【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?30

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894エヴァ あの頃のワクワクさん:2010/01/06(水) 23:40:11 ID:???
4/4
兎にも角にも一つのゲームに思いの丈をぶつけまくった
どんなクソゲーでも私はやり込んだ
それがどんなに苦しくても楽しくても

不自由もたくさんあった
進化する余地は、改善する余地はたくさんあった
だからこそワクワクできた

ゲーム雑誌を読んでいるだけでゲームをしている気分になった
ほんの僅かな情報からそのゲームが如何に面白そうな物かを読み取る
そしてそのゲームが下らなかったときの絶望感をすらも楽しんだ

だが・・・今はどうだ?


茶々丸 「お帰りなさいませ、マスター。そのお荷物、お持ちしましょうか?」
エヴァ 「いや、いい。いつものゲームだ」
茶々丸 「マスター、またやらないゲームをお買いになったんですか?」
エヴァ 「・・・うるさい。いつかやるんだ」
茶々丸 「そう言われて倉庫に積んであるゲームはすでに600本にもなります。如何にマスターには無限の時間があるからといって・・・」
エヴァ 「いつか・・・やるんだ」


私は今、なんのためにゲームをしているのだろう?
おもしろいから?くだらないから?
惰性だから?
ちがう、あの頃のワクワクが欲しいんだ
だから今でも追い続けているんだろう。いつか逢えると信じて
ナギのように

895マロン名無しさん:2010/01/06(水) 23:42:15 ID:???
分かります
腹の底から分かります
896マロン名無しさん:2010/01/07(木) 00:59:06 ID:???
とか言ってネトゲにのめりこみそうだなエヴァは
897マロン名無しさん:2010/01/07(木) 20:15:38 ID:???
エスコンでついスピード出しすぎて、墜落しまくってテレビに当たるとこまで妄想した

あれ、加減速慣れるまで、けっこうぶつけるんだよなぁ
898マロン名無しさん:2010/01/08(金) 12:06:19 ID:???
8991/4:2010/01/08(金) 14:01:50 ID:???

                   呪われたゴキブリ娘

 ここは、麻帆良学園女子中等科。
 そこの三年A組に、とてもかわいらしい女の子がいます。
 オレンジ色の髪を短く二つ分けにし、その下には三つ編みもあるという彼女は、
とにかく愛らしくて元気な女の子。
 椎名桜子という、どこかで聞いたような姓名を持つ彼女ではありますが、
何だかんだでこのクラスではアイドル視されているようですね。

 さて、ある土曜日の朝――
 チアリーディング部の活動のため、桜子ちゃんはキャンパスを訪れました。
 クラブ棟の更衣室でユニフォームに着替え、それから体育館で靴を履き替えます。
 館内に入ると、先に用意のできた二人の親友が待っていました。
 薄紫のロングヘアのほうは柿崎美砂ちゃん、
 瑠璃色のショートヘアのほうは釘宮円ちゃんです。
「桜子、そろそろ始めるわよ!」
「今日は、難しいテクニックの練習だ」
 そして、三人は個々の配置につきました。
 扇の要のところに円ちゃん、その向かって左側に美砂ちゃん、
そして同じく右側に桜子ちゃん。
円ちゃんが「たあっ!」とトンボを切ると、美砂ちゃんと桜子ちゃんが、
手で片足ずつ受け止めるのです。
「じゃあ、いくよっ!」
 円ちゃん、両足で床を踏み切り、空中で後転しました。ところが……
 桜子ちゃんが、美砂ちゃんと一緒に彼女を受け止めようとした次の瞬間です。
「え?」
 何か違和感を覚えたのか、桜子ちゃんが片足を滑らせ、
そこへ尻餅をついてしまいました。
9002/4:2010/01/08(金) 14:03:48 ID:???
 これに気づいた円ちゃん、咄嗟に彼女たちの後方へ着地します。
「あれ、桜子は?」「ちょっと、一体どうしたのよ?」
 美砂ちゃんの問いに、桜子ちゃんはこう答えました。
「靴の中に、何だか変なものが……」
「気になるのなら、脱いでみたら?」「そうだ、そうだよ!」
 美砂ちゃんと円ちゃんに促され、上履きを脱いでびっくり仰天。
「ふぎゃあっ!」
 桜子ちゃんの靴の中には、台所などでがさごそと動いているあの昆虫――
 そう、ゴキブリの死骸が入っていたのです。
 普段、いいことばかり続いている彼女にも、たまにはこんな日が訪れるのですね。
「ちょっと、走り回っちゃダメよ!」
「桜子には、また幸せが来ると思うな」
 美砂ちゃんと円ちゃんがなだめます。
「そうだね。それじゃあ、靴を洗って……」
 立ち直りの早い桜子ちゃん、程なく練習を再開。
 しかし、ゴキブリショックのせいか、昼食を過ぎて午後になっても、
 彼女の動きはよくなりませんでした。

