HUNTER×HUNTER連載中 １つ星ハンター
1 ： ◆P9MoonSjzo ：
週刊少年ジャンプ平成10年14号より「HUNTER×HUNTER」という漫画が連載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は親父のハンターライセンスの力を借りて執筆されるため、一日に一話ずつの速度で連載されるようだ。
投下時刻は午後11時。たまにヒソカと試験管ごっこをして、変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
ちなみに今日はＨ10年14号の発売日だ。
このスレの詳しい事は連載中スレの楽屋裏にて。
初めての人は、必ず楽屋裏でルールを確認してから書き込んでほしい。
連載中スレの楽屋裏 第28幕 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1229427330/
連載中スレまとめWiki(皆で作るまとめサイト) http://rensai.qp.land.to/
連載中スレについて http://rensai.qp.land.to/t/about
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は親父のハンターライセンスの力を借りて執筆されるため、一日に一話ずつの速度で連載されるようだ。
投下時刻は午後11時。たまにヒソカと試験管ごっこをして、変な時期に合併号になる事もあるが気にしないでくれ。
ちなみに今日はＨ10年14号の発売日だ。
このスレの詳しい事は連載中スレの楽屋裏にて。
初めての人は、必ず楽屋裏でルールを確認してから書き込んでほしい。
連載中スレの楽屋裏 第28幕 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1229427330/
連載中スレまとめWiki(皆で作るまとめサイト) http://rensai.qp.land.to/
連載中スレについて http://rensai.qp.land.to/t/about
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主人公の恩人バーローに出てね？
試験官じゃなく「試験管ごっこ」って激しくアブなそうな遊びだなw
主人公レベルＥの清水きゅんにそっくりじゃん
wktkといわざるえない
2:マロン名無しさんsage2008/12/16(火) 20:35:47 ID:???
【連載中スレに参加したい人へ】
・連載中スレとは?
すでに連載終了した漫画を第1話～最終話まで順々に『連載されている当時に戻って』語り合うスレです。
ハンタ終わってねえぞコラァ！！！！！！！
【連載中スレに参加したい人へ】
・連載中スレとは?
すでに連載終了した漫画を第1話～最終話まで順々に『連載されている当時に戻って』語り合うスレです。
ハンタ終わってねえぞコラァ！！！！！！！
うん だからグリードアイランド編までらしいよ
気に入らないなら参加しない方がいいでしょう
気に入らないなら参加しない方がいいでしょう
冨樫の新連載と聞いて飛んできました
はいはいバーボンバーボ…
えええええええええ
えええええええええ
>>7
考え方がひねくれててかわいそう
考え方がひねくれててかわいそう
なんで２回言うねん
+ +
∧＿∧ +
（0ﾟ・∀・） ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ
（0ﾟ∪ ∪ +
と＿_）__） +
ん？今日発売なの？本スレには明日と書いてあったが
>>13
楽屋裏に6月1日23時更新て書いてあったよ
楽屋裏に6月1日23時更新て書いてあったよ
新連載なんかいいから幽白魔界編描けよ
マジか
また週間連載するとは思わなかった
また週間連載するとは思わなかった
予告絵みた感じではまた絵柄変えてきてたな
可愛い系の絵でぼたんみたいなヒロイン希望
可愛い系の絵でぼたんみたいなヒロイン希望
何の話？
20 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/01(月) 22:57:50 ID:???
珍獣・怪獣 財宝・秘宝 魔境・秘境
“未知”という言葉が放つ魔力 その力に魅せられた奴等がいる
人は彼等をハンターと呼ぶ
No.001 出発の日
くじら島と呼ばれる島で、ある少年が沼に釣り糸を垂らしていた。
彼は高い木の上の釣り場に腰掛け、大きな葉を頭に被っている。
随分長いことそうしているのだろう、頭や肩に落ち葉がこんもりと積もってしまっていた。
突如、浮きがピクリと反応した。強く竿を引っ張られ、少年は生き生きとした顔つきになる。「きた！！きたきた」
次の瞬間、少年の体の何倍もあろうかという巨大な魚が空中に跳ねた。「きたァ――――――――――――――――――――っ！！！」
少年は吊ったグロテスクな魚を担ぎあげると、人々に見せに行った。
「大の大人が５人がかりでも上がらんかった沼の主を…」「この島じゃ10年は釣り上げる者など現れんと思っとったが…」「大した子供じゃ」
少年は満面の笑みを浮かべて女性にカードを突き出した。「さぁ 約束通り主を釣り上げたよ！！今度はミトさんが約束を守る番だ！！」
少年が差し出したカードには異民族の言語で「ハンタ―試験応募カード」と書かれていた。ミトはしばらく言葉を失くす。
「許してやんなよ 試験を受けるくらいさあ」「そうそう ゴンなら立派なハンターになれるって」
「無責任なこと言わないで！！」ミトが観衆をキッと睨みつけた。
「そうだよ 言葉には責任もたなきゃね 約束を守れないような人間にはなるなって教えてくれたのはミトさんだよ！！」ゴンがそう切り返す。
「ね！！」「……」ミトはゴンからカードを受け取ると、あるボタンにタッチして返した。「すきにしなさい」
「うん！！ありがとう」ゴンは帽子を被ると、カードを持って走って行った。
“未知”という言葉が放つ魔力 その力に魅せられた奴等がいる
人は彼等をハンターと呼ぶ
No.001 出発の日
くじら島と呼ばれる島で、ある少年が沼に釣り糸を垂らしていた。
彼は高い木の上の釣り場に腰掛け、大きな葉を頭に被っている。
随分長いことそうしているのだろう、頭や肩に落ち葉がこんもりと積もってしまっていた。
突如、浮きがピクリと反応した。強く竿を引っ張られ、少年は生き生きとした顔つきになる。「きた！！きたきた」
次の瞬間、少年の体の何倍もあろうかという巨大な魚が空中に跳ねた。「きたァ――――――――――――――――――――っ！！！」
少年は吊ったグロテスクな魚を担ぎあげると、人々に見せに行った。
「大の大人が５人がかりでも上がらんかった沼の主を…」「この島じゃ10年は釣り上げる者など現れんと思っとったが…」「大した子供じゃ」
少年は満面の笑みを浮かべて女性にカードを突き出した。「さぁ 約束通り主を釣り上げたよ！！今度はミトさんが約束を守る番だ！！」
少年が差し出したカードには異民族の言語で「ハンタ―試験応募カード」と書かれていた。ミトはしばらく言葉を失くす。
「許してやんなよ 試験を受けるくらいさあ」「そうそう ゴンなら立派なハンターになれるって」
「無責任なこと言わないで！！」ミトが観衆をキッと睨みつけた。
「そうだよ 言葉には責任もたなきゃね 約束を守れないような人間にはなるなって教えてくれたのはミトさんだよ！！」ゴンがそう切り返す。
「ね！！」「……」ミトはゴンからカードを受け取ると、あるボタンにタッチして返した。「すきにしなさい」
「うん！！ありがとう」ゴンは帽子を被ると、カードを持って走って行った。
21 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/01(月) 22:58:55 ID:???
家の中に飾ってある男の写真を見ながら、老婆は思った。「血は争えんねェ……」同じ部屋の中では、ミトが両手で顔を覆って泣いていた。
「なんでなの！？」ミトが握り拳でテーブルを叩く。
「ゴンには親がハンターだったなんてことは言ってないし！！ゴンも何も聞かなかったのになんで……！！」
「誰かに聞いたのかもしれんし 何も知らず決めたのかもしれん いずれにせよいつかはこうなる様な気がしよった」老婆が何かを悟ったように言った。
「もうあのコを止める力はわしらにはないよ… あのコの目がもつ光は父親そっくりだ」
――ごめんねミトさん 実はオレずっと前から知ってたんだ 親父の仕事……
ゴンはカードをポストに投函すると、一人で森の奥にやってきた。指笛を鳴らすと、すごいスピードで熊のような猛獣がゴンの前に現れた！
……と思ったら、猛獣はそのままの勢いでゴンに抱きつき、ゴン達は仲良く川にダイブした。
着ていたものを乾かしながら、ゴンが裸で魚を釣り、その横で獣が魚をもぐもぐと食べている。
ゴンはあるカードを取り出すと、その獣が凶暴だった頃を思い出していた。
三年前、森の奥で猛獣に遭遇し、肩口を怪我したゴンは泣きながら震えていた。猛獣の後ろにはその子供らしき獣がいる。
猛獣が今にも襲いかかろうとしたその時、長髪の男がその前に立ちふさがった。
「子連れキツネグマか…… 気の毒だが人間を傷つけちまった巨獣は……」男が所持していた長刀を抜いた。
「処分する決まりだ」男は一振りで猛獣を退治してしまった。
「立てるか？」「あ うん」ゴンが立ちあがり、よろよろと男の方へ近づくと、男はいきなりゴンを殴り飛ばした。
「馬鹿野郎！！こんな時期にヘビブナの群生地に入るヤツがあるか！！！見ろ！！子連れのキツネグマが残すナワバリの信号だ！！
そこら中にある！！これを見たらどんなノン気な動物も２秒後にはとなり山まで逃げるほどヤバイもんだ！！
お前に親父はそんなことも教えてくれなかったのか！！」
「なんでなの！？」ミトが握り拳でテーブルを叩く。
「ゴンには親がハンターだったなんてことは言ってないし！！ゴンも何も聞かなかったのになんで……！！」
「誰かに聞いたのかもしれんし 何も知らず決めたのかもしれん いずれにせよいつかはこうなる様な気がしよった」老婆が何かを悟ったように言った。
「もうあのコを止める力はわしらにはないよ… あのコの目がもつ光は父親そっくりだ」
――ごめんねミトさん 実はオレずっと前から知ってたんだ 親父の仕事……
ゴンはカードをポストに投函すると、一人で森の奥にやってきた。指笛を鳴らすと、すごいスピードで熊のような猛獣がゴンの前に現れた！
……と思ったら、猛獣はそのままの勢いでゴンに抱きつき、ゴン達は仲良く川にダイブした。
着ていたものを乾かしながら、ゴンが裸で魚を釣り、その横で獣が魚をもぐもぐと食べている。
ゴンはあるカードを取り出すと、その獣が凶暴だった頃を思い出していた。
三年前、森の奥で猛獣に遭遇し、肩口を怪我したゴンは泣きながら震えていた。猛獣の後ろにはその子供らしき獣がいる。
猛獣が今にも襲いかかろうとしたその時、長髪の男がその前に立ちふさがった。
「子連れキツネグマか…… 気の毒だが人間を傷つけちまった巨獣は……」男が所持していた長刀を抜いた。
「処分する決まりだ」男は一振りで猛獣を退治してしまった。
「立てるか？」「あ うん」ゴンが立ちあがり、よろよろと男の方へ近づくと、男はいきなりゴンを殴り飛ばした。
「馬鹿野郎！！こんな時期にヘビブナの群生地に入るヤツがあるか！！！見ろ！！子連れのキツネグマが残すナワバリの信号だ！！
そこら中にある！！これを見たらどんなノン気な動物も２秒後にはとなり山まで逃げるほどヤバイもんだ！！
お前に親父はそんなことも教えてくれなかったのか！！」
22 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/01(月) 23:00:10 ID:???
「くそ！！マダラリスの警戒音なんぞ無視すりゃよかったぜ！！久々に胸クソ悪い殺しをやっちまった」
「親父はいない… オフクロも……」男はその言葉にはっとして振り返った。
「オレが生まれてすぐ事故にあって死んだって… オレ… おばさんの世話になってるんだ」
男は帽子を深く被り直した。「……そいつは悪かった」座り込むゴンの前に袋を投げる。「ぬっとけ かのう止めだ」
男は、倒れたキツネグマの傍にいた子供の傍に歩み寄った。
「その子供は…… どうするの？」「処分する」ゴンはショックを受ける。
「まだ授乳期の赤ん坊だ じきに飢えて死ぬだろう 仮に生き延びても親を殺された恨みで人間を襲う危険が高い」
ゴンは慌ててキツネグマの子供の元に走ると、暴れるキツネグマを抱きしめた。「オレが育てる！」「ムリだ キツネグマに人はなつかない」
凶暴なキツネグマが激しく体を引っかく。ゴンは泣きながらも決意を持った瞳で男を見つめた。
その目に、男はある人を重ね合わせた。「まさか…… もしかして…… お前の お前の親父の名はジンっていうんじゃないか！？」
ゴンはキツネグマを放し、男に歩み寄った。「オジサン 親父を知ってるの！？」
男はオジサン呼ばわりされたことに少なからずショックを受けたようだった…。
「……フッ 全く驚きだな 何か手がかりがあるかと思いジンさんの生まれ故郷に来てみたのも まんざらムダ足でもなかったわけだ」
男はゴンに腰掛けるように促した。
「オレはカイト ハンターのはしくれさ ジンさんはオレの師匠（センセイ）だ」
キツネグマの親の墓を作り、花を供えた後、カイトが語り始めた。
「ジンさんに追跡（ハント）のイロハをたたきこまれてな…… ジンさんに認めてもらうための最終試験が“彼を探し当てること”なのさ
これがどんな狩りより難しい 彼はオレの知るかぎり最高のハンターだ
ジンさんに会わなきゃ オレは今ごろスラム街の路地裏でのたれ死んでいただろう」
「親父はいない… オフクロも……」男はその言葉にはっとして振り返った。
「オレが生まれてすぐ事故にあって死んだって… オレ… おばさんの世話になってるんだ」
男は帽子を深く被り直した。「……そいつは悪かった」座り込むゴンの前に袋を投げる。「ぬっとけ かのう止めだ」
男は、倒れたキツネグマの傍にいた子供の傍に歩み寄った。
「その子供は…… どうするの？」「処分する」ゴンはショックを受ける。
「まだ授乳期の赤ん坊だ じきに飢えて死ぬだろう 仮に生き延びても親を殺された恨みで人間を襲う危険が高い」
ゴンは慌ててキツネグマの子供の元に走ると、暴れるキツネグマを抱きしめた。「オレが育てる！」「ムリだ キツネグマに人はなつかない」
凶暴なキツネグマが激しく体を引っかく。ゴンは泣きながらも決意を持った瞳で男を見つめた。
その目に、男はある人を重ね合わせた。「まさか…… もしかして…… お前の お前の親父の名はジンっていうんじゃないか！？」
ゴンはキツネグマを放し、男に歩み寄った。「オジサン 親父を知ってるの！？」
男はオジサン呼ばわりされたことに少なからずショックを受けたようだった…。
「……フッ 全く驚きだな 何か手がかりがあるかと思いジンさんの生まれ故郷に来てみたのも まんざらムダ足でもなかったわけだ」
男はゴンに腰掛けるように促した。
「オレはカイト ハンターのはしくれさ ジンさんはオレの師匠（センセイ）だ」
キツネグマの親の墓を作り、花を供えた後、カイトが語り始めた。
「ジンさんに追跡（ハント）のイロハをたたきこまれてな…… ジンさんに認めてもらうための最終試験が“彼を探し当てること”なのさ
これがどんな狩りより難しい 彼はオレの知るかぎり最高のハンターだ
ジンさんに会わなきゃ オレは今ごろスラム街の路地裏でのたれ死んでいただろう」
23 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/01(月) 23:03:04 ID:???
それまで隠れて様子を窺っていた子キツネグマが、楽しそうに話す二人の傍に近寄って来た。
「ジンさんは死んじゃいないよ お前のおばさんはウソをついてでもお前に親父の跡を継いでもらいたくないようだな
だが どう見てもお前は優秀なハンターの器量だよ」――いいハンターってやつは 動物に好かれちまうんだ
いつの間にか傍にいたキツネグマの子に気づき、ゴンは嬉しそうにキツネグマに手を差し伸べた。
草むらには、カイトがキツネグマの親を倒した時に落ちたカードがそのままになっていた。
ゴンは、三年経った今でもそのカードを大切に持っていた。
「さて…と」寝そべっていたゴンは起き上がり、キツネグマと向かい合った。「コン…… これからはもう会えない」
「オレはハンターになるから！！ハンターは森の動物にこわがられ忌み嫌われるような仕事もしなくちゃいけない
だからハンターと仲の良い動物は決して森を治めることは出来ない コンはもうこの森の長だから…… 迷惑かけたくないんだ わかるだろ……？」
コンは黙って去って行ったが、しばらくすると森に住む動物達を引きつれてお見送りに来た。
「バイバイ！！元気でな！！」手を振るキツネグマを振り返らないように、ゴンは一目散に家に走った。
家に帰ると、ミトが寂しそうに酒を飲んでいた。
「いつ出発するの？」「……来週の頭にでも」「知ってたのね…… ジンの仕事」「うん」
「あいつ… まだ赤ん坊だったあんたを捨てたのよ それでも……」ゴンは黙っていたが、しばらくしてから口を開いた。
「子供を捨ててでも続けたいと思う仕事なんだね」ミトは驚き、体ごと振り返った。
「ハンタ―って それだけすごい仕事なんだね」「ゴン……」ミトは青ざめる。
「あんた やっぱりアイツの息子だわ！！」ミトは物音を立てて部屋を出て行った。
24 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/01(月) 23:03:52 ID:???
ゴンは黙ってミトが散らかした酒やグラスを片づけた。
――ミトさんごめんなさい ミトさんの言う通り オレは親父の子だから
“最終試験は「彼を探し当てる」こと これがどんな狩りより難しい ――彼は最高のハンターだ”
――親父に会いに行くよ！！
ついに出発の日がやってきた。見送りにきた人々から離れた場所に、ぽつんとミトが立っていた。「ミトさん 今までありがとう」「ゴン」
「ごめんなさい ……私 ゴンにウソついちゃった」ミトはぽろぽろと涙を零す。
「ジンが… ゴンを捨てたんじゃないの 私が裁判であなたの養育権をジンから奪い取ったの…」
ゴンはフッと笑顔を浮かべた。「うん ウソだって気づいてた」二人はぎゅっと抱き合う。
「ミトさん オレにウソつく時 絶対にオレの顔見ないもんね」
ゴンは船から大きく手を振った。「元気でね―――！！絶対立派なハンターになって戻ってくるから―――！！」
出港してしばらくして、他の船客がニヤニヤと笑いだした。「立派なハンターか…… なめられたもんだな」
「この船だけで十数人のハンター志望者がいる 毎年全国からその数十万倍の腕ききがテストに挑んで 選ばれるのはほんのひと握り
狙う獲物によっては仲間同士の殺し合いも珍しくねェ職業だ 滅多なこと口にするもんじゃねーぜ…… ボウズ」
船には、強面の物騒な奴らが何人もいた。ゴンはなにも言わずやり過ごした。
――こうして父親と同じハンターになるため そして父親に会うため ゴンの旅が始まった
“荒れるな…”船長の一人言がゴンの耳にいつまでも残った
冨樫連載ｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━ !!
ゴン怪力すぎワロタ
レベルEより絵柄がアニメ向きになっとるな
ゴン怪力すぎワロタ
レベルEより絵柄がアニメ向きになっとるな
ファンタジーものか。
ハンター倍率スゴすぎわろた。人口いくつだ、この世界。
ハンター倍率スゴすぎわろた。人口いくつだ、この世界。
最初だけ見て釣りマンガかと思った
キツネグマの子供はコンか
迷子のキツネリスのような子にはテトと名付けたお姫様とはセンスが大違いだ
迷子のキツネリスのような子にはテトと名付けたお姫様とはセンスが大違いだ
なんか絵がワンピっぽい
なんかスケールでかそげだし面白そうだな チェックしとくか
こりゃまた正当派路線で来たな
やっぱ冨樫の漫画が好きなんだよな
やっぱ冨樫の漫画が好きなんだよな
32 ：マロン名無しさん：2009/06/01(月) 23:42:53 ID:PN7U9GR7
主人公が野生児なのは悟空を意識してるのかな
親父は魔界の三竦みの一人なんですねわかります
そうだ自然に帰ろう
ゴンｗｗｗまた適当なネーミングをｗｗ
幽白の四人も名前テキトーだししょうがないｗ
主人公のキャラがありがちっぽい感じがしたけど、
富樫では逆に珍しい
富樫では逆に珍しい
釣り漫画だな
あの主人公のキャラ、冨樫本気だな。新しい事に挑戦してる
舞台はどこをイメージしてるんだろう
架空の星の架空の民族なのかな
架空の星の架空の民族なのかな
カイトこそゴンの親父に一票
こっちにバイバイするキツネグマが可愛すぎる
森の動物達に混じって幽白初期に出てきたたぬきがいる件
親父(ハンター)を追いかけるゴン(ハンター志望)の話だからハンター×ハンター？
>>42
黒の組織的な意味ってことならわかる
黒の組織的な意味ってことならわかる
ゴンの腕っぷしよりも釣り竿の強度がすげえwww
微かにドラクエ臭がする
夕方にやってるグランダー武蔵みたいな感じなのか？
50 ：マロン名無しさん：2009/06/02(火) 09:37:02 ID:VkI0sB3/
本バレ
カイト死亡
カイト死亡
当然の流れだが最初の仲間は常識人なんだろうな、世界観やら何やらを説明するために
富樫の本気キター！
こういう少年漫画ど真ん中を描きたかったんだよね
途中脱線していかないことを祈る！
こういう少年漫画ど真ん中を描きたかったんだよね
途中脱線していかないことを祈る！
グランダー武蔵かと
>>53
どっかで少年漫画ど真ん中描きたかったって言ってたの？
どっかで少年漫画ど真ん中描きたかったって言ってたの？
56 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/02(火) 22:52:28 ID:???
ハンター…怪物（モンスター）ハンター・財宝（トレジャー）ハンターなど
貴重で入手困難なアイテムを追いかけることに生涯をかけている人たちの総称
資格を得るには厳しい審査試験をクリアしまければならず その倍率は数万分の1とも数十万分の1ともいわれている
NO.002 嵐の出会い
雷鳴が轟き、海は荒れに荒れた。「船長！！船底から浸水です！！」「チィ 客席で転がってる役立たずのケツでもつめとけ」
一際大きな波が船に襲いかかった。「取り舵一杯！！飛ぶぞつかまれ」船は高く宙を飛び、船客達の体も吹っ飛んだ！
雲が切れ、ようやく穏やかな海に戻った。「まぁまぁの波だったな」「そうですね」「今年の客はどうしてる？」
「例年通りですよ ほとんど全滅です」客達は揃って床に転がり、苦しげに胃液を吐いている。
「情けねェ連中だぜ こんなんでハンター試験をとろうってんだから笑わせやがる」船長は忌々しげに舌打ちをした。
船長はふとドタドタと走ってきたゴンに気が付いた。ゴンは薬草とコップに入った水を酔った客に差し出している。
「ほい 水だよ この草かむと楽になるよ」
よく見ると忙しそうに走り回るゴンの後ろで、金髪の少年（？）がハンモックで熟睡し、丸いサングラスをかけた男がエロ雑誌を読んでいる。
「ふふん 今年はちっとは骨のありそうなやつがいるようだな」
船長が他の船員に指示を出す。「２時間ほど体休めとけ お疲れ」「はい！」「これからが本番だ」
船長は、船先に立って風に当たっているゴンの姿が目に入った。「どーした小僧？今頃船酔いか？」
「もっとでっかい嵐が来るね」船長はウイスキーを飲みながら尋ねた。「ほう…… なぜそう思う？」
ゴンはぺロッと舌を出した。「風が生ぬるくて塩気が多いし ウミヅルも注意しあっているから」
船長は心底驚く。「小憎！鳥言語がわかるのか！？」「全部じゃないけど……」
貴重で入手困難なアイテムを追いかけることに生涯をかけている人たちの総称
資格を得るには厳しい審査試験をクリアしまければならず その倍率は数万分の1とも数十万分の1ともいわれている
NO.002 嵐の出会い
雷鳴が轟き、海は荒れに荒れた。「船長！！船底から浸水です！！」「チィ 客席で転がってる役立たずのケツでもつめとけ」
一際大きな波が船に襲いかかった。「取り舵一杯！！飛ぶぞつかまれ」船は高く宙を飛び、船客達の体も吹っ飛んだ！
雲が切れ、ようやく穏やかな海に戻った。「まぁまぁの波だったな」「そうですね」「今年の客はどうしてる？」
「例年通りですよ ほとんど全滅です」客達は揃って床に転がり、苦しげに胃液を吐いている。
「情けねェ連中だぜ こんなんでハンター試験をとろうってんだから笑わせやがる」船長は忌々しげに舌打ちをした。
船長はふとドタドタと走ってきたゴンに気が付いた。ゴンは薬草とコップに入った水を酔った客に差し出している。
「ほい 水だよ この草かむと楽になるよ」
よく見ると忙しそうに走り回るゴンの後ろで、金髪の少年（？）がハンモックで熟睡し、丸いサングラスをかけた男がエロ雑誌を読んでいる。
「ふふん 今年はちっとは骨のありそうなやつがいるようだな」
船長が他の船員に指示を出す。「２時間ほど体休めとけ お疲れ」「はい！」「これからが本番だ」
船長は、船先に立って風に当たっているゴンの姿が目に入った。「どーした小僧？今頃船酔いか？」
「もっとでっかい嵐が来るね」船長はウイスキーを飲みながら尋ねた。「ほう…… なぜそう思う？」
ゴンはぺロッと舌を出した。「風が生ぬるくて塩気が多いし ウミヅルも注意しあっているから」
船長は心底驚く。「小憎！鳥言語がわかるのか！？」「全部じゃないけど……」
57 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/02(火) 22:53:24 ID:???
その時、真っ直ぐ海を見つめるゴンの姿に、ある男の面影が重なった。
「子憎 くじら島から入船したんだったな」「うん」船長が真剣な顔つきで尋ねた。「親父は何してる？」
「ハンタ―！！写真でしか知らないけど尊敬してる！！」「そうか…」――とうとうこの日が来おったか…
「子憎！！嵐の規模と到来時間を予想できるか？」「波の高さはさっきの嵐の倍くらいかな このスピードで進めば三時間くらいで衝突すると思う」
船長は二ヤリと笑った。――いい読みだ… 毎日海で遊んでなきゃとても出来ねぇ芸当だぜ
「よし来い！！操舵のコツを教えてやる」「うん！！」船長はゴンを連れて操縦室に戻った。
「陸風の機嫌が変われば2時間半後にかち合う可能性もある それまでにある程度船のしくみを覚えときな
一流のハンターを目指すなら何でも出来る様になっとかねえとな」
船長は船内アナウンスを入れた。「これからさっきの倍近い嵐の中を航行する 命が惜しい奴は今すぐ救命ボートで近くの島まで引き返すこった」
乗客は次々とボートに乗りこみ、退散していった。
「結局 客で残ったのはこの3人か 名を聞こう」「オレはレオリオという者だ」黒いスーツを着た丸いサングラスの男が言った。
「オレはゴン！」釣り竿を持ったゴンが元気に答える。
「私の名はクラピカ」民族衣装らしき服を着た金髪の少年（？）が答えた。
「お前らなぜハンターになりたいんだ？」レオリオが口応えをする。「？おい えらそーに聞くもんじゃねーぜ 面接官でもあるまいし」
「いいから答えろ」「何だと？」「オレは親父が魅せられた仕事がどんなものかやってみたくなったんだ」手を上げてゴンが答えた。
「おい待てガキ！！勝手に答えるんじゃねーぜ 協調性のねー奴だな」レオリオが注意する。
「いいじゃん 理由を話すくらい」「いーや ダメだね オレはイヤなことは決闘してでもやらねェ」
「子憎 くじら島から入船したんだったな」「うん」船長が真剣な顔つきで尋ねた。「親父は何してる？」
「ハンタ―！！写真でしか知らないけど尊敬してる！！」「そうか…」――とうとうこの日が来おったか…
「子憎！！嵐の規模と到来時間を予想できるか？」「波の高さはさっきの嵐の倍くらいかな このスピードで進めば三時間くらいで衝突すると思う」
船長は二ヤリと笑った。――いい読みだ… 毎日海で遊んでなきゃとても出来ねぇ芸当だぜ
「よし来い！！操舵のコツを教えてやる」「うん！！」船長はゴンを連れて操縦室に戻った。
「陸風の機嫌が変われば2時間半後にかち合う可能性もある それまでにある程度船のしくみを覚えときな
一流のハンターを目指すなら何でも出来る様になっとかねえとな」
船長は船内アナウンスを入れた。「これからさっきの倍近い嵐の中を航行する 命が惜しい奴は今すぐ救命ボートで近くの島まで引き返すこった」
乗客は次々とボートに乗りこみ、退散していった。
「結局 客で残ったのはこの3人か 名を聞こう」「オレはレオリオという者だ」黒いスーツを着た丸いサングラスの男が言った。
「オレはゴン！」釣り竿を持ったゴンが元気に答える。
「私の名はクラピカ」民族衣装らしき服を着た金髪の少年（？）が答えた。
「お前らなぜハンターになりたいんだ？」レオリオが口応えをする。「？おい えらそーに聞くもんじゃねーぜ 面接官でもあるまいし」
「いいから答えろ」「何だと？」「オレは親父が魅せられた仕事がどんなものかやってみたくなったんだ」手を上げてゴンが答えた。
「おい待てガキ！！勝手に答えるんじゃねーぜ 協調性のねー奴だな」レオリオが注意する。
「いいじゃん 理由を話すくらい」「いーや ダメだね オレはイヤなことは決闘してでもやらねェ」
58 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/02(火) 22:54:30 ID:???
「私もレオリオに同感だな」とクラピカ。「おい お前年いくつだ 人を呼びすてにしてんじゃねーぞ」
「もっともらしいウソをついていやな質問を回避するのはたやすい しかし偽証は強欲と等しく最も恥ずべき行為だと私は考える」「聞け コラ」
後ろでごちゃごちゃ文句を垂れているレオリオを完全無視で、クラピカが話す。
「かといって初対面の人間の前で正直に告白するには 私の志望理由は私の内面に深く関わりすぎている
したがってこの場で質問に答えることはできない」
「ほ――お そうかい それじゃお前らも今すぐこの船から降りな」「何だと？」「まだわからねーのか？すでにハンター試験は始まってるんだよ」
轟音を立てながら嵐が徐々に近づいて来ていた。船底がギシギシと軋む。
「知っての通り ハンター資格をとりたい奴らは星の数いる そいつら全部を審査できる程試験官に人的余裕も時間もねェ
そこでオレ達みたいなのが雇われてハンター志望者をふるいにかけるのさ すでにお前ら以外の乗客は脱落者として審査委員会に報告している
別のルートから審査会場に行っても門前払いってわけだ お前らが本試験を受けれるかどうかはオレ様の気分次第ってことだ
細心の注意を払ってオレの質問に答えな」
「私は」黙って話を聞いていたクラピカが口を開いた。「クルタ族の生き残りだ」「！」
「4年前私の同胞を皆殺しにした盗賊グループ 幻影旅団を捕まえるためハンターを志望している」
「賞金首狩り（ブラックリストハント）志望か！幻影旅団はA級首だぜ 熟練のハンターでもうかつに手を出せねェ」
「死は全く怖くない 一番恐れるのはこの怒りがやがて風化してしまわないかということだ」
「要は仇討ちか わざわざハンターにならなくったって出来るじゃねーか」
「この世で最も愚かな質問の一つだな レオリオ ハンターでなければ入れない場所 聞けない情報 出来ない行動というものが
キミの脳ミソに入りきらない程あるのだよ」レオリオはキレそうなのをぐっと堪えた。
「もっともらしいウソをついていやな質問を回避するのはたやすい しかし偽証は強欲と等しく最も恥ずべき行為だと私は考える」「聞け コラ」
後ろでごちゃごちゃ文句を垂れているレオリオを完全無視で、クラピカが話す。
「かといって初対面の人間の前で正直に告白するには 私の志望理由は私の内面に深く関わりすぎている
したがってこの場で質問に答えることはできない」
「ほ――お そうかい それじゃお前らも今すぐこの船から降りな」「何だと？」「まだわからねーのか？すでにハンター試験は始まってるんだよ」
轟音を立てながら嵐が徐々に近づいて来ていた。船底がギシギシと軋む。
「知っての通り ハンター資格をとりたい奴らは星の数いる そいつら全部を審査できる程試験官に人的余裕も時間もねェ
そこでオレ達みたいなのが雇われてハンター志望者をふるいにかけるのさ すでにお前ら以外の乗客は脱落者として審査委員会に報告している
別のルートから審査会場に行っても門前払いってわけだ お前らが本試験を受けれるかどうかはオレ様の気分次第ってことだ
細心の注意を払ってオレの質問に答えな」
「私は」黙って話を聞いていたクラピカが口を開いた。「クルタ族の生き残りだ」「！」
「4年前私の同胞を皆殺しにした盗賊グループ 幻影旅団を捕まえるためハンターを志望している」
「賞金首狩り（ブラックリストハント）志望か！幻影旅団はA級首だぜ 熟練のハンターでもうかつに手を出せねェ」
「死は全く怖くない 一番恐れるのはこの怒りがやがて風化してしまわないかということだ」
「要は仇討ちか わざわざハンターにならなくったって出来るじゃねーか」
「この世で最も愚かな質問の一つだな レオリオ ハンターでなければ入れない場所 聞けない情報 出来ない行動というものが
キミの脳ミソに入りきらない程あるのだよ」レオリオはキレそうなのをぐっと堪えた。
59 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/02(火) 22:55:14 ID:???
「おいお前は？レオリオ」
「オレか？あんたの顔色をうかがって答えるなんてまっぴらだから正直に言うぜ 金さ！！金さえありゃ何でも手に入るからな
でかい家！！いい車！！うまい酒！！」「品性は金で買えないよ レオリオ」レオリオはピクッと反応した。
「三度目だぜ 表へ出なクラピカ うす汚ねェクルタ族とかの血を絶やしてやるぜ」
クラピカは激昂し、凄んだ。「とり消せ レオリオ」「“レオリオさん”だ」
「来な」「望むところだ」二人はつかつかと出て行った。「おいこらお前ら まだオレの話が終わってねーぞ オレの試験を受けねー気か コラ」
「放っておこうよ」ゴンが言い放った。「な」
「“その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ” ミトおばさんが教えてくれたオレの好きな言葉なんだ
オレには２人が起こってる理由はとても大切なことだと思えるんだ 止めない方がいいよ」「う…む」船長はしぶしぶ納得した様子。
「船長！！予想以上に風が巻いてます！！」「！！」いつの間にか嵐はやってきていた。波が荒れ、対峙するレオリオとクラピカに突風が吹きつける。
「船がひっくり返るぞ！！帆を上げろ」「急げ！！マストがもたないぞ」「そ―――れ！！」船員達は大忙しだ。
「今すぐ訂正すれば許してやるぞ レオリオ」「てめえの方が先だ クラピカ オレからゆずる気は全くねェ」
ゴンと船長が操縦席から様子を見に出てきた。「こりゃやべぇな！！」「海に落ちたら浮かんでこれねェぞ」「船長 オレも何か手伝う！！」「よし来い」
クラピカは鎖で繋がった二本の剣を取り出し、構えた。レオリオもナイフを取り出す。「行くぞ！！」「来やがれ」
突如、マストを組んである木がバキっと折れ、突風と共に一人の船員に向かってきた。
「ぎゃっあう」木の破片は船員を直撃し、彼は凄い勢いで吹っ飛ばされた。「カッツォ！！」
決闘していたレオリオは異変に気づくと、ナイフを放って駆けだした。クラピカはそんな彼の様子に思うところあった様子で、続いて駆けだした。
「オレか？あんたの顔色をうかがって答えるなんてまっぴらだから正直に言うぜ 金さ！！金さえありゃ何でも手に入るからな
でかい家！！いい車！！うまい酒！！」「品性は金で買えないよ レオリオ」レオリオはピクッと反応した。
「三度目だぜ 表へ出なクラピカ うす汚ねェクルタ族とかの血を絶やしてやるぜ」
クラピカは激昂し、凄んだ。「とり消せ レオリオ」「“レオリオさん”だ」
「来な」「望むところだ」二人はつかつかと出て行った。「おいこらお前ら まだオレの話が終わってねーぞ オレの試験を受けねー気か コラ」
「放っておこうよ」ゴンが言い放った。「な」
「“その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ” ミトおばさんが教えてくれたオレの好きな言葉なんだ
オレには２人が起こってる理由はとても大切なことだと思えるんだ 止めない方がいいよ」「う…む」船長はしぶしぶ納得した様子。
「船長！！予想以上に風が巻いてます！！」「！！」いつの間にか嵐はやってきていた。波が荒れ、対峙するレオリオとクラピカに突風が吹きつける。
「船がひっくり返るぞ！！帆を上げろ」「急げ！！マストがもたないぞ」「そ―――れ！！」船員達は大忙しだ。
「今すぐ訂正すれば許してやるぞ レオリオ」「てめえの方が先だ クラピカ オレからゆずる気は全くねェ」
ゴンと船長が操縦席から様子を見に出てきた。「こりゃやべぇな！！」「海に落ちたら浮かんでこれねェぞ」「船長 オレも何か手伝う！！」「よし来い」
クラピカは鎖で繋がった二本の剣を取り出し、構えた。レオリオもナイフを取り出す。「行くぞ！！」「来やがれ」
突如、マストを組んである木がバキっと折れ、突風と共に一人の船員に向かってきた。
「ぎゃっあう」木の破片は船員を直撃し、彼は凄い勢いで吹っ飛ばされた。「カッツォ！！」
決闘していたレオリオは異変に気づくと、ナイフを放って駆けだした。クラピカはそんな彼の様子に思うところあった様子で、続いて駆けだした。
60 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/02(火) 22:56:01 ID:???
船外に投げ出されたカッツォに、レオリオとクラピカの手は僅差で届かなかった。
もうだめかと思ったとき、なんとゴンがカッツォを救うべく船の外へ飛び出した！
カッツォを捕まえたゴンの両足をレオリオとクラピカが掴み、船内に引っ張り上げる。
「大丈夫か ロープをよこせ！！」「引っ張れ よし！！」「先にケガ人を早く！！」
船員がゴンを褒めたたえた。「よくやったボウズ」「ボウズ！！礼をいうぞ」しかし、当のゴンは鼻を打ったと痛そうにしている…。
「……」レオリオとクラピカはぜえぜえと肩で息をしていたが、揃って口を切った。
「何という無謀な！！下は激速の潮の渦で人魚でさえ溺れるといわれる危険海流だというのに！！」
「オレ達が足をつかまえなかったらオメェまで海のモクズだぞ このボゲ！！」ゴンは呆れて、そんなトコで決闘してたクセに、と心の中で突っ込んだ。
「でも つかんでくれたじゃん」レオリオとクラピカは呆然としてゴンを見つめた。「あ…… ああ」「まーな」「ね」
続いて、レオリオとクラピカは気まずそうに視線を交わした。「非礼をわびよう すまなかったレオリオさん」
「何だよ水くせえな レオリオでいいよクラピカ オレの方もさっきの言葉は全面的に撤回する」
一部始終を見ていた船長は、さも愉快そうに笑った。
「お前ら気に入ったぜ 今日のオレ様はすごく気分がいい！！
お前ら３人はオレ様が責任もって審査会場最寄りの港まで連れて行ってやらぁ！！」「あれ でも 試験は？」
「うれしくて忘れちまったよ それより舵取りの続きを教えてやる！！」「うん！！」ゴンは喜んで駆け出していった。
もうだめかと思ったとき、なんとゴンがカッツォを救うべく船の外へ飛び出した！
カッツォを捕まえたゴンの両足をレオリオとクラピカが掴み、船内に引っ張り上げる。
「大丈夫か ロープをよこせ！！」「引っ張れ よし！！」「先にケガ人を早く！！」
船員がゴンを褒めたたえた。「よくやったボウズ」「ボウズ！！礼をいうぞ」しかし、当のゴンは鼻を打ったと痛そうにしている…。
「……」レオリオとクラピカはぜえぜえと肩で息をしていたが、揃って口を切った。
「何という無謀な！！下は激速の潮の渦で人魚でさえ溺れるといわれる危険海流だというのに！！」
「オレ達が足をつかまえなかったらオメェまで海のモクズだぞ このボゲ！！」ゴンは呆れて、そんなトコで決闘してたクセに、と心の中で突っ込んだ。
「でも つかんでくれたじゃん」レオリオとクラピカは呆然としてゴンを見つめた。「あ…… ああ」「まーな」「ね」
続いて、レオリオとクラピカは気まずそうに視線を交わした。「非礼をわびよう すまなかったレオリオさん」
「何だよ水くせえな レオリオでいいよクラピカ オレの方もさっきの言葉は全面的に撤回する」
一部始終を見ていた船長は、さも愉快そうに笑った。
「お前ら気に入ったぜ 今日のオレ様はすごく気分がいい！！
お前ら３人はオレ様が責任もって審査会場最寄りの港まで連れて行ってやらぁ！！」「あれ でも 試験は？」
「うれしくて忘れちまったよ それより舵取りの続きを教えてやる！！」「うん！！」ゴンは喜んで駆け出していった。
いい最終回だった
クラピカがヒロインか？
こういうクール系は好きだ
こういうクール系は好きだ
初登場時のレオリオ、ルパン三世に似てね？
同じクール系でも、クラピカは蔵馬と違って人と足並み揃えるのが苦手みたいだな
レオリオは年下に呼び捨てにされるのを嫌がるわりに
自分が遥か年上の船長にタメ口利くのはOKなんだな
自分が遥か年上の船長にタメ口利くのはOKなんだな
クラピカは空気読めないいいんちょキャラって感じだな
クラピカだけ仲間になってレオリオさんとはこれでバイバイと予想
レオリオさんはどう考えてもレギュラーキャラの器じゃない
レオリオさんはどう考えてもレギュラーキャラの器じゃない
＞＞その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ
船長のオッサンは試験を受けないことに怒っていると気付いているのか
船長のオッサンは試験を受けないことに怒っていると気付いているのか
クラピカ…クルタ族としてのプライドが高い
レオリオ…呼び捨てNG＝己のプライドが高い
実は似た者同士な気が
レオリオ…呼び捨てNG＝己のプライドが高い
実は似た者同士な気が
レオリオは自己紹介の時からやられ役だと思ったが・・・
最後数ページで印象が変わった。
レギュラーかそれに近いポジションになるだろう。
最後数ページで印象が変わった。
レギュラーかそれに近いポジションになるだろう。
３人パーティーか
冒険には丁度いい人数かもな
しかしあの黒スーツが裏切ったりしてな
他の2人の金盗むとか
冒険には丁度いい人数かもな
しかしあの黒スーツが裏切ったりしてな
他の2人の金盗むとか
トラブルメーカーだけど根はいい奴ぐらいにはなりそうだ
顔的に桑原ポジ確定
桑原、蔵馬、幽助と…
金には執着するけど、根はいい奴なんだろう
てかそもそも、お金好き＝悪人ってわけでもないし
てかそもそも、お金好き＝悪人ってわけでもないし
自分の身も危ないのに迷わずダッシュだしね
下品だけどいいキャラだと思う
下品だけどいいキャラだと思う
｢品性は金で買えないよレオリオ｣で吹いた
いいコンビになりそうだ
いいコンビになりそうだ
ジンの服が飛影な件
嵐の到来を予測するゴンを見て某海賊漫画の航海士を思い出した
レオリオは身なりがちゃんとしているところを見ると実は大財閥の御曹司なのかもしれないとふと思った
金が欲しいというのは建て前で、ベタだけど家を継がされそうになって逃げてきたとか
金が欲しいというのは建て前で、ベタだけど家を継がされそうになって逃げてきたとか
幻影旅団(？)にゴンの親父が深く関わってるような気がしてならない
そしたらクラピカの敵討ちに主人公も同行できる
そしたらクラピカの敵討ちに主人公も同行できる
まぁお金が大事なのは事実だし、レオリオも熱い良い奴っぽいじゃないか
クラピカは蔵馬みたいに女性人気出そうだな
クラピカは蔵馬みたいに女性人気出そうだな
えええええ＞＜
クラピかは蔵馬に似てるしレオリオは桑原なのに飛影ポジキャラは出ないんですか＞＜
飛影＞＜
クラピかは蔵馬に似てるしレオリオは桑原なのに飛影ポジキャラは出ないんですか＞＜
飛影＞＜
>>1はこれから毎日何百日も内容をわざわざ書いていくの？
めんどくさくないの？
めんどくさくないの？
体格的にクラピカはレオリオに勝てないな
船長かわいいよ船長
それにしても品性は金で買えないよっていいセリフだな 俺の友人に言ってや(ry
それにしても品性は金で買えないよっていいセリフだな 俺の友人に言ってや(ry
自己紹介のときのクラピカの体型どうなってんだｗｗ
この世界は人魚とかいるんですかハァハァ
ファンタジー色の強い世界っぽいから
そのうち魔法を使う人外ヒロインとか出てきそうだ
ファンタジー色の強い世界っぽいから
そのうち魔法を使う人外ヒロインとか出てきそうだ
クラピカ男？
クラピカの髪型は綾波がモデル？
相変わらずゴンの性格が掴めんな
相変わらずゴンの性格が掴めんな
再開じゃん
幽白を見る限りヒロインはでないかでてもあんま活躍しないだろ。
むしろ美形の男キャラがでまくるだろう。
むしろ美形の男キャラがでまくるだろう。
ハンター試験会場案内…ハンター志望者に配られる通知 これには試験開始の日時と大雑把な場所だけしか記されていない
わずかな情報を頼りに会場にたどり着かねばならない これもまた志望者を絞りこむための試練なのだ……
No.003 究極の選択
船は無事にドーレ港へ入港した。「すげェ人だな えーとザバン市に向かう乗り物は…」レオリオが交通手段を模索している。
「… おそらく彼等のほとんどが我々と同じ目的なのだな」とクラピカが分析する。
ゴンが船長と握手を交わした。「船長！！いろいろありがとう！！元気で」「うむ達者でな」
「最後にわしからアドバイスだ」「？」すると、船長は遠くの丘の木を指さした。
「あの山の一本杉を目指せ それが試験会場にたどりつく近道だ」「わかった ありがとう！」ゴンは手を振って元気に駆けて行った。
「安心しな ジン お前の息子はいい子に育ってる」その様子を、物影から一人の男が窺っていた。
「そりゃおかしいぜ」レオリオがゴンの話を否定した。
「見ろよ 会場があるザバン地区は地図にもちゃんと乗ってるデカイ都市だ わざわざ反対方向の山に行かなくても ザバン直行便のバスが出てるぜ」
「近道どころかヘタすりゃムダ足だぜ」「彼のかんちがいではないのか？」クラピカも疑問に思う。
「とりあえずオレは行ってみる きっと何か理由があるんだよ」
「ゴンよ お前少しは人を疑うことを覚えた方がいいぜ オレはバスで行くことをすすめるね」
ゴンは二人に手を振ると、大通りを歩いて行った。
クラピカも、黙ってゴンの方へ歩き出した。「！ おいクラピカ」
「船長の言葉… というよりも ゴンの行動に興味があるね しばらく彼につき合ってみるさ」
クラピカの後ろ姿を見送りながら、レオリオは悪態をついた。
「けっ意外に主体性のねー奴だな オレは地道にバスで向かう じゃーな短いつき合いだったが元気でな」
わずかな情報を頼りに会場にたどり着かねばならない これもまた志望者を絞りこむための試練なのだ……
No.003 究極の選択
船は無事にドーレ港へ入港した。「すげェ人だな えーとザバン市に向かう乗り物は…」レオリオが交通手段を模索している。
「… おそらく彼等のほとんどが我々と同じ目的なのだな」とクラピカが分析する。
ゴンが船長と握手を交わした。「船長！！いろいろありがとう！！元気で」「うむ達者でな」
「最後にわしからアドバイスだ」「？」すると、船長は遠くの丘の木を指さした。
「あの山の一本杉を目指せ それが試験会場にたどりつく近道だ」「わかった ありがとう！」ゴンは手を振って元気に駆けて行った。
「安心しな ジン お前の息子はいい子に育ってる」その様子を、物影から一人の男が窺っていた。
「そりゃおかしいぜ」レオリオがゴンの話を否定した。
「見ろよ 会場があるザバン地区は地図にもちゃんと乗ってるデカイ都市だ わざわざ反対方向の山に行かなくても ザバン直行便のバスが出てるぜ」
「近道どころかヘタすりゃムダ足だぜ」「彼のかんちがいではないのか？」クラピカも疑問に思う。
「とりあえずオレは行ってみる きっと何か理由があるんだよ」
「ゴンよ お前少しは人を疑うことを覚えた方がいいぜ オレはバスで行くことをすすめるね」
ゴンは二人に手を振ると、大通りを歩いて行った。
クラピカも、黙ってゴンの方へ歩き出した。「！ おいクラピカ」
「船長の言葉… というよりも ゴンの行動に興味があるね しばらく彼につき合ってみるさ」
クラピカの後ろ姿を見送りながら、レオリオは悪態をついた。
「けっ意外に主体性のねー奴だな オレは地道にバスで向かう じゃーな短いつき合いだったが元気でな」
しかし、待てども待てどもバスが来る気配がない。「……遅―な」
すると、後ろで人々が噂している声が聞こえてきた。「おい どーもザバン直行便のバスは一台も目的地に到着してないらしいぜ」
「やはり罠（トラップ）か… 初受験者（ルーキー）はバカ正直だからたいがいこれで脱落するぜ」
バス停に溜まっていた人々は段々減っていき、ついにはレオリオ一人だけぽつんと取り残されてしまった。
レオリオは慌てて二人の方へ駆けだした。
「待て待て待て待ってくれよ！！お前ら二人きりじゃ寂しいだろ？しょーがねーなァ オレもつき合ってやるよ ワハハハハハ！！」
歩いていくうちに、三人は廃れた町の路地裏に入りこんでいた。「……」「うすっ気味悪いところだな 人っ子一人見あたらねーぜ」
「でも… いっぱい人いるよね」ゴンに言われ、レオリオはぎょっとする。「うむ 油断するな」クラピカも頷く。
「な 何でわかんだよ そんなこと」「息づかいがそこら中から聞こえてくるじゃないか」「うん 衣ずれの音もするし… かくれてるつもりかな」
レオリオが耳をすましてみるが、全く何も聞こえてこない。「ふ ふん あいにくオレは普通の人間なんでな」「しっ」クラピカがレオリオを黙らせる。
「！！」杖を突いた老婆を筆頭に、ガスマスクのようなものを付けた人々がぞろぞろと三人の前に現れた。
「ドキドキ…」緊迫した空気が流れる。突如老婆はクワッと威嚇し大声を上げた。「ドキドキ2択クイ～～～～～ズ！！」
後ろの人々がパチパチと乾いた拍手をする。
「お前たち… あの一本杉を目指してんだろ？あそこにはこの町をぬけないと絶対に行けないよ
他からの山道は迷路みたいになっている上に凶暴な魔獣のナワバリだからね これから1問だけクイズを出題する 考える時間は5秒だけ もし間違えたら 即失格 今年のハンター資格取得はあきらめな」
「む」「なる程 これもハンター試験の関門の1つか」「①か②で答えること！！それ以外のあいまいな返事は全て失格とみなす」
すると、後ろで人々が噂している声が聞こえてきた。「おい どーもザバン直行便のバスは一台も目的地に到着してないらしいぜ」
「やはり罠（トラップ）か… 初受験者（ルーキー）はバカ正直だからたいがいこれで脱落するぜ」
バス停に溜まっていた人々は段々減っていき、ついにはレオリオ一人だけぽつんと取り残されてしまった。
レオリオは慌てて二人の方へ駆けだした。
「待て待て待て待ってくれよ！！お前ら二人きりじゃ寂しいだろ？しょーがねーなァ オレもつき合ってやるよ ワハハハハハ！！」
歩いていくうちに、三人は廃れた町の路地裏に入りこんでいた。「……」「うすっ気味悪いところだな 人っ子一人見あたらねーぜ」
「でも… いっぱい人いるよね」ゴンに言われ、レオリオはぎょっとする。「うむ 油断するな」クラピカも頷く。
「な 何でわかんだよ そんなこと」「息づかいがそこら中から聞こえてくるじゃないか」「うん 衣ずれの音もするし… かくれてるつもりかな」
レオリオが耳をすましてみるが、全く何も聞こえてこない。「ふ ふん あいにくオレは普通の人間なんでな」「しっ」クラピカがレオリオを黙らせる。
「！！」杖を突いた老婆を筆頭に、ガスマスクのようなものを付けた人々がぞろぞろと三人の前に現れた。
「ドキドキ…」緊迫した空気が流れる。突如老婆はクワッと威嚇し大声を上げた。「ドキドキ2択クイ～～～～～ズ！！」
後ろの人々がパチパチと乾いた拍手をする。
「お前たち… あの一本杉を目指してんだろ？あそこにはこの町をぬけないと絶対に行けないよ
他からの山道は迷路みたいになっている上に凶暴な魔獣のナワバリだからね これから1問だけクイズを出題する 考える時間は5秒だけ もし間違えたら 即失格 今年のハンター資格取得はあきらめな」
「む」「なる程 これもハンター試験の関門の1つか」「①か②で答えること！！それ以外のあいまいな返事は全て失格とみなす」
「おいちょっと待てよ この3人で1問ってことか？」レオリオはクラピカくを指さした。
「もしこいつが間違えたらオレまで失格ってことだろ！？」「あり得ないね むしろ逆の可能性があまりに高くて泣きたくなるよ」
「でも3人のうち一人が答えを知ってればいいんだから楽だよ オレクイズ苦手だし」ゴンがフォローする。
レオリオはクラピカをど突きながら振り向いた。「む 確かにそーだけどよ」
「おいおい早くしてくれよ」ゴン達の背後から突如男が現れた。
「何ならオレが先に答えるぜ へへへ悪いなボウズ 港でちょいと立ち聞きしちまってな」
「何を？」「船長との話だよ」レオリオが呑気な奴、と呆れる。
「どうするかね？」「……」レオリオが小声で持ちかけた。（ゆずろうぜ… それで問題の傾向もわかるしな）
「お先に」（バカめ 先に行って道にいっぱいワナを仕掛けてやるぜ）
「それでは問題 お前の母親と恋人が悪党につかまり一人しか助けられない ①母親 ②恋人 どちらを助ける？」
「！？」クラピカは耳を疑った。
――まさか…本気か？こんな問題に万人共通の答えなどないではないか！！老婆の好みの答えを予想しろとでもいうのか？
男はしばらく考え。①と答えた。（本当は恋人に決まってるが この方がババア好みの答えだろう）
「なぜそう思う」「そりゃあ～～～母親はこの世にたった一人だぜ 恋人はまた見つけりゃいい」
老婆は仲間とボソボソと言葉を交わした後、道を開けた。「通りな」
それを見ていたレオリオは怒りが頂点に達してしまった様子。
「ふざけんじゃねェツ！！こんなクイズがあるかボケェ！！こんな問題人によって答えは違うし“正解”なんて言葉でくくれるもんでもねー！！
ここの審査員も合格者も全員クソの山だぜ！！オレは認めねーぞ オレか引き返す！！別のルートから行くぜ！！」
「ふん もう遅い クイズを辞退するなら即失格とする ハンターになる資格はないね」「……！！」
「もしこいつが間違えたらオレまで失格ってことだろ！？」「あり得ないね むしろ逆の可能性があまりに高くて泣きたくなるよ」
「でも3人のうち一人が答えを知ってればいいんだから楽だよ オレクイズ苦手だし」ゴンがフォローする。
レオリオはクラピカをど突きながら振り向いた。「む 確かにそーだけどよ」
「おいおい早くしてくれよ」ゴン達の背後から突如男が現れた。
「何ならオレが先に答えるぜ へへへ悪いなボウズ 港でちょいと立ち聞きしちまってな」
「何を？」「船長との話だよ」レオリオが呑気な奴、と呆れる。
「どうするかね？」「……」レオリオが小声で持ちかけた。（ゆずろうぜ… それで問題の傾向もわかるしな）
「お先に」（バカめ 先に行って道にいっぱいワナを仕掛けてやるぜ）
「それでは問題 お前の母親と恋人が悪党につかまり一人しか助けられない ①母親 ②恋人 どちらを助ける？」
「！？」クラピカは耳を疑った。
――まさか…本気か？こんな問題に万人共通の答えなどないではないか！！老婆の好みの答えを予想しろとでもいうのか？
男はしばらく考え。①と答えた。（本当は恋人に決まってるが この方がババア好みの答えだろう）
「なぜそう思う」「そりゃあ～～～母親はこの世にたった一人だぜ 恋人はまた見つけりゃいい」
老婆は仲間とボソボソと言葉を交わした後、道を開けた。「通りな」
それを見ていたレオリオは怒りが頂点に達してしまった様子。
「ふざけんじゃねェツ！！こんなクイズがあるかボケェ！！こんな問題人によって答えは違うし“正解”なんて言葉でくくれるもんでもねー！！
ここの審査員も合格者も全員クソの山だぜ！！オレは認めねーぞ オレか引き返す！！別のルートから行くぜ！！」
「ふん もう遅い クイズを辞退するなら即失格とする ハンターになる資格はないね」「……！！」
そのとき、クラピカの耳にある音が飛びこんできた。「レオリオ！！」「何だよ！！まさかこんなふざけたクイズ続けろってのか」
「待ちな！」（猫目のボウヤは気付いたようだね）老婆がぴしゃりと言った。「それ以上のおしゃべりは許さないよ」
「ここからは余計な発言をしたら即失格とする！！さぁ答えな ①クイズを受ける ②受けない」
「①だ！！」クラピカが答える。――気付けレオリオ！！簡単なトリックだ！！
ゴン！！お前にも聞こえたはず ならばこのトリックのからくりに気付くんだ！！
「それじゃ問題だ 息子と娘が誘拐された 一人しか取り戻せない ①娘 ②息子 どちらを取り戻す？」
ついにレオリオの堪忍袋の緒が切れた。「５」――ババァ～～！！なめやがって 「４」 いい気になって秒読みしやがれ 「３」
「２」それがてめェの余命だぜ「１」レオリオは壁に立てかけてあった木の棒を折ると、ぶんぶんと振り回した。
「ぶ―― 終～～～了～～～」その瞬間、レオリオが老婆に殴りかかった！
しかしクラピカが素早く二人の間に入り込み、攻撃が老婆に届く前に剣で防御した。
「なぜ止める」「落ち着けレオリオ！！」「い―――や激昂するね」
「手土産にこのババァの素っ首持って会場へ乗り込むぜ スカした審査員共を全員ぶっとばして説教してやる
ハンター！？くそくらえだ こんな腐れた商売はなくしちまった方が世のためだ」
「せっかくの合格を棒にふる気か？」「！？ 何？」「ふう！我々は正解したんだよレオリオ 沈黙！！それが正しい答えなんだ」
驚きのあまり、レオリオは戦意喪失してしまう。
「いみじくもキミが言っただろう “生解なんて言葉ではくくれない”と
その通り このクイズに正解なんてない！！しかし解答は①か②でしか言えないるルールだ つまり答えられない 沈黙しかないんだ」
「しかしさっきの野郎は……」
「正解とは言ってない 通れと言っただけだ さっき彼の悲鳴が聞こえた おそらく魔獣におそわれたんだろう つまりこの道は正しい道じゃないのさ」
「……」レオリオは呆気にとられて立ち尽くす。
「待ちな！」（猫目のボウヤは気付いたようだね）老婆がぴしゃりと言った。「それ以上のおしゃべりは許さないよ」
「ここからは余計な発言をしたら即失格とする！！さぁ答えな ①クイズを受ける ②受けない」
「①だ！！」クラピカが答える。――気付けレオリオ！！簡単なトリックだ！！
ゴン！！お前にも聞こえたはず ならばこのトリックのからくりに気付くんだ！！
「それじゃ問題だ 息子と娘が誘拐された 一人しか取り戻せない ①娘 ②息子 どちらを取り戻す？」
ついにレオリオの堪忍袋の緒が切れた。「５」――ババァ～～！！なめやがって 「４」 いい気になって秒読みしやがれ 「３」
「２」それがてめェの余命だぜ「１」レオリオは壁に立てかけてあった木の棒を折ると、ぶんぶんと振り回した。
「ぶ―― 終～～～了～～～」その瞬間、レオリオが老婆に殴りかかった！
しかしクラピカが素早く二人の間に入り込み、攻撃が老婆に届く前に剣で防御した。
「なぜ止める」「落ち着けレオリオ！！」「い―――や激昂するね」
「手土産にこのババァの素っ首持って会場へ乗り込むぜ スカした審査員共を全員ぶっとばして説教してやる
ハンター！？くそくらえだ こんな腐れた商売はなくしちまった方が世のためだ」
「せっかくの合格を棒にふる気か？」「！？ 何？」「ふう！我々は正解したんだよレオリオ 沈黙！！それが正しい答えなんだ」
驚きのあまり、レオリオは戦意喪失してしまう。
「いみじくもキミが言っただろう “生解なんて言葉ではくくれない”と
その通り このクイズに正解なんてない！！しかし解答は①か②でしか言えないるルールだ つまり答えられない 沈黙しかないんだ」
「しかしさっきの野郎は……」
「正解とは言ってない 通れと言っただけだ さっき彼の悲鳴が聞こえた おそらく魔獣におそわれたんだろう つまりこの道は正しい道じゃないのさ」
「……」レオリオは呆気にとられて立ち尽くす。
「その通り 本当の道はこっちだよ 一本道だ ２時間も歩けば頂上に着く」一見壁だったところに入口は存在していた。
「…… バアサン……すまなかったな」レオリオが素直に謝った。
「何をあやまることがある お前みたいな奴に会いたくてやってる仕事さ がんばっていいハンターになりな」「…… ああ」
「ふう～～ ダメだ！！」腕組みをして固まっていたゴンがようやく口を利いた。「どうしても答えがでないや」
クラピカとレオリオは揃って笑いだす。「……ふ」「何だよ まだ考えてたのかよ もういいんだぜ」
「え？何で？」「何でって もうクイズは終わったんだぜ」「それはわかってるよ」
「――でも もし本当に大切な2人の内一人しか助けられない場面に出会ったら……どうする？」二人ははっとして真剣な顔つきになった。
「どちらを選んでも本当の正解じゃないけど どちらか必ず選ばなくちゃならない時… いつか来るかも知れないんだ」
三人を見送りながら、老婆は思う。
――そう…… それこそこのクイズの真の意図 あらゆる残酷な空想に耐えておけ 現実は突然無慈悲になるものだからな
いつか来る 別れ道に備えて
「…… バアサン……すまなかったな」レオリオが素直に謝った。
「何をあやまることがある お前みたいな奴に会いたくてやってる仕事さ がんばっていいハンターになりな」「…… ああ」
「ふう～～ ダメだ！！」腕組みをして固まっていたゴンがようやく口を利いた。「どうしても答えがでないや」
クラピカとレオリオは揃って笑いだす。「……ふ」「何だよ まだ考えてたのかよ もういいんだぜ」
「え？何で？」「何でって もうクイズは終わったんだぜ」「それはわかってるよ」
「――でも もし本当に大切な2人の内一人しか助けられない場面に出会ったら……どうする？」二人ははっとして真剣な顔つきになった。
「どちらを選んでも本当の正解じゃないけど どちらか必ず選ばなくちゃならない時… いつか来るかも知れないんだ」
三人を見送りながら、老婆は思う。
――そう…… それこそこのクイズの真の意図 あらゆる残酷な空想に耐えておけ 現実は突然無慈悲になるものだからな
いつか来る 別れ道に備えて
102 ：マロン名無しさん：2009/06/03(水) 23:19:29 ID:xvnu6b4S
レオリオは正義感に溢れた漢なのかただのDQNなのか…
ババァと愉快な仲間達のボソボソは聞き取れなかったのだろうか
魔獣か
>>103
コテコテの方言で意味がわからなかったのかも
コテコテの方言で意味がわからなかったのかも
早くも冨樫節が来たな
＞でも もし本当に大切な2人の内一人しか助けられない場面に出会ったら……どうする？
クラピカとレオリオどちかがあぼんする伏線？
クラピカとレオリオどちかがあぼんする伏線？
正解はないから答えなければいいとか
普通はわかるんかね。
普通はわかるんかね。
ババアに全力で打ち込むレオリオ兄貴いいなｗ
啖呵とか会話が面白い
啖呵とか会話が面白い
で、生解・・・
おい、早くも面白いなこれ
期待しちゃうわ
期待しちゃうわ
これってどっちかを選んだとしても理由が納得できるものなら正解扱いなのかな
クラピカが止めなかったらレオリオまじで殴ってたの？
バァサン死ぬだろ
バァサン死ぬだろ
ババァの素っ首持って会場へ乗り込むと言ってるジャマイカ
よほどアレが合格(実際は違うんだけど)扱いだったのが気に食わなかったらしいな
まあ、ババアはババアで失格者を魔獣の餌にしてんだからおあいこだな
よほどアレが合格(実際は違うんだけど)扱いだったのが気に食わなかったらしいな
まあ、ババアはババアで失格者を魔獣の餌にしてんだからおあいこだな
「幽白」でもこんなんあったなw
奥義伝授のためには幻海を殺さなきゃならないとか言われて。
あれも悩んだ末に出来ないってのが正解だったっけ。
奥義伝授のためには幻海を殺さなきゃならないとか言われて。
あれも悩んだ末に出来ないってのが正解だったっけ。
>>115
じゃあ死なない程度にダメージ与えるつもりだったの？すんどめ？
じゃあ死なない程度にダメージ与えるつもりだったの？すんどめ？
＞猫目のボウヤ
誰だよヒロインなんて言った奴は…
誰だよヒロインなんて言った奴は…
まず全く1mも女に見えないし
>>118
俺はバアさんが老眼でよく見えなかった可能性に駆けるぜ！
俺はバアさんが老眼でよく見えなかった可能性に駆けるぜ！
試験会場に辿りつく前に打ち切りになったりしたらワロスｗ
船はOKなのにバスはNGとか基準がわかんねｗ
船は乗ってくるだけで大変だったからじゃないか？
船…試験の一つ
バス…罠の一つ
バス…罠の一つ
ハンター試験の時期に試験会場近辺に用がある一般人は、果たして無事にたどり着けるのだろうか……
試験前提の船みたいなのは回避できても、罠なんか一般人も引っかかりそうだぞ
試験前提の船みたいなのは回避できても、罠なんか一般人も引っかかりそうだぞ
一般人は係員がそれとなく誘導して回避させるんじゃ
試験一つやるのにどれだけの人間を雇ってんだよｗｗｗ
俺ちょっと雇ってもらってくる
俺ちょっと雇ってもらってくる
128 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/04(木) 22:49:14 ID:???
