乙、いつか戻ってくると信じて待っています。
3 :
十牛図:2008/11/06(木) 22:29:13 ID:Ok95PA3d
こんばんわ、十牛図です。
スレがたってたんですね〜。
たまに出てきますんで、よろしくおながいします。
しかしこうも人がいないというのはなぁ・・・・
保守するほか無いか
では一発目の絶望保守
6 :
280:2008/11/08(土) 21:39:46 ID:???
一ヶ月ほど放置してスミマセンでした。保守し続けてくれた皆さんに申し訳ありません。
いろいろあって書く気力が殺がれて気力も無くなり………正直、死にたくもなりました。
少し調子が戻ってきたので、明日投下できたらしてみます。
お待ち申し上げております
ところでここ即死判定いつまでだっけ
8 :
280:2008/11/09(日) 14:30:47 ID:???
では投下します。前スレ落ちて中途半端になったので
再び『修学旅行編一日目:3−A』の最初から投下します。
望「皆さん、ついに到着しましたよ。ここが3年A組の修学旅行の地――」
そこは 平成の時代のものとは
望「――東京都小石川区です」
到底思えないような場所だった……
『修学旅行編一日目:3−A』
明日菜「やっと着いたー!」
エヴァ「おい、神楽坂明日菜!後で勝負の続きをやるから忘れるなよ!」
茶々丸「マスター、七並べに負けたからってそこまでムキに……」
エヴァ「うるさいっ!負けたままでほおっておけるか!」
木乃香「エヴァちゃん負けず嫌いやな」
明日菜「それじゃ夜にでも。まぁ何度やっても勝つのは私だけどね♪」
エヴァ「(###)忘れるなよ!次はその減らず口をギャフンと言わせてやるからな!」
美空o0(そんなに真租怒らせて……血ぃ吸われても知らねーッスよ…)
円「なんか…古い感じの街やな」
美砂「というより時代が逆行している感じが……」
双子「「あっ、あの人〜ツンツンな髪型してるー」」
楓「あれはザンギリ頭でござるな」
桜子「あっ、あの人シルクハット被ってる。珍しいね」
朝倉「なにか叫びながら走ってるけど…?」
メルパパ「うわぁ〜ん!メルメルが行っちゃったよぉ〜!(号泣」
千雨「東京駅みたいなレンガ造りの建物!?瓦斯灯!?人力車!?路面電――車は、マホラにもあるな…
ってか!!ここホントに現代かよ!?明治か昭和にタイムスリップしたみたいじゃねえかよ!?」
望「明治か昭和みたい…ですか。的を射ていますね。ここは時代の流れの『過程』です」
一同「過程?」
クー「仮定?」
明日菜「家庭?」
小太郎「硬ェ?」
望「物事における始まりから終わりまでにおける道筋『過程』…つまり『間』、
最近の人たちは間を疎かにし、間にあった事柄を容易く忘れてしまうものです……
履歴書でも最終学歴が最も重視され、その間にあった過程など気にも留めませんし、
就職活動・学業の受験なども受かってしまえば受験勉強の苦労など何処吹く風です…」
望「人間は結果と過程で見れば結果を大事にするものなのです。過程など…そう、そこにあった間など見向きもされません
『過程』つまり『間にあるもの』は忘れられてしまうと言う事なんです。
・履歴書の学歴欄の最終学歴以外の学歴
・西(関西)と東(関東)の間の土地
・おじゃ魔女とプリキュアの間にあった……何か?
・じっくり二日間煮込んだカレーの二日間の努力を二分で完食
・ネタとシャリの間にあるワサビが抜かれたサビ抜き寿司
・ドーナツの真ん中
………etc
……絶望した!忘れられてしまう間に絶望した!」
望「それらを踏まえてこの町を見て下さい。日本古来ともいえる古き良き日本の時代と、
最新技術の粋を結集し進化していく現代社会を生み出すに至った文明開化から高度成長期という時代そのものなんです!
京都のように古き日本古来の姿を示す偉大な場所でもない。
麻帆良学園都市のように最新設備と進歩の極みと言える場所でもない。
まさにここは、昭和・大正などの高度成長期の今の日本から忘れられた『間』の町なんです!」
望「きっと学園長はここで過程も重要視しろとでも説いたいのでしょうね」
エヴァo0(いやいやそれはない。つか修学旅行の場所が変更したのはわたしがな…)
望「あと余談ですが、この土地では年号に今でも昭和が使われています」
双子「「どうしてー?」」
望「区の条例か何かでしょうか?…詳しくは知りません」
明日菜「てことは…昭和が59年で終って平成が始まって…?…だから今ここは昭和…???」
望「ではそろそろ行きましょうか」
明日菜「えっ!ちょっまだ計算してない!」
あやか「明日菜さん、ちなみに昭和は64年まで続いていますわよ」
明日菜「ええっ!?」
◆移動中…
教授「何だか懐かしい感じがする町並みだな…」
裕奈「お父さんの子どもの頃はこんな感じだったの?」
教授「そうだよ。ふぅ…昔を思い出すよ……」
瀬流彦「………」
教授「瀬流彦くん、キミ今、私を古臭い人間と思ったかい?」
瀬流彦「――!べっ別に!思ってないですよ(汗」
のどか「先生、これからどこに行くんですか?」
望「この先に面白いお店があると、ブログに載っていましたので…」
のどか「ブログ?」
望「ここに住んでいる女子高生の書いてるブログがありましたので、それを参考にしました」
夕映「一般人のブログを情報源にしたって…」
千雨o0(なんだ、ネット自体はちゃんとあるんだな…)
ハルナ「先生、インターネットで公式HP見れば一発で色々とわかるんじゃないの?」
望「それが…この地区の公式HP…無いんですよね」
夕映「無いんですか」
望「だから色々と調べたんですよ。そしたら一つだけここの事を色々書いてる記事のブログがあったので…」
夕映「それを使用したと」
望「そうです」
のどか「そのブログにはどんな事が書かれてたんですか?」
望「これ、抜粋した記事のコピーです。見ますか?」
『◆月×日:お友達がお店を開いた。でも 。面白い』
『□月▲日:コウノトリが赤ちゃんを運んでた。頑張ってお母さんの元へね♪』
『□月●日:野生の皇帝ペンギンが珍しく走ってた。』
『☆月×日:今日新しい先生が来るみたい。桃色新入社員が先生だった!』
『☆月□日:最近、放火とストーカー被害が減った気がします。平和が一番♪』
『×月○日:桃色ガブリエルの元気が無い…どうしよう?』
『×月△日:修学旅行の場所が決まりました。行き先は「あさほりょう」』
『×月▲日:明日はいよいよ出発。ポロロッカ星に行きたかったな〜』
のどか「コウノトリが、赤ちゃんを???」
まき絵「野生のペンギン?ペンギンって南極にいるんじゃないの?」
茶々丸「ペンギンは南極に生息するというイメージがありますが、主に南半球の広い緯度範囲に生息しています」
まき絵「皇帝ペンギンは?」
茶々丸「日本では生息していません」
ハルナ「桃色新入社員か…何かエロい感じがする♪一体どんな人だろ?」
朝倉「犯罪率の低下か…真面目っぽい記事もあるけど…」
千雨「誰だよ桃色ガブリエル!?ポロロッカ星ってドコだよ!?……こいつ電波じゃないのか?」
千鶴「確かに普通の人とは違う感性を持ってるみたいね、この子」
小太郎「なーんか、オモロいこと書いてんなー」
あやか「……何でしょうか、この『面白い。』の前の空白の部分は?」
明日菜「書き損じじゃないの?」
千雨o0(そこはドラッグすりゃ見れる部分だよ。先生、知らずにコピーしたな…)
望「最初に書かれてる面白いお店ですよ。さあ着きましたよ」
3−A一行は、とある店の前に辿り着いた。その店の名は――……
『 ペ リ ー の 店 』
アキラ「先生……この胡散臭そうな店はなんですか?」
望「ここの店長は、あのペリーさんに似ているらしいんです」
アキラ「あの黒船の?」
裕奈「へぇーそっくりさんなんだ」
明日菜「……あのさ、ペルーって誰?」
あやか「明日菜さんそんな事も知りませんの?」
明日菜「うっ……」
木乃香「ペルーやのうてペリーやで明日菜」
刹那「しかもペルーでは人ではなく国になってしまいます」
茶々丸「ペリー…本名 マシュー・カルブレース・ペリー(Matthew Calbraith Perry)
エリー湖の戦いにおけるアメリカ海軍の英雄であるオリバー・ハザード・ペリーの弟であり、
日本の江戸時代に艦隊を率いて鎖国をしていた日本へ来航し、開国させたことで知られております。
一般認識で言えば黒船のペリーと言えば伝わるはずですが…」
あやか「流石はバカレンジャーの一人ですわね、こんなことも知らないなんて」
明日菜「うるさいわね!バカレッド舐めるな!!いいんちょもバカゴールドのくせに!!」
ゴールド「なにがゴールドですか!一緒にしないでもらえませんこと」
レッド「なによ!」
ゴールド「なんです!」
望「明日菜さん、いいんちょさん、喧嘩しないで下さい」
明日菜たちが騒いでいると、ガラガラっと引き戸が開かれ、中から店主と思わしき男が現れた。
ペリー「ナンダカ 店ノ前ガ騒ガシイデスネ……テ、オオオォッ!オ客サン?ガ沢山!」
望「おおっ、貴方があの黒船のペリーさんに似ているというここの店長ですか」
ペリー「エエソウデス。ワタシガ店長ノ ペリーデス」
望「ほほぉ、確かにあのペリーさんに似ていますね、皆さん」
アキラ「………」
桜子「う〜ん…」
美砂「なんて言うか…」
円「そうだね…」
裕奈「んー…」
一同o0(微妙だ……)
明日菜「先生、私ペリーって人の顔知らないから似てるかどうかわかんない」
楓「拙者もわからないでござる」
クー「クーも判らないアルよ」
夕映「私は知ってるです」
まき絵「私もわかr」
レッド「ブラックの裏切り者!」
ブルー「それでもバカレンジャーの一員でござるか!」
イエロー「見損なったアル!」
ブラック「そう言われましても知ってるものはしょうがないです」
まき絵「………」
小太郎「俺もよぅわからんなぁ〜」
レッド「そうなんだ、よしッ!なら小太郎くんには“バカホワイト”の称号をあげるわ」
ホワイト「いや、いらんわんなもん」
ゴールド「何を言っているのです明日菜さん!小太郎くんは“バカシルバー”でゴールドと対になるように…」
シルバー「ええっ!?」
レッド「ちょっ、いいんちょ?!」
千鶴「あらあらそれじゃ私はバカピンクになろうかしら?」
ブラック「クラスの成績上位に入る二人が加入したら、もはやバカレンジャーとして成立しないです」
ピンク「駄目かしら?」
ブルー「バカレンジャー崩壊の危機でござるよ」
イエロー「大変アル〜〜!!!」
まき絵「ピンクは………わたしの色だよ〜(泣」
望「皆さん落ち着いてください」
ペリー「…………アノォ……冷ヤカシカナニカデスカ?」
望「いえ、違いますよ。私たちは修学旅行でこの土地に来まして…」
ペリー「修学旅行デスカ。ドウリデ人ガイッパイイルワケネ」
望「ところでこの店は何を売っているんでしょうか?」
ペリー「ペリーデス」
望「は?」
ペリー「ペリーノ店デスカラ ペリーヲ売ッテイルンデス」
望「ペリー……ですか…」
ペリー「エエ、ペリーデス。ササッ中ヘドウゾ」
明日菜「先生この店大丈夫?」ヒソヒソ
のどか「何だか不安になってきました……」ヒソヒソ
望「大丈夫でしょう。面白い店って書いていますし」ヒソヒソ
ハルナ「あ、壁に何か貼ってある」
『 金返せ!! 』 『 金払え!! 』 『 借金返せ!! 』
ハルナ「これって借金取りの張り紙……」
望「…………大丈夫……のはずです、きっと」
しかし、不安は的中した……
・黒船プラモデル
・月刊『黒船』
・ペリーカレンダー
・ペリー辞典
・ペリーラーメン
・ペリーカレー
・ペリーワッペン
・ペリーの胸像
・ペリー(ry
望「………これは―――……想像以上に……」
一同o0(つまらない…)
ペリー「ドウデショウ」
望「いや、どうでしょうと言われましても………」
ペリー「ペリーニヨルペリーノタメノ店デス」
望「……これって需要あるんですか?」
ペリー「……ゼンゼン売テテマセン」
望「でしょうね。これじゃよほどの物好きしか来ませんね」
ペリー「オ客サンコナクテ閑古鳥ガナク頃デスヨ…(泣」
望「…ここのどこが面白い店なんでしょうね……」
茶々丸o0(……このプリントの空白部分…)
葉加瀬「茶々丸?」
“センサーON――…プリントデータ解析――…”ピピピ
ピ――“スキャン完了”
>
>『◆月×日:お友達がお店を開いた。でも[もうじき潰れそう]。面白い』w
>
エヴァ「……おい、何か見えたのか?」
茶々丸「………空気を読むことにしました。知らぬが仏」
エヴァ「そうか……にしても糸色望、これからどうする気かな?」
ペリー「ナニガ…ナニガイケナインデショウカ……教エテ下サイメガネノオ人!」
望「メガネの……なら中学生でありながら現役でお店を持って商売している…」
超「ふふん、ワタシの出番カナ?」
望「…四葉五月さんにご高説願いたいものです」
超「ちょッ!それ違うヨ超包子はワタシの店ネ。五月の店じゃないヨ。五月は超包子お抱え料理人なだけネ」
五月 ええ、いいですよ。
ペリー「………」ドキドキ
五月 フム……
五月は店内をグルリと見回していき、そして一言言い放った。
商 売 舐 め る な ###
ペリー「ヒイィィィィィィィィッ!!!!!」
一同「怖ッ!!!」
明日菜「あの穏やか・癒し・コアラが代名詞のさっちゃんが怒ったぁ!!!」
五月 私だって怒る時は怒りますよ。コアラだって怒ると爪で引っ掻くくらいしますから!