 そして、翌朝――
 寝床でむにゃむにゃしている桜子ちゃんを、美砂ちゃんと円ちゃんが起こします。
「桜子、起きて起きて!」
「目の覚めるようなニュースがあるぞ」
 寝ぼけ眼で二人を見つめ、桜子ちゃんはこう答えました。
「ちょっと、一体どうしたのよ?」
「桜子の猫が……アレ捕ったの」
「クッキ、ビッケ、おいで!」
 円ちゃん、二頭の猫を呼び寄せます。
「何よ、彼らが捕ったのは……え?」
 桜子ちゃん、二頭の猫が手にしている物体を見てびっくり仰天。
9013/4:2010/01/08(金) 14:05:46 ID:???
「ふぎゃあっ!」
 彼らは、ご丁寧に一頭が一匹ずつ、台所などでがさごそと動いているあの昆虫――
 そう、ゴキブリの死骸を手にしていたのです。
 今日もまた、呪われているようですね。
「ちょっと、走り回っちゃダメよ!」
「午後になったら、コーヒーでも飲みに行こうか」
 美砂ちゃんと円ちゃんがなだめます。
「そうだね。その前に朝食を……」
 立ち直りの早い桜子ちゃん、顔を洗ってヘアーの乱れを整えると、
 三人で寮の食堂へ向かいました。

 やがて、時刻は昼下がり。
 彼女たちがやってきたのは、麻帆良中央駅前のコーヒー専門店・スターブックス。
 遊び疲れた三人も、ここで一旦休憩です。
「何に致しましょう?」
 店員が、注文を取りにきました。
「あたし、ブルマンにするわ」と美砂ちゃん。
「あたしはメキシコだな。桜子は?」
「あたしはね、トルコブラジャー」
「それも言うなら、トアルコトラジャだ!」
 円ちゃんに突っ込まれ、桜子ちゃんは苦笑い。
「これらのほかに、リングドーナツを一人二つずつ」
「畏まりました。少々お待ち下さいませ」
 美砂ちゃんの声を受け、店員が下がっていきます。

 そのうちに、注文の品が届きました。
「いただきまーす!」三人揃って大合唱。
 桜子ちゃんも、コーヒーに口をつけます。ところが……
9024/4:2010/01/08(金) 14:07:28 ID:???
「あ、あれ?」「ちょっと、一体どうしたのよ?」
 美砂ちゃんの問いに、桜子ちゃんはこう答えました。
「飲んだ中に、コーヒー豆が入ってた」
「挽かれてない豆が残ってたの?」
「そう。だから、噛み潰したんだけど……」
「何だい?」円ちゃんからも訊かれます。
「口の中に、何だか変な感触が……」
 桜子ちゃんの声を受け、美砂ちゃんと円ちゃんは……
「妙なものが紛れ込んでたみたいね」
「一体、何を噛み潰したんだろ?」
 と、そこへ、同じ店員が渋い顔をして戻ってきました。
「申し訳ございません。どうやら、カップの一つに、
 ゴキブリの幼虫が混入していたようです」
「え?」と桜子ちゃん。
 美砂ちゃんと円ちゃんも、何か思い当たりました。
「もしや、桜子が噛み潰したのは……」
「またしても、アレだったんだな」
「ふぎゃあっ!」
 コーヒー豆の正体を知り、桜子ちゃんは大暴走。
「ちょっと、走り回っちゃダメよ!」
「ドーナツで口直しをしたら?」
 美砂ちゃんと円ちゃんがなだめます。
「そうだね。すっかり忘れてた」
 立ち直りの早い桜子ちゃん、注文の品をパクパク食べて、
 さっきの憂さを晴らしました。

 いつも明るい彼女が、ゴキブリに呪われ続けた話は、これでおしまい。
903マロン名無しさん:2010/01/08(金) 18:33:52 ID:???
>>898
だったら・・・
↑↑↓↓LRLRBAだっ!!
904マロン名無しさん:2010/01/08(金) 22:46:33 ID:???
芸もネタも品がないな
905マロン名無しさん:2010/01/08(金) 23:12:49 ID:???
>>904
批判は結構だ
だけどそれが何処に向けられているのかはっきりとしてくれ


それがこのスレ全体の事なのか
それとも特定のSSやネタにたいしてなのか
せめてその点だけははっきりしてくれ
906マロン名無しさん:2010/01/10(日) 19:13:10 ID:???
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ )  どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 ___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ  どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、   レ´`ヽ   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
|    | ( ./     /

 ___        ♪  ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄||         _ ヽ( ^ω^ )7  どうしてこうなった!
|.....||__||         /`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/  ´`ヽ、_  ノ
|    | ( ./     /      `) ) ♪
907史伽 鉄と棒:2010/01/10(日) 21:16:30 ID:???
史伽 鉄と棒