「すっかり暗くなっちまったな 歩いて２時間だァ～～？２時間なんて２時間前に過ぎちまったぞ くそ」
レオリオは看板を見つけてたらりと汗を流す。「また魔獣注意の看板だぜ こんんな調子で本当にオレ達会場に着けるのかなァ」
レオリオが子供のようにぐずり出す。「オナカすいたよ―― ウンコしたいよ――」「レオリオおいてくよ――」
無視を決め込んだクラピカが前方になにかを見つけたようだ。「！ 見えたぞ」
クイズを出題した老婆が、親切にもナビゲーターの情報を教えていてくれたのだった。
「一本杉の下の一軒家にすんでいる夫婦は道案内（ナビゲーター）をやってるんだ 彼らの眼鏡にかなえば会場まで案内してくれるよ」
ナビゲーター…ハンター試験資格会場は毎年場所が変わる その正確な位置を把握し有望なハンター志望者を案内するのが
ナビゲーターの役目である 彼らの案内なしで会場にたどり着くことは至難の技だ
受験者の数をしぼるため行程の途中に様々なワナが仕掛けられているのに加えて 会場自体が非常にわかりにくい場所に設けられているためである
つまり受験者は会場へ行くためにまずナビゲーターを見つけ出さなければならない
そして彼らに自分の才能を認めさせることが必要なのだ
No.004 魔獣 凶狸狐（キリコ）
すっかり日が落ちた頃、一行は一本杉のすぐ傍の小屋に辿り着いた。「や～～～っと着いたぜ」「静かだな 我々以外に受験者は来ていないのか？」
ノックするが返事はない。「入るぜ――」小屋の中の思わぬ光景に、一行は息を飲んだ。
部屋は酷く荒らされており、部屋の中央には人間のような長い手足を持った狐のような化けものが女性を掴み上げていた。
部屋の隅にはその女性の夫らしき男性が血だらけで倒れている。
「魔獣！！！」レオリオとクラピカが武器を構えるが、魔獣は女性を捕らえたまま素早く窓を割って逃走した。
ゴンが釣り竿を持って後を追う。「助けなきゃ」クラピカもそれに続いた。「レオリオ ケガ人を頼む！！」「任せとけ！！」
レオリオは看板を見つけてたらりと汗を流す。「また魔獣注意の看板だぜ こんんな調子で本当にオレ達会場に着けるのかなァ」
レオリオが子供のようにぐずり出す。「オナカすいたよ―― ウンコしたいよ――」「レオリオおいてくよ――」
無視を決め込んだクラピカが前方になにかを見つけたようだ。「！ 見えたぞ」
クイズを出題した老婆が、親切にもナビゲーターの情報を教えていてくれたのだった。
「一本杉の下の一軒家にすんでいる夫婦は道案内（ナビゲーター）をやってるんだ 彼らの眼鏡にかなえば会場まで案内してくれるよ」
ナビゲーター…ハンター試験資格会場は毎年場所が変わる その正確な位置を把握し有望なハンター志望者を案内するのが
ナビゲーターの役目である 彼らの案内なしで会場にたどり着くことは至難の技だ
受験者の数をしぼるため行程の途中に様々なワナが仕掛けられているのに加えて 会場自体が非常にわかりにくい場所に設けられているためである
つまり受験者は会場へ行くためにまずナビゲーターを見つけ出さなければならない
そして彼らに自分の才能を認めさせることが必要なのだ
No.004 魔獣 凶狸狐（キリコ）
すっかり日が落ちた頃、一行は一本杉のすぐ傍の小屋に辿り着いた。「や～～～っと着いたぜ」「静かだな 我々以外に受験者は来ていないのか？」
ノックするが返事はない。「入るぜ――」小屋の中の思わぬ光景に、一行は息を飲んだ。
部屋は酷く荒らされており、部屋の中央には人間のような長い手足を持った狐のような化けものが女性を掴み上げていた。
部屋の隅にはその女性の夫らしき男性が血だらけで倒れている。
「魔獣！！！」レオリオとクラピカが武器を構えるが、魔獣は女性を捕らえたまま素早く窓を割って逃走した。
ゴンが釣り竿を持って後を追う。「助けなきゃ」クラピカもそれに続いた。「レオリオ ケガ人を頼む！！」「任せとけ！！」
129 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/04(木) 22:50:04 ID:???
「森に逃げ込んだぞ どっちへ行ったんだ」クラピカが焦るが、ゴンはぴんと感覚を研ぎ澄ませた。
「あそこだ！！」走り出していくゴンを見て、クラピカは度肝を抜かれる。（この深くて広い森の暗景の中 あの幽かな影を一瞬でとらえるとは）
クラピカはふっと笑うと後を追おうと地面を蹴った（大した奴だ…！）
ゴンは木の枝を蹴り、ぐんぐんと距離を詰めていく。「その女性（ヒト）を放せ！！」
魔獣は恐ろしい形相で振り返ったかと思うと、さらにスピードを上げて愉快そうに走り出した。
「うでずくでとり返してみな！！ケケェッ」ゴンは一瞬呆気にとられたあと、嬉しそうにクラピカに話しかけた。
「すごいや！！アイツしゃべったよ！！」「人語を操れる獣を総称して魔獣をいうんだ！！」（知ってて話しかけたんじゃなかったのか コイツ）
「奴は凶狸狐（キリコ）と呼ばれる変幻魔獣だ！人に化けることもできる 油断するな！！」「言葉が通じるなら話が早いや」
ゴンが突然大声を上げた。「やいコラ ヘッポコキリコォ――――――――ッ！！！」
凶狸狐がカチンときて振り返ると…なんとゴンがすぐ近くに迫ってきていた。「！！」――は… 疾っっ！！
ゴンはそのまま凶狸狐の脳天目がけて釣り竿を振り下ろした！衝撃が走り、凶狸狐が抱えていた女性はみるみる落下していく。
「クラピカ 女の人を！！」クラピカは右手で女性をキャッチすると、左手で木の枝にぶら下がった。「ふう ムチャする奴め」
「ギ… このガキ 覚えてろよ」凶狸狐は頭を押さえると、森の奥へと消えていった。「待て！！」ゴンも後を追って森の奥へ入っていく。
クラピカは女性の体を抱き起こし、話しかけた。「どこかひどく痛むところはあるか？」
「私は…大丈夫 それより夫は…？彼は一体どうなったの？」「我々の仲間が看ているから心配ない」
「お願い 夫のところへ私を… 連れて行って」女性の手の施されていたイレズミに、クラピカは覚えがあった。「……！？君は…」
「あそこだ！！」走り出していくゴンを見て、クラピカは度肝を抜かれる。（この深くて広い森の暗景の中 あの幽かな影を一瞬でとらえるとは）
クラピカはふっと笑うと後を追おうと地面を蹴った（大した奴だ…！）
ゴンは木の枝を蹴り、ぐんぐんと距離を詰めていく。「その女性（ヒト）を放せ！！」
魔獣は恐ろしい形相で振り返ったかと思うと、さらにスピードを上げて愉快そうに走り出した。
「うでずくでとり返してみな！！ケケェッ」ゴンは一瞬呆気にとられたあと、嬉しそうにクラピカに話しかけた。
「すごいや！！アイツしゃべったよ！！」「人語を操れる獣を総称して魔獣をいうんだ！！」（知ってて話しかけたんじゃなかったのか コイツ）
「奴は凶狸狐（キリコ）と呼ばれる変幻魔獣だ！人に化けることもできる 油断するな！！」「言葉が通じるなら話が早いや」
ゴンが突然大声を上げた。「やいコラ ヘッポコキリコォ――――――――ッ！！！」
凶狸狐がカチンときて振り返ると…なんとゴンがすぐ近くに迫ってきていた。「！！」――は… 疾っっ！！
ゴンはそのまま凶狸狐の脳天目がけて釣り竿を振り下ろした！衝撃が走り、凶狸狐が抱えていた女性はみるみる落下していく。
「クラピカ 女の人を！！」クラピカは右手で女性をキャッチすると、左手で木の枝にぶら下がった。「ふう ムチャする奴め」
「ギ… このガキ 覚えてろよ」凶狸狐は頭を押さえると、森の奥へと消えていった。「待て！！」ゴンも後を追って森の奥へ入っていく。
クラピカは女性の体を抱き起こし、話しかけた。「どこかひどく痛むところはあるか？」
「私は…大丈夫 それより夫は…？彼は一体どうなったの？」「我々の仲間が看ているから心配ない」
「お願い 夫のところへ私を… 連れて行って」女性の手の施されていたイレズミに、クラピカは覚えがあった。「……！？君は…」
130 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/04(木) 22:50:44 ID:???
そこへ、レオリオがひょっこり姿を見せた。
「クラピカ 無事か？」「！ ……ああ 魔獣はゴンが追っている 男の容体はどうだ？」
「心配なさそうだ 見た目ほどキズは深くなかった 今は家で鎮痛剤を飲んでぐっすり寝てる」「……そうか」
答えるやいなや、クラピカはレオリオの顔面に一撃を入れた。レオリオの顔が醜く変化していく。「……なぜニセ者とわかった？」
「別にニセ者だと思ったわけじゃない 私は“ケガ人を頼む”と言い レオリオは“任せろ”と言った
そのケガ人を置き去りにしてノコノコ現れるような奴だから殴った それだけだ」
レオリオに化けていた凶狸狐が消えてから、クラピカは改めて女性に尋ねた。
「……」「さて…… １つ答えてくれ」二本の剣をクロスさせて構え、冷たい瞳で見つめる。「お前は一体何者だ？」
女性は少し怯えているようだったが…やがてニヤリと不気味に笑った。
森の奥で、辺りをきょろきょろ見回すゴンの前に、観念したのか凶狸狐が現れた。
「ガキの割にはすばやいな このオレ様に一撃をくらわすとはな」凶狸狐は右手を鋭く変化させていく…
「だが その代償は 高くつくぜ！！」高く飛びあがり、ゴンに爪を繰り出したその瞬間…。「ねェ キミ 誰？」
「！？」凶狸狐は驚いてぴたりと攻撃の手を止めた。「……」「もしかしてさっきのヤツの友達？」
「オレが殴って追いかけてるのは別のヤツだよ キミじゃない でもジャマするなら相手になるよ」
「なんで…… 別だとわかった？」「え――！？だって顔が全然違うじゃん 声だってキミの方が高くて細い感じだし」
凶狸狐はしばらく茫然としていたが、やがて心底愉快そうに笑った。ポンポンとゴンの頭を撫でる。
「おいトーチャン すぐ来な！！面白いもんが見れるよ！！」
「クラピカ 無事か？」「！ ……ああ 魔獣はゴンが追っている 男の容体はどうだ？」
「心配なさそうだ 見た目ほどキズは深くなかった 今は家で鎮痛剤を飲んでぐっすり寝てる」「……そうか」
答えるやいなや、クラピカはレオリオの顔面に一撃を入れた。レオリオの顔が醜く変化していく。「……なぜニセ者とわかった？」
「別にニセ者だと思ったわけじゃない 私は“ケガ人を頼む”と言い レオリオは“任せろ”と言った
そのケガ人を置き去りにしてノコノコ現れるような奴だから殴った それだけだ」
レオリオに化けていた凶狸狐が消えてから、クラピカは改めて女性に尋ねた。
「……」「さて…… １つ答えてくれ」二本の剣をクロスさせて構え、冷たい瞳で見つめる。「お前は一体何者だ？」
女性は少し怯えているようだったが…やがてニヤリと不気味に笑った。
森の奥で、辺りをきょろきょろ見回すゴンの前に、観念したのか凶狸狐が現れた。
「ガキの割にはすばやいな このオレ様に一撃をくらわすとはな」凶狸狐は右手を鋭く変化させていく…
「だが その代償は 高くつくぜ！！」高く飛びあがり、ゴンに爪を繰り出したその瞬間…。「ねェ キミ 誰？」
「！？」凶狸狐は驚いてぴたりと攻撃の手を止めた。「……」「もしかしてさっきのヤツの友達？」
「オレが殴って追いかけてるのは別のヤツだよ キミじゃない でもジャマするなら相手になるよ」
「なんで…… 別だとわかった？」「え――！？だって顔が全然違うじゃん 声だってキミの方が高くて細い感じだし」
凶狸狐はしばらく茫然としていたが、やがて心底愉快そうに笑った。ポンポンとゴンの頭を撫でる。
「おいトーチャン すぐ来な！！面白いもんが見れるよ！！」
131 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/04(木) 22:51:34 ID:???
ここに、凶狸狐一家が全員集結した。人間だと思われた女性と男性は、それぞれ娘と息子だったのだ。
「ふーむ」「何年振りかねェ うちら夫婦を見分けた人間は…」「うれしいねェ」
レオリオとクラピカが小声で言葉を交わす。（声と顔の違い…わかるか？）（いや…… 全く）
「ちなみにオレとクラピカに殴られた方がダンナさんだよ」（だからそれはどっちだ）
「さて…… もう君らも察しのとおり」「我々夫婦がナビゲーターだ」
娘が皆にイレズミを見せた。
「このイレズミは古代スミ族の女性が神の妻となり生涯独身を通すことを誓って彫るもの 古代史に長けていないとまず判読不可能
博学をもってヒントを見逃さず 見事私達二人が夫婦でないことを見破ったクラピカ殿」
息子が代わって話し始める
「レオリオ殿は結局最後まで私の正体に気付かなかった しかしキズの応急処置は医者以上に早くて適確
そしてなにより 妻の身を案じる演技（ふり）をしていた私に対し ずっと力強い励ましの言葉をかけ続けてくれた」レオリオはちょっと照れている。
「そしてとてつもなく人間離れした運動能力 観察力を持つゴン殿」ゴンは、思いっきり殴っちゃった、と舌を出す。
「合格だ 会場まで三人を案内しよう」
つかの間の空中遊泳を楽しむゴン達一行…… しかし彼らはまだスタートラインにすら着いていないのだ
「ふーむ」「何年振りかねェ うちら夫婦を見分けた人間は…」「うれしいねェ」
レオリオとクラピカが小声で言葉を交わす。（声と顔の違い…わかるか？）（いや…… 全く）
「ちなみにオレとクラピカに殴られた方がダンナさんだよ」（だからそれはどっちだ）
「さて…… もう君らも察しのとおり」「我々夫婦がナビゲーターだ」
娘が皆にイレズミを見せた。
「このイレズミは古代スミ族の女性が神の妻となり生涯独身を通すことを誓って彫るもの 古代史に長けていないとまず判読不可能
博学をもってヒントを見逃さず 見事私達二人が夫婦でないことを見破ったクラピカ殿」
息子が代わって話し始める
「レオリオ殿は結局最後まで私の正体に気付かなかった しかしキズの応急処置は医者以上に早くて適確
そしてなにより 妻の身を案じる演技（ふり）をしていた私に対し ずっと力強い励ましの言葉をかけ続けてくれた」レオリオはちょっと照れている。
「そしてとてつもなく人間離れした運動能力 観察力を持つゴン殿」ゴンは、思いっきり殴っちゃった、と舌を出す。
「合格だ 会場まで三人を案内しよう」
つかの間の空中遊泳を楽しむゴン達一行…… しかし彼らはまだスタートラインにすら着いていないのだ
何だやっぱいい奴じゃんレオリオ
133 ：マロン名無しさん：2009/06/04(木) 23:10:59 ID:YSIGc3iM
磯野凶狸狐
不合格者をみすみす魔獣に喰わせたり
ナビゲーターの魔獣の存在を知ってたり…
あのバアさんうさん臭すぎるんだが
ナビゲーターの魔獣の存在を知ってたり…
あのバアさんうさん臭すぎるんだが
いろんな所で倫理観が崩壊してる漫画だなｗ
レオリオが医者以上に早くて的確な応急処理をしたというのが不自然。
なんでアマチュアが医者以上なの。
体力面ならプロ以上のハンター志願者もいそうだけど。
なんでアマチュアが医者以上なの。
体力面ならプロ以上のハンター志願者もいそうだけど。
医者と言ってもピンキリいるので……
あとさらに言えば、医者でもないヤツが医者以上と判断できるのはなぜ？
あとさらに言えば、医者でもないヤツが医者以上と判断できるのはなぜ？
しょっちゅう医者に診てもらってんじゃね？
お前ら主人公にも触れてやれよｗ
受験生が来るたびにあの小芝居やってんのかよ
蔵馬涙目
最後のコマいいな
俺も空中遊泳してみてえええええ
俺も空中遊泳してみてえええええ
>>138
受験生が来るたびに自演で怪我してるから……
受験生が来るたびに自演で怪我してるから……
貴理子の娘は仲間になるのかな？wktk
キリコの体型が八頭身モナーに見える件
ついに人間だけにとどまらず人外までも試験に巻き込んでいることが発覚
どんだけ規模のでかい大会なんだよ
試験会場の国を決めることはオリンピック開催地を決めるのに相当する程のビッグイベントなのかもな
どんだけ規模のでかい大会なんだよ
試験会場の国を決めることはオリンピック開催地を決めるのに相当する程のビッグイベントなのかもな
クラピカは考古学専攻か何か？
レオリオはこれから回復役として活躍するんだろうか
いや、レオリオは決して嫌いではないが回復役は出来れば女の子が…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
いや、レオリオは決して嫌いではないが回復役は出来れば女の子が…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
>>149
レオリオがまさかのヒロイン化
レオリオがまさかのヒロイン化
ヒロインは幽白的に考えてこれから出て来るであろうチビな逆毛少年の妹に期待
初登場のコマのキリコは気持ち悪いだけだったが
喋ると人間味があっていいな
喋ると人間味があっていいな
>>137
技術は医者並みで、あとの差はハートじゃね？
技術は医者並みで、あとの差はハートじゃね？
キリコの言う医者以上の、比較対象の医者ってのがどの程度のレベルかっつー話だな。
この世界観だと、医師免許とかなくても町や村におらが村の医者、みたいな奴がたくさんいてもおかしくないし。
とりあえず一般常識以上の医療知識はあるって感じじゃない？レオリオは
この世界観だと、医師免許とかなくても町や村におらが村の医者、みたいな奴がたくさんいてもおかしくないし。
とりあえず一般常識以上の医療知識はあるって感じじゃない？レオリオは
ま、専門的な治療は医者が上手だろうけど
外傷の類の応急処置レベルの事なら、軍人やらレスキューやら救急隊員やらの方が手際はいいかもしれんな
外傷の類の応急処置レベルの事なら、軍人やらレスキューやら救急隊員やらの方が手際はいいかもしれんな
157 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/05(金) 22:47:35 ID:???
No.005 第一次試験開始①
人間の男に化けた凶狸狐に案内され、一行はザバン市に到着した。「ツバシ町の2-5-10は……と 向こうの建物だな」
「あれが会場か」「うわ――」なんとも立派なビルがそこに建っていた。「ここに世界各地から」「ハンター死亡の猛者が集まるわけだな」
（親父もこんな気持ちだったのかな…）――ハンター試験初挑戦！！
「おい そっちじゃないよ こっちだよ」言われて振り向くと、そこにはどこにでもありそうな小さな定食屋があった。「………」
「どう見てもただの定食屋だぜ 冗談きついぜ案内者（ナビ）さんよ
まさかこの中に全国から無数のハンター志望者が集まってるなんて言うんじゃねーだろ」
「そのまさかさ ここなら誰も応募者が数百万人とも言われてるハンター試験の会場だとは思わないだろ？」
凶狸狐に続いて中に入ってみても、やはりどう見ても普通の定食屋にしか見えない。
「いらっしぇーい！！御注文は―――？」「ステーキ定食」凶狸狐の言葉に、炒め物をしていた店の主人がピクリと反応する。
「焼き方は？」「弱火でじっくり」「あいよ―――」「お客さん 奥の部屋どうぞー」
奥の部屋は箱のような個室になっており、鉄板の上ではステーキと野菜が美味しそうな音を立てていた。
「1万人に一人」「？」「ここにたどりつくまでの倍率さ お前達新人にしては上出来だ」
「それじゃがんばんなルーキーさん達 お前らなら来年も案内してやるぜ」凶狸狐は部屋から出ていくと、取っ手を捻った。
それを合図に、ゴン達が入った部屋だけエレベーターのように下降していった。
レオリオが肉を頬張りながらぼやく。「失礼な奴だぜ まるでオレ達が今年は受からねーみたいじゃねーか」
「３年に一人」「ん？」クラピカが静かに言った。「初受験者（ルーキー）が合格する確率 だそうだ」
人間の男に化けた凶狸狐に案内され、一行はザバン市に到着した。「ツバシ町の2-5-10は……と 向こうの建物だな」
「あれが会場か」「うわ――」なんとも立派なビルがそこに建っていた。「ここに世界各地から」「ハンター死亡の猛者が集まるわけだな」
（親父もこんな気持ちだったのかな…）――ハンター試験初挑戦！！
「おい そっちじゃないよ こっちだよ」言われて振り向くと、そこにはどこにでもありそうな小さな定食屋があった。「………」
「どう見てもただの定食屋だぜ 冗談きついぜ案内者（ナビ）さんよ
まさかこの中に全国から無数のハンター志望者が集まってるなんて言うんじゃねーだろ」
「そのまさかさ ここなら誰も応募者が数百万人とも言われてるハンター試験の会場だとは思わないだろ？」
凶狸狐に続いて中に入ってみても、やはりどう見ても普通の定食屋にしか見えない。
「いらっしぇーい！！御注文は―――？」「ステーキ定食」凶狸狐の言葉に、炒め物をしていた店の主人がピクリと反応する。
「焼き方は？」「弱火でじっくり」「あいよ―――」「お客さん 奥の部屋どうぞー」
奥の部屋は箱のような個室になっており、鉄板の上ではステーキと野菜が美味しそうな音を立てていた。
「1万人に一人」「？」「ここにたどりつくまでの倍率さ お前達新人にしては上出来だ」
「それじゃがんばんなルーキーさん達 お前らなら来年も案内してやるぜ」凶狸狐は部屋から出ていくと、取っ手を捻った。
それを合図に、ゴン達が入った部屋だけエレベーターのように下降していった。
レオリオが肉を頬張りながらぼやく。「失礼な奴だぜ まるでオレ達が今年は受からねーみたいじゃねーか」
「３年に一人」「ん？」クラピカが静かに言った。「初受験者（ルーキー）が合格する確率 だそうだ」
158 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/05(金) 22:48:47 ID:???
新人の中には余りに過酷なテストに途中で精神をやられてしまう奴
ベテラン受験者のつぶしによって二度とテストを受けられない体になってしまった奴などざららしい――そうクラピカが話した。
「でもさ 何でみんなはそんな大変な目にあってまで ハンターになりたいのかなあ」レオリオとクラピカ、一時停止。
「お前本当に何も知らねーでテスト受けに来たのか！？」「う……」ゴンが詰まる。
「「ハンターはこの世で最も もうかる／気高い 仕事 なんだぜ！！／なのだよ！！」」
レオリオとクラピカはまじまじとお互いの顔を見つめた後、睨みあいに発展した。「ええかっこしいめ」「金の亡者が」
「正式なハンターだけがもらえるライセンスカード！！これがあればほとんどの国はフリーパス！！
たいがいの公共施設はタダで使えるんだぜ！！世界大富豪ランキングのベスト100にはハンターが60人も名をつらねてる！！
売るだけで7代遊んで暮らせると言われてるこのカードは富と名声の象徴だ！！
そしてこのカードを使えるのはこの世でプロのハンターだけなのさ！！」
「人と自然の秩序を守るのがハンターの本当の仕事だ 動物を狩り宝を漁るというイメージは二流（アマチュア）のハンターのそれでしかない！！
一流（プロ）のハンターは貴重な文化遺産や希少な動植物を発見した場合 その保護を第一に考える！！
その他にも指名手配犯や無資格の悪質なハンターを取り締まるのもハンターの重要な仕事だ
これら全てをこなすためには 深遠な知識を健全な心身・強い信念が必要なのは言うまでもない！！ハードだがやりがいのある仕事なのだよ！！」
「どうだゴン！！」「ゴンはどっちのハンターを目指すんだ！？」二人にすごい剣幕で言われてゴンはすっかり困ってしまう。
「どっちって言われてもなァ～～～」そのとき、チン、と到着音が鳴り、二人は話を中断した。
「着いたらしいな……」「話の続きは後だ！！」
ベテラン受験者のつぶしによって二度とテストを受けられない体になってしまった奴などざららしい――そうクラピカが話した。
「でもさ 何でみんなはそんな大変な目にあってまで ハンターになりたいのかなあ」レオリオとクラピカ、一時停止。
「お前本当に何も知らねーでテスト受けに来たのか！？」「う……」ゴンが詰まる。
「「ハンターはこの世で最も もうかる／気高い 仕事 なんだぜ！！／なのだよ！！」」
レオリオとクラピカはまじまじとお互いの顔を見つめた後、睨みあいに発展した。「ええかっこしいめ」「金の亡者が」
「正式なハンターだけがもらえるライセンスカード！！これがあればほとんどの国はフリーパス！！
たいがいの公共施設はタダで使えるんだぜ！！世界大富豪ランキングのベスト100にはハンターが60人も名をつらねてる！！
売るだけで7代遊んで暮らせると言われてるこのカードは富と名声の象徴だ！！
そしてこのカードを使えるのはこの世でプロのハンターだけなのさ！！」
「人と自然の秩序を守るのがハンターの本当の仕事だ 動物を狩り宝を漁るというイメージは二流（アマチュア）のハンターのそれでしかない！！
一流（プロ）のハンターは貴重な文化遺産や希少な動植物を発見した場合 その保護を第一に考える！！
その他にも指名手配犯や無資格の悪質なハンターを取り締まるのもハンターの重要な仕事だ
これら全てをこなすためには 深遠な知識を健全な心身・強い信念が必要なのは言うまでもない！！ハードだがやりがいのある仕事なのだよ！！」
「どうだゴン！！」「ゴンはどっちのハンターを目指すんだ！？」二人にすごい剣幕で言われてゴンはすっかり困ってしまう。
「どっちって言われてもなァ～～～」そのとき、チン、と到着音が鳴り、二人は話を中断した。
「着いたらしいな……」「話の続きは後だ！！」
159 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/05(金) 22:49:34 ID:???
エレベーターを出ると、なんとそこには何百人もの強面の人々が押し込められていた。
レオリオはごくりと唾を飲み、クラピカも緊張を隠せない。
――あきらかに雰囲気が違う……！！港や町ですれちがったハンター志望者たちとは異質だ 全員が何らかの達人に違いない！！
「それにしてもうす暗い所だな」「地下道みたいだね 一体何人くらいいるんだろうね」
「君達で405人目だよ」上の方に腰かけて様子を窺っていた中年男が話しかけてきた。
「よっ オレはトンパ よろしく」トンパはゴンと握手を交わした。「新顔だね 君達」「わかるの？」
「まーね！なにしろオレ１９歳からもう３５回もテスト受けてるから」「３５回！？」
「まぁ試験のベテランってわけだよ わからないことは何でも教えてあげるよ！！」「ありがとう」
レオリオはクラピカとひそひそと話した。（いばれることじゃねーよな それだけテストに受からねーってことだから）（確かに）
「じゃあここにいる人達みんな知ってるの？」「当然よ！よ―――しいろいろ紹介してやるよ！」
「１０３番蛇使いバーボン あいつは非常に執念深いから敵にまわすとやっかいだぜ
７６番武闘家チェリー 体術においては右に出るものなし！２０５番レスラートードー パワーはダントツだし意外と頭もキレる
１９７番漁師ゲレタ 吹き矢とこん棒であらゆる生物をしとめるスゴ腕だ
――とまあここらへんが常連だな 実力はあるがあと一歩で合格を逃してきた連中だ」
「ぎゃあぁ～～～～っ」「！！」悲鳴がして振り向くと、なんと５８番が両腕を切断されてしまっていた。
「ア――ラ不思議？腕が消えちゃった？タネもしかけもございません？」「お オ オ オオレのォォ～～～～」
「気をつけようね？人にぶつかったらあやまらなくちゃ？」
レオリオはごくりと唾を飲み、クラピカも緊張を隠せない。
――あきらかに雰囲気が違う……！！港や町ですれちがったハンター志望者たちとは異質だ 全員が何らかの達人に違いない！！
「それにしてもうす暗い所だな」「地下道みたいだね 一体何人くらいいるんだろうね」
「君達で405人目だよ」上の方に腰かけて様子を窺っていた中年男が話しかけてきた。
「よっ オレはトンパ よろしく」トンパはゴンと握手を交わした。「新顔だね 君達」「わかるの？」
「まーね！なにしろオレ１９歳からもう３５回もテスト受けてるから」「３５回！？」
「まぁ試験のベテランってわけだよ わからないことは何でも教えてあげるよ！！」「ありがとう」
レオリオはクラピカとひそひそと話した。（いばれることじゃねーよな それだけテストに受からねーってことだから）（確かに）
「じゃあここにいる人達みんな知ってるの？」「当然よ！よ―――しいろいろ紹介してやるよ！」
「１０３番蛇使いバーボン あいつは非常に執念深いから敵にまわすとやっかいだぜ
７６番武闘家チェリー 体術においては右に出るものなし！２０５番レスラートードー パワーはダントツだし意外と頭もキレる
１９７番漁師ゲレタ 吹き矢とこん棒であらゆる生物をしとめるスゴ腕だ
――とまあここらへんが常連だな 実力はあるがあと一歩で合格を逃してきた連中だ」
「ぎゃあぁ～～～～っ」「！！」悲鳴がして振り向くと、なんと５８番が両腕を切断されてしまっていた。
「ア――ラ不思議？腕が消えちゃった？タネもしかけもございません？」「お オ オ オオレのォォ～～～～」
「気をつけようね？人にぶつかったらあやまらなくちゃ？」
160 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/05(金) 22:51:14 ID:???
「ちっ…… アブない奴が今年も来やがった 44番奇術師ヒソカ 去年合格確実と言われながら 気に入らない試験官を半殺しにして失格した奴だ」
「そんな奴が今年も堂々とテストを受けれんのかよ」レオリオが心底驚く。
「当然さ ハンター試験は毎年試験官が変わる そしてテストの内容はその試験官が自由に決めるんだ
その年の試験官が“合格”と言えば 悪魔だって合格できるのがハンター試験さ
奴は去年試験官の他に ２０人の受験生を再起不能にしている 極力近寄らねー方がいいぜ」
「他にもヤバい奴はいっぱいいるからな オレがいろいろ教えてやるから安心しな」「うん！」
（くくく よく言うぜ）他の受験生達が噂している。（自分が一番性質（タチ）が悪いくせによ）（“新人つぶし”のトンパ）
「おっとそうだ」トンパはゴソゴソと三人分の缶ジュースを取り出した。「お近づきのしるしだ 飲みなよ お互いの健闘を祈ってカンパイだ」
トンパは自分もジュースを飲んでみせる。「ありがとう！！」
しかしトンパは心の中で舌を出した。
（くくく そのジュースは超強力な下剤入り！！一口飲めば３日はウンコが下剤みたく止まらねェ！！
お前らもうパンツをはいて試験を受けることすらできないぜ！！）
ところがゴンはジュースを口に含むと、全部戻してしまった。
「トンパさん このジュース古くなってるよ！！味がヘン！」「え！？あれ？おかしいな～～～？」
（ば…ばかな あの下剤はほとんど味も臭いもしないはず…！このガキどんな味覚してやがるんだ！？）
レオリオとクラピカも持っていたジュースを全部床にたらしてしまった。「あ…ぅ」
「そんな奴が今年も堂々とテストを受けれんのかよ」レオリオが心底驚く。
「当然さ ハンター試験は毎年試験官が変わる そしてテストの内容はその試験官が自由に決めるんだ
その年の試験官が“合格”と言えば 悪魔だって合格できるのがハンター試験さ
奴は去年試験官の他に ２０人の受験生を再起不能にしている 極力近寄らねー方がいいぜ」
「他にもヤバい奴はいっぱいいるからな オレがいろいろ教えてやるから安心しな」「うん！」
（くくく よく言うぜ）他の受験生達が噂している。（自分が一番性質（タチ）が悪いくせによ）（“新人つぶし”のトンパ）
「おっとそうだ」トンパはゴソゴソと三人分の缶ジュースを取り出した。「お近づきのしるしだ 飲みなよ お互いの健闘を祈ってカンパイだ」
トンパは自分もジュースを飲んでみせる。「ありがとう！！」
しかしトンパは心の中で舌を出した。
（くくく そのジュースは超強力な下剤入り！！一口飲めば３日はウンコが下剤みたく止まらねェ！！
お前らもうパンツをはいて試験を受けることすらできないぜ！！）
ところがゴンはジュースを口に含むと、全部戻してしまった。
「トンパさん このジュース古くなってるよ！！味がヘン！」「え！？あれ？おかしいな～～～？」
（ば…ばかな あの下剤はほとんど味も臭いもしないはず…！このガキどんな味覚してやがるんだ！？）
レオリオとクラピカも持っていたジュースを全部床にたらしてしまった。「あ…ぅ」
新キャラ出たなあ
ヒソカは案外仲間になりそうな気がする
これでカルテットになると
ヒソカは案外仲間になりそうな気がする
これでカルテットになると
一般客がうっかり弱火でじっくりとか言ったらどうなんの？
その前にステーキ定食がメニューにないとかじゃないの
164 ：マロン名無しさん：2009/06/05(金) 23:51:32 ID:JK7PAqGg
しかしステーキ定食って注文したのを聞いた他の客が｢じゃあ自分も同じので｣って言ったらどうなるんだか
なんだ鈴木さんはまた名前変えたのか
そしたら受験者じゃないってわかるから適当に流すんじゃね
>>164
外から入ってきて、店主が始めに尋ねるのだから
他の人のを聞いてってのは除外できるんじゃん
どこかの漫画の主人公みたいに遠く山の奥で鳴り響く悲鳴を聞き取れるような
地獄耳を持った人が、たまたま聞こえたメニューに興味を持って偶然にも店に入って
頼んでしまう可能性は否定できないが
外から入ってきて、店主が始めに尋ねるのだから
他の人のを聞いてってのは除外できるんじゃん
どこかの漫画の主人公みたいに遠く山の奥で鳴り響く悲鳴を聞き取れるような
地獄耳を持った人が、たまたま聞こえたメニューに興味を持って偶然にも店に入って
頼んでしまう可能性は否定できないが
今年の試験のために店を改造したんだろうか。
何人か紹介されたが、ヒソカ以外に
幽遊白書の牙野・風丸級のフラグは見あたらないな。
幽遊白書の牙野・風丸級のフラグは見あたらないな。
うん、何か只者じゃない感じはするな＞ヒソカ
他とは雰囲気が違うというか…
冨樫の事だから、いかにも大物に見せかけて実は雑魚というオチも
ないとは言えないが
他とは雰囲気が違うというか…
冨樫の事だから、いかにも大物に見せかけて実は雑魚というオチも
ないとは言えないが
>>169
76番チェリーボーイに期待
76番チェリーボーイに期待
ステーキ定食をタダで食うとか
吉野家常連の俺に謝れ
吉野家常連の俺に謝れ
これから試験だってのによくステーキなんてこってりしたもん食う気になるな。
ひょっとしたらいきなり何十キロも走らされる試験とかかもしれんのに。
ひょっとしたらいきなり何十キロも走らされる試験とかかもしれんのに。
まあとりあえず3人全員と言わずとも誰か一人は受かるんだろうし
30年以上落ち続けのトンパは「超大物」ではないだろうな
既にジュースに下剤とかセコいことやって失敗してるしｗ
30年以上落ち続けのトンパは「超大物」ではないだろうな
既にジュースに下剤とかセコいことやって失敗してるしｗ
しかしゴンがいなかったら普通にやばかったな
レオリオはともかくクラピカは警戒して口にしなかったと思う
405×10,000 = おおよそのハンター志望者
と言うことでいいのかな。
この世界の人口と職業のバランス絶対破綻してるな。
と言うことでいいのかな。
この世界の人口と職業のバランス絶対破綻してるな。
日本で5～10万人が受験するのに相当するから看護師より多めといった程度
合格率が低いからイメージとしては芸能人志望のほうが近いかね。
ちゃんと職には就いているけど、夢捨てきれず毎年試験は受けるとか。
合格率が低いからイメージとしては芸能人志望のほうが近いかね。
ちゃんと職には就いているけど、夢捨てきれず毎年試験は受けるとか。
受験生ってみんなあのルートで来たのか？
怪奇！入った客が二度と出てこない店
とか言われないの？
怪奇！入った客が二度と出てこない店
とか言われないの？
ルートは複数あるんだろ
ありとあらゆる飲食店にあのエレベーターが仕掛けられているに違いない
そして飲食店の数だけキーワードとなる注文方法が
ありとあらゆる飲食店にあのエレベーターが仕掛けられているに違いない
そして飲食店の数だけキーワードとなる注文方法が
試験場探しは免除されてる受験生とかもいるのかも
免除ではないが
今回のゴン達みたいにナビゲーターに気に入られて「来年も案内してやるよ」って受験者はいるだろうな
今回のゴン達みたいにナビゲーターに気に入られて「来年も案内してやるよ」って受験者はいるだろうな
しかしナビをやっているとはいえ、魔獣が平然と町中を入ってくるなんてどうなっているんだ
190 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/06(土) 22:56:10 ID:???
No.006 第一次試験開始②
「申し訳ないっ！！」手渡したジュースの味の違和感に気付かれてしまい、トンパは平謝りだ。
「いいよそんなに謝んなくても でもよかったよ オレが最初に飲んでみて
山とかでいろんな草を芽をためし食いしてるから 大体味で変なものがわかるんだ」
「い いや～ 本当によかったよ」
（く くそ～～～ まぬけなボンボンかと思ったらとんだ野性児だぜ 結局こいつらにも下剤入りジュースを飲ますことができなかったじゃね――か）
トンパは冷や汗をかく。（一体全体今年の新人はどうなってるんだ ベテラン並みにくせのあるのがそろってやがる）
トンパは立ったまま熟睡しているスキンヘッドの男を横目で見やった。（２９４番のハンゾー 声かけたらえらい勢いでしゃべりだして）
「ここだけの話だけどよ オレ忍者なんだよ 幻の巻物“隠者の書”を探すためハンターになりてーんだ
どーやら一般庶民じゃ入れない国にあるらしいんでな よかったよアンタが話しかけてくれてよ 辛気くせーのは大ッキライでよ」
（ふふん こいつはカンタンにひっかかかりそうだ）「まぁお近づきのしるしだ 飲みな」トンパがジュースを差し出すと…。
ハンゾーは顔つきを豹変させ、冷たく淀んだ目つきになった。「忍の習性でな 人からもらった飲食物は喉を通らねーんだ 悪いな」
「あ ああ」トンパは身震いする。（あの目はプロだ 己以外誰も信用していねエ）
（そして１８７番のニコル）
「ちょっとお待ちを トンパさん…ね」トンパがジュースを差し出すと、ニコルはいきなりノートパソコンをいじり始めた。
「ああ出ました ３５回目の試験回数この回数は歴代２位の記録ですね そのうち本試験連続出場３０回はダントツの１位ですね 立派なもんです
本試験においても成績上位だけどなかなか合格できないのは“別の目的”に気をとられすぎるからですね？“新人つぶし”のトンパさん 悪いけどそのジュースはいただけません」
「申し訳ないっ！！」手渡したジュースの味の違和感に気付かれてしまい、トンパは平謝りだ。
「いいよそんなに謝んなくても でもよかったよ オレが最初に飲んでみて
山とかでいろんな草を芽をためし食いしてるから 大体味で変なものがわかるんだ」
「い いや～ 本当によかったよ」
（く くそ～～～ まぬけなボンボンかと思ったらとんだ野性児だぜ 結局こいつらにも下剤入りジュースを飲ますことができなかったじゃね――か）
トンパは冷や汗をかく。（一体全体今年の新人はどうなってるんだ ベテラン並みにくせのあるのがそろってやがる）
トンパは立ったまま熟睡しているスキンヘッドの男を横目で見やった。（２９４番のハンゾー 声かけたらえらい勢いでしゃべりだして）
「ここだけの話だけどよ オレ忍者なんだよ 幻の巻物“隠者の書”を探すためハンターになりてーんだ
どーやら一般庶民じゃ入れない国にあるらしいんでな よかったよアンタが話しかけてくれてよ 辛気くせーのは大ッキライでよ」
（ふふん こいつはカンタンにひっかかかりそうだ）「まぁお近づきのしるしだ 飲みな」トンパがジュースを差し出すと…。
ハンゾーは顔つきを豹変させ、冷たく淀んだ目つきになった。「忍の習性でな 人からもらった飲食物は喉を通らねーんだ 悪いな」
「あ ああ」トンパは身震いする。（あの目はプロだ 己以外誰も信用していねエ）
（そして１８７番のニコル）
「ちょっとお待ちを トンパさん…ね」トンパがジュースを差し出すと、ニコルはいきなりノートパソコンをいじり始めた。
「ああ出ました ３５回目の試験回数この回数は歴代２位の記録ですね そのうち本試験連続出場３０回はダントツの１位ですね 立派なもんです
本試験においても成績上位だけどなかなか合格できないのは“別の目的”に気をとられすぎるからですね？“新人つぶし”のトンパさん 悪いけどそのジュースはいただけません」
191 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/06(土) 22:56:51 ID:???
（さらに３０１番）それは、全身にピンのような突起のある、死んだ目をした人間だった。
トンパはだらだらと汗を流す。（こいつにいたってはやばくて声すらかけられねエ）
（結局下剤入りジュースを飲んだのは あいつだけか ９９番キルア おそらく４０５番と同じくらいの年か まぁいいさ
ガキには人生の厳しさを教えておかんとな もうケツのガマンも限界に近いはずだ）
キルアはトンパに気付くと、片手を上げて近寄ってきた。「トンパさーん！さっきのジュースもっとくれる？」「え？あ ああいいぜ」
「キンチョーしてるのかな――― ノド渇いちゃって」なんとキルアは四本ものジュースを受け取り、二本同時に美味しそうに飲みほした。
「あ―――うまい！！」
（おかしいな １本目の下剤はもうとっくに効いててもいいはずなんだが
それどころか５本も飲んだら脱水おこして死んでもおかしくねエ量なんだぞ…！）
「心配？」「え？」トンパは見透かされたようでドキリとする。「オレなら平気だよ 訓練してるから 毒じゃ死なない」
（毒…？こいつオレがなんの毒を盛ったかまではわからないのに それでも平気で飲んだってのか！？とんでもねーぜ今年の新人（ルーキー）は）
トンパはニヤリと笑って見せた。（それだけ つぶしがいがあるってもんだ）
突然、ジリリリリとベルが鳴り響いた。ベルを持っていたのは、口ひげを生やした男。
「ただ今をもって 受付け時間を終了いたします ではこれよりハンター試験を開始いたします こちらへどうぞ」
男は受験者たちの先頭に立つと、地下道をゆっくり歩いていく。
「さて 一応確認いたしますが ハンター試験は大変厳しいものもあり 運が悪かったり実力が乏しかったりすると ケガしたり死んだりします
先程のように受験生同士の争いで再起不能になる場合も多々ございます それでも構わない ――という方のみついて来て下さい」
皆ぞろぞろと試験官に付いていく。「承知しました 第一次試験４０４名全員参加ですね」
トンパはだらだらと汗を流す。（こいつにいたってはやばくて声すらかけられねエ）
（結局下剤入りジュースを飲んだのは あいつだけか ９９番キルア おそらく４０５番と同じくらいの年か まぁいいさ
ガキには人生の厳しさを教えておかんとな もうケツのガマンも限界に近いはずだ）
キルアはトンパに気付くと、片手を上げて近寄ってきた。「トンパさーん！さっきのジュースもっとくれる？」「え？あ ああいいぜ」
「キンチョーしてるのかな――― ノド渇いちゃって」なんとキルアは四本ものジュースを受け取り、二本同時に美味しそうに飲みほした。
「あ―――うまい！！」
（おかしいな １本目の下剤はもうとっくに効いててもいいはずなんだが
それどころか５本も飲んだら脱水おこして死んでもおかしくねエ量なんだぞ…！）
「心配？」「え？」トンパは見透かされたようでドキリとする。「オレなら平気だよ 訓練してるから 毒じゃ死なない」
（毒…？こいつオレがなんの毒を盛ったかまではわからないのに それでも平気で飲んだってのか！？とんでもねーぜ今年の新人（ルーキー）は）
トンパはニヤリと笑って見せた。（それだけ つぶしがいがあるってもんだ）
突然、ジリリリリとベルが鳴り響いた。ベルを持っていたのは、口ひげを生やした男。
「ただ今をもって 受付け時間を終了いたします ではこれよりハンター試験を開始いたします こちらへどうぞ」
男は受験者たちの先頭に立つと、地下道をゆっくり歩いていく。
「さて 一応確認いたしますが ハンター試験は大変厳しいものもあり 運が悪かったり実力が乏しかったりすると ケガしたり死んだりします
先程のように受験生同士の争いで再起不能になる場合も多々ございます それでも構わない ――という方のみついて来て下さい」
皆ぞろぞろと試験官に付いていく。「承知しました 第一次試験４０４名全員参加ですね」
192 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/06(土) 22:57:45 ID:???