超「落ち着くネ五月!」
五月 私は常に切磋琢磨して お客様が料理を食べてもらい喜ぶ笑顔を求めているんです。
お店を持つ者としての幸せは、お客様が笑顔で楽しんでもらえることなんです。
貴方のように自分よがりでお客の事を考えていない人にお店をやる資格はありません。
ペリー「ガァーン」バタンッ!
望「……な…なんという辛口批評」
五月 私は店を持つ者としての常識を言ったまでです。
超「だからあれ私の店だヨ!!(まぁ…何れ超包子は五月にあげるから別にいいけどネ…)」
ペリー「ワタシハ……ワタシニハ……ペリーニハナレナイノカアァーーーー!!!」
望「ペリーになれない……どうして貴方はそこまでペリーに拘るんですか?」
ペリー「ソレハ ワタシガペリーニ 救ワレタカラデス。」
望「ペリーに?」
ペリー「ソレハワタシガ日本ニキテ……アッ、ワタシノ本当ノ名前ハ『ペリル』トイイマス」
ペリル「日本ニキテ 間モナイコロ マワリニナジメズ 友達モデキナカッタ辛イ日々……
生キル希望モナク 途方ニクレテイマシタ……ソンナトキ、
ヒトリノ女ノ子ガ ワタシニ話カケテキタンデス……」
???“あなた、ペリーさんに似ていますね♪”
ペリル「……ソウイワレマシタ。女ノ子ハ 友達ニナッテクレマシタ。嬉シカッタ。
ソノトキカラ ワタシハ“ペリー”ニナロウト ドリョクシタンデス」
望「その女の子は人の心の隙間に入るのが得意のようですね……(…是非とも会いたくない」
ペリー「借金シナガラモ頑張ッテルンデスガ……ダメダメデ……」
刹那「闇金に手を出した時点で既に駄目だと思いますが」
木乃香「闇金駄目絶対!」
千雨「もう店畳んで外国に帰ればいいじゃねえか」ボソッ
ペリル「ソンナセッショウナ!」<●> <●>培||
千雨「これ以上店開き続けてたって意味ないだろ。その内コンクリ詰にされて海に沈むぞ」
望「ん?開き続け―――……長谷川さん」
千雨「な、何だよ?言い過ぎたわけじゃ…」
望「ナイスです」
千雨「へっ?何が?」
ペリル「メガメノオ人 アナタモ海ニ沈メバイイト!?」<●> <●>培||
望「いえ違います。開き直ってしまえばいいんですよ」
ペリル「開き直る???」
望「パンドラの箱然り、思春期のベッドの下然り、開いてはいけないものも多々存在してはいますが、
人間、隠すことなく全てを包み隠さず開き直ってしまえば、意外と簡単に道が開けるものです」
木乃香「なるほど、つまりこう言う事やね♪」
・「浮気は文化だ」
・「俺は童貞だ!」
・「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」
・「これが“ドーピング・コンソメ・スープ”だ」
・「そうだ……僕がキラだ」
望「そうです、その通りです」
千雨「待て待て待て待て!最後二つは道開けてねーよ!開きすぎて壊れたよ!」
望「この店もこの地域同様まだ『過程』、今からでも遅くはありません。開き直ればいいんです」
ペリル「開き直って ナニヲシロト?」
望「ペリルさんオリジナルの店を作り上げればいいんですよ!!」
ペリル「ORIGINAL!!」
望「私たちも手伝いますから(このまま帰ると今日は他に行く予定を立てていませんので」
エヴァo0(そうきたか!)
千雨「なんで私らがそんな事を――」
明日菜「お店作りかぁ。なんだか面白そうね♪」
千雨「えっ?」
木乃香「ウチもやるー♪」
千雨「ヲイ!」
刹那「お嬢様が言うのなら…」
千雨「待て待て!」
「「「頑張ろー!!!」」」「手伝うアルよ」「まぁやってみるでござるか」「「わー楽しそー!」」ワイワイガヤガヤ
「私たちも手伝ってみようよ夕映」「このままじゃ明日まで暇ですしね…」「看板のイラストなら任せて♪」ワイワイガヤガヤ
「オモロそーやしやってみるか」「あら?それじゃあ私も…」「あらあらそれじゃあ私もも♪」 ワイワイガヤガヤ
「お父さんも一緒にやろ♪」「わかったから引っ張らないで」 お手並み拝見と行きますか「五月、怖いヨ」ワイワイガヤガヤ
望「では皆さん、今からペリルさんのお店改造計画を始めます!」
一同「オオォ―――――ッ!!!」
千雨「………なあザジ教えてくれ。修学旅行で赤の他人の店をビフォーアフターした事あるか?」
ザジ「………(フルフル」
千雨「だよなぁ……はぁ……もうどうとでもなれ」
23 :
280:2008/11/09(日) 15:52:25 ID:???
今日はここまでです。続きは何れ……はい。
乙です
おっ、復活してる。wktk
保守乙
保守
保守
保守
保守
保守
ほ
保守
保守
保守
保守
38 :
280:2008/11/20(木) 21:37:36 ID:???
次は土曜日に投下できそうです。
……ではッノシ
期待保守
保守
41 :
280:2008/11/22(土) 21:15:29 ID:???
では投下します。
さよ「ところでどんなお店にするんですか?」
和美「んじゃまずお店のテーマでも決めますか。テーマがあったほうが決めやすいじゃん」
望「ペリルさん、貴方の得意分野で何か使えそうなのは?」
ペリル「ソウデスネー……ペリークライシカ……」
千雨「ペリーは受けなかったからこうなってんだろ」
ペリル「ッ!!?…………ウ〜〜〜〜〜ン………ソウイエバ、
ペリーガ鎖国ヲ開イタノヲ真似テ色々開ク事ハシテイマシタネ……」
望「………ふむ、開き直るから“開く店”……悪くはありませんね」
望「ではテーマは“ペリルさんの開く店(仮)”という事で色々意見を述べていってもらいましょうか」
一同「おぉー!!!」
◆提案1
のどか「やっぱり開くといったら本ですよね」
望「ほほぅ、最初に本に気が付くとは……流石は宮崎さんですね」
夕映「!コミック、週刊誌、グルメ雑誌、ファッション誌、求人誌、品揃えは豊富にした方がいいです」
ハルナ「週刊の漫画は外せないでしょ、立ち読み目当てで客も来るだろうし。
ジャンプにマガジン、サンデー、チャンピオン、月刊版も当然ないと」
和美「情報は命、各種新聞も取り入れてもらわないと!スポーツ新聞とかもね♪」
ハルナ「あと、フラ●ス書店系にメガ○トア、キャ○ド○ル、コミックパ○ポ、わたしの同人誌!」
千雨「後半全部18禁じゃねーか!つか自分の本入れるなよ!!」
◆提案2
あやか「壁をガラス張りにすることで店の内部が見えるというのはいかがかしら?」
望「通りに面した壁面をガラス張りに…開いたオープンな感じが出ますね」
あやか「いっそ内部の商品を置く棚など一部もガラス張りで構成してみては?」
望「ふむふむ…」
千鶴「それじゃあ長ネギもいかが?」
千雨「何故に長ネギ!!?」
千鶴「開くんですよ長ネギって」
千雨「何をだよ!?」
望「何故でしょう……お、お尻が……震える…」ガクブル
千雨「―――!」
千鶴「なら開いて差し上げましょうか?」
望・千雨「「遠慮します!!」」
◆提案3
美砂「開くって言ったらやっぱり魚の開きでしょ。魚開いて天日干しのやつ。あれって最高だよねー♪」
望「フムフム魚の干物と……」
美砂「それを炙って一杯やるとたまんないよねー♪」
望「一杯?柿崎さん、もしかしてお酒を…?」
美砂「!!!(ギクッ)いっ、いえ!飲んでませんよ!飲みませんよ酒なんて!(汗」
望「……そうですか」
桜子「危なかったわね」ヒソヒソ
美砂「ふぅ…ギリギリセーフ」ヒソヒソ
円「注意しないとね」ヒソヒソ
※お酒は二十歳になってから♪
◆提案4
クー「開くのならやっぱり肉まんアル」
千雨「どこが開いてんだよ」
超「食べる時に二つに割って開いて食べるアルよ」
千雨「完璧こじ付けじゃねーかよ!」
超「甘いヨ、クー。くの字に開いた包に角煮を挟んだ角煮まんを忘れちゃ駄目ネ」
五月 どうぞ。
クー「これは―――!ウマイアル!」
明日菜「だったらアンまんも、カレーまんも、ピザまんも!」
木乃香「そんなんやったら唐揚げも美味しいで」
刹那「唐揚げ……鶏肉……」
望「……全部採用で」
千雨o0(もう開くのと関係なくなってるよーな…)
◆提案その他
・海開きセット(浮き輪、簡易潜水装備一式、パラソル)
・想い出開くアルバムセット
・開いてワクワクTCG(トレーディングカードゲーム)各種
・マント……etc
そして3−Aの知恵を結集して考え出されペリルの店の設計図がついに完成した!
