんの方がすてきなのよねー」
『 ど っ ち も わ た し の お ね ー さ ま ♥』
迷うどころか、美紅とアオイを両手に抱き寄せるりろに、健太は激しくスッ転ぶ!!
893 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/09/21(月) 22:01:43 ID:IJ1vVuhb
美紅を捕まえたまま、アオイに擦り寄るりろに健太は拳を震わせる!
『あのガキャー!! 正義の鉄拳をくらわしてやるっ!!!』
「ま――ま―― 相手は女の子だぞ、大体、お前一人もてた報いなんだよ」
今にも殴りかかりそうな健太を、(・∀・)=ャ=ャしながら羽交い絞めにして止める福本。
『あんな奴きらいだ――――――!!!!!』
「お―― よしよし(ザマーミロ)」(・∀・)=ャ=ャ
<りろにお姉さんの様な人と最愛の人を取られた広野くんは、涙が枯れるまで泣いたとさ>
――放課後。 帰ろうとする健太を呼び止めたのは…こちらも久しぶりに登場の楠富達だった。
冬の合宿の事で話し合おうとするが、思い切り不機嫌な健太は部活に出る気になれなかった。
…それだけじゃない、今でも こ の 場 でアオイと美紅にりろがくっついてるのだから尚悪い!
「あんな人ほっといて、早く行きましょ♥」
…この状況に、楠富達男子3人は、大粒の汗をかくのだった。
――美術準備室。仕方ないので健太抜きで合宿の話し合いをする楠富達。
合宿にはお金が必要だが、もうショーの話は持ち込まれない上、そもそも校則でバイト禁止。
「いいえ! それはそうですけど、いずれは正義の為に使うお金です!
その為なら、涙を飲んで校則を破ろうではないか!」
――唐突に力説したのは渡辺だった!
「正しい事言ってんのか、間違った事言ってんだかよく分からんが、ま そういう事かな」
…と言う事で、結局アルバイトをする事になった。――しかし、何のバイトをするか?
そこで提案したのは桃子。『のど自慢か何かに出て賞金をもらう』のはどうか?
――意外な事に、桃子はプロポーションだけでなく歌まで自信があったのだ。
これならバイトじゃないから校則にも触れない!ナイスアイデア!
唐突にバンドを組んではどうかと提案を出したりろは、一同をじーーーっと見つめる。
894 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/09/21(月) 22:02:25 ID:IJ1vVuhb
「あなた(楠富)は―― リードギターが弾ける素質があるわ」
「あなた(北島)はサイドギターが弾けそうね」
「あなた(言うまでも無い)は暗いから、ベースが弾けそう」
…ベーシストに怒られそうな問題発言は置いといて、話を続けるりろ。
「あおいお姉さまはドラムがやれそうよ」
「美紅お姉さまはキーボードがやれそうね」 「ええ、まぁ オルガンなら弾けるけど」
「それであなた(桃子)はコーラス、わたしがメインボーカルでどうかしら?」
「え、ええ いいけど、歌えるの?」
桃子の問いに、試しに歌ってみるりろ。 ――その歌声は一同をうっとり虜にしてしまった。
「決まりですね♥」
一方、健太は帰り道もムシャクシャしていた。帰ったら特訓して気を紛らわそう。
「敵もだんだん強くなってきたし、技も破られてばっかりだ… よーし、技にみがきをかけるぞ!」
ふと、健太の前にサングラスをかけた女性が現れ挨拶する。
「こんにちは ――広野くん♥ ひさしぶりねーっ♥」
サングラスを外すと、その顔は見知った顔…美森くるみだった!
くるみは再会を喜び、思い切り健太を抱きしめるのでした。 <続く>
男の先生久しぶり
謎の少女の名前は桜瀬りろか
桜瀬って珍しい名前だな?
ロリっぽい苦手なキャラだが
こんな学園物っぽい話って久しぶりな気がするな
しかし、ナアス戦の時に桃子達とは会ってるはずなのに?
「暗いからベースがひけそう」という台詞
ベーシストから怒られないかな
最後に出てきた女の子
素で忘れてたから「誰だっけ?」と思ってしまった
くるみちゃん、レギュラーに昇格かな
桂先生、いくらネタといってもこれはちょっとひどいです…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
まぁ、これまでモテモテの健太が引っかかれてちょっと清々したがw
くるみが出たってことは
のどじまんは全国放送かな
天下のアイドルがローカル番組にわざわざ出張するとでも?