レオリオが周囲を見わたして少々落胆する。「当たり前の話だが誰一人帰らねーな ちょっとだけ期待したんだがな」
「……」「おかしいな」レオリオは不思議に思ってクラピカとゴンを見た。
試験官の歩く速さはぐんぐんと上がっていき、列の前の方が慌てて走り出したのだ。
「おいおい何だ？やけにみんな急いでね―――か？」「やはり進むペースが段々早くなっている！」「前の方が走りだしたんだよ！！」
「申し遅れましたが 私一次試験担当官のサトツと申します これより皆様を二次試験会場へ案内いたします」
「？」「？」「二次……？ってことは一次は？」
「もう始まっているのでございます 二次試験会場まで私について来ること これが一次試験でございます」
「！！」「場所や到着時刻はお答えできません ただ私について来ていただきます」
「なるほどな……」クラピカは納得した様子。「変なテストだね」とゴン。
「さしずめ持久力試験ってとこか 望むところだぜ どこまでもついて行ってやる」レオリオが意気込む。
クラピカが分析する。（どこまで走ればいいのかわからないのはかなり心理的負荷となる 精神力も同時に試されるわけだな）
そんなことを話すゴン達の横を、キルアがスケボーに乗ってスーッと通り抜けた。
「おいガキ汚ねーぞ そりゃ反則じゃねーかオイ！！」レオリオが文句を言う。「何で？」「何でっておま… こりゃ持久力のテストなんだぞ」
「違うよ 試験官はついて来いって言っただけだもんね」「ゴン！！てめ どっちの味方だ！？」
クラピカが冷静に諭す。「どなるな 体力を消耗するぞ 何よりまずうるさい テストは原則として持ち込み自由なのだよ！」「～～～」
キルアはちらっとゴンを見ると話しかけた。「ねェ君 年いくつ？」「もうすぐ１２歳！」「……ふーん」（同い年…ね）
「やっぱオレも走ろっと」キルアはかっこよくスケボーから降りると、ゴンの横について走り出した。「オレ キルア」「オレはゴン！」
「……」「おかしいな」レオリオは不思議に思ってクラピカとゴンを見た。
試験官の歩く速さはぐんぐんと上がっていき、列の前の方が慌てて走り出したのだ。
「おいおい何だ？やけにみんな急いでね―――か？」「やはり進むペースが段々早くなっている！」「前の方が走りだしたんだよ！！」
「申し遅れましたが 私一次試験担当官のサトツと申します これより皆様を二次試験会場へ案内いたします」
「？」「？」「二次……？ってことは一次は？」
「もう始まっているのでございます 二次試験会場まで私について来ること これが一次試験でございます」
「！！」「場所や到着時刻はお答えできません ただ私について来ていただきます」
「なるほどな……」クラピカは納得した様子。「変なテストだね」とゴン。
「さしずめ持久力試験ってとこか 望むところだぜ どこまでもついて行ってやる」レオリオが意気込む。
クラピカが分析する。（どこまで走ればいいのかわからないのはかなり心理的負荷となる 精神力も同時に試されるわけだな）
そんなことを話すゴン達の横を、キルアがスケボーに乗ってスーッと通り抜けた。
「おいガキ汚ねーぞ そりゃ反則じゃねーかオイ！！」レオリオが文句を言う。「何で？」「何でっておま… こりゃ持久力のテストなんだぞ」
「違うよ 試験官はついて来いって言っただけだもんね」「ゴン！！てめ どっちの味方だ！？」
クラピカが冷静に諭す。「どなるな 体力を消耗するぞ 何よりまずうるさい テストは原則として持ち込み自由なのだよ！」「～～～」
キルアはちらっとゴンを見ると話しかけた。「ねェ君 年いくつ？」「もうすぐ１２歳！」「……ふーん」（同い年…ね）
「やっぱオレも走ろっと」キルアはかっこよくスケボーから降りると、ゴンの横について走り出した。「オレ キルア」「オレはゴン！」
193 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/06(土) 22:58:27 ID:???
「オッサンの名前は？」レオリオはぶち切れる。「オッサ…これでもお前らと同じ１０代なんだぞオレはよ！！」
「ウソォ！？」「あ―――！！ゴンまで…！！ひっでー もォ絶交な！！」（離れよう）クラピカは一人で前へと駆けていった…。
（およそ３時間 ４０ｋｍくらいは走っただろうか 後ろではきっと何人か脱落してるんだろうが…）
――いったいいつまで走ればいいんだ！？
最後尾にいたレオリオはぜえぜえと肩で息をする。
（し 信じられねー！！もう４・５時間は走ってるはずだぜ！！なんで誰一人脱落しね――んだ！？）
「大丈夫？」ゴンに声を掛けられ、レオリオはグッと親指を立ててみせる。
（なめてたぜハンター試験を いや…… 本試験に集まった受験生たちをだ……！！
ハンター予備軍のこいつらでさえとんでもねー化物（スペシャリスト）の集まりなんだ なめてたぜ）
“一万人に一人 ここにたどりつく倍率さ”“３年に一人 新人が合格する確率だそうだ”
（マジで…！ 選ばれた者だけしかなれない職業か… オレみたいな凡人にゃ夢の夢ってか… クソォ……）
限界がきていたレオリオはドサッと鞄を落とし、走るのを止めてしまった。「レオリオ！！」「ほっとけよ 遊びじゃないんだぜ ゴン」「……」
レオリオは屈みこんでポタポタを汗を流す。「…ざけんなよ」レオリオは気合でまた走り出した！
「絶対ハンターになったるんじゃ――――――――――――――――！！くそったらァ～～～～～～！！」
レオリオは気力でゴンとキルアを抜かし、さらにクラピカの前にきた。
ゴンは安心して口元を緩めると、釣りざおを使って遠くの鞄を釣り上げた。
「おーかっこいいー 後でオレにもやらせてよ」「スケボー貸してくれたらね」
６０ｋｍ地点通過 脱落者いまだ０名
「ウソォ！？」「あ―――！！ゴンまで…！！ひっでー もォ絶交な！！」（離れよう）クラピカは一人で前へと駆けていった…。
（およそ３時間 ４０ｋｍくらいは走っただろうか 後ろではきっと何人か脱落してるんだろうが…）
――いったいいつまで走ればいいんだ！？
最後尾にいたレオリオはぜえぜえと肩で息をする。
（し 信じられねー！！もう４・５時間は走ってるはずだぜ！！なんで誰一人脱落しね――んだ！？）
「大丈夫？」ゴンに声を掛けられ、レオリオはグッと親指を立ててみせる。
（なめてたぜハンター試験を いや…… 本試験に集まった受験生たちをだ……！！
ハンター予備軍のこいつらでさえとんでもねー化物（スペシャリスト）の集まりなんだ なめてたぜ）
“一万人に一人 ここにたどりつく倍率さ”“３年に一人 新人が合格する確率だそうだ”
（マジで…！ 選ばれた者だけしかなれない職業か… オレみたいな凡人にゃ夢の夢ってか… クソォ……）
限界がきていたレオリオはドサッと鞄を落とし、走るのを止めてしまった。「レオリオ！！」「ほっとけよ 遊びじゃないんだぜ ゴン」「……」
レオリオは屈みこんでポタポタを汗を流す。「…ざけんなよ」レオリオは気合でまた走り出した！
「絶対ハンターになったるんじゃ――――――――――――――――！！くそったらァ～～～～～～！！」
レオリオは気力でゴンとキルアを抜かし、さらにクラピカの前にきた。
ゴンは安心して口元を緩めると、釣りざおを使って遠くの鞄を釣り上げた。
「おーかっこいいー 後でオレにもやらせてよ」「スケボー貸してくれたらね」
６０ｋｍ地点通過 脱落者いまだ０名
また重要そうな新キャラ来たな
幽白をなぞるならキルアもパーティ入りするんだろうが
妙にフレンドリーなところが怪しい
こいつはこいつで何か企んでる気がする
ってかレオリオ10代ってマジで？
あの場にいたら間違いなく同じリアクションをとる
幽白をなぞるならキルアもパーティ入りするんだろうが
妙にフレンドリーなところが怪しい
こいつはこいつで何か企んでる気がする
ってかレオリオ10代ってマジで？
あの場にいたら間違いなく同じリアクションをとる
一万人に一人が試験会場にたどり着ける倍率で
今年の該当者が405人だと！？
今年の該当者が405人だと！？
196 ：マロン名無しさん：2009/06/06(土) 23:27:38 ID:VtX9Zym9
期待の美形キター！！
前々回で突っ込むのを忘れていたが主人公釣り竿で戦うのかよ
スケボーってそんな楽に進めるもんでもないよな
絶対普通に走った方が速い
絶対普通に走った方が速い
301番吹いたｗｗｗ
こいつは魔獣なのか人造人間なのかはたまた宇宙人なのか…
でも多分ウケ狙いの一発キャラなんだろうな
こいつは魔獣なのか人造人間なのかはたまた宇宙人なのか…
でも多分ウケ狙いの一発キャラなんだろうな
>>198
まさかと思うがキルアはスケボーを鈍器代わりにして闘うんだろうか
まさかと思うがキルアはスケボーを鈍器代わりにして闘うんだろうか
パーティーの中に一人くらい人外がいてもいいよな
ってことでキルアの正体は魔獣に100ｻﾄﾂ
ってことでキルアの正体は魔獣に100ｻﾄﾂ
つーかあの小デブお坊ちゃん脱落してないのかｗ
飛影ポジション来たな
試験官がなにかに似てるんだが思い出せない
レオリオ俺より年下かよ
長い声の猫？
今週のレオリオに惚れた。
こんなキャラとは思ってなかったわ。
こんなキャラとは思ってなかったわ。
ど根性に定評がある老け顔
前回の常連組より今回の新人組の方が強そうだな。
常連組は所詮はハンターになれないクラスで
（２年目のヒソカは新人寄りってことで）
壁になるのはハンゾーやニコルらだろう。
常連組は所詮はハンターになれないクラスで
（２年目のヒソカは新人寄りってことで）
壁になるのはハンゾーやニコルらだろう。
>>209
まあ実力足りなくてじゃなくてやりすぎで失格、だしな
まあ実力足りなくてじゃなくてやりすぎで失格、だしな
今年のハンター試験には単純計算で４００万人以上が参加してたのか
ニコルはおまいらの希望
10台ってことは、最大で19か…見えねぇ…
ハンター試験は女人禁制なのか？みんな男ばっかりだけど
>>213
こう考えるんだ…！この世界の年齢のカウントの仕方が特殊だと
こう考えるんだ…！この世界の年齢のカウントの仕方が特殊だと
>>199
アレは着ぐるみで中身は可愛い女の子に一票
アレは着ぐるみで中身は可愛い女の子に一票
気さくな忍者いいなｗ
ちょっと闇の世界を生きる者としてどうよって思ったけど、
情報を聞き出すのが上手そうだから案外向いてるのかもしれない
ちょっと闇の世界を生きる者としてどうよって思ったけど、
情報を聞き出すのが上手そうだから案外向いてるのかもしれない
と言うか気さくなニンジャ、お前キャラ造詣まんますぎるだろ冨樫よｗ
ゴンとキルア余裕ありすぎワロタ
現実世界でもお子様は体力あるしなーマジで
現実世界でもお子様は体力あるしなーマジで
>>218
何か元ネタあるの？
何か元ネタあるの？
風丸ってキャラが昔いてさ・・・
お前ら騙されんなよ
あの試験官多分偽者だから
あの試験官多分偽者だから
ここまでハンター試験関係者は全くの嘘はついてないんだぜ
225 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/07(日) 22:49:02 ID:???
（バカな！！バカな…！！バカな…！！バカな…！！オレが脱落……！？そんなバカな！！オレにかなう奴なんて一人もいなかった
勉強も！！スポーツも！！全てトップだった！！オレ以外の人間なんてただのクズ！！
オレに利用されて捨てられていくだけのガラクタだったはず！！いやだ！！信じない！！あり得ない！！オレが落第生！？脱落者！？負け犬！？）
ニコルは顔中汗まみれで泣きながらせわしなく呼吸を繰り返した。――いやだ！！
「いや…… ……たくない」ふらふらのニコルは持っていたノートパソコンを地面に落して壊れてしまった。
（限界だな）（よしやるか）アモリ三兄弟は意地悪くニコルに張り付いた。
「ヘイ新人（ルーキー）！！」「だらしねーぞボーヤ」「まだ走り出して６時間程度だぜ？」「こんなトコでへばる奴初めて見るぜ」
「恥ずかしいヤローだ」「表彰モンの脳なしだぜテメーはよ」「ハンター試験はじまって以来の落ちこぼれだよオマエ」
茫然自失のニコルはがくりと膝をついた。「才能ねーんだよ バ―――カ！！」「二度と来んな クズ野郎！！」
No.007 それぞれの理由
ハンター第一次試験 80km通過 脱落者１名
「ありがとうよ上出来だ」「おう」トンパがアモリ三兄弟に声をかけた。「あいつおそらくもう試験は受けないな」
「新人にしちゃいいセンいってたのに」「人を傷つけるウソってのは心が痛むぜ」
「トンパ 本当にお前さんは相手の弱点を見ぬいてえぐるのがうまいな」「ふふん オレの生きがいだからな」
他の常連たちは気を引き締めた。（ようやく一人か… 今年はかなりレベルが高いぜ）（我々もうかうかしてられんな）
「！！」「見ろよ」「おいおい マジかこりゃ」なんと、目の前には天にも届こうかという恐ろしく長い階段が立ちはだかっていた。
「さて ちょっとペースを上げますよ」サトツは顔色一つ変えずにスイスイと階段を昇っていく。
（なんてヤローだ あいつ！！）（普通に歩くような感じなのに２段とばしで登っていきやがる！！）
勉強も！！スポーツも！！全てトップだった！！オレ以外の人間なんてただのクズ！！
オレに利用されて捨てられていくだけのガラクタだったはず！！いやだ！！信じない！！あり得ない！！オレが落第生！？脱落者！？負け犬！？）
ニコルは顔中汗まみれで泣きながらせわしなく呼吸を繰り返した。――いやだ！！
「いや…… ……たくない」ふらふらのニコルは持っていたノートパソコンを地面に落して壊れてしまった。
（限界だな）（よしやるか）アモリ三兄弟は意地悪くニコルに張り付いた。
「ヘイ新人（ルーキー）！！」「だらしねーぞボーヤ」「まだ走り出して６時間程度だぜ？」「こんなトコでへばる奴初めて見るぜ」
「恥ずかしいヤローだ」「表彰モンの脳なしだぜテメーはよ」「ハンター試験はじまって以来の落ちこぼれだよオマエ」
茫然自失のニコルはがくりと膝をついた。「才能ねーんだよ バ―――カ！！」「二度と来んな クズ野郎！！」
No.007 それぞれの理由
ハンター第一次試験 80km通過 脱落者１名
「ありがとうよ上出来だ」「おう」トンパがアモリ三兄弟に声をかけた。「あいつおそらくもう試験は受けないな」
「新人にしちゃいいセンいってたのに」「人を傷つけるウソってのは心が痛むぜ」
「トンパ 本当にお前さんは相手の弱点を見ぬいてえぐるのがうまいな」「ふふん オレの生きがいだからな」
他の常連たちは気を引き締めた。（ようやく一人か… 今年はかなりレベルが高いぜ）（我々もうかうかしてられんな）
「！！」「見ろよ」「おいおい マジかこりゃ」なんと、目の前には天にも届こうかという恐ろしく長い階段が立ちはだかっていた。
「さて ちょっとペースを上げますよ」サトツは顔色一つ変えずにスイスイと階段を昇っていく。
（なんてヤローだ あいつ！！）（普通に歩くような感じなのに２段とばしで登っていきやがる！！）
226 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/07(日) 22:50:04 ID:???
レオリオは全身から汗が噴き出していかにも辛そうだ。上着を脱いで腰に巻き、上半身は裸にネクタイという出でだちになっている。
「レオリオ大丈夫か！？」「おう！！見てのとーりだぜ なりふりかまわなきゃまだまだいけることがわかったからな！！」
「フリチンになっても走るのさ―――――！！クラピカ！！他人のふりするなら今のうちだぜ」
クラピカはふっと笑うと、自分も上着を脱いだ。（オレも少しは奴を見習うか）
「レオリオ１つ聞いていいか？」「へっ 体力消耗するぜ ムダ口はよ」「ハンターになりたいのは本当に金目当てか？」「！」
「違うな ほんの数日のつきあいだがその位はわかる 確かにお前は態度は敬白で頭も悪い」きっぱり言い切られ、レオリオはまた頭に血が上った様子。
「だが決して底が浅いとは思わない 金もうけだけが生きがいの人間は何人も見てきたが お前はそいつらとは違うよ」「ケッ 理屈っぽいヤローだぜ」
クラピカは一瞬ためらったが、意を決して話し出した。
「緋の眼」「？」「クルタ族が狙われた理由だ 緋の眼とはクルタ種族固有の特質を示す 感情が激しく昂ると瞳が燃えるような深い緋色になるんだ」
「その状態で死ぬと緋色は褪せることなく瞳に刻まれたままになる この緋の輝きは世界７大美色の１つに数えられているほどだ」
「それで幻影旅団に襲われたわけか」「……」クラピカは表情を暗くした。
「うち捨てられた同胞の亡骸からは１つ残らず目が奪い去られていた 今でも彼らの暗い瞳が語りかけてくる “無念だ”と
幻影旅団を必ず捕えてみせる！！仲間達の目も全てとり戻す！！」
「おそらく全部闇市場（ブラックマーケット）で売りさばかれているはずだぜ 顧客は特別な権力者や富豪どもだぜ 普通の人間じゃ側にさえ近づけない」
「ハンターなら可能だ 金持ちの契約ハンターになれば様々な情報を聞き出せる」
「契約…？お抱えハンターって奴はお前が一番嫌う誇りのないハンターだぜ 小金目当ての飼い犬ハンターじゃねーか」「……」
「私の誇りなど 仲間の苦しみに比べれば意味のないものだ」
「レオリオ大丈夫か！？」「おう！！見てのとーりだぜ なりふりかまわなきゃまだまだいけることがわかったからな！！」
「フリチンになっても走るのさ―――――！！クラピカ！！他人のふりするなら今のうちだぜ」
クラピカはふっと笑うと、自分も上着を脱いだ。（オレも少しは奴を見習うか）
「レオリオ１つ聞いていいか？」「へっ 体力消耗するぜ ムダ口はよ」「ハンターになりたいのは本当に金目当てか？」「！」
「違うな ほんの数日のつきあいだがその位はわかる 確かにお前は態度は敬白で頭も悪い」きっぱり言い切られ、レオリオはまた頭に血が上った様子。
「だが決して底が浅いとは思わない 金もうけだけが生きがいの人間は何人も見てきたが お前はそいつらとは違うよ」「ケッ 理屈っぽいヤローだぜ」
クラピカは一瞬ためらったが、意を決して話し出した。
「緋の眼」「？」「クルタ族が狙われた理由だ 緋の眼とはクルタ種族固有の特質を示す 感情が激しく昂ると瞳が燃えるような深い緋色になるんだ」
「その状態で死ぬと緋色は褪せることなく瞳に刻まれたままになる この緋の輝きは世界７大美色の１つに数えられているほどだ」
「それで幻影旅団に襲われたわけか」「……」クラピカは表情を暗くした。
「うち捨てられた同胞の亡骸からは１つ残らず目が奪い去られていた 今でも彼らの暗い瞳が語りかけてくる “無念だ”と
幻影旅団を必ず捕えてみせる！！仲間達の目も全てとり戻す！！」
「おそらく全部闇市場（ブラックマーケット）で売りさばかれているはずだぜ 顧客は特別な権力者や富豪どもだぜ 普通の人間じゃ側にさえ近づけない」
「ハンターなら可能だ 金持ちの契約ハンターになれば様々な情報を聞き出せる」
「契約…？お抱えハンターって奴はお前が一番嫌う誇りのないハンターだぜ 小金目当ての飼い犬ハンターじゃねーか」「……」
「私の誇りなど 仲間の苦しみに比べれば意味のないものだ」
227 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/07(日) 22:50:53 ID:???
「…… 悪いな」「？」「オレにはお前の志望動機に応えられるような立派な理由はね―――よ オレの目的はやっぱり金さ」
「ウソをつくな！！まさか本当に金でこの世の全てが買えるとでも思っているのか？」
「買えるさ！！物はもちろん夢も心もな 人の命だって金次第だ！！買えないモンなんか何もねぇ！！」
「許さんぞレオリオ！！撤回しろ！！」「なぜだ！？事実だぜ 金があればオレの友達は死ななかった！！」
「！！」口を滑らせてしまい、レオリオはちっと舌打ちをする。「……病気か？」「……」
「決して治らない病気じゃなかった！！問題は法外な手術代さ！！オレは単純だからな 医者になろうと思ったぜ
友達（ダチ）と同じ病気の子供を治して“金なんかいらねェ”ってそのコの親に言ってやるのがオレの夢だった
笑い話だぜ！！そんな医者になるためにはさらに見たこともねェ大金がいるそうだ！！
わかったか！？金 金 金だ！！オレは金が欲しいんだよ」
クラピカはそんなレオリオの後姿を見て笑みを浮かべた。
地上への階段中間地点 脱落者３７名
サトツの真後ろで、ゴンとキルアが談笑している。「いつの間にか一番前に来ちゃったね」
「うん だってペース遅いんだもん こんなんじゃ逆に疲れちゃうよな―――」キルアは汗一つ掻いていない。
「結構ハンター試験も楽勝かもな つまんね――の」「キルアは何でハンターになりたいの？」
「オレ？別にハンターになんかなりたくないよ ものすごい難関だって言われてるから 面白そうだと思っただけさ でも拍子ぬけだな」
「ゴンは？」「オレの親父がハンターをやってるんだ 親父みたいなハンターになるのが目標だよ」「どんなハンター？親父って」「わからない！」
キルアは大声で笑い出した。「お前それ変じゃん！」「そお？」
「ウソをつくな！！まさか本当に金でこの世の全てが買えるとでも思っているのか？」
「買えるさ！！物はもちろん夢も心もな 人の命だって金次第だ！！買えないモンなんか何もねぇ！！」
「許さんぞレオリオ！！撤回しろ！！」「なぜだ！？事実だぜ 金があればオレの友達は死ななかった！！」
「！！」口を滑らせてしまい、レオリオはちっと舌打ちをする。「……病気か？」「……」
「決して治らない病気じゃなかった！！問題は法外な手術代さ！！オレは単純だからな 医者になろうと思ったぜ
友達（ダチ）と同じ病気の子供を治して“金なんかいらねェ”ってそのコの親に言ってやるのがオレの夢だった
笑い話だぜ！！そんな医者になるためにはさらに見たこともねェ大金がいるそうだ！！
わかったか！？金 金 金だ！！オレは金が欲しいんだよ」
クラピカはそんなレオリオの後姿を見て笑みを浮かべた。
地上への階段中間地点 脱落者３７名
サトツの真後ろで、ゴンとキルアが談笑している。「いつの間にか一番前に来ちゃったね」
「うん だってペース遅いんだもん こんなんじゃ逆に疲れちゃうよな―――」キルアは汗一つ掻いていない。
「結構ハンター試験も楽勝かもな つまんね――の」「キルアは何でハンターになりたいの？」
「オレ？別にハンターになんかなりたくないよ ものすごい難関だって言われてるから 面白そうだと思っただけさ でも拍子ぬけだな」
「ゴンは？」「オレの親父がハンターをやってるんだ 親父みたいなハンターになるのが目標だよ」「どんなハンター？親父って」「わからない！」
キルアは大声で笑い出した。「お前それ変じゃん！」「そお？」
228 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/07(日) 22:51:37 ID:???
「オレ生まれてすぐおばさんの家で育てられたから親父は写真でしか知らないんだ
でも何年か前カイトっていう人と出会って親父のこと色々教えてもらえた」
“ルルカ文明遺跡の発見 二首オオカミの繁殖法の確立 コンゴ金融の発掘 クード盗賊団の壊滅
ジンさんの活動（ハント）は幅広くて制限がない ジンさんは面倒くさがって申請してないが 実は三ツ星ハンターと比較してもなんら遜色がない”
（※トリプル…世界に１０人いないといわれるトップクラスのハンターの称号 歴史的な発見 世界的偉業をいくつか成し遂げることが絶対条件）
「それってすごいことなのか？」
「ううんわからない ただカイトは自分のことみたく自慢気にとてもうれしそうに話してくれた それを見て思ったんだ
オレも親父みたいなハンターになりたいって」
「！！」「見ろ！！「出口だ！！」
地上に出ると、そこには不気味な湿原が広がっていた。
「ヌメーレ湿原 通称“詐欺師の塒”二次試験会場へはここを通って行かねばなりません
この湿原にしかいない珍奇な動物達 その多くが人間をもあざむいて食糧にしようとする狡猾で貪欲な生き物です
十分注意してついて来てください だまされると死にますよ」
でも何年か前カイトっていう人と出会って親父のこと色々教えてもらえた」
“ルルカ文明遺跡の発見 二首オオカミの繁殖法の確立 コンゴ金融の発掘 クード盗賊団の壊滅
ジンさんの活動（ハント）は幅広くて制限がない ジンさんは面倒くさがって申請してないが 実は三ツ星ハンターと比較してもなんら遜色がない”
（※トリプル…世界に１０人いないといわれるトップクラスのハンターの称号 歴史的な発見 世界的偉業をいくつか成し遂げることが絶対条件）
「それってすごいことなのか？」
「ううんわからない ただカイトは自分のことみたく自慢気にとてもうれしそうに話してくれた それを見て思ったんだ
オレも親父みたいなハンターになりたいって」
「！！」「見ろ！！「出口だ！！」
地上に出ると、そこには不気味な湿原が広がっていた。
「ヌメーレ湿原 通称“詐欺師の塒”二次試験会場へはここを通って行かねばなりません
この湿原にしかいない珍奇な動物達 その多くが人間をもあざむいて食糧にしようとする狡猾で貪欲な生き物です
十分注意してついて来てください だまされると死にますよ」
レオリオのフリチンか…
ネクタイはそのままの武装解除海パン刑事状態なのか、イチモツを隠すために使用されるのかどちらなのだろうか
ネクタイはそのままの武装解除海パン刑事状態なのか、イチモツを隠すために使用されるのかどちらなのだろうか
最初のページでなんかオチが読めたが案の定あいつだった
お前らワロスｗｗｗ
お前らワロスｗｗｗ
レオリオの過去はなかなか複雑そうだな
そこらへんのエピソードがレオリオのテーマとして描かれるのか
そこらへんのエピソードがレオリオのテーマとして描かれるのか
ちょｗｗｗ誰だニコル追悼スレ立てた奴ｗｗｗｗｗ
ニコルのあの体型でスポーツトップだってのが信じらんね
234 ：マロン名無しさん：2009/06/07(日) 23:31:18 ID:KXFLZ5aU
>>229
ドソキーコング状態と予想ｗ
ドソキーコング状態と予想ｗ
マラソンしながら雑談とかこいつら凄すぎる
クラピカが心の中で｢オレ｣と発言した件
オレっ娘ですね
クラピカマント脱いだだけかよ！
もう一枚脱げば不毛な性別論争は終結したのにもったいない
クラピカの過去編は壮絶すぎてジャンプに載せられないかもな
しかし相手の盗賊団極悪すぎだろ… 強盗殺人遺体損壊不法売買etc
しかし相手の盗賊団極悪すぎだろ… 強盗殺人遺体損壊不法売買etc
クラピカ
つ必殺仕事人
つ必殺仕事人
ラスト見て思ったけど、ハンター試験主催者は魔獣たちとなんらかの取引をして
一定量のハンター志望者を魔獣のエサにする約束でもしてるんだろうか
一定量のハンター志望者を魔獣のエサにする約束でもしてるんだろうか
ニコル落ちるの早かったな・・・
※ニコルがログアウトしました※
キルアだけ汗一つ掻いてないのはおかしい
魔獣との混血が疑わしい
魔獣との混血が疑わしい
毒耐性を訓練してるって言ってたし魔獣じゃないだろ
魔獣って知能は高いけど人間文明にそこまで馴染んではないイメージだ
汗をかかないよりむしろ汗をかけない…ロボなんじゃね？
訓練つーよりは性能アップだけど
そう言っちゃうとさすがにバレバレだから言い含めた感じでｗ
魔獣って知能は高いけど人間文明にそこまで馴染んではないイメージだ
汗をかかないよりむしろ汗をかけない…ロボなんじゃね？
訓練つーよりは性能アップだけど
そう言っちゃうとさすがにバレバレだから言い含めた感じでｗ
レオリオもなんだかんだで結構強いみたいだな
汗だくとはいえちゃんとついていってるし
汗だくとはいえちゃんとついていってるし
ベテランの立場から新人を眺めるって、冨樫まさか…
だから医療の心得があったのかレオリオ
>>249
下剤入りジュースを飲ましてやりたいほど憎らしい新人がいるのか…？とか邪推してしまうなｗ
下剤入りジュースを飲ましてやりたいほど憎らしい新人がいるのか…？とか邪推してしまうなｗ
＞友達（ダチ）と同じ病気の子供を治して“金なんかいらねェ”ってそのコの親に言ってやるのがオレの夢だった
全俺が泣いた
全俺が泣いた
ニコルはねらーの癖に煽り耐性無さ杉
>>247
むしろサトツがロボット
むしろサトツがロボット
クラピカ…仲間の眼を奪還するため誇りを捨ててまで飼い犬ハンターになりたい
レオリオ…友人と同じ病気の子供を治すためハンターになって金持ちになりたい
ゴン…会ったこともない親父に憧れて(会いたくて)ハンターになりたい
キルア…難関だから面白そうだと思ったのに拍子抜けだおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
レオリオ…友人と同じ病気の子供を治すためハンターになって金持ちになりたい
ゴン…会ったこともない親父に憧れて(会いたくて)ハンターになりたい
キルア…難関だから面白そうだと思ったのに拍子抜けだおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
もうおまいらのヒロインはニコルでいいよｗｗｗ
＞クード盗賊団の壊滅
幻影旅団とやらもこっそりとゴンの親父が壊滅させてたりして
幻影旅団とやらもこっそりとゴンの親父が壊滅させてたりして
>>254
煽り耐性のないねらーはたくさん居ると思うよ
煽り耐性のないねらーはたくさん居ると思うよ
>>258
それで怒りの矛先を失ったクラピカはゴンを恨みをぶつけるようになるわけか
それで怒りの矛先を失ったクラピカはゴンを恨みをぶつけるようになるわけか
ハンターってわりと二次元世界じゃポピュラーな職業だけど
概してヤクザ商売だよな
概してヤクザ商売だよな
地下道広大しぎるだろｗｗｗ
国境の１つや２つ越えてるのかもわからんなｗ
俺今までニコルを応援してたんだが
来週から誰を応援すればいい？
来週から誰を応援すればいい？
>>264
トンパの新人潰し
トンパの新人潰し
>>264
冨樫
冨樫
>>264
ハンゾーとカタカタの人
ハンゾーとカタカタの人
>>355
あり得るｗｗｗｗｗ
あり得るｗｗｗｗｗ
安価間違えましたｻｰｾﾝｗ
270 ：マロン名無しさん：2009/06/08(月) 12:31:06 ID:G8/baExL
>>264
これから出てくるであろうニコルとキャラかぶる人
これから出てくるであろうニコルとキャラかぶる人
誰か主人公側を応援してやれよｗｗｗ
主人公パーティ様が落ちるわけないからなあ
話終わっちまう
話終わっちまう
>>264
来週こそ出てくるヒロイン
来週こそ出てくるヒロイン
そういえばここまでまともな女ミトさんだけだな
でも5人パーティで女1人って戦隊ものならまだしも
漫画だとバランス悪いな
まあまだクラピカが(ry
でも5人パーティで女1人って戦隊ものならまだしも
漫画だとバランス悪いな
まあまだクラピカが(ry
>>264
ニコル(弟)
ニコル(弟)
>ヌメーレ湿原 通称“詐欺師の塒”
レオリオは根が素直でいい奴だからコロッとだまされそう
しかも体力消耗してて脳を働かせるのが億劫になってるから尚更ヤバいな
レオリオは根が素直でいい奴だからコロッとだまされそう
しかも体力消耗してて脳を働かせるのが億劫になってるから尚更ヤバいな
ここはいつから次世代ニコルを予想するスレになったんだｗ
クラピカはレオリオが訳ありなことは薄々分かってたんだな
キルアって主人公パーティーに入るのか？
キルアって主人公パーティーに入るのか？
>>274
俺の予想ではカタカタさんの正体は美少女でヒロイン
俺の予想ではカタカタさんの正体は美少女でヒロイン
しかしレオリオは真っ先に脱落しそうになったわりには
かなり脱落者の出た階段とかも普通にクリアしてるんだな。
……実は以外と根性なしなのでは……
かなり脱落者の出た階段とかも普通にクリアしてるんだな。
……実は以外と根性なしなのでは……
うーん…根性はあると思うけど…
もうとっくに体力は限界で気力だけで走ってる感じしたけどなあ
もうとっくに体力は限界で気力だけで走ってる感じしたけどなあ
本当に女っ気ないよなあ
まあ405人も居るんだからいくらでも後出しできるけど
魔界統一トーナメントでも微妙に実力派の女キャラ出してたよなｗ
まあ405人も居るんだからいくらでも後出しできるけど
魔界統一トーナメントでも微妙に実力派の女キャラ出してたよなｗ
全力ダッシュよりも速い早歩きって実際見たらホラーだな
彼はきっと競歩ハンターなんだよ
およそ3時間で40キロ（推定）のペースだから
時速13キロ強。全力ダッシュってほど速くはない。
時速13キロ強。全力ダッシュってほど速くはない。
290 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/08(月) 22:49:13 ID:???
No.008 もうひとつの敵
階段途中に倒れている受験者達を締め出すため、無情にもシャッターが下ろされた。
「この湿原の生き物はありとあらゆる方法で獲物をあざむき捕食しようとします 標的をだまして食い物にする生物達の生態系…
詐欺師の塒とよばれるゆえんです だまされることのないよう注意深く しっかりと私のあとをついて来て下さい」
レオリオは汗まみれになりながらも心の中で突っ込む。（おかしなこと言うぜ だまされるのがわかっててだまされるわけねーだろ）
「ウソだ！！そいつはウソをついている！！」「！？」一斉に振り向く受験生達の前に、傷だらけの男が足を引きずりながら現れた。
「そいつはニセ者だ！！試験官じゃない オレが本当の試験官だ！！」しかしサトツは表情一つ変えない。
「ニセ者！？どういうことだ！？」「じゃこいつは一体…！？」受験生の間にどよめきが広がる。
「これを見ろ！！」男は連れてきた奇妙な獣の死体を皆に見せた。「ヌメーレ湿原に生息する人面猿！！」
なんと男が見せた人面猿の顔はサトツにそっくりだった。
「人面猿は新鮮な人肉を好む しかし手足が細長く非常に力が弱い そこで自ら人に扮し言葉巧みに人間を湿原に連れ込み
他の生き物と連携して獲物を生け捕りにするんだ！！そいつはハンター試験に集まった受験生を一網打尽にする気だぞ！！」
ヒュッ
男の顔面に、トランプのカードが何枚も突き刺さった。「が……」男は血を噴き出してあっけなく倒れた。
一方、カードは同時にサトツにも放たれていたが、彼はカードを余裕で受け止めてみせた。
「くっく？ なるほどなるほど？」トランプで攻撃を仕掛けたのはヒソカだった。
階段途中に倒れている受験者達を締め出すため、無情にもシャッターが下ろされた。
「この湿原の生き物はありとあらゆる方法で獲物をあざむき捕食しようとします 標的をだまして食い物にする生物達の生態系…
詐欺師の塒とよばれるゆえんです だまされることのないよう注意深く しっかりと私のあとをついて来て下さい」
レオリオは汗まみれになりながらも心の中で突っ込む。（おかしなこと言うぜ だまされるのがわかっててだまされるわけねーだろ）
「ウソだ！！そいつはウソをついている！！」「！？」一斉に振り向く受験生達の前に、傷だらけの男が足を引きずりながら現れた。
「そいつはニセ者だ！！試験官じゃない オレが本当の試験官だ！！」しかしサトツは表情一つ変えない。
「ニセ者！？どういうことだ！？」「じゃこいつは一体…！？」受験生の間にどよめきが広がる。
「これを見ろ！！」男は連れてきた奇妙な獣の死体を皆に見せた。「ヌメーレ湿原に生息する人面猿！！」
なんと男が見せた人面猿の顔はサトツにそっくりだった。
「人面猿は新鮮な人肉を好む しかし手足が細長く非常に力が弱い そこで自ら人に扮し言葉巧みに人間を湿原に連れ込み
他の生き物と連携して獲物を生け捕りにするんだ！！そいつはハンター試験に集まった受験生を一網打尽にする気だぞ！！」
ヒュッ
男の顔面に、トランプのカードが何枚も突き刺さった。「が……」男は血を噴き出してあっけなく倒れた。
一方、カードは同時にサトツにも放たれていたが、彼はカードを余裕で受け止めてみせた。
「くっく？ なるほどなるほど？」トランプで攻撃を仕掛けたのはヒソカだった。
291 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/08(月) 22:51:23 ID:???
男が連れてきた、死んでいると思われた人面猿はちらっと周囲の様子を窺うと、突然飛び跳ねて逃げ出した！
しかしヒソカは容赦なくカードを命中させ、今度こそ本当に人面猿を始末した。
「……！！」「あの猿死んだふりを……！？」受験生達は呆気に取られる。
「これで決定？ そっちが本物だね？」サトツはピンとカードを弾いてみせる。
「試験管というのは審査委員会から依頼されたハンターが無償で任務につくもの？
我々が目指すハンターの端くれともあろう者が あの程度の攻撃を防げないわけがないからね？」
「ほめ言葉と受けとっておきましょう しかし 次からはいかなる理由でも私への攻撃は試験官への反逆行為とみなして即失格とします よろしいですね」
「はいはい？」
しばらくすると、空から無数の鳥が降りて来て、男の亡骸を貪った。
「あれが敗者の姿です」「うっ」そのあまりに無残な光景に、受験生たちは言葉を無くす。「……自然の掟とはいえ えぐいもんだぜ」
「私をニセ者扱いして受験者を混乱させ何人か連れ去ろうとしたんでしょうな こうした命がけのだまし合いが日夜おこなわれているわけです
何人かはだまされかけて私を疑ったんじゃありませんか？」レオリオとハンゾーはポリポリと頭を掻いた。
「それではまいりましょうか 二次試験会場へ」
受験生311名 ヌメーレ湿原へ突入
「またマラソンのはじまりかよ」「くっ ぬかるみがひでーな」湿原を走っていくうちに、霧が発生して受験生達の視界を奪った。
「ゴン もっと前に行こう」「うん 試験官を見失うといけない」「そんなことよりヒソカから離れた方がいい」「？」
キルアの後方にいたヒソカはぺろりと舌なめずりをしている。「あいつ殺しをしたくてウズウズしてるから」「！」「霧に乗じてかなり殺るぜ」
ゴンは黙ってキルアの顔を見つめ返した。「なんでそんなことわかるのって顔してるね なぜならオレも同類だから 臭いでわかるのさ」
「同類…？あいつと？そんな風にはみえないよ」「それはオレが猫かぶってるからだよ そのうちわかるさ」「ふーん」
しかしヒソカは容赦なくカードを命中させ、今度こそ本当に人面猿を始末した。
「……！！」「あの猿死んだふりを……！？」受験生達は呆気に取られる。
「これで決定？ そっちが本物だね？」サトツはピンとカードを弾いてみせる。
「試験管というのは審査委員会から依頼されたハンターが無償で任務につくもの？
我々が目指すハンターの端くれともあろう者が あの程度の攻撃を防げないわけがないからね？」
「ほめ言葉と受けとっておきましょう しかし 次からはいかなる理由でも私への攻撃は試験官への反逆行為とみなして即失格とします よろしいですね」
「はいはい？」
しばらくすると、空から無数の鳥が降りて来て、男の亡骸を貪った。
「あれが敗者の姿です」「うっ」そのあまりに無残な光景に、受験生たちは言葉を無くす。「……自然の掟とはいえ えぐいもんだぜ」
「私をニセ者扱いして受験者を混乱させ何人か連れ去ろうとしたんでしょうな こうした命がけのだまし合いが日夜おこなわれているわけです
何人かはだまされかけて私を疑ったんじゃありませんか？」レオリオとハンゾーはポリポリと頭を掻いた。
「それではまいりましょうか 二次試験会場へ」
受験生311名 ヌメーレ湿原へ突入
「またマラソンのはじまりかよ」「くっ ぬかるみがひでーな」湿原を走っていくうちに、霧が発生して受験生達の視界を奪った。
「ゴン もっと前に行こう」「うん 試験官を見失うといけない」「そんなことよりヒソカから離れた方がいい」「？」
キルアの後方にいたヒソカはぺろりと舌なめずりをしている。「あいつ殺しをしたくてウズウズしてるから」「！」「霧に乗じてかなり殺るぜ」
ゴンは黙ってキルアの顔を見つめ返した。「なんでそんなことわかるのって顔してるね なぜならオレも同類だから 臭いでわかるのさ」
「同類…？あいつと？そんな風にはみえないよ」「それはオレが猫かぶってるからだよ そのうちわかるさ」「ふーん」
292 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/08(月) 22:53:05 ID:???
ゴンは振り向くと、大声で叫んだ。「レオリオ―――！！クラピカ―――！！キルアが前に来た方がいいってさ―――！！」
「どアホ――」「いけるならとっくにいっとるわい！！」キルアは一気に脱力する。
「そこを何とかがんばってきなよ――」「ムリだっちゅ――の」キルアは呆れてゴンを見やった。「緊張感のない奴らだな も――」
次第に霧が濃くなってきた。「前方の影を見失うな」「あれだけが頼りだからな」ところが、その受験者の前の影の頭部がポロッともげた。「ポロ…！？」
頭部かと思われたものは、なんと大きなイチゴだった。「イチゴ！？」かと思うと、地面から巨大な亀が這い出て、受験生たちに襲いかかった！
ゴンは驚いて振り返った。「なんであんな離れた方向から悲鳴が！？」「だまされたんだろ」
一方、アモリ三兄弟も驚いていた。「いつのまにかオレ達の後ろにいた連中が消えたぜ」「マジか？１００人以上後ろにいたはずだろ」
『キリヒトノセガメ…霧の深い日だけ活動する 背中に群生するヒトニイチゴを使い 霧で迷いこんだ人間を誘い 襲う』
『マチボッケ…非常に動きがのろいので もっぱら地中に姿を隠し 大口を開けて獲物がその上を通るのをひたすら待つ』
『ホラガラス…ウソ八百を並びたてて人間を罠に誘い込んで殺し 屍肉をあさる』
『ジライタケ…踏むと爆発し動けなくなった獲物に胞子をまいて繁殖する』
『サイミンチョウ…不思議な飛び方で獲物を眠らせ生きたまま幼虫のエサにする』
はぐれた受験生たちは、これらの珍奇な動物達の絶好の獲物をなったのだった…。
レオリオとクラピカも前方を見失い、焦っていた。「知らねーうちにパニックにまきこまれちまったぜ」
「どうやら後方集団が途中から別の方向に誘導されてしまったらしいな」
レオリオは歯ぎしりする。――クソォ うかつだぜ！！武器は全部カバンの中に置いて来ちまった！！
「どアホ――」「いけるならとっくにいっとるわい！！」キルアは一気に脱力する。
「そこを何とかがんばってきなよ――」「ムリだっちゅ――の」キルアは呆れてゴンを見やった。「緊張感のない奴らだな も――」
次第に霧が濃くなってきた。「前方の影を見失うな」「あれだけが頼りだからな」ところが、その受験者の前の影の頭部がポロッともげた。「ポロ…！？」
頭部かと思われたものは、なんと大きなイチゴだった。「イチゴ！？」かと思うと、地面から巨大な亀が這い出て、受験生たちに襲いかかった！
ゴンは驚いて振り返った。「なんであんな離れた方向から悲鳴が！？」「だまされたんだろ」
一方、アモリ三兄弟も驚いていた。「いつのまにかオレ達の後ろにいた連中が消えたぜ」「マジか？１００人以上後ろにいたはずだろ」
『キリヒトノセガメ…霧の深い日だけ活動する 背中に群生するヒトニイチゴを使い 霧で迷いこんだ人間を誘い 襲う』
『マチボッケ…非常に動きがのろいので もっぱら地中に姿を隠し 大口を開けて獲物がその上を通るのをひたすら待つ』
『ホラガラス…ウソ八百を並びたてて人間を罠に誘い込んで殺し 屍肉をあさる』
『ジライタケ…踏むと爆発し動けなくなった獲物に胞子をまいて繁殖する』
『サイミンチョウ…不思議な飛び方で獲物を眠らせ生きたまま幼虫のエサにする』
はぐれた受験生たちは、これらの珍奇な動物達の絶好の獲物をなったのだった…。
レオリオとクラピカも前方を見失い、焦っていた。「知らねーうちにパニックにまきこまれちまったぜ」
「どうやら後方集団が途中から別の方向に誘導されてしまったらしいな」
レオリオは歯ぎしりする。――クソォ うかつだぜ！！武器は全部カバンの中に置いて来ちまった！！
293 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/08(月) 22:53:51 ID:???
レオリオのカバンはゴンが持っていたのだった。（まさかクラピカとレオリオもあの中に…）「ゴン」
「ゴン！！」キルアに呼ばれ、ゴンはびくりとした。「え？何？」「ボヤッとすんなよ 人に心配してる場合じゃないだろ」「うん…」
「見ろよ この霧 前を走る奴がかすんでるぜ 一度はぐれたらもうアウトさ せいぜい友達の悲鳴が聞こえないように祈るんだな」
突如カードが投げつけられ、受験生たちはバタバタと倒れていった。クラピカは剣でカードを弾いたが、レオリオは左腕を負傷してしまった。
「ってえ―――――――！！！」「！！」
「レオリオ！！」「ゴン！！」ゴンはその声を聞きとり、キルアの止めるのも聞かずに後方へ走っていった。
霧の中から、カードをシャッフルするヒソカが不気味に現れた。「てめェ！！何をしやがる！！」「くくく？ 試験官ごっこ？」
「ゴン！！」キルアに呼ばれ、ゴンはびくりとした。「え？何？」「ボヤッとすんなよ 人に心配してる場合じゃないだろ」「うん…」
「見ろよ この霧 前を走る奴がかすんでるぜ 一度はぐれたらもうアウトさ せいぜい友達の悲鳴が聞こえないように祈るんだな」
突如カードが投げつけられ、受験生たちはバタバタと倒れていった。クラピカは剣でカードを弾いたが、レオリオは左腕を負傷してしまった。
「ってえ―――――――！！！」「！！」
「レオリオ！！」「ゴン！！」ゴンはその声を聞きとり、キルアの止めるのも聞かずに後方へ走っていった。
霧の中から、カードをシャッフルするヒソカが不気味に現れた。「てめェ！！何をしやがる！！」「くくく？ 試験官ごっこ？」
これはまさかゴン達全滅の打ち切りフラグか？
さっそくヒソカとの対決か
これは期待
これは期待
レベルＥのバカ王子が作ったとしか思えない生物ばかりですね
この様子だとヒソカ＝雑魚オチはなさそうだな
雑魚がこんないい役（偽者を見破る）をやらせてもらえる訳がない
しかしいきなり主役組と対立してるし…読めんｗ
冨樫はヒソカをどういう位置付けのキャラにするつもりなんだ？
雑魚がこんないい役（偽者を見破る）をやらせてもらえる訳がない
しかしいきなり主役組と対立してるし…読めんｗ
冨樫はヒソカをどういう位置付けのキャラにするつもりなんだ？
>>296
わかったぞ！さては受験生405人の中にクラフト隊長が嫌がらせで潜入させられていたに違いない！
わかったぞ！さては受験生405人の中にクラフト隊長が嫌がらせで潜入させられていたに違いない！
>>297
そろそろ師匠キャラが出てきてもいい気がするが、人殺しが主人公の師匠って線はないか…
そろそろ師匠キャラが出てきてもいい気がするが、人殺しが主人公の師匠って線はないか…
ヒソカって確かに危険人物だけど、戸愚呂とか仙水みたいに
主人公の「敵」って感じはしないんだよなあ何故か
主人公の「敵」って感じはしないんだよなあ何故か
ヒソカが洗脳されて変わり果てたゴンの親父だったり
幻影旅団のボスだったり
死んだはずのレオリオの友人だったらどうしよう
幻影旅団のボスだったり
死んだはずのレオリオの友人だったらどうしよう
303 ：マロン名無しさん：2009/06/08(月) 23:36:16 ID:31xJ5naq
>>302
その三人は実は同一人物だったりして
その三人は実は同一人物だったりして
>>302
二番目はありそうだな
二番目はありそうだな
キルアもヒソカ同類ってことは相当ヤバイ人殺しか
そうそう簡単に仲間にはなりそうにないな
そうそう簡単に仲間にはなりそうにないな
キルアとヒソカが手を組んだりしたら＼(^o^)／
クラピカ・レオリオが消えるとも思えない
ヒソカがこの段階で消えるとも思えない
いってるヒソカが中断するとも思えない
読めんわ
ヒソカがこの段階で消えるとも思えない
いってるヒソカが中断するとも思えない
読めんわ
正直、最近ようやくクラピカとレオリオの名前覚えてきた
キルアはなんかただの中二に見える。そんなに凄そうな感じしないわ
キルアはなんかただの中二に見える。そんなに凄そうな感じしないわ
>>296
清水ゴン！出番だ！ちょっと王子にゴールデンハンマーかましてこいｗ
清水ゴン！出番だ！ちょっと王子にゴールデンハンマーかましてこいｗ
確かに今んとこキルアの実力は謎なのに口ばっか達者だもんなあ
>>306
キルアとヒソカが殺し合いを始めてどっちも消えてもらうのが主人公的にはベストだなｗ
キルアとヒソカが殺し合いを始めてどっちも消えてもらうのが主人公的にはベストだなｗ
ヒソカはトリックスター的立ち位置だろうな。
気紛れで敵になったり味方になったりの。
気紛れで敵になったり味方になったりの。
>>301
同じハンターを目指す仲間だからかな
同じハンターを目指す仲間だからかな
ヒソカは本当はいい人
わざとああいう振る舞いをしているだけ
わざとああいう振る舞いをしているだけ
ハンター試験の本当の目的は生きのいい人間達を魔獣のエサにすることとしか思えなくなってきた…
ハンター試験責任者｢俺は花も木も虫も好きなんだよ… 嫌いなのは人間だけだ｣
ハンター試験責任者｢俺は花も木も虫も好きなんだよ… 嫌いなのは人間だけだ｣
今回は試験だからあえてあんな危険地帯に足を踏み入れたわけだけど
あそこに生息してる生き物は普段餌はどうしてるんだろう
自殺の名所として有名だったり…？
あそこに生息してる生き物は普段餌はどうしてるんだろう
自殺の名所として有名だったり…？
カードで人が殺せるものなのか？
こんな「少なくとも何かの達人」が大量に死んじゃうのは人材的にスゲーマズいよね・・・
サトツはヒソカよりよっぽど鬼畜
>>315
ちょｗ仙水ｗｗ
ちょｗ仙水ｗｗ
>>317
ブラックエンジェルズの飛鳥は殺してたよ
ブラックエンジェルズの飛鳥は殺してたよ
桑原ならこの程度の森は難なくあっさりと抜けられるな
ところでヒソカは道草くってていいんだろうか
霧で前方が見えないんじゃ追いつけないんじゃ…
霧で前方が見えないんじゃ追いつけないんじゃ…
二人で照れ笑いするレオリオとハンゾーに和んだ
こいつら気が合いそう
こいつら気が合いそう
>>317
始末人の白市高屋もお札で人殺してたよ
始末人の白市高屋もお札で人殺してたよ
>>309
ああ、言われてみればカラーレンジャーの清水はゴンの原型っぽいな。
ああ、言われてみればカラーレンジャーの清水はゴンの原型っぽいな。
>>326
あんな濃いキャラが二人もいたら主人公側は太刀打ちできんｗ
あんな濃いキャラが二人もいたら主人公側は太刀打ちできんｗ
>>319
自分の手を汚さずに大量殺人してる訳だからな…
自分の手を汚さずに大量殺人してる訳だからな…
偽試験官も人面猿だったの！？
>「どアホ――」「いけるならとっくにいっとるわい！！」
ワロタｗｗｗこいつら何だかんだ言って元気だなｗｗｗ
ワロタｗｗｗこいつら何だかんだ言って元気だなｗｗｗ
ホラガラスが誘いこんだ罠が明らかに人工物な件
>>326
実はヒソカはサトツとグルで二次試験会場を知っていると見た
実はヒソカはサトツとグルで二次試験会場を知っていると見た
>>223
人面猿乙
人面猿乙
釣り竿VSトランプのバトルって正直想像つかない
冨樫のバトル描写に期待
冨樫のバトル描写に期待
トランプといえばサトツってトランプの絵っぽいよな
>>336
確かにｗジャックっぽい
確かにｗジャックっぽい
338 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/09(火) 22:53:20 ID:???
No.009 霧の中の攻防
受験生達は、ヒソカの前に次々と散っていった…。
「二次試験くらいまではおとなしくしてようかとも思ったけど 一次試験があまりにタルいんでさ
選考作業を手伝ってやろうと思ってね◆ボクが君達を判定してやるよ」
「判定？くくく バカめ この霧だぜ 一度試験官とはぐれたら最後 どこに向かったかわからない本隊を見つけ出すなんて不可能だ！！」
ある受験生が半ば自暴自棄になってヒソカに言い放った。「つまりお前もオレ達もとり残された不合格者なんだよ！！」
ヒソカはその男の額に素早くカードを放った。「失礼だな キミとボクをいっしょにするなよ◆」
「冥土の土産におぼえときな 奇術師に不可能はないのｖ」
身の危険を感じた受験生たちはそれぞれ武器を取り出すと、ヒソカの周りをぐるりと取り囲んだ。
「殺人狂め 貴様などハンターになる資格なんてねーぜ！」「２度と試験を受けられないようにしてやる…！！」
ヒソカは不敵に笑うと、トランプを眺めた。「そうだなァ～…」
ハートの４をこちらに向け、ニヤリと笑ってみせる。「君達まとめてこれ一枚で十分かな」
「ほざけェエ――――！！」屈強な男達は武器を持って一斉にヒソカに襲いかかった！
ところがヒソカは余裕でかわし、かかってくる幾人もの受験生の間をかいくぐっていく。
そしてカードをナイフのように鮮やかに扱い、次々と彼らに致命傷を与えていった。
「………」離れて見ていたクラピカとレオリオは開いた口が塞がらなかった。
「くっくっく」ヒソカは愉快そうに、狂気に満ちた笑い声を上げた。「あっはっはア―――――アｖ」
「うわぁあ――！！」怖れおののいて逃げようとする受験生を、ヒソカは誰一人として逃さなかった。
受験生達は、ヒソカの前に次々と散っていった…。
「二次試験くらいまではおとなしくしてようかとも思ったけど 一次試験があまりにタルいんでさ
選考作業を手伝ってやろうと思ってね◆ボクが君達を判定してやるよ」
「判定？くくく バカめ この霧だぜ 一度試験官とはぐれたら最後 どこに向かったかわからない本隊を見つけ出すなんて不可能だ！！」
ある受験生が半ば自暴自棄になってヒソカに言い放った。「つまりお前もオレ達もとり残された不合格者なんだよ！！」
ヒソカはその男の額に素早くカードを放った。「失礼だな キミとボクをいっしょにするなよ◆」
「冥土の土産におぼえときな 奇術師に不可能はないのｖ」
身の危険を感じた受験生たちはそれぞれ武器を取り出すと、ヒソカの周りをぐるりと取り囲んだ。
「殺人狂め 貴様などハンターになる資格なんてねーぜ！」「２度と試験を受けられないようにしてやる…！！」
ヒソカは不敵に笑うと、トランプを眺めた。「そうだなァ～…」
ハートの４をこちらに向け、ニヤリと笑ってみせる。「君達まとめてこれ一枚で十分かな」
「ほざけェエ――――！！」屈強な男達は武器を持って一斉にヒソカに襲いかかった！
ところがヒソカは余裕でかわし、かかってくる幾人もの受験生の間をかいくぐっていく。
そしてカードをナイフのように鮮やかに扱い、次々と彼らに致命傷を与えていった。
「………」離れて見ていたクラピカとレオリオは開いた口が塞がらなかった。
「くっくっく」ヒソカは愉快そうに、狂気に満ちた笑い声を上げた。「あっはっはア―――――アｖ」
「うわぁあ――！！」怖れおののいて逃げようとする受験生を、ヒソカは誰一人として逃さなかった。
339 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/09(火) 22:54:11 ID:???