千雨「先生、この店ってもしかして…」
設計図をじぃと見つめていた千雨が呟いた。
・ガラス張りで内部が見れる構造
・自動ドア
・雑誌・漫画・週刊誌・コミックスが置かれている棚
・肉まん・餡まん等のホットフード
・おにぎり・菓子パン・サンドイッチ・弁当などの軽食品
・ガラス張りの冷蔵庫にお茶・ジュース・酒等の飲み物
・その他、雑貨色々……etc
正にこれは―――
望「――――コンビニです」
千雨「コンビニィ―――ッ!?コンビニくらい他にもあるだろ!!!」
望「何を言ってるんですか長谷川さん、いいですか。
この店は、日本で、唯一、この土地の、ここだけに存在する、ペリルさんオリジナルの店なんですよ」
千雨「いやそうだけど、コンビニなんて……」
望「大体この世の中最初から全く新しい“唯一”の存在を生み出すことはそうそう簡単な事じゃありません。
必ず何かしら似ている物になってしまうのは致し方ないんですよ。神でもなければ無理です!」
ペリル「スゴイデス!感激シマシタ!…今度ハ成功スル気ガシテキマシタ!」
小太郎「……う〜ん」
真名「……/////………こ…こたr」
あやか「小太郎くん、何か言いたい事でもあるのですの?」
真名「………」ショボーン
小太郎「ペリー……やのうて、ペリルのおっちゃんがごっつ気になるんやけど」
千鶴「なにが気になるの?」
小太郎「なんつーか……服装が全然似おてへんわ。あと目ぇが記号みたいで不気味や」
ペリル「ガ―――ン!コノ目ハ産マレツキノモノデスヨ!(泣」
望「そういえばペリルさん自身まだペリー提督の格好でしたね。店の改造ばかりに気を取られていました」
亜子「コンビニの店長の服装じゃ駄目なの?」
望「和泉さん、この店はコンビニであってコンビニではない、ペリルさんの店です。
看護婦ならナース服、給仕さんにはメイド服、海賊といえば髭と眼帯……
ペリルさんにはペリルさんの店に相応しい服装をしてもらわなければいけません」
まき絵「開く店だから…深めのコートは?こう……バァッ!っと開けるのとかは?」
千雨「それじゃただの変質者じゃねーか!!」
明日菜「長谷川さんさっきから文句ばっかり。文句なら一つでも提案出してからにしなさいよ!」
千雨「(ピキピキ##)……あぁーメンドくせーなー!言えばいいんだろ言えば!」
千雨「―――――……う〜〜ん……ぐ、グラサンでも……掛ければいいんじゃ?」
一同「………」
47 :
280:2008/11/22(土) 21:46:39 ID:???
今日はココまでです。
本当なら今日で3−A一日目終了予定でしたが……OTZ
月曜日に投下………できたらいいなっ!ではッノシ
乙でしたー。
続き、楽しみしてまーす。
乙!
50 :
280:2008/11/24(月) 20:26:59 ID:???
では投下します。
明日菜「サングラス?…う〜ん」
裕奈「目が怖いからサングラスって…」
アキラ「ターミネーターじゃないんだし…」
亜子「なんか普通の提案やな」
夏美「普通だね」
千雨「そ、そんなに言うかよ…(つか村上には言われたくねー!」ピキピキ##
千雨「じゃあもう胴着でも着させて金髪にして髪ツンツンに逆立てさせりゃいんじゃねーかあぁ!!?(ヤケクソ)」
一同「―――!」
ポンッ!
望「採用」
千雨「ええええええええええええええええっ!!!!!!!!?」
ペリルさん着替え中………―――………―――……着替え終了
一同「こ、これは―――!」
ペリル「オオオオオォ―――!栗林ノ事カ――――――ッ!!!!!!」
小太郎「●空や悟●!うわぁメッチャ凄ぇ!!」
教授「懐かしい…当時買って読んでいたよ」
瀬流彦「黄色いオーラが見えそうで……やっぱり見えないか」
望「予想以上に似合ってますね」
千雨「先生達と犬上が異様に反応してる…目はスカ☆ターで隠してるとして…何で体格まで変わってんだよ!」
クー「中国秘伝のツボを刺激したアル」
超「もう少しで“ん?間違えたかな?”…な状態になりかけたが大丈夫だたヨ」
千雨o0(なんでコンビニの店長がスーパーサイ●人なんだよ!つか採用すんなよ!?何で採用すんだよ!
……もう駄目だ……もう突っ込む気力すらない…これ以上何があろうとも突っ込まねーぞ……)
ペリルさんの正装が完成した一方で、
店の看板に使用するイラストも完成に近づいていた。
カキカキカキ……キュキュキュ……カキカキキュキュキュ――――
ハルナ「―――――…よしっ!看板の絵描けたよー!ペリルさんにぴったしのマスコットも描けたし♪」
望「ほほぅ、これは見事なドラゴンですね〜」
==、,-、 、ヽ、 \> ,, '''\ _
メ゙ヽ、\ ̄""" ̄--‐ 、 \ /ゝ、\
=─‐\\‐ /─'''''ニ二\''' |レレゝゝ、\
 ̄く<<く >, ゙、/<三三二\ ̄\ゝゝゝゝゝゞ''ヽ、
<<<<〈__入 ゙、く彡三三三二ヽくゝ\メメメゝ、_ゝ、\
くく<<<<<< ゙、 ゙、ミ三三二ニ─ゝゝゝゝゝ,,,,,,,、 '■■■■■
くくくくくく彡‐ヽ ゙、ミ三三二ニ'''くくゝゝ_ゝゝ、■■■■■■
く く く く く 彡゙、゙、三三二ニ‐くゝ、/ ,,,,,,,,メメゝヽ''''"ゝゞ丶、
二─二二彡彡、゙、三三二==くメゝ/ ゙'ヽ、メゝゝゝゝゝゝゞ''ヽ-、,,,,,,_
‐'''" ̄ \彡彡ミ、゙、三二=''"く<メ/:: \''-、メメゝゝゝ_ゝ 、 ,,、ヽヽ
、 ,,,,- ゙彡//ヾ、三二= くゝ/:::.... \>∠レ-,-‐ニ二メヽ''ヽ ノ
゙ヽ、,,,-‐//_///,,、゙、三二= ゙、 ""''' ヽ>//レレヽ,,___ /
-,,,,,,-‐'''"""/////,,ヽ ゙、三二─ ゙ヽ. //-ヘヘ,、 レレレレノ
''" ,l|"////ノ,、\彡'''''‐-ニ,、 ::::::::::,,,,,,,,// ゙ヽフ/|/| レ'
/ゝ、/ヽ|ヽレ,,゙ヽ、゙''ヽ、,,,,,,_ヽ''ニ='',,-'"、─-,,,,,_  ̄"'ノ
/メ / レ/,''"へへべ''─---- ̄-メヽ"ゝゞゝヽ、 >---''"
/ヘヘ、|//ヘヘヘヘヘヘヘヘ,,-イ ̄ | ̄"'''-ニニニ二-''"
/ヘヘ∧/./フヘヘヘヘヘヘヘ,/イ / / / ゙ノ\、\
/ゝゝ| / /メヘヘヘヘヘヘ/'" | / / / / \\
/ゝ /|‐/ /フヘへヘヘヘ/∧ /-'"-'''"__,,-''" / /、\
//|_| /./へへへヘヘ、// |/ \_,,,,-‐'" / ゙、.゙、
'"/ヽ"/'"へへヘヘヘヘ// ノ \ ,,,,-‐'" ゙、゙、
.ノ //へへヘヘヘヘ//ヽ ./ ゙、''"" ,,/、゙、
/-"へへヘヘヘヘヘ// |‐" \_,,,,,,,,-‐'''" | |
千雨「それ神○ォ―――――ンッ!!!!!!」
◆夕暮れ時…
ペリル「アリガトウゴザイマシタ!皆ノオカゲデ オラ生マレ変ワッタ気分ダゾ」
望「口調まで変わってる!?」
そして ペリルはガシッと千雨の両手を握り締め頭を下げた。
千雨「ええっ!!?」
ペリル「アナタノ一言ガアッタカラ ココマデ事ガ運ンデクレタ気ガシマス」
千雨「勘弁してくれ……それとザジ、怒るな、もう気力もないから」
ザジ「〜〜〜〜〜〜ッ!」
五月 ペリルさん。今度は成功するといいですね。
ペリル「アナタノ指摘モ胸ニ留メテイマス、大丈夫デス」
あやか「ところで設計図は完成したとしても、どこから資金繰りを?」
ペリル「マタ闇金ノ人タチカラ借リテキマスヨ」
千雨「返せもしないのに借りるって…あんた学習能力無いのか?」
ペリル「ハッハッハー何ヲ言ッテイルンデスカ」
ペリル「闇金デ借リタ金ナンカ 返ス必要ナイジャナイデスカ」
一同「開き直った――――――ッ!!!!!?」
・
・
・
・
・
・
和美「それじゃ最後に記念写真を撮るからみんな集まってー!」
美空o0(何で…どうして……私はただココネとサボってただけなのに…なんで真租が!?)
茶々丸「マスター、あちらは終ったようです」
エヴァ「意外と時間が掛かったな。まぁその間に私は実力を上げている所だがな」
ツンツン
エヴァ「ん?」
ココネ「…わたしの……あがり」
※サボって七並べしていた4人
エヴァ「うわぁーーー!チクショオーーーッ!またビリかぁーー!!!」
美空o0(うわぁあああぁああ!ココネー逃ーげーてー!)
茶々丸「マスター、みんなが呼んでいます。行きましょう」ズルズルズル
エヴァ「あ―!こらァ!茶々丸ー!引っ張るなー!」ズルズルズル
美空o0(……た、助かった……)
ハイチーズ パシャッ! チーズ パシャッ! モウイチマイイクヨー パシャッ!