それは放課後のこと、ネギくんから寮にいるみんなにプリントを配って貰うように頼まれました
年末から年始にかけて変質者が出没していることを伝えるためのプリントでした

古 「ん!わかたアル!鉄拳制裁、見つけたら月まで吹っ飛ばしてやるアル!」
史伽 「あ、あはは。お願いするです」
一部屋一部屋、プリントはみんなに配っていきました
で、ここが最後の部屋なんだけど・・・ここは別に良いような気がするなぁ
ここはクラスきっての武闘派、龍宮さんと桜咲さんの部屋です。こんなプリント無くても・・・でも、くばらなきゃね

史伽 「誰か居ますですか〜」
真名 「ん〜、その声は鳴滝だな。ちょっと待ってろ、今開ける・・・」
ずいぶんと気怠い声が聞こえてきました。寝てたでしょうか?
真名 「待たせたな。ちょっと微睡んでいたものでな」

部屋の扉が開かれると、そこには龍宮さんが立っていました。全裸で
史伽 「は、はぅあ!?た、たつみやしゃん?なんで裸ですか?」
真名 「ああ、私は寝るときは全裸なんだ。その方が・・・あはは、こいつぅ、起き上がるなって。相手が違うぞ?」
た、たつみやしゃんの股間には、三本目の足があって・・・もしかしてこれ

史伽 「あー!!!」

私は思いっ切り扉を閉めまてしまいました。何かがぶつかったような音がしましたが、あまりよく憶えていません
変質者というのは龍宮さんなのでしょうか?きっとそうに違いないです!!
く、くーちゃぁん!!変態出たですぅ!!

真名 「お・・・ごぅぅ・・・ゆ、百合棒が・・・扉がぶつかって・・・折れ・・・折れ・・・」

908マロン名無しさん:2010/01/10(日) 21:31:40 ID:???
新田vs隊長
・・・・ごめん
新手の放送事故だ
909亜子 気になる名前:2010/01/10(日) 22:15:04 ID:???
亜子 気になる名前


アキラが仔犬を3匹連れてきた
なんや龍宮さんのツテで3日程預かることになったらしい
せやけど・・・なんか許せん


アキラ 「ねえ、この子達可愛いでしょ?右の黒い子からね・・・」
ダメや。この子達は愛することができんかもしれん


アキラ 「もう、グリーンウェル。服を噛んじゃダメだよ」
自分はアレか?4億円か?神のお告げか?

アキラ 「フィルダー、ボールが好きなの?」
自分はバットやろ?小指ぶつけるんやろ?

アキラ 「メンチ?くすっ、食べちゃいたい名前だね」
自分は一年でええ。体調不良でもなんでもええ


アキラ 「亜子、仲良くしてあげてね」
亜子 「・・・わかった」

自分ら・・・”バース”という言葉を聞いたら、ドーベルマンの如く綺麗なお座りをするように仕込んだるで
いすけ、やないで?うぇいつー、やで?

910マロン名無しさん:2010/01/11(月) 12:48:35 ID:???
阪神の帽子買ってきて
911マロン名無しさん:2010/01/11(月) 13:37:01 ID:???
非常食犬自重汁www
912風香 注目の的:2010/01/12(火) 00:38:02 ID:???
風香 注目の的


風香 「ふわぁぁぁ〜」
欠伸をしながら、着替えを済ませるボク
寝ぼけ眼で時計を見ると、もう9時半。学校はもう始まってるな〜、なんて思いつつ
ドアを開けて寮の中を歩いてるけど誰にも会わない
だってみんなはもう学校だからね。ボク、遅刻だもん

まだ眠いよ。学校までの通学には路面電車を使ってるけど、その中が特に眠いね
適度に揺れる電車がボクの眠気を誘うよ
暖房も適度に効いて・・・ああ、もう眠いったらありゃしないや
ちょっと・・・寝ようかな

”・・・中等部前、女子中等部前〜”

そのアナウンスを微睡みの中で聞くことが出来た
ああ、もう学校なんだ。とか考えながらボクは鞄を持って電車を降りる準備をする
席の向かい側には、多分ボクと同じように遅刻した高校生がいる
そんなに目を点にしなくてもいいよ。まあ、ボクみたいな美少女を見たらそうなるだろうけどね
くしし・・・

電車のステップを降りて、道路に立ってみた。ぴゅう〜と冷たい風がボクの体を通りすぎてゆく。もう寒いなあ
特に下半身が寒いよ。まるで何も穿いていないみたいに・・・
あれ、スカートがない。ぱんつは穿いてるけどスカートがない?もしかして寝ぼけてて穿かないまま学校にきちゃったの?
もしかしてボク・・・恥女?