数秒もしないうちに、辺りは死体の山と化していた。「君ら全員不合格だね◆」
今のところ無事なのはクラピカにレオリオ、そして７６番の武闘家チェリーだけだった。「残りは君達３人だけｖ」
ヒソカはゆっくりと歩を進めてくる。チェリーが小声でレオリオ達に持ちかけた。（おい オレが合図したらバラバラに逃げるんだ）
チェリーの額から汗が噴き出る。
（奴は強い……！！なぜならあいつは人を殺すことに一片のためらいすらないからだ オレ達とは実戦経験において天と地ほど差がある！！
今のオレ達が３人がかりで戦おうが勝ち目はないだろう お前達も強い目的があってハンターを目指しているんだろう
悔しいだろうが今は…… ここは退くんだ！！）
レオリオもクラピカも、黙ってただただ冷や汗を流すばかり。
「今だ！！」「！」３人は銘銘の方向へ走っていった。「なるほど好判断だｖごほうびに１０秒待ってやるよ」
ヒソカはその場から一歩も動かず、カウントを始めた。「いーち に――」３人はその間も必死でヒソカから離れようとしている。
「きゅーう じゅーう ――さーて 誰と遊ぼうかな…」
ところが、ヒソカは木の棒を持って立っている男に気がついた。なんとそれはネクタイを腕に巻いて戦意をむき出しにしたレオリオだった。
「やっぱだめだわな こちとらやられっぱなしでガマンできるほど… 気ィ長くねーんだよォオ――！！」
レオリオは大声を上げると、無謀にもヒソカに向かっていった。「ん～～ いい顔だ◆」
レオリオの渾身の一撃を、ヒソカはあっけなくかわしてしまう。ヒソカがレオリオの後頭部に手を掛けようとしたその時…。
ドコッ
飛んできた釣り竿の浮きがヒソカの額に直撃した！
「！？ ゴン！？」レオリオが叫ぶ。ヒソカは不意打ちを食らった角度のまま顔を背けていたが、やがてぐるんとゴンの方に向き直った。
「やるねボウヤ 釣り竿？おもしろい武器だねｖちょっと見せてよ◆」
今のところ無事なのはクラピカにレオリオ、そして７６番の武闘家チェリーだけだった。「残りは君達３人だけｖ」
ヒソカはゆっくりと歩を進めてくる。チェリーが小声でレオリオ達に持ちかけた。（おい オレが合図したらバラバラに逃げるんだ）
チェリーの額から汗が噴き出る。
（奴は強い……！！なぜならあいつは人を殺すことに一片のためらいすらないからだ オレ達とは実戦経験において天と地ほど差がある！！
今のオレ達が３人がかりで戦おうが勝ち目はないだろう お前達も強い目的があってハンターを目指しているんだろう
悔しいだろうが今は…… ここは退くんだ！！）
レオリオもクラピカも、黙ってただただ冷や汗を流すばかり。
「今だ！！」「！」３人は銘銘の方向へ走っていった。「なるほど好判断だｖごほうびに１０秒待ってやるよ」
ヒソカはその場から一歩も動かず、カウントを始めた。「いーち に――」３人はその間も必死でヒソカから離れようとしている。
「きゅーう じゅーう ――さーて 誰と遊ぼうかな…」
ところが、ヒソカは木の棒を持って立っている男に気がついた。なんとそれはネクタイを腕に巻いて戦意をむき出しにしたレオリオだった。
「やっぱだめだわな こちとらやられっぱなしでガマンできるほど… 気ィ長くねーんだよォオ――！！」
レオリオは大声を上げると、無謀にもヒソカに向かっていった。「ん～～ いい顔だ◆」
レオリオの渾身の一撃を、ヒソカはあっけなくかわしてしまう。ヒソカがレオリオの後頭部に手を掛けようとしたその時…。
ドコッ
飛んできた釣り竿の浮きがヒソカの額に直撃した！
「！？ ゴン！？」レオリオが叫ぶ。ヒソカは不意打ちを食らった角度のまま顔を背けていたが、やがてぐるんとゴンの方に向き直った。
「やるねボウヤ 釣り竿？おもしろい武器だねｖちょっと見せてよ◆」
340 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/09(火) 22:55:08 ID:???
「てめェの相手はオレだ！！」レオリオがヒソカに再び向かっていく。しかしヒソカは視線をゴンから外さないまま、拳をレオリオの頬にめり込ませた。
「！！！」レオリオの体は高く吹っ飛んでいく。それを見たゴンがヒソカ目がけて釣り竿を振りおろすが、ヒソカは視界からフッと消えてしまった。
次の瞬間、ゴンの背筋にぞくっと悪寒が走った。ゴンの首はヒソカに捕えられてしまっていたのだ。
「仲間を助けにきたのかい？いいコだね～～～～～」ゴンは硬直したままだらだらと汗を流す。
一方、異変に気づいたクラピカは、急いで元来た道を引き返していた。
「大丈夫 殺しちゃいないよ 彼は合格だからｖ」ヒソカはニタニタと笑いながら間近でゴンの顔を凝視した。
ヒソカはにっこりと目を細めた。「うん！君も合格ｖいいハンターになりなよ」
その時ヒソカの無線に連絡が入った。『ヒソカ そろそろ戻ってこいよ どうやらそろそろ二次試験会場につくみたいだぜ』
画面には相手の場所が示されているらしい光が表示されている。「OK すぐ行く◆」
「お互い持つべきものは仲間だねｖ」ヒソカは気絶したレオリオの体を担ぎ上げた。「一人で戻れるかい？」
ゴンはコクリと首を縦に振った。「いいコだ」ヒソカはレオリオとともに霧の中へと姿を消した。
「ゴン！？」クラピカが駆けつけてきたが、ゴンはその場に力なくへたりこんでしまった。心臓の鼓動がやけに煩い。
――奇術師ヒソカ それはゴンにとって今まで出会ったことのない 奇妙で底の知れない“生き物”だった
「！！！」レオリオの体は高く吹っ飛んでいく。それを見たゴンがヒソカ目がけて釣り竿を振りおろすが、ヒソカは視界からフッと消えてしまった。
次の瞬間、ゴンの背筋にぞくっと悪寒が走った。ゴンの首はヒソカに捕えられてしまっていたのだ。
「仲間を助けにきたのかい？いいコだね～～～～～」ゴンは硬直したままだらだらと汗を流す。
一方、異変に気づいたクラピカは、急いで元来た道を引き返していた。
「大丈夫 殺しちゃいないよ 彼は合格だからｖ」ヒソカはニタニタと笑いながら間近でゴンの顔を凝視した。
ヒソカはにっこりと目を細めた。「うん！君も合格ｖいいハンターになりなよ」
その時ヒソカの無線に連絡が入った。『ヒソカ そろそろ戻ってこいよ どうやらそろそろ二次試験会場につくみたいだぜ』
画面には相手の場所が示されているらしい光が表示されている。「OK すぐ行く◆」
「お互い持つべきものは仲間だねｖ」ヒソカは気絶したレオリオの体を担ぎ上げた。「一人で戻れるかい？」
ゴンはコクリと首を縦に振った。「いいコだ」ヒソカはレオリオとともに霧の中へと姿を消した。
「ゴン！？」クラピカが駆けつけてきたが、ゴンはその場に力なくへたりこんでしまった。心臓の鼓動がやけに煩い。
――奇術師ヒソカ それはゴンにとって今まで出会ったことのない 奇妙で底の知れない“生き物”だった
やっべヒソカすげーｶｺｲｲと思ってしまった
殺人狂なのに…
殺人狂なのに…
>「君達まとめてこれ一枚で十分かな」
正直惚れたかも
色んな意味で今までにないキャラだ
何かゴンにとっても重要人物になりそうだし
正直惚れたかも
色んな意味で今までにないキャラだ
何かゴンにとっても重要人物になりそうだし
多分体力の限界だったレオリオさんに出張タクシーのサービスが提供されました
ヒソカは基地外だと思ってたけど違うようだ。
キリ番ゲットしてた100番があっさり脱落した件。
あと、フツーに考えれば着た順なんだからナンバー一桁の奴らは相当優秀だよね？
あと、フツーに考えれば着た順なんだからナンバー一桁の奴らは相当優秀だよね？
346 ：マロン名無しさん：2009/06/09(火) 23:19:08 ID:gF+YemEu
レオリオさんお持ち帰りオメ！
ヒソカがクラピカを合格と判断したのかどうかすげー気になる
ヒソカTUEEEEEEEE
それでいて普通に仲間（？）もいたりして、あんな人殺しまくりなのに
何か愛嬌あるし…。まさかこんな面白いキャラとは想像できなかった。
それでいて普通に仲間（？）もいたりして、あんな人殺しまくりなのに
何か愛嬌あるし…。まさかこんな面白いキャラとは想像できなかった。
ヒソカの仲間は口調からみてキルアなんじゃ…
即席の棒使いに定評があるレオリオ
ヒソカの台詞回しおもしれーｗ
つーかハンターハンターおもしれーｗ
いいぞ冨樫もっとやれｗｗｗ
つーかハンターハンターおもしれーｗ
いいぞ冨樫もっとやれｗｗｗ
ボランティアで選考作業を手伝ってくれるヒソカは実はいいひと
ああああああああ
レオリオがさらわれたあああああああ
レオリオがさらわれたあああああああ
ヒソカの考える合格基準って人間性か？最初は強さかと思ったけど、レオリオはあっさり負けてるし
ヒソカは素質のある奴は（とりあえず）殺さないっていうのは分かったが
その理由はなんだろう
その理由はなんだろう
(⌒＼ ﾉﾉﾉﾉ
＼ヽ( ﾟ∋ﾟ)
(m ⌒＼
ﾉ / ／
（ ∧ ∧
ﾐヘ丿 ∩∀・；)
(ヽ＿ノゝ ＿ノ
丿 ,;⌒⌒i.
ﾉﾉﾉﾉ⌒ヽ ( ;;;;;) ＿＿＿＿＿＿
(ﾟ∈ﾟ ) ミ) ,,:;;;) | |
/⌒＼/( ) ヽ| |/ |,;ノ |二次試験会場|
( ミ ∨∨ | / i; |＿＿＿＿＿＿|
ノ / | | ,,i; ,, . ,;⌒∥
（ ＼/ヽ ,,,丶, | |,,;. ;i,, ∥ヽ
＼ ) ) .. ,, ´ヽ (,, ∥丿.,,,
/／／ ,, ,, . ´ヽ ∥,,, ..,
`ヾ ヽﾐ ,, .、 ヽ .. ヽ丶,ヽ ∥、,,
＼ヽ( ﾟ∋ﾟ)
(m ⌒＼
ﾉ / ／
（ ∧ ∧
ﾐヘ丿 ∩∀・；)
(ヽ＿ノゝ ＿ノ
丿 ,;⌒⌒i.
ﾉﾉﾉﾉ⌒ヽ ( ;;;;;) ＿＿＿＿＿＿
(ﾟ∈ﾟ ) ミ) ,,:;;;) | |
/⌒＼/( ) ヽ| |/ |,;ノ |二次試験会場|
( ミ ∨∨ | / i; |＿＿＿＿＿＿|
ノ / | | ,,i; ,, . ,;⌒∥
（ ＼/ヽ ,,,丶, | |,,;. ;i,, ∥ヽ
＼ ) ) .. ,, ´ヽ (,, ∥丿.,,,
/／／ ,, ,, . ´ヽ ∥,,, ..,
`ヾ ヽﾐ ,, .、 ヽ .. ヽ丶,ヽ ∥、,,
ヒソカってパッと見オカマかと思ってたらこんなキャラだったとは意外
推し量れないというか底が見えないという表現がぴったりくる
推し量れないというか底が見えないという表現がぴったりくる
冨樫、楽しんで描いてそうだな＞ヒソカ
こういうキャラ絶対好きだもんな
こういうキャラ絶対好きだもんな
次で10週か……ゴンとクラピカが二次試験会場にたどり着けなくて
冨樫先生の次回作にご期待くださいとか打ち切りの心配はないんだよな？
冨樫先生の次回作にご期待くださいとか打ち切りの心配はないんだよな？
いや、ちょっと今までこの作品どーもなー？と思ってた俺だが今週でスゲえハマった気がする
レオリオはヒソカがお持ち帰りか…
ヒソカちょっとカマっぽいし、レオリオの貞操終わったな
ヒソカちょっとカマっぽいし、レオリオの貞操終わったな
>>358
下ｗｗｗ人さらいにしか見えんｗ
下ｗｗｗ人さらいにしか見えんｗ
>>357
十代は好みじゃなかったんだよ
十代は好みじゃなかったんだよ
>>362
レオリオだけ勝ち逃げかよｗｗｗ
レオリオだけ勝ち逃げかよｗｗｗ
>>357
いつか自分より強い奴に倒されるのが夢だから
いつか自分より強い奴に倒されるのが夢だから
ヒソカの仲間候補
①キルア(口調から)
②ハンゾー(口調から)
③試験官(買収)
④実は①～③の中で複数いる
⑤実はゴンクラピカレオリオ以外全員
他になんかある？
①キルア(口調から)
②ハンゾー(口調から)
③試験官(買収)
④実は①～③の中で複数いる
⑤実はゴンクラピカレオリオ以外全員
他になんかある？
サトツは直接手を下さないにしても
実力不足の受験生を次々抹殺してるんだから
やってることはヒソカと大して変わんないよな
実力不足の受験生を次々抹殺してるんだから
やってることはヒソカと大して変わんないよな
やっぱ冨樫は切れてるけどただのキチガイじゃないキャラを作るのが上手いな
冨樫作品の主人公は人気投票では万年三位のイメージだけど
キルアクラピカレオリオはもちろんヒソカにも抜かれるんじゃないか？ｗ
キルアクラピカレオリオはもちろんヒソカにも抜かれるんじゃないか？ｗ
ヒソカが何の目的でハンターを目指してるのか早く知りたい
やっぱ賞金首ハンター志望かな？
やっぱ賞金首ハンター志望かな？
冨樫のキチガイはいいキチガイキャラ
鈴木
鴉
樹
ヒソカ new!
鴉
樹
ヒソカ new!
王子はキチガイではない
前年度に続き本年度のハンター試験でも
ヒソカが反逆起こしてくれたら更に面白くなるのに
ヒソカが反逆起こしてくれたら更に面白くなるのに
>>371
新キャラで女の子が来ると見た
新キャラで女の子が来ると見た
>>371
俺は新人組の301番だと睨んでる。
消去法に近くて根拠無いけど。
ヒソカは、恐らく自分に釣り合う強さが無いと手を組まない。
→常連組より未知の新人組
→キルア・ハンゾーは接点が見えないし、個のキャラが強い
→301はあえてキャラを隠してるのかも？
俺は新人組の301番だと睨んでる。
消去法に近くて根拠無いけど。
ヒソカは、恐らく自分に釣り合う強さが無いと手を組まない。
→常連組より未知の新人組
→キルア・ハンゾーは接点が見えないし、個のキャラが強い
→301はあえてキャラを隠してるのかも？
ヒソカみたいなキャラに、普通に信頼してる対等の仲間がいるって時点で読めないね
その辺がまたただの殺人狂とは一線を画してる
その辺がまたただの殺人狂とは一線を画してる
トンパ黒幕説
ニコルだろ
脱落したように見せかけて、実は先頭付近を走ってる
脱落したように見せかけて、実は先頭付近を走ってる
393 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/10(水) 22:52:17 ID:???
No.010 意外な課題
残されたゴンは鼻をフルに活用し、クラピカを連れて湿原を疾走した。「こっちだよ！」
試しにクラピカが匂いを嗅いでみるが、全く何も感じ取ることができない。「そんなにはっきりわかるのか？」「うん！」
「レオリオのつけてたオーデコロンは独特だから 数kmくらい先にいてもわかるよね」（お前だけな）クラピカが心の中で突っ込む。
「それにまるで道標みたいに動物の死体が転がってるし たぶんヒソカを狙って逆にやられたんだろうね」
「…… ねェクラピカ ヒソカが言ってたオレとレオリオは合格って一体… どういう意味だと思う？」
ゴンの脳裏に、ヒソカの言葉がありありと蘇った。“大丈夫 殺しちゃいないよ 彼は合格だから”
「奴は試験官ごっこだと言っていた つまりヒソカは我々を審査してたのさ」「どうやって？だってオレ ヒソカに顔をじっと見られてただけだよ」
「その前にあいつに一発くらわせたんだろう？」「うん オレはね でもレオリオは殴りかかって逆に倒されちゃったよ それでも合格だって」
「……」クラピカはしばらく考えている。
「おそらく自分と似たニオイを感じとったんじゃないか？」「！」（そういえばキルアも同じこと言ってたな）“ニオイでわかるのさ”
「ヒソカ（ヤツ）にハンターの資質があるとは私は絶対に思わない！しかし」
――あの超人のような身のこなしと技は見事と認めざるを得ない 戦闘という一点においてのみ奴は天才的な才能の持ち主だ
得意な能力を持つ者が同じような才能の持ち主を発掘することはよくある
多分ヒソカなりの勘や経験で２人にハンターとしての資質や将来性を感じたのではないか？
「“今殺すにはおしい人材だ” そんな風に考えたのかもな」顔を背けて沈黙してしまったゴンに気づき、クラピカが詫びる。
「おっとすまない 無神経だったな」「ううん 少しずつわかってきた気がする オレがあの時感じた変な気持ち」
――目の前に人がゴロゴロ倒れていて そうした張本人… ヒソカがオレの方に近づいてきた時
「強力な圧迫感があって怖くて逃げ出したいけど背を
残されたゴンは鼻をフルに活用し、クラピカを連れて湿原を疾走した。「こっちだよ！」
試しにクラピカが匂いを嗅いでみるが、全く何も感じ取ることができない。「そんなにはっきりわかるのか？」「うん！」
「レオリオのつけてたオーデコロンは独特だから 数kmくらい先にいてもわかるよね」（お前だけな）クラピカが心の中で突っ込む。
「それにまるで道標みたいに動物の死体が転がってるし たぶんヒソカを狙って逆にやられたんだろうね」
「…… ねェクラピカ ヒソカが言ってたオレとレオリオは合格って一体… どういう意味だと思う？」
ゴンの脳裏に、ヒソカの言葉がありありと蘇った。“大丈夫 殺しちゃいないよ 彼は合格だから”
「奴は試験官ごっこだと言っていた つまりヒソカは我々を審査してたのさ」「どうやって？だってオレ ヒソカに顔をじっと見られてただけだよ」
「その前にあいつに一発くらわせたんだろう？」「うん オレはね でもレオリオは殴りかかって逆に倒されちゃったよ それでも合格だって」
「……」クラピカはしばらく考えている。
「おそらく自分と似たニオイを感じとったんじゃないか？」「！」（そういえばキルアも同じこと言ってたな）“ニオイでわかるのさ”
「ヒソカ（ヤツ）にハンターの資質があるとは私は絶対に思わない！しかし」
――あの超人のような身のこなしと技は見事と認めざるを得ない 戦闘という一点においてのみ奴は天才的な才能の持ち主だ
得意な能力を持つ者が同じような才能の持ち主を発掘することはよくある
多分ヒソカなりの勘や経験で２人にハンターとしての資質や将来性を感じたのではないか？
「“今殺すにはおしい人材だ” そんな風に考えたのかもな」顔を背けて沈黙してしまったゴンに気づき、クラピカが詫びる。
「おっとすまない 無神経だったな」「ううん 少しずつわかってきた気がする オレがあの時感じた変な気持ち」
――目の前に人がゴロゴロ倒れていて そうした張本人… ヒソカがオレの方に近づいてきた時
「強力な圧迫感があって怖くて逃げ出したいけど背を
394 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/10(水) 22:53:01 ID:???
向けることも出来なくて 絶対戦っても勝ち目はない！！オレも殺されるのかなァなんて考えながら
その反面 ……なんていうのかな 殺されるかもしれない極限の状態なのにさ」ゴンは自分でも信じられないような表情を浮かべた。
「変だよね？オレあのとき少しワクワクしてたんだ」
ゴンとクラピカが懸命に追いかける中、一行は閉ざされた倉庫のような建物に到着していた。中からは地鳴りのような奇妙な音が聞こえてくる。
「みなさんお疲れ様です 無事湿原をぬけました ここビスカ森林公園が二次試験会場となります」
一次試験を通過したのは、キルア・ハンゾー・アモリ三兄弟・ヒソカ・301番・トンパなど、知っている顔ぶれも多い。
「それじゃ私はこれで 健闘をいのります」サトツはちらりと倉庫を見つめた。
（約150人… 一次で残り２ケタくらいに減ってしまうと思っていたのですが 今年の受験生は豊作ですなァ）
「それだけにおしい 二次試験官があのメンチとブハラだったとは
ここでもしかしたら50人… いや “課題”次第では10人以下になってしまうかもしれませんな」
サトツは黙ってなにやら考えている。「気になります しばらく様子を見ていきますか」
「どうやら間に合ったようだな」ゴンとクラピカはやや遅れて二次試験会場に辿り着いた。（ヒソカとレオリオは…）
そのとき、二人はヒソカの視線に気づいて振り返った。ヒソカはにっこり笑ったままクイッと横を指す。
そこには、レオリオが木にもたれかかったまま呆然としていた。「レオリオ！！」
「うむ 腕のキズ以外は無事のようだな」クラピカがきっぱりと言い切った。「てめ… よく顔見ろ顔を」（あ ホントだ）クラピカは本気で気付かなかったらしい。
「いつから気付いてたの？」「あ？ああ ついさっきな しかしなんでオレこんなケガしてんだ？どーも湿原に入った後の記憶がはっきりしなくてよ」
クエスチョンマークでいっぱいのレオリオを見て、ゴンとクラピカは顔を見合わせる。（言わない方が… いいな）（うん）
その反面 ……なんていうのかな 殺されるかもしれない極限の状態なのにさ」ゴンは自分でも信じられないような表情を浮かべた。
「変だよね？オレあのとき少しワクワクしてたんだ」
ゴンとクラピカが懸命に追いかける中、一行は閉ざされた倉庫のような建物に到着していた。中からは地鳴りのような奇妙な音が聞こえてくる。
「みなさんお疲れ様です 無事湿原をぬけました ここビスカ森林公園が二次試験会場となります」
一次試験を通過したのは、キルア・ハンゾー・アモリ三兄弟・ヒソカ・301番・トンパなど、知っている顔ぶれも多い。
「それじゃ私はこれで 健闘をいのります」サトツはちらりと倉庫を見つめた。
（約150人… 一次で残り２ケタくらいに減ってしまうと思っていたのですが 今年の受験生は豊作ですなァ）
「それだけにおしい 二次試験官があのメンチとブハラだったとは
ここでもしかしたら50人… いや “課題”次第では10人以下になってしまうかもしれませんな」
サトツは黙ってなにやら考えている。「気になります しばらく様子を見ていきますか」
「どうやら間に合ったようだな」ゴンとクラピカはやや遅れて二次試験会場に辿り着いた。（ヒソカとレオリオは…）
そのとき、二人はヒソカの視線に気づいて振り返った。ヒソカはにっこり笑ったままクイッと横を指す。
そこには、レオリオが木にもたれかかったまま呆然としていた。「レオリオ！！」
「うむ 腕のキズ以外は無事のようだな」クラピカがきっぱりと言い切った。「てめ… よく顔見ろ顔を」（あ ホントだ）クラピカは本気で気付かなかったらしい。
「いつから気付いてたの？」「あ？ああ ついさっきな しかしなんでオレこんなケガしてんだ？どーも湿原に入った後の記憶がはっきりしなくてよ」
クエスチョンマークでいっぱいのレオリオを見て、ゴンとクラピカは顔を見合わせる。（言わない方が… いいな）（うん）
395 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/10(水) 22:53:45 ID:???
「ところでなんでみんな建物の外にいるのかな」「中に入れないんだよ」声をかけてきたのは、スケボーを抱えたキルアだった。「キルア！」「よ」
「どんなマジック使ったんだ？絶対もう戻ってこれないと思ったぜ」
「香水のニオイをたどった――――――！？」「うん」キルアは度肝を抜かれる。「お前…やっぱ相当変わってるな―― 犬だろホントは」「そうかな―――」
「――で なんで中に入れないの？」「見ての通りさ」建物の扉の上には、「本日正午 二次試験スタート」と書かれていた。
「変なうなり声はするけど全然出てくる気配はないし まあ待つしかないんだろうな」
十二時が近づいてくると、受験生たちの顔が緊張で強張ってきた。「…周りが緊張してきたな」「何が起きるかわからないからな」
（十分注意しないとな…）（いきなり攻撃される可能性だってある）
ついに時計の針が十二時を指し、扉が中からゆっくりと開かれた。中にはソファにゆったりと腰かけた女と、その何倍も大きな非常に恰幅のいい男がいた。
聞こえてきた変な音は、彼らの腹の虫だったのだ。受験生たちは拍子ぬけして立ち尽す。
「どお？おなかは大分すいてきた？」「聞いてのとおりもーペコペコだよ」
「そんなわけで 二次試験は 料理よ！！美食ハンターのあたし達２人を満足させる食事を用意してちょうだい」
「！？」「料理！？」「まずはオレの指定する料理を作ってもらい」「そこで合格した者だけがあたしの指定する料理を作れるってわけよ」
「つまりあたし達２人が“おいしい”と言えば晴れて二次試験合格！！試験はあたし達が満腹になった時点で終了よ」
（男の方はともかくあの女はあんまり食べそうにねーぞ）（これでかなり人数が限られるな）（しかしまさか料理とは）
「くそォ 料理なんて作ったことねーぜ」とレオリオ。「こんな試験があるとはな」クラピカも心底驚いた様子。
―― 一体… どんな料理を作らせる気だ…！？
「オレのメニューは 豚の丸焼き！！オレの大好物」ブハラは目を輝かせた。
「森林公園に生息する豚なら種類は自由 それじゃ ――二次試験スタート！！」受験生たちは我先にと駆けだしていった。
二次試験前半 ブハラのメニュー 参加人数148人
「どんなマジック使ったんだ？絶対もう戻ってこれないと思ったぜ」
「香水のニオイをたどった――――――！？」「うん」キルアは度肝を抜かれる。「お前…やっぱ相当変わってるな―― 犬だろホントは」「そうかな―――」
「――で なんで中に入れないの？」「見ての通りさ」建物の扉の上には、「本日正午 二次試験スタート」と書かれていた。
「変なうなり声はするけど全然出てくる気配はないし まあ待つしかないんだろうな」
十二時が近づいてくると、受験生たちの顔が緊張で強張ってきた。「…周りが緊張してきたな」「何が起きるかわからないからな」
（十分注意しないとな…）（いきなり攻撃される可能性だってある）
ついに時計の針が十二時を指し、扉が中からゆっくりと開かれた。中にはソファにゆったりと腰かけた女と、その何倍も大きな非常に恰幅のいい男がいた。
聞こえてきた変な音は、彼らの腹の虫だったのだ。受験生たちは拍子ぬけして立ち尽す。
「どお？おなかは大分すいてきた？」「聞いてのとおりもーペコペコだよ」
「そんなわけで 二次試験は 料理よ！！美食ハンターのあたし達２人を満足させる食事を用意してちょうだい」
「！？」「料理！？」「まずはオレの指定する料理を作ってもらい」「そこで合格した者だけがあたしの指定する料理を作れるってわけよ」
「つまりあたし達２人が“おいしい”と言えば晴れて二次試験合格！！試験はあたし達が満腹になった時点で終了よ」
（男の方はともかくあの女はあんまり食べそうにねーぞ）（これでかなり人数が限られるな）（しかしまさか料理とは）
「くそォ 料理なんて作ったことねーぜ」とレオリオ。「こんな試験があるとはな」クラピカも心底驚いた様子。
―― 一体… どんな料理を作らせる気だ…！？
「オレのメニューは 豚の丸焼き！！オレの大好物」ブハラは目を輝かせた。
「森林公園に生息する豚なら種類は自由 それじゃ ――二次試験スタート！！」受験生たちは我先にと駆けだしていった。
二次試験前半 ブハラのメニュー 参加人数148人
396 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/10(水) 22:56:04 ID:???
「いや――― 正直ほっとしたぜ！！簡単な料理でよ」レオリオは元気を取り戻す。「豚つかまえて焼くだけだもんね」とゴン。
クラピカは冷静だ。「しかし早くつかまえねばな あの体格とはいえ食べる量には限界がある」
二人の試験官はにんまりとほくそ笑んでいた。
「豚の種類は自由…だって？あんたも性格悪いわね ビスカの森に生息する豚は たった一種類だけでしょ？」
「世界で最も凶暴な豚グレイトスタンプ 大きくて頑丈な鼻で敵を潰し殺す！！逃げおくれれば自分が豚の食糧になっちまうぜ！！」
「うわあ―――――――――！！！」ゴン達は早速グレイトスタンプの集団に襲われていた。
――似てる あの時と このスリル
ゴンはグレイトスタンプの突進を交わすと、釣り竿を構えた。――でも 少し違う ヒソカと向き合った時はもっと―――
ゴンはグレイトスタンプの頭目掛けて釣り竿を振り下ろした！――もっとゾクゾクした！！
グレイトスタンプは横たわり、動かなくなった。「ナイス ゴン！！」
「こいつらどうやら頭部が弱点だぜ」「巨大で硬い鼻はもろい額をガードするための進化というわけだ」
ドドドドド…となにかが向かってきてブハラが外を見ると、受験生達が巨大な豚の丸焼きを担いで一斉に駆けてきていた！
「ヘイ！！お待ちィ」何十頭もの豚も丸焼きがブハラの前に差し出された。「うひゃあ～～～」「あらま大漁だこと テスト生なめてたわ」
木の上から観察していたサトツは頷く。「うーむ 今年は本当に豊作ですなァ」
クラピカは冷静だ。「しかし早くつかまえねばな あの体格とはいえ食べる量には限界がある」
二人の試験官はにんまりとほくそ笑んでいた。
「豚の種類は自由…だって？あんたも性格悪いわね ビスカの森に生息する豚は たった一種類だけでしょ？」
「世界で最も凶暴な豚グレイトスタンプ 大きくて頑丈な鼻で敵を潰し殺す！！逃げおくれれば自分が豚の食糧になっちまうぜ！！」
「うわあ―――――――――！！！」ゴン達は早速グレイトスタンプの集団に襲われていた。
――似てる あの時と このスリル
ゴンはグレイトスタンプの突進を交わすと、釣り竿を構えた。――でも 少し違う ヒソカと向き合った時はもっと―――
ゴンはグレイトスタンプの頭目掛けて釣り竿を振り下ろした！――もっとゾクゾクした！！
グレイトスタンプは横たわり、動かなくなった。「ナイス ゴン！！」
「こいつらどうやら頭部が弱点だぜ」「巨大で硬い鼻はもろい額をガードするための進化というわけだ」
ドドドドド…となにかが向かってきてブハラが外を見ると、受験生達が巨大な豚の丸焼きを担いで一斉に駆けてきていた！
「ヘイ！！お待ちィ」何十頭もの豚も丸焼きがブハラの前に差し出された。「うひゃあ～～～」「あらま大漁だこと テスト生なめてたわ」
木の上から観察していたサトツは頷く。「うーむ 今年は本当に豊作ですなァ」
待望の女性キャラ（ババアとかは除く）が出たけど
・・・あまり期待できないなあ。
・・・あまり期待できないなあ。
ゴン、こいつ変態だ
一次試験であれだけ死亡したんだから二次試験もただで済みそうにはないな
前半ってことは後半はかなりの修羅場になりそうだ
でもこんな死亡率でいいのだろうかハンター試験
世間様からつるしあげ食ったりしないのかな
前半ってことは後半はかなりの修羅場になりそうだ
でもこんな死亡率でいいのだろうかハンター試験
世間様からつるしあげ食ったりしないのかな
サトツさんいい人だな
意外とクラピカはボケだな
403 ：マロン名無しさん：2009/06/11(木) 00:58:58 ID:9Bn2UzLe
>>400
ゴンはＭだったに違いない
ゴンはＭだったに違いない
次回予想
ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽ
ブハラ｢この丸焼きを作ったのは誰だああああ！｣
ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽ
ブハラ｢この丸焼きを作ったのは誰だああああ！｣
メンチの頭は天丼をイメージしてるのか？
ヒソカがわざわざ動物の死骸を分かりやすく置いといたのは
ゴンが道に迷わないようにとの配慮じゃないか？
だとしたらヒソカ優しいな
ゴンが道に迷わないようにとの配慮じゃないか？
だとしたらヒソカ優しいな
＞｢うむ 腕のキズ以外は無事のようだな｣
もともと潰れ顔だったんですね、わかります
もともと潰れ顔だったんですね、わかります
ヒソカは記憶も操れるのか？
悪用したら大変なことになりそうだ
悪用したら大変なことになりそうだ
ふと思ったんだけどヒソカは奇術師のふりをした魔術師だったりして
主人公恒例のバトルマニア設定キター
もうゴンはハンター試験離脱して魔界統一トーナメントにでも出張してこいｗ
もうゴンはハンター試験離脱して魔界統一トーナメントにでも出張してこいｗ
レオリオ…スーツに香水ってどこのホストだよ
>>399
…まさかと思うが少年誌で人間食ったりしないよな((((゜д゜;))))
…まさかと思うが少年誌で人間食ったりしないよな((((゜д゜;))))
なあ、2次試験なら試験官を満足させられなくて失格になっても
今んとこ豚に殺されさえしなけりゃ生きて帰れるよな？
それに比べて1次試験って失格＝ほぼ死確定じゃね？
のん気に150人も残るなんてだの豊作だの言ってるけど、
地下でドロップアウトした腑抜け以外
200人以上死んでるって事になるんだが…
今んとこ豚に殺されさえしなけりゃ生きて帰れるよな？
それに比べて1次試験って失格＝ほぼ死確定じゃね？
のん気に150人も残るなんてだの豊作だの言ってるけど、
地下でドロップアウトした腑抜け以外
200人以上死んでるって事になるんだが…
まあ最初に「再起不能になったり死ぬこともありますのでご了承ください」みたいなこと言ってたし
一年で二百人死んだりするのが普通だとすると、
去年は六百人ぐらい会場に集まってたんだろうか
新人は十人ぐらいしか増えてないみたいだし、
三年後には、会場に集まった人が合格ってぐらいになりそうだ
去年は六百人ぐらい会場に集まってたんだろうか
新人は十人ぐらいしか増えてないみたいだし、
三年後には、会場に集まった人が合格ってぐらいになりそうだ
ハンター志望者を毎年数百人抹殺して得をするのは…
あれ、こんな時間に宅配便かな
あれ、こんな時間に宅配便かな
>>410
魔界に行くのにハンターライセンスが必要なんだよ
魔界に行くのにハンターライセンスが必要なんだよ
男はともかくあの女はあまり食べそうにないとか受験生に言われてるけど
絶対フードファイター並みに食うよなｗ
絶対フードファイター並みに食うよなｗ
まさかと思うがブハラは全員分の豚の丸焼きを試食するのか…？
予想
サトツは追跡ハンター
驚異的な脚力で標的を地の果てまで追いかける
ぶっちゃけただのストーカー
サトツは追跡ハンター
驚異的な脚力で標的を地の果てまで追いかける
ぶっちゃけただのストーカー
>>420
ちょっとずつ食べればいいじゃん
ちょっとずつ食べればいいじゃん
さりげなくチェリーさん殺されてんじゃねーか
いい判断だって褒めてたのは何なんだよｗ
いい判断だって褒めてたのは何なんだよｗ
427 ：マロン名無しさん：2009/06/11(木) 13:14:56 ID:yQv8Usfw
>>425
チェリーの逃げた道が二次試験会場の方向だったんだろ。
見当違いの所を走っていたなら二次試験会場に辿り着けないのだからわざわざ追う必要はない。
逃げてる所を後ろからなら頭にトランプが刺さるはずだけど顔にトランプが刺さってるから、戦って不合格と判断されたんだろ。
チェリーの逃げた道が二次試験会場の方向だったんだろ。
見当違いの所を走っていたなら二次試験会場に辿り着けないのだからわざわざ追う必要はない。
逃げてる所を後ろからなら頭にトランプが刺さるはずだけど顔にトランプが刺さってるから、戦って不合格と判断されたんだろ。
>>425
いい判断だ→ご褒美に10秒待ってやるよ(※殺さないとは言ってないｗ)
いい判断だ→ご褒美に10秒待ってやるよ(※殺さないとは言ってないｗ)
実際チェリーは良い判断だったと思う
惜しいな
惜しいな
>>419
多分漫画的に考えてブハラよりメンチの方が食うと思うｗ
多分漫画的に考えてブハラよりメンチの方が食うと思うｗ
>>427
クラピカは運がよかったな…
クラピカは運がよかったな…
クラピカは合格だと思われる。
何故なら最初のヒソカの攻撃を二枚も刀ではじいている。
レオリオは避けようとした結果腕に刺さったと思われる。
最初の攻撃で、
二人の周囲にいた人間は二人以外再起不能状態。
クラピカも致命傷を受ける場所に攻撃を受けているのに、隣にいるレオリオだけ狙わなかったとは考えにくい。
何故なら最初のヒソカの攻撃を二枚も刀ではじいている。
レオリオは避けようとした結果腕に刺さったと思われる。
最初の攻撃で、
二人の周囲にいた人間は二人以外再起不能状態。
クラピカも致命傷を受ける場所に攻撃を受けているのに、隣にいるレオリオだけ狙わなかったとは考えにくい。
そうか、ヒソカの「合格」には気概だけじゃなく、最低限の戦闘能力も必要なんだな
支配したがる魔術師（マジシャン）
怪しげな超能力者（エスパー）
戦う時は戦士（ソルジャー）
それがヒソカ
怪しげな超能力者（エスパー）
戦う時は戦士（ソルジャー）
それがヒソカ
435 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/11(木) 22:47:11 ID:???
「うんおいしい！」「これもうまい！」「うんうんイケる」「これも美味」豚の骨が山のように積み上がっていく…。
ブハラはゲップをすると、舌舐めずりをした。「あ～～～～ 食った食った もーおなかいっぱい！」
ここでメンチが銅鑼を鳴らす。「終―――――了ォ―――――――――！！」受験生達は硬直する。（豚の丸焼き７０頭！！）（バケモンだ……！！）
No.011 当然の結果
「やっぱりハンターってすごい人達ばかりなんだね」ゴンが感心するが、キルアはポリポリと頬を掻く。「ああはなりたくないけどな」
（おかしい…！！妙だぞ！？明らかに奴の体積より食べた量の方が多い！！）
真剣に悩んでいるクラピカにレオリオが突っ込む。「いや そんなマジで悩まれても…」
「あんたねー 結局食べた豚全部おいしかったって言うの？審査になんないじゃないのよ」メンチが呆れる。
「ま―――いいじゃん それなりに人数はしぼれたし 細かい味を審査するテストじゃないしさー」
「甘いわねーアンタ 美食ハンターたる者 自分の味覚には正直に生きなきゃダメよ ――ましかたないわね」
メンチはもう一度銅鑼を叩いた。「豚の丸焼き料理審査！！７０名が通過！！」
木の上から一部始終を見ていたサトツは頷く。
（70名ですか ふーむ大変優秀な数字ですね 確かにあの豚は額を強く殴打すれば簡単にしとめられますが そこを正確に攻撃するには
相当の度胸と判断力 身のこなしが要求されますからね しかし問題はこれから 彼女はかなり手強いですぞ）
――美食ハンター メンチ！！世界有数の料理人としてその芸術的な味覚センスは作る料理にもいかんなく発揮されている！
貪欲な探究心でありとあらゆる食材を食い漁り 一度食べた味は決して忘れない！
食文化への貢献が評価され弱冠２１歳で一ツ星ハンターの称号を持つ！！
（一ツ星ハンター…ある一つの分野で大きな成功をおさめたり多くの功績をあげたハンターに贈られる称号）
ブハラはゲップをすると、舌舐めずりをした。「あ～～～～ 食った食った もーおなかいっぱい！」
ここでメンチが銅鑼を鳴らす。「終―――――了ォ―――――――――！！」受験生達は硬直する。（豚の丸焼き７０頭！！）（バケモンだ……！！）
No.011 当然の結果
「やっぱりハンターってすごい人達ばかりなんだね」ゴンが感心するが、キルアはポリポリと頬を掻く。「ああはなりたくないけどな」
（おかしい…！！妙だぞ！？明らかに奴の体積より食べた量の方が多い！！）
真剣に悩んでいるクラピカにレオリオが突っ込む。「いや そんなマジで悩まれても…」
「あんたねー 結局食べた豚全部おいしかったって言うの？審査になんないじゃないのよ」メンチが呆れる。
「ま―――いいじゃん それなりに人数はしぼれたし 細かい味を審査するテストじゃないしさー」
「甘いわねーアンタ 美食ハンターたる者 自分の味覚には正直に生きなきゃダメよ ――ましかたないわね」
メンチはもう一度銅鑼を叩いた。「豚の丸焼き料理審査！！７０名が通過！！」
木の上から一部始終を見ていたサトツは頷く。
（70名ですか ふーむ大変優秀な数字ですね 確かにあの豚は額を強く殴打すれば簡単にしとめられますが そこを正確に攻撃するには
相当の度胸と判断力 身のこなしが要求されますからね しかし問題はこれから 彼女はかなり手強いですぞ）
――美食ハンター メンチ！！世界有数の料理人としてその芸術的な味覚センスは作る料理にもいかんなく発揮されている！
貪欲な探究心でありとあらゆる食材を食い漁り 一度食べた味は決して忘れない！
食文化への貢献が評価され弱冠２１歳で一ツ星ハンターの称号を持つ！！
（一ツ星ハンター…ある一つの分野で大きな成功をおさめたり多くの功績をあげたハンターに贈られる称号）
436 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/11(木) 22:48:13 ID:???
「あたしはブハラとちがってカラ党よ！！審査もキビシクいくわよー 二次試験後半 あたしのメニューは ――スシよ！！」
受験生達は知らない単語にぽかんとしてしまう。（スシ…！？スシとは…！？）（一体どんな料理だ？）「わかるか？」「いや…」
（どうすりゃいいんだ！？見当もつかねエ！）（全く知らない料理を作るなんて不可能だぜ）
「ふふん大分困ってるわね ま 知らないのもムリないわ 小さな島国の民族料理だからね」
建物の奥はそれは広い調理場になっていた。「ヒントをあげるわ！！中を見てごらんなさ――――い！！ここで料理を作るのよ！！」
「最低限必要な道具と材料はそろえてあるし スシに不可欠なゴハンはこちらで用意してあげたわ
そして最大のヒント！！スシはスシでもニギリズシしか認めないわよ！！」
「それじゃスタートよ！！あたしが満腹になった時点で試験は終了！！その間に何コ作ってきてもいいわよ！！」
二次試験後半 メンチのメニュー 参加人数７０名！！
（ニギリズシ）（ニギリズシ）受験生達は調理器具とにらめっこしながら懸命に考えている。
「ライスだけでつくるのかな―――」とゴン。「道具とか見ると他にも何か使いそうだぜ」キルアが包丁を見ながらそう答える。
（くくくく）ハンゾーは小さくガッツポーズを取った。（この課題もらったぜ！！まさかオレの国の伝統料理がテストになるとは！！）
（しかしここでうかれてたら周りにバレちまうからな 知らねーフリしてさりげなく一人だけ合格しちまうのが利口なやり方だぜ）
何気なく近くの受験生を見ると、ご飯を両手で丸めているところだった。ハンゾーはそれを見て思いっきり噴き出す。
（こいつ… 知ってるぜ！？）（カンペキに知ってやがる――――！！）
受験生達は知らない単語にぽかんとしてしまう。（スシ…！？スシとは…！？）（一体どんな料理だ？）「わかるか？」「いや…」
（どうすりゃいいんだ！？見当もつかねエ！）（全く知らない料理を作るなんて不可能だぜ）
「ふふん大分困ってるわね ま 知らないのもムリないわ 小さな島国の民族料理だからね」
建物の奥はそれは広い調理場になっていた。「ヒントをあげるわ！！中を見てごらんなさ――――い！！ここで料理を作るのよ！！」
「最低限必要な道具と材料はそろえてあるし スシに不可欠なゴハンはこちらで用意してあげたわ
そして最大のヒント！！スシはスシでもニギリズシしか認めないわよ！！」
「それじゃスタートよ！！あたしが満腹になった時点で試験は終了！！その間に何コ作ってきてもいいわよ！！」
二次試験後半 メンチのメニュー 参加人数７０名！！
（ニギリズシ）（ニギリズシ）受験生達は調理器具とにらめっこしながら懸命に考えている。
「ライスだけでつくるのかな―――」とゴン。「道具とか見ると他にも何か使いそうだぜ」キルアが包丁を見ながらそう答える。
（くくくく）ハンゾーは小さくガッツポーズを取った。（この課題もらったぜ！！まさかオレの国の伝統料理がテストになるとは！！）
（しかしここでうかれてたら周りにバレちまうからな 知らねーフリしてさりげなく一人だけ合格しちまうのが利口なやり方だぜ）
何気なく近くの受験生を見ると、ご飯を両手で丸めているところだった。ハンゾーはそれを見て思いっきり噴き出す。
（こいつ… 知ってるぜ！？）（カンペキに知ってやがる――――！！）
437 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/11(木) 22:49:14 ID:???
「ニギリ…か 大体料理のカタチは想像がついてきたが 肝心の食材が全くわからね―――ぜ」レオリオは考え込む。
クラピカはなにか思い当たることがあるようだ。（具体的なカタチは見たことがないが… 文献を読んだことがある 確か…」
（酢と調味料をまぜた飯に新鮮な魚肉を加えた料理 のはずだ」「魚ァ！？お前ここは森ん中だぜ！？」
クラピカがレオリオの額にしゃもじを投げた。「声がでかい！！川とか池とかあるだろーが！！」
――魚！！！
受験生達は魚を求めて急いで駈け出した！「ちィっ 盗み聴きとは汚ねー奴らだぜ！！」
クラピカは黙ったまま青筋を立てた。（そうかあれを盗み聴きというならばもう何も言うまい）
ハンゾーは悔しそうに叫んだ。「くそっ オレの他にも知ってる奴がいたのか！！」周囲は鋭い視線を向けた。（やはりか！）
「くっく オレよりよっぽど性格悪いな メンチ 今のスシダネってのはほとんどが海水魚なんだろ？
見ろよ あの材料じゃまともなスシなんて出来っこないぜ」「だから面白いんじゃないの フツーのスシダネなんて もう食いつくしてんのよ」
メンチはぺろりと舌舐めずりをした。「どんなキワモノが出来てくるのか楽しみだわ 今日は試験官というより料理人として来てるからね」
「料理人として……ってのはマズイんじゃ…」「何？」「いやなんでも…」
ブハラは何か心配そうだ。（料理人として…ね メンチの悪いクセが出なきゃいいけど）
――自信アリ！！飯に新鮮な魚を加え…にぎる料理といったらこれしかねエ！！「よし！！」
「出来たぜ――！！オレが完成第一号だ！！名付けてレオリオスペシャル！！さあ食ってくれ！！」
レオリオの作ったスシは握ったご飯の中に何匹もの魚や骨が埋め込まれているなんともグロテスクなものだった。
魚の口がパクパクと動き、新鮮には違いないのだが…。
メンチの頬に青筋が浮かんだ。「食えるかぁっ」皿ごと投げだされてしまった…。
クラピカはなにか思い当たることがあるようだ。（具体的なカタチは見たことがないが… 文献を読んだことがある 確か…」
（酢と調味料をまぜた飯に新鮮な魚肉を加えた料理 のはずだ」「魚ァ！？お前ここは森ん中だぜ！？」
クラピカがレオリオの額にしゃもじを投げた。「声がでかい！！川とか池とかあるだろーが！！」
――魚！！！
受験生達は魚を求めて急いで駈け出した！「ちィっ 盗み聴きとは汚ねー奴らだぜ！！」
クラピカは黙ったまま青筋を立てた。（そうかあれを盗み聴きというならばもう何も言うまい）
ハンゾーは悔しそうに叫んだ。「くそっ オレの他にも知ってる奴がいたのか！！」周囲は鋭い視線を向けた。（やはりか！）
「くっく オレよりよっぽど性格悪いな メンチ 今のスシダネってのはほとんどが海水魚なんだろ？
見ろよ あの材料じゃまともなスシなんて出来っこないぜ」「だから面白いんじゃないの フツーのスシダネなんて もう食いつくしてんのよ」
メンチはぺろりと舌舐めずりをした。「どんなキワモノが出来てくるのか楽しみだわ 今日は試験官というより料理人として来てるからね」
「料理人として……ってのはマズイんじゃ…」「何？」「いやなんでも…」
ブハラは何か心配そうだ。（料理人として…ね メンチの悪いクセが出なきゃいいけど）
――自信アリ！！飯に新鮮な魚を加え…にぎる料理といったらこれしかねエ！！「よし！！」
「出来たぜ――！！オレが完成第一号だ！！名付けてレオリオスペシャル！！さあ食ってくれ！！」
レオリオの作ったスシは握ったご飯の中に何匹もの魚や骨が埋め込まれているなんともグロテスクなものだった。
魚の口がパクパクと動き、新鮮には違いないのだが…。
メンチの頬に青筋が浮かんだ。「食えるかぁっ」皿ごと投げだされてしまった…。
438 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/11(木) 22:49:58 ID:???
「て てめ！！何も放ることねーだろコラァ！！」「何？失格にするよ ホレさっさともどりな」
「い――い！？カタチは大事よ！！ニギリズシのカタチをなしていないものは味見の対象にもならないわ！！」
「くそー 自信作だったのに」レオリオはすごすごと引き下がって行った。「次はオレだ！！」
続いてゴンがチャレンジするが、それはピクピク動く魚の腹部にこんもりとご飯が盛ってあるものだった。「４０３番とレベルがいっしょ！！」
「レオリオと同じレベルか―――…」肩を落とすゴンに、クラピカが同情する。「心中察するぞ ゴン！！」「んだよコラ」
続いて登場したのはご飯と魚が交互に串刺しになっている料理。「ダメ！！」次は魚の開きの上にご飯がちょこっと乗っている料理。「違う！！」
そして次に出てきたのは…おにぎり！？「ある意味おしい！！」
「ちょっとォまだ１つも試食さえ出来てないわよ―――！！あたしを餓死させる気！？」
メンチはイライラし始めてしまう。（まったくみんな注意力が足りないわねっ 他にもいっぱいヒントをあげてるのに）
「……」（全くカタチがわからないのだから 今ここにあるデータから論理的に考察するしかない！！）クラピカは考え込む。
“何コ作ってきてもいいわよ”“カタチは大事よ！！”
（彼女のこのセリフと「ニギリズシ」という名称から考えてコロッケやハンバーグのように定番の型がある固形の料理であると推察される…！
そして彼女の持っている道具と目の前にある調味料入りの皿 あれでスシをつかみ皿の中の液体につけて食べるなら）
――大きさはおそらく卵大からそれ以下！！
（そして新鮮な魚肉を加えると…）「これだ！！」
クラピカが作ったのは、やはり握ったご飯にピクピクと動く魚を貫通させたものだった。「あんたも４０３番並！！」
クラピカはショックのあまり思いきり顔をひきつらせた…。「そんなにショックか ああ！？コラ」
「い――い！？カタチは大事よ！！ニギリズシのカタチをなしていないものは味見の対象にもならないわ！！」
「くそー 自信作だったのに」レオリオはすごすごと引き下がって行った。「次はオレだ！！」
続いてゴンがチャレンジするが、それはピクピク動く魚の腹部にこんもりとご飯が盛ってあるものだった。「４０３番とレベルがいっしょ！！」
「レオリオと同じレベルか―――…」肩を落とすゴンに、クラピカが同情する。「心中察するぞ ゴン！！」「んだよコラ」
続いて登場したのはご飯と魚が交互に串刺しになっている料理。「ダメ！！」次は魚の開きの上にご飯がちょこっと乗っている料理。「違う！！」
そして次に出てきたのは…おにぎり！？「ある意味おしい！！」
「ちょっとォまだ１つも試食さえ出来てないわよ―――！！あたしを餓死させる気！？」
メンチはイライラし始めてしまう。（まったくみんな注意力が足りないわねっ 他にもいっぱいヒントをあげてるのに）
「……」（全くカタチがわからないのだから 今ここにあるデータから論理的に考察するしかない！！）クラピカは考え込む。
“何コ作ってきてもいいわよ”“カタチは大事よ！！”
（彼女のこのセリフと「ニギリズシ」という名称から考えてコロッケやハンバーグのように定番の型がある固形の料理であると推察される…！
そして彼女の持っている道具と目の前にある調味料入りの皿 あれでスシをつかみ皿の中の液体につけて食べるなら）
――大きさはおそらく卵大からそれ以下！！
（そして新鮮な魚肉を加えると…）「これだ！！」
クラピカが作ったのは、やはり握ったご飯にピクピクと動く魚を貫通させたものだった。「あんたも４０３番並！！」
クラピカはショックのあまり思いきり顔をひきつらせた…。「そんなにショックか ああ！？コラ」
439 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/11(木) 22:51:06 ID:???
「も―――どいつもこいつも！！観察力や注意力以前にセンスがないわ！！やんなっちゃう！！」
「そろそろオレの出番だな」ハンゾーが自信たっぷりに進み出た。「どうだ！！これがスシだろ！！」
「ふーん ようらくそれらしいのが出てきたわね」メンチは出されたスシを頬張る。
「ダメね おいしくないわ！やり直し！」「な なんだと―――！？」
「メシを一口サイズの長方形に握ってその上にワサビと魚の切り身をのせるだけのお手軽料理だろーが！！
こんなもん誰が作ったって味に大差ね―ーべ！？」ハンゾーはつい大声で暴露してしまった。
受験生達は納得する。「なるほどそういう料理か！！」「はっ しまった――！！」
「お手軽！？こんなもん！？味に大差ない！？」メンチの怒りが頂点に達した。
「ざけんなてめー 鮨をマトモに握れるようになるには十年の修業が必要だって言われてんだ！！
キサマら素人がいくらカタチだけマネたって天と地ほど味は違うんだよ ボケ」「んじゃそんなモン テスト科目にすんなよ！！」
「っせーよ コラ ハゲ 殺すぞ 文句あんのか お！？あ！？」メンチはハンゾーの胸ぐらを掴んだまま怒鳴り散らした。
ブハラはため息をつく。（あーあ メンチの悪いクセが出ちまった 熱くなったら最後 味に対して妥協出来なくなるからな――）
（メンチを本当に満足させられる料理人なんて世界中に数えるほどしかいないっつーの）
「あ―― もォ 怒鳴ったらますますハラ減ったわ さあ次の挑戦者いらっしゃい！！」
すると、皆が急いで試作品を持ち寄ってきた。「次はオレだ」「いやオレだ！！」
「も―― ハゲのせいで作り方がみんなにバレちゃったじゃないの！！こうなったら味だけで審査するしかないわね」
「そろそろオレの出番だな」ハンゾーが自信たっぷりに進み出た。「どうだ！！これがスシだろ！！」
「ふーん ようらくそれらしいのが出てきたわね」メンチは出されたスシを頬張る。
「ダメね おいしくないわ！やり直し！」「な なんだと―――！？」
「メシを一口サイズの長方形に握ってその上にワサビと魚の切り身をのせるだけのお手軽料理だろーが！！
こんなもん誰が作ったって味に大差ね―ーべ！？」ハンゾーはつい大声で暴露してしまった。
受験生達は納得する。「なるほどそういう料理か！！」「はっ しまった――！！」
「お手軽！？こんなもん！？味に大差ない！？」メンチの怒りが頂点に達した。
「ざけんなてめー 鮨をマトモに握れるようになるには十年の修業が必要だって言われてんだ！！
キサマら素人がいくらカタチだけマネたって天と地ほど味は違うんだよ ボケ」「んじゃそんなモン テスト科目にすんなよ！！」
「っせーよ コラ ハゲ 殺すぞ 文句あんのか お！？あ！？」メンチはハンゾーの胸ぐらを掴んだまま怒鳴り散らした。
ブハラはため息をつく。（あーあ メンチの悪いクセが出ちまった 熱くなったら最後 味に対して妥協出来なくなるからな――）
（メンチを本当に満足させられる料理人なんて世界中に数えるほどしかいないっつーの）
「あ―― もォ 怒鳴ったらますますハラ減ったわ さあ次の挑戦者いらっしゃい！！」
すると、皆が急いで試作品を持ち寄ってきた。「次はオレだ」「いやオレだ！！」
「も―― ハゲのせいで作り方がみんなにバレちゃったじゃないの！！こうなったら味だけで審査するしかないわね」
440 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/11(木) 22:51:59 ID:???