ペリル「マタキテクダサイネー」
千雨「……二度と来るかよ……はぁ」
少し未来の話を紹介しよう――――――……
『―――…これは日本で成功を収めた一人の外国人の苦難と成功のストーリーである』
カゼノナカノスーバルー スナハマノヴィーナスー ミンアドコヘイッター……♪
【プロジェクト○ 〜挑戦者達〜】
『彼のピンチを救ったのは、修学旅行でこの地に来ていた少女の 一言だった』
“ 開 き 直 っ た ら ? ”
(大略
ペリル「―――今ノこの店がアるのは、あの修学旅行の人たち、強いては眼鏡の少女と先生のおかげデス」
『店の壁には その時の記念写真が 今も掛けられている―――――』
ペリル「ソう言えば、それから二日後にそのクラスの生徒さんガ一人で切羽詰った顔して来ましたね―――――」
プロジェクト○ 〜挑戦者達〜 <<終>>
■3−A宿泊先のホテル
望「では部屋割りですが、二人・三人・四人部屋の3通りありますので皆さんで相談しあって決めてください。
このホテルは貸切状態ですが、あまり騒ぎを起こさないようにお願いします」
一同「は〜いっ!」
◆その夜……
ヒカルカーゼーヲオイーコシタラー♪ キミーニキットアーエルネー♪
木乃香「アスナ、メール鳴ってるで」
明日菜「ピッ)朝倉からだ…もう就寝時間なのに―――ん?」
刹那「どうかしました?」
【Re:朝倉和美】【今から○秘イベントを実行する。参加者・見物人はホテル前の公園まで来たれり】
「これは……」「ふぁわぁぁ〜」「楓姉ーな〜に…(ウトウト」
「のどか、ハルナどうするですか?」「どうしよう?」「行って見よーよ」
「これって…どないする?」「行ってみるだけ行ってみる?」
「父さんの部屋で寝るー!」「ゆーな落ち着いて」
「イベントだって」「きっと賭け事ね」「なら私の出番じゃない!」
「誰が行くか。今日は疲れた…」「ちうお休み」
「小太郎くん…スゥ」「う〜〜〜ん」「お姉ちゃんの胸に…ムニャムニャ」
「アル〜…スースー」「……今日は…会話できかけた…」
「超さんどうします」「さてネ」 調理器具のチェックは…
「…スゥー」「ココネ寝たし気分転換に行ってみるッスよ」「……うん」
「……どこで私の携帯の番号を?」“機能停止中…”
夜は まだ 終らない―――
<<二日目に続く…>>
◆一方、京都では……
千草「いやー今日も働いたなー」
月詠「せやなー♪」
千草「………何やってんやろ…ウチら…姫さん見つからんて……」
月詠「オカシイわ!何でなん!?何で先輩おらへんのや!!?」
千草「まさか関東の奴ら、ウチらの動きを読んで――?」
月詠「んなまさか!千草はん、そんなんありえまへんって!」
千草「あーっ!ほんまに無駄足で疲れたわー……温泉を酒風呂にでも変えて入ったろ」
月詠「ウチも入るわ〜」
千草「あんた同姓好きやろ、一緒に入りとうないわ!」
月詠「そんな〜ええやんか千草は〜ん♪」
店員「あいよ、金鍔一箱ね」
フェイト「…どうも。それと生八ツ橋五つ 土産用に包んで下さい」 <<こちらも続く…>>
59 :
280:2008/11/24(月) 21:12:54 ID:???
修学旅行3−A編一日目終了です。
さて長かった……しかし、ここからが本当の修学旅行だ……
次回から「修学旅行編:2のへ組二日目」です。
ではっノシ
乙!
乙
良スレ
ほしゅ
保守
保守
保守
すれ違い・・・フェイト何やってんの!?
保守
保守
保守
72 :
マロン名無しさん:2008/12/04(木) 22:53:28 ID:ahI2Tx/w
あげます
保守
74 :
マロン名無しさん:2008/12/05(金) 21:52:19 ID:II3rvjmH
フェイトと先生と楓でガンダ○ネタ・・・。
保守
保守
AGE
保守
保守
80 :
280:2008/12/10(水) 19:51:16 ID:???
次の投下は金曜日に出来そうです………ファイト!!!
保守
保守
保守
保守
規制に巻き込まれたのかな?
85 :
280:2008/12/14(日) 16:53:08 ID:???
はい、金曜日には無理でした。OTZ
では短いですが、2のへ組二日目を投下します。
ネギ「皆さんおはようございます。今朝もいい天気で絶好の修学旅行日和ですね」
可符香「おはようございますネギ先生」
霧「おはよう…せんせ」
ネギ「朝食の時間――――……なんですが、男子のみんなが居ないのはどうしてですか?」
奈美「男子は全員どっか行っちゃいました」
カモ「飯も食わずに朝っぱらどこに行ってんだ?」
マ太郎「メシウメー!」
芽留『まぁ大体の見当は付いてるけどな。今 委員長達が連れ戻しに言ってるぜ (-。-)y-゜゜゜』
ネギ「どこなんですか?」
芽留『朝の名物を見に行ったぜ』
ネギ・カモ「「名物?」」
■某所
男子一同「おおっ!!!」
2のへ男子一同は全員どこで用意したのか望遠鏡で遠くを除いていた。
一応、彼らの名誉のために行っておくが、決して如何わしい物を見ているわけではない……多分。
臼井「これが麻帆良学園、朝の名物……」
彼らが見ているもの それは麻帆良学園朝の名物“女子生徒の集団登校”である。
芳賀「すげぇー!眼福眼福っ♪」
青山「なびくスカートの中が見えそうで見えない…くそぅ!ささやかな希望が――」
久藤「たまにはこういうのも…いいかな」
芳賀「どうして麻帆良の生徒って綺麗どころが揃ってるんだろう?」
木野「ウチの女子もスタイルいいと思うけど、異常者だらけだからなー(愛ちゃん以外」
臼井「確かに…否定はできないな(小節あびるは除く」
青山「でもあの制服って中学生のはずだけど…」
芳賀「あっ、ホントだ」
木野「て事はウチのクラスは中学生以下?(愛ちy(ry」
臼井「言えてるかも(否あびる」
「「「「ハッハッハッハ〜」」」」「h…あっ………」テクテクテク
千里「ふ〜ん…随分と楽しそうねー男子〜……」
「「「「っ!!?」」」」
カエレ「誰が中学生に劣る体型ですって!!」
青山「あっ!委員長に木村!」
臼井「いやいや、委員長俺だから」
芳賀「ってあれ?久藤は?」
千里・カエレ「「きっちりお仕置きね!|判決:私刑!」」
「「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」」」」
久藤「夏草や 兵共が 夢の跡…」
カモ(オレっちも行きたかったな…)
『修学旅行編二日目:2のへ組』
◆前回のあらすじ
修学旅行に麻帆良学園都市に来た2のへ組一行
校長から『修学旅行先でのトラブルが学校に届く程なら教師クビ』
と言い渡されたネギは修学旅行の無事成功を努めようと奮闘する。
しかしネギの心配をよそに、霧・可符香・臼井の三人が図書館島の地下迷宮へと迷い込んでしまった。
ネギは何とか三人を見つけるも ドラゴンが行く手を遮りネギたちに襲い掛かる。
絶体絶命のピンチにネギは霧との仮契約を行ない霧のアーティファクトによりドラゴンを撃退 無事帰還する事となった。
その際ネギは可符香と臼井の記憶を消し去った。
だが ネギは 知らなかった――
可符香「なんだろう……このカード?」
―――風浦可符香もネギと仮契約をしている事を。
2のへ一行は現在、龍宮神社へと踏み入れていた。
現在は神社内及びその付近での自由行動の時間。
一日目に迷子になった事を口実に霧と二人っきりになるチャンスを作ったネギは、
人気のない所で、小森霧に魔法についてを、そして自分についても話していた……
霧「つまり先生は本物の魔法使いで……」
カモ「修行の一環として日本の学校で教師をやってるってるんだぜ。
んで“仮契約”をした嬢ちゃんは兄貴の従者になったわけ。パクティオーカードがその証」
まとい「なるほど、これでカモ様がオコジョなのに喋っているのがわかりました。
カモ様は魔法の力で喋れるようになったオコジョだったんですね♪」
カモ「まとい〜確かにオレっちは魔法関係だけど、そいつは違うぜ。
オレっちは魔法で喋れるようになったオコジョじゃなくて、オコジョの妖精だからだぜ」
霧「妖精?」
まとい「絵本に出てくる妖精のイメージとは随分と違いますね」
カモ「まぁ一般人が思い浮かべる小っちゃくて蝶々みたいな妖精も存在してるけどな〜」
ネギ「………」
カモ「どうしたんだよ兄貴、黙りこくって?」
霧「先生……?」
まとい「どうかしましたか?」
ネギ「なんで常月さんがここに居るんですか!?」
まとい「えっ?」
霧「……?」
カモ「ん?ああ、俺っちが呼んだ」
ネギ「ええっ!?カモくん!魔法の事を説明しているのに……どうして常月さん連れてくるの!?」
カモ「そう言うなよ兄貴。これはしょうがない事なんだってばよ」
ネギ「どうして!」
カモ「後ろを気にしながら魔法の事を話すのがどれだけ苦労するのかを…」
ネギ「常月さんなら……で、でも―――」
その頃 龍宮神社では とある女性が賽銭箱の前にいた
チャリ-ン ガランガランガラン
?「……兄様……兄様……ニイサマ………」ブツブツ
90 :
280:2008/12/14(日) 17:18:23 ID:???
今日はここまでです。今年中に続きが投下できる事を信じて―――
ではっノシ
乙です
乙!
保守
保守
保守
96 :
マロン名無しさん:2008/12/21(日) 03:11:14 ID:G6hsQNGk
まだあったのか
感動した
保守
保守
保守
望「クリスマスなんて――」ブツブツ
明日菜「先生ー!なにうじうじしてるんですか!」
このか「はようせな始めるでー♪」
ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ
望「………」
たまには いいか。こんなのも…… by:糸色望
保守
保守
なんでもマガサンの企画で格ゲーが出るとか
ひょっとしたらコラボがあるかもしれないな
絶望側に戦闘要員がいないけど
保守
保守
もうすぐ来年保守
今年初保守
ネギ「日本のお正月を堪能するために神社に来たけど…込んでるな」
可符香「先生、おみくじでも引いたらどうです?」
ネギ「おみくじ?」
まとい「今年一年を占う願掛けみたいなものです」
カモ「兄貴、大吉が出るといいっすね」
カエレ「どうせなら悪いことが書いてなければいいのに…」
千里「大吉か大凶、それ以外は認めないわ!」
霧「こたつが…恋しい……寒い」プルプル
望「御神籤?はっ、そんなのは神社が利益を得るための陰謀です、悪巧みです」
真名「働いている(巫女)私の目の前で色々と……よほど命が惜しくないと見えますね先生」ガチャリッ
明日菜「先生入院したんだって」
木乃香「今年の初めから首吊り未遂でもしたんかな?」
280です。ホントだったら去年の内に修学旅行編を終わらせるはずだったのに……
まぁ死んでないだけ良かったのかも、です。今年も宜しく…ではっノシ
保守
絶望保守
保守
保守
保守保守
保守
保守
保守
117 :
280:2009/01/13(火) 09:38:20 ID:???
