週刊少年ジャンプH6年9号にて「地獄戦士(ヘルズウォリアー)魔王」という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は作者が地獄の(ヘルズ)ペンを使うことで1日に1話ずつの速度で連載されるようだ。
時々魔界の力が切れたり変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
ちなみに今日は週刊少年ジャンプ平成6年9号の発売日だ。
連載中スレの楽屋裏 第28幕
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1229427330/ ※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏!
現代に戻って好き放題に語り合え!
2 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/01(水) 21:56:41 ID:AGAFm75q
第1話 魔王、登校す!
時は現代、とある家。空模様は暗雲が立ち込め雷が轟き、禍々しい雰囲気が漂う…。
「アギダ・アンブリダ アギダ・アガ・メガ ヴェロム・ラマスキタ メル・カヴォルム…」
魔法使い然とした中年の男がハァハァと息を切らせながら怪しい呪文を唱えている。
「時は一刻を争うのだ、アグロム・ヴェリ・エゲスオム…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
大気が振動し、そこには悪魔のような姿をした男が佇んでいた。
『今こそ出でよ、魔王!』
古の扉が、今開かれる━━━
ガチャ
「 お 待 た せ ー 父 さ ん ! 」
ボロボロの古いトイレのドア(←古の扉)が開き、悪魔が出てきた。
「ひ…一足遅かったぞ魔王よ…無念じゃ…」クピ〜
下痢だったのか、腹を抑えている魔法使い風の中年男が悪魔がトイレから出てくるのを待っていた。
魔道書に禍々しい魔術道具が散らばる部屋。グツグツ煮えたぎる大釜を前に、
悪魔はよだれを垂らしながら禍々しい笑みで笑っていた。
『アグロム・バウエイータ メギタ・ロゲログルス ウゲポザムス…』 グフフフフ…
「おとっつあん、おかゆができたわよ」
悪魔はあの鍋でなんとおかゆを煮ていたのだった!
「いつもすまないねぇ」
定番の会話をかわす悪魔と男。
3 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/01(水) 21:57:22 ID:AGAFm75q
「それはともかく魔王よ…ついに貴様が待ち望んだ時が来たのだ…
つまりこれがどういう事か分かるな!」
『御意!』
この異形の姿をした男は まさしく 悪 魔 !!
「ぼくが始めて学校に行く日だね!」
「うむ!」
本名 田中魔王! またの名を地獄戦士魔王!! エプロン姿から一瞬で学ランに着替える魔王。
「友達100人できるかな?楽しみだよ」
魔王は悪魔にあるまじき喜びのあまりに踊っている。
「そこでお前の能力を見せ付けるがよい…だがその前に一つ…
ア レ を 封 印 す る の だ ーー っ !!」
再びシリアス顔で「アレ」を指差し叫ぶ男。
悪魔は股間の「アレ(象さん)」が出ていたのに気づき、あわててチャックを閉め封印した。
とある道路。子犬が歩いている。どうやらここは日本のようだ…。
中高生らしき男子がスクーターに2人乗りで登校中。
「缶コーヒーのうまい季節ですね、コン平親分!」
「そーだな、まさにひきたての味と香りっか?」 ワォー
(と言いつつ、子犬を轢いてしまう)
親分と呼ばれたGペンみたいな髪型の男子と、後ろに乗っているω状の口の男子が言う。
その時! バックミラーに魔王が映る。
「何だ…この臭い?」
その時彼らは見た!後ろから迫ってくる、異臭を放つ何かを!
奴は異臭を放ち、信じられないスピードで出現した!
「くさいよ父さん!」
「すまん魔王よ」
後方から迫ってきた、肥溜めに落ちた車はコン平とラリ太を撥ねて過ぎ去っていった…。
4 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/01(水) 21:58:04 ID:AGAFm75q
聖(セント)ポンポコ学園。
コン平達が登校してくると、怪我をしたコン平を親分と呼び心配する生徒達がかけよった。
名無コン平。このクラスの中心的存在。
多少ケンカっ早いが人の面倒見がよく頼りがいがあるので皆から親分と呼ばれていた。
ふと美人の女子がコン平に声をかける。
「そーだ!コン平君知ってる?今日からこのクラスに転校生が来るんだけど、
噂によるとその人自称『地獄戦士(ヘルズウォリアー)』って名乗ってるんだって!」
それを聞き、コン平は飲尿療法の男を想像する…。
「それは『ヘルス(健康)』よ…」
ヘビメタバンドか何かやっているのだろう、と予想していると先生が来る。
「昨日も言ったが今日から転校生が…田中魔王君という!」
ついでに魔王の父も現れる。「父の田中父三です、よろしくね」とお辞儀する父。
誰かが名前がまんまだぞー、とつっこむ。
そこへ魔王が現れる。
「皆さん、僕は地獄から来た田中魔王です!よろしく! 仲良くしてね!」 ペコ
紹介されお辞儀をする魔王。
「もうちょっとマシなウソつけよ!本物の証拠でもあるのか?」
と食って掛かるコン平。まぁ普通そうなるわな。
『 ハ イ ! ! 』
言うが早いか、自分の首を引きちぎる魔王!ビビるコン平達。
魔王は自分の首を引きちぎってコン平に投げ、コン平は思わず取り乱し
バレーボールの如く生徒の間を跳ね回る。
――その様子に失神する者、⌒=■● パタ…
――失禁する者、((((;゚Д゚))))ジョ〜…
――発禁する者(ピ〜〜〜〜〜 ←放送禁止音)が続出!
5 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/01(水) 21:59:22 ID:AGAFm75q
その様子を見て担任は生徒達に注意する。
「お…お前たち、魔王君に失礼だろう」
とたしなめる …が、実は彼もオムツを履いて失禁していた。
「よぉ…何でその本物の悪魔が学校になんか来るんだよ…」
思わず魔王に質問するコン平。
『クククク…知りたいか だが、その前に…これでもくらえ! クワーーーーッ!!』
手から無数のヒモ状の何かを放ち、コン平達を絡め取る魔王!
『フフフ、じっくり味わうがよい…下手に動くとまとわりつく』
もがくコン平達。
――その時、魔王の目は炎のように真紅に染まっていた!
「 引 っ 越 し ソ バ で す ! ! 」たーんとおあがり。
笑いながら物体のネタ晴らしをする魔王と父三。
「そばだと… では、先生が毒見を…」
と、生徒を縛ったままのそばを食べてみる担任。
「う…うまい!これは本物のそばだ!」
そう、魔王は夜中の3時から、新しいクラスのみんなの為に手打ちそばを打っていたのだった…。
心配する父は気遣うが、魔王は
「ね、眠いけどがんばる… みんなの笑顔… ムニャムニャ」
と健気にそばを打つ。
外見で判断していた担任と生徒達は、そばのうまさに感動し泣きふるえる。
しかし、ω口の子分はそれでもコン平についていくと言う。
「あれ?君たちはソバを食べないのかい?」
「だまれ!オイラ達は親分の言う事しか聞かないス」
『では ヤキを入れてやる!』
魔王は子分の胸倉をつかみ、片手から地獄の業火を出す!
6 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/01(水) 22:00:02 ID:AGAFm75q
「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! あまりの恐怖に叫ぶラリ太。
「テメー 俺の子分に何しやがる!?」
思わず飛び出すコン平。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!」
魔王からヤキイモ、ヤキニク、ヤキモロコシ、ヤキイカをふるまわれ狂喜乱舞するラリ太&他の生徒。
『魔王親分バンザイ!!』
あっという間にコン平から魔王に寝返る子分と生徒達。
それを見たコン平は嫉妬?の炎を身にまとう。
何か見返す方法はないかと思い、ふと見たものは…給食の献立表。
クラスを代表して歓迎のダンスを受ける魔王に、コン平が何やら持ってきた。
「不死身だかどーだか知らねーが、これならどーだ!?」
突き出したのはa Garlic…1個のニンニク!?
「ゲッ!ニンニク! 頼む!そ…そ…その臭い…た…たまらん!ウォー」
かなりひるむ魔王。
「悪魔って十字架やニンニクが苦手だよな〜 今日の給食が餃子でよ、調理室から1つ拝借したのさ」
勝ち誇った笑みを浮かべるコン平。だが…
「――と思うだろうが、ニンニクの1個や2個ではちっとも効かぬわ」
「じゃあ何個なら効くんだ?」
「3個です! フフフ」
3本指を突き出す魔王。
「トマトジュースのCMみたいな事ぬかしやがって!食らえ!」
嫌がる魔王にコン平は強引にニンニクを食わす。
その途端、魔王の体が燃える様なオーラに包まれた!
「うっ!! か…体中が焼け…焼け付く… あ 熱いぞぉ――っっ!!」
ド ン
そこには――――
「 元 気 モ リ モ リ ニ ン ニ ク パ ワ ー ! 」
キン肉マン並のマッスルボディでポージングする魔王がいた。 臭い息を吐きながら。
明日への活力! みなぎる精力!
7 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/01(水) 22:00:43 ID:AGAFm75q
予想外の結果に大ゴケするコン平たち。ついでにコン平はコケた弾みで腰を痛めてしまった。
徹夜疲れ(ソバのこしらえ)が吹き飛び、コン平に感謝する魔王。
しかしそれでも魔王を認めないコン平に業を煮やした魔王は、口から無数の針を飛ばし、炎を吐いた!
『聞き分けの無い奴だ!くらえ、地獄針(ヘル・スティング)!!
そして地獄の業火に焼かれるがよい フハハハハ!!』
叫ぶコン平。観念したが――――――あれ?
「これで君の腰の痛みはバッチリ解消さ!!」
なんと、魔王はお灸と針治療でコン平の腰を治療していた!
「魔…魔王…お前本当はものすごくいい奴なのかぁ!?」
魔王の実力を認めたコン平は陥落し、親分の座を魔王に譲ることにした。
「みんな…新しい親分だ…」
改めて、拍手や口笛で魔王を迎えるコン平たちクラス一同。
――クラスに新しい仲間が増えた。その名は田中魔王!
ウィンドキューゴってのがいた事だけ覚えてる。
時代だねw
何だこりゃw 変なデザインの悪魔だな。
むしろジャンプよりもコロコロかボンボン向けじゃね?
それにしてもシリアスと見せかけてギャグとはなかなかおもろいなww
コマのあちこちに書かれるクマみたいな動物がかわいいな(´ω`)
>――発禁する者(ピ〜〜〜〜〜 ←放送禁止音)が続出!
よい子の週刊少年ジャンプでこれはヤバイだろwwww
うどんで縛られたポニーテールの子の顔がなんだかエロい
そばだった…
なつかしいw
大好きだったなぁこれ
ワンパターンだけど、今思えばかなり良質なギャグ漫画だった。
エンジェル伝説のギャグ版みたいな
>>12 確かに妙にエロいな。
…次のコマではすぐ顔がくずれるけどなw
>>8 >>14 お前ら何を懐かしんでるんだ? 今週連載開始したばかりじゃないか。
>>1をよく読んでおくといい。
これスーファミパパの人かww
絵が細かいのにいきなりうんこネタとな
なんか変なマンガ始まったwww
いやー、気持ちいい程う○ことかの下ネタばっかだなw
こういうマンガを待ってたんだよ!
あと十年くらい続いて欲しいね。
一瞬ホラーかオカルトな感じの漫画かと思ったが別にそんなことはなかった
22 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/02(木) 21:59:46 ID:ib+CmPmy
第2話 魔王、世界を一掃す!
魔王が聖ポンポコ学園に来てから2週間後、校門に謎の3人組が出現した。会話からするに親子らしい。
父親は息子(よしお)に校長に話を聞いてくるからここで待つように、と促した。
何となくヒマを持て余し、踊っているよしおの目の前に
魔王が唸り声を発する数匹の野獣のシルエットと共に姿を現す!
『わがしもべ、野獣共!今こそ封印を解き放つ時が来たのだ!!』
魔王の号令と同時に数匹の野獣が飛び掛る!
ビリリ〜 野獣のえさ(ドッグフード?)の封印を解く野獣。死肉(えさ)を求める野獣。
「た〜んとおあがり!」
その様子を陰からこっそり見ていたよしお。どうやら特撮番組か何かと勘違い。
(かっこいい…)
よしおに気づいた魔王は気さくに挨拶し声をかける。
「やぁ、野獣好きかい?僕は魔王、ヨロチク!君は?」
「ぼくはよしお 君はTVの怪人?」
『いや、僕は本物の悪魔だ!』
その答えによく分かっていないよしおはそれでもかっこいいと喜んでしまう。
『ククク… では少しだけ相手をしてやろう! 出でよコン平!』
魔王の合図と共に、目がうつろなコン平達が現れる!
「やれ!!」
首を親指でかき斬る仕草と同時に合図する魔王。よしおの悲鳴が轟く!!
――校長室。さっきの親娘が校長に挨拶していた。
(^ω^)「私、悪魔祓い師(エクソシスト)の得糞シス人です」
(>▽<)「娘のシス子でーす」
「私 当学園長の凡保公(ポンポ コウ)です。まぁ、おかけ下さい」
…学園長に聖水を か け まくる得糞親娘。
用件を聞こうとする学園長を見るなり、シス子が悪魔を見つけた、と叫ぶ。
23 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/02(木) 22:00:29 ID:ib+CmPmy
その場所は…学園長の口の中!? 学園長に殴る蹴る聖水かけると暴行するシス子。
でもそれはどう見ても昔懐かしいムシバ菌の漫画的表現です。ありがとうございました。
シス人はこの学園に悪魔がいるとの情報を聞き、ポンポコ学園にやってきたのだ。
しかし学園長はそれが魔王の事だと知っていた。
学園長は魔王は悪魔だがイイ奴だ、と保障し、3日前の新聞を得糞親娘に見せる。
確かにそこには魔王が写っていた。
「パパこれは!」
『 堕 天 使 (ルシファー)!
――――――も思わず昇天!大人のためのナイトスポット情報!』
魔王よりもエロ記事に注目してたシス人に、その裏の記事だと指摘する学園長。
『世界を一掃か!? 今週の町のいい人 ドブそーじをすすんでやる魔王くん』
記事を見るシス人は
「…なるほど、外見は確かに悪魔だな…」
とつぶやく。シス子も怪しむ。
会ってみない事には始まらないと判断したシス人であった。
(↑ちなみにちゃっかりエロ記事をコピーしていた)
学園長に案内され、魔王のいる教室まで行くが誰もいない。
ふとシス子がグラウンドを見ると――
よしおが無数のゾンビのようなコン平達生徒に追われていた!?しかも魔王は空を飛んでいる!
咄嗟に逃げろと叫ぶシス人。
「わ〜ったったったっ…」
『残念だったな、もうあきらめろ!一足先にお見舞いしてやる! 地獄(ヘルズ)キーーーック!!』
気合の入った魔王のキックが炸裂! 『コンッ!!』 …空き缶に。
そう、彼らは実はカンけりをしていただけだった!
「たのしい〜!」←よしお 思わずコケるシス子。
24 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/02(木) 22:01:13 ID:ib+CmPmy
楽しそうだが油断大敵と判断したシス人は魔王を呼びとめる。
「おい、そこの魔王とやら!問答無用、十字架(ロザリオ)をくらえ!」
と言いつつシス人の掲げた物は…
「パパ、それコンドームよ!」
「コ…コココ、コンドー無用!さぁ見るがよい!」
あわててオヤジギャグでごまかしつつコンドームを投げ捨て、十字架を掲げなおすシス人。
*シスとは ロザリオをつかった! しかし まおうは きづいていない!
それならば、と今度はシス子が十字架を持って魔王に駆け寄っていくが、石につまづいて転ぶ。
そんなシス子を魔王は気遣うが、シス子は問答無用で十字架を魔王に見せる!
すると魔王は悲鳴を上げて近づけるなと叫ぶ!
十字架が有効だと思ったシス子だったが…
実は転んだひょうしに十字架を持った手に生まれたてほやほやの野獣のフンがついてただけだった。
ならばと思い、シス子は十字架の変わりになる物を探し…
デベソを見せ付けたが当然効きません、ありがとうございました。
そこで成り行き上、お互いの自己紹介をする魔王とシス子。
魔王は仲良くしようね、とフレンドリーに言うが…シス子に殴られますた。
よしおは姉(シス子)を遊んでくれたいい人だ、と止める。
魔王はシス子に人を外見で判断するな、大切なのは中身だと言い、
見本として北○の拳にいそうなモヒカン不良を呼び寄せる! 汚物は消毒だー!
「彼を見たまえ!いかにも不良と言うか社会のクズって感じだろ?」
「だ…だけど中身はいい人なの?」
怯えつつ尋ねるシス子。
「いや 中身はなんと 野 獣 !」
――実は野獣が数体組んで中に入っていた着ぐるみでした。
ここでコン平も彼はいい奴だ、と保障する。例えば――
コン平の声色を使う声帯模写。このおかげで代返の返事もバッチリさ!
おかげで今や皆勤賞!と賞状をシス子に見せびらかす遅刻魔コン平!
25 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/02(木) 22:01:55 ID:ib+CmPmy
ラリ太も便乗で証明する。例えば――
テスト中。答えが分からず悩むラリ太。
ラリ太の前に座っている魔王の首が…映画エクソシスト並に180度キリキリ回転した!?
…と思ったら、魔王の下に答えが書いていました。100点の答案を見せるカンニング王・ラリ太!
――という事で、魔王はみんなの人気者ということです。わっしょいわっしょい。(←胴上げ中)
しかしそれでも不安をぬぐえないシス子。
「どーもうさん臭いわ… そうやって油断させてから何かをするんじゃないの?」
と怪しむシス子。
「そのとーりでーす!」 ドンドンパフパフ♪
魔王は愉快に踊りながら答える。
「僕の夢 1年B組 田中魔王 僕わ 大きくなったら世界を征服しようと思います」
と、作文を朗読する魔王。コン平は笑う。
「おもしれーだろ?こんな発言しても全然真実味が無いだろ?」
しかし!
『だけど もし これが全て本心で 今までの事は芝居だとしたら?』
ぴた。コン平達の笑いも動きも止まる!
『彼女の言うとおり、人間社会に近づくための手段だったとしたらどうする?』
「ま、魔王、まさか…」
『そう、そのまさかだーっ!! 俺様は貴様ら人間共を一掃するためにやってきたのだーッ!!』
2話目にして魔王が本性を現した!!学ランははじけ飛び、上半身には禍々しい悪魔の顔が!
さらには絵柄もシリアスタッチに!!
『――やがて我が魔界より666の軍団がやってきて 貴様ら人間共を滅ぼすであろう… ククク』
26 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/02(木) 22:02:38 ID:ib+CmPmy
そんなことはさせない、と力説するシス子だが、人間の力では無駄と断言する魔王。
「そ…その作戦の実行を開始するのはいつ?」
『これから死んでいくお前達には関係ない事だが 冥土の土産に教えてやろう…
あ と 5 0 0 年 後 だぁーーーーっ!!!!』
シリアスタッチとギャグタッチが絶妙に混ざり合ったどアップ表情で魔王は叫ぶ!w
…本当に冥土の土産じゃん… 呆れるシス子達。
『だが それまでにはやっておかねばならならない事が1つ…
この学園、いや この町の愚かな人間どもを一掃する事だ――!!』
言うが早いか、魔王は口から炎…いや、熱線を吐き出した!
とっさに避けるコン平達だが、熱線は不幸にも遠くにいた女生徒を直撃!何組の女子かと大騒ぎに!
――翌日の新聞。
『田中魔王くんお手柄!』
おろかな人間に裁きを!変態ブルセラおやじを退治!ナ、ナント8万枚も押収!
田中くんのコメント「あと500年の間はおろかな人間共を一掃じゃー!」
市長のコメント「いやー、魔王くんはシャレっ気があるねー(笑)」
その新聞を読んだシス人。
「500年後ならいいか…なぁ、シス子よ」
…本当にこれでいいのか悩むシス子であった。
今回もトばしてるな、この漫画w
しかし、
>「パパ、それコンドームよ!」
いいのかこれ少年誌的に!wwww
500年後か…確かに一般人には冥土の土産だわなw
あの生き物の名前、「野獣」でいいのか?
モキュ
コンドー無用面白すぎなんだけどw
でも、小学生にはこのネタわからんのじゃないか?
10年くらい経って読み返してみると笑えるかもしれないがw
あと、人名にいちいち吹く。
なんだよ「部留宇 背羅男」ってw
エクソシスト親子もすげぇよなw
シスト、シス子に続いて何の関連も無い「よしお」ってw
言われてみればそうだな。
どっから「よしお」って名前が出てきたんだろうかw
34 :
地獄戦士あらすじ 1/4:2009/07/03(金) 22:00:07 ID:K0HsmtXI
第3話 魔王、歓待す!
――夜のとある家に響く悲鳴!…何と父三と魔王が戦っている!?
「魔王――っ!くらえ――!!」
苦しむ魔王! 超電撃感(スプラッシュ)!!
「し…しびれる…」
↑一家&野獣でフグ鍋※を食っていたのだった…。
<※法律により、無免許のフグ調理は禁じられています>
そんな魔王の家の前に来ていたシス子。
500年後に世界を征服すると言う魔王の真意を確かめるべく、魔王の家に来ていたのだ。
シス子は魔王宅に侵入。
*しすこは あしもとを しらべた! なんと けいやくしょ をみつけた!
*しかし けいやくしょは しんぶんの けいやくしょだった…。
さらに調べると、禍々しい邪神像を発見!さらに蝋燭やドクロまで。
…よく見ると、父の誕生日に使った燃えないゴミでしたorz
そんなシス子を門の陰からこっそり見ている二人組の男がいた。
どうやら魔王の家を金持ちの家と思って様子見している強盗のようだ。
どーやって家の中に入ろうか悩むシス子を監視カメラで発見する野獣と魔王。
『あの娘 確かこの前学校で会ったエクソシスト…ククク おもしろいぞ…』
不適な笑みを浮かべる魔王。
歓迎してやる、と叫びつつ、何かのレバーを入れる!
するとシス子の足元が割れ、サン○ーバードよろしくシュートを滑り落ちる!
35 :
地獄戦士あらすじ 2/4:2009/07/03(金) 22:00:49 ID:K0HsmtXI
…シス子は無事でした。なぜか「いらっしゃいませ!」の横断幕とトランポリンのある部屋へ出る。
すると魔王はモニターで歓迎の言葉を与えつつ、シス子へスライムを向かわせた!
一瞬シス子は戸惑いつつも、持ってきた聖書で迎撃しようとする。
…が、よく見るとシス人が間違えて渡した秘蔵のエロ本でしたw
(その頃のシス人「と…隣の本と間違えた…!」)
魔王の号令と共にスライムがシス子へと襲い掛かる!
全身をスライムに包まれ、服だけ溶かされるのか!?(*゚∀゚)=3
――ではなく、脱毛エステやトリートメント効果、うるおい効果、
クリーニング効果を持つ美容スライムでした。すっかりつやつやすべすべ、キレイになったシス子。
…その背後では、さっきの強盗が続けてシュートを滑り落ちてきた。
何だかんだでようやく魔王に会ったシス子は単刀直入に聞く。
「世界制服が500年後というのは本当なの?(返答次第によっては退治するわよ…)」
その質問に答えるべく起こした魔王の行動は…大木槌を振り下ろそうとしている!?
…いや、野獣が何かに糞をした!? それを木槌(実は杵)でついた!?
「悪魔はクソはついてもウソはつかない!」
馬鹿らしくなったのか、とりあえず魔王を信用することにしたシス子。
――と、その直後、強盗の悲鳴が!
シス子の知り合いかと聞く魔王だが違ったようだ。
何にせよ、とりあえずお茶でも、ともてなす魔王。これには強盗も困惑した。
まぁ、一息入れてからでもいいだろう、と言う事でお茶菓子を食べつつ、
新聞を読みながらくつろぐ強盗。 <←30分後、すっかりなじんでいる>
36 :
地獄戦士あらすじ 3/4:2009/07/03(金) 22:01:46 ID:K0HsmtXI
『俺たちゃ強盗だぁーっ!』←突然
いきなり何の前フリもなく、テーブルをちゃぶだい返しで投げつつ暴れる強盗!
じっとしてろと言われ、言われなくてもじっとしてるシス子。(魔王に耳かきしてもらっているので)
そんなシス子をケツ叩きで懲らしめる強盗。
さぁ、一応正義の味方(?)魔王のおしおきだ!
…と思いきや、札束を出しつつ土下座で命乞いしてるー!?Σ(;゚д゚)
「そーそー、最初から素直に出せば俺たちも暴れたりしないぜー?」
と正当化する強盗。
魔王には何か考えがあるようだ?
「ついでに福引きもしていきませんか?」
面白そうだと賛同する強盗に、シッポをクランク取っ手状に変形させ、尻を丸出しにする魔王…!?
どうやら尻が福引機のようだ。
「…ほー… で、当たりは何なんだ?」
もちろん景品はヒ・ミ・ツ♪ おっと、魔王の肛門から赤いウン…いや、玉が出たぞ?
「おめでとうございまーす!トップ賞の旅行チケットが当たりました!ペアでご招待です!」
魔王と、どこから沸いたのかギャルに祝福を受ける強盗。
「いや〜、強盗やっててよかったぜ! で、どこのチケットなんだい?」
と、ものすごいアングルで尋ねる強盗。
『 地 獄 だ …!
悪人共め、よく覚えとけ!俺様はあと500年後に世界征服するがそれまでは…
いかなる悪ものさばらせない 将来我が物になる地球に俺はやさしいぜ――っ!!』
冒頭のフグ鍋の残りのフグを強盗に食わせ天誅を食らわす! ――――強盗は体が痺れてしまった!
そんなやり取りを傍観しているシス子は、魔王が善か悪かますますわからなくなっていた。
強盗の兄貴分を始末した魔王は、弟分へと歩み寄る。
弟分はジョークだと思い込むが、そんな弟分を魔王はチョーク(首絞め、反則攻撃)でおしおきする。
37 :
地獄戦士あらすじ 4/4:2009/07/03(金) 22:02:35 ID:K0HsmtXI
事件が片付き、パトカーで連行される強盗を見送りつつ、
魔王はシス子にも福引きするかい、と尋ねる。無論今度は大丈夫な奴をね。
――今度は緑の玉だ。
『フフフ それは3等だ…』 …シリアス魔王だ。嫌な予感。
ところが意外や意外、3等の賞品はお近づきのしるしとしてのおいしそうなケーキでした(´ω`)
ケーキをもらってホクホク顔のシス子はシス人とよしおにケーキを見せ、魔王がいい人だと宣言する。
箱を開けて食べようとしたシス人だが、これは罠かもしれん、と思い直し用心にと…名案が浮かぶ。
「 と り あ え ず 消 毒 し て か ら 食 べ よ う !!」
と、ケーキに農薬を散布した!!??( Д ) ゚ ゚
農薬ケーキを食べて救急車で運ばれるシス人&よしお。
その様子に気付いていないシス子は、やはり魔王は悪だと思い込んでしまうのだった…。
『おかしに農薬?ポンポコ教会親子重症!』
そんな翌日の新聞を見て、上記のやり取りがあったとは露知らずな魔王は一言。
「おそろしー世の中だね、父さん…」
今気づいたけど、シリアス魔王の台詞、あらすじ氏は『』で区別してるのね。芸コマ。
冒頭の邪神像や契約書、そう来るかww
シス人はホントに神父なのかと疑うな、エロ本しかり、コ○ドームしかりw
シス子は今のところヒロインでいいのか?ガキっぽいけどたまにかわいい顔するし。
(実はこれ見てなんか心が癒されると言うか… なんという感情なのか分からないが)
それにしても今回もアブネーネタだなオイ、農薬って…(;゚д゚)
ところで、前回からシス子普通に可愛いと思うのは俺だけか
40 :
39:2009/07/04(土) 01:16:38 ID:???
ごめん、文頭の「ところで」は消し忘れだ。特に意味はない
>>39 俺もだ。コマによってかわいさに差がかなりあるけどなw
まともな顔だと結構かわいい。…幼児体型みたいだがw
『地獄だ』が抜群の破壊力だろこれw
リアル絵で残ったフグ喰わせといて(地球にやさしい)てのも相当やばいw
キキュ!
プリリ
やぁー^^
とんっ!
キュー
「クソはついてもウソはつかない」ってw
とんでもな過すぎるだろこのセンスwww
44 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/04(土) 21:59:14 ID:8Pgsn1ts
第4話 魔王、根本治療す!
――奴(魔王)は深い霧の中にいた!
そいつはこの世のものとは思えぬ耳障りな音を発しながら迫り来た…
その異形の姿の男を 人はこう呼ぶ!
『 地 獄 戦 士 魔 王 !!』 ――その使命とは!?
「 新 聞 で ー す ! 」
早朝、朝もやの中を不快音を発するオンボロバイクで新聞配達をする魔王であった。
通学路。のんびり歩くコン平と、その前を急ぐラリ太。
遅刻するとコン平をせかすが、コン平は魔王の代返があるから余裕と言う。
しかしそれを否定するラリ太。
「いや…そうじゃなくて親分… 今日は魔の火曜日ですよ!」
と、変なポーズで指摘する。
それを聞いたコン平は大急ぎで学校へ向かう。
――校門。そこには生徒指導の教師、汚怒井田ムン(28)が生徒をチェックしていた。
やばい奴がチェックしていると確認したコン平とラリ太はこっそりと抜けようとするが…見つかった!
「ほー コン平、皆勤賞のお前が遅刻とは珍しいなー… ん??」
それに対し、今朝は肛門がゆるんでた、としょーもない言い訳するコン平。
まぁいいだろう、とムンはコン平を見逃す。
…が。
「…と言いつつ… コ ン 平 、 好 き だ ーーー っ !! 」
ムン叫んでコン平にダイブしてくる!?
「実は先生は前からお前の事を… た…たまらん!」
コン平の胸元をまさぐるムン。 Let,s やおい!
45 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/04(土) 21:59:55 ID:8Pgsn1ts
当然の如く抵抗するコン平。
「冗談だよ」
真顔に戻り、ムンはコン平の胸元からタバコを没収する。
「指導してやる!」
ヘ○ヘ
|∧ 荒ぶる鷹のポーズを身構える! …って、靴下を脱いで手にはめた?
/
手にはめた靴下でコン平の鼻と口を塞ぐ!
これぞムンの必殺技、『デス・ソックス・クロー』!!その臭いは熊をも気絶させるという…。
当然の如くコン平は悶死、いや気絶する。 GO ON A TRIP!!
「いいか、お前らタバコは20歳になるまでダメだ。
その代わり20歳になったら好きなだけ吸うがいい… そう、俺の様に…」
――ムンの19歳の頃の回想。
ドキドキしながら時計を見つめる若かりし頃のムン。あと1分! …0:00!
「やった やったーぁ!20歳になったぞ! たばこだ たばこだーっ!思い切り吸うゾー!」
歓喜しまくりながらタバコを吸いまくる20歳なりたてのムンであった。律儀な奴w
そんなやりとりを魔王が見かけ、ムンとコン平に挨拶しつつ接近する。ムンは魔王に事情を説明する。
『何? タバコを… それはコン平が悪いな』
「そーだろ! 魔王!!」
『例えタバコの煙であろうと、美しい我が地球を汚すものは許さん!!』
…シリアス顔で一般の意見とは見当違いの方向に行く魔王をただ黙って見ているしかないムン。
それはともかく、未成年の喫煙は法律で禁じられていると叫ぶムンだが…
『何!? 未成年がタバコを吸うのは法律で禁止…!? 聞き捨てならぬな…!』
ますますシリアス顔になり手に負えなくなる魔王!な、なんで――!?
「貴様、悪魔だから悪事を広めるつもりなのか…?」
「ちがうな、あれを見ろ」
…魔王に言われた「あれ」は…赤ちゃん?
46 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/04(土) 22:00:38 ID:8Pgsn1ts
「あれは僕の近所に住むダーくんとそのママです、そして…
ママの名前は『 タ バ 子 』! 未成年が吸って何が悪い!!!!」
(↑タバ子(の母乳)を吸っている)
――見当違いな方向で涙を流し拳を振り上げ力説する魔王!
『うるせー! そんな事言ってねーぞ俺は!』 …これにはもうムンも叫ぶしかなかった。
(魔王の奴… 教師をなめやがって…!)
1-Bの教室。ようやくコン平が気がついた。
臭かったムンの靴下でどうでもいいボケ会話をするコン平と魔王。そして廊下にはムンが歩いてくる。
「このまま魔王をのさばらせておくと、学園の秩序が乱れる… ここは奴をぜひ指導せねばな…」
教室に入り、ムンは早速持ち物検査を始める。
「魔王!魔王はいるか いたら手をあげろ!」
『グア〜〜〜〜〜〜〜!!!!』――何事だ、すさまじい悲鳴が!?
「これでいいですか先生…」 ホカホカ
なんと魔王は手を(油で)揚げていた!思わずコケるムン。
「しょーもないことしやがって! カバンを出せ、全く!」
呆れるムンと、素直に(ヤケドした手で)カバンを渡す魔王。 …さすが悪魔、回復が早い!
*ムンは カバンをしらべた! なんと まがまがしいアイテムが 2つ みつかった!
『な… なんだ魔王、この怪しいアイテムは…!?』
悪魔らしい持ち物(悪魔の首のような物、邪悪なデザインの石版)に思わず声を上げてしまうムン!
「そ… それは
<悪魔のキッス> …実はホチキス! パチン
<劫火の石版> …なんとカイロです!」 ホカホカ
もうコケるしかないムン!
しまいにはなめてるのかとついにキレだし、魔王に指導のデス・ソックス・クローをかける!
「お前みたいなのがいると学校の秩序が乱れる!お前は退学にしてやるぞ!」
47 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/04(土) 22:01:19 ID:8Pgsn1ts
…なんという悪徳教師!
魔王はネコのようにムンの足にすりより、学校にいたいと懇願するが、ムンは無下に蹴散らす!
「黙れ!逆らうともう一度指導だ――――!!」 魔王ピンチ!
しかしそこで異変が起きた!
ムンが突如叫び声をあげたかと思うと… 激しく右手を掻いて転げまわる!
『うぉぉぉ――――っ!! か… かゆい!かゆい、かゆいぞぉ――――!!』
…そう。何度も水虫の靴下を手にはめた為、手にも水虫が伝染ったのだ。まさに天誅!まさに自業自得!
『愚かな… 消えうせろ!』
その様子を見てシリアスモードとなる魔王!
「き 教師に向かって そのセリフはなんだ!」
少々怯みながらも魔王を見据えるムン。さすが生活指導。
『フッ ここは一つ 消えた方が身の為だ!
――――消えてなくなれ! 我が魔族三万年の秘法を受けよ――――ッ!!!』
魔王が叫ぶが早いか、魔王の両手からすさまじいエネルギー波がムン目掛けて発射される!
「ぐあっ!」
エネルギー波は―――――ムンを直撃!!
…しかし、このエネルギー波は殺傷の為ではなかった!
――解説しよう!
魔族三万年の秘法で超ミクロ化された、魔王のしもべ隊が患部に照射され、
痒みと臭いのもと、水虫菌を元から断ってくれたのだ!
『あれ!? に… 25年に渡って悩み続けた水虫が… 消えた――――!!』
急に痒みが消え、ムンは足を見てみると…
そこには神々しいまでの光を放つまでになった、キレイになった自分の足があった。
48 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/04(土) 22:02:02 ID:8Pgsn1ts
ようやく痒みとニオイから開放されたムンは、拳を握り締め感激の涙を流す。
「どーです先生?」
再びギャグモードへ戻った魔王はあどけない顔でムンの様子を伺う。
「フッ 魔王よ… これ位の事で点数を稼いだつもりか!? あまいゾ〜〜!
所詮貴様は悪魔! 世の中からは絶対に認められないはずの存在なのだ〜〜〜!!」
水虫を治してもらった恩を忘れ、魔王を指差し叫ぶムンであった。
…数日後の新聞。
<魔王くんにノーベル賞 水虫を完全に治療! 全世界が認めた偉業!!>
「お… 俺は 俺は認めないゾ…」
ただひたすら涙を流すムンであった…。
頼む魔王!俺の家にも来てくれ!! (都内男性・36 水虫暦15年)
ちょwwww やおいwww
いいのかジャンプでこのネタwww
タ バ 子wwww
この発想すげえわw
デスソックスクローww
かつてこれほど痛々しい技があっただろうかw
`‐--‐'´.....:::::::::!l
__|_ ヽヽ /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ.... し :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l
| ー /::::l';!:::::::::::::::::::: i::/ l::l;;;;;ヽ \ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l::l:::
ノ l ヽヽノ /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;', ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ l:l::
 ̄ ̄ /::::;ィ::l. l;;;;!;;;;;;;;;;;l !/ ';:l,、-‐、::::l ';::::l::::
/ ヽ、_ /::l l:::::l l\l ヽ-' / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::
ム ヒ /::::l/l::::lニ‐-、`` / /;;;;;;;;;;;;;ヽ! i::::l:::
月 ヒ / ___l___ /、`二//-‐''"´::l|::l l! ';!u ';/:::l ', ';::::::l ';:::::i:::::
ノ l Jヽ レ/::/ /:イ:\/l:l l::l u !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l:::::
ノヌ レ /:l l:::::lヽ|l l:l し
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|- / | i!|1ト、|lili! !;;;;;;;/ .! ii|il= il! .` ー
.cト、 /⌒し |!i从/i∧i! i:::: ili!'__iI!--―' 、、 |//i、.|| ii!' ,,, -‐.|.| 乂 \ \ i
┼ __ -|―|‐ |i i.i|. r| li!く ゚ |ト / i;; \ \ i
ノ 、__ !_ | ii ||/"| l!`ミニ=ニ||' /;;;;;: \ `、、_
{ |、{{..(| ll! i!;;;ヽ `、 ヽ
 ̄ |.//{ Y'''''/ /ノ |.|!||! 、i ヽ `、 、
、 ァ .つ | 十 |///| { ,,;;;;i :: |.|ii ii、 i ! i i
┐用 .う .レ.cト、 |シ从|.|,,,;;;" ̄~"|.|.ii ヾ、、 ヽ i i|
~ー‐ 、、 | ///////i!、\ \ ヽ
、 , |/// / ツ/// /i 1!、 \ ヽ ヽ
エIIエ ふ イ 大. お |// //// // /.| ||i;゛、 ヽ ヽ 、
.Eヨ | .申 , れ .|/ /リ{ {{{{// / i | ||i .!ヾ
よく分からんAAだな
56 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/05(日) 21:59:58 ID:OCELcwim
――少女の胸が高鳴る時…それは…
とあるコンビニ。 胸の動悸を抑え、少女が見ているのは――バイト中のコン平。
(今日も私はここに来た… あの人がいるから
私は あなたを見ると 胸の奥が…
あの人は気付いてるかしら、私の事…
あ… ダメ… 勇気を出すのよ)
――想う人との一瞬は、永遠にも値する…
いつまでも いつまでも 止まっていてほしい、この瞬間…
第5話 魔王、ヤキモキす!
木枯らしに吹かれちぢこまる魔王とラリ太(としもべ)。
「今日は寒いね、ラリ太くん」
「全くッス」
「なんならもう一度 地獄の業火であったまるかい?」
「…いや もういいス…」
…ラリ太の制服の背中側は、魔王の吐いた劫火で燃えて背中が丸出しだった。
ラリ太はこの先のコンビニでコン平がバイトをしている事を思い出し、おでんでもどうかと誘う。
――コンビニにて、店長に呼ばれるコン平。
店長は最近レジの集計と売り上げの違いが多いので気をつけるように注意する。
そしておでんのさつまあげやガンモドキの油ヌキもしっかりやっておくように指導する。
「…でないとスープが油でギトギトになって 見てくれが悪いからね!」
…店長、そのアブラギッシュなギトギト顔で近づかないで下さい…orz …オェ
仕事中、コン平が目をやると…いつものあの娘がいた。お互い見つめあう2人。
女の子は微笑み――コン平も一瞬ドキッとする。
57 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/05(日) 22:00:42 ID:OCELcwim
『コン平親分〜〜』
その時魔王とラリ太が入店してきた。
「何だよお前ら、冷やかしか?」
「いや、寒いからおでん食べに来たッスよ! えーと… あれ、卵はもう無いんスか?」
「ああ」
「お客さんスイマセン、せめて臭いだけでもどーぞ!」 プ――
サービス心あふれる店長は、ラリ太の顔めがけて尻から卵の臭いガスを発射する!
<↑半年後、これが原因で営業停止となる…>
失神したラリ太はさておき、魔王がコン平の様子がおかしい事に気付く。
「コン平くん、何赤くなってんだい?」
コン平はあそこにいる女の子の事を相談する。
最近妙に良く来るようになり、自分の顔を見ると… その…なんと言うか…
『親分、それは恋ッス!』
ラリ太が協力を言い出し、魔王も良く分からないが協力を申し出る。
その時、雑誌コーナーで美少年本(!?)を立ち…いや、座り読みしていたシス子が声の主を察知する。
「あら この声は… また悪事をする気ね魔王!!」 キャー
「やぁ!シス子君!!」
「ふむふむ 話は聞いたわよコン平くん 恋の悩みは私にまかせて!」
「へー じゃシス子君 ちょっとはにかんでみ!」
「こう?(>▽<)」
シス子の笑顔とあの娘の笑顔を比較してみるコン平。さすがに天と地ほどの差がある。ありすぎる。
「フン! 結局この漫画はギャグだから、彼女も絶対フツーじゃないはずよ!」
負け惜しみで妙な事を言い出すシス子。
実はオカマとか…
いや、コン平でなく店長に気があるとか…
意外な所でサイボーグのレズとか…
ドキドキしてるのは何かの禁断症状とか…
58 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/05(日) 22:01:24 ID:OCELcwim
それぞれ好き勝手な(一部ヤバすぎる)妄想をぶちまけ、コン平に怒鳴られる魔王達。
「じゃ オイラがひとつチェックを!」
ラリ太がしもべを連れ、彼女を呼びとめ――――
後ろからラリ太がおっぱいを揉み、しもべがスカートをめくる!
