遊★戯★王連載中　TURN-13

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週刊少年ジャンプ平成８年42号に「遊★戯★王」という漫画が掲載された。
この漫画について語ろうじゃないか。
尚、この漫画は千年ペンに宿りし闇の力により１日に１話ずつ連載されるらしい。
時々作者がマインドクラッシュされて変な時期に合併号になったり
休載したりする事もあるが気にしないでほしい。
ちなみに今日は週刊少年ジャンプ平成12年51号の発売日だ。

前スレ　遊★戯★王連載中　TURN-12
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1225285709/

連載中スレの楽屋裏　第26幕
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1209028846/
連載中スレまとめWiki(皆で作るまとめサイト)
http://rensai.qp.land.to/
連載中スレ過去ログ倉庫
http://rensai.nobody.jp/
連載中スレについて
http://rensai.qp.land.to/t/about

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘199 友情に向けて撃て！！

グールズを蹴散らし、遊戯たちの元にたどり着いた海馬。
だが駆けつけたのはいいものの特にできることがなく、結局海馬はじっと戦局を見守るしかなかった。
そして決闘は、いよいよ最終局面に差し掛かったところであった。

「さぁ城之内… そのカードで遊戯にとどめを刺せよ！！」

城之内が引き当てたのは、相手プレイヤーに1000ポイントのダメージを与える魔法カード『デス・メテオ』。
現在の遊戯のライフは700。これを使えば、城之内の勝利が決まるのだ。

「望みどおり決闘でお前の親友を殺すがいいさ！ そしてその記憶を永遠に刻みつけろ！！」

遊戯を殺せと呪詛のように唱え続けるマリク。
だが洗脳の解けかかっている城之内は、そんな記憶を刻み付けたくはないと、必死にマリクに抗った。
そうしている間にも時間は過ぎていき、制限時間の残りは約２分。
もう時間がないと判断した遊戯は、せめて城之内だけでも助けようと、城之内の中に巣食うマリクを挑発しにかかった。

「今… この決闘での本当の敗者がわかったよ…　それはマリク… お前だ！」

うす汚い記憶を植えつけられても、城之内は絶対に屈しなかった。城之内はマリクに勝ったというのだ。
さらに、残りの制限時間で遊戯は城之内の心をとり戻して見せるとも宣言する。

「そうなったら… たとえボク達二人が海に投げ出され命を失ったとしても…
　マリク… お前が敗北した記憶は永遠にお前の中に刻まれるんだ！」

もう時間はない。お前の復讐の念でライフをゼロにするしかボクに勝つ手段はないと断じる遊戯に、
怒りが頂点に達したマリクは、全ての復讐の念を込め、デス・メテオのカードを発動させる。
そして上空に雲が渦巻くと、中心から炎に包まれた隕石が落下した。
これが直撃すれば遊戯のライフは尽きる――
だがその直前、まさにギリギリのところで、ついに城之内は完全に記憶をとり戻した。

「死ぬなぁぁ 遊戯！！」

先ほどまでの空虚な目から一転し、城之内の目には確固たる意志と信念が宿っていた。
城之内は心をとり戻してくれた……　そう確信した遊戯は罠カード『精霊の鏡』を発動。
デス・メテオを吸収し、その効力を掌握した。
残り時間は30秒。このデス・メテオを城之内に跳ね返せば、それで遊戯の勝ちとなる。
――だが、完全に負けたと思い込んでいるマリクと違い、海馬はひとつの懸念を持っていた。

「(デス・メテオは遊戯(ﾌﾟﾚｲﾔｰ)の意志によって攻撃対象を決定することができる…
　 相手プレイヤーを攻撃することも……… 自らを攻撃することも…)」

海馬が強張った表情で見つめる中、遊戯は決闘盤を外すと、まだ状況を完全に理解していない
城之内に優しく語りかけた。もうボク達の闘いは終わったのだと。
遊戯は信じていた。この決闘は自分たち二人が争っていたわけではないと。
城之内は心の中でマリクと闘い、遊戯は城之内との友情を守るために自分自身と闘ったのだと。
　
　　　　　　　 ・
「そしてボク達は勝ったんだ！」」

このターン、遊戯が精霊の鏡を出したのは、ほんの少しだけ時間が欲しかったからだった。
最後に言い残すことがないように。自分が一人ぼっちではないことを、
そして勇気を教えてくれた大切な親友に言い残すことがないように。

「　城　之　内　く　ん　…　 　大　好　き　だ　……」

――そして残り時間が１秒となった瞬間、遊戯はデス・メテオを自らの身に落とし、ライフをゼロにした。
それによって城之内の足元の箱は開き、城之内の腕に繋がれた手錠の鍵が姿を現した。
鍵を外すための猶予期間は１５秒。早く逃げてと言い残し、遊戯は倒れた。

「バカヤロゥ！ お前を置いて逃げられるワケねぇだろぉがぁ！！」

涙目で叫ぶ城之内。しかし遊戯はもう返事をすることもできなかった。
どうすればいいのかと慟哭する城之内であったが、その時遊戯の場にいる『真紅眼の黒竜』の存在に気付く。
どっさの思いつきで、城之内は真紅眼に対して命令した。

「真紅眼！ オレに攻撃しろ！！ 黒炎弾を放ち―― オレのライフを０にしろ！！」

城之内の言葉に、真紅眼は最後の気力を振り絞って『黒炎弾』を発射。
城之内のわずかに残ったライフを削り取り、遊戯の足元の箱を開かせた。

「(ありがとう… 真紅眼…！ 遊戯！ オレがお前を絶対に死なせやしねぇ！！)」


作者コメント：海外へ取材へ行くと、おなかが減って、すごく食べてしまい、健康的になるのは何故!?

一応正ヒロインの方も人質に取られているはずなんだが告白相手間違えていないだろうか

これで裏だけでなく表にも負けちゃったことになるのかマリク・・・

>>1乙

人形戦
海馬に弱点を見抜かれ裏遊戯に負けた

今回
表遊戯と城之内の友情に負けた

…もう挽回は無理じゃないか、マリク
バクラと決裂してた場合多分奴にも負けてたなこれは

表も強さ的には問題なかったはずで、ただ闘うには相手に気を遣いすぎてただけだからな
今回の戦いは、そんな表だからこそ勝てたということだろう

>>1乙
最終決戦どころか主人公への顔見せすら済んでないのに
ここまでどうでもいい空気になるラスボスがかつていただろうか……

作戦を破られる悪の親玉ってのは珍しいどころかむしろ当たり前なんだが
多分マリクは前に出過ぎなんだろうな。手下に任せてふんぞり返ってれば良かったのに

＞＞上空に雲が渦巻くと、中心から炎に包まれた隕石が落下した
いったい決闘盤の効果の有効範囲はどれくらいなんだ？
これにKC社の衛星監視システムを組み合わせれば世界征服も夢じゃない

>>11
海馬はそれをゲームに運用…か
あれでも常識人なんだろうか

もと軍事関係の会社だったんだよなKC

バカなんじゃね？

> お前が敗北した記憶は永遠にお前の中に刻まれるんだ！
あまりにその通り過ぎてかっこいいセリフなのに吹いた。
マリクはどこまで堕ちていくんだろう？

表遊戯結構言うやつなんだな
悪いと思ったことには容赦しない感じか

しかし城之内のターンなのに攻撃してくるレッドアイズ・・

>>15
海馬との戦いが終わり、遂に記憶と名前を取り戻した裏遊戯に一瞬でやられる役

ほんとマリクはダメだな
逆にいいキャラに思えてきた

悪党は主人公側から憎まれ嫌われるけど小悪党化は改心フラグ
経過は順調だ

>>14
あそこまで出来るバカならむしろ尊敬の念に値するぞｗ

これはこれで面白いキャラクターだなマリク
もういっそこんな感じのままで

>>20
アレは小悪党化というより小物化というような…
小悪党と小物は似て非なるモノなのです

>>10
全部自分主導で進めて、全て失敗してるからな。
作戦を破られる悪の親玉ってのは自然だが、ここまで何もかもうまくいかないかつ、
手玉に取られまくるシリアス系ラスボスなんて初めて見たし

マリクは駄目なところがいい

案外ロッド手放したらきれいなマリクになるんじゃね？
にしても先週色々やらかした海馬は今週では見守ってただけなのか

視聴覚室の暗幕を羽織っていた頃は威厳があった
エグゾディアの人やブラマジ戦後に顔見せした頃は期待感もあった
今はもうダメポ

神のカードをそろえたところでマリクがペガサスに勝てるとは到底思えない。
普通後のボスのほうが強いのに

>>26
まあ今回の肝は表遊戯と城之内の友情なんで
海馬が割り込んでどうにかしちゃっても困るしな

>>26
マジで先週あれだけ暴れたのは何だったんだろうか

海馬が空気読んだのか

青眼より木馬を取った海馬も重要だぞ
その中には遊戯や城之内も含まれてるかもしれんが

そりゃ青眼はたかがカードだし

別にマリク今回のラスボスに確定してるわけじゃないしなあ。

現在のラスボス候補
イシズ(腹黒だった)
リシド(下克上)
真・マリク(アイテムか前世の記憶とかでパワーアップ)
海馬(青眼とオベリスクそれと対局によってはラーも追加)

>>30
まあ弟人質にとられてたんだから、それを打開するのは当然の事ではあるんだし

せっかくマインドクラッシュされて弟も大切にしましょうねって学んだしな

とりあえず鍵は確保できたから城之内が脱出して海馬が遊戯助けに走れば間にあいそう

>>28
当初のボスが魅力的すぎてあとのボスがしょぼく見えるって結構あるパターンじゃね
ペガサスがそれに該当するかはともかく

マリクのすごいのはペガサスはおろかキースにも勝てそうにないこと

>>38
フリーザ様とかもそうだったしな。
セルもブウもいいキャラではあったんだが、いかんせんフリーザ様には劣る

最後の最後で杏子を人質に脅し始めたらマリクは真の小悪党になる
でもそれ以上にヒロインで人質なのに空気な杏子が問題

>>41
既に杏子を人質に脅してなかったか、マリク

負けが決まってから最後の悪あがきとしてなにか脅してきたときの場合

>>1
楽屋裏のURL変わってるよ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1209028846/

多分ボスは真マリクじゃないかなぁ。
三千年の怨み！とか一族の怨み！とか言ってるから
その怨念に体を乗っとられてパワーアップとかさ。

今までの一族の意識の集合体とか

千年アイテムの邪悪なる意思とやらではないのかな
ただ問題は中の人は前の持ち主のおそらく海馬の前世で、もしそうならマイクラ前の人格であろうということだ

それってマリクじゃないよな既に
たしかにこのままのマリクじゃ無理くさいけど

城之内×遊戯が公認でつか⊂((；〃´Д`〃))⊃ハアハア
大好きだって言ってるところの遊戯がかわいい〜

>>46の理論でいくとマリクと先祖の怨霊が憑依合体するのか
なんか壮大だな

大体何をしでかしてあんなのに怨まれる羽目になったんだろ
取り戻そうとしている記憶に関係があるのは間違いないんだろうが
三千年前の記憶と現代を生きるマリクとに因果関係があるとはとても思えない

恨まれてるのは闇遊戯だろ？きっと酷いことやったんだぜ

そんなことはない！
闇遊戯は主人公じゃないか。
それにああ見えて酷い奴じゃない・・・ようなそうなような感じがする気がしないと信じている！

少年漫画だとわけわかんない逆恨みのこともあるけど闇遊戯ならしっかりダークなバックストーリーを作ってくれると信じてるぜ！

初期の闇遊戯なら悪行を尽くしてても不思議じゃないが、今のキャラだとなぁ

過去の清算ってやつじゃね？

裏遊戯「今を生きろ！マリク！」

裏遊戯なら、裏遊戯ならきっとこんな外道な台詞も言い切ってくれる

ありすぎて困る

仮面とのバトルも初期なら海馬と意見も合致しただろうに
「あんなクズ共はさっさと奈落の底に落としてくれるわ！」
「賛成だZE」

>>59
いや、むしろパラシュートで無事だった闇の仮面に対して
「やはりルールを守ることができなかったようだな…　罰ゲーム！」
で、パラシュートを破る

パラシュートで落ちた奴は闇遊戯が手を出す前にマリクに制裁を受けてるだろうな
自分には甘いが部下には厳しい、上司にはしたくないタイプ��1だ

>>49
糞腐女子死ね

どう見ても釣り
腐女子の書き込みにしてはわかりやすい
いつもはもっと暗号みたいな文書くのに
わざとらしすぎる
絶対釣り

すまんけど釣りって何？

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘199　ボク達の宝

「(残り２秒 その間に遊戯の手錠の鍵を手に入れねぇと！！)」

もう自分の手錠を外している時間はない。
遊戯救出を優先した城之内は千年パズルと決闘盤だけを外すと、錨から伸びる鎖につかまって遊戯の元に飛んだ。
しかし惜しくも間に合わず、ついに爆破装置が作動。遊戯と城之内は錨と共に海に引きずりこまれてしまった。
そして二人は薄暗い海の底へと沈んでいく。遊戯は意識も朦朧としており、助かろうとする気力も残っていなかった。
――しかし、城之内はまだ諦めていなかった。城之内はなんとか手にしていた鍵で、遊戯の手錠を外す。
錨の重みから解放されて浮かび上がっていく遊戯を城之内は笑顔で見送った。

「(遊戯… ゴメンな… ありがとうな…)」

そして万一の可能性にかけて遊戯の鍵を自分の手錠に合わせる城之内であったが、やはり手錠は外れなかった。
これで終わりかと、城之内はゆっくりと沈んでいった。

＊　＊　＊　＊　＊

「よし埠頭に来たぁ！！」

城之内の命が消えようとしていたその時、舞・静香・本田・御伽はようやく埠頭の見える位置までたどり着いていた。
舞の乱暴な運転に脅える本田、舞に見惚れる御伽、兄との再開を待ち焦がれる静香。
様々な思いを乗せ、舞はひたすら車を飛ばすのであった。

＊　＊　＊　＊　＊

「兄サマー！ 大丈夫だ！ 意識を失ってるけど遊戯は無事だ――！！」

再び場面は戻り、童実野埠頭にて。遊戯を海から引き上げたモクバ、安堵の叫びを上げていた。
そして遊戯の無事を確認した海馬は薄く笑うと、箱に残っていた城之内の鍵をつまみあげて海の上で弄んだ。

「ククク… 雑魚とはどのくらい息がもつものかな…」

もったいつけてなかなか鍵を放さない海馬。
そしてさすがに限界かというギリギリのタイミングまでしっかり待った後、海馬は鍵を海中に落とした。
それを城之内は見事にキャッチ。なんとか死の世界から帰還するのであった。
だが死の世界から帰還しても、城之内にはまだまだ苦難が待っていた。
なんとか陸地に戻った城之内を、海馬が最高の嫌味とともに出迎えたのである。

「オレが貴様を助けてやったのは決闘盤を取り外すのを優先するあまり……
　自分の手錠を取り外すための鍵を取りそこなった… あまりのバカさ加減に感心させられたからだ…」

最後の最後に、こんな嫌な人間に助けられたことを悔しがる城之内。
一方の海馬は「ようやく凡骨決闘者ってところか」と、微妙に城之内への評価を改めるのであった。

そして、なんとなしに千年パズルを拾い上げた城之内を、今度は遊戯が出迎えた。
だが城之内は罪悪感のあまり、遊戯の顔をまともに見ることもできない。
そんな城之内に、遊戯は穏やかな顔で語りかけた。

「ボク達は互いに大切なものを守った… それだけだよ…」

満面の笑顔を湛える遊戯。この器の大きい親友に少しやるせない表情を浮かべた後、城之内は千年パズルを渡した。

「こいつは… お前の宝物(ﾓﾝ)だ……」

ようやくわずかに笑顔を浮かべる城之内。そしてこの時、杏子もまた意識をとり戻していた。
喜び合う遊戯と城之内であったが、彼らは知らなかった。
杏子の背後に、マリクの邪悪な意志が宿ったままであったことに。

――こうして外見上は一件落着となったところで、ついに舞の車が埠頭に到着した。
兄がいるはずの方向を、静香は包帯をまいたままの状態で見つめるのであった。

作者コメント：連載表彰式に出席しました。いつの間にやらボクも古株になったなぁ…と実感しました

海馬は相変わらず海馬だなぁ

> ようやく凡骨決闘者ってところか
無駄に語彙の豊富な男だｗ

よく海の中で鍵をキャッチできたな

水の中ってゴーグルつけてないと何も見えないのにな

塩水ってしみるよな

>>70
多分海じゃなくて池なんだよ
海なら彼がいるはずだから

ここで目を開いた静香が凡骨を助けに行って欲しかったな。
舞でもいいんだが。

>>73
まだ本来入院中の人間に無茶言うなｗ

目の術後の人間に水気は厳禁だ！！！

流石に目の手術した後に海に入ったらやばいんじゃない？

ここで空気を読まず御伽が…
（静香の好感度UP狙いで）

静香は包帯を取って最初に見た男を愛するとかいうどこかで聞いたような設定がある

小学生に軽々水から引き上げられる高校生って地味に気になった
モクバの腕力がすげーのか
海馬兄弟の筋力が並外れてるのか


しかし御伽目移りしすぎだろ
高校生らしいっちゃらしいけど

>>78
最初に見るのってほぼ城之内で確定じゃないか
…まあ別に問題ないか

>>68
凡骨って言葉はじめて見たがなんか響きが面白いな

つーか今回の舞さんマブ過ぎね？
とばすよ男ども！のコマとか最後のコマとか。
唇の辺りがすげー色っぽいんだけど。

後部座席の男二人に比べて
助手席の静香の冷静なこと・・・あ、包帯してるからか

だいたい僧侶とかそういうのが一般人を見下して凡骨凡体という。
神官フラグか

いや、むしろ怖いって

凡骨ってポンコツと聞こえるから困る

凡骨って馬の骨より上なのか

呼びやすさでは上？

凡骨って平凡って意味だろ
馬の骨よりはかなり格が上がった

1. うま‐の‐ほね【馬の骨】
素性のはっきりしない者をあざけっていう語。「どこの―だか知れないやつ」

1. ぼん‐こつ【凡骨】
平凡な才能や素質。また、その人。「―のなしうるわざではない」

馬骨→凡骨→○骨
次の決勝トーナメントかなんかでまた位が上がるのだろう
人骨か骨塚だな

骨塚っていなかったっけ

凡骨…なんて城之内に似合う響き。
とりあえず失格にならなくてよかったな凡骨。
失格にさせられても文句言えない立場だし

投げた青眼と弟で頭がいっぱいになって忘れてたとか？

失格になっても文句は言えないがその理由のほとんどが
本人の責任外というのが悲惨すぎるｗ

>>94
凡骨決闘者に格上げになったからじゃね？
海馬的にはレベル5＝凡骨って感じで

海馬なりの「あいつも中々やるんだな」ですね
………不気味！

>>94
時間差で次回、無暗に高いテンションで海馬が宣告します。
「凡骨、貴様のレベルはたったの2！大会出場資格を満たしていないにも関わらず
　どうやって紛れ込んだのかは知らんが貴様はここでゲームオーバーだ！ワハハハハハ！」

更にモクバまで言ってくる。

モ「そういや忘れてたけど、城之内お前反則で失格ーーー！」
城「ふざけんなーー！何で俺が失格に」
モ「水族館での決闘の時にお前、融合モンスターで融合ターンに攻撃してたろ！
　　衛星使ってきっちり見てたんだ、オレをナメちゃダメだぜい！ギャハハハー！」

「じゃあ失格した城之内くんと決闘したボクも失格だね！」
とか遊戯が言えば速攻で失格を取り消しそうな気がしないでもない＞社長
社長の最大の目的が果たせなくなるし。

>>100
意味わからんぞその理屈ｗ
まあ遊戯らは反対するだろうが

人質がいたから仕方なかったことは海馬も分かってくれる

「城之内くんのこと訴えるつもりならボクも諸々の被害で海馬くんを訴えるからね！！」

>>103
ダメだ遊戯、それは藪蛇だ！
悲しい事に犯罪履歴トップは遊戯(正確には裏遊戯)なんだから！

訴えるというか失格にするだけなんだけどなｗ

大丈夫、裏遊戯の犯罪は情状酌量の余地があるはずだ！

大丈夫、犯罪スケールは海馬がダントツだ！

裏遊戯の犯罪は微妙に手口が汚いっていうか証拠が少ないから大丈夫だ！

つまり世界の海馬です

>>103
遊戯が気持ち悪すぎるｗｗｗ

「やったのはボクじゃありません。もうひとりのボクです」

って言えば捕まっても罪に問われないんじゃね？

だが病院にいれられる

>>106
被害者A「そして彼は逃げ惑う僕らを指してこう嘲笑いました…
　　　　 『走れ走れー！迷路の出口に向かってよー！！』
　　　　ああ、あの笑い声が今でも怖くて忘れられない…！」
被害者B「俺はただゲームのイベントキャラとして決闘してただけなのにさんざんに
　　　　 罵倒され、十三階段を登らされました…階段が、階段が怖い…！」

うん、ダメだこれｗ

>>107
何を言ってるんだ、殺人と殺人未遂、どっちも既に経験済みだからスケール的にも同等さｗ

>>113
こうしてみると社長みたいにきっちり相手を始末して
訴えられないようにするくらいの方が犯罪は露見しないんだな。
やはりブラック企業の長だけはあるわ。

もうひとりの遊戯って殺人未遂はよくやってるイメージがあるけど
殺人までやったことはあったっけ？

>>103
今回のバトルシティ編では結構助けられてるのになかなか恩知らずだな遊戯ｗ

>>116
井守くんとハンバーガー屋を襲撃した犯人、あとは下手すりゃ
鉄板ホッケーの人もかな？

>>117
まあその恩を帳消しにておつりが来るくらいのことは海馬にされてるしなｗ

>>118
井守くんは許してやろうぜ。
あれは本当に珍しく裏遊戯に責任はないケースだ。

裏遊戯にも海馬にも迷惑かけられてるんだなそう言えば

>>119
一応今回も命を救ったから帳消しにするくらいはあるかもしれん。
遊戯も城之内もあのままだと溺れて死亡。マリク戦でも命を救われたし

一度は本気で殺しにかかった相手の命を助けるなんて
マイクラは無駄じゃなかった

>>123
じゃあ今後、遊戯のピンチに今まで罰ゲームされたみんなが駆け付けるなんて展開もあるかもしれないな

どうしよう一ミリもビジョンが浮かばなかった

闇遊戯フルボッコですか……かわいそうです

崖に捕まったやつを突き落とす感じか

むしろとどめを刺しに来る方がしっくりくるな

みんな「弱ってる今がチャンス！！」

皆の心がひとつになり過ぎだｗｗｗ

>>124
ぶっちゃけ海馬が特殊なだけｗ
あんな体験味わってもまだちょっかい出しに行くあの怖いもの知らずな
根性だけは素直に尊敬する

罰ゲームは人のためならず

オレのためなんだろ

>>130
皆「これが結束の力だ！」

実際城之内の評価は凡骨（普通）という評価になり
今大会の参加レベルは8段階評価の5以上ということで
普通である城之内のレベルは4に繰り上がってるから大丈夫だよ

せめて千年パズルだけはと首から外す遊戯の姿が見えるようだ
そして闇遊戯はまた三千年間寄生先を探すと

>>135
まだ参加基準に達してないぞｗ

寄生できる資質があるならだれでもパズル組み立てられるんだろうか
組み立てられたから寄生されたんだろうか

もしかして、組み立てられて寄生に耐えられて色々と免除してくれる相手って三千年でも当たったほうがすごいんじゃないか

闇遊戯はいつだって勝ち組

>>138
なるほど、バクラの言ってた事にも納得だな。
「千年パズルに相応しい(パズル組み立てられて寄生に耐えられて身体勝手に使われて犯罪を犯されても
怒らないくらいお人好しな)のはなぁ…三千年分の人間ひっくるめてもよぉ…遊戯一人しかいねえのさ…」

確かにそんなの表遊戯ぐらいだろうな

怪しい詐欺とかに引っかかりそうだな

そんな三千年に一人なんて一欠けらもうれしくねえｗ

>>99
モクバuzeeeeeeee

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘200　見ることの勇気

「(遊戯… ありがとうな… 命懸けでオレを救ってくれてよ…
　 友情って大切な宝を海に投げ捨てちまおうとした大バカ野郎のオレのためによ…)」

ようやくマリクの洗脳術から解放された城之内は、千年パズルを遊戯に返していた。
そして千年パズルが遊戯の手に戻ったことで、もうひとりの遊戯も心をとり戻していた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・ ・ ・
「(相棒… オレはお前に教えられた… 優しさにこそ何にも勝る強さが秘められていることを…
　 いつの日か… お前はオレのすべてを超える時が来る… その時は…)」

何かを悟ったような表情で、もうひとりの遊戯は仲間たちと喜び合う遊戯を見つめるのであった。

――そしてこの時、静香は舞に手を貸してもらいながら車から降りてきていた。
舞に支えられ、静香は城之内の方向を向く。そして思い切って最愛の兄を呼んだ。

「 お 兄 ち ゃ ん ！！ 」

ここにいるはずのない妹の声に驚く城之内。
そして本当に静香がいることを知ると、城之内は矢も盾も止まらず静香の元へ駆け出した。
どうしてここにと言いたげな城之内に、静香は本田たちがここに連れて来てくれたことを話す。
一番の助っ人を呼んで来たんだと胸を張る本田。……しかし、城之内は全く喜んでなどいなかった。

「お前ら… よけいなことするんじゃねえ！」

たった今まで自分が遊戯にどんなことをしでかしていたか。
それを思うと、城之内はとてもじゃないが静香に合わせる顔などなかったのだ。
こんな自分が妹に勇気を与えられるわけないと卑下する城之内。
そんな城之内を見た舞は、先に静香に謝っておくと、思い切り城之内の顔を引っぱたいた。

「甘ったれんじゃないよ！」

あんたはそんな簡単に誇りを失う男だったのか、と舞は城之内を叱り飛ばす。
さらに本田も、城之内に掴みかからんばかりの勢いで怒っていた。
御伽がやる気なさそうに制止していなければ実際に殴っていたであろうが、
とにかく本田は城之内に一言いってやらねば気がすまなかったのだ。

「静香ちゃんがここに来たのはなぁ！ お前に勇気を渡すためなんだよ！」

本田の叫びに、城之内はこの場所から王国に旅立った日のことを思い出す。
あの日も今日のように、船の汽笛が鳴っていた。
そして城之内は静香を助けるために、この場所から船出をしたのだ。