風香 「いやぁぁぁ!」

913マロン名無しさん:2010/01/14(木) 06:22:37 ID:???
   (´・ω・`) ))
 (( ( つ ヽ、   ♪
   〉 とノ )))
  (__ノ^(_)

千雨 「何踊ってるんだ?」

  (( (    )
♪   /    ) )) ♪
 (( (  (  〈
    (_)^ヽ__)

千雨 「儀式?なんの儀式だ?」

   (´・ω・`)  ♪
   ( つ つ       ♪
 (( (⌒ __) ))
    し' っ

千雨 「雪乞いだ?止めろ、もしかしてこの大雪はお前の・・・」

    ∩´・ω・`)
    ヽ  ⊂ノ      ♪
    (( (  ⌒)  ))
      c し'

千雨 「これ以上やったらおやつ抜きにするぞ?」
ザジ (´;ω;`)
914マロン名無しさん:2010/01/14(木) 17:44:18 ID:???
まず雪を降らせた理由から聴こうじゃないか
915マロン名無しさん:2010/01/14(木) 21:51:20 ID:???
. ((o(´;ω;`)(o))
   /    /   ♪
   し―-J

あやか 「何を踊っていらっしゃるの?ザジさん」

 ((o(´;ω;)o))
    ヽ   ヽ ♪
    し―-J

あやか 「晴れ乞いの踊りですの?まあ、最近雪が降り続いていますからね」

      ヽ(;Д;)ノ   
         (  へ)  
          く  

あやか 「雪でかまくら作って、その中でお餅食べようとして雪乞いの踊りしたら千雨さんに怒られた、と」

      ヽ(;Д;)ノ  
         (へ  )    
             >

あやか 「それは仕方ありませんわね、晴れ乞い頑張ってくださいまし。いくら私でも晴れ乞いのお手伝いは出来ませんわ」
ザジ (´;ω;`)
916アキラ ねことファンヒーター:2010/01/14(木) 23:04:36 ID:???
アキラ ねことファンヒーター


ピーピーと音が鳴り響き、ねこたちは恨みがましく私を見た
彼らが何を望んで私を見たか?
私はそれがわかっているのでファンヒーターのタンクを取り出した

灯油を満タンまで入れて、私はファンヒーターにセットする
点火ボタンを押して数十秒、ねこたちは私のその作業を見ていた
じっと・・・ファンヒーターの側を離れずにじっとねこたちは私の作業を見つめていた

ボッ、という音がして風気口から温風が出てきた
それを待っていたねこたちは温風が体に当たるのを確認すると、それぞれに丸くなって再び眠り始めた
ファンヒーターの前はすでにねこたちに占領されてしまっている
私の場所とか、洗濯物を乾かすとかそういったスペースは無い
私はただ、ねこたちの下僕なのだ
ただ、ファンヒーターをつけるだけの下僕なのだ

ねこたちの中には上下関係があった
一匹だけ丸くなっても、すぐに立ちあがってうろうろするねこがいる
つまり温風の来るいい位置を確保することが出来なかったねこなのだ
私はそのねこを抱き上げてみた
でもねこはすぐに私の手をふりほどいてファンヒーターの前をうろつき、いい位置を探し始める

私の温もりよりも、ファンヒーターのほうが好きって示されたのは少し悲しい
しかしいくら悲しくても、私は3時間後には再びファンヒーターの点火ボタンを押さなければいけない
今時のファンヒーターは3時間で切れてしまう物しか売っていないのだから仕方がないんだ

葉加瀬にお願いして6時間で切れるように改造して貰おうと思う。今年の冬は寒く、まだまだファンヒーターにお世話になりそうだから

917マロン名無しさん:2010/01/15(金) 11:35:12 ID:???
自分を「猫たちの下僕」と
考えてるとこが、控えめな
アキラらしくていいね。
918マロン名無しさん:2010/01/15(金) 20:04:46 ID:???
ここへいけば、いかに人間とはねこの下僕であるかを教えてくれる

http://2ya.sblo.jp/
919マロン名無しさん:2010/01/16(土) 20:54:50 ID:???
夏美 「この間ちづ姉に”ちづ姉が初めてブラしたのっていつのこと?”って聞いたみたの」
葉加瀬 「いつだったんですか?」
夏美 「”うふふ”って言ってごまかして教えてくれなかったの?いつだったのかな?ハカセ知ってる?」
葉加瀬 「う〜ん、もしかすると・・・その頃はまだブラっていう物がなかったんじゃないですか?」
夏美 「はえ?」
葉加瀬 「ブラの原型はフランスで1889年にカドルさんという人が考案したんですよ。そしてそれ以前になると・・・」
夏美 「ちょ、ちょっとハカセ!?」
葉加瀬 「古代ギリシャのころ、胸に一枚の布を巻いていたのがそれに当たるんですかね?」
夏美 「あうう・・・」
葉加瀬 「おそらくはそれ以前のことですね。えっと・・・紀元前?」
夏美 「は、ハカセ・・・ハカセが霞んで見えるよ。ううっ」
葉加瀬 「あれ?目のかすみですか?ちゃんと寝て目の疲れは取らないといけませんね〜」
夏美 (そ、そうじゃないの)
920木乃香 プレゼント:2010/01/17(日) 21:48:00 ID:???
木乃香 プレゼント