なんとうらやま… いや、大胆不敵な奴!彼女は悲鳴をあげ逃げ出した!当然だ!
「親分 よかったッスよ! 普通の女の子ッス!」
『 バ カ ヤ ロ 〜〜〜〜〜〜!!!』
レジを放置し、ラリ太をボコりまくるコン平!客がレジ待ちしてるのも完全放置!
「ちょっと今 取り込み中なんで待ってもらえますか?」
「なんだテメーは 俺は客だぞコラ …何だそのマスクは?」
コン平達が悪いのだが、客の言動に魔王激怒!
『ぐだぐだぬかしやがって… こうしてやる!! ――ヘルズクロー!!』
<この時、魔王の手が怪しく光ったという…!>
――――――ちん!
「全部で2157円です 次の方どーぞ」
…実は手の平でスキャンし、値段を読み取っていたのだった。しかも口からレシートを出してる。
その様子を見た店長は、魔王にバイトしないかとスカウトする。この地域で一番を目指したいようだ。
この言葉に魔王の脳内では…
(店を盛り上げる→客の入りが伸びる→町の活性化→<500年後>侵略しがいがある→ワクワク)
「よし!やりましょう!」
…という事で、バイトをする事になった魔王でした。
早速制服に着替えた魔王。
「ねぇ、ちょっと このコピー機調子悪いわよ」
「すみませ〜ん こちらのコピー機を使ってください!」 …開始ボタン、ポチッとな。
<5分後> し〜〜〜〜〜ん
59 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/05(日) 22:02:07 ID:OCELcwim
「………なんか随分時間のかかるコピー機ね」
――実は、コピー機の内部にはしもべが入っていて模写しているのだった…。 キキュ〜〜
「やっと1枚… モタモタしてんじゃないわよ、あと199枚あるんだから」
キキュ!? Σ(;◎∞◎) 再び開始ボタン、ポチッとな。
――3時間後――
「あれ、動かないぞ…」
「カートリッジの交換です」
コピー機の中の疲れきったしもべを交換する魔王でした。 あとで死肉をあげよう…
――翌日。
レジの魔王に弁当を温めてくれと頼む青年。
『御意!!』 ゴォォ――――…
口から火炎を吐き、弁当を温める…というか燃やす魔王!青年もろとも!
…やりすぎた。店長にクビ宣言される魔王。
その傍らでは、シス子とコン平があの彼女の事を話している。
「今日もあの彼女来るかしら」
「さぁな、昨日ラリ太がムチャクチャやって逃げてったきりだぜ わかんねーよ」
ラリ太の耳を思い切りつねりながら、苦虫を噛み潰したような顔をするコン平。
…コンビニの前では、あの彼女がいた。
(…昨日はびっくりしちゃった でも、今日こそは思い切って…)
やはりコン平の方から接触するべきだと提案するラリ太。…彼女がまた来れば、な。
…って、言ってるそばから来た!思わず見詰め合ってしまうコン平と彼女。
「よ… よし、思い切って彼女に話しかけてみるか …でもテレるぜ…」
「コン平くん!ここは一つ、彼女にアタックだ!」
魔王のアドバイスを履き違え、脳内では竹槍で彼女を串刺しアタックするコン平!
「そんな事できねーよ!」 ←バカ
――シス子も同じ想像をしたらしい。魔王を逆さ磔の刑にしたシス子は今度は自分がアドバイス。
60 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/05(日) 22:02:50 ID:OCELcwim
「コン平くん、こんな悪魔の話をうのみにしちゃだめよ、キャ〜
やっぱりここは神の使いであり、天使のような私に任せて!(自分で言うなよ!)
…これでバッチリよ、名付けて愛のキューピッド作戦!」
シス子の作戦の内容は――――
『吹き矢(しびれ薬入り)で彼女メロメロ→コン平が病院に連れて行く→愛が芽生える』…というもの。
当然、コン平に却下される。
とりあえず普通に話しかけてアプローチだ。
店長の仕事してくれというボヤキもよそに、彼女に近づくコン平。
…と、その時、魔王がものすごい強風を吹きだす!
『ヘルズブレス! ――彼女の胸に飛び込むんだ、コン平くん!』
彼女目掛けて吹き飛ばされるコン平! 至近距離。 衝突1秒前!
『ドキッ』
――――激突!
その弾みで彼女の制服から何かが色々こぼれ落ちる。それらをつまんで見るコン平。
「こ… これは店の品物… (まさか… 君が万引き…?)」
「ウフフ、貴方いつもボケ〜〜っとしてるから こっちもついつい万引きしちゃうのよね ウフフフ♪」
悪びれる様子もなく、ブリッ子ポーズで笑う万引き常習犯。
「…だからいつもドキドキしてたのね…」 呆れるシス子。
コン平は…夢と純情を壊され、怒りに震えていた。
『カツ丼でも食ってきやがれ! ファックユー!』
パトカーで連行される万引き常習犯に、泣きながら中指を立てるコン平でした…。
61 :
マロン名無しさん:2009/07/05(日) 23:08:12 ID:slx1ceLl
万引き少女といい店長といい・・
この町変人ばっかで魔王の異常さが薄れるほどだw
コピー機の中で一生懸命模写してたシモベがかわいそう。
死肉を沢山食べさせてあげてね。
おでん・・・酷いネタだw
珍しく恋愛描写があったと思ったらこのオチはひでぇw
しかし麻○はやばいだろとww
ラリ太に蒙古斑が
この町の人間は今のうちに一掃された方がいい
67 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/06(月) 22:00:23 ID:QtSU9Hmd
第6話 魔王、ピリピリす!
絵糞家の住む教会。 …それは、気持ちのいい晴れた朝から始まった…。
郵便受けにハガキが入っているのを見つける絵糞家の一人息子よしお。
父、シス人に手紙を持っていく。
「不幸の手紙? ハハハ、まったくヒマ人がいるもんだ 差出人は誰かな?」
くだらないイタズラに笑って差出人を確認するシス人。差出人は――――
『 死 神 よ り 』
…一転して沈黙してしまうシス人。
その日の夕方。
帰宅したシス子が見たものは…大声をあげて困惑するシス人の姿。
シス子が父に理由を聞いてみると、シス人は今朝の不幸の手紙を差し出した。
当然、無視するシス子だが、シス人に差出人の「死神」を指摘されても無視。普通そうだわな。
「ところが 不幸の手紙だけでなく………ふ…不幸のぎょう虫検査も来てたのだ…!」
ズボンを脱いでよしおに検査シールを貼らせるシス人!25枚だからあと5枚! コケるシス子!
「…と言う訳で シス子、代わりに頼む!」
乙女に何やらすんだ。当然怒るシス子。
「パパ… 私達は神に仕える身なのに 関係ない人を巻き込んじゃダメよ」 正論だ。
ふと、ハガキを読み直してみると気になる文章があった。
『なお、この手紙を止めた人は その人が最も恐れる死に方でこの世を去ります』
・・・・・・・・・最も恐れる死に方・・・・・・・か… それぞれ考えてみる。
シス子:宇宙一のワキガ男に悶死させられる
シス人:エロビデオを返しに行く途中ひき逃げされる。しかも通販で買ったパンティ着用。
・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなの嫌だ! 結局全部書く事に。
68 :
地獄戦士あらすじ 2/3:2009/07/06(月) 22:01:05 ID:QtSU9Hmd
――――5日後。
「また手紙が来たよー」 よしおが手紙の束を持ってくる。
「今日は徹夜よ! よしおは表を、パパは応援を!」
――――そのまた5日後――――
『不幸の手紙でーす!』 どさっ!
文字通り山のような量のおびただしい手紙が教会に届き、よしおを押しつぶす!
これには風呂上りのシス人も驚いた!
「一体なんなのよ… 書いてもキリがないわ…」
「パパ〜 こわいよ〜」
「う〜〜〜む この家は呪われている… 死神め…」
手紙の山に埋もれながら家族会議する絵糞家。
ふと、シス人が何かに気付いた。
「もしや死神なだけに ただの不幸の手紙ではなく!巨大な悪の黒幕が絡んでいるのかもしれん…」
<シス人の巨大な悪の黒幕の想像図>
黒ミサの白Verのような白づくめの使徒を無数に抱えた組織。
ボス「フフフ 今回は3丁目のよしおの家に出すのだー!!」
見張りの監視の下、休み無く不幸の手紙を書く部下(社員、パート、バイト、動物)。
ボスの前に1人の部下が連れられてくる。
「右の者 500枚のノルマを達成しました!」
「フフフ そうか、面を上げい! よし、貴様ァ 時給650円から700円にアップだぁ――っ!」
高笑いを上げながらマントを翻すボス。
(↑そうに違いない… ああ…)
…勝手な脳内設定に頭を抱え悩むシス人。当然、そんな組織は無いとシス子にツッコまれる。
69 :
地獄戦士あらすじ 3/3:2009/07/06(月) 22:01:47 ID:QtSU9Hmd
「大体 こんな不幸を楽しむ奴なんて、悪魔とか……………… !!
分かったわ、この手紙の差出人は魔王よ!私達を混乱させて 町から追い出す気なのよ!」
自分で言った台詞で魔王の存在を思い出したシス子は、勝手に魔王を犯人と決めつけ騒ぎ出す。
「し… しかしシス子… 彼の目的は500年後の世界征服が目的だろ? そんなセコイやり方をするかね?」
「何言ってんのよパパ 悪魔だから怪しいのよ! そーよ決まったわ!
そーと決まったら 魔王の奴許さないわ――――!」
証拠も無いのに魔王を犯人と決めつけたシス子は家を飛び出し、魔王を見つける為に町中駆け回る。
「いた! キャー見つけたわよ、この悪魔! ちなみに今三つ蹴ったわよ!」 どどど
ラリ太と雑談している魔王を見つけたシス子は飛び蹴りを3発かます。
不幸の手紙の事を話すが、当然、魔王がそんなもの知る訳ない。
「……へ? 不幸の手紙…? 死神…?!」
だが、死神の名を聞いて真剣なシリアス顔へと変わる!
『――――死神! 死神の奴めが ついに動き始めたか!?』
<魔王も恐れる死神とは…!? 次週を待て!>
第6話 魔王、ピリピリす!/終わり(たぶんウソ)
短いぜ!と思った人は、次レスへ飛ぼう!
70 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/06(月) 22:02:30 ID:QtSU9Hmd
…一週間経過(次週を待った)
「――で、なんなの?」
「それはね…」
その場を動かず、体が臭くなってる二人。シリアスモードで淡々と語りだす魔王。
『死神の一族と我が魔族は 太古の昔より争っていた因縁があるのだ…』
ドドドドド(←効果音… を昔の太鼓で鳴らす野獣)
<骨肉の争い>
魔王「フライドチキンの方がうまい」
死神「いや スペアリブの方がうまい!」
<チャンネル争い>
魔王「中学生日記だ!」
死神「スーパージョッキーだ〜!」
『奴らめ… 俺様と同様、地球制服への足がかりに この町に目をつけたな!
だが そんな事はさせん! この町を治めるのはこの俺様だ!』
戦闘モードへとなった魔王は、大型ハンマーを持った戦士を召喚する!
戦士は――――軽く酒樽のフタを壊す。 タン
『 田 中 魔 王 君 市 長 当 選 バ ン ザ ―――― イ !! 』
<↑とりあえず 20年後、町を治める想像図>
「シス子君、死神の奴らは人々に不幸の手紙を出し続け、
過労死させて魂を奪う作戦つもりなのだろう セコイ作戦だ! ハハハハハ
安心したまえ、この魔王がいるかぎり…」 ぐしゃ!
「何さっきから一人芝居してんのよ 信じるわけないでしょ!? キャー」
すっかり魔王を犯人と思い込んでるシス子は、岩で魔王の頭を叩き潰しペシャンコにする。
そして自白させるために家へと連行する。
71 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/06(月) 22:03:12 ID:QtSU9Hmd
わ―――― 教会に魔王の悲鳴が響く。
「本当に僕じゃない… 死神のしわざだよ…」
「またウソつく気!? クソつけるわよ!」
…イスにふん縛られた魔王は、シス子の拷問(?)を受けていた。
「シス子や、彼の言うとおり死神は実在するのかもしれんゾ」
シス子を止めるシス人。…魔王が実際に目の前にいるんだ、死神がいてもおかしくないだろう。
仕方なくまた手紙を全て書こうとするシス子。
「よし!前回同様 パパは応援、シス子は裏 よしおは表だ!」
「あの――――… でも 考えたら書かなきゃいいんじゃない?」
「何言ってんだ、相手は死神だぞ 君!」
「そーよ、書かないと不幸になるのよ〜〜!」
魔王の冷静なツッコミにももはや判断できない絵糞家。 ――もう十分不幸だよ!
(風呂上りの姿をホモビデオに撮られたら…) (毎日おやつ抜き…)
<※↑徹夜しまくりのため、訪れるスゴイ不幸を想像し 多少ハイになってる彼ら>
ふと、魔王は何枚書くのかシス子に聞いてみる。
「不幸の手紙1通につき30枚出すので 現在540通来てるから30x540=16200 16200枚よ!」
あまりの枚数の多さに吹き出しごと圧倒される魔王。
『僕も協力しよう! 死神の一族の好きにはさせん! ――地獄の(ヘルズ)ペン!』
魔王はどこからともなく、何の変哲も無いペンを取り出しシス子に渡す。
試しに書いてみると…目にも止まらぬ高速でペンが動く!
「中にターボが入ってるから あっという間さ!」
「スゴイ! これならスラスラ書ける! ――でも なぜインクが茶色なの? キャ〜〜」
シス子は知らなかったが、ペンは魔王の尻尾が変形した物だった。 …そして尻丸出しの魔王。
「よし 文章は終わったわ!」
『ククク 甘いな、まだ1つ』
「え? 何が・・・・・・・・・・・・・・!!」
魔王の声に振り返ると、魔王が口を大きく開け今にもシス子に噛み付きそうに!!
72 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/06(月) 22:03:53 ID:QtSU9Hmd
「この上に切手を乗せればOKさ!」
魔王は口を大きく開け、9円分の不足切手に湿り気を与える為にベロを長く出した!
「これは便利ネ♪」 喜んで使う3人。<↑旧ハガキ使用してる為>
『やった――っ! これで本当に終わったぞぉ――――っ!!』
ついにやり遂げた絵糞家は親子揃って万歳三唱する。
魔王に礼を言い、ハガキの山をトラックで運び出してもらう。 アディオス!
「私 少し魔王の事見直したわ!」
――――10日後
「絵糞さーん 手紙でーす(不幸の)」
前回以上の量となった不幸の手紙が届いた!
ついにキレたシス子は、魔王を死神とグルと決め付け殴りかかる!
薄れゆく意識の中、魔王は死神を呪う…。
(おのれ…死神め あくまで俺の邪魔をする気かぁ〜〜〜… お 恐ろしい奴…!)
「こうなったらもう一度トライだ! よしおGOGO! パパは応援するゾ!!」
黙々と手紙を書き続けるよしお。
<この時、誰一人として よしおが自分の住所と名前しか書けない事に気付く者はいなかった…>
>シス人:エロビデオを返しに行く途中ひき逃げされる。しかも通販で買ったパンティ着用。
うわぁ、これは地味に嫌すぎるwww
しかしこの妄想の悪の組織、ショッカー以上に地道に活躍しそうで嫌だww
そしてあらすじ氏、本当にフェイントかけるなよww(次週待った)
あとシス人、お前も書けwww
74 :
マロン名無しさん:2009/07/06(月) 23:39:37 ID:hyWmcPBs
オチにふいたw
考えてみりゃ一万六千枚もどこに出すんだ。ハガキ代も大変だw
>短いぜ!と思ったら〜
わざわざ欄外に予告のロゴまでつけて、なんて芸が細かいんだw
考えてみると、こういうネタをやったのって苅部さんが初めてじゃないかね?
76 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/07(火) 22:34:55 ID:TBwHxBCu
第7話 魔王、政界進出す!
猛獣のような声が轟く家。
「た… 助けてくれ〜〜 お…俺には女房子供がいるんだ… この通り 命だけは… 頼む…!!」
理由は定かではないが、囚われている男。そんな男をシリアス魔王が睨む。
「お願いだ 見逃してくれ 頼むーっ」
『・・・・・・・・・今の俺は機嫌が悪い……
へらず口をたたきおって…! 黙らせてやるゾ――――ッ!!』
「グエッ!!」
言うが早いか、魔王の渾身の一撃は男の脳天をぶっ叩き、男の首が胴体にめり込んでしまう!
パチ <←断末時計「死にかけ君」 ポンポコ貿易より好評発売中。9万ペソ>
低血圧でまだおやすみ中の魔王。
「今日は日曜日 悪魔でも眠い時は眠いのだ」 (゚∞゚)<キューキュー
寝返りを打つ魔王だが、その背後では野獣が鳴いている。
「おや、野獣よ どうした ああ…朝食の死肉か 今 支度をするから待つのだ」
寝ぼけ眼で冷蔵庫を開ける魔王。
「――と思ったが あいにく死肉は切らしている…」
(゚∞゚)<キュキュキュのキュ――
「うーむ あいにく今日は日曜だから お店は休み… 困った」
餌をねだる野獣を見つめ、途方にくれる魔王。
『仕方ない 野獣よ!! 外に出でよ!』
禍々しい雰囲気のまま外に出る魔王と野獣。魔王は不気味に笑いつつ、何かの液体を地面にかける…。
「今日だけベジタリアンになるのだ!」
魔王は雑草にしょう油をかけていた! (`゚∞゚´)<ファッキュ――! 怒った野獣は魔王に殴りかかる!
「いたたたっ! しょーがないだろ、店が休みなんだから!!」
77 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/07(火) 22:35:38 ID:TBwHxBCu
その時、市長選立候補者が演説しながら通りかかる。
『このたび ポンポコ市長選に立候補した、湯着ダン吾がごあいさつに参りました』
湯着は住民に媚を売りまくる。おばあさんに握手。
「おばあちゃん、95? いや―― お若いなーっ 長生きして下さいよ
(長生きだけがとりえだな! N○Kのどじまんで司会者にほめられただろ? ファッキュー)」
…続いて、赤ん坊の頭を撫でる。
「お孫さんですか、かわいいですね 坊や達は未来の財産なんだよ
(クソガキがぁ〜 てめぇらが大人になった時は 税率も思い切りUPだよ〜ん)」
………つ、次は男性と握手…。
「ほ―― 漫画家でいらっしゃる あ〜、あの作品ですね、おもしろいですね
(ケッ!クソみてぇなの描きやがって もーかっても根こそぎ税金もってったる
言わば 俺のコ・ヤ・シ! ケケケ)」
――――本音と建前がすさまじいギャップだ…。
そこへ先程からパジャマ姿のままの魔王が何をしているのか聞きに来る。
一瞬不審な目で魔王を見る湯着。
「先生!奴ですよ 最近やたらと新聞をにぎわしている魔王って奴です。何でも悪魔的な力を持つとか」
湯着の助手が助言すると、湯着は目の色を変える。
(! …フフフ なるほど、こいつは利用できるな…)
魔王の力を悪巧みに利用しようとした湯着は、魔王にゴマをすり彼を引き込もうとする。
「キミ ここだけの話だが 今回の選挙に教職してくれないか その能力でぜひ…
いずれキミも政治家を希望しているなら、その時は便宜をはかってやろう…」
「横の幅450mmです」
「それは『便器』をはかる、だ…」
まぁ、ボケはともかく、今後の為にも政治家の世界を深く知る機会だと判断した魔王は、
必殺の『地獄(ヘルズ)手もみ※』でゴマをすりながら湯着に協力するのだった。 シュバババババ
(※毎秒3000回動く。相手をほめまくる時に使用する)
78 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/07(火) 22:36:22 ID:TBwHxBCu
――散歩中のコン平・ラリ太・シス子は選挙運動中の魔王を見つけ声をかける。
湯着は政治家だとコン平達に自己紹介、挨拶する。
…が、政治家という言葉にコン平は嫌な顔をする。
( 性 字 家 … ?)
【せいじか】性字家―セイジカ
――クラスで必ず1人はいる、国語辞典でスケベな単語をこまめにチェックする奴を指す――
「…ロクでもねー奴じゃねーの?」
ものすごいボケで勘違いしたまま湯着を睨むコン平。まぁロクでもないという意味では同じだが。
「チミたち、なんか誤解しているな 私は健全だよ! かのジャンプのテーマのように――」
妙なポーズを取りながらコン平に言い放つ湯着。
<友情>
「ここに三千万あるので 魚心あれば水心…」
「よっしゃ、キミとワシの仲だ! ぐふふふ…」
<努力>
――湯着ダン吾を当選させる会――
「よし ポスター5千枚増刷だ! 何?相手候補のポスター? はがしちまえそんな者!!
もっと金バラまけ! 個別訪問やれ! あとはもみ手だ、証拠を残すな〜〜!!」
<勝利>
『ぐわはははは 当選じゃー! 愚民どもを牛耳るでぇ――――!!』 ――どーだい!?
ダメだこいつは…('A`)
「結局金の亡者じゃねースか!うさんくさいス!」
湯着のありのままの説明を聞いて呆れたラリ太は、湯着の顔目掛けて屁をかます。
…あ―― そこ、その金(キン)の亡者(オカマ)じゃねーから。
そこで魔王が口を挟む。
『ラリ太君の言う通り、先生は確かにうさんくさい
失礼ですが、その顔では いかにも悪徳政治家風なので イメージ的にはマイナスです
俺様がプラスになるよう イメチェンしてやる!! ――――ヘルズブロ〜〜〜!!』
――いきなり湯着の腹に渾身のボディブローをかます魔王!
79 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/07(火) 22:37:07 ID:TBwHxBCu
「き 君! 先生になんて事をするんだ!」
助手が叫ぶ。すると魔王は黙って湯着の顔を指差す。 …目が「+」になっていた…。 ( +ω+)
横からシス子のアドバイス。
「魔王!その程度じゃ甘いわね、もっと美形にしなきゃヤングには受けないわよ!」
えっ! と言うと?
「そーね、美少年風で前髪をたらして 後ろは長髪でね、キャーと言う感じ♪(>∀<)」
理解した魔王はもう一度湯着に何らかの処置を施す。
――10分後――
「シス子くん 君の言うとおりメークアップしたよ」
「フン 所詮中年には無理だと・・・・・・・・・・・ キャ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! 美形!!!」
そこには、もはや別人とまで化した、若返ってハンサムになった湯着が!! ( Д ) ゚ ゚
…頭の上から何か角みたいなのがあるがかっこいいぞ!
『キャ〜〜〜〜〜〜〜 これならヤングにバカ受けよ〜〜〜〜!!(>∀<) さすが魔王!』
シス子だけでなく、子供達も集まって人気急上昇! でもヤングすぎて選挙権が無いぞ!
くるっ!
ふと、ヤング湯着が横を向くと…あっさりタネがバレた!
何と角は潜望鏡!湯着は真上を向いてヒゲを前髪に見立て、口にハンサム顔のお面をくわえていた!!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090707223402.jpg ――これにはさすがのシス子もあらすじ書きも読者も驚いた!w
さすがに不安になってきた助手は、湯着にこのまま魔王たちに協力させて大丈夫なのか尋ねる。
(う〜〜む… イメージUPはまだ序の口… 奴を利用する以上 肝心のアレをやってもらわねば…)
まだお面を加えたままの素顔の湯着。キモいよ!w
湯着は魔王に大事な話があると耳打ちし、事務所に来てもらう。
「実は君の力が必要なのは この事なんだ…」
「わ――――っ すごいお金!!」
80 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/07(火) 22:37:54 ID:TBwHxBCu
「し〜〜〜〜っ! 声がでかい!
――実はこの金を 君に預かって欲しいんだ、ここだけの話 これはヤバイ金で
最近私の事をあやしく思う奴がいて、ここに置いとけないんだよ
君を悪魔と見込んで頼むよ! 君なら手の届かない安全な場所を知ってるだろ?」
ひそひそ棒※で魔王に耳打ちする湯着。臭い息込みで。
(※ひそひそ話す時に便利! ポンポコ貿易より発売中! 3ペソ )
「ウチの教会に寄付するなら安全よ! キャー(>∀<)」
どこから入ってきたのか、シス子が横槍。即効助手につまみ出される。
「どっかないもんかね、地獄だか魔界だか知らんが… ま 頼むよ!いずれ便宜をはかってやるから」
「安全な場所ですね、わかりました では… しっかりつかまるのだ… ヘルズワープ!』
魔王には心当たりの場所があったらしい。湯着と金入りトランクを抱きかかえるとワープする!
「すいません! この裏金あずかって下さい!! ――先生!ここなら安全ですよ!」
ワープした先は――――なんと警察署!!!
いきなり現れた魔王と湯着に驚きつつも、裏金という単語に素早く反応する警察。
『 バ カ ヤ ロ ー !!!』
魔王に食って掛かる湯着。彼の肩を叩くのは…なだめて骨※を差し出した野獣。
(※イライラにはカルシウム)
「………終わった………」
ガックリうなだれ、ついに観念した湯着。
――数日後――
ポンポコ市役所前にて逮捕されたはずの湯着の演説がある?
『みなさん!湯着ダン吾に清き一票を!!』
「やっぱり死刑よね!(>∀<)」
根に持っているシス子は、湯着有罪に清き一票を投票するのでした。
…湯着ダン吾の事を思い出すと、ちょっぴり心が痛むその後の魔王であった…。
>湯着は真上を向いてヒゲを前髪に見立て、口にハンサム顔のお面をくわえていた!!
ちょwwww すげーオチwww
あらすじ氏が画像貼ってくれなきゃこの面白さはテキストではとうてい再現できんw
苅部、天才かも知れんなww
>>あらすじ
野獣のAAいいなw
今日だけベジタリアンになるのだ!とか…
いくらベジタリアンにでも、そこらへんの雑草食わせたらいかんだろ魔王よw
83 :
マロン名無しさん:2009/07/07(火) 23:46:26 ID:ALoWnWM0
俺にとって天才漫画家は画太郎先生だけだったが
この作者も天才かもしれん・・
しかし実際の政治家もこんな悪どいやつがおおかったりしてなw
84 :
野獣ファン:2009/07/08(水) 00:00:48 ID:???
>湯着ダン吾
癒着に談合wwwどんな名前だw
それより野獣はちゃんと死肉をもらえたのか?
>>82 下手すりゃ毒草だってあるかもしれないのになww
とりあえず野獣飼いたい奴、挙手しる!
ノシ
冒頭の目覚まし、あのセンスは無いわwww
>【せいじか】性字家―セイジカ
>金(キン)の亡者(オカマ)
コン平・・・いいボケのセンスしてるぜ
88 :
野獣ファン:2009/07/08(水) 01:16:21 ID:???
シス子って一〜二話までは巨乳。
イワトビペンギンヘアー萌え。
冷蔵庫の隅に置いてある「おならのカンヅメ」ってなんだよ…
>>74 前回のハガキ代を考えてみた。1枚49円だけど面倒なんで50円で計算。
50x16200=810000円! ( Д ) ヽ。 γ゚ はちじゅうまん…
シス子の家計、大丈夫か!?
>>89 得糞家は2話目から登場だぜ?そしてシス子は相変わらず貧乳だぜ?
>>90 指摘されて気づいてバカワロスwwwwwなんだありゃwwww
ハワイの空気の缶詰みたいなもんか?w
92 :
地獄戦士あらすじ 1/7:2009/07/08(水) 22:00:13 ID:oRJ/Tkf3
第8話 魔王、休日登校す!
<冒頭カラーページ、ただし右ページだけ>
右カラーページにいる女の子達(手前から無名のヒロイン2名、シス子、ブス)が雑談しながら登校中。
「ねー どこかにいい男いないかしら?」
左モノクロページでは魔王・コン平・ラリ太・ムンの男性陣が雑談中。
ムンに至っては女子だけカラーページにいる事をボヤいている。
「オイラ一度でいいから 女の子にもててみたいス…」
落ち込むラリ太を励ますコン平だが、その顔じゃ一生無理だ…。
「よし、ラリ太君 ここは一つ願いをかなえてやろう」 ←主人公なのにカラーに乗れない奴
魔王はいきなりラリ太に必殺・地獄着色(ヘルズカラー)パンチをラリ太に叩き込む!
――すると見事にラリ太の顔は着色され、右のカラーページへ飛ばされる!しかも微妙にハンサムに!
『キャ〜〜〜〜ッ! 色男よ〜〜〜〜!♥』 …うん、確かに文字通りの「色男」だ!
ハンサム化したラリ太は女子にもってもて!うらやましいぞ!w
「色男になってよかったッス!」
そしてラリ太はコン平に報告する為、左のモノクロページに飛び出す。
「ダメだ!こっちのページに戻るな!!」
咄嗟に叫ぶ魔王だが時すでに遅し。変身が解けたラリ太。
『やっぱ色男じゃなーい!』 愚者(ぐしゃ)!
正体を現したラリ太に岩を投げつける女子でした。
――単行本では このギャグはどーなるのかと魔王は思った…。
<ポンポコ市中心部>
――激しい雷雨の中、聳え立つ塔のような建築物。
そして、魔界の戦士風の衣装に身を包み、肩に剣を刺した魔王が現れる。
その姿はタイトル通りの――『地獄戦士魔王』!
『…ここか!』
塔に入り、赤い絨毯をゆっくりと踏みしめ歩んでゆく魔王。
93 :
地獄戦士あらすじ 2/7:2009/07/08(水) 22:01:11 ID:oRJ/Tkf3
行く先に待ち受けていたのは、一人の魔術師。
「来たか… よくぞここまで来たな魔王… この時を待っておったぞ」
対峙する魔術師と魔王。
『俺もだ』 ジャキン!
魔王は肩の剣の柄に手をかける。それと同時に魔術師も何かのお札を持ち、呪文の詠唱を始める。
『今こそ我が魂を 苦痛より開放したまえ は――――っ!!!』 ドシュ! ――チン!
『課長、お疲れ様でしたー』
魔術師は父三だった!タイムカードを押した父三に、背後から部下からの挨拶が聞こえてくる。
魔王も剣を振りかぶった! ――――斬!!
「迎えに来たよ父さん!」 …『剣』ではなく『カサ』だった!
「うむ」
<この男の名は「田中 父三」。魔王の父であり、日本でただ一人の召喚士サラリーマンであった…>
――降りしきる大雨の中、魔王のカサに入り一緒に帰る田中親子。ちなみに野獣はレインコートだ。
ふと、父に明日休みか聞いてみる魔王。
「実は明日授業参観があるんだけど来れるかい?」
「授業参観?かまわんゾ… そーか… お前ももうそんな歳になったか…」
しみじみ回想する父三。
――お前を魔界から召喚し、息子として契約してから もう幾年月…
<回想シーン>
「出でよ 魔王よ!!」
すさまじい雄叫びをあげ、魔方陣から召喚されたのは…本物の悪魔!
「お… おい… 本物の… あ…悪魔が出てきちゃったよ… あわわわ…」
黒魔術仲間が怯える中、魔王が問いかける。
『俺様を呼び出したのは誰だ 答えろ!!』
「わ… 私だ…」 ←まだ召喚士の修行時代の若かりし父三
父三を睨む魔王。
94 :
地獄戦士あらすじ 3/7:2009/07/08(水) 22:01:55 ID:oRJ/Tkf3
(ここは一つ 我が野望のため こいつを利用するか…)
『貴様ァ この魔王と知っての召喚かぁ? 即 答えよ!!』
怯える父三は遊び心だったと命乞いする。 殺されるかと思いきや――――
『まぁよい ところで この俺と親子の契約をしないか?
――今なら巨人戦のチケットがもらえるよー しかもバックネット裏!』
「本当?契約しちゃおかな―― とりあえず3ヶ月」
<現在も契約更新中である(洗剤付)>
――翌日 シス子の家。
「何、授業参観? よし、わかった!」
久しぶりに出てきたシス人はシス子に念を押される。そしてシス子が家を出ようとした時――
『シス子 待つのだ!』 チャララ〜〜♪ ――?
*シス人は おどりこのふくを そうびして あやしいおどりを おどった!
シス子は ひややかなめで みている!
「お前の言うとおり 今日はパパの全てを見せてやろう ――父親を参観するんだろう?」
「キャー 意味が違うわよ!!(>Л<)」
――聖ポンポコ学園。
下駄箱で靴を履き替えつつ、休日登校にボヤくコン平。 …何か外が騒がしいぞ。
「おい 見たかよ! あれスゲーよな――っ!!」
…騒いでいたのはラリ太だ。コン平はラリ太を呼び止める。
「あ 親分、いい所に! ――見てくださいよ、<アレ>を!!」
「えっ 何だよ、スゴイって…」
ラリ太に連れて来られたのは…トイレ? ド ン ☆ ←流し忘れのブツ 20%増量中!(当社比)
「スゴイスね親分!」
『流しゃいーじゃん!』
「親分 まだ流しちゃダメス! C組の奴にも伝えなきゃ!」
ウンコネタになると妙にはりきるラリ太だった。
95 :
地獄戦士あらすじ 4/7:2009/07/08(水) 22:02:37 ID:oRJ/Tkf3
――調理室。
「――と言う訳で、今日の調理実習は お父さん方も見ているのではりきってやりましょう」
(↑なんと驚いた事に 家庭科の教師であった汚努井田ムン)
…本日の調理実習は、カレーライスと味噌汁。
「さっきのアレ 見なきゃよかったス」 (l|l'A`)
『お前 バカ!!』
野獣共々顔色真っ青になっているラリ太にコン平がトドメを刺す。
ムン「お父さん方も ぜひ参加して下さいね」
…ふと、シス人が父三を見つけると十字架を取り出す。
「貴様ひょっとして 魔王の父親の悪魔主義者(サタニスト)?」
――すわ一触即発! …と思いきや、仲良く名刺交換しているシス人と父三。
そんな保護者はさておき、シス子に声をかける魔王。
「シス子君 ここは協力しておいしい物を作ろう!」
「フン! 悪魔に言われなくても当然の事よ」
一方、ムンは父三に目をつける。
(あれが魔王の父親か…
親子揃って変なカッコしやがって! 魔王が学園の秩序を乱していると 一言言ってやろう)
軽く咳払いをし、父三の背中から近寄るムン。
「魔王よ 私も手伝うぞ ――はぁぁ… 風の精霊よ〜〜〜〜〜…」
*とうさんは じゅもんをとなえた! なんと かぜのせいれいが あらわれた!
さすが召喚士!すげぇテキトーなデザインだが精霊が現れた! 思わずあっけにとられ立ち尽くすムン。
「あ! 先生! そこにいると危ないです!」
魔王が声をかけたが…遅かった。
「野菜をきざんでおくれ」
*かぜのせいれいは しんくうのやいばで やさいをきりきざんだ!
ムンは まきぞえをくらい 30ポイントの ダメージ!
96 :
地獄戦士あらすじ 5/7:2009/07/08(水) 22:03:29 ID:oRJ/Tkf3
――父三の召喚魔法をシス子に自慢する魔王。だが、シス子はあの程度では甘いという。
…ちなみに全身傷だらけのムンは絶賛放置中。野獣がつついても動かない!
「シス子! こういうのはパパにまかせなさい!」
鮮やかな手つきでリズム良く大根を刻むシス人。
「先生! ウチのパパ、こういうのは得意なのよ!」
いつの間にか復活したムンに話しかけるシス子。
「お父さん なかなか上手ですね」
「いやぁ(´ω`)」
血まみれだが、笑顔でシス人をほめるムン。 …血ィ拭けよ!
ふと、シス子が前を見ると…後姿の女性がいた。
「それにしても スタイルいいわねー 坂上さん(>▽<)」 キャー
坂上さんを見ながら大根を切るシス人は… 浮かれてそのままムンの手を切る!((((((((;゚Д゚)))))))
(最近の娘は発育がいいねぇ…)
「……の、パパ!」
同時に坂上さん(の、パパ…オカマ)が振り向いた!思わずコケるシス人! (←ダメ押し)
『召喚!サラマンダ――――!!』
父三は今度は火の精霊であるサラマンダーを呼び出す!さっきの風の精霊と違いすごい迫力だ!
「このナベをあたためておくれ!」
「あの―― 教室でそういうのは…」
『そんな事でワシを呼ぶな――――!!』 ゴウッ!!
*サラマンダーは ほのおをはいた! とうさんはすばやくよけた!
ムンは まきぞえをくらい 100ポイントの ダメージ!
97 :
地獄戦士あらすじ 6/7:2009/07/08(水) 22:04:13 ID:oRJ/Tkf3
ここで同じグループのコン平が失敗!
「あっ いけねー! おみそ忘れちゃった、他のグループからもらえないかな?」
「そーだわ、うちのよしおに言って こっそりもらってくるわ!(>▽<)
――と言う訳で よしお頼んだわよ、みそよみそ。くそじゃないわよ」
うなづくよしお。おたまを持って移動中。…その前におしっこ。
(放尿中)
…よしおの脳内では、尿の量と同時に記憶の量まで減ってしまっていた…。
さっぱりしたよしお。
「あれ?何だっけ!!」 (シス子「○そよ」) …う〜〜〜ん…? 頭を抱えて悩むよしお。
…ふと、よしおが便器に目をやると…ある物に気がついた。 …猛烈に嫌な予感…
ず っ し り とした袋を持って戻ってきたよしお。
「シス子ちゃーん!!」
「あら 持って来たのね! じゃ、なべの中に入れてね(>▽<)」
「先生! 味見をどうぞ」
よしおが入れたのを知らない魔王はムンに味見をしてもらう。
「どれどれ ゴクッ!・・・・・・・」 ピ――――――(自主規制)
―しばらくお待ち下さい―
『うおお――っ 魔王〜〜〜〜!!! 許せん〜〜〜〜!!!』
――ついにブチギレて暴れまくるムン!
「あいつに関わると なぜこんな目ばかりにあいうのだ? 許せん 追い出してやる!」 チクショ〜!
どう見ても完全な逆恨みです。本当にありがとうございました。 野獣(畜生)が慰めるが君じゃない。
(ここは奴に濡れ衣を着せて学校から追放だ! …何かいい方法はないか)
ついには教師にあるまじき、邪な事を考えてしまうムン。 ふと何かが目に入りひらめく。
(少々危険だがやむをえん、マンガのキャラクターだから大丈夫だろう…)
こっそりとガスの元栓を開き、ホースを外すムン。
「あら ガスがつかないわよ? 変ねー」
98 :
地獄戦士あらすじ 7/7:2009/07/08(水) 22:04:55 ID:oRJ/Tkf3
――そら当然だ。 ムンはわざとらしく魔王に頼みなさいと指示する。
「よし まかせろ! 地獄の劫火・・・・・・・・・・・」
――――苦羅終(クラッシュ)!!!!!!!! 校舎大爆発!!!
『キャ〜〜〜〜 魔王あんたがやったのね!!』
魔王をガレキの破片で殴るシス子。
「ぼくは知らないよ――」
その様子を見て勝ち誇るムン。
「フフフ 学校をこわしたな…魔王よ… これで貴様の退学は120% き・ま・り・だ!」
驚く魔王を見て、勝利のバカ笑いをするムンであった。
――しかし!
翌日の新聞の見出しは…
『魔王君 またまたお手柄! ポンポコ学園の下に遺跡が! 財宝など1500億円』
「なぜ いつもこうなる…」
新聞を握り締め、ただひたすら泣くムンでしたとさ。
い・・・色男・・・www
しかしとうとう糞食ってしもうたな
今回はダブルでウンコネタだったなw
しかし冒頭のネタはきっと白黒になるからわかりにくいだろうな…
あとDQネタと風と火の精霊の絵の差が激しくてワラタw
「人間と悪魔の親子」で変だな〜と思ってったら契約で親子だったのか・・・
ところでカレーと味噌汁ってへんな組み合わせだなw
それにしても、作者、ギャグのセンスだけでなく、ファンタジー衣装
(魔王が今回着ていた服)のセンスもいいな。
あの服はかなりカッコいいと思った。
>>101 そんなに変かね?w
俺時々カレーと一緒に味噌汁とか飲んでるけど…
父さんあの格好で会社行ってるのかよ
この回、名作すぐると思うんだが!
笑えるポイントが多すぎるww
「このナベを暖めておくれ」「そんなことでワシを呼ぶな」クソ吹いたw
魔王ワールドだとサラマンダーすら所帯じみてて笑えるわ。
あと「○そよ」面白すぎるw
それにしてもレインコート着てる野獣かわいすぐる。萌えた。
職人さん、AA作る気は無いか?
105 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/09(木) 22:01:39 ID:EWmTvXew
第9話 魔王、協力す!
――棒にくくりつけられた、半裸の美女がいた。
『ククク 実に素晴らしい体だ 悪魔王サターンよ! いけにえにそなたを捧げよう!』
「魔王! 一体何をするつもりなのっ!!」
『黙れシス子! 決まっているだろう、いけにえだよ ――さぁ野獣よ 今こそ その本性を現せ!』
魔王の命令を合図に、目つきが変わりよだれを垂らす無数の野獣は…美女に飛び掛った!