「そう…　ボク達の思いを乗せて…」
「今も この場所にあの時の思いは消えちゃいねぇハズだぜ…」
「城之内が真の決闘者になるために踏み出した場所……」

遊戯も本田も杏子も、あの時のことは忘れていなかった。
城之内も、どこか遠い目で停泊した船を見上げていた。
そして城之内がふと静香の方を見た時――　静香は包帯を解いていた。

「もうお兄ちゃんは十分すぎる勇気を私にくれたよ」

城之内が自分のためにどれだけ必死に頑張ってくれたか、静香は舞から聞いていた。
そして今、兄の友人に支えられ、自分は兄のすぐ近くに来ることができた。
だから今度は自分が勇気を出す番だと、静香はそっと瞼を開いた。

――暗闇から一筋の光が立ち込める。
おぼろげに誰かの姿が見える。
その姿は徐々にはっきりとしたものになっていき、そして――

「やっと…　お兄ちゃんを見つけた…」

そっと兄に身を寄せる静香。
それを遊戯たちは涙まじりの笑顔で見守るのであった。


こうして城之内兄妹の件が丸く収まったところで、それまで沈黙を守っていた海馬は遊戯に声をかけた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・ ・ ・
「もう一人の遊戯に伝えておけ…　貴様らは『答え』を示したとな……」

そして海馬は決勝の舞台で待っているとだけ言い残し、去っていった。
その言葉に、遊戯や城之内もあらたに闘志を燃え上がらせるのであった。

「(ついに神のカードを賭けた闘いが始まるんだ！)」
「(マリクはオレが必ず倒すぜ！)」


作者コメント：200回4周年を無事迎えられました。皆さんの応援のおかげです。
　　　　　　　これからもさらにがんばりますのでよろしくお願いします

> 御伽がやる気なさそうに制止して
本当にやる気なさそうな止め方に吹いた
御伽の奴形だけしか止める気ないだろｗ

みんな杏子と遊戯をスルーし過ぎだ…

>>149
杏子はともかく遊戯は別にスルーされてないぞ。
裏遊戯がなんだか珍しく殊勝なこと言ってるし。

海馬の「貴様ら」ってどうゆう意味かな？
遊戯と裏のこと？それとも遊戯と城之内か？

ダブルミーニングじゃねーの

遊戯と裏のことならなんか感慨深いな
決闘前はアイツじゃ無理とか言ってたのに
今まで表の方なんて眼中にも無かっただろうし

なんか海馬が徐々に丸くなってきてる気がする・・・
これはマジで光海馬フラグ？

マリクから奪ったロッドで光海馬が覚醒してラスボスになるんだな

一応表の話少しは聞いてなかったっけ？
決闘はしないだろうけど

>>154
今回は凄く空気を読んだよね
いつもの海馬なら、凡骨が文句を言う→舞パンチ辺りでしゃしゃり出てくるのに

デュエルの事ならともかく
城之内の家族関係には興味ないんだろ

誰も乙してないが一応

高橋4周年オメ
10年くらい連載してくれ

>>159
すっかり忘れてたぜ。作者乙！
しかしもう4周年か。最初はまた20週くらいで打ち切りだと思ってたのになあ…

4周年おめー
もうそんなになるのか

＞「もう一人の遊戯に伝えておけ…　貴様らは『答え』を示したとな……」
裏遊戯は何もしてなかったも同然だったような気が。
答えを示したのは表遊戯だろうに

>>162
城之内のライフを死んでも削れないっていう意味では答を示していたと言えなくもない

身内は殺せないぜ！ってことか？

「貴様ら」って事だから表遊戯と裏遊戯、
あと城之内をまとめてのカウントなんじゃないかな

死を持ってでしか答えを示せんって海馬が言ったとおり、
裏の遊戯はあのままだったら死を持って答えを示してたんだろう。
それをなんとか覆した表の遊戯は凄いの一言に尽きる。

>>163
削れないっつーか、何もできなかったというか

表もむざむざ死にたくないだろうし
……と思ったけどこっちも結局死ぬ気だったか

>>166
なんて無責任な。
表遊戯も道連れかその場合…

>>166
そうか？「何とかしなきゃ何とかしなきゃ」って考えてるばかりで、
答えを示せてたようには見えなかった。
裏遊戯は交代後に「相棒と凡骨君を助けなければ」と躍起になってた
シーンがあったから

なぜか凡骨君にふいた

わざわざ「貴様"ら"」と闇遊戯も含んでるっぽく言ってあげた海馬の優しさを汲み取ってやれよ

とりあえず別人だけどニコイチってことか？

>>154
しかし光海馬がラスボスなら「記憶を取り戻したら闇ファラオが覚醒しました」
展開ということか？

>>174
どうみても主人公の方が悪じゃねーかｗ

パズルに封じられていた部分は善人化したが残り6つの邪悪な記憶で闇ファラオ覚醒。
そして光海馬にリターンマッチ。その間表遊戯は心の部屋でパズル部分の遊戯を
取り戻すため奮闘。

とかやればきれいにまとまるな。マリクの立場がひとかけらもないが

>>174
なるほど、悪の心を取り戻しその絶大な力を思うがままに奮うファラオを
前世の記憶から神官の力を取り戻した海馬が止めるべく戦うのですね。
あれ？どっちが主人公？

実は悪い遊戯が悪くなったのはパズルのせいだったんだよ！とか？
しかしパズルの利点ってなんなんだろ

もう予選は終了したんだっけ？　来週から本戦ってことでいいのかな。
リシドっていうあのイレズミの人に期待したい

もう日が沈みつつあるし、予選通過者は出揃ってる頃じゃない？
遊戯、凡骨、社長、舞さん、リシド、マリクは確定だけどあと二人は誰が来るかな。

>>162
そもそも海馬ははっきり表と闇が違う人間ってわかってるのか？
二重人格なんだとは思ってそうだけど

>>180
やばいな、リストアップされると舞の浮きっぷりが凄い
かませ確定じゃないかこれ

女デュエリストもっと来い

バクラこのまま入院続行か？
なんのために出てきたんだあいつ

御伽も参加すれば良かったのに。
こいつならそこそこやれそう。


…と思ったけどレベル5ないと参加できないんだっけか。

ここで意外な伏兵としてモクバが出てくるとか

実は生きてたキースとかペガサスが来たりしないかな

ペガサスいいな！
千年アイテム＆神のカード関連だし、生きてるなら創始者に顔出して欲しい
ちょっと不気味な演出だと良

何の罪も無いのに廃人にされたが社会復帰した闇のプレイヤーキラーが遊戯に復讐を

ところで今週のカラー見開きはかなりかっこいいな。
ブラマジ・ＢＭＧ・クリボー・ギルファーデーモン・ついでにオシリスと隙がない。

城之内が今回の因縁でマリクと本戦で当たるのは確定だな。
へたってるマリクから城之内がラーを奪取→遊戯or海馬と当たる雰囲気が匂いすぎ

それはない

因縁ならまだ遊戯両方潰しにきそうじゃね
器もやっぱり死ね！みたいに

火事場の馬鹿力デッキじゃよしんば神を手に入れられても生け贄揃えられなさそう

決勝の相手は誰だ？
さあ賭けた賭けた！

オッズ

マリク　2.5
海馬　3.6
リシド　3.9
凡骨　7.5
イシズ　10.8
ペガサス　15.4
シャーディー　20.0
舞　30.5
バクラ　60.7
双六　66.6
羽蛾　83.0
キース　90.1
モクバ　98.0

リシドに一票
やつは絶対真のボスだ
マリクみたいな小悪党がボスのわけない

>>194
おかしいだろこれ

マリクと当たるよりは失格にされないために海馬と直接対決とか
エジプト美人と対決→エロ戦車→追い込まれてマジになるとか
舞と再び勝負とかのほうがありえそうだ

マリクのキャラとしての狙いは遊戯の過去を見せることだしな

うああ、悩むな
マリクでないと何のためにあいつがいるのか分からないが、ここは…
バクラで！！

って、双六もかよｗ

>>196
ネタだから細かいことは気にしないでくれｗ

ここで唯一カードゲームで一度は遊戯を正面から破った井守くんが復活してついにM&W参戦

満を持して井守君の封印が説かれるわけですね、千年壺

井守君　5.5

すぐには壺に取り込まれないんだっけ？

三ヶ月かけて消化っていってたな。
でもあの事件があったのって獏良が転校してくる前だからな…
もうとっくに三ヶ月経ってるんじゃないか？

プールやってたから井守くん封印は夏休み前
DDD編で進級してるからもう半年くらいは経ってるな

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘201　決戦の闘士達！！

「(オレは必ずマリクを倒す！！ オレ自身…！ そしてもう一人のオレのために！！)」

「オレを見てろ！！ 静香！　お前がくれた勇気で オレは必ず栄光を勝ち取ってみせるぜ！」

決勝の舞台を前にして、もうひとりの遊戯と城之内は新たに気合を入れなおしていた。
舞も城之内を茶化しつつ、今度は勝つとばかりに遊戯に強気の言葉を放つのであった。

そして一行は、舞の車で一路決勝の舞台へと向かった。
明らかに定員オーバーの状態にげんなりした顔の遊戯たち。
一方その頃、上空では海馬が自社のヘリで悠々と決勝の舞台を目指していた。

「オレの進む闘いのロード！！ その足跡でもたどるがいい！！ のろまな弱者共！！」

聞こえるはずもない挑発を行い、ヘリを全速力で驀進させる海馬。
それを見送る一行であったが、その時双六から緊急の電話が杏子に入った。

「大変じゃ！！ 獏良くんが姿を消してしまったんじゃ！！」

双六によると、病院で治療を行っていた獏良がいつの間にか病室を抜け出してしまったのだという。
ただただ驚く一行であったが、車の中ではどうしようもなく、不安そうな表情を浮かべるしかなかった。


こうして遊戯や海馬が移動している頃、マリクとリシドは既に決勝の舞台である童実野スタジアム建設予定地に来ていた。
そのスタジアムの観客席に腰を下ろしながら、マリクはリシドと静かに言葉を交わしていた。

「ボクは… 我が血族の三千年の間受け継がれた呪われし宿命に 終止符を打つつもりだ… 遊戯の命とひきかえにね」

マリクに言わせれば、これは自分からすべてを奪った闇への復讐だった。
この世界でマリクほど闇を恐れている人間はいない。眠ることさえもマリクにとっては恐怖に他ならないのだ。

「ボクは幼き頃から地下の闇でずっと生きてきた…… 掟を守るために……！ 一族の絆だけを信じて……」

古代エジプトにおいて、王は姿・形が太陽の光の方向を指し示すピラミッドを建造させた。
だがその裏では『闇』を崇拝する権力者が現れ、争いが行われていた。
やがてその闇を封印するために魔術師たちが生み出したのが千年アイテムであった。
そして千年パズルは逆ピラミッドの形をしている。すなわち、千年パズルは闇の象徴なのだ。

「あの『闇』の封印を守るために我が血族は多くの犠牲を払ってきたのだ…」

マリクの一族に伝わる予言書には、邪悪なる力は若き王の魂と共に闇に封印されたと記されていた。
しかし幾千年の月日を経た時、邪悪な力は脈動を始める。
そしてその時王の魂も目覚め、記憶を求めて現世をさまようとあったのだ。

「(その記憶のありかはボクが握っている…)」

だが、マリクはもうひとりの遊戯に記憶を渡すつもりなどなかった。
王の魂に記憶を渡した時、一族の使命は果たされる。それと同時に、掟によって一族の血は滅びてしまうのだ。
そんな過酷な運命を背負わされたマリクたちが生きる方法はひとつ。
マリクがもうひとりの遊戯を抹殺し、王の称号を手に入れることであった。

「リシドよ… もしボクが遊戯に敗北した時は… 父上との契約通り… ボクを殺してくれ！」

いつになく落ち着いた表情で決意を語るマリク。
その時は私めも、とリシドはこちらも落ち着いた表情で答えるのであった。


こうしてマリクとリシドが待つ中、ついにスタジアムに海馬が到着した。
海馬は待機していた部下から決勝の参加証となるＩＤカードを受け取ると、参加者の動向を確認する。
部下曰く、海馬以外でここに来たのは顔にタトゥーを入れた男とナムと言う少年の二人だけとのことだった。
タトゥーの男が『ラーの翼神竜』の所有者・マリクかと考えながら、
海馬はデッキの最終調整を行うべく一旦その場を離れるのであった。

そして予選終了のタイムリミットまであと30分弱となった頃、
病院から姿を消した獏良――　いや、バクラはゴースト骨塚と決闘を行っていた。

「これがオレ様の超オカルトデッキの威力よ！」

ポルターガイスト・エクトプラズマーなどを駆使してあっという間に骨塚を蹴散らしたバクラは、
骨塚からパズルカードを奪うと何らかの罰ゲームを食らわせ、骨塚を昏倒させた。
これでバクラのパズルカードは六枚となり、予選通過となった。

「これから血生臭え千年の闘いが始まろうっていうんだ……
　そんな楽しいショーにオレ様を仲間外れにしてほしくはねぇよなあ ククク…！！」


――そして再び場面は童実野スタジアムに戻る。
ようやくスタジアムに到着した遊戯たちは、黒服の男から参加証カードを受け取る。
他の参加者はどいつだと尋ねる城之内だが、それにはその参加者自らが答えた。

「オレもその一人…　さて ゲームの始まりだ！」

突然現れたバクラに驚く遊戯と城之内。
そしてデッキを調整していた海馬も戻ってきており、これで舞を含めてこの場には五人の決闘者が顔を揃えた。

「(そしてまだ見ぬ敵！！)」

「(マリクとは…！)」


作者コメント：20世紀最後のイベントとして、スタッフとの旅行を計画中!!ＣＤ(ｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝ)ごとに飲みまくるぞ!!

マリクの事情知ったら遊戯嬉々としてマリク潰しにいくんじゃねえ？
罰ゲームくらわしたうえ自殺してくれるなんて最高のおもちゃと考えてそう

>聞こえるはずもない挑発
あの社長なら外部スピーカーを全開にして聞こえるようにしてそうな気がｗ

7人目は裏バクラか……一応まともに戦ってるみたいだが
レベル足りて無さそうだからやっぱ決闘盤とか1枚目は奪ったんだろうか

決闘盤はマリクと接触する前に奪ってたろ

リシド、もうマリクを殺していいよ
アイツはもう実質２回も遊戯に負けてるじゃないか

初戦から神持ち同士があたらないなら試合は、神持ちvsかませ*3、神無し同士*1なのかな
取りあえずマリクは、バクラやら城之内、姉に神を奪われないようにガンガレ……

何で姉がでてくるんだ

意表をついていきなりマリクに神二枚を集結させて強敵感を煽るかも知れんぞ。
それはつまり海馬に勝つことにもなるから、落ちまくったマリクの株を上げるにはもってこいだ。

ここでマリクが海馬に勝っても理不尽さしか感じないな
まあ、もちろんデュエルの内容によるんだけど

>>216
それ準決勝が消化試合にならねえ？

>>218
遊戯のコース：リシド→凡骨→マリク
マリクのコース：海馬→舞さん→遊戯

となればなんとか…
マリク対舞さんがひどい消化試合になるがｗ

>>219
マリクの方を海馬→バクラ→遊戯とすれば結構盛り上がるんじゃね？
マリク対バクラの悪同士の対決で、どっちが神のカードを手にして決勝に行くかって感じで。

>>220
それ、バクラ勝てたら凄すぎだろうｗ

個人的には神同士が初戦で当たることはないと思うが…
てかみんななんだかんだ言いつつ案外マリクが決勝に残ると思っているんだな

>>222
さすがに決勝にすらいけないってのはないだろｗ
できれば決勝に行く頃には「どうやってこいつ倒すんだよ！」ってくらい
強くなっているといいけど、それは無理か。

だってせっかく王の記憶だ復讐だって言っててそれがメインテーマだろうにそこ挫かれたら流石に盛り下がる

今週で久々にマリクをかっこいいと思った
高橋、気合入れてマリク描いてくれよ

つか今週で確信した
マリクはデュエルにさえ関わらなければ大物っぽいんだ

よくあるパターンとして部下に戦わせればいいものの
マリク自ら出陣しちゃうからな

今回みたいに冷静になってればかっこいいんだよな
生の感情をむき出しにしすぎ

なんかマリクが最初のエクゾディアデッキ使ったら海馬に勝てそうな気がしてきた

そういえば手札いっぱい集められてたからエグゾ揃いそうだな

「俺はいかに自分のターンで攻めるかを重視する。伏せカード一枚でびびらないぜ!!」→スライムで相手をロックすだからな。

>>226
ぽいだけだけどな。
今回の「もし遊戯に負けたら、僕を殺しておくれ」も「既にお前負けただろうが」、
と突っ込みたくて仕方ない

人形使ッテカカラカウントシナインダヨ

>>233
あの人形って自閉症になってて自分の意志がないんでデッキ作ったのも
必然的にマリクになるため、ぶっちゃけ人形＝マリクとしか(ry

人操ってると決闘に集中できないんだよ！

ノリノリで集中してた気がしますぜマリクさんｗ

>>231
その「如何に攻め込むか」という戦術のレベルも「奴はミスを犯した！レッドアイズが
攻撃表示のままだ！」と2枚もリバース伏せてる相手に向かって叫ぶレベルだという事が
既に露呈してたりするけどなｗ

>>229
スライムロックをクロス・ソウルで破られてきつい一発をくらいそう

>>237
まあ戦術でもミスでもどちらかに突っ込ませないと
カード伏せられたら下手すりゃ膠着状態だからねぇｗ

しかし海馬君も空を飛んでおきながら、足跡をたどれなんて無茶を言う

>>239
何を言うのかね、明智君。
マリク側にはわざわざ攻撃なんぞする必要はないんだよ、禁止カードの直接攻撃魔法カードがあるんだから。
ただ守りを固めて禁止カードが手札に来しだい、遊戯に打ち込みまくれば良かったんだ

バクラが前見たとき以上に
キチってて吹いた
めちゃくちゃじゃねーか
ほんと遊戯王はキャラがどんどん変わっていくなｗｗ

バクラはもとからあんなもんだ

つーかアイツもやっぱデュエル出来たんだな
表の獏良は出来るんだろうか

>>244
オカルトデッキって言ってデッキ持ってたから出来るだろう。
つーかバクラが使ってるデッキって獏良のデッキなんじゃね

オカルトデッキどうこうって言ってる獏良はバクラの演技では？

バクラっつーか獏良は体だいじようぶなのか？
意識失うほど出血した直後にデュエルなんかして

>>245
そうだよな
「オレ様の超オカルトデッキ」とか言ってるから
自分もすっかり忘れてたがｗｗｗ

>>246
演技とかしてたことあったっけ
そういえばＴＲＰＧのときはしてたっけか

獏良って転校してくる前は腕利きのデュエリストとして評判だったんじゃね？

罰ゲーム久しぶりだな
『罰ゲーム！！』って言って欲しかった

オカルトデッキか、楽しみだ
骨塚のゴーストデッキとは違う感じなんかね

いつのまにかリングを装着しっぱなしだからすでに獏良は闇の方に洗脳されてるんじゃないか
デッキを組んだのも自分の意思かどうかも本人もあいまいなのかもしれない

どっからどこまでがバクラでどっからどこまでが獏良なのかよく分からなくなってきた

獏良ってなんか急に性格変わったよな

いつから？

優等生キャラだったのにバトルシティ始まったくらいから能天気キャラになった気がする

闇の影響で脳みそが麻痺してるんだろな

リングから脳みそ麻痺させる毒液でもでてるんじゃないか

今の獏良は獏良くん人形の魂だから仕方ない

>>259
本人は既に天に召されてて遊戯達の活躍をあの世で見守ってるからな

こええええなんというオカルト

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘202 闘技場の者たち

まさかの獏良登場に驚く遊戯たち。
怪我の具合を心配して駆け寄ってきた仲間たちに、獏良は笑顔で答えた。

「ボクなら… 大丈夫！！」　ニコ☆

獏良の左腕からは血が出ていたのだが、獏良はそれを全く痛がっておらず、
城之内に触ってみるかと嫌な笑顔をたたえたまま突進してくる始末であった。
そんな獏良にやや呆れながらも、遊戯はまだ警戒心を捨てていなかった。

「(獏良くん… また千年リングに操られたような表情をしてたけど…… 気のせいかな……)」

それにしても不思議なのは獏良がどうやって予選を突破したかであった。
決闘盤だって持っていなかったのに、と不思議がる杏子たちに獏良はやはり笑顔で答える。
曰く、自分のオカルトデッキがかなり強かったらしく、決闘者として遊戯や城之内と闘ってみたくなったというのだ。
ちなみに決闘盤の入手方法については「それは秘密さ！」と一蹴するのであった。

こうして意外な決闘者の参戦に戸惑いが広がっていたその時、スタジアムにまたひとり新たな決闘者がやってきた。
その人物とは……

「あいつは…！！　たしか… ナム！！」
「また会ったね！ 城之内くん！ 杏子さん！」

現れたのは、マリクが扮するナムであった。
直感的に怪しいと感じた遊戯は、ナムに厳しい視線を投げかける。
城之内もナムと出会った後に洗脳されたことを思い出し、ナムに詰め寄ろうとした。
だがその直前、虚ろな目をした獏良と杏子がナムのフォローに入った。

「君だよね！ あの時ボクを助けてくれたのは！！」
「紹介するわ！ 彼はナム！ 私達の友達なのよ！ ね！ 城之内！」

どこか釈然としない遊戯と城之内であったが、杏子たちにこう言われてはどうしようもない。
城之内は勘違いかと思い直し、遊戯はナムが差し出した手を神妙な面持ちで握り返した。

「(フフ… 遊戯… 君らの仲間になれてうれしいよ…)」

協力者を用意した甲斐があったとナムことマリクは心中でほくそ笑んでいた。
城之内の洗脳は解かれてしまったが、杏子の洗脳術はまだ生きており、必要とあらばいつでも操ることができる。
そして獏良もまた、マリクの洗脳術によって表の人格を支配されていた。
つまり今の獏良は、マリクとバクラという二つの意志に支配されている状態なのである。
遊戯を抹殺し、神のカードと千年パズルを手に入れる。そのためにマリクとバクラは契約を交したのだ。

「(……さて！ 始めるぜ！ クククク…) 遊戯くん！ ちょっと…… これを見て！」

そして今度はバクラが獏良を操り、ある方向を指し示した千年リングを遊戯に見せた。
これは新たな千年アイテム所持者に対する反応だという獏良であったが、はたしてその時、七人目の決闘者が現れた。
黒装束に身を包み、顔にタトゥーを持つ男。貴様がマリクかと問う海馬に、その男は威圧感たっぷりに返答した。

「いかにも… オシリスの所持者――― 遊戯！　オベリスクの海馬瀬人よ　必ずやそなたらを倒し神のカードは頂く！！」

凄まじい闘気を放つその男に、この人物こそマリクなのだと遊戯は確信する。
こうして遊戯や海馬を見事に欺き、リシドは『マリク』として決勝戦に参戦することに成功したのであった。


「さて！ ここにお集まりの七名の決闘者の諸氏！ ここで発表することがあります！」

ある程度の人数が揃ったところで、ＫＣ社員である黒服は決勝戦の要綱について説明を始めた。
だが、その内容に遊戯たちは驚くことになる。決勝戦の行われる場所は、ここではないというのだ。
まもなく真のステージが姿を現す――　黒服がそう告げた瞬間、上空に巨大な飛行船が現れた。
その飛行船の名は『決闘艇(ﾊﾞﾄﾙｼｯﾌﾟ)』といった。

「トーナメント一回戦の舞台は――――― 高度一〇〇〇Ｍ　上空！！」

なんと決勝戦は、決闘艇の上で行われるという。
粋な演出に気をよくした城之内たちは早速乗船を始めた。
その途中、ＩＤカードのない杏子たちを乗せるかどうかでひと悶着があったのだが、
モクバが助け舟を出したおかげで無事に全員が乗船することになった。


――そしてあっという間に時間は過ぎ、離陸の時がやってきた。
結局八人目の決闘者は現れなかったかと黒服が背を向けかけた時、ついにその八人目の決闘者が現れた。
褐色の肌を純白のローブで包んだその決闘者は、黒服から乗船の許可を得て、決闘艇に乗り込んだ。
その頭には、ウジャト眼によく似たアクセサリーが飾り付けられていた――


作者コメント：21世紀の目標は、規則正しい生活にきりかえ、毎日運動して、好き嫌いをなくすぜっ!!