お小遣いを使って買うてきたピンクの綺麗なリボン
これをきゅって結んでみた。これならラッピングは不要やな
可愛え、うん、可愛えで〜

さて、今日はせっちゃんのお誕生日
ウチとしては世界で一番なプレゼントをしたいと思う
だってせっちゃんはウチの一番大切な人。せやから・・・心を込めて贈りたいと思うんよ

刹那 「お、お嬢様!?どうしてそのような格好を!?」

裸にピンクのリボン
そう、ウチのせっちゃんへのプレゼントは自分自身
いっぺんやってみたかったん

木乃香 「えへへ〜、今日はせっちゃんのお誕生日やろ?せやから・・・ウチをプレゼントや!」

それを聞いて真っ赤になるせっちゃん。おろおろしながらこんなん言うた
刹那 「い、いけませんお嬢さま!私ごときにそのような・・・もったいない・・・」
木乃香 「ええんや。ウチはせっちゃんに大事なものをあげたいと思うたから、こうしてな〜。もしかしてウチのこと・・・いらんの?」
刹那 「そ、そのようなことは・・・あ、ありません」
木乃香 「じゃあええな。もいっぺん聞くけど・・・ウチのこと、貰ろてくれる?」
刹那 「ふ、ふつつか者でございますがこんな私でよろしければよろしくお願いします・・・」

ウチはすぐにせっちゃんに飛びついて唇を捧げた。あやや?奪った、ともゆーかも

921マロン名無しさん:2010/01/19(火) 08:13:57 ID:???
   | \
   |Д`) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
   |⊂
   |


     ♪  Å
   ♪   / \   ランタ タン
      ヽ(´Д`;)ノ   ランタ タン
         (  へ)    ランタ ランタ
          く       タン



   ♪    Å
     ♪ / \   ランタ ランタ
      ヽ(;´Д`)ノ  ランタ タン
         (へ  )    ランタ タンタ
             >    タン
922マロン名無しさん:2010/01/20(水) 20:45:22 ID:???
ミチャッタ
923円 くーちゃんのネコ:2010/01/21(木) 19:20:13 ID:???
円 くーちゃんのネコ


円 「ふぅ〜・・・」
楓 「どうしたでござるかな?ため息などついて」
円 「あ、楓さん。くーちゃんがね、ねこを拾ったって言ってるから見せてっていったら、見せてくれなかったの」
楓 「・・・ねこ?あー、バイ、のことでござるな」
円 「ばい?」
楓 「中国語で”白”の意味らしいでござる。白に黒縞の奴でござるな」
円 「えー、楓さんも見てるの?なんでくーちゃんは私に見せてくれないのかな?」
楓 「うーむ、古の見せたがらない理由はわかるでござるが・・・どうしてもみたいでござるか?」
円 「見たい・・・けど何?何か秘密があるの?」
楓 「強いていえば危険、でござろうか?」
円 「なんで危険なの?ねこでしょ?」

楓 「古はねこ思っているでござるが、アレは・・・シベリアトラでござるな」

円 「は?とら?」
楓 「体長は4mぐらい、体重は300kgはあるかもしれんでござる」
円 「くーちゃん大丈夫なの!?」
楓 「どういう訳か古には懐いているのでござるよ。それ以外の者には襲いかかるので古はあわせようとしなかったのでござろうな」
円 「あ、あはは・・・虎、ね」
楓 「今はエヴァ殿のログハウスの傍の森の奥でひっそりと暮らしているでござる。会いに行きにくいというのもあるでござろうな」
円 「虎か、亜子が聞いたら黄色のペンキ持って飛んでいきそう」
楓 「あはは、猛虎、にするのでござるな」

亜子 ( ̄ー ̄)。o○(ええこと聞いた、黄色のペンキ♪)

924マロン名無しさん:2010/01/22(金) 04:58:41 ID:???
あれか、殴り合いで友情に目覚めるクチか
925マロン名無しさん:2010/01/23(土) 23:19:06 ID:Tkwc4D9k
あげ
926むか〜し、むかし とりかへばや:2010/01/23(土) 23:53:06 ID:???
むか〜し、むかし とりかへばや物語