『さぁ喰らい尽くせ! そのセクシーな体を持った娘を…
無視して セクシーじゃない娘に喰らいつくのだーっ!』
くるっ! 空中でUターンし、美女ではなくシス子に噛み付く野獣!
「キャ〜〜〜!! あ… あたしはセクシーじゃないの…?」
無数の野獣に喰われ、シス子の断末魔が響き渡る!
――がば! 「はっ!! 今のは夢!!」 ベッドから飛び起きたシス子。 夢デヨカッタネ!
(なぜ… こんな夢を見たのかしら この前の出来事が原因かしら…)
とりあえず夢と分かり、安心して寝直すシス子だが…その野獣型のふとん※が一番の原因だ。
(※ペットふとん「キキュv」 ポンポコ貿易より発売中!!)
――放課後のポンポコ学園。
コン平と挨拶し別れる魔王。 キューキュー>(゚ω゚)つ□ ←スーパーのチラシ
「よし 帰りに死肉を買っていこう」
移動中、ふと前方に見知った姿を見つける。 …落ち込んでトボトボ歩くシス子だ。
電柱の陰からこっそり観察する魔王。
Λ Λ
|'ww') .。oO(あれはシス子君… だが いつもと様子がちがうな
⊂ / いつもなら意味もなくキャーと言ってスキップしてる彼女なのに…
|/ これは一体 神の使いに何があったのか、調べる必要があるな)
『よし 奴を追ってみるか…! 地獄戦車(ヘルズ・タンク)発進!』
106 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/09(木) 22:12:10 ID:EWmTvXew
魔王にはそんな兵器まであるのか!? …と思いきや、ただのダンボールを輪にした物でした。
(これなら僕とはわかるまい…)
ところでここのシス子の表情がえらいかわいいぞ(byあらすじ)
…当然、視界も悪いので信号無視してしまい、オート三輪にハネられ、
その勢いでシス子の前… というかコマへぶっとばされ、シス子を驚かせてしまう!
「あんた一体どっから来たのよ びっくりしたわよ! キャー(>O<)」
「ねぇねぇ シス子君、何か悩みでもあるのかい」
「うんとね、実は 私、セク・・・・・・・・・ ハッ」
言いかけて、慌てて口を押さえて後ろを向くシス子。
(神の使いである悪魔祓い(エクソシスト)が こんな事悪魔に頼める訳ないわね…
でも魔王なら何とかしてくれるかも…)
さっぱり訳の分からない魔王は、またしてもひみつ… もとい、魔界道具を取り出す。
『ヘルズフォン!!』
…どう見てもただのヘッドホンです、本当に(ry
ともかく、そのヘルズフォン※のプラグをおもむろにシス子の思考(フキダシ)に差し込む。 クン
(だけど やっぱり神に仕える身でありながら 悪魔に頼み事なんて…口が裂けても言えないわ!
『 セ ク シ ー に な り た い 』 なんて!!)(>∞<)
「ふんふん なるほど、君はセクシーになりたいんだね」 お年頃か…
<※ヘルズフォン:これをフキダシにつけると、人の心が読めるのだっ!>
『えっ!! なぜセクシーになりたいって分かったの!!?? キャ――――!!』
ぶちっ! (←言ったから口が裂けた)
「じゃ 隠す必要ないわね そうなの、私はセクシーになりたいの」
口が裂けた為、口裂け女のコスプレをしつつ魔王に話すシス子。
――あれは数日前の事…
よしおと一緒にパン屋「ポンポコ堂」におやつパンを買いに行った時の事。
おやつパンは熊の顔を模したパンで、顔の中身がアンコ、左耳がクリーム、右耳がチョコの大人気パン。
パン屋に入ると、美女が店員におやつパンをおまけしてくれる様に色目を使っていた。
「お客さん 色っぽいからおまけしますよ」
「じゃ お礼に私の恥しい写真を見せてあ・げ・る♪」
ウインクしつつ店員に写真を渡す美女。予想外の出来事にヨダレを垂らし喜ぶ店員。
さっそく見てみると――――
(確かに恥しい…)
Hな写真ではなく、美女がどじょうすくいを踊っている写真でしたw
さて、美女のやり取りを見たシス子は、自分も店員にパンをおまけして欲しいと頼んでみる。
「(何だガキか…) 他のパンならおまけするよ! ――――はい! 残 パ ン !!」
「キャ―――― 何よ!!バカにしたわね!お店壊すわよ!」
ショーモナイギャグに怒ったシス子は、パン屋内で暴れまわる。
「わー わかった! もう一つおまけだ!」
パン パン ――よしお共々、脳天に鉛玉のおまけを食らったシス子。
――回想終了。周りが海になるほど泣くシス子。 ぐやじい〜〜〜!!
「だからいいこと、魔王 私だってセクシーになりさえすれば こんなメリットがあるはずなのよ!」
<以下妄想>
胸も程よく大きくなり、美人となったシス子を周囲の男が騒ぎ出し、美形の青年がシス子を口説く。
「君ってなんてセクシーなんだ! ――――だからオヤツをあげよう!」
オヤツ食べ放題な毎日を妄想するシス子。 オイオイ…
<妄想終了>
「(まだまだガキ…)ま いいか、協力しよう!」
シス子の途方もなくショーモナイ妄想に、脱力し半ば呆れつつも協力する魔王。
――とりあえず、セクシーと言っても人の好みは十人十色なので、町の人に意見を聞いてみる事に。
まず最初に聞いてみたのは、宅八郎のようなオタク青年。
「ん―― まず顔は幼さが残っている方がいいな〜 胸はボインがいいな〜 で、ウェストはキュッと
それでムチムチの太モモに、スラリとしたカモシカの様な足!! たまんねッス!!」
…彼は絶賛放送中の「アニメ少女リリィ」を参考に魔王に説明してみる。
対して魔王は――――言葉そのままを想像し、理解に苦しんでいる。
とりあえず魔王がイメージした物を魔力で再現してみる。
「シス子君! たぶん、こんな感じがセクシーらしいゾ!」
そう言って魔王がシス子に見せたのは………………なんぞこれ。
『幼さが残る顔』で赤ん坊、『ボイン』で乳牛の乳房、『カモシカの様な足』はそのまんま!
サービスで文字通りの『白魚のような手』付きだ!何この合成獣(キメラ)!
「これのどこがセクシーなのよ〜! キャ――」
「そーですよ、全く失礼な(汗」
当然ブチ切れ、魔王に飛び蹴りをくらわすシス子!
「僕の言ったのはこの娘ですよ どうです、見て下さいよ」
オタク青年はアニメ雑誌のリリィをシス子に見せる。 …さて、シス子の感想は?
「でも生物学的に分析すると ものすごくイヤ!!」
シス子の脳内では…リリィの頭蓋骨にはツンツンヘアを再現する為のツノの様な骨がついて、
大きな頭に大きな目のせいで、脳みそ&眼球の大きさ20%増量のすごい頭蓋骨だった。
おまけに、頬の3本線(赤らみ?)は実はヒゲというオチ。
「シス子君 僕たちも同じだよ、漫画だし…」 なだめつつツッコミを入れる魔王。
とりあえず他の人の意見を聞いてみる事に。今度はシス子が通りすがりのハンサムな青年に声をかける。
「あなたはどんなセクシーな人が好き?」
「そーだな、包容力のある人かな…」 …? 実はホモだった! コケるシス子。
<こうして街の人々にアンケートをとり、それらをまとめ、理想のセクシーが決まった>
「じゃあ まずバストをセクシーにね!」
『では僕の家に来たまえ バストがセクシーになる秘薬を試そう!』
シリアス魔王はシス子を家に誘う。
109 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/09(木) 22:16:30 ID:EWmTvXew
ウインクしつつ店員に写真を渡す美女。予想外の出来事にヨダレを垂らし喜ぶ店員。
さっそく見てみると――――
(確かに恥しい…)
Hな写真ではなく、美女がどじょうすくいを踊っている写真でしたw
さて、美女のやり取りを見たシス子は、自分も店員にパンをおまけして欲しいと頼んでみる。
「(何だガキか…) 他のパンならおまけするよ! ――――はい! 残 パ ン !!」
「キャ―――― 何よ!!バカにしたわね!お店壊すわよ!」
ショーモナイギャグに怒ったシス子は、パン屋内で暴れまわる。
「わー わかった! もう一つおまけだ!」
パン パン ――よしお共々、脳天に鉛玉のおまけを食らったシス子。
――回想終了。周りが海になるほど泣くシス子。 ぐやじい〜〜〜!!
「だからいいこと、魔王 私だってセクシーになりさえすれば こんなメリットがあるはずなのよ!」
<以下妄想>
胸も程よく大きくなり、美人となったシス子を周囲の男が騒ぎ出し、美形の青年がシス子を口説く。
「君ってなんてセクシーなんだ! ――――だからオヤツをあげよう!」
オヤツ食べ放題な毎日を妄想するシス子。 オイオイ…
<妄想終了>
「(まだまだガキ…)ま いいか、協力しよう!」
シス子の途方もなくショーモナイ妄想に、脱力し半ば呆れつつも協力する魔王。
――とりあえず、セクシーと言っても人の好みは十人十色なので、町の人に意見を聞いてみる事に。
まず最初に聞いてみたのは、宅八郎のようなオタク青年。
「ん―― まず顔は幼さが残っている方がいいな〜 胸はボインがいいな〜 で、ウェストはキュッと
それでムチムチの太モモに、スラリとしたカモシカの様な足!! たまんねッス!!」
…彼は絶賛放送中の「アニメ少女リリィ」を参考に魔王に説明してみる。
対して魔王は――――言葉そのままを想像し、理解に苦しんでいる。
――魔王の家。
大瓶でゴボゴボと薬を煮立てる魔王。待っている間、シス子は周りを見渡す。
「いつ来ても あんたの家って変!」
…秘薬完成。魔王から薬を渡され飲み干すシス子。 …なんかぬるぬるしてる。
「薬を飲んだら、そこのベッドに寝てくれ」
魔王に言われるがまま、指示通りにベッド(鉄製)に寝るシス子。
不意にシス子は体の力が抜け、だるくなってきたような気がした。
――その時!
『 ! ! 』
鉄のベッド…というか鉄板から手かせ・足かせが現れ、シス子の四肢を固定する!
「ま…魔王 これは一体何のつもり!? ま まさか!」
『じたばたするな 神の使いめ…
クククク こんなチャンスは2度と無い事だしな… もはや動けまい……』
騙された事を知ったシス子は、大の字に固定されたまま魔王をののしる。
「あ… だ…だましたのね!! こ…このオニ! ひどすぎるわ!」
「いや 僕は鬼じゃなくて ア・ク・マ ――地獄のベッドで焼かれるがよい!!』
冷静なツッコミを言った後、鉄板の下に炎を点火する!
「キャ―――― からだが燃えるのよ〜〜〜!!」
シス子の悲鳴と、魔王の高笑いがこだました! 地獄戦士魔王、初の死者か!?
「これで君も ボ・イ・ン さ!」 ぷく――――っ
…何と、シス子の胸が餅のように膨らんだ!
さっきの秘薬は、体の組織を餅状にする秘薬だった。熱により任意の場所を膨らませる事ができるのだ!
見事ボインになれたシス子は喜びまわる。
「さすが魔王ね! この調子でどんどんセクシーになるわよ!」
…その時、シス子の胸に植木の枯れ枝が刺さってしまう。
その弾みで中の空気が飛び出し、口を離した風船のように飛び回るシス子! プシュ〜〜〜
しなびた胸になり、これじゃババァだと落ち込むシス子。
「まー、とにかく完璧にセクシーになるまではめげないわよ…!」
『御意』
次の作戦は…
『ヘルズスパンキングアタ――――ック!!』
右手に怪しいオーラをまとわせた魔王は…シス子へおしりペンペンする!
「これで君のヒップは ドドーンと大きくなったはず」
…確かに大きくなった。腫れて。(おしり1.5倍(当社比))
『キャ―――― もっとマシなやり方はないの魔王〜〜〜〜!!』
ついにキレたシス子は魔王に殴りかかる!
「そんな事言ったって シス子君……… 待てよ!
あれがあった!究極の秘法…地獄合体(ヘルズ・ドッキング)が!
これは確実にセクシーになれる… よしおを連れて来い!』
拳を握り締めるシリアス魔王。その雰囲気に思わずシス子も息を飲む。
よしおを連れてきたシス子。
『我が問いに答えよ! よしお… 自分の身体を姉の為に捧げる気はあるか?』
禍々しい空気を背後に、よしおに詰め寄る魔王。良く分かってないよしおは、とりあえずうなずく。
『――よし ゆくぞ、究極地獄合体!!』
魔王の魔力が発動し、シス子の姿が大きく変わる!
「あ! 本当にセクシーになったわ!」
――身長まで伸び、胸の谷間を強調したドレスを着たシス子がそこにいた!
喜んで魔王に礼を言い、立ち去るシス子。
…だが、魔王はまだ不安だった。
「はたして本当によかったのだろうか…? あの合体はあまりにもキケンだ」
一方、パン屋でおやつパンを注文するシス子。
「おやつパン10個ね!キャー(>▽<)」
「セクシーだから おまけしちゃお〜〜」
――実は、胸はよしおの尻!よしおがシス子の身体に逆さまになってくっついているのだった!
身長は見せ掛けだけのマジックハンド&高下駄だった!
<しかし実のところ、シス子はオヤツさえおまけしてもらえれば、セクシーでも何でもいいのだった>
>>あらすじ乙
「はい!!残パン」の擬音だけど、
プーン
糞
ってすげぇなwww
ネコ入ってるしw
地獄戦車の上に乗ってる野獣は後ずさりしてるのかね、やっぱりw
ダンボール戦車懐かしいなwww俺もよく遊んだわ。
魔王みたいに車にハネられはしなかったけど、ドブに落っこちたな…w
シス子やっぱ可愛いわ
「言ったから口が裂けた」って最初どういう事かと思ったが
表現まんまのキメラワロスwwww
116 :
野獣ファン:2009/07/10(金) 20:47:50 ID:???
>ペットふとん「キキュv」 ポンポコ貿易より発売中!!
お、おい!これどこに売ってるんだ!?
117 :
地獄戦士あらすじ 1/4:2009/07/10(金) 21:59:28 ID:4m2SZ5c/
第10話 魔王、なぐりこまれる!
ポンポコ山のふもと、人里はなれた森に武道家の家族が住んでいた。
「おやじ!おふくろ! 俺はもうここを出て行くぜ!
――おやじ 俺はこんな所でくすぶっている人間ではないんだ」
武闘家の青年が両親に反旗を翻す。
「本気なのかいジョー… 考え直す気はないのかい…?」
「俺は世界最強を目指してるんだ …それに ここの地名が俺には合わない…
この地で最強を名乗っても 今ひとつカッコよくない!! ダセー」 ←ポンポコ山最強
「ま〜 たしかに…」
思わず同意してしまうジョーの両親w 話を変え、父はジョーに世界最強になったらどうするのか問う。
「宇宙最強目指すのみ!! ――とりあえず、これが俺のライフスタイルさ!」
そう言ってジョーが見せた計画書は――――
家庭内最強→学園最強→ポンポコ山(ry→世界(ry→宇宙(ry→異次元(ry→あの世で(ry→とにかく(ry
…しかもさらに続くときたもんだ!
その計画書を見た父は一笑に付す。
「まだまだ甘いな…ジョー 上には上がいる事を忘れるな お前より強い奴はまだこの町にいる…」
「何!! 本当かおやじ!」
そう言って父が見せたのは――――魔王が載っている新聞記事。
「魔王…? おもしれー 街へ行ってそいつと勝負してやるぜ!!」
――その頃、魔王は…
『貴様らに生きる資格はない… く た ば れ ――――っ!!』
バルs… もとい、ゴキブリキラーで家屋のゴキブリ退治のバイトをしている最中だった。
「奥さん!これでおたくの害虫駆除はバッチリさ!」
「助かったわ、本当に! また頼むわー」
おばさんはお礼にと野獣に死肉をあげる。
118 :
地獄戦士あらすじ 2/4:2009/07/10(金) 22:00:12 ID:4m2SZ5c/
魔王はなぜこんな事をしているのか…それには理由があった。
(我々が征服する地球を(…でも500年後)住みよくする為には まずは害虫駆除から始めないと…
地道にコツコツと活動するのが 悪魔の清く正しい生き方だ♥)
…何か矛盾してるが、えらいぞ魔王!
――数時間後。町に出てきたジョー。
「ポンポコの町に来るのは久しぶりだ …しかし… いつ来てもイカれた町並みだぜ!」
(P153を貼る)
それはともかく、魔王を探すジョーだが、一体どうやって?
…と思ったら、あっさり発見!少し前方にいた! あんな顔しているのは奴しかいない!
まずは奇襲を仕掛けてお手並み拝見しようと身構え――――飛び蹴りを仕掛ける!
「であ――っ!」
ゴ――――――――ール!!
なぜかサッカーのゴールポストにシュートを決め、カズダンスを踊るジョー!
「何やらすんだ貴様!」
自分でボケたくせに魔王に怒るジョー。理不尽です。
「君は誰だい?」
「俺は世界最強を目指す格闘家、破足(はだし)ジョーだ
どうやらお前、この辺ではちょっとした奴らしいな 俺と勝負しろ!
まずは―― おっ!」
魔王に挑戦を仕掛け、落ちている棒に気付きそれを拾う。
「この俺は あらゆる格闘をマスターしている! まずは棒術を見せてやろう!」
棒を振りかぶるジョーだが、その棒はどう見ても踏切の棒です。本当にありがとうございました。
おかげで空中に吊り上げられてしまった…。
「フフフ やるじゃないか お前…」 …魔王は何もしとりませんがな。
ならばと魔王の胴体に回し蹴りを叩き込むジョー!
「わ―― ちょっとタンマ!! ――――!?」
何かに気付いた魔王はシリアスモードへチェンジ!人差し指1本で相手をする!
『終わったな… 貴様はすでに死んでいる…』
いや、北斗の拳のように指差し、死亡宣言をする魔王。
119 :
地獄戦士あらすじ 3/4:2009/07/10(金) 22:01:08 ID:4m2SZ5c/
ぐ わ あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ ! ! !
唐突に魔王の叫びが響き渡る!一体何が!? …実は、もらった弁当にいきなりあたった魔王。
さすがの魔王も腹痛には勝てず、トイレからゲッソリと出てくる。
「野獣よ 奴にこれを渡してやってきてくれ、たのむ」
大好物の死肉をむさぼり食っている野獣にお使いを頼む魔王だが、野獣は気乗りしない。
「では これをやる 行く途中でとりかえてもらうがよい…」
そう言って魔王が差し出したのは…1枚で死肉3本もらえる引換券の束! 大喜びで引き受ける野獣。
「毎度〜〜」
死肉をもらい、満足してスキップしながら約束の地へと向かう野獣。 ( ^∞^)キュッキュー♪
ポンポコヶ原ではジョーが待ちくたびれていた。
「フッ… 来たか」
気配を感じ、見ると魔王ではなく野獣?
「確かこいつは 魔王のしもべの野獣… ん? 手紙か…」
『ジョー君へ 今日はおなかがいたいのでこれません 自然を大切に! じゃ アディオス まおう』
ちなみに手紙は再生紙だ。地球に優しい魔王。
お使いを果たした野獣は、早く帰って死肉をむさぼりたいのでその場を後にする。
「あ!待て! ――少々汚いがやむをえん! あの野獣をつかまえて奴を引きずり出してやる!」
野獣を人質(?)に取るべく、ダッシュで駆け寄り、死肉の袋を叩き落す!
「逃がすか!」
キ…キキュ――(訳:(お…お肉〜〜))
無残に空中に散らばり――池に落ちる死肉。 ガ━━(゚∞゚;)━━━ン!!!!!
「フフフ 悪いがお前を利用させてもらうぜ」
野獣をネコのようにつまみあげるジョー。 (▼∞▼#)オニキュ…
120 :
地獄戦士あらすじ 4/4:2009/07/10(金) 22:01:51 ID:4m2SZ5c/
――その瞬間、野獣が岩でジョーに殴りかかった! (Ω∞Ω#)ファッキュー!
…野獣3食分の死肉を無駄されたのだ。動物の食べ物の恨みは恐ろしい!
ジョーがよろけた所に、さらに追い討ち!
「こ… こいつ 強ぇ…」
地に伏しながら、ジョーは父が言っていた事を思い返していた。『上には上がいる』と。
自分が井の中のカワズだった事を思い知らされる。
残った死肉を回収し、立ち去ろうとする野獣に待ってくれと声をかけるジョー。
『 俺 を あ ん た の 弟 子 に し て く れ ! 』
野獣の足にキスをするジョー。(←完全服従の証)
――その後。
ジョーに買ってもらった、ほかほかの死肉に大喜びしつつ、
犬のように首輪にリードをつけたジョーを従えた野獣が魔王家に帰って来た。
「誤解するなよ魔王 貴様の子分になった訳ではないからな」
…まぁいいか。 とりあえず野獣に自分の部屋の掃除を頼む魔王。
「貴様!俺の師になんて事をさせる!無礼者!」
怒ったジョーは魔王の首を絞める! …野獣は引き受けてますが。
…ご主人(魔王)に自分の弟子が無礼な事をしたので、おわびの切腹(のマネ)をする野獣でした。
121 :
野獣ファン:2009/07/10(金) 22:43:41 ID:???
くっそ、ジョーのやつ野獣の弟子になることで野獣にお近づきになるとは・・・
俺も弟子にしてください
俺は野獣ファン=ジョーかと思ったがw
それにしてもあんなにかわいいのに、怒ると滅茶苦茶つえーなー…
さすが「野獣」!
>家庭内最強→学園最強→ポンポコ山(ry→世界(ry→宇宙(ry→異次元(ry→あの世で(ry→とにかく(ry
>…しかもさらに続くときたもんだ!
これってなにげにジャンプ漫画のバトル路線に対する皮肉じゃね?
ドラゴンボールとかどこまで強くなってももっと強い敵が出て来て
天井知らずのバトルを繰り返す展開は面白くもあるが虚しくもあるという・・・・
あらすじ乙
でも
>>118 〜
>>119 間のくだりがゴッソリ抜けてるぞw
魔王読者の一人として、不慣れだが補完させてもらうよ。
貴様は貴様でも、「貴様ポン助」氏の告別式会場だった…
なぜか号泣する魔王、野獣、そしてジョー。
ジョーは魔王がびびって戦わないと馬鹿にする。しかし、
『社会の害虫め 駆除してやるーっ』
「凄え なんてパワーだ!!」
社会の害虫(麻薬売ります買います殺人から女コマ氏までおまかせの極悪一家)を吹き飛ばす魔王に恐れをなす。
この一件で魔王は町人に褒められ、弁当をもらいました。やったね魔王!
ジョーは悔し紛れに突きで街路樹を破壊する。
「見ろ!俺だってこれくらい!」
が、自然を愛する魔王の怒りを買う!
『自然を破壊する奴は この魔王が許さん!! よし貴様ァ 本日四時にポンポコが原に来い!!』
決闘の約束と受け取るジョーだが、魔王は自然の素晴らしさについてお説教するつもりだった。
しかし…
>いつ来てもイカれた町並みだぜ!」
疑惑のカレー屋?とシス子の出てきた店が気になるw
動物園の真横に「動物の肉いっぱいの店」ってどうなのよ
128 :
地獄戦士あらすじ:2009/07/11(土) 10:48:00 ID:kBkozVXM
>>125 ありゃ、本当だ…みなさん申し訳ないす_| ̄|○lll
しかもポンポコ町の画像貼り忘れてるし(まぁもうみんな読んだから必要ないかもしれないが)
つーことで、ゴミ箱から発掘してきたテキストから
>>118と>119の間を抜粋。
↓
>>127 まっまさか・・その見せのお肉は・・・!
130 :
地獄戦士あらすじ 118と119の間:2009/07/11(土) 10:49:12 ID:kBkozVXM
…? 魔王の指は…ジョーの頭をそれ、後ろを指している。ジョーも振り向いてみると…
< 貴 様 ポ ン 助 告 別 式 会 場 >
なぜか泣き出す魔王・ジョー・野獣。 泣く野獣がとことんカワイイぞ♥
一向に自分と戦わない魔王に腹を立て、怖気づいたのかと挑発するジョー。
…魔王は聞いてない。野獣が何やら耳打ちしてるのだ。
「えっ もう1件害虫駆除を忘れてる?」
「フッ どーやら 俺の見込み違いだったらしいな…」
「なんだ この上か!」
鼻で笑うジョーだが、魔王の言葉につい釣られて上を見ると―― ヤ○ザの事務所。
『社会の害虫め 駆除してやる――――っ!!!』 ドォン!!
口から熱線を吐き、事務所ごとヤ○ザを駆除する魔王!それを見てビビるジョー!
( 凄 ぇ なんて力だ!)
ヤ○ザを駆除した魔王は、付近の住人からほめられ、歓声と拍手の嵐を受ける。
せめてものお礼にと、おじさんは弁当を魔王にプレゼント♪
その様子を見て少しだけ嫉妬したジョーは、自分の力を誇示するべく近くの木を叩き折る!
「あ!! 街路樹を…!」
(自然を破壊する奴は この魔王が許さん!!)
激怒した魔王は、自らジョーへ挑戦状を叩きつける!
『よし貴様ァ 本日4時に ポンポコヶ原に来い!』
(――そこで彼には 自然がいかに素晴らしく、大切なものか説教してやろう…)
「よし 望むところだ、待ってるゾ!」
そして野獣と共に、弁当と死肉をそれぞれ抱えて一旦帰宅する魔王。
――だが…
>>126 >シス子の出てきた店が気になるw
「美形屋」ってなんだwwww ホストがいっぱいいる店みたいなもんかww
マジ顔の魔王ってアルフォンスっぽいよね。
アルフォンスって何?
パトレイバーじゃね?
把握。…そんなに似てるかね?
136 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/11(土) 22:05:20 ID:ujjhfG4f
第11話 魔王、しもべ喪失す!?
ポニーテールの女の子が愛犬と散歩中。
「早朝の散歩は気分いいわね カブ」
彼女―― 保似井(ぽにい)テル美。魔王の級友、1回目から登場している美人だが、なぜか影が薄い。
キュ――
「あら この鳴き声はたしか… そうだわ!魔王君のしもべの(゚∞゚)(野獣)! 彼も朝の散歩!?」
しかし、テル美が見たものは… こっちへ必死で走ってくる野獣? そして投げ縄!?
「師匠〜〜〜!! 私は貴方にどこまでもついていきますゾ〜!」
投げ縄で野獣を捕まえ、四つんばいになりながら、笑顔で野獣を追いかける青年!
「師匠〜〜 さすが!足が速い! ははは」
…この妙な男は自称・最強の武闘家 破足ジョー。
彼の夢は史上最強の武闘家になる事である… ポンポコ山最強となった彼は父親に
上には上がいる事を聞き、より最強の奴を求め 山から下りてきたのだ。
町では最強と噂されている魔王に決闘を申し込んだが、魔王は腹痛の為勝負をすっぽかす!
腹の虫がおさまらない彼は、魔王の手紙を持って来た野獣に勝負を挑んだ
…が、死肉を失った悲しみの野獣にKOされた。
こうして野獣の弟子になったジョー。 しかし野獣にしてみれば迷惑以外の何者でもなかった…。
「今の人 なんだったのかしら…?」
走り去る野獣とジョーを呆れながら見送るテル美。
――魔王の家。
瞑想し、ドラゴンボールのように「気」を溜めているジョー。
(は――――… よーし 気を開放して… 今だ!)
「我が手刀に切れぬ物なし!!」 手刀で野菜を切り刻むジョー!
「は! ――レモンをしぼって出来上がり!師匠!朝食のサラダです!」
137 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/11(土) 22:06:01 ID:ujjhfG4f
『おのれ… この魔王を足蹴にするとは ただではすまさん!
待て――――! 貴様らを道連れにしてくれるわ――――っ!!』
シリアス魔王は翼を羽ばたかせ2人の後ろから飛び掛る!
――――と思いきや。
「 学 校 ま で 道 連 れ だ ! 」
襲い掛かったのではなく、2人を抱えて空から学校へ一直線に飛ぶのであった。
「あ 魔王の奴 師匠をどこへ連れて行く気だ!?」
思わず叫ぶバカジョー。学校だって最初から言ってるつーのに。野獣を追い、全速力で駆け出すジョー。
轢 !
飛び出したためトラックに轢かれたジョーは、魂となって空を飛び野獣を追う。
「フフフフフ 師匠、私も飛べる様になりましたよ!(ケガの功名だね!)」
『わ〜〜〜〜っ!!』
「キャー―――― 悪霊退散!」
*シスこは せいすいを ジョーのたましいにかけた!
おどろいたジョーのたましいは じぶんのからだに まいもどった!
なんと ジョーは いきかえった!
ジョーの死体に群がっていた野次馬は、生き返ったジョーに驚いて逃げていった!
「ところがフェイント!」
何事も無くピンピンとして生き返るジョー!w
野獣を見失ったが、魔王が飛び去った方向はわかっているのでそちらを探す事にする。
―――遅刻しそうになって走っている女生徒。冒頭のテル美だ。
「やだ 私とした事が 早朝からTVドラマなんか見たから遅刻寸前だわ!
タイトルでだまされたわ… 何が<夢見る王子様>よ!!」
独り言をつぶやきつつ、走るテル美を呼び止める男。
「STOP〜 一字違いでよかったら…もう一度見ませんか 夢見る 玉 子 様だよ〜〜ん」
138 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/11(土) 22:06:44 ID:ujjhfG4f
男はそう言うと、着ているコートを広げる!変質者だ!!
『キャ〜〜〜 変態〜〜〜〜!!』
――その頃。 ジョ〜〜〜〜〜
「はっ!? 誰かオレを呼んでいる!」
ジョーが辺りを見回すと… 野良犬がおしっこしている音だった。 「…つまらん…」
気のせいかと思っていると、前方に先程の変質者(の背中)とテル美がいた!
(!! あ… ああ 師匠があんな所に!)
…野獣の事しか頭にないジョーは、変質者のケツの間から見えるふぐりが野獣の鼻に見えたのだ。
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090711220238.jpg ジョーは涙を流しつつ、変質者の肩をつかむ。
「貴様 俺の師匠に何をする! ―――― 失 せ ろ !!!!」
変質者にハイキックを食らわす!
「師匠!! 大丈夫で… あれ? 違う…」
倒れた変質者のケツを覗き込むジョーだが、当然、野獣がいる訳ない。
テル美はこの男が今朝の男だと気付く。
「あ… あの 助けてくれてありがとう…」
テル美の言葉に、彼女がいた事に気付くジョー。目線が合う2人。
(あ… 見つけたゾ… さすが師匠… いつの間に中に…)
…ジョーから見たテル美の胸の透視図には、普通におっぱいではなく野獣の鼻があった。
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090711220439.jpg 「あいかわらず すばやい動きで感服いたしました」 プニ
笑いながらジョーは…テル美のおっぱいに触った! な、何をするだァ――――! 許さんッ!!
当然、テル美に殴られる。
「やりますね、師匠… 必殺 他 人 拳 とは…」
「なにそれ」
(他人拳とは…その名の通り、他人の手足を使って攻撃する、スゴイ迷惑な技である)
「え!? 他人拳を知らない? 師匠… 中に入っていないんですか!?」
「だから違うって… 一体誰なのよ、師匠って…」
驚くジョーと呆れるテル美。
139 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/11(土) 22:07:40 ID:ujjhfG4f
うまく説明できないジョーは、一瞬言葉につまるが、「あるモノ」を見つけ絵を描く。
「それは… (ハッ) こういうお方です!」
倒れた変質者のケツに色を塗り、ここを野獣の頬に見立てて目を描く。
「なんだ、魔王君のしもべの野獣じゃない」
知っているのなら案内して欲しいと頼み込むジョーだが、テル美もそろそろ本気で遅刻しそうだ。
するとジョーはテル美をお姫様だっこして走り出す!
「心配無用! 俺は100m、なんと8.7秒!!」
あっという間に学園に到着。
「助かったわ… 魔王君達ならあそこよ!」
テル美が指差すと、すぐそこには魔王と野獣の後姿が。
「師匠〜〜〜〜!! 探しましたよ、 さ 私めにどうかご指導を〜〜〜!」 キュ〜〜〜〜〜!
「ジョー君 明らかにいやがってるよ……」
暴れる野獣を抱えるジョーを止める魔王。
「魔王!俺に指図するな!」
『何!? 仕方ない…』
シリアス魔王は何やら棒を取り出し、野獣の耳につける。…ひそひそ棒だ。
「(彼にはヒミツだけどクビにしたら?)」
魔王の言葉にうなずいた野獣は、ジョーの目の前で首を切る仕草をする。 キュビ(くび)!
「 !! えっ 私はクビですか!」
ジョーも釣られて首を切る仕草をし―――――――― 一瞬、固まる。
「あ… しまった いつもの手刀のくせが…」 ぶしゅう! キャースプラッター!
噴水の如く首から血を吹きだすジョーに驚く魔王&野獣!
―保健室。テル美に運ばれ、ようやく気がついたジョー。
「保健室よ、まだ動かない方がいいわ さっきは本当にありがとう
私、保似井テル美よ 貴方の名前は?」
「フ… 俺の名は 破足ジョー」
「はったりジョー?」
「は・だ・し だ!違う!」
140 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/11(土) 22:08:31 ID:ujjhfG4f
ふと、ジョーの目線がテル美のおっぱいへと向かう。
(あ… まだ師匠が中にいる……)
「師匠〜〜〜! なぜ私をクビに!」
テル美に抱きつき、おっぱいに顔を埋め泣き出すジョー! な、何をす(ry
――当然ひっぱたかれる。
「さっきからあなた変! どういう発想してんのよ!」
「いや、だって そんな所がハレてるのは おかしい…と…」
「何言ってんのよ、女の子だからじゃない! 変な人」
テル美の胸を指差し説明するジョーを呆れた顔で見つめるテル美。
『 え!? き…君 女だったのかぁ――――っ!!』
「へ?」
今にも取って食わんばかりのアップで驚くジョー。
「俺は今まで お… 女というものは おふくろだけかと思っていた――――っ!!」
どシリアスな表情で頭を抱え苦悩するジョー! 激しく転ぶテル美!
<そう… ジョーは長いこと山奥で家族だけと生活し、
しかも武道三昧だったため 母親(破足オンナ(42))以外の女の存在に気付かなかったのだ>
「そーか、おふくろだけが女じゃないんだな、なるほど」
うんうんとうなずくジョー、くすくす笑うテル美。
「あなたって本当に変わった人ね…」 (えっ?) ドキッ
思わず心ときめくジョー。
(何だ… 今の「ドキッ」てのは… 変だな、この娘の顔を見てたら… なぜだ…?)
…一方、様子を見に来た魔王は廊下からこっそりと2人の様子を見ていた。
『うーむ 野獣よ… なかなかいい感じじゃないか お熱い2人ってか ククク アツイねー
地獄の劫火よ わが身を包め クァ――――ッ!!』
嫉妬に狂ったか、地獄の劫火を身にまとう魔王! 何をする気だ!?
(ここは一つ、あたたかく見守ってあげよう…)
地獄の劫火?でカーテンの裏側からあたたかく見守りムードをかもし出す魔王!
141 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/11(土) 22:09:15 ID:ujjhfG4f
さて、ジョーはというと、テル美の手を握っていた。
<ジョーはどうやら彼女に一目ぼれしたらしい…
しかし、彼は女性と言う存在を今まで母親以外に認識してなかったため
これが いわゆる「恋」というものだとは 知る由もなかった>
「そ… その何て言ったらいいか… この気持ち…」
「ち… ちょっと待って…」
いざ、ジョーが告白しようと思ったその時!
『 あ な た 好 み じ ゃ な い わ』
ガ━━━━(゚Д゚;)━━━━━ン!!!!!
への字口に両手でペケするテル美! 大ショックを受けるジョー! コケる魔王&野獣!
「今のセリフ こたえたぜ… いい攻撃だ! あんたタダ者じゃねぇな、俺にはわかるぜ…」
胸を押さえて苦笑するジョー。
…だから、フラれたと言う事も分かっていないジョーであった…。
シス子、人を生き返らせるなんて、さすが神父の娘だけのことはあるなw
このあと「※わがきょうかいに100ペソのごきふを」なんて言ったりしてw
143 :
野獣ファン:2009/07/11(土) 22:45:39 ID:???
俺も何を見ても野獣に見える時があるから今回のはなしは他人事とは思えん。
あっ野獣がまた隣の家のおねーさんの胸のところに隠れて・・引っ張り出してくるぜ!
そして通報されて警察でカツどんをくう事になる野獣ファンの姿が!
ジョー… 無知は罪だぜ…
しかしなんとうらやましい奴!(*´Д`)ハァハァ
あらすじ乙…といいたいところだが!!
俺が一番気に入ってるくだりが抜けてるw
ジャンプをよく読むんだ!
「うまい!なんの肉だい?」
「キサマの尻の肉だ!」
とか、最高なのにw
ところで、どうやらジョーはレギュラーキャラ獲得かね。
魔王のクラスの担任とかもそろそろ出番ないかな。
>>146 …あれ。また1と2の間の部分が抜けてる…
しかも今度はゴミ箱から削除しちまったんで新規に書き起こします。
しばしお待ちを。
ほんとにすみません_| ̄|○lll (会社のPCに保存してあるけどそれだと明日になる)
148 :
地獄戦士あらすじ 1と2の間:2009/07/12(日) 12:07:44 ID:2orFkD18
出来上がったサラダを野獣に差し出すが、肉食の野獣は断る。
それならばと、絞りたての野菜ジュースをすすめるしつこいジョー!
(は――――… よーし 気を開放して…)
一方、魔王も上半身裸となり禍々しい気を開放しようとしている。
「は〜〜〜〜〜 のびのびと深呼吸〜〜〜!」
…実は朝のラジオ体操だった! 健康にはこれだねっ!
「師匠 サラダがお気に召さないのでしたらステーキはいかがですか?極上の肉ですよ!」
ジョーは改めて朝食に野獣へアツアツのステーキを差し出す。これには野獣、大喜び!
そこに魔王もやってくる。
「やぁ ジョー君おはよう! おっ、野獣よ うまそうだな」
「魔王! お前に食わせる物はないぞ! しっ!」
魔王を見据え、追い払おうとするジョーだが、野獣は指を振ってジョーをいさめる。 (* ̄∞ ̄)"b" チッチッチッ
「まぁよい、師匠のおぼしめしだ! 貴様も食いたきゃ食え!」
ジョーの許可も下りたので、野獣はご主人様の為に肉を切ってあげている。やさしいねぇ(´ω`)
「うまい!何の肉だい?」
「 貴 様 の 尻 の 肉 だ !! 」
なんと寝ている魔王の尻肉を手刀で切っていたジョー! 魔王も今の今まで気づかなかった!
急遽ジョーをしばりあげ、竹刀でおしおきする野獣! 魔王もまた、でっかい絆創膏を尻に当てうめく。
(でも 悪魔だから数時間で再生)
その後、野獣とともに登校する魔王。
「何!? 学校に行くんですか? 特訓をしに行くのですね、私もお供しますよ」
頼んでもいないのについてくるジョー。
ふと、魔王の背後からすさまじい足音が聞こえてくる。 ドドドドドド
――シス子とラリ太がg必至の形相で走ってきて、魔王を踏んづけていった!
『キャー 急がないと学校に遅れるわ〜〜 キャーーー』
>>148 あらためて、乙。
「きさまの尻の肉だ!」最高だなww
科学的に考えればでん部の肉って脂肪分が多そうであんまり美味しくなさそうだけど、
そのへんは、魔王の肉だからウマい!ってことだろうかw
>>146=149かな?
きっと某SFCゲームでは竜の肉が美味だったり、
人魚の肉が美味という逸話もよく聞くから、うまい肉を持つ魔族がいてもおかしくないw
きっと魔王の尻の肉は、適度にしもふり状態と思われるw
(現に野獣どころか、本人もうまそうに食ってたしww)
151 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/12(日) 21:59:28 ID:+szP9SPO
第12話 魔王、秘密計画発動す!
――とある満月の夜。
ロウソクを片手に森の中を歩んでゆく、黒尽くめのローブをまとった長身とチビの人影。
丑三つ時、ポンポコ市の町外れの とある所に向かう者達がいた…。
『ここか… 野獣よ…』
フードを脱ぐと、彼らの正体は魔王と野獣だった。野獣の案内の元、ゴミ捨て場へたどり着く魔王。
…その時、魔王の角から不気味な声が響き渡る!
《例のモノ 反応アリ》
『地獄邪角(ヘルズボーン)に反応しているという事は 調べてみる必要があるな
思ったより少なそうだが… まぁよいわ… 我が野望の為!』
そして魔王は爪を伸ばした右手を構え―――― 何かを一閃するのだった!
――翌日の放課後。
「じゃあ みんなお先に! いくぞ野獣」
魔王は一言挨拶すると、高速で学校を飛び去った!
地上では飛び去る魔王を見て、最近付き合いが悪くなったと愚痴るラリ太とコン平。
「聞いた話なんだけど、魔王君って 町のゴミ捨て場に出没してるわしいわよ… なぜかしら?」
テル美の言葉に反応したラリ太は何かを閃く。
「その理由は 多分、おそらく…」
(以下妄想)
『地獄眼(ヘルズアイ!)』
地獄眼でゴミ袋の中身を透視する魔王。 <モエナイゴミ コンニュウ>
「燃えないゴミと 燃えるゴミの分別はキチンとね!」
…深夜、野獣と共にゴミ分別に励む魔王であった。
(妄想終了)
152 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/12(日) 22:00:11 ID:+szP9SPO
「彼ならありえるわね…」と、笑うテル美。
そこへどこからともなくシス子が現れる。
「みんな甘いわね! 魔王はたぶん 世界征服の準備でもしてるのよ!」
(制服の準備か…)
…お約束のボケな想像(布団で制服を寝押しする魔王)をありがとうコン平!