飛行船の上でデュエルする意味とか考えちゃいけないよね

マリクよりもリシドの方が素で強そうな上にこの登場の仕方は
どう見てもイシズ姉さんが真ボスだよな、これ。

え？最後のイシズなの？

>>267
肌の色も目のj形も白い服も何もかもイシズ姉さんっぽいぞ
実は双子の妹です、とかなら知らんけどｗ

> 城之内に触ってみるかと嫌な笑顔をたたえたまま突進して
なんかこのシーンが妙に怖い
操られるにも程があるだろ！

>>265
決勝戦進出者への特典として童実野町の夜景を一望できるディナークルーズをプレゼント！
とかいう意味を込めているなら割と悪くない演出だと思うぜ。
社長がそんなことを考えているとはまるっきり思えないけど。

> いかにも… オシリスの所持者――― 遊戯！　オベリスクの海馬瀬人よ　必ずやそなたらを倒し神のカードは頂く！！
空気を読まずに言わせてもらう。
リシドがボスならどんなによかったことだろう…

遊戯は誰と当たっても勝てる、舞は誰と当たっても負けるとして、組み合わせどうなるんだろう？
あとナムはいきなりリシドと当たったらどうする気なんだ。

>>265
頂点と書いててっぺんを取ったるで！って意味では。

>>272
ロッドで黒服を洗脳して自分に有利な組み合わせになるよう細工させます

因縁も考えて

イシズｖｓマリク
城之内vs舞
遊戯ｖsバクラ
リシドｖｓ社長

こんな感じかなあ

>>275
完全な因縁無視で
舞vs社長
マリクvsリシド

くらいやってくれても面白いんじゃまいか

あー、イシズがわざわざ出るんなら直接対決はありそうだなぁ

城之内ｖｓ舞ならわずかながら舞が勝つ可能性もあるかもしれん…
けど城之内は遊戯と闘う約束してるからやっぱ無理か。

城之内対遊戯なら話の流れ的に確実に遊戯が勝たなきゃいけないし、どうなるんだろうな

イシズ「マリク、ご苦労でした。下がりなさい」
マリク「はい、姉さん！」
イシズ「ファラオ、この大会を通し、あなたの尊厳、友人への思い、魂そのものを測らせていただきました。
私は新たに決意をします、御名への復讐を！」

とかにならないかな

>>280
測った結果復讐するって落第したってことなのかｗ

まぁ、今のところオベリスクゲットしたくらいだしな
がんばったのって

>>281
逆に聞こう
これまでの悪行を見て合格できるとでも思っていたのか？

オベリスクじゃなくてオシリスだった
遊戯がとったのは

イシズ姉さんデュエルできるんだな
イメージなかった

こりゃイシズがラスボスっぽいな
オベリスクだけ神の名じゃなかったし、海馬に渡した神は偽物で
真の神のカードを持ってると予想してみる

嵐と破壊の神セトと女神イシスの神のカードが追加されるんですねわかります

ラー、オシリスときて、セトじゃないのは違和感だもんな
オベリスクは破壊神セトの封印された姿で、海馬が神のカードを覚醒させるんだよ

外人を簡単に日本人にできる悪法「国籍改正法」がこのままだと成立してしまう！
そうなったら就職先がどんどん少なくなったり治安が悪くなるぞ！
日本を守る為力をかしてくれ！

まとめwiki：　http://www19.atwiki.jp/kokuseki/
携帯用超簡略まとめ：http://ic.39.kg/kaworu/
まとめ動画： http://jp.youtube.com/watch?v=sjFM6q2C160
　　　　　　　　http://www.nicovideo.jp/watch/sm5193008

地方の議員(市、県議員)と以下の議員にファックス凸、メール、電凸
松村　龍二　自民福井　tel03-3508-8304 fax03-5512-2304
青木　幹夫　自民島根 03-3508-8534 03-3502-8825
秋元　司 　 自民比例 03-3508-8311 03-5512-2311
舛添　要一　自民比例 03-3508-8219 03-5512-2219
丸山　和也　自民比例 03-3508-8536 03-5561-0915
山崎　正昭　自民福井 03-3508-8419 03-3508-9419
千葉　景子　民主神奈川　03-3508-8412 03-5512-2412
松岡　徹　　民主比例　03-3508-8734 　 03-5512-2734
小川　敏夫　民主東京　03-3508-8628 03-3593-0577　　　
川上　義博　民主鳥取　 03-3508-8701 03-5521-2701　　
今野　東　　民主比例　03-3508-8708 　03-5512-2708　
鈴木　寛　　民主東京　 03-3508-8635 03-5512-2635　
前川　清成　民主奈良 03-3508-8712 03-5512-2712
松浦　大悟　民主秋田　 03-3508-8517 03-5512-2517 　　
仁比　聡平　共産比例　 03-3508-8333 03-5512-2333
近藤　正道　 民主 03-3508-8740 03-5512-2740
江田　五月　 無所属 03-3508-8608 03-5512-2608
山東　昭子　 無所属 03-3508-8224 03-5512-2224

THE GOD OF SETH
The Player shall sacrifice two bodies to God of Seth.
The opponent shall be damaged.
And the cards on the field shall be destroyed.
5000/5000

バクラ･･･というか獏良は動いて大丈夫なのか･･
獏良はほんと不憫だな

バクラが仮に痛みを感じてないとすると裏遊戯も痛みを感じないことになる。

バクラがドMなのか裏遊戯が超絶演技派なのかどっちだろう・・・

リシドが影武者やろうにも、マリクとリシドじゃ口調が違い過ぎる件について。
これじゃ影武者無理だろｗ

>>292
持ってる千年アイテムが違うからそうはならんだろ
千年アイテムごとに使える能力違うみたいだし

千年パズルの能力：演技派になる

演技派はリングの方だと思う

>>293
しかしリシドにあの姿で「ボクは〜でねえ」とマリクを真似た口調で喋られても不気味すぎるぞ

獏良はマリクが洗脳して痛み感じさせなくしてんじゃないの？

獏良の時はロッドの力で、バクラの時はリングの力で痛くなくしてんだとばかり

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘203　１回目の敵！！

「へ！！ 強えー決闘者はな… 空だって飛べるんだぜ――！！ わははは！！」

ついに離陸した決闘艇。そこから見える美しい夜景に、城之内たちはすっかり舞い上がっていた。
冒頭のセリフはこんなキレイな景色を見たのは初めてだという静香に、城之内が満面の笑顔で言ったものである。
だがそんな城之内に水を差す男がいた。言うまでもなく海馬である。

「フ… 浮かれ気分最高潮だな！ 凡骨決闘者めが！」

城之内にきっちり嫌味を言ったあと、海馬は真の敵である遊戯にも忠告という名の釘を刺しに来た。
遊戯は予選で一度も神のカードをデッキに入れていなかった。
だが自分たちの闘いにおいてそれは断じて許さないというのだ。

「この決勝トーナメントで我々は神の領域に足を踏み入れる…
　三枚の神カードによって真の強者が選ばれる…　今 闘いの神話が始まるのだ！」

貴様とマリクを倒して決闘王の称号を手にすると言い残し、海馬はその場を去るであった。


そしてトーナメントの開始までの１時間、決闘者はそれぞれの部屋で休息をとることになった。
トーナメントの本命である遊戯の邪魔をするわけにはいかないと、本田以下応援団は城之内の部屋に居候することに。
本命じゃないと暗に言われた城之内は当然怒り狂うが、本田の首を絞めた後にそっと感謝の言葉を呟いた。
静香を連れて来てくれたことに関してだけは、城之内も感謝していたのだ。
そんな城之内に本田は勝てよ、という言葉を贈る。城之内は本田に力強く頷くのであった。

こうして賑やかに時を過ごす城之内と対照的に、他の決闘者はそれぞれ静かに待機していた。
遊戯はもうひとりの遊戯と共に今後の闘いに思いを馳せ、マリクは遊戯への憎しみを募らせ、
海馬はカードを見て微笑み、舞は静かにグラスを傾け、リシドは座禅で精神統一を図り、
そして獏良は……　焦点の合っていない目で機械的に肉を貪り食っていた。

１時間後、トーナメント１回戦を前に組み合わせ抽選が行われることになり、決闘者たちは中央集会場に集結した。
抽選方法は決闘者ナンバーである１〜８の数字の書かれた玉を二つずつランダムに選び出すビンゴ方式であった。
究極竜を模したあまりにダサいデザインのビンゴマシーンに城之内は絶句するが、
そんな視線を一切気にせず、黒服は『アルティメットビンゴ』をスタートさせた。

一方その頃、最後に到着した白フードの決闘者が来ていないことに気付いた黒服のひとりが、
ツノ頭の部下に部屋までその決闘者を迎えに行かせていた。
だが、白フードの決闘者は座したまま動こうとはしなかった。
自分には決闘者の闘う順番がわかっている。自分は四戦目になるというのだ。

「(最初の闘い…… 邪悪なる意志があの方に襲いかかる……！！)」

さて、白フードの決闘者がツノ頭の黒服を戸惑わせている一方で、組み合わせ抽選はつつがなく進行していた。
その抽選で選ばれた最初のひとりは、決闘者ナンバー７・獏良了であった。

「エ〜〜〜〜！？ ボクぅぅ〜」 ﾄﾞｸﾄﾞｸ

相変わらず血を流しながら、緊張で顔を青ざめさせる獏良。
しかし獏良が本当に驚くのはこれからであった。

「獏良 了の対戦者！！ その決闘者の名は――― ナンバー５！ 武藤遊戯！！」

いきなり身内同士の闘いとなり、城之内たちの間には弛緩した空気が流れる。
だが事情を知っているナムことマリクは、それを薄笑いと共に眺めていた。

「(初戦でいきなり千年バトル開始だよ…)」

そして獏良もまた、遊戯に背を向けた状態でその邪悪な意志――バクラを解放していた。
遊戯ｖｓバクラ。千年アイテムの所持者同士の闘いが幕を開けようとしていた。


作者コメント：いよいよ21世紀!!今世紀こそ、ＵＦＯ・超能力・心霊・ＵＭＡをきっぱり解明してくれ!!

アルティメットビンゴ…これはひどい

ここに来てバクラがギャグ要員になると予想出来た者はいただろうか

ビンゴにバクラに突っ込みどころ多すぎるだろ

遊戯VSバクラ
舞VS城之内
イシズVSマリク
海馬VSリシド

こんなとこだろうな

イシズが味方サイドなら「なぜ替え玉なんてしてるのですか？」とマリクリシドに突っ込むだろうから
未来見た上で放置してるならやはり黒幕なんだろうか。

長年音信不通で「マリク大きくなったわねえ」と思ってるのかもしれんぞ

イシズVS舞の初の女性決闘者対決と予想する

満を持して登場なのにいきなりかませのバクラかわいそうです
ベスト4は遊戯海馬マリクイシズかなあ

座禅を組んでるリシドかっこいいな
ラスボスフラグたったな

「あの方に襲い掛かる邪悪なる意思」って裏遊戯のことだよな？

座禅を組んでるリシドかっこいいな
ラスボスフラグたったな

>>311
それだとバクラが「あの方」になるぞｗ

一人カードをみつめてニヤつく海馬もコワイが
虚ろに食事する獏良がもっと怖い

獏良やべーよマジやべえ
キチガイだよ

自我がほとんどなくなってるんじゃないか？これ

操られてるからな

ギャグっぽいところも闇獏良の演技なのか？

しかし、いきなり遊戯とかよバクラは
さすがに遊戯は勝つだろうし、早々に降板なんて何しに出てきたんだ・・・

前回からなんか企んでるとか
そうじゃないと意味なさ過ぎる

ビンゴマシン可愛いな

あれって、マリクがわざわざ操って飯喰わせてるんだよな
介護してるみたい

>>318
マリクの演技かもしれない

アホの真似が上手いラスボスって微妙だな

>相変わらず血を流しながら、緊張で顔を青ざめさせる獏良

顔が青ざめたのは緊張のせいじゃなくて血液不足だろう
自分の意思にしろ他人の思惑にしろ食えるときに食っとかないと出血多量で死にかねないだろうしな

しかしこんだけ露骨に性格変わってるのに誰も獏良おかしいと思わないんだな

遊戯の性格変わったときも突っ込まれなかったしなぁ

海馬もキャラ変わったしな

おおらかなんですよね、みなさん

>>327
そりゃ遊戯は元から教室で一人黒ひげするような奴だからな

あの学校じゃ一人黒ひげくらい地味な方だと思えるようになってきた今日この頃
お好み焼きの人とかカラオケの人とか占いの人とかデジタルペットの人とかどっかの社長とか
濃すぎるの多すぎ

改めて考えるとひかり黒ひげってやばい人だな
普通のクラスだと

だが普通に話しかけられてたことを考えるとあれぐらいアノ学校じゃ普通なんだろうな

てかマリクは全員に「僕はナム」って名乗って、リシドが「俺がマリクだ」と名乗ったから、初戦はマリクが神で奇襲する展開を初戦は誰かにやるのかね？

初戦がマリクｖｓリシドで、神のカードを使うリシドを倒して
マリクが正体を隠したまま神のカードを使えるようにするとか

>>333
逆に声をかけた奴が並外れた胆力の持ち主なのかもしれない

>>319
可哀想なこと言うなｗｗｗ
まあバクラが１回戦で負けるのは確実だろうが
ホラー好きな自分はオカルトデッキとやらが楽しみだぜ

海馬VS城之内でペガサス編での屈辱を・・・ないな。
やっぱり舞VS城之内かな

舞さん二回も城之内に負けることになる

グールズによる大会ジャックとかないかな

千年アイテムに一切の関係も知識もない一般人の舞を神持ちと当てて
神のカードとアイテム所持者との落差を知らしめるってのもあるかもな
八人の中で一般人と言い切っていいのは舞だけだし

舞さん不遇だな

逆に舞さんが神のカード二枚持って決勝に来たら面白いのに

なあ…
肉食ってる獏良がマジで怖すぎるんだが…
マリクが操って食べさせてんだよな？
普通にバクラが食えばいいのに…

同じレス二回して何がしたいの？

誰に言ってるの？

>>344

同じ内容のレスがあったら書き込んじゃいけないのかよ
同じ内容のレス＝同一人物という考えしか頭にないのか？

大した話題じゃないのに何回も出すなって事だろ

はいはい怖い怖い

バクラは何のために演技してんだ？
闇だと気付かれたところで不都合があるんかね
もしかして、決闘も獏良の振りして遊戯とやるんだろうか

ちょっとツンケンしすぎだぞ？どうしたんだ

たまに獏良が動いたときくらい話題にしないと忘れられてしまうし
感想が被ってもいいじゃないか

忘れられてしまうしワロタ

なんであんな怖い食事風景にしたんだろな
もっと普通に食ってたり、バクラがガツガツ食ってても良さそうなのに
意外とバクラが強敵だったりしてｗｗ

それより肉食ってる獏良が怖すぎる

ああ、怖いな

それよりちょっと聞いてくれよ
肉食ってる獏良が怖すぎるんだが

マジで怖いよな

なんか、死人を操って無理やり食わせてるみたいに見えて怖かった

ホント怖い

血が足りないってだけならカエル食わせりゃいいのに

カエル食べると貧血に効くの？

それにしても怖かったな獏良

カエルは鶏肉の味がするらしい

あの顔でカエル食ってても違和感ない

血が足りないといって人の首筋に噛み付かないだけましだ。

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘204 潜む者！！

１回戦第１試合が遊戯ｖｓ獏良と決まったその時、遊戯はある違和感を抱いていた。
背中越しに一瞬見えた獏良の表情が、千年リングに宿った邪悪な意志のそれに見えたのだ。

「(再び獏良の心が邪悪な意志に支配されていたとしたら… この闘い… 危険極まりないものに……！！)」

そして決闘を行うため、一行は『天空決闘場』へと移動した。
だが実際に移動してみると、その苛酷な環境に一同は驚きを隠せなかった。
なんと天空決闘場は決闘艇の屋上に、吹きさらしの状態で設置されていたのである。

「決闘艇の高度は一〇〇〇メートル上空… 地上との気温差は10℃
　気流の刃は体を切りさくほどの傷みを決闘者に与えることになる」

冷静に解説する海馬。それを余所に、遊戯と獏良は決闘場の中央で向かい合い、早くも火花を散らしていた。

「久しぶりだな… 遊戯…」
「やはりな… 千年リングの闇の意志は消えていなかったようだな… バクラ！」

険しい顔でバクラを睨み付ける遊戯と、まさかのバクラ復活に驚く城之内たち。
何食わぬ顔で事情を尋ねるマリクに城之内は簡単に事の次第を説明してやるが、
当然のことながらマリクは心中で笑っているのであった。

そして決闘前のカット＆シャッフルが始まったところで、
遊戯は今回も千年パズルを狙っているのかとバクラを問い詰める。
もちろんバクラが素直に話してくれるわけもなく、神のカードが狙いだと軽くかわされてしまうのであった。
こうして腹を探りあうその裏で、バクラは綿密な計画を立てていた。

「(千年パズルは邪悪なる力を手に入れるための最後のピースだ！ 今は まだ必要ない……！！)」

バクラの最終目的は、『邪悪なる力』を手に入れること。
その手段としてバクラは千年アイテムを集めているのだが、今回バクラは『オシリスの天空竜』の
カードと引き換えにマリクから千年錫状を譲ってもらう契約をしていたのだ。
つまり神のカードが狙いだと言ったのもあながち間違いではなく、
バクラにとっては千年アイテムを手に入れるために必要な道具というわけだった。

「(いざとなれば… ボクが獏良を操って遊戯を倒してやってもいいけど！！)」
「(引っ込んでろ！！ 遊戯はオレ様が倒す！！)」

心に巣食うマリクの意志とやりあうバクラ。
そうこうしている内に審判役の黒服から決闘開始の宣告が下され、遊戯とバクラは決闘盤を構えた。
先攻はバクラ。その最初のターン、バクラは『絵画に潜む者』(★４ 攻撃力1200 守備力1500)を攻撃表示で召喚した。
これだけでターンを終了したバクラに対し、遊戯は『バフォメット』を召喚して攻撃。
絵画に潜むものをあっさり破壊すると、リバース・カードを一枚セットしてターンを終了した。

そして次のターン、バクラは『夢魔の亡霊』(★４ 攻撃力1300 守備力800)を召喚。
だが、今度のモンスターもやはり攻撃表示であり、リバース・カードもセットしていなかった。
あまりに無防備なバクラに、影から見守るマリクも戦術があるのかと疑念を持ち始めていた。
遊戯もこのプレイングに疑念を持ったものの、ここは攻めの一手を選択。
返しのターンで『磁石の戦士γ』を召喚して夢魔の亡霊を破壊すると、
バフォメットの直接攻撃でバクラのライフを大幅に削るった。

……しかし、これでもバクラのプレイングに変化はなかった。
次のターン、バクラは『首なし騎士』(★４ 攻撃力1450 守備力1700)を攻撃表示で召喚してターンを終了。
当然遊戯は二体のモンスターで攻撃をしかけ、再びバクラのライフを削るのであった。

「(わずか三ターンでバクラはすでに三体のモンスターを失ったことになる… 全く無抵抗のまま…)」

圧倒的に有利な状況ではあったが、バクラの意図がつかめない遊戯は困惑していた。
そしてその困惑は、次のバクラの言葉で恐怖に変わることになった。

「遊戯ィィ… 貴様はオレ様の罠にハマったんだよー ヒャーハハハハハ」

バクラ曰く、自分のデッキには「超おっそろしい」カードが隠されているのだという。
だがそのモンスターには特殊な召喚条件が必要だった。
墓地に三枚のモンスターカードがあり、しかもそれらのモンスターが全て攻撃表示で５ターン以内に葬られていること。
その条件を満たすために、バクラはあえてモンスターを攻撃表示で場に出し続けていたのだ。

「つまり… 墓地に眠る三つの魂を生贄にして召喚される… 死の世界の支配者――……
　ダ ー ク ・ ネ ク ロ フ ィ リ ア　召 喚 ！！」

バクラの場に現れたのは、壊れた赤子の人形を抱いた女性型のモンスター
『ダーク・ネクロフィリア』(★８ 攻撃力2200 守備力2800)であった。
しかもこのネクロフィリアには、何らかの強力な特殊能力が備わっているのだという。

「遊戯 貴様に教えてやる… オカルトデッキの恐怖をな…」


作者コメント：年末にスタッフと旅行に行きました!!この時期なのに、ちょっと日焼けしてきました!!

腹話術氏復活キタ━ヽ(ヽ(ﾟヽ(ﾟ∀ヽ(ﾟ∀ﾟヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉ∀ﾟ)ﾉﾟ)ﾉ)ﾉ━!!!!

ネクロフィリアっていくらなんでもまずくないか？
死姦趣味ってことだぞｗ

なんか知らんがレアっぽそうなカードだな。どこで手にいれたんだ？

しかし召喚条件厳しいな
悠長にやってるとブルーアイズとかの一撃を受ける危険性もあるし

何で最後のターン遊戯は総攻撃しなかったんだ

＞「(いざとなれば… ボクが獏良を操って遊戯を倒してやってもいいけど！！)」
なんて当てにならない、人を不安にさせる保証…全敗してる奴が言うなと。
大体バクラの狙いもわかってなかったって事はこいつ、デッキ構成も把握してねーって事じゃねーか

>>373
もし遊戯の手札にもう一枚モンスターカードがきてたら、遊戯VSバクラは
ここで終了していたしな。そうなっても面白かったがｗ

★8で2200だけ見るとレッドアイズ以下だが特殊能力に期待だな
リビングデッドみたく墓地から復活させる能力だろうか
勝てないまでも善戦してほしい

場にモンスターがいなくても条件さえ揃っていれば呼び出せるのは大きな利点だな。
…とはいってもその条件を満たすにはわざと自爆しないとまず無理なのが辛いけど。
とりあえずカードテキストにある敵モンスターへの憑依能力とやらに期待しよう。

ミラーフォースへのカウンター召喚ができるんジャマイカ？
モンスターの攻撃で破壊される必要があるとは書いてないし。

本当はエクトプラズマーとかの魔法でモンスター消費するつもりだったんだろうな
運悪くモンスターしか来なかった

なんの必要性があって高度一万メートル上空の飛行船の上でカードバトルするんだよ
社長もかなりアレだが社員も負けず劣らずアレなのがそろってるみたいだな

まちがえた一万じゃなくて一千メートルだった

普通に地上でやったんじゃ面白味ないだろ

空の上でやったらより面白くなるのか

意外性はある

>>375
しかもダーク・ネクロフィリアに気付かなかったって
手札もろくに見てなかったんだよなｗ

マリクはもうしゃべるな

しかしマリクは喋らないと因縁とか色々わからない
あいつデュエル以外では普通にボスなんだ。ただデュエル絡んだらアレなんだ

上空でデュエル→社長の死ぬ死ぬ詐欺フラグ

社長の秘奥義裏技だな

社長「マリク！貴様のカードでオレの首を掻き切れ！」
マリク「いくぜ！海馬！」
ﾋﾟﾀ
光マリク「う…う…」

で、マリクに勝った社長がロッドを奪いラスボスになるのですね

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘205　怨念の魂！！

「(遊戯！！ こいつはオレ様のオカルトデッキ最強最悪のモンスターなんだぜ…)」

大きなリスクを追いながらも『ダーク・ネクロフィリア』を召喚したバクラは得意満面の表情を浮かべる。
しかし遊戯のリバース・カードを警戒したのか、バクラはこのターンは攻撃を仕掛けず、
自分もリバース・カードを一枚セットしてターンを終了した。

一方の遊戯はネクロフィリアを警戒しながらも、このまま押し切れると判断し、
『バフォメット』を生贄に『ブラック・マジシャン・ガール』を召喚して一気に勝負に出た。

「ケッ 魔術師(ﾏｼﾞｼｬﾝ)の小娘ごときの攻撃力じゃダーク・ネクロフィリアは倒せねーよ！！」

嘲笑うバクラであったが、遊戯ももちろん対抗策を用意していた。
遊戯はセットしていた魔法カード『魔術の呪文書』をマジシャン・ガールに発動。
可愛らしい仕草で魔術書を読んだマジシャン・ガールの攻撃力は2500にアップし、
必殺の『黒・魔・導・爆・裂・破』がネクロフィリアを破壊した。
これでバクラの切り札は倒され、ライフポイントもわずか450。完全に勝負はついたかと思われた。
しかし、当のバクラは余裕の表情で笑っていた。

「ダーク・ネクロフィリアを倒してくれてありがとうよ… 遊戯ぃぃ…　おかげでこいつの特殊能力が発動するぜ…」

ネクロフィリアが墓地に行ったことで、その胸に抱かれた人形(ﾏﾘｵﾈｯﾄ)に宿っていた魂が開放された。
その怨念の魂は次なる宿主を探してフィールドをさ迷い、遊戯の場のモンスターに憑依するのだ。
しかも遊戯の方からは、どのモンスターに憑依するのかを確認することができない。
そのため遊戯は自分のモンスターの変化に気付くことができず、『磁石の戦士γ』でバクラに直接攻撃をしかけた。
そしてその瞬間、磁石の戦士に宿った魂が遊戯に牙を剥いた。

ｽﾋﾟﾘｯﾄ･ﾊﾞｰﾝ
「 邪 霊 破 ！！ 」

磁石の戦士の背中から霊魂が飛び出し、遊戯を攻撃する。
しかも磁石の戦士は、バクラへの攻撃を中止してしまっていた。

「今磁石の戦士にはマリオネットの霊魂が憑依しているのさ
　そいつ(磁石の戦士)への攻撃命令は体内の霊魂が実行する… ダメージを受けるのは貴様自身だがな！」

さらに、攻撃を受けたプレイヤーは憑依モンスターの攻撃力の半分がライフポイントから引かれ、
その引かれた分のポイントはバクラが吸収する。磁石の戦士の攻撃力は1500であるため、
遊戯のライフは750削られ、逆にバクラのライフは750回復することになった。

しかも、バクラの用意した戦略にはまだ続きがあった。
マジシャン・ガールの攻撃でネクロフィリアが墓地に行ったことで、
バクラの場のリバースカードが発動条件を満たしたというのだ。

「罠・永続魔法発動！！ ウィジャ盤！！」

バクラが『ウィジャ盤』を発動した瞬間、場にはアルファベットや数字の刻まれた盤が出現した。
盤の上には矢印型の指示板があり、その指示板はゆっくりとＤの文字を指し示した。

「そう…　Ｄ・Ｅ・Ｔ・Ａ・ＨのＤの文字…　わかるよなぁ　
　５ターン後― 『ＤＥＡＴＨ』の五文字が揃った時…　遊戯…… 貴様は抹殺される！！」

ウィジャ盤がＤＥＡＴＨの五文字を揃えた場合、遊戯はライフポイントが残っていても負けとなってしまう。
これらの文字はバクラのターンごとに一文字ずつ示されるので、遊戯に残されたのはあと４ターンというわけだ。

「まだまだぁ… オカルトコンボの恐ろしさはこれからよ！ オレのターン！！」

次のターン、バクラはダメ押しとして永続魔法『暗黒の扉』を発動。
このカードによってお互いのバトルフェイスでの攻撃をモンスター１体までと制限すると、
『地縛霊(ｱｰｽ･ﾊﾞｳﾝﾄﾞ･ｽﾋﾟﾘｯﾄ)』を守備表示で召喚してターンを終了した。

そして次は再び遊戯のターン。
攻撃できるモンスターは１体のみで、磁石の戦士にはマリオネットの霊魂が表意されている。
となれば、マジシャン・ガールで攻撃するしか打つ手はない。
遊戯は『クリボー』を守備表示で召喚すると、マジシャン・ガールで地縛霊に攻撃した。
しかし――

「 邪 霊 破 ！！ 」

なんと今度はマジシャン・ガールの背中から霊魂が飛び出して遊戯を攻撃した。
この攻撃で遊戯のライフは2000ポイントに減少し、バクラのライフは2450に回復。
ついにライフポイントでもバクラが遊戯を上回ってしまった。