むか〜し、むかし。ある所のえらい人に二人の子供がいたのです
一人はとっても男勝りな性格の女の子。もう一人はとってもお淑やかな男の子
えらい人はいつも”この二人、性格か体が逆ならなぁ”と嘆いていたそうです
そしてえらい人は女の子を”若君”として、男の子を“姫君”として育てることにしたのでした


男装の若君は宮廷に使えるやいなや、その才能を遺憾なく発揮してあっという間に出世していきました
女装の姫君は女性として、その国の一番偉い人のお妾さんとして使えたのでした

そんなある日のことでした
若君の正体を上司である悪人に知られてしまったのです
若君は悪人の上司に捕らえられ、若君は大変なことをされてしまい、子供まで出来てしまったのです

小太郎 「な、なんやオッサン!」
新田 「なんだ君は、ってか?そういう君はなんなのだね?この中等部の生徒ではないようだが?」
小太郎 「ちょ、ちょっと用があってな・・・はぅあ!」
新田 「私には学園の生徒の安全を守る義務があってね、少し調べさせて貰おう」
小太郎 「な、なんで俺を脱がす必要があるねん!!って、オッサンまでなんで脱いでるんや!?」
新田 「気にするな。さあ、尻をこちらに向けるんだ。ん?尻尾があるのかね。尻尾プレイかね?」
小太郎 「や、やめろぉ!!う、うわぁぁぁ!!」
新田 「はあぁ・・・少年。君の中は・・・あったかいなり・・・」

辛い日々を過ごす若君、ですが若君は姫君に救出され、お互いの立場を取り替えて暮らし始めたそうな
男に戻った姫君は偉い人になり、、女に戻った若君はとても偉い人のお嫁さんになったのです
まあ、めでたしめでたしでした

927マロン名無しさん:2010/01/25(月) 21:58:01 ID:???
千雨 「すいませんがお願いします。コイツを十分に反省させてやってください」
シャークティ 「それはかまいませんが、一体どの様なことをしたんです?」
千雨 「この紙に書いてある一覧を見てください。おい、ザジ。よーく反省するんだぞ」
ザジ (´・ω・`)

・乾燥中のコンクリートに手形を残した
・ピンポンダッシュ
・ある保育園の保母さんを後ろから襲い、ブラを外した
・クラスメートの双子が背負っているランドセルのロックを外してお辞儀させた
・子供先生のズボンを下げた
・誰かの自転車のサドルを緩くして、乗るとガクンとなるようにした
・学校のプールにバスクリンを一箱入れた
・教材用のビデオテープをえっちなビデオを交換しておいた
・寝ている少女の耳に息を吹きかけた
・牛乳飲んでいる相手ににらめっこ
・エレベーターのボタン全部押し
・仔犬に眉毛を描いた
・人が楽しみにしていたプチプチ(エアキャップ)を全部潰した
・光学マウスの裏にシールを貼って動かなくした
・人のパソコンの起動音を「はにゃーん」に変えた。終了音は「レリーズ」にしやがった
・某吸血鬼が大切にしていたドラクエのセーブデータを”おきのどくに”にしてしまった
・珍しいジュースが飲みたいといった奴にムトウハップとサンポールを混ぜたモノを呑ませた
・ぱんつ穿かないと毛が生えるというデマを流した

千雨 「長くなるだろうがしっかりとお努めしてくるんだぞ。時々来てやるからな」
ザジ (´・ω・`)
シャークティ 「ではこの反省部屋に入りなさい。ミソラ、新入りです。仲良くするのですよ」
ザジ 。・゚・(ノД`)・゚・。
928マロン名無しさん:2010/01/26(火) 14:04:47 ID:???
やべぇ
半分以上経験済みだ
929マロン名無しさん:2010/01/26(火) 22:55:37 ID:???
まさかランドセルとかバスクリンとかはにゃーんじゃないよな?
いや、それはまだ許せる
仔犬だったら、隊長に報告の上で処理して貰うわw
930マロン名無しさん:2010/01/29(金) 00:44:26 ID:???
アキラ 心の傷、体の傷


亜子の背中の傷を見てしまったとき、私はどう接するべきかを考えた
そのことに触れるべきか、触れないべきか
結果的にはみんなの流れに乗って触れないことにした
それが功を奏してか、亜子は自分の傷を気にすることはしなくなった

でも、初めの頃はとても気にしていたんだ
着替えるときは、クラスの隅のほうに言って着替えていたのを私は知っている
だから触れるべきではないのかと思っていた

亜子はどう受け取ったのだろうか?
みんな気にしていない振りをしてくれているから、その思いを無駄にしてはいけない
そう考えてくれたのだろうか?
これだけ仲良くなった今でも、それを聞くことが出来ない