「よし みんな! 魔王の家に行って確かめてみないか!?」
コン平の提案で魔王の家に行く事に。シス子は止めるが、大丈夫とコン平。お菓子も買って行かなきゃ!
… お 菓 子 ?
お菓子と言う単語を聞いて、最初は止めたシス子だが、お菓子目当てで一緒についていく事にした。
――魔王の家。
空には不気味な暗雲が立ち込める中、異様な雰囲気が…。
『悪魔のツメ(サタンネイル)よ… 全てを切り刻むのだ… 細切れにしてくれるわ〜〜〜〜!!』
家の中では、鋭く伸ばした爪で何かを切り刻んでいる魔王がいた!
細かくなった何かを見て歯噛みする魔王。
『ええい… 口惜しや… これではまだまだ足らん…!
今のままでは 目的達成には余りにも時間がかかりすぎる… 何とかせねば!』
思わずグッと拳を握り締める魔王は……… 長くなったツメが手を貫通し、泣くのであった。 ぷすぅ
《玄関前に侵入者発見!》 その時放送が響き渡った。
家の外ではコン平達4人が来ていた。
「へー ここが魔王君の家なんだ」
「親分!道端にエロ本があったッスよ、ほら!」
「魔王へのみやげとして入れとくってか」
「そんなもの入れないでよ〜…」
コン平はラリ太からエロ本を受け取ると、買ってきたお菓子入りのコンビニ袋につっこんだ。
153 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/12(日) 22:00:59 ID:+szP9SPO
…一方、モニター越しにコン平達を見た魔王。
(コン平君たちだ! マズイ
今 彼らにあの秘密を知られては困る… うまく帰ってもらうしかあるまい)
玄関にて対応する魔王。
「君達何の用だい? 僕 今日 都合が悪いんだゴメン!」
「さては何か企んでいるわね 魔王! ――あやしい」
怪訝な顔で睨むシス子にビクッとなってしまう魔王。
「そ そんな事ないよ!! 神に誓って!」
「悪魔のくせに神に誓うんじゃないわよ! キャ〜〜〜」
大岩で魔王にツッコミを入れるシス子。
「仕方ないなー じゃ中にどーぞ(こうなったら歓迎してやるか ククク…)」
――魔王の家内に招かれたコン平達。
「なー この家って随分カベが厚いなー」
「ここで何かあっても 外には気付かれないわね、多分…」
調べるコン平と、相槌を入れるテル美の背後では――――
『その通り………… この中にいる限り 外部からのコンタクトを取る事は不可能だ』
「魔王!」
腕組みをしているシリアス魔王がいた!
『ここで叫んでも外には聞こえない ――つまりこれがどういう意味か、分かるか…
わざわざ悪魔の家に来るとは物好きな奴らだ ハハハハハ』
不意に扉まで閉まってしまい、コン平達は防音の密室に閉じ込められる!
『貴様らの抑圧された魂を開放してくれるわ!』
魔王が叫ぶと、コン平、ラリ太は一瞬体がビクッとしたかと思うと…顔つきが邪悪に変わる!
そして2人は手を思い切り握り締めると…体を大きくのけぞらせ、激しく上半身を動かす!
豹変した2人に怯え、お互い抱き合う女子2人!
「こ…コン平君たち!」
「た…大変だわ! みんなに悪魔がのりうつったのよ〜〜〜〜っ! キャ〜〜〜〜!」
154 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/12(日) 22:01:40 ID:+szP9SPO
――――実は――――
魔王はヘビメタ音楽を流し、男子はそのリズムに乗っているだけだった!
しかもここは完全防音でご近所に迷惑がかからない、親切設計だった!!
女子2人はさすがに気が抜け、屁をこきながらコケた…。
踊り終わったのを見計らい、魔王が冷たいコーラを持ってくる。
「もう一度聞くッス」←しつこい
このタイミングでラリ太がもう一度音楽をかけてしまう!
思わず条件反射で コ ー ラ を 持 っ た ま ま踊る魔王! …あとは、分かるな?
「それではみなさん、どーぞ」
手渡されたコーラを開け、予想通りコーラシャワーを浴びるコン平達。
怒ったシス子は聖水を魔王にかける!
「あたたたた わざとじゃないよ!」
コーラを飲みながらコン平は最近の噂を魔王に話す。
「最近、ゴミ捨て場でゴミの分別のチェックなどをしてるんだろ?」
「本当、魔王君ってエコロジーな悪魔ね!」
テル美も笑顔で会話に加わるが――――
『 バ カ 者 ――――――!!! この魔王が人間の尻拭い等するか――――――っ!!』
意外な反応!激怒した魔王は口から火炎を吐きながら叫ぶ!
『ゴミの分別をちゃんとするなど 生活していくうえで最低限、守る事だ!
一人一人が その自覚を持て――――っ!!』
「はは〜〜〜っ まったくその通りです!」
正論だ。土下座でお詫びする3人を立ったまま呆然と見つめるシス子。
…では、ゴミ捨て場で何をしていたのかと聞かれ、返答に困る魔王は…
「…でも野獣の尻拭いはしたりして!」
クソしたばかりの野獣の尻を拭いてごまかした!
155 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/12(日) 22:02:24 ID:+szP9SPO
「さては 見られては困るものなんでしょ! ――ズバリ この部屋がくさかったりして!(>▽<)」
意外にもスルドいシス子。彼女が指差した扉には<あけちゃダメよ>と書かれてる。
「シス子君 そこは関係ない…」
「おだまり! あ 開かないわよ! あかずの扉ね〜〜〜!」
…その喧騒を聞きつつ、扉の中では誰かがつぶやいた。
(魔王よ… 今は こらえるのだ…)
それもそのはず、ウ○コ中の父三が中にいるのだった。 <←本当にくさかったりする>
一方、魔王はこのままではバレそうなのでさりげなく話題を変える事に。
「ねー みんな ボクのズボンは前後にチャックがあるのさ! それはシッポがあるからさ〜」
…誰も聞いちゃいねぇ。 それどころかコン平が「あるモノ」に気付いてしまう!
「魔王 何だアレ …何かの卵みたいだな…」
コン平が気付いたモノ、それは…映画「エイリアン」に出てきた、エイリアンの卵のような物体。
興味本位で近寄るコン平。
「ダメだ! そこに近づくんじゃない!反応するゾ!」
咄嗟に叫ぶ魔王だが、遅かった!
エイリアンの幼生のような生物が卵から飛び出し、コン平の口へと侵入し、テル美が叫ぶ!
「魔王!早く何とかしなさいよ!」
『もう遅い 彼は手遅れだ…』
そして魔王が指差したのは… モニター?
「 寄 生 虫 発 見 ! 」
実はエイリアン型の胃カメラ! 魔王は月に一度、これを使って健康チェックをしているのだった。
…落ち込むコン平を励ますテル美に、魔王の前後チャックのズボンをはいて遊ぶラリ太。
156 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/12(日) 22:03:06 ID:+szP9SPO
どうやら話がそれてきたようで安心する魔王。
オヤツでもどうかと差し出す魔王だが、シス子はちゃんと買ってあるとビニール袋を差し出す。
――と、その時!
《例のモノ 反応アリ!》
(しまった!センサーの解除を忘れてた!)
「え? 何!?」
袋の中の<何か>にセンサーが反応してしまう!
「さては この袋の中身に 例の秘密のヒントがあるのね… と言う事は…?」
どぎまぎする魔王を見て、袋の中身をあさるシス子。それらしい物は…これだ!
『キャ―――― じゃ、これね!!』 ―エロ本!
「わかったわ エロ本のコレクションね!」
騒ぐ4人、必死に否定する魔王!
…違うなら何かと詰め寄るシス子は魔王の体を軽く突き飛ばす。
その弾みで魔王は背中でカベのボタンを押してしまい、隠し扉が開いてしまう!
「あっ 隠し扉だ!」
『ぐお――っ 頼む 見ないでくれ――っ!』
余程パニックになったのか、ギャグとシリアス中間状態の魔王!
「何だ、この散乱してる物は…」
コン平が手にとって良く見ると…それは ベ ル マ ー ク だった!
さらに辺りを見回すと、目標が書いてある張り紙…<学校に足りない物リスト>があった。
シス子がもう一度袋の中身を見てみると、さっき買ったお菓子にベルマーク。
『………やっぱしいい奴じゃん!』
秘密が解明され、冷やかすコン平とシス子、感涙しながら拍手するテル美とラリ太。
(せっかく 貯まってからおどろかそうと思ったのに… もう)
両人差し指をあわせつつ、照れながらいじける魔王。
少しずつ貯めたベルマークで、学校に備品をプレゼントしようとしてた健気な悪魔・魔王であった…
道端に落ちてるエロ本ってなんか普通よりエロさが高いような気がするよな?
しかしページがくっついていたり、本の下に犬の糞があったりとか諸刃の剣!
寄生虫発見って
意外に病気持ちなのかコン平は
>『ゴミの分別をちゃんとするなど 生活していくうえで最低限、守る事だ!
一人一人が その自覚を持て――――っ!!』
ごもっともでorz
俺も分別はしっかりやります(´・ω・`)
ズボンは前後にチャックがあるのに、上着は羽の部分だけ穴開けてるんだな魔王w
でもベルマークって、もう何年見てないかな…
昔は50点くらい貯めて喜んでたもんだったが、魔王は3千?だか3万?だか集めてるみたいだ。
収集量パねぇっすw
ちょっと気になったんで、円でなくペソが出てる箇所を捜してみたんだが…以外に少ねぇw
物価がよくわからんw
野獣のえさ 死肉6本入り 24ペソ
ポンポコスポーツ(エロ記事満載) 一ヶ月46ペソ
断末時計「死にかけ君」 9万ペソ
ひそひそ棒 3ペソ
おやつパン 2ペソ
ペソは実際にある通貨ですぜ。1ペソ約10円だとか。
163 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/13(月) 21:58:37 ID:/Q+f+xqJ
第13話 魔王、くしゃみす!
――聖ポンポコ学園。 その日の1年B組は異様な熱気に包まれていた…。
真剣な顔つきで眼を閉じて、大粒の汗をかいている魔王達は――――サウナに入っていたのだった。
<…描き間違い>
もう一度やり直し!
真剣な顔つきで眼を閉じて、大粒の汗をかいている魔王達。なぜかというと――――
<回想開始>
今日、美人の先生が来るらしい。しかも元モデルでB85 W59 H88のナイスバディ。
…だが、素直に喜べないコン平。
「ど〜せこの漫画の事だからな〜〜〜…ろくでもねー… どーせB85ってこういう奴じゃねーの?」
コン平が想像したのは、バストが85個ある妖怪だった。
「フフフ… そうくると思ったぜ… この写真を見ろ!」
手渡された写真を見ると――確かに美女だ!マジかよ!?
「マジだぜ、その心霊写真!」
…よく見ると、おっぴろげした野獣のアソコに映っている美女の顔だった!
コン平にボコられた生徒は、今のは軽いジョークで次が本当だ。そう言って見せた写真は――
今度はしっかりした写真!水着モデルの写真だ!
「……す すげー美人 おい、本当に来るのか?」
「これはマジだぜ、窓を見ろよ ムンと一緒に歩いてきてるだろ?」
「じゃ 本当の本当にこの人が来るんだな!?」
麺生地…じゃなく、念を押すコン平にうなずく事情通の生徒。
.。oO(…これでやっとこの学園も 少しは華やかになるな…)
涙を流しつつうなずくコン平に、さらにモデルの時の写真を見せる生徒。
164 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/13(月) 21:59:18 ID:/Q+f+xqJ
<THE 鼻クソほじり機>
「…仕事えり好みしない人なのね… トホホ」 せっかくの美女が台無しだorz
まぁ、美人なのは確認できた。…と、その時魔王が話しに混ざり、魔王に写真を見せるコン平。
「見てみろよ この写真、美人だろ? 新しい先生だとさ」
どれどれ…
『うおおおおおおおっ こ…この女(ひと)は!?』
急にシリアス魔王となり叫びだす魔王!写真を持つ手まで震えている!?
「どーした 魔王…?」
コン平は驚きつつ声をかけると…
ボ キ ー ン !
( Д ) ゚ ゚ 魔王、勃起してしまったのか!!???www
「キャ〜〜〜〜〜〜ッ 何がボキーンよ! あいつ、悪魔じゃなくて色魔ね!」
「まーまー、奴も男(?)だから」
叫ぶシス子をなだめるコン平。 でも実は…
「ボキン(募金)活動にご協力お願いしまーす! 野獣よ…この人、着る物がなくて可愛そうだな…」
…盛大に何かをカン違いしている魔王であった!w
<回想終了>
「――というわけで、先生が来たら一つ、歓迎してやろうぜ魔王!」
コン平の提案に同意した魔王は、さっそく気をため始める!
さて、ムンと一緒に歩いている美女先生。
美女先生の重そうな荷物を持ちましょうかと尋ねるムン。…大丈夫みたいだ。
「あのー 失礼ですが つきあってる人とかって…」
ムンの言葉に黙って左手の指輪を見せる美女先生。
「この人の指輪、まがい物ですわよ〜! ほほほ」
…実は通りすがりの女教師の指輪を見せていただけだった!
165 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/13(月) 22:00:00 ID:/Q+f+xqJ
教室に到着。
「あ、この教室です どーぞ!」
『来たぞ!魔王!』
『はぁぁぁぁ… 地 獄 邪 弾 波(ヘルズウェーブ)!!』
美人先生の到着を見計らい、コン平の合図でためたエネルギー波(気)を放つ魔王!
…まずい!エネルギー波が美女先生(とムン)を直撃する!
ぽ ん !
エネルギー波は教師2人の頭上で破裂し――――くす玉が割れた!
<ようこそ! セクシー先生♥>
思わずコケる教師2人。
改めて教室内に入ると、さながらアイドルのコンサート会場のような賑わいだった。
旗を振るコン平、太鼓を叩く野獣、口笛を吹く者…。
「なかなか歓迎されてますね…先生…」
「ええ…」
その時、足元が揺れているのに気付いたテル美がシス子に問いかける。
「…ねェ 気のせいか、足元ちょっと揺れてない? 地震かな」
「え? そう?」
バッグを持ったままの美女先生を隣に立たせ、教壇で説明するムン。
「みんな よく聞け! 今日から新しい先生が来る事になった
新任のリーチ先生は保健体育を担当する!! あと見かけによらないが、先生は拳法の達人らしい」
ムンの説明に、ラリコンズ(ラリ太&コン平)は、リーチ先生がチャイナドレスを着て、笑顔で
おしおきの締め技を自分にかけているシーンを想像していた。
「では先生 お願いします」
ムンの説明も終わり、ご本人の自己紹介に。
「みなさん、初めまして…」 …しかし妙に地面が震えてるな。 ゴゴゴゴゴ…
「また地震?」
思わずつぶやくテル美。そしてリーチ先生はおもむろにバッグを開け、中のモノを取り出す。
166 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/13(月) 22:00:42 ID:/Q+f+xqJ
「私 ツモ田リーチの孫、ツモ田チー子です! 祖母をよろしくお願いしま――す!(>▽<)」
「よろしく」
バッグの中から取り出したのは… しなびたババァだった!! a Grandmother!!
しかも年寄り独特の震えがさっきからの小さな地震の震源地だった!!! ( Д ) ゚ ゚
爆発するコン平達一同!!
「…しょせんは はかない夢かぁ…・゚・(つД`)・゚・」
夢破れて山河… もとい、ババァ有り。
期待を裏切られ、思いっきり暗くなり滝の様な涙を流すコン平達男子一同。
ラリ太は情報通の襟首を締め上げる。
「てめー なんだよ、どこが美人教師ッスか!? ヽ(#TωT)ノ」
「お、おかしいな 情報が違ってたかな…」
男子の悲しみの涙の海で泳ぐ野獣をよそに、水中からムンが飛び出てくる。
「お前ら!何をブツクサ言い合っとる!?」
「いや 実は… 写真が… 先生ってこの人だって聞いてたから… そんで元モデルだって事も…」
「うん まちがいないゾ」
事情を説明するラリ太に、鼻まで涙の海につかりながら話し出すババァ ………って、え!?(;゚д゚)
「それは60年前のワシじゃよ モデルも昨日までやっておったし… ホレ、これが仕事の写真じゃ!」
そう言ってリーチは1枚の写真を見せる。そこには――
エステの使用前・使用後の比較写真だった。使用前にリーチを、使用後にチー子の写真を使った物。
.。oO(この広告 ものすごいサギッス)
「じゃ おばあさん、がんばってね♥ じゃ皆さん、チャオ♥」
リーチを運んできただけのチー子はこれにて退場。別れ際に生徒達に投げキスをする。
男子はその投げキスを追いかけ――投げキスは見事に野獣の尻に命中!再び落ち込む男子。
改めてババァ… もといリーチの自己紹介。
「みなさん 私がツモ田リーチですぅ …おや、皆元気がないね フレッシュじゃないねーっ!」
<↑お前が一番フレッシュじゃないのでは…>
『シャキッとせんか――――っ!!』
すっかり落ち込んでしまった男子一同に、リーチの喝が飛ぶ!
167 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/13(月) 22:01:34 ID:/Q+f+xqJ
「ラリ太 俺早退するわ どっと疲れた…」
…気持ちは分かるw リーチが呼び止めるのも無視し、立ち去ろうとするコン平。
「まひゃほひゅうひゃほ!!(訳:待てというのに!!)」
リーチはいきなり入れ歯(なぜかヒモ付)を外すと、コン平目掛けて投げつける!
入れ歯は見事コン平の後ろ襟に引っかかり(つーか噛み付き)、まるでカエルの様に巻き取るリーチ。
.。oO(…そう言えば、昔こんなオモチャがあったな…)
なぜ帰るのか問い詰めるリーチに、熱があると仮病するコン平。リーチが熱を測っても当然ある訳ない。
「うそつきはドロボウの始まりですよ!」
そう言い放つと、拳法の構えを取り、何かを振り回す!
.。oO(う さすが拳法使い さてはヌンチャクを?)
ヌンチャクでコン平におしおきするリーチ!
「あちゃ!」
振り回していた物を止めるリーチ。…ヌンチャクではなく、自分のシナパイだった! _| ̄|○lll オェー
「あなた方を見てるとずいぶん気がたるんでいるようね! ビシビシ体罰いくわよ!」
自分のたるんだパイパイを棚に挙げ、生徒に一喝するリーチ。 …見たくないからしまえっての!
ふと魔王に気がつく。悪魔だと知らないリーチは魔王の顔をお面だと思い、外すように命令する。
「え これはお面じゃなくて…」
「そんな物持ってくるんじゃありません!没収します!」
リーチは魔王の面(顔)を取り上げようとし――――魔王の首を引きちぎってしまい腰を抜かす!
「な… なんじゃ お前さん、手品師かい?」
「いや、 悪 魔 です」
信じられないリーチは大激怒!
「また みんなでウソついて!先生許しませんよ! あなた方の心は汚れています!
よって今から学園の大掃除をします! 汚れた心は清掃活動によって きれいになるのです!」
暴力ババァリーチは魔王をシナパイヌンチャクで殴ると、デッキブラシを手に取り屁をこきながら叫ぶ!
…当然、生徒達からブーイングが飛ぶが、リーチはそれをシナパイビンタかましながら退ける。
「問答無用! これはあなた達のためを思っての事です! いわば愛のムチです!」
168 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/13(月) 22:02:16 ID:/Q+f+xqJ
『冗談じゃね―――― あの先公!!』
…その後、ついにキレたコン平。
テル美は自分達の事を思ってくれているのかもしれないと少しだけフォローする。
そうかもしれないがやり方が極端すぎる、と渋るコン平&ラリ太。
「何とかして あの先公をギャフンと言わせたいぜ…」
「コン平君 私にまかせて!(>▽<)」
悩むコン平にシス子が何やら明暗があるらしい? …いいだろう、うまくいったら何かおごろう。
シス子の作戦は――――ただ、「ギャフン」と書かれた紙を読ませただけ! そのまんまだ!
…アホはほっといて、今度は魔王に相談するコン平。
「な――魔王 なんかいい方法ないかな」
『フフフ ある ―――― 密 室 !! 女 教 師 作 戦 !!』
…魔王曰く、その内容はこうだ。
1:ガラスにかこまれた部屋に教師を閉じ込める
2:上から地獄のお湯(ヘルズ・ホットウォーター)をなみなみと注ぐ
3:フタをして3分間待つと若返って美女に!
「若返って先生も大喜び! 機嫌もバッチリ!」
――ちなみに、野獣も作戦を考えていた。
入れ歯を無くしたリーチの口に入り、変わってご飯を食べてあげる作戦だ。
…よくわからんが、とりあえず作戦実行する事に。
早速リーチに声をかける魔王だが、校長のハゲに反射した日光に一瞬怯む。
.。oO(まぶしい… ムズムズする)
すさまじいくしゃみをブチかました魔王は、くしゃみの勢いでリーチを吹き飛ばしてしまう!
「よくやったぜ魔王!! ざまーみろ!!」
作戦とは違うが、ともかくリーチをふっとばす事に成功したコン平は清々する。
――だが その時、思いもかけない事が起こった!
吹っ飛ばされたリーチは、空中でUターンし――――コン平と魔王に激突!
くの字に曲がったその姿勢を生かし、ブーメランのように戻ってきたのであった…。
また強烈なキャラが出てきたな・・・
つうか孫のチー子はもう出て来ないのか?
新人女教師か・・・
俺も教育実習生で女の人が来ると聞いた時にwktkしてたもんさ・・・・
なんつーオチじゃ今回はw
>>170 よぅ俺…_| ̄|○ノ
それにしても今回のタイトルでオチは読めなかったなw
サギすぎる広告クソワロタww
ていうか、婆さんなんで鞄に入ってるんだ中国雑技団か!
それならブーメランの要領でもどってこれるのも頷ける…ような気がする。
>>あらすじ
乙。
ところで先生の投げキッス、野獣がジャンピングキャッチしてないか?
尻に張り付くのはコミック版…おっと、なんでもねえや。
>>173、死肉あげるからちょっと顔貸してもらおうか
楽屋裏へ強制連行:ヽ(゚▽゚ )-C<(/;◇;)/ イヤァアアアアア!!
チー子さん可愛いけど鼻クソほじり機・・・
パン屋の客といいこの漫画の美女は皆何だかおかしいな
176 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/14(火) 21:58:43 ID:2lzzUdTf
<祝・1巻発売! ―作者コメント―>
この本は、僕にとって記念すべき初の単行本です。
本が出せたのも応援してくれた人達のおかげです。感謝感謝!
週刊連載と言うのは自分が想像していたよりも、ずっとハードで、毎日四苦八苦しながら
描いてるんだけど、そんな時読者からのお便りが大変励みになります。
こういう仕事をしていてよかったなぁ、と思いました。
…というわけで、「魔王」第1巻の始まりです。キキュ〜〜〜〜!!!
第14話 魔王、あやつられる!
<柱:ついにコン平が魔王を…!? 魔王を倒すその真意とは一体…?>
雷鳴轟く魔王宅。
「魔王勝負!!」
――――声の主を禍々しく睨みつけるシリアス魔王。
『コン平正気か お前ごときがこの魔王に勝負だと?』
「そう オレはこの時を待っていた…」
『フッ 勝てる見込みがあるとでもいうのか』
「ある! これを見ろっ!!」
コン平はそう叫ぶと、1本の剣を魔王に見せる!
『あれは この魔王にダメージを与える唯一の剣 その名も<魔封剣>!! どこで手に入れたのだっ!?』
予想もしなかったコン平の切り札に、さしもの魔王も冷や汗をかき震えながらたじろぐ。
「いくぞ魔王 くたばれ〜〜〜〜!!!」
『だが 貴様はこの魔王を倒す事はできん! なぜなら…!』
――激突する両雄!
*コンぺいのこうげき! まおうレレレに 1のダメージ!
「それは レベルが低いからさ!(LV2)」
…実は魔王の家でRPGゲーム※をしていたコン平だった。
(※SFC『ポンポコファンタジーY』32メガ 980ペソ)
177 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/14(火) 21:59:24 ID:2lzzUdTf
「魔王君 ボクもゲームしたい!」
一緒に来ていたよしおが魔王に懇願する。…だが、今ゲームはコン平が使ってる…。
よしおの為に一肌脱いだ魔王はジョーを連れてくるように野獣に命じる。
…さて、連れてこられたジョーはぶっきらぼうに答える。
「一体 何の用だ魔王!」
『頼みがある!! 俺と勝負をしろ!!』
何と魔王からの挑戦状!ようやく魔王と戦える事に、ジョーは喜びを隠しきれない。
「 こ れ で ね !!」 ずんっ!
…いや、実際の戦いじゃなかった。魔王が取り出したのはゲームソフト※!
(※SFC『ポンポコファイターFX』32メガ)
当然、ジョーは激怒し断る。
「貴様なめてるのか!? 断る!」
『仕方のない奴め ならばこれをくらうがいい… ヘルズパウダー!』
何かの粉をジョーにぶちまける魔王!…目潰しか!? そしてその隙にジョーに飛び掛る野獣!
…いや、目潰しでも毒でもなく、ただの粉砂糖でした。
「ああ… 師匠になめられるのなら 本望です…」
無数の野獣にあちこちなめられ、恍惚状態のジョーでしたw
「師匠の頼みだ、仕方ない ゲームをやってやる! しかしゲーム機本体が無いではないか」
『この俺が ゲーム機だ!』
折れて魔王の挑戦を受ける事になったジョーだが… 魔王がゲーム機?どういうこった。
「ケーブルをくわえて準備OK! ソフトをここに差してくれ」
ジョーと魔王はケーブルを加え、魔王は尻を出してよしおにソフトを差すように頼む。
『 地 獄 的 電 脳 感 化 身 (ヘルズバーチャル) !』
怪しいオーラが魔王とジョーをまとったかと思うと――魔王のシッポがコントローラーパッドに変わった!?
ジョーにもなぜかコントローラーパッドが生えている!
「さぁ、これで僕をあやつってプレイ可能だ!」
<地獄的電脳感化身とは――ゲームソフトを魔王にセットすることにより、そのゲームの能力を
身につけることができる。 尚ケーブルを使えば他人もバッチリ!>
178 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/14(火) 22:00:09 ID:2lzzUdTf
魔王からパッドを受け取ったよしおは試しに右とボタンを押すと…魔王は右を向いて蹴りを出す。
逆に左に入れると、左を向く魔王。
また、格闘ゲームのお約束として必殺技はコマンド入力で可能! 説明書をよしおに渡す魔王。
…準備は整った。魔王(よしお)とジョー(野獣)、両者向き合う。
フ ァ イ ト !
――両者動き出す!
…が。 突然ポーズをかけるよしお。 つられて魔王も妙なポーズで止まってしまう。
「よしお君… このままのポーズはつらい…」 ぴくぴく
おもむろに説明書を読み出したよしおは、<サンダーナックル>をおもしろそうと喜ぶ。
…しかし、よしおはバカなのでコマンドが難しかった!
今度はもう1つの技<ピストン拳>を見てみる。…こちらはボタン連打でとっても簡単!
ゲーム再開、さっそくピストン拳を使ってみるよしお。 魔王のピストン拳は見事にジョーに炸裂!
「カッコイイ〜〜〜〜!」
そしてジョーはノーガードでまともに攻撃を食らっていた。
――10分後。
ただひたすらに、何も考えず、バカの一つ覚えで、しつこく、何度もボタンを連打するよしお!
そのせいでついに魔王の腕から破滅の音が!(腕をつった)
一方、ジョーは野獣に反撃してくれと懇願するが、ご主人様には手を出さない野獣であった…。
ふと、その場にテル美が通りかかって声をかける。
野獣はテル美が持つ死肉の袋に気付き、ジョーを使い死肉を手に入れようとする。(・∞・)オニキュ!
パッドでジョーを操り…ジャンプでテル美に接近、偶然にも必殺技<サイクロンアッパー>が発動!
すさまじい風圧でテル美のスカートがめくれてしまう! Σ(;゚∞゚)キュッ!?
あせった野獣はパッドを適当にいじり…またも偶然に必殺技<電撃ベアハッグ>発動!
『キャ――――! いきなり何すんのよ――――!』
「いや… これは師匠が… 俺を…」
ジョーはテル美にベアハッグをかけたまま説明するが、当然信じられる訳ない。
むしろおっぱいにプニプニと頬ずりしてまんざらでもなさそうだ!
179 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/14(火) 22:00:52 ID:2lzzUdTf
デタラメにパッドをいじって必殺技が出てしまい、あせる野獣! (;゚∞゚)パ…パニッキュ!!
「キェ〜〜〜〜〜ッ! 7年殺しアタ〜ック!」
『や〜〜〜っ! 誰か〜〜〜〜!!』
…一方、よしおはと言うと… ひ た す ら ボ タ ン 連 打 し て い た !
さっきからずっとピストン拳を繰り出され、もはやグロッキー状態の魔王。
「よしお君 ほかの… ワザも… おぼえて… はぁ はぁ…」
…ややあって。
ジョーはワイセツ罪で逮捕、連行されてしまった。 (´・ω・)カワイソス
「カツ丼でも食ってけ!」 (;゚∞゚)キュ… ←少々気まずい野獣
「彼がタイホされたから、1人ではゲームできない! とりあえず家に入ろう!」
すっかり満足したよしおはうなずく。
一方、シス子の家では…
「パパ よしおはどこ行ったの?」
「魔王君の家に行っているゾ!」
「えっ 一人で行かせたの!? キャ〜〜〜! 危険よ、彼は悪魔よ! 何するかわからないわ!」
不安になったシス子は魔王の家に電話してみる。
魔王が受話器を取ると、開口一番、よしおを出せとシス子の罵声が響く!
魔王は受話器をよしおに差し出す。
「よしお君 (お姉さんに何か)ゆーかい?」
.。oO(ゆーかい? まさか…)
受話器の向こうで我が耳を疑うシス子。
「キャー どーゆー事!? 何か言いなさい!」
一方、受話器を持ったままのよしおは魔王とラリ太のやり取りを見ていた。
「このシッポは何スか?」
「バーチャル格闘ゲームだよ、やるかい?」
『サンダーナックルッス!』
実はゲーマーだったラリ太!かっこよくワザを決めるが、野獣が運んでいた皿を割ってしまう!
180 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/14(火) 22:01:57 ID:2lzzUdTf
「あ! 皿われちゃった」
よしおの言葉に慌てるシス子!
「さ さらわれた!? よしお! 大丈夫なの!?」
「ボク 指が痛い!」 ←連打のしすぎ
パニックに陥り、しっかりしろと叫ぶシス子だが、返ってきたよしおの言葉は――
「ああ〜〜〜 魔王にやられるぅ〜〜〜〜 ブッ」 …切れた。
そしてよしおの前では―――― 先程のコン平が魔王レレレにやられてゲームオーバーになっていた。
「ゴメン 電話線切れちゃったッス!」
電話が切れたのは、ラリ太の操作で魔王のチョップが電話線を切断していた…。
そして絵糞宅では―――― よしおが魔王に殺されたとカン違いしたシス子は泣いていた。
泣きながらシス人に報告するシス子。
「実は かくかくしかじか」 ←鹿を描いている
「…なるほど… 彼はしょせん悪魔か… よし!シス子 よしおの敵討ちだ!!」
シス人は叫ぶと、一瞬にしてランボーのような衣装に着替えロケットランチャーを持ち出す!!!
<なんとシス子のパパは元・コマンドーであった!(作者も知らない意外な事実)>
辺りもすっかり暗くなり、魔王の家を出て帰るよしお。
…その10分後、シス子達が魔王の家の前へ到着する。
「本当に彼が殺(や)ったのか聞いてみよう」
2階から彼らに気付く魔王。
「あれ?シス子くんだ 何だろう?」
「キャ〜〜〜 魔王! あんた本当によしおを殺したの!? 答えなさい!」
魔王の答えは――――――『殺った!』 しかも中指を立ててファックユー!
「なんだと!」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090714215356.jpg
181 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/14(火) 22:02:42 ID:2lzzUdTf
…ここでネタ晴らし。前のページの最後のコマを左にズラすと…
コン平『殺った!』(魔王レレレを)
そして、魔王のパッドを操作して必殺技の<アッパークロー>を出しているラリ太がいた。
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090714215528.jpg 「殺した上に挑発しおって… これでもくらえ!!」
怒ったシス人は2階の魔王に向けてロケットランチャーを発射! ――命中!
大爆発する魔王宅。そして魔王の悲鳴!
:::::::::::::::::::::::::::::::::。::::::...... ... --─- :::::::::::::::::::: ..::::: . ..::::::::
:::::::::::::::::...... ....:::::::゜::::::::::.. (___ )(___ ) ::::←よしお:::: ゜.::::::::::::
:. .:::::。:::........ . .::::::::::::::::: _ i/ = =ヽi :::::::::::::。::::::::::: . . . ..::::
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::::::...゜ . .::::::::: /ヽ ノ ヽ__/ ....... . .::::::::::::........ ..::::
:.... .... .. . く / 三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... ..
:.... . ∧∧ ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:( )ゝ ( )ゝかたきは取ったぞ…よしお…… ..........
.... i⌒ / i⌒ / .. .....今度は天国で会いましょう…....... .. . ...
.. 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三 三三 三三 三三
三三 三三 三三 三三
…その帰り道、シス人達は迷子になっているよしおを見つけ驚いたのは、また別の話。
一方、魔王は…
『ぐお〜〜… ち… 血だー…』
さすがの魔王も、ロケットランチャーの砲撃で大ダメージ、全身血まみれになっていた。
しかし――
「ボクの血を使ってください! もったいない」 …献血車に駆け込む魔王。
<傷だらけでも、一日一善はする魔王であったとさ>
悪魔の血、輸血とかに使っていいものか…
「皿われちゃった」
今時こんなベタなのを使う漫画家がいたとはw
184 :
野獣ファン:2009/07/14(火) 22:58:05 ID:???
>「ああ… 師匠になめられるのなら 本望です…」
野獣に体をなめられた上にテル美にあんなことをうらやま・・・・けしからん!!
AAにフイタwww(顔文字・かたきは〜)
あと強引なネタ(皿割れた、ファッキューのコマをスライド)がすげぇw
作者本当に天才だわw
やっぱり色男ネタは単行本じゃわかりづらかったか
どうせならこのページのみ、単行本でもカラーで印刷してくれりゃいいのになw
188 :
地獄戦士あらすじ 1/7:2009/07/15(水) 22:00:28 ID:HV2ENOvN
第15話 魔王、世紀末予言す!
キミは知っているかい?
あの有名なノストラダムスの大予言を…!
そう…1999年 7の付に 天から恐怖の大王が降ってきて
人類が滅亡の危機にさらされるという
あの あまりにも おそろしき大予言を…!
――聖ポンポコ学園。
登校してきた魔王は、教室に入るとテル美とラリ太の会話を耳にする。
「あと5年後よねー どうなるのかしら、一体?」
「やっぱ 恐怖の大王って 核ミサイルスかね〜」
魔王はテル美達に挨拶しつつ、何の話か尋ねてみる。
――ノストラダムスの大予言。
その言葉を聞いた途端、魔王が豹変する! あまりの豹変振りにビビるテル美達!
『何! そんなモノは認めんゾ!!』
「…今 何かまずい事言った?」
なぜ怒鳴られたのか分からないテル美はラリ太に耳打ち。 …さては。
「断じて認めん…!(>ww<)」
「『乗せたらダマす』じゃなく『ノストラダムス』ッスよ…」
少々呆れつつも、冷静にツッコむラリ太。
「ノストラダムス? 誰だい、その人…?」
――意外にも有名な預言者を知らなかった魔王! テル美は本を渡し説明する。
そしてコン平は…さっきから黙ったまま、何かを描いているようだ?
その正体は…恐怖の大王の想像図、で っ か い ウ ン コ !
「そんなのが恐怖の大王だったら 死んでも死にきれないッス」
「あと 小惑星が落ちる説もあるよね…」
…自分で言っておきながら、ある事に気付くシス子。 …まさか恐怖の大王って… 魔 王 !?
189 :
地獄戦士あらすじ 2/7:2009/07/15(水) 22:01:09 ID:HV2ENOvN
「キャ―― 今のうちに何とかしないと! 鉄は熱いうちに打てよ!」
「く… 苦しいよ… シス子君」
魔王の首を絞めつつ、聖水をふりかけるシス子であった。
ムンが教室にやってきた。
「授業の前に話がある! 最近ノストラダムスの予言がクラスで流行ってるようだが…
あんな物信じてどうする! 後5年で世界が滅ぶなど、絶対にありえん!
第一、考えてみろ。 仮に予言を信じて…」
<5年後の想像図>
手を組み、祈るようにじっとしている、微妙にハゲた5年後のムン。
――12:00だ!
TV『21世紀まであと1年! 2000年おめでとう!!』 ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
「くそ! 何もおきね――――!!
ノストラダムスの野郎!! 今までの精神的苦痛や これからの俺の立場はどーなる!?」
全財産を使い切った上に、ヤケの全裸にまでなったムンは、やり場の無い怒りに震えていた…。
<想像終了>
「――――という事になったら なんかシャクだろ?」
「そうスね…」
<何も起きなかったら、こういう風に怒る奴 絶対いると思う…>
ムンの微妙に説得力のある例えで生徒達も納得し(?)、授業を開始する。
しかし魔王は今の話のせいか、ますますノストラダムスに興味を持つのだった。
.。oO(ノストラダムスか… 勉強の合間に読んでみよっと)
――その夜。
「野獣よ、勉強を開始するゾ!」
自室にてケツ丸出し可能にしたスパッツを履いている魔王。まずは英語だ!
前回のヘルズバーチャルのように、魔王の尻に英語の教科書を挟みこむ野獣。
「――THIS IS A PEN! FxxK YOU!! KISS MY ASS!!」
190 :
地獄戦士あらすじ 3/7:2009/07/15(水) 22:02:20 ID:HV2ENOvN
<魔王は書物を尻にはさむと、その内容を知識として覚え、それを活用する能力があるのだ!>
「野獣よ、次は何だ? 数学か…?」
しかし、野獣がはさんだ本は…昼間、テル美から借りた予言の本!
『 ! うぉ… これは何だ、頭に色んな予言が浮かんできた…』
――翌日。
登校中、雑談するシス子達。
「ねぇ、もし明日で世界が終わるなら、みんなはどーする?」
「ん―― そーだな…」
「おいら スーファミやりまくるッス!」 ←さみしいラリ太
ふと、コン平が何か人だかりがあるのに気付く。寄ってみると――『確立100%! 地獄預言所』!?
「何だあれ 魔王の奴――――――!? おい魔王、何やってんだ 地獄予言?」
「おうコン平君 これを見てくれ! 今プリントアウトするから!」
…そして尻をプリンと出す魔王。 いや、そういうボケはいいからw
「いや 勉強をしてたら突然頭の中にナゾの文章が浮かんできて それをプリントアウトしてみたのさ」
そう言いつつ、口からレシートのように予言をプリントアウトする魔王。
その内容は…
――ポンポコ学園の 気持ちのいい名を持つ者 いなずまのごとき 苦痛に見舞われるであろう――
「ほ…本当だ! 何だ、この予言は…!」
驚くテル美とコン平。
「気持ちのいい名前…? 誰だろう…… はっ! ひょっとして、お前の事じゃねーの、ラリ太!」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090715215027.jpg 「そースか でも親分、オイラはいたって正常…」 ――――その時!
『わ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!』
稲妻に撃たれ、悲鳴をあげるラリ太! ブシュゥ
191 :
地獄戦士あらすじ 4/7:2009/07/15(水) 22:03:01 ID:HV2ENOvN
「今朝食べたヨーグルトは ホントは牛乳だったのかもしれないッス… 」
…稲妻のごとき腹痛に襲われ、道端で野グソするラリ太であった。
<預言書を間違えて入力した事によって、予知能力を身につけた魔王であった>
『 魔 王 の 予 言 が 当 た っ た !』
今の出来事に驚愕するコン平達! …しかし、シス子だけは未だに信じがたい。
「あやしいわよ魔王! 悪魔の予言なんて… どーせ今のも何かやったんでしょ」
否定する魔王、予知能力を信じないシス子はもめ始める。
…と、その時コン平が新たな予言に気付く。
「あれ この予言は… これシス子君の事を言ってるんじゃねーの…?」
――予言を信じぬ神の使いは 鉄の馬にて 悲劇にあうだろう――
「キャ―――― 魔王! 何する気か知らないけど 私は信じないわよー!
私は渡しの信じる道を選ぶのよ! キャ――――」
魔王を殴りつけたシス子は、魔王が止めるのも聞かず駆け出した!
その時シス子の視界に飛び込んできたのは――――『 車 』!
.。oO( !! ――――まさか鉄の馬って… く… 車!?)
キャ――――――!!!
シス子の悲鳴が響き渡る!
…だが、間一髪で車は尻餅をついたシス子の前で止まる。そしてドライバーが降りてくる…。
「ヘイおじょうちゃん、道路に飛び出しちゃあぶないぜ!」
「キャ〜〜〜〜〜 タレントの祭城ヒゲキよぉ〜〜〜〜〜〜♥」 ――ヒゲキにあう!