「ククク… 言い忘れたよ　マリオネットの霊魂は毎ターン憑依対象を替える…」

そしてその霊魂を遊戯は見ることができない。
遊戯は毎ターン見えざる敵を警戒しながら攻撃を行わなくてはならないのだ。

「そしてこのターンでＥの文字が浮かぶ… 貴様の命はあと３ターンだ遊戯！！」


作者コメント：年末の大掃除で１年半ぶりぐらいに机の上を掃除しました!!でも、すぐちらかるかなぁ

現代を生きる遊戯に憑依した三千年前の亡霊が
自分のしもべに憑依したマリオネットの霊魂に苦しめられている
シュールだな

つーかバクラの戦略が普通にテクニカルで驚いた。
今まで出てきた中で一番コンボっぽいコンボじゃないか？

ウィジャ盤に魔法解除は効くのかな？

でも一回でも遊戯が憑依してないモンスター選んだらそこで終わりなんだよな。

>>398
壁モンスターが１体いれば遊戯の選択が正しくてもバクラのライフは削れないぞ。
おまけにバクラのライフがかなり回復したし、相当攻撃力の高い奴でダイレクト決めないと
あと３ターンで決めるのは無理っしょ。

ここは魔法解除＋洗脳＋カタパルトタートル＋総攻撃で霊魂攻撃なぞ
意にも介さない徹底的な波状攻撃でいくべきですな！

カウントダウンか

バクラのコンボ熱いな。ぶっとび効果だけど、リスクがあるカードの組み合わせだし
普通にカードゲームとしての実力な感じ。

リスクの高いコンボって決まるとかっこいいな！
バクラいいじゃん

最初の5ターンまでにネクロフィリアが手札に入らないとずっと召還できず？

すまん、何を言っているのかさっぱりわからない

バクラのデッキにビックシールドガードナーとか、スライムたんが居たら最強じゃね？

マリクおまえスライム貸してやれよ

>>404
ネクロフィリアの召還条件のことか？
ゲーム開始から５ターンじゃなくて、
三体のモンスターを（一体目が倒されてから）５ターン以内に墓場に揃える、ということじゃないか？
…説明が難しいな。

攻撃表示必須みたいだから、手札抹殺なんかは使えないんだな

攻撃表示で墓地に行けばいいんだから戦闘じゃなく生贄や特殊効果や魔法・罠で墓地送りにしてもいいのかな

>>404
バクラがネクロフィリアを召喚したのは3回目の遊戯のターンの時。
んでネクロフィリアを召喚してもバクラの手札は5枚あった。
最初の手札が5枚、ドローしたのが3枚、墓地に行ったのが3枚だから、
バクラの手札がこの時点で5枚あるってことはネクロフィリアはデッキから召喚されたことになる。
なのでネクロフィリアは手札に来なくても召喚可能だと思われる。

>>408
そういうことか。初っぱなからノーガード戦法だからゲーム開始から５ターンかと思ってた。

>>410
なるほど！

生け贄で召還うめえｗ
漫画的にはライフ削って召還のが映えるけど、生け贄でも召還できたら普通に使い勝手よさそうだな

いつぞやの羽蛾やペガサスもネクロフィリアをデッキに入れていたら
ミラフォを喰らってモンスターが全滅してもすぐにネクロフィリア召喚で追撃ができたわけか。
そう考えると一枚くらいは保険代わりに入れておいても損はなさそうなモンスターだな。

デッキから召喚できるんなら普通の生贄召喚はできないことにしないと
むしろ使い勝手がよすぎるような気もするな。
ステータスもさることながら、破壊されてもそれはそれで役立つモンスターっぽいし、
それくらいの制限がないと誰も彼もが使うカードになってしまいそうだ。

生贄ルールが無い頃の青眼みたいに、強い事は分かってるけど手に入らないカードなんじゃね？
それをなんで獏良が持ってるのかは知らんが

デュエルディスクも盗んだやつみたいだしカードも盗んだの混ざってるんじゃないか
ネクロフィリアもその中の一枚とか

なんかアンティに関係なくレアカードも強奪してるっぽい感じだったからな。
でも寄せ集めにしては妙に統一感のあるモンスターしかないから
元々獏良の作ったオカルトデッキに入っていたのかもしれん。

バクラかっけぇな！！

ミレニアムアイ盗る時ペガサスデッキもついでに持っていって
トゥーンワールドとかも普通に入ってるのかもしれん。

トゥーンワールド+５ターン死は鬼すぎるｗ

バクラが頑張ってミレニアムアイ装着してそのデッキで決闘すれば
流石の主役も負けるんじゃね？
マインドシャッフルやろうにもバクラの闇には表はついていけないだろうし

頑張らなきゃ装着できないのは眼だけだな
なんであれだけ罰ゲームみたいなアイテムなんだろ

願い叶えられるわ心読めるわ人操れるわ便利機能のオンパレードだからじゃね

どうせ「神に魔法は無効！」とかいいながら、１ターンに一匹制限を無視→勝利だろうな……。
てか流石にもう誰も突っ込まなくなってきたが、マリオネットの霊魂やらルーレットスパイダー、シルクハットやら……決闘盤無しでこのカードゲームはどう遊んでたのお前ら

デュエルディスクが発明されてからものすごい速さで飛躍的な進歩を遂げたとしか思えない
その前は傍らにルーレット・鉛筆・サイコロ・十円玉とかの小道具を用意してたんだよ･･･きっと･･･

シルクハットはダミーカードを出して四択させるとか

あらかじめ紙に書いてふせておけばいいんじゃないか

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘206　折れない闘志！！

「(く…… これがバクラのオカルト戦術…！)」

バクラの恐るべきオカルトコンボの前に、敗北まであと３ターンと追い込まれてしまった遊戯。
このコンボのさらなる強化を図るバクラは、カードを一枚伏せてターンを終了した。
そして次の遊戯のターンで、バクラはマリオネットの霊魂を『ブラック・マジシャン・ガール』に憑依させる。
それを確認する術を持たない遊戯は、頭脳をフル回転させて憑依モンスターを見極めにかかった。

「(クリボーはない… 獏良もこいつが攻撃型モンスターでないことはわかっているハズ…)」

つまり『磁石の戦士γ』かマジシャン・ガールのどちらかということになる。
確率は１／２。おまけに『暗黒の扉』によって１体のモンスターでしか攻撃できない今、やりなおしはきかない。
このまま攻撃せずにターンを流すことも考える遊戯であったが、残されたターンはわずかしかない。
ここで逃げてはバクラを倒せないと、遊戯は勘頼みで磁石の戦士を選択し、攻撃をしかけた。
そしてその勘は的中しており、磁石の戦士にマリオネットの霊魂は憑依していなかった。

――しかし、それでもまだ二つの問題が残っていた。
ひとつは磁石の戦士の攻撃力では『地縛霊』(攻撃力500 守備力2000)を倒せないということ。
もうひとつはバクラが場にリバース・カードをセットしておいたということだった。

「罠カード発動！！ 沈黙の邪悪霊(ﾀﾞｰｸ･ｽﾋﾟﾘｯﾄ)！！」

バクラはここで永続罠カード『邪悪霊』を発動。
このカードは攻撃命令を受けたモンスターに邪悪霊を憑依させることでそのモンスターを沈黙させ、
攻撃命令を他のモンスターに移し変えることができるという効果を持っていた。
当然バクラは、マリオネットの霊魂が憑依しているマジシャン・ガールに攻撃命令を変更。
その結果遊戯は邪悪破(ｽﾋﾟﾘｯﾄ･ﾊﾞｰﾝ)の砲撃を喰らい、ライフを750まで削られた。
さらにそのダメージポイントを吸収し、バクラはライフを3700まで回復するのであった。
そして『ウィジャ盤』の効果も発動し、場にはは三つ目の文字である『Ａ』が出現。
これで遊戯に残された時間はわずか２ターンとなってしまった。

「(これほど恐ろしいコンボを生み出すとは… バクラとは一体何者……！！)」

もう敗北は避けられないのかという思いが、観戦中の海馬の脳裏に浮かびかけていた。
だが、海馬はすぐに考え直す。この程度で遊戯の闘志は折れはしないと。
そして海馬の考えた通り、遊戯はまだ諦めていなかった。

「どんなに追い詰められようが オレはその１ターンを生き抜く！！ 次のターンの可能性を信じて！！」

そしてカードを二枚伏せてターンを終了した遊戯に対し、バクラは何もせずにターンを終了した。
残りの２ターン、遊戯の恐怖にゆがむ顔をじっくり拝見したいという余裕の表れであった。
だが遊戯も負けてはいない。次のターンの開始直後、遊戯はオカルトコンボの攻略を予言した。

「獏良… オレは残された２ターンで 貴様のオカルトコンボを打ち崩してみせるぜ！」

一枚のカードにはひとつの可能性があり、決闘者には手札の数だけ可能性がある。
これがその一枚だと、遊戯は手札から『モンスター回収』を発動し、場の全てのモンスターを手札に戻した。
その後に手札を山札に戻してシャッフルすると、遊戯は新たに五枚のカードを引き、『クリボー』を攻撃表示で召喚した。
そしてこの時、憑依対象を失ってフィールド上をさ迷っていた霊魂がクリボーに憑依した。
さらに攻撃表示のクリボーに反応し、沈黙の邪悪霊が憑依する。
つまりクリボーには二つの霊魂が憑依したことになったのだが、ここで遊戯は罠カード『連鎖破壊』を発動した。
連鎖破壊は攻撃力2000以下のモンスターが召喚された場合にそのモンスターを破壊するカード。
これでクリボー破壊され、同時にクリボーの中の二つの霊魂も消滅した。

「(許せ… クリボー…)」

主の勝利のためにクリボーは命を散らし、それと引き換えに憑依霊による戦闘ロックは解除された。
だが、１ターンを費やしたことでウィジャ盤は四つ目の文字を示していた。
もう残りはわずか１ターンだと強がるバクラであったが、遊戯もそれを承知した上で笑ってみせた。

「フ… 言っただろ… オカルトコンボを打ち崩すのにあと１ターンあれば十分だってな！」

作者コメント：新年会で久々に作家さん達とお会いしました。色々話ができて、とても楽しかったです!!

増殖→オシリスの天空竜
か？

> ひとつは磁石の戦士の攻撃力では『地縛霊』(攻撃力500 守備力2000)を倒せないということ

一体何考えて遊戯は磁石の戦士を選んだんだよ
憑依されててもされてなくても自分のライフが減るだけじゃねーかｗ

>>431
いまだにクリボー使う人ですから

> 主の勝利のためにクリボーは命を散らし
あれ…なんか予選で同じようなことして遊戯にボロクソに言われていた人がいたような…

闇遊戯の矛盾はそろそろなんとかしたほうがいいな＞作者
まあ無理だろうけど

謝れば大丈夫です
パンドラは許せ…ブラックマジシャン…をしなかったからダメだったんです

ふと思ったけど、モンスター回収って手札が一枚しかないときでも
場にモンスターがいれば５枚ドローできるのかね。
そうだとしたら相当強力な魔法だと思うんだが。

>>435
あれ？竜騎士を城に砲撃してもカース・オブ・ドラゴンにも
ガイアにも全く謝罪なんてしてなかったような…

山札に戻してもなお出てくるクリボーの忠臣さは異常

以前社長も「許せ青眼」って謝ってたな
謝罪があるかないかでこうも違うのか

つーかブラマジガール出番少ないな
マリク戦も今回も損な役回りだし…

勝利のための犠牲はやむを得ないがそれにたいし敬意を払えるかってことがポイントなのかねえ
どうにもこじつけっぽいが

社長の青眼をわざと攻撃対象になるように煽って、と
遊戯のクリボーごと悪霊を爆破はまるで違うものだと思うぞｗｗ

デュエルでモンスターを召還すれば攻撃されるのは当たり前だ

クリボーはもっと怒っていい
それでいいってんなら何も言えないが

元々の能力が機雷化だからなあ
実は破壊されたり自爆したりするのが好きなＭかも知れんぞ

>>444
それはＭの範疇を軽く超える
そんな病んだクリボーは嫌だ

ギャアアってのはクリボーの声？

>>436
さりげなく使ったけど、場のモンスターをデッキに戻すとはいえ(劣勢で使いにくいデメリット)5枚ドローは……
単純なドロー魔法として最強級だよな

まあこの漫画的には、ちゃんと謝罪の気持ちを持ってればモンスターを犠牲にしても構わないってことなんだろう
そもそも生贄なんてルールもあるわけだし

あの日の遊戯の怒りは「ご飯の時にはちゃんと戴きますって言えよ！！」みたいなもんなんですね

あらためて考えると生贄ってすごい単語だな
デーモンとかならともかくブラックマジシャンガールとかも生贄なしじゃ来てくれない

マナとかやられるよりすっきりしてルール的には好きなんだけど、確かにえげつねぇｗ
だからって生け贄以外、良い表現もうかばないけどな

確かに生贄なんてネーミングはいけねえなぁ

なんか今回のやりとりは、無茶カードとはいえ
きちんとカードバトルな感じで楽しいな。
どうせ神持ち同士の戦いは大砲の打ち合いになるから
こんな展開は今だけだろうが

というか、相手が神を出したらもう出した端からモンスター吹っ飛ばされるし
神同士の激突どころか、先に出したもん勝ちになる気がする
特にオシリス

まあその辺は闇エネルギーばりの壊れ魔法で生贄そろえんじゃね
絵的にも神対決は映えるし、やってくれるだろう

>>446
それは憑依霊の悲鳴だと思う

オベリスクって何か特殊能力持ってたっけ？

オベリスクってもうオベリスクそのものがどうのこうのより社長がはしゃいでる姿しか思い出せんわ
「　こ　れ　が　"オ　レ　の"　オ　ベ　リ　ス　ク　だ　！　ワ　ハ　ハ　ハ　ハ　」
お前のじゃないだろと、借り物だろと

>>457
社長がコンピューターとの対戦でモンスター生贄にしてオベリンの攻撃力上げてなかったか

実はセト神のオベリスクだという前振りなんだよｗ

>>459
生け贄2体で場にいたモンスターを殲滅したけど、アレって全体攻撃になったのかエクソディアと同じで無条件勝利なのかどっちなんだろうな
どちらにしても召還に生け贄3体＆特殊能力に+2体であの能力なら、モンスターという括りは無いが能力2000UPのオシリスのショボさが際立つ
召還と同時に-2000攻撃は鬼畜すぎるからそうなってるんだろうけど

オシリスは手札が一枚二枚だとそこらの下級モンスター並だからな
手札を利用したり伏せカードとかのコンボでなんとか召喚してもちょっと心許ない
逆転には向いてないカードだよな

オシリスは先出ししたら凄く頼りになるけどな。
手札が１枚でもあればまず戦闘で倒されることはなくなるし、
大抵の下級モンスターは瞬殺だから相手はモンスターを出すことすらままならない。

生け贄三体って忘れてないか

>>464
誰に対しての指摘かは知らんが生贄３体ならそれこそマリクがやったみたいに
神を呼ぶまでは守備的戦法でいけばいいんじゃねーの？
光の護封剣とか悪夢の鉄檻とか暗黒の扉とか呪魂の仮面とか
いろいろ攻撃封じのカードはあるみたいだし。

1/40でしかないカードに頼ってデッキを組むって正気の沙汰じゃないんだけど

んなことねーべ
カードゲームやってないならそう思っても仕方ないかもしれんけど
特定の１枚をフル活用するためのデッキ構築とかはよくあることだ

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘207　１ターンの死闘！！

「(次の１ターンでオレ様の最強コンボを打ち崩すだと…！)」

ハッタリか否か、バクラはもうひとりの遊戯の自信たっぷりの表情に惑わされていた。
現在のもうひとりの遊戯のライフポイントはわずか７５０で、場にモンスターはいない。
そしてバクラの手札には高攻撃力を持つ『死霊伯爵』(★５ 攻撃力2000 守備力700)があった。
『ウィジャ盤』の効果を待つまでもなく、次のターンで死霊伯爵を召喚して攻撃を通せばバクラの勝ちとなる。
だが、もうひとりの遊戯の場にはまだリバースカードが一枚残っており、攻撃をしかければ罠にはまる可能性もある。
それを考えるとバクラはどうしても攻撃を決断できず、マリクから嘲笑されることになってしまった。

「ククク… 意外と小心者だな… バクラ…！！」

ひとしきり笑った後、マリクはバクラにアドバイスを贈る。
もうひとりの遊戯はバクラのオカルトコンボの弱点に気付いた。それはウィジャ盤の発動条件にあるのだと。
ウィジャ盤の指示板を動かすには、『ダーク・ネクロフィリア』が埋葬されていなければならない。
逆に言えば、ネクロフィリアを場に生還させればウィジャ盤の効力は消えてしまうのだ。

「そう――… もうひとりの遊戯の伏せカードは… 死者蘇生だ！」

たとえ攻撃しても『死者蘇生』でネクロフィリアを蘇生され、返り討ちにされるだろうとマリクは推測する。
そしてその推測は珍しく的中しており、もうひとりの遊戯はじっと死者蘇生を発動する機会を待っていた。
おまけにバクラの手札に魔法を除去できるカードはなく、死者蘇生を妨害する手立てはない。
このままではもうひとりの遊戯の言う通り、１ターンでオカルトコンボは破られることになってしまうだろう。

「(――ならば… このカードの引きで形勢を逆転させてやる！！)」

再逆転への望みを懸け、バクラはカードをドロー。
そして何を引いたのか、バクラは表情を一変させると今度は何の迷いもなく死霊伯爵を召喚し、
もうひとりの遊戯にダイレクトアタックをしかけた。そして――

サーチ系カードがあればそうだが、今のところ任意のカードを手札にというカードはない

「リバース・カード！ カウンターマジック発動！！」

マリクやバクラの予想通り、もうひとりの遊戯は死者蘇生を発動し、ネクロフィリアを自分の場に復活させる。
その瞬間にウィジャ盤の効力は消え、さらにネクロフィリアの『念眼殺』によって死霊伯爵は破壊された。
これでオカルトコンボは完全に粉砕され、勝負は再び振り出しに戻ったかと思われた。
だがその直後、もうひとりの遊戯は信じられない光景を目にすることになった。

「(バカな…！！ ウィジャ盤が復活している！！)」

なんと消滅したはずのウィジャ盤が、四文字を揃えた状態で復活していた。
また、変化はもうひとりの遊戯の場にも起こっていた。たった今蘇生させたばかりのネクロフィリアの姿が消え、
前のターンで消えた『磁石の戦士γ』、『ブラック・マジシャン・ガール』、『クリボー』が復活していたのである。
もうひとりの遊戯のみならず、海馬や城之内たち、さらにはマジシャン・ガールやクリボーまでもが
不思議そうな顔をする中、バクラは勝ち誇った顔で種明かしを始めた。

「オレ様の出したカードはなぁ…… こいつだ！！」

バクラが発動したのは、魔法カード『デジャヴー』であった。
このカードが発動されると、相手の場には１ターン前の状況が再現される。
ただし魔法や罠カードは手札に戻らないため、もうひとりの遊戯がオカルトコンボを崩すために使った
『モンスター回収』や『連鎖破壊』は消えたままなのだ。

こうして絶望的な状況で、もうひとりの遊戯は最後のターンを迎えた。
このターンのエンドフェイズが来てしまったら、ＤＥＡＴＨの五文字が揃ってもうひとりの遊戯は負ける。
今ある四枚の手札の中に起死回生のカードはなく、これから引くカードが最後の頼みの綱であった。
もしこの状況を覆せるとしたら、表の遊戯のデッキに入れてくれたあのカードしかない。
海馬の視線と、そして表の遊戯の励ましを受け、もうひとりの遊戯は最後のカードをドローした。
――そしてその瞬間、天空に雷鳴が轟いた。

「 天 空 竜　降 臨 せ よ ！！ 」

作者コメント：今、スタッフの間で麻雀がはやりつつあります!!早くＲを覚えてオレに挑戦しなさい!!

> マジシャン・ガールやクリボーまでもが不思議そうな顔をする中
決闘盤空気読みすぎだろｗ

>>469
頑張るのはいいが割り込まないように気をつけようぜ

やめてー！ガール生け贄にしないでー！

若い娘を生け贄に捧げて龍を呼ぶとかどっかの民話みたいだな

>>469
早くクリッターと黒き森のウィッチをデッキに入れるんだ
キャノンソルジャーでふっ飛ばせばダメージを与えられる上に
手札にモンスターを持ってこれるんだぞ

> その推測は珍しく的中しており

これはひどいｗ

デジャブーってなんかいろいろ悪用できそうな予感
まあバクラかませおつかれさまですー

もっとバトルシップとかにオシリス巻くとかよ！

タイムマシンの相手の場版か
もう一枚あればオシリス召喚もチャラに出来たのか

たしか決闘盤ってカードをスロットに置いてその画像を読み取ってなんちゃらじゃなかったっけ？
魔法カード一つで相手のフィールドにまで影響を及ぼすのならあのカードを置くスペースいらなくね？

デジャヴーとか実際やられたらえげつないだろうな
心底やる気なくす

>>479
決闘盤はあくまで端末で、
決闘の処理はＫＣのホストコンピュータで
総合的にやってるんだろう

デジャブー引いたなら殴らないで、普通に下級召喚で場をかためてればよかったのにね

その仕組みだとすごい勢いで月額課金されそうなんだけどｗ

どちらにしてもカードに描かれてもいない部分まで表現する決闘盤の妄想力は異常

ガールのふとももとかふとももとかふとももとかな

ペガサスが技術を欲しがったのも頷けるな

作ったのが海馬じゃなきゃ絶対やらしいこと考えて作ったと思うところだな

海馬は毎晩立体化した青眼で…

きめえ

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘208　撃てるのか！？

『ウィジャ盤』による抹殺コンボが完成するその直前、遊戯が召喚したのは『オシリスの天空竜』であった。
神のカードの威圧感に圧倒される城之内たち、当然だと言わんばかりの海馬、
そして失われし王の記憶について何事かを思う八人目の決闘者。
それぞれの思いが交錯する中で、神を従えた遊戯はバクラに鋭い眼光を浴びせる。
そしてそのバクラは、神に対して最後の抵抗を試みていた。

「いけえ！！ マリオネットの霊魂よ！ 神に乗り移れ！！」

バクラが前のターンで発動した『デジャヴー』によって呼び戻された遊戯の場のモンスターのどれかには、
マリオネットの霊魂が憑依していた。そして憑依されていたモンスターを神への生贄に捧げたことで、
対象を失った霊魂は次なる宿主を探して遊戯の場をさまよっているはずなのだ。
霊魂を神に憑依させてしまえばまだ勝ち目はあると、バクラは霊魂をオシリスに向けて移動させたのだが――

「(何！！ 憑依モンスターが砕け散った！！)」

バクラの最後の望みであるマリオネットの霊魂は、神の前で消滅してしまった。
神には低級モンスターの憑依能力など通用しない。
そう嘲るように笑うマリクに、打つ手をなくしたバクラは言葉を返すこともできなかった。
そして絶望したバクラに向けて、遊戯はオシリスで攻撃を宣言しようとする。
だがそこで、マリクが用意した秘策が遊戯の前に立ちはだかった。

「よく聞け遊戯よ… すでにその少年はこの千年錫状によって操られた人形と化している」

突然決闘場の脇に現れたリシド扮するマリクに、遊戯は思わず攻撃の手を止めた。
そして偽マリクは洗脳した証拠を見せると告げると、バクラの主人格の意識を解放した。
するとバクラの顔からは邪悪な気配が消え失せ、左腕の痛みに悶え苦しむ獏良の姿が出現した。

「見ての通りその少年は瀕死の傷を負っている…
　遊戯　勝敗を決する神の攻撃は この少年の命をも奪いかねない精神的ダメージを与えることになる」

マリクの策とは、獏良の命を盾に遊戯に攻撃を諦めさせることであった。
それを実行させられたリシドの心は痛みを感じていたが、それを知ってか知らずかマリクは不敵に微笑むのみであった。

そして遊戯には、ルールによって定められたタイムリミットが迫っていた。
プレイヤーに与えられた１ターンの思考時間は５分間。その間に攻撃を宣言しなければ、遊戯は負けてしまうのだ。
だが海馬の命ならいざ知らず、仲間である獏良の命がかかっていては遊戯も攻撃を躊躇せざるを得なかった。
どうしても動けない遊戯。それを獏良の中のバクラは面白くなさそうに見つめていた。

「なるほどな… マリク… その手で遊戯を追いつめるとはな…」

無表情に呟くバクラに、これも我々の契約のためだと、マリクは悪びれもせずに答える。
だが、バクラの我慢は既に限界に来ていた。

「オレ様にも気に入る勝ち方と気に入らねえ勝ち方があんだよ…！！」

バクラは無理やり自分の人格を表に出すと、遊戯に攻撃を強要する。
今回は自分の負けにしてやる。獏良は死なせないから安心しろと言うのだ。

「(最後に闇の力を手に入れるために、この宿主は一番 大事なモンだからよ…)」

そんなバクラをどこまで信用したのかはわからないが、遊戯は思い切って攻撃を宣言。
オシリスの『サンダーフォース』がバクラに向かって発射された。
そして千年リングが宙に舞う中、バクラのライフはついに尽きた――


作者コメント：「モー娘」ドンジャラでスタッフと仕事場は大盛り上がり!!ヒイキの娘を狙うと負けちゃうぜ!!