他人に自分の傷を触れられないというのは本人はどう感じるのだろう?
それはそれで辛いのだろうか?
それとも触れられるのはやはり辛いのだろうか?
私にはわからない

ともだち、その言葉が重荷になったという事を私は聞いたことがある
自分と相手の違う立場が引き起こした悲劇
相手への想いは同情に受け取られてしまった瞬間、ともだちは崩壊した

私の亜子への想いが重荷になっているんじゃないか、そう考えるときがあるんです

931マロン名無しさん:2010/01/29(金) 00:47:49 ID:???
重っ

でもアキラは亜子のこと大好きだよね
932マロン名無しさん:2010/01/30(土) 00:34:07 ID:???
≫931

魔法世界来てからの行動を見てると、それ以上の感情があるような気が…
933マロン名無しさん:2010/01/30(土) 01:35:00 ID:???
人の悪口が嫌いなアキラが亜子の事となるとトサカに対してあれだもんなw
百合好きには大変美味しゅうございます
934マロン名無しさん:2010/01/30(土) 21:09:17 ID:???
亜子 「ウチ、男運無いんやろか?」
アキラ 「そ、そんなこと無いよ!きっといい出会いがあるって!」
亜子 「アカンねん。先輩には振られるし、ナギさんはネギくんやったし。まあネギくんでもええねんけどな」
アキラ 「諦めちゃダメだ!」
亜子 「せやけどウチな、ええ事に気がついたんや」
アキラ 「な、何?」
亜子 「男運は悪いねん。せやけど・・・女運やええと思うんや」
アキラ 「・・・え?」
亜子 「せやから女運や。アキラ・・・ウチな、女の子には恵まれとるとおもうんや、ね?」
アキラ 「あ、あのね・・・それはちょっと違う思うよ?何?その目は・・・何?」
亜子 「ちゃうねん。お嫁さんにしてくださいとかそういうんやないんよ。ただ・・・」
アキラ 「た、ただ?」
亜子 「時々ぎゅーって抱きしめてくれたり・・・朝のおめざにむちゅーとか・・・一緒に阪神応援するとかそういうことやねん」
アキラ 「そ、そのくらいなら」
亜子 「ええの?」
アキラ 「それくらいならいいよ!」 
亜子 「せならまずは応援歌や。六甲おろしを三番までさらっと歌えるように練習するで。腹式呼吸で腹の底から歌えるようにや!」
アキラ 「う、うん」
935マロン名無しさん:2010/01/30(土) 22:49:02 ID:???
THE・台無しwwwwww
936マロン名無しさん:2010/02/02(火) 20:48:52 ID:???
今日のお茶の水ハカセを見て、何か思うところがあった人、手を挙げて。
937マロン名無しさん:2010/02/02(火) 23:52:40 ID:???
何それ
938マロン名無しさん:2010/02/03(水) 00:13:40 ID:???
アメリカで29歳なのに16歳って年齢詐称して高校生やってた女のことをやってたんで
なんかどっかで聞いた話だなー、と思って
939マロン名無しさん:2010/02/03(水) 07:42:30 ID:???
>>938
危険が危ない
940豆と肉:2010/02/03(水) 18:59:12 ID:???
豆と肉


1/2
「福は内〜、鬼は〜外」
軽快な声が響く中等部女子寮
豆をまいて鬼を外に追い出すというこの豆まきという行事
鬼の役にふんした楓にめがけて鳴滝姉妹が豆をぶつけているのだが、そこは忍者、豆は当たらない
最後には当たってやろうと考えているのだろうが、やや人選ミスな感じは否めない

木乃香 「せっちゃん、こんな所に樽や。なんやろな、コレ」
刹那 「樽・・・ですね。なんでこんな大きな物がここに?」

寮のロビーの片隅に置いてあった一つの樽。高さは私達の身長よりやや低く、とても女子中学生に動かせる重さの物ではない
上蓋が取れそうなので何が入っているのかと思い、私は蓋を取ってみた
そこには豆が入っていた、それも大量の炒り豆だ。そしてその豆の上にちょこんと長ネギが載っている
実に不思議な取り合わせだ

木乃香 「なんやろな、豆まきに使うにしては多すぎやし?そしてこの長ネギは・・・虫除けかな?」
刹那 「唐辛子とか山葵とかはわかりますが・・・コレは何かの暗号でしょうか?」
木乃香 「せや!!きっとそうや!!これは・・・名探偵このちゃんの出番や!」
刹那 (なんでやのん)
941豆と肉:2010/02/03(水) 19:00:12 ID:???
2/2
木乃香 「今日は節分、だから豆は理解が出来る。せやけど・・・長ネギってなんやろな?」
刹那 「普通に考えればネギ先生か・・・千鶴さんでしょうか?」
木乃香 「・・・千鶴さん?ええと・・・もしかしたらあんまり触れると大変なことになるんやろか?」
刹那 「お、お嬢様!!ここを見てください!!」