くるみ再登場か。何のためにわざわざこんな所まで来たのか気になるな。
…まさかまたザシーバのように幻覚や偽者、ってわけじゃないよな?
語りつくされて、今さらなんだろうが健太の家って関東のどこなんだろうな
通学路に田んぼがあるから東京の中心部ではないはずだけど
大抵の現実世界が舞台の漫画の主人公って東京、
もしくは関東地方がお決まりなんだよな。
ならば、神奈川とか?
田んぼなんて出てたっけ?
>>903 健太とあおいさんとが初めて出会った電柱が立ってるところ
多分通学路だけど、その電柱の周りに田んぼがある
>>904 ありがとう!
内容がエッチだからまだコミックス買う勇気がないんだわw
近いうちに勇気を出して買ってくる!
>>905 表紙の絵、女の子が多いからなあ
この間、3巻が発売されたと思うが同級生がいない時間帯を狙って買いに行ったよ
>>905 3冊持って間に挟めばいいよ!
背表紙は上手く掌で隠すw
…なんかエロ本みたいだなww
センセー、次巻からはヒーローものらしく、
ウイングマンでビシッと決めちゃって下さい!!
結局
りろちゃんとセイギマン達はバンドを組むのか?
・・・過酷な練習風景・・・は出ないだろうな
バンド組むのはいいが、また1巻みたいに戦闘が無い話をズルズルやられてもな…
せめて非戦闘話は2話程度に収めてくれればいいんだけど。
ほら、掲載位置も下がってきてないか?
今新年号だと思うけど
たしかに
ジャンプの掲載位置は、中盤以降を行ったり来たりしているよなあ
ほらね、やっぱり内容次第で順位が上下してるでしょ。
やっぱりダラダラと恋愛ばっかりやってると人気が下がってしまう。
ヒーロー漫画なのに戦いの無い漫画ってのはどうかと思うぞ。
913 :
粗筋!ウイングマン! 1/4:2009/09/22(火) 22:01:47 ID:5ltQrLBw
第52話――【ドーナツまじっくの巻】
健太に会いに来た、人気アイドル・美森くるみ。路上で立ち話もなんなので、健太は部屋へ案内する。
「よくここが分かったね」
部屋に散らばった本を片付ける健太、ヒーローのポスターや超合金を眺めるくるみ。
…以前、TVに出演した時の書類にあった住所を元にここへ来たのだそうだ。
ふと、健太母がお茶を持ってきてくれた。くるみもおじゃましてます、と挨拶。
くるみをじーっと見る健太母。…どっかで見たような顔だが、すぐには思い出せないようだ。
バレてはまずいので、健太は母親を追い出しドアを閉める。
アイドルと二人っきりになった健太は気が引けてしまう。
「そんな事ないわ、皆が知ってるくるみは作られた物、本当の私は普通の人、ただの女の子だもの
私から見れば、広野くんの方がスーパースターだわ
人の命を救う事ができる、もしかしたら人類の命を救う事ができるかもしれない人だもの
作り物じゃないスーパーマンですもの ――あ、スーパーマンじゃない、ウイングマンだったわね」
以前のザシーバ戦でくるみの命を救い、全てを知ったくるみ。彼女の言葉に恐縮する健太。
…その頃、お隣の戸鳴さんの家では――クソガキが、ふと健太の部屋を見てしまう。
目を疑ったクソガキは双眼鏡を持ってくると、改めて健太の部屋を確認する。
――見間違いじゃない、なぜかくるみが健太の部屋にいる! とっさに姉に報告するクソガキ。
…が、ポスターだ、見間違いだと決め付けられ、しまいには殴られてしまった。ザマーミロw
「わ、もうこんな時間!」
楽しい時間はあっという間に過ぎ、時計を見て驚くくるみ。人気アイドルは夜も多忙なのだ。
「あ、駅まで送るよ ウイナアで」
914 :
粗筋!ウイングマン! 2/4:2009/09/22(火) 22:02:31 ID:5ltQrLBw
――と言う事で、ウイナアを呼び出し健太はタンデムシートにくるみを乗せる。
「こいつは瞬間移動できるんだ、だから誰にも見られないよ」
「へぇ、便利ねぇ」
「そ、便利だからあまり使わないんだ ヒーローは横着しちゃいけないもんね」
「えらい」
くるみは健太を褒め、移動開始… あっと言う間に駅の駐輪場へ。