＞＞だが海馬の命ならいざ知らず
クソワロスｗｗｗ

マリクは相変わらず卑怯だなぁ
それに比べバクラの男らしい事よ

まだ自分が死ぬと逝った海馬のほうが、何というか

…遊戯が負けてからバクラが再び表に出れば宿主も助かるよね。
手段を選ばん奴だと思っていたが違うのか。

好きな勝ち方は自分が相手をぶっ殺すことだろうけど。

ＴＲＰＧの時はゾーク自爆させて勝ちだ！とか喜んでたのに
なんで今回は嫌がったんだろうか＞バクラ

リシドさん真面目な人っぽいなー。
なんでマリクなんかに従ってんだろ？

>>497
マリクも性格が悪いだけで根は真面目なんだよ

リシドさんがカード偽造組織で幹部やってるのはどう考えても不自然だな

>>496
自分主導じゃないからだろ
たとえ、やろうと思ってた事でも、他人に水指されると逆らいたくなるじゃん

卑怯な勝ち方するのが嫌だったんじゃ？
それか遊戯が攻撃するかもしれないと思ったのか

バクラとしては遊戯が攻撃しない保障は無い。
所々の発言からして、本体が死ぬとアイテムの中の人は死ぬか少なくとも相当長期間復活不能。
とすればしょうが無いだろう

しかし獏良くんには以前の気概は全く残って無いなぁ
必死さが無くなったというか

>>503
なんでここにいるのかの記憶がまずなさそうだからな。
もしかしたら徹夜でシナリオ書いてるときからバクラに操られてたんじゃないのか？

しかしまあ専門じゃないカードで神無しだとヤバイぐらいには遊戯を追いつめたし
最後に気概も見せたしバクラ結構頑張ったよ、残念ながら今回はくじ運が悪かった

>>502
それはおかしくないか？
それなら遊戯が攻撃しようとした時に人格交代して今回みたいに獏良を守ればいいんだから
遊戯を勝たせる必要はない

くじ運というよりは誰と戦っても負けそうな気がするのは何でだろう
神カードを持つ社長、マリクはもとより、「墓荒らし」「ハリケーン」を持つ普通にも負けそう

普通に獏良にサレンダーさせるとか、審判に「攻撃くらったらバクラがやばそうなんで
攻撃したって事でバクラを負けにさせてくれないでしょうか」とか提案すれば全て解決
だったような気がしないでもないんだが

リシドに邪魔された時の闇遊戯の顔が本気でムカついてる感じで笑った
いいとこで割って入られたと思ったんだろうな

神は本当に人を殺しかねない破壊力を持っているんだな
終わったころには会場が墜落してても驚かないぞ

>>508
操られているんだからサレンダーは論外だし、そんな提案したらオーガが襲ってくるぞ

>>510
さすがに物理的ダメージまで与え出したらデュエルディスクなんて怖くて付けてられんわｗ

>>508
審判にそんな事言って勝つ漫画を、お前は読みたいか？

リシド「良く聞け遊戯よ、その少年は既に千年ロッドの」
遊戯「審判！あのハゲ決闘を邪魔しに来たぞ、さっさとつまみだしてくれ！」

>>514それくらいは言い出しそうだから困る
あとリシドはハゲじゃないよ弁髪だよ

今回は裏遊戯がマリクを撃ったからいいけどこういうせこい策がでてくるとまたマリクは株を下げるな
自分が負けそうになってこんなようなことやらないといいが

マリクはバクラと組んでいたのだから、千年リングでビンゴの目も自在になっているはずなので
自分は安全な城之内と3戦目に戦い、準決勝は楽するためにリシドを行くようにするので
2回戦は海馬vs舞となる

海馬、オベリスクはお目見えしたから久しぶりにアルティメットドラゴンがみたい

>>518
どうかな。最近海馬は青眼よりも神にご執心だからな

浮気された青眼がすねて命令を聞かなかったりして

獏良久しぶりだな

久々に出てきたと思ったらこんな状況で
かわいそすぎるぜ

>>508
相手のターンのときに
サレンダーは出来ないんじゃなかったっけ？

>>517
千年リングにそんな能力あったか？

>>514
ワロタｗｗ

結局最後は神頼りか
ストーリー上仕方ないが
なんだかなぁ
毎回神頼りの決闘になりそうだな

流石に毎回は出さないだろうな、神

バクラのオカルトコンボかなり強かったなぁ
なかなか面白いデュエルだった
惜しかったな

＞「(最後に闇の力を手に入れるために、この宿主は一番 大事なモンだからよ…)」

バクラが手に入れたがってる力って三千年前のエジプトに関係してるんだよな
なのになんで現代の人間である獏良がそんなに必要なんだろうか
獏良自身になにか秘密でもあるのか？

単純に体が無いと動き回れ無いからじゃない？
リングに相応しい宿主とパズルに相応しい宿主が同じ時代の、
しかも割と近くに現れるなんて相当なレアケースだろうし

ウィジャ盤て結構ハイリスクじゃないか

けどあれで勝てたら気持ちよさそうだ

１ターンづつ負けが迫ってくる･･･
ってのはやられたら嫌だな、確かに

やっぱり、闇の力手にいれたら完璧に体を乗っ取れるとかじゃないか？
力を手にいれても体がないんじゃ意味ないし
闇人格は一応表人格がいないと寄生できないとかなかったっけ

エクゾディアと似てると思った
＞ウィジャ盤

>>529
そう考えると
器の獏良とか遊戯ってすごい存在なんだよな
器の二人は闇人格二人と
過去とやらで何か関わりがあるんだろうか

なんかバクラかっこいいぞ。神頼みじゃないデュエルの腕前
悪党ながらも譲らない矜持、ライバルキャラとしてなかなかだ

前から思ってたが
バクラどんな笑い方してんだよｗｗ
笑い過ぎだろｗｗｗ
海馬には負けるが

バクラといい海馬といい

遊戯も最初の方はそうだった
みんなキチガイじみてるな！

ヒャハハハ言ったり 焦ったりの繰り返しで
なんか忙しいヤツだったなｗ

>>535
闇「顔似てたんで憑きました」

モー娘なんてほぼ知らんけど作者がモー娘のどの子を贔屓にしてるか地味に気になる

そういや途中から名前がダークネクロフィアになってたんだな
流石にネクロフィリアは不味かったのか

俺のジャンプではずっとネクロフィリアのままだった。
地方によって違うんだろうか？

>>541
顔似てるか？
似てるところは髪型くらいしか･･･

同じ体使ってるから似てるように見えるだけでよく考えたら闇の遊戯も闇の獏良も本来の姿は謎だな
闇の獏良は人間じゃなくてTRPGの時のゾークみたいな闇の魔物が正体の気がする

遊戯と海馬は石版に掘られてた通りの外見なんじゃないか？つまり今と一緒
獏良も同じ可能性があるが個人的には是非ゾークで

闇の力が手にはいったら変身するのかね
獏良が化け物に！みたいな
ホラーだな

人間が化け物にってのはゲームじゃよくあるけど

遊戯があの石版の絵で海馬とわかったのがすごい

遊戯は海星頭って大きすぎる特徴があるから分かりやすいが
海馬は遠目で見て分かるような特徴はコレといって無いのにな

石版では遊戯は髪型が似てるってことしか判ってない
つまり、闇人格が憑依するのは髪型が条件なのではないか

じゃあ遊戯が坊主にすれば憑依できないのか

獏良死んだな・・・
クリボーを悶殺した糞ファラオが助けるとは思えんし

と思ったら普通に躊躇してやがった
まぁ少年誌的には主人公が友人を抹殺なんてのはキャラ曲げてでも避けるべき展開なんだろうけど

>>554
だが犯罪者は焼却の刑に

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘209　絆のために！！

「(忘れるな… 最後に闇の力を手に入れるのはオレ様よ！)」

目的を果たすため、宿主である獏良はまだ生かしておく必要がある。
あえて負けを選んだバクラは『オシリスの天空竜』の一撃を受け、獏良の心から消え去った。
そして元の人格に戻った獏良が手当てを受けに運ばれる姿を見ながら、もうひとりの遊戯は複雑な思いを抱いていた。

「(奴は宿主である獏良の命を助けるために自らを犠牲にした… それは千年アイテムに秘められたる魂の宿命…)」

たとえそれが邪悪な意志であったとしても、もう一人の自分の存在を
守らなければならないという点に関しては、自分もバクラも何も変わりないではないか。
そう思い悩むもうひとりの遊戯であったが、それに器の遊戯は穏やかに反論した。
もうひとりの遊戯が自分を守ってくれていることも、バクラと獏良が自分たちと同じく二心同体だということもわかる。
だが、自分たちと獏良たちには決定的に違う点があった。
それは遊戯自身もまた、もうひとりの遊戯を助けてやりたいと思っていたことだった。

「ボクは千年パズルを完成させて君と出会った時からずーっと強くなりたいって思ってた！
　ボク自身のために… そして君のために！」

さらに遊戯はバクラとの決闘で披露したもうひとりの遊戯を休ませるべく、自分が表に出ると主張した。
もうひとりの遊戯はこの好意を素直に受け取り、久々に遊戯が表の人格として現れた。
ただ杏子にとっては余計なことだったかもしれないと、遊戯はちょっと頬をかくのであった。

そして遊戯は勝者の権利であるアンティカードの受け取りも無視し、獏良の様子を見に行くことにした。
その獏良は既に治療を受けて部屋で寝かされており、周囲には城之内たちが待機していた。
自然と話は遊戯と獏良の決闘のことに移っていったのだが、その会話の中で遊戯は
獏良の心に千年リングの意志とは別の人格が存在していたことを城之内たちに明かした。
その人格こそがマリクだという遊戯に、城之内は自分を洗脳して遊戯と闘わせたのもそいつかと問いただす。
遊戯の答えはもちろんＹＥＳ。当然、城之内は怒りを爆発させた。

「ちっくしょおおお！ 絶対に許さねぇ！！ オレが… 奴(ﾏﾘｸ)をぶっ倒してやる！！」

怒りの鉄拳を壁にめり込ませ、痛みに悶えながら打倒マリクを誓う城之内。
そこへ丁度第二試合の組み合わせ抽選会を行うというアナウンスが入り、城之内は妹の声援を受けながら部屋を出た。
遊戯たちもそれについて部屋を出たが、ただひとり杏子だけは獏良の看病のために部屋に残った。
――しかし、遊戯たちは気付いていなかった。杏子がまたマリクの洗脳術を受けていたということに。
その杏子は千年リングを持ちながら、無表情に獏良を見つめるのであった。


そして獏良と八人目の決闘者を除く参加者が全員揃ったところで、組み合わせ抽選会が始まった。
今回アルティメットビンゴによって選ばれたのは、ナンバー４とナンバー２の決闘者。
すなわち城之内と、リシドが扮するマリク・イシュタールであった。

「(この洗脳野郎！！ てめえだけはオレの手でぶちのめす！！)」

いきなりマリクと対戦する機会が訪れ、闘志を燃やす城之内。
そして決闘場へ上がった城之内とリシドは激しい火花を散らすが、
これを観戦する海馬やマリクは心のうちで好き勝手なことを考えていた。

「(すでに城之内は罠にかかった子ネズミだ…　リシド… お前の罠戦術で瞬殺してやれ…)」

「(奴のデッキに太陽神のカードが入っているのなら… 城之内は実験ネズミに丁度いい…)」

奇しくも二人共が城之内をネズミと評する中、１回戦第２試合は始まるのであった。


作者コメント：小川・ヒクソン戦は本当にやるのか!?やるなら何をおいても、絶対見に行きたい!!!!!!

今度はネズミか

妹の前での初デュエルで城之内負けさすとも思えないからリシドもう負けちゃうのか、威圧感凄いのに。
準決勝を遊戯VS城之内にすると洗脳されてたとはいえやったばかりだからあんま新鮮味ないな。

準決勝がそれだと決勝は海馬かマリクかイシズか・・舞（笑）

リシド対実験ネズミか
どっちが勝つこともありえるな…面白そうだ

今度からネズミでいいんじゃね城之内

正直リシドと凡骨がやるとは思わなかったなあ。
となると残りふたつの組み合わせは姉弟対決でイシズvsマリク、残り物で海馬vs舞で決定かな。
どうもこの流れから行くと遊戯は決勝で神２枚相手に闘うことになりそうだな。

海馬とイシズでも面白そうだな

表遊戯がアンティカードなんていらないとか言ってる時裏は「デジャヴー取れよ！」とか思ってるんだろうか。

>>564
海馬が負けそう

>>544
俺のジャンプでは>>543同様ネクロフィリアだったのは始めの一・二回だけだった

そうなのか。俺のは先々週の墓地から復活した時もネクロフィリアだったから、
刷った順番によって訂正されてたりされてなかったりってことなのかな。

社長は城之内を実験ネズミとか言っているが、犬→馬→凡と散々馬鹿にしておきながら
相手に神カードを使わせる気にさせるなんて思ってるとは意外と評価していたんだな

本人が青眼とか神とか圧倒的な力で蹂躙するの大好きだから
マリク（リシド）が神持ちなら必要なくても力を誇示したがると思ってるのかもしれん

モルモットを評価して実験する研究者はいないからその理屈はおかしい

>>569
一応はここまで勝ち上がってるわけだしな

つーかモルモット扱いなら犬や凡骨よりも扱いが悪い気がしないでもない。
生物という点で馬の骨よりはマシだろうけど。

>>567
へーそうなんだ
やっぱりあの名前はまずかったのか
作者は何を思ってネクロフィリアなんてつけたんだろうなｗｗ

表獏良カワイソス
本当に闇人格に利用されまくってんな

誰か杏子も心配してやってくれｗ

舞が残りのメンバー誰とたたかっても勝てる気がしない

そりゃ一人だけ数合わせだし

>>574
余り深く考えずに死体っぽい名前つけたんだろ

遊戯もそうだが
優しそうな表に闇の人格が入ると
こうも顔付きが変わるのが不思議だｗｗｗ

>>575
俺にはあれがバクラのツンデレに見えた。
バクラ「利用したいから生かすんだ、別に死んでほしくねえからってわけじゃねえんだよ…！」

きめぇｗｗｗｗ

もう一人の自分の存在を守らなければならないってあんた
何度表遊戯の命を危険にさらしましたか
いまさらどの口が言うかって感じなんだが

まあかませにしては頑張ったよバクラは

>>583
まさにだなｗｗ
バクラもだ、今さら表の体を守るわりには
表の手を貫通させたり
腕ブッ刺して意識不明にさせたり
つーかＴＲＰＧで一回表を殺したよな？ｗｗ

死ねええええ獏良了ー！みたいなこといってた記憶ある
もしかして当時何も考えてなかったのか

>>581
バクラに限ってそれはねーよｗｗｗｗ

表の精神は死んでも大丈夫だけど肉体が死ぬと困るとか？
でも今回も精神力の問題っぽいか？

同じ二心同体で
遊戯と闇遊戯は会話出来るのに
バクラが表に出てるとき獏良は記憶がないんだよな
どこにいるんだろう

またマリクが何かしてるぞｗｗｗ

>>575
だが表の獏良も
「もう闇に体を乗っとらせたりさせないから大丈夫」
とか言って
自分で千年リングを付けてるからなぁ
危険なの分かってるのに自業自得な気もする

確かに獏良の行動は謎

>>589
闇人格の思念がアイテム外しても残留してて〜〜とかが普通かね
または表バクラと裏バクラが実はある程度対話を済ませていて同意の上でやってるとか……？

＞ただ杏子にとっては余計なことだったかもしれないと、遊戯はちょっと頬をかくのであった。
かわいいいいいいいいいいいいいいいいい

これはマリクVS舞で引き立て役乙の流れじゃね？

夢の美女対決はやっぱり無理だよな

マリクvs社長とかになったらマリクに勝ち目がないな

そうなったらまたモクバを人質にしそう

リシドを盾にして逃走とかもやりそう

マリクはヘタレか
しかし飛行船なので逃げ場はないはず

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘210　神殿の罠！！

「おー！ 久しぶりに見たぜ！ ガンくれ城之内！ アレが出た時のタイマン勝負は負けたことがねーんだ！」

憎しみと殺気のこもった目でリシドにガンつけする城之内。
一方のリシドも負けてはおらず、威圧感を湛えた目で城之内を見据えていた。
そしてカット＆シャッフルが終わって決闘ポジションについたところで、城之内は大胆にも予告ＫＯ宣言を行った。

「ズバリ１１ターン目でマリク 貴様オレに負ける！！」
「お兄ちゃんカッコいいー！」

静香以外の人間が呆れかえる愚かな予告であったが、対するリシドは全く表情を変えていなかった。
自分はマリクの影武者。自分の前に立ちはだかる敵は全て葬り去るという強い決意を秘めたリシドに、
油断の二文字はなかったのだ。

そして海馬が城之内に実験ネズミとしての活躍を期待し、
遊戯が城之内のデッキのパワー不足を心配する中、いよいよ決闘は開始された。
先攻は城之内がとり、カードを５枚ドロー。
しかしその時、城之内はいきなりアクシデントに見舞われる。なんと突風でカードが吹き飛んでしまったのだ。
持ち前の反射神経でなんとかカードは確保し直したものの、先が思いやられる立ち上がりに、
観戦する遊戯たちは心底不安そうな表情を浮かべるのであった。……もちろん静香は除く。

そして仕切り直しの１ターン目、城之内は『鉄の騎士ギア・フリード』を攻撃表示で召喚してターンを終了。
これに対し、リシドは永続魔法『王家の神殿』を発動する。
Ｍ＆Ｗのルールではプレイヤーは１ターンに１枚しか罠カードを出すことができないが、
このカードのコントローラーは１ターンに２枚まで罠カードを出せるようになるのだ。
そしてリシドはモンスターを出さず、二枚のリバース・カードを出してターンを終了した。
あからさまに仕掛けられた罠に、観戦中の遊戯は緊張した様子で城之内の動向を見守る。
さらに遊戯には、うひとつ気になっていることがあった。

「(あの祭壇に置かれた聖櫃は……！？)」

特に根拠はないのだが、王家の神殿の中に安置された聖櫃が遊戯の心をざわつかせていた。
そして実際に対戦している城之内はというと、口ではリシドの罠を怖がったフリをしながら、
内心でしっかり攻略の算段を整えていた。

「(オレの手札には必殺の『ハリケーン』があるのよ！
　 こいつがありゃあ場に出されたすべての魔法・罠カードを手札に戻せるぜ！)」

リシドは城之内がモンスターで攻撃した瞬間に罠を発動させるのが狙いのはず。
ならばリシドが罠を発動する機会を待っている間にできるだけ多くのモンスターを召喚し、
十分な攻撃力を得たら『ハリケーン』を発動して総攻撃をしかける。それが城之内の作戦であった。

そしてその作戦通り、城之内は２ターンをかけて『疾風の豹戦士パンサーウォリアー』と
『ランドスターの戦士』を召喚。これで城之内の場のモンスターの攻撃力の合計は4000を超えた。
リシドの方もさらに二枚のカードをセットして合計四枚のリバース・カードを場に揃えていたが、
手札に戻してしまえば怖くはないと、城之内は満を持してハリケーンを発動した。
てめぇはオレの罠にはまったと、得意満面の城之内。遊戯でさえもこれで城之内の勝利だと考えていたのだが……

「お前は罠に落ちた」
「（何…！！ ハリケーンの効力が消えた…！！ ！？！？！？)」

城之内が場にカードをセットしないことから、リシドは城之内が手札にハリケーンを隠していることを見抜いていた。
そしてリシドが待っていたのは、モンスターの攻撃宣言ではなく魔法の発動。
その程度の戦術がこのマリクに通用すると思うかと吐き捨てると、リシドは一枚の伏せカードを発動した。

「お前に仕掛けられた罠カードはこれだ！！ 『アヌビスの裁き』！！」

リシドの仕掛けていた罠カード『アヌビスの裁き』によりハリケーンの効力は消滅。
さらに城之内のモンスターは全滅し、その総攻撃力の半分である2150ポイントが城之内のライフから引かれてしまった。

「貴様が真の罠にはまるのはこれからだ…」

作者コメント：最近Ｆ(ﾌｨｸｼｮﾝ)なのかＤ(ﾄﾞｷｭﾒﾝﾄ)か分からない番組が多い!!でも、だまされて見るのが一番楽しいよね

過去最大の壊れカードじゃね？　＞アヌビス

アヌビスの裁きとミラーフォースをそろえたら鉄壁じゃね？

どう考えてもサイコショッカーの刺さりまくる相手のはずだが
多分まともに召喚させてもらえないんだろうな。

今度は静香がアホの子になってしもうた
獏良といい作者は一体何を狙っているんだ

眼が開いたと思ったら今度は城之内に盲目になったな

>マリクに通用すると思うか
本人になら(ry

突風でカード飛びそう→ハリケーンが不発の流れはなかなか深いな……
てか実際カードなくなってたらどうするんだろう？　手札少ないままデュエルか反則負け？

運がよければ主催者が飛んで行ったカードを何十枚もアタッシュケースから出してくれるかも

墓あらしでアヌビスの裁き奪って勝利パターンか？

昔からのカードの墓荒らしを使ってくれるのは嬉しいけど
毎度毎度墓荒らしで勝利ってのもワンパターンすぎないか？

>>608
なんかマリクには凄く簡単に通用しそうだよなｗ
つかリシド貫禄ありすぎるだろ
年上っぽいけどなんでこんな奴がマリクの部下になっているんだ

これは紆余曲折の末本当に１１ターン目で決着が付くフラグか

このデッキって神に当たると詰みそうだな、それ以外にならめちゃめちゃ強そうだけど。
凡骨には悪いが遊戯対リシドがすごく見たい

いまさら言うのもなんだが
この大会結構な人数が参加したと思われるが見事に身内的な奴らしか残ってないな
その中でも普通の人と言えるのは城之内と舞くらいか
なんかそれだけでもう城之内の負けは見えている気がする

たしかに強豪の一般プレイヤーに苦戦する海馬とかのシーンがあっても面白そうだな
この大会は宣伝的な意味もあるだろうから今後はそういうデュエリストがでてくるかもしれんね

明らかな不正参加：マリク、リシド、バクラ
本人は知らないけど不正参加：凡骨
よくわからん：イシズ

８人中５人がこんなんで残る３人のうち１人は主催者本人。
こんな大会で優勝して決闘王とか言われても
鼻で笑われるんじゃないか？

>>618
これはひどい

参加登録が不正なだけでそれぞれきちんと一般参加者を撃破してるぞ。
……マリク除くが

グールズのボスたるマリクには
「人を操る能力はすごい(？)が中身は貧弱だった決闘者」
の称号を与えよう

リシドは二人分倒してるしな
イシズも決勝来るまで時間かかってたのはちゃんと予選やってたからだろうし
マリクだけ予選ちゃんとやってない

バクラもまともに決闘せずに強奪した可能性があるんじゃね？
骨塚相手には真っ当に戦ってたっぽいけど、
決闘盤とかレアカードをむりやり強奪したのも確かだし。

>>613
マリクとイシズの家は千年パズルの封印を守ってる一族なんだろ？
だから、リシド家はマリク家に代々仕えてる家系で
どんな事があっても仕えるのが忠義だと教え込まれてるとかって話じゃないか？

作者コメントが気になってしょうがない
現実にあった事と作り事ぐらいは判断した上でテレビ見てくれ和希

実際は自分の判断があってるのかどうかはわからない
だからこそあえて騙されて面白がるってことだろう
プロレスファンらしい楽しみ方ともいえる

>>623
真っ当なゲームだったかどうかはさておき一応デュエルはしたと思う
バクラって目的に到達するためには過程をも楽しむ快楽主義者って感じだし

>>618
主催者本人が残っても別に構わんだろう、元々海馬は「遊戯と海馬を倒さなければ
王者は名乗れない」って言われるくらいの実力者と認識されてるから

＞突風でカードが吹き飛んでしまったのだ

高い所で決勝になったのも意味あったんだな一応。
「海馬何意味のない事やってんだｗ」とさんざんに言われてたが、意外にゲームバランスが
優れてたカップやきそばの件といい、本当に仕事はちゃんとやるんだな海馬

>>629
ちょっと待て
数十万どころか数十億なんて価値のあるカードも混ざっているのに
風でカードが吹き飛ぶような環境作ったらむしろ大顰蹙買うんじゃないのか

>>630
きっちり持ってたら飛ばされんで済むんだし、集中力緩慢だと言われて
終いじゃね。大体にしてこの大会、そのレアカードを賭けて戦う大会だし

>>629
すまん、全然意味があるように思えんｗ
なんでカードゲームでそんな過酷なことせにゃならんのだｗ

>>632
愚問だな、遊戯王の世界ではカードゲームは物凄く体力のいる
辛く厳しい戦いなんだぞ！

すっげー真面目に考えちゃうと巡航してる飛行船の天井に乗ったら人ですら吹き飛ぶからな。
決勝の場所を高いところにしたのはやっぱり煙とナントカって理由じゃないのかね…

現実でも金かけてる大会の演出って派手なの多いだろ
飛行船はやりすぎだけど漫画的脚色ですむ
意味を求めすぎだろ

ペガサスも城なんて時代錯誤なものやド古な牢屋までわざわざ造ってたな

まあ意外にゲームバランスの取れたものを作るまともな感覚がある一方で
明らかにキティな行動をするのが社長の魅力なので仕方がない。
決闘艇が登場した時に夜景を楽しみながら決闘ってのはいいアイディアだと思ったんだが
実際に始まってみるとそんなロマンチックなものでは全然ないところがすげえ。

まあ金持ちの酔狂で終わる話だな

>>629
なんでカードを吹き飛ばす舞台を作ったら
「ちゃんと仕事をやる」って評価になるんだよｗ

って悪い、リロしてなかったがすでに色々突っ込まれてたんだな。

ところでアヌビスの裁きってめちゃくちゃ強くないか？
ペガサスがトゥーンワールド発動してもそれを無効にしてモンスター全破壊できるってことだし。

アヌビス自体を無効にしちゃうんじゃないか？

ﾊﾞﾄﾙ　　　　　ﾄﾗｯﾌﾟﾜｰﾙﾄﾞ
遊闘211　死の罠世界！

『アヌビスの裁き』によって城之内のモンスターは全滅し、ライフも半減した。
一瞬で有利な状況を逆転させられたこともそうだが、何よりも精神的ダメージを遊戯と舞は心配する。
だが城之内の場合、その件に関しては全く心配無用であった。

「うれしいぜ… オレを本気にさせた決闘者はてめーで二十一人目だ！！」

今のターンはマリク（リシド）の腕を試すためにあえて罠に引っかかったと主張する城之内。
だがここからは本気モードに切り替え、決闘者レベルをＭＡＸに上げて闘ってやるという。

「決闘者レベルＭＡＸって…！？！？」
「(バカの頭脳はプレッシャーを感知しないのか…)」

本田と海馬が呆れているのを余所に、決闘は続行。
そして次のターン、リシドはまたカードを一枚伏せるだけでターンを終了した。
一方「罠ばかり張るのは汚ねえ」とややお門違いの罵声を上げる城之内は、『ワイバーンの戦士』を召喚。
そのまま一気に攻め込みたいところであったが、明らかに罠が待ち受けている状態ではそれもできず、
自分も一枚カードを伏せてターンを終了した。

「(正解だ！　今 動いても罠にハマるだけ… ここは慎重にチャンスを待つしかない…
　 でも… 罠の包囲網をかいくぐり―― マリクにダメージを与える方法はあるのか…！？)」

冷静に状況を分析する遊戯。だが当の城之内は既に爆発寸前であり、
次のターンにリシドが何もせずにターンを終了すると、すさまじい形相でリシドを睨み付けた。
そして再び自分にターンが回ってきた城之内は『ロケット戦士』を召喚すると、
感情の赴くままにロケット戦士でリシドに攻撃を仕掛けてしまう。
これに対し、リシドは罠カード『ウジャト眼の念力』を発動。
無敵モードに変形していたロケット戦士のコントロールを得ると、ワイバーンの剣士に向かって発射した。
このままでは同士討ちかと思われたが、城之内もしっかりかわし手を用意していた。

「させねえ！！ 魔法カード発動！！ モンスターＢＯＸ！！」

『モンスターＢＯＸ』の中にワイバーンの剣士は隠され、ロケット戦士は攻撃目標を見失った。
それでも勘に任せて攻撃するロケット戦士であったが、やはり攻撃は外れてしまった。

「ワハハハハ 残念だったなー！ オレのモンスターは無傷だぜ！！」

ようやくリシドの罠をかわした城之内は、大威張りでリシドをあざ笑う。
しかも城之内は罠戦術の弱点をも見つけていた。
リシドのデッキはそのほとんどが罠・魔法カードで構築されているため、壁となるモンスターがいない。
つまり場の罠カードさえ除去してしまえば、リシドのライフを削るのは簡単なことなのだという。

「…… それができねーから苦労してんだろうが…」

再びツッコむ本田であったが、今のターンは確かに城之内が優勢だったと遊戯はフォローする。
しかし、リシドは城之内の指摘にも全く怯む様子はなかった。
それどころか、今のターンで罠に落ちたのは城之内の方だとまで言ってのけた。

「お前の言う通りこのデッキの その大半が魔法・罠カードで占められている…
　だが… モンスターカードを補う効果を持つ罠カードが存在していたとしたら…
　お前の言う弱点をも克服した無敵のデッキとなろう！！」

その罠とは、永続罠モンスターカード『アポピスの化身』。
このカードは相手の攻撃宣言時に発動し、攻撃力1600・守備力1800のモンスターとして召喚されるのだ。
しかもリシドはこの罠を三枚伏せていた。つまり――

「一瞬にして三体のモンスターが！！　(しかもコワい……」

罠をかわしたつもりが、さらなる罠へと足を踏み入れてしまった城之内。
その城之内にリシドは、奈落の底へ落ちる覚悟を決めよと全く表情を変えずに呟くのであった……

作者コメント：バレンタインのチョコを送って下さった方ありがとうございます。Ｓ(ｽﾀｯﾌ)一同頂いてます!!