「どれどれ ――ダメ！！握りが強すぎ！！シャリが固くてほぐれない！！」「メンチ それは少しキビしいよ」「あんたは黙ってな！！」
メンチがクワッと吠える。
「タネも切り方が全くダメよ！！筋目に対して直角に切る！！やり直し！！」「シャリの形が悪い！！地紙型かせめて船底型に握りなさい！！」
「握りが遅い！！タネに体温がうつって口ざわりが悪いわ！！」「これもダメ！！」「これもやり直し」
メンチはお茶を一服すると、一息ついた。「ふ―――っ」
「悪（ワリ）！！おなかいっぱいになっちった」――終～～～～～～～了ォ～～～～～～～～～～！！
第二次試験後半 メンチの料理（メニュー） 合格者なし！！
メンチがクワッと吠える。
「タネも切り方が全くダメよ！！筋目に対して直角に切る！！やり直し！！」「シャリの形が悪い！！地紙型かせめて船底型に握りなさい！！」
「握りが遅い！！タネに体温がうつって口ざわりが悪いわ！！」「これもダメ！！」「これもやり直し」
メンチはお茶を一服すると、一息ついた。「ふ―――っ」
「悪（ワリ）！！おなかいっぱいになっちった」――終～～～～～～～了ォ～～～～～～～～～～！！
第二次試験後半 メンチの料理（メニュー） 合格者なし！！
なんかメンチってこうして見るとハ○ヒっぽいな。
あ、自分未来人なんで。
あ、自分未来人なんで。
合格者０ってｗｗｗ
どうすんだよこれｗｗ
てかハンゾーアホすぎる
こいつホントに凄い奴なのか？
どうすんだよこれｗｗ
てかハンゾーアホすぎる
こいつホントに凄い奴なのか？
なーんか見ててムカつく女だな
こんなすぐカッとなって冷静な審査できなくなるような奴に試験官やらせんなよ
こんなすぐカッとなって冷静な審査できなくなるような奴に試験官やらせんなよ
活づくりとは高度な技を使ってきたな
さすが主人公勢、素質がある
さすが主人公勢、素質がある
俺がヒソカだったらカード飛ばしてるとこだが
それやっちゃうとまた去年みたいに失格だもんな
そういえばヒソカって女も殺すのかな？
それやっちゃうとまた去年みたいに失格だもんな
そういえばヒソカって女も殺すのかな？
冨樫はこういう女キャラ描かせると上手いな
おいおい、この世界には魚を食べるノウハウがないのか？
どんなにバカでも生で丸のままなんて出さないだろ普通ｗｗｗ
いや、まあ生は全員生なんだから火を通す為の器具が置いてないんだろう
でも最低限頭とか骨とか取れよｗｗｗ
どんなにバカでも生で丸のままなんて出さないだろ普通ｗｗｗ
いや、まあ生は全員生なんだから火を通す為の器具が置いてないんだろう
でも最低限頭とか骨とか取れよｗｗｗ
だって豚をそのまま出したら美味しそうに食べてたじゃんか
449 ：マロン名無しさん：2009/06/11(木) 23:33:09 ID:9Bn2UzLe
海原YOU山がアップを始めました
魚じゃなくて卵焼き使えば楽だったかも
ブハラ優しいな
一応出されたもんは全部ありがたく頂いたんだろう
それに比べてメンチは…料理を放るなよ
失敗作は罰として作ったやつに食わせりゃいいじゃんか
一応出されたもんは全部ありがたく頂いたんだろう
それに比べてメンチは…料理を放るなよ
失敗作は罰として作ったやつに食わせりゃいいじゃんか
食べ物で遊ぶんじゃありません
ヒソカの作った料理はどれだけグロテスクに盛り付けられてたのか是非とも見たかったｗ
クラピカだけじゃなくゴンまで心のどこかでレオリオを下に見てたのなｗ
来週の扉絵はメンチが受験生全員に集団リンチされてる絵だな
素早い応急手当を求められる試験とかだったらレオリオが一番なのにな
ぶっちゃけ寿司よりハンターに要求されそうな技量だし。
ぶっちゃけ寿司よりハンターに要求されそうな技量だし。
豚の食べられる部分が少なく見ても1匹100キロはあるだろうから70人分で7トンか……
用を足しに行った描写もないし全部身体に入ったとしたら確かに謎だ
用を足しに行った描写もないし全部身体に入ったとしたら確かに謎だ
そこまで考察してんなら包丁使えよｗｗｗ
クラピカがギャグ要因と化したｗｗｗ
おにぎり作ったやつはセンスあるよな
ポーカーフェイスの保てない忍者ってどうなんだ
HUNTER×HUNTER －完－
今回のハンター試験は皆が顔を合わせるのが
目的だったんだろうか・・・
目的だったんだろうか・・・
メンチがメンチを切った
>>467
だれが上手いことry
だれが上手いことry
まさか１１週打ち切りとは
斜め下すぎる
斜め下すぎる
次回レオリオあたりがキレてメンチと対決
血の気の多い受験生たちがこれに続き
どさくさに紛れてヒソカの試験管ごっこリターンズ
と予想
血の気の多い受験生たちがこれに続き
どさくさに紛れてヒソカの試験管ごっこリターンズ
と予想
つーかこの世界に日本があったことにビックリだ
ご飯はあらかじめ酢飯が用意されてたんだろうか
ライスに酢を入れるなんて他の国の人からしたら絶対あり得ない発想だよな
ライスに酢を入れるなんて他の国の人からしたら絶対あり得ない発想だよな
そもそもこの世界には(日本除く)生魚を食べる習慣ないんだろうな…
だから新鮮な魚肉＝生魚と聞いてあんな酷い料理が出来てしまったと
だから新鮮な魚肉＝生魚と聞いてあんな酷い料理が出来てしまったと
メンチ21歳って… 同い年かよorz
一体何歳のときにハンター試験受かったんだ
一体何歳のときにハンター試験受かったんだ
>>477
メイン4人だって全員10代なんだから、そんな珍しいことでもないんだろう
てかブハラの試験で何気に半分くらいに絞られてたんだな
落ちた半分の人は…
今までの試験から考えると、2，30人くらいは豚に食われてそうだな…
メイン4人だって全員10代なんだから、そんな珍しいことでもないんだろう
てかブハラの試験で何気に半分くらいに絞られてたんだな
落ちた半分の人は…
今までの試験から考えると、2，30人くらいは豚に食われてそうだな…
豚のエサになるって考えうる中で最も最悪な死に方の一つだよな…
クラピカの言う文献が｢きょうの料理｣だったら笑う
え マジでハンター試験終了？ウソだろ！？
受験生のこれまでの苦労は一体…
受験生のこれまでの苦労は一体…
まさかと思うが冨樫はたった11週でこの漫画に飽きたのか…？
美食ハンターで試験をスシと決めてあるんだから海苔は用意されているはず。
握り玉子、肉などを握ってもいいわけだ。
包丁はほとんど魚用包丁だろうし、寿司を置く板なども用意されてたかもしれんし、焼く道具も用意されていたかもしれん。
箸を持ち、しょうゆ皿もあったんだからサイズは見当がつくはず。
想像、洞察力、困難に挑戦する気性、自分の常識や先入観を捨てる事ができるかを見るテストだったのに、みんな注意力が足りないわ、二回もバラされて試験をぶちこわされるわでキレてしまったんだろう。
食に対する強い思いがあって、譲れないんだと思う。
前回の試験も試験官が半殺しで試験進行が途中で困難になってただろうし、こういう事はザラなのかもしれん。
予想しえないトラブルがあった訳だから、二次試験はやり直しになるか、全員合格になるんじゃないか？
握り玉子、肉などを握ってもいいわけだ。
包丁はほとんど魚用包丁だろうし、寿司を置く板なども用意されてたかもしれんし、焼く道具も用意されていたかもしれん。
箸を持ち、しょうゆ皿もあったんだからサイズは見当がつくはず。
想像、洞察力、困難に挑戦する気性、自分の常識や先入観を捨てる事ができるかを見るテストだったのに、みんな注意力が足りないわ、二回もバラされて試験をぶちこわされるわでキレてしまったんだろう。
食に対する強い思いがあって、譲れないんだと思う。
前回の試験も試験官が半殺しで試験進行が途中で困難になってただろうし、こういう事はザラなのかもしれん。
予想しえないトラブルがあった訳だから、二次試験はやり直しになるか、全員合格になるんじゃないか？
今回はギャグ漫画だなw
それがおにぎりだという物だと知らなくておにぎり作ってきた人は合格にしてあげてもいいと思う
ブハラとサトツさんがいるからさすがに再試験だろ。
サトツ
「今日はちょっと皆さんに殺し合いをしてもらいます」
「今日はちょっと皆さんに殺し合いをしてもらいます」
ブハラはともかく、サトツは眉ひとつ動かさず
それなりに才能ある受験生を200人置き去りの見殺しに出来るキチガイだからなあ
それなりに才能ある受験生を200人置き去りの見殺しに出来るキチガイだからなあ
ハンターの世界では人が死ぬのは日常茶飯事なんじゃないか。
賞金首ハンターは常に死と隣合わせだし美食ハンターだって猛獣がいる森林に入るとかザラだろ
遺跡ハンターだって盗掘してる奴を見つければ戦うだろうから
賞金首ハンターは常に死と隣合わせだし美食ハンターだって猛獣がいる森林に入るとかザラだろ
遺跡ハンターだって盗掘してる奴を見つければ戦うだろうから
試験不合格者で生きてる人は最初に番号札配ってた豆みたいな人が助けてくれるんじゃないのか？
そうじゃないとベテランのトンパがものすごい強い人になってしまう（笑）
いや、それなりに強いんだろうけど。
そうじゃないとベテランのトンパがものすごい強い人になってしまう（笑）
いや、それなりに強いんだろうけど。
死んでも当たり前の試験だと最初からわかってみんなやってんのに何言ってんの？
サトツ自身試験くぐりぬけてハンターになったわけだし
この程度の奴がハンター目指すとは失笑、くらいの世界なんだろ
ゴンだって周りで人死んでても気にしてないし
サトツ自身試験くぐりぬけてハンターになったわけだし
この程度の奴がハンター目指すとは失笑、くらいの世界なんだろ
ゴンだって周りで人死んでても気にしてないし
トンパは切り上げ時が上手いんじゃない。
新人潰しも趣味のような気がするし。
なんとなく惰性で試験受けてる気がする。
新人潰しも趣味のような気がするし。
なんとなく惰性で試験受けてる気がする。
多分トンパも相当の実力者なんだろうな
ただ死なずに戻ってこれるやつと合格するやつの間の溝もかなりでかいんだろう
ただ死なずに戻ってこれるやつと合格するやつの間の溝もかなりでかいんだろう
別に直接手を下してるわけじゃないしな
499 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/12(金) 22:50:53 ID:???
No.012 会長参上
「だから―― しかたないでしょ そうなっちゃったんだからさ いやよ！！結果は結果！！やり直さないわよ！！」
メンチが携帯電話で喋りながらキレている。
「報告していた審査既定と違うってー！？なんで！？はじめからあたしが“おいしい”って言ったら合格にするって話になってたでしょ！？」
ブハラがフォローする。「それは建前で審査はあくまでヒントを見逃さない注意力と…」「あんただまってな――――！！」メンチが吠える。
「こっちにも事情があんのよ テスト生の中に料理法をたまたま知ってる奴がいてさ――――
そのバカハゲが他の連中に作り方を全部バラしちゃったのよ」くっ…とハンゾーが詰まる。
「とにかくあたしの結論は変わらないわ！二次試験後半の料理審査 合格者は０！！よ」
受験生達はざわつき始める。「……」「マジかよ」「まさか本当にこれで試験が終わりかよ」「冗談じゃね――ぜ……！！」
とあるホテルの1209室で、ハンター試験開始前に受験番号のプレートを配っていた人が電話を片手に困惑していた。
「もしもし？…もォ 乱暴な人だなぁ」部屋の中に一緒にいた老人に声を掛ける。「ケータイの電源オフにされちゃいました いかがいたしましょ？」
「ふーむ あの娘もかなり強情だからのォ まぁよほどのことがない限り意見は曲げんだろう」
「でも彼女の言い分はあまりに一方的だしなにより予定と違います あくまで料理を通して観察力や注意力を測るテストだったはずなのに」
「いまさら言ってもしかたあるまい 出掛けるぞい」「すいません お手をわずらわせます」男は恐縮している。
「ほっほ 責任者として当然じゃろ こんなケースは一度や二度じゃないわい ハンターってヤツは頑固者や変わり者がとにかく多い そんな連中が審査しとるんだからおのずと点もからくなる
実際委員会（ワシら）が試験官の判断に従って合格者を出さなかった年もあるしな だが 今回のケースは少しばかりテスト生が気の毒だからのォ」
二人はホテルを出ると、飛行船に乗り込んだ。
「だから―― しかたないでしょ そうなっちゃったんだからさ いやよ！！結果は結果！！やり直さないわよ！！」
メンチが携帯電話で喋りながらキレている。
「報告していた審査既定と違うってー！？なんで！？はじめからあたしが“おいしい”って言ったら合格にするって話になってたでしょ！？」
ブハラがフォローする。「それは建前で審査はあくまでヒントを見逃さない注意力と…」「あんただまってな――――！！」メンチが吠える。
「こっちにも事情があんのよ テスト生の中に料理法をたまたま知ってる奴がいてさ――――
そのバカハゲが他の連中に作り方を全部バラしちゃったのよ」くっ…とハンゾーが詰まる。
「とにかくあたしの結論は変わらないわ！二次試験後半の料理審査 合格者は０！！よ」
受験生達はざわつき始める。「……」「マジかよ」「まさか本当にこれで試験が終わりかよ」「冗談じゃね――ぜ……！！」
とあるホテルの1209室で、ハンター試験開始前に受験番号のプレートを配っていた人が電話を片手に困惑していた。
「もしもし？…もォ 乱暴な人だなぁ」部屋の中に一緒にいた老人に声を掛ける。「ケータイの電源オフにされちゃいました いかがいたしましょ？」
「ふーむ あの娘もかなり強情だからのォ まぁよほどのことがない限り意見は曲げんだろう」
「でも彼女の言い分はあまりに一方的だしなにより予定と違います あくまで料理を通して観察力や注意力を測るテストだったはずなのに」
「いまさら言ってもしかたあるまい 出掛けるぞい」「すいません お手をわずらわせます」男は恐縮している。
「ほっほ 責任者として当然じゃろ こんなケースは一度や二度じゃないわい ハンターってヤツは頑固者や変わり者がとにかく多い そんな連中が審査しとるんだからおのずと点もからくなる
実際委員会（ワシら）が試験官の判断に従って合格者を出さなかった年もあるしな だが 今回のケースは少しばかりテスト生が気の毒だからのォ」
二人はホテルを出ると、飛行船に乗り込んだ。
500 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/12(金) 22:52:20 ID:???
ドゴオォンン！！
怒りが頂点に達した２５５番のレスラー、トードーがテーブルを粉砕した。
「納得いかねェな とてもハイそうですかと帰る気にはならねェな オレが目指しているのはコックでもグルメでもねェ！！ハンターだ！！
しかも賞金首（ブラックリスト）ハンター志望だぜ！！美食ハンターごときに合否を決められたくねーな！！」
「それは残念だったわね」「何ィ！？」メンチは落ち着きはらってソファに腰かけている。
「今回のテストでは試験官運がなかったってことよ また来年がんばれば―――？」
「こ…」ブチ切れたトードーがメンチに向かっていく。「ふざけんじゃねエ――――！！」
パァン
メンチに到達する前に、ブハラが素早くトードーを弾き飛ばした。
吹っ飛ばされたトードーの体は窓を突き破り、顔面を血だらけにして外に倒れこんだ。「……！！」
ソファの後ろに回していた両手で包丁を構えていたメンチがブハラを睨みつける。「ブハラ よけいなマネしないでよ」
「だってさ―― オレが手ェ出さなきゃ メンチあいつを殺ってたろ？」「ふん まーね」メンチは両手でギュンギュンを音を立てて包丁を回してみせる。
「賞金首ハンター？笑わせるわ！！たかが美食ハンターごときに一撃でのされちゃって どのハンターを目指すとか関係ないのよ
ハンターたる者誰だって武術の心得があって当然！！あたしらも食材探して猛獣の巣の中に入ることだって珍しくないし
密猟者を見つければ もちろん戦って捕えるわ！！
武芸なんてハンターやってたらいやでも身につくのよ あたしが知りたいのは未知のものに挑戦する気概なのよ！！」
「それにしても」「！」「合格者０はちとキビシすぎやせんか？」突然降ってきた声に、驚いて皆は空を見上げる。
「あ！！あれは ハンター協会のマーク！！審査委員会か！！」
怒りが頂点に達した２５５番のレスラー、トードーがテーブルを粉砕した。
「納得いかねェな とてもハイそうですかと帰る気にはならねェな オレが目指しているのはコックでもグルメでもねェ！！ハンターだ！！
しかも賞金首（ブラックリスト）ハンター志望だぜ！！美食ハンターごときに合否を決められたくねーな！！」
「それは残念だったわね」「何ィ！？」メンチは落ち着きはらってソファに腰かけている。
「今回のテストでは試験官運がなかったってことよ また来年がんばれば―――？」
「こ…」ブチ切れたトードーがメンチに向かっていく。「ふざけんじゃねエ――――！！」
パァン
メンチに到達する前に、ブハラが素早くトードーを弾き飛ばした。
吹っ飛ばされたトードーの体は窓を突き破り、顔面を血だらけにして外に倒れこんだ。「……！！」
ソファの後ろに回していた両手で包丁を構えていたメンチがブハラを睨みつける。「ブハラ よけいなマネしないでよ」
「だってさ―― オレが手ェ出さなきゃ メンチあいつを殺ってたろ？」「ふん まーね」メンチは両手でギュンギュンを音を立てて包丁を回してみせる。
「賞金首ハンター？笑わせるわ！！たかが美食ハンターごときに一撃でのされちゃって どのハンターを目指すとか関係ないのよ
ハンターたる者誰だって武術の心得があって当然！！あたしらも食材探して猛獣の巣の中に入ることだって珍しくないし
密猟者を見つければ もちろん戦って捕えるわ！！
武芸なんてハンターやってたらいやでも身につくのよ あたしが知りたいのは未知のものに挑戦する気概なのよ！！」
「それにしても」「！」「合格者０はちとキビシすぎやせんか？」突然降ってきた声に、驚いて皆は空を見上げる。
「あ！！あれは ハンター協会のマーク！！審査委員会か！！」
501 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/12(金) 22:53:26 ID:???
飛行船の底がパカッと開いたと思うと、なんと会長は上空から地上に見事に着地して見せた。
（何者だ このジイサン）（てゆーか骨は！？今ので足の骨は！？）
メンチが緊張した面持ちで告げる。「審査委員会のネテロ会長 ハンター試験の最高責任者よ」「！！」受験生達は一斉にネテロを凝視した。
「ま 責任者といってもしょせん裏方 こんな時のトラブル処理係みたいなもんじゃ」
「メンチくん」「はい！」（すげー）（あのメンチが緊張しまくってるぜ）受験生達は感心する。
「未知のものに挑戦する気概を彼らに問うた結果 全員その態度に問題あり つまり不合格と思ったわけかね？」（チチでけーな）
「…… いえ テスト生に料理を軽んじる発言をされてついカッとなり その際料理の作り方がテスト生全員に知られてしまうトラブルが重なりまして
頭に血が昇っているうちに腹がいっぱいにですね…」「つまり自分でも審査不十分だとわかっとるわけだな？」「……はい」メンチはしゅんとする。
「スイマセン！料理のこととなると我を忘れるんです 審査員失格ですね 私は審査員を降りますので審査は無効にして下さい」
「ふむ… 審査を続行しようにも 選んだメニューの難易度が少々高かったようじゃな」
ネテロが提案する。「よし！ではこうしよう 審査員は続行してもらう そのかわり新しいテストには審査員の君にも実演という形で参加してもらう
――というのでいかがかな」「！」ピクリとメンチが反応する。「その方がテスト生にも合否に納得がいきやすいじゃろ」
ようやく起き上ったトードーは泥を払いながら悪態をつく。「…ふん」――どんな課題だろうがてめエに負けたなんて認めねーぜ
「そうですね それじゃ ゆで卵」「！？」メンチは遠くの山を指さす。「会長 私達をあの山まで連れていってくれませんか」
ネテロは意図に気づいてニヤリと笑った。「なるほど もちろんいいとも」
一行は飛行船に乗り、山を目指した。
「着いたわよ」メンチが連れてきたのは、なんと断崖絶壁。あまりの深さに底が見えなくなっている。
「一体… 下はどうなっているんだ？」トードーが恐怖のあまりごくりと唾を飲む
（何者だ このジイサン）（てゆーか骨は！？今ので足の骨は！？）
メンチが緊張した面持ちで告げる。「審査委員会のネテロ会長 ハンター試験の最高責任者よ」「！！」受験生達は一斉にネテロを凝視した。
「ま 責任者といってもしょせん裏方 こんな時のトラブル処理係みたいなもんじゃ」
「メンチくん」「はい！」（すげー）（あのメンチが緊張しまくってるぜ）受験生達は感心する。
「未知のものに挑戦する気概を彼らに問うた結果 全員その態度に問題あり つまり不合格と思ったわけかね？」（チチでけーな）
「…… いえ テスト生に料理を軽んじる発言をされてついカッとなり その際料理の作り方がテスト生全員に知られてしまうトラブルが重なりまして
頭に血が昇っているうちに腹がいっぱいにですね…」「つまり自分でも審査不十分だとわかっとるわけだな？」「……はい」メンチはしゅんとする。
「スイマセン！料理のこととなると我を忘れるんです 審査員失格ですね 私は審査員を降りますので審査は無効にして下さい」
「ふむ… 審査を続行しようにも 選んだメニューの難易度が少々高かったようじゃな」
ネテロが提案する。「よし！ではこうしよう 審査員は続行してもらう そのかわり新しいテストには審査員の君にも実演という形で参加してもらう
――というのでいかがかな」「！」ピクリとメンチが反応する。「その方がテスト生にも合否に納得がいきやすいじゃろ」
ようやく起き上ったトードーは泥を払いながら悪態をつく。「…ふん」――どんな課題だろうがてめエに負けたなんて認めねーぜ
「そうですね それじゃ ゆで卵」「！？」メンチは遠くの山を指さす。「会長 私達をあの山まで連れていってくれませんか」
ネテロは意図に気づいてニヤリと笑った。「なるほど もちろんいいとも」
一行は飛行船に乗り、山を目指した。
「着いたわよ」メンチが連れてきたのは、なんと断崖絶壁。あまりの深さに底が見えなくなっている。
「一体… 下はどうなっているんだ？」トードーが恐怖のあまりごくりと唾を飲む
502 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/12(金) 22:55:07 ID:???
「安心して 下は深―い河よ 流れが早いから落ちたら数十km先の海までノンストップだけど」
「それじゃお先に」メンチはブーツを脱いで素足になると、事もなげに飛び下りた。「え！？」
メンチは両手を広げ、急降下していく。「え―――――――！？」
「なっ」「！？」ネテロが説明する。「マフタツ山に生息するクモワシ その卵をとりに行ったのじゃよ」
「クモワシは陸の獣から卵を守るため谷の間に丈夫な糸を張り卵をつるしておく その糸にうまくつかまり１つだけ卵をとり岩壁をよじ登って戻ってくる」
メンチは易々と帰ってきた。「よっと この卵でゆで卵を作るのよ」
トードーは震える。――…簡単に言ってくれるぜ こんなもんマトモな神経で飛びおりれるかよ！！
「あ――よかった」「こーゆーのを待ってたんだよね」後ろでキルアとゴンが話すのを聞いてトードーはドキッとする。
「走るのやら民族料理よりよっぽど早くてわかりやすいぜ」レオリオも乗り気だ。「よっしゃ行くぜ」
「そりゃあ――！！」ゴンを先頭に、キルア、クラピカ、レオリオらが一斉に飛び降りた。
「……」「残りは？ギブアップ？」「やめるのも勇気じゃ テストは今年だけじゃないからの」
受験生達が取ってきた卵は、大きな釜でグツグツと茹でられた。「こっとが市販の卵で こっちがクモワシの卵 さあ比べてみて」
受験生達の間に衝撃が広がる。「う…うまいっっ！！」「濃厚でいて舌の上でとろける様な深い味は士官の卵とははるかに段違いだ！！」
「おいしいものを発見した時の喜び！少しは味わってもらえたかしら こちとらこれに命かけてんのよね」
「オ オレにも食わせてくれ！」トードーがゴンから半分貰って食べてみる。「……」「ね？」
「……今年は完敗だ 来年また来るぜ」メンチはにっこりと笑った。
第二次試験後半 メンチの料理（メニュー） 合格者４２名
「それじゃお先に」メンチはブーツを脱いで素足になると、事もなげに飛び下りた。「え！？」
メンチは両手を広げ、急降下していく。「え―――――――！？」
「なっ」「！？」ネテロが説明する。「マフタツ山に生息するクモワシ その卵をとりに行ったのじゃよ」
「クモワシは陸の獣から卵を守るため谷の間に丈夫な糸を張り卵をつるしておく その糸にうまくつかまり１つだけ卵をとり岩壁をよじ登って戻ってくる」
メンチは易々と帰ってきた。「よっと この卵でゆで卵を作るのよ」
トードーは震える。――…簡単に言ってくれるぜ こんなもんマトモな神経で飛びおりれるかよ！！
「あ――よかった」「こーゆーのを待ってたんだよね」後ろでキルアとゴンが話すのを聞いてトードーはドキッとする。
「走るのやら民族料理よりよっぽど早くてわかりやすいぜ」レオリオも乗り気だ。「よっしゃ行くぜ」
「そりゃあ――！！」ゴンを先頭に、キルア、クラピカ、レオリオらが一斉に飛び降りた。
「……」「残りは？ギブアップ？」「やめるのも勇気じゃ テストは今年だけじゃないからの」
受験生達が取ってきた卵は、大きな釜でグツグツと茹でられた。「こっとが市販の卵で こっちがクモワシの卵 さあ比べてみて」
受験生達の間に衝撃が広がる。「う…うまいっっ！！」「濃厚でいて舌の上でとろける様な深い味は士官の卵とははるかに段違いだ！！」
「おいしいものを発見した時の喜び！少しは味わってもらえたかしら こちとらこれに命かけてんのよね」
「オ オレにも食わせてくれ！」トードーがゴンから半分貰って食べてみる。「……」「ね？」
「……今年は完敗だ 来年また来るぜ」メンチはにっこりと笑った。
第二次試験後半 メンチの料理（メニュー） 合格者４２名
全員が同じ糸に掴まったわけではないのだろうが、少なくとも数人は掴まったであろうに
全く平気なクモワシの糸の耐久力凄すぎ
ついでに全く衝撃が伝わらない巣も
全く平気なクモワシの糸の耐久力凄すぎ
ついでに全く衝撃が伝わらない巣も
トードーはブハラさんの一撃でも別に死んでおかしくないぐらい飛ばされてる気がするんだが
ブハラは見た目と違って常識的ないい人っぽいな。
そこはトードーもそれなりな実力者って事じゃない。
しかし試験見るに最初から才気みせるか最終試験にいけるぐらいの実力者じゃないとハンターになれそうもないな。
複数回試験をうけてそれなりの有望者なトードーは(善戦はするがそれどまりな人物な気がする。
しかし試験見るに最初から才気みせるか最終試験にいけるぐらいの実力者じゃないとハンターになれそうもないな。
複数回試験をうけてそれなりの有望者なトードーは(善戦はするがそれどまりな人物な気がする。
>>504
では死なない程度には鍛えてあんだろ
では死なない程度には鍛えてあんだろ
508 ：マロン名無しさん：2009/06/12(金) 23:45:43 ID:mhiuWwjF
素足にブーツ…だと……！？
真面目な顔してチチでけーなじゃねーよｗｗｗｗｗｗｗ
メンチ＝カルシウムが少ない(イライラ)
会長＝カルシウム多すぎ(強靭な骨)
これはお前ら牛乳飲めよっていう冨樫からのメッセージだったんだよ！！！
会長＝カルシウム多すぎ(強靭な骨)
これはお前ら牛乳飲めよっていう冨樫からのメッセージだったんだよ！！！
まーた無駄に強いご老体か
もっとやれ
もっとやれ
ジンがラスボスとしてネテロが師匠ポジションになるんだろうか？
きっと本気を出せば全盛期の姿に若返るんだな。
きっと本気を出せば全盛期の姿に若返るんだな。
まさかと思うがネテロ会長はあのそら豆みたいな顔の人と
二人きりで宿泊してたわけじゃないよな…？
二人きりで宿泊してたわけじゃないよな…？
待望の師匠キャラきたああああああああ
>>503
ブハラが落ちても糸が切れなかったかどうか気になるｗ
ブハラが落ちても糸が切れなかったかどうか気になるｗ
よかった、１１週で飽きたんじゃなかったんだ
今更だけど冨樫って名前適当につけることあるよね
ブたのハラ
メンチかつ
こんな感じか
ブたのハラ
メンチかつ
こんな感じか
＞未知のものに挑戦する気概
意外といいこと言うな
意外といいこと言うな
そのくせクラピカとかレオリオとかちょっとひねった感じがするよな
真面目なセリフ言いながら、乳観察してる会長ﾜﾛｽｗｗｗ
実際の蜘蛛の糸の強度もすごいんだぞ
2.5mmの太さでで50kg以上を支えられるらしい
あれだけ太けりゃブハラも余裕だろ
巣に反動が伝わってない事だけは腑に落ちんがｗ
2.5mmの太さでで50kg以上を支えられるらしい
あれだけ太けりゃブハラも余裕だろ
巣に反動が伝わってない事だけは腑に落ちんがｗ
ここまでギリギリの連続だったわりに
今回レオリオは余裕で飛び降りて合格してるな
今回レオリオは余裕で飛び降りて合格してるな
レオリオは度胸があるというか一度キレるとぶっ飛ぶ感じ
クイズのときもヒソカのときも
クイズのときもヒソカのときも
一応マラソンもついてったし、ヒソカの攻撃でも致命傷は避けたもんな。
超人だらかの中だと目立たないが、一般人と比べたら身体能力はかなりありそう
超人だらかの中だと目立たないが、一般人と比べたら身体能力はかなりありそう
むしろいっぺんに４３個もタマゴを取られた鳥達が可哀想
なんだかんだ言っても結局体力勝負かよ
頭使う試験ないな
頭使う試験ないな
いやスシが頭使う試験だったんだろ
そしてハンゾーがいなけりゃ、少しづつ正解に近い形を出す受験生が出てきて、次に進める奴がぽつぽつ出たんだろうな
でもヒントなしで、魚生で食うって発想はなかなか出ないんじゃないか？
メンチはキワモノを期待してたみたいだからなぁ
魚じゃなくても発想が良ければ合格したんじゃね？
魚じゃなくても発想が良ければ合格したんじゃね？
しかし、一人合格が出たらみんなそのマネしそうだよなあ
ハンゾーが作り方バラさなくても結局同じことだったような
ハンゾーが作り方バラさなくても結局同じことだったような
いや、他人が作ったのは見せないようにするだろ
ゴンもクラピカもレオリオと同じ失敗してたし
ゴンもクラピカもレオリオと同じ失敗してたし
禿は大声で自分が作った形を喋ったからみんなにバレただけだからな。
でもどっちみちマズければアウトじゃモノマネしても結局全員不合格だな。
でもどっちみちマズければアウトじゃモノマネしても結局全員不合格だな。
普段は命綱を付けてロッククライミングで卵を捕獲しているが
今回は格好付けて成功率1割の自由落下を成功させて内心ドキドキのメンチさんだったら萌える
今回は格好付けて成功率1割の自由落下を成功させて内心ドキドキのメンチさんだったら萌える
544 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/13(土) 22:58:35 ID:???
No.013 真夜中のゲーム①
飛行船の中で、ネテロが改めて皆に挨拶をした。辺りはすっかり暗くなっている。
「残った４２名の諸君にあらためて挨拶しとこうかの わしが今回のハンター試験審査委員会代表 責任者のネテロである
本来ならば最終試験で登場する予定であったが いったんこうして現場に来てみると なんともいえぬ緊張感が伝わってきていいもんじゃ
せっかくだからこのまま同行させてもらうことにする」
「次の目的地へは明日の朝８時到着予定です こちらから連絡するまで各自自由に時間をお使い下さい」
「ゴン！！飛行船の中探検しようぜ」「うん！！」レオリオとクラピカはそんな二人を見てげっそりする。「元気な奴ら…」
「オレはとにかくぐっすり寝てーぜ」「私もだ おそろしく長い一日だった」二人とも顔に疲れが滲み出ている。
「……しかし１つ気になるのだが…」「ん？」「試験は一体あといくつあるんだろう」「あ そういや聞かされてねーな」
「その年によって違うよ」トンパが二人の話に入ってきた。「試験の数は審査委員会がその年の試験官を試験内容を考慮して加減する」
「だが大体平均して試験はあと５つか６つくらいだ」「あと３つか４つくらいってわけだ」「なおのこと今は休んでおいた方がいいな」
「だが気をつけた方がいい さっき進行係は“次の目的地”と言っただけだから もしかしたら飛行船（ここ）が第三次試験回会場かもしれないし
連絡があるのも“朝８時”とは限らないわけだ 寝てる間に試験が終わっちゃってたなんてことにもなりかねない
次の試験受かりたけりゃ 飛行船でも気をぬかない方がいいってことだ」「……」レオリオをクラピカは顔を見合わせた。
トンパは内心しめしめと笑う。（な―――んちゃってな せいぜいキンチョーして心身ズタボロになりな）
飛行船の中で、ネテロが改めて皆に挨拶をした。辺りはすっかり暗くなっている。
「残った４２名の諸君にあらためて挨拶しとこうかの わしが今回のハンター試験審査委員会代表 責任者のネテロである
本来ならば最終試験で登場する予定であったが いったんこうして現場に来てみると なんともいえぬ緊張感が伝わってきていいもんじゃ
せっかくだからこのまま同行させてもらうことにする」
「次の目的地へは明日の朝８時到着予定です こちらから連絡するまで各自自由に時間をお使い下さい」
「ゴン！！飛行船の中探検しようぜ」「うん！！」レオリオとクラピカはそんな二人を見てげっそりする。「元気な奴ら…」
「オレはとにかくぐっすり寝てーぜ」「私もだ おそろしく長い一日だった」二人とも顔に疲れが滲み出ている。
「……しかし１つ気になるのだが…」「ん？」「試験は一体あといくつあるんだろう」「あ そういや聞かされてねーな」
「その年によって違うよ」トンパが二人の話に入ってきた。「試験の数は審査委員会がその年の試験官を試験内容を考慮して加減する」
「だが大体平均して試験はあと５つか６つくらいだ」「あと３つか４つくらいってわけだ」「なおのこと今は休んでおいた方がいいな」
「だが気をつけた方がいい さっき進行係は“次の目的地”と言っただけだから もしかしたら飛行船（ここ）が第三次試験回会場かもしれないし
連絡があるのも“朝８時”とは限らないわけだ 寝てる間に試験が終わっちゃってたなんてことにもなりかねない
次の試験受かりたけりゃ 飛行船でも気をぬかない方がいいってことだ」「……」レオリオをクラピカは顔を見合わせた。
トンパは内心しめしめと笑う。（な―――んちゃってな せいぜいキンチョーして心身ズタボロになりな）
545 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/13(土) 22:59:22 ID:???
「ねェ 今年は何人くらい残るかな？」夜食をとりながら、メンチがブハラに話しかけた。
「合格者ってこと？」「そ なかなかのツブぞろいだと思うのよね 一度全員落としといてこう言うのもなんだけどさ」
「でもそれはこれからの試験内容次第じゃない？」（メンチみたいな試験官じゃ一人も残れないだろうし）
「そりゃまそーだけどさ――― 試験してて気付かなかった？けっこういいオーラ出してた奴いたじゃない」
「サトツさん どぉ？」「ふむそうですね 新人（ルーキー）がいいですね 今年は」「あ やっぱりー！？」メンチは嬉しそうに食いつく。
「あたし２９４番がいいと思うのよね――― ハゲだけど」（唯一スシ知ってたしね）
「私は断然９９番ですな 彼はいい」「あいつきっとワガママでナマイキよ 絶対B型！一緒に住めないわ！」
（そーゆー問題じゃ…）ブハラが呆れる。
「ブハラは？」「そうだね――― 新人じゃないけど気になったのが やっぱ４４番…かな」
「メンチも気づいてたと思うけど ２５５番の人がキレ出した時一番殺気放ってたの 実はあの４４番なんだよね」
「もちろん知ってたわよ 抑え切れないって感じのすごい殺気だったわ でもブハラ知ってる？あいつ最初からああだったわよ
あたしらが姿見せた時からずーっと」「ホント―――？」「そ」
「あたしがピリピリしてたのも実はそのせい あいつず――――っとあたしにケンカ売ってんだもん」
「私にもそうでしたよ 彼は要注意人物です」とサトツ。
「認めたくはありませんが彼も我々を同じ穴のムジナです ただ彼は我々よりずっと暗い場所に好んで棲んでいる
我々ハンターは心のどこかで好敵手を求めています 認めあいながら競い合える相手を探す場所… ハンター試験はそんな所でしょう
そんな中にたまに現れるんですねェ ああいう異端児が 我々がブレーキをかけるところでためらいなくアクセルをふみこめるような」
「合格者ってこと？」「そ なかなかのツブぞろいだと思うのよね 一度全員落としといてこう言うのもなんだけどさ」
「でもそれはこれからの試験内容次第じゃない？」（メンチみたいな試験官じゃ一人も残れないだろうし）
「そりゃまそーだけどさ――― 試験してて気付かなかった？けっこういいオーラ出してた奴いたじゃない」
「サトツさん どぉ？」「ふむそうですね 新人（ルーキー）がいいですね 今年は」「あ やっぱりー！？」メンチは嬉しそうに食いつく。
「あたし２９４番がいいと思うのよね――― ハゲだけど」（唯一スシ知ってたしね）
「私は断然９９番ですな 彼はいい」「あいつきっとワガママでナマイキよ 絶対B型！一緒に住めないわ！」
（そーゆー問題じゃ…）ブハラが呆れる。
「ブハラは？」「そうだね――― 新人じゃないけど気になったのが やっぱ４４番…かな」
「メンチも気づいてたと思うけど ２５５番の人がキレ出した時一番殺気放ってたの 実はあの４４番なんだよね」
「もちろん知ってたわよ 抑え切れないって感じのすごい殺気だったわ でもブハラ知ってる？あいつ最初からああだったわよ
あたしらが姿見せた時からずーっと」「ホント―――？」「そ」
「あたしがピリピリしてたのも実はそのせい あいつず――――っとあたしにケンカ売ってんだもん」
「私にもそうでしたよ 彼は要注意人物です」とサトツ。
「認めたくはありませんが彼も我々を同じ穴のムジナです ただ彼は我々よりずっと暗い場所に好んで棲んでいる
我々ハンターは心のどこかで好敵手を求めています 認めあいながら競い合える相手を探す場所… ハンター試験はそんな所でしょう
そんな中にたまに現れるんですねェ ああいう異端児が 我々がブレーキをかけるところでためらいなくアクセルをふみこめるような」
546 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/13(土) 23:00:28 ID:???
その頃、ヒソカはトランプでピラミッドを作っていた。
高く積み上がったところでバラバラに崩すと、ヒソカはぞくぞくと体を震わせ、ケタケタと笑いだした。
他の受験生たちはそんな様子を見てあまりの不気味さに背筋を寒くするのだった。
「うわ すげ―――」「宝石みたいだね―――」ゴンとキルアが並んで窓から夜景を眺めている。
「……キルアのさァ…」「んー？」「キルアの父さんと母さんは？」「ん――――？生きてるよー 多分」
「何してる人なの？」「殺人鬼」「両方とも？」キルアは愉快そうに笑った。「おもしろいなお前―――」
「マジ面でそんなこと聞き返してきたのお前が初めてだぜ―――」「え？だって本当なんでしょ」
「なんでわかる？」「なんとなく」「おかしいなァ―――― どこまで本気かわかんないコってのがチャームポイントだったのに」「ふーん」
「オレん家暗殺稼業なんだよね 家族ぜーんぶ そん中でもオレすげー期待されてるらしくてさー
でもさ オレ やなんだよね人にレールしかれる人生ってやつ？“自分の将来は自分で決める”って言ったら親兄弟キレまくりでさ―――
母親なんかオレがいかに人殺しとして素質があるかとか涙ながらに力説するんだぜ ヒデーおやだべ？ぐれるぜフツー
結局ケンカになって母親の顔面と兄貴の脇腹刺して家おん出てやった！今ごろきっと血眼さ！！きたらソッコー返り討ちだけど
ハンターの資格取ったらまずうちの家族とっ捕まえるんだ きっといい値段で売れると思うんだよね―――」
楽しそうに将来の夢（？）を語るキルアに、ゴンも正直ついて行けない様子。
高く積み上がったところでバラバラに崩すと、ヒソカはぞくぞくと体を震わせ、ケタケタと笑いだした。
他の受験生たちはそんな様子を見てあまりの不気味さに背筋を寒くするのだった。
「うわ すげ―――」「宝石みたいだね―――」ゴンとキルアが並んで窓から夜景を眺めている。
「……キルアのさァ…」「んー？」「キルアの父さんと母さんは？」「ん――――？生きてるよー 多分」
「何してる人なの？」「殺人鬼」「両方とも？」キルアは愉快そうに笑った。「おもしろいなお前―――」
「マジ面でそんなこと聞き返してきたのお前が初めてだぜ―――」「え？だって本当なんでしょ」
「なんでわかる？」「なんとなく」「おかしいなァ―――― どこまで本気かわかんないコってのがチャームポイントだったのに」「ふーん」
「オレん家暗殺稼業なんだよね 家族ぜーんぶ そん中でもオレすげー期待されてるらしくてさー
でもさ オレ やなんだよね人にレールしかれる人生ってやつ？“自分の将来は自分で決める”って言ったら親兄弟キレまくりでさ―――
母親なんかオレがいかに人殺しとして素質があるかとか涙ながらに力説するんだぜ ヒデーおやだべ？ぐれるぜフツー
結局ケンカになって母親の顔面と兄貴の脇腹刺して家おん出てやった！今ごろきっと血眼さ！！きたらソッコー返り討ちだけど
ハンターの資格取ったらまずうちの家族とっ捕まえるんだ きっといい値段で売れると思うんだよね―――」
楽しそうに将来の夢（？）を語るキルアに、ゴンも正直ついて行けない様子。
547 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/13(土) 23:02:23 ID:???
ゴン達から見て左側にいたネテロは、あることを思いつき、カッと目を見開いた。ゴンとキルアがバッと振り向き、構えるが…。
そこにはだれもいなかった。「！？」「どうかしたかの？」右側から現れたネテロに、キルアがびくりとする。
一方、ゴンは何も気づいていない。「あれ？ネテロさん こっちの方から誰か近づいてこなかった？」「いーや」
キルアが渋い顔をする。「素早いね 年の割に」「今のが？ちょこっと歩いただけじゃよ」二人の間にバチバチと火花が飛ぶ。
「何か用？じいさん最終試験まで別にやることないんだろ？」「そう邪険にしなさんな 退屈なんで遊び相手を探してたんじゃ」
「どうかなお２人さん ハンター試験初挑戦の感想は？」「うん楽しいよ！想像を違って頭使うペーパーテストみたいのないし」ゴンが無邪気に答える。
「オレは拍子ぬけしたね もっと手ごたえのある難関かと思ってたから 次の課題はもっと楽しませてもらえるんだろ？」「さぁどうかの――？」
「行こーぜ」「まぁ待ちんさい」そのまま立ち去ろうとする二人をネテロが呼び止めた。「おぬしら ワシをゲームをせんかね？」「？」
「もしそのゲームでワシに勝てたら ハンターの資格をやろう」「！」二人はその言葉にぴくりと反応した。
ネテロは彼らを連れて飛行船内の体育館のような場所にやってきた。
「この船が次の目的地につくまでの間に この球をワシから奪えば勝ちじゃ そっちはどんな攻撃も自由！ワシの方は手を出さん」
「ただとるだけでいいんだね？じゃオレから行くよ」「御自由に」――なめやがって
キルアは足を器用に使い、進み始めた。まるでネテロの周りを何人ものキルアが取り囲んでいるように見える。
「！！？」「ほう…」ゴンは目を白黒させた。（？ ？ キルアが何人にも見える？）
ネテロは黙って考えている。（この年で肢曲をたしなむとは末おそろしい子じゃの―――）
※肢曲…暗殺術の一つ。足運びに緩急をつけることで残像を生じさせ敵を幻惑する技。暗歩と呼ばれる無音歩行術を応用した高等テクニック
そこにはだれもいなかった。「！？」「どうかしたかの？」右側から現れたネテロに、キルアがびくりとする。
一方、ゴンは何も気づいていない。「あれ？ネテロさん こっちの方から誰か近づいてこなかった？」「いーや」
キルアが渋い顔をする。「素早いね 年の割に」「今のが？ちょこっと歩いただけじゃよ」二人の間にバチバチと火花が飛ぶ。
「何か用？じいさん最終試験まで別にやることないんだろ？」「そう邪険にしなさんな 退屈なんで遊び相手を探してたんじゃ」
「どうかなお２人さん ハンター試験初挑戦の感想は？」「うん楽しいよ！想像を違って頭使うペーパーテストみたいのないし」ゴンが無邪気に答える。
「オレは拍子ぬけしたね もっと手ごたえのある難関かと思ってたから 次の課題はもっと楽しませてもらえるんだろ？」「さぁどうかの――？」
「行こーぜ」「まぁ待ちんさい」そのまま立ち去ろうとする二人をネテロが呼び止めた。「おぬしら ワシをゲームをせんかね？」「？」
「もしそのゲームでワシに勝てたら ハンターの資格をやろう」「！」二人はその言葉にぴくりと反応した。
ネテロは彼らを連れて飛行船内の体育館のような場所にやってきた。
「この船が次の目的地につくまでの間に この球をワシから奪えば勝ちじゃ そっちはどんな攻撃も自由！ワシの方は手を出さん」
「ただとるだけでいいんだね？じゃオレから行くよ」「御自由に」――なめやがって
キルアは足を器用に使い、進み始めた。まるでネテロの周りを何人ものキルアが取り囲んでいるように見える。
「！！？」「ほう…」ゴンは目を白黒させた。（？ ？ キルアが何人にも見える？）
ネテロは黙って考えている。（この年で肢曲をたしなむとは末おそろしい子じゃの―――）
※肢曲…暗殺術の一つ。足運びに緩急をつけることで残像を生じさせ敵を幻惑する技。暗歩と呼ばれる無音歩行術を応用した高等テクニック
548 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/13(土) 23:03:27 ID:???
しかし、キルアの技術を持ってしても球を奪うことはできなかった。ネテロはキルアの攻撃を華麗にスルーして見せる。
「……ちっ」（ホントにジジイかよ）――それなら （先に動きをとめてやるぜ！！）
キルアは片足で着地したネテロの軸足目掛け、思いきり蹴りを入れた。ゴンが息を飲む。「痛っ モロ軸足…！！」
してやったりと笑うキルアだったが…やがて顔をひきつらせた。「いってえ～～～～～～！！」
一方ネテロは全く動じていない。（うーむ エンリョのないおそろしくいいケリじゃ 常人の足ならコナゴナになっとるとこじゃ）
「鉄みたいだぜ あのジーサンの足」キルアは痛みを訴えてゴンにタッチした。
「よーし 次はオレだ！！」ゴンはぎゅん、と音を立てて走りだした。
（ほう… なかなかいいダッシュ力じゃ が… ワシと真っ向勝負は１０年早いわ）余裕綽綽といったネテロだったが…。
突然、ゴンが視界から消えた。「！？」（上か！！）なんとゴンは高く飛びあがりすぎて天井に頭を激突させてしまっていた。
「ってえ～～～～っ！！」「ジャンプ力がすげーのはわかったから ちゃんと加減しろよ ゴン！！せっかくジイサン油断してたのに」
（全くじゃ）ネテロはドキリとする。（とぼけたカオしとるが… それなりに考えとるようじゃな）――朝まで退屈せずにすみそうじゃ
一方、クラピカとレオリオはネテロの忠告などそっちのけで熟睡していたのだった。
「……ちっ」（ホントにジジイかよ）――それなら （先に動きをとめてやるぜ！！）
キルアは片足で着地したネテロの軸足目掛け、思いきり蹴りを入れた。ゴンが息を飲む。「痛っ モロ軸足…！！」
してやったりと笑うキルアだったが…やがて顔をひきつらせた。「いってえ～～～～～～！！」
一方ネテロは全く動じていない。（うーむ エンリョのないおそろしくいいケリじゃ 常人の足ならコナゴナになっとるとこじゃ）
「鉄みたいだぜ あのジーサンの足」キルアは痛みを訴えてゴンにタッチした。
「よーし 次はオレだ！！」ゴンはぎゅん、と音を立てて走りだした。
（ほう… なかなかいいダッシュ力じゃ が… ワシと真っ向勝負は１０年早いわ）余裕綽綽といったネテロだったが…。
突然、ゴンが視界から消えた。「！？」（上か！！）なんとゴンは高く飛びあがりすぎて天井に頭を激突させてしまっていた。
「ってえ～～～～っ！！」「ジャンプ力がすげーのはわかったから ちゃんと加減しろよ ゴン！！せっかくジイサン油断してたのに」
（全くじゃ）ネテロはドキリとする。（とぼけたカオしとるが… それなりに考えとるようじゃな）――朝まで退屈せずにすみそうじゃ
一方、クラピカとレオリオはネテロの忠告などそっちのけで熟睡していたのだった。
ゴン＆キルア、ネテロなんて相手してないで寝てろ
あー、あのトランプの所で何となくヒソカの性格（の一端）が分かった気がする
いかにも作者が好きそうなキャラ立てだな
いかにも作者が好きそうなキャラ立てだな
551 ：マロン名無しさん：2009/06/13(土) 23:35:06 ID:cgDUdgpf
キルアの明るい人生設計ワロタｗｗｗ物騒すぎるｗｗｗ
＞「あたし２９４番がいいと思うのよね――― ハゲだけど」（唯一スシ知ってたしね)
知ってたもなにも出身地の民族料理なのに
考えが浅いというかなんというか
知ってたもなにも出身地の民族料理なのに
考えが浅いというかなんというか
＞でもさ オレ やなんだよね人にレールしかれる人生ってやつ？
それなんて厨二？
それなんて厨二？
確かにハタから見てれば不気味だが＞ヒソカ
トランプタワー崩してぞくぞくする気持ちはちょっとわかるかも
トランプタワー崩してぞくぞくする気持ちはちょっとわかるかも
ヒソカはマゾなのかサドなのか両方なのか＞トランプ崩壊
サトツさんとメンチブハラって仲いいんだな
ひょっとして同期だったりするんだろうか
ひょっとして同期だったりするんだろうか
試験官の中に賞金首ハンターがいたら正義感からキルアの合格を何が何でも阻止してきそうだな
それどころか命狙ってきそう
それどころか命狙ってきそう
鉄みたいな足か
他のバトル漫画の登場人物は普通に鉄柱へし折ってる気がするが
この漫画はどっちかというとリアル志向なんだな
他のバトル漫画の登場人物は普通に鉄柱へし折ってる気がするが
この漫画はどっちかというとリアル志向なんだな
>>553
１２歳です
１２歳です
>メンチみたいな試験官じゃ一人も残れないだろうし
ブハラさんナイス突っ込みｗｗｗ
ブハラさんナイス突っ込みｗｗｗ
サトツがキルア推しとは意外
ヒソカと同類発言は暗殺者家系だからってことか
しかしそのわりに反発の理由は一般的だなｗ
しかしそのわりに反発の理由は一般的だなｗ
人殺しとしての才能を涙ながらに説く母親が気になる
キルアは親の用意したレールを歩むのが嫌で反発したわけだけど
別に人殺しが嫌になった訳じゃないんだな…
ヒソカに次ぐ危険人物だな
別に人殺しが嫌になった訳じゃないんだな…
ヒソカに次ぐ危険人物だな
親兄弟恋人がハンター試験で死んだのを逆恨みした奴が
ハンター試験最高責任者のネテロを殺すべくキルアを雇って試験に潜入させた…とかじゃないよな
ハンター試験最高責任者のネテロを殺すべくキルアを雇って試験に潜入させた…とかじゃないよな
朝まで退屈せずにすみそうだって…
まさか徹夜させる気！？
まさか徹夜させる気！？
幽白で最後の方黄泉と人智を超えるほど戦ってた事もある作者だから、ありえそう
なんかドラゴンボールでカリン様から超聖水を奪う修行を思い出した
一年ぐらい戦ってた気分だぜって言いそう
試験官達の会話いいなあ
なんていうか、プロって感じが出てる
てかメンチ、あんだけ罵倒してた割にはハンゾー気に入ってたんだな
なんていうか、プロって感じが出てる
てかメンチ、あんだけ罵倒してた割にはハンゾー気に入ってたんだな
ゴンは特に暗殺とか聞いても感想ないのな
こういう試験の死者は仕方ないと思ってるとしても
職業人殺しってどう思ってるんだろうか
こういう試験の死者は仕方ないと思ってるとしても
職業人殺しってどう思ってるんだろうか
>>571
ここにきてメンチのツンデレ発覚
ここにきてメンチのツンデレ発覚
>>571
ゴン｢ふーん。(何それ美味しいの？)｣
ゴン｢ふーん。(何それ美味しいの？)｣
ヒソカもキルアと肩を並べる暗殺一家の御曹司だったりして
睡眠の要らないネテロ会長は超生物
誰も言わないから俺に言わせてくれ！
今週の見どころ
キルア｢残像だ｣
今週の見どころ
キルア｢残像だ｣
>>575
暗殺一家に生まれて御曹司はないだろｗ
暗殺一家に生まれて御曹司はないだろｗ
ゴンはバネバネの実でも食ったのか
メンチがキルアのことを絶対B型一緒に住めないわって言ってるけど
どっちかと言うとメンチの方がB型っぽい
どっちかと言うとメンチの方がB型っぽい
キルアがハンターになったら親兄弟とっ捕まえて高く売るとか言ってるけど
逆に家族に捕まって売られそうになったら笑う
逆に家族に捕まって売られそうになったら笑う
暗殺家業を営む奴って情報屋と親しいイメージ
本気出せばキルアなんてすぐ見つけ出されちゃうんじゃね
本気出せばキルアなんてすぐ見つけ出されちゃうんじゃね
>>583
親兄弟に一撃食らわせられるなら一族最強なのかも
親兄弟に一撃食らわせられるなら一族最強なのかも
>>584
キルアの親｢特定しますた｣
キルアの親｢特定しますた｣
来週ゴンとキルアがネテロに弟子入りして
クラピカとレオリオに｢お前らだけずるい｣って恨みごとを言われるパターンだな
クラピカとレオリオに｢お前らだけずるい｣って恨みごとを言われるパターンだな
武器を御披露目してないのは主要メンバーの中ではキルアだけか
親兄弟を刺したって言ってるから多分刃物なんだろうが
親兄弟を刺したって言ってるから多分刃物なんだろうが
つスケボー
え？刃物じゃない？
えーと……あれだ、先端から刃先出してスケボーごと突撃すんだよ！
再来週くらいの早売り見たから間違いない！
え？刃物じゃない？
えーと……あれだ、先端から刃先出してスケボーごと突撃すんだよ！
再来週くらいの早売り見たから間違いない！
まだ残ってる有望なハンター志望者にキルアの身元バレたらヤバくね？
懸賞金目当てで襲いかかってきそう
懸賞金目当てで襲いかかってきそう
>>590
死体が轢死体並みに酷いことになりそうだなｗ
死体が轢死体並みに酷いことになりそうだなｗ
キルアは稼業継いでないから懸賞金かかってないのでは？
今までキルア空気だなと思ってたけど、今週でいきなり素性バレか
つーかいまいちキャラが掴めん
もしかして今試験ではヒソカに次ぐ、No２の実力者？
つーかいまいちキャラが掴めん
もしかして今試験ではヒソカに次ぐ、No２の実力者？
「いいオーラ出してた」って比喩的な意味だろうけど
そういう主観的な雰囲気とかも評価されるのかね？
そういう主観的な雰囲気とかも評価されるのかね？
試験官レベルの人たちなら相手の力量や潜在能力が見ただけでかなり分かるんだろうな
まあどうだったとしても所詮ジャンプで子供に殺人はさせないだろう
>>594にね
>>597
ジャンプを甘く見るな。
ジャンプを甘く見るな。
子供悟空バリバリ殺人してたジャマイカｗ
漫画が面白ければなんでもいいよ
漫画が面白ければなんでもいいよ
601 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/14(日) 22:52:10 ID:???