ヒゲだらけのヒゲキから、サイン色紙をもらって大喜びのシス子だった。
「おい!何だ 何を騒いでいる?」
騒ぎを聞きつけ、ムンとリーチまでやってくる。
「あ 先生 魔王君の予言、すごいんですよ」
「何〜〜〜〜〜 予言だと! 何をやっとる魔王!
何が予言だ、いいかげんにしろ! 俺は予言とか占いの類は絶対に認めん〜〜〜〜〜!!」
192 :
地獄戦士あらすじ 5/7:2009/07/15(水) 22:03:43 ID:HV2ENOvN
テル美の説明を受けたムンは豹変し、魔王に食って掛かる!
<ムンが予言や占いを信じないのは、子供の頃の辛い経験が原因になっていた…>
・初もうでの時に大吉を引いたが、その帰りに交通事故。
・乳歯が抜けた時は、いい歯になれと放り投げた歯がヤ○ザに当たりボコボコに。
そこで割って入ったのはリーチ。
「いや 占いはあながちバカにできんよ ――ワシの額のシワでやるあみだくじはよく当たるんじゃよ」
「――とにかく その予言とかをやめろ魔王!」
「あら 先生の事も書いてあるわよ」 ピク
教師権限で魔王の予言をやめさせようとするムンだが、テル美の言葉に反応した!
「ほら 足が臭いって」
――足の臭き教職者 扉開けし時 その息子にわざわいあり――
この予言を見たムンは突然勝ち誇り、デタラメだと言う。…そう、ムンは独身だ!子供がいるわけない!
シス子「いや これは先生の愛人の子供の事じゃないの?」
ラリ太「いや、こんな足の臭いやつに愛人なんかいるわけないッス!」
「お前ら…
魔王、デタラメな事ばかり言ってると きさまのしもべに臭い靴下をかぶせるぞ!」
…と言うか、もうすでに野獣の目が隠れるくらいに靴下をかぶせているムン!なんという鬼畜!
「先生!この予言はマジです、今は独身でも結婚したらご注意を!」
下半身まで靴下をはかせられた野獣をかかえ、魔王は叫ぶがムンはくだらんと一蹴し退散する。
…その後。
魔王の事をボヤキながら小用を足すムン。 ――と、その時…1匹のハチが飛んできた。
ハチは狙い済ましたかのように、ムンのチ○コを刺す!
悲鳴をあげ、股間を押さえうずくまるムン。
<扉→社会の窓 息子→ムスコ わざわい→ハチに刺された> あ…あいつの予言が当たった!
193 :
地獄戦士あらすじ 6/7:2009/07/15(水) 22:04:25 ID:HV2ENOvN
と、その時外からまた魔王が何か予言を出したらしく騒ぐ声が聞こえてきたが…何か様子がおかしい。
今度はいい予言が出たみたいだ。ムンがうらやましがられている。
――改心した足臭き教職者 熱血になりしとき レディにもてもて
心ひかれる彼は 白衣の女性にすかれ その気分 まさに天にものぼる思いであろう!――
.。oO(!! い…いいい…いい! いい事だらけではないか…魔王!ツイてない俺の為にこんな予言を!)
その光景を想像し、感無量のムンは改心した…。
「お前は 本当はいい奴なんだな〜〜!!( T 3T)」涙ながらにキスするように魔王に抱きつくムン。
――放課後。
「じゃ まず 具体的にどうすればいいのだ? ――さ 魔王君 野獣君、死肉をあげよう!」
屋台で買ったばかりの山盛りの焼きたてホカホカ死肉を野獣に与えるムン。
「しかし 気になったのは『熱血』って事だが…どういう意味だ…?」
「任せてください!これがあります」
魔王はムンにヘルズパワーそ注ぎ込むと…ムンの体中に力がみなぎり、熱血スーパーサイヤムンとなる!
「これでバッチリですよ!」
「あとは時を待つのみ」
さて、野獣はと言うと…自分ばかり死肉を食べて申し訳ないので、ご主人に申し訳ないと思い、
お皿に数本死肉を乗せてご主人におすそ分けに向かう。かわいいねぇ(´ω`)
――が、石につまづいた野獣は、アツアツの死肉をぶちまける! そしてその1本がムンの尻に!
じゅぅ
『あちゃ〜〜〜〜〜!!!』 ←「熱血(ねっケツ)」!
あまりの熱さに無我夢中で飛び跳ねるムンは誰かにぶつかってしまうが気付かない!
「待ちなオッサン ぶつかっておいて無視かよ? 女だと思ってナメんなよ」
ぶつかった相手――不良っぽい女性集団に後ろ襟首を掴まれるムン。
『みんな こいつの手足もてもて!』
レディースにボコられるムン! ←「レディ(ース)にもてもて」!
194 :
地獄戦士あらすじ 7/7:2009/07/15(水) 22:05:07 ID:HV2ENOvN
ようやく開放されたと思いきや――今度は三輪車がムンの胸を轢く! ←「心(心臓)ひかれる」!
「先生 大変だ! 病院に行きましょう!
…でも これでわかりました 先生はこの後 病院で白衣の女性、
すなわち看護婦さんから好かれるんですよ」
冷や汗をかきつつ、なんとかフォローする魔王。
「な… なるほど こういう事か ……はぁはぁ まぁ終わりよければ全てよし……」
ムンの頭には、かわいい看護婦さんと笑顔で会話する光景があった…。
――ポックリ病院。
「あら ひどいケガ、大丈夫? ――――とりあえずレントゲンを…… あ もう手おくれだね」
↑「白衣の女性」(には違いない) 「にす(透)かれる」(レントゲン) !
「何だったんだ、俺は…」
全てに裏切られ、口から幽体離脱したムン。 ←「天にも昇る気分」(幽体離脱)
<――この後、ますます魔王に対してつらくあたるムンであった…>
>>あらすじ乙
むわさ キュー
これは酷いなムンw
これは全国の野獣ファンを敵に回すぞww
196 :
野獣ファン:2009/07/15(水) 22:48:11 ID:???
>>195 その通りだ・・・
今から元コマンドーのシス子パパを誘って復讐しに行くぜ・・・
ムンの大バカ者はどこだ!? ムン出て来い!!
>>196 先ほど「足のにおいを消すために長い旅に出る」と電話がありましたが・・・
>>197 そして帰ってきた時はスーパーサイヤムンに…
しかしあぶねぇネタばっかだなw 麻○でラリる、って…(-ω-;)
レディースの刺青の「クレヨンちんちゃん」についワラタw
野獣ファンは大原部長だったのかよ?w
201 :
地獄戦士あらすじ 1/7:2009/07/16(木) 22:00:05 ID:8rs/jYdd
第16話 魔王、子守りす!
それは、ある日のシス子と一緒に下校中の事だった。
「あら あれは何かしら」
シス子が何かに気付き、募金中の魔王もそちらを見る。
「人にぶつかっておいてあやまりもしねーのか!! コラ! 上等じゃねーかベイビー ブッ殺したる!!」
叫んでるのは不良だった。相手は…?
「俺とタイマンはる気だな、ベイビーッ!」 ――――文字通りのベイビー(1歳)だった!
大人気ない不良はともかく、これは大変だ!シス子は咄嗟に魔王に止めるように命令する!
『御意!! いくぞ野獣よ』
しかし野獣は死肉を食ってる最中だった。 オニキュ!
「え 死肉食い終わるまで待て!? う… うむ」
「いいか 俺は今朝からゲリ気味でイライラしてんだ! ガキでもよーしゃしねー! …何だお前ら」
「まーまー、ここは一つ 怒りをおさえた方が…」
どなる不良の肩を後ろからつつき、説得してなだめようとする魔王。野獣もカルシウム(骨)を差し出す。
「てめーらには関係ねーだろ! 引っ込んでろ!」
だが、当然止められるものじゃない。かえって怒った不良は野獣ごと魔王を蹴飛ばす!
怒った魔王はシリアスモードへとチェンジ!
『ちっ 仕方無い奴! ならばこっちも手荒に行くか!』
そう叫ぶや否や、魔王の手が何かに変化する。あれは――――ハジキ(拳銃)だ!!
右手を拳銃に変化させたまま不良に詰め寄り、拳銃を不良の口に差し込んだまま左手で襟首を掴む。
さすがの不良もこれには青くなる…というか誰だってこうなる!
『フフフ どーした、急におじけづきおって これが怖いか?』
「う… マジかよ やめろ」
力なく答える不良は失禁してしまう。だが――
202 :
地獄戦士あらすじ 2/7:2009/07/16(木) 22:00:46 ID:8rs/jYdd
『 ヘ ル ズ ガ ン !! 』 発砲してしまった!
「キャ―――〜〜〜 や…やりすぎよー 魔王!」
「セイロ ガン でゲリにさよなら!( ^ww^)」
「おっ、治ったぜ サンキュー!」ゲリが治った不良は魔王に礼を言って去っていった…。
とりあえず赤ん坊を助けたシス子は声をかける。 ――が、魔王はこの子を見て驚愕する!
.。oO( ――――!! こっ…こ こ こいつは… まさか… なぜここに…!)
「いかん!シス子君 そいつから離れるんだ〜〜〜!!」
「何言ってんのよ魔王 失礼しちゃうわよね〜 カッワイイ♥ キャ〜〜」
余りのかわいさに赤ん坊の頭を軽くペシペシするシス子。…あ、赤ん坊ちと怒ってる…。
『キャ〜〜〜〜〜〜!!』 なんと赤ん坊が放電した!?
「だから言ったのに…」
「何なのよ今のは… キャ〜〜〜」
しびれて倒れたままのシス子に魔王は意外な事を口走った。
『シス子君 彼は僕と同じ悪魔なのだ… 彼の名はバーブ… だが問題は彼よりその父親だ
シス子君… 今から話す事は 地球の運命を左右する… 心して聞くように…
や… や… 奴の父親は 地獄界最強魔神<ジーン>!!
奴の実力ははっきり言って この魔王をはるかにしのぐ、そのパワーははかり知れん…
奴がその気になれば、地球はおろか 銀河系など瞬時に消滅させる事ができるであろう…
もし奴がこの世界に出てきて ひと暴れしただけで 世界は…破滅だっ!!!』
口にするのも恐ろしいのだろう、シリアス魔王は大粒の冷や汗をかきながら淡々と語った。
「……じゃあ どーすればいいのよ」
『バーブに刺激を与えない事だ…
ちょっとした心境の変化で親父を呼びかねん…! そーなったらおしまいだ』
「よーするに あの子の気分を損なわなければいいのね」
「その通り! 我々は今からバーブが地獄界に戻るまでの間、彼を楽しませ続けねばならんのだっ!!」
<地獄戦士魔王>初の最大最強の危機になってしまった…。
203 :
地獄戦士あらすじ 3/7:2009/07/16(木) 22:01:34 ID:8rs/jYdd
監視を続ける魔王とシス子。…バーブは電気屋のTVを見ていた。
TVには歌手の山田ポン子が映っている。どうやら一目で気に入ったようだ。
ふと魔王が閃いた。確か彼女の写真集が出ていたはずだ。これを与えて機嫌をよくしよう。
――早速写真集を買ってきた魔王達はバーブに本を渡すと… 予想通り大喜び!
ご機嫌で写真集を読み始めるバーブ …のはずだが、なぜか機嫌が悪くなってきた!?
『 あ っ !! 』
<ポン子 Q&A … 年下の彼はイヤ!! ヒゲをはやしたおじさまがだ〜いスキ♥>
↑の記事を見て怒りに震えだすバーブ。「あ… やばい」
「おお 魔王! おそろいだね」
「あ!! 父さんまずい、今は…!」
なんという間の悪いタイミング!こんな時に父三(←ヒゲのおじさま)登場! ますます怒るバーブ!
「父さんごめん!」
魔王は父三のヒゲを思い切りむしり取る!
「キャ―― バーブ君!山田ポン子ちゃんも、ホントは1歳なんでちゅよ〜〜〜っ!!」
シス子もフォロー!ポン子が実は着ぐるみという想像図が効果があった!機嫌が直って来たようだ!
「よしお! あんたも相手してあげなさい!」
よしおはうなずき、バーブと輪投げで遊び始める。2人同時に投げ始め――――
バーブが投げた輪はよしおにハマって身動きできなくし、木の上から吊るされるよしお!
「よしお… 世界の平和の為に ここは辛抱してちょうだい」
弟がいじられるのを黙ってみているしかできないシス子だった。
…ややあって。
ふと、バーブがポスターのおねーさんのおっぱいをつつく。
「もしかしたらオッパイが欲しいんじゃないかい?」
「キャー大変よ! じゃ みんなに協力してもらわなきゃ!(>ロ<)」
――だが、どうやって? もしかすると魔王初の乳首解禁かッ!?(*゚∀゚)=3
通りすがりの青年2人が何かに気付く。
「おい! 何だありゃ…」
男が指差した方向には―――― <あなたのおっぱい しゃぶらせて下さい♥>
204 :
地獄戦士あらすじ 4/7:2009/07/16(木) 22:02:37 ID:8rs/jYdd
青年は親父向け雑誌の企画かと思ってシス子を冷やかす。…普通そうだろうな。
世界の危機なのだが… 当然、こんなので来る女性はまずいない!バーブの機嫌が悪くなってきた!
(・ww・)(∞・,,)キュ―― 魔王に耳打ちする野獣。
「え 名案が浮かんだ?」
(しばらくお待ち下さい)
しばらくして――――美女登場!
「さぁバーブ君、おまちかねのオッパイだよ〜〜ん♥」 ( ^∞^)ウッキュ〜〜ン
それは、頭に美女のお面をつけ、鼻をオッパイに見立てて仮装した野獣だった!
バーブは大喜びでオッパイ(野獣の鼻)に吸い付く。…どうやら気に入ってくれたようだ。
ガブ! Σ(゚∞゚;)キュ!? キュキュ――――! キュピ――――〜〜〜…
バーブはキバをつきたて、乳…いや、野獣の生き血を吸い尽くす!野獣の悲鳴が響き渡る!
「野獣よ、世界の為に耐えてくれ…( Tww」
…生き血を吸い尽くし、バーブは確かな満足を得た。
「ごくろーだった、今夜はうんと死肉をサービスするゾ 野獣よ…」
干からびた野獣を片手に、魔王は彼?の尊い犠牲に涙するのであった…。
今度は馬の絵本を持ってくるバーブ。馬に乗りたいのか?
「全くこの子、次から次へとわがままね キャー」
「しっ 聞こえるよシス子君!! しかし…馬か… どーしよう」
こんな街中に馬がいる訳無い。牧場に行けば馬はいるだろうが、そこまでバーブは我慢できないだろう。
どうしたものか悩んでいると……救世主登場!
「あ!! テル美ちゃんいい所に!! お願いだ――――」
散歩していたテル美を見つけ、大喜びで走り寄る魔王。
事情を聞くテル美だが、説明しているヒマは無い!
魔王は小道具で馬の上半身の模型を取り出し、テル美の頭にかぶせ、その上にバーブを乗せる!
――そう、ポニーテール…馬の尻尾ということで、テル美の頭を馬に見立てたのだ。
「お願いだ!少しの間、そのままこの辺りを走り回ってくれ!!」
…バカらしいと思いつつも、律儀に走るテル美。うらやましがるよしお。
そしてシス子よ、乗りたい気持ちは分かるが無理だ、あきらめなさい!
205 :
地獄戦士あらすじ 5/7:2009/07/16(木) 22:03:39 ID:8rs/jYdd
――ヘトヘトになったテル美だが、バーブは上機嫌になったようだ。ありがとう勇者テル美!
…だからよしお、野獣、並んでても乗せられませんつーに!
安心したのも束の間、バーブは急に険しい表情になったかと思うと…火がついたように泣き出した!!
何か機嫌を損ねたのかと不安になる魔王。シス子も原因を探す… もしや、あれか?
シス子が見つけた原因(?)は…カラオケBOXで歌うオバハン!
「♪私がおばさんになーっても♪」 JASRAC 出9451937
「ひょっとしてこの子『オメーもうババァじゃんファッキュー!』とでも思ってるのかしら!?」
「よし!そのオバサンは僕にまかせろ!」
カラオケBOXを覗き込み、魔王は中へ乱入!
「ヘルズパック! ――――これで奥さんリフレッシュ! …これでどーだい?」
オバハンの顔を叩いたかと思うと、オバサンは若返っておねーさんとなっていた!
…しかし、バーブはまだ泣き止まない!
「ほーらバーブ君、泣かないで いないいないバァよ!!」
<↑亡き祖母の遺影でギャグをやって笑わそうとするシス子であった>
…が、ますます泣き出すバーブ!
「キャ〜〜〜〜〜 しまった!!逆効果だわ!!」 <そりゃそーだろ!>
『バブ――(パパ――)!』
バーブのひときわ違った泣き声に、周囲が怪しく光りだした! 『やばい!!』
――――大気が振動し――
――――空間に穴が開く――
――――その穴は徐々に大きくなり――
―――穴からこちらを睨む邪悪な眼…
「出た――っ!! こ…これが地獄最強の…」
『 ジ ー ン ! 』
魔王達の努力もむなしく、ついにこの世界へジーンが出現してしまった!!
ジーンは禍々しいその眼で魔王達を睨みつけ、不気味な声で喋り始める。
《息子をかわいがってくれたのは 貴様らかっ》
『ジーンよ去れ!! 地球は俺の領分だっ!!(500年後のね)』
自分より格上のジーンに対し、滝のような冷や汗をかきながらも反論する魔王。
206 :
地獄戦士あらすじ 6/7:2009/07/16(木) 22:04:21 ID:8rs/jYdd
《魔王よ そんな事はもはやどーでもよいのだ…》
逃げ出すシス子!…しかし、銀河系すら消滅させる魔神ジーン相手に、一体どこに!?
《逃がさんゾ お前ら》
両手からエネルギー波を放つジーン!
幸いシス子には当たらなかったが、当たった大地が沸騰している!すさまじい威力だ、確かに魔王以上!
地上に降り立ち、ジーンの全身が露になる。
《あと5分で全ては終わる……》
ついに最終回か!? 今、未曾有のピンチが訪れた!助けてウルトラマン!(Byあらすじ)
「魔王!なんとかならないの…!」
『くぅ… 俺様の実力は 奴の足元にも及ばん…』
拳を握り締め、歯噛みする魔王。 …あの魔王がこんな事言うなんて。もはやこれまでか…?
《わが息子バーブよ 今こそお前を封印から解き放つ時が来た……》
その言葉に、ジーンのような姿に変わるバーブを想像してしまうシス子。
魔王ももうすぐ全てが終わりだと諦めてしまっている…。
《封印を解くのだ!! バーブよ!!》
――そ し て ジ ー ン は つ い に バ ー ブ の 封 印 を 解 い た !――
「大盛りだな… バーブよ…」
バーブの封印おむつを解き、ウ○コの処理をするジーン!! 激しくコケるシス子(と読者)!!
おむつを交換してもらい、すっきりした顔のバーブ。
「原因はウ○コ・・・・・?」
――――いや、まだ安心はできない。何しろ魔王が本番はこれからだ、と言っている…
《――フフフ 5分たったゾ》
207 :
地獄戦士あらすじ 7/7:2009/07/16(木) 22:05:02 ID:8rs/jYdd
そう言うとジーンは、ウォーズマンのベアークロー(キン肉マン)のように拳からツノ?を伸ばす!
そして辺りは地獄からの蒸気に包まれる――――
「息子の面倒を見てくれたお礼に 特製かまあげうどんをごちそうしよう!」
なんと、沸騰した大地でうどんをゆでていたジーン!
「彼の作るうどんのコシの強さは 地獄で最強さ!」 チュルルル
思い切り肩すかしなオチに転ぶシス子(と読者とあらすじ戦士)!
<そう… 彼はうどん作りの名人、そしてその実力は 魔王をはるかにしのいでいたという…>
お言葉に甘え、うどんをおいしく頂く魔王(と復活した野獣)でしたとさ♥
ageんなカス
え?うどん作りの実力はともかく、
「銀河系を瞬時に消滅させることが出来る」ってのはガチなんだよな?
『オメーもうババァじゃんファッキュー!』
「ほーらバーブ君、泣かないで いないいないバァよ!!」
シス子容赦ねえな
このババァネタ連発で腹筋痛くなったわww
ここんとこ野獣がひどい目に遭ってばかりだなw
風に吹かれて ぴろろ〜〜ん とか、カワイソスぎるw
ところで、リーチ登場あたりからババァネタも急増した気がするね。
悪魔はもっと出てきてもいい気もするが、ババァ増やしてどうするんだとw
>
>>209 魔王ですら軽くポンポコ町を滅ぼせる力持ってるんだ、その力は押して知るべしw
さて、今日も野獣ファンのレスが気になるところ。
彼ならきっと自らを死肉に変えて野獣に与えてくれるに違いない!
…手塚治虫の「ブッダ」のアッサジのごとく。
214 :
野獣ファン:2009/07/17(金) 21:29:40 ID:???
>>213 呼んだか?
今、病院から輸血用血液をチョロまかしてきたところだ・・
でもこれ、人間用だが野獣に輸血できるのかな?
俺の血液もちょっと入れておくか。野獣に俺の血を輸血できるなんて考えただけでもう・・・
ぐあっ切りすぎた!!
前から思っていたことだが、テル美の扱いがひどすぎると思うw
せめてもうちょっとイケメンの馬にしてやれよと、
え?突っ込むところはそこじゃない?
216 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/17(金) 22:00:02 ID:gqsBuFLd
第17話 野獣、放浪す!
――早朝。
まだまだおやすみ中の魔王と野獣(魔王のズボンにもぐりこんでいる)。
ブビビビビ――――…
7時半。ブタ型目覚ましが鳴る。おっくうそうに目覚ましを止めようと手を伸ばす野獣。
そして野獣は――――魔王の尻を丸出しにし、尻の穴にコルク栓をつめて音を止める!? かちっ!
音を止め、安心した野獣はそのまま魔王の尻につっぷし、再び寝る。
…と思いきや。
ぶ っ !(止めてもすぐ鳴る親切機能!)
豪快な屁をかまし、野獣はコルク栓もろとも吹き飛ばされた!! ( ノ∞T)キュ〜… ←少し目にしみる
しょうがないので起きる事にした野獣は、朝の日課、プチプチ健康法を実行する。
<プチプチ健康法とは――エアクッションを体に巻き、ゴロゴロ転がるだけ!
これがまた気持ちいいらしい(魔王談)>
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090717215558.jpg 運動?したのでお腹がすいた野獣は、朝の楽しみであるパック死肉を取り出す。( >∞<)シニキュ〜〜
注意書きを読む野獣。
<より美味しいお召し上がり方:直火でサッとあぶるとたまんねッス♥>
そこでご主人を起こして地獄の劫火で温めてもらおうとする。
しかし、魔王は低血圧で寝起きが悪いためなかなか起きない。
仕方ないので野獣は辺りを見回すと、なぜか火打ち石発見!野獣は器用に火打ち石を打ち付ける。
――が、このタイミングで魔王のナイスヒップからガスが漏れ――ガスに引火、大☆爆☆発☆!
さすがの低血圧魔王も起きた… というか激怒状態だ!
『我が眠りをさまたげる奴は貴様か… しもべといえど容赦しないゾ!――来い!!』
激怒した魔王は野獣をどこかへ引きずっていく! (;>∞<)キュ〜〜
217 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/17(金) 22:00:44 ID:gqsBuFLd
『地獄の扉よ!! 開け!!! ――中に入れ!』
禍々しい扉を開くと、魔王は野獣をその部屋の中へと放り投げる!
『暗黒邪神共よ そいつの相手をしてやるがよい!!』
魔王の命に応え、現れる2体の邪神!
――――ドラゴンのような<暗黒邪神 シド>――――
――――ツノを生やしたタコのような顔を持つ<暗黒邪神 ヴィシャス>――――
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090717215701.jpg 彼らを見た野獣は恐怖のあまり逃げ出した!
『ククク… どこにいくつもりだ』
その時、ヴィシャスは口から毒液?を飛ばし、野獣は頭からその液体を被ってしまう!
『苦しいかっ 楽にしてやるゾ 邪円光斬波――――――ッ!!!』
魔王はウル○ラマンの八つ裂き光輪のような物体を野獣目掛け投げつける! トドメを刺す気か!?
さらに追い討ちをかけるかのように、シドも口からブレスのような何かを吐き出した!
かぽ
邪円光斬波は野獣の頭に引っかかり、カッパのようになる野獣。
――――それはシャンプーハットだった!
「シャンプーハットで目も痛くないゾ♥」
…そう、ここは風呂場だった!ヴィシャスは実はシャンプー(シトラスの香り)、シドはシャワー!
魔王の翼のはばたきで体を乾かしてもらう野獣。さっぱりしたかい?
(↑首にシャンプーハットつけたまま。まるで天草四郎)
「ふむふむそうか 死肉を食いそびれたか… それは残念だな…
だが安心しろ、テーブルにまだ2本残ってるゾ!!」
その言葉を聞いた野獣は大喜びで ♪光の速さで〜台所へ〜ダッシュさー♪
――――台所で野獣が見たものは…死肉を食べている父三だった! Σ(;゚∞゚)キュ!?
「父さん ダメじゃないか、それは野獣のために残しておいたのに…」 (;T∞T)キキュゥ
…父は知らなかったようだ。野獣にあやまる父三。
「野獣よスマン これでカンベンしてくれ!」(個人的にこのコマの野獣の顔がすごくカワイイ Byあらすじ)
どこにあったのか、でかい骨付き死肉を野獣の前に差し出し、これには野獣も泣き止む。
「父さんの気持ちだ!」 せめて気分だけでも
尻に骨を刺し、尻を死肉に見立てて野獣につきだすやさしい(?)父! (▼∞▼#)…
218 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/17(金) 22:01:25 ID:gqsBuFLd
……もちろん、野獣は大激怒! 怒りの鉄球を父三に叩きつける! (▼∞▼#)テッキュ〜〜〜!
「や 野獣 ホンのジョークだ、怒るな…よし、僕が死肉を買ってきてやろう!」 プ〜〜〜〜
今朝4発目の屁をこきながら野獣をなだめる魔王… 〜〜〜リュ!
(途中から出るものが変わった↑)
主人の妙な屁に頭が少し逆立ってしまう野獣!w
「うっ… どうやら寝冷えしたらしい… しばらく待つのだ野獣…」
トイレからくさい臭いと共に魔王の声が漏れてくる。
もういい加減腹ペコペコな野獣はたまらず暴れだす! ヽ(T∞T)ノシ キュキュキュのキュ――――
――――結局待ちきれず、自分で買いに行く事にした野獣。
<ああ これが悲劇の始まりになろうとは 野獣は知るよしもなかった…>
『!』
行く途中、サイフを忘れた事に気付く野獣。しかし、幸いな事に前方にシス子とよしおを発見!
シス子にお金を借りようと駆け寄る野獣。 …と、その時突風が吹いた!
気配に気付き、シス子が振り向くと…
「キャ―――― ライオンよ〜〜〜〜!!!」
なんと突風で首につけたままのシャンプーハットが煽られ、ライオンのたてがみ状になってしまっていた!
「早く人に知らせるのよ! キャ〜〜〜〜〜」
逃げ出すシス子達。野獣は訳もわからず2人を見送る。
ふと、店のガラスに映った自分に気付く。…まるでライオンだ!
しかもその隣にはご丁寧にも『人食いライオン逃走中!(ホントにヤバイぞ!)』の張り紙まであった!
慌てた野獣は必死にハットを脱ごうとするが… 頭が大きくて抜けない!orz
その時、シス子が猟銃を持った大人を連れてやってきた!なぜかバットを持ったラリ太までいるが。
「キャ〜〜〜〜 あのライオンがそうよ!」
「よーし あとは俺たちにまかせておけ!」
誤解で撃たれちゃかなわん!当然野獣は逃げ出し、曲がり角を曲がる! 追う大人達!
219 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/17(金) 22:02:07 ID:gqsBuFLd
「くそっ どこへ行きやがった、ライオンの奴」
「逃げ足の速い奴だぜ…」
そんなラリ太達におばあさんが近寄ってくる。(058を貼る)ラリ太は行方を聞いてみる事にする。
「おばあちゃん、ライオン見なかったスか? …うっ… 息がくさいッス」
「く くるしい〜〜〜」
しかし、これはおじいさんの顔に張り付いた野獣の変装だった!w ミステイキュ!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090717215806.jpg 再び逃げる野獣。何とか物陰に隠れ、ラリ太達を撒く。 グ〜〜…
…いい加減お腹ペコペコな野獣は、フラフラしながら建物の中に入る。
なんと一気にやせて、頭から抜けなかったハットが一気にお腹まで下がった!
「ん さては あの建物の中に逃げ込んだな…?」
犬が吠えているのを確認したハンター(?)は、その建物(ダンス教室)の人に聞いてみる事にする。
「ライオン? ここにはうちの生徒しかいないざますよ!」
…しかし、ライオン…もとい、野獣は中にいたのだ。
ハットが腰まで下がったおかげでチュチュの様になり、しかもフラフラなのでダンスしている様に見えた。
「あれ? 何あの子…」
見覚えの無い生徒…というか生物に生徒はかわいいと騒ぎ出す。野獣は空腹で倒れてしまう。
「ねェ その子おなかがすいて動けないんじゃないの?」
「ねぇ、その子肉なんか食べるんじゃない?」
別の生徒が弁当の余りものの肉を持ってくると、
その匂いに気付いた野獣は起き上がりフラフラと近寄って…近くの網タイツの女の足にかみついた!
(どうやら網タイツの足がハムに見えたらしい)
『このケダモノ〜〜〜!!』 投キュウ〜〜〜〜〜!!
怒った女にブン投げられる野獣!――だが不幸中の幸い、飛ばされた方向には死肉屋があった!
220 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/17(金) 22:03:16 ID:gqsBuFLd
『 ! 』
*ざんねん! みせは ていきゅうび だった!
勢いの余り店のシャッターに激突する野獣!
ガ――ン Σ(○∞○) シニキュー テイキュ〜〜〜〜〜!? (訳:お店休み〜〜〜〜〜〜!?)
ムンクの叫びのような顔になり、大ショッキュ――な野獣はついに倒れてしまう! 臨終寸前!
しかし、神はまだ野獣を見捨ててはいなかった!
肉の匂いがした。その方向を見ると、でかい死肉が川にプカプカ浮かんでいる。
感激した野獣は涙を流し、即席の釣り竿をこしらえその死肉をGETする!
――――釣り上げてビックリ!それは謎の水死体だった!! Σ(◎∞◎;ノ)ノ ビキュ!
辺りは当然大騒ぎ!しまいには野獣が殺したのかとまで騒がれる!
「失礼ですが ポンポコ署まで来てもらいましょうか?」 Σ(;゚∞゚)キュ!?
なんと逮捕されてしまう野獣! (;>∞<) ムジチュ〜〜〜〜〜!!
<こうして パトカーに乗せられた野獣でしたが…>
――取調室。
「とりあえず取り調べの前にこれでも食うか? オフクロさんの味だぜ…」
刑事から差し出されたのは…ホカホカの豚の死肉フライ、卵あえかけごはん(別名:カツ丼)。
<おかげで長い旅路の果てに死肉が食べられて、メデタシ メデタシ …な訳ね〜だろ!>
<おまけ>
「しもべよ…何かあったのか…?」 ぐぴ〜〜〜
帰りの遅い野獣を心配するゲリの治っていない魔王と、失神したままの父三でしたとさ♥
>>あらすじ乙
今回は野獣メインの回か〜!
野獣ファンにとってはたまんねッス!
でも、一番笑わしてもらったのは邪円光斬波だったけどな。
シャンプーハット投げる時に必殺技名を叫んでる魔王を想像したら笑いが止まらんくなったw
ところで>>あらすじ氏、個人的には魔王の屁に引火するシーンで死肉が吹っ飛んで肉片になる描写は書いて欲しかった!
「↓肉片」の文字が笑いを誘うぜw
>>221 ああっ!確かに書いておくべきだった!ww
でも書くとしたらどう書けば…
○←肉片 こんなんとか?
>「おばあちゃん、ライオン見なかったスか? …うっ… 息がくさいッス」
クソワロタwwwwww
今更だけど、やたら美味そうだよな死肉って
225 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/18(土) 22:00:09 ID:ybn/JF/z
第18話 魔王、説得す!
――真っ昼間のポンポコ学園。妙にパトカーが走り回っていた。
教室から外を見下ろす美女。
「あら 外がずいぶん騒がしいわね…? 授業中よ、静かに!! ――はい!では黒板の方を見て!
じゃあ、この意味がわかった人は手を上げて」
『は〜〜〜い!』
…美女は教師ではなく、銃(前のコマでは隠れて見えなかった)を持った犯罪者だった!
本物の教師は脳天を撃たれ、また、作者も<この意味(銃)>が分からず撃たれていた…。(え?)
「おとなしくしな!ヘタに動くと命がないよ!!」
.。oO(突然教室に入ってきたこの女は 一体何者ス?)
.。oO(何かとんでもない事にまきこまれたのかな…)
両手をあげつつ、そんな事を考えているラリ太とテル美。そしてシス子はおやつの事だけ考えていた。
イングラムサブマシンガンを持った美女は生徒を人質に利用しようと教室に立てこもっていたのだ。
「ケッ 冗談じゃねー! 利用されるなんてゴメンだぜ!」
1人の勇者が立ち上がる!その勇者の名は――コン平!
「おや いせいのいい坊やだね… 銃が怖くないのかい…?」
「そんな物! 第一俺達がそんな無理な注文に応じると思っているのかよ!」
コン平は銃を前に汗のひとつもかいていない。見直したぞ!そこにシビれるあこがれるッ!!
「坊や わかってないみたいだね… 自分の立場をわきまえなよ」
「十分にわかっているさ……」
おもむろに学ランを脱ぎ、Tシャツ姿になるコン平。かっこいいぜ!
――対峙する美女とコン平!
「フフフ 後悔するよ…」
「仕方ねー 俺が教えてやるぜ!」
指をバキボキ鳴らし身構えるコン平。その姿にラリ太は感動し、テル美は息を飲んで見守る…。
226 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/18(土) 22:00:49 ID:ybn/JF/z
『吸えるモンなら吸ってみろ―― 何も出ねーぜ!』(←ひとぢち)
( ゚д゚) ・・・・
いきなりTシャツをまくり、自分の胸(乳)をはだけるコン平!!! 爆発する生徒達!!
…感激した生徒達(とあらすじ読者)がバカだったorz 当然、犯人にボコられるコン平。
.。oO(やっぱ親分はバカだったス…)
.。oO(もう こんな時に限って 魔王君たらどこに行ったのかしら…)
冷ややかな目でバカを見つめるラリ太達だった。…そういえば魔王がいないぞ?
『ハァ… 今こそ出でよ…』
何やら真剣な表情のシリアス魔王。
「野獣よ しっかり見張りを頼むゾ!(はずかしいから)」 キュ!(゚∞゚ 三 ゚∞゚) (←見張り)
<その頃魔王は隠密にトイレに忍び込み、『糞』戦中であった…>
糞戦後。
「学校で大(ウンコ)をするのは とても勇気がいるのさ!」
<悪魔のくせにシャイな奴だった…>
教室にもどり、こっそりドアを開けると様子がおかしい。覗き込む魔王と野獣。
「誰だあれは 銃を持って まさか学園ジャック? トイレに行ってる間に来たのか!?
――――いったい どの行動を取れば…」
助けに行きたいが、どうすればいいか迷った魔王は脳内シミュレートしてみる。
A案:警察に通報→犯人を刺激→生徒達全員射殺→<500年後>さみしい …廃案!
B案:犯人と協力→みんな射殺 …没!
<注:500年間魔王は悪事をしない> ――――ならばC案だ!
魔王は上半身裸になると、魔力・ブレスフェイスチェンジで胸の顔の目を変化させる!
目は何か円盤状の物体になり、口からもまた砲口のような物体が現れる!
――――それは―――― 昔なつかしのオープンリールカラオケ!
「♪かあさんが 夜なべーそして 手ぶくーろ あんでくれた〜〜♪」
.。oO(そして なおかつこの日本のふる里をおもいおこさせる この曲をかければバッチリさ!)
そう、魔王のC案とは…<犯人をあたたかく説得する>だった。
227 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/18(土) 22:02:23 ID:ybn/JF/z
犯人は歌に感動したのか、打ち震えている。その効果は生徒や野獣まで感動させるほど!
「さっきからうるさいねー!!」
――都会育ちだった犯人に、この歌は効果がなかった!魔王は怒った犯人にマシンガンで撃たれる!
「おとなしくしてな!! ボケ!」
.。oO(うーむ 都会育ちには通じなかったか…)
撃たれはしたが、悪魔なので即・再・生♥! 起き上がると別の方法で説得しようと試みる。
「犯人さん 一体何をしでかしたんだい? もしや銀行強盗でも?
借金で首でも回らなくなったのかい?」
説得…というより、むしろウインクしながらフレンドリーに話しかける魔王。
逆に犯人は即復活した魔王に驚いている。「あんた不死身?何者よ…」そのまま話を続ける魔王。
「そんなの気にする事ないさ! 僕の場合、首が回りだすとなかなか止まらないんだぜ!」ハッハッハ
魔王の首が360度クルクル回転する事に驚く犯人! しかし気を取り直して魔王に詰め寄る。
「い… 今の首が1回転したという事は あんた… 金 持 ち だ ね ! 」
<借金持ち…首が回らない お金持ち…回った首が止まらない 対義語である。(ウソ)>
…何かカン違いしてるぞ、この女。
「じゃあ、何の罪を犯したんだい?」
「フッ 当ててごらん」
犯人のクイズ?に生徒達が次々言い放つ。
――万引き! ――ダフ屋! ――キセル! ――痴女!(希望)
「…… そんなチンケな罪じゃないよ、もっとスケールの大きい犯罪さ!」
腕組みをしつつ自慢げに応える犯人に嫌な想像してしまう生徒達。
.。oO(まさか世界を震撼させる様な 国際テロリスト!?)
「キャ〜〜〜〜〜 私も仲間に入れて〜〜〜〜!!!
そんな団体があったなんて夢のようね! ぜひぜひ私もお願いよ!」
…妙に張り切ってよだれを垂らすシス子。
「…ちょっとお嬢ちゃん 言っとくけど『国際ペロリスト』じゃないわよ…」
「あら?」
シス子が想像した<世界中のお菓子なめ放題!>は妄想だった。 おーい、ここにもバカがいるぞー
228 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/18(土) 22:03:05 ID:ybn/JF/z
一向に何をしでかしたのか答えが見えてこない生徒達は次第にしびれを切らし問い詰める。
「言ったハズよ、スケールのデカい犯罪だって ――つ・ま・り 食 い 逃 げ よ!」
そう答えると笑う犯人!再び爆発する生徒達!
――犯人の歯には青のり、良く見ると口紅じゃなくソースだった! ジャンボお好み焼・餃子を食べたからだ。
『バカヤロ――――ッ!! そんな事くらいでたてこもるんじゃね――――!!』
あまりのくだらなさに、いつの間にか復活したコン平を筆頭に叫ぶ生徒達!
「文句ある?」 チャキ 「ないでーす」 しかし、銃をつきつけられては従う他なかった…。
「たしかに関係のないあんた達をまきこんだのは悪かったわね… そうだ、いい事思いついた
こんだけ人数がいるんだから、芸の一つでもやって私を楽しませてよ!
そしたら命だけは助けてあげるわ」
その言葉に一瞬耳を疑う魔王。
『承知…!! わがしもべ達よ 集え…!』
魔王の命に立ち上がるラリ太と軍帽をかぶったヒゲの男。
『皆のもの 目にもの見せてやるわー!! いくぜ! ヘルズ ワン フィンガー!!』
「ちょっと待ちな!」
魔王が人差し指を立て、魔力を集めようとした矢先、犯人の待ったがかかる!
「ちなみに ↓こういうのばかりだと殺すわよ」
・指をノドの奥につっこみ吐く「ゲ〜」
・男色の「ゲイ」
・わき毛等を見せる「かくし毛」 ――――以上、しょーもない芸の例でした。
『 ギ ク ッ ! 』 …図星だったのかよ!
「そーだ、そこのポニーテールの彼女、あんた芸やんなよ!」
テル美さーん、犯人がご指名でーす。…とはいえ、急に言われても何もできない。
このままでは皆の命が危うい。そう危惧した魔王はテル美に助け舟を出す。
「テル美ちゃん いい案が出たよ、まかせてピョン!」 …ピョン?
魔王が出したのはチョコポッキー…? これを口にくわえてもらい、準備OK! 何する気だ。
そしてテル美のポニーテールを楽しそうに野獣が回し、少しずつポッキーをかじってもらい…
「 え ん ぴ つ け ず り ! 」 カリカリカリカリ…
229 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/18(土) 22:03:47 ID:ybn/JF/z
――どうやらこの芸はウケたようだ。犯人は笑いながらご褒美としてお菓子を差し出した。
.。oO( !! 芸をすれば私ももらえるかも!)
緊急時なのにお菓子の事しか考えていないのは、そう、シス子。 お菓子のために自分もチャレンジ!
鉄棒のような器具に足からぶらさがり、でかい鈴を頭につけ――――
「 神 社 の マ ネ よ ! 」 ガランガラン
…犯人は無反応。それどころか芸そのものに飽きてしまった。
「なんだかお腹すいちゃった お寿司でも食べたいわ――」
ならば自分が頼みに行くとラリ太が申し出る… が、電話は足がつくから禁止と銃をつきつけられる。
「でも食べたいし… そーだ! 誰かこの中ににぎれる人いない!?」
――いる訳ねーだろ! ムチャクチャな事言うな、この女は。
『おだまり!君達は人質だよ!ムチャクチャ言って何が悪いのさ!』
発砲して暴れだした!