私が指さしたのは樽の底。そこから赤い汁が漏れだしていたのです
それは赤黒く、どろりとしたものでした

木乃香 「りょ、猟奇的展開や・・・かまいたちの夜で言う こんや 12じ だれかが しぬ や!!」
刹那 「いえ、お嬢様。コレを見るにすでに誰かが死んでいるのではないでしょうか?」
木乃香 「せやな・・・もうこれは誰かが・・・」

その時です。私達二人に誰かが声を掛けてきたのです

さつき ああ、それは私が千鶴さんに譲り受けたんですよ。なんでもハルナさんに貰ったそうです。多すぎるので超包子で使って欲しいって言われたんですよ

木乃香 「せっちゃん、知っとる?節分には豆を歳の分だけ食べるんや、さらに一粒多く食べるとその年は健康に過ごせるいうんやえ」
刹那 「このちゃん、節分でなんで豆使こうかしっとる?”まめ”は魔(ま)を滅(め)するにかかっとるんや」
木乃香 「せっちゃん・・・この赤い汁、たぶん・・・」
刹那 「ええ、8月生まれのB型で15年物ではないでしょうか?」

鬼は確かにいます。ですが豆程度では退治できないことは確かなようです

9421/2:2010/02/03(水) 19:03:30 ID:???
                学園の怪談

 今日は、春日美空です。
 足の速いいたずらっ子と思われがちなあたしですが、
 これでも立派な尼さんなんですよ。
 毎日、麻帆良学園の修道院に寝泊まりしていると、
 いろんなことがわかってくるんです。

 それは、ある夜のことでした。
 女子中等科のキャンパスを歩いているのは、
 あたしと同じクラスの佐々木まき絵さん。
 この時間まで新体操の練習をして、
 やっとこさ体育館から帰ってきたところです。
 そんな彼女が、理科室の前を過ぎ越そうとした時でした。
 人けもないのに「カチ、カチ、カチ」という音が聞こえてきます。
(何なの? 何が鳴ってるの?)
 まき絵さん、立ち止まって部屋をのぞきます。
 ガラスの中に見えるのは、人の骨格の模型です。
その模型の持つ上下のあごが、しきりにカチカチ鳴っています。
窓は完全に閉め切られ、外からの風は入りません。
(なぜなの? 何で鳴ってるの?)
 まき絵さん、足が進まないで、ただただ戦慄するばかり。

 そんな彼女を、あたしはたまたま見つけました。
 集積所へごみを捨てに行く、その途中に立っていたのです。
「あれれっ? どうかしましたか?」
 向こうもこっちに気づきました。
「美空ちゃん? 美空ちゃんでしょっ?」
「違います。通りすがりのシスターです」
(その顔も、その声も……まるっきり美空ちゃんだよね)
 まき絵さん、ごみを捨てさせる間もなく、何かあたしに指示しました。
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「美空ちゃん、部屋をのぞいてみて」
(そんな名前じゃないってば……)
 とにもかくにも、言われるままに、理科室の中を見つめます。
 確かに、人体模型のあごが、しきりにカチカチ鳴っています。
「人けもないのに、さっきから、カチカチという音をたてて……
 美空ちゃん、あなたの力で、不気味さを何とか消してくれないかな?」
(だから、単なるシスターだって……)
 クラスメイトの頼みとあれば、断ることはできません。
 そこへ彼女を待たせたまま、校舎へ入っていきました。

 まんまと校舎へ忍び込めば、後はあたしの独擅場。
 ごみをば捨てたその足で、理科室の中へ入ります。
 人体模型のあごが鳴るのは、実はあたしの仕掛けのせい。
 研究用のねずみの尾に取り付けられた細い糸が、
 人体模型のこめかみにつながっているだけなんです。
 夜中に、ねずみが檻の中をちょろちょろ動くたびごとに、
 弾みで人体模型のあごがカチカチと鳴る仕掛けです。
 つまり、結んだ糸さえ外しておけば、動かなくなるわけですね。

(あごが……全然鳴ってない!?)まき絵さん、気づいてくれたようですね。
 校舎の外に立ったまま、彼女はあたしに訊きました。
「美空ちゃん、何をどうしたの?」
 だから、その呼び方はやめて下さい……。
「不気味な音が静まるよう、あたしが祈りを捧げたら……
 人体模型に通じたんです」
「美空ちゃん、魔法使いみたい!」
 そりゃあ、魔法の心得は、確かにあたしも持っていますが……。
「ついでに、今夜、もう一つ頼みたいことがあるんだけど」「何ですか?」
「おんなじ部屋の友達のいびきがとてもうるさくて……
 模型さえ静められるなら、活きた人間は簡単でしょ?」
 まき絵さん、無理言わないで下さいよ……。