時刻はとっくに２４時をまわっていた。
「これではらちがあかんの――― ２人いっぺんにかかってきてもいいぞよ」キルアはいらいらと青筋を何本も立てる。
「よし！！今度こそ」ゴンが真っ向から向かっていった。ところが、２人掛かりでもネテロにとっては赤子の手を捻るようなものだった。
No.014 真夜中のゲーム②
２５時を過ぎても、一向にボールを奪うことはできない。
――すごいや あのキルアでさえ汗びっしょりなのに ネテロさん息ひとつ切れてない
――２人がかりでも全然つかまえられる気がしない ――正攻法じゃとてもかなわないか
「フォッフォ 疲れのせいか攻撃が単調になっとるぞ」「とりゃっ」ゴンの上段蹴りを、ネテロは身を引くことで避けたつもりだったのだが…。
「ぶっ！？」なんと、ネテロの顎にゴンが脱ぎ捨てた靴が直撃した。「汚…！！クツをぬぎ蹴りの間合いをのばしよるとは…」
予想外のことに驚いている間に、ネテロの背後にキルアが音もなく忍び寄っていた。
「ぐぎっ」キルアに後頭部を蹴られ、ネテロは前につんのめった。その際にボールはネテロの手を離れた。
「チャンス！！」キルアが両手を伸ばしてボールをキャッチしようとする。「
なんの」しかし、ネテロは床に手を着いてボールをキルアの前から蹴り飛ばした。「くそっ」
「あぶないあぶない」飛んで行ったボールを、ネテロが手中に収めようとすると、突然目の前からボールが消えた。
ゴンが靴を蹴り、ボールにぶち当てたのだ。「うぬっ こしゃくな」ネテロはすっかり頭に血が昇ってしまった。
「もらったァ――――！！」ゴンとキルアがボールに触れようとした瞬間。「ふん」何メートルも離れたところにいたネテロが猛ダッシュを切った。
ゴンとキルアを押しのけるように突風が吹いた。吹っ飛ぶ２人の前から、ネテロはボールを？っ攫っていった。
「これではらちがあかんの――― ２人いっぺんにかかってきてもいいぞよ」キルアはいらいらと青筋を何本も立てる。
「よし！！今度こそ」ゴンが真っ向から向かっていった。ところが、２人掛かりでもネテロにとっては赤子の手を捻るようなものだった。
No.014 真夜中のゲーム②
２５時を過ぎても、一向にボールを奪うことはできない。
――すごいや あのキルアでさえ汗びっしょりなのに ネテロさん息ひとつ切れてない
――２人がかりでも全然つかまえられる気がしない ――正攻法じゃとてもかなわないか
「フォッフォ 疲れのせいか攻撃が単調になっとるぞ」「とりゃっ」ゴンの上段蹴りを、ネテロは身を引くことで避けたつもりだったのだが…。
「ぶっ！？」なんと、ネテロの顎にゴンが脱ぎ捨てた靴が直撃した。「汚…！！クツをぬぎ蹴りの間合いをのばしよるとは…」
予想外のことに驚いている間に、ネテロの背後にキルアが音もなく忍び寄っていた。
「ぐぎっ」キルアに後頭部を蹴られ、ネテロは前につんのめった。その際にボールはネテロの手を離れた。
「チャンス！！」キルアが両手を伸ばしてボールをキャッチしようとする。「
なんの」しかし、ネテロは床に手を着いてボールをキルアの前から蹴り飛ばした。「くそっ」
「あぶないあぶない」飛んで行ったボールを、ネテロが手中に収めようとすると、突然目の前からボールが消えた。
ゴンが靴を蹴り、ボールにぶち当てたのだ。「うぬっ こしゃくな」ネテロはすっかり頭に血が昇ってしまった。
「もらったァ――――！！」ゴンとキルアがボールに触れようとした瞬間。「ふん」何メートルも離れたところにいたネテロが猛ダッシュを切った。
ゴンとキルアを押しのけるように突風が吹いた。吹っ飛ぶ２人の前から、ネテロはボールを？っ攫っていった。
602 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/14(日) 22:53:17 ID:???
「……」二人はへたり込んだまま言葉もない。「努力賞 といったとこじゃな」
少し離れた場所に、ネテロの足型が床にめりこんでいるのを見つけ、キルアは嫌な汗を掻いた。
「やーめた ギブ！！オレの負け」「なんで？まだ時間はあるよ！！今のだってもう少しだったしさ」ゴンが引き止めるが…。
「…ったく 何もわかってねーな お前 あのジイさん 右手と左足ほとんど使ってないんだよ！！
今のまんまじゃ一年中追っかけまわしたってボールなんか奪えっこない」「え！？」ゴンは驚いてネテロを見つめた。
「おやバレてたか うまくかくしてたつもりだったんじゃが」「はっはー とことんムカつくジイさんだぜ も―――」
キルアはうんざりしてゴンを促す。「行こうぜゴン」「あ オレもうちょっとやってく」キルアは茫然とゴンを見つめ返した。
「おん前 オレの言ったこと聞いてたか！？ムダ！！絶対ボールなんかとれっこないって」「うん ボールはもういい」「は？」
「まだ半分くらい時間あるし それまでにネテロさんに右手くらいは使わせてみせるよ」
キルアは呆れ、説得を諦めたようだった。「うん わかった がんばりな オレ先に寝るわ」キルアは一人で部屋を出ていった。
「ねェ ネテロさん」「む？」「さっきキルアがゆっくり歩いてたのに何人にも見えたんだけど あれってどうやるの？」
「あれは…闇商売の専売特許みたいなもんじゃ お主は知る必要がない もしろ知ってはいかんものだ」
「すごい技ではあるんでしょ」「うむ 血のにじむ程の鍛練が必要じゃ」「やっぱりキルアはすごいや」
顔を背け、ドアの方を見ていたゴンだが…バッと振り返るとボール目掛けて手を伸ばした。「甘い」結果は空振り。
ゴンはペロッと舌を出した。「やっぱりダメだったか」ネテロはドリブルしながらゴンから逃げ回る。
「ボールはもういいとか言ってたくせに 意外と油断もスキもない奴じゃな」
（くそ―― スッキリしないなー）キルアが通路を引き返している。――ま しかたないか
キルアは、通路の途中で通りすがりの受験生２人にぶつかった。
少し離れた場所に、ネテロの足型が床にめりこんでいるのを見つけ、キルアは嫌な汗を掻いた。
「やーめた ギブ！！オレの負け」「なんで？まだ時間はあるよ！！今のだってもう少しだったしさ」ゴンが引き止めるが…。
「…ったく 何もわかってねーな お前 あのジイさん 右手と左足ほとんど使ってないんだよ！！
今のまんまじゃ一年中追っかけまわしたってボールなんか奪えっこない」「え！？」ゴンは驚いてネテロを見つめた。
「おやバレてたか うまくかくしてたつもりだったんじゃが」「はっはー とことんムカつくジイさんだぜ も―――」
キルアはうんざりしてゴンを促す。「行こうぜゴン」「あ オレもうちょっとやってく」キルアは茫然とゴンを見つめ返した。
「おん前 オレの言ったこと聞いてたか！？ムダ！！絶対ボールなんかとれっこないって」「うん ボールはもういい」「は？」
「まだ半分くらい時間あるし それまでにネテロさんに右手くらいは使わせてみせるよ」
キルアは呆れ、説得を諦めたようだった。「うん わかった がんばりな オレ先に寝るわ」キルアは一人で部屋を出ていった。
「ねェ ネテロさん」「む？」「さっきキルアがゆっくり歩いてたのに何人にも見えたんだけど あれってどうやるの？」
「あれは…闇商売の専売特許みたいなもんじゃ お主は知る必要がない もしろ知ってはいかんものだ」
「すごい技ではあるんでしょ」「うむ 血のにじむ程の鍛練が必要じゃ」「やっぱりキルアはすごいや」
顔を背け、ドアの方を見ていたゴンだが…バッと振り返るとボール目掛けて手を伸ばした。「甘い」結果は空振り。
ゴンはペロッと舌を出した。「やっぱりダメだったか」ネテロはドリブルしながらゴンから逃げ回る。
「ボールはもういいとか言ってたくせに 意外と油断もスキもない奴じゃな」
（くそ―― スッキリしないなー）キルアが通路を引き返している。――ま しかたないか
キルアは、通路の途中で通りすがりの受験生２人にぶつかった。
603 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/14(日) 22:53:57 ID:???
「うわっ こいつ汗だくだぜ」「おいボウズ ぶつかったらあやまりな」
キルアは２人を無視して歩いて行く。「おい！！」突然、男の額から頬にかけて血がにじみだした。
２人はいつの間にかキルアによって切り刻まれていたのだった。
――あれ以上やってたら 殺してでもボールとりたくなっちゃうもんな
ゴンはフェイントを交えながら、ネテロに拳を繰り出そうとした。――来る！
ところが、ゴンは真っすぐにネテロの腹目指して突進していく。「！！」（ボールに来ると見せかけて…）
「腹！！！」ゴンの頭突きがネテロの腹部に炸裂する。ゴンもかなり痛そうだ。
「も いっちょ！！」「うーむ」（もう一発ワシの鉄っ腹に頭突きをしたらボウズの頭が壊れてしまう… かといって腹の力をぬけばワシが痛いし…）
「逃げちゃえ」ネテロは右手を床に着くと、ゴンの頭突きをひらりとかわした。目標を失ったゴンは、そのまま壁に激突してしまった。
ネテロはさすがに心配になってちらりとゴンを見る。（死んだかな？）
しかし、ゴンはガバッと起き上がると、満面の笑みを浮かべた。「今 右手使ったでしょ」「あ うむ」
「やったぁ―――――――！！！勝ったァ――――――――！！」ゴンはバンザイをすると、そのまま疲れ果てて寝てしまった。
ネテロが心の中で突っ込む。（主旨かわっとるがな）熟睡するゴンを見て、ネテロは内線電話を掛けた。
「機長か ワシじゃがの―― 飛行は順調？そうか 順調なところ悪いんじゃが 少しゆーっくり飛んでくれんか」
朝の９時半になって、機内放送が入った。『皆様大変お待たせいたしました 目的地に到着です』
受験生達は岩で出来た塔の頂上に下ろされた。「何もねーし誰もいねーな」「一体ここで何をさせる気だ？」
進行係が説明する。「ここはトリックタワーと呼ばれる塔のてっぺんです ここが三次試験のスタート地点になります
さて 試験内容ですが 生きて下まで降りてくること 制限時間は７２時間」
塔の内部では、怪しげな男が三人、受験生達を待ち構えていた。「出番か…」
キルアは２人を無視して歩いて行く。「おい！！」突然、男の額から頬にかけて血がにじみだした。
２人はいつの間にかキルアによって切り刻まれていたのだった。
――あれ以上やってたら 殺してでもボールとりたくなっちゃうもんな
ゴンはフェイントを交えながら、ネテロに拳を繰り出そうとした。――来る！
ところが、ゴンは真っすぐにネテロの腹目指して突進していく。「！！」（ボールに来ると見せかけて…）
「腹！！！」ゴンの頭突きがネテロの腹部に炸裂する。ゴンもかなり痛そうだ。
「も いっちょ！！」「うーむ」（もう一発ワシの鉄っ腹に頭突きをしたらボウズの頭が壊れてしまう… かといって腹の力をぬけばワシが痛いし…）
「逃げちゃえ」ネテロは右手を床に着くと、ゴンの頭突きをひらりとかわした。目標を失ったゴンは、そのまま壁に激突してしまった。
ネテロはさすがに心配になってちらりとゴンを見る。（死んだかな？）
しかし、ゴンはガバッと起き上がると、満面の笑みを浮かべた。「今 右手使ったでしょ」「あ うむ」
「やったぁ―――――――！！！勝ったァ――――――――！！」ゴンはバンザイをすると、そのまま疲れ果てて寝てしまった。
ネテロが心の中で突っ込む。（主旨かわっとるがな）熟睡するゴンを見て、ネテロは内線電話を掛けた。
「機長か ワシじゃがの―― 飛行は順調？そうか 順調なところ悪いんじゃが 少しゆーっくり飛んでくれんか」
朝の９時半になって、機内放送が入った。『皆様大変お待たせいたしました 目的地に到着です』
受験生達は岩で出来た塔の頂上に下ろされた。「何もねーし誰もいねーな」「一体ここで何をさせる気だ？」
進行係が説明する。「ここはトリックタワーと呼ばれる塔のてっぺんです ここが三次試験のスタート地点になります
さて 試験内容ですが 生きて下まで降りてくること 制限時間は７２時間」
塔の内部では、怪しげな男が三人、受験生達を待ち構えていた。「出番か…」
キルアの親父って、もしかして額に第三の目があって剣術の達人で
魔界の炎を操ったりしないか？ｗ
魔界の炎を操ったりしないか？ｗ
この高さならクモワシの巣の崖より低いから、楽々飛び降りられるな
殺人シーンのキルアがどう見ても飛影です
本当にry
本当にry
607 ：マロン名無しさん：2009/06/14(日) 23:03:21 ID:Odf3AAPv
ゴンの頭突きの効果音が｢ゴン！！｣ってのは洒落？
名無しさん…合掌
素手で切り刻んだのかあれ
なんという不運な２人
なんという不運な２人
ロッククライミング能力を問う試験その2かと思いきや
制限時間が馬鹿に長いことを考えるとなにか仕掛けがあるんだろうな
制限時間が馬鹿に長いことを考えるとなにか仕掛けがあるんだろうな
キルアは依頼も受けてないのに人殺ししちゃだめだろ…
キルア｢むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった。｣
結局寝たの４時過ぎとかｗ恐れ入るわ
今回のキルアとかヒソカ初登場のあれとか許されるなら、
試験外でいつ受験生に闇討ちされてもおかしくないんだな。
試験外でいつ受験生に闇討ちされてもおかしくないんだな。
キルアはこれからどう転ぶんだろう。
今はゴンのよき友人だが人殺しがばれて敵対か？ゴンの影響で改心か？
でもキルアの論理感の欠如は実家の教育の賜物だろうしな。
今はゴンのよき友人だが人殺しがばれて敵対か？ゴンの影響で改心か？
でもキルアの論理感の欠如は実家の教育の賜物だろうしな。
ハンター協会としては自分の身も守れないヤツは用はないんじゃない？
こんな事を黙認してるんだから、力関係は
ハンター協会>>>>(超えられない壁)>>>>警察
と予想
こんな事を黙認してるんだから、力関係は
ハンター協会>>>>(超えられない壁)>>>>警察
と予想
>>611
キルアまだプロじゃないから無問題
キルアまだプロじゃないから無問題
塔を登るんじゃなく降りる試験か
とりあえずあれ、飛び降りれば一発で下つけるな
とりあえずあれ、飛び降りれば一発で下つけるな
崖から飛び降りて大丈夫な連中だしな
一定の高さ越えたら落下速度変わらないらしいし
まあ下が水か地面かって違いはあるけど、その辺の木とかに掴まればいけるだろ
一定の高さ越えたら落下速度変わらないらしいし
まあ下が水か地面かって違いはあるけど、その辺の木とかに掴まればいけるだろ
そして自殺の名所へ
飛び降りるだけで３日もかかるか…？
｢生きて｣下に来いってのも引っ掛かる
隠し階段で塔の中に入れるようになっていて、
その中には餓えた猛獣がわんさか放たれていたりして
｢生きて｣下に来いってのも引っ掛かる
隠し階段で塔の中に入れるようになっていて、
その中には餓えた猛獣がわんさか放たれていたりして
レオリオとクラピカ、トンパの言うこと完全無視してるしｗ
そういえばクラピカは初登場時も寝てたな
長時間の睡眠が必要なタイプなのかも
そういえばクラピカは初登場時も寝てたな
長時間の睡眠が必要なタイプなのかも
ゴンはキルアの殺人を目の前で見ても咎めないような気がするが
今回みたいに何の罪もない人を殺すのを見たら
「どうして？」って純粋に聞くかもしれないな
今回みたいに何の罪もない人を殺すのを見たら
「どうして？」って純粋に聞くかもしれないな
キルアかっけー
冨樫はこういうの描かせたらうまいな
冨樫はこういうの描かせたらうまいな
まあ飛び降りるんじゃダメなんだろうけど
こいつらなら飛び降りても大丈夫だろと思いたくはなるな
こいつらなら飛び降りても大丈夫だろと思いたくはなるな
たぶん飛び降りたら、濃硫酸の池とか底無し沼なんだろう。
>>615
ゴンの近しい人を殺して敵対とか
ゴンの近しい人を殺して敵対とか
確かにゴンは野性児キャラ特有の、ちょっとずれた価値観てのはありそうだな
島だと野性動物に殺された人とかいただろうし、弱肉強食なのは分かってるんじゃないか
ヒソカにびびってたのも、イカれてる部分よりは純粋に強さだったみたいだし
島だと野性動物に殺された人とかいただろうし、弱肉強食なのは分かってるんじゃないか
ヒソカにびびってたのも、イカれてる部分よりは純粋に強さだったみたいだし
多分機嫌の悪いキルアも子連れのキツネグマもそんな違いはないだろう
知らずに近づいてしまった奴が間抜けなだけの話
知らずに近づいてしまった奴が間抜けなだけの話
632 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/15(月) 22:47:42 ID:???
No.015 多数決の道
「それではスタート！！頑張って下さいね」進行係は受験生達を置いて、飛行船で去っていった。
第三次試験 参加人数４０名 生きて下まで降りてくること 制限時間は７２時間
「側面は窓ひとつないただの壁か」「ここから降りるのは自殺行為だな」アモリ兄弟が相談し合っていると、８６番の男が口を挟んだ。
「普通の人間ならな」男は命綱も付けずにするすると壁を降りていく。
「このくらいのとっかかりがあれば 一流のロッククライマーなら難なくクリア出来るぜ」
ゴンとキルアは感心して壁下を見下ろした。「うわ すげ～」「もうあんなに降りてる」
「あ……」「ん？」「あれ」ゴンの指さす方には、バサバサと一直線にこちらを目指す不気味な鳥の群れがあった。
「ふふん どうやら三次試験の合格第一号はオレ様のようだな」
背後の羽音に気づき、８６番が振り向くと…なんと獣のような顔をした怪鳥が大口を開けて迫ってきていた。「うわあぁあああぁ」
哀れ、男は怪鳥のエサになってしまった。
レオリオは青くなる。「外壁をつたうのはムリみてーだな 怪鳥に狙いうち…」クラピカが辺りを注視する。「きっとどこかに 下に通じる扉があるはずだ」
受験生たちは皆思い思いに地面を調べている。３８４番猟師ゲレタは注意深く歩いていくうちにある場所で音の違いに気づいて立ち止まった
そっと屈みこみ、床を押してみると、カコンと音を立てて開いた。ゲレタは他の受験生に気づかれないよう、こっそりと扉の中に入っていった。
「……？」クラピカが異変に気づいたようだ。「どうした？」「人数が減っている」「！」
「２３人！？」「半数近くがすでに頂上（ここ）から脱出したことになるな」「くそっ いつの間に」焦燥感に駆られるレオリオ。
「この人数の中 消えた全員がこっそりと同じルートを使って降りたとは考えづらい きっといくつも隠し扉があるんだ」
「それではスタート！！頑張って下さいね」進行係は受験生達を置いて、飛行船で去っていった。
第三次試験 参加人数４０名 生きて下まで降りてくること 制限時間は７２時間
「側面は窓ひとつないただの壁か」「ここから降りるのは自殺行為だな」アモリ兄弟が相談し合っていると、８６番の男が口を挟んだ。
「普通の人間ならな」男は命綱も付けずにするすると壁を降りていく。
「このくらいのとっかかりがあれば 一流のロッククライマーなら難なくクリア出来るぜ」
ゴンとキルアは感心して壁下を見下ろした。「うわ すげ～」「もうあんなに降りてる」
「あ……」「ん？」「あれ」ゴンの指さす方には、バサバサと一直線にこちらを目指す不気味な鳥の群れがあった。
「ふふん どうやら三次試験の合格第一号はオレ様のようだな」
背後の羽音に気づき、８６番が振り向くと…なんと獣のような顔をした怪鳥が大口を開けて迫ってきていた。「うわあぁあああぁ」
哀れ、男は怪鳥のエサになってしまった。
レオリオは青くなる。「外壁をつたうのはムリみてーだな 怪鳥に狙いうち…」クラピカが辺りを注視する。「きっとどこかに 下に通じる扉があるはずだ」
受験生たちは皆思い思いに地面を調べている。３８４番猟師ゲレタは注意深く歩いていくうちにある場所で音の違いに気づいて立ち止まった
そっと屈みこみ、床を押してみると、カコンと音を立てて開いた。ゲレタは他の受験生に気づかれないよう、こっそりと扉の中に入っていった。
「……？」クラピカが異変に気づいたようだ。「どうした？」「人数が減っている」「！」
「２３人！？」「半数近くがすでに頂上（ここ）から脱出したことになるな」「くそっ いつの間に」焦燥感に駆られるレオリオ。
「この人数の中 消えた全員がこっそりと同じルートを使って降りたとは考えづらい きっといくつも隠し扉があるんだ」
633 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/15(月) 22:48:53 ID:???
「レオリオ クラピカ」ゴンが近寄ってきた。「そこで隠し扉を見つけたよ」「！」「でも今迷ってるんだ」「は？何を迷うことなんかあるってんだ？」
「どれにしようかと思って」どうやら扉がいっぱいあって迷っているらしい。
塔の中で、三人の男達が向かい合って待機している。「受験生が降りてきたようだな テスト開始だ」
眼鏡の男が指笛を吹くと、手枷を付けられた何十人もの人々がぞろぞろと集まってきた。「それぞれ配置につけ！！」「お～～～っす」
「こことここ あとこっちにも３つ」ゴンが場所をレオリオ達に教えた。「５つの隠し扉 こんな近くに密集してるのがいかにもうさん臭いぜ」
「おそらくこのうちのいくらかは罠…」「だろうな」
ゴンが付け加える。「しかもこの扉どうやら一回きりしか開かない仕組みらしいんだ」「ほお？」
「別の場所で偶然誰かが扉を降りてくとこ見たんだ でも下からロックされててそこはもうビクともしなかった」
キルアがまとめる。「つまり扉は一人に一つずつ みんなバラバラの道を行かなきゃいけないってこと」「なるほど」
レオリオが細長い扉の一つを軽く押してみる。「確かにこの幅じゃ一回につき一人がくぐるので精一杯だな」
「ゴンとオレはこの中の１つをそれぞれ選ぶことに決めた」「罠にかかっても恨みっこなし」
「レオリオとクラピカはどうする？」二人はしばらく考えている。「いいだろ！！運も実力のうちってな」「誰が最初に選ぶ？」
四人はジャンケンで順番を決めた。「決まったな」「１・２の３で全員行こうぜ ここでいったんお別れだ」
「地上でまた会おうぜ」「ああ」「１」「２の」「３！！」
「！？」しかし、なんと四人が降りたのは同じ小部屋だった。顔を見合わせて、思わず笑ってしまう。
「くそ～～ ５つの扉のどこを選んでも同じ部屋に降りるようになってやがったのかよ」ひっくり返ったままレオリオがぼやく。
「短い別れだったな」「全く」呆れて顔を見合わせるレオリオとクラピカ。
ゴンはあることに気がついた。「この部屋… 出口がない……」
「どれにしようかと思って」どうやら扉がいっぱいあって迷っているらしい。
塔の中で、三人の男達が向かい合って待機している。「受験生が降りてきたようだな テスト開始だ」
眼鏡の男が指笛を吹くと、手枷を付けられた何十人もの人々がぞろぞろと集まってきた。「それぞれ配置につけ！！」「お～～～っす」
「こことここ あとこっちにも３つ」ゴンが場所をレオリオ達に教えた。「５つの隠し扉 こんな近くに密集してるのがいかにもうさん臭いぜ」
「おそらくこのうちのいくらかは罠…」「だろうな」
ゴンが付け加える。「しかもこの扉どうやら一回きりしか開かない仕組みらしいんだ」「ほお？」
「別の場所で偶然誰かが扉を降りてくとこ見たんだ でも下からロックされててそこはもうビクともしなかった」
キルアがまとめる。「つまり扉は一人に一つずつ みんなバラバラの道を行かなきゃいけないってこと」「なるほど」
レオリオが細長い扉の一つを軽く押してみる。「確かにこの幅じゃ一回につき一人がくぐるので精一杯だな」
「ゴンとオレはこの中の１つをそれぞれ選ぶことに決めた」「罠にかかっても恨みっこなし」
「レオリオとクラピカはどうする？」二人はしばらく考えている。「いいだろ！！運も実力のうちってな」「誰が最初に選ぶ？」
四人はジャンケンで順番を決めた。「決まったな」「１・２の３で全員行こうぜ ここでいったんお別れだ」
「地上でまた会おうぜ」「ああ」「１」「２の」「３！！」
「！？」しかし、なんと四人が降りたのは同じ小部屋だった。顔を見合わせて、思わず笑ってしまう。
「くそ～～ ５つの扉のどこを選んでも同じ部屋に降りるようになってやがったのかよ」ひっくり返ったままレオリオがぼやく。
「短い別れだったな」「全く」呆れて顔を見合わせるレオリオとクラピカ。
ゴンはあることに気がついた。「この部屋… 出口がない……」
634 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/15(月) 22:49:39 ID:???
壁にはなにやら張り紙がしてある。
≪多数決の道 君達５人はここからゴールまでの道のりを多数決で乗り越えなければならない≫
「５人…？」張り紙の前の台にはタイマーが５つ用意してあり、それぞれ○と×のボタンがついている。
「もしかして あと一人 あと一人誰かがこの部屋に降りてくるまで 我々はここから出られないんじゃないか？」クラピカが冷や汗を流す。
『その通り』「！！」部屋の中のスピーカーから誰かの声が聞こえてきた。
『このタワーには幾通りものルートが容易されており それぞれクリア条件が異なるのだ
そこは多数決の道 たった一人のわがままは決して通らない！互いの協力が絶対必要条件となる難コースである それでは諸君らの健闘をいのる！』
それきり、声は途絶えてしまった。「……」
「くそォ 待つしかねーか」レオリオはどっかと座りこんだ。
「う゛～～～ あれから二時間か」レオリオはイライラと足を踏み鳴らした。
「もしかしてもう全員別のルートで行っちまったんじゃねーのか いまごろ上に残ってるのはよっぽどのマヌケだぜ」
その時、天井から誰かの靴音が聞こえてきた。扉を開けて落ちてきたのは…なんとトンパだった。
≪多数決の道 君達５人はここからゴールまでの道のりを多数決で乗り越えなければならない≫
「５人…？」張り紙の前の台にはタイマーが５つ用意してあり、それぞれ○と×のボタンがついている。
「もしかして あと一人 あと一人誰かがこの部屋に降りてくるまで 我々はここから出られないんじゃないか？」クラピカが冷や汗を流す。
『その通り』「！！」部屋の中のスピーカーから誰かの声が聞こえてきた。
『このタワーには幾通りものルートが容易されており それぞれクリア条件が異なるのだ
そこは多数決の道 たった一人のわがままは決して通らない！互いの協力が絶対必要条件となる難コースである それでは諸君らの健闘をいのる！』
それきり、声は途絶えてしまった。「……」
「くそォ 待つしかねーか」レオリオはどっかと座りこんだ。
「う゛～～～ あれから二時間か」レオリオはイライラと足を踏み鳴らした。
「もしかしてもう全員別のルートで行っちまったんじゃねーのか いまごろ上に残ってるのはよっぽどのマヌケだぜ」
その時、天井から誰かの靴音が聞こえてきた。扉を開けて落ちてきたのは…なんとトンパだった。
ちょｗｗｗｗｗｗｗお前かよｗｗｗｗｗｗｗ
コース自体も最後の一人もハズレくじすぎるｗｗｗ
コース自体も最後の一人もハズレくじすぎるｗｗｗ
芸人がやらされるバラエティ番組の企画みたいな試練ですね
当初の予定では42人分のルートが用意されていたはずだから
キルアが二人殺して一人は別ルート使用での失敗で三人分空きがあったのだから危なかったな
キルアが二人殺して一人は別ルート使用での失敗で三人分空きがあったのだから危なかったな
この際出発できるなら誰が来ても上出来だろ
ヒソカだったらもっと面白そうだったけどな
ヒソカだったらもっと面白そうだったけどな
>>639
ヒソカ単体だったらたとえ迷路でも失格になるようなことはないだろうし
脅して自分の判断に無理やり従わせればいいだけだと思う
最初はレオリオとか反発するだろうけどしぶしぶでも従って上手くいけば諍いもなくなるだろ
ヒソカ単体だったらたとえ迷路でも失格になるようなことはないだろうし
脅して自分の判断に無理やり従わせればいいだけだと思う
最初はレオリオとか反発するだろうけどしぶしぶでも従って上手くいけば諍いもなくなるだろ
まあ待て
これはトンパの実力を知るいい機会だ
海藤的な活躍をするフラグだろ
これはトンパの実力を知るいい機会だ
海藤的な活躍をするフラグだろ
多数決なら４人で進めるから
トンパがどんな人間であれ、たいした障害にはならない。
わけがないよな。
トンパがどんな人間であれ、たいした障害にはならない。
わけがないよな。
ここでヒソカが来てたらもうクリアは決まったようなもんだったな
ヒソカの基準ではゴン達四人は「合格」な訳だからきっと積極的に協力してくれただろう
トンパはなあ…新人潰しばっかしてて本気で合格したいのかどうか怪しいし
ヒソカの基準ではゴン達四人は「合格」な訳だからきっと積極的に協力してくれただろう
トンパはなあ…新人潰しばっかしてて本気で合格したいのかどうか怪しいし
ひたすら足引っ張るトンパにどう対処するかって展開になるのかな
お得意のゲーム要素が出てきたな
こりゃどっちかというと心理戦になりそうだ
こりゃどっちかというと心理戦になりそうだ
>>643
ルーキーズの選択＠ドキドキ二択クイズ
・出題者の裏の意図を見抜く
・理不尽な二択にマジギレする
・時間切れまで本気で考え込む
こんな奴らに＋家業が殺し屋の超現代っ子と新人潰しのベテラン
まとまるはずがない、つーか絶対にまとまらないｗ
ルーキーズの選択＠ドキドキ二択クイズ
・出題者の裏の意図を見抜く
・理不尽な二択にマジギレする
・時間切れまで本気で考え込む
こんな奴らに＋家業が殺し屋の超現代っ子と新人潰しのベテラン
まとまるはずがない、つーか絶対にまとまらないｗ
648 ：マロン名無しさん：2009/06/16(火) 02:07:46 ID:94IlR+BT
301番カタカタさんに比べりゃ言語が通じるだけマシだろｗ ＞トンパ
ロッククライマーの人は可哀想だったな
あれは誰が最初に外壁を降りたとしても喰われてただろ
あれは誰が最初に外壁を降りたとしても喰われてただろ
塔の頂上はそう狭くないのに40以上もある隠し扉を見つけられず
ニ時間もふらふらしてたトンパはヘタレ決定
ニ時間もふらふらしてたトンパはヘタレ決定
五人のうち誰かが死んだり意識を失ったりしたら先には進めないってこと？
ジャンケンで順番決めるところで暗黒武術会思い出した
他の受験生の様子も描いてくれないかな
グループワークに協力的なヒソカが見てみたいｗ
グループワークに協力的なヒソカが見てみたいｗ
他のグループと途中で出くわして１対１のバトルをさせられると予想
勝ったチームしか先に進めないっていう展開が来ると思う
勝ったチームしか先に進めないっていう展開が来ると思う
ジュースに毒が入ってたことに感づいたのはキルアだけだったよな
でも今そのことを口に出そうものなら早速仲間割れになるから言わないか
でも今そのことを口に出そうものなら早速仲間割れになるから言わないか
>>657
キルアはトンパのことどーでもいいと思ってんじゃないかな何が何でも合格したいわけじゃないからあんまりガツガツしないだろうし
トンパが足引っ張りにかかっても「救えねーオッサンだな」
ってくらいで特にリアクションしなさそうな
キルアはトンパのことどーでもいいと思ってんじゃないかな何が何でも合格したいわけじゃないからあんまりガツガツしないだろうし
トンパが足引っ張りにかかっても「救えねーオッサンだな」
ってくらいで特にリアクションしなさそうな
みんな他の奴に合格されたくないから普通周りに気付かれないように降りるだろ
トンパはニコル潰しの時「俺の生きがいだからな」と言っていた。
彼も最初はハンターを目指していたんだろうが、今は新人を潰す事が何よりの楽しみなのだろう。
2対2に意見が分かれた時にトンパが決められるのだから揉めるだろうな
レオリオの性格だと足を引っ張ろうとするトンパの事は許せないだろうし
5人でゴールしなきゃいけないんだから途中でトンパ殺す事もできんしな
彼も最初はハンターを目指していたんだろうが、今は新人を潰す事が何よりの楽しみなのだろう。
2対2に意見が分かれた時にトンパが決められるのだから揉めるだろうな
レオリオの性格だと足を引っ張ろうとするトンパの事は許せないだろうし
5人でゴールしなきゃいけないんだから途中でトンパ殺す事もできんしな
トンパは今年こそ受かるって必死さがないからな。
ヒソカの殺人中毒みたくハンター試験(新人潰し)中毒なんだろう。
ヒソカの殺人中毒みたくハンター試験(新人潰し)中毒なんだろう。
おまえらの書き込み読んでたらトンパにむかついて来たわ
理由もなく人を殺すキルアやヒソカより意図して人を陥れるトンパの方がむかつくな
キルアは生まれ育った環境のせいだし
ヒソカは自分より強い奴（いつか自分を殺してくれる相手）を探し求めてる感じがする
トンパはただ人が苦しむのが楽しいタイプ
キルアは生まれ育った環境のせいだし
ヒソカは自分より強い奴（いつか自分を殺してくれる相手）を探し求めてる感じがする
トンパはただ人が苦しむのが楽しいタイプ
>>642
トンパはそれなりに強いだろうが、活躍するとはどうしても思えない。
ルーキーは四人とハンゾーとカタカタさんだろ。ハンゾーとカタカタさんを潰すのはまず無理。
となると四人を道連れに不合格になり今年のハンター試験を終えるのが彼にとって１番良い切り上げ方のように思う
配置についた人達が襲い掛かってきても四人の後ろに隠れて戦いをやり過ごしそうだ…
トンパはそれなりに強いだろうが、活躍するとはどうしても思えない。
ルーキーは四人とハンゾーとカタカタさんだろ。ハンゾーとカタカタさんを潰すのはまず無理。
となると四人を道連れに不合格になり今年のハンター試験を終えるのが彼にとって１番良い切り上げ方のように思う
配置についた人達が襲い掛かってきても四人の後ろに隠れて戦いをやり過ごしそうだ…
まあメンバーの過半数が確実に協力できる人間なのはよかったじゃないか
これでカタカタさんやらもっと危ない性格の奴に囲まれたら目も当てられないぞ
これでカタカタさんやらもっと危ない性格の奴に囲まれたら目も当てられないぞ
トンパもあんまり邪魔してるとイライラしたキルアに殺されるんじゃないか？
>>667
三次試験受かったら用済みとばかりにサクッと殺されるかもな
三次試験受かったら用済みとばかりにサクッと殺されるかもな
トンパにはカタカタさんにものすごい怖い死に方で殺されて欲しい（笑）
カタカタファンなんで名前が早く知りたいんだがカターカタさんとかカタッカさんとかだったらどうしよう
カタカタファンなんで名前が早く知りたいんだがカターカタさんとかカタッカさんとかだったらどうしよう
ピンヘッド…じゃそのまんまか
>>664
>いつか自分を殺してくれる相手を探し求めてる
これまでのヒソカ描写からよくそこまで想像できるなｗ妄想しすぎじゃね
ヒソカは鴉とかに似てるとこはあると思うけど、そこまでセンチメンタルじゃない気がする
>いつか自分を殺してくれる相手を探し求めてる
これまでのヒソカ描写からよくそこまで想像できるなｗ妄想しすぎじゃね
ヒソカは鴉とかに似てるとこはあると思うけど、そこまでセンチメンタルじゃない気がする
スリルを楽しむ節はあるけど、鴉ほどデカダンじゃないな
>>672
レオリオもゴンも殺せるのに殺さなかった事、サトツさんの好敵手を求めているって発言から解釈したんだけど突飛すぎたかな。
クラピカ「！！」
ヒソカ「髪が痛んでいるな◆トリートメントはしているかい？」
やだこんなヒソカ
レオリオもゴンも殺せるのに殺さなかった事、サトツさんの好敵手を求めているって発言から解釈したんだけど突飛すぎたかな。
クラピカ「！！」
ヒソカ「髪が痛んでいるな◆トリートメントはしているかい？」
やだこんなヒソカ
お前らトンパ悪く言いすぎだろ
ひょっとしたらいい奴かもしれないじゃん
才能ある若者がハンター試験で命を落とすのを防ぐために、わざと潰して回ってるとか
ひょっとしたらいい奴かもしれないじゃん
才能ある若者がハンター試験で命を落とすのを防ぐために、わざと潰して回ってるとか
>>675
第一脱落者を見る限りそれは無い
∩＿＿＿∩ ∩＿＿＿∩
♪ | ノ ⌒ ⌒ヽﾊｯ __ _,, -ー ,, ﾊｯ / ⌒ ⌒ 丶| ♪
/ (●) (●) ﾊｯ (／ "つ`..,： ﾊｯ (●) (●) 丶 ねえねえ、
| ( _●_) ミ ：/ :::::i：. ミ (_●_ ) | どんな気持ち？
＿＿＿ 彡 |∪| ミ ：i ─::!,, ミ､ |∪| ､彡＿＿__ ねえ、どんな気持ち？
ヽ＿＿＿ ヽノ､｀＼ ヽ.....::::::::: ::::ij(_::● / ヽノ ＿＿＿/
/ ／ヽ < r " .r ミノ~. 〉 ／＼ 丶
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（＿ ⌒丶... ：` | ::::| :::|_： /⌒＿）
| /ヽ }. ：.,' ::（ :::} } ﾍ /
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ｿ ﾄﾝﾄﾝ ↑ニコル ｿ ﾄﾝﾄﾝ
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678 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/16(火) 22:44:58 ID:???
トンパがタイマーをはめると、無事にドアが開かれた。どうやら５人揃ってハンマーをはめるとドアが現れる仕組みらしい。
No.016 試験官登場
「よっしゃ行くぜ！！」トンパが意気揚揚と前を歩いて行く。「えらそーにコイツ…」レオリオが横目で睨んだ。
一行の前にまたもドアが現れたが、今度のドアは堅く閉ざされており、『このドアを ○→開ける ×→開けない』という表示があった。
「もうここから多数決か こんなもん答えは決まってんのにな」ぼやくレオリオ。
一行がタイマーにある○×ボタンを押すと、音を立ててドアが開かれた。しかし、不思議なことに『○４ ×１』の表示が出ている。
レオリオが睨む。「誰だ？×のボタン押したのは」トンパが白状した。「ああスマンスマン ハハハ オレが間違って押しちまった」
レオリオがずいっとトンパの前に進み出た。「ふざけんじゃねーぜオッサン あんた眼がイカれてんのか？」
「悪いって言ってるじゃないか」レオリオは尚も食い下がる。「○と×をどうやったら間違えんだ！？ああ！？」
ゴンがドアを指さした。「もういいから行こうよ ちゃんと開いたし」「いーや良くねーな こいつ絶対わざと×を押しやがったんだぜ！！」
「争ってる時間が惜しい」「そうそ」クラピカにキルアも同意する。「仮にそいつが全部わざと逆らってもさ オレ達がまとまってりゃいいわけだろ」
「ちっ」レオリオは渋々納得したようだ。「わかったよ 行こうぜ」
扉を出ると、行き止まりになっていて、またも多数決の設問が用意されていた。『どっちに行く？ ○→右 ×→左』
「扉を出てすぐまた設問かよ」レオリオは即座に左を選択した。クラピカはボタンを押しながら考える。（これは思ったより手間取りそうだな）
結果は○が三人で×が二人だった。レオリオは再び頭に血が昇ってしまう。
「なんでだよ フツーこういうときは左だろ？つ――か オレはこんな場合左じゃねーとなんか落ち着かねーんだよ」
「確かに行動学の見地からも人は迷ったり未知の道を選ぶ時には無意識に左を選択するケースが多いらしい」とクラピカ
「オレもそれ聞いたことある」キルアも同意する。
No.016 試験官登場
「よっしゃ行くぜ！！」トンパが意気揚揚と前を歩いて行く。「えらそーにコイツ…」レオリオが横目で睨んだ。
一行の前にまたもドアが現れたが、今度のドアは堅く閉ざされており、『このドアを ○→開ける ×→開けない』という表示があった。
「もうここから多数決か こんなもん答えは決まってんのにな」ぼやくレオリオ。
一行がタイマーにある○×ボタンを押すと、音を立ててドアが開かれた。しかし、不思議なことに『○４ ×１』の表示が出ている。
レオリオが睨む。「誰だ？×のボタン押したのは」トンパが白状した。「ああスマンスマン ハハハ オレが間違って押しちまった」
レオリオがずいっとトンパの前に進み出た。「ふざけんじゃねーぜオッサン あんた眼がイカれてんのか？」
「悪いって言ってるじゃないか」レオリオは尚も食い下がる。「○と×をどうやったら間違えんだ！？ああ！？」
ゴンがドアを指さした。「もういいから行こうよ ちゃんと開いたし」「いーや良くねーな こいつ絶対わざと×を押しやがったんだぜ！！」
「争ってる時間が惜しい」「そうそ」クラピカにキルアも同意する。「仮にそいつが全部わざと逆らってもさ オレ達がまとまってりゃいいわけだろ」
「ちっ」レオリオは渋々納得したようだ。「わかったよ 行こうぜ」
扉を出ると、行き止まりになっていて、またも多数決の設問が用意されていた。『どっちに行く？ ○→右 ×→左』
「扉を出てすぐまた設問かよ」レオリオは即座に左を選択した。クラピカはボタンを押しながら考える。（これは思ったより手間取りそうだな）
結果は○が三人で×が二人だった。レオリオは再び頭に血が昇ってしまう。
「なんでだよ フツーこういうときは左だろ？つ――か オレはこんな場合左じゃねーとなんか落ち着かねーんだよ」
「確かに行動学の見地からも人は迷ったり未知の道を選ぶ時には無意識に左を選択するケースが多いらしい」とクラピカ
「オレもそれ聞いたことある」キルアも同意する。
679 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/16(火) 22:46:22 ID:???
「ちょっと待て！！それだと計算が合わねーぞ お前ら一体どっちだよ」「○（みぎ）」「○（みぎ）」「お前らなァ～～～」
トンパが説明する。「“左”の方を選びやすいからこそ“右”なんだよ 試験官が左の法則を知っていたら
左の道に難度の高い課題を設ける可能性が高いからな」「そういうことだ」クラピカが頷く。
「ケッ どうせオレ達は単純だよ！！」（オレも？）と内心思うゴンだった…。
右の道を歩いていくと…不意に道が途切れ、向こう岸との間に闘技場のようなスペースが設けられていた。
「見ろよ」向こう側には手枷を付けられた人々が待機している。
そのうちの一人が監視カメラに向かって言った。「テスト生が来たぜ 手錠をはずしてくれ」『了解』
手錠が外され、その男はフードを脱ぎ棄てた。「やれやれ ようやく解放されたぜ」それは、頭に傷があるスキンヘッドの大柄の男だった。
「我々は審査委員会に雇われた“試験官”である！！ここでお前達は我々五人と戦わなければならない
勝負は一対一で行い各自一度だけしか戦えない！！順番は自由に決めて結構！！
お前達は多数決 すなわち３勝以上すればここを通過することが出来る！！ルールは極めて単純明快 戦い方は自由！！引き分けはなし！！
片方が負けを認めた場合において残された片方を勝利者とする！！それではこの戦いを受けるか否か！！採決されよ！！
受けるなら○ 受けぬなら×を押されよ！！」
「何ィ～～～ また採決かよ！？」レオリオが文句を垂れる。
「いちいち時間のムダだぜ どうせ合格するためにはこの勝負受けなきゃならねーんだ 全員○押すに決まってんだろ」
レオリオはギロリとトンパを睨みつけた。「どっかのマヌケが足並乱さなきゃだがな」「ヘイヘイ わかってますよ」
結果は○が五人。「どうだ 満場一致だぜ！！」「よかろう」男が言った。「こちらの一番手はオレだ！！さぁ そちらも選ばれよ！！」
トンパがスッと前に進み出た。「！！」「オレが行こう！」
「戦い方が自由ってことは裏をかえせばなんでもアリ！何を仕掛けてくるかわからんってことだ」
トンパが説明する。「“左”の方を選びやすいからこそ“右”なんだよ 試験官が左の法則を知っていたら
左の道に難度の高い課題を設ける可能性が高いからな」「そういうことだ」クラピカが頷く。
「ケッ どうせオレ達は単純だよ！！」（オレも？）と内心思うゴンだった…。
右の道を歩いていくと…不意に道が途切れ、向こう岸との間に闘技場のようなスペースが設けられていた。
「見ろよ」向こう側には手枷を付けられた人々が待機している。
そのうちの一人が監視カメラに向かって言った。「テスト生が来たぜ 手錠をはずしてくれ」『了解』
手錠が外され、その男はフードを脱ぎ棄てた。「やれやれ ようやく解放されたぜ」それは、頭に傷があるスキンヘッドの大柄の男だった。
「我々は審査委員会に雇われた“試験官”である！！ここでお前達は我々五人と戦わなければならない
勝負は一対一で行い各自一度だけしか戦えない！！順番は自由に決めて結構！！
お前達は多数決 すなわち３勝以上すればここを通過することが出来る！！ルールは極めて単純明快 戦い方は自由！！引き分けはなし！！
片方が負けを認めた場合において残された片方を勝利者とする！！それではこの戦いを受けるか否か！！採決されよ！！
受けるなら○ 受けぬなら×を押されよ！！」
「何ィ～～～ また採決かよ！？」レオリオが文句を垂れる。
「いちいち時間のムダだぜ どうせ合格するためにはこの勝負受けなきゃならねーんだ 全員○押すに決まってんだろ」
レオリオはギロリとトンパを睨みつけた。「どっかのマヌケが足並乱さなきゃだがな」「ヘイヘイ わかってますよ」
結果は○が五人。「どうだ 満場一致だぜ！！」「よかろう」男が言った。「こちらの一番手はオレだ！！さぁ そちらも選ばれよ！！」
トンパがスッと前に進み出た。「！！」「オレが行こう！」
「戦い方が自由ってことは裏をかえせばなんでもアリ！何を仕掛けてくるかわからんってことだ」
680 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/16(火) 22:47:23 ID:???
「オレが毒見役として相手の出方をうかがおう さっきのワビもかねてな
それにお前さん達はオレを今一つ信用しきれていないだろ？そんなオレに２勝２敗の場面で登場するような大将役なんざ任せられるか？な？決まりだな」
すると、足元に闘技場まで続く橋が出現した。「！」「戦う者のみ渡られよ！！」
落ちればひとたまりもないので、トンパは足元に細心の注意を払ってリングまで渡っていく。
「さて 勝負の方法を決めようか オレは デスマッチを提案する！！一方が負けを認めるかまたは死ぬかするまで 戦う！！」
「…… いいだろう……！！その勝負受けた！！」その決意に、レオリオとクラピカはトンパを見直しかける。「その覚悟見事！それでは」
「勝負！！」男がトンパに向かっていくその時！「まいったァ―――――――――――――――――――！！！」
トンパは両手を着いて土下座をしたのだった…。
しらけた空気が漂う。ゴンがぽかんと尋ねた。「もしかして“まいった”って言ったの？」「まさか」とクラピカ。
「“待った”の間違いだろ」レオリオも耳を疑う。
「……今… なんと？」男がトンパに聞いた。「まいった オレの負けだ」
「は は は くっくっく」これにより、試験官側の一勝が決定してしまった。
「あと２勝 我々があと２勝すれば お前達の負けだ 先には進めずひき返すことも出来ない 時間切れまでここで立ちつくすだけだ」
――オレ達４人で３勝…！！
「いや～～面目ない 近くで見ると強そうなんだもんな～～～」引き返してきたトンパの胸ぐらを、レオリオが掴みあげた。
「てめェ 今はっきりわかったぜ てめェが他人の足を引っぱってばかりのクズ野郎だってな」
トンパはニヤリと笑った。「その通りさ オレはずっとそうしてきた そしてこれからもな……！だからこそ今まで生き残ってこれたんだ」
試験官はほくそ笑む。「見ろよ もう仲間割れだ こりゃ楽勝だな」
掴み上げられたまま、トンパが口にした。「いいか よく聞きな オレはお前らと違ってな ハンターになる気なんかないんだよ」
それにお前さん達はオレを今一つ信用しきれていないだろ？そんなオレに２勝２敗の場面で登場するような大将役なんざ任せられるか？な？決まりだな」
すると、足元に闘技場まで続く橋が出現した。「！」「戦う者のみ渡られよ！！」
落ちればひとたまりもないので、トンパは足元に細心の注意を払ってリングまで渡っていく。
「さて 勝負の方法を決めようか オレは デスマッチを提案する！！一方が負けを認めるかまたは死ぬかするまで 戦う！！」
「…… いいだろう……！！その勝負受けた！！」その決意に、レオリオとクラピカはトンパを見直しかける。「その覚悟見事！それでは」
「勝負！！」男がトンパに向かっていくその時！「まいったァ―――――――――――――――――――！！！」
トンパは両手を着いて土下座をしたのだった…。
しらけた空気が漂う。ゴンがぽかんと尋ねた。「もしかして“まいった”って言ったの？」「まさか」とクラピカ。
「“待った”の間違いだろ」レオリオも耳を疑う。
「……今… なんと？」男がトンパに聞いた。「まいった オレの負けだ」
「は は は くっくっく」これにより、試験官側の一勝が決定してしまった。
「あと２勝 我々があと２勝すれば お前達の負けだ 先には進めずひき返すことも出来ない 時間切れまでここで立ちつくすだけだ」
――オレ達４人で３勝…！！
「いや～～面目ない 近くで見ると強そうなんだもんな～～～」引き返してきたトンパの胸ぐらを、レオリオが掴みあげた。
「てめェ 今はっきりわかったぜ てめェが他人の足を引っぱってばかりのクズ野郎だってな」
トンパはニヤリと笑った。「その通りさ オレはずっとそうしてきた そしてこれからもな……！だからこそ今まで生き残ってこれたんだ」
試験官はほくそ笑む。「見ろよ もう仲間割れだ こりゃ楽勝だな」
掴み上げられたまま、トンパが口にした。「いいか よく聞きな オレはお前らと違ってな ハンターになる気なんかないんだよ」
トンパいいキャラになってきたなあ
情けなくて底意地が悪くて、でもなんていうか心底ゲスではない
情けなくて底意地が悪くて、でもなんていうか心底ゲスではない
想像通りの屑野郎でした。
トンパ死ね
トンパ死ね
このリングのスペースって、塔の外観と屋上の広さ的にどうなのよ
まいったクソワロタｗｗｗ
信じかけてるレオリオ達もどうよ
信じかけてるレオリオ達もどうよ
しかしレオリオのどうでもいいことでもいちいち退かない性格
トンパ以上にネックかもしれないな
トンパ以上にネックかもしれないな
迷ったら左というが、迷路だったら右手を添えて壁辿りをしている俺が居る
あーやっぱりな
しかし30回以上も予選突破して、今回もここまで来てるんだから
真剣になって頑張ればおそらくハンターになれるだろうに
ある意味才能の無駄遣いの惜しい人間だ＞トンパ
しかし30回以上も予選突破して、今回もここまで来てるんだから
真剣になって頑張ればおそらくハンターになれるだろうに
ある意味才能の無駄遣いの惜しい人間だ＞トンパ
4人で3勝か
普通の戦いならレオリオが負けてもゴン・キルア・クラピカが勝てるだろうけど、戦い方は自由ってんだから頭を使う戦いとかもあるんだろうな
トンパの言う通り2対2になって負けられるのが最悪のパターン。最初に負けてもらってよかった。
トンパは4人の誰かが負けて仲間割れするのが見たいんだろう
あぁ腹立ってきた
普通の戦いならレオリオが負けてもゴン・キルア・クラピカが勝てるだろうけど、戦い方は自由ってんだから頭を使う戦いとかもあるんだろうな
トンパの言う通り2対2になって負けられるのが最悪のパターン。最初に負けてもらってよかった。
トンパは4人の誰かが負けて仲間割れするのが見たいんだろう
あぁ腹立ってきた
頭脳勝負ならゴン以外は勝てそうだし、
普通の勝負ならレオリオ以外は勝てそうだ
普通の勝負ならレオリオ以外は勝てそうだ
クイズの件を思うと知識面でもゴン＞レオリオの気がする……
レオリオは医者志望だし、人が好きで、人の思いや友情を大切にするタイプだからな。
救える命があるのに金の為に見捨てた医者への憎しみと重なってしまうのかもしれん。
自分の利益しか考えない奴が許せないんだろう。
レオリオには冷静になって勝ってもらいたいな
救える命があるのに金の為に見捨てた医者への憎しみと重なってしまうのかもしれん。
自分の利益しか考えない奴が許せないんだろう。
レオリオには冷静になって勝ってもらいたいな
あれ？トンパが性格悪いのレオリオ達は知らないはずじゃないの？
出だしからトンパに対して冷たいのは何でだ？
キルアが話したタイミングがあったとも思えないし
てっきり、好い人だと思ってたのに裏切られた！って展開がくると思ってた
出だしからトンパに対して冷たいのは何でだ？
キルアが話したタイミングがあったとも思えないし
てっきり、好い人だと思ってたのに裏切られた！って展開がくると思ってた
トンパが飲んだジュースが大丈夫でゴン達に渡されたジュースが味が変だったんだから、レオリオだって最初の時に何か入れられた事くらい気付くだろ。クラピカは飲む前に警戒してたし
元々何度も落ち続ける使えない男の認識があった
↓
時間的にもうマヌケしか居ないと思ったら
負け常連が落ちてきた
テンション下がるだろ。
で、みんな（というかレオ）が露骨に態度に出したのは
一問目でわざと×を押したから。
↓
時間的にもうマヌケしか居ないと思ったら
負け常連が落ちてきた
テンション下がるだろ。
で、みんな（というかレオ）が露骨に態度に出したのは
一問目でわざと×を押したから。
トンパは悪運がものすごく強いな
マラソンは実力として、豚の丸焼きは仕留めた奴を後ろから不意打ちして手に入れてそうだ。
これからも他人を利用して蹴落としていくんだろうな
ヒソカとカタカタさんとトンパ三人部屋とかだったら面白かったのに
マラソンは実力として、豚の丸焼きは仕留めた奴を後ろから不意打ちして手に入れてそうだ。
これからも他人を利用して蹴落としていくんだろうな
ヒソカとカタカタさんとトンパ三人部屋とかだったら面白かったのに
カタカタさんあんまり俊敏に動けなさそうだけどちゃんとマラソンやってたんだよな。
そんでカタカタしながら豚焼いたり頑張ってスシ作ってたんだ。
でもなんでハンター試験受けてるんだろう。日常生活もままならなさそうなのに。
そもそもカタカタさんに自我とかあるのかな。
そんでカタカタしながら豚焼いたり頑張ってスシ作ってたんだ。
でもなんでハンター試験受けてるんだろう。日常生活もままならなさそうなのに。
そもそもカタカタさんに自我とかあるのかな。
カタカタさん人気だな
どうせ使い捨てキャラなのに
どうせ使い捨てキャラなのに
>>685
同意
こらえ性がないというか、黙ってりゃ必要以上にこじらせることもないだろうに
まだ悪意があるかどうかまではわからない段階で全力で対立してちゃ
なんとか協力させられる相手もさせられなくなるわ
トンパにしてみればこのルートを把握した瞬間から全力で妨害するつもり有ったかどうか…
レオリオの態度が決定打になった可能性すらある
同意
こらえ性がないというか、黙ってりゃ必要以上にこじらせることもないだろうに
まだ悪意があるかどうかまではわからない段階で全力で対立してちゃ
なんとか協力させられる相手もさせられなくなるわ
トンパにしてみればこのルートを把握した瞬間から全力で妨害するつもり有ったかどうか…
レオリオの態度が決定打になった可能性すらある
実際トンパは数万分の1の確率で本試験に進めてさらに大多数が命を落とす試験を数十年間生き抜いている猛者なんだよな。
でもそんな確率でハンターになれても一流と呼ばれるのは一握りなんだろうな。
そう考えるとトンパの趣味もわかるな、一般人よりも優れてるが一流にはなれない奴が才能ある奴を潰して愉悦にひたるのは。
でもそんな確率でハンターになれても一流と呼ばれるのは一握りなんだろうな。
そう考えるとトンパの趣味もわかるな、一般人よりも優れてるが一流にはなれない奴が才能ある奴を潰して愉悦にひたるのは。
>>677
ニコルって美味しいポジションだなｗｗｗ
ニコルって美味しいポジションだなｗｗｗ
まいったァ―――!!の直後のレオリオクラピカキルアの顔ｗｗｗｗ
魂抜けてるｗｗｗ
魂抜けてるｗｗｗ
つーかなんで試験官が手錠はめられてんの？
おにゃのこに飢えるあまり
遂にカタカタさんに萌えを見いだしたおまいらに感服
遂にカタカタさんに萌えを見いだしたおまいらに感服
もうキルアが本性現してトンパを死なない程度に痛めつけて従わればよくね
>>696
それヒソカがトンパを｢合格｣とみなすかどうかすげー気になる
それヒソカがトンパを｢合格｣とみなすかどうかすげー気になる
>>697
きっとハンター試験に合格したら人間になれると思い込んでるんだよ…
きっとハンター試験に合格したら人間になれると思い込んでるんだよ…
確かに女の子率低いな…
やっと出てきたと思ったらメンチだし
結局クラピカはどうなんだ！？
やっと出てきたと思ったらメンチだし
結局クラピカはどうなんだ！？
>>710
冨樫の嗜好から考えると男
冨樫の嗜好から考えると男
>>703
試験官とは言ってるけど手錠はめられてるなんてハンターではなさそうだよな
船長みたいに雇われなんじゃないか？
奴隷にしてもあんな屈強な奴隷がいるだろうか
まさかハンター試験に脱落して自力で帰れない奴を監禁して再利用…
試験官とは言ってるけど手錠はめられてるなんてハンターではなさそうだよな
船長みたいに雇われなんじゃないか？
奴隷にしてもあんな屈強な奴隷がいるだろうか
まさかハンター試験に脱落して自力で帰れない奴を監禁して再利用…
いや囚人だろ
これなら伝説の犯罪者とかだせるし。
これなら伝説の犯罪者とかだせるし。
>>710
メンチの何が悪いんだハゲ殺すぞ
メンチの何が悪いんだハゲ殺すぞ
>>716
メンチは美食ハンターだから、ハンター試験が終わったらゴン達と会う事もないだろうし、メインと思われる女性キャラはミトさんだけだからもっと女キャラを出して欲しいって事なんじゃないの
メンチは美食ハンターだから、ハンター試験が終わったらゴン達と会う事もないだろうし、メインと思われる女性キャラはミトさんだけだからもっと女キャラを出して欲しいって事なんじゃないの
まあメンチはお断りだけどね
４人で３勝ってことは誰か負けてピンチって流れだなきっと
左手の法則っていうかチキンなので運転するとき右折こわい
お前らレオリオの事堪え性がないだの包容力がないだの言ってるけど、友達の死をきっかけに老けこんでしまっただけでまだ14とかかもしれないだろ
桑原だって初登場時中2だったんだぞ
桑原だって初登場時中2だったんだぞ
戦う順番って確かに大事ではあるよな
プレッシャーに弱い奴を後にもってくるとまずいし
実力者をどうでもいい相手にぶつけるのもまずい
プレッシャーに弱い奴を後にもってくるとまずいし
実力者をどうでもいい相手にぶつけるのもまずい
ええいヒロインはまだかっ
４人の内、負け一人は確実か。
能力・キャラで考えたらレオリオが最有力だが、
あえて一番強いであろうキルアと予想。
能力・キャラで考えたらレオリオが最有力だが、
あえて一番強いであろうキルアと予想。
レオリオ→ナイフ
クラピカ→棍棒？
ゴン→釣り竿
キルア→？
キルアの武器ってなんだろな
クラピカ→棍棒？
ゴン→釣り竿
キルア→？
キルアの武器ってなんだろな
飛行船では素手チョンパだったが
スケボー使うんじゃねーの？
スケボー使うんじゃねーの？
729 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/17(水) 22:47:26 ID:???