お礼を言って立ち去るくるみ…って、大事な事を忘れていた! 自分をポカッと小突き小さく舌を出す。
「命を救ってくれたお礼って言ったら、ちょっと合わないけど… はい」
そう言ってくるみが差し出したのは、ウイングマンの顔を象ったペンダントだった。
「わたしが作ったの、ほら お揃いよ。趣味で七宝焼きしててね」
「どうもありがとう、大事にする!」
心の底から嬉しそうな健太。2人はその場で別れる。 …が、健太は1つ失敗に気付いた。
「…あ しまった、テレビ局まで送ればよかったんだ! ちゃははは…」
健太が部屋へ戻るとすでにアオイも帰っていたのか、部屋から妙な声が聞こえてきた。
「アオイさん、何してんの」
「どたんどたん ――あ、ケン坊、聞いてよ わたし、ドラマーの素質があったのよ
わたし達、バンド組むの」
「バンド? あの病気娘も入ってるのか」
「もち 彼女はメインボーカルだもの」
その返事にふてくされる健太。アオイはりろの歌声がいい気持ちになるんだと話す。
「それで、わたし達 日曜日に歩行者天国でデモンストレーションするのよ」
健太が理由を聞くと、合宿の為にTVに出ると答えるアオイ。
「勝手にやれば」
今日の事を根に持っている健太は吐き捨て部屋へと戻っていった。
915 :
粗筋!ウイングマン! 3/4:2009/09/22(火) 22:03:18 ID:5ltQrLBw
――そして、その日曜日――
妙にかっこいいトレーラー内部で打ち合わせするりろ達。周囲には、高価な楽器が一揃い。
「よくこれだけ揃えたわねぇ、みんな高そう」
「お金の事は心配しないでね」
お金持ちなのかと聞かれるが、りろ曰くそういう事らしい。なら大丈夫だろう。
「オレ自信ないよ、なんせギター弾いた事ないもんなぁ」
不安そうにするのは、セイギマン一の台詞が少ない北島だった。
そんな北島をはじめ、りろは一同に自信を持ってと元気付ける。
まだ時間もあるし、激励と発声練習を兼ねて一曲歌うりろ。
…その歌声は全員を元気付け、自信を持たせるのだった。
歩行者天国に止まるトレーラー。
通行人が何事かと見ていると、荷台が天井開きになり、中から現れるりろのバンド。
…りろ以外、全員気合充分な表情だ。 そしてゲリラコンサートを開くりろバンド!
『おっ、なんかすげーな』 『歌謡曲をロックでやってるぜ』
…一人地味にボンボンとベースを弾く渡辺をよそに、楠富と北島はアクションの経験を生かして、
空中でジャンプキックの交差からポーズを決めつつカッコよくギターを弾く!
そして美紅のキーボードも心地よい音楽を響かせ、辺りにりろの歌声が響き渡る。
観客から歓声が沸きあがる。このライブは大評判のようだ。
りろの歌声を聴いた観客は聞き惚れてしまう。
「なんとも言えねぇ、いい声だぜ」 「オレ、断然ファンになった」
916 :
粗筋!ウイングマン! 4/4:2009/09/22(火) 22:04:00 ID:5ltQrLBw
ライブが終わると、観客は一斉に歓声を上げる!
トレーラー上でも熱唱でかいた気持ちのよい汗をタオルで吹くりろ。
バンド一同もかなりの興奮だったようだ。…って、楠富、小指立てて気取ってコーラ飲むな。
…ふと、観客をかきわけ、一人の男がバンドに近寄ってきた。
「キミ達 ――レコード出してみないか?」
――てなワケで、芸能プロダクションにスカウトされたりろ達は、
早速レコーディングして『りろちゃんず』としてデビューしたのであった。
その曲は次第にラジオ等に流れ、みんなの耳にとまるようになった…
レコードもじょじょに売れ始め人気も上がり、その人気はくるみを追い抜いてしまった。
…そして、ある日曜のこと。
「おはようございます」
収録スタジオに訪れたりろちゃんずに、お偉いさんから嬉しい知らせが飛び込んだ。
「ベストテンで1位になったぞ、今日 出演だ」
『ええ! 本当ですか!?』
一方、健太は――――
「話がうますぎる」
レコード店に貼られたりろちゃんずのポスターを睨み、ヒーローの勘が異常を知らせていた――
人気出過ぎ
りろの目的は洗脳・・・と健太の隔離か?
くるみちゃんが部屋に来たのか、いいなあ健太
ヒーロー以外の話題はあったのか ?