リシド(モンスターから装備魔法になる的なMTGのクリーチャー)使うからリシドなのか

不意討ちでモンスター呼び出すのはいいが、
トラップカード枠を圧迫しまくるな

遊戯も闇レベルとか言ってたよな

一気に三体って事は神のカードフラグか

>>646
つーか決闘盤が相変わらず5枚までしかセットできないなら
もう四枚永続系のカードを使ってるから
あと一枚しかカードを出せないことになる。
その一枚ももう伏せてるし。

アポピス発動した後はモンスター扱いなんだろうかまだ罠扱いなんだろうか？
もし完全モンスター扱いになるならサイコショッカー呼んでもわりと遅いような。

罠モンスターってなんだそりゃ

I2スタッフ「罠モンスターの存在は認めないことにしよう」

アヌビスの裁きの強さを踏まえれば
「アポピスはあくまで罠カード、罠をいくらモンスターで攻撃しても意味をなさない！」くらい言ってくれるはず

罠といえる効果じゃないしモンスターとしても弱い
攻撃無効化するなりなんなりしてほしいもんだ

今更だが相変わらず引きの偏りも凄いな

1ターンに2枚罠伏せられるなら割と強いんじゃない？
アポピス2枚セット→次のターンに生け贄に
1ターンでブルーアイズだって出せる

まあ博打要素強いな
普段罠は1枚しかセットできないのに罠をモンスターにしても…

てかリシド初期手札は、アポピスの化身、アポピスの化身、アポピスの化身、アヌビスの裁き、王家の神殿とかだったのか？
城之内に限らずだが、みんなゲームの枚はよくシャッフルしなさい

まあでも手札事故起こして何も出来ないまま終わるよりかは…

現実のOCGで魔法・罠中心のデッキ作っても弱いよな・・

スーパーエキスパートルールだかのルールでなかったらリシド無茶苦茶弱くね？

漫画版は直接ダメージ系魔法の禁止カードはあるみたいだが制限カードはあるかどうか怪しいので
ハーピィの羽根箒とかミラーフォースとか破壊輪とかアヌビスの裁きとか3積みされたら
まともに殴るデッキが生き残れるとは思えない。

むしろ魔法・罠を一枚しか出せないルールでこれだけ強いんだから
エキスパートルールでなかったらさらに強くなるんじゃないか？

城之内が最初の待ちリシドの状態の時にサイコショッカー引いてたらリシド何も出来ずに負けてんだろこれ

そういう都合の悪い引きをさせないのが強者の条件なのさ

>>662
その時は魔法でなんとかするんじゃねーの？
罠と魔法が中心なんであって、罠だけで構成されてるわけじゃないんだし。

>>664
そういう話じゃなくて、城之内がモンスター溜めて総攻撃したターンまでにショッカー引いてたら
普通に総攻撃通ってあぼんって話だろ

>>665
あの伏せカードが全て罠だったとは限らないからなあ。
城之内がショッカーを出せるとしたら３ターン目だったが、
その時点でリシドは４枚伏せている。
１枚はアヌビスで確定で、少なくとも二枚はアポピスで確定。、
残る１枚もアポピスかもしれんが、魔法という可能性もある。
モンスターＢＯＸみたいに攻撃無効化する魔法だとか
ルーレットスパイダーみたいなギャンブル魔法かもしれん。

>>666
計算間違ってるぞ。
今回使ったウジャト眼の念力があるから四枚全て罠で確定してる。
まあハリケーンの時みたいに城之内の手札にショッカーがあると気付いたら
罠伏せずに魔法伏せるって手があるだろ、とか言われたらそれまでだけど。

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘212　決闘を継ぐ者

「見えざる罠に潜む影… 影は領域を侵す者を闇に葬る… その影もまた罠なり…」
「(くそ… オレが攻撃すればするだけヤツの戦術にはまっていく… ズブズブと音をたてて罠に沈んでいく…)」

リシド攻略の糸口を見つけたと思った直後、更なる罠にはまってしまった城之内。
その顔には流石に焦りの色が現れ始めていた。
それでもなんとか一枚のリバースカードをセットしてターンを終了した城之内に、
リシドは三体の『アポピスの化身』で攻撃を宣言する。
これに対し、城之内はたった今セットした『スケープ・ゴート』を発動。
四体の身代わり羊が出現し、アポピスの攻撃を防いだかに思えたのだが……

「 甘 い ！！ 」

リシドの戦術に隙はなかった。リシドは伏せていた『魔法解除』を発動し、スケープ・ゴートを無効化。
安らかな顔のまま消滅していく身代わり羊と対照的に、城之内の顔は絶望に染まる。
そして三体のアポピスは『ワイバーンの剣士』と『ロケット戦士』を破壊し、さらには城之内への直接攻撃も決めた。
これで城之内のモンスターは再び全滅し、ライフもわずか５０にまで削られてしまった。

「(もう… オレに… 手はねえ… 終わりだ…)」

自分の打つ手が悉く空振りに終わり、城之内の闘志は消えかかっていた。
遊戯や舞の声援にも反応できず、サレンダーしようと右手を伸ばしかける城之内。
しかしその時、妹の声がその手を止めさせた。

「お兄ちゃん！！ がんばって！ お兄ちゃん！」

兄は今までずっとがんばってきた。自分自身のため、友達のため。
そして闇の中をさ迷っていた自分に大きな光を与えてくれたのだ。
たとえ勝てなくても、諦める兄の姿は見たくないと涙を浮かべながら懇願する静香。
その言葉は城之内の目に闘志を蘇らせ、さらにリシドの心にも小さなさざ波を立てた。

「城之内よ… 最後に私の問いに答えてはもらえぬか…　お前は何を求めてこのトーナメントを闘ったのか…」

勝ち誇るでも嘲るでもなく、リシドは真剣な顔で城之内に問いかける。それに対する城之内の答えは明確であった。
自分には勝たなくてはならない男がいる。その男の場所にたどりつく途中で、自分は色々な人間と出会い、闘ってきた。
それこそが自分にとってのバトル・シティなのだと。
こう答えたあと、城之内はリシドに言い返す。自分はまだ負けてはいない。最後というのは訂正しろと。

「こんなトコであきらめたらよぉ… ここまでオレと闘い道を開けてくれた決闘者達にいいわけがたたねえ！！
　どいつもこいつも最後まであきらめずにオレと闘ってくれた奴らばかりだからなあ！」
「だが… もう… お前に手はない…　潔く背を向けるも また決闘者の姿ではあるまいか」

静かに城之内に降伏勧告を行うリシド。だが城之内はそれを無視し、カードをドローする。
たとえ可能性が０に近くとも、もう絶対にサレンダーはしない。
そう決意した城之内を見て、もうひとりの遊戯は人格を表に出し、励ましの言葉を贈る。

「見えるけど 見えないもの！」

目に見えるデッキから見えない一枚(ｶｰﾄﾞ)を引くことの勇気。
その見えないカードを信じる力が決闘者の強さだということを、もうひとりの遊戯は伝えたかったのだ。
そして二枚のカードを伏せてターンを終了した城之内に、リシドはとどめのダイレクトアタックを敢行する。
しかし――

「ギィアアァァァァァ！」 ﾄﾞｶﾝ★　ﾄﾞｺﾝ★ ﾄﾞｶﾝ★
「(何！！ 罠モンスターが全滅！！)」

アポピスが攻撃した瞬間、城之内は二枚のリバース・カードを発動していた。
まず『おろかな埋葬』によって、城之内はデッキの中から一枚のモンスターカードをリシドの墓地に送った。
そして同時に発動した『墓あらし』で、リシドの墓地からそのカードを奪い取り、自分の場に召喚したのだ。
そのカードこそ、この局面を打破できる唯一無二のモンスター、『人造人間‐サイコ・ショッカー』。
エスパー絽場から譲り受けた魂のカードにより、ついに城之内の反撃が始まった。

作者コメント：不覚にもカゼをひいてしまいました。これが、またしつこい…早く誰かにうつさねば…

サイコショッカーきたー！！
やっぱこのデザインこの能力、かっこいーぜ！

墓あらしコンボで召喚→罠全破壊の図が凄くかっこいいなあ

愚かな埋葬は墓荒らしや死者蘇生とのコンボ用カードだな

リシドさん貫禄あり過ぎてラスボスフラグ立ちまくりじゃないすか

別にサイコショッカーじゃなくても、アポピスより攻撃力の高いモンスターなら
この状況打破できたんじゃなかったんだろうか

しかしライフがかなり削られてるなあ、
ここまで追いつめられた状況からショッカーだけでひっくり返せるか？

リシドのデッキに通常のモンスターカードが入っていないとか

>>674
アポピスは倒せても肝心の罠が封殺できない時点でジ・エンドだろう。
アポピスを倒したところで罠を使われたら残りライフ５０なんて簡単に吹き飛ぶだろうし。

奪い取って手札に入るだけじゃなくてモンスター召喚もできんのかよ
もしトラップ奪ったら発動トリガー無視できるのか？

要塞クジラならアポピス３体返り討ち＋ダメージで次のターンでとどめ・・は無理か？

凡骨はファイヤーボールで終わると予想

直接攻撃系魔法カードは禁止だから決勝トナメで火球なんか使ったらリシドの反則負け
まあ、相手モンスの攻撃力の半分を削るカードはやたら多いからそういう負け方はありそう

気持ち悪いデザインなのに、ショッカーが最高にかっこいいぜ

なんて頼もしいんだショッカー！
もう凡骨の相棒はこいつで決まりだな

ショッカー見てるとハカイダーを思い出す

何つーかさ。レッドアイズ本当にいるのか凡骨？
高レベルモンスターをあんまり入れたらデッキが重くて回らなくなるぞ、
罠破壊できるショッカーと全体攻撃＋飛行能力持ちなクジラだけで高レベル
モンスターは十分だよ

>>685
ショッカーとレッドアイズを融合させて「黒竜を足蹴にする海馬」を生み出すんだよ

かっこいいが…バトルシティ編になってからなんか城之内弱くなってね？
デュエルの度に心が折れそうになってる

やべぇショッカーかっけええええええ

>>687
それは敵が更に強敵になってるからじゃ

>>688
けど今の状況ってたかが攻撃力1600のモンスターが3体出てきたくらいだぜ？
相手のリバースカードもたった1枚、心が折れそうになるにゃ早すぎる

>>687
でも心が折れて自力で立ち上がれなかったのって今回が初めてじゃね？
他の時はなんだかんだで毎回勝手に立ち直ってた気がする。
妹が完全回復したことで半分は目標が達成されて気が抜けたんだろうか。

>>689
だが、それ＋やることが全て空振りに終わる精神的ダメージがある

おまけになんも出来ないままライフ二桁だからなあ
普通なら確かに諦めたくもなる

>>689
モンスター全滅＆ライフが５０だけってのを忘れてはいかん。
あと何度もカウンターくらったこともきつい。
ショッカー呼び出すまで本当にいいとこなしで
完璧にやられまくってたから。

>>689
残りライフ50ってのもかなりキツいだろ

>>691-694
お前ら仲いいなｗ

>>690
決闘王国でも何度もあきらめかけたけど
その都度踏ん張って反撃してたからなあ。
やっぱり「何かを背負ってるものは強い」ってことなのかね。

＞これが、またしつこい…早く誰かにうつさねば…

作者なにげに迷惑なこと言ってんじゃねーよｗｗｗｗｗ

実際、なにやってもカウンターされるっていうのは精神的に来る
しかも城之内は知識の無いキャラ設定だから
どれだけ相手のデッキに除去やカウンターが残ってるか推測も出来ない

> ここまでオレと闘い道を開けてくれた決闘者達にいいわけがたたねえ！！
> どいつもこいつも最後まであきらめずにオレと闘ってくれた奴らばかりだからなあ！

梶木はまあいいとして、改心したとはいえインチキやってた絽場や
語る気にもならない羽蛾のことを悪く言わないとか城之内って妙なところで心が広いなｗ

死んだやつは皆いいやつだ理論だよ

その線で行くとラストバトルは皆の幻が力をくれる展開だな

絽場、羽蛾、舞：敵でも自分に負けた奴なのでいい奴
海馬：敵で自分に勝った奴なので悪い奴

社長には殺されかけたから…

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘213　意外なる一枚

『人造人間−サイコ・ショッカー』の降臨によりリシドの罠は封じられ、決闘の主導権は一気に城之内が握った。
次のターン、城之内はサイコ・ショッカーのダイレクトアタックでリシドのライフを1600まで削る。
しかしリシドにうろたえた様子はなく、逆に城之内を讃えた。

「今のターンの攻防は見事だった…　城之内よ」

残りわずかなライフポイントにも関わらず立ち向かってきたその姿に、
リシドは城之内の決闘者としての誇りを見たという。
憎き敵からそんな言葉をもらうとは思っても見なかった城之内は一瞬固まるが、すぐに罵声を返す。
リシドをマリクだと思い込んでいる城之内の恨みは深かったのだ。

そして城之内のターンが終了し、ターンはリシドに移った。
その様子を見守るマリクは、リシドに心のうちでハッパをかける。
裏で計画を遂行するためにも、リシドには自分の影武者として勝ち残ってもらわなくてはならないからだ。

「(リシド… 誰一人貴様が神のカード所有者―― マリクであることを疑うものはいない…
　 まあいざとなったら見せてやるがいい あのカードをな…)」

海馬を横目で見ながら邪悪な笑みを浮かべるマリク。一方、リシドは淡々とターンを進めていた。
罠を封じられたものの、そのような場合に備えてリシドはちゃんと対応策を準備していた。
リシドは魔法カード『光の護封剣』を発動し、城之内の攻撃を３ターン封じる。
これでターンを終了したリシドに対し、城之内は『伝説のフィッシャーマン』を守備表示で召喚。
梶木から譲り受けた魂のカードを、城之内は期待を込めて見つめた。

そしてまたリシドのターンとなったが、ここで引き当てたカードを見てリシドは驚いた顔をする。
そのカードがデッキに入っていることをリシドは知らなかった。
なぜなら、そのカードをデッキに入れたのはマリクだったからだ。
一瞬動きが止まってしまったリシドだが、城之内に急かされてリバースカードを一枚セットした。

　　　　　　･ ･ ･ ･ ･
「(さらに あのカードを神殿に安置しておけ… リシド…　フィールド魔法『王家の神殿』では
　 カードを一枚聖なる領域に置くことで敵の攻撃も魔法効力も一切 受け付けなくなる――――)」

指示を出すマリクだが、リシドは躊躇していた。
もしも『王家の神殿』を攻略されてそのカードを失った場合、無条件にプレイヤーは負けてしまうからだ。
だがマリクは「そのカードは無敵だ」と言うのみで、指示を撤回する様子はない。
さらに悩みを深くするリシド。そしてその様子を見ていたもうひとりの遊戯たちは
リシドの変化をいぶかしむと共に、王家の神殿に安置された聖櫃について考えを巡らせていた。
王家の神殿は罠を二枚出せる効力を持つ。それはつまり、何かを守るために外敵の侵入を阻む必要があるからだ。

「(あの聖櫃には何か秘密が隠されている！！）」

城之内に警戒を呼びかけるもうひとりの遊戯。
そしてリシドは散々悩んだ末に『そのカード』を一枚神殿の聖櫃に封印し、ターンを終了した。

次のターン、城之内は『ベビー・ドラゴン』を、リシドはリバース・カードを一枚場に出す。
さらに次のターンが回ってきたところで、城之内はリシドを威嚇する。
あと１ターンで光の護封剣の効力は消える。おまけにリシドの場にモンスターはいない。
自分のモンスターの総攻撃でお前は終わりだという城之内であったが、リシドはそれに無表情に答えた。

「すでに時は足りた 私が『護封剣』を使ったのは 儀式を行うための準備は必要だったからだ」

リシドの場には三枚の魔法カードが並べられていた。これらのカード――王家の神殿、『聖獣(ｾﾙｹﾄ)の紋章』、
『封魂の聖杯』には、聖なる封印(ｶｰﾄﾞ)を守るために神殿の守護神を呼ぶ力が秘められていた。
そして『三種の神器』たるこれらのカードを用いた儀式により、リシドの場に巨大なモンスターが出現した。
サソリにも似たそのモンスターこそ聖なる領域の守護神、『聖獣セルケト』であった。

　　　　　　　　　　　・ 　・　・　・　 ・　・　・　・
「聖獣セルケトは 聖 櫃 に 封 印 さ れ た カードの守護神…！ (神のカード『ラーの翼神竜』のな！！)」

作者コメント：半年ぶりに新しい出前メニューが仕事場に。頼んだけど、おいしくなくて、ガッカリ!!

ほおおおおおお

リシドってこのマンガでは珍しいタイプの敵だなあ。
キチガイでもハイテンションでも卑怯でもない。
顔に刺青がなかったら普通の人じゃないか。

普通の人というか、立派な人だな

リシドが良い人だからマリクの微妙な小物さが引き立ってしまってる気が・・・

忠臣って感じだな。
肝心の主君のマリクがあれだけど。

マリク＝やたら行動力のある今川氏真
リシド＝忠臣朝比奈

ってとこか…

マリクの仕込みとアドバイスが余計な口出しにしか見えない件

>>712
サイコショッカーなど恐るるに足らずとか言ってたし、ちゃんと対処法を用意してたっぽいもんな。
まあなんかよく分からんけどセルケトって強そうだしいいんじゃね？

しかしこれはどうも神殿攻略されてリシドが負けるパターンっぽいぞ、
カード失ったら敗北とかわざわざ説明してる辺り

罠メインの戦術なんだしその天敵のショッカーにメタ張るのは当然のことだよな

もしリシド負けたら普通にラー取られてマリク正体明かすとかの暇なく自分の試合の前にゲーム終わるんじゃなかろうか。

>>716
これでリシドが負けてラーをとられたらマリクはどうするつもりなんだｗ

>>717
また城之内を操ります

決勝もアンティあるのか？

アンティ無かったら海馬の目的である神のカード集めが出来ないじゃないか

あるだろ。
海馬かマリクが神二枚で決勝に来るはず。

そうじゃなかったら最終目的の神三枚の集結ができないじゃないかと思ったが
遊戯のオシリスｖｓ海馬orマリクのラー＆オベリスクとかの決勝戦になったら
遊戯はラーかオベリスクのどっちかしか手に入らない事になるな
やっぱ最後は遊戯の神２ｖｓ海馬orマリクの神１になるのかな

城之内がリシドを倒したら海馬が城之内を不正参加の失格にすれば
三つ巴の決勝一戦で丸く収まる

相打ちにして両者敗退にするのかも。

>>722
いい加減それループしてないか？

墓あらしコンボ発動したときはまだリシドターンだったのに
何で護封剣使わなかったんだろう

>>726
次のターンで引いたんじゃね？

リシドが裏切って真のボスになるんかと思ってたが普通に良い奴そうだな

馬鹿殿に仕えてる賢臣という構図だろ

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘214　復讐の一族！！

　ｾﾙｹﾄ
「(聖獣は祭壇の聖櫃に眠りし神を守護するものなり ラーの翼神竜を！！)」

リシドの場に出現した『聖獣セルケト』(攻撃力2500)により、再び形勢は逆転してしまった。
2500という攻撃力と、その恐ろしい姿に戦慄する城之内。
そしてそれを見守る遊戯と舞は、リシドが聖櫃の中に封印したというカードについて考えていた。

「(神のカード… だが… オレの勘が正しいのなら… 奴がそのカードを持っているハズは……)」

見えるけど見えないもの、という言葉が遊戯の脳裏に浮かぶ。
そして決闘場に立つリシドは、なぜ自分のデッキに神のカードを入れたのかとマリクに問いかけていた。

「(フフ… リシドよ　お前はいかなる時もボクの影… 移し身なのさ…)」

だからリシドには神のカードを持つことも許されるとマリクは語る。
だが、リシドの懸念はそれだけではなかった。
神のカードとは言うものの、リシドが持たされたのはグールズの作ったコピーカードだった。
しかも実験を行った結果、神のコピーカードを使う者には何らかの災いが降りかかることもわかっていたのだ。
ある者は発狂し、ある者は廃人となり、ある者は召喚の瞬間絶命してしまった程にその災いは苛烈なものだった。

だが実験を重ねるにつれ、ある事実が判明した。神のコピーカードは、操る者の心に反応するのだ。
通常の決闘者では神の移し身をしもべにできる強い心を持っていない。
逆に言えば、三千年の墓守の血族であれば、神をしもべにできるということだ。

「(リシド… 墓守の一族として生きてきた お前の強靭な心なら神の移し身(ｺﾋﾟｰ)を操ることができるのさ！！)」

ある種の信頼の表れなのか、マリクはリシドなら神の移し身でも操れる心を持っていると考えていた。
だがリシドはマリクにそっと謝った。神の力を借りずともこの決闘を制してみせるとリシドは考えていたのだ。

そしてリシドはターンを終了し、その瞬間に『光の護封剣』の効力も消えた。
これで城之内は攻撃が可能となったが、城之内の手札には上級モンスターカードも起死回生の魔法カードもなかった。
やむなく城之内は三体のモンスターを守備表示にしたままでターンを終了。
守るしかない城之内に対し、リシドはセルケトで攻撃をしかけた。

「聖獣セルケトの攻撃！！ 対象はサイコ・ショッカー！！」　ﾊﾞｷ ﾊﾞﾘ ﾊﾞｷ ﾊﾞｷ ﾊﾞﾘ
「(く… 喰ってやがる〜〜〜！！)」

陰惨な光景に、城之内、本田、舞、静香、そして遊戯までもが青ざめた顔になる。
だが、これこそが聖獣セルケトの特殊能力。敵モンスターを体内に取り込むことでその攻撃力の半分を得るのだ。
『人造人間−サイコ・ショッカー』を取り込んだセルケトは進化を果たし、攻撃力を3700にアップさせた。
そして次のターンも城之内に打つ手はなく、何もできずにターンエンド。
一方のリシドはセルケトに『伝説のフィッシャーマン』を喰らわせ、攻撃力を4250にまで上昇させた。

「(すまねえ……！！ お前らから譲り受けたカードを…)」

悔しげな表情で絽場と梶木に謝る城之内。
そしてあまりにも絶望的な状況に、もうこれ以上は見れないと静香は目を背けてしまう。
だがそんな妹の心を、今度は兄の言葉が救った。

「静香！ オレを見てろ！！ 逃げるな！」

負けるかも知れないが、城之内は自分の姿を静香に最後まで見て欲しいと思っていた。
静香は暗闇の中で勇気という光を見つけた。だからもう暗闇に逃げないで欲しい。
そう願う兄に応え、静香は涙を吹き、しっかりと前を見つめた。
そしてこの兄妹のやりとりを見ていたリシドの心には、遠い昔の記憶が蘇ってきていた。

「(暗闇の中で光を見つけた…… 私の人生もまた… 深き闇の入り口から始まったのだ…)」

二十五年前、赤子だったリシドは井戸の傍らに捨てられていた。
そのリシドを保護し、育ててくれたのが今は亡きイシュタール夫妻であった。
夫妻は地下深き場所で人目に触れることを避けつつリシドと共に暮らした。手の届かぬ一点の光を見つめながら――

そして四歳になった頃、リシドは偶然墓守の宿命を耳にした。
その宿命とは、二つの千年アイテムと、三千年前の王の秘密を守り続けることだった。

「もし… このまま私達に男の子がさずからなかったら… 『墓守の儀礼』はリシドに…
　あの子が十歳を迎え時… わが子として迎えましょう…」

妻の言葉に、夫は黙して答えなかった。
墓守の儀礼とという言葉が気になったリシドであったが、その場は何も起こらずに終わった。
その一年後、イシュタール夫妻は子供を授かった。だがその子供は女の子。夫妻の落胆は激しかった。
そしてさらに四年後、待望の長男であるマリクが誕生した。――母親の命と引き換えに。


時は過ぎ、マリクがもうすぐ10歳を迎えるという頃。
マリクは10歳の誕生日に行われる墓守の儀礼のことで、リシドに愚痴を零していた。
墓守の儀礼とはイシュタール家に伝わる一子相伝の儀式で、
王の記憶の秘密を背中に彫り刻むという過酷なものだった。

「その苦しみがどれほどのものかわかるか？　あまりの激痛に一か月も叫び続けるって…
　なんでそんな目にあわなくちゃなたないんだぁぁ……」

マリクはリシドに懇願した。自分の代わりにお前が儀礼を受けてくれと。
そうすればリシドも一族の人間と認められるというマリクの言葉に何かを感じたのか、リシドは笑顔で承諾した。

そしてリシドは、マリクの父親に自分が儀礼を受けると申し出た。
マリクにそそのかされたのかという詰問にも、リシドはあくまで自分の意思だと言い張った。
リシドにはどうしても叶えたい願いがあったのだ。

「儀礼が終わったら…… イシュタール様を… 父上と… 呼ばせて下さい…」

たったひとつの切ない願いを口にするリシド。
だが正統なイシュタール家の血を引かぬリシドの願いを、イシュタールが受け入れることはなかった。
二度と一族の秘密を口にしたら舌を切り取って殺すというイシュタールを、リシドは悲しげな顔で見つめるのであった。

翌週、ついに墓守の儀礼は行われた。
口に轡をかまされたマリクの背中に、火で炙られたナイフによって王の記憶を記した紋様が刻まれていく。
そしてマリクの悲鳴を聞きながら、リシドは思いつめた様子でナイフを火で炙っていた。


「リシド……… ボクは…　…誰を… 憎めばいい…… 教えてくれ…」

儀礼がなんとか終了して帰還したマリクは、
帰りを待っていたリシドに憎しみのこもった目で問いかける。
だがその目はすぐに驚愕で染まることになった。

「私に…… マリク様のその苦しみを… 癒すことはできません…
　ならば… せめて …この傷で… あなたと… あなたの一族に忠誠を誓わせて… 下さい…」

血まみれの顔で忠誠を誓うリシド。なんとリシドもまた、顔に何らかの紋様を彫り付けていたのだ。
そしてそんなリシドを、マリクは涙を流しながら笑ってみせた。

「それで… いい… リシド…… だって… お前は…… ボクが生まれるずっと前から…
　ボ ク の 影 な ん だ か ら な ぁ ！！　ハハハハハハ」


そして今、マリクとリシドは遊戯を抹殺せんと決闘艇にたどり着いた。
すべては墓守の一族の復讐のために。


作者コメント：今、ゼルダに大ハマリ!!G(ｸﾞﾗﾌｨｯｸ)が凄くなる一方で、記号的ゲーム性の面白さを改めて痛感!!