HUNTER×HUNTER 単行本第1巻発売（1998年6月9日 第一刷発行）
週刊少年ジャンプ H.10年14号～21号掲載分収録
No.1 出発の日
冨樫義博です。久々の週刊連載が始まり、あっという間に第１巻の発売となりました。これもひとえに皆様の御支援のおかげです。ありがとう。
この写真は、某パーティーでとったもので、決してあやしい会員制クラブでとったものではありません。
これから10巻20巻とだしていけるようにがんばるつもりです。だからもう弱音吐きません。逃げません。切れません。と思います。多分。
No.001 出発の日 >>20-24
No.002 嵐の出会い >>56-60
No.003 究極の選択 >>97-101
No.004 魔獣 凶狸狐 >>128-131
No.005 第一次試験開始① >>157-160
No.006 第一次試験開始② >>190-193
No.007 それぞれの理由 >>225-228
No.008 もうひとつの敵 >>290-293
38P…ゴンのイラスト
62P…クラピカ〃
82P…レオリオ〃
104P…ヒソカ〃
124P…カイト〃
144P…キルア〃
164P…セーラームーン〃 スペシャルサンクス ナオコ・タケウチ 色原稿手伝ってもらいました。これがまぁキレイで上手いんす
週刊少年ジャンプ H.10年14号～21号掲載分収録
No.1 出発の日
冨樫義博です。久々の週刊連載が始まり、あっという間に第１巻の発売となりました。これもひとえに皆様の御支援のおかげです。ありがとう。
この写真は、某パーティーでとったもので、決してあやしい会員制クラブでとったものではありません。
これから10巻20巻とだしていけるようにがんばるつもりです。だからもう弱音吐きません。逃げません。切れません。と思います。多分。
No.001 出発の日 >>20-24
No.002 嵐の出会い >>56-60
No.003 究極の選択 >>97-101
No.004 魔獣 凶狸狐 >>128-131
No.005 第一次試験開始① >>157-160
No.006 第一次試験開始② >>190-193
No.007 それぞれの理由 >>225-228
No.008 もうひとつの敵 >>290-293
38P…ゴンのイラスト
62P…クラピカ〃
82P…レオリオ〃
104P…ヒソカ〃
124P…カイト〃
144P…キルア〃
164P…セーラームーン〃 スペシャルサンクス ナオコ・タケウチ 色原稿手伝ってもらいました。これがまぁキレイで上手いんす
何故セーラームーン？
＞だからもう弱音吐きません。逃げません。切れません。と思います。多分。
最後の多分が物凄く不安すぎてたまらない
途中で飽きて幽白みたく手抜きしそうな予感が…
マジがんばってくれよ、幽白もレベルEも単行本そろえてんだから
最後の多分が物凄く不安すぎてたまらない
途中で飽きて幽白みたく手抜きしそうな予感が…
マジがんばってくれよ、幽白もレベルEも単行本そろえてんだから
>だからもう弱音吐きません。逃げません。切れません。
よーし、信じるぞ。信じるからな！
よーし、信じるぞ。信じるからな！
やる気満々だしこれは休載なしでこち亀よりも長く続くこと間違いないな！
トガシが真剣に週刊連載に取り組むならこんな頼もしい事はない
決意表明に感動した
決意表明に感動した
良かった、冨樫がまた連載する気になってくれて…
本当に長篇漫画になるといいな
本当に長篇漫画になるといいな
もう逃げませんか…やっぱ幽白の時色々あったんだな。
それでもまたジャンプに帰ってきて王道ジャンルに挑戦してくれた冨樫に感動した。
それでもまたジャンプに帰ってきて王道ジャンルに挑戦してくれた冨樫に感動した。
コミックおまけのラフ画いいな
やっぱ冨樫絵上手いよ
やっぱ冨樫絵上手いよ
小説の挿絵みたい
作家間の交流知らないんだけど富樫と武内直子って仲いいの？
つきあってるらしいと（コミケの）風の噂で聞いた
富樫ってコミケとか出てるの？
よく知らないけど、プロでもそういうことあるんだ
よく知らないけど、プロでもそういうことあるんだ
萩原さん主宰のパーティで知り合ったみたいだね。
冨樫先生お幸せに。
冨樫先生お幸せに。
誰か冨樫の顔写真について突っ込んでくれｗｗｗ怪しすぎるだろｗｗｗ
744 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/18(木) 22:58:35 ID:???
トンパは語る。
「オレがハンター試験に求めているのは合格じゃない ほどよい刺激さ 常にベテランの側で彼らの動きに目を配り 危険を察する感覚を磨けば
自分の安全は確保できる 自分の生命は堅守しながらすぐ側で死の瞬間を見物出来るショー 夢多い前途ある若者が食いつぶされていく修羅の場
野心や希望が永遠に断たれる一瞬の表情 次第にそれを見ることが何よりの楽しみとなった
オレ自身が積極的に加担して新人の夢を摘み取った ハンターになる気なんてハナからないのさ」
No.017 不自由な二択
「オレにしてみればここら辺が潮時なんだ 第三次試験からは人数も少なくなり 反面危険は大きくなる
もうムリはしねェ… つまりオレはもういつ負けたって構わないんだよ」「くっ」レオリオは血が沸騰寸前だ。
「だがここは多数決の道… お前達４人ががんばれば４対１で勝ち進める そう捨てたもんじゃないだろ」
試練官たちはこの様子を見て嘲笑した。（仲間割れか 好都合だぜ）（せいぜいもめてろ）（奴らが時間を食えば食うほど）（オレ達の刑期は短くなる）
――彼らは長期刑囚である 全員懲役１００年以上の罰で服役している
第三次試験官リッポーはスナック菓子をかじりながら受験生達の様子をいくつものモニターでチェックしていた。
――賞金首ハンター兼刑務所長であるリッポーが交わした条件『１時間につき１年』
このタワー内に受験生を足止めさせることで短縮される服役囚の刑期である
トンパと戦った（？）男の名はベンドットと言い、強盗殺人容疑で懲役１９９年を言い渡されていた。
「それにしても少々予定が狂ったな じわじわと時間をかけて いたぶるつもりだったのに」
ベンドットの両手は再び手枷で封じられた。
「予想以上の腰ぬけだったってわけだ」「なーに問題ねーさ オレ達があと２勝すれば 自動的にあいつらここで残り時間釘付け
オレ達全員７２年分の恩赦が受けられる」
「オレがハンター試験に求めているのは合格じゃない ほどよい刺激さ 常にベテランの側で彼らの動きに目を配り 危険を察する感覚を磨けば
自分の安全は確保できる 自分の生命は堅守しながらすぐ側で死の瞬間を見物出来るショー 夢多い前途ある若者が食いつぶされていく修羅の場
野心や希望が永遠に断たれる一瞬の表情 次第にそれを見ることが何よりの楽しみとなった
オレ自身が積極的に加担して新人の夢を摘み取った ハンターになる気なんてハナからないのさ」
No.017 不自由な二択
「オレにしてみればここら辺が潮時なんだ 第三次試験からは人数も少なくなり 反面危険は大きくなる
もうムリはしねェ… つまりオレはもういつ負けたって構わないんだよ」「くっ」レオリオは血が沸騰寸前だ。
「だがここは多数決の道… お前達４人ががんばれば４対１で勝ち進める そう捨てたもんじゃないだろ」
試練官たちはこの様子を見て嘲笑した。（仲間割れか 好都合だぜ）（せいぜいもめてろ）（奴らが時間を食えば食うほど）（オレ達の刑期は短くなる）
――彼らは長期刑囚である 全員懲役１００年以上の罰で服役している
第三次試験官リッポーはスナック菓子をかじりながら受験生達の様子をいくつものモニターでチェックしていた。
――賞金首ハンター兼刑務所長であるリッポーが交わした条件『１時間につき１年』
このタワー内に受験生を足止めさせることで短縮される服役囚の刑期である
トンパと戦った（？）男の名はベンドットと言い、強盗殺人容疑で懲役１９９年を言い渡されていた。
「それにしても少々予定が狂ったな じわじわと時間をかけて いたぶるつもりだったのに」
ベンドットの両手は再び手枷で封じられた。
「予想以上の腰ぬけだったってわけだ」「なーに問題ねーさ オレ達があと２勝すれば 自動的にあいつらここで残り時間釘付け
オレ達全員７２年分の恩赦が受けられる」
745 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/18(木) 23:00:03 ID:???
「楽勝さ 見ろよ ガキが２人も残ってるぜ」ベンドットはゴンとキルアを見下している。
同じく手枷を付けられた男がカメラに向かって言った。「さぁ次はボクだ 錠をはずしてくれ」
両手が自由になった男がフードを脱ぐと、貧相な体つきが露わになった。
「レオリオもういい 奴らの狙いがわかった」クラピカには試練官達の会話が聞こえていたようだ。
「超長期刑囚…！！」「そう 我々をこの塔から出さなければその時間に応じて 刑期を短くしてもらえるそうだ 内輪もめは奴らの思うツボだぞ」
「……」レオリオは黙りこんでしまった。「時間をかけてオレ達を足止めするのが狙いなら オッちゃんの判断は大正解だな」とキルア。
「あの坊主頭おそらく元軍人か傭兵だよ 戦ってたらまず最初にのどつぶされて“まいった”さえ言えない状態にされてたね
後はあいつの好みによるけど死なない程度に拷問されてたよ 残り時間ずーっと」トンパは青くなって固まってしまった。
「は はは もちろんそれも計算ずみよ」「顔色ワリーぞ」「さて次は誰が行く？」
「オレが行くよ！！」元気いっぱいにゴンが名乗りをあげた。周囲はまじまじとゴンの顔を見つめた。
「ホントに大丈夫か？」キルアが心配して聞いた。「うん！」「いい度胸してんなーお前 オレの話聞いてたらビビるぞフツー」
「だって次の人そんなに悪そうじゃないしさ」「まーな」（それでも犯罪者だっつーの）クラピカが心の中で突っ込んだ…。
キルアがじろじろと試練官を観察した。「うん安心しろ 肉体派じゃねーや あいつは」
試練官の名はセドカンと言い、連続爆弾魔で、懲役１４９年の刑で服役していた。
「さてごらんのように ぼくは体力にあまり自信がない 単純な殴り合いやとんだり走ったりは苦手なんだけどな」
「オレはそっちの方がいいなー あんまり考えたりすんの得意じゃないから」「やっぱり？」
「そんな２人のために簡単なゲームを考えてみたよ」「？」
同じく手枷を付けられた男がカメラに向かって言った。「さぁ次はボクだ 錠をはずしてくれ」
両手が自由になった男がフードを脱ぐと、貧相な体つきが露わになった。
「レオリオもういい 奴らの狙いがわかった」クラピカには試練官達の会話が聞こえていたようだ。
「超長期刑囚…！！」「そう 我々をこの塔から出さなければその時間に応じて 刑期を短くしてもらえるそうだ 内輪もめは奴らの思うツボだぞ」
「……」レオリオは黙りこんでしまった。「時間をかけてオレ達を足止めするのが狙いなら オッちゃんの判断は大正解だな」とキルア。
「あの坊主頭おそらく元軍人か傭兵だよ 戦ってたらまず最初にのどつぶされて“まいった”さえ言えない状態にされてたね
後はあいつの好みによるけど死なない程度に拷問されてたよ 残り時間ずーっと」トンパは青くなって固まってしまった。
「は はは もちろんそれも計算ずみよ」「顔色ワリーぞ」「さて次は誰が行く？」
「オレが行くよ！！」元気いっぱいにゴンが名乗りをあげた。周囲はまじまじとゴンの顔を見つめた。
「ホントに大丈夫か？」キルアが心配して聞いた。「うん！」「いい度胸してんなーお前 オレの話聞いてたらビビるぞフツー」
「だって次の人そんなに悪そうじゃないしさ」「まーな」（それでも犯罪者だっつーの）クラピカが心の中で突っ込んだ…。
キルアがじろじろと試練官を観察した。「うん安心しろ 肉体派じゃねーや あいつは」
試練官の名はセドカンと言い、連続爆弾魔で、懲役１４９年の刑で服役していた。
「さてごらんのように ぼくは体力にあまり自信がない 単純な殴り合いやとんだり走ったりは苦手なんだけどな」
「オレはそっちの方がいいなー あんまり考えたりすんの得意じゃないから」「やっぱり？」
「そんな２人のために簡単なゲームを考えてみたよ」「？」
746 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/18(木) 23:01:05 ID:???
セドカンは２本のローソクを取り出した。
「ダイナマイトじゃないよ 同時にローソクに火をともし 先に火が消えた方の負け どう？」
「うん！！わかりやすい その勝負でいいよ！！」「OK それじゃ」「！？」
セドカンがローソクを握っていた手をずらすと、２本のローソクの長さが明らかに違っているのがわかった。
「どっちのローソクがいいか決めてくれ 長いローソクなら○を 短いローソクなら×を押すこと 多数決で決めてもらおう」
キルア達４人に緊張が走った。――罠だ…！！普通なら当然長い方のローソクをとる そう 普通ならば
「長い方にはきっと仕掛けがあるに違いねーぜ！！」「確かにそう考えるのが普通だ だがその裏をかいて短い方に仕掛けがあるかも」
「しかしそんなこと言ってたら…」「そう きりがない ――不自由な二択ってやつだ」クラピカがたらりと汗を流す。
――明らかに条件の異なる選択を迫られる時 人は警戒心が働き即断できなくなる……！！
――さらにその選択が失敗した時の心理的ダメージは通常の公平な２択の時より数段大きいものとなる…
「ゆっくり決めてもらっていいよ」セドカンはドカッとその場に座りこんだ。
「多数決といってもここでは相談も自由だし ボク達の方はたっぷり時間はあるからね」
レオリオが焦る。「……くそ… どっちにする！？」クラピカはしばらく考えていたようだったが…。
「ゴン！！お前が決めるんだ」クラピカはゴンに賭ける気になったようだ。「お前の決定に私達が従う いい方を選べ」
「我々があれこれ悩むより ゴンの野生のカンにかけよう」「オレが決めていいの？わかった！」
「それじゃ長い方ね」「！」レオリオとクラピカに嫌な予感がよぎる。「……」（まさか）
「長いローソクでいいんだね」ゴンは自信たっぷりに答えた。「だって長い方が長時間火が消えないに決まってるじゃん」
キルア達は脱力する。――やっぱり考えてなかったか
「ダイナマイトじゃないよ 同時にローソクに火をともし 先に火が消えた方の負け どう？」
「うん！！わかりやすい その勝負でいいよ！！」「OK それじゃ」「！？」
セドカンがローソクを握っていた手をずらすと、２本のローソクの長さが明らかに違っているのがわかった。
「どっちのローソクがいいか決めてくれ 長いローソクなら○を 短いローソクなら×を押すこと 多数決で決めてもらおう」
キルア達４人に緊張が走った。――罠だ…！！普通なら当然長い方のローソクをとる そう 普通ならば
「長い方にはきっと仕掛けがあるに違いねーぜ！！」「確かにそう考えるのが普通だ だがその裏をかいて短い方に仕掛けがあるかも」
「しかしそんなこと言ってたら…」「そう きりがない ――不自由な二択ってやつだ」クラピカがたらりと汗を流す。
――明らかに条件の異なる選択を迫られる時 人は警戒心が働き即断できなくなる……！！
――さらにその選択が失敗した時の心理的ダメージは通常の公平な２択の時より数段大きいものとなる…
「ゆっくり決めてもらっていいよ」セドカンはドカッとその場に座りこんだ。
「多数決といってもここでは相談も自由だし ボク達の方はたっぷり時間はあるからね」
レオリオが焦る。「……くそ… どっちにする！？」クラピカはしばらく考えていたようだったが…。
「ゴン！！お前が決めるんだ」クラピカはゴンに賭ける気になったようだ。「お前の決定に私達が従う いい方を選べ」
「我々があれこれ悩むより ゴンの野生のカンにかけよう」「オレが決めていいの？わかった！」
「それじゃ長い方ね」「！」レオリオとクラピカに嫌な予感がよぎる。「……」（まさか）
「長いローソクでいいんだね」ゴンは自信たっぷりに答えた。「だって長い方が長時間火が消えないに決まってるじゃん」
キルア達は脱力する。――やっぱり考えてなかったか
747 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/18(木) 23:01:55 ID:???
「まぁ仕方ない」「どうせ考えてもどっちが罠かなんてわからねーしな」四人はゴンに従って○を押した。
「OK」セドカンがゴンにローソクを投げる。「君が長い方 ぼくが短い方 それじゃ同時に火をつけよう」
「ゲームスタート！！」
「あのローソク普通ならどのくらいで燃えつきるんだろうな」「５、６時間ってとこじゃないか」キルアの質問にクラピカが答えた。
「下から吹き上げる風が強いな つまりその間中うっかり動けねェし よそ見すら出来ねーってことか」レオリオも雑談に加わる。
ところが、いくらもしないうちにゴンのローソクに異変が起きた。不自然な火薬音がしたかと思うと、突然凄い勢いで燃えだしたのだ。
「！ おいっ 見ろよゴンのローソク！！あきらかに奴よりも炎の勢いがでかいぜ！！
おそらく軸の中に火薬か何か混ぜて火力を増大させ ロウの消耗を早めてやがるんだ！！ 見ろよ みるみる短くなっていくぜ！！」
ローソクを持つゴンの手は、溶けたロウで熱そうだ。「あの調子じゃあと２、３分しかもたねーぞ！！くそ！！やっぱり長い方に罠が仕掛けてあったのか」
セドカンがほくそ笑む。――違うね！！
――用意していたローソクは ４本！！ 不自由な二択はあくまでも実際の罠をかくすためのカムフラージュ
君達は勝手に“どちらかが罠だ”と思い込んだ あまりにも不公平な選択を前にして両方とも罠だとは考えなかった
実際は長短どちらを選ぼうが オレがお前に渡すのは油のたっぷりしみこんだローソクの方だったのさ
突然、ゴンが企んだようにニカッと笑ってみせた。「！？」「火の勢いが強いってことは ちょっとの風じゃ消えないってことだね」「は！！」
ゴンはローソクを静かに床に置くと。猛ダッシュでセドカンの懐に入り込んだ！
「！！！」――疾い！！
ゴンはそのままセドカンのローソクの火を吹き消してしまった。「あっ…」「勝ち！！」ゴンは勝利のVサインを決めた。
モニターで見ていたリッポーは感心する。「ほォ… いいバネしてるね―――」
「OK」セドカンがゴンにローソクを投げる。「君が長い方 ぼくが短い方 それじゃ同時に火をつけよう」
「ゲームスタート！！」
「あのローソク普通ならどのくらいで燃えつきるんだろうな」「５、６時間ってとこじゃないか」キルアの質問にクラピカが答えた。
「下から吹き上げる風が強いな つまりその間中うっかり動けねェし よそ見すら出来ねーってことか」レオリオも雑談に加わる。
ところが、いくらもしないうちにゴンのローソクに異変が起きた。不自然な火薬音がしたかと思うと、突然凄い勢いで燃えだしたのだ。
「！ おいっ 見ろよゴンのローソク！！あきらかに奴よりも炎の勢いがでかいぜ！！
おそらく軸の中に火薬か何か混ぜて火力を増大させ ロウの消耗を早めてやがるんだ！！ 見ろよ みるみる短くなっていくぜ！！」
ローソクを持つゴンの手は、溶けたロウで熱そうだ。「あの調子じゃあと２、３分しかもたねーぞ！！くそ！！やっぱり長い方に罠が仕掛けてあったのか」
セドカンがほくそ笑む。――違うね！！
――用意していたローソクは ４本！！ 不自由な二択はあくまでも実際の罠をかくすためのカムフラージュ
君達は勝手に“どちらかが罠だ”と思い込んだ あまりにも不公平な選択を前にして両方とも罠だとは考えなかった
実際は長短どちらを選ぼうが オレがお前に渡すのは油のたっぷりしみこんだローソクの方だったのさ
突然、ゴンが企んだようにニカッと笑ってみせた。「！？」「火の勢いが強いってことは ちょっとの風じゃ消えないってことだね」「は！！」
ゴンはローソクを静かに床に置くと。猛ダッシュでセドカンの懐に入り込んだ！
「！！！」――疾い！！
ゴンはそのままセドカンのローソクの火を吹き消してしまった。「あっ…」「勝ち！！」ゴンは勝利のVサインを決めた。
モニターで見ていたリッポーは感心する。「ほォ… いいバネしてるね―――」
748 ：マロン名無しさん：2009/06/18(木) 23:11:12 ID:ij2OV1fl
囚人達に人生狂わされた被害者達は
刑期が短くなることについて納得できたのかな
刑期が短くなることについて納得できたのかな
まさかの主人公二番手
100年以上って刑期最大限引かれたとしても生きてるうちに出れないんじゃないのかこいつら
試験毎年あるのなら逆に奮発しすぎの気もするし
試験毎年あるのなら逆に奮発しすぎの気もするし
なんか地味な戦いだな
自称頭脳派のくせに相手の邪魔して消していいって想定してなかったのか
自称頭脳派のくせに相手の邪魔して消していいって想定してなかったのか
やっぱり考えてなかったか
のところのトンパの顔がよく見るとうぜぇｗｗｗ
のところのトンパの顔がよく見るとうぜぇｗｗｗ
トンパｗ
ちょっとだけ好きになったかもしれんｗ
ちょっとだけ好きになったかもしれんｗ
トンパ、結果オーライか
これで後は誰かがヘマしない限り通過できそうだが
このまま三連勝してすんなり決まるって事もなさそうだしな…
やっぱり誰か負けちゃうのかね
これで後は誰かがヘマしない限り通過できそうだが
このまま三連勝してすんなり決まるって事もなさそうだしな…
やっぱり誰か負けちゃうのかね
不自由の二択を迫られてもゴンは全く動揺せず効果ゼロ
完全にセドカンの一人芝居だったな
完全にセドカンの一人芝居だったな
トンパうっかりすると再起不能だったな
よく今まで無事でいられたもんだ
よく今まで無事でいられたもんだ
まあでも、本当に拷問始めたらさすがにゴン達がなんとかしてたんじゃないか
わざと手出して反則負けにしてもらうとか
時間のこともあるし
わざと手出して反則負けにしてもらうとか
時間のこともあるし
司法をやりたい放題のリッポー最強説
モンテスキュー涙目ｗ
モンテスキュー涙目ｗ
つーか足止めしたいならもっと時間かかる勝負にすればいいのに
ゴン｢あんまり考えたりすんの得意じゃないから｣
セドカン｢やっぱり？(馬鹿そうだと思った)｣
セドカン｢やっぱり？(馬鹿そうだと思った)｣
リッポーって名前は(ポテチを)ポリポリ食ってるから？
…ってカキコしそうになったけどよく考えたら絶対｢立法｣から来てるよな
危ない危ない
…ってカキコしそうになったけどよく考えたら絶対｢立法｣から来てるよな
危ない危ない
あと3人が2勝すればいいんだろ？
体力派を一人消費しちゃったからあとの勝負内容によるが
クラピカに頭使って勝ってもらいキルアは普通に戦闘で勝って
レオリオが戦わなくて済むようにすればいいがそうもいかないか
体力派を一人消費しちゃったからあとの勝負内容によるが
クラピカに頭使って勝ってもらいキルアは普通に戦闘で勝って
レオリオが戦わなくて済むようにすればいいがそうもいかないか
この国は死刑制度が無いんだろうな
リッポーの真の狙いは生かすだけ税金の無駄である超長期刑囚を
勝負と称して受験生に殺させて数を減らすことではないか
リッポーの真の狙いは生かすだけ税金の無駄である超長期刑囚を
勝負と称して受験生に殺させて数を減らすことではないか
セドカン頭悪いだろｗｗｗ
そんなんだからしょっぴかれるんだよｗ
そんなんだからしょっぴかれるんだよｗ
つーか1次2次のレベルの高さ見てると
いくらトンパとはいえ今更傭兵崩れの長期刑囚程度に
どうこうされるとは思えないんだが…
いくらトンパとはいえ今更傭兵崩れの長期刑囚程度に
どうこうされるとは思えないんだが…
この世界の傭兵崩れだぞ、しかもハンターの管理化におかなきゃやばい奴。
しょせんハンター試験ベテランでしかないトンパが実戦に揉まれた奴にかなうわけない。
しょせんハンター試験ベテランでしかないトンパが実戦に揉まれた奴にかなうわけない。
>>765
ゴン以下のオツムだって証明されちゃったしなｗ
ゴン以下のオツムだって証明されちゃったしなｗ
おまいらレオリオさんを過小評価しすぎ
たまたまマラソンが苦手だっただけで
やれば出来る子なんだよ きっと
たまたまマラソンが苦手だっただけで
やれば出来る子なんだよ きっと
ロウソクバトル普通に面白かったんだが
実は４本あったとかその上をいくゴンとか、成程すげー！と思った
読者に考えるスキを与えないスピーディな展開がうまいな
実は４本あったとかその上をいくゴンとか、成程すげー！と思った
読者に考えるスキを与えないスピーディな展開がうまいな
究極超人あ～るに似てる
パーティー組むとき
回復形はヒロインの役目だと決まってるのにおっさんという
あ、まだ10代だった
回復形はヒロインの役目だと決まってるのにおっさんという
あ、まだ10代だった
セドカンってセカンドと爆発音をかけてんのか？
あっさり勝ったのはいいけど主人公は普通ピンチのとき
最後に出てくるもんだろ
あっさり勝ったのはいいけど主人公は普通ピンチのとき
最後に出てくるもんだろ
だよな
遅れて登場して美味しいところをかっさらっていくのがヒーロー
遅れて登場して美味しいところをかっさらっていくのがヒーロー
もしかして主人公はジンでヒロインはミトさんなんじゃないだろうか
従兄妹だからくっつく事はないだろうがジンが最終回で初登場していいとこ全部もってっちゃうんじゃあ
従兄妹だからくっつく事はないだろうがジンが最終回で初登場していいとこ全部もってっちゃうんじゃあ
え、従兄妹ってくっつけるよな？
その前に最終回が初登場の主人公って何だ
くっつけるけどさ。なんかないような気がして。
だって今の所女ミトさんしかいないし。これからヒロイン出てくる気配もないし。
だって今の所女ミトさんしかいないし。これからヒロイン出てくる気配もないし。
なんだ気配ってｗ
試験終わってからでもいくらでも出せるだろう
ゆうはくでも戦闘員のヒロインてのはいなかったし
試験終わってからでもいくらでも出せるだろう
ゆうはくでも戦闘員のヒロインてのはいなかったし
ヒロインはレオリオの妹
回復系だしきっと
回復系だしきっと
レオリオはハンターになるのが目的じゃなくてハンターライセンスを得て医者になるのが目的なんだからハンター試験終わったらさよならな感じもするが…
786 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/20(土) 00:06:25 ID:???
「よし！！これで１勝だぜ！！あとはオレとクラピカが勝って前進だ！！」レオリオがガッツポーズを取る。
一方、セドカンは次の試練官に責められていた。「ちっ バカが 道具に頼って小細工なんかするからだ」
「人をだますには体張らなきゃだめだぜ 見てな」
クラピカが進み出た。「よし 次は私が行こう」
No.018 ２つの切り札
今度の試練官は、大層ガタイのいい、怪物のように恐ろしい顔をした男だった。レオリオはどん引き。「げ すげェ体… と顔」
男は左胸にある１９つの♥を指さした。「今までに１９人殺したが… １９って数は切りが悪くてイライラしてたんだ うれしいぜ」
レオリオは冷や汗を流す。「チィ 今度は連続殺人犯か！？」
「オレは命のやり取りじゃなけりゃ興奮できねェ ハンパな勝負は受けねェぜ 血を！！臓物を！！苦痛を！！」
ところがクラピカは眉ひとつ動かさず、あっさりと承諾した。「いいだろう」「！」「勝負の方法を決めてくれ それに従おう」
「ほ ほう いい度胸だな」（てっきりちゅうちょすると思ったが 予想外だな）
「それならば相手が負けを認めるか 死ぬかするまで戦うデスマッチをオレも提案する ただし…
たとえお前が途中で負けを宣言しても そこでオレが攻撃をやめるなんて望みはもたないことだな」睨みを利かせる試練官。しかし…。
「わかったそれでいい」すんなり了承するクラピカに、試練官の方が焦り始めた。クラピカがマントを脱ぐ。「始めようか」
（こいつバカか？オレの言うこと聞いてたか！？てゆーかオレを見てまずビビれよ 死ぬまでやめねェ勝負だと言ってんだろが）
試練官はあることを思いついた。
「待ちな 言い忘れたことがある 武器を持つことは禁止する！！純粋な殴り合いで勝負だ
なにしろこっちは“試練官”といってもしょせん囚人だ 凶器の類は持つことを許されていないからな」
「なるほど わかった」クラピカは剣を初め、隠し持っていた武器を全て放り捨てた。
一方、セドカンは次の試練官に責められていた。「ちっ バカが 道具に頼って小細工なんかするからだ」
「人をだますには体張らなきゃだめだぜ 見てな」
クラピカが進み出た。「よし 次は私が行こう」
No.018 ２つの切り札
今度の試練官は、大層ガタイのいい、怪物のように恐ろしい顔をした男だった。レオリオはどん引き。「げ すげェ体… と顔」
男は左胸にある１９つの♥を指さした。「今までに１９人殺したが… １９って数は切りが悪くてイライラしてたんだ うれしいぜ」
レオリオは冷や汗を流す。「チィ 今度は連続殺人犯か！？」
「オレは命のやり取りじゃなけりゃ興奮できねェ ハンパな勝負は受けねェぜ 血を！！臓物を！！苦痛を！！」
ところがクラピカは眉ひとつ動かさず、あっさりと承諾した。「いいだろう」「！」「勝負の方法を決めてくれ それに従おう」
「ほ ほう いい度胸だな」（てっきりちゅうちょすると思ったが 予想外だな）
「それならば相手が負けを認めるか 死ぬかするまで戦うデスマッチをオレも提案する ただし…
たとえお前が途中で負けを宣言しても そこでオレが攻撃をやめるなんて望みはもたないことだな」睨みを利かせる試練官。しかし…。
「わかったそれでいい」すんなり了承するクラピカに、試練官の方が焦り始めた。クラピカがマントを脱ぐ。「始めようか」
（こいつバカか？オレの言うこと聞いてたか！？てゆーかオレを見てまずビビれよ 死ぬまでやめねェ勝負だと言ってんだろが）
試練官はあることを思いついた。
「待ちな 言い忘れたことがある 武器を持つことは禁止する！！純粋な殴り合いで勝負だ
なにしろこっちは“試練官”といってもしょせん囚人だ 凶器の類は持つことを許されていないからな」
「なるほど わかった」クラピカは剣を初め、隠し持っていた武器を全て放り捨てた。
787 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/20(土) 00:07:12 ID:???
「あとは何かあるか？なければもう始めたいのだが」「あ？ うむ」
（やはり武器を隠してやがったか しかしそれに頼ってる様子はないし… まさか相当腕に自信があるのか？いや そんな風には全く見えん
おそらくひっこみがつかなくなっているんだろうな… オレを見てどんなに怖い人なのかを想像する力もないボンクラなのだな）
男は自信満々に拳を握り締めた。（ま こういう奴のために オレにはとっておきの切り札がある 右腕と背中にな…！！）
「おいおい大丈夫かよクラピカは ありゃ相当やばそうな相手だぜ」レオリオは心配するが、ゴンは何かを考えている様子。
キルアは内心呟いた。（どこがやばそうなんだか オレから見りゃあんなのバレばれなんだけどな）
――あいつが人を殺すどころか殴る度胸もない ただのホラ吹きだってこと
「スタート！！」ついに勝負が始まった。「心配いらないと思うよ」「ん？」ゴンが一言。「だってあいつ見ててもゾクゾクしないもん」
「なんじゃそりゃ？」レオリオは目を点にする。キルアはそんなゴンを見て口元を緩めた。
――見せてやるぜ！！オレの切り札（ハッタリ）！！
「ひゃおっ！！！」男は高く飛び上がると、威嚇するように床を殴って破壊した。「くっ」
レオリオは焦り出す。――床を素手で砕きやがった……！！
男の攻撃をかわしたクラピカの眼に飛び込んできたのは、男の背中の蜘蛛の刺青だった。それを見てクラピカは表情を一変させた。
「１２本足を持つクモのイレズミ！！あれはまさか…」「？」ゴンはピンとこないらしく不思議そうにレオリオを見ている。
――ハンターを目指すものなら誰でも耳にしたことくらいはあるだろう 史上最狂との悪名高い盗賊団
――幻影旅団メンバーの証！！
「本当？」「あぁ間違いねェ 有名な話だし 直接クラピカからも聞いたんだからな」クラピカは俯いたまま黙っている。
（体内に鋼鉄をしこみ岩をも砕くこの腕の威力と←痛いので一日一回が限度
旅団の証！！この２つを同時に見せられて 戦意を喪失しない者など皆無！！）
（やはり武器を隠してやがったか しかしそれに頼ってる様子はないし… まさか相当腕に自信があるのか？いや そんな風には全く見えん
おそらくひっこみがつかなくなっているんだろうな… オレを見てどんなに怖い人なのかを想像する力もないボンクラなのだな）
男は自信満々に拳を握り締めた。（ま こういう奴のために オレにはとっておきの切り札がある 右腕と背中にな…！！）
「おいおい大丈夫かよクラピカは ありゃ相当やばそうな相手だぜ」レオリオは心配するが、ゴンは何かを考えている様子。
キルアは内心呟いた。（どこがやばそうなんだか オレから見りゃあんなのバレばれなんだけどな）
――あいつが人を殺すどころか殴る度胸もない ただのホラ吹きだってこと
「スタート！！」ついに勝負が始まった。「心配いらないと思うよ」「ん？」ゴンが一言。「だってあいつ見ててもゾクゾクしないもん」
「なんじゃそりゃ？」レオリオは目を点にする。キルアはそんなゴンを見て口元を緩めた。
――見せてやるぜ！！オレの切り札（ハッタリ）！！
「ひゃおっ！！！」男は高く飛び上がると、威嚇するように床を殴って破壊した。「くっ」
レオリオは焦り出す。――床を素手で砕きやがった……！！
男の攻撃をかわしたクラピカの眼に飛び込んできたのは、男の背中の蜘蛛の刺青だった。それを見てクラピカは表情を一変させた。
「１２本足を持つクモのイレズミ！！あれはまさか…」「？」ゴンはピンとこないらしく不思議そうにレオリオを見ている。
――ハンターを目指すものなら誰でも耳にしたことくらいはあるだろう 史上最狂との悪名高い盗賊団
――幻影旅団メンバーの証！！
「本当？」「あぁ間違いねェ 有名な話だし 直接クラピカからも聞いたんだからな」クラピカは俯いたまま黙っている。
（体内に鋼鉄をしこみ岩をも砕くこの腕の威力と←痛いので一日一回が限度
旅団の証！！この２つを同時に見せられて 戦意を喪失しない者など皆無！！）
788 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/20(土) 00:08:18 ID:???
「くくく どうした？声も出ないか？オレ様は旅団四天王の１人マジタニ 一発目はあいさつがわりだ
負けを認めるなら今だぜ 今ならまだオレ様もそんなに…」
「！？」不穏な空気を感じ取り、クラピカの顔を見た試練官は固まってしまう。「うっ……」
怒りに満ちたクラピカの瞳は、血のように赤く光っていた。「ひ な なんだお前！？」
クラピカは一瞬で男の間合いに入り込むと、顎をメキメキと鷲掴みにして男の体を持ち上げた。
「わっ たっ ま 待て！！わかったオレのま……」最後まで言えないままに、男はクラピカに渾身の力で殴られ地面に叩きつけられた。
その破壊力にゴンは驚き、レオリオとトンパは青ざめた。
「３つ 忠告しよう ――１つ 本当の旅団の証にはクモの中に団員ナンバーが刻まれている
２つ やつらは殺した人間の数なんかいちいち数えない ３つ ２度と旅団の名をかたらぬことだ さもないと私がお前を殺す」
「大丈夫か クラピカ」戻ってきたクラピカにレオリオが声を掛けた。「ああ 私にケガはない」「つーかお前に近づいても大丈夫か？」
「……わかっていたんだがな 一目みてたいした使い手ではないことぐらい」クラピカの瞳はいつもの色合いを取り戻していた。
「あのイレズミも理性ではニセモノだとわかっていた しかしあのクモを見たとたん目の前が真っ赤になって……」
「……と言うか実は」クラピカが告白する。「普通のクモを見かけただけでも 逆上して性格が変わってしまうんだ」
クラピカは暗いムードを漂わせ、膝を抱えた。「フッ… しかしそれはまだ私の中で怒りが失われていないという意味では むしろ喜ぶべきかな…」
ゴンがレオリオに耳打ちをする。（クラピカにはクモは見せないようにしようね）（うむ！）
男の名はマジタニ。サギ・脅迫等の累積刑でコツコツと懲役１０８年加算された男で、顔のキズは整形失敗によるものだった。
「お前らわかってるんだろうな もう後がねーんだぞ」とベンドット。「まかせといて あたしに考えがあるわ」
レオリオが進み出た。「よし！！オレで決めるぜ」
負けを認めるなら今だぜ 今ならまだオレ様もそんなに…」
「！？」不穏な空気を感じ取り、クラピカの顔を見た試練官は固まってしまう。「うっ……」
怒りに満ちたクラピカの瞳は、血のように赤く光っていた。「ひ な なんだお前！？」
クラピカは一瞬で男の間合いに入り込むと、顎をメキメキと鷲掴みにして男の体を持ち上げた。
「わっ たっ ま 待て！！わかったオレのま……」最後まで言えないままに、男はクラピカに渾身の力で殴られ地面に叩きつけられた。
その破壊力にゴンは驚き、レオリオとトンパは青ざめた。
「３つ 忠告しよう ――１つ 本当の旅団の証にはクモの中に団員ナンバーが刻まれている
２つ やつらは殺した人間の数なんかいちいち数えない ３つ ２度と旅団の名をかたらぬことだ さもないと私がお前を殺す」
「大丈夫か クラピカ」戻ってきたクラピカにレオリオが声を掛けた。「ああ 私にケガはない」「つーかお前に近づいても大丈夫か？」
「……わかっていたんだがな 一目みてたいした使い手ではないことぐらい」クラピカの瞳はいつもの色合いを取り戻していた。
「あのイレズミも理性ではニセモノだとわかっていた しかしあのクモを見たとたん目の前が真っ赤になって……」
「……と言うか実は」クラピカが告白する。「普通のクモを見かけただけでも 逆上して性格が変わってしまうんだ」
クラピカは暗いムードを漂わせ、膝を抱えた。「フッ… しかしそれはまだ私の中で怒りが失われていないという意味では むしろ喜ぶべきかな…」
ゴンがレオリオに耳打ちをする。（クラピカにはクモは見せないようにしようね）（うむ！）
男の名はマジタニ。サギ・脅迫等の累積刑でコツコツと懲役１０８年加算された男で、顔のキズは整形失敗によるものだった。
「お前らわかってるんだろうな もう後がねーんだぞ」とベンドット。「まかせといて あたしに考えがあるわ」
レオリオが進み出た。「よし！！オレで決めるぜ」
マジタニは更にまだ武器隠してるかもしれないから全裸になることを要求するべきだった
790 ：マロン名無しさん：2009/06/20(土) 00:11:48 ID:3UbIwsOf
マジタニ小物杉
クラピカが隠してた手裏剣みたいなのは何だｗｗｗ
スーパーサイヤクラピカぱねぇｗｗｗｗｗ
クラピカかっけえええええええええ
マジタニしょべぇええええええええ
マジタニしょべぇええええええええ
あんなに武器あったんだ
マジタニは二代目ニコルになれる素質があるなｗ
＞オレを見てどんなに怖い人なのかを想像する力もないボンクラなのだな
この台詞じわじわくるなｗ
この台詞じわじわくるなｗ
むしろこの世界では体内に鋼鉄でも仕込まないと床を砕けないということにびっくりだ
幽白キャラを連れてきたらみんな腰を抜かすだろうな
幽白キャラを連れてきたらみんな腰を抜かすだろうな
俺もクモを見かけたらgkbrして性格変わるお(´･ω･｀)
マジタニは経歴詐称して暗黒武術会に参加できるな！顔的に考えて
クラピカ ピアスしてんのな
眼の色真っ赤なのもいい感じ
もう男か女かなんてどうでもよくなってきた…
眼の色真っ赤なのもいい感じ
もう男か女かなんてどうでもよくなってきた…
血を！！臓物を！！苦痛を！！の次のコマで
トンパが鼻くそほじってる件
トンパが鼻くそほじってる件
>>780
リアル世界でも国によってはくっつけないが、少なくともくじら島ではＯＫな雰囲気だな
リアル世界でも国によってはくっつけないが、少なくともくじら島ではＯＫな雰囲気だな
クラピカは知謀・技巧派と思ってたがキレるとここまでパワーあんのか…
今のところバトルの強さはこんな感じかな
キルア＞緋の眼クラピカ＞ゴン≧クラピカ≧トンパ＞レオリオ
今のところバトルの強さはこんな感じかな
キルア＞緋の眼クラピカ＞ゴン≧クラピカ≧トンパ＞レオリオ
クラピカと蔵馬は美形キャラという立ち位置以外、
性格などは全く似ていないと思っていたが(主に周囲への溶け込み具合･頭の硬さ･我の強さ)
今回キレたシーンは似てると思った
性格などは全く似ていないと思っていたが(主に周囲への溶け込み具合･頭の硬さ･我の強さ)
今回キレたシーンは似てると思った
>>781
つレベルＥのカナ
つレベルＥのカナ
マジタニの心臓の上のハートマークはメイクじゃなくて入れ墨？
彫るの痛そう…
彫るの痛そう…
マジタニはあれだ、奴隷商人の実父から逃げ出すために自ら酸を被ったんだろ？
整形に失敗したからっていくらなんでも
整形に失敗したからっていくらなんでも
旅団四天王(笑)
ジャンプならやりかねない
ジャンプならやりかねない
マジタニＶＳトンパの詐欺師対決がちょっと見てみたかったかも
マジタニは「二枚舌」から来てるのか。
幻影旅団のクモの入れ墨って末端構成員の背中にもあるんだろうか
旅団ってくらいだからかなり規模がでかい組織なんだろうから
一々彫ってたら大変だと思うんだが
旅団ってくらいだからかなり規模がでかい組織なんだろうから
一々彫ってたら大変だと思うんだが
>>811
なるほど！気づかんかった
なるほど！気づかんかった
幻影旅団ってストーリー上かなり重要な組織みたいだな
幻影旅団のボスがダークサイドに堕ちたジンだったりしたら面白そうだ
復讐のためにジンを殺したいクラピカ、
ジンに暗殺を依頼されてクラピカを抹殺しようとするキルア、
両者の間で葛藤するゴンを見てみたい
幻影旅団のボスがダークサイドに堕ちたジンだったりしたら面白そうだ
復讐のためにジンを殺したいクラピカ、
ジンに暗殺を依頼されてクラピカを抹殺しようとするキルア、
両者の間で葛藤するゴンを見てみたい
今週かなり吹いたｗｗｗｗ
マジタニｗ心の声がしょっぱすぎる
マジタニｗ心の声がしょっぱすぎる
今回でクラピカは女ファンを掴んだな
>>809
戦闘慣れした医者の卵なんていないだろ
戦闘慣れした医者の卵なんていないだろ
レオリオの相手女？
単純に戦闘で勝負じゃないなら勝ち目あるか
単純に戦闘で勝負じゃないなら勝ち目あるか
レオリオは回復系だからきっと変身して美少女になるよ
蜘蛛のイレズミはいいとしても
乳首にハートマークとかただの変態だろｗｗｗ
乳首にハートマークとかただの変態だろｗｗｗ
>>807
マイケルジャクソン
マイケルジャクソン
しかしこれ限りなくどうでもいい相手に戦力消費しちゃったんじゃないの？
まあレオリオじゃビビって勝てる相手にも降参してたかもしれないが
まあレオリオじゃビビって勝てる相手にも降参してたかもしれないが
デスマッチで勝負がついたってことはマジタニ死んでるんだよな
パンチ一発で殺すとかすげー
パンチ一発で殺すとかすげー
クラピカ｢切り札は先に見せるな 見せるならさらに奥の手を持て｣
案外試験官か受験生の中に幻影旅団メンバーがいるような気がしてきた
リッポー、ヒソカ、カタカタさんなんか怪しいが
こいつらが脱ぐところが想像できないｗｗｗ
リッポー、ヒソカ、カタカタさんなんか怪しいが
こいつらが脱ぐところが想像できないｗｗｗ
詐欺と恐喝でコツコツと懲役108年ｗ
一体どうやったんだよｗｗ
一体どうやったんだよｗｗ
それまで捕まらなかったんだからある意味すごいな
しかも時効の範囲内でそれだけやらかしたってことだよな
いや、この世界の法律がどうなってるか知らんけどｗ
いや、この世界の法律がどうなってるか知らんけどｗ
レオリオってガチで戦ったらトンパより弱いの？
マラソン
トンパ 余裕で新人潰し
レオリオ 脱落しかける
トンパ 余裕で新人潰し
レオリオ 脱落しかける
有森裕子とアジャコングが
マラソンしたら有森が勝つけどケンカならアジャが勝つだろ。
マラソンしたら有森が勝つけどケンカならアジャが勝つだろ。
別にトンパはマラソン特化じゃないんだがｗ
どうしてお前にそんなことが言える？
お前がトンパの何を知っていると言うのだ
お前がトンパの何を知っていると言うのだ
835 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/20(土) 22:52:59 ID:???
「さぁ オレでケリをつけてやるぜ！！さっさとそいつを片付けて次のヤローを出しな」レオリオが意気込むが…。
「うふふ それは出来ないわね」「！？」「まだ 決着がついてないわよ」「何ィ～～～～～～」
No.019 多数決の罠
「決着がついてない？一体どーゆーことだ？」顔を隠したまま、その試練官はマジタニの傍に歩み寄った。「気絶しているだけだ」
「勝負はデスマッチ！！一方が負けを宣言するか死ぬかするまで戦うと決めたはず 彼はまだ生きているし負けも宣言していない」
「ちっ 屁理屈ぬかしやがって おいクラピカ あの死に損ないに引導を渡してこいよ」「断る」
一蹴されてしまい、レオリオは言葉を失った。「なっ」「勝負はもうついていた」
「あの時すでに戦意を失っていた相手を私は殴ってしまった これ以上敗者にムチを打つようなマネはごめんだ」
「ざけんなよ じゃ一体どうする気だ」「彼に任せる 彼が目覚めれば自ずと答えは出るはず 私から何かする気はない！」「……っ」
頑として譲らないクラピカに、キルアが声を掛けた。「ねェ あんたがいやならオレ殺ってやるよ 人殺したことないんでしょ？」
「怖いの？」「……」クラピカはしばし考えてから答えた。
「殺しを怖い怖くないで考えたことはない それにこれは一対一の勝負 手出し無用だ」「あ…… ナルホドね」
「とにかくさ 団体行動なんだからワガママはよくないぜ」
レオリオもキルアに続く。「おっ たまにはいいこと言うじゃねーか もっと言ったれ 他人の迷惑考えろよな！！」
「悪いが 意見を変えるつもりはない」「……！！」
「よ――し！！そんなら多数決で勝負だ！！とどめを刺すなら○！！刺さないなら×を押すこと！！」レオリオが仕切りだす。
しかし、画面は真っ黒なままなにも反応しない。「なんでつかねーんだよ」「オレ達が勝手にやってるからじゃない？」
「よし！！なら挙手で決めようぜ！！とどめ刺すのに賛成の人！！」ところが、手を上げたのはレオリオ一人だけだった。
「うふふ それは出来ないわね」「！？」「まだ 決着がついてないわよ」「何ィ～～～～～～」
No.019 多数決の罠
「決着がついてない？一体どーゆーことだ？」顔を隠したまま、その試練官はマジタニの傍に歩み寄った。「気絶しているだけだ」
「勝負はデスマッチ！！一方が負けを宣言するか死ぬかするまで戦うと決めたはず 彼はまだ生きているし負けも宣言していない」
「ちっ 屁理屈ぬかしやがって おいクラピカ あの死に損ないに引導を渡してこいよ」「断る」
一蹴されてしまい、レオリオは言葉を失った。「なっ」「勝負はもうついていた」
「あの時すでに戦意を失っていた相手を私は殴ってしまった これ以上敗者にムチを打つようなマネはごめんだ」
「ざけんなよ じゃ一体どうする気だ」「彼に任せる 彼が目覚めれば自ずと答えは出るはず 私から何かする気はない！」「……っ」
頑として譲らないクラピカに、キルアが声を掛けた。「ねェ あんたがいやならオレ殺ってやるよ 人殺したことないんでしょ？」
「怖いの？」「……」クラピカはしばし考えてから答えた。
「殺しを怖い怖くないで考えたことはない それにこれは一対一の勝負 手出し無用だ」「あ…… ナルホドね」
「とにかくさ 団体行動なんだからワガママはよくないぜ」
レオリオもキルアに続く。「おっ たまにはいいこと言うじゃねーか もっと言ったれ 他人の迷惑考えろよな！！」
「悪いが 意見を変えるつもりはない」「……！！」
「よ――し！！そんなら多数決で勝負だ！！とどめを刺すなら○！！刺さないなら×を押すこと！！」レオリオが仕切りだす。
しかし、画面は真っ黒なままなにも反応しない。「なんでつかねーんだよ」「オレ達が勝手にやってるからじゃない？」
「よし！！なら挙手で決めようぜ！！とどめ刺すのに賛成の人！！」ところが、手を上げたのはレオリオ一人だけだった。
836 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/20(土) 22:54:13 ID:???