ふと、ここでも魔王はまた名案が浮かぶ。
.。oO(…待てよ もしここでおいしいおスシをにぎれば…)
<スシを与える→うまさに感動→犯人自主 みんなハッピー!> 決まった、作戦決行!
「よし!おすしの事はよくわからないけど 僕がにぎりましょう!」
「さっきの変な顔の金持ちか! よし、作ってみな」
…魔王は巨大な海苔とす巻きを出し、さらに河童を召喚し―― って、コラコラコラコラ!!
「いやー なにぶんスシの事知らんので はっはっはっ」
笑ってごまかす魔王。…じゃ最初から言うなというのは置いといて。
「ではもう一度、改めて今度はバッチリです!! お楽しみあれ!」
野獣がどこからか持って来たスシのチラシを見てどういうものか勉強し再挑戦する魔王。
『はあああぁぁ…… ヘルズ タキオン シェイク〜〜〜〜〜!!!』
気合を込めスシを握った魔王は、次にスシそのものを回転させ飛ばす! これぞ『回転』寿司!
<解説しよう! これは魔王がものすごいスピード(超光速)で握ったため、
寿司にスピンがかかり光速回転したのだ!!(毎秒1兆回転)>
空飛ぶ寿司は高速回転しているため、あらゆるものを切り裂く! パパウパウパウ
230 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/18(土) 22:04:37 ID:ybn/JF/z
波紋カッ… もとい寿司カッターは次々と乱れ飛び、犯人の服をズタズタに切り裂く!
<祝!地獄戦士魔王 初乳首披露!(*゚∀゚)=3>
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090718215115.jpg 「いかがでした、回転寿司は(人間はかわったものを好むな――)」
倒れた犯人にしゃがみこみ声をかける魔王。…当然、罪の意識ゼロ。
「か… 回転の意味が違うわよ… グ…グフッ!!」
DQで「ぐふっ」と言えば死ぬが、さすがにギャグ漫画で死ぬ犯人じゃない。
「えっ わざわざ回転させなくてもいいのなら、これをどーぞ」
自分のカン違いに気付いた魔王は普通に握った寿司を持ってくる。
「フッまともじゃないの… あら美味しいわね…」
野獣から寿司を受け取り食べる犯人。 黙ってりゃ美人なんだけどねー。
…しかし、魔王が握った寿司が ま と も な 品 じゃない事は読者もお気づきであろう!
(しかも寿司自体を知らなかったわけだし)寿司を食べた途端、犯人の体がしびれ始める!
「 ! こ… この感覚… ああ 目が回る まさしく回転ズシ ピリピリよ〜〜〜」ヽ(@∀@)ノ
トリップしだす犯人! ちなみに今食べた寿司ネタは… 河 豚(フグ) !
「お… おそるべし 変な顔の金持ち…」 ミ(o_ _)o 〜◎ 乳を潰して倒れる犯人。
「あれ? 1個だけでいいんですか 犯人さん…」 ←もちろん無免許調理
――全くその気はないままに、犯人をやっつけてしまった魔王でした…
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
以下乳首に関してのレスだけになると予想
つぶれちちもいいねーwww
234 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/19(日) 22:00:03 ID:dqIitqNq
第19話 魔王、驚愕す!
『それ以上近寄らないで!』
冒頭、いきなり街中でパンク風のチンピラ2人組に絡まれているテル美。
「そんな事言うなよ〜 カワイ子ちゃん(死語)」
「俺たちと<いいこと>しよーぜ ヒヒヒ」
月並みでお約束ベタベタなセリフを吐くチンピラ。
ふと、近くを通りかかった魔王は彼らに気付く。
.。oO(あ…あれはテル美ちゃん そ… それにあの連中は!?)
「へへへ たまんね―――― ひんむいてやるぜ!」
「誰か来て!」
救いを求める声に駆け出す魔王!心なしか目までヒーロー風だぞ!
『彼女のもとへ急ぐのだ!! 野獣よ!!』
――その時!
駆け出した魔王の背後から、飛行しながら彼を追い越しチンピラの近くに降り立った人物が現れた!
「その娘から離れろ!! ゲス野郎!!」
そのリーゼントのような髪型をしたマントをまとった男は中指を突きたてチンピラを威圧する!
「何だ〜〜〜〜 オメエ!?」
.。oO(フッ 遠い昔にもこの町に来た気がするぜ… おっと、それよりこっちの方だ!
わりと好みのタイプだな…… よし!)
テル美の顔を見て品定めする男。
「何だテメーは イカれたカッコしやがって…」
「へッ… そうか、コスプレマニアだな…」
その様子を物陰から見ている魔王。
.。oO(いや あんな姿をした漫画はないはず… 今の飛行といい… 一体彼は…?)
どこから出したのか、アニメ雑誌を取り出し見比べる魔王。(←アニメや漫画に詳しい魔王)
235 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/19(日) 22:00:44 ID:dqIitqNq
「魔王君 いい所に…!」
救いの救世主に思わず叫ぶテル美!
――――と思ったら…
『フフフ 俺にも<いい>事させろ!』
「!」
何と魔王まで!?シリアスモードでヨダレまで垂らしている!
魔王の態度に思わず体を抱えるテル美! テル美の貞操が大ぴむち!!
「よっしゃ――――! 思い切りひんむけ――――っ!!」
チンピラの叫びを合図に、テル美の服が引き裂かれ上半身裸にされるッッ!! ポルル〜〜ン♥
――これは前回以上にまともなエロシーンに突入かッ!?(*゚∀゚)=3
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090719215305.jpg …しかし、週刊少年ジャンプはよい子の漫画です。
「他人の家の壁に勝手に貼っちゃいけないよね! ひんむいちゃえ!! 」 ←いい事
ポルノ広告をひっぺがす魔王(と野獣)。もちろんゴミ箱は用意してあるゾ♥
更にチンピラは捨てられた空缶を拾ったり(←いい事その2)、魔王と一緒に広告を剥がしていた…。
思わず空飛ぶ勢いでコケるテル美。
<彼らはボランティアで通学路の美化活動をしていたのだった>
「はぁー… どっと疲れが…あれ? これはさっきの男が落としたのね…」
思い切り脱力したテル美が落ちていたプリントに気付く。見てみると…魔王の手配書!?
<この人をこらしめてね こらしめた人には100万円あげちゃう♥
あの時のうらみをわすれない 黄金魔人>
――――その頃。
『うぉ〜〜!』 先程のリーゼント男が何やら叫んでいた。
.。oO(くそ〜〜 金が35円しかなくて借りられなかった……無念だ……
こうなったら 早いとこ例の奴を見つけねば!)
236 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/19(日) 22:01:26 ID:dqIitqNq
「あれ? 野獣よ…サイフを落としたみたいだ… 死肉買えないかも…?」
ふと男は魔王に気付く。
『 い た 〜〜〜〜〜 っ !!!』
見事にハモる男と魔王!(ちなみに魔王は怒った野獣に殴られている)
「フッ 貴様が魔王って奴か、探したぞ!」
「あ… 君、さっきの…」
『俺の名は光速超人ダサーン!! ある人の命により貴様に用がある!』
マントを翻し、変なポーズを取るダサーン!そんなもんだから魔王には「超変な人」の略と思われる!
ちなみに魔王は「ある人」が誰か尋ねるが、やはり教えてくれなかった。
「とにかく俺は貴様を倒し、100万円を手に入れるのだ――――!!」
拳を握り締め力説するダサーン!
…ちなみに彼の頭の中は…通常の位置の脳が「金」、リーゼント部分になんともう1つ脳があり、
こっちは「女」しか考えていなかった!まさに女と金ONLY!!
「いざ勝負! どこからでもかかってこい!
――だが 俺の体は鍛え方が違う ちょっとやそっとではビクともせん!その理由を教えてやろう!
出でよソロバン! 行くぜっ!! ドーピング薬¥30000…(略」
(※あらすじ注:めんどくさいんで略します。お手持ちの本でご確認ください('A`))
ダサーンが計算中、うっかりくしゃみ(地獄の劫火)をダサーンの顔にブチかましてしまう魔王!
「あ!! スミマセン、ちょっぴり夏カゼ気味で…」
.。oO(こ…こいつ マジで強いのかも…) 黒コゲになったダサーン。
「ならば俺の特技で奴をギャフンと… よしっ、あの娘だ!
――スミマセン! ちょっと協力してもらえませんか!!」
唐突に店から出てきた女性に、襲い掛かるようにして協力を依頼するダサーン!
ダサーンの特技とは…今女性が着ている服の金額をズバリ当てる事! (どこがスゴイんだ!)
――つまり、「服の金額を素早く当てる事」で勝負する事に。
ダサーンは丁寧に吟味、鑑定し計算している…
.。oO(まずカチューシャ¥2000 ブラウス… う〜む いい素材だ¥10000ナリ… )
くだらんと一蹴した魔王は魔力でサンシャインハンドを使用し…一瞬で計算する! 合計55000円!
「スカートが… 何! 早い!! 俺より計算が早い奴がいたとは〜〜〜!! 貴様一体どんな手を!?」
237 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/19(日) 22:02:09 ID:dqIitqNq
プライドをズタズタにされ、驚愕するダサーン!
『フッ ――――こんな手です♥」
魔王は1巻、5話で使った方法で手からバーコードを読み取ったのだった! なぜバーコードがあるのか…?
実 は 女 は 万 引 き し て い た の だ っ た !! ふっとぶダサーン!
「お願いよ タレコミはやめてね♥」
――しかし。
「魔王 敗れたり!! ――たしかに凄い能力だが、それはバーコードがあればの事!
つまりバーコードがなければ何もできまい!! フッ…貴様等とるに足りん、勝負あったな」
一見正論だが、実は負け惜しみ。屁でバーコードを吹き飛ばすダサーン。
勝ち誇って笑うダサーンだったが、その背後で彼を見ている人物がいるのを知るよしもなかった…。
|_゚;).。oO(ヤ…ヤツはダサーン! この町に帰って来たのか)
ダサーンを確認した人物はダサーンの前に現れる!
「フフフフ 見つけたゾ、ダサーンよ 10年ぶりに現れたな!」
「! お前は一体誰だ!?」
自分の目の前に、腕組みをして立ちはだかるスキンヘッドの男。…服も普通の服で正体が想像できない。
「10年前の貸しを返してもらうぜ… フフフフフ」
「あいにくだな… 俺は貴様の事など知らん!」
「なんだ、また話をややこしくさせるのが現れたゾ…」←魔王
「では思い出させてやる! お前のコードナンバー、<137>……!」
驚愕するダサーン!その番号を聞いて何かを思い出した!
「たしか10年前 この町でHビデオを借りっぱなし! し…しまった!!」
慌てて計算するダサーン!
延滞料金1本につき1日¥300、5本借りてるので1日¥1500、10年放置で…
なんと 5 8 7 2 5 0 0 (ごひゃくはちじゅうななまんにせんごひゃく)円!!
238 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/19(日) 22:02:51 ID:dqIitqNq
「このスキ者が…」
そう、この男はビデオ屋の店長だった!そしてダサーンの会員番号が137だったのだ。
――計算はそれだけではなかった。
しかも紛失したため弁償代を含めると¥25000円(単価)x5=¥12500 合計5997500円!(ほぼ600万)
仮に魔王を倒して賞金が出ても約500万の赤字!!!
あまりのショックに泣き叫び落ち込むダサーン!だが店長も商売なので早く返せと催促する。
.。oO(マジで困ってるようだな…)
見かねた魔王は店長をなだようとするが、部外者はひっこんでろと蹴飛ばされる。これには魔王激怒!
『お…おのれ〜 下手に出れば… こうしてくれるわ!! ――ヘルズスクリューブレイク!!』
ゲッター2のようなドリル状に回転した右手を店長の腹に突き刺す魔王!! Σ(;゚д゚)
そして――――大流血! 噴水のように吹きだす血、血まみれの右手を掲げる魔王! ((((;゚Д゚))))
「これなら 彼の借金もチャラだよね!」
…実は血ではなく石油だった。魔王は店長の足元を掘って石油を掘り出したのだ。 ラッキー♥
その一部始終を見ていたダサーンもこれには驚く。
.。oO(な…なぬ〜っ そ、そんなムチャクチャなパワーをもってやがるのかっ…! それならこっちも…)
ダサーンは自慢の妄想計算能力で演算を始めた!
トレーニングジムに入会¥35000、必殺技サンダーアタック(スタンガン)¥58000…
(あらすじ書く身にもなってくれ(怒 )
「ヤツを倒す為の必要経費、計102300ナリ!少々高いが賞金でチャラだ!すぐ家に帰って準備開始!」
空を飛んで帰宅しようとする矢先、農家風のおっさんが現れる。
「おや 魔王でねぇか? いや―― この間はありがとな〜〜〜
ウチも庭から石油出してもらって、いきなり大富豪だっぺよ!」
「いやいや、それほどでも! また何か困った事があったら言って下さいね!」
…この会話に聞き耳を立てていたダサーンは… 突如、飛行しながら魔王の足の間を飛び抜ける!
これぞ、 股 の 下 く ぐ り (完全服従の証)!
239 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/19(日) 22:03:33 ID:dqIitqNq
「決めたぜ! あんたの周りにいた方が、何かとお得にちがいねぇっ!
黄金魔人との契約なんてポイだ! 一生ついてくぜ!」
光速手もみ(毎秒1万回)でゴマすりながら魔王に近寄るダサーン。
…だが、依頼主の名前を出してしまったのがまずかった!
『なにっ… 黄金魔人だと……!?』
その名を耳にした途端、魔王の態度が豹変する!
『いい加減な事をぬかすな…! あいつが俺を倒すために お前を雇うハズがない!!!』
シリアス魔王はダサーンの襟首をつかみ、高速で締め上げる!その威力にダサーンの骨が折れまくる!
『黄金魔人だが俺を倒すだと? バ… バカな…』
魔王にとっては非常に予想外だったのだろう。無数の汗をかき青ざめている。
様子がおかしい魔王に、先程から一部始終見ていたテル美が問いかける。
「魔王君 一体どういう事なの? 説明してよ」
少し落ち着いたのか、魔王はダサーンを下ろし重々しく語り始めた――
『黄金魔人は 地獄界での僕の幼なじみ… ずっと仲良し…
黄金魔人、またの名を<キング・オブ・カリー>!! その彼がなぜ…!?』
黄金魔人と言えば、さっきテル美が拾ったプリントにも書いてあった。そのプリントを魔王に見せる。
「…あの時のうらみ? 一体僕が何を…… 思い出せん とりあえず、彼に黄金魔人の事を詳しく…」
――魔王はダサーンを呼ぶが、彼はダウンしていた。
「今ので骨折したから 体力回復して 話せる様になるための必要経費……うう……」
ホータイ¥250 添え木¥30 ギブス¥30000 マッサージ機¥58000
カルシウム錠¥2000 牛乳¥135 自白剤2ペソ・・・・
瀕死の重傷ながらもソロバン計算するダサーン。
「あ 痛かった? ごめん…」
お詫びする魔王のかたわらで、野獣はおかゆを差し入れていた。やさしいねぇ。
<果たして 黄金魔人のうらみとは一体…?> 続く!
∩ _ _ ≡=−
ミ(゚∀゚ ) ≡=−おっぱい!おっぱい!
ミ⊃ ⊃ ≡=−
(⌒ __)っ ≡=−
し'´≡=−
−=≡ _ _ ∩
−=≡ ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
−=≡ ⊂ ⊂彡
−=≡ ( ⌒)
−=≡ c し'
>>あらすじ
今回ばかりは超乙。
あらすじ殺しのダサーンに氏を!!
でも相変わらず2節目が抜けてるぞ…
ボランティアの二人組み、この顔で美化活動はねーだろw
どうみても北○の拳の悪役じゃねーかw
でも、本物の悪役だったらテル美のムフフなカットが見れたかと思うと、ちょっと残念な気も…
魔王様どうか僕の家の庭にも石油を出してください
ホントだ、また2節目が抜けてる…_| ̄|○ なんでいつも2節目ばっかなんだ…
今から書きますので少々お待ちを・゚・(つД`)・゚・
244 :
地獄戦士あらすじ 1と2の間:2009/07/20(月) 00:22:08 ID:pj3syJGL
チンピラはナイフをちらつかせ、男を脅す。
「向こうへ行け、後悔するぜ!」
しかし男はひるまず、後悔するのは貴様らだと叫ぶと、腰から何かを取り出す! …銃か!?
……いや、 そ ろ ば ん ?
『超高速ダサーン!!』
奴らを倒し彼女と茶店で¥1030→翌日デートに誘う!交通費¥860!→映画を見る¥4300→
ファーストフードで食事!¥390→Jリーグ観戦¥6800!→募金に協力(いい人と思わせる)¥50000!→
ゲーセンで格ゲー¥100→和田アキコディナーショー¥35000→プレゼント¥25000→そしてホテル代¥40000!
「最終目標までの必要経費!¥163480ナリ!!
フッ、少々経費がかかるが、好みだからよしとするか… いくぞゲス野郎!」
「オメーにだけは言われたかねー」
男がチンピラに飛び掛った!
「ダサーーーン センサァーー!!」
しかし男は…テル美に向かわず、近くのレンタルビデオ店へUターンした!!
心の中で、テル美とAV(¥100)の両天秤がかけられ…… WINNER、AV!! ちん!
「−−というわけで、諸君アディオス!!」
そういい残すと、鬼畜男はテル美を放置し飛んでいった…。
やむをえず、様子見していた魔王が救出に飛び出した! レス(`・∞・´)キュー!
.。oO(結局彼は…何者? …おっと、それよりテル美君は!?)
チンピラはよだれをたらしつつ、テル美に擦り寄る。
「へへへ… 悪いようにはしねーからよ… ハァハァ…」
『まて!』
そこへ魔王が静止の声を上げる!ヒーローは遅れてやってくるのだ!!
>>241 >ボランティアの二人組み、この顔で美化活動はねーだろw
そういえば2話目でも、シス子に見た目不良、中身は野獣ってネタあったなw
そしてテル美の( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱ… って、オバハンのポスターかよ!(´A`)
今回は一週間経過ネタじゃなくて本当に続くのか
247 :
地獄戦士あらすじ 1/7:2009/07/20(月) 21:59:32 ID:IrSC5Ndd
第20話 野獣、合体す!
*扉イラスト:オムツ着用の野獣と、お互い頬をつつきあって遊ぶテル美 ( ´∞`)σ)´▽`)プニ
『ぐわああぁぁ やめろ〜〜〜〜!!』 ジュワ――…
魔王宅に響き渡る悲鳴!声の主はダサーンだった。
「あ… 焼け焦げる… ぐぉ――…」
どうやら魔王に何か拷問を受けているようだ… 多分。
『ならば答えろダサーンよ… 黄金魔人の事を…
答えなければ どーなるか分かっているな… フフフフ…
少しでもコイツにふれたら 血は滴り、その見は焼け爛れてしまうゾ』
魔王は真っ赤に焼けた鉄の棒をダサーンに見せ付ける。ダサーンもまた鉄の棒と魔王を見て怯えている。
『それにしても信じられん… この俺の幼なじみである黄金魔人がなぜ 貴様なんぞを仕向けたのだ…
その理由は何だ!? 言え!!』
「いや 本当に知らん…」
ダサーンの言葉を信じない魔王は、野獣に一言やれと命じる。
野獣は言われるままに焼けた鉄棒を押し付ける。
「やめろお願いだ! うぉぅ! ――――お願い、あまり焼かないで!! ミディアムにして!」
魔王の足にすがりつくダサー…ン…? ん? んん?(;゚ω゚)
――魔王と野獣は、牛肉を焼けた鉄の棒を使ってステーキを作っていただけだった!
<最高キューの肉で もてなす魔王達であった…>
「さぁ! 冷めない内にドーゾ」
出されたぶ厚いステーキを前にするダサーンだが、いまいち食欲がわかない。
.。oO(こんなもの焼きすぎだ… コゲも多く塩分も多い…… ん)
何かに気付いたダサーンは肉を一口食べてみる。
「こ… この風味はニンニクじょう油!」
ちょっと考えてみるダサーン。
248 :
地獄戦士あらすじ 2/7:2009/07/20(月) 22:00:13 ID:IrSC5Ndd
A:ニンニクで精力アップ、ヒーヒー言わす
B:成人病防止のため食べない
――考えるまでもない、Aだ!馳走はたいらげるのが礼儀! いただきまーす!
魔王は相変わらずプリントに釘付けだ。狙われる理由がさっぱり分からない。
「では 彼について 知ってる限り教えてね( ^ww^)」
「何でも聞いてくれ!」
<この男は光速超人ダサーン、読んで字の如く打算だけで動く男であった>
「では教えよう! 奴を知ったのは、禁断の書物『イアンの秘密』を入手したからだ…!」 ←くさい
『!?』
ニンニク臭の息を吐きながら真顔で語りだすダサーン。魔王もその名に聞き覚えがあるらしく驚愕する!
『何〜〜〜〜〜〜!? 古代悪魔を封印した 地獄界門外不出のイアンの秘密だと〜〜〜!?
一体 どうやって手に入れたのだ…?』
――そう… あれは満月の晩…
<以下回想>
何かに手を伸ばすダサーン。
彼は辺りを見回し (゚ω゚ 三 ゚ω゚) ―― ピッ 自販機のボタンを押した?
そして彼は禁断の秘書(18禁)、「いや〜んのひ・み・つ♥」をしたのだ!
……って、オイ!w
<回想終了>
真剣に聞いて損した! 激しく脱力しスベる魔王(と野獣)!
まぎらわしいとつぶやきつつもその本に目を通す魔王。頬を赤らめながらw
「俺は『地獄の本』などとは一言も言ってないゾ …まぁ、だまって聞け…
それで何気なくページをパラパラとめくったら あったのだ… 奴からのメッセージが…
エ ロ 広 告 の ス ペ ー ス に あ っ た の だ !! 」
そう言って該当ページを見せる!そこには確かに魔王の写真入の記事が! <←うさんくささ120%>
「そして 資料請求したら、2週間後… これが!」
249 :
地獄戦士あらすじ 3/7:2009/07/20(月) 22:00:55 ID:IrSC5Ndd
嬉々としてさらに話を続けるダサーンが見せたものは…
『審査の結果 あなたは魔王の刺客1号として選ばれました』 との手紙!
…もう呆れるやら情けないやら、複雑な魔王。 「君もよく送ったね……」(;-ww-)
――とりあえず、ダサーンが知っている事は全て話した。
…そのかたわらでは、何やら野獣が涙を流して喜んでいる? ラッキュー!
骨に「当たり」と書かれてる。早速店に交換しに出かける野獣であった。 オニキュー♪
話を元に戻す魔王は、ある事に気付く。
「待てよ、刺客No1ということは…
もしかすると… No2・No3と刺客が送られてくるかもしれん! 何て事だ!!』
まるで少年マンガだ…とつぶやくダサーン。 <少年マンガだよ!>
『だとしたら 今度はどんな奴が…』
――その頃。
野獣は当たりの骨を片手に、嬉しそうに店に行く途中であった。
…そんな野獣を頭上から監視する不審な影があった。
.。oO(あれが 魔王のしもべ、野獣か… 奴を利用すれば魔王を倒す事などたやすい…)
影は1つではなかった! 凶暴そうなウサギのような影に、その後ろに控える鳥のような影!
さてはこいつらが第2・第3の刺客か!? 急いで次のページをめくれッ!
250 :
地獄戦士あらすじ 4/7:2009/07/20(月) 22:01:37 ID:IrSC5Ndd
「あたたた 何だ、この鳥! 向こういけ!!」
――直後、スズメにつつかれる、体長50mmの謎の生物!
「気を取り直して、行くぞ! うぉ――――っ!!」
彼は専用の小型飛行機に乗り込むと――――機体ごと野獣の頭上に帽子のように被さり、合体完了!
「ははははははっ これでこいつは俺の思うままだぜ!」 <←刺客No2 UFO超人ガガピー君>
ガガピー君が操縦桿を操作すると、つられて野獣の右手も上がる。
さらに操作するとまた右手が動き、野獣の意思に反して骨を投げ捨ててしまう! オニキュ!
とりあえず骨を拾おうと、トテトテ歩く野獣!このコマの野獣、 ――最高にかわいいぞ!(*´Д`)
――ガガピー君はブレーキを踏むと野獣の動きも止まる。さらにバックギアに入れると野獣も後退する。
『ウゴキュ…(訳:体の自由が…)』 ????
「ははは なかなか具合がいいゾ〜〜〜〜!!」
<ガガピー君のUFOに合体された者は 体を自由にあやつられてしまうのだ>
.。oO(フフフ… これで奴に近づいてしまえばこっちのもの!
そして 賞金で背が伸びるグッズを通販で買えば全てハッピー!)
<自分の姿が見えないので、原因が分からずパニックになってる野獣であった>
「だがその前に こいつのテストを兼ねて… ん!?」
前方に人影(久々に登場したジョー)を発見したガガピー君は、実験台として野獣を操り襲い掛かる!
「では!! 必殺ナックル 受けてみよ!」
気配を察知し振り向くジョー! だがまともに攻撃を頬に食らってしまう!
ぽ く (パンチの重さ10グラム…)
野獣のあまりの攻撃力の低さに面食らうガガピー君!反面、ジョーはすごく嬉しそうだ。
「師匠! 今のひょっとしてスパーリングのつもりですか!
師匠〜〜〜〜〜!! 何だかんだ言っても 俺の事を思ってくれてたんですね うう…」
カン違いなのだが深く感激し、野獣の足にキスするジョー!
「よし ではお互い本気でやりましょう」
ジョーはそう言うと、野獣に向かって突進――本気の蹴りを食らわした! <←動物相手にマジ>
『ぎょえ!』
「師匠…姿をかくすどころか、気配までかくすとは流石です… フフフ」
251 :
地獄戦士あらすじ 5/7:2009/07/20(月) 22:02:19 ID:IrSC5Ndd
勝ち誇るジョーだが、実は野獣もろとも物陰で気絶していたガガピー君。
…なお、ジョーは近所のオバハンに動物虐待と思われ逮捕されてしまうが、それはまた別のお話。
…しばらくして気がついたガガピー君。
「なんて男だ… それにしても、ふがいないのはこの野獣… 人間ごときに歯が立たないとは…」
<↑普通そーだろ>
仕方がないので、まずは野獣を特訓させるべくボクシングジムへ向かう事に。
…しかし、入会金5000ペソでした。とても金がない。(手持ちは死肉代の5ペソ)
「・・・・・・・ フン!要は強くなればいい事 見よう見まねで何とか!」
負け惜しみしながらシャドウボクシングを始めるガガピー君。
――何気に見ていると、ふと、白人金髪ボインギャルを見つける。
「よし使える!! たぁ――っ 打つべし!! 打つべし!! 打つべし!! 」
女性のボインをパンチンググローブに見立て、連打するガガピー君!
「OH! NO!! 何すんのよ!! この子は!!」 ――BOIN!
怒った女性にノーブラボイン撃ちをかまされる野獣。…まぁ当然だわな。
ただし身長の都合上、おっぱいは野獣の顔に届かず、頭上のガガピー君を直撃する!!
.。oO(うぉぅ… ものすごい破壊力… くぅ)
あまりの威力によろけた野獣はヤ○ザにぶつかってしまう。怒ったヤ○ザが殴りかかってきた!
.。oO(よし こういう時はパンチをかわしてカウンターだ!)
ダッキングで避けようとしたが――――またもパンチはガガピー君にダイレクトに命中!
(ちなみに一応野獣もパンチを放ったが、当然手が届かない)
――――完全にグロッキー状態のガガピー君。
ふと、野獣は足元に死肉を見つけた。その時幸運にもガガピー君の操縦でうまく死肉を拾えた!
腕を曲げ、口の高さまで持ち上げ――――両手を合わせて死肉を叩き潰した!
「よっしゃ! ファイト一発だ――!」パシ! ぐしゃ! Σ(;゚∞゚)キュ――!?
野獣の鳴き声に反応したガガピー君は、野獣が餓えている事に今頃気付いた。
「よし! メシをたっぷり食わせてやるゾ!! 魔王を倒すためにエネルギーを補給するのだ!」
252 :
地獄戦士あらすじ 6/7:2009/07/20(月) 22:03:03 ID:IrSC5Ndd
ガガピー君はエンジンをかけ、目指すは肉屋 ――――の、手前のサラダの店!
Σ(;゚∞゚)キュ!?
急カーブ飛行でサラダ店に入る野獣!
<ガガピー君はベジタリアンなのだ>
「へい!いらっしゃい! …おっ、珍しい客だな 野獣か!
野菜を食いに来たのか、感心だな うん、スキキライはよくない!
――――よし!! 大サービス サラダ大盛だ! たんと食え!!」
必死に否定する肉食の野獣。小さな親切、大きなお世話とはまさにこの事!
…結局野獣は、泣きながらも何とかサラダを食べるのであった… (T∞T ) シキュシキュ…
『よし補給終わり! 魔王の所にGO!』
食事も終わり、魔王の家へ飛び立つ野獣。 ――だが低空飛行(地上約30cm)なのでよしおに見つかる。
よしおはガガピー君のUFOに注目!
「カッコイイ 怪獣ヘルメット!!」
「よしお!! あそんでもらうのよ♥」
よしおはどこからか小学校の紅白帽子を取り出し…真ん中を広げ、そのままかぶりウルト○セブン!
(↑こういう遊びをやった奴は 何人いるだろう…)
ここまでくれば、もうやる事は一つ!
「アイスラッガーをくらえ!」
帽子を投げつけると――――帽子は見事にガガピー君のUFOへと覆いかぶさる!
『!? うおお… コントロールが…』
急に視界が無くなったガガピー君はコントロールを失い、低空飛行の野獣はフラフラと飛ぶ。
しかし運よく野獣は魔王の家の窓から入り、無事帰宅&主人に受け止められる!
「おや? 野獣 ははは ウルトラマンのマネか?野獣よ なかなか似合うな、でも一つ…
室内ではぼうしを取らなきゃ!」
野獣を抱いたまま頭をなで、知らずにガガピー君を潰す魔王。
その後野獣から帽子ごとUFOを取り投げ捨て、ようやく野獣は自由になる! ウゴキュ――!
253 :
地獄戦士あらすじ 7/7:2009/07/20(月) 22:03:44 ID:IrSC5Ndd
.。oO(おのれ… ここはもう一度合体を…)
投げ捨てられた時の衝撃で、いくらかのダメージを受けたガガピー君。
しかし彼の頭は帽子で隠れたまま。彼の胴体のデザインのせいで、はたから見るとまるで死肉!
もぞもぞ動くガガピー君を野獣は死肉と思い、イタダキマス♥ オニキュ!( -∞-) -3 ぱく ギャ
――――ガガピー君、死す…
…一方、魔王は…
「それにしても No2とは一体どんな奴…!? おそらく、あと数時間したら来るにちがいない!」
「よし!対策を立てよう! 保険に入って¥20000 接待費¥2500 ……」 パチパチ
はも はも( -∞-)))
ノ|
( ̄ ̄)
( ̄ ̄ ̄) ←数時間後のガガピー君
( ̄ ̄ ̄ ̄)
 ̄ ̄ ̄ ̄
<結局、何もしないで終わったガガピー君だった…> 影のヒーロー:よしお
さて、今週も野獣ファンの感想が待ち遠しい訳だがw
(;゚д゚) ア…
今ひどい自演を見たw
野獣は死肉だけでなく生き物も食べるのだな
ついに今週死人(?)が出ちゃったよw
259 :
野獣ファン:2009/07/21(火) 00:09:30 ID:???
野獣と一体化し好き放題やりまくりおって・・・
当然の報いだ!ウンコになって反省しろ!!
しかし野獣が死肉をなかなか食べさせてもらえないネタが多いな・・
>>257 まー、俺ら人間だって、肉の塊だからなー…
それにしても今回はいつにもましてAAが多くてなんかフイタw
大似田の肉片て何じゃそりゃ
262 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/21(火) 21:58:59 ID:rnOz/0Dt
第21話 魔王、契約す!
*扉イラスト:魔方陣をバックにこちらを睨む瞳有りシリアス魔王
――地獄界 邪神の塔。
・刺客No1 光速超人ダサーン:おこぼれ期待し寝返る
・刺客No2 UFO超人ガガピー君:野獣によって食われ死亡
<注:本人の希望により顔は伏せてあります>
『全く どいつもこいつも失敗しおってからに…
え〜い! 魔王の奴をギャフンを言わせ この黄金魔人のうらみを晴らす者はいないのか…!
こうなったら私自らが地上に出て 奴へのうらみを晴らしてやる!』
<注:なお音声も変えてあります>
送り込んだ2人の刺客が連続で失敗し、いきり立っているのは黄金魔人。
しかし黄金魔人が自ら出陣しようとすると、何者かがうやうやしく声をかける。
「お待ち下さい黄金魔人! 私に全ておまかせを……!
私なら 奴に地獄を味わわせてやる事ができます フフフ…」
――地上。 魔王と一緒に散歩中のシス子とラリ太。
「なんか最近暑くなってきたわね… キャ――」
「作者に頼んで 夏用の服を描いてもらったらどーだい?」
―――と、その時助けを呼ぶ声が聞こえた!声のした方向に駆け寄り、見つけたものは…
「大変よ! 人がおぼれているわ! 魔王、あんた飛び込むのよ!」
『ことわる』
「さてはあんたカナヅチね!」
「いや 僕はカナヅチじゃなく あ・く・ま」 (* ̄ww ̄)"b" チッチッチッ
263 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/21(火) 21:59:40 ID:rnOz/0Dt
つべこべ言わず飛び込めと魔王を川へ蹴り落とすシス子!
『ぐお――っ 俺様は泳げないんだ〜〜!!』 ヽ(´∞`)ノ (←ご主人に合わせて溺れる野獣)
「それを世間ではカナヅチって言うのよ! キャ〜〜〜」
意外!魔王は泳げなかった!
それならばと魔王が出したのは「ヘルズ・ポンプ」! これをシス子に投げ渡す!
ポンプを受け取ったシス子は魔王に言われるまま思い切り握る!
ぴ ょ こ ん !
溺れた男を抱え、川からジャンプする魔王! …そういやこんなカエルのオモチャあったなw
「ありがとう、君達のおかげで命拾いしたよ… もしよかったらお礼にチューしてもいいかな?」
溺れていた青年はシス子にキスしようとする。ハンサム好きなシス子は大歓迎!
「じゃ 目をつむって」
シス子、ついにファーストキス初体験か!? 言われるままに目を閉じると――
「とてもよくお似合いだよ 君たち!」 (T▽T)ははは
…チューはチューでも、キスではなく、ネズミの着ぐるみチューチュー服をもらって喜ぶ2人(と1匹)。
しかしその直後、青年の態度が変わった!
「ククク これで君達は地獄に一歩近づいたのさ…」
その言葉に魔王が気付く。もしやこいつも刺客!?
「その通り! 俺は黄金魔人の刺客No3! ――――変身!」
青年は仮面ライダー1号のような変身ポーズを取ると、悪魔の顔を模したバックルらしき物体が出現!
ウルトラマンのポーズで登場したのは――――
「――というわけで、私 営業超人セールス男(マン)です」
…どう見ても、変な角がついたただのセールスマンです。本当に(ry
「私が 黄金魔人の命により あなた方を地獄に送ってさしあげます
――――早速これをあなた方にささげましょう!」
見た目どおり、一応言葉遣いは礼儀正しいセールスマンそのもの。しかし直後、棺桶を召喚する!
「あなた方には必要かと思いましてね…ククク… 見るがよい!これを…!」
264 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/21(火) 22:00:25 ID:rnOz/0Dt
――棺桶のふたを開けると、実はこれ収納BOX(キャスター・防虫シート付)だった!
「どーです、欲しいでしょ 今なら特典があるゾ… フフフフ 見るがよい! 特典とはこれだー!!
――――なんと今ならもう1個ついてくるゾ! お値段は1万ペソ」
「その分 半額にしたら…?」
冷や汗をかきつつ、冷静にツッコむ魔王。
それならば、と次に出した商品は…ワキガに苦しむ人の為の『地獄スプレーX』!
使い方を実演してみるセールス男。
「このスプレーをシュッと一吹きすれば…」
「汗とニオイをおさえるの…?」
「ワキガより 臭い香りが全身を覆い、ワキガを目立たなくする事ができるのです!!」 糞(ぷ)〜〜〜ん
その臭さはスカンク以上、ハエまで落下するほど!(香りをお届けできないのが残念です Byあらすじ)
魔王は悩んでいた。…購入するかどうかではないw
彼のたくらみの意図がつかめない、「地獄へ誘う」発言…とりあえずもう少し様子を見ることに。
「えっ、ダメですか フフフ… ならばとっておきの商品を出しましょう!
地獄アイテム ヘルズグラス!」
次に出したのは少々センスの悪いサングラス! ちなみにお値段85992ペソ(月々3583ペソ 24回払い)。
魔王が取説を読むと…
<このメガネをかけると他人の服が透けて見えます。
あこがれのあの娘もムフフ…でバッチリ!! いや〜ん♥>
――それは、俗に言う透視メガネだった!
効果を聞いて、シス子は美青年のヌードを、ラリ太はそのものズバリ(自粛 ピー)を想像する。
…しかし!
<※使用上の注意: 悪 用 し な い で 下 さ い ! >
コケるシス子ネズミ。
「悪用以外に使い道あるんスか?」
その時、すぐ側をカップルが通りかかる。…やる事は1つ!
「キャ―――― 私にそれ貸すのよ〜〜〜〜!!」
「いや、公平にジャンケンで決めるス!!」 …つーことでジャンケンポン。
265 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/21(火) 22:01:48 ID:rnOz/0Dt
しかし、着ぐるみのせいでパーしか出せないシス子に対し、ラリ太はマジックハンドでチョキ!
ラリ太の作戦(?)勝ち!! さっそくグラスをかけるラリ太。
.。oO(う… <ピ〜〜〜> が見られるっス…)
――ついに魔王初のヌードが見られるか!?(*゚∀゚)=3
「フン どーせあの女はニューハーフってオチでしょ…」
くやしまぎれにジョークをかますシス子だが… 突然、ラリ太が鼻血を出した! (*゚ω゚):;*.ブッ
「うっひょ〜〜〜〜〜♥ も… モロ見え、たまんねぇッス…」
効果は本当だった! さっそくシス子もグラスをかけてカップルを見てみると――――
『キャ――――――〜〜〜〜!!!!』
透けすぎて、なんと骨まで見えていた!! ラリ太はチョコの食いすぎで鼻血を出しただけだった…orz
インチキ商品に怒ったシス子はセールス男に殴りかかる!
「そーですか 紳士的におだやかに地獄に行って欲しかったのに… 仕方ない
ムリヤリでも地獄を味わわせてやります!」
ツノから魔力を放出するセールス男!魔力をくらったシス子と魔王は体が動かない!
しかもこの魔力は相手をセールス男の意のままに操る能力があるようだ。
「そう 地獄の契約をかわすのだ… これで…
ロ ー ン 地 獄 だ ! 月 々 払 っ て も ら う ゾ !!」
「うぉっ! 勝手にサインを書いてしまった!!」
――ある意味、現実的にガガピー君より恐ろしいこの能力!! ((((((((;゚Д゚)))))))
怒ったシス子は着ぐるみを脱いで突っ返そうとする…が、脱げない!
*なんと チューチューふくは のろわれていた! (デロデロデロデロ デンデン♪)
「もうその服は脱げません つまり返品はきかないのです
――――魔王 貴様も悪魔なら、契約書の重要さがわかるだろ?」
「たしかに…」
…そう、悪魔にとっては伝説・伝承の通り 契 約 は 絶 対 なのだ。
「助太刀するゾ魔王!! 金の事ならまかせろ!」
このピンチでかけつけたのは…なんとダサーン!これは意外だ!! 燃える展開になるかも!?
266 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/21(火) 22:02:31 ID:rnOz/0Dt
「みんな安心しろ! ローンはサラ金から借りよう!」 …ん?
「……ところでどうやって返すんスか?」
念の為ラリ太が尋ねると、ダサーンの手段は…
Aに返す為サラ金Bを利用→Bに返す為サラ金Cを利用→Cに返す為サラ金Dを利用→またAに…
絶 対 や っ て は い け な い 、 ロ ー ン の 無 限 地 獄 だった!!
「み… みんな あきらめた方がいい…」 ダサーン脳がショートし、ぶっ倒れるダサーン!この役立たず!!
月々1万ペソなんか払えないと号泣するシス子!
ある意味、(読者にとっても現実的に)最強の刺客についに魔王も本気を出す!
『恐るべきローン地獄! う〜〜〜む このワザだけは使いたくなかった…』
魔王が力を入れると、着ぐるみの背中を破って放射状のゴーフラッシャー… もとい矢が放たれる!
『ヘルズアロ――――ッ!!!』 矢は一直線にセールス男を―――――― 大きく逸れた!?
.。oO(遠隔操作してどこに飛ばす気だ?)
――場所は変わり、ポンポコ公民館(宝くじ抽選所)。
矢は当選くじを決めるルーレットに次々と突き刺さり、1等64億ペソの当選番号を獲得!!
「これならローン地獄もへっちゃらさ! じゃ、この服と引き換えにどーぞ ハイ!」
セールス男(と読者は)予想もしなかった、まさかの反撃方法に困惑する。
.。oO(てっきり払えないで泣きを入れると思ったのに… この分だといろいろとモノを…
買 っ て も ら え そ う だ …!!)