今週中には投下できそうです…ではっノシ
保守
保守
保守
保守
保守
123 :
280:2009/01/18(日) 19:52:13 ID:???
投下は…
明日になります…OTZ
ではっノシ
ネギ「―――とにかく!常月さんの事は後で、今は小森さんの記憶の事を…」
霧「私の記憶を……???」
ネギ「ええ、図書館島で起こった事に関する記憶を消すかどうかをです」
まとい「!」
霧「記憶を…消す……そ、そんな……」
カモ「でも兄貴、何も消す必要はないだろ……そのために説明したんだろ魔法の事を?」
ネギ「説明をしなければ理解してもらえないと思ったからです」
まとい「………」
ネギ「仮契約はしましたけど、小森さんたちを巻き込みたくないんです。
危険な目にも遭わせたくもありませんし、オコジョにだってしたくはありません!
これ以上魔法に深入りしない内に元の生活に戻れるように記憶を―――」
バッチィーーーーーン!!!
霧「!?」
カモ「えっ!?」
突然の平手打ちがネギの頬に響いた
ネギ「―――っ!」
カモ「ま……まとい……」
まとい「………」
まとい「私は…カモ様と付き合う前に大勢の男性とお付き合いをしていました。
今では何の心残りもありませんが…そう簡単に忘れれるものではありません。
どうせなら綺麗さっぱり忘れてしまった方がいいのかもしれません……ですが!
そういう悪い過去も思い出も全部ひっくるめて、私の人生です!」
まとい「危険な目に遭わせたくない?それが何だって言うんですか!先生となら危険くらい乗り越えますよ!
深入りするな?巻き込みたくない?
霧は先生に出会って学校に住むようになった時点で十二分に巻き込まれて深入りしています!
だから……霧の記憶を消すだとか深入りするな、とか言わないであげて下さい!!!」
ネギ「………」
霧「先生……私…先生の傍にいたい……先生に迷惑かけないから……お願い」
カモ「兄貴、霧の嬢ちゃんなら兄貴の力になってくれるってよ」
ネギ「小森さん…ごめんなさい。僕が間違っていました」
霧「先生…ううん、いいの。先生だって私のことを考えて言ってくれたんだから」
ネギ「それと常月さん、ありがとう」
まとい「いえ、わかって頂けたのなら」
カモ「まぁ……何はともあれ、無事問題解決ってわけだな」
まとい「良かったね霧、これでアナタは正式にネギ先生の唯一のパートナーになれたんだから♪」
霧「ん?………う〜ん?」
まとい「どうしたのよ難しい顔して。素直に喜んだらいいじゃないの」
霧「………ネギ先生…仮契約って一人一回しかできないわけじゃない…よね?」
ネギ「ええ、確かに本契約じゃありませんから複数人と仮契約はできますが、それが何か?」
霧「なら私は二番目のパートナーなんだなーて…」
ネギ・まとい「「二番目???」」
カモ「…あっやべ(大汗」
ダッシュ! ガシッ!!!
まとい「ど〜う〜し〜て〜霧が二番目なんでしょうか〜カ〜モ〜さ〜ま〜?」ギリギリギリ
カモ「ちょっ、まとい!離せーっ!離してーっ!」ジタバタジタバタ
・
・
・
・
・
・
■龍宮神社
晴美「にしても広い神社ね」チャリーン
交「霧の姉ちゃん……また迷子になってたりしないよな?」ガラガラガラ
芽留『流石に二度もないだろ…JK………ん?なんか聞こえなくね(・ω・?』メルメル
?「ニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマ…
ニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマ…
ニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマ…
晴美「なに…あの人……」
芽留『不気味だな、かかわらねーのが一番だなJK』メルメル
交「ん?………あれ…って………―――えっ!?」
奈美「どうしたの交くん?そんなに驚いて」
?「ニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマニイサマジルニイサマジルニイサマジr……ん?まじる?」
交「なんで…嘘だろ……何であいつがここに!?」
?「………あら、交じゃないの」
交「り、倫―――――」
◆ネギ側
まとい「どうして?ねえどうしてなんですカモ様?どういう事なんですか?」ギュゥウウウウウウウウウウ
カモ「ギュゴォワァァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛――――」
ネギ「常月さん落ち着いて!カモくんの中身出ちゃいますよ!」
霧「ストップまといー!ストップーー!!」
※カモは中身が出る前に助かりました。
128 :
280:2009/01/19(月) 23:49:53 ID:???
はい、すみません。今回はここまでです。
最初に投下宣言入れ忘れてたな……
なるべく早い投下を心掛け――――ではっ!ノシ
乙!
乙保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保手
保守
なんという保守の嵐
141 :
マロン名無しさん:2009/01/31(土) 21:35:07 ID:ZCPs7OL2 BE:965873546-2BP(0)
苦笑いしてしまった・・・。
絶望保守
保守。
保守しとこう
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
152 :
280:2009/02/11(水) 18:49:20 ID:???
今週の金曜日には投下できそうです。ではっノシ
保守
154 :
280:2009/02/13(金) 23:19:42 ID:???
では投下します。
・
・
・
・
可符香「な〜にかな?な〜にかな?(ほんとに何かな、これ?)」
クルンクルンクルル〜
千里「ちょっと、いつまで回ってるつもりよ?」
可符香「ん〜もう少し〜(このカード…なんだろ???)」
クルクルクル〜〜〜〜バタンッ!
可符香「目ぇ〜がぁ〜〜〜ま〜わ〜る〜」
千里「全く……ん?交くん?あんなに急いでどこに行くのかしら…?」
カモ「ゼェゼェ…はぁ…はぁ……死ぬかと思った」
ネギ「僕……風浦さんと仮契約していたなんて……あっ、風浦さんの記憶……消しちゃった…」OTZ
まとい「つまり風浦さんがネギ先生の最初の仮契約者て事?」
霧「うん、あの時、ピカーって光ってた」
まとい(カモ様どうしてっ!霧の気持ちわかっててどうして―――)ボソボソ
カモ(オレっちだって霧の嬢ちゃんと兄貴が仮契約した方がいいと思ったぜ。
だから人工呼吸に見せかけてだな…そーしたらなー霧の嬢ちゃんがテンパってキスしなかったんだよ。
そしたら、目ェ覚ました可符香の嬢ちゃんが二人の間に割って入って代わりに人工呼吸を、チューッとな…)ヒソヒソ
まとい「(霧…あの子ってば、たまにうぶな所があるから)全く、せっかく独り占めできるチャンスを…」
霧「別に…悔しいとか思ってないから……それに…」
まとい「それに……何?」
霧「仮契約仲間ができた」
まとい「……ねえ霧」
霧「な、何?」
まとい「抱きしめていい?」
霧「……そっちの趣味はないよ」
ネギ「そうだ、風浦さんの消した記憶を元に戻して事情を説明しないと…」
カモ「ちょっと待った兄貴、あーその事なんだがよー…嬢ちゃんの記憶は戻さない方が賢明だと思うぜ」
霧「何で戻さないの?」
まとい「どうしてですか、カモ様?」
カモ「そりゃあれよあれ、可符香の嬢ちゃんって……」
カモ「……電波じゃん」
ネギ「電波……?」
カモ「あぁ…電波だ」
まとい「確かに風浦さんはポロロッカ星人がどうたら言っていますが…」
霧「電波な人は仮契約しちゃダメなの?」
カモ「いや、そうじゃねえけどな。電波的な人間ってのはよ、
自分の脳内に自分だけの世界を形成・想像・構築しているわけだ」
『現実世界の一部を否定して自分の世界を作ってる』
カモ「そんな人間に現実でも異様とも思える世界が存在すると知っちまうと…どうなると思う?」
『否定』『焦燥』『反発』『拒絶』『絶望』
カモ「最悪自殺するかもな」
ネギ「―――!」
カモ「あくまで最悪の結果はだ!でも一番おっかないなのが『アーティファクト』の存在だ」
霧「アーティファクトが?」
カモ「仮契約時のアーティファクトってのはな、多かれ少なかれ本人に影響されて発現すんだよ。
んでそん中には、反則気味でおっかねえ能力を持ってるのが現れる事もあるんだよ。たとえば…」
・相手の心を読む能力
・様々なコンピューターを自在に操る能力
・どんな大怪我もたちどころに治癒する能力
・ありとあらゆる武器や兵器を出せる能力
・描いた絵が現実に出せる能力とか……etc
霧「そんなにすごい能力が…」
まとい「霧のもスゴいらしいじゃないの」
ネギ「………」
カモ「因みに可符香の嬢ちゃんのカードはこんなだぜ」
つ【秩序を狂わす語り手】
カモ「もしも魔法を認識した可符香の嬢ちゃんがアーティファクトを発現したらどうなるか?
周囲を混沌と混乱に満ちた狂気に変えちまう、そんな恐ろしい力を発揮しちまうかもしれねえってわけだ」
ネギ・霧・まとい「「「―――――!」」」
カモ「考えるだけでも恐ろしいぜ―――………」
少女の濁った瞳に映るは 轟々と燃え上がる街並み
その街を見下ろし 杖を振るう 少女が一人
全てを拒絶し 全て壊し 全てを滅する 魔女が一人
その顔には 絶望と狂気の笑みが 張り付いていた―――
可符香「アハハハハハ八八八八八ノヽノヽノヽノヽヽノヽノ \ノ \/ \/ \/ \/ \ / \/ \」
ネギ「まだ風浦さんがそうなると決まったわけではありません!
ですが…風浦さんに真実を教えるのは、保留ということにします」
まとい「そ、そうですね」
霧「……ちょっと寂しい…」
ネギ「…じゃあ、臼井くんの記憶を戻そうかな?臼井くんなら理解力がありそうだし――」
カモ「兄貴、臼井と仮契約のキスする気はあるのか?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※想像は自己責任で…
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
まとい「うっ―――――!!!」
霧「駄目ぇ――――!!!」
ネギ「ごめん無理…」
カモ「だよな〜♪」
・
・
・
・
カモ「―――んじゃ兄貴はみんなのところに戻っといてくれ。
オレっち達は霧の嬢ちゃんのアーティファクトについて色々と調べてみるからよ」
ネギ「なら僕も…」
霧「私なら大丈夫だから」
まとい「それに先生が霧に付きっきりだと、他の生徒から不満が出て暴れるかもしれません」
ネギ「!……わかりました。それじゃあ気をつけて下さいね」タッタッタッタッタッタ…
カモ「んじゃ、人払いの魔法張ったし…検証開始!」
霧「アデアット―――」
ネギ「さてと、皆さんはどこにいるかな…」
タッタッタッタッタッタ…
奈美「あっ!ネギセンセー!!」
ネギ「どうしたんですか日塔さん?」
奈美「(ゼエゼエハアァ…)ふぅ……交くんが…」
ネギ「交くんが?」
奈美「居なくなりました!」
ネギ「ええっ!?交くん、あれだけ迷子になるなって言ってたのに…」
奈美「先生違うんです、迷子じゃなくて自分から居なくなっちゃったんですよ」
ネギ「逃げた???どうして…?」
奈美「このままじゃ交くんが学校を出て行っちゃうかもしれないんです!」
ネギ「えっ―――」
■龍宮神社
倫「………」
奈美「みんなー先生見つけたよー!」
千里「………」ブツブツ
可符香「気にしちゃだめだよ千里ちゃん、新しいの買えば?」
芽留『テメェが原因だろうが!(#・Д・`)……ったく』メルメル
ネギ「えっとーこれは一体……」
奈美「私が先生探してる間に何が…」
倫「あなたが彼女たちの担任の………ってまだ子供じゃないの!?」
ネギo0(わぁー、その反応久しぶりだなー)
・
・
・
・
倫「なるほど、あなたは麒麟児ですのね」
ネギ「そうですね。えーっと、アナタが交くんの親戚の…」
倫「ええ、わたくし“糸色倫”と申します」
ネギ「糸色…倫さん…」
可符香「そうです先生、略して“絶r」
晴美「スト――――ップッ!!!」
ガシッ!