「この裏切り者が―――っ！！」レオリオがキルアを怒鳴りつけた。「だって無意味じゃん 意見変えないって言ってるし」
「たしかに相手の人も“オレの負け”って言いかけてたしさ 起きるまで待とーよ」ゴンがやんわりと言った。
「強制はよくねーぜ 人それぞれ事情や信念があるからな」トンパにまでそう言われてしまう。
「くそっ わーったよ 勝手にやっとけ！」レオリオは隅っこにしゃがみ込み、完全にスネてしまった。
「……」トンパはこの様子を面白そうに眺めていた。（バカが… 完全に術中にはまってやがる 多数決のトリックにな………！！）
（昨日今日あったばかりの５名の人間が何かを決める時 多数決は非常に便利で効率的に思える だがそれは危険で甘い罠！！
決をとるという行為は一見個人の意思を尊重しているように思える しかし実は少数派の意思を抹殺する制度に他ならない！！
もしもこの状況で何度も連続して少数派にまわり自分の意思が抹殺されてしまったら 沸き上がるのは疎外感！！不満！！怒り！！
対立 不信 そして崩壊）
（オレ達５人が何年来の友人というのならまだしも もともと試験を受けにきたライバル同士だ
半ば強制的に他人の意見に従わされ…その結果窮地に追い込まれるなど 最も馬鹿馬鹿しくて我慢ならないこと！！
それ故に出来る限り行動は個々に任せるべき！しかし奴は多数決の道という試験のムードにのまれた！
その結果やらなくてもいい場面でまで多数決を自ら持ちだしてきた！！――完全に罠にはまってやがる！）
（多数決において絶対にしてはいけないことが３つある！！相談と挙手 ５人が意見を出し合い最終的な結論を導く相談という方法は
とても合理的かつ理想的に思える しかし残り６０数時間という限られた状態でもしも意見が決定的に真っ２つに分かれたら？
乱闘寸前まで論争した結果選んだ道が間違いだったとしたら？相談とはたっぷり時間があってはじめて有効な手段なのだ
挙手による多数決は最大の愚行！！匿名性が失われ 自分に反対する者が誰かはわかるのに少数派には反論さえ許されない最悪のシステム！！）
「たしかに相手の人も“オレの負け”って言いかけてたしさ 起きるまで待とーよ」ゴンがやんわりと言った。
「強制はよくねーぜ 人それぞれ事情や信念があるからな」トンパにまでそう言われてしまう。
「くそっ わーったよ 勝手にやっとけ！」レオリオは隅っこにしゃがみ込み、完全にスネてしまった。
「……」トンパはこの様子を面白そうに眺めていた。（バカが… 完全に術中にはまってやがる 多数決のトリックにな………！！）
（昨日今日あったばかりの５名の人間が何かを決める時 多数決は非常に便利で効率的に思える だがそれは危険で甘い罠！！
決をとるという行為は一見個人の意思を尊重しているように思える しかし実は少数派の意思を抹殺する制度に他ならない！！
もしもこの状況で何度も連続して少数派にまわり自分の意思が抹殺されてしまったら 沸き上がるのは疎外感！！不満！！怒り！！
対立 不信 そして崩壊）
（オレ達５人が何年来の友人というのならまだしも もともと試験を受けにきたライバル同士だ
半ば強制的に他人の意見に従わされ…その結果窮地に追い込まれるなど 最も馬鹿馬鹿しくて我慢ならないこと！！
それ故に出来る限り行動は個々に任せるべき！しかし奴は多数決の道という試験のムードにのまれた！
その結果やらなくてもいい場面でまで多数決を自ら持ちだしてきた！！――完全に罠にはまってやがる！）
（多数決において絶対にしてはいけないことが３つある！！相談と挙手 ５人が意見を出し合い最終的な結論を導く相談という方法は
とても合理的かつ理想的に思える しかし残り６０数時間という限られた状態でもしも意見が決定的に真っ２つに分かれたら？
乱闘寸前まで論争した結果選んだ道が間違いだったとしたら？相談とはたっぷり時間があってはじめて有効な手段なのだ
挙手による多数決は最大の愚行！！匿名性が失われ 自分に反対する者が誰かはわかるのに少数派には反論さえ許されない最悪のシステム！！）
837 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/20(土) 22:55:13 ID:???
（もしも常に特定の人物と意見が対立し 常に片方だけが意思を抹殺されたら… それが続けば必ず集団は決裂する！！）
――ここでの決裂はすなわち ５人全員の失格を意味する！！
４人は既にそれぞれバラバラになりかけていた。――決裂はまさに 時間の問題だな……！！
試練官も、愉快そうにこの光景を見守っていた。
一方、ヒソカが一人である部屋に辿り着くと、そこには顔に傷跡のある男が彼を待っていた。
「！」「待ってたぜ ヒソカ 今年は試験官ではなく ただの復讐者（リベンジャー）としてな」
「去年の試験以来貴様を殺すことだけ考えてきた このキズの恨み…… 今日こそ 晴らす！！」
男は曲刃を取り出すと、ギュンギュンと音を立てて回して見せた。「ふーん その割にはあまり進歩してないね♣」
男は曲刃をもう一本取り出した。「！」「くくく ここからだ」（二刀流…か）
ところが、男は二本の曲刃を宙に投げると、もう二本の曲刃を取り出し構えた。――無限四刃流！！「くらえ！！」
投げられた曲刃をヒソカが避けると、その間に男はヒソカとの間合いを詰めて来ていて、豪快に曲刃を振り下ろした。
ヒソカはそれもかわすが、背後に迫ってきていた２本の曲刃を喰らい、右肩と腰を負傷してしまった。
「くくく 上下左右正面背後！！あらゆる角度から無数の刃が貴様を切り刻む！！
この無限攻撃をかわすのは不可能！！ははは 苦痛にもがいてのたうちまわれ！！そして死ね！！！」
しかし、なんとヒソカは向かってきた二本の曲刃と見事にキャッチしてしまった。
「たしかによけるのは難しそう♠ なら止めちゃえばいいんだよね―――♥」
男は目の前の事実が信じられなかった。（バ……カな オレは……とんでくる曲刃を受けれるようになるまで半年以上かかったんだぞ！！）
――ここでの決裂はすなわち ５人全員の失格を意味する！！
４人は既にそれぞれバラバラになりかけていた。――決裂はまさに 時間の問題だな……！！
試練官も、愉快そうにこの光景を見守っていた。
一方、ヒソカが一人である部屋に辿り着くと、そこには顔に傷跡のある男が彼を待っていた。
「！」「待ってたぜ ヒソカ 今年は試験官ではなく ただの復讐者（リベンジャー）としてな」
「去年の試験以来貴様を殺すことだけ考えてきた このキズの恨み…… 今日こそ 晴らす！！」
男は曲刃を取り出すと、ギュンギュンと音を立てて回して見せた。「ふーん その割にはあまり進歩してないね♣」
男は曲刃をもう一本取り出した。「！」「くくく ここからだ」（二刀流…か）
ところが、男は二本の曲刃を宙に投げると、もう二本の曲刃を取り出し構えた。――無限四刃流！！「くらえ！！」
投げられた曲刃をヒソカが避けると、その間に男はヒソカとの間合いを詰めて来ていて、豪快に曲刃を振り下ろした。
ヒソカはそれもかわすが、背後に迫ってきていた２本の曲刃を喰らい、右肩と腰を負傷してしまった。
「くくく 上下左右正面背後！！あらゆる角度から無数の刃が貴様を切り刻む！！
この無限攻撃をかわすのは不可能！！ははは 苦痛にもがいてのたうちまわれ！！そして死ね！！！」
しかし、なんとヒソカは向かってきた二本の曲刃と見事にキャッチしてしまった。
「たしかによけるのは難しそう♠ なら止めちゃえばいいんだよね―――♥」
男は目の前の事実が信じられなかった。（バ……カな オレは……とんでくる曲刃を受けれるようになるまで半年以上かかったんだぞ！！）
838 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/20(土) 22:56:18 ID:???
ヒソカは２本の曲刃を、男が先程やって見せたように器用に回してみせた。「なんだ&daims; 思ったよりカンタンなんだ♣ 」
悪魔のシルエットが浮かび上がる。「無駄な努力 御苦労様♠ 」
「ぐっ… くそォオ――――――――ォ――――――――！！」次の瞬間、男は無残にも生首になってしまった。
ヒソカはそのまますんなりとトリックタワー１階に辿り着いた。「４４番ヒソカ ３次試験通過第一号！！所要時間６時間１７分」
何もしないまま時間が過ぎていき、レオリオはイライラと膝を抱えた。
その時、キルアがふと口を開いた。「あのさ もしかしてあいつ… あいつもう 死んでるんじゃないの？」
悪魔のシルエットが浮かび上がる。「無駄な努力 御苦労様♠ 」
「ぐっ… くそォオ――――――――ォ――――――――！！」次の瞬間、男は無残にも生首になってしまった。
ヒソカはそのまますんなりとトリックタワー１階に辿り着いた。「４４番ヒソカ ３次試験通過第一号！！所要時間６時間１７分」
何もしないまま時間が過ぎていき、レオリオはイライラと膝を抱えた。
その時、キルアがふと口を開いた。「あのさ もしかしてあいつ… あいつもう 死んでるんじゃないの？」
>無駄な努力 御苦労様
「努力」は仮にもジャンプ三本柱の一つなのに…ひでーｗ
「努力」は仮にもジャンプ三本柱の一つなのに…ひでーｗ
凡人がどんなに努力しても天才にはかなわないってか
でもこの四刃流の人だって試験官って事は仮にもハンターなんだよな？
でもこの四刃流の人だって試験官って事は仮にもハンターなんだよな？
主要キャラの努力>主要キャラの才能>モブキャラの努力
努力もヒソカやゴン達がするなら全然無駄ではないんだろう
才能の差は無情だ
才能の差は無情だ
＞＞挙手による多数決は最大の愚行！！
どうやら俺の小学校でのあの日々は愚行だったようだ
どうやら俺の小学校でのあの日々は愚行だったようだ
ヒソカ、トップ抜けかよ
ほんとに（冨樫的に）別格扱いだな
チームを組まされた場合の行動も見てみたかった気がするが
ほんとに（冨樫的に）別格扱いだな
チームを組まされた場合の行動も見てみたかった気がするが
相手は時間かせぎが目的なんだから
死んでなくても寝たフリも出来るのにこいつらただ待ってるだけ？アホすぎ
死んでなくても寝たフリも出来るのにこいつらただ待ってるだけ？アホすぎ
クラピカわがままな上に無責任過ぎじゃね？
前回で株上がったのに今週で嫌いになった
前回で株上がったのに今週で嫌いになった
せっかく去年は半殺しで済んだのに…
ヒソカひどすぎる…ｗ
しかしキルアが殺したらそれはそれで反則になってしまうな多分
クラピカ自身がどうにかするのが筋ってもんだが…
とりあえず叩き起こして降参させろ
クラピカ自身がどうにかするのが筋ってもんだが…
とりあえず叩き起こして降参させろ
でもリングにむかう橋なくなってね？言えば出してくれるのか
クラピカも融通がきかないのな
気の短いレオリオといいゴンとキルアのお子様組の方が大人に見えてしまうな
気の短いレオリオといいゴンとキルアのお子様組の方が大人に見えてしまうな
邪魔する気満々のトンパ
気の短いレオリオ
自己中心的なクラピカ
キルアも何か腹黒っぽいし、ゴンだけが最後の良心だな
気の短いレオリオ
自己中心的なクラピカ
キルアも何か腹黒っぽいし、ゴンだけが最後の良心だな
やっぱ冨樫のマンガ面白えええ
これもアニメ化したら絶対ヒットするわ
これもアニメ化したら絶対ヒットするわ
ゴンはこの先何があっても誰かを憎んだり暴走したりとは無縁の主人公だろうしな
冨樫にしては正統派突っ走ってるな
冨樫にしては正統派突っ走ってるな
ゴンは掴みどころがないっつーか毒にも薬にもならない感じでちょっとつまらん
ヒソカに曲刀似合うな
いかにも奇術師の道具っぽい
いかにも奇術師の道具っぽい
>>853
ゴンの傍にいるうちにキルアにも良心が目覚めるといいな
ゴンの傍にいるうちにキルアにも良心が目覚めるといいな
無限四刀流(笑)はあれで本当にハンター試験通ったの？
金にものを言わせたのでは
金にものを言わせたのでは
ヒソカの扱いは幽白のピエロとえらい違うな
ゾロの三刀流よりすごい四刀流
>>862
それ誰？
それ誰？
キルアは他の３人とは倫理観その他が違いすぎる
遠からず離脱して敵対するか、その上で改心して真の仲間になるかだと思う
遠からず離脱して敵対するか、その上で改心して真の仲間になるかだと思う
四刀流はなんつーか…脳筋は脳筋らしく体術を磨けばよかったのに慣れないことするから…
クラピカの価値観
復讐＞＞＞＞＞＞信念＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞仲間
復讐＞＞＞＞＞＞信念＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞仲間
マジタニが72時間起きなかったらどうするんだろ
これじゃいつまでたっても次に進めないで向こうの思うつぼだな
死んでてもあっちが認めなきゃ死んでないことにされて
死んでなかったら時間切れまでこのままかもしれない
打開策が思い当たらないんだが
死んでてもあっちが認めなきゃ死んでないことにされて
死んでなかったら時間切れまでこのままかもしれない
打開策が思い当たらないんだが
クラピカはデスマッチを受け入れておいてとどめを刺さないってのはなあ…
キルアが指摘したように、心の奥底では殺しに抵抗があるのかもしれない
キルアが指摘したように、心の奥底では殺しに抵抗があるのかもしれない
ヒソカがグループに属さず一人だったのは
どうしても１対１の勝負がしたい無限四刀流が仕組んだ結果なんだろうが
ヒソカのグループ行動が見てみたかった
今回ゴン達が直面したような事態が起きてもグループを皆殺しにするわけにもいかずさぞイラついただろう
どうしても１対１の勝負がしたい無限四刀流が仕組んだ結果なんだろうが
ヒソカのグループ行動が見てみたかった
今回ゴン達が直面したような事態が起きてもグループを皆殺しにするわけにもいかずさぞイラついただろう
いや、ヒソカはいらついたら普通に皆殺しにするでしょ
別にヒソカにとっては合格なんてどうだっていいんだろうし
別にヒソカにとっては合格なんてどうだっていいんだろうし
>>874
給食費を盗んだのが山下君だと思う人は手を挙げて下さい
給食費を盗んだのが山下君だと思う人は手を挙げて下さい
いや、わざわざ仲間を潜り込ませてるってことは確実に合格狙ってるだろ
てかトンパやっぱりただの腑抜け小悪党じゃないな
新人潰しやるって公言した後も、必要な時以外はまともに振舞うし下卑た行動もしない
性根は歪んでるが感性は至って常識的で、目的の為に手抜きや侮りはなく考察も深い
なんか最終的にはゴンに感化されて協力する立ち位置になりそうだｗ
新人潰しやるって公言した後も、必要な時以外はまともに振舞うし下卑た行動もしない
性根は歪んでるが感性は至って常識的で、目的の為に手抜きや侮りはなく考察も深い
なんか最終的にはゴンに感化されて協力する立ち位置になりそうだｗ
トンパはゴンに感化されて今回で本気でハンター目指すようになるんだろ
クラピカのせいで試験落ちても怒るのはレオリオだけか
しかしレオリオは一刻も早く医者になって弱者を助けたいわけだからそりゃ怒るわな
しかしレオリオは一刻も早く医者になって弱者を助けたいわけだからそりゃ怒るわな
クラピカの蔵馬と違ってだいぶ感情的で頑固だな
だって蔵馬と年違いすぎるだろｗ
年の差千歳以上あるしなｗおまけに蔵馬は人間じゃないしｗ
クラピカは良くも悪くも青くさいが、その等身大の人間らしさが魅力なんだと思う
クラピカは良くも悪くも青くさいが、その等身大の人間らしさが魅力なんだと思う
>>839
ヒソカの三本柱は殺傷 殺害 殺戮だから
ヒソカの三本柱は殺傷 殺害 殺戮だから
四刀流はハンターの端くれの癖に小物すぎるだろ
ハンターという肩書きに敬意を払ってのことなのかわからんが
去年半殺し程度に留めておいてくれたヒソカに優しさを見た
ハンターという肩書きに敬意を払ってのことなのかわからんが
去年半殺し程度に留めておいてくれたヒソカに優しさを見た
>>852
ぶっちゃけレオリオとクラピカよりキルアとゴンの方が精神年齢高い気がする
ぶっちゃけレオリオとクラピカよりキルアとゴンの方が精神年齢高い気がする
ヒソカはリミットが来るまで延々トランプタワー作って待機してんのか
暇そうだよな
暇そうだよな
キルアは別にハンターそのものに興味ないわけだし
ゴンの父親探しも切羽詰ってるわけじゃないからな
一概にはいえまい
ゴンの父親探しも切羽詰ってるわけじゃないからな
一概にはいえまい
本業は奇術師(？)なんだから新しい手品でも考えてるんじゃね？
冨樫の気分次第で読者に披露してくれるかも
冨樫の気分次第で読者に披露してくれるかも
>>875
先生！ゴン君のクラスが学級崩壊寸前です！なんとかしてください
先生！ゴン君のクラスが学級崩壊寸前です！なんとかしてください
この5人はここまでバラバラでこれからどうやって団結すんの？マジで
てっきりヒソカみたいな強大な敵が現れて、
一人じゃ勝てないから仕方なく皆で協力して応戦している内に友情が芽生えるもんだと
てっきりヒソカみたいな強大な敵が現れて、
一人じゃ勝てないから仕方なく皆で協力して応戦している内に友情が芽生えるもんだと
キルアがマジタニを殺すしか方法無くね？
クラピカVSマジタニの勝負は部外者が手を出したことによる反則負けになるだろうけど
その後レオリオとキルアが負けなきゃいいんだし
クラピカVSマジタニの勝負は部外者が手を出したことによる反則負けになるだろうけど
その後レオリオとキルアが負けなきゃいいんだし
>>890
冨樫先生｢無理。｣
冨樫先生｢無理。｣
○刀流ってワンピースで覚えたけど本当にある言葉だったんだ
ワンピースって何？
服が何か関係あるの？
服が何か関係あるの？
>>896
ジャンプ買ってないの？
ジャンプ買ってないの？
そういえばメンチも｢あたしが知りたいのは未知のものに挑戦する気概なのよ！｣とか言ってるシーンで
何気に無限４刀流を使ってるよなｗｗｗ
何気に無限４刀流を使ってるよなｗｗｗ
>>896
まあ描いてるのは無名の新人だから知らなくても無理ないよ
まあ描いてるのは無名の新人だから知らなくても無理ないよ
４刀流の人の生首グロい(^^;)
果たして胴体から切り離す必要があったのか
他の試験官に対する見せしめ？
果たして胴体から切り離す必要があったのか
他の試験官に対する見せしめ？
趣味です
ハンター試験の合否はその年の試験官にかなり左右されるな。ブハラみたいな試験官ばっかなら受かる人多いだろ。
ヒソカはメンチが合格者0って言った時も殺気放っただけなのに四刀流の人は去年どんだけ酷い事したんだろう。
ヒソカだって試験官に暴行を加えれば失格になる事ぐらい去年からわかっていただろ。
もしかしてサトツさんの時みたいに、ハンターなら避けられないはずない程度の攻撃を喰らって大怪我してしまったんじゃぁ…
ヒソカはメンチが合格者0って言った時も殺気放っただけなのに四刀流の人は去年どんだけ酷い事したんだろう。
ヒソカだって試験官に暴行を加えれば失格になる事ぐらい去年からわかっていただろ。
もしかしてサトツさんの時みたいに、ハンターなら避けられないはずない程度の攻撃を喰らって大怪我してしまったんじゃぁ…
ヒソカってなんでハンターになりたいんだろう。
ハンターライセンスがないと入れない国とか手に入らない物とか情報があるらしいけど、検閲殺したり拷問して情報を得たり物を奪ったり、金は殺した人から奪えばいいし、わざわざハンターにならなくてもよさそうなもんだが。
ヒソカも警察はうっとおしいんだろうか。この世界の警察制度がどうなってるかしらんが。
治安を守るハンターみたいなのがいるんだろうか。
てかハンターじゃないと入れない国ってどんな国なんだろう。鎖国時代の日本みたいな国がいっぱいあるんだろうか。
ハンターライセンスがないと入れない国とか手に入らない物とか情報があるらしいけど、検閲殺したり拷問して情報を得たり物を奪ったり、金は殺した人から奪えばいいし、わざわざハンターにならなくてもよさそうなもんだが。
ヒソカも警察はうっとおしいんだろうか。この世界の警察制度がどうなってるかしらんが。
治安を守るハンターみたいなのがいるんだろうか。
てかハンターじゃないと入れない国ってどんな国なんだろう。鎖国時代の日本みたいな国がいっぱいあるんだろうか。
>>904
ヒソカは今回仲間まで使って合格しようとしてるし、サトツの力量・人柄を見抜いていたんじゃないかな。攻撃しただけど一発不合格にはしないだろうと。一応攻撃を正当化する理由はあったしさ。
…という事はヒソカは四刀流がただムカツクから半殺しにしたんだな。
ヒソカは今回仲間まで使って合格しようとしてるし、サトツの力量・人柄を見抜いていたんじゃないかな。攻撃しただけど一発不合格にはしないだろうと。一応攻撃を正当化する理由はあったしさ。
…という事はヒソカは四刀流がただムカツクから半殺しにしたんだな。
＞19って数はキリが悪くてイライラしてたんだ
連載と同時期にデビューした新人だから知らない人もいるだろうが19（ジューク）に失礼だ！
あ、音楽グループな。まだヒットは飛ばしてないけどいい歌なんだ。
連載と同時期にデビューした新人だから知らない人もいるだろうが19（ジューク）に失礼だ！
あ、音楽グループな。まだヒットは飛ばしてないけどいい歌なんだ。
四刀流の人は、ヒソカ基準のハンター資格を満たしてなかったんじゃないだろうか
だから去年半殺しにして、一年猶予やったのに成長してなかったから今度は殺したと
だから去年半殺しにして、一年猶予やったのに成長してなかったから今度は殺したと
19って幽白の巻数じゃん
冨樫渾身の自虐ギャグだろ
冨樫渾身の自虐ギャグだろ
まぁ漫画の巻数でキリの良さを意識してる作品なんかないだろｗ
20巻はともかく30巻や40巻でピッタリ終った漫画が思いつかない。
20巻はともかく30巻や40巻でピッタリ終った漫画が思いつかない。
編集とのバトルの末
実質１８．５巻くらいでの終了だからな
キリは悪いな
実質１８．５巻くらいでの終了だからな
キリは悪いな
ふと思ったんだが
ヒソカは白塗りしてるのかな
ヒソカは白塗りしてるのかな
白塗りするまでもなくすごい色白なイメージ
ほっぺのマークを考えると化粧してそう
でも化粧してるとこは想像したくない
そういや試験中のご飯はどうしてるんだろう
自分で用意しなきゃいけなそうだけど、ヒソカとか荷物持ってないような
でも化粧してるとこは想像したくない
そういや試験中のご飯はどうしてるんだろう
自分で用意しなきゃいけなそうだけど、ヒソカとか荷物持ってないような
ただでさえ怖いのに白塗りとか怖すぎるｗ
食事はともかく水分補給はできるのか、あの塔内で。
どっちかというと出す方の問題が気になる
さすがに一階にはトイレくらいあるだろ
試験官はどこでするんだって話に
ヒソカほど手先が器用なら化粧は鏡無しで三秒で終わりそう
試験官はどこでするんだって話に
ヒソカほど手先が器用なら化粧は鏡無しで三秒で終わりそう
>>909はもっと評価されても良い
鏡の前でじっくりドウラン塗ったりお粉はたいてるヒソカを想像してしまった
歌舞伎役者のメイクのような感じ
歌舞伎役者のメイクのような感じ
マッドピエロめ
ヒソカだけでなくてハンゾーやニコルが何やってるかも見てみたいな
>>924
ニコルは…
ニコルは…
みんなの心の中で生きているよ
>>923
飛影乙
飛影乙
>>925
ニコルは地下道の出口は封鎖されてしまったし、入り口も予選の受付期間終了による封鎖で脱出できずに白骨化だろうね
ニコルは地下道の出口は封鎖されてしまったし、入り口も予選の受付期間終了による封鎖で脱出できずに白骨化だろうね
930 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/21(日) 22:44:15 ID:???
No.020 ギャンブルタイム
「死んでる？」キルアの一言で、レオリオが身を乗り出した。「う～～～～ん くそ！うす暗くてここからじゃよくわからね―――な」
「おい！！そいつの生死を確認させてもらおうか！！目を覚ますどころかとっくに死んでるかもしれねーからな」
「さっきも言ったでしょ 彼は気絶してるだけよ」「あれから何時間たってると思ってんだよ とてもお前の言葉だけじゃ信用出来ねーな」
「それじゃ賭けましょうか？」試練官が切り出した。「！？」「彼が“生きてる”か“死んでる”かで 賭けをしましょう」
「賭け！？一体何を賭けるってんだ？」「“時間”よ 賭けで勝負 “時間”がチップがわり」
試練官の名はレル―ト。希少生物売買・賭博法違反等で懲役１１２年の刑で服役していた。
「モニターを見て」モニターには“５０ ５０”の表示がされている。
「使える時間は５０時間ずつ ただし１０時間単位でしか使えない どちらかの時間（チップ）が０になるまで賭けを続ける
賭けの問題は交互に出題すること もしそっちの時間がゼロになったら タワー脱出のリミットが５０時間短くなる
もしこっちの時間がゼロになったら あたしの懲役が５０年長くなる この勝負を受けるなら 彼の生死を確認させてあげるわよ」
レオリオは唇を噛み締めた。「イカれた女だぜ てめェの刑期をチップがわりにするとはな」
クラピカが横から口を出した。「慎重に考えろよレオリオ もしこの勝負に負けたらいきなりタワー脱出の残り時間が９時間程に減るんだぞ」
「てめーに言われたくねーな！！もとはと言えばお前がとどめを刺さないから悪いんじゃねーか」クラピカはムッとして、大きく息を吐きだした。
「わかった ならばもう何も言うまい」二人は睨みあったまま譲らない。「も―― 仲間割れはよそーよ」ゴンが宥める。
「死んでる？」キルアの一言で、レオリオが身を乗り出した。「う～～～～ん くそ！うす暗くてここからじゃよくわからね―――な」
「おい！！そいつの生死を確認させてもらおうか！！目を覚ますどころかとっくに死んでるかもしれねーからな」
「さっきも言ったでしょ 彼は気絶してるだけよ」「あれから何時間たってると思ってんだよ とてもお前の言葉だけじゃ信用出来ねーな」
「それじゃ賭けましょうか？」試練官が切り出した。「！？」「彼が“生きてる”か“死んでる”かで 賭けをしましょう」
「賭け！？一体何を賭けるってんだ？」「“時間”よ 賭けで勝負 “時間”がチップがわり」
試練官の名はレル―ト。希少生物売買・賭博法違反等で懲役１１２年の刑で服役していた。
「モニターを見て」モニターには“５０ ５０”の表示がされている。
「使える時間は５０時間ずつ ただし１０時間単位でしか使えない どちらかの時間（チップ）が０になるまで賭けを続ける
賭けの問題は交互に出題すること もしそっちの時間がゼロになったら タワー脱出のリミットが５０時間短くなる
もしこっちの時間がゼロになったら あたしの懲役が５０年長くなる この勝負を受けるなら 彼の生死を確認させてあげるわよ」
レオリオは唇を噛み締めた。「イカれた女だぜ てめェの刑期をチップがわりにするとはな」
クラピカが横から口を出した。「慎重に考えろよレオリオ もしこの勝負に負けたらいきなりタワー脱出の残り時間が９時間程に減るんだぞ」
「てめーに言われたくねーな！！もとはと言えばお前がとどめを刺さないから悪いんじゃねーか」クラピカはムッとして、大きく息を吐きだした。
「わかった ならばもう何も言うまい」二人は睨みあったまま譲らない。「も―― 仲間割れはよそーよ」ゴンが宥める。
931 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/21(日) 22:44:58 ID:???
「よーし 勝負は受けるぜ」「オーケー 最初はあたしの出題だから どちらに何時間賭けるかはあなたが決めていいわよ」
レオリオはしばらく考えた後に発言した。「生きてる方に１０時間！」「！？」
ベンドットが喉の奥で笑った。「くくく なんだあいつ さんざん死んでるんじゃねーかとか言っておきながら」
「けっこう慎重だな」クラピカが顔を背けたまま呟いた。「当然だろ （しゃべらねーんじゃなかったのか）」
（仮にこれではずれても奴の死さえ確認できればクラピカの勝利が確定する！
もし死んでる方に賭けて気絶しているだけだったらふんだりけったりだからな）
「それじゃ確認してもらいましょう」レル―トがカメラに向かって言った。「では橋をかけてもらえますか」「了解」
レオリオが橋を渡り、リングに倒れているマジタニの首の脈を確認する。「ね 気絶してるだけでしょ？」クスクスとレル―トが笑う。
「よし！！まずはレオリオがリードしたね」「……まずいな」「え？」ゴンがキルアの言葉に注意を向けた。
「あいつこのままずっと目覚めないかもしれないぜ さっきあの女が倒れてるアイツに近づいていっただろ？
あの時点でもう死んでたんじゃないかと思ってたんだけど むしろ死んでるよりも生きてて起きない方が あいつらにしてみりゃ都合がいいんだよね」
レオリオがマジタニの目蓋を捲り、眼球を観察する。「なるほど たしかに死んでねーな」
「残り時間アイツがずっと起きなかったら それだけであいつら１２年分の刑期が縮まるんだからね」キルアがそう分析する。
「さぁ次はアンタの番よ 賭けの内容を決めてちょうだい」レオリオはピッとマジタニを指さした。
「こいつが本当に気絶してるかどうか 賭けようぜ」「！」レル―トは押し黙ってしまう。そしてもう一人。まずいと思い始めた人物がいた。
実は意識があったマジタニその人だ。
（おい… どうすりゃいいんだ！？こんなのメモにはなかったぜ！！オレが目覚めた時 顔のすぐそばに置かれたメモ）
“気絶したフリを続けろ！！このメモは口の中に隠せ！！”
（すぐにピンときたぜ このままタヌキ寝入りで時間を潰せば 労せずして７２年分の懲役が帳消しになるからな）
レオリオはしばらく考えた後に発言した。「生きてる方に１０時間！」「！？」
ベンドットが喉の奥で笑った。「くくく なんだあいつ さんざん死んでるんじゃねーかとか言っておきながら」
「けっこう慎重だな」クラピカが顔を背けたまま呟いた。「当然だろ （しゃべらねーんじゃなかったのか）」
（仮にこれではずれても奴の死さえ確認できればクラピカの勝利が確定する！
もし死んでる方に賭けて気絶しているだけだったらふんだりけったりだからな）
「それじゃ確認してもらいましょう」レル―トがカメラに向かって言った。「では橋をかけてもらえますか」「了解」
レオリオが橋を渡り、リングに倒れているマジタニの首の脈を確認する。「ね 気絶してるだけでしょ？」クスクスとレル―トが笑う。
「よし！！まずはレオリオがリードしたね」「……まずいな」「え？」ゴンがキルアの言葉に注意を向けた。
「あいつこのままずっと目覚めないかもしれないぜ さっきあの女が倒れてるアイツに近づいていっただろ？
あの時点でもう死んでたんじゃないかと思ってたんだけど むしろ死んでるよりも生きてて起きない方が あいつらにしてみりゃ都合がいいんだよね」
レオリオがマジタニの目蓋を捲り、眼球を観察する。「なるほど たしかに死んでねーな」
「残り時間アイツがずっと起きなかったら それだけであいつら１２年分の刑期が縮まるんだからね」キルアがそう分析する。
「さぁ次はアンタの番よ 賭けの内容を決めてちょうだい」レオリオはピッとマジタニを指さした。
「こいつが本当に気絶してるかどうか 賭けようぜ」「！」レル―トは押し黙ってしまう。そしてもう一人。まずいと思い始めた人物がいた。
実は意識があったマジタニその人だ。
（おい… どうすりゃいいんだ！？こんなのメモにはなかったぜ！！オレが目覚めた時 顔のすぐそばに置かれたメモ）
“気絶したフリを続けろ！！このメモは口の中に隠せ！！”
（すぐにピンときたぜ このままタヌキ寝入りで時間を潰せば 労せずして７２年分の懲役が帳消しになるからな）
932 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/21(日) 22:45:39 ID:???
（どっちだ！？このまま起きなくていいんだな！？）
「……いいわよ 本当に気絶してる方に２０時間かけるわ」（OK わかったぜ オレはこのまま気絶したフリを続けるぜ）
「でもどうやって確かめさせるつもり？」「カンタンさ」レオリオはマジタニの体を担ぎ上げた。「ちっ 重てーな」「？」
レオリオはリングの端にマジタニを立たせ、片手と片足だけでその体を支えた。「こいつをここから下へ落とす」マジタニの心臓が跳ねた。
「本当に気絶しているなら そのままスンナリ落ちて死ぬはずだ」
「気は確かなの？まだ彼は前の勝負がついてないのよ そんな方法は認められないわ」
「安心しなよ もしこいつが落ちて死ねば クラピカとの勝負はこっち側の反則負けってことでトータルそっちの２勝だ それで文句ないだろ？」
レル―トはしばらく考えている。「そうね ないわ」
マジタニはこっそり激昂していた。（なんだとォ～～～～～っっっ ふざけんじゃね―――ぜ！！一体オレの命をなんだと思ってやがるんだ！？）
「そのかわり変更するわ 彼が目覚める方に４０時間（ぜんぶ）かけることにするわ」
「ふん… 女狐が ようやくシッポ出しやがったな ――それじゃ放すぜ」マジタニが慌てて反応した。
「わっ待て放すなっ 起きてる起きてるよォ―――――！！」
「イカれてるぜお前ら つきあってられねー オレの負けで結構だ！！恩赦なんざクソくらえだぜ 刑務所の方がよっぽど安全だぜ 全く」
マジタニはぶつくさ言いながら慌てて退散していった。
「わかってたのね アイツが起きてたこと」「お互い様だろ」
「これでも医者志望だったんでな 気絶してるかどうかなんて眼球運動をちょいと調べりゃすぐわかるさ」
「これでそっちのチップは残り２０」「だが勝負自体は２勝１敗でこっちがリーチだ」
「さぁ次はそっちが親だ 何を賭ける？」「そうね それじゃ」レル―トの手錠が外れ、レル―トの顔が露わになる。
「あたしが男か女か賭けてもらうわ」「そいつは構わねーが…… （まさかオカマちゃん……？オレがはずれた場合 どうやって確かめさせる気だ？）
「あなたの気の済むまで調べていいわよ あたしの体をね」
「……いいわよ 本当に気絶してる方に２０時間かけるわ」（OK わかったぜ オレはこのまま気絶したフリを続けるぜ）
「でもどうやって確かめさせるつもり？」「カンタンさ」レオリオはマジタニの体を担ぎ上げた。「ちっ 重てーな」「？」
レオリオはリングの端にマジタニを立たせ、片手と片足だけでその体を支えた。「こいつをここから下へ落とす」マジタニの心臓が跳ねた。
「本当に気絶しているなら そのままスンナリ落ちて死ぬはずだ」
「気は確かなの？まだ彼は前の勝負がついてないのよ そんな方法は認められないわ」
「安心しなよ もしこいつが落ちて死ねば クラピカとの勝負はこっち側の反則負けってことでトータルそっちの２勝だ それで文句ないだろ？」
レル―トはしばらく考えている。「そうね ないわ」
マジタニはこっそり激昂していた。（なんだとォ～～～～～っっっ ふざけんじゃね―――ぜ！！一体オレの命をなんだと思ってやがるんだ！？）
「そのかわり変更するわ 彼が目覚める方に４０時間（ぜんぶ）かけることにするわ」
「ふん… 女狐が ようやくシッポ出しやがったな ――それじゃ放すぜ」マジタニが慌てて反応した。
「わっ待て放すなっ 起きてる起きてるよォ―――――！！」
「イカれてるぜお前ら つきあってられねー オレの負けで結構だ！！恩赦なんざクソくらえだぜ 刑務所の方がよっぽど安全だぜ 全く」
マジタニはぶつくさ言いながら慌てて退散していった。
「わかってたのね アイツが起きてたこと」「お互い様だろ」
「これでも医者志望だったんでな 気絶してるかどうかなんて眼球運動をちょいと調べりゃすぐわかるさ」
「これでそっちのチップは残り２０」「だが勝負自体は２勝１敗でこっちがリーチだ」
「さぁ次はそっちが親だ 何を賭ける？」「そうね それじゃ」レル―トの手錠が外れ、レル―トの顔が露わになる。
「あたしが男か女か賭けてもらうわ」「そいつは構わねーが…… （まさかオカマちゃん……？オレがはずれた場合 どうやって確かめさせる気だ？）
「あなたの気の済むまで調べていいわよ あたしの体をね」
933 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/21(日) 22:46:48 ID:???
「レオリオの奴… 男に賭けるな」「うん」引き気味のクラピカとキルアを見て、ゴンは不思議そうにしている。
「よし ――男に１０時間！！」クラピカとキルアはどん引き。「やはりか」「あのスケベオヤジ」「え？なんでわかったの？」
（これなら仮にはずれても思う存分調べることができる…！！当たってもはずれてもオレにとってはおいしい選択！！）
――てゆーか はずれろ！！
「――ということだ」「なるほどね」キルアに説明され、ゴンも納得したようだ。
「残念ね あたしは女よ」レオリオの鼓動が高鳴る。「マ… マジか！？」「確かめてみる？」「も も も もちろんだ！！」
しばらくお待ち下さい
（はずれて悔いなし……！！）レオリオはほかほかとした手を掲げて世にも幸せそうな表情を浮かべた。
一方、トンパは冷静に分析していた。「この勝負負けるな 敵はレオリオの勝負傾向を完全に読んでいるぜ」「え？」ゴンが聞き返す。
「あいつにゃまるっきりバクチの才能がねーってことだ レオリオははずれてもなるべくダメージを受けないように賭けている
賭けごとでは負けた時のことを考えてる奴はいつまでも勝てねーものなのさ」
レル―トは余裕を見せた。（読み通りね あんたの賭け方には全く怖さがない！！そのやり方じゃ何べんやってもあたしには勝てないわよ）
「さぁ 次はあなたが出題する番よ」「う～～～～～む」
（残りのチップは１０時間だけ…！！もう負けられねーか 確実に勝てる問題なんてすぐにはうかばねーし）
（くそっ こーなりゃ運まかせだ！！）「よし！！ジャンケンでどっちが勝つか賭けようぜ！！」
「いいわよ あたしが勝つ方に８０時間賭けるわ！！」「なっ！？」
「別に問題ないでしょ 賭ける時間は子の自由よ それにもしアナタが負けてもとられる時間は１０時間だけだから安心して」
レオリオは息を飲んだ。（こいつそんなにジャンケンに自信があんのかよ！？）
（――って顔してるわね 別にないわよ自信なんて ジャンケンは確立と心理の勝負）「ジャンケン」
「よし ――男に１０時間！！」クラピカとキルアはどん引き。「やはりか」「あのスケベオヤジ」「え？なんでわかったの？」
（これなら仮にはずれても思う存分調べることができる…！！当たってもはずれてもオレにとってはおいしい選択！！）
――てゆーか はずれろ！！
「――ということだ」「なるほどね」キルアに説明され、ゴンも納得したようだ。
「残念ね あたしは女よ」レオリオの鼓動が高鳴る。「マ… マジか！？」「確かめてみる？」「も も も もちろんだ！！」
しばらくお待ち下さい
（はずれて悔いなし……！！）レオリオはほかほかとした手を掲げて世にも幸せそうな表情を浮かべた。
一方、トンパは冷静に分析していた。「この勝負負けるな 敵はレオリオの勝負傾向を完全に読んでいるぜ」「え？」ゴンが聞き返す。
「あいつにゃまるっきりバクチの才能がねーってことだ レオリオははずれてもなるべくダメージを受けないように賭けている
賭けごとでは負けた時のことを考えてる奴はいつまでも勝てねーものなのさ」
レル―トは余裕を見せた。（読み通りね あんたの賭け方には全く怖さがない！！そのやり方じゃ何べんやってもあたしには勝てないわよ）
「さぁ 次はあなたが出題する番よ」「う～～～～～む」
（残りのチップは１０時間だけ…！！もう負けられねーか 確実に勝てる問題なんてすぐにはうかばねーし）
（くそっ こーなりゃ運まかせだ！！）「よし！！ジャンケンでどっちが勝つか賭けようぜ！！」
「いいわよ あたしが勝つ方に８０時間賭けるわ！！」「なっ！？」
「別に問題ないでしょ 賭ける時間は子の自由よ それにもしアナタが負けてもとられる時間は１０時間だけだから安心して」
レオリオは息を飲んだ。（こいつそんなにジャンケンに自信があんのかよ！？）
（――って顔してるわね 別にないわよ自信なんて ジャンケンは確立と心理の勝負）「ジャンケン」
934 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/21(日) 22:47:37 ID:???
（ジャンケンを単に確立だけで見れば負ける確立は1/3 残り2/3は勝ちはあいこ！！つまり普通に勝負しても７割近く負けない
しかもここに統計と心理が加わる 統計的に人が一番最初に最も出しやすい手はチョキ！！）
「ポン！！」出した手は、２人ともグーだった。（つまりグーを出しておけば勝ちかあいこの確立がさらに少しあがる）
レオリオは焦り始める。（次はなんだ グーがきたから次は裏をかいて いやさらにその裏をかいて いやまてよさらに裏の裏）
（そして迷ったり自信がない者は 心理的に安定を望んで前と同じ手を出すか 自信回復しようと前の手より強い手を出そうとする
つまりこの場合相手が出しやすいのはグーかパー 故にパーを出しておけば負けはない！）
「あいこで…… ショ！！」レル―トはここまで考えを巡らせ、パーを出した。一方、レオリオの出した手はグーだった。
しかもここに統計と心理が加わる 統計的に人が一番最初に最も出しやすい手はチョキ！！）
「ポン！！」出した手は、２人ともグーだった。（つまりグーを出しておけば勝ちかあいこの確立がさらに少しあがる）
レオリオは焦り始める。（次はなんだ グーがきたから次は裏をかいて いやさらにその裏をかいて いやまてよさらに裏の裏）
（そして迷ったり自信がない者は 心理的に安定を望んで前と同じ手を出すか 自信回復しようと前の手より強い手を出そうとする
つまりこの場合相手が出しやすいのはグーかパー 故にパーを出しておけば負けはない！）
「あいこで…… ショ！！」レル―トはここまで考えを巡らせ、パーを出した。一方、レオリオの出した手はグーだった。
もうダメだこいつ
マジタニの負けを確定させた手腕は格好よかったのに
台無しだろｗ
台無しだろｗ
冨樫は｢しばらくお待ちください｣好きだな
確か幽白でも2回ほど使ってたぞｗ
確か幽白でも2回ほど使ってたぞｗ
なんという高速思考の応酬
子供が２人もいるのに公開ストリップショーとはやってくれる
受刑者が出るの長くなろうが短くなろうが関係ないんだからチップとして不適切な気がするな
外れて悔いなし……ってお前死んだ友人の事を忘れたか
所詮彼も１０代の少年ですよ
>>940
受験者の方にメリットがないな。考えてみると。
レオリオが気づかないのはともかくクラピカがそのことに言及しなかったのはなぜだ。
半分自分のせいなのにレオリオに慎重に考えろよ、とかイヤミ言ってる場合じゃないだろ。
受験者の方にメリットがないな。考えてみると。
レオリオが気づかないのはともかくクラピカがそのことに言及しなかったのはなぜだ。
半分自分のせいなのにレオリオに慎重に考えろよ、とかイヤミ言ってる場合じゃないだろ。
>>940
50年程度じゃ短くなってもあんまり意味ないし、長くなったってどうせ
元々が終身刑みたいな刑期だもんな
もし毎年ハンター試験にこの恩赦制度が取り入れられてて
しかも同じ囚人が複数回参加できるなら話は別だが
50年程度じゃ短くなってもあんまり意味ないし、長くなったってどうせ
元々が終身刑みたいな刑期だもんな
もし毎年ハンター試験にこの恩赦制度が取り入れられてて
しかも同じ囚人が複数回参加できるなら話は別だが
あ、受験生側に関係ないって意味ねｗ
確かに、レオリオが勝った場合に何のメリットもないな
確かに、レオリオが勝った場合に何のメリットもないな
レオリオ…この場面でジャンケンはないだろ
普通に負けたな
頑張ってくれると信じてたのに
頑張ってくれると信じてたのに
それでもキルアなら・・・
これでキルアが順当に勝って通過はできたとしても
50時間はロスする訳か…
この一敗は高くついたな
50時間はロスする訳か…
この一敗は高くついたな
950 ： ◆P9MoonSjzo ：2009/06/21(日) 23:21:58 ID:???
次スレ立てましたので以下楽屋裏でお願いします。
HUNTER×HUNTER連載中 ２つ星ハンター
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1245592713/
今度はテンプレにミスは無い…はず…
私が文才無いのはともかく、当面の問題として多すぎる誤字を減らすよう努力しますorz
次スレでもどうぞよろしくお付き合い下さい。
HUNTER×HUNTER連載中 ２つ星ハンター
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1245592713/
今度はテンプレにミスは無い…はず…
私が文才無いのはともかく、当面の問題として多すぎる誤字を減らすよう努力しますorz
次スレでもどうぞよろしくお付き合い下さい。
レルートメインの同人待ち
十年前って実感ないな
このスレが終わる頃には冨樫も本気出すって信じてるよ
このスレが終わる頃には冨樫も本気出すって信じてるよ
>>950
乙！10年前、2ちゃんは見てなかったんで当時の気分に浸れていいね
乙！10年前、2ちゃんは見てなかったんで当時の気分に浸れていいね
一応一巻で言ってたこと（１０巻２０巻）は達成したんだよなｗ
コミック一巻の冨樫のコメントは正直泣けた いろんな意味で
当時って２ｃｈ始まったばかりの頃か？
ログ探したがヨークシン直前くらいからしか見つからなかった
ログ探したがヨークシン直前くらいからしか見つからなかった
旅団四天王の破壊力半端ないっす
つーかただの小心者の恐喝犯のクセに割と根性あるよなマジタニ
俺だったらハッタリの為にあそこまでしたくないしあんなギリギリまで粘れないわ
俺だったらハッタリの為にあそこまでしたくないしあんなギリギリまで粘れないわ
>>958
連載開始時にハンタスレが無かったなんてこと有り得ないしなんでだろ
連載開始時にハンタスレが無かったなんてこと有り得ないしなんでだろ
wikiを信じるなら2chが出来たのは99年5月だが、自分が2ch知ったのも
ヨークシンあたりからだし、漫画板がいつからあったのかもわからんな。
ヨークシンあたりからだし、漫画板がいつからあったのかもわからんな。
>>950
乙です
一日に何度もスレ覗いてます
今まで連載中スレは結構参加したけど、リアルに連載追ってたのはハンタが初めてだから
当時の感想を思い出しながらコメントすんの楽しい
ハンタの一話を友達の家のジャンプで読んだことをよく覚えてる
乙です
一日に何度もスレ覗いてます
今まで連載中スレは結構参加したけど、リアルに連載追ってたのはハンタが初めてだから
当時の感想を思い出しながらコメントすんの楽しい
ハンタの一話を友達の家のジャンプで読んだことをよく覚えてる
>>963
残念ながらWikipediaにも漫画板の項目は無いから判らんな。
ただ、漫画系板新設の歴史はジャンプ厨(特にハンタ厨)隔離の歴史だったのは憶えてる。
当初は漫画板だけだったのが少年漫画板が出来、週刊少年漫画板が出来、と。
残念ながらWikipediaにも漫画板の項目は無いから判らんな。
ただ、漫画系板新設の歴史はジャンプ厨(特にハンタ厨)隔離の歴史だったのは憶えてる。
当初は漫画板だけだったのが少年漫画板が出来、週刊少年漫画板が出来、と。
当時のハンタスレの進行の速さと乱立具合からすると、
こんなにまったり落ち着いて語れる連載中スレは夢のようだなw
こんなにまったり落ち着いて語れる連載中スレは夢のようだなw
何十年も前ってわけじゃないのに、はっきりしないってのは不思議だな
冨樫が休みまくるから実感ないが
そもそもヨークシン編が始まったのがもう前世紀だったと思う。
つまり２ｃｈ開設してそこそこ人が集まってきたあたりだよ。
実はハンターって連載期間の3分の2ぐらい蟻編やってるんだよ。
そもそもヨークシン編が始まったのがもう前世紀だったと思う。
つまり２ｃｈ開設してそこそこ人が集まってきたあたりだよ。
実はハンターって連載期間の3分の2ぐらい蟻編やってるんだよ。
三分の二…かぁorz
それだけ引っ張ってもまだ読み手がいるってのがすごいな、やっぱり
それだけ引っ張ってもまだ読み手がいるってのがすごいな、やっぱり
ぶっちゃけると俺は待つのに飽きてそのあたりで読むのをやめてしまったｗ
今は当時を懐かしみながら参加してるよ。
今は当時を懐かしみながら参加してるよ。
休載の寂しさを紛らわしてくれてありがとう
一時はもう見限ったつもりになっていたが、ジャンプで連載が再開されると
やっぱり面白くて読んでしまうし続きを待ってしまう憎いあんちくしょう状態
やっぱり面白くて読んでしまうし続きを待ってしまう憎いあんちくしょう状態
確かラブひなも原因の一つだった気がする
FF11はいつごろ始まったんだろう
ラブひなkwsk
次スレでゆとり云々出てるが、ゆとり教育が実施されるのはまだ先だな。
新聞で方針自体は打ち出されていたかも知れないが
新聞で方針自体は打ち出されていたかも知れないが
こっちのスレ埋まらねーな
小学生だった当時、クラピカのこと最初本気で女だと思ってた
友達もそういう前提で話してたし
友達が「でもクラピカ胸ないんだよね」って言った時も、服のせいだと思った
願望とかでなく、マジで男と言ってる方がおかしいと思ってたな…
小学生だった当時、クラピカのこと最初本気で女だと思ってた
友達もそういう前提で話してたし
友達が「でもクラピカ胸ないんだよね」って言った時も、服のせいだと思った
願望とかでなく、マジで男と言ってる方がおかしいと思ってたな…
>>979
その頃幽白と同じ作者なんて知らなかったよ。単行本の最後にある宣伝で知った時かなりびっくりした
そもそも幽白は小さい頃アニでちらっと見てたけど、ちゃんと読んだのは大分後になってからだった
ネコ目のボウヤとかは見逃してた
いつごろ真実に気付いたか覚えてないけど２次試験の前後だったかな
その頃幽白と同じ作者なんて知らなかったよ。単行本の最後にある宣伝で知った時かなりびっくりした
そもそも幽白は小さい頃アニでちらっと見てたけど、ちゃんと読んだのは大分後になってからだった
ネコ目のボウヤとかは見逃してた
いつごろ真実に気付いたか覚えてないけど２次試験の前後だったかな
>>976
厳密なゆとり教育は今の三十台後半ぐらいが
子供のころから始まってるからいいんじゃね
あんまりそういうの細かく注意すると、そっちのほうがウザくなっちゃうし
あのレスはゆとり言ってる方がおかしいとは思うがｗ
厳密なゆとり教育は今の三十台後半ぐらいが
子供のころから始まってるからいいんじゃね
あんまりそういうの細かく注意すると、そっちのほうがウザくなっちゃうし
あのレスはゆとり言ってる方がおかしいとは思うがｗ
>>981
だからといって相手にゆとりという言葉は使ったりしてないだろう
だからといって相手にゆとりという言葉は使ったりしてないだろう
「漫画を今読んでるふうに楽しむ」ていう遊びそれ自体が崩されるような類の未来コメントはダメだけど、
ゆとりだとかそんな程度の細かい事ならスルーすればいい
いちいちつっついて漫画と関係ないコメント増やすべきじゃないと思う
ゆとりだとかそんな程度の細かい事ならスルーすればいい
いちいちつっついて漫画と関係ないコメント増やすべきじゃないと思う
とりあえず残り埋めようか
ハンター試験官達の再登場を祈願しとく
懐かしくて涙出るな
ハンター試験官達の再登場を祈願しとく
懐かしくて涙出るな
今出てきても南無南無な結果になっちゃう気が・・
とりあえず再開＋新刊はいつだ
とりあえず再開＋新刊はいつだ
ゴレイヌ・アベンガネが好きなんだが
再登場したら死にそうなので再登場は願わない。
ハンゾーなら出ても死にそうな気はしないんだが・・・。
再登場したら死にそうなので再登場は願わない。
ハンゾーなら出ても死にそうな気はしないんだが・・・。
ハンゾーはどこまで強くなってるのか見たいな
ゴレイヌの能力の念獣と自分の位置を入れ替えって
他の系統では説明できないから特質系だよな
それを言ったらファンファンクロスも掃除機ゴメちゃんも具現化してるけど能力的には特質系
なんか何でもかんでも特質系だよな
せっかく系統立てしたのに
他の系統では説明できないから特質系だよな
それを言ったらファンファンクロスも掃除機ゴメちゃんも具現化してるけど能力的には特質系
なんか何でもかんでも特質系だよな
せっかく系統立てしたのに
具現化系の能力が「具現化したものに能力を付加する」なんだろう
特質系の定義は確かにあいまいだなー
特質系の定義は確かにあいまいだなー
>具現化系の能力が「具現化したものに能力を付加する」なんだろう
うん、でもクラピカの場合は具現化した鎖に強化系とか操作系の能力を付加してるんだけど
他の奴らの能力付加ってほとんど全部特質系能力を付加してるじゃん
ナックルとかシュートとか王護衛衆とかみーーーんなそうじゃね？
あまりにも特質系が多すぎる気がして
その他が全部特質系なら系統立てた意味あんのかよ！って思っちゃってさ
うん、でもクラピカの場合は具現化した鎖に強化系とか操作系の能力を付加してるんだけど
他の奴らの能力付加ってほとんど全部特質系能力を付加してるじゃん
ナックルとかシュートとか王護衛衆とかみーーーんなそうじゃね？
あまりにも特質系が多すぎる気がして
その他が全部特質系なら系統立てた意味あんのかよ！って思っちゃってさ
ハンゾーってレギュラーになるもんだと思ってたよ当時
放出涙目だしな。効率悪いうえに弱い
結局クラピカの人差し指の鎖の能力は何だったのか
親指→回復
中指→捕縛
薬指→防御・占い☆
小指→支配
であることから、
おそらく欠けている攻撃系の能力だったのではないかと推察
中指→捕縛
薬指→防御・占い☆
小指→支配
であることから、
おそらく欠けている攻撃系の能力だったのではないかと推察
レオリオは放出確定してなかったっけ？
>>977
冨樫だからこれからどうなるかわからんよ
冨樫だからこれからどうなるかわからんよ
強化系は単純一途、放出系は短気で大雑把
設定では放出系で確定しているが、性格判断でも放出系で問題ない
設定では放出系で確定しているが、性格判断でも放出系で問題ない
>>1000なら冨樫やる気出す
1001 ：１００１：
このスレッドは１０００を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。