「ま… 待て! この俺様を相手にして タダですむと思うなよ」
セールス男はふところに手を伸ばすと――――取り出したのは時限爆弾!?
「粗品のダイナマイト目覚まし時計です… これからもどうかごひいきに!」 …じゃなかったw
――この様子を一部始終見ていた黄金魔人。
セールス男に見切りをつけ、ついに自ら出向くことを決意するのだった!! <続くッ!!>
>>あらすじ乙
またヒドい刺客が登場したなw
うろ覚えだけど、ちょっと前のモンモンに似たようなキャラが出てなかったっけ。
地獄スプレーXはめっちゃ笑わしてもらったわ!この発想はなかったww
このコマで倒れるラリ太の顔が最高すぐるww
269 :
野獣ファン:2009/07/22(水) 08:01:48 ID:???
このチューチュー服を着た野獣やべぇw
つか、糞〜〜〜〜〜んっていう効果音すげえよw
271 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/22(水) 21:58:03 ID:dMHYAgXs
第22話 魔王、敗北す!
聖ポンポコ学園。チャイムが鳴り昼休みに入る。
午前の授業(体育)を終え、一息つくコン平達。テル美のブルマ姿がまぶしいぞ!
…ちなみにラリ太は、結局前回の着ぐるみを脱げなかったようだ。
「キャー 今日のおかずはお肉よー」
「野獣よ ランチタイムの時間だゾ おなかすいたろ? 先に教室に入って食べてなさい!」
野獣を抱き上げる魔王。野獣も死肉を食べられる事に大喜び! オニキュー
…と言う事で、野獣は先に教室に戻り、魔王のカバンから死肉弁当を取り出し食べ始める。
お腹もいっぱいになり、マンゾキュー(満足)した野獣だが、ある事に気付いた。
――こりゃ シ ス 子 の 弁 当 箱 だ ! Σ(;゚∞゚)キキュ!?
このままではご主人が疑われる。悩む野獣!
そこで視界に入ったものは…マジックペンだった。
シス子達が体操服から着替え終わり、教室に戻ってくる。
「キャー 今日はお肉よ――――♪(>▽<)」
ヨダレを垂らしながら弁当箱を開ける食いしん坊シス子。そこには――――
おわびの印に、お腹に「生食」と書いてシス子の弁当箱に潜り込んだ野獣の姿が!!
悲鳴を上げておもいっきりふっとぶシス子!!
「あら シス子ちゃん、ワイルドな弁当ね… 生のまま食べるの?」
覗き込んだテル美は苦笑しながらそんな事を言う。…当然、シス子は全力で否定!
「キャ―――― 魔王あんた責任取りなさいよ〜〜〜〜〜!!」
『…………』
ペットの不始末は飼い主の責任!しかし魔王はシリアス化したまま黙り込んでいる!
…と思いきや、すさまじい威圧感と共に大声で雄叫びを上げた!?
「何よ!おどすつもり? 悪いのはこの野獣くんよ! キャー」
ネコのように野獣の襟首をつまみあげるシス子。野獣は手を合わせてあやまっている。
272 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/22(水) 21:58:46 ID:dMHYAgXs
『は… はずかしいマネをしおってからに…… ヘ ル ズ バ リ ア ――――!!!』
魔王は突如、机の上に不透明なバリアを出した! 何をする気だ!?
――おもむろに食べ始める魔王。 <←クラスに必ず1人はいる、弁当を隠して食う奴> ヒミチュ!
.。oO(父さん ちょっとこれははずかしいよ… ポ)
父お手製の弁当には、ご飯の上にゴマか何かで「I LOVE マオウ」と書かれていた…。
<「たーんとおあがり!(By 父三)」>
「え シス子君の弁当を食べちゃったから 野獣の分を彼女にあげてくれって?
いや――ゴメンX2 野獣の分、持ってくるの忘れちゃったよ… ははははは!」 ( ▼∞▼)オニキュ…
怒った野獣とシス子にどつかれる魔王!!
「わ―――― ごめん! おごるからゆるして!!」
…放課後、カレー屋でシス子におごる事になった魔王。シス子は早速カツカレーを注文する。
「カレー… そういえば、キング・オブ・カリーこと黄金魔人の刺客があれから来ないけど
どうしたんだろう…」
シス子と黄金魔人の事を話す魔王。相変わらず魔王にはうらまれる理由が分からなかった。
『奴は ある日突然 俺の前から姿を消したのだ…』 クワッ
「そのキング・オブ・カリーの由来って、実はそいつがウンコもらしちゃって
皆からそういうアダ名をつけられたんでしょ!」
ウンコを食いながらカレーの事を平然と話すシス子であった。 <←聞いていない>
『 そ ん な 事 は な い ! 』 ぬっ!
シス子がそんなボケをかますと、突如シス子の後ろの席から黄金魔人が現れた!!
思わずビビる魔王! 驚いてアツアツのカレーに顔をつっこむシス子!
「キャ――――〜〜 とても熱いのよ――――!!!」
「黄金魔人!いつの間に!」
『久しぶりだな魔王…100年ぶりかな あの時のうらみをはらしに来たぜ』
強大な殺気と威圧感を放ち、魔王の前に立ちはだかるシリアス黄金魔人!
「見たところ あまり黄金魔人ってかんじじゃないわねー キャー」
頭にこんもりホカホカのウンコをかぶったままのシス子はそんな事を言い放つ。
273 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/22(水) 21:59:28 ID:dMHYAgXs
「わが一族が古より尿療法をおこなっているからだ!!」 <←黄金色の液体>
出したてほかほかの尿を突き出す黄金魔人!
ふと、黄金魔人はシス子が食べてたカレーに気がつくと嬉しさの余り飛びつく!
「彼は人(?)一倍、カレーにうるさい男なのでキング・オブ・カリーというアダ名なのだ」
「へ―― じゃ、よっぽどカレーが好きなのね」
「 い や 俺 は カ レ ー が 大 っ き ら い !!」 ぽい!
なんとカレーを投げ捨てた! …え!?
魔王はあれだけカレー好きだった黄金魔人の豹変振りに驚き、理由を尋ねる。
『フッ… それは遠い昔の事 今ではカレーと聞いただけで身震いするわ…
それと言うのも魔王! 貴様が原因だ!!』
「え! どういう意味だい?」
『とぼけおって… 100年前のあの日を思い出すが良い』
<以下回想>
切り立った崖に仁王立ちの4人の悪魔。その内の2体は魔王と黄金魔人。
――我ら悪魔四天王が 初めて地上に出現した時の事を!!――
『ここが地上か… 美しい――――
この地上は人間だけのモノではない! 我々悪魔のモノでもあるのだ!!
時は来た… 者共、分かっているな!! 今こそ!!』
『御意!』
拳を握り締め力説した黄金魔人は、部下である魔王達へ命令を下す。
「食事にしよう! 俺達は魚つり、魔王はカレーを頼むぜ!」
「いや―――― さわやかだな〜〜 はっはっはっ」 ぐつぐつ
<彼らは キャンプしに来たのだった…>
かなりテキトーに作ったカレーを味見しようとする魔王。その前に手を洗ってこないと。
<一旦回想終了>
274 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/22(水) 22:00:10 ID:dMHYAgXs
「…だよ」
魔王は黄金魔人にそう説明するが信じてもらえない。
「フン 信用できんな! その後我々は…」
<再び回想>
釣りから戻ってきた黄金魔人達。
「お カレーができてるゾ! 魔王の奴はどこへいった? …先に食おう! いただきまーす!!」 ぱく
<だがその時 悲劇は起こった!>
『 う お お お お お お お カ ラ 〜〜〜〜〜 イ !!!』
余りの辛さに炎を吐いた黄金魔人達!!
「あまりのカラさに我々は炎を吐きまくり それが全身に移って大ヤケドして救急車で運ばれたのだ」
「だからいなかったのか…」
<回想終了>
理由も説明し終わり、今にも襲い掛からんとする黄金魔人!魔王は弁解するが聞く耳持たない!
『 問 答 無 用 !! 』
黄金魔人の眼力で魔王の近くが爆発する!
もはや説明も無駄と悟った魔王は、ついに黄金魔人との勝負を受けて立つ!
『よし黄金魔人 白黒つけようじゃないか
ただし ここでは場所が悪い… 他の場所で決着(ケリ)をつけよう』
魔王の条件を飲む黄金魔人。
『シス子君 後の事は頼む…』
「え ――――魔王!!」
魔王はシス子に一言言い残すと、黄金魔人と共に大空へと飛び立つ!
『よし あの場所がいい…』
<果たして 決着をつける場所とは!?>
275 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/22(水) 22:00:54 ID:dMHYAgXs
――その場所には、ハンマーを持った屈強な男がいた。
そしてハンマーが打ち下ろされる!! ドゴォ!
「 判 決 !! 味 見 を し な か っ た 魔 王 君 が 悪 い ! 」
…ここはポンポコ市 家庭裁判所だった!ハンマーを持ったのは裁判長!
「んな事で裁判するなよ…」 あまりの呆れっぷりに副裁判官も思わず愚痴を吐いた。
ハンケチュー(判決)が出て黄金魔人にあやまる魔王。
『 俺 は 勝 っ た ゾ ―――― !! 』
<勝訴>の札を掲げ喜びにむせび泣く黄金魔人であった。
――――その頃、シス子は――――
店側からカレー代と店の修理代の領収書を押し付けられていたのだった。
「魔王… おぼえてなさいよ…!」
>>あらすじ乙
なんて言うか、悪魔も病院とか裁判所とか行くんだなw
タイトル的に相当シリアスな内容になると予想したんだが大ハズレだw
野獣って生でも食べられる…のか?
野獣も一応魔族だし、魔王の尻の肉の事もあるから、あるいは…
某ファンの人なら、喜んで食べるかもしれないがw
(;゚д゚) ア… 見なかった事にしてくれorz
( ´,_ゝ`)プッ
今回は悪魔のバーゲンセールさねwwww
上下とも顔になってる悪魔がイイなww
ところで「ランチタイムの時間」ってなんか違和感感じるのはオレだけか?
>ウンコを食いながらカレーの事を平然と話すシス子であった。 <←聞いていない>
>ウンコを食いながらカレーの事を平然と話す
>ウンコを食いながらカレーの事を平然と話す
>ウンコを食いながらカレーの事を平然と話す
ちょwwww
>>280 二重表現だわな。「上に上がる」とか「馬から落馬する」とかと同じ。
284 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/23(木) 22:06:01 ID:6K1uwBlg
285 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/23(木) 22:06:43 ID:6K1uwBlg
「魔王!! オメーが変な事するからバイトできねーよ!! せっかくネコミミの彼女と一緒に…!!」
事情を聞いた魔王はお詫びに店長を説得してみる事に。 …殴られたせいでやや鼻声で呼びかける。
「…というわけで 彼をお化け屋敷のバイトに入れてあげて下さい!」
――やはり魔王が頼み込んでもダメだった。だが魔王の顔ならノーメイクで十分と言う事でスカウトする。
しかしこの言葉が魔王の逆鱗に触れた!
『バカ者!! 悪魔たる者、こんな所で自分を売り物にするか――――!』
怒った魔王は地獄の業火を吐き出した!
.。oO(悪魔のプライドってヤツか…?) 一部始終見て、こんな事を思うコン平。
「 お 化 け 屋 敷 は こ わ い か ら や !! 」 (ぶりっこポーズ♥)
思いもしなかった魔王の反応にふっとぶコン平とカバ店長!!
「悪魔のくせにお化けをこわがるなよ!」
読者の心のツッコミを代表して魔王にツッコむコン平! ∧ 人 ∧
「いや こういう事は はっきりと言っておいた方がいいと思って…」 (;-ww-)
「なるほど… これを見てくれ、どうだ!?」
店長はおもむろに悪魔の絵が描かれたカードを魔王に見せる。
『フッ 笑止な… 悪魔(どうし)の肖像画を見せて どーするつもりだ?』
「いや 実はこれ…!!」 さっ!
店長は悪魔の絵の名札を剥がすと…そこには『おばけ』とあった!
『キャ――――〜〜〜!!! こわい!!』
同じ絵なのに途端にビビる魔王であった!!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090723220209.jpg 靴磨きまでして店長に媚を売るコン平。
「しょーがねーなー… 入れてやるか ただし条件がある。
このお化け屋敷の店長を こわがらせたら入れてやろう
ただ、私は人をこわがらせるプロだから、ちょっとやそっとの事じゃおどろかんよ…」
なるほど。思わず納得するコン平。
『フフフ では貴様に真の恐怖を味わわせてやろう…』
シリアスモードと化した魔王は、午前2時に店長を学園へ招待することにした。
286 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/23(木) 22:07:26 ID:6K1uwBlg
―――午前2時、ポンポコ学園。
店長はすでに到着していた。
「や―― どーもどーも お待たせ!」
「お化け退治ならまかせて キャー」
シス子を誘い、校門へと向かう魔王とコン平。…魔王の提案とはここで肝試しをするようだ。
「肝だめしか!! 魔王 俺は5歳の時から酒を飲んでる位 肝臓は丈夫だぜ! まかせろ!」
<↑何言ってんだオメーは>
バカは置いといて、とりあえず肝試しをする事に。
「ふーん だけど俺は心臓に毛が生える位タフだぜ!」
『フッ その言葉がウソにならないとよいがな』
シリアス魔王は鋭い爪を出すといきなり店長に切りかかった!
「わ〜〜〜っ!! 本当に生えてる〜〜〜〜!!」
魔王は本当に店長の胸を切り開き―――そして本当に店長の心臓にはモッサリと毛が生えていた!!
「胸の中 ムズがゆくありませんか?」
「勝手にあけるな…」
――家庭科室。
コン平の説明では、この部屋ではポルターガイスト現象※が起きるらしい。
※
しょせんハッタリだと信じない店長は扉を開ける
――――と同時に、こちらへ向かってハサミや空き缶が飛んでくる!!
「うぉ―――― ハサミや包丁がとびかかってくる! まさしく騒がしい霊(ポルターガイスト)!」
…しかしその正体は、魔王が両手を地獄磁石(ヘルズ・マグネット)に変化させていたせいだった。
「どーです、ビビった?」
「フン しかけが分かれば大した事ねーよ…」
.。oO(よし…ならば あれをやるか…)
魔王が一睨みすると…店長とコン平の体が浮き上がる!? まさか悪霊!?(Byシス子)
キ ン !
「磁力アップ! はははは」
地獄磁石の磁力が強化され、磁石に吸い寄せられる店長のキンタマであった!
287 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/23(木) 22:08:08 ID:6K1uwBlg
タマをおさえてうずくまる店長だが、これでも怖くないそうで。
「では とっておきを見せましょう…」
そう言って魔王が連れて行った先は…今度は宿直室。
「あれを見れば 誰もがションベンをちびる位ビビります…」
…いちま〜い にま〜い さ〜んま〜い…
不気味な声が響き渡り、そっと窓を覗く店長。そのシルエットは…ネコ娘!
「あ… あれはネコ娘!! なぜ?」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090723220259.jpg 「 な ぜ か こ こ に 下 着 ド ロ ボ ウ が い た り し て ! 」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090723220330.jpg ――ブラジャーを頭につけた下着ドロの影がネコ娘に見えただけだった!!
「…どこがこわいんだよ、あ?」 いい加減つまらなくなりそろそろ怒り出しそうな店長。
「フフフ よく見たまえ… あれを
実 は 男 物 専 門 の 下 着 ド ロ でした!!」
(ちなみにブラジャーは彼の私物)
「………」
もう呆れるしかない店長だが、シリアス魔王は話を続ける。
『いいか よく考えてみろ!! 女物には見向きもせず、ブリーフで興奮する下着ドロを!
――どーです、こわいでしょ… こんな人に自分のを取られたら…」
「確かにこわいな…」
冷や汗をふきつつ、青ざめながら答える店長。
――――かかった!
「コン平君 今 店長はこわいと言ったゾ」
魔王の作戦勝ち!! 店長はもうアホらしくなって反論する気持ちも失せていた。
店長も許可し、見事コン平はお化け屋敷でバイトする事になった!
「えっ 本当ですか! やった―――― これであの娘と一緒に働けるぜ!!」
――翌日。
お化け屋敷で他のバイト達へ挨拶するコン平。…しかし、従業員の中にあのネコ娘の姿が見えない。
.。oO(彼女はどこにいるのかな…?)
思い切ってジェイソンもどきのバイトに聞いてみるコン平。
「あのー ネコ娘役のバイトの娘は 今日はお休みなんですか?」
「ネコ娘? ――へ?何だよ ウチには女の子なんていねーゾ 何言ってんだよ…」
「え そんな? 俺と同じ位の年の娘ですよ……?」
「気味悪い事言うなよ…… そんな女の子なんて働いていないよ…」
冷や汗をかきながら答えるジェイソン。コン平の話に彼まで気味悪がってしまう。
「…まさか」
予想もしなかった答えにコン平も青くなり震えだす――――…。((((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
その時、店長から声がかかる。
「コン平君… 君に言っとくべきだった 実はな、その娘…
私 な ん だ よ !! 」
顔を少しずつ変形させ、ネコ娘へと変わっていく店長!!!!!!!!!
これはさすがにテキスト(あらすじ)では説明できないので画像↓をご覧くださいッッ!!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090723220522.jpg ――その後、コン平君がどーなったかというと…
『 ヘ ル ズ ブ リ ザ ー ド !! 』
口から猛吹雪(-200℃)を吐く魔王!
「大丈夫かいコン平君!! しっかり!」
――ショックのあまり、熱を出して寝込んでしまいました…。
今回は画像が多かったな〜
ネコ娘の正体が店長なのはいいが、あのネコ娘可愛いか??
男専門の下着ドロwww
ブラジャーは私物ってのはどういう意味だよwwww
>>289 ヒント1:個人の嗜好は千差万別
ヒント2:コン平の脳内妄想
それにしても今回はすさまじいまでのオチだったなwww
俺はてっきりありがちなネコ娘=幽霊と思ってたが、
まさか店長だとは予想できなんだわwwww
292 :
野獣ファン:2009/07/24(金) 00:33:55 ID:???
俺も野獣に看病されたい・・・
ヘルズブリザードがなにげに零下200度ってコラ!
お、オチがとんでもねえ・・・
あと本当に毛の生えた心臓ってのにも吹いたわw
今回は強引すぎるオチだなw
これ、最初から考えてこのオチにしたのか疑問だわ。
このコマのコン平の顔が面白すぎるからいいけどさw
悪魔→おばけ
は何気にいいネタだw
ぶりっこしてる魔王もなんかかわいいわw
なんちゅう力技だ
296 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/24(金) 21:59:32 ID:fbMSLBTc
第24話 魔王、召喚す!
<扉絵:ウルトラマン登場のポーズを取る魔王と死肉を持った野獣>
――雷鳴と豪雨の魔王宅。
『聞け!! 選ばれし者共よ!! ついに待ち望んだ時がきたのだ――!!』
魔王の言葉に反応し、狂信者のように歓声をあげるコン平達!…どうせまたオチがあるのだろう。
そして魔王は魔方陣の前で呪文を唱える。
『今こそ我らの前に その姿を見せよ!! ―――― 召 喚 !!』
爆発、周囲は煙に包まれる!
「どーも 初めまして〜〜〜〜〜 ハーイ♥」
――合同コンパ会場だった。爆発はコン平達がクラッカーを鳴らしたのだ。 …ほーらなw
「やぁ どーもお待ちしておりました!!」
蝶ネクタイの正装で女性を迎える魔王。野獣もおしぼりを渡してお手伝い。
一方、ラリ太とコン平はリーチのような妖怪がおらず、まともな娘に涙を流し感動していた。
――話は一週間前に戻る。
「何!? 魔王の家で合コンを行うだと〜〜〜〜!? …でも実は化け物ばかりと言うオチなんだろ?」
「いや! 全員もちろん人間の女の子だよ! ――実は、父さんの部長さんが…」
事の顛末を説明する魔王。
部長の娘さん(女子校通い)が合コンをやりたいと言ったため、白羽の矢が立ったのが父三なのだ。
「…と言う事で、お互い3人ずつという感じなんだけど… どーだい?」
一方、コン平は女子校という単語に、エースを狙え!(古!)のようなお嬢様生徒等を妄想していた。
<だが現実だともっと下品なのかもしれない… 男がいないので屁を容赦なくこくとか>
297 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/24(金) 22:00:45 ID:fbMSLBTc
――場面は合コンに戻り、自己紹介する女子4人と1匹。
「あ、じゃ自己紹介を。 私 音無(おんな)ノコです」
「パープ鈴子(りんこ)でーす」
「胸田チチ子でーす」
「ヘソ田ゴマ子でーす」
「尻田プー子でーす」
…おい苅部、名前と顔が一致してるの最後のどうでもいいキャラだけじゃねぇか!他は美人なのに!
ちょっと体育館裏まで来てもらおうか。
<しばらくお待ち下さい> ガスッ ボコッ ドカッ
…あらすじを続けよう。一方、男子は魔王(シリアスモード)、コン平、ラリ太、ジョー、よしお。
顔だけ見るとジョーが圧倒的だな。
「えっ やだ〜〜〜〜 そっち、ヒト2人しかいないの? 動物ばっかし――――!!」
幻滅する女子!
「動物…!!」
思わず絶句するコン平。ヒトに見えたのは消去法で自分とジョーか!?w
「親分!彼女達はオイラ達の誰かが動物にでも見えるんスかね?」
…どう見ても人間とも見なされないラリ太に、コン平も回答に困るのだった…。
ここで第一印象をまとめよう。
ノコ、鈴子、チチ子、ゴマ子は全員当然の様にジョー狙い。(しかしジョーは野獣狙い)
コン平は鈴子狙い、ラリ太は女ならプー子以外誰でもいい、よしおはテーブルのデザート狙い、
そしておまけのプー子は…ゴマ子狙い(レズ)だった。 <←何しに来たこやつ!>
「おおー 久しぶりだ、カツ丼以外のものを食うのは…」 <←いつも警察でカツ丼ばかりなので>
出されたご馳走を頬張るジョーに、女子の印象は「ワイルドでステキ♥」との事。
当然、この状況に嫉妬し魔王に文句を言うコン平。これじゃ自分達は引き立て役じゃないか!
…だが魔王はそんな事は微塵も思わず、ただ単にジョーにもご馳走を食べてもらおうとしただけだった。
298 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/24(金) 22:01:29 ID:fbMSLBTc
早い者勝ちということで、鈴子はジョーに話しかけて付き合ってもらえないかと頼んでみる。
「…承知した! ――――――正拳突き!!!」
…はい、格闘バカのジョーは付き合うを突き合うとカン違いし、女子一同に嫌われる!w
さらに追い討ちで婦女暴行の現行犯でまたまた逮捕され退場!
.。oO(またカツ丼ざんまいか…(´・ω・`)) ドナドナドーナードーナー♪
目の上のたんこぶ、ジョーが脱落しほくそ笑むコン平。 <←チクった>
「へい彼女 あんな拳法バカなんかより、俺と付き合った方が楽しいぜ!」
.。oO(あら… 良く見るとけっこうまともじゃない、この人♥)
今度はコン平が鈴子に告白してみる。鈴子も胸ときめき、いい感じに。
「俺と(餅を)つきあおう! 楽しいゾ!!」
――嗚呼、やはりコン平はバカだった! これでコン平も女子に愛想をつかされた!
「ねェ… ひょっとして、この人達 実はものすごい バ カ ?」
ヒソヒソ話を始める女子達。しかしその女子にラリ太が指を振って近寄る。(* ̄ω ̄)"b" チッチッチッ
「オイラはちがうっスよ! ホラ100点ス!」
堂々と100点の答案を見せるラリ太だが、そういう意味ではない。…と言うより眼中に無かった!
バカは華麗にスルーし、ノコはよしおに声をかける。
「ねーキミ、腹話術の人形みたいね、名前なんていうの?」
<この時ラリ太は誓った…>
.。oO(オイラ チビだから相手にされないんスかね) 涙を流し落ち込むラリ太。
<↑それ以前の問題だったりする>
「よし!! 今日からオイラ ウンコしないっス!!」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090724214121.jpg 1ヵ月後、中にウンコがたっぷり詰まった偽のマッチョ体型になった自分を妄想するバカであった。
299 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/24(金) 22:02:11 ID:fbMSLBTc
ふたたびヒソヒソ話を始める女子。
「ねェ ところで思ったんだけど、なんであの人あんなお面してるのかしら?」
…魔王の事だ。あらすじ書きのように顔に自信がないのでコスプレでもしているのかと勘ぐる女子。
『顔に自信がないだと』
――え、これだけ離れてるのに聞こえたのか?
…と思ったら、野獣が魔王の耳を掃除機のように引っ張って密告していたのだった! 驚くノコ!
『貴様らに俺様の顔について とやかく言われるすじあいはない! そんなに美形が好みか!!』
怒った魔王はシリアスモードとなりノコに歩み寄り――
乱暴に頭を掴み、水につけこむ!溺れさせる気か魔王!! やめてと叫ぶノコだが魔王は止めない!
「君はベースがいいから もっとキレイになれるはずだよ♥ ははははは」
…実は懐かしの美顔機にノコの顔をつけこんだだけだった。魔王の言葉に喜ぶノコ。
「あなたって見かけによらずフェミニストなのね♥」
「いや僕はフェミニストじゃなくて ア・ク・マ」
そんな魔王だから一気に女子からの人気急上昇!
ふとコン平が魔王を呼ぶ。
「おい魔王! 俺達全然もてねー!!」 <そりゃそーだろ…>
相変わらずバカ2人は女子に放置されているのだった。
「いや 女心っていうのはフクザツなんだよ、多分シャイだな!」
「そーかな…」
コン平の肩を叩いて優しく声をかける魔王であった。
「よし!僕にまかせろ! みんな告白タイムの時間だ〜〜〜〜!!」
300 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/24(金) 22:03:06 ID:fbMSLBTc
――このままではコン平達もかわいそうなので、魔王は最後のイベントを開始する!
何かのスイッチを押すと、床から特別仕様のテーブルがせりあがり、野獣はお皿を片付ける。
「テーブルに向かい合って気に入った人のボタンを押すのだ! うまくいけば両想いでハッピー♥」
<例>(ズレてたらすみません Byあらすじ)
A B C
\
\
A B C
.。oO(よーし 自身をもつんだ、彼女達はきっと…)
バカ2人はどこから来るのか、妙な自信を持っている…。 ちなみにジョーは遺影で参加。
.。oO(よし… 決めたわ…)
女子達も覚悟を決めたようだ。
『 で は い っ せ い に ボ タ ン を ど ー ぞ !! 』
魔王の合図で男女共にスイッチが押される! ランプが点等した相手は――
なんと、テーブルの横で後片付けをしていた 野 獣 だった!!!! ラブリ〜〜〜♥
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090724220041.jpg 「なんじゃそりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
意外すぎる結果に、ラリ太・コン平大激怒!!!!!
「あら 少なくとも、行動に関してはこの子の方がまともよ!!」
野獣を可愛がり、死肉を与える女子達。
コン平達も黙り込み――――ただただ、唇を食いしばって滝のような涙を流すバカ2人。
「2階の僕の部屋で ストUでもやろう!」
魔王のなぐさめの言葉に、コン平は無言でうなづくのでした…。
><しばらくお待ち下さい> ガスッ ボコッ ドカッ
大変だ!あらすじさんがキレた!ww
この作者の描く美女は、大抵性格が悪かったけど今回はそうでもないな。
…名前がすさまじいがw
>ノコ、鈴子、チチ子、ゴマ子は全員当然の様にジョー狙い。(しかしジョーは野獣狙い)
>コン平は鈴子狙い、ラリ太は女ならプー子以外誰でもいい、よしおはテーブルのデザート狙い、
>そしておまけのプー子は…ゴマ子狙い(レズ)だった。 <←何しに来たこやつ!>
なんというカオスww
ところでプー子ってちょっと可愛く感じた俺は眼科に行ったほうがいいのか?
ラリ太は動物・・・w
ラリ太はなにげに成績がいいのか?いやでも問題が1けたの足し算だしなあ・・・
ポンポコ学園の偏差値って・・・
レズの娘さえ最後は野獣か…
>>302 お前は眼科よりも精神科の方がいいかもしれんw
>…魔王の事だ。あらすじ書きのように顔に自信がないのでコスプレでもしているのかと勘ぐる女子。
…こりゃあらすじも魔王みたいな悪魔顔ということか??
ご想像にお任せします
309 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/25(土) 22:00:08 ID:c1rife0D
第25話 魔王、催眠す!
――猛暑の道中を歩くシス人とよしお。
「今日も暑いな―― よしお!」
「僕 のどがかわいた!」
「 そ こ の 水 た ま り の 水 で も 飲 み な さ い !! 」
言われるがまま、ストローで水を飲むよしお!慌てて(首を絞めて)止めるシス人!
「よしおスマン!! 今のは冗談だ!!真に受けるな!!」
.。oO(お金があれば、冷たいジュースでも買ってあげるのに… は…まてよ!)
「ひらめいたぞよしお!! ノドをうるおす方法を!」
その方法とは…
「 つ ば を 増 や し て 飲 む の だ !! 」
口の中にグジュグジュとつばを貯めるバカ親子! オェ そして飲み込むが…当然、効果はほとんどない。
ふと、よしおがここに入ると言い出す。 ここは…魔王の家だ。
――魔王の家の中。
「魔王よ… 今こそ引き上げるのだ…」
高さ2.5mほどもある、巨大な大がめにはしごをかけ、かめのふちで何かを投げ込み怪しく笑う父三。
『御意!』
魔王は父の合図でチェーンの操作レバーを倒す!
チェーンはゆっくりと巻き上げられ、大がめの中の物を引き上げる―――― ガラガラガラ
「あつい時はソーメンが一番だね!!」 <←でも本当は死肉が一番だと思ってる野獣>
実は単にソーメンを茹でていただけの2人であった!だがまだ食べる段階ではない!
『ヘルズ ニードルアームッ!!』
魔王が叫ぶと、右腕に細かい針が無数に浮き出て――――これで野獣が薬味のしょうがをおろす。
「では いただきま(ピンポェ〜ン)…おや? 誰だろ?」
310 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/25(土) 22:00:57 ID:c1rife0D
いざ食べようとした時、玄関のチャイムが鳴る。出てみると冒頭のよしお達だ。
「ちょっと外は暑いので涼みに来ました!」
「これはX2 よしお君のパパ、こんにちは」
挨拶する神父と悪魔… いいのか?
とりあえず、父三はせっかくなので2人にもソーメンをご馳走する事に。
ただ、これだけでは足りないのでもう少し茹でてくるそうだ。
――30分経過
「父さん遅いな… 野獣よ、様子を見てきてくれ!」
ご主人の命に従い、様子を見てきた野獣は、大盛りのソーメンを背負いフラフラと戻ってくる。
「え いなかったけど ソーメンは茹でてあった… どこに行ったんだろ…
まぁいいか、さぁ 召し上がれ!」
大喜びでソーメンを掴むよしお。
『 わ ぁ !!!! 』 のそぉっ!
なんとよしおが掴んだのはソーメンではなく、ソーメンの山に埋もれた父三のヒゲだった!!!!
これには思い切り驚く魔王達!!
「助かったゾ 魔王よ…」
実はさっきの大がめの中に落っこちた父三だった。
「君のところのソーメンは 変わったモノが入ってるな…
ところで魔王君、ソーメンをより美味しく食べる方法を知ってるかい?
流しソーメンと言うのだが、冷たくて最高だゾ 準備も簡単だし…
こ こ で や る の だ ! 涼 し い ゾ !! 」
魔王も知らなかった流しソーメン。シス人が誘導した場所は… ト イ レ (和式便器) !!!
「まぁ コツは小のレバーを使う事だ… まぁ見てなさいよしお!」
おもむろにソーメンを便器に投げる(というか捨てる)、バチ当たりシス人!
*しかし よしおは かんじがよめなかった!
「大」のレバーを引くよしお。…当然、水は勢い良く流れてつまむ間もなくソーメンを流してしまう。
311 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/25(土) 22:01:38 ID:c1rife0D
排水され、消えゆくソーメンをただ泣きながら見守るバカ神父…。
そんな事も知らずにもう一度催促するよしおにビンタをかますバカ神父!
「たべものを粗末に扱うんじゃない!!」
「それにしても暑いな… ん? お、クーラーじゃないか… つけてもいいかね?」
早速リモコンでスイッチを入れるシス人だが動かない?
「……反応がないゾ… 実は故障かね…?」
「いや そーじゃなくて… 今 しもべは筋肉痛なのでお休み!」
魔王家のクーラーは、中で野獣がうちわで風を送っているだけの、超・エコロジーなシステムだった!
思いっきりコケるシス人。
「使えないと分かったら、ますます暑くなってきた…」
よしおも暑がっている。困る魔王に助け舟を出してくれたのは父三。何か秘策でもあるようだ。
「要は気持ちの問題だ… まぁ任せなさい…(ひそひそ」
唐突にフラダンサー美女登場! ♪アロ〜ハ〜♪
「ここを南国のバラダイスだと思えば、快適になるハズだ!」
…自前のヒゲを腰ミノに見立て、顔に美女の絵を描いて顔を揺らす父三。
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090725215418.jpg 魔王は父三の言葉にヒントを得る。<心頭滅却すれば火もまた涼し> …よし、催眠術を使おう!
野獣に協力を命じ、3人に暗示をかける魔王。
よくある5円玉振り子の変わりに、野獣のもちもちぽんぽんそうなプリティーお鼻を使って暗示開始!
『 地 獄 催 眠 術 (ヘルズ・ヒュプノシス)!』
――――心頭滅却すれば火もまた涼し――――
…暗示成功。シス人の質問に答え、説明する魔王。
「今 君達は暗示にかかっている… 火を冷たく感じるようになっているのだ…
つまり、こういう事だ… ――――グワォォォォ!!!」
唐突に地獄の業火を3人に向けて吐き出す魔王! …しかし、よしお達はこれが吹雪に感じていた!
『うわぁぁ――――♥ 吹雪だ!涼しい〜〜〜〜!!』
312 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/25(土) 22:02:22 ID:c1rife0D
…これなら催眠術の効果がある20分は涼しくなるだろう。
もう一度炎を吐いてくれとアンコールを受ける魔王だが、実は魔王は連続して炎を吐けない!
途端にまたまた暑く感じるようになってきた3人であった。
弱る魔王だが、悪魔らしく名案が浮かぶ。
『待てよ… よしおの体を利用すれば…?』
唐突によしおのズボンを脱がし、下半身裸にした後、よしおの尻を前に向け、チヌコをグリップし
バズーカ砲のように肩に担ぐ魔王!
「お任せ下さい!これで大丈夫!」
…よしおが屁をこき、野獣が屁に火をつけると…メタンガス火炎放射器の出来上がり! FIRE!!
「うむ… これは冷たくていい…」
涼をとるシス人と父三。
――10分後。…まだよしおの燃料(屁)は止まらない!
「……ちょっと寒くなって来ましたな」
「魔王よ、止めてくれ…」
猛吹雪の中(注:2人のイメージ)、凍えているシス人と父三。
「よしおくん もうおなら止めていいゾ!」
「 止 ま ら な い ! 」 ――え!?
…実はメルセデス・ベンピ気味で腸内にしこたまガスがたまりまくっていたよしお!
「止まらないそうです…」
『ぐあ――――!! このままでは凍え死ぬ――――!!』
313 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/25(土) 22:03:07 ID:c1rife0D
――その直後。
「あら、一体何の騒ぎかしら?」
…何やら野次馬が集まっているのに興味を引かれ、覗き込むシス子。
『!?』
<パパ達の世界(イメージ)>
…猛吹雪の中、抱き合いながら雪に埋もれ凍死寸前のシス人&父三だった。
「得糞さん 私はもうダメです…」
「しっかりするんです田中さん、気を確かに!! よし、最後の手段………」
<↑を見た第三者からの様子(現実)>
「 お 互 い ハ ダ カ に な っ て 温 め あ い ま しょ う … !! 」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090725215514.jpg …真夏の猛暑、白昼堂々と路上で脱ぎだすオヤジ共!!!!!
.。oO(…クソ暑い真っ昼間から何やってんだ? こいつら…変態…?)
シス子だけでなく、いつの間にか来ていたコン平やテル美達は固まっていた…。
――その時、催眠術の効果が切れた!
「お 感覚が元に戻ったゾ リアルだったな… ん?」
凍死寸前で我に返るシス人。 ふと気付くと周囲に野次馬が冷ややかな目線を送っている…。
「パパはずばり変態だったのね…」
「おっさんよるなよ〜〜〜〜 あっち行け!」
「こわいっス」
シス子達はドン引き!そりゃそうだ!
「よしお…(みんな)冷たくなったな…」
<冷たくなって メデタシX2(?!)>
コン平の髪形変わった?
悪魔召還師と神父が仲良く裸で暖めあうってwwwwww
そういや前回で父三は会社勤めしてる描写があったが、何の会社なんだw
あらすじさん、むさくるしい画像貼るなよwwww ある意味精神的ブラクラだぞw
なんというグロ画像
2つ前の話で-200度の吹雪を出していたのになんで催眠術と炎を。
言われてみりゃそうだなw
>>あらすじ乙
そこらの水溜りの水に吹いたww
こういうギャグは本当に上手いな苅部さん!
野獣の顔で催眠術とか、これに抵抗できる人なんていねーわww
…でも、気のせいか最近品の無すぎるネタが増えてきたような。
>>318 よく首がもげてるし、きっと軽い記憶障害にでもなったんだよw
「外はあついのですずみにきました!!」って結構図々しい…
あとそうめん便器に流すコマの野獣の顔に笑った
いつかのコピー機に続きうちわで扇いでるだけのクーラーか・・・
省エネの為には一家に一野獣だな
>「たべものを粗末に扱うんじゃない!!」
シス人、お前が言うなww
>>314 多分、いつもの髪型だろうけど、汗でジェルがくずれただけじゃないかと。
個人的にはこっちの方が好きだけどな。
>>321 (▼∞▼) こんな顔を斜め上から見たアレか。なんかじわじわ来るww
「キュキュキュのキュー…」
「の」…?
326 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/26(日) 22:00:55 ID:6WOKYJm9
第26話 魔王、撮影す!
――本屋。 絵本からエロ本までありマス。
投稿雑誌を立ち読みしつつ、生唾を飲み込むコン平がいた。
「すげぇモロ…」
「くっきり映ってるっス…♥」
「たまんねーな…」
こらこら、未成年がエロ雑誌を見ちゃいかんぞ!
「…おや?あれはコン平君」
同じ本屋で少し離れていた所で家なき子を立ち読みしていた魔王。(←泣いている)
挨拶し、何を読んでいるのかと声をかける。
「お――、魔王か お前も見るか?これははっきり言ってスゲー」
「うぉ、これはスゴイ!」
…コン平が見せたのは…野獣プリントのパンチラ写真!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090726215019.jpg 「これは… すごい…すごすぎるよコン平君…」
「強烈だろ!? この 心 霊 写 真 !! 」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090726215048.jpg どうも魔王はこの手の心霊写真特集本を見るのは初めてのようだ。
この手の本は読者からネタを募集している、と説明するコン平。
――ふと、コン平達の会話を聞いてしまった、近くで美形本を立ち読みしていたシス子も声をかける。
「あんた達! 何見てるの、さてはHな本ね!? キャー」
誤解だ、と心霊写真本をシス子に見せると…案の定、悲鳴を上げた!
「この本には悪霊がついているのよ〜〜〜!!」
パニックになったのか、本に聖水をかけまくるシス子!店長もこれには驚いてシス子を止める!
「お客さん 何するんですか! ウチの品物を水びたしにして!!」
327 :
地獄戦士あらすじ 2/6:2009/07/26(日) 22:01:38 ID:6WOKYJm9
暴走状態のシス子は、コン平が見せた本だけでなく、その辺のオカルト本全てに聖水をふりまく!
*シスこは せいすいをふりまいた! オカルトほんは つかいものにならなくなった!
さらに おこったてんちょうから べんしょうせいきゅうされた!
…が、全員お金がない。
「今の時期だからちょーどいいかもね!! コン平君」
…結局、代金の代わりに服をあげ、パンツ一丁になった魔王達。
(ちなみにシス子はスク水のような服を着用。ちょっとかわいいぞ(*´Д`))
コン平は憎憎しげに引き取らされたオカルト本を見る。
「――ったく、こんな本 何冊もいらねー 金のムダだよ…」
ぼやくコン平だが、ある記事が目に止まる。
<こわい写真(心霊写真等)コンテスト 賞金10万ペソ>
取らぬ狸の皮算用で、あれやこれも買えると妄想に浸るコン平。
「<ピ――――――ッ>も買えますね 親分!!」
親指を人差し指と中指の間に差し込んだ握り拳を見せつけ、放送禁止用語を大声でしゃべるラリ太!
「今のセリフ、問題発言!! 退場!!」
魔王によって本(コマ)の外へ追い出されるラリ太!
――が、次のコマでもう戻ってくる。反省はしたようだ。
「よしっ! 決めたぜ魔王、協力してくれ!! 俺達もこのコンテストに応募すんだよ
ま――――大体、こういう心霊写真ってものは 大半がいい加減だからな、 俺達にもできるさ!」
「でも霊をおもしろ半分に扱うと 後がこわいわよ…」
シス子が言うと説得力がある。さすが教会の娘。さすがエクソシスト。
だが、コン平はその事も計算済み。その為にシス子と魔王にも声をかけたのだ。納得!