可符香「フゴッフゴッ!」
晴美「さっきそれ言って大騒ぎしたじゃない!」
芽留『(#‘皿')<殺す気か!(#・△・)<ゴルァ』メルメル
倫「………」
ネギ「倫さん、どうして交くんを連れて帰ろうとするんですか!」
倫「どうしてですかって?それは…」
ネギ「それは…」
倫「わたくし、昨日お兄様と一緒に旅行をする予定でしたの」
ネギ「………はい?」
倫「なのに…なのに………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ネギ「(うわぁ…何だかすごく怒ってる…ん?)あの、その人って交くんの叔父さんの事ですか?」
倫「ええそうですわ。とても独特な感性を持っているわたくしの兄ですわ。
お兄様ってば……旅行に誘ってくれたわたくしを除け者に……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ネギ「…その話と交くんを連れて帰るのと、どういう関係が?」
倫「関係大有りですわ!その件でわたくしの心はとても傷ついたんです!
この神社で兄様に対しての怨嗟をぶつけていたのです。そしたら交を見つけまして―――」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
倫「どうして貴方がここに?あなたもお兄様に会いに来たのかしら?」
晴美「交くん、この綺麗な人と知り合いなの?」
交「………親戚だ」
倫「糸色倫です」
奈美「初めまして、私は日塔奈美って言います」
晴美「私は藤吉晴美。交くんは私たちの担任の先生と一緒に住んでるんですよ」
芽留「……ぁ」
※倫の番号知らないのでメールを送れない
倫「へぇー楽しそうにやってるのね」
交「………///」
奈美「それで私たちは麻帆良学園都市には修学旅行で来てるんです」
晴美「交くんも一緒にね♪」
倫「旅行…に……?(#」ピキ
交「あ……ところで“あなたも”って事は倫もオジさんに会いに来たの?てか麻帆良にいるの?」
倫「―――!お兄様…ニイサマ…ニイサマニイサマニイサマ」ブツブツ
芽留『さっきも言ってたな。マジ基地だな』
奈美「ねぇねぇ倫さんどうしちゃったの?」
交「さあ?オジさんの事で何かあったのかな?」
ピキ―――ン!
倫「そうだわ交、あなた今から本家に来なさい!(#」
晴美・奈美「「ええっ!?」」
交「何でだよ!?」
倫「あなたも一応糸色家の者なんですから、何時までもブラブラしていたのでは示しがつきませんわよ!(#
別に楽しそうに旅行している交に怒りを覚えたからではありません事よ!(###」
交「完璧に八つ当たりじゃねーかよ!」
倫「つべこべ言わず来なさい!」
交「誰が行くかよバーカ、この絶倫が!」
倫「なっ――――」
ダッ!
晴美「あっ!交くん!」
倫「ま〜〜じ〜〜る〜〜〜!!!(###」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ダッダッダッダッダ…
芽留『ヲイヲイ…(;゚д゚)これって…ヤバクネ?』
奈美「私、先生探してくる!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
倫「それで交を逃がしてしまいましたの。全く…交の奴…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ネギ「……交くん全然悪くありませんよね」
一同「うん」『だな(・ω・)』メルメル
倫「スプリングフィールド先生、5時まで待ちます。それまでに交を見つけて引き渡してもらえませんこと?
もしも交の引渡しを拒むようでしたら、糸色家の総力を持ってあなた達の学校に圧力をかけさせてもらいます!」
ネギ「ええっそんな!」
倫「では…」
ネギ「どうしよう…交くんが…」
千里「私の……スコップが……」ブツブツ
ネギ「ところで……どうして木津さんは落ち込んでるんですか?」
晴美「交くんが逃げた後に可符香と千里が来て、倫さんが戻ってきてたの」
芽留『んで電波女が地雷を踏んだ(-。-)y-゜゜゜ヤレヤレダゼ』メルメル
ネギ「風浦さんが…?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
可符香「糸色倫さん…あっ!…略して“絶倫さん”ですね♪」
倫「――――――――――!」
カチャリ…
晴美o0(あれ?刀!?いつの間に…て何で出したんだろ?)
倫「絶………倫…………って――――」
可符香「えっ?」
呼 ぶ な っ !
倫は 瞬時に可符香の懐に飛び込んだ―――
鞘から抜けた白刃が 可符香の右脇腹を通過しようとした―――
その刹那―――
ギィィイン!と鋼と鋼がぶつかりあう音が 周囲に響いた。
可符香「千里ちゃん!」
千里「何いきなり攻撃してくれてるのよ!」
晴美「てかどこからスコップを!?」
千里が 二人の間に入り“きっちりスコップ”で斬撃を受け止め 唾競り合っていた―――
ギリギリギリギリギリギリ……
倫「〜〜〜〜〜〜……あなた中々やるわね。でもっ」
ズバババババッ!!!
千里「なっ―――」
可符香「わぁ、スコップが一瞬で」
晴美「凄ッ!」
芽留『( д ) ゜゜』メルメル
倫「これでも、剣歴は浅くはありませんのよ」
スゥ――――チャキンッ!……
千里「私の……スコップが……バラバラに………」
木津千里 〜完・全・敗・北〜
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ネギ「それで落ち込んでたんですか…」
千里「…………どうせなら、きっちり縦真っ二つにして欲しかったわ……」ブツブツ
ネギ「そっちですか!!」ガビーン!
芽留『とりあえずクラスの奴ら全員にメールで伝えといたぜ(・ー・)d ビシッ』メルメル
奈美「私たちも探しに行こうよ!」
晴美「でもどこを探せば……」
千里「先生……交くんを探してください……」ブツブツ
ネギ「木津さん、大丈夫ですか!」
千里「交くん見つけて…ちゃんと話し合って下さい。後悔しない様に…きっちり…きちんと…
さっき東北東の方角に…交くんが走っていくのを見かけました、急いで…」ブツブツ
ネギ「……はいっ!行ってきます!!!」
・
・
・
・
カモ「―――さてとこれで一通り調べ終わったな。んじゃ嬢ちゃんのアーティファクトの復習だ」
霧「はーい」
まとい「このアーティファクトの特徴は…」
・ストールの両端を結ぶことでドーム状の結界を貼れる。
・術者はドーム中にいなければいけない。 ※味方のみを包み守ることはできない
・結界自体の強度はかなり高い。 ※ドラゴンの体当たりでも壊れない程度である
・地面の下からも結界の中には入れない ※カモが地面掘って試しました
・結界の内部はすごく居心地がいい
・結界の内部から外の景色は見えない ※外部の音や声は聞こえる
まとい「あとは…結界はエメラルドカラーの結晶体で構築されているのが綺麗ですね♪」
カモ「まぁ結論から言おう!このアーティファクトは結界のバリアーを張るものなんかじゃねー」
まとい「と、言いますと?」
カモ「これは…『究極的に引き篭もるためのアーティファクト』という事だったんだよ!!!」(AA略
霧・まとい「「な、何だって―――――!!!」」(AA略
霧「確かに……結界の中…すごく暖かいn」
カモ「居心地いいのは結界内部が術者にとって快適な空間になるように操作されてるからだな。
つーわけでだ、このアーティファクトの名前は…『アマノイワト』で決定な♪」
霧「……あまのいわと?」
まとい「日本神話の一つで太陽の神様アマテラスが天岩戸に引き篭もった…って話のですね」
カモ「そうそう、弱点も同じだしな」
まとい「結界の中からは外の様子がわからない。結界を解いたら次に結界を張るまでライムラグが発生する」
霧「逆に言えば…ずっと引き篭もってたら大丈夫」
カモ「でも解いたらアウトってわけだ。まぁ危険な目なんざ、そうそう遭うわけじゃないけどな♪」
霧「修学旅行初日からドラゴンに襲われてるのに?」
カモ「!ま、まぁ日常じゃ大丈夫だろ?なぁ?(汗」
タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタ……
霧「あっ先生だ…」
カモ「おーいどうしたんだよ兄貴ーそんなに急いでー」
ネギ「あっ、カモくん、小森さん、常月さん、交くん見つかりましたか?」
カモ「?交がどうしたって?」
・
・
・
・
まとい「ええっ!?交くんが親戚の人に連れてかれそうになって…」
霧「逃げちゃったの!?」
カモ「ケータイの電源切ってたからメールに気づかなかったなぜ…」
ネギ「そうなんです!だから急いで探しに行かないと―――」
カモ「ちょっと兄貴待ったっ!!!」
ネギ「カモくん!?何、急いでるんだよ!」
カモ「わかってるっての!なんつーか…不幸中の幸いってか、早速だが役立つ時が来たな」
ネギ「役立つ?一体何のことを………あっ!カモくんまさか―――」
まとい「見てください、ネギ先生」
まといが見せた1枚のカード
記されたイラストは常月まといその人 刻まれた文字は【深愛なる追跡者】
それは間違いなく パクティオーカードであった―――
ネギ「カモくんまさか…常月さんと仮契約を!!?」
カモ「やっちまったぜ♪」
まとい「アデアット!」
光がまといを包み込み その手にアーティファクトが現れた―――
ネギ「これは……地図?しかもとっても古そう…」
まとい「では早速っ!」
“ターゲット『糸色交』”“探知開始――――Now Loading…”
ネギ「もしかして…この地図で交くんを探せるの?」
カモ「その通り、名づけて“ピリ・レイス(摩訶不思議地図)”ターゲットを探す能力を持った地図だぜ」
ネギ「ターゲットを探す………あっ!もしかしてこれで父さんを見つけれるんじゃ…」
カモ「無理だぜ」
ネギ「早ッ!即答!?」
カモ「色々条件があってだなー登録されてる奴しか探知しないんだと」
“ターゲット捕捉―――――探知完了”
まとい「ネギ先生にカモ様、交くんの居場所がわかりました!」
ネギ「!急ぎましょう―――」
171 :
280:2009/02/14(土) 00:46:29 ID:???
今日はここまでです。続きは何れ。
ではっノシ
乙!
乙!
乙!保守
保守!
保守
保守
久々に乙!
ネギま側が久米田先生の絵で絶望側が赤松先生の絵で再生される僕は末期。
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守!