さすがにこれはマリクに同情せざるをえない
そりゃ性格もゆがむわ

変なもん拾い食いしちゃ行けません！

暴君だったから光の神官に天誅されました説の信憑性が大幅に

凡骨が勝つには右手に盾を〜を引くしかないな

マリクとリシドは確かにお互い信頼してるがお互いに駄目な方向に向かってないか？

この漫画の父親はどいつもこいつも腐ってるのはどういうことだ
作者はそういうのしか描けないのかね

>>739
梶木の父親がいるじゃないか

ナイフでザクザク彫るって…せめてタトゥーにしとけよ

凡骨も海馬もマリクも父親がろくでなしで〜ってパターンだから確かに多いな
ペガサスのほうが少数派か

そんなことよりマリクはどうして父親恨まないんだよ
確か父を殺した遊戯を許さないんだよな？
あとイシズがクールすぎて黒幕フラグが立ったな

あの柱の影からお祈りしてるようなのがイシズかね？
まあイシズ以外に当てはまる人間がいないからイシズなんだろうけど。

>>742
「父上も犠牲者だ！こんなばかな風習おしつけたファラオが悪い!」

父「マリクはわしの復讐の道具としてきちんと育ててきたからな！」

そういえば御伽父という最狂のろくでなし親父がいたな

あのナイフを火であぶってるのは何の意味があるんだ。
消毒のつもりか？

読んでて背中ぞわぞわしてきた
マリクとリシドの関係はわかったけどなんか変な依存の仕方だな
育った環境が環境だから仕方ないけど
あと遊戯のギャグ汗初めて見た気がする

ここまでくると作者は父親と仲でも悪いのかと思ってしまう
つーかあんな不衛生そうな場所でザクザク切って大丈夫なのか

安心しろ。この勝負……城之内の勝ちだ。皆忘れてるんじゃないか、時の魔術師のことを。

漫画の作品は作者のコンプレックスが現われるって言うからな

>>749
残念じゃったな。羽蛾がパラサイドと交換で盗んだもの……それが時の魔術師じゃ。

>>750
リシドをマジックハンドで掴めば終了じゃないか
罠使いを罠で倒すという社会風刺も入った展開

>>753
いくらちゃぶ台返しが得意なこのマンガでも
「他のモンスターを」身代わりにするってカードに書いてある以上
さすがにそれはできんだろうｗ

他の人間を洗脳するようなやつなんてモンスターだぜ！と言って押し通す。
いまだにリシドをマリクと思ってるんだからいけるはず。

>>750
天津飯乙

いくら影でもやばいことになるだろうコピーじゃなくて本物渡してやれよと思った。
マリクリシドより死人や廃人になったグールズ下っ端の方が可哀想だ。

リシドなら大丈夫ってマリクなりの信頼があるんだろう
どうなるか結果は知らないが

でもこれコピーカード使って失敗するフラグな気がする

今の状況ってセルケトたんがどれだけ攻撃力をあげても
聖櫃に封印している時点で魔法解除系の魔法・罠カードさえあれば詰みなんだよな

>>760
でもそれを凡骨は知ってるのかねえ？
なんかリシドも口に出してはいないし、気付いていないような気がする。

つーかリシド、いくら恩があるにしてもあんな男の事を父上なんて呼びたいか？

>>761
知らなくても「王家の神殿」さえ無くなれば、罠2枚置きも無くなるし
うまくいけば儀式カードの欠落でセルケト自体も消えるかも知れないじゃないか

気付いていようがいまいがもう除去カード自体残ってないんじゃね？

物真似カードがあるじゃないか

磯野「不正にコピーしたカードを使用したため、マリク・イシュタール選手失格！」

もうマリクの過去出しちゃうのか？
ペガサスみたいに終わってからじゃないのか

遊戯オシリス・城之内ラーで
海馬オベリスクとイシズに立ち向かう展開が見えてきたな

とりあえずあの親父はその後どうなったんだろう
イシズもいまいち狙いがわからないし

このマリクの過去話、何か背筋がゾクゾクしてくるな
何ていうか、凄く怖い
儀礼の内容もそうだけど、それを情け容赦なく実行する親父も、
忠誠を示すため自ら顔に紋様を刻んだリシドも、
泣き笑いながら叫ぶマリクも
まさに狂気って感じで

＞オレの勘が正しいのなら… 奴がそのカードを持っているハズは
いや、それ以前にマリクとリシドは口調が違いすぎるだろ。
話した事が一回しかない海馬はともかく、マリクと何度も話してるんだから、
勘とかじゃなくて普通に気付けよ遊戯

>>747

消毒と、傷口を焼いて出血を抑える感じかねぇ

あっためたナイフは切れ味よくなるんだよ

両方だよ

＞「リシド……… ボクは…　…誰を… 憎めばいい…… 教えてくれ…」
普通に親父を憎めばいいと思うよ

つーかナイフで切り刻むなんてあんな痛そうなやり方せんでも、
刺青入れるみたいにやればいいんでね？

その痛みも含めて儀式の一部なんじゃないかな。
それにあの親父だって同じ苦しみを味わった訳でしょ、悪い因習ってなかなか切れないし。

まったく、裏遊戯は暴君だなww

ロクでもない過去の清算か

マリク父もあれで発狂してあんなんになったのかもしれない
普通に岩なり紙なりに記せばいいのになぜあえて人の背中なのか

他者に見せないなら自分の体が一番じゃないか

伝承のためとはいえ体に彫る必要性がないとおもう
第一彫られたマリクには読めないんだし

妻となる一族が本当の伝承者で、マリクはただの記録板なのかもしれないぞ。

「それやる必要ないだろ」っていうような異常な儀式とか風習は普通にある

マリクが遊戯を憎んでるのは親父の復讐らしいが、
こんな腐れ親父のために何であそこまで怒るんだ？

腐っても親父なんだろう

親父をこんな狂わせたのは闇遊戯だ！ってことでは。

これって親父もマリクも背中に彫られたって事は自分じゃ内容見えないんだろ？

どうやって彫るんだ？

祖父の皮を残してあるんじゃないか
と思ったら、そっちを伝えるだけでいいしなぁ…
昔のエジプトでは、猿を訓練させて燭台替わりにしてたから、
1人のファラオにつき1人、ノート代わりに差し出す風習があったのかもしれない…？

> 猿を訓練させて燭台替わりにしてた
それこそ「何の意味がある」だな。
普通に燭台を使えばいいじゃないかｗ

ぶっちゃけ意味なんかないだろ
割礼とかと一緒で

割礼は感染症にかかりにくくするという実用上の意味があったんじゃないか？

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘215　一族の証！！

圧倒的な攻撃力を得た『聖獣セルケト』の前に、城之内はもう対抗手段を残していなかった。
それでも城之内はサレンダーだけはせず、場の『ベビー・ドラゴン』を守備表示にしたままでターンを終了した。
たとえ無駄なあがきだろうとも、ライフが０になるまで闘う。そう言う城之内を、リシドは静かに称えた。

「見事な闘志だ…」

思わぬ言葉に驚く城之内。そしてその城之内を見守る舞は、
静香を慰めるかのように彼女の肩に手を回しながら、もうひとりの遊戯に語りかけていた。
どんなに友情というものを心に刻みつけようとも、覆せない状況はある。城之内は勝てないと。
そんな舞の言葉に、もうひとりの遊戯はあれを見てみろとだけ答える。
思わずもうひとりの遊戯の視線の先を追った舞が見たものは、闘志を湛えたままの城之内の目であった。

「(……！！ 何なの… あの目は… だって手は残されてないはずでしょ… でもあの目の中に闘志は消えていない)」
「(闘志と共に… 覚悟を秘めた目！　それは… 闘う者同士が互いに決闘者の誇りを認め合った証！！)」

そして次のターン、セルケトはベビー・ドラゴンをも吸収し、攻撃力を5225に上昇。
これに対し、城之内は再び何もしないままターンを終了した。
城之内の場には一枚のカードも残っていない。城之内の勝利の可能性は潰えたのだ。
しかし負ける覚悟を決めた瞬間、城之内は勝敗を越えた何かを見出していた。

「見えるけど 見えねえ……」

城之内はマリクの洗脳術にかかり、親友との命懸けの闘いを強いられた。
何の意味もないお互いの心を傷つけるだけの闘いを強要したマリクを、城之内は絶対に許すつもりはない。
だがこの決闘を続けるうちに、城之内は対戦相手である『マリク』への憎しみが消え失せていくのを感じていた。
城之内がかすかに覚えている薄汚い記憶と、目の前にいる『マリク』とはどうしても結びつかなかったからだ。

「てめえはマリクじゃねえ！！」

城之内の指摘にもうひとりの遊戯も頷く。マリクに洗脳された者と、あの男の戦術は明らかに違うと。
皮肉なことに、真の決闘者であったがゆえに、リシドはマリクを演じ切ることができなかったのだ。
それでは本物のマリクはどこにいるのかという尤もな疑問が遊戯の心に浮かび上がる。
その疑問に答えるかのように、もうひとりの遊戯は二人の人物を思い浮かべる。
一人はまだ見ぬ八人目の決闘者。そしてもう一人は……

「(このままでは計画が狂う…！！！！)」

ついにナムことマリクはその正体を疑われ始めた。
それを隠すかのように、リシドは城之内に攻撃。セルケトの直接攻撃が城之内にとどめを刺すかに思われた。
だがその直前、マリクはリシドに攻撃をやめさせる。
リシドがマリクであることを信じさせるために、ある行動をとれというのだ。

「(城之内は… 神(ﾗｰ)の攻撃で仕留めろ！！)」

リシドが神のカードの所持者であることを示せば、計画は滞りなく進められる。
そのために神を、正確には神の移し身(ｺﾋﾟｰ)を召喚しろとマリクは命令する。
神の移し身は強靭な心を持たねば従えることはできないが、マリクはリシドを墓守の一族だと考えていた。
現に千年ロッドの力で声を届かせることはできても、リシドを洗脳することはできない。
それこそが墓守の一族の証であり、それならば神を従えるに足る心を持っているはずだと言うわけだ。

「(しかし… 私は… 一族の血を継ぐ者ではない……)」

かつてイシュタールに言われた言葉はリシドの心に今なお深く根付いていた。
マリクがどう言おうとも、血のつながりのないリシドにはどうしても自信が持てなかったのだ。
そんなリシドに、マリクは何よりも効く甘い言葉をささやいた。

「(お前が神の移し身を操ることができたら… 亡き父上もお前を息子と認めるさ… 血の後継者であることを！)」

リシドにとって、故イシュタールに息子として認めてもらうことは悲願であった。
そしてリシドは、ついに神の召喚を決心した。

「このターン… 私が神の所持者である証をたてよう…」

今、神のカードは聖櫃に封印されている。聖櫃を開けるためには
セルケトを生贄とした上でライフポイントの半分を払う必要があるが、その時神はフィールドに解放されるのだ。

「聖獣を生贄に―― 我が命の片割れと共に捧ぐ
　聖なる棺に眠りし神の魂よ――　今 その姿と共に蘇れ！！
　出 で よ ！ ラ ー の 翼 神 竜 ！！ 」

その瞬間、聖櫃の中から黒き姿のモンスターが出現した。神のカード、『ラーの翼神竜』の移し身が。
その姿を城之内ともうひとりの遊戯は戦慄と共に、海馬とマリクは不気味な微笑と共に見つめる。
果たして紛い物の神は、この決闘にどのような結末をもたらすのか――


作者コメント：次号は取材のため、１週お休みさせて頂きます。パワーアップして、帰ってきます!!!

> 静香を慰めるかのように彼女の肩に手を回しながら
うお、さりげなさすぎて読み飛ばしてたぜ。
初期の頃がウソのように舞さんはいい女になったなあ。

しかし、城之内は負ける以外の選択肢が残っていないのに話を引っ張ってどうするんだ

これはリシド自爆フラグかな

まあ、明らかにキャラ違うよなあ偽マリク。
リシドはそんなに威厳たっぷりな振る舞いでなくもう少し小者感を出さないと

神が暴発してリシドと城之内がダウン
→先に立ち上がって「優勝したもんねー」と叫んだほうが勝ち

こうですか、わかりません＞＜

不運に遭うのは使った人間だけだろ

マリクヘたれ伝説に余計なことして部下が敗北と言う一ページが刻まれることは確実

いや、流石にここはリシドがニセ神の一撃で城之内に勝つんじゃね？
んでマリクの正体に疑惑を残した状態でトーナメント続行と。

リシドは子供の頃からアイテム守りつづけ顏に彫り物までしても
多分これから盛大に神にだめだしされるのにどっかの社長は
「これが俺の(ry

>>803
神は強靭な心を持っている人物に従うけど
誇り高いかどうかは全く問題でないことがよーくわかった

いや、神は誰にも使えるがコピーはダメって事なんでは

つまり神は著作権に厳しいと

海馬は一応イシズに神のカードは返さないことを仄めかしている

神のカードっつっても、元はペガサスが作ったもんだろ？
何でそんな文字通り神がかり的な物になっちゃってるわけ？

>>798
「見事な闘志だ…」のセリフとかも「無駄な足掻きだね…ククク」とか小物っぽく嘲笑ったり、
攻撃くらった時には「く…この城之内如きがぁ！」とか激昂すべきだったな

>>808
日本にだって物に宿る神様いるし、カードに神が宿ってもいいんじゃね？
紙に神が宿るっていう韻もふんでるし。

>>810
そういうのって、作られてからもっと時間かかるもんなんじゃないの？
多くのデュエリスト達の手を渡るうちに段々と信仰みたいなものも集まって、本当に神が宿るようになった、とか

>>811
石版に神が描かれてたんだから、その古代に実在した神が新たな依り代(カード)を
見つけて憑依した、みたいな感じじゃね

千年アイテムが関わってるんだからなんか過去にありそう

>>804
イシズ「瀬人！　あなたは必ず神を支配できるッ！　もっと！　もっと！
神は自分のものと思いなしゃれッ！　義父の会社を奪ったように！
100億賭けて復讐することと同じようにッ　やって当然と思うことですじゃ!
大切なのは『認識』することですじゃ!　神を操るということは自分のもので当然と思う精神力なんですぞッ!
あなた様は光の神官ッ！神を支配して当然ですじゃあああああーーーッ　ケケケケケケケケケケッ」

杏子ってどうなってんだっけ

マリク憑きのまんま獏良見張ってるんじゃなかったっけ

どうしてマリクはバクラを操れなかったんだっけ？
声は届くのに操れてはなかったよな
獏良は操ってたが

そりゃバクラは闇ゲームできるだけあって精神力が強いんだろ

そういやバクラとマリクがデュエルしたらどうなるんだろう

バクラの頭の中でマリクがごちゃごちゃ言って混乱させるかもなｗｗ

相手もマリク。頭の中にもマリクｗｗ

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘216　神の裁き！！

神の移し身を操ることができた時、一族の後継者の証を手に入れることができる。
その言葉に負けたリシドは、コピーカードである『ラーの翼神竜』を召喚した。
通常、神の召喚には三体の生贄が必要であるが、今回は生贄となった『聖獣セルケト』が三体のモンスターを
既に取り込んでいたため、セルケト一体を生贄とすることで特殊召喚が可能となったのだ。
また、ラーの攻撃力・守備力は生贄となったモンスター三体の攻撃力・守備力の合計値によって決定される。
よって今のラーの攻撃力はセルケトと同じく5225ポイント。
ライフポイントがわずか50の城之内を粉砕するには十分すぎる攻撃力であった。
そしてこの光景を、マリクは喜びと共に見守っていた。

「(リシドよくぞ神の移し身を従えた！！ お前は身をもってイシュタールの血族の証をたてたんだ！！)」

神を召喚した以上、リシドがマリクであることを疑う者はいない。
これで本物のマリクはもうひとつの計画を安全に実行できるというわけだ。
その計画とは、海馬瀬人の秘密を探ること。なぜ古代の王の葬祭殿に残された壁画に海馬に似た人物が
描かれていたのか、その人物の手に握られている千年錫状らしき千年アイテムは何を意味するのか。
海馬の記憶を読めばそれらの謎が解明できるかもしれないとマリクは考えていたのだ。
ちなみにその海馬はというと、神の姿を見て無邪気に喜んでいた。

「(クク… 城之内！ 神に踏みつぶされるのなら誇りと思うがいい！ 実験ネズミの誇りだ！！)」

そしてとうとうリシドはラーで攻撃を宣言する。
今度こそリシドの勝利は決定。誰もがそう考えた瞬間、思いもよらぬ出来事にマリクは顔を歪めた。

「(ボクのデッキの中の……… 真の神が怒りのオーラを発している…！！)」

突然自分のデッキから発せられたオーラに、困惑を隠せないマリク。
さらに決闘場の偽の神は、リシドが命令したにもかかわらず攻撃を行おうとしなかった。
その偽の神は自らの体を黒い霧状の姿に変化させると、カードから発する光と共に上空へと消えていく。
そしてその直後――　天から無数の光の矢がリシドと城之内に降り注いだ。

「何が… どうしたってんだぁぁぁ！！」

突然降りかかった災難に、城之内は悲鳴を上げる。
城之内は知る由もなかったが、神の怒りはそのゲームに参加したプレイヤーに下されるのだ。
一方リシドは、この災難を神が自分に与えた裁きと考えていた。

「(神よ… 私を一族の後継者と認めては下さらぬのか…)」

リシドの脳裏に、自分を否定したイシュタールの顔が浮かぶ。
そしてリシドは光の矢に体を貫かれ、その場に崩れ落ちた。さらに城之内も体を貫かれ、昏倒してしまう。
慌てて城之内に駆け寄ろうとする遊戯たちであったが、それを審判が制止した。

「最後の攻撃はプレイヤーに精神的ダメージを与えたがプレイヤーのライフを奪うものではない！」

ライフポイントが残っている以上、まだ決闘は終わっていない。
二人が倒れてしまった今、このターン内で先に立ち上がった者を勝者とするというのだ。
あまりといえばあまりな裁定に絶句する遊戯たち。
――だがその裏で、重大な変化がマリクの身に起きつつあった。
そしてそれに気付いているのはリシドだけであった。

「(……い…けない……　……あの人格を目…覚め…させては……)」

マリクに秘められた真の怒りの念は、リシドによって抑えられてきた。
このまま自分が倒れしてしまえばその抑圧から解放された闇の人格が再び目覚めてしまう。
必死に起き上がろうとするリシドであったが、やはりダメージは大きく、そのまま意識を失った。

そして制限時間が残り一分を切ったその時。
マリクの髪は逆立ち、その額にはかつて遊戯が千年パズルを完成させた時と同じように
ウジャト眼に似た不気味な第三の眼が浮かび上がっていた……

作者コメント：Ａ(ｱﾆﾒ)スタッフと一周年を記念して飲みました!!ペガサスJay二郎さんはイカした人だ!!

アニメもう一年経ってたのか

マリクに裏人格…か？

え……

今までのは表人格だったのかよ！？

> あまりといえばあまりな裁定
まったくだｗ
なんでカードゲームで「先に立った方が勝ち」なんてルールを作ってんだよｗ

今までのマリクは表人格ってまじかよ

マリクにこんなテコ入れをしてくるとはマジで驚いたぜ。
しかし今までので表人格なら一体裏人格はどんな奴になるんだ…

「マリクなど我々の中では（ｒｙ」的展開キタ――――

で普通なら「なん・・・だと・・・」って感じになるはずなのに
今回の場合は「うん、知ってたよ」って感想しか持てないのは何故なんだろう・・・？

あ、>>830のやつ、誤解のないように言っとくけど
裏の存在を知ってたって意味じゃなくてマリクが小物ってことを知ってたって意味ね。

つかリシドが抑えていたってのはどういうことなんだろう。
やっぱりリシドの方が本来は各上ってことなのか？
回想だと心の底から忠誠誓ってるっぽいけど。

>>799の予想が何気に惜しい件

これどう見てもリシドの勝利だし・・凡骨が勝ち上がってもなんかなあ
主人公の親友キャラに悪いが、理不尽な負け方して欲しいと思った

千年ロッドに宿っている闇人格ということは光？の神官セトなんだよな？
つまりマリクのボディに闇（光？）海馬発現というカオス状態。

これ、杖に宿ってた三千年前の海馬って事でいいのか？
それならリシドのビビリっぷりも納得だが

>>834
そこで次回、リシドが何事もなかったかのように立ち上がって勝利ですよ

千年アイテムに古代の人格が宿ってる可能性があることは当然知ってて
わざわざ直前に海馬の秘密って言ってるんだから、
なんで「ロッド以外にセトがいるんだ？」って流れだよな


まさあかあれで分離した良心パートとか

あの外見でものすごくいい人、というギャップは面白そうだけど
リシドがビビってるからそれはないか

海馬より更にヤバいんじゃない？

海馬よりやばいってことは…

「これが俺の神・ラーの翼神竜だ！」
と叫びながら全裸になって黄金のモノを取り出すのか

ただの変態じゃねえか！

なんか、マリクの扱いをミスって挽回出来ないレベルの小物になったから
苦肉の策で裏マリク出したように見えちゃうな

小物になっちゃったってわかるレベルの頭持ってたら最初から小物になるような描き方しねーよ

>>843
それなら三千年前の海馬をもってきたりするだろうから、やっぱり裏マリクは最初から考えてたんじゃないか？

リシドが「あの人格」って言ってるから少なくとも一度は面識あるんだな
何かやらかしたのか裏人格

リシドが起きてれば出てこないはずなのにリシドが知ってる時点でまずおかしい
闇マリクは後付だな

イシスの未来予知なら、知ってても問題ないか？
すると、イシス黒幕説が…
あるいは、闇マリクが出るのを知って、対策として社長に接触したのか。

＞リシドが起きてれば出てこないはずなのにリシドが知ってる時点でまずおかしい
イシズが教えたんじゃないか？
あの姉はなんでも知ってそうだしな

闇マリク＝神官セトならほっといたって弟の体から出てって海馬乗っ取ろうとするだろうしなｗ
どっちが勝とうがマリクは助かるが遊戯大迷惑

神の裁きまで再現するデュエルディスクの高性能っぷりにはもう絶句するしかない
（審判が普通にプレイヤーに精神的ダメージを与えたとか言ってるから想定の範囲内の出来事なんだよね？）

闇マリク覚醒→リシド必死に封印→リシドが気合い入れて封印してる間は出てこれない





こういう仕組みだったら闇マリクのことを知っててもおかしくない。
ただ、このシステムだとリシドは寝る事も出来ないよな

しかしこれ本物のラー渡してたら多分問題なかったし
逆にマリクでも偽物使ったらこうなっただろうから、後継者としてリシド問題あるわけじゃないよな。

>>851
神の裁きはマリクのラーかデュエルディスクに干渉したんじゃないか？

天下一武道会なら＞「優勝したもんねー」と叫んだほうが勝ち
でもいいけど
カードゲームやってて「先に立ち上がったほうが勝ち」ってそんなのありかよ
せめて残りライフポイントが多いほうとか、普通そんなんで勝敗って決まるもんじゃない？

戦意(意識)喪失を敗北と見なすってことだろう

＞ちなみにその海馬はというと、神の姿を見て無邪気に喜んでいた。
無邪気か？ｗ

>>856
「山札からカードを引けなくなったら負け」というのは
「体力が尽きて」という意味も隠されているということだよ

>>858
深い深すぎるよ

法律の解釈を行う法学者のように、
決闘のルールを読み解く学者が必要だなｗ

まあ実際ライフポイントが多かろうと、次の試合に出れなかったら意味ないんだから
立ち上がって試合続行が可能なほうを勝ちとするってのも考えられなくもないのかも

リシドが千年ロッドを所持、闇人格覚醒
マリクにロッドを渡す。闇人格はリシドが強い精神力でコントロールし続ける
リシドが倒れ、闇人格が現在のロッド所有者で自分より弱いマリクに移動

こうだな。闇状態でアイテムを手放しても憑依は解けない
だいたいリシドはマリクを名乗り本人に代わってデュエルするし
マリク曰く「ボクの影」だしどう見てもリシド＝闇マリクだったもんな

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘217　闇の目覚め！！

神の怒りを喰らったリシドは意識を失い、決闘場に倒れ臥していた。
そして夢の中でリシドはイシュタールと再開する。
しかしそのイシュタールは冷たい言葉をリシドに浴びせてた。

「神も操れぬとは……………　所詮 貴様は一族の血を継ぐものではない……」

その言葉を最後にイシュタールの姿は消え、同時にイシュタールに手を引かれた幼きマリクの姿も消えていった。
一方、やはり神の怒りを喰らって昏倒していた城之内も、夢の世界にいた。
だが、城之内の夢はリシドの夢にはない暖かさに包まれていた。