うまくいったら賞金山分けという条件も出す。
328 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/26(日) 22:02:20 ID:6WOKYJm9
もらった賞金の使い道を妄想する魔王達。
シス子は自分が主催の<美少年とおかしを食べまショー>を開催し、美少年と戯れる妄想を。
野獣は当然、一生か買っても食べきれないであろう死肉の山をご主人と仲良く。
魔王は自然保護団体・ボランティア活動に募金を。
ラリ太は…<ピ――――〜〜〜ッ> 放送禁止。 まったくこりないヤツ!
…と言う事で、一致団結する魔王達であった!今夜ポンポコ霊園に集合だ!
――ポンポコ霊園。
お供えの死肉を食べたい野獣に注意する魔王。コン平の作戦会議開始。
「よーし みんな集まったな! まず聞いてくれ!!
ま―――心霊写真にはいくつかパターンがあるって感じなんだ…」
魔王達、及び読者に解説するコン平。よくあるパターンとしては、
・変な所に顔が写っている
・口からエクトプラズムを吐く
・手の数が変(肩に手が乗っている、等)
・影が無い
「この場所を選んだのも、比較的何か出やすいと思ってね。 まずはマジに撮ってみよう」
…と言う事で、撮影しようと思った矢先にカメラを忘れていたコン平! さすがバカ!
しかし魔王は一瞬呆れるものの、口からエイリアンの口のようにレンズを出す!ヘルズカメラ!
「ハイ」
苦しそうに泣きながらカメラを差し出す魔王であった…。 <←実は胃カメラ>
「…………あのなぁ 魔王………」
「えっ ちがうのかい? じゃインスタントカメラ出すからちょっとだけ待ってね!」
「あるなら最初から出せよな…」
言いだしっぺ&カメラ忘れたくせに態度でかいぞコン平!
魔王はインスタントラーメンのようなカップにお湯を注ぎ、3分待つ。 …カメラ出来上がりw
では撮影しますか。ハイ、チーズ!
…しかし、このカメラにはストロボがついていないので真っ黒だった!
横からシス子がいい方法があるので任せろと言うので任せてみた。
その方法とは――魔王がシャッターを切ると同時に、魔王の後頭部を思い切り叩く!
329 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/26(日) 22:05:36 ID:6WOKYJm9
漫画的表現の、目からの火花(星)をストロボ代わりにするという無茶苦茶なものだった!
「ほら!今度はバッチリよ キャー」
撮影成功! ンなバカな!w …まぁともかく、霊が写っているかどうか、画像が浮き出るのを待つ。
「こ…これは… 2人いて手が5本あるぞ…妙だな… ということは…
ま… まさしく 心 霊 写 真 !! うおおお!!!」
なんといきなり心霊写真が撮れてしてしまった!被写体のラリ太も思わず叫ぶ!!
「お…親分!! ――――でもオイラ、ちょっぴりうれしいっス…♥」
心霊写真は写真なんだけど…5本目の「手」は、ラリ太の股間を触るように写っていた!
「こわくねーのが この写真の欠点だな…」
こんなんだったら、本物よりトリック写真を撮った方が早いかもしれない。
ふと、コン平が1枚の写真を取り出しみんなに見てもらうように促す。
…その写真には、窓に変な顔が写っていた。
「実はこれ、 女 子 更 衣 室 の ぞ い て る 奴 だったりする」
――しょーもない! てか、コン平がこの写真を持っていた事にシス子は怒る!そりゃそーだ!
「――と、なんて事もないこの写真もそれらしく見えるだろ?
だから、この際本物撮るよりも トリックを使って撮影した方がいいぜ…」
――と言う事で、みんなでインチキ心霊写真を撮り始めた。
<コン平がエクトプラズムを吐いている写真>
→実は魔王がヘルズブローでコン平のみぞおちを強打してゲロっただけ!
<コン平の首なし写真>
→実はヘビメタを聞いて頭を高速で振っていた為写らなかった!
<海水浴でラリ太のワキに写る水死者の顔>
→実はラリ太のワキ毛を髪の毛に見立てて、実際にワキに顔の絵を描いただけ!
<シス子の肩に写る、三角帽子を被った妖精>
→実はクツズミを鼻と口以外に塗りたくって、手足を書いたコン平!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090726220421.jpg ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090726220446.jpg
330 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/26(日) 22:06:27 ID:6WOKYJm9
出来上がったインチキ写真を確認する(クツズミを塗ったままの)コン平。
「よしよし どれもなかなかの力作だぜ…」 ブロロロロロ…
…その直後、車にハネられるコン平であった。(真っ暗なのでクツズミコン平が見えなかった)
――そして。
「いや―――― 苦労したかいあって よく撮れてるな〜〜 全部送ればけっこういけるかもな〜〜」
ラリ太がさっきの更衣室の写真も入れようと言うが、シス子に止められる。
…しかし、そこでシス子はある『重要な事』に気付いてしまう!
「ねぇ、さっきの窓にうつってたのぞきの写真さ……
女子更衣室って たしか3階にあるのよね… しかもベランダないし…」
――――ぴたっ!
シス子の言葉に固まるコン平達…。
『な… 何、 じゃあ、 あ の 写 真 は 本 物 だ っ た の か ぁ !! 』
リアルタッチの絵柄で驚愕するコン平達!
思いがけず本物が写っていた写真をコンテストに送る事にした。
宛先はシス子が書いてくれるというので任せることに。 そして久々の地獄のペンの出番だ!
<大宇宙銀河系第3惑星地球日本国東京都千代田区一ツ橋 臭英社>
「…そういう住所の書き方 やめてもらえる!?」
怒るより呆れて力なくツッコむコン平。
331 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/26(日) 22:07:42 ID:6WOKYJm9
――――そして 2週間後…。
コンテスト発表の本発売! …さぁ、結果は!?
<決定! 大賞10万ペソ なんと本物の悪魔を撮影!!!!>
なんと魔王(と野獣)の写真が選ばれていた!!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090726220719.jpg シス子は抜け駆けした魔王に怒り、コン平は苦労が無駄になり涙した。
だが、魔王は抜け駆けした訳じゃない。むしろ彼でさえ知らなかったのだ!
――で、この投稿人の正体は…?
某キャバレーでホステスに囲まれ豪遊している父三。
「課長さん 大金が入ったんですって! サービスしちゃう♥」
「魔王よ… おまえのおかげだゾ…」
――魔王の父だった…。
父三・・
そりゃあホントの悪魔の前には心霊写真もかすむわw
ところでラリ太の妄想の<ピ────>ってなんだ?誰か詳しく教えてくれ!
333 :
野獣ファン:2009/07/26(日) 23:52:26 ID:???
今日の購入予定商品は野獣プリント付きパンティだな。
い、いや別にパンティが欲しいわけじゃないぞ?野獣グッズだから買うだけだぞ?
334 :
セールス男:2009/07/27(月) 00:01:14 ID:???
.。oO(ほほぅ、ならば冷蔵庫や色々な物に野獣マークつければ、
>>333は買ってくれそうだ…)
>>あらすじ乙
今回はいまいちギャグが冴えてないね。
魔王のシリアス顔が少ないせいかなw
>>332 つ『尻田プー子写真集』
>>333 ポンポコ貿易から30000ペソで売ってるらしいぞ!
336 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/27(月) 22:00:19 ID:0TwoyXLp
第27話 魔王、吸血す!
「♪ふーたりのために〜〜〜〜 世界はあるの〜〜〜〜♪」
快晴の中、何やら踊り狂っているムン。
そんなムンを通りすがりの魔王達が気がついた。…暑さでついにイカれちまったか?
思わずラリ太が問いかけると、ムンも聞いて欲しいのか、嬉しそうに話し出した。
「実は先生に恋人ができたのだ!!」
『え〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?』
さながら世界滅亡の宣言を受けたかのようにものすごく驚くコン平達!!
念のため、ラリ太が相手は人間か尋ねるが問題ないようだ。 …というか、お前が言うな。その顔で。
「実は彼女、ここに来ているのだ……校門を見ろ!」
「よーし! この目で確かめてみようじゃねーか 魔王!」
『御意!! ――ヘルズレンズ!』
シリアス魔王は魔力でレンズを取り出すと――
「ぎょう虫ならいますが 彼女は…いないようです……」
ムンの肛門を覗き込む。 ――ベタベタなボケをありがとう、魔王!
コン平も夢だと決め付けるが、ムンも本当だと叫ぶ。
――そのムンのそばに近寄ってきた美女がいた。
「あら ムンさん、その子たちは生徒?」
顔立ち・スタイル共に整ったかなりの美女にコン平達は驚愕する!
.。oO(…マジかよ こんな美人がなんでムンと…!)
彼女と出会ったきっかけを問うコン平に、ムンは自慢げに答える。
「フッ 知りたいか…ならば教えてやろう… 彼女との出会いはまさに衝撃的だった…」
337 :
地獄戦士あらすじ 2/5:2009/07/27(月) 22:01:02 ID:0TwoyXLp
<以下回想>
街中を歩いているムン。すると突然女性の悲鳴が響き渡った!
――その直後――彼女がムンの頭上に落ちてきたのだった!
…そう、彼女は飛び降り自殺しようとしてたのだ!
<回想終了>
「たしかに もの凄い衝撃だね」
冷や汗をかきつつ魔王はつぶやいた。
「その後 彼の説得で立ち直れたの、私 今の私がいるのもこの人のおかげよ♥」
そう言って美女はイチャイチャとムンの腕に抱きつく。
…ここの所失恋続きだったコン平は嫉妬に泣いていた…。
「くーっ まさにセクシーダイナマイトって感じスね!」
…嫉妬したのはコン平だけではなかった。今の言葉にシス子も嫉妬(と言うか対抗心)を燃やす。
シス子は自分をセクシーダイナマイトにして欲しいと魔王に頼み込む。
「キャ―――― みんな、あたしを見て〜〜〜 私の方がセクシーダイナマイトよ、キャー〜〜」
そこには全身タイツを着込み、胸とお尻と頭に2個ずつ ダイナマイト ●~* をつけたシス子がいた。
(画像を貼ろうと思ったけど、頭のシルエットがアメリカネズミっぽくヤバイので貼りません Byあらすじ)
.。oO(誰か私のハートに火をつけてくれないかしら… イチコロよ♥)
優しい野獣はシス子の気持ちを察し火をつける。…ダイナマイトに。
――BOMB!!! イチコロ!
「バカな生徒達だが気にしないでくれ、あ それと このお金(式場代)、キミにわたしとくよ」
立ち去る2人。コン平の提案で何か分かるかも、と2人の後をつけてみる事に。
338 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/27(月) 22:01:44 ID:0TwoyXLp
――喫茶店。
「ほら 指輪だよ♥」
やや離れた席でムン達の様子を覗き見るコン平達。その様子に心底うらやましがる。
「オイラもこんな娘とお近づきになりたいス…
目がパッチリして、色白でポッチャリ やさしくて、できれば服を着てないコが最高ス…♥」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090727214920.jpg そんな妄想をするラリ太。最後の条件は余計だが。…ダメモトで魔王にそんな子がいないか聞いてみる。
「いるよ、紹介しようか?」
笑顔で答える魔王・・・・・・・・って、いるのかよ!!!
そして魔王に紹介された子は――――本作品のマスコット、『 野 獣 』だった!!!!
目がパッチリ、色白、ポッチャリ、全裸、やさしい(死肉をくれる) (・∞・)キキュ?
――条件は全て満たしている!よかったなラリ太!ラリ太もあまりの嬉しさに涙を流しているぞ!w
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090727214940.jpg 落ち込むラリ太に野獣は死肉を食べさせ、頭を撫でてあげる。
――そんなラリ太は置いといて、コン平は悩む。…そう、あの足の臭いムンのどこがいいんだ?
魔王の推理では、実は彼女はムン以上の水虫と足の臭さなのかもしれない…?
ま、このマンガのことだ、何かしらのオチが必ずあるだろう。
それならばとシス子が彼女に直接本音を聞いてみようとする。報酬はスイス銀行にお菓子を振り込め。
「コラコラ シス子くん!それはマズイって!!!」
自白剤を持ったシス子を慌てて止める魔王! …てか魔王、どこつかんでいるんだw
少年誌的にヤバイネタを使ったシス子は当然アウト。一時退場!
「人の心か… コン平君、そういえばこういうのがあったよ!! 地獄邪眼鏡(ヘルズサタングラス)!」
どっかで見たような手(しかも効果音付)で、一見何の変哲もない眼鏡をズボンから取り出す魔王。
「この眼鏡をかけると、相手の考えている事を 映像として見る事ができるのだ!」
カレーを食べつつ、その眼鏡をかけてラリ太で試してみるコン平。
339 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/27(月) 22:02:27 ID:0TwoyXLp
.。oO( ―― )モヤ〜〜ン
――お、映像が見えてきた。
.。oO(親分のカレー、今朝出した『 ア レ 』に 色といい、質感といい クリソツっス) しみじみ
―― ぶ っ !!
思わずカレーを吐き出したコン平!…当然、ラリ太をブン殴る。お食事中の方すみません。
とりあえず効果ははっきりしたので、美女の考えを読んで見ることに。
どうせこの漫画的にオカマというオチだろう。「あたし 股間にゾウがいまーす♥」とか。
コン平、シス子、ラリ太は3人揃って眼鏡をかけ、美女の思考を覗き込む。
.。oO( ―― )モヤ〜〜ン
――よし、見えてきた…
.。oO(フフフ… 口に出しては言えないけど 私 この人といて幸せ… 充実した気分よ…♥)
「なんだよ… 本当に好きなんだな……あの人…」
「いい人なのね…」
美女の本音を知った3人は黙り込む。 ――が、余計腹が立ったコン平とラリ太は暴れだした!
『ファッキュ―― ガッデーム あ〜〜〜つまんね!帰るゾ!! いちゃつきやがって!』
『法律でアベックを取り締まるようにするっス!』
「あん」
ふと、美女が艶かしい表情で小声でうめいた。
「ねぇ… 私気分が悪いの…♥」
「じゃあ、場所を変えようか…?」
あまりのいちゃつきっぷりにコン平はもう見てられなくなった。
.。oO(見ちゃおれん…)
さっきから腕組みしたまま2人を見ていた魔王。
『死にたくないのならおとなしくしろ… どけっ!用があるのはそこの女だ!!』
340 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/27(月) 22:03:10 ID:0TwoyXLp
なぜか豹変し2人に近寄り、ムンをつきとばし美女ににじり寄った!
『いいか、暴れたりするなよ、身の為だ ククク じたばたするんじゃない!』
美女の命乞いも無視し、魔王は美女の足に噛み付いた!
「この辺はマムシがいるから 気をつけた方がいいよ」 ペッ(´ww`)、←毒
実は毒を吸い出しただけの魔王! (゚∞゚)レスキュー!
「咬まれた時(17行上)はどーなるかと思ったわ… 助けてくれてありがとう」
――思い切りコケるムン!
「なんだマムシか… まぎらわしいマネを… おっと、今のでハニーの小物が散乱…」
辺りに散らばった彼女のハンドバックから出た物を片付けようとするムン。
…ふと、手帳が開いていたので何となく読んでしまった…
ガ━━━━━━ΣΣ(゚Д゚;)━━━━━━ン
手帳を読み、驚愕の事実を知ってしまい、固まるムン!
「何が書いてあるの?先生…」
○月△日 自殺のマネをしてカモに近づく。
○月□日 とりあえずぶりっ子して5万ペソせしめる。ちょろいもの!!
○月◎日 結婚をせまって20万ペソしぼりとる。楽勝!! これだからサギはやめられない!
「――サギ師として 充実した幸せの日々だったわ!」
悪びれる様子もなく小躍りするサギ師。事実を知ったムンはただただ呆然と立ち尽くし泣いていた…。
ムンに同情し泣く魔王、ちょっとスッキリしたコン平とラリ太でしたとさ。
結婚詐欺かよ!なんつーオチだwww
頭から落っこちて途中で立ち止まられでもしたら自殺のマネどころじゃなくなるな
343 :
地獄戦士あらすじ 1/5:2009/07/28(火) 21:59:36 ID:ct9otGyZ
第28話 魔王、応援す!
――魔王の家。
遊びに来ていたシス子はTVを見ているとCMになる。
『ついに登場!! ポンポコペットフード!! 栄養満点、動物まっしぐら!!
グルメな動物も思わず満点!! 世界のトップブリーダー達も推薦してます!』
ナレーションと共に、餌に駆け寄り、ものすごい勢いで餌を食べる、よくある映像が流れる。
『 私 た ち も 食 べ て ま す !! ウマーイ(ブリーダー談)』
なんとブリーダーまで食べる映像が流れた! ずるっ! これには魔王達も読者もコケた!!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090728215539.jpg 「なんつーCMだ…」
「こういうCM見て思ったんだけど こういうシーンの撮影現場って、こんな感じかしらね…」
…シス子の妄想では、3日間餌をあげないでオリに入れた動物を撮影開始と共にオリから解き放っていた。
「ちょっとやだ… う〜ん」
――3時になった。 (゚∞゚)ノ オヤチュ!
野獣の催促でおやつの死肉を与える魔王。 ゴクラキュー!
…と思ったら、死肉が骨ごと、ハムのよーにぺろんと曲がった!? (#▼∞▼)
怒った野獣は死肉をムチのように使ってペシペシご主人をシバく!
「スマン 死肉が値上げしてたもんで その分しか・・・・痛!!」
「魔王 ハガキ来てるゾ」
ハガキを読む魔王。そこにはこう書かれてあった。
<参加者募集 ポンポコ市ペットコンテスト なんと優勝賞金100万ペソ>
大金でおかしの家じゃなく、死肉の家を妄想しよだれをたらす野獣。
「えっ これに出場する? 一体何のコンテストかわからないけど参加してみるか…」
344 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/28(火) 22:00:18 ID:ct9otGyZ
――コンテスト当日、会場前。
すでに何人もの参加者が集まってにぎやかになっている。良く見ると作者まで参加してるぞ!
魔王が辺りを見回すと、テル美に声をかけられた。
「あら魔王君!! あなたも出場するの!? 賞金めあてで みんな参加してるわよ」
愛犬を抱きかかえるテル美がかわいいぞ。
「よう! やっぱり魔王、お前も来てたのか!? ――フッ だが優勝は俺のモンだぜ」
今度はコン平登場。おまけにシス子まで。魔王はコン平が何を飼っているのか聞いてみる。
「ああ… それは… .。oO(くそ…昨夜蚊にさされた)」
喋っている途中、蚊に刺された下半身を掻くコン平を見て、シス子は毛ジラミかと言い放つ。
「そんなモン飼ってね――よ!!」
――実はペットを飼っていなかったコン平は魔王に耳打ちする。
「大きな声じゃ言えないが、実はペットは飼ってないんだけど 賞金山分けと言う事で
ムンとラリ太に協力してもらって……」
そう言いかけた時、ちょうどコン平の後ろに妙な威圧感と匂いを放つ動物が現れる!
「お――――っ あれだよ、オレのペット!」
そのペットは――――
「ワン! でやんす!!」 なんとムンの靴下を耳にはめたラリ太だった!!!!!
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090728215610.jpg 「ラリ太似あうだろ!! この匂いと人間の知恵で向かう所敵なしだぜ!!」
あまりの悪臭に魔王は鼻を押さえ、野獣や他の動物は気絶してしまうほど!
ふと、カールのかかった妙なおっさんを見かけるコン平。もしかして審査員か?
「よし、まずは好印象を与えておくか…」
ラリ太に命じ、審査員の靴をなめてきれいにしてあげるコン平。
「・・・・・・・・・なんだね、君達は?」
345 :
地獄戦士あらすじ 3/5:2009/07/28(火) 22:01:00 ID:ct9otGyZ
――司会者が挨拶を始める。これよりコンテスト開始だ。
内容はペットに様々なテストをしてもらい、得点の高かったのが優勝だ。
まずはペットの賢さを見るIQテスト。人間である自分には楽勝だと胸を張るラリ太! アイキュー?
奇しくもラリ太と野獣は同じ組だ。では第1問! ガッチュ!
『3x3=は?』 (゚∞゚)キュー 『正解!!』 「先をこされたっス!!」ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン
『続いて第2問 次の引き算(9562485831−9562485830)の答えは?』 (∪・ω・∪)ワン 『正解!』
…ちなみに、ラリ太は指の数が足りず計算できなかった…。
『第3問 名画「ひまわり」の作者と言えば?』 ゴリラ「ゴッホ」 『正解!』
「えぇと… ダーティ松本…」 (←頭がくすぶるほど考え中のラリ太)
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090728215839.jpg 「ラリ太 お前さ…」
人間のくせに惨敗したラリ太に呆れるコン平だった。
今度は実技テストだ。ぶらさげたバナナを道具を使って取るアレ。
「これなら絶対に畜生共に負けないっス!!」
今度こそは自信満々のラリ太は思わず叫ぶ!
しかし――――
「く〜〜〜〜〜〜〜ッ 絶望的に背が届かないっス!!」
イスに乗って棒を振っても、全くバナナに届かないのでなくラリ太だった!
一方、野獣はとりあえず棒を持ってみたものの、全く使い方が分からなかった。
ヤケになった野獣は棒を魔王に向かって投げた! 命中!
『物に八つ当たりはよくないゾ 野獣よ… おしおきをしてやる!!』
怒った魔王はシリアスモードとなり、野獣に向かって地獄の業火を吐き出した!
しかし野獣は間一髪で炎をよけると、炎はバナナをぶらさげたロープを焼き切る!
『おっと野獣 実にラッキー ご主人をうまく利用してバナナを入手!』
346 :
地獄戦士あらすじ 4/5:2009/07/28(火) 22:01:41 ID:ct9otGyZ
――次は体力テスト、水泳だ。
負け続きのラリ太は今度こそ勝ってみせると意気込む。
その横では、魔王が野獣に何か耳打ちしていた。
「野獣よ ちょっといい方法があるゾ!」
飛び込み台に並ぶラリ太達。合図と共に…一斉に飛び込んだ!! ――SPLASH!!
『魚(うお)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!』
猛スピードで泳ぎきるラリ太!…そして一着!
「ぶっちぎりでオイラの勝ちっス!!」
勝ち名乗りをあげるラリ太! …だが、見慣れない風景が。
「あれ? ここはどこっス?」
向こうには、亡き祖母が手まねきしていた。 …ここは 三 途 の 川 だ !!
――実は、飛び込む時に頭からつっこんでプールの底で気絶していたラリ太が見た幻だった…。
一方、野獣はものすごいスピードで泳いでいる!
シス子はドーピングだと叫ぶが、実はそうではない。
「ちょっとした工夫だよ!」
野獣の背中につけた釣り竿で、前に死肉を吊り下げていただけだった! オニキュオニキュ!
次のテスト内容が放送される。
『では続いて献身度テストです! ペットと主人で行います!
これはペットがふだん自分の主人をどう思ってるか、その行動をチェックします』
「親分、審査員が見てますぜ ここは一つ…仲良くじゃれあうっス」
コン平に抱きつき、顔をなめまわすラリ太。
.。oO(…くつ下が鼻に… ガマン…)
ちなみにシス子の飼っている鳥は――シス子のけつをつついていた。(体中のツボをついて健康に!)
さて、野獣はどうか?
「ん? 野獣よ、何か策がでたのか?」
347 :
地獄戦士あらすじ 5/5:2009/07/28(火) 22:02:22 ID:ct9otGyZ
野獣はおもむろにラジカセのスイッチを押すと――ヘビメタが流れる!
ヘビメタのリズムに乗って上半身を躍らせ―― その動きで鼻を使って魔王の肩を叩いてマッサージ!
ぽくぽくぽくぽく
「ああ… 気持ちいいゾ…野獣」
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20090728215739.jpg この様子を見ていた審査員はご満悦。
.。oO(うーむ やはりペットが主人に尽くすのは美しい…)
――そして結果は――…
『それでは コンテストの結果を発表します!
優勝は 魔王君の・・・・・・・・・・
と な り に い る 審 査 員 の お じ さ ん です!!』
「へ!?」
一瞬喜んだ魔王――――を押しのけ、笑顔で出てくる審査員!
「いや―― 実は審査員である私も、このコンテストに参加してたのだよ!」
当然、ブーイングの嵐が巻き起こる!
「なんだそりゃ――! ざけんなよー どんなペットだよ!!」
叫ぶコン平の問いを無視して話を続ける審査員。
「みなさん、やはりペットは主人に対して 忠実でなければダメです」
「オッサンのペットは絶対服従か?」
「よろしい、ではその最も献身的であるペットをご紹介しよう!!」
――生唾を飲み、その様子を見守る魔王達。
『 実 は 私 自 身 が こ の 人 の ペ ッ ト でした…』
いきなりパンツ一丁になり、SM女王様の下にひざまずく審査員!完全服従!
あまりのオチに魔王達全員爆発するのでした。 ちゅど――――ん!!
>私 た ち も 食 べ て ま す !!
フイタww この発想はなかったわwww
ラリ太は本当に人間かと思うほどバカだなぁw
>>あらすじ乙
死肉が ぺろん! ってなるコマ、インパクト強すぎたwww
こりゃ10年くらい経っても覚えてるなw
ところで、野獣が死肉以外の食べ物を持ってるのは珍しいコマさね。
他にはソーメンと、ガガピーくんぐらいかw
バナナ食ってるところも見てみたいな。
でも、このオチはないわw
ラリ太、ペットってことで出場してるのに喋りまくってるぞ
351 :
地獄戦士あらすじ 1/6:2009/07/29(水) 21:57:49 ID:zs8PtZrq
第29話 魔王、爆弾発言す!
――魔王宅。
「さぁ 野獣よ… うんとお食べ!」
山盛りのホカホカ死肉を野獣に与える魔王。野獣は両手に旗を持って大喜び♪
「今日はいっぱい買ってあるからね 足りなかったら… クワァ――〜!!」
いきなり地獄の業火を吐き出す魔王!
「これを食べなさい… いいね」
なんと自分の左手を丸焼きにして差し出す魔王!! さすがの野獣もこれは食えない!
――よく聞け野獣よ もしかしたら…――
――場所は代わってシス子宅。
「得糞さーん 郵便ですよー」
「何かしら お菓子だといいわね、よしお! キャー(>▽<)」
小包の送り主は魔王だった。 内容物表記は――――『DANGER(危険)』!?
「キャ――――!! 危険物って書いてあるわ! 大変よ――――!!
ほ… 放射能のおそれは無いようね… キャー」
対放射能スーツを着込み、ガイガーカウンターで丹念にチェックするシス子。
シス人もまた、マジックハンドで慎重に小包を開封する――――
.。oO(一体 中には……!?)
生唾を飲み込み、恐る恐る内容を確認するシス子。 そして彼女が見た物は――――
『THE 美少年』等のやおい本が何冊も入っていた!! <←内容がキケン> 思い切りコケるシス子!
.。oO(魔王の奴 何でこんな物送りつけたのかしら… キャー)
…驚きつつも、しっかりハサミを持ってスクラップにするシス子であった。
――同時刻、サ○ザエさんの家のようなラリ太宅。
恋愛番組を見て、自分も彼女が欲しいとブルーになっているラリ太。
「ラリ太!お友達から何か来てるわよ!!」
そんなラリ太に、母、大麻このみ(40)が小包を持ってくる。…魔王からだ。
手紙には一言、『君に 愛をあげよう…』とある。妙に思ったラリ太は開封してみると…
「 ちょ っ と う れ し い ス !! 」
小包の中身は、飯島愛のAVだった! きてみろり――――ん!
.。oO(だけど親分、なんでこんなの送ってきたんス……?)
ラリ太もまた、魔王の意図がさっぱり分からなかった。
――その後。
「あら? みんなも魔王君の家の前でどーしたの? ひょっとして…」
テル美が魔王の家に来ると、みんな集まっていた。
「…テル美も魔王に物をもらった口か?」
コン平もまた、魔王に何かもらったようだ。そして久々のジョーまでいる。今までどこに!?
「俺の所にも カツ丼ばかりじゃ栄養がかたよるから、サラダやビタミン剤が送られてきたのさ…」
「しょっちゅう捕まるからな…」
そんな事を言っていると、魔王の家から野獣が出てくる。 ――それも泣きながら…。(T∞T)シキュシキュ
その直後、笑顔の魔王も家から出てくる。
「おや? みんなおそろいで、何か用かい?」
コン平は魔王にみんなにプレゼントを贈った理由を問いただす。
「いやー、日ごろみんなにお世話になってるから そのお礼に!」
…しかしどう考えてもウソです、ありがとうございました。
「わかった! その言葉を信じるわ魔王!! ――――――といいつつ、自白剤を打ったりして!」
笑顔で魔王に自白剤を打つシス子! …さて、魔王の真意は!?
「実は作者から電報が来て あと1回でこの漫画が終るから、その前に君達にお礼を…しとこうと思って…」
ガ━━━━━━━━━━ΣΣ(゚Д゚;)━━━━━━━━━━ン
――あと一週でこの漫画が終わる… なんてこったい、ジーザス…!!――
すさまじいまでの衝撃を受けるコン平達!無理もない…。
353 :
地獄戦士あらすじ 3/6:2009/07/29(水) 21:59:29 ID:zs8PtZrq
「あと1回で師匠とお別れですね」 (T∞T)コキュ
「あたしのファンのなげく声が聞こえてくるわ」
「オイラのファンも悲しくて 絶叫悶絶してるっス」 …それはないと思うゾ…
「よし!! こうなったらみんな、いくぜ!!」 オオ――――!!
唐突にコン平が叫んだ!全員、同意する!
「コン平君達 どこに行くつもりだい?」
「魔王!! お前もついてこいよ!」
――魔王がコン平の言うままについてきた先は―― 臭 英 社 ?
おもむろにバズーカを取り出し、臭英社ビルに向けて構えるコン平を必死で止める魔王!!
「コ… コン平!それはマズイよ!! コラコラ!!」
落ち込むコン平を慰める魔王。決まった事だから仕方がない。
「で これからどうするんだ みんな…」
「そうだ!! 俺にいい考えがあるぜ! ――この際、皆でどんな最終回になるのか予想してみよーぜ」
その話乗った!
シス子の予想は――
なぜか突然脈絡も無く 宇宙最強の宇宙大王が襲来、自分達が戦う、と言う話。
『くそぉ! 地球は俺様の物だぜ!!』
ラストはお馴染みの「みんなの戦いはこれからだ!!」
<来週からは ピストン苅部先生の「SUPERやる気まんまん」がスタートだ!!>
「――で 誰が先頭に立って戦うんだい?」
魔王の一言で主役の座をめぐり大喧嘩勃発!
「オイラが倒して 『勇者 ラリ太』を連載させるっス!!」
「いや!!俺だ! 『最強戦士 コン平』をスタートさせるぜ!!」
354 :
地獄戦士あらすじ 4/6:2009/07/29(水) 22:00:18 ID:zs8PtZrq
…このままでは友情もヤバイ。そう考えた魔王は夢オチはどうか、と提案する。
「夢オチかよ… それって最低だぜ、誰の夢だよ」
「いや みんなで仲良く夢を見てたというのは…」
『な〜〜〜〜〜んだ〜〜〜〜〜夢か〜〜〜〜〜〜〜ぁ!? ケケケ…』
全員、アンパン(シンナー)でラリって同じ夢を見ていたという最低極まりない危険なオチ!!
…当然、魔王は怒ったコン平に殴られる。
それならば、と魔王はみんなの希望の最終回を聞いてみる事にする。
【シス子の希望】
・行方不明の美形の兄が帰ってきて、しかも お菓子作りの名人となっていた ―完―
地獄戦士魔王…おわり
<次回からはクラッシュ誠先生の「ポンポコファイターFX」が始まるゾっ!>
【ジョーの希望】
・死闘のすえ師匠(野獣)を倒す その後彼女(テル美)とさすらいの旅に出る… ―完―
地獄戦士魔王…おわり
<次週からはスパトニック苅部先生の「勝手にしやがれ!!ファッキュー」が始まるわよ♥>
【コン平の希望】
・最後に本当にまともな娘がコン平に惚れて メデタシメデタシ ―完―
地獄戦士魔王…おわり
<次週からはGUNSマコト先生の「プリティドリーマー魔喜」がスタートですわ!>
【ラリ太の希望】
ピ―――― (※内容がハードすぎてお見せできません※) 「ヒドイっス!」
「私 あなたの彼女じゃないわよ!!」 ジョーの希望にテル美がきっぱり言い放つ。
355 :
地獄戦士あらすじ 5/6:2009/07/29(水) 22:01:07 ID:zs8PtZrq
「よし 僕もいい案が浮かんだゾ!! 野獣よ 感動するだろ?」
魔王は自分の案を冊子にまとめ、野獣に読ませている。…野獣は泣いていた。その内容はこうだ。
「みんな… こういう最終回はどーかな… 僕が地獄へ帰るので、
みんなが泣きまくり 涙におぼれるというのは……………………?」
「あんたなんか帰ったって ちっとも泣かないわよ キャー」
…今まで魔王にお世話になった事も忘れ、きっぱり冷たく言い放つシス子!
『クッ ならば本当に涙におぼれさせてくれるわ!! ――ヘルズキャノン・発射!!』
魔王は口から何かを吐き出すと――――炸裂、閃光がほとばしった!
「・・・・・・ ま 魔王…」
「なんか急に泣けてきたな どーしてだ…」
「本当はガマンしてたのよ…」
「みんな すまない…」
なぜか無性に悲しくなり、涙を流すコン平達。つられて魔王も泣き出してしまう…。
…そりゃそうだ。魔王が吐き出したのは、『 催 涙 弾 』なのだから。
「つれぇ」
.。oO(よし、感動と思わせて このオチで何とかなるだろう…)
そう考えた魔王は、早速作者に連絡を取る。
「もしもし、作者ですか? 実は――――」
356 :
地獄戦士あらすじ 6/6:2009/07/29(水) 22:01:53 ID:zs8PtZrq
苅部誠「いやー ゴメンx2 今週が最終回だったよ ハハハハハハ アディオス!!」
――唐突に枠の外から作者登場、意外な事実を暴露した!!
『 え っ ! ? 』 Σ(;>ww<)
「・・・・・・・・」
全員、沈黙してしまう・・・・・・・・・・
『 フ ァ ッ キ ュ ー !!!!』
彼らの魂の叫びが大空に響いた――――
最後に、読者に手を振る魔王と野獣。
「じゃ みんな地獄で会おう!」
――こうして その後、時は流れ 魔王は………………
「大丈夫かい!? おばあちゃん」 <←便器に流れたトキおばあさんを救出中>
――あいかわらず いい奴だった………………
そんでもって、彼らはあいかわらず楽しそうである。
―THE END―
魔王「じゃ みんな股!」
<作者挨拶>
最後まで読んでくれてありがとう
ちょっとでも楽しい気分になったのなら幸せです
じゃ、アディオス! 苅部誠
357 :
地獄戦士あらすじ ラスト:2009/07/29(水) 22:02:33 ID:zs8PtZrq
<祝・2巻発売! ―作者コメント―>
(作者紹介写真は読者から贈られた野獣のぬいぐるみ)
というわけで「魔王」第2巻が出ました。一応この巻で「魔王は終わりです。」
なお、ラストの部分は本誌掲載時より若干変更しました。
また、通常の単行本よりページが多いので、寝転がって屁でもコイて気楽に読んでね――ブッ!
それと手紙をくれた方々、なかなか返事を出せなくて申し訳ありません。
(年末までには、なんとか出せると思います)
とにかく応援してくれた人達、どーもサンキュー!
え… 何?マジで打ち切り? 結構面白かったのに…orz
とりあえずありがとう苅部たん!
え????????
最後まで飛ばしまくりだったな、この作者。
死神(結局未登場)やジーン、黄金魔人が再登場してまさかのバトル展開!
…とかも密かに期待してたのになんてこったい
…あれ?ところで準レギュラーくらいだと思ってたムンは?
ムンなら結婚詐欺師に全財産持ってかれて行方不明だそうだよ?
ところで気づいたんだが、ジョーがトラックに轢かれる回、
トラックの運転手に注目してくれ…w
早かったな・・・
でも好きだったよ
皆、とりあえずあらすじ氏に乙を送ろうではないか。
>>あらすじ
最後まで乙。コマ張りが絶妙だったzew
しっかし、打ち切りまでネタにするのは苅部さんぐらいじゃなかろうかね。
1話完結型の魔王だから出来たことかもしれないけど。
欄外のロゴまでつけて、凝ってるわ。
でももう続きが読めないかと思うと、寂しいな。
下品なネタにストップがかかったのかな?
人気が無かったとは思いたくないモンだが。
>>362 今まで気付かんかったww
いい目してるなw
>>あらすじ氏
もし持ってたら「帰ってきた魔王」も書かないか?
>>364 いつも毎回乙をありがとう。でも帰ってきた魔王は読んだ事ないんだわorz
366 :
マロン名無しさん:2009/07/31(金) 07:24:13 ID:mQU7Axzt
「レレッ」が俺の学校で流行ってきたとこなのに
残念・・・
レスがあまり無いようないので楽屋裏にしますか。
やっと終わった… 今回は変態仮面以上に難しかった。
絵で見せるネタが多いので、結局これはスキャンを貼った方が早かったね。
魔王のあらすじを書き始めたのが2008年6月4日…
実際の単行本を会社に持っていって、昼休みちまちま書いて2話まで書いたけど、
時間がかかりすぎて断念してました。
とりあえずレスをくれた皆さん、ありがとうございました。
そしてほぼ毎回レスをくれた乙の人、野獣ファンさんもありがとうございました。
この2人がいたから、レスが少なくても毎回続ける気になれました。
>>367 2年がかりか、凄まじい情熱だなw
その栄誉を讃えて死肉1年分を贈答しよう!
しかしなんだな、これの連載終了してからもう15年も経ってるのかw
なんか感慨深いものがあるなぁ。
打ち切られた理由はやっぱり過激(?)な表現だろうか。
28話のオチとか今のジャンプにゃ載せられないだろうし。
死肉1年分ゴチです!余った分は冷凍しておこう。
>28話のオチ
変態仮面でもそうだけど、あっちも魔王も今のジャンプじゃ絶対載せられんネタばかりだよなw
こっちは色んな意味で変態仮面よりヤバイ。麻薬に自白剤、発禁ネタ…
つーか変態仮面、魔王、ウイングマンとどんどん時代を遡ってるな、チョイスした作品。
自分で変な事書かないか今から心配。
370 :
野獣ファン:2009/08/01(土) 00:09:18 ID:???
>>369 今まで乙。その死肉を野獣にもわけてやってくれ!
5年位前に古本屋で何気なく手に取ったこのマンガを読んだ時から
野獣が好きになったんだけど、ここで思いをぶちまけることが出来たよ。ありがとう。
野獣ファン氏が読んだのは比較的最近だったのか。
野獣は結構可愛いからね、俺も好きだよ。
27話でラリ太の好みがまんま野獣に当てはまったのは笑ったww
<おまけ>
ハーメルン連載中6スレ目にあったので転載
469 :マロン名無しさん :2006/11/18(土) 20:13:26 ID:???
ヘルズスタンプってジャンプの田中魔王が使いそうな技だよな
471 :マロン名無しさん :2006/11/18(土) 23:39:14 ID:???
ヘルズウォーリアー?
472 :マロン名無しさん :2006/11/19(日) 03:00:57 ID:???
あっちの魔王の場合、本当にスタンプだろうなw
あらすじさん今まで乙でした!
ところで最終回2(
>>352)のメル欄「orz」てどういう意味?
もとい、「合掌」ねorz
飯島愛ネタだからじゃないか?
…初めて知ったわ。享年36歳か…
ご冥福をお祈りします・゚・(´;ω;`)・゚・
最終回になって登場するラリ太の母…
祖母のときも思ったが、おまえら似過ぎだろw
>>377 ドラえもんにおけるジャイアン家のように、お約束ネタなんだよww
最近になって足の臭い対策の「オドイーター」なる商品を見かけて
ようやくムンの名前の元ネタがわかった
そういえばダサーンがサラ金から借りまくる無間地獄ってネタあったが、
あれ大人になった今だとその恐ろしさがよく分かるよな…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
流れが完全に止まったな
連載も終了してしまったし、「帰ってきた魔王」も含めた読みきりは単行本化されてないからな。
どこかの男気のある奴が当時のジャンプを仕入れてきたら話が続くかも。
383 :
マロン名無しさん:2009/08/09(日) 23:24:46 ID:XqrDyNBY
ならば話題でも提供するか。
もし魔王がアニメになったら、希望の声優を聞こうと思ったけど…スレ違いになるかな?
ラリ太=押尾学
野獣 = かないみか
386 :
383:2009/08/10(月) 19:16:10 ID:???
・・・大丈夫か。個人的には
ギャグ魔王=阪口大介
シリアス魔王=青野武
コン平=榊原良子
ラリ太=井上純一(ちと苦しいか?)
シス子=TARAKO
テル美=天野由梨
野獣=???(サザエさん家のタマと同じ)
ジョー=石丸博也(カンフーつながり)
他の人、&あらすじさんの予想もぷりーづ!
若本さんはダサーンと黄金魔神、どっちが似合うだろうか?
え、そうなのか…すまなかった
自分もネタ尽きちゃったし、もうDAT落ちさせるか。
<あらすじ書き挨拶>
長いようで短かったけど、最後まで付き合ってくれてありがとう
ちょっとでも楽しい気分になったのなら幸せです
じゃ、アディオス! 地獄戦士あらすじ
NO FUTURE
野獣ファンが実はあらすじ書きの人かと思ってた時期がありました
乙でした
野獣は嫌いじゃないけど違いますw
395 :
野獣ファン:
私も、他の住人にあらすじさんの自演と思われてるのかな〜と思っていた時期がありました