保守
保守
保守
保守
保守
できればでいいから絶望先生本編みたいな中の人ネタとか見てみたいです。
絶望先生がティエリ○だったり、音無さんがルイ○だったり、フェイトがアスラ○だったり。楓でアニ○ーとかもギャップがあって面白そう出し。
あれ・・・・ほとんどガンダ○だよね?これ?
青年ネギがキ○の人だったらフェイトととの対決が・・・・。
小太郎と千里
しずな先生と麻菜実さん
木乃香と可符香
>>194 音無さんより同じアーニャじゃね?ル○スは。
保守干す保守
age
199 :
280:2009/03/11(水) 16:38:31 ID:???
とりあえず……今週中には投下できそうです。(土日辺り)
ではっノシ
期待保守
保守
期待保守
203 :
280:2009/03/15(日) 21:13:46 ID:aEt/6Hpm
では続きを投下します。
◆一方、その頃交は…
交「どうしよう………倫の奴…何でこんなとこで会うんだよ…いつも倫を抑えるSP達も居ないし…」
パクッ! ムシャムシャムシャ…
交「麻菜実姉ちゃんに貰ったクッキーうめー………ぐすん」
パクッ! ムシャムシャムシャ…
交「これからどうしよう。……滅茶苦茶怒ってるよな…倫のやつ…
でもあのまま倫に連れて行かれたら俺……もう二度とネギと会えないような気がするし…」
ムシャムシャム……――――!
交「う゛ぅぅ…水〜水〜……これうまいけど食べすぎたら喉パサパサするなー」テクテクテク…
ヲイ ハヤクカワレヨー
ガブガブガブガブガブ……プハァッ!
ツギハ オレノバンダヨー
ガブガブガブガブ…
交「……なんだあれ?」
ザジの仲魔1「オナカマンタン♪」※以下ザジ魔
ザジ魔2「デモ オナカスイタヨー…」
ザジ魔3「ミズダケジャナー ヘッターヨ…」
ザジ魔4「クゥ〜ン…ン?」
ジィ〜〜〜〜
交「な、何だよ…」
ゾロゾロゾロゾロゾロゾロ…… 交は囲まれた
ザジ魔s「……タベテ…イイ?」
交「!?」
◆魔法先生+生徒二名+オコジョ飛行中…
霧「うわぁー♪すごっく速いー♪」
まとい「……そういえば普通に杖に乗って飛んでいますけど、空を飛んでる所を見られたら危険なのでは?」
カモ「そいつは心配ないぜ。飛んでる時には周囲に認識阻害の魔法が掛けているから見つかる心配はないぜ」
ネギ「常月さん、交くんの居場所に変化はありませんか?」
まとい「少し移動していますが……あっ!」
ネギ「どうしました常月さん?」
まとい「いえ、交くんの周りが妙なのに囲まれているので…」
ネギ「妙なの?」
カモ「まといの地図は登録されてない人や生き物とかの場合、大まかな種族が出るんだよ。んでなんて出た?」
まとい「これは………ま…ぞ…く?……ええっと『魔族』と出てます」
ネギ・カモ「「――――っ!!?」」
交「うわぁぁぁあ!やめろよ!」
ザジ魔1「(クッキー)タベテイイ?」
ザジ魔2「(クッキー)タベタイナー」
ザジ魔3「(クッキー)タベテイイ?イイ?」
ザジ魔4「オナカスイタヨー(クッキー)タベテー」
交「誰か助けてーーー!!!」
ネギ「『 雷 の 暴 風 ! ! ! 』」
: 丿 \ \.
,_ ゛''=;- .,_\ \\
---__=___゛‐ニ‐- ゛`゛'-' \゙i
,r'`w-''´゙i O /`゛√, ,r'`w-''´゙i /`゛√, ,r'`w-''´゙i _-__-____ J゙i:
 ̄ ̄ ̄"´ ̄ ̄ ッ  ̄ ̄○ ゙̄i ̄ ̄ ̄"´ ̄ ̄ ̄ ッo ̄ ̄ ̄ ゙̄i ̄0 ̄ ̄: ′゙i,.
............................〉..0..............................〈..............................〉.......o...........○__ ; ″:::i ;
....................../................................\............................./...............................\................_ _ :^::!.
`゙i, 、i'´゙ O o `゙i, 、i'´゙ ○ ゚ O`゙i, _ _ :^::!.
゙i○ _ ッ ゙i O , _ ッ o __-_ : :: ::i
ッ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄i,r'´ ̄ ̄ ゚ ̄'' ッ  ̄ ゙̄i_ッ ̄ ̄\,_、,r'´ ̄ ̄ ̄__三 ッ ,r'
!、 /-;-.,_ ゛''=;- .,/ ://ッ
_- ゛`゛'-''i| :: /| / .
─゛''=;- ., :: , ' ─ )
ザジ魔s「ギャァアアアア!!!」
スタッ! スタタッ! シャッ! ピョコッ!
交「ネギっ!姉ちゃんたち!」
霧「交くん大丈夫!?」
まとい「心配させないでよ」
カモ「オレっちもいるぜ―――って、兄貴!?」
ネギ「…………」ギロリッ
ザジ魔s「ヒィィィィィイ!!!」
カモ(ヤバいッ兄貴の奴、ブチキレてやがる!!!)
まとい(カモ様どういう事ですの?)
カモ(兄貴は昔のトラウマで魔族を見ると目の色が変わるんだよ!)
ネギ「…………ブツブツ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ネギはブツブツと小声で呪文を詠唱し、
再びザジの仲魔に対して魔法を放とうとしていた―――
霧「だめ……先生だめぇ――――――アデアット!」ピキーン!
ネギが魔法を放つその刹那、霧がアーティファクト【アマノイワト】を発動した。
発動し造りだされた結界は周囲にいたネギ諸共包み込んだ―――
目の前の結界に気付く間もなく ネギはそのまま杖を振りかざし魔法を放った―――
ネギ「『 雷 の 暴 風 ! ! ! 』」
: 丿 \ \.
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゙i○ _ ッ ゙i O , _ ッ o __-_ : :: ::i
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!、 ̄/ /-;-.,_ ゛''=;- .,/ ://ッ
,.' .・ '′ ッ - ゛`゛'-''i| :: /| / .
;"・.。′°+゜ ; ゙i ─゛''=;- ., :: , '
>>167-168の小森霧のアーティファクトの特徴に追加
・結界の内側から外への攻撃は不可能 ※魔法等を放った場合、術者に跳ね返ります。
ピキーン☆
./ / 丿 :
// /_,. -;=''" _,
// '-'"`" -‐ニ‐"___=__---
:/レ ____-__-_ /`''-w´ヽ ,√"´\ /`''-w´ヽ ,√"´\ O /
′ : ̄ ̄0 ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄oヾ  ̄ ̄ ̄`゛ ̄ ̄ ̄/ ̄○ ̄ ̄ ヾ  ̄ ̄`゛ ̄ ̄
:::″ ; __○...........o.......〈..............................〉..............................0..〈.....................
:^: _ _................/...............................\............................./................................\................
:^: _ _ ,/´O ゚ ○ ゙`'i、 ,/´ o O ゙`'i、
i:: :: : _-__ o ヾ _ , O / ヾ _ . /
ヽ ヾ 三__ ̄ ̄ ̄`ヽ、_,/ ̄ ̄ヾ_/ ̄ ̄ ヾ '' ゚̄  ̄ ̄`ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヾ\\: \,. -;=''" _,.-;-\
. \ |\ :: |i''-'"`" -′' ・. '、
:: ,. -;=''" ; ゜+°′。.・゛; .
ネギ「へっ?」
その結果―――
結界にぶつかり反射したネギの【雷の暴風】はそのまま反射してネギに直撃した。
ネギ「ぐわぁああああああああああ!」
バタンッ! キュゥー…
霧「アベアット(アーティファクト解除)、先生…しっかりして!」
ネギ「こ…もり……さん…どうして……」
ガクリッ
霧「こんなところで…魔法使う先生が…どうしてだよっ!」
カモo0(兄貴の暴走が止まって助かったぜ。ほっといたらどうなっていた事やら)
(あの魔族…どっかに逃げちまったけど、まぁいいか)
(にしても魔族が普通にいるとは……麻帆良学園都市恐るべし)
まとい「交くん」
交「どうして俺がここにいるって…」
まとい「……ネギ先生と交くんの友情パワーが導いたのよ、きっと」
交「そう…なのか…?まぁ助かったからそれはいいけど、
さっきネギが電撃っぽいの撃ったように見えたけど―――」
カモ「(しまった見られてた!)そっそれはだな…ええっと…」
霧「電撃が飛ぶ最新型のスタンガンだよ」
カモ「!!?」
交「スタンガン!?わざわざ技名ぽいの言って撃ってたっての!?」
カモ「(くそっ!誤魔化せたと思ったのに!)それは…えーーー…」
まとい「先生はマジメに見えて重度の厨二病を患っているんです」
カモ「!!!?」
交「厨二病!?十歳なのに!?ってかみんな、ネギの杖に乗って飛んで来たような…?
今だって目の前に緑色のキラキラした物がネギを覆ってたし…」
カモ「(うわっダメだ!流石にもう隠し切れねー!)もうダメd」OTZ
霧・まとい「「CGだよ(よ)」」
カモ・交「「えええええぇぇぇっ!!!?」」
・
・
・
ネギ「……………んんっ」
まとい「先生、よかった気がついて!」
霧「せんせい…ごめんね…」
ネギ「皆さん…いえ、僕の方こ―――あっ!交くんは!?」
カモ「交ならここにいるぜ!」
交「………ネギ…ぐっ」
ダッ!!!
ネギ「待ってよ交くん!」
ガシッ!
交「嫌だ!倫に捕まったら…」
ネギ「いつまでも逃げてばっかりじゃダメだよ。面と向かって自分の気持ちを伝えないと」
カモ「それに今逃げたらそれこそ、あのねーちゃんの思惑通りだぞ」
交「……それってどういう事だよ?」
◆説明中……
交「俺が行かなきゃ学校潰すされるかもしれない!?」
ネギ「潰すじゃなくて圧力をかけるってさ…」
カモ「まぁ何〜か〜冗談っぽいけどな…」
交「いや倫ならやりかねない。あいつ金に物言わせて妙な工場建てちまうくらいだからな…
圧力かける?いや倫なら学校乗っ取った上で潰すくらいやりかねない!」
霧「無茶苦茶だね…」
まとい「どうしたらいいんでしょ、先生、カモさま?」
カモ「う〜ん……」
マリオネット♪ マリオネット♪
カモ「おっ、メルっちからのメールだ、何々?……ん?」
212 :
280:2009/03/15(日) 22:02:40 ID:???
今日はここまでです。続きはなるべく早く投下します。
ではっノシ
乙。
乙1
保守
保守
保守
保守!
保守
保守
ほ
し
ゅ
保守
保守
保守S
保守
保手
保守
守
保守
穂主
234 :
マロン名無しさん:2009/04/11(土) 08:28:52 ID:d11BnXx4
保志総一郎
保守
保守
保手
保守
保守
240 :
280:2009/04/17(金) 23:24:25 ID:???