隣の正和くんがゲンコツくらっていたが、あの可憐なお姉さんにやられたのか・・・
可憐でも身内には容赦ないな
トレーラーや楽器を用意、楽器を触ったこともないメンバーで路上ライヴ
で歌手デビュー・・・ベースってあんな感じの演奏なのか
りろちゃん、何をしたいのかな
個人的には
週刊明凡の 「鳥山さんはものわすれがはげしい !」 が気になる
ウイングマンの生首可愛い
アクションしながらギターを弾くグリーンとブルーがなんかかっこいい。顔も真剣だし。
気取ってコーラを飲むブルーがキザっぽいなw
りろまだ敵なのか味方なのかわからんな。
敵だったら
>>916の言うとおり人々洗脳→ウイングマンの敵に回す って作戦かな?
>>920 生首言うな!((((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
作者と鳥山明氏とは、同じ編集者(マシリト)に見出されたらしいからなあ
仲はいいんじゃないかな
そういえば鳥山の作品では担当がマシリトというキャラで出たが、
桂作品では担当は出ないのかな?w
桂絵のマシリト…ちょっと見てみたいw
>人の命を救う事ができる……作り物じゃないスーパーマン
くるみちゃんから最高の賛辞を貰ったな!
良かったな、健太
注)正確な論争時期や内容は忘れた
最近のジャンプ、目次ページの作家コメント欄を見ていると
作者と鳥山明氏とが
「あんたのほうが田舎者だ」って論争をしているみたいだが
何がきっかけなんだろう
洒落・遊びと思っていていいのかな?
「こっちが都会だ」「あいつは田舎者だ」というやりとりが何回かあって
作者が「こちらのほうが田舎だということにしときましょ」
と終結宣言したみたいだが・・・
鳥山明氏が担当をマシリトってキャラにしたように
互いの作品で、相手をモデルにしたキャラが出る事はあるのだろうか
>>926 同じ「本物のスーパーヒーロー」と認められるのであれば、
同じ番組のスタッフや三野社長でもよかったんじゃないか、と思ったが…
よく考えてみたらくるみが一番ウイングマンの戦いを目の当たりにしてたっけ。
ザシーバ戦で空中に浮かされ異次元空間に引きずりこまれ、ザシーバの変身を目の当たりにし、
なおかつウイングマンのチェイングする様子、戦闘を一部始終見てたからな…
確かに命を救ってもらったお礼にペンダントは割が合わないな。
きっといつかくるみと健太のえっちならぶらぶしーん(あえて平仮名)が出ると予想… ンナワケナイカw
それにしても
>>927はちゃんと巻末コメントも読んでるんだな。
自分そこまで読んでなかったわ。
仲がいいのか悪いのか分からんが、「雨降って痔固まる」ってとこか。
フイタw ヘルメットがまんまウイングマンじゃねぇかww
でも全体のイメージは悪くないかもな、いやマジで。
もっと上手い人が清書したらいい感じかもしれない。
(その場合ヘルメットは無しで)
…先生、まさかくるみまでウイングガールズの仲間入り
…ってことはないですよね…?
>>921 今気づいたんだが、りろが敵ならキータクラーの仲額中ゾンビ化作戦とかぶってね?
ほれ、キータクラーもシードマンの種で洗脳に近い状態にしてたし。
りろちゃんず
プロダクションと、きちんとした印税契約を交わしていれば
皆、小金持ちくらいにはなれるだろうけど
少年誌だし・・・無理かもね
音楽ってどれくらい儲かるんだろうね?
スレチすまん
微妙なタイミングだけど次スレです。
次回はあおい・りろのぬぅどもあるしまた伸びそうなのと、今ドリフ見てるんで早めの更新w
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1253706672/ いやー、今回は変態仮面と違ってスレ内舞台裏に突入できるなぁ。
ウイングマンは自分にとってもバイブル的な作品。
(自分はやらないけど)パチンコにもなったし、フィギュアも発売予定だしある意味タイムリーかな?
そしてこのスレをやって初めて知った事や気づかなかった事があったのを思い知らされました。
・アオイの名前が4話目で初登場した事
・仲額中シードマン化作戦でいつの間にか美紅の制服が直っていた事
・同シナリオ、恐らく元ネタはゾンビと言う事
・ウイナアではなくウイアナと覚えてる人がいた事
・作者にスプリクトフラッシュを忘れられていた事
・全話通して以外にも美紅の乳首が描かれなかった事
・スパイラルカット再装着の修正 その他諸々…
ここまで大体半分か。
後編の盛り上がりに期待しつつ、最後までお付き合いよろしくお願いします。