「城之内！！」
「オラ！ 起きろよ城之内！！」

机の上で眠りこける城之内を、仲間たちは必死で起こしていた。
今日は童実野トイザンスでＭ＆Ｗの大会が行われる日だった。
城之内もそれに参加するというのに、こうしてのん気に眠り呆けていたというわけだった。
慌てて起きた城之内は素早くマイデッキを確認。白ガクランの海馬に侮辱的な一言を
浴びせられるという一幕もあったが、どうにかこうにか準備を終えて出発しかける。
だがその時、慌てすぎた城之内はカードを床にぶちまけてしまった。

「…ったく ホント… ドジなんだから！」

呆れた表情ながらも、仲間たちは城之内を手伝ってカードを拾い集めてくれた。
そして今度こそ準備を終えた城之内は、先に教室を出かかった仲間たちを追って飛び出した。

「今 行くぜ！」

――そこで城之内の夢は途切れた。
次に城之内が見たものは、目の前で倒れているリシドと城之内に歓声を浴びせる仲間たち、
そして城之内の勝利を宣告する審判の姿であった。
城之内は無意識のうちに立ち上がり、両者ＫＯを辛くも免れたのだ。

「(城之内が勝ち残るとは… 見るに耐えんスポ根決闘か…！)」

もはやカードゲームの枠を超えてしまった決着のつき方に、海馬は不満そうに鼻を鳴らす。
だがすぐに海馬の思考は別の問題へと移っていった。
なぜあの神は実体化せず、両プレイヤーに攻撃したのか。それはまるで天を撹拌して怒り狂う嵐のようだった。

「(まさかあの神(ｶｰﾄﾞ)は… フェイク！)」

真理に一歩近づく海馬。そして決闘場では、城之内が倒れたままのリシドを抱き起こしていた。
お前と闘えたことを誇りに思うと言うリシドに、城之内はお前も正真正銘の決闘者だったと称えてみせる。
そしてあらためて城之内はリシドに正体を問いかけた。一体お前は何者なのかと。

「私は…　…影…　………たのむ…　遊…　止めて…くれ…　あの方の…もうひとつの…」

最後は遊戯の方に謎の言葉を呟き、リシドは再び意識を失った。
この男が人に洗脳などするはずがないと怒りに燃える城之内は、
思わずどこにいるともしれない本物のマリクに「どこにいやがる」と怒鳴りつける。
そしてその言葉に答える者がいた。

「そいつはマリクだ！ …ただし影の存在だがな… そして影の主…… オレがマリクだ…」

すっかり様相の変わってしまったマリク。その正体は「もうひとつの人格の」マリクであった。
このマリクに言わせると元々のマリクは大人しい性格であり、決闘のツメも甘いらしい。
さらに違いを挙げるなら、元々のマリクが闇を恐れているのに対し、このマリクは闇が大好きだということだった。

そしてリシドの決闘を通じて、マリクはある確信を得ていた。
それは神のカードを操ることができるのは千年アイテムと関わりを持つ者だけだということだった。
オカルトを認めない海馬は自分を反例としてこの説を否定して見せるが、マリクはそれに薄笑いとともに答えた。

「海馬… 貴様にも千年の記憶が残されているのかもな…」

この言葉に、遊戯は童実野美術館で見た石版のことを思い出す。
まさかあの石版に描かれた人物は……　遊戯の顔は険しさを増していった。


その頃、八人目の決闘者は自室でマリクの真の闇が出現したことを感じ取っていた。
もう誰も運命の航路を変えることはできない。自分たちが向かうのは一点の光さえ失われた
絶望という名の未来なのだと、八人目の決闘者は外の景色に目を向けながら静かに考え込む。
そして決闘艇の上のマリクもまた、自分たちの行く末について不気味な言葉を心の内で発していた。

「(我々は真の闇に向かう… もう誰一人戻れない…)」


作者コメント：この前、横浜中華街に中華料理を食べに!!中華のハシゴで、さすがに中華はもういいや

見るに耐えないかどうかは横に置いといて「スポ根決闘」とは言い得て妙ですね
無駄に語彙が豊富だな社長

誰も寄る辺のないリシドに対し、仲間達のいた城之内の方が先に立ち上がれたというわけか。
…でもこれはやっぱりカードゲームでやる内容じゃないだろｗ

表のマリクの欠点をズバリと指摘する闇マリクさんは流石だな

決闘のつめが甘いのは全く持ってその通りだと思うが、
あれでも大人しい性格なのかよｗ

つーか真のデュエリストかどうかの指摘が無いから、
マリクに輪をかけて凶悪で卑怯な奴だったりして

今週のジャンプなんかブレてて印刷ミスかと思った
違うよな？

闇マリクって闇遊戯やバクラと同じ千年アイテム関係の人格なのかな

つーかディエル自体は城之内のまけじゃね？

リシドが攻撃できずライフが50残ったままだから負けじゃないだろ

勝負に負けて試合に勝ったって感じか

まあラーの攻撃が通ってなかったから命拾いしたって感じだな
ある意味運も実力のうちってやつか

凡骨の負けだね

表マリクが余計な事言わなきゃ普通にリシドの勝ちだったのに…

しかもそうまでして隠そうとしてた正体を闇マリクにあっさりバラされるし…

闇マリクの戦いに期待せざるを得ない
リシドは死にはしないとは思うけど心配だ

偽カード使った時点で反則負けだろ？

>>881
ああ、モヤモヤが解消した。ありがとうｗ

それを言ったら城之内だってレベルに達してないから失格だろ

まあいいんじゃね
試合に勝って勝負に負けた、みたいな感じで＜城之内

しかしまあここまでお膳立てされると最早準決勝あたりで城之内VS裏マリクは確定か。

>>885
いや、普通に城之内vs遊戯だろ。
組み合わせシャッフルなんて肉じゃあるまいし。

準決勝タッグマッチしないかな。あれ面白かった
両陣営、神のカードもってる状態で見たいなぁ

遊戯と城之内はともかく残りは誰と誰が組むんだよｗ

イシズ姉さんが4枚目の神カードを隠し持っているんですね
太陽の神、冥界の王、モニュメントときてどんな名がつくのかはわかりませんが

死者蘇生のマーク、アンクで他のも合わせて4枚全部揃えるとリアルに死者を生き返らせる
ことができるカードとか

ファラオの復活か！！もしかしてソレ当たりかもなｗｗ

エエー結局根性比べかよ

闇遊戯も闇のマリクもそうだけど、額のウジャト眼って何？
何の意味を持ってるんだ？

>>872
どうだろう
千年ロッドが過去に海馬のものだったのに闇マリクと関係あるってのも謎
千年パズルは過去も闇遊戯のものだったみたいだけど
千年リングは過去も闇獏良のものだったのかな？

>>893
そういや同じ闇人格のバクラの額には出てこないなウジャト

前髪で隠れてるとか

そういえば海馬って同級生だったな

＞見るに耐えんスポ根決闘か
これだけは全面的に同意できる、有り得ねーｗ

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘218　決闘者一人

決闘終了後、城之内たちはリシドの様子を見にメディカル・ルームを訪れていた。
診察した医者によると、リシドが昏睡状態に陥った原因は精神的ショックにあるとのことだった。

「結局… この男の名もわからねぇままだし… 最後までマリクの影の存在を貫きやがった…」

そして城之内の怒りの矛先は、本物のマリクに向けられた。
自分の影を名乗らせておきながらリシドを見捨てていったマリクを、根っから腐った奴だと吐き捨てる城之内。
だが、マリクに裏切られて独りになったリシドをかわいそうだと評する舞の言葉を聞いた城之内は、
自分とリシドの勝敗を分けたものが何かを悟って穏やかな表情に戻った。

「オレには待っててくれる仲間達がいる…… だがこいつは… 独りぼっちだったのかも知れねェ…」

夢の中で自分に力をくれたことを、仲間たちに感謝する城之内。
そして一同は第三試合の組み合わせ抽選を見届けるために中央集会場へと向かった。
その途中、舞は城之内の夢に自分も登場したのかどうかを尋ねたのだが……

「そ… それがよ――　夢で見た舞台が いつもの教室でさ――　舞の出番はナッシング！」

なんとも心無い返答に気落ちする舞。
そして舞の気持ちに感づいた杏子は城之内の頬をつねり上げるが、
その頃には舞はすっかりへそを曲げており、城之内たちに会う前の独りで闘っていた頃の気持ちに戻っていた。

「(選ばれし勝者はたった一人… そんな過酷な世界で仲間同士傷をなめ合っていてどうする……！！)」

そして間もなく、中央集会場で第三試合の組み合わせ抽選会が始まった。
最初にアルティメットビンゴから出てきた球に記された数字は６。これは舞の番号であった。
すると舞は対戦相手も決まらぬ内から決闘場に移動し始める。
誰が相手だろうと必ず勝つ。次に遊戯たちに会うのは準決勝の舞台で、という意思表示だった。
舞を応援しようと城之内は後を追うが、それを舞は拒絶した。自分は独りで闘う。応援などいらないと。

「城之内… あたしはあんたみたいな甘ったれ決闘者じゃないんだよ！！」

久々に挑発的な舞を、城之内は憤慨しながら見送った。
一方その頃、メディカル・ルームでは……

「(一足先に闇に還してやるよ… リシド…)」

リシドが自ら顔に刻み付けた刻印によって、元々のマリクの憎しみは封印されてしまっていた。
つまり、リシドがいる限り邪悪な人格のマリクは闇に幽閉されてしまうのだ。
そこでマリクはリシドにとどめを刺すべくメディカル・ルームに忍び込んだというわけだった。
すでに邪魔な医者を切り刻んだ。あとはリシドを始末するだけだと、
マリクは千年ロッドに仕込まれた刃をリシドの顔に向けた。
だがそのすんでのところで、部屋に設置されたモニターから第三試合に出るもうひとりの決闘者の名前がコールされた。
それが自分だと気付いたマリクは、しばらくは生かしておいてやると言い捨て、部屋を後にした。

そして決闘場には、舞とマリクの二人の決闘者が降り立った。
その決闘が始まるや否や、マリクは千年ロッドの力で闇のゲームを発動させる。
すると重苦しい闇がロッドより生まれ、二人の周囲を包み込んでしまった。

「(息苦しい……　……恐怖心…… あたしは決闘に恐怖を抱いているというの……！)」

闇のゲームが発動していることなど知る由もない舞は、現実的な解釈を行う。
強張った表情を浮かべる舞であったが、その時城之内の声が響き渡った。

「舞！ 勝てよ！ マリクを倒せ！！」
「(みんな…)」


作者コメント：金魚キャッチャーでとってきて飼ってる金魚が巨大化しすぎてもう水槽がもちません!!

今回は本田のツッコミがさえてるな。
お前は図太い根性してるからだとか
礼はいいから牛丼代払えとかｗ

リシドが回復すれば闇マリクは消えるのかな。
なんか実力で決着がつかないパターンの予感。

舞は噛ませ犬だろうなあ…

和希巨大化のカード使ったな

金魚は日光に当てると病気で巨大化し続けると聞いたことがある。
日陰に隠せば？

覚醒したのに普通に舞に負けとかだとマリクへたれ伝説は最高の形で完結するんだが
さすがにそこまではないだろうか……

>>905
栽培マンと憤死したヤムチャ以上の戦果だな。

まあ表マリクが小者っぽかったのは
闇人格が控えてる故の仕込みだったんだろうから
今後はボスらしく破竹の快進撃だろう

つか背中を切り刻まれたお医者さんが何気に悲惨だ
まさか死んでるってことはないよな？

つーか金魚キャッチャーって金魚すくいのこと？

証拠隠滅のために医者も死んだんじゃないか

また闇のゲームかよ。
カードゲームなのに勝手に自分だけ有利な精神力勝負に持ち込むのはずるいよな

なんぼなんでも舞には勝つんだろう。んでもって海馬の初戦敗退もあり得ないだろう。
となると当然準決勝では（おそらく）初代持ち主の生まれ変わりと闇のゲームか…


自決にしか見えないｗｗｗｗ

>>911
おっと裏遊戯の悪口はそこまでだ

小学生じゃないんだから

前世が「光の」神官だった男に太陽神で挑む無謀

舞一般人なのにようやるなあ

千年ロッドは洗脳するだけでは飽きたらず、暗器まで仕込まれている親切設計
さすが白い神官様の所有物だ、ヨーヨー絡め取るしか活躍の場がない千年パズルとは大違いだ

すごいな。まるで週間連載中の漫画を読んで伏線回収や展開を予測してるみたいだ。

妄想の幅が広がるのも長期連載の理由だろうけど、考えたら作者は一番縮めて書いてて、ネタは豊富に用意してたらしいね。

てか千年パズルの能力ってなんなんだ？

>>919
ピカッてなったら相手が死んでる

持ち主の精神を侵略する

マリク（笑）っていっていたのは高橋の手のひらで踊っていたことになるのか…
海馬には勝てないだろうが闇人格らしいデュエルを期待しているぜ

マリクの髪がすげぇｗｗ
どうやってあんなに逆立ってんだ
３人の闇人格の中で１番分かりやすい変化ｗｗｗ

舞に敗北すれば伝説になれるぞ

さすがに舞には負けたらストーリー破綻しすぎだろうなw
今までのマリクなら冷や汗だらだらで人質を取って辛勝くらいはありえるが、闇だし

>>923
案の定というか、クラスメイトがスーパーサイヤ人ｗとか盛り上がっております

先週の海馬への口振りと言い
今週の残忍さと決闘優先思考と言い
闇マリク＝闇海馬は現実になるのかね

わざと負けて舞に乗り移って闇討ち企むとか

無いな

マリクが舞に勝っても、
城之内覚醒、しかも実は千年の記憶関係者だった→ラー奪われる
海馬「二回で攻略法はみきった!」→ラー奪われる
遊戯「俺の怒りは臨界点を超えたぜ!」→ラー奪われる
と既に2回戦は無理ゲーの空気。

表人格が「俺はいかに自分のターンに攻めるか」といいながらスライムロックだったから、裏マリクのデッキは「俺はいかに守るか」とかいいながら、超速攻デッキと予想

先行1キルに期待だな

例のスライムコンボ使って
「封印されし者の右腕！左腕！右足！左足！エクゾディア！俺の勝ち！」

こんなんか

攻守が生贄の合計…

ＧＢ版では攻撃力守備力4000固定。召喚に成功したら自分と相手の墓地と
相手の「場」から好きなだけモンスターを召喚という頭がいかれてるとしか思えない
超スキルだったが…さすがに無かった事かｗｗｗ

エクゾディアを出すことが出来たら神にも勝てるのかな
出すのに神より手間がかかりそうな印象あるけど

つか今週のニコマ目でイシズが顔出ししちゃってるんだが
作者隠す気なさすぎだろｗ

イシズのアイテムの力は未来予知なんだよな。
社長の相手はそんなんばっかりｗ

つまりまた社長がかませになるのかｗ
んでアンティでオベリスクを奪われると。
…って考えてみればオベリスクは借り物なんだから、
勝ち負け関係なくオベリスクは返すことになり、
さらに負けたことで青眼奪われたりするのかな…

ナムの名で出場してたはずなのに司会にマリクって呼ばれてる件

ブルーアイズを奪われてなんかおかしくなった海馬がラスボスの第三部という展開を期待

未来予知ってなにげに（もとより海馬には無理だが）マインドシャッフルも通用しないぞ
どうするんだ？

>>938
空気読んだんだろ

遊戯と海馬は直接対決の伏線をあれだけはってるからあるだろうけど
イシズにどうやって勝つんだろ

>>940
予知した未来で自分が負けていました、とかなら問題あるまい

今更だけど遊戯とペガサスがやったビデオ対決って未来予知の能力もなきゃ成り立たないよね
千年眼ってマインドスキャンだけじゃなくて未来予知の力も持っていたんだろうか
それともペガサスがイシズと千年アイテム交えたなんらかの関係でも持ってたんだろうか

遊戯の心を読むことで遊戯がどういう状況でどういう行動をとるかわかった…じゃダメだな
ひきがわからんし

あれって闇の力を使ってテレパシーで戦ってたんじゃないの？

あれはビデオの中に自分の魂を封じ込めたんだろ
じいちゃんにやったやつの自分版

ﾊﾞﾄﾙ　　
遊闘219　漆黒のゲーム！！

「ここへは来るなって言ったハズだよ城之内！ あたしは独りで闘うんだ！！」

異様な雰囲気に戸惑いながらも、舞は応援に来た城之内たちを拒絶する。
だが城之内もここは引こうとしなかった。舞はオレ達の仲間なのだと。

一方マリクは、闇のゲームで舞を血祭りにあげてやろうと考えていた。
マリクが闇のゲームを行おうとしていることに気付いた遊戯は
舞に決闘を止めるように忠告するが、今の舞にその言葉は届かない。
どんなことがあろうと勝つ。そして遊戯や城之内と闘うという舞を、遊戯は苦渋に満ちた顔で見つめる。
そしてそれをマリクは愉快そうに眺めるのであった。

「(ああ… いいぞ… 生を抱いて叫べ！ 女！
　 誇り(ﾌﾟﾗｲﾄﾞ)のスパイスをきかせろ！ 極上の生贄(ﾃﾞｨﾅｰ)に仕上がってくれ)」

そして決闘は始まった。
先攻の舞は『アマゾネスの剣士』(★４ 攻撃力1500 守備力1600)を攻撃表示で出し、
さらにリバース・カードを一枚セットしてターンを終了した。
だがその時、マリクの言葉によって舞は一本の綱が自分の体から伸びていることに気が付く。
その綱は舞とアマゾネスの剣士とを繋げていた。訝しがる舞にマリクは「それは命の綱(ﾗｲﾌﾗｲﾝ)だ」と話すが、
それ以上の詳しい説明はしようとしなかった。身をもって体感をすればすぐわかるというのだ。

「今までの決闘とは比べようのないくらい快楽を味わえるぞ… フフフ…」

返しのターン、マリクは『処刑人――マキュラ』(★４ 攻撃力1600 守備力1200)を召喚。
そしてマキュラとマリクもまた、命の綱で繋がっていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・　・　・
「(闘う者同士にしか見えない闇世界を楽しませてやるよ…　孔雀 舞…)」

攻撃力で上回るマキュラで、マリクはアマゾネスの剣士に攻撃。
だがその攻撃にあわせ、舞は罠カード『アマゾネスの弩弓隊』を発動。
無数の矢を浴びせられたマキュラは動きを封じられ、攻撃力を500ポイント下げられてしまう。
そしてアマゾネスの剣士の『首刈りの剣』によって、マキュラは首をはねられて消滅した。
しかしその直後、悲鳴を上げたのは舞のほうだった。

「(マリクの首が…！！)」

なんとマキュラと同じように、マリクの首もはねられていた。
しかも首だけになってもマリクは余裕の表情で会話を続けている。
そして首なしの体に自分の頭を拾わせつつ、マリクはマキュラの特殊能力を発動した。
マキュラが破壊された時、そのプレイヤーは手札から罠カードを発動することができる。
他のカードを全て捨てなければいけないというリスクもあったのだが、委細構わずマリクは『命の綱』を発動。
このカードはそのターンに倒されたモンスターを攻撃力を800ポイント上昇させて蘇生させるというもので、
これによってマキュラは攻撃力を1900に上げて復活をはたした。

「オレが受けたすべての苦痛は倍返しだ… いけ……… マキュラ…」

自分の首を体にくっつけながら、パワーアップしたマキュラを攻撃させるマリク。
そしてマキュラの攻撃がアマゾネスの剣士の胸を切りさいた瞬間、舞の胸も切りさかれ、大量の血が噴き出した。

「おい舞！ どうしたんだ！ 舞！」

悲鳴をあげ、膝をついてしまった舞を城之内たちは理解できないという顔で見つめる。
闇のゲームの幻惑は、闘っている者にしか見ることができない。
舞とマリクの常軌を逸した決闘も、城之内たちにとっては普通の決闘を行っているようにしか見えなかったのだ。

「プレイヤーはモンスターとともに傷つき… 四千点のライフポイントを失った時… プレイヤーも絶命する…
　幻想ではあるが… その痛みは幻想ではない…… それが闇のゲームだ…」


作者コメント：最近、体重が増えてしまったので夏に向けてＦＣ(ﾌｨｯﾄﾈｽｸﾗﾌﾞ)に通おうと思ってますが、遅いか……

マリクなんかイキイキしてるな

> ああ… いいぞ… 生を抱いて叫べ！ 女！
> 誇り(ﾌﾟﾗｲﾄﾞ)のスパイスをきかせろ！ 極上の生贄(ﾃﾞｨﾅｰ)に仕上がってくれ

> 今までの決闘とは比べようのないくらい快楽を味わえるぞ… フフフ…

一瞬エロマンガを読んでいる錯覚に囚われたぜ

それは思考がエロいからです

やはり舞じゃ無理か
しょうがないな

こっちのマリクは大物っぽいな。

エロいぞー！かっこいいぞー！

大物って言うか単なるドＳな気がしないでもない

装備をすべてはぎ取る能力とかないんかのう。

こりゃあマリクｖｓイシズは必然だな。海馬……面白いやつを亡くした

>>958
光海馬のフラグがまだ残ってるじゃん＞海馬

これでマリクの闇人格、遊戯の闇人格、バクラの闇人格…と３人揃ったことになるのか
海馬の闇人格が一番凶悪だな

闇のゲーム内容の発想が主人公と同じだな
これはタメを張れるボスになるかもしれない

主人公の方が顔は悪人じみてる気がする

闇人格　凶悪度対決

顔　マリク＝遊戯＞海馬＞バクラ
性格　遊戯＝海馬＞マリク(未知数)＞バクラ
戦歴　海馬＞遊戯＞マリク(表だけで)＞バクラ
キチガイ度　海馬＞＞＞マリク＞遊戯＞バクラ
総合　海馬＞遊戯＞マリク＞バクラ

やっぱり闇人格の海馬が一番凶悪だな
そしてバクラおとなしすぎ

>>963
バクラも相当おかしいんだけどな
相手が悪いｗ

>>963
バクラもナイフ関連でかなりキチガイじみてると思うが
こう見ると意外だが納得ｗ
遊戯王はキチガイが多すぎるｗｗ

>>963
待てｗｗｗ海馬は素だｗｗｗｗｗｗ

>>963
バクラ顔結構凶悪じゃね？

凶悪顔的にはバクラかなりイイ線いってる
最近は大人しいけど獏良死ねーとかいって本気出してたTRPGのころは凄まじかった
海馬はやる事はハデなんだけど外見は地味なんだよな

初期は海馬も顔すごかったけどな
今は服装で外見の地味さをごまかしてる感じだな

てかこれ舞死んだんじゃね？
死ななくても廃人だろ

むしろ首切られたくせに全然痛そうにしてないマリクがイカサマしてるような気がする

バクラもそうだし闇人格は痛み忍耐がすごいのかもしれない

無痛症なら闇のゲームも関係なくね？
ダメージを受ける瞬間なら目をつぶっていれば完璧だ

新スレを立てました。以下楽屋裏でどうぞ。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1228624100/

乙！

乙
いよいよここまできたか
当時は闇マリクが怖くて仕方なかったわ

乙。
この時は闇マリクもヘタレ化するとは思ってもみませんでした…
まさか遊戯VS海馬の準決勝が事実上の決勝戦化するとは

なんで実質負けにしたのかはわからないけどもったいなかったよな＞闇マリク
カードも面白そうなの多かったのに

海馬VSイシズももうすぐだな。
「あの海馬に女の影、しかも悲恋っぽい！？」と俺のクラスでは話題持ちきりだった。
あの女はイシズの前世だとか、肌が黒くなくてロングだから静香の前世だ、だとかいろいろ言われてたなぁ。
結局全くの新キャラだったが

>>979
青眼の前世でFA

とりあえず海馬vsイシズの名勝負にwktkが止まらない

心を読む→未来予知

言われてみれば社長相手がいかさま師ばっかｗ

>>982
そして準決勝のVS王様では、今までの俺ルールの比ではない王様の王様による王様のための
スーパー俺ルールと対峙するハメにｗ

社長もそれに対抗して「ドラゴンを呼ぶ笛が墓地に置かれたらカードをドローする」
という新ルールを作ったんだがさすがにそれだけでは勝てるはずもなかったな…

召喚宣言→カードを場に出すの間を狙って封札剣とかセコすぎるよな

>>984
相手は2つの蝶俺ルールを作ったというのに、あんな今更感漂う隠しテキスト
俺ルールではな…次元が違う

準決勝はほんとよくわからんかった
呪文書魔法吸収してもしなくても結果変わらんのに使うし
そのせいで融合解除にカウンターできなくて負けるし
遊戯は敵のターンなのに手札から魔法カード使ってフィニッシュだし
そもそも全体攻撃する必要なかったし…

> そもそも全体攻撃する必要なかったし
これまで散々迷惑かけられてきた恨みをはらしたんじゃね

>>988
BCでは散々助けてもらったのに…

準決勝は魔法吸収なんかよりもっと強力な魔法、罠カードが社長のデッキにはわんさかあっただけに
最終突撃命令後の展開がご都合主義に見えるのが痛い

というか作者の力量不足だろ
社長が可哀想だったよ、あれは

社長vsイシズが全決闘の中で一番燃えた
個人的に準決勝はおまけ

一番神の手が透けて見えた決闘だったな、準決勝は。
決勝のマリク戦はマリクの自爆に思いきり笑ったｗ
不死鳥の召喚ってお前ライフ700しかねーだろとｗ

>>992
確かに「神を生贄に捧げる！」が一種の頂点だった気はする

>>991
過去の悪行の報いということで我慢するんだ

>>993
おかげでグラナドラに効果がつきました

後に王様弱いだろって空気になったのはアニメのせいだけじゃないよなぁ
王国編のミスといいBC編の神の手といい

>>995
先生！王様は悪行の報いを受けてません！

>>997
最終回で冥界送りにされてるよ！

つか王様弱いだろ、なんて空気になったことなんてあったのか。
リアルタイムで読んでた時はただひたすら海馬ﾌﾟｷﾞｬｰみたいな反応だったぜ。
子供はやっぱり卑怯な悪役は好かんようだ。
今だとネタ的な意味ですごく好きなキャラなんだが。

準決勝のご都合主義展開が今の社長人気と王様人気の差に繋がってる
当時単純に海馬ﾌﾟｷﾞｬｰだった子供はもう大人だからな

当時いい加減壊れ性能の新カードの応酬に辟易してたから
「ガラスのデッキ」発言には納得できないものがあった。

このスレッドは１０００を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。