よし、明日投下します。
241 :
280:2009/04/18(土) 21:21:03 ID:QwC3d2pb
では投下します。
■龍宮神社:南門前
倫「…………」イラライライライラ
神社の四方にある出入り口の一つである南門の前で、糸色倫は仁王立ちをして交が来るのを待っていた…
それを眺めるように物陰からこっそり見つめる2のへ組生徒陣
カエレ「――――で事情はわかったケド、ドウシテこんな場所に?」ヒソヒソ
芽留『聞いて驚けエセ外人( ゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ ここは願いが叶うって伝説がある場所の一つなんだぜ』メルメル
奈美「願いが……叶う??」ヒソヒソ
マ太郎「スゲーナー♪」ヒソヒソ
麻菜実「あら、ロマンチックね」ヒソヒソ
千里「願いが叶うのなら……新しいスコップが欲しい…」ドンヨリ…
可符香「ポロロッカ星人に会えますように!」
カエレ「誰がエセ外人よ!『場所の一つ』って…他にもあるの!?」ヒソヒソ
芽留『全部で七箇所ある』メルメル
カエレ「なにその伝説の大安売り……アンタそんな作り話みたいなのホントに信じてるわけ?」ヒソヒソ
芽留『(´‐ω‐`)y━・~~~ああ、信じちゃいないさ。ぶっちゃけただの願掛けだ』メルメル
カエレ「願掛けって……」
芽留『親元から離れて暮らしたいて気持ちは分からないでもないからな…(ームー;)』メルメル
ネギ「あっ、皆さん!」テクテクテク…
カモ「おーいっ、交を連れてきたぞー!」
可符香「あっ、ネギ先生!」
カモ「交、気をつけていけよ!」
交「おう!」
倫「来たわね、交」チャキッ
交「ガキ相手に刃物向けないとビビって話もできないのかてめえー?」
倫「あら、言うようになったじゃない―――」チャキッ
交「何を言われようとも絶対に屈しないからな」
・
・
・
・
ネギ「ねぇカモ君、さっきメール見てから驚いてたけど…何か秘策でもあるの?」ヒソヒソ
カモ「ん?秘策?オレっちにそんなものないぜ」ヒソヒソ
ネギ・霧・まとい「「「…………えっ?」」」ヒソヒソ
ネギ「じゃ、じゃあ、音無さんのメール見て驚いてたのは!!?」ヒソヒソ
カモ「久々に顔文字やらギャル語が山盛りの文字化けしまくりメールで殆ど意味わかんなくて驚いた」ヒソヒソ
ネギ「えええええっ!!?それじゃあ何も対策無いのに交くんをつれて来ちゃったって事!!?」ヒソヒソ
カモ「んな事無いぜ。そのメールにな(読めた部分で)『絶対〜叶う』だとか『〜助かる』だとか書いてくれてたし…」ヒソヒソ
芽留『ああ、“絶対ってワケじゃないけど告白すれば叶う場所があるからその場所で話し合わせれば交のやつ助かるんじゃね?”って入れたぞ』メルメル
※↑これは普通のメールです。
ネギ・カモ「「………え゛?」」
まとい「カモ様………」
霧「あっ!先生、交くんが―――」
交「――――――うるせーよ絶倫野郎が!!!」
倫「―――!……どうやら命を粗末にしたいようね」キャキッ!
ネギ「交くん!!」ダッ!
カモ「兄貴ぃッッッ!!!」
霧「こうなったら、さっき先生を止めたみたいに…」
まとい「ダメよ霧、ここじゃみんながいるからアーティファクト使ったら一発で気付かれるわ!」
霧「でもっ!」
すぅっと鞘から抜かれた白刃は ゆっくりと交の方へと向けられた
倫「死になさい―――」
ネギ「交くーーーーん!!!!」
天高く刀は振り上げられ 地へと振り下ろすだけで 交の短い人生が終わろうとしていた
交「…俺は……ネギと、ネギたちと…一緒に………いたいんだ―――――――――」
その刹那―――
ピカッ
交と倫の二人が光で包まれた―――
それは ほんの一瞬の出来事だった
倫「――――わかったわ交、あなた本家に戻らなくてもいいわ。あの娘たちと仲良くしなさいよ」チャキッ
交「…………………え?」
ネギ「なっ!!?」ズザザ―ッ!!!
一同「えええええええええっ!?!?!?」
テクテクテクテク…
倫「ネギ先生…でしたね。交のこと宜しくお願いしますね」
ネギ「えっ!?…………あっ、はいっ!」
嵐の如く2のへ組に騒ぎを持ち込んだ糸色倫は 嵐の如くその場から去っていった……
ネギ「……これは…どういう事です…か?」
カモ「何だ?一体何が起こったってんだよっ!?」
霧「交くーん!」ダッ
芽留『( ゚ д゚)…… まさか本当に願いが叶ったのか?』メルメル
一同「――――――!!!?」
あびる「沢山の尻尾モフモフの尻尾柔らかい尻尾フサフサな尻尾尻尾尻尾しっぽシッポ七宝…シッポッ――――――――!」
千里「新しいスコップ新しいスコップ新しいスコップ新しいスコップ新しいスコップ新しいスコップ新しいスコップ新し…」
可符香「ポロロッカポロロッカポロロッカポロロッカポロロッカポロロッカポロロッカポロロッカポロロッカポロロッカ…」
臼井「影が濃くなりますように影が濃くなりますように影が…あっ、でもあびるちゃんと付き合えるようにも……」
マ太郎「お腹いっぱいニなりますヨーニ」
………etc
芽留『ヲマイラ…こういう時は行動力早えーな…(;・ω・)ヲイヲイ』メルメル
霧「交くん!大丈夫!?」
まとい「ねえ、どこも斬られてない?」
交「……も………した……」
霧「ん?」
交の足元には 水溜りができており モワぁっと湯気があがっていた………
交「………………………漏らした…」
霧「………」
まとい「………誰か!パンツと袴…ズボン買ってきてー!」
※ちなみに、他の皆さんの願いは叶わなかったようです。 by.ネギ・スプリングフィールド
それから数十分後……
■麻帆良学園:学園長室
コンコンッ!
刀子「失礼します。学園長、緊急事態です!」
学園長「なんじゃ騒々しいのう?」ペッタン
刀子「実は世界樹の魔力溜りに異常が発生しまして…」
学園長「異常じゃと!?―――確か今年は異常気象の影響(ペッタン)で魔力が完全に溜まるのは学園祭の時期と聞いとるが…」ペッタン
刀子「ええ、そうなのですが……本日夕方頃、龍宮神社南門地点で一時的にですが…」
学園長「魔力が溜まって誰かの願いが叶ったと?」ペッタン
刀子「………我々が気付いて駆けつけた時には、既に誰も居なくて―――」
学園長「どうなったかわからんという事じゃな?」ペッタン
刀子「恥ずかしながら……し、しかし…魔力が溜まっていた時間はほんの僅かで、誰の願いも叶っていない場合も―――」
学園長「ふむ…(ペッタン)…あいわかった。今後数日は魔力溜り地点に人員を割いて警戒を厳に」ペッタン…
刀子「わかりました、それではっ」
バタンッ!
学園長「………(ペッタン)…教師の取り違いに…世界樹の異常……何やら不吉な事が起(ペッタン)きなければよいが……」
ペッタン
・
・
・
・
ネギ「今日の晩御飯は麻帆良学園都市でも有名な料理店でです」
ネギ「そこで料理を作っているのは女性の方で、なんと現役中学生なんですよ」
千里「中学生!?……ちゃんとした料理が出るんですか?」
ネギ「ええきっと……(木津さんもう大丈夫のようですね)ん?」
ドドドドドドド…
ギャー!!! ワァー!!! ニゲローッ!!! タスケテー!!!
ネギ「!(あれさっきの魔族たち……何かに攻撃されてた…?)」
カモ「この辺りだぜ……おっ、あの路面電車じゃね?すげー屋台になってるぜ……ん?」
デデンデンデデン…デデンデンデデン…デデンデンデデン…デデンデンデデン…ファファファーファー ♪ (ター○ネーターのBGM
田中「イラッシャイマセ……」ウィーガシャンウィーガシャン
一同「これロボットだぁあああ―――――!!!!!」
ネギ「……凄く体格のイイ中学生さんですね」
カモ「いやいや違げーから兄貴」ビシッ!
◆一方その頃―――
五月 そういえば、お店をこっちに持ってきてしまいましたけど。
超「予備の店を置いてきたヨ。量産機に調理法のデータを詰め込んだのを置いておいたから大丈夫ネ」
五月 そうですか。
千里「あなた、ちゃんと調理師免許持って料理作ってるんですか!?」
カエレ「中学生が料理で商売してるなんて……許可取ってるノ!?」
ネギo0(まずい!このまま二人が暴れたら大問題が起きる!一体どうしたら―――)
田中「…………」
ウィーンガシャンウィーンガシャン ウィ〜〜ン……
つ【調理師免許】
ネギ・千里・カエレ「「「持ってた―――!!!!!!」」」
超「まぁ万が一に備えて調理師免許持たせといたから、調べられても無問題ネ♪(本物に近い偽造だけど」
五月 なら大丈夫ですね。
葉加瀬「超さん、五月さん、早く来て下さーい」
◆その夜…
交「………」
ネギ「………交くん、まだ眠れないの」
交「ん?ああ…ちょっと考え事しててな」
ネギ「昼間の事?」
交「俺、ほんとにここに居ていいのかなって思ってな」
ネギ「………」
交「今日は無事だったけどさ、いつかまた俺がネギたちに迷惑をかけるんじゃ無いかって思ってな…」
カモ「グガーーー」
ネギ「そんな事気にしてたの?」
交「そんな事って―――!」
ネギ「じゃあ僕がピンチになって交くんのような立場になったら交くんはどうする?」
交「そりゃ助けるに決まってるだろ、だって………あっ!」
ネギ「そうだね。不安なのはわかるけど、ピンチになったら僕は絶対に助けにいく」
交「……ネギ」
ネギ「僕だけじゃないよ、クラスのみんなだって助けてくれる、みんな友達じゃないか」
交「………ありがとう、ネギ」
カモo0(………青臭いな〜〜まぁ、青春って奴か……すぅ…)
少年たちの談笑は夜に響き、そして夜は更けていく………… <<三日目へ続く…>>
251 :
280:2009/04/18(土) 22:26:09 ID:???
はい、何とか投下成功しました……次回は修学旅行編3−A二日目です。
毎回毎回保守してくれて、ありがとうございます。
なるべく早めに投下できる事を心がけたいと思います……ではっノシ
☆ネギのパートナー
風浦可符香 【秩序を狂わす語り手】 アーティファクト:???
小森霧 【引き篭もる白姫】 アーティファクト:アマノイワト(天岩戸)
☆カモのパートナー
常月まとい 【深愛なる追跡者】 アーティファクト:ピリ・レイス(摩訶不思議地図)
乙。
乙!
乙保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
1スレ目と2スレ目のネタまとめてるとこ何処かにないかなぁ……
保守
守
保守
保守
